約 164,489 件
https://w.atwiki.jp/akadama/pages/119.html
クリスマスはおろか年末ギリギリまで仕事づくめでロクに休めないまま新年を迎えた俺は、おかげさまで誰も来ない小汚い部屋で三が日を過ごす羽目になってしまった。 おっと、『仕事がなくても誰も来ないだろう?』なんて突っ込みは勘弁な。 どこからともなく古泉が現われて突っ込んでくれるなら大歓迎なんだが。 勿論、その後は俺のモノで古泉を突っ込み返すのはお約束だ。 生憎と既に今日は三日で姫始めは過ぎてしまったが、今からでも遅くはない。 ……何とか妄想しようとしたが、有り得ない現実を目の前に空しくなって止めた。 いくら妄想したところで、俺の元にミニスカサンタや着物姿の古泉が来るわけがない。 我に返った俺は、TVの正月番組をBGMにしながらPCの電源を入れる。 そこには、2008年カレンダー11-12月の画像をスキャンして壁紙風味で収まっている古泉がいた。 最初はカレンダー本体を眺めていたが、一年間ずっと11-12月を飾っておくわけにもいかない。 誰も来ない部屋だから体裁もヘチマもないが、ずっと飾りっぱなしにしておくと劣化してしまうからだ。 そんなわけで、俺は一人寂しくPCの壁紙として収まっている古泉を眺めていたが―― 『ピンポーン』 一時間ほど眺めていただろうか。誰も訪れないであろうこの部屋のチャイムが鳴る。 百パーセントに近い確率で勧誘か宗教だと推測されるからいつもなら居留守を使うのだが、今日は流石に三が日ということもあり、休みも関係なく大変だな、と思う心境から玄関へ出ることにした。 すると、そこに居たのは―― 「悪い子は居ませんか?」 古泉の声をした獅子舞だった。 嬉しさ半分、驚き半分といった具合で、古泉と思われる獅子舞の出現にすっかり動揺していた。 何故獅子舞!? どうして獅子舞!? 絶対に振り袖姿のほうが似合うのに! せめて訪問着とか袴とか巫女さん姿とか!! そもそも獅子舞って一人でやるものなのか? 確か二人組だろ? 古泉の後ろに誰かが居て始終突っ込んでいるという状況よりは遙かにいいが。 いや、そんな状況だとしたら、そいつをどかして俺がその位置に……いやいや、ちょっと待て。 「あの……この風体は獅子舞ではなく『なまはげ』なのですが……」 なまはげ……? 「ええ。大晦日に行う東北某県の伝統的な民族行事です」 古泉はお面を取って微笑む。間違いない、本物の古泉だ。 「そもそも、『なまはげ』とは――」 俺が感動のあまり何も言えなくなっている間、古泉は『なまはげ』について延々と語ってくれた。 ぼーっと声を聞いていたから、話の内容は全くもって耳に入っていなかったのは言うまでもない。 「――というわけで、お子さんが居られる家庭を探していたのですが、このアパートの住民さんはどなたも居られなくて」 しかし、『子供』ねえ。仮に住民が居たとしても子供は居なかっただろう。 このアパートは俺を始めとする独身男性の住処だからな。 「この家にもお子さんは居られないようですね。それでは、これで――」 俺はきびすを返して立ち去ろうとする古泉を慌てて引き留める。 このまま古泉を帰すなんてとんでもない! 「え? お茶ですか?」 取り敢えず、その格好で歩き回るのは疲れるだろうから、お茶でも飲んで休まないかと誘った。 我ながら陳腐な台詞だが、咄嗟にこれしか思い浮かばなかったから仕方がない。 「そうですね……」 古泉は俺の部屋の玄関を珍しそうに見渡している。 こんなことなら掃除の一つや二つぐらいしておけばよかった。 「この格好だとお店には入れませんから、お言葉に甘えて上がらせて頂きます」 そして俺は、にっこりと微笑む古泉を部屋へ招き入れた。 俺は雑然としている部屋へ古泉を上げて、押し入れから座布団を取り出して座ってもらうと、お茶を煎れる為にお湯を沸かす傍ら茶菓子を探した。 「お気遣いなく」 と言ってくれるが、その言葉を真に受ける人は居ない。 結局、お湯が沸いてから、お歳暮でもらった高級そうなお茶と煎餅を差し出した。 「ありがとうございます。……人の温かさが身に染みますね」 にこやかに笑いながら古泉がお茶をすする姿もいいものだ。 ……顔から下がなまはげの格好でなければ。 「ああ、すみません。ずっと身に付けていたので外すのを忘れていました」 古泉がなまはげの藁を剥ぎ取ったその姿は――学校指定の青色ジャージだった。 てっきり丸裸ないしパンツ一丁になると思っていたが、世の中そんなに甘くはない。 「いくら『なまはげ』の格好で歩いているとはいえ、その下に何も着ていなければ変質者ですよ」 『なまはげ』の格好で歩いていること自体おかしいと言えるが、突っ込むのは止めておく。 それにしても、何故正月早々『なまはげ』の格好をしていたのだろうか? 「実は、正月早々SOS団で集まって野球拳をやったのですが、ものの見事に負けまして」 そんな俺の疑問に、古泉はいともあっさりと答えてくれた。 野球拳で一枚ずつ脱がされていく古泉か……是非この目で見てみたかったものだ。 「野球拳なので……当然……その……」 古泉は頬を染めると、うつむき加減で恥ずかしそうにぼそぼそと話す。 「ええと……丸裸の状態で色々されまして……」 おお、何とパラダイスな状況に! 『色々』が何なのか気になるが、言い難そうにしている様子を見ると、多分あれやこれやされたのだろう。間違いない。仮に違っていたとしても俺の中ではそうだったことは確定事項だ。 「その後、最後に『なまはげ』の格好で家々を渡り歩きなさいと命じられて現在に至るわけです」 SOS団らしい理由だが、それでも何故『なまはげ』の格好なのかという疑問は消えない。 「恐らく、野球拳をやる前に食べた鍋物が『きりたんぽ』でしたので、そこから連想されたのかと」 俺だったら古泉の『きりたんぽ』を食べたいところなんだが……おっと、いかんいかん。 「この辺りは子供が居る家庭が少ないだろうから、『悪い子』を一人お仕置きするだけでいいと言われたのですが、中々お子さんは居られませんし、居られても良いお子さんばかりで……」 確かにそこらの子供を捕まえて『お前は悪い子だ!』とは中々断言出来ない。 現行犯レベルなら断言出来るだろうが、それだとどこかで張り込まないと無理だろう。 「それでは、再び『悪い子』を探さないといけないので、これで失礼しますね。美味しいお茶とお煎餅、ご馳走様でした」 古泉は軽く会釈するとその場を立ち上がる。 もう出て行ってしまうのかい? 外は寒いんだし、もっとゆっくりしていけばいいのに。 「ですが、あまり暗くなると『悪い子』を探すのが困難に……」 いや、でも、ほら、『悪い子』ならここに居るから。 「え? 失礼ですが、お子さんは居られないようですが」 辺りを見回す古泉に向けて、俺は自分の股間を指差す。 「あ……」 ズボン越しに盛り上がっている股間を見て、古泉は頬を染める。 「ええと……それは『悪い子』ではなく『悪い息子さん』だと思うのですが……果たしてソレを子供と称していいのでしょうか?」 そんな冷静に突っ込まれても困るが、息子だって子供時代があったんだから子供と称して大丈夫だと思う、きっと。 「それに、その『息子さん』を僕がお仕置きするのは流石に……」 確かに、どんなお仕置きが待っているかは知らないが、古泉がやることなら俺にとってお仕置きにはならないだろう――と思ったが、 「ああ、同性の僕だからお仕置きになるのですね、納得です」 古泉的には違ったようだ。 「それでは、ご不快かと思われますが、今からその『悪い息子さん』にお仕置きをしますね」 果たしてどんなお仕置きが待っているのか――頬を染めてにっこりと笑う古泉を見て、心も股間も膨らむばかりだった。 いよいよ――ではあるが、その前に気になっていたことを古泉に告げる。 「この格好ではいけませんか……?」 実の所、俺は古泉がジャージ姿のままなのが気になっていた。 中身は古泉なのだし、他人から見ると『贅沢は敵だ』と言われそうだが、それでも学校指定のジャージというだけでどこその用務員を連想してしまう。 「でも、確かにお仕置きですからね。それでは、『なまはげ』の格好で――」 ちょっと待った! それじゃあギャグだろう!! 下手をすると、どこその妖怪になってしまうではないか。 「『なまはげ』の格好はギャグではないと思いますが。いずせにせよ、万が一衣類が汚れたらマズイですね。上にエプロンでも……」 男の一人暮らしにエプロンなどという代物があるわけがない。 何にせよ、全裸とまでいかなくても、せめてジャージだけでも脱いでくれたら――と思ったが、 「ジャージを脱ぐ……ですか」 古泉は恥ずかしそうに顔をうつむかせる。 ジャージといっても上着部分だけで十分だと思うし、何で躊躇しているんだろう? 「実は……野球拳で負けた状態で……着の身着のままで『なまはげ』の衣装とジャージを 身に纏ったので……その……」 え? まさかジャージの下に下着を身に付けてないとか? パンツも? 「い、言わないで下さい……」 古泉は涙目で耳まで真っ赤にさせている。 うわー……何だか想像するだけでエロイ……じゃなかった、寒そうだ。 「解りました。お見苦しいとは思いますが、上だけでもジャージを脱ぎますね」 意を決したように古泉はジャージを脱いで、白い素肌を露わにする。 真っ白な肌に二つのピンク色の乳首が映えていい感じだ。 「ええと、そのまま立っていて下さいね」 古泉は恥ずかしそうに俺の腰へ手を伸ばすと、慣れない手つきでズボンを脱がしにかかった。 「お仕置きですので、僕にお任せ下さい」 俺は言われるがままに身を任せると、古泉の手によって下半身が露わになる。 「あっ……」 古泉は勢いよく飛び出した俺のモノに小さく声を上げる。 「す、すみません。ここまで悪い息子さんになっているとは思わなかったので……」 顔を耳まで真っ赤にさせると、白い手を俺の息子に迫り、大きく反り返った俺のモノを右手で優しく包み込む。 「もう、こんなになって……」 古泉の俺のモノを恥ずかしそうに見つめる視線に導かれて、みるみるうちに先端から先走り汁が溢れ出る。 「これは……相当なお仕置きが必要ですね……」 古泉は悩めかしい視線を俺のモノに向けてそっと顔を近づけると、 「同性の口では屈辱だとは思われますが……お仕置きですから耐えて下さい」 事もあろうか俺のモノを口に含ませた。 思わぬ古泉の行為に、お仕置きどころかこのまま天国まで逝きかけるが、何とかそれは堪える。 やがて、弾力ある唇の感触と、ねっとりした舌触りが交互に襲ってきた。 「んっ……」 古泉は先走り汁と唾液にまみれた舌で亀頭を舐め回すと、カリ首の張り出しから裏筋まで丁寧に舌を這わせる。 そして、時折指で根本をしごき、撫でながら舌を動かして俺のモノを唾液だらけにしていく。 自分がされている行為もそうだが、それ以上に相手が古泉だという現実に昂奮を隠しきれず、思わず声を出してしまう。 古泉は一旦口を離すと、 「お仕置きだというのに……そんな声を出されてはいけませんよ」 悩めかしい視線を俺に向け、そのまま右手で陰茎を扱き始める。 「それでは、そろそろ限界のようですし」 古泉は右手を上下に動かしたまま、左手で先走り汁を絡めさせながら亀頭を撫で回す。 「流石に口内ではお気の毒ですから……」 俺としてはそっちも捨てがたい物があるが、頬を上気させた古泉の顔を見ながらというのも悪くはない。いや、むしろ見てみたい――そんな俺の想いが、迫り来る射精感を後押しする。 そして、俺自身から溜まりに溜まっていた白濁液が、物凄い勢いで古泉の顔に降り掛かった。 「あ……」 当然一回で出し切れる筈もなく、小さな放出を二回ほど繰り返して古泉の白い肌と手を汚し、上気させた頬や緩んだ口元に垂れ落ちる。 「こんなに濃い液を沢山……本当に悪い息子さんですね……」 そして、古泉は妖しく微笑むと、顔に付いている白濁液を指ですくい、自分の口へ含ませた。 「お仕置き…完了ですね……」 古泉は口で俺のモノを丁寧に拭き取ると、そっと顔を離し、降ろしていた下着とズボンを戻す。 そして、膝立ち状態でその場を立ち上がると、 「ええと……お手洗いをお借りしてもいいですか?」 両手を前で押さえ、慌てて俺に背を向けた。 先程までの様子を見る限り、そこまで切迫した状況ではなかった気がするし、そもそも用を足すこと自体は生理現象だから――そりゃあ、まあ、折角なので覗きたいが――そう恥ずかしがらなくてもいいのではないだろうかと思ったが、それにしては何やら様子がおかしい。 俺は古泉の様子を真っ正面から見るべく、トイレの場所を教える素振りを見せて前へ立つと、 「あ、あの……」 恥ずかしそうに頬を染めて股間を隠している古泉の姿が目に映る。 そう、これは小を我慢しているのではなくて―― 「い、言わないで下さい……」 反応している男性器を隠していたのだ。 「す、すみません……」 古泉は俺に指摘されて耳まで真っ赤にさせている。 俺のモノを咥えたり扱いたりしているうちに昂奮して――ということなら、喜びこそすれ咎める理由はどこにもない。 だが、古泉的には違ったらしく、 「お見苦しい所をお見せしてしまって…本当にごめんなさい……」 顔を真っ赤にさせたまま、恥ずかしさのあまり涙目状態になっている。 「今すぐ処理をしますから、お手洗いの場所を……」 え? それって……? 「で、ですから、この場で処理するわけにもいきませんから……」 処理ってトイレで自慰するのかい? そんな勿体ない。 「そんなはっきりと言わないでくださいっ」 いやあ、湾曲に言っても変わらない気はするが。 「それはそうなんですけど……」 俺はひたすら股間を隠す古泉の様子を上から下まで舐めるように眺め、 「え……?」 ある一ヶ所――昂奮して勃っているピンク色の乳首に視線を送る。 「あ……」 古泉は俺の視線に気付いたのだろう。 視線を泳がせてみるが、俺が送る視線からは逃れようがない。 「あ、あの……」 俺は恥ずかしがっている古泉に向けて、股間を隠している両手を退かすよう促す。 最初は躊躇していたものの、俺の視線が逸れないことを悟ると、ゆっくりと両手を退かした。 「お願いですから…見ないで下さい……」 見るために退かしてもらったのだから、じっくりと見ないわけにはいかない。 そんなわけで、俺は当然の如くまじまじと古泉の股間に視線を送る。 「うぅっ……」 そこは、ジャージ越しとはいえ立派に勃ち上がっており、その先端には小さなシミが出来ていた。 「………」 古泉は顔を更に真っ赤にしてうつむくと、再び股間を両手で隠す。 困り顔を見ていると、思わずトイレの場所を教えたくなるが、それだと色々と勿体ない。 さりとて、この様子だとここで自慰してもらうのは無理そうだと思った俺は、古泉を部屋の片隅に置いてある姿見鏡の前へ連れて行く。 「え? え?」 俺の意図が分からず戸惑っている間に後ろから羽交い締めにすると、そのままストンと腰を下ろす。 「……まさか?」 まあ、ここまで来たら嫌でも気付くだろう。 折角だから、自慰のお手伝いをするってわけだ。 「あ、あの、一人で出来ますから……」 それじゃあ、ここで自慰するかい? 「いえ、その、だからお手洗いで……あっ!」 既に勃っている乳首の右側をちょいと撫で回す。 「やっ……あん!」 ふむ、男でも乳首で感じるものなんだな。 「ち、違いま……だって、自分では……」 古泉はそこまで言って口籠もる。 自分で試したことがあるってわけか。 「うぅっ……」 恥ずかしさのあまり、またも涙目になっている古泉の様子が鏡に映る。 しかし、男なら自分で色々と試したくるだろうし、乳首ぐらい触ってみるんじゃないのかね。 「そ、そうでしょうか……?」 そうそう。それに、こういうのって、自分で脇の下をくすぐっても何ともないが、他人にくすぐられるとくすぐったいのと同じような気がする。 「同じ他人にされる行為でも、大きく違うような気がするのですが……」 同じレベルだったら大問題だ――と思いつつ、俺は古泉のズボンに手をかける。 「こ、ここで脱ぐんですか?」 股間がそんなになってシミまで作っているんだし、トイレへ行く行かないは別に、ズボンを脱いだほうがいいと思う。最も、トイレへ行かせる気がないのは言うまでもない。 「で、でも……」 嫌なら俺の脳内で真性包茎ということにするが。 「ち、違いますっ」 でも、実際に見てみないと、それが本当か解らないからなあ。 「………」 古泉はしぶしぶ、といった様子で少し腰をあげる。 赤の他人に真性認定されたら嫌だろうな――と思いながらズボンを脱がせ、股を大きく開かせる。 鏡越しに映った古泉のソレは綺麗なピンク色、長さも太さもごく標準サイズで、先端からは先走り汁が滲み出ている。ああ、ちょっと残念なことに、皮は剥けていた。 「あまり見ないで下さい……」 目を背けたくなるモノではないと思うが、触るのはいいのかな? と勝手に解釈した俺は、古泉のモノへ手を伸ばす。 「ひゃんっ!」 不意に来た手の感触に、古泉は軽く腰を動かす。 そして俺は右手で軽く古泉のモノを掴むと、指の腹で鈴口を突っつく。 みるみるうちに溢れ出てきた先走り汁を指先で伸ばし、亀頭を中心に撫で回す。 「や、だぁ……」 確かに人前で達するのは恥ずかしいと思うが、ナニがこの状態だと出してしまったほうがいいだろうし、そもそも俺も古泉の前で出したクチだ。言わばお返しということで。 「で、でも、さっきのは『お仕置き』ですから……」 それなら、俺も勝手に一人で勃った息子さんに『お仕置き』ってことでいいかな? 「それを言われると……はぁん!」 俺は軽く乳首の左側を指の腹で撫で回しながら、右手で古泉のモノを扱き始める。 「あぁっ!」 古泉はいやいやと首を振るが、一方で鈴口から溢れ出る先走り汁は俺の右手を濡らし、古泉のモノを扱く際の潤滑油となっていた。 手があと一本あったら右の乳首を、あと数本あったら腰も太もももどこもかしこも撫で回すことが出来るのに――と思いながら、ひたすら左側の乳首を責め立てる。無論、右手の動きを止めることはない。 「はぁん!」 最初は声を抑えていたが、次第に感じるがままに声を発していく。 だが、そろそろ限界だろうか。俺の掌に納まっている古泉のモノは硬さを増すばかりだ。 「あ、やっ……!」 このままだと面前にある鏡にかかることを気にしているようだが、大丈夫、大丈夫。 「で、でも……あぁん!」 俺は古泉のそんな様子は無視し、改めてモノを握り直して激しく扱くと、古泉は軽く腰を動かす。 「あっ……出るぅ!」 その言葉と同時にナニが短く痙攣すると、鏡に映る自分に向けて大量の白濁液を吐き出し、更に三回ほど断続的に吐き出していった。 「はぁ…はぁ……」 鏡に貼り付いている白濁液が、鏡に映っている古泉を汚す。 その光景に、自分自身が汚れていくような錯覚に陥ったのか、古泉は恍惚としていた。 あれから、鏡を拭いたり、ズボンを――ついでに上着も洗濯して乾燥機で乾かしていたり、その合間に一緒にお風呂に入ったりしているうちに時は流れ、洗濯物もしっかりと乾いてくれた。 「色々とありがとうございます」 古泉はなまはげの格好に戻ると、玄関前で俺に向けて礼を言う。 いやあ、礼を言いたいのはこっちだ。 一人っきりの暗い三が日の筈が一転、明るくて眩しすぎる三が日になったのだから。 「それに、ジャージの洗濯どころか、下着まですみません」 まさか下着無しで外を歩かせるわけにはいかない。いつどこで襲われるか解らんしな。 ああ、その下着は新品を卸したてだから心配しなくていい。 「お気遣いありがとうございます。後で新品を買ってお返ししますね」 こっちとしては履きたてのほうが嬉しい――と言いたいのをぐっと堪える。 お返しするということは、再びまた逢えるということなのだから。 「それでは、また」 古泉は一礼すると、玄関の扉を開けて去って行った。 また逢えることを願って――
https://w.atwiki.jp/masayoshizard/pages/102.html
Case 13 彼は眠れる獅子だった 「無駄話は終わったか?」 咽び泣く瀬戸、瀬戸を慰めるミズホ、既に息絶えた三村、そして、俺――その誰でもない何者かがそう呟く。 「ならば、この女、天堂のようにキサマらも死ぬ覚悟をするのだな」 気配を断つようそこへ立っていたのは、武骨な大男、杉村弘樹だった。 ヤツは手に持っていた天堂とかいう女の首を投げつけてきた。 「杉村ァァ!!」 瀬戸は怒りのままに、日本刀を鞘から抜くと、三村へと斬りかかった。 ガキン、と金属同士がぶつかり合う。 瀬戸の鋭い斬撃を杉村は、鉈で軽々と受け止める。 「さあ、倉元、仲間が苦しみ、死んでいく姿を見ろ」 次の瞬間、杉村が瀬戸を力任せに押し返すと、返す鉈の刃で、瀬戸の右腕を叩き落とした。 地面へと落ちる瀬戸の右肘から先。 だが、瀬戸は拒みもせずに左手に持った鞘の先端を杉村の口へと突き刺した。 「フゴォ!!」 思いもよらぬ一撃を喰らい、杉村の動きが止まる。 間抜けな声を上げながら、驚愕の表情をヤツは浮かべていた。 「皆の仇だ! 地獄へ落ちろォ!!!」 そのまま全体重をかけて、鞘を口内へ突き立てるように杉村を押し倒そうとする瀬戸。 だが――。 凄まじい打撃音。 車のタイヤを引きちぎったと形容するのが妥当だろうか。 そんな凄まじい杉村の拳による攻撃を腹部へ受けて、瀬戸の動きが止まる。 今まで素手で多くの人間を殺してきた杉村の拳がヒットしたのだ。 俺とミズホの間にも戦慄が走る。 その隙に、口から瀬戸の鞘を吐き出した杉村は倒れるように後退した。 「ぐっ……げぇおおおおおおおおおおお!!!」 だが、胃液をまき散らしながらも瀬戸は尚も攻撃の手を緩めなかった。 落ちていた日本刀を素早く拾い上げて、杉村に向かい振り上げた刀を振り下ろす。 だが、杉村は高速の蹴りを放った。 瀬戸は、奇跡的にも刀でその蹴りを受け止める。 ぱきん、と中心部から折れる日本刀。 だが、折れた刃先で、構わず追撃をかける瀬戸だった。 その一進一退の攻防を打ち破ったのは、一発の銃声だった。 「瀬戸ォ……さっきはよくもやってくれたな……先生に逆らう生徒にはお仕置きが必要だよなぁ!! このバカチンがッッッ!!!!」 長髪を左手でかきあげ、恰幅のいい中年――担当教官の坂持が銃を構えていた。 瀬戸は、銃撃を受けて仰け反るように倒れる。 「さぁて、次はどいつの……」 ぐさり、と坂持の首に刃先が生えた。 「……へ?」 呆けたような顔がどんどん青ざめていき、ごぼっと血反吐を撒き散らす坂持。 「悪魔の手先め! 正義の刃を受けなさい!」 やったのは、ミズホのようだ。 彼女は、正義の刃という名のバタフライナイフで坂持を滅多刺しにしていた。 流石、光の戦士というのは伊達ではなかったようだな。 ここまで来るのに出会ったクラスメイト達の顔が鮮明に蘇る。 出部杉、名も無き不良達、千草、親切な男、山何とか、眼鏡くん、新井田 7人くらい居た女子グループ達、瀬戸に三村。 月岡の顔が頭をよぎったとき、肛門が痛んだが、それも今では笑える思い出話だ。 みんな、俺に力を貸してくれ! 女子14番 天堂真弓 死亡 to be continued
https://w.atwiki.jp/mucomplus/pages/79.html
よっぴーへの「お仕置き」ではなく、「ご褒美」のアイテム。
https://w.atwiki.jp/legends/pages/411.html
…そこは、血の海だった 一歩足を踏み入れると、ぴちゃり、どうしても血溜まりを踏んでしまう …これは、この靴はさっさと捨てた方が良さそうである いくら洗っても、このしみこんだ血の色は消えてはくれまい 「将門様ったらぁ。ご機嫌が良さそうねぇ」 くすりと、スーツに身を包んだキャリアウーマンが呟く 彼女はハイヒールを履いており、血溜まりに足を下ろしていても、特に問題はなさそうだ 彼女が契約している都市伝説は、目の前で起きている惨劇が恐ろしいのか、彼女の背後に隠れてぷるぷると震えている 「だなぁ。やっぱ、暴れてぇのかな?」 「たまには自分で戦わないと、勘が鈍ってしまうのよ」 くすり、微笑んだのは、キャリアウーマンとは別の、20代前半と思われる女性 びちゃり!飛んでくる血飛沫を浴びないよう、青年たちよりも少し離れた位置にいる 「うー…」 「ん?どうした?怖いか?」 「うー…ちょっと」 …にじにじ 少年は、青年の背後に隠れた ……それは、そうだろう この光景は、まだ10代に達していない少年には、刺激が強すぎる 彼らの主が、その辺りを配慮してくれるかどうか… …微妙である 大変と、その辺りは微妙である 何せ、時代の感覚が、イマイチズレている事もあるのだから はたして、配慮してくれているかどうか、微妙すぎる 青年の背後に隠れた少年 腕には、怪我でもしていたのか、痛々しく包帯が巻かれている …そもそもが、これがこの、惨劇の原因なのだが 「……くかかかかかかかかかかかかかか!!!」 主の笑い声が響き渡る ひゅん!と刀が振るわれ、武士の首が飛んだ 「…どうした、どうした!?貴様らの力はその程度かぁ!?弱い、弱いぞぉ!!その程度の力で、貴様らは主の仇討ちに挑んだとでも言うのかぁ!?」 向かってくる武士たちに、武者はそう声をかける 武士たちは、腹を裂かれたおどろおどろしい姿のまま、武者に襲い掛かっていく …しかし、武者には敵わない 武者は、迫ってくる武士たち相手に刀を、槍を振るい、一対多数の戦いで、互角以上の戦いを繰り広げていた …決して、武士たちが弱い訳ではない 武者が、強いのだ 武者と武士たちは、生きた時代が違う そして、互いに「呪い」と言う本質を持ってはいるが…その力量が、違いすぎるのだ 武者は、平将門 武士たちは…赤穂浪士 聞いたことあるだろうか? あの有名な、赤穂浪士たちの討ち入り 自分たちの正義を信じ、仇討ちを果たした者達は…しかしその後、切腹を命じられた 無念の思いを抱き、死んでいった武士たち その無念の想いが染み込んだ地…そこに、近代的な、セレブを象徴するような建築物が建てられた この地が、そんな呪われた地である事を、その建物を使用している者たちの、何人が知っているだろうか? その建築物で不幸が続き…その建築物は呪われている、という都市伝説が生まれた それは、赤穂浪士たちの無念と混ざり合い …新たに生まれた、呪いの都市伝説 それが、どうして、首塚と戦っているか、といえば 「………」 ちらり 青年は、自分の背後に隠れている少年を見つめた 腕を怪我した少年 その建築物を訪れた際、この少年は怪我をしてしまった 幸い、この少年が契約している都市伝説の力で、命は落とさなかったが…見ての通り、腕に怪我をしてしまった だが、都市伝説の力がなければ…きっと、この少年は命を落としていただろう 以前、その建物で命を落とした、幼子のように それに激怒したのが、将門だった 己の部下を傷つけられたのが気に食わない 子供に被害をもたらしたのが、気に食わない …将門とて、首塚を汚されれば、相手が子供であろうと容赦はしない ……しかし この少年は、ただ、あの建築物を訪れただけだった あの建物の建築に携わった訳でもなく、赤穂浪士たちを侮辱した訳でもない …それなのに、命を危うくするような目に合わされた 将門はそれに激怒して、刀を取った 「小童共に仕置きをしてくる」 と、そう言って 「…あ~、そろそろ終わるな」 残り、後一人 残った武士は一人だけだ しかし、その最後の一人も、決して、逃走などしようとせず、将門に刀を構え、攻撃の機会を窺っている 「……くくくくっ、引かぬか。我を前にして、恐怖もしないか」 くっくっく、と 将門は、さも面白そうに、笑っている …もしかしたら、当初の目的を見失っているんじゃないだろうか 若干、心配になってきた 「ならば、来るがいい!我に一矢報いて見せよ!!我は将門!首塚に祭られし祟り神、平将門であるぞ!!貴様ら程度の、ほんの数百年程度しか生きておらぬ小童でも!!!我に立ち向かうと言うならば、せめて一撃を加えてみせよ!!」 刀を手に、将門は挑発する その挑発に、乗るように……武士は、刀を構え、将門に突進した 将門は、それをよけようともしない ただ、ニヤリ、笑って ずぷりっ、と 武士の刀が、脇腹に刺さる… …はず、だったのだ 「………くかかかかかかかかかかかかかかかかか!!!」 笑い声が響きわたる 将門の胴体が、消えた ふわり、首が浮かび上がる 「……やばっ!?」 青年は、慌てて少年を抱えて背後に下がる きょとん、としている少年に、怒鳴るように声をかけた 「目ぇ閉じてろっ!!いいって言うまであけるなよ!?」 「…?う、うん」 ぎゅう、と目を閉じる少年 キャリアウーマンも、自身が契約している都市伝説と共に後ろに下がり…フィラルディア計画と契約しているあの女性など、さっさと自身の能力で安全圏まで避難していた ふわり 浮かび上がった、将門の顔 はらはらと、髪が落ち武者のように乱れだし、その顔に狂気が宿る 「褒めてやろうぞ。我に一矢報いんとした事を…だが、貴様らでは、我には敵わぬ。貴様らでは、まだ足りぬ。恨みも!怒りも!!憎しみも!!!我には到底及ばぬわぁっ!!!!!」 将門が目を見開くと、そこから血の涙が溢れ出した 口から漏れ出す声は怨霊の呻き声へと変わり、空間を揺らす 最後に残った武士一人 そんな将門に、じろり、睨まれて… ……ごきりっ 首が折れて……どさり、血溜まりの上に、倒れこんだ 「…将門様、やりすぎっすよ」 「む?そうであったか?」 ふわり 生首姿のまま浮かび、将門はくくくくっ、と笑う 不気味な姿ではあるが、これが本来の「首塚」将門の姿である 何せ、将門は首だけで、首塚のある場所まで飛んで来た、と言い伝えられているのだから 「我と同じ、呪いを司りし者共だ。全力で戦ってこそ、礼儀であろ?」 「…そーいうもんっすか」 「ふふっ、駄目ねぇ?男の子なんだから、そこら辺の心境はわかってあげなくちゃぁ」 くすくす、キャリアウーマンに笑われて、青年は臍を曲げる じゃらり、身につけているシルバーアクセサリーが音をたてた 「…む?ふぃらでるふぃあ計画の女子はどうした?」 「あー、将門様の呪いの力から逃れるために、こっから離脱したっすよ。先に戻ってるんじゃないすか?」 全力で戦うのが礼儀 それは、いいのだが …できれば、ギャラリーの事も少しは考えて欲しいものである 「ふむ、そうか。宴の準備でもはじめてくれていれば良いのだがな。勝ち戦の後は、宴に限る」 「あ、それじゃ、連絡しときますね~」 キャリアウーマンが携帯電話を取り出す フィラデルフィア計画の女に、酒やつまみを用意するよう、連絡するつもりなのだろう 青年は、あの女性には嫌われているから、自分が連絡するよりはいいだろう…と、青年はそう考える 「…む?どうした、そこの童は何故、目を閉じ続けている」 「将門様の今の姿、こいつには刺激強すぎっす。ショックで心臓止まりかねません」 ふわふわと、生首の姿のまま浮かぶ将門 これが、本来の姿であると…この少年も、わかっているだろうが しかし、刺激が強すぎる 都市伝説と関わっているくせに若干怖がりなこの少年、ショック死は言い過ぎとしても、多分気絶する 「む、そうか。では…」 っふ、と 将門に、胴体が戻った 落ち武者のようになっていた顔も、端整な武者の者へと戻る 「目ぇ、あけて大丈夫だぞ」 「ぁ……」 恐る恐る、少年が目をあける 将門はすたすたと少年に近づき…その頭を、やや乱暴に撫でた 「お前の怪我の借りは、返したぞ」 「………!」 ぱぁ、と 強張っていた少年の顔に、ようやく笑顔が浮かんだ 将門は、ようやく笑顔を取り戻した自分の配下の様子に満足すると 青年たちを従え、その場を後にした 後には、首を切り落とされた武士たちの死体が、ごろごろと転がっていたが… 都市伝説でしかなかったそれらは、やがて、消えた あれだけあった血溜まりすらも、まるで、何事もなかったかのように、消えうせ …後には、ただ元のままの、建築物の綺麗なロビーだけが、残ったのだった 終 前ページ次ページ連載 - 首塚
https://w.atwiki.jp/dora-eroparo/pages/135.html
綾城藍は、かつて芸能界に片足だけ踏み入れた事がある。 そのせいで怖い思いをする事になってしまったわけだが…… ある日、藍と夕貴が共にテレビを見ていた時、彼女の姿を見つけた。 「……え?」 忘れもしない、3年前に藍に暴力行為をはたらいた、あの女子だ。 藍は夕貴と顔を見合わせて……黙りこくる。 「ま、まあ……前に乱暴だった奴が、今も問題児やってるってわけでもないだろうしね……」 夕貴はそう言いかけたが、藍の真剣な目を見て顔を引き締めた。 何かあるんだ、と。 感受性が豊かな藍は、人の仕草や表情から虚偽を見抜くすべに長けている。 夕貴が「何か危険を感じる」のと同様、藍のこれは経験に裏打ちされた直感だ。 「……ちょっと『タイムベルト』で調べて来る」 夕貴が去った後。 テレビの中では、何か演劇のオーディションにおいて繰り上げ当選となった彼女の顔が映っていた。 『運悪く彼女はオーディションを受ける事ができませんでしたけど、私が彼女のぶんまで頑張りたいと 思います。応援、よろしくお願いします!』 「悪しき罰」を与えましょう :sage :2005/09/30(金) 23 35 24 (p)ID QA/Xi7tH(9) 「……嫌ですよね。人を、自動的に疑っちゃうなんて」 藍は、少し自虐的に呟いた。 そして夕貴は数分後に戻ってきた。わりと時間がかかったのか、顔に少し疲れが見える。 「夕貴さん、大丈夫ですか?」 「んー、全部調べるのに5時間くらいかかったからね。でもま、平気っしょ。ありがと」 藍の頭を軽くなでなでしつつ、畳の上に写真類をばらまく夕貴。 一番上の写真は、多分テレビで言っていた「オーディションを受ける事ができなかった」子だろう。 わりと可愛い正統派アイドル顔。 こちらに比べると、さっきテレビに出ていた女子は…… なんというか、「アニメにすると縦ロールが似合いそうな顔」とでも形容すればいいのだろか。 「そこに映ってる、落ちた子ね。技術力の面じゃ、1、2を争うくらい上手かったらしいよ」 「……という事は、さっきテレビに出てた彼女……と争ってたわけですか?」 「うん。あ、ヤツの名前は九条っていうんだけど」 正直意外だったけど、そいつも同じくらい上手かった、と夕貴は言った。 きっと沢山練習したのだろうが、でも、それはみんな同じ。人の数だけ努力がある。 夕貴は、他人の事をまったく気にかけない人間は大嫌いなのだ。 「手口はズサンなんだけどさ。証拠隠滅されちゃってるから……」 そのオーディションへの招待状は手書きで、渡す少女達への宛名がきちんと書いてあった。 だから書き換える事は容易にできたのだ。 昔流行ったオモチャ、文字が消えるペンを使って。 そして、九条に書き換えられた招待状をその場で読んだ彼女は…… 間違ったオーディションの日時をそのままスケジュールに入れてしまったのだ。 「もし招待状をちゃんと読み返してたら、間違える事もなかっただろうけど」 だが、本人の不注意があったからといってヤツを擁護する気はさらさら無い。 それに、ヤツ……九条の悪辣さはそれにとどまらない。 あろう事か、弁当に寄生虫を混入しやがったのだ。 「そいつ、父親が働いてる大学病院から盗んだんだよ、下手したら死ぬような量の寄生虫を」 さいわい診断が早く、結果的にはちょっとした食中毒くらいの症状で済んだらしいが。 その行為に、珍しく藍の眉間に皺が寄る。 「で、藍ちゃんがやる?それとも、あたしがやろうか?」 藍は迷った。今は、鍛錬も積んだ。体力もついた。しかし、精神的にはどうなのだろう。 私怨なく、適切な処理ができるだろうか?他者に迷惑をかけず、きちんとフォローができるか? 「……やっぱり夕貴さんに任せますね」 「了解」 夕貴は立ち上がると、『どこでもドア』の向こうに消えて行った。 じっくり計画を立てる。 笹本夕貴は誤解されやすいが、口調が雑なだけで決して馬鹿ではないのだ。 「んふふ……さぁて、どんな目に遭わせてやろうかな~」 好色な瞳で色々な道具をいじる夕貴。 ……馬鹿ではないけれど、ボケである事に間違いは無いだろう。 さっきまで藍があれほど悩んでいたのを吹き飛ばすかのように、己の欲望に走っていた。 『かくれマント』で九条に近付き、目的を果たす。 雷光の光ったような感覚。 夕貴の背筋に、ビリビリと寒気が走った。 夕貴は「それ」を部屋に持ち帰ると、『ビッグライト』で適度な大きさまで拡大する。 『のろいのカメラ』で作った、九条人形を。 そして待つ。ヤツが大勢の人目にさらされるその時を。 待つこと数時間……夕方の撮影の時間、夕貴は『スパイ衛星』の映像で確認すると、行動に移った。 「えっ?」 九条は撮影中突然腹部に走った痛みに、顔をしかめる。 「ほらほら、カメラテストの最中と言ってもじっとしてて」 「は、はい……きゃあっ!?」 周囲が凍りついた。 つまづいたにしても、ありえない動き……空中で一回転して、九条はお尻から派手に着地した。 「い……痛たたた……」 「ふーん、普通に持つだけなら何ともないのに……怖いなあ」 手でひょいと持ち上げるだけなら何も起きないけれど、悪意をもってお手玉すると動きが伝わる。 お手玉と言っても今は人間大サイズなので、空中に放り投げただけだが。 そして今度は…… 「あ、や、な、なんで!?止まっ、いやだっ!」 ちょろちょろと九条の股間から液体が染み出して来る。 原作の漫画のように人形サイズで水をかければ派手に漏らしたように見えるが、 この人間サイズで水をかければ自然に漏らしたように見える。 九条は顔を真っ赤にしながら、衆人環視の中、まったく膀胱に覚えのない失禁を続けた。 ふと夕貴の脳裏に、謀略によってオーディションを落とされた彼女の事がよぎる。 寄生虫を飲まされた彼女は……虫を体内から排出する際には、さぞや惨めな思いだっただろうと思う。 少し、そのぶんの仕置きも加えてやろうか。 『タンマウォッチ』で時を止め、水びたしになったスカートをまくり上げ九条の下半身を露出させる。 自分の家の風呂場のボディソープを持って来て、スポイトで吸っては直腸に送り込む事を繰り返した。 そして服を元通りに直し……時間を、動かす。 何が何やらわからぬまま、突然襲い来る腹痛。 大腸の異常を排出しようと緩む括約筋。 「あ……や、やっ……だめ、ぇ……いやっ」 いくら我慢しようと、いつかは限界が訪れる。 それは、下半身びしょ濡れになった九条を介抱しようと駆け寄って来たスタッフの前で、決壊した。 「いや、いやっ、見ないで、見ないでっ……ぅ……ああう!やぁぁぁぁぁぁぁーーーっ!」 目をギュッと瞑り、九条は、人生最大の羞恥の瞬間を迎えた…… 一部始終を見終わった夕貴は、『逆時計』のネジを押し込んだ。 九条の出した汚物が彼女自身の体内に戻り、止まった時の中で行われた行為も巻き戻ってゆく。 水が消え、呪いの人形が分離し、カメラの中に戻り、消える。 『のろいのカメラ』で作った人形をどう処分するか考えた結果、こういう手段になった。 すなわち、無かった事にする。 しかし、世界中の多くの人々は「無かった事」として記憶が操作されても、九条はそうはいかない。 そして、その場を見ていたスタッフも。 プライドの高い九条の事、もうここで活動を続ける事はできないだろう。 もし……どこか別の所で復帰したとしたら、できたとしたら、それは九条の精神力を褒めるべきだろう。 やる事はやった。たとえ自己満足だとしても。 「さ、帰ろ」 少し、やり足りなかったかな、とは思う。 でも夕貴は女だし、肉欲が行動につながる事は滅多にない。 「……少し欲求不満ではあるけど」 愛撫したりイかせたりするだけなら、『コピー取り寄せ機』で充分だろう。 この前、藍ちゃんに使ったし。 帰ったら、どこかのアイドルでも触ってみようかな…… おまけ 「…………」 「夕貴さん、ボディソープの瓶じっと見つめてどうしたんですか?」 「いや、別に……って、あ、藍ちゃん!?使っ……」 「え?……な、何かあったんですか?」 「…………いや……あたしも洗うよ……」 何も無かった事になっているとはいえ、浣腸に使った石鹸水を使うのには勇気がいるもんだ by夕貴 おまけ そのに 「綾城兄?どこでもドアでどっか行って来たん?」 「はい。ちょっと、寄生虫の噂の出たお弁当屋さんに」 「へ?……もしかしてあのプロダクション御用達の?」 「ええ。医師の診断書を書き換えて、寄生虫を出したという事態がデマだという事にしました」 「……そっか、混入されてたんだもんな……ナイスフォロー」 あたしなんて人間的にはまだまだ、綾城兄の領域には遠いなと思ったよ by夕貴 次話に進む 戻る 小説保管庫に戻る
https://w.atwiki.jp/tsvip/pages/197.html
~あらすじ~ 狼子と刹那が喧嘩してボコボコになった。 続き↓ ~教室・刹那~ ふたり並んで教室に戻り、黒板を見てみると、落書きはもう消されていた。 「あ、円城寺・・・さん!?」 「その顔・・・月島も・・・」 戻ってきた俺たちのボコボコの顔を見て、みんなが呆然としている。 その向こうで美弥たちも、こちらを見たまま固まっていた。 振り返って目線を送ると、月島はゆっくり頷いた。 俺も頷き返し、向き直って一歩一歩、美弥たちの方へ歩いていった。 刹那「・・・あんなことした理由、聞かせて」 美弥「・・・は?」 俺の顔を見て一瞬きょとんとした美弥だったが、すぐに気を取り直したのか、いつもの陰険な笑みを顔に浮かべた。 美「なんのこと言ってるわけ?」 刹「・・・知らばっくれるな。人の事傷つけるようなことばっかして、楽しい?」 美「・・・黒板の落書きのこと?あたしらがやったって言うの?なんか証拠あるわけ?すっごい心外なんですけど~」 刹「・・・袖。チョークの粉ついてる」 美「え!?」 慌てて確認する美弥。 チョークの粉がついてる、なんて、勿論嘘だ。 自分の袖が綺麗なままであることに気づくと、ゆっくりと顔を上げてじろりと睨みつけてくる美弥。 美「・・・騙したね」 刹「・・・これ以上やったら、もう許さないから」 三人順番に睨みつけると、美弥たちは一瞬たじろいだような感じだった。 そして、三人に背を向けると、誰かが直してくれていたらしい自分の席に向かう。 美「・・・大体なんなわけ!?あんたみたいのが女気取って!女体化症候群だかなんだか知らないけど気色悪いのよ!」 刹「・・・好きに思ってれば」 美「だったらみんなに聞いてみようかー?オカマはクラスに必要ですかー?って」 そのとき、背後で誰かの椅子が倒れる音がする。 「・・・城嶋!お前、いい加減にしろよ!!」 「お前の方こそネチネチせこい真似ばっかしやがって性格最悪なんだよ!!」 驚いて振り返ると、立ち上がっていたのはさっき出迎えてくれた男子生徒たちだった。 そして、彼らに続いて他の男子生徒も続々と立ち上がる。 「いつまでもお前のわがままが通用すると思うなよ!」 「お前よか円城寺さんの方がよっぽどいいんだよ!」 「城嶋反対!!!」 取り巻きたちは突然の糾弾にオロオロ美弥の顔を伺っていた。 驚いた顔をしていた美弥だったが、すぐに気を取り直して言い返す。 美「うるさいわねミーハー男!あんたたちは顔さえ良ければどうだっていいんでしょ!あー、男ってサイテー」 「なにぃ!?」 「最低なのはあんたでしょう!!?」 言いながら今度は、女子生徒達が立ち上がる。 これには流石の美弥も、もはや驚きを隠せないようだった。 俺も正直、驚いた。 後ろの取り巻きの二人は、泣きそうになっている。 美「な、何よあんたたち偉そうに・・・」 「偉そうなのはそっちでしょ!?」 「人の知られたくないことまであんな風に茶化してばらすなんて最低!!」 「やられた方がどんな気持ちになるのか考えたことあるの!?」 「円城寺さんに謝りなさいよ!!」 「そうだ謝れ!!」 「謝れーーー!!!」 教室に響き渡る、怒声の嵐。 その迫力に押され、美弥が後ずさる。 美「わ、わかったわよ・・・謝ればいいんでしょ・・・・・・・・・ご、ごめん・・・」 「声が小さい!!!」 「聞こえないぞーーー!!!」 美「・・・ごめんなさい!!!これでいいんでしょ!!?」 「良くない!!!」 「真面目に謝れーーー!!!」 刹「・・・もう、いいよ」 俺の言葉に、急に教室は静まり返る。 みんな、何故か驚いた顔をしてこちらを見ている。 美弥まで、きょとんとしてこちらを見ていた。 刹「本当は、自分で初めに言うべきだった。こういう形になったのは正直残念だけど、みんなに言えてよかったと思ってる。ありがとう」 美「・・・え?」 刹「こっちこそ、この前は掴みかかったりしてごめん。・・・みんなも、ありがとう。もう、いいから」 美「円城寺・・・」 みんなの見送る視線を受取りながら、自分の席へ戻る。 隣に座った月島は、にやりと笑って親指を立てた。 俺はそれに、微笑みで応えた。 ~後日の学食・辰哉~ 学食は、今日も戦場。 成長期の食欲は、大袈裟じゃなくブラックホールだ。 誰もが血走った目でこの戦争に生き残る為、戦う。 生き残ったものだけが、この先の2時間を満腹の幸福とともに迎えられるのだ。 辰哉「・・・で、そんな壮絶な取っ組み合いを繰り広げた後なのに、お前の顔はなんで傷一つ無い卵肌なんだ?」 狼子「うん、俺、こういう怪我一日で治るから。女体化って不思議だな~」 辰「そ、そっかそっか・・・まあ、不思議なのは主にお前だと思うけどな・・・でも、良かったな。その子」 狼「えへ~、そうだな~。・・・ん?あ!刹那ー!こっちだこっちだ!」 辰「え?刹那?・・・え!?綾波レイ!!!?」 某漫画のキャラクターのように痛々しく包帯まみれの少女は、狼子に気付くと、ほっとしたような顔になって駆け寄ってくる。 辰「あ!誰かと思ったら、刹那ってキミか!」 刹那「!黙れ。こr」 狼「ちっっっがう!!!(かぷっ」 刹「!!~~~~~~~~~~~~~~~~ぃたい・・・」 狼「お前女になるって決めたんだろ!?だったらそういう乱暴な言い方はいけないって教えただろ!この前教えた通りに言ってみろ!」 刹「・・・だ、黙ってください、ぷ、ぷち殺しますわよ」 狼「よく出来ましたっ!」 刹「(*´∀`*)」 辰「・・・こ・・・根本的な解決になってない・・・」 狼「よし!じゃあ次、自己紹介!」 刹「お、俺の名前は円城寺刹n」 狼「違う!!!一人称は『俺』じゃなくて『私』だって何度言えばわかるんだ!!!ペナルティ噛み付き!!!(かぷっ」 刹「Σ(TдT )~~~~~~~~~~~~ぃたいぃ・・・」 辰「自分こそ出来てないくせに・・・」 狼「なんか言ったか!?」 辰「ん?いや、なんでも無いよ。なんでも」 考えてみれば刹那は、昔の狼子に似ているかもしれない。 いつも孤独で、何も望まず、誰のことも受け入れない。 でもそれは、本当は誰よりも愛されることを望んでいるからだ。 だが、それを誰かに伝えるにはあまりに不器用で、結局周りの誰かを傷つけることでしか自分を表現できない。 誰かを傷つけた分だけ、自分自身も傷つきながら。 狼「お前、女の子っぽい食事の仕方はちゃんと勉強してきたのか?ちょっとやってみろ」 刹「・・・(コクコク」 誰かとつながりを持つと言うことは、その中で自分のあり方を模索し続けることだと思う。 だから人は、寄り添ってくれる誰かが居なければ変われない。 世界との関わり方が変わってしまうのが女体化で、その世界との新しい関わり方を見つけたときが女体化の完了なのだとしたら、 それはきっとひとりきりで成し得ることじゃない。 変わってしまった自分を受け入れ、新しい自分に生まれ変わるには、寄り添って歩く誰かの力が必要だ。 狼「お~♪よく勉強してきたな~♪なかなか可愛いぞ」 刹「(*´∀`*)」 狼「でもわざとらしい!かわいこぶりっ子するな!仕置きに噛ませろ!(かぷっ」 刹「Σ(TдT )」 時を止めた少年はゆっくりと歩き出し、少女になった。 彼女の向かう道の先はまだ見えないが、でも・・・ 「円城寺さん・・・あたしたちも混ざっていい?」 刹「!」 狼「いいぞ!お前らも来い!」 「あたしらも女の子のこと色々教えてあげるからさ~♪月島さんが先生じゃ女道は遠のくばかりよ~」 狼「ど、どういう意味だよ!」 「あの、俺らも混ざっていいでしょうか・・・?」 狼「お前らは他当たれ!」 辰「・・・じゃ、俺も噛まれないうちに川合たちの所にでも行きますか」 狼「あ!待て辰哉!お前逃げるなー!!(かぷっ!」 辰「ちょwwwwwいたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!」 ・・・その先にはきっと、幸せが待ってる。 辰「(しかし、こうして見るとなんか、あの二人群れの中の狼みたいだな・・・上の者が下の者に噛み付いて自分との関係を知らせる)」 辰「・・・」 辰「あれ?だとしたら俺もその中に入ってる?」 辰「・・・あれぇ~~~~~~~~?????」 こうして、狼子の群れに2頭目の犬が加わったのだった・・・ ~廊下・刹那~ 美弥「円城寺・・・これ。返しそびれてたから」 刹那「?・・・ロケット」 美「・・・あ、ゴミ箱から拾った後、ちゃんと、拭いたから・・・さ」 刹「うん・・・」 美「・・・入ってるの、彼氏の写真?」 刹「・・・お爺ちゃん。家族の中で一番、可愛がってくれた人。死んじゃったけど」 美「そっか・・・」 刹「・・・」 美「その・・・今までごめん。・・・なんか、あたしでも協力できることあったら・・・相談、乗るから」 刹「・・・ありがとう」 美「・・・じゃ、また後で・・・教室で」 刹「・・・うん」 悪い奴ばかりじゃ、ないかもしれない。 オワタ
https://w.atwiki.jp/ogt-utage/pages/546.html
kagiインダークネス 祐一とアゲのあやきゲット作戦 シヴァ、不純動機で華徒をお仕置きする
https://w.atwiki.jp/yaranaioheroine/pages/494.html
△ 【R-18】やらない夫は悪の女幹部にお仕置きするようです(完) ←コンゴウ コに戻る 金色の闇→
https://w.atwiki.jp/owaraipedia/pages/39.html
ヘルシングはスルーするーのプロデュースするユニットである。 略歴 2008年9月に結成。当時は「ルイス薬局ツンデレ王国店」、「赤い鴇時と緑の露草と黄色いエドガー、そして青い珊瑚礁」というグループ名だったが、意味不明すぎて後に改名する。 ストーリーを重視したコントを行う。 メンバー 飯川剛 ボケ担当 4月26日生まれ、身長185cm、体重66kg、血液型A型。 グループのリーダーを勤めている。 趣味は昼寝。 ドS。 冷静で、判断力が凄く良い。 手先が不器用で、料理が下手。 学生時代は勉強優秀、スポーツ万能、生徒会に勤めるなどして、女子から凄く人気があった。 めんどくさがりだが、いざという時はしっかりとしている。 精密機械の五条とはライバル関係。 結婚している。 岡崎が言う事を聞かないと、いつも危ないお仕置きをしている。だが、彼にそういった性癖は無い。 春原銅六郎 大ボケorキャラクター担当 10月10日生まれ、身長178cm、体重70kg(筋肉質)、血液型AB型。 見た感じは不良っぽいがかなり人柄が良く、子供好きで、悪い事は全くしない。 左利き。 趣味は筋トレで、暇さえあれば限度を見極めて行っている。 あまり人を傷つける事は好きではないが、愛のあるお仕置きをする事には肯定的な考えを持つS。 場の空気を良くする事が得意。 大雑把な性格で、説明が曖昧になる事がある。 スポーツは見るのもやるのも好き。 岡崎真咲 ツッコミ時々酷い扱い担当 5月7日生まれ、身長175cm、体重63kg、血液型B型。 メンバーで唯一のM。(ちなみにドM) メンバーで唯一の運動音痴。 メンバーで唯一の非リア充。 メンバーで唯一下着はボクサー派。だが時々、ビキニパンツを着用する。(他のメンバーはトランクス派) 中性的な顔立ちをしている。 バカで、勉強が苦手。 基本的にネタを作らされている。だが、そこから他のメンバーがやりたい放題ネタを改良している。 露出度の高い服をよく着る。 植物や鳥が好き。 甘い食べ物が好き。 飯川に危ないお仕置きをされたせいか、男同士に目覚めてしまった。 若崎香 ボケor手助け担当 7月6日生まれ、身長166cm、体重50kg、血液型O型。 ポジティブな性格で、グループの輪をまとめるのが得意。 メンバーの中では最年少。 中学校の頃は童顔だったが、歳を重ねるにつれ、美形になっている。 彼女がいる。 ローラースケートやボウリングやビリヤードをするのが好き。 辛い食べ物が好き。 現役高校生で演劇部に所属している ライトノベルが好き。 戦績 青沢オンエアバトル 0/2 長文バトル 最高順位5位 外部リンク このグループの設定を書き留めてある場所
https://w.atwiki.jp/magister-material_plus/pages/8.html
絵の置き場 今のところブログの方に置いてないのと気に入ってる絵をここに置いてあります。 大河内アキラ アキラに萌えてきたときに描いたはず エヴァンジェリン その1 ロリを意識して描いたような記憶がある エヴァンジェリン その2 大人っぽく描くのを意識して描いた記憶がある 神楽坂明日菜 ヒロイン全然描いてないやと思って描いた気がする 11巻感想ネギと千雨 多分ここにある中でもかなり苦労して書いた気がする 那波千鶴 結構楽しく書けた 夏美+アキラ 上のちづ姉といっしょにまとめて描いた 釘宮 あまり似てない 夕映 結構頑張った部類に入る絵 のどか 時間をほとんどかけずに急いで描いた絵 のどか+エヴァンジェリン これも急いで描いた絵