約 71,485 件
https://w.atwiki.jp/longyue/pages/211.html
編號 SC3520G 繪師 Spark 日名 「人间と妖怪の境界」 等级 2 中名 「人类与妖怪的境界」 COST 8 属性 境界 稀度 N+ 凭依 八云紫 耐久 - 时效 3 身代 - 版本 3.0.1.0 出处 第三章·绯想之境(3枚入) 日期 2014.6.20 效果1 【妖怪】 常置 此卡在场处于重置状态时: 此卡所在场小于等于此卡等级的SC获得cost+a。(a为自己场上八云紫的等级) 效果2 【人类】 常置 此卡不执行系统重置,其在场处于横置状态时: 此卡所在场大于等于此卡等级的SC获得cost-b。(b为自己场上博丽灵梦的等级) 背景 - 調整 -
https://w.atwiki.jp/okayiamsss/pages/20.html
AX-001 訓練用の機人兵 オーソドックスで特にこれといった特徴は無い人型兵器である。 内臓兵器 30mmヘッドバルカン×2 5連フットミサイル アームマシンガン B-667Z 鳥越 隆が主に搭乗した近距離―中距離戦闘用の機械人兵士 XZ-WWW67 阿窟 遼の登場した人型-戦闘機型の相互変形型機人兵である。 O-001 オーゼロゼロワン 天界の勢力が死者の頭脳と協力しオリハルコンを加工して作った機人兵 鳥越 隆の為に最適化されており驚異的な装甲を誇る。 近接戦に特化しており鳥越の居合の技術を戦闘で存分に発揮できる。 M-001 エムゼロゼロワン 天界の勢力が死者の頭脳と協力しミスリルを加工して作った機人兵 阿窟 遼の為に最適化されており驚異的な機動力を誇る。 中距離-遠距離戦闘に特化しており阿窟 遼の能力と合わさると 50m以上の間合いならマッハ7までの速度の攻撃なら100%回避する。
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2238.html
「次に行くか…」 レーヴェが次に進む。 《剣帝》の名をほしいままにする男。 次の標的は誰となるのか…。 ◇ 「もうここはいいか?」 「おう。俺様ももういいと思うぞ」 今俺たちは隠されし 絶望の 聖域にいる。 しかし、その探索も終わりを迎えようとしていた。 そんな時の事だった。 「…お前、誰だ?」 「俺か?…しかし青年。人に名前を尋ねる時は先に自分から名乗る者だと教えてもらわなかったか」 「…生憎俺にはそういうこと教えてくれるやつはいねぇよ」 「そうか、ならば名乗ろう。俺はレオンハルトだ。皆はレーヴェと呼ぶが俺はあまり好きではないな」 なら言うなよ。 言わなきゃな知るかよ。んなこと。 「あっそ。俺は岡崎朋也だ」 「俺様は想影真心だぞ」 「そうか」 「まぁ俺らは行くから…」 そういって立ち去ろうとしたが、それは叶わないらしい。 レーヴェは剣を構えてきた。 …なぜそうなる。 「…何のつもりだ」 「敵対するつもりだ」 「何で?」 「守りたいヤツがいるからな」 守りたい奴。 俺にはいないだろう。 なら俺はこいつに殺されるべきなのか? いや、そんなことは無いだろう。 何も無い俺だが、生きていこうと決めたのだから。 死ぬわけにはいかない。 「だからって俺たちを殺して何になる!?」 「さぁな」 さほど興味なさそうに言う。 何でだ!?何故そんな平然としてられんだ! 俺たちの命を何だと思っているんだ! ぶん殴ってやる。 ぶん殴って逃げればいい。 そうすれば、 と歩みだしたとこで真心が声を発した。 「まぁ朋也。そこでお前が殴っても殺されるだけだと俺様は思うぞ」 「…」 まぁ、そうだな。 俺が掴みかかっていくとこで斬られて終わりがオチだろう。 「ん。どうした。こないのか?」 「悪いが俺は勝てない相手に戦いを挑むほど命がいらないわけじゃあない」 「…そうか。ならば俺から行かせてもらおうか」 そう言った。 そして、その時には橙色が視界に入った。 「はっ!」 真心が手で殴りかかる。 キィン 剣で防がれてしまった。 …。 何なんだよ…こいつら。 なんでこんな戦えるんだよ。 なんでこんな戦いなれしてんだ!? 意味が…分からない。 「はぁぁぁぁぁぁぁ!」 今度はレーヴェが何やら力を溜め始めた。 そして、技を繰り出した。 その場を中心にし、回転するように斬りかかる。 それと同時に幾多もの斬撃も、真心に降りかかる。 しかし真心はその全てを上手い具合に捌いていく。 …。 俺は何をやっているんだ? こんな端で。 うずくまるようにして。 何もしていないじゃないか。 俺は。 ただ初めにあいつと話した以外。 ホント、無力だ。 今の俺には体力もそうねぇし、腕も上がらない。 ヤクタタズ。 …クソッ! 俺は、何なんだ。一体。 ◇ 少し時間が立った今でも戦いは続いている。 しかし決着はもうすぐ着きそうな感じだった。 真心の勝利で。 いや、真心が勝つこと自体は不思議じゃない気がする。 SPD差も結構あったし、逆にいえばレーヴェが今まで負けてないのが不思議なぐらいだ。 …あぁ。決着がついたらしい。 真心の《一喰い》(イーティングワン)とやらが炸裂したらしい。 右腕が破損した。 まぁ、エグイな。この図は。 「くっ………」 そしてそのまま倒れた。 「げらげらげらげらげらげらげらげらげらげら。俺様の勝利だ」 「よくやったな。真心」 「おう。頑張ったぞ俺様」 はたして俺にこんな事言う権利はあるのだろうか。 なにもせず眺めていただけの俺が。 頑張ったな。なんて、言えるのか。 「で、朋也。こいつどうすればいいんだ?」 「…まぁほっておいても大丈夫だろ」 「甘いな。朋也は変なところで。ますますいーちゃんにそっくりだ」 「だから誰なんだよいーちゃんって」 「ん?自己評価がめちゃくちゃ低い優しい人だぞ。でも俺様はいーちゃんが大好きだ」 「そうか」 「うんそうなんだ」 と。 真心が振り向いたところで、 レーヴェガタチアガッタ。 ソシテソノマママゴコロノセナカヲキリサイタ。 「ちぃ、…しま、った…ゆだ、んしちゃった、な」 チガフキダス。 ―――エ? ナンデダ。 ナンデコンナ。 ナンデダ。 ナンデコンナ。 ナンデダ。 ナンデコンナ。 カチヲカクシンシタノニ。 マケハナイトオモッタノニ。 ナンデ。 …。 ここで俺の意識は飛んだ。 ◇ 気がつくと、そこには誰もいなかった。 レーヴェの死体も、真心の死体も。 ただそこにあったのは、 血に塗れた日本刀だけだった。 …。 そうか。 おそらく俺はあのあとレーヴェに止めをさしたのだろう。 何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も 何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も 何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も 何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も 何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も何回も 俺はあいつを、斬り、刺し、抜き、蹴り、殴り、ありとあらゆる。 考えられる攻撃を全て取ったのだろう。 俺は 俺は 俺は 俺は 俺は。 ナニヤッテイルンダ? 俺は。 【想影真心@戯言シリーズ:ログアウト(死亡)】 【レオンハルト@空の軌跡:ログアウト(死亡)】 【岡崎朋也@CLANNAD】 [状態]精神疲労(中) [ステータス] LV:35 HP:419/701 SP:54/54 ATK:57(+5) DEF:58 SPD:42 [装備]日本刀@現実 [道具]支給品一式 [所持金]1708 [思考] 基本:生き残る 1:…俺は ◇ 同時刻。 1人の少女が1人の少年を見つける。 「あら、朋也じゃない。やっと見つけたわ」 藤林杏が現れた。 【藤林杏@CLANNAD】 LV:32 HP:351/650 SP:27/57 ATK:56 DEF:53 SPD:38 [装備]帝釈廻天@烈火の炎 辞書セット@不明 [道具]支給品一式、快速のタスマリン×1 [所持金]1098 [思考] 基本:主催者を倒す 1:朋也に告白 金の翼、散り、舞い、落ちる 投下順 成長過程(ヨシュア編) 今のところある意味一番平和な奴らの談話 想影真心 GAME OVER 今のところある意味一番平和な奴らの談話 岡崎朋也 告白(濃く吐く) 剣帝VS黒き薔薇 レオンハルト GAMEOVER 成長過程(杏編) 藤林杏 告白(濃く吐く)
https://w.atwiki.jp/akitobr/pages/33.html
「抵抗しないで下さい。武器を捨てて落ち着いて下されば痛めつけたりはしないと約束します」 役場を訪れた理子は死角から現れた人影に突然組み伏せられ、状況にそぐわないやけにかわいい声でそう勧告された。 顔を向ける。自分を床に押し付けているのは儚げな雰囲気の少女。彼女は驚かされた。 理子も熱心ではないとはいえ合気道道場の一人娘。並の体育会系男子学生ならいなせる実力は持っているつもりだ。それなのに不意打ちとはいえあっさりと上四方固めを決められてしまった。 それをした相手がまさか華奢な女の子だとは。想定外にも程がある。 「そう言われてすぐに信じられるほど世の中甘くないでしょッ!」 握っていた銃をひとまず床に落とし、全力で抵抗しようとする。が、動かない。 形は決して完璧ではない。つまり、技術で足りない部分を膂力で補っている。 (そんな細い体型でどれだけ馬鹿力なわけ?) 儚げな少女は困ったように呟く。 「そ、それはそうなんですけど……」 その気弱そうな返事を聞いて理子は決めた。ここはひとまず従おうと。 彼女の言動に殺意や自暴自棄の気はない。殺されるわけでないならまずは話を聞こう。場合によっては離れ離れになった友達も一緒に探してもらえるかもしれない。 「わかったわ。まずは話を聞かせて」 「はいっ! ありがとうございます。あ、私は一条といいます。一条かれんです」 応接室で理子と一条は座り込み話を始め、すぐに打ち解けた。 「お友達を、喪ってしまったんですね……」 「そうよ。あの坂持とかいうブサ男サイテー。三ちゃんに仕返ししてもらわなきゃ」 後ろを向いてぼそぼそとそうですよね緊張感には個人差がありますよねと呟く一条に理子は問う。 「で、一条さんは何するつもりだったの? プログラムはそう簡単には止められないわよ」 「そうですね。みんなを殺さないと決して生き残れない。私、そんなことできないからこのまま何もできずにぼーっとしていようかとさっきまで思ってました」 「そうしてないって事は、戦う覚悟ができた……わけじゃないわよね。それ以外の方法を見つけたってコトかしら」 一条は首を縦に振った。 「全員が生き残れる可能性に気付いたんです。だから、怖いけど私がみんなを止めなくちゃ」 語るその指先が震えていた。銃を持った理子を素手で押さえ込もうと決意したときもきっとこうだったのだろう。 この子は決して強くなんてない。ちょっと力があるだけで精神面は私と同じ。いや、私よりもずっと脆弱であろう普通の女子高生なんだと理子はその様子から感じていた。 「でも、どうやって? いつもプログラムは優勝者が出て他の人はみんな『戦死』してるじゃない。あんまりニュースを見ないあたしでも知ってるのに」 「はい。優勝者が出たらそうなります。でも毎回そうなるわけじゃありません」 「優勝者が出なかったらってコト? 相討ちと……あとは時間切れよね」 一条はもう一度大きく頷く。 「優勝者が出なかった場合、失敗として扱われてニュースになりません。当然参加者の死因も読み上げられませんし、資料にもクラス名と不成立としか書かれないんです」 「なんでそんなことまで知ってるのよアンタ」 「中学生のとき調べました。もし選ばれたらって、不安……でしたから……」 (うわっ、ネガティブー) 一条は続ける。 「優勝者が不都合なく転校できるよう、プログラムの結果が発表されるのはその県内だけですよね。つまり実際に何人生き残っていたとしても、それは本人たち以外には決して知ることができません」 そこまで聞いて理子も何を言わんとしているのか理解した。 「アンタ、時間切れなら首輪の爆発はないと思ってるわけね?」 「はい。死の恐怖に負けず、見ず知らずの他人を信じること。それがこのプログラムの本当の終了条件だと私は思いました」 しばし訪れる沈黙。大きく息を吐きだしたのち、理子は一条に告げた。 「おそれいったわ。その可能性は確かにあると思う。で、あたしはどうすればいいのかしら」 「私が武装解除をお願いしてここにみんなを連れてきますから、赤坂さんは皆さんの説得をお願いします。信じてもらわないとうまくいかないから大事な役目です」 「命懸けね。アンタだけ」 武装解除をお願いするという言葉は、正しく言い換えれば先程と同じ、実力行使で武器を奪い捨てるということ。つまり火器や刃物を持った男子生徒に立ち向かう覚悟を彼女は既に決めている。 やっぱりこの子、強い。理子は一条を見直した。 「わかった。じゃあまず情報交換しましょ。ウチの学校の4人は―――」 お互いの高校の生徒の外見を教えあったのち、できるだけ早めに戻るといって一条は建物を出て行った。 彼女に没収された銃はどこかの部屋にもう隠してあるはずだ。人に信じてもらうのに拳銃や刃物を持っていてはいけないからと言われ、納得して理子も渡した。 だから、今ここに誰かが敵意のある人間が来たら理子は素手で相手をすることになる。 少なくとも支給されていた整髪料は戦いの役には立たないだろう。せいぜい使えるのは室内にある椅子までといったところだ。 「ま、カレンちゃんに比べたら安全この上ないんだけどね」 返事はない。そこそこ広いこの村役場にひとりきりだ。 「みんな早まらないでよね。メグミを殺したブサ教師への敵討ちは帰ってからじっくりやればいいんだから……生きてなきゃ何もできないんだから……」 プログラムの残酷さを、まだこのとき二人は知らなかった。 【C-3 役場/一日目 早朝】 【赤坂理子@今日から俺は!!】 【装備】:なし 【所持品】 支給品一式、整髪料 【状態】:健康 【思考・行動】 1.ひとまず一条を信用。とりあえず放送があるまでここに隠れておく 2.昼を過ぎても一条が戻ってこないようなら、書き置きをして仲間を探しにいく 「ふあ、緊張したー」 一条は感慨深げに大きく息を吐く。それでも疲労とともに充実感があった。一人説得できたのだ。 これと同じことを最大あと34回……気の遠くなる人数だがやるしかない。アガリ症の自分にどこまでできるかは不安だったが、不思議と死への恐怖はなかった。 「もっと怖いこと、あるもんね」 ここにはクラスメイトがいる。沢近さんや塚本さん、周防さん。それに播磨さん。 彼女らがもしプログラムに忠実な行動、つまり他校の生徒を進んで殺して回っていたらどうしたらいいか自分にもわからない。それが一条かれんには一番不安だった。 けれど、進むしかない。そう自分で決めたのだから。 思い直して理子の拳銃は威嚇用として持ってきていた。置いてきたのは銃弾だけだ。 「次も友好的な人と会えるといいな……」 その願いが戦場で叶えられるものなのかどうかは、誰も知らない。 【C-3 村外れ/一日目 早朝】 【一条かれん@スクールランブル】 【装備】:ワルサーP38(弾数0/8) 【所持品】 支給品一式、ランダムアイテム1~3 【状態】:健康 【思考・行動】 1.他校の生徒を探し出し、無力化しつつ説得 2.仲間全員に取り返しのつかなくなる前に自分の仮説を伝えたい 投下順で読む Next ホテルにて……
https://w.atwiki.jp/gakuseibr/pages/22.html
「抵抗しないで下さい。武器を捨てて落ち着いて下されば痛めつけたりはしないと約束します」 役場を訪れた理子は死角から現れた人影に突然組み伏せられ、状況にそぐわないやけにかわいい声でそう勧告された。 顔を向ける。自分を床に押し付けているのは儚げな雰囲気の少女。彼女は驚かされた。 理子も熱心ではないとはいえ合気道道場の一人娘。並の体育会系男子学生ならいなせる実力は持っているつもりだ。それなのに不意打ちとはいえあっさりと上四方固めを決められてしまった。 それをした相手がまさか華奢な女の子だとは。想定外にも程がある。 「そう言われてすぐに信じられるほど世の中甘くないでしょッ!」 握っていた銃をひとまず床に落とし、全力で抵抗しようとする。が、動かない。 形は決して完璧ではない。つまり、技術で足りない部分を膂力で補っている。 (そんな細い体型でどれだけ馬鹿力なわけ?) 儚げな少女は困ったように呟く。 「そ、それはそうなんですけど……」 その気弱そうな返事を聞いて理子は決めた。ここはひとまず従おうと。 彼女の言動に殺意や自暴自棄の気はない。殺されるわけでないならまずは話を聞こう。場合によっては離れ離れになった友達も一緒に探してもらえるかもしれない。 「わかったわ。まずは話を聞かせて」 「はいっ! ありがとうございます。あ、私は一条といいます。一条かれんです」 応接室で理子と一条は座り込み話を始め、すぐに打ち解けた。 「お友達を、喪ってしまったんですね……」 「そうよ。あの坂持とかいうブサ男サイテー。三ちゃんに仕返ししてもらわなきゃ」 後ろを向いてぼそぼそとそうですよね緊張感には個人差がありますよねと呟く一条に理子は問う。 「で、一条さんは何するつもりだったの? プログラムはそう簡単には止められないわよ」 「そうですね。みんなを殺さないと決して生き残れない。私、そんなことできないからこのまま何もできずにぼーっとしていようかとさっきまで思ってました」 「そうしてないって事は、戦う覚悟ができた……わけじゃないわよね。それ以外の方法を見つけたってコトかしら」 一条は首を縦に振った。 「全員が生き残れる可能性に気付いたんです。だから、怖いけど私がみんなを止めなくちゃ」 語るその指先が震えていた。銃を持った理子を素手で押さえ込もうと決意したときもきっとこうだったのだろう。 この子は決して強くなんてない。ちょっと力があるだけで精神面は私と同じ。いや、私よりもずっと脆弱であろう普通の女子高生なんだと理子はその様子から感じていた。 「でも、どうやって? いつもプログラムは優勝者が出て他の人はみんな『戦死』してるじゃない。あんまりニュースを見ないあたしでも知ってるのに」 「はい。優勝者が出たらそうなります。でも毎回そうなるわけじゃありません」 「優勝者が出なかったらってコト? 相討ちと……あとは時間切れよね」 一条はもう一度大きく頷く。 「優勝者が出なかった場合、失敗として扱われてニュースになりません。当然参加者の死因も読み上げられませんし、資料にもクラス名と不成立としか書かれないんです」 「なんでそんなことまで知ってるのよアンタ」 「中学生のとき調べました。もし選ばれたらって、不安……でしたから……」 (うわっ、ネガティブー) 一条は続ける。 「優勝者が不都合なく転校できるよう、プログラムの結果が発表されるのはその県内だけですよね。つまり実際に何人生き残っていたとしても、それは本人たち以外には決して知ることができません」 そこまで聞いて理子も何を言わんとしているのか理解した。 「アンタ、時間切れなら首輪の爆発はないと思ってるわけね?」 「はい。死の恐怖に負けず、見ず知らずの他人を信じること。それがこのプログラムの本当の終了条件だと私は思いました」 しばし訪れる沈黙。大きく息を吐きだしたのち、理子は一条に告げた。 「おそれいったわ。その可能性は確かにあると思う。で、あたしはどうすればいいのかしら」 「私が武装解除をお願いしてここにみんなを連れてきますから、赤坂さんは皆さんの説得をお願いします。信じてもらわないとうまくいかないから大事な役目です」 「命懸けね。アンタだけ」 武装解除をお願いするという言葉は、正しく言い換えれば先程と同じ、実力行使で武器を奪い捨てるということ。つまり火器や刃物を持った男子生徒に立ち向かう覚悟を彼女は既に決めている。 やっぱりこの子、強い。理子は一条を見直した。 「わかった。じゃあまず情報交換しましょ。ウチの学校の4人は―――」 お互いの高校の生徒の外見を教えあったのち、できるだけ早めに戻るといって一条は建物を出て行った。 彼女に没収された銃はどこかの部屋にもう隠してあるはずだ。人に信じてもらうのに拳銃や刃物を持っていてはいけないからと言われ、納得して理子も渡した。 だから、今ここに誰かが敵意のある人間が来たら理子は素手で相手をすることになる。 少なくとも支給されていた整髪料は戦いの役には立たないだろう。せいぜい使えるのは室内にある椅子までといったところだ。 「ま、カレンちゃんに比べたら安全この上ないんだけどね」 返事はない。そこそこ広いこの村役場にひとりきりだ。 「みんな早まらないでよね。メグミを殺したブサ教師への敵討ちは帰ってからじっくりやればいいんだから……生きてなきゃ何もできないんだから……」 プログラムの残酷さを、まだこのとき二人は知らなかった。 【C-3 役場/一日目 早朝】 【赤坂理子@今日から俺は!!】 【装備】:なし 【所持品】 支給品一式、整髪料 【状態】:健康 【思考・行動】 1.ひとまず一条を信用。とりあえず放送があるまでここに隠れておく 2.昼を過ぎても一条が戻ってこないようなら、書き置きをして仲間を探しにいく 「ふあ、緊張したー」 一条は感慨深げに大きく息を吐く。それでも疲労とともに充実感があった。一人説得できたのだ。 これと同じことを最大あと34回……気の遠くなる人数だがやるしかない。アガリ症の自分にどこまでできるかは不安だったが、不思議と死への恐怖はなかった。 「もっと怖いこと、あるもんね」 ここにはクラスメイトがいる。沢近さんや塚本さん、周防さん。それに播磨さん。 彼女らがもしプログラムに忠実な行動、つまり他校の生徒を進んで殺して回っていたらどうしたらいいか自分にもわからない。それが一条かれんには一番不安だった。 けれど、進むしかない。そう自分で決めたのだから。 思い直して理子の拳銃は威嚇用として持ってきていた。置いてきたのは銃弾だけだ。 「次も友好的な人と会えるといいな……」 その願いが戦場で叶えられるものなのかどうかは、誰も知らない。 【C-3 村外れ/一日目 早朝】 【一条かれん@スクールランブル】 【装備】:ワルサーP38(弾数0/8) 【所持品】 支給品一式、ランダムアイテム1~3 【状態】:健康 【思考・行動】 1.他校の生徒を探し出し、無力化しつつ説得 2.仲間全員に取り返しのつかなくなる前に自分の仮説を伝えたい 投下順で読む Next ホテルにて……
https://w.atwiki.jp/tmushajin/pages/30.html
川瀬由高 在学期間:修士(2010.4-2012.3), 博士(2012.4-2018.2) 現在の所属機関: 江戸川大学社会学部現代社会学科・准教授 連絡先:ychuanlai[@]gmail.com *[@]に@を代入してください。 researchmap: https //researchmap.jp/kawase-chuanlai/ 関心テーマ・トピックス 社会人類学、中国民族誌学、現代民俗学 コミュニティ論、漢族研究、農村研究、 関心地域 中国(長江下流域)、日本 所属学会 東京都立大学社会人類学会(2010年-) 日本文化人類学会(2010年-) 日本民俗学会(2012年-) IUAES(The International Union of Anthropological and Ethnological Sciences)(2014年-) 現代民俗学会(2018年-) 現地調査 2006.8 中国:北京 2007.8-2008.8 中国:北京 2010.6-2013.1 日本:東京都豊島区(※断続的調査) 2010.8 中国:江南地方(南京、無錫、慈渓、寧波、蘇州、上海) 2010.9 中国:香港、広州 2011.3 中国:香港 2011.7-2011.8 中国:江南地方(南京、丹陽、杭州、上海) 2012.8 中国:江南地方(江蘇省呉江市七都鎮開弦弓村、江蘇省常熟市G鎮X村、江蘇省南京市高淳県、安徽省績溪県S鎮Z村) 2013.4-2016.2 中国:南京市高淳 2016.4 中国:南京市高淳 2016.8 日本:岡山県高松地方 2016.9 中国:南京市高淳 2017.1-2 中国:南京市高淳 2017.11 中国:南京市高淳 2018.1 日本:福岡県柳川市 2018.5 日本:新潟県小千谷市 2018.8 日本:新潟県小千谷市片貝町 2018.9 中国:南京市高淳、浙江省温岭、上海 2019.1 中国:南京市高淳 2019.9 日本:新潟県小千谷市片貝町 2019.9 中国:南京市高淳 2023.8 台湾宜蘭県頭城鎮、蘇澳鎮 2023.9 日本:新潟県小千谷市片貝町 2024.8 日本:新潟県小千谷市片貝町 2024.8-9 台湾宜蘭県頭城鎮 2024.9 日本:新潟県小千谷市片貝町 研究業績 著書(単著) 川瀬由高2019.12『共同体なき社会の韻律――中国南京市郊外農村における「非境界的集合」の民族誌』東京:弘文堂。(全306頁、ISBN 978-4-335-56138-2) 著書(編著) 江戸川大学現代社会学科(監修)、土屋薫・阿南透・大塚良治・川瀬由高・佐藤秀樹(編)2021.4『現場に立つから、おもしろい――世界をつなぐ、ひと・モノ・しくみ』横浜:春風社。(全224頁、ISBN 978-4-86110-740-5)(担当範囲:川瀬由高「第1章 卵かけご飯を食べたら怒られた――フィールドで出会う他者と自己」pp.11-30) 川瀬由高・稲澤努・長沼さやか・藤川美代子・呉松旆(編訳)2024.5『王崧興『亀山島』と漢人社会研究――翻訳・論考・資料』風響社。(全576頁、ISBN 9784894893399)(執筆担当範囲:稲澤努・川瀬由高・呉松旆・瀬川昌久・長沼さやか・西村一之・藤川美代子「第2部1章 座談会 『亀山島』を読む」pp.323-388;川瀬由高「第2部8章 非集団論へのアブダクション――『亀山島』から「関係あり、組織なし」への理論的展開」pp.489-511;呉松旆・川瀬由高「附録 王崧興先生著作目録」pp.547-555) 著書(分担執筆) 川瀬由高(著)、党蓓蓓(訳)2013.10「“社区”与亲属结构的人类学研究」、『(海外客家研究译丛)日本客家研究的视角与方法 百年的轨迹』、[日]河合洋尚(編)、pp.65-82、中国北京:社会科学文献出版社。(全216頁、ISBN978-7-5097-4927-2) 川瀬由高2015.10「“这个(西红柿),城里人最喜欢的” 试论以城市为参照概念的农民生活世界」『新型城镇化与文化遗产传承发展』、张继焦・黄忠彩(编)、pp.179-189、中国北京:中国市场出版社。(全260頁、ISBN978-7-5092-1417-6) 稲澤努・藤野陽平・横田浩一・小林宏至・兼城糸絵・川瀬由高・河合洋尚 2017.6「座談会 現代中国におけるフィールドワークの実践」『フィールドワーク――中国という現場、人類学という実践』、西澤治彦・河合洋尚(編)、pp.209-223、東京:風響社。(全552頁、ISBN 978-4-89489-242-2) 川瀬由高2017.10「日本关于汉人农村的“共同体”论与“祭祀圈”论:回顾与展望」『“俗”与“圣”的文化实践』、范可・杨德睿(編)、pp.92-118、北京:中国社会科学出版社。(全384頁、ISBN 978-7-5203-0494-8) 川瀬由高2021.5「フィールドに「身を置く」ことと「わかる」こと――フィールドワークのこぼれ話」『人類学者は異文化をどう体験したか――16のフィールドから』桑山敬己(編)、pp.61-78、京都:ミネルヴァ書房。(全354頁、ISBN 978-4-623-09162-1) 川瀬由高(著)、黃怡筠(訳)2021.12「末成道男:祭祀圈論的更新與非群體論的起步」、『百年往返 走訪客家地區的日本學者』簡美玲・河合洋尚(編)、pp.215-238、苗栗:客家文化発展中心。(全379頁、ISBN 978-986-5434-55-7) 川瀬由高2024.3「コミュニティ――ホリズムの実験と非集団論的転回」、『中国民族誌学――100年の軌跡と展望』河合洋尚・奈良雅史・韓敏(編)、pp.117-130、東京:風響社。(全432頁、ISBN 9784894893597) 川瀬由高2024.12(刊行予定)「コミュニティ」『よくわかる文化人類学 第3版』綾部恒雄・桑山敬己(編)、pp.232-233、京都:ミネルヴァ書房。 論文 【学位論文】 川瀬由高2010.3「中国人の日本研究に見る中国像――F・L・K・シューの研究を手掛かりに」(北海道大学文学部卒業論文) 川瀬由高2012.3「機能主義的民族誌に関する一考察――費孝通のcommunity析出の技法を手掛かりに」(首都大学東京大学院人文科学研究科修士論文) 川瀬由高2018.3「共同体なき社会の〈韻律〉――中国南京市郊外農村における非境界的集合をめぐる民族誌的研究」(首都大学東京大学院人文科学研究科博士論文) 【論文(査読あり)】 川瀬由高2013.2「費孝通の学問的背景――複数の機能主義に就いて」『知性と創造――日中学者の思考』4号、pp.166-188。(ISSN 1884-8621) 川瀬由高2015.12「日本关于汉人农村的“共同体”论与“祭祀圈”论――回顾与展望」『中国研究』第十九期、pp.56-81、中国北京:社会科学文献出版社。(CSSCI期刊)(ISBN 978-7-5097-6477-0) 川瀬由高2016.3「渦中の無形文化遺産――南京市高淳における祭祀芸能の興隆と衰退の事例から」『中国地域の文化遺産――人類学の視点から』(国立民族学博物館調査報告136)、河合洋尚・飯田卓(編)、pp.247‒270、国立民族学博物館。(ISSN 1340-6787)(ISBN 978-4-906962-42-6 C3039) 川瀬由高2016.12「流しのコンバイン――収穫期の南京市郊外農村における即興的分業」『社会人類学年報』42号、pp.121-141、弘文堂。(ISBN 978-4-335-51102-8) 川瀬由高2018.2「应节气的媒介物:对于南京周边乡村中粽子的人类学考察」『社会主义制度下的中国饮食文化与日常生活』(国立民族学博物館調査報告144)、河合洋尚・刘征宇(編)、pp.117-134、国立民族学博物館。(ISSN 1340-6787)(ISBN 978-4-906962-63-1 C3039) 【論文(査読なし)】 川瀬由高2012.11「中国江南における喫茶文化の社会人類学的研究」『平成23年度公益財団法人たばこ総合研究センター助成研究報告』、pp.106-129、たばこ総合研究センター。 川瀬由高・吉元菜々子 2013.3「仮構としての池袋チャイナタウン――池袋北西エリアをめぐる表象の諸相」『多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成――新しい「国際移動研究センター」構築にむけた研究』(平成22年度-24年度首都大学東京傾斜的研究費研究成果報告書)伊藤眞編、pp.77-95、首都大学東京社会人類学研究室・国際移動研究センター。 川瀬由高2020.2「薪の束と水面の波紋――現代中国農村での23ヶ月間の民族誌調査から」『第一回江戸川大学・華中師範大学国際学術セミナー報告論文集』pp.93-105、江戸川大学国際交流センター。 阿南透・川瀬由高 2022.3「コロナ禍下のフィールドワーク実習――2020年度「現代社会演習・実習」レポート作品集」『江戸川大学紀要』32 355-376. 川瀬由高2022.4「粽が好きな人びと(特集 嗜好品――つくる・映える・やみつきになる)」『季刊民族学』180 33-39. 川瀬由高(著)、顔行一(訳)2022.6.「流动的收割机——收获期南京市郊外农村的即兴分工」浙江大学社会学系人类学研究所(主办)『人类学研究』第15-16辑、pp.181-205、商务印书馆。 書評 【査読あり】 川瀬由高2013.12「書評 AMIT, Vered and NIGEL RAPPORT Community, Cosmopolitanism and the Problem of Human Commonality.」『社会人類学年報』39号、pp.175-182、弘文堂。(ISBN 978-4-335-51069-4) 川瀬由高2017.9「書評 瀬川昌久、川口幸大編『<宗族>と中国社会――その変貌と人類学的研究の現在』」『文化人類学』82(2):243-247。 川瀬由高2021.9「書評 費孝通著、西澤治彦訳『郷土中国』」『文化人類学』86(2):336-339。 【査読なし】 川瀬由高2019.8「書評 堀江未央著『娘たちのいない村――ヨメ不足の連鎖をめぐる雲南ラフの民族誌』」『コンタクト・ゾーン』11:498-504。 翻訳 陳華文(著)、川瀬由高(訳)2011.1「浙江省における墓の形状と分布」『民俗文化研究』11号、pp.79-92。(ISSN1346-7131) [日]植松明石(著)、川瀬由高・陳思(共訳)2011.12「台湾汉人(客家村)之中元节:关于祖先祭祀之初步报告」『客家研究辑刊』39 71-87。(No.11145 of Guangdong M) 楊徳睿(著)、川瀬由高(訳)2016.3「「血湖」研究に関する覚書」『人文学報』512(2)(社会人類学分野9):101-122。 蔡志祥(著)、川瀬由高(訳)2018.2「第二章 外の世界へ――一八五〇年から一九五〇年の潮汕における移民母村の女性」『潮州人――華人移民のエスニシティと文化をめぐる歴史人類学』、志賀市子(編)、pp.87-121、風響社。(ISBN 9784894892477) 翟学偉(著)、朱安新・小嶋華津子(編訳)2019.9『現代中国の社会と行動原理――関係・面子・権力』岩波書店。(翻訳担当範囲:日本語版序;第1部第1章,第2章;第2部第1章,第2章;第3部第3章) 王崧興(著)、川瀬由高・稲澤努・長沼さやか・藤川美代子・呉松旆(共訳)2024.5『亀山島――漢人漁村社会の研究』、川瀬由高・稲澤努・長沼さやか・藤川美代子・呉松旆(編訳)『王崧興『亀山島』と漢人社会研究――翻訳・論考・資料』風響社、pp.65-319。 Wang,Sung-hsing(著)、川瀬由高(訳)2024.5「中国の社会システムの動態――集団的連帯なきネットワーク構築」、川瀬由高・稲澤努・長沼さやか・藤川美代子・呉松旆(編訳)『王崧興『亀山島』と漢人社会研究――翻訳・論考・資料』風響社、pp.529-546。 エッセイほか 川瀬由高2010.9「モノが運ぶメッセージ――映画『北京の自転車』小論」『火輪』28号、pp.1-16、北海道大学文学部中国文化論講座研究室。 川瀬由高2016.8「南京を語ることば」『月刊みんぱく』第40巻第8号(通巻467号)、pp.5-6。 川瀬由高2016.12「在高淳地方研究会2015年年会上的发言(代序)」『高淳地方研究』2016年第四辑、pp.1-3、高淳地方研究会。 川瀬由高2022.3「先生に聞く 学生時代にこの1冊 富永京子著『みんなの「わがまま」入門』」『エウレカ』(江戸川大学総合情報図書館報)49:4. 川瀬由高2024.1 「歓待の罠と贈与のモラル――中国農村の日常生活の場面から」慶應義塾大学教養研究センター(編)『慶應義塾大学教養研究センター設置科目「生命の教養学」2023年度講義記録』、pp.15-16、慶應義塾大学教養研究センター。 川瀬由高2024.9.2 「江戸川大学の活動報告 日中共同フィールドワーク 人口変動下のくらしと自然(特別連載科学技術振興機構『さくらサイエンスプログラム』友情と感激 第409回)」『文教ニュース』第2818号 36-37. 学会・口頭発表 【国際学会発表】 Kawase,Yoshitaka. 26/Oct/2012. "Discontinuity and Continuity of ChaGuan (Tea-House) in Jiangnan, China" American Folklore Society 2012 annual meeting,at Hotel Montelone, New Orleans, U.S.A. Kawase,Yoshitaka. 15/May/2014. "From Functionalism in 1939 to Holism A tentative proposal of “plural levels of ethnographical object setting” based on re-reading Peasant Life in China." IUAES 2014 with JASCA,at Makuhari Messe, Chiba, Japan. Kawase,Yoshitaka. 7/May/2016. "An Anthropological Revelation through Drinking Hot Tea under the Blazing Sun Bodily Culture of Technology and Its Transition in Rural Village in Nanjing, China", IUAES2016 Inter-Congress, at Hotel Dubrovnik Palace, Dubrovnik, Croatia . 【学会口頭発表(国内)】 川瀬由高2011.6.19.「F・L・K・シュー(許烺光)の日本研究――初期『ネイティヴ・アンソロポロジスト』の一軌跡」、日中人文社会科学学会第9回研究発表大会、於:東京学芸大学。 川瀬由高2012.3.31.「機能主義的民族誌に関する一考察――費孝通のcommunity析出の技法を手掛かりに」、日本文化人類学会関東地区懇談会2011年修士論文・博士論文発表会、於:首都大学東京。 川瀬由高2012.6.17.「コミュニティ概念の翻訳者としての費孝通」、日中人文社会科学学会第10回研究発表大会、於:電気通信大学。 川瀬由高2012.6.23.「1939年の機能主義――費孝通のコミュニティとホリズム」、日本文化人類学会第46回研究大会、於:広島大学。 川瀬由高2016.5.28.「「このトマトは都会人が一番好きなものだ」――中国農村における都市を参照概念とした生活世界の構築についての試論」、日本文化人類学会第50回研究大会、於:南山大学。 川瀬由高2017.5.27.「村の電気三輪車――中国農村の定住生活における「車」の役割をめぐって」、日本文化人類学会第51回研究大会、於:神戸大学。 川瀬由高2018.6.3.「中国農村で/から考える非境界的世界」、日本文化人類学会第52回研究大会、於:弘前大学。 川瀬由高2018.11.17.「イスの坐りかた――中国の農民生活にみる予期された偶発性とアフォーダンス」日本文化人類学会次世代育成セミナー(2018年度東日本会場)、於:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所。 川瀬由高2020.5.31.「イスを勧める、イスに坐る――中国南京市郊外農村における日常的社交と歓待の作法」(分科会:歓待のエスノグラフィ)日本文化人類学会第54回研究大会、於:早稲田大学、オンライン(zoom)。 【学会ポスター発表(国内)】 土屋薫・川瀬由高・飯田汐音・加倉井拓仁・鈴木孝汰朗・土屋秀太・長妻歩・山田友加里 2023.7.2.「柏駅周辺の「パブリックライフ」から見たライフデザイン」コミュニティ政策学会第22回学会大会(世田谷)、於:東京都市大学。 【国際シンポジウム,海外の研究会での発表】 川瀬由高2013.11.7.「空间表征与场所表征 以作为假构的“池袋华人街”为例」、謀思談、於:中国,南京大学。 川瀬由高2014.4.26.「日本关于汉人农村的宗教与“共同体论”: 南京市郊外地区祭祀活动的初步报告」、“宗教与文化”国际学术交流研讨会、於:中国、南京大学。 川瀬由高2014.10.14.「“这个(西红柿),城市人最喜欢的” 以城市为辅助线的农民生活世界试论」、中国人类学民族学2014年年会(新型城镇化与民族文化传承、发展)、於:中国、大連民族学院。 川瀬由高2015.1.25.「南京の無形文化遺産「跳五猖」と「小馬燈」――観光資源化と断絶の事例」『国立民族学博物館機関研究「文化遺産の人類学」国際フォーラム「中国地域の文化遺産――人類学の視点から」』大阪:国立民族学博物館。 川瀬由高2015.6.25.「西红柿,机运,板凳:一个日本佬在高淳农村研究一年」謀思談、於:中国,南京大学。 川瀬由高2015.7.1.「体验与理解 一个日本人在南京农村的田野经验」『Doing Ethnography in a Globalized World, International Workshop(全球化时代的田野工作与民族志书写)』、於:中国,南京大学。 川瀬由高2016.12.4.「农村粽子的今昔――关于南京高淳节日食品的社会人类学研究」第6回亜州食学論壇、於:立命館大学。 川瀬由高2019.2.17.「非边界性世界”中的漩涡 ――通过《流动的收割机》思考移动的惯习」第二届“现代中国的人口流动与社会变迁” 国际学术工作坊、於:南方科技大学。 川瀬由高2019.9.13.「“没有共同体的社会”的人类学――从苏南农村到中东“非边界性世界”的理路」中日人类学学术交流研讨会、 於:北京・中央民族大学。 川瀬由高2019.10.6.「末成道男與客家研究――祭祀圈論的更新與非集團論的起步」「百年往返:台灣與日本客家研究之對話」國際研討會、於:台湾・國立交通大學國際客家研究中心。 【国内の研究会・シンポジウムでの発表】 川瀬由高2010.4.24.「中国人の日本研究に見る中国像――F・L・K・シューの研究を手掛かりに」、東アジア人類学研究会4月例会、於:首都大学東京。 川瀬由高2010.4.30.「中国人の日本研究に見る中国像――F・L・K・シューの研究を手掛かりに」、東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会第767回定例会、於:首都大学東京。 川瀬由高2011.5.12.「「移民」と社区――NIZ香港調査報告」、「多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成――新しい「国際移動研究センター」構築にむけた研究」出張報告会、於:首都大学東京。 川瀬由高2011.7.22.「中国共同体論からの教示――20世紀前半江南地方を中心に」、東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会第790回定例会、於:首都大学東京。 川瀬由高2012.1.20.「機能主義的民族誌に関する一考察――費孝通のcommunity析出の技法を手掛かりに」、東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会第796回定例会、於:首都大学東京。 川瀬由高2012.4.21.「1980年代以降の人類学におけるcommunity概念をめぐる研究動向」、第32回東アジア人類学研究会、於:慶應義塾大学。 川瀬由高2012.5.20.「1930年代江南の都市-農村関係――費孝通の場合」、第6回関西東アジア勉強会、於:京都大学。 川瀬由高2012.6.28.「仮構としての『池袋チャイナタウン』とその現状」(川瀬由高・吉元菜々子の共同発表)、「多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成――新しい「国際移動研究センター」構築にむけた研究」中間報告会、於:首都大学東京。 斉藤みほ・川瀬由高・吉元菜々子2012.6.28.「伊豆諸島・八丈島におけるフィリピン女性の適応と多文化状況の形成」、「多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成――新しい「国際移動研究センター」構築にむけた研究」中間報告会、於:首都大学東京。 川瀬由高2012.8.2.「中国江南における喫茶文化の社会人類学的研究」、平成23年度分TASC助成研究報告会、於:東海大学校友会館。 川瀬由高2012.12.23.「「複数の機能主義」とホリズム―費孝通『中国の農民生活』の可能性」、仙人の会12月例会、於:法政大学。 河合洋尚(司会)稲澤努、兼城糸絵、川瀬由高、小林宏至、藤野陽平、横田浩一(話者)、星野麗子(記録)2015.4.18.「フィールドワーク座談会、テーマ:中国における人類学調査の困難と対処について」、於:国立民族学博物館。 河合洋尚(司会)、阿部朋恒、稲澤努、兼城糸絵、川瀬由高、小林宏至、二文字屋脩、藤野陽平、辺清音、星野麗子、モリカイネイ、横田浩一、横田祥子(ディスカッサント)2015.4.18.「東アジア人類学研究会特別座談会、テーマ:いま漢族研究に何が不足しているのか?――人類学の視点から」、於:国立民族学博物館。 川瀬由高2016.7.24.「ごはんユニットと作りかけの祠堂――南京市高淳の事例による漢族親族論再考」仙人の会7月例会、於:法政大学。 川瀬由高2016.11.11.「イスの座りかた――南京市郊外農村の事例による漢族コミュニティ論再考」東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会第861回定例会、於:首都大学東京。 川瀬由高2016.11.19.「南京農村の死の儀礼」東アジア人類学研究会2016年度秋季ワークショップ、於:首都大学東京。 川瀬由高2017.6.9.「流しのコンバインからみる農村のわらわら現象」科学研究費基盤研究(C)『中国社会の秩序生成原理の探求~場に立ち現れる「理」~』(代表者:安冨歩)研究会、於:東京大学東洋文化研究所。 川瀬由高2018.5.19.「合評会報告 『術としての生活と宗教』第一章第二節「中国浙江省調査体験記」」東アジア人類学研究会2018年度夏季研究集会・合評会、於:山口大学熊野荘。 川瀬由高2018.5.19.「合評会報告 『術としての生活と宗教』第三章第二節「差序体系下の高齢者養生術」」東アジア人類学研究会2018年度夏季研究集会・合評会、於:山口大学熊野荘。 川瀬由高2018.6.17.「パンクロニックのなかの『漢民族の宗教』――学説史上の古典的知見に関する若干の語釈」渡邊欣雄先生記念論文集出版会議、於:首都大学東京秋葉原サテライト。 川瀬由高2018.6.24.「移動と社会――現代江南農村をめぐる予察」、東北大学東北アジア研究センター共同研究「移動と流行―移民がもたらしたもの/持ち帰ったもの」2018年度第1回研究会、於:東北大学東京分室。 川瀬由高2018.7.8「「織り込み済み」のケンカ:中国南京市高淳農村での調査経験から」、科学研究費基盤研究(A)「少子化に揺れる東アジアの父系理念」(代表者:植野弘子)科研第1回研究会、於:慶応義塾大学。 川瀬由高2018.8.1.「[紹介とコメント] ジョン・アーリ2015『モビリティーズ』第二章「「モバイル」な理論と方法」;斎藤剛2018『<移動社会>のなかのイスラーム』序章「移動とイスラームへの視座」」、東北大学東北アジア研究センター共同研究「移動と流行―移民がもたらしたもの/持ち帰ったもの」2018年度第2回研究会、於:名古屋大学。 川瀬由高2018.11.25.「踏み込まれる閾について」日本文化人類学会課題研究懇談会「歓待の人類学」事前研究会、於:首都大学東京。 川瀬由高2018.12.16.「コメント 山崎真之「重なりあう主人と客人:日本返還以降の小笠原移住者をめぐって」」日本文化人類学会課題研究懇談会「歓待の人類学」第1回公開研究会、於:お茶の水大学。 川瀬由高2018.12.22.「嗜好品から考える――中国農村の粽の嗜好と贈与人格」日本文化人類学会課題研究懇談会「嗜好品の文化人類学」2018年度第1回研究会、於:東京大学。 川瀬由高2019.2.27「反=反父系主義の所在?――中国民族誌学の視点から」、科学研究費基盤研究(A)「少子化に揺れる東アジアの父系理念」(代表者:植野弘子)科研第3回研究会、於:静岡大学。 川瀬由高2019.5.26.「コメント 片岡樹「東南アジア研究者が見た日本宗教」;黄潔「氏神研究から見た華南少数民族」」現代民俗学会2019年度年次大会シンポジウム「民俗学のアジア、人類学の日本」、於:お茶の水大学。 川瀬由高2019.6.15.「江南農村の存立形態に見る移動のハビトゥス」共同研究「現代中国の内国移動とエスニシティ」第8回会議;東北大学東北アジア研究センター共同研究「移動と流行―移民が持ち込んだもの/持ち込んだもの」2019年度第一回研究会、於:大阪大学。 川瀬由高2019.11.30.「薪の束と水面の波紋――現代中国農村での23ヶ月間の民族誌調査から」第一回江戸川大学・華中師範大学国際学術セミナー、於:江戸川大学。 川瀬由高2019.12.26.「コメント 櫻井想「中国都市部の攤販についての人類学的研究:天津の鬼市における古物のフローと都市空間の変容との関係性を中心に」」東アジア人類学研究会第六回研究大会、於:国立民族学博物館。 川瀬由高2020.2.27「「化」学と民族誌――少子化論のためのメモランダム」、科学研究費基盤研究(A)「少子化に揺れる東アジアの父系理念」(代表者:植野弘子)科研第6回研究会、於:立教大学。 川瀬由高2020.9.26「社会関係ではなく、社会生活を――プロセス記述の試みとしての 『 共同体なき社会の韻律 』」、科学研究費基盤研究(A)「多層的で動的なプロセスとしてのコミュニティ――実践論的アプローチによる研究」(代表者:宮内泰介)研究会、於:zoom。 川瀬由高2021.2.27.「今後の研究計画について――「葬儀の韻律」(仮)」「少子化に揺れる東アジアの父系理念-祖先祭祀実践と世界観の再創造に関する比較研究」(代表者:植野弘子)科研第10回研究会、於:オンライン。 川瀬由高2021.9.10.「近年のアカデミックポスト事情」(川瀬由高・河合文・佐本英規の共同発表)日本文化人類学次世代支援ワーキンググループ、若手・アーリーキャリア研究者セミナー「人類学をベースにキャリアアップしよう:アカデミアの場合」、於:オンライン(zoom)。 川瀬由高2022.3.18.「東アジアでの比較と視点に関するメモ」「少子化に揺れる東アジアの父系理念-祖先祭祀実践と世界観の再創造に関する比較研究」(代表者:植野弘子)科研第15回研究会、於:オンライン。 川瀬由高2022.6.25.「コミュニティ論と中国民族誌学」国立民族学博物館共同研究「社会・文化人類学における中国研究の理論的定位」2022年度第1回民博共同研究会、於:国立民族学博物館+zoom。 川瀬由高2022.7.30.「中国(在日中国人留学生):観念なし、実践もなし?」科学研究費基盤研究(A)「少子化に揺れる東アジアの父系理念」主催シンポジウム「東アジアの若年層にみる「祖先祭祀」の現在:科研によるアンケート調査結果をもとに」、於:慶應義塾大学+zoom。 川瀬由高2023.11.12.「位牌のない祖先祭祀――中国南京市郊外農村の事例から(仮)」基盤研究(A)「少子化に揺れる東アジアの父系理念-祖先祭祀実践と世界観の再創造に関する比較研究」第20回科研研究会、於:慶應義塾大学。 川瀬由高2023.12.23.「コミュニタスの場――浅原神社秋季例大祭の「奉納煙火」に関する予備的報告」現代民俗学会第71回研究会「海外フィールドからみた日本:逆さ読みの日本文化論の試み」、於:京都大学。 川瀬由高2023.12.26.「趣旨説明 あらためて『亀山島』を読むために」南山大学人類学研究所第3回公開シンポジウム「王崧興『亀山島』と漢人社会研究」、於:南山大学。 川瀬由高2023.12.26.「『亀山島』と「関係あり、組織なし」」南山大学人類学研究所第3回公開シンポジウム「王崧興『亀山島』と漢人社会研究」、於:南山大学。 川瀬由高2023.12.27.「コメント 侯建衛「集団主義と個人主義:中国貴州省におけるトン族の「いろり空間」の変遷」東アジア人類学研究会20周年記念大会、於:南山大学。 川瀬由高2024.1.27.「位牌のない祖先祭祀――南京市郊外農村における政治経済的変動と伝統の「復興」」科学研究費(基盤A)「少子化に揺れる東アジアの父系理念-祖先祭祀実践と世界観の再創造にする比較研究」(JP18H03607)主催シンポジウム「東アジアの祖先祭祀を問い直す―少子化、父系理念、家族を超える試みから」、於:東京大学。 川瀬由高2024.3.2.「台湾東海岸で歓待を考える」科学研究費基盤研究(B)「現代アジア・オセアニアにおける他者への想像力と歓待の実践知に関する人類学的研究」第二回研究会、於:鹿児島大学。 教育歴 【非常勤講師としての担当授業】 2018年度(前期)「人と文化I 異文化の理解(中国の社会と文化)」、昭和薬科大学(非常勤講師)。 2019年度~2021年度(春学期)「社会学I(現代中国の社会人類学)」、慶應義塾大学(非常勤講師)。 2019年度(通年)「中国語総合3,4(中級)」、上智大学(非常勤講師)。 2020年度(集中講義)「文化人類学特論Ⅷ(テーマ:中国で/から考える非境界的世界)」、東洋大学大学院(非常勤講師)。 2021年度(春AB,10週)「文化人類学演習I-a(テーマ:民族誌の読み方)」、筑波大学(非常勤講師)。 2022年度~(秋学期)「文化人類学特殊Ⅷ(中国で/から考える非境界的世界)」、慶應義塾大学(非常勤講師)。 【本務校での担当授業】 2019~2020年度(前期)、2021年度~(後期)、「文化人類学概論」、江戸川大学。 2019~2020年度(後期)、2021年度~(前期)、「文化人類学原論」、江戸川大学。 2019~2020年度(後期)、2021年度~(前期)、「フィールドワーク論」、江戸川大学。 2019~2020年度(前期)、2021年度~(後期)、「コミュニティ論」、江戸川大学。 2019年度~(前期)「基礎ゼミナール(1年ゼミ)」、江戸川大学。 2019年度~(後期)「現代社会基礎(1年ゼミ)」、江戸川大学。 2019年度~2021年度(通年)「現代社会専門演習・実習(2年フィールドワーク演習・実習)」、江戸川大学。 2019年度~(通年)「専門ゼミナール(3年ゼミ)」、江戸川大学。 2019年度~(通年)「卒業研究(4年ゼミ)」、江戸川大学。 2019年度~2020年度(前期)「現代社会論(オムニバス講義)」、江戸川大学。 2019年度(通年,集中講義)「現代社会専門研修(国内フィールドワーク研修プログラム)」、江戸川大学。 2020年度~(通年,集中講義)「現代社会・フィールド研修(フィールドワーク1日体験プログラム)」、江戸川大学。 2021年度~(前期)「現代社会論A」「現代社会論B」「現代社会論C」(オムニバス講義)、江戸川大学。 2022年度~(前期)「現代社会専門演習I・実習I(2年フィールドワーク演習・実習)」、江戸川大学。 2022年度(通年,集中講義)「現代社会専門研修(国内フィールドワーク研修プログラム)」、江戸川大学。 2023年度(通年,集中講義)「海外専門研修(海外フィールドワーク研修プログラム)」、江戸川大学。 講義(ゲストスピーカー) 2011.10.27.「東アジア――漢民族について」、講義『現代の民族』ゲストスピーカー、於:埼玉大学。 2013.12.9.「社区和场域,空间和场所 城市研究方法论的新潮流」、講義『比較社会学』ゲストスピーカー、於:中国,南京大学。 2014.6.6.「关于田野工作」、南京博物院民俗調査プログラムでの講師、於:中国,南京高淳区。 2014.7.1.「关于田野工作」、南京师范大学商学院2014年暑期社会实践(关于探究实现新农村乡土文化与经济永续发展的调研)での講師、於:中国,南京高淳区。 2016.5.25.「「三つの持続」のなかの南京市高淳の収穫風景」『2016年度佐藤仁史大学院ゼミナール』でのゲストスピーカー、於:一橋大学。 2016.6.27.「収穫風景にみる中国農村社会――流しのコンバインについて」講義『文化人類学特殊Ⅷ』ゲストスピーカー、於:慶應義塾大学。 2016.7.14.「お祭りが始まる前にうろうろした話――南京市高淳農村での調査経験から」ゲストスピーカー、於:大阪大学。 2016.11.4.「祭祀芸能の無形文化遺産化――南京郊外農村エリアの事例」ゲストスピーカー、於:日本女子大学。 2016.12.21.「中国でおこられた話」ゲストスピーカー、於:亜細亜大学。 2018.10.27.「中国農村の23ヶ月――人類学徒のフィールドワーク」『グローバル・スタディーズ研究調査法』ゲストスピーカー、於:立教大学。 2023.6.9.「歓待の罠と贈与のモラル――中国農村の日常生活の場面から」慶應義塾大学教養研究センター『生命の教養学:贈与』(2023年度)での講義、於:慶應義塾大学。 研究活動職歴 2010.9~2011.3 首都大学東京「日本語アカデミックライティング支援」支援員 2011.4~2013.3 首都大学東京社会人類学分野事務室 臨時職員(事務補佐) 2011.4~2012.3 仙人の会 幹事(2011年度) 2011.4~2012.3 首都大学東京・外国人留学生チューター 2012.4~2013.3 東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会 幹事 (2012年度) 2012.4~2016.3 日本文化人類学会課題研究懇談会「東アジア公共人類学懇談会」(代表:河合洋尚)メンバー 2013.9~2015.7 中国政府奨学金高級進修生(受入機関:南京大学) 2015.9~2016.2 南京大学 外国文教専家(受入機関:南京大学人類学研究所) 2016.4~2017.3 国立民族学博物館 特別共同利用研究員 2016.4~2017.3 首都大学東京「留学生を対象とする大学院生による専門的日本語論文支援制度」支援員 2016.4~2019.3 東アジア人類学研究会 幹事 2016.4~2018.2 日本学術振興会特別研究員(DC2)/首都大学東京大学院 2016.4~2017.11 『社会人類学年報』第43号編集長 2017.4~2017.9 首都大学東京・外国人留学生チューター 2017.4~2018.3 科学研究費基盤研究(C)「中国社会の秩序生成原理の探求~場に立ち現れる「理」~」(課題番号26360005、代表:安冨歩)研究協力者 2017.7 首都大学東京社会人類学分野事務室 臨時職員(『社会人類学年報』第43号編集実務) 2017.9 首都大学東京社会人類学分野事務室 臨時職員(『社会人類学年報』第43号編集実務) 2018.1~2022.3 日本文化人類学会課題研究懇談会「嗜好品の文化人類学」(代表:大坪玲子)メンバー 2018.3 日本学術振興会特別研究員(DC2からPDに切り替え)/首都大学東京大学院 2018.4~2019.3 日本学術振興会特別研究員(PD)/東京大学大学院 2018.4~2022.3 日本文化人類学会課題研究懇談会「歓待の人類学」(代表:河野正治)メンバー・会計 2018.4~2019.3 科学研究費基盤研究(A)「少子化に揺れる東アジアの父系理念-祖先祭祀実践と世界観の再創造に関する比較研究」(課題番号18H03607、代表:植野弘子)研究協力者 2019.10~2022.3(一年延長) 国立民族学博物館共同研究(一般)「社会文化人類学における中国研究の理論的定位――12のテーマをめぐる再検討と再評価」(代表:河合洋尚)共同研究員 2020.6~2022.6. 日本文化人類学会関東地区懇談会委員 2020.5.30~2022.6.5 日本文化人類学会研究育成委員会運営委員/次世代支援ワーキング・グループ2021 2020.6~2022.5 現代民俗学会編集委員 2020.10~2023.3(一年延長) 国立民族学博物館共同研究(一般)「海外フィールド経験のフィードバックによる新たな人類学的日本文化研究の試み」(代表:片岡樹)共同研究員 2022.6~2024.5 日本文化人類学会関東地区懇談会委員 2022.6~2024.5 日本文化人類学会第30期学会誌編集委員会 レビュー主任補佐 2024.6~2026.5 委員 2024.6~2026.5 現代民俗学会編集委員 競争的獲得賞金/研究助成 2006.8 平成18年度(財)北海道大学クラーク記念財団助成事業学部学生等海外派遣助成(短期留学、北京大学) 2011.4~2012.3 公益財団法人たばこ総合研究センター研究助成(平成23年度)、研究課題「中国江南における喫茶文化の社会人類学的研究」 2012.4~2014.9 首都大学東京大学院、研究奨励奨学金 2012.5 日本学生支援機構第一種奨学金、特に優れた業績による返還免除(全額免除) 2012.10 首都大学東京 第2回大学院生国際学術会議派遣(平成24年度) 2012.10~2014.9 公益財団法人トヨタ財団、研究助成プログラム(個人奨励)、研究課題「「迎福除災」の仮面劇 ―中国・江南地域に於ける「社区」制度とコミュニティの社会人類学的研究」 2013.4~2014.3 澁澤民族学振興基金、大学院生等に対する研究活動助成、研究課題「中国江南地方における小媳婦(養取的縁組制度)の社会人類学的研究」(平成25年度) 2013.6.24~7.5 Nanjing University/ University of Sydney The Fourth International Summer School for China Studies(於:南京大学) 2016.4~2018.3 日本学術振興会、特別研究員奨励費、研究課題「コミュニティの維持と離接:現代中国の移民母村における日常実践の人類学的研究」(JSPS-16J06593) 2016.5 首都大学東京 平成28年度第1回大学院生国際学術会議派遣 2018.4~2019.3 日本学術振興会、特別研究員奨励費、研究課題「中国江南農村の存立形態にみる韻律的コモナリティの研究」(JSPS-18J01394) 2019.4~2020.3 日本学術振興会、科学研究費(研究成果公開促進費・学術図書)、研究課題『共同体なき社会の韻律』(JSPS-19HP5110) 2019.4~2022.3(二年延長) 日本学術振興会、科学研究費基盤研究(A)「少子化に揺れる東アジアの父系理念-祖先祭祀実践と世界観の再創造に関する比較研究」(課題番号18H03607、代表:植野弘子)研究分担者 2019.10~2022.3 日本学術振興会、科学研究費(研究活動スタート支援)、研究課題「現代中国の「代耕農」現象にみる移動のハビトゥスの民族誌的研究」(JSPS-19K23135) 2021.5~2023.5(一年延長) 日本文化人類学会、植松東アジア研究基金2021年度研究促進事業、研究課題「書籍『「亀山島:漢人漁村社会の研究」を読む』(仮)の刊行」(研究代表者。稲澤努、長沼さやか、藤川美代子、呉松旆との共同研究) 2023.4~2028.3 日本学術振興会、科学研究費(若手研究)、研究課題「漢人社会研究における非集団論の理論的定位」(JSPS-23K12343) 2023.4~ 日本学術振興会、科学研究費基盤研究(A)「脱家族の人類学――東アジアの縮減する家族に向き合う生と死の比較研究」(課題番号23H00026、代表:川口幸大)研究分担者 2023.4~ 日本学術振興会、科学研究費基盤研究(B)「現代アジア・オセアニアにおける他者への想像力と歓待の実践知に関する人類学的研究」(課題番号23H00738→23K25435、代表:河野正治)研究分担者 2024.2.14~2024.2.23. 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)「さくら招へいプログラム」2023年度第3回公募事業、Bコース(共同研究活動)、研究課題「人口変動下のくらしと自然を共感的に理解する:森林資源の利活用と地域創生の未来を構想するための参与観察型フィールドワーク」(S2023F0800708)、実施主担当者(関連記事1,2,3) 2024.4~ 日本学術振興会、科学研究費基盤研究(B)「台湾東海岸における海洋文化資源の利用と消費が生み出す多元的日本像についての研究」(課題番号24K00182、代表:長沼さやか)研究分担者 アウトリーチ活動 2010.8.20.「東アジア:中国 父系社会」社会人類学研究室オープンラボ(ポスター発表)、於:首都大学東京南大沢キャンパス。 2014.2.8.安徽省梅渚鎮文化站からの、現地の祭り(降福会)に関する電話取材へのコメント(<“跳五猖”引来民俗专家>宣城日报、2014年02月13日に掲載) 2015.8.26.「双百活动第三批发布(3): 日本博士川濑由高的南京故事」(南京市人民政府外事弁公室wechat公式アカウントによる「百人の外国人の南京物語」への寄稿) 2015.9.27.南京青年文化周のイベント「中秋:一起来传承」における有識者会議「“非遗文化与当代生活”主题高层论坛」でのコメント、於:南京市高淳、桠溪国际慢城南京民间民俗文化生态园。 2015.10.13.「异文化理解备忘录」、高校一年生むけ授業「国際関係選修課」での講義、於:中国南京、金陵中学。 2016.1.30.「对高淳文化研究的看法与期待」高淳地方文化研究会第二届年会(スピーチ)、於:南京市高淳、栄華楼。 2019.12.11.「グローバル化時代の異文化理解と地域のつながり」(高校におけるオリンピック・パラリンピック教育に応じた一般講演)於:千葉県立沼南高校。 2020.9.25.「『鬼滅の刃』から読み解く社会学」(オープンキャンパス模擬講義)於:江戸川大学(オンライン)。 2021.9.15.「『共同体なき社会の韻律〜中国南京市郊外農村における「非境界的集合」の民族誌』著者 川瀬由高さんインタビュー」ブック・ラウンジ・アカデミア(apple podcast, spotify, youtube, google podcasts)。 2024.8.21.「現場の学び、つながりの学び――社会人類学の視点から」令和6年度東葛飾地区社会教育連絡協議会研修会、於:我孫子市生涯学習センターアビスタ。 受賞等 2018.4.3.「江蘇省在住外国人による文章コンクール」優秀賞、主催:江蘇省人民対外友好協会・新華報業伝媒集団。(2015年寄稿の「日本博士川濑由高的南京故事」に対して。報道:“洋笔书江苏”——在江苏外国人征文大赛颁奖典礼) 2022.9.30.「2022年国史館台湾文献館奨励出版文献書刊」優等賞、主催:国史館台湾文献館。(分担執筆した『百年往返:走訪客家地區的日本學者』に対して。)
https://w.atwiki.jp/tmushajin/pages/88.html
田井みのり 在学期間 修士(2019-2020)博士(2021-) 連絡先:taiminori251@gmail.com 関心テーマ 音楽、演奏家、音楽のエンパワメント 関心地域 日本、アジア 現地調査 研究業績 論文 【学位論文】 「死と音楽ー現代日本における音楽葬の付置」(修士学位論文) 報告書 書評 佐本英規著 『森の中のレコーディングスタジオ−混淆する音楽と周縁からのグローバリゼーション』(掲載予定) 国内雑誌 「音に表れる気持ち」『人文学報』2019年度 学会・口頭発表 「音楽と公共実践に関する―考察-インドネシア・スラバヤの事例から」音楽人類学研究会 2019年度 「音楽によるエンパワメントに関する文献研究」東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会2019年度 文化人類学会博士論文・修士論文発表会 2021年度 東アジア人類学研究会2021年度 東洋音楽学会2021年度 音楽人類学研究会2021年度 Anthropology of Japan in Japan Annual Meeting August 2021年度国際学会 駿河台日本社会文化研究会2021年度 その他 JASCA関東地区懇談会- 第2回定例研究会「孤独と共在:音楽の「つながり」を再考する」企画委員としての参加 受賞・研究助成 東京都立大学社会人類学研究奨励賞(最優秀修士論文賞)「死と音楽ー現代日本における音楽葬の付置」 渡邊基金調査研究旅費支援採択「インドネシアにおけるNPOの音楽を介した慈善活動への参与観察と分析」2019年度
https://w.atwiki.jp/tmushajin/pages/18.html
小林宏至 在学期間 修士(2005-2007), 博士(2007-2013) 連絡先:green_attitude@hotmail.com 関心テーマ 「親族」,風水思想,客家社会,表象,聖地、ヘリテージ,消費社会論,情報(メディア)人類学,テクスト,高齢者福祉 関心地域 日本(東京、沖縄),中国福建省,シンガポール 研究業績 著書(共著・分担執筆) 2016「僑郷からの災因論――二一世紀における「古典的」な風水事例より」、『僑郷』、行路社【印刷中】。 2016「社会的住所としての宗族――福建省客家社会における人物呼称の事例から」、『宗族と中国社会の現在』、風響社【印刷中】。 2015 "UNESCO World Heritage and the regional powers Changing representations of religious cultural heritage" Eurasia’s Regional Powers Compared China, India, Russia. NewYork Routledge. pp.222-239 [SANAMI TAKAHASHI, NORIKO MAEJIMA, HIROSHI KOBAYASHI] 2014「地域大国の世界遺産 宗教と文化財」(高橋紗奈美・前島訓子・小林宏至著)『シリーズ・ユーラシア地域大国論6 近代文化におけるユーラシアとアジア』、ミネルヴァ書房、75-101頁。 2013「日本人类学的风水研究」金泽・陈进国(編)『《宗教人类学》第四辑』、社会科学文献出版社、337-357頁。 2013「客家建筑研究与后现代人类学视角」河合洋尚(編)『日本客家研究的視角与方法――百年的軌跡』、社会科学文献出版社、130-141頁。 2012「福建土楼からみる客家文化の再創生―土楼内部における「祖堂」の記述をめぐる学術表象の分析」瀬川昌久・飯島典子編『客家の創生と再創生』 、風響社、97-127頁。 論文(査読有) 2011a「“福建土楼”学术表征的再思考——关于“福建土楼”和“祠堂”学说的分析」『客家研究辑刊』2011年 第01期、30-37頁。 2011b「テクストとしての族譜―客家社会における記録メディアとしての族譜とそのリテラシー」『社会人類学年報』37号、137-163頁、弘文堂。 2010「从族谱来看的客家社会与风水话语」『赣南师范学院学报』31巻2号、14-20頁。 2009「客家地区社会知识的生产和消费——福建省永定县的客家土楼与风水话语」『客家研究辑刊』2009年 第02期、159-165頁。 2007「「械闘」の歴史からみる客家土楼と地域社会」『民俗文化研究』8号、白峰社。 論文(査読無) 2012「1990年代の「風水ブーム」の社会背景を再考する」中部大学(編)『アリーナ』14号、風媒社、201-208頁。 2009「作为消费品的世界文化遗产——闽西客家石壁与视觉符号的创出」『第三届宁化石壁与客家研讨会论文集』山西人民出版社、395-403頁。 2008「客家土楼的风水思想是从哪来的?——关于客家土楼和风水与“风水”的生产消费」『『客家文化与两岸关系和平发展研讨会论文集』中国・福建省・龍岩、龍岩学院客家学研究中心、174-182頁。 学位論文 2007「風水システム論考―香港と台湾におけるFortunetelling としての風水の社会人類学的研究」(首都大学東京大学院社会科学研究科修士論文) 2005「客家土楼における風水理論の再考」(東京学芸大学卒業論文) 調査報告書 2013「序論 多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成」伊藤眞編『多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成 新しい「国際移動研究センター」構築にむけた研究』、平成22年度-平成24年度首都大学東京傾斜的科研費研究成果報告書、首都大学東京社会人類学研究室・国際移動研究センター(伊藤眞、石田慎一郎との共著)。 2011「グローバルメディアによる文化の表象作用とローカルコミュニティにおけるその受容過程――客家土楼の世界遺産登録をめぐる『民俗知識』の生成・受容に関する分析――」メディア総合研究所 2010年度研究成果報告書 2010「シンガポール社会における高齢化と高齢者支援」『東アジアにおける高齢者のセイフティネットワーク構築に向けての社会人類学的研究』平成19ー21年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))研究成果報告書(研究代表者:伊藤眞)、212-225頁。 2008「ホストとしての「高齢者」からゲストとしての高齢者へ―東京都北区十条地区における高齢者をめぐる活動団体を事例として― 」『高齢化社会から熟年社会へ―都市形成過程における高齢者の多様化とそのセーフティネットワークの構築―』首都大学東京 平成18年度傾斜的研究費(都市形成に関わる研究)研究成果報告書。 2007「大都市「下町」高齢者の生活と意識―東京都北区十条仲原地区の事例報告―」『高齢化社会から熟年社会へ―都市形成過程における高齢者の多様化とそのセーフティネットワークの構築―』首都大学東京 平成18年度傾斜的研究費(都市形成に関わる研究)研究成果報告書 (和田清美・白岩佳子との共著)。 翻訳 2011「福建人の墓」(林蔚文著)『民俗文化研究』11号、52-64頁 2008「文化人類学からみた客家研究―広東省東部梅州を中心とした事例分析―」(房学嘉著)『民俗文化研究』9号、白峰社。 書評 2015「川口幸大著『東南中国における伝統のポリティクス―珠江デルタ村落社会の死者儀礼・神祇祭祀・宗族組織』」『東北アジア研究』19号、165-171頁。 2011「飯島典子著『近代客家社会の形成――「自称」と「他称」のはざまで』」『文化人類学』76巻1号、104-107頁。 2010「近代客家认同感的背景研究:——评《近代客家社会的形成——“自称”和“他称”之间》」客家研究辑刊 2010年第1期(36期) 2009「 新刊旧刊 房学嘉著『客家源流探奥』1994年、中国・広東高等教育出版社」中部大学(編)『アリーナ』7号、風媒社、686-688頁。 学会・口頭発表 国際学会での発表 2014年12月6日 "Etiology from the Hometown A “Typical” Case Study of Feng Shui Practice"(Poster presentation), a session of CHINESE DIASPORA AND THEIR HOME NEW PERSPECTIVES FOR CHINESE OVERSEAS AND QIAOXIANG STUDIES, 113th AAA Annual Meeting, Marriott Wardman Park, Washington D.C. 2014年3月15日「由客家地區的世界文化遺產反思族群化」分組 客家的創生和再創生——以中國南部為例 The 9th Annual Conference of The Asian Studies Association of Hong Kong (ASAHK) Culture and Society in Asia Thematic Issues and Methodologies.(School of Modern Languages and Cultures The University of Hong Kong) 2012年10月26日 "Politics of Authenticity and Folk Knowledge A Case Study of World Heritage Site in China" American Folklore Society 2012 annual meeting,at Hotel Montelone,New Orleans, U.S.A. 2009年7月29日「再次考虑“福建土楼”的学术表征——关于“福建土楼”和“祠堂”的学说的分析」第16回国際人類学・民族学連合大会(IUAES)分科会「客家の歴史および文化と文化人類学からの視点」(於:中国雲南省、雲南大学) 2009年6月24日 "Traditional Environmental Knowledge in Hakka Vernacular Architecture" Forum on Hakka Tulous Lessons to Be Learned, Past, Present and Future +Launch of the International Hakka Tulou Alliance (IHTA)[in Mandarin English], at Xiamen University, Fujian, China.[with KAWAI Hironao] 国内学会での発表 2014年10月12日「山奥へ投資を呼び込む災因論―中国福建省のティピカルな風水事例より―」、日本民俗学会第66回年会、於:岩手県立大学。 2014年5月17日 「客家土楼から宗族を再考する―「分裂」か、あるいは「複製」か―」、日本文化人類学会第48回研究大会、於:幕張メッセ。 2013年10月13日「日本社会における現代民俗としての『風水』」、日本民俗学会第65回年会、於:新潟大学。 2013年6月9日 映像上映『土楼の客―環極楼のスケッチ―』制作・監督・編集:大久保耿介、監修:小林宏至、日本 カラー作品、90分、16 9、日本文化人類学会第47回研究大会(於:慶応大学) 2012年6月24日「社会的住所(Social Address)」としての宗族 ― 中国客家社会において、呼びかけ呼びかけられること、記録し読み解くこと」日本文化人類学会第46回研究大会(於:広島大学) 2012年6月17日「テクストとしての族譜そしてモノとしての族譜」、日中人文社会科学学会第10回研究発表大会、於:電気通信大学。 2012年1月28日「メディア表象に牽引される民俗知識――福建土楼における日中のメディア表象問題をめぐって」早稲田文化人類学会 第13回総会・シンポジウム(於:早稲田大学) 2011年6月11日「漢族社会における民系の形成過程と祖先観の変遷」第45回日本文化人類学会研究大会(於:法政大学) 2009年5月30日消費されるものとしての世界文化遺産 ―中国福建省における『福建土楼』と視覚的記号の創出―」日本文化人類学会第43回研究大会(於:大阪国際交流センター) 2008年5月31日「客家社会における社会的知識としての風水の生産と消費」日本文化人類学会第42回研究大会(於:京都大学) 2007年3月17日「風水システム論考―香港と台湾におけるFortunetelling としての風水の社会人類学的研究」2006年度日本文化人類学会関東地区研究懇談会博士論文・修士論文発表会(於:成城大学) 国外の研究会での発表 2016年1月22日「Rethinking Zongzu Segmentation Through Architecture of Kejia Tulou」The 8th Annual CUHK Anthropology Postgraduate Student Forum“Transforming Asian Anthropology Dialogues and Imaginations”(於:香港中文大学) 2010年11月29日「再次考虑“福建土楼”的学术表征——关于“福建土楼”和“祠堂”的学说的分析」第23回世界客家大会―国際客家文化学術討論会(於:中国広東省河源市、河源市政府党校) 2010年1月9日「从族谱来看的客家社会与风水话语」“客家古邑与地域文化建构”学術研究会(於:中国広東省河源市、河源市会议中心东江厅) 2009年10月17日「作为消费品的世界文化遗产——闽西客家石壁与视觉符号的创出」、第15回世界客家石壁祖地大典(於:中国福建省三明市、客家ホテル) 2009年7月24日「<福建土楼>の学術表象を再考する―<福建度楼>と<祠堂>に関する学説の分析」東アジア人類学研究会第1回華南大会「華南族群文化的人類学研究」(華南地方におけるエスニシティと文化をめぐる人類学的研究)*使用言語:中国語・英語(於:中国広東省、中山大学) 2009年7月3日「作为主人的“高龄者”和作为客人的高龄者——日本老东京老人做的社会福利活动的一考察」高龄者问题研讨会(於:中国北京市、清華大学老年学研究中心) 2008年11月13日「客家土楼的风水思想是从哪来的?——关于客家土楼和风水与“风水”的生产消费」客家文化および両岸(大陸・台湾)関係の平和的発展に関する研究討論会(於:中国福建省、龍岩市閩西ホテル) 2008年7月16日「客家社会的社会知识的生产和消费——福建省永定县的客家土楼与风水话语」広東省東部客家地域における社会および文化に関する学術研究討論会(於:広東省梅州市柏麗ホテル) 国内の研究会での発表 2015年12月26日「客家地域における閩南文化――ハイパーリアリティ、リアリティ、アクチュアリティの視点から」東アジア人類学研究会(於:南山大学) 2015年11月7日「宗族が造る家、家が創る宗族:中国福建省客家社会における土楼と宗族」日本文化人類学会次世代育成セミナー(於:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所) 2015年4月18日「東アジア人類学研究会特別座談会、テーマ:いま漢族研究に何が不足しているのか?――人類学の視点から」(於:国立民族学博物館) 2015年4月18日「フィールドワーク座談会、テーマ:中国における人類学調査の困難と対処について」(於:国立民族学博物館) 2014年7月15日「<複製>から<分裂>へ―中国福建省・客家土楼からみる宗族の形成過程」慶應大学人類学研究会(於:慶應大学) 2014年6月6日「映画『土楼の客』から映像記録を考える」第832回社会人類学研究会(於:首都大学東京) 2013年12月14日「故郷からの災因論―21世紀におけるティピカルな風水事例から」2013年度日本華僑華人学会第2回研究会[テーマ:新たな僑郷研究の展開——国内・国外からの視点](於:立教大学) 2013年10月4日「宗族が作られているとき―福建省客家社会における呼称の事例から―」第242回社会構造研究会(於:明治大学) 2013年5月25日「宗族が作られるとき―福建省客家社会における呼称の事例から―」第42回東アジア人類学研究会[テーマ:人物呼称をめぐって](於:東京大学) 2012年11月29日「グローバルメディアと民俗知識」平成24年度みんぱく若手研究者奨励セミナー「包摂と自律の人間学――空間をめぐって」(於:国立民族学博物館) 2012年7月7日「地域大国の世界遺産―宗教と文化財」(高橋沙奈美・前島訓子と共同発表)新学術領域 第6回全体集会最終成果出版の準備報告会(於:北海道大学スラブ研究センター) 2012年5月20日「タテモノから親族を考える―客家土楼と宗族の発展形態」東アジア人類学勉強会(於:京都大学) 2012年5月16日「タテモノから親族を考える―客家土楼と宗族の発展形態」第53回奥州乃疾風東北人類学研究会(於:東北大学東北アジア研究センターさくら棟2階会議室) 2012年3月3日「中国における客家 文化と表象のポリティクス:福建土楼の世界文化遺産登録をめぐって」生活空間、場の記憶、ジェンダー、探偵小説―ユーラシア比較文化の試み 第3セッション 世界遺産は誰のもの?―ポリティクス・記憶・表象、新学術領域研究会(於:北海道大学スラブ研究センター) 2012年1月7日「宗族システムをデコード(decode)する―中国客家社会の集合住居の居住形態から―」仙人の会2012年1月例会(於:法政大学) 2011年10月15日「テクストとしての族譜――中国客家社会における記録メディアとしての族譜とそのリテラシー」第80回現代人類学研究会(於:東京大学) 2011年7月8日「『社会的住所』としての親族 ―中国客家社会において系譜へ帰属するということ」第789回東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会(於:首都大学東京) 2011年6月19日「メディア表象に牽引される「民俗知識」―福建土楼における日中のメディア表象問題をめぐって―」第9回日中人文社会科学学会研究会(於:東京学芸大学) 2011年6月4日「祖先のいない『祖堂』――グローバルメディアが生成する物語――」第25回 東アジア人類学研究会[テーマ:景観と観光―記憶と場所と物語](於:慶応大学) 2010年12月18日「福建土楼から客家文化を再考する―世界文化遺産登録をめぐる文化表象と客家エスニシティ」第21回東アジア人類学研究会(於:慶応大学) 2010年11月11日「福建土楼から客家文化を再考する―世界文化遺産登録をめぐる文化表象と客家エスニシティ」第46回奥州乃疾風-東北人類学研究会(於:東北大学東北アジア研究センター) 2009年5月24日「ホストとしての『高齢者』からゲストとしての高齢者へ―大都市東京『下町』地域の高齢者生活と『高齢者』自身による福祉活動」東アジア人類学研究会2009年度特別シンポジウム<高齢者福祉>の人類学(於:慶應義塾大学) 2008年5月10日「逆輸入される文化としての『風水』―客家土楼をめぐる『風水』の語られ方―」東アジア人類学研究会(於:明治大学) 2007年10月5日「風水研究史と社会・文化人類学-福建省西部山地帯からみる風水研究の現在-」明治大学社会構造研究会(於:明治大学) エッセイ・その他 2015 「話題の用語解説・新語解説(天田顕徳と共著)」、渡邊直樹責任編集『宗教と現代がわかる本 2015』平凡社、284-291。 2014 「墓地からみる現代中国の政治と宗教」『ラーク便り』63号(公財)国際宗教研究所宗教情報リサーチセンター、73-79頁。 2014 「話題の用語解説・新語解説(天田顕徳と共著)」、渡邊直樹責任編集『宗教と現代がわかる本 2014』平凡社、278-285頁。 2013 「エジプト軍の「クーデター」とムスリム同胞団の地下組織化」『ラーク便り』60号(財)国際宗教研究所 宗教情報リサーチセンター。 2013 「話題の用語解説・新語解説(齋藤知明と共著)」、渡邊直樹責任編集『宗教と現代がわかる本 2013』平凡社、282-289頁。 2012 「迷走するシリア情勢―宗派対立と国際政治の縮図―」『ラーク便り』55号(財)国際宗教研究所 宗教情報リサーチセンター、45-48頁。 2012 「暮らしの場が文化遺産に 中国「福建土楼」」『季刊民族学』141号、40―51頁。 2012 「話題の用語解説・新語解説(齋藤知明と共著)」、渡邊直樹責任編集『宗教と現代がわかる本 2012』平凡社、318-325頁。 2012 「コラム 客家と寧化石壁伝承」瀬川昌久・飯島典子編『客家の創生と再創生』風響社、185-187頁。 2008 「黒砂糖」「ガラス工芸」「ラフテー」、吉川弘文館編集部(編)『沖縄民俗辞典』、吉川弘文館。 2006「円い空の下で暮らす人々―中国福建省における円形土楼と風水思想―」『民俗文化研究』7号、白峰社。 研究助成/研究活動関連 2014年5月 日本文化人類学会第48回研究大会準備委員 2013年10月~ 国立民族学博物館 共同研究員 研究課題「聖地の政治経済学―ユーラシア地域大国における比較研究」(研究代表:杉本良男) 2013年4月~2016年3月 日本学術振興会特別研究員(PD)(受入機関:東北大学東北アジア研究センター) 2013年4月~2014年3月 東京都立大学・首都大学東京社会人類学会『社会人類学年報』事務局 2012年4月~2013年3月 日本文化人類学会課題研究懇談会「東アジア公共人類学懇談会」(代表:河合洋尚) 2012年4月~2013年3月 JCAS地域研究コンソーシアム次世代ワークショップ「東アジアの境界を超える人々と宗教をめぐる諸問題―宗教社会学と公共人類学の対話から」(代表:藤野陽平) 2012年4月~2012年10月 日本民俗学会 第64回年会実行委員 2011年4月~2013年3月 日本学術振興会特別研究員(DC2) 2011年4月~(現在) 東アジア人類学研究会幹事 2011年4月~2012年3月 東京都立大学・首都大学東京社会人類学研究会幹事 2010年 澁澤民族学振興基金「大学院生等に対する研究活動助成「客家社会における表象の接合と乖離をめぐる社会人類学的研究―福建土楼の世界遺産登録をめぐる社会変化を事例として」 2010年10月~(現在) (財)国際宗教研究所宗教情報リサーチセンター研究員 2009年 メディア総研若手研究者研究助成「グローバルメディアによる文化の表象作用とローカルコミュニティにおけるその受容過程―客家土楼の世界遺産登録をめぐる「民俗知識」の生成・受容に関 2008年10月~2010年7月 中国政府奨学金高級進修生(受入機関:福建省厦門大学)する分析―」 2005年11月~2008年6月 大学共同利用機関法人人間文化研究機構 事務補佐員 非常勤講師 2015年~現在 慶應義塾大学非常勤講師(文化人類学特殊Ⅷ) 2015年~現在 青山学院大学非常勤講師(文化人類学) 2013年~現在 成城大学非常勤講師(社会人類学) 2014年~2014年 東京学芸大学非常勤講師(アジア研究基礎論B) 2013年~2013年 東京学芸大学非常勤講師(文化人類学) 出張講義・ゲストスピーカー・教育補助など 2015年10月16日 ゲストスピーカーとして講義(於:東京工科大学) 2015年7月2日 ゲストスピーカーとして講義「中国・客家土楼と呼ばれる巨大な円形住宅に住む人々」(於:東京経済大学) 2015年6月12日 日中異文化研修@日本ミシュランタイヤ 太田サイト 2014年9月25日 日中異文化研修@日本ミシュランタイヤ 東京 2014年7月5日 インドネシア総合研究所「グローバル人材研修」プロジェクト第7回研修、テーマ「ふるさとは遠きにありて思ふもの―風水で結びつく華僑と僑郷」 2014年5月29日 ゲストスピーカーとして講義「中国・客家土楼と呼ばれる巨大な円形住宅に住む人々」(於:東京経済大学) 2013年11月25日 ゲストスピーカーとして講義「現代社会におけるオルタナティブとしての中国文化―1990年代の日本における風水ブームを中心として―」(於:広島市立大学) 2011年11月17日 ゲストスピーカーとして講義「現代の民族:東アジア――漢民族について」(於:埼玉大学) 2011年4月~2013年3月 首都大学東京「多文化都市と新相互行為圏(NIZ)の形成」構築に向けた研究」プロジェクトRA 2011年2月16日 ゲストスピーカーとして講義「アジアの文化研究 中国の民俗信仰補講:漢民族と風水思想(中国福建省客家社会の事例から)」(於:東京学芸大学) 2007年5月~2008年3月 首都大学東京「大島プロジェクト」RA(リサーチアシスタント) 現地調査 2016年 3月3日~3月7日(中国:福建省) 2015年 10月27日~11月6日(中国:福建省) 2015年 8月13日~8月22日(インドネシア:ジャカルタ) 2015年 2月19日~3月3日(中国:福建省) 2014年 11月21日~11月27日(中国:福建省) 2014年 3月16日~3月19日(中国:香港、広東省) 2014年 2月10日~2月24日(中国:福建省) 2014年 1月3日~1月10日(中国:福建省) 2013年 4月30日~5月9日(中国:福建省) 2013年 1月4日~1月10日(台湾)、2月14日~2月28日(中国:福建省) 2012年 2月(中国:福建省)、7月9日~7月18日(中国:福建省) 2011年 10月(中国:福建省) 2008年10-2010年7月(中国:福建省) 2008年 3月(シンガポール)、9月(中国:福建省) 2007年 6月~7月(中国:広東省;福建省)、8月(東京:伊豆大島) 2005年 8月(中国:福建省) 2004年 8~9月(中国:福建省) 2001年 2~3月(中国:北京;河南) アウトリーチ活動ほか 2014年11月23日 中国福建省永定県環極楼にて映画『土楼の客―環極楼のスケッチ―』の上映および配布。 2013年9月30日 「セミナー参加者の声」『民博通信』142 p.6 2012年 映画『土楼の客―環極楼のスケッチ―』制作・監督・編集:大久保耿介、監修:小林宏至、日本 カラー作品、90分、16 9(2012年度、文部科学省選定映画) 2011年『みすず』の連載記事「傍観者からの手紙(70)」(2010年3月号「西太平洋の遠洋航海者」、外岡秀俊筆)にて紹介。 2010年1月30日 朝日新聞(全国版:1611字)
https://w.atwiki.jp/iliasion/pages/573.html
ep.399 人類の起源!地球の始まりとは?「地球とか人類の謎を異星人から教わった話」前編をご紹介 2ちゃんねる レジェンドシリーズ 放送内容 参加メンバー Tomo Kimura その他 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/fate_495112834sandy/pages/129.html
. 「死ね」 「貴様の居場所など社会の何処にもない。受け入れてくれる場所があるのならば教えてくれ。俺が死ねと言っておいてやる」 【クラス】 バーサーカー 【真名】 モーモス@ギリシャ神話、神統記、イソップ寓話 【属性】 秩序・悪 【ステータス】 筋力:C 耐久:C 敏捷:C 魔力:A+ 幸運:A 宝具:EX 【クラス別スキル】 理性蒸発:C 理性が蒸発している。論理が破綻し、常識に照らし合わせて整合性も解決力も何もない提案をベラベラと口にしまくる。 何も考えず、言いがかりを超えた言いがかりや批判、非難を口にしまくると言う形で当該スキルは現れている。 ……バーサーカー以上の狂気的な思考や思想に直面した時、このスキルの効果は一時的に消滅する。 対魔力:A+ A+以下の魔術は全てキャンセル。事実上、魔術ではバーサーカーに傷をつけられない。 【固有スキル】 神性:B 神霊適性を持つかどうか。 本来であればギリシャ神話に連なる正統な神の一柱であるが、聖杯戦争上の制限によって、ゼウスによってオリュンポスを追放された時の姿で召喚されている為、ランクが落ちている。 非難の権能:A+ またの名を、論駁、批判の権能。バーサーカーが神霊として保有する権能がスキルとなったもの。 バーサーカーには相手の主張や発言の矛盾点及び、築いた論理の構造的欠陥が、『視覚的に映っている』。 本来はこの、視覚に訴えかけられている矛盾を指摘する事で、相手を論破するのであるが、上述のようにこのクラスのバーサーカーは馬鹿なためこれを行おうとしない。 批判をする、矛盾を突くと言う行為を司る事に付随して、極限域の話術・扇動・天賦の見識・人間観察のスキルを極限域のランクで複合しているが、これも役に立てようとしない。 高速思考:A+++ 論理を筋道立てる力。量子コンピューターなど一笑に付すほどの高い思考速度を誇るが、これも利用しようとしない。 星の海を渡るもの:E オリュンポスの神々の標準搭載スキル。 星の力を持つ英霊に対し、特攻の効果を付与するが、セファールとの戦いによる真体(アリティア)の喪失と、バーサーカーは神の座を更に追放されているので、ランクは最低クラス。 【宝具】 『汝、星を正す論破(ターンザフリップ・クエレッラ)』 ランク:EX 種別:対人・対論理・対計画宝具 レンジ:1~∞ 最大補足:1~∞ バーサーカーが保有する、非難の権能。その、最大開放。 宝具の内容は単純で、上述の非難の権能の力を用い、全力で、相手を批判する。ただ、それだけである。 問題は、これ自体が、『極めて高度な精神攻撃』としての側面と、極めて卓越したバーサーカーの弁論術としての側面が有されていると言う事である。 防御には高い精神防御スキルもそうだが、バーサーカーの弁舌に対抗する為の思考力、バーサーカーの限りなく正論に偽装された詭弁を認識出来るだけの知性が必要になる。 以上三つの内、どれか一つでも足りないだけで、この宝具は防御不能。相手は一時的に心神喪失状態に陥り、まるっきり隙だらけの状態となる。 この時言い放つ事は、別に全くの『嘘』や、『無から生えて来た捏造の矛盾』でも良く、この場合でも、上述のように精神防御・思考・知性によるダイス判定が必要。 但し、相手をまくし立てる時の論拠や根拠がまるっきりの嘘や出鱈目からくるものである場合は、その嘘や出鱈目の度合いが大きすぎるものであるほど、宝具の成功率は低くなる。 ――上述の効果は、これを『人』に対して行った時の物に過ぎない。非難や批判は、人に対するものとは限らない。相手の理論や計画に対しても、ケチは付けられる。 この宝具は『現在進行形で成否が決まっていない』、或いは『世界的に正当性が認められていない』計画や理論に対しても発動が可能なのである。 この場合バーサーカーが、『この計画は此処が間違いだ、この理論はそこがダメ』と指摘した時、『無からバーサーカーが口にした構造的欠陥が発生する』。 発生した構造的欠陥及び矛盾点は、他のサーヴァントやマスター、NPCでも突く事が出来るものであり、勿論、その時与えられる口撃やダメージ次第では、計画や理論が破綻する。 当該宝具によって発生した矛盾や構造欠陥によって破綻した計画や理論は、その矛盾や欠陥を改善させない限りは全てその『再現性を失い、二度と成功する事は叶わなくなる』。 理論上は聖杯戦争すらも解体させ再現不能にする事も可能な宝具であるが、バーサーカーはそもそも聖杯戦争自体を『欠陥だらけのクソッタレうんこ計画』と認識しているので、今更この宝具で批判するまでもないと思っている。 これだけ聞けば強力な宝具に聞こえようが、弱点がある。 先述したように、この宝具は世界的に正当性が認められている理論については意味がない。光より速く動けるものはないだとか、熱力学の諸々の法則などが、これに該当する。 次に、計画に対して作用させる場合、バーサーカー自身がこれを『何かしらの計画だ』と、スケールを認識する必要がある事。 また当然の事ながら、既に達成されている計画についても、矛盾の発生は不可能である。そして、理論や計画に対して影響を及ばせる場合、魔力消費が多大に発生する点。 勿論、発生させる矛盾の度合いや致命性によって、消費する魔力量は乱高下する。 ――極めつけが、この宝具が非難、つまり、批判の延長線上の宝具である、と言う事は、『改善の余地』が発生すると言う点でもある。 この宝具によって産み出した矛盾や構造欠陥を補強、改善された計画や理論には、次回以降、この宝具の成功率が格段に落ちるばかりか、計画や理論そのものの成功率や正当性が跳ね上がる。早い話が、相手に相手に塩を送るだけの結果に終わる可能性が、出て来る事になる。 使い方によっては、相手のプランニングを台無しにする事も、また、台無しにされた計画を改善された状態で練り返され、こちらの目論見がご破算になる事もある。まさに、ちゃぶ台返し(Turn the flip)そのものの宝具。 【解説】 モーモスとは、ギリシャ神話に登場する神の一柱である。非難や皮肉を司る神とされ、ローマ神話に於いては、非情と悲哀を司る神である所の、クエレッラと同一視される。 夜の女神ニュクスが単性生殖によって産み出した神であると言われており、兄弟姉妹の中には死の神であるタナトスや眠りの神ヒュプノス、運命を司るモイライ三姉妹などがいる。 アキレウスやオデュッセウス、パリスにヘクトールなどが活躍する大戦争、トロイア戦争はこの神格によって引き起こされたと言われ、 曰く、人類の数が増え過ぎた為に洪水か稲妻で人類を殺して間引きしようと考えていたゼウスに対し、女神テティスとペーレウスの結婚によって絶世の美女ヘレネーの誕生させ、これによる不幸で大戦争を起こし、人間の数を減らすことを勧めた、とされる。 真体機神降臨 Μῶμος その正体は原作に於ける他のギリシャ神話に於ける神格同様、元をただせば星間航行船団の一機。数多いる機械の宇宙船の一つに過ぎなかった。 当該個体の役割は、『議論用高速演算艦』。ヘファイストスやプロメテウスの艦隊に属する護衛・補助艦であり、理性が蒸発した現在でも、彼らの事は同志として認識している。 永年の時間を必要とする宇宙航空に於いて、その状況は刻一刻と変貌して行き、その中には、既存の航空プランでは任務の遂行に支障が出たり、 艦隊に致命的な損傷を負いかねない外敵の出現をも、予測せねばならない時が当然やって来る。当然、彼らは問題が起こってから対処するのではなく、事前に防ぐ為に対策を行うのである。 その、対策の為の論議や議論の時に、モーモスが活躍する。即ち、議論が熱を帯び始めた時にクールダウンを促したり、でて来た意見に対する問題点の指摘、 メリットのピックアップ、対案の提出などを、一時に行うのである。とどのつまりモーモスの役割とは、艦どうしの議論に於いて、これを潤滑にさせる為の議長(チェアマン)であり、結論の洗練を促す野党なのだ。 モーモスは他の艦からの信頼も篤く、知恵者や参謀としての地位を欲しいがままにしていた。 地球上に降り立った後もこれは同じで、慣れない環境に於いて、如何にすれば良いのか、と言う議論が起こった時も、適宜適切な意見を出していた。 だが、セファールの襲来によって、他の艦同様に、モーモスは真体を失い、それどころか、自らの処理限界を越える程の過負荷をこの戦いで常時与えられたせいで、 アバター体にすらも致命的なエラーが起こってしまう。明らかに常識的な意見にも皮肉や批判を投げかけ、そしてその対案や対処法についても滅茶苦茶。 早い話が、『馬鹿』になってしまったのである。このサーヴァントの理性蒸発は、セファールとの戦いによる処理オーバーに由来する。 嘗ての切れ者としての面影はなくなり、他のアバター体に絡みまくり、そのウザったらしさの故に、遂に追放されてしまい、その後は、飽きるまで色んなところを旅し、 至る所でトラブルを引き起こし、ゼウス達他のオリュンポスの神々が世界の裏側に隠れたのと同じタイミングで、モーモスもまた、何かに飽きて裏側に旅立ったと言う。 上述のようにセファールとの戦いによって、嘗ての議論用高速演算艦としての面影は消え失せているが、あるタイミングでかつての姿を取り戻す事がある。 それこそが、モーモス以上に狂っている理論や計画、人物に出会った時である。これは嘗ての『狂いや矛盾、構造欠陥を許さないしこれの放置に堪えられない厳格な性格』が、 根っこの部分に残っている為であり、この時の性格やプログラムが、あり得ない程破綻した理論や計画、狂気に直面した時に呼び起される。 ゼウスが人類を間引きする為にケラウノスやポセイドンの権能を用いようとした時に、トロイア戦争を引き起こせと計画したのは、 余りにもゼウスが人の心がなく、大虐殺にしかならないレベルのダメプランを計画したからであり、この時ばかりは正気を取り戻して、まだマシな方の計画を提言した、と言うのが真実。 トロイア戦争の当事者からすればモーモスは、戦争の元凶としか見えないし実際その通りであるが、実際上は、やがて反映するであろう人類の存続の為に知恵を絞っていたのであった。 【特徴】 マイクロビキニを身に着けた、銀髪の美少年だった。倒錯が過ぎますね。 ファスナーを下ろしきったホットパンツに、体格相応に合わせたフライトジャケットを身に着けていて、理性蒸発してからはずっとこの服装。勿論蒸発前はもっとまともな服装であった。 蒸発前のモーモスは極めて厳格で神経質な性格をしていて、他の艦達が計画したプランの矛盾点を詰めまくり、長時間説教した挙句、最終的に没にする為、 彼が計画の審査をする時は大変に恐れられていた。流れるBGMはダースベイダーの奴。勿論これは当時の人間達にも遺憾なく発揮されていて、 モーモスに信託を乞うた巫女達は、彼にその正当性を要求されるわ、それがないと解ると長時間なじられるわで、バチクソに巫女達はギャン泣きしまくった。 だが、最終的に地上の覇を握るのはこの人間達であろうな、と言うのは当時の時点で、ヘファイストスやプロメテウスの二柱と意見の合致を見ていて、 此処まで厳しかったのは、霊長の頂点に立つ為の試練的な側面があったと言う。今の人間の文明レベルは、多少マシになったが、まだ詰められる、まだ盛れる、との事。 【聖杯にかける願い】 特にはない。マスターの馬鹿がいてくれ、と言うからいるだけだ。