約 23,423 件
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/166.html
関連 → ヤンマとアカネ リビングメイルと苦学生 4 859 ◆93FwBoL6s.様 洗濯物の詰まったカゴを抱え、狭いベランダに出た。 アビゲイルは力強い暖かさを含んだ日光を甲冑に浴びて、目を細めるような気持ちで、ヘルムの上に手を翳した。春めいてきたと思ったら、急に気温が増してきて日中は暑いくらいだ。ついこの間までは、あんなに寒かったのに。風に乗って舞い込んできた桜の花びらが、年季の入った木製のベランダに散らばり、淡い模様を造り上げていた。 祐介一人分しかない洗濯物が入ったカゴを下ろしたアビゲイルは、一枚ずつ丁寧にシワを伸ばしながら干した。普段着のシャツやジーンズ、下着類、バイト先の制服、タオルなどを干していると、隣室のベランダで物音がした。ベランダを遮っているのは薄いベニヤ板なので、プライバシーはあるようでない。少し身を乗り出せば、様子も窺える。 「キューンキューン、キューンキューン、わったーしのかーれはおにやーんまー」 やたらと可愛らしいメロディーと歌詞の歌を口ずさんでいる声は、紛うことなきヤンマだった。 「キラリ光って急降下ぁー、ブーンと羽ばたいて急上昇ぉー、長く尾を引く特攻服でぇー。大きなー、ハートが重ねてふーたつ、青ーい大空ー、らーぶさーいんー、あいらっびゅー、ゆーらーぶみぃー、だーけど彼ったら私よりぃー、なわばぁーりあらっそーいにお熱なのぉー」 歌い終えた頃を見計らい、アビゲイルは身を乗り出してヤンマに声を掛けてみた。 「おはよう、ヤンマさん」 「へぐおっ!?」 隣室のベランダで、ヤンマは奇声を発して仰け反った。足元には、アビゲイルと同じように洗濯カゴが置かれていた。ハンガーには茜のブラウスやシャツが掛けられていて、どうやら洗濯物を干しながら無意識に歌っていたようだった。 「なあに、さっきの歌。すっごく可愛かったわ」 アビゲイルがにやにやすると、ヤンマは後退っていった。 「いや…別に」 「何の歌なんですか?」 「茜が歌ってたんだよ。たぶん、なんかの替え歌だと思うんだがな…」 ヤンマはひどくばつが悪そうに、爪で複眼を押さえた。 「歌詞はアレだけどなんか頭に残っちまったもんだから、つい口に出ちまって。速攻で忘れてくれ」 「そうね、祐介さんには黙っておいてあげるわ」 「つーことは、茜には喋るんだな?」 「うふふふふっ」 「アビィイイイイイッ!」 「いやぁね、冗談よ。それで、その歌の主の茜ちゃんは? ヤンマさんが洗濯物を干しているってことは、いないのよね?」 「あ、ああ、まぁな」 平静を取り戻したヤンマは、洗濯カゴから茜の下着を取り出し、物干しハンガーに下げた。 「学期明けのテストがあるから、クラスメイトとうちで勉強会するんだとさ。んで、さっき茜の携帯に電話があったから、茜はそのクラスメイトを駅前まで迎えに行ったんだよ。確か、転校生もいるとか言っていたな」 「じゃ、お昼ご飯でも差し入れしようかしら。ヤンマさんはどうするの?」 「邪魔になると何だから、適当にその辺を飛び回ってるさ」 洗濯物を干し終えたヤンマは、隣室の居間に戻った。アビゲイルは乗り出していた身を戻し、空のカゴを持ち上げた。すると、玄関のチャイムが鳴らされたので、アビゲイルは洗濯カゴを脱衣所に置いてから玄関に向かって声を上げた。 「はーい、今出まーす」 アビゲイルがドアを開けると、そこには、当の茜と黒衣の少女、そして水色のトンボ人間が立っていた。 「おはよう、アビーさん!」 茜が挨拶すると、後ろの二人も一礼した。クラスメイトと思しき少女は茜よりも頭一つ背が高く、黒髪を長く伸ばしていた。春先にはあまり似付かわしくない黒いワンピースを着ていて、首からは六芒星が印された金貨のペンダントを下げていた。顔付きも高校生にしては大人びていて、涼やかな目元と華奢な首筋が印象的な、落ち着いた雰囲気を纏った少女だった。 そして、もう一人、というか、もう一匹である水色のトンボ人間はヤンマよりも小柄だが、それでも人間に比べれば大きい。水色と藍色の外骨格、透き通った四枚の羽、深青の複眼。アビゲイルが二人に名乗ろうとすると、隣室のドアが開かれた。 「あっ、兄貴! マジ久し振りっす、つかマジ元気してたっすか?」 水色のトンボ人間が軽薄な口調で挨拶すると、ヤンマが大股に歩み出てきて、トンボ人間の頭を掴んだ。 「転校生って何かと思ったら、お前かシオカラぁああああっ!」 「あっ、兄貴ー、サーセンサーセンマジサーセーン! てか親の転勤なんすよー、マジ不可抗力っすー!」 唐突にヤンマの上右足の爪で頭を掴まれたトンボ人間、シオカラはヤンマの力に押されて前のめりになっていった。 「お前は俺より二つ年下だろうが、なんで二度目の二年生やってんだよ!」 「ダブったんすー、てかマジそれだけっすー!」 「なんで寄りによって茜の学校に転校してきやがんだ、ああぁ!?」 シオカラの頭部を上両足で挟んで持ち上げたヤンマが凄むと、シオカラはばたばたと羽を揺らして暴れた。 「それもマジ不可抗力っすー、親が勝手に決めたんすー! つかマジ痛っ!」 「あの、ヤンマさん…?」 事の次第に付いていけないアビゲイルが恐る恐る声を掛けると、ヤンマはシオカラを投げ捨てた。 「こいつも有り体に言えば俺の幼馴染みだが、茜と違って腐れ縁だ。こいつのせいで、俺はどれだけ迷惑を被ったことか」 「具体的にはどういうことなの、茜?」 黒衣の少女が茜に尋ねると、茜は苦笑した。 「しーちゃんってね、いい加減なんだぁ。勝てもしないのに昆虫人間にケンカ吹っ掛けて、全部ヤンマに押し付けちゃうの。おかげでヤンマはケンカ慣れして馬鹿みたいに強くなっちゃったけど…。あ、でも、しーちゃんは悪い子じゃないよ。本当だよ」 「悪意がねぇから尚更腹立つんだろうが!」 身を屈めたヤンマが俯せに倒れているシオカラの首を掴むと、シオカラはへらっと笑った。 「サーセン。つか、兄貴もマジ変わらないっすねー。つか、仕事はどうしたんすか? 今日、祝日っすけど平日っすよ?」 「うるせぇダブリ野郎! 黙って勉強しとけ!」 ヤンマはシオカラを乱暴に放ると、立ち上がり、二階廊下の手すりに下右足を掛けた。 「どこ行くの、ヤンマ?」 茜に問われ、ヤンマは爪先で空を示した。 「これ以上そいつの傍にいたら、本気で頭を叩き割っちまいそうだからな。夕方までには帰る」 「うん、いってらっしゃーい」 茜が手を振ると、ヤンマは空中に身を投じ、落下した瞬間に四枚の羽を羽ばたかせて大柄な体を浮かび上がらせた。乾いた空気が叩かれ、砂が舞い上がってきた。茜はヤンマの背を見送ってから、頭を押さえているシオカラを見下ろした。 「大丈夫、しーちゃん? ヤンマのアイアンクローって、いつ見ても痛そうだもんねぇ」 「なんとか平気っすー、つか兄貴マジパネェー…。マジ頭割れるかと思ったー…」 シオカラは起き上がり、がちがちと顎を鳴らしていた。そして、突っ立っているアビゲイルに気付き、上右足を上げた。 「兄貴のせいで名乗り遅れたっすけど、俺っち、茜ちゃんのダチのシオカラっす!」 「真夜です」 黒衣の少女も、再び一礼して名乗った。アビゲイルは気を取り直してから、名乗り返した。 「私はアビゲイル。この部屋に居候させてもらっているのよ」 「じゃ、アビーさん、そういうわけだからよろしくね!」 「お勉強、頑張ってね」 笑顔の茜にアビゲイルが頷き返すと、茜は一人と一匹のクラスメイトを伴って自室に入り、弾んだ会話が聞こえてきた。アビゲイルがその様子を微笑ましく思っていると、背後で寝室兼勉強部屋のふすまが開き、身支度を終えた祐介が現れた。 「えらく騒がしかったが、何があったんだ、アビー?」 「茜ちゃんが勉強会をするってお友達を二人連れてきたんだけど、男の子の方がヤンマさんの幼馴染みだったのよ」 アビゲイルが説明すると、祐介は勉強道具の詰まったショルダーバッグを肩に掛け、玄関にやってきた。 「んで、ヤンマはそいつに絡んで荒れたってわけか。相変わらずだな。もう一人の方は普通の人間か?」 「ええ。茜ちゃんより大人っぽい女の子で、綺麗な子だったわ」 「そりゃいいことだ」 スニーカーを履き終えた祐介は立ち上がり、ドアに手を掛けたが、ドアスコープに目を留めた。 「アビー。ドアスコープ、いつの間に直したんだ? 確か、お前がすっ転んでヘッドバッドして割っちまったはずだよな?」 「あれは雨で床が濡れていたのと、お買い物の荷物で両手が塞がっていたから転んじゃったのよ」 アビゲイルは少しむっとしたが、真新しいレンズの填ったドアスコープを指した。 「アパートの前を通りかかった人が直してくれたのよ。人間、っていうにはちょっと不思議な感じの人だったわ。顔に填っていた部品は機械なんだけど、外見はどことなく生身っぽいっていうか、上手く説明出来ないんだけど。修理の御礼に、その日の夕ご飯に作ったロールキャベツをお裾分けしたわ。多田さん、って言ったかしら」 「そりゃ、たぶんバイオノイドだな」 「バイオノイド? それって人間とは違うの、祐介さん?」 「ロボットと人間の中間、というか、生体部品に極めて酷似した機械部品で構成されているから機械と言えば機械なんだが、人間といえば人間なんだ。俺は機械工学科じゃないから細かいことまでは説明出来ないが、言っちまえば即戦力の労働力だな」 スニーカーのつま先を床に叩き付けてから、祐介はドアを開けた。 「宇宙開発、戦争、ゴミ処理、建設現場、原子力関連、と、生身の人間じゃ出来ないこと、したくないことをさせるための存在だ。バイオノイドを人間扱いしない連中もいるみたいだけど、俺はそうは思わないな。頭ごなしに否定するのは好きじゃないんだ」 「そうよね。普通の人が出来ないことをするんだから、立派よね」 祐介は玄関を出ると、一旦振り返った。 「じゃ、俺も勉強しに図書館に行ってくる」 「いってらっしゃい、祐介さん。レポート、頑張ってね」 アビゲイルは彼に手を振りながら、見送った。祐介は少しだけ躊躇ったが、軽く手を振り返し、年季の入ったドアを閉めた。階段を下りる足音が下がり、遠のいていくのを聞きながら、アビゲイルは隣室で勉学に励む高校生達の昼食を考え始めた。茜はアビゲイルの作る料理は大抵喜んでくれるが、真夜は初対面でシオカラは昆虫人間なので、注文を聞いた方が無難だ。うっかり嫌いなものを作ってしまっては、彼女らもだがアビゲイルも切ない。だから、頃合いを見計らって、隣室を訪問しよう。駅前のスーパーへ買い出しに出るのも、その後がいいだろう。注文によっては、昼食の材料を買い揃える必要があるからだ。 とりあえず、今は掃除をしなければ。掃除機を使わずに水拭きしよう、とアビゲイルは玄関から室内に戻りかけ、足を止めた。傘立てに突っ込んである西洋剣が、うっすらと埃を被っていた。アビゲイルはそれに触れかけたが手を下げ、脱衣所に入った。 あれには触らない方が良い。バケツに水を張って雑巾を濡らしながら、アビゲイルは西洋剣のことを頭から振り払おうとした。自分の持ち物であるはずなのに、いつもあの剣が怖い。気にしないようにしているのに、視界に入ると思考を奪われそうになる。触れたりすると、抜いてみたい衝動に駆られることもある。だが、あの剣を抜いてはいけない。取り返しの付かないことになる。根拠はなかったが、そう思えて仕方なかった。だが、抜かなければいけない、という衝動もまたアビゲイルの奥底に宿っていた。 その衝動から目を逸らすため、アビゲイルは掃除に没頭した。 勉強会の余韻に浸りながら、真夜は帰路を辿った。 茜。シオカラ。そして、隣人のアビゲイル。一年生の頃から仲の良かった茜から誘われた時は、正直言って戸惑っていた。昆虫人間と接したことは少ないし、何より転校してきたばかりだったので、シオカラとは仲良くなれるとは思っていなかった。言動も軽薄で好きなタイプではなかったが、話し込むうちにシオカラの良さが解ってきて、これからも付き合えそうだと思った。アビゲイルも年上のお姉さんを絵に描いたような女性で、昼食に出されたサンドイッチは野菜がたっぷり入っておいしかった。味付けも丁度良く、マヨネーズは辛味が効いているが強すぎず、一緒に出されたマカロニスープもコンソメの優しい味がした。 家に帰るのが惜しかったが、ヤンマも隣室の主の祐介も帰ってきたので、真夜とシオカラは帰らざるを得なくなってしまった。シオカラとは途中まで一緒だったが、自宅の方向が違うので別れてしまった。夜道には慣れているが、今ばかりは寂しい。 自宅に到着した真夜は、玄関の明かりを付けてから廊下の明かりを付け、ヒールの付いたローファーを脱ぎながら言った。 「ただいまぁ」 だが、声は返ってこない。当然だ。真夜は勉強疲れで筋肉が強張ってしまった肩を回しつつ、リビングに入って明かりを付けた。八畳の洋間のリビングには、六芒星の壁掛けが掛けられていて、天井に届くほど大きな棚には魔法道具がずらりと並んでいた。水晶玉、ドラゴンの彫刻、鈍い光を放つ短剣、古びた魔導書など、両親がヨーロッパ方面で買い集めてきた中世時代の品々だ。リビングテーブルの下に敷いてあるラグも六芒星で、六芒星を囲む円の回りには、魔法文字がびっしりと縫い付けられている。棚の脇には、剣を携えた金色の全身鎧が直立している。だが、両親が調べた結果、これはリビングメイルではないようだった。 真夜の両親は、どちらも秀でた才を持つ魔術師だ。そして、真夜自身も高い魔力を有しているが、魔術師を名乗るには未熟だ。そして、二人はその優秀さ故にどちらも極めて忙しく、自宅に帰ってくるのは年に数回で、実質的に真夜は独り暮らしをしている。どれほど科学が発達しても、どうにも出来ないことがある。そういったことを処理するためには、魔術師の存在は不可欠なのだ。 「夕ご飯、作らないとなぁ」 真夜は独り言を零しながらリビングに入り、黒革のソファーに勉強道具の入ったバッグを投げ、座り込んだ。 「でも、アビーさんほどおいしくは作れないだろうなぁ」 真夜は薄いグレーのタイツに包まれた足を投げ出し、首に掛けていた魔力制御のペンダントを外してテーブルに置いた。ワンピースのファスナーを外して下ろし、脱いだ。魔力抑制作用のある染料で染めたワンピースは、機能は高いが可愛くない。今の季節には暑苦しいので着たくないのだが、着なければ制御力が緩い魔力が外に出てしまい、困ったことになってしまう。 「先にお風呂に入ろうかな。汗掻いちゃったし」 スリップ姿になった真夜は汗ばんだ首筋を拭ってから、金色の全身鎧に近付いた。 「あなたが動いてくれたら、少しは寂しくないんだけどね」 真夜は冷たいマスクに触れて、つるりと撫で下ろした。ヘルムの奥には何も見えず、浅い闇が満たされているだけだった。彼がリビングメイルでないことは承知しているが、また一人になってしまった寂しさが堪えきれず、真夜はかかとを挙げた。金色の滑らかなマスクに、柔らかく唇を当てた。かかとを下ろして身を引くが、やはり何も起きず、真夜は解っていたが落胆した。とりあえず、お風呂に入ってさっぱりしよう。それから在り合わせの夕食を作って食べて、明日の準備をして早く寝てしまおう。 真夜がリビングと廊下を繋ぐドアを開けると、金属音が聞こえた。ドアノブを回した音とも異なる、涼やかな硬質な音だった。まさか、でも、そんな。戸惑いながら真夜が振り返ると、金色の全身鎧は首関節を軋ませながら、ヘルムに真夜を映し込んだ。 「ここは…」 「なんで、動くの? あなたはリビングメイルじゃないはずなのに」 真夜が恐る恐る近付くと、金色の全身鎧は首を振り、呟いた。 「私は、死んだのか? ならば、ここはヴァルハラか?」 「二十一世紀の日本よ」 「は?」 金色の全身鎧が面食らったので、真夜は彼の胸部装甲に触れてみた。 「んー…」 気合いを入れて魔力を流し、感じてみると、金色の全身鎧にはリビングメイルと化すための魔法が施されていた気配はない。だが、残留思念が強烈にこびり付いている。魂の古さからして、金色の全身鎧と同じ年代に死亡した人間の魂のようだった。安直に考えて、魂の主は全身鎧の使用者だろう。戦死した人間の残留思念が武具にこびり付いているなど、よくある話だ。けれど、なぜ、両親の魔力では目覚めずに真夜の魔力で目覚めたのだろうか。ただ単に、相性が良かったのかもしれない。 「あなた、名前は?」 真夜が問うと、金色の全身鎧は少し間を置いてから答えた。 「アーサーだ」 「アーサー。良い名前ね。私は真夜」 真夜が笑むと、アーサーは少しやりづらそうに顔を背けた。 「だが、なぜ、君はそのような薄着なんだ? うら若き婦人が肌を曝すのは、あまり良くないと思うが」 「え、あ、ああ、気にしないで!」 真夜はスリップ姿であることを思い出し、動揺した。慌ててワンピースで体の前を隠すが、肩や足は隠れなかった。 「無事だったか、聖剣エクスカリバーよ!」 真夜の姿を見まいとするのか、アーサーは手にしていた剣を掲げた。 「え、でも、それも普通の剣…」 真夜が訝ると、アーサーは鞘から剣を引き抜き、滑らかな艶を纏った幅広の刀身を横たえた。 「聖者とは賢者、賢者とは隠者だ。エクスカリバーが真の姿を現すのは、魔剣ストームブリンガーと相見えた時のみだ」 「含蓄深いわね」 そうは言ったが、真夜はアーサーの話を信用していなかった。エクスカリバーもストームブリンガーも、伝説の剣だからだ。伝説と名の付く品は、知名度の高さ故に贋作も作られやすい。実際、これまでにも数十本のエクスカリバーが発見されている。だが、そのどれもが中途半端な力しか持たない魔法剣で、聖剣エクスカリバーと称されるには足りないものばかりだった。それはストームブリンガーも同様で、本物にも等しい偽物が出回りすぎて、魔術師達も本物を探し出すことを半ば諦めている。 「真夜と申したな」 剣を鞘に収めたアーサーは、片膝を付いて真夜の左手を取った。 「君の口付けは、私の魂を現世に誘ってくれた。魔術の心得があるとお見受けするが、魔女と言うべきではない。君は聖女だ」 「あれは、ただの偶然っていうか」 真夜が照れて俯くと、アーサーは真夜を見上げてきた。 「それは神の思し召しと言うべきだ、真夜。私には、魔剣ストームブリンガーとその操り手を断罪する使命が与えられている。だが、それは魔剣もまた同じこと。ストームブリンガーは、エクスカリバーを葬り去るために私に戦いを挑んでくるに違いない。私を目覚めさせてくれた君にも危険が及ぶかもしれないが、聖騎士の誇りに掛けて君を守ることを誓おう」 アーサーは真夜の左手の甲に、マスクを当てた。その仕草と感触に、真夜は意味もなく赤面した挙げ句に固まってしまった。アーサーは真夜の左手を解放して立ち上がり、剣を抜いた。聖騎士の誓いと思しき勇ましい文句を並べ、雄々しく胸を張っている。 アーサーの立ち振る舞いは、真夜が幼い頃から憧れていた騎士そのものだった。生憎、王子様には魅力は全く感じない。どうせなら、華奢な白馬よりも黒い毛並みの筋骨隆々の馬の方が良い。振り翳す剣も、突き刺すだけのレイピアでは物足りない。誰もが目を奪われる美しさと気品を持ち合わせた美少年よりも、甲冑に身を包んで雄々しく戦う猛者の方が魅力的だと思うのだ。 聖剣エクスカリバーに選ばれし、聖騎士アーサー。それがどこまで本当かは解らないが、嘘じゃなかったらいいな、と思った。魔法の心得がある者として、聖剣にも魔剣にも興味がある。真夜は胸の高鳴りを感じ、金属の感触が残る唇にそっと触れた。 ファーストキスだった。 ←・→ タグ … !859◆93FwBoL6s. *人外アパート
https://w.atwiki.jp/meiou/pages/21.html
人外魔香 回数[1] 対象[自分] 自分のHPに10%のダメージ 星が最大になる 入手場所[道具屋] コメント:
https://w.atwiki.jp/onemorebabel/pages/38.html
有権人外種 様々な理由で、人の道を外れた、あるいは外れたまま生まれてきた存在でかつ、社会的な活動が可能であると政府に認められ、本来の人間と同じ様な権利が保証された存在の総称。旧時代より人工知能技術や身体、遺伝子改変など、人を辞める機会はごまんとあったが、バベル建設の時代からはさらなる技術躍進に加え、恐らく天罰・オカルト由来の不条理な原因も加わり。有権人外の増加は加速している。 以下さらに細かな定義など 有人権亜人:意思疎通が可能であり、概ね人の形をしていると認められているもの。完全に人間と同じ権利が保障されている。定義は曖昧。 有人権種:意思疎通が可能であり、人の形からは大きく外れているもの。上述と同様、人間と同等の権利が保障されている。定義は瞹昧。 有権種(有権亜人):人の形は保たれているが、自然には到底生まれ得ないと判断され、かつ意思疎通が困難なレベルで知能が低い種族。要するに上記の二つに当てはまらないが「何となく人ないし知的生命体っぽいの」。原則何らかの権利が制限され、訓練を積み上記のいずれかに再分類されることが多い。定義は曖昧。 また、これらの中でも、似通った特徴を持つものたちは”種族”として分類されることもある。
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/170.html
関連 → ヤンマとアカネ リビングメイルと苦学生 6 859 ◆93FwBoL6s.様 一秒でも早く、家に帰りたい。 授業を終えて下校した真夜は、アルバイトに向かう茜と自宅の方向が違うシオカラと別れ、一人帰路を辿っていた。左手に提げたスーパーの買い物袋の重みも、まるで気にならない。彼は何も食べないが、誰かがいるだけで違う。夕暮れに染まる住宅街を歩きながら、真夜は独りでに緩んでしまった頬を元に戻そうとしたが、上手く行かなかった。高校でも、何か良いことがあったのかと茜や他の友人にも何度となく尋ねられたが、真相を話す気にはなれなかった。というより、話してしまうのが惜しかった。誰かに話してしまったら、魔法が解けてアーサーが動かなくなりそうだからだ。実際に言霊を呪縛とする魔法は存在しているし、アーサーが目覚めた理由がそういった魔法でないとは言い切れない。 昨夜、真夜なりにアーサーに掛けられた魔法を調べてみたが、アーサー自身の魂の残留思念しか感じられなかった。聖剣エクスカリバーと称される西洋剣も調べてみたが、平凡な魔法剣に施される物質強化魔法ぐらいしか解らなかった。それ以外の魔法があるのでは、と頑張ってみたものの、知識も浅ければ腕もない真夜にはそれ以上は解らなかった。詳しいことを調べるのは、両親が帰ってきてからでもいいだろう。アーサーの様子を見る限り、それまでは保ちそうだった。 外見は有り触れた二階建ての一戸建ての自宅に戻った真夜は、門に鍵の代わりに掛けられた魔法を解除し、開いた。真夜が中に入ると、門が独りでに閉ざされた。鍵の方が楽だとは思うが、日常的に魔法を使うことが最も良い修練だ。同じように玄関のドアも開けた真夜は、ローファーを脱いでから、アーサーがいるであろうリビングに向かって声を掛けた。 「ただいま、アーサー」 すると、リビングのドアが開き、二メートル近い身長の金色の全身鎧が顔を出した。 「戻ったか、真夜」 「アーサー、退屈してなかった?」 真夜がキッチンに向かうと、アーサーは首を動かして真夜の背を追った。 「いや。真夜が与えてくれたこの時代の書籍のおかげで、存分に知識を得ることが出来た」 「漢字、ちゃんと読めた?」 冷蔵庫を開けて食材を詰めながら、真夜が言うと、アーサーは顎をさすった。 「ある程度は。だが、どうしても理解しがたいことがあるのだ」 「何が?」 「真夜が今食材を入れている箱や、動く絵を映し出す黒い板の構造だ。上空では、竜族とは異なる鉄の翼の鳥が飛んでいる。あれは一体どういった魔法を施されたカラクリなのだ?」 「漫画みたいなこと言うわね」 真夜が噴き出すと、アーサーはリビングから出てキッチンに入ってきた。 「真夜、私は本気で問うているのだぞ!」 「機械の構造なんて、解らなくていいわよ。使えるようになればいいんだから。私だって解らないんだから」 冷蔵庫の扉を閉めた真夜は、リビングに向かった。 「そうなのか?」 「そうよ。魔法も機械も、何がどうなってそうなるのか、全部解った上で使っている人なんて滅多にいないわよ」 真夜は制服のポケットから携帯電話を取り出し、茜のメールを読んでから手早く返信し、閉じた。 「それじゃ、私は着替えてくるから」 二階に向かおうとした真夜の腕を、硬い手が引き留めた。振り返ると、アーサーは真夜の左腕を掴んでいた。 「真夜」 「今度は、何?」 アーサーと向き直った真夜が少し困った顔をすると、アーサーは真夜の顎を躊躇いもなく持ち上げ、腰を曲げてきた。 「…足りないのだ」 何を、と聞き返す余裕はなかった。真夜の唇にアーサーの冷たく金気臭いマスクが被さり、重たくのし掛かってる。通学カバンと携帯電話が床に落ちて鈍い音を立てたが、アーサーの手は緩まず、真夜の背に逞しい腕を回してきた。 「ん、ぐ」 真夜はアーサーの胸を押し返そうとするが、力で勝てるわけもなく、反対にアーサーに抱き竦められてしまった。数分、或いは十数分も接していたマスクが唇から離れると、真夜は喘いだ。息苦しさとは別の、苦しさが起きていた。魔力飽和による高揚とは異なる熱が、胸の奥から湧く。訳もなく鼓動が速まり、吸ったはずの空気が肺に届かない。表情を見られたくなくて顔を背けるが、アーサーの手は真夜の頬を押さえて目線を合わせさせ、首を前に倒してきた。 「君が足りないのだ」 「馬鹿なこと、言わないでよ」 真夜が小さく呟くと、アーサーは真夜の長い黒髪に指を通した。 「真夜、君は美しい。黒曜石のような瞳も、絹糸のような髪も、大理石のような肌も、その全てが」 「言い過ぎ…」 あまりのべた褒めに真夜が赤面して俯くと、アーサーは笑んだ。 「事実を述べたまでだ」 「全く」 真夜は言い返す気も起きなくなってしまい、顔を背けたままアーサーを押し返した。 「今度こそ、着替えてくる」 「その方が良かろう。私は貴婦人の衣装の脱がし方は把握しているが、今、君が着ている服の脱がし方は知らないからな」 「…まさか、ここで脱がすつもりだったの? ていうかそれで何するつもりだったの?」 通学カバンと携帯電話を拾った真夜が固まると、アーサーはにんまりした。ような、声色を出した。 「生憎、今の私には生まれ持った剣は備わっていないが、君を満たしてやれる自信はある」 「ばっ」 馬鹿、と言おうとしたが喉の奥で詰まってしまい、真夜は階段を駆け上がって二階に昇り、自室に駆け込んだ。ドアを背中で閉めて、ずるりと座り込んだ。先程の高揚とはまた異なる動揺に襲われ、真夜は暴れる心臓を押さえた。アーサーのことは好きだが、本気で惚れてしまいそうな予感はするが、いきなり体を開かれてしまうのは躊躇する。増して、真夜は男性経験がない。中学時代に気になる男の子はいたものの、近付くことすら出来ずに自然消滅した。自分で自分を慰めたことはないわけではないが、それとこれとは大違いだ。部屋から出るまいか、本気で悩んだ。 「とりあえず、着替えよう」 真夜は平静を取り戻すため、セーラー服とプリーツスカートを脱いでハンガーに掛け、汗の染みたブラウスを脱いだ。ベッドの上に置いておいた普段着を取ろうとして、手を止めた。竜の彫り物に囲まれた古い姿見に映る、自分を眺めた。いつものブラジャーとパンツが、なんだか急に子供っぽく思えた。居たたまれなくなり、クローゼットを開けて下着を出した。これもダメ、あれもダメ、と年相応のデザインのブラジャーとパンツを床に投げ捨てながら、真夜は一人で赤面していた。 あれはアーサーの軽口かもしれないのに、本気にして着替えようとしている。そんな自分が、恥ずかしくてたまらない。けれど、何もしないわけにもいかない。万が一、そういうことになってしまったら、いつもの下着のままでは必ず後悔する。 そして、黒と紫のレースのブラジャーと揃いのパンツを見つけ出した真夜は、下着の散乱する床に突っ伏してしまった。下着が決まったなら、次は服を決めなければ。けれど、アーサーが好むような服装が解らないのでは決めようがない。しかし、彼に聞くのはもっと恥ずかしい。真夜は床に散らばる下着を片付けてから、クローゼットを掘り返しに掛かった。 だが、出てくる服は黒ばかりで情けなくなった。 一時間以上過ぎてから、真夜は自室を出た。 恐る恐る階段を下りていくが、途中で立ち止まって窓に映る自分を見た。黒は黒だが、いわゆるゴシックロリータだ。黒のレースがふんだんに使われた袖口の広がった黒のワンピースに、同じく黒のペチコート、そしてやはり黒のタイツ。ヘッドドレスも付けていないしそれらしい化粧も施していないので、完璧ではないが、これが一番可愛かった服なのだ。現代で活躍する魔術師の中には、ゴシック系の趣味が高じて魔術に目覚めた者も少なくなく、真夜の母親もそうだった。だから、母親が買い与えてくれたのだが、ゴシックロリータにはそれほど興味がないので着た回数は数えるほどだった。なので、未だに新品同様だ。いきなりゴスロリなんて気合い入れすぎたかも、と真夜が躊躇すると、リビングのドアが開いた。 「真夜」 アーサーだった。真夜が階段の中程で硬直すると、アーサーは手を差し伸べてきた。 「麗しき、我が聖女よ」 「え、っと?」 真夜がぎこちなく笑うと、アーサーは微笑んだ。 「神が許して下さるならば、私の前に舞い降りて頂けませんでしょうか。そして、その白き手を我が手に預けて下さいませ。神が私を妬み、私の元からあなたを奪い去ってしまうやもしれませんので」 「だから、言い過ぎなのよ」 真夜は赤面しすぎて階段に座り込み、俯いた。ひどい風邪を引いた時よりも頬が熱く、貧血の時よりも頭がくらくらする。口説くにしても、もう少し加減を知って欲しい。だが、それを言うよりも先に、アーサーは真夜を上から下まで褒めてくれる。この分では、真夜がどんな格好で何を言っても褒めてくれそうだ。惚れられているのか、はたまた手玉に取られているのか。どちらにせよ、困ったことだった。変な期待をしてしまっただけでも恥ずかしさで胸が破裂しそうなのに、腰に力が入らない。アーサーの元に行きたいが、行けない。真夜が座り込んでいると、アーサーは階段を上り、真夜の左手を持ち上げた。 「いざ、参りましょう。我が聖女よ」 「…うん」 逆らえるわけもなく、真夜は頷いた。アーサーは真夜の肩と膝の裏に手を差し込むと、横抱きに抱えて階段を下りた。そのまま真夜はリビングに運ばれ、ソファーに座らされた。アーサーは真夜の前で片膝を付くと、真夜の左手を取った。左手の甲に口付けるようにマスクを当ててから、アーサーは立ち上がり、真夜の顎を金色の太い指先で持ち上げた。 「君は美しい」 アーサーのマスクが真夜の唇を塞ぐが、今度はすぐに離れた。次に首筋に触れてきたので、真夜は身を縮めた。 「ひゃうっ」 思い掛けない場所への感触と冷たさに驚いた真夜に、アーサーは低く囁いた。 「実に可愛らしい反応だ。肌を許すのは、私が初めてなのか?」 「当たり前よ!」 真夜が最後の意地で言い返すと、アーサーは真夜の胸元のリボンを解いて襟を緩め、冷たい手で首筋をなぞった。 「それは光栄だ」 「それほどのことじゃないと思うわ」 肌を曝される恥ずかしさに耐えながら真夜が呟くと、アーサーは穏やかに答えた。 「私は聖剣エクスカリバーに選ばれし聖騎士。それ故、私は戦い続けなければならない身。私が愛するべきは神であり、 祖国であり、そして民衆だった。魔剣ストームブリンガーがこの世に在る限り、私は聖騎士で在り続けなければならない」 だが、とアーサーは真夜を見つめた。 「今は、私もエクスカリバーも魔剣の穢れた息吹を感じていない」 「戦わなくてもいいから、私に構うってこと?」 「それでは言葉が悪い。戦わずとも良いからこそ、私は君で心を満たすことが出来るのだ」 アーサーは真夜をソファーに横たえると、ペチコートで膨らんだ裾に手を差し入れ、ガーターベルトを付けた太股に触れた。これもまた初めての感触で、真夜はぎょっとした。そのまま手が昇るかと思われたが、アーサーの手は太股を丹念に撫でた。真夜の太股の手応えを確かめるように緩く揉んでいたが、その手が止まり、今度は下着の上から真夜の陰部がなぞられた。 「…あっ」 自分の指とは全く違う硬さに真夜が身動ぐと、アーサーは真夜を抱き寄せた。 「あまり緊張しないでくれたまえ。その方が、君が受ける痛みは少なくて済む」 「そうだけど、でも…」 こんなことは初めてなのだから、緊張するなと言われても無理だ。真夜はアーサーに縋り付き、慣れない感覚を堪えた。薄い布越しに強張った陰部をなぞる指先は、丁寧だった。間に布が挟まっているからか、直接触られるよりも摩擦が多い。じわりと体に広がってきた熱に浮かされ、真夜は浅い呼吸になった。吐息に混じり、自分でも恥ずかしくなる声が漏れる。下ばかりだと思っていた刺激は胸にも訪れ、アーサーは真夜の襟元を広げて服に合わせたブラジャーをずり上げていた。ずり上げられたブラジャーと胸の下まで下げられたワンピースの襟に挟まれたふくよかな乳房は、呼吸に合わせて上下した。空いている左手で真夜の大きくたっぷりとした乳房を弄びながら、アーサーは真夜の湿ったパンツの中に指を差し入れた。 「ほう…」 感慨深げにため息を漏らしたアーサーは、指を引き抜き、金色の指に絡む熱い粘液を確かめた。 「嫌、そんなの見せないで」 羞恥に駆られた真夜が顔を逸らすと、アーサーは濡れた指を真夜の唇に添えた。 「私は君を味わいたくとも味わえない。だから、君自身で味わってくれ」 「自分のなんて、そんなの」 真夜は視線を彷徨わせていたが、アーサーに戻した。ヘルムの奥から、真摯に注がれる視線を感じたような気がした。だが、確かに、やられてばかりというのは少し気が引ける。真夜は深呼吸してから、アーサーの濡れた指を口に含んだ。舌に広がったのは、塩辛く妙な酸味のある体液の味と、アーサー自身の金気臭い味だったが、不思議と嫌ではなかった。高揚しすぎて、頭がおかしくなったのだろう。舐めるうちに次第にアーサーの指は潤いを増し、真夜の唾液で光沢を帯びた。粘り気のある糸を引きながら指が離れ、アーサーは満足げに頷いてから、真夜のパンツを膝まで一気に下げてしまった。 「何するのっ」 真夜が足を閉じようとするが、アーサーは真夜自身の唾液で潤った指先を陰部に添え、太股の間に腕を挟んだ。 「解り切ったことだ」 「でも、私、したことないから、アーサーの指なんて入らない」 真夜は首を横に振るが、アーサーは真夜の太股を開かせた。 「だが、半端なままでは君も満たされないだろう?」 「それは」 そうだけど、と言いかけて、真夜は口を噤んだ。ここまで感じさせられておいて、何もせずに終わるのは消化不良だ。けれど、全てを見せるのは恥ずかしいし、異物を入れられるのは怖い。だけど、入れられないで終わるのは物足りない。真夜はアーサーを起き上がらせてから、膝で止まっているパンツを脱ぎ、羞恥心を全力で殺してスカートを持ち上げた。 「が、頑張ってみる」 「痛みを感じたら申してくれ。無理はさせない」 アーサーは真夜の両足を開かせると、艶やかな黒の茂みの下で潤う陰部に金色の指を添え、狭い入り口を押した。強張った割れ目が歪むと、内側に溜まっていた愛液がとろりと溢れ、アーサーの指を伝ってソファーに一滴落ちた。指の先端を浅く入れ、真夜自身の潤いを使って熱く柔らかな粘膜を掻き回してやると、粘着質な水音が立てられた。首筋まで火照らせた真夜がスカートで顔を覆い隠そうとすると、アーサーはその手を止めさせ、真夜を覗き込んできた。 「隠すことはない。君は全てが美しい」 でも、と真夜が反論しようとすると、アーサーは真夜の唇をマスクで塞いできた。真夜は喘ぎながら、舌を伸ばした。自分自身の下半身から聞こえる耳障りな水音に混ぜるように、真夜はアーサーのマスクを舐めてから吸い付いた。彼の首に腕を回し、出来る限り距離を狭める。背筋を迫り上がる甘ったるい性感が脳に至り、溶けてしまいそうだった。実際、溶けているかもしれない。そうでもなければ、昨日目覚めたばかりの彼に、体を許してしまうわけがないのだ。 「く、あ、はぁあっ」 徐々に侵入してきた異物に、真夜は白い喉を仰け反らせた。 「痛むか、真夜?」 アーサーに問われ、真夜は潤んだ瞳を伏せた。 「ちが、う…」 痛むと思っていたが、それほど痛くない。それどころか、気持ち良い。アーサーが随分慣らしてくれたからだろう。それか、元々それほど狭くなかったか、だ。一気に根元まで指を押し込まれ、真夜はアーサーの肩を握り締めた。充血した肉芽を潰され、抉られると高ぶり切っていた感覚が増大し、真夜は甲高い声を迸らせて大きな乳房を反らした。指が前後に動かされ、水音が激しくなる。男性器よりも幾分か細いが、それでも真夜にとっては太いものが暴れ回る。 「アーサー、もうだめぇ、いやぁああっ!」 ぎりぎりと金色の装甲に爪を立てながら真夜が叫ぶが、攻める手は止まらなかった。 「もう、わたし、イッちゃうぅううっ!」 一際凄まじい快感が背筋を貫き、真夜は掠れた叫びを放った。手足から力が抜け、だらりと両足が垂れ下がった。白濁した粘液を纏った指が引き抜かれても、異物感は消えなかった。アーサーは忙しなく喘ぐ真夜を起こし、抱き締めた。 「真夜。君を目にしたその時から、我が心は奪われたままだ。聖騎士として戦い、果て、それでも尚現世に長らえる私は 生者に在らず、死者にも在らぬ、虚ろな骸だ。今や、私の成せることは、ストームブリンガーを滅ぼすことのみだ」 真夜を腕に収めたアーサーは、真夜の愛液で汚れていない左手で真夜の乱れた髪を梳いた。 「だから、私は君を守ろう。我が聖女よ」 背中に回された腕には力が込められ、二人の体が接した。金色の甲冑に乳房が潰され、心臓の音が甲冑に反響する。真夜は火照った腕でアーサーの背を掴み、胸に顔を押し当てた。その冷たさが心地良く、離れてしまうのが惜しかった。 真夜が達した瞬間に流れ込んだ魔力混じりの熱を持った生命力が、アーサーの内で渦巻いているのが肌で感じられた。その中には、彼の感情が混じっていた。真夜に対する気持ちは堅く、御機嫌取りのために褒めていたわけではないらしい。それが解っただけで充分だった。真夜は感覚を緩めてアーサーの思念を読むことを止め、アーサーに体を預けて目を閉じた。 まだ、離れたくなかった。 週末。二人は揃って外出した。 真夜の持っていた書籍や新聞や雑誌やテレビなどで現代社会の情報は得たものの、アーサーは実経験が皆無だった。リビングメイルと言えど、現代に存在するのならば適応しなければならない。だが、まだ一人で出歩かせるのは不安だ。なので、真夜はアーサーと連れ立って、周辺の地理を教え込む意味でも自宅近くの住宅街をぶらぶらと歩くことにした。真夜は、物騒だからエクスカリバーを置いていけと言ったが、アーサーはそれを頑なに拒否したので結局真夜が折れた。持っていても、抜かなければ良いだけのことだ。武装なら、アーサーよりも軍用サイボーグやロボットの方が余程凄まじい。 最初は本当に近所だけを歩いていたが、自然と足が向いてしまったので、真夜は茜らの住むアパートを目指していた。あのアパートにも、経緯は知らないがリビングメイルがいる。もしかしたら、アーサーと何かしら関連があるのかもしれない。アビゲイルは心優しい女性だし、アーサーはかなり気障ったらしいが人格は穏やかだ。きっと、二人は仲良く出来るだろう。 角を曲がると、茜らの住むアパートが見えた。アパートの前では、茜とアビゲイルが掃き掃除をしながら立ち話をしている。アパートの門からは、ヤンマのものと思しき長い腹部と透き通った羽が出ていて、彼は草毟りをさせられているようだった。真夜が茜らに歩み寄ろうとすると、急に腕が引かれた。振り返ると、アーサーは真夜の右腕を掴み、首を横に振っていた。 「真夜。君は戻れ」 「なんで? だって、皆、私の友達なのよ?」 真夜はアーサーの手を外させ、駆け出した。 「茜! アビーさん!」 「あ、真夜ちゃん! いらっしゃい!」 茜はすぐに真夜に気付き、近付いてきた。 「こんにちは、真夜ちゃん。今日はどうしたの?」 アビゲイルは掃除の手を止め、真夜に向いた。門から出ていた腹部が引っ込み、緑色の複眼が付いた顔が出てきた。 「おう、真夜か。どうせ来たんだ、せっかくだから手伝えよ。シオカラの野郎がツラ貸さねぇんだよ」 「しーちゃんは引っ越してきたばかりで忙しいんだから、無理言っちゃダメだよ、ヤンマ。それに、真夜ちゃんは 通りかかっただけなんだから、それこそ無茶苦茶じゃないの」 茜がヤンマに強く言うと、ヤンマは泥と草の汁にまみれた爪を振り、汚れを払い落とした。 「言ってみただけに決まってんだろうが。除草剤を使われないためとはいえ、こうも雑草が生えてくると嫌になるぜ」 「それで、そちらはどなた?」 アビゲイルが真夜の背後に立つアーサーを見上げたので、真夜はアーサーを示した。 「彼はアーサー。元々は、私の家にあった…」 「真夜に近付くな、魔女め!」 アーサーは真夜とアビゲイルの間に身を入れると、素早く腰を落とし、エクスカリバーの柄を握り締めた。 「あの時、貴様を殺したつもりだったが、私と同じようにリビングメイルと化していたとはな。これも神の定めた運命か。だが、我が身が朽ちようと、祖国が潰えようと、私はこの聖剣エクスカリバーが在る限り、私は聖騎士なのだ!」 エクスカリバーを抜刀したアーサーは、その切っ先をアビゲイルに突き付けた。 「魔剣ストームブリンガーに魅入られし魔女め! 聖なる裁きを受けるが良い!」 「あの、何を仰っているのか解らないんですけど…」 アビゲイルが戸惑って後退るが、アーサーは猛った。 「アーサー、違うのよ。この人は魔女なんかじゃ」 真夜がアーサーとアビゲイルの間に入ろうとするが、アーサーは真夜を押し退けて歩み出した。 「私は真夜を守りたい。だから、邪魔をしないでくれ」 異様な事態に青ざめた茜は、ヤンマに寄り添った。ヤンマはぎちぎちぎちと顎を鳴らし、羽を広げて腰を落とした。何が起きているのか解らないが、良くないことなのは確かだ。アビゲイルはアーサーの剣幕に怯え、震えている。 「あの、だから、私は…」 アビゲイルが今にも泣き出しそうな声を零すが、アーサーは腰を据えて剣を横たえた。 「貴様は戦場の兵士のみならず、命乞いをする民や、自軍の兵士までもを殺した! 貴様と魔剣が殺しきれなかった命は、 聖剣に守られし私ただ一人だ! いくら名を変えようと、時が経とうと、私は貴様を忘れはしない! 今こそ滅べ、魔女!」 「ゆうすけ」 さん、との叫びが途切れた。腰を回すように振り抜かれた分厚く滑らかな刃は、アビゲイルに接する寸前で光を帯びた。朝日を思わせる白い光を纏った刃は、銀色の甲冑の左脇腹の下に入って斜め上に抜け、右胸までが一息に切断された。閃光を帯びた剣が晴れ渡った空を示し、アビゲイルが切れ目が入った胸に触れようとすると、ず、と胴体が斜めに動いた。重力に従って落下した上半身が転げ落ち、バランスの崩れた下半身が曲がり、左腕が落ち、重たい金属音が三度響いた。真夜は呆然とし、茜は顔を覆ってヤンマの陰に隠れてしまい、ヤンマは顎を砕かんばかりに鳴らして敵対心を剥き出した。 「何、これ…?」 仰向けに倒れた上半身だけのアビゲイルは、ぎち、とヘルムを上向けた。 「そうか、貴様は私と違って過去を失っているのか。ならば、思い出す前に滅べ!」 アーサーが上半身だけのアビゲイルに剣を振り上げると、真夜は我に返って喚いた。 「やめて、アーサー!」 「何を言う、真夜! この女は、魔剣ストームブリンガーを操り、数多の命を滅ぼしてきたのだぞ!」 「だから、アビーさんは違うって言ってるでしょ! どうしてそれが解らないの、この馬鹿!」 「だが、私は君を守りたいのだ!」 「あなたなんか、大嫌い!」 真夜は渾身の力でアーサーを突き飛ばし、アビゲイルを庇いながら声を張り上げた。 「何が聖剣よ、何が聖騎士よ! こんなの、ただの殺戮じゃない! あなたのこと、少しでも好きになった私が馬鹿だった!」 「真夜。本当にこの女は」 剣を下ろしたアーサーは、真夜に手を伸ばすが、真夜はその手を弾いた。 「私に触らないで!」 「真夜…」 苦々しげに漏らしたアーサーは、剣を鞘に収め、アビゲイルを一瞥した。 「私の存在に感付いて真夜を惑わしていたか、魔女め。今だけは、真夜を殺さぬために貴様を生かそう。だが、次はない」 アーサーは真夜を見つめたが、アスファルトを踏み切って跳躍した。金色の巨体は空に吸い込まれ、屋根の上を跳ねていった。ヤンマはそれを追おうと羽を広げたが、茜に引き留められた。そして、上半身だけのアビゲイルを抱えて泣く真夜に向いた。 「ごめんなさい…私、こんなことになるなんて、知らなかった…。ごめんなさい、アビーさん…」 子供のように泣きじゃくる真夜に、アビゲイルは切断されていない右腕で真夜に触れた。 「いいのよ、気にしないで、真夜ちゃん。きっと、私の知らない私がいけないことをしていたのよ」 「真夜ちゃん」 ヤンマの背後から出てきた茜は、真夜の肩を抱いてやると、真夜は茜にも悲痛な声で謝り始めた。 「ごめん、茜…。私、なんてひどいこと」 「真夜ちゃんのせいじゃないよ。だから、もう泣かないで」 真夜を抱き締めてやりながら、茜は優しく語り掛けた。だが、真夜が泣き止むことはなく、声が枯れるほどひどく泣いた。抱き合う少女達を視界に入れながら、ヤンマはアビゲイルの下半身を拾い、左腕を拾い、そして涙に濡れた上半身を拾った。アビゲイルの胴体の内側には、ヤンマには到底読み解けない文字に囲まれた六芒星の魔法陣が刻み付けられていた。泥と草の汁に汚れた爪先で魔法陣に触れると、じゅっ、と草の汁が一瞬にして沸騰し、灰のような黒混じりの湯気が昇った。そして、触れた爪先から全身に電流のような衝撃が駆け抜け、ヤンマは彼女の上半身を取り落としそうになってしまった。中両足で上半身を受け止めたヤンマは、気を失ったアビゲイルの全てを階段に置いてから、異様な感覚が残る爪を見据えた。 飢えに似た、悲しみに襲われた。 ←・→ タグ … !859◆93FwBoL6s. *人外アパート
https://w.atwiki.jp/cardxyz/pages/991.html
人外の宴 コスト N1l1 サポートカード 魔神ノードを3個を通常ノードと別に使用できる。 魔神ノードは種族魔神のスペルに対して通常のノードの代わりに使用する事が出来る。 自分フィールド上に魔神ノードを置く事が出来ると言う効果のカードが無ければ ターン終了時に残った魔神ノードを全て破壊する。
https://w.atwiki.jp/monsters/pages/171.html
関連 → ヤンマとアカネ リビングメイルと苦学生 7 859 ◆93FwBoL6s.様 上半身。下半身。そして、左腕。 朝、アパートを出る時にはいつも通り繋がっていたはずの彼女が、三分割されて居間の畳に寝かされていた。 正視したくなかったが、視線を逸らせなかった。銀色のヘルムは天井を映しているだけで、こちらには向かない。 彼女の周囲では、茜が泣いている真夜を支えていて、ヤンマが胡座を掻いて苛立たしげに顎を噛み鳴らしていた。 こうして目にしても、現実として受け止めるのは難しかった。だが、何度見てもアビゲイルは切断されている。 アルバイトの休憩時間に茜からのメールを見たが、その内容が信じがたく、すぐに茜に電話を掛けて確認した。 だが、電話でも茜の報告の内容は変わらず、アビゲイルが金色のリビングメイルに斬られた、ということだった。 経緯も状況もまるで想像が付かなかったが、茜の声色がひどく動揺していたので、ただごとではないと悟った。 そして、適当な言い訳をして仕事を引き上げて帰宅した祐介の目の前には、切断されたアビゲイルが待っていた。 祐介は震える膝を動かし、居間に入ったが、上半身と下半身が別れたアビゲイルに近付く前に膝が折れてしまった。 「何が、あったんだ…?」 祐介が言葉を絞り出すと、ヤンマが言った。 「見ての通りだ。アビーは、真夜が連れてきたリビングメイルにぶった切られたんだよ」 「だから、なんでそうなったんだよ!」 祐介が噛み付きそうな勢いでヤンマに迫ると、ヤンマは顎を開いて長い腹部を反らした。 「俺が知るか! 知ってたら、こんなところでぐずぐずしてるわけねぇだろ!」 「ごめんなさい、本当にごめんなさい…」 涙を吸ったハンカチを外し、真夜は腫れた瞼を上げた。 「私が、アーサーをアビーさんに会わせたせいで、こんな…」 「祐介兄ちゃん。私達にも、なんでこうなったのか全然解らないの。それは、真夜ちゃんも一緒なの」 茜は目元に滲んだ涙を拭ってから、祐介を見やった。 「だから、真夜ちゃんは責めないで」 「…解ってるよ」 祐介は浮かせていた腰を落とし、アビゲイルを見つめた。だが、茜に言われなければ、彼女を罵倒していただろう。 アビゲイルとアーサーを引き合わせた真夜に対しても、苛立ちを感じていた。しかし、誰にも予測出来なかったのだろう。 真夜だけでなく、この場にいる誰もが、当事者であるアビゲイルでさえも二人が敵対関係にあったとは知らなかった。 そして、それは今も尚続いていることなど、誰が予測出来ようか。だが、こうなるであろう兆しは既に目に見えていた。 祐介は立ち上がり、玄関に戻った。数本のビニール傘の詰まった傘立てに刺さった西洋剣が、本物なのは間違いない。 なぜ、それを知った時に対処出来なかったのだろうか。自責の念と憎悪に駆られ、祐介は傘立てを蹴り付けて倒した。 傘が散らばり、魔剣が落ちる。祐介は魔剣を持ち上げようと柄を握ったが、火に直接手を入れたような熱が肌を舐めた。 「ぐあっ!?」 「止せ、そいつに触るな!」 ヤンマが声を上げたが、遅かった。右手を下げた祐介は魔剣から後退り、手を見ると、触れた部分が焼け爛れていた。 だが、普通の火傷と違って熱は感じず、代わりに燃えるように凄まじい冷たさが皮膚が焦げた肉に染み込んできた。 「だから言わんこっちゃねぇ」 ヤンマは祐介に近付くと、祐介の肩越しに魔剣を見下ろした。 「だが、これがあるからアビーは」 額に脂汗を滲ませながら祐介が呻くと、真夜が枯れた声で呟いた。 「何度捨てても、また戻ってきます。それが、魔剣ストームブリンガーなんです」 真夜は、涙の染みたハンカチをきつく握り締めた。 「御邪魔している間に、その剣を調べてみたんです。私の手では抜けないから、魔法を使って少しだけ抜いて みたんですけど、資料にある通りの漆黒の刀身でした。私などでは到底封じることが出来ない、本物の魔剣です。 鞘から一センチぐらい出すだけで精一杯だったんですけど、たったそれだけのことで、大分魔力を吸われてしまいました。 さっき、アビーさんがアーサーに斬られた衝撃で、ストームブリンガーは目覚めています。だから、触らない方が…」 「じゃあ、何もせずに放っておけって言うのか!?」 「そうじゃありません。でも、本当に、何も出来ないんです…」 祐介に怒鳴られ、真夜は首を縮めた。 「ごめん」 ぼろぼろと涙を落とした真夜に、祐介は罪悪感に苛まれて謝った。茜の言葉を、僅かばかり失念してしまった。 何かしたくても出来ないのも、皆、同じなのだ。真夜は腫れた目を拭ってから、立ち上がり、祐介に頭を下げた。 「私はこれで失礼します。アーサーが、家に帰っているかもしれないから」 「大丈夫、真夜ちゃん?」 茜は真夜を覗き込むと、真夜は頷いた。 「大丈夫。一人で帰れる」 「途中まで一緒に行こう。その方が、気も楽だろうし」 「でも、そんなの悪いわ」 「友達じゃない、気にしないの。いいよね、ヤンマ?」 茜がヤンマに声を掛けると、ヤンマは頷いた。 「その方がいい。真夜、アーサーが外に出たのは今日が初めてなんだよな?」 「ええ、そうです。一人で出歩かせるのは心配だったから」 真夜が力なく答えると、ヤンマは窓の外を仰ぎ見た。昼下がりなので、まだ日は高い。 「俺も野暮用が出来た」 「まさか、ヤンマ、アーサーさんと戦う気なの?」 茜が戸惑うと、ヤンマは顎を鳴らした。 「あんなに派手な野郎は、空から探せば一発で見つかるはずだ。殺し合う気はねぇが、一発殴らねぇと収まらねぇ」 「…俺も行く」 祐介が重たく呟くと、ヤンマは首を横に振った。 「行くだけ無駄だ」 「このままじゃ俺も気が済まないんだよ、だから連れて行け!」 祐介がヤンマに叫ぶと、ヤンマは爪先で祐介の襟元をぐっと持ち上げ、額を突き合わせた。 「お前に何が出来る。悪いことは言わねぇ、ここで大人しくしていろ。それが一番だ」 「でも、ヤンマ…」 不安げな茜に、祐介を放したヤンマは一笑した。 「日が暮れる前に帰ってくるさ」 じゃあな、とヤンマは玄関のドアを開けて外に出ると、すぐさま羽ばたいて午後の空へと飛び去ってしまった。 茜は玄関を出てヤンマを見送り、その背が街並みに消えるまで見つめていたが、振り返って真夜に向いた。 「行こう、真夜ちゃん」 「…うん」 真夜は小さく頷くと、祐介とアビゲイルに深々と頭を下げて謝ってから、茜と連れ立って祐介の部屋を後にした。 二人が階段を下りる足音が遠のき、狭い部屋には静けさが戻った。祐介はひどい焦燥に駆られたが、踏み止まった。 ヤンマの言う通りだ。たとえ、ヤンマと共にアーサーなるリビングメイルを探し当てたとしても、何が出来るのだろう。 戦えるわけでもなければ、魔法を使えるわけでもない。だが、アビゲイルを直してやれるわけでもないことも事実だ。 じくじくと痛む右手の傷よりも、胸の方が余程痛かった。何も出来ないからと、何もしないままでいるつもりなのか。 アビゲイルの上半身の傍に座った祐介は、傷のない左手でアビゲイルのヘルムに触れてみたが、反応はなかった。 言葉を発することもなければ、動くこともなく、笑うこともない。リビングメイルとは言い難い、単なる金属塊だった。 「アビー」 祐介は唇を歪め、アビゲイルを抱き寄せた。 「ごめんな」 動かなくなった彼女は、冷たく、硬い、無機質な物体だった。今朝、部屋を出るまではいつも通りだったというのに。 ほんの十数時間前の出来事なのに、遠い過去のように感じる。なんでもないことが、特別なことなのだと身に染みる。 アビゲイルの優しい声が、無性に聞きたくなる。だが、アビゲイルは祐介の腕の中で沈黙し、指先すらも動かさない。 死んでしまったのでは、と疑いそうになるが、人間ではないのだから斬られたぐらいでは簡単に死なないと思い直す。 きっと大丈夫、なんとかなる、ならないわけがない。根拠のないことを切に願いながら、祐介は無力さを痛感していた。 喉に熱い異物が迫り上がり、視界がぼやけ、目元から体液が滴る。悔しくて、やるせなくて、気が狂ってしまいそうだ。 玄関に散らばる傘が崩れ、落ちた。 どこをどう逃げたのか、解らない。 湿っぽく埃っぽい空気が充満している林を当てもなく歩きながら、アーサーはひたすら自問自答を繰り返していた。 正しいことをしたのに、なぜ真夜は拒絶する。間違ったことをしていないのに、なぜ他の者達はアーサーを責める。 そして、なぜ誰も魔女の敗北を喜ばない。魔剣ストームブリンガーを操る魔女は、誰しもが恐れる生きた悪魔だった。 アーサーが存命していた時代。現代ではアビゲイルと名を変えた女は、侵略と破壊を繰り返す国家の王族だった。 世継ぎが生まれなかったためにエルリックと名付けられて男として育てられ、魔剣を与えられて戦場に駆り出された。 それから間もなく、エルリックはその手で王族を皆殺しにし、国の実権を掌握したばかりか近隣諸国を次々に侵略した。 中でも最も激しい戦火に見舞われたのがアーサーの祖国であり、一年も経たないうちに国土の大半が焦土と化した。 若き聖騎士であったアーサーは、元王子の魔女と何度も剣を交えたが、殺すどころか殺されそうになってしまった。 聖剣エクスカリバーの力で辛くも生き長らえたが、戦いを繰り返すうちに祖国の軍勢は消耗し、アーサーも疲弊した。 だが、魔剣ストームブリンガーを携えた魔女の猛攻は止まらず、戦火は祖国の首都にまで及び、首都は滅ぼされた。 アーサーが忠誠を誓った王族の血に濡れた黒い刃を振るいながら、魔女は笑っていた。そして、アーサーを斬った。 ストームブリンガーの刃が腹部に差し込まれた瞬間、アーサーもまたエクスカリバーを振るい、魔女の首を刎ねた。 兜を被った魔女の頭部が転げ落ち、首の根元から噴き出す鮮血を浴びながら、アーサーも己の血溜まりに沈んだ。 そして、再び目を覚ました時に出会ったのが真夜だった。その美しさに一瞬にして心を奪われ、魂が奮い立った。 だから、真夜を守ると聖剣に誓った。魔女を殺さなければ真夜が殺されてしまうから、アーサーはアビゲイルを斬った。 けれど、真夜は喜ぶどころかアーサーを責めた。聖騎士としての役割を果たしただけなのに、なぜこんなことになる。 「おお、神よ」 湿った土に膝を埋め、アーサーは頭を抱えた。 「どうかお答え下さい、私は何を誤ったのでしょうか」 「全部だな」 アーサーの言葉を遮るように、声が降ってきた。素早く顔を上げると、一際太い枝の上に昆虫人間が立っていた。 黒と黄色の外骨格、エメラルドグリーンの複眼、透き通った四枚の羽。確か、ヤンマと呼ばれていた昆虫人間だ。 「貴様が神の言葉を騙るな!」 アーサーがエクスカリバーの柄を握ると、ヤンマは枝から飛び降り、右肩に担いでいた鉄パイプを下ろした。 「生憎、俺は神様なんてもんは信じねぇタチでな。祈るぐらいでどうにかなったら、俺はとっくの昔に人間になってる」 「おのれ、貴様も魔女に操られているのか!」 アーサーは抜刀すると、腰を落として剣を構えた。ヤンマは少し錆の浮いた鉄パイプを引き摺り、土を削る。 「さあて、どうだかな!」 ヤンマの爪先が地面を噛み、しなやかに長身が跳ねた。アーサーはすかさず剣を起こすが、間合いを詰められた。 鉄パイプが荒々しく振り下ろされて頭部に迫るが、エクスカリバーで受けた。金属が鬩ぎ合い、高音と低音が響く。 アーサーは剣を振って鉄パイプを弾き飛ばすが、ヤンマは即座に身を引いて鉄パイプを下げ、間合いを取った。 動きは雑だが、場慣れしている。アーサーは強く踏み込んで腰を回し、エクスカリバーに光を纏わせて振り抜いた。 「とあっ!」 だが、刃が届くよりも前にヤンマは後退し、エクスカリバーを戻すための隙を突いて鉄パイプを突き出した。 「調子こいてんじゃねぇぞ!」 「人に劣る虫の分際で、この私と刃を交えるとは! それだけは賞賛に値する!」 鉄パイプを左腕で受け止めたアーサーは、それを掴み、捻った。 「お前に褒められたって嬉しくねぇな!」 上右足ごと捻られた鉄パイプを上左足に持ち替えたヤンマは、反対方向に力を込めた。 「うっ!?」 鉄パイプがアーサーの手中から外れ、側頭部に衝突した。視界が揺さぶられたアーサーは、僅かに注意が逸れた。 その間に、ヤンマは鉄パイプを突き上げてアーサーの顎を真下から叩き、仰け反らせてから胸部に蹴りを放った。 たたらを踏んだアーサーに追撃を加えるべく、ヤンマが跳躍すると、アーサーはエクスカリバーを横たえて腰を据えた。 「貴様こそ、調子に乗るな!」 「おわっ!」 反射的に羽ばたいて制止したヤンマの目の前に、エクスカリバーの白く輝く切っ先が迫った。 「ふん!」 アーサーが剣を僅かに引いたので、ヤンマは上体を反らした。直後に白い刃が突き出され、顎を掠めて上に抜けた。 複眼の下が白い光に染まり、視界がぼやけた。羽ばたいてアーサーとの距離を取ったヤンマは、顎を鳴らしていた。 簡単に勝てる相手ではないと思っていたが、これほどとは。こりゃガチで本物だな、とヤンマは鉄パイプを握り締めた。 生温い風が吹き抜け、木々を掻き乱した。枝と葉が擦れ合い、水気混じりの土の匂いが木々の間から立ち上った。 白い刃を突き出した格好のまま、アーサーはヤンマを見据えていた。彼を殺すのは容易いが、それではまた真夜が。 しばらく迷った末、アーサーはエクスカリバーを鞘に収めた。ヤンマは警戒心を緩めた様子はなく、顎を軋ませている。 「貴様は、茜と申す少女のために戦っているのか?」 「まあ、な」 ヤンマは鉄パイプを上左足の爪に打ち付けながら、顎を開いた。 「俺は茜を守りたい。それだけだ」 「そうか」 「お前も似たようなもんだろ?」 「なぜ解る」 「あれだけべらべら喋ってたんだ、解らねぇ方が変だろ」 言葉こそ軽いが、ヤンマの口調は強張っていた。 「だが、あのやり方はねぇな。アビーがお前の言う魔女だったとしても、あの時、アビーは丸腰だったんだぜ? 丸腰の女に斬り掛かるのは、聖騎士どころか男のやることじゃねぇよ。あれは真夜じゃなくても怒るぜ」 「そう、だな」 アーサーはヤンマからは視線は外さなかったが、声色を落とした。 「だが、魔女を殺さねば、いずれ真夜は危険に曝される」 「…らしいな」 意外にも、ヤンマが同意した。アーサーが訝ると、ヤンマは上右足の爪を一本挙げた。 「あの剣はマジでヤバいぜ。魔法使いじゃなくても、それぐらいは解る」 「だから、一刻も早く、魔女と共に魔剣を滅ぼさねばならないのだ!」 「そうなんだよ、そうなんだがよ! 俺はお前を殴らなきゃ気が済まねぇ!」 「なぜだ、やはり貴様は魔女に操られているからか!」 「そんなわけねぇだろ! アビーはな、俺達の最高の隣人なんだよ!」 ヤンマは枝の上から飛び降り、鉄パイプをアーサーに向けた。 「料理も上手けりゃ掃除も得意、洗濯だってお手の物だ! 脳内ピンク色だがそこもまた愛嬌、馬鹿みたいなお人好しで いつか誰かに騙されるんじゃないかって思っちまうぐらいのいい女だ! お前は、そんな女を真っ二つにしたんだ!」 「だが、あの女は魔女だ! 魔剣ストームブリンガーの恐ろしさを知るならば、なぜあの女を恐れない!」 「包丁は包丁、料理人は料理人ってぇことだ!」 ヤンマは振りかぶり、アーサーの頭部を狙って投擲した。二人の距離は数メートルもないため、ほんの一瞬で到達した。 アーサーは剣を抜くことが出来ず、腕で頭部を庇った。腕に激突した鉄パイプが跳ね飛んだ直後、別の衝撃が訪れた。 頭部を守っていたために狭まっていた視界の死角から、ヤンマの拳が滑り込み、アーサーのマスクに叩き付けられた。 「もういっちょ!」 よろけたアーサーの頭部にもう一発拳を放ったヤンマは、アーサーの頭部を掴み、ぎりぎりと爪で絞った。 「このまま首だけ引っこ抜く、ってのも悪くねぇな?」 「貴様っ…」 アーサーは頭部を握り締めるヤンマの足を掴むが、ヤンマはぎちっと爪を捻ってアーサーの首の根元を曲げた。 「俺達はな、普通に暮らしていただけなんだ。お前はそれをぶっ壊したんだ、首ぐらいじゃ埋め合わせにもならねぇ」 「だが、魔女は!」 「だぁから、それとこれとは別だっつってんだろうが!」 ヤンマはアーサーを放り投げて転がすと、その分厚い胸を踏み躙った。 「見た目通り、頭の硬い野郎だな。そんなんじゃ、一生掛かっても真夜には許してもらえねぇぞ」 「真夜は…」 首を起こしたアーサーは、ヤンマを見上げた。 「私を、憎んでいるのか?」 「さあな。俺は茜だけで手一杯だから、他の女に気を掛ける余裕なんてねぇよ。そんなもん、自分で確かめろ」 アーサーの頭部を蹴り飛ばしたヤンマは、地面に転がっている鉄パイプを拾った。 「これで俺の気は済んだ。だが、二度とツラを見せるな」 「待て、ヤンマ」 「うっせぇな、馴れ馴れしく呼ぶんじゃねぇよ!」 「ここはどこなんだ?」 「はあ?」 話の流れにそぐわない質問にヤンマが声を裏返すと、アーサーは起き上がり、土を払った。 「本当に、ここがどこなのか解らないのだ。真夜の家の位置も、朧気にしか覚えていない。だから、どこをどう行けば 真夜の家に戻れるのか…。方向感覚はあるのだが、地理感覚がなくてな」 「お前さぁ、一見賢そうだけど実は物凄い馬鹿だろ?」 ヤンマが呆れると、アーサーは強く反論した。 「何を言う! 私は聖騎士だ! 貴様などとは違う!」 「大体なら教えてやるけど、案内はしねぇぞ。でも、真夜の家に帰ってどうするつもりだよ? 追い返されるぞ?」 「だが、真夜の気持ちを確かめろと言ったのは貴様自身ではないか」 「そりゃまぁな」 「早急に教えてくれ、ヤンマ。私は真夜の家に帰りたいのだ」 「なんか、気ぃ抜けるなぁ…」 ヤンマはぼやきながらも屈み、爪先で地面を削って簡単な地図を描いた。 「今、俺達がいるのは大通りから西側に外れた緑地公園で、南側に行けば私鉄の駅がある。んで、その私鉄の駅から 線路沿いに十分ぐらい歩いたところにあるのが俺達のアパートで、真夜んちは…あー、俺、知らねぇや。今気付いた」 「役に立たない男だな」 「図体でかい迷子には言われたくねぇよ」 ヤンマはアーサーの言い草に腹が立ったが、気を取り直した。ここで挫けては、真夜の家まで送る羽目になる。 「真夜の家は一駅先だって茜から聞いたことがあるから、少なくともこの近所じゃねぇな。なんだったら、交番で聞け」 「コウバン、ああ、真夜から聞いたことがあるぞ。市民生活の安全を脅かす犯罪を取り締まる公僕が駐在しているのだな」 「それが解ってんなら俺に帰り道を聞くな。お巡りさんに聞け、迷子」 「迷子迷子と言わないでくれ、何か情けなくなってくる」 「つうか、もう充分情けねぇぞ?」 ヤンマは心底呆れ、立ち上がった。 「俺は今度こそ帰る。日も暮れてきちまったしな」 羽を広げたヤンマは、複眼の端に金色の全身鎧を捉えた。 「お前のことは嫌いだが、真夜は好きだ。大事にしてやれ」 びいいいいいいんっ、と薄い羽が空気を震わせ、長身が浮かび上がった。木々を乱し、黒と黄色の姿が空に消える。 ヤンマを見送ってから、アーサーは歩き出した。この場に留まり続けていても、事態は進展するどころか後退してしまう。 真夜に会い、真夜の気持ちを確かめよう。そして、本当に正しいと思えることを見出し、その上でエクスカリバーを振るおう。 魔剣ストームブリンガーへの恐怖に囚われ、過去に縛られすぎていたのだと、ヤンマのおかげで気付くことが出来た。 聖剣エクスカリバーの鞘の力があれば、アビゲイルの傷は癒せる。その上で話し合い、刃を交えずに戦いを終わらせよう。 アーサーが存命していた時代とは、何もかもが違う。アビゲイルも記憶を失っているから、魔女とは懸け離れた人格だ。 だから、血と肉片の海を作らずとも事態は収拾出来る。いや、しなければならない。決意を固め、アーサーは踏み出した。 吹き付ける風の温度が、急激に冷え込んだ。違和感を感じたアーサーが足を止めると、木々の葉がはらはらと落ちた。 青々と茂っていた葉が茶色く変色し、縮み、草が萎れていく。風に混じる匂いも、春先のものではなく墓場に近しかった。 枯れた枝の隙間から覗く空だけが青く、鮮烈だ。生命を宿していたものは、皆、息吹を止め、干涸らびた死骸と化した。 「うふふふふ」 枯れ葉を踏み荒らしながら、銀色の影が歩み寄ってくる。 「あなたのせいで、あの人が泣いてしまった。あの人だけは傷付けまいと思っていたのに、どうしてあなたは私を 見つけ出してしまうのかしら。どうしてあなたは、私を戦いに駆り出すのかしら」 しゅるりと鞘から刃が引き抜かれ、闇を吸い込んだ剣が現れる。 「二度と戦いたくなかったから、私はストームブリンガーに全てを与えたわ。記憶も、力も、全部食べさせたわ。そうしたら、彼は 少しだけ満足して眠ってくれたわ。けれど、あなたが私を斬ったから、彼はまた目覚めてしまった。戦え、殺せ、喰え、って うるさいのよ。このままじゃ、彼は私の大切な人を食べちゃうわ。だから、あなたの命を食べさせてあげて」 枯れた枝を擦り抜けた光が黒い刃を煌めかせ、銀色の魔女、アビゲイルを照らした。 「聖騎士の命なら、きっとストームブリンガーは満足してくれるわ」 切断されたはずの上半身と下半身と左腕が繋がり、元の姿を取り戻していた。アーサーは剣を抜いたが、手が震えた。 魔剣にもまた、聖剣と同等の能力が備わっている。操り手の肉体を強化するばかりか、どんな傷でもたちまちに癒すのだ。 だが、先程、アビゲイルを斬った時にはそんなことはなかった。恐らく、その時はまだ魔剣は目覚めていなかったのだろう。 アビゲイルの口振りからして、魔剣が目覚めたのはアーサーがアビゲイルを斬り、ダメージを与えてしまったからに違いない。 先制攻撃をして魔女を滅ぼすつもりが、反対に魔女を目覚めさせてしまった。激しい後悔に襲われ、畏怖が魂を冷やす。 魔剣ストームブリンガーを携えているアビゲイルは、アーサーの記憶にこびり付いた魔女の姿となんら変わらなかった。 アーサーの刃に怯えた姿とは正反対の、血に飢えた戦士。心優しい隣人の面影が失せたアビゲイルは、笑みを零した。 「うふふふふ。お腹、空いちゃった」 一陣の風が抜け、季節外れの枯れ葉を巻き上げる。銀色の魔女と金色の聖騎士の間を過ぎるのは、生命の抜け殻だ。 それらは全て、魔剣に喰われたのだ。アーサーの同胞と同じように魔剣の飢えを潤し、大地で虚しく朽ち果てていった。 枯れ葉だと解っているのに、それが血飛沫のように思えた。ここで魔女を殺さなければ、間違いなく命が狩られてしまう。 真夜や彼女の友人達だけでなく、この街の全ての命が。アーサーはエクスカリバーの切っ先を、銀色の魔女に据えた。 戦わなければ、皆、殺される。 ←・→ タグ … !859◆93FwBoL6s. *人外アパート
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/30201.html
登録日:2014/10/20 Mon 23 05 42 更新日:2024/09/23 Mon 21 58 30NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 キャラクター 人外 属性 萌え属性 人外(じんがい)とは、人間以外の種族のキャラクターの総称である。 目次 ◆概要 ◆分類見た目は人外、挙動などは人間 外見の一部が人外 人間と変わらない外見 人間だけど明らかに人間離れした能力 ◆関連項目 ◆概要 めちゃくちゃ範囲を広げれば動物などもそれに当てはまりそうだが、最低でも人間と同じくらいの知能を持つことが一応条件となる。 この「知能」というのがポイントで、どんなに知能が高くとも倫理観までは人間と同じとは限らない。これを主軸にした作品も数多く存在する。 主に恋愛ものなら種族間の葛藤や背徳感、SFやファンタジーなら現実離れした世界観を演出する役割を持つ。 子供向け作品のマスコットキャラクターもこの系統に含まれるだろう。 存在自体が現実&人間離れしていることから、魔法などの特殊能力とも合わせやすい。 単純に人間と異なる外見を好むファンも数多い。 また(たとえ人工知能などを持っていようが)機械類や幽霊に対してそう表現されることは滅多にない。最早人間じゃないとかそれ以前の問題だからだろう。 その場合、アンドロイドなど既に別の属性名が当てがわれることが殆ど。 というか前述の説明通り「総称」なので、結構代替できる属性名が多い属性だったりする。 ◆分類 漫画やアニメの世界では様々な人外キャラクターが登場するが、どの辺が人間と異なるかにより、ある程度分類される。 お気に入りのあのキャラクターは何処に当てはまるか考えてみよう。 見た目は人外、挙動などは人間 漫画やアニメではポピュラーな存在で、真っ先に連想した諸君も多かろう。 どこまで人間に近づけているかは様々。二足歩行に限らず四足歩行もいる。 人間とほぼ同じ行動が取りやすい上人外だと分かりやすいため、異種間恋愛ものでは活躍する。 例キュゥべえ(魔法少女まどか☆マギカ) タートルズ、スプリンター(ミュータントタートルズ) ケロン人(ケロロ軍曹) 殺せんせー(暗殺教室) 外見の一部が人外 一見普通の人間だが確実に違う点がある。エルフ耳が代表例か。 上記の例とまとめて亜人とも呼ばれる。 なまじ人間社会に溶け込みやすい分、特にファンタジー世界では種族間の差別問題などにつなげやすい。 例アリエッティ(借りぐらしのアリエッティ) イカ娘(侵略!イカ娘) モンスター娘の皆さん 人間と変わらない外見 本当にそういう外見のキャラクターだけでなく何らかの手段で化けてるケースもある。 何らかの特殊な姿と使い分ける例も珍しくない。 こうなってくるとぱっと見が人間と区別不能になるため、人外を強調したければほぼ確実に特殊能力を持っている。 例かぐや姫(竹取物語) 長門有希(涼宮ハルヒシリーズ) ハク(千と千尋の神隠し) 安心院なじみ(めだかボックス) 人間だけど明らかに人間離れした能力 ファンによる俗称の意味合いが強い。 超人、チートとも。 バトル漫画では高確率で登場するほか、スポーツ選手など実在する人物でも一種の敬称として「ほぼ人外」みたいに言われる場合もある。こちらは「野球星人(*1)」「競馬星人(*2)」とかに近いニュアンスか。 例サトシ(アニメ版ポケットモンスターシリーズ) テニスの王子様のキャラクター全般 長野原みお(日常) ◆関連項目 宇宙人 人造人間 追記・修正は人外の皆さんにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] トランスフォーマーやスタートレックの影響なのか、「アメリカ人は人外を生き生きと描くのがうまい」というイメージがある。 -- 名無しさん (2014-10-20 23 10 32) 人魚はいけるが魚人はいけるかどうか、で度合いがわかる…かも -- 名無しさん (2014-10-20 23 14 34) 魚人と言えばゼル伝時のオカリナのルト姫 -- 名無しさん (2014-10-20 23 25 30) この手のジャンルって次の2パターンに分かれる気がする。人外丸出しな姿のほうが良いか、人間っぽくなければ駄目か。海外は前者、日本は後者なイメージ -- 名無しさん (2014-10-20 23 41 41) 垣根帝督とかか。あいつは最早生き物ですらないが。 -- 名無しさん (2014-10-21 00 06 40) セルティは外見の一部が人外パターンか? -- 名無しさん (2014-10-21 00 57 47) 人外ってあるから萌えを押しまくった俺得項目かと思ったが違った -- 名無しさん (2014-10-21 02 52 54) テニスプレイヤーとはいったい…… -- 名無しさん (2014-10-21 07 31 47) ↑↑すまん、もし可能なら全力で萌えにシフトさせてくれw -- 名無しさん (2014-10-21 11 47 35) トッキュウジャーの明さんはここに入るか? -- 名無しさん (2014-10-21 11 49 46) あの人はジンガイってかカイジン…あっはいなんでもないです。この項目だと、・見た目は~と・人間と変わらない~の両方だろうな -- 名無しさん (2014-10-21 12 30 47) サトシでワロタwwww つかアニポケなら殆どが人外な気がするぞw -- 名無しさん (2014-10-21 12 32 55) 人外属性に外国人属性を足すと、ヴァルカン人等の「アメリカ人が描いた宇宙人」になる。 -- 名無しさん (2014-10-21 12 34 11) 頑丈だから多少無茶なプレイも出来るのが魅力 -- 名無しさん (2014-10-21 15 28 57) モンハンのプレイヤーハンターも人外だな。高所から落ちても骨一本も折れない -- 名無しさん (2014-10-22 16 10 07) ↑ぶつ森の村人もジンベイザメを片手で持ったりスズメバチやタランチュラ刺されてもイテテだけで済むしハンターと違ってどんなに走っても息切れしないしな。 -- 名無しさん (2014-10-22 16 35 56) なんでや!! テニプリは関係ないやろ! -- 名無しさん (2014-12-28 11 58 06) 私はのじゃロリが大好物だ。某条例が何と言おうと、18歳以上だから仕方ないじゃん! -- 名無しさん (2014-12-28 15 11 55) グインは? -- 名無しさん (2015-02-02 08 39 59) クロコダインのおっさんが一番好きだなぁ -- 名無しさん (2015-02-02 09 07 18) 両さんは人間離れしているしな~。狛村さんも人外だしね~。 -- 名無しさん (2016-02-22 19 31 18) 擬人化も幽霊も人間じゃないからセーフ -- 名無しさん (2016-02-22 19 50 35) ガッシュをいじめる女の子・ナオミちゃんも人間離れしているよな。 -- 名無しさん (2016-02-23 17 15 57) シビアだけど「ぴたテン」「人魚姫」「とっとこハム太郎あいしてるでちゅ」みたいに、「人間と人外の恋は叶わない」事をテーマにしている作品が好き。 -- 名無しさん (2018-01-19 16 48 14) ギルティギアのソル、ディズィー、テスタメント、ラムレザル、エルフェルト等も見た目は人と変わらないタイプに入るかな? -- 名無しさん (2018-12-02 19 43 37) イカ娘やモンスター娘は一部が人外と言うよりはヒト型を持った人外な気が -- 名無しさん (2019-12-21 10 56 53) 「獣人」は『外見の一部が人外』で良いのかな? -- 名無しさん (2024-09-23 21 58 30) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hakikewomoyo-sujyaku/pages/22.html
ここでは、各創作物内において、性格、行動に問題点が多く、読者・視聴者・プレイヤーなどから顰蹙や反感を買った「人外の」キャラクター達を纏める。 はじめに この一覧は飽くまでもネタです。 ここに名前が書かれていたからとキャラの本記事やpixiv上の作品に「人外のクズ」タグを安易に付けるのは控えましょう。余計な編集合戦や荒れる原因になります。 曖昧さ回避のため、極力作品名をお忘れなく。 一覧はいずれも五十音順です。 救いようのない人外のクズ 青猫族(転生したら剣でした)※一部を除く。 アクアク(超劇場版ケロロ軍曹) アクノロギア(フェアリーテイル) アコール(ドラッグオンドラグーン3) アズ(仮面ライダーゼロワン) アリオス・オーランド(勇者パーティーを追放されたビーストテイマー)※元は人間だったが途中で人外になった。 アリエナイザー(特捜戦隊デカレンジャー)※一部を除く。 アルベリッヒ(シャイニング・ブレイド) アローラニャース(ポケットモンスター サン ムーン) アンドリュー・オイッコニー(スターフォックス) アンドルフ(スターフォックス) イカカモネ議長(妖怪ウォッチ) イチモツ(天外魔境3) イザク/仮面ライダーソロモン(仮面ライダーセイバー) いにしえの魔神(ドラゴンクエストIX) インドミナス・レックス(ジュラシック・ワールド) VAVA(ロックマンX) ヴァンデモン(デジモンアドベンチャー/02) ウィスマロマン(妖怪ウォッチバスターズ) ウルトラマントレギア(ウルトラマンタイガ) エイダシク星人(ULTRAMAN) エウア(ひぐらしのなく頃に) エコロ(ぷよぷよ) エタルガー(劇場版ウルトラマンギンガS決戦!ウルトラ10勇士!!) 夷川早雲(有頂天家族) エビルプリースト(ドラゴンクエスト4)※リメイク版 エボン=ジュ(ファイナルファンタジー10) エルフ族の村人達 袁紹バウ(SDガンダム三国伝) 圓翔(銀魂) 閻誅隊隊長 (妖怪ウォッチぷにぷに) 魘夢(鬼滅の刃) オーロラ(Fate/GrandOrder) お父様(鋼の錬金術師) オルバン大元帥(闘将ダイモス) 終わりなき混沌の面々(魔法つかいプリキュア!) 女将軍ゼノビア(科学戦隊ダイナマン) ガーゴルゴン(ウルトラマンX) カーズ(ジョジョの奇妙な冒険) カーリー星人(ウルトラマンレオ) ガイゾックの皆さん (無敵超人ザンボット3) カザリ(仮面ライダーOOO)⇒もっとも彼の場合その理由も理由なので哀しき悪役ともいえないことはない。 ガモス(ウルトラマン80) カワリーノ(Yes!プリキュア5) 館長(Yes!プリキュア5GOGO!) 眼魔の皆さん(仮面ライダーゴースト) 機械伯爵(劇場版銀河鉄道999) 奇襲梅(ワンパンマン) 鬼人正邪(東方輝針城) 北崎/ドラゴンオルフェノク(仮面ライダー555) ギフ(仮面ライダーリバイス) 鬼舞辻無惨(鬼滅の刃) ギャオス(ガメラシリーズ) ギャビッシュ(ウルトラマンダイナ) 救星主のブラジラ(天装戦隊ゴセイジャー) キュゥべえ(魔法少女まどか☆マギカ) 玉壺(鬼滅の刃) キリエル人/キリエロイド(ウルトラマンティガ) ギレール/ギガギレール/マッドギレール(電磁戦隊メガレンジャー) キング/コーカサスビートルアンデッド(仮面ライダー剣) キングギドラ(ゴジラ キング・オブ・モンスターズ) 禽夜(銀魂) グアイワル(ヒーリングっど♥プリキュア) グィン将軍/クモロイド(仮面ライダーSPIRITs) クーリエ(グラブル)(グランブルーファンタジー) クック(映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!) くぬどん(暗殺教室) 紅煉(うしおととら) グランドフィッシャー(BLEACH) くろミン(天才てれびくんhello,) クロワール(神次元ゲイムネプテューヌV) グロンギの皆さん(仮面ライダークウガ) ゲイト(ロックマンX6) ケケラ/仮面ライダーケケラ(仮面ライダーギーツ)※サポート担当として支援していたがしかし、とある人物と手を組み、他のサポーターを裏切り、仲間割れした。 ケストラー(ハーメルンのバイオリン弾き) ゲドンコ星人(マリオ&ルイージRPG2) ゲプラー参謀(ビデオ戦士レザリオン) ゲマ(ドラゴンクエストⅤ) ゲロイヤー(闘将ダイモス) コウガネ/仮面ライダーマルス/仮面ライダー邪武(仮面ライダー鎧武) 皇帝ワルーサ(絶対無敵ライジンオー) ゴギート(牙狼 魔戒ノ花) 黒刀(BLEACH) ゴステロ(蒼き流星SPTレイズナー) コマンダーサザビー(SDガンダムフォース) ゴメス所長(かいけつゾロリ) コヤンスカヤ (Fate/GrandOrder) 混沌の遣い(新・光神話パルテナの鏡) 斎祀(KOF) ザエルアポロ・グランツ(BLEACH) ザグレド(ブラッククローバー) ザボエラ(ドラゴンクエスト-ダイの大冒険-)※魔王軍の同僚に嫌われる ザマス/ゴクウブラック(ドラゴンボール超) ザラブ星人(ウルトラマン) XN-L(スーパーロボット大戦OGムーン・デュエラーズ) サンダール(忍風戦隊ハリケンジャー)※子孫の方はそうでもない。 ザント(ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス) サンドロス(劇場版ウルトラマンコスモス) ジェネラルジオング(SDガンダムフォース) シグマ(ロックマンX) シザーズ・シュリンプァー(ロックマンX3) 史上最悪のトゲピー(ポケットモンスター ダイヤモンド&パール) シックス(魔人探偵脳噛ネウロ) シックスショット(トランスフォーマースーパーリンク) ジニス(動物戦隊ジュウオウジャー) 志村純一/仮面ライダーグレイブ/アルビノジョーカー(劇場版仮面ライダー剣MISSING_ACE) シャダム中佐(五星戦隊ダイレンジャー) シャッテンシュピールの皆様(白猫プロジェクト) シャドウ(Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!)※オールスターズではギャグキャラと化している。 ジャハガロス(ドラゴンクエストⅧ) シャマー星人(ウルトラマンマックス) JUDO シュリーカー(BLEACH) ジュリ(天外魔境ZERO) 呪霊直哉(呪術廻戦)※元は人間だったが途中で人外になった。 上級妖怪コナキジジイ(手裏剣戦隊ニンニンジャー) ジョーカー(スマイルプリキュア!) ジョージ(きかんしゃトーマス) 女郎蜘蛛(妖怪ウォッチシャドウサイド) ショッカー首領(仮面ライダー) 深海族の皆さん(ワンパンマン) 新魚人海賊団の皆さん(ONEPIECE) シンクライン皇太子(百獣王ゴライオン) シンドイーネ(ヒーリングっど♥プリキュア) ジンメン(デビルマン) ズール皇帝(六神合体ゴッドマーズ) ズ・ザンバジル(超電磁マシーンボルテスV)※忌々しい過去からある意味哀しき悪役と言える。 スカー(ライオンキング) 筋殻アクマロ(侍戦隊シンケンジャー) ストライカー(翠星のガルガンティア) スペースルーラーズの皆さん(ロックマンギガミックス) 殺生院キアラ(Fateシリーズ) ゼブブ(ウルトラマンガイア) ゼラン星人(帰ってきたウルトラマン) セルパン/ロックマンモデルV(ロックマンゼクス) センチネルプライム(トランスフォーマー ダークサイドムーン) 総統メビウス(フレッシュプリキュア!) ソール11遊星主(勇者王ガオガイガーFINAL) ダークオーク(ソニックX) ダークドラゴン(シャイニング・ブレイド) ダイール(伝説のスタフィー対決ダイール海賊団) 大後悔船長(妖怪ウォッチ)※アニメ版 ダイナモ(ロックマンX5・ロックマンX6) 田中太郎(うちゅう人田中太郎) 玉藻前(無双OROCHI2 Ultimate) ダルイゼン(ヒーリングっど♥プリキュア)※感謝祭では救いのある結末を迎えた。 タンクジョウ(騎士竜戦隊リュウソウジャー) 地帝王ゼーバ/リサールドグラー2世(光戦隊マスクマン) チブル星人エクセラー(ウルトラマンギンガS) つかさ(地縛少年花子くん) 綱彌代時灘(BLEACH) ツルク星人(ウルトラマンレオ) ディー博士(手裏剣戦隊ニンニンジャーVS仮面ライダードライブ 春休み合体スペシャル) ディーゼル10(きかんしゃトーマス)※作品によっては善人になったり改心をする。 ディオドラ・アスタロト(ハイスクールD×D) ディオ・ブランドー(ジョジョの奇妙な冒険)※忌々しい過去からある意味哀しき悪役と言える。 デジール(伝説のスタフィー4) デモンゴーネ(ジャンボーグA) デリトロス(電脳冒険記ウェブダイバー) でんぱく小僧(妖怪ウォッチ)※自分の悪行を棚に上げて被害者ぶったため。 ドアクダー(魔神英雄伝ワタル) 統制者と破壊者/双頭のアンデッド(小説仮面ライダーブレイド) 董卓ザク(SDガンダム三国伝) 戸愚呂兄(幽遊白書) ドクロベエ(ヤッターマン) トッコリ(アニメ版星のカービィ) トラゴエディア(遊戯王GX) ドルズ星人(ウルトラマンタロウ) ドロンコ魔王(それいけ!アンパンマン) ナイトメア(星のカービィ(アニメ)) ナターン星人(ウルトラマンティガ) ナックル星人(帰ってきたウルトラマン) 奈落(犬夜叉)※真の黒幕の思惑に踊らされた被害者の一面もある。 ニーア(グラブル)の両親(グランブルーファンタジー) 日輪仮面(秘密戦隊ゴレンジャー) にゃーこ(ねこぢるうどん) ぬらりひょん(ゲゲゲの鬼太郎) 根岸/ネイティブ(仮面ライダーカブト) 脳人監視隊(暴太郎戦隊ドンブラザーズ) ノワール星人(ウルトラマンコスモス) バードン(ウルトラマンタロウ) ハイネスデュークの皆さん(百獣戦隊ガオレンジャー)※唯一のホワイト上司であるウラは除外。 ハウリング(映画スイートプリキュアとりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪) 白面の者(うしおととら) バスコ・タ・ジョロキア(海賊戦隊ゴーカイジャー) バツガルフ(ペーパーマリオRPG) バット星人の皆さん(ウルトラゼロファイトその他※…小森セイジのような例外もいる。 バド星人(ウルトラセブン) ハニワ一家(ハニ太郎です。シリーズ) ババルウ星人(ウルトラマンレオ) バビディ(ドラゴンボール) 破滅の光(遊戯王GX) バラシタラ(機界戦隊ゼンカイジャー) バルジー(きかんしゃトーマス) バレンドス(UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー)⇒コミカライズ版に準ずる。 バングレイ(動物戦隊ジュウオウジャー) 半天狗(鬼滅の刃) 蛮野天十郎/ゴルドドライブ(仮面ライダードライブ)※平成仮面ライダーシリーズにおける史上最悪の人間のクズ。人外の存在になっても改心せず。 ビースト・ザ・ワン(ULTRAMAN) ビザンテ(探検ドリランド) ビットウェイ・オズロック(イナズマイレブンGOギャラクシー)(哀しき悪役的背景もある) ピグマ・デンガー(スターフォックス) 闇商人ビズネラ(星獣戦隊ギンガマン) ピノッキモン(デジモンアドベンチャー) ヒュドラム(ウルトラマントリガー) ピントコーン(妖怪ウォッチ)※アニメ版 ファントムの皆さん (仮面ライダーウィザード) フェムシンムの初期の二体(仮面ライダー鎧武) ブグロー(猫のニャッホ)※ココネ史上最悪の人外のクズ。 ププヴィレッジの皆さん(星のカービィ(アニメ)) ブラックノーズ(映画それいけ!アンパンマン) ブラックファング(映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ) フラッシュセントリー(マイリトルポニー) フリーズン・フローズン(映画 ふたりはプリキュアMax Heart2 雪空のともだち) プリシャス(騎士竜戦隊リュウソウジャー)※一応改心している。 プリンス・ブルーブラッド(マイリトルポニー) フレイザード(ドラゴンクエスト ダイの大冒険) ブルカノ(魔界戦記ディスガイア) プロイスト(大空魔竜ガイキング) プロスペクター(トイ・ストーリー2) ヘドラ(ゴジラ対ヘドラ) ベロバ/仮面ライダーベロバ→???(仮面ライダーギーツ) ホワイトアリゲーター(怪人開発部の黒井津さん) マキシマム(ダイの大冒険) マグマ星人(ウルトラマンレオその他) 魔獣エンデ(スーパーロボット大戦X) 魔神王(七つの大罪) マシン天帝(ゲームセンターあらし) 真人(呪術廻戦) マルク(星のカービィシリーズ) ミストルティン 三宅徹/ライノセラスファンガイア(仮面ライダーキバ) ムザン星人(ウルトラマンティガ) ムジュラ(ゼルダの伝説 ムジュラの仮面) メフィレス(SONIC THE HEDGEHOG) メンシュハイト(ウルトラマンネオス) モネラ星人/クイーンモネラ(劇場版ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ) 森光蘭/天堂地獄 ヤプール(ウルトラマンA、ウルトラマンメビウス) 闇王ギル(救急戦隊ゴーゴーファイブVSギンガマン) 闇の巨人(ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY) 闇の騎士デスサイズ(SDガンダムフォース) ユウキ=テルミ(ブレイブルー) 妖獣ズール(アニメ版デビルマン) 妖魔ゲモン(ドラゴンクエストⅧ) ヨゴシマクリタイン(炎神戦隊ゴーオンジャー) 吉永みゆき/オーキッドアンデッド(仮面ライダー剣) ヨロイ元帥/ザリガーナ(仮面ライダーV3) ラディゲ(鳥人戦隊ジェットマン) ラプソーン(ドラゴンクエストⅧ) ラ・モール/カメレオロイド(仮面ライダーZX) リザリー(牙狼 魔戒ノ花) リフレクト星人(ウルトラマンメビウス) りもこんかくし(妖怪ウォッチ) 領主ダホテル(最強ロボダイオージャ) ルーイ(ピクミンシリーズ) ルーチェモン(デジモンフロンティア) ルアフ・ガンエデン(第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-) ルピ・アンテノール(BLEACH) レイナーレ(ハイスクールD×D) レイム・メルギトス(サモンナイト2) レオン・ポワルスキー(スターフォックス) レーザーウェーブ(トランスフォーマースーパーリンク) レギュラン星人(ウルトラマンティガ) レジェンドルガの皆さん(劇場版仮面ライダーキバ) レフ・ライノール(Fate/GrandOrder) レモネードデルタ(ラストオリジン)※残虐性・異常性は作中でも突出している。 ロッツォ・ハグベア(トイ・ストーリー3) ロン(獣拳戦隊ゲキレンジャー)※スーパー戦隊ラスボス屈指の外道。 ワロガ(ウルトラマンコスモス) 人外のクズか否か、線引が難しい面々 注 人格、言動、行動に一定の問題点を有しているものの、必ずしも理不尽というわけでなく一応は筋が通っていたり、同情、感化されるべき部分も有する事から、人によって『人外のクズ』と見る者と『哀しき悪役』、『ダークヒーロー』、『憎めない悪役』または『愛すべき馬鹿』と見る者に二分され、甲乙付け難い立ち位置にある者がこれに該当する。 グ=ランドン・ゴーツ(スーパーロボット大戦シリーズ)※忌々しい過去からある意味哀しき悪役と言える。 ケイサル・エフェス(第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-) ザッパーザク ザコソルジャー(SDガンダムフォース)※ザコソルジャーの方はミニコーナーのストーカーを担当しており、ダークアクシズのネオトピア侵攻部隊の下っ端全般はダークアクシズ要塞への帰還のために後半から主人公達と同行している。 スタースクリーム(トランスフォーマーシリーズ)※主に『G1』『アニメイテッド』『プライム』が該当。『ビーストウォーズⅡ』のスタースクリームと『マイクロン伝説』のスタースクリームは彼らに比べ、クズ要素は薄い。 ダーゴン(ウルトラマントリガー)※闇の巨人でありながらメインヒロインに一目惚れしたことをきっかけに心を開きかけるが…。 ドルメン大帝(未来ロボダルタニアス)※悲惨な生い立ちから哀しき悪役の方が近い。 ニャース ソーナンス(アニポケ)※ムコニャ関連の者は性根の良さによって改心する可能性を期待されることが多いが、新無印で最終的に闇堕ちしたため改心が不可能となってしまう。 ヘルルーガ・イズベルガ(スーパーロボット大戦シリーズ)※初登場作品のスーパーロボット大戦GC及びスーパーロボット大戦XOでは完全な外道だがOGシリーズでは(野心はあれど)基本的にはガディソードのために動いている。 どこか憎めない愛すべき人外のクズ 注 この場合、たとえ態度や言動に問題(犯罪や秩序を乱したり、欲望に忠実など)があってもそれ以上に魅力や良い所が多かったり、そのキャラクター性が話を盛り上げる要素だったり、あるいは過去に何か同情されるような経緯があったり、強いインパクトを残して逆に妙な人気が出た者や自分の行動に対して客観視出来る能力を持っているアンチヒーロー、必要悪などがこれに該当する。 アーロン(ONEPIECE) 猗窩座(鬼滅の刃) アトラス(鉄腕アトム) アルケニモン/マミーモン(デジモンアドベンチャー02) 嵐の騎士トールギス(SDガンダムフォース) アンチスパイラル(天元突破グレンラガン) 石堀光彦/ダークザギ(ウルトラマンネクサス) 狗神(繰繰れ!コックリさん) ヴィータ(魔法少女リリカルなのは)※粗暴な性格から敵が多いタイプ。 ウヴァ(仮面ライダーオーズ) ウェンディーヌ(忍風戦隊ハリケンジャー) ウサギ(プリパラ) ウルトラビーストの皆さん(ポケットモンスター サン・ムーン) ウルトラマンベリアル(ウルトラシリーズ)※ウルトラマン列伝でのダークネスファイブとの絡みが多い他、本人の顔が似たべリアロクがウルトラマンゼットの味方として活躍している。 エスカルゴン(星のカービィ(アニメ)) エボルト(仮面ライダービルド) エンヴィー(鋼の錬金術師) 袁術ズサ(SDガンダム三国伝)※主に序盤。 大井(艦隊これくしょん(アニメ)) 金居/ギラファアンデッド(仮面ライダー剣) カク(ポンコツクエスト〜魔王と派遣の魔物たち〜) 香撫 カバトン(ひろがるスカイ!プリキュア) きずなっち(たまごっち!) ギニュー特戦隊(ドラゴンボール) キャロル・マールス・ディーンハイム(戦姫絶唱シンフォギアGX) 妓夫太郎/堕姫(鬼滅の刃) キラもっち(たまごっち!) 紀霊ハンマハンマ(SDガンダム三国伝) キング(ジュエルペットシリーズ) キングギドラ/メカキングギドラ(ゴジラVSキングギドラ) クジャ(ファイナルファンタジー9) くちぱっち(たまごっち!) クッパ(マリオシリーズ) クマ(プリパラ) クマ吉(ギャグマンガ日和) グランダイン(劇場版仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!)-※妹と共にスーパーヒーロー大戦Zでは伊狩鎧に貸し借りがあるため。 九喇嘛(NARUTO) クルリさん(はぴはぴクローバー) 涅マユリ(BLEACH) ケシカス(ケシカスくん) こうしくん(とっとこハム太郎) ゴールド・ボーン(すれちがいシューティング) ゴモラ(ウルトラマン) コンカー(Conker s Bad Fur Day) シア・カーン(ジャングル・ブック) ジェームス(きかんしゃトーマス) ジェリー(トムとジェリー) 信楽(繰繰れ!コックリさん) 獅子王ラッスィー(あはれ!名作くん) 邪神ちゃん(邪神ちゃんドロップキック) 朱の盆(ゲゲゲの鬼太郎) ショーねえちゃん(ぼのぼの) 初代ゴジラ(ゴジラ) ジンガ(牙狼〈GARO〉)(牙狼 GOLDSTORM翔) 深海王(ワンパンマン) スカイダイン(劇場版仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!)※兄と共にスーパーヒーロー大戦Zでは伊狩鎧に貸し借りがあるため。 スプレンディド(ハッピーツリーフレンズ) スラスト(超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説) 生命戦維(キルラキル)※人類の味方もいるため ソノシゴロ(暴太郎戦隊ドンブラザーズ) ゾーダ(F-ZERO) ゾビーナ(恐竜大戦争アイゼンボーグ) ダークルギエル(ウルトラマンギンガ) ダイジン(すずめの戸締まり) 大魔王(べるぜバブ) ダフィー・ダック(ルーニー・テューンズ) チェレーザ/ウルトラマンオーブダーク(ウルトラマンR/B) 血祭ドウコク(侍戦隊シンケンジャー) ちゃまめっち(たまごっち!) チャラクさん(はぴはぴクローバー) ツエツエ(百獣戦隊ガオレンジャー) ディーゼル(きかんしゃトーマス) ディメーン(スーパーペーパーマリオ)※所業は悪辣極まりないが謎の多さや独特な口調も相まって不思議と悪辣な感じがしない。 デコー(ソニックX) デスザウラー(ゾイド) デデデ陛下(アニメ星のカービィ)※人外のクズと言うよりただのアホである。 テラザウラー(ビーストウォーズ) ドクター・ギバ(機動刑事ジバン)ギバギバギバ 見るだけでオェーッ! トム(トムとジェリー) ナックルジョー(星のカービィ(アニメ))※裏切り行為はマッシャーを倒すための芝居だった。 肉食恐竜の皆さん(ジュラシック・パーク) にゃ~たん(えとたま) ニャル子(這いよれ!ニャル子さん) ネコ(プリパラ) ネコジャラ(ドラえもん のび太のワンニャン時空伝) ねずみ男(ゲゲゲの鬼太郎) ノイトラ・ジルガ(BLEACH) ばいきんまん(それいけ!アンパンマン) バイス/仮面ライダーバイス(仮面ライダーリバイス) ハデス(ヘラクレス) バトラー(トロピカル〜ジュ!プリキュア) ハピハピっち(たまごっち!) バンドーラ(恐竜戦隊ジュウレンジャー)※本来は家族愛に満ちた良き母だったが息子の死が原因で闇堕ちしてしまった。 ビルゴー・ベルチャー(スーパーロボット大戦OGムーン・デュエラーズ) フォルテ(ロックマンメガミックス) フラビージョ(忍風戦隊ハリケンジャー) ぶりぶりざえもん(クレヨンしんちゃん) プルートゥ(鉄腕アトム) ヘルマスク(スプラッターハウス) 暴走皇帝エグゾス/エグゾス・スーパーストロング(激走戦隊カーレンジャー) ボコー(ソニックX) ポピー(ポピーザぱフォーマー) ミツイ(ポンコツクエスト〜魔王と派遣の魔物たち〜) ミヤコ(プリンセスコネクト!Re Dive) みらいっち(たまごっち!) 村上峡児/ローズオルフェノク(仮面ライダー555) 冥府神ハデス(新・光神話パルテナの鏡) メガトロン(トランスフォーマーシリーズ) メトロン星人(ウルトラセブン) メンドーサ(牙狼 炎の刻印)※最終話で人外の存在と化したため。 矢沢/カプリコーンアンデッド(仮面ライダー剣) モリアーティ教授一味(名探偵ホームズ) モンティナ・マックス(HELLSING) ヤバイバ(百獣戦隊ガオレンジャー) ヤミー・リヤルゴ(BLEACH) ユウゴ/フェニックス(仮面ライダーウィザード) ゆめキャンっち(たまごっち!) ゆめみっち (たまごっち!) 洋館の男女(仮面ライダー響鬼) ライオンファンガイア(仮面ライダーキバ)※一度改心したため ラキたま(ヒミツのここたま) ラブコフ(仮面ライダーリバイス) ランピー(ハッピーツリーフレンズ) リーゼアリア リーゼロッテ(魔法少女リリカルなのはA s)※主と一緒で敵も多い。 リュウオーン(轟轟戦隊ボウケンジャー) リフティ シフティ(ハッピーツリーフレンズ) ルビー(ジュエルペットシリーズ)※てぃんくる☆除く。 レインボーダッシュ(マイリトルポニー) レジアーネ・ヨゼフィーヌ(スーパーロボット大戦シリーズ) 累(鬼滅の刃) ロージェノム(天元突破グレンラガン) 人外のクズから改心した面々 注 元は言動や性格に問題のあったキャラクターだったが、その後の出来事や主人公たちとの触れ合いを経て、自分の間違いや器量の狭さに気付き、最終的に主人公を認めたり、善人へと更生するなど、精神的に一皮むけて成長したキャラクターがこれに該当する。 アシュラマン(キン肉マン) あとまわしの魔女(トロピカル〜ジュ!プリキュア) アトランティス(キン肉マン) アリサ・サザンクロス(ケロロ軍曹) イース→東せつな(フレッシュプリキュア!) 十六夜九衛門(手裏剣戦隊ニンニンジャー) 漆原半蔵(はたらく魔王さま!) エモル(ドラベース) 陰陽入道(ゆうれい小僧がやってきた!) カオスヘッダー(ウルトラマンコスモス) カゲロウ/仮面ライダーエビル(仮面ライダーリバイス) カバネル(猫のニャッホ) 蝦蟇あやし(ゆうれい小僧がやってきた!) カルミラ(ウルトラマンデッカー) キセイジョウ・レイ(神次元ゲイムネプテューヌV) キッシュ(東京ミュウミュウ) 木場勇治/ホースオルフェノク/仮面ライダーオーガ(仮面ライダー555)※クライマックスにて戦死 騎馬王丸(SDガンダムフォース) キョロゾウ(伝説のスタフィー3)※改心した直後死亡 クレオン(騎士竜戦隊リュウソウジャー) クロコダイン(ダイの大冒険) サー・ハンデル(きかんしゃトーマス) サウラー(フレッシュプリキュア!) 澤田亜希/スパイダーオルフェノク(仮面ライダー555)※乾巧の身代わりとなって戦死。 サタン(ウソツキ!ゴクオーくん) シヴァー・ゴッツォ(第3次スーパーロボット大戦α-終焉の銀河へ-) 紫炎(妖怪ウォッチ)※ゲーム版において改心。 自然王ナチュレ(新・光神話パルテナの鏡) ジスペル 酒呑童子(妖怪ウォッチシャドウサイド) ジャグラスジャグラー(ウルトラマンオーブ) 生後七日の怪人ベンケイ(白猫プロジェクト)⇒ゼロキスイベではクズだったが、シャナオウイベでは頼れる仲間となっていることから。 セイレーン→黒川エレン(スイートプリキュア♪) ダークナイトモン(漫画版デジモンクロスウォーズ)※アニメ版では改心しないまま死亡したが、漫画版では生存・改心している。 ダーブラ(ドラゴンボール) タニア(白猫プロジェクト) 玉藻京介(地獄先生ぬ~べ~) 珠世(鬼滅の刃) チュウたん(えとたま) 洞潔(妖怪ウォッチシャドウサイド)※ただしゲーム版にて。 ニコ(映画スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!) ネバンリンナ(スーパーロボット大戦V) 脳人三人衆(暴太郎戦隊ドンブラザーズ) バーヴァン・シー(Fate/GrandOrder) バクロ婆(妖怪ウォッチ) バッファローマン(キン肉マン) バルストロード(きかんしゃトーマス)※2D版にて。 飛影(幽遊白書) ピッコロ(ドラゴンボール)※前世は救いようのない外道だったが、転生後宿敵との共闘、その息子との交流を経て善の戦士へと生まれ変わった。 フクロウ(妖怪ウォッチシャドウサイド)※洞潔同様ゲーム版にて。 ベルゼブモン(デジモンテイマーズ) マジョリン(ペーパーマリオRPG) マホロア(星のカービィWii) ミド(ゼルダの伝説 時のオカリナ) 滅亡迅雷.netの面々(仮面ライダーゼロワン)※ただし並行世界に当たるスピンオフでは再び敵にされてしまい、理不尽な死を迎えてしまう。 メディック/メディック・ロイミュード(仮面ライダードライブ)※もともとは慈悲深い性格→能力の副作用でクズ化→より邪悪な存在に洗脳される→尊い犠牲により元の人格を取り戻すという結構複雑な経緯をたどっている。 メフィラス星人(ウルトラマン) モルガン(異聞帯)(Fate/GrandOrder) モロー(猫のニャッホ) ヤツデンワニ(爆竜戦隊アバレンジャー) ヤミノリウスIII世(元気爆発ガンバルガー) ユニコン(プリパラ) ユーリィ・L・神城(ウソツキ!ゴクオーくん) 妖獣ララ(アニメ版デビルマン) 世直しマン(とっても!ラッキーマン) 黄泉(幽遊白書) ルーア(レディジュエルペット)※マジカルチェンジではパートナーを当初から大事に思っているので大分違う。 ルールー・アムール(HUGっと!プリキュア) レオナルド・ニャ・ヴィンチ(猫のニャッホ) ロジャー(かいけつゾロリ) ワイズルー(騎士竜戦隊リュウソウジャー) ある意味代表的キャラクター モンスター系キャラ※人間とは価値観が違うために、大抵はクズな性格に設定されていることが多い。 人外のクズが比較的多く登場する作品 ウルトラシリーズ SDガンダムシリーズ EDENSZERO おかしなガムボール 仮面ライダーシリーズ 銀魂 かみさまみならい ヒミツのここたま 鬼滅の刃⇒同作に登場する無惨配下の鬼たち(特に十二鬼月)は程度の大小はあれどいずれも該当する。該当しないのは珠世(改心後)や竈門禰豆子、愈史郎、浅草の人、茶茶丸など。 ジュエルペットシリーズ スーパー戦隊シリーズ ゲッターロボシリーズ デジモンシリーズ 天元突破グレンラガン ドラゴンクエストシリーズ ドラゴンボール トランスフォーマーシリーズ⇛善悪逆転作品を除けば該当者は悪の勢力であるディセプティコン(デストロン)に所属していることがほとんどだが、善の勢力であるオートボット(サイバトロン)に該当者が所属していた作品もあった。 猫のニャッホ⇒主人公でさえもクズという始末である。 ブラッディ・クロス BLEACH パワーパフガールズ パンティ&ストッキングWithガーターベルト プリキュアシリーズ 星のカービィ(アニメ) MEIKO(VOCALOID) 魔神英雄伝ワタルシリーズ 女神転生シリーズ 勇者シリーズ 妖怪ウォッチ⇒アニメ版で邪悪になる妖怪が多い。 よんでますよ、アザゼルさん。 ワンパンマン⇒くだらない理由で悪事を働く怪人が多い。 人外のクズを登場させる事が多いクリエイター 井上敏樹 白倉伸一郎 竹田裕一郎 鳥山明 堀井雄二 米たにヨシトモ 関連タグ 人間のクズ クズ 憎めない悪役 哀しき悪役 愛すべき馬鹿 残念なイケメン 吐き気を催す邪悪 漆黒の意思 対義語 悪のカリスマ
https://w.atwiki.jp/nothorna/pages/13.html
テンプレとは言いつつ勝手に改変しつつやってくれ 参考までに えんぞごん。 画像の入れ方 保存した画像参照Ver image(画像名.png,x=100) 一回ドラッグアンドドロップで画像を直接この画面に突っ込もうとすると新規タブで開かれる。それを閉じてから編集枠の上にあるボタンの中から「画像」の下矢印で「画像をアップロードして挿入」を使えば僕はできた。 何故か一回新規タブで画像開かないとこれ出てこなかった。なぜ リンク参照Ver こっちのが楽だけどツイッター削除とかされたら消えると思う。適宜 (Discordの画像でもできることを確認) ツイッターの画像で右クリックして画像のアドレスをコピー https //pbs.twimg.com/media/Fpu8rGyaAAANs3v?format=jpg name=large それを↓に挿入するだけ image(画像のアドレス,width=200) これは幅200 リンク付きにしたい時は後ろにリンク先のアドレスをつけるだけ image(画像のアドレス,width=200,リンク先のアドレス) 〇〇××お名前 Twitter 生息地 深海 ○○の国 ××の時の間のスペースは半角です。打ちにくくてごめん。コピペとかで対応してほしい。 口調 「(台詞)」 一人称 二人称 👍 good 👎 Bad 🥰 ありがとう 😢 ごめんなさい 👑 勝利 💀 敗北 ウワサ うにゃうにゃ~ 関係性 リチャン 息子 その他 行の頭に ってつけるとこんな感じになるよ~ 妄想書き込みスペース 思ったこと書きなぐっちゃえ 配信中で出た他人のアイデアメモにするのもええんちゃう おえかき FAを貼ろう!! #image(リンク, width=任意の数字) リンクのところに画像を右クリックして出てくる「画像アドレスをコピー」(文ちょっとちがうかも)でコピーしたリンク、任意の数字のところには画像サイズを入れてね 下に元リンクも貼っておくとよさげ? https //twitter.com/Kurageya_Mio/status/1543119260679282689?s=20 他何いる?
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/123.html
人から外れし者達は徒党を組んだ 迫害され、キズ付けられていた異形の者達 あるモノは和解を、あるモノは復讐を胸に宿し、人里離れた屋敷に集う 本当はみんな人懐こいんだ ちょっと体がグチャグチャなだけなんだよ そんなモンスターの群れ 共通理念 「人外は生まれた瞬間からチーム人外の一員である」 唯一にして絶対の掟 「死んだらぶっ殺す」 +【人外屋敷】について 【人外屋敷】 とある森の奥に佇む大きな屋敷 おどろおどろしい雰囲気を放っており、まさに「ヒトならざる者の住み家」といった様相。そのホラーハウスのような外観に相応しく、この屋敷には多種多様な霊魂が住み着いている。といっても殆どは悪戯好きなだけの霊魂なので、直接的な危険は殆どない(注1) 建物自体は元々初代リーダーの能力によって造られたのだが、その人外が屋敷から去った後も、人外屋敷は存在し続けている その真たる理由は不明だが、一説では、長い時間と人外特有の超自然的な力がただの建造物に「個」を持たせ、その存在を独立させたのではないかと言われている(注2) 尚、食糧庫や冷蔵庫にはいつでも多種多様な人外が暮らすのに充分な食糧等が揃えられている。どこから供給されているのかは全くの不明 同様に、風呂場等の設備も完備されている。どういう訳か、階層や部屋数等の内部構造も住人の必要に応じて変化する事があるらしい(注3) ちなみに、人外屋敷は誰でも訪ねる事が出来る 人外が謎の引力に誘われて辿り着くも良し、人間がふらりと迷い込むのも良し 但し害意を持って近付く者には、森に棲むカラスの群れや霊魂等が手痛い洗礼を浴びせるだろう(注1) ※現行スレはコチラ http //yy72.60.kg/test/read.cgi/vipdetyuuni/1313589951/ (注1)チーム人外所属者であれば霊魂や動物としてのロールをすることが出来ます。雰囲気に合っていれば絵画を喋らせたりしてもおkです。但しやり過ぎは禁物で、無闇にキャラクターへ危害を加えたりしてはいけません。また、適度な場面になったらきちんとしたキャラクターでのロールに切り替えましょう。ずっと霊魂等でのロールを続ける事は非推奨です (注2)これはあくまでも一説です。真相は闇の中であり、「明確な真実は存在しない」という設定です (注3)屋敷の設備や食糧・日用品等は自由に存在している事にしてしまって構いません。例えば地下が必要なら地下への入口がある事にしてしまって大丈夫、という事です 【名簿】 シリコンの人 チキンな人※汚い顔してるだろ・・・・・・これ、幹部なんだぜ? 鬼の人 粒子の人 雷翼の人 人魚の人 海鼠2世 伝説の赤きレプリロイド 柔軟な人 もふもふ 妖刀の人 兎な幼女 幽霊な幼女 振動する変態 怪力な土 鉄仮面の人 CameraDoloidな人 ヴァンパイア貴族な人 無心サイボーグの人 不死鳥の人 典型的獣人 サキュバスの人 メカなのに幽霊な人 風の人 鬼神の人 天使な人 黒豹の人 烏の人 神の人 菌糸の人 クローンの人※クローンは人外じゃない?数百年前の死体から作られてるから問題ない +【屋敷から旅立った仲間達】 都市伝説な人※幹部 脱退?知るかンなもん 死んでも仲間な人外に脱退なんざない 仁狼の人※幹部 頼んだぞ 竜の人 応援してるぞ、またな カニ娘 モノリスの人『旅に』『・・・』 潜る人 猫っぽい竜っ娘 ショタコ 砂の人【流体魔人】を発見、故郷へ帰りました… 白澤の人 水な人 アニマルな人 半吸血鬼の人 +【今は亡き仲間達】 骨の人 ゴーレム化した人 棺桶の人 改造されてる人 金属の人 仮面の人 銅鐸 水の人※元幹部 棲み付いたゴキ 劣化アニマルの人 ク、クロコダインーーッ! 多口の人 カメレオンの人 マグマの人 球体の人 妖精の人 ドラゴニートの人 鳥の人 リゾーマタの人 半人外の人 爬虫類の人※元幹部 全長2m前後の大ナマコ ゴキ娘の人 透明人形の人 実はエルフな人 鰐の人 無感情アンドロイド ガスの人 長門の人 体を奪った人※初代リーダー ク、クロコダインーーッッ!!※二代目 吸血鬼の人 棒人間の人 蠍の人 どう見てもペンギンな人 サムライゾンビな人 ポンコツ家電 多少の改装をしてみました。質問、要望、批難等はコチラか中の人まで -- アニマルな人 (2011-01-03 00 05 14) 名前 コメント