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570 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/22(水) 22 59 12.90 ID CBxC297ko 【某月某日】 玄「るんら~♪」 京太郎「機嫌良さそうですね」 玄「うん!だってきょーくんと遊べたの凄く楽しかったんだもん!」 京太郎「それはこちらとしても良かったです」 玄「ありがとう」ニコッ 京太郎(……とりあえずこうやってデートを重ねる程度には仲良くなったつもりだけど) 京太郎(玄さんが俺をどう思ってるかは不明なんだよなぁ) 京太郎(なんつーか恋愛関係疎そうだし、おもち好きと言う事で仲良くなれたけど逆にそれが障害になってると言うか……) 京太郎(何事も一生懸命な分、俺が玄さんに好意を持ってる事も気づいてないんだろうし) 京太郎(……普通男が女性を誘ったらそう言う事だと思うんだが――) 玄「どうしたの?きょーくん」 京太郎「い、いえ何も」 玄「?」 京太郎(――絶対そんな事思ってないって顔だもん) 572 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/22(水) 23 03 13.48 ID CBxC297ko 京太郎(だが今日こそは男を見せなければならない!) 京太郎(その為に色々準備して、この日を迎えたんだから) 京太郎(……ハッキリ言わないとこのままズルズル行った場合、いざ告白すると――) 玄『きょーくんの事はお友達としては好きだけど、そう言う対象としては見れないよ……』 京太郎(――とか言われそうだもんなぁ) 京太郎(俺、そんな事言われたら立ち直れないぞ……) 京太郎(よし!言うぞ!) 京太郎「あ、あの!玄さん!」 玄「あっ!」 京太郎「へっ?」 玄「見て見て!あの人!なかなか素晴らしいおもちだよ」エヘヘ 京太郎「そうですね」グヘヘ 京太郎「――はっ!?」 京太郎(そうじゃないって!) 573 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/22(水) 23 09 14.27 ID CBxC297ko 京太郎(玄さんと居ると女性の胸を見ても怒られないから、つい見ちゃうんだよなぁ) 京太郎(これじゃダメだって!) 京太郎(……あー、でもよく考えたらなんで玄さんはあんなに胸に執着するのだろう?) 京太郎(ちょっと聞いてみるか) 京太郎「……あの玄さん」 玄「何かな?」 京太郎「その……どうして玄さんはそんなにおもちに興味が?」 玄「どうしたの急に?」 京太郎「いえ、ふと何となく思っただけで」 玄「……やっぱり変かな?」 京太郎「えーっと……まぁ女性がと言うのは変かもしれませんね」 玄「あはは。やっぱりそうだよね」 玄「自分でも変とは思ってるんだけど、なかなか止められないんだ」 玄「……お母さんが私が小さい頃に亡くなったのはもう話したよね?」 京太郎「ええ」 玄「私、お母さんに抱っこして貰うのが好きだったんだ」 玄「お母さんはいつも良い匂いで柔らかくて……」 玄「だからかな?お母さんが亡くなった後も、つい女の人を見ると胸に目がいっちゃうんだよね」 京太郎「お母さんの影を追ってるって事ですか?」 玄「う~ん……多分そう言う事なのかな?自分でそう思ってるだけだけど」 574 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/22(水) 23 27 53.95 ID CBxC297ko 京太郎「何かすみません。お母さんの事思い出させるような事を……」 玄「ううん、気にしないで。もう私もへっちゃらだし」 玄「それに今はお母さんの事と言うより、私の人生の一部みたいなものだからね!」 玄「おもちこそ我が人生だよっ!」 京太郎「あはは……」 玄「でもやっぱり男の子から見て変だよね……」 玄「直した方が良いのかなぁ」 京太郎「……良いんじゃないですかね」 玄「えっ?」 京太郎「別に直さなくても良いと思いますよ?」 京太郎「そう言うの全部含めて玄さんですしね」 玄「そうかなぁ……」 京太郎「ええ」 玄「そう言われると嬉しいな」エヘヘ 京太郎(……よし、良い雰囲気だぞ。言うなら今しかない!) 京太郎「あ、あの!玄さん!」 玄「ど、どうしたの!?」 京太郎「 576」 告白の言葉をどうぞ ※ただし何か変なものは安価下。あと調理できそうに無い場合も申し訳ないですが安価下 581 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/22(水) 23 42 25.06 ID CBxC297ko 好きです!付き合ってください 京太郎「好きです!付き合ってください」 玄「うん」 玄「……うん?」 / .. .. .. / . . . . . . . . . . . ./ | . . .ハ . . . j . . . .} ゚。 |\ . . . . .| .. 。 .. .. .. .\ / .. .. .. / . . . . . . . /|__;.ム斗 ./ | . . .し . .;\_} . |__ ゚。. . . .| . ..゚。 .. .. \ .゚。 / .. .. .. / .i . . . i . /│ ./ | .′ | . . . . . ./ Ⅵ 。 . . | . . .. 。 .. .. .. }ⅵ /....... . ., . . . | . . . レ彡| ./三ミ {、 | . . . ./ 彡=リ三ミト、 . .| . . . . ゚ .. .. .. | リ / .. .. . . ′ . .| . ./〃 リ リヾ 、 . . . ./.〃 ヾ 、リ . . . . i .. .. ..| / .. .. . . イ . . . . .| /il{ }li } . ./ il{ }li | . . . . | .. .. ∧ / .. .. ./ |. . . . . リ il{ }li l/ il{ }li | . . . .| . . .. .∧ / .. ./.. . . .|. . . . . .| ミト、 ィj/ ミト、 ィj/ | . . . .| . . . .. .∧ j ./ . .. . . . .| . . . . . | ゞ=====彡 ゞ=====彡 │ . . .| . . . . .. ∧ イO/ . .. . . . . .| . . . . . |////////////////{ . . . .| . . . . . .. ..∧ / ..// . .. . . . . . .| . . . . . |、 r――――― 、 ι ノ . . . .| . . . . . . . .. ∧ / .. ..// .. .. . . . . . . .| . . . . . | .\ ι | | イ | . . . . .| . . . .゚ , . . .. ..∧ / .. .. ..// . .. . . . . . . . . | . . . . . | . . 个 . . ノ ---―‐ ____} . . 个 . . .| . . . . .| . . . . . ゚。 . .. .. ∧ 〃 .. /|〃 . .. . . . . . . . . . | . . . . . | . . . .ハ . . .≧==- __ -==≦ .ハ. . j . . . .| . . . . .| . . . . . . |i .. . . . .∧ / ../ l/ .. . . . . . . . . . . . | . . . . . | . . / } . . . . / { } \ . . . / }. . . . . | . . . . .| . . . . . . }ト . .. .. ..∧ 玄「えっ!?」 582 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/22(水) 23 57 44.40 ID CBxC297ko 玄「ちょ、ちょっと待って!」 玄「つ、付き合うってその……男の人と女の人がいちゃいちゃするあれだよね?」 京太郎「俺と玄さんの認識が合っていればそう言う事かと」 玄「!!///」 玄「な、な、な、何で私なの!?」 京太郎「何でって言われても好きだからとしか……」 玄「す、好きって……///」 玄「わ、私もきょーくんの事は好きだけど///」 京太郎「じゃあ成立ですね」ニコッ 玄「で、でも私さっき言った通りおもち好きの変な女だし、お料理は苦手だし、貧相だし……」 京太郎「おもち好きはさっき言った通り、それも含めて玄さんですから気にしません」 京太郎「料理は……一緒に上手くなりましょう。最悪、俺がやりますし」 京太郎「あと玄さんが貧相って言ったら世界中を敵に回しますから」 玄「あうあう……///」 玄「で、でもきょーくんは本当に良いの?私なんかで」 京太郎「私“なんか”じゃ有りません。玄さん“が”良いんです」 玄「そ、そうなんだ///」 583 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/23(木) 00 15 50.24 ID RC4cqmYgo 京太郎「それで玄さん」 玄「は、はい!」 京太郎「いやそんな緊張されると俺も困るのですが、その……返事を頂けると嬉しいのですが」 玄「あ、うん。そ、そうだよね!」 玄「……」スーッ 玄「……よし」 玄「あの……きょーくんさえ良ければこんな私ですがよろしくお願いします!!」ペコリ 京太郎「ほ、本当に?」 玄「……うん///」 京太郎「よっしゃあ!!」グッ 京太郎「あの……でも返事貰ってから言うのもなんですけど、俺みたいなので良いんですか?」 京太郎「自分で言うのもあれだけど、馬鹿でスケベでどうしようもない男ですけど……」 玄「そんな事ないよ!」 玄「……きょーくんは優しいし男らしいしカッコいいもん」 玄「きょーくんと一緒に居ると凄く楽しくて、ずっと一緒に居たいなって思うし……」 玄「さっきのきょーくんの言葉を借りるなら――」 玄「――私もきょーくん“みたいなの”じゃなくてきょーくん“が”大好きだから、ねっ?」 584 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/23(木) 00 22 27.89 ID RC4cqmYgo 京太郎「!///」 京太郎「……何か似たもの同士ですね、俺たち」 玄「ふふっ。そうかも」 玄「だったらきっと相性も良いと思うな」 京太郎「――だったら試してみます?」 玄「えっ?」 チュッ 585 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/23(木) 00 22 56.31 ID RC4cqmYgo / . . . . . . . . . . \ , . . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . ..ヽ . . . ヽ / . . . . . . . . . . ′. . . . . i{ . . . . . . . . . .. . ..‘. ∧ / / / / .. . . . . . . .| . . . . . . | . . . . . . . . . .∨. ‘.. . / .イ ′ . . . . . { . . . ,| ... . . . {∧ . . . . . . . . . i . . . :. i ././ ′ !. .|....... 小 . .ハ__ . . . . iハ 斗 十 .ト . .| . ... i . i .′} . |. ! . . 斗{ . 「 丁i . . . .ト .V ヘ .{\ . .`! . . . | | |′.′ l . |.ト . . | ヽ 气{\ . { \ ヽ. \} . | { i . . .| 八. .|ヽ{ _ \ ,z≦ミ、| . .! . |! | /|. . . . ! ,ァ= =ミ ´ `'^| . | .小 |. / ! . . . .ハ ′ /i/, | . | .|i | ′ } . . | ∨ /i ' . . . .! . l { ○ ′. . .ト. . , 八 . .. } . l .‘ / .{ | . . . . { 込 ` ´ /} . . ./ . ! . ‘ / ; .| . | . . . . | 个 ..... .イ ∨ . . / /. .′ ∧ i /{ .! . | . . . . | / ノ}≧ - ´ {入 /. . ./i/ . .′ . . ‘. |{∧{.. .i . { . . ‘ . . / 乂 / / . . /V . . .{ . . . . . ‘. .′.. .八 !ム .七¨⌒} >t_ん / ./「/ . . 厂 ̄ ≧ 、 / . rヘ´ ヽ \ | ∧ ∧'ィ斗v′ . / ヽ. / . ′ 八_{ ̄≧ V__/イ´ {'リ . . . ′ / } / . . {⌒ヽ 八 z__{ }___, {.' . . ./ / | .′. . | \ 《 ハ下 . /. . . .′ , 小 / . . . .{ ヽ } ∧__/ }ハ ≧7. . . ./ / { ∧. / . ./.. . } . | く / } ; . . . . ′ .′/ { . .‘. / . ./.. . . .i ∨ } `≧-ヘ ∧ノ} . . . .{ . { .′ } . . ‘. / . /′ . . .} ‘. V| ∨ | ノ} . } j / / { . . . ‘. 玄「これからのきょーくんの人生はおまかせあれ!」 588 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/23(木) 00 25 21.46 ID RC4cqmYgo 【松実玄の好感度がMAXになりました】 【松実玄が恋人になりました】 【松実玄が覚醒しました 以後タッグ及びチーム戦において使用が可能になります】 松実玄(覚醒ver) 【聴牌速度】(38/∞) 【和了速度】(43/∞) 【放銃補正】(37/∞) 【打点補正】(55/∞) 【防御補正】(37/∞) 【ロードオブドラゴン】 ドラを自由自在に操る程度の能力。他家の点数コンマ-30 和了した場合、特殊表を用いる 下一桁 1~3 満貫 4~6 跳満 7~8 倍満 9 0 三倍満 ゾロ目 役満 【ドラゴンスレイヤー】 ドラを切る事により和了しやすくなる。和了コンマ+40 点数が役満固定 ただし使用後、和了した時のコンマ一桁÷2の局数【ロードオブドラゴン】が使用不可能になる 596 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2014/10/23(木) 00 36 08.96 ID RC4cqmYgo 【合成スキルの対象者が恋人となった為、合成スキルが開放されます】 松実宥 【あったか~い】 + 松実玄 【ドラゴンロード】 = 【レッドドラゴン】 宮永咲 【嶺上開花】 + 松実玄 【ドラゴンロード】 = 【嶺上龍砲】 7月へ
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第十三章【守りたい! デカァァァァイッ! 気弱女子!】 アフター 豊音「えへへっ、電話まだかなぁ」 塞「あらやだーあの日以来、ずっとあの調子ですよ奥さーん」 胡桃「幸せそうでいいね奥さーん」 白望「いいな……奥さーん」 エイスリン「ヘヘッ、ネェネェイイダロォオクサーン」ハァハァ 塞「エイちゃん、ちょっとこち来て」クイクイッ エイスリン「OK」コクコク 豊音「……京太郎君」カチカチ 二 日 後 豊音「どうかしたのかな……京太郎君」 三 日 後 豊音「……」ブルブルブル ピリリリッ 豊音「あっ!!」バッ 京太郎『……もしもし、豊音さんですか?』 豊音「京太郎君!! ばかばかばか!! 遅いよー!! 私、ずっと、ずっとぉ……」 京太郎『すみません。少し、色々とありまして』 豊音「えっ? どうか、したの? 声が……暗いよ?」 京太郎『ごめんなさい。豊音さん、俺、もう、我慢できなくて……もう、もうっ』 豊音「京太郎君! いや! いやだよー! 私、私は――」 ギュッ 豊音「へっ?」キョトン 京太郎「約束――果たしに来ちゃいました」 / | / / | || ∨ . | | / 〃 / | |l Ⅳ ! | | / /┼ / | | |l、 | |‘, | | | | /1 /´ l / { 八八 ト |__∨ |. { { | | / l/ l/ } ′ )ハ} l | } ‘ | | | -- / / -- l ! ! { ‘ | ∧ | ァ=≠≡ミ / / ァ=≠ミx 小 ! ! { | | ′∨ 癶''^~) / / (^~ヾ | | | | ′ ∨| }/゚ / / ′ ゚~「 | | } | | {\___‘ | i l / l | | }.. ノ | | | | 八 ° l ′~^ー~‐ ,.. l | | 〃 | | | | l>。.._ / ,... イ | l | | } / ,ノ | | | l | }≧=- ┬‐=≦ し | l | | }.. / 斗=ミ| | 乂二二二ニニ=-----┬-‐=ミ | | } / /i i i i i il l∨二二二二二二二二二二|i i i i i i i `丶 {. / /i i i i i i i i i i i i∨二二二二二二二ニニニニ|i i i i i i i i i i i i\. { /i i i i i i i i i i i i i i i`マ二二二二二二ニニニ∨i i i i i i i i i i i i i i }. l /i i i i i i i i i i i i i i i i i i i `<二二二二二>'"i i i i i i i i i i i i i i i i i| 豊音「……もぅ、急すぎるよー……ばかぁ」ギュッ 塞「見ました奥さん?」コソコソ 胡桃「見ましたよ奥さん?」コソコソ 白望「見ちゃったね、奥さん?」コソコソ エイスリン「ハァハァ、スガキョウタロォクン……」ハァハァ 塞「エイちゃん」クイクイッ エイスリン「モウナレタ」ドヤッ とよねぇちょぉぉぉぉぉぉかわいいいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッッッッッッ!!!!!!!!!
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咲「京ちゃん、最近新婚ごっこが流行ってるらしいよっ」 京太郎「何を冗談見たいな…」 咲「ほんとーだって」 咲「だからその…私も流行りに乗りたいから京ちゃんとどうかなって思って」モジモジ 京太郎「つってもな~」 京太郎(はっ!?) 京太郎(だが待てよ…これが本当だとしたら恐らく後々和ともする機会があるやもしれん) 京太郎(そのときのための予行演習には丁度良いのかも知れんな) 咲「ダメ?」 京太郎「いや、いいぞ」 咲「やったぁ」パァ 京太郎「ゴホン」 京太郎「ただいま~」 咲「おかえりなさーい」 咲「ご飯にする?お風呂にする?それとワ・タ・シ?」裸エプロン 京太郎「って待てい!」シュタ 咲「イテ」 咲「な、何するの京ちゃん…?」 京太郎「何で裸エプロンになってるんだよ」 京太郎「いつの間に着替えたんだよ」 京太郎「早く服を着なさい」 咲「えーしょうがないなー」ヌギヌギ 京太郎「てい」シュタ 咲「イテッ」 京太郎「俺が部屋を出てからな!」 咲(うーん…部長に教えてもおらった新婚ごっこから流れに任せてお色気作戦\( ヮ )/が失敗に終わっちゃった…) カン!
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京太郎「~♪」 京太郎「ま・いーたけー、ま・いーたけー!」 京太郎「まいーたけの株よー、モルダウよー!」 京太郎「ニンジン! オレンジになり続ける! 一本、届けたい根の栄養!」 京太郎「ココニオチル! カカロット、落とす! トング! トング! トング! Ready Go!!」 京太郎「……ああ」 京太郎「……やっぱり、最高だよな」 エプロンを締めて、キッチンに立つ。 まだこのエプロンが残されているとは思わなかった。嬉しい。 歌を口ずさんでいる、そんな時だ。 憧「何が、最高なの?」 キッチンに、新子憧か顔を出した。ワイシャツ姿の。 ……念のためだが、ちゃんとスカートは履いている。ちゃんと。 どうでもいいけど、女の子のワイシャツ姿って……そこはかとなくエロいよね。 どうでもいいけど。 京太郎「……あ、憧」 京太郎「お前っ……」 憧「……そんなに怯えなくてもいいでしょ」 憧「何も、とって喰おうとしてるワケじゃないからさ……」 京太郎「お、お前……よくさっきみたいなことをして」 京太郎「そんな変な言い訳を言えたもんだな――ぃぃい、くぁっ!?」 憧「言い訳かと思ってたけど……」 憧「走ってきたのは、本当みたいね」 京太郎「っひゅぅ!?」 ふにゅっと、足の付け根を揉まれる。 体質改善や肉体改造・トレーニングの末、筋肉に疲労を溜め込まない身体になったものの、 やっぱり、全力を振り絞った直後ではこうなる。 京太郎「や、やめろ……」 憧「やーだ」 憧「これはお返しよ、お返し」 後退りながら、コンロを止めて包丁をしまう。 どうするにしても、どうなるにしても、流石に危ないからである。 京太郎「お返しって、一体なんの……」 京太郎「ふきゅぅぅう」 憧「あはっ……♪」 憧「可愛い声、出すわね」 憧「京太郎の癖に、生意気……!」 京太郎「――ッ」 京太郎「や、やめろ……それ以上近付くな……!」 京太郎「あんまりふざけたことするんじゃねーぞ、憧」 京太郎「早くやめねーと――」 憧「――『舌入れてキスする』?」 京太郎「『舌入れてキスする』ぞッ!」 京太郎「――ハッ」 憧「あたしは別に構わないけど」 憧「……ふーん」 憧「京太郎はそういうことをしたいのかぁ……あたしと」 京太郎「すみません嘘ですやめてください」 憧「……へぇ」 憧「あたしとは、したくないんだ」 憧「あたしってそんなに女として魅力ないの?」 憧「……傷付くなぁ」 京太郎「い、いや……それは」 憧「……」 京太郎「……憧?」 憧「――隙あり♪」 京太郎「うひゅぁぁぁああ」 俯いてしまった憧に近付いたらこのザマだよ。 やっぱり女は信用できない。 改めてそう思う。 京太郎「や、やめろよ……」 京太郎「あんまりだ……酷すぎる……」 京太郎「こんなのって、ないだろ……」 京太郎「こんなの絶対おかしいだろ……」 憧「なーに?」 京太郎「うりぃぃぃぃぃい」 艶っぽく笑いながら、太股を握られる。 また変な声でた。 なんなのこれ。どんなテクニシャンなの。 憧「んふ」 憧「不思議そうな顔してるから、教えたげるけど……」 憧「聞きたい?」 京太郎「いや……」 憧「ん?」 京太郎「いっひゃぁぁぁぁあ」 京太郎「も、やめ……っ」 憧「どっちなの?」 京太郎「き、聞きたいです。聞かせて下さい!」 憧「よろしい」 憧「そーゆー素直な方が可愛いし、モテるわよ?」 京太郎「可愛いって言われても嬉しくねーし、誰彼構わずモテたいとも――」 京太郎「だにぃぃぃぃぃいい」 憧「なにか言った?」 憧「あんた、前も部室でこんな声出してたよね?」 京太郎「前って……」 京太郎「もしかして、憩さんとの――」 憧「ふん」 京太郎「――ぅぉらっぁぁぁあ」 このままだと、お嫁にいけない身体にされてしまう。 沸点が判らないけど。 とりあえず、口を開かなければ―― 憧「……」 憧「京太郎の可愛い声」 憧「もっと、聞かせてよ」 京太郎「うあぁぁあああぁあ」 どないせーっちゅうんじゃ! 酔っ払いは実際コワイ。何をするのか、全然予想できない。 折れた膝を支えるように、壁に腕をつく。 すると―― 憧「そこ、してほしいの?」 京太郎「ん、おおぁぁぁあっ!?」 憧「……ほんっと、可愛い声♪」 憧「あたし、変になっちゃいそう」 京太郎「いやもう、既にお前変……んにゅぁぁぁあ」 憧「なーに?」 空いた脇腹に滑り込むように収まる憧の身体と。 繰り出された指閃。 ツッコミは禁止らしい。 これほど思わせ振りな(ボケ的な意味で)行動をしておいて、 入れる(ツッコミを)のは禁止とは、中々どうして辛いものがある。 サドだ。いや、ドSだ。 憧「まぁ、とにかく……」 憧「あんた、憩にマッサージされてるときに……可愛い声出してたでしょ?」 憧「その場所、覚えてたの」 京太郎「なんで、んなこと……」 憧「……」 憧「い・や・が・ら・せ♪」 京太郎「ぃぃぃいぃいい゛」 憧「かーわいっ♪」 京太郎「や、め……えぇぇえええ!?」 憧「……ま」 憧「あたしのときの方が、いい声だけど」 京太郎「だってお前のマッサージじゃなく――」 憧「ん♪」 京太郎「や、らぁぁぁぁぁあ」 なんだよこれ。なんなんだよ。 太股舐めたとき、穏乃は顔真っ赤にしながら泣いてたけど……。 こういうことだったんだね――えぇぇぇええ!? 憧「なに考えてたの?」 京太郎「な、何も……」 憧「うーそっ♪」 京太郎「うええぇぇえええい!?」 憧「うりゃ」 京太郎「なぜぇぇぇぇぇぇえい」 憧「可愛い顔……♪」 京太郎「み、見るな……!」 憧「やーだ♪」 顔を背けようとしても、見られる。 憧さんコワイ。助けてハギヨシさん。 憧「だって、久しぶりだからさ」 京太郎「ひ、久しぶりって……」 京太郎「だからって……こんなの、ないだろ」 京太郎「俺とお前は、仲間じゃ……」 憧「うるさい」 京太郎「うぇぇぇぇぇぇい」 京太郎(流石に、これ以上は――) 京太郎(腰抜ける! そんで、いろんな意味でやばいッ!) 京太郎(飲み会に行って……) 京太郎(朝のOLや学生で賑わうコンビニでパンツ買わなきゃならんような惨めな思いは二度とゴメンだッ!) 京太郎(今の俺のテンションは、大学生時代に戻っている!) 京太郎(この須賀京太郎に、精神的動揺はないと思って貰うぜ……!) 脇を指しに来た憧の手首を抑える。 そのまま、もう片方もホールド。 二度とふざけた真似ができんように、この手は放さない。 憧「え……ちょ」 京太郎「捕まえたぜ……やれやれ」 憧「や、ちょ……顔怖いって」 京太郎「そりゃあ、怒ってるからな」 憧「な、なんで……?」 京太郎「『なんで』ェ?」 京太郎「やれやれ……自覚なしっつーのか?」 京太郎「こいつは不味いよなぁ……?」 京太郎「実に、グレートだぜ……こいつは」 憧「や、近いよ……近いって」 京太郎「『覚悟』はいいか?」 京太郎「やっていいのは、やられる覚悟がある奴だけだぜ……レディ?」 憧「ひっ――」 憧「ふきぅぅぅぅぅぅう!?」 憧「ん、にゃ……ゃぁああああああ!」 憧「ちょ、耳……ぃぃぃぃいいいいい!」 憧「やめ……! も、これ以上は……あぁぁぁあああああ!?」 憧「ら、も、や、やら……や……ぁぁぁあああああ!?」 憧「あたっ、しぃ……! 耳、弱……っ」 憧「弱く、て――ぇぇええええ!?」 憧「ほんっ……本気、も、だめだから……あぁっ!」 憧「きょ、きょうたろ……ッ! 京太郎ぅぅぅぅう!?」 憧「本当に、これ以上……だ、だめだからぁ!」 打ち上げられた魚のように肩を上下させて、 両膝をペタンと広げて座り込む新子憧を見下ろしながら、溜め息を漏らす。 京太郎の息も、絶え絶えだ。 流石に、耳に向かってひたすら息を吐き続けるのは辛かった。 前に『10分間息を吐き続けられるか』と、国広一と試してみた京太郎でもそうである。 常人なら酸欠モードだ。 ……ちなみに、どれだけ息を絞っても/搾っても1分半が限界だった。 波紋の戦士ってやっぱりスゲー。改めてそう思った。 立ち上がろうとして―― 京太郎(勝ったッ!) 京太郎(……んで、勃った) 立てなかった。 たってるのに、たてないって何なんだろうね。 憧「ぅぅう」 憧「えぐっ……うぅ」 憧「ひっ……ううぅ」 顔を近付けたら背ける憧の耳に、息を吹きかけ続けた。 身体が跳ねようが、嫌々と首を振ろうが、必死に逃げようとしようが、 構わず耳を空気責めしつづけた。 ところどころ、吐息と一緒に言葉責めも混ぜた。 『憧の声もっと聞きたい』とか『手が細くて色っぽい』とか、 『その顔すごく可愛い』とか『もっと俺に色々見せろよ』とか、 『泣きそうな憧の顔は堪らない』とか『いやらしい顔してるな』とか、 仕返しのつもりだったが、いつのまにかちょっと愉しくなっていた。 酒は飲んでないのに、軽く酔っているノリだった。場酔いか。 京太郎「あー」 どうしよう。 なんか、未経験の女の子陵辱したような罪悪感。 京太郎「……その」 はだけたワイシャツから、鎖骨が見えた。 こういうとき、胸元ではなく鎖骨に注目してしまうあたり、我ながら罪深い。 穢れてしまったんだろう。色々と。 鎖骨付近にキスマーク付けたくなるのって、なんなんだろうねあれ。 ……なに言ってんだろう。多分テンパってる。 京太郎「これはだな……あの」 京太郎「なんていうかさ……その」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「すみませんっしたぁぁあ――――――っ!」 土下座しかない。 責任取れと言われたら、全力で責任を取る所存だ。 腹切り結納婿入り断髪エンコ詰め、なんでもござれである。 正直、新子憧は美人である。水着姿も色っぽい。 気が利くし、可愛いし、色々世話になってるし……。 酒癖の悪さを除けば(前は悪ノリで唇を奪われた)、満点である。 いや、胸は……もっと欲しいけど、ありである。 責任取れって言われても、わりとメリットしかない気がする。 どうかとも思うが。 憧「……いいよ、もう」 憧「元はと言えば……先にからかったの、あたしだから」 憧「頭、上げて」 京太郎「あ、ああ……」 頭起こした瞬間になんかされるんじゃないか。 そんな失礼なことを考えながら、顔を上げる。 なんかしたのはこっちなのにね。おかしいね。 憧「……なーんて」 憧「ふぎゅ」 京太郎「そんなことだと思ったぜ」 京太郎「ムエタイ使い、ナメんな」 人差し指と中指で、憧の唇を止める。 やっぱりだった。 謝ろうとしてたのが、馬鹿らしくなってくる。 憧「……たはは、バレた?」 京太郎「当たり前だろ」 京太郎「どんだけ長い付き合いだと思ってんだよ」 憧「だよね」 京太郎「……ああ」 京太郎「長い――――長い付き合いだよ」 京太郎「お前とはさ、本当」 京太郎「……本当」 京太郎「お前には、世話になりっぱなしだったよな」 京太郎「高校のときも……」 憧「……ッ」 京太郎「大学の、ときもさ」 憧「……」 憧「お相子でしょ?」 憧「あたしも大学のとき、あんたに色々助けて貰ったから」 京太郎「そうか?」 京太郎「それでも多分……お前からの恩の方が大きいよ」 憧「返してくれる?」 京太郎「返したいけどさ」 京太郎「どうだろうな……返しきれるかな」 京太郎「一生分って気がするしな」 憧「そっか」 京太郎「そうだよ」 京太郎「お前との大学生活なきゃ、今の俺はいないからな」 京太郎「そういう意味で……本当、一生分だよ。今の、俺のな」 憧「……ふーん」 京太郎「……」 憧「……」 京太郎「……」 憧「……」 京太郎「……さっきは悪い」 京太郎「彼氏でもない男が、やっていいことじゃなかった」 憧「別に……構わないわよ。そもそもあたしが悪いから」 憧「それとも……責任取って付き合えって言ったら、そうするの?」 京太郎「……お前さえ、よければ」 憧「……」 憧「……じゃあ、お断り」 憧「そんな、責任取るって付き合うのも――お互い、迷惑でしょ?」 憧「あたしも嫌よ、そんな関係」 憧「だからさっきのは、お互いさまってことにしよう?」 京太郎「そうだな」 憧「ねえ」 京太郎「なんだ?」 憧「……最近、忙しそうね」 憧「連絡、全然してくれないしさ」 京太郎「……悪いな」 京太郎「でもさ、あれはお前が原因だろ?」 京太郎「何度かメール、シカトしてくれたし……」 京太郎「『あー、連絡してくんなってことかなー』」 京太郎「なんて、思っちまうよ」 憧「うぐっ」 憧「だって、忙しかったから……」 京太郎「だよなー」 京太郎「社会人成り立てって、そんなもんだよ」 憧「そうなのよねー」 京太郎「俺ら、社会人なんだよな」 憧「……ね」 憧「あの頃は、もっと先の話だと思ってた」 京太郎「俺も、そうだったよ」 憧「……京太郎」 京太郎「なんだ?」 憧「改めて、プロになっておめでとう」 憧「仕事、順調そうだし……」 憧「よかったわね。本当に、さ」 京太郎「……ああ」 京太郎「ありがとうな、憧」 憧「……どう致しまして」 憧「……プロ、楽しい?」 憧「麻雀、楽しい?」 京太郎「ああ」 京太郎「ままならないことも多いけど……スッゲー楽しいよ」 憧「……そっか」 憧「ならよかった」 京太郎「……」 憧「……」 京太郎「……憧」 憧「なーに?」 京太郎「……」 京太郎「俺はさ――」 京太郎「俺は、お前らみたいになりたかったんだ」 憧「……どういうこと?」 京太郎「麻雀を通して、誰かと繋がりたかった」 京太郎「そういう人間に、なりたかったんだ」 憧「……」 京太郎「かっこいいんだよ、そういうの……なんつーか」 京太郎「皆と一緒に、大会に出たりさ」 京太郎「再会のために、麻雀打ったり……」 京太郎「そういうのが、凄く魅力的で……憧れてた」 憧「……そうなの?」 京太郎「そうなんだよ」 京太郎「中学の頃の俺、そういうのに縁があったけど……なんかな」 憧「……聞いちゃいけない系?」 京太郎「いや?」 京太郎「普通に、ハンドボール部で県決勝まではいったけど」 京太郎「特にこう……熱い気持ちでやってるって訳じゃなかったな。今思えば」 京太郎「楽しい事は楽しいけど、なんかここまで怒鳴られてやる事かよ……的な」 憧「あー」 憧「あんた、変にネガティブよね」 京太郎「そうか?」 憧「そうだって」 京太郎「あとは普通に……殆どダルかったな」 京太郎「だってさ、人生一度っきりで……中学生活って一度っきりだろ?」 憧「そうね」 京太郎「なにが嬉しくて、部活の先輩にへーこらして」 京太郎「怖い顧問に怒鳴られて、髪の毛をクッソ短くして」 京太郎「放課後どころか、昼休みや朝とかも部活に出なきゃならないんだ」 京太郎「なんて風に思ってた」 憧「あー」 憧「中学生ねぇ……」 京太郎「中学生だったなぁ……」 京太郎「んで、高校に入ったときさ」 京太郎「誘われたんだよ。生徒会長的な人に」 憧「……学生議会長だっけ?」 京太郎「そうそう。清澄だと、そんな感じだった」 京太郎「『あなた……』」 京太郎「『そうそう! そこの君!』」 京太郎「『てぃんと来たわ!』」 京太郎「『部活入ってる? ん、入ってないか』」 京太郎「『見たところ人当たりもいいし、人脈広そうでオッケーね』」 京太郎「『私は竹井久。見たところ、悩んでるみたいね……一年生くん』」 京太郎「『あなたの悩み、私が解決してあげるわ!』」 京太郎「『怪しい?』」 京太郎「『ふふーん、ちゃんと考える力はあるみたいね。善きかな善きかな』」 京太郎「『……ねえ、灰色の学生生活を送るつもりなのかしら?』」 京太郎「『面倒臭いとか、つまらないって逃げてたら……本当につまらない人間になるわよ?』」 京太郎「『多分あれね。大体、4・5年もしたら後悔するわ』」 京太郎「『もっと、人と関わっておけばよかった……って』」 京太郎「『まあ、あなたもそう思ってるんでしょう?』」 京太郎「『だから、それとなーく部活を吟味してた』」 京太郎「『違うかしら?』」 京太郎「『……なるほど。やっぱり図星ね』」 京太郎「『そこであなたに、お勧めの部活があるわ!』」 京太郎「……ってな具合に」 憧「なるほどねー」 憧「京太郎の師匠だっけ?」 京太郎「ああ、俺に麻雀の楽しさを教えてくれた人」 京太郎「そんで、この世界で戦う……武器をくれた人だ」 憧「あー」 憧「あたしと戦ってたあの人、そんな人だったんだ」 京太郎「そんな人なんだよ」 憧「へー」 京太郎「んで、こう言われた」 京太郎「『最初に謝っておくわ』」 京太郎「『あなたには、麻雀以外でお願いがあるの』」 京太郎「『人脈、広いって言ってたのはそれなんだけど……』」 京太郎「『見ての通り、女子が大会の団体戦人数に足りないのよ』」 京太郎「『数合わせでもいいから、何人か女の子を連れてきて貰える?』」 京太郎「『初心者でもいいわ。最初は皆初めてだから』」 京太郎「『何か光るものあれば、嬉しいんだけどねー』」 京太郎「ってな具合に、人数集めを頼まれた」 京太郎「そっから何人か連れてったけど……あんまり麻雀には興味ない感じだったな」 京太郎「なんでそれなのに、麻雀部に顔だしたのかね?」 憧「あー」 憧(それ、あんたに釣られたからだから) 憧(その頃から鈍感だったのね……こいつ) 京太郎「ま、そんで最後に……咲を連れてって」 京太郎「そっからの結果は、憧も知ってるだろ?」 憧「モチのロンよ」 憧「争った相手のこと、忘れるわけないでしょ?」 憧「……で」 憧「その話が、どうしたの?」 憧(京太郎の口から……あんま、他の女の話聞きたくないし) 京太郎「んでさ……」 京太郎「そっから、放置プレイで雑用な訳よ」 憧「どういうこと?」 憧(今のあたしにされてるのも、放置プレイみたいなものだけど) 京太郎「文字通りだよ」 京太郎「教えてくれるって言った麻雀教えてくれねーし」 京太郎「なんかやたら、雑用係とか荷物持ちだし」 憧「あー」 憧「なら、阿知賀に来たらよかったのに」 京太郎「女子校じゃなかったらな」 京太郎「……でもさ」 京太郎「あれほど中学の頃、なんか本当に面倒だなって思ってたことがさ」 京太郎「気分を変えてやってみたら、案外楽しかったんだ」 憧「楽しかった? 雑用が?」 京太郎「そうそう」 京太郎「皆が気持ちよく麻雀打つ為の、舞台を整えるってのも……悪くないなって」 京太郎「部長も、インターハイ終わったらちゃんと教えるって約束してくれたからな」 憧「ふーん」 京太郎「まあ、俺って恵まれてるなーって思った」 憧「なんで?」 京太郎「照さんから聞いたんだけどさ……」 京太郎「基本、麻雀ができる人間でも……最初はそういう雑用スタートらしいんだよ」 京太郎「淡みたいな、例外じゃないかぎりは」 憧(“照さん”……? “淡”……?) 京太郎「しかも、強豪ならレギュラーメンバーと会話すらできなかったりする」 憧「あたしらみたいな零細じゃあ、考えられないわね」 京太郎「麻雀打てるのに碌に打てないで……」 京太郎「自分がやってることがレギュラーの助けになってるか判らない」 京太郎「そういうところに比べたら、俺って幸せだったんだな……って」 憧「……強豪だからでしょ?」 京太郎「いや、普通はどこの部活もそんなもんだろ? ハンドのときもそうだったし」 京太郎「だから俺、本当に恵まれてるんだなーって思った」 憧「へー」 京太郎「だからさ……」 京太郎「やってみなきゃ判らなかったけど、そういう風にちゃんと思って人と繋がるのって……楽しいんだよ」 京太郎「それだけじゃない」 京太郎「麻雀に何かをかけたり、夢とか目標とか乗せるのって……なんつーか、いいんだ」 京太郎「上手くは言えないけど、スゲーんだ」 憧「……」 京太郎「そういう人間に……」 京太郎「お前らは――俺を人間にしてくれたんだ」 京太郎「特に夢とか目標とかなくて、色々漠然と適当に考えてるだけだったのに」 京太郎「今じゃ立派に俺、生きてる。スゲー、人生楽しんでる」 憧「……なにそれ」 京太郎「……ん、だからさ」 京太郎「俺は今――無理とかしてないんだ」 京太郎「心配、してくれてたんだろ?」 京太郎「お前には色々、弱っちいとこ見せちまったしさ」 京太郎「だから……テレビでの俺見て、ひょっとしたら心配かけちまってるかな」 京太郎「なんて、思ってた」 京太郎「……思っては、いたんだよ」 憧「……」 京太郎「だから、伝えたかったんだ。お前に会って」 京太郎「ありがとう」 京太郎「そんで俺、楽しんでるよ――って」 憧「……そっか」 憧「楽しめてる、んだ」 京太郎「ああ」 京太郎「色々、あったけどな」 京太郎「やっぱ麻雀、楽しいし――」 京太郎「麻雀を通じてできた縁も、人間関係も」 京太郎「全部ひっくるめて、大好きだよ」 京太郎「……照れ臭いし、色々と迷惑かけた手前、言えなかったけど」 京太郎「お前のことも、大好きだ」 京太郎「俺と出会ってくれてありがとう」 京太郎「俺のこと、支えてくれてありがとう」 京太郎「俺のこと心配してくれて、応援してくれて……ありがとう」 京太郎「ありがとうな――憧」 憧「ふきゅっ!?」 ――この間。 憧(こここここここれ、プロポーズ!?) 憧(あ、あたし!? あたしに告白してるの!?) 憧(い、今髪とか乱れてるし汗すごいしお化粧もあんまりしてないしショーツ変えたいし) 憧(どどどどどどどどどどどどどうしよ!?) ――実に。 憧(しずに申し訳ないけどもう5年も経ってるから時効になるのかな) 憧(いやでもやっぱりそこらへんちゃんと話つけた方が京太郎らしいっていうかあたしも安心できるし) 憧(しずとはもう一回スタート位置からよーいドンしてフェアに始めたいっていうか) 憧(どうしよう人の家なのにあたしたちここでしちゃうんだ今日大丈夫な日だけど大丈夫じゃないよそれ) 憧(京太郎にすっごい攻められて腰とか抜けて恥ずかしい声だしてはしたない顔とかになっちゃって) ――〇.一秒の。 憧(それを京太郎に写真に撮られたりやだ録音されたりそれを理由にもっとエッチなこと強要されたり) 憧(目隠しされたり縛られたり服無理矢理脱がされたり一人でしろとか命令されたり) 憧(駄目って言ってるのに押しきられちゃったり色んなところにいっぱいキスマークつけられちゃったり) 憧(すごい色んな体勢とらされたり終わったあとの舐めろって掃除させられたり) 憧(裸エプロンとか裸ジャージとかメイド服とかチャイナドレスとか学生服とか水着とか) 憧(遊園地だったりプールだったり海だったり山だったりショッピングモールだったり学校だったり――) 京太郎「俺、お前と知り合えてよかったよ」 京太郎「お前と一緒の大学に来れてよかった」 京太郎「これからも応援して欲しいし――」 京太郎「連絡、とってくれよな」 京太郎「――親友!」 憧(――うん、知ってた!) ――早業である。 ・ ・ ・
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373 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/03(土) 22 05 05.78 ID 0x3kALTbo 【海遊館】 京太郎「と言う訳でやってきました海遊館」 浩子「誰に説明してはるんですか?」 京太郎「いえ何でもないです」 淡「ほへ~流石大きいんだね~」 憧「まぁジンベイザメを飼育できるくらいだからね」 洋榎「でも久しぶりやな海遊館も。前は何時行ったっけな?」 絹恵「ん~中学生くらいのときちゃったっけ?多分」 怜「私もそれくらいやったような気するわ」 セーラ「初めて見たときはビックリしたなぁ」 照「早く行こう京ちゃん」ソワソワ 京太郎「そうだな。それじゃあ中に入るか」 381 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/03(土) 22 37 06.80 ID 0x3kALTbo いちご「わぁすごいのう……」 絃「中央に大きな水槽が有って、その周りを回りながら他の生き物を見る仕組みなのですね」 照「わ、わ、凄いよ京ちゃんほらほら」グイグイ 京太郎「分かった。分かったから引っ張るな」 淡「あ、あっちも凄いよキョータロー!」グイグイ 京太郎「お前も引っ張るな!千切れる!」 憧「大変ね。あんたも」 京太郎「そう見えるんだったら助けてくれよ」 憧「いやよ。あ、二条さんあっち見に行きましょう」 泉「え?あ、はい」 洋榎「いやぁ久しぶりに来てもやっぱり凄いわー!」キラキラ 怜「ほんまやなー!」キラキラ 恭子「……あの二人割と似てるんよなぁ」 竜華「あはは。確かに片方は元気で片方は病気がちやけど、本質は似てるんかもなー」 セーラ「二人足して2で割ったら丁度良いんちゃう?」 絹恵「それええかもしれませんね」 咏「多分やかましさ2倍になるんじゃね?しらんけど」 385 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/03(土) 22 49 13.21 ID 0x3kALTbo 京太郎「それぞれ真剣に展示を見てるなぁ……」 京太郎「ちょっと誰かに話しかけるか」 390 1.淡&照 2.憧&泉 3.洋榎&怜 4.絹恵&浩子 5.竜華&恭子 6.いちご&絃 7.セーラ&咏 395 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/03(土) 23 07 22.80 ID 0x3kALTbo いちご&絃 京太郎「何見てるんだ?」 いちご「あ、京ちゃん。ラッコ見てたんじゃよ」 絃「かわいいですよね」 いちご「ほらラッコの子供がお母さんと一緒に泳いどるよ」 京太郎「あぁ本当だ。なんか微笑ましいな」 絃「そうですね。ああいう光景を見てると私も赤ちゃんが欲しいなと思っちゃいますね」ニコッ 京太郎「 400」 1.霜崎さんなら良いお母さんになれますよ 2.俺が父親とかどうです? 3.実際動物と人間じゃ大変さが違うでしょうけどね 4.そうなったら良いですね 5.その他(内容併記) 406 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/03(土) 23 21 00.27 ID 0x3kALTbo 俺が父親とかどうです? 京太郎「俺が父親とかどうです?」 絃「え?あ、は、はい///」カァーッ いちご「ちょっと京ちゃんそれセクハラじゃよ?」ジトーッ 京太郎「ご、ごめん。ちょっとした冗談のつもりだったんだけど」アセアセ 京太郎「霜崎さんもごめん」 絃「いえ、あのそのだ、大丈夫ですから///」 絃(恥ずかしさでまともに顔が見れません///) 407 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/03(土) 23 26 47.29 ID 0x3kALTbo 京太郎「冗談のつもりだったんだが、ああいう事はセクハラなんだな。気をつけないと」 京太郎「霜崎さんも顔合わせてくれなかったし……」 京太郎「……他の人の所に行くか」 412 1.淡&照 2.憧&泉 3.洋榎&怜 4.絹恵&浩子 5.竜華&恭子 6.セーラ&咏 421 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/03(土) 23 46 59.87 ID 0x3kALTbo 洋榎&怜 京太郎「洋榎さんと園城寺さんは……」キョロキョロ 京太郎「あ、居た居た」 洋榎「かわええなぁ」 怜「せやなぁ」 京太郎「何見てるんですか二人とも?」 洋榎「あ、須賀っちか。ほらアレや」ユビサシ 京太郎「……ペンギンですか」 怜「せや。陸上ではよちよち歩きでかわええけど、水中では凄い速さで泳ぐもんなぁ」 京太郎「水中では時速35kmくらいで泳ぐらしいですね」 洋榎「へーそうなんか須賀っち物知りやな」 京太郎「いえそこに書いてあったので」 洋榎「読んだだけかい!」 424 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 00 01 23.47 ID aazWm6Huo 怜「でもペンギンの赤ちゃんもかわええなぁ」 洋榎「うちには劣るけどな!」ドヤァ 京太郎「ペンギンの赤ちゃんが何故あんなふわふわな毛なのか分かります?」 怜「え?なんでなん?」 京太郎「赤ちゃんは脂肪が少ないので体温を保つ為にふわふわらしいですよ」 怜「なるほどなー」 京太郎「ペンギンは南極周辺にしか住んでませんからね。寒さで言えば北極より寒いですし」 怜「赤ちゃんやからこそ生きていくのは更に大変なんやね」 京太郎「そうですね」 洋榎「こら無視するな!突っ込まんかーい!」 429 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 00 13 19.44 ID aazWm6Huo 怜「でもやっぱり私も赤ちゃん欲しくなるなぁ」 洋榎「お前が妊娠したら大変そうやもんな」 京太郎「……女性って皆さんそう言う願望が有るんですかね?」 洋榎「まぁ全員かどうかはわからへんけど、そうちゃうか?」 洋榎「子供産めるのは女だけやしな」 怜「ips細胞というもので同性でも子供が作れるらしいで」 京太郎「……やめて下さい。それなんか洒落にならないんで」ゾクッ 怜「あはは。まぁ現実には法とか道徳とか色々有って無理やろうけどな」 京太郎(そう思いたいんだけどなぁ……) 433 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 00 18 54.84 ID aazWm6Huo 京太郎「ips細胞と聞くとどうしても悪寒がするんだよな」ゾワッ 京太郎「……他の人の所に行ってみるか」 438 1.淡&照 2.憧&泉 3.絹恵&浩子 4.竜華&恭子 5.セーラ&咏 442 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 00 43 07.17 ID aazWm6Huo セーラ&咏 京太郎「あ、お二人ともここに居たんですね」 京太郎「何見てるんですか?」 セーラ「あ、須賀か。イルカだよイルカ」 咏「カマイルカって言うらしいねい。しらんけど」 京太郎「いや書いてあるじゃないですか」 セーラ「それにしても速いよな!」 京太郎「シャチの次に速いらしいですよ?」 セーラ「それってどれくらいや?」 京太郎「えっとちょっと待ってくださいね……」 京太郎「時速55kmですから、一般道の自動車並ですかね?」 セーラ「げっ、マジ?めっちゃ速いやんか」 京太郎「ちなみに海で一番速いのはバショウカジキですね。確か時速100kmだったかと」 セーラ「カジキって尖ってる奴やろ?刺さらへんのかそれ?」 咏「時々刺さるらしいねい。しらんけど」 セーラ「こえーなそれ。海に入れないやんか」ブルッ 京太郎「あはは。心配しなくても、海なんて広いんですから交通事故にあうより低いですよ」 セーラ「そうなん?良かった」ホッ 咏「日本近海にも居るんだけどねい。わっかんねーけど」ボソッ 446 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 00 55 32.37 ID aazWm6Huo 京太郎「あの後餌やりタイムで二人ともはしゃいでたなぁ」 京太郎「と言うか咏ちゃん先生、他の子供と居てまったく違和感無かったんだが……」 京太郎「さてそろそろ終わりかな?最後に誰の所に行こうか」 451 1.淡&照 2.憧&泉 3.絹恵&浩子 4.竜華&恭子 455 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 01 16 28.54 ID aazWm6Huo 竜華&恭子 竜華「大きいなー」 恭子「そうやね」 京太郎「ジンベエザメですか」 竜華「あ、須賀君か。そうや大きいやろー」 恭子「世界最大の魚やしな」 恭子「ここのはまだ子供やけど、4.63m有るらしいで」 竜華「まだ子供やのにそんなにあるんかー。大人になったらゴジラくらいなるんやろか」 京太郎「なりませんから……」 竜華「でもサメ言うくらいやから人食べるんちゃうん?」 京太郎「いやいやサメと言っても主にプランクトンを食べて、性格はおとなしくて臆病らしいですよ」 竜華「なるほどなー。大きいけど気は優しくて力持ちみたいなもんなんやな」 恭子「……よー分かりませんけど、微妙に違う気します」 458 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 01 27 17.38 ID aazWm6Huo 京太郎「さて一応これで全部見たわけだが、皆お土産見てるようだな」 京太郎「俺も何か買った方がいいのかな?」 463 現在所持金【¥58,000】 1.買う(買う場合は3人選ぶ) 2.買わない 498 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 01 54 44.31 ID aazWm6Huo それじゃあこの3人で もこ 憩 なんぽっぽ 京太郎「折角だしお土産買って帰るか」 京太郎「そうだな、相手はもこ、憩さん、数絵で良いか」 京太郎「海遊館だしジンベエザメ関係が良いかな?」 京太郎「さてどれにしよう」 503 誰に何を上げるか3つ選んでください お土産候補 ※一応誰に何を上げるかで微妙に好感度上昇が違います 1.ジンベエザメぬいぐるみ(¥1,500) 2.ジンベエザメストラップ(¥500) 3.ジンベエザメクッキー(¥1000) 4.ジンベエザメマグカップ(¥1000) 5.ジンベエザメミニタオル(¥500) 6.ジンベエザメTシャツ(¥2000) 7.ジンベエザメボールペン(¥500) 508 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 02 01 33.51 ID aazWm6Huo 当たりかどうかは帰ってからのお楽しみ もこ ぬいぐるみ 憩 クッキー なんぽっぽ Tシャツ 京太郎「よしこれで良いかな?」 京太郎「喜んでくれると良いけど」 【¥4,500消費しました】 509 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 02 19 10.72 ID aazWm6Huo 洋榎「いやー楽しかったなー」 淡「うん。かわいい魚も大きな魚もいっぱいいたし」 照「……アザラシ可愛いかった」 絃「ラッコも可愛かったですよ」 いちご「ジンベエザメも大きかったのう」 竜華「怜見てーな。うちジンベエザメのストラップ買ってん」 怜「うちはペンギンや」 咏「イルカの扇子が無くて残念だったなぁ」 泉「って先輩何食べてるんですか?」 セーラ「え?さっき買ったクッキーやけど?」ボリボリ 浩子「みんないつでも来ようと思えば来れるのに買うとるんですね……」 絹恵「そういう浩ちゃんかてスマホ用のケース買ったんうち知っとるんやで?」 浩子「え、いやこれはそのちょっとかわいいな思うて買うただけで、着けようとかそんな事は思うてへんのやけど」アセアセ 怜「ええやんフナQ、かわええで」 洋榎「そうや浩子。買うたもんは堂々としたらええ」 洋榎「例え似合うてなくてもな!」 絹恵「……お姉ちゃん一言多いで」 513 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 02 32 08.40 ID aazWm6Huo 泉「あ、先輩達、そろそろ帰らんと……」 怜「あ、ホンマや。ええ時間やな」 京太郎「ありがとうございました。楽しかったです」 竜華「こちらこそ。楽しい時間はあっという間やね」 セーラ「丁度お腹も減ってきたしな」 浩子「さっきクッキー食べたですやん……」 怜「ほんなら須賀君、さようならや」 怜「今度は学園都市でまた会おうな」 京太郎「ええ。そうですね」 竜華「電話やメールもしてきてええからなー」 セーラ「なんなら遊びに来てもかまわへんからな!」 泉「いやうち女子高ですからそれは駄目ですって」 京太郎「あはは。ありがとうございます」 京太郎「それじゃあ皆さんお気をつけてー」 【園城寺怜 清水谷竜華 江口セーラ 船久保浩子 二条泉と出会いました】 【園城寺怜 清水谷竜華 江口セーラ 船久保浩子 二条泉の好感度が上がりました】 【園城寺怜 清水谷竜華 江口セーラ 船久保浩子 二条泉の電話番号とアドレスをゲットしました】 518 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 02 45 16.76 ID aazWm6Huo 洋榎「さぁてうちらも帰ろうか絹」 絹恵「せやね。お母ちゃんもご飯用意しとるやろうし」 京太郎「お二人ともありがとうございました。おかげ色々助かりました」 洋榎「せやろーせやろー」ドヤァ 絹恵「ううん。うちらこそ楽しかったわ」 絹恵「思わぬ出会いもあったしな」 京太郎「そうですね」 絹恵「明日も大阪おるん?」 京太郎「いえまだそれは分かりませんね」 絹恵「おるんやったら何時でも呼んでな。どうせ暇しとるし」 洋榎「ヒマヒマヒマのヒマ太郎やで?」 京太郎「ありがとうございます」 絹恵「ほんならまたなー」 京太郎「さようならー」 洋榎「さいなら~。って最後まで突っ込まんのんかい!」 【愛宕姉妹の好感度が上がりました】 520 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 02 57 24.45 ID aazWm6Huo 照「……やっとうるさいのが帰った」 淡「あはは。でも楽しかったね」 絃「そうですね」 憧「で、京太郎。今日は何処に泊まるわけ?」 京太郎「……」ダラダラ いちご「京ちゃん?」 京太郎(や、やべーすっかり忘れてた) 京太郎(今日泊まる所なんて適当に行ってから、決めればいいや的なノリで考えてたし!) 京太郎(ど、ど、どうしよう?) 525 1.今から自力で探す 2.末原さんに相談する 3.咏ちゃん先生に相談する 4.その他(内容併記) 527 名前: ◆UNNCnfZIx6[saga] 投稿日:2012/11/04(日) 03 08 12.92 ID aazWm6Huo 末原さんに相談する 京太郎「末原さん、末原さん」チョイチョイ 恭子「?どないしたんや?」 京太郎「……あの今から泊まれるような所知りません?」コゴエ 恭子「は?」 京太郎「いや実は何も決まってなくて……」 恭子「……ホンマに行き当たりばったりやったんか」 京太郎「すみません」 恭子「はぁ。万が一そんな事にならへんか思うて調べといて良かったわ」 恭子「多分今からでも何とかなる思うけど」 京太郎「本当ですか!?ありがとうございます!!」ガシッ 京太郎「いや、本当にどうしようかと思いましたよ!」 恭子「ちょ、ちょっと分かったから手離してーな///」 <<前に戻る|5月へ|次に進む>>
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359470674/ 咲「う、うん…。知ってる。優希ちゃんの様子見てたら、誰でも気付くよ」 京太郎「…そうか。まぁ別に隠してたわけじゃないんだ。付き合って一ヶ月くらいだよ」 咲「へ、へぇ…。良かったね」グスン 咲「一応、気持ちだけでも伝えとこうと思っただけ…。振られて当然だと思ってるし」 京太郎「…」 京太郎「実は優希と別れるかもしれない」 咲「えっ!?」 咲「そ、そうなの?」アセアセ 京太郎「うーん、まぁ考え中だけどな。優希に振り回されて疲れた気もするし」 咲「ふ、ふーん」チラッチラッ 咲「わ、私なら…、京ちゃんを振り回したりしないと思うな」 京太郎「そうだな。咲はワガママとか言わないもんな。デートもお金かからないし」 咲「私、絶対半分だすよ!どっかのタコス女みたいに、奢れなんて言わない!」 京太郎「えっ、そうなの?バイトしてない高校生としては助かる」 咲「えへへ///」 京太郎「じゃあ、友達以上恋人未満の関係になるか?」 咲「友達以上恋人未満?」 京太郎「おぅ。恋人になる前の予行練習みたいな感じだよ。俺の事、嫌いになったら付き合わなくていいし」 咲「ゆ、優希ちゃんに悪いような…」 京太郎「よし、今日から俺達はセフレだ」 咲「サフレ?」 京太郎「久しぶりに俺の家来いよ。今日、親居ないし」 咲「京ちゃんの家かぁ…。最後に行ったの、ずっと前になるね」 京太郎「そうだな」 咲「お母さんもお父さんも居ないの?」 京太郎「旅行に行ってるよ」 咲「へぇー。じゃあ、晩御飯作ってあげようか?」 京太郎「おっ、頼む。俺一人だと、どうも簡単な料理になってな。三日間カレーしか食べて無い」 咲「京ちゃんも料理出来るからなぁ…。うーん、何作ろう…」 京太郎「スーパーに行ってから考えるか。ほら、後ろ乗れ」ポンポン 咲「うん」チョコン 自転車で二人乗りして、スーパーに向かう京太郎と咲 スーパーウエノ 久「安いよ安いよー、今日はウィンナーの特売だよ」 京太郎「げっ…、元部長だ…」 咲「ど、どうしよう!?この辺のスーパーここしかないよ?」オロオロ 久「そこのカップル、お二人さんウィンナーなんていかが…って、須賀君に咲!」 京太郎「えーあー…、勘違いしないで下さいね!」 咲「そうそう、そこでたまたま会っただけですから!」 久「ふーん」ジトーーー 咲「えへへ」 京太郎「あはは」 久「…そう言う事にしておくか。口止め料で何袋買ってくれるのかしら?」 京太郎「えぇ!?買わせるんですか!」 久「優希か和に言っちゃおうかなー。たまにここに来るし」 咲「ひ、一袋下さい。竹井先輩は、ここでバイトですか?」 久「そうよ。ここ実家なの。受験も一段落したし、今日から手伝えってさ」 京太郎「へぇ…、あっ俺も一袋」 久「交渉は五袋からになりま~す」 咲(夕飯決まっちゃった…) ・ ・ ・ 久「毎度ありがとうございましたー」 京太郎「とほほ…、今日から三日はウィンナー漬けだな」トボトボ 咲「元気出して」ポンポン 京太郎の家 京太郎「まぁ、何もないけど上がってくれ」 咲「お、お邪魔しまーす」オズオズ 咲「うわっ…、汚いね」 京太郎「男の部屋なんてこんなもんだよ。小綺麗な方が珍しい」 咲「私のお父さんの部屋はキレイだよ?」 京太郎「俺の部屋もキレイだったんだよ!先週までな!」 京太郎「優希が来て汚して行ったから」 咲「…」ズキッ 咲「ゆ、優希ちゃんも来たんだ」 京太郎「うん。休日は呼んでもないのに勝手に来るよ」 咲「へ、へ、へぇ~」ソワソワ 京太郎「お茶でも持って来るか。そこのベットに座っててくれ。あっベットの下は絶対に覗くな」 咲「う、うん。わかった」 咲「ここが京ちゃんがいつも寝てるベッドか…」ポテン 咲「あれ…、髪の毛落ちてる」 咲「茶色の髪の毛。長さは…私と同じくらいか…」 咲「京ちゃんは金髪だから、茶色ってあの子だよね…」 咲「…」イラッ 京太郎「おまたせー。って咲、何フリーズしてるんだ?」 咲「な、何でもないよ」サッサッ 髪の毛をポケットに隠す咲 京太郎「安い茶だけど、我慢してくれ」コポコポ 咲「そ、そう言えば…、友達以上恋人未満ってどんな関係なの?」 京太郎「そりゃ…、アレだよ。アレ」 咲「あれ?」 京太郎「俺達、友達だよな?」 咲「うん。私の唯一の男の子の友達だよ」 京太郎「ふーん、男友達居ないのか…。まぁ、男が少ないからなこの世界は」 咲「そうだね。全国大会は女子校ばっかりでびっくりしちゃった。調べたら、男性って人口の20%以下らしいよ」 京太郎「へぇー」 京太郎「咲はセフレって言葉知らないのか?」 咲「昔、お姉ちゃんがそんなお菓子を買って来たよ」 京太郎「そりゃサフレだろ。セフレはまぁ、簡単に言うとイチャイチャもする友達だ」 咲「い、イチャイチャ///」 京太郎「咲も、和や優希とイチャイチャしてるだろ?一緒にお風呂入ったり、抱きついたり」 咲「そりゃ…、たまにはするけどさ…。女同士だし」 京太郎「その認識が間違ってる。異性だから、イチャイチャしたら駄目なんて法律はない」 咲「う~ん、私は京ちゃん以外の男の人、苦手だし。触られたら、嫌だけど…」 京太郎「東京や都会では、みんなセフレくらい居るらしい。つまり長野は遅れてるんだよ!」 咲「そ、そうなんだ…。都会の人は進んでるんだね」 京太郎「ちなみにこの話は、照さんには言ってはいけない。和にもだ。この二人にバレたら…、俺の命が危ない」 咲「うん…、お姉ちゃんに電話して聞いてみようかと思ったけど辞めとくね」 京太郎「恋愛するには体の相性も大きく関わってくるからな。事前の性交渉は必須なんだ」 咲「そうなんだ…。私、男の子と付き合った事ないから知らなかったよ」 京太郎「咲はエッチした事無いのか?」 咲「な、ない///興味は…、ほんの少しだけ…、あるけど…」モジモジ 京太郎「ほぅ…、じゃあ良かった。いい人生勉強になると思うぜ」 咲「そうかな…」 京太郎「セフレから恋人になるのが、今時の流行の恋愛だ!」 咲「恋人に!?」ガタッ 京太郎「うん。現在俺にセフレは居ない。優希と別れた時にセフレに居た人が…」 咲「京ちゃんの次の恋人!?」 京太郎「そうなるな。しかし、咲がやりたくないって話なら残念だな。他の人を探すしか…」 咲(どうしよう…、どうしよう…。このままじゃ京ちゃんが優希ちゃんだけじゃなくて他の知らない子にまで取られちゃう) 京太郎「あー残念。残念だなー。ネット使ってアラサーのお姉さんでも探そうかな」 咲「…」 咲「…や、やる」 京太郎「ん?何を?」 咲「私が京ちゃんのセフレになる」 京太郎「流石、俺の嫁。咲ならそう言ってくれると信じてた」 咲「…う、うん。頑張るね」 京太郎「よしよし」ナデナデ 咲「えへへ///」 まこ『前戯はキンクリじゃぞ』 京太郎「さて…、挿れるぞ…」ズズズ 咲(こんなの本当に入るの!?) 京太郎「流石に…キツイな…」ヌプッ 咲「かはっ!?」 咲「痛い…痛いよおぉぉ…、京ちゃん」ポロポロ 京太郎「我慢しろ。まだ三分の一くらいだ」 咲「三分の一?これで!?もう無理!やだ!抜いて」ポロポロ 京太郎「ちっ…、優希ならそんな事言わねーのに」ボソッ 咲「ゆ、優希ちゃん?」ハッ 咲(優希ちゃんには…負けたくない…。私の方がずっと昔から京ちゃん、好きだったんだから!) 咲「い、いいよ…。動いて」 京太郎「何か一気に貫いた方がいいらしいぞ。雑誌に載ってた」 咲「じゃあ…、一気に…、奥まで…突いて」 京太郎「了解」ズン 咲「いたあぁぁぁぁ…(我慢、我慢だ…」 京太郎「おおっ…、気持ちいい」パンパン 咲「はぁはぁ…」 京太郎「慣れるまでの辛抱だ」パンパン 咲「…うん」ポロポロ 咲「…」フキフキ 京太郎「はぁ~出した出した」フゥ 咲「…血が止まらないし。今日はこれで帰るね」 京太郎「あぁ、うん。わかった。あっ、優希と和には絶対内緒な」 咲「わかってる。言えないし、言わない。でも、優希ちゃんとは別れるよね?」 京太郎「そうだな~、まぁ近いうちにな」 咲「また明日、学校で」 京太郎「おぅ」 次の日 咲(アソコ痛い)ジンジン 優希「咲ちゃん、おっはよー」 和「おはようございます、咲さん」 咲「あっ…、おはよう。優希ちゃんに和ちゃん」 咲(優希ちゃんとは目を合わせられないな) 京太郎「おぅ、咲。湿気た面してどうした」ポン 咲「な、何でもないよ」バッ 京太郎「今日も俺の家な」ボソッ 咲「ん…わかった」コクン そして一ヶ月が経った 京太郎「くっ…、そろそろ出るぞ…」パンパン 咲「うん!あん、あん」ギシギシ 京太郎「顔に出すぞ!」 ビュルルルルルルル 咲「んっ…、しょっぱい」 京太郎「ほれ、舐めてくれ」ポロン 咲「優希ちゃんは舐めたりしないの?」チュパチュパ 京太郎「アイツ、舐めたりとか嫌いだって。全く、優希と違って咲は最高だぜ!」 咲「うれしい///」レロレロ 咲「そう言えば、優希ちゃんとの別れ話とかは…」 京太郎「えーっと…、まだ考え中かな。また何かあったら報告するよ」 咲「わかった」シュン 京太郎「あっ、写メ撮った」 咲「えぇぇぇぇぇぇぇ!?いつの間に!」 京太郎「絶対に誰にも見せないから!な!」 咲「…うーん」ジトーーー 咲「絶対だよ!?こんな恥ずかしい写メを誰かに見られたら、私、すごく困るから!」 京太郎「わかってるわかってる」 咲「お邪魔しましたー」 バタン 咲「弱音を口にしたらそうなってしまいそうで~♪臆病な自分をムリに追い出してみる~♪」ルンルン 優希「なんで咲ちゃんが犬の家から、出て来たんだじぇ?」 優希「…怪しいじぇ。最近、犬がガッつかなくなったし」 ピンポーン 京太郎「咲、忘れ物か?」 優希「…私だじぇ」ギロッ 京太郎の部屋 京太郎「おい、待てよ!勝手に入るなよ!」 優希「いつも勝手に入ってるから問題ないじぇ」ガンッ ゴミ箱を蹴る優希 ティッシュ、ドサッ 京太郎「あー、俺、風邪引いててさ。鼻かんでたんだ」 優希「テストは赤点ばっかりだけど、そんな言い訳通じるほどバカじゃないじぇ。これ…、なに?」 京太郎「ご、ゴムですね」 優希「さっき、咲ちゃんが犬の家から出て来るの見たじぇ」ギロッ 京太郎「ごめんなさい、つい出来心で」ドゲザ 優希「…ボコボコにするけど、言い訳くらい聞くじぇ。咲ちゃんは私と京太郎が付き合ってるの知らなかったのか?」 京太郎「し、知ってたらしいです」タラタラ 優希「…ふ~ん」 ・ ・ ・ 次の日、昼休み 咲「優希ちゃんが私に用事って何だろ?」 咲「部室に必ず一人で来るようにって…」テクテク ガチャ 咲「優希ちゃん、居る?」 優希「居るじぇ。よく私の前に顔を出せたな」 咲「何言ってるの?呼び出したのそっちじゃん」 優希「もう、咲ちゃんの顔なんか見たくもないじぇ。この泥棒猫!」 咲「なっ…!?気付いたの?」 優希「ずっと隠してたんだな!私と京太郎が付き合ってるの知ってて!」 咲「だって、京ちゃんが優希ちゃんと別れるって言うから」 優希「別れるわけねぇじょ!!!!!!!」 隣の教室 京太郎「やべぇ…、やべよやべよ…」 和「いい気味です。早く退部して下さい。本当は私が刺し殺してやりたいくらいですけど」 京太郎「なぁ、和。取引しよう!」 和「は?」 京太郎「頼むよ!お前なら、頭いいから何とかいい考え出せるだろ!?あの二人の中を取り持ってさ」 和「やると思ってるんですか?貴方みたいなゴミ虫を私が助ける?ありえないですよ」 京太郎「タダでとは言わねぇ!」 京太郎「ここにお前が絶対に見たい画像と動画のSDカードがある」 和「…ふーん」 京太郎「咲は同性愛者じゃない。お前じゃ、決して見る事が叶わない咲のあられもない姿だ!」 和「…」ゴクリ 和「さ、咲さんが今後の人生において同性愛に目覚める事はあると思いますけど」チラッチラッ 京太郎「あぁ、それは否定しない。しかし、今じゃない」 和「…」ゴクリ 和「私に咲さん達を裏切れと?」 京太郎「裏切りじゃない!みんな、幸せになる方法を考えるんだ!」 和「幸せって…、須賀君には地獄に落ちて欲しいんですが」 京太郎「もう優希にいっぱい殴られたよ!」 京太郎「お前も嫌だろ?清澄麻雀部が空中分解するのは」 和「誰のせいですか!?」 京太郎「だから、全力で俺を助けろ!その代わりに、お前が一番欲し物を用意してやった!」 和「ぐっ…」プルプル 和(どうする…どうする…。確かに私しか、あの二人の喧嘩を止めれる人は居ない…) 京太郎「ちなみにこのSDカード、和が協力してくれないならここで噛み砕く」 和「!?」 京太郎「俺だって危ない橋渡ってるんだ。咲の前で、画像を消すフリはしたが…」 和「卑怯な…、なんて卑怯なんですか!貴方は!」 京太郎「お前に言われたくない!咲の事、盗撮してるくせに!」 和「須賀君のくせに気付いてたんですか!?」 京太郎「部室の掃除してたら、たまたまな。超小型カメラだよな、あれ」 和「…咲さんには?」 京太郎「言うわけない。これでチェックメイトかな?」 和「ふん、いいでしょう。須賀君のためではなく、私は私自身の欲望のために貴方に協力してあげます」 京太郎「あぁ…、いいぜ。この画像、加工するなり何なりして好きに使ってくれ」 和「…わかってます。貴方の肉棒なんか見たくありませんから」 京太郎「くっくっ、よろしくな。共犯者」 和「次、咲さんに手を出したら私が殺します。優希だけにしておきなさい」 京太郎「わかってる」 こうして和は、何とか咲と優希を言いくるめて、喧嘩を止めた 数週間後 咲「おはよう、和ちゃん、片岡さん」 和「はい、おはようございます」 優希「和ちゃん、宮永さん、おはようだじぇ」 京太郎「やっぱり麻雀知らないのに麻雀部はないな。さて、軽音部でも入るか」 京太郎は軽音部に入ってた 終わり
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342888425/ 京「ふー、こんな休みの日まで遊びにもいかず麻雀部の買い出しとは」 京「なんとまあ忠実な雑用係だぜ」 京「それにしても暑すぎるだろ!」 京「買い出しも終わったことだし、ちょっと喫茶店でお茶でも飲んでくか・・・」 同時刻、池田 池田「にゃー、大漁大漁!」 池田「県予選終わるまで、と思って我慢してた物欲一気に解放だし!」 池田「咲の新刊、欲しかった服、一杯買えて華奈ちゃん大満足だし!」 池田「あ、べ、別に一人で買い物行ったからって一緒に行く相手がいないわけじゃないし!」アセアセ 池田「みはるんとか呼んでもよかったんだけど、あたしのペースで買い物したかったから敢えて呼ばなかっただけだし!」 池田「ひゃー、それにしてもあっついねー」 池田「ちょっと喫茶店でお茶でも飲んでくか!」 京・池田 バッタリ 京「あ」 池田「ん?」 京太郎「あ、あなたひょっとして池田さんじゃないですか?」 池田「そうだけど、お前誰だし?」 京太郎「あ、すいません。池田さんは俺のこと知らないですよね」 京太郎「俺、須賀京太郎って言います。清澄学園の麻雀部で雑用係やってて」 京太郎「県大会に同行してたし、試合見てたんです。それで池田さんのこと知ってるわけなんです」 池田「あー」ポン 池田「そういえば清澄の連中から聞いたことあるし!」 池田「何でもやってくれる雑用係、人呼んで清澄の便利屋」キリッ 京太郎「あ、アハハ・・・便利屋って・・・」 池田「まあ、立ち話もなんだし? 今回は特別に華奈ちゃんがご一緒してやるし」 京太郎「本当ですか!? やったー!」 池田(? やたら嬉しそうだな、こいつ) 池田(まあ、華奈ちゃんみたいな美少女と偶然出くわして一緒にお茶なんて嬉しくないわけがないし!) 池田「ふふん、ありがたく思えよ? こんな機会滅多にないぞ?」 京太郎「そうですよね! 俺もまさかこんなところで池田さんに会えるなんて思ってませんでした!」 池田「にゃはは・・・大袈裟だし・・・」 ドア「カランカラ~ン」 (ダンディで深く心地のよい声の)店主「いらっしゃいませ、好きなお席にどうぞ」 池田(ちょっとちょっと!! みはるん、今の聞いた!?) 池田(って今みはるんはいないんだけども!) 池田(こんなところで云々って、それって県大会で見てからあたしに会いたかったと思ってたってことだし!) 池田(ってことは、あたしマジで結構いけてる・・・?) 池田(にゃははー、あたしも隅におけないねぇー、みはるん) 京太郎「あ、ここでいいですか?」 池田「おうともよ!」 京太郎「おうともよ?」ハハハ 京太郎(誰もいないな。これならゆっくり話が出来そうだ) (落ち着いた雰囲気を醸し出す感じの良い)店主「こちらメニューになります」ニコッ 京太郎「ありがとうございます」 京太郎「さて、何にしますかね」 池田「ふーん・・・じゃああたしはティーセットのアッサムとチーズケーキにするし」 京太郎「じゃあ俺も同じセットで、アールグレイと、同じチーズケーキにします」 京太郎「すいませーん」 店主「はい」ニコッ 京太郎「このセットの、かくかくしかじかでお願いします 店主「かしこまりました」ニコッ 京太郎「ふう・・・」ソワソワ 京太郎「そ、それにしてもあっついですねー」(棒読み) 池田「本当だし。やってられないし。何回か出掛けたこと後悔したし」 京太郎「いやー、本当に。うん。」 京太郎「・・・」 池田(・・・なんかこいつ、心ここにあらずって感じだな) 池田(そんなに華奈ちゃんのことが気になるのかし!) 池田(いやー、可愛すぎるってのも罪だし! やれやれだし!) 京太郎「あ、あの!」 池田「にゃ!?」 池田(告白!?) 京太郎「県予選、牌譜みました」 京太郎「俺、池田さんのに打ち筋に感動して」 池田「へ?」 京太郎「あ、えっと、すいません、いきなりこんなこと・・・」 池田「・・・」 池田(―――)ゾクッ 池田(ダメだ、あの対局を思い出すと寒気が・・・) 京太郎「あの――」 池田「・・・何が、感動した、だし。嫌味か?」 池田「あの県予選決勝。あたしは散々だった。」 池田「見てたんなら分かるだろ? あたしが天江衣に好き放題むしられて」 池田「しまいにゃ、あたしが飛ばないようにおたくのとこの宮永に救済されて」 池田「あんな試合、今思い出すだけで自己嫌悪でいてもたってもいられなくなるし」 京太郎「・・・それは分かってます。思い出したくない、ってことも想像してました」 京太郎「でも」 京太郎「俺、やっぱり感動したんです」ニコ 京太郎「オーラス、もう何も出来ないってくらい点数を離されて」 京太郎「そんなとき、役満ツモって」 京太郎「俺だったらもう逃げ出したくなって、最後くらいいいとこ見せたくなって」 京太郎「きっとあがっちゃってたと思うんです」 京太郎「それでも、池田さんはそのあがりを見送った」 京太郎「いや、俺バカだから、最初は訳わかんなかったんですけど」ヘヘ 京太郎「しばらく考えて、分かったんです」 京太郎「ああ、この時池田さんは、流局し続けて逆転することを狙ってるんだ、って」 池田「あ・・・うん、その通りだし・・・」 京太郎「それで俺、凄いって思ったんです。こんな化け物達と当たっても、池田さんは勝負を諦めてなかったんですよね」ニコッ 京太郎「それって凄いな、って」 池田「あ・・・」パァァ 店主「こちらアッサムとアールグレイになります」 京太郎「あ、ありがとうございます」ニコ 池田「・・・・・・」 池田「そ・・・」プルプル 京太郎(?) 池田「そーだし!そのとーりだし!」 池田「正直言ってめっちゃ辛かったし!」 池田「あたしは努力してるのに、あんな化け物と戦って」 池田「あたしの努力の及ばない所にいる奴らと打って」 池田「投げ出したいとも思ったんだし!」 池田「でもさ! 諦めたくなかったんだ!」 池田「あたしはどーしても勝ちたかった!」 池田「望みがなくても、非現実的でも」 池田「あんな化け物じみた力がなくても、勝ちたかった!」 京太郎「ですよね」ニコッ 京太郎 紅茶に口を付ける 京太郎「俺、今は雑用係だし、麻雀なんてヘタクソなんですけど」 京太郎「いつか、大きな舞台で麻雀を打てる時が来たら、池田さんみたいな打ち手になりたいです」 池田(やばい!めっちゃうれしーし!) 池田「うわ・・・ちょーうれしーしー」デレッ 京太郎「はは・・・それで今日、そんな憧れてた池田さんに会えて、俺もすごい嬉しいんですよ」 池田「あたし、あの試合は見ての通り散々だったし」 池田「常識的に考えて評価されるなんて有り得ないし」 池田「チームメイトは慰めてくれたけど」 池田「あたしの頑張りがこんなところで褒められるなんて、思ってもみなかった」 池田「そ、それでも負けたことには違いないけど! まだまだ強くならなくちゃいけないな!」 京太郎「ていうか池田さん。紅茶来てますよ? 早く飲まないと冷めますよ」 池田「はっ! 紅茶のことすっかり忘れてたし」ハハハ 池田(うわー・・・) 池田(負けた試合のことで褒められるなんて、本当は喜んじゃいけないだろうけど) 池田(なんかもうそういうの関係なしに、ちょーうれしーよー)ズズ 池田(・・・) 池田(ちょーうれしーよー)ニコニコ 池田「紅茶、おいしーし」 京太郎「ですね」ニコニコ 池田(私、認められたんだな・・・こんな見ず知らずの一年生に) 池田(あたしの頑張りが、伝わったんだ) 池田(こんな嬉しいことはないし!)ムフー 店主「ケーキ、お持ちしました」コトッ 池田「須賀君、だよね?」 池田「ありがとう」ニコッ 池田「須賀くんに褒められて、あたしすっごくうれしい」 池田「あの、上手くは言えないんだけど」スッ パク 池田「私なんてまだまだ弱いし、努力しなくちゃいけないところも沢山ある」 池田「それでも、あたしの頑張りの一部が須賀君に認められて」 池田「こうやって、褒めてくれたことで」 池田「あたし、これからもっと頑張っていけそうな気がする!」ゴウッ 京太郎(池田さん・・・なにかオーラが) 京太郎「頑張ってください。俺もいつか池田さんと打てるくらい強くなれるように、頑張りますよ」 京太郎「と言っても、大会じゃ無理か」ハハ 池田(!) 池田「だったら、メールアドレス教えろよ」ニャー 京太郎「あ、いいですよ」ゴソゴソ ―――メアド交換シーン省略―― 池田(須賀君のメアドゲットだし!なんかすっごいうれしーし!) 池田(いやー、今日は褒められるしメアドゲットできたしいいこと沢山だし!) 池田(買い物に来た甲斐があったってもんだし!) 池田「また須賀くんと会いたいし。いつでもメールしてこいし!」 京太郎「ふふ、分かりました。お暇な時は相手してください」 池田(むふー)キラキラ 京太郎 ケーキに口をつける 京太郎(・・・)モグモグ ゴクン 京太郎「それにしても、やっぱ喫茶店はいいですね、涼しくて」 池田「本当だし。喫茶店はおちつくなー」 京太郎「ですねー。内装も静かで落ち着く感じで」 池田「ここなんかは通ってもいいくらいだし」 京太郎「ここってお茶の味も普通よりいいですよね」 池田「それあたしも思ったし! 香りがすっと入ってきて、時間が経っても味が落ちてないし」 京太郎「最後まで味わえるのが最高ですよね」 池田「ケーキの味も爽やかで、それでいて癖になるようなおいしさ」 京太郎「本当良い喫茶店です」 店主「///」 池田「須賀くんは今日なにしてたんだし?」 京太郎「俺ですか? 俺はいつも通りの雑用ですよ」 京太郎「俺麻雀打てないから、こんなことでしか役に立てないし」 京太郎「咲達みたいに、全国の舞台で活躍したい気持ちはやまやまですけど、仕方ないです」 京太郎「時々、俺なんかがいなくてもこの麻雀部はやっていけるんじゃないか、って思っちゃいますけどね」ズズ 池田(・・・) 池田「あたしはそうは思わないし」 京太郎「え?」 池田「清澄の麻雀部のことなんてあたしは何もしらない」 池田「それでいてその内部事情に口を出すのはずーずーしーかもしれない」 池田「それでも華奈ちゃんはずーずーしーから! 言わせてもらう!」 池田「清澄の麻雀部がちゃんとやっていけてるのは須賀くんのおかげだし!」 池田「宮永達が大会で打てるのも、普段の練習ができるのも」 池田「全部須賀くんのおかげに決まってるし!」 池田「麻雀部ってのは、須賀くんみたいに皆の為に頑張る人がいて始めて成り立つんだ」 池田「その須賀くんを悪く言うような奴は、あたしが許さないし」 池田「いたらぶん殴ってやるだし!」 池田「だから須賀くんも自分を悪く言ったらだめだし?」 京太郎「池田さん・・・」 京太郎「ありがとうございます」ズズ 京太郎(うわー、めっちゃうれしいわ・・・) 池田(キャプテンをずっと見てきたあたしには分かるし。須賀くんが部にとってどれだけ大切な存在か) 池田「それに、須賀くんも強くなったらいいんだし。なんなら特訓でも付き合ってやるぜ?」 京太郎「本当ですか!? それは是非お願いしたいです! あ、時間あったらでいいんで」 池田「さっきも言ったし。また須賀くんに会いたいし、その為の時間なら全然作るし」 京太郎「ありがとうございますっ」ニコッ 店主(・・・こうして家の店で人と人が心の交流をする) 店主(そういうことに私は幸せを感じるんだ) 京太郎「それで、池田さんは今日なにしてたんですか?」 池田「あー、あたしは買い物だし」 池田「べ、別に一人で(ry」 京太郎「はは、それで何買ったんですか? 服とかですか?」 池田「そうそう」 京太郎「へー。池田さん、服のセンスいいですよね。今着てる服もすごい似合ってて可愛いですし」 池田「え・・・そうかな・・・」/// 池田(や、やば・・・まさか服のことまで褒められるなんて・・・) 池田(こんな時どんな顔したらいいのか分からないし・・・) 京太郎「いやあ、なんか表向きの雰囲気と違って、落ち着いた感じで」 京太郎「すごいギャップが出てて、いいと思います」 京太郎「あ、口説いてるというわけではないのですが」ニヤニヤ 池田「あうう・・・」プシュー 池田(須賀くん・・・地味に嫌な性格してるし・・・)/// 池田「う、うし!ケーキも食べ終わったことだし、そろそろ出るし!」 京太郎「ああ、そうですね」 京太郎「また池田さんとこの喫茶店でお話したいです」 池田「それ、あたしが言おうとしてたことだし!」 京太郎「それは光栄です。あ、お会計お願いします」 店主「お支払いはご一緒になさいますか?」 京太郎「一緒で」 店主「はい、それではご一緒で1,800円になります」ニコ 店主「ありがとうございました」 ドア「からんからーん」 池田(・・・なんか勢いで勝手におごられちゃったし) 池田「須賀ァ!お前あの支払いはなんだァ!勝手におごってんじゃねえぞ!」 京太郎「え、いけませんでしたか?」アセアセ 池田「まあ、もう終わったことだし? 今日の所は許してやるし」 池田「ただ今度来るときはあたしがおごるし!覚えとけ!」フシャー 京太郎「は、はあ」 京太郎(なんでこんな怒ってるんだろう・・・) 池田(あたしが須賀くんに元気づけてもらったのに、おごられるだなんて気が済まないし!) ――駅 京太郎「じゃあ、ここで」 池田「須賀くん、今日は本当にありがとうだし。須賀くんと話せて本当によかったし」 京太郎「俺も池田さんと話せてよかったです。また絶対メールしますよ」 池田「あたしもするし!」ニャー 京太郎「じゃあ、これで」 こうして二人の少年少女は各々の道へと歩みだした・・・! この先二人に何が待ち受けているかは、神のみぞ知ることである・・・! カン その後・・・ 池田の部屋 池田「あふううううううっ!京太郎君のメアドが入った携帯気持ちいいよぉぉぉぉぉっ!」 池田「あ、あ、あん、京太郎君のメアドが入った携帯が、あたしのいやらしおまんこに入ってくるううううう」 池田「京太郎の雑用で鍛えた逞しい体にあたしの幼い体の隅々までいじられておかしくなっちゃううううううううんんんんんん」 池田「京太郎くんのメアド入ったケータイおまんこに突っ込んで、あたし、京太郎くんのリー棒突っ込まれてるの想像して」 池田「自分でいじっていやらしい汁ボタボタ出しちゃって感じちゃってるのおおおおおおお」 池田「あん、京太郎くん、京太郎くん、京ちゃん、京たん、京たんかわいいよおおおおお」 池田「京たん、あたしのこともっといじって? もっとめちゃくちゃにして?」 池田「もう京たんのこと以外何も見えなくなるくらいあたしの中めちゃくちゃにしてえええええええええ」ビッチャアアアア 池田「・・・ふぅ。寝るし」
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哩さんはどこかへ出かけています 姫子「花田、それロン」 煌「う……すばらくない……」 美子「調子よかね」 姫子「はい。ここんとこずっといいんです」 仁美「そうか……で、須賀はどう?」 京太郎「……そろそろ勘弁してほしいです」姫子の椅子状態 姫子「駄目よ。あん時負けたらなんでも言うこと聞くっちゅう約束やったけんね」 京太郎「それが当面椅子になれって……いい加減疲れたんですけど」 姫子「最初は役得ーって喜んでたやん」 京太郎「そりゃ役得ですけど、ずっと座ってるだけじゃないですか」 姫子「そりゃ椅子やし?座り心地がよくて気にいっとるとよ?」 美子「部長も最初は微妙な顔しよったけど、調子がどんどんよくなっていくから何も言わなくなったし」 京太郎「俺の意思はどこへ……」 煌「まぁまぁ。姫子の調子がよくなっているのはすばらですし」 姫子「そーよ?という訳でもう一局やね」 京太郎「くっ……」 京太郎(おのれ……さすがの俺も黙っていられないぞ) 京太郎(といってもこの状況でできることは限られてるし……ちょっと手の位置変えるか) 姫子「ひゃっ!?」ポロッ 京太郎(え?) 煌「あ、ロン!」 美子「どがんしたと?」 姫子「きょ、京太郎!変なとこ触らんといて!」 京太郎「ち、違いますよ!手の位置変えただけですよ!」 仁美「んー……さすがに京太郎ば椅子にしとるんやけん、仕方なかろ」 美子「そやね。須賀くんがそんなことするわけなかし」 煌「いっそこれを機に椅子をやめては?」 姫子「うー……よか。こんまま続ける」 京太郎(……これはひょっとしてチャンスじゃないか?) 京太郎(今なら触っても姫子さんの勘違いで済ませられるし……) 姫子「っ……」 京太郎(……よし!ばれない範囲でこれまでの分、たっぷりお返しさせてもらおう!) 姫子「っひぅ」ビビクン 姫子「京太郎?なんばしよっと?」小声 京太郎「さて?気のせいでは?」小声 姫子「こ、この…」 仁美「ツモ」 姫子「あっ」 仁美「ふっふっふ。そう簡単には負けんよ?」 姫子「くぅ……」 京太郎「さあ、対局に集中してください?」小声 姫子(この……今までん仕返しか?ここでバシッと言えばよかかもしれんけど、さっきの感じからトボケられる) 姫子(おまけに先輩達と花田も京太郎ば信用しとるし……何されても我慢するしかなかと……!?) 京太郎(くっくっく……胸はばれるけど腹の下の方なら見えない……痩せてるな、それですべすべ) 姫子「んっ」 姫子(ふ、服ん中!?胸は、ばれるから触ってこんけど……お、おなか?くすぐったか……) 京太郎(さて次は……) 姫子(スカートん中に!?ち、痴漢みたいなことを……) 京太郎(細いけど、柔らかくていい太ももだな。あー、これで膝枕とかしてみてー) 姫子(足?いや、太もも!?そ、そんなとこ触ると!?) 京太郎(さて……いくか) 姫子(うん?手が止まって離れて……もしかしてやめてくれた?やったらこんくらい許して、椅子も…) 京太郎(油断させておいて!) 姫子「ひっ!?」ビビクン 煌「ど、どうかしたんですか?」 美子「またいきなり部長が大きい縛りしたと?」 仁美「あー、誘われて打って熱くなった時とかあるしな」 姫子「そ、そうです……部長ったら……」 姫子「な、なんばすっと!?」小声 京太郎「さぁ?それより、あんまり声出すとばれますよ?」小声 姫子「こ、この……」 京太郎(さて……下着、布面積狭くね?) 姫子(うぅ……今日に限って……) 京太郎(うーん……このまま下着の感触を楽しむのもいいけど……やっぱりねぇ?) 姫子「っ」ビクッ 姫子(下着ん中に……) 京太郎(ふむ……見えないからこそいいっていうのが分かる気がするな……) 京太郎(目の前の耳真っ赤にした先輩も可愛いし、二重にいいな) 姫子(こ、こんか形で触られるなんて……) 京太郎(んー、見えないからやりずらいな……しかし柔らかくてあったかい) 京太郎(……ん?) 京太郎「……少し濡れてます?」小声 姫子「っ!?」顔真っ赤 仁美「ん?顔赤くして、須賀になんかセクハラでもされた?」 煌「それはすばらくないですよ」 京太郎「あー、ちょっとギリギリの発言を」 美子「いかんよ?椅子状態とはいえ、そういうことはやめとかんと」 京太郎「だ、大丈夫ですって」 姫子(どの口が…) 京太郎「……で、こんな状況で濡れるっていうのはどういうことですか?」小声 姫子「……知らん」小声 京太郎「ばれたらみんなに知られますよ?麻雀やりながら後輩に触られて感じてるって」小声 姫子「……気のせいよ」小声 京太郎「じゃあ……こんなことされても気にせいですか?」小声 姫子(あっ……駄目!) 京太郎(狭いな……指1本もきつい) 姫子「っ!」ビクッ 姫子(ゆ、指動かして……くぅ……) 京太郎(お?スムーズにいくようになったな……あんま深く入れるのは止めとこう。入口付近だけで) 京太郎(少し震えてる……やべ、なんかいじめたくなってきた) 京太郎(2本、は止めとこう。敏感なのか?隠してるけどよく反応してる) 姫子(うぁ……これ、自分でやるより……) 京太郎(この辺りを……ん?この小さいのは……) 姫子「ひゃっ」ビクッ 京太郎(……なるほど、つまりはここを攻めながら指も動かせば) 姫子(だ、駄目……そこは、それ以上は……) 京太郎(ここを軽くつまみながら……こう動かして……こう!) 姫子(くぅ……あ……あぁ、駄目、駄目……!!) 姫子「……っ!!」ビビクンビビクン 姫子「……はぁ」ぐったり 京太郎(あ……やり過ぎたかも) 美子「……ツモ」 仁美「あー、最後に3位か」 煌「安河内先輩、すばらです!結局私は4位ですけど」 美子「いやいや、うちは2位やし、トップの…どがんしたん?」 姫子「あ……いえ、大丈夫です」 仁美「顔真っ赤。そうとう部長は縛ったな」 煌「大丈夫ですか?なんか辛そうですけど」 京太郎「じゃあ、俺が送っていきますよ」 美子「そうやね。今日は早退した方がよかよ」 仁美「ん、部長には私から言っとくけん」 京太郎「はい。それじゃ、いきましょう」 姫子「ん……」 煌「お大事に」 姫子「……やりすぎ」 京太郎「……ちょっとやりすぎました。すいません」 姫子「あんなことするなんて……おまけに……」 京太郎「感じやすかったんですね」 姫子「……最低。人に触られたん初めてやったとよ」 京太郎「あー……すいません」 姫子「……許さん」 京太郎「え、ちょっ」 姫子「許さんけん……続きして」 京太郎「……はい?」 姫子「……最後までやってくれんと、許さんけんね」 翌日、2人は一緒に遅刻したとか カンッ!!
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929 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/10(月) 23 52 57.99 ID n/jezCpco 【某月某日】 はやり「ふんふ~ん♪」トントン 京太郎「……」 はやり「あ、京くんって何か苦手なものあるかなっ?」 京太郎「いえ、特に無いです」 はやり「そうなんだ。良かった☆」 はやり「それじゃ、もう少し待っててねっ♪」 京太郎「は、はい……」 京太郎(今、俺の部屋にははやりさんが居る) 京太郎(少し前に俺がはやりさんの料理を食べたいと言ったが、半分冗談のつもりだったのだが――) はやり『ねっ、今日ご飯作りに言ってもいいかな☆』 京太郎(――と言われ、上手く状況を掴めないまま返事をしたら、あれよあれよと言う間にこのような状況となった) 京太郎(……はっきり言って未だに半信半疑だ) 京太郎(…………)ギュッ 京太郎(……痛い。どうやら夢では無いようだ、うん) 930 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 00 11 31.83 ID jnM2oSEUo 京太郎(それにしても――) はやり「今日の私は純全三色いーぺーこー♪」トントン 京太郎(――やっぱ可愛いよなぁ) 京太郎(ピンクのキャラクターが付いたエプロンを着て、鼻唄交じりにリズムを取りながら刻みよく包丁を振るう姿……) 京太郎(……とても俺より1回り上の女性とは思えないし) 京太郎(正直同級生――は流石に無いかもしれないけど、先輩なら十分通用すると思う) 京太郎(同じ青春を過ごせたら、きっと楽しかっただろうなぁ……) 京太郎(――まぁ実際ははやりさんは確か女子校だから無理だったんだけどな!) 京太郎(逆に言えば、だからこそこうやって俺んちとかに来てくれるだろうけど) 京太郎(もし男性経験とか有ったら、こんな高校生のガキを相手にしてくれないだろうし) 京太郎(……自分で言ってて悲しいけど) 931 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 00 33 55.34 ID jnM2oSEUo はやり「は~い。お待たせっ☆」 はやり「はやり特製肉じゃがにサバの味噌煮、それに炊き込みご飯とお味噌汁だよっ」 京太郎「すっげー!」 はやり「お口に合うか分からないけど、さぁ召し上がれ☆」 京太郎「いただきまーす!」パクッ 京太郎「……」 はやり「ど、どうかな?」ドキドキ 京太郎「……美味い!」 京太郎「肉じゃがは素材の中まで味が染みてますし、サバの味噌煮は身が固くなり過ぎずふっくら柔らか」 京太郎「炊き込みご飯は味だけでなく触感も良いです。それに味噌汁は出汁が効いてて美味い!」 京太郎「正直お袋より美味いっす」 はやり「そ、それは言い過ぎだよ///」 はやり「でも良かった。京くんが美味しいって言ってくれて……」 はやり「本当すっごくドキドキしたんだから」 京太郎「いやーマジで美味いですよ!」バクバク はやり「あはは。ありがとっ☆」 はやり「おかわりもあるから、たくさん食べてねっ」 京太郎「はい!――ゴホゴホッ!!」 はやり「だ、大丈夫!?」 京太郎「ちょ、ちょっと変な所に入りました……」 はやり「もう。誰も取らないからゆっくり食べて良いんだよ?」 京太郎「す、すみません……」 935 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 00 49 26.45 ID jnM2oSEUo 京太郎「でも何か意外ですね」 はやり「えっ?」 京太郎「いやー、はやりさんって和食ってイメージが無いから出てくる料理もてっきり洋食かと」 はやり「あー、うん。なるほどっ」 はやり「確かに番組とかだと洋食とかが多いかなぁ。ハンバーグとかカレーとかパスタとか」 はやり「イメージも有るし、ねっ?」 京太郎「あーなるほど」 はやり「でも和食も得意と言うか、基本的には何でも作れるよ☆」 京太郎「流石プロ級を自称するだけは有りますね」 はやり「もし食べたいものが有ったら、何でも言ってね。どんなものでも作っちゃうよっ」 京太郎「えっ?また作ってくれるんですか?」 はやり「もちろん!……ってもしかして迷惑だったかな?」ウルッ 京太郎「いえ、全然まったく!!」 はやり「良かったぁ。よく考えたらいきなり作りに来るとか迷惑だったんじゃないかって、今頃思って……」 京太郎「それは無いっすよ!」 京太郎「はやりさんが作りに来てくれるのを喜びはすれ、迷惑だなんて絶対思いません」 はやり「あはは。ありがとっ☆」 はやり「ささっ、どんどん食べてねっ!」 京太郎「はいっ!」 938 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 01 22 02.40 ID jnM2oSEUo 【数十分後】 京太郎「いやー食べた食べた」ポンポン はやり「流石男の子だねっ!たくさん作ったと思ったのに、あっという間になくなっちゃったよっ」 京太郎「本当に美味しかったですもん!」 はやり「そう言ってくれると本当に嬉しいなっ☆」 京太郎「なんなら毎日食べたいぐらいです」 はやり「ま、毎日って///」 京太郎「あ、いや深い意味は無いですよ?冗談ですから」アセアセ はやり「そ、そうだよね」ショボーン はやり「……はやりと京くんじゃ歳が違い過ぎるし」 京太郎(あれ?何か地雷踏んだ?) はやり「……ごめん。はやり何か勘違いしてたみたい」 はやり「京くんが優しいからつい甘えちゃって、年甲斐も無くはしゃいでこんなご飯を作りに来てみたり……」 はやり「京くんにしてみれば、年上の言う事は断れないから承諾してただけなんだよね?」 はやり「一人で舞い上がって一喜一憂して――」 はやり「……あはは。本当バカみたい」 京太郎「は、はやりさん?」 944 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 01 35 55.23 ID jnM2oSEUo はやり「大体一回りも違うしかも相手は未成年なのに、そんな子が私を好きになってくれるかもしれないとか淡い夢を見て……」 はやり「本当はやりってバカだよねっ」 はやり「……ごめんね、京くん。もうこう言う事はしない」 はやり「今日はもう帰るね……」 京太郎(くそっ!何か俺の不用意な一言ではやりさんを傷つけたみたいだ) 京太郎(……このままじゃきっとはやりさんは、俺と距離を置くだろう) 京太郎(それは嫌だ。だから俺は今、この気持ちをぶつけなければいけない!) 京太郎「はやりさん!」 京太郎「 946」 告白の言葉をどうぞ ※ただし何か変なものは安価下。あと調理できそうに無い場合も申し訳ないですが安価下 952 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 02 03 52.39 ID jnM2oSEUo 俺と同じ名字になってくれ 京太郎「俺と同じ名字になってくれ!」 はやり「えっ!?」 はやり「そ、それってどういう事かなっ?」ドキドキ 京太郎「そ、それはその……結婚を前提にお付き合いしてくださいと言うか、毎日はやりさんの作った味噌汁を飲みたいと言うか……」 はやり「……冗談だよね?」 京太郎「冗談でこんな事言いません!」キッパリ はやり「でもさっきも言ったけど、はやりと京くんは年齢も一回り違うし……」 京太郎「それも前に言いましたよね?」 京太郎「俺は気にしないって」ニコッ 京太郎「だから年齢なんて関係ないです。俺ははやりさんが好きなんです」 はやり「京くん……」 はやり「嬉しい。はやりも京くんの事大好きだよっ!」 はやり「……今まで男の人と付き合った事が無かったから、本当に不安だったんだ」 はやり「だから京くんの事好きなのもかもしれないって思ったけど、どうすれば良いのか分からなくて……」 はやり「それに歳の事も有るから、好きになっても良いのかなってずっと悩んでて」 はやり「だから……本当に嬉しい」ポロポロ 京太郎「はやりさん……」 953 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 02 14 05.25 ID jnM2oSEUo はやり「でも本当に良いの?京くんと結婚できる頃にはそのはやり……三十路過ぎてるよ?」 京太郎「関係ないです」 はやり「きっと若い子と一緒に居たら嫉妬しちゃうし……」 京太郎「嫉妬どんと来いです。もちろん、そうさせないように努力しますけど」 はやり「……はやりの方が先に死んじゃうかも」 京太郎「それは流石にどうなるか分かりませんけど、はやりさんが死ぬまでは側に居ます!」 はやり「それに――」 京太郎「ああもう!」グイッ はやり「はややっ!?///」 チュッ 京太郎「――絶対に幸せにしますから」 はやり「うん!」 955 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 02 15 08.27 ID jnM2oSEUo ( ̄ \ /. . . . . . . . . . . . . . . . .\ ___ ☆ __≧ /. . /. . . . . . . . . . . . . \ . . / ノ /> . . (___(__) . / . . /| . . . . . . . . . . . . . .(__) _) .\. /. . . . . | |. . ′. ' | . . . . . . . . . .|. . .\人 . . . . . \ / . . . . . . ./|__|. . .| . ./| 八 {\ . . . . . . . |. .| . . .| ヽ . . . . .. \. / . . . . . . ./ | |. . . Ⅳ__|_ \ ≧ . ト、 | . | . . .| ‘,. . . . \ / . . . . . . ./ _| |. . . .; /rしハ rしハ| | . . .| . . . . . | . . . . . ./ .///|. . .{ i弋う' 弋う' 小 |}. . .| ' . . . . || . . . . ./ .' |ノ . . 圦 " ' "/ j /. . . .| |. . . . . 人 . . . .‘ 爪 V. . 个.. V ノ イ. . . . . . . . | |. . . . . / ∧_ ヽ. . .' 〔 { \ /7¨ヽ . . ≧-≦- 、 . . ./ ̄ ̄ >-、 . . . / < ) ; j }__ ヽ // /\ / /⌒ヽ|/ _ ノ . . / |/ ̄ / ノ { \(__./ 、l八 ノ / ヽ | (/ { {__ ノ > 、 /―― 、 | |\\ 从_ {_/ }\ ` ̄\ |_/. \ j_ / . / \ } }!/ ーイ ` / . / ` .. // | ∧ . . .| .. .....′ |. . .7´ }. . ハ | _/ '.__ .. 八 ... ... 从/ . / ノ 、 / はやり「京くん、ずーっと離さないからねっ☆」 956 名前: ◆fRq9sYv/Lo[saga] 投稿日:2014/11/11(火) 02 18 00.42 ID jnM2oSEUo 【瑞原はやりの好感度がMAXになりました】 【瑞原はやりが恋人になりました】 【瑞原はやりが覚醒しました 以後タッグ及びチーム戦において使用が可能になります】 【更に恋人が15人に達したため、スキル枠が+1されます】 瑞原 はやり(覚醒ver) 【聴牌速度】(75/∞) 【和了速度】(75/∞) 【放銃補正】(75/∞) 【打点補正】(75/∞) 【防御補正】(75/∞) 【Dust devil】 【聴牌速度】【和了速度】【放銃補正】【打点補正】【防御補正】がカンストせず加算される。全ステータス+25 点数コンマ+40 【豪運】を持つ相手以外の場の支配を受けない 【永遠の牌のおねえさん】※団体時 チームの全ステータスを+20 点数コンマを+20する 【極・アルティメットアイドルオーラ】 聴牌コンマが1番高い場合に発動。和了時コンマ+40 点数コンマ+50 【加速世界(アクセルワールド)Ⅱ】 チーム全員の聴牌判定+20 和了コンマ+20 【ストレイト・グッドスピード】 使用することで二度だけ聴牌判定をEX(必ず聴牌)にする。全てのスキルの影響を受けない 【風の聖痕(スティグマ)Ignition】 使用した局から3局までの間 自分の聴牌判定+20 和了判定+20 他家の【聴牌速度】-20 【和了速度】-20 【Wind -a breath of heart- Re:gratitude】 使用する事により聴牌判定+30 和了判定+30 点数コンマ-20 7月へ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3411.html
※京太郎disにつき閲覧注意 玄「きょ、京太郎君!好きです!私と付き合ってください!!」カァァ 京太郎「え?」 玄「うぅ~」カァァ 京太郎「…え?」 玄「だ、ダメ、ですか?」 京太郎「…君、誰?」 玄「あ、阿知賀女子学院2年、松実玄です!」 京太郎「あ、あぁ、はい…」 玄「……」 京太郎「……」 玄「……」モジッ 京太郎「……」 憧「あー!玄!何やってんの!?」 玄「あ、憧ちゃん」 憧「す、すみません、うちの部の者が…」 京太郎「あ、いや、別に大丈夫だけど」 憧「そ、そうですかぁよかったぁ。優しいんですね」ニコッ 京太郎「えっいやっそんな事、ない、けど」ドキッ 憧「あの、今、お時間とかありますか?」 京太郎「あ、まぁ暇、かな…」ポリポリ 憧「よかったらお昼ご一緒しませんか?」ニコッ 京太郎「あ、う、うん」カァァ 憧「やったー!あはは!何食べます?」ニコニコ 京太郎「ラーメン、とか?」 憧「えぇー、ラーメンですかー?」 キャッキャ 玄「……」 ~ラーメン屋~ 京太郎「この店は本当に美味いんだ」 憧「ホントですか?美味しくなかったら怒りますよ?」クスクス 京太郎「だ、大丈夫だって!らーめん三つ!」 <ハイッ 玄「……」 憧「京太郎さんって部活とかやってるんですか?」 京太郎「あ、い、一応、麻雀部なんだ」 憧「えぇ!?そうなんですか?実は私とこの子も麻雀部なんですよ!」 玄「あ、は、はい…」 京太郎「……」チラッ 京太郎「……」 京太郎「それでさ憧ちゃん、実は俺麻雀部に入ってはいるんだけど」 憧「はいはい!」 京太郎「なんか雑用みたいになってるんだよ、俺、麻雀も強くないし」 憧「そうなんですか?…うーん…」 憧「あ!そうだ!じゃあ私と練習しませんか!?」 京太郎「え?」 憧「根性を教えてくれる猿とボーリング場を用意できますよ!」 京太郎「な、なんだよそれ、あはは」 憧「あはははは」ニコニコ 玄「……」 <ヘイッラーメンオマチ コトッコトッコトッ 憧「うわっホントに美味しそうですね!スープが透き通ってます!」 京太郎「そうそう、スープが澄んでるんだよ」 玄「……」クンクン チュルルル~ 憧「ん~…」モグモグ 京太郎「んぐんぐ」モグモグ 玄「……」モグモグ ゴクン 憧「はぁー、美味しいです!」ニコッ 京太郎「だろ?だから言っただろ?」 憧「はい」ニコニコ 玄「……」チュルルー 京太郎「憧ちゃん、俺でも練習すれば麻雀強くなれる?」 憧「なれますよ!京太郎さんならなれます!」ニコッ 京太郎「そ、そっかー」ニコニコ チュルルルー <アリアッシター 憧「じゃあここでお別れですね」 京太郎「メアド交換してもらっていいかな?」 憧「もちろん!」 玄「じゃ、じゃあ私も……!」 京太郎「……」 憧「……」 玄「ひう」シュン 京太郎「赤外線とか使える?」 憧「はい、使えます!」 京太郎「よし、これでOKっと」 憧「じゃあ私はこれで!折を見てメールしますね!」 京太郎「ああ、またな!」 玄「……」 京太郎「……君は帰らないの?」 玄「まだ……お返事をもらってないので」 京太郎「……」 玄「……」 京太郎「はぁ」 玄「っ」ビクッ 京太郎「いいよ。付き合おうよ」 玄「!本当ですか?」 京太郎「あぁ」 玄「わぁ…う、うれしいです私……」 京太郎「その代わり」 ボロン 京太郎「毎日こいつの相手をしてもらうよ?」 玄「…………」 玄「………はい」 数ヵ月後 京太郎「へぇ、部長になったんだ。すごいじゃん」パンパンパンパン 憧『まぁね、後輩も入ってきたし全国目指して一層気合い入れなくちゃ!』 京太郎「応援してるぞ」グチュクチュブチュ 玄「っ!──っ!っ!───っ!!」 憧『えへへ……ねぇ、次はいつ会えるかな?』 京太郎「うーん、来週の日曜なら空いてるけど……」 憧『やった!ね、ね、次は新宿あたりまで足伸ばしてみようよ』 玄「んっ!……あ!んっ!……」」 京太郎「そうだな。新宿か……イチオシの店あるから紹介するよ」 憧『うん!楽しみぃ……ミラザ行ってぇルミネも寄ってぇ…お昼はラトリエでもいいかも知れないわね』 京太郎「あははあんまり行くとこ増やして当日てんやわんやになるのだけは勘弁してくれよ?」 京太郎「玄さん……出しますよ……」ボソボソ 憧『分かってるわよぉ……でね、夜はヒル東でディナー……それから夜は……』 玄「……っ!……はい。いっぱいだしてください」 京太郎「あぁ……忘れられない夜にしような憧。大好きだぞ」 京太郎(でる!)ドピュルルルピュル 憧『うん。私も』 pi 玄「!───っ!」ドプドピュ 京太郎「さて、それじゃ玄さん日曜日は俺達デートなんで絶対に邪魔したりしないで下さいよ?」 玄「はい゛……」グスグス 京太郎「泣くなんてひどいな。俺と付き合えて幸せじゃないって言うんですか?なら分かれます?」 玄「そ、そんなことはありません!私は幸せです」 京太郎「なら幸せそうに笑っていてくださいよ。笑顔があなたには似合いますよ?」 玄「………」グス 玄「……はい」ニコ カン