約 1,786,106 件
https://w.atwiki.jp/bokuchu777/pages/177.html
とある頭痛薬の半分は優しさでできているそうです。 なので皆さんも、もう少し私めに優しくしてくださったりなどは……あ、はいそうですか、してくれませんか。 では参りましょう。はい、せーの。 「ぎゃぁぁぁっ! く、口の中で死霊の阿波踊りがあぁぁっ!?」 「ちょっと兄貴、病人なんだから静かにしてよ!」 まさに恐怖! まさにクレイジー! 「つうかこれのどこが健康食だ!? 明らかに健康を損なう代物以外の何物にも見えないぞ!」 確かに俺は全身凄まじい勢いで打撲やら骨折やらありますよ。病人というか怪我人です。しかも一刻も早い治療が必要だ。確かにそれはそうだ、認めるところだ。だがしかし、これだけは認めない。断じて認めない! 「おかゆにサプリメントやら栄養ドリンクやらぶち込むとか、アホか、アホの子なのかお前!?」 「な、なによ手っ取り早く栄養が取れそうだからいいじゃない!!」 喧々囂々とはまさにこのこと。ていうか怪我人に怒鳴るな叩くな。お前は俺を治したいのかベッドに縛り付けたいのか、どっちなんだ? 俺はため息をつきながら、昨日のことを思い浮かべた。 あの後、ノアは姿を消した。あの後応援を呼んで俺たちはまとめて病院へ担ぎ込まれたらしいのだが、やる事があるとの沙良先生の言葉により緊急を要する怪我人以外は応急処置を済ませるにとどめたらしい。とはいえ、沙良先生や専門の魔法使いのおかげで傷は一両日中にはあらかた治るという話だ。 ちなみに緊急を要する怪我人とは、貴俊と陽菜の二人。特に陽菜は腹に穴が開いてしまっていたのだという。何とか傷跡は残さないようにしてくれるという話だ。 貴俊は……ガーガーの馬鹿力を立て続けに食らったせいで、生きているほうが不思議という診断を下されたらしい。だが今は陽菜よりも元気になっていて病院内を暴れまわっているんだとか。 そして俺もそれなりに重症だったらしいのだが、沙良先生がなにやら強引な手段を用いたとかで軽症と呼べるレベルまで回復させたらしい。その話になるとみんな目を逸らすんだから気になって仕方ない。 ともあれ、一日を病院で過ごしたみんなは、俺を連れて自宅に戻った。 そこで見たのが、家の中の惨状だ。現在、世界中で地震や嵐などの天変地異が頻発しており、家も地震の被害にあったのだという。幸い、家が潰れるような威力のものではなかったがその中は酷い有様だった。 そんなわけで大掃除が始まったわけだが……なんというか、騒音に『誰だ騒いでるのはあああ!!』と叫びながら俺が目を覚ましたというところから察してもらいたい。 そして今に至る。日付は変わりそろそろ寝ようかと思っていたところに、傷が深いから栄養のあるものを、ということで美羽が用意してくれたらしいのだが。てめえどう考えても嫌がらせだろこれ。なによそれせっかく人が親切心で。その親切心は致死性だ。 などと騒いでいたら、 「やかましい! 深夜なんやからぎゃぁぎゃぁ騒ぐな!!」 「「ご、ごめんなさい」」 俺と同じくらいに傷を負っていたはずの沙良先生は、すでに完全回復していた。本当に傷ひとつないのだ。 『家に帰るなり冷蔵庫の中身を食べつくして、その後お風呂場に入って出てきたら元通りだった』とは美優の談だ。どういう身体構造してんだ、あの人。 「結城姉もおにーちゃんが心配なんはわかるけど今日は寝とき」 「いやでも」 「肌が荒れるで」 「お休み兄貴☆」 ばたん。 どうやら結城家長女は長男の体の具合よりも自分のお肌の健康のほうが優先順位が高いらしいです。しかもあの即決具合からして、不等号ひとつふたつのレベルの差ではないだろう。 ……覚えてろよ。 「人気者は辛いなぁ、おにーちゃん?」 「人をからかうのがそんなに楽しいですか……」 それはさておき、と沙良先生は扉に背を預けた。真剣な瞳がまっすぐに俺を射抜く。 「あんた……あんときに乃愛……あー、ノア、か? 音が一緒でややこしいなぁ。そのノアから、何か情報、うけとっとるんか?」 「…………」 おそらく、誰もが尋ねたくて口に出せなかった言葉。 みんな信じたくないんだろう、俺だって信じたくない、信じられない。あの乃愛さんが、こんなことをするなんて。 あの人は言った。乃愛ではなく、ノアだと。言葉通り、雰囲気も考え方もまるで乃愛さんとは違う印象だった。でも、それでも……。 「……一応、ある程度の情報はなぜか頭の中に入っています」 「そ、か。そんならええ。とりあえず話は明日や、明日、みんなの前で話してもらう」 「今聞かないんですか?」 沙良先生と乃愛さんの関係はよくわからないが、単なる同僚以上の関係がある事だけは何となく感じていた。それだけに、沙良先生はこの事を気にしていないはずが、ない。 「時間、あぶないんか?」 肯く。俺に入ってきた知識からして、時間は三日も残されていないだろう。 「なら……焦って、どうにかなるんか?」 その言葉に、俺は。 「いいえ」 首を横に振った。そう。 ノアの与えた情報に……この、最後の事態を打開するための手段は入っていなかった。当たり前だ、わざわざ敵に、そんな情報を送りつける人間なんかいるわけがない。 「せやろ? ならとりあえず今日は寝る。まずは体を少しでもよくして、それから考える。それにな……あんたは忘れとるかも知れんけどウチは教師や、生徒に無理をさせるようなことは、せんよ」 そういって沙良先生は部屋を後にした。 その背中を見送って、思わず、大きなため息がこぼれる。 「乃愛さん……ノア……。一体、何だってんだよ」 どうしてこうも世界ってのは嫌味たらしいのか。 親父が死んでから初めて、親父が生きていてくれたら、と。そんな恨み言をこぼした。 「料理? ……ユリアが?」 「だめ、でしょうか?」 いや、だめってことはないけども。 朝、前日からずっと寝続けていたこともあって早くに目を覚ました俺は、英気を養う意味でも気合の入った朝食を作ろうとしていたのだ。といっても朝食だからそんなに重たいものは作れない。 「でも、何でいきなり?」 「やっぱり、何もしていないのは不安ですから……それに私にも少しくらい、あなたを手伝わせてくれてもいいでしょう?」 確かに、何もしていないとどうしても考えてしまう。世界の終末を。外の景色はこんなにも晴れやかだというのに、どこかぴりぴりとした緊張感が漂っている。誰もが本能で感じているのだ、終わりを。 なんて暗い考えに浸っていても仕方ないし意味がないし趣味じゃない上にキャラじゃねえ。 「よし、それじゃあ今日の朝食はオープンサンドにするか」 「おーぷん?」 疑問符を浮かべるユリア。そんな彼女に簡単な説明をしながら作業を進めていく。 たどたどしい手つきに危険を感じる時もあるが、元々手先が器用なのだろう。何とか仕事をこなしていくユリア。ふむ、初心者には危ないと思っていたが包丁を持たせても平気かもしれない。 師匠は弟子の成長につい期待してしまうのだ。 「そういえば……」 ユリアがゆで卵を慎重に真っ二つにしたところで、何かを思い出したらしい。 「ヒロト、通常魔法なんていつ覚えたんです? ていうか、私の世界の感覚なんてどこで?」 「ああ、それは……それは……」 親父が死んだ時に恐怖と共にしっかりと刻み込まれていました、とか言えるわけないだろ常識的に考えて。 「あー、うんまあ、なんかほら……本能?」 「本能で魔法が使えたら誰も苦労なんてしませんよ……」 呆れられてしまった。 ちなみに俺の通常魔法の才能は美羽や美優と比べたら非常にお寒いものである。何しろ親父がそういっていたんだから間違いない。ちくしょうめ。 その代わり親父から叩き込まれた格闘術は、通常魔法と組み合わせることでその威力を何倍にも引き上げることができるようになっている。もっとも、何年も修行していないのだから今使えといわれても無理だろうけど。 更に、ちょっと変わった魔法の使い方も教えてもらった。親父曰く魔法以前の技術、との話だが。 「そりゃそうだろうけどさ……てかまて、ちょっと待て」 「はい?」 「ユリアさ、何で俺のこと呼び捨て?」 ユリアが俺のことを呼び捨てにしていた。ついでに言えば距離感も今までより大分近い気がする。無論悪い気はしないのだが、いきなりのことで戸惑ってしまう。 「え……と、それを言うなら、ヒロトも、ですけど……」 「え、俺?」 ふと昨日からの言動を思い返し、愕然とした。 本当だ、俺いつの間にかユリアを呼び捨てにしてるっ!? 「い、今まで気付いてなかったんですかっ!?」 「いや切っ先をこっちに向けなあああっぶねええええっ!!!!」 思い切り振り向いた勢いで包丁の切っ先が俺の腕を掠めていった。心臓がバクバク言っている。 つい先日危うく死ぬところまで追い詰められても怖いものは怖いままらしい。 「うーん、でもいつの間に呼び方が……戻したほうがいいか?」 「そ、そんなことはないですよ。今のままで……今のほうがいいです」 どこか幸せそうにユリアは言った。 ユリアがそれを許してくれるというのなら、俺も積極的に前の呼び方に戻そうとは思わない。悪くない――どころか何となく嬉しいのだ、この距離感が。 朝食はユリア作オープンサンドと俺作のスープ、ついでに余った野菜と果物でジュースも作った。お手軽だがバランスのよいメニューだ。 「ど、どうでしょう?」 「うん、うまいよ。初めてでこれだけできれば上出来だろ」 実際うまかった。初めてということもあって手つきはたどたどしいものだったが、これならすぐに上達するだろう。 ……少なくとも超絶化学変化や味見無用のビックリおかゆなんて作る連中よりは。 「な、兄貴その目は何!?」 「うぅ……わ、ワタシだって、練習すれば……」 お前らは練習する前にまず常識を身につけろ。 「兄貴だって、最初はすごいの作ってたくせに」 「そ、そんなの最初だけだろ! ちゃんと練習してこうやってだな」 「お兄ちゃんはその練習の機会をワタシたちから奪ってるー、おーぼー」 お、おのれ……こんなところで結託しおって! つーか数日前に目玉焼きの練習で凄まじい化学変化を引き起こしたことを忘れたとは言わせんぞ、美優。 「あー、楽しそうなのは結構やけど話をきかせてもらってもええかー?」 沙良先生が呆れた視線で俺たちを見ていた。む、確かにいつまでもふざけているわけにもいかない。 俺は肯くと、ノアによって詰め込まれた知識を口にした。 数十分後。 みんな黙り込んでいた。食器は綺麗に片付けられて、それぞれの前に醒めた紅茶が置かれている。 俺が伝えた情報は結局のところみんなの絶望をより深く、確かなものにするだけだったのだ。それでも言わないわけにはいかなかった。 「しかし、本格的に手の打ちようがない……か」 レンさんは深いため息をついた。 ノアは……乃愛さんが現在どういう状況にあるのか、俺に伝えられたのはその情報だけだった。 乃愛さんは現在、ノアにその肉体の主導権を握られた状態で眠っているのだという。また、ノアはこれまでの乃愛さんの中で過ごしてきた人生の知識、経験を全て引き継いでいるとのことだ。あの時、俺を投げ飛ばしたのはノアの強さであると同時、乃愛さんの強さでもあったわけだ。 そしてノアは今、この世界を壊そうとしている。 理由? ……ノアは、そういう物だから、だそうだ。細かいごちゃごちゃとした理由はあるらしいが、そんなこと知ったところで何が変わるわけでもない。 そして彼女の言う根源を操るという力は、世界のエネルギーを少し操作する程度の力らしい。だが今は礎を手に入れたことでその力も『錯覚』も比較にならないほど強化されている。 そして何故ノアが入ったものが死なないかといえば……。 「神を殺すことは不可能だから……結論ありきの話なんて反則にも程があるね」 やはりわけのわからない理論だが、もはや理解は放棄している。そういうものだ、と思っていたほうがいいだろう。 「とにかく……ノアの目的は世界を壊すただそれだけ。そのために生まれて、それを終えたら死ぬ、そういう存在らしい。だからこそそのチャンスは絶対に逃すことはないんだそうだ」 更に言えば……なぜ、ファイバーが世界の礎を生む方法を手に入れられたのか。それも、ノアの手の平の上ということだ。 礎生成の舞台となった世界はそのまま壊れるらしい。さらには礎を手に入れた存在が渡り歩いた世界も次々に壊れていくそうだ。 今はノアの体がそうなっているが、今のノアの存在は世界と同義らしい。ひとつの世界の中にもうひとつ世界が存在する、そういうありえない現象の重みで世界は塵となる。 さて、果たしてそんな物騒なものを過去に生み出し、あまつさえ記録を残せるような奴がいたんだろうか。いないとは言い切れないが……。 「乃愛さんはユリアの世界に行ったこともある筈だ。そのときにノアが何かしらの細工を施していたんだろうな」 どこまでがノアの思惑なのかはわからない。 計画といえるほどのものがあったわけでもないだろう。ただ、少しでもノアの軌跡に触れたものは、どこまでも吸い寄せられていく。ノアのただひとつの目的のために。 偶然を手繰り寄せ自分にとっての都合のよい必然を生み出す、魔法でもなんでもない、そういう存在。 「そう考えれば、確かにファイバーが見たという資料を当てにするのは危険ですね」 「でも……それじゃあ本格的に手がかりが何もないわよ!?」 美羽の言葉に、ついに誰もが口を閉ざす。 俺はただ己の無力にくちびるを噛み、拳を握り締めることしかできなかった。 陽菜が病院から戻ってきたということなので見舞いに行く事になった。 「あ、ヒロ君。なんかここ最近ずっとあってたから一日ぶりにあうとなんだか久しぶりだね」 「思ったより、元気そうだな……」 ほっとした。さすがにベッドの上で横になってはいるが。腹を貫通したという話を聞いたときには血の気が引いたし。 「今回は、悪かったな。でも助かった、ありがとう」 本当なら陽菜はこんなことに巻き込まれなくてもよかったはずだ。たまたまあの場所にいてしまっただけで、しかも俺たちが連れてこなければあんなところに来ることさえなかったはずなんだから。 「いいんだよ、ヒロ君。それにようやく、ヒロ君に借りてたでっかい借りが返せたんだしね」 「借り?」 陽菜に貸しなんてあっただろうか。むしろ俺が陽菜に山ほど借りを作っている気がするけど。 俺の疑問に、陽菜はどこか寂しげで、暖かな微笑を浮かべた。 「犬の、こと」 「…………」 「陽菜、ずっとあのことが気になってたから。ヒロ君があの後、どうなったか……ちゃんと、思い出したんでしょ?」 俺は無言で肯く。 あの頃――親父が死んですぐのころ、俺は妹達や陽菜を守ることに執着していた。それこそ、どんなことをしてでも、だ。親父の死に際に何もできなかった自分を否定するかのように。 だが俺の力では犬を追い払うことすらできなかったのだ。同年代の男子との喧嘩に負けることはなくても、犬相手ではまともに立ち向かうこともできなかった。それでも陽菜を守ることに――守る自分に執着するために、俺はあっさりと、使わないと決めたはずの魔法を使った。 結果、犬はあっけなく死んだ。本当に、あっけなかった。 俺にはそれだけの力があった。俺の力には、それだけの事ができてしまった。 命を、あっさりと奪ってしまうだけの。 その事実に、現実に、俺の心は恐怖した。 そして俺は―― 「あの後のヒロ君、酷かった。自分の魔法も、自分自身も、全部嫌ってた。それでも陽菜たちの事だけは大切にしてくれた……ううん、陽菜たちの事だけを、大切にしてくれちゃってた。自分で自分を、傷つけるくらいに」 陽菜はうつむいた。あれを、思い出したのだろう。 俺の弱い心は己に対するやり場のない憤りだけを溜め込み、そしてある日、爆発させた。 自分の腕を、掻っ捌いた。あの頃の自分が何を望んでそんな行動を起こしたのかは、もう覚えていない。いや、当時の自分もわかっていなかったと思う。ただ、衝動的に。親父の部屋にあった大きなナイフで。 おそらくその後、病院で乃愛さんと陽菜が魔法で俺の記憶を封じたのだろう。 ただ、恐怖とやるせない怒りだけは残り、風化し、俺の中の曖昧な違和感として残った。 刃物に対する恐怖。 魔法に対する不信。 「けどありゃあ、俺の自業自得だ。別に陽菜が気にする必要はないんだぞ?」 「えへへ、ヒロ君ならそういうと思ってた。だから陽菜も言うけど、この怪我も陽菜の自業自得だよ、だから気にしないでヒロ君。その代わりに、陽菜はこんなに今、気分が晴れてるんだもん」 そういって顔を上げた陽菜の笑顔は、まるで太陽みたいで。 見ているこちらの心が、じんわりと暖められてしまうようだった。 「でも……やっぱり、そんな怪我させてしまったし」 「しつこいなぁヒロ君。あのねぇ、ヒロ君はそうして何でも守るつもりだけどそれってよろしくないよ、陽菜的には」 「う……そ、そうか?」 うんうんと肯く。うー、でもなぁ、ほら。 「犬の事もそう、今回の事もそう。陽菜はヒロ君に感謝して、みんなもヒロ君を許して。それでもヒロ君が悩んでたらどうしようもないじゃない。ねえ、一体どうすればヒロ君は自分を許してあげられるの? どうなったらヒロ君は自分を許してあげられたの? ヒロ君の望む結末は、どんなものならヒロ君自信が満足できるの?」 その、問いかけに。どこまでもまっすぐで、必死な問いかけに。 俺は――答えを見つけ出す事ができなかった。 「俺、は……」 ぱくぱくと、口を開閉する。今の俺のはさぞかし間抜け面をさらしている事だろう。 そんな俺をみて、陽菜は笑い出した。 「あはははは! ひ、ヒロ君、変な顔ー!!」 「うううううるせー! 悪かったなこんちくしょう!!」 それにつられて、俺も笑う。 二人でひときしり笑いあって――それがようやく収まって、陽菜は言った。 「ヒロ君」 「ん?」 「どうせなら……陽菜は、みんなが笑っていられる、そんな結末がいいよ」 「……」 ああ、そうだな。 そうなれたらきっと――素晴らしい。 大翔が去った扉を見ていた陽菜は、くるりと窓の外に視線を向ける。 「ユリアちゃん?」 「うえぇっ!?」 なぜか窓の外からユリアの声が聞こえた。陽菜はそれにくすりと笑い、窓を開けた。すると、ぴょこりとユリアが顔を出した。 「な……なぜわかったのでしょう……?」 「んー、勘?」 勘は勘だったが陽菜の場合、自分もするだろうなーと思っただけの話だった。別に外れなら外れで構わなかったが、当たってしまったらしい。 似通った思考と行動の意味するところを思い、陽菜の心に痛みと温かみが同時に生まれた。 「ほらほら、いらっしゃーい」 陽菜はユリアを招き入れた。ユリアは戸惑いながら靴を脱ぎ、部屋に入る。 ふと、空が視界に入った。外はいい天気だ。世界が終わりに向かって大きく動いていることなど思わせないような。 「それで、ユリアちゃんは何をしてたの~?」 「え、ええと、それはその……」 意地悪な陽菜の問いかけに、ユリアは焦った様子で言い訳を探している。が、うまい言葉が見つからなかったのかそのまま口を閉じてしまった。 (自覚、ないんだろうなぁ) 心の中で呟く。 「ねえ、ユリアちゃん」 「な、なんです?」 「ヒロ君、これからどうすると思う?」 陽菜の質問にユリアの表情に陰りが生まれる。 (ああ――気付いてるんだ) だからこそ、こうして話を聞きに来てしまったのだろう。そう結論付けた。 「ヒロトは――最後まで、乃愛さんを救う方法を探し続けると思います」 大翔の性格を考えればそうするであろうことは容易に想像できた。そして…… 「私やレン、エーデルさんには……」 ユリアは口を閉ざす。その先の言葉を拒絶するように。小さな手が、膝の上で握り締められた。 大翔は三人に『帰れ』というだろう。 ユリアもエーデルも、国にとってはなくてはならない存在なのだ。こんなところで死んでしまっていいわけがない。 つまり、この世界の命運はそれほどまでに追い詰められているということだ。 だが…… (離れたくないよね……) それがよいとわかっていたとしても辛いことである事実に変わりはない。 陽菜が決断した大翔との別れ。だがそれも、いずれはという希望があったからこそ決断できたことだった。二度と会う事ができないとなれば、陽菜も大翔の記憶の封印に協力できた自信はない。 だが今回の別れに次がある可能性は限りなく低い。 「ねえ、ユリアちゃん……陽菜にはユリアちゃんが背負っているものはわからない。陽菜はただの女の子だから王女様がどれだけ大変な仕事と役目を担っているかなんて、本当に想像できないんだ。だから陽菜から言えるのは、ただの女の子から女の子への、本当の秘密だけ」 陽菜は、初めてその秘密を他人に告げた。 「陽菜ね……ヒロ君のことが、大好きだよ」 何よりも大切な宝物を教えるような口調で、何よりも大切な秘密を打ち明けた。おそらくはまだ己の本当の気持ちに気付いていない、可愛らしい『女の子』に。 陽菜の言葉にユリアは目を見開いて……だが、納得の表情を浮かべた。だがその中に小さな戸惑いと焦りが浮かんだのを陽菜は見逃さない。 「そ、そうだったんですね……。でも、どうして、わ、私にそれを?」 ユリアの思考がなぜか真っ白に染まり、目の前の景色が遠いものであるかのように感じられた。 陽菜から見ても明らかなほどユリアは動揺を隠しきれていなかった。そしてその事実に……いや、自分が動揺している事にも気付いていなかった。 「ユリアちゃん。陽菜はここに居る。たとえ明日世界が終わるって知って、ユリアちゃんの世界に行けば助かるってわかっても、陽菜はここに居るよ。だってここにはヒロ君がいるから。陽菜にとって一番大切なものが、ここにあるから。陽菜にとって一番大切な人と、最後の瞬間まで同じ時を感じたいから。だから陽菜はここに居る、それだけのために、ここに居るよ」 陽菜はユリアの手をとり、優しく、暖かく包み込むような笑みを浮かべる。 「ユリアちゃん……ユリアちゃんにとってはヒロ君も国もどちらも大切なんだよね。自分がいて欲しい人と、自分にいて欲しいと思ってくれている人たちがいる場所、どちらも大事だもん。でも……だから……ユリアちゃん。どっちを選んでも後悔するなら、自分の大切な人がその選択を祝福してくれたら、きっとそれは力になるよ」 それが陽菜の精一杯だった。自分の中のあやふやな、それでもまっすぐな気持ちを、言葉を、飾らず正直に伝えること。陽菜にできる、ユリアへの精一杯のエール。 そうして、沢井陽菜は恋敵の背中を押した。その結果がユリア・ジルヴァナにどのような選択を決断させるのか、彼女にもわからない。だが自身の大切なものはさらけ出した。陽菜の大切なものを受け止めるに足ると、そう信じることができたからこそ。 それが彼女のスタンスであるが故に。 夜、食事も風呂も終えて練る準備を済ませた俺はベッドの上で思索にふけっていた。 どうにも、納得の行かないことがある。 何故ノアはあんな情報を俺に伝えてきたのだろうか。そもそも、なぜ世界崩壊にリミットを設けたのか。 単純に準備にそれだけの時間が必要だと考えることもできる……というよりは、そう考えるのが妥当だろう。だがそれを俺たちに伝えるメリットはなんらないはずだ。 それに、自分の力の大まかな説明まで。俺たちが意地でも妨害しようとすることはわかっているはずなのに。単に自信の表れ? 可能性はゼロではないだろう。だがしかし、それもないように思えた。 アイツの言動は、余りに乃愛さんを思わせるもの過ぎた。もしもあれが、意図的なものでないとしたら? ノアは生まれてすぐに乃愛さんと同化した。そして乃愛さんの感じるありとあらゆるを感じ、時に運命に悪戯を仕掛けてその命を致命的な危機から守ってきた。ずっと一緒だったのだ。 その乃愛さんの影響を受けていないとは、言い切れないのではないか。もしそうなら、乃愛さんが絶対にやらない事をあえてノアがしていったことに何か意味を感じてしまう。 そう、例えば……ヒント、とか? 「……この知識の中にこの状況を打開するヒントがあるとでも?」 それはさすがに都合のよすぎる想像だ。 だがもしそうだとするのなら……考えなくてはならない。 こんこん ドアが軽くノックされた。体を起こしベッドに腰掛けるように座り、音の主を招き入れる。 「どうぞ、ユリア」 「入ります」 ユリアが入ってきた。その表情はやはりどこか暗いものがあったが……昼に話をしたときとはまた違う雰囲気だ。どうしたんだろう? 「ヒロト……無駄とわかっていながら、ひとつ提案します」 なんだろう、奇妙な言い方だ。 「あなたたちだけでも……私の世界へ移り住むつもりはありませんか?」 その提案に、 「いいや。少なくとも俺にそのつもりはない」 なるほど、ユリアの言ったとおり俺は首を横に振った。 「けど他のみんながどうするかまでは――」 「聞かずともわかります」 ……そ、そうか。 なんだかユリアの雰囲気に気圧される。なんだろう、少し怖い。 っと。俺も言っておかないといけないことがあるんだった。正直気が重いのだが、言わないわけにはいかないだろう。 「俺も言わないといけないことがあった。……ユリア、今まで本当にありがとう。こんなに尽くしてもらった結果がこんなことになって不甲斐ないけど、それでもユリアたちと過ごせたことは、俺にとっては」 「ま……待って下さい!!」 「え? うわっ!?」 どさ。 ユリアに押されてベッドに仰向けに倒れこんでしまった。 ふわりと、シャンプーの香りが顔を撫でる。胸にのしかかる柔らかな重みに、胸の鼓動が否応なしに高まる。 しんと静まり返った部屋。だが、聞こえてきた音に体の熱が一気に醒めた。 「ユリア?」 最初は聞き間違いだと思った。だが聞けば聞くほど疑いようはなかった。 ユリアが、泣いていた。顔を胸にうずめて、小さな声ですすり泣いていた。 何がなんだかわからない。どうして、ユリアが泣き出したのか。一体何があったのか。俺のせいなのか。何一つ、わからなかった。 「ヒロト……私、私は……一国の王女です。私という存在が国にどれだけの影響を持っているのか、十分、理解、しています……して、いるんです」 涙ながらの声に、俺はただ肯いて。 金の髪を優しく撫でることしかできなかった。 「教えてくださいヒロト……あなたは今でも、私の味方でいてくれていますか?」 一瞬、戸惑った。その言葉はいつかどこかで彼女に言った記憶がある。俺はユリアの味方でいると。 あの時は、確か……え? その意味をおそらく正確に理解できた瞬間、今度こそ俺の全身から血の気が引いた。頭のてっぺんから足の指先までの血液が一瞬で凍りついたかのように、心臓の鼓動が止まるほど衝撃を受けた。 そう、俺は確かに彼女の味方になると言ったのだ。 エーデルに、元の世界へ戻れといわれた時、戻らないと言った彼女の選択を尊重すると。 あの時俺は我が侭になれと言った。じゃあ、この場合。この世界に残ることと一刻も早く自分の世界に帰ること、どちらが我が侭だろうか。考えるまでもない。 「ユリア……そんな、まさか、そんな事……!!」 「準備は……準備はしておきます! すぐにでも戻れるよう、その手はずは整えておきますから!!」 「そういう問題じゃないだろ!? 崩壊が進めばまともに世界を超えられるかどうかもわからないんだ。今こうしている間にも、この世界はどんどん不安定になっていっている……それこそ、明日中には戻らないと!!」 「お願いです! …………お願い、だから……」 悟った。 ユリアはどれだけ言っても俺の意見は聞かないだろう。彼女が時に見せる頑固な部分を、この数ヶ月で俺は何度も見てきたのだから。 ああ、なんてこった……。 気が遠くなりそうだった。そんな自分を繋ぎとめるためか、俺の腕は無意識に、彼女の背中に回っていた。 ぎゅっと華奢な体を抱きしめる。何度、このぬくもりに俺は守られるんだろう。 考えないといけない。希望でも絶望でも事実でも妄想でも何でも構わない。俺は、考えなくてはならない。見つけ出さなくてはならない。 今度こそ。 今度こそ、俺が君を守る。 翌日。 川を眺めながらぼーっとしていた。 昨晩の話をレンさんとエーデルに話したところ、二人ともあっさりとそれを受け入れたのだ。特にエーデルなんかは意地でも引っ張って帰るとか言うと思っていた――いや、それを期待していたのに。 ユリアは―― 「何をそんなに、必死になってるんだ? 何を焦って……」 この世界や、親父や……俺たちに対しての責任感? 愛着? けど下手をすれば死んでしまうんだぞ? こんな時にまで一人の女の子としてうんぬんかんぬん言っている場合じゃない。王女として、彼女が選ぶべきは決まっているはずだ。なのに…… 「なんで……ほっとしてんだよ、俺は……っ!!」 そう。 あろう事か俺は、ユリアが帰らないと聞いて喜んでしまったのだ。無論、帰って欲しいと……生き残って欲しいという気持ちには嘘はない。そのくせユリアとまだ一緒にいられることを喜んでいる俺も確かにいるのだ。 ……節操がないにも程がある。 そんな自己嫌悪と後ろ暗さから家にいづらくて、こんなところでボーっとしている。 風はやや強め。集中すれば微震が繰り返していることにも気付く。 変わらないのは日の光ばかり。 「世界の終わりって……なんだろうな……」 そんな呟きが漏れて、そういえば乃愛さんにも同じことを聞かれたなと思い至る。 その彼女に俺は『乃愛さんが死んだら、たぶん俺は世界が終わったような気にはなると思います』と言った。 世界の終わり……この星が、この宇宙が終わる。だが俺にとっての終わりとは即ち、周りの人たちの死だ。たとえばこの世界の崩壊を回避できたところで、俺の家族全員が死んでしまえば俺にとってはそんな未来、世界の終わりと変わりない。自分勝手でちっぽけな考え方だが、俺はその程度の人間なのだ。 だから怖い。世界が終わることではなく、それに巻き込まれて、みんなが死んでしまうことが。 だから昨日のユリアの提案は実に魅力的なものだった。自分たちが助かるためにその他の多くを見捨てることになるのは理解しているが、それでも確実にみんなを守れるという事実に魅力を感じないわけがない。 けど俺は行くわけにはいかない。乃愛さんをこのまま放っておけるはずがないから。 ユリアが言うには他のみんなも同様だという話だったが……実際にそれとなく聞いてみたところその通りだった。美優にいたってはちょっと命の危険を感じるほどだった。普段の沸点が高い分、逆鱗に触れた場合の恐ろしさは美羽よりも遥かに上なのだ。 「せめてみんなだけでも逃げてくれれば安心できるんだけどな……」 はぁ。 ため息とぶおん! という空を薙いで何かが頭上を通り過ぎていったのは同時だった。何事かと頭を上げると……何事? 「おおおおおおおあああああああああぁぁぁぁ…………」 みょーに聞き覚えのある声が地面に着地――に失敗。ぐきりといやな音を立てて足がくにゃりと曲がり目の前の地面を凄まじい勢いで転がって……あ、川に投げだされて……おお、飛び石のように一回二回、ああさすがに散会は無理だった。 沈んでいく。 「ば、バカが出たぞおおおおおっ!!!!」 近所の子供たちが悲鳴のような声を上げて囃し立てる。すっげぇ楽しそうだ。犬の散歩をしていたおじいさんも何か壮絶なものを見たような顔をしていた。 「か、カバが出たぞおおおおおっ!?!?」 「何いィッ!?」 驚愕に目を見開くと、マジでカバがいた。カバが川をこちら側へと泳いでくる。ウォーキング中のおばあさんも何か微笑ましい光景を見るような目をしていた。 やがてそのカバが陸へと上がって来る。 「ワニだああああ!!!!」 ……もうどうにでもなれ。こどもに囲まれるカバのキグルミ中から出てきたワニのキグルミを遠目にため息をついた。なんだかさっきまでの真剣に考えていた自分が酷く滑稽に思えてくる。 やがてそのワニのキグルミの背中を割って飛び出してきた貴俊とこども達の追いかけっこが始まり、追いかけっこが鬼ごっこになり――リアルファイトに遷移してボコボコにされた貴俊がこちらへと歩いてきた。 つーか怪我人、何してやがる。貴俊は普段どおりの格好だったが歩き方や仕草などから傷が治っていないことは明白だった。病院の外で怪我を増やしてどうするんだこいつ。 「あーっはっはっは! いやいや、最近のガキは凶暴だな!!」 「最近のガキもお前にだけは言われたくないだろうよ……」 「何だとこのやろう! 俺を誰だと思ってげふっ!?」 唐突に血を吹いて倒れた。叫んで傷口が開いたんだろう。しばらく倒れてしおれた貴俊を見ていたが、いつまでたってもおきない。 「……まあ、肥料にはなるか?」 「ちくしょう! お前の愛には涙が出るぜ!!」 元気に立ち上がる貴俊。さすがゴキブリ並みの生命力は伊達じゃない。スリッパ如きでは倒せないタフさまで兼ね備えているんだからゴキブリなんて目じゃないといったほうが正しいだろうか。うむ。 軽く殺意がわいてくるぞ。おのれ高機動節足黒体生命体が。 「大翔の目つきが凶悪なものに……あ、いかん。ゾクゾクしてきた」 「お前って本当に楽しそうだよなちくしょうめ!!!!」 今度は俺が泣き寝入りする番だった。 「というかだな、お前病院は?」 「逃げたよあんなとこ。大体先端技術のオンパレードじゃねーか、親父もきやがるしあんなところいられるわけがねーっつの」 「あ、やっぱり来たんだ」 思わず口元に笑みが浮かぶ。貴俊は横を向いて不機嫌に鼻を鳴らした。 「親父のことはいいんだよ。んなことより……お前がこんなところで一人寂しく考え事ってことは、状況は最悪って感じか?」 相変わらず勘だけはいい男だった。ただ俺の行動をその根拠にあげるのはやめてくれないかね、まったく。 「んでー? 何を悩んでたんだ? 大翔マニアの俺に相談してみろよ」 「一気に相談する気が消滅したんだが……まあいいか。けど俺も、何を考えればいいのかいまいちわかんないんだよな」 ノアをどうやって止めればいいのか、結局はそういうことになる。手探り状態でこの世界の危機を回避するための手段を模索している。次に打つ手があるのかないのかさえも見えない状態で。 「ふむ。俺は乃愛さんのことはよくわからんが、あの人は基本的に解けない問題を生徒に提示するような人じゃないだろ」 「……つっても、今の乃愛さんはノアの中で眠ってる状態だろ? 乃愛さんと同じような考え方をするかなんてわかんない――いや、そうじゃない可能性のほうが遥かに高いと思うぞ?」 なにしろ神を名乗るような存在だ。一応行動原理などは俺の知識として渡されたが、どうにも人間離れしていて理解しがたい。 だが貴俊はなにがおかしいのか、くっくと喉を鳴らして笑っていた。 「なあ大翔、お前いつから俺と会ったときみたいな性格だったんだ? まさか生まれたときじゃないだろ。俺だってそうだぜ? 最初は結構まともだったんだよ、途中で壊れてそれもまたぶっ壊されて、そんで今だ。なあ大翔、人間の性格、性質ってな案外コロって変わっちまうもんじゃねえのか?」 それは、つまり……。 「俺は少なくとも四年目だったぜ、お前と出会った時はな。つまりそれ以前の俺は実に聞き分けのいいガキだったわけだ。それが破綻してお前と出会うまで四年。四年間ってなぁ、結構長いぜ? それをお前とであってほんのひと月少々でぶっ壊された。変わっちまう理由さえあればあっさり変われるもんだろ。人間と同じように物を感じることができればな」 仮にも獣とあだ名されていた以前の貴俊の倫理観は相当ぶっ壊れていた。それはさておき、そんな貴俊でも今は割とこう……ふ、普通? 普通に罪悪感を覚える表現だがまあ普通に生活している。 それはノアにもいえるのだろうか。乃愛さんの中でその生き方を見て、感じて、そうして影響を受けていたりするのだろうか。 もしそうならば。 「近くにいる人間の影響ってのはどうしたって受けちまうだろ? お前だってこの数ヶ月で結構変わったじゃねえか。以前のお前なら誰かを助けるために自分の家族を危険に巻き込むなんて死んでもやんなかったくせに」 言われて気付く。そう、俺も確かに変わっているんだ。ほかならぬユリアのおかげで。 「第一相手が神様だかなんだかしらねーが乃愛さんに会って影響を受けない奴がいるほうが信じらんねーよ、俺は」 その言葉になんとなく感心して笑ってしまった。 確証はなく保障もできないことなんだが、それでも光明が見えた気がして少しだけ心が軽くなった。 「よし、じゃあ貴俊、ちょっと頼みごとがあるんだが。お前としてはすっげぇいやだろうけど、お前んちの力を借りたい」 そういう俺に案の定いやな顔を――さっぱり消し去り、逆に気持ち悪いくらいの笑顔になりやがった。 「はっはっはっは! なぁにお前の愛と比べりゃあんな家いくらでも使ってやるぜ!! あ、でもひとつ貸しひとつな」 「お前、もっと親父さんと仲良くしろよ……。ま、まあいいや……」 俺は貴俊に用件を伝える。貴俊はそれを聞いてすぐさまその場から走り去った。ちなみにその後をわらわらと追いかける黒服の一団があったりなかったりしたが本編には関係ないので省略しよう。 もし乃愛さんなら、という仮定の上での考察を立てる。 これが非常に危険だということは自覚している。推論に推論を重ねる場合、最初の推論が外れていたらその上の全てが瓦解するからだ。だが他に道はないと考え、この可能性に賭ける事にする。 もし俺の考えの通りだとするならばそれは同時にこの世界の未来が俺の双肩にかかっていることを意味する。今にも胃がキリキリと泣き出してしまいそうだが逃げてもいられない。家族を守るためには俺がしなくてはならないのだから。 乃愛さん――ノアを破る方法はおそらくひとつだけ。しかしそれが可能であるという確証はやはりない。ない……が、可能であると信じている。俺の魔法、親父が遺してくれたこと、母さんが教えてくれたこと。全てはこのためにあったようにさえ思える。 もしそうなら、俺は本当の意味でようやく自分の魔法を取り戻したのだろう。 だがしかしノアが乃愛さんの影響を受けて、その思考、思想に沿った行動をとっているとしてもやはり疑問は残る。ノアにとって、世界を滅ぼすとい運は己の生きる意味であり、存在価値そのものであるのだ。いくら影響を受けているとしても、俺にヒントを――選び取る道を残すような真似をするだろうか。 考えてもわからない、答えは出ない。 故にただひとつわかっていることを頼りに俺は行動をおこす。 即ち、俺の根源であり、強くなった理由。俺の生きる意味で、存在価値そのもの。 現状を放置しては世界は崩壊し、結果として俺の大切な人たちの命が失われる。その結末だけは認めるわけにはいかない。 故に俺は別の結果を掴みに行く。家族を守るという、そのためだけに。 だが、まだ、わからない。 俺の望む結末とは結局、これでいいのだろうか。
https://w.atwiki.jp/bokuchu777/pages/199.html
街の景色はめまぐるしく、それでもなぜか脳に染み渡るように理解できました。 影の人々は私を素通りして、彼らの生活を続け、その中で私の目に留まったのはある少年の姿。傷つき、叫び、それでも。 それでも、どこまでも自分の弱さを押し込めて、隠してしまう人。 「……泣かないのね、本当に」 涙を流すことを自分に許さなくなって、彼は本当に泣くことをやめてしまった。涙の一滴もこぼすことはなくて……その姿が、逆に痛々しくて。 どんな傷を負っても、どんな痛みに晒されても、彼が流すのは苦痛の声だけ。 感情の涙だけでなく、反応の涙まで否定しなければ、自分の弱さを否定できなかった。たぶんそれが彼の、ヒロトの弱さ。 「そんな目をしても、やっぱり泣かないのね、あなたは」 血を流して倒れるヒロトの手を取り、脈を計ります。こんなことをしておいてと思われるかもしれないけれど、彼を殺したくて攻撃したわけではないのだから。 「……辛いねぇ」 「ノアさん」 うっすらと、彼女の瞳が開かれました。 「いつから、見ていたんだい? 私が敗北したときには、すでにいたようだが」 「ずっと、です。ノアには、見つかっていたようですけれど……気付いていなかったんですか?」 「私はノアと記憶は共有しているが、ノアのそのとき見たものを見ているわけではないのでね。君を見た、という記憶がノアの中になければ、私が知ることはできないわけさ」 あら? それはおかしいのでは? 「ノアが私を見た記憶がないなんて、そんな事は……」 「世界の創造には私の記憶が必要。私の記憶はつまりノアの記憶。そういう、事だよ」 それは……つまり。もしかして。 「どう、して?」 「さあ、わからない。ノアに尋ねても返事はないしね。そもそも、あのタイミングで私が出てこられたのだって突然のことだったんだ。突然、私を押さえつけるノアの意識が、途切れてね」 記憶と意識は強く結びついています。少なくとも、私の世界ではそのように言われています。 世界の創造のために使ったのが、ノアさんの記憶ではなく、ノアの記憶であったとするのなら。もしかしたら、ノアはすでに自我を形成していられないほどに記憶を削られていたのかもしれません。 「好きだったんですよ、きっと。ノアさんのことが大好きで、消えて欲しく、なかったんです」 いずれにせよ存在は消える。それでも、少しでも長く生きていて欲しかった、なんて思ったのではないでしょうか。 だって彼女が言っていたではないですか。愛している、慕っている、と。 「ははは、そうかもね。結局彼女も私と同じ、自分のエゴを選んだというわけ、か」 笑う彼女の笑顔が余りにも寂しそうで。 「辛い、ですか?」 「どうかな。よくわからないよ。ただ、なぜかな。彼女を意識したのはこれが初めてだったのに、なぜか彼女を長い間知っていたような気もするんだよ」 たとえ意識はしなくとも、共にあった存在なのですから。あるいはノアさんが彼女の存在に気付いたとして、不思議はないように思えました。 ノア・アメスタシアは、たとえ出自が特殊であろうともやはり私たちと同じように、生きている存在だったのでしょうから。 「そして君も、ヒロト君に私にとってのノアと同じ事をするのかな」 「そう、ですね。そうなるんでしょうね」 私は小さく、光を指先に集めた。 「君はどうして、そうしてヒロト君に生きていて欲しいと思うんだい?」 ヒロトに、生きていて欲しい。それは、確かにあります。一緒に私も生きていけたなら、その喜びは二倍どころか三倍四倍――いいえ、十倍にも百倍にもなるでしょう。 でも、足りない。その程度の喜びで、私は満足できない。 「ノアさん、私はヒロトをとてもとても、傷つけるんです」 酷い女。それ以外に、私をたとえる言葉が見つからない。 「私はヒロトにとっての『大切』の中のひとつとしての存在では嫌なんです。『ユリア』の中に大切というものがあって欲しいんです。私だけを見て欲しい、私だけをその目で追って欲しい。私だけを守って欲しいとは思わない、でも、私を他の何かと同じ要素としてみて欲しくない」 「なるほど、それが君の、我が侭か」 ノアさんの言葉に、強く肯き返しました。 「はい、我が侭です。生まれてから一番大きな、胸が震えるような、怖くて、嬉しくて、そういう、我が侭です」 声には震えが混じりました。瞳から涙が零れました。怖い。死ぬのはとても怖い。 それでも。 あなたにもっとちゃんとしっかりはっきり、私を見て欲しいから。知って欲しいから。 「やれやれ……まったく、ヒロト君といい姫君といい、私の周りのこども達は加減というものを知らないな」 その言葉に、少し首を傾げました。 「あのう、つかぬ事をお聞きしますが、もしかして私はノアさんに嫌われているのでしょうか?」 「なぜ、そう思う?」 「他の皆さんは名前で呼ぶのに、私はいつまでも姫君、と呼ばれているので」 正確には、私たちの世界の出身者が、なのですが。 「なに、子供じみた嫉妬さ。タイヨウさんが生まれた国、タイヨウさんに特別だと思われている国……そういう国から来たから、かな」 「はぁ……しかし、タイヨウさんが骨を埋めたのは」 「ああ、知っている。死んだ存在が帰るのは属する世界という話だろう? 異世界に属する存在が死ねば存在は跡形もなく消えもとの世界へ帰る。タイヨウさんはこの世界で死に、灰になった。彼はこの世界に心から属していた。それはわかっているさ」 それが、世界のルールでした。属する、ということがどういうものなのかは私たちにもわかっていないのですが、心理的な部分や居住した時間など複雑な要因が重なっているらしい、と言われています。 「ただそれでも君に対しては少し個人的な感情もあるかな」 ノアさんはちょっぴり意地悪な顔をすると、 「丹念に私好みに育て上げた男を持っていかれそうな予感があったんだよ。逆光源氏計画が台無しさ」 ――? ギャク、ヒカル、ゲン―― 「え? え? え、あのその、ええええ!?」 「落ち着きたまえ、冗談だ」 「じょ、冗談ですか」 ほっと胸をなでおろす。いえ別にノアさんがどのような意図や感情をヒロトに向けていようとも構わないのですがその犯罪的な香りに少々戸惑ったといいますか焦りを覚えてですね。 「というのも冗談で」 「どっちですかぁっ!?」 思わず涙声になってしまいました。 「私好みの男にしようと思ったのは事実さ。育ててどうしようとも思っていなかったがね。私の知る限り、最高の男に、それを超えられるような男になるように。どうだい、ヒロト君はタイヨウさんのようになれると思うかい?」 私はヒロトを一目見て、その、傷だらけで汚れまみれの姿を見て。 「いいえ」 首を横に振った。 「ヒロトはヒロトです。ヒロトのなるようにしかなれないでしょう。そんなヒロトを――見てみたかったと思います」 「そうかい、それが聞けてよかった」 ノアさんはそれで満足したのか、再び瞳を閉じました。最後までこちらを見る視線には哀れみや同情はなくて、ただ、慈しんでくれていたことに深い感謝を覚えました。 深く、深く、彼女に頭を下げます。ヒロトを強く思ってくれている、二人の姉に、最大限の感謝を捧げます。 体を起こして、光に手を伸ばしました。 指先が震える。自分が今からすることに恐怖する。でもそれでも、私は、あなたに知ってほしいの。 失うことで見えるものがある事を。 失うことで守れるものがある事を。 悲しみは、耐えるだけのものでない事を。 「ねえ、ヒロト。あなたは、涙を流すことを自分に許さないあなたは、私のために、泣いてくれる?」 沈む。沈んでいく。意識が深く、どこまでも。 ――起きたまえ 誰だ? ――起きるんだ 知っている声。なのに知らない人の声。 ――まさか理解できているのか? なるほど、タイヨウの息子か タイヨウ? ああ、大洋――親父のことだろう。それがどうしたって? ――君の世話を任された。まったく、あの男の考えは理解しがたいな。私という存在の意義を理解しながら、このような事に使うなど。正気か? 親父のやることにいちいち疑問なんて持ってると疲れるよ? ――ふん、まったくその通りさ でも、あんたいい人だね ――何を唐突に。貴様もやはりどこか脳みそがあれなのか 何を納得してるのか知らんが、親父のこと悪く言いながらこうして俺のことを世話してくれてるんだろ。なら、いい人じゃん ――さてな、あの男への嫌がらせも含めて貴様をどうにかしに来たのかも知れんぞ それはないと思うなぁ ――なぜだ だって、すっげぇ優しい声してるんだもん。ぶっきらぼうな言葉だけど、俺を想ってくれてるもん。言葉からそれが伝わってくるもん ――勝手な思い込みだ。私はあるいは、貴様達全てを滅ぼす存在なのだから んー、よくわかんないけど、それがあんたが悪いやつって事になるわけじゃないんじゃないのかな。やりたくなくてもやらいとだめな事ってあると思うし ――では私がそれをこそ真に望んでいるとしたら それでもやっぱりあんたは悪いやつじゃないよ ――なぜ断言できる きっとあんたは、俺や親父のために悲しんでくれると思うから。そう思ってくれる人がやりたくなくてもやらないからって、仕方なくやるのなら、その人はやっぱり優しいよ ――貴様は……いや、いいさ そうか? ――ああ、だから早く、目を覚ませ 目、を、覚ます。 ――いつまで沈んでいるつもりだ。君のすべきはそこにあるぞ、目を開け、現実に苦しめ、そして掴んで見せろ。 掴むって何をだよ。 ――明日を。痛みと喜びに満ちた明日を。やりたくない事をやるかやらないか、それが貴様に与えられた選択だ。そうして心を痛めることが貴様の役割だ 選択する、役割。 ――行け、ヒロト君。そうして、取り戻せ。あの頃の君を あんた……あんた、まさか。 ――さっさと行けというのがわからんかこの馬鹿者が! ぐじぐじくだらないことばかり言っているようなら尻にロケット花火刺して吹き飛ばすぞ 怖えよ。仕方なく、歩き出す。方向なんてわからないが、たぶんそっちであっている。 そうして歩いていけば、自分の状況が次第に頭の中に蘇ってきた。足は自然に刻みを速めていった。 その暗闇の先に光が溢れ、視界いっぱいに広がって――意識の覚醒と全身の感覚の復活は同時。 俺は顔だけを動かす。ユリアは……俺の目の前に、立っていた。その体は淡い光に包まれ、たとえようのない存在感に満ちている。理解した。瞬時に俺は全てを理解した。 ユリアは、礎と一体化している。 「なん、で……」 ユリアは屈んで、俺の頬を両手で優しく持ち上げた。 「私がこの世界に来た理由、やっとわかったの。人間って不便ね、自分の気持ちさえもちゃんと理解できないんだもの」 そう微笑んで、ユリアは立ち上がる。 ユリアが何を考えているのかわからないが放っておけない。それだけはまずいと直感が告げている。 「ユリア……何を、するつもりだ!?」 腕で上半身を起こした。全身の傷は酷いもので長く放っておけば危険であることは明白。だがそれでも、今は目の前のことを。 「この世界はもう限界。本当に、のこり数分で粉々に砕けてしまう。そして、ノアさんの産んだ仮想の世界はなくなってしまったから世界を複製という形で仮に存続させることもできない。残された手段は、この歪みの原因をこの世界から消し去ること、だけ」 そういって、ユリアは己の胸に手を当てた。 「私の力では礎を破壊することはできません。だから私は、この世界を出ます。そしてどの世界でもない、世界のたゆたう無と混沌の海に沈みます」 「それで……どうするんだ?」 「どうも。礎を手に入れても私には世界の作り方なんてわからないし、作りたい世界もないわ。だからといって、無為に世界を生み出すようなこともするべきじゃないと思うの。だから、永久に沈むわ、この存在のまま」 は。あははははっ。はははははははははっ!!!! 最ッ低だな本当に俺は! 俺の矮小な世界を守ろうとして結局これか、なんだよ、同じじゃねえか。俺も礎を生んだクソヤロウを馬鹿にできないじゃんかっ!! 「俺の、せい、で……こんな……っ」 「あなたのせい……そうね、それは否定しないわ。けれど大翔、あなたがノアさんを、そして私たちを守ろうって思ってくれた気持ちは決して嘘なんかじゃない。それだけは、誰がなんと言おうと、本当だった」 誰かがいつか言ったような言葉だった。 違う、違うんだよ。俺はそんなに立派なやつじゃない。みんなを守りたかったのだって俺の自己中心的なものだったんだ。 「あなたは大丈夫、私が保証する。あなたはきちんと向き合える、世界と。本当の、世界と」 無理だよ、何もできない俺は結局逃げるに決まってる。だってほら、いまだって俺は、君と目を合わせることさえできない! 自分の罪を見ることのできないようなヤツが、まともになれるわけがいないだろう? 「……あまり、長居はできない。ヒロト、私、もう行くね? あなたと過ごした日々、沢山の思い出があれば、きっと悠久の中でもさびしくなんかないよ。だから、ありがとう、ヒロト」 その声がまるで俺を責めているかのような被害妄想を覚える。そんな事はきっとない。 何だこれ。結局俺は何がしたかったんだ、俺に何ができたんだ? 「あなたと同じよ、ヒロト。私はあなたが死ぬのが嫌だった、それだけ」 もうひとつの結末。俺の死。 俺が乃愛さんの死を頑なに拒んだように、ユリアも俺の死を拒んだのだろうか。 残されるものはこんなにも深い痛みを抱えないといけないのだろうか。 重いなぁ。何があいつらなら乗り越えられるだよ、俺の馬鹿。こんなの押し付けるなんて、最低じゃんか、俺。 こんな終わり方。最悪の終わり方。 ……最悪? おかしなことを言う。さっき考えたじゃないか。俺が死なない、誰かが死ぬ、そのどちらもが俺にとっては等しい物だと。どちらがよいというのでないのなら、どちらが悪いというわけでもないはず。 なのに俺はこれを、この結末を最悪だと思う。そう、そこに間違いはない。この結末は、誰がなんと言おうとも最悪だ。 ――掴んで見せろ なぜか、よく知っている声が聞こえた。 ――やりたくない事をやるかやらないか、それが貴様に与えられた選択だ。そうして心を痛めることが貴様の役割だ よく知っている声なのに、余り知らない人。なぜかその声に込められた力に、強く、心が揺り動かされた。 ――私は選択したぞ、ヒロト君。君らを失いたくないから、選択した。私の存在意義を、全て失ってもいいと思ったんだよ 拳を握る。ぼろぼろになったグローブが小さく裂けた。潰れた指は、いつの間にかもとの形を取り戻していた。 『お前は思い知るよ、お前の本当の強さを』 俺の強さって、何だ? 俺が強いと思える本当の強さって、一体なんだ? 『ヒロ君の望む結末は、どんなものならヒロ君自信が満足できるの?』 俺が望むのはどんな未来だ? 本当に求めたのはどんな明日だ? 選ぶ。 俺が、選ぶ? 一体、何をだよ。 選ぶ、決める。俺が、俺の意志で。 全部を台無しにした俺が。ただ結果を見送るのではなくて、選ぶ。未来を受け入れるんじゃない、選ぶ。 失われていくのを受け入れるんじゃない。自分の意志で失うことを選ぶ。あるいは。 「ぐ、く、ああああああ!!!!」 両腕の力を振り絞る。胸の傷口から赤い血が流れ、口や鼻からも血が逆流する。 痛みは無視する。けど血を失うわけには行かない。俺は魔法で背中から貫通した傷を氷付けにした。一応の、止血だ。 自業自得だよな、本当。一番誰が悪いのかって言ったら、俺なんだろう。一人で自分の我が侭押し通そうとして事態を最悪まで一気に転げ落した。そんなヤツが今更しゃしゃり出てくるほうが間違ってるんだろうな。 まあ、間違ってるのは最初からだっけ。 ああもうなんかな、血が抜けすぎて頭ん中すっからかんだ。 でもこれで、いいのかな。 何も考えないでもっと単純に、願いに囚われずに、未来を、選べるかな、乃愛さん。 「俺は――」 どう、したい? 俺はどうするべきだ? 俺にできることは二つ。選べる道はたった一つ。 何もせずにユリアを見送るのか、それとも、俺の魔法で礎を貫くのか。 俺は選ぶよ、ユリア。きっとそういうことなんだろう? 世界と向き合うって。 俺の望まない未来が待っている。それだけは変えられない。 君が望む未来は――君が望む、結城大翔は。 その未来を、自分で選ぶ、そういう男なんだろう? だったら掴むさ。どんな未来でも選ぶしかないのなら。待ってるだけなんてごめんだ。俺が始めたことだ、俺が見届ける。最後まで。 呼吸を整える。瞼を閉じ、世界を黒く塗りつぶす。 ゆっくりと視界を開く。月明かりが目に染み込んでくる。 「行かせない。そんなところにユリアを一人になんて、絶対にさせない」 ユリアがぴたりと動きを止めた。 「ユリアの中の礎は、俺の魔法で貫けば問題なく消滅させられる。その際、ユリアの命も一緒に貫くことになる、けど」 俺の出した答えに、ユリアはといえば、微笑んでいた。 「私を、その中の礎と共に討つ。そういうのね、ヒロト」 「うん、そうする」 「なぜ?」 なぜ、か。それに足る理由。 理にかなったことを言うのならば様々な理由があげられるだろう。例えば安全の問題。たとえ人の手出しの及ばない場所へ沈むといえ、それが人の手がいつ届くとも知れない場所である以上、誰かがその力を利用しようと考えないとも限らない。また、ノアのような存在の例もある。 その他にも思いつくことはいくつかあるが……正直そのあたりのは建前だ。 本当は、ただユリアがそうなるのが嫌だって言う、ごく個人的な感情。 「ユリアの悲しい顔は、見たくない。思い出だけを持っていくって、たぶんきっと苦しいから。届かない日々を、すぐにでも届く場所にあるものを、それでも手を伸ばしたらいけないなんて、苦しすぎる」 もう叶わない願いを口にする。ああ、寂しいな。 「だから、私を討つの?」 「どうだろ。うまく説明できないや」 ただ嫌だと思った。ユリアが孤独の中に沈み、俺たちがいつものように笑いあう日々が。ユリアの側からは見ることができて、俺たちはそれを何も知らずにいる事が。 ただ、変わっていく俺を、レンさんを、世界を見続けることになるユリアはきっと途轍もなく辛いと思った。どんな思い出も、永遠の前では風化する。 ユリアがそんな思いをするのは、嫌だ。 ユリアの笑顔を守るためには、ユリアを失うしかない。そんな思い込み。 「そう……でもだめ、私はあなたには殺されてあげない」 ユリアは意地悪にも楽しそうにも見える笑顔を浮かべた。 「私はあなたの記憶の中で悲劇になるのは嫌。あなたは私が死んで悲しむ?」 「ああ」 「あなたは私が死んで後悔する?」 「ああ」 「あなたは私が死んで何かを得る?」 「いいや」 「それでもあなたは、私を殺すのね」 その確認の言葉に、俺はただ。 「ああ」 答えた。 冷たい風が流れる。夏の夜の風では氷付けにされた屋上を暖めるのは厳しいらしい。 「俺は君を、殺すよ」 この数ヶ月の日々が胸を流れていく。最後の日々を思いながらの数日を思う。 彼女が言えないその気持ちを俺が汲み取る。 親しい人に殺してくれなんて、とてもじゃないが言えない話だ。 「それなら私は、あなたを斃します。ええもう徹底的に一週間ほど寝込んでしまうくらいに」 妙に楽しそうだった。 「なんかすごくやる気に満ち溢れてるなぁ……」 「あなたに、私を殺したなんて罪の意識を植え付けるのはご免です。あなたの中で辛い思い出の筆頭になるのなんて嫌に決まってるわ」 「んなことねぇよ」 いや本当に、そんなことにはならないから。 「それがどんなものでも、ユリアとの思い出なら笑って思い返せるよ」 「ん……」 ユリアは肯き、俺達は同時に構えを取った。 拳に力を収束したところで、はたと気付く。集まる力が桁外れに巨大になっていた。思い当たる節はひとつ、礎の破片だ。あれには礎そのもののように世界の創造などの力はなかったが、どうやら単純に能力を高める力があったらしい。 思えば、乃愛さんの錯覚もその力を随分と引き上げていた。 「なんか、ごめんなほんと、俺が全部台無しにしてしまってさ」 「ノアさんを助けたかったあなたの気持ちもわかるから、大丈夫」 優しいな、こんな人間にまで。 「手加減、しないから。全力であなたを、たおすから」 「ああ、わかってる。俺も全力を出す」 力の全てを集める。拳の先の一点に、全てを。この一撃に貫けないものなどこの世界には、どの世界にも存在しない。それだけの力を。 特殊魔法『貫抜』の最大の特徴。狙ったものだけを貫き通すその力を、世界の礎の核のみに狙いを定める。他の何物をも貫かず、狙ったその物は必ず貫く。たとえ世界であろうともこの一撃は、貫き通す。 「すごいね、すごい力。でも――」 ユリアが弓を構えるような姿勢をとると、薄く、銀の光がその手に集まりだす。やがてそれは光の弓と矢を形作った。 月の光を集めたような輝く、透明の弓矢は、思わず心を奪われてしまうほどに美しい。 「この身は想い。楽園を夢見る儚き願い。全ての人の、心の支え。家名解放――我が名はユリア。私が背負うは、無垢なる銀」 その呪文が契機となったのか。弓矢は地上に降りた月のようにまばゆく優しく輝く。その強い輝きは、なぜか目を眩ませることは無く、ただ世界を白く染め上げる。雪原のように、ただ白く。 「この弓矢は、あなたの意志を撃ち抜くわ。肉体に損傷は無いけれど、意志を撃ち抜かれてしまえば立つ事はできない」 「俺の魔法は、お前の中の礎を貫き通すよ。他の何物をも傷つける事無く、ただその核のみを貫きその存在を打ち砕く」 互いの刃は一撃必殺。勝負はただ一瞬。 白銀の世界の中では世界中に俺とユリアの二人しかいない、最後の一撃の一瞬のために力を高めていく。 「……そうだ、ひとつ提案がある」 「提案?」 「おう。俺が勝ったら、俺の秘密を教えてやるよ」 「……俺に勝ったら、ではなく?」 「ああ、俺が、勝ったら、教えてやる」 ユリアはずるい、とくすくす笑った。 ずるいだろ、と俺も笑った。 「それじゃあ、私も。私が勝ったら、私の秘密をひとつ、教えてあげる」 「なんだよそれ、知りたいなぁ」 お互い様、と笑い合い。 不意に凪が訪れる。 始まりの――終わりの瞬間を、静かに待つ。 時が止まったような錯覚の中。 かちり、と、二十四時を告げる針の音が、やけに大きく響いた。 両の足で大地を踏みしめ、構えた拳をまっすぐに突き出し、ありったけの力で魔法を放つ。同時、銀の弓から、光が流星のように尾を引いて奔った。 互いの魔法は一瞬交差し―― 何かが砕ける、音を聞いた。 冷たい、冷たい床だな、と思った。そうしたのは俺の魔法だけど。 触れた部分からじんわりと寒気が広がっていく。 「これで、いいのか?」 「うん、これで……いい」 俺はユリアの頭を自分の膝に乗せた。 ユリアは目を閉じ深く息を吸うと、 「ああ……暖かい…………」 そう言って、星空を見上げた。 俺の魔法は礎を貫いた。ユリアの魔法は俺の魔法と交差した際に軌道が逸れた。『貫抜』は発動後は定めた目標まで直進する性質があるから軌道が逸れることはなかった。でもたぶん、それだけじゃないんだろうな、とは思う。 力を失い青い顔で倒れるユリアは、俺を見て優しく笑って、こういった。 「ねえ……膝枕、してくれる?」 断る理由など、何一つなかった。 「寒くないか? 夏とはいえ、もう夜中だし……」 「平気」 ちっとも平気なわけないはずなのだが、なぜか本当に平気に見える。 ユリアの呼吸は細く、その周期も長い。 「空、綺麗だね。ヒロト、あなたが手に入れた、今日だよ」 「ああ……ユリアが守ってくれた今日だ」 ユリアが守ってくれたから、俺に世界と向き合う機会をくれたから、今この時がある。 「ねえ、あなたの秘密って、何?」 「え、あー、うん。それはその、だな……」 しどろもどろになってしまう。なんとて言うか、別に言うのは構わないんだよな。ていうか、伝えたい。伝えておきたいその気持ちは強い。 でも恥ずかしい。恥ずかしいものは恥ずかしいからしょうがない。 「ヒロト? 約束でしょ?」 「ああ、うん、そうだな。約束だ」 俺はこほん、とひとつ咳払いをする。あー、だの、うー、だのとうめいて空を見上げて、ああなんつーかな、気の聞いた言葉はないかなーとかね、探して。 みつからねー。だから正直に、それだけを伝えよう。 ユリアの澄んだ瞳を覗き込む。 「俺は、結城大翔は――ユリア・ジルヴァナが、大好きです。俺はユリアを、愛しています」 かぁぁぁ、と頭に血が上る。ああ恥ずかしい、なに言っちゃってるんだろうな俺はもう。手で口元を覆う。どんな顔をしたらいいのかわからない。 いつの間にか好きになっていた。いつからなんてわからない。ただふと、そうなんだって気付かされた。 最悪の結果ってのはつまりそういうことだと思う。好きな人を失う、これが最悪の結果でなくてなんだというのだと。自分がずっと大切にしていたい人を失ってしまうのだ、痛い、苦しい、悲しいに、決まってる。 突然の告白に、ユリアはぽかんとしていたが、突然、相好を崩した。 「あはは、なによそれ、もう……ずるいよ、ヒロト。そんな事いわれたら、私も私の秘密教えたくなっちゃうじゃない」 「ん、教えてくれるのか?」 「……うん、教えてあげる。聞いて欲しいの」 ユリアは、緊張の面持ちで、頬を赤く染めて。 そっと、大切な秘密を告白した。 「私、ユリア・ジルヴァナは、ユウキヒロトを愛しています。愛しくて、恋しくて、大切で……私のものにしてしまいたいくらい、大好きです」 嬉しかった。嬉しくて言葉が出なくて。 「だから、ごめんね、ヒロト」 悲しくて、笑うしかなかった。 「あーあ、なんか俺達、タイミング悪いなあ」 「そうね。もっと早く自分の気持ちに気付けたらよかったわね」 機会は何度もあったんだと思う。でもそのたびに考えるのをやめて、逃げて、投げ出してきた結果がこれだ。後悔先に立たずとは、よく言ったものだ。昔の人も同じような経験をしたのかもな。どうしようもなくなって初めて大切なものに気付くような、そんな経験を。 「悔しいなぁ……もっともっと、あなたと一緒に、生きてみたかったなぁ……」 絞り出すような声。 「ああ……俺も、そう思う」 締め付けられる心。 辛い、こんなにも辛いことが、世界にはある。俺が逃げ出したかったものが、今この膝の上にある。それでも手放すわけには行かない。だってこのぬくもりは、何よりも大切な人だから。 俺は守れなかった。君を守れなかった。願いに振り回されたせいで大切なものを守れなかった。 それでも俺はきっと、失ったからこそ今、この苦しみを手に入れた。この、かけがえのない苦しみを。 「あ……」 ユリアが声を上げた。その視線は空へと向いている。俺は空を見上げて――え? ちら、ちら ゆら、ゆら 雪? 何で、こんな時期に? 「何で、雪なんか……」 「雪……本当、に?」 ユリアが手を伸ばす。その指先に落ちた雪は、ゆっくりと溶けていく。 本物の、雪だ……。 「すごい……本当に、雪だわ」 「あ、ああ……それにしても何でいきなり、ていうかこんな時期に」 「理由なんかいいわ。雪が見れたのなら私は満足だもの」 ユリアは本当に理由なんかどうでもいいようだった。 ん、まあいいか。この場は流されておけば。 「はぁ……最後の最後で、夢が叶っちゃった」 「あん、夢て?」 「ヒロトにだけ話したわ、夕日を見ながら、ヒロトにだけ」 思いついたのは、文化祭の後の遊園地。 えーっと、あの時ユリアは…… 「……あ」 『雪の日に、好きな人を膝枕してあげるんです。私、雪の日に外に出たことないんですよ。それに、私の国はそんなに雪が降る地方でもなかったのでつもったりもしないんです。だから、薄くつもった雪の絨毯の上に座って、好きな人を膝枕して、空を見上げて、いろんなことを話せたらなぁって、そんなことをこの間、考えたりしました』 そんなことを、言っていた。夢見るように。 本当に、なんてちっぽけな、幸せな夢。 「はは……なんだよ、これじゃあ、役柄が逆じゃないか」 「そんなの些細な問題よ、幸せなら」 幸せ。なあ、本当に、幸せなのか? 「それに、こんなにあったかいんだもの。好きな人が――あなたが、こんなに傍に居てくれるから」 「ユリア、本当にそれで」 「幸せよ、私。そう……幸せなんだわ、私」 幸せそうに、辛そうに。 わかってるから、どんなに幸せでも、それはもうすぐ終わってしまう。 「……他に、何かして欲しいことはあるか? 今なら大サービス、ヒロ君がなんだって叶えちゃうぞ」 「本当? それなら、そうね……この手を、放さないで。最後の時まで」 俺は肯き、ユリアの手をそっと握った。冷たい、力の無い、細い手。それでもこの手は俺を救い上げてくれた。 「ヒロト、辛そうな、顔」 「んな顔、してないだろ」 「してるわ、とても辛そう……今にも、泣きそう」 「……泣かないよ、俺は泣かない」 だって、俺に涙を流す権利なんか、ない。俺が招いた事態なのに、泣くことが許されるわけが―― 「えいっ」 ぺちん。 弱々しく、頬が叩かれる。 「おいおい、いきなりなんだ――」 「痛い?」 え? 「泣いちゃうくらい、痛い?」 ……………………。 「今までずっと、痛みを堪えてたんだよね、悲しみに耐えてたんだよね。泣いちゃったら、もう立てないから。自分が立てなくなったら、自分が支えている人たちがどうなるか、知っていたんだよね」 呆然とする俺を、労る視線。 「もういいんだよ。我慢しなくていいよ、気持ちを押し殺さなくていいよ。だって、あなたが支えてきた人たちは、もうあなたを支えられるくらいに、強くなっているんだから」 思い浮かんだのは、妹達の姿。強く、優しく育った、血の繋がりはなくてもどこかそっくりな二人の姿だった。 「いいこ」 ふわりと、あいたほうの手で、俺の頭を撫でた。 もう力の入らない手が、優しく、俺の頭を。 「もう、頑張らなくていいよ……もう、楽になっていいよ。泣いて、いいんだよ」 「ユリア、俺は……俺、は」 何を言えばいい。俺はこの人に、なんて言えばいい? こんなにも想ってくれている人に、俺は何を返せる? なぁ……どうしたらいいんだよ……。 「ごめん……ごめんな。謝ってどうしようもないけど、本当に、俺は……っ!」 喉が干上がる。鼻の奥が、つんと痛む。なんだよ、ちくしょう。なんだよ、これ。 「いいよ。これも、私が望んだ結末、だから」 ユリアの体から、小さな光が浮き出る。ひとつ、またひとつと、蛍のようにふわふわと、白い光が飛び立っていく。 終わりが近いのだと、悟った。 心臓を鷲掴みにされたような恐怖が走った。 「ユリア」 「うん……もう、近いみたい」 ユリアは少し悩むような顔をして、 「ねぇ、最後に……酷いことを、お願いしていい?」 「言ってみろよ」 「うん。一年間……一年間だけ、私のことを忘れないで、ずっと、思い続けて。一年間、あなたのことを、独占させて」 それは、奇妙な提案だった。 「一年間ずっと、あなたの心の中で私を思い出して。私を、好きでいて欲しいの。一年間、だけ。せっかく歩みだすあなたの枷に、一年の間」 一年間。その言葉が何を示すのか。 ユリアお前もしかして、それってすごく、酷いことを言ってないか、なあ。 「そして……一年後経ったら、私の、こと、全部、忘れて?」 一年間。 「い……嫌、だ。な、なんでそんな、そんな、こと」 「うん、嫌、だよね。私、ひどいこと、言って、るね。わかってる、わかってるの。でもね、嫌なの。あなたが他の誰かのものになるのが嫌なのっ! あなたが私を愛さなくなるのが怖いのっ!! でも、でも……あなたが、誰も愛せずに幸せになれないのも、駄目なの」 ユリアはありったけの力を込めて、それでも弱々しく、手を握り返してきた。小刻なその震えは、寒さのせいじゃないんだろう。 でも、俺は。 「だって、全部忘れるって、そんな……しかも一年って」 「お願い、ヒロト。お願い、だから」 最後の最後で、そんな願い事。 涙に濡れた瞳がまっすぐに、俺の心に訴えかけてきた。 「わか……った。約束、する。俺は一年間、ユリアを想い続けて……一年後の今日、その全てを、忘れる」 口にした瞬間、例えようのない恐怖が全身を駆け巡った。一年。一年しか、俺はこの人のことを覚えていてはいけない。 そんなのは嫌だ。ずっと覚えていたいに決まっている。あんなに輝かしい、暖かな記憶を忘れるなんてこと耐えられるわけがない。 ……それでも俺はその願いを聞かないわけには、いかなかった。 「いい、の? 辛いわ、きっと。苦しいわ、きっと。私の、我が侭、なんだよ?」 俺は、口を歪めた。 ちゃんと笑えているだろうか。自信は、ない。 「当たり前だろ。耐え切れなくなったら、泣けばいいんだろ。それに、ほら、なんだ。好きな女の子の願いは聞いてやるのが、男ってもんだろ」 「あり、がとう」 その口を開くたびに、光が零れる。ユリアの存在が、次々に失われていく。 「本当に、ありがとう」 「ユリア……嫌だ、逝くな、まだ逝くな。ずっと逝かないでくれ!」 「ふふ、我が、侭だね。でも、ごめんね、それはできない、から。私も、もっとあなたと一緒に、いたい。離れたくない。あなたの、そばで、あなたと一緒に、もっと、色んなものを見たいよ」 「ユリア……ユリア……!」 俺はただ名前を呼んだ。そうする以外に何もできない自分をひたすらに呪う。 「怖いよ、悔しいよ、悲しいよ……こんなに満たされてるのに、幸せなのに、嬉しいのに、でも、辛いよ、ヒロト……」 「逝かないでくれよ、なあ。もっと、俺だって、一緒に! ずっと、ユリアのことを、覚えていたいんだ!!」 「うん……うん、ありがとう、ヒロト。私の大好きな人。でも――だから」 そっと、俺の頬を温かい指先がなぞり、目元を拭った。白い指先には、小さな水の粒がポツリと乗っかっていた。 それを見たユリアは、満面の笑顔を浮かべた。 「……ありがとう、ヒロト。私のために、泣いてくれて。私のために、私を失う覚悟を決めてくれて。あなたのその涙だけで、私は救われるわ」 はっと目元に手をやる。 もう流さないと決めたもの。もう零すことはないと誓ったもの。それが、ほんの一滴だけ確かに流れていた。 それを、とても大切なものを仕舞いこむかのようにぎゅっと手の平で包んで、 「ばいばい」 強く、強く抱きしめる。力ない、存在の薄いその体を。 「ありがとう、ヒロト。私、あなたと会えてからずっと――」 ――幸せだったよ。 一陣の風が吹いて。 俺の腕の中から、握った手の中から。 光を、攫っていった。 「あ――」 失った。 あの温もりも、声も、香りも、笑顔も全部。全部、失った。 今までここにあった。それが今はもう、ない。 冷たい、冷たい風が、雪が、全身を苛む。 あれ? だって、さっきまで全然、寒くなかったよな? なんで、そんな、急に。 「う、あ――」 溢れてくる。今まで押し込めていたものが、全部、溢れてくる。 頬が熱い。 痛い。ああ、痛いよ、ユリア……泣きそうなくらいに、痛い。 空を見上げる。雪が、火照った顔に舞い落ちる。その中の一粒が、目尻に落ちた。 「んだ、よ、ちくしょ」 視界がぼやけた。雪が目に入り、溶けた。 途端、意識がぐらりと揺らぎ、呼吸が詰まる。鼻の奥につんとした感覚。 際限のないものが溢れてくる。その感覚に、もう覚えていないくらいに懐かしい感覚に、背中が震え、喉が強張り、心が、裂けて。 ぱた、ぱたた 滴る熱を帯びた雨音に覆いかぶさるように、今までそこにあった温もりにすがりつくように。体を曲げ、頭を抱え。 「――――――――――――っ!!!!」 「はっ!?」 う……あ? ぼんやりとした頭で、辺りを見回す。部屋、自分の部屋だ。 「……涙」 目尻が濡れている。どうやら、泣いていたらしい。 理由は? 「夢……か」 体を起こす。全身が気だるい。 ぼんやりとした頭で、なんとなくカレンダーに視線を向けた。 八月、三十一日に、バツのマーク。ああ、めくり忘れてたのか。つまり今日は。 「九月一日、か」
https://w.atwiki.jp/monosepia/pages/7973.html
テロ / パリ / フランス +クチコミ検索 #bf +ブログサーチ #blogsearch +ニュースサーチ フランス入国はワクチン接種者でも48時間以内の陰性証明を義務付け【2021年12月4日〜】 - 特派員ブログ 欧州の移民が失敗した理由 日本は大丈夫か 事実上「移民解禁」の懸念に「岸田政権は流れを止める責務がある」藤井氏(夕刊フジ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 先進国が投棄した廃材でアートを作り続ける美術家・長坂真護による日本橋三越本店最大規模の展覧会が大盛況のうちに終了 - PR TIMES 胸に「JIYUU(自由)」のタトゥーを…パリ同時多発テロで“日本好き”の息子を亡くした父親の闘い(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ライブ中に突然の銃撃 楽屋に逃げ込んだ30人、暗闇で待った2時間 - 朝日新聞デジタル パリ同時テロ公判 オランド前大統領が出廷「事前情報つかめず」 - 毎日新聞 - 毎日新聞 2015年パリのテロ犯人「24時間カメラの監視、動物以下の扱い」(WoW!Korea) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース パリ同時多発テロ、残る謎は解かれるか 実行犯唯一の生存者、法廷に - 毎日新聞 - 毎日新聞 テロ、国際会議、ワールドカップ...4人のフランス大統領に使えた料理長が語る、激動のフランス現代史(フィガロジャポン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ブリュッセル 恐怖が生み出す偏見 - 中日新聞 【テロとの戦争から20年】フランスの視点 テロ事件を追う(小林恭子) - 個人 - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 欧州の「ホームグロウンテロ」の盛衰。カギはタリバンか? | ウェストエンドから | 服部正法 - 毎日新聞 米FBI“911文書”一部の機密指定解除(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 米同時多発テロから20年、追悼式…課題は(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「9/11」から20年 あの日、何があったのか - BBCニュース 2015年 130人犠牲のパリ同時テロ事件 裁判始まる - NHK NEWS WEB 「歴史的公判」始まる パリ同時多発テロ遺族ら1800人参加、審理9カ月見込み - 東京新聞 仏、やまぬイスラム憎悪 理解深める模索続く―米同時テロ20年 - 時事通信ニュース 仏、警察署襲撃で1人死亡 容疑者射殺、テロで捜査(共同通信) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 普通の若者が突然テロ容疑者に…なぜ彼は海を渡ったか フランス・ニース教会3人刺殺事件 - 東京新聞 風刺週刊紙シャルリエブド襲撃事件で13人に実刑判決 実行犯の行動を助けた罪など - 東京新聞 パリ同時多発5年 新たなテロ、傷癒えぬ仏 トラウマ、被害者おびえ - 毎日新聞 パリ同時多発テロで人質に…トラウマになった生存者が語る恐怖とその後 - 毎日新聞 - 毎日新聞 組織から単独犯 変わるイスラム過激派テロの脅威 パリ同時多発テロ5年 - 東京新聞 パリ同時多発テロ事件の犠牲者に捧げたバンクシーの作品が盗まれる - http //rollingstonejapan.com/ パリ同時テロ 被告に禁錮20年の有罪判決|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 フランスが国際テロの標的になる3つの理由 - 東洋経済オンライン なぜカンボジアレストランは襲われたのか? - WEDGE Infinity パリ、テロの源流を郊外サンドニに探る - WEDGE Infinity パリ同時テロから1年 慰霊碑の除幕式|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 パリ同時テロで失った愛、生存者の女性が語る - ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 パリ同時多発テロ事件から1年…営業再開の劇場でスティングがライブ - cinemacafe.net 最愛の妻をテロリストに奪われた夫が彼らに宛てた言葉―。パリ同時多発テロ後、フェイスブックで20万回以上共有された「手紙」の真意 - ダ・ヴィンチニュース パリ同時多発テロから7カ月。テロ現場の今と移民大国フランスの現状[橘玲の世界投資見聞録] - ダイヤモンド・オンライン パリ同時テロ:実行犯唯一の生存者 サラ容疑者ら5人逮捕 - 毎日新聞 - 毎日新聞 暗号化技術がパリ同時多発テロ事件を引き起こした? - ITmedia 【パリを歩く】テロから3カ月の「花の都」に日本人客は少なくて - 産経ニュース パリ同時テロ実行犯のビデオ公開 次の標的は英国か - CNN Japan パリ同時多発テロとユートピアの不在 - WEDGE Infinity パリ同時多発テロ事件の裏に隠された悲劇の本質 - Forbes JAPAN U2、パリ同時多発テロについての曲を書いたことが明らかに - http //nme.com パリ同時テロ【特集】 - ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 【経済インサイド】パリ同時多発テロで金融市場が混乱しなかったのはなぜか? - 産経ニュース パリ同時テロ:わかってきた「標的」 バタクラン劇場はなぜ狙われたのか? - ハフィントンポスト パリ同時テロを生き延びた「イーグルス・オブ・デス・メタル」が「あの時何があったのか」を語る約30分のインタビュー映像公開 - GIGAZINE パリ同時多発テロを受けて仏ライヴ・エンタメ業界、約65億円の緊急支援を要請 - http //nme.com パリ同時多発テロは映画界にも影響 ジハーディスト描いた作品の公開延期も 佐藤久理子 Paris, je t aime - エイガドットコム パリ同時テロに潜む「失われた40年」の十字架 - 東洋経済オンライン パリ同時テロ犯、標的の下見や訓練の形跡 米情報当局 - CNN Japan 一人の学生として、パリ同時多発テロを考えた - ハフィントンポスト 記者が体験。パリ同時多発テロのスタジアムで何が起きていたのか - sportiva.shueisha 【パリ同時多発テロ】難民に紛れ込み入国した「実行犯」は2人 対策迫られる欧州 - 産経ニュース 「地獄」と化した劇場、パリ同時テロ・急行の警官が語る - AFPBB News テロ攻撃中に「身の安全を確保する」ためのアドヴァイス:英当局 - WIRED.jp パリ同時テロ首謀者の死亡を確認 仏当局 - CNN Japan パリ同時多発テロ 奇襲作戦で警察犬ディーゼルが銃撃戦の犠牲に - SankeiBiz パリ同時多発テロが起きるほどにIS膨張を許した戦犯は誰か? - ダイヤモンド・オンライン 過激派を「憎まない」 パリ同時テロ遺族の文章、共感呼ぶ - 日本経済新聞 【パリ同時多発テロ】パリ市内のモスクは厳戒態勢 揺れるイスラム教への感情 「どうしても意識する」 - 産経ニュース 【パリ同時多発テロ】主犯格アバウド容疑者の死亡確認 急襲作戦で、指紋が一致 遺体には弾痕多数 - 産経ニュース 【パリ同時多発テロ】日本は「非常事態宣言」ができるか 憲法への緊急事態条項創設が課題 - 産経ニュース パリ同時多発テロ「日本で起きても対応できない」と専門家 | Smart FLASH[光文社週刊誌] - SmartFLASH パリ同時多発テロで妻を亡くした男性 テロに勝つために「私は憎まない」 - ハフィントンポスト パリ同時多発テロの根底にある100年の歴史 - ダイヤモンド・オンライン パリ同時多発テロの裏で、フランスが「豊かな欧州」から没落しつつある現実[橘玲の世界投資見聞録] - ダイヤモンド・オンライン パリ同時多発テロを戦争へと誘導する未確認情報の不気味 - Newsweekjapan パリ郊外で銃撃戦、標的はテロ事件の首謀者か - CNN Japan タイムライン:パリ同時多発テロ - CNN Japan 「パリ同時多発テロ」で世界の敵対関係はどう変わるのか? - まぐまぐニュース! 【パリ同時多発テロ】あぶりだされるベルギーコネクション 過激派巣くう貧困地区 主犯格はネットで残虐プロパガンダ 実行犯兄弟、バー営み喫煙 - 産経ニュース 【パリ同時多発テロ】フランスなぜ狙われた? 「イスラム国」の理想と正反対の社会、統合求める国に反発 - 産経ニュース なぜ事件は「東半分」で起きたか?「パリ同時多発テロ」の現場を歩く - ハフィントンポスト パリとベイルート、2つのテロが浮き彫りにした偏向に失望感 - CNN Japan パリ同時多発テロの被害を受けたバタクラン、その前で“Imagine”を演奏したピアニストが話題に - http //nme.com 「Peace for Paris」マークの作者が語る、その喜びと困惑:パリ同時多発テロ - WIRED.jp 【ドキュメント】週末のパリを襲った、無差別テロ同時攻撃 - Newsweekjapan 【パリ同時多発テロ】「死んだフリ」をして助かった女性が自身の体験をFacebookに投稿して話題 / 血液が付着した “事件当日の衣服”も公開 - ロケットニュース24 【パリ同時多発テロ】バタクラン劇場の惨劇明らかに… 「死体の山を登った」「ショーの演出かと思った」 - 産経ニュース 【パリ同時多発テロ】国際的動き見落としテロ防げなかったフランス、より強力な法制を 仏版「愛国法」議論も - 産経ニュース 【パリ同時多発テロ】自爆テロ犯は「カミカズ」仏報道で「神風特攻隊」を誤解? - 産経ニュース パリ同時テロ 世界に衝撃 仏は空爆で対決姿勢 - 日本経済新聞 パリ同時多発テロ、ライヴ会場の更なる犠牲者の詳細が明らかに - http //nme.com パリ同時多発テロ発生 日本のスポーツ観戦は安全なのか - ITmedia フランスの報復攻撃の可能性 パリ同時テロ - WEDGE Infinity フランス国籍の男を指名手配 パリ同時テロ - CNN Japan 仏・パリ同時多発テロ 被害状況まとめ|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 血の海でサバイバーが見たもの。パリ同時多発テロ目撃証言 - ギズモード・ジャパン 【パリ同時多発テロ】スカイツリーが15日夜、仏国旗カラーに 東京タワーも - 産経ニュース 【パリ同時多発テロ】フランス大使館で追悼集会 「最も寛容な人を狙った」の声も(画像) - ハフィントンポスト 【パリ同時多発テロ】東京の在日仏大使館で追悼行事 厳重警備のなか - 産経ニュース 【パリ同時多発テロ】東京タワー 今夜、仏国旗トリコロールに - 産経ニュース パリ同時多発テロ攻撃、多国籍が絡んだ犯行=検察 - Newsweekjapan パリ同時攻撃は「難民受け入れ」が一因だった - 東洋経済オンライン 【パリ同時多発テロ】爆発の瞬間、私はスタジアムにいた - ハフィントンポスト パリ同時テロ、120人死亡 劇場など銃撃・爆発 - 日本経済新聞 パリ同時多発テロ 一連の流れを整理|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 パリ同時多発テロ 日本国内にも衝撃広がる|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 パリ同時多発テロの犠牲者は120人超。フランス連盟会長も遺憾の意 - フットボールチャンネル パリ同時多発テロ:そこにいた人たちの「声」 - WIRED.jp 仏アーティストの作品が世界に広がる パリ同時テロ犠牲者追悼 - Fashionsnap.com ● パリ 同時多発テロ〔Google動画検索〕 ● パリ同時多発テロ〔Twitter検索〕 ※ライブ動画(2015.11.14 19 05現在放送中):2015.11.15 13 53現在も放送中 【テロ】 ■ 4ヶ所のテロの現場に同じ女が写ってるらしい 「二階堂ドットコム(2015.11.21)」より / どこの情報員だろう? 【偽旗作戦】 ■ バタクラン劇場のテロ事件はフランス政府の自作自演だった? 「日本や世界や宇宙の動向(2015.11.17)」より / 以下の記事は、フランス政府がバタクラン劇場にいた人たちを殺害しテロの犠牲者として利用したことが明らかになったと伝えています。 この記事を読む限り。。。どうやら今回の偽旗同時多発テロは、NATOなどがシリアを完全に破壊するために第三次世界大戦を手っ取り早く勃発するための工作だったようです。 バタクラン劇場でのテロ事件はフランス政府のねつ造だったとのことですが、実際に多くの人たちが殺害されてしまいました。 しかし他の事件現場では他の国の政府或いは諜報機関が関与したのではないでしょうか。フランス政府だけでこれだけの偽旗事件が作り出せるわけもありませんし。。。 別の記事によると、この事件が起こる2週間前にワシントンDCでアメリカの副大統領とフランス、アメリカ、イギリス、イスラエルなどの諜報機関が秘密会議を開きパリでの偽旗テロの計画を練ったそうですから。。。 9.11テロ事件が起きた時には、世界中の誰もが主要メディアが報道するニュースに騙されましたが、今回は様々な人々が偽旗テロ事件の真相を明らかにしています。 G20では対テロ対策が盛り上がりました。彼らは偽旗テロ事件が成功したことと、これで第三次世界大戦を始める口実ができたと祝杯をあげているのでしょうか? http //beforeitsnews.com/alternative/2015/11/busted-totally-proven-beyond-all-doubt-the-french-government-staged-the-attacks-3243908.html (概要) 11月16日付け (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ーーーーー ■ パリ同時多発テロが起きる前にツイッターやウィキで事件が報道されていました。 「日本や世界や宇宙の動向(2015.11.17)」より / パリの同時多発テロが偽旗だったことが次々と暴かれています。 以下の記事の通り、ツイッターやウィキペディアでは、13日に起きたはずのパリ同時多発テロの報道が11日の日付でUPされていたことが分かりました。しかも、ウィキペディアでは、事件について事細かに説明しているのです。 昨日ご紹介した記事は、ニュースで公開された映像が偽物だったことを暴いていますが。。。グローバル・エリートは意図的にこのようなミスをしているのでしょうか? それとも。。。世界人口の1%のグローバル・エリート(イルミナティ=フリーメーソン=ハザール=シオニスト、その他)は、世界人口の90%=一般人を騙すことができなくなっているのでしょうか。 今回のI偽旗テロ事件にはロシアは関わっていないようにも見えますが、実際はどうなのか分かりません。 それにしても。。。このような事件が起きた直後にG20とは。。。取って付けたような感じですね。G20で経済よりもテロについて話し合うことは、世界中が金融・経済危機に直面し解決策が見つからないのですから、非常に都合の良いことなのでしょう。グローバル・エリートは世界戦争を望んでいますから、9.11の時と同じように、今回のテロ事件でシリアで戦争が激化しシリアは完全に破壊されるでしょう。 それにしも。。。偽旗テロ事件でも多くの犠牲者が出ますから。。。たまったものではありません。 http //beforeitsnews.com/alternative/2015/11/what-paris-attack-reported-on-wikipedia-and-twitter-before-it-happened-3243936.html?currentSplittedPage=1 (概要) 11月16日付け (長い記事ですので、一部のみご紹介します。) (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ パリのテロ現場の映像は偽モノでした。 「日本や世界や宇宙の動向(2015.11.16)」より / 以下の映像はルモンドのフランス人ジャーナリストが公開したテロ現場の映像です。ただ、この映像はどこで撮ったのかが伝えられていないため信用できません。 こちらがその映像です。 以下の記事で指摘されている通り、この映像のシーンは実際のテロの現場ではなく、演技者らによりテロの現場が演じられたものだということが分かります。よくある話です。 アメリカでも偽旗テロ事件が何回も起きていますが、事件現場が演技されていたことが分かっています。 ひょっとしたら。。。今回のパリの同時多発テロも演技だった可能性もあります。100人以上の犠牲者が出たのに犠牲者の詳細や遺族の報道が全くない場合。。。やはり演技を疑う必要があると思います。 truther.orgによると、スイスに本部があるCIAが今回のテロを計画したと伝えています。 それにしても、CIAは子供じみたハリウッドの映像技術を採用しているのでしょうか。いつも嘘がバレてしまいます。。。このような安っぽい映像を公開すれば、誰でもテロが偽旗だということが分かります。 イルミナティの諜報機関もだいぶ技術が低下しているようです。人材不足か高齢化のせいなのでしょうか。 http //beforeitsnews.com/eu/2015/11/paris-false-flag-dead-body-starts-flicking-through-his-mobile-phone-2593304.html (概要) 11月15日付け (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) 【テロ】 ■ 東京新聞:SEALDs「フランス・パリのテロの犠牲者は報復せずに我慢する事が重要」「テロは欧米の責任」「集団的自衛権で日本も危険」「ヘイトスピーチに規制を」 テロを利用した政治主張報道に非難相次ぐ 「政治外交思考新聞(2015.11.16)」より / 先日のTBS「サンデーモーニング」ではまさしく上記を体現したような報道内容になっており、テロを痛烈に批判するというよりも「テロも確かに悪いが、その状況を作り出した国際社会が悪い」「テロも確かに悪いが、対話という努力をしなかったのが悪い」「テロは確かに悪いが、日本も集団的自衛権が成立したことにより危険性がました」というようにパリのテロを利用したプロパガンダ放送番組となりフランスの被害者や犠牲者には到底見せられないような内容に世間では非難の声が相次いだ。 上記と同じように東京新聞もテロに関して独自の視点で記事を掲載し物議を醸している。その内容はSEALDsメンバーの取材や意見を引用し掲載、『「暴力で報復 間違い」 日本の若者が平和と連帯訴える』という記事タイトルで掲載された。 (※mono.--前後略、詳細はブログ記事で) ■ フランステロに関して なぜバタクラン地区が狙われたのか 「二階堂ドットコム(2015.11.15)」より / 今回のテロは決して突然起きたものではない。フランスではこの数年地方都市で散発的にイスラム過激派によるテロが発生していた。それが、今年に入って激化したのである。今回テロの起きた場所は、4カ所以上だったようだ。バタクラン地区に関しては、数年前から何度も狙われていた施設であった。それから、小耳に挟んだテロのターゲットもお知らせする。 1.テロの起きた場所 2.バタクラン地区での襲撃に関して 3.他のターゲット http //www.j-cia.com/archives/12167 ■ 【パリ同時多発テロ】「難民を非難している人たちへ」 「ダマスカス留学生有志による情報ブログ(2015.11.14)」より / 引用:パリ同時多発テロが発生したことを受け、Twitterにはシリアなどからの難民を非難する声があがっている。 アメリカの共和党下院議員、ジェフ・ダンカン氏は14日、ヨーロッパにシリア難民を受け入れることが、さらなる悲劇を起こすという考えをツイートした。 これらの批判に、反論する人もいる。イギリスに住む大学生のダン・ホロウェイさんは14日、 「パリで起きた事件で、難民を非難している人たちへ」とはじまるツイートを投稿。 「(事件を起こしたような)人々がいて、難民たちがこのような人たちから逃げようとしているのだと実感できないのかな・・」 と訴えた。ホロウェイさんのツイートは、14日午後7時30分現在で、5万5000回以上リツイートされている。 引用元⇒【パリ同時多発テロ】「難民を非難している人たちへ」というツイートが考えさせられる 「ハフィントンポスト(2015.11.14)」より (※mono.--中略) / イスラムに報復する心理:なぜマイノリティへの偏見が生まれるのか 碓井真史 | 新潟青陵大学大学院教授(心理学) 碓井先生は記事の最後をこう締めくくっています。 引用:「偏見は持っている側は意識できません。事実だとしか思えません。でも、偏見を持たれる側になれば、偏見だと強く感じます。外国の人から「だから日本人は」と悪口を言われれば、私たちは反論したくなるでしょう。 互いに偏見を強め、復讐と憎しみの連鎖が生まれてしまえば、テロリストたちの勝利です。私たちは、テロリストに勝利し、平和な未来を作るために努力し続けていきたいと思います。」 (※mono.--以下略、詳細はサイト記事で) 【ISIS】 ■ 過激派組織ISIL(アイシル)が本当のイスラームと違っている理由 「ダマスカス留学生有志による情報ブログ(2014.11.6)」より / 日本でも、テレビやメディアで「イスラム国(ISIL)」について耳にすることが多いですが、名前に「イスラム」が入っているために、彼らのしていることがイコール、イスラームの教えだ、と誤解してしまう方がいるかもしれません。 そういうことがないように、イスラーム学者達が、彼らに向けて、忠告をしている公開書簡の要点(実際の書簡はA4にして32ページの詳しく丁寧な物です)の日本語訳を、こちらに掲載します。 世界中の大多数のムスリム達は、彼らの行っていることをイスラームの教えに沿っていない、と批判しています。 それは、彼らの言動には、イスラーム学者たちがこの文書の中で指摘するような、イスラームに反している点が、いくつもあるからです。(この書簡の要点で取り上げたものだけでも、24点あります) 日本でも以下のように、声を発している有識者の方たちもいます。 「現実にイスラム国がやっていることは、元来のコーランやイスラムの教えとはまったく違う。 罪もないシリアの人々から強奪し、言うことを聞かなければ虐殺すらする、 名ばかりの“イスラム”にすぎない・・・」(奥田敦 慶応義塾大学教授) 参照:http //www.kanaloco.jp/article/78513 神奈川新聞 ★ パリ連続襲撃、現場にシリア難民の旅券 「3チームに分かれ襲撃」 「AFPBB-News(2015.11.15)」より / 【11月15日 AFP】フランス・パリ(Paris)で発生し少なくとも129人が死亡した連続襲撃事件で、仏検察当局は14日、死亡した容疑者の遺体のそばから、シリア国籍のパスポート(旅券)が見つかったと発表した。死亡した「テロリスト」は7人で、3つのチームに分かれて犯行に及んでいたという。 フランソワ・モラン(Francois Molins)検事によると、犯人らは13日夜、3つのチームに分かれ、7回にわたる襲撃を連続して行った。パリ近郊のスタジアム「スタッド・ド・フランス(Stade de France)」で自爆した容疑者の遺体のそばから「1990年9月にシリアで生まれた人物の名前が書かれたシリア国籍のパスポートが見つかった」という。 ギリシャのニコス・トスカス(Nikos Toskas)内務・行政再建副大臣(市民擁護担当)によると、パスポートは10月にギリシャのレロス(Leros)島で登録された難民申請者のものだった。 この発見により、事件の実行犯または共犯者が、内戦が続くシリアから逃れた人々に紛れ込んで欧州入りしていた疑いが浮上した。(c)AFP 事件一覧へ ーーーーーーーーーー ★ パリ連続襲撃の死者128人に、負傷者180人 「AFPBB-News(2015.11.14)」より / 【11月14日 AFP】(一部更新)仏首都パリ(Paris)で13日夜に起きた連続襲撃事件の犠牲者は、少なくとも死者128人、負傷者180人に上ることが警察関係者への取材で分かった。負傷者のうち80人が重体となっている。 犠牲者数は、2004年にスペインで起きたマドリード(Madrid)列車爆破テロ事件以来、欧州で最大となる。実行犯は少なくとも8人いたとみられており、全員が自爆用ベストを着用していた。(c)AFP ◆ 【マスコミ】日本のマスコミが「同時多発テロ」を全く報じない!とネットでクレーム 「秒刊SUNDAY(2015.11.14)」より (※前後略、ツイート表示複数あり) / パリの世界同時多発テロで、世界中のメディアがこの緊迫した様子を報じている中、日本のメディア(主要なテレビ局)が全く報じていないことがネットで物議を醸している。ということで早速テレビを確認してみますと、確かに14:00段階でほとんどのテレビ局が平常運転であることが明らかとなった。 / ネットの反応 テロリストにとっては一度に世界中で話題になることはテロの効果を表す指標の一つなので、最近は日本のメディアでもほとんど取り上げないようにしているそうです。 日本のメディア陣が、報道してもまだ利益が出るかわからないからしないだけじゃないの? 日本のメディアはあまり流してない感じだね 日本のメディアほんとつかえないパリのこと報道してよ 日本のメディアでは情報収集は困難な模様。ユーロどうなる?! 酷い事態なのに! 日本のメディア、どうした!? なんか日本のメディアがあんまテロ報道してなくて政権による情報統制だみたいなツイートみて草 日本のメディアでは情報が足りないと思う方はこちらをご覧下さいと言われ、見るも大した情報でない。 日本のメディアの終焉を感じる しかし日本のメディアがいかに遅いか分かる。 日本のメディアはメディアじゃないのだやはり 日本のメディアは報道をしないと、疑問疑惑の声がツイッターにあがっている。 日本のメディアは平和ボケしすぎ。 Twitterの速度に慣れた人が「日本のメディア遅い!」って言ってるイメージ。 テレビすらない また、フランスとベルギーのメディアは、パリ攻撃にベルギー人が関わっている可能性を報じている。 https //t.co/Orp8X8xOcP — nofrills/新着更新通知・RTのみ (@nofrills) 2015, 11月 14 ■ 【地図】パリ同時多発テロ事件の発生地点詳細 「中東・イスラーム学の風姿花伝(2015.11.14)」より (※mono.--前半略、詳細はブログ記事で) / フランスのメディアが出してくれる地図は、より詳細に場所を特定しています。Agence IDEというところが作ってくれたこの地図は、爆破や銃撃の行われた住所(通りの名)と死者数が記されていて、もっとも見やすいものと思います。 ■ パリ同時多発テロ オバマ「人類への攻撃だ」 ISの偽旗作戦か? 「紙幣の不思議2(2015.11.14)」より / ア~もうwハイハイw最近冷たい欧諸国に対して、「人類の敵であるテロと闘う為に、米国と一丸となって戦おう!」と気を引く作戦ですか?プーチンロシアにばかり注目が行って影が薄いので、ここらで一発存在感を示そうと、シリア難民に偽装させたISを使いましたか?馬鹿馬鹿しくて、続報を聞く気にもなりませんが、一応気にしておきますw <パリ同時多発テロ>自爆テロや銃乱射 120人死亡 毎日新聞社 2015年11月14日 08時32分 (2015年11月14日 11時39分 更新) (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ■ パリ同時多発テロ他 「桑島康文 公式ブログ(2015.11.14)」より (※mono.--前半大幅に略、詳細はブログ記事で) / G20は、フランスが同時多発テロ、ドイツはVW不正ソフトで賠償を恐れ、ロシアは旅客機墜落、中国は南沙問題、カナダは新参者な左派政権、日本は安保法制や消費増税で政権末期化と、米英以外の主要国は顔が潰れた面々ばかりです。そこへフランス同時多発テロ、犯人はイスラム国らしいと来れば、G20はイスラム国への軍事介入の容認や参加の議題一色になり、米英がリードする構造になります。最近、オバマ・ネタニエフ会談が有りました。 ■ フランス同時多発テロ 世界を戦争に導くグローバリズムと多文化共生とヒューマニズム 日本でも起きている 移民・難民ビジネス 過激派を引き入れるスパイやサヨクや人権屋 NPO NGO 宗教団体 イスラム 「いろこのはとば(2015.11.14)」より / 【画像】パリの7ヶ所以上で同時多発テロ 死者158人以上 邦人被害者はいない模様↓ http //hosyusokuhou.jp/archives/46000255.html 11月14日午前1時過ぎ、爆破から3時間以上経過していたが、スタッド・ド・フランスの仏代表対独代表戦の観客はスタジアム内に避難中、フランス国歌を合唱し挫ける心を奮い立たせている。↓ https //twitter.com/kohyu1952/status/665387015362342912 フランスの交換留学生たち(恐らく高校生?)がニューヨークのユニオン・スクエア中心に集まり、蝋燭を灯しフランス国歌を唄い団結心を固めていた。推定で米東部時間13日午後11時 ↓ https //twitter.com/kohyu1952/status/665391096034291714 【フランス】パリの劇場や、サッカー場でテロ ⇒ 死者「153人」以上((↓ http //www.nicovideo.jp/watch/sm27584878 仏パリで連続襲撃事件、少なくとも120人死亡 ↓ http //www.msn.com/ja-jp/news/world/%e4%bb%8f%e3%83%91%e3%83%aa%e3%81%a7%e9%80%a3%e7%b6%9a%e8%a5%b2%e6%92%83%e4%ba%8b%e4%bb%b6%e3%80%81%e5%b0%91%e3%81%aa%e3%81%8f%e3%81%a8%e3%82%82120%e4%ba%ba%e6%ad%bb%e4%ba%a1/ar-BBmYSyI#page=2 パリでテロ、100人超死亡か=仏大統領「前例ない」―銃撃と爆発、競技場で自爆も↓ http //news.nicovideo.jp/watch/nw1894228?news_ref=nicotop_topics_topic パリで同時多発テロ、死者120人超 仏は国境封鎖へ↓ http //www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%91%e3%83%aa%e3%81%a7%e5%90%8c%e6%99%82%e5%a4%9a%e7%99%ba%e3%83%86%e3%83%ad%e3%80%81%e6%ad%bb%e8%80%85%ef%bc%91%ef%bc%92%ef%bc%90%e4%ba%ba%e8%b6%85-%e4%bb%8f%e3%81%af%e5%9b%bd%e5%a2%83%e5%b0%81%e9%8e%96%e3%81%b8/ar-BBmYQyo なんで国境を封鎖するのか? グローバリズム、多文化共生はどこへいったのか? 国家や国境の関係ない世界を目指していたのではないのか? 本当にヤバいと思うのは、日本人が他人事だと思っていること。 いまさらおたおたしている連中がいかにお花畑の中にいるかが良くわかる。 おたおたすらせず、非常事態の仏蘭西へこれから旅行に行こうとしているバカにつける薬はないか? もうすでに日本は国家テロや侵略の被害者である。 同朋を拉致されているのに、オウム真理教による攻撃を受けているのに、竹島や北方領土を奪われているのに、多くの同朋を殺されているのに。 さらに、隣国ではチベット人やウイグル人や南モンゴル人等々が虐殺を受け、民族浄化されているというのに。 日本がバブルで狂っていたころ、チュオンサ諸島ではベトナム海兵64人がシナ共産党軍に虐殺されているというのに。 戦前戦後、朝鮮人とコミンテルンのスパイやアカなどによって、散々攻撃を受けまくっているというのに。 シナ人や朝鮮人によって、間接侵略を受けているというのに。 それを手引きする売国日本人が大手を振って平然と国を売っているというのに。 一枚の写真で世論が180度変わるほど幼稚な国民世論、似非ヒューマニズム、人権全体主義は、本当にヤバイ。 差別だー、人権だー、レイシストだーと言われても、正しいと思ったことは言い続けなければいけない。 口をつぐんではいけない。 (※mono.--以下略、詳細はブログ記事で) ★ 仏で多発テロ、死者120人以上 「神は偉大なり」と叫ぶ犯人 オランド大統領、全土に非常事態を宣言 「産経ニュース(2015.11.14)」より / 【ベルリン=宮下日出男】フランス・パリ中心部の劇場やレストランなどで13日夜(日本時間14日早朝)、銃撃などの襲撃事件が相次いで発生した。劇場では侵入した犯人らが観客らを人質に立てこもり、警察が強襲作戦に踏み切った。ロイター通信などによると、死者は計120人以上に上った。オランド仏大統領は「前例のない規模のテロ」と断定し、フランス全土に非常事態を宣言した。 +続き これまでの情報を総合すると、事件はパリ郊外サンドニのサッカー競技場で13日午後9時20分(日本時間14日午前5時20分)すぎ、爆発が起きたのを手始めにパリ市内のレストランや劇場で銃撃などが相次ぎ発生。仏メディアは少なくとも6カ所がテロの標的になったと伝えた。 死者はロイター通信が120人以上としているが、さらに多い情報もある。負傷者のうち約80人が重体とも伝えられ、被害はさらに拡大しそうだ。 現地の日本大使館は、これまで日本人が事件に巻き込まれたとの情報はないとしている。 現地メディアは仏捜査当局の話として、犯人8人の死亡をこれまで確認したと伝えた。一連の襲撃は周到に計画され、連携して起こされたとの見方が強い。 オランド氏は同日、国民向けのテレビ演説を行い、「パリ周辺で前例のない規模のテロが起きた。われわれは結束し、断固として戦う」と述べた。仏政府は非常事態宣言にともない周辺国との国境を閉鎖した。事件を受けて、仏軍兵士約1500人が出動した。 最初の攻撃があったとみられるパリ北郊外サンドニ市のサッカー競技場では、自爆テロとみられる複数回の爆発が発生した。競技場では当時、フランスとドイツの国際親善試合が行われており、オランド氏とドイツのシュタインマイヤー外相が観戦中だった。爆発後、オランド氏らは会場から避難した。 パリ中心部の劇場では、観客らを人質に一時立てこもった犯人グループを警察の特殊部隊が制圧。現場には4人程度の犯人がいたとみられるが、うち3人は突入作戦の際に自爆した。オランド氏は、劇場の襲撃現場を視察した。劇場では当時、ロック・グループのコンサートが行われていた。 目撃者の話によると、劇場に侵入した犯人の1人は「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」「シリアへの介入は許さない」と叫んでいたという。 フランスでは今年1月、パリの諷刺週刊紙シャルリー・エブド本社やユダヤ系食品店が相次ぎ襲撃され、17人が死亡するテロ事件が発生。イエメンに拠点を置くイスラム武装組織「アラビア半島のアルカーイダ」が犯行を認めていた。 一連の事件で、オランド氏はトルコで15日から始まる20カ国・地域(G20)首脳会合の欠席を決めた。 ■ パリ史上最悪のテロ事件:パリ7箇所で同時多発テロ発生、現時点で日本人の被害情報は無し 「林檎舎(2015.11.14 )」より / 日本時間の11月14日朝方、フランス・パリ市内の複数の場所で銃撃・爆発が発生した事件ですが、同時多発テロとの見方が強まりました。今までにパリ市内のレストランやサッカースタジアム付近のバーが被害にあった模様。アメリカ:オバマ大統領やロシア:プーチン大統領などが相次いで声明を出す事態に発展しています。 パリ市内では現在、(夜間)外出禁止令が発令しているようです。 パリの日本大使館によると現時点で日本人の被害情報は出ていないと報じられています。 (※mono.--以下略、詳細はサイト記事で) 【Youtube】Terrorist attack in Paris Bomb Explosion during France vs Germany FULL VIDEO ★ 【タイムライン】パリ同時多発テロ事件 「朝日新聞(2015.11.14 15 43)」より / フランスのパリで13日夜(日本時間14日早朝)、中心部のコンサートホールや北部のサッカー場などを標的とした同時多発テロ事件が起きた。死者は120人以上とみられる。 (※mono.--以下略、詳細は報道記事で) .
https://w.atwiki.jp/animanminkoku315/pages/21.html
座標 5.69.14 概要 このサーバーに集うクラフターの活動拠点。拠点内にはベッド、チェスト、かまど、醸造台、作業台など製作収集物の収容などに必要な設備が揃っている。近々改装する予定とのこと
https://w.atwiki.jp/sk_rexi/pages/891.html
名称:指令 (初 アイテム種類 学問(心体) レア度 B 必要ステータス 心10/技0/体5 詳細 初級100%(専門10%・達人1%) 作戦や部隊を指揮するスキル。 行動を共にした者達の、総合的な連携が良くなる。 ★☆☆☆ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 強化MAX 名称:XXX アイテム種類 格闘・随伴・奥義法・身体(XXX) レア度 XX 必要ステータス 心X/技X/体XX 詳細 ★★★★
https://w.atwiki.jp/dynamix2ch/pages/393.html
Aeronautica 譜面情報 難易度 Casual Normal Hard MEGA GIGA Level - 4 9 12 - ノーツ数 - 221 601 1239 - スタイル 左トラック 右トラック スライダー ノーマル 楽曲情報 BPM 148 アーティスト名 PTB10 ジャンル Hi-Tech 長さ 2 11 解禁方法 イベントで解禁 初出 2020/08/14 ~ 2020/08/18 攻略情報 Hard MEGA 譜面画像(クリックで拡大表示) (本来一部拍子が変わる(16分の15?)曲ですが技術的な都合により全て4分の4拍子で表示しています) Holdの3点同時押しと変拍子が特徴的な譜面。 (画像における)24小節目は、初めは16分の交互に短いホールドが外側についただけだが最後だけ16分空けて32分ズレた単押し→単押し→ホールド同時押しとなっている。同時に押すと仕様で判定がスルーされてしまうので注意しよう。 譜面・難易度修正情報 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/graalonlineerajpn/pages/31.html
マップの各地にあるギャングが占拠できる拠点。 基本は一番奥の部屋に金庫があり、金庫の体力を0にしたギャングが拠点を取得できる。 Neo zoneにある拠点だけは丸い範囲がありそこに入ってる人数が一番多いギャングが取得できる。 拠点占拠時間によってランキングがある。 占拠時間が一定まで行くとリワードがもらえる。 占拠を維持したいなら最低でもまともな装備と実力を持ったプレイヤーが十数人必要。
https://w.atwiki.jp/lovelycation/pages/16.html
七沢由仁 天ヶ瀬優希 犬吠埼綾 月岡三朝 黒川瀬良 要点 序盤の選択肢でフラグを立てる必要がある(4/9にルート決定) 基本はキャラアイコンを追いつつステータスアップやアイテム収集 他のキャラを同時攻略しようとするとフラグが消える可能性があるので注意 選択肢と主人公のステータスで好感度が増減する アイテム所持やステータスによる会話変化・追加で好感度が上昇する ルート未定で4/10を迎えた、4/15~4/16の選択肢を誤ったor好感度不足だった場合も BAD END となる ゴールデンウィーク中(4/29~5/5)はアイテムの入手ができないので、必要なものは早めに購入 周回を重ねるごとにステータスにボーナスがつくので二人目以降も最初から始めることを推奨 魅力は特に大きく好感度に影響する 一部のCGにはスタッフロールでのみ使用される差分があるので、とばさないこと 各キャラ、好感度アップアイテムはステータスページを参考に 七沢由仁 好感度アップ大 魅力/食べ物/おしゃれ 好感度アップ小 体力/感性/芸術/スポーツ ※『お弁当 D定食』は、弁当A~Cを購入済みで入手可能 4/ 6 (水) 「やめておく」 4/ 7 (木) 「情報が欲しい」 4/ 9 (土) 「OKする」 4/12(火) 「相談する」で翌日『ファッション雑誌』入手 4/15(金) 好感度が一定以上で「空いてる」 4/28(木) 『お弁当 D定食』所持で翌日Hシーン 5/ 1 (日) 好感度が一定以上で「やってみようかな」→翌日スポーツが15以上でHシーン 5/ 8 (日) Hシーン2回目「中出し」でBAD END +詳細攻略 4/ 6 (水) 「やめておく」 4/ 7 (木) 「情報が欲しい」、綾を除いた他ヒロインのルート消滅 4/ 9 (土) 「OKする」 4/12(火) 『チョコレートケーキ』所持で会話変化「相談する」で翌日『ファッション雑誌』入手 4/13(水) 『チョコレートケーキ』前日入手で会話追加 4/14(木) 「勇気を出す」 4/15(金) 好感度が一定以上で「空いてる」 4/19(火) 『手作り料理教室』所持で会話変化 4/20(水) 『手作り料理教室』前日入手で会話追加 4/21(木) 「すると思う」 4/23(土) Hシーン1 4/24(日) 「メールを送る」 4/27(水) 「十分だよ」自由行動で遭遇→魅力が27以上で会話追加 4/28(木) 『お弁当 D定食』所持で翌日Hシーン2 4/30(土) 『となりのトンとろ』所持で会話変化 5/ 1 (日) 好感度が一定以上で「やってみようかな」→翌日スポーツが15以上でHシーン3 5/ 5 (木) Hシーン4 5/ 8 (日) Hシーン5→2回目「中出し」でBAD END 5/10(火) 『実用ヒーリングサウンド』所持で会話変化 5/11(水) 『実用ヒーリングサウンド』前日入手で会話追加Hシーン6 5/14(土) Hシーン7 天ヶ瀬優希 好感度アップ大 感性/知力/芸術/娯楽 好感度アップ小 魅力/学問/おしゃれ ※4/13から放課後同行開始、各場所で5回目まで会話パターンあり 自室に戻ると好感度が下がるので注意 ※『BBG サウンドトラック』は、感性25娯楽10で入手可能 4/ 7 (木) 自由行動で遭遇 4/ 8 (金) 「屋上へ行く」選択 4/ 9 (土) 「何とも思わない」 4/16(土) 好感度が一定以上で「知ってるよ」 4/27(水) 「まだまだ」でHシーン 5/ 7 (土) 好感度が一定以上でHシーン 5/11(水) 『BBG サウンドトラック』所持でHシーン +詳細攻略 4/ 6 (水) 「会話に混ざる」→「会話に混ざる」→「今すぐ会話に混ざる」 4/ 7 (木) 自由行動で遭遇 4/ 8 (金) 「屋上へ行く」、綾を除いた他ヒロインのルート消滅 4/ 9 (土) 「何とも思わない」 4/11(月) 「強い人だと思う」 4/12(火) 『すたー☆ライト・キッズ』所持で会話変化 4/13(水) 『すたー☆ライト・キッズ』前日入手で会話追加「別に構わない」 4/14(木) 自由行動で図書室へ行く 4/16(土) 『喋ってはいけない警察署』所持で会話変化好感度が一定以上で「知ってるよ」 4/17(日) 『喋ってはいけない警察署』前日入手で会話追加 4/18(月) 体力が15以上で会話変化 4/19(火) 「一緒にいると落ち着く」 4/23(土) 『ビッグバンド・ガールズ』所持で会話変化 4/24(日) 『ビッグバンド・ガールズ』前日入手で会話追加感性が16以上で会話変化 4/26(火) 「好きだよ」Hシーン1 4/27(水) 「まだまだ」でHシーン2 4/29(金) 感性が20以上で会話変化、かつ芸術が7以上で会話追加 4/30(土) Hシーン3 5/ 4 (水) 知力が20以上で会話変化、かつ学問が20以上で会話追加Hシーン4 5/ 5 (木) 好感度が一定以上で会話追加 5/ 7 (土) 好感度が一定以上でHシーン5 5/ 8 (日) 『ジェミナイ・エンジェル』入手 5/ 9 (月) 「文学小説」 5/10(火) 好感度が一定以上で会話追加 5/11(水) 『BBG サウンドトラック』所持でHシーン6 5/14(土) Hシーン7 犬吠埼綾 好感度アップ大 器用/感性/ゲーム/動物 好感度アップ小 魅力/娯楽/おしゃれ ※『白イタチさま抱き枕』は、器用30ゲーム20で『プライズキャッチャー』景品として優先的に入手(1回だけ・曜日無関係) 4/ 6 (水) 「こういうのは苦手だ」or「こういうのは苦手だ」or「後でもいいよ」 4/ 7 (木) 自由行動で2回遭遇→好感度が一定以上で綾との会話発生 4/ 8 (金) 自由行動で遭遇 4/ 9 (土) 自由行動で遭遇→「続けてプレイする」 4/13(水) 「声をかける」→自由行動で遭遇 4/15(金) 自由行動で遭遇 4/16(土) 好感度が一定以上で「誘ってみる」 4/23(土) 「帰ったほうがいい」でBAD END 4/30(土) 『白イタチさま抱き枕』所持でHシーン 5/ 8 (日) 好感度が一定以上でHシーン 5/11(水) 「意地悪する」→好感度が一定以上でHシーン +詳細攻略 4/ 6 (水) 「やめておく」 「こういうのは苦手だ」 自由行動で2回遭遇 4/ 7 (木) 自由行動で2回遭遇→好感度が一定以上で綾との会話発生 4/ 8 (金) 自由行動で遭遇 4/ 9 (土) 自由行動で遭遇→「続けてプレイする」 4/11(月) 『激辛スナック』所持で会話変化 4/12(火) 『激辛スナック』前日入手で会話追加自由行動で遭遇→『北極ペンギンストラップ』所持で会話変化 4/13(水) 「声をかける」→自由行動で遭遇 4/15(金) 自由行動で遭遇[ゲームセンター] 4/16(土) 好感度が一定以上で「誘ってみる」 4/18(月) 『薔薇少女ロマンチカ』所持で会話変化 4/19(火) 『薔薇少女ロマンチカ』前日入手で会話追加「俺も行くよ」 4/22(金) 「俺の傘を貸そう」 4/23(土) 「帰ったほうがいい」でBAD END 4/24(日) Hシーン1 4/27(水) 「期待してるよ」 4/29(金) Hシーン2 4/30(土) 『白イタチさま抱き枕』所持でHシーン3 5/ 5 (木) Hシーン4 5/ 7 (土) 「むしろ貧乳が好きだ」 5/ 8 (日) 好感度が一定以上でHシーン5 5/ 9 (月) 『地球生き物紀行』所持で会話変化「俺の彼女だ」 5/10(火) 『地球生き物紀行』前日入手で会話追加 5/11(水) 「意地悪する」→好感度が一定以上でHシーン6 5/14(土) Hシーン7 月岡三朝 好感度アップ大 体力/娯楽/スポーツ 好感度アップ小 感性/魅力/ゲーム/動物 ※ゴールデンウィーク終了後もアイテム入手の機会は皆無なので注意 ※『ザ・スペリアン』は、感性25娯楽15で入手可能 ※最後のHシーンは中出し推奨。外出しだとCGコンプリートできない 4/ 7 (木) 自由行動で遭遇 4/ 9 (土) 好感度が一定以上で「三朝をかばう」 4/16(土) 好感度が一定以上で「空いてます」 4/28(木) 「もちろん!」でHシーン 5/ 1 (日) ゲームが7以上で『ふかふかタイガー』入手 5/ 2 (月) 「手伝いに行く」で翌日Hシーン 5/ 5 (木) 『ザ・スペリアン』所持でイベント発生 5/ 7 (土) 「行こう」→好感度が一定以上でHシーン 5/10(火) 「手伝う」でHシーン +詳細攻略 4/ 6 (水) 「付き合う」 4/ 7 (木) 自由行動で遭遇 4/ 9 (土) 好感度が一定以上で「三朝をかばう」 4/11(月) 『三朝の手作り弁当』入手「そんなことない」 4/14(木) 「手伝う」→『春風はるな・ザ・ベスト』所持で会話変化 4/15(金) 『春風はるな・ザ・ベスト』前日入手で会話追加自由行動後、好感度が一定以上で会話発生→翌日「空いてます」 4/18(月) 「行こう」→『カフェ・オ・レ』所持で会話変化 4/19(火) 『カフェ・オ・レ』前日入手で会話追加 4/23(土) Hシーン1 4/25(月) 「会いに行く」 4/28(木) 「もちろん!」でHシーン2 5/ 1 (日) ゲームが7以上で『ふかふかタイガー』入手 5/ 2 (月) 「手伝いに行く」で翌日Hシーン3 5/ 5 (木) 『ザ・スペリアン』所持でイベント発生 5/ 6 (金) 『海賊・オブ・カリビア』所持で会話変化 5/ 7 (土) 「行こう」→好感度が一定以上でHシーン4~5 5/ 9 (月) 「別にどうでも」 5/10(火) 「手伝う」でHシーン6 5/14(土) Hシーン7 黒川瀬良 好感度アップ大 体力/知力/魅力/スポーツ 好感度アップ小 学問/食べ物/おしゃれ ※眼鏡無しでのプレイ推奨(眼鏡有りのCG差分も登録される、逆は不可) 4/ 8 (金) 「保健室へ連れていく」→自由行動で遭遇 4/ 9 (土) 好感度が一定以上で「黙っている」→「正直に話す」 4/16(土) 好感度が一定以上で「お言葉に甘えて」 4/21(木) 好感度が一定未満でBAD END 4/24(日) 眼鏡ON/OFF選択 5/ 1 (日) スポーツが50以上でHシーン 5/11(水) 『ダイダニック』所持でHシーン 5/14(土) 好感度が一定以上でHシーン +詳細攻略 4/ 8 (金) 「保健室へ連れていく」→自由行動で遭遇 4/ 9 (土) 好感度が一定以上で「黙っている」→「正直に話す」 4/11(月) 「保健室へ行こう」→『缶コーヒー』所持で会話変化→自由行動で遭遇 4/12(火) 自由行動で遭遇→『缶コーヒー』前日入手で会話追加 4/13(水) 「そんなことはないですよ」 4/15(金) 自由行動後、好感度が一定以上で会話発生→翌日「お言葉に甘えて」 4/18(月) 自由行動で遭遇→『ディープ・パープス』所持で会話変化 4/19(火) 『ディープ・パープス』前日入手で会話追加「送ってみる」 4/20(水) 「これでいいのか?」 4/21(木) 好感度が一定未満でBAD END 4/23(土) 「自分から誘う」 4/24(日) 眼鏡ON/OFF選択 4/26(火) Hシーン1 4/27(水) 「先生に相応しい男になりたいです」 4/29(金) Hシーン2 5/ 1 (日) スポーツが50以上でHシーン3 5/ 2 (月) 「気にならない」 5/ 3 (火) 知力が25以上で会話変化 5/ 5 (木) Hシーン4 5/ 8 (日) Hシーン5 5/10(火) 「俺、分かってますから」 5/11(水) 『ダイダニック』所持でHシーン6 5/14(土) 好感度が一定以上でHシーン7→Hシーン8
https://w.atwiki.jp/dynamix2ch/pages/136.html
Between Boundaries 譜面情報 難易度 Casual Normal Hard MEGA GIGA Level 3 7 11 - 15 ノーツ数 293 501 888 - 1075 スタイル 左トラック 右トラック Casual スライダー ノーマル NormalHard スライダー スライダー GIGA ノーマル ノーマル 楽曲情報 BPM 148 アーティスト名 DJ Counterforce ジャンル Complextro 長さ 1 58 解禁方法 イベントで解禁GIGA Wave Testクリア後ショップで購入 イベントで条件を満たした後にショップで全難易度解禁するか、WaveTest01 Class12クリア後ショップでGIGAのみを解禁するかのどちらかで解禁可能。 初出 2017/09/15~2017/09/19 復刻 2018/05/04~2018/05/08 2019/04/26~2019/04/30 2020/07/07~2020/07/11 2021/08/03~2020/08/07 攻略情報 WaveTestのテーマ曲としてイベントページでも使用されている楽曲である。 Hard イベント曲初のHard11。おまけに、GIGAの高すぎる難易度もあって難しそうに思えるが、超逆詐称譜面である。9か10が妥当 難所は多々ある乱打くらいだが、他の譜面に比べればはるかに簡単である。おまけにサビのスライダーは完全放置できる。 GIGA 譜面画像(クリックで拡大表示) WaveTest01がスタートして間もない頃、最後のClass12は中々公開されなかった。そんな中、この曲がWaveTestのテーマとして使用されていたことからラスボスとしての登場を予想する者もいた。そして実際にClass12公開から間もなくその予想が正しかったことを思い知ったのだった。 登場以来2021年に至るまで、Hemisphere(MEGA)や^/7(L|?[_(L+# +&|^(o)(GIGA)と肩を並べる最難関譜面の一つ。特徴としては尋常じゃない程の局所難譜面であること。 サビに入る前の31小節目まではヒマの一言。段々と難しくはなっていくがそれでも13レベル程度の配置しかなく、肩透かしを食らうだろう。そして特徴的な / / / / のSlideが見えたら終わりの合図である。 まずは4点押し3点押しのフルコース。8分間隔で左右にグイングイン振っていく上に時折16分も混ざる。35小節目は全て8分間隔の4点同時なのでシンプルといえばシンプル。 39小節目がとんでもない。3面での4点同時16分縦連からの48分4鍵変則階段である。もう一度書くが3面での4点同時16分縦連からの48分4鍵変則階段である。しかも階段の一部はSlideノーツのオマケ付きで事故率が上がっている。階段に関しては左右ともに中指→人差し指で同じ動きをすれば良いので普通の階段よりも取りやすいかもしれないが、そもそも直前で指を左右にバラけさせているので取りやすいも何もない。 上記のトンデモ地帯を抜ければまたスカスカの休憩地帯だが、その後には移動4点同時が待ち受けている。左4→→右4→→左4→左3正面1→左2正面2→左1正面3→正面3右1→正面2右2→正面1右3→右4("→"1個が8分間隔に相当)という見る分には綺麗な配置である。 そこから60小節目までは非交互主体の同時混じり乱打だが、ここまで来れた猛者なら造作もないことだろう。 60小節目の後半からは意地悪な配置が続く。左トラック→正面左→正面右→右トラックという幅の広い階段に加え、3打目の後のSlideノーツが取りにくくしている。 62小節目には階段が急に(8分間隔→16分間隔)なり、そして最後の難所が待ち受ける。譜面画像だと潰れてしまって見にくいが、左右対称に2本のHold(内側が細い)+隣接した2つのノーツが外側→内側→外側→…と少し偏って配置され、オマケのSlideがHoldの間に時々挟まっている。Dynamixでは複数のノーツを一度のタップで取れるため、これを利用して①親指でHoldの間(とSlide)を押さえながら②中指で外側に偏ったTapノーツの間を、③人差し指で内側に偏ったTapノーツの間をそれぞれ左右の手で取るという芸当でΩを達成した動画がYouTubeに残っている。 譜面・難易度修正情報 18/10/29に、Wave Test Class12実装に伴い、GIGA譜面が追加された。 余談 韓国版wikiによると、GIGA譜面のクオリティは低いという評価を受けているらしいが、Sakura FubukiのGIGA譜面やThe PathのGIGA譜面のクオリティが低すぎて再評価を受けたらしい。 要するに本楽曲のGIGA譜面はクソ譜面という評価を受けたが、もっとクソな譜面のせいでまともよりな再評価を受けたということである。(*1) 音源 コメント欄 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/browser3594-wiki/pages/47.html
Last up date 2009-10-01 05 43 03 (Thu) 兵士 兵士 編集 資源施設 伐採所 / 石切り場 / 製鉄所 / 畑 編集 軍事施設 練兵所 / 兵舎 / 弓兵舎 / 厩舎 / 兵器工房 / 宿舎 / 訓練所 / 鍛冶場 / 防具工場 編集 一般施設 倉庫 / 研究所 / 市場 / 水車 / 工場 / 銅雀台 編集 拠点 城 / 砦 / 村 編集 研究・強化 研究(研究所) 編集 武器強化(鍛冶屋) 剣兵 / 槍兵 / 矛槍兵 / 弓兵 / 弩兵 / 騎兵 / 近衛騎兵 / 斥候 / 斥候騎兵 / 衝車 / 投石機 編集 防具強化(防具工場) 剣兵 / 槍兵 / 矛槍兵 / 弓兵 / 弩兵 / 騎兵 / 近衛騎兵 / 斥候 / 斥候騎兵 / 衝車 / 投石機 編集 砦1鯖 2鯖 3鯖 mixi1鯖 mixi2鯖 コメント 砦 砦 機能「拠点:砦」内の兵士上限数を増加します。効果「村」よりも高い耐久力を持っています。「砦」のレベルを上げることで、その「拠点:砦」内の兵士数上限が増加します。説明「拠点:砦」の中心に存在する施設です。生産量ボーナスは 0% です。村と合わせて最大で9こ所有することができます。 1鯖 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 Lv 資材 食糧消費量 所要時間 維持費 耐久力の上限 兵士上限 編集 木 石 鉄 糧 編集 1 編集 2 編集 3 編集 4 編集 5 編集 6 編集 7 編集 8 編集 9 編集 10 編集 11 編集 12 編集 13 編集 14 編集 15 編集 ▲ 2鯖 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 Lv 資材 食糧消費量 所要時間 維持費 耐久力の上限 兵士上限 編集 木 石 鉄 糧 編集 1 編集 2 編集 3 編集 4 編集 5 編集 6 編集 7 編集 8 編集 9 編集 10 編集 11 編集 12 編集 13 編集 14 編集 15 編集 ▲ 3鯖 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 Lv 資材 食糧消費量 所要時間 維持費 耐久力の上限 兵士上限 編集 木 石 鉄 糧 編集 1 編集 2 編集 3 編集 4 編集 5 編集 6 編集 7 5/h 150 420 編集 8 10430 18776 13560 9387 05 41 43 190 520 編集 9 編集 10 編集 11 編集 12 編集 13 編集 14 編集 15 編集 ▲ mixi1鯖 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 Lv 資材 食糧消費量 所要時間 維持費 耐久力の上限 兵士上限 編集 木 石 鉄 糧 編集 1 編集 2 編集 3 編集 4 編集 5 編集 6 編集 7 編集 8 編集 9 編集 10 編集 11 66939 106495 85196 45640 5 / 毎時 15 22 38 380 940 編集 12 編集 13 編集 14 編集 15 編集 ▲ mixi2鯖 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 Lv 資材 食糧消費量 所要時間 維持費 耐久力の上限 兵士上限 編集 木 石 鉄 糧 編集 1 編集 2 編集 3 編集 4 編集 5 編集 6 編集 7 編集 8 編集 9 編集 10 編集 11 編集 12 編集 13 編集 14 編集 15 編集 ▲ コメント 名前