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鈴衛の一日 【説明】 鈴衛の由宇での生活の様子をまとめたもの。 106 名前: 代打名無し@実況は実況板で [sage] 投稿日: 2006/10/02(月) 07 56 53 ID SB5Nc2NG0 鈴衛の一日 5 00 起床 調理場で2軍寮の朝食を調理師の方たちと作る。 6 00 涼しい内に2軍グラウンドの草むしり 8 00 調理師の方たちと食事して皿洗い。 9 00 若手の練習を手伝う 11 00 球場へ出発 12 00 球場の食堂で皿洗い。チケットもぎり。 13 00 ウェスタンリーグの試合。ブルペンで球を受ける。 五回終了時にグラウンドのトンボかけ。 16 00 試合終了。グラウンド整備。白線引きはプロレベル。 17 00 2軍寮へ戻る。調理場に駆け込み、夕食作りの手伝い。 18 00 夕食。選手達の食欲をチェックするのも仕事だ。 19 00 片付け。掃除。その後、若手の練習を手伝う。 21 00 外国人選手に困ったことはないかと電話。 22 00 練習機材の手入れ。 23 00 消灯。各部屋を回り、布団をかけ直したり、冷房のチェック。 24 00 就寝。
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (tenchi.png) +クリックで内容を表示 背景 主人公アークは滅亡した地球を再生する使命を帯びて地上に降り立ち、長い旅の末にその目的を果たす。 しかしアークを創り出して使命を与えた存在・ダークガイアの真の目的は、地球の本来の滅亡と再生のサイクルを アークを介入させて狂わせることだった。 そして目的を果たしたダークガイアは用済みになったアークを始末しようとする。 壮絶な戦いの末、結果はアークの勝利に終わるが… 内容 戦い終えたアークは故郷の村クリスタルホルムへ帰る。しかし村人達もアークと同様に創り出された存在であり、 既にダークガイアの手により姿を消していた。親しい人間が全て消え去った村で一人たたずむアーク。その時、白い光がアークを包んだ。 私の声が 聞こえますか? 私は ライトガイア。 地球の 表の心です。 ダークガイアを ふうじた今 クリスタルホルム いえ 地裏全体が その姿を 消しつつあります。 これから 地上の世界は ゆっくりと 本来の姿に もどって いくことでしょう。 あなたは 地球の危機が訪れたとき 世界に姿をあらわす えいゆう。 そこには ライトガイアとダークガイア 両方の血が 流れています。 そして 今 あなたの役目は 終わりました。 もうじき その体も 消えゆくことでしょう。 今日一日だけ 平和なころの クリスタルホルムで 最後の時を 楽しんでらっしゃい。 アークは平和な頃の故郷の幻想に包まれながら最後の一日を過ごす。 やがて一日が終わり、自室のベッドで眠りについた。 ~ アークは 深いねむりに 落ちていった・・・ そして アークは最後の夢を見た。 それは 鳥になって ひとまわり 成長した世界を ながめる夢だった・・・ 動画 解説 天地創造の使命を終えて消え行く主人公アークが消滅する間際に、鳥になって世界中を飛び回る夢を見るシーン。 自身が消え行くことを知りながら、故郷の幻想に包まれて最後の一日を過ごすという展開の物悲しさ、そして その後の世界中を飛び回るムービーの壮大さが、見る者に我を忘れさせた。 名前 コメント
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最後の空(さいごのそら) 最後の空 EXスキルカード 使用条件:黄黄 自ターンのメインフェイズ中に使用する。 キャラ1体を指定する。ターン終了時、指定したキャラに300ダメージを与える。 「君達に、この終ノ空が見えるかー!そしてそこに行きたいかぁ!」 カード番号 Ver.1.0/EX0007 レアリティ K/サイン コメント 即効性は無いが、確定で300ダメージを与えられるのは強力。 とどめの一撃として使うことが主だろうが、ダメージ処理が行われるのはターン終了時であることに注意。 ターン終了前に回復されることは十分に考えられるので、相手の手札枚数、自分の手札、場の状態をよく考慮して使用することが必要。 安易に使うのは危険である。
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神もしくは神的存在が、その義に照らして人間の思い、ことば、行ないを裁くことを、裁き、審判という。これが世界の終末に全人類に対してなされるとき最後の審判と呼び、カトリックなどでは各自の臨終に行なわれるいわゆる私審判に対して公審判と呼ぶ。 ゾロアスター教では、死後霊魂は報復者の橋を渡り、もし悪業が善業を上回ると橋がせばまって地獄に落ちるという。しかし終末には、アフラ・マズダが魔王アーリマンに勝って全人類を復活させ、最後の審判を主宰して世界を善に建て直すとされる。 ユダヤ教では、前8世紀頃から「主の日」(アモス書5・18ほか),すなわちイスラエルの神「ヤハウェの日」が強調され、この日には裁き主なる神が直接人間の歴史に介入し、その義を顕してイスラエルとすべての民族を裁き、神の国を始めると信じられた。 この終末史観と密接に関連した最後の審判の思想は、キリスト教でも継承され、救い主イエス・キリストおよびその復活と再臨への信仰と結合して、神はみずからその子イエス・キリストに「裁きを行なう権威」(ヨハネ福音書5・27)を与え、イエスを通して「義をもってこの世界を裁くためその日(主イエス・キリストの日)」(使徒行伝17・31)を定めたと説く。審判を通しての救いの完成がいっそう明確に強調され、死者は朽ちざる者として復活すること、すなわち永遠の生命にあずかることによって死を克服し、神の国を継ぐという秘義も告げられている(マタイ福音書25・31~46ほか)。この場合の審判は,単に善業,悪業の比較考量ではなく、神意に対する人間の内的根本的態度への批判としてとらえられている。 イスラム教でも、世の終わりにはすべての人間はいったん死んだのちに復活し、各自の首にかけられた善業と悪業を記録した二つの帳簿の重さに従い、悪業の帳簿の重い者は地獄の上にかかる橋から落下するとしている(クルアーン101章)。同様な最後の審判における善悪の考量は、エジプトなど近東の諸宗教にも見出される。 クルアーン101[恐れ戦く] 6-11 それで,かれの秤が(善行で)重い者は、幸福で満ち足りて暮らすであろう。だが秤の軽い者は、奈落が,かれの里であろう。それが何であるかを,あなたに理解させるものは何か。(それは)焦熱(地獄)の火。 クルアーン45[跪く時] 27-35 天と地の大権は、アッラーの有である。時が、到来する日、虚偽に従う者は失敗者となる。 あなたは、各集団が跪きながら、夫々の集団で自分の記録の所に呼ばれるのを見よう。この日、あなたがたが行ったことに対して報いられるのである。このわれの記録こそはあなたがたについて真実を語る。本当にわれは、あなたがたの行ったことを書き留めさせて置いた。それで信仰し、行に勤しんだ者、主はかれらを、慈悲の中に入らせられる。これは明らかに至福の成就である。 それから不信者に対しては、「われの啓示が、あなたがたに読誦されなかったのか。あなたがたは高慢で、犯罪者である。」(と言われよう)。そして(かれらに向かって,)「アッラーの御約束は,本当に真実である。(審判の)時は,疑いの余地はないのである。」と告げられると,あなたがたは,「時が何であるのか,わたしたちには分りません。それは全く臆測に過ぎないと思います。だからわたしたちは,しっかりした確信など持てません。」と言った。こうして、かれらの行った様々な悪がかれらに現われ、かれらの嘲笑していたことが、かれらをとり囲む。仰せられよう。「今日われは、あなたがたを忘れるであろう。あなたがたが、この日の対面を忘れたように。あなたがたの住まいは業火である。あなたがたには、(もはや)助ける者はないのである。それはあなたがたが、アッラーの印を嘲笑し、現世の生活があなたがたを欺いていたためである。それで今日は,そこから出して貰えず、また、(アッラーの)御恵みにもあずかれない。」 なお最後の審判は、キリスト教美術では重要な主題の一つで、ルネサンス期の有名な作例では、フィレンツェのサン・マルコ美術館所蔵のフラ・アンジェリコの板絵、ローマのシスティナ礼拝堂のミケランジェロのフレスコ画がある。 最後の審判のついての記載は聖書内に散在しているが、主には『ヨハネの黙示録』に書かれている。 ここでは旧約聖書における最後の審判の記述について紹介する。新約聖書においてはより詳しく世の終末の項目で紹介する。 アモス書による「主の日」の預言 「主の日」に、偶像崇拝をやめないイスラエルの民が裁かれることが書かれている。 アモス書5 18-20 災いだ、主の日を待ち望む者は。 主の日はお前たちにとって何か。 それは闇であって、光ではない。 人が獅子の前から逃れても熊に会い 家にたどりついても 壁に手で寄りかかると その手を蛇にかまれるようなものだ。 主の日は闇であって、光ではない。 暗闇であって、輝きではない。 (第三)イザヤによる終末の預言 主を信じない者を主が滅ぼす、という思想はイザヤ書にすでに現れる。 敵を滅ぼされる方 ここでは、主を信じない者を主が滅ぼすことが記されている。 イザヤ書63 1-6 「エドムから来るのは誰か。 ボツラから赤い衣をまとって来るのは。 その装いは威光に輝き 勢い余って身を倒しているのは。」 「わたしは勝利を告げ 大いなる救いをもたらすもの。」 「なぜ、あなたの装いは赤く染まり 衣は酒ぶねを踏む者のようなのか。」 「わたしはただひとりで酒ぶねを踏んだ。 諸国の民はだれひとりわたしに伴わなかった。 わたしは怒りをもって彼らを踏みつけ 憤りをもって彼らを踏み砕いた。 それゆえ、わたしの衣は血を浴び わたしは着物を汚した。」 わたしが心に定めた報復の日 わたしの贖いの年が来たので わたしは見回したが、助ける者はなく 驚くほど、支える者はいなかった。 わたしの救いはわたしの腕により わたしを支えたのはわたしの憤りだ。 わたしは怒りをもって諸国の民を踏みにじり わたしの憤りをもって彼らを酔わせ 彼らの血を大地に流れさせた。 豊かな神の恵み 主がイスラエルの民の救い主となって、多くの恵みを与えたことが書かれている。しかしながら、民は主に報いず、主を信じなかったため、主は民を滅ぼすことに決めたのである。 イザヤ63 7-10 わたしは心に留める、主の慈しみと主の栄誉を 主がわたしたちに賜ったすべてのことを 主がイスラエルの家に賜った多くの恵み 憐れみと豊かな慈しみを。 主は言われた 彼らはわたしの民、偽りのない子らである、と。 そして主は彼らの救い主となられた。 彼らの苦難を常に御自分の苦難とし 御前に仕える御使いによって彼らを救い 愛と憐れみをもって彼らを贖い 昔から常に 彼らを負い、彼らを担ってくださった。 しかし、彼らは背き、主の聖なる霊を苦しめた。 主はひるがえって敵となり、戦いを挑まれた。 主の恵みを思い出して ここで、具体的に主の恵みが思い出される。 イザヤ6 11-14 そのとき、主の民は思い起こした 昔の日々を、モーセを。 どこにおられるのか その群れを飼う者を海から導き出された方は。 どこにおられるのか 聖なる霊を彼のうちにおかれた方は。 主は輝く御腕をモーセの右に伴わせ 民の前で海を二つに分け とこしえの名声を得られた。 主は彼らを導いて淵の中を通らせられたが 彼らは荒れ野を行く馬のように つまずくこともなかった。 谷間に下りて行く家畜のように 主の霊は彼らを憩わせられた。 このようにあなたは御自分の民を導き 輝く名声を得られた。 神のあわれみを求めて祈る祈り イザヤ63 15-19 どうか、天から見下ろし 輝かしく聖なる宮から御覧ください。 どこにあるのですか あなたの熱情と力強い御業は。 あなたのたぎる思いと憐れみは 抑えられていて、わたしに示されません。 あなたはわたしたちの父です。 アブラハムがわたしたちを見知らず イスラエルがわたしたちを認めなくても 主よ、あなたはわたしたちの父です。 「わたしたちの贖い主」これは永遠の昔からあなたの御名です。 なにゆえ主よ、あなたはわたしたちを あなたの道から迷い出させ わたしたちの心をかたくなにして あなたを畏れないようにされるのですか。 立ち帰ってください、あなたの僕たちのために あなたの嗣業である部族のために。 あなたの聖なる民が 継ぐべき土地を持ったのはわずかの間です。 間もなく敵はあなたの聖所を踏みにじりました。 あなたの統治を受けられなくなってから あなたの御名で呼ばれない者となってから わたしたちは久しい時を過ごしています。 どうか、天を裂いて降ってください。 御前に山々が揺れ動くように。 ダニエル書における終末の預言と最後の審判 最後の審判という発想はダニエル書に現れる。 ダニエル書12 1-2 その時、大天使長ミカエルが立つ。 彼はお前の民の子らを守護する。 その時まで、苦難が続く 国が始まって以来、かつてなかったほどの苦難が。 しかし、その時には救われるであろう お前の民、あの書に記された人々は。 多くの者が地の塵の中の眠りから目覚める。 ある者は永遠の生命に入り ある者は永久に続く恥と憎悪の的となる。 新約聖書における最後の審判 世の終末も参照されたい。 第二テサロニケ1章5-9節 これは、あなたがたを神の国にふさわしい者とする、神の判定が正しいという証拠です。あなたがたも、神の国のために苦しみを受けているのです。神は正しいことを行われます。あなたがたを苦しめている者には、苦しみをもって報い、また、苦しみを受けているあなたがたには、わたしたちと共に休息をもって報いてくださるのです。主イエスが力強い天使たちを率いて天から来られるとき、神はこの報いを実現なさいます。 主イエスは、燃え盛る火の中を来られます。そして神を認めない者や、わたしたちの主イエスの福音に聞き従わない者に、罰をお与えになります。彼らは、主の面前から退けられ、その栄光に輝く力から切り離されて、永遠の破滅という刑罰を受けるでしょう。 ヨハネの黙示録20章11-15節 わたしはまた、大きな白い玉座と、そこに座っておられる方とを見た。天も地も、その御前から逃げて行き、行方が分からなくなった。わたしはまた、死者たちが、大きな者も小さな者も、玉座の前に立っているのを見た。幾つかの書物が開かれたが、もう一つの書物も開かれた。それは命の書である。死者たちは、これらの書物に書かれていることに基づき、彼らの行いに応じて裁かれた。海は、その中にいた死者を外に出した。死と陰府も、その中にいた死者を出し、彼らはそれぞれ自分の行いに応じて裁かれた。死も陰府も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。その名が命の書に記されていない者は、火の池に投げ込まれた。 命の書については、パウロ書簡にも現れる。 フィリピ4 2-3 わたしはエボディアに勧め、またシンティケに勧めます。主において同じ思いを抱きなさい。なお、真実の協力者よ、あなたにもお願いします。この二人の婦人を支えてあげてください。二人は、命の書に名を記されているクレメンスや他の協力者たちと力を合わせて、福音のためにわたしと共に戦ってくれたのです。
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マルチプレイβテストについて 『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』全員参加可能なマルチプレイβ開催―旧作セールも 前作「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」同様、短期間だが開催される模様。 βテストのデータを製品版マルチプレイに引き継げるかどうかは不明。 開催期間 2015年12月5日〜2015年12月13日の9日間 3月2日よりPlayStation Storeにて配信される『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝 サーバー負荷テスト(マルチプレイベータ版)』をダウンロードしたユーザーが対象です。期間は、日本時間3月5日午前2時から3月7日午後4時59分までを予定しています。 参加資格 以下の条件を双方とも満たす場合に参加資格が与えられる。 「アンチャーテッド コレクション」ディスク版もしくはダウンロード版を所持している Playstation®4Plusに加入している 必須環境 マルチプレイβテストに参加するには以下の環境を整える必要がある。 インターネット接続可能な環境 SENアカウントを所持 現時点で判明している仕様など 動画等、今現在確認できるもののみ掲載。 900p/60fpsで動作(シングルプレイは1080p/60fps)。 最大人数は5vs5の10人。 今作のマルチプレイは『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』、『アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス』、そして『The Last of Us』の3作品のマルチプレイヤーのいいとこ取りをした内容となっている。 マップは新規収録の8つ。ジャングル、市街、砦が動画内で確認できる。 「サイキックス」と呼ばれる助っ人NPCが登場。スナイパーライフルで狙撃してくれる者、救急隊員のように倒れた際に回復してくれる者、近くの敵を羽交い締めして戦闘をサポートしてくれる者など様々なタイプが動画内では登場している。 ロープが使用できる。ぶら下がり、大ジャンプを確認。 大ジャンプ後に上から殴りかかることができる。 『The Last of Us』のようにダウン状態が追加。ダウン状態の時に味方に蘇生してもらうことができる。 「ミスティカル」と呼ばれる特殊能力が追加。前作のキックバックのようなもので、条件を満たすと強力な能力を一定時間得られる。チーム全員の体力回復やエル・ドラドの秘宝の呪い、シェードの瞬間移動能力を確認。 これまでにネイト、サリー、エレナ、サム、クロエ、マーロウ、ラザレビッチ、フリン、エディ、カスタムキャラクター(前作のハゲ)を確認。服のカラーチェンジも可能。
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11月4日 最後の晩餐。 お久しぶりです。 日記を書いていませんでしたが、毎日電話で直接彼女と愛の確認をしておりました。 ブログの仲間が急にパートナーとお別れする事になって、相手の男性が憎いと思っていたのですが、良く考えると俺も44嬢に酷い事をしちゃったなと、自分の立場を考えさせられました。 やっぱ男って、酷い生き物ですよね・・・ まぁ、そんな酷いのは、一部の男だけですが、俺もその部類ですね。。。 以後、女を泣かす事が無いように精一杯努力します。 今日は、日記に書くべきかどうか悩んだんですが、俺が一つだけ同棲を約束した最愛の彼女に嘘付いちゃったんで日記で伝えします。 って言うか、後からバレると大変だから、先に報告します。 昨日のお昼過ぎに44嬢が俺の部屋に来たいと電話がありました。 でも、先に伝えるけど肉体関係は、全然無かったし、その約束が守れるなら来ても良いと答えました。 今、俺は彼女の為に禁欲生活してますので、大事に精子を蓄えてるのです。(照) 一度、彼女にだけは、お伝えしましたが、先週も、44嬢が来ました。 その時は、メールや電話だけの突然の別れで一応仕方なしに納得したハズの44嬢も腹が立ってたと思うのですが、俺の部屋に置いていた44嬢の小物と土鍋とか寸胴鍋等を部屋に取りに来て、簡単に会話だけしたら帰りました。 でも昨日の44嬢は、○日後に俺が彼女と同棲するので、もう二度と俺と会えなくなる。 それと、先週部屋に来た時にお互い、少し愛想が悪かったのと掃除もしないで帰った事に44嬢自身が後悔したらしいのです。 だから、最後の最後だから、44嬢が悔いの残らないように俺の部屋の掃除と洗濯をさせてと頼まれました。 もう直ぐ来る彼女に俺の部屋が綺麗だったらまずいから、掃除洗濯は、ダメだって言ったけど、ホントに最後で、もう連絡もしないからと悲しそうに言うので許してしまいました。 裸で過ごして、44嬢と間違いが起こったら俺が彼女に捨てられるから、昨日は、久しぶりに洋服を着て休日を過ごしました。 多分、44嬢が来たのが、お昼の2時過ぎだったと思いますが、掃除洗濯をしてる間に俺は、昼間っからビールを飲んでました。 一人飲んでたら、44嬢が簡単に椎茸を炒めて、ネギとポンズで食べててと、簡単なツマミを作ってくれました。その次は、カキのバター炒めにレモンをタップリ掛けて出してくれました。 TV観ながら俺が飲んで食べてる間、44嬢は、食べ物を火に掛けながら、洗濯機を回し、風呂や部屋の掃除をしてくれてました。 そして、俺が食べ終わると、今度は、チキンのトマトソース炒めにブロッコリーを並べて出してくれて、俺が一番気に入っている、焼ナスの甘い醤油漬け?を出してくれ、お腹が一杯になりました。 44嬢も自宅で旦那のご飯を作らなきゃならないので、少しだけ俺と一緒にお酒を飲みながら、二人の最後の晩餐をしました。 ホントなら彼女が出来ても、ずっとゆたかの女で居たかったと言ってました。 俺みたいなタイプの男性が初めてで、勝手気ままで我侭でホント、大変だったけど、心から幸せだったと言ってくれました。 でも、これからは、陰で俺の幸せを願ってると言ってくれました。 そして、新しい彼女を泣かさないでねとか、大事にしてあげてとか、俺の性格を良く知ってるので、我侭言って彼女に逃げられないでねと言ってました。(苦笑) 俺は、もう一夫多妻みたいなバカな考え方はしないで、一途な男に生まれ変わると約束しました。 昼間っから飲んでたから、夕方には、すでに酔ってました。 ちょっと俺がソファーで寝てしまった間に44嬢が、俺にさよならの置手紙をして帰りました。 目覚めて44嬢の置手紙を見てから、これでお互い綺麗に清算出来たと安心して、一人でマンション近くのスナックに飲みに出掛けました。 酔っ払ってたけど、自宅に帰って一人でまた酒を飲み直しながら彼女と電話してました。 その時、ちゃんと彼女に言えば良かったけど、何だかまた44嬢に身の回りの世話をして貰っちゃった事を彼女に言いにくくて、電話では、どう休日を過ごしたか、誤魔化して話てました。 でも、それ以上何もないし、44嬢も納得して別れてくれたし、今後2度と俺を訪ねて来る事もありません。 ○日後に君が俺の部屋に来た時、部屋は、綺麗にかたずけられて、洗濯物も溜まってないし、冷蔵庫に、俺が使わない食材が入ってるから、浮気したのかと、疑われるかと思って、先に報告しました。 昨日は、君に内緒にしてしまったけど、44嬢と最後の晩餐をしただけです。 それ以外何にも無いから信じてね! それに俺が愛してるのは、君だけです。 もう、○日なんてあっと言う間だよ! 俺は、両手広げて待ってるからね♪ 当日は、疲れてる君を一杯甘えさせてあげるからね~♪ 一生俺達二人で暮らして行くんだから、いつでも自由に甘えてね! ホント、愛してるよ~~~♪ うっほほぉ~~~い♪
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赤い文字 話リンク ・ストーリー ・内容 次元塔にて 最後の決戦始まる 最後の決戦 最後の魔法 最終回 結婚式一夜前
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最後の道 ◆ug.D6sVz5w 歩くことが苦痛だった。 考えることが嫌だった。 それでも留まっていることも嫌で、一歩歩くたびに痛む体を鞭打つように歩きつづけた。 考えるつもりはなくとも、次々に頭の中に浮かぶ事があった。 頭の中でぐるぐると、浅羽がここで出会った人たちの言葉が浮かんでは消えていく。 『あんたは悪い人間だーっ!』 ぼくが乱暴しようとした、あの栗毛の少女は僕を軽蔑していた。 『報いは受けて貰うぞ。貴様はリリアに酷い事をしたっ!』 そう言って彼女を守ったあの人は、きっとぼくなんかとは全然別の種類の人間なのだろう。 『っしゃぁーーっ! このバカガキがそこを動くな逃げるな口答えするな、いやたとえ逃げても逃げきれると思うなっ! ぶっ殺してやるっ! 絶対にぶっ殺してやるぅっ!』 ……そういえばあの子もぼくのことを怒っていたっけ。 『あんた、まさか……みんな、こ、ころ、殺す気、なの? 本気で? あたしや、部長も、みんなみんな……殺す、っていうの?』 そう晶穂は信じられないようなものを見るような顔で言った。 だってそうしなくちゃいけないじゃないか。 そうしないと生き残れないんだから。 そうしないと伊里野が……。 (……っ!) そこまで考えたところで、この半日あまりの間に散々責められた言葉が浅羽の脳裏によみがえる。 でも、『自分の為』に人を殺すことなんて、とても悪いことだから、決して許されることじゃないんだから、とてもできることじゃなくって、でも殺さなくちゃいけないんだからそれは結局『イリヤのため』に殺すんであって。 ああ、でもそれは言い訳だったと言われて、でもあいつらはぼくの事情も知らなくて伊里野は生かさなくちゃいけなくってでもその責任は僕には背負いきれるものじゃなくて……。 終わりのない思考の循環。 出せない答えはがぐるぐると浅羽の頭の中で回りつづける。 そんな風に考え事に気を取られすぎていたせいで、引きずるように踏み出した足が、路面の出っ張りに引っかかっても一瞬何の反応もできなかった。 「……っ!」 咄嗟に突き出した両手のうち、右手は骨が折れていてひどい激痛を浅羽にもたらし、残った左だけでは自分の体重を支えることはできなくて、体をひどくアスファルトの路面へと打ちつけた。 「うくっ……!」 痛みにうめく。 ――右手が痛い。 当然だ。さっき折られたのだから。 ――口が痛い。 当然だ。殴られて、打ち付けて、歯が数本折れたのだから。 少し前に唾を吐いたら、真っ赤になっていて気持ち悪かったのを覚えている。 ――体が痛い。 当然だ。この半日の間で転んで、倒れて、噛まれて、殴られて、蹴られて、今も地面に打ち付けて。 この体で傷ついていない場所など一つもない。 ――頭が痛い。 当然だ。川に流されたあの時のまま動き回ったせいで、はっきりとわかるぐらいに熱っぽい。 きっと学校の保健室に行ったなら、保健室のベッドで休んだ後に帰宅させられるぐらいの熱はとっくに出ているに違いない。 ――心が痛い。 ……当然だ。これまでの自分を振り返ってみろ。 ……伊里野を守ると決意して、これまで自分は何をやった? 女の子にマシンガンで襲いかかって、殺せずに。 晶穂と出会っただけで、慌てて、言い訳をして。 ぼくを尋問しようとした人をもっていた毒で殺してしまって。 あのリリアって子に乱暴して、欲情して、それでも殺すことはできなくて。 宗介って人に殺されかけて、そのまま見逃されて。 ……伊里野のために何ができた? 罪悪感、後悔、情けなさ、自嘲、自己嫌悪。 そうしたもろもろの感情がぐちゃぐちゃになって、浅羽の頭の中を埋め尽くしていく。 ぐちゃぐちゃになった感情は、ほどなくしてひとつの単語となって固まった。 (……どうしてっ!) そこまで考えた途端、ぼろぼろと、馬鹿みたいに涙が出てくる。溢れ出す涙と同時に刃のような傷みが元々あったずきずきとした痛みとは別に頭の芯を刺す。 柔らかく朝日が照らす、誰もいない静かな通りをふらふらと歩きつづけながら、浅羽は嗚咽をこらえようとして、それでもこらえきれずに声を漏らした。 「…………!」 (……どうしてっ!) 言葉には出せずに、ただ頭の中でその単語がぐるぐると回る。 どうして、なぜ、なんで。 疑問は頭の中を駆け巡るばっかりで、彼ののうみそは部長や榎本のように正しい答えは導き出してはくれない。 (どうしてっ!) どうしてこんなことになった。 一体自分は何を間違えた? こんなはずではなかった。 こんな風になるなんて、想像さえしていなかった、望んではいなかった。 ほんの少し前の日々、当たり前だった日常を思い出す。 部長がいて、晶穂がいて、伊里野がいたあの日々はどこへいってしまったのだろう。 何が、違ってしまったせいで、何を間違ってしまったせいでこんなことになったのだろう。 「くっ……!」 (帰りたいっ!) やはり言葉には出せずに心の中でのみ願う。 強く、固く握り締められた左手にははっきりと爪の跡が残っていた。 ……あの時、リリアって子をそのまま殺していたら何か違っていたのだろうか。 それとも、あの男の人にそれは毒だって言って、あの人を殺さずに済んでいたら何か変わっていたのだろうか。 晶穂にあった時に迷わずに銃を向けていたら、こんなことにはなっていなかったのだろうか。 あの時、最初に出会ったあの子を殺せていたらもっとましになっていたのだろうか。 いや、それよりも。 『よお、久しぶり』 榎本の顔を見た瞬間、全身から力が抜けていったあの瞬間のことを浅羽は思い出す。 あの時諦めずに逃げ出していたら、伊里野はまだ自分のそばにいてくれたのではないか。 むしろいっそ、あの夏休み最後の日に、おとなしく家に帰ってさえいれば『日常』は今も続いていたのではないだろうか……。 「……っ!」 地に倒れ伏せたその体勢のままで、浅羽はぶんぶんと首を振る。 ……一体、今ぼくは何を考えようとした。 自分自身に浅羽はぞっとしたものを感じる。 一瞬頭の中に浮かんだ考えはひどくおぞましく、そんなことを思いついてしまう自分自身が嫌になってしまう。 結局、ぼくは伊里野を言い訳にしていただけなんだろうか。 あの子たちが正しくて、ぼくが間違っていただけなんだろうか。 そうじゃないと信じたい。 でも、じゃあ何で、ぼくはあの子たちの言葉に『伊里野のため』以外の答えを返すことはできなかったんだろうか。 けれど、もしもぼくが間違っているのだとしても、すでに人を殺してしまったぼくはこの道を進む以外のことはできなくて、でも伊里野を言い訳にすることはできなくて。 「…………うっ、うううううううう……」 路上に伏せた、そのままで浅羽は泣いた。 ……じゃり 路面に近かったせいでその音は聞こえた。 不意に聞こえてきたその音に、咄嗟に浅羽は声を押さえた。 そして咄嗟にそんな行動を取れる自分自身にまた嫌気を感じる。 振り返ってみれば最初からそうだった。 銃を持っていたくせに、それを使って女の子一人殺すことはできなくても、とっさに浮き輪やビート板を使っておぼれることは防いだ自分。 腕を折られて、人を殺した直後だっていうのに、道具を持って逃げた自分。 ぼくが『正しい』行動を取れたのは、イリヤのために何かをしようとしたときでなく、いつも自分の身を守るときだけだった。 改めて自分の醜さというものを思い知らされながらも、浅羽はのろのろと身を起こすと、音の主が姿を見せる前にビル影へと体を引き摺っていった。 浅羽がビル影に身を隠すのとほぼ同時に、足跡の主はその姿を通りに晒す。 それは浅羽が守りたいと願っていた少女の姿。 ……ただし、来ている服を血で染めて、ふらふらと前が見えていないような危なっかしい足取りであるいているという予想外の姿。 「……イリヤ!」 思わず浅羽はよろよろとビル陰から飛び出す。本当はそのまま飛びつきたかったけど、それをするには体の節々が痛くて。 だから代わりに彼女に声をかけた。 口内の痛みのせいで、あまり大きな声は出せなかったけどその声はちゃんと彼女に聞こえたのか、少女はゆっくりとその視線を浅羽のほうへと向けた。 ◇ ◇ ◇ ……良かったことが一つ。 ……悪かったことが一つ。 放送を聞きながらわたしはそう状況を判断する。 よかったこと、あさばはまだ生きている。 榎本以外は聞いたことがない名前が十人分呼ばれたけれど、放送を聞き漏らさないように注意して、なんだかよくわからないことを言っていた長い前置きの途中から頑張って聞いていたけれど、あさばの名前は呼ばれてはいない。 のこりは50にん。 あさばの為に私も入れた49にんをころせば、あさばは生きて園原に戻れる。 それがとてもうれしい。 そして悪かったこと。 一時的なものだと思っていた目の不調は確かに一時的なもので、少し休んだだけで目はもとに戻ってくれた。 けれど、もとの調子でいられるのもやっぱり一時的でしかなかったらしいということ。 榎本を刺して少し装備がましになったわたしはもう少しだけ中心部に近付こうとした。 さっき考えたとおり、きっと中心部に行けば行くほど自分に自信があるひとがいる。そのひとたちの装備の方が優れているに違いない、そう考えてわたしは進み。 歩き出して少しして放送が流れて、あさばが無事なのを喜んで、また歩き出そうとした矢先にまた調子が悪くなったのだ。 その時は少し休むだけで、またもとに戻ってくれたけど、またいつ悪くなるのかわからない以上考えないといけない。 だからわたしは考えた。 そして病院へと向かうことにしたのだ。 病院へ向かう、と言っても別に薬が欲しいわけじゃない。 わたしが今欲しいのは強力な装備。 わたしが今もっているのは、手榴弾と刃物と銃が二挺。 悪くはないけど、視力がいつどうなるかわからない以上、確実に殺せる装備が欲しかった。 今の装備じゃ、手榴弾以外だと急所に当たらなきゃ殺せない。 そしてそれだとあまり遠くの人間は殺せない。 だから榎本に止めを刺すちょっと前、逃がした二人組みのうち、男の子の方の武器が欲しかった。 あのロケット弾ならかなりの距離があっても相手を襲うことができるし、威力の方も十分、また視力が落ちて、狙いが多少ずれてしまっても、殺せる。 確か土屋といった男の子の名前も呼ばれなかったし、お腹を三回も刺して、あそこまで血色が悪くなっていたのだ。 きっと彼らは病院に向かって、傷の治療をしたに違いない。 今度はもう、油断しない。 ころして、うばう。 そう決めてわたしは歩き出したけど、しばらく進むとまた目の前が見えにくくなってきた。 本当は休んだ方がいいのだろうけど、あの子達もいつまでも病院にいるはずがない。今は急ぐ必要があった。 幸い、と言っていいのかはわからないけど、目の前の様子はぼんやりとは、もしも誰かがいればわかる。 ならもう少しだけ、進める。 そうして、がんばって歩いていると、横の方から誰か、出てきた。 誰かはそのまま様子をうかがっているのか、その場に立ったままで動かない。 ……距離は近い。 ひょっとしたらこの人も何か強い武器を持っているかもしれない。 そうじゃなくても、あさばの為には殺さないといけない。 わたしはそのまま、ぼんやりと見える人影に銃を向け。 「……あさばのために、しんで」 言い切るよりも早く、引き金を引いた。 ◇ ◇ ◇ ぱぁん。 最初に浅羽が持っていた軽機関銃に比べればはるかに小さい銃声が響く。 同時に見えない誰かに思いっきり突き飛ばされたかのような衝撃がはしって、浅羽はどしん、と尻餅をついた。 (…………え!?) 疑問が浅羽の脳裏を埋め尽くす。 (……今、何が起こった?) そんな疑問にわずかに遅れて浅羽の右腕が燃え上がる、いや、違う。右腕が燃えているかのような灼熱した痛みに襲われた。 「う、うわわわ、うわああああああああああああぁああああああああああ!」 絶叫する。 絶叫する。 絶叫する。 叫ぶ浅羽をよそに、彼の目の前で伊里野が銃を構えている。 「い、伊里野……どうして?」 痛みと恐怖、そしてそれ以上の絶望。 歯ががちがちとなってかみ合わない。 撃たれた右肩からはそんなに血が流れてはいないけど、きっとそんなのは見た目だけ。 だって、ひどい貧血の時のように頭からどんどん血が抜けていって、目の前が暗くなってきているんだから。 だけど、それでも伊里野を信じたくて。 伊里野がぼくを撃ったなんてことが嘘なんだって、何かの間違いなんだって思いたくって、震える声で問い掛ける。 出てきた言葉はとても小さい上にしどろもどろな自分でもなんていっているのかわからないような、これが自分の声だって信じられないようなもので。 それでもその言葉は伊里野に届いたのか。 彼女の口は動いた。 「……あさ――」 それと同時の二回目の銃声。 伊里野の言葉に気を取られていた浅羽は動くことさえできなくて、ただ彼女のことを呆然と見つめつづけているのが精一杯だった。 それでも浅羽にとっては幸運なことにその一撃の狙いは逸れて、浅羽の背後、ついさっきまで浅羽が隠れていたビルの窓ガラスに当たるとそれを粉砕した。 だが、そんなことは今の浅羽にはどうでもいいことだった。 銃が撃たれた瞬間、反応さえできなかったが故に浅羽は伊里野を見つめつづけていたのだ。 伊里野のことだけに気を取られていたのだ。 銃声のせいでわずかに途切れたところがあったけど、間違いなく伊里野が言った言葉の最初と最後は浅羽の耳に届いていたのだ。 伊里野は確かに言っていた。 『……あさば――――しんで』 ぴしり、と浅羽の中で何かが壊れた。 ……伊里野は今、ナントイッタ? ナンデソンナコトヲイッタ? ……決まっている。 伊里野を理由にしてひどいことをしてきたからだ。 伊里野の為に伊里野の友達だった晶穂にさえ銃を向けたからだ。 伊里野のために、伊里野を言い訳に人を殺そうとしたからに決まっているじゃないか。 みんな言っていたじゃないか。 それはエゴの押し付けだって。 お前は伊里野って人のことを考えていないって。 だからそう、人殺しの理由にされた伊里野がぼくのことを怒るのは当然で。 ぼくを守るために闘った、ぼくを守るためにあの最後の戦いに向かって伊里野からしてみれば、それはひどい裏切りで、きっとぼくに今こうして銃を向けてくるぐらいにぼくを恨むには十分な理由で。 ……ならぼくはどうなる。 伊里野の為に殴られて、噛まれて、蹴られて骨さえ折られてそれでもがんばっていりやのためになるとおもってくじけそうになってもがんばってきたのに、それが全部無駄になるなんてことがあっていいはずなくって、 なんでぼくが撃たれなくちゃ、そんなのはきっと間違いだ。そうだそうにきまっている。がんばってがんばってがんばってきたことが全部無駄だったなんてことは認められない。 ――それならいっそ。 「うわわあわぁぁぁあああああああああああああ!!」 「!?」 絶叫と共に飛び掛る。 それは銃では埒があかないと判断して、刃物を取り出そうとした伊里野の、『相手』からの反撃がなくって油断していた伊里野の虚をつくタイミングで。 肩口から伊里野に体当たりをした浅羽はずざざっ、と伊里野ごと地面に倒れこんで。 怒りのままに、これまでのように痛みに震えることもなく素早く伊里野の上に馬乗りになると叫び声をあげながらも何度も伊里野を殴りつけた。 「この! この! このおおぉぉぉぉっ!」 左の拳を何度も振るう。 興奮しきった浅羽の狙いは定まらずに、何発かは伊里野には当たらずに路面のアスファルトを殴りつける。 拳がアスファルトで擦り切れて、真っ赤になっても浅羽は気にせずに何度も拳を振るう。 そうして激昂したまま、両手で伊里野の首を締め上げ――ようとして。 興奮状態でも騙しきれなかった右手の骨折と右肩の銃創。 この二つの負傷が発した痛みによって、ようやく少しだけ我に返った。 「…………え?」 「あ……さ…………ば……」 ……結局それが浅羽直之という少年にとって幸運だったのか、それとも不運なのかはわからない。 自分の手で守りたかった少女を殺さずに済んだ、殺す前に我に返れたという点では、それはこれ以上なく幸運で。 自分の手で守りたかった少女を傷つけていたという事実に気がついてしまったという点では、それはとてつもない不運で。 その事実を前に彼は。 「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 わからない。 わからない。 わからない。 一体何をしたかったのか。 一体誰の為にがんばっていたのか。 一体何をすればいいのか。 わからない。 わからない。 わからない。 絶叫と同時にこの場から、いや……『全て』から逃げ出した。 【C-6/一日目・午前】 【浅羽直之@イリヤの空、UFOの夏】 [状態]:自信喪失。茫然自失。現実逃避。全身に打撲・裂傷・歯形。右手単純骨折。右肩に銃創。左手に擦過傷。 微熱と頭痛。前歯数本欠損。 [装備]:毒入りカプセル×1@現実 [道具]:デイパック、支給品一式 、ビート板+大量の浮き輪等のセット(三分の一以下に減少)@とらドラ!、カプセルを入れていたケース [思考・状況] 0:???????????? [備考] ※参戦時期は4巻『南の島』で伊里野が出撃した後、榎本に話しかけられる前。 ※浅羽が駆け出した方向は後の書き手にお任せします。 (ただし北~北西方面ではない) ◇ ◇ ◇ ……気がついたら地面に倒れていて、あさばが泣きながらわたしのことを叩いていた。 それからいったいどれくらいの時間がたったのだろう。 やがて、あさばは大声をあげながら、なんだかとても悲しそうな様子でどこかへ走って行ってしまった。 「……あ」 わたしはよろよろと手を伸ばして、あさばのことを引きとめようとしたけれど、その手はあさばに届かなくて、何故だか声も出なくって、あさばの姿はやがて見えなくなってしまった。 「…………」 わたしは黙ったままでゆっくりと体を起こした。 あさばに叩かれたのはとても辛い。 あさばに叩かれたところはとても痛い。 でも、我慢しなきゃいけない。 だって最初からわかっていたことだから。 だってあさばは優しいからわたしがみんなを殺そうとしているって知ったらきっと怒るってわかっていて、それでもわたしはあさばを助けるって決めたから。 ――たとえあさばがわたしのことを嫌いになっても、わたしはあさばがすきだから。 そして彼女は再び進む。 大好きな彼とは異なる道を。 【C-6/一日目・午前】 【伊里野加奈@イリヤの空、UFOの夏】 [状態]:顔に殴打の痕。返り血で血まみれ。たまに視力障害。 とても哀しい。 [装備]:ベレッタ M92(13/15)、『無銘』@戯言シリーズ、北高のセーラー服@涼宮ハルヒの憂鬱 [道具]:デイパック、支給品一式×2、トカレフTT-33(8/8)、トカレフの予備弾倉×4、 べレッタの予備マガジン×4、ポテトマッシャー@現実×3、10人名簿@オリジナル [思考・状況] 基本:浅羽以外皆殺し。浅羽を最後の一人にした後自害する。 1:他の人間を探す。 2:晶穂も水前寺も躊躇いも無く殺す 3:さっき逃がした2人組を追いかけ、病院へと向かう。 [備考] 不定期に視力障害をおこすようです。今のところ一過性のもので、すぐに視力は回復します。 『殴られた』ショックのせいで記憶に多少の混乱があります。そのせいで浅羽直之を襲撃した事実に「気がついていません」 投下順に読む 前:告別/再見 次:献身的な子羊は強者の知識を守る 時系列順に読む 前:告別/再見 次:BREAK IN 前:リリアとソウスケ〈そして二人は、〉 浅羽直之 次:そんなことだから。 前:南の島 伊里野加奈 次:何処へ行くの、あの日
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司書の一日
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「パッション」(2004)より イエスの最後の晩餐である。晩餐の日付問題に関してはイエスの最後の一週間を参照。 晩餐の準備 晩餐の準備は、「除酵祭の第一日、すなわち過越の小羊を屠る日」とある。除酵祭の第一日はニサンの月の15日だが、過越の小羊を屠るのはニサンの月の14日の夕暮れである。この記述については後で解説する。 マルコ14 12-17 除酵祭の第一日、すなわち過越の小羊を屠る日、弟子たちがイエスに、「過越の食事をなさるのに、どこへ行って用意いたしましょうか」と言った。そこで、イエスは次のように言って、二人の弟子を使いに出された。「都へ行きなさい。すると、水がめを運んでいる男に出会う。その人について行きなさい。その人が入って行く家の主人にはこう言いなさい。『先生が、「弟子たちと一緒に過越の食事をするわたしの部屋はどこか」と言っています。』すると、席が整って用意のできた二階の広間を見せてくれるから、そこにわたしたちのために準備をしておきなさい。」 弟子たちは出かけて都に行ってみると、イエスが言われたとおりだったので、過越の食事を準備した。夕方になると、イエスは十二人と一緒にそこへ行かれた。 マタイ26 17-20 除酵祭の第一日に、弟子たちがイエスのところに来て、「どこに、過越の食事をなさる用意をいたしましょうか」と言った。イエスは言われた。「都のあの人のところに行ってこう言いなさい。『先生が、「わたしの時が近づいた。お宅で弟子たちと一緒に過越の食事をする」と言っています。』」 弟子たちは、イエスに命じられたとおりにして、過越の食事を準備した。夕方になると、イエスは十二人と一緒に食事の席に着かれた。 ルカ22 7-14 過越の小羊を屠るべき除酵祭の日が来た。イエスはペトロとヨハネとを使いに出そうとして、「行って過越の食事ができるように準備しなさい」と言われた。二人が、「どこに用意いたしましょうか」と言うと、イエスは言われた。「都に入ると、水がめを運んでいる男に出会う。その人が入る家までついて行き、家の主人にはこう言いなさい。『先生が、「弟子たちと一緒に過越の食事をする部屋はどこか」とあなたに言っています。』すると、席の整った二階の広間を見せてくれるから、そこに準備をしておきなさい。」 二人が行ってみると、イエスが言われたとおりだったので、過越の食事を準備した。時刻になったので、イエスは食事の席に着かれたが、使徒たちも一緒だった。 弟子の足を洗う ヨハネ福音書のみに書かれた逸話である。 ヨハネ13 3-20 イエスは、父がすべてを御自分の手にゆだねられたこと、また、御自分が神のもとから来て、神のもとに帰ろうとしていることを悟り、食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、腰にまとった手ぬぐいでふき始められた。 シモン・ペトロのところに来ると、ペトロは、「主よ、あなたがわたしの足を洗ってくださるのですか」と言った。イエスは答えて、「わたしのしていることは、今あなたには分かるまいが、後で、分かるようになる」と言われた。ペトロが、「わたしの足など、決して洗わないでください」と言うと、イエスは、「もしわたしがあなたを洗わないなら、あなたはわたしと何のかかわりもないことになる」と答えられた。そこでシモン・ペトロが言った。「主よ、足だけでなく、手も頭も。」イエスは言われた。「既に体を洗った者は、全身清いのだから、足だけ洗えばよい。あなたがたは清いのだが、皆が清いわけではない。」イエスは、御自分を裏切ろうとしている者がだれであるかを知っておられた。それで、「皆が清いわけではない」と言われたのである。 さて、イエスは、弟子たちの足を洗ってしまうと、上着を着て、再び席に着いて言われた。「わたしがあなたがたにしたことが分かるか。あなたがたは、わたしを『先生』とか『主』とか呼ぶ。そのように言うのは正しい。わたしはそうである。ところで、主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなければならない。わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである。はっきり言っておく。僕は主人にまさらず、遣わされた者は遣わした者にまさりはしない。このことが分かり、そのとおりに実行するなら、幸いである。 わたしは、あなたがた皆について、こう言っているのではない。わたしは、どのような人々を選び出したか分かっている。しかし、『わたしのパンを食べている者が、わたしに逆らった』という聖書の言葉は実現しなければならない。事の起こる前に、今、言っておく。事が起こったとき、『わたしはある』ということを、あなたがたが信じるようになるためである。はっきり言っておく。わたしの遣わす者を受け入れる人は、わたしを受け入れ、わたしを受け入れる人は、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。」 ユダの裏切りの予告 マルコ福音書とマタイ福音書では、最後の晩餐の前の出来事となっており、ルカ福音書のみ、最後の晩餐の際の出来事になっている。 マルコ14 18-21 一同が席に着いて食事をしているとき、イエスは言われた。「はっきり言っておくが、あなたがたのうちの一人で、わたしと一緒に食事をしている者が、わたしを裏切ろうとしている。」 弟子たちは心を痛めて、「まさかわたしのことでは」と代わる代わる言い始めた。 イエスは言われた。「十二人のうちの一人で、わたしと一緒に鉢に食べ物を浸している者がそれだ。人の子は、聖書に書いてあるとおりに、去って行く。だが、人の子を裏切るその者は不幸だ。生まれなかった方が、その者のためによかった。」 マタイ26 21-25 一同が食事をしているとき、イエスは言われた。「はっきり言っておくが、あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしている。」 弟子たちは非常に心を痛めて、「主よ、まさかわたしのことでは」と代わる代わる言い始めた。 イエスはお答えになった。「わたしと一緒に手で鉢に食べ物を浸した者が、わたしを裏切る。人の子は、聖書に書いてあるとおりに、去って行く。だが、人の子を裏切るその者は不幸だ。生まれなかった方が、その者のためによかった。」 イエスを裏切ろうとしていたユダが口をはさんで、「先生、まさかわたしのことでは」と言うと、イエスは言われた。「それはあなたの言ったことだ。」 ルカ22 21-23 しかし、見よ、わたしを裏切る者が、わたしと一緒に手を食卓に置いている。人の子は、定められたとおり去って行く。だが、人の子を裏切るその者は不幸だ。」 そこで使徒たちは、自分たちのうち、いったいだれが、そんなことをしようとしているのかと互いに議論をし始めた。 ルカ福音書では、ここで「最も偉い者」(マルコ9 34-)の逸話が挿入される。 ヨハネ福音書ではここでサタンがユダに入り込んだことになっている。 ヨハネ13 1-2 さて、過越祭の前のことである。イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた。 夕食のときであった。既に悪魔は、イスカリオテのシモンの子ユダに、イエスを裏切る考えを抱かせていた。 ヨハネ13 21-30 イエスはこう話し終えると、心を騒がせ、断言された。「はっきり言っておく。あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ろうとしている。」 弟子たちは、だれについて言っておられるのか察しかねて、顔を見合わせた。イエスのすぐ隣には、弟子たちの一人で、イエスの愛しておられた者が食事の席に着いていた。シモン・ペトロはこの弟子に、だれについて言っておられるのかと尋ねるように合図した。 その弟子が、イエスの胸もとに寄りかかったまま、「主よ、それはだれのことですか」と言うと、イエスは、「わたしがパン切れを浸して与えるのがその人だ」と答えられた。それから、パン切れを浸して取り、イスカリオテのシモンの子ユダにお与えになった。ユダがパン切れを受け取ると、サタンが彼の中に入った。そこでイエスは、「しようとしていることを、今すぐ、しなさい」と彼に言われた。座に着いていた者はだれも、なぜユダにこう言われたのか分からなかった。ある者は、ユダが金入れを預かっていたので、「祭りに必要な物を買いなさい」とか、貧しい人に何か施すようにと、イエスが言われたのだと思っていた。 ユダはパン切れを受け取ると、すぐ出て行った。夜であった。 最後の晩餐 この最後の晩餐は、上記の記述から、ニサンの月の15日の晩と考えられる。 最も古い記録は、コリントの信徒への手紙一におけるパウロの記述である。 Ⅰコリント10 16-17 わたしたちが神を賛美する賛美の杯は、キリストの血にあずかることではないか。わたしたちが裂くパンは、キリストの体にあずかることではないか。パンは一つだから、わたしたちは大勢でも一つの体です。皆が一つのパンを分けて食べるからです。 Ⅰコリント11 23-26 わたしがあなたがたに伝えたことは、わたし自身、主から受けたものです。すなわち、主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、感謝の祈りをささげてそれを裂き、「これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。 また、食事の後で、杯も同じようにして、「この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです。 マルコ14 22-25 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取りなさい。これはわたしの体である。」 また、杯を取り、感謝の祈りを唱えて、彼らにお渡しになった。彼らは皆その杯から飲んだ。そして、イエスは言われた。「これは、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。はっきり言っておく。神の国で新たに飲むその日まで、ぶどうの実から作ったものを飲むことはもう決してあるまい。」 マタイ26 26-29 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。「取って食べなさい。これはわたしの体である。」 また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。「皆、この杯から飲みなさい。これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。言っておくが、わたしの父の国であなたがたと共に新たに飲むその日まで、今後ぶどうの実から作ったものを飲むことは決してあるまい。」 ルカ22 14-20 時刻になったので、イエスは食事の席に着かれたが、使徒たちも一緒だった。イエスは言われた。「苦しみを受ける前に、あなたがたと共にこの過越の食事をしたいと、わたしは切に願っていた。言っておくが、神の国で過越が成し遂げられるまで、わたしは決してこの過越の食事をとることはない。」 そして、イエスは杯を取り上げ、感謝の祈りを唱えてから言われた。「これを取り、互いに回して飲みなさい。言っておくが、神の国が来るまで、わたしは今後ぶどうの実から作ったものを飲むことは決してあるまい。」 それから、イエスはパンを取り、感謝の祈りを唱えて、それを裂き、使徒たちに与えて言われた。「これは、あなたがたのために与えられるわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい。」 食事を終えてから、杯も同じようにして言われた。「この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による新しい契約である。」 ヨハネ福音書には詳細な記載がなく、単に「食事の席」(ヨハネ13 4)とあるのみである。しかし、水の上を歩くの奇跡の翌日に、「最後の晩餐」の意味について、預言的に次のように語ったことが記されている。 ヨハネ6 48-58 わたしは命のパンである。 あなたたちの先祖は荒れ野でマンナを食べたが、死んでしまった。しかし、これは、天から降って来たパンであり、これを食べる者は死なない。 わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」それで、ユダヤ人たちは、「どうしてこの人は自分の肉を我々に食べさせることができるのか」と、互いに激しく議論し始めた。 イエスは言われた。「はっきり言っておく。人の子の肉を食べ、その血を飲まなければ、あなたたちの内に命はない。わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠の命を得、わたしはその人を終わりの日に復活させる。わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。 わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、いつもわたしの内におり、わたしもまたいつもその人の内にいる。生きておられる父がわたしをお遣わしになり、またわたしが父によって生きるように、わたしを食べる者もわたしによって生きる。これは天から降って来たパンである。先祖が食べたのに死んでしまったようなものとは違う。このパンを食べる者は永遠に生きる。」 考古学的な分析 科学系サイト「LiveScience」のレポートが、最後の晩餐のメニューにかんする研究を掲載している。それによると、イタリアの考古学者で初期キリスト教の研究者であるジェレロソ・ウルチオーリ(Urciuoli)氏とトリノにあるエジプト博物館のマルタ・ベローノ(Berogno)氏の共著である『Gerusalemme ultima cena(エルサレム:最後の晩餐)』の中で、史実に基づいた最後の晩餐のメニューの研究調査の詳細が発表されたという。 ウルチオーリ氏の発言によれば、「イエス・キリストがユダヤ人であったと想定し、当時の食習慣や食に関してのユダヤ律法に照らし合わせながら研究調査を始めた」とのこと。当時のエルサレムでは、多くの絵画に描かれているような椅子に座ってテーブルで食事をする習慣はなく、床に置かれたクッションにもたれかかりながら、低いテーブルで食事をするのが一般的であったそうだ。 また、食事に関しては食材から作法にいたるまで厳しい律法下にあるユダヤ人であることから、食器はおそらく天然石から作られたものと、当時の流行であった赤土のテラ・シギリタ陶器であったと想定される。 聖書に描写されている、水をぶどう酒に変える奇跡の記述がある「カナの婚礼」から、当時のユダヤ人が食べることを許されたものと禁じられたものを分類することや、ヘロデ王の宴席を読み解くことによってローマ人とユダヤ人の食習慣の差などをウルチオーリ氏らは解明した。 メニューもわかってきたという。 豆のシチュー 子羊の肉 オリーブ 苦菜(ニガナ) 魚醤(ぎょしょう) 無発酵パン アロマタイズドワイン これらが「最後の晩餐」で食べられた可能性が高いとのことだ。 http //www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201604_post_9358.html http //www.truefreethinker.com/articles/roman-catholic-doctrine-eucharist-part-3%E2%80%94-passover-seder-and-last-supper http //eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/A5E6A5C0A5E4CEF1.html#x79ec8dd