約 4,151,090 件
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/90.html
ふぃぎゅ@メイト/謝肉祭 840 :名無したちの午後:2006/11/27(月) 15 26 07 ID zbSpK4sCO フィギュア@メイトの体験版には跨り手コキあったけどね。 製品版買った人いたら報告する義務があるぞ。 841 :名無したちの午後:2006/11/27(月) 15 55 45 ID lT1dpeut0 840 スマタとか手コキいぱいだった。 足コキは1回(2パターン) 842 :名無したちの午後:2006/11/27(月) 17 20 40 ID wTPEmaQf0 BE 1184139599-2BP(1000) ふぃぎゅ@メイトは結構いいと思う ただしゲームの都合上魔法による妄想空間でのHがほとんどで現実世界ではフィギュアにぶっかけ(描写はされない)となっている 詳細は、このゲーム攻略かなり難しくていまだに回想半分ちょっとなので他の人に任せる・・・ 853 :名無したちの午後:2006/11/29(水) 19 04 10 ID lfRA+MAr0 ふぃぎゅの足コキはコスプレチャイナ服のおねーさんだった。 197 :Mスレより[sage]:2007/04/30(月) 09 09 30 ID ngaXgi/80 562 名前:名無したちの午後 投稿日:2007/04/30(月) 03 02 43 ID XAb5qyst0 ふぃぎゅ@謝肉祭の報告 前回と同じCGでセリフ違いの足コキ・拘束騎乗位 赤髪キャラが撲殺天使の責め・手コキ ロリキャラの手コキ・足コキ・騎乗位(このキャラ全部受けだった) 青髪がアナル舐め手コキ サブキャラメイドの拘束オナホ責め Mシチュはなかったが思いのほか受けが多くてよかった 関連レス 265 :名無したちの午後:2011/01/14(金) 22 35 35 ID nVeajtbV0 主人公が四つんばいになって女の子が牛の乳搾りみたいにしぼってくれる手コキゲーってどんなのがありますか? 267 :名無したちの午後:2011/01/14(金) 23 52 38 ID 9sY73ORp0 265 「ふぃぎゅ@メイト」のFD「ふぃぎゅ@謝肉祭」で、カナイさんがしてくれる。 でも本編やらないと訳がわからないと思うので、それが嫌ならついでに本編やるのもありだろう。 一応、そっちでも炎道イフリナのコキがいくつかある。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3939.html
『許された』 3KB パロディ 自業自得 お家宣言 群れ 野良ゆ 許された 三作目 相変わらずの駄文 ろくに虐待描写なし パロネタあり 書き殴りです 「許された」 現代に出鱈目な饅頭生物「ゆっくり」が登場してはや数年、 そのあまりにも出鱈目な構造に人々は驚き、 可能性を見い出され、 傲慢な本質に失望され、 害獣扱いされるまでに時間はあまり掛からなかった 街にはペットの成れの果て「野良ゆ」が溢れ社会問題にもなったが、 その存在を人々に同情される事は決してなかった それでも野良ゆっくり達は環境に適応し様々な形を現した 人間に媚を売り、喧嘩を売り、アホが淘汰される中、 人間と極力接触を持たなくなった「野良ゆっくり」、 人間と仮初めの協力関係を結んだ「地域ゆっくり」、 人間の生活に寄生する為、その身を縮小させた「家ゆっくり」がそれである しかし、どのゆっくりも人間との力関係を理解していた そう、人間に逆らうようなアホなゆっくりは自然と淘汰されのだ 「…淘汰された筈なんだがなぁ」 今、俺の目の前に居るのは父まりさ、母れいむ、子まりさ、子れいむのスタンダードな家族 掃除の為に窓を開けていたら乗り込んで来て、 あろう事か俺の眼前で「お家宣言」をかまそうとした正真正銘のアホだ 無論、そんな宣言を許すほど俺も間抜けではない 「先祖返りか?隔世遺伝か?この糞饅頭どもが!!」 軽く蹴りをいれ阻止すると やれ「どれいにする」だの「せいさいする」だの威勢良く突っかかる ちょっとボコればあっという間にへりくだり今度は 『お家宣言はまだ成立してないよ! のーっかんっだよ!!』 とドヤ顔でのたまう 「てめーは大○班長か!!」 とそれなりにボコれば今度は”言葉だけの謝罪”を繰り返す 『ごめんなさい もうしません ゆるしてください』 「ゆっくりの謝罪は泣き声だ」と言った先人がいたがその通りだろう 今の世にゆっくりの謝罪に耳を傾けるものなどいない ましてやアホゆっくりであればなおさらだ 問答無用に潰して、ゴミ袋に突っ込み、それで終わり だがゴミ袋とて有料なこのご時世 たかが饅頭なれど、その大きさは成体でバスケットボールサイズ 正直、もったいないよねー と言う訳で 「あぁ、許してやるよ」 許すことにした 涙とよだれを垂らしながらコメツキバッタの如く頭を下げ 『あでぃがどうございまずぅ~』 と連呼しているが、 脳内では『のーっかんっが活きたよ』と、したり顔が見え見えである 「だが罰は与える」 『え?』と驚きの表情を見せるアホゆっくり 「まずはお前らの所属していた群れに連れて行け」 そう、こう言ったアホはだいたい野良の群れに属しているものだ ゆっくりども引っ掴み、家から歩いて10分もかからない近所の公園 群れはそこにあった ちなみに”一斉駆除に脅える人間と極力関わらない一般的な野良ゆっくりの群れ”だ そこでまず群れの長を呼び出し経緯を説明 かくかくしかじかまるまるうまうま 話を聞いた長は一斉駆除を恐れ、もの凄い勢いで謝ってくるが誤解して貰っては困る 別にこの群れ自体をどうこうしたい訳ではないのだ 近所で特に野良ゆ被害も聞かないしな 「こいつらにも言ったが謝罪もしてるし、一つ罰を与える事で許してやろうと思う で、その罰なんだが一定期間この群れで奴隷として扱ってやれ 俺を『どれいにする』とか言ったこいつらにはふさわしい罰だろう ちなみにお前らがもう良いよと思ったら奴隷から解放してやれ 判断はそっちに一任する」 そう言って群れを後にした 件の一家は助かったとばかりに安心していたがさてさて 3ヵ月後 公園のそばを通りかかると 『やべでぇ でいぶにひどいごどじないでぇ』 『ゆへへ、どれいが生意気な口きくんじゃないんだぜ』 『ぷーしゅぷーしゅすりゅよ』 『ゆんやー やめちぇー ぷーしゅぷーしゅしにゃいでぇ』 『ゆぷぷ どりぇいはみじめだにぇ』 そこにはお飾りを没収され、弄られ、傷つき、薄汚れ、 いまだに奴隷として扱われる一家の姿があった 『どぼじでぇ のーっかんっがいきたんじゃないのかだぜー ゆるされたんじゃなかったのかだぜー』 「ところがどっこい!これが現実です!!」 『ゆんやーーー!!』 おそらくこの一家は非ゆっくり症にかかり死ぬまで奴隷のままだろう ノーカン?通るかよ、そんなもん END 最後まで読んで頂きありがとうございます
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2362.html
律「・・・」 澪「へぇ、まぁいいけど」 律「いくないだろ・・・!?どうすんだよ、バレたら」 澪「大丈夫だよ、心配しすぎだぞ」 律「先生にバレたりしたら・・・!」 澪「りつー?」 律「いやだよ・・・そうしたら、澪に会えなくなるかも・・・」 澪「・・・」 唯「・・・澪ちゃん」 澪「なんだ?」 唯「澪ちゃんの彼女、これ誰?」 澪「律」 唯「あ、そうだったんだ。普段とのギャップがあり過ぎて別人かと思っちゃった、ごめんね」 澪「あぁ、いいよ。そればっかりは仕方ないから」 律「おいコラお前ら」 唯「でも、冗談抜きであの子何かアクションを起こすと思うよ?」 澪「まぁ大体予想はつくけどな」 律「職員室・・・?」 澪「いや、この部屋に来るだろ。何があったか確かめるために」 唯「そうだね。りっちゃんのことが好きな子なら尚更、自分でどうにかしたいとか思うかも?」 澪「そういうこと」 律「じゃ、じゃあ・・・早く帰r」 澪唯「るわけないだろ(でしょ)」 律「・・・うん、わかってた」 唯「いいね、一回やってみたかったんだよね」 澪「何が?」 唯「こういう切羽詰った状態で『声出しちゃ駄目だよ』って」 澪「・・・は?」ニコッ 唯「・・・え?」 律「えっ・・・おい、ちょっと、みお・・・?」ゾワッ 唯「え、澪ちゃん?」 澪「声なら好きに出せばいいだろ」 律「バレたらマズイって言ってるだろ・・・!?」 澪「だから、律がそう思うならそうすればいい。私はどっちでも構わないよ」 律「澪・・・」 澪「ん?」 律「とりあえず、スティック、離してくれよ・・・ささくれ、取れただろ?」 澪「ん、あぁ。だいたい取れたからもういいかな」 律「・・・」ホッ 澪「あーぁ、律の脇腹、トゲだらけじゃないか」 律「いっつ・・・だ、大丈夫だ・・・」 澪「本当か?痛くないか?」スッ 律「・・・!?さ、触るなって・・・」 澪「え?何?」ググッ・・・! 律「っうっああぁぁ・・・!!!!」 澪「律、私は構わないけど、声出しちゃまずいんじゃなかったのか?」 律「う・・・うぅ・・・」 唯「澪ちゃん随分楽しそうだね?」 澪「あぁ。でも、忘れてないよ」 唯「何が?」 澪「唯は、律としたいんだろ?」 唯「うん。このまま澪ちゃんに美味しいところ持ってかれそうで面白くないなーなんて思ってないから安心して」 律「いや・・・絶対、思ってるだろ、その言い方・・・」ゼェハァ 澪「ははは、大丈夫だって」 唯「へぇ?」 澪「唯、今日セッティングしたか?」 唯「え?うん、ギターとマイクだけね」 澪「そっか。十分だな」 唯「え・・・?」 澪「唯、マイク持ってきて」 律「え・・・澪、嘘だよな・・・?」 澪「え?」 律「だ、だって・・・」 澪「どうした?」ナデナデ 律「う・・・え、っと・・・」 唯「持ってきたよー」 澪「そうか」ストンッ 唯「・・・いいの?」 澪「・・・あぁ。律、おいで」 律「・・・」 澪「ここ、座って」ポンポン 律「・・・」ストンッ 澪「ん、いいこ」 唯「あーあー、テステス」ボンボンッ 律「澪・・・マイク、結構太くないか・・・?」 澪「そうだな。きっと痛いぞ」 律「だよ、な・・・」ゾクッ 澪「ん、今身震いしただろ?」 律「うっ・・・」 澪「期待してるんだ?」 律「・・・」 澪「妬けるな」 律「じゃあやめさせろよ・・・」 澪「いいんだ、私は妬きたいんだ」 律「意味わかんねぇ・・・最後に言うけど、私・・・澪以外にこういうことさせるの嫌なんだからな・・・?」 澪「うん、ごめんな」 唯「澪ちゃんの中で座ってるの見ると、やっぱりりっちゃんって体小さいんだなーって思うよ」 律「普段は態度がデカイから小さく見えないってか?」 唯「あはは、私そこまで言ってなーい」 律「どうだか」 唯「スネないでよー」 澪「よっと・・・」ギュッ 律「みお?」 澪「後ろから抱かれてると、少しは安心するだろ?」 律「お、おう・・・」 唯「それじゃ」 律「・・・」ゴクッ 唯「覚悟はいい?」ニコッ 律「・・・好きにしろって、さっきから言ってるだろ・・・」 唯「つれないね」アハハ 律「つれてたまるか」 唯「・・・ココはこんななのにね?」クチュ・・・ 律「んぅ・・・」 唯「すっかり忘れてたけど・・・そろそろ来るんじゃない?あの子」 澪「あぁ、言われてみれば。そうかもな」 律「・・・」 唯「ま、私も見られても全然平気なんだけど 澪「いいのか?」 唯「うん。そんなの後からどうとでもなるしね」アハハ 律「・・・」 唯「りっちゃん、感謝してよ?」 律「え・・・?」 唯「これね、澪ちゃんのマイクなんだよ」 律「そう、なのか・・・?」 唯「うん。マイク持ってこいって言われたときに大体察しがついたからね。付け替えてきた」 律「・・・」 唯「余計感じちゃうでしょ?」 律「・・・うる、せぇよ・・・」 唯「あはは、やっぱり否定しないんだね」 唯「それじゃ、ゆっくりいこうか」 律「・・・」 唯「ま、返事は期待してなかったからいいよ」 クチュ・・・ 律「・・・!?」 澪「んー?どうした?りつ」 律「お、音・・・!」 唯「何言ってるの?」 律「アンプ繋いでるのか!?」 唯「当たり前じゃん」 律「でも、これじゃ・・・」 唯「何?」イライラ 律「だって、それじゃ・・・声、我慢したとしても・・・え・・・?」 澪「ははは、今更気付く律可愛い」 律「澪・・・!?やめさせてくれよ・・・!」 澪「嫌だ」ガシッ 律「は、離せ・・・!」 唯「はいりっちゃん動かないよー」グリグリ クチュ・・クチュクチュ・・・!! 律「ふぁ・・・!?ちょ、ゆい・・・やめ・・・!」 唯「やめるわけないでしょ」グググ・・・ 澪「なかなか入らないんだな?」 唯「うん、澪ちゃんがちゃんと馴らしておいてくれないからだよー?」アハハ 澪「はは、心外だな。ちょっと慣らしたくらいじゃマイクは入らないだろ?」 唯「・・・はは、それもそうだね」 律「ゆ、い・・・!いた、痛い、って・・・!」 澪「りつ・・・」チュパ 律「!?」 唯「あれ?りっちゃんって耳弱いの?」 澪「あぁ。他にもな・・・」 律「おい、澪・・・やだよ・・・」 澪「胸も」サワァ 律「あぁ・・・!」 唯「へー、ちっちゃいおっぱいで頑張ってるんだね、りっちゃん」 律「おま・・・あとで・・・ぶっとばす・・・」 唯「あはは。涙目で凄まれるとゾクゾクしちゃうね?」 澪「おい、あまり律をいじめるなよ」 唯「ニヤニヤしながらよく言うよ」グリッ・・・ 律「つぅ・・・!?」 唯「あ」 澪「どうした?」 唯「へへ、入った?」 律「「ん・・・ちょっと、だけ・・・って、いったい・・・!!ゆ、い・・・ちょい、タンマ・・・!!」 唯「待ーてーまーせーんー」アハハ 7
https://w.atwiki.jp/299nobe/pages/673.html
すると、一瞬だけ、本当に一瞬だけ、それまでカダージュの顔に張りついていた甘い笑顔の仮面が剥がれた。 そこにあったのは凶暴性を向き出しにした顔。世界の全てを憎んでいるような、邪悪な顔。 「社長…気づいてるんだろ?」 言うと、彼は突然ルーファウスの目の前に跪いた。まるで忠誠を誓う騎士の様に。 そして、視線を上目使いでルーファウスと目を合わす。その時、ルーファウスは彼の目が、なぜか蒼色に見えた。 瞬間、ルーファウスは右腕に、先ほどとは比較にならない痛みを感じた。 同時に、こちらを見るカダージュの顔が、彼以外の誰かの顔の面影と重なる。 長い銀髪、冷たく蒼い、刺すような眼。それは紛れもなく――― ドスッ。 クラウドは、倒されていたザックスの墓標を地面に刺しなおした。 「お前の分まで生きよう。そう決めたんだけどな」 そして、彼の形見のバスターソードに、誰にも聞かれない呟きを漏らした。いつものことだった。 もう、俺は長くないかもしれない。 そんなことをぼんやりと考え始めたのは、どのくらい前からだったか。 左腕を蝕む星痕は日に日に大きくなっていくし、それに伴って心はだんだん空虚になっていく。 もう1年と半年以上もみんなには会ってない。このまま死んで霧のように消えてしまうのも、それはそれでいいかもな。 最近では、そんな自虐的な考えも芽生え始めた。 自分勝手なのはわかっていた。だが、彼は今更どうすればいいのかわからなかった。 着実に体を蝕む不治の病、2年近くも絶縁状態になっている仲間、かつての罪。 彼もまた、苦しんでいた。
https://w.atwiki.jp/zeturin/pages/1156.html
目次 【分類】ジャンル シナリオイントロダクション 登場人物主人公 ヒロイングループ知り合いグループA 知り合いグループB 知り合いグループC 知り合いグループD 知り合いグループE 学院Aグループ 学院Bグループ 学院Cグループ 学院Dグループ お嬢グループ エンドパターングッドエンド バッドエンド システム 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【分類】 構成 エピソード 思い付き ジャンル ベリーロング ロング ボブカット ショートカット ツインテ ツーサイドアップ ピッグテール ツインドリル ポニテ 二つわけ ドリル 三つ編み サイドテール お下げ お団子 ストレート ソバージュ カール パーマ 黒髪 茶髪 金髪 白髪 銀髪 ピンク 青 緑 紫 赤 おっぱい 横乳 谷間 下乳 谷間ホール ネクパイ 巨乳 貧乳 腋 鎖骨 うなじ 尻 脚 ふくらはぎ ふともも 体臭 よだれ 涙目 鼻水 方言 声 おもらし 汗 ヤンデレ ツンデレ クーデレ 不思議 電波 厨二病 邪気眼 世間知らず 天然 お嬢様 熱血 脳筋 堅物 真面目 律儀 潔癖 家庭的 地味 おっとり 引っ込み思案 クズ ゲス 腹黒 毒婦 肉食 草食 コミュ障 耳年増 ドヤ顔 ゲス顔 ☓ アヘ顔 ☓ ラリ顔 トロ顔 泣き顔 号泣 ☓ 男泣き 嘘泣き ジブリ泣き 上目使い ジト目 見下し ☓ 白目 仁王立ち ☓ ガイナ立ち ☓ ジョジョ立ち ☓ カトキ立ち ☓ 安彦立ち ☓ Wピース ☓ ガワラ立ち ☓ 勇者パース 雌豹のポーズ めがね マスク 帽子 カチューシャ ネコ耳 イヌ耳 ウサ耳 ヘルメット 兜 マフラー 靴 軍靴 サンダル パンスト 靴下 ガーターベルト ニーソ パンツ 女児パンツ 縞パン くまパン 白パンツ 黒パンツ ふんどし ブラジャー シミーズ ネグリジェ さらし 水着 スク水 ローレグワンピ ハイレグワンピ パレオ ビキニ レオタード ブルマ ジャージ ジーンズ ホットパンツ スパッツ(レギンス) スカート ミニスカート ロングスカート タートルネック セーター Yシャツ Tシャツ ポロシャツ アロハシャツ 和服 浴衣 袴 ラバー(革フェチ) ビキニアーマー 〇 白衣 剃毛 生理用品 〇 処女 生理中 妊婦 搾乳 母乳 百合 ホモ 性転換 女装 男装 ふたなり 障害(知的) 障害(身体) 乳幼児 ロリータ ショタ 熟女 老婆 合法ロリ 童顔 ロリ巨乳 オネショタ ホモショタ ロリショタ 女性少女愛 ケモショタ ケモロリ 家族 夫婦 実母/息子 娘/実父 妹/兄 姉/弟 双子 祖父/孫娘 〇 幼馴染 義母 義父 △ 義姉/義弟 △ 義妹/義兄 叔母/甥 叔父/姪 従兄妹 従姉弟 △ セーラー服 △ ブレザー 〇 ミッション系 △ ジャンバースカート 〇 看護学生 〇 見習い 幼稚園児 小学生(低学年) 小学生(高学年) 中学生 高校生 大学生 △ 女子校生 △ 女教師 チアリーダー 社交ダンス 新体操 スケート 応援団 陸上 水泳 馬術 登山 剣道 弓道 フェンシング プロレス 薙刀 射撃 柔道 テニス ラクロス ゴルフ バレーボール ソフトボール バスケ サッカー 卓球 ビーチバレー 放送 新聞 写真 演劇 漫画 文芸 美術 合唱 軽音 ブラスバンド ロックバンド 茶道 料理 科学 風紀委員 図書委員 保険委員 生徒会 厚生委員 中央委員 放送委員 体育委員 国語 数学 理科 社会 英語 体育 美術 音楽 巫女 尼(女僧) △ シスター アイドル ◎ ナース 〇 女医 〇 患者 博士 主婦 人妻 団地妻 未亡人 家事手伝い メイド ウェイトレス コンビニ店員 OL 秘書 女社長 SP 婦警 刑事 保安官 怪盗 スパイ くノ一 侍 変身ヒロイン 魔法少女 魔法使い 僧侶 賢者 戦士 狂戦士 騎士 聖騎士 黒騎士 天馬騎士 竜騎士 狩人 格闘家 ネズミ ネコ イヌ キツネ ヒツジ ウシ ウマ ヒョウ ウサギ 触手 植物 虫 人魚 天使 悪魔 女神 天女 仙女 妖怪 雪女 九尾狐 座敷童 精霊 妖精 エルフ 幽霊 英霊 未来人 宇宙人 古代人 異界人 メカ少女 サイボーグ アンドロイド サンタガール カウガール バニーガール 剣 銃 魔法 セクハラ イチャイチャ 〇 ハーレム ストリップ のぞき 盗撮 見てるだけ 視姦 ☓ SM ソフトSM ☓ 鼻フック スパンキング 拘束 ☓ 拷問 ☓ 内臓系 ☓ 切断 ☓ 眼球 ☓ 食人 言葉責め 罵倒 洗脳 催眠 ☓ 薬物 ☓ 麻薬 睡眠薬 自白剤 媚薬 精力剤 避妊薬 排卵誘発剤 ☓ デブ専 ペイント 軟体 露出 寝取り 寝取られ チラリズム パンチラ ブラチラ スカート捲り たくしあげ セルフスカート捲り 誘惑 挑発 咥えゴム 掴みシーツ だいしゅきホールド 股に手 手コキ 足コキ 素股 腋コキ 髪コキ ペッティング アナルセックス 浣腸 ☓ スカトロ大(食べる) ☓ スカトロ大(見る) ☓ スカトロ小(飲む) スカトロ小(見る) ぶっかけ 顔射 オーラルセックス ☓ セルフフェラ イラマチオ ☓ 食ザー フェラチオ 口内射精 精飲 ごっくん クンニスリング 69 パイズリ 潮吹き 射精管理 逆レイプ 尿道責め 多人数 ☓ 3P(男2・女1) 3P(男1・女2) ☓ 輪姦 ☓ スワッピング ☓ 乱交 獣姦 ピグマリオンコンプレックス 異物挿入 青姦 カーセックス 強姦 ☓ 産卵 ☓ 脳姦 ☓ 死姦 オナホール オナニー バイブ ローター 亀甲縛り ☓ 三角木馬 正常位 後背位 騎乗位 座位 立位 駅弁 まんぐり返し 松葉崩し 孕ませ 種付け ◎ 子作り 腹ボテ ◎ 着衣H 股布ずらし ずらし挿入 パンツ下ろし 片足パンツ ◎ 処女狩り 断面描写 ハメ撮り キスハメ 正月 初詣 餅つき 成人式 節分 バレンタイン 雛祭り ホワイトデー 春一番 卒業式 春休み お花見 入学式 オリエンテーリング 身体測定 GW 母の日 父の日 梅雨 夏休み 海水浴 夏合宿 夕立 お盆 肝試し 縁日 敬老の日 運動会 学校見学 文化祭 ハロウィン 大掃除 冬休み クリスマス 修学旅行 林間学校 臨海学校 スキー教室 お泊り 勉強会 〇 現代 △ 異世界 未来 異星 過去 昭和(戦後) 昭和(戦中) 昭和(戦前) 大正 明治 幕末 江戸(後期) 江戸(中期) 江戸(初期) 戦国時代 室町時代 鎌倉時代 平安時代 古墳時代 弥生時代 縄文時代 原始時代 古代文明 アメリカ 中国 ヨーロッパ オリエント アラブ インド 一軒家 アパート マンション 団地 自室 居間 風呂 トイレ 台所 寝室 納戸 玄関 蔵 庭 校舎 校庭 下駄箱 ロッカー 更衣室 プール 体育館倉庫 体育館 道場 屋上 教室 廊下 階段 踊り場 図書館 保健室 職員室 準備室 ホテル 公園 海岸 電車 バス タクシー 戦車 船舶 航空機 宇宙船 ヘリコプター 展望台 教会 神社 ◎ 病院 〇 診察室 〇 病室 △ 手術室 宿屋 酒場 荒野 早朝 朝食 朝練 登校 昼 昼食 昼下がり お茶会 夕方 下校 夕食 夜 夜食 深夜 小説 ラノベ エッセイ 絵本 漫画 アニメ 特撮 実写 舞台 漫才 コント 落語 ミュージカル 歌舞伎 狂言 能 人形劇 人形浄瑠璃 クレイアニメ 3Dアニメ ジャズ ロック ポップス キャラソン ラジオドラマ RPG ARPG SRPG TRPG シューティング アクションシューティング 弾幕シューティング 横スクロールシューティング 格闘 対戦格闘 無双 △ 育成シミレーション △ 恋愛シミレーション 経営シミレーション 戦略シミレーション アドベンチャー 推理アドベンチャー ボードゲーム カードゲーム ◎ 抜きゲー 〇 シーン回想 〇 CG鑑賞 〇 BGM鑑賞 〇 セーブ 〇 ロード 〇 クイックセーブ 〇 クイックロード 〇 文章スキップ ボイス付 イラスト カード ポスター 抱き枕 クッション シーツ おっぱいマウスパッド 缶バッチ タペストリー クリアファイル マウスパッド フィギュア ねんどロイド アクションドール 着せ替え人形 プラモデル 模型 ジオラマ 和風 洋風 中華 アメリカン エスニック クラシック モダン エキセントリック サイケデリック 萌え △ コミカル コメディー ホラー スリラー ミステリー パンキッシュ エレガント ラブラブ シリアス シナリオ イントロダクション 40人の美処女ナースや女医、患者達とHして童貞を卒業する。 毎日筋トレ感覚で子作りHするようになる。 登場人物 主人公 医師。 絶倫。 脳筋。世の中に戦争が絶えないのは筋肉が足らないからだと思っている。 筆記テストの点数が悪い理由は筋肉が足らないからだと考えている。 処女厨 童貞卒業は40人の美処女ナースや女医、患者達。 人体のことに詳しく、すぐにセックスのコツを掴み、初Hでイカせまくる。 ヒロイングループ 知り合いグループA 主人公の幼馴染。 4人 知り合いグループB 主人公の義理の家族たち。 4人 知り合いグループC 主人公の習い事仲間。 4人 知り合いグループD 主人公の仕事仲間。 4人 知り合いグループE 主人公の遊び仲間。 4人 学院Aグループ 4人 学院Bグループ 4人 学院Cグループ 4人 学院Dグループ 4人 お嬢グループ 姫1人 付き人2人 友人1人 エンドパターン グッドエンド 一定以上筋肉が付くこと。 バッドエンド 筋肉がおちること。 システム 選択肢はすべて筋トレメニュー。 筋トレの内容によって話や攻略対象が変化する。 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/シリーズF ★★ ファンタジー系 創作/シリーズG ★★★ 現代系 創作/もし脳筋牧師が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ エピソード 脳筋 創作/もし脳筋忍者が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/もし脳筋怪人が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/もし脳筋淫獣が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/もし脳筋神主が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/寝取り商法でナースをハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ ナース等 創作/どうしてこんな嬉しいハーレム病院になった。 ★★★ 創作/どうしてこんな嬉しいハーレム部隊になった。 ★★ 創作/学院A ★★★★ 登場組織 創作/学院B ★★★★ 創作/学院C ★★★★ 創作/学院D ★★★★ 創作/モテキスター ★★★★ アイテム 創作/霊酒・鬼孕ませ ★★★★ 創作/竿姉妹の契り ★★★★ 創作/ハーレム工作員 ★★★★ 職業・種族 創作/ハーレム大臣 ★★★★ 創作/ハーレムエンジェル ★★★★ 創作/ハーレム星人 ★★★★ 創作/ハーレム妖精 ★★★★ 創作/ハーレムゲーのシナリオ案 ★★★ タグ 構成 最終更新日時 2013-05-26 冒頭へ
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18220.html
「何かさ、不毛って気がしてきた」 私はつい口にしてしまう。 気を悪くするかと思ったけど、和は微笑んだままで私の言葉に頷いてくれた。 「やっぱり情報が足りなさ過ぎるわよね。 情報不足でいくら推論を組み立てたって、真相に辿り着けるはずも無いわ。 昨日、律が資料を集めてきてくれなかったかしら?」 「すみません、真鍋生徒会長」 「それは冗談としても、とにかく推論は推論のままにしておくべきでしょうね。 可能性を論じる事は無駄じゃないけど、それに囚われ過ぎるのは無駄だと思う。 それに今はこの状況の原因より、これからどうするかの方が大切よ」 和らしからぬ発言だと思った。 何でも原因を確かめてから、その後に対策を立てるのが和の性格だと思ってたからだ。 首を傾げながら私がそれを訊ねると、和はまた軽く笑った。 「時と場合によるわよ。 情報が足りないわけだし、何にせよ、今はこの状況に適応するのが第一よ。 いずれは真相を明らかにしたくはあるけど、 真相を知った所でどうしようもない事もあるじゃない。 この状況に適応出来てない内にそんな真相に辿り着いてしまったら、 少なくとも私も冷静でいられる自信は全く無いわ」 「恐い事をさらりと言うよな、和も。 勿論、考えておかなきゃいけない事だと思うんだけどさ……。 でも、知った所でどうしようもない真相ってのは、例えばどんなのなんだ?」 「勿論、これも可能性なんだけど、こういうのはどうかしら? 私達はもう死んでいて、この世界は三途の川みたいな世界。 この世界は生前の罪や穢れや煩悩なんかを洗い流すための禊ぎの空間なのよ。 この世界での生活が何らかの形で終わった時、 私達は一つの生をやっと終えて、新しい輪廻の円環に至る……とか」 「うわっ……。 そりゃ確かに縁起でもないし、どうしようもないな……」 私が呟くと、「勿論、可能性よ」と和は付け足した。 可能性なのは私も分かってるけど、 その可能性が間違っていないとも言い切れない。 それは頭の片隅ででも、考えておかなきゃいけない事なんだ。 でも、まあ、今はまだいいだろう。 まずは和の指摘通り、私達がこれからここでどうやって生きていくかを考えるべきだ。 その答えは私にはまだ出せそうもないけど、 和に考えてもらいながら、少しずつ話し合っていければいいと思う。 にしても……。 私は感心して和に声を掛けていた。 「色んな可能性を考えるよなあ、和も。 流石は頭脳労働担当ってか?」 「律達に動いてもらってる分、色々と考えておかないと申し訳ないもの。 それが私に出来る事だものね。 でも、出来ればたまにでいいから律達にも考えてほしいわ。 私の頭は固い方だって自分でも思うのよ。 試験とかの決まり切った答えなら出せるけど、柔軟な発想じゃ唯達にはとても敵わないから」 「唯の発想と比べたら、誰の脳味噌も筋肉みたいなもんだと思うけどな……」 「それでも、よ。 唯ほどでないにしても、律も私には思いも寄らない発想をしてるもの。 そして、その発想を実践する行動力もある。 唯も発想力はすごいんだけど、突拍子が無さ過ぎて実践出来ない事があるものね。 だからね……、本当に頼りにしてるわ、律」 なるほど……。 和が私を頼りにしてるのは本当らしい。 その期待に応えられるかは分からないけど、出来る限り応えたいな。 私は親指を立ててウインクをして言ってみせる。 ウインクは苦手だけど、それは放置の方向で。 「頼りにされついでに、一つ私の推論を和にお聞かせしようじゃないか。 そうだな……、この世界から生き物が消えたのは火星人の仕業ってのはどうだ? UFOで皆をキャトってったんだよ」 「キャトってって……、キャトルミューティレーション? キャトルミューティレーションは家畜の事を指すから、 正確にはヒューマンミューティレーションになるわね……。 その可能性も無いとは言い切れないけど、 実際に火星人の仕業だったら律はどうする気なのよ? UFOを見つけ出して殴り込みでも掛けるわけかしら?」 「モチのロンよ! 私達の戦力では無理なんて心配はノープロブレム! 私達には音楽があるからな! 音楽で殴り込むぜいっ! 知ってるか、和? 火星人は音楽を聞くと頭が爆発して死ぬんだぜ?」 「あったわね、そんな映画……。 あ、でも、唯達はいいとしても、律とムギはどうするのよ。 ムギはキーボードを首から掛ければどうにか移動も出来るだろうけど、 律の方は流石にドラムを自由に持ち運ぶのは、やっぱり無理なんじゃないかしら」 「それもノープロブレム! ドラムを身体中に巻き付け、背中に背負って移動してやるからな!」 「何、その雷様……」 ◎ 時間は少しだけ前の話になる。 真夏の朝、私が一人で屋上を訪れていたのには、深いようで浅い理由があった。 そもそも自分でも真夏に屋上で佇むなんて、 風流どころか熱中症を心配したくなるけど、何故だかあまり暑さは感じなかった。 暑いはずなのに、暑さをあんまり感じないんだよな。 それは精神的な問題なんだろうか。 それとも本当に体感温度が下がってるのか? そういや、ヒートアイランド現象って言うんだっけ? クーラーやら何やらの排気熱のせいで、都市全体の温度が上がっちゃう現象の名前って。 今の状況、少なくともこの町では誰一人クーラーを使ってないはずだ。 私達も含めて、だ。 人が消えてから、ほとんどの電化製品は全く動かなくなった。 難しい話じゃなくて、単純に町全体に電気が通ってないだけだ。 だから、使いたくてもクーラーなんて使えないんだよな。 そういう意味で町全体の温度が下がっちゃった……、ってのはあるのかな? まあ、どっちでもいいか。 とにかく、電気が通ってないわけだから、電灯だって点かない。 そのせいもあって、何と私達は昨日は午後の九時に消灯……、じゃないや、就寝した。 九時だぞ、九時。 健全な女子大生が眠っていい時間じゃないよな。 でも、電灯が点かないんじゃ、 テレビゲームどころかボードゲームも出来なかった。 自宅や学校から集めてきた蝋燭を無駄遣いするわけにもいかない。 電池で動く電化製品は動くみたいだけど、 電池を消耗させてまで遊ぶ気力も度胸も残ってなかった。 結局、私達はそれぞれに寝る事しか出来なかったわけだ。 ちなみに全員がまとまって寝るのも手狭だろうって事で、 ひとまずの間だけど、私達は二つのグループに分かれて眠る事になった。 生徒会室で眠る事になったグループが私、和、梓、純ちゃん。 軽音部の部室で眠る事になったグループが唯、憂ちゃん、ムギ、それに澪だ。 勿論……、って言うのも変な話だけど、 私と澪が違うグループになった事は、梓と純ちゃんに心配された。 特に純ちゃんが必死な表情で、私を説得しようとしていた。 「澪先輩と一緒じゃなくていいんですか? よければ私が澪先輩と変わりますよ!」 って、そう申し出てくれた。 それだけ私達がいつも一緒に居るって思われてるんだろう。 一緒に居なきゃいけないんだって。 それはとても嬉しかった。 純ちゃんは本当に優しい子だ。梓と親友なのも納得出来るよ。 私はそんな純ちゃんに感謝しながら……、でも、ちょっと卑怯な事を言った。 「別に澪と一緒じゃなくても大丈夫だよ。 それとも、純ちゃんは私と一緒のグループが嫌なのか?」 我ながら卑怯な言い方だったと思う。 そんな事を言ったら、純ちゃんの方が引き下がるしかないって分かり切ってるのにさ。 予想通り、純ちゃんは「そんな事ないですけど……」と残念そうに引き下がってくれた。 気を遣ってもらいながら、純ちゃんには本当に悪い事をしちゃったと思う。 でも、今はまだ、面と向かって澪と話せそうになかった。 家に閉じこもろうとした澪の事を怒ってるわけじゃない。 澪の気持ちはよく分かるし、出来る事なら支えてやりたい。 だけど、澪に掛けられる言葉が見つからないんだ。 何を言っても、わざとらしい気休めになっちゃいそうな気がしてる。 私が澪に掛けたい言葉はそんな気休めなんかじゃない。 いや……、ひょっとしたら、気休めでもいいのかもしれなかった。 気休めでも何でも、とにかく澪に言葉を掛けるべきなのかもしれない。 少しずつ言葉を掛けていく内に、 本当に言いたかった言葉が見つかるものなのかもしれない。 頭では分かってるつもりだ。 それでも、身体と……、心が動き出せないんだ。 頭の中で見つけた言葉を喋ろうと口を開いても、 うるさく響く心臓の鼓動が、一瞬で私の言葉を消して口を閉じさせる。 恐いんだと思う。 澪を失うのが恐いんだ。 澪だけじゃない。 唯も、梓も、ムギも、和も、憂ちゃんも、純ちゃんも……。 皆を失うのが恐くてどうしようもない。 当然だけど、誰かを失うのはいつだって恐い。 大切な人達を失くしたくない。 こんな状況じゃなくたって、恐いに決まってる。 でも、今の世界がこんな状況だから、余計に私は動き出せなくなってる。 下手な事を言ってしまって、もしも誰かから少しでも拒絶されてしまったら……。 私はそれに耐えられる自信が全然無い。 今だって不安を必死に押し殺してるのに、 これ以上誰かを失ってしまうなんて、考えただけで身体が震えるのを感じる。 世界に私達以外誰も居ないこの状況。 こんな状況で仲間を失ってしまったら、その先にあるのは完全な孤独だけじゃないか。 馬鹿みたいだって自分でも思う。 『完全な孤独』だなんて、思春期の中学生かよ……。 私はもう大学生なんだぞ? 自分が誰からも愛されてるって考える事と同じくらい、 自分が誰からも拒絶されてるって考える事は馬鹿な事だって知ってる年頃だろ? そう思うのに、やっぱり動き出せない自分はまだ本当に子供だ。 少しは成長出来たつもりだったのに、本当に私はまだまだだ。 高校三年間、どうにか軽音部の部長をやり遂げられたと思ってたのにな……。 そんな事を考えてたせいだろう。 休みの日はかなり寝入っちゃう私なのに、今朝に限って早く目が覚めた。 寝袋の中から身体を引きずり出して、 家から持ってきた目覚まし時計に目を向けると、まだ六時にもなっていなかった。 勿論、早寝のせいもあるんだろうけど、 こんな早い時間に目を覚ますなんて滅多にない事だ。 周りを見回してみると、和と梓はまだ眠っていた。 和と梓は静かな寝息を規則正しく立てている。 でも、梓の隣の布団で寝ていたはずの純ちゃんの姿が無かった。 布団だけ残して、純ちゃんの姿は影も形も見当たらない。 部室の方にでも行ったんだろうか? 私もちょっと校内を散歩しようかな……? そう思いながら、生徒会室の扉を開いてみて……、私は息を呑んだ。 廊下、生徒会室から少し離れた場所に、純ちゃんの変わり果てた姿が転がっていたからだ。 昨晩、一緒に寝ていた時とは、明らかに違っている純ちゃんのその姿……。 髪型は無惨に乱れ、可愛いデザインのパジャマも見る影もなく……。 「純ちゃん……!」 小さく叫んで、私は廊下に転がる純ちゃんに駆け寄る。 駆け寄りながら、多くの事を一瞬で考える。 一体、何だってんだよっ? 誰も居ないはずのこの世界に、エイリアンみたいな奴でも居たってのか? エイリアンが純ちゃんを襲ったってのか? この世界から人を消したのもそいつ……? もしかすると、そいつは私達を一人ずつ狩るために世界をこんな風に……? 今もそいつは何処かで私達を監視して……? ああ、もう、とにかく! 今は純ちゃんだ! 私は仰向けに転がる純ちゃんの頭を抱え、自分の胸元に引き寄せる。 純ちゃんの肌は暖かかった。 でも、暖かいからって、安心出来るわけでもない。 喉から心臓が出そうなほどに緊張し、自分の手が痙攣しているのを感じる。 それでも、私はそれを必死に耐えて、 昨晩とは全く違ってる姿……、 パジャマも纏わず下着だけの姿になってる純ちゃんの異常を探る。 下着だけの姿とは言っても、 寝る前はパジャマだったわけだから、当然ブラジャーも着けてない。 そんなパンツしか履いていない姿の女子高生が、 学校の廊下に転がってるだなんて、そんなのただ事であるはずがないじゃないか。 「純ちゃん……! どうしたんだ、純ちゃん……!」 頭を揺さぶりながら、目を皿のようにして純ちゃんの全身を見渡す。 純ちゃんの裸を見るのは初めてだが、そんな事を言ってる場合でもなかった。 一見した限りじゃ外傷は無さそうだけど、 人は外傷が無くても死んじゃう事だってあるんだ。 もしも純ちゃんに何かあったとしたら、それは年上の私の責任だ。 そうだとしたら、後悔してもし切れない。 無事でいてくれ、純ちゃん……! 不意に。 私の後ろからとぼけた様子の声が響いた。 「あーあ、純ったら……。 あれだけ気を付けてって言ったのに……」 驚いて、私は声の方向に振り返る。 そこには寝ぼけ眼の梓が、呆けた様子で立っていた。 その梓の表情からは、驚いた様子は一切見受けられなかった。 何だよ……。 何を言ってるんだよ、梓は……。 「気を付けて」ってのは何の話なんだ? 梓は何を知ってるってんだ? 学校の中でエイリアンが歩き回ってる事を知ってたってのか? 「律先輩の声で目が覚めちゃいました……。 何があったのかと思ったら……、純のせいだったんですね……。 大丈夫ですよ、律先輩……。すぐ慣れますから……」 梓が何の感動も無く、淡々と言葉を続ける。 背筋が凍る気がした。 こんな異常事態に冷静でいられる梓の事が、心底恐ろしくなってくる。 慣れるってのはどういう事なんだよ。 また何度もこういう事が起こるって言いたいのか? それとも、梓はこういう事を何度も経験してきたってのか? 私は喉から声を絞り出して、 震える身体を抑えながら、掠れた声でどうにか梓に言った。 「大丈夫ってのは何なんだよ、梓……。 こんなのただ事じゃないだろ……。 だって、純ちゃんが……、純ちゃんが……!」 「確かにただ事じゃないですよね……。 純のこの寝相の悪さ……」 「寝相かよ!」 早朝の学校全体を震わせるくらいの声で、私は絶叫した。 朝も早くから申し訳ないが、絶叫せずにはいられなかった。 寝相って何やねん! その私の声で意識がはっきりしたのか、大きな目を見開いた梓が困った様子で囁いた。 「いきなり大きな声を出さないで下さいよ、律先輩。 和先輩達はまだ寝てるんですから、迷惑になりますよ」 「いや、でも寝相って、そりゃいくらなんでも……」 言いながら、恐る恐る自分の耳を純ちゃんの口元に近付けてみる。 耳を澄ませば、すぐに純ちゃんの口元から安らかな寝息が聞こえた。 それはそれは安らかな寝息じゃったそうな。 「本当に寝てるだけかよ!」 「だから、大きな声を出さないで下さいってば。 さっきからそう言ってるじゃないですか、律先輩。 純ってばいつも『気を付けて』って言ってるのに、全然寝相の悪さが直らないんですよ。 人の布団に入ってくるし、人の顔は蹴ってくるし……、 ひどい時は今みたいに寝ながら服を脱ぎ散らかしたりもするんです。 特に昨日はクーラーを使えなくて寝苦しかったんで、 パジャマを脱ぎたい気持ちはちょっと分かりますけど……。 まあ、もう『慣れ』ましたけどね」 「でも、廊下で寝るってのは、寝相にしてはひど過ぎないか……?」 「あ、いえ、寝相と言うのは言葉のあやですよ、律先輩。 多分、純は半分眠ってる状態でトイレに行って、帰り道で力尽きたんだと思います。 ほら、あそこにパジャマもありますし、蒸し暑いから脱ぎながら帰って来てたんでしょうね。 実は純にはよくある事なんです。 前に純の家に泊まった時の話なんですけど、 私と一緒に部屋で寝てたはずなのに、目が覚めたら純は何故か玄関で寝てましたよ」 仕方が無い子ですよね、と付け加えてから梓が苦笑する。 すげー……。 純ちゃんもすげーけど、それに慣れ切ってる梓もすげー……。 そういや、さっき私は今の純ちゃんの髪型を無惨とか考えてしまってた。 何かの事件に巻き込まれたのかと思ってたけど、 こうして眠ってるって事は、今の髪型は単なる寝癖だって事か……。 何か、ごめん……。 無惨な髪型とか考えて、本当にごめん……。 5
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18242.html
「えっと……、ごめんね……。 私ったら全然気付かなくてさ……」 「いえ……。 私こそ年上の人をちゃん付けで呼びたいだなんて、 いきなり変な事を言ってしまってすみません……。 でも……」 途切れ途切れながら、憂ちゃんは自分の想いをはっきり口にしてくれた。 憂ちゃんからそんなに信頼されてるのは凄く嬉しい。 でも、何でだ……? 私はその答えが出せない。 自慢じゃないが、この数日でそんなに憂ちゃんと親しくなる何かがあったなんて思えない。 三年間、それなりの距離感を持って私達は付き合っていた。 友達の妹っていう難しい位置にいる憂ちゃん相手に私は少し戸惑ってて、 多分、憂ちゃんはそれを察して、私と丁度いい距離感で付き合ってくれてたと思う。 けど、今の憂ちゃんは私ともっと親しくなりたいと言ってくれてる。 失礼だと思うけど、私にはその理由が全然分からない。 はっきり言って、本気でお風呂以外に理由が見当たらなかった。 梓には冗談で言ってたんだけど、本気で湯の力が私達を近付けてくれたんだろうか? そりゃ私だって、一緒に風呂に入ったおかげで若干親しくなれたとは思ってるんだけど……。 流石にその理由まで憂ちゃんに訊いちゃうわけにはいかない。 そんなの失礼過ぎるにも程がある。 だから、今度こそ私はちゃんと憂ちゃんの気持ちを考えなきゃいけない。 あの日の事をもっと思い出すんだ。 あの日、憂ちゃんと私の間に何があったのかを……。 裸の憂ちゃんと抱き合うような体勢になった……、ってのは違うよな。 憂ちゃんは本気で私の事を心配してくれてたし、 ムギの勘違いの事にも気付いてないみたいだった。 となると、あの日、私と憂ちゃんの間であった事と言えば一つしかない。 「ほうかごガールズ……?」 私が訊ねるみたいに口にすると、憂ちゃんの表情がパッと輝いた。 私達の様子を見ていた純ちゃんと和の様子も安心した感じになる。 嬉しそうに微笑みながら、憂ちゃんが話を続けてくれる。 「はい……! あの日は言ってなかったんですけど……、 恥ずかしくて言い出せなかったんですけど……、 だから、今、言わせてもらいますね……。 律さんが新バンドの……、 ほうかごガールズの事を発案してくれて、私、とても嬉しかったんです。 これでお姉ちゃん達に私達の演奏を聴いてもらえるんだって思うと、凄く嬉しくて……。 それもそのバンドに和ちゃんまで参加してくれるなんて、本当、夢みたいです……! 今更ですけど、本当にありがとうございます!」 憂ちゃんは少しだけ興奮して言っていた。 憂ちゃんが興奮するなんて、よっぽどの事だった。 そうか……。 私は憂ちゃんにそんなに喜んでもらえる事を思い付いてたのか……。 正直、単なる勢いだけの思い付きが、憂ちゃんにそんなに喜んでもらえてたなんて思いもしなかった。 大体、それはわかばガールズのためだけに言い出した事じゃない。 何も出来てない自分が悔しくて、 それと私自身もわかばガールズの演奏が聴きたくて、 そんな下心もあって言い出した事なんだ。 不純な雑念や下心に溢れた勢いだけの発案なんだ。 それがこんなに喜んでもらえてるなんて、何だか申し訳ないけど……。 でも……。 それは口にしないでいい事だと思った。 始まりや理由は何であれ、憂ちゃんはそれを嬉しいと思ってくれた。 私の事を信頼してくれたんだ。 だったら、言いだしっぺとしての責任を取るのが、私のせめてもの罪滅ぼしだ。 私はいつも勢いだけの自分に呆れながら、 でも、ちょっとだけ感心しながら、憂ちゃんの目をまっすぐに見つめた。 今度は変な気負いもなく正面から見つめられた。 「ほうかごガールズの事……、 憂ちゃんにそんな喜んでもらえてたなんて、私も嬉しいよ。 ごめんね、すぐに気付けなくってさ……。 その分、私、皆の演奏をしっかり支えるよ。 部活に力を入れてるわかばガールズの演奏に匹敵出来るかは分かんないけど、頑張る。 だから……」 私は正直な想いを口にした。 頑張ろう。 わかばガールズの完璧な演奏を手助けするために、精一杯頑張ろう……! そんな真剣な想いを込めていたけど、何故だかその言葉は純ちゃんに苦笑された。 持っていたベースを軽くかき鳴らしてから、純ちゃんが私に言った。 「違いますよ、律先輩。 ここはアレですよ? 「頑張る」じゃなくて、「一緒に頑張ろう」って言う所ですよ? だって、私達、もう同じバンドのメンバーじゃないですか。 もう仲間なんですから、他人行儀な言い方は無しにしましょうよ。 仲間で一丸になって、澪先輩達にすっごい演奏を聴かせてあげましょうよ!」 言い終わった後、流石の純ちゃんでも照れ臭かったんだろう。 頬を少し赤く染めながら、照れ隠しなのかピースサインを見せた。 仲間……か。 言われてみれば、そうだった。 助っ人のつもりだったから自覚は無かったけど、助っ人でも仲間は仲間なんだ。 もう他人行儀な考え方をするのはやめよう。 期間限定だけど、私の新しいバンドとして、全身全霊で皆と演奏するんだ! 「分かったよ、純ちゃん。勿論、憂ちゃんも。 私、自分の事を助っ人だからって、軽く考えてたかもしれない。 でも、それじゃいけなかったんだ。 助っ人だろうが何だろうが、 メンバー全員が気持ちを一つにしなきゃ、いい演奏なんて出来ないよな。 だから……、一緒に頑張ろうぜ!」 私が手を挙げて宣言すると、憂ちゃん達も笑顔で手を挙げてくれた。 まだライブをする前に、この事に気付けて本当によかった。 単なる助っ人ってだけの気分だったら、いい演奏なんて出来なかったかもしれない。 それに気付かせてくれた皆には本当に感謝したい。 和が私のその様子を見て、静かに微笑みながら言った。 「久し振りに聞いたわね、律の『ぜ』って語尾。 私の前じゃたまに出してたけど、憂達の前じゃあんまり出してなかったでしょ? 律も憂達の前じゃ照れてたのかしら?」 「うおーい! そこは気付いても黙っててくれよ、和ー……!」 和に言われなくても、そこは私も自覚してた。 憂ちゃんと純ちゃんの前じゃ、ちょっと口調変えちゃうんだよな、私。 二人が嫌いってわけじゃなくて、 年下に素の自分を見せるのはやっぱり恥ずかしかったんだと思う。 いや、梓は除くけどな。 でも、ぎこちなくても、少しずつそういうのはなくしていこう。 私達はもう仲間なんだから。 私は照れ隠しのために、憂ちゃんに微笑みかけて言ってみる。 「って事で、それは置いといてとにかく……、 憂ちゃんは遠慮なく私の事をりっちゃんって呼んでくれていいぞ! 何だったら律って呼び捨てにしてくれても構わないからさ!」 私の言葉に憂ちゃんが嬉しそうにしながらも、軽く頭を下げて返した。 「ありがとうございます、律さん。 りっちゃんって呼ぶのを許してくれて、私、嬉しいです。 でも……、やっぱりまだしばらくは律さんってお呼びしますね。 りっちゃんで呼ぶのは、まだちょっと恥ずかしくて……。 でもいつか……、いつか必ずりっちゃんって呼ばせてもらいますね……!」 「そっか……。うん、いいよ。 その時を楽しみに待ってる。 こういうのは強制で呼ばせるようなもんじゃないしさ」 「自分で話を盛り上げておいてすみません、律さん……。 あ、そうだ! 律さんの方こそ、私の事、『憂』って呼び捨てで呼んで下さい。 律さんが梓ちゃんを呼び捨てで呼ぶの、いいなって思ってたんです」 私が憂ちゃんの事を呼び捨てに……? 『憂』って……? うわ、それは想像してなかった。どうしよう……。 私がその答えを出すより先に、純ちゃんが憂ちゃんの話に乗っかった。 「あ、それいいなー、憂。 ねえ、律先輩、私の事も『純』って呼び捨てで呼んで下さいよ。 後輩を名前で呼び捨てる関係なんてカッコいいじゃないですか! さあさあ、遠慮なく!」 ノリノリだー! 一応、私が純ちゃんを呼び捨てにする光景を想像してみる。 憂ちゃんを呼び捨てにするよりは想像しやすかったけど、 やっぱり純ちゃんを呼び捨てにするのも恥ずかしい。 呼び方を変えるってのは、難しいよな……。 漫画みたいに親しくなったらいつの間にか呼び捨ててるって事は無いぞ、マジで。 私は照れ笑いを浮かべて、頬を掻きながら純ちゃん達に言う。 「機会があればな! いきなり呼び捨てってのはちょっと……ね。 その内、そう呼ぶからさ!」 私の言葉に純ちゃんと憂ちゃんは残念そうな顔をしたけど、すぐに納得してくれた。 自分達も簡単には私の事をりっちゃんって呼べない気持ちがあるみたいで、 私の気持ちを分かってくれたみたいだ。 その内……、ってのは、勿論その場しのぎの嘘じゃない。 今はまだ恥ずかしいけど、皆でライブをした頃には、少しは呼びやすくなってるはずだ。 その頃には、新しい呼び方で呼び合える仲になっててほしいと思う。 呼びたい、と思う。 でも、それはまだもうちょっとだけ先の話だ。 私はスティックを掲げると、私の新しい仲間達に向けて宣言してみせる。 「よっしゃ。 仲間同士の親交も大切だけど、練習だって同じくらい大切だ。 そろそろ練習しようぜ! 期限があるわけじゃないけど、出来るだけ早く澪達にライブをみせてやりたいからな!」 私の言葉に、「はいっ!」、「そうですね!」、「分かったわ」と三者三様の返事が上がる。 皆の返事は嬉しかったけど、同時に私は突っ込みを待っていた。 多分、あいつからの突っ込みが来るはずだって思ってた。 このパターンならあいつから、 「普段は練習しようなんて言わないのに、今日はやけに張り切ってますね」って突っ込みが来るはずだ。 そう思ってた。 だけど、あいつからの……、梓からの生意気な突っ込みは来なかった。 梓は私の言葉をまるで聴いてないみたいに、音楽室の壁を見つめながらぼんやりしていた。 「おーい、梓ー? 練習だぞー? おまえがいつもやりがってる練習だぞー?」 ちょっと声を張り上げてみるけど、梓は全く反応しなかった。 そういや、梓はさっきまでの会話にも全然参加してなかったよな。 私と憂ちゃんの会話には参加しそうなもんなんだけどな……。 何か悩み事でもあるんだろうか……。 何だか心配になる。 でも、大事だって騒いじゃうのも、梓に悪い気がするしな……。 どうしようかな……。 何個か解決策を考えてみたけど、私らしい最適な答えは一つしか見つからなかった。 我ながらひどい解決策だなって思う。 でも、それが一番だ思ったから、私は少し深呼吸してから意を決して立ち上がった。 壁を見つめている梓にゆっくりと近付いていく。 手を伸ばせば届く距離。 そんな距離にまで近付いても、梓は私の行動に気付いてないみたいだった。 小さく溜息を吐いてから、私は梓に手を伸ばして……、 成長してる気がしないでもないその梓の控え目な胸を鷲掴み、耳元で囁いてやった。 「あーずーさちゃん?」 「にゃっ!?」 梓があだ名通りの猫みたいな悲鳴を上げる。 やっぱ効果抜群だな。 ぼんやりしてる澪によくやる技なんだけど、澪の奴もこの私の技には弱い。 ほぼ確実に反応して、その後に「聞こえてるよ!」って言いながら殴り掛かって来る。 聞こえてるなら反応しようぜ……。 梓の奴も多分、殴り掛かって来るはずだ。 前に澪のコスプレ……、じゃないか。 とにかく澪の真似をさせようとした時、 こいつ、「律、うるさい!」って言いながら本気で殴り掛かって来たからな……。 あれは痛かった……。 ただ殴られるだけってのも悔しいから、 私は鷲掴んだ胸を揉んでやろうと少し手を動かそうとして……、気付いた。 あれ……? も……、揉めん……。 ブラジャーの硬い感触だけが手に伝わってきて、どうにも揉みようがない……。 梓……、胸が成長してるように見えたのは私の気のせいだったのか……。 つーか、ブラジャーのサイズだけ大きくしてるんじゃないのか? サイズが合ってない気がするんだが……。 瞬間、私は途轍もなく悲しくなった。 まさか梓……、自分の成長を信じてサイズの大きいブラジャーを買ったのか? フィッティングもせずに……? やめてくれ……。 人の事を言えない立場なだけに悲しくなってくる……。 だけど、今はそんな事はどうでもよかった。 いつまで経っても、梓の拳が私の脳天を襲わない事の方が気になった。 本気で心配になって来て、手を梓の胸から離しておずおずと訊ねてみる。 「おい、梓……? おまえ、大丈夫か? 熱でもあるのか? 調子が悪いんだったら、早めに昼飯作ってやるから、食べて休んでいいんだぞ……?」 「あ……、はい……。 いえ、えっと……、大丈夫です……。 考え事してただけなんで……、 その……、返事しなくてすみませんでした……」 梓が元気無く呟く。 そして、大きな溜息。 胸を揉んだ私の行動がとても間抜けに思えて来る。 私が間抜けなのは全然構わないんだけど、 その間抜けさに今の梓を巻き込んでしまうのは、ひどく申し訳ない気がした。 私、間違っちゃったのか? 私の思い付きの行動が失敗する事は多いけど、今回も失敗だったのか? 梓の調子を取り戻そうとしてやった事は、完全に失敗だったってのか? それを梓に訊ねたかったけど、本人に訊く事じゃないってのも分かってた。 私は無理して笑ってから、梓の肩を軽く叩いた。 どうしよう……。 梓に嫌われちゃってたら、どうしよう……。 思わずそんな事を考えちゃってる自分に気付く。 当然だけど、梓だろうと誰だろうと、誰かに嫌われるのはどんな時だって嫌だ。 嫌に決まってるじゃないか。 でも、閉ざされた世界に来てから、私は誰かに嫌われるのがすごく怖くなってる気がする。 皆、親しい仲間達だし、残されたのは私達の八人だけなんだ。 たったそれだけしか居ないのに、そんな数少ない仲間に嫌われるなんて、絶対に嫌だ……! 様子がおかしいはずの梓にすら、私の顔色が悪い事を気付かれちゃったんだろう。 梓が心配そうな顔を向けて、私に言ってくれた。 「どうしたんですか、律先輩? これから練習するんですよね? ぼんやりしててすみませんでした。 私はもう大丈夫ですから、練習しましょう?」 悩んでる梓に何で気を遣わせちゃってるんだよ、私は……。 私は自分の情けなさと臆病さに呆れながら、どうにか掠れた声を絞り出す。 「あ、ああ……。 今日は初めてほうかごガールズで合わせる日だからな……。 しっかり頑張れよ、梓。 それと……、えっと……」 「何ですか?」 梓が首を傾げて私に訊ねる。 その顔にはもう微笑みが戻っていた。 梓の悩みはひょっとしたらそれほど深い悩みじゃなかったのかもしれない。 私が勝手に怖がっちゃってるだけかもしれない。 だけど、梓に嫌われた可能性がほんの少しでもあるって思うと、 私は震えてしまう自分の心を押し留められなかった。 本当は「ごめんな」って言おうと思ってた。 「調子に乗って胸を揉んだりして悪かった」って言いたかった。 でも、流石にそれはやめておいた。 それは完全な私の自己満足だからだ。 梓に「気にしてませんよ」って言ってもらって、安心するための謝罪なんだ。 それが分かるくらいには、私の頭は悪くないつもりだ。 だから、私は深呼吸して、軽く笑って見せた。 もし今の行動で梓に嫌われたんだったら、他の所でフォローしよう。 本当に謝らなきゃいけない時はあると思うけど、 自分の不安を消すためだけに謝るなんて、しちゃいけない事だ。 「何でもない。練習、頑張れよ」と私が言うと、「律先輩も」と梓が返した。 むったんを持って、梓が音楽室の中央に向かう。 私は大きく深呼吸をしてから、さっきまで座っていたドラムに向かって歩いていく。 純ちゃん達が梓に心配そうな声を掛け、「大丈夫だよ」と梓が微笑むのを横目に見る。 少しだけ安心しながら、私は相棒のドラムの椅子に座った。 相棒のドラム……。 ほうかごガールズを組んでから、メンバーで分担して運んだ私の黄色いドラムだ。 わかばガールズのライブの後で演奏出来るように、実家に置いておいたんだよな。 菫ちゃんのドラムを借りるって選択肢もあったけど、私はそうはしなかった。 純ちゃんは「スミーレは気にしないと思いますよ」って言ってくれた。 でも、それは遠慮しておいた。 わかばガールズのドラマーは菫ちゃんで、 菫ちゃんのドラムは菫ちゃんだけの物なんだ。 後からしゃしゃり出た私がその居場所を奪っちゃいけないんだ。 例え今後一生会う事が出来ないとしたって、それだけはやっちゃいけない。 まあ、菫ちゃんのドラムが身長の高い人用のドラムだった、ってのもあるけどさ。 話にはちょっと聞いてたけど、でけーな、菫ちゃん……。 梓に見せてもらった写真で見ても、梓より頭一個は確実に大きかったし……。 勿論、ドラムをセッティングし直す事も出来るんだけど、やっぱりそれは駄目なんだ。 私だって自分のドラムを勝手にセッティングし直されたら、 流石に怒りはしないけど、どうも気分悪いもんな……。 27
https://w.atwiki.jp/kokigame/pages/100.html
しこたまスレイブ 751 :名無したちの午後:2009/07/25(土) 15 37 39 ID Ua/qmmze0 しこたまスレイブ追記 アイナ パンツコキ、髪コキ レナ 手コキ、連続手コキ、アナル舐め手コキ、足コキ2、オナホ攻め、オナ見せ2、もう一人の自分と一緒に手コキ 二人 W足コキ 美弥子 足コキ3 マタル 手コキ マイカ 足コキ コキ語なし コキシチュは総受け。 野外プレイやペット扱いなど羞恥を煽るテキストが秀逸。 パンツコキでアイナが「間接エッチだよ」と状況を詳細に実況してくれるのが個人的にツボだった。 ただ卑語が全くないので卑語を交えた言葉攻めが好きな人にはやや物足りないかもしれない。 それでもシチュが凄まじく豊富なのでコキスキー必見の神作。 関連レス
https://w.atwiki.jp/himajin09/pages/24.html
最近荒らされました! 荒らしについての情報 被害がかなり大規模でした。 tentensamaというIDの荒らしでした そのあとにも立て続けに荒らされ、 その犯人はいまだ不明です。 犯人は複数いたのではないかと思われます。 皆さんも注意してください! 対策 hamachiのネットワークを最初っからすべて、 作りなおしました。 なお、万が一破壊行為を発見したら スクリーンショットを撮り、 いち早く主に報告してください。 ご協力お願いします。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/4081.html
梓「唯先輩、今なんて言いました?」 私、中野梓は思わず聞き返してしまいました。 唯「だから、憂って邪魔だよね、あずにゃんって言ったんだよ」 梓「はぁ……」 一瞬先輩が何を仰っているのか理解できなくて、ほんの少し考えてようやく 私は唯先輩が妹である憂の悪口を言っているのだと理解しました。 梓「あの……唯先輩、憂と何かあったんですか?」 唯先輩がほっぺを膨らまします。 カワイイ……ではなく、どうやら怒っているみたいです。 唯「ふん、何にもないもんっ」 まもなく先輩と後輩の関係も一年になろうとしている私たちですが、唯先輩が悪口を人の悪口 を言うのを初めて聞いた気がします。 いえ、割かし本人は褒めているつもりで、実はというと悪口を言っているというのなら 今までもあった気はしますが。 それでもこんな風に人の悪口を悪意を持って言うのは初めて聞いた気がします。 ましてや今時天然記念物と言っても過言でもないほどに平沢姉妹は仲良しだと 私は思っていたのに。 梓「何があったんですか?」 唯「…………」 梓「答えてください」 唯「……」 梓「唯先輩」 唯「プンプン」 梓「じゃあもう聞きません。私先に帰りますね」 唯「ごめ~ん待ってよ~あずにゃん」 押して駄目なら引いてみろ。案の定唯先輩は私が放置しようとすると縋りついてきました。 計画通り。 梓「それで、何があったんですか?」 唯「え~と、あっとね、う~ん」 梓「……」 唯先輩が人に物事を筋道を立てて伝えるのが、極端に下手なのももちろん私は 知っているのでしばらく待つことにしました。 五分後。 五分が長いかどうかはともかくようやく唯先輩は口を開きました。 唯「え~と昨日のことなんだけどね」 梓「はい」 唯「猫を拾ったんだ」 梓「猫、ですか?」 猫と聞くと思わず食いついてしまいます。 唯「うん!とってもカワイイんだよっ」 梓「へえ」 唯「しかも、あめりかんしょーとへあーなんだよ」 梓「アメショーですか?」 本当にそれ捨て猫ですか、と私が思わず聞き返すと唯先輩が鼻息を荒くして 答えました。 唯「うん、間違いないよ。だって首輪してなかったもん」 思いっきり唯先輩の鼻息が耳にかかりました。 いや、ていうか何で帰り道で一箇所にとどまって唯先輩は私に抱きつきながら そんな話をしてるんですか。 かれこれ五分以上もこの状態です。 梓「唯先輩、とりあえず私から離れてください。さっきから道行く人々の視線が 痛いです」 唯「あずにゃんったら照れ屋さ~ん」 唯先輩が羞恥心を覚えるのはいつなんだろう、とか思いつつ、とりあえず私は クラスメイトの純から聞いたことを思い出して会話を戻しました。 梓「猫って首に何かをつけられたりするのを嫌がるらしいですから、割と首輪を してないのって珍しくないらしいですよ」 唯「えぇーそうなんだっ。あっ、でもでも私が近づいても逃げなかったよ」 梓「いや、それって尚更飼い猫の可能性が高いんじゃ……」 唯「なんで?」 梓「だって普通野良猫って近づいたら逃げたり、威嚇したりするでしょ?」 ここらへんはまんま経験談だったりします。 唯「むしろ、積極的についてきたし、ほっぺすりすりしてきたよ」 やっぱりその猫って……と思いましたが、とりあえずあることを聞いてみました。 梓「そういえば、唯先輩、その猫の目つきはどんな風でしたか?」 唯「ビー球みたいにまん丸だったよ」 梓「絶対飼い猫でしょ、それ」 唯「ていうか、そんなことはどうでもいいんだよっ」 唯先輩がようやく今頃になって私から離れたと思ったら、またもやほっぺを膨らませます。 唯「問題はその猫を持ち帰ったら、憂が『返してきたほうがいいよ』って言ったこと だよ」 梓「……」 妹としてだけではなく人としてもできた憂のことです。常日頃から純の猫話を 私とともに聞いている憂はその猫が飼い猫だと見抜いたに違いありません。 まあ、そうじゃなくてもペットって飼うのは大変らしいですしね。 梓「まあ、憂なりに考えがあるんですよ」 唯「いーや、そんなことないもんっ。憂はきっと猫を飼うのが大変で メンドクサイからそんな血の涙も無いことを言うんだよ」 梓「たとえ憂が極悪非道のヤクザの娘だったとしても、血の涙は出さないと思いますよ」 怖いですよ。 唯「とにかく、憂はヒドイ!」 ……なんて言うか後輩である私がこれ以上とやかく言うものではないような気が しますが、憂は私にとってとっても大切な友達です。 もちろん唯先輩だって友達みたいなものです。 何だかこのままだと、嫌だなあと思って私は唯先輩に言いました。 梓「ちょっと来てください、唯先輩」 !梓の家 さて、今現在私の親はまだ出払っています。 まあ、そうは言っても三十分しないうちに帰ってくると思いますが。 とにかくこの三十分間に畳み掛けるしかありません。 唯「ええと、それであずにゃん。あずにゃんの家で何するの?」 梓「……」 唯「ま、まさか!」 唯先輩が、くわっと目を見開きます。驚愕に唇をふるわせて、 唯「まさかここで私の処女を奪う気!?」 梓「どこで処女なんて言葉を覚えたんですか、唯先輩!?」 いや、このツッコミはおかしいか! まあ、いいや。 まだ唯先輩も処女だと判って私はいまだ発展途上の胸を撫で下ろしました。 梓「唯先輩。唯先輩は憂のことを考えたことはありますか!?」 語気が自然とあらあらしくなります、が唯先輩には一度ガツンって言おうと思っていました。 梓「毎日毎日、唯先輩のお世話してその上、自分のことまでやってそれがどれほど 大変なことか判ってますか!?」 腰に手を当てて説教する私に唯先輩は不満げに言い返しました。 唯「別に頼んでないもんっ!」 思わず唯先輩に脳天にチョップを叩き込んでいました。 唯「いったー! 何すんのあずにゃん!!」 梓「口答えするなです!」 続けてコブラツイストをかまします。 唯「ちょっえええええええ背中と方とわき腹がめっちゃいたいんだけどおおお」 梓「その腐った根性を叩き直すまで私の攻撃は終わりません!」 コブラツイストを解除してモンゴリアンチョップをキメます。 唯「ぐはぁっっ!」 唯「あずにゃっっ……」 梓「静かにしないです」 とどめにパロスペシャルです。 唯「……!!!!」 梓「……今度は声を出しませんでしたね」 唯「いや、あずにゃん、ちょっと抗議した――」 梓「ばっこみゅにけーしょん!!!!」 まだ喋るのもうひとつおまけにキンニクバスターです! 唯「……っ!!!!!!!!!!!」 唯先輩は私の攻撃を食らって、しかし、立ち上がりました。 私の数々のキメ技を食らっていてもなお立ち上がるとはゴキブリ並の生命力とは このことかかもしれません。 こうなったらとことんやってやるです! 唯「もう家に帰るうううううううううううううううぅぅぅえぅえぅぇぇうぇえええん」 泣きながら唯先輩は帰っていってしまいました。 全く説教する前に帰ってしまうとは……。 まあ、これで少しでも唯先輩が憂のありがたみを判ってくれることを祈るばかりです。 さて、一汗かいたことだし、さっさとお風呂に入ってしまうことにしましょう。 次の日!! 自分で自分のことを褒めたくなりました。 次の日には唯先輩と憂はもう仲直りして二人で仲良く登校していました。 私も唯先輩に心を痛めながら数々の必殺技をキメたかいがありました。 めでたしめでたし……のはずだったんですが、 憂「…………アズサチャン」 授業中、憂が私の背後でボソリとつぶやきました。 背後から憂の放つ殺気が突き刺してきます。 憂「昨日はお姉ちゃんにずいぶんと酷いことをしてくれたらしいね……」 シャープペンが、ぶちっと折れた音がして、私を身をすくめました。 唯先輩と憂の関係を修復させた代わりに、今度は私がピンチみたいです。 ああ、神様助けてください。 おわり 戻る 2