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このてで【登録タグ こ ちれ 初音ミク 曲】 作詞:ちれ 作曲:ちれ 編曲:ちれ 唄:初音ミク 曲紹介 この手で愛しい人を幸せにしたい・・・そんな気持ちを表現してみました。 (動画説明文より引用) 歌詞 (動画より書き起こし) ぎゅっと ぎゅっと 握りしめたら 世界は Happy! ずっと ずっと 伝えたい この想いを… 咲き誇る花のような 笑顔に 導かれるように 君に出会う奇跡 爽やかな風に 誘われるように 私の恋心 貫いていく 願いはまだ 遥か彼方にあるけれど 君は輝いている だから 想いは「今」 心開くと信じて 手を伸ばし 君に届けるの ぎゅっと ぎゅっと 握りしめたら 世界は Happy! ずっと ずっと 繋いでく 優しい「この手」で ぎゅっと ぎゅっと 抱きしめながら 世界が回る ずっと ずっと 伝えたい この想いを… 吹き付ける 向かい風 味方にして あなたと手を繋ぎ 旅立つの 切ない時 悲しい時 嬉しい時 君は何を想うの? だから 私はただ 言葉の意味を信じて 「スキ」ってこと 君に伝えるの ぎゅっと ぎゅっと 握りしめたら 世界が Stop! ずっと ずっと 与えてく 優しい「この手」で ぎゅっと ぎゅっと 抱きしめながら 世界が回る ずっと ずっと 愛したい 君と「この手」で コメント ページ作成してみました。問題ありましたら、修正お願いします。 -- 名無しさん (2015-10-11 05 44 51) 動画消えちゃってた… -- 名無しさん (2017-01-04 13 30 06) 名前 コメント
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一人称単数 題名:一人称単数 作者:村上春樹 発行:文藝春秋 2020.7.20 初版 価格:¥1,500 なぜか村上春樹の短編小説が好きである。むしろ長編小説よりも好きかもしれない。ちなみにエッセイも好きである。思考回路が少し常人と違うのではなく、きっとイメージ力が常人より優れているから、個性的で愉快なメタファーが、長編小説よりも頻出するんだろうと思う。 短編小説は長編小説のようには主人公との付き合いが長くないし、物語もあっという間に終わってしまう。なのでその分だけ、少し頑張らないと記憶に残らないし、面白くないとエッセンスとしての小説が味わえない。短いけれど濃縮されているから、きっと短編小説は面白いのだ。いや、どの作家の短編小説も面白いというのではなく、むしろほとんどの作家については、長編小説より短編小説のほうが面白いなんて思いもしない。 でもよく言う<短編小説の名手>とは、小説作りがとても上手いのだろう。そういう作家は多くはないけれど、そんなに少なくはない、というのがぼくの印象だ。 『石のまくらに』は、『ノルウェイの森』の流れのような不思議な出会いと別れの小説だ。ヒロインの性格を印象的に見せるのが、彼女の創る和歌なのだが、村上散文ワールドには珍しい一面である。 『クリーム』は、新手のハードボイルド・ワンダーランドかもしれない。不思議な出来事を体験する主人公は、その意味を考え込まざるを得なくなる。その考えこむ不思議そのものがテーマとなっているような一篇だ。 『チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノバ』は作者の好きなジャズがテーマ。バードが1955年に亡くなっていることや、ボサノバが初めてブレイクしたのが1962年という情報は個人的に勉強になったが、だからこそ生まれる矛盾のテイクが、あり得ないレコードがファンタジックな道具となった一篇。 『ウィズ・ザ・ビートルズ』は本書中一番長い作品。ぼくの少し上のベビーブーム世代はビートルズのヒット曲に「壁紙のように囲まれて」育ったのだそうだ。ぼくがビートルズを聴き始めた途端に解散してしまった。そういう音楽の話から物語は懐かしい恋愛体験と、その現在へと時の流れを感じさせながら移行する。読出しと読み終わりの印象が全然異なる作品だ。 『ヤクルト・スワローズ詩集』では「ぼく」が村上の姓で登場。ジャイアンツ戦以外はいつでも空いている神宮球場のスローな野球観戦が好きで、スワローズ詩集を自費出版して遊んでいたという。散文作家による韻文の少し首を傾げたくなる(笑)詩が沢山登場するサービス篇。 『謝肉祭』では、醜い、と明確に形容する女性との出会いと別れを語りつつ、人間の本質や魅力の謎に迫る、少し哲学的な作品は、驚きのラストで終焉する。 『品川猿の告白』はこの作家によくあるSF的で変な話。こういう面白さに引きずられて次々と読み進んでしまうのが、村上ワールドなんだろうな。現代の寓話というにはリアルすぎて、ひょっとしたらあり得そうな感覚に陥ってしまうのだ。 『一人称単数』は、ことによると本書中、不思議さではナンバーワンである話かもしれない。本作だけは書き下ろしだそうで短編集のタイトルにもなっている話で、しかも落としどころが掴みにくい作品。作者は読者を化かして、この一冊を切り上げたかったんだろうか? だから最後に持ってきたのだろうか? 一番化かされているのは、化けたつもりだった主人公であることに間違いはないのだけれど。 (2020.07.31)
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第39話 血のクリスマスパーティ ~俺たちは一人だ~ 後編 パーティはやはり血の演舞。今夜一人の男達は立ち上がる。 エレガントパーティを無視しすすめ喪を旗に。 ラクスが同志を生身で倒せば、凱の年末の忙しさの怒りが爆発する。 キラも一人身の炎に焼かれ、男達は行進曲(マーチ)を高らかに謳う。 コスモスとトダカがのどかに過ごせば、議長のお仕置き覚悟完了? アベルは泣く。よしよし一緒に遊園地行こうね。 そして俺たちは知る、俺たちは一人だ。どこまで一人かもしれない。 だが、ここでは皆の気持ちは一つであると! 全員、ハイネに敬礼!
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【珍説】あなたがあの消印所沢と同一人物であると白状してくれないかい?うざい否定派に鉄槌を下したい(553 22) これは同一人物説否定論のまとめです。 http //anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1235538833/l50 肯定論は同一人物説肯定論に書いて下さい。 1、◆iqK7ZoWK2.はしきりに所沢を罵倒して【ここまでは事実】 2、三等自営業を罵倒して【ここは事実】 3、所沢は新新FAQについて「あんなやつら潰そうと思えばいつでも潰せる」と書いてた【同一人物説となんら関係がない】 4、「自分を罵倒するのは平気」という論理で、【普通は自分を罵倒したくないが他人を罵倒するのは平気】 ◆iqK7ZoWK2.はアンチでも信者でもなく所沢本人【同一人物派や新新FAQメンバーの一員も 所沢を罵倒してたが、彼らも所沢なのか】 5、旧FAQにはJSFや眠い人のレスは大量に掲載されているのに、ゆうかのほうは無視なのは不自然。 【ゆうか氏の初質やmixi支隊への登場回数の少なさから考えれば不自然でない】 JSFは軍板のコテですらないのだが。【旧FAQはmixiからも収録している(それが問題点として挙げられることも】 6、軍曹も所沢も2人とも初質を細かくチェックしているという点では共通してる。【同じことは新新FAQメンバーにも言える】 FAQを作るついでに未回答質問をまとめていると考えれば、説明はつく。【代行するとわかるが、両立は無理】 7、「三等自営業」は◆iqK7ZoWK2.と出現時間がほぼ被ってる。【 590でかぶってない時間も多いことを証明済み】 それはすなわちそれだけ多くの人が疑惑を持っていたことを示している。【911陰謀論やユダヤ陰謀説など、間違っている ことにもある程度の支持者はいる】 8、◆iqK7ZoWK2.はjカスミンだけは罵倒せず、擁護に回っているおり、不自然。【経済板住人氏も擁護しているし、カスミンに関しては「スルー」を呼びかけている】 9、親米親ユダヤのコテが大半。【同一人物説と無関係。つーか反米反ユダヤは軍板では少数派】 【珍説】あなたがあの消印所沢と同一人物であると白状してくれないかい?うざい否定派に鉄槌を下したい(553 22) そのとおり、俺は所沢であり、またこのスレの22でもある (553 23 ◇iqK7ZoWK2. = 22) 所沢乙 お前のやり口は見え透いてんだよwwwww (553 24 ◆iqK7ZoWK2.)
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《無数の手》 融合・効果モンスター 星6/闇属性/アンデット族/攻1800/守2000 「手招きする墓場」+「なぞの手」+「死者の腕」 このモンスターの融合召喚は、上記のカードでしか行えない。 このモンスターが融合召喚されたとき相手の手札をすべて墓地に送る。 このモンスターが戦闘で破壊されたとき、破壊した相手モンスターをゲームから 除外する。この効果は無効化されない。 part16-733 名前 コメント
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【種別】 用語 【用語】 救いの手 【よみがな】 すくいのて 【登場話】 第4話 【3つのサブタイトルキーワード】 第3話、第4話 第4話の3つのサブタイトルキーワード 「疑いと写メと救いの手」。 第3話で兄(泉信吾)体をアンクがのっとっているとは知らずに近づき、メダル集めの邪魔になるとの理由で始末されそうになった妹の比奈は火野映司のベルトを海に捨てるという脅しでアンクの手から救っている。映司の悪知恵の一手でアンクはトンチ負けしてしまう。 カザリから受けた攻撃で傷つき、兄の携帯を持ち歩いている事もばれて気絶してしまった映司を怪力でクスクシエまで運んで助ける。兄の現状を知ってしまい、事情を聞くためでもあったのだが、映司が兄の携帯から嘘のメールをしていたことも気になっており、そんな映司をどうやって信用するのか戸惑う。兄と友達でもないのに兄を救うことを誓う映司をどうやって信用すればよいのかと・・・。誰もがすべてを助けられるわけではないが、「手が届くのに手を伸ばさなかったら、死ぬほど後悔する。それがいやだから手を伸ばすんだ。それだけ。」と達観とした映司の言葉に返す言葉が見つからない比奈。後に比奈の頭に繰り返すこの言葉が火野映司に対しての心の救いの手になる。ヤミーに欲望を利用された比奈の事を下に見下す友達の山野遥を救った事や、アンクに近づけたくないからクスクシエでのバイトを断る映司を見て信用しようと決心する。 ネコヤミーに吸収されてしまった腹時門太をセルメダルの詰まった体内から助け出そうと必死にになる映司の心情と救いの手である。 【関連するページ】 写メ 正義の力 疑い 第23話 第4話 腹時門太
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登録日:2011/03/06(日) 06 47 35 更新日:2023/08/30 Wed 13 11 06NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 DQNが_こちらを_のぞいて_いる! ↑勇気♪ とても親切な項目 カラオケ カラオケボックス キラキラ☆ニチ・ケイト ストレス発散 ヒトカラ ペルソナ3 一人カラオケ 初心者に優しい項目 勇者 勤しめ!仁岡先生 団体一名様 歌のプロも推奨 男は度胸。何でも試してみるもんさ 練習 都会だと普通 ←田舎だと何故か笑い者 龍が如く 店員「いらっしゃいませー」 客「フリータイムで」 店員「かしこまりました。何名様でございますか?」 客「一人で」 店員「え……?(ほう、こやつなかなかの胆力よ)」 一人カラオケとは文字通り一人でカラオケに行く事である。通称ヒトカラ。 多人数で行くのがメジャーだが、一人で行く人も多いらしく、ヒトカラという単語も定着している。 友達がいない訳ではない、一人カラオケであって独りカラオケではない。間違わないように。 「一人で行って盛り上がる訳ない」と思うであろうがそのような事もない。 ヒトカラの最大のメリットはやはり一人である事。 気を使わなくてよいのである。 他にも、 同じ曲を何回も歌える うろ覚えな曲や新曲の練習ができる 振り付けの練習ができる 弾き語りの練習ができる 開いた時間に気軽に歌える 短時間でたっぷり歌える 好きなアーティストの一人メドレーができる 引かれるような曲が堂々と歌える やたら長い曲、たいして盛り上がらない曲調の曲も歌える アフレコができる 採点→得点見てどや顔 女ボイスで遊ぶ→ん?かわいいな 音痴でもいい オタ芸し放題 この様にヒトカラはとても自由。この開放感こそが魅力である。 しかしながら最初に行く時はなかなかどうしても勇気がいる。一人ボーリングよりすこし下くらいか。 また一人で来ている所を知り合いに見られて淋しい奴だと思われてしまう事も。 例えば 「おー、あんたもか。誰と来てるの?」 「……ひ、ひとりです」 「誰かいなかったのかよ」 「……そうじゃないです」 「……んー、一緒に歌おうぜ」 「……え、で、でもきみの友達にわるいです」 「……それに人が多いのは……苦手です」 「なら今度二人でこようぜ」 「……う、うん」 このように、デメリットもあるが一回行くと羞恥心が抜け、勇気があがるのもヒトカラの特徴。 初めてのカラオケは案外大きな声が出ないものなので、カラオケをした事が無いなら、多人数で行く前にまずヒトカラで少し練習してみるのもいい。 いきなり一人といってもどうすればいいか分からないかも知れないが、別に難しい事ではない。 やり方は簡単 店に入ったら受付の人に時間と人数を言う。歌う個室部屋に行く。 これだけで歌える。 相席とかはないので安心しよう。 店によっては一人カラオケ専用の個室がある店も。 後は歌うと喉がかわくので飲み物を頼むといい。 飲食物が持ち込み禁止の店舗もあるので気をつけよう。 店によってはフリードリンクサービスもある。 自販機が設置してある店が一番手軽だろう。 室内に入ったら機械(タッチパネル)に曲名、又は歌手名を入力すると曲と字幕が流れるので、好きな曲を歌おう。 細かい使い方は店の人に聞くか、簡単なマニュアルが置いてあるのでそれを見よう。 一人だと他の人が歌っている間に曲を選ぶ時間が無いので、あらかじめ何曲か歌いたい曲を選択しておこう。 ローテーションがない分、時間内にレパートリーが尽きたりもする。 また間髪入れずに歌えば、その分疲れるのも早い。 よっぽど歌いたい曲が多いとか体力に自信があるとかでもなければ、慣れないうちは1〜2時間程度にしておくのが無難だろう。 曲が思いつかない時は部屋の機械でジャンルや年代別に検索できるので活用したり、携帯電話を使って探してみるといい。 値段の方だが1時間あたり一人、数百円~高くても五百円程度だろう。 ただし店によっては人数別料金ではなく、部屋に料金が設定(例えば一時間一部屋、千円で五人なら二百円だが一人で行くと千円)している為注意した方がいい。 土日や夕方以降は料金が高いので、安くすませたいなら平日の昼間に行こう。 今まで説明したようにヒトカラには多くのメリットが存在する。 だが複数人で行くのがけしてつまらない訳でもなく、 多人数における盛り上がり 知らない名曲の発掘 親交を深める 意外な音楽嗜好の判明 そもそも一人では歌えない曲も存在する 一人では出来ない事も多く存在する。 カラオケとは歌うことであり音楽。音楽とは旋律により喜怒哀楽、それぞれの音を楽しむもの。 一人、多人数、カラオケにもそれぞれの形がある。どちらかだけではなく、両方の音を楽しめる事を願っている。 ……どうしても、ヒトカラをしてみたいけど、勇気が湧かない……という人は、そのお店で会員カード作る時、 「このお店は何人位まで使えますか?」 「フリータイムは人数多くてもオーケー?」 「飲み放題は?」 等々、さり気なく聞いて、宴会やパーティーの場所を探してる体で入ってみてはどうだろう? そんな予定は無いので二回目以降行きづらくなる? ……なに、店員と接触する時間の多い会員登録さえ乗り切ればなんとでもなる。(そもそも店員はそんな話覚えちゃいないし関わろうともしない) 二回目以降、万一、コミュ力・記憶力の素晴らしい店員に遭遇、会話になった時には、「宴会に備えて練習を……」とか言っとけば無問題。 ある意味真実だし、その頃にはヒトカラに抵抗なんてなくなってるさ。 ちなみに、意外にもギャル系店員は、客の顔を覚えてたり、会話内容を覚えて声を掛けてくる傾向がある。 大抵の場合勘違い。 彼女らは、「仕事」という線引きがあると、聖者の如く差別をしなくなるのだ。 最後にぶっちゃけると、店員はヒトカラを寂しいやつなどと思ったりしない。 というのもヒトカラは皆が思っているほど珍しいものでは無いらしく、いちいち店員も気に留めない。 さらにヒトカラは多人数のカラオケと違い、部屋をあまり汚さないのでかえってありがたいらしい。 追記・修正は一人カラオケを一時間以上したあとにお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「らいふいずびうちふる」って4コマ漫画で公用語が英語になったエリート社員がカラオケボックスで早口言葉やお経を怒鳴りまくって憂さ晴らしする回があったな -- 名無しさん (2014-02-08 11 11 05) 一人カラオケって勇気ある行動だったんだ、自分当たり前のように行ってた…(友達がいないわけではない) -- 名無しさん (2014-02-08 11 27 56) ↑涙拭けよ -- 名無しさん (2014-06-04 11 10 24) 自分も普通に行ってた。友達?聞くな、察しろ。 -- 名無しさん (2014-06-04 12 06 27) 初めて一人で行った時友達も一人で来ててワロタ -- 名無しさん (2014-06-04 12 34 13) マイク使わないで歌うと歌唱力上がるし楽しい。両手広げながらオペラみたいに歌う -- 名無しさん (2014-06-04 12 38 43) テレビで専門店の特集やっててワロタ -- 名無しさん (2014-06-04 12 45 07) これで必ず歌うのは「ゲキテイ」。「はしれ~こうそくの~」という部分は人前だと力を入れて歌えない。 -- 名無しさん (2014-06-04 13 24 30) 「ガンダムさん」のザクさんでネタにされていたな。 -- 名無しさん (2014-06-04 13 25 32) ↑×2同志。台詞も気兼ねなく力入れて言えるしな -- 名無しさん (2014-06-04 16 30 01) 精密採点しながら歌ったら良い練習になると思う。だが勇気が無い。 -- 名無しさん (2014-06-04 17 05 26) ↑採点も面白いぞ、ダメもとで熱唱したら意外と高得点だったり -- 名無しさん (2014-06-04 17 15 36) ひとカラ専用のカプセルがあるとか -- 名無しさん (2014-06-04 17 16 56) 自分はヒトカラじゃほぼ必ずと言っていいほどMy Heart Will Go Onを歌ってる。「You're here,there's nothing I fear,」の部分を歌うのが人前だと恥ずかしくてなかなか高音が出せない… -- 名無しさん (2014-07-12 19 33 30) 練習でやる場合はICレコーダー必須。自分の声を客観的に聴いて初めて成長できる。 -- 名無しさん (2014-09-10 13 04 58) 初めての曲を人前で歌うのは結構勇気がいるからなー。こういう「実弾演習」はやはり必要だ。 -- 名無しさん (2014-09-10 15 24 16) マキバオーの実況に力入れるの好き -- 名無しさん (2014-09-10 15 37 04) 妙にハイテンションで曲を歌っていた所に店員見参 -- 名無しさん (2014-09-10 16 12 02) マイペースな一人っ子なら独壇場じゃね? -- 名無しさん (2014-09-10 18 39 43) あんまりヒトカラは抵抗がないな。昔音痴がコンプレックスで -- 名無しさん (2014-09-10 21 37 54) ↑ミス。コンプレックスで一、二週間に一度は一人で通ってたわ。 -- 名無しさん (2014-09-10 21 39 16) ぶっちゃけ仮眠のために入る人間もいるんだがな…。そういうのはカウント外なの? -- 名無しさん (2014-09-10 21 53 49) 楽しいからよくいく。帰りに音ゲーやって帰るのが私のステータス☆ -- 名無しさん (2015-01-25 19 26 43) 一人カラオケだと追加料金が必要な場合もあるとか…採算がとれないという理由で。 -- 名無しさん (2015-01-25 20 17 33) カラオケBOXで寝てたら知らん人が入って来て知らん曲歌って帰って行った。なんだあれ。 -- 名無しさん (2015-01-25 22 59 23) ↑×2 昔バイトしてた店は平日昼間とかのアイドルタイムにヒトカラが結構入ってくれて助かったりもしてた。なによりヒトカラ後の部屋は掃除が楽で良い -- 名無しさん (2015-02-04 00 35 37) ↑逆に夏休み期間とか集団での利用が多くなるシーズンではフリータイムとかはお断りされたりするね 比較的安価で使えて個室でそこそこスペースあって音たてても迷惑になりにくい施設って他に思い当たらないから外出時の作業場所としても使うことがある -- 名無しさん (2017-02-08 18 32 34) 2人以上は入店禁止、つまり1人カラオケ専門の店があったらいいのにね(泣) -- 万年ぼっち (2017-05-08 14 35 18) ヒトカラだと恥ずかしい歌もノリノリで歌えるからいいよね。プリキュアとかセーラームーンとか男が人前で歌うと間違いなくドン引きされるもん… -- 名無しさん (2017-05-08 18 48 07) リア充でも皆の前で歌うための練習としてヒトカラをするのは多い。あと初心者はまず1時間程度にしておいた方がいい -- 名無しさん (2017-05-08 22 31 33) 確かに、初めての時はちょっと抵抗があって勇気もいるけど、それさえ乗り切ってしまえばあとは楽しい事だらけだよね。今では月数回のペースでアニソン・キャラソンを歌いに行ってます。 -- 名無しさん (2017-05-08 23 06 14) マニアックなアニソンを歌うときなどは・・・・。 -- 名無しさん (2017-12-07 10 00 33) 楽器の練習に重宝してる もち -- 名無しさん (2017-12-07 12 41 11) ↑途中送信失礼 楽器の練習に重宝 -- 名無しさん (2017-12-07 12 46 10) 自分の場合プリキュアシリーズの主題歌とかセラムンのムーンライト伝説みたいな女子向けアニメを歌うときに重宝してるwww -- 名無しさん (2019-03-11 23 32 34) ヒトカラ専門店だと大体ドリンクバー形式だから歌ってる途中に店員来て妙な空気にならないのもいい -- 名無しさん (2019-03-12 00 49 38) ヒトカラを喜ぶのはバイトまで。社員以上になるとむしろ煙たがられる。ソースは俺 -- 名無しさん (2019-03-12 05 04 34) ↑時間当たりの単価が最低だから当然だね。1部屋いくらの形式の店はヒトカラでは割高でまず使わないだろうし。 -- 名無しさん (2019-03-12 07 32 04) 記事立ての頃は割とネタにされていたが、そこから10年、今じゃそこそこ認知される世の中になった -- 名無しさん (2021-08-02 12 33 02) ↑むしろ一人ボーリングより圧倒的に入りやすくなったよなヒトカラ -- 名無しさん (2022-01-28 10 19 53) 相席ワロタwあってたまるかw -- 名無しさん (2022-11-18 00 24 18) ↑5 ワイ元カラオケ店長。ヒトカラって割高でも客入るし滞在時間短いし次の客入れやすいしで割とウマいんだがな。きちんと一人料金設定したり、フリータイムを2名以上とかにしてない店はそういうことになる。 -- 名無しさん (2022-11-18 19 17 54) 名前 コメント
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ある夕刻 15 寒気に似た何かがルルスを包む、後ろ髪がぞわぞわと逆立ち、あたりが闇に包まれたように暗くなる。だが明りが失われたわけでもない。薄暮のような暗さに、ルルスは包まれている。 なるほどと思った。この灰色の魔女の額飾りをつけたものは、この魔気につつまれ、別人と感じられたのだ。この額飾りの力がこれだけかどうか、ルルスにはわからない。だが、使うしかない。 ルルスは振り返る。まだ誰も気づいていない。 だから声を上げた。 「敵の姿はあれだけではない」 見やる先で、ケニッツとルフターがともに振り返り、一瞬、息をのむ。先に応じたのはケニッツだった。 「だれだ手前ぇ!」 「わが名は・・・」 わずかに迷い、ルルスは思いつきを口にした。 「ニヒス」 「何だぁ!てめえ!」 「虚無?・・・・・・何者だ」 ケニッツのわめきと、ルフターの問いが重なる。ルルスはともに無視した。 「目の前に見えるものだけに右往左往して何の意味がある」 「なんだと!」 「それだ、ケニッツ。お前には見えていない」 「そんなこたぁどうでもいい!てめえ、何者だ!」 ケニッツが身をのりだす。飛びかからんとする勢いは、ルフターが押しとどめる。ルルスは言う。 「わたしがいかなものだろうが、諸君にとってはどうでもよかろう。諸君にとって必要なことは、賊軍を排することではないのか。アシュッツブルグから、いやトイトブルグ王国から」 「てめえに言われる筋合いはねえ!」 「だがお前はいま、ここにいる。違うか、ケニッツ。何ゆえだ。お前の心は何を求めている」 「こころ、だと?」 一瞬、ケニッツは口ごもる。ルフターが代わりをするように答えた。 「平和だ、ニヒス。ぼくらは、以前のような平和な王国を望んでいる」 「お前一人でできるとは思わぬだろう、ルフター。ゆえにお前はともがらを集めた」 「そうだ」 「聞け」 ルルスは、両腕を広げた。袖無し外套が大きく広がる。ルフターとケニッツのみならず、その背後のルフター勢もが驚いたように振り返る。彼らへ向かって、ルルスは言う。 「我を信じよとは言わぬ。疑いあれば、斬れ。だがわたしはここに言う。我の望みもまた平和。誰にも一人の力では叶えられぬことだ。ならばいかにして行う!」 「・・・・・・」 誰よりも、声は無かった。答えようもないことも、わかっていた。だからルルスは一人言葉を続ける。 「力束ねるしかないではないか。ケニッツ。わたしはお前の力を必要としている」 「おれ、を?」 ケニッツは己自身を指で示す。その顔は半ば呆けていた。ルルスは畳み掛ける。 「そうだ、ケニッツ。我が言葉は我がためのみにあるにあらず。お前の力も、お前のみのためではない。わかるか!」 「・・・・・・」 「このひと時の忍従を己がものとして待て。やがて、すべては報われるだろう。その果てに、我らの求めるものはきたる。いいな、ケニッツ」 「・・・・・・」 「いいな、ケニッツ!」 気おされてケニッツはうなずいた。小刻みに、何度も。 「よろしい。わたしは、わたしの成すべきことのためにしばし向かう。諸君もまた成すべきことを果たせ」 ルルスは身を翻した。 ケニッツとルフターに見えぬ木陰へと回り込み、灰色の魔女の額飾りをはずす。あたりが一息に明るくなる。めまいに似たものを覚えて、ルルスは幹に背を預け、肩から外套をはぎとる。 「ニヒス!」 「消えた?」 ルフターとケニッツの声が聞こえる。二人の駆け来る足音も聞こえる。 顔を上げたルルスの前で、二人は戸惑ったようにあたりを見回す。ケニッツが芸もなく喚いた。 「ルルス!奴はどこへ行った!」 「わからない。不意に消えてしまって・・・・・・」 「・・・・・・くそ!何なんだ!」 森の天蓋を見上げてわめくケニッツを尻目に、ルフターはしずかにルルスに歩み寄ってくる。 「ルルス、君は彼のことを知っていたのか?」 戸惑いの装いをルルスはまとってみせながらうなずいた。 「あの人は、王国のためといった。君たちのほうが知っているのだと思った」 「ルルス、信じたのか」 「どう疑えというんですルフター先生」 「では、今までの策も、奴の言葉からなのか?」 うなずくルルスを前に、ルフターは口ごもり、何か考え込む。ケニッツがその顔を覗き込む。 「・・・・・・ルフターせんせい?」 「わかった」 ルフターはうなずいてみせる。その顔は、今までと全く変わらなかった。それからルフターは皆へと振り向く。 「ケニッツ、それにみんなも聞いてくれ。奴のことは置いておいてほしい」 皆のざわめきにかぶせて、ルフターは続ける。 「僕は、しばらくの間は、あのニヒスを信じてみようと思う。奴の手はずがそれなりに理にかなっているからだぼくらでは、いくさのことはわからない。いくさの機微もだ」 応じるのはざわめきばかりだ。 「奴が、ニヒスが、アシュッツブルグと王国の役に立つ限り、僕らとしても拒むゆえは薄い。だがニヒスは、疑いあらば斬れとも言った。間違っていれば、ぼくが奴を斬る」 「ぼくは、先生を信じる」 ルルスはすぐにうなずき、声高にいってみせる。それからケニッツへと振り向く。 「ケニッツは、どうする?」 問われたケニッツは、とまどったように己を指差して見せる。その目は泳いで、他のものがどう応ずるかを確かめようとしていた。この男の考えることとは、ようするにその程度だ。 「お、おれはよ・・・・・・」 「ルフター先生を信じているんだろう」 「あったりめえよ!」 ルルスはほくそえんだ。 「みんなも、そうだろう?」 呼びかけに、皆はそれぞれにかすかにうなずき、そして辺りを見回して周りのものもそうしていることを確かめ、こわばった笑みを、少し大きくする。戸惑いを含んだ笑みは、次第に広がり、奇妙にうつろな声で、互いに笑いあっていた。 ルルスは息をついた。とにかく、今はここを切り抜けて、進まねばならない。 いや、勝たねばならない。ルルスには力が必要なのだから。
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木曾駒ヶ岳~三の沢岳 学童集団遭難のルートを行く 1990年 恵那山、南木曽岳 1988年5月 木曾駒ヶ岳~三の沢岳 学童集団遭難のルートを行く 1990年 12/28(FRI) 曇り、ときどき晴れ 新宿から駒ケ根行き高速バスの朝一番に乗る。伊那市駅からはタクシーで内の萱まで、行ける所まで入ってもらう。桂古場の登山口の手前、キャンプ場でおりた。三千円で釣り銭はおごった。 40センチはある積雪の車道を行く。ガケの補修工事現場の人なつこそうな人夫に声をかけて、まもなく登山道に取り付く。猿のなき声とおぼしきが、けたたましく聞こえて沢の方へ逃げていった様子である。昨日大雪が降って中央高速道は閉鎖されたという。今日運よく山に入ることができたが、その代わり思わぬ雪のラッセルに苦しむことになってしまった。先程の蛮声の主のあわてて通った足跡のみが乱暴につけられている。とにかく先は長い、あせらずゆっくり行くことにする。 一汗かいたところでブドウの泉に着いた。ちょろちょろと冷たい水が流れている。ここで1.2リッターの水筒を満たし小休後出発。ちりめん坂といわれるジグザグの苦しい登りが続く。だんだんと雪の量が増えてくるにつれて、スピードは遅くなる。かなり進んだと思うがなかなか稜線に達しない。当初大樽小屋泊まりを考えていたのが、その手前の馬がえし迄も難しくなってきた。感覚的には高度をかせいだつもりでも、実際には半分も進んでなかったのだ。三時半で遂に行動をうちきった。 登山道の比較的平らなところを選んでテントサイトをつくる。雪を踏み固めて、まずまずの敷地ができるまで三十分もかかってしまった。テントの入り口から前方に伊那市の町の灯がちらつき始める頃、ようやく今日のアルバイトから解放されて、熱い酒をちびりちびり飲ることができた。 12/29(SAT) 晴れ 朝7時の出発。深くなってきた雪のラッセルを一時間も頑張り、ようやく野田場の展望台に着いた。樹林がじゃまでまるっきり展望は得られない。巻き道に出てゆるやかな登りをしばらく行くと、なんと五人組みのパーティがどかどかとおりてくるではないか!! ツイニ ラッセル カラ カイホウ サレル!!! 大雪の前日に入山、この日はトレースをゆうゆうと歩けた。しかし次の日、大雪が降って登山道はたちまち重い雪にうまってしまった。苦しい歩行を続けて、やっと駒ヶ岳を往復してきた。以上が彼等の話しである。そう言いながら彼等の目が笑っている。苦笑いという奴だ。それはとにかく、若い学生パーティのラッセルの跡を、これまでの半分の労力もかけないで先へ進むことができたのである。 学生パーティに会って十分もすると、馬がえしに乗っこした。右に権兵衛峠の標識があった。雪に埋まってルートは判然としない。さて、ここからは山のふところ深く入って行く。明らかに樹相もかわって傾斜もきつくなる。 大樽小屋に十一時ちょっと前に着いた。なかなか立派な小屋で中も清潔である。外で木もれ日にあたると暖かいが、光はそれほど強くない。小屋の中に入って昼の腹ごしらえをすることにした。 小屋からはいよいよ胸突き八丁を行く。六合目の平らな展望の良いところ(やっとこ平?)から、将棊頭山が見えた。今日の宿は西駒山荘あたりかなと思いながら尚も行くと、なんとトレースがなくなっているではないか!!!! さてはあの学生連中め、途中でギブアップしたものと思える。ずいぶん生半可なアルバイトだ。最後までやりとおす一途な気持ちというよりは、ある程度苦しみも味わうが適当なところでやめて、次に目を移す、いわば山行は単なる遊びの一つに過ぎないのだ。こんなに早く下山して、またどこかの山に行くのかと聞いたら、いや、いろいろする事はあると笑っていた。当世学生気質である。 ザックをおろし、空身でラッセルする。50メートル位さきに津島様の祠があった。すると、胸突き八丁の頭までたいしたことはない。しばらくの辛抱である。ザックをとりに戻ると、またまた驚かされた。屈強の青年が一人身ごしらえをしているではないか! 助かった。二人でかわるがわるアルバイトすれば、かなり捗る。しかし、よもやこんな所で追い付かれるとは思いもよらなかった。トレースのある雪道を追ってきたからこそだろう。昨夜は内の萱のタクシーストップまでマイカーで来て、そこにテントを張ったという。 かなりの急登で腰までつかりながらの雪との格闘が続く。先頭に立って雪を崩し踏み固めてのラッセルの交替を何度か重ねて、4時、とうとうピークに達することも出来ずテントを張ることにした。 12/30(SUN) 快晴 素晴らしい天気。今朝はいつになく遅い出発で八時少し過ぎていた。青年は30分前に既に出発した後である。有り難く彼のトレースの跡を追う。昨日テント設営中、私より遅い出発では立場がないと言っていた。私も2日にわたるラッセルで少々疲れた。彼の好意に甘えることにしたのである。 彼のつけたトレースをたどるとはいえ、たった一人の跡だ。容易には進まない。およそ一時間かかって待望の胸突き八丁の頭についた。登ってくる途中、右手に茶臼山が見えがくれしていたが、すぐ上が行者岩で、その先に茶臼山が続く。行ってみたい。けれども、この深い雪を蹴散らして進む時間も体力も余分にはない。残念だが先へ進むことにする。少し下ってまた少し登ると、そこは森林限界を抜け出した展望この上ない稜線上であった。前方に将棊頭山、そして馬の背の先に木曾駒ヶ岳が目にはいった。はるか遠く先に見える。今日中に、あの駒の山頂を踏めるだろうか。まだ疲労が抜けず、むしろ体力的には最低のどん底にあるようだ。けだるい無力感、脱力感に支配されている。それでも美しい白銀の山々を眺めていると、勇気がわいてくる。なによりも彼が待っていてくれたではないか。あれが御嶽山、あれが笠ケ岳、あれが浅間山ですね・・・。いつも一人の山岳展望が、今日はいつになくうれしい、苦しみを分かち合った友との会話のキャッチボール。 アルプス三千メートルの稜線歩きは風こそ強いが、快晴の好日。岩稜歩きも楽しい。しばらくで将棊頭山頂上に到着。直下に西駒山荘が見える。冬季には部屋は一部解放されているのだろうか。新田次郎の「聖職の碑」を最近読んで、この辺は特になつかしい感じを持つエリアである。あの子達はどんな思いで死んでいったのか、そして私の甥っ子の少年時代の友達を含む、高校山岳部の遭難も未だ耳あたらしい。私たちは風を避けて岩の影に腰をおろして、それぞれの思いにふけった。 この山頂からは大きく下降することなく、稜線漫歩がつづく。馬の背の手前で一休みした後、最後の頂上アタックである。後ろから一パーティが追い付いてきた。皆、腰にシットハーネスをつけ、肩にスリングをかけて厳重な装備である。 風いよいよ強く時には吹き飛ばされそうになるが、ちょっとした岩の間を潜り抜けると山頂は目の前にあった。何年か前に千畳敷きから登った時、学生パーティがワカンをザックにくくりつけた物々しい格好で登ってきたのを見て、私もいつかは内の萱から縦走してきたいと思ったものだった。それが今日こうして現実となった。感慨無量である。 千畳敷き方面から人々が次々と登ってくる。風が強く冷たいので、写真を撮ると直ぐに下ることにした。中岳を越えて、今宵の宿は宝剣山荘と決めた。 12/31(MON) 晴れ 山荘の朝食を腹一杯詰めて、七時過ぎに宝剣に向けて出発。彼の青年も後からやってきた。私は暖かい山荘に泊まったが、彼は外にテントを張った。夜中相当、寒かったに違いない。背の重荷が多少心配ではあるが、三十分で難無く山頂に到着した。厳冬期二度目の山頂である。狭い岩の上に立ち上がって四方に万歳。眼下の千畳敷き山荘が、豆つぶのように見える。この宝剣の岩稜縦走はちょっと緊張した。両サイドが切れ落ちた痩せ尾根である。雪はあまり付いておらず、鎖も夏道と同じように露出していた。 三の沢の分岐点に着いてホット一息。ここで桧尾根を下る青年と別れることになった。私の方は、三の沢岳往復は今回の目玉の一つである。十六時までに戻ることを絶対条件として、行ける所まで行ってみようと、敢然と一人向かった。片道三時間の往復六時間を頭に置いていた。今晩から天候が崩れる予報を昨夜から何度も聞いていたので、稜線上に一泊して、明日悪天の中を苦しむよりは、今日のうちに山行を完了させたいと考えていた。 三の沢岳は縦走路からはずれていることもあって、夏でも静かな山だという。しかし、ピラミダルで大きな山体は人の気をそらさない。まして白銀で化粧した美しい山をどうしてほおって置けよう。折しも先日の降雪以来、歩いた人もいないようだ。雪の肌に私だけの足跡を刻みつけるのだ。 痩せ尾根をほぼ忠実にたどって、山頂に到着したのは、やはり三時間後であった。風はそれほど強くなく、まず快適に四方の景観を楽しんだ。雲が少し出てきている。サブザックの用意がなかったので、雨蓋をはずして使った。山の雑誌に書いてあったもので、これはうまい利用法である。ザックは途中にデポして、テルモス、食料、それにカメラを入れて軽い荷で往復することができた。特に緊張するような場所はなかった。 縦走路に戻る少し手前の岩塊の一角に、五~六人用のテントが張られていた。明日やはり三の沢岳をやるものと見える。中から明るい笑い声がもれていた。縦走路では、空木岳の方からきたパーティ二組みとすれちがった。池山尾根を登ってきたのだそうだ。何年か前に死ぬほどの苦しみを味わった尾根である。今回も、苦しいラッセルを味わい、岩稜の通過に神経を使って、こうして無事目的を果たすことができた。この中央アルプスは歩くたびに色々教えられ、新たな自信を与えてくれる。 極楽平から千畳敷きに下り、ロープウェイで山をおりた。千畳敷き山荘が生まれ変わって立派になったが、山小屋ではなくなって、高額の宿泊料を取るホテルになってしまったのは残念である。 トップへ 恵那山、南木曽岳 1988年5月 5/20(金)四時二〇分津田沼始発。6時15分高尾発。途中上諏訪駅で時間調整がてら駅の温泉風呂に入る。畳ふたつ程の広さで湯温がちょっとぬるかった。ホームのすぐ脇にあって人が往来するので何となく落ち着かなくなる。 塩尻から特急に乗る。中津川に着いたのは11時半だった。川上行きバスは一時間も待たないと来ない。仕方なくタクシーに乗ることにした。長い林道歩きを割愛出来て内心喜んだのは言うまでもない。黒井沢キャンプ場まで入ってもらった。かなり年配の人が下ってきたが、帰りのこのタクシーをつかまえる事だろう。 歩き出したのが12時20分。かなり暑い。すぐに汗だくになる。沢くずれの工事現場を過ぎて尚行くと登山道入り口にやっと着いた。登山道は沢を渡って続いている。水をどこで補給するか考えながらゆっくりと進んで行く。新緑の中、沢音を聞きながらのゆるい登りである。 一時ちょうどに休憩小屋に着く。中を覗くと立派な避難小屋で十分泊まれる。川上からの長い林道を歩いていたら、ここに泊ることになったことだろう。古い大木がそこかしこに残ってそれぞれに名札が掛かっている。いつしか急登となり更に沢ぞいの道をジグザグにあえいで二時に野熊の池に着いた。池の脇の冷たい湧水で乾きをいやし軽く食事をとる。 これより上はかなり笹が多くなってくる。しかし登山道はまずまず。さすがによく踏まれている。高度を上げてゆくと南アルプス南部の山並みが、依然として雪をかぶったまま浮かんで見えてきた。いったん鞍部に下り最後の登りが始まると原生林の中である。落ち着いた雰囲気でいかにも山奥に入った感じがする。残雪がだんだん多くなってきた。この時期はあまり多くの人が入山しないようで雪は踏み固められていない。ズボリとはまり込むと靴の中に雪が入り込んで不快である。 何と素晴らしい水場があったではないか!! 冷たくて旨いこと!! こうなると野熊の池で補給してきた一リットルの水の何と重かったことよ!! 尚も残雪の中をトラバース気味に登ってゆくと待望の山頂小屋に着いた。真新しい木造の小屋で山の中ではもったいないくらいの御殿のようだ。時刻は四時二〇分、日の暮れるまではまだ余裕がある。山頂を往復することにした。恵那山山頂には一等三角点があった。樹林に囲まれ展望はないが少し先へ笹を別けてゆくとわずかに東側の見晴らしがよい。立派な祠に手を合わせて直ぐ戻ることにした。五時には小屋に上がりこんで、たった一人の満ち足りた宴会が始まる。 夜中に目を覚ますと雨が降っていた。明日の天気は良くないらしい。 5/21(土)出発は6時20分。雨にぬれるというのではなく霧に濡れるといった感じで、それでもレインウェアを着て小屋の裏手から縦走路を進む。すぐに残雪が現れた。ルートが隠れてしまっている。これは困ったと一瞬緊張したが小さなブリキの看板とリボンを頼りに予定通り御坂峠に向かう。500メートルくらい下れば雪もなくなってこよう。もしルートファインドが難しければ往路を戻ればよい。 ルートを探しながらの緊張が続き大判山を通過してホッとする。二つ目の“なぎ”を通り過ぎて今度は背の高い竹藪との闘いが始まる。しかし道ははっきりしており懸念していたルートファインディングに苦しむこともなかった。九時、鳥越峠着。依然として霧に濡れる。ローバーの靴の中は水が入り込んでジュクジュクしている。スパッツを持ってこなかった代償である。少し寒い。やはり冬用のシャツを着てくるべきだった。 10時には御坂峠に着いた。既に車道上の峠である。登山道はこの先、所々車道を横断して続き、およそ一時間で強清水に到着した。きれいな水場でのどを潤す。更に車道を下り霧ケ原バス停を過ぎる頃には青い夏空が顔を出した。中切まで歩いてバスを待つ。 南木曽駅に5時ちょっと前に着いて尾越行きのバスを待つ間、駅前のソバ屋に入る。老夫婦が歓待してくれた。良かったら上がってコタツに入れという。お言葉に甘えるとはこの事、茶の間で相撲を見ながらお茶をいただいた。おばあちゃんの世間ばなしをいつまでも聞いていたかったが、今晩の泊り場所を探さねばならない。名残惜しくもさよならしてバスに乗る。尾越から野宿先を求めての山里歩き。日は既に落ち、ポツリポツリと雨も落ちてきて少々暗くなると、さすがに焦ってきた。30分余り歩いてようやくキャンプ場に到着。テントを張り終わってゆっくりできたのが六時半。シーズン前の静かなキャンプ場に夜のとばりが降り始めていた。 飯田から養子にきて静岡からきた婿の旦那と一緒になり、お爺さんが営々として築いた南木曽の宿屋を受け継いで現在に至ったという。その表情には人生を悔いなく生きて燃焼し得たやすらぎがあった。愛らしい顔だった。旦那は一言もなかったが平和な顔をしていた。小雨が間断なく降り林間の静かなキャンプ場に情緒を添える。次の機会には南木曽駅前のソバ屋の二階に泊ろう。そしてあのソバをもう一度食べよう。 5/22(日) 朝五時起床。雨具を着けて出発は七時。静かな山麓の林道を詰める。「登山道」「下山道」の標識のある分岐点に到着したのが七時四五分。登るにしたがってなかなかの険崖地を行くようになる。「のどの滝」は圧巻だった。頂上近くになると背丈のある竹藪に苦しめられる。九時四〇分、とうとう南木曽岳山頂に到着した。今回も相変わらずの孤独の山頂である。一休みして下る。晴れていればこの先の展望台からの眺めを期待できただろうに残念である。 魔利支天への分岐で雨に打たれながら、きのう南木曽駅で買ったパンを食う。笹藪と樹林に囲まれて熊でも出そうな雰囲気である。かなり急な道を下って谷間の景観が開けて来ると、今回の山行も終わりに近くなる。恵那山、南木曽岳と二つの山を征服して満足感でいっぱいである。 無事下山した後、一段とひどくなった雨の中、車道を延々妻籠まで歩き旧い宿場を訪ねた。さすがに観光客でいっぱいだった。 トップへ 「山一人旅」をすべて、拝見しました。 私は登山は経験ありませんが、中学生の時に毎月愛読していた「アルプ」という創文社の雑誌を思い出しました。 山ですれ違う人も、それぞれの人生を過ごして行くのでしょう。 年取って、若い頃の思い出は、切なくて感傷的になりますね。「稲取便り」のサイトも毎日楽しみにしていますので、体調を整えて出来るだけ更新してください。 -- 岬石 (2017-02-19 18 56 29) 名前 コメント
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8 ひらりひらり(一人二人) 一人の少年は走っていた。 とある事情により追われているためである。 後ろを見るとさらに追いかけてくる奴との距離が近くなっている。 彼自身も運動は出来ないわけではない。 だが、相手はもっと上なのだろう、逃げても追いつかれていく。 「……クソッ!」 渡されたというデイバックの中に入っていたものは四角い形の物体。 モノメイトと言うらしいが攻撃には使えそうにはない。 それに比べて向こうはブロードソードと来ている。 こちらに一切分が無いのは分かっている。 それでも、彼は諦めずに逃げていた。 「畜生――――なんでこんなことに!」 彼はこの場に呼ばれた理由が分からなかった。 別に何をしたというようなことはない。 普通の学生なのだから。 彼――――笹川走馬は矢部翼から逃げていた。 支給品を確認している途中に気配に気づき、逃げていたのだ。 気づいていなければ自分は死んでいたので、恐怖心を隠せずに今もいる。 修学旅行に行こうとしていたはずなのにここにいることも驚きだが、死に直面した恐怖の方が大きい。 「ぐ、うおぉっ!」 足元に何かが落ちてたせいで、足を引っ掛けて転倒してしまった。 急いで起き上がろうとするが、後ろにすぐに刀が構えられている事に気がついた。 冷や汗が体中に伝わっていった。 「……悪い、でも……優勝しなきゃいけないんだよ……だから、死んでくれ」 初めて聞いた声は死刑宣告だった。 こんな所で死ぬのか、そう笹川走馬は思った。 刀は首に突き刺さり、血がそこから抜け出していく。 少しづつ視界が悪くなっていく。 痛みと言うものは不思議となかった。 だが、死ぬのは怖い、死にたくはない。 デイバッグを握りしめる。 何か体を包むような物に包まれて、彼は眠った。 ◆ ◆ 「……っはぁ……はあ、まずは一人だ」 矢部翼は息をついていた。 さしてすぐに彼から離れ、歩いていた。 彼の刀には赤黒いそれが付いていた。 それを見て彼は何も考えないようにする。 すべては彼の大事な妹も為に――――。 修羅の道だって進む覚悟は彼にあった。 「絶対に、優勝する――――そして、あいつを幸せにしてやるんだ」 彼はブロードソードを固く握りしめて歩き始めた。 彼の瞳には、固まった決意が見えた。 【朝/D-9】 【矢部翼@他の方のオリキャラ】 [状態]健康、返り血(小) [所持品]基本支給品、ブロードソード@現実 [思考・状況] 基本 妹の幸せのために殺し合いに乗る 1:人を殺すのに後悔はしない [備考] ※重要なしむしろ自己満足のロワ3rd開始前より参戦です ◆ ◆ 笹川走馬は気絶していた。 だが、死んではいない。 彼は首を斬られても死んでいなかった。 正確にいえば、斬られたのは気道だけだ。 矢部翼が首を丸ごと斬る勇気がなかっただけだ。 だからこそ、彼は助かった。 デイバッグの中に入っていた身代り人形と言うアイテム。 それは、傷を代わりに受け持つものである。 彼の傷口は何もなかったように、塞がっている。 それは、このアイテムのおかげである。 彼は幾つもの偶然に助けられた。 だが、いつこの幸運が無くなるか分からない。 【朝/D-9】 【笹川走馬@変哲オリ・リピーター】 [状態]気絶、失血(中) [所持品]基本支給品 [思考・状況] 基本 死にたくはない 1:…… [備考] ※本編にてバスに乗って眠った後より参戦です ※身代り人形@オリジナルにより傷がふさがりました、ただし後遺症があるかもしれません 前の話 次の話 DEAD or DEAD SS順 愛する人、救えましたか―――? START 笹川走馬 [[]] START 矢部翼 [[]]