約 48,546 件
https://w.atwiki.jp/103206/pages/35.html
ID EZhB6CyRO K1「レナせんせー、」 レナ「なぁに圭一くん」 K1「スーパーマリオってありますよね。 先生は好きですか?」 レナ「大好きだよ!あのゲームのカメさんもキノコさんもかぁいいよぉ~、お持ち帰りしたいよ~」 K1「なら・・・・・・僕のキノコをお持ち帰りしませんか?」 レナ「ちょっと小さ過ぎるよK1くん」 K1「(´・ω・`)」 その後圭一は怒ってレナを押し倒したそうですよ。にぱー☆
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/3678.html
登録日:2012/05/09(水) 15 26 57 更新日:2024/08/07 Wed 10 04 50 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Z・E・R・O ひぐらしのなく頃に ネタバレ注意 ハッピーエンド ←一応 レナVS圭一 嘘だっ! ← 嘘じゃねえッ! 救うべき加害者 気の毒な被害者とそうでもない被害者 涙腺崩壊 燃え展開 私が正義 竜騎士07 結婚詐欺 裁くべき被害者 解 解答編 鈴羅木かりん 惨劇を踊れ 【概要】 罪滅し編は07th Expansionによる同人ゲーム、ひぐらしのなく頃に(解)の第六話(第六章)のタイトル。サブタイトルは「~最初の過ちをどうか~」。 2005年8月14日のコミックマーケット68にて販売された。販売価格は1000円。現在は最終話の祭囃し編に収録されている。 本編は第一話・鬼隠し編の解答編となっているが、 目明し編のように同じような世界を別の視点から描くのではなく、全く異なる世界の全く違う物語で鬼隠し編の解答にあたる展開などを挟みつつ主にレナ、圭一視点を切り替えながら過去の自分のように疑心暗鬼に陥った仲間を圭一が救い出す、 といった内容になっている。 今までのサスペンスホラー的な作風は一変し(皆無というわけではない)、王道的な熱い展開に加え、今まではあり得なかったハッピーエンドでエンドロールを迎える。 (最終的に雛見沢大災害が発生し、滅びてしまうが) 今迄惨劇に翻弄されてばかりだった人物たちがはじめて惨劇に立ち向かい、仲間内での疑心暗鬼からの惨劇を阻止するという重要なターニングポイントでもあるシナリオであり、特に終盤の熱い展開から若年層に人気が高い。 原作では唯一、作中に一枚絵が挿入されている。ん?「目」を忘れるなって?あれは…ねぇ? 【あらすじ】 「じゃあ、始めるよ。竜宮レナの、一世一代の頑張り物語を。」 昭和58年。 雛見沢村で父親と二人暮らしの生活を営む少女・竜宮レナは部活の仲間たちと楽しい日々を過ごしていた。 学校の体育の授業で行われたクラス全体での水鉄砲対決。レナは激戦の末最近引っ越してきた少年、前原圭一との「決着が着く事さえ興醒め」といえる程壮絶な一騎打ちで汗を流し、興宮のファミレス「エンジェルモート」で店中を巻き込んだ大騒動に花を咲かせ幸せの限りを謳歌する。 しかしその最中、店に訪れていたひとりの女性……離婚して久しい父と交際している間宮リナと出くわし彼女のキツい香水を嗅いだ事で、その幸せにほんの少しだけ陰がかかる。 何とか強引に雑念を振り払い、今日の幸せのみを考えた。 幸せというのは、有限なのだから。だから、今与えられた幸福を無駄にしないために。 だがある日、彼女は偶然訪れた喫茶店で、リナがタチの悪いゴロツキである北条鉄平と共謀して、父親から美人局(結婚詐欺)として金をむしり取ろうと企てていることを知る。 そう、やはりリナは幸せな日々を壊そうとする「敵」であった。最初に出会った時点で全力で拒絶しなければならない存在だった。幸せな日々を敵から守る為、レナはリナと北条鉄平を殺害してしまい、隠蔽の為遺体を解体しているところを圭一ら部活メンバーに知られてしまう。 「どうして俺たちに相談してくれなかったんだよ?」…圭一の悲しげな問いをレナは嘲る。去年の北条悟史失踪の件のように、仲間に相談したところでどうせ何もしてくれないのだから。ここにいる自分と圭一以外の全員はその気になれば悟史をすぐに救えた・或いは彼を追い詰めずに済んだのに、全員それをせず結局悟史は追い詰められ、居なくなってしまった。 これが今の「仲間」の体たらく。だから自分ひとりで戦い、最善の選択をした。後悔はしていない。 そう毅然と拒絶したつもりなのに、レナの瞳からは涙があふれていた。 そんなレナに、圭一はそっと語りかける。 去年の仲間たちは確かに未熟だった。だが人間は成長する。去年の辛酸を味わった仲間たちは今度こそレナの為に尽力してくれると、そしてこの殺人がレナが苦悩の末に選んだものなら、俺はレナの罪を許して協力する、と。 仲間たちは自らの「罪」を懺悔し赦しを求め、レナの「罪」を赦した。圭一はレナに力強く歩み寄り、手を差し伸べる。レナはまだこっちに戻ってこられる、互いに手を伸ばし合えば幸せを取り戻せるのだと。その力強いエールにレナも手を伸ばし互いの罪を許し合い、皆で協力して死体を山奥に隠蔽し、今日の出来事はきれいに忘れようと誓い合った。 同時に、長らく無職だった父も鉄平の恫喝で目が醒め条件の良い働き口を見つけ、ようやく平穏な日々を取り戻した……筈だった。 しかし、殺人を犯したレナの心は完全に晴れる事はなく、暫く体調不良の日々を送っていた。せっかくの綿流しのお祭りも満喫できずに終わってしまった。 それから数日後、彼女の元を訪れた興宮署の刑事である大石から、祭りの晩に談笑した富竹ジロウと鷹野三四が怪死したのを知らされ、彼と連絡を取り合いだした事を皮切りに様々な不穏な出来事が降りかかり、レナは疑心暗鬼に陥ってしまう。 レナの異変に真っ先に動いたのは、圭一だった。レナを救おうと説得を試みるが、レナに思い出したくない、誰にも告げていなかった過去の罪を暴かれ、「隠し事をしないのが仲間なら、お前なんか仲間じゃない」と拒絶されてしまい泣き崩れる。 だが、魅音や沙都子から聞かされた、仲間という存在の真の意味を理解した彼は、眠っていた別の世界での記憶が覚醒する… 斯くして少年は立ち上がる。 数多の世界を経て、今こそ自らの罪を滅ぼす為、そして惨劇の連鎖を断ち切るために…! 【主な登場人物】 竜宮レナ ダメ女その1。 「うん、信じるよ。だから……裏切っちゃ嫌だからね?」 主人公兼ヒロインの鉈女。 今回は彼女が疑心暗鬼に陥る。 今迄明かされなかった家族関係、そして雛見沢に引っ越すまでの経緯が語られる。 前原圭一 「レナが命をかけて俺を救おうとしてくれたように、今度は俺がレナを救う! だから信じろ! 俺を信じろッ!!レナぁぁぁぁぁっ!!!」 ダメ男その1。 自称先代主人公。もうひとりの主人公。 鬼隠し編での記憶が目覚め、かつての自分になりかけているレナを救うため、惨劇に立ち向かう。 同時に、彼が雛見沢に引っ越す前の出来事も明かされる。 園崎魅音 ダメ女その2。 「レナの境遇を察しなかったことを、仲間として…部長として恥じるよ…」 部活の部長。水鉄砲対決でアンフェアな無双プレイを敢行するがきっちり制裁される。 今回は空気を読んで隠した死体をこっそり移動させるもそれが仇になってしまう不憫な娘。 でも圭ちゃんにハグしてもらえた。 園崎詩音 「はろろ~ん。レナさんじゃないですか。」 魅音の双子の妹。 ボディーガードの葛西を引き連れ喫茶店に立ち寄りそこでレナと遭遇し、リナたちの情報を教えるよう葛西を説得する。 今回はそんなに出番なし。 北条沙都子 「北条沙都子にとってU字ロックのUは、うわこんなの楽勝! のUでございましてよー!」 ご存知トラップマスター。 物語の終盤、レナが仕掛けたトラップを見抜き、更に悟史のバットを圭一に託す。 古手梨花 「私はあなたと共に戦う。もう一度戦う、何度でも戦う!…その先の未来に至れるまで、何度でも…!」 古手神社の巫女。今回はいつになく大人びた態度が多い。 覚醒した圭一の言葉に理解を示し、彼女自身も惨劇に立ち向かうと決意する。 富竹ジロウ やはり祭の晩に死んでいた自称フリーのカメラマン。 祭の夜に鷹野と共に部活メンバーらと談笑していたが今回はなんと立ち絵はあってもまさかの 台詞無し。 いつにもなくひっそりと最期を迎えた。 鷹野三四 「このスクラップ帳と、私がそういう研究をしているのは内緒よ…?」 入江診療所に勤める看護婦。祭の前にレナと面識があり、オヤシロ様について彼女と意気投合し、「オヤシロさまの祟り」の独自研究をまとめたスクラップ帖を彼女に手渡した。 富竹と同様に祭の晩に祟りに遭い死体で発見されるも、彼女のスクラップ帖によりレナの疑心暗鬼を引き起こしてしまう。 大石蔵人 「くっ…上等だよ。うちと全面戦争すっか!?あぁ!?」 ベテラン刑事。今回はレナに接触し彼女と連絡をとりあう。 連続怪死事件解明に対する焦りやとある事情で彼女の付近をうろつく園崎家の影、不運な偶然の一致などからレナの妄言を鵜呑みにしてしまう(*1)。 彼の想定の斜め上をゆく事態ばかり起こり、果てはロクに裏が取れていないのにコネを駆使して強制捜査しようとした結果、 園崎家を挑発するも逆に冷静にやりこめられたり、園崎家に面子を潰されたり(完全に自爆)と、他の編では見せない感情の荒立ちや動揺を見せる。 後にレナを止めるために奮闘する圭一に協力する。 間宮リナ クズその1。 「あんたあたしと目を合わせるとすぐ逃げるもん、それで分かってないと思ってた?ガキはイヤねぇ~」 本名は間宮律子。 キャバクラ勤めの鉄平の愛人。 鉄平と共に結婚詐欺を計画し、レナの父親に取り入るが、レナに見破られて本性を現し絞殺しようとしたところをガラス片で怯まされ、鉄パイプで滅多打ちにされ無惨な死を迎える。 入江京介 「入江は何度でも蘇る……メイドがそこに居れば何度でも蘇る…!何故なら、それが人類の夢だからだぁぁぁぁぁあああ!!」 入江診療所の医者…だが、今回は基本的にメイドモード。その強靭さを以てれなぱんを8発耐えて見せた。 その後、綿流し祭の晩に富竹ジロウの検死に携わり、意味深な呟きを零す。 北条鉄平 クズその2。 「おお~、俺ぁ町の役に立っとんねん、お役所に表彰してもらいたいわ」 沙都子の叔父だが、今回は彼女との接点はなく、竜宮親子とのしがらみが描かれる。 リナと組んでレナの父親を恐喝するが、レナに斧で頭を不意打ちでカチ割られ殺害される。 葛西辰由 「…女の私生活には、触れないのが仁義ってもんです。」 詩音のボディーガード。喫茶店で偶然鉢合わせしたレナに、ある情報を提供する。 後に自分とコンタクトを取りたいというレナに応じようと裏で動くが、それがある騒動に繋がってしまう。 造園業者の社長 「兄ちゃんさぁ、この道の途中で女の子に会わんかったかいね?」 人気のない道を不自然に何度も走行し、道端で不自然に停車していた白いワゴン車に乗っていたうちの1人。 レナの事を気にかけていたようで圭一にそれを尋ねた翌日、雛見沢分校に剪定作業に訪れ校長や知恵と談笑する。 知恵と彼の談笑を盗み聞いていたレナはそれを妙な形で無理やり解釈し、余計に疑心暗鬼を深める結果となってしまった。 赤坂衛 「クソっ…! 昭和58年の6月に、雛見沢でいったい何が起こったっていうんだ…!」 エンディング後に解放されるTIPS「悪魔の脚本」に登場。大災害で滅び封鎖されていた雛見沢に訪れる。 レナの父 ダメ男その2。 「礼奈には、本当に迷惑をかけたな…。父さん、これから頑張るから!」 妻の浮気が原因で離婚してからは、レナと2人で暮らしている。 真摯に愛し、懸命に支えた妻の裏切りの傷が未だに癒えず、職にもつかないニートな日々を過ごしていたが、そんな中で興宮のキャバレーで出会ったリナと交際を始めるも…。 やや小市民的だが一途な性格で、レナが本名である「礼奈」と呼ばれる事を受け容れ、「礼奈」としての姿を見せる唯一の相手。 レナの母 クズその3。 「ねぇ?礼奈ちゃんは…お母さんとお父さんの、どっちが好き?」 腕利きのデザイナーで大企業にスカウトされバリバリのキャリアウーマンになるが同僚のアキヒトおじさんと浮気し彼の子を妊娠し、夫を見捨てるような形で一方的に離婚する。 レナを甘やかし自分に懐かせ連れていこうとしたがそれを知ったレナは彼女を拒絶し、父親についていく事となった。 アキヒトおじさん クズその4。 レナの母の不倫相手。彼女と共謀しレナを懐かせようと色々世話を焼いてきた。お兄さんと呼ばないとぶたれるらしい。 レナはそこそこ懐いていたが第二の父親としては到底受け容れられず、やがて拒絶するべき「平穏を脅かす敵」のひとりとして憎悪の対象となった。 亀田幸一 「こんな部活の存在知ってたら、野球なんかやらなかったのにーー!俺の人生のリセットボタンはどこぉッ!?」 誰?という人は祟殺し編(アニメ勢は『厄醒し編』)をどうぞ。 圭一こと『K』と義兄弟の契りを交わした甲子園ピッチャーことデザート魔人で、序盤のデザートフェスタの一幕で皆と共に煩悩の赴くままに大暴れする。 以下、アニメや漫画版しか知らない人にとっては「誰こいつ」な面々… 大高 「言葉を慎みたまえ。もう君にくんと呼ばれる階級ではない!」 県警本部の警部で、大石とは旧知の仲。 終盤、突然第二機動隊を率いて乱入し 事態を散々かき乱した エリートのボンボン(機動隊自体は終盤ちゃんと活躍するが)。 漫画やアニメ版では展開ごと削られているが、ドラマCDでは原作どおりしっかり登場している。 「…何か御用ですかねぇ大高 くん ?」 鑑識の爺様 「かっかっかっか!そうだのぅ、大石風に例えると、親のリーチ一発平和タンヤオ赤々ドラドラに振り込む感じかの!」 鑑識課に勤務する大石の麻雀仲間。大石に並ぶベテランでかなり豪快な性格。 終盤、大石との電話で教室中に撒かれたガソリンの危険性を説明した。やたらと麻雀に喩えたがる。 こちらも原作、CS版以外ではドラマCDのみの登場。 【CS版】 祭には第質章として、絆には第3巻に収録されている。祭では専用の主題歌として、「escape」が用意されている。 しかし、詳細は下に記すがエンディング条件に面倒な仕様があり批判を受けてしまった。 【漫画版】 ガンガンパワードで連載されていた。 全4巻。作画は鬼隠し編に引き続き鈴羅木かりん。 全体的に分厚く、比較的原作のやりとりは網羅している。原作でのクリア後Tipsの話も掲載された。 【アニメ版】 第1期の22~26話で描かれ、第1期(無印)の大トリを飾った。 何とかまとめようとした感はあるが僅か20分×5話程度の尺では完全再現には程遠く「何とか大筋を再現しただけ」な感が否めない。 特に序盤の一部シーンが丸ごとカットされた影響で中盤からの一部ストーリーの展開がかなり唐突になっていたりあやふやになっていたりする。 しかし最大の名場面である最後の一騎打ちからの和解は比較的しっかり収録しており、人気が高い。 第2期の1話では「悪魔の脚本」(原作で本編クリア後に出現するTips)を基にアレンジされたストーリー「サイカイ」が作られている。 【ドラマCD】 前作と同様、ディスク6枚組。 黄昏を背に血まみれの斧を担いで微笑むレナのジャケ画がKOOL。 アニメ版の話数よりも多く、しかも全てが約75分前後とアニメ版との原作再現度の違いは一目瞭然。それだけでなく本編に多い派手なアクションシーンを妥協なく緻密な効果音や演出で再現しており、完成度は非常に高い。 EDテーマは圭一が歌う「あの日、あの場所、全てに『ありがとう』」(原曲は羽っ鳥もさく共和国による二次創作のボーカル曲)。後にシングル化している。 この編を最後にジャケ画担当が変わる。 かつては付属しているパスワードを公式サイトで入力するとクリア後のTipsなどを音声化したファイルをDL出来たが現在では不可能。久方ぶりの子安版赤坂の出番な上結構ボリューミーな為非常に惜しい。 【小説版】 講談社BOXと星海社文庫からそれぞれ上下巻で発売中。 イラストは異なるが、表紙はBOX版も文庫版も上巻は一人佇むレナ、下巻は手を差しのべる圭一たち、という粋な構成になっている。 【余談】 原作ではレナ視点のときのフォントの色が物語が進むにつれ段々濃くなっていき、最終的には真っ赤な文字になる。これは徐々に狂っていくレナを表現している。小説版でも文字を赤くプリントすることで再現されていた。 クリアすると竜騎士本人が作品の解説を行うスタッフルームが追加される。 ED曲である「Z・E・R・O」はフリー楽曲だが、罪滅し編のラストに相応しい、爽快感と脈動感溢れるアツい曲でファンから高い評価を得ている。ドラマCDでも何度か採用されている。 ラストの展開からレナは逮捕され警察署にいることになる為、大災害を生き残っているのではないかと推測されていたが、アニメで実際にそうであることが判明した。しかし、今までの惨劇を起こした者たちは徹底的に悲惨な末路をたどったのに対し、レナは鉄平とリナ殺しについて完全に隠蔽されたので結果的にノーカンとなっており、この展開に不満を感じるファンも多い。もっとも、結果的に罪滅し編でも大災害が起きてしまった事でレナの父親や友達は全員死んでしまうなど、単純な死よりも重い罰を背負われたという意見もある。実際、アニメ版2期第1話「サイカイ」は罪滅し編の25年後が舞台だが、そこに登場するレナは終始暗い表情で、事件のことを問い詰められると未だに精神が不安定になり、村を眺めながら「あの輝いていた頃に戻りたい」と零すなど、お世辞にも幸せな人生を送っているようには見えない。 後に展開された外伝漫画『宵越し編』は本作がバッドエンド(学校が爆破されレナ含めて生徒全員爆死)を迎えた後の後日談となっている。ゲームには『絆・第三巻』、『粋』、Switch版『奉』に収録されているが、見るためには罪滅し編を一度バッドエンドで迎える必要があり、罪滅し編のトゥルーEDを迎える為には宵越し編のプレイが必須(プレイしないとトゥルーEDへの選択肢が現れない)という面倒かつややこしい仕様になっている。 悪魔どもが喜ぶ項目が今後どれだけやってこようとも、俺たちが全部、追記・修正してやるぜえええッ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今までは惨劇が起こるだけだったが、この話からは惨劇に立ち向かうようになる そのためここから純粋な推理ものとはいえなくなり、精神論や無駄に熱い話が出てくる。 ひぐらしを推理ものと思い込んでしまうとだいぶ落胆するので注意 -- 名無しさん (2013-10-10 12 35 32) ここからまではアリだけど皆殺し編からは「ないわ」も多いんだよね。ただまあ作者は推理物と謳ってこのシリーズを出してなかったはずだったんだが。 -- 名無しさん (2013-10-10 13 32 50) 漫画版での魅音の「はやく元気になぁれ」のまぁ可愛いこと つぎのページで顔がひしゃげるわけですが -- 名無しさん (2013-10-14 22 18 01) ↑2まあある程度は推理要素の伏線回収もしてるから一概に推理物放棄とは言い切れない 実際初めて漫画読んだ時も鬼隠し編の真相が解って驚いたし -- 名無しさん (2013-10-14 22 28 12) レナのキャラは完全に作ってるわけじゃないのはこの話プレイすればわかるんだがなな・ -- 名無し (2013-10-15 05 26 53) 鬼隠し編の冒頭の夢は、あの時点で圭一は過去の世界を覚えてるって伏線だったんだよね~ -- 名無しさん (2013-10-15 11 29 18) 自分は罪滅し編でレナが一番好きになった。腹黒いというより苦労人で健気な子だと思ったけどな。 -- 名無しさん (2013-12-08 22 19 29) あの天真爛漫なキャラって、祟り殺し編のいつこの幸せな日々が終わるか分からないから目の前の人に精一杯優しくしようってことでそうしてるのかと思ったけどなあ。ひぐらしキャラっていろんな面が描かれるからいろんな受け取り方ありそうだけど。 -- 名無しさん (2014-01-11 14 44 01) よく鉄平とリナ殺しがノーカンと言われてるが、俺はそうでもないと思う。「生き残る=幸せ」では決してないんだよな。レナが警察に居る間に雛見沢が滅んで、友人や父親が死んでるし(父親は事情聴取等の理由で警察に居たかもしれんが)。俺なら間違いなく気が狂うし、一緒に死にたかったと思うだろう。 -- 名無しさん (2014-10-13 23 36 28) ↑それはありだな。 -- 名無しさん (2014-10-29 15 26 31) 推理ものとしてはアレだけど伏線の回収は上手いよな -- 名無しさん (2014-12-07 19 37 49) ↑2 3レナとしては、最高のバッドエンド。 -- 浅部 (2015-05-03 14 52 18) 次の皆殺しから本当に本格的に結末に迫っていくから、ある意味ここまでが出題編。最後の最後のチップスで感動が吹き飛ぶ -- 名無しさん (2015-05-26 03 10 00) ↑構成をよく知らないまま「鬼隠し編の解答編は罪滅ぼし編か~」と手を出して折角熱い展開で終わったのに…終わったのに… -- 名無しさん (2017-02-27 23 47 09) レナは鉄平&リナを殺したことを含めても、ありあまるくらい悲惨な目に遭ってると思うけど・・・ -- 名無しさん (2017-03-03 10 04 27) そもそもリナを殺したのは正当防衛じゃないのか? -- 名無しさん (2017-03-03 10 43 23) まあ、リナが逃げ出しているにも関わらず攻撃し続けたので過剰防衛ということになると思うが読者の心情的には「コイツは死んでもいい」みたいな感じだしな〜 -- 名無しさん (2017-07-27 03 37 27) さすがにレナの普段の天真爛漫なのが演技は言い過ぎだとは思うわ。腹黒いところも基本的には母親の不倫後とリナの後の雛見沢症候群発症してからだし…。祟殺しのはまぁわからなくもないけど… -- 名無しさん (2018-10-16 00 02 53) ↑2まあ両親殺害したけど病気って事で無罪になった公由夏美もいるし… -- 名無しさん (2019-08-27 20 37 55) 漫画版はシリアスなところで笑ってしまった。特にレナの妄想と宇宙人の話のところで。 -- 名無しさん (2020-01-24 23 10 59) r -- 名無しさん (2020-05-01 01 15 25) 原作PC版でレナ視点の文字が薄くピンクで表示されてたのは軽く「圭一との視点切り替えを分かりやすくしてるのか、でも男女差があるしそこまでいるかね」と思ってたら、ある切り替え場面で文字真っ赤っかどーーーん!初めて人生でぎゃあ!なんて悲鳴上げたわ。……その場面も相まって文字の色の意味に気づいて2度目の悲鳴。 -- 名無しさん (2020-05-01 01 18 31) ↑レナの大泣きの絵といい、竜騎士さんこういうセンスは凄いもんがあるよな。 -- 名無しさん (2020-05-01 09 09 46) 大高はわざと人質救出を失敗させて梨花を殺すつもりだったんかな? -- 名無しさん (2020-08-29 07 38 49) 漫画版はかなり好き。とくに児童連続襲撃事件を喜々として起こす圭一はやばく描かれている。圭一は雛見沢を濁るだけの沼にしない流れる川の清水としての側面もあるが、川の水もドス黒く濁っている時があるので清廉潔白ではない。 -- 名無しさん (2020-09-21 12 20 27) 祟殺しの件は違うだろ。まず短絡的な手段を迫って魅音を泣かせた圭一に怒ってるんだよ -- 名無しさん (2020-10-20 23 38 12) この話にもあるように、ひぐらしってのは「誰か一人が全部悪いんじゃない。周囲だってもっとできることがあったはずだ。仕方がないで何もせずあきらめた罪がある」というのがある。業で「アイツが全部悪い。自己責任!」と騒ぐ人がいるが、冷静に振り返ってもう一度この話を遊んで欲しいものだ。 -- 名無しさん (2021-02-25 10 19 37) ↑これマジで共感する。ここは業の記事じゃないから詳しくは書かないけど、「沙都子or梨花が罪を全部被って終わればいい」とか言ってるひとは -- 名無しさん (2021-06-13 19 45 19) このエピソードで一番好きなポイントは魅音の「私はここにいるよ」ってなんとなく言うところ -- 名無しさん (2023-03-02 23 23 23) 罪滅ぼし編の高野の動きって割と謎なんだよな。ほぼ正解のスクラップ帳をレナに渡す動機がいまいち掴めない。 -- 名無しさん (2023-04-01 05 22 44) ↑単に面白がってただけやろ。魅音が言ってたような人をからかって面白がる側面があったのも事実。なにかしら意味を見出すなら「高レベル発症者」がそれを持っていて、なおかつ明らかに普通でない死に方したのなら、スクラップ帳通じておじいちゃんの論文が日の目を見るかもという淡い期待があったのかもしれん -- 名無しさん (2023-06-16 20 56 46) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/allrowa/pages/195.html
猫屋敷の猫 ◆KV/CyGfoz6 「どのネコさんにしよっかな? かな?」 六条御息所の手によって自分の頭上で惨劇が引き起こされたことも知らずに猫と戯れていた竜宮レナが さすがにここにいる猫全部は無理だと諦めて、お持ち帰りする猫を選び出したのは午前2:00を過ぎた頃だった。 さんざん悩んでレナは1匹の猫に狙いを定める。 「おっもちか~えり~~☆」 猫を捕まえようと飛びつく。 が、猫はそれをあっさりかわすと、部屋の外に走っていってしまった。 「待ってよぉ」 レナはそばに置いていた自分のデイパックを拾い上げて慌てて猫の後を追う。 廊下を走り、外に出て、猫屋敷の庭を逃げる猫を夢中で追いまわしていたレナの足元から、突然地面がなくなった。 「え?」 気がついたら、レナは凄まじい勢いで落下していた。 そして―― ぽわ~~~ん、ぽわ~~ん、ぽわ~ん、ぽわん、ぽわわわわわわん……… 「?????」 びっくりしすぎて声も出せないまま、レナはあたりを見回す。 自分はどうやら巨大なトランポリンの上に落ちたこと。 そのおかげで、かなりの深さまで落ちたにも関わらず無傷であること。 上を見上げても何も見えないこと。 周りにはトランポリン以外には何もないこと。 それらをどうにか理解したレナは、突然の事態に動揺しながらもとりあえず地上を目指すべきだと考え、 トランポリンから降りて辺りを散策することにした。 それから1時間――どんなに歩いても床とトランポリン以外に何もみつからない。 扉はおろか壁もない。 唯一の目印であるトランポリンが見えなくなるのは危険だと感じて、いったん元の場所まで戻ることにする。 「どぉしよぉ……」 地上に戻る方法をレナは必死に考える。 考えながら歩いていたから、うっかりトランポリンの脚に激突してしまった。 「いたたたた」 ぶつけた額を撫でながら、トランポリンを見上げる。 本当に大きなトランポリンだ。 梯子がついていたから降りるのにそれほど苦労しなかったが、布の部分は床から10mくらいの高さにあるし、 面積も雛見沢分校20個分はあるだろう。 しばらくトランポリンを見つめていたレナは、あることを閃いた。 「これで地上までジャンプできないかなぁ」 他に外に出る方法を思いつかないので、さっそく実行に移すことにしてトランポリンの上に登る。 「せーのっ!」 ぴょん、ぴょ~ん、ぴょ~~ん、ぴょ~~~ん…… 何度かジャンプを繰り返すうちに、今まで見えなかった天井が見えてくる。 天井に、自分が落ちてきたのであろう穴を見つけたレナはジャンプの位置をその穴に合わせる。 地上は無理そうだが、この上のフロアまでジャンプするのは難しくなさそうだ。 ぴょ~~~~ん、ぴょ~~~~~ん……シュタッ! レナは無事に1つ上の階の部屋に着地する。 さっきまでいたトランポリンのあった空間と違って、天井も見えるし壁も扉もある。 20畳くらいの応接間らしき部屋だ。 普通の部屋であることにホッとしたレナが、まずは部屋を出て上への階段を探そうと1歩踏み出した瞬間、 いきなり部屋の扉が開けられた。 扉を開けたのは上だけタキシードを着て剣と楯を持った2足歩行の猫――カムパネルラ――だった。 驚いて後ずさったレナと、同じように驚いたカムパネルラの目がばっちり合う。 「……えっと…ネコさん、なのかな? かな?」 「……一応そうです」 「じゃあ、お持ち帰り~☆」 「えええええ!?」 本能で身の危険を感じて逃げ出したカムパネルラを、レナは全速力で追いかけた。 【H-4/猫屋敷地下65階/黎明】 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】 【服装】:白のワンピース、白い帽子 【状態】:興奮状態 【装備】:不明 【持ち物】:支給品一式 【思考】 1:ネコさん、お持ち帰り~☆ 2:地上に出る。 【カムパネルラ@銀河鉄道の夜】 【服装】上だけタキシード、下は裸 【状態】LV75 【装備】くりからのつるぎ+62@真女神転生if…、マルダーの盾+55@ロマンシングサガ~性戦士ガラハゲ殺人事件~ 【持ち物】支給品一式、エリクシャー@ファイナルファンタジー2~インド人ミンウの命は1ギル~×6、BON(ダイナマイトのようなもの)@アトランティスの謎×9、混沌のテラ@テラカオスバトルロワイアル 【思考】 1:えええええ!? 2:もっと下に降りてみる ※レナが利用したトランポリンで最大どの程度の高さまでジャンプできるかは不明です。 時系列順で読む Back 断絶への旅路 Next 命題に翻弄される者たち 投下順で読む Back 異変 Next 下着店入り口の変 少年たちと少女と猫と 竜宮レナ おおっと! 不思議の… カムパネルラ おおっと!
https://w.atwiki.jp/niko2/pages/504.html
明日の勇気 受け継ぐ者(前編) ◆jVERyrq1dU (非登録タグ) パロロワ ニコニコ動画バトルロワイアル 第227話 霊夢がチームから抜けた事により、俺の悩みは一層強く、強くなったってヴぁ。 何せここで暴れたら、多分チームの主導権を得られるってヴぁ。厄介なのは日吉とレナくらい。 二人ならなんとかなるかもしれなぶるぁ。 実の所、俺は相当迷っていた。このままピエモン様に従い、対主催連中に協力していいものか、決めかねていた。 俺は対主催なんて心底どうでもいい。俺が興味あるのは、ピエモン様とマルク様、二人の主君をどう満足させるかについてだけだ。 勿論、ピエモン様の方が付き合いが長いので、どちらかというと、ピエモン様に従うべきなのだが。 今回ばかりは…… ピエモン様は、マルク様がけしかけたジアースに踏まれたと言っていたが、それは本当なのだろうか。 マルク様はいい人だ。それに裏切る素振りなんて今まで一切見ていない。 こう言ってはなんだが、ピエモン様の話を聞いても全く納得できないのだ。 ピエモン様の話は、明らかに論理的に破綻している。マルク様が犯人だと頭から決め付けているような気配すら窺える。 だからこそ、俺はおそらく一番弱いであろう遊戯を人質にとって、チームの主導権を握ろうと考えた。 そして、ピエモン様にじっくりと話を聞き、事の真偽を、『納得できるまで』聞く。 もしかしたら、ピエモン様は勘違いしているのでは……このままでは、この類の疑念が絶え間なく生じ続けてしまう。 マルク様は殺さなければならない敵、と言われても納得できるか! 俺が、決心しかけたその直前、とんでもない事が起こった。 俺は忘れていたってヴぁ。レナと遊戯。二人は色んな意味でハイスペックなのだぶるぁああああ 先を越されたぁああああああああああああああああ!!! ▼ ▼ ▼ 暗闇の中を疾走するオンボロ車が一台。 今までずっと運転手を務めていた水色の男はついさっき、唐突に掻き消え、今はアイスデビモンがハンドルを握っている。 助手席は遊戯が陣取り、彼の膝の上にちょこんと座るピエモンの首筋には、 アイスデビモンの裏切りを防ぐため、包丁が押し当てられている。 ピエモンは冷や汗を流しながら包丁を覗き見る。アイスデビモンも気が気ではない。 「当然だろ」 遊戯が唐突に口を開いた。そう、これは当然の処置。 いくら仲間になったとはいえ、ピエモンとレナ達は決定的に対立している。 そもそも最終的な目的が違う。レナ達の目的はこの殺し合いの場から生きて脱出する事なのだが、 ピエモンはそうではない。この残虐なゲームを開いた大本の目的。マルクを殺した後、 おそらくピエモンはその目的を実現させるため、レナ達に反旗を翻す。 加えて言うと、霊夢がチームから抜けた今、アイスデビモンに暴れられては非常に厄介である。 充分な強さを誇るアイスデビモンの行動によっては、ピエモンに主導権を握られかねない。ピエモンにとって、レナ達は本当にどうでもいい存在。 彼が主導権を握れば、レナ達をマルク打倒のための捨て駒として扱う事だって充分考えられる。 上記の思惑から、霊夢が消えた直後、レナはピエモンを常に脅し続ける事を、彼らにばれないように遊戯と日吉に密かに提案した。 日吉は微妙に乗り気ではなかったが、遊戯は即座に同意を示し、ピエモンの『脅し役』を務める事を申し出た。 このような過程を経て、現在に至る。 「つかさはいないってヴぁ。もう何時間も探したのに」 「……もういい加減諦めたらどうだ? どうせあんな小娘、戦力にならんだろう?」 ピエモンとアイスデビモンが苦言を呈する。今まではこんな扱いを受けていなかったので、イライラしているのだろう。 遊戯はほんの少しだけ包丁を持つ手に力を込めた。 「いいよ遊戯君。一々攻撃的な態度に出てたら、いつまで経っても協力し合えない」 「協力し合いたいならこのもみじ頭をなんとかしろ」 レナは、反論に出たピエモンをバックミラー越しに強く睨む。 「これは私達に出来る最大の譲歩だよ、ピーちゃん。私達は貴方を絶対に許しはしないし、貴方だって私達の事なんか何とも思っていない。 ただ都合がいいからお互いがお互いを利用しているだけ。そうだよね……?」 レナは静かに言葉を紡ぎ始める。ピエモンは、負けじとレナを睨み返す。 「霊夢ちゃんがいなくなった今、アイスデビモンの戦闘力は私達にとっても脅威なの…… 油断していると、いつ後ろから襲い掛かられるか分からない。アイスデビモンの裏切りによって、ピーちゃんがもしチームの主導権を握れば、 きっと私達は奴隷のように扱われる。ただマルクを殺すためだけの道具として……こんな殺し合いを開いた主催者だもん。 そうなる事は目に見えてる」 レナは姿勢を直し、強く言い放つ。 「私達の目的は、生きてここから脱出する事。正直に言えば、ピーちゃんなんていらない。 情報だけ聞き出して、殺しても良かった。というより……」 「……殺したい……!」 レナの言葉を遮り、日吉が語気を強めて言う。レナはその言葉を聞き、深く頷いた。 「殺したい……私も、日吉君も、遊戯君も……この殺し合いに参加させられた全ての人間は貴方を殺したい……!」 レナの目の色が変わっていく。冷静そのものだった瞳に、殺意の色が浮かび上がっていく。 レナは咄嗟に俯き、何度か深く呼吸すると、再び顔を持ち上げた。その顔からは、すでに殺意は掻き消えていた。 今までと変わらぬ、『打開』を目指す決意ある瞳。 「だけど殺すわけにはいかない。そんな事したら主催者達と同じだよ。 それにピーちゃんは情報だけじゃなく、色々と役に立つ。 例えば、そこにいるアイスデビモンだって、ピーちゃんを生かしてなかったら協力してくれなかった……」 「俺は……!」 アイスデビモンが不意に声を上げる。レナ達は彼に視線を向けたが、アイスデビモンの次の言葉はいつまで経っても発せられなかった。 「何でもないぶるぁ」 レナの両目が細く細く、鋭く鋭く、変わり、アイスデビモンの背中を数秒間凝視した。 日吉はそんなレナの様子を不審に思ったが、声は出さなかった。 「だから、これは私達に出来る最大の譲歩だよ。安心して。マルクは倒すよ。 私達に素直に協力すればピーちゃんは死なないし、全てが終わったら開放してあげる」 「こんな脅しながら協力しろだと!貴様ら私に向かってそんな態度をとるようなら────」 「────殺すぞ。これは当たり前だ。今まで優しくしてたのは、 こちらの戦力があんた達に比べて圧倒的だったからだよ。でも、状況は変わった。」 遊戯が突然口を開いた。包丁をピエモンの首に押し当てる。ピエモンは短く悲鳴を上げた。 「やっぱり……ビーちゃんは勘違いしてる。ボク達があんたに協力するんじゃない。あんたが僕達に協力するんだ その報酬として、マルクを殺す手伝いをしてやる」 「それにしても包丁で脅すのはやり過ぎってヴぁ!お前らには血も涙もないのかってヴぁぁぁぁぁ!!」 その言葉を聞いたとたん、レナは座席から立ち上がり、アイスデビモンの頭を掴んだ。 「あなたが、そんなこと言うのかな……誰よりも、一番血も涙もない事をしたのは誰なのかな……かな 私達の友達を、仲間を……! 死に追いやったのは誰ッ!? 脅迫は当たり前だよ!立場はすでに逆転している!」 血相を変えてレナが叫ぶ。日吉も遊戯も、レナの暴走を止めようとはしない。ピエモンとアイスデビモンを睨みつけていた。 勝つために、出来る限りの事をしなければならない。 ピエモンにはマルクを殺した後、ノヴァを利用し、世界征服をするという悲願がある。 ノヴァはもう使えない事は分かっているが、ノヴァの持つオーバーテクノロジーの数々は大いに役に立つ。 ノヴァの超技術を利用して、ジアースを作り上げたのは紛れもなくピエモンなのだ。 ピエモンの野心という炎は、追い込まれきった今でも、ぎりぎり、掻き消えてはいない。 レナの怒りが静まり、大人しく座席に座った後、ピエモンは心の中で自問自答する。 マルクを殺した後、自分はどうするか? 勿論世界征服のため、暗躍する。世界征服は私の人生の悲願だ。 全てが終わった後、レナ達はどうする? もはや単なる邪魔者だ。出来るだけ消しておきたい。 もし今この場で、主導権をもてたらどうする? 勿論さっさとクッパ城へ向かう。そしてレナ達をマルクにぶつける。 つかさは役に立たないだろうから無視する。 (抜かったか…………!) レナの類まれなる洞察力と先見性、そいつにやられた! 今まで慌しかったから、私は自分のこれからの身の振り方について全く考えてはいなかった。 そうなのだ。レナの言う通りなのだ。今は必要だが、最終的にはレナ達は私の敵となる。 レナの判断はすこぶる正しい! 私があと少し、これからの事について考えるのが早かったら、 アイスデビモンと協力してチームの主導権を得られていた!そうすればもっと私の都合のいいようにチームを動かせていたはずだ! レナに先を越されてしまった。脅されていては、私は何も出来ない! ただ、いい事もある。というより、このいい事、メリットに惹かれて、レナ達と同盟を結んだのだ。 マルクを楽に消せる。私がこのまま何も抵抗せずに、奴らの思うままに協力してやれば、遅かれ早かれマルクは死んでくれる。 今思い返すと、やはりアイスデビモンと協力してチームの主導権を握るのがベストだった。しかし、今の状況でも悪くないかもしれない。 他でもないレナが、素直に言う事を聞けば後で開放してやる、と言ったのだ。素直に言う事を聞いていればマルクは死ぬし私も助かる。 レナは頭がいいから、私が主導権を握らない方が、むしろいいのかもしれない…… 私が彼らに素直に従えば、今までどおり、表面上は好意的に接してくれるだろう。 ピエモンは再び包丁を覗き見る。 そんな風に……納得するしかないか……。 確かに、理屈で考えると、今の状況は私にとって案外好ましい。 しかし、しかしだ。世界征服する者がこんな辱めを受けていいのか!? 私は、私は出来れば、チームのリーダーとなり、奴らをこき使いたい!命令して私の好きなように動かしたい! いつか……なんとかして……主導権を奪い返せないものか……なんとかして……なんとかして! ああ、それを防ぐための『包丁』か……おのれレナに遊戯め……図ってくれたな。 「どうするんだってヴぁ。塔に着いちまったぶるぁ」 レナ達は塔を目指しながら、つかさを探していた。しかし、見つける前に先に塔についてしまった。 アイスデビモンが情けない声を上げる。主君が隣で、包丁を押し当てられているのだ。慌てるのも無理はない。 「レナ。暗視ゴーグル着けて窓から外をずっと睨んでた。だが人っ子一人見当たらねえ……!」 「ボクも見てた。暗いから分かりにくいけど……だけど誰も見つけられなかった」 遊戯と日吉がレナに告げる。レナは二人に、私も見つけられなかったと告げ、顎に手を当て思索に耽る。 「何を考える必要がある。つかさはいなかったんだ、仕方ない。だからさっさと電車に乗って城へ」 「黙ってろよビーちゃん。偉そうな口調は、自分の首を絞めることになるよ?」 三度包丁を突きつける。しかしピエモンはさっきまでとは打って変わり、涼しい顔をしている。 私の持つ情報は奴らにとって必要不可欠だ。めったな事では殺すわけがない。 そう考えての判断だ。いずれ世界を支配する者として、惨めに見えるかもしれないが虚勢を張りたい。 自身のプライドを保つため、どうすればいいか考えた結論がそれである。勿論、出来るなら主導権を握りたいが…… 「慌てるな遊戯。一つの意見として発言したまでだ。貴様らにとって都合が悪いなら聞き流してくれて構わんさ こういった意見でも、あって損する事はないだろう?」 ピエモンは遊戯の膝の上でふんぞり返る。幼女の姿なので一見可愛く見えるところが、一層鬱陶しさを引き立てている。 「お前らはつかさに固執してるけど、現実問題そんな時間なんてないぶるぁ。見ろ!」 アイスデビモンがかつて塔であった残骸を指差す。 「この瓦礫の山の中から、駅に続く道を掘り当てるなんて……めちゃくちゃ時間かかるってヴぁ! マルクは一杯兵器を擁してるから、城のシステムが復旧したら一巻の終わりだぶるぁああああああ!!」 「やかましい!」 日吉とアイスデビモンの言い争いを尻目に、レナは思考する。 つかさはどこにいるのだろう。日吉の話では、つかさは例の巨大ロボットから離れてどこかへ駆けて行ったと言う。 日吉の推測だが、おそらく彦麿がつかさに何事かを命じたらしい。 死んでいる可能性も……信じたくないがある。ジアースから離れていったので、ジアースに殺されたとは考えにくいのだが。 死んでいるとすれば、行方が分からない古泉が殺した可能性が濃厚か…… 永琳はジアース戦の後、ずっと遊戯といたのだからつかさを殺す事は出来ない。 しかし、古泉はただの人間。勿論つかさもただの人間だが、彼女には強力すぎる仲間がついていた。 ことのはさんだ。古泉もそう簡単には殺せないはず。つかさだって、もし殺されそうになったら逃げるだろう。 ことのはさんが持つ技なら簡単に──── この瞬間、レナに電流走る──── 言い争う日吉とアイスデビモンを無視して、レナは車から外へ出る。 そして天を仰いだ。事情の知らない遊戯が不思議そうにレナを見つめる。 「アイスデビモン! 車のライト、点けて!」 「馬鹿な事言うなってヴぁ!そんなもん点けたら古泉やマルクにこっちの居場所が分かるってヴぁあああああ!」 「だからやかましい!お前の声でばれるだろうが」 レナは短く、大丈夫と言い、車の座席から布を引き千切る。それを使い、車のライトを覆い隠した。 次にレナは遊戯から王者の剣を受け取り、アイスデビモンにライトを点けるようにもう一度言った。 「覆い隠したら意味ないだろぶるぁ」 そう言いながらも、アイスデビモンはライトを点ける。 レナは布の内側で、王者の剣に光を当てる。剣は光を反射し、輝き始める。 布の上端をそっと開き、真っ暗闇の天に向かって剣に反射した光を放つ。 キラッ☆ キラッ☆ 何度も何度も、時間をかけて根気強く光を放ち続ける。 日吉が納得したような晴れやかな表情を見せ、空を仰ぎ見る。 ことのはさんと関わったレナ、もしくは日吉にしか分からない事。そう、つかさはたった今──空にいる。 ことのはの技を応用すれば、効率よく移動できる。無論、荒業な事は否めないが、一刻を争う今ならそんな行為に走ってもおかしくはない。 レナが空に向かって光を放ったのは、空にいると思われるつかさとことのはに合図するためだ。 何も見えない暗闇、明かりなしに空から何かを見つける事なんて至難の業だ。 故に、レナは合図した。つかさが空にいるという確証はない。ともすれば、古泉やマルクにこちらの居場所を知らせかねない暴挙。 所謂賭け。結果、レナはその賭けに勝利する事となる。 「きゃああああああああああああああああああ────」 余りに唐突な出来事に、ピエモンがあっと驚く。遊戯やアイスデビモンも似たような反応を示す。 なんとつかさが空から降ってきた。ことのはさんに抱えられたまま──── 「うおわっ!!」 絶対に死んだだろ、というような耳障りな音が響き、ことのはとつかさが着地する。 あたりには砂埃が立ちこめ、しばらくすると、つかさが嬉しそうな表情で駆け寄ってきた。 あまりにぴんぴんしているので逆に不気味だ。その後ろに不気味の象徴、ことのはが亡霊のように着いて来ている。 「つかさちゃん!」 「つかさ!」 レナと日吉が笑顔で迎える。遊戯はピエモンの件で動けない。 つかさはまた涙目になり、つかさ、レナ、日吉、遊戯の四人は再会を喜び合った。 「レナちゃん! 良かった……無事で……!」 「大丈夫だよ……大丈夫……」 船で別れて、それっきりだったお互いの生存を確認でき、とても嬉しい。 つかさはレナを強く強く抱きしめる。レナもまた、強く強く抱きしめる。 再開の喜びも醒めないまま、つかさはある違和感に気づいた。 嬉しそうな表情が一変し、恐怖の色に染まる。 「どうして……?」 つかさはピエモン、そしてアイスデビモンに視線を向けて静かに呟く。 遊戯はばつが悪そうに包丁を構えなおした。 「利用出来るものは何でも利用しないとね。こいつらが持つ情報や、主催者としての権限は、僕たちにとって物凄く魅力的だ。 運良くこいつらを脅迫出来る機会があったから、こうして協力してもらってるのさ。一方的にね」 「…………」 つかさは無言でピエモンを睨みつける。そして、持っているロールバスターに視線を移す。 あいつの所為で、お姉ちゃんは…… 「おっと、やめろよ……? 殺したいのは誰だって同じだ。だが、我慢しなけりゃ駄目な時だってある。 少し前までのお前にはそれが分からなかったが……今のお前なら分かるだろ?」 ピエモンへと一歩踏み出したつかさの前に、日吉が仁王立ちする。 つかさは一瞬、視線を下へ向け、そしてすぐに前を向きなおした。 「そう、だよね……分かってます。勿論……我慢できます」 決意を持った表情できっぱりと言い放つ。それを見て、日吉ら三人はふっと表情を緩めた。 ピエモンのみ、表情は固いままだ。このままじゃいつ殺されるか分かったものではない。 決意、したからだろうか。つかさは、例の事をレナに伝える勇気を持てたような気がする。 ロボットとの死闘の間は、とてもじゃないが、こんな事を伝える余裕などなかった。 一刻も早く伝えたかったのに、なかなか伝えられなかったのは本当に申し訳ない。 「レナちゃん……」 恐る恐るレナに声をかける。レナは何かと思い、つかさを見つめる。 つかさはすでに涙目だった。レナにはその理由は分からない。つかさを心配し、あたふたする。 「ど、どうしたのかな……かな」 つかさは決意し、言葉を紡ぐ。多分謝って許される事ではない。 しかし、謝る以外に何をすればいいというのか…… 「魅音ちゃんは……私が殺したの……」 薄々ながら予想していた事とはいえ、レナは頭を思い切りハンマーで殴られたかのような衝撃に襲われた。 「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」 頭を下げ、大粒の涙をぽたぽた落としながら、つかさが謝罪する。 ただひたすら、レナに謝罪する。無論、謝って済まされることではない。 つかさは、ここでレナに殺されても仕方がない、そんな心境だった。ただただ、自身の過ちを悔い、レナに謝罪したかった。 レナはひたすら無言だった。つかさ以外、誰も口を開こうとはしない。 ただつかさの謝罪が聞こえてくるのみだ。 魅音を殺された。この女に……だけど…… レナは未だ謝り続けるつかさを一瞥し、彼女の手をとる。 レナもまた、いつの間にか大粒の涙を流していた。レナは決意する。 「私も……つかさちゃんと同じ。何の罪もない人を殺してしまったの……圭一君と外山さん……」 ううっ、とつかさの手を握ったまま、レナは泣き崩れる。 悔いても悔いても、未だ襲い来る罪悪感という魔物。雛見沢症候群を克服したレナとて、例外ではない。 「だけど私は決意した……! 命を懸けて罪滅ぼしするって……! 圭一君に外山さん……みんなの意志を受け継いで私は強くなった……!」 「私も強くなりたいよ……!私も……!魅音ちゃんやいさじさん、おじいちゃん……それにゴマちゃん……! 私も……罪滅ぼししたいよ……!」 つかさの顔はもはや涙でぐしょぐしょだった。レナと同じように泣き崩れる。 死んでいった人達、殺してしまった人達を唯一救う方法、それは彼らの意志を受け継ぐしかないのではないか? そうすれば、彼らの肉体は死んでも、魂は遺志を受け継いだ人間の中でいつまでも生き続ける。 強靭な意志で正義を貫く人間は不死だ。肉体的な意味ではなく、精神的な意味で。 「俺だって……あいつを見殺しにしたようなもんなんだぜ?」 日吉が唐突に言う。場の雰囲気のせいによるものかどうかは定かではないが、彼もまた薄っすら涙を湛えていた。 「僕だってさ……僕が関わった人間はみんな死んでいくんだ……僕の所為じゃないと分かってるけど、 たまに……僕の所為でみんな死んでいるのではないかと……思う時が……」 「魅ぃちゃんの事……絶対に忘れないで……! 忘れなければ貴方は強くなれる……!死んだ人を、殺した人を忘れさえしなければ……あなたはもう一人じゃない……! 私達の仲間だよ……!」 つかさの手を固く固く握り締める。つかさは涙を流しながら何度も何度も首を縦に振った。 少数派による運命の打開……この言葉を目標として誓い合ったレナの仲間達は全員死んでしまったが、 彼らの意志は、確かにここにいる四人の戦士に受け継がれている。 塔組だけではない。海馬や閣下、萃香、そして亜美、アリスに彦麿……まだまだ、まだまだ、死んでいった仲間達は大勢いる。 彼らの意志を受け継いでいる限り、竜宮レナは一人ではない。柊つかさは一人ではない。 日吉若は一人ではない。武藤遊戯は一人ではない。 彼らは四人ではない。数え切れない仲間達の、魂が彼らの中に宿っている。 受け継いだ彼らは、今まで死んでいった仲間達の誰よりも強い。 これで、ロワ会場に残る仲間達は全員この場に揃った事になる。 レナ、遊戯、日吉、つかさ。残りは城にいる霊夢、KASの二人。 合わせて六人。ニコロワ史上最強の六人。 レナは涙を拭き、ここまで生き残った四人を見回し、ピエモンに向けて言葉を投げかける。 「みんな揃ったよピーちゃん……そろそろ、色々、話を聞かせてもらうね…… クッパ城の構造、擁している兵器や兵士、私達は向こうに行ってからどう行動すれば最も効率がいいのか。 そして……この空間から、生きて脱出する方法を……!」 レナがピエモンの両目を凝視する。ピエモンはその眼力に臆しそうになったが、堪えて、頷いた。 「もちろんだ。マルクを殺してくれるなら約束は果たす」 きっぱりと言い放つ。ピエモンは、脇からアイスデビモンが悲しそうに見つめている事に気づきはしなかった。 「そうだ……レナちゃん、結界を破壊する方法だけどry」 「結界を破壊する必要は無いぞ」 「!?」 涙を拭きつつ語りだすつかさをピエモンがぴしゃりと遮る。つかさは呆然としている。 「『外』から行く場合は結界を破壊しなければならないがな。我々の場合、運良く電車が使える。 考えてみろ、城と会場を繋ぐ唯一のライン。電車は一々結界を解除しないと城と会場を行き来できない不便なものだと思うか? そんな不便なものだと、至極扱いにくい。部下から引っ切り無しに苦情が出てしまう」 「電車に乗って城へ向かえば、結界を無視出来るって事なのかな?」 「そういう事だ」 ピエモンが得意げに言う。という事は、ますます駅へと続く道を迅速に見つけ出さなければならない。 結界の事について考える必要は無くなったのだから。 「そんな……私は何のために……orz」 つかさが項垂れている。面倒なので全員それを無視した。 気持ちは充分察せられるが…… 「それよりもだ。今思い出したのだが、Nice boat.、あれは重要なキーだぞ。おそらくあれはマルクが仕掛けたもの。 未だ何がしたいのか真意が見えないマルクの内情を探れるかもしれない。それにアレは多分ノヴァの技術を応用して作られたもの。 色んな意味であった方がいい」 ピエモンの言葉の後、しばらく沈黙が場を支配した。 「今更言うなよ……」 しばらく経った後、遊戯が呆れて言った。 「壊されちまったしな。どっちみち回収しようがないだろ」 「そんな事ないよ」 日吉の諦めにも似た言葉に反論し、レナがデイパックの口を開く。 ピエモンは感心してレナを見つめ、その他の者は驚愕して凝視する。 「一応……残ってた物を回収しておいた」 レナがデイパックの口を広げ、全員が中を覗けるように口の向きを変える。 中には、よく分からない巨大な機械が入っていた。何だこれ?ピエモン以外の者が口々に疑問の声を上げる。 「ほう。一番重要なところが生き残っていたんだな。そいつはNice boat.のメインコンピュータだ」 用意周到な女だ、ピエモンは感心しつつ言う。 「よくそんなでかい物がデイパックに入ったな……」 「別に不思議じゃないよ……棺桶だってデイパックには入ったんだよ?」 「まあ、何でもかんでも入るわけじゃないがな。我々が禁止したものは入らない。例えば城とか塔とか人間とか……」 「確かに何でもかんでも入ったら殺し合いどころじゃないね」 遊戯が納得したように呟く。 「マルクがこれを禁止してないのは興味深いな。やはりこいつは重要だ。大切にとっておけ」 「うん。分かったよピーちゃん」 「相変わらず偉そうだねビーちゃん」 遊戯が包丁を持つ手に力を込めた事は言うまでもない。 「おいお前ら、あれ見ろよ。話し合いなら電車に乗りながらでも出来るだろ?さっさと駅へ続く道ってのを見つけようぜ」 日吉が唐突に提案する。指差した先には、一人黙々と駅への隠し通路を探すアイスデビモンの姿があった。 「そう、だよね。あの人だけ可哀そうかも」 「でも探すのは面倒だな。僕達は駅なんて全く知らないし。レナ、なんか手がかりないの?」 遊戯の問いかけにレナは頷いて答える。 「うん。私に任せて」 思い出してみる。駅の入り口には、恐ろしい『花』が咲いていた。 かつて、レナの仲間達が健在だった頃、銀のPスイッチで黒い花をコインに変え、掻き集めた。 しかし、全てをきっちり回収したわけではない。道が開けば良かったのだから、誰も隅っこにあるコインを回収しようとはしなかった。 何気ない事だが、それが役に立つ時が来るとは。 「ほら、あそこ」 レナが皆を引き連れ、ある地点へと先導する。そこは特に瓦礫もなく、妙にがらんとしている。 周りに比べて明らかに浮いている。それもそのはず、そこにはブラックパックンがほんの少しだけ、群生していた。 レナは、見てて、と言い、岩をブラックパックンに向かって放り投げた。 ガリっという乾いた音が響き、岩がブラックパックンによって食い千切られる。 巨大な岩は一瞬にして消失し、ブラックパックンの胃?の中に収まった。相変わらず恐ろしい花だ。 「駅へ続く道には、この花が沢山群生していたの。だからこの辺りを探せば、きっと『道』は見つかるはずだよ」 「そういやそうだったってヴぁ」 今までずっと遠くで探していたアイスデビモンが、肩で息をしながら言う。 皆はレナの言葉に従い、ブラックパックンに触れないよう気を付けつつ、道の発掘に取り掛かる。 と言っても、遊戯はピエモンのお守り、つかさは大きな瓦礫を除けるだけの力なんてない、ので 実質発掘作業を実行するのは、レナ、日吉、アイスデビモン、そしてことのはの四人だけだ。 黙々と作業を続け、漸く道を掘り当てた。 「いよいよだね……だね」 「ああ……。電車に乗ったらすぐに、クッパ城か……」 比較的戦力を有し、かつ信頼できる、レナと日吉がチームの先頭に立ち、暗い地下道を突き進む。 この時、アイスデビモンの脳内は相変わらず荒れに荒れていた。 実は、先ほどアイスデビモンが離れた所で道を捜索していたのは、他にするべき事があったからだ。 いくら連中が透明とはいえ、神がかった直感を持つレナがいる。ばれてはピエモン様に危害が及ぶ。 アイスデビモンは未だに決心しきれない。 もしかしたら、彼は主君を裏切る事になるかもしれないのだ。直感では、そうではない事は分かっている。 しかし、どうしても、考えれば考えるほど、疑心暗鬼という風が彼の脳内に荒波を巻き起こす。 アイスデビモンはどうしても信じられない。あのマルクが、大らかで遊び心のある、あのマルクが、 自身にも、そしてその部下にもよくしてくれたマルクがピエモン様を裏切ったなどと……! 「信じられるわけないってヴぁ……悪い冗談」 さらに、『連中』はこう言っていた。『マルク様から許可を貰い、ピエモン様を救出しに来た』、と……! ピエモン様とマルク様は……確かにたまに口喧嘩したりしていた。だけど、普段は気のいい仲間通しだったではないか……! マルク様がピエモン様をからかったり、ピエモン様がマルク様の凡ミスを指摘してあげたり…… 参加者どもが死んでいく様を見て楽しそうに語り合ったり、好きな動画を教えあったり、嫌いな動画の事で喧嘩になったり──── 決定的な根拠はないが、俺は自信を持って言えるってヴぁ。 ピエモン様とマルク様。二人は友達だ。 ピエモン様は何かに騙されている。もしくは勘違いしている。 マルク様は何も怪しい行動など取ってはいないではないか! このまま意味不明のまま主君である二人がいがみ合うなんて、俺には──── 「なんか言ったか? お前」 日吉がアイスデビモンの呟きに反応し、質問する。 アイスデビモンの顔は茹蛸のように真っ赤だった。 「耐えられるかぶるぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ」 sm228:それが俺のジャスティス 時系列順 sm227:明日の勇気 受け継ぐ者(後編) sm226:星神飛行 HALッ☆ 投下順 sm227:明日の勇気 受け継ぐ者(後編) sm226:星神飛行 HALッ☆ 日吉若 sm227:明日の勇気 受け継ぐ者(後編) sm226:星神飛行 HALッ☆ 竜宮レナ sm227:明日の勇気 受け継ぐ者(後編) sm226:星神飛行 HALッ☆ 武藤遊戯 sm227:明日の勇気 受け継ぐ者(後編) sm225:惑いて来たれ、遊惰な暗黒神 柊つかさ sm227:明日の勇気 受け継ぐ者(後編) sm226:星神飛行 HALッ☆ ピエモン sm227:明日の勇気 受け継ぐ者(後編) sm226:星神飛行 HALッ☆ アイスデビモン sm227:明日の勇気 受け継ぐ者(後編)
https://w.atwiki.jp/576323/pages/32.html
第1話「カロス地方にやってきた!夢と冒険のはじまり!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ホルビー:赤﨑千夏 シュシュプ:飯田友子 メガバシャーモ:林和良 エリキテル:慶長佑香 パンジー:遠藤綾 セレナのママ:生天目仁美 ナレーション:石塚運昇 第2話「メガシンカとプリズムタワー!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ホルビー:赤﨑千夏 メガバシャーモ:林和良 プラターヌ博士:土田大 ソフィー:足立友 コゼット:安野希世乃 ジュンサー:石松千恵美 セレナのママ:生天目仁美 ナレーション:石塚運昇 第3話「ケロマツVSヤヤコマ!空中機動バトル!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 デデンネ:雨宮天 ロトム:石川界人 セレナのママ:生天目仁美 ジョーイ:赤﨑千夏 プラターヌ博士:土田大 サカキ:三宅健太 ナレーション:石塚運昇 第4話「ピカチュウとデデンネ! ほっぺすりすり!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 ケロマツ:石川界人 ヤヤコマ:寺崎裕香 マーイーカ:三宅健太 ジョーイ:赤崎千夏 プラターヌ博士:土田大 ナレーション:石塚運昇 第5話「ハクダンジム戦!華麗なるビビヨンの舞バトル!! 」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ヤヤコマ:寺崎裕香 フォッコ:林原めぐみ エリキテル:慶長佑香 オンバーン:金本涼輔 ジョーイ:赤﨑千夏 パンジー:遠藤綾 ビオラ:下屋則子 ナレーション:石塚運昇 第6話「氷上決戦! ピカチュウVSビビヨン!! 」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ケロマツ:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 エリキテル:慶長佑香 オンバーン:金本涼輔 パンジー:遠藤綾 ビオラ:下屋則子 ナレーション:石塚運昇 第7話「セレナにおまかせ!?激走サイホーンレース!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ホルビー:赤﨑千夏 マーイーカ:三宅健太 サイホーン:斎藤寛仁 セレナのママ:生天目仁美 ジュンサー:石松千恵美 実況:根本明宏 サイホーンレースのスタッフ:中嶋アキ ナレーション:石塚運昇 第8話「ポケモントリマーとトリミアン!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ホルビー:赤﨑千夏 マーイーカ:三宅健太 ライボルト:新田英人 ジュンサー:石松千恵美 ジェシカ:戸松遥 バリー:浜田賢二 トリミアン:山岸治雄 ナレーション:石塚運昇 第9話「ミアレジム攻略!シトロンの秘密!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ケロマツ:うえだゆうじ フォッコ:林原めぐみ ホルビー:赤﨑千夏 エレザード:田丸篤志 リモーネ:金光宣明 ナレーション:石塚運昇 第10話「ハリマロンVSメガメガニャース!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ムサシのソーナンス:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 プラターヌ博士:土田大 ソフィー:足立友 リモーネ:金光宣明 ナレーション:石塚運昇 第11話「竹林の追跡!ヤンチャムとゴロンダ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 ホルビー:赤﨑千夏 ハリマロン:生天目仁美 マーイーカ:三宅健太 ゴロンダ:遠藤大智 ナレーション:石塚運昇 第12話「ポケモンバイヤーを捕まえろ!コフーライ偽装作戦!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ケロマツ:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 ライボルト:新田英人 コフーライ:愛河里花子 ジョーイ:赤﨑千夏 ジュンサー:石松千恵美 ダズ:最上嗣生 ナレーション:石塚運昇 第13話「ニンフィアVSケロマツ!幼稚園は大さわぎ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 ホルビー:赤﨑千夏 マーイーカ:三宅健太 園長先生:滝沢久美子 ランディ:小林由美子 ニンフィア:洲崎綾 園児:夏川椎菜 ナレーション:石塚運昇 第14話「ぶきみな雨宿り!ニャスパーは見ていた!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 シトロンのデデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ マーイーカ:三宅健太 ニャスパー:高橋未奈美 リサ:谷育子 エリー:寿美菜子 ナレーション:石塚運昇 第15話「ハリマロンVSマフォクシー!ダイエットバトル!?」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 フォッコ:林原めぐみ ケロマツ:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 ホルビー:赤﨑千夏 おばあさん:ゆきじ おじいさん:宮澤正 ナレーション:石塚運昇 第16話「デデンネがピチューでピチューがデデンネで…!?」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 フォッコ:林原めぐみ ハリマロン:生天目仁美 ピチュー:安野希世乃 ジョーイ:赤﨑千夏 リム:釘宮理恵 レナ:安済知佳 男性:田中完 ナレーション:石塚運昇 第17話「ケロマツ対ゲコガシラ!忍者バトル!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ゲコガシラ:松本健太 サンペイ:三瓶由布子 ナレーション:石塚運昇 第18話「カビゴンを起こせ!パルファム宮殿でバトルです!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ トリミアン:松本健太 アリー姫:福圓美里 カビゴン:高岡瓶々 女の人:小堀友里絵 執事:荻野晴朗 メイド:原嶋あかり メイド:飯田友子 メイド:矢野亜沙美 メイド:村川梨衣 ナレーション:石塚運昇 第19話「マダムXの陰謀!恐怖のカラマネロ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ マーイーカ:三宅健太 カラマネロ:北村謙次 ジュンサー:石松千恵美 ナレーション:石塚運昇 第20話「挑戦バトルシャトー!ビオラ対ザクロ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 ケロマツ:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 ヨノワール:最上嗣生 ビオラ:下屋則子 ザクロ:野島裕史 ニコラ:高木渉 テスラ:潘めぐみ ファレル:阿部敦 モリー:藤村歩 ナレーション:石塚運昇 第21話「デビューです!セレナとフォッコでポケビジョン!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 フォッコ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 ホルビー:赤﨑千夏 ヤヤコマ:寺崎裕香 マーイーカ:三宅健太 ナレーション:石塚運昇 第22話「黄金のコイキングを釣り上げろ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ マーイーカ:三宅健太 町長:西村知道 ルダン:鈴木清信 受付のお姉さん:嶋村侑 ナレーション:石塚運昇 第23話「オーロラの絆!アマルスとアマルルガ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 マーイーカ:三宅健太 エリキテル:慶長佑香 パンジー:遠藤綾 タケダ:川島得愛 職員:藤原貴弘 ナレーション:石塚運昇 第24話「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ケロマツ:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 チゴラス:島崎信長 ザクロ:野島裕史 ジム審判:吉開清人 ナレーション:石塚運昇 第25話「ペロッパフとペロリーム!!甘い戦いはあまくない!?」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 ペロッパフ:巽悠衣子 モナーク:水谷優子 ミルフィ:林沙織 トラヤ妹:竹達彩奈 ナレーション:石塚運昇 第26話「フラベベと妖精の花!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 マーイーカ:三宅健太 ハンナ:京田尚子 グレー:最上嗣生 ジョーイ:赤﨑千夏 ナレーション:石塚運昇 第27話「チャンピオン・カルネ登場!霧の中のメガサーナイト!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ カルネ:折笠富美子 プラターヌ博士:土田大 モーガン:最上嗣生 ミナミ:赤﨑千夏 司会:吉開清人 ナレーション:石塚運昇 第28話「ジャジャーン!ニセサトシ現る!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ マーイーカ:三宅健太 ジョーイ:赤﨑千夏 ジュンサー:石松千恵美 レストラン店員:松本忍 ナレーション:石塚運昇 第29話「コルニとルカリオ!メガシンカの秘密!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ マーイーカ:三宅健太 ルカリオ(コルニ):村田太志 コルニ:寺崎裕香 ナレーション:石塚運昇 第30話「ルカリオVSバシャーモ!試練の洞窟!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ルカリオ:村田太志 コルニ:寺崎裕香 マキタ:最上嗣生 助手:花江夏樹 ナレーション:石塚運昇 第31話「メガルカリオ対メガルカリオ!波導の嵐!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ルカリオ(コルニ):村田太志 ルカリオ(おじいさん):浪川大輔 コルニ:寺崎裕香 マキタ:最上嗣生 ジョーイ:赤﨑千夏 ナレーション:石塚運昇 第32話「呼び合う心!波導のむこうへ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ルカリオ(コルニ):村田太志 ハリマロン:生天目仁美 ホルビー:赤﨑千夏 マーイーカ:三宅健太 コルニ:寺崎裕香 ナレーション:石塚運昇 第33話「メガルカリオ対メガクチート!メガシンカの絆!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ルカリオ(コルニ):村田太志 ハリマロン:生天目仁美 メープル:かないみか コルニ:寺崎裕香 ナレーション:石塚運昇 第34話「森のチャンピオン! ルチャブル登場!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ケロマツ:うえだゆうじ ルチャブル:三木眞一郎 カイリキー:志賀麻登佳 カナザワ:滝知史 ナレーション:石塚運昇 第35話「スカイバトル!?ルチャブル対ファイアロー!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ヒノヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 ホルビー:赤﨑千夏 マーイーカ:三宅健太 ファイアロー:藤原貴弘 ナミ:日笠陽子 係員:山本格 ナレーション:石塚運昇 第36話「うつしみの洞窟!鏡の国のサトシとサトシ!?」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ マーイーカ:三宅健太 ナレーション:石塚運昇 第37話「蠢く森のオーロット!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 ホルビー:赤﨑千夏 マーイーカ:三宅健太 ナレーション:石塚運昇 第38話「ポケモン・サマーキャンプ!ライバル三人組登場!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 プラターヌ博士:土田大 ソフィー:小橋知子 コゼット:安野希世乃 ティエルノ:勝杏里 サナ:小堀友里絵 トロバ:代永翼 カトリーヌ:宮沢きよこ ジョーイ:赤﨑千夏 ナレーション:石塚運昇 第39話「セレナVSサナ!ポケビジョン対決!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 シトロンのデデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 プラターヌ博士:土田大 ソフィー:小橋知子 ティエルノ:勝杏里 サナ:小堀友里絵 トロバ:代永翼 カトリーヌ:宮沢きよこ ジョーイ:赤﨑千夏 ナレーション:石塚運昇 第40話「ポケエンテーリング!霧の中のX!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ケロマツ:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 ヒノヤマコ:寺崎裕香 プラターヌ博士:土田大 ソフィー:小橋知子 コゼット:安野希世乃 ティエルノ:勝杏里 サナ:小堀友里絵 トロバ:代永翼 カトリーヌ:宮沢きよこ ナレーション:石塚運昇 第41話「チームバトル!殿堂入り決戦!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 ホルビー:赤﨑千夏 ヒノヤマコ:寺崎裕香 マーイーカ:三宅健太 プラターヌ博士:土田大 ティエルノ:勝杏里 サナ:小堀友里絵 トロバ:代永翼 カトリーヌ:宮沢きよこ ナレーション:石塚運昇 第42話「マスタータワー! メガシンカの歴史!!」 サトシ;松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ルカリオ:村田太志 ハリマロン:生天目仁美 マーイーカ:三宅健太 コルニ:寺崎裕香 ジョーイ:赤﨑千夏 ナレーション:石塚運昇 第43話「シャラジム戦! ピカチュウVSメガルカリオ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ルカリオ:村田太志 ハリマロン:生天目仁美 マーイーカ:三宅健太 コルニ:寺崎裕香 ナレーション:石塚運昇 第44話「シトロン対ユリーカ!? ニャオニクスできょうだいバトル!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ 大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ハリマロン:生天目仁美 ニャオニクス:続木友子 ニャオニクス:赤﨑千夏 リュウジ:浅利遼太 ハジメ :間島淳司 父親:三宅健太 母親:伊藤美紀 ナレーション:石塚運昇 第45話「どじっこプクリンVS暴走ボーマンダ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ボーマンダ:手塚ヒロミチ ジョーイ:赤﨑千夏 育て屋のおばさん:巴菁子 ナレーション 石塚運昇 第46話「セレナ、初ゲット!? ヤンチャムVSフォッコ!!」 サトシ :松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ヤンチャム:下屋則子 ヒノヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 マーイーカ:三宅健太 エル:井上麻里奈 サナ:小堀友里絵 ナレーション:石塚運昇 第47話「シトロン、想い出のキャンパス! 電撃の再会!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ 伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ルクシオ:植竹香菜 ヤンチャム:下屋則子 マーイーカ:三宅健太 エクレール:藤村歩 ジョーイ:赤﨑千夏 ナレーション:石塚運昇 第48話「出動ラプラス防衛隊! ユリーカがんばる!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ハリマロン:生天目仁美 ヤンチャム:下屋則子 ルクシオ:植竹香菜 マーイーカ:三宅健太 ヒナ:釘宮理恵 ジョー:真堂圭 ケン:田村睦心 ジョーイ:赤﨑千夏 ナレーション:石塚運昇 第49話「踊れヤンチャム、魅せろフォッコ! 明日へのステップ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ヒノヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 ヤンチャム:下屋則子 マーイーカ:三宅健太 ネネ:くまいもとこ ナレーション:石塚運昇 第50話「海底の城! クズモーとドラミドロ!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ヤヤコマ:寺崎裕香 ハリマロン:生天目仁美 ホルビー:赤﨑千夏 リンジー:岡村明美 エディ:中村大樹 ナレーション:石塚運昇 第51話「ルチャブルとダークルチャブル!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ マーイーカ:三宅健太 ダークルチャブル:宮本崇弘 ブルー:生天目仁美 エルレイド:神田みか カール:最上嗣生 ジョーイ:赤﨑千夏 ナレーション:石塚運昇 第52話「忍法対決! ゲコガシラ対ガメノデス!!」 サトシ:松本梨香 ピカチュウ:大谷育江 セレナ:花澤香菜 シトロン:梶裕貴 ユリーカ:伊瀬茉莉也 デデンネ:雨宮天 ムサシ:林原めぐみ コジロウ:三木眞一郎 ニャース:犬山イヌコ ソーナンス:うえだゆうじ ゲッコウガ:松本健太 サンペイ:三瓶由布子 サイゾー:鳥海浩輔 ナレーション:石塚運昇
https://w.atwiki.jp/bakemiko/pages/43.html
チャットひぐらしヲタクの分身自演劇 ※実際にチャットのログを載せます。携帯からなどの人は特に注意。 目が痛くなる可能性があります、ご注意してください。全部読む必要は無いですw 略してる部分アリ。 竜宮レナ- あははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- ああああああああああああ 竜宮レナ- あはははははは 竜宮レナ- あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 蒼井- ヾ(。・ω・。) 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 蒼井- もちつけ 竜宮レナ- ゼロ君きっと殺されちゃうよ。怒った熊に殺されちゃうよ! 蒼井- ┐(。~ω~。)┌ 竜宮レナ- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 園崎詩音(114.171.82.210 34950)さんが入室しました 蒼井- ベイリーもうすぐ来るかな 蒼井- うぎゃ 園崎詩音- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 蒼井- 煩い子 園崎詩音- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 蒼井- が2人 園崎詩音- ここって分身ありだっけ? 竜宮レナ- 此処って分身ありだっけ? 蒼井- 管理人がいないから大丈夫じゃない? 蒼井- 見つかったらオシマイだけど 園崎詩音- ですよね~ 蒼井- で。まだ分身するの? 園崎詩音- かも 蒼井- えw 前原圭一(114.171.82.210 20615)さんが入室しました 蒼井- えー 前原圭一- こn 蒼井- 次は圭一君なのかー 古手梨花(114.171.82.210 41863)さんが入室しました 古手梨花- こn 蒼井- こん 園崎詩音- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 竜宮レナ- ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 前原圭一- はははははははは(略 北条沙都子(114.171.82.210 55175)さんが入室しました 北条沙都子- もうそろそろ死ぬ 北条沙都子- あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは 北条沙都子- 沙都子と梨花はこんな風に笑わないかw 蒼井- ちょw 園崎詩音- ね 竜宮レナ- え 前原圭一- さ 古手梨花- ん 北条沙都子- あほ 園崎詩音- う 竜宮レナ- そ 蒼井- w 前原圭一- で 古手梨花- す 北条沙都子- よ 園崎詩音- ご 竜宮レナ- め 前原圭一- ん 古手梨花- ね 北条沙都子- ♪ 園崎詩音- まさか、掲示板に乗せようとはしてないよね 園崎詩音- けさなきゃ 園崎詩音- おちろ 園崎詩音- おちろ 園崎詩音- おちろ 蒼井- ん 竜宮レナ- おちろ 蒼井- 餅載せてますお 竜宮レナ- おちろ 蒼井- ・s・ 竜宮レナ- えええええええええw 北条沙都子- ノシ 古手梨花- ノシ 蒼井- 消すかい? 前原圭一- ノシ 竜宮レナ- ノシ 蒼井- ・s・ 園崎詩音- ノシ 蒼井- ┐(。~ω~。)┌ 園崎詩音さんが退室しました(2010/03/29 19 37) 前原圭一さんが退室しました(2010/03/29 19 37) 竜宮レナさんが退室しました(2010/03/29 19 37) 北条沙都子さんが退室しました(2010/03/29 19 37) 古手梨花さんが退室しました(2010/03/29 19 37) 蒼井- あるぇ 蜩なんか嫌いだ(114.171.82.210 16264)さんが入室しました 蒼井- おかえり 蜩なんか嫌いだ- ? 蜩なんか嫌いだ- こn 蒼井- うが 蜩なんか嫌いだ- 退室しましたのやつ貴重だね 蜩なんか嫌いだ- あ 蒼井- ん 蜩なんか嫌いだ- 園崎魅音忘れたあああああああああああ 蒼井- ww その後 天照大神- おいおい 天照大神- どんだけ乗せてるんだ 天照大神- いつの間にか増えてるし 蒼井- w 蒼井- もう載せないよ 天照大神- じゃあ 天照大神さんが退室しました(2010/03/29 19 55) 竜宮レナ(114.171.82.210 64904)さんが入室しました 蒼井- ・s・ NF- だれ NF- だれ 蒼井- 荒らしたら載せるけどね NF- !? 蒼井- 全部熊だよ NF- へぇ (1へぇ) 蒼井- w 園崎魅音(114.171.82.210 22665)さんが入室しました 蒼井- ちょ NF- だれ 前原圭一(114.171.82.210 22921)さんが入室しました 蒼井- これも熊だ NF- だれ 蒼井- うーん NF- いよっ!イケメソ熊 古手梨花(114.171.82.210 23177)さんが入室しました 蒼井- また乗せる必要性が十分にry 蒼井- これだけでスレ建てたいω NF- モンハンのハメ技研究中 蒼井- w 北条沙都子(114.171.82.210 26249)さんが入室しました 竜宮レナ- これでどうだ NF- バグれーバグれー いやぁぁぁぁ!しんだぁぁぁ!おしつぶされたぁぁぁ! 蒼井- ┐(。~ω~。)┌ 竜宮レナ- ざ 蒼井- 自重しなされ 以上 竜宮レナ 園崎詩音 前原圭一 古手梨花 北条沙都子 蜩なんか嫌いだ 天照大神 竜宮レナ 園崎魅音 前原圭一 古手梨花 北条沙都子 ひぐらし好きの熊の暴走でした、お疲れ様でした。 ひぐらしが大好きってことが分かりました
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/49.html
「魅ぃちゃん、レナは知ってるんだよ」 夕暮れの教室に、涼やかな声が響いた。思わず私は振り返る。 放課後、部活も終わり、レナと私のふたりだけになった教室。窓を背に立つレナの顔は、オレンジ色の逆光でよく見えない。 ただ、その声の軽やかさから、何となく笑顔なんだろうという想像はついた。 「知ってるって、何を?」 ふざけているのかと思って、私も軽快な調子で言葉を返す。オレンジ色の中にそびえたつ、レナの黒いシルエットが微かに揺れた。 「圭一くんと付き合ってるんだよね、よね」 不意に、緊張が身体に走った。私は目を見開いて、レナを見つめる。 レナはこちらに近付いてくる。この上なく優しい口調で声をかけながら。私は徐々に壁に後ずさっていた。 「レナ、圭一くんのこと好きだって言ったよね?協力してって、お願いしたよね?聞こえなかったのかな、かな」 レナはもう、息がかかるほど近い位置に来た。口元は微笑んでいるのに、目はちっとも笑っちゃいない。 壁に追い詰められた私は、身体にまとわり付く恐怖を振り払って、何とか喉から声を絞り出した。 「何のこと?おじさんよく分かんない…」 「嘘だッ!」 鋭い声。般若のように歪むレナの顔。私はぺたんと床に膝をついた。 レナの冷たい色に満ちた瞳が私を無慈悲に見下ろす。次の瞬間、レナがぐいっと私の髪の毛を掴んだ。 頭皮に千切れそうな痛みが走る。苦痛に表情を歪ませた私に、ぬっと顔を近付けて、レナが再度口を開いた。 「あの時、レナは言った。圭一くんとレナが付き合えるように協力してって。 魅ぃちゃんは言った。おじさんに任せろ、必ずふたりをカップルにしてあげるから、って」 「ひ……!」 恐怖に唇が震えた。思わず目元に涙が込み上げる。 そう、私は確かに言った。おじさんに任せろ、って。実際そのつもりだった。 私だって本当は圭ちゃんが好きだった。けど、レナに勝ち目は無いと思った。 どうせ勝ち目は無いのに、レナとの仲が壊れてしまうのは嫌だと思った。 だから圭ちゃんに、「レナは圭ちゃんが好きなんだって」と言いに行った。ひどく軽い調子で。 すると圭ちゃんは、苦しそうな、悲しそうな、そして怒ってるような顔で私に言った。 「どうしてそんなこと言うんだよ。お前にだけは、そういうこと言われたくなかったのに」、と。 まさかと思った。信じられなかった。けれど圭ちゃんは続けた。 「俺はレナじゃなくて魅音が好きだ。魅音と付き合いたいんだ。魅音は?」 「びっくりしちゃったよ。昨日、忘れ物取りに学校に戻ったら、ふたりが教室でキスしてるんだもん。 その時のレナの気持ち、分かる?苦しかったよ。悲しかったよ。まさか魅ぃちゃんが裏切るなんて、思ってもみなかったもん!」 レナが掴んだ髪の毛を、ぶん、と振り上げる。壁に頭ががつっ、とぶつかる。痛い。 「ご、ごめん!でも私もずっと圭ちゃんが好きだったんだよ!」 「それが何?」 私はレナを見た。つまらなそうな、どうでもいいことを聞いたような、そんな表情を浮かべていた。 「知ってたよ。魅ぃちゃんの態度バレバレだったもん。だからこそ、魅ぃちゃんに協力してって頼んだんだよ。魅ぃちゃんを敵にはしたくなかったからね!」 レナが口元を歪ませながら、そう叫んで、笑う。唾が私の頬や額に飛び散る。 私ははっきりと知った。このレナは、尋常じゃない。 「なのに!なのに魅ぃちゃんは、そんな気遣いも無駄にして!レナは信じてたのに!大好きだったのに!」 張り裂けそうな声。恐怖に身が竦む。 次の瞬間、レナの白く華奢な手が、信じられないほどの力で、私の胸を鷲掴みにした。圧迫するような痛みに、呻き声が漏れる。 「ねえ、圭一くんとは、もうセックスしたの?」 「し、してないよ!そんなのしてないっ!」 「ここは?圭一くんに触ってもらった?気持ちよかった?ほら、黙ってんじゃないわよっ!」 爪が食い込みそうなほど、レナはぎゅうぎゅうと手に力を込める。 労わりのカケラも無い、まるで強姦魔のような手つき。あまりの苦痛と恐怖に涙が零れた。 「ああ、ごめんね、痛かったぁ?レナ処女だから、加減とか分かんなくってさあ。 でもさ、親友の好きな人奪っちゃうような魅ぃちゃんは、さぞかし淫乱なんだろうね!レナ、本当敵わないよぉ!」 恐い、恐い。これから何をされるのか、恐ろしくて想像できない。私は必死に許しを乞う。 「ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい!何でもするから許して!」 「何でも?本当に、何でもするの?」 「する、するから許して!」 「ふうん、何でもするんだね……」 不意に手が胸から離れた。痛みから解放されて、思わず安堵する。 けれど、ほっと息を吐いて、顔を上げた瞬間、私は信じられないものを見た。 レナが柔らかく囁く。 「何でもするって、言ったでしょ?」 ぷらん、と目の前でぶら下がっているそれ。 水色で、楕円形の形をしていて……そうだ、私はこれを見たことある。 確か洋モノのゲームを買おうと取り寄せた通販カタログ、それのずっと後ろのページに、ひっそりと、隠れるように掲載されていた。 あの時は、こんなものもあるのか、と思って流し読みしただけだったけど…… 「ローターだよ。遠隔操作が出来るの。便利だよね、よね?」 私は小さく叫んだ。ありえない。まさか、そんなことあるはずない。 けれどレナはあまりにも無慈悲で、完璧な笑みを浮かべている。そこには私の願いが届く隙など、まるで無い。 「明日、学校にコレ付けて来て」 「無理っ…無理だよ、そんなの!」 「魅ぃちゃんに拒否権があると思う?私の味わった悲しみに比べたら、全然マシだよ、だよ」 「で、でも…」 「それにさ、圭一くんのオットセイは、これよりずーっと大きいでしょ?これよりずーっと大きいモノを咥えてる魅ぃちゃんなら、こんなのへっちゃらだって!」 「だから私、圭ちゃんとはしてないって…」 「嘘。あの後、ふたりは帰ったよね。魅ぃちゃんの家にさ。確か昨日は魅ぃちゃん以外誰もいなかったはず。そんな状況で、何もなかったわけ無いよ」 その通りだ。昨日は家には婆っちゃもいなくて、私と圭ちゃんのふたりきりだった。 圭ちゃんは、部屋に入った途端抱きついてきた。私は圭ちゃんが好きだったし、そういう行為に興味もあった。だから私は圭ちゃんを受け入れた。 「ね?分かったでしょ?これはそれよりも、ずーっと楽だよ。魅ぃちゃんは私にいっぱい嘘をついたね。その罪は償わなきゃ」 まるで飴玉でも渡すかのように、レナは私の手の中に、その器具を押し込んだ。 ひんやりと硬いそれは、得体が知れなくて、とても気味が悪かった。こんなの捨ててしまいたい、と思った。けれど出来なかった。出来るはずが無かった。 「明日、ちゃあんと付けて来るんだよ?レナ、魅ぃちゃんが言いつけを守ったかどうかチェックするからね。絶対だよ?」 微笑むレナの柔らかな声が、力無くうなだれた私に降り注ぐ。 オレンジ色の夕日の光が、レナに渡されたものを掴む私の手を、焼き尽くすかのように照らし出している。 教室の外のどこかで、ひぐらしが鳴いていた。 朝、いつもより早く来た学校のトイレの個室で、自分の中にローターを押し込む作業は、かなり辛いものだった。 自分の、つい一昨日までじっくり触っても見なかった場所をこじ開けて、そこにひんやりとした得体の知れない器具を押し込む。 もちろんあっさり入るはずもなく、私は徐々に、指先でその器具を押してめり込ませながら、必死にその異物感に耐えていた。 苦痛だった。やめてしまいたいと何度も思った。 けれど、すぐに私は思い出した。夕日を背に、鬼のように恐ろしい表情を浮かべ、私の髪を引きずり、胸を潰しかねないほどに掴んだ。 あの恐怖は、今でも生々しく、私の脳裏に焼きついている。 きっとこれをして来なければ、昨日よりも恐ろしい目に遭うだろう。もちろん、これをしたって、恐ろしい目に遭うことに変わりは無いけれど。 実を言うと、私は、罪悪感を抱いていた。 普段は温厚で親切なレナ。彼女が変貌した原因は、私の裏切りだ。 レナは親友で、仲間で、唯一の同年代の女友達で、私はレナが好きだった。 だから、あんなにも憎々しげに私を罵るレナの姿には、恐怖と共に悲しみを感じてもいた。 私の責任。私が悪い。 私は歯を食いしばって、ローターを身体に入れると、ショーツを上げた。薄い布のその部分が、不自然に盛り上がっている。 それはどこかグロデスクで、苦々しい思いをさせるのと同時に、つい一昨日、自分の部屋で目にした圭ちゃんのペニスを思い出させた。 ううん、こんなのじゃない。こんなのよりもずっと大きくて、色も濃くて…… そう思い出そうとした瞬間、たちまち下半身に熱が集まるのを感じた。頬が火照る。 私の身体に圭ちゃんの手が伸びてきた。キスされた。唾液がこぼれた。恥ずかしくてどうしようもないような部分を触られて、舐められた。 私は毛布に顔を埋めて、子どものように泣きじゃくった。 そんな私を、圭ちゃんは抱き締めてくれた。とても切ない表情で、好きだと言ってくれた。たまらなく嬉しかった。 お互いの、熱を孕んだ吐息を感じながら、訳が分からないほどびしょびしょに肌を濡らし合いながら、私たちはのぼりつめた。ふたりで、一緒に。 圭ちゃん。 不意に、愛しさが込み上げる。 私を優しく呼ぶ圭ちゃんの声を思い出す。私に向ける明るい笑顔を思い出す。 圭ちゃん、圭ちゃん。 「…よし」 私は大丈夫。レナへの罪悪感だけじゃない。圭ちゃんとのこれからのためだ。そのためなら、こんなの平気。 そう自分に言い聞かせながら、私はトイレのドアを開けた。 「魅ぃちゃんおはよう!今日は早いんだね」 「ったく、先行くならそう言えよなぁ」 教室のドアを開けた瞬間目に入ったのは、私を見つけて不満げに唇を尖らせる圭ちゃんと、その圭ちゃんの傍らに立って、いつもと全く変わらない笑みを浮かべたレナだった。 私は頬を強張らせながら、何とか微笑んで、「ごめーん、今日までの宿題のノート学校に忘れててさあ。まだやってなかったんだよねえ」と言う。 圭ちゃんは私の嘘を信じたらしく、「ふうん」と呟いて、そして私の顔を見つめた。 きりっとした賢そうな瞳が、じいっと覗き込んでくる。やばい、胸がばくばくする。 「な、何?」 「お前、熱でもあるんじゃねえか?顔赤いぜ?」 そう言いながら、圭ちゃんの手が、私のおでこに触れる。 ひんやりとした心地よい感触とは反対に、心臓がどくんと鼓動をひとつ跳ばすのを感じた。 「べ、別にそんなこと…」 「いや、赤いって。この時期に風邪か?」 圭ちゃんは「夏風邪はバカが引くって言うしなあ」と笑いながら、まだ手を離そうとしない。 私のおでこと、圭ちゃんの手のひらの温度が、徐々に同じに溶け合っていく。 やだ、照れる。でもすごくきもちいい。もうちょっと、このままで…… 不意に、震えた。 「うあっ!」 「え?」 私は圭ちゃんの手をぱしんと振り払った。突然身体を離されて、不思議そうな顔をした圭ちゃんに、少し胸が痛む。けれど、今はそれどころではない。 低い振動。あれだ。あの不気味な小さい器具が、私の中心でうめいている。嫌。 「ふ…う、うぅっ」 吐こうとした息がひしゃげて、奇妙な声になる。びりびりした感覚が身体の軸を走る。やだ、やだよ。 「み、魅音、どうしたんだよ?やっぱり具合悪いのか?」 心配そうに私を気遣う圭ちゃんの声。ううん、ちがうよ。私は無理やり、震えそうな声を捻り出す。 「だ、だいじょうぶ。気にしないで…」 「気にするなって、でも」 「圭一くん、魅ぃちゃんがそう言うんだから、ほっといてあげたら?」 柔らかな声。悪魔の声。 「ほら、魅ぃちゃん。大丈夫?」 白い華奢な手が、ぎゅうっ、と私の肩を掴み、私の席に座るように促す。 震える。私の太ももの間で、禍々しい悪意が蠢いている。私はそれに抗えない。身体の力が抜ける。 ぺたん、と、崩れるように自分の椅子に座り込む。 「魅音…」 圭ちゃんが私の名前を呼ぶ。 私はそれに応えるために、圭ちゃんの方を振り返ろうとする。 でもそこにはレナがいる。まるで遮るように。 私は震えそうになる自分の身体を、必死で押さえつける。 「魅ぃちゃん、ちゃんと付けて来たんだね」 愛くるしい笑顔が、私を縛る。 私は口を開いて、何か言おうとした。けれど言葉が見つからなくて、ただ口をぱくぱくさせるだけに終わった。 すぐそこに圭ちゃんがいるのに。言葉を発せば伝わるのに。助けを求めることだって出来るのに。 「今日一日、頑張ってね?」 甘ったるい声が鼓膜を刺す。 とても出来ない。こんなこと耐えられない。けれど、耐えなければならない。 私はじっと俯いて、唇を噛み締める。 やがて授業の始まりを告げる鐘の音が、遠くから聞こえてきた。
https://w.atwiki.jp/higurasisukidaze/pages/25.html
前回のあらすじ 「レナが仲間になったぜ!!! 三話 刺客 二人はレナの隠れ家、ダム現場近くの道を通っていた。 「まさか敵出てみないよなぁ・・・うわっ敵だ!!!」 カレーの精 知恵が現れた!!!! 「「せ・・・・先生!!!!!」」 「圭一くん、レナさん。 貴方たちには義理もある情もある。 でもカレーへの愛が勝る!!!!!!!!!」 カレーの精の攻撃!!!! レナは倒れた・・・ 「辛い・・・・かぁいくない・・・・ガクッ」 「レナァァァ!!!!!先生よくも!!!!」 「カレーの力を知れ!!!!!!!!」 バシャン!!!! 「倒した・・・ッ!!!! そんな・・・攻撃を防ぐどころか・・・ カレーを食べている??!!!!」 「残念だったなぁ先生・・・俺は辛いカレーがすきなんだ!!!!!」 圭一の攻撃!!! カレーの精を倒した!!! 「レナがやられちまった・・・ 神様ぁぁぁ!!!!レナを生き返らせてくれ!!!」 どこからともなく神様の声がする・・・・ [オヤシロの実を食べるとやられたキャラを生き返らせられるのです☆ あぅぁぅぁぅぁぅぁぅぁぅ☆] こうして圭一はオヤシロの実を捜しにいくのだった!!!!続く!!!!
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/23.html
「ねぇ圭ちゃん……ひょっとして興奮してんの……?」 ギロリッと猫のような魅音の目が俺に向けられる。 まるで体ごと貫いてくるような、そのグサグサとした視線……。 あきらかにいつもとは違う人物から向けられているような目つきに……俺の背筋が冷たくなっていく。 「な……なに言ってんだよ?……こ、興奮なんかしてるわけ……な、ないだろ……」 「そお……?なんか女装してからの圭ちゃん……おじさんにはとっても嬉しそうに見えるんだけどねぇ……」 そうしてニヤっと口を歪めて、魅音は俺の体を舐めまわすように見つめてくる。 罰ゲームだからと、レナにむりやり着せられたセーラー服……。 上はともかく、下はいまにも下着が見えてしまいそうなほど短いスカートを履かせられている。 こんなものを着せられて、興奮なんてしてるわけない……。 …………ないはずだ。 「……ねぇ魅ぃちゃん、もうそのくらいで許してあげなよ?」 魅音の視線にビクビクしている俺を助けるように、隣にいるレナがからかうように声をかけてくる。 「レ、レナ……俺はべつに……」 「うん、わかってるよ♪……いくら圭一くんでも、こんなの着せられて喜んだりしないよね♪」 魅音とは対照的に、いつものニコニコとした笑顔をしながら俺の服装をかぁいいかぁいいと口にするレナ。 その表情には、俺を疑っている様子はまったくないように見える。 「もう魅ぃちゃんってば……冗談もほどほどにしとかないと、圭一くん怖がっちゃうよ?」 「ぷっ……あっははははは♪……いやさー?なんか怖がってる圭ちゃんがおもしろくて……つい、ね」 レナの言葉を聞くと、魅音はとたんにさっきまでの怖い表情を崩しておどけたように笑い始める。 「おほほほほ♪たしかにふだん強気な圭一さんの怖がる姿は、なかなかにレアなお宝ですわねー♪」 「……クスクス♪圭一、みんなにからかわれてかわいそかわいそなのです……♪」 魅音につられるように、梨花ちゃんと沙都子まで俺の怖がる様子にキャハキャハと笑い合う。 そのみんなのやりとりを見て……俺はようやく、さっきの魅音の言葉はただの冗談だったんだとわかった。 「な……なんだよおまえらぁ!……お、俺をからかうのがそんなに楽しいのかよ……ったく!」 プイッと横を向き、俺は真っ赤になった顔をみんなに見られないようにとすねたふりをした。 表面上は気にしてないつもりだが……俺は内心ではものすごくホッとしていた。 もしかしたら、俺の中の欲望を彼女達に見られてしまったんじゃないかと思い……。 それが魅音の普通じゃない様子と合わさって、一瞬でも仲間に疑われたと思ってしまったんだ。 そうだ……こいつらが俺を疑うわけ……そんなわけないんだよな。 レナも魅音も、梨花ちゃんも沙都子も。 こんなにも楽しくてあったかくて……いいやつらばかりなん……。 「…………ほんとに…………?」 ……スーッと耳に入り込んできた……冷たい声。 「え……?」 家族といるかのようにすら思えていた暖かい気もちが……その声に急激に冷まされる。 「ほんとに……喜んだりしてないのかな……?」 耳元でまとわりつくようにささやかれる声に……俺はゆっくりと前を向いていく。 「!?……レ……ナ……」 それを見た瞬間、俺はふたたび背筋が凍るような感覚をおぼえた。 俺の顔のすぐ目の前に、レナの無表情な顔が近づいていたからだ。 唇と唇がくっついてしまいそうなそうなほど近く……まるでキスをせがむ恋人のようにピッタリと張りつくその顔……。 「ほんとに圭一くんは……女の子の格好をさせられて興奮してないのかな?……かな?」 レナの目……表情が……俺の知っているものとちがった。 さっきまで、ほんの数秒前まであんなにニコニコしていたのに……。 まるでさっきの魅音のようなギラリとした目つきをして……。 おまけにまばたき一つせずに、俺の目をじっと見つめてくるんだ。 「……な、なに言ってんだよ……そんなバカなこと……あ、ああ、あるわけ……」 ……落ちつけ……。 べつに慌てることなんてないんだ……。 どうせこれも、さっきの魅音みたいにレナの冗談なんだから……笑ってすませばいい。 それでいいんだ……いいんだろ?なぁレナ……? 頭の中で必死に言い聞かせているのに、なぜか俺の動揺はおさまらない。 目の前のレナは、そんな俺の心を見透かしているように……ゆっくりと言葉を続けていく。 「それは、嘘だね……レナは知ってるんだよ……?」 そう静かにささやくと、レナはスーッと目を細める。 そして、俺のことをまるで汚物でも見るような目で……視る。 「圭一くんが……ふだん、レナのおっぱいとかお尻とか……そんなとこばかり、チラチラのぞき見てるの……」 「…………!?」 「それに、たまに触ったりもしてきたよね?……スカートごしに……こう、手の甲でポンポンって……」 あきらかにそうだと決めつけている……レナの言い方。 それには半分、俺への失望のようなものも混じっている……。 「な……お、俺はそんなこと……」 ……してない……。 そう言おうと口を開いたとき、レナの顔がグワッと大きく歪んだ。 「嘘だよぉっ!!!」 「……ひっ!?」 いいわけをしようとした言葉が、そのまま悲鳴に変えられていく。 レナのあまりにも恐ろしいその表情に……言葉が詰まった。 大きく吊り上げられた眉……キツさを増して睨みつけてくる目つき。 口からはギリギリと歯をきしませる音が漏れている……。 その女の子のものとは思えない迫力に……俺は言葉を出すことすら出来なくなった。 「きっといつかやめてくれるだろうって……レナは気づかないふりしてあげてたんだよ?……なのに圭一くんは……」 ……レナ……やめろ……言うな……。 「圭一くんはそれで調子に乗って!何度も何度も!……レナのお尻とか胸を触ってきたんだよね……?」 ちがう……調子にのったわけじゃ……。 「ひどいときは、手でおっぱいを揉んできたときもあったよねぇ……?あれは偶然さわっちゃったつもりなのかな?……かな?」 ……それは俺じゃない……ほんとうの……俺じゃ……。 「あと……レナが放課後の教室で一人で寝ちゃってたとき……レナの顔になにか変なものをかけたよね?」 !?……そ、そんな……起きてたなんて……。 「ピュッピュッって……何かきもちわるいものをレナの顔にいっぱいかけたよね?あの白いのはなんなのかな?かなぁ?」 そ、それは……それは……あぁぁ……。 次々とレナの口から出る言葉に……俺はただ立ちつくして聞いていることしかできなかった。 そう……俺がいままでレナの体にしてきた……男として最低な行為をただ聞いているしか……。 「…………ねぇ圭一くん、なに黙ってるの?……なんとか言いなよこのスケベっ!?」 いつまでも喋らないことにイラついたレナは、俺の髪の毛をグイィィッ!っとつかんだ。 そして自分の顔を見るように、俺の頭をグンッ!っと上に向ける。 「痛っ!……い、痛い……レナ……」 「うん、痛いね……それでなに?何かレナに言うことないのかな?……かなぁ~?」 言葉尻をやんわりと伸ばしながら、レナは俺の髪の毛を上にグイグイと引っぱっていく。 そのままブチブチと何本も髪の毛が抜けていき、頭の皮がむしられそうなほどの激痛が襲ってくる。 「う、うあぁぁぁ!痛い!ご、ごめん!ごめんなさい!……ごめんなさい……!」 「…………ふんっ……」 俺がなさけない声で謝ると、レナはつまらなさそうにスッと手を離した。 まだズキズキする頭を押さえながら、俺は周りにいるみんなに目を向ける。 そこには……俺へ軽蔑の視線を向けた四つの瞳があった……。 「最低ですわね……レナさんにそんないやらしいことをコソコソしてたなんて……」 「あーぁ……おじさんもがっかりだよ……圭ちゃんがまさかそんなクズ!みたいなことしてるなんてねぇ……」 沙都子と魅音が、心底失望したように罵る言葉を浴びせてくる。 彼女達の言葉が耳に入ってくるたび、俺の中の信頼……仲間という言葉がボロボロと音を立てて崩れていく。 もう俺は……顔をうつむかせることしかできなかった。 「……ごめん……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」 同じ言葉を何度も繰り返しながら、俺は誰ともつかない相手に謝り続けていた。 そんな情けなく打ちひしがれる俺の耳元に、追い討ちをかけるようにレナがささやいてくる。 「だからね……そんな最低な圭一くんは……女の子の格好して興奮する、変態さんになっちゃえばいいんだよ……♪」 このとき……ようやく俺にはわかった。 レナが罰ゲームにこれを……俺を女装させるのを選んだのは、これが狙いだったんだと。 こんな恥ずかしい格好の俺に……自分にどんなことをしたのかを話して……。 みんなの前で……俺を辱めるのが目的だったんだ。 「……圭一……」 絶望にうちひしがれる俺の耳に、哀れむような声がかけられる。 顔をあげると、そこにはどこか寂しそうな目を向ける……梨花ちゃんが立っていた。 「り、梨花ちゃん……俺……おれ……」 こんな小さな子にまで……俺は自分の醜い部分を知られてしまった。 レナはもう謝っても許してくれないだろう……。 魅音と沙都子も……二度と仲間だなんて呼んではくれないかもしれない。 そしてこの梨花ちゃんも……。 「圭一、今回はなかなかおもしろいことになりそうなのですよ……♪」 …………? 梨花ちゃんの言葉に、一瞬俺の頭の中が混乱する。 罵倒されるか……ひょっとしたら慰められるかもしれないと思っていたところに、梨花ちゃんのこの言葉。 それはどう考えても、今の状況とは関係ないものに思えた。 「り、梨花ちゃん……何言って……?」 「こっちの話なのです……気にすることはないのですよ♪」 そうして梨花ちゃんは、いつものにぱ~♪っとした笑顔を俺に向ける。 彼女が何を言いたいのかはわからなかったが……。 俺にはその笑顔だけで、心がとても癒されていくような気がした。 「あぁ……り、梨花ちゃん……ありがとう……」 俺はいまにも泣きそうになりながら、目の前の天使に手を伸ばした。 こんな俺を蔑まないでくれる……軽蔑しないでくれるこの女の子に……。 慰めてもらうように……手を差しだし……。 ピシャン! 「…………触るな」 ズキンっとしたかすかな痛みが、ただ手のひらに広がった。 差し出した俺の手は、梨花ちゃんのちっちゃな手に払いのけられていた……。 「え……え?……り、梨花ちゃん……?」 まだなにが起こったか信じられない俺に、梨花ちゃんはニヤリっと口元を歪める。 そのあきらかに年不相応な……魔女のような笑みを浮かべると。 「さようなら……圭一……♪」 そう俺だけに聞こえる声でささやき、梨花ちゃんはレナ達の方にクルっと振り向く。 「レナ……じつは……じつはボクもなのです……」 急にしおらしくなり、梨花ちゃんは体をガタガタと震わせる。 そして……何か重大なことを打ち明けるかのように重く言葉を続けていく。 「ボクも……圭一に毎日毎日……エッチなことをされていたのです……」 その言葉に、その場にいた全員が驚くような表情をみせる。 ……俺を含めた、全員が。 「ど……どういうこと……なのかな?……り、梨花ちゃん……」 梨花ちゃんの言葉に、レナは何かを堪えるようにしながら聞き返す。 おそらく、いまにも切れそうな怒りを抑えているんだと思う……。 「一番最初は……みんなで鬼ごっこをしたときなのです……」 梨花ちゃんは……なにを言いだすんだ……? 「圭一はボクを人気のないとこで捕まえると……ガバっと体に抱きついてきて……モミモミとお胸を揉んできたのです……」 誰になにを……されたって……? 梨花ちゃん……それはいつの……話だ? 「最初はふざけているのだと思ったのです……でも圭一は息をハァハァして……ボクをギラギラお目々で見つめるのです……」 それは誰の……話だ……? 俺じゃ……ないよな……? 「そのあと嫌がるボクのお口に……チュウチュウと吸いついてきたのです……むりやりベロをお口に入れてくるのです……」 そんなこと……そんなひどいこと……誰が……? 俺はそんなこと……してない……。 「ボクがニャーニャーと泣くと……圭一はボクの顔をおもいきりぶつのです……お口にチャックをしろと言うのです……」 う、うあぁぁ……あぁ……。 「そのまま服をヌギヌギされて……お胸とお股をじかに……ボクの体をキャンディみたいにペロペロするのです……」 …………………………。 「そして……そして最後にボクの……ボクの体の中に……な、か……に……ぃ……」 「梨花ちゃん……もういい……もういいよ……」 ポロポロと涙を流しはじめる梨花ちゃんの体を、レナがギュウゥゥっと優しく抱きしめる。 魅音と沙都子は、目を真っ赤にさせながらその様子を見つめている。 俺も……その母親が子供にするようなしぐさを……他人事のようにただ呆然と見つめていた。 「……ねぇ……魅ぃちゃん……」 いまだ胸の中で泣いている梨花ちゃんの頭を撫でながら、レナがとても静かに言葉をつむいでいく。 「……なに……レナ……」 「……これからみんなで……魅ぃちゃんのおうちに行ってもいいかな?……かな?」 レナの声は……いままでで一番落ち着いているように聞こえた。 「い、いいけど……どうするのさ……こいつは……」 そうして魅音は、汚いものでも指すようにクイッと俺に首を向ける。 そして見るのも嫌だとばかりに、グシャっと顔をしかめた。 ……こいつ……? こいつって……俺のことか……魅音? 「うん……魅ぃちゃんのおうちの地下にさ……お部屋があるでしょ?」 ギギギッと……まるで人形のようにレナの首が俺の方を向く。 「……悪い子をオシオキする……お部屋が……さ……」 そうしてレナの瞳を見たとき、俺はこれから自分が何をされるのか悟った。 ああ……そうか……俺は……今日レナに……。 終
https://w.atwiki.jp/shineoflife/pages/144.html
誰かと思えば・・・ミナトじゃねえか‼‼‼‼‼‼‼‼‼ ミナト「よぉ・・・大森猛」 シオン「オオモリタケル・・・聞いた事あるな」 猛「オックス島に来るのも久々なんじゃねえか?・・・ケイと柴竜も一緒か、俺に用だろ?」 柴竜「そうらしいぜ」 猛「後ろの連中もお知り合いか?」 ケイ「あぁ、そうだ」 翔平「確かに・・・半端ない覇気だな」 猛「何の用だ?・・・話なら船内で・・・おぉ、いい船持ってんじゃん」 エレン「俺が作ったんだぜ♪」 猛「やるなぁ・・・」 柴竜「こっちだ、ついて来い」 船内 竜「一つの国がこれほどの軍事力を持っているとは驚いた」 猛「こいつらもお前らの仲間って事は信用していいんだよな?」 ミナト「あぁ、大丈夫だ」 猛「この島の人間が使う「~式」っていう戦闘法があるんだ」 ケイ「例えば一式、二式、三式って感じだな」 猛「そう、んでその技を記した「十式の書」ってのがこのオックス島に隠されている」 猛「それを狙って海賊や国連がしょっちゅう来るんだ、だから俺らがこうして警護してんのよ」 エレン「なるほどな・・・」 ミナト「とりあえずこの調査書に記入をしてくれ、一緒に来てくれるなら書かなくてもいいんだけど・・・」 猛「この頃、国連の軍艦がうろついてるんだ、ちょっと厳しいな」 柴竜「しかし・・・猛、お前また腕上げたみたいだな」 猛「まあな・・・やるか?」 ケイ「悪いが時間はあんま無いんだ」 猛「そうか・・・・・・はい、書いたぞ」 ミナト「じゃあ俺らは本部へ帰還する」 翔平「俺らも行った方がいいのか?」 ミナト「いや、結構だ・・・俺達と一緒に行動するのはここまで、一緒に帰るならそれでもいいぞ」 竜「どうする?」 翔平「しばらくこの島にいようと思ってる、何か面白そうじゃん」 エレン「あぁ・・・そうだな」 翔平「何だか世話になったな、お前ら」 ケイ「別に大した事してねーよ」 ミナト「じゃーなお前ら‼‼‼」 柴竜「・・・フフ」 エミ「じゃーね‼‼‼‼」 シオン「またなー‼‼‼‼‼‼」 竜「・・・面白い連中だったな」 エレン「ホントだよ」 猛「俺はこれから警備に戻る、これ持ってけ」 レナ「何?これ」 猛「入国許可証みたいな感じだな、俺が許可した事になってる」 翔平「何から何まですまないな」 猛「いやいや、まあゆっくりしてけよ」 翔平「とりあえず飯食うか」 レナ「本当に誰も料理出来ないの?」 竜「お前の眼には俺らが料理出来そうに映ってるか?」 レナ「いや・・・」 エレン「でもさっきのレナの料理もうまかったけどな」 レナ「お手伝い程度の味よ」 翔平「あぁちょっといい?」 おじさん「ん?何だい?」 翔平「この島でおいしい店ってどこにあるのかな?」 おじさん「そりゃ島矢だよ」 竜「島矢・・・それどこにあるんだ?」 おじさん「そこの角を右に曲がって少し行ったところだ、凄い行列でビックリするぞ」 レナ「ご丁寧にありがとうございます」 おじさん「いやいや」 エレン「行ってみよーぜ」 総合料理亭「島矢」 ウェイター「いらっしゃいませ・・・・・・この島の入国許可証はお持ちでしょうか」 翔平「あ、これか」 ウェイター「ありがとうございます、四名様でよろしいでしょうか?」 竜「あぁ」 ウェイター「かしこまりました、こちらへどうぞ」 エレン「へぇ・・・結構綺麗な店だな」 レナ「ところどころに穴が開いてるのは・・・気にならないの?」 翔平「結局は飯が美味けりゃ問題無い」 竜「・・・・・・五目チャーハンで」 エレン「んー・・・ヒレかつ定食」 翔平「マルゲリータピザとクリームミニパスタ」 レナ「え・・・じゃあ・・・そば大盛りで」 ウェイター「かしこまりました」 竜「さすがは総合料理亭・・・和洋中と様々な料理があるもんだ」 エレン「だな、ジャパンのたこ焼きまであるじゃん」 翔平「ロシアンたこ焼きかぁ・・・それも頼む」 ウェイター「了解いたしました」 レナ「あんまり良いイメージは湧いてこないけど・・・」 竜「気になってたんだが、この島何で動くんだ?」 エレン「確かに漕いでる人はいなかったよな」 レナ「さっき聞いたわ、どんな島にもあるとある金属のせいらしいの、その金属は互いに反発するんだって」 翔平「なるほど、その金属同士が反発するおかげで島へ近付かず、波で流れているわけか」 竜「へぇ」 ウェイター「お待たせ致しました、ロシアンたこ焼きでございます」 エレン「ちょうどいいな、4つか」 竜「いただきます」 翔平「うまいなこれ」 エレン「これが・・・たこ焼きか」 レナ「ん・・・あれ・・・辛‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 竜「・・・?」 レナ「うあぁ・・・ゲホッゲホッ・・・超辛い‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 翔平「なんだなんだ?」 エレン「レナの食ったやつ、中身が超赤いぞ」 竜「なるほど、ロシアンたこ焼き・・・ロシアンルーレットの要領なわけだな」 レナ「ゲホッ・・・ゲホッ・・・冷静に・・・分析すんな」 翔平「ロシアンルーレット?」 エレン「例えば4つの銃弾をセット出来る銃に、1つだけ実弾を入れるんだ」 エレン「それを頭に向けて撃つか、壁に向かって撃つかを決める・・・まあその昔流行った度胸試しみたいなもんだ」 翔平「へぇ、それをたこ焼きでやったわけか、こりゃ面白い」 レナ「ちょ・・・ま・・・」 竜「ま、運が悪かったと諦めるんだな」 翔平「それしかないな」 エレン「確かに」 レナ「お前ら・・・いい加減にしろ‼‼‼‼‼」 ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン 竜「刀ブン回すんじゃねえよ‼‼‼‼‼」 レナ「許さん・・・人を散々バカにして‼‼‼‼‼」 エレン「レナが暴れだしたぞ‼‼‼‼‼」 翔平「そりゃ怖いわ・・・」 レナ「人を化け物みたいに言うな‼‼‼‼‼」 ウェイター「お待たせ致しました」 エレン「んまそー‼‼‼」 竜「いただきます」 レナ「ハァ・・・口が少し落ち付いた・・・すごい食べやすい」 エレン「おぉ・・・油乗ってんなぁ・・・」 竜「パラッパラだな・・・実にいい仕事をしてる」 レナ「おいしい・・・あれ、どうしたの翔平」 翔平「うめーーーーーーーーーーーーーーーー‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 竜「た・・・確かにうまいが・・・」 翔平「ミニパスタ食ってみろよ、マジうまいぜ」 レナ「・・・・・・超おいしい・・・他のもおいしいけどこれは別格ね」 エレン「まじで?・・・・・・ホントだ・・・めちゃくちゃうめえ」 翔平「ピザもうまいんだけど、このパスタ半端ないんだよ‼‼‼‼」 竜「そんなに違うもんなのか?・・・・・・・・・うん、違うな」 翔平「だろー‼‼‼‼‼?」 おばさん「あんた、当たりを引いたね」 翔平「当たり?」 おばさん「この店には一人だけ凄い腕の料理人がいるの、どのタイミングで出て来るか分からないんだけどね」 エレン「なるほどね、これがその人が作ったパスタなんだ」 翔平「マージかよ、レナと違って俺ツイてるじゃん‼‼‼‼‼」 レナ「黙れ‼‼‼‼‼」 竜「また暴れるのか‼‼‼‼?」 レナ「今度ばかりは許さん‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 うるせぇ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼ 竜「・・・・・・あ?」 ?「俺の同級生くらいの年代のやつらは静かに飯も食えねえのか?」 エレン「だれ?」 ?「料理長だ、お前らみたいのがいるから俺らの世代は悪く言われんだぞ」 翔平「飯食ってるだけだろ」 ?「静かに食え、全く喋るなとは言わないが、もう少し静かにしろ、回りに迷惑だろうが」 レナ「あ、すいま・・・」 エレン「いーじゃん・・・堅い事気にすんなよ」 ?「堅い事じゃねえよ・・・常識だ」 竜「随分感じ悪い店員だなぁ・・・」 ?「あ?・・・やるか?」 店員「クロを止めろ‼‼‼‼‼また店で暴れてるぞ‼‼‼‼‼」 クロ「うるせぇ‼‼‼‼‼騒いでる客に文句言って何が悪い‼‼‼‼‼‼‼‼‼」 翔平「俺らは海賊だぞ‼‼‼‼‼ワイワイやって何が悪い‼‼‼‼‼‼」 クロ「あ、海賊なのか・・・ならいい」 竜「いいのか・・・」 エレン「それはそれでどうなんだ・・・」