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No. 12 名前 マーメイド 属性 水属性 レアリティ C マナ / HP / スピード 2 / 37 / 29 Attack1 スモールウェイブ / 17 全相手待機エレム:2のダメージ Attack2 スウィートソング / 0 相手召喚エレム:攻撃力-4素早さ-2 SPSkill 常時能力(召喚中) マナ2以下の相手召喚エレムの攻撃技のダメージを受けない。 Reverse 図鑑 半人半魚の姿をした精霊で、海中を住みかとする。恋に恋するマーメイドは、岩礁の上で歌を歌いながら、いつも意中の人を探している。ただ、好きな人が手に入らないと分かると、いきなり海の底へ引きずり込むこともあるとか。 ILLUST mori oobayashi 序盤のCPU戦で、相手がザコエレムしか使ってこない時には超強いです。しかし、イラストとバトル画面の姿が違いすぎる気が。 -- xan (2010-07-19 08 35 50) 名前 コメント
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斉藤拓臣は走っていた。 記者は足で稼ぐものだという言葉もある。 実際、取材対象を追って走りまわることも珍しくはない。 だが、今の拓臣は違う。取材の為ではなく逃避のために駆け出していたのだ。 思えば、今日この村に来てからずっとこうだ。 大地震により引き起こされたトンネルの崩落の中を駆けだし、九死に一生を得た事に始まり。 精も根も尽き果て意識を失って目を覚ましたところに響く謎の銃声を聞き、混乱に陥って逃げるように走りだした。 震災直後は治安が荒れ、窃盗や性犯罪などの犯罪が多発するモノだが、銃声と言うのは行き過ぎだ。 この村は山々によって世間から隔絶されているとはいえ現代日本である、銃などそうそう手に入るものではない。 確か山折村には地元に根差したヤクザ――木更津組だったか――がいたはずだ。 震災の混乱に乗じてそいつらが発砲した? それとも駐在が撃った、はないにしても、その拳銃を誰かが奪いでもしたか。 文屋の端くれとして反社を取材対象にしたことは1度や2度ではない。 撃たれた事こそないが、生の銃声だって何度も聞いたことがある。 聞き間違えだったという可能性もあるだろうが、聞き及んだ音が銃声に酷似していたのは間違いない。 震災直後の非常事態。 銃声もそうであるという前提で動くべきだ。 能天気に正常性バイアスで死ぬなんて御免だ。 常に最悪を想定して動く。それが上手く生き残るためのコツだ。 地震の影響か、それとも元よりそうなのか。 いずれにせよこの村はまともじゃない状況である可能性が高い。 ジャーナリストとしてのこの村をかぎつけた嗅覚は間違ってなかった、と言う喜びの感情があるのも事実だが、それ以上に身の危険を感じている。 取材は飯の種だが、生きるために飯を食うのであってその為に命をかけては本末転倒だ。 残念ながら拓臣は二流ゴシップ記者であり、命を懸けて戦場でレポートするジャーナリストではないのである。 村外に避難しておきたい所だが、唯一の出入り口のトンネルが地震によって塞がれてしまった。 外部からの救助を待つしかないのだが、こんな辺鄙な場所の救助などいつになるのか。 それまで、村内の安全な場所に避難するか。 だが、どこが安全な場所なのかなど知るはずもない。 「って、どこだここ…………?」 足を止めて荒くなった息を整える。 安全な場所以前に現在位置すら分からくなっていた。 恐怖に駆られてがむしゃらに走ってきたが、ここは村のどの辺だろうか? 周囲を見渡せど見えるのは闇ばかり。 地震の影響もあるだろうが、北部に比べ開発の遅れている南部という事もあってか周囲に明かりが殆どない。 足元を照らすのは田舎特有の眩いばかりの星々と月明りくらいのものである。 取材対象として初日にある程度のフィールドワークを行い簡単な地形は把握しているが、流石に夜道を地図もなく迷わず歩けるほどの土地勘は得ていない。 ひとまずポケットから取り出したスマホのライトを灯す。 漠然と暗闇を進む不安を紛らわすという意味も強かったのだろう。 貴重なスマホの充電を消費するのはもったいないが、どうせ地震直後の電波障害で繋がらないのだ、懐中電灯代わりにした方が有用である。 程なくして足元を照らすライトが土を均しただけの田舎道を見つけた。 どこに繋がる道なのかは分からないが、取り敢えず道なりに進んでゆく。 シンボルマークとなる建物が見つかれば現在位置も把握できるだろう。 とぼとぼと一人歩き続ける。 暗闇を恐れるような性質でもないが、状況が状況だけに不安感に襲われる。 そして、しばらく進んだところで、右手側に建造物の影を見つけた。 それは2階建ての四角い建物だった。 1階はまるまる駐車用のスペースで埋まっており、シャッターの開いたガレージの中央に鎮座する真っ赤な車が目を引いた。 みんなの憧れ働く車、消防車である。 つまりはここは消防署、と言うより規模的に村の消防団の詰所だろう。 診療所とは逆方向である。 見当違いの方向に来てしまったようだ。 がっくり肩を落とすが、すぐに頭を切り替える。 詰所なのだとしたら中に消防団の誰かいるかもしれない。 助けを求めることもできるかもしれない。少なくとも銃声がした異常事態を報告だけでもしておくべきだろう。 それ以前にトンネルのダイハードから走りっぱなしで水の一杯でも貰いたい。 何にせよ、人がいるかどうかを確かめなくては話にならない。 地震の直後ともなれば、救助作業で出張っていて誰もいない可能性も高いだろう。 拓臣はガレージを横切り、建物横に備え付けられた鉄の階段を上がって行った。 カンカンと安っぽい足音が響く。 そして2階の踊り場まで登ったところで足を止めた。 「すいませーん。誰かいらっしゃいますかー?」 アルミサッシの扉をノックして呼びかける。 しばらく待つが返事はない。 どうすべきか僅かに悩むが、仕方なしにドアノブに手をかけゆっくりと捻る。 どうやら鍵はかかっていないようだ。 「…………お邪魔しますよ~」 遠慮がちにそう言いながらゆっくりと扉を開く。 開いた隙間から室内の光が漏れ出し、急に刺し込んで来た強い光に目を細める。 徐々に目が慣れて行き、視界に入ってきたのは畳部屋だった。 恐らく普段はこの部屋に集まり団員たちが会議や定例会と称して駄弁ったりしているのだろう。 畳の上には座布団や団員の私物と思しき雑誌や煙草が転がっていた。 そんな憩いの場も地震によって倒れたであろうロッカーが横倒しになり、割れた食器類が畳の上に散らばり酷い有様であった。 そんな部屋の中央。 地震の影響か不安定に点滅する白熱電球に照らされながら、オレンジの消防服に身を包んだ一人の男が立っていた。 恐らく地震直後の火災を警戒して詰所まで駆けつけた真面目な消防団員だろう。 「あのぉ…………」 躊躇いがちに呼びかけるが、返事はない。 気付いていないという事もないと思うが、田舎特有の排他的な不愛想さかだろうか。 反応がないのに強引に部屋に入る訳にもいかず、かと言ってこのまま下がるも微妙な気まずさがある。 どうした物かと戸惑っていると、男に動きがあった。 男がゆっくりと振り返る。 その顔は。 「…………ぅぅぁあぁ」 そこには狂気があった。 血走り白く濁った瞳。 食い縛った歯から犬みたいに涎を垂らす。 その白い瞳が侵入者を認め、一直に飛び掛かってきた。 「うわぁああ……!!?」 押し倒され、踊り場で揉み合いになる。 振りほどこうと抵抗するが、押し倒す相手の力が強く引き剥がせない。 拓臣は腐っても記者だ。 強引な取材で取材対象に暴行を受けることもあっても殴り返したりはせず、粛々と法的な手段に訴えかけてきた。 ペンは剣より強し。殴り合いの喧嘩なんて野蛮人のすることである。まともな喧嘩なんてしたことがない。 何より、不摂生な生活を送っている拓臣が鍛え上げられた健康的な消防団員相手に力勝負で勝てるはずもない。 このまま訳も分からないまま、訳の分からない輩に襲われ殺されてしまうのか。 「冗、談……じゃねぇ…………!」 こんなところで死んでたまるかと、力を振り絞って暴れまわる。 火事場の馬鹿力か、なんとか隙間が生まれ、片腕だけは自由になった。 再び封じられる前に、この片腕をどう使うか。 殴る? 叩く? それとも掴む? その判断が生死を分けることになる。 拓臣が掴んだのはジャーナリストの魂だった。 つまりはカメラである。 相手の目の前でシャッターを切りフラッシュを浴びせる。 強い光に相手が怯んだ隙に拘束から抜け出す。 「どおりゃああああああああ!」 フラッシュで目を焼かれた影響か、拓臣を完全に見失っている相手に向かって全力で肩から突っ込む。 タックルによって吹き飛ばされた相手はそのまま階段を転がり落ちて行った。 そして、1Fの地面まで落ちるとそのまま動かなくなった。 「ハァ……ハァ……」 全身が心臓になったように脈動する。 命懸けの死闘であった。 地面に落ちた男は生きているだろうか? 正当防衛ではあると思うが、人を殺してしまったかもしれないという事実は重い。 階段から落ちた男の生死を確かめるべく、拓臣は意味もないのに足音を殺しながら階段を下る。 急に起き上がって襲い掛かってくることも警戒したながら倒れた男の生死を確かめる。 幸いと言うべきか不幸と言うべきか、男は完全に死んでいた。 直角に首の骨が折れて生きていたら、これでそれこそゾンビだ。 「………………ゾンビ、か」 自分の思いつきを反芻する。 襲い掛かってきた男の様子は正しくそうだった。 男を殺してしまったという事実があっても、比較的罪悪感が薄いのもそのためだ。 明確な正当防衛だというのもあるだろうが、人を殺したというよりもゾンビを殺したような非現実感があるからだろう。 この村に大地震が起きたのは分かる。 だが、それ以上の異常事態がこの村で起きている。 消防団に見せかけた座敷牢か何かで、自分を消防団員と思い込んでいた精神異常者が閉じ込められていたのか? それとも自陣によって石碑が壊れて封じていた悪霊でも解き放たれたのか? 拓臣はゴシップ記者特有の想像力を働かせる。 これがここだけではなく村中で起きているとしたら……。 先ほど聞こえた銃声もゾンビに対して撃ったというのなら合点も行く。 「冗談じゃない! こんなゾンビだらけの村にいられるか! 山越えでも何でもして逃げ出してやる!」 幸いと言うべきかここは村の東端に程近い、山越えをするならお誂え向きだ。 地震直後の山崩れというリスクはあるが、この村に留まるリスクと天秤にかければ一考の余地はある。 そう考えその足を、山の方に向けたところで。 ふと、自分の持っていた子供向けを極めたような安っぽい色合いの袋が目に入った。 崩れ行くトンネルで手渡されたトイザらスの玩具袋。 託されてしまった妹を思う兄の気持ち。 「クソったれ! こいつを届けるだけだからな……ッ!」 悪態をつきながら踵を返して山に背を向ける。 何でこんなものを受け取ってしまったのか。 これを届けるという仕事だけは、しておかないと寝覚めが悪い。 だがどうする。 確か病院は西端。端から端への大移動だ。 ゾンビが徘徊する中を徒歩で行くなんて真っ平御免だ。 ゾンビ1人相手に死にかけてるんだ、複数名に囲まれたら余裕で死ねる。 どうした物かと考えていたところで、ふと赤い車が目に入った。 「マジかよ…………」 自分の思いつきに愕然とする。 そこに在ったのは当然、消防車だ。 これに乗って行けば例えゾンビがいようとも安全に移動できる。 だが、そのためには鍵が必要だ。 和雄には悪いが、自らの命を危険にさらしてまでしてやる義理はないはずだ。 これが見つからなければ諦めよう。 そう自分に念押すように言い聞かせて、ひとまず手を合わせてから消防服の懐を弄る。 ポケットから出てきたのはハンカチ、防火手袋、そして何かの鍵だった。 いつでも出動できるよう準備をしていたのだろうか、形状からして車の鍵だろう。 見つけてしまった。 溜息をつきながら、乗用車とは違う大きな車体に足をかけ拓臣は消防車に乗り込む。 付属の鍵で扉は開いた、どうやら残念なことに消防車の鍵で間違いないようだ。 消防団の詰め所に備え付けられてる一台だけの消防車は中型のタンク車である。 拓臣が持っている運転免許は普通免許で、中型は持ってないのだが非常事態だ、許されるだろう。 まあ、人一人を殺しておいて今更だが。 運転席はごちゃごちゃとしているが、ポンプを操作せず普通に車として運転する分には多分変わらないはずである。 念のため運転方法を確認していると、収納ボックスに置かれていた四角く折りたたまれた紙を見つけた。 手に取って広げてみると、どうやらこの村の地図のようだ。 土地勘のない拓臣からすればかなり助かる代物である。 ひとまず地図を懐にしまう。 車でさっさと突っ切って荷物を届けたら災厄だらけの村をおさらばする。 病院が無事かどうかも不明だが、届けられないような状態ならその時は潔く諦める。 そう決めて、拓臣は消防車のキーを捻った。 【F-8/消防団詰所1F・消防車内/1日目・黎明】 【斉藤 拓臣】 [状態]:ダメージ(小)、疲労(大)、恐怖 [道具]:デジタルカメラ、ICレコーダー、メモ、筆記用具、スマートフォン、現金、一色洋子へのお土産(九条和雄の手紙付き)、その他雑貨、山折村周辺地図 [方針] 基本.山折村から脱出する。 1.消防車で医院に行き、一色洋子に会う。 2.それが終わったら山越えでも何でもして村から逃げる。 ※放送を聞き逃しました ※VH発生前に哀野雪菜と面識を得ました。 ※異能を無意識に発動しましたが、気づいていません 053.山折村血風録・序 投下順で読む 055.predator s pleasures 050.かつて未来だった僕たちから君たちへ 時系列順で読む 058.失楽園(ワニの場合) そして訪れる最悪 斉藤 拓臣 かつて人だった獣たちへ
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へんしんア・ラ・メイド 926 :名無したちの午後 :05/02/11 14 27 27 ID CeXwHjs4 へんしんア・ラ・メイドに手コキシーン2つ有り。 片方は無知ゆえに状況を逐一口に出すため、主人公が言葉責めされてる気分になっていた。 関連レス
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【参加方法】 医学教育充実化を求めるオンライン署名へ投票 オンライン署名のページへジャンプ 0. 「全国有志医学生の会」に参加 この運動のためにつくった参加・退会 完全自由の会です。 このサイト、またはメールで 事務局 柴田までご連絡ください。 ★ あなたの大学ではじめに参加された方 ★ → 「大学の支部長」になってください。 ※活動のとりまとめをお願いいたします。※あなたの大学のほかの登録者に連絡先を教えて良いかどうかを教えてください。 ★ 2番目以降に登録いただいた方 ★ → 許可頂いたあなたの大学の先発隊をお教えいたします。 ※支部長と連絡をとりあって活動よろしくお願いします。 目標は全国すべての大学で陳情書提出です。 賛同される方のご協力をよろしくお願いいたします。 この活動は、お一人から参加可能ですが、 なるべく多くの学生に参加して頂きたいと思います。 是非あなたの大学でも活動をいろいろな方にご紹介いだだき、 医学部の改善に向けた活動ができるようお願いいたします。 また、活動をもっとアピールするためのご意見をお寄せください。 また、手伝っていただける方は事務局柴田までご連絡ください。 陳情書のダウンロードはこちら ご意見・ご質問等ございましたらこちらまでお願いします。 群馬大学 5年 柴田綾子 sibata700@yahoo.co.jp(全角@から半角@に変えて送信お願いします)
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たくさんのご意見ありがとうございます。 ご指摘をふまえて要望書を若干修正しました。 前回よりも実現の可能性が高い提案になっていると思います。 【主な修正点】 1.侵襲の伴う医療行為の要望を割愛 問診・身体診察・カルテ記載の充実等、重要な点を強調 2.医学教育へのシミュレーション導入 OSCEの充実 3.多忙な医療現場への配慮 ①希望する学生だけを対象とする ②対象期間や科を絞る ③学生が偏らないよう時期をずらす 【要望書補足】 【現在の実習における問題点】 ●医学生に責任を与えてくださる教育熱心な診療科がある一方で、 指導してくださる現場の先生方が本当に忙しいため、 やむをえず見学が中心になっている科が多く存在します。 実習に出ていれば現場の先生方のご苦労の一端はわかりますので、 あまり多くを求めることはどうかという思いです。 今後は医学部の定員増によって、さらに先生方の教育への負担が 増えることが懸念されます。負担を軽減する方策が必要ではないでしょうか。 ●現在の卒前教育では、医学部6年生までは与えられる責任が非常に低く、 それに伴い学生の能力も十分ではありません。 にもかかわらず、初期研修医になると、能力に合わない責任を背負うことになります。 これは医師として甘受すべきことかも知れませんが、 救急疾患の見逃しや初期研修医の抑うつ状態が生じているとあっては別問題です。 現在の見学や講義が中心の臨床実習では、1年目に医師として働くにあたって 必要とされる能力が習得できないことが、抑うつの原因の一つといえます。 ●大学の実習でもOSCEがあるため基本的な手技を学ぶ機会はありますが、 お忙しい先生方が診療の合間を縫って行ってくださるOSCEでは、 質問するのもはばかられ、我流で練習することになりがちでした。 また他大学の友人と話すと、大学によるOSCEの違いに驚かされます。 外科手技か救急BLSの片方しか学ばなかったり、手洗いやナートに関する 実習が統一されていないことを知りました。 こうした不統一はAdvanced-OSCEでは一層顕著だとも感じます。 【問題点の打開に向けて】 見学主体の実習は慢性的な教育の人手不足が主因であることは理解しておりますが、 現状の打開に向けて、以下の点につきましてご検討いただきますようよろしくお願い致します。 1.○○大学版スチューデントドクターの導入 (1)5年次での参加型実習の徹底 医学生と医療チームの一員として扱って、病棟患者を数人受け待たせ、その患者の1st physicianとする。 毎日最低2回の回診とカルテ記載。指導医からきちんと指導を受ける機会を持つ。 毎日最低1回のチーム回診で、上級医にpresentationをする。 当直もカリキュラムに入れる、 これらのために、1診療科の実習期間を長くし、きちんとした評価システムを構築する 。 (2)4年次でPBL(problem based learning)をしっかり身につける 少人数グループによる症例研究、模擬患者を使った医療面接、実習・身体診察実習を取り入れる。 5年次で実習に出る前にしっかり身につけるため、学生の自主的な勉強会を推奨。 学生の取り組みをOSCE等で評価する。 ●臨床実地に近い教育によって、医学生としての自覚が出ますし、 厳しくも評価されることでmotivationが維持・向上すると思います。 【制度導入にあたっての現場への配慮】 学生の中には、実践的な実習を望まない者、必要な知識が無い者もいると思います。 また、学生全員を指導することは、多忙な現場の先生の負担をさらに増やすことにもなります。 それに対しては、以下のような方法が考えられます。 ①希望する学生だけを対象とする ②対象期間や科を決める、学生同士の時期をずらす 1.希望する学生のみが「スチューデントドクターという名札」のもと、チーム医療に参加する 2.一学生あたりの導入期間を決め、時期をずらすことで現場の負担を減らす 3.「○○科」で導入する。 <考えられる利点> ●大学病院では5、6年生が「準」研修医としての役割を担うため、 教官にとっても病棟や外来診療を手伝ってくれる者が増え、業務の軽減につながります。 いわゆる「屋根瓦方式」を構築し、6年生が5年生を教えるようになれば、 先生方に初歩的なことを質問するなどして病棟業務の支障となることが減ることでしょう。 そのための先行投資として一定の指導が必要になるのは避けられませんが、 長い目で見ていただきたいと思います。 ●臨床の基礎部分を卒前に習得しておくことで、初期研修時に より専門性の高い段階から研修内容を開始でき、「ジェネラリスト」の育成につながります。 ●学生は自分の大学を低く評価し、わずかな期間の実習で市中病院に進路を決めがちです。 充実した実習を5年生6年生で行なうことで、自分の大学の良さを認識し、 多くの学生が大学に残る可能性が高まると考えます。 2.医学教育にシミュレーションを取り入れる 先生方の多くが、学生の手技を教えるために割く時間がないという現実から、 シミュレーションの積極的な導入をお願いしたいと思います。 卒業の要件にOSCEとAdvanced-OSCEの合格を義務づける。 卒業までに、BLS、ACLS、ICLS、ALSO(Advanced LifeSupport in Obstetrics)の取得を求める。 OSCEの一部にICLS、ACLS、ALSOを組み込み、これらに関しては既存のトレーニングセンターに 講師やインストラクターの方々の協力をお願いする。 利点としては、 各地のトレーニングセンターやインストラクター医師だけでなく救急救命士や看護師の方々)と 医学生が交流を持つ機会が増えます。 ①他業種の方に対する知識が増え視野が広がります。 ②地域の人との交流により、地域に残る学生が増加するチャンスが広がります。 必要最低限のスキルを全学生が学ぶことで、卒前および卒後研修の内容を 一歩進んだ内容にすることができます。 《全国有志医学生の会》 ●●●●
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たくさんのご意見ありがとうございます。 ご指摘をふまえて要望書を若干修正しました。 前回よりも実現の可能性が高い提案になっていると思います。 【主な修正点】 1.侵襲の伴う医療行為の要望を割愛 問診・身体診察・カルテ記載の充実等、重要な点を強調 2.医学教育へのシミュレーション導入 OSCEの充実 3.多忙な医療現場への配慮 ①希望する学生だけを対象とする ②対象期間や科を絞る ③学生が偏らないよう時期をずらす 【要望書補足】 【現在の実習における問題点】 ●医学生に責任を与えてくださる教育熱心な診療科がある一方で、 指導してくださる現場の先生方が本当に忙しいため、 やむをえず見学が中心になっている科が多く存在します。 実習に出ていれば現場の先生方のご苦労の一端はわかりますので、 あまり多くを求めることはどうかという思いです。 今後は医学部の定員増によって、さらに先生方の教育への負担が 増えることが懸念されます。負担を軽減する方策が必要ではないでしょうか。 ●現在の卒前教育では、医学部6年生までは与えられる責任が非常に低く、 それに伴い学生の能力も十分ではありません。 にもかかわらず、初期研修医になると、能力に合わない責任を背負うことになります。 これは医師として甘受すべきことかも知れませんが、 救急疾患の見逃しや初期研修医の抑うつ状態が生じているとあっては別問題です。 現在の見学や講義が中心の臨床実習では、1年目に医師として働くにあたって 必要とされる能力が習得できないことが、抑うつの原因の一つといえます。 ●大学の実習でもOSCEがあるため基本的な手技を学ぶ機会はありますが、 お忙しい先生方が診療の合間を縫って行ってくださるOSCEでは、 質問するのもはばかられ、我流で練習することになりがちでした。 また他大学の友人と話すと、大学によるOSCEの違いに驚かされます。 外科手技か救急BLSの片方しか学ばなかったり、手洗いやナートに関する 実習が統一されていないことを知りました。 こうした不統一はAdvanced-OSCEでは一層顕著だとも感じます。 【問題点の打開に向けて】 見学主体の実習は慢性的な教育の人手不足が主因であることは理解しておりますが、 現状の打開に向けて、以下の点につきましてご検討いただきますようよろしくお願い致します。 1.○○大学版スチューデントドクターの導入 (1)5年次での参加型実習の徹底 医学生と医療チームの一員として扱って、病棟患者を数人受け待たせ、その患者の1st physicianとする。 毎日最低2回の回診とカルテ記載。指導医からきちんと指導を受ける機会を持つ。 毎日最低1回のチーム回診で、上級医にpresentationをする。 当直もカリキュラムに入れる、 これらのために、1診療科の実習期間を長くし、きちんとした評価システムを構築する 。 (2)4年次でPBL(problem based learning)をしっかり身につける 少人数グループによる症例研究、模擬患者を使った医療面接、実習・身体診察実習を取り入れる。 5年次で実習に出る前にしっかり身につけるため、学生の自主的な勉強会を推奨。 学生の取り組みをOSCE等で評価する。 ●臨床実地に近い教育によって、医学生としての自覚が出ますし、 厳しくも評価されることでmotivationが維持・向上すると思います。 【制度導入にあたっての現場への配慮】 学生の中には、実践的な実習を望まない者、必要な知識が無い者もいると思います。 また、学生全員を指導することは、多忙な現場の先生の負担をさらに増やすことにもなります。 それに対しては、以下のような方法が考えられます。 ①希望する学生だけを対象とする ②対象期間や科を決める、学生同士の時期をずらす 1.希望する学生のみが「スチューデントドクターという名札」のもと、チーム医療に参加する 2.一学生あたりの導入期間を決め、時期をずらすことで現場の負担を減らす 3.「○○科」で導入する。 <考えられる利点> ●大学病院では5、6年生が「準」研修医としての役割を担うため、 教官にとっても病棟や外来診療を手伝ってくれる者が増え、業務の軽減につながります。 いわゆる「屋根瓦方式」を構築し、6年生が5年生を教えるようになれば、 先生方に初歩的なことを質問するなどして病棟業務の支障となることが減ることでしょう。 そのための先行投資として一定の指導が必要になるのは避けられませんが、 長い目で見ていただきたいと思います。 ●臨床の基礎部分を卒前に習得しておくことで、初期研修時に より専門性の高い段階から研修内容を開始でき、「ジェネラリスト」の育成につながります。 ●学生は自分の大学を低く評価し、わずかな期間の実習で市中病院に進路を決めがちです。 充実した実習を5年生6年生で行なうことで、自分の大学の良さを認識し、 多くの学生が大学に残る可能性が高まると考えます。 2.医学教育にシミュレーションを取り入れる 先生方の多くが、学生の手技を教えるために割く時間がないという現実から、 シミュレーションの積極的な導入をお願いしたいと思います。 卒業の要件にOSCEとAdvanced-OSCEの合格を義務づける。 卒業までに、BLS、ACLS、ICLS、ALSO(Advanced LifeSupport in Obstetrics)の取得を求める。 OSCEの一部にICLS、ACLS、ALSOを組み込み、これらに関しては既存のトレーニングセンターに 講師やインストラクターの方々の協力をお願いする。 利点としては、 1.各地のトレーニングセンターやインストラクター(医師だけでなく 救急救命士や看護師の方々)と医学生が交流を持つ機会が増えます。 ①他業種の方に対する知識が増え視野が広がります。 ②地域の人との交流により、地域に残る学生が増加するチャンスが広がります。 2.必要最低限のスキルを全学生が学ぶことで、卒前および卒後研修の内容を 一歩進んだ内容にすることができます。 《全国有志医学生の会》 ●●●●
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各大学の教育の様子を調査しています。 4月になり新学期が始まりました。 みなさんの医学部での教育はどうでしょうか? 現在、各大学の授業・実習内容を調査する活動をしております。 可能ならば匿名でUPしていきたいと思っております。 報告書の見本(ある大学の実例です)ー>匿名報告書(改).doc よろしければ、下記の内容を箇条書きでもよいのでメールで教えていただけないでしょうか。 講義名と講義形式 パワーポイントとかOHPとか、それをフォローする配布資料は適切かどうか 板書の量は適切かなど 学生側の反応 出席の様子、私語など 単位の認定 試験、レポートなど評価方法について それと講義内容はあっているか その他 その他特筆事項があれば 全体の感想などあればうれしいです 詳細でなくても結構ですので、みなさんの大学の様子を教えてください。 報告書は、取りまとめ役の中西までお願いします(連絡先はDLファイルに書いてあります)。 医学部教育の向上のために是非あなたのお力をお貸しください! 医学部教育改善活動への参加方法 医学教育充実化を求めるオンライン署名 各大学での嘆願活動- http //www24.atwiki.jp/movefrom09/pages/26.html 要望書ダウンロード あなたの大学の実情に合わせてテンプレートを適宜修正のうえお使いください。