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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高44mm(ミニ四駆のみのデータ) ●価格2000円(税別) ●2013年04月発売 【本体内容】 タミヤ×電撃ホビーマガジン×グッドスマイルカンパニーの共同企画で誕生した『ねんどろいどぷち×ミニ四駆』のコラボモデル第2弾。 こちらもスーパーセイバースペシャルと銘打っているが、厳密にいうとスーパーセイバー オープントップのスペシャルモデル。 元のドライバー人形の代わりに、『Fate/stay night』のセイバーのねんどろいどぷちが乗っている。 名前ネタじゃないですかーやだー! そのため、ミクアスチュートと同じ(と、言うよりねんプチコラボミニ四駆共通の)電池ホルダー型フィギュアマウントが付属する。 因みにねんぷちは下半身も付属するので、単品で飾る事も出来る。 その他、元のスーパーセイバーオープントップとは(フィギュアマウントの関係もあるが)仕様が結構異なる。 シャーシはS2になっており本体はホワイト、ギヤケースはゴールドでどちらもABS製。 モーター付き。 ホイールはビートマグナム型のシルバー、タイヤはブルーのスリックタイヤ。 ボディはブルー、ウイングはスーパーセイバーJr.の物に戻っている。 ステッカーは(Fate/stay nightの)セイバー仕様の専用のもの。 スーパーセイバーオープントップ以降、金型が一部改修(フロント取り付けのフックとアッパーアーム、リアの取り付け部の短縮)され車高が低くなっている。 D1のウイングに取り付け部にD2を使用するように指定されている。(ノーマル仕様のD3は不要部品) 【漫画、アニメでの活躍】 『Fate/stay night』のヒロインの1人、主人公の衛宮士郎と契約した英霊で・・・・・・ ・・・なに、そっちの話じゃない? 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.goodsmile.info/product/ja/3674/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%A9%E3%81%B7%E3%81%A1+%E3%83%9F%E3%83%8B%E5%9B%9B%E9%A7%86+%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC+drives+%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC+%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB.html ※グッドスマイルカンパニー公式 【備考】 多くの人が思いつく組み合わせを公式でやってしまったタミヤ、流石です。 ・・・いやグッスマか電撃の中の人では・・・・・・? とはいえオープントップシリーズは1年以上前に登場しているので狙ってやった訳では無いのだろう、多分。 公式の写真のボディは塗装がされていない(これはレーシングミクも同じ)。是非サスペンション周りの塗装をお勧めしたい。 レーシングミクほどではないが、こちらも正式名称がやたら長い。
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【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高49mm ●Item No:18089 ●本体価格1,100円 ●2018年3月10日(土)発売 【本体内容】 ミニ四駆に豚フィギュア乗せてみましたバージョン。 シャーシはホワイトのS2。ギヤケースなどのAランナーは蛍光ピンク。 ギヤ比は5:1。 蛍光ピンクの大径ナローライトウェイトホイールに、ブルーのバレルタイヤを装備。 ボディはくまモンに続いてアスチュート オープントップの転用で、豚に合わせてピンク。 組み立て・塗装済みの豚フィギュアが付属する。 【漫画、アニメでの活躍】 レッツ&ゴー 翼 ネクストレーサーズ伝に登場。 主人公たちチームペガサスの対戦相手、チームスーパーアニマルズの一台で、豚鼻の小柄な少年が使う。 【VIP内での評価】 レーシングカーに豚てwww 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/products/18089/index.html 【備考】
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参加メンバー こむお(記) 場所 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 コース クラシックサーキット2018 結果 名前 結果 マシン こむお オープン 二次予選進出 キュベレイ こむおの感想 スタッフ、レーサーの皆様お疲れ様でした。 オープンだけの土曜日レース。 何かまったりした空気が流れて良いですね。 時間もコンパクトで待ち時間も少なく快適でした。 ■1次予選 回るMDP、超速、23.0mm、1.35V。 芝をほぼ飛び越える走りを狙います。 イメージどおりの切れのある走りで1位フィニッシュ。 タイムは25.0s。 やった! 苦しんだけど、ようやく切れのある走り戻ったで! 芝も飛び越えぎみで、これまたばっちり。 ■2次予選 電圧をやや上げて1.36Vに。 完全に芝を飛び越えた方がCOリスクが下がると考えて、電圧を上げました。 が、速度があがった結果、走行ラインのコントロールに乱れがでてしまい、DBで残念ながら斜めに飛んでしまい、乗り上げてCO。 やっぱり難しいなミニ四駆。 ■まとめ 切れのある走りも戻ったし、芝を飛び越える走りもできた。 ただ、走行ラインのコントロールが甘かったです。 ここを改善できれば、、ワンチャンあるで! ということで、大阪まで夜行バスで乗り込みます。 昨年は、大阪での失意の敗戦後、帰りの夜行バスで、ディズニーに行くいちゃらぶカップルに遭遇。 虚無感に悶絶しました。 今年も同じ経験することが懸念されますが、行かずに後悔するより、行って後悔! いや、優勝して夜行バスキャンセルして、新幹線で帰ってやろうと思ってます! タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mm プラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク オレンジ 95385 タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.433 GP.433 マッハダッシュモーター PRO 15433 タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG 軽量 19mmオールアルミベアリングローラー レッド 95404 プロクソンPROXXON ハンディマルチルーター No.28473
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【基本データ】 ●全長127mm ●全幅81mm ●全高?mm 組立版 ●Item No:? ●本体価格1,000円 完成車 ●Item No:94580 ●本体価格1,200円 【本体内容】 ホットショットJr.の干支ミニ四駆仕様。の一つ。 シャーシはブラックのTYPE-1。 ギヤは11.2:1と6.4:1をセット。 モーター付き。 ホイールはイエロー。タイヤは、組立版はブラックのスリックタイヤ、完成車はブラックのスパイクタイヤ。 ボディの成形色はライトグリーン。 ドライバーの人形はノーマルと塗装済みイノシシの2種類になっている。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.tamiya.com/japan/download/pdf/junior/news/pdf/000113.pdf 【備考】 十二支なのに、ホットショットは「申年」「亥年」の合計2種類ある。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高44mm(ミニ四駆のみのデータ) ●本体価格2,000円 ●2013年2月発売 【本体内容】 タミヤ×電撃ホビーマガジン×グッドスマイルカンパニーの共同企画で誕生した『ねんどろいどぷち×ミニ四駆』のコラボモデル第一弾。 アスチュートスペシャルと銘打っているが、厳密にいうとアスチュート オープントップのスペシャルモデル。 元のドライバー人形の代わりに、レーシングミクver.2012のねんどろいどぷちが乗っている。 ただ単にオープントップの色を変えただけではなく、ねんぷちを装着する為、バッテリーホルダーを専用の新規設計品にするなどこだわりもみられる。両面テープで貼り付けるだけのオープントップとは大違いだ 何気にこのバッテリーホルダー、ノーマルS2用ホルダーが外れやすいと評判なのに対し、非常に信頼性が高いと評価されている。 因みにねんぷちは下半身も付属するので、単品で飾る事も出来る。 その他アスチュートオープントップのボディとは成型色が異なり、ステッカーも専用のデザインとなる。 S2シャーシ本体はライトグリーン、ギヤケースはピンクでどちらもABS製。 ギヤ比は3.5:1。モーター付き。 ホイールはフルカウル標準型のライトブルー、タイヤはVマグナムプレミアム等と同じパターン入り。 ステッカーはレーシングミクver.2012仕様の専用のもの。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //www.goodsmile.info/product/ja/3656/%E3%81%AD%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%84%E3%81%A9%E3%81%B7%E3%81%A1+%E3%83%9F%E3%83%8B%E5%9B%9B%E9%A7%86+%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%82%AF+2012ver+drives+%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88+%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB.html ※グッドスマイルカンパニー公式 【備考】 初音ミクとのコラボモデルは今回で2度目となる。(初代はトルクルーザー。) また、初めてミニ四駆に『他社ブランド製品との組み合わせを目的としたパーツ』が付属するマシンと思われる。 正式名称が長い、長過ぎる。 グッドスマイルカンパニーの公式ブログでも「名前がタイトルに入り切らない」と言われる程である。 恐らく全ミニ四駆中最長の名前ではないだろうか。 予約開始後、数日間某通販のホビー部門ベストセラートップをキープし続けた。 その結果なのかはわからないが、発売が2週間ほど延期になった。 まぁグッスマに延期はつきもnうわなにをするやめ(ry
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参加メンバー こむお TOMMY(記) 場所 品川シーサイドフォレスト ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 チャンピオンズクラス 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 オープンクラス、ジュニアクラス、ファミリークラス、チャンピオンズクラスの開催。 コース 2017ビギニングサーキット(写真撮り忘れ) 一番のCOポイントは、ストレートの真ん中に設置されたDB。 バウンシングストレートでやられるマシンもちらほら。 結果 名前 結果 写真 こむお チャンピオンズ 準々決勝敗退 TOMMY オープン一次予選敗退 TOMMYの感想 レーサーの皆さん、タミヤスタッフの皆さん、お疲れ様でした。 昨年9月のジャパンカップ以来、約4か月ぶりのミニ四駆です。 マシンメンテしたのも久しぶりで、寝不足のまま品川大会へやってきました。 こむおは2週連続になるから、 朝は家族との時間を過ごしてから来ると連絡あり。 いいな、チャンピオンズは。(ウラヤマシイ) 岡山、掛川と経て、速度域が上がってきているNewYear大会。 まずは1次予選突破したいところでした。 が、残念ながら、 3週目DB後のコーナーでコースアウト。 動画を見てみたら、 着地がきれいにできていなかったようで、少しアウトリフトした状態で コーナーに突入していたみたいです。 新年1発目のレース、しょっぱい結果でした。 3月の品川、当たってほしいなー。 こむおの感想 上でTOMMYが書いてるように、午前中は子供たちと「中当て」。 子供の笑顔を見てると、本当に和む。 そんなほんわかした空間に別れを告げ、品川という戦場へ。 ■1次 掛川に比べ、バウンシングでの減速がきたいできるため、DBは入れやすくなると判断し、ブレーキを上げる。 ブレーキを上げることにより、スロープ、そしてバーニングのタイムロスを減らし、掛川よりタイムアップを期待。 そのほかの設定は同じ。 タイヤ径25.8mm、HDP、超速。 で、走らせたところ、スロープギャップにやられ、掛川に続きフライングボディプレス。 DBばかり気にして、スロープノーチェックでした。 ダメですね。 ■2次 走行ラインを修正して24.2s。 よし。 今日もチャンスある。 神様、僕にチャンピオンズ延伸切符をくださいっ!! ■準々決勝 変に考えすぎて、同じ走りをするつもりが、電池、モーターを失敗して鈍行。 鈍行になったら走行ラインも変わってしまってDBで離陸。 もう、だめすぎっ!! いやだっ!! 受けれいたくないっ!! ■翌日 仙台の交通費を調べる。 往復で15k。 うーん、ROI(投資対効果)考えたらやっぱりいかれへん。 もっと楽しい金の使い方あるように思えてならない。 15kで絶対勝てるなら喜んでいくんだけどねっ!! ということで、次回公式は3月東京! 頑張るでっ!!
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トラッキンミニ四駆シリーズ 実車トラックっぽいデザインが特徴のシリーズ このシリーズ用に開発されたトラッキンシャーシはTYPE-3の改良版。 ワイルドミニ四駆のボディキャッチと共通なので、ワイルドのボディが乗せられる、リアステーが付いてる等の特徴を持っていたが、わずか2車種で打ち切りとなる。 なお2010年台以降の再復刻版はARシャーシでの展開となった。 2車種とも元にネタは元祖ミニ四駆のシボレーとフォードのピックアップ車両。 (ITEMNo.17501)サニーシャトル シャーシ トラッキンシャーシ トラッキンシリーズ第一弾。ホイールは新デザインだったが、再販時にはGUPのメッキホイールのものが使われていた。 (ITEMNo.17502)ジョリージョーカー シャーシ トラッキンシャーシ トラッキンシリーズ第二弾にして最後。 (ITEMNo.95297)サニーシャトル プレミアム シャーシ ARシャーシ (ITEMNo.95298)ジョリージョーカー プレミアム シャーシ ARシャーシ
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( A`)スレまとめ 3 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 36 34.83 ID zJ2zp49gO ( A`)「…で、セッティングどうするんだよ?」 从 ゚∀从「かっ飛び仕様に決まってんだろ」 (; A`)「いや、今のままだと文字通りコース外にかっ飛んで完走できないから」 俺は荒巻模型店で幼なじみのハインと偶然の再開を果たし、共にマシンを組み立て、走らせていた。 从 ゚∀从「俺には俺のポリシーがあんだよ」 ハインは子供時代と同じくウルトラダッシュモーターで、ローラーはフロントに大径アルミベアリングのみという無茶なセッティングだった。 ( A`)「…じゃあ俺の勝ちだな」 少し挑発してみる。 从#゚∀从「…なんだと?」 5 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 37 24.82 ID zJ2zp49gO ( A`)「だってそうだろ?完走すらできないんじゃ。完走できる俺の勝ちだ」 从#゚∀从「うるせえ!コースアウトを恐れてチンたら走らせてる意気地なしなんかに負けちゃいねえ!」 ( A`)「負け犬の遠吠えだな。それに…」 もう一丁挑発してやろう。負けず嫌いのハインのことだ、必ず乗ってくるはずだ。 ( A`)「たとえお前のマシンがコースアウトしなくても、今の俺のマシンに勝てるかわからないぜ?」 从#゚∀从「なんだと?そんなにいうなら走らせてみろよ!」 ( A`)「わかった、見てろよ」 そう言いながらと俺は愛車を取り出す。 7 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 38 58.32 ID zJ2zp49gO 今日組んだ旧エンペラーではなく、いつものエンペラーPROだ。 从 ゚∀从「へっ、それがお前の今のマシンか」 ( A`)「そうだ、見てろよ」 マシンのスイッチを入れ、コースに放つ。 从;゚∀从「は、速いじゃねーか!」 俺のマシンはまだまだショボンやモナーさんのマシンにはかなわない。しかし、復帰直後のハインの目には十分に速く映っているはずだ。 ( A`)「よし、こんなもんか」 マシンを受け止めスイッチを切る。 ( A`)「どうだ、ハイン?俺はこの速さでもコースアウトしないぜ?」 从;゚∀从「く、クソ!」 8 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 39 42.86 ID zJ2zp49gO (ひそひそ) ( ^ω^)(おっお、なんだかドクオのキャラがいつもと違うお) ξ゚⊿゚)ξ(本当よね、初心者相手に調子にのっちゃって) 川 ゚ -゚)(ハインにいいかっこをしたいんだろうな。浅はかな男だ) (; A`)(勝手なこと言いやがって…) 俺の目的は他のところにあった。負けず嫌いのハインのことだ、これだけ挑発してやれば… 从#゚∀从「そこまでいうならお前より速くてコースアウトしないマシン組んでやるよ!」 よし、計算通りだ。これでハインも本格的にミニ四駆に復帰するだろう。 从#゚∀从「おい!そこのしょぼくれ!」 9 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 41 19.18 ID zJ2zp49gO (;´・ω・`)「え、ぼ、僕?」 从#゚∀从「そうだ、お前だ!俺に速いマシンの作り方を教えてくれ!」 (;´・ω・`)「ド、ドクオ君に教えてもらいなよ」 从#゚∀从「いや、それは俺のプライドが許さねえ!」 ( A`)「それに俺のマシンはMSシャーシだから、TZシャーシのことはよくわからないよ」 そうなのだ、正直旧シャーシのセッティングはほとんど知らない。悪いがショボンに教えてもらおう。 (;´・ω・`)「わ、わかったよ、しかたないなあ」 从 ゚∀从「おう、わりぃな」 ( A`)「ありがとう、ショボン」 10 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 42 25.54 ID zJ2zp49gO 戸惑いながらもショボンが引き受けてくれた。 (´・ω・`)「じゃあ、せっかくだからまず旧シャーシの特徴をざっと説明するね」 (´・ω・`)「まずはタイプ1シャーシ。タイプ1シャーシは名前通り最初のミニ四駆のシャーシだね。 タイプ1シャーシは外を走らせることを想定されて作られたから、底面には砂が入らないように穴がないし、初期のものはフロントバンパーのローラー取り付け穴もないんだ。 リヤバンパーもボディキャッチと一体型の強度の弱いものしかない。最近のシャーシと渡り合うには井桁改造が必須かもしれないね」 ( A`)「なおさんのマシンがそうだね」 11 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 45 01.10 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「次に出たタイプ2シャーシはコースでの走行を想定して作られた。 軽量化された上、ベアリングも使えるようになったんだ。 僕たちの世代は知らないけど、当時の人たちにとって衝撃的だったらしいよ。 バンパーの補強は必須だけど、古いシャーシの割には速くしやすい。 超速ギヤを構造的には仕込めるけど、レギュでは微妙な感じだね」 ( A`)「でもそんな古いシャーシ今頃手に入るの?」 (´・ω・`)「グラスホッパーⅡJr.が比較的手に入れやすいかな」 (´・ω・`)「タイプ3シャーシはタイプ1シャーシをレーシング仕様に改良したものだね。 軽量化やターミナルの大型化、ベアリングの使用可能とか。使えるギヤはタイプ1と一緒だね」 从 ゚∀从「さっきドクオが組んだやつだな」 12 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 45 58.98 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「タイプ4はタイプ2のマイナーチェンジ。販売台数も少ないし、最も影の薄いシャーシと言えるかな」 (´・ω・`)「タイプゼロシャーシから一気に高速化した感じがするね。 軽量化されて全シャーシ中最軽量を誇る反面、そのせいでかなりの脆さだから補強は必須。 でもシャーシの性能自体はかなりいいから、今でも第一線で活躍できるよ。 公式に超速ギヤをつけられるようになったのもこのシャーシからだね」 14 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 49 48.98 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「タイプ5シャーシはフラットな底面が一番の特徴かな。一見重そうに見えるけど、シャーシの板自体を薄くすることで軽さと強度を両立しているよ。 でもタイプ5のシャーシはまず深緑色のものしか手に入らなくて、しかもこの素材が柔らかくてあんまりよくないんだ」 (´・ω・`)「スーパー1シャーシはよく知ってるよね?フルカウルブームの全盛期に使われたシャーシだからね。 基本的にはゼロシャーシとほとんど変わらないかな。フロントのスラスト角がゼロシャーシよりきつくなってるよ。今でも使われる優秀なシャーシだね」 从 ゚∀从「このシャーシのフロントバンパー本当に脆いよな。ちょっとぶつけただけですぐに折れる」 ( ^ω^)「あるあるwww」 16 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 50 31.48 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「TZシャーシは強度が上がってなかなか使いやすいシャーシかな」 从 ゚∀从「お、俺のサイクロンマグナムのシャーシだな!」 (´・ω・`)「ギヤボックスの精度が悪いだとか、プロペラシャフトの受け部分が良くないとか色々聞くけど、一見無加工で速くしてる人もいるから良くわからないね」 从#゚∀从「てめー、そこ一番大事なところじゃねーか!」 (;´・ω・`)「お、怒らないでよ。TZシャーシに関しては後でまた教えるからこれくらいで」 18 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 52 57.44 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「TZーXっていうマイナーチェンジ版のシャーシも出てて、こっちはXシャーシ用のFRPプレートをフロント、リヤ共につけられるようにネジ穴が増やしてある。だけど駆動効率はTZシャーシより悪いって言われてるよ」 (´・ω・`)「Xシャーシ。これは旧シャーシ中、VSシャーシと並んで速くしやすいシャーシだね。 ギヤ周りの抵抗も少ないし、何より剛性が高い。旧シャーシ中トップじゃないかな? ネックはトレッドの広さかな?他のシャーシが60ミリのシャフトなのに対し、72ミリのシャフトなんだ。コーナーの抵抗が大きくなるし、ホイールにシャフトを貫通させる改造をするにはステアリングユニット付属のシャフトが必要になる」 20 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 54 18.78 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「VSシャーシはかなり速くしやすいシャーシだよ。 抵抗は少ないし、軽量。トレッドが狭くて小回りが利く。 フロントバンパーの強度が少し弱いかな」 (´・ω・`)「そうそう、FMシャーシとSFMシャーシを忘れちゃいけないね。 この2つはフロントにモーターがあることで有名だね。 FMはタイプ2を、SFMはタイプ5をベースにしたようなシャーシだよ」 21 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 56 43.41 ID zJ2zp49gO ( A`)「ああ、あったね。ブロッケンは衝撃的だった」 (´・ω・`)「SFMシャーシの方が新しいシャーシなんだけど、FMシャーシの方が抵抗が少なくて速くしやすいっていう人が多い。 ただ、FMシャーシは超速ギヤをつけられるかレギュが怪しいからとんとんかな。 いずれにしろ、どっちも速くするのが難しいシャーシだよ」 (´・ω・`)「…とまあ、こんなところかな」 从#゚∀从「話なげーよ!で、俺のサイクロンマグナムはどうしたら速くなるんだ?」 せっかくショボンが丁寧に説明してくれたのにキレるハイン。悪いな、ショボン。 22 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 18 57 36.83 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「うん、とりあえずモーターから決めようか」 从 ゚∀从「モーター?俺はモーターはウルトラダッシュって決めてんだよ!」 (´・ω・`)「ウルトラダッシュ程の高回転モーターだと、完走させるのはなかなか難しいよ。 スプリントダッシュかパワーダッシュに換えたらどうかな?この2つなら田宮の大会のレギュ通るし」 从 ゚∀从「……そうだな、完走できなきゃ意味ねーんだったな。不本意だが換えるとするか。 ところで俺はそのモーター両方とも聞いたことねーんだけど、どんなモーターなんだ?」 26 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 00 24.66 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「スプリントダッシュの方が回転数が高くて、パワーダッシュの方がトルクが高いんだよ」 从 ゚∀从「よし、じゃあ俺スプリントダッシュな!」 (´・ω・`)「うん、トルクの差はほとんどないし、サイクロンマグナムは小径だからね。いいと思うよ」 从 ゚∀从「で、あとはどうするんだ?」 (´・ω・`)「正直スプリントダッシュに超速ギヤ、小径タイヤなら手軽にそれなりの速さに出来るんだ」 从 ゚∀从「おう、そうなのか」 (´・ω・`)「あとはどうやってコースアウトさせないセッティングをするかだね」 (´・ω・`)「旧シャーシを組むときにしばしばネックになるのが強度なんだ」 27 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 01 14.61 ID zJ2zp49gO 从 ゚∀从「そういやさっきから強度だの剛性だの何度も言ってるけど、そんなに大事なのか?」 (´・ω・`)「もちろん。ダッシュ系のモーターを使うときは特にね」 从 ゚∀从「なんでなんだ?」 (´・ω・`)「マシンが速くなるともちろんシャーシにかかる不可も大きくなる。走行中にシャーシが歪んだら、不安定になるのは当然だろう? わかりやすい例をあげてみよう。フロントバンパーがコーナーを曲がるときに衝撃で上向きになったら、コースアウトしちゃうよね?」 从 ゚∀从「なるほど」 28 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 03 50.44 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「TZシャーシはリヤバンパーの強化に頭を使わなきゃね」 从 ゚∀从「どうしてだよ?」 (´・ω・`)「X、VS、TZーXシャーシはリヤバンパーを2点止め出来るし、それに合ったリヤ用のFRPプレートもあるから、簡単にそれなりの強度に出来るんだ。 対して、それ以外のシャーシは主にネジ1本で止める貧弱な固定方法のリヤステーしかないだろ?」 从 ゚∀从「なるほど…どうしたらいいんだ?」 (´・ω・`)「本当は僕みたいに井桁改造にしちゃえばいいんだけどね」 ショボンが自分のマシンをハインに見せる。 29 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 07 33.72 ID zJ2zp49gO 从;゚∀从「うわ、なんじゃこりゃ!?俺にはできねーよ!」 ショボンが見せたマシンはFRPプレートでフロント、リヤバンパーを作り出した井桁マシンだった。 (´・ω・`)「うん、最初はバンパー車から始めた方がいい。井桁だから速いってわけじゃないしね。 速さに耐えられるように井桁にするんだ。だからその速度域に達するまでは必要ない」 (;^ω^)「ショボンなにげに自分のマシン自慢してるお」 ( A`)「まあ、実際速いしな」 从 ゚∀从「で、その井桁以外の方法があるんだろ?教えてくれよ」 (´・ω・`)「うん、じゃあまずはお勧めのリヤステーから」 31 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 11 02.49 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「一点止めのリヤステーで固いのは、限定品の赤ステーかな。 限定品だからちょっと入手しづらいけど、FRPプレートとロングビスもついてるから、それだけで基本的なセッティングが出来るよ」 从 ゚∀从「なるほど、赤ステーな」 (´・ω・`)「次にお勧めなのはリヤスライドダンパーブレーキ」 (; A`)「え?スライドダンパーってあんまり意味ないんじゃないの?」 (´・ω・`)「うん、だからスライドダンパーとしては使わないんだ。 スライドするアルミパーツの代わりに、棒状のFRPプレートを入れてネジで固定する。 シャーシへの取り付け部分は元々頑丈だから、なかなか優秀なリヤステーになるよ」 从 ゚∀从「へえ~、考えたもんだな」 (´・ω・`)「だけど、やっぱり一点で止めるだけだと強度不足だし、がたつきも出る。 そこで、シャーシのボディキャッチをつけるところと、ステーに穴を2つ開けてネジとナットで三点止めにするんだ」 从 ゚∀从「なるほど」 (´・ω・`)「ただ、この方法だとリヤのスラスト角が下向きになっちゃうんだ。 フロントと違ってリヤはダウンスラストにする必要はないから、シャーシとステーの間にゴールドターミナルのスポンジかなにかを挟んでからネジ止めするといい」 32 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 13 36.10 ID zJ2zp49gO (´・ω・`)「ネジ止めじゃなくて瞬間接着剤で接着するだけでもいいけど、取り外しがきかなくなるからそのへんはお好みで」 从 ゚∀从「じゃあ俺はネジ止めにするぜ。…ステー売ってんのかな?」 ξ゚⊿゚)ξ「スライドダンパーブレーキも赤ステーも両方あるわよ。赤ステーは最後の一個ね」 从 ゚∀从「じゃあせっかくだから赤ステーにするぜ。…フロントのセッティングはどうなんだ?」 (´・ω・`)「TZのフロントは結構強度が高いから、FRPを普通につけるだけでもそれなりになるよ。 でもコーナーの衝撃でアッパースラストにならないとも限らないから、バンパーの根元から強化したいところだね」 从 ゚∀从「どうすりゃいいんだ?」 (´・ω・`)「簡単な方法だと、弓型のFRPを逆向きに下から取り付けることかな。あ、あとリングバンパーもいいかな」 从 ゚∀从「リングバンパー?」 (´・ω・`)「フロントからサイドガードにつなぐ様にFRPを渡す改造だよ」 从 ゚∀从「おう、それなら見たことあるぜ!」 (´・ω・`)「これは少し重くなっちゃうけど、捻れにも強くなるよ」 从 ゚∀从「捻れ?」 (´・ω・`)「走行中にシャーシが捻れてしまうと、安定性を失うのはもちろん、減速もしちゃうんだ」 34 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 17 04.54 ID zJ2zp49gO 从 ゚∀从「安定性が落ちるのはわかるけどよ、スピードも落ちるのか?」 (´・ω・`)「うん。モーターの回転中にマシンを捻ってもらうとよくわかるけど、プロペラシャフトの噛み合わせがおかしくなって、減速しちゃうんだ」 从 ゚∀从「なるほどな。よし、リングバンパーにするぜ」 そのあとは俺がかつて教わったようなタイヤやベアリング、ローラーセッティング等の基礎を教わっていた。 从 ゚∀从「できたぜ!」 ハインのマシンのセッティングは、リヤは低摩擦プラローラーを二段に、フロントは本人のこだわりで大径アルミベアリングローラーとショートスタビが使われた。 ホイールはハードタイヤ付きのカーボン小径だった。 从 ゚∀从「よっしゃ、走らせるぜ!」 (´・ω・`)「待って、慣らしをしなくちゃ」 从 ゚∀从「おう、そうだったな」 マシンを固定してギヤの慣らしをする一方、ショボンのワークマシンを借りてモーターの慣らしもする。 (´・ω・`)「そんなに悪い音じゃないね。当たりのシャーシみたいだ」 慣らしが終わり、グリスアップをする。 从 ゚∀从「よっしゃ、今度こそ走らせるぜ!」 マシンのスイッチを入れ、コースに放つ。 35 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 20 44.77 ID zJ2zp49gO 从 ゚∀从「いっけー!」 飛び出したマシンはなかなかの速さでコースアウトすることもなく走っている。しかし… 从#゚∀从「なーんか物足りねーな!」 ハインはマシンを止めると、 从 ゚∀从「やっぱこいつだぜ!」 モーターをウルトラダッシュに交換した。 (; A`)「お、おい、それじゃまたコースアウトするぞ?」 从 ゚∀从「うっせーな!黙って見てろ」 モーターを交換し、再びマシンを走らせる。 从 ゚∀从「いっけー!」 36 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 21 31.78 ID zJ2zp49gO マシンは高速でコーナーに差し掛かる。無事に曲がりきり、ぐらつきながらも続いてレーンチェンジをクリアする。 从 ゚∀从「へっへ、大丈夫じゃねーか」 (; A`)「な、なんで?」 (´・ω・`)「フロントの大径アルミベアリングで減速してるおかげかもね。小径タイヤで重心も低いし。ジュニアサーキットくらいなら攻略できるみたいだね」 (; A`)「へ、へえ」 从 ゚∀从「見ろ、ドクオ、大丈夫じゃねーか!よし、勝負するぞ!」 (; A`)「いや、トルクチューンとウルトラダッシュってモーターの差がありすぎたろ」 从#゚∀从「うっせーな!つべこべ言わずに勝負しろ!」 37 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 23 39.95 ID zJ2zp49gO そのあと俺たちは何回か走らせた。スピードでは俺のマシンが負けるが、ハインのマシンはやはり不安定な為、2回に1回はコースアウトした。よって戦績はだいたい五分五分だった。 从 ゚∀从「おっしゃ、今日はこのへんにしとくか」 ( A`)「そうだな…そろそろ帰るか」 気がつくとすっかり夕方になっていた。 川 ゚ -゚)「ハイン、私は一足先に帰らせてもらうぞ。ソニックを早く塗装したいのでな」 从 ゚∀从「おう、クー、まだいたのか」 川 ゚ -゚)「失礼な奴だな。色々と世話になったな、特にショボン。それではまた」 (´・ω・`)「うん、気をつけて」 从 ゚∀从「おっしゃ、後かたづけしたら俺も帰るか」 38 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 24 22.36 ID zJ2zp49gO ( A`)「ブーンとショボンは?」 ( ^ω^)「ブーンはもう少しお店に残るお!」 (´・ω・`)「僕はビロードくんとワカッテマスくんを家まで送るよ。最近物騒だからね」 ( ><)「ありがとうなんです!」 ( ● ● )「ありがとうございます」 从 ゚∀从「おう、ボウズ、本譲ってくれてありがとな」 ( ● ● )「どういたしまして」 クーさんが帰り、ショボンも子供たちを家まで送りにいった。 ( A`)「…よし、片付けおわった」 从 ゚∀从「俺も終わったぜ。帰るか」 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/28(日) 19 33 30.08 ID zJ2zp49gO ( A`)「じゃあブーン、ツンさん、またね」 ( ^ω^)「おっお、バイバイだお」 ξ゚⊿゚)ξ「また来なさいよ」 2人に別れを告げ外に出る。 从 ゚∀从「ドクオ、お前んちどっちだ?」 ( A`)「…こっち」 从 ゚∀从「じゃあ同じ方向だな。一緒に帰ろうぜ」 ( A`)「ああ」 街を夕日が照らしている。ハインが引っ越した、あの日のように。 从 ゚∀从「……」 ( A`)「……」 2人とも無言で歩き続ける。 从 ゚∀从「…しかしよ、ドクオが同じ町に住んでたとはな」 先にハインが口を開いた。 42 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 34 23.59 ID zJ2zp49gO ( A`)「ああ、驚いたよ」 从 ゚∀从「お前今なにやってんだ?」 ( A`)「大学生。VIP大学に通ってるんだ」 从 ゚∀从「ああ、クーと同じ大学か」 ( A`)「ハインは?」 从 ゚∀从「俺か?俺はまあ、フリーターって奴だ。クーは高校の同級生でな」 ( A`)「そうなんだ」 从 ゚∀从「……」 ( A`)「……」 再び無言になる。そして十字路に差し掛かった。 ( A`)「…あ、俺はこっちなんだ」 从 ゚∀从「俺はこっちだ。ここでお別れだな」 ( A`)「ああ。…な、なぁ、ハイン」 从 ゚∀从「なんだ?」 ( A`)「お、俺さ、結構しょっちゅう荒巻模型店いるからさ…」 44 : ◆ItodYKFaCM :2008/09/28(日) 19 40 34.87 ID zJ2zp49gO 从 ゚∀从「おう、俺もこれから通うことにするぜ!今度は全勝してやるよ」 ( A`)「言ってろ。返り討ちにしてやるよ」 从 ゚∀从「……」 ( A`)「……」 从 ゚∀从( ∀`)「「ハッハッハ!」」 顔を見合わせて笑い合う。 从 ゚∀从「おう、じゃあまた明日な!ドクオ」 ( A`)「またな!ハイン」 ハインは夕日の中を帰っていった。 ( A`)(また明日、か) あのときは実現することがなかった“また明日”。これからは荒巻模型店でハインに会えるのだ。 ( A`)「…よし」 ( A`)「俺も帰るか」 ハインの背中を見送り、少し涼しくなってきた風を感じながら家路についた。
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参加メンバー こむお(記) 場所 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン ルール オープンクラス 一次予選- 二次予選- 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 チャンピオンズクラス 準々決勝- 準決勝- 優勝決定戦 オープンクラス、ジュニアクラス、ファミリークラス、チャンピオンズクラスの開催。 コース 2018ビギニングハンターサーキット ↑掛川の写真です。写真撮り忘れました。ゴメンナサイ。 結果 名前 結果 マシン こむお オープン 準々決勝進出 ナイチンゲール こむおの感想 スタッフ、レーサーの皆様お疲れ様でした。 極寒の品川に行って参りました! なんと2戦目にしてオープンの緊張感に慣れてしまいました。(全然トイレに行かず!!) 人間ってすごいです。 さて早速レースです。 ■1次予選 今回も一次予選からアルカリです。 しかもこの前の掛川で6周走りきった電池。ecoですね! マシン設定は、22.8㎜、回らないMDP(33500程度)、ハイスピ。 まずは様子見セッティングです。 午前の最後の辺りに並んだんですが、なんと、真後ろから2016脱落組みチャンピオンズ(同窓生)に被せられました!! おおふっ何のプレイですか(´・ω・`) 被せられて負けるのは大嫌いなので、負けたくないー! でもマイマシンの設定は、完走様子見のチキンセッティング。 うーん困った。 でもレースなので、何が起こるかわからない。 神様お願い!と祈りながらレーススタート。 3周目くらいからじりじり離されていくナイチンゲール。 ぬおー厳しい! おおよそストレート1.5枚ほど離されてファイナルラップへ。 そして最後のDB! 相手方がCO! ナイチンゲール1位浮上! そしてゴール! あぶない!薄氷の一次突破! タイムは31.8s。 ■2次予選 モーターを35000に上げる。 電池も新品のアルカリに交換。 今度は30.8sで勝ち上がり。 いい感じだ。 ■準々決勝 なんかピットで隣だったボブさんが29.5s、でんでんさんが30.0sとかでプレッシャーをかけてくるので、何をとち狂ったか、本気のMDP(2017ワーチャレ級)を積んでレースへ。 2周目ノリノリでDBから離陸していきました。 ■まとめ 敗因は、モーターの刻みが大きすぎたのと、自分の我慢弱さ。 仙台頑張ろっと! タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mm プラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク オレンジ 95385 タミヤ グレードアップ No.251 GP.251 19mmプラリング付アルミベアリングローラー 15251 プロクソンPROXXON ハンディマルチルーター No.28473 MSマウント
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( A`)スレまとめ 3 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 37 32.88 ID eviojbhtO ( A`)「大会って…荒巻模型で主催するの?」 荒巻模型でミニ四駆大会を開く、ブーンの突然の提案に俺は驚かされた。 ( ^ω^)「おっお、そうだお。店長やツンとも話し合ったんだお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、大会を開くことでミニ四駆を買う人が増えるならいいかなって」 / , 3 「ふぉっふぉ。昔はよく大会を開いたもんじゃ。子供たちがたくさん集まってのう。あの頃までとは言わんまでも、賑わってくれると嬉しいのう」 どうやら店長とツンさんも乗り気のようだ。 (´・ω・`)「でも大会を開くにはスタッフが必要だよね?事前の準備とか、当日の車検とか」 ここでショボンが口を挟む。確かにその通りだ。 ( ^ω^)「おっお、そこで2人に相談だお。大会の運営を手伝って欲しいんだお」 (´・ω・`)「やっぱりそうきたか。まあ、構わないよ。荒巻模型にはいつもお世話になってるしね。それくらいやっても罰は当たらないさ」 (*^ω^)「おっお、ありがとうだお。ドクオは手伝ってくれるかお?」 ( A`)「俺は…」 少しの間考えてみる。夏休みは特にこれといって予定もないし、引き受けても構わないだろう。 ( A`)「うん、やってもいいよ」 (*^ω^)「ドクオもありがとうだお!」 5 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 40 04.42 ID eviojbhtO (´・ω・`)「ところでコースはどうするんだい?今お店にあるジュニアサーキットだと流石に短いよね?」 / , 3 「ふぉっふぉ。それは心配いらん。タミヤから借りることができるんじゃ」 (´・ω・`)「あ、そうなんですか。コースの設置はどうしますか?流石に店内だとスペース的に厳しいかと…」 ( ^ω^)「おっお、近くの公民館を借りようと思ってるお。借りられるかどうか今度確認してくるお」 どうやら結構見通しは立っているようだ。 ( A`)「それで…俺たちは何をすればいいのかな?」 ( ^ω^)「当日のコース設置と車検を手伝って欲しいお」 ( A`)「車検か…そういえばレギュレーションはどうするの?」 ふと浮かんだ疑問をぶつけてみる。 ( ^ω^)「お…まだ考えてなかったお。これから一緒に考えるお」 (´・ω・`)「基本的にはタミヤのレギュレーションでいいんじゃないかな?」 ( ^ω^)「そうだおね。それが無難だお」 (´・ω・`)「クラス分けはどうしようか?」 ( A`)「クラス分け?」 (´・ω・`)「タミヤの公式レースでは参加者を年齢で分けたり、小径タイヤのマシン限定でレースをしたりするんだよ。速度制限を設けたルーキークラスなんてのもあるよ」 8 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 53 55.86 ID eviojbhtO ( A`)「なるほど」 ξ゚⊿゚)ξ「制限速度を設けるのは少し難しいわね。結構な数のスピードチェッカーを用意しなくちゃいけないし、手間も増えるわ。それにそんなにいくつもクラス分けしてレースをする余裕があるかしら?」 ( ^ω^)「たしかにそうだお」 (´・ω・`)「じゃあ、とりあえず中学生以下が参加できるジュニアクラスと、それ以上の人たちが参加できるエキスパートクラスに分けたらどうかな?」 ( ^ω^)「おっお。でもそれだと腕に自信のある子供や、まだ復帰したばかりの大人には都合が悪いかもしれないお?」 ( A`)「だったら誰でも参加できるオープンクラスも設けたらどうかな?」 (´・ω・`)「そうだね、それがいいかもしれない」 ξ゚⊿゚)ξ「全部で3クラス…まあ、妥当なところね」 ( ^ω^)「じゃあジュニアクラス、エキスパートクラス、オープンクラスの3クラスでいくお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、あとは参加者の数次第ね」 クラス分けの問題はどうやら片付いたようだ。 (´・ω・`)「ところで、井桁や超大径は許容するのかい?」 と、ショボンが新たな疑問を口にした。 (´・ω・`)「ミニ四レーサーの数を増やすのが目的なら、あんまりディープに改造したマシンを出すのは良くないかな?」 9 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 56 18.30 ID eviojbhtO ( ^ω^)「う~ん…一応クラス分けしてあるし大丈夫じゃないかお?」 (´・ω・`)「まあ、僕も空気を読んで自重するけどね。」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、そのあたりは最初の大会で様子を見て、徐々に決めていけばいいと思うわ」 少しずつ構想が固まりつつある。 ( ^ω^)「おっお、今日はこのくらいにするお。今度モナーさんたちが来たときにまた相談するお」 俺たちは夏休みだが、今日は平日なので社会人の常連さんたちは来ていないのだ。とりあえず話し合いは一段落したので、俺はエンペラーのセッティングに取りかかることにした。 ( ><)「こんにちはなんです!」 と、店内へ小学校低学年くらいの男の子が入ってきた。 ( ^ω^)「おっお、ビロード君こんにちはだお」 ( ><)「ブーンお兄ちゃんこんにちはなんです!」 ( A`)「あの子は…」 俺の問いかけにショボンが答える。 (´・ω・`)「ああ、あの子はビロード君っていってね、モナーさんの息子さんだよ」 ( A`)「モナーさんの…」 モナーさんといえばこの荒巻模型の常連であり最速レーサーだ。 ( ><)「ショボンお兄ちゃんもこんにちはなんです!えっと…」 ( A`)「…ああ、俺はドクオっていうんだ」 11 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 17 58 49.07 ID eviojbhtO ( ><)「ドクオお兄ちゃんですね。僕はビロード、小学三年生です!はじめましてなんです!」 ( A`)「は、はじめまして」 ビロード君はどうやら素直で良い子のようだ。 ( ><)「今日は友達を連れてきたんです!」 と、ビロード君の後ろで1人の男の子がモジモジしているのに気づいた。 (-_-)「……」 ( ><)「ヒッキーくんなんです!ヒッキーくんもミニ四駆を持ってるんです!」 ( A`)(なんだか暗い子だなあ…俺と同じ臭いがする) ( ><)「ツンお姉ちゃん、コース使ってもいいですか?」 ξ゚⊿゚)ξ「いいわよ」 ( ><)「ありがとうなんです!ヒッキーくん、早速走らせるんです!」 (-_-)「…うん」 ビロード君はヒッキー君をひっぱってコースまで連れて行く。 ( A`)(どんなマシンを使うんだろう) 俺はビロード君の使うマシンに興味があった。まだ小学三年生とはいえ、あのモナーさんの息子なのだ。速いマシンを持っていても不思議ではない。 ( ><)「僕のマシンはこれです!」 ( A`)(あれ?) ビロード君の取り出したマシンは、ナローワンウェイホイールにスポンジタイヤ、アルミ可変スラストローラー、スライドダンパーなど、現在ではあまり意味がないとされているパーツで固められたブリッツァーソニックだった。ステッカーも微妙に曲がって貼られている。 13 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 01 08.92 ID eviojbhtO (´・ω・`)「意外かい?」 ( A`)「あ、うん。モナーさんの息子さんだっていうから、もっとすごいマシンかと思った」 ( ^ω^)「モナーさんはビロード君のマシンにあんまり口出ししないんだお。自分で考えて組み立てる楽しみを味わって欲しいんだって言ってたお」 ( A`)「へえ…」 (*><)「いくんです!ブリッツァーソニック!」 ビロード君はとても楽しそうにマシンを走らせている。 ( A`)「…ミニ四駆は楽しんだもの勝ちってことか」 (´・ω・`)「ふふ、そうだね」 ( ^ω^)「おっお、まったくだお」 ( ><)「ヒッキー君も走らせるです!」 (-_-)「…うん」 と、ヒッキー君が取り出したマシンは… (; A`)「これは…」 (;^ω^)「おっお」 (;´・ω・`)「う~ん…」 ヒッキー君のマシンは井桁改造を施され、超大径のタイヤをはいたレイホークγだった。ボディは綺麗な迷彩柄に塗装されている。 (*><)「ヒッキー君すごいんです!お父さんのマシンみたいなんです!早速走らせるんです!」 (-_-)「…ちょっと待って…スイッチが上手く入らない…」 15 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 03 07.01 ID eviojbhtO ( A`)(あんなすごい改造をできる子がスイッチも上手く入れられない?) (´・ω・`)「う~ん…これは…親父マシンかもしれないね」 ( A`)「親父マシン?」 (´・ω・`)「うん。親が作ったマシンを子供に持たせることをいうんだ。二次ブームの末期の大会なんかでよく見られたんだ。ミニ四駆が廃れた原因の1つじゃないかと言われている」 ( A`)「…たしかに。親が作った速いマシン持ってこられたらやる気なくすよね」 (*><)「すごいんです!ヒッキー君のマシン速いんです!」 ビロード君はそんなことを疑いもしないのだろう。無邪気に感嘆し、喜んでいる。 (-_-)「……」 ( ^ω^)「…でも一番気になるのは…」 ブーンがヒッキー君を見ながら言う。 ( ^ω^)「ヒッキー君、ちっとも楽しそうじゃないんだお」 (*><)「ヒッキー君すごいんです!」 (-_-)「…うん」 (*><)「もっと走らせるです!」 (-_-)「…僕はもう帰るよ」 ( ><)「え?もう帰っちゃうんですか?…じゃあ僕も今日は帰るんです」 ( ^ω^)「おっお、2人とももう帰っちゃうのかお?ところで今度ミニ四駆の大会を開くんだお。良かったら2人も参加するといいお」 (*><)「本当ですか?他の友達も呼んでいいですか?」 16 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 05 20.44 ID eviojbhtO ( ^ω^)「もちろんだお!」 (*><)「やったです!ワカッテマス君やぃょぅ君も誘うです!ヒッキー君も来ますよね?」 (-_-)「…行けたら」 (*><)「絶対行くんです!楽しみなんです!」 ( ^ω^)「おっお、詳しいことが決まったらまた教えるお」 (*><)「ありがとうなんです!それじゃあ、今日はさよならなんです!」 ( ^ω^)「おっお、さよならだお」 こうしてビロード君とヒッキー君は帰っていった。 ( ^ω^)「…大会でヒッキー君がミニ四駆の楽しさに目覚めてくれるといいお」 ( A`)「…そうだね」 「チィース!ツンちゃんいる~?」 と、店内に大声が響き渡った。 ミ,,゚Д゚彡 店の入り口を見ると、金髪を逆立たせた、いかにもチャラそうな男が立っていた。 (; A`)(な、なんだこいつ) ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっとあんた!なにしに来たのよ?」 ミ,,゚Д゚彡「え~、なにってツンちゃんに会いに来たんじゃん」 (;^ω^)「ツ、ツン、こいつは誰だお?」 ミ,,゚Д゚彡「あ?俺はツンちゃんの彼氏だよ。お前こそ誰だよ?」 ( ゜ω゜)「ツンの…彼…氏?」 瞬間ブーンがフリーズする。 ξ#゚⊿゚)ξ「あたしがいつあんたの彼女のになったのよ!ブーン、こいつは同じ学校のフサギコ」 17 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 08 46.56 ID eviojbhtO ξ#゚⊿゚)ξ「最近あたしにつきまとってくるけど、彼氏でもなんでもないわ」 (;^ω^)「お、そうなのかお。一安心だお」 ξ//⊿//)ξ「…って、なんであんたが心配してんのよ」 ミ,,゚Д゚彡「で、お前ツンちゃんのなんなんだよ」 (#^ω^)「ブーンはツンの幼なじみだお。ツンが迷惑がってるからつきまとうのをやめるお!」 ミ,,゚Д゚彡「彼氏でもないくせに何を偉そうに。いい歳して子供のおもちゃで遊んでるような奴に言われたくないね。ツンちゃん、こんな奴ほっといて遊びに行こうぜ」 ξ#゚⊿゚)ξ「あたしの家はその子供のおもちゃを売って生計を立ててるんだけど」 (#^ω^)「おっお、ミニ四駆はおもちゃじゃないお!レーシングマシンだお!そんなにいうなら、そのお前がバカにするミニ四駆で勝負だお!お前が僕に勝ったらツンとの交際を認めるお!その代わり僕が勝ったら二度とツンにつきまとわないと誓うお!」 (;´・ω・`)「ブーン!」 ξ;゚⊿゚)ξ「ちょ、ちょっと!なに勝手なこと言ってんのよ!」 ミ,,゚Д゚彡「…わかった。勝負してやるよ。こう見えても子供のころは町内の大会で優勝したこともあるんだぜ」 (#^ω^)「それじゃあ、今度荒巻模型が主催する大会で勝負だお!」 19 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 10 28.82 ID eviojbhtO ミ,,゚Д゚彡「わかった。へへ、これでツンちゃんは俺のものだな。約束破るんじゃねえぞ?」 (#`ω´)「そっちこそ!負けたら二度とツンには近寄らせないお!」 ミ,,゚Д゚彡「まあ、勝つのは俺だぜ。じゃあ今日は帰るぜ。またね、ツンちゃん」 フサギコという男は帰っていった。 ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっと!あんたなに勝手な約束してんのよ!」 (;´・ω・`)「そうだよ、ブーン。もし負けたらどうするつもりだい?」 (; A`)「それに昔優勝したこともあるって…」 ( ^ω^)「おっお、大丈夫だお。いくら昔速かったとはいえ、子供のころの速さなんてたかが知れてるお。最近のミニ四駆事情を知らない奴なんかに負けたりしないお」 たしかにブーンの言うことも一理ある。(´・ω・`)「まあ、言われてみればそうだね」 ξ#゚⊿゚)ξ「問題はそこじゃなくて…」 ξ//⊿//)ξ「な、なんであんたがそんな約束するのよ!」 ( ^ω^)「おっお、大丈夫だお。ツンの為に絶対勝つお」 ξ//⊿//)ξ「ま、負けたら承知しないんだからね!」 ( A`)(ブーン、お前もか…死ね!死んでしまえ!) 荒巻模型主催の大会はどうやら大変なことになりそうだ。俺はブーンへの呪いの言葉を呟きながら、大会の行く末を憂いていた。 20 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 13 45.80 ID eviojbhtO ―日曜日― (´・ω・`)「…と、いうことがあったんですよ」 ( (゚∀゚∩「ブーン君もなかなかやるね!」 \(^o^)/「青春 ですね」 (*^ω^)「おっお、ツンは大切な幼なじみですお」 今日は日曜日なのでみんな集まっているのだ。そしてショボンがみんなにこの前あったことを説明した。 ( ´∀`)「…う~ん」 ( A`)「モナーさんどうしましたか?」 ( ´∀`)「いや、僕はヒッキー君のことが気になるモナ。ビロードから話を聞いてもしかしたらと思っていたけど…」 (´・ω・`)「あれはとても小学三年生にできる改造じゃありませんでしたよ」 ( ´∀`)「ヒッキー君は最近引っ越してきた子モナ。お父さんにもあったことあるけど、ヒッキー君とは対称的に気の強い人だったモナ」 ( A`)「だからミニ四駆でも自分の子供を勝たせたいんでしょうか?」 ( ^ω^)「だけどそれは間違ってるお。場合によってはヒッキー君が他の子供たちから除け者にされちゃうお」 ( ´∀`)「まあ、子供たちのことは子供たちに任せるしかないモナ。子供たちを信じるモナ」 ( ´∀`)「ところで…」 モナーさんが話題を変えてきた。 ( ´∀`)「大会のコースセッティングはどうするモナ?」 21 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 15 30.25 ID eviojbhtO ( ^ω^)「おっお、それを今日話し合おうと思ってたんですお」 ( (゚∀゚∩「テクニカルコースにするといいよ!」 (´・ω・`)「僕もなおさんの意見に賛成だよ」 ( A`)「ショボンのマシンはスピードの出るフラットなコースの方がいいんじゃないの?」 (´・ω・`)「うん、たしかにそうなんだけど、それじゃあビギナーの人たちが面白くないだろう?今回の大会はミニ四駆人口を増やすのも目的だからね。スピードが出にくく運の要素が多いコースの方が勝負は盛り上がるよ」 ( A`)「なるほど」 (´・ω・`)「それに試してみたいマシンもあるしね」 そういうとショボンは一台のマシンを取り出した。いつものウイニングバードではない。 ( A`)「これは…ブロッケンG?」 ショボンが取り出したのはモーターがフロントにあるマシン、ブロッケンGだった。しかしなにか違う。 ( A`)「…シャーシが違う?」 モーターがフロントにあるシャーシは、旧型のFMシャーシと、スーパーFMシャーシ(これが本来のブロッケンGのシャーシ)の2種類の筈だが、ショボンのマシンのシャーシはそのどちらでもなかった。 (´・ω・`)「ふふ、気づいたかい。これはスーパーXシャーシを逆転させたもので、俗にFMXって呼ばれるものだよ」 22 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 19 46.55 ID eviojbhtO (; A`)「そんなことできるの?」 (´・ω・`)「そんなに難しくないよ。ボディキャッチとフロントバンパーを移植して、あとは電池を逆に入れるだけだからね」 ショボンは簡単に言ってのけるが、俺にはまだできそうにない。 ( ´∀`)「ショボン君はFMXモナ?じゃあ僕もちょっとした色物を使うモナ」 そういってモナーさんが取り出したのはナイトレージJr.だった。 ( A`)「あ、もしかしてこれが噂の…」 (´・ω・`)「そう、モナーさんのサスマシンさ」 ( ´∀`)「ドクオ君、マシンを少し下に押して見るモナ」 ( A`)「こうですか…おお!」 モナーさんのマシンを軽く下に押してみる。すると車体が沈みこむではないか。 ( ´∀`)「中も見てみるモナ?」 ボディを外して見せてもらうと、ホイール周りを中心にスプリングやFRPなどを使った複雑な改造が施されていた。 ( ´∀`)「MSシャーシのギヤ構造だからこそできる改造モナ」 (; A`)「す、すごいですね」 俺にはいったいどんな工夫がなされているのかわからないが、とにかくすごいということだけは理解できた。 23 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 21 45.25 ID eviojbhtO ( ´∀`)「話がそれちゃったモナね。コースはテクニカルコースで良いモナね?」 異議なし、全員の声が揃う。そこから先は具体的なコースセッティングを話し合った。 (´・ω・`)「テーブルトップを2枚ほど…」 ( ^ω^)「バンクも欲しいお」 ( ´∀`)「スロープセクションなんかもあるとおもしろいモナ」 \(^o^)/「芝生セクションも 欲しいです」 ( (゚∀゚∩「オワタ君、それはさすがにいらないと思うよ!」 (; A`)(どんなコースになるやら) そんなこんなでコースセッティングも決定した。 (´・ω・`)「そういえばブーン、日程はどうするんだい?」 ( ^ω^)「おっお、来週の日曜日を考えてるお」 (´・ω・`)「広告を作らなきゃね。」 ( (゚∀゚∩「日曜日なら僕も参加できるよ!」 \(^o^)/「ネットでミニ四駆仲間に宣伝しておきます」 ( ´∀`)「ビロードにも伝えておくモナ」 ( ^ω^)「お、そうだ…ツン!」 ブーンが店の奥にいるツンさんに声をかけた。 ( ^ω^)「大会は来週の日曜日だってフサギコにも伝えておいて欲しいお」 ξ゚⊿゚)ξ「ちょっと…あんた本気?」 ( ^ω^)「本気だお。ブーンは絶対に勝つから、ツンは大船に乗った気でいるといいお」 30 ◆UcHUIyQWbY 2008/08/23(土) 18 37 49.40 ID eviojbhtO ξ゚⊿゚)ξ「泥船の間違いじゃない?」 (;^ω^)「ツンひどいお」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、それで本当にあいつにつきまとわれなくなるなら助かるわ」 ( ^ω^)「おっお、そうだお、そうだお」 \(^o^)/「ところで ツンちゃん ブーン君が勝ったら なにか ご褒美 あげないんですか」 ξ゚⊿゚)ξ「ご褒美?」 \(^o^)/「チュー とか」 ξ//⊿//)ξ「な、お、オワタさんなに言ってるの?」 (*^ω^)「おっお、そうですお、オワタさん、なに言ってるんですお」 ( A`)(クソ、ブーン死ね) (*^ω^)「と、とにかくブーンは負けないお」 これ以上ブーンのにやけ面を眺めていたら殺意を抑えられそうにないので、俺はマシンのセッティングを見直すことにした。脱脂によるスピードアップでコースアウトするようになってしまったのだ。 ( A`)(角度調整プレート使ってみるか…) ジュニアサーキットを走らせる。マシンは俺の気持ちを反映するように、まだ落ち着かない挙動を見せる。 ( A`)(大会か…) ( ∀`)(へへ、頑張るぞ) 俺にとって初の大会はいったいどんなものになるのか?期待は膨らむ一方だった。