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Polyderis microscopicus (Bates, 1873) 2019年3月 神奈川県厚木市産 体長1.4 mm 日本産オサムシ科最小の種。体長1.5 mmに満たない個体もいる。神奈川県内では、水田の水際の泥とか、住宅地の芝生[齋藤2020j]で採集しているが、本来どのような環境にいるのか判然としない印象。 これについてはこちらも参照↓ 微小甲虫の楽園としての「芝生の裏側」―チビミズギワゴミムシとコケシマグソコガネ― 水辺の他、林縁部の落ち葉の下とかで見つかる[森正人2016b]。 2020年5月 神奈川県厚木市 芝生の落とし穴トラップに落ちた個体。
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ミズノエノウラシマノコ(水江浦島子) ウラシマタロウシンの別名。
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コレクターズショップ白い黒猫 上田店 【店舗名】コレクターズショップ白い黒猫 上田店 【所在地】長野県上田市御所347 中沢様方店舗南側 【アクセス】 【店内の様子】 広いが狭い(人数的な意味で) 【値段】相応 【シングル】ファイル 【シングルの品揃え】豊富 【コモンアンコの販売方法】ボックスごとの値段 【デュエルスペース】 18人ほどが限度 【大会人数】12~14 【遠征についての留意点】開始時間はほとんど遅れる 【詳細情報】長野県の数少ないカード屋。 主に大会の日にしか開店していない。 人数は少ないがとても雰囲気は良く、新参者でもオーナーが優しくかなりサービスをしてくれる。 オーナーは2007年度名古屋CS優勝者らしい(個人情報かも?) 長野県内でガンダムウォーをするにはこの店の系列の4店舗(松代店、上田店、中野店、マジックボックス)+3店舗ほどしかなく プレイヤーにとってはとても重要と考えられる。 非常にアットホームな感じの店である。
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CV 皆川純子 国籍:イギリス 身長:173cm 誕生日:3/21 血液型:AB 戦略:肉体系/素手 一人称:オレ 二人称:お前、呼び捨て 召喚獣:コウモリのリリアン 俺様でナルシスト、自分より可愛いものなんて世界にはない!そんな護衛。 クリームのたくさん入ったドーナツが好きでボスのロヴィを よくパシリに買いにいかせてる。肉体系なので怒らせると痛い目にあう。 特にオカマとかいうわけではなく可愛いひとは可愛いものを身につけるべき、 ということらしく制服も女子生徒もの。見た目も女子っぽい。 が、身長が170越えなのが気に食わないらしい。 長期休みに運命の出会いをする。 →ミズキアフター
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製作者(改変者) RESGOD氏 改変元 Alma Orochi 最新版 ? displayname Phantom Mizuchi 9X name Phantom Mizuchi Elisir 概要 海外オロミズの中で最も知名度が高いミズチ。通称こっちみんな意思。 Phantom Mizuchi 85%の更新版だが、演出がほぼ変わっている。 即死耐性も高く、昔は開幕に出すヘルパーを奪わないと倒せないとされていたが、試合中も普通にヘルパーを出すことが判明。 超即死の記述がされているが、機能はしていないようだ。 性能解説 +基本動作 基本動作 常時無敵 +カラー別性能 カラー別性能 改変元と特に変化は無し
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概要 ドクターDとムロムロの助手。本名不詳の謎に包まれた美少女。ゲーム版の追加設定は元波悠那を参照。 基本的に戦闘員ではないため弱い。それにミズムシオンの世界は男女平等じゃないためところどころ扱いがひどかったりする。 輝理と紫恩は誰かに似ているというがただの誤解。主に支援をするがおてんばな性格なので我慢できずに敵に突っ込んだりする。 途中水虫組長サンコウに連れ去られるが特に何もされていないとのこと。大泣きするなどおてんばとは言え女の子である。 交友関係 ミズムシオン全員と仲がいい。そして、Xでは元祖水虫との恋のような描写がある。 最後、死ぬ直前に元祖に何かを伝えようとするなど、かなりの元祖信者である。 ちなみに、ムロムロはパシリにしてくるから嫌いらしい。 戦闘スタイル どんな戦闘域も万遍無くこなすが、本人は単騎駆けの突撃戦法が好きらしい。 死因もその戦法にあると言える。
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■ミズガルズ図書館 新世界樹の迷宮に登場する施設名。サイモン・アーサー・ラクーナを調査隊としてエトリアへ派遣する。 地名なのか施設名なのか詳細は明らかにされていない。 様々な文献の収集・保護を行っており、そこに収集された学問を学ぶ人間も多い。おそらく研究施設や大きな学校のような場所ではなかろうか。 (当然と言うか)蔵書や資料の内容を改竄した者は重罪を課せられるらしい。 リズミカル図書館なんて変な事を考えたのは俺だけでいい OPを見るに、木偶ノ文庫や暗黒ノ殿が朽ちる前はこんな感じだったのかも メディックはここで薬学を習うらしい。メディ子とⅣの眼鏡と眉毛が同級生だったりするのかな しかしそれにしても入ったら出てこれそうにない名前の図書館である。 国立国会図書館みたいなもんか 次回作はサイモン主人公で色々な女の子に囲まれながら図書館の周りのダンジョンを散策するような事になりそう ↑BADエンドで暗国の殿ルートですねわかります。 そこには原生結晶によって狂気に陥った公爵が! 施設名ってか多分組織名だよねコレ ↑ 施設と組織の名前を兼ね備えてるんじゃないか? ミドガルズオルム 新・世界樹発売前はここの上層部が黒幕なんじゃないかと思ったがそんなことはなかった オマケ程度でもよかったから3人が主人公達と合流する場面の前の冒険も見てみたい。少なくともサイモンがなぜ前列になっていたかがいかにもな気がするが ミズガルズ、見つかるっス!! オイ誰だここに氷霜の書置きっぱなしにしたの 某竜を狩り尽くすゲームに出てきた学都みたいなイメージで考えてる 資料を集めるためにどんな事でもするミズガルズ図書館の野望を止めるために勇者たちが立ち上がる!でアニメ一本作れそう。 ↑実際、執政院や現地の兵士に無許可でグラズへイムに潜入してるんだよな… グラズへイムがエトリア領なのかははっきりしないが。 某最終幻想6作目の召喚獣を思い出した。 初代からずっとギルド名が「ミズカルズ」だった俺は哀しみにくれた サイモン達を調査に派遣した…という事以外は結局明かされることはなかった アーサーが錬金術師でありながら図書館に対してロクに感心が無かったことを考えると、図書館を中心にフィールドワーク主体の調査部門やら何やらがあると思われる。世界各地で需要があるであろうメディックの養成所なども踏まえるとかなり大規模な集団じゃなかろうか 次シリーズはミズガルズ図書館に突如世界樹が生えて迷宮に…とかなったら面白い ↑世界樹あるってサイモンが言ってなかったっけ? 例によって世界樹思想の元である北欧神話に由来する。ミズガルズ(古ノルド語 Miðgarðr、 簡略表記Midgard:ミッドガルド)は、「中央の囲い」を意味する北欧神話に登場する人間の住む領域。ミッドガードは英語読み。日本語訳は中つ国。 世界樹ユグドラシルの真ん中に位置し、上部に神々が暮らすアースガルズ、下部に死者の暮らすヘルヘイムに挟まれミズガルズとアースガルズは虹の橋ビフレストによってつながっている。 どの位の権限を有する組織なんだろう。小国とは言え一国家である、エトリアの執政院と、派遣されたに過ぎない調査員がほぼ対等に渡り合う訳だし。 新世界樹2でも調査員が仲間にというか主人公が調査員。 ↑1:調査員じゃなくて公女の護衛任務じゃなかったっけ?なんにせよ、どういう組織なのか更に解りにくくなったがな。 ↑2:エトリアって国家だったのか………!? ↑設定的には小さな街とかだったと思う。でもまぁ昔のヨーロッパみたいな多分都市ごとの自治が強い都市国家的なものなんじゃないかと思う 新2の主人公の設定見る限り孤児院もあるらしい。 ニンドリによると所在地はカレドニアで、遺物調査や資料編纂などを行っている。敷地には孤児院もあり、新のサイモンやアーサーもここで育ったと思われる。 ↑1:もしそうなら、新1のEDで別れずに一緒に帰れば良かったのに…同方向なんだから。それとも、ヴァーには任務達成のご褒美として多少の自由時間でも許されてたんだろうか? あるいは、ミズガルズには世界各地に支部があって、とりあえずサイモン達は近場にある支部の方へ報告に行ったとか? ↑2:「"外交"問題」なので、カレドニアとは離れた場所にあるはず。 ↑距離が近くても、統治機関が別ならば「外交」と言えるのでは? カレドニア地方にあるとしても、カレドニア公国に所属しているとは限らないし… ハイラガとは(多分馬車で)一ヶ月かかる長距離離れていることが判明。あと↑の言ってるシーンは分岐路で別れた場面だから途中までは一緒だったんじゃないかな。 仮にもお姫様の護衛に、あんな柔らかい男共を派遣するなよ…ファーが異形化出来ない普通の人間だったら任務の遂行なんて無理だったのでは?…もし異形化の事を把握した上での選定だとすれば、一気に図書館黒幕説が現実味を帯びて来るけどw ↑ 宿の過去夢イベントで、図書館側はファーが子どもの頃に異形化した際、カレドニアとの外交問題に発展するのを怖れ公表しなかった事が判明。多分カレドニア宰相はこの事件の真相を知る数少ない1人で、それでファーを指名してきたのでは? ↑ そしてフラヴィオを同行者に選んだのは、異形化を目撃した唯一の人間だったから、、とも考えられる。 ↑1 2 成程。ゲーム的仕様はともかく(難易度選択や主人公のパラメータ)、シナリオ的には理に適ってる訳ですね 貴族で騎士団に所属していたラクーナ嬢や、カレドニア公女の護衛を勤める事が出来る人間が仕えている事からほぼ、国家に匹敵する政治的独立性や外交地位、その地位を守る軍事力を備えている事が伺える。 食堂は充実しているらしい。曰く、「好きなものをいくらでも食べられる環境」とのこと 図書館出身者が自分の教室を持つこともできるらしい。システムが大学みたい。経理が気になる。独立性が高いので、スポンサーに影響されやすくなる寄付は受け付けていない感じもするし。 ↑人材派遣とかで稼ぐのも一手。 ↑護衛任務の裏では、大量のマージンがカレドニアから図書館上層部に流れているというのか。 王公貴族の留学限定で授業費用や滞在費を請求してるのかも。 情報だろ。各地の調査で得た 初代世界樹のキャンペーンでブログで公開されているssが表彰されていた。そのssのストーリーがとある世界的な学会に所属する女学者が世界樹を調査するためエトリアを訪れ冒険者とともに世界樹の謎に近づいていく、というものだった。オリジナルの部分がかなりしっかり作られている小説だったので今も覚えている。案外元ネタはそれかも 世界各国から高度の自治を保証され、各地に散らばる旧文明の遺物を探索・調査する研究機関。ヤバいブツを秘密裏に回収・処理する実行部隊とかありそうだよな。シュタゲのラウンダーみたいな。 サイモン達と違い主人公とフラヴィオは同図書館の関係者なので宿イベントを二人の会話に優先すると色々な話が聞ける。しかし記憶消したり、(何事もなかったかのように)隠蔽したり挙げ句護衛の割りに2人だけで要人の護衛に行かせたりと怪しさ大爆発である。 ↑ 主人公とアリアンナが異形化時の事を覚えていなかっただけで記憶操作はしてないぞ。記憶を消すなら目撃したフラヴィオからも消さなきゃいけないが覚えていたからな。事件隠蔽はカレドニアからの圧力があったのかもしれない。護衛に選ばれたのは↑の方にあったが事件に関わったことが理由かもしれない。まぁ怪しいのは間違いないが。 フラヴィオの会話などで、実態が具体的に把握できるように。図書館出身のPCが作りやすくなったかな。 これからもリメイクの新シリーズが出たらミズガルズ図書館が絡んでくるのだろうか 特に深い裏設定が無くてもミズガルズ出身ってだけで行動理念とある程度の権限が確保できるし 案外国連みたいな感じの機関なんじゃないかなと妄想。教育をする所、子供を保護するところ、遺領を行なうところなんかを有志の人員+αで賄うような スパ○ボにおける破嵐財閥のような万能性。嫌いじゃない 困ったときのミズガルズ図書館 新1・2とやってると、シリーズ最終ボスの予感しかない。 小冊子の没設定ではアーサーが「チャールズ先生」と呼ばれていたが彼に強私的性はあるのだろうか 教師適正のミス 大きな図書館で能力に優れたものが多くいるが羊飼いは現れない。(伝わらないであろうネタ) ↑1:エロゲじゃねーか ↑2:余所の図書館になら赤い羊さんはいるんだけども サモ○ナイトの蒼の派閥みたいにはなってないよな…… ファーが「総ての正義であるために」を知っていたのはエトリアの一件でハイランダーについての記録が残されたからなんだろうか。確か最初サイモンは知らなかったよなこの言葉 ↑ 知ってたような気がする。初めて酒場に行ったとき、ハイランダーにとって一番重要な掟が「全ての正義であれ」ってアーサーに説明していた。 実際当人とあうまで文献と言えど確信がなかったからじゃないかな?「全ての正義とは矛盾が出たらどうなる?」とかヴァーに聞けるというより物語に関わってきてるし。 いつか図書館戦争勃発の予感(言ってみたかっただけ たぶん人類補完計画を(言ってみたかっただけ イメージ的には決して悪の組織というわけではないのに、どうにも胡散臭い雰囲気が付きまとうのは何故だ… 通常なら知り得ない(はずの)情報を相当な量保有しているからじゃない?後王族貴族が留学に来る辺り裏金とかありそうだし 外交上だかの関係でフラヴィオの嘘つき利用してるし、儀式の件はカレドニアと共犯だしなぁ 孤児を一から教育することで、図書館の理念に何の疑問も抱かずに従う調査員に仕立てあげられるしね それって、もはや洗脳の領域(怯 ミズガルズ上層部は、儀式の危険性及び重要性を、少なくともある程度は理解していたと思われる。であるならば、主人公とフラヴィオには幼少の頃から徹底した実戦経験をさせ、高品質の装備を与え、潤沢な資金を持たせ、不測の事態に備えて送り出すのが道理ではなかろうか。儀式の成功のためには、事前にハイラガに使いを送り、できうる限りの支援を要請することも必要だったろう。新1の時とは事情が違う。今回のミズガルズの対応には首を傾げざるを得ない。 ファーとフラヴィオは結構な訓練積まされてるって冒頭で描写されてた気がするが。装備に関しては初期装備以上の品質のものが全部樹海の魔物や資源から製造されてる以上あれが一般的な装備なんだろ。それに実力以上の装備を持ってたり、ことを大袈裟にすると善人とは限らない上ハイラガの私兵団より強いほかの冒険者に目をつけられたら面倒だろうし。 [] 「調査隊」という名前の任務自体がまず危険。 順を追って確認してみたところ、だいたい以下のような流れになる。まず、ファーとフラは任務を告げられた当日に調査隊へ入隊した、まったくの新人である。ファーは剣が得意になったとされるが、趣味なのか、自主練なのか、訓練を積まされたかのかは定かではない。フラの弓術や探索知識も同様で、この時、初めて正式にレンジャーと認められた。2人ともにLv1。フラヴィオは自分たち新人2人だけで大丈夫なのかと懸念を口にしている。カレドニア宰相が以前ミズガルズを訪問した際、少年時代のファーを見てその資質を見込み、直々に指名してきたことがわかる。教授は任務の責任は重く、困難であろうことを認めている。またフラヴィオは、まさか自分たちだけで調査隊に任命されるなんて思わなかった、てっきり経験豊富な先輩方に同行しての調査だと思ったと述べている。ハイラガについては地図でしか知らず、北の方にある寒い地方であるという程度の事前情報しかない。 ラクーナのように貴族が留学しにくることもあるが、幼少のアリアンナって何しにきたんだっけ? 前回の失敗(騎士逃亡&姫が逃亡容認)を踏まえて孤児の中から捨て駒物色しに来たんだろう。留学だろうと観光だろうと理由なんて何とでも ↑1:逃亡じゃないけどな ↑2:カレドニアでの、騎士の任命の基準は教授の説明通り。宰相は事故のことがあったから主人公を指名しただけ。 ↑それほんとに事故だったんだろうか、とか思っちゃったせいで俺の中のミズガルズ株がストップ安 まあ「前回失敗した」ことは事実だな。実際は姫の行動とはいえ、他貴族からしたらそういうことにしておいたほうが都合がいい。 一民間機関にしか見えないから色々誤解を招いている気がする。カレドニアの公的機関(文部科学省のような)だったらもう少しまともな見られ方をしていた気も少し 成り立ちが不明。創立者は旧文明の生き残りなのか、再生した大地に生まれた新世代なのか。 ……考えてみるに、フラヴィオの言う通り、事前に経験豊富な先輩に同行しての実戦を積ませるなり、早くからハイラガに留学させて世界樹に挑ませスキルを磨き、装備を充実させるなり、もう少しやりようがあったのではないか。百年に一度の儀式は決まっているのだから、逆算して準備させるということである。知の殿堂において、何故そのような準備ができなかったか。2人にとっては寝耳に水、青天の霹靂であり、あまりにリスキーで、傍目にも無謀という印象が拭えない。 逆に考えるといろいろ不自然だった故に二人は儀式そのものを疑問視し自力で世界樹を踏破したことで事件の根本的な解決に踏み切ることができた。普通なら周りの望み通りファーが生贄になって終わりのお話だったであろう。 図書館勘ぐられ過ぎだろ。悔しいのは解るけどミズガルズも儀式の被害被っただけの組織である可能性は忘れてはならない。 ファーといいサイモンにパシられた件といいフラヴィオは闇落ち要素たんまりである。新3も出そうな事やティンダロスの依頼がサイモンな辺り、順当に考えたら何らかの脅威に対しての防衛組織ってところか 教授は二人に「ミズガルズの名を汚さぬように」と言っている。二人はミズガルズの調査員として儀式に同行する。万が一、儀式が失敗すれば、カレドニア一国に収まらない大事となり、当然ミズガルズも責を問われる。何故まったくの新人を、重要な任務に就かせたのかと。幼少時の事件によって、二人が儀式に組み込まれることは、ほぼ決まっていた。ミズガルズが事を隠蔽したのは、その重大さを認識していたからであろう。儀式がいつ行われるかは既に決まっている。それから二人が成長し儀式に向かうまで充分な時間があったにもかかわらず、あまりにも準備や計画がなされていなかったことが不可思議なのである。 ↑前半部分には同意する。しかし後半に意義アリ。準備と計画不足と言うが図書館は知識の収集を目的とした組織であって当然軍隊の様に兵士を育てる為の組織ではない。知識集にしても図書館のみでできる事は少ないと思われるカレドニアが情報の提示を渋ったのでは無いだろうか 教授は冒頭のやりとりで「調査隊はその役目柄、戦いの場に身を置くことが多い。」と語っている。またハイラガでは、まずギルド長のマリオンに第一報が届いており、「君たちミズガルズ調査隊が噂通りの腕利きなのか否か確かめさせてもらおう。」と、2人の力量について、いささか誤解している様子もあった。一般的な調査隊が戦闘にも長けているということは、自他ともに認識されている模様である。調査活動に耐えうる戦闘能力を育成するノウハウがあると考えてよいのではないだろうか。ミズガルズで育ったファーと幼馴染みのフラヴィオ、そしてカレドニアの姫アリアンナの間で幼少時に起こった事件と隠蔽、その後にカレドニアから詳細な情報を引き出せぬまま手をこまねいていたとすれば、調査を生業とする組織として、あまりに重大な失態とみるべきであろうか……。 「調査活動に耐えうる戦闘能力を育成するノウハウがある」と推察します。 ただし、何かの陰謀説があるような考えや責任の所在などの後日談は、個人の想像の域をでない話となるでしょう。(小森成雄氏は多分そこまで考えていないだろうし、資料集がでるらしいのでそれで分かるかもしれないし、後の何かでその設定そのものが変わることもありえるでしょう) ファーが変異して元に戻って、教授が心配して声をかけてきたくだりは宿の夢の中にでてきた。でもフラは誰にも信じてもらえず嘘つきよばわりされたってのは、宿の部屋に来たフラが言ってた。ここまでは確かだと思う、たぶん(どっちだ 隠蔽だけで「悪の組織」みたいに書かれてる印象を受けたんだよね、このページ。図書館は中立の組織ですよー今んとこ まあミズガルズがどこまで儀式について把握してるかは、今のところ各プレイヤーの想像におまかせって感じなのかな。それによって立ち位置も変わってくるかもしれない。でも教授、フラは嘘言ってない! って庇ってあげないと。彼は深く傷ついてるよ。大事の前に個人が封殺されるって、やっぱ良くないんじゃない? 教授に憤りを感じてるだけならミズガルズの教授のページに書いた方が良いよ。 錬金術師互助組合によると、「学術の最高峰」と認知されているよう。ベルが「ミズガルズの人間が迷宮を踏破した」ことを知っていたから、「強い冒険者がいる団体」が一般人のイメージなのかな。 ↑冒険者ではないと、切り返されそう…… アスガルドとかヴァナヘイムとかの組織もありそう 成績不振や態度の悪さのせいでここから除籍されたという設定のうちの褐色ダクと緑レンジャー。新2でミズガルズから派遣されたファー達を複雑な目で見ていた。という個人設定 アトラスの孤児に戦闘能力を持たせ王族と繋がりを持ち旧時代の知識を集める組織ってだけで胡散臭く感じてしまう 相変わらずだねここのページ 疑心暗鬼のコメが目立つ気がする 事典の形を取ってるんだし、もうちょい公平な内容も欲しい。 メディなどここで育成されているものと思われる職もあるが、別に誰かに弟子入りして技を盗んだ(=ここで学んだわけじゃない)設定でも悪くない。クラシック脳内設定に転用させてもらうとしたら天才児設定とか真面目キャラ、金持ち設定とかなギルメンへのフレーバーにでも使ってやるのが一番だろうか クラシックの世界線だと思われるXでは名前は出てくるだろうか、世界樹のある4都市から冒険者を集め未開の孤島に挑むとなると調査隊が紛れ込んでいてもおかしくない 地下の大樹の中で眠っている魔王に「本」を献上するために、各地に武装司書を送り込んでいる図書館のことですね。わかります。 ここ読んでたら漫画のスプリガンを思い出した 図書館戦争ばりの軍事力は備えてそう。旧時代の遺物とか砲剣やアンドロの技術とか集めててもおかしくない 図書館が拠点の世界樹を外伝でもいいから遊びたい自分がいる。どんな施設や職業があるか、妄想するだけで楽しい サイモンやファーみたいに 現地に赴いて調査する部隊以外にも、ダクやカスメやシカ擁するゴミ処理部隊が新シリーズストーリーモードの裏で暗躍してると脳内妄想。ヴァーやファーが踏破した後の樹海には一般冒険者も踏み入れるが、樹海文明にとって都合の悪い証拠は人知れず持ち去られているとかね 他人の妄想にケチ付けるつもりは無いが、ストーリー御一行様の後始末するクラシック職とか、ちょっと悲しくなるな…… ↑1:最初にミズガルズの職業について書いた人だけど、いわゆるPC全体の目的としての職業じゃなく、ソードマンやパラディンみたいなクラスは何があるかというつもりで書いた。言葉足らずで申し訳ない。 ↑2:新シリーズの調査隊は世界樹を管理する自治体とすんなり話を付けてたけど、もし拒否られた場合は人目に付かず忍び込んで調査という名の資源収奪を行うダーティなギルドという積もりで書いたが、そういう受け取り方もできるな。ストーリーPTが表ボス倒して報告に戻った後、ゼロ・ダーク・サーティのビンラディン邸家探しシーンみたいに遺都や天空城の資料を片っ端から回収する感じで 表の顔と裏の顔がありそう。 文献や知識を集める以上、ものによってはその流出を防ぐべきだし、そのための手段(主に武力)も必要だと思う。旧文明には神の如き科学技術もあったし。 調査として派遣の理由が無ければなんで危険なエネミーのうろつく世界樹に ↑失礼しました。ずっと前から世界樹はあるけどなんであるのか情報整理するためでもあるんだろうなと。 そもそも世界樹計画と関わりが深い団体なのではと思えてきた。でないとミズガルズと 名付ける意味がわからない。そう仮定すると、図書館の上層は初めからセルの存在もグラズヘイムの機能も把握していたことになる。儀式は計画外だけど新1での件も踏まえてむしろカレドニアへ情報提供する側かもしれない。仮定が当たってたらの話ですが。 この世界の識字率が高くないなら、手っ取り早く図書館の権力の持ちようを理解できるけどどうなんでしょ うーん、新2で酒場のメニューを見て注文するシーンはある。エクレアちゃんも轟音弾の説明読んでたような。でもたどたどしく読み上げてちょっと得意気だったような。どうなんでしょ。他と交流のないアモロでは本の扱いは結構雑。 コメント
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アイオーン ◆L62I.UGyuw 時刻は既に十七時を回っている。 圏外と表示された携帯電話のディスプレイから視線を外した。剥き出しの木の根をひょいと跳び越える。 少し歩いてぬかるみを避けた後、一旦立ち止まって手の上の透明な小球を目の前に掲げた。 静かだ。木々のざわめきも聴こえない。 無風の森は、ぼんやりとした闇に沈んでいる。 不安を煽る無音の中で、或は携帯電話を胸のポケットに戻して、代わりに地図とコンパスを取り出した。 そしてそれらをひとしきり眺めて考える。 釈然としない。 歩いた距離を考えると、神社の敷地からはもうとっくに出ていると思う。 いや、それどころかF-5エリアからも出ているのではないだろうか。 変わり映えのしない景色のために距離感を失いそうになるが、それでも確実に一キロメートル以上は歩いている。 コンパスはいつからかふらふらくるくると不安定に回転するばかりで役に立たない。 一帯に磁鉄鉱でも埋まっているのだろうか。 一方で、どういう仕組みか永久指針はずっと一定の方向を指し続けている。 故にひとまず頼るべきものはこの原理不明の道具しかないのだが――。 白い息を吐く。 やはり釈然としない。 いい加減、永久指針の指し示す地点に到着してもいいはずだ。 パックの移動経路も考慮すると、永久指針が神社周辺を指していたことは確実だったのだから。 デイパックに地図とコンパスを仕舞って、ペットボトルを手に取った。 「さて……行くか戻るか、それが問題だ。本当ならすぐ戻るはずだったんだけど、当てが外れたかな」 軽く喉を潤して、或は独り言ちた。 ********** 秋瀬或には一つの癖がある。 癖、と言うよりはある種の信念のようなものかもしれない。 それは迷ったときに、より積極的な道を選択するということ。 そして今までずっとそうだったように、今回もその判断は正しかった。 行く手に光が射した。 森はある所で急に終わっていた。 そして辺りの景色が唐突に開けた。 眩しさに目を細める。 そこには薄い黄金色の輝きを放つ紫の大海があった。 地平線の遥か向こうまで広がる一面の花の海だ。 後ろから、一陣の風が吹き抜けていった。 花の海を渡って行く風のうねりがはっきりと見える。 柔らかく、それでいて瑞々しい香りが鼻腔をくすぐる。 いつの間にか、雪は止んでいた。 空を覆っていたはずの雪雲は綺麗に消え失せ、代わりに赤く巨大な光の塊が空に蕩けている。 そういえば、今は夕暮れ時だったのだと、或は今更のように思った。 紫の匂いに満ちた黄金の世界。 それはあまりにも幻想的な光景だった。 「もしかすると――これが、『幽界』だったりするのかな?」 明らかに、島の何処かなどではあり得ない。 いや――現実にこんな光景は存在し得ない。 馬鹿馬鹿しい程に赤々と巨大な太陽と、それが発する光学の法則を全く無視した黄金の光が、雄弁にそう語っていた。 幽界は現世の常識が通用しない世界なのだというようなことを、あのお調子者の妖精は語った。 彼の故郷であるという妖精郷もその幽界にあるらしいが――実際に妖精の世界などというものがあるのなら、それは目の前の風景こそが相応しい。 「……ん?」 視界の隅で何かが夕陽を弾いた。目を向ける。 花の海から続く、長く遠く突き出した高い断崖。その先端。 落ち掛かった夕陽に照らされて、いくつもの尖塔が特徴的な建物が、紅玉のように小さく煌いていた。 「あれは……城か?」 小さく見えるが、距離を考えるとかなり大きい建築物のはずだ。 永久指針はどうやら崖上の建物を指しているようだったし、何より他に行く当てもない。 或は迷わず歩き始める。 何が待ち受けているにせよ、ここで引き返すという選択肢は端から存在しない。 程なくして建物の正面に着いた。 やはりそれは城だった。 城――と言っても、周囲に高い城壁もなければ見張り台もない。 一般的な城とは違い、戦略上の拠点としての機能をこれは持ち合わせていない。 ヨーロッパ圏の御伽噺に登場するお城がイメージとしては最も近いだろう。 しかし異質なことに、死者の罪を量る古代エジプトの神――アヌビスの彫刻が入口の大扉の上に鎮座している。 幻想の世界には相応しい代物だと或は思った。 改めてもう一度天を衝く尖塔を見上げてから、冗談のように大きい両開きの扉に手を掛ける。 眠りから覚めたように、ほとんど抵抗なく扉は動き始めた。 巨大な怪物が徐々にその口を開いて行く。 中から滲み出した闇がひやりと頬を撫でた。 完全なシンメトリを構成する通路が暗闇の中へと真っ直ぐに吸い込まれている。 「さて――」 鬼が出るか蛇が出るか。 ランタンに灯を入れ、或は闇へと踏み込んで行く。 ********** タイトルは知らない。ずっと昔、両親がテレビで観ていた映画だ。 それほど興味は湧かなかったのに、何故か最後まで横で観てしまったのを憶えている。 舞台はアメリカの長閑な島で、主人公の青年は何処にでもいる平凡なセールスマン。 彼は生まれてから一度も島の外に出たことがないのだが、それは嵐の日に父が海に沈んで死んだことがきっかけで水が怖くなったためだ。 しかしその死んだはずの父が目の前に現れたときから、彼の日常は綻び始める。 タネを明かせば、実は彼の生活の一部始終は街中に隠された大量のカメラで常に撮影されていて、それが二十四時間全世界に放映されているのだ。 そして彼の父は勿論のこと、島の住人は親も妻も親友も道行く人までもが全てエキストラで構成されている。 のみならず、島そのものが巨大な人口ドームで覆われたセットなのである。 そのことに薄々勘付いた主人公は、何とかして島を脱出しようと試みるのだが……。 まともじゃないね、これは。 一通り城内を探索し終えて入口から続く円形の大広間に戻って来た或は、ランタンを消すと端的にそう感想を述べた。 応える者のない言葉が、暗い吹き抜けの空間に虚しく吸い込まれる。 窓から射し込む夕暮れの美しい光が、辛うじて大広間から闇を掃っている。 城内はちょっとした迷宮の様相を呈していた。 細長い廊下と大小無数の部屋が蜘蛛の巣のように張り巡らされ、油断すると元来た道も分からなくなりそうな複雑な構造だった。 寝室だけでも軽く十以上はある。 しかし或がまともではないと評したのはそんな点ではない。 この城には生活感がない。もっと言えば、人が入った形跡すらない。 それにも拘らず、城内の何処を調べても、磨き抜かれた床には塵一つ落ちていなかったし、真鍮の調度品には一点の曇りも見られなかったし、ベッドのシーツはたった今交換されたばかりのようだった。 城内の至る所に見える蝋燭は、或が来る前から燃えていたにも拘らず、まるで尽きる気配がない。 或は入口正面の大時計を見上げた。 十七時五十二分。 剥き出しの歯車や調速機が整然と動いているのが見える。 大時計の刻む時は酷く緩慢だ。 だがこれはこの大時計が狂っているということを必ずしも意味しない。 デイパックから時計を出す。 十七時五十二分。 大時計の示す時刻と一致している。 要するに、この城は時間の流れが狂っているのだろう。 ここに着いてから随分時間が経過しているはずなのに、未だ夕陽が沈み切っていないのがいい証拠だ。 しかし驚くには値しない。 時空王デウス・エクス・マキナの力をもってすれば、その程度は造作もないことだからだ。 人智を超えた現象を割合すんなりと受け入れて、或は大広間の中心に近付く。 「怪しいと言えば何もかも怪しいけれど……一番怪しいのは、やっぱりこれか」 チェス盤にも似た大広間の床の中央部には、巨大な円に内接するように六芒星を二つずらして重ねた紋様が描かれていた。 二重六芒星の頂点には、それぞれ異なる奇妙なシンボルが配置されている。 そして二重六芒星の中心、その上に。 一抱えもある血の凝ったような紅い球体が、音もなく宙に浮いていた。 もしこの城が生きているのなら、きっとこれが心臓なのだろう。 間近で眺めてみる。 質感は完全に均質で、表面は凸面鏡のように滑らかだが、或の姿は映っていない。 警棒で軽く叩いてみる。 ご、と鈍い音。 球体は空間に固定されているかのように動かない。 ゆっくりと触れてみる。 途端に、異様な悪寒が掌から背中へと突き抜けた。 「――――っ!」 熱いヤカンに触れたように、ほとんど反射的に或は球体から手を離した。 靴が床を擦って耳障りな音を立てる。 全身に鳥肌が立っている。背中に冷汗が滲んでいる。鏡を見なくても顔が強張っているのが判る。 軟らかいとも硬いとも温かいとも冷たいとも判断出来ない、冒涜的な感触だった。 冒涜的な感触――とは一体何だ。 その表現がまるで的外れである一方で、球体の感触について他に言語化する方法もおそらくないだろうと或は思った。 次の行動に移るまでに、しばらく時間が掛かった。 或は少し下がってニューナンブを構え、無造作に引鉄を引いた。 乾いた破裂音と光、それに鋭い金属音がほぼ同時に発生した。 音が壁に跳ね返りながら無限に減衰して行く。 「駄目か」 特段期待はしていなかった、という口調で或は呟いた。 球体には間違いなく銃弾が直撃したはずだが、その表面には傷一つ付いていなかった。 少なくとも今すぐにこの球体をどうこうすることは難しいと判断せざるを得ない。 「無意味なオブジェクトだとは考え難いけど……何だろうな、これは」 「それは王玉」 不意に、予期せぬ答えが降って来た。 はっと振り向く。 「それは賢者の石」 視線が彷徨い、そして大階段で止まる。 「それはベヘリット」 居る。上階の暗がりに、何者かが立っている。 「しかしてその実体は、千の姿と名を持つ高エネルギー結晶体であり――真理に至る凶夢の深淵からの呼び声だ」 世界の中心へようこそ、秋瀬或君。 涼やかなテノールが虚空に響いた。 声の主が無言で降りて来る。 こいつは何者なのか。 まず頭に浮かんだのはそんな至極当たり前の疑問だった。 そして聞き覚え――ではなく見覚えのある単語『賢者の石』。 並列して、先制攻撃もしくは逃走という選択肢がちらついたものの、これは却下する。 完全に有利な立場であったにも拘らず敢えて声を掛けたということは、とりあえず害意はないのだろう。 勿論それは必ずしも敵意の不在を意味しないのだが。 そして発言の内容。 ほとんど意味は解らないが、自分の名前を知っていた、という点は無視出来ない。 現在、この島で秋瀬或の顔と名前を一致させることが出来る者は、未来日記所持者を除けばミッドバレイくらいしかいないはずだ。 最後に――。 階段の半ばで、声の主は窓から射し込む神々しい光に照らされた。 その姿を確認して――或の顔が心なしか引き攣った。 カエルだった。 もう少し詳しく述べるならば、デフォルメされたカエルの着ぐるみだった。 全身黄緑色である。腹だけ白い。丸い頭の上にデカい目玉がくっ付いている。他に特徴はない。制作者のやる気のなさが窺える。 寂れた遊園地のマスコットでも、もう少し気の利いたデザインではないだろうか。 カエルがゆっくりと降りて来る。 頭脳明晰にして大胆不敵、テロリストも舌を巻くハイスペック中学生秋瀬或も、流石にこの瞬間ばかりは呆気に取られた。 いくら奇矯な人間には慣れているといっても限度というものがある。 これはないだろう。 場にそぐわないどころではない。 ここで登場すべきは高級なタキシードに身を包んだ胡散臭い紳士か仙人のように長い白髭を蓄えた老人か、せめて黒服にサングラスの強面であって、断じて出来損ないのマスコットではない。 「おや、どうしたのかな?」 カエルが心底不思議そうな声で喋った。 黙れ。 いや、相手のペースに呑まれてはならない。 或は努めて冷静にカエルを見返した。 カエルの声には聞き覚えがある。正確には似た声を知っていると言うべきか。 そう、ある人物が成長すればこんな声になるだろう。 すなわち――。 「悪趣味が過ぎますよ、鳴海清隆さん」 ほとんど確信を持ってその名を口にした。 「ああ全く! せっかくミステリアスに登場したんだから、もう少し溜めってものが欲しいなあ!」 まぁ、仕方ないか。 大げさに、残念そうに言って、カエルの着ぐるみはよいしょとその頭を外した。 下から整った顔が現れる。歳は三十そこそこといったところか。 なるほど、鳴海歩に似ているといえば似ている。 だが彼の放つ柔らかで自信に満ちた雰囲気は、彼の弟にはないものだ。 しかし一体何をしに――。 「何をしに現れたのか、という顔をしているね」 読まれた――という程のことでもない。当たり前過ぎる疑問だ。 「大したことじゃない。『それ』のメンテナンスだよ。龍脈が乱れていたからちょっとね。もう終わったからそのことは気にしなくていい。 いや、実は君がこの『王族の庭城』に来たときに声を掛けようかと思ったんだが、そのタイミングをうっかり失っちゃったというか。 ほら私はシャイだから」 何処まで本気かまるで掴めない。 しかし『それ』とは或の背後の球体だろう。 確かにこの付近に龍脈が集まっているとも、それが乱れているとも聞いているが――。 「ふむ。納得出来ないかね。ならこういう理由はどうだろう。 秋瀬君――我々の仲間になるつもりはないかな?」 或の全身が強張った。 ああ、つまり何か。 これは「せかいの はんぶんを おまえに やろう」とかそういう類の誘いなのか。 その言葉が本気かどうかなどどうでもいい。 『神』の言葉は或の『探偵』としての矜持を踏み躙るのに十分だった。 或はこの男を嫌いになろうと決めた。 そして告げる。 「ご好意は大変有難いのですが――クソッ食らえだ」 右腕を跳ね上げる。 手の中にはニューナンブ。 撃鉄を起こす。 銃口が男を捉える。 胸に狙いを絞る。 引鉄を引いた。 ――――カチン。 撃鉄が落ち、弾は出なかった。 静寂が耳を貫く。 永遠にも感じる、しかし僅かな間の後、或は静かに銃口を下に向けた。 一瞬だけ表に現れた激情は既に見られない。 「不発……か」 或の表情に驚きはない。 清隆は眉一つ動かさず、しかし光の加減か、少しだけ哀しい顔で微笑んでいる。 「もしかすると」 清隆が先程とは打って変わって平坦な声を発した。 「私がここで君の銃弾に斃れる可能性もあったのかもしれない。 私がこの先の未来を見ずに済む可能性もあったのかもしれない。 何故なら秋瀬君、君は数奇な運命の元に生まれた因果律の申し子だからだ。 君だけが不確定因子を持っていたからだ。 だがやはりそうはならなかったらしい。 運命の歯車は全てを轢き潰す。機会はいつだって一度きり。 箱の中の猫は観測された」 一気に言い終え、そして彼は今度こそはっきりと哀しみを湛えた瞳に虚空の闇を映した。 「一体何を……いや、貴方は――何者です?」 「君はもう解っているんだろう? 私は――」 ********** 映画のクライマックスで、番組のプロデューサーは、島民を操り夜を昼に変え嵐を起こしてまで彼の脱出行を妨害する。 しかし彼は最早ただの平凡な青年ではない。あらゆる妨害を撥ね退け、水への恐怖を抑え付けてまで舟での脱出を敢行するのだ。 そしてとうとう島を囲うドームの壁まで辿り着いてしまう。 真実を知り、主人公は呆然としながら安っぽい世界の出口の扉を開く。 出口の前で逡巡する彼に対して、天からプロデューサーの声が降って来る。 戸惑う主人公。あんたは何者だと問う。 そして僅かな間の後、プロデューサーは天からこう語り掛けるのだ。 私は『神』だ。 同じ台詞を吐いて、鳴海清隆は秋瀬或に冷徹な視線を向けた。 静謐な大広間を見下ろす大時計は、十七時五十五分を指している。 窓からほとんど水平に射し込む昼の残り香が、二人の空間を二分している。 「そうですか。ところで」 沈黙を破ったのは或だった。 「ご存知でしょうが、僕は歩さんから貴方達に纏わる物語を伺いました。 すなわち、人類を滅する人類以上の存在――ミズシロ・ヤイバと、彼に対抗出来る唯一の存在――鳴海清隆を中心とするサーガです。 これはそうですね、敢えて近いものを挙げるとすれば、ゾロアスターの善神アフラ・マズダと悪神アンラ・マンユの戦いが適当でしょうか。 普通ならばとても信じられるものではありませんが、デウスを知る僕等にとってはそれほど突飛な話でもありません。 何にせよ、このサーガはアフラ・マズダがアンラ・マンユを打倒することで一つの区切りを迎えた訳です。 歩さんとブレード・チルドレンの物語は、誤解を恐れずに言うなら単なる後日談に過ぎません。 ですが、僕には一つ気になったことがあります」 一旦言葉を切って清隆の表情を窺う。 「歩さんの語った物語には悪魔と呼ばれた男、ミズシロ・ヤイバの視点が全く欠けていた。 まあこれは当然なのかもしれません。彼は人類とは相容れない存在だったのですから。 しかしです。ミズシロ・ヤイバは本当に悪魔だったのでしょうか? 彼が生きていれば、おそらく彼の一族は人類を緩やかに滅亡させ、新人類として繁栄していたでしょう。 確かにこれは現人類から見れば悲劇以外の何物でもありません。ですが視点を変えればどうでしょうか。 彼の血族――新人類にとってみれば、ミズシロ・ヤイバはまさに神そのものとなり得たはずです。 彼の目的はあくまで現人類の駆逐であり、決して無秩序な破壊を齎す類のものではなかったのですから。 つまり貴方達の戦いは、神と悪魔の戦いではなく、やはり善神と悪神の戦いであったと見なすのが妥当です。 さて、ところでその戦いにおいて、ミズシロ・ヤイバは新人類を始め様々なモノを創り出しました。 対して鳴海清隆は何をしたのでしょうか。彼の創り出したモノを破壊して回っただけではありませんか?」 清隆は見透かすような眼で見詰めている。 「鳴海さん、貴方の真の役割は、アフラ・マズダではなくアンラ・マンユだったのではありませんか?」 ********** 鳴海清隆に対して並べ立てた言葉は、全くの出鱈目という訳ではないが、半ば口から出任せだった。 そもそも歩から得た情報は断片的であり、まだ秘匿されている情報もあるはずであり、清隆に対する有効打となる武器は何もなかった。 どの道、切れるカードなどなかったのだ。 デウスの記憶というホールカードはあるが、自分自身ですら価値の判らないカードを闇雲に切るのは愚者の所業である。 だから、次のカードをヒットした。 要は鳴海清隆を揺るがせたかったのだ。 ある部分で、彼と自分は似ているのだろうと思う。 自分がそうであるように、彼のパーソナリティは絶対的な自己肯定に拠っている。 そこを僅かでも突き崩せればと思ったのだが。 「うん、流石に手強いな」 結局のところ、彼は小揺るぎもしなかった。少なくとも表面上は。 彼は或の挑発を黙って聴き終えると、間抜けな着ぐるみの背中を見せて再び階段の上へと去って行った。 まだゲームを続けるのなら後ろの扉を開けたまえ、とだけ言い残して。 その背に銃弾をブチ込むことも考えたがやめた。まず間違いなく無駄だからだ。 そもそも銃弾をブチ込めたとして、それを勝利と呼べるかは甚だ疑問だ。 少し逡巡してから後ろの扉――それは城の入口に繋がっていたはずだが――を開けると、次の瞬間には夜めいた境内に立っていた。 振り返っても壮麗な城は影も形もなかった。コマ送りのような感覚だった。 そして今、白い化粧が施された木々の向こうに本殿の屋根が見える。 携帯電話を取り出す。 時刻は既に十七時五十八分を回っている。 映画のラストシーン。 主人公を懐柔しようとするプロデューサーに対して、彼は皮肉の利いた最後の挨拶を述べて外の世界へと旅立つ。 それを全世界の視聴者達は感動の涙と拍手で迎えるのだが、直後に興味を失い次の番組を探し始める。 実にブラックなオチ。 ブラックなオチだと思っていた。 しかし。 今なら、この状況なら解る。 あのオチをブラックだと感じるのは、要するに他人事だからだ。 実のところ、真の神はプロデューサーではなく視聴者達だ。 プロデューサーは『神』という役を演じていたに過ぎない。 視聴者達を満足させその後への関心を失わせる幕切れこそが、主人公が求めていた自由への切符だった。 あれは主人公が完全な勝利を収めたことを端的に示すオチだったのだ。 「僕にとっての勝利とは……何だ?」 三度目の放送が始まる。 【F-5/神社/1日目/夕方】 【秋瀬或@未来日記】 [状態]:疲労(中)、左肩に銃創、右こめかみに殴打痕 [服装]: [装備]:コピー日記@未来日記、ニューナンブM60(4/5)@現実 [道具]:支給品一式、各種医療品、 天野雪輝と我妻由乃の思い出の写真、 ニューナンブM60(5/5)@現実、.38スペシャル弾@現実×20、 警棒@現実×2、手錠@現実×2、携帯電話、 A3サイズの偽杜綱モンタージュポスター×10、 A3サイズのレガートモンタージュポスター×10 永久指針(エターナルポース)@ONE PIECE、クリマ・タクト@ONE PIECE [思考] 基本:雪輝の生存を優先。『神』について情報収集及び思索。(脱出か優勝狙いかは情報次第) 1:『神』の謎を解き、勝利する。 2:偽装した自身の死を利用して、歩や由乃に感づかれないよう表に出ずに立ち回る。 3:コピー日記により雪輝たちの動向を把握、我妻由乃対策をしたい。 4:探偵として、この殺し合いについて考える。 5:偽杜綱を警戒。モンタージュポスターを目に付く場所に貼っておく。 6:蒼月潮、とら、リヴィオの知人といった名前を聞いた面々に留意。 7:探偵日記の更新は諦めるが、コメントのチェックなどは欠かさない。 8:『みんなのしたら場』管理人を保護したい。 9:リヴィオへの感謝と追悼。 10:出来ればひょうに直接会ってみたい。 11:何故、僕はデウスの声を知っている? [備考] ※参戦時期は9thと共に雪輝の元に向かう直前。 ※蒼月潮の関係者についての情報をある程度知りました。 ※リヴィオからノーマンズランドに関する詳しい情報を得ました。 ※鳴海歩について、敵愾心とある程度の信頼を寄せています。 ※鳴海歩から、ブレード・チルドレンと鳴海清隆、鳴海歩、ミズシロ・ヤイバ、ミズシロ・火澄、 並びにハンター、セイバー、ウォッチャーらを取り巻く構図について聞きました。 ただし、個人情報やスキルについては黙秘されています。 ※鳴海歩との接触を秘匿するつもりです。 ※【鳴海歩の考察】の、3、4、6について聞いています。 詳細は第91話【盤上の駒】鳴海歩の状態表を参照。 ※みねねのメールを確認しました。 みねねが出会った危険人物及び首輪についてのみねねの考察について把握しました。 ※参加者は平行世界移動や時間跳躍によって集められた可能性を考えています。 ※ミッドバレイとリヴィオの時間軸の違いを認識しました。 ※パックからひょうの仮説(精神体になんらかの操作が加えられ、肉体が元の世界と同じでない可能性)を聞きました。 ※胡喜媚から彼女の能力などについて若干の情報を得ています。 時系列順で読む Back AGITATOR/THINKER Next キャラクターはセリフだけで見分けがつくように書き分けよう 投下順で読む Back AGITATOR/THINKER Next キャラクターはセリフだけで見分けがつくように書き分けよう 146 C3 -Cube×Cursed×Curious- 秋瀬或 170 消灯ですよ
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製作者(改変者) heil10mugen氏 改変元 608氏G-Orochi 最新版 ? displayname ALMIGHTY MIZUCHI name G OROCHI 概要 608氏神オロチ改変。 メロン色のため、「メロンミズチ」等と呼ばれる。 しかし実際にメロン色なのは12Pカラーのみ。 またミズチと名前が付いているものの、オロチボイスな部分も幾つかある。 技もダージャや解除の飛び道具を大量に出すなどと追加・改変されている。 性能解説 +基本動作 基本動作 常時無敵 イントロの変更 Powerは9000000に変更 後光エフェクトの変更 技の追加 それ以外は改変元と同様 関連項目
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ロボパーツ一覧(五十音順) HD(ア行~ナ行 / ハ行~その他) BD(ア行~ナ行 / ハ行~その他) AM(ア行~ナ行 / ハ行~その他) BS(ア行~ナ行 / ハ行~その他) LG(ア行~ナ行 / ハ行~その他) HDJ AMJ BSJ LGJ コンバージョン 武器・その他 手持ち武器(メイン / サブ) 内蔵武器(メイン / サブ) チューニングパーツ AURAカートリッジ ボイスメモリ +関連ロボ・パーツリンク表 クリックで展開 ----+----+----+----+----+----+----+-(関連リンク)-+----+----+----+----+----+----+---- ロボ カゲタマ / カゲタマ★ / カゲタマ★★ミズタマ パーツ HD? / BD? / AM? / BS? / LG?HD★? / BD★? / AM★? / BS★? / LG★?HD★★ / BD★★ / AM★★ / BS★★ / LG★★ ミズタマHD / ミズタマBD / ミズタマAM / ミズタマLG 関連リンク表の編集はこちらから おすすめ/HD/ミズタマHD おすすめ/HD/シノビゴーグル レビュー コメント おすすめ/HD/ミズタマHD データ ◆基本データ 名称 アイコン タイプ サイズ 潜在能力(解放後Lv30以上,50以上) ランク スタック強化率 特殊効果 売却額 カスタマイズ特記事項 ミズタマHD 陸戦 S B+(?,?) R-3 2.0% ショック耐性10 未調査 C$ シノビゴーグル付属 ◆パーツデータ レベル 重量 コスト HP EN EN回復 射撃 格闘 歩行制限 飛行制限 歩行 飛行 跳躍 物防 ビ防 火防 電防 安定 耐遅 耐凍 1 9.0t 72 600 450 130 - - -t -t - - - - - - - - 5% -% 30 9.0t 133 745 610 141 - - -t -t - - - - - - - - 7% -% 50 9.0t 249 950 830 155 - - -t -t - - - - - - - - 9% -% 70 9.0t 355 1100 1000 165 - - -t -t - - - - - - - - 10% -% 90 9.0t 479 1320 1200 170 - - -t -t - - - - - - - - 10% -% おすすめ/HD/シノビゴーグル ◆基本データ 名称 アイコン タイプ サイズ 潜在能力(解放後Lv30以上,50以上) ランク スタック強化率 特殊効果 売却額 カスタマイズ特記事項 シノビゴーグル なし S - R-3 -% なし -C$ パーツ数にカウントされない ◆パーツデータ ステータスなし 入手方法 ロボ販売 - 梅雨イベント2021 イベントダンジョン交換所(オイリーレインx300) パーツ販売 - 梅雨イベント2021 イベントダンジョン交換所(オイリーレインx50) ドロップ - なし その他 - なし レビュー ミズタマのHD。 長所 短所 コメント 誤りの指摘、追加情報など、このページの内容に関するコメントのみお願いします。 上記以外については質問雑談用ページの方でお願いします。