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オロミズまとめwiki ここは、mugenのオロチ、ミズチ改変キャラについてまとめるwikiです。
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ハナミズキ 詳細 ハナミズキ バージョン ジャンル 難易度 最大コンボ数 DS3PSPDX J-POP ★×4 162 iOS AC15.1.0 Wii5 AC15.2.0 3DS2NS RPGWii U3 AC16.1.0 NS2MPRC ポップス iOSAR 新筐体の各バージョンでは、以下の日時をもってサヨナラとなった。 サヨナラ日 時刻 バージョン 2014年11月5日(水) 午前7 00 無印・KATSU-DON・ソライロ・モモイロ 2017年3月15日(水) キミドリ・ムラサキ・ホワイト・レッド イエローVer.以降では今まで通り選曲可能。
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浅宮ミズキ&白金虹羽 【 性別 】:両性 【 学年 】:その他 【 車名 】:750CCバイク:レインオブレインボゥ 【 ステータス 】 攻撃力:2 防御力:2 走行技術:2 加速力:5 精神力:3 天候操作:2 【 特殊能力名 】:『雨の後には虹が出る』 【 特殊能力内容 】: アクティブ能力 1.自マス含め、前方30マス、後方30マス、計61マス内の何もイベントがない無印のマスに『雨』マスを設置する。(効果時間2ターン) 2.『雨』マスに止まったキャラクターは、走行技術の数値に関係なく転倒する 3.このキャラクター自身は『雨』マスの影響を受けない 制約1:『雨』マスで転倒するのは加速力5以上のキャラクターのみ 制約2:自分の順位が6位以下でないと使用できない 【GK補足】 能力の射程距離内に分岐点がある場合は、どちらかのルートにのみ雨マスを設置できる。どちらのルートに雨マスを設置するかは行動提出の際に指定。指定がない場合は通常移動と同じルート上に雨マスを設置。 転倒マスが雨マスになっても転倒効果は重複しない 【能力原理】 「秘剣・万刻白嵐界」と「雨の日は日曜日」 二人の能力の相乗効果により、台風を巻き起こす。 路面は荒れ、無数の水溜りが出来る。 台風が過ぎた後、空には一面の虹が出来るだろう。 なお、彼等は普段から雨風に慣れ親しんでいるため(台風の中で走るのをレースの為に必死に練習したので)、路面の悪い状態でも問題なく走行できる。 ※「秘剣・万刻白嵐界(ばんこくはくらんかい)」:スィングで周囲の大気を自分の眼前で圧縮解放し剣があたらずとも衝撃波で敵を吹き飛ばす秘剣。もはや剣技というのもおこがましい絶技。 ※「雨の日は日曜日」:周囲に雨を降らせる能力。 【 キャラクター説明 】: レインオブレインボウ: 大層な名前が付いてるが、単なる市販のレーサーレプリカタイプのバイクである。 チーム虹雨は、卓越した魔人としての身体能力・技術・努力を駆使し、人外やモンスターマシンと渡り合うのである。 ・・・・・・浅宮先生は掴まっているだけだが。 白金虹羽 : 希望崎学園1年生? 眼鏡をかけた華奢な少年剣士にして野球魔人。 バイクの免許を持っていたのでレースに参加する羽目になった。 なんで自分がバイクを運転してるかは疑問だが、巻き込まれたからには何時ものように全力を尽くします。 本当は野球がしたい。 浅宮ミズキ: 雨に愛された女。 彼女の行く先は、常に雨に見舞われる。 よって、愛用の傘は手放せない。 己の状況に悲観することなく、雨と向き合って生きている芯の強さも持つ。 雨は嫌いではないが、一度位は傘を持たずに出かけたいとも思っている。 雨が好きな人、もしくは雨を吹き飛ばすような熱い人に惹かれる。 第四次ダンゲロスハルマゲドンの参加者。 5年前に学生だった彼女も、今は21歳。 現在、教育実習生として希望崎に来ている。 クラスの生徒から囃されたため、レースへの参戦を決意。 浅宮はバイクの免許を持っていないため、同クラス唯一の免許持ちである白金虹羽がドライバーとして駆り出された。 雨を操る魔人、浅宮ミズキ。風を操る魔人、白金虹羽。 チーム『虹雨』がここに誕生した。 GK評価 妨害がなかなか強い!完全にゲームを支配していたキャラクター。妨害能力者にやってほしいことをちゃんとやってくれた。 いざという時は転校生でも止めてくれる。 にも関わらず白金自身は最下位。やはり妨害しているだけでは自分が勝てるわけではないので、妨害能力はある程度強くてもいいな。 ゲームが停滞しない様に雨マス永続を修正させて本当に良かった。
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【形式番号】 EB-06q 【機体名】 グレイズシルト 【パイロット】 ギャラルホルン兵士 【所属陣営】 ギャラルホルン 【動力】 エイハブ・リアクター 【フレーム】 グレイズ・フレーム 【武装】 ハルバード大型シールド 【ベース機】 EB-06 グレイズ 【詳細】 アリアンロッドに配備されたEB-06 グレイズのバリエーション機。 都市や目標組織の包囲制圧を主任務とするカスタム機であり、アリアンロッドグリーンに赤いラインの入ったカラーリング。 基本はグレイズと変わらないが頭部がチンガードのついた独自品となっている。 武装としてハルバードと大型のシールドを持ち、統率の取れた連携による集団戦闘を得意とする。 片手にシールドを持って敵の攻撃を防ぎつつ接近しハルバードの斬撃、刺突でMSを仕留める。 火器は所持していないが、恐らく作中のようにグレイズやレギンレイズの混成部隊の支援射撃等を受けつつ、 前線を担当する機体と思われる。
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【名前】竹内理緒 【出典】スパイラル ~推理の絆~ 【種族】人間 【性別】女 【口調】一人称:あたし 二人称・三人称: 【性格】普段は外見年齢相応の、子供らしい無邪気な振る舞いを見せる。一方で冷静な策士としての一面を併せ持つ。 【能力】 【備考】 ミズシロ・ヤイバの遺伝子を受け継ぐ、ブレード・チルドレンの一人。 17歳という年齢のわりに、その容姿は極端に幼いが、実はブレード・チルドレンの中でも屈指の切れ者である。 同時に生粋の勝負師でもあり、たとえ危険な賭けであろうとも、必要に迫られれば、躊躇うことなく命を賭ける豪胆な人物。 清隆に半ば信仰じみた崇拝の念を抱いており、首輪型爆弾のタッグマッチに敗北してからは、歩の可能性も真っ先に認めた。 アイズ・ラザフォードがカノンに襲撃され、意識不明となってからは、ブレード・チルドレンのまとめ役として活躍する。 特に爆弾の扱いに秀でており、「爆炎の魔女」「紅蓮の妖精」など、数々の異名と共に恐れられている。 また、清隆はこれになぞらえて「爆裂ロリータ」という渾名をつけたが、さすがにこのネーミングは理緒も気に入らなかったようだ。 以下、新漫画バトルロワイアルにおけるネタバレを含む 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 竹内理緒の本ロワにおける動向 初登場話 028 殺伐フレンズ 死亡話 --- 登場話数 5話 スタンス 危険対主催 現在状況 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 鳴海歩 友好 弟さん 本ロワでは遭遇せず 結崎ひよの 友好 ひよのさん 本ロワでは遭遇せず 浅月香介 友好 こーすけ君 本ロワでは遭遇せず カノン・ヒルベルト 敵対 カノン君 本ロワでは遭遇せず 高町亮子 友好 亮子ちゃん 094 運命の螺旋乗り越えて(前編) 我妻由乃 警戒 我妻さん 019 殺伐フレンズ 胡喜媚 友好 喜媚ちゃん 019 殺伐フレンズ 志村妙 友好 妙さん 094 運命の螺旋乗り越えて(後編) ブラック・ジャック 友好 ブラック・ジャック先生 094 運命の螺旋乗り越えて(後編) ガッツ ガッツさん 094 運命の螺旋乗り越えて(後編) ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク 敵対 殺害される 097 Spiral of Fortune ~ Reverse Position ~
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アニミズム/Animism アニミズム/Animism(3)(G) エンチャント - オーラ エンチャント(クリーチャー) エンチャントされているクリーチャーは+X/+Xの修整を受けるとともにトランプルを得る。Xはあなたがコントロールする森の数である。 森を1つ生け贄に捧げる:アニミズムをオーナーの手札に戻す。 参考 風神録-アンコモン
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製作者(改変者) Sunishell氏 改変元 ミズチ 最新版 ? displayname Zephyros name Zephyros 概要 ミズチの改変キャラで、髪が長く、目に傷が書き加えられている。 +基本動作 全カラーを通してアーマーが無い 裏カラーで回復が付く。
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仲間データ 全部で勇者3人、戦士3人、僧侶3人、魔法使い3人の計12人が存在 職業特性などはおおむねコシミズクエスト2の仲間データと同様 ステータス伸び幅については、重み付けが顕著(例えば僧侶の攻撃力の伸び幅は平均して2.1ほどしかない) 輿水幸子を除く全員が開始時点から戦闘をせずに仲間に出来る 主人公? 名前 職業 属性 条件なし 備考 神崎蘭子 勇者な堕天使(勇) クール 最初の操作キャラ 最初からいる。普通にパーティから外せるし外していてもストーリーには全く影響しない 酒場 ※スタドリ=スタミナドリンク。エナジードリンクを要求する仲間はいない 名前 職業 属性 条件 備考 島村卯月 普通(勇) キュート スタドリ5 日野茜 全力全壊(勇) パッション スタドリ5 諸星きらり 人間山脈(戦) パッション スタドリ5 脇山珠美 ちびっこ剣士(戦) クール スタドリ5 喜多日菜子 妄想プリンセス(僧) パッション スタドリ5 安部菜々 ウサミン星人(僧) キュート スタドリ5 高垣楓 温泉マイスター(僧) クール スタドリ5 白坂小梅 ネクロマンサー(魔) クール スタドリ5 古賀小春 ヒョウくん使い(魔) キュート スタドリ5 2時の世界 地下 名前 職業 属性 条件 備考 双葉杏 ニート(戦) キュート 飴を所持 飴を2個以上所持していると仲間に出来ない(売却して出直せばOK) 3時の世界 名前 職業 属性 条件 備考 市原仁奈 着ぐるみマスター(魔) キュート ローの鏡 ローの鏡は3時の世界の洞窟にて拾得 6時の世界 地下 名前 職業 属性 条件 備考 輿水幸子 カワイイ(勇) キュート なし 6時の世界のボス3人を撃破する必要あり レベルアップに必要なEXP レベルXになるための必要経験値は、コシミズクエスト2と若干違っている(向こうの初期値は50) x(n) = x(n-1)*1.1 + 10 (※初期値=Lv1 - Lv2 の経験値は30) 習得スキル等 こちらもおおむねコシミズクエスト2の仲間データと同様だが 魔法剣がない、職業固有スキルがないなど習得技能に違いがあり、また固有技能の内容も若干違っているため要注意 \ 使用者 種別 依存ステータス 倍率 特記事項 消費 Cri 分散 妄想具現化 喜多日菜子 攻撃 攻撃力 2.5 5回攻撃 MP60 有り 30 きらりんビーム 諸星きらり 攻撃 攻撃力 4.5 全体 HP55 無し 20 燕返し 脇山珠美 攻撃 攻撃力 4.5 ※固定ダメージではない HP55 20 サテライトキャノン 安部菜々 攻撃 魔法攻撃 5 全体 MP50 無し 30 ヒョウ君アタック 古賀小春 攻撃 魔法攻撃 2.5 5回攻撃 MP60 有り 30 ドラゴンブレス 市原仁奈 攻撃 魔法攻撃 5 全体 MP50 無し 25 ほんきだす 双葉杏 補助 - 4 本気、飴消費 MP5 - - プリンセスフォーム 日野茜 補助 - 2 全+、自分 MP40 - - 堕天使の翼 神崎蘭子 補助 - 2 全+、自分 MP40 - - 神秘のオーラ 高垣楓 補助 - 1.5 攻防+ MP40 - - ゾンビパウダー 白坂小梅 補助 - 2/3 攻魔+防敏避-、対象単体 MP50 - - 真・溢れる輝き 輿水幸子 攻撃 右記参照 3.5 補正後の攻撃力・魔法攻撃の合算を攻撃力とする物理攻撃 HP55 ※島村卯月には固有技能は無い
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眠(ねむ)れる巨人(きょじん)ズシン:? 効果モンスター 星10/地属性/戦士族/攻 0/守 0 このカードは通常召喚できない。 自分のターンで数えて10ターン以上フィールド上に 表側表示で存在しているレベル1の通常モンスター1体をリリースする事でのみ 特殊召喚する事ができる。 このカードが戦闘を行う場合、 バトルフェイズの間だけ戦闘を行う相手モンスターの効果を無効化し、 このカードの攻撃力・守備力はダメージ計算時のみ戦闘を行う相手モンスターの 攻撃力+1000ポイントの数値になる。 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 このカードはこのカード以外の魔法・罠・効果モンスターの効果を受けない。 解説:TF6オリジナルカード TF6でオリジナルカードとして収録された、地属性・戦士族のモンスター。 アニメ5D sでチーム太陽が使用した、彼らの切り札となるモンスターである。 戦闘時に相手モンスターの攻撃力を必ず上回る効果と、いかなるカードの効果も受けない効果を持っているため、フィールドに出すことができればまさに無敵。 戦闘する相手モンスターの効果を無効にするため、邪神アバターや時械神ですらこのカードには太刀打ちできないという、ロマン溢れるモンスター。 だが、フィールドに出すためにはレベル1の通常モンスターを往復10ターン維持するという、非常に厳しい条件を満たす必要がある。 往復10ターンといえば、あの究極完全態 グレート・モスよりも長いターン数。 終焉のカウントダウンならば何もしなくとも勝利できてしまい、波動キャノンならばカードを維持できればより少ないターン数で勝利できる。 このカードを出すためには、当然それに特化したデッキを組む必要がある。 レベル1の通常モンスターで最も守備力が高いのは、守備力2100の大木炭18。 次いで、守備力2050のバニーラ、2000の弾圧される民、異次元トレーナー、ガード・オブ・フレムベルがある。 無論、現環境ではこの守備力を上回る攻撃力を持つモンスターが簡単に出てくるので、戦闘破壊を防ぐために万全なロックを築きたい。 アニメでも使用されていた手をつなぐ魔人とスクラム・フォースは、それぞれ戦闘破壊・効果破壊を防ぐという意味で採用に値するだろう。 これだけではバウンス・除外には耐性が無いので、このあたりは神の宣告などの汎用カウンターカードで対処したい。 レベル1の通常モンスターであること以外に条件は存在しないので、羊トークンなどレベル1のトークンも使用することができる。 最近では暴走闘君などトークン専用のサポートカードも増えたので、最初からトークンを維持することに集中するのもありだろう。 もっとも、トークンは基本的にステータスが低いため、自分への戦闘ダメージをどうにかする必要はある。 以上のように、とにかく出すまでの条件が厳しいため、デッキ構築には細心の注意を要する。 いざ特殊召喚する段階で神の警告などに無効にされては話にならないため、事前に伏せ除去や罠の無効化は忘れないようにしておきたい。 多くの苦労を乗り越えて特殊召喚に成功すれば、大きな達成感を得ることができるだろう。 相手フィールド上に守備表示で存在する攻撃力より守備力が1000以上高いモンスターに対しては、このカードでは太刀打ちできないので注意。 また、そもそも相手フィールド上にモンスターが存在しない場合は、直接攻撃してもダメージを与えることができない。 戦闘では「無敵」であるが、それだけでは勝利手段にならないということには十分注意が必要である。 アニメでは耐性は「効果を受けない」ではなく「対象にならない」であったため、この点で強化されているといえる。実際にアニメでも「対象にならない」の抜け穴を突破されている。ただし自分のカードの効果も受けないので、アニメのように貫通効果を付加させるといったことも出来ない。尤も、このカードの召喚までに敷いていたロックの影響も受けないという意味では、やはり強化といえるかもしれないが。 関連カード ゲーム別収録パック No.無し DS2011パック:パック:-(P)11:無し? PSPTF6パック:パック:-(P)TF6 TF6オリジナル WiiDT1パック:パック:-(P)DT1:無し XBOXLiveパック:パック:-(P)XBL1:無し? DS2010パック:パック:無し PSPTF5パック:パック:無し DS2009パック:パック:無し PSPTF4パック:パック:無し DS2008パック:パック:無し PSPTF3パック:パック:無し DS2007パック:パック:無し DS SSパック:パック:無し DS NTパック:パック:無し PSPTF2パック:パック:無し PSPTF1パック:パック:無し PS2TFEパック:パック:無し OCGパック:パック:無し ご購入はこちら クリック! 遊戯王&トレカ販売 カード&ホビー「KeyGrip」
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アイオーン ◆L62I.UGyuw 時刻は既に十七時を回っている。 圏外と表示された携帯電話のディスプレイから視線を外した。剥き出しの木の根をひょいと跳び越える。 少し歩いてぬかるみを避けた後、一旦立ち止まって手の上の透明な小球を目の前に掲げた。 静かだ。木々のざわめきも聴こえない。 無風の森は、ぼんやりとした闇に沈んでいる。 不安を煽る無音の中で、或は携帯電話を胸のポケットに戻して、代わりに地図とコンパスを取り出した。 そしてそれらをひとしきり眺めて考える。 釈然としない。 歩いた距離を考えると、神社の敷地からはもうとっくに出ていると思う。 いや、それどころかF-5エリアからも出ているのではないだろうか。 変わり映えのしない景色のために距離感を失いそうになるが、それでも確実に一キロメートル以上は歩いている。 コンパスはいつからかふらふらくるくると不安定に回転するばかりで役に立たない。 一帯に磁鉄鉱でも埋まっているのだろうか。 一方で、どういう仕組みか永久指針はずっと一定の方向を指し続けている。 故にひとまず頼るべきものはこの原理不明の道具しかないのだが――。 白い息を吐く。 やはり釈然としない。 いい加減、永久指針の指し示す地点に到着してもいいはずだ。 パックの移動経路も考慮すると、永久指針が神社周辺を指していたことは確実だったのだから。 デイパックに地図とコンパスを仕舞って、ペットボトルを手に取った。 「さて……行くか戻るか、それが問題だ。本当ならすぐ戻るはずだったんだけど、当てが外れたかな」 軽く喉を潤して、或は独り言ちた。 ********** 秋瀬或には一つの癖がある。 癖、と言うよりはある種の信念のようなものかもしれない。 それは迷ったときに、より積極的な道を選択するということ。 そして今までずっとそうだったように、今回もその判断は正しかった。 行く手に光が射した。 森はある所で急に終わっていた。 そして辺りの景色が唐突に開けた。 眩しさに目を細める。 そこには薄い黄金色の輝きを放つ紫の大海があった。 地平線の遥か向こうまで広がる一面の花の海だ。 後ろから、一陣の風が吹き抜けていった。 花の海を渡って行く風のうねりがはっきりと見える。 柔らかく、それでいて瑞々しい香りが鼻腔をくすぐる。 いつの間にか、雪は止んでいた。 空を覆っていたはずの雪雲は綺麗に消え失せ、代わりに赤く巨大な光の塊が空に蕩けている。 そういえば、今は夕暮れ時だったのだと、或は今更のように思った。 紫の匂いに満ちた黄金の世界。 それはあまりにも幻想的な光景だった。 「もしかすると――これが、『幽界』だったりするのかな?」 明らかに、島の何処かなどではあり得ない。 いや――現実にこんな光景は存在し得ない。 馬鹿馬鹿しい程に赤々と巨大な太陽と、それが発する光学の法則を全く無視した黄金の光が、雄弁にそう語っていた。 幽界は現世の常識が通用しない世界なのだというようなことを、あのお調子者の妖精は語った。 彼の故郷であるという妖精郷もその幽界にあるらしいが――実際に妖精の世界などというものがあるのなら、それは目の前の風景こそが相応しい。 「……ん?」 視界の隅で何かが夕陽を弾いた。目を向ける。 花の海から続く、長く遠く突き出した高い断崖。その先端。 落ち掛かった夕陽に照らされて、いくつもの尖塔が特徴的な建物が、紅玉のように小さく煌いていた。 「あれは……城か?」 小さく見えるが、距離を考えるとかなり大きい建築物のはずだ。 永久指針はどうやら崖上の建物を指しているようだったし、何より他に行く当てもない。 或は迷わず歩き始める。 何が待ち受けているにせよ、ここで引き返すという選択肢は端から存在しない。 程なくして建物の正面に着いた。 やはりそれは城だった。 城――と言っても、周囲に高い城壁もなければ見張り台もない。 一般的な城とは違い、戦略上の拠点としての機能をこれは持ち合わせていない。 ヨーロッパ圏の御伽噺に登場するお城がイメージとしては最も近いだろう。 しかし異質なことに、死者の罪を量る古代エジプトの神――アヌビスの彫刻が入口の大扉の上に鎮座している。 幻想の世界には相応しい代物だと或は思った。 改めてもう一度天を衝く尖塔を見上げてから、冗談のように大きい両開きの扉に手を掛ける。 眠りから覚めたように、ほとんど抵抗なく扉は動き始めた。 巨大な怪物が徐々にその口を開いて行く。 中から滲み出した闇がひやりと頬を撫でた。 完全なシンメトリを構成する通路が暗闇の中へと真っ直ぐに吸い込まれている。 「さて――」 鬼が出るか蛇が出るか。 ランタンに灯を入れ、或は闇へと踏み込んで行く。 ********** タイトルは知らない。ずっと昔、両親がテレビで観ていた映画だ。 それほど興味は湧かなかったのに、何故か最後まで横で観てしまったのを憶えている。 舞台はアメリカの長閑な島で、主人公の青年は何処にでもいる平凡なセールスマン。 彼は生まれてから一度も島の外に出たことがないのだが、それは嵐の日に父が海に沈んで死んだことがきっかけで水が怖くなったためだ。 しかしその死んだはずの父が目の前に現れたときから、彼の日常は綻び始める。 タネを明かせば、実は彼の生活の一部始終は街中に隠された大量のカメラで常に撮影されていて、それが二十四時間全世界に放映されているのだ。 そして彼の父は勿論のこと、島の住人は親も妻も親友も道行く人までもが全てエキストラで構成されている。 のみならず、島そのものが巨大な人口ドームで覆われたセットなのである。 そのことに薄々勘付いた主人公は、何とかして島を脱出しようと試みるのだが……。 まともじゃないね、これは。 一通り城内を探索し終えて入口から続く円形の大広間に戻って来た或は、ランタンを消すと端的にそう感想を述べた。 応える者のない言葉が、暗い吹き抜けの空間に虚しく吸い込まれる。 窓から射し込む夕暮れの美しい光が、辛うじて大広間から闇を掃っている。 城内はちょっとした迷宮の様相を呈していた。 細長い廊下と大小無数の部屋が蜘蛛の巣のように張り巡らされ、油断すると元来た道も分からなくなりそうな複雑な構造だった。 寝室だけでも軽く十以上はある。 しかし或がまともではないと評したのはそんな点ではない。 この城には生活感がない。もっと言えば、人が入った形跡すらない。 それにも拘らず、城内の何処を調べても、磨き抜かれた床には塵一つ落ちていなかったし、真鍮の調度品には一点の曇りも見られなかったし、ベッドのシーツはたった今交換されたばかりのようだった。 城内の至る所に見える蝋燭は、或が来る前から燃えていたにも拘らず、まるで尽きる気配がない。 或は入口正面の大時計を見上げた。 十七時五十二分。 剥き出しの歯車や調速機が整然と動いているのが見える。 大時計の刻む時は酷く緩慢だ。 だがこれはこの大時計が狂っているということを必ずしも意味しない。 デイパックから時計を出す。 十七時五十二分。 大時計の示す時刻と一致している。 要するに、この城は時間の流れが狂っているのだろう。 ここに着いてから随分時間が経過しているはずなのに、未だ夕陽が沈み切っていないのがいい証拠だ。 しかし驚くには値しない。 時空王デウス・エクス・マキナの力をもってすれば、その程度は造作もないことだからだ。 人智を超えた現象を割合すんなりと受け入れて、或は大広間の中心に近付く。 「怪しいと言えば何もかも怪しいけれど……一番怪しいのは、やっぱりこれか」 チェス盤にも似た大広間の床の中央部には、巨大な円に内接するように六芒星を二つずらして重ねた紋様が描かれていた。 二重六芒星の頂点には、それぞれ異なる奇妙なシンボルが配置されている。 そして二重六芒星の中心、その上に。 一抱えもある血の凝ったような紅い球体が、音もなく宙に浮いていた。 もしこの城が生きているのなら、きっとこれが心臓なのだろう。 間近で眺めてみる。 質感は完全に均質で、表面は凸面鏡のように滑らかだが、或の姿は映っていない。 警棒で軽く叩いてみる。 ご、と鈍い音。 球体は空間に固定されているかのように動かない。 ゆっくりと触れてみる。 途端に、異様な悪寒が掌から背中へと突き抜けた。 「――――っ!」 熱いヤカンに触れたように、ほとんど反射的に或は球体から手を離した。 靴が床を擦って耳障りな音を立てる。 全身に鳥肌が立っている。背中に冷汗が滲んでいる。鏡を見なくても顔が強張っているのが判る。 軟らかいとも硬いとも温かいとも冷たいとも判断出来ない、冒涜的な感触だった。 冒涜的な感触――とは一体何だ。 その表現がまるで的外れである一方で、球体の感触について他に言語化する方法もおそらくないだろうと或は思った。 次の行動に移るまでに、しばらく時間が掛かった。 或は少し下がってニューナンブを構え、無造作に引鉄を引いた。 乾いた破裂音と光、それに鋭い金属音がほぼ同時に発生した。 音が壁に跳ね返りながら無限に減衰して行く。 「駄目か」 特段期待はしていなかった、という口調で或は呟いた。 球体には間違いなく銃弾が直撃したはずだが、その表面には傷一つ付いていなかった。 少なくとも今すぐにこの球体をどうこうすることは難しいと判断せざるを得ない。 「無意味なオブジェクトだとは考え難いけど……何だろうな、これは」 「それは王玉」 不意に、予期せぬ答えが降って来た。 はっと振り向く。 「それは賢者の石」 視線が彷徨い、そして大階段で止まる。 「それはベヘリット」 居る。上階の暗がりに、何者かが立っている。 「しかしてその実体は、千の姿と名を持つ高エネルギー結晶体であり――真理に至る凶夢の深淵からの呼び声だ」 世界の中心へようこそ、秋瀬或君。 涼やかなテノールが虚空に響いた。 声の主が無言で降りて来る。 こいつは何者なのか。 まず頭に浮かんだのはそんな至極当たり前の疑問だった。 そして聞き覚え――ではなく見覚えのある単語『賢者の石』。 並列して、先制攻撃もしくは逃走という選択肢がちらついたものの、これは却下する。 完全に有利な立場であったにも拘らず敢えて声を掛けたということは、とりあえず害意はないのだろう。 勿論それは必ずしも敵意の不在を意味しないのだが。 そして発言の内容。 ほとんど意味は解らないが、自分の名前を知っていた、という点は無視出来ない。 現在、この島で秋瀬或の顔と名前を一致させることが出来る者は、未来日記所持者を除けばミッドバレイくらいしかいないはずだ。 最後に――。 階段の半ばで、声の主は窓から射し込む神々しい光に照らされた。 その姿を確認して――或の顔が心なしか引き攣った。 カエルだった。 もう少し詳しく述べるならば、デフォルメされたカエルの着ぐるみだった。 全身黄緑色である。腹だけ白い。丸い頭の上にデカい目玉がくっ付いている。他に特徴はない。制作者のやる気のなさが窺える。 寂れた遊園地のマスコットでも、もう少し気の利いたデザインではないだろうか。 カエルがゆっくりと降りて来る。 頭脳明晰にして大胆不敵、テロリストも舌を巻くハイスペック中学生秋瀬或も、流石にこの瞬間ばかりは呆気に取られた。 いくら奇矯な人間には慣れているといっても限度というものがある。 これはないだろう。 場にそぐわないどころではない。 ここで登場すべきは高級なタキシードに身を包んだ胡散臭い紳士か仙人のように長い白髭を蓄えた老人か、せめて黒服にサングラスの強面であって、断じて出来損ないのマスコットではない。 「おや、どうしたのかな?」 カエルが心底不思議そうな声で喋った。 黙れ。 いや、相手のペースに呑まれてはならない。 或は努めて冷静にカエルを見返した。 カエルの声には聞き覚えがある。正確には似た声を知っていると言うべきか。 そう、ある人物が成長すればこんな声になるだろう。 すなわち――。 「悪趣味が過ぎますよ、鳴海清隆さん」 ほとんど確信を持ってその名を口にした。 「ああ全く! せっかくミステリアスに登場したんだから、もう少し溜めってものが欲しいなあ!」 まぁ、仕方ないか。 大げさに、残念そうに言って、カエルの着ぐるみはよいしょとその頭を外した。 下から整った顔が現れる。歳は三十そこそこといったところか。 なるほど、鳴海歩に似ているといえば似ている。 だが彼の放つ柔らかで自信に満ちた雰囲気は、彼の弟にはないものだ。 しかし一体何をしに――。 「何をしに現れたのか、という顔をしているね」 読まれた――という程のことでもない。当たり前過ぎる疑問だ。 「大したことじゃない。『それ』のメンテナンスだよ。龍脈が乱れていたからちょっとね。もう終わったからそのことは気にしなくていい。 いや、実は君がこの『王族の庭城』に来たときに声を掛けようかと思ったんだが、そのタイミングをうっかり失っちゃったというか。 ほら私はシャイだから」 何処まで本気かまるで掴めない。 しかし『それ』とは或の背後の球体だろう。 確かにこの付近に龍脈が集まっているとも、それが乱れているとも聞いているが――。 「ふむ。納得出来ないかね。ならこういう理由はどうだろう。 秋瀬君――我々の仲間になるつもりはないかな?」 或の全身が強張った。 ああ、つまり何か。 これは「せかいの はんぶんを おまえに やろう」とかそういう類の誘いなのか。 その言葉が本気かどうかなどどうでもいい。 『神』の言葉は或の『探偵』としての矜持を踏み躙るのに十分だった。 或はこの男を嫌いになろうと決めた。 そして告げる。 「ご好意は大変有難いのですが――クソッ食らえだ」 右腕を跳ね上げる。 手の中にはニューナンブ。 撃鉄を起こす。 銃口が男を捉える。 胸に狙いを絞る。 引鉄を引いた。 ――――カチン。 撃鉄が落ち、弾は出なかった。 静寂が耳を貫く。 永遠にも感じる、しかし僅かな間の後、或は静かに銃口を下に向けた。 一瞬だけ表に現れた激情は既に見られない。 「不発……か」 或の表情に驚きはない。 清隆は眉一つ動かさず、しかし光の加減か、少しだけ哀しい顔で微笑んでいる。 「もしかすると」 清隆が先程とは打って変わって平坦な声を発した。 「私がここで君の銃弾に斃れる可能性もあったのかもしれない。 私がこの先の未来を見ずに済む可能性もあったのかもしれない。 何故なら秋瀬君、君は数奇な運命の元に生まれた因果律の申し子だからだ。 君だけが不確定因子を持っていたからだ。 だがやはりそうはならなかったらしい。 運命の歯車は全てを轢き潰す。機会はいつだって一度きり。 箱の中の猫は観測された」 一気に言い終え、そして彼は今度こそはっきりと哀しみを湛えた瞳に虚空の闇を映した。 「一体何を……いや、貴方は――何者です?」 「君はもう解っているんだろう? 私は――」 ********** 映画のクライマックスで、番組のプロデューサーは、島民を操り夜を昼に変え嵐を起こしてまで彼の脱出行を妨害する。 しかし彼は最早ただの平凡な青年ではない。あらゆる妨害を撥ね退け、水への恐怖を抑え付けてまで舟での脱出を敢行するのだ。 そしてとうとう島を囲うドームの壁まで辿り着いてしまう。 真実を知り、主人公は呆然としながら安っぽい世界の出口の扉を開く。 出口の前で逡巡する彼に対して、天からプロデューサーの声が降って来る。 戸惑う主人公。あんたは何者だと問う。 そして僅かな間の後、プロデューサーは天からこう語り掛けるのだ。 私は『神』だ。 同じ台詞を吐いて、鳴海清隆は秋瀬或に冷徹な視線を向けた。 静謐な大広間を見下ろす大時計は、十七時五十五分を指している。 窓からほとんど水平に射し込む昼の残り香が、二人の空間を二分している。 「そうですか。ところで」 沈黙を破ったのは或だった。 「ご存知でしょうが、僕は歩さんから貴方達に纏わる物語を伺いました。 すなわち、人類を滅する人類以上の存在――ミズシロ・ヤイバと、彼に対抗出来る唯一の存在――鳴海清隆を中心とするサーガです。 これはそうですね、敢えて近いものを挙げるとすれば、ゾロアスターの善神アフラ・マズダと悪神アンラ・マンユの戦いが適当でしょうか。 普通ならばとても信じられるものではありませんが、デウスを知る僕等にとってはそれほど突飛な話でもありません。 何にせよ、このサーガはアフラ・マズダがアンラ・マンユを打倒することで一つの区切りを迎えた訳です。 歩さんとブレード・チルドレンの物語は、誤解を恐れずに言うなら単なる後日談に過ぎません。 ですが、僕には一つ気になったことがあります」 一旦言葉を切って清隆の表情を窺う。 「歩さんの語った物語には悪魔と呼ばれた男、ミズシロ・ヤイバの視点が全く欠けていた。 まあこれは当然なのかもしれません。彼は人類とは相容れない存在だったのですから。 しかしです。ミズシロ・ヤイバは本当に悪魔だったのでしょうか? 彼が生きていれば、おそらく彼の一族は人類を緩やかに滅亡させ、新人類として繁栄していたでしょう。 確かにこれは現人類から見れば悲劇以外の何物でもありません。ですが視点を変えればどうでしょうか。 彼の血族――新人類にとってみれば、ミズシロ・ヤイバはまさに神そのものとなり得たはずです。 彼の目的はあくまで現人類の駆逐であり、決して無秩序な破壊を齎す類のものではなかったのですから。 つまり貴方達の戦いは、神と悪魔の戦いではなく、やはり善神と悪神の戦いであったと見なすのが妥当です。 さて、ところでその戦いにおいて、ミズシロ・ヤイバは新人類を始め様々なモノを創り出しました。 対して鳴海清隆は何をしたのでしょうか。彼の創り出したモノを破壊して回っただけではありませんか?」 清隆は見透かすような眼で見詰めている。 「鳴海さん、貴方の真の役割は、アフラ・マズダではなくアンラ・マンユだったのではありませんか?」 ********** 鳴海清隆に対して並べ立てた言葉は、全くの出鱈目という訳ではないが、半ば口から出任せだった。 そもそも歩から得た情報は断片的であり、まだ秘匿されている情報もあるはずであり、清隆に対する有効打となる武器は何もなかった。 どの道、切れるカードなどなかったのだ。 デウスの記憶というホールカードはあるが、自分自身ですら価値の判らないカードを闇雲に切るのは愚者の所業である。 だから、次のカードをヒットした。 要は鳴海清隆を揺るがせたかったのだ。 ある部分で、彼と自分は似ているのだろうと思う。 自分がそうであるように、彼のパーソナリティは絶対的な自己肯定に拠っている。 そこを僅かでも突き崩せればと思ったのだが。 「うん、流石に手強いな」 結局のところ、彼は小揺るぎもしなかった。少なくとも表面上は。 彼は或の挑発を黙って聴き終えると、間抜けな着ぐるみの背中を見せて再び階段の上へと去って行った。 まだゲームを続けるのなら後ろの扉を開けたまえ、とだけ言い残して。 その背に銃弾をブチ込むことも考えたがやめた。まず間違いなく無駄だからだ。 そもそも銃弾をブチ込めたとして、それを勝利と呼べるかは甚だ疑問だ。 少し逡巡してから後ろの扉――それは城の入口に繋がっていたはずだが――を開けると、次の瞬間には夜めいた境内に立っていた。 振り返っても壮麗な城は影も形もなかった。コマ送りのような感覚だった。 そして今、白い化粧が施された木々の向こうに本殿の屋根が見える。 携帯電話を取り出す。 時刻は既に十七時五十八分を回っている。 映画のラストシーン。 主人公を懐柔しようとするプロデューサーに対して、彼は皮肉の利いた最後の挨拶を述べて外の世界へと旅立つ。 それを全世界の視聴者達は感動の涙と拍手で迎えるのだが、直後に興味を失い次の番組を探し始める。 実にブラックなオチ。 ブラックなオチだと思っていた。 しかし。 今なら、この状況なら解る。 あのオチをブラックだと感じるのは、要するに他人事だからだ。 実のところ、真の神はプロデューサーではなく視聴者達だ。 プロデューサーは『神』という役を演じていたに過ぎない。 視聴者達を満足させその後への関心を失わせる幕切れこそが、主人公が求めていた自由への切符だった。 あれは主人公が完全な勝利を収めたことを端的に示すオチだったのだ。 「僕にとっての勝利とは……何だ?」 三度目の放送が始まる。 【F-5/神社/1日目/夕方】 【秋瀬或@未来日記】 [状態]:疲労(中)、左肩に銃創、右こめかみに殴打痕 [服装]: [装備]:コピー日記@未来日記、ニューナンブM60(4/5)@現実 [道具]:支給品一式、各種医療品、 天野雪輝と我妻由乃の思い出の写真、 ニューナンブM60(5/5)@現実、.38スペシャル弾@現実×20、 警棒@現実×2、手錠@現実×2、携帯電話、 A3サイズの偽杜綱モンタージュポスター×10、 A3サイズのレガートモンタージュポスター×10 永久指針(エターナルポース)@ONE PIECE、クリマ・タクト@ONE PIECE [思考] 基本:雪輝の生存を優先。『神』について情報収集及び思索。(脱出か優勝狙いかは情報次第) 1:『神』の謎を解き、勝利する。 2:偽装した自身の死を利用して、歩や由乃に感づかれないよう表に出ずに立ち回る。 3:コピー日記により雪輝たちの動向を把握、我妻由乃対策をしたい。 4:探偵として、この殺し合いについて考える。 5:偽杜綱を警戒。モンタージュポスターを目に付く場所に貼っておく。 6:蒼月潮、とら、リヴィオの知人といった名前を聞いた面々に留意。 7:探偵日記の更新は諦めるが、コメントのチェックなどは欠かさない。 8:『みんなのしたら場』管理人を保護したい。 9:リヴィオへの感謝と追悼。 10:出来ればひょうに直接会ってみたい。 11:何故、僕はデウスの声を知っている? [備考] ※参戦時期は9thと共に雪輝の元に向かう直前。 ※蒼月潮の関係者についての情報をある程度知りました。 ※リヴィオからノーマンズランドに関する詳しい情報を得ました。 ※鳴海歩について、敵愾心とある程度の信頼を寄せています。 ※鳴海歩から、ブレード・チルドレンと鳴海清隆、鳴海歩、ミズシロ・ヤイバ、ミズシロ・火澄、 並びにハンター、セイバー、ウォッチャーらを取り巻く構図について聞きました。 ただし、個人情報やスキルについては黙秘されています。 ※鳴海歩との接触を秘匿するつもりです。 ※【鳴海歩の考察】の、3、4、6について聞いています。 詳細は第91話【盤上の駒】鳴海歩の状態表を参照。 ※みねねのメールを確認しました。 みねねが出会った危険人物及び首輪についてのみねねの考察について把握しました。 ※参加者は平行世界移動や時間跳躍によって集められた可能性を考えています。 ※ミッドバレイとリヴィオの時間軸の違いを認識しました。 ※パックからひょうの仮説(精神体になんらかの操作が加えられ、肉体が元の世界と同じでない可能性)を聞きました。 ※胡喜媚から彼女の能力などについて若干の情報を得ています。 時系列順で読む Back AGITATOR/THINKER Next キャラクターはセリフだけで見分けがつくように書き分けよう 投下順で読む Back AGITATOR/THINKER Next キャラクターはセリフだけで見分けがつくように書き分けよう 146 C3 -Cube×Cursed×Curious- 秋瀬或 170 消灯ですよ