約 905,826 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4207.html
マクロス デジタルミッション VF-X 【まくろす でじたるみっしょん ぶいえふえっくす】 ジャンル 3DSTG 高解像度で見る 対応機種 プレイステーション 発売元 バンダイビジュアル 開発元 UNiT 発売日 1997年2月28日 定価 7,140円(税込) プレイ人数 1人 周辺機器 アナログジョイスティック対応 廉価版 PlayStation the Best 1998年5月28日/2,940円(税込) 判定 ゲームバランスが不安定 ポイント マクロス初の3DSTG マクロスゲームリンク 概要 プロローグ「OPERATION ORHEUS」 特徴 評価点 問題点 総評 余談 概要 アニメ『マクロス7』の一年後を舞台とした3Dシューティングゲーム。『マクロス』シリーズのゲームでは初めて3Dポリゴンを使用したゲームであり、VF-Xシリーズの第一作目。 1990年に企画された「マクロス・プロジェクト」のひとつである。 ストーリーはゲームオリジナルの物となっているが美保美穂などアニメ本編に登場したキャラクターも出てくる。 また本作から河森正治氏、宮武一貴氏、美樹本晴彦氏といったアニメスタッフがゲームの製作に関わっている。 河森氏は「マクロスデジタルミッションVF-X 最強攻略ガイド」において「それまでのゲームについては2Dしかできなかったため興味がなかったが、PSになり、3Dができるようになったため承諾した。」と語っている。 購入特典として「MILKY DOOLS」のキャラシールが付属。 プロローグ「OPERATION ORHEUS」 本作戦は、コンサート会場において敵軍に拉致されたアイドルグループ「MILKY DOOLS」5人の救出を目的とする。 なお、「MILKY DOOLS」は、対ゼントラーディ戦の時期防衛計画サウンドプロジェクトの重要なスタッフでもある。そのため、人質の安全を最優先として、細心の注意をはらい本作戦を遂行せよ。 諸君らの健闘を祈る。 ※取扱い説明書より。 特徴 使用可能な機体 VF-1X-Plus バルキリー(大気圏内ミッションのみ)、VF-1X-Plus スーパーバルキリー(大気圏外ミッションのみ)、VF-4G ライトニングIII、VF-11B サンダーボルト、VF-17D ナイトメア、VF-19A エクスカリバー、VF-22 シュトゥルムフォーゲルII 変形システムについて 他のマクロスゲームと同じく「ファイター」、「ガウォーク」、「バトロイド」にワンボタンで変形する事ができる。 必殺技を使用可能 ポイントを消費する事で「全弾発射」などの必殺技を使う事が出来る。各機種、各形態によって必殺技は異なる。また敵の動きが止まる必殺技の使用中は無敵となっている。 評価点 フルボイスの演出と歌について 作戦説明、機体の説明、各キャラの台詞に至るまで全て字幕ではなくフルボイスとなっている。 歌はOPの「TRY AGAIN」、ラスボス戦前の「Only You」、EDの「虹のパレット」が収録されており、全てボイス付きとなっている。 各形態の特徴の再現 「ファイター」 戦闘機の形態。スピードが一番早く(*1)、ガンポッドとミサイルを使用可能。大気圏内ミッションでは地面に衝突するとダメージを受ける。 エンジン出力はエースコンバットよりも多段階に調整をする事ができる。 「ガウォーク」 ロボットと戦闘機を合わせたような形態。ホバリングによる上下左右のスライド移動が可能でガンポッドとミサイルを使用可能。敵と一定の距離を保ったまま回避行動ができるためボス戦において重宝する。 「バトロイド」 ロボットの形態。ガンポッドの自動照準を行うことが出来るので雑魚敵の掃討が容易だがミサイルを使用することが出来ない。 VF-4(G) ライトニングIIIのガウォーク、バトロイド形態が初登場。 この機体の初出であるOVA『超時空要塞マクロス Flash Back 2012』ではファイター形態しか描かれなかったが、本作においてガウォーク、バトロイド形態がデザインされ、他のバルキリー同様に自在に変形できるようになった。 問題点 操作性について 敵の攻撃を受けると照準が上にずれてしまう。 レーダーでの方位が見にくい、全体マップが無い ピッチングとヘッディングのゲージが同じであり、 宇宙空間だと水平方向がどちらなのか把握できない。 ゲームバランスについて ミッション3「敵発電衛星を破壊する」が序盤にしては高難易度である。特に攻撃目標となる敵発電衛星の弾幕が激しく上手く回避しなければすぐに撃墜されてしまう。 衛星はほぼミサイル全弾を打ち尽くしてようやく撃破できる程の耐久力を誇り、ある程度攻撃すると敵の大型バトロイドが護衛に出現するおまけ付き。 衛星の真下は攻撃の死角となっているので、そこから攻撃すればノーダメージも可能。 ミッション7について ミッション内容は「敵輸送艇を尾行し、敵の兵器工場を突き止めて破壊する事。」であるが、輸送艇は一定時間追跡しないと目標地点まで移動しないため、運が悪い場合は延々と追いかけっこをするはめになる。 輸送艇を無視して敵の兵器工場を見つける事は出来ない。 コンテニュー時の制限 初期機体であるVF-1X-Plus バルキリー(スーパーバルキリー)以外の機体は撃墜されるとそのミッションをクリアするまで使用不可となる。このため同じミッションでコンテニューを続けると使える機体が1体のみという事になってしまう。 ボリューム不足 敵バトロイドのAIがあまり賢くなく、よくビルにひっかかったりする。 総評 『マクロス』シリーズ初の3Dポリゴンゲーム、ボイスは豪華であるがゲーム内容のボリュームには少し欠ける。機体の各種変形や歌は『マクロス』の雰囲気を上手く再現できている。 余談 本作発売から2年後の1999年9月2日に『マクロス VF-X2』が発売された。 ラスボス戦前のファイター形態で突入するムービーではガンポッドを撃つ事が可能。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3716.html
マクロスなのは 第24話『教導』←この前の話 『マクロスなのは』第25話「先遣隊」 SMSはアクティブ・ソナー作戦が行われたその日の内に、フォールド空間の座標に向けて無人戦闘機(AIF-7F『ゴースト』)部隊を派遣した。 しかしその結果は残念なものだった。 そこには土台から外れたフォールドブースターが浮いていただけだったのだ。 その事実は関係者を大いに失望させたが、ゴーストの持ち帰ったフォールドブースターは驚くべきことを記録していた。 ブースターが外れる寸前に記録したのであろう、アルト達の緊急デフォールドした座標だ。 その知らせに一番狂喜したのはルカだった。 「やった!これでランカさん達を迎えに行けますよ!」 単体でフォールド空間に取り残された場合、生存は絶望的だった。なぜならそんなことをすれば最後、三次元の物体は時空エネルギーの圧力に耐えられず機体が即座に圧壊、自爆するからだ。 しかしデフォールドしているなら話は別だ。 大気圏の離脱及び突入。そして星間航行能力のあるVF-25の生存性(サバイバビリティ)があれば大抵何とかなるはずだった。 しかしその座標はフォールド断層内のサブ・スペースと呼ばれる使わない・・・・・・いや、使ってはいけないゲート位置だった。 この空間に開いたゲートは普段使うゲートとは違って、通常空間との相対位置に必ずしも一致しない。 つまり入って10秒でデフォールドしても隣の銀河だった。という事が起こり得る。そのため救助はフォールド空間を経由せねばならなそうだった。 ―――――しかし救助の準備に取り掛かったSMSに横やりが入った。 『ここから先は我々が行おう。ご苦労』 突然の通達。差出人は新・統合軍だった。 最近風当たりの悪い新・統合軍としては、目に見える成果が欲しかったのだろう。 〝救出〟という美味しいところだけ持っていく理不尽で一方的な申し出だったが、悔しいことにSMSは民間企業であり新・統合軍は大切なスポンサーだった。 そうして今度はその座標に救援の先遣隊として統合軍のゴーストが一機送られることになった。 そのゴーストはフォールドクォーツを応用した通信機が装備されており、これを中継器として向こう側とのリンクが確立できるはずだった。 (*) 新・統合軍 ステルスクルーザー艦内 統合指揮管制所 そこでは一人のオペレーターがフォールド空間に突入したゴーストのオペレートを行っていた。 (なんてことはない。いつもの飛行をすればいいんだ) そう彼は自分に言い聞かせるもののふと手元を見ると、いつも扱うタッチパネル式のコンソールパネルの上に額から垂れたのであろう汗が一滴滴っていた。 この空調の利く艦内で汗を滴らせていたとなると、よほど緊張しているらしいことを再認識せざるを得なかった。今自分のやっていることは全銀河に名を轟かす超時空シンデレラ、ランカ・リーの救出作戦に他ならないのだ。 この作戦を見事成功させた日には、昇進させてもらえるかもしれない。それに何よりの名誉だ。そうすればフロンティアで役立たずの烙印を押されている統合軍軍人の妻や子供として肩身の狭い思いをしてるだろう家族に大手を振って歩いてもらえる。 はっきり言って何度も軍には失望させられた。 (だがフロンティアを守るのも、そこに生きる人を救うのも我らが新統合軍だ!目先の金が目当ての民間軍事プロバイダなんかに任せておけるか!) ハイスクール時代の新・統合軍のパレードを見て、この道を自信を持って進んだあの頃の自分に間違いはないはずだ。 そうでなくとも変えて見せる。そのための力は今手許にある。世界最高峰の技術の粋を結集した「ゴースト」という力が。彼は今それを何不自由なく操作できる自分に感謝した。 事実、その技量は客観的に見ても称賛に値すべきものであった。彼のゴーストはフォールド空間の磁気嵐の中を有線で航行しているが、ある時は自身がスティックを握って誘導し、またある時は巧みな判断で磁気嵐を先読みしてゴーストの自律航法装置に指示を出した。 そうして長い航路の末、目的の座標へとたどり着いた。 ちらりとのぞいたステータス表はオールグリーン。ゴーストは無傷で辿りつけたようだ。 しかし安堵のため息など吐いている暇はない。まだ彼も、そして相棒(ゴースト)も仕事を終えていないのだ。 手元のパネルからゴーストに積んだスーパーフォールドブースターを活性化。フォールドゲートが開いた。 フォールド中継器作動確認。周囲にレーダー反応・・・・・・なし。エンジンリスタート。スーパーフォールドブースター最大出力。 「まもなくデフォールドします。3、2、1」 画面いっぱいにゲートが近づいて――――― 「どうした?」 突然砂嵐になった画面に何が起こったかわからない上官が詰め寄ってきた。 何が起こったのか分からないのは彼も同じだった。予定ではゲートをそのまま突破。後に中継器を介してあちら側とコンタクトするはずだったのだ。 ゴーストのステータス表はリンク途絶を表示し、緊急ビーコンの応答もなかった。 (ウソだろ?全部うまくいってたはずだろ!?) 操作ミス・・・・・・いや、無かったはずだ。 整備不良は・・・・・・三日前オーバーホールしたのにそれはないよな。 磁気嵐にやられた・・・・・・記録を見る限りそんな様子はない。 可能性は潰れていき、ついにはなくなってしまった。つまり、何もわからないのだ。だから彼にはありのままを伝えるしかなかった。 「それが・・・・・・リンクが切れました。原因不明です」 「なに!?」 その上官はともかく状況を確認するとゴーストの回収を最優先して、ゴーストまで伸びているはずのフォールドクォーツの粒子入りのワイヤーを手繰り寄せる。 しかしその先には何もなくて・・・・・・ 彼は改めて自分が失敗したのだということを思い知らされた。 (*) その頃マクロス・クォーターのバーでは一番美味しいところを持っていかれたため、調査隊の隊員達がクサっていた。 特に悔しいのはルカだ。 「酷すぎますよ統合軍は!後少しってところで良いだけところだけ持っていって─────!」 「まぁまぁ、ナナセちゃんには私が伝えるわ。『あなたの彼がランカちゃんを見つけた』って」 シェリルがグロッキーな彼をなだめる。ハタチ前なのに周囲に合わせてお酒を頼んだ彼だが、あれから三時間。まだ一度も口を着けていなかった。 (まったく、まだ子供なんだから) 口には出さなかった。 そこにオズマ少佐が血相変えてバーに飛び込んできた。 「隊長? どうしました?」 「統合軍の先遣隊のゴーストが消息を断ったらしい」 「「え!?」」 その場の一同が唖然とした。 (*) 先のバジュラとの闘争においてあまり目立たなかったゴーストだが、そのサバイバビリティと戦闘力は世界最高峰だ。 そう簡単に落とされぬよう戦略・戦術システムと対ハッキングプログラムは毎週のように更新され、各種探知機から武装まで毎年アップデートされている。 それが消息不明となると事態は深刻だった。 即座に合同捜査という運びとなり、再びSMSが表舞台に立つことになった。 (*) フォールド空間 そこには精密な調査をするためSMSから派遣されたルカ率いる調査隊と護衛のピクシー小隊が展開を始めようとしていた。 母艦となっているのは新・統合軍のノーザンプトン級ステルスフリゲートだ。 今回ゴーストの行方不明の理由もわからず、まだ表向き新・統合軍の管轄として扱われているため船だけ回したらしい。 (僕達の命の重さはこの船一隻分ってことか) ルカは艦長席に座って指揮を取るコンピューター頼りのお飾りペーパーエリートに視線を投げると、ため息をつく。 しかし彼は容姿はともかく大人だった。すぐに (僕達だけで行かせなかったことを評価すべきか) と思いなおすと、自らが座る艦のセンサー類が統合制御監視できる部所である科学・調査ステーションのコンソールパネルを弾いた。 艦に搭載された各種長距離センサーではゴーストが入ろうとしたフォールドゲートの座標に異常は見られない。また、レーダーにも反応はないようだった。 しかしゴーストが行方不明になったことは厳然とした事実であり、宙域に吹き荒れる磁気嵐がセンサーを妨害し、敵機が隠れている可能性も否定できない。 ルカは最新の観測データをこの船の格納庫で翼を休める己が愛機『RVF-25』に転送。その席を統合軍ではない、SMSから連れてきた調査隊の一人に任せると、格納庫に向かった。 (*) ノーザンプトン級ステルスフリゲートは〝フリゲート〟の名に違わず配備数が多く、基本設計は30年以上変わっていない。しかし高速性とステルス性に長け、現在もマイナーチェンジしながら継続して量産が続けられて、各移民船団の主力護衛艦艇として活躍する優秀な艦種である。 それを証明する例としては、過去にバロータ戦役において第37次超長距離移民船団(マクロス7船団)が行なった突入作戦『オペレーション・スターゲイザー』の際、この重要な作戦に母艦『スターゲイザー』として同型艦が使用されていることなどが挙げられる。 さて、この艦はひし形の艦体構造と直線的なフォルムによってパッシブ・ステルス性を向上させている。また、フリゲートと言えど全長は252.5メートルと第二次世界大戦の大和型(全長263メートル、基準排水量64000トン)に匹敵し、兵装は粒子加速(ビーム)砲や反応弾を含めた各種ミサイルなので火力では比較にならない。 しかし運用重量約1200トン(質量)とまさに駆逐艦クラスであり、その差から生み出される内部空間はバルキリー隊などの機動部隊を運用するに十分な広さを提供していた。 SMSのピクシー小隊を率いるクラン・クラン大尉も愛機クァドラン・レアと一緒に格納庫にいた。 彼女の傍らにはバジュラとの抗争時からピクシーの二番機を務めるネネ・ローラが同じようにクアドラン内で出撃待機に入っている。 クランはその首に掛かるペンダントを愛しい物のように〝ギュッ〟とその手に握った。 そのペンダントの先には彼女の愛した人の遺品がある。 その彼が〝見えすぎる目〟の矯正のために掛けていたそれはアルトにとってのVF-25Fというように、今となっては彼女に掛かった呪い(カース)だった。 彼は無防備だった自分を守るために何のためらいもなくその身を盾にして死んだ。 愛のため殉じる。 『そんな陳腐な言葉』と鼻で笑われるかもしれない。しかし彼は自らや大切な友人達を守りきれたことに安堵して散った。 そのためクランはこのペンダントから彼の分まで〝生きる〟という呪いにも似た使命を背負っていた。 (ミシェル、お前は私が戦うことを望んでいないかもしれない。だが、私はゼントランなんだ。お前の守った人達は私が守り続けてみせる!) クランは決意を新たにしながらRVF-25に搭乗を始めたルカを見やった。 (*) 『クラン大尉、僕の『アルゲス』の探知範囲から出ないでくださいよ』 「わかっている」 クランは応えると、ノイズの激しい自機搭載のレーダーから目を離した。 彼女らは今、例のデフォールド座標に向かっている。 SMSのクァドランに搭載された各種レーダーシステムは、新・統合軍より高性能のものを装備しているが、この磁気嵐の中では役に立たなかった。 一方ルカの搭乗するRVF-25の装備するイージスパックはレーダードーム『アルゲス』に代表される強力なレーダーシステムと大容量・超高速コンピューターを搭載。その索敵能力と管制能力はルカの技量も相まって本式のレーダー特化型護衛艦一隻分に匹敵し、航空隊の〝目〟として機能する。 現在ルカはその強力なレーダーシステムとコンピューターを駆使して磁気嵐を寸分の隙なく解析、ノイズを補正し、三機の中で唯一正確なレーダー情報を入手していた。 しかしデータリンク電波も撹乱されてしまうので、ルカから届く音声通信と自身の目だけが頼りだった。 『まもなくデフォールド座標です。ローラ少尉、ワープバブルの位相範囲を最大にしてください』 『・・・・・・はい』 ルカの指示に編隊の最後尾に位置するネネのスーパーフォールドブースターが全力稼働。時空エネルギーの圧力に対抗するために展開されるワープバブル徐々に大きくなり、デフォールド座標までをバブルで包んだ。 ネネはそのまま定点となり、ルカとクランは周囲を警戒しつつ前進。デフォールド座標の調査を開始する。 『─────走査完了。付近に機影なし。フォールドゲートを開きます』 ルカの声が届き、RVF-25の主翼にくくりつけられたフォールドブースターが光を発する。 目前の空間に亀裂が入り、フォールドゲートを形成した。 クランは油断なくゲートに向かってクァドランのガトリング砲を照準するが、ゲートは我関せずとばかりにそこにあるだけだ。 『・・・・・・大丈夫みたいですね』 「ああ」 どうやら取り越し苦労だったようだ。おそらくゴーストも統合軍のバカが操作を間違えて故障させてしまったのだろう。 (これだからデブラン(ちっこいの)の作る機械は─────) と自らの搭乗するゼネラル・ギャラクシー社再設計のクァドラン・レアを棚に置いてため息を着いた。 『それじゃこのままデフォールドします。クラン大尉は先導願います』 「わかった」 彼女は応え機体を前進させようとするが、寸前で左端の方で視界を遮る〝もの〟の存在に気づいた。 胸元に入れていたペンダントが飛び出し、漂っていたようだ。 クランは危ない、危ない。とペンダントトップについた眼鏡の入った容器を掴み胸元に戻す。だがその先にあった左舷を映すディスプレイに光を捉える。 クランの手は即座に動き、ルカのRVF-25を突き飛ばした。 『うわっ!』 ルカの悲鳴と共に、さっきまでバルキリーがいた場所を5メートルほどの光弾が貫いていった。 「ルカ!今のはなんだ!?」 通信を送りながらその物体に腕部のガトリング砲をぶち込む。しかしそれらの弾幕は空しく空を切った。 『現在走査中!─────ダメだ!レーダー反応なし!目標はステルス、もしくは何らかのエネルギー体です!引き続き解析します!』 「チィ!」 クランは機体を横滑りさせて迫る黄色い光球を回避する。ルカもバトロイドに可変してガンポッドを照準、掃射するが、レーダーに映らないので普段コンピューター補正頼りの彼には荷が重い。 そうしているうちに蛇行していた光球は突然180度速度ベクトルを変えると、ルカに突入を始めた。 「おのれ!ミシェル、私に力を!」 クランはその胸に鎮座するペンダントに願掛けすると、機体の出力リミッターと『キメリコラ特殊イナーシャ・ベクトルコントロールシステム』のリミッターをオーバーライド。 機体の主機が瞬間的な200%の稼働によって悲鳴のような高周波の唸りをあげ、まるでゴーストのように設計の限界性能を引き出して加速する。 華奢な彼女の体に人間には到底耐えられない数十Gという莫大な力が働くが、メルトランディである彼女は遺伝的にハイGに耐えられる。それに"守る"と決め、そのための翼を与えられている彼女にとってそれは些末な問題にすぎなかった。 その速度そのままにルカと光球の間に割って入った。設計限界からの瞬間停止によって限界を迎えた慣性制御システムが煙をあげて吹き飛ぶが、クランの瞳はまっすぐに迫ってくる光球から離れなかった。 「ハァァァ!」 腕部にフルドライブのPPBを展開、雄叫びと共にその光球に正拳の一撃を放った。 激突した両者から発生した莫大な時空エネルギーの余波が電流として発現。クァドランの巨体を流れる。 その過電流によって機載の電子機器が次々システムダウンを起こし、沈黙していく。 しかしクァドランはいい意味でシンプルな機体だった。 その基本設計は何千何万周期もこの広い宇宙で戦い続けた『クァドラン・ロー』という機体だ。 『クァドラン・レア』はそれをゼネラル・ギャラクシー社が再設計、現代戦に対応するため多数の電子機器を装備し、武装を改装したものだ。 ゼントラーディの兵器群はプロトカルチャー設計のもので、その耐久年数は人間製のものとは比較にならない。 さる筋の調べによるとピコメートル単位の誤差すらないらしい品質の高さも挙げられるが、その設計のシンプルさが物を言っていたのだ。 その基本設計を受け継いだクァドラン・レアは元々各種電子機器などなくても操縦者さえいれば戦闘稼働が可能なほどのタフな機体だった。 『お姉様!』 遠方でワープバブルを維持するネネの悲鳴が耳を打つが、通信機はそれを最後に沈黙する。 絶縁破壊を起こした電気配線がスパークして目の前にあった前部モニターを吹き飛ばす。 腕部のガトリング砲に異常事態。それを警告するモニターがなかったが、彼女の髪の光ファイバーを利用したインターフェースによってそれを知り得たクランは緊急システムでそれをパージする。直後電子機器のスパークで弾薬に引火したそれは大爆発した。 次々機能が死んでいくクァドランの中でクランは必死に機体を操り、光球を押し留める。 おそらくVF-25やVF-27ではすでに機体は操縦者を見捨てて機能停止していただろう。 しかし各部分ごとに独立したブロック(ユニット)型という名の構造。そして正副二重(つまり四重)に確保された操縦用回線はこの状態でも操縦者を見捨てまいとなけなしの力を振り絞る。それはもはや奇跡に近い稼働だった。 その甲斐あってようやく光球は転進、左舷方向に流れていく。 「嘗めるなぁ!」 気合い一発。クランは機体前部を相手に向けると、前部を向いたまま旋回能力が死んでいた『対艦用インパクト・キャノン』をカンで照準。引き金を引いた。 元のビーム砲から対バジュラ用のMDE重量子ビーム砲に換装されたこの火器はあやまたず光球を貫き、爆散させた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・」 荒い息づかいがヘルメットの中を反響する。 クランは機体を動かそうと操作するが、ピクリとも動かなかった。気づけば主機である背後の『キメリコラ/ゼネラル・ギャラクシー熱核コンバータFC-2055µ』も停止している。 どうやら愛機は本当におシャカになってしまったようだった。 (お疲れ様だ。良く頑張ってくれた) クランは敵を倒すという役目を果たして息絶えた愛機に告げると、非常用の爆裂ボルトに点火。コックピットハッチである前部装甲をパージすると、手を差し出すネネのクァドランに掴まってルカ共々母艦に帰還した。 (*) 「有人調査で判明したのは以下の通りです」 集めた調査隊員を前に、ルカは調査結果をスクリーンに投影しながら説明する。 調査隊を襲撃した光球は莫大な時空エネルギーの塊で、調査隊が磁気特性を持ち、レーダー波を発していたため自然と寄ってきたものであること。 レーダー波を吸収、結果アクティブ・レーダーで探知できないことからゴーストもおそらくこれに撃墜されたと思われることなどだ。 「─────しかし問題はこれだけではありません」 ルカはそう告げると、スクリーンに違う画像を展開する。 「これは・・・・・・次元断層シールド?」 調査隊の1人が驚愕に目を見開く。これは現代ではバジュラクイーンしか発生させたことがなく、次元断層によって位相空間内を外部の次元と隔てることで物理的な攻撃を完全に防ぐ現状では最強のシールドだ。 「はい。あの光球のエネルギー源を様々な調査結果をつき合わせて検討した結果〝フォールドゲートを自然発生の強力な次元断層シールド〟が塞いでいるという結論に達しました」 彼の説明によれば、光球がフォールドゲートを開いた時に初めて出現したことから関連性を調べてみると、開いたフォールドゲートの数値異常に気づいたという。 最初はサブスペースのゲートだからと気にしなかったが、どう考えてもエネルギーが莫大過ぎる。 そこでゲートを解析すると、どうやらアルト達が無理やりデフォールドした結果、次元連続体が寸断され莫大なエネルギーが流出。そこに溜まり、シールドを形成したらしい。 「またこれにより時空までも捻じ曲げられているらしく、波動的に変動して時間の進行速度が変化しているようです。計算上では現時点で、あちら側ではゆうに3カ月以上が経っているものと考えられます」 「それじゃランカはもう―――――!」 部下であるアルトはともかく、溺愛する妹の安否を第一に置いているらしいスカル小隊隊長は顔面を蒼白にして拳を握る。 20日やそこらならVF-25は問題なく稼働して星間航行できる程度の移動手段になるだろう。コールドスリープを使えば酸素も食料も何とかなる。しかしそれ以上となると機体はパイロットの整備だけでは維持できない。三カ月ともなれば宇宙はまず飛べまい。そうなると搭乗者達の生存率は飛躍的に低くなる。なぜなら全くわからない未開の場所で、人間にあった生存可能惑星が見つかる可能性は限りなくゼロに近い。 その事実は宇宙開拓者であった自分達がよく知っていた。 「いえ、オズマ隊長、その点は大丈夫です。あちら側には一定以上の生存可能惑星があるみたいなんです。時間の変動の正確な係数も接近した時収集したデータからランカさんのフォールドウェーブを解析してわかったものですし・・・・・・彼らはまだ、僕たちが迎えにくるのを待ってくれています」 自分達にとっては一週間も経っていない事柄だが、あちらにとっては三カ月以上。これだけ長いと捜索は打ち切られたと判断するはずだが、まだ生きて待っていてくれているという事実はオズマを含め調査隊隊員達を今まで以上に奮い立せた。 しかし――――― 「しかし現時点で二つの障害があります。ゲートを開くと溜まったエネルギーがフォールド空間に溢れ出して光球という形に発現、これが今回のように第一の障害となります。もっともこちらに関してはクラン大尉のようにバルキリーレベルの重量子ビームの直撃か金属性実体弾で消滅させたり反らすことができるでしょう。しかし第二の障害である断層シールドは現用の戦術反応弾頭、DE(ディメンション・イーター)弾頭を含めても突破は不可能です」 「ちょっと待て、それじゃアイツらを助けに行けないってのか!?」 希望が出てきたと思った矢先、絶望に落とされたことで調査隊の一人が感情も露に机を叩く。 「安心してくだい。手はあります」 「なん・・・・・・だと?」 ルカは不敵な笑みを浮かべるとそれを告げた。 「僕らには断層シールドを〝素〟で突破できるバジュラ達がいるじゃないですか」 調査隊員達は 「「その手があったか!」」 と喜ぶと、上げたり下げたりしてもったいぶったルカにオズマを筆頭とした者共からスリーパーホールドなどの〝手厚い歓迎〟が施された。 「・・・・・・バカどもが」 「そうですよね。これだから殿方は―――――ってお姉様!?」 「私も混ぜろぉ~!」 楽しそうに両腕を振り回しながら闘争の渦の中に突貫して行った大学の先輩で小隊長である青髪の少女にネネは (これはこれでありかも・・・・・・) と思ったそうな。 (*) 新・統合軍とバジュラクイーンを交えた協議の結果、先遣隊として個体番号1024号。通称「アイくん」、そしてブレラ中尉搭乗のVF-27『ルシファー』が選定された。 アイくんが選ばれた主な理由としては第一に赤色をした大きなバジュラ、つまり成虫バジュラであること。 そして第二に幼生の時にランカに育てられたため、個体としての知能が高く、クイーンからの誘導を切られても完全な自立行動が可能だったことなどが挙げられる。 またVF-27が行けるカラクリについては、これもまたルカの隠し球である。 実は例の断層シールドには通常兵器の単体による攻撃は通用しないが、強力な歌エネルギーのサウンドウェーブと強力な重量子ビームか、重量子反応砲の相乗効果で突破可能という結論が出ていたのだ。 そこで特定のサブスペースを探し出せる高性能センサーと重量子反応砲によって唯一あちらから能動的に帰還できるマクロス・クォーターを送り込むことを考えたのだが、ここで問題となったのは向こうとこちら側との時差であった。 最も近い時の時差でも10倍強。つまり仮にマクロス・クォーターが突入までに10秒かかってしまうと、先に突入した先端部分と後部との時差は100秒となって船体自体が引き裂かれる。 そこでSMS技術班は、フォールド空間内で外界と次元的位相を持って断絶させるフォールドのワープバブルをヒントに時差から内部空間を守る時空シールド(ディストーション・シールド)を考案した。 しかしそのための改修は数時間かかることが予想され、あちら側の時間軸で三~四カ月ほど掛かってしまう。 かと言って先遣隊であるアイくんには行った先での生活支援などできないことが多い。また、何かを随伴させようにも彼の突入方法はクォーターのようなシールドに守られた物でなく、重量子ビームで空いた穴に爪を掛けて無理やり広げ、飛び込むという荒い方法だ。 そこでその荒業時に耐え、かつアルト達の支援に対応できるであろうVF-27に白羽の矢が立ったのだった。 そして先のブリーフィングの六時間後には先遣隊の突入が真近に迫っていた。 (*) 惑星『フロンティア』の宙域ではアイくんを見送る艦艇が集っていた。 みなアイくんの所属部隊である民間軍事プロバイダ「惑星フロンティア防衛隊」の異種属混成艦隊だ。 嫌気から統合軍を飛び出した人間とゼントラーディの艦艇に加え、バジュラの空母級が実験的に一隻配備されている。規模は小さいが、半年前にさらに広域を担当する新・統合軍艦隊を突破したはぐれゼントラーディの五個艦隊を水際で一日以上足止めするという輝かしい戦歴を誇っており、その有用性を高く知らしめた現在SMS最大のライバル会社だ。 なお余談であるが、この事件は統合軍艦隊到着前にシェリルとランカを数万光年先からスーパーフォールドして輸送したSMSの介入で収束しており、新・統合軍の威厳をさらに貶め、彼らのいいとこなしの代名詞のような事件となっていた。 防衛隊主力バルキリーであるVF-171の編隊がアイくんをフォールドゲート前で待つSMSのマクロスクォーターまで送り届けると、その深緑の翼を翻しながら惑星軌道上の母艦へと戻っていく。 『帰ってこいよ!戦友!』 フォールド通信波に乗ってやってきたそのうちの一機のバルキリーパイロットの声に、最近覚えた片腕の指を一本だけ立てるという行為を返した。人間流に言うとサムズアップと言うそうで、パイロット達がやっていたのを真似てみたのだ。初めてこれをやった時にはフォールド翻訳機以外の意思疎通ができたと喜んでくれた。 それ以来険悪だった自分達と仲良くしてくれたように思う。おかげで人間とは自分の真似をされると嬉しいらしいことは〝我々全体で〟学習済みだ。 彼は今回の見送りなど破格の待遇は努力が認められて自分達、バジュラという生物もまた、人間やゼントラーディ逹にとっても戦友であり友人であると認められたからだと思っていた。 『これより未知の空間に旅立つ、アイ君に敬礼!』 アイくんにはまだ階級というものがよくわからなかったが〝この部隊のバジュラ・クイーン〟と認識する声がフォールド通信波で放たれる。 元フロンティア新・統合軍防衛艦隊司令、今の防衛隊の艦隊司令であるバックフライトの声だったそれは光を凌駕するスピードで各艦に波及して、一斉に敬礼を放たせた。もちろんバジュラ空母級の仲間達も学習を生かして敬礼の真似事をしていた。 アイくんは一度礼を言うように宙返りしてフォールドゲートへと突入していき、シェリル座乗のクォーターも続いていった。 (*) フォールド空間内サブスペース 予定座標 今も補強などの改装作業の進むクォーターのブリッジのステージでは、シェリルがステージ衣装に身を包み、たたずんでいた。 また飛行甲板には出現するだろう光球に対して射撃を行うマイクローン化したクラン大尉の搭乗するVF-25Gや多数の人型陸戦兵器(デストロイド)がずらりと配置され、壮観な光景を出現させていた。 そして───── 「全艦、準備完了」 ディスプレイに浮かび上がった合図にキャシーの声が花を添える。その知らせに艦の長たるワイルダーは凛と号令を発した。 「野郎ども!我らの姫君に必ず〝希望〟を送り届けるぞ!作戦開始!!」 ワイルダーの号令一下アイくんの体内フォールド機関を活性化。予定座標にフォールドゲートを開いた。 同時に飛行甲板の部隊が一斉に射撃を開始し、出現した光球の撹乱を開始した。 それに呼応するようにシェリルはマイクを握りしめると歌い始めた。 〈ここからは『射手座午後9時Don t be late』をBGMにすることを推奨します〉 吹き荒れる磁気嵐に対抗するため重力制御装置が全力稼働でクォーターの姿勢を制御する。 その人工重力によって重力が歪められるが、撃ち出される弾体は距離に反比例して直進していく。 そして甲板が一瞬火山みたいに光ったかと思えば、巨大な砲弾とミサイルが飛翔して行った。 VB-6『ケーニッヒ・モンスター』の32センチレールカノンから撃ち出されたDE(ディメンション・イーター)弾四発と、両腕に装備された六門の重対艦ミサイルだ。 四発の砲弾はフォールドゲートに熱いキス。真っ黒な異空間を作り出して、シールドを削った。 一方ミサイルに釣られた腹ペコ光球は反応弾頭に匹敵する爆発に呑まれ霧消した。 「第2ステージ開始!」 キャシーの指令にアイくんは背中に背負う甲羅から伸びた巨大な針にエネルギーを集束し始め、無防備になった彼に迫る光球をVF-27自慢の高機動で動き回り、展開した弾幕がその行く手を阻む。しかしそれのみではとても間に合わない。 「持ってけぇぇぇ!」 クランは叫びと共にVF-25Gの装備するSSL-9B ドラグノフ・アンチ・マテリアル・ライフルから55ミリ超高初速MDE弾を撃ち出し、流星のようにアイくんに迫った光球のことごとくを散らし、撃墜する。 また同時に砲弾とサウンドウエーブによって不安定になった次元断層シールドにアイくんの、ゼントラーディの2000メートル級戦艦をも一撃で沈める重量子ビームが放たれた。 着弾、そして大爆発。 だがそれを持ってしても穿たれた穴は1メートルに満たなかった。 しかもそれすら徐々に閉じていく。 「飛んでけぇ!」 クランの叫びが聞こえたのかアイくんは尾を振って突進。その穴に自らの針と手を突き入れ、力任せにこじ開けようとする。 シェリルは渾身の歌で、クラン達は弾幕でアイくんを援護する。 全員思いが届いたのかシールドのヒビが広がっていく。そしてガラスの割れるような音と共にシールドを無力化。VFー27がその間隙を縫ってゲートに突入。アイくんは一度こちらを返り見るようにして突入していった。 「ゲート消失!ブレラ中尉からの通信リンク待機中・・・・・・」 クォーターのブリッジにて通信・火器管制を務めるラム・ホアが耳にインカムを押し当てながら待つ。 VF-27に積んだ特殊なフォールド通信機ですぐさま通信リンクを確立、向こうの状況を送ってもらう手筈になっていたのだ。しかしその視線の先の時差修正タイムラインが一時間、ついには一日を超えても通信リンクが確立されることはなかった・・・・・・ to be continue ・・・・・・ ―――――――――― 次回予告 新人たちに与えられた久しぶりの休日 しかしそれは嵐の前触れに過ぎなかった・・・・・・ そして動き出す敵の正体とは? 次回マクロスなのは第26話「メディカル・プライム」 偉大なるベルカに、栄光あれ! ―――――――――― シレンヤ氏
https://w.atwiki.jp/technology17/pages/343.html
2類掲示板において 名無しでの荒らし、煽りがマクロスだと思われるのをいいことに 調子に乗って書き込みまくる香具師。 ファルコン問題も偽マクロスによってややこしくなったという噂も。 DMがこれに該当。
https://w.atwiki.jp/anews/pages/139.html
公式サイト→マクロスFRONTIER 2008年4月 2008年7月 マクロスF(フロンティア) 1 [Blu-ray] posted with amazlet at 11.02.04 バンダイビジュアル (2008-07-25) 売り上げランキング 8136 Amazon.co.jp で詳細を見る ブログ記事 #blogsearch2
https://w.atwiki.jp/macrossaf/pages/15.html
キャラクター 超時空要塞マクロス マクロスプラス マクロス7 マクロスF ゲームオリジナル 使用できないキャラクター ※印の付いたキャラクターは、条件を満たした上でセーブ→ロード等でハンガー画面に入りなおすことで入手できる 超時空要塞マクロス キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 一条 輝 野島健児 「アベレージ・ルーキー」 Aランク以上でクリア ロイ・フォッカー 神谷明 「パイン・サラダ」 Aランク以上でクリア マクシミリアン・ジーナス 速水奨 「愛・おぼえていますか」 Aランク以上でクリア ミリア・ファリーナ(マイクローン) 竹田えり 「愛・おぼえていますか」 Aランク以上でクリア 柿崎速雄 鈴木勝美 「バースト・ポイント」 Aランク以上でクリア カムジン・クラヴシエラ 目黒光祐 「デストロイ・デストロイド」Aランク以上でクリア ミリア・ファリーナ 竹田えり 「リボルト・ボドルザー」 Aランク以上でクリア ゼントラーディ兵士 - 「愛・おぼえていますか」 クリア ブリタイ・クリダニク 大友龍三郎 「戦士との戦い」 Aランク以上でクリア コルグ・ボドルザー - 「ジャイアント・エネミー」 クリア 早瀬未沙 土井美加 初期オペレーター3人の好感度を大ハート×5 キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 マクロスプラス キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 イサム・ダイソン 山崎たくみ 「ドッグ・ファイト」 Aランク以上でクリア ガルド・ゴア・ボーマン 石塚運昇 「バトル・エデン」 Aランク以上でクリア シャロン・アップル - 「マクロスエースフロンティア」 クリア キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 マクロス7 キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 熱気バサラ 神奈延年 「銀河に響く歌声」 クリア ミレーヌ・ジーナス 櫻井智 「銀河に響く歌声」 クリア ガムリン木崎 子安武人 「熱き炎の男たち」 Aランク以上でクリア マクシミリアン・ジーナス 速水奨 「野望の第4惑星」 Aランク以上でクリア ミリア・ファリーナ・ジーナス 竹田えり 「EX乙女のジェラシー」 Aランク以上でクリア ギギル 西村朋紘 「ファイアーボンバー」 Sランク以上でクリア ガビル 陶山章央 「ヤック・デカルチャー」 クリア ゲペルニッチ - パス・EX・敵側含む全時代の全ミッションクリア※ キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 マクロスF キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 早乙女アルト 中村悠一 「ファースト・アタック」 Aランク以上でクリア ミハエル・ブラン 神谷浩史 「ファステスト・デリバリー」 Aランク以上でクリア ルカ・アンジェローニ 福山潤 「オン・ユア・マークス」 Aランク以上でクリア オズマ・リー 小西克幸 「マザーズ・ララバイ」 Aランク以上でクリア クラン・クラン 豊口めぐみ 「ミス・マクロス」 クリア クラン・クラン(マイクローン) 豊口めぐみ 「マザーズ・ララバイ」 Sランク以上でクリア ブレラ・スターン 保志総一朗 Fのミッションを全てA以上でクリア(EX含む) バジュラ(S) - 「マザーズ・ララバイ」 クリア※ バジュラ(L) - 「マザーズ・ララバイ」 クリア※ キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 ゲームオリジナル キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 パイロット男A 金野潤 開始時に選択 パイロット男B 稲田徹 開始時に選択 パイロット女A 佐々木日菜子 開始時に選択 パイロット女B 日野未歩 開始時に選択 キャラクター名 キャラクターボイス 入手方法 アキミズ・ユウ こやまきみこ 開始時に選択 クレア・スタンフォート 足立友 開始時に選択 ヤマシロ・ イツキ 古島清孝 開始時に選択 使用できないキャラクター NPCで登場し、自機、僚機としては使用不可能なキャラクターです。 キャラクター名 登場するミッション 搭乗する機体 D.D.イワノフ 海と風と 他 SV-51ν イワノフ機 ノーラ・ポリャンスキー 海と風と 他 SV-51ν ノーラ機 テムジン ファステスト・デリバリー クァドラン・レア グレイス・オコナー 戦士との戦い 女王バジュラ SDF-1 超時空要塞マクロス(協力) SDF-1 マクロス バカタール加藤 ファミ通・おぼえていますか ブリタイ・クリダニク 浜村通信 ファミ通・おぼえていますか ゴルグ・ボドルザー 倉西編集長 超時空編集部デンゲキ ゼントラーディ兵士 グラビル(パイロット) 七色の歌エナジー 他 グラビル(機体) ガビグラ マクロスエースフロンティア 他 グラビル 金龍 ドッグ・ファイター VF-17S ナイトメア ドッカー ドッグ・ファイター VF-17D ナイトメア ヘンリー・ギリアム マクロスエースフロンティア VF-25F メサイア アルト機 ネネ・ローラ ミス・マクロス 他 クァドラン・レア ララミア・レレニア ミス・マクロス 他 クァドラン・レア ディック スピリチアドリーム 他 VF-17D ナイトメア モーリー スピリチアドリーム 他 VF-17D ナイトメア パイロット能力 体力 機体の最大HP上昇 ミッションクリア時HPが少ない程経験値UP 射撃 射撃武器の威力・命中率上昇 射撃を敵に当てる程経験値UP 格闘 格闘武器の威力・命中率上昇 格闘を敵に当てる程経験値UP 防御 防御時の効果が増える・よろけにくくなる 防御する程経験値UP 速度 機体のスピード・ブースト性能向上 短時間でミッションクリアする程経験値UP 集中 索敵範囲拡大 ミッションクリア時HPが多い程経験値UP 覚醒 SPゲージの回復速度上昇 SPゲージを使用する程経験値UP 確定・反映コメ ロリクラン、「マザーズ・ララバイ」SS or Sランククリアで出現との報告 -- 名無しさん (2008-10-10 16 41 43) ロリクランはS以上で確定 -- 名無しさん (2008-10-10 17 42 27) ファステスト・デリバリーをSランククリアでミハエル・ブラン出現しました。 -- 名無しさん (2008-10-11 15 37 42) ファステスト・デリバリーをAランククリアでもミハエル・ブラン出現しました。 -- 名無しさん (2008-10-11 17 50 08) ファースト・アタックをAランククリアで早乙女アルト出現しました。 -- 名無しさん (2008-10-11 19 02 26) ロイ・フォッカー、「パインサラダ」Aで出ました -- 名無しさん (2008-10-10 22 49 50) ブレラ・スターン、Bで残っていたミッションをAでクリアした時に出た、FミッションオールAの可能性あり -- 名無しさん (2008-10-11 03 01 10) 自機、僚機として使える柿崎は「バースト・ポイント」Aで出ました。 俺のステーキ… -- 通りすがり (2008-10-10 07 37 08) コメント シャロン、マクロスエースフロンティアをクリアするだけじゃでないですよ -- 名無しさん (2008-10-12 15 52 25) シャロンはマクロスエースフロンティアAかSかと -- 名無しさん (2008-10-14 00 35 34) ブレラ出たんですがフリーバトルでしか使えません。ミッションで使うには何か条件があるんでしょうか? -- 名無しさん (2008-10-14 16 41 34) ブレラは時代制限解除でフリーミッション以外でも使えるようになりました -- 名無しさん (2008-10-17 19 24 27) ギギル、Aランクで出現。 -- 名無しさん (2008-10-22 05 54 40) カムジンはただクリアしただけじゃ出ない、A以上 -- 名無しさん (2008-11-08 03 46 11) 小隊カラーはVF-1J(輝機)、VF-1Sストライク(フォッカー機)にてカスタムカラーに存在しますが、小隊マークは流用(当たり前か) -- 名無しさん (2008-11-10 11 01 55) ブレラ・スターンは ならずもの 統合軍2059 の二つがBでも出ました(それ以外はEX含めA↑)。追加ミッション以外がA↑ が出現条件? -- 名無しさん (2008-11-18 00 34 40) 「 -- 新庄雷鳥 (2011-08-17 21 26 53) ↑ミス。「使用できないキャラクター」作成 -- 新庄雷鳥 (2011-08-17 21 27 20) ギギルAランクで使えた -- 名無しさん (2015-01-25 14 55 09) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/macrossaf/pages/50.html
小技集 操作編 戦闘編格闘ハメ 戦闘中に挟まってしまったら ミサイル落し その他称号:拳王、スナイパー、銀河ボーカリストを簡単取得 称号:バトロイド命、ガウォーク命、ファイター命の取得について。 カスタムカラーの元ネタ 稼ぎ場 稼ぎ技 協力ミッションの対大型ユニット 操作編 ファイターに変形するとき瞬間的な急加速が得られるので、ファイター以外に変形→ファイターに変形を繰り返すと速いスピードで移動できる。 ファイター時、ローリングの開始直後に変形すると機首を逆に向ける。「ローリング入力→ガウォーク→ファイター」と素早く変形すると瞬時に180度旋回できる。ローリングからの変形が遅いと失敗する。 宇宙空間限定で十字ボタン&×連打でバトロイド形態で高速移動できる。 戦闘編 格闘ハメ ダッシュ格闘を繰り返すだけ(ある程度のチューン必須、一部機体はSPAで逃げる可能性あり)敵がダウンしない上にコンボが繋がります。(コンボが繋がらない機体もあります)フリーミッションなど、チューンされた機体相手は安定しにくい。 通常格闘を途中でLでキャンセルして格闘を繰り返す。 VF27などの高速化SPAと併用すると… 戦闘中に挟まってしまったら 障害物や大型の敵、敵と高速で接触した時等にめり込んで挟まってしまうことがあると思います、適当に暴れれば抜けれることもありますが、L+△のSP格闘で簡単に抜け出せます。敵戦艦の上に引っかかった場合は垂直上昇or後退が抜けやすい。 ミサイル落し ミサイル迎撃時の攻撃にHIT判定があったりします。が、それでも相変わらず使えないスキルに変わりはない…。 その他 称号:拳王、スナイパー、銀河ボーカリストを簡単取得 あくまで使用回数。勘違いしやすいが、歌は少しずつ削っているため、使用回数はすぐにあがる。 格闘→射撃→歌の順が一番獲得しやすい。射撃→歌→格闘とか地獄を見るはめに。 拳王 その1:ステージはビッグ・エスケープ(グラビル複数が余裕ならヤック・デカルチャー)、自機はVF-27ゲージが溜まったらSPA発動して↑と△連打、SPAが切れる頃にはゲージが溜まっているので再びSPA…の繰り返し その2:SDF-1もしくはバトルフロンティア使用でヤック・デカルチャー開始したら格闘ボタンホールドで密集地帯を踏み潰すように移動し、チャージ格闘4セットをまとめて始末(160hitします)。後、SPAで長蛇の列をなぎ払い2MAP目も同様に。グラビル時のダメージに耐えるためにもある程度HP強化してくださいこの方法だと比率%があがりすぎる為、拳王最後の場合が望ましいですマクロス強化目的でも悪くないかと思われます スナイパー 普通にプレイしていればほぼ確実に取得する。入手していない場合はビッグ・エスケープでディフェンダーのSPAを連発オススメ 銀河ボーカリスト ヤック・デカルチャーでVF-19改 ファイヤーバルキリーでSPA連発もしくは柿崎のスキル「最後の晩餐」を連発する(この場合自機のポイント稼ぎも並行して出来る) 称号:バトロイド命、ガウォーク命、ファイター命の取得について。 称号授与はミッション攻略率10%突破時点から。ちなみに、ミッションを10クリアすれば条件を満たせる。 チュートリアルは出撃数や統計に一切影響しない為、ここで幾ら各形態を使おうと無意味。 チュートリアルのみでは影響しないが、その後に通常ミッションを終らせることでチュート時の行動が統計に反映される。PSPクロスメディアバーからのデータ完全削除後新規データで確認。 使用率は各形態でどれだけ長く居たか、でカウントされる模様。 当たり前の事だが、○○使用率75%以上系の称号は序盤に一気に条件をクリアしてしまうのが一番楽できる。 兎に角称号を取るなら、マクロス7から始めてバトロイド+格闘縛りでバトロイド命と拳王を取得し、次にファイター+射撃でファイター命とスナイパーの取得、最後にガウォーク+歌縛りか、ガウォーク+最後の晩餐でガウォーク命と銀河ボーカリストの順番を推奨。 ファイターで戦うのが難しいという人はマクロスプラスのフライト・テストで稼ぐのもアリ。その後にガウォーク+射撃縛り、ガウォーク+歌縛りといっても十分に称号は狙える。 フリーミッションもカウントされる。海のステージで敵側を調整すれば放置プレイでも稼げる。 ちなみに、75%のゲージ長さはSCPH-2000の液晶では2.9cm 撃墜、時間切れなどで作戦失敗した場合もカウントされる。 新規データ、ミッションはファースト・ステップにて検証。 撃破:バトロイド形態で開始、そのまま攻撃せず撃破される。 →結果:形態バランスはバトロイド形態100%、戦闘傾向は空欄。 時間切れ:上記データの後、再スタート。 開始直後にファイター形態に変形して距離と高度を取り、放置する。 →結果:形態バランスはファイター形態が目測90%近くを占めるように。戦闘傾向は空欄。 カスタムカラーの元ネタ 自由に機体色を塗り替えられるカスタムカラー。 これらの中には実は元ネタがある物も幾つか存在する。 YF-19 カスタムカラー1 PSソフト「マクロスデジタルミッションVF-X2」のVF-19A カスタムカラー2 マクロス7のエメラルドフォース仕様VF-19F、VF-19S VF-1A カスタムカラー2 柿崎速雄専用機 稼ぎ場 マクロス敵側ミッションのコンバット・トレーニングでパートナーと自機同じだとSSで4500ポイント近く稼げるのでおいしい、SSは比較的簡単だし時間も1分以内なのも楽。ポイントはブリタイの速攻撃破。 マクロスFのメモリー・オブ・グローバルSSクリアで3000~4000ほど、 僚機が同じで最高6000前後。 ある程度ザコを格闘で倒し、ブレラを早く倒すかがポイント。 パイロット育てはエキストラのヤック・デカルチャーで育てると10~20すぐあがる。防御や体力は同じくエキストラのマクロス地獄でガードしっぱなしが早い。 マクロス7敵側ミッションファイアーボンバーで僚機と同じ機体でSSを取ると7000オーバー稼げるただしある程度HPを上げておかないと歌で瞬殺されるので注意慣れてくると20秒ほどでクリア可能 マクロス敵側ミッションデストロイ・デストロイド一分半で3300ほど。両機が同じなら1.5倍。大型機体が出撃できるので、グラビルやバトルフロンティアなどの稼ぎに有効。マクロスにガンポッドなどを当ててコンボ数を稼いでおくと時間や格闘が厳しい機体でも稼げる。 稼ぎ技 威力を出来るだけ下げると、一撃で倒せなくなる代わりに、その分コンボボーナスとなる 協力ミッションの対大型ユニット 味方機3体を強化した「Fz-109F エルガーゾルン ギギル機」にするとスピリチュアル光線により、某時代劇の捕物帳よろしく拿捕し続ける為簡単にSSが取れます。大型では無いですがブリタイも逝けました 補足 戦戦艦内部の狭いMAPだと安定。宙間などでは味方機はバトロイド形態になりにくいので安定せず
https://w.atwiki.jp/srwz_3rd/pages/80.html
「劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~」 「劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ~」 登場人物 早乙女アルト 原作中一の美人(男だけど)と評判の主人公。 今作において他の高校生らと共に陣代高校に編入。ヒビキや宗介らのお守りに頭を抱える羽目になるボランティア部部長。おそらく本作シナリオ中最大の苦労人かつ貧乏くじ要員。かなめを上回る勢いでツッコミを入れ続ける彼の明日はどっちだ。 というか、マクロスFが学園物の作品だったため、Z2と比べてかなり馴染んでいる。 おまけにシェリル、ランカとの三角関係のせいであまり同情してもらえないというオマケまで付いている。ヒビキには「付き合いは考えさせてもらう」、宗介には「一夫多妻の文化の国に行け」(意訳)と散々な言われようだが、正直後者は3人の関係を見る限り普通にありな気がしないでもない。 原作ストーリーはほぼ消化済みだが、シェリルとランカが物語上重要なポジションにいるため、日常パート以外でも出番は多い。 ミハエル・ブラン SMSが誇る眼鏡のスナイパー。劇場版準拠なので眼鏡は割れません。前作で割れかけたが気にするな。 やっぱりというべきか、クルツと「スナンパーズ」を結成する。 何かとクランを挑発するような発言が多いが、何やかやで彼女のことを大切に想っている。 ルカ・アンジェローニ 童顔の情報戦エキスパート。 今作ではアルトに対するさらっと容赦の無いツッコミが目立つ。 オズマ・リー ランカの兄にしてスカルリーダー。ファイアーボンバーの大ファン。本作ではファイアーボンバーのファンという部分だけ抜き取られてギャグキャラにされてる感じ。ミシェルには10代のガムリンに比べても大人気ないとまで言われ、戦場でも「スカル1!立場を弁えなさい!」とキャシーにも叱責され、若年のアルトの方が指揮官として余程しっかりしている印象。戦場でケジメのつかないほどはしゃぐキャラでもない気はするが、もう少し何とかならなかったのだろうか。 再世篇では参戦終盤で、共闘する期間が短かったからね。そういうことにしておこう。 兄としてアルトとランカ(とシェリル)の関係についてはもう少し踏み込んだ言及があってもいいような気もするが…。 クラン・クラン ゼントラーディの女性パイロット。遺伝子が不器用(ミシェル談)なせいでマイクローン化すると外見が幼くなってしまう。 割とストレートにミシェルに好意を寄せているが、毎度毎度いいようにからかわれている。 キャラ辞典の通り劇場版では高校生だが、本作の設定はTV版を引き継いでおり、本来は大学生なのに陣代高校に通うことになる。 ボン太くんが出るたんびに「くんを付けろ!デコスケ野郎!」の台詞が飛ぶ。最早恒例行事。 カナリア・ベルシュタイン ジェフリー・ワイルダー ボビー・マルゴ 元アメフト部の経歴を活かし、竜馬、ヴィラルと一緒に陣代高校ラグビー部の特別コーチに就任する。 キャサリン・グラス モニカ・ラング ミーナ・ローシャン ラム・ホア ランカ・リー マクロスFのヒロインの1人。今回は他作品に同じ担当声優のキャラがいるが声なし。 後編では劇場版のシナリオが再現されそうなので、本作がトライアングラーの蜜月であることを考えると切ない。TV版→劇場版という変則的な流れを辿りながら参戦したZシリーズにおいて最も割を喰うであろう。 本作後半でもアルトの本心を察するようなシーンがある。 シェリル・ノーム マクロスFのヒロインの1人。今回は声なし。 エルモ・クリダニク レオン・三島 機体 VF-25Fメサイア・TP(アルト機) カスタムボーナスを取得すれば、バトロイドでも空適応Sに。アルトの適応をいじれば地上MAPでも早乙女スペシャルを存分に活かせる。 VF-25Gメサイア・TP(ミシェル機) RVF-25Fメサイア(ルカ機) メサイアの中でただ1機トルネードパックをもらえなかった。不憫。 ファイター形態は小隊員として屈指の高性能ぶり。それでいて修理装置持ち。 VF-25Sメサイア・TP(オズマ機) ようやくトルネードパックがくっついた。一応原作中(劇場版でも)ではずっとアーマードを使用し続けていたので本作オリジナル要素である。 YF-29デュランダル・SP マクロスの時系列上、2059年時点での最強のバルキリー。今回はストーリー後半にアルト専用機として用意される。 クァドラン・レア ピクシー小隊(クラン・ララミア・ネネ)が搭乗するバトルスーツ。ユニットとしてはクラン機のみ参戦。今回ピクシーフォーメーションアタックは無し。 VB-6ケーニッヒモンスターS マクロス・クォーター ゴーストV9 機動兵隊バジュラ いつもの小型バジュラ。 重兵隊バジュラ いつもの大型バジュラ。 重機動兵隊バジュラ UXではプレーヤーを(別の意味で)苦しめたハウンドバジュラ。今回は別名義で登場。 今回ランカはこいつに囚われません。 重戦艦バジュラ 駆逐艦バジュラ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3326.html
マクロスなのは 第8話『新たな翼たち』←この前の話 『マクロスなのは』第9話「失踪」 ────────── 『真相は駆け落ちだった!? ランカ・リー失踪事件』 超時空シンデレラことランカ・リー(17)の失踪からはや4日。 現在も彼女が失踪した地球・フロンティア間の宙域では、新・統合軍と民間の必死の捜索が続けられているが、未だ痕跡すら発見出来ていない状態だ。 彼女は4日前、地球のマクロスシティで行われた第一次星間戦争終結50周年記念コンサートで歌うため、フロンティアの民間軍事プロバイダ『SMS』の機体で地球へと向かった。 この民間企業が選ばれたのは、かつて彼女がやってのけたガリア4での暴徒鎮圧を演出で再現するためであった。 この民間企業は当時彼女が暴動を止める際に搭乗していた最新鋭の人型可変戦闘機『VF-25/MF25(VF-25/第25次新マクロス級移民船団マクロス・フロンティア版)』を保有しており、これにフォールドブースターを着けた上でフォールドしていた。 また、このフォールドブースターはフロンティア随一の大企業『L.A.I社』の開発した「フォールド断層を飛び越える」という新型のフォールドブースターであったことがわかっている。 しかしこのフォールド機関はまだ運用が始まったばかりで、専門家はそれの故障による事故だろうという結論が大方である。そのためか「生存は絶望的」との声も多い。 だが我が社の取材スタッフはフロンティアでの聞き込みを続けるうちに他の可能性を発見した。 実はランカ・リーの乗ったバルキリーは彼女の恋人がパイロットをしていた可能性が強まったのだ。 気になる彼は1年前の『惑星フロンティア奪取作戦』(バジュラ本星突入作戦)において多大な功績を残した早乙女有人(18)だ。 彼は同船団内に存在するスペシャリスト養成校『美星学園』にて戸籍とは違う早乙女アルトの名で学籍登録しているが、その実同船団の歌舞伎役者、早乙女嵐蔵の息子である。 ランカとは学部違いの同級生で、「度々仲良く町を歩いている所を見た」という情報が多数寄せられている。 また真偽は不明だが「どちらかの家で泊まることがあった」との情報も寄せられており、恋人である可能性は高い。 L.A.I社の公式発表によると、その新型フォールドブースターが正常に稼働し続けた場合、現在探索された銀河のどこへでも7日以内に行けるという。 そのことより我々スタッフは───── ────────── 「シェリルさん?」 「なに?」 彼女の現在のマネージャーであるエルモの呼び掛けに、シェリルは端末機で読んでいた胸糞悪い芸能雑誌を机へと放り投げた。 彼女はアルトが、そしてランカがそんなことをしないと固く信じていた。そしてまた、生存も同様に信じていた。 「いやどうもネ、なんか手がかりがあったみたいなんですヨ」 「本当!?」 「ハイ。ブリッジの方で説明があるそうなので、行ってみましょう」 ここは民間軍事プロバイダ『SMS』の母艦であるマクロスクォーター艦内だ。 シェリル達はコンサートが中止になってからずっと、この艦を根城に2人の捜索を続けていた。 2人を探す手がかりが遂に見つかったのだ。シェリルは小走りしながらブリッジに向かった。 (*) 「高周波のフォールド波?」 ブリッジに着き、興奮するルカから聞いた最初の言葉はこれだった。 「はい!今までは単なるノイズにしか見えなかったんです。でもダメもとでスローにしたらわかったんですよ!」 「えっと・・・・・・なにが?」 わかっているのはどうやらルカだけらしい。他に集まった人々も、同様に彼の話に耳を傾けている。 ルカも「論より証拠」と、コンソールパネルに向かい、操作を始める。 「最初はただのノイズだと思って統合軍も僕たちも見逃していたんです。・・・・・・これは失踪7時間後に惑星『フロンティア』で観測されたフォールド波です」 画面に表示されるその波形。確かに周波は多少変化しているが、とても短く、機械的なノイズにしか見えない。 「でもこれを24分の1の速度にして、フォールドスピーカーに繋ぐと─────」 ルカの指が「ENTER」ボタンを弾く。すると同時に暖かく力強い声がブリッジを包んだ。 『─────進め! 〝きどうろっか〟誇り高き名を抱いて 飛べ! 〝きどうろっか〟眠れる力呼び覚ませ・・・・・・』 聴き入ってしまっていたシェリルが我に帰る。 「これって・・・・・・!」 「そう、ランカさんの歌です。2人はそう遠くにいません。もっと惑星『フロンティア』の近くにいたんです。少なくとも1光年以内に」 そこにランカの義兄であるオズマが口を挟んだ。 「でもよ、この時空差はなんだ? なんでまた向こうが24倍速になってるんだ? それに俺の勘違いかもしれんが、どうして歌詞が〝フロンティア〟でなく〝きどうろっか〟になってやがるんだ?」 「歌詞についてはわかりません。ですがこの時空差は変動しているらしく、僕の概算によればランカさん達はもう20日以上向こうにいるはずです。それでもランカさんが生きているとなれば何らかの方法で、ある程度の生命維持方法を確保できていると推測します。ワイルダー艦長」 ルカはこの艦を取りしきる責任者に向き直る。 「調査隊を組織する許可をください。発信源を特定したいと思います」 「うむ。許可しよう。人選は任せる。必ず見つけてくれ」 「了解しました」 ルカは敬礼すると、作戦を練るため出ていった。ワイルダーは帽子をかぶり直すと、凛とした号令を発す。 「艦首を惑星『フロンティア』に。フォールド安全圏まで最大船速!」 「アイ、キャプテン!」 クォーターの操舵手であるボビーがその手に握る操縦桿をゆっくりと切る。広い宇宙にあっても威厳をもって旋回する400メートル級戦艦はクラスターエンジンの噴射口から盛大に火を噴くと、現宙域である小惑星帯を後にした。 (*) 今、シェリルは満点の星空の下にいた。そこはクォーターにある展望室だ。 2回の長距離スーパーフォールド(フォールド断層を無視したフォールド航法)を経て惑星フロンティアの衛星軌道上を周回しているため、強化ガラスで作られた床からはその美しい緑の星が臨める。 星空など宇宙(そら)を渡るものならいつも見るものだが、彼女には今、違ってみえた。 (このどこかにランカちゃんとアルトがいるのね) 気づいた時には設置されているベンチから立ち上がり、歌い始めていた。 〝アイモ アイモ ネーデル ルーシエ・・・・・・〟 その歌は彼女の友人であり、相方であり、ライバルである者の歌だった。 そして空では変化が起こっていた。幾筋もの赤や青の光跡が集まってくる。大小のバジュラ達だ。シェリルの放つ希望の想いのこもったフォールド波に引き付けられ、集まって来るのだ。 シェリルにはそれがバジュラ達がお祝いをしてくれているように映った。 〝ルーレイ ルレイア 空を舞うひばりは涙・・・・・・〟 その時シェリルのア・カペラにハーモニカの伴奏が入った。 透き通るようなシェリルの歌声を伴奏が引き立て、バジュラ達の舞いが空を彩る。 狭い展望室には豪華過ぎるコンサートだったが、その歌声は艦内のフォールドスピーカーに共振。電源なしでもそれを中継し、働く者達の心を和ませた。 歌と伴奏が終わり、シェリルは振り返る。そこには体に密着するインナースーツを着て、ハーモニカを持った青年がいた。 「どうしたのかしら、ブレラさん? まだ半年間の星間パトロール任務があるんじゃなかったの?」 彼は真新しいハーモニカを口から離すと応える。 「いや、妹の急を聞いて1ヶ月間の有給休暇をもらって来た」 ブレラは生命維持のためとはいえ、その身のインプラントが災いしてフロンティアの市民権を得られていなかった。 そのため彼はSMSにその身を置き、外敵から星を守る任務に従事していた。 「ごめんなさいね、ランカちゃんの歌じゃなくて・・・・・・そのハーモニカ、確かこの前メールしてきた物よね?」 「ああ」 ぶっきらぼうに応えるブレラ。 両親の形見であったハーモニカは、フロンティア奪取作戦(バジュラ本星突入作戦)の折りに紛失し、ブレラは同じものを作らせていた。 それは彼がパトロールから帰ると丁度ランカの誕生日にあたり、仲間内で催される誕生会では彼女をこれで驚かそうというのが狙いだった。 ブレラは仕込みのためこの事をランカ以外の参加者に通知しており、皆それを楽しみにしていた。 「だが俺も音楽家のはしくれだ。こんな希望の喜びに満ちた声で歌を聞かされたら、いてもたってもいられない。─────そんなことより、お前に伝えなければならないことがあった」 「ん? なに?」 「ルカ・アンジェローニによれば、今回の作戦にはお前の歌が必要だと言っていた」 ブレラによると、バジュラのネットワークを介してこの付近数光年に強力な歌エネルギーによってフォールド波の探信波を流すという。 するとVF-25Fの装備していた新型フォールドブースターのフォールドクォーツがそれに反応して、同じ波を反射するらしい。 確かにこの方法ならフォールド空間内だろうが通常空間だろうが一瞬で検索することができる。 「つまり、でっかいアクティブ・ソナーってことね」 「そういうことだ。作戦決行はカナリア大尉のVB(バリアブル・ボマー)-6『ケーニッヒ・モンスター』の準備が完了次第始まる。それまでにバジュラ達に展開を終えてもらってくれ」 ブレラは空を見上げて言う。すでに全天をバジュラの光跡が覆っていた。 「わかったわ。伝える」 シェリルは答えると、バジュラ達に歌いかけた。 (*) 6時間後 バジュラ達は予定通りの位置に展開し、VB-6のサウンド仕様も準備が完了した。 シェリルはケーニッヒ・モンスターの機内から外を窺う。 周囲にはもしもの事態に対処するために、オズマ少佐率いる2機になってしまったスカル小隊やクラン大尉率いるピクシー小隊などのSMSの機体。ブレラのVF-27。そして直掩のバジュラ達が展開を終えていた。 (ランカちゃんも初陣はこの機内だったっけ・・・・・・) シェリルは不思議な懐かしさを覚えていた。 その頃の自分はバジュラ達を鎮める力はなく、自分の見い出したランカという友人に嫉妬していた。 (でも、あたしはあたし。自分の信念を貫いて見せるわ!) 決意を新たにした丁度その時、ルカからのGOサインが出た。 「行くわよみんな!あたしの歌を、聞けぇ!!」 宇宙に向けて放たれた常套句と同時に始まる伴奏。シェリルは精一杯に歌う。 それはかつて歌で山を動かさんとしていた熱い、熱い男のように宇宙を満たした。 〝─────私は 今 I realize that I live. ここにいるわ FEEL!I'm a shinin'STAR!・・・・・・〟 (*) RVF-25 ルカ機 彼はVB-6に搭載された特殊なバッテリーに蓄積していく歌エネルギーの数値を冷静な目で追っていた。 この作戦はどこまで強力な探信波を放てるかにかかっている。弱すぎると探知範囲や精度が低下し、役に立たないからだ。 (さすがシェリルさん。目標の1000万チバソングまであと少し・・・・・・) しかし逆にこれを越えると危険だった。なぜなら探信波を放つことになっているRVF-25のレーダードーム『アルゲス』がもたないからだ。 失敗した場合、サウンドウェーブによる過度な量子反応によって機体が急激な縮退反応を起こし、反応弾頭(物質・反物質対消滅弾頭)規模の大爆発を起こす。しかしそれでもまだいい方で、最悪の場合周囲に展開する護衛部隊を余裕で飲み込む程度のマイクロブラックホールとなってしまうだろう。 とどのつまり、ミスは許されないという事だ。 (ナナセさん・・・・・・) 彼はディスプレイのピンに挟んだ写真を撫でる。そこで微笑んでいる愛しい人が、彼の全てだった。 彼女にプロポーズしてはや半年。OKの返事からずっと夢のような日々を彼は味わっていた。 別に何か特別なことをしたりしたわけではない。彼女との他愛ない会話や一緒にいられるだけで彼には幸せだった。 例えば彼女の部屋で、趣味の話が弾んだ時だ。 その時ナナセは 「ルカくんのために描いたの」 といって1枚の大きな画板を彼に渡した。それにはルカが描かれており、その絵には繊細な愛情がこもっていた。 ルカはその時、あらためて自分の幸せを実感したという。 しかしそんな日々も、失踪事件によって暗転した。ランカの失踪を知ったナナセはショックで寝込んでしまったのだ。 それ以来彼女は心を閉ざし、ルカが会いに行っても 『ごめんなさい。あなたの私への気持ちに嘘はないと思うの。でも、今あなたに会ったら平静でいられないかもしれない』 云々といって門前払いを食らっていた。 彼女の過去の事件(彼女が12、3歳の時に遭ったペドフィリアによる誘拐事件)による男性不信については、L.A.Iの御曹司としてのネットワークと、彼女から直接聞いたというアルトから聞いていた。 そのため彼はこの半年間、その傷が癒えるよう努力したが、結局彼女を救えるのはランカの無邪気な笑顔だけらしかった。 頼りになる二人の先輩もいない今、想い人の笑顔を取り戻せるのは自分だけ、と奮い立たせることで彼はこの重圧に耐えていた。 (ナナセさん。きっと僕がランカさんを連れ戻して、あなたの笑顔を取り戻して見せます!) そこにはかつてアルトが〝愛玩犬〟と揶揄した彼は鳴りを潜め、1人の〝漢(おとこ)〟がいた。 そうして遂にその時を迎えた。 「ピンガー、打ちます!」 コーンッ・・・・・・ 絶妙なタイミングで放たれた歌エネルギーのピンガー(探信音)は彼の予定通りの出力で宇宙に放たれる。そしてバジュラネットワークのフォールド波と一緒に大きなうねりとなって全時空、全次元を振動させた。 この場所から3光年以内の惑星、宇宙船問わず全ての場所でこのピンガーが観測されたという。 (*) 同時刻 第1管理世界 聖王教会 リニアレール攻防戦と呼ばれる事件が発生していたこの時、カリム・グラシアは地上部隊に提出する預言の解釈についての報告書を書いていた。 「─────ふぅ、こんなものかしら?」 カリムは書き上げた報告書をためすすがめつしながら読み直す。 先代や自らの預言を無視する姿勢を貫いていた地上部隊であるだけに伝統的におざなりになっていたこの作業だが、はやての出現によって2、3年前ぐらいから変わった。 地上部隊のある人物がはやての意見に耳を貸し、しっかり目を通してくれているというのだ。 人間無駄とわかっている作業をするのは嫌だが、ちゃんと読んでくれる。これは物書きにとって大喜びするほど切実な願いである。 カリムも〝彼〟が読み、実際に動いてくれていることに大きな責任と同時に大きなやりがいを感じ、熱意をもって作業に臨んでいた。 そうしてOKを出そうとした時だった。 コーン・・・・・・ どこからか聞こえる金属をハンマーで叩いたような音。 それはとても小さく、ややもすると部屋に自ら1人しかいないカリムですら全く気づかなかったかもしれない。 「耳鳴り・・・・・・?」 カリムそう考えて気のせいと片付けようとしたが、机に視線を落とした彼女は驚愕する事になった。 資料として開いていた自らの預言書が光を発している。 (うそ・・・・・・まだ前回の預言から半年も経ってないのに・・・・・・) しかしこれは紛う事なき預言の受信の知らせであった。 カリムは受信手続きとして自らのレアスキル『プロフィーテン・シュリフテン』を起動。不可視の情報を人に解る言語、古代ベルカ語に変換し、預言書に転写した。 「これは・・・・・・!?」 儀式魔法が終わり、新たに加わった預言の一文。そこには───── カリムは即座に六課のはやてに連絡を入れるよう、シャッハに要請した。 (*) ルカの方は遂にレーダードーム『アルゲス』が微かな反射波を捉えていた。 即座に逆算。 (返ってくるのが予想より早い。でも通常空間にしては減衰率がひどいな・・・・・・) どうやらブースターはフォールド空間に浮いているらしい。 結果、場所は───── 「ここ!?」 正確には通常空間の座標に直すと、アルト達がフォールドした場所から1AU(天文単位。地球から太陽までの距離)も離れていない場所だった。 どこかの星に不時着して救援を待っているとばかり思っていたルカは、驚きと嬉しさのあまり操作パネルから手を離してガッツポーズを取っていた。 (2人はこんなに近くにいたんだ!) 彼ははやる気持ちを抑えながらクォーターへの通信回線を開いた。 ―――――――――― 次回予告 カリムの要請を受けて聖王教会へ赴くことになったはやて達4人。 そこで聞かされる驚愕の未来予知とは!? そしてアルトに突きつけられる1枚の紙切れ。そこに書かれていた内容とは!? 次回マクロスなのは、第10話『預言』 「おい、はやて!俺は〝クビ〟ってことか!?」 はやては不敵な笑みを見せて首を縦に振った。 ―――――――――― シレンヤ氏 第10話へ
https://w.atwiki.jp/srwbx/pages/32.html
編集の前に参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。 概要 ストーリー 登場人物リオン・榊 アイシャ・ブランシェット ミーナ・フォルテ 登場機体YF-25 プロフェシー YF-30 クロノス VF-19E エクスカリバー 概要 マクロスシリーズ30周年記念作品として生まれた2013年発売のアクションゲーム。 初代「超時空要塞マクロス」を含めたシリーズ主要作品のキャラクター、機体が新シナリオで一同に揃う 言わばマクロスシリーズに限定したスーパーロボット大戦のようなコンセプトのゲームである。 このゲームのみに登場するオリジナルキャラクターも存在し、BXではその人物達が中心に登場する。 今作では原作終了後参戦となり、惑星ウロボロスにおける事件の後にWSOの要請で地球へとやってきた設定。 (その為、時系列の食い違うマクロスFの登場人物たちとは一方的な面識がある事になる) ストーリー バジュラとの和解から1年後、S.M.Sのリオン・榊はとある搬送任務で惑星ウロボロスへ向かうも、 惑星上空で所属不明のバルキリーと交戦、損傷を負った機体ごとウロボロスに落下してしまう。 偶然にも届け先であるS.M.S ウロボロス支社の戦艦「ゲフィオン」に保護されたリオンは、 上空に発生したフォールド断層「ウロボロスオーロラ」により帰還が困難な事実を知らされる。 何時になるかも分からないオーロラが消えるまでの間、リオンは支社で働く事を決める。 登場人物 リオン・榊 S.M.S セフィーラ支社で働いていた青年。コールサインはジークフリード1。 任務でやってきた惑星ウロボロスにおいて、なし崩しに全マクロスシリーズの主人公やヒロイン達と共に銀河の命運を賭けた戦いを生き抜いた…と書くと凄い経歴になる。死んだ妹とその恋人だった親友の話は原作ゲームをやろう。 アイシャ・ブランシェット S.M.S ウロボロス支社の支社長。メカニックとしての力量も高いゼントラーディ人の女性。原作では後述のミーナと共にヒロインを務めた。 さまざまな分野で博士号を持っている他(当人曰くコレクター)プロトカルチャー遺跡の調査も行っており、特定分野で先を行くイネス・フレサンジュにはライバル意識を持っているというクロスオーバーが行われた。 ミーナ・フォルテ 惑星ウロボロスの遺跡から発見された少女。原作ではアイシャとのダブルヒロインであり、所謂『歌姫枠』。…が、今回は都合によりボイスなし。次作以降に期待しよう。 ちなみにバルキリーの操縦もでき、原作ゲームでは専用カラーのアイシャ特製VF-11Cで戦闘に参加することもできる。 登場機体 YF-25 プロフェシー 試作機を表すYFシリーズの機体。EXギアなどアルト達のメサイアにもデータが転用されており兄弟機とも言える。誤解されがちだが初出は30ではなく劇場版F。 原作ゲームでは使えるようになるのは2周目から。(序盤で大破してしまい、パーツはYF-30の建造に利用される) YF-30 クロノス 時の神の名を冠する最新型バルキリー。デュランダルの技術を更に強化し受け継いでいる。地球へもこれでやってきたが、フォールド断層の影響を受けて壊れてしまった事が劇中で語られている。 特徴的な装備として、上部に配置される多目的コンテナ(マルチパーパス・コンテナユニット)がある。設定では用途に応じてコンテナを別の物にするだけでいいという換装の簡略化が行われている。状況に応じてスーパーパックとかアーマードパックをいちいち選択しなくても、コンテナ一つぽんと替えるだけでいい、という発想。ただしゲームではミサイルで固定。(小説版ではMDEビーム砲にしたりしてる) YF-29に積まれていたフォールドウェーブシステムの改良型である「フォールドディメンショナルレゾナンスシステム」(F.D.R.システム)を搭載しており、単騎でフォールド断層を越える事が出来る。今作でも様々な窮地でその力を発揮する事になる。 VF-19E エクスカリバー アイシャの乗機。BXでは数多いバルキリーの中でもピンポイントバリアパンチを使える貴重な機体。おまけに補給装置持ち。しかしそれ以外の装備は射撃型なので気を付けよう。 「マクロスプラス」のイサム機(YF-19)を試作型とし、「マクロス7」のバサラ機(こちらはかなり改造されてるが)やエメラルドフォースで使われたVF-19の後期型に当たる。原作で最初の機体として主人公にVF-0D(レストア)を渡し、自分はこれに乗る。プレイヤーからすればそっちよこせよ!となる展開を見せてくれる。
https://w.atwiki.jp/srwbx/pages/31.html
編集の前に参戦作品でガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。 概要 ストーリー 登場人物早乙女 アルト オズマ・リー ミハエル・ブラン ルカ・アンジェローニ クラン・クラン カナリア・ベルシュタイン ジェフリー・ワイルダー ボビー・マルゴ キャサリン・グラス ブレラ・スターン シェリル・ノーム ランカ・リー イサム・ダイソン 登場機体VF-25 メサイアアルト機 オズマ機 ミシェル機 ルカ機 YF-29 デュランダル マクロス・クォーター クァドラン・レア VB-6 ケーニッヒモンスター VF-27γ ルシファー 機動兵隊バジュラ 重兵隊バジュラ 重機動兵隊バジュラ 超重兵隊バジュラ 駆逐艦バジュラ 重戦艦バジュラ ナイト級バジュラ空母 クィーン・フロンティア 過去参戦作品 概要 「マクロス7」以来となるマクロスシリーズのTVアニメーション作品。その劇場版。 「イツワリノウタヒメ」が前編、「サヨナラノツバサ」が後編にあたる。 単なる再編集が行われた総集編とは違い、新シナリオ、新機体、新楽曲に加え、 一部のキャラクターの設定や関係もTV版から改変されている。 ストーリー 巨人族「ゼントラーディ」との熾烈な戦いで地球が大打撃を受けてから数十年。 移民船団マクロス・フロンティアに住む多くの人々にも変化が生まれ、独自の文化が形成されていた。 その平和も、虫の様な謎の敵性体「バジュラ」により無残に打ち砕かれてしまう。 バジュラとバジュラが持つとある生態は、住人の繋がりを急速に変えていく事になる。 登場人物 早乙女 アルト 歌舞伎役者の家系に生まれた美男子。女形役として成功していたが、心を病んだ結果歌舞伎から離れている。 パイロット学校を経て、バジュラ襲来を機に民間軍事組織S.M.S.のスカル小隊に所属する。原作終了後であるため、はっきりとシェリルを選んでおり、過去作と違って三角関係で弄られる事はほぼ無い。 オズマ・リー 部下には甘やかさない厳しさを以て接するスカル小隊長。妹であるランカを家族として愛している。 ミハエル・ブラン アルトの友人で女性好きな軽い男。異星人の血を持つためか視力が異常に高く、普段は視力を抑えるために眼鏡を掛けている。映画版なのでメガネは割れていない。 ルカ・アンジェローニ バルキリーを建造するL.A.I社の御曹司。かなりの童顔だが、その顔に似合わぬ秀でた頭脳を持っている。実際にアルトやミシェルより年下で美星学園には飛び級で入学している。 クラン・クラン ミハエルの幼馴染のゼントラーディ人。ララミア、ネネとのピクシー小隊を率いている。巨人の状態では勇ましい戦士だが、マイクローン化して人間と同じサイズになると急に性格も幼くなってしまう。 劇場版では年齢が変わり、大学生からアルト達と同じく美星学園の学生として変更された。 カナリア・ベルシュタイン 医学的知識を持つS.M.S スカル小隊の衛生兵。戦闘時にはケーニッヒモンスターのパイロットとして戦闘にも参加する。 ジェフリー・ワイルダー 数多の戦場を潜り抜けてきたマクロス・クォーターの艦長。要所では海賊のように部下に檄を飛ばす。 ボビー・マルゴ 時には男らしく、時には女らしく振舞うマクロスの操舵士。 キャサリン・グラス 元フロンティア船団所属であるマクロスの航空機管制官。オズマとは男女の仲。 ブレラ・スターン シェリルのボディガード。インプラントによる機械化で身体を強化している。何の因果か今作でもとある要人のボディガードを務めることに。 明確に死亡する劇場版設定だが、今作では女王バジュラに助けられる形で生存。ふぅ、死ぬかと思ったぜ。地球へフォールドさせられ、生死の境をさまよっていたところを宇宙海賊ビシディアンに拾われ「ゴースト1」のコードネームを与えられる。 シェリル・ノーム ギャラクシー船団出身の人気アイドル。「銀河の妖精」の通り名で活躍している。 原作終了時に昏睡状態に陥っているため本作でも中盤までは顔アイコンの上部を隠されている。 ランカ・リー オズマの妹。シェリルに憧れ、アイドルとして成功への道を突き進んでいる。 取り巻く人間関係を見ると、実妹・義妹・妹分の3階級制覇を成しているようにも。 本作のプロローグ終了後アルトが戻ってきても大丈夫なようにシェリルと共にマクロス・クォーターに乗り込んでいた。発売前はZマスターとZランカーの共演という地獄絵図が予想されたりもしたが、流石にそんなことは無かった。劇場版だし イサム・ダイソン 「マクロスプラス」の主人公。今回も戦闘演出でカメオ出演。今回はマクロス30参戦という事もあり、面識のあるリオンとアルトが反応してくれる。 マクシミリアン・ジーナスと並ぶ伝説のパイロット。アカツキはフィクションだと思っていたようだが、単機でマクロスに挑んだのは紛れもないノンフィクションである。 登場機体 VF-25 メサイア アルト達の運用するバルキリー。最大の特徴である三段変形は変わらず受け継がれている。戦闘機型(ファイター)、人型(バトロイド)、その中間型(ガウォーク)の三つ。ガウォークの姿は戦闘アニメ中たまに目にする事ができる。 アルト機 機動性が重視されたF型。元々はアルトの機体ではなく、戦死したS.M.S隊員ギリアムのものだった。本作では度重なる連戦によりダメージが蓄積したYF-29に代わり、ネルガル側が用意した同型機として登場する。 フロンティアで使ってた機体はバジュラとの戦闘で大破し、一部のパーツはデュランダルへと流用されたため。 オズマ機 指揮官用のカスタマイズがなされたS型。アーマードパックを装備する事もできる。 ミシェル機 ロングレンジパックによる遠距離型装備。アンカーにより自機を固定した精密狙撃が可能。 今回は最初からトルネードパック装備で参戦。 ルカ機 イージスパックを装備したルカ専用機。ルカ自身の手でプログラムなどが改造されている。 YF-29 デュランダル 劇場版後編にて新たに追加された新バルキリー。アルト専用機として登場した。「フォールドウェーブシステム」によるバジュラとのコミュニケーション能力が特色であり、本作でもその力を発揮する。 原作ではスーパーパックをパージしているため序盤に登場した際も再現されている。今回は後半に入った所で装備されるため前作のように地上シナリオが1マップしかないような事態にはならない。 マクロスのゲームではアルト機以外にもオズマ機、イサム機の他、地球本国仕様のYF-29B『パーツィバル』が登場している。 マクロス・クォーター S.M.S フロンティア支社の旗艦。「クォーター」の意味はそのサイズの小ささ(新マクロス級の1/4程である約400m)から。しかしマクロスの名を冠する通り、強攻型へ変形した際は破壊力と機動性の両方を得る事ができる。 クァドラン・レア ピクシー小隊が装備する機動兵器。ゼントラーディ人が巨人のため、彼女らより二回り大きい程のサイズしかない。 VB-6 ケーニッヒモンスター 単機でもかなりの攻撃力を持つ可変爆撃機ヴァリアブル・ボマー。元々は砲台の様な機体の系譜だが、変形する事で航行能力をも備えた。 VF-27γ ルシファー ギャラクシー船団により秘密裏に製造された高性能機。インプラント化したサイバーグラントでしか扱えない程の運動性を持つ。 劇場版の参戦なのでスーパーパック装備で登場。でもゴーストはどこから調達したんだ(原作ではアルトに全機撃墜されている)?BXの地球でもAIFが登場するので、ある意味現地調達しているのかもしれない。 機動兵隊バジュラ 最も小型のバジュラ。学習能力の再現の一環か、バジュラ達はUX同様バリア系特殊能力を持っている。脇役機だと倒しそびれるかも。 重兵隊バジュラ 中間的な大きさと能力の赤いバジュラ。 重機動兵隊バジュラ カマキリのような姿のバジュラ。 UXではあるトラウマをプレイヤーに刻み込んだ事で有名。 超重兵隊バジュラ 戦闘タイプの中では最も大型のバジュラ。 駆逐艦バジュラ 中型の戦艦タイプのバジュラ。 重戦艦バジュラ 大型の戦艦タイプのバジュラ。 ナイト級バジュラ空母 バジュラの巣であるビショップ級を護衛する個体。 クィーン・フロンティア バトル・フロンティアと融合させられたバジュラ女王。原作終了後のため、ギャラクシー船団幹部ではなく本人がパイロットとして登場している。 悪用されて、ルート限定で敵対する。その一方で解放された後も色々なアクションを起こしてくれる。 過去参戦作品 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇(イツワリノウタヒメのみ) 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇(サヨナラノツバサのみ) スーパーロボット大戦UX 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇/天獄篇 スーパーロボット大戦Card Chronicle