約 4,024,980 件
https://w.atwiki.jp/gamebeat3/pages/249.html
スカウト名 対応選手 モントレイ ブロミナーラーデルグリッシュ
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/730.html
【作品名】ジョジョの奇妙な冒険 第2部 【ジャンル】漫画 【名前】ストレイツォ 【属性】波紋使い→吸血鬼 【年齢】75歳 【長所】(ディオとはちがう) 【短所】あーん!スト様が死んだ!くすん…美形薄命だ…(75歳) 【備考1】享年 【備考2】スピードワゴンは1863年10月16日生まれで第1部でのジョナサンとディオの戦闘が1888年12月だったので この時すでに25歳。それから50年後の第2部当時は75歳。ストレイツォはそのスピードワゴンと同い年。 【備考3】上記の時系列の設定については「JOJO 6251 [荒木飛呂彦の世界]」で掲載されている年表を参考。 vol.1
https://w.atwiki.jp/shinyweis/pages/218.html
ちびストレイライト カード番号 ISC/S81-080 レアリティ C,WIP カード名 ちびストレイライト 種類 レベル コスト トリガー 色 ソウル パワー 特徴 イベント 2 1 (なし) 赤 フレーバー (なし) 次の2つの効果のうちあなたが選んだ1つを行う。『あなたは自分の控え室の《音楽》のキャラを1枚選び、手札に戻し、自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+2000。』『あなたは自分のキャラを1枚選び、控え室に置いてよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の自分のレベル以下のレベルの《音楽》のキャラを1枚まで選び、舞台の好きな枠に置く。』 キャラ回収とパンプ効果とキャラ入れ替え効果を持つ。 キャラ回収とパンプはどちらも重要なアドバンテージとなり、どちらをメインにしてももう片方が腐らないのは利点。 主にパンプに使用し、ついでにキャラ回収できると理想的か。 キャラ入れ替えはハンドアドバンテージが減るのでそれほど魅力的ではない。 いらないカードと主力カードを入れ替えるのだが、単に該当キャラを手札から出したほうが効率が良い。 このカードはストックを無視して出せるので、レベル2,コスト2のキャラが多いなら採用価値があるか。 スタンバイアイコンと違って盤面のキャラを消費し、レベル相応しか出せないがスタンド状態で出るのは魅力。 どちらも有用な効果であり、どちらかをメインで採用してももう一方の効果も場合によって使えるのは便利。 なお、このカードをピンポイントにサーチ、回収できるカードは存在しない。
https://w.atwiki.jp/cerberus2ch/pages/1184.html
混沌UR リストレイントレインジャー リストレイントレインジャー MAX Lv 70 クラスチェンジ不可 性別男性 必要統率65 HP AT DF TOTAL 初期能力(純正品) 9730(16462) 9160(18136) 9110(16742) 28000(51340) LvMAX時能力(純正品) 38890(45622) 30520(39496) 30340(37972) 99750(123090) 純正継承値 +6732 +8976 +7632 スキル インナンバブル・クローズ敵AT -7%初期 ☆ MAX --- 売却価格 19890マーニ 入手経路 覚醒継承 召喚セリフ 図鑑テキストもう抵抗しても無駄だっての。一帯に張り巡らされた鎖が見えるだろう?俺がお前の目の前に現れた時点で、もう勝負はついてるの。さしづめお前は捕えられた蝶みたいなものさ。抵抗すると、羽がもげちまうぜ? レアリティ一覧 属性 ランク キャラクター名 Lv 統率 スキル 交換不可期間 混沌 レア ガーブルテレサ 50 26 敵DF -2% 初期 ☆ 2013/11/05~2014/01/18 Sレア シンクウォッシュテレサ 60 40 敵DF -5% 初期 ☆ 混沌 Sレア チェーンキャプチャー 60 43 敵AT -5% 初期 ☆ Uレア リストレイントレインジャー 70 65 敵AT -7% 初期 ☆ 混沌 Uレア ビウェルダーイーリス 70 65 味方HP +10% 初期 ☆ レジェンド ハントアウトイーリス 80 111 味方HP +12% 初期 ☆ SKレベル 5☆☆☆☆☆ 10★★★★★ 15★★★★★ 20★★★★★ 25★★★★★ 30★★★★★ 35★★★★★ →に近づくほど発動率がUP(効果は変わらない) 画像板より画像を追加しました -12/01 もう抵抗しても無駄だっての。一帯に張り巡らされた鎖が見えるだろう? 俺がお前の目の前に現れた時点で、もう勝負はついてるの。さしづめお前は捕えられた蝶みたいなものさ。抵抗すると、羽がもげちまうぜ? 図鑑テキストです (2014-01-12 21 17 00) ↑ありがとうございます。反映しました。 (2014-01-13 09 47 13) コメント
https://w.atwiki.jp/jojoandmtg/pages/62.html
《ストレイツォ/Straits》 《ストレイツォ/Straits》 5B 4/4 クリーチャー・吸血鬼 ストレイツォは呪文や能力の対象にならない 「この私が誰だか忘れたのか! 四千年の歴史を持つ『波紋法』の後継者、ストレイツォだ!」
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/31949.html
登録日:2015/04/03 (金) 21 19 30 更新日:2022/09/16 Fri 09 43 00NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 DM DMD-26 S・トリガー アンコモン コロコロコミック サバイバー サバイバーの王 シータ・トゥレイト スーパーレア デュエル・マスターズ デュエル・マスターズ プレイス プロモーション・カード 種族追加 自然文明 自然文明のクリーチャー 進化クリーチャー 進化サバイバー 無尽蔵に成長するサバイバーは、今まで以上に周りの生命を取り込みだした。 《シータ・トゥレイト》とは、TCG「デュエル・マスターズ」のクリーチャー。 月刊コロコロコミック2003年7月号の付録として登場した。 DMD-26「マスターズ・クロニクル・デッキ サバイバー進化論 α to Ω」にも再録。この時レアリティがアンコモンに設定された。 ●目次 スペック 相性の良いカード 関連カード デュエル・マスターズ プレイス 補足 スペック シータ・トゥレイト UC(P) 自然文明 (6) 進化クリーチャー:サバイバー 3000 進化-自分のサバイバー1体の上に置く。 S・トリガー このクリーチャーがバトルゾーンにある間、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて、それぞれの種族に加えてサバイバー種族を得る。 とにかく、色々とDMでは革新的なクリーチャー。 初の進化サバイバーS・トリガー獣と属性てんこ盛りである。 味方にサバイバーを追加させるという、DMでは初となる種族追加能力を持つ。 今でこそ種族追加は珍しい物でもないが、当時からすると珍しいものだった。 さらには、S・トリガー持ちの進化クリーチャーという面もこれまたDM初の試み。 じゃあ、革新的なカードだから強いはず……と思いきや正直なところ弱い。 まず、味方クリーチャー全てをサバイバーとさせる能力。 これはあくまで「サバイバー種族を得る」のであって、クリーチャー自身の能力が「サバイバー能力になる」訳では無い。 この辺を勘違いする人が多く出た。 一応言っておくが、シータ・トゥレイト自身は他のサバイバーの共有能力は貰える。 そもそも、サバイバーデッキにはサバイバー以外のクリーチャーを多くは投入しない。 じゃあ、シータ・トゥレイトを生かすためにサバイバーデッキに非サバイバーをデッキに多く投入するという訳にもいかない。 これでは、サバイバーデッキというデッキの意味が薄くなってしまう。 S・トリガー進化クリーチャーという面も微妙。 当然進化元がいなければS・トリガーで飛び出せない。 もっとも、このクリーチャーを奇襲的に出したからと言って相手に脅威になるかどうかは微妙。 ちなみに、このカードが活躍した漫画では進化元が確認できない状況で飛び出たので、多くの小学生の誤解を招く。 コストの割にはパワーも低く、すぐに除去される。 他のサバイバー進化が一定のパワーを持っていることを考えると、あまりにも貧弱に見える。 イラストだけ見れば、超獣世界でもトップレベルの大きさであるため、なお悲しい。 結論を言うと、このカードもDM初期の方針(付録カードは強くしない)の良い例かもしれない。 ギミックだけ見れば革新的なカードだから、実際のスペックの貧弱さが残念。 しかし、DMの歴史的に見れば確かに影響(種族追加・S・トリガー進化クリーチャー)は残したカードではある。 相性の良いカード 光器ペトローバ SR 光文明 (5) クリーチャー:メカ・デル・ソル 3500 このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、メカ・デル・ソル以外の種族を1つ選ぶ。その種族のクリーチャーすべてのパワーは+4000される。 相手がクリーチャーを選ぶ時、《光器ペトローバ》を選ぶことはできない。 毎度おなじみの、種族デッキのお供。 シータ・トゥレイトの種族追加と組み合わせて、ペトローバでサバイバーを指定しよう。 バトルゾーンの殆どのクリーチャーを大きくパワーアップさせられる。 果たしてそこまでやる価値があるかは微妙なところだが、実際にやってみると意外と悪くないはず。 宣凶師ラッセルズβ P 光文明 (4) クリーチャー:グラディエーター[サバイバー] 3000 SV-ウルトラ・セイバー:サバイバー サバイバー サバイバーにウルトラ・セイバーを共有させる、サバイバーデッキ期待の新人。 全てのサバイバーの除去耐性が高くなる……ここにシータ・トゥレイトのサバイバー種族追加を思い出してほしい。 そう、非サバイバーもウルトラ・セイバー持ちとなるので場の除去耐性がさらに高くなるのだ。 そこに上記のペトローバが組み合わされば、全体への火力除去にも強くなっちゃう。 DMD-26でシータ・トゥレイトが再録されたのは、このような使い方がされることを狙ったものだと思われる。 《シェル・ファクトリーγ》と共に、DMD-26に数少ない旧サバイバー組として再録された理由も納得できるね。 もっと他に再録すべき旧サバイバーがあるだろとか、そもそもシータ・トゥレイト自身にサバイバーデッキのコンセプトと矛盾する点があるとか思ってはいけない。 関連カード シグマ・トゥレイト R 火文明 (6) 進化クリーチャー:サバイバー 9000 進化-自分のサバイバー1体の上に置く。 クルー・ブレイカー:サバイバー ゼータ・トゥレイト SR 水文明 (8) 進化クリーチャー:サバイバー 8000 進化-自分のサバイバー1体の上に置く。 このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにあるサバイバーの数と同じ枚数のカードを引いてもよい。 W・ブレイカー 他の進化サバイバー達。 シグマに関しては現在でも通用するほど強力なスペック。 ゼータはかなり微妙なところだが、シータに比べれば能力自体は強いしパワーも十分。 実は、シグマとシータは意外と組み合わせられなくもない。 シータで非サバイバーをサバイバーにすることで、シグマのクルー・ブレイカーを補助できる。 また、シータ自身もクルー・ブレイカーの対象となれる点もある。 スリヴァーの女王 R 光/水/闇/火/自然文明 (5) クリーチャー:スリヴァー 7000 自分の超次元ゾーンから、クリーチャーを召喚してもよい。(コストは支払う) 自分のクリーチャーは種族にスリヴァーとサバイバーを追加する。 W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) DMEX-18「20周年超感謝メモリアルパック 裏の章 パラレルマスターズ」に収録されたマジックとのコラボカード。 シータ・トゥレイトと同じサバイバーに加えてスリヴァーも種族追加する事が出来る。と言っても後者の恩恵を授けられるのが2022年現在では《筋肉スリヴァー》くらいだが…。 更に2打点持ちであり、超次元から直接召喚できるという特異な効果も兼ね備えている。 とは言え5色レインボーなので召喚難易度はシータより大分上である。 奇石 アゾールα C 光文明 (3) クリーチャー:メタリカ[サバイバー] 2000 SV-ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) サバイバー(自分のサバイバーすべてに、上のSV能力を与える) 自分の光のクリーチャーはすべて、種族にサバイバーを追加する。 サイバー・B・フィッシュα C 水文明 (5) クリーチャー:サイバー・コマンド[サバイバー] 5000 SV-ジャストダイバー(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず、攻撃されない) サバイバー(自分のサバイバーすべてに、上のSV能力を与える) 自分の水のクリーチャーはすべて、種族にサバイバーを追加する。 暗黒鎧 ギガリンα C 闇文明 (3) クリーチャー:ダーク・ナイトメア[サバイバー] 2000 SV-スレイヤー(「スレイヤー」を持つクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する) サバイバー(自分のサバイバーすべてに、上のSV能力を与える) 自分の闇のクリーチャーはすべて、種族にサバイバーを追加する。 無礼な刃 ラッシュα C 火文明 (4) クリーチャー:アウトレイジ[サバイバー] 3000 SV-スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない) サバイバー(自分のサバイバーすべてに、上のSV能力を与える) 自分の火のクリーチャーはすべて、種族にサバイバーを追加する。 育ち盛りのホーンα C 自然文明 (4) クリーチャー:ドリームメイト[サバイバー] 5000 SV−マッハファイター(このクリーチャーは、出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる) サバイバー(自分のサバイバーすべてに、上のSV能力を与える) 自分の自然のクリーチャーはすべて、種族にサバイバーを追加する。 女王と同じくDMEX-18に収録されたカード達。 それぞれの文明に対応したクリーチャー達にサバイバーを与えられる。 効果範囲を狭くした代わりに汎用性が増したシータ・トゥレイトといった性能であり、SAやブロッカーといった文明に縁のある能力を対応する色のクリーチャー達に付与できる。 デュエル・マスターズ プレイス シータ・トゥレイト SR 自然文明 (6) 進化クリーチャー:サバイバー 5000 S・トリガー 進化−クリーチャー 自分のクリーチャーはすべて、種族にサバイバーを追加する。 自分のマナゾーンにあるすべてのサバイバーのSV能力を得る。(ただし、同じ能力は重複しない) DMPP-09EX「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」にて収録。レアリティはスーパーレアに昇格し、デュエプレ史上初のスーパーレアのS・トリガー。 レアリティの価値に応じて能力も調整され、マナゾーンにあるサバイバーのサバイバー能力を自身に適応できるという特殊な能力が追加された。 ただし、マナゾーンから得られるサバイバー能力は重複して得ることは出来ず、マナゾーンから能力を得る効果自体はサバイバー能力ではない。 パワーも5000と上昇しており、TCG版よりも比較的アタッカーとしての存在感や除去耐性が向上している。 進化元もサバイバーだけではなく全てのクリーチャーが対象範囲となっており、TCG版よりは出しやすくなっている。 マナからのサバイバー能力の獲得は派手であり、サバイバーの欠点であるバトルゾーンに味方がいないと機能しにくい点を克服している。 TCG版では、S・トリガーから出せても他に味方のサバイバーがいなければただの準バニラに近くカウンターになりにくいという弱点があったが、そこも解消されていると言える。 単純にマナゾーンから能力を得られることで、相手の心理へ不意打ちのような効果を与えることも期待できる。 一方でパワー自体はTCG版から上昇したが、あくまでもTCG版よりはマシというレベルで進化クリーチャーとしてはまだ物足りない部分はあるのでそこは上手くフォローしたい。 進化もTCG版よりはしやすいが、場にクリーチャーがいなければS・トリガーとして使えないことは変わらないのでそこは注意。 補足 イラストは自然文明の主要種族が集合したかのようなイラストとなっている。 カマキリの鎌状の両腕→ジャイアント・インセクト 巨大な樹の下半身・体各所から生える樹林→ツリーフォーク 野牛のような角→ホーン・ビースト 虎型の本体→ビーストフォーク 惑星にも迫るサイズにもなる超巨大な体躯→ジャイアント 何故このような合成獣らしいイラストになったのか。 イラストレーターによると、『自然文明に存在する全ての生物のアーキタイプ(原型・元型)である』という設定があったらしい。 シータ・トゥレイトが、背景ストーリーではどのような存在だったのかという興味を持たせる話である。 デュエプレ版では進化元の対象がクリーチャー全てに広がっているが、自然の各種族の原点ならば実はそれが正しい形と言えるかもしれない。 インターネットにいるアニヲタWiki(仮)の観覧者はすべて、それぞれの種族に加えてWiki篭り種族を得る。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 漫画版での扱いはともかくこいつのイラストは好きだなぁ。 -- 名無しさん (2015-04-03 21 51 06) どう見てもごちゃ混ぜな姿なのに、綺麗にまとまっているという不思議。こういう出鱈目というかハッタリの効いたイラストのクリーチャーすき -- 名無しさん (2015-04-03 22 21 59) 漫画だと、かなり強力なクリーチャーっぽい演出だったが…微妙なスペックやな…w -- 名無しさん (2015-04-03 23 59 14) 多数のサバイバークリーチャーが融合した存在だから、ああいうキメラ的なのかと思ったら、そうでもないのか。 -- 名無しさん (2015-04-04 00 00 45) 懐かしいのぅ、今でも持ってるわ 当時は普通につよそう(小並感)って思ってた -- 名無しさん (2015-04-04 06 54 57) そういやSトリガー進化獣って未だにこいつと後もう一体しかいないんだよなぁ・・・・ -- 名無しさん (2015-04-04 11 10 19) かつてこそ微妙評価だったけど、クロニクルデッキで進化元&他種族強化に使える軽量サバイバー増加したし、非サバイバーを入れる枠もガンガンできてきたしで正直白青緑サバイバーでは十分活躍できるスペックになったと思う。1~2枚挿しておくとハヤブサマルをニンジャストライクするだけでフリーズが起きたり、ラッセルで全盤面がセイバーしたりでサバイバーらしい気持ち悪い動きが出来る -- 名無しさん (2015-07-25 22 31 55) パズー・トゥレイト -- 名無しさん (2015-07-26 06 59 03) それでもこれ再録するならもっといいカードあっただろって気もしなくも無い。ファンサービス的な一面もあるんだろうけど -- 名無しさん (2015-08-09 23 40 14) 転生版みたいな感じで強化して出せばいいのに…サバイバー共有能力を追加出来ないとか、漫画版は何だったんだよ…遊戯王みたいなガッカリカードにしやがって -- 名無しさん (2015-08-17 12 49 50) 《モリノオウジャダケα》のお陰で、若干使い勝手が良くなったね。コスト2の軽量でS・トリガー持ちだから出しやすいし、何よりサバイバー能力持ってないから進化元にしても痛くないという -- 名無しさん (2015-08-23 01 28 21) パワーが貧弱と言ってもゴライアスとラッセルズが出た今だとそれ程でもないんだよなぁ。相手の盤面に触れるサバイバーも出たのも追い風吹いてる -- 名無しさん (2015-08-23 11 06 44) イラストがデュエマっぽくないというかMTGっぽい、ただ惑星と比べて大きさをアピールするような構図はいかにもデュエマ -- 名無しさん (2015-11-15 22 19 11) ついにデュエプレにサバイバー襲来、こいつも「マナにいるサバイバーの能力を得る」という如何にも自然文明らしい超強化を貰った模様。 -- 名無しさん (2021-07-23 15 59 23) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokehai/pages/349.html
ナットレイ(74-94-131-54-116-20) No. タイプ 特性 隠れ タマゴ 性別 598 くさ てつのトゲ - しょくぶつ ♂1 はがね こうぶつ ♀1 外部リンク 対戦考察wiki ポケモン徹底攻略 ブログ検索 レベルアップで覚える技 A:テッシード B:ナットレイ BW/BW2 A B 技 威 命 タイプ 分類 備考 - 01 ロッククライム 90 85 ノーマル 物理 - 01 のろい - - ゴースト 変化 01 たいあたり 50 100 ノーマル 物理 01 かたくなる - - ノーマル 変化 06 ころがる 30 90 いわ 物理 09 のろい - - ゴースト 変化 14 メタルクロー 50 95 はがね 物理 18 ミサイルばり 14 85 むし 物理 21 ジャイロボール - 100 はがね 物理 26 てっぺき - - はがね 変化 30 ミラーショット 65 85 はがね 特殊 35 ねをはる - - くさ 変化 38 じばく 200 100 ノーマル 物理 - 40 パワーウィップ 120 85 くさ 物理 43 46 アイアンヘッド 80 100 はがね 物理 47 53 しっぺがえし 50 100 あく 物理 52 61 ラスターカノン 80 100 はがね 特殊 55 67 だいばくはつ 250 100 ノーマル 物理 タマゴ技 技 威 命 タイプ 分類 備考 ロッククライム 90 85 ノーマル 物理 タネばくだん 80 100 くさ 物理 タネマシンガン 25 100 くさ 物理 なやみのタネ - 100 くさ 変化 やどりぎのタネ - 90 くさ 変化 まきびし - - じめん 変化 じゅうりょく - - エスパー 変化 ステルスロック - - いわ 変化 技マシン/教え技 技 威 命 タイプ 分類 備考 だいばくはつ 250 100 ノーマル 物理 ギガインパクト 150 90 ノーマル 物理 かいりき 80 100 ノーマル 物理 からげんき 70 100 ノーマル 物理 いあいぎり 50 95 ノーマル 物理 おんがえし - 100 ノーマル 物理 がむしゃら - 100 ノーマル 物理 やつあたり - 100 ノーマル 物理 タネばくだん 80 100 くさ 物理 いわくだき 40 100 かくとう 物理 どくづき 80 100 どく 物理 じならし 60 100 じめん 物理 ついばむ 60 100 ひこう 物理 つばめがえし 60 - ひこう 物理 シャドークロー 70 100 ゴースト 物理 しっぺがえし 50 100 あく 物理 はたきおとす 20 100 あく 物理 アイアンヘッド 80 100 はがね 物理 ジャイロボール - 100 はがね 物理 はかいこうせん 150 90 ノーマル 特殊 りんしょう 60 100 ノーマル 特殊 いびき 40 100 ノーマル 特殊 めざめるパワー - 100 ノーマル 特殊 ソーラービーム 120 100 くさ 特殊 エナジーボール 80 100 くさ 特殊 ギガドレイン 75 100 くさ 特殊 くさむすび - 100 くさ 特殊 ラスターカノン 80 100 はがね 特殊 いばる - 90 ノーマル 変化 かげぶんしん - - ノーマル 変化 つるぎのまい - - ノーマル 変化 ねごと - - ノーマル 変化 フラッシュ - 100 ノーマル 変化 まもる - - ノーマル 変化 みがわり - - ノーマル 変化 メロメロ - 100 ノーマル 変化 にほんばれ - - ほのお 変化 でんじは - 100 でんき 変化 でんじふゆう - - でんき 変化 なやみのタネ - 100 くさ 変化 どくどく - 90 どく 変化 じゅうりょく - - エスパー 変化 ねむる - - エスパー 変化 ステルスロック - - いわ 変化 すなあらし - - いわ 変化 ロックカット - - いわ 変化 つめとぎ - - あく 変化 てっぺき - - はがね 変化
https://w.atwiki.jp/tarowa/pages/533.html
叶えたい願い-ストレイト・クーガー ◆ew5bR2RQj. 「――――衝撃の」 風が、吹く。 「ファーストブリットォォォォ――――ッ!!!!」 そよ風から一瞬で突風に成長した風は、翠星石の手元から鋏を蹴り飛ばした。 衝撃の余波で彼女は吹き飛ばされ、無様に地面を転がる。 だがすぐに立ち上がり、自らを蹴り飛ばした男の名を告げた。 「クーガーッ! またお前ですか」 「はい、俺です」 ストレイト・クーガー。 共闘し、敵対し、今もなお翠星石の前に立ち続ける男。 「翠星石の邪魔をしに来たですか」 「ええ、あなたが本当の自分を取り戻すまで、何度でも邪魔をし続けます」 自らの一回りも二回りも大きな男に見下ろされるが、今の翠星石に怯えはない。 クーガーが自分よりも圧倒的に弱いことを理解しているからである。 虚勢を張っているが、今のクーガーは血塗れだ。 「やめといた方がいいですよ、今のお前じゃ翠星石の邪魔なんて出来っこ無ぇです」 「俺を心配してくれるんですか? 嬉しいですねぇ」 「誰がお前なんかを心配するですか!」 忌々しげに睨み付けると、クーガーは朗らかに笑う。 この期に及んでどうしてクーガーは笑えるのか、翠星石は理解することができない。 彼の制服の左胸の部分には大きな穴が開いている。 そこに刻まれているは翠星石の罪の証。 今は塞がっているが、それでも痛々しい傷跡は残っていた。 「どうして、お前は怒らねぇですか」 「怒らないですか、なにか勘違いをしていませんか?」 クーガーの顔から笑みが消える。 「俺は怒ってますよ 笑いながら誰かを殺そうとする奴に、怒りを抱かないわけがないでしょう」 カズマや劉鳳のように感情を剥き出しにしたわけではない。 しかし、彼らが激昂した時と同様に鉄のような威圧感がそこにはある。 「女性を怒鳴りつけるのは俺のプライドが許さない、だから顔には出さないようにしてるだけです」 かつて一度だけクーガーが同じ顔をしたことがあった。 自らの罪を自覚すらしていなかったシャナに対し、落とし前を付けようとした時だ。 「そ、そんな顔で翠星石を見るなです! お前が……お前が悪いんですッ! なんで、どうしてシャドームーンの味方になるですか! アイツは真司を殺したのにッ!!」 翠星石の身体から紅の閃光が迸る。 彼女の感情に呼応し、キングストーンの力が噴出したのだ。 「城戸を殺したのはシャドームーンじゃない、貴女です」 「黙れ! 真司を殺したのは翠星石じゃない! 翠星石が真司を殺したなんてことがあっちゃいけないんですッ!!」 翠星石の手から花弁による花吹雪が放射された。 今までとは桁違いの物量の花弁が宙を舞い、一斉に咲き乱れる。 だが、クーガーは既に別の場所に移動していた。 「死ね! 死んでしまえ! シャドームーンも! 狭間も! お前も! そうしたら皆は戻ってくるです! お前達が死ねば真司達は戻ってくるですッ!!」 如雨露から水を撒き散らし、クーガーが逃げた先に向かって津波を発生させる。 迫り来る津波を上空に跳躍して避難するクーガー。 その足元から大量の植物が伸び、彼の身体を瞬く間に呑み込んでいく。 上空にいたため回避行動が取れなかったのだろう。 後は植物で絞め殺してしまえばいい。 「貴女は本気なんですね」 根本から消滅していく植物。 消滅したそれは光の粒子に変換され、その内側へと吸い込まれていく。 風が吹いている、と翠星石は思った。 植物が中程まで消えると、淡い虹色の光が周辺一帯を照らす。 その中心にいるのはストレイト・クーガー。 両脚だけではなく、全身が桃色の装甲で覆われている。 後藤との戦いでより鋭さを増し、己を貫くための進化したラディカル・グッドスピードの最終形態。 「なら俺も本気で行きます。全力で、全速力で貴女を止めます」 フォトンブリッツ。 己の命を燃やし、速さへと昇華させる力。 それを纏ったということは、クーガーが本気を出した証だった。 ☆ ☆ ☆ 「酷い……」 目の前の惨状を目の当たりにして思わず呟くつかさ。 クーガーが離脱した後、彼らが向かったのはヴァンの下だった。 ヴァンの負傷具合は遠目にも理解できたので、一刻も早い治療が必要だと考えたのだ。 だが、彼の状態は想像を絶するほどに酷い。 漆黒のタキシードは引き裂かれ、内側の傷から大量の血液が染み込んでいる。 左腕の関節はあらぬ方向へと曲がり、肋骨は皮膚を突き破って露出。 顔は血と火傷で真っ赤に染まり、片方だけになった眼球ももはや機能していないようだった。 「……ぅ……」 「喋らないでください! すぐに治しますから!」 ヴァンが何かを伝えようとするが、顎の骨が砕けているせいで呻き声にしかならない。 それでも顎を動かそうとするヴァンを制止し、つかさはリフュールポットを使った。 「……すいません」 リフュールポットは全快させるまでは至らなかったが、普通に会話できる程度には彼を回復させた。 「えぇーっと……」 「俺は北岡秀一、こっちは柊つかさちゃんだよ」 「俺はヴァン、今は無職のヴァンで通ってる」 今更過ぎる自己紹介だが、ここに至るまで彼らはまともな会話を何一つしていないのだ。 「何があったか教えてくれないかな?」 「……あの人形と志々雄が組んで、俺がアイツらに負けた。それでナイトのデッキがぶっ壊れた」 「ナイトのデッキが……予想以上にまずいことになってるな。 つかさちゃん、やるなら早めの方がいいんじゃない?」 戦況が想像以上に悪化していることを知り、北岡は臍を噛む。 ナイトのデッキが破壊され、狭間はまだここに来ていない。 こちらの戦力がクーガーと北岡しか居ないにも関わらず、敵はシャドームーンと志々雄と翠星石の三人。 質でも量でも大きく劣っていると言わざるを得ない。 「アンタ、ここは危ないから早く逃げた方がいい」 上半身を起こしながら、ヴァンはつかさに目を向ける。 敵の力はあまりに強大であり、彼女のような一般人がいるのは危険極まりない。 その判断の下、ヴァンは撤退を進言する。 「それは出来ません、私にはやりたいことがありますから」 だが、つかさは自分から残る道を選んだ。 「そうか」 それだけ言うと、ヴァンは眠たそうに目を擦る。 「なら、さっさと行ってこい」 「はい! 行ってきます!」 自らのやりたいことに向かって走って行くつかさ。 その背中を見送りながら、ヴァンはウェンディのことを思い出していた。 旅の途中から彼女と同行するようになり、いつの間にか世界の命運を賭ける騒動に巻き込まれていた。 彼女に戦う力は無いが、それでも何かをしようと懸命に動き続けていた。 そんなところをつかさと重ね合わせたのだろうか。 「おたくさ」 哀れむような声色で語り掛けてきたのは北岡だ。 まだ居たのかと言おうとして、強烈な眠気に遮られる。 「いいの?」 主語も述語もない、あまりに不明瞭な問い。 「いいから、さっさと行けよ」 だが、ヴァンにはその質問の意図は伝わっていた。 気怠げに返事をすると、北岡は哀れむような視線を送りながら走り去っていく。 その背中を見送ろうとして、身体は崩れ落ちる。 起こした上半身は血の海に沈み、全身から零れ落ちるように力が抜けていく。 ヴァンはあまりに血を流しすぎた。 リフュールポットは外傷を治すことはできても、漏れ出た血液の生成まではできなかった。 「エレ――……」 身体に力は入らず、指一本すら動かない。 どうしようもないほどに眠い。 かつて死と直面した時は途方もない恐怖を感じたが、今はただただ眠いだけである。 大切な花嫁の名前を呟こうとして、ヴァンの意識は微睡むように堕ちて行った。 ☆ ☆ ☆ 散布される花弁や羽がクーガーの機動力を削ぎ、茨や津波が彼の背中を追う。 更に黒竜の顎や植物が上下から襲い掛かる。 一人で数人分の力を操る翠星石は、今や誰よりも多彩な能力を操ることができた。 攻撃も、防御も、補助も、今の彼女に勝る手数を持つ者はいない。 「翠星石さん! 貴女は確かに色々なものを持っている! 情熱も! 気品も! 優しさも! だが、しかし、足りないものが一つだけある! それは速さだ! 貴女には圧倒的に速さが足りないッ! 貴女は確かに強い! だが速さが無ければその強さに無意味! どれだけ多彩で強力だとしても、当たらなければ意味は無いぃぃぃぃ――――ッ!!!!」 だが、それらはクーガーには通用しなかった。 翠星石がどれだけ多彩な能力を持っていても、クーガーの速さの前には意味が無い。 花弁や羽が機動力を奪ったところで、彼の速さには誰も追い付けない。 茨や津波が背中を追ったとしても、最速の前ではあまりに遅すぎる。 黒竜の顎や植物が上下から襲ったとして、見てから避けることなど余裕だ。 「なんで、どうして当たらないですか!」 最速で避けてしまえば、防御など必要ない。 クーガーの全速力の前に、翠星石は完全に翻弄されていた。 「クーガーさん!」 攻撃の合間を縫って現れたのは、つかさと北岡の二人。 彼らの姿を視認した翠星石の顔が憎々しいと言わんばかりに歪んでいく。 「お前ら……よくものこのこと翠星石の前に顔を見せれたですね」 翠星石の全身を覆っているのは紅の光。 つまりはキングストーンの光であり、シャドームーンと同等の威圧感を放っているのだ。 Cの世界に刻まれたゴルゴムへの根源的な恐怖が、つかさと北岡の身体を震わす。 「ぷっ、お前ら震えてるじゃねーですか 怖いなら引っ込んでやがれです、そしたらこいつを殺すまでは生かしといてやるですよ」 それに気付いた翠星石は笑いを堪えるように口元を抑える。 つかさや北岡の実力など高が知れており、本気になれば彼らの殺害などあまりにも容易い。 蟻と象が対峙しているようなものだ。 端から勝負になっていない、そもそも視界にすら映ってないのである。 「……翠星石は引っ込んでろって言ってるですよ、聞こえなかったですか?」 なのに、つかさも北岡も退こうとしない。 戦う力のない人間のはずなのに、彼らは翠星石を見上げている。 震えはいつの間にか止まっていて、その目には確固たる力強さが宿っていた。 「翠星石ちゃんとお話がしたくてここに来たの」 翠星石の目を見ながら、つかさは宣言する。 その表情からは一欠片の恐怖も感じられない。 北岡やジェレミアの後ろに隠れていた少女と同一人物なのだろうか。 ひしひしと伝わってくる覚悟は、まるでシャドームーンと対峙する真司のようだった。 「そんな顔で翠星石を見るなですッ!!!」 翠星石は目を閉じ、代わりに広げた黒翼から大量の羽を射出した。 ――――GUARD VENT―――― 「やっぱこうなるよね」 素早く変身したゾルダは、巨大な盾・ギガアーマーを掲げてつかさを庇う。 肉厚の盾を突破することができず、突き刺さった羽は全て地面に舞い落ちた。 「攻撃は俺が全部防ぐから、つかさちゃんは翠星石との話に集中して」 ここに向かう道中、北岡はつかさの『本当にやりたいこと』について尋ねた。 その結果飛び出てきたのは、翠星石と話をすること。 最初は正気かと疑った。 今の翠星石が説得に応じるとは思えなかったからだ。 しかし彼女が一度決めたことであるし、クーガーの目的も翠星石の説得だった。 彼だけに任せておくのも心配であり、北岡も翠星石の説得に参加することにしたのだ。 「翠星石ちゃん……辛かったよね」 花弁や羽が降り注ぐ中、つかさは翠星石との対話を続ける。 恐怖がないといえば嘘になるかもしれないが、目の前にあるゾルダの背中は彼女の心からそれを拭い去っていた。 「そんなつもりは無かったのに、城戸さんを殺しちゃって」 「黙れです……」 「味方が誰もいなくなっちゃって、それで――――」 「黙れと言ってるです!!」 上空から無数の茨が伸び、絡み付いて槍と化す。 だがマグナバイザーから大量のエネルギー弾が迸り、茨は中程から真っ二つに折れた。 「知った風な口を聞くなです! 私のことを何も知らない癖に……」 「分かるよ、だって私も同じだから」 翠星石の動きが止まる。 「私も、人を殺しちゃったから」 つかさの言葉が信じられなかったのか、翠星石の表情が驚愕に染まっていく。 しかししばらくするとそれは愉悦へと変わり、くつくつと嫌らしく笑い出した。 「こなたといいみなみといい、やっぱりお前らは人殺しの仲間ですね」 「お前、またそんなこと言って!」 「北岡さん、大丈夫ですから」 降り注ぐ言葉に北岡が怒りを見せるが、つかさがそれを宥める。 「聖人君子を気取るつもりですか~? でも無駄ですよ! お前が人殺しをしたっていう罪からは逃れられないです!」 「……逃げるつもりはないよ」 「え?」 「私がルルーシュ君と浅倉さんを殺したことは、これから一生背負っていくよ」 翠星石の暴言に臆することなく、つかさは自らの言葉を述べ続けていく。 「ひ、開き直るつもりですか!?」 「開き直ってるように見えちゃうかな、けど……これが誰かの命を奪った人の責任だと思う」 「責任……?」 「私もルルーシュ君を殺した後にとっても辛くなって、私なんか居なくなればいいって思った でもそんな私にも出来ることがあって、必要としてくれた人がいたから、だからここまで来ることが出来たの」 「な、何が言いたいですか……お前は!」 翠星石の語調が微かに弱くなっている。 つかさの言い知れぬ迫力に気圧されつつあるのだ。 「だから、翠星石ちゃんも自棄にならないで」 「お、お前は翠星石が自棄になってると言いたいんですか!?」 「うん、今の翠星石ちゃんは自棄になってる 北岡さんに会ったばかりの時や、さっきまでの私みたいに」 「馬鹿にするなです! 翠星石は自棄になんかなってない!!」 激昂した翠星石は庭師の鋏を現出させ、つかさへと急降下する。 ゾルダが即座に盾で庇ってくるが、本当の狙いは鋏による接近戦ではない。 盾の隙間からもう一方の手を伸ばし、茨で串刺しにすることだ。 「させません」 伸ばした手が押さえつけられる。 いつの間にか横に来ていたクーガーが、翠星石の細い腕を握り締めていた。 「離しやがれです」 「そうやってムキになるのは、貴女も自覚してるからなんじゃないですか?」 「ッ、うるさいです!!」 全方位に向けて花弁を散布する翠星石。 ゾルダの盾では庇いきれない範囲の攻撃だったが、クーガーがつかさを素早く回収したことで事なきを得た。 だが、その間に翠星石は再び飛翔してしまう。 「お前らは敵ですッ! 翠星石の邪魔をするなら敵ですッ! だから殺してやるですッ!!」 喚き散らしながら、翠星石は無作為に羽を撒き散らす。 標準は滅茶苦茶であり、まるで子供が物に当たり散らしているようである。 それでも尽きることのない弾幕は脅威そのもので、攻撃が止むまでクーガーもゾルダもひたすらに走り続ける他なかった。 そうして一分が経過した頃だろうか。 ようやく弾幕は止み、音が止まった世界では翠星石の吐息だけが響いていた。 「そこまで俺達が敵に見えますか」 問い掛けたのはクーガーだった。 仮面に覆われて表情は見えないが、その声色は寂しげである。 「当たり前です! 翠星石を攻撃するお前らが敵じゃないわけないです!」 翠星石の顔は憤怒で歪み、敵愾心に満ち満ちている。 そこにかつての面影は無かった。 「今の貴女は自分が自分で無くなってしまうくらい、感情が壊れそうになってしまってるんですね」 「そんな哀れむような言い方はやめろです!」 「なら、俺がその感情を受け止めます」 クーガーはその場に制止すると、上空にいる翠星石を見据えるように正面を向く。 「怒りも、悲しみも、憎しみも、貴女の全ては俺が全部受け止めます その間俺達は攻撃しません、だから思いっ切りぶつけてください」 そうして、両腕を広げた。 ☆ ☆ ☆ リュウガとシャドームーンの二人は戦い続けていた。 互いに負った傷は浅くないが、その程度で彼らが剣を収めることはない。 リュウガは体の香で傷を回復し、シャドームーンも傷の修復は始まっている。 剣と剣が衝突し、火炎と雷撃が火花を散らす。 創世王・シャドームーンの力は強大だが、リュウガが所持品から得ている恩恵は計り知れないものがある。 防御や速度ではシャドームーンに劣るかもしれないが、力と剣に関してリュウガが引けを取ることはなかった。 上から振り下ろされるサタンサーベルを身体の軸を逸らして回避。 即座に右腕に力を込め、裏拳で弾き飛ばす。 それでシャドームーンが体勢を崩したのを見逃さず、リュウガは袈裟懸けに斬り付ける。 だが、その斬撃をシャドームーンは力任せに掴み取った。 「簡単には討ち取らせてくれないようだな」 「貴様のような下賎な者に、この私が討ち取られると思うか?」 「下賎とは言ってくれるじゃねえか」 「人間どもから追い剥ぎを続ける貴様など、道端に転がる浮浪者にも等しいだろう」 「はんっ、弱い奴から全てを奪い取るのは当然だろ」 シャドームーンの掌を炎が焼き、白煙が立ち込め始める。 「なら……こいつはどうだ?」 ヒノカグツチの刀身が強烈な紅い閃光を放つ。 呼応するように炎が猛りを上げ、刀身に纏わりついていく。 「壱の秘剣――――焔霊!」 灼熱の炎を纏った斬撃は、シャドームーンの掌を斬り裂いた。 くぐもった声を上げ、たたらを踏むシャドームーン。 飛翔斬で罅割れていた装甲が砕け、人工筋肉・フィルブローンを燃やす。 「貴様のその光……キングストーンのものだな」 左腕の炎は未だ消えていないにも関わらず、シャドームーンは問う。 今の一撃を受けて、リュウガがキングストーンの恩恵を受けていることを確信したからだ。 「その通りだ、愉しく使わせてもらってるぜ」 「創世王といい人形といい貴様といい、何処までも私を侮辱しないと気が済まないようだな」 「だったら取り返してみたらどうだよ!」 ヒノカグツチを構え、突進するリュウガ。 胴体を狙った炎の一閃を、シャドームーンはサタンサーベルで受け止める。 「認めねばなるまい、剣の腕前においては創世王となった今でも貴様に劣ると」 「なら、とっとと死ねよ」 「だが、私の力は剣だけではない」 シャドームーンの全身が翠緑の光を纏う。 光量は先程のリュウガを凌駕しており、莫大なエネルギーが全身を駆け巡っているのだと推察できた。 そのエネルギーがシャドームーンの身体の中心、シャドーチャージャーへと集中する。 「シャドービーム!」 シャドーチャージャーから放たれる光の奔流。 全身から収集されたエネルギーは、極太の光線となってリュウガの身体を襲い掛かった。 咄嗟にヒノカグツチで防御するリュウガだが、何十メートルも押し込まれた末に爆発の中に呑み込まれる。 普通の人間であれば、今の爆発で跡形もなく消滅しているだろう。 しかし、シャドームーンは警戒を解かない。 相手がキングストーンの恩恵を受けている以上、何が起こるか分からないからだ。 そしてその予想は当たっていた。 爆煙の奥から紅の眼光が煌き、煙を飛散させて姿を現したからだ。 「生きていたか」 装甲に破損や欠損が見られるが、リュウガが致命傷を負っている様子はない。 翠星石のようにキングストーンのエネルギーを防御に回し、シャドービームを相殺したのだ。 「『しゃどーびーむ』ってのは如何程の物かと思ったが、言うほどでも無いな」 「フッ、どうだろうな」 シャドームーンが一笑すると同時に、リュウガの身体に異変が起こる。 鏡が砕けるような音が響き、サバイブが解除されてしまったのだ。 「エネルギーが尽きたようだな、その姿に戻った貴様に勝ちはない」 サバイブで互角だったのなら、通常形態での勝ち目は薄い。 それは曲げようもない事実だろう。 同盟を結んだ翠星石の助力も期待できない今、リュウガは窮地に落ちっている。 「……そろそろ潮時か」 それでも動じることなく、リュウガは背後に視線を配りながら不敵に呟いた。 ☆ ☆ ☆ 「お前、なに言ってるですか……?」 クーガーの放った言葉の意味を最初は理解することができなかった。 「おい! そんな約束勝手にするなよ」 抗議の声を上げたのはゾルダだ。 彼の背後で隠れていたつかさも、不安そうにクーガーを見ている。 だがクーガーは彼らに振り向かず、翠星石を見上げ続けていた。 「クーガー……私を馬鹿にしているですか?」 クーガーの言ったことを要約すれば、つまりは自分が攻撃を受け続けるということだ。 今の翠星石を相手にして、手加減をしている余裕があるのか。 クーガーは何度か攻撃を仕掛けてきたが、全てが容易く弾かれている。 攻撃しないのではなく、出来ないの間違いではないか。 「立場が分かってるですか? 今のお前は私より弱い、翠星石が上でクーガーが下です」 「そう思うなら、攻撃してみればいいじゃないですか」 「ッ! いい加減にしろですッ!」 挑発の返答に翠星石が放ったのは、黒翼から発射される無数の羽だった。 自動小銃にも匹敵する勢いで放たれた黒羽が、立ち尽くすクーガーへと降り注いでいく。 単調な攻撃ゆえ、彼の速さならば回避は容易。 しかし。 「ぐっ……!」 彼は降り注ぐ羽を避けなかった。 装甲は紙のように裂け、無数の弾痕が刻まれていく。 「おおおおおお前、なんで避けないですか!?」 「だから言ったじゃないですか、貴女の全てを受け止めると」 装甲の裂け目から血が滲み、足元へと滴り落ちる。 フォトンブリッツはあくまで加速装置であり、防具としての機能は薄いのだ。 「いいです、分かりました、お前がその気なら翠星石は――――」 苛立ちを隠すように翠星石は手を翳す。 その先にいるのはクーガーではなく、ゾルダとつかさ。 「翠星石さんッ!!」 ゾルダが盾を掲げるよりも早く、クーガーの怒号が響き渡る。 その声に怖気づき、翠星石の手が止まった。 「俺が受け止めると言ったんです、狙うなら俺にしなさい」 「お、お、お前! 誰に向かって命令してるですか!」 「貴女にお願いしてるんです」 今のクーガーは翠星石よりも弱い。 そのはずなのに、全身が竦んでしまう。 つかさの時もそうだった。 自分より弱いはずのに、どうして震えが止まらないのか。 「すいません、北岡さん、つかささん、ここは腹を括ってもらえませんかね」 「出来ないよ、さっきから何考えてるのさ」 「翠星石さんに今の俺達は敵に見えてしまってます 攻撃してくる奴が敵なら、俺達から攻撃しなければいい、それだけの話です」 そう言うと、クーガーは翠星石へと向き直る。 ゾルダが抗議の声を上げ続けているが、クーガーが返事をする素振りは見えなかった。 「どうしました? 攻撃しないんですか?」 クーガーの方に手を翳し、手から薔薇の花弁を噴射しようとする。 しようとして、手がガタガタと震え出す。 喉の奥から不快感が込み上げ、全身が悪寒に支配される。 そうして脳裏に蘇ってきたのは、クーガーを刺し殺してしまった時の感触だった。 「今ので確信しました」 「な、何をです……?」 「貴女には他人を傷つける覚悟はあっても、他人を殺す覚悟はない」 翠星石が攻撃が止んだのを契機に、クーガーは言葉を紡ぎ続ける。 「貴女は本気のつもりだったんでしょう、でもいざとなると手が止まってしまう、命を奪うことが怖いんです」 「そんなことない、私は真司達のためにお前らを殺さなきゃいけないんです!」 「いい加減、目を醒ましなさい!」 クーガーの叫びが、翠星石に叩き付けられる。 「今の貴女は城戸達のために戦ってるんじゃない 城戸達のせいにして、周りに八つ当たりしているだけだ!」 ズドン、とハンマーで殴られたような衝撃が襲う。 今の今まで大嫌いな戦闘を続けてきたのは、真司達を蘇らせるという大義名分があったからだ。 「ご家族や仲間を失って、さらに自分で城戸を殺してしまって、貴女の心の痛みはよく分かります それでも、痛みに立ち向かおうとする貴女は立派でした しかし今の貴女は痛みから逃げて、自棄になって、憂さを晴らしているだけじゃないですか!」 それを否定された。 その上で真司達を自らの憂さ晴らしの言い訳にしていると言われた。 今の翠星石を侮辱するのに、これ以上の言葉はないだろう。 「城戸を殺したことの責任が無いと俺は言いました、それは今も変わらない でもその事実から貴女が逃げてたら、あまりにも浮かばれないじゃないですか 貴女の中にある城戸の思い出が、全部辛いものになってしまう」 それなのに反論の言葉が出てこない。 「俺はあの時、心を強く持ってくださいと言いました 心の強さがあれば、俺が傍にいなくても正しい道を選んでくれると思ったからです」 頭が空っぽになって、何も考えることができない。 「でも違った。貴女は戦う強さを手に入れた代わりに、心はずっと弱くなってしまった」 「翠星石が、弱い……?」 「ええ、今の貴女はつかささんよりも弱い」 比較されたことを疎ましく思い、翠星石はつかさを睨み付ける。 彼女はゾルダの後ろに隠れながら、相変わらず真司と同じ目付きで翠星石を見上げている。 こんな足手まといよりも、翠星石の方が弱いというのか。 「翠星石ちゃん、もうやめようよ」 自分よりずっと強い存在を前にしているにも関わらず、つかさは逃げ出そうとしない。 殺されてしまうかもしれないのに、どうして前を向いていられるのか。 「誰かを殺しちゃったことを引き摺りながら、皆がいない日常を生きていくのはとっても辛いよ」 つかさと翠星石は非常に似ている。 互いに自分の意志ではなかったが、同行者を殺してしまった。 そこからさらに多くの者との死別を体験し、心を摩耗させてきた。 「私も本当は嫌だけど、でも死んじゃった人は嫌だって思うことも出来ないから 皆のことを忘れないでいるのが、ここまで生きてきた私達に出来ることなんじゃないかな」 唯一違ったのは、周りで励ましてくれる人間の有無。 つかさには北岡や五ェ門がいたが、翠星石には誰もいなかった。 クーガーとは早々に離別してしまい、薔薇水晶やV.V.は彼女を利用するだけだった。 「私にだって出来たんだから、翠星石ちゃんにもきっと出来るよ」 ニコリと笑い掛けてくるつかさ。 自分だって辛いはずなのに、他人のことを気に掛けている。 これが心の強さだとでも言うのか。 「翠星石さん、もう終わりにしましょう」 違う。 「今の貴女は弱くなってしまった、しかしまた強くなることはできる 強さを、誇りを、意地を取り戻してください!」 「うるさい!!」 違う違う違う違う違う。 翠星石が弱いわけがない。 姉妹を失い、大事な人を失い、ようやく身につけた強さ。 この強さを以って、奇跡を願うことが生き残った翠星石の義務だ。 庭師の鋏を現出し、クーガーの懐へ飛び込む。 「……」 鋏はクーガーの胸部から数センチの手前で停止。 あと少し押し込めば、奇跡に一歩近付くことができる。 「やれるものならやってみなさい、殺す覚悟があるなら出来るはずです」 その少しが埋まらない。 手に汗が滲み、鋏の柄がべったりと濡れる。 馴染んでいたはずの武器だったのに、まるで錆び付いた鉄屑を握っているようだった。 「もう十分でしょう」 全身の震えが止まらない。 身体は暖まっているはずなのに、氷の中にいるように寒い。 「貴女は城戸や水銀燈さんを思って戦い続けました 方法は間違っていましたが、それでも貴女の頑張りは認めてくれますよ」 クーガーの掌が翠星石の肩に乗る。 「そろそろ自分を許してあげてもいいんじゃないですか?」 肩がじんわりと暖かくなる。 無骨な装甲に包まれているのに、クーガーの手は暖かい。 身体の力が抜けていく。 「戻ってきてください」 カラン、と音がした。 庭師の鋏が、足元に落ちていた。 「う……あぁ……」 両腕を伸ばし、クーガーの身体にしがみつく。 すると、背中に手が回されるのが分かった。 全身がクーガーに包み込まれ、身体が火照るように暖かくなっていく。 「ごめんなさい……ごめんなさいです……あああぁぁぁ……」 「おかえりなさい」 クーガーの胸の中で嗚咽を漏らし続ける翠星石。 そんな彼女の身体を、クーガーは慈しむように抱き締めた。 「翠星石ちゃん」 聞こえてくる声に振り向くと、そこにいたのはつかさだった。 「突然こんなこと言われて困るかもしれないけど、私と友達になってくれないかな」 「友、達……?」 「うん、皆のことを忘れないって言ったけど、やっぱり一人だと寂しくなっちゃう時もあるから 翠星石ちゃんが友達になってくれたら嬉しいなって思ったんだ」 友達。 思い返してみれば、今の今まで翠星石に友達は居なかった。 薔薇乙女の姉妹はもちろん、ジュンやのりもどちらかといえば家族だ。 長い年月を生きてきたが、友達と呼べる存在はいなかった。 「クーガー……つかさ……お前達は薔薇水晶みたいに裏切らないですか?」 だが、薔薇水晶の一件が尾を引いている。 味方のふりをして弱味に付け込んできた偽りの姉妹。 彼女が最期に放った大嫌いという言葉は、楔のように翠星石の心に突き刺さっていた。 「もちろん裏切ったりなんてしませんよ、でも薔薇水晶さんのことを悪く言うのはちょっと悲しいですねぇ」 「ど、どうしてですか……? 薔薇水晶は私を裏切ってたですよ」 「でも俺達を敵に回ちまうくらい、薔薇水晶さんのこと好きだったんだろ?」 翠星石の脳裏に蘇ってきたのは、あまりにも少ない薔薇水晶との思い出。 それは苦いものばかりである。 薄暗い部屋の中で、家族や仲間を失った絶望に浸っていた。 真司を殺してしまったことへの悔恨と、一人になってしまった悲しみに支配されていた。 しかし、薔薇水晶が傍に居てくれた。 薔薇水晶が身体を抱き締めてくれたから、絶望に押し潰されずにいたのではないか。 「たった一回嫌いって言われただけで諦めるなんて、貴女らしくもない」 騙されていたのかもしれない、裏切られたのかもしれない。 それでもずっと一緒に居てくれた薔薇水晶のことを、確かに翠星石は好いていた。 「大体俺なんか、みのりさんにアプローチしてもあしらわれてばかりですよ ねぇ、北岡さん?」 「そこで俺に振るの? ……まぁいいけどさ 俺みたいなスーパー弁護士の誘いを四十一回も断る人だっているし、一回嫌われた程度でくよくよするのは勿体無いと思うよ」 かつてつかさを侮辱することで言い争いに発展してしまった北岡。 そんな彼が自分の擁護をしてくれたことが、翠星石には意外に感じられた。 「……薔薇水晶……ばら……すいしょう……うう……あああぁぁぁぁ……」 怒りや憎しみが消え、改めて薔薇水晶の死を受け止める。 そうして胸の内に去来したのは深い悲しみ。 大事な家族がまた一人死んでしまった、もう二度とあの温もりは戻ってこない。 会話することも、抱擁することもできない。 大嫌いと言った理由すら問い質すことができない。 「あれ、私……また……泣いて」 「泣いていいんですよ」 「でも、人前で泣いたら、真紅との約束が……」 「俺が全部許します、だから貴女は今、泣いていいんです」 もう我慢できなかった。 喉の奥から嗚咽が漏れ、両の瞳から大粒の涙が零れ落ちる。 今まで抱えていた感情が涙となって流れていく。 「ぐっ……うあ……ああああ……ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!」 声を押さえることができない。 恥も外見もなくクーガーにしがみつき、わんわんと大声で泣き叫んだ。 零れ落ちた涙が彼のアルターを濡らしていく。 そんな翠星石の頭を、クーガーは優しく撫で始める。 全身の震えは、いつの間にか止まっていた。 「一件落着ってところですかねぇ」 翠星石の頭を撫で続けながら、クーガーは肩の荷が降りたというように胸を撫で下ろす。 「それでいいんじゃないかな、にしてもおたくは遠回りが好きだね、見てるこっちが冷や冷やしたよ」 「遠回りしようが俺の速さなら結果は同じです」 「うわ、キザな奴」 翠星石をようやく取り戻すことができたからか、クーガーの声は弾んでいる。 つかさの目尻にも涙が浮かび、ゾルダも仮面の下で自嘲気味に笑う。 三者三様の反応であったが、誰もが翠星石の帰還を喜んでいた。 ――――FINAL VENT―――― 上空から降り注ぐ漆黒の炎。 誰もが油断していたため、一瞬の反応に遅れてしまう。 ゾルダはつかさを庇うように押し倒し、クーガーは翠星石を遠くへと投げる。 出来たのはたったそれだけ。 地上に到達した炎は固体となり、クーガーの下半身を封印した。 「ハァァァァ……」 そうして、右脚に黒炎を纏ったリュウガが急降下を始める。 龍騎と同じ名前を冠するリュウガの必殺技――――ドラゴンライダーキック。 「がああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」 下半身を封じられたクーガーに避ける術はなく、ドラゴンライダーキックは胴体へと直撃。 装甲が砕け、渇いた破損音が響き渡る。 翠星石達が呆然と見守る中、クーガーの身体は黒炎に焼かれながら放物線を描く。 地面に激突してもなお衝撃を殺し切れず、サッカーボールのように何度も地面を跳ねた。 「外したか」 ようやく停止したクーガーを傍目に捉えながら、リュウガは不満気に呟く。 その視線の先にいたのは、その場に立ち尽くす翠星石だった。 「なんで、お前が、クーガーを……」 「全員を殺す、最初にそう言っただろ」 「でも、だって」 「俺が本当に殺したかったのは、クーガーじゃなくてお前だがな」 リュウガはシャドームーンと戦っていたのではないのか。 背後に視線を移すと、そこではサタンサーベルに絡み付いた鎖を引き千切っているシャドームーンの姿があった。 この鎖の正体はバブルルート。 絡み付いた相手の武器の能力を打ち消す、武器殺しと呼ばれる“狩人”フリアグネの宝具の一つである。 三村の支給品だった物だが、今の今まで使う機会が無かったのだ。 「お前から供給される分の力じゃ足りねぇ、だからキングストーンを寄越せ」 「そんなことで、私を襲ったですか……?」 「それ以上の理由がいるのかよ」 呆けた様子でいる翠星石に対し、リュウガは冷酷な態度を崩さない。 そもそもリュウガにとって、翠星石の価値は中にある賢者の石しか無かった。 最初に翠星石が姿を現した際、即座に殺害してキングストーンとローザミスティカを奪おうとした。 だが同盟を持ち掛けられたため、利用できるまでは利用する方針に転換したのである。 「離れろ!」 立ち上がったゾルダがマグナバイザーの引き金を引いた。 「こっちは俺に任せて、翠星石はつかさちゃんとクーガーを!」 「え、でも」 「早く!」 ゾルダの叫びが通じたのか、翠星石は倒れているつかさと一緒にクーガーの下へと走った。 「アンタが相手か、どうやら絶対的な実力差ってのを理解してないようだな」 二人のライダーが睨み合う中、リュウガの身体に異変が起こる。 左手に嵌っていた契約の指輪が消失したのだ。 翠星石が志々雄を拒絶したことで、契約が破棄になったのである。 「どうやら愛想を尽かされたようだな」 挑発してくるゾルダに対し、リュウガは仮面の下でふてぶてしく笑みを浮かべた。 ☆ ☆ ☆ 「クーガーさん、しっかりしてください!」 涙ぐみながらクーガーの名を叫ぶつかさ。 胴体の装甲に巨大な穴が空き、そこから波紋のように亀裂が広がっている。 そして、穴の先には何もない。 ドラゴンライダーキックはクーガーの胴体を貫通し、その傷口すらも灼熱の炎で焼いていた。 傷口からは煙が立ち込め、焼け焦げた臓器を隠す。 焼くと蹴るによる同時攻撃は、クーガーの身体に致死の傷を刻み付けていた。 「クーガー……どうして……」 クーガーの死を目前にして、翠星石は放心している。 ようやく信用できるようになったのに、どうしてこんなことになってしまうのか。 劉鳳や、新一や、真司のように、翠星石の前から居なくなってしまうのか。 「そうだ、まだリフュールポットが……」 「その必要は……ありません」 クーガーのデイパックには、つかさが錬成したリフュールポットが残っている。 それを取り出して治療しようとしたが、掠れる声でクーガーが制止した。 「俺の身体のことは俺が一番分かります……もう長くありません」 腹部に穴が空いているのだ。 リフュールポットの回復力でどうにかなるものではないだろう。 「クーガー……? クーガー! クーガー! 死んじゃ嫌です!」 クーガーがまだ会話できることに気付き、必死に呼び掛けを始める翠星石。 先程まで泣いていたというのに、その目にはまた涙が浮かんでいる。 困った人だと呟きながら、クーガーはその頭に掌を乗せた。 「私は、クーガーが居なかったら何も出来ない、弱いままです、だから逝っちゃ嫌です!」 「なに言ってるんですか、翠星石さんは強い方ですよ」 「そんなこと、ない! 私は弱い……」 「貴女は俺を殺さなかった、つまりは殺さない覚悟があったということじゃないですか」 クーガーを殺さなかったということは、つまり奇跡に縋るのを諦めたということ。 家族の死や己の罪と向き合う覚悟を決めたということである。 「今の貴女なら、もう俺が居なくても大丈夫です 貴女はもう一人じゃないんですから、何とかなりますよ」 翠星石が振り返ると、そこには必死に涙を堪えているつかさが立っている。 奥の方ではリュウガを相手に奮闘するゾルダ――――北岡の姿もあった。 「でも、本当なら私が死んでるはずだったじゃないですか……!」 リュウガが元々狙っていたのは翠星石だった。 翠星石が傍にいなければ、そもそも翠星石が騒動を起こさなければ。 クーガーの命が潰えることは無かっただろう。 翠星石を庇って、また誰かが犠牲になろうとしているのだ。 「なぁに、男が女性を守るのは当然のことですよ、それで死ねるのなら本望です」 だというのに、クーガーは笑っている。 もうすぐ死んでしまうというのに、心の底から満足だと言いたげに笑っている。 「二人も女の人に見守られて死ねるなんて、俺は幸せものです」 そう言った直後、クーガーは三人ですねと訂正する。 何のことか分からなかったが、大切なことだというのは伝わってきた。 「それに……まだ俺の命は残ってる」 ゆっくりと立ち上がるクーガー。 「せっかくこうして残ってるんだ、最期の一滴まで使わないと勿体無い」 「何を、何をする気です、クーガー?」 「拳や剣ならともかく、このストレイト・クーガーが蹴りで負けるってのは我慢できねえ」 カズマが拳に絶対の自信を持っているように、クーガーも己の脚に絶対の自信を持っている。 そのクーガーが蹴りで死ぬなど、自らの誇りが許さない。 だから、蹴り返す。 既に生命は風前の灯火、今にも付きてしまいそうな蝋燭と同じだ。 それでも微かに残っているのなら、派手に燃やし尽くすのがストレイト・クーガーの生き様である。 「志々雄の野郎は翠星石が絶対にぶっ飛ばすから、お前はもう休んでろです!」 「そいつは出来ない相談だ、これは俺の我儘だ、やりたいからやるんだ」 視線の先にいるのは、リュウガ――――志々雄真実の姿。 今にも燃え尽きしまいそうだというのに、その双眸は仇敵の姿をハッキリと写している。 身体は死に掛けていても、心はまだ死んでいない。 精神が肉体に及ぼす影響は確かに存在する。 腹に風穴が空こうと、ストレイト・クーガーは己の脚で立ち上がることができた。 「意地があるんですよ、男には」 周囲に散らばる茨や植物、花弁や羽が粒子化し、クーガーの身体に吸収されていく。 クーガーの全身が七色に輝き、砕けた装甲が見る見るうちに修復していった。 己のエゴを貫く力、アルターによる最期の輝き。 流線型の装甲を纏ったクーガーは、クラウチングスタートの体勢を取る。 「受けろよ、俺達の速さを」 踵と背中のブースターを同時に始動。 背中からエネルギーを噴出しながら、両脚で地面を蹴り上げる。 その走りは第一歩目から常に最高速。 あまりの速度に衝撃波を生み出し、それすらも彼方へと置き去りにする。 速さを証明するために、僅かに残った命という燃料すらも振り絞り。 クーガーは音よりも、光よりも、誰よりも速く走る。 「受けてやるよ、お前の速さを」 ゾルダの相手をドラグブラッカーに押し付け、志々雄は天高くへとヒノカグツチを掲げる。 クーガーが全力で仕掛けてくるのなら、志々雄が全力で迎え撃つのも必然。 ヒノカグツチの全発火能力を開放し、深紅色の刀身を紅蓮の炎で燃やす。 炎神の炎は周辺の酸素を燃焼させ、やがて轟々と音を立てながら渦を巻き始めた。 志々雄が剣を振り降ろす。 クーガーが蹴りを繰り出す。 タイミングは寸分の狂いもなく同時。 「終 の 秘 剣 ・ 火 産 霊 神 !!!!」 「瞬殺のファイナルブリットオオオオオオオォォォォォォォォォ――――――――ッ!!!!」 剣と脚が衝突する。 炎と衝撃波がぶつかり合う。 極限まで辿り着いた技同士の衝突は、その他の者を遠ざけるように爆風を巻き起こす。 「フフ……ハハハハハハハハハハハハッ!!!!」 仮面の奥から志々雄の哄笑が木霊する。 ヒノカグツチから吹き荒れる炎により、クーガーの肉体が炎に侵食され始めたことに気付いたのだ。 火産霊神とは相手を炎で焼くのではなく、相手を炎に変えていく技。 だが、この剣はそれすらも超越した。 元来の火産霊神とは違い、この技は全てを炎へと変える。 焼けることも溶けることも許さず、塵や炭も残さず、相手の全てを炎へと突き落とす。 ここに来て、志々雄は究極の秘剣を完成させたのだ。 名付けるのならば、この魔剣に習って『火之迦具土』とでもするべきだろうか。 最速すらも凌駕した炎は、クーガーのありとあらゆる全てを上塗りしていった。 「もう……何もいらない……」 炎の中から声が聞こえる。 「身体も命も全部くれてやる」 肉体が焼失したはずなのに、クーガーの声が聞こえる。 「だから寄越せ……速さを!」 炎の奥が七色に煌きを放つ。 呼応するように炎が揺らぎ始め、やがて煌きの中へと吸収されていく。 志々雄がそれに気付いた時にはもう遅い。 吸い込まれた炎は光の外周を覆うように装甲を形成し、やがて人型のシルエットを完成させた。 そのシルエットが誰かなど、今更語るまでもない。 最速の男・ストレイト・クーガー。 「アルターを進化させやがったのか……!」 ここに来て、彼のアルターは更なる進化を遂げた。 金属から炎へと変化した装甲。 それを身に纏い――――否、今の彼はアルターそのものだ。 彼の肉体はアルターに変換され、炎の魔人としてクーガーはこの世界に存在している。 己の全てを代償に、クーガーは限界を越えたのだ。 「すいませんねェ田村さん、でも一緒に通行料を払ったんだ、特等席でお見せしますよ、文化の真髄をッ!!」 ヒノカグツチの刀身を蹴り、上空へ跳び上がるクーガー。 空中で宙返りをし、足先を志々雄に向ける。 地上で燻っていた炎が舞い上がり、紅色の龍に変化。 龍は荒れ狂うようにクーガーの回りを旋回した後、彼の背後から炎を吹き掛ける。 炎のエネルギーを受けたクーガーは、一気に急降下した。 「これが俺達の速さだあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――ッ!!!!!!!」 そうして、脚と剣は再び衝突する。 時系列順で読む Back 叶えたい願い-志々雄真実 Next 叶えたい願い-翠星石 投下順で読む Back 叶えたい願い-志々雄真実 Next 叶えたい願い-翠星石 173 叶えたい願い-志々雄真実 志々雄真実 173 叶えたい願い-翠星石 ヴァン ストレイト・クーガー シャドームーン 翠星石 柊つかさ 北岡秀一
https://w.atwiki.jp/fazzy_092040/pages/54.html
第7回東方紅楼夢レポート 始まりはいつも突然に その笑顔プライスレス あぁ、死ぬかと思った
https://w.atwiki.jp/generation-crossrays/pages/86.html
MBF-P02 ガンダムアストレイ レッドフレーム 性能 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 防御 SFS 21600 470 M 11000 105 185 170 190 6 B - B - C ○ ○ 武装 名前 射程 威力 EN MP 属性 命中 CRI 武装効果 使用適性 対応適性 備考 宇 空 地 水上 水中 宇 空 地 水上 水中 ビームサーベル 1~1 3400 14 0 BEAM格闘 85% 10% ○ ○ ○ ○ ○ 半減 ガーベラ・ストレート 1~1 3400 13 0 物理格闘 85% 10% 会心 ○ ○ ○ ○ ○ 光雷球 1~1 3800 20 0 特殊格闘 85% 0% MPダメージ ○ ○ ○ ○ 無効 超強気 ビームライフル 2~4 3400 14 0 BEAM射撃 80% 0% ○ ○ ○ ○ ○ 半減 アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御 「防御」行動を選択時、受けるダメージをさらに軽減する 開発元 開発元 5 M1アストレイ 3 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム 4 ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(未完成) 2 ガンダムアストレイ レッドフレームパワードレッド 2 ガンダムアストレイ レッドフレームフライトユニット 5 シビリアンアストレイ DSSDカスタム 4 デルタアストレイ 4 マーズジャケット 4 ガンダムアストレイ グリーンフレーム 2 ガンダムアストレイ レッドフレーム改 3 ガンダムアストレイ ミラージュフレーム 2 ガンダムアストレイ レッドフレームレッドドラゴン 3 ロードアストレイΩ(DLC) 設計元 設計元A 設計元B ガンダムアストレア メリクリウス レオス スコーピオ セイバーガンダム テスタメントガンダム マーズジャケット ガンダムスローネドライ ジンクスIII(アロウズ型) アヘッド アヘッド脳量子波対応型(スマルトロン) アヘッド近接戦闘型(サキガケ) AEUヘリオン陸戦型(モラリア) アグリッサ アルケーガンダム ガンダムアストレア タイプF ガンダムアストレア タイプF2 ヤークトアルケーガンダム グリムゲルデ ガンダム・アスタロトオリジン 騎士スペリオルドラゴン スーパーハイペリオンガンダム 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 2 M1アストレイ 4 ガンダムアストレイ ブルーフレーム 4 ガンダムアストレイ レッドフレームフライトユニット 6 ガンダムアストレイ レッドフレームパワードレッド GETゲージ ステージ 出現詳細 REDとBLUE イベント後 対決!アストレイ対アストレイ 初期配置 第3のアストレイ 初期配置 宿命の決着 初期配置 新たなるG 初期配置 Xアストレイ 初期配置 備考 登場作品『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』 主人公ロウ・ギュールが発見した「王道ならざる者」の次男。 M1アストレイの試作機だが性能はこちらの方が上。 ただし今作の主人公機の中では最も性能が低く、ダガーL程度。 武装面では定番のビームライフルの他に射程1の格闘を3属性揃えており、フェイズシフト装甲・ナノラミネートアーマーの両方と戦える。 今作のガーベラ・ストレートはようやく「ビームサーベルではエネルギーを食いすぎる対策として装備した実体剣」という設定に基づき、ビームサーベルよりも燃費が良くなった。 その他にもイーゲルシュテルンの削除・光電球の射程短縮 テンション制限がかかるなど全体的に調整されており、OWとは使い勝手が大幅に変わっている。 GETゲージの対応ステージが多いのも特徴。 「ASTRAY」だけでなく「X ASTRAY」のシナリオでも登場するため、1ステージ毎の撃破数が少なくても登録も狙いやすい。 ムラサメからフライトユニットに進んで開発を進めるルートがあるので、この機体を手に入れずに登録だけすれば出費を抑えつつ開発を埋められる。 「アストレア」と「赤い機体」で設計が可能。 とは言え青い機体と比べると若干入手が難しい。 アストレアFを開発した後にアストレアを再生産するのが最も楽だが出費がかさむ。 それ以外ではAEUヘリオン(モラリア)の入手が最も優しいか。 メリクリウスやエクシアリペアの設計元にもなるレオスを開発しておくのもあり。 開発元は多いが、1/3はこの機体の先に位置する機体からの先祖返り。 そしてそれ以外の残りの機体の半分はロウが開発に関係している機体となる。 初期生産可能機体の戦闘ヘリコプター(オーブ軍)から開発可能なM1アストレイが最も簡単に手が届く。 その他では初期所持しているトルネードをM1Aアストレイに開発を進めた場合、最終的に本機へと集束するため、序盤から入手しやすい。 開発先と異なり、ブルーフレームから開発することは不可能。 開発先は量産型・ブルーフレーム・追加装備が2種。 フライトユニットとパワードレッドは相互に開発が可能だが、レッドフレーム改に進めるのはパワードレッドのみ。 フライトユニットから順当に進めたい。