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PS2版からの変更点(一部ネタバレ有)キャラクター コミュ関係 イベント関係 戦闘関係 日常生活関係 クエスト関係 PS2版からの変更点(一部ネタバレ有) キャラクター 新キャラクターとしてマリーが追加され、進め方によってはシナリオに関わってくる コミュ関係 新たに永劫と道化師のコミュが追加。また夜間も外出して自由移動が可能になる。 夜間に日中コミュ対象と過ごすことで好感度を上げることが可能。 PS2版では菜々子と堂島は11月までにMAXにしないとコンプ不可能だったが、その後でもコミュが実行できるようになる。 さらに家庭菜園システム(後述)で奈々子と堂島が自宅にいる夜に世話をすると好感度が上昇するようになっている。 神社におみくじが設置され、キツネコミュMAXにしなくても他コミュの好感度上昇が可能 仲間と日中にバイクで出かけることで、上書きしたスキルの復活や追加スキルの習得が可能 コミュは部活動とバイトを除きコミュ実行可能な曜日が1~2日増加 1月ほぼ全日+2月半分まで行動ができるのでコミュのコンプが容易になった イベント関係 四季にそれぞれ新規のイベントが追加(アニメーションあり)。それに伴い、旧作では行動可能だった日が行動不可能になってる場合もある またその時期に応じたちょっとしたイベントも多数追加(母の日etc) 戦闘関係 総攻撃のカットインが変更(旧カットインは追撃時に使用されている) 総攻撃後、シャドウが生存していた場合、特定の仲間2人による合体追撃が発生する バイク入手後、パーティ外の仲間が追撃に来ることがある 総攻撃時、りせが参加し威力が上がる場合がある 仲間全員に第3段階のペルソナ追加。それぞれ専用スキルを覚える 仲間ペルソナの初期スキルや習得スキルが一部変更(例:直斗のペルソナに初期からガルダインとアギダインが追加、etc...)。 仲間ペルソナの覚醒による弱点消失がなくなり、覚醒後も弱点属性が残ったままになる(代わりに、コミュMAX時にそれぞれ弱点属性に対する真・見切りスキルを習得する) 次のレベルへの必要経験値が大幅に減少。普通にプレイしても最後まで行けばLv99になる 戦闘難易度が5段階から選択可能 2周目以降はSYSTEMから戦闘難易度をいつでも変更可能になるが、NOMALやHARDといった設定だけでなく、被ダメージ・大きい、普通、小さい など各種数値を任意に選べるようになる(なおSteam版は1周目から可能) コミュ追加に伴いペルソナが数種類追加 シャッフルタイムは絵柄が表にされたカードの選択式に変更。目押しや配置記憶の必要はなし シャッフルタイムの報酬にスキルカードが追加され、ベルベットルームにて登録・購入が可能(ペルソナ2罰に登場した時間城とほぼ同じシステム) 合体時のスキル引き継ぎはランダムから引き継ぎ可能スキルを任意に選べるように 装備枠に新たに「衣装」の欄が追加。ここに特定の衣装を装備することで戦闘中の衣装が変化+衣装によっては勝利ポーズとセリフも変化。 1周目からでも「刈り取るもの」が出現するようになり、毎ターン2回行動するようになった。 一部魔法スキルの性能強化+エフェクト変更。特に万能属性のスキルは性能の底上げがされ、殆どのシャドウ相手にも多大なダメージを見込めるようになった。メギドラオンは爆発の直前にSEが追加され、より派手なスキルとなった。 ミツオ戦BGMが変更され雰囲気に即したものに(曲名 真・ミツオ転生)、また輪廻転生から一部のBGMが追加されている(×××戦) シャドウの弱点・耐性が変更されている ダンジョン最深部にあった「セーブ&帰還ポイント」の削除 日常生活関係 読書は「じっくり、さらっと」の選択肢が消滅し1回の読書で1章読了の形に。本は2~4章構成になっており、全章読了で該当ステータスが上昇。もしくは特定行動時のステータス上昇量にボーナス。釣り、虫取りなどの効率アップなど 雨の日に読書をした場合は1回の読書ごとに該当ステータスが上昇する。また勉強に関してもボーナスがつく 時価ネットたなかが週3回放送になり、その週で1度購入すれば次週まで購入不可能 夜間の四六商店がスナックに。宝石と装備品を交換できる 沖奈市にて戦闘時のコスチュームを購入可能、映画を仲間とみることで仲間のレベルアップ+ステータス追加アップ。UFOキャッチャーで棚に飾る人形などを入手可能 神社にて虫取りが可能。時間経過はなし 鮫川と海岸にて釣りが可能。海釣り追加により、魚の種類が増加。釣りのシステムが連打からスティック+ボタン長押しに変更 魚のえさが廃止され、釣りの餌は虫に変更。虫の種類によって釣れるものが変わる 学校の授業内容が一新。それに伴い試験の問題も一新されている 堂島宅で家庭菜園が実行可能。苗を植えと収穫は時間経過なしだが、途中の世話では時間経過あり クエスト関係 既存PS2版と同じ。新規クエストとして、菜園、虫取り関係や沖奈市や3学期のクエストが追加 釣りクエストは消滅し、だいだら.のおやじが時々魚を欲しがる
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システム概要 ダンジョンを探索し、時計塔に隠された真実を探ることを目的とした3DダンジョンRPG。 “潜る”。ただそれだけのシンプルなゲームシステム。 システム概要パーティー ペルソナ・サブペルソナ バトル BOOST ステータス ステータス異常 (バステ) 属性 八十神高校学園祭 ダンジョン 強敵f.o.e. マッピング クエスト ミッション/依頼 その他 パーティー パーティー編成において、オリジナルキャラクターの善と玲、P3・P4のキャラクターから作品の縛りなく自由に組み合わせることが可能。 最大5人(組?)+ナビ1人の編成でで探索やバトルに臨む。 ナビキャラも、『P3』の風花、『P4』のりせから好きなキャラを選択. パーティ編成のシステムも『世界樹の迷宮』を踏襲。そのため、前衛、後衛にキャラを配置。 キャラクターの組み合わせによっては、特殊な掛け合いボイスが発生。 ペルソナ・サブペルソナ 本作では主人公のペルソナに関するワイルドの能力が、パーティーメンバーにも影響を与えるとして、今まで他のメンバーは一人一体の固有ペルソナしか持てなかったが、固有のペルソナの他にサブペルソナを持つ事が出来る様になった。 “サブペルソナ”は、バトルの勝利報酬として入手。装備して戦闘する事で“サブペルソナ”もレベルを上げる事ができ、新たなスキルを修得できる。 バトル コマンドは「ATTACK」 「SKILL」 「LEADER SKILL」「ITEM」 「DEFENCE」 「MOVE」「ESCAPE」。 HPが無くなると戦闘不能。スキル、アイテムなどで復活できる。 全員が戦闘不能になった場合はゲームオーバーになる。 おなじみのダウンした敵への総攻撃や、P4でのパーティーメンバーによる追撃システムもある。 スキルはSPを消費して発動。 BOOST 敵の弱点を突くと、弱点を突いたキャラクターがBOOST状態になる。 BOOST状態そのキャラクターは次のターン素早く行動できる。 スキルにかかるコストがゼロになる。 ステータス HP 体力。ゼロになると戦闘不能になる SP スキルを使用する際に消費する 攻撃力 STRに武器の攻撃力をあわせた総合的な値 防御力 VITに防具の防御力を合わせた総合的な値 ステータス異常 (バステ) 死 HPがゼロになるか即死効果の攻撃を受けると戦闘不能になり、アイテムやスキルで復活するまで行動が取れない。戦闘終了後の経験値が貰えなくなる。 石化 行動が出来ず、受けるダメージが大きくなる。死と違い、経験値はいつも通り貰える。 睡眠 眠りに陥り、行動が出来なくなる。睡眠中は受けるダメージが大きくなるが、攻撃を受けることで目覚める。 麻痺 一定の確率で、入力したコマンドが無効になる。 混乱 混乱して不思議な行動を取り、コマンドも入力できなくなる。味方を攻撃することもある。 テラー 恐怖に身がすくみ、一定確率で入力したコマンドが無効になる。詠唱者からの指示に従う。 毒 ターン終了後に毒によるダメージを受ける。ダメージ量は使用モンスターごとに固定。 盲目 目が見えないので、命中率が大幅に低下する。 属性 物理属性 斬属性:斧によるアタック、剣、鞭、刀によるアタックとそれらによるスキル 壊属性:拳によるスキル、杖によるアタックとスキル 突属性:弓によるアタックとスキル 魔法属性 炎属性: 氷属性: 雷属性: 風属性: 八十神高校学園祭 さまざまな施設に行ける。 ??:休憩・セーブが可能 (宿泊料は低レベルパーティーならばレベルの合計x2en、高レベルパーティーならばレベルの合計x3en) ??:ケガの治療と、薬の購入ができる ??商店:武具の売買を行う ├武具の購入:武具の購入ができる │├武器 │├防具 │├アクセサリ │└アイテム ├持ち物を売る:所持品を売却する ├会話する:店の主人と話す └外に出る:広場へ戻る ベルベットルーム:主人公のペルソナの管理が出来る(・・・はず) ??:クエストを受けられる ├クエストを受ける:エトリアにいる様々な人の依頼を、内容を参照したり引き受けることができる ├クエストを報告する:クエストの結果を報告したり依頼を破棄することができる ├会話する:店の主人と話す └外に出る:広場へ戻る ??:パーティの管理を行う ??:時計塔の入り口 ├??:入口から時計塔1階に入る ├??:選択した階層へワープする └外に出る:戻る ダンジョン 全??階。 ??階ごとに1階層の区切りがあり(全??階層)、ワープポイント?が設置されている。 強敵f.o.e. ダンジョン内には“f.o.e.”(Field On Enemyの略。敵、障害物を意味する言葉)という、マップ上で視認できるモンスターが徘徊している。 f.o.e.は視界に入ると反応したり、雑魚敵とのバトルに反応するなど、特定の条件でプレイヤーを感知して襲いかかってくる。 大抵はプレイヤーが1歩進むごと、戦闘で1ターン経過するごとに1歩ずつ移動している。 f.o.e.はバトルが起きているマスに進入すると「乱入」してくるため、戦闘が長引けばf.o.e.に襲われる危険も倍増する。 バトルに乱入したf.o.e.は、種族によっては参戦している雑魚敵や別のf.o.e.を駆逐する事がある。 f.o.e.はフロア内に1体とは限らない。 マッピング クエスト ミッション/依頼 探索の進行具合により追加される(?)依頼。 その他
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概要 茶室 参加者(順不同) ログ(手抜き/Σ) キャラ交換の正体ネタバレ 概要 ミクリオ(星見月様)の発案、 キャラの中身・口調はそのままで…見た目だけ、変わっちゃう。その名も、 ”なりすましチャット”! エントリー:2017.9.13(tue)~18(mon) イベント:19(tue)~30(sat) +~基本ルール~ ①まず、参加はエントリー制。 理由は、他の登録者様のキャラをお借りすることになる為、 それがOKだよという方のみの参加とさせていただきます。 エントリー方法は、鍵部屋を立てて貰えればそれでOKです。 →なりすましエントリー← ②ここからのルールは…参加者のみ!? エントリーは鍵部屋であり、本人と管理人しか見れない仕様。 その中で、管理人から参加者様それぞれにルール説明致します。 ③イベントルームはいつものところ。 世界樹国立公園とかコンビニのある、 いつものイベントルームを開放します。 参加者様は鍵部屋で説明するルールに則って会話をしてください。 また、なりすましイベントには不参加の方も、普段の登録キャラで参加可能です。 むしろ、あえてなりすまし不参加側というのも楽しめるかも? いったいどんなイベント”だったのか”。 終わったら色々と内容を公開していきたいとおもいます! (さてどんなイベントに仕上がるやら/ハラハラ) +~参加者へご連絡したルール~ ※ルーク口調です ルール説明させて貰うぜ。 ~なりすましチャット~ 中身は普段の登録キャラのままなのに、 見た目や声だけ…入れ替わっちゃった!! ということで、期間内&イベントルーム内のみ、 指定のキャラクターの「見た目」、 普段の登録キャラの「中身」、 という設定で会話してみてくれ。 (もちろん期間中は、ミクリオとベルベットは 他の人の中身が入ってるからなー) 【中身】○○○ = ○○○【見た目】 ☆楽しみ方 ①バラさず隠す 中身が入れ替わったなんて信じて貰えないだろうし、一大事だ…!ってぇ事で、 中身が別人であることを隠すパターン。 相手の中身の推理を楽しむこともできるぜ。 こっちも、あえてちょっとボロもだしてみたり…な笑 ②バラして楽しむ いっそ、実は中身は…と公言するのもOKだぜ。 中身と見た目のこういうギャップに悩んでいる、そういう話題もアリだと思うよ。 ③注意:中身を偽らない事! 中身が全然違う人物だと偽るのだけはしないように頼む。 嫌がる人も居るかもしんねぇからな。 ☆ゲームに参加してないキャラ ※登録キャラに不参加のキャラがいる方のみ連絡 ○○○は交換には不参加だけど、 いつもどおり本人役としてイベントルームに参加してくれると嬉しいよ。 他の参加者も、一体誰が誰なのか…。推理側としても楽しんで貰えるといいな。 以上、不明点あれば遠慮なく連絡を! よろしくな! 茶室 イベントは、いつものイベントルームにて。 コンビニでは、ゲーム情報誌にて「特集!レディアントマイソロジー4」の見出しが(ぇ)。 また、こちらがエントリーおよび説明を行った部屋です。 参加者(順不同) ~なりすまし参加側~ ファラ&エルマーナ&スパーダ@ヨシーエ様 スタン&フィリア@KUN様 ベリル&アイゼン@小鳥遊舞花様 ガイ@あきら様 ロイド&ジュディス@菖蒲様 フレン@鈴翔様 リタ@雪狐の魔導士様 ミクリオ&ベルベット@星見月様 ~なりすまし不参加(本人役)側~ マギルゥ&エドナ@雪狐の魔導士様 レイヴン@星見月様 ログ(手抜き/Σ) 公民館【log:なし】 コンビニ【log:176~195】 世界樹国立公園【log:450~475】 カフェ スイーツ工房「ハルル・ハ・ミル」【log:256~289】 神社【log:127~141】 外れの山小屋【log:135~163】 川辺【log:103~122】 電車の中【log:87~105】 キャラ交換の正体ネタバレ まぁ、多くの方がイベント中にバラしてらっしゃいましたね。 中身とのギャップでの戸惑いや、疑いのまなざしやらから、おずおずとバラす。 方や、あっさりと「俺は○○だ!」とオープンしたり。 色々なバラし方もあって、新鮮で面白い感じになったかなと思います♪ +ネタバレのため、畳んでおきます。 中身 見た目 ファラ(ヨシーエ様) ベルベット エルマーナ(ヨシーエ様) リタ スパーダ(ヨシーエ様) アイゼン スタン(KUN様) スパーダ フィリア(KUN様) ロイド ベリル(小鳥遊舞花様) ジュディス アイゼン(小鳥遊舞花様) ミクリオ ロイド(菖蒲様) エルマーナ ガイ(あきら様) ベリル ジュディス(菖蒲様) ガイ フレン(鈴翔様) フィリア リタ(雪狐の魔導士様) スタン ミクリオ(星見月様) ファラ ベルベット(星見月様) フレン
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※ルールを少し変更いたしました。 ステップ1をポイント1、ステップ4をポイント4とし、 合計ポイント7になるまでいくつでも希望出来ます。 例a:八竜脚(4)、オラクルグローブ(3) 例b:オラクルグローブ(3)、オーラムガントレ(3)、ビーストスレイヤー(1) ステップ1の物であれば7つまで希望出来るという事です。 トリガー提供者のみ合計ポイント8になります。 例a:八竜脚(4)、オーラムキュイラス(4) 例b:八竜脚(4)、オラクルグローブ(3)、ビーストスレイヤー(1) いくつトリガーを提供してもポイントの上限が増えるという事はありません。 希望した物の中から第1希望としたい物を決めます。 優先にしなかった物はいくつあっても全て第2希望の物とします。 ドロップした物に希望者が居ない物はフリーとしますが、使う方でロットとします。 興味が無い、使うかちょっと微妙だという方はご遠慮下さい。 それでも希望者がいなかった場合は完全フリーとします。
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遂に我々の前に姿を現したシングルベッド 先の考察による、「ぷるるは0.8畳程度の面積を占有する」という仮定を支持すると、シングルベッドはその20倍の16畳程度を占有する計算になる しかし本当にそんなものがシングルベッドと呼べるのだろうか? それだけあれば一体何人が雑魚寝できることだろうか? これに対し居住空間側からのアプローチを試みたい まず、当然の前提として、家具を設置するさいにはその占有面積よりもいくぶん広い面積が実際には必要になるということがある 仮に一般的なサイズのベッドを設置したいとしても、そのぎりぎりの面積では置くことができない 少なくとも1辺に接して50センチ程度の空間がなければ、まず移動が不可能である これを拡大解釈し、ベッドルームとしての16畳であると考えることができる しかしこれを考慮しても、巨大要塞や怪獣のプレイヤーはともかく、多くの場合シングルベッドに16畳は必要ない ここで視点を居住者側に移してみる 睡眠をとるためだけに巨大な空間を必要とするのはどんな類型の人たちだろうか これは少し考えれば簡単なことだ そう、BBLの選手たちは寝相が非常に悪いのである! これを鑑みれば、長いこと選手が球団寮に軟禁されていた理由もわかるというものである 部屋を傷めるとわかっている居住者に大家が部屋を貸したがらないのは道理だ BBLの選手たちは不動産の賃貸契約を結ぶことができなかったのである それが最近急に契約可能になったのはどういうことか 多くの場合、権利はタダでは降ってこない おそらくはBBL選手会や赤天狗などの粘り強い交渉によって、ついに不動産業界団体を説得することに成功したのだ 諸君は快適な居住空間のもたらす恩恵を享受するとき、彼らへの感謝を忘れてはいけない 以上
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スタンド8枚じゃないの? -- 2012-07-09 21 17 13 俺もスタンド入れた方がいいと思うがハンドアドが取れないからドロー優先にしてる -- 2012-08-10 13 13 01 色々試したけど、先ず引4で、醒と★どっちを8にするかは好みって感じかな… -- 2012-08-11 18 42 54 ティレニアは要らなくないですか?あとミルトア入れるぐらいならペルルだと思います。ティレニアの枠はフローレスのSBがきつい気がするのでファルーカでSC補助も視野に入れた方がいいかと。リオ4ならキャリン1減らしてレインディア4に増やした方がライド安定すると思います。 -- 2012-08-15 14 24 06 サブのG3はキャリン除くと基本的にはレナが一番強いんだけど、相手が11k、13kなこと考えるとセラムになっちゃんだよなぁ。 -- 2012-10-12 22 26 58 バウンスを意識するだけなら、FVをシズクからウェッデルに取り替えるのも一つの手だと思います。 -- 2012-10-13 09 21 58 シズクの方がいいと思う。レインディア乗れないときつい。 -- 2012-10-16 11 11 00 完がいれてるんだからグレード3十枚にしておキャリン4枚に -- 2012-12-19 20 47 27 ティレニアは11kV相手だとどうしようもないのでアムールに変更しました。 -- 2013-01-17 00 54 31 G3は10枚じゃダメ? -- 2013-02-08 20 20 36 ↑基本的にG3をドライブチェックで引いたときに発動する効果のVを使うデッキでも、あまりG3を増やさないほうが安定するよ。まあ、10枚なら許容範囲だと思うけど。 -- 2013-02-09 16 34 23 SBするカードがないのでちょっともったいなくないですか?パワー下がるの怖いけどキャラベルあたりはどうですかね? -- 2013-02-15 04 29 19 ケルト、クリアは入りますか? -- 2013-03-23 10 06 25 バウンス効果を持つカードがレインディアしかないけど大丈夫か? -- 2013-03-25 18 16 05 大丈夫じゃねーだろ、なんだこの構築なんでイオリア入ってんだよ。ヴェールかフローレスでいいだろ。他ぺルラ、モナも候補、ソウル足りなきゃファルーカ入れろ -- 2013-03-25 19 36 14 リオとキャリン積めるデッキなんだからヴェールを入れない理由が無い。BR時3ドローソウル増加3は圧巻。 -- 2013-03-27 18 10 40 この構築G2ライン厳しくない?G3も10kばかりだし。確かにリオとキャリンで手札増えるし、クリアとケルトで打点上がるけど素が低いとなかなかきついかも。 -- 2013-03-31 02 41 10 G3はレインディア、キャリン×4、ヴェール×2でいいと思う。それと、フローレスをヴェールに変えてから、ソウルが足りなくなることなんて無くなったぞ?むしろ足りないのはデッキの方w -- 2013-04-03 12 54 21 カンガ入れない場合はどーすればいいの? -- 2013-04-14 11 02 19 アムールの増量とイズミの投入で手札を入れ替えてかつレインディアのスキルでキャリン戻した後にイズミコールしてガード値上げるくらいかな。でも、それはかなり無謀だと思う。 -- 2013-04-14 11 35 03 そもそも、レインディアの効果の発動を高めるにはG3を大量投下するしかないんだし、完ガの代わりにイズミを積んだところで、手札に来たG3を完ガみたいに効率的に捌けるわけじゃないんだから、エリーなしはやはり無謀だと思う。 -- 2013-04-14 12 44 00 そうですか…。(ToT) どーしてもカンガ買えないんで…。 アドバイスありがとうございました。 -- 2013-04-14 20 40 41 イオニア抜いてヴェール入れよう。12Vも10Vも少ない環境なんだし現状混クランにでもしない限りヴェールは上位互換。 -- 2013-04-17 12 44 43 ヴェールを入れるかどうかだと、サブVとして、火力を出すか、守りを固めるかの問題になってくるから、何とも言えないけど、同じLB4でブレイクライド時に発動する効果の事を考えると、わりとヴェールに軍杯が上がるような気がするから、俺はヴェール2、レインディア4、キャリン4にしてる。 -- 2013-04-17 17 53 57 今後はアクアをシャルロットに変えてもいいかもしれない。キャリンいるのなら、リオはそこまで要らないのでは? -- 2013-05-06 19 47 33 というか戻す効果のカードがレインディアのみってのをどうにかした方がいい -- 2013-05-25 18 25 56 アムール要らないだろ。スイートハーモニーモナ入れたら? -- 2013-05-25 19 11 53 アムールはたとえ完ガがあるとはいえ手札に溜まったG3を切るのに必要。 -- 2013-05-28 10 46 53 アムールで切る必要があるほどG3は出てくるか? 相手次第だがリオやキャリンを狙うだろうから、前衛にコールすれば手札にはそこまで残らないのでは? -- 2013-05-28 22 14 13 まずデッキ枚数50にしようよ -- 2013-05-29 00 17 18 1枚足りない。 -- 2013-06-05 11 49 31 あくまでレインディアがメインでくるならドロトリいらない。レインディアのドライブチェックでドロトリ出て、G3素引きして2枚目がG3以外だった時の残念感半端ない -- 2013-08-31 12 57 55 でもリオやキャリンバウンスのトリガーであるレインディアの効果が確実じゃないしなあ ドロートリガーかモナ辺りを入れないと -- 2013-08-31 14 43 00 あいてが素12k以上じゃない限りV裏は6kで足りるから、万が一手札にG3とか溜まった時のためにアムール数枚挿しとくと便利。FVに関しては、ヴェール入れるならV候補増えるからシズクよりウェッデルを推す。 -- 2013-08-31 22 06 26 G3のパワーを考えるとR裏も6kでいいような気もするから、ビスケいれようぜw -- 2013-09-15 17 25 21 ↑ソウルブラストが他にもあるし、上で推されてるアムールで良いと思う -- 2013-09-15 18 27 52
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第二十三章 スイートルーム 灰色一色の、現実味のない空間。豪奢なシャンデリアや大画面テレビなどが配置された部屋。 俺は今、キングサイズのダブルベッドに座っている少女を見ている。 白いコートを肩に掛け、ロングヘアをポニーテールに纏めている。 少女は手元の携帯電話を取り出し、何処かへと電話を掛けた。 「……」 「……」 「……」 「……やっと出てくれた」 「……」 「どうしちゃったの?どうしてパーティに来てくれなかったの?」 「……」 「ウソ!だって、発車時刻まで3時間もあったじゃない!」 「……」 「そんなに佐々木さんとデートしたかったの?まあいいわ。今日は大事な発表があったのよ。それなのに」 「……」 「……一番上の階」 「……」 「うん」 「……」 「……来てくれないの?アタシ、キョンのこと待ってるんだよ?」 「……」 「……何よ」 「………………」 「な……」 「……」 「キョン!」 静寂に満ちたスイートルームの中に、ツーツーという電話の音だけが響く。 「……なんで……どうして……」 携帯を見つめたままの、少女の声が嗚咽に変わる。 「……待っているのに……どうして来てくれないの……キョン……」 携帯電話を畳み、俯く少女。その手と膝の上に大粒の涙がこぼれた。 「……お願い……来て……あたしもう、待つの疲れちゃったよぉ……」 ぽふ、とベッドに倒れ込んだ少女は、そのまま泣き始めた。 その光景が暗転し……そしてまた、冒頭に戻る。 延々と、その繰り返し。 少女が携帯電話で何度も同じ会話をしていると言うことは、おそらく暗転した時点で記憶がリセットされて いるのかもしれない。何度も……何度も何度も。少女の嗚咽と泣き声が耳から離れない もしかしてコイツは、ひと月前に倒れてからずっと、こんなシーンをエンドレスで再生していたのか? しかもこれは現実世界で有った事実じゃない。夜行列車の中で、俺が見た『閉鎖空間』内での出来事だ。 だが、これは見ていても辛かった。いくら相手が誤解したままの俺自身とはいえ、だ。 おそらく下のパーティルームにいるだろうその時の俺を、首根っこ捕まえて引きずってきたかった。 だが、それは無理だと言うことは俺にも十分に分かっている。 ハルヒの電話の相手は、俺の『影』だからだ。あの時の、俺の『影』。 じゃあ、俺はどうすればいい?『影』じゃない『本物』の俺は? やることは、決まっているさ。 何十回目かの再生の時。携帯電話を取り出そうとした少女に、俺は声を掛けた。 「よう」 びくぅ、と少女……ハルヒはベッドの上で跳ね上がった。 まさか、すぐ側に人がいるなんて思っても見なかっただろうからな。 「来てやったぜ」 恐る恐るこちらを振り向くハルヒに、俺は努めて明るく話しかけた。 「………な、な、な、な……なんでこんな所にいるのアンタは!」 ハルヒは驚きのあまりなのか、微妙に喧嘩腰だ。 「いや、お前が呼んだんだぜ?ここにな」 「……えっ……呼んだって……でもここは、あたしの夢の中なんでしょ?」 「ああ、そうだったな。あれ、お前これが自分の夢の中だって事を認識してるのか?」 俺はベッドの脇のソファーに腰掛けた。ハルヒは俺の行動をじっと視線で追っている。 「当たり前でしょ。以前にもこんな感じの夢を見たことあるし、すぐにわかったわ」 「そうか。察しの良いことで」 「ってことは、アンタも夢の中の登場人物、つまり幻ってことじゃない」 「う~~ん、実はそうじゃないんだが」 「……えっ……どういう事よ?説明しなさい!」 「そうだな、たっぷり説明してやるさ。向こうでな」 「向こう?向こうって……」 「そろそろ起きる頃合いだと思うぞ」 その言葉を聞いたハルヒは、俺から視線を外し俯いた。 「……イヤ。戻りたくない」 「みんな心配してるぞ」 「だって……向こうに帰っても、あたしの居場所は無いもの。だったら、いっそのことずっとここにいるわ」 「何言ってるんだお前?自分の居場所がないって……」 「アンタのせいよ!」 ハルヒは顔を上げ、びしっと人差し指を俺の方に向ける。 「アンタが、その……佐々木さんと一緒にいるところを見てね、あたし分かっちゃったの。あたしの居場所はもう無いんだって。心変わりされちゃったんだって、あの時分かった」 「お、おいそれは……」 「いいの、言わないで。言い訳なんか聞きたくない。当然と言えば当然よね。これからの人生を決める大切な時期に、キョンの側にいたのはあたしじゃなくて、佐々木さんだもの。高校受験、大学受験、どちらもね」 「高校受験の時はしょうがないだろう。その頃まだ俺たちは出会ってなかったんだから」 そんな俺の突っ込みを無視して、ハルヒは話を続ける。 「それでも、アンタと同じ大学になればまた一緒の道を歩めると思っていたわ。でもアンタがパーティに出てくれなくて、勢い込んで連れ戻しに行ってみれば……あの時、あたしがどんな気持ちだったか判る?一年間、アンタを待っていたあたしの気持ちが?だからあたしは、向こうには帰らないし、帰りたくない。向こうに帰っても、あたしの居場所には佐々木さんが居る。それだけはイヤ、認めたくないのよ!」 こんな自虐思考のハルヒを初めて見た。良くない方へ良くない方へ、考えが及んでいる。人の話を聞こうともしないのは変わりないが。まあ、俺もあの時そうだったから、あまり人のことを言えないかもしれない。 「……そうだ!アンタもここで一緒に暮らさない?ここでなら……」 ハルヒはベッドの上で座り直し、俺の座っているソファーににじり寄ってきた。 「ね?」 懐かしいハルヒの笑み。だがその瞳には悲しみの感情が澱んでいる。ちらちら見えるのは、狂気の炎か。 「ハルヒ」 俺はソファーから立ち上がり、ベッドの上に座るハルヒを見下ろした。 「まず、お前の誤解から解かなければいけない。俺の話を聞いてくれ」 「……イヤよ」 これも懐かしいアヒル口になったハルヒは、ぷいと横を向いて腕を組んだ。 「いいから聞け。まず、向こうにお前の居場所がないというのはお前の思い違いだ」 「……」 「俺だけじゃない。古泉や長門や国木田達だって、お前が帰ってくるのを待っているんだ」 「……ふん」 流石にこれだけじゃ説得は無理か。 「大体、俺と佐々木は恋人同士でも付き合ってもいない。確かに今年一年は佐々木と朝倉と一緒に受験勉強をしたし、一緒の塾にも通った。一緒の大学も受けた。でもお前が考えているような事は、何もなかったぞ」 「……『親友』だから、とか言うんでしょ?」 「ああそうだ。あいつは俺の『親友』だ。だからこそ、お前に言えるんだ」 「……何をよ?」 「俺は、ずっと前から、心変わりなどしていない」 「……え?」 ハルヒは驚いたような顔でこちらを向く。既にアヒル口ではなくなっていた。 「俺は今でも、お前のことが好きなんだ。でなきゃ、わざわざこんな夢の中にまで出て来るもんか」 「え、でもそれは……これがあたしの夢だから……」 「だから最初にいっただろ?今ここにいる俺はそうじゃないって。お前の探していた不思議体験の一種かもしれないぞ?ま、向こうに戻ったら説明してやるが」 「……むう」 「大体、お前と同じ大学を受けるために1年間勉強を頑張って来た俺の想いを、お前は忘れちまったわけじゃ無いだろ?俺の告白と、お前との約束の話だ」 「……覚えてるわ。じゃあ、やっぱりアンタは本物のキョンなの?あたしの夢じゃなくて」 「だから、さっきからそう言っているだろうが」 「……何だか納得いかないけど……解った。本物のアンタがそこにいるなら、あたしは戻ってあげてもいい」 「そうか。だが、先に謝っておくことがある」 「……えっ?」 「一年前の約束……その約束は果たせそうにない」 「!?……どういうこと?」 「……俺、落ちちまったからな」 「えっ……アンタ大学落ちちゃったの?って、あれ?今、いつなの?」 「向こうじゃもう、あれからひと月以上経っているな」 「そうなんだ、アタシそんなに寝てたんだ……えっ、あっ、えーと、アタシは……」 「心配するな。お前は受かったそうだ」 「そっか、当然よね……佐々木さんは?」 「アイツも受かった。古泉と長門もな」 「……じゃあ、アンタだけ落ちちゃったって事?」 「ああ」 「……そんな………」 再び俯くハルヒ。しばらくぶつぶつと何かを呟いていたが、ぱっと顔を上げた。 「やっぱり、ここで暮らそうよ。ここなら大学も何も関係ないし、アンタもアタシとずっと一緒に居られる じゃない?いい考えだわ!」 「ダメだ」 俺はハルヒの細い両肩を掴み、大きな瞳を見つめた。 「ハルヒ」 「……何よ?」 「俺は、向こう……現実の世界が良いんだ」 「……なんで?向こうだとアンタはアタシと一緒にいられないのよ?それでも良いの?」 「良くない。良くはないさ。でもな、ここにいるのはもっと良くない」 「……でも」 「お前も充分に分かって居るだろ?ここは現実逃避の夢の中だってことをさ」 「……」 「いずれ夢は覚める。早かろうが遅かろうがな。夢ってのは、現実に立ち向かって行くための心のオアシスなんだから、いつまでもここに居られる訳じゃない。いや、居ちゃいけないんだ」 「……でも」 「確かに、現実の世界じゃ辛いこともいっぱいある。いや、辛いことの方が多いだろうな。でも、だからこそ楽しいことが楽しいと思えるんだ。俺は、お前と出会ってからのこの3年間色々あったけど、後悔したことはない。それにな、もしお前が俺と一緒に向こうに戻ってくれるなら、辛いことなんて吹き飛んじまう。俺は、そんなお前じゃなきゃ駄目なんだ……だから、俺はここにいる」 そこで改めてハルヒの顔を見た。その大きな瞳からは、大粒の涙がこぼれ落ちていた。 「俺は向こうに帰ると決めたんだ。お前を連れてな」 「……バカ……」 「一緒に帰ろう?」 「……うん」 ハルヒの肩から手を離し、左手で髪を触る。 ポニーテール。 あの日、おそらくハルヒはこの髪型で俺のことを待つつもりだったんだろう。 スイートルームで、二人きりの再会を祝うために。 たまらなくハルヒのことが愛おしくなってきた俺は、右手でハルヒの顎をちょっと上げた。 もう、止まらない。 「ハルヒ、大好きだ。愛してる」 「……遅いわよ、バカキョン……」 そして俺たちは……… 「『位相変換フィールド』の対消滅を確認。同時に閉鎖空間の消滅も確認した」 長門の声で我に返った。俺の目にはドアップのハルヒの顔。 え~~と、今の俺は何を……って、あれ?? そうか、昏睡状態のハルヒにキスしたんだっけ。 確か側には長門が居て、古泉が医者を連れてくる音が聞こえていたんだが、いてもたってもいられずに強引にキスした……んだな。おーけー、思い出した。 だがちょっと待って欲しい。 何かが違う。唇に当たる柔らかな感触と、少し塩辛い味に変わりはない。じゃあ、何が……キスをしたそのままの格好で、俺は目だけを動かしてみた。 ハルヒの頬が赤い。真っ赤になっている。そして……ハルヒと目が合った。 目が合った?? 「うわ」 慌てて俺はハルヒから離れた。飛び退いたと言っても良いかもしれない。いつの間にかハルヒは目を覚まし、こちらを凝視していたからだ。 「涼宮さん!気付かれましたか?」 「……体温及び心拍数上昇、ただし正常範囲内」 もそもそと身を起こそうとするハルヒに、古泉と長門が駆け寄る。古泉の側に立って、こちらを凝視していた 医者と若干頬を赤らめた看護師も、慌てて検査の準備を始めた。 もしかして、みんなに見られてた?古泉や長門はともかく、医者と看護師にまで……一生の不覚! ベッドの上に上半身を起こしたハルヒは、幾分照れの入ったような怒ったような視線でこちらを睨み付け、わなわなと震えながらこう言い放った。 「……こ……この……バカキョン!乙女が寝ている間に唇を奪うって、どういう事なの?説明しなさい!」 真っ赤になって、部屋の隅に呆然と立ち尽くす俺を糾弾するハルヒ。ついさっきまで昏睡状態にあった入院患者とは思えないね、全く。 「まあまあ涼宮さん、落ち着いて。まず検査が先です。彼への糾弾は、そのあとでゆっくりと」 まだ何やらぎゃんぎゃん言っているハルヒを宥めながら、古泉が俺と長門に外に出るように促した。 医者が看護師に合図を送り、看護師が検査表を開いたあたりで俺たちは廊下に出た。 第二十四章 約束へ
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ロットルール(みなさんの意見を取り入れ改正の可能性はあります) 取得方法 公開ポイントオークションとします。 アイテムの希望を出している方が、優先的にロット権があります。 希望者は最低1Pから開始でのオークションで競ります。 希望者が1人になるか、各設定の上限Pになった時点で 競りを停止します。 上限になった場合は、希望者でのロット勝負となります。 取得された方のみPを減らします。 同じアイテムが複数ドロップした場合ついては、競消費P×個数分だけ ロットとなります。 今現在のP数を越えてしまう時はポイント分だけしかロットしないよう にお願いします。 各個人で自分のポイントを把握してください。 わからない場合は、Avriluに聞いていただければ、お答えします。 P数を越えてアイテムを入手した場合、ペナルティとして 4回参加ポイントを加算しません。(4p×4回=16P) (4回参加しないと解除させません) 安全のため私はパスせず保留します。 希望のアイテムではない場合、素早くパスしてください。 くれぐれも間違いのないようにお願いいたします。 慣れるまでは大変かもしれませんが、素早くやっていきましょう ポイント消費品 消費1Pから ★ExRare装備(上限20P) ★五行(上限10P) ★エンピリアン武器素材(上限5P) ★AF3型紙(消費なし) 希望者でフリーロット勝負 ★希望者がいないアイテムについてはフリーとします。 自由にロットしてかまいませんが、ロットする場合 LSで発言お願いします。 ゲットした方は-1Pいたします。 流れたアイテムについてはP消費なしとします。 (保留案) ★フリーでも希望者がいなかった場合、売れるアイテムなら売却し LS資金にいたします。 ★素材 売却可能なものはLS資金とする予定です。 相場の2割引でも売却いたします。 買取者を募集します。 ★LS資金 トリガーや薬品(リレイズ・プロエ・イカロス)の購入などに当てる 予定です。(HPで随時報告いたします。) 大きな額になった場合、みなさんに分配も考えています。 LS参加の休止 ご相談ください。ポイントは維持いたします。 休止が続くようであれば、退会をお願いします。 退会 ご相談ください。+Pは破棄となり、Pは0にしていただきます。 マイナスPがある方については、保証金をマイナスP分だけ 差し引いてお返しします。 個別の希望品 まだ先のことになると思いますが、通常のLSの活動に関係なく その人個人のために開催し活動するものです。 希望者自身で編成、指揮をし、必要なトリガーや 薬品が必要であれば全て持参します。 取得はアイテムを1品だけ取得できます。 結果的に希望のものと違っても構いません。 個別の希望品は希望者の優先扱いとします。 失敗・成功に係わらず「20P」を消費します。 十分に調査して、無駄とならないようにお願いします。 メンバー以外を加えた活動の場合 希望のアイテムと素材は当LSの物とし、フリーの品は自由にロットして いただく形をとります。 メンバーであってもフリーの品はロット可能です。 このときゲットしたフリーの品はポイント消費なしとします。
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走る。ただひたすらに走る。 平安京の街並みを眺める余裕もなく、二人の少女は背後から迫る恐怖から逃げる。 片方は透明感のある灰色のショートヘアの少女。 もう一人の少女は綺麗な黒のロングヘアを三つ編みにしていて、眼鏡をかけ優等生然としていた。 デザインは異なるが学生服を着ていることから、二人とも高校生くらいだろうとは見て取れた。 いくつかの角を曲がったのち、疲労から一度足を止める。 既に二人とも肩で息をしていたため、呼吸が整うまで少しその場で休んだ。 ようやく呼吸が落ち着いてきたところで、黒髪の少女のほうが背後を振り返る。 「……さっきの化け物、振りきれたでしょうか?」 「あー。……どうだろ。」 走ってきた道を最後に曲がった角まで戻り、ひょっこりと顔を出す。 一見するとそこは何もないまっすぐな道。だが、すぐに異変が発生する。 何もないはずの通路の真ん中の空間が、突然縦方向に裂ける。 風景と同じ柄が描かれたカーテンが左右に開くように。 そしてそのカーテンの向こうは何も見えない漆黒の闇。 違う。アレはただの闇ではない。本当はそんなこと二人もわかっている。 そのまま首を上へ向けると、そこには―――巨大な白の仮面があった。 まるで都心の高層ビルのような高さ。例えるならば、巨大な真っ黒の風呂敷を被って、顔の部分だけ外側から鼻の長く平べったい骸骨のような仮面をつけた化け物。 胸元には不自然な丸い空洞が開いている。仮面の下あたりに大きな首輪がついていなければ、参加者だとは誰も思わなかっただろう。 「……追いかけてきてるね。アレ。」 「――逃げましょうっ!」 敵の顔を確認した二人はそのまま振り返り走り出す。 囲碁の碁盤のように縦横の道が交錯する平安京を、行き止まりに当たらないようにジグザクに走破する。 しかし、ここはただの平安京にあらず。近代的な建物や見たこともない謎の施設が乱立する時代錯誤、世界錯誤の平安京。 二人の逃走劇は、長くは続かなかった。 「―――行き止まり!?」 何度目かわからない角を曲がった先は、行き止まりだった。 普通の平安京ならば、おそらくそこもまた一本の道だったであろう。 だが今は、三階建ての建物で道が塞がれていた。本来ならばそれほどの大きさではない建物が、あえて道をふさぐよう斜めに歪な形で平安京に置かれているのだ。 一階には靴屋、ペットショップ、本屋の看板がそれぞれ掲げられていた。 二階には大きな窓があり、黄色いテープで「283」と書かれている。建物が見えれば、この数字が真っ先に目に入るだろう存在感だ。 ショートヘアの少女はこの建物に見覚えがあった。いや見覚えなんてレベルではない。 家や学校に次ぐレベルで、少女にとっては見慣れた建物だった。 「……え。283プロ?」 「知ってる建物なんですか?」 「うん。この事務所のアイドルなんだ。私。」 反応にはあまり出ていないが、これでも彼女としてはかなり驚いている。 平安京に所属する事務所の建物があるなんてどういうことだろう。 二人で少し考えるものの、答えが出る前に今が大ピンチだということを思い出す。 戻って別の道を行かなければ―――と思い後ろを振り返った二人の前には、既に縦長の空間の亀裂が走っていた。 行き止まりに追い詰められた。 もし後ろの建物に隠れたとしても、相手のサイズを考えれば建物ごとつぶされて終わりだろう。 つまり、生き残るには目の前の敵をなんとかして突破する以外にない。 だが二人はアイドルとスクールアイドル。そんな力など持っているはずもなく。 「えーと。ごめん。武器になりそうなのはなかった。私の支給品。」 ショートヘアの少女にあっけらかんとそう言われ、黒髪の少女は藁にもすがる思いで自分の支給品を漁る。 出てきたのは、ハンドガンのような小型の拳銃らしきものだった。それも3つ。 おそらく全て同じ銃だろう。しかし可笑しなことに弾丸を装填するマガジンが見当たらない。 もし装填できても、このサイズの銃では今まさに姿を現そうとしている化け物に効くかは微妙な気がした。 これでどうやって戦えばいいんだ、と思っていた時一緒にデイバッグに入っていたメモ用紙が目に入る。 ―――力を求めるならば、己の頭に向けて引き金を引け。素養と反逆の意志あらば、自ずと道は開かれるだろう。 紙にはそのようなメッセージが書かれていた。 自分の頭に向けて引き金を引く。常識的に考えてあり得ない銃の使い方だ。 マガジンが見当たらないとは言ったが、だからと言って弾丸が射出されないとは限らない。 もし素養とやらがなかった場合どうなってしまうのか。考えたくなかった。 しかし、普通に銃として使用できたとしてもあの化け物に効かなければ意味がない。 銃をひとつ手に取り、化け物と自分のどちらに向けるべきか逡巡する。 化け物が完全に姿を現すまでもう時間がない。迷った末、自分のこめかみに銃口を向ける。 だがその銃を握る手は、だれが見てもわかるくらいガタガタと震えていた。 恐怖から、引き金にかけた指を動かすことができない。額から嫌な汗が流れてくるのを感じていた。 「……あー。ごめん。それ、ひとつ借りるね。」 後ろにいたショートカットの少女が、残りの銃をひとつ拾い上げてそう言った。 恐怖で回りが見えなくなっていた黒髪の少女は、その言葉にハッとして相手の顔を見上げる。 相変わらず涼しげな顔で、彼女は銃を握っていた。 「そういえば。まだ名乗ってなかったよね。私、浅倉透。」 言われて思い出す。 出会ってから自己紹介する間もなく化け物から逃げ続けていたので、お互いの名前もまだ知らなかった。 「何かあった時、そばにいた人に名前くらいは憶えててほしいな。って思って。」 「そ、そんな遺言みたいなこと言わないでくださいっ!」 「……大丈夫。私も、こんなところで死にたくないし。死ぬ気もないから。」 そう言ってこちらに背を向け、落ち着いた動きで同じようにこめかみへ銃口を向ける。 自分と違って落ち着いている、と思った時に気づく。ほんの少しだが、透の手も震えていることに。 こんな状況で、怖くないわけがない。にも拘らず彼女が行動を起こしたのは、どう考えても震えていた自分のため。 その行動力とやさしさに涙が出そうになる。だが涙が流れるよりも前に―――透が何かを呟きながら引き金を引いた。 「――――――ペルソナ。」 瞬間、何かが砕け散る甲高い破裂音が響く。 それは透の頭蓋が砕け散る音―――ではなかった。 反対のこめかみから何か光の欠片のようなものが飛び散ったのは見えた。 しかし透の頭部には何の異常も見受けられない。 異変はすぐに訪れた。ちょうど透の後方頭上の空間。 そこに何か人影のようなものが現出する。それは間もなく具体的な形をとった。 白髪で片目を隠し、首から下が人形のような作り物になっている人型の存在。 背中には巨大な竪琴を背負っており、さながら吟遊詩人のような風貌だ。 ―――我は汝……汝は我……。 ―――我は汝の心の海よりいでし者……。 ―――幽玄の奏者『オルフェウス』なり。 「……ふふ。いいじゃん。オルフェウス。」 突如聞こえた謎の声に反応する透。 人影に目をとられている間に、透の体にも変化が起きていた。 先ほどまでは学校の制服を纏っていたのに、いつの間にか白と水色を基調とした衣装に服が変わっている。 それを見た少女は、スクールアイドルのステージ衣装みたいだと思った。 当たらずも遠からず。今の衣装は透にとって最もなじみ深いもの。 ノクチルの4人でステージに立つときの共通衣装。クリアマリンカームの名で呼ばれているのと同じ衣装だった。 何故衣装が変化したのかはわからないが、この力ならあの化け物にも通用するかもしれない。 そう思った透は精神を集中し、自らのペルソナに攻撃を命じる。 姿を現した直後の化け物に肉薄し、その白い仮面に向けて背負っていた竪琴を振り下ろす。 あ、その竪琴ってそうやって物理的な攻撃に使うんだ―――と思わず二人が心で突っ込んだ直後、化け物の甲高い悲鳴が木霊する。 どうやら攻撃はちゃんと効いているらしい。 チャンスとばかりにペルソナに追撃を命じる。 今度はちゃんと竪琴を弾いていた。それに連動するように化け物の周辺に強い炎が吹き上がる。 魔法のようなものだろうか。これも化け物に効いているようだ。 こちらからの攻撃手段を得たとはいえ、生身の自分たちが化け物に攻撃されればどうなるのかは日の目を見るより明らか。 相手に攻撃の隙を与えるわけにはいかない、と連続で攻撃を仕掛ける。 2回、3回と竪琴を弾く。その度に炎が増え、勢いも増していく。 このままならいけるかも―――そう思った直後に、透の姿がステージ衣装から元の制服姿に戻った。 透の体がふらつき、その場に倒れそうになる。 とっさにその体を支えた。額には嫌な汗が浮かび、顔色は真っ青だった。呼吸も荒く、肩で息をしている。 「……ごめん、使いすぎたかも。さっきのやつ。」 能力の使い過ぎによるガス欠のようなものだろうか。そう少女は思った。 ゲーム的に言うなら魔力切れやSP切れ、MP切れ。 先ほど初めて使った力なのだ。それにあれだけ炎の魔法を連打していたなら無理もない。 だがこのガス欠による攻撃の空白は、化け物に体勢を立て直す時間を与えてしまった。 受けたダメージこそ残っているものの、化け物は既にこちらを見据えている。 仮面の口元に、何か赤黒い光が少しずつ収束していくのが見えた。 直感でわかる。あの禍々しい光の攻撃をマトモに喰らってしまえば自分たちの命はないと。 自分が何とかするしかない。透をかばうようにして一歩前に出る。 だが、透のように自分も戦うことができるだろうか。 もし自分には素養がなかったら?と思うとまだ少し手が震える。 それでも、このまま何もできないのは嫌だった。半ばヤケクソ気味に銃口を自分の頭に向ける。 そして震える指をトリガーに引っ掛けたその時。 ―――――せつ菜ちゃんやみんなのうたを聞くと、元気がもらえるんだよね。 頭の中に、そんな声が聞こえた気がした。 ハッとして目を開く。その声の持ち主を忘れるはずもない。 夏休みの合宿の時に、同好会の高咲侑と夜の音楽室で交わした会話。 自分が今でもスクールアイドルをできているのは彼女のおかげだと、改めて語った時の記憶。 その記憶をきっかけに、今まで同好会のみんなと過ごした記憶がよみがえる。 自分のせいで一度バラバラになってしまった同好会。 そんな自分を引き戻してくれた侑と同好会のみんな。そこから愛、璃奈、果林と仲間が増えていって。 ダイバーフェスに同好会が呼ばれて、合宿もして、そして沢山の人の力があって成功したスクールアイドルフェスティバル。 なんだかこれではまるで死ぬ直前の走馬灯のようだ、と思ってしまう。 だが今せつ菜の胸を占めているのはむしろ逆の感情。 この、仲間との絆と思い出がある限り、あんな化け物に負ける道理などないと。 そんな気持ちが胸の内から湧いてくる。不思議と、手の震えは止まっていた。 「……透さん。私、まだ自己紹介してませんでしたよね。」 先ほどの自己紹介は透からの一歩通行だけだったことを思い出し、そんな風に語り掛ける。 後ろの透の様子はわからないが、おそらく私の声を聴いてはくれているだろう。 「私の名前は―――優木せつ菜ですっ!」 中川菜々ではなく、あえて優木せつ菜と名乗る。 今この場所においては、そちらのほうがふさわしい名前だと感じたからだ。 そして今度こそ化け物のほうを見据え―――トリガーを引き絞った。 甲高い破裂音が今度は自分の脳髄に響き渡る。 一瞬、自分が死んでしまったかのような感覚が頭の中を通り過ぎた。 しかしそれも刹那の間。直後に自分の中から力が湧き上がってくるような高揚感。 初めてだが、なんとなくわかる。己の四肢の感覚がペルソナ能力の発現を伝えている。 いつの間にかせつ菜の衣装も変化していた。虹ヶ咲学園の制服から、赤を中心に所々黒を交えたステージ衣装へと。 髪型も中川菜々の時の三つ編みから優希せつ菜としてのロングヘアに変わっていた。眼鏡もいつの間にか消失している。 そのペルソナは例えるなら、学ランを纏って白い鉢巻を巻いた応援団長もしくは喧嘩番長のような外見をしていた。 全身は黒一色で、鉢巻・仮面の白とコントラストがハッキリとしていてメリハリのある印象を受ける。 右手には刀身よりも持ち手のほうが長い長得物を軽々と握っている。 透のペルソナと違い自ら名乗りこそしなかったが、せつ菜にはわかる。 頭の中に不思議と浮かび上がってきた、そのペルソナの名は――― 「――――――イザナギッ!!!」 呼びかけに呼応してイザナギの左手に雷が収束する。 透のオルフェウスが火炎を操るように、せつ菜のペルソナは電撃を行使するのだ。 化け物の口元に収束していた光があふれんばかりに増大している。 それが決壊するかと思われたその時、鋭い破壊の閃光が二人に向けて放たれた。 イザナギの電撃が迎え撃つように放出される。ちょうど中間地点で、赤黒い光と青白い光が衝突した。 余波が衝撃波となって周囲を襲う。背後の283プロが地震のように揺れていた。 もう少し近くで衝撃波が発生していたら窓が粉々に割れていただろう。 その場でしばらくの間互いの攻撃が拮抗する。だがそれも長くは続かない。 双方の攻撃が打ち消しあって消滅する。一度技を出し切ったからかペルソナも姿を消した。 初めてのペルソナ能力行使で、せつ菜の額には大量の汗が浮かんでいた。 こんな魔法を初めてで何度も使っていたのか。透はすごいなと思ってしまう。 だけど今こそ千載一遇のチャンス。 おそらく先ほどの光線は、もう一度光を収束してからでなければ撃てないはず。 相手の攻撃にタイムラグがあるこのタイミングで仕留めなければ。消耗すればこちらが圧倒的不利だ。 「ペルソナッ!」 無茶を承知でもう一度こめかみに向けトリガーを引く。 再びイザナギがその姿を現した。右手の獲物を構え、化け物の足元へと肉薄していく。 そのまま、化け物の両足を横なぎの一閃で両断した。イザナギの斬撃によって、足の一部が削り取られたようになくなる。 まるで達磨落としで一番下の積み木が弾き飛ばされた後のようだ、と思った。 両足を失った化け物は当然体勢を崩し、少しずつ倒れてくる。崩れる直前のジェンガのように。 そこへ追撃のイザナギの斬撃が、今度は下から縦に一閃される。 一撃目の斬撃と合わせて、まるで漢字の「十」を描くような斬撃。イザナギの物理攻撃スキル「十文字切り」が炸裂した。 体勢を崩していた化け物の仮面に、縦の斬撃が直撃する。 化け物が今までで一番大きな悲鳴を上げた。その甲高い悲鳴は、化け物の最後の断末魔だと直感的に感じた。 おそらく、あの仮面が化け物の弱点だったのだろう。 ヒビが入った仮面がそこから徐々に砕けていく。それに呼応するように化け物の体も隅から塵のように霧散していった。 【大虚(メノスグランデ)@BLEACH 死亡】 「―――ふふ。やるじゃん。」 そんなせつ菜の戦いを見ていた透は、そう呟いた。 直後、安心感からか透の意識が遠のいていく。 振り返ったせつ菜が透の名前を呼ぶ声は何とか聞こえたが、それも徐々に遠ざかる。 やがて透の意識は完全に闇に落ちていった。 ◇◆◇ 「――――――え。ここどこ?」 意識を取り戻したとき、透の前に広がっていたのは先ほどまでとはまるで正反対の光景だった。 全てが真紅に染まっていた平安京に対して、ここは見渡す限りすべてが真っ青だ。 どう見ても平安京の町並みではない。今まで自分たちが生活していた普通の町にある公園と同じような光景が広がっていた。 ―――中心にそびえ立つ大きなジャングルジムと、その前にあるテーブル、そして椅子に腰かけている奇怪な老人を除けば。 ……どうやら、自分はテーブルをはさんで老人の向かいの椅子に腰かけているようだ。 「―――おやおや。これはまた、珍しいお客人ですな。」 「ようこそ、我がベルベットルームへ。私の名はイゴール。お初にお目にかかります。 ……いつもならばもうひとりここの住人がお客人を出迎えるのですが、今は出払っておりましてな。」 そう、目の前の老人が名乗り始めた。 ベルベットルームとはいったい何だろう。住人? そもそも、なぜここは公園なのだろうか。……後ろにあるジャングルジムに、嫌でも目が吸い込まれる。 「ここは夢と現実、精神と物質の狭間にある場所。」 「この部屋のありようは、お客人の心によって変化します。 過去にはエレベータールーム、リムジン、珍しい方ですと牢獄という場合もございました。 私よりも貴女様のほうが、この部屋の様相には心当たりがあるのではないですかな?」 ……そう言われると、心当たりしかなかった。 今は自分から言葉を発するよりも、老人の言葉に耳を傾けることにする。 「本来は何かの形で契約を果たされた方のみが訪れる部屋。 ……とはいえ、貴女様は既に現在進行形で困難な壁とぶつかっておられるようだ。」 「どれ……まずは、お名前をうかがっておくといたしましょうか。」 何を言っているのかは全然よくわからなかったけど、名前を聞かれたので素直に答えた。 浅倉透、と。 「……ふむ。確かに受理しました。 今宵から貴女は、このベルベットルームのお客人だ。」 名前を名乗っただけで契約したことになるのだろうか。 不思議に思ったので訪ねてみた。 「貴女様はペルソナ能力と“ワイルド”の力にお目覚めになられた。 必ずや、私の力が必要になりましょう。」 ペルソナ能力、と聞いてハッとする。 先ほどの力とこの部屋には関係があるのだろうか。 ……ワイルドの力、というのには聞き覚えがなかったが。 「複数のペルソナを使い分けてゆける力のことです。 お連れ様も同じ力の素養はお持ちのようですが、まだ目覚めてはおられないようだ。 ……まずは、これをお持ちなさい。」 老人がそう言うと、何やら頭上から回転しながら一枚のカードが落ちてきた。 タロットカードだろうか。詳しくはわからないが戦車と書かれているように見える。 反射的にそちらに手を伸ばして、それを受け止めた。 ―――戦車のペルソナ:ホワイトライダーを入手した。 これは、新しいペルソナ? 理屈はわからないが、それが自分のうちに宿ったであろうことがなんとなくわかる。 「ペルソナ能力は心を御する力。心とは絆によって満ちるもの。 これは、先ほど共に戦われたお連れ様との間に絆が芽生え始めた証とでも思っていただければ。」 「他者と関わり、絆を育むこと。 その力こそがペルソナ能力を伸ばしてゆくのです。」 「ペルソナとは、貴女が外側の事物と向き合ったときに表に現れ出る人格。 様々な困難と相対するために自らを鎧う“覚悟の仮面”とでも申しましょうか。」 「ペルソナ能力を発言した際の貴女方の姿もその一片。 あれは貴女様の反逆の意思の具現であり、同時に戦うための鎧でもあるのです。」 「その姿も貴女様の心のありようで決まるもの。 過去のお客人は、怪盗のような出で立ちだったりしましたな。」 つまり私は何かに反逆して戦う時の鎧に、無意識でノクチルの衣装を選んでいるということか。 服装が変わる理由はよくわからなかったが、そう言われると悪い気はしなかった。 ―――と、そんな風に話し込んでいるとどこからか声が聞こえてきた。 この声は聞き覚えがある。さっきの優木せつ菜さんだ。 ……これは、もしかして私の名前を呼んでいる? 「貴女様はあくまで夢としてこの場所を訪れているにすぎません。 おそらく現実の貴女様が目覚めかけているのでしょう。」 「心配なさらずとも、貴女様は必ずまたここを訪れます。 ……では、再び見えます時まで。ごきげんよう―――」 そんな老人の言葉が終わるかどうかというタイミングで私の意識はまた暗闇の中へと落ちていった。 ◇◆◇ 「―――さん! 透さん!」 そんな悲痛な叫びを聞いて目が覚めた。 周りを見渡してみると先ほどと同じ真紅の空が広がる平安京だった。 上を見ると、せつ菜が今にも泣きそうな顔でこちらをのぞき込んでいる。 「……あー。もしかして、心配かけた?」 「当たり前ですっ!」 そんなやり取りをするが、お互いに相手が無事だとわかってどこか安心した。 しかし、初めてペルソナを使ったことによる精神的消耗はかなり大きいようだ。 まだちょっとふらふらする気がする。透ほどじゃないにしても、せつ菜もそれは同じようだった。 「……じゃあ、一旦そこで休む? 建物の作りが同じなら、ちょっとくらいは案内できると思う。」 そう言って後ろにそびえ立つ283プロを示す。 このままやみくもに歩き回るよりはそこで休んだほうがいい、とせつ菜も思ったのだろう。 二人のアイドルは、休息のため歪にそびえ立つ283プロの中へと入っていった。 【中川菜々@ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会】 [状態]:健康、ペルソナ使用による精神的疲労(中) [装備]:召喚器@ペルソナ3 [道具]:基本支給品、余りの召喚器ひとつ [思考・状況] 基本方針:殺し合いなんてしない。 1:まずは透さんと一緒に体力の回復に努めます。 2:ペルソナ、っていったい何なんでしょう? 3:透さんは無茶しすぎです! [備考] ※参戦時期はアニメ最終回の後です。 ※優木せつ菜本来のアルカナは戦車ですが、愚者:高咲侑とのコミュによる絆及び 目の前でワイルドに覚醒した浅倉の影響で後天的に愚者のペルソナ:イザナギに覚醒しています。 ワイルドの素養も目覚めかけてますが、まだ覚醒していないため今はイザナギしか使えません。 ※高咲侑とのコミュによる絆の影響で、イザナギの力はブーストされています。 ※ペルソナを呼び出すと、中川菜々の姿から優木せつ菜としての姿に容姿が変化します。 (アニメ虹ヶ咲でソロ曲「DIVE!」を歌っているときと同じ姿です。) 原理はペルソナ5で怪盗団が怪盗服に変化するのと同じ理屈になります。 ※本来この場所でのペルソナ召喚に召喚器は不要ですが目覚めたばかりの二人はまだ能力が不安定なため 召喚のために召喚器が必要になります。 ※所持しているペルソナとスキルは以下の通りです ・愚者:イザナギ(電撃耐性、疾風弱点、呪怨無効) ・ジオダイン ・十文字切り ・タルカジャ 【浅倉透@アイドルマスターシャイニーカラーズ】 [状態]:健康、ペルソナ多用による精神的疲労(大) [装備]:召喚器@ペルソナ3 [道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3 [思考・状況] 基本方針:殺し合いなんてしない。 1:……疲れた。ちょっと休みたい。 2:ペルソナ、ワイルドって何なんだろう。 3:せつ菜さん、良い人そう。 [備考] ※参戦時期は後続の書き手にお任せします。 ※ランダム支給品に武器になるものはありません。 ※先天的にペルソナ能力とワイルドの才能があります。 ※ベルベットルームに客人として招かれています。 ※ペルソナを呼び出すと服装がノクチルの衣装であるクリアマリンカームに変化します。 原理はペルソナ5で怪盗団が怪盗服に変化するのと同じ理屈になります。 ※本来この場所でのペルソナ召喚に召喚器は不要ですが目覚めたばかりの二人はまだ能力が不安定なため 召喚のために召喚器が必要になります。 ※所持しているペルソナとスキルは以下の通りです ・愚者:オルフェウス(電撃弱点、祝福耐性、呪怨弱点) ・アギラオ ・タルンダ ・ディア ・戦車:ホワイトライダー(火炎無効、氷結弱点、祝福無効、呪怨反射) ・マハエイガ ・マハスクカジャ ・トリプルダウン 【召喚器@ペルソナ3】 ペルソナ召喚の為のアイテム。拳銃の形をしている。 自分の頭部に向けて引き金を引くことで、現実でもペルソナを発現させることができる。 辺獄でのペルソナ召喚には本来不要だが、ペルソナ召喚が不安定な場合は安定させるのに有効。
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