約 676,275 件
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3394.html
短冊 『上条当麻と付き合えますように♡ 御坂美琴』そう短冊に書いた少女は、お馴染み、御坂美琴嬢である。今日は七夕。寮の部屋で机に向かい、願い事を書き終えた彼女はよし、と大きくうなずき、次の瞬間からどんどんどんどん顔を赤く染めた。(…………ないないないないないないないないないないないない)そうして新しい短冊に『猫を思う存分なでなでしたい 御坂美琴』と書いている時、後方の扉から白井が入って来た。おう、ギリギリセーフ「お帰り、黒子」「ただいま戻りました。お姉さま、何をなさっておいでですの?」「今日、七夕でしょ? だから、ほらっ」「ほー、なるほど、お姉さまらしいですわね、ゲコ太でもありませんし。 ですが、それでしたら先ほど風で窓から飛んで行った短冊はいったい…… ってお姉さまが突然の窓からアクロバティック外出!!?」 5分後、まだ美琴は走っていた。(あんなの誰かに見られたら死んじゃう!!!!!!!)もし、知り合いにでも見られたらと思うと、軽く、死ねる。その拾った人物経由で佐天がその情報を手にしようものなら、学園都市じゅうにその情報は広がるだろう。世界中の人類を手にかけなくてはならなくなる。(それだけは絶対阻止しなくっちゃ!!)さらっと恐ろしいことを考えちゃう美琴の、切実な願いが記されたそれが少しずつ高度を下げる。しかも、その先には見知った人物がいた。「佐天さんお願いなんて書きました?」「ドキドキわくわくする事件に会いたい!!」「この話、本編の大覇星祭の前なんですか? 後なんですか?」「初春は? 願い事何にしたの?」「パフェは自分で何とかするんで、世界平和を」「そんなつまらない本編を、見たいかい?」「でも、そろそろ1巻分日常回があっても……」(直通かよぉぉぉおおおおおおおおおお!!!)拾った人経由なんて甘っちょろい考えなのだった。「おや? 初春見なさいな。誰かの願い事が、この織姫佐天に届けられそうだよ」「彦星いないですけどね」「初春でいいじゃん」そういいながら佐天は初春のスカー(略)カポカとたたく。初春を左手であしらいつつ、佐天の右手が短冊に届こうとした時、二人の顔の間を閃光が通った。さらに閃光が向かった先から襲いかかる爆音と爆風。短冊は再び空へ上る。耳に、足音が届いた。正面からやって来たのは、完全無敵の電撃姫。表情は陰の入った笑み。「「……ひぃ!!」」「佐天さん、初春さん……」ガタガタ震えながら美琴の顔を見る。「……蚊が、飛んでたの」あれ? 陰影で気付かなかったけど、顔めっちゃ赤くない?「と、いうことでじゃーねー!!!」かのビリビリは再び短冊を追っていった。「……とりあえず、願い、叶いましたね。ワクワクはありませんけど」「…………」「佐天さん?」「……全力で御坂さんが追う短冊、 レールガンを焦って撃っちゃうほどの内容、 さらに、真っ赤な表情ときたら…… ぐふ、ぐふふ明日が楽しみすぎて、おら、ワクワクがとまんねぇーぞ!!」「この人凄い」世界平和はさっそく叶わなかったのだった。 「ア・ナ・タ。ようやく願いが叶ったのねって、ミサカはミサカは赤面しつつ喜びを噛み締める」「……」「二人きりね、ってミサカはミサカはついにこの時が来たのだと溢れんばかりの感動を「オイ、早く帰ンねェと晩飯が遅くなって黄泉川がうるせェだろ。さっさと来い」きーー!! もう少しムードを感じてもいいじゃん!!ってミサカは……」セリフの途中でしらけさせる一方通行の言葉に激怒する打ち止め。彼女から視線を外した一方通行は、自分たちの頭上に何かを見つける。あれは……短冊??「とうっ!!」不覚!!一方通行は後方から迫る影に気付かなかった。衝撃を受け、前のめりに倒れる。「ちぃっ!!!」自分を踏み台にした人物は舌打ちしてそのまま去って行った。「あンッのオリジナル!!!」正面に顔を向けるが、すでに見えなくなっていた。ふと、気付く。自分の前にはあのクソガキがいなかったか?「あ、あの…」見下ろすと、さくらんぼのように赤い顔した打ち止めがいた。美琴に踏み台にされた一方通行が、打ち止めを押し倒したことになっている。「み、ミサ、カはアナタといちゃ、いちゃしたいと願った、けども……って、ミサカは、み、ミサカは、こ、ここまで、積極的になるなど予想外で~~」「何言ってやがンだ?」「ふ」「アン?」「ふにゃーーーーーーーーーーー!!」「ナンジャソリャァァァァアアアアア!!!!」狭い通りを歩くカップルが一組。「はまづら、あれ」「おー、ありゃ短冊か。風で飛ばされたのかね?」「そういえば、はまづらはさっき何をお願いしたの?」「麦野、絹旗、フレメアのオレに対する扱いがよくなりますように」「無理だね」「いえーい!! 速答速攻大否定!! そりゃないんじゃない? 滝壺?」「むぎの達の願いが『はまづらがもっと従順になるように』だったから」「がっでむ」「わたしは、それでもはまづらの願いが叶うように応援するよ」「さっき速攻で否定したけどね。で、滝壺の願いってなんなの?」「わたしは「どいてどいてどいてーーーーーー!!!!」??」目の前からもの凄いスピードでなにか来た。浜面は慌てて滝壺を庇う。狭い通りで、なんとか衝突せずに済んだ。「な、なんだ? 第三位?」「は、はまづら……」珍しく動揺する滝壺の声に、訝しげに下を向くと、がっしりと自分に抱かれた彼女がいた。うっわ!! やっべー!! やわらけー!!なんて間抜けな感情を持ったのは一瞬。慌てて離れようとした浜面の腕を、滝壺は掴んだ。「は、はま、づら……」「滝壺?」「わたしの、願い、叶えて……」 7月7日。 珍しく雨の無い日だった。未だ美琴は短冊を手にしていない。美琴には追いかけなくてもよくなる方法があった。自分の能力で短冊を焼き尽くせばいい。だが、(そんなこと、絶対に!!!)「うぉぉぉぉおおおおおおりゃぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」叫びながら走る美琴はついに鉄橋で短冊を手にした。「「ふぃー」」????「何やってんのよ。アンタ?」「こっちのセリフだっつうの。門限はどうした?」「諸事情よ。ん? なにそれ? 短冊??」「あ、い、いや、こ、これ、は…………ん?」美琴も自分の手元にある短冊を見る。あれ? 自分の字じゃない???『御坂美琴に思いが通じますように 上条当麻』ゆっくり顔を上げる。上条が間抜けな顔を真っ赤に染めてこっちを見ていた。だけど自分の方がすっごい変な顔している自信がある。「へ? え? あ、あああの……」「いや、でも、え? その、あれ、でもそれじゃ、え??」2人は川の真ん中でしばらくアタフタしていた。翌年も学園都市の空は晴れた。笹に括り付けられた短冊がゆらゆら風で揺れている。短冊には2人の名前と1つの願い。内容は……飛んでいったときに必死に追いかけてご覧ください。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/3134.html
【種別】 人名 【初出】 新約七巻 【CV】 青山 吉能 【概要】 【能力・スキル】 【人物/作中での行動】 【使用した能力一覧】 【概要】 第一三学区にある薬味久子の大学附属病院に勤務している看護師。 冷淡な性格で職務に忠実だが、患者さんにフレンドリーなあだ名 (例 「ぶくぶくちゃん」「ミスターサイケデリック」等)を付けたりする一面がある。 しかしそれは表の顔であり、その正体は学園都市の技術の粋を集めて作られた特殊なサイボーグ。 コンセプトは『学園都市に七人いる超能力者が全て同時に統括理事会へ敵対行動を取った場合の対応策』。 つまり彼女一人でレベル5全員を同時に相手にし、さらに全員を撃破可能という超スペックを前提として開発されている。 【能力・スキル】 彼女自身は能力者ではないが、背面内部の『編み棒』を展開して人体配線の設計図を変更することで、 自分の体を他者の『能力の噴出点』とすることが出来る。 噛み砕いて言うと「恋査の体内構造を他の能力者と同一にして、 他人の身体を恋査の身体の一部とみなすことで、他人の能力を借用する」という機能を持つ。 本人の言によれば「第一位から第六位までのレベル5と、 半径200m以内の任意の能力者から自在に能力を引き出すことが可能」とのこと。 なお、解析不能な第七位については 「能力コピーこそ出来ないものの、他の六人分の力でゴリ押しすれば撃破できる」としている。 ただし「噴出点」の原理上、一度に引き出せる能力は一つだけ。 マルチスキルのように複数の能力の同時使用は出来ない。 また、あらゆる能力を使えるが、それをどう扱うかは恋査自身の技量次第であるため、 能力者本人のように能力を使いこなせないこともありうる。 さらに、機械の身体の都合上、「超電磁砲」では砂鉄の剣など強力な磁力を必要とする技を使えなかったり、 肉体があるため「未元物質」の再生・無限増殖が使えないなど、その真価を完全に発揮できない能力もある。 「レベル5と同じことができても、そのレベル5に及ぶとは限らない」といったところだろう。 ただし「一方通行」のように本人よりも効率よく使える物もある。 (恋査はミサカネットワークに頼っておらず時間制限が存在しない) 作中では黒夜の窒素爆槍や美琴の超電磁砲を始め 一方通行も完全に実現し、さらには「黒翼」や「白翼」までも実現させている。 上条の幻想殺しも再現を試みたが、 手首に何かが集まっていった後、腕が弾け飛び、大量のノイズが走り気絶、機能不全に陥ってしまった。 全超能力者を一機で賄えてしまえるように思える本機だが、 その生産と維持費には学園都市を傾けさせるほどの予算が必要であり、現状は量産不可能なワンオフ機となっている。 そもそも彼女の存在理由自体が、『学園都市に七人いる超能力者が全て同時に統括理事会へ敵対行動を取った場合の対応策』という、 後ろめたい事情のある統括理事会の「お守り」的なものであり、 実用性では各超能力者を模したファイブオーバーシリーズには遠く及ばない。 また「噴出点」を設けて能力を借りているだけなので、能力の源となる人物が死ねば当然その能力は使用不能になる。 (例えば垣根帝督が死亡すれば未元物質は使用不能になる) 【人物/作中での行動】 あらゆる能力者を再現するために「機械化人間でありながら、生物学的人間要素を極限まで排除する」という矛盾に満ちた構造をしており、 「脳以外の総ての部分を機械化する」どころか、 脳そのものさえもほとんど削減され、機械に置き換えられてしまっている。 実質的に人間である部分は脳の視床下部の一部だけ。 そこだけは現在の学園都市の技術をもってしても代用不可能とのこと。 また、唯一の人間部分である視床下部の一部も消耗品として扱われており、 損傷したり何らかの変化で適合しなくなった場合は他のストックと交換される。 そのため同じ恋査であっても、中の人物は一定ではない。 交換された視床下部は狙撃蜂の演算誘導部品に再利用される場合もあるようだが、消耗品扱いなのは変わらない。 現在ストックされている脳は#40まであり、これ以前にも何十人もの人物が使い捨てられている。 しかし♯29によると、彼(彼女)らにとって薬味は恩人であり、自ら望んでこのような状態となることを受け入れたらしい。 (曰くこれより酷い人生、運命が存在し、今の状態でもはるかにマシなのだとか。話を聞かさせた上条は言葉を失っていた) 作中に登場した「恋査」はこの2名。 恋査#28 一番最初に登場した恋査。性別不明だが恐らく女性。 病院で働いていたのもこの人物。 冷淡で機械のような思考をしているが、患者に独特なセンスのあだ名をつける一面も。 戦闘においては合理と安全を重視し、様々な能力を切り替えながら遠距離から封殺する戦法を使用している。 浜面と黒夜を圧倒したが、参戦した上条によって近接戦に持ち込まれ、自身のペースに出来ず苦戦。 最後には上条を追い詰め首を掴んで宙吊りにしたが、その瞬間を突いた黒夜の攻撃を防ぐために幻想殺しの使用を試みた。 すると右腕に謎の力が流れ込み腕が破損、大量のノイズとともに機能不全に追い込まれる。 その後修理され復帰したが、薬味の意思に従い離脱した。 恋査#29 ♯28の後に組み込まれた恋査。性別不明だが恐らく男性。 ♯28とは打って変わりハイテンションな性格。しかし根は冷静であり、不測の事態にも楽しみながら対処する。 能力の切り替えは使わず、シンプルに第一位の能力のみで戦闘をする。 曰く「近距離高速戦特化」。感覚よりも演算結果に重きを置いており、五感で追えない超音速の戦闘にも躊躇しない。 ♯29の技量もあって上条と垣根に対して勝るとも劣らない戦闘をするが、連携攻撃で損傷を負う。 しかしそれをトリガーに「黒翼」を発動させ、垣根を戦闘不能にし、上条も「前兆の感知」を封じることで圧倒する。 だが覚醒したフレメアが薬味を恋査に叩き込み、その影響で恋査のボディが崩壊しはじめる。 「薬味を守る」という思いからか「白翼」にもたどり着いたが、 上条と最後の戦いの末、ボディが完全に崩壊し機能を停止した。 ♯28から♯40までの脳の一部は一応「生きている」らしく、戦闘後上条の手で回収されたものの、 彼らは脳の大部分を失っているために、単独では思考を行うことさえできない。 現状で彼らを救う方法は、恋査と同型の甲体を作って移植するしかないが、恋査の持つ危険性故にそれも許されない。 現状ではどうすることもできないため、将来救出方法が開発される可能性に賭けて、 上条の依頼により第七学区の(おそらくカエル顔の医者の勤務する)病院で冷凍保存された。 【使用した能力一覧】 (未遂・失敗含む) 一方通行(アクセラレータ)ベクトル操作 黒い翼 白い翼 幻想殺し(イマジンブレイカー)(失敗) 未元物質(ダークマター) 窒素爆槍(ボンバーランス) 原子崩し(メルトダウナー) 心理掌握(メンタルアウト)(未遂) 超電磁砲(レールガン)
https://w.atwiki.jp/salmone/pages/36.html
SW2.0キャラクターシート #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (640x497) 17 47 (salmone) #make sw2 dw b207 17 48 (C-Dice) salmone - 【SW2キャラクターメイキング】 種族:ドワーフ 17 48 (C-Dice) salmone - 器用度 = [ 3][15] = 18(+3) 筋 力 = [12][10] = 22(+3) 17 48 (C-Dice) salmone - 敏捷度 = [ 3][ 6] = 9(+1) 生命力 = [12][12] = 24(+4) 17 48 (C-Dice) salmone - 知 力 = [ 5][ 4] = 9(+1) 精神力 = [ 5][11] = 16(+2) 17 48 (C-Dice) salmone - ([II-7]戦士)ファイター Lv1 17 48 (C-Dice) salmone - 所持金:1200 初期経験点:2000 2010/9/03 新サプリ発売タイミングでリビルド変更点は戦闘特技と使用武器。 2011/11/18WTリビルド権でリビルド。ファイターあげてプリさげて。 キャラクター名:フレメーナ・アペメル(メナ) Flamena=Apemel(mena) プレイヤー名 :鮭 種族 :ドワーフ 性別 :女性 年齢 :15 外見年齢 :人間でいうと7歳くらい。ドワーフとしても小さい。 身長 :120cm 生まれ :戦士 種族特徴 :暗視、剣の加護/炎身 経験点 :96580点(ファンブル15回(内加工1回)) 使用経験点 :90000点 【能力値】 :ダイス:成長:装備: :ボーナス ”技”: 15 : 9 : 2 :器用度・29:+4 3 : 6 : 5 : - :敏捷度・14:+2 :専用盾装備時+2 ”体”: 10 : 9 : - :筋 力・31:+5 :生命抵抗:HP 12 : 12 : 4 : - :生命力・28:+4 : 17 :82 ”心”: 4 :13: 2 :知 力・24:+4 :精神抵抗:MP 5 : 11 :11: - :精神力・27:+4 : 17 :50(含専用ブラックベルト:+2) 【レベル】 冒険者レベル :13 技能 :レベル:魔力: ・ファイター : 13 : - :両手で同時にフライパンを返す力と器用さをそのまま応用。 ・プリースト(サカロス): 8 :11:神殿に勤めているわけではありません。飲んで仲良くすることこそ信仰です。いつの間にか司祭級。 ・アルケミスト : 5 : - :器用さを生かしてアルケミスト技能を修得しました。 ・レンジャー : 5 : - :野営経験を重ねて屋外でのさまざまな調理の工夫を覚えました。 ・エンハンサー : 5 : - :料理の極意は呼吸にあり。食材の動きを見切る眼力、道具を扱う力、呼吸ひとつで変わるもの。 ・セージ : 2 : - :覚悟を決めて古代料理の勉強を始めました。 一般技能 ・コック/料理人 : 5 :実家でずっとお手伝いしていたので普通に売れるもの作れます。 ・パティシエ/菓子職人 : 2 :修行中。ひとまずほとんど失敗はしなくなったかな? ・ウェイトレス/給仕 : 1 :実家は定食屋なので注文持っていくのも料理人の仕事でした。 ・マーチャント/商人 : 1 :自営を目指すのなら、と商売の基礎を勉強しています。先生はなんとザルツ一の豪商!! + 魔法概要一覧 【プリースト技能】 行使判定:2d+7+4 技能レベル+知力ボーナス レベル:1 威力ダイス ・サニティ :向精神魔法。 ・バニッシュ : ・フィールドプロテクション : レベル:2 ・ギャザー☆(サカロス) :戦利品判定+1 ・アウェイクン :目覚まし魔法。 ・キュア・ウーンズ :r10+8+3@10 威力10テーブル+魔力 ・ディティクト・フェイス : レベル:3 ・キュア・ブラインドネス :目薬。 ・キュア・ポイズン :毒消し。飲みすぎ、食べすぎ、胃のもたれに。 ・フィールド・レジスト : ・フォース :r10+8+3@10 威力10テーブル+魔力 レベル:4 ・ドランク(サカロス) :マナ酒飲ませて3時間眠らせます。たとえ30m離れていても。美味。 ・セイクリッド・ウェポン : ・セイクリッド・シールド : ・フェイス・インジケイト : レベル:5 ・キュア・ディジーズ :病気なおします。 ・キュア・ハート :r30+8+3@10 威力30テーブル+魔力 ・トランスファー・マナポイント : ・ホーリー・ライト :r20+8+3@10 威力20テーブル+魔力 アンデッドのみ。 レベル:6 ・コアーシブ : ・ブレス : ・ホーリー・クレイドル :安眠魔法。 ・リムーブ・カース : レベル:7 ・スタミナ(サカロス) :酔わなくなるよ! ・キュア・ストーン :石化を治します。化石や五十肩には効果なし。 ・クエスト :強制パシリ。 ・バトルソング :ありがたい応援歌。 レベル:8 ・イクソシズム : ・ゴッド・フィスト :r20+8+3@10 消費MP9 サカロスパンチ。 ・フィールド・プロテクションII :毒・病気・呪い以外のダメージ-2 【特技】 戦闘特技 :参照ページ : 《両手利き》 : I-223 :一つの対象に両手で二回攻撃。命中-2、必筋15以下の武器のみ。 《魔力撃》 : I-227 :近接攻撃ダメージ+魔力、回避判定、精神、生命判定-1。 《二刀流》 : I-221 :一つの対象に両手で二回攻撃。必筋15以下の武器のみ。ペナルティなし。 《武器習熟/フレイル》 : I-221 : 《武器習熟II/フレイル》 : I-221 : 《武器の達人》 : III-144: 《タフネス》 : II-122 :HP+15 《マルチアクション》 : II-125 :魔法と攻撃が同時に行える 《治癒適正》 : II-122 :HP回復時回復量+1 《バトルマスター》 : III-143: 【エンハンサー技能】 練技 :参照ページ :消費MP:3 《キャッツアイ》 :II-74 :3ラウンド命中+1。 《マッスルベアー》 :II-76 :3ラウンド筋力ボーナス+2。筋力自体は変化なし。 《ビートルスキン》 :II-76 :3ラウンド防護点+2。 《スケイルレギンス》 :II-75 :1時間水中行動可能。 《ジャイアントアーム》 :II-77 :1ラウンド筋力+12。(ボーナス+2) 【バード技能】 呪歌 :参照ページ 《 》 : : 【ライダー技能】 騎芸 :参照ページ 《 》 : : 【アルケミスト技能】 賦術 :参照ページ 《パラライズミスト》 :AW-15 :緑1:回避力減少 1/2/3(抵抗-2)/4(抵抗-4) 《バークメイル》 :AW-15 :緑1:防護点上昇 1/2/4/8 《ヴォーパルウェポン》 :AW-14 :赤1:物理ダメージ上昇 1/2/4/8 《クリティカルレイ》 :AW-14 :金1:ダメージダイスの出目を1度だけ自動上昇 1/2/3/6 《アーマーラスト》 :AW-15 :黒2:防護点減少 1/3/5/10 【言語】 :会話:読文: ・交易共通語 : 可 : 可 :ロシレッタ訛り ・ドワーフ語 : 可 : 可 :ロシレッタ訛り ・魔動機文明語 : 可 ; 可 : ・魔法文明語 :不可: 可 : ・神紀文明語 :不可: 可 : 【判定値】 :技能レベル:能力値ボーナス:合計: 『魔物知識』 : 2 : 3 : 4 :2d6+2+3 『先制力』 : - : - : - :平目 『基本命中力』 : 12 : 4 :13:2d6+13+4 『追加ダメージ』: 12 : 5 :13:r35+13+5@9 『基本回避力』 : 12 : 2 :12:2d6+13+2 【装備】 標準装備:右手/シルバーコメット 左手/専用炎嵐の盾 ウェポンホルダー/シルバーコメット ・シルバーコメット 二本持ち命中判定 2d6+13+5 二本持ちダメージ r35+13+5+1+2@9 二本持ち魔力撃マッスルベアージャイアントアーム r35+13+5+11+3+1+2+2@9 ※さらにヴォーパルが乗ります ・魔法のライジングサン+1、+1オーダーメイド、銀製(名:チェイン・ミートテンダライザー) 二本持ち命中判定 2d6+13+5-1+1 二本持ちダメージ r25+13+5+1+2+1@10 二本持ち魔力撃マッスルベアー r25+13+5+10+3+1+2+1@10 ・ヘビーフレイル 二本持ち命中判定 2d6+13+5-1 二本持ちダメージ r20+13+5+1+2@10 二本持ち魔力撃マッスルベアー r20+13+5+10+3+1+2@10 ・ヘビーメイス 二本持ち命中判定 2d6+13+5+1 二本持ちダメージ r20+13+5@12 二本持ち魔力撃マッスルベアー r20+13+5+10+3@12 武器 :用法:必筋:命中修正:命中力:威力:C値:追加D ・シルバーコメット ×2:1H:15: - : 10 :35: ⑨ : +0 : ・魔法のライジングサン+1×2:1H:15: -1 : 10 :25: ⑩ : +0 : 銀製+1オーダーメイド (名/チェイン・ミートテンダライザー) 名も売れたのだから相応の武器を持てと父が作ってくれましたが何故か台所用品風。 しかして最早凶悪な武器にしか見えない。ただし、肉を柔らかくする効果は確かにありそうに見える。 ・ヘビーフレイル×2 :1H:15: -1 : :20: ⑩ : +0 :脱穀用具。 ・ヘビーメイス×2 :1H:15: +1 : 12 :20: ⑫ : +0 :どう見てもフライパン。料理には使用できない。 防具 : 必筋 :回避力:防御力: ・イスカイアの魔導鎧: 20 : - : 7 : ・ブラックベルト : - : - : 1 : ・専用炎嵐の盾 : 13 : 1 : 1 :合言葉で炎に包まれるカイトシールド。携帯コンロ。ゴトクつき。 その他 : - : - : 合計 : 0 : - : 8 : 合計(盾装備時) : - : +1 : 9 : 【装飾品】 部位 : 装飾品の名称 :効果 頭 :〈女神のヴェール〉 :回復がクリットする。男では効果なし。巻いてヘアバンドに。 耳 :〈勇者の証:心〉 :能力値の成長の際出目に5、6が無ければ1個だけダイスを振り、それを使うことができる。 顔 :〈浄化の聖印〉 :神聖魔法の発動に必要。信仰心を神へと伝える装置 首 :〈熊の爪〉 :マッスルベアーの効果+1 背中 :〈ウェポンホルダー〉 :補助動作で武器交換が可能に 右手 :〈叡智の腕輪〉 :知力+2 壊すと+14 左手 :〈宗匠の腕輪〉 :器用+2 壊すと+14 腰 :〈専用ブラックベルト〉:防護点+1 専用化:MP+2 足 :〈粘着靴〉 :壁や天井を制限移動可能な靴。セディに絶対便利と買わされた。 その他:〈アルケミーキット〉 :緑Bx10 緑Ax20 緑Sx10 赤Bx10 赤Ax6 赤Sx6 金Bx10 金Ax6 黒Ax20 【所持品】 ・着替えセット(コックコート) ・ちょっと上等な着替えセット(コックコート) ・シャンデル製高級コックコート(1500G) ・シャンデル製高級水着120サイズお子様用(900G) ・冒険者セット(背負い袋、水袋、毛布、たいまつ 5、火口箱、ロープ10m、ナイフ) ・ロープ 50m 1 ・小型ハンマー 1 ・くさび 10 ・フック 2 ・調理道具セット(フライパン、お鍋、クッキングスプーン) ・使いやすい調理道具セット(上記に含まれない調理器具もろもろ):調理判定時達成値に+1 ・専用+3よく切れるナイフ(牛刀) 1 ・専用+3妖精のよく切れるナイフ(炎属性) 1 ・専用+3妖精のよく切れるナイフ(氷属性) 1 ・蒸し布(10G) 3 ・食器セット(コップ、皿、おわん) 6 ・ティーセット(120G、8人まで対応) ・ベルトポーチ ・羽ペン ・インク ・白紙の本(100頁分) ・6人用テント 1 ・望遠鏡 1 ・手鏡Mサイズ 1 ・砂時計 1(3分計) ・雫のブレスレット 1:1日3回まで1lの水が出せるよ! ・剛力の指輪 1 ・はけ(料理用) 2 ・はけ(ペンキ用) 1 ・幸運のお守り 1:装飾品:首:戦利品決定時+1 ・怪力の腕輪 1 ・油 100(キャノーラ菜種白絞油。揚げ物、ランタン用。燃やせば12時間もつ。) ・保存食 43日分(食材・調味料。そのまま食べられないこともない。) ・保存食 1400日分(1万G分の食材) ・保存食 3日分(みかん) ・トゲの実 10(栗) ・酒の種 39 ・高級酒の種 10(1粒100G) ・ワイン 6瓶(一般的な安ワイン) ・高級ワイン 3瓶(1瓶200G) ・とても高級なワイン 1瓶(1瓶5000G) ・蒸留酒 6瓶(一般的な蒸留酒) ・高級蒸留酒 3瓶(1瓶300G) ・高純度アルコール 10 ・獣油 10 ・香草 10 ・世界樹の小さな実 1 ・ヒーリングポーション+1 10(自作) ・ヒーリングポーション 3 ・元気の出る肉 23 ・魔晶石 3点 20 ・魔香水 6(セディ作) ・魔香草 10 ・救命草 10 ・白炎玉 10 ・研磨のやすり 1(3回分/刃のついた武器を1日追加ダメージ+1) ・フレイムジェル 13(6ラウンド/1分間燃え続ける燃料。毎ラウンド1dダメージ) ・爆発トラップキット 2 ・ペンキ 1l缶 5 ・メイガス 1 ・聖印(サカロス) 1 ・陽光の魔符 1500G 4 ・月光の魔符 1500G 4 ・月光の魔符 5000G 2 ・魔フライパン〈スパイシー〉: +1魔法のヘビーメイス(銀製)調理判定時達成値に+1 ・スチームケース:ただの箱にしか見えないが使途不明のアルメナスの調理器具という記録がある謎の箱。価値はない。(フレーバーアイテム) 所持金:286801G 【冒険者の店】 ・《羊歯椅子》亭 【名誉】 名誉アイテム :点数 ・使いやすい調理道具セット : 5 ・専用+3よく切れるナイフ :55 ・専用+3妖精のよく切れるナイフ :55 ・専用+3妖精のよく切れるナイフ :55 ・魔フライパンスパイシー : 5 ・専用炎嵐の盾 :50 ・専用ブラックベルト :50 ・小さな個人住宅 :50:メナちんお料理研究所と表札に書いてあるがただの住宅。半分台所らしいです。セディ宅とお隣。 ・有能な金庫番 :25:そのうち設定つくかも? ・伝記:大長編 :200:蘇りし古代の料理――メナちんお料理探索記―― ・エピック :200:メナちんお料理おぼえうた。1万レシピいえるかな? ・彫像・中(等身大)議会前 :120:メナちんの料理看板。三無能へのあてつけ ・絵画・大(1mx1m)議会内 :80:メナちんのお料理看板。三無能へのあてつけ ・戯曲・1日もの :100:メナちんの食へのいざない。 ・称号/酒池肉林 :30:人からは豪華な料理を出せることから。蛮族からは神聖魔法と倒された者の肉で林ができることから。 ・称号/炎の食求道 :20 ・称号/マリーナスレイヤー :30 ・称号/匠の手 :10 ・称号/運命を覆す光の使徒 :50 ・称号/竜の心を救いし者 :100 ・コネクション(友人) :300 コネクション/アメリア・スカイフィッシュ(ルーフェリア/ロシレッタ定期便船長”大空の船長”) ・コネクション(貴重な友人) :400 コネクション/ダン・シャイロウ(ロシレッタ豪商”彩の豪商”) ・コネクション(貴重な友人) :400+400+400 コネクション/ロシレッタの三無能(ロシレッタ議会の無能議員) (アデラ・カルバート:人間 シモン・ボンヌフォア:エルフ ヨルゲン・レイグリフ:ドワーフ) ・コネクション(貴重な友人) :30 コネクション/シィラ・ヘルフリッチ(ルキスラ屈指のミカン農家”匠の柑橘の継承者”) ――――――――――――――――――――――――――――――― 所持名誉点 :4931 合計名誉点 :4746 名声:セディに影響を受け、同じく故郷のロシレッタに剣の欠片を納めているため 主にロシレッタで名が売れている。実家の鍛冶屋&定食屋もおかげで繁盛しているとか。 セディが帰郷の際にロシレッタまで同行し、アメリアの定期便まで見送るのが習慣。 たまにはルーフェリアまでついていくとかいかないとか。 【魔剣】 ・魔フライパン〈スパイシー〉 アル・メナス文明後期、人族が最も栄えた平和な時代。 大陸中を駆け回り555のスパイスを思うままに駆使したが何故かカレーしか作らなかった 伝説のカレー職人カラー・カリー・カリーが食材を炒めるために使用していたと言われるフライパン。 高度な技術による表面加工によりあらゆる香辛料を用いても使用後にニオイが残らない。 どのような熱源であっても均一に食材に熱が通るよう底が厚く加工されており、そのために +1魔法のヘビーメイス相当の武器としても扱え、さらにその表面加工により銀製の武器としても扱える。 最悪護身具としても使えるよう装飾が施されているものの、平和なアル・メナス文明後期には武器として振るわれることはなかった。 カラーはスパイシーを片時も離さず愛用し、ありとあらゆる食材を炒めてきたが、 発明した2千を超えるカレーのレシピを後世に一切残すことなく、未知の香草の毒見で死亡した。 カラーの死後、スパイシーはそのレシピを唯一後世に伝えることができる存在としての使命感により自我をもち、使いこなせる料理人を待っていた。 本来はそこそこの魔力を持った魔剣として作られたが、平和な時代のためデッドストックとなり新品のまま埃を被っていたため もったいないとカラーが買い取り、日用品として鍛えなおさせたものらしい。鏡のように銀色に光る姿は魔剣の刃を思わせるがやっぱり日用品。 【設定】 ザルツ地方は彩りの港ロシレッタ生まれロシレッタ育ちの港っ子。 人間・エルフ・ドワーフが同じ比率で住んでいる特殊な環境から他種族の感覚の影響も受けながら育つ。 父親は鍛冶屋で母親は元冒険者・戦士。結婚後は鍛冶屋を営む傍ら定食屋を経営。 幼い頃から厨房に立ち、定食屋を手伝う。ただ、いかにも庶民風という実家の定食屋のたたずまいに不満を持つ。 「私なら絶対もっとオシャレなお店できるよ!?お菓子とかも出したりして!」 実家は実家でそのままであってほしいため、自立しようと各国料理、お菓子作りなどを勉強。 色々現実的な壁を実感してヤケ酒を飲んだとき、いくらドワーフでも…という量を飲みすぎたため数日間意識不明に。 その際神の声を聞き、神聖魔法を使えるようになった。ちょっと自信をつけて立ち直り、 お酒と商売繁盛の神様なら幸先いいや、と開店資金稼ぎと世界のレシピ集めのために冒険者になる。 無論ヤケ酒を飲むことがサカロスの教義に沿っていたわけではなく、 天啓は飲食店で育ったことで普段から教義に沿った生活をしていたためであり、 本人は今では酔って意識を失った際に自分を戒めるための声が聞こえたと認識している。 穴ドワーフではなく街ドワーフなのでドワーフらしさは少々薄いものの 理屈よりも行動で示すところはやはりドワーフといったところ。ドワーフ神官らしく頑固者ではある。 ただ頑固とはいえ、コボルド料理の繊細な技術は否定せず、積極的に取り入れるべきというのが持論でライバル視はしていない。 燃えるような真っ赤な髪で、スカートに前掛けエプロン、コックコートという服装が普段着。ドワーフのたしなみとして普段から鎧も着用している。 2枚のフライパンで同時に二つの料理を作る特技を持っているが、無論精度は落ちる。 実家に武器を持ち帰ると、いつの間にか父親の手によって日用品に鍛えなおされてしまう。 だが、彼女の父は腕利きの鍛冶師のため武器としての性能、価値が落ちることはない。 つまり、彼女の持つ武器はヘビーメイス相当のフライパンなのではなく、フライパン相当のヘビーメイスなのだ! 調理に使えないこともないが、敵の血糊も付着する武器のため、調理道具としては使用しない。 そのため防錆に油は塗っているがシーズニングはしていない。 冒険という修行の旅の末、両手で料理しても精度は落ちないほど鍛えられた。 そろそろ店が持てそうな収入を得る腕も手に入れた。ただ彼女は知ってしまった。まだこの世界には知られざる料理が眠っていることを。 探せ!!失われた神々の料理を!!!! 美味しいことは正義だ!!!!!! 最近ザーヘさん、ドライノインさんと3人で飲み歩いているようです。サカロス神殿には 神殿の特性上国中の酒飲める場所が資料としてありますのでそれを元にハシゴしてるとか。 メナはお酒だけでなく料理の味を盗むこと第一、他にも店内の内装、スタッフ、業務形態など 開業に参考になりそうなものを勉強に、と言ってますが結局飲んではいます。 ・ルキスラでは~ ロシレッタには実家があるため、現在活動拠点としている ルキスラ帝国に小規模の自宅をかまえ、料理研究をしています。 自宅には大火力の石窯があり、直接中で調理作業が行える特殊構造です。 ドワーフ以外の人族には入ることもままならないでしょう。 いくつか知られていなかった古代の料理を復活させ、定番料理にしたものもあります。 そのため、ロシレッタではルキスラで研究を続けるロシレッタ生まれの 料理研究の第一人者として知られています。 ルキスラでもルキスラ、アルドレアと近づくほど彼女を知る者は増えるでしょう。 普段は自宅の他各食料品店や料理店、彼女の信仰するサカロス神殿で見かけます。 サカロス神殿に奉納された酒を持ち帰ることもよくあるようですが 別に無断で悪いことをしているわけではなく、断りを入れた上で持ち帰っています。 (ロシレッタのサカロス神殿ではその高い名声のため、 無断で持ち帰るまでもなく、譲り受けたりしています) また、サカロス神殿は各酒場・料理店等などから商売繁盛を願い酒が奉納されるため 自ずと「酒が飲める場所」の地図のようなものが出来上がります。 これを用いて飲み歩きのようなこともしています。 この地図は一応奉納記録のため基本的にはサカロス神官しか目にできない代物です。 神殿では祭祀や神殿業務よりツマミを調理していることが大半ですが サカロス信者曰く、それこそが最大の神殿業務であるそうです。 立場上酔っ払いのケンカの仲裁に入っている姿もよく見かけます。 【成長&セッション参加履歴】 2010/5/19 『----』経験点:1030+50点 戦利品等:510G 名誉点:11点 敏捷 2010/5/26 『ライト・ダンジョン』経験点:1090点 戦利品等:980G 名誉点:17点 器用 2010/5/28 『ニッカーズバンディット』経験点:1150+100点 戦利品等:1165 名誉点:22点 器用 2010/6/2 『キャラハンズキャラバン』経験点:1160点 戦利品等:1000G 名誉点:38点 器用 2010/6/4 『憂鬱な妖精』経験点:1290点 戦利品等:1922(19喜捨)G 名誉点:40点 筋力 2010/6/4 『キューブの迷宮』経験点:1550+50点 戦利品等:1000G 名誉点:32点 器用 2010/6/8 『ブッチャーさんの受難』経験点:1170点 戦利品等:2400G 名誉点:38点 敏捷 2010/6/15 『動物園パニック』経験点:1700点 戦利品等:5000G 名誉点:38点 生命 2010/6/17 『目覚める悪夢』経験点:1560点 報酬:5150G 名誉点:43点 筋力 2010/6/22 『ハイゴッグ』経験点:1140+100点 戦利品等:4100G 名誉点:16点 精神 2010/6/30 『セラドンズ』経験点:1190点 戦利品等:5041G 名誉点:51点 生命 2010/7/4 『お醤油きれたよ!?』経験点:1590点 戦利品等:6266G 名誉点:23点 知力 ;兼GM 2010/7/6 『疫病』経験点:2140+50点 戦利品等:6291G 名誉点:54点 精神 2010/7/7 『飲・酒・食・肉』経験点:1240+50点 戦利品等:5320G 名誉点:61点 精神 2010/7/22 『夏祭りの“特別な”お菓子』経験点:1790+50点 戦利品等:5000G 名誉点:65点 精神 2010/8/15 『はらぺこルンフォと海の遺跡』経験点:2400点 戦利品等:7900G 名誉点:60点 生命 2010/8/17 『魔術師の書庫』経験点:1740+50点 戦利品等:10500G 名誉点:95点 知力 2010/9/19 『ありがとう』経験点:1760点 戦利品等:11710G 名誉点:76点 筋力 2010/10/30『調和の鐘』経験点:2120点 戦利品等:33520G 名誉点:43点 筋力 2011/01/20『緑の宝珠』並行シナリオのためゲタなし。 2011/03/09『ストライク・イーグル』経験点:1790点 戦利品等:40000G 名誉点:64点 生命 2011/07/31『ドラゴン・ブラッド』経験点:1800点 戦利品等:20000G 名誉点:56点 器用 2011/12/22『ゴースト・ハウス』すみーGM 経験点:1420点 戦利品等:17140 名誉点:214点 器用 【参加特典】 2010/6/15 『動物園パニック』〈炎嵐の盾〉 2010/6/22 『ハイゴッグ』称号マリーナスレイヤー(30) 2010/6/30 『セラドンズ』戦利品等:1000G 称号匠の手(10) 2010/7/4 『お醤油きれたよ!?』保存食21日分 2010/7/6 『疫病』幸運のお守り 名誉点:10点 2010/7/7 『飲・酒・食・肉』戦利品等:1200G 元気の出る肉12個 2010/7/22 『夏祭りの“特別な”お菓子』戦利品等:1775G 2010/8/15 『はらぺこルンフォと海の遺跡』戦利品等:2500G相当のワイン 2010/8/17 『魔術師の書庫』2000G、ロシレッタの三無能とのコネクション+1段階 2010/9/19 『ありがとう』戦利品等:ジャックインザボックス(売却5000G)良質の殻1、鋭い武器2物納(-350G) 2010/10/27『栗ひろい』(GM)世界樹の小さな実、コネクション/貴重な友人/シィラヘルフリッチ(30)、保存食3日分(みかん)、トゲの実10 2010/10/30『調和の鐘』称号/運命を覆す光の使徒(50)コネクション/貴重な友人/ダン・シャイロウ(重複のため400点分の伝記・エピック取得) 2011/01/20『緑の宝珠』戦利品等4100G(うち1600G物納:ヘレボラスの毒液)フレーバーアイテム「スチームケース」ロシレッタの三無能とのコネクション+1段階 2011/03/09『ストライク・イーグル』戦利品等:10000G 2011/07/31 『ドラゴン・ブラッド』称号/竜の心を救いし者(100) 5000G 2011/12/22『ゴースト・ハウス』すみーGM 彫像、絵画、戯曲(三無能コネの代わり) 【レギュレーション・GM修正】 2010/6/18 『ばんぞくをころしてへーきなの?』(GM)経験点:1780点 戦利品等:2582G 名誉点:25点 敏捷 2010/6/29 『兎』分加算修正 経験点:1640点 戦利品等:5240G 名誉点:16 敏捷 2010/7/3 『強欲な渡し守』分加算修正 経験点:1930点 戦利品等:5466G 名誉点:36点 精神 2010/7/11 『クライング・ジャイアント』分加算修正 経験点:1440点 戦利品等:5000G 名誉点:42点 知力 2010/7/13 『ザ・ロット』分加算修正 経験点:1310点 戦利品等:10428G 名誉点39点 精神 2010/7/23 『おもいでのばしょ』(GM)経験点:1270点 戦利品等:8000G 名誉点38点 知力 2010/7/26 『夏祭りの“特別な”お菓子』(第二回)分加算修正 経験点:1240点 戦利品等:8600G 名誉点:29点 知力 2010/7/27 『私を……』分加算修正 経験点:1110点 戦利品等:6500G 名誉点:47点 精神 2010/8/2 『ハーゼの奴隷』分加算修正 経験点:2170点 戦利品等:6400G 名誉点:42点 知力 2010/8/10 『ハーゼの玄室』分加算修正 経験点:1560点 戦利品等:6000G 名誉点:34点 器用 2010/8/10 『空の王者』分加算修正 経験点:1240点 戦利品等:7580G 名誉点:55点 知力 2010/8/12 『奇跡』分加算修正 経験点:1440点 戦利品等:8767G 名誉点:59点 精神 2010/8/29 『シン・レッドライン』分加算修正 経験点:1850点 戦利品等:9300G 名誉点:37点 知力 2010/9/4 『うさぎ守る誓い』分加算修正 経験点:2120点 戦利品等:7000G 名誉点:41点 知力 2010/9/6 『シュヴァルベ』分加算修正 経験点:2160点 戦利品等:8000G 名誉点:34点 知力 2010/9/18 『パラノイア』分加算修正 経験点:2410点 報酬:15000G 名誉点81点 筋力 2010/9/22 『カテドラル』分加算修正 経験点:2390点 戦利品等:12000G 名誉点:41点 精神 2010/10/8 『建国祭の夜に』分加算修正 経験点:2290点 戦利品等:17320G 名誉点:49点 知力 2010/10/12『竜を喰らう者』分加算修正 経験点:2690点 戦利品等:37710G 名誉点:51点 器用 2010/10/20『深淵からの呼び声』分加算修正 経験点:2130点 戦利品等:11860G 名誉点:80点 筋力 2010/10/24『ぼくドラ』分加算修正 経験点:2080点 戦利品等:30000G 名誉点:101点 精神 2010/10/27『栗ひろい』(GM)経験点:2500点 戦利品等:24000G 名誉点:96点 筋力 2010/11/18『不死鳥』分加算修正 経験点:2870点 戦利品等:27164G 名誉点:60点 筋力 2010/12/10『父を訪ねて三千里』分加算修正 経験点:2370点 戦利品等:9100G 名誉点108点 知力 2011/02/13『至高の黄金』分加算修正 経験点:1660点 戦利品等:18000G 名誉点:107点 筋力 2011/11/03『“大魔動機師”ドルッケン・ガーデルの依頼』分加算修正 経験点:3850点 戦利品等:45640G 名誉点68 敏捷 2011/12/6 『魔剣の迷宮・絆の装具』高菜GM分加算修正 経験点:2650点 戦利品等:32400G 名誉点:338点 器用 2012/01/25 『必殺仕事人』すみーGM分加算修正 経験点2360点 戦利品等203000ガメル 名誉点185点 知力 2012/3『勅命! 一夜城攻略』分加算 精神 【加工ファンブル】 2010/7/23 13 43 (salmone) 2d6+5+4 フレイムジェル 5個まとめて目標13 1200G 13 43 (C-Dice) salmone - 2D6+5+4 = [1,1]+5+4 = 11 コメント
https://w.atwiki.jp/rightnovel/pages/252.html
無印 第1巻 7月20日、上条当麻は、部屋のベランダに引っかかっていたインデックスと名乗る少女と出会う。彼女は、この世界には科学とは異なる魔術の世界があり、自分は魔術師に追われていると語る。上条はそれを信じられなかったが、彼の前にインデックスを狙うイギリス清教の魔術師・ステイル=マグヌスと神裂火織が現れる。 第2巻 上条はインデックスを救うために記憶を失うが、周囲にはそれを隠していた。8月8日、そんな彼のもとにステイルが現れ、三沢塾という進学塾に巫女姿の少女・「吸血殺し」こと姫神秋沙が囚われていることを告げる。三沢塾を占拠する元ローマ正教の錬金術師・アウレオルス=イザードから彼女を救い出すため、上条は魔術サイドの事件解決に駆り出されることとなる。 第3巻 8月20日、上条は御坂美琴と瓜二つの少女・御坂妹と出会う。やがて上条は学園都市の裏側で行われる凄惨な実験と、それを止めようと美琴が奔走している事を知る。そして上条は実験を止めるため、学園都市最強の超能力者・一方通行(アクセラレータ)に戦いを挑む。 第4巻 8月28日、一方通行に勝利した上条はその影響で一時的に学園都市を離れることになり、両親やインデックスと共に海へとやってきた。そんな中、人々の外見と中身が入れ替わる事態が発生するが、上条以外にその違和感に気付いている者はいない。上条は、事件解決のためやってきた土御門元春と神裂からそれが「御使堕し(エンゼルフォール)」と呼ばれる大魔術のせいだと知らされ、共に解決に奔走する。 第5巻 8月31日、一方通行は打ち止め(ラストオーダー)と名乗る少女と出会い、彼女のために奔走することになる。 8月31日、美琴は爽やかな少年・海原光貴に好意を抱かれ、頻繁にデートに誘われていた。困った挙句、偶然通りかかった上条に飛びかかり、恋人のふりをするように頼む。 8月31日、上条は夏休みの宿題に追われていた。美琴との騒動も終わったと一安心していたところに、魔術師・闇咲逢魔が現れ、インデックスがさらわれてしまう。 第6巻 9月1日、新学期初日。インデックスは、上条の高校で風斬氷華と名乗る少女と出会い「ともだち」になる。上条、インデックス、風斬の3人は地下街に遊びに行くが、そこにゴーレムを使役する魔術師・シェリー=クロムウェルが現れ、3人に襲い掛かる。 第7巻 9月8日、ローマ正教が保有する伝説の魔術師が記した魔道書「法の書」と、それを解読したとされるローマ正教のシスター・オルソラ=アクィナスが日本で誘拐された。彼女を誘拐したのは、神裂がかつて所属していた天草式十字凄教であり、彼女が関わることを避けたいイギリス清教は事件解決のためステイルを日本へ派遣する。そして、魔道書の専門家であるインデックスとその管理人である上条も彼女の救出に駆り出されることとなる。 第8巻 9月14日、「風紀委員」の白井黒子は、都市内でキャリーケースが奪われた事件を調査し始める。捜査を進める黒子と同僚の初春により、事件の犯人は彼女より上位の空間移動能力者・結標淡希だと判明。夜の学園都市を舞台に「残骸(レムナント)」とそれぞれの正義を巡る戦いが始まる。 第9・10巻 9月19日、学園都市は大規模な体育祭・大覇星祭で盛り上がりを見せていた。そんな中、イギリス清教はローマ正教がこの期間を利用して「刺突杭剣(スタブソード)」と呼ばれる聖人を葬れる霊装を取引しようとしていることを嗅ぎつける。ステイルと土御門、そして再び魔術サイドに駆り出された上条は、都市に潜入したローマ正教のシスター・リドヴィア=ロレンツェッティと、運び屋オリアナ=トムソンを追う。 第11巻 9月25日、大覇星祭最終日。上条は大覇星祭の来場者数ナンバーズで1等を当て、北イタリア5泊7日のペア旅行を手に入れる。旅行に出かけた上条とインデックスは、キオッジアでオルソラ、天草式の面々と再会する。イタリアでのバカンスを満喫しようとする上条だったが、何者かに襲撃され、やがてローマ正教が「アドリア海の女王」と呼ばれる霊装で学園都市、ひいては科学サイドそのものを崩壊させようとしていると知る。上条と天草式の面々は、水の都で女王艦隊を率いる司教ビアージオ=ブゾーニおよびアニェーゼ部隊に立ち向かう。 第12・13巻 9月30日、上条は大覇星祭の罰ゲームとして1日美琴に付き添うこととなる。同じ頃、一方通行は冥土帰しの病院から退院するが、さっそく打ち止めに振り回されていた。 キオッジアで切り札「アドリア海の女王」を上条に消滅させられたローマ正教は、上条を公式に敵と判断。「神の右席」前方のヴェントが学園都市へ侵攻し、上条は彼女と相対する。 魔術サイドの侵攻によって学園都市が麻痺していく中、アレイスターは切り札・ヒューズ=カザキリ発動のため、直属の暗部組織「猟犬部隊」の木原数多に打ち止めの誘拐を命令する。一方通行は、打ち止めを守るため「猟犬部隊」に戦いを挑む。 SS1巻 10月3日、ヴェント襲撃と「猟犬部隊」が暗躍した「0930」事件が解決し、上条はインデックスやクラスメイト達といつも通りの日常を送っていた。しかし、この騒動により、学園都市の危険性を感じた保護者達が、学園都市から子供達を回収しようとする運動が活発化していた。 そんな中、暗部組織「グループ」に身を落とした一方通行に、都市上層部からある任務が下される。 第14巻 学園都市とローマ正教の対立があらわになり、世界中でローマ正教徒による科学サイドへの大規模デモが起こっていた。そんなこととは無関係に学園生活を送っていた上条は、統括理事会メンバー・親船最中の命を掛けた協力を頼まれる。 上条は土御門にフランスのアビニョンへと連れて行かれ、今回の騒動の原因が「C文書」と呼ばれるローマ正教の霊装だと教えられる。アビニョンで上条は偶然にも「C文書」を探っていた五和と出会い、デモの喧騒の中を教皇庁宮殿へと向かう。しかし、そこには「光の処刑」と呼ばれる魔術を用いる「神の右席」左方のテッラが待ち構えていた。 第15巻 10月9日、学園都市は独立記念日で祝日だった。アビニョン侵攻作戦で警備が手薄になった隙を付き、都市の暗部組織「ブロック」「スクール」が反乱を起こす。それに対し一方通行や土御門が所属する暗部組織「グループ」始め、「アイテム」「メンバー」といった組織が鎮圧に乗り出す。各々組織・個人の目的を達成するため、組織間の入り乱れた抗争が開始される。 第16巻 ローマ正教から追われる身となった上条だったが、いつもと変わらない学園生活を送っていた。そこに天草式の五和が現れ、「神の右席」後方のアックアが上条への襲撃をイギリス清教に予告してきたため、上条の護衛任務を受けて学園都市にやって来たと知らせる。万全の警護を敷く天草式たちだったが、アックアはそれを軽々と破り、上条は五和の目の前で殺されかけてしまう。 リベンジを誓う五和や天草式の面々だったが、聖人のアックアが誇る絶対的な力を前に再び窮地に追い込まれる。その時、彼らを救うべく現れたのは、かつて天草式十字凄教の女教皇であった聖人・神裂火織。聖人vs聖人の戦いの火蓋が切られる。 SS2巻 1月にはスキルアウトの少年三人組が警備員とのカーチェイスを繰り広げ、3月にはナンバーセブン削板軍覇が大暴れし、5月には魔術師の青年オッレルスがとある計画のための調査を行い、自称くノ一の少女郭は忍者の末裔の少年半蔵を追い続けていた。 様々な物語は季節を問わず巡り続け、やがて世界中に散らばる「原石」を巡る争いが発生し、複数の思惑が交錯する。 第17・18巻 「禁書目録召集令状」が布告され、インデックスとその管理人である上条はイギリスへ向かうことになる。そのイギリスでは、ユーロトンネルが爆破されるというフランスとの懸念事項が持ち上がっていた。それに魔術サイドが関わっている可能性もあり、インデックスが召集されることとなったのだが、上条たちはハイジャックに巻き込まれてしまう。 やがて一連の出来事は第二王女キャーリサと騎士派が仕組んだものだとわかり、キャーリサによるクーデターが発生する。突然の出来事にイギリスがパニックとなる中、上条はインデックスを救うために動き出す。そんな時、キャーリサ達の目の前に死んだはずのアックアが現れる。 第19巻 10月17日、暗部組織「グループ」は、暗部組織間抗争で知った都市の機密「ドラゴン」の情報を追っていた。そんな中、都市の暗部組織の1つ「迎電部隊」がテロを起こし、グループはその鎮圧指令を受ける。 時を同じくして元「アイテム」の下っ端であった浜面仕上は、同じく「アイテム」で生き残った絹旗最愛や滝壺理后と穏当な生活を送っていた。しかし滝壺の退院祝いをするはずが、滝壺はテロに巻き込まれてしまう。さらには絹旗への復讐を誓うステファニーの襲撃を受け、滝壺と共に逃げる浜面の前に現れたのはかつて殺したはずの超能力者・麦野沈利だった。 第20 - 22巻 10月19日、ロシアは学園都市に向けて宣戦布告を行い、第三次世界大戦が勃発する。科学・魔術両サイドを巻き込んだ大規模な騒乱には「神の右席」最後の一人、右方のフィアンマが暗躍していた。 上条はインデックスを救うため、その原因であるフィアンマを追ってロシアへ入っていた。そこには上条をイギリス勢に引き込みたいレッサーもいた。同じ頃、一方通行も打ち止めを救うためにエイワスから聞いた「禁書目録」という言葉を手掛かりに、さらに学園都市から脱出した浜面も滝壺を治療するためロシアの地をさまよっていた。 三者三様の面々は直接的・間接的に関係し合いながらエリザリーナ独立国同盟に近づいていく。 新約 新約1巻 第三次世界大戦終結から数日後。学園都市へ帰還した浜面と一方通行は、学園都市の闇と手を切り、それぞれ暗部と無縁な日々を過ごしていた。 二人はそれぞれ別の場所で、「新入生」と呼ばれる新たな暗部組織に追われている少女・フレメア=セイヴェルンの存在を知る。浜面は彼女を匿っていた半蔵と協力し、一方通行は番外個体と共に事態を調べだす。やがて、「新入生」の猛攻の中でフレメアがさらわれてしまう。 二人はフレメアを救うべく共闘し、「新入生」を撃破する。そうして事件が解決したかに思われたその時、上条がレイヴィニア=バードウェイら魔術結社「明け色の陽射し」に連れられて学園都市に帰還し、一方通行と浜面の前に現れる。 新約2巻 11月5日、上条・一方通行・浜面は上条の部屋へと集合する。そこでレイヴィニアが第三次世界大戦後に出現した謎の勢力と、その背景たる魔術サイドの存在を語りだす。 レイヴィニアの説明も佳境に差し掛かった頃、「ラジオゾンデ要塞」と呼ばれる所属不明の巨大空中要塞が、大気圏外から学園都市に墜落するコースを取り始める。事態を聞いた上条ら3人は、要塞落下を阻止すべく行動する。彼らの活躍で都市への墜落は避けられたが、今回の事件を起こした新たなる勢力「グレムリン」の存在が明らかになる。 新約3巻 11月10日、「グレムリン」がハワイで暗躍している情報を聞いた上条達は、レイヴィニアの先導でハワイに向かう。一方、時を同じくしてハワイにいたアメリカ合衆国大統領ロベルト=カッツェは、政府内に進行している「グレムリン」の陰謀を察知し、その魔の手から逃れ事態を阻止すべく単独行動を取っていた。 「グレムリン」と協力関係にあるPMC「トライデント」によるハワイ侵攻作戦が勃発し、その背後に潜むもう一人の黒幕オーレイ=ブルーシェイクの存在が判明する。上条達とロベルトは合流を果たし、「グレムリン」の陰謀を阻止すべく奔走する。上条達の活躍によって事件は終息したが、この行動が仇となり、学園都市協力機関の離反を誘発してしまう。そこにはレイヴィニアの意図が関わっていたと明らかになる。 新約4巻 11月13日、反学園都市サイエンスガーディアン27社が東欧バゲージシティにて、異能格闘技大会「ナチュラルセレクター」の開催を宣言。その裏には「グレムリン」の策略が潜んでいた。 これに対し学園都市は、バケージシティ制圧のため3人の「木原一族」を投入。同じく、上条も「グレムリン」の陰謀を阻止すべく単独でバゲージシティに潜入する。 新約5・6巻 11月、学園都市では超巨大文化祭「一端覧祭」の季節が訪れていた。「グレムリン」との戦いから学園都市に戻ってきた上条は、「一端覧祭」の準備に振り回されるなど元の日常を取り戻していた。 そこへ「グレムリン」の魔術師トールが現れる。彼の目的は、「グレムリン」のトップである魔神オティヌスが「全体論の超能力」の素体として狙っている不死身の女性、フロイライン=クロイトゥーネの救出。事情を知った上条はトールと協力し、彼女を救出すべく行動を開始する。 新約7巻 11月、上条は土御門の陰謀により、学園都市内に魔術師が設置した霊装を探すため、「学舎の園」内に放り込まれる。学園都市第5位の超能力者・食蜂操祈の協力を得て霊装を探す上条であったが、土御門の行動に疑問を抱き始めた直後、土御門の妹である舞夏が死亡したという衝撃的な報道を目の当たりにする。 一連の事件の元凶が、統括理事会の一人である薬味久子であることを知った上条は、薬味を探し出すべく奔走する。やがて事態は、学園都市に潜む7500人の「ヒーロー」達と7人の超能力者達が一挙に集い、激突を繰り広げる大混戦にまで発展する。 新約8巻 「グレムリン」の魔神オティヌスは、魔神の力を完璧に振るうため、神槍「主神の槍(グングニル)」の製造に着手する。これに対し、世界の魔術勢力は、「グレムレン」に対抗するため同盟を結成する。 やがて、グングニルの創造場所が、東京湾であることが判明し、「グレムリン」と連合勢力による全面対決が勃発する。一方、「グレムリン」への対抗策の要である上条も仲間と共に、東京湾に出現した「グレムリン」の本拠地「船の墓場(サルガッソー)」に乗り込む。 外伝・番外編作品 SP ステイル=マグヌス編 ステイル=マグヌスを主人公とする長編。上条視点のサイドストーリーを描いた短編漫画が同時掲載されている。初出は電撃文庫MAGAZINE プロローグ1 - 2、および Vol.1 - 4(2007年12月 - 2008年10月)。 ある日、ステイルは学園都市を訪れ、同僚のテオドシア=エレクトラから協力要請を受ける。その後、彼女との交戦を経て、テオドシアとパトリシア=バードウェイの事情を知り行動を共にする。事態の真相を探っていたその時、敵の黒幕であるリチャード=ブレイブからの襲撃を受ける。 短編漫画 ステイル編と同日、上条は不幸にも謎の人物達に遭遇し追い回され、さらに巻き込んだと思っていた少女レイヴィニアに嵌められる。その後、レイヴィニアは上条宅にて本題を語りだし、上条とマークを「ドナーティのホロスコープ」の回収に向かわせるが、またもや彼女に嵌められていいようにこき使われる。 マーク=スペース編 マーク=スペースをメインに描いた、ステイル編の番外編的作品。初出は電撃文庫MAGAZINE Vol.3付録の文庫型小冊子「とある魔術の禁書目録SS SPECIAL EDITION」(2008年8月)。 ある日、レイヴィニアは部下のマークに、イギリス清教と学園都市合同での「宵闇の出口」襲撃作戦に巻き込まれようとしている妹のパトリシア救出を命令し、マークは海洋資源調査船「ブルーリサーチ」に潜入する。傭兵魔術師のヴィース=ワインレッドと交戦を繰り広げる中、学園都市側の襲撃の手が伸び、「ブルーリサーチ」は沈没の危機に晒される。 上条当麻編 「密着微生物」を巡る戦いを描いた短編。初出は電撃文庫MAGAZINE増刊「とらドラ!VS禁書目録」(2008年9月)。 火星に謎の電磁波が飛来し各地で物議を醸していたとある日の夜。上条とインデックスは第21学区を散歩中に出会った魔術師フレイスと成り行きで行動を共にする事となり、一緒に「警備員」から逃走する。逃げ延びた後、フレイスから「密着微生物」の存在と彼女の目的を聞いていたその時、微細乙愛から襲撃を受け、その奇妙な戦術に翻弄される。上条とフレイスは逃走を図るがインデックスが一人逃げ遅れ、微細に捕われてしまう。上条とフレイスはお互いの目的のため、態勢を立て直し決意を新たにして微細に再度立ち向かう。 初春飾利編 初春飾利を主人公とする短編。初出は月刊コミック電撃大王2008年10月号付録『「禁書目録」目録』(2008年8月)。 神裂編SS 第1話「拘束の行方 GLEIPNIR.」 失踪した拘束職人エーラソーンの捜索指示を受けた神裂は、ジーンズ店主やツアーガイドの少女と共にエーラソーンの足取りを追い、その中でセアチェルの話を聞く。その後も調査を進め、エーラソーンの聖ジュリアン大聖堂襲撃計画や、彼とセアチェルと司教に関する因縁が明らかとなる。神裂はエーラソーンの目論見を阻み、その考えの間違いを説いて打ち倒す。 第2話「南国を卒業するのはいつの日か YMIR s_ocean.」 ミクロネシアの孤島アップルヒル島で魔術師の捜索と大規模魔術の阻止の指示を受けた神裂達は、現地に赴いて調査し、やがて周辺諸島との確執の歴史などが明らかとなる。その後、神裂は怪しい岩礁跡にて出会った10歳位の少女と交戦し、その術式の特性を逆手にとって攻略して少女を打ち倒す。戦いが終わり、神裂は少女を説得し島を出るよう勧めるが、島に根付く深い問題と少女の姿勢を知り、捕らえずに島を後にする。 第3話「環境保護の真意 RULIC_letters.」 魔術師による破壊活動阻止を命じられた神裂達は、デンマークの港湾都市工業地帯にある大きな製鉄所に赴き、敵のルーンの痕跡を調査するも、その矢先に各所で爆発が巻き起こる。神裂はそれを何とか防ぐと、術式の仕組みから敵の魔術師レアシックの位置を看破し、彼の元へ追いつき捕らえる。その際、レアシックの身勝手な主張を聞いた神裂は、静かに怒りを燃やし彼を打ち倒す。 第4話「いのちのあれこれ ALFAR.」 アルファルに占拠されたスコットランド北部に位置するイギリス清教の要衝・レンガ埠頭の奪回を指示された神裂は、スラッパールから事情や詳細を聞いた後、レンガ埠頭の迎撃術式を攻略し単身で乗り込む。神裂が捜索中に出会ったアルファルと交戦しその真意を尋ね、やがて、アルファルの話や本性を現したスラッパールの話によって事件の真相が明らかとなる。スラッパールを倒し捕らえた後、神裂達はアルファルを適切な施設へ保護する。 第5話「海洋牢獄 NAGLFAR.」 世界各地の凶悪敵性魔術師を収容・移送する潜水艦型巨大施設・海洋牢獄の一隻がインド洋航行中に暴走した。神裂達は上層部からの虐殺による事件解決の命令を無視し、穏便に制御を取り戻すべく捜査を進め、やがて「ナグルファル」の伝承を利用して制御を奪っていると突き止める。神裂達は直接海洋牢獄へ乗り込んで魔術を解除しようとするが、上層部の命令通りに事を進めようとする同僚の女魔術師が現れる。神裂は阻止すべく海上で交戦し、彼女の霊装の弱点を見抜いて撃破すると、続いて海洋牢獄の囚人達に警告を発し、その威圧だけで敵を降参させる。 第6話「最高の一瞬 BIFROST.」 追跡中の魔術師オーレンツ=トライスの拠点発見の知らせを受け現地へ向かった神裂は、潜入した先でレイヴィニアとマークに遭遇するも、乗り合わせた搬入コンテナの特殊性から已むなく休戦する。性格的に互いに相性の悪い神裂とレイヴィニアは、マークの突っ込みを受けつつも険悪な雰囲気と苛つきを募らせていく。やがてコンテナが到着すると、我慢の限界でブチ切れた2人は大激戦を繰り広げ、待ち受けていたオーレンツを余波であっさり倒し雑魚扱いする。 第7話「救いの行き先 GUNGNIR.」 謎の犯人による北欧神話系五大魔術結社連続襲撃事件を捜査する神裂達は、事件現場の調査で聖人の犯行の可能性を突き止め、次に予測される襲撃先へ先回りして待ち伏せるが、聖人でありワルキューレのブリュンヒルド=エイクトベルの襲撃を受ける。神裂とブリュンヒルドは戦闘を繰り広げるが不利を悟ったブリュンヒルドは逃走してしまう。その後、被害者の魔術師達への事情聴取へ赴いた神裂達は、その中の一人セートルアからブリュンヒルドの詳細を尋ねるが、その時、ブリュンヒルドが会話に割り込み挑発する。神裂は通信術式を逆探知して彼女の居場所を突き止め、急いで現地へ向かう。 第8話「秘されし文字を伝える者 VALKYRIE.」 人里離れた廃工場にいたブリュンヒルドの元へ駆け付けた神裂は、彼女と激戦を繰り広げるも、「主神の槍」や「最後のルーン」に苦しめられ、一旦距離を取って態勢の立て直しを余儀なくされる。すると、ジーンズ店主からの通信により、ブリュンヒルドの動機らしき少年セイリエ=フラットリーの存在を知る。そして、通信を妨害し割り込んできたブリュンヒルドに対し、自身の経験などからその行為の無益さを説得するも叶わず、2人は最後の攻防を開始し、最終的に神裂が勝利を収める。後日、セイリエを狙うリチャードらの一派の存在を突き止めた神裂達は、その企みを阻むため現地へ向かう。 公式パロディ番外編 とある学園の禁書目録 登場人物を「学園モノ」のキャラに当てはめて展開するパロディ番外編。アドベンチャーゲーム的なネタが多分に盛り込まれている。また、6巻で上条が適当に想像していた「鈴科百合子」に一方通行が扮している。なお、6巻刊行当時の作品であり、登場人物や描写もそれに準じている。 とある魔術の禁書目録?とある三月の贈与交換 とある三月の二〇一巻 ホワイトデーと卒業式を描いたパロディ番外編。電撃BUNKOYOMIの掲載作品はそれぞれの月に沿ったテーマで書かれており、本作は3月に割り振られているためこのようになっている。また、前述の通り厳密な関連は無いが一応本編より数ヶ月から数年後の設定なので、この間の出来事は「色々あった」として強引に片づけている。なお、11巻刊行当時の作品なので登場人物や描写もそれに準じている。 とある三月の贈与交換 ホワイトデーを描いたパロディ番外編。上条の女性とのフラグ乱立ぶりを強調した展開となっている。 3月14日、いつも通りぼんやり過ごしていた上条は、何故か周囲の女性達から口々に「バレンタインデーのお返し」を要求されるが、身に覚えがない。やがて、1ヶ月前に上条が「どうせ俺はチョコなんて貰えない」と的外れな考えでヤケ酒を飲んで泥酔し、2月14日の記憶がなくなっており、その日酔った勢いで各地を回って世界規模で活躍し万単位の女性から惚れられたことが明らかになる。自覚のない行動のせいで追いかけ回され、上条は不幸を嘆く。 とある三月の二〇一巻 卒業式を描いたパロディ番外編。本編ではなかなかやれない卒業ネタを交えつつ、本作の巻数の多さを強調した展開となっている。 3月、3年生の上条らは卒業式を迎え、長かった日々に思いを馳せる。やがて式が終わり教室に戻った上条は、ふと自分の卒業後の進路はどうなっていたか疑問に思い、その直後、「必要悪の教会」に招かれたり、教師に就職して「警備員」になるよう誘われたり、その他様々な人々から口々に勧誘され混乱する。 こんな『とある魔術の禁書目録』の第一話は嫌だ!!orこんな最終話は嫌だ!! タイトルの通り、「架空の第一話か最終話」をテーマに書かれたパロディ番外編。電撃h pは「こんな第一話は嫌だ」という「h(はじまり)パート」と「こんな最終話は嫌だ」という「p(ピリオド)パート」に分かれているが、本作は「?(はてな)パート」と銘打たれ、一見どちらなのか分からなくなっており、作中では登場人物達が第一話なのか最終話なのか推理しながら進行するという構成になっている。パロディ番外編の中で最もメタ要素が強く、ハチャメチャな展開の作品である。なお、14巻刊行当時の作品であり、登場人物や描写もそれに準じている。 7月19日、上条と美琴は第7学区の鉄橋の上で対峙し、1巻の再現をしようとしていた。しかし直後に乱入してきた神裂によって、ここが「1巻から1年後の7月19日」の最終巻の世界である可能性もあると示唆される。その後、互いに自らの出番の不遇さに怒る美琴と神裂が大激戦を繰り広げているのを尻目に、上条は順を追ってこの世界が1巻なのか最終巻なのか推理していく。 その他 とある予言の禁書目録 灰村キヨタカの公式サイトに掲載されている第6巻のプレビューSS。サイト内では「A certain prophecy "INDEX"」とも表記される。作中の展開や小説の発売日にまで言及するなどメタ要素が強い。 とある魔術の禁書目録 ラブレター争奪戦 灰村キヨタカの画集『rainbow spectrum colors』に掲載された短編SS。灰村からの「上条抜きで他の学園都市のキャラクターを書いてほしい」という要望を受け、雲川芹亜をキーキャラクターに、彼女を発端とするドタバタ騒動が描かれている。 ある日、雲川芹亜は上条当麻を捜して一年の教室を訪れ、彼が欠席している事を知ると、その場にいた吹寄にラブレターを渡し届けて貰うよう頼む。その後、雲川のラブレターは様々な人物の元を転々と渡っていく。
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3389.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/育児日記 衣替え 「ごめんね」 デジタル時計が20 00をさしていた。 暗い部屋のなか、ベッドの隣で美琴が呟いた。 「お前は悪くないだろ」 「わたしの、体調管理が甘かったから……」 「それはオレも同罪だ」 「……」 美琴が沈黙したあと、ベッドから咳き込む声が聞こえた。 「コホッ、コホッ、うぅ、まコホッまぁコホッコホッまあ、ま」 慌てて美琴はインデックスを抱き上げる。 異変に気付いたのは、 学校から帰ってしばらくしてからだった。 美琴がインデックスを抱き上げた時にあまりに元気がなかった。 体温を計り、慌ててゲコ太先生の病院に行った。 『ただの風邪だね。季節の変わり目だし、仕方ないかもね。大丈夫だ』 自分たちが入院した時よりも安堵した。 そして自分たちの意識の甘さに悔いた。 美琴は、インデックスに語りかける。 「これからは、気を付けるからね」 「美琴……」 「気を付けるから……」 テーブルの上に、常盤台中学から届けられたある書類が置かれている。 『寮の修繕完了予定日と寮への帰還予定日の通知書』 ステイルや神裂、一方通行、打ち止め、垣根、フレメア、浜面、滝壺、そして白井が訪ねてきたのは、その書類が来た後だった。 ほとんどがインデックスの見舞いだったが、 白井は、この通知を喜び、駆け付けた。 しかし、彼女が美琴から受けた言葉は 『黒子も、この子とわたしを引き裂く気?』 という言葉だった。 いつもの美琴なら言わなかっただろうし、いつもの上条ならフォローがあっただろう。 しかし、彼らは追い詰められていた。 暴言や暴力はない。 言葉はいつも通り。 だが、有無を言わさず、上条と美琴は皆を追い出した。 最後まで、彼らは白井の表情に気付かなかった。 「コホッ、ぐしゅっ、まぁ、コッコホッまぁま、ぱコホッぱぁ」 「これからは、ちゃんと気温の変化に注意しないと。ね、当麻」 「…………あぁ、そうだな、美琴」 現時点で、その「これから」は残り7日。 白井は、星空を見上げる。 もうこのパジャマでは過ごせないほど肌寒くなってきた。 「……お姉様……」 そして、決めた。 これは正義の行いとはいいがたい。 ただの、わがままだ。 夜が明ける。 インデックスが熱を出して2日。 「うん、熱もひいたし、喉の腫れもない。咳も鼻水もないし、もう大丈夫だね。念のために2、3日は安静にするんだよ?」 とゲコ太先生から診断された。 安心して疲れが出たのか、夕方に病院から帰ってすぐインデックスの横で上条も美琴も眠った。 それから18時間。 美琴はまだ目を覚まさない。 上条は、美琴とインデックスにかかった布団を整える。 振り返ると、ソファーとテーブルの上で寝ている2人が視界に入った。 オティヌスとトールだ。 『貴様ら、その子が元気になったとき、代わりに倒れる気か!!?』 インデックスに熱が出た翌日、オティヌスとトールがなにも知らずに訪ねて来た。 白井やステイルたちと同様追い出そうとしたら、怒鳴られた。 そこではじめて、二人は食事をしてないことに気付いたのだった。 彼らがいなかったら本当に倒れていたかもしれない。 「……さて……」 上条は制服に手を通すと、 玄関のドアノブに手をかけた。 上条が家を出たちょうどその頃、 常盤台の寮の屋根に2人の男が立っていた。 「さぁ、覚悟はできたか? 第一位!!!」 ホストのような男、垣根帝督は翼を広げながら笑う。 絶体絶命な状況で、正面に立つ男は 「……いや、それじゃダメだな」 ため息を吐いた。 一方通行はだるそうな目で続ける。 「前からてめェはクソガキと遊んでンだからよ、今さら殺し合いは不自然だろォが」 「クソガキじゃなくて打ち止めさんと呼べや、いつも面倒みてもらってる相手にその態度はなんだ? アァ?」 「いつもおせわになってます」 「いえいえ、気になさ……そうじゃねぇ」 「なンだよ?」 「オレとてめぇが殺し合いして、その余波で完成間近の寮が壊れました!! このシナリオに文句あんのかよ?」 「文句だらけだっつの。カブトムシになって知能も虫並みになったンですかァ?」 「てめぇも他に考えつかなかったんだろぉが、知能もやしレベル」 「……」 「……」 「お望み通り殺してやるよ!! ついでにツノへし折ってメスにしてやらァ三下!!!!」 「上等じゃ!! いい具合に炒めてくれるわ!!!!」 その瞬間、目の前をビームが横切った。 「ま、待てって!! 麦野!!!」 下を見ると麦野が浜面に羽交い締めにされている。 もともとは寮を狙っていたようだ。 「なんだよ? お前もあのチビには第三位が必要だといってたじゃねえか。だからこうやって完成間近の寮を……」 「だからってぶっ壊すのはダメでしょうがよーーーーーー!!」 ゆっくり超能力者トップ2は顔を見合わせる。 (……発想あれと同レベルかよ) 日も大分登ったころ、 上条はとある目的地に向かって歩いていた。 公園を横切ろうとした時、不意に目の前に少女が現れる。 「おっす、白井」 「おはようございます。上条さん。インデックスさんの体調はいかがです?」 「あぁ、治ったよ、心配かけたな」 「それはなによりですの。上条さんはなにをされてるんです?」 「あぁ、常盤台の校長先生に、美琴が寮にへ戻らなくてもよくなるようにお願いしに行くんだよ」 「……話すら、聞いてもらえないかもしれませんわよ?」 「それなら、その上の、理事長になるのか? に頼むし、それでダメなら統括理事の誰かに頼むし、それでダメでも別の手を考えるさ」 「……なるほど、流石ですわね」 「お前はなにしてんの?」 「……実は、上条さんと、まったく同じ理由でしたわ」 「へぇ、奇遇だな。一緒に行くか?」 「そうですわね、いろいろな面から意見を言ったほうがいいと思いますし」 「美琴を慕う風紀委員の意見は確かにあるにこしたことはないな」 「その前に、お願いがありますの」 「ん? なんだ?」 「私と、戦ってくださいまし」 木の葉が風で舞った。 「な、に……?」 「そして、私が勝てば、何も言わずにお姉さまから離れてくださいまし」 「何を言ってるんだ!!」 「別に会うなと申している訳ではありませんの。 あと数ヵ月、せめてお姉さまが常盤台から卒業するまでは、距離を置いてくださいませ」 「ふざけ……っ!!」 言葉が途中で遮られた理由は単純。 上条が話すのをやめ、回避に専念したからだ。 後ろに飛んだ上条の目の前に鉄矢が浮かぶ。 気付くと白井の姿がなかった。 「くっそっ!!」 しゃがむと、頭上を鋭い蹴りが通った。 捕まえようとするが、すぐにまた消える。 目論見が外れた上条は慌てて前転の要領で跳ぶ。 鉄矢が服を裂いた。 「……わかったよ」 上条は、ようやく敵を見据える。 「理由やなんだは、取っ捕まえて聞いてやる!!!」 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/育児日記
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/2513.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある不幸なHappy days 選択と決着 第二章 宿敵 「婚后さん!! 御坂様がホテルを出て南の方へ向ってます!!」 「へ? なぜ急に?? と、とりあえず追いましょう!! 怪人ウニ猿にはお気をつけてくださいな」 「「「「はい!!!!」」」」 (よしっ。追ってきた!!) 常盤台中学の一団が一斉に動く。 この異様な光景を前に周囲は騒然となった。 一方こちらでは一台の車が停まっていた。 運転席の男は考える。 (なんか話しかけるべきなの?) 金髪に染めました。と主張するぼさぼさの髪、すすけたジャージ姿のチンピラである。 名を浜面仕上といった。 彼は、動くことを選ぶ。 「なあ、お前も大将や第三位に借りがあ「殺すぞ」すみません」 助手席にも人がいた。 鋭いナイフをイメージさせる、女にも見える少年。 学園都市の第一位、一方通行である。 (えーと、俺は、フレメアを迎えに行ったんだよな。そしたら、ミニ第三位もいて、こいつも迎えに来てて、そしたら電話が鳴って……) 「来たぞ」 怪訝な顔をした浜面にも騒ぎの音が聞こえる。 「待ってください!! 上条さん!!」 「なぜ逃げるのですか!!? 上条当麻!!」 あいつも大変だなーと考えていたら、後ろに誰かが飛び乗った。 見慣れてしまったツンツン頭だ。 「とりあえず北に!!」 「タクシーじゃねェンだぞ?」 「お前の運転じゃないだろ……」 ミラーを見ると、数人の女性が人間とは思えないスピードで接近していた。 「魔術か(数人だが妹達もいやがるな)」 「やれやれ、ま、借金返済ドライブ。楽しみますか」 それから数分後、ポンコツ自販機前にて、 一組のカップルが合流を果たしていた。 「美琴!!」 「当麻!!」 全力で駆けより抱擁しあう二人。 約一週間ぶりの再会であった。 しかし、この時まだカーチェイスも常盤台鬼ごっこも終わっていない。 「追いつきましたわ!! 御坂さん!! なぜ逃げたのか教えてくださ……!!?」 婚后光子は御坂と話すことを諦める。 相手が御坂美琴ではなくなっていったからだ。 「あーここまでくればいいかな?」 御坂美琴の容姿に亀裂が入り別人の顔がのぞく。 一見、少女にも見えなくない。線は細く腰まで金髪を伸ばし、黄色と黒を基調とした服を着ていた。 「俺のことはトールとでも呼んでくれ。しかし敵とはいえ、応援していた二人がくっつくとうれしいね。ちょっと手伝いたくもなるってもんだ」 「……御坂さんはどこですの??」 「ピンピンしてる……って言っても信じないだろ? そうだなあ、俺に攻撃をかすらせるぐらいできたら教えてやるよ」 婚后をはじめ、湾内、泡浮といった常盤台の面々が戦闘態勢に入る。 「ざっと二十人か。しっかし、『傷つけるな』ねえ、提案したのこっちだけど」 怪物は嬉々と続ける。 「そんなハンデじゃ経験値になりえねぇぜ。あいつの真似して右手だけでやってみっか?」 あきらかにスピード違反の運転手は呟く。 「ついてきてるな……」 ショートカットで槍を持った少女、赤毛で修道服を着た少女が鏡に映る。 周囲が平然としているのは学園都市だからであろう。 「なんとか逃げき「おい」なんだよ?」 一方通行が会話を妨げる。 「いつまでそのままなンだ?」 「海原」 上条の顔で海原と呼ばれた男が微笑む。 「そうですね、相手の目が良すぎますし、途中でやめるわけには……。土御門さんの連絡待ちですね」 「大将の敬語って気色悪いな」 「……お前、後ろのをなンとかしやがれ」 「一定の距離保てばいいんだろ? お前は?」 一方通行は屋根に登りながら答える。 「向こォも真打ち登場らしィ」 トンッ、と何かが屋根に何かが乗った音がした。 「上条当麻を返していただきます」 「どォせ、ここにはいねェっつても奪い取るつもりなンだろ」 この決断は妹達をまた悲しませるかもしれない。 しかし、 『あなた、お姉様を助けてあげてって、ミサカはミサカは無理を承知で!!……』 彼は選択した。 「こっから先は人の恋路、他人に踏み込む権利はねェンだよ!!」 話は数刻前にさかのぼる。 「というわけで、姿を借りた礼を言いに来たんだぜ」 「今の要領で変身して、大覇星祭の前日に私の姿でアイツと会ったと、……ん?」 なんかひっかかる。胸に。 忘れてはならない出来事があったような……? 「ちょうど上条ちゃんと電話中なんだろ、代わってよ」 「え!!? うん」 必死に思い出しながら電話を渡す。 『トールか?』 しかしその思考は次のトールの言葉に中断された。 「いやぁ、ファミレスでの会話や鉄橋での告白頑張ったねぇ」 『「えっ?」』 「そのあと周囲に弄られてあたふたしたり、勉強会の際に距離が近くてドギマギしたり、遠くにいても相手からのメール見て同時にニヤニヤしたり……」 『「なっなんでそれを知って!!?」』 「そりゃあ、あっちこっちにハッキングして……」 『ぎゃァァァあああああああああああああああ!! 俺の青春が再びィィィいいいいいいいいいい!!!』 「ふにぁぁあああああああああああああ!!」 もがき苦しむ上条、涙目で猫パンチする美琴。 そんな二人が落ち着き、ようやく本題に入る。 『俺が囮になってやる。そっちはなんとか抜けられるか?』 「……ああ、こっちにも助っ人が来たところだ」 それを聞き、上条と同じ顔をした人物が微笑んだ。 そんなこんなでこの状況。 あの二人は数十分経っても抱き合ったままだった。 長すぎる。 「……」「……」 情報を整理しよう。 彼らは告白した後も、補修などでろくに遊べていない。 約一週間ぶりの再会である。 勉強会等で距離が近いくらいでドギマギする。 つまり、 「恋人同士で手をつなぐ」すらまだクリアしていない、初恋カップルであった。 それが勢いで抱き合ってしまっている。そのため、 (えっ!!? この後どうすればいいの美琴いい匂い。肩を掴んでそっと離せばいいのか美琴柔らかい。それとも声をかけるべきなのか美琴かわいい) (当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板……) ま~たパニックに落ちていた。 二人だけの空間の出来上がりである。 自分の親友たちがガチバトル中だというのに。 いや、正常な判断は無理だろうな、うん。 せめてもの救いは、公園どころかその周囲に人っ子一人いないことだろう。 こんな昼間に一人もいない?? 「もう十分以上待っているんだ、いい加減にしてくれ」 上条はとっさに美琴を後ろにかばう。 言葉の発信者を確認すると、思わず口が動いていた。 「……ステイル?」 「ふぅ、いろいろと決着をつけにきたよ、宿敵」 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある不幸なHappy days
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/2500.html
選択と決着 3 行間 選択人生は選択の積み重ねだ。右か左か、進むか退くか、何を拾い、何を捨てるか。その積み重ねが他者を巻き込み、時間を進める。これは、ある少年の人生で起こるべくして起こった物語。 第二章 宿敵「婚后さん!! 御坂様がホテルを出て南の方へ向ってます!!」「へ? なぜ急に?? と、とりあえず追いましょう!! 怪人ウニ猿にはお気をつけてくださいな」「「「「はい!!!!」」」」(よしっ。追ってきた!!)常盤台中学の一団が一斉に動く。この異様な光景を前に周囲は騒然となった。一方こちらでは一台の車が停まっていた。運転席の男は考える。(なんか話しかけるべきなの?)金髪に染めました。と主張するぼさぼさの髪、すすけたジャージ姿のチンピラである。名を浜面仕上といった。彼は、動くことを選ぶ。「なあ、お前も大将や第三位に借りがあ「殺すぞ」すみません」助手席にも人がいた。鋭いナイフをイメージさせる、女にも見える少年。学園都市の第一位、一方通行である。(えーと、俺は、フレメアを迎えに行ったんだよな。そしたら、ミニ第三位もいて、こいつも迎えに来てて、そしたら電話が鳴って……)「来たぞ」怪訝な顔をした浜面にも騒ぎの音が聞こえる。「待ってください!! 上条さん!!」「なぜ逃げるのですか!!? 上条当麻!!」あいつも大変だなーと考えていたら、後ろに誰かが飛び乗った。見慣れてしまったツンツン頭だ。「とりあえず北に!!」「タクシーじゃねェンだぞ?」「お前の運転じゃないだろ……」ミラーを見ると、数人の女性が人間とは思えないスピードで接近していた。「魔術か(数人だが妹達もいやがるな)」「やれやれ、ま、借金返済ドライブ。楽しみますか」それから数分後、ポンコツ自販機前にて、一組のカップルが合流を果たしていた。「美琴!!」「当麻!!」全力で駆けより抱擁しあう二人。約一週間ぶりの再会であった。しかし、この時まだカーチェイスも常盤台鬼ごっこも終わっていない。 「追いつきましたわ!! 御坂さん!! なぜ逃げたのか教えてくださ……!!?」婚后光子は御坂と話すことを諦める。相手が御坂美琴ではなくなっていったからだ。「あーここまでくればいいかな?」御坂美琴の容姿に亀裂が入り別人の顔がのぞく。一見、少女にも見えなくない。線は細く腰まで金髪を伸ばし、黄色と黒を基調とした服を着ていた。「俺のことはトールとでも呼んでくれ。しかし敵とはいえ、応援していた二人がくっつくとうれしいね。ちょっと手伝いたくもなるってもんだ」「……御坂さんはどこですの??」「ピンピンしてる……って言っても信じないだろ? そうだなあ、俺に攻撃をかすらせるぐらいできたら教えてやるよ」婚后をはじめ、湾内、泡浮といった常盤台の面々が戦闘態勢に入る。「ざっと二十人か。しっかし、『傷つけるな』ねえ、提案したのこっちだけど」怪物は嬉々と続ける。「そんなハンデじゃ経験値になりえねぇぜ。あいつの真似して右手だけでやってみっか?」あきらかにスピード違反の運転手は呟く。「ついてきてるな……」ショートカットで槍を持った少女、赤毛で修道服を着た少女が鏡に映る。周囲が平然としているのは学園都市だからであろう。「なんとか逃げき「おい」なんだよ?」一方通行が会話を妨げる。「いつまでそのままなンだ?」「海原」上条の顔で海原と呼ばれた男が微笑む。「そうですね、相手の目が良すぎますし、途中でやめるわけには……。土御門さんの連絡待ちですね」「大将の敬語って気色悪いな」「……お前、後ろのをなンとかしやがれ」「一定の距離保てばいいんだろ? お前は?」一方通行は屋根に登りながら答える。「向こォも真打ち登場らしィ」トンッ、と何かが屋根に何かが乗った音がした。「上条当麻を返していただきます」「どォせ、ここにはいねェっつても奪い取るつもりなンだろ」この決断は妹達をまた悲しませるかもしれない。しかし、『あなた、お姉様を助けてあげてって、ミサカはミサカは無理を承知で!!……』彼は選択した。「こっから先は人の恋路、他人に踏み込む権利はねェンだよ!!」 話は数刻前にさかのぼる。「というわけで、姿を借りた礼を言いに来たんだぜ」「今の要領で変身して、大覇星祭の前日に私の姿でアイツと会ったと、……ん?」なんかひっかかる。胸に。忘れてはならない出来事があったような……?「ちょうど上条ちゃんと電話中なんだろ、代わってよ」「え!!? うん」必死に思い出しながら電話を渡す。『トールか?』しかしその思考は次のトールの言葉に中断された。「いやぁ、ファミレスでの会話や鉄橋での告白頑張ったねぇ」『「えっ?」』「そのあと周囲に弄られてあたふたしたり、勉強会の際に距離が近くてドギマギしたり、遠くにいても相手からのメール見て同時にニヤニヤしたり……」『「なっなんでそれを知って!!?」』「そりゃあ、あっちこっちにハッキングして……」『ぎゃァァァあああああああああああああああ!! 俺の青春が再びィィィいいいいいいいいいい!!!』「ふにぁぁあああああああああああああ!!」もがき苦しむ上条、涙目で猫パンチする美琴。そんな二人が落ち着き、ようやく本題に入る。『俺が囮になってやる。そっちはなんとか抜けられるか?』「……ああ、こっちにも助っ人が来たところだ」それを聞き、上条と同じ顔をした人物が微笑んだ。そんなこんなでこの状況。あの二人は数十分経っても抱き合ったままだった。長すぎる。「……」「……」情報を整理しよう。彼らは告白した後も、補習などでろくに遊べていない。約一週間ぶりの再会である。勉強会等で距離が近いくらいでドギマギする。つまり、「恋人同士で手をつなぐ」すらまだクリアしていない、初恋カップルであった。それが勢いで抱き合ってしまっている。そのため、(えっ!!? この後どうすればいいの美琴いい匂い。肩を掴んでそっと離せばいいのか美琴柔らかい。それとも声をかけるべきなのか美琴かわいい)(当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板当麻の胸板……)ま~たパニックに落ちていた。二人だけの空間の出来上がりである。自分の親友たちがガチバトル中だというのに。いや、正常な判断は無理だろうな、うん。せめてもの救いは、公園どころかその周囲に人っ子一人いないことだろう。こんな昼間に一人もいない??「もう十分以上待っているんだ、いい加減にしてくれ」上条はとっさに美琴を後ろにかばう。言葉の発信者を確認すると、思わず口が動いていた。「……ステイル?」「ふぅ、いろいろと決着をつけにきたよ、宿敵」
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3320.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/育児日記 大冒険 夢が溢れるオモチャコーナー。 上条は心を鬼にしていた。 「うちに大量にあるだろ」 「で、でもこのウィンクしてるのはない!」 「右手上がるパターン、左手上がるパターンなどなど、全245種のすべてのゲコ太集める気かよ?」 渋々美琴はもう一度ゲコ太に抱きつき、棚に戻す。 上条はウィンクゲコ太をじーっと見た。 (……うらやましい) 「ねぇ」 「すんません!! そんなつもりはないんすよ!!」 「なにが?」 「あ、いや、どうした?」 見ると、ゲコ太モデルの車がある。 赤ちゃんが座れるようにできていて、ハンドルはあるが動く飾り。 後方についている棒を押して動かす、ベビーカーだ。 きっとあの子は喜ぶだろうし。 「これ、買ったら、ダメかな?」 彼女はいうまでもない。 「はぁ、仕方ないな。いいでしょう」 「やった!!」 「はいはい、かわいい笑顔ですこと。インデックスより喜んでんじゃねえか? さて、そろそろあの食いしん坊を迎えにいくか」 美琴はうなずくと、レジに向かう。 浜面に電話すりゃいいかな? 『な、なんだ? 大将?』 「いや、そろそろ迎えに行こうかと思ってさ」 『ま、待て!! 困る!!』 「へ?」 『い、いやぁ……そ、そうだ!! まだ服の買い物とかして2人でいろよ!! あの子はまだ遊びに夢中でさぁ!! 』 「そっか///// わかった。よろしくな」 ちょうど美琴が会計を終えて戻ってきた。 「どうしたの?」 「インデックスはまだ遊びたりないんだと。仕方ないし、季節の変わり目でバーゲンだし、 秋物の服でも見にいこうか」 「そっか、早く見せてあげたいけど、楽しみはとっておいてもいいよね」 ちょっと寂しいが、2人ともデートが続けられて、少し嬉しいのだった。 「ど、どう、かな?」 茶色のワンピースを着た天使が立っていた。 上条は、平静を装い、顔を真っ赤にしながら応える。 「あぁ、驚いた。似合ってるよ」 「ホント!!?」 顔をほころばせる美琴の前に、 ひび割れた理性を突貫工事で修復する上条さん。 彼は考えていた。 (そもそも美人の美琴はなんでも似合うに決まってんじゃねえか!!) 「ね、ねえ、この服の上に着るなら、どっちが、いいかな?」 「ん? えーっと……えー…あー……えー………っと……」 「ど、どうかなってなんで片づけちゃうの!!?」 「どちらも小学生ものじゃん!! ゲコ太が可愛かったわい!!」 「え!!? だから持ってきたのに!!」 「せっかくの大人の魅力が台無しだよ!!」 「えー、じゃあ、また今度でいいや」 「ほんとにも~……っお? ベビー服か」 「かわいいわね!!」 「これなんかどうだ!!?」 「え? おさるさん? かわいい!! でも、動きづらそう」 「お、見た目の可愛さ優先でインデックスが窮屈になったら意味ねーな」 「これなんかどう? ひらひらがいっぱいついたスカート!!」 「水色でアイツの銀髪も映えそうだなぁ」 「かわいいでしょ」 「が、敢えてこのボーイッシュルックをオレは薦めてみる!!」 「うぅ、ベレー帽ってところが憎いわ!!」 「……」「……」 一方通行にTELTEL。 『よ、よォ、三下。元気か』 「? さっき会っただろ?」 『そ、そういやァ、そうだったな。元気なのはいいことだよな』 「気色悪い。キャラが大崩壊時代ですよ。そろそろ迎えに行っていいか?」 『ダメだ!!』 「へ?」 『ほ、ほら、せっかく2人きりなンだから、もう少し楽しめ。夕飯の買い物でもしたらどうだ? 時間はこっちから連絡するからよ!!』 「え? お、おい『ガチャ』あら? 切れた」 「?」 「まだ時間かかるんだと。……夕飯でも買いにいくか」 「……そうね、そうしますか」 自分たちといるよりも、インデックスはみんなと遊ぶほうが楽しいのだろうか? ちょっとジェラシー。 「「うおっしゃぁぁぁあああ!!卵ゲットぉぉぉおおおおお!!」」 タイムセール。 それは戦場である。 買い物かごを二人で持って、キャッキャウフフな展開を考えた我々のにやにやを返してもらいたい。 「ふぅ、なかなかの収穫だな」 「今晩は腕がなるわね♪」 「なんの予定?」 「オムレツかな?」 「楽しみですなー」 「あ、ミルクも買っとかないと」 「そうだな。そういやぁ、そろそろ離乳食にしなきゃなのか?」 「どうなんだろう? ママに聞いとく」 「おう、ありがとな」 「……」「……」 「ねぇ、もう迎えに行っていいんじゃない?」 「そうすっか」 いつのまにか空は夕焼けに染まっていた。 帰路につく上条と美琴の手には大量の荷物がぶら下がっている。 「持とうか?」 「ううん、大丈夫。……インデックス、喜んでくれるかな?」 「確かに喜んでくれなかったらショック……? おや?」 上条達は公園に入り、固まった。 人数が多い。 インデックス、打ち止め、フレメア、フロイライン、一方通行、浜面という最初の面子のほかに垣根とドレス姿の見慣れない女性がいる。 あと、垣根って白くなかったっけ? 彼らが纏う空気が重い。 フロイラインの腕の中で彼女はバタバタと垣根に手を伸ばす。 確実にそれが空気を変えた。 虚を突かれた表情をした垣根は少しして微笑む。 垣根は屈伸の要領で膝を曲げると、インデックスの頭を撫でた。 「今日はもう遅くなりました。また、今度遊びましょう」 微笑みかける垣根に、インデックスは不満だったようだが、しぶしぶうなずく。 垣根は立ち上がると、再び一方通行と浜面を一瞥したが、 そのままなにも言わずに立ち去った。 上条たちが知らない女性を連れて。 「ばいばい!! カブトムシさん!! ってミサカはミサカは元気にあいさつ!!」 「大体ドレスお姉ちゃんもまたな!!」 「さようなら」 ちびたちの手を振る姿を見て、 ようやく上条と美琴も互いに笑顔を浮かべ、彼らの方に歩みを進めた。 一方通行が家のドアの前に立ったとき、もう空は暗くなっていた。 背中では打ち止めが眠っている。 なぜ子供はエネルギーを0にするまで遊ぶのだろう。 一方通行はあの後の事を思い出していた。 浜面が上条に対し成果を尋ねると、アノヤロウ 「いやぁ、やっぱりインデックスがいないと寂しいな」 などとほざいた。 こちらの気もしらないで。 当然ボコボコにして帰路に着く。 上条は思い出すだけでイライラするだらしない笑顔だった。 うんざりしながら家のドアを開けると、またため息がもれる。 家中がキラッキラに輝いていた。 廊下に自分の顔が反射する。 チリひとつ落ちていない。 あの性悪も居場所がないのか、ソファーの上で体育座りしていた。 (……今度はなにしでかしやがった?) 犯人はすぐ見当がついた。 始末書ものの失敗をすると、家を片付ける癖がある家主だろう。 ただ、これほど徹底的なのは珍しい。 相当落ち込んでいる証拠だ。 取り敢えず、打ち止めをベッドに投げようと思ったとき、 リビングに入る影があった。 家主ではなく、その親友である。 が、彼女の顔色も悪い。 片方の眉を上げ、最強はその理由を問う。 その女性は動揺を隠さず理由を伝えた。 「……愛穂が……プロポーズされたって」 一方通行の演算能力を大幅に上回る事態なのだった。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/育児日記
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3583.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある科学の超荷電粒子砲(プラズマ・キャノン) 第3部 第02話 第一章(2) 9月1日 (火) 16時 私は現金輸送車のようなバンで自宅前で当麻を待つ。 時間にはルーズな・・いや不幸な美少女を感知するセンサー でもありそうな当麻は幸い今日はトラブルを拾わず、時間 どおり到着する。 「お疲れ、時間どおりね」 「まあ、内申点には変えられないからな」 「ありがとう。じゃ・・出して」 バンは、あらかじめの予定地点へ進む。 「作戦は?」 「もう始まっているわよ」 「え?」 「作戦は、ドンパチだけじゃないのよ。 資金源を断つとか、通信網を遮断するとか、それこそいろいろね」 「ふーん。で駒場本人は?」 「今アジトを出たこと。さすがに気がついたようね」 「駒場とはどんな奴なんだ?」 「資料に書いてあるとおりよ。スキルアウトの顔役で最近勢力を伸ばしている。」 「売春をしないとか、それなりにパブリックイメージにこだわりはあるんだな」 「義賊?別に社会奉仕活動なんてしてないわよ。相対的にややましなだけよ。」 「そうか・・。その辺は美琴にはわかりずらいかもな」 「え?」 「無能力者のひがみとかさ・・いやだからヤツらを肯定はしないけど、俺も システムスキャン上は無能力者だから」 「私は駒場の気持ちまではよくわからない。正直。だけど犯罪を犯した事実と、犯罪を 部下に命じて犯し、なおかつ銃器で武装し、多くの学生に暴行や脅迫を繰り返した 事実は消えはしない。それにまじめに法律を守っている無能力者のほうが普通よ」 「美琴のそうゆう、まっすぐなとこ嫌いじゃないよ」 「皮肉?でもありがとう。さあそろそろ本人まで200mよ、車から降りましょう」 正直、いくら武装しても反射、電磁バリアや未現物質を持たない、 アスリート並みに鍛えただけのスキルアウトなら殺すだけなら簡単だ。 アンダーラインで位置情報は把握しているので、強力な毒素の 入った毒針を保有する、自分自身を転移できるテレポータを 差し向ければいいだけの話。 睡眠時にアジトを急襲し、毒針を脳へ挿入すればおしまい。 だが、「法律」の枠内で、治安機関の権限でやれることは限られる。 原則、ゴム弾なり殺傷を目的としない、最小限の武装で、逮捕状の 執行を行うだけだ。 なので、どうしてもやることが回りくどくなる。 それに元々、風紀委員はアンチスキルの補助にすぎない。あくまでも 能力者の自警団のようなものにすぎない。わたしが法律上身分が 「学生」なのでアンチスキルと同等の権限の組織犯罪対策 特別部というグレーな組織の長に収まり、学外で犯罪捜査ができる だけだが、権限は相当限定的であることに変わりない。 その限られた権限で、暗部のような殺人が免責されない中で、やれることは 本来限りがある が、そんなものはどうでもなるでしょ。と思っている。 当麻が、そもそも論に気がついたらしく、私へ話かけてくる。 「美琴なら、場所さえわかっていれば、睡眠薬でも駒場の胃袋へ転移させれば いいだけじゃない?」 「ええ・・、だけど今はあまりテレポートができることは知られたくないわ」 「どうして?」 「切り札は最後まで取っておきたいからね、それにレベル6になったことが ばれるじゃない、アレイスターと当麻と一方通行以外 には知られたくないのよ。」 「縛りか?」 「まあ化け物がこの世で暮らすには、それなりに縛りがいるんでしょうね。」 私は、少し自嘲を顔色に浮かべる。 「化け物ね・・まあみかけは、とびきりの美少女なのにな」 彼は、当麻だけは私を化け物扱いしない。彼のやさしさに私はこれまで そしてこれからも救われていくのだろう。 「ある意味得しているわよ。この顔のおかげでね」 「で、どうする?」 「まあいろいろ事前工作をしていたからね。そろそろ取り巻きを無力化したころかな」 「無力化?」 「駒場の部下を寝返りさせたのよ、メールと司法取引でね」 「え、それは?」 「戦いはドンパチだけじゃないのよ。私が得意なのは情報戦よ。それに・・」 「それに?」 「治安機関は、案外窮屈なのよ。簡単に殺すことはできないわ、あくまで 法律の枠内だけ。」 「美琴・・、」 「ええ・・でも暗部みたいにホイホイ殺すよりはよっぽどましだと思うわ」 「まあ確かに・・。で成果は?」 「終わったようね。あと残り9人、じゃそろそろ行きましょう。」 私と当麻の目のまえに、少々古ぼけた、ほぼ廃墟のような老朽化したビルが聳え立つ。 「ここに幹部9人で立ってこもっているみたいね」 「でどうする」 「まあ説得しましょう。」 私は携帯を取り出し、駒場を選択する。 「もしもし、駒場さん昨晩は眠れましたか?」 「緊急地震速報の誤報に、間違いダイレクト広告メールの発信音、とどのつまりが アンチスキルへの出頭命令、面白いいたずらだな」 「喜んでもらえてなによりです。で・・出頭してくれませんか?いまなら痛い目に 合わなくて済みますよ」 「その声は・・アンチスキルじゃないな?」 「ええ・・あなたの大嫌いな能力者です。一応風紀委員です。」 私達の目のまえに身長2mはありそうな巨漢が現れる。 「駒場利徳さんですね」 「ああ・?み・・御坂美琴?」 駒場は、その場で見てはいけないものを発見し、ギョとする。 「ええ、風紀委員の御坂美琴です。あなたを強盗、殺人教唆、詐欺の疑いで 逮捕致します。」 私は、逮捕状を提示する。 駒場を除く、スキルアウトが騒ぎはじめる。 (オイ・・あの学園都市広報誌の表紙によく出る御坂美琴か?なんでこんな場所に・・) (確か・・1位様じゃないか?学園都市の) 「常盤台のお嬢様がこんな場所へわざわざ何用ですか」 「学園都市上層部よりあなたの排除命令が出ています。抵抗する場合には 殺しても構わないといわれていますが、裁判を受けてください。 抵抗しなければ命だけは保証します」 駒場は、しばらく無言のまま、私の顔をにらむ。 「ハア・・傲慢なお嬢様だな・・痛い目にあってもらうか」 ヒグマのような大男が突如突進を始める。ただの鍛えただけのスキルアウトだが、発条 包帯を使用し、明晰な頭脳で数々の能力者を手玉にとった男。 「だけど・・しょせんはレベル4程度の肉体強化系かしら・・」 大男は、足元の鉄板を磁力で固定され、発条包帯がブチ切れ、まるで壊れかけの 機械が破壊される轟音が発生する。 駒場はもんどりうち、さらに超高圧電流で意識を飛ばされる。 があ・・がっしゃ・・ 「動かないで。もしこれ以上1mmでも動くなら、致死量の 電流で死んでもらいますよ」 駒場は完全に意識を飛ばされ、何も答えない。 「まあ30分は寝てるでしょうね。最低でも」 「美琴どうする?」 「ちょっとまって。」 私は、最後の切り札を隠し持つ浜面に、残酷な事実を伝える。 「キャパシティダウンは破壊しました。残念ながらね」 轟音が響きわたる。スキルアウトの最後の、心のよりどころは あっけなく消滅する。 「え?・・アア・・ア だめか」 「それにもともと私には無力ですよ。キャパシティダウンは」 浜面他7名のスキルアウトは駒場が完膚なきまでに粉砕されうなだれるだけだ。 「浜面さんアンチスキル本部へ出頭してください。」 浜面以下7名は、呆然として廃ビルから退出する。 元々、駒場のカリスマでなんとか維持した組織、それに預金を封鎖され、現金を 結標に焼かれ アジトを私の配電盤の遠隔操作による火災で失い、夜中からの 執拗な迷惑メールで疲労こんぱいなんだろう。生気がない。 「私は、はずすから当麻、駒場のケアをお願いね。」 「相性か?」 「適性とも言うわね。適材適所よ」 「闇に落ちた人間を殺すのは簡単か・・、」 「私は甘ちゃんかもね。この場合効率性からすれば殺すほうが楽でしょう でも生かす方が難しいから取り組む価値があると思うわ。」 「わかった」 「後、駒場の件でこれは伝えて、彼の魂の救済に必要なものよ」 私は駒場の抱える大切なものを当麻へ伝える。 さらに美琴はメールを確認し、俺に告げる。 「一方通行から連絡があった、処分が終わったと」 駒場の守りたかったもの、駒場がすべてを差し出し、スキルアウトを組織し学園都市 へ反逆した理由を 駒場気絶約1時間後 「起きたか、駒場」 「上条だったか。御坂美琴は?」 「本部で事後処理中だよ」 「そうか、で結局浜面も拘束されたか・・・」 「いや・・自発的に出頭した。爆弾も、キャパシティダウンも、全部美琴に破壊されてな」 「けえ 忌々しい、化け物だな、御坂美琴は・・。」 「まあ・・一見するとそう見えるだろうな。態度は尊大だし、だけど」 「だけど・・?」 「無能力者狩りをする組織があるそうだな」 「はあ?上条、いや御坂美琴はそれも知っているのか?」 「今回の作戦は、同時並行でそれも行っているんだよ。無能力者狩りをする不良 能力者の処分もな・・」 「見させてもらった。お前が大事にしているものを」 「そうか・・御坂美琴は変わっているんだな」 「俺から見れば、夢見がちな、とても優しいそれだけの可愛い美少女だよ、超能力以外は 普通のな」 「それが変わっているんだよ。殺すほうが楽だろう。あれだけの力だ、その気になれば 全員殺すなんて楽だろう」 「は・・まあそうだろうな。アイツは、いつも言っているよ。「時々この街ごと全部消したくなる。」 だけど・・そんな事はアイツは絶対しない。」 俺は、駒場の表情が穏やかになったのを確認し、さらに話を続ける。 「お前の悔しさも、憤りもわかる」 「スキルアウトをごみ扱いし、底辺に閉じ込める学園都市の政、無能力者の俺 にはよくわかる。それを当然のようにしたり顔で無能力者をいじめる高位 能力者にもむかつく時もある」 「だけど、だから言ってレイプや、強盗は正当化できない。」 「正直、無能力者にとって、テメエらのようなスキルアウトと一緒にされるのは 迷惑な話だ。無能力者だから、レイプをしても、強盗しても許される道理なんて あるわけないだろう。普通の無能力者は、少ない奨学金でも文句も言わず黙って 生きている。」 「テメエラの自分勝手な行動で、結局無能力者はさらに高位能力者や、当局から ごみ扱いされる。今回の騒動だって結局、テメエらがタネを蒔いた。」 駒場のそのリスクを感知していたのだろうか、黙って聞いている。 「美琴はずいぶん手を回したんだぞ、寛大な処分と不良高位能力者への厳正な処分に ついて学園都市上層部へねじ込んだんだ。そのせいで今もぼうだいなペーパワーク に追われている。」 駒場は達観したようにぼそぼそ喋り始める。憑き物がとれたように、巨体には 似合わぬ、柔和な表情で、だが学園都市に捻じ曲げられるまではそれが彼の 本性だったかもしれない。 「で、フレメアはどうなる?」 「一方通行が保護することになる。美琴は多忙だからな。」 「いい夫婦だな。お互いを信頼し、足らざるを補って。御坂さんを大事にしろよ。」 「ああ、言われるまでもない。もっとも美琴のほうが俺にべたぼれだけどな」 「自慢か?だけど奥さんにいえるか?それ。」 「本人の前では言えねえな・・でも美琴は俺にべたぼれなのは事実だぞ」 駒場は、笑い始める。そして以外な事を語り始める。 「な・・上条、出頭する前に1回、拳て語り合わないか?」 「テメエらしいな。だけど俺はただの無能力者、勝ったところで自慢にはならねえぞ」 「何たいした話じゃねえよ。学園都市1位様を骨抜きにした無能力者て奴が、 えらそうに俺に 説教したヤツの拳てやつをさ・・知りたいだけよ」 「やっぱり最後は拳で語り合うしかねえか」 「無能力者らしくな。そうそう、俺の武器の発条包帯と演算銃器は御坂美琴に破壊さ れたから、お互いありのままの拳だけでな。対等にな」 駒場は、発条包帯と足の鉄板を壊され、激痛が走るのだろうか。 よろよろ立ち上がる。パンチングフォームを無理に維持するが、傍目にも立つの がやっと。体験したこともない超高圧電流と発条包帯への磁力による過負荷による 断裂破壊は、本人へ想像以上のダメージを与えたのだろう。 それでも、スキルアウトのドンの誇りが、徒手徒拳でレベル5という名の化け物に 立ち向かうとした気概が彼をたたせる。 「じゃはじめるか」 「オオ」 (一発で沈める) 俺は、拳に全力をこめ、腹から渾身の声を叫ぶ 「食いしばれ、最弱、俺の最弱は・・」 俺は最後までその一言をいえなかった。 どか・・ まるで猟銃で心臓を貫かれたヒグマのように駒場の巨体が崩れ落ちる。 発条包帯による過去の足の酷使と、美琴の超高圧の電撃はかろうじて均衡を保っていた 駒場の足に回復不能なダメージを与え、限界を迎えた駒場は脆くも倒れる。 「オイ、駒場・・大丈夫か?」 「電撃は痛いもんだな」 「ふ・・アイツの電撃は精密だからな、死なせず、極限まで痛みつける、芸術品よ」 「恐ろしい妻だな」 「俺にはしないけどな。歩けるか?」 「難しいな」 「ちょっと電話するわ・・、美琴、駒場容疑者が負傷であるけない。うん わかった。あの病院でいいんだな。え?連絡済み、さすがに用意がいいな。 うん後5分で救急搬送ね。わかった」 「上条、ありがとな。それと御坂さんへよろしく」 「え?」 「フレメアの件な」 「ああ、わかった」 駒場の巨体はかけつけた消防署の退院に運ばれ退出する。 入れ替わりに美琴が、姿を現す。 「美琴ずっと見ていたんだろう」 「バレた?気配は隠したつもりだったんだけど」 「光学迷彩で隠したつもりだろう、だけど美琴がそばにいればなぜか気がつくんだよ」 「私もまだまだね。それとも・・」 「愛の力なんて、俺に言わせるつもりか・・」 「馬鹿・・こういう時にはそうゆうもんなのよ。まあいいわ。じゃ予定時間を10分超過したけ ど帰りましょう。」 「ああ」 「当麻・・今日は、イタリアンでピザでも食べない?」 「ああいいぞ、でも・・」 「安いわよ。心配しなくてもいいわ。1枚6000円くらいだし」 「安いね・・ふつう3000円くらいだぞ相場は」 「いいじゃないの。場所代よ、景色きれいなのよ。せっかく最初の 一緒の仕事なんだから」 「ねえ、いいでしょ」 「美琴、本当はつらいんだろう」 美琴は少し目に涙を浮かべている。 「ええ、駒場なりの正義て奴がね。それを私は力で結局ぶちのめした。 私の正義を語る資格なんかあるのか、疑問になってね。 でも当麻と一緒ならなんとかなりそうな気がする。」 「ああ、そうだな。何が起ころうが、俺は美琴の味方だ。」 「じゃ・・行こうか」 俺は美琴の手をとり、配車サービスで美琴が手配したタクシーへ駆け足で 向かう。 吹っ切れたのだろうか、美琴は表情を変え、溢れんばかりの笑顔を魅せる。 数多くの崇拝者やファンを魅了する、誰を心酔させる、その笑顔の裏の涙は 俺しか知らない。だけど、やっぱり美琴は笑顔がいい。 底抜けに明るく、見る者に元気と勇気と希望を与える、その笑顔を俺は今日も 守る続ける。 続く 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある科学の超荷電粒子砲(プラズマ・キャノン)
https://w.atwiki.jp/wiki15_dol/pages/11.html
No041フレアエレメント AP400/ DP300 CP150/火炎の精霊 この精霊は攻守を変更した時、擬似クリーチャー扱いの【No081フレアケルプ】に進化 解説 攻守変更で進化するクリーチャー。進化後のフレアケルプ:AP1600/DP1200は、ケルプの中では、最高の攻撃力があり需要は高い。 エレメントは手軽に使いがちだが、実際はリスク、リターン共に高めなカード。しかし、攻撃強制の原石や生命吸収などのコンボにより、リスクを回避する方法が沢山あり、デッキの組み方次第では、とてつもない威力を見せてくれる。