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作品形式 小説 著者 鳥山仁 監修 松代守弘 出版社 イカロス出版 巻数 2巻 1巻初版発行日 2011/7/15 1942年。親衛隊将校に呼び出され「試験」に合格した主人公が「異教の神」と契約を結び東部戦線に駆り出される。 異教の神 単調なフルートと不規則な太鼓の音が響く空間にいる“何か”と契約者の気持ちが混じり合うことで契約者が理想とする少女の姿で生まれる。 彼女らは元いた空間を嫌っており、そこにいる創造主を「頭が少し……」と評している。 グレーテル 炎を操る。 契約時に向こう側では、膨張と収縮を繰り返す炎の塊が目撃されている。 インゲボルグ 情報収集能力に長ける。 ゾフィー 毒素を扱い、情報収集能力に長ける。 マルゴ 分裂する形で、山羊のような脚が無数に生えた触手の塊“黒い山羊”の群れを召喚する。 アンナ 植物を操る。 アンゲリカ 夢を覗き見る。 ショゴーチカ 「テケリ・リ!」と鳴く黒い粘液の塊に変化する。 ナターリヤ 風を操る力を持ち、人型の怪物を召喚する。 ニーナ 炎を操る。 オレーナ 黄衣の風使い。 ゼニスカヤ・テン 90度以下の鋭角を悪臭を伴う青黒い煙となり移動する。 香蘭 過去や異次元から自身の同位体を際限なく呼び出す。 アイテム アル・アジフ 異教の神の召喚法が記されている。 原著は西暦730年にダマスカスでアブドル・アルハズラットが執筆。1453年にスルタンの宝物庫に収蔵される。 現代トルコ語訳、ドイツ語訳、ロシア語訳版が存在。日本語訳版の存在が示唆される。 ネクロノミコン 「アル・アジフ」のギリシャ語訳とされる。実在するかは不明。 戦車 鐘 それぞれドイツとソ連が開発した兵器。異教の神の力を動力とし浮遊して移動する。
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前ページ次ページなのはクロスの作品集 はやて編1話『死亡フラグと暗躍する影』 現在 時空管理局本局次元航行部隊 アースラ艦内 会議室(はやて失踪から3日) 中破ついでに(提督権限で)大改修を施していた『クラウディア』がyagamiに強奪されてからすでに三日がたっていた。 時間跳躍システムを作った博士達に設計させたせいで、個人趣味大爆発の「ぼくのかんがえたさいきょうせんかん」となっていた『クラウディア』だ。三連装アルカンシェルに、全方位に展開する四重の物理魔法混合バリア、副兵装は光子魚雷、ドリル、極大ホーミングレーザー・・・etc おまけに何がなんだかわからなくなった動力炉とシステム、自己再生にエネルギー回復(∞)、人型に完全変形など、もはや「聖王のゆりかご」など歯牙にもかけないくらいの超絶魔改造を施していたのだ。赤子にピストルならぬ、ジブリールにジェネシスである。 それだけにyagamiの手に渡ったのは重大な失態だった。 クロノ「はやてはあんな厳重な警備網をどうやって突破したんだ?」 ユーノ「時空管理局の警備はCE世界並だからね。あってもなくても同じことだよ」 アルフ「というかSSランクのはやてには警備なんて意味が無いと思うけど・・・」 そんなくだらない会話を繰り返しながらも、穏健派は着々と準備を進めていた。 既に名のある人物や起動兵器をいくつも呼び寄せ、過激派筆頭yagamiの捜索に全力を尽くしてる。もっとも報告があるまでは暇なので、こうして三人でコタツを囲んでいるわけだが・・・ アルフ「ん~、普通の暖房もいいけど、こういうのも悪くないねぇ~」 クロノ「あんまりピリピリしすぎるなって、エイミィから送られてきたんだ。しかし、これはいいものだ」 ユーノ「和むなぁ。ん、誰か来たみたいだよ」 定時連絡だろうか?いや、それなら通信ですればいいことだ。足音がこの部屋の前でぴたりと止まり、短いノックが三回続く。 ギンガ「時空管理局 陸上警備隊第108部隊所属のギンガ・ナカジマ陸曹、入室します」 クロノ「よし、入っていいぞ」 この部屋のドアは個人個人で設定された名乗り方で名乗らないと、開かないようになっている。 過激派のスパイを司令部まで通さないための処置だ。 ギンガ「クロノ提督、話が・・・?」 コタツに並んで入っている三人を見て、少々困惑するスバル。 クロノ「ああ、かまわないから君も入ってくれ」 ギンガ「あ、はい。・・・・・・失礼します」 最初は戸惑っていたようだが、徐々に慣れてきたのか顔もほころんできた。 ユーノ「それで?何かあったの?」 ギンガ「はっ、そうでした!実は、スバル達の午後の訓練が終わった後のことなんですが・・・」 なんでも、スバル達が訓練(隊長達はいないので、ギンガが指導している)を終えた後、部屋に戻ろうとしたら、偶然ヴィヴィオと会って手紙を渡されたそうだ。 ティアナ・ランスター二等陸士とも相談して、検査で異常が無かった為アースラに持ってこようとしたが、丁度アースラに用事があったため、ついでにギンガが持ってきたらしい。 アルフ「確か今ヴィヴィオは過激派のみんなと一緒にいるんじゃなかったっけ。はい、みかん」 ギンガ「あ、ありがとうございます。それでティアナ・・・二等陸士が言うには、これ過激派からの手紙じゃないかって。ヴィヴィオも八神部隊長 から預かったって言ってたそうですし・・・」 クロノ「はやてから?どれどれ・・・」 拝啓 穏健派筆頭 クロノ・ハラオウン殿 このまま周辺への被害が広がれば、減給ではすまなくなるのでここらで決着をつけようと思うんよ。 表向きは起動六課の訓練ということにして、上層部には許可を取っといたから問題はあらへん。 私の集めた最強軍団と正々堂々勝負や! 場所は第119管理外世界の座標軸AAK9396のUSG8434 時間は五日後の○○月△■日の正午から 事前の罠設置などの小細工は無し 死人が出るとまずいので武器は基本的に非殺傷設定 医療班は両陣営から必ず何名か派遣すること 胸と背中に風船を一つずつ付け、全て割られたものは失格 勝敗は両陣営の持っている旗をとったほうが勝ちや 追伸 スレで『空気』の諸君、『クラウディア』はいつか返すから、堪忍な~。 クロノ「ぐあ~!!!あのキチガイ狸、人をコケにしやがって~!!!!」 怒り狂ったクロノはアースラの訓練ルームに突撃していった。 恐らく気を静めるためにガジェットドローンのコピーを破壊しまくるのだろう。 ギンガ「うん、おいしい!それにしても、真正面から来るなんて、過激派もよほど自信があるみたいですね」 ユーノ「(クロノはスルーなのか)まあ、そうなんだろうね。アルフ、僕にもみかん頂戴」 アルフ「はい、ユーノ。実際、前の時は穏健派の勝利といってもぎりぎりだったしね」 ギンガ「穏健派は基本的に非戦闘員が多いですからね」 ユーノが三つ目のミカンを剥いていると、クロノが荒い息をしながら戻ってきた。 アルフ「おかえり~。結果はどうだった?」 クロノ「・・・・・・自己新記録だった」 ギンガ「喜ぶべきか、悲しむべきか・・・」 ユーノ「さて、ほどよく頭も冷えたことだし、会議を始めようか」 コタツから出たがらなかったギンガを交えて、yagamiの手紙に対する極秘会議が始まった。 ちなみに傍から見ると、コタツで雑談しながらみかんを食っているだけにしか見えないだろう。会議の内容は大方の予想通り、内容は提案を受け入れる方向で決定した。 ユーノ「ところでクロノ、僕はちょっと単独行動を取りたいんだけど・・・。」 ギンガ「この大変なときにですか?」 ユーノ「どうしても気になることがあるんだ。今回の過激派の行動、変だと思わないかい?」 アルフ「いつも変だから気づかなかったけど(フェイトも便乗の権化みたいになってたし)・・・」 ユーノ「あまりにも行動が的確かつ速すぎる。どうも僕には誰かが裏で糸を引いている気がするんだ」 クロノ「確かにな。最初の戦いからたった三日で行動を開始したのも気になる。ユーノ、調査を頼めるか?」 ユーノ「ああ、まかせてくれ!」 この時、二つ返事を返したユーノが彼らにはとても眩しく見えた。 ぶっちゃけ、死亡フラグ確定である。 現在 過激派 クラウディア艦内 会議室(ほぼ同時刻) はやて「ふっふっふっ、いい加減穏健派もしぶといなぁ。『空気キャラ』が『メインキャラ』に勝てるわけ無いのに・・・」 リインⅡ(本編でははやてちゃんもほとんど空気でしたけどね) 穏健派がコタツでみかんを食っているころ、はやては強奪したクラウディアで次元世界を彷徨っていた。 すでに集めた人員の総戦力は、時空管理局すら軽く叩き潰せるほどだ。おまけに、超絶魔改造のおかげで最大搭乗可能人数も格段に上がっているため、衣食住に困ることは無い。 なのは「はやてちゃん、早く穏健派を倒してシンを救おうね(その役目は私だけで十分なの)」 アティ「この調子なら穏健派なんて、余裕で叩き潰せます。(あなた達もね・・・)」 だがはっきり言って、チームワークは致命的に無い。むしろ表面上は笑っていても、裏では牽制し合っているのだ。 閉鎖空間にいるため、一度火が付くと穏健派と戦う前に全滅する可能性もある。 過激派にとっては、開戦は早いほうが都合がいい。 そんなとき、管理局の制服を着た青髪のロングヘアーの女性が一人、会議室の扉をノックした。 はやて「だれや!今はまだ会議中やで!」 ???「すいません。ですが、穏健派からこれが・・・」 謎の女性が差し出したのは、一通の手紙だった。 クロノのところに届いたものと全く同一の封筒でもある。 なのは「送り主はクロノ君みたいだね?」 アティ「なんて書いてあるんですか?」 拝啓 過激派筆頭 八神はやて様 いい加減にしてくれ。これ以上、君達の馬鹿騒ぎに付き合っていられるか! シンのためにも、次の戦いも我々穏健派が勝つ。 表向きは起動六課の訓練ということにして、上層部に許可を取っておいたから なんの問題もない。 思う存分僕達に叩きのめされてくれ。 場所は第119管理外世界の座標軸AAK9396のUSG8434。 時間は五日後の○○月△■日の正午から 事前の罠設置などの小細工は無し 死人が出るとまずいので武器は基本的に非殺傷設定 医療班は両陣営から必ず何名か派遣すること 胸と両肩に風船を一つずつ付け、全て割られたものは失格 勝敗は両陣営の持っている旗をとったほうが勝ちだ 追伸 君達ももうすぐ二十歳なんだから、大人しく仕事してくれ! あまりシン一人にこだわると、行かず後家になるぞ。 はやて「余計なお世話や!あの真っ黒クロノ助~!!既婚者がなんぼのもんや~!!!!」 怒り狂ったはやては外の管理外世界に突撃していった。 恐らく気を静めるために、何もない地表を破壊しまくるのだろう。 反応がクロノと一緒なところをみると、案外二人は似たもの同士なのかもしれない。 なのは 「武器は非殺傷設定、ちょっと不自由だね。(せっかく思いっきり撃てると思ったのに)」 アティ 「戦略を練り直さないといけませんね(余計なことを・・・)」 リインⅡ「そういえば便乗さんが来ませんでしたね・・・。今日はどうしたんでしょう」 彼らが考え込んでいる間に、いつの間にか管理局の制服を着た女性は居なくなっていた。 よく観察すれば気付いただろう。そんな女性がこのクラウディアにいるはずがないと・・・。 誰も居ない格納庫で女性は変装を解く。 ドゥーエ「ふふ、単純な連中ね」 ナンバーズの2番、ドゥーエは別任務に従事していたが、今回の事態に急遽召集されていたのだ。 ドゥーエ「さあ、ドクターの指示通りに動いたけど、これからどうなるかしら?」 しかし、ドゥーエはクラウディアから長距離転送で帰還するまで自身を見ている人陰に最後まで気付かなかった。 朝倉 「へぇ、面白い情報が観測できそうね♪またとない機会だわ♪」 激突する思い、それぞれの思惑、そして暗躍する影、幾多の次元世界を巻き込んだ戦いは終局を見せ始めていた。 はたして、勝つのはどちらか?そして置いてけぼりのシンに未来はあるのか? ???「ふふふ、全て私の計画通り。穏健派も過激派も私の手の内で踊り続けなさい(微笑) シン編 第一話『希望』 十年前 海鳴市 海鳴大学病院 病院に着くとシンは士郎さんにお礼を言って、一目散にはやての病室に向かって走っていった。 シン 「はやて! 大丈夫か!」 シグナム「静かにしろ、主はまだ眠ったままだ」 ドアを開けると、はやてのベットの周りには既にヴォルケンリッター達が集合していた。 しかし、シンが来たというのにだれもがうつむき、一人として顔を上げようとはしない。 たったそれだけのことが、シンに逃れられない現実をつきつけた。 シン 「・・・再生が・・・・始まったのか?」 ザフィーラ「すでにリンカーコアへの侵食が始まっている。早ければ、あと10時間ほどで再び自動防衛プログラムが再生され、主はやて は・・・・」 デス子 「は、はやてちゃんが死んじゃうなんて絶対だめです!」 ザフィーラ「しかし、主はやてを救うには、自動防衛プログラムが再生する前に、闇の書を破壊するしかない」 デス子 「それって・・・」 シャマル 「つまり、リインフォースごと・・・破壊するってことよ」 デス子 「そんな、前やったみたいに自動防衛プログラムだけ分離すればいいじゃないですか! そうすれば・・・」 シグナム 「残念だが、それは無理だ。前の時は主はやてが『闇の書』の内部に取り込まれても、自我を保っていたから出来たことだ。おまけ に、テスタロッサが中から、なのはが外から魔力を叩き込んでようやくな」 ザフィーラ「だが、二度の侵食で主のリンカーコアは酷く傷ついている。この状態ではユニゾンどころか、自動防衛プログラムを抑えることすら かなうまい。 もし無理にでも実行すれば、逆に主が防衛プログラムに取り込まれる」 シグナムはベットに寄り添うと、そっとはやての頭をなでた。 ぱっと見た限りでは、とても安らかな寝顔をしている。だが、注意深く見ればその顔色は普段より青く、呼吸も速い。 主と繋がっているヴォルケンリッターは、今このときもはやての命が削られているのを感じていた。 シグナム「情けないことだ。主を守るはずのヴォルケンリッターが、主の危機に手も足も出ないとは・・・」 ヴィータ「ちくしょう! なんでだよ! なんでこうなんだよ!」 堰を切ったようにヴィータが泣き出した。 シグナム「・・・ヴィータ」 ヴィータ「こんなのありかよ!シンも家族に加わって、修正プログラムも見つかって、これからって時に!」 ザフィーラ「もういい、ヴィータ。リインフォースはこうなる運命だったんだ!」 ヴィータ「そんなんで納得できるか!あいつの思いがそんな軽い言葉で・・・。ちくしょお!ちくしょお!」 シャマル「・・・ヴィータちゃん」 泣き崩れたヴィータをシャマルが支える。そのヴィータにシグナムは非情も取れる言葉をかけた。 シグナム「言うな、ヴィータ。我々は主はやての騎士だ。主のためにこの命を使えるなら本望。そうだろう、鉄槌の騎士よ!」 彼女も正しいとは思っていない。だがそうとでも思いこなまければ「夜天の書」を改造したものたちに運命をもてあそばれ、ようやくつかんだ小さな幸せすらも許されなかったリインフォースがあまりにも哀れだ。 ヴィータ 「けど、けどよ! リインフォースだってきっと・・・」 ザフィーラ「無理だ、ヴィータ。我々にはもうどうすることもできん」 シグナム 「リインフォースも、あの時既に覚悟を決めていた。私達にできるのは、せめて最後に幸福のまま閉じてやること。それが今できる最 善の選択だ」 デス子 「そんなことない!・・・うまく言えないけど、そんなことをしても、はやてちゃんは絶対喜びません!マスターも何とか言ってやって くださいよ」 だが、シンは何も答えずに、ただ唇をかみ締めているだけだ。 デス子 「マスター? 何で黙ってるんですか! なんで何も言い返さないんですか!」 デス子にはシンの意図が読めなかった。いつもなら、守護騎士達の言葉に真っ先に「そんなことはない!」と否定してくれるはずなのに・・・。 シン 「・・・・・・シグナム、肝心のリインフォースはどこへ行った」 シグナム「朝、公園を出て行ってそれっきりだ。リンクも切っているらしく居場所はわからない。じきに向こうから連絡が来るだろう」 シン 「そうか、ならいい。」 デス子「何がいいんです。マスターいい加減に・・・?」 よく見ると、シンの肩が小刻みに震えている。拳も握り締めたままだし、なによりその目は怒りで真っ赤に燃えていた。 デス子 (もしかしてマスター怒ってる?) シグナム「デス子、悲しいのはみな同じだ。だが、こうなってしまってはもはや私達は無力だ。諦めるしかない」 シグナムの一言に、とうとうシンの堪忍袋の緒が切れた。 シン 「少し出てくる。行くぞデス子!」 シグナム「待て、どこに行く気だ!主はやての傍に・・・」 シン 「いい加減にしろ!泣き言も言い訳も、もうたくさんだ!あんた達は本当にそれでいいのかよ!リインフォースを見殺しにして、はやて が喜ぶとでも思ってるのか!」 シャマル「そんなこと・・・、他に方法がないなら仕方がないでしょう!」 シン 「なら、探し出せばいいだろ!はやてならそう言う筈だ!あいつはやさしいから、家族を犠牲にしてまで生き残ったらきっと死ぬまで後 悔し続ける。はやての騎士の癖に、そんなあいつの気持ちもわかんないのかよ、あんた達は!!」 現に、はやては十年たってもリインフォースのことが心の傷になっていた。 決して表には出さなかったけど、リインフォースを思い出すたびに辛かった筈だ。 シン 「何もかもわかったような口調で・・・悔しいと言いながら何もしないで・・・。本当にリインフォースが大切なら最後まで諦めるな!!!」 ヴォルケンリッター「「「「・・・・・・」」」」 シン「俺は一人になっても絶対リインフォースを助けて見せる!あんた達はそこであいつの不運を延々と嘆いてろ!」 誰一人反論する間も無く、シンとデス子は病室から出て行った デス子はマスターに話しかけるべきか、ほっとくべきか迷っていた。 なにせ廊下を突き進むシンは、不機嫌が具現化したように黙りこんでいる。 しかしこのままではいっこうに前に進まない。デス子は意を決して話しかけた。 デス子「あの、マスター?何であそこまで・・・」 シン 「・・・デス子、お前はカルネアデスの船板って知ってるか?」 デス子「カルネアデスの船板・・・ですか?確か・・・」 カルネアデスの船板・・・・船が難破し、ある男が命からがら、一片の板切れにつかまったが、そこへもう一人、同じ板に掴まろうとする者が現れた。しかし、二人も掴まれば板が沈んでしまうと考えたその男は、後から来た者を突き飛ばして、おぼれさせてしまったという例え話だ。 シン「今の状況と似ていると思わないか? デス子、お前ならどちらを助ける?」 はやてを犠牲にすればリインフォースは助かる。リインフォースを犠牲にすればはやてが助かる。つまり、どちらかが救われるためにはどちらかを必ず犠牲にしなければならない。 デス子「そんなの・・・選べるわけないじゃないですか!溺れて大変なら私の翼で両方助けます!」 シンは病院について初めて笑った。デス子の答えはあまりにも幼稚だ。 そう、自分と同じくらいに・・・。 シン 「小学生の解答だな。だけど、それでこそ俺の愛機だ」 デス子「やった~って、それ、褒めてるんですか?けなしてるんですか?」 シン 「もちろん褒めてるぞ。あいつらが出せなかった答えだからな」 デス子「あいつらって・・・。ヴォルケンリッターのことですか?」 さっきのことを思い出し、急にシンの顔が険しくなる。 シン 「・・・・あいつらはリインフォースを助けられないって諦めてた。それが、どうしても許せなかったんだ。」 はやてが倒れたと聞いても、本当は心のどこかで安心していたのかもしれない。 リインフォースを助けようとするのは俺一人じゃない。ヴォルケンリッターや皆もきっと手伝ってくれると・・・。 だが、予想を裏切るヴォルケンリッターの情けない姿に、シンは失望よりも先に怒りがわいてくるのを感じていた。 それを我慢できるほど、シンは大人ではないし、今度ばかりは我慢する気もなかった。 シン「言い過ぎたとは思ってるし、あいつらも色々遭ったんだって知ってる。でも、俺はシグナム達にだけは簡単に諦めてほしくなかったんだ。 だって俺と違って、まだ間に合うかもしれないんだぞ!相手が死んでしまったあとで後悔しても、手遅れなんだ!!」 そういってマユの携帯を握り締めるシンを見て 何故彼が怒っていたのか、ようやくデス子にも理解できた。 デス子「・・・マスターはやっぱり私の最高のマスターです♪」 シン 「なんだそりゃ?」 シン「それよりデス子。真面目な話、俺がこれから言うことは可能か?」 シンは修正プログラムを渡したときから、完成が間に合わなかった場合をずっと考えていた。 はやてがいないなら、防衛プログラムは分離できない。 ならどうやって、分離せずに再生を止めるのか・・・。 考え抜いた挙句、シンの出した答えはデス子の常識を覆すものだった。 デス子「・・・・・マスターも私を笑えないと思います、無茶苦茶にも程がありますよ」 シン 「・・・・・無理・・だったか?」 デス子「絶対に不可能でないのが恐ろしいところですね。かなり低いですが、可能性はあります。危険ですしお勧めはできませんけど・・・」 シンはホッと胸をなでおろした。さっきは守護騎士達にああ言ったものの、このやり方の他には何一つ思いついていない。 これが駄目だったら、方法を考えるとこからやり直しだった・・・。 シン 「できるなら問題ないさ。俺はこれからクロノに会って、もらってこなきゃならない『物』がある。お前は・・・・・」 デス子「わかってますよ。リインフォースさんを探すんですね」 さすが、長い間生死を共にしただけはある。普段はバラバラでも緊急時は息がぴったりだ。 シン 「あいつに勝手に消えてもらっちゃ困るからな、頼むぞ!」 C.E世界にいたときは、ただ目の前の敵を倒しているだけでよかった。 機動六課にいたときだって、ただ皆の手伝いをしているだけでよかった。 だけど、今度は流されるだけじゃ駄目だ。全て自分で考えて行動しなけりゃならない。 一度でも、たった一つでもミスをすれば、恐らく全ては水泡に帰す。 それでも・・・ デス子「マスター! ヘマしないでくださいよ!」 シン 「今の俺は昔の俺とは違うんだ!絶対に二人を『闇の書の呪い』から助けだしてみせる!!」 シンがデス子と別れたころ、ヴォルケンリッターの面々はシンの言葉で自分を取り戻していた。 そこには先程までの絶望感も徒労感もない。 一対一なら敗北は無いと言われた、古代ベルカの守護騎士達が威風堂々と立っていた。 シグナム 「まったく、とんだ醜態をさらしたものだ。新参者のシンに説教をされるとは・・・・」 ヴィータ 「ああ、あそこまでいわれて黙っているわけにはいかねぇ」 ザフィーラ「我々としたことが、主が再び倒れたことで気が動転していたようだな」 シャマル 「はやてちゃんなら、きっとシン君と同じ事を言ったでしょうね」 意識が戻らないはやてに別れを言い、ヴォルケンリッターは病室を後にした。 リインフォースを見捨ててもはやてを助ける考えなど、もはや頭から消えている。 シャマル「私ははやてちゃんを看病しながら指示を出します。シグナムは時空管理局のフェイトちゃん達に協力を仰いでください。 ヴィータちゃんとザフィーラはリインフォースの捜索をお願いします」 シグナム「わかった、行くぞお前たち!ヴォルケンリッターの名誉にかけてもリインフォースと主はやてを救って見せる!」 ヴォルケンズ「「「おう!(はい!)」」」 ヴォルケンリッターが、再び希望を取り戻し行動を開始する。リインフォースのことを諦めていた元の歴史からは、考えられないことだ。 シグナム 「我等、夜天の主の元に集いし守護騎士」 シャマル 「主あるかぎり、我等の魂、ひとつたりともつきることなし」 ザフィーラ。「この身に命があるかぎり、我等は御身と仲間のために」 ヴィータ 「我等が主…夜天の王八神はやての願いのもとに!」 ここでもまた少しずつ、しかし確実に歴史がずれ始めていた。 闇の書の自動防衛プログラム再生まであと『12時間35分』 前ページ次ページなのはクロスの作品集
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クロスボウ crossbow 歴史:4世紀~18世紀 地域:ヨーロッパ 全長:60~130cm/幅50~120cm 重量:4.0kg~15.0kg クロスボウとは台座に弓を装着させ引き金によって矢を発射する物を指す。 発射するのは通常の弓に使う矢ではなく、ボルト(bolt)またはクォレル/ クォーラル(quarrel)と呼ばれる太く短い矢を用いる。 使用に熟練を要する弓と違い、クロスボウは弦を張り引き金を引きさえすれば たとえ鎧を装着した相手でさえ殺傷する程の貫通性を持ち、 戦いの素人にも修練の容易な武器である。 小型の物は先端に取り付けられたペダルに足を掛け弦を張るが 大型の物は弦を張る為には専用のハンドル付き歯車や梃等を要する。 なお、古代中国(紀元前5世紀)には既に同様の構造を持った「弩」という 射出武器があり、兵法書『孫子』にもその記述がある。 また、紀元前4世紀頃の古代ギリシャには「ガストラフェテース」と呼ばれる 腹当て式のクロスボウが存在した。 +... 近年のゲームでは弓と同等の連射性能を持つ描写が多いものの 実際は大型の物では一発の発射に20~30秒ほどを必要とする。 なお、クロスボウを総称する単語として一般に知られている「ボウガン」という単語は 和製英語であり、東京都にある射撃用品メーカー・株式会社ボウガンの登録商標である。
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ヤラクロスとは非リア杯負け組2期メンバーでデスコン勢の一人である。 ヤンチュラの存在などから不作と思われた非リア杯2期メンバーであったが、ヤラクロスは違った。 その圧倒的火力でシ○ク○を貫き、マグマの底へと沈めていく。 ヤラクロスの名に恥じぬ戦闘力を持っているのである。 カブトムシが顔についているMiiを使用。 2期メンバーでも彼がいれば安心だ。 合流したらこう呼ぼう ヤラクロス氏ー↑
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ネクロマンティック 物静かな人物が大好きな青年の心温まるハートフルコメディー。 彼なりの独特の恋愛感が必見です。 清掃会社勤務の主人公がドジっ子の果てに行き着くところとは・・・? 是非ご家族や恋人と晩ご飯を食べながら鑑賞することをオススメします>< 名前 コメント
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ザクロス 機種:DSi 作曲者:長谷川雄俊、赤堀正直 発売元:甲南電機製作所 発売年:2014 概要 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 music1 メインメニュー music2 music3 music4 スタッフロール music5 music6
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マクロスF Blu-ray Box Blu-ray マクロスF ギャラクシーライブ 2021 リベンジ 発売日:3月24日・6月22日 ●既発売BD、DVD、BD-Boxのオーディオコメンタリーを再収録(全13話分) ●キャラクターデザイン<江端里沙> 描き下ろし収納ケース ●第1話は、2007年12月放映版(デカルチャーエディション)、 完全版(ヤックデカルチャーエディション)ともに収録。 ●第25話は全長版を収録。 ここを編集 2008年4月放送開始。超時空要塞マクロスの25周年作品。劇場版に虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~、恋離飛翼~サヨナラノツバサ~が、PV集に娘クリ Nyan×2 Music Clipが、旧マクロスシリーズにマクロスプラス、マクロス7、マクロス ゼロがある。 http //www.macrossf.com/ 総監督 河森正治 監督 菊地康仁 原作 河森正治、スタジオぬえ シリーズ構成 吉野弘幸 ストーリー構成 河森正治 キャラクターデザイン 江端里沙、高橋裕一 バルキリーデザイン 河森正治 メカニックデザイン 石垣純哉、高倉武史 メカニカルアート 天神英貴 コンセプチュアルデザイン 宮武一貴 セットデコレーター BRUNET STANISLAS 動画検査 田中保美、藤岡千秋、三好誠治、餅月潤一、佐々木隆司、Lee Kwan woo、池牟禮明子 美術監督 吉原俊一郎 美術設定 塩澤良憲、平澤晃弘 色彩設計 中山久美子 色彩設計補佐 竹澤聡 撮影監督 高橋なおみ CGIテクニカルディレクター 八木下浩史 CGIプロデューサー 橋本トミサブロウ CGIディレクター 高橋将人、原田丈、井野元英二 モニターグラフィックス 笹倉逸郎、HIBIKI モーショングラフィックデザイナー 笹倉逸郎、HIBIKI、石川寛貢 メインバルキリーモデリング 池田幸雄 CGIデザイナーチーフ 町田政彌、森野浩典 ビジュアルエフェクト 笹倉逸郎 編集 定松剛 音響監督 三間雅文 音響効果 倉橋静男 録音調整 内田誠 音響効果助手 山谷尚人 録音助手 林淑恭、山口博美 音楽ディレクター 井上裕香子 音楽 菅野よう子 スペック設定 千葉昌宏 タイトルデザイン 鎌田誠 アニメーションプロデューサー 葛西励 アニメーション制作 サテライト 脚本 吉野弘幸 絵コンテ 河森正治 菊地康仁 阿保孝雄 赤根和樹 田中孝行 原博 鹿島典夫 松田清 福田貴之 殿勝秀樹 演出 田中孝行 松田清 間島崇寛 福田貴之 土屋日 金澤洪充 鹿島典夫 政木伸一 古川政美 奥野耕太 作画監督 高橋裕一 江端里沙 関口雅浩 猪狩崇 藤川太 江畑諒真 丸藤広貴 三浦珠美 大籠之仁 鈴木信吾 山中正博 KIM YONG-SIK 小倉典子 和田伸一 相坂ナオキ 入江篤 塚原元 大塚八愛 ■関連タイトル マクロスF Blu-ray Box Blu-ray 劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!! / 劇場短編マクロスF ~時の迷宮~ 特装限定版 Blu-ray マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]〜まだまだふたりはこれから! 私たちの歌を聴け! ! 〜 限定盤 マクロスF ゼントラ盛り Blu-ray Box 超時空要塞マクロス 河森正治デザイナーズノート マクロス音楽証言集 1982-2018 Blu-ray 劇場版 マクロスF ~イツワリノウタヒメ~ Blu-ray 劇場版 マクロスF ~サヨナラノツバサ~ ねんどろいどぷち マクロスヒロイン ねんどろいど ランカ・リー ねんどろいど シェリル・ノーム 劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~ シェリル・ノーム フィギュアーツZERO シェリル・ノーム 黒うさぎ マクロス30周年記念 マクロス・シリーズトレーディングストラップ マクロスF ギャラクシーツアー FINALin ブドーカン マクロスF ボーカルコレクションアルバム「娘たま♀」 完全保存版!マクロスF 2059 MEMORIES やさしいピアノソロ マクロスF フィギュア・ホビー:マクロスF マクロスF 1/72 VF-25F メサイアバルキリー アルト機 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! 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Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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▼クロス・メイキングスキル ●クロス・陸上 このレゾナントのデータは以下のものとなる。 筋力:4 感覚:3 理知:1 魅力:2 《ダイアウルフ/ハンティング》 タイミング:メイキング パッシブ/セット 判定:- 対象:シーン選択 射程:シーン コスト:2 対象の行動値に+(対象とした人数×3)。 [パッシブ]素手の攻撃力を+5、命中を+3。この効果は《クロス:ソウル》を使用したとき共有される。 《オーガ/パワーズフィスト》 タイミング:メイキング パッシブ/メジャー 判定:命中 対象:単体 射程:武器 コスト:2 武器攻撃を行う。このとき攻撃力に+肉体×2。 [パッシブ]肉体に+2。この効果は《クロス:ソウル》を使用したとき共有される。 《ミミック/つまみ食い》 タイミング:メイキング パッシブ/クリンナップ 判定:- 対象:自身 射程:シーン コスト:1 アイテムを1つ使用する。 [パッシブ]受ける魔法ダメージ-2。この効果は《クロス:ソウル》を使用したとき共有される。 《ケンタウロス/チャージタックル》 タイミング:メイキング パッシブ/メジャー 判定:命中 対象:単体 射程:至近 コスト:1 移動を行う。続いて武器攻撃を行う。 [パッシブ]行動値に+3。この効果は《クロス:ソウル》を使用したとき共有される。 《アラクネ/絡まる糸》 タイミング:メイキング パッシブ/セット 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:0 自身に近接攻撃したキャラクターは判定-2。この効果はマイナーアクションで解除できるバッドステータスとして扱い、累積する。このとき累積数がバッド―ステータスの数として扱われ、解除にはそれぞれマイナーアクションが必用である。 [パッシブ]HP+20。この効果は《クロス:ソウル》を使用したとき共有される。 《ペンギンロード/滑走》 タイミング:メイキング パッシブ/特殊 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:0 自身以外のスキル、あるいは武器攻撃の対象になったとき使用。移動を1回行う。このとき使用された効果を回避するわけではないが、連続攻撃の場合は射程外となれば対象とならない。 [パッシブ]水属性で与えるダメージに+3。水属性から受け得るダメージ-3。水中エリアでのペナルティー効果を受けない。この効果は《クロス:ソウル》を使用したとき共有される。 ▼水中エリア 水中エリアにいる飛行状態以外のキャラクターは以下のバッドステータスを受ける。 『炎属性から受けるダメージを-CL×2。あらゆる判定を-5。クリンナップフェイズに10点のHPロスを受ける』。 《ジャイアントタートル/アーマースキン》 タイミング:メイキング パッシブ/リアクション 判定:- 対象:自身 射程:- コスト:2 回避判定を行えない。防御力+肉体×2。 [パッシブ]防御+4。この効果は《クロス:ソウル》を使用したとき共有される。 《旋風飛蝗/ソニックキック》 タイミング:メイキング パッシブ/メジャー 判定:命中 対象:単体 射程:至近 コスト:2 攻撃力+行動値の近接攻撃を行う。 [パッシブ]行動値+4。この効果は《クロス:ソウル》を使用したとき共有される。
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マクロスなのは 第14話『決戦の果てに・・・・・・』←この前の話 『マクロスなのは』第14話その2 『おいおい・・・・・・人を隠すには〝人〟の中ってか・・・・・・』 生き残った僚機がつぶやくように言う。 〝隠れ蓑〟それは密集した他の魔導士達だ。 ライアン達は失念していたが、パッシブ型であるこのレーダーは密集されるとすぐに個体識別が効かなくなる。 しかし彼はなぜシグナムだと気づいたのだろうか? それは彼女がライアンの所属していた「特別機動隊、空戦部隊」で隊長をやっており、きわめて珍しい〝ムチのように飛翔する刃物〟という太刀筋に覚えがあったからだった。 『・・・・・・面白い。こんな戦い方に辟易していた所だ。手合わせ願おうか』 高感度マイクがシグナムの声を拾い、一振りの剣に戻った彼女の愛剣「レヴァンティン」が向けられる。 どこかの世界の中世なら手袋が投げられた所だろう。そしてライアンは喧嘩を売られて、「相手が強いから」という理由で逃げるほど臆病ではなかった。外部フォールドスピーカーの電源を入れると言い放つ。 「望む所です」 ライアンのその解答に満足したのか、彼女は微笑むと隣の褐色の肌をした魔導士に〝手出しは無用だ。以降の指揮は任せる〟と伝える。 ライアンもアクエリアス小隊へと回線を開くと、後を頼んだ。 そして両者は同時に開戦した。 先手を打ったのは射程の長いライアンだ。ランチャーに残った中HMM、MHMMとクラスターミサイル。そしてガンポッドの一斉射を浴びせる。 対するシグナムは、攻撃を右へ左へと回避しながら肉薄する。虎の子のクラスターミサイルさえ彼女の機動についていけなかった。 接近戦に持ち込まれたら圧倒的に不利だ。ライアンは残弾ゼロになったミサイルランチャーを翼下の兵装ステーションからオールパージすると、 バトロイドからファイターに可変。高空へと転進する。 「甘いな。レヴァンティン!」 レヴァンティンのカートリッジが1発ロードされる。 すると彼女の足首になのはと同様の紫色した魔力のフィンが展開された。 瞬間彼女はバルキリーにも劣らぬスピードで飛翔する。 元々の高速度移動魔法に、各種オーバーテクノロジーを加えたそれは魔導士の限界速度を軽々越えた。 「マッハ5だと!?」 ライアンは驚きを隠しきれない。今まで大抵の魔導士は巡航するバルキリーの速力に追随しようとする者はいなかった。 しかし今、推進剤不使用のハイパークルーズ(超音速巡航)でマッハ3を示すVF-11Sにシグナムは追随。なおも強烈に肉薄してくる。 「紫電、一閃!」 シグナムの炎を纏った魔力砲撃を推力偏向ノズルと繋がっている足のペダルと操縦桿を操作し回避する。 アルトのVF-25やヴィータとは違ってコストの高いOT『ISC(通称「慣性・バッファー」)』を搭載していないため、デバイスが相殺しきれなかった Gが彼を襲う。しかしなんとか機位を立て直し、回避運動を継続する。 しかしこのままでは、すぐ追い付かれるだろう。 ライアンはスラストレバーを一杯にあげ、アフターバーナーを焚く。加速したVF-11Sはシグナムと同じマッハ5+に突入。変形限界を超えた。 おかげで追いつかれる心配はなくなったが、迎撃兵装がコックピット後ろにある頭部対空レーザー砲のみになってしまった。(ミサイル、ガンポッドは前面投射しかできないため) 続く攻撃。 可変できないライアンの機体は、従来型戦闘機の回避方法で逃れる。 それらはほとんど、なのはのシミュレーターでの機動が教本となっている。 なぜなら教官達は大気圏中ファイターでの高速度回避機動法を教えていなかった。というより教官達も知らなかったのだ。 宇宙空間での軌道戦闘に慣れた教官達は最初、シミュレーターで機体を空中分解させるまで、空気抵抗による変形機構の限界を失念していたほどだ。 無論アルトもミシェルも勘で修正できるセンスがあるからまったく問題にはならなかったが、彼らバルキリー初心者達は多いに困った。 そこで彼らが教官に祭り上げたのが、戦闘機(ファイター)の機動で見事戦って見せた高町なのはだった。 実はあれからも彼女は2週間に一度ほどのペースで遊びに来て、シミュレーターを借りていた。 そして可変に頼らぬファイター縛りの機動法をいろいろ開発していたのだ。 従来型戦闘機と魔導士の特性を熟知する彼女だからこそ、そのアイデアは豊富であるようだった。そのシミュレーター記録は隊内で出回っている。そこには自分達が知りたい全てが詰まっていた。 重力によって左右されるスラストレバーの出力調整タイミングから複数の高揚力装置、ラダー(垂直尾翼についた方向舵)などの同時使用によって行われる従来の機動方法から、OT改『アクティブ空力制御システム』や魔法を併用させたことで新たに生み出したトリッキーな動きまで。 今や本人に自覚がないだけでウィラン、ミシェル、アルトに続く4人目の教官として名を馳せている。 ここまでシグナムの攻撃を回避出来たのも、なのはのおかげだった。 しかしそれも種切れになりつつある。なんとかシグナムの後ろに着こうとさまざまな機動を試すが、徒労に終わった。 そこでライアンはファイター縛りシリーズ最後のシミュレーションを反芻する。 彼女の機体は自分と同じミッドチルダ製VF-11。対するはシミュレーション最高難易度クリアを阻止するように君臨するQF4000/AIF-7F『ゴースト』とのタイマンだった。 高機動で名を馳せるアルト副隊長ですら空中戦を避け、一目散に地上へと逃げる敵になのははファイター縛りで挑んだのだ。 ISCなどない。つまり人間にできる巡航レベルの小細工のような機動ではゴーストは簡単にねじ伏せてくる。しかしVF-11は最高速度だけなら ゴーストとも互角であった。 そこでなのはは今の自分とシグナムのような戦闘に持ち込んでいる。 彼女は最後どんな戦法を取ったか? 結果を言ってしまえばなのははその戦法でゴーストに撃墜された。しかしそれはファイター縛りであったからだ。 ライアンは最高に危険な賭けに打って出ることに決めた。 シグナムの攻撃を回避しつつ多目的ディスプレイを操作してアクティブ空力制御システムにアクセスする。 そして〝モード 自動継続〟となっている所を〝手動操作〟に変更した。 「よし、行くぞ!」 自らに気合いを入れ直すと、なのはのシミュレーションをトレースするようにシステムをフルリバース。同時に足のペダルを踏み込み操縦桿を引き寄せた。 この操作により、これまで機体にかかる空気抵抗を抑制していたアクティブ空力制御システムの極性が逆転し抵抗が増加した。渦流などが増加し、機速がガクンと落ちる。そして足のペダルで操作する二対の推力偏向ノズルが上を向き、機首に付いた2枚のカナード翼が機首を上に持ち上げようと稼動する。 すると高度をそのままに機首があがる。そして最終的には機体の腹を進行方向に向けた形になり、強烈なエアブレーキがかかった。 今VF-11Sの空気抵抗は制御装置の影響もあって、機体の数倍の面積をもったパラシュートを展開したレベルにまで増加していた。 大気との衝突とそれによって発生する摩擦熱で機体が悲鳴を上げ、自らの体も急激なGにさらされる。出力をほとんど空力制御装置と転換装甲に回したため機載の慣性制御装置、OT『イナーシャ・ベクトルキャンセラー』が停まり、EXギアの重力制御付きでも骨が軋む。 しかし、その甲斐はあった。 可変せずに減速するには、スポイラーやフラップを稼動させるかエンジン出力を落とすしかないと思っていたシグナムはこの『コブラ』と呼ばれる機動の突然のエアブレーキに意表をつかれ、こちらを追い抜かしてしまった。 ここで再び彼の脳裏になのはのシミュレーション映像が残像の如く思い出される。 彼女はここを間違った。 シグナムと同様に通り過ぎていったゴーストを見届けた彼女は、即座にロールして進行方向へとガンポッドを向けたのだ。 しかしゴーストは例え後ろに着こうとたった一本の火線で捉えられるほど簡単ではなかった。 なのはの最初で最後のチャンスはこうして失われたのだ。 ライアンは慌てず速度計を確認する。 時速3600キロ。 リニア型の強力な可変機構と空力制御システムのおかげで可変するにはまったく問題ない速度だ。 アクティブ空力制御システムのスイッチを通常に入れ直したVF-11Sは間をおかずバトロイドに可変する。するとその目前には無防備な背中があった。 「墜ちろぉぉぉ!」 ライアンが吼える。機体はそれに呼応するように残った全てのMHMM、合計10発を放つ。 同時にガンポッド、頭部対空レーザー砲も火を吹き、圧倒的な弾幕がシグナムを襲った。 全ての武装が前面を向くバトロイドによる、前面投射飽和攻撃。 これがなのはの失敗から導き出したライアン流解決法だった。 仮にこれがレーザーとミサイルしか持たぬゴーストなら、迎撃や回避が間に合わず撃墜は確実であっただろう。しかしシグナムはくるりと寝返りをうつようにしてこちら向きを変えると、後退しつつ簡易シールドを10枚ほど連続展開して散布。突然出現した壁にミサイル達が着弾していく。そして2種の火線は時に回避し、できないものはその剣で防いでいく。 結果的にその全てが迎撃されてしまったりと虚空へと消えてしまった。 『(・・・・・・やるな)』 彼女からの念話が届く。 『(隊長こそ。あの弾幕を破ってこられるとは・・・・・・)』 多目的ディスプレイに映し出される兵装バンクの残弾は、等しく〝零〟を示していた。 魔力はマッハ5の維持のために推進剤として使いすぎ、機載のMMリアクター(疑似リンカーコア)の魔力素が底を着いている。オーバーヒートしているので回復するのには5分はかかるだろう。 つまり武器は己が魔力を100%用いた砲撃しかなかった。しかし彼女を撃墜できる出力を出した砲撃は1発か2発が限度だろう。 『(次で終わらせましょう)』 ライアンの提案にシグナムも 『(受けて立とう)』 と同調した。そして彼女はカートリッジを1発ロードして剣を鞘に納めて構える。 『行くぞ!』 シグナムが例の急加速。 ライアンも彼女の機動を制御するため、出力を抑えた砲撃数発で牽制する。そして───── 「紫電、一閃!」 「コイツを喰らえ!!」 紫と赤い2色の魔力斬撃と魔力砲撃が空を2分した。 (*) 一方フロンティア基地航空隊本隊は7機にまでその数を減らしていた。 「逃がすな!」 ジョンソンの指揮に魔導士部隊各隊が生き残りを追い詰めんと高速移動魔法で退路を塞ぐ。 しかし彼らはしたたかな戦術で被害を最小限に抑えつつこちらの罠から逃れ続けた。 だがもはや有効な対抗策はないようで、また1機が集中射に耐えきれず撃墜された。この分なら持ってあと5分というところか。 その時彼の目前にミッドチルダ式魔法陣が展開される。そこから飛び出してきたのはファイター形態のVF-11Sだった。 おそらく僚機の力を借りて転送魔法を発動、指揮系統への奇襲攻撃を仕掛けてきたらしかった。 周辺の部隊がデバイスを照準する前に、吐き出されたMHMMを受けて沈黙した。 ジョンソンはそれを急降下で回避すると、VF-11Sに偏差で魔力砲撃を放つ。 以前の戦闘機との戦闘ではこれが大いに役立った。所詮戦闘機は魔導士とは違い、直線か曲線の動きに過ぎないからだ。 しかしそれはガウォークへと緊急可変して砲撃を鮮やかにかわすと、撃ち返してくる。 戦闘機とはまるで違う機動にジョンソンは感嘆とともに本当に惜しい思いをしていた。 (くそ・・・・・・こんな優秀な連中と共闘できたらどれだけよかったか・・・・・・!) 戦力差にして10:1の中を腐らず奮戦してきた彼らを複雑な気持ちで受け取らずにはいられなかった。 これで我々が勝ってしまえばバルキリー隊は日陰行きだろうか? 少なくとも莫大な戦力を失うことだけはわかった。 (お偉方の馬鹿野郎どもが!!) しかし撃たねばならぬ。魔導士としての誇りがそうさせるのだ。 「来て見やがれ!この・・・・・・!」 バトロイドで突進してきたVF-11Sの銃剣攻撃を畳まれた翼に描かれた水瓶のマークが目前で見えるほどギリギリで回避すると、間髪いれずにコックピットを照準する。しかし相手も頭部の対空魔力レーザー砲2門がこちらをロックしていた。 ジョンソンは (やっぱりこいつらと共に戦っていきたかった・・・・・・) と思いながらデバイスの引き金を引いた。 (*) その頃エース達は、激戦を繰り広げていた。 飛び交うなのはとVF-11SG(ミシェル)の魔力砲撃。その間を縫って飛ぶフェイトとVF-25(アルト)。 攻防は一進一退。なかなか勝負が着かなかった。 しかし、遂に熾烈な機動戦に辛勝したアルトがフェイトの背後についた。 「もらったぁぁ!」 即座に引き金を引く。 カチッ・・・・・・ (魔力)弾が出ない。 「な、なんだ!?」 見るとレーダーがクリアになり、赤や緑になっていた光点が全て味方を表す青に変わっていた。 どうやら弾が出なかったのはIFF(敵味方識別信号)のせいらしい。照準した物体を味方と判断したFCS(火器管制システム)が誤射しないよう、 兵装にセーフティーロックかけたのだ。 『どうして!?まだ演習は15分以上あるのに?』 システムが正常になったためか、魔導士側との無線が統合され、困惑するなのは達の声が聞こえる。 「ホークアイ!どうして止めた!?」 演習中の相互のシステムを統合し、平常の状態に戻すことができる能力を与えられたのは中立のホークアイのみだ。 アルトはそう考え苦情を申し立てたが、その解答は切迫したものだった。 『こちらAWACS『ホークアイ』。現域にいる全ての部隊に告ぐ。演習空域東部にガジェットⅡ型約100機、ゴースト約50機の出現を確認!尚も増加中!各航空部隊は合同してこれを迎撃せよ!』 一斉に空域全体に緊張が走った。この緊急事態に真っ先に対応したのははやてだった。 『こちら空戦魔導士部隊隊長八神はやて。魔導士部隊各隊は各個に合流。指定する空域に集合せよ。また、撃墜されて地上にいる魔導士は地上にて民間人の 避難を支援すること』 今彼らの下にある旧市街には、この演習を見に来た民間人、20万人がいた。 はやての全体通信に続いて今度はミシェルが通信を開く。 『こちらフロンティア基地航空隊中隊長ミハエル・ブランだ。こちらも高空にいるゴースト部隊を迎撃する!はやて二佐、ゴーストへの支援爆撃を要 請する』 『了解や。だからバルキリー隊も何機か地上の支援に回して!』 『了解した。撃墜されて地上にいる部隊は、市民の安全を確保せよ!他は迎撃行動に入れ!!』 青いVF-11SGは翼をひるがえして機首を東に向けた。 アルトもしぶしぶそれに続く。すると念話が届いた。フェイトからだ。 『(決着が着かなかったのが残念だけど、またお願いね。みんな終わったら)』 左下方を見ると、金色の矢と化したフェイトがウィンクを送っている。 『(ああ、もちろんだ)』 アルトもバンク機動と念話で答えた。 (*) 演習中止と緊急展開命令をジョンソン達はお互いに照準しながら聞いていた。 ジョンソンはあまりの事態に大きくため息が出てしまった。 「はぁ・・・・・・どうやらお前らと一緒に戦うことになるようだな」 目前のVF-11Sが構えを解いてガウォークに可変すると、おもむろにスピーカーから声が届いた。 『まったく、こちらも残念だよ』 しかしその口調はセリフと裏腹、うれしそうだった。 (まぁ、あいつから見たら俺のセリフもそう聞こえただろうがな) ジョンソンは鼻で笑うと呼びかける。 「貴様とオレ、どっちが早く行けるか競走だ!」 『よし、その勝負乗った!!』 次の瞬間VF-11Sはアフターバーナーを全開に。ジョンソンは転送魔法を行使して現場へと急いだ。 (*) 「・・・・・・勝負はお預けか」 シグナムが呟く。 ライアンと彼女も最初の1発が双方共に外れ、2発目に入ったところでセーフティーロックがかかっていた。 『また手合わせ願います』 ライアンの通信にシグナムは笑みをこぼして 「いつでもかかってこい」 と告げると東に向う。 ライアンも負けじと続いた。 ―――――――――― 次回予告 ガジェット達の乱入によって共同戦線を張ることになった魔導士とバルキリー。 一方地上ではリニアレールにいた部隊が市民を守らんと奮戦していた。 次回『マクロスなのは』第15話「魔導士とバリキリー」 「こちらフロンティア基地航空隊と空戦魔導士部隊。これより貴、部隊を援護する!」 ―――――――――― シレンヤ氏 第15話
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《ネクロマネキン》 通常モンスター レベル3/闇属性/アンデッド族/攻撃力500/守備力500 原作・アニメにおいて― 「遊戯VSバクラ」戦においてバクラが使用。 壁モンスターとして召喚された後、返しのターンで攻撃を受けた際に《増殖》(原作効果)で10体に増殖し、《死札相殺》によるデッキ破壊に貢献した。 しかし、次の遊戯のターンで他のモンスター共々《破壊竜ガンドラ》の効果で除外された。