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KBT型ポケモン ヘラクロス 左上パーツ:インファイト がむしゃらこうげき 威力120 回数5 右上パーツ:メガホーン なぐるこうげき 威力120 回数10 左下パーツ:ストーンエッジ うつこうげき: 威力100 回数5 右下パーツ:フェイント たいせいはかい: 威力30 回数10 装着アイテム:主にスカーフや鉢巻や火炎玉 近接攻撃が得意 ストーンエッジは辻斬りや地震などに変化する。 高火力虫ポケモン 高火力一致技を二つも覚え、素早さも高く、種族値配分も無駄がないため、強力なポケモンの1匹と認識されている。 襷で耐えても先制技のフェイントで倒されることがあり、一撃でヘラクロスを倒すべきであるが、耐久も低いわけではない。 等倍で耐えようとは思わず、物理に強くしたポケモン、主にゴーストタイプで相手するべきである。(ただ辻斬りを持つ可能性もあるが) シラクサの持つヘラクロスはヤラクロスであり、若干扱いにくい構成になっている。 ただ火力は十分で、油断すると痛い目を見る。 ヤラクロスであると初見でわかるわけがないので、普通の対応をされ普通に落とされる。 イラストはD社のパチモン臭がする。 しかし、ポケモンサザンクロス・シラクサ本人のマスコット的扱いを受けることもあった。 ■関連項目 ウルトラスーパーシラクサスタン
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《ネクロクローザー/Necro Closer》 効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/ATK1800/DEF 100 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 効果モンスターは墓地から効果を発動する事ができない。 墓地で発動するモンスター効果に対するメタ効果を持つ。 その範囲は一般的なリクルーターだけに留まらず、《クリッター》・《カードガンナー》のドロー効果、《ゾンビキャリア》・《ダンディライオン》・《D-HERO ディアボリックガイ》等、制限カードにも指定されているメジャーなカード等も封殺できる。 リクルーターや《クリッター》を封じる事で、相手のデッキの回転力を削ぎ落とし、《ゾンビキャリア》等自己再生効果を持つモンスターの封殺によりシンクロ召喚にもある程度対応できる。 ステータスも決して低くなく、アタッカーとしても運用できる。 同じ属性・種族・レベル・攻撃力を持った《霊滅術師 カイクウ》と使い分ける事で、更に多くのカードに対応できるようになる。《霊滅術師 カイクウ》とはサポートを共有しやすい為、併用も十分可能。 反面、守備力が100と最低クラスの為、表示形式変更には弱い。 このカードの効果を実質的に無効化させてくる《月の書》は天敵である。 このカードは魔法使い族なので、《月の書》や《エネミーコントローラー》等の表示形式変更効果を持った魔法カードは《魔法族の里》で対処すると良いだろう。 関連項目 ・フリー投稿 ・《ハンドクローザー》
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マクロスF Blu-ray Box Blu-ray マクロスF ギャラクシーライブ 2021 リベンジ 発売日:3月24日・6月22日 ●既発売BD、DVD、BD-Boxのオーディオコメンタリーを再収録(全13話分) ●キャラクターデザイン<江端里沙> 描き下ろし収納ケース ●第1話は、2007年12月放映版(デカルチャーエディション)、 完全版(ヤックデカルチャーエディション)ともに収録。 ●第25話は全長版を収録。 ここを編集 2008年4月放送開始。超時空要塞マクロスの25周年作品。劇場版に虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~、恋離飛翼~サヨナラノツバサ~が、PV集に娘クリ Nyan×2 Music Clipが、旧マクロスシリーズにマクロスプラス、マクロス7、マクロス ゼロがある。 http //www.macrossf.com/ 総監督 河森正治 監督 菊地康仁 原作 河森正治、スタジオぬえ シリーズ構成 吉野弘幸 ストーリー構成 河森正治 キャラクターデザイン 江端里沙、高橋裕一 バルキリーデザイン 河森正治 メカニックデザイン 石垣純哉、高倉武史 メカニカルアート 天神英貴 コンセプチュアルデザイン 宮武一貴 セットデコレーター BRUNET STANISLAS 動画検査 田中保美、藤岡千秋、三好誠治、餅月潤一、佐々木隆司、Lee Kwan woo、池牟禮明子 美術監督 吉原俊一郎 美術設定 塩澤良憲、平澤晃弘 色彩設計 中山久美子 色彩設計補佐 竹澤聡 撮影監督 高橋なおみ CGIテクニカルディレクター 八木下浩史 CGIプロデューサー 橋本トミサブロウ CGIディレクター 高橋将人、原田丈、井野元英二 モニターグラフィックス 笹倉逸郎、HIBIKI モーショングラフィックデザイナー 笹倉逸郎、HIBIKI、石川寛貢 メインバルキリーモデリング 池田幸雄 CGIデザイナーチーフ 町田政彌、森野浩典 ビジュアルエフェクト 笹倉逸郎 編集 定松剛 音響監督 三間雅文 音響効果 倉橋静男 録音調整 内田誠 音響効果助手 山谷尚人 録音助手 林淑恭、山口博美 音楽ディレクター 井上裕香子 音楽 菅野よう子 スペック設定 千葉昌宏 タイトルデザイン 鎌田誠 アニメーションプロデューサー 葛西励 アニメーション制作 サテライト 脚本 吉野弘幸 絵コンテ 河森正治 菊地康仁 阿保孝雄 赤根和樹 田中孝行 原博 鹿島典夫 松田清 福田貴之 殿勝秀樹 演出 田中孝行 松田清 間島崇寛 福田貴之 土屋日 金澤洪充 鹿島典夫 政木伸一 古川政美 奥野耕太 作画監督 高橋裕一 江端里沙 関口雅浩 猪狩崇 藤川太 江畑諒真 丸藤広貴 三浦珠美 大籠之仁 鈴木信吾 山中正博 KIM YONG-SIK 小倉典子 和田伸一 相坂ナオキ 入江篤 塚原元 大塚八愛 ■関連タイトル マクロスF Blu-ray Box Blu-ray 劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!! / 劇場短編マクロスF ~時の迷宮~ 特装限定版 Blu-ray マクロスF ギャラクシーライブ 2021[リベンジ]〜まだまだふたりはこれから! 私たちの歌を聴け! ! 〜 限定盤 マクロスF ゼントラ盛り Blu-ray Box 超時空要塞マクロス 河森正治デザイナーズノート マクロス音楽証言集 1982-2018 Blu-ray 劇場版 マクロスF ~イツワリノウタヒメ~ Blu-ray 劇場版 マクロスF ~サヨナラノツバサ~ ねんどろいどぷち マクロスヒロイン ねんどろいど ランカ・リー ねんどろいど シェリル・ノーム 劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~ シェリル・ノーム フィギュアーツZERO シェリル・ノーム 黒うさぎ マクロス30周年記念 マクロス・シリーズトレーディングストラップ マクロスF ギャラクシーツアー FINALin ブドーカン マクロスF ボーカルコレクションアルバム「娘たま♀」 完全保存版!マクロスF 2059 MEMORIES やさしいピアノソロ マクロスF フィギュア・ホビー:マクロスF マクロスF 1/72 VF-25F メサイアバルキリー アルト機 rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 053df7e0.7c451bd1.0c852203.190c5695 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId=0;rakuten_size= 468x160 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= on ;rakuten_auto_mode= on ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ; 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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俺がフェイト、アルフ、なのはの三人と戦った次の日 俺達は会議を開いていた 「今日はどうします?」 「おまえとヴィータ、私とザフィーラで行こうかと思う。」 「だな。シャマルはアタシ達のカードリッジの補充とかやってるし今日は休んだほうが いいと思う。」 「ああ、今日は休んでろ。」 「みながそう言うなら。だけど悟飯君は大丈夫なの?」 「え?俺ですか?」 「悟飯君、私達の負担を減らそうと苦戦しそうな戦闘とか殆ど引き受けてるじゃない。 それに昨日戦ったばかりだし…。」 「俺は大丈夫ですよ。」 「ホントに?」 「ええ。それにみんなには前にも言ったでしょ。俺にはサイヤ人っていう 戦闘民族の血が半分流れてるって。大怪我さえ負わなければ普通に寝れば 体力も気も完全に回復しますよ。」 「…本人がそう言ってるんだから大丈夫だろ。それに孫は顔に出やすいしな。」 「そうよね。」 「そうだよなぁ。」 「そうだな。」 「ええ!?そうですか?」 「ああ。戦ってる時はそんなことはないんだが普段の生活ではな。」 「そうねぇ。悟飯君ババ抜きとか弱いしね。」 「うう……。」 やっぱりそうなんだ… 少しショックだなぁ 「ほらほら、落ち込んでないで早く行こうぜ。悟飯。」 そう言ったヴィータに引きずられながら家を出た 「気をつけてな。」 「おーーう。」 そんなこんなで家を出てきた俺とヴィータ 今は空を飛んでいる 「向こうは大丈夫かな?」 「シグナムとザフィーラがいるし大丈夫だろ。」 「それもそうだね。」 「そうそう。にしても一面砂だらけだな。」 「まぁ、砂だらけっていうのも…おっと。」 俺はブレーキを掛けた 「どうした?悟飯?」 「今、あそこの砂が動いたような…。」 「砂?…気のせいじゃねーのか?」 「いや、確かに…。確かめてみるか。」 そう言った俺は、そこにエネルギー弾を撃ち込んだ 着弾したらそこに白っぽいミミズのような生物が姿を現した 「お、ホントにいた!!」 「それじゃ、もう一発。」 もう一発撃ち込んだ が、その生物は俺のエネルギー弾を食べた 「いい!?」 「食べた!?」 「なら!!」 今度は両手を合わせて連続でエネルギー弾を撃ち込む が、ご丁寧に全部食べてきた おまけにゲップもしてきた 「全部食べられちゃったぞ…。」 「ああ…。」 するとその生物はお返しといわんばかりに その巨体を俺たちに打ちつけよとしてきた 思ってたより数倍は大きいな このままボーっとしていては当たるので ヴィータを抱えて一旦その場を離脱 「大丈夫かヴィータ?」 「え…あ…おう。」 「よかった。」 そう言ってヴィータを離す 「だけど、どうすんだ?殺さないように倒すのは…。」 「まぁ、見ててよ、ヴィータ。」 そう言ってその生物に突っ込んでいく ある程度近づいたら俺を叩き落そうと巨体を振るってくるが 体を傾けて回避する 「ほらほらどうした、当たらないぞ。」 俺の挑発に乗ったのか乗らなかったのかわからないが 俺を食べよと口を開けて突っ込んできた よし 俺を食べようとした直前に俺は真横に高速移動 奴の口が閉じた瞬間に頭と顎らしき部分を掴み 上空に引っ張り上げる 奴の体が全部引っ張り出されたのを確認し 今度は一本背負いの要領で背負い急降下 そして 「うおうりゃああああああああ!!!!」 地面に叩き付けた 「すっげぇ…。」 「ほらヴィータ、蒐集。」 「あ、今やる。」 ふう、まさかエネルギー弾を食べられるとは… どういう体してるんだ 口や目からエネルギー波の類を出す人はいるけど ってピッコロさんは口と目からだすな ついでに触角からも 「おーい、終わったぞー。」 「あ、どうだった?」 「まずまずって言ったとこだな。もうちょいあると思ったんだけどなぁ。」 「ま、しょうがないさ。」 次に行こうかと思ったが 「悟飯君、ヴィータちゃん。」 と上の方から声がした そちらを見るとなのはがいた 「あ、あいつ!!」 「ヴィータ、先に行け。」 「な、何言ってんだよ!?」 「俺ができるのは戦いだけだ。蒐集とか転移はできない。 俺達の目的は闇の書を完成させることだろ。」 「うー…そうだけど…。」 「大丈夫、俺は負けないよ。」 そう言ってヴィータの頭を撫でる 「…わかった。ちゃんと後で迎えにくるからな!!」 そういってヴィータは転移した 俺はなのはと同じ位置にまで上昇し、構えをとる 「悟飯君…。」 何か言いたそうだな 昨日のことかな 「昨日も言ったように俺に勝ったら全部話す。」 「…わかったよ、悟飯君。昨日は負けちゃったけど、今日は勝ってお話聞かせてもらうから。」 そう言って向こうも構えをとった よし、いくか まずなのはに突っ込みながらエネルギー波を放つ なのはそれを上昇して回避 俺も追いかけて上昇したが 「アクセル・シューター!!」 なのはは自分の周囲に十個の光球を出現させた 「シュート!!」 そのうち五個を俺に向けて飛ばしてきた たしかこいつは自由に動かせるんだったな 五個全部突っ込んで来たので体を反らして回避 その後エネルギー波を放つが一個に当たったでけでほかには当たらなかった 残りの四個はそれぞれ四方向から突っ込んで来た 俺は両手足をつかって破壊した その瞬間になのはが自分の周りに待機させてた残りの光球を飛ばしてきた 「く!!」 俺は腕を交差させて防御 「はぁ!!」 防御しきった後に気合砲を放つが 「何!?」 回避された 「ディバイン・バスター!!」 桜色の閃光が俺に迫る それを俺は寸前のところで回避した 「よく俺の気合砲を回避したな。」 「あの技、気合砲っていうんだ。透明ですごく速くて避けにくいけど 悟飯君は掌から撃ってるでしょ。その撃ち出す瞬間一瞬だけ悟飯君の掌の周りが歪むんだよ。 だからそれを見極めれば避けれるかもしれないって フェイトちゃんやアルフさんやみんなが言ってたから。 でも、かなりギリギリだったんだよ。」 なるほど… 別に掌からじゃなくても出せるが それだと威力と精度が落ちるからな それに吹き飛びきる前に脱出される可能性も高い とはいえこれで勝負が決まった訳じゃない 「いくぞ!!」 そう言ってエネルギー弾を放ち高速移動をする エネルギー弾は回避されたが それに気をとられて、なのはは俺の姿を見失ったようだ 俺を探している間に俺はなのは背後に回り込み なのはの背中に掌を当てて 「え?」 「はぁ!!」 エネルギー弾を放つ 「キャア!!」 それを受けてなのはは落下していった 俺も降下してなのはを追いかけて行く その途中でなのはが体をこちらに向けてきた そして 「ディバイン・バスター!!」 「何!?」 あの体制から放ってきただと 俺は急ブレーキを掛けて 迫り来る桜色の砲撃を防御する 「ぐ、ぐぐ!!」 衝撃はかなりきたがそこまでダメージは受けていない なのはの方も俺から少し距離をとった位置にいる 距離を詰めようとなのはに向かって突っ込んでいく その途中で 「え!?」 「な!!」 なのはがバインドで動きを封じ込められていた 俺は急ブレーキを掛けて周囲を探る すぐに仮面の男を見つけた その瞬間、俺はその男に向けてエネルギー波を放った 俺のエネルギー波は直撃したように見えたが バリアらしきものを展開して防いでいた それなりの威力で撃ったんだがな… 「何の真似だ…?」 「何?」 「私は君達に協力しているんだがな…。」 「俺を子どもだからって甘く見るな。自分達に協力している。だから味方。 そう思えるほど俺は子どもじゃない。俺達に協力する理由は? 闇の書を完成させる理由は?おまえは何一つ答えてはいない。 むしろ目的がはっきりしている分、そこにいるなのは方がよっぽど信頼できる。」 「悟飯君…。」 「どうだ、答えられるか?」 「………。」 答える気はなし…か 少しこのままの状態が続いた すると向こうが口を開いてきた 「…君には少し眠ってもらおう。」 そういって姿を消した 次の瞬間俺の背後に現れ攻撃を仕掛けてきた 「何!?」 攻撃を喰らった直後に回し蹴り放つが消えて回避された 蹴りを振り切った直後、また背後に現れ攻撃を当てる そこに拳を放つがまた消えて回避され 今度は真下に現れて顎に一撃をもらう 俺が攻撃を仕掛けて、奴が消えて回避し、俺の死角に現れ攻撃する これが何度も繰り返される 「悟飯君!!」 なのはが俺に声を掛けてきた そっちを見るとバインドから抜け出そうとしている 俺を助けようとしてるのか 「ぐ!!」 また攻撃を喰らった やはり目でも気でも追えない どうする 何か方法があるはずだ お父さんの瞬間移動と同じ類の技に対抗する方法が… お父さん… そうか 俺は構えを解き目を瞑った 感じろ ちょっとした空気の流れを 奴が現れれば空気の流れが変わるはずだ それを見極めれば ……………… 真上に何かを感じた瞬間 俺は体を反らした 「な!?」 目を開ければ攻撃を外して動きが一瞬止まった仮面の男がいた 俺は奴の胴体に膝蹴りを当てて背後に回り背中に肘打ちを当てて地面叩き落とした だが地面にぶつかる瞬間奴は姿を消した 俺はもう一度目を瞑り集中する ……………… 仕掛けてこない 逃げたのか… ……………… 逃げたみたいだな 後は 「悟飯君、大丈夫?」 なのはがバインドを解いたみたいで俺の近くに来ていた 「大丈夫だけど。」 「よかったぁ。」 「なのはも変わってるな。」 「え、何が?」 「俺は一応君達の敵なんだけどね。」 「え、だって悟飯君、何か敵って感じしないし…。」 それにさっき私のこと助けてくれたし。 あ、そのお礼まだだったね。ありがとう。」 「え、ああ。どういたしまして。」 何か調子狂うな 「悟飯、大丈夫か!?」 「ヴィータ!!」 「ヴィータちゃん!!」 ヴィータが転移してきたみたいだ 「ヴィータ、どうした?」 「ああ、撤退。すぐ戻れって。」 「わかった。」 と言ったもののなのはをどうにかしないとな 「ヴィータ、ちょっと後ろ向いててくれ。」 「え?何でだ?」 「いいから。」 「…わかった。」 そう言って後ろを向いてくれた 「悟飯君?」 なのはが不思議そうな顔している 恐らく俺がヴィータを後ろに向かせた意味がわからないんだろう 今だ 「太陽拳!!!!」 俺の全身が太陽の如く発光した 「え、キャ!?め、目が!!」 「ヴィータ、今だ!!転移!!」 「お、おう!!」 そうして俺達はこの世界から脱出した 前へ 目次へ 次へ
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前ページ次ページなのはクロスの作品集 はやて編3話『争いは混沌の果てに・・・前編』 ついに穏健派と過激派、けっして交わらない二つの勢力の決着がつこうとしていた。 これまでも小規模な衝突があったものの、ここまで大規模な戦闘にはならなかった。 それはひとえにシンが居たからだろう。 基本的に彼は、人の争いが好きではない。それが自分を取り合って起る争いだとすれば、尚更だ。だからこそ、シンがいる前では誰もが表立って戦おうとはしなかった。 が、今回はシンはいない。おまけに勝った方には、別の世界に飛ばされて戻れなくなった彼を迎えにいけるという、ほぼこのスレのヒロイン確定の待遇を得られるのだ。過激派の中でこのシュチュエーションに燃えない(萌えない)女はいなかった。 (一部無理やり連れてこられたり、戦いを楽しむためにやってきた奴等もいるにはいますが・・・) しかし、そんな身勝手を穏健派が黙って見過ごすはずがない。 本来戦闘向きではないにしても、彼らもまたシンの親友であり、恋人候補(自称)だ。 唯でさえ、シンが毎度毎度、過激派の暴走に頭を悩ませていることを苦々しく思っていたのに、過激派のこれ以上の暴虐は、いくら温和な彼女達にも見過ごせるレベルを超えていた。 今両陣営が対峙する中、次元世界の果てでシンの命運を巡る(本人不在)風船割ゲームが始まろうとしていた。 「それでは、第二回シンを迎えにいくのはだぁ~れだ? 穏健派vs過激派の風船割り大会レディーー・・・ゴォーーー!!!!」 まず最初に動いたのは過激派だった。前面にせり出していた部隊が、開始の合図と同時に怒涛の勢いで穏健派の陣に攻め込んでいく。 兵力に決定的な差があれば、下手な戦略を練るよりも一気に力攻めで叩き潰すのが兵法の基本だ。 その鬼気迫るすさまじい勢いに、穏健派陣営は浮き足立つ・・・わけが無かった。過激派の力攻めも、穏健派の計算通りだったからだ。 ティア「今よ! 転移魔方陣展開!!」 突如として足元に現れた転移魔方陣は、過激派の飛行できない兵士を次々と飲みこんでいった。 一旦勢いのついた群衆は急に止まることができない。過激派の勢いを逆に利用した見事なトラップだった。 星の裏側まで転移されたのでは、もはやこの戦いが終わる前に自力で戻ってくるのは無理だろう。 空を飛んで逃れた部隊も、地上からの砲撃に隙を突かれ、次々と戦線を離脱していく。 各部隊の被害が穏健派の予想より少なかったのは、指揮官がアティやライズなど歴戦の猛者だったおかげだ。 はやて「な!? 卑怯やで! 『事前の罠設置などの小細工は無し』ってルールにもちゃんと記載されとるやないか!!」 クロノ「『事前』のだろう。我々は即席で罠を張っただけだ。大体君がルールを語るな」 はやて「ぐぬぬっ、急いで転移先を調べてこちら側へ呼び戻すんや!」 なのは「今のでこちらの戦力は三十パーセントダウン・・・か」 アティ「やってくれましたね。これでは罠を警戒して迂闊に攻められません」 ライズ「だが、長期戦でも私達が有利なのは変わらないわ。むしろ、そうなって不利なのは穏健派のはずなのに・・・。」 地上Sフィールド マサキ「つまらん、貴様らでは完成したGゼオライマーの相手には役不足だ」 ジナ 「黙れぇー!!!」 ジナイーダはゼオライマーからのエネルギー砲撃を紙一重でかわしつつ、パルスライフルと肩のロケットを乱射した。 ジナイーダに続き、後方から援護に現われた大神も、両肩のキャノン砲を発射する。 マサキ「愚かな、弱いというのは罪だな」 しかし、彼女達の懸命の攻撃は無情にもGゼオライマーの持つフィールドにあっけなく弾き飛ばされる。 その強さは、まさに冥王の名に相応しいものだった。 ジナ「くっ、馬鹿な! バリアだと!!」 マサキ「これも次元連結システムのちょっとした応用だ。貴様らガラクタがいくら集まったところで、傷一つ付けられはせん。」 大神「これほどの奴を本陣へ行かせるわけにはいかない!なんとしてもこの場で奴を仕留めなければ!」 シュウ「その役目は私に譲ってくれませんかねぇ?」 マサキ「ようやく来たか! 待ちわびたぞ」 その巨体が次元の狭間から現われた瞬間、凄まじいまでの威圧感が戦場を包み込んだ。全身から冷たい汗が吹き出る。手足がすくみ心臓の鼓動が痛いほどに高鳴る。それはまさしく絶対的な恐怖だった。 大神(・・・つ、強さの次元が違い過ぎる) ジナ(この私が・・・気圧されているだと! ) ジナイーダと大神は無意識のうちに自分達の体が震えるのを感じていた。 ネオグランゾン・・・搭乗者が人知を超えた能力の持ち主ならば、1日で世界を壊滅に追い込むこともできる最凶クラスの人型兵器。 それを大幅に強化した機体。 グレートゼオライマー・・・次元連結システムを積んだゼオライマーの能力に加え、全八卦ロボの全必殺技を持ち合わせた機体。 そんな化け物同士が一箇所に集まって潰しあおうというのだ。 彼らの反応はむしろまともな方だろう。普通の兵士なら威圧感だけで失禁するか気絶している。 シュウ「さて、オードブルはもういいでしょう。行きますよ、グラビトロンカノン!」 ACや霊子甲冑など、当たるどころか、かすっただけで消滅しそうな一撃がGゼオライマーに向かっていく。 マサキ「ふっ、その程度の手が見抜けないとでも思ったか?」 Gゼオライマーは普通なら確実に直撃コースの攻撃すら、転移して軽々とよけて見せた。 当てるべき的を見失ったグラビトロンカノンは、はるか彼方の山を丸まる一つ吹き飛ばす。 もはや、唯の人型兵器が介入できるレベルを超えていた。 マサキ「貴様は前から気に入らなかった。人のカキコにいちいち難癖付けやがって!この俺を誰だと思っているのだ!?」 シュウ「相手を気に入らない所は同感ですね。それに、その名前は私の嫌いな男に良く似ている。はっきり言って、目障りなんですよ。 あなたにはここで消えてもらいます」 ネオグランゾンが分身(?)して三体に増殖すると、対抗してGゼオライマーも二体に分身する。 ここまでくると、もはや手が付けられない。 シュウ「その性能、さすがですね。ここでは場所が狭すぎますし、上に行きませんか? どこまでネオグランゾンとやりあえるか試してあげましょう」 マサキ「ふん、宇宙空間でけりをつけようというのか。いいだろう、乗ってやる」 場を散々かき回した二体(五体?)は、音速をはるかに超えるスピードで空へ昇っていった。 この日、この次元世界から星が1つ、衛星が3つ崩壊したのが観測された。 第十中隊隊長 木原 マサキ 副隊長 氷室 美久 第七中隊隊長 シュウ・シラカワ 戦線離脱 それを追って、第七中隊副隊長 サフィーネ 戦線離脱 デス子「(ピキ―ン)むっ、マスター!」 シン「どうした、デス子?」 デス子「この戦いが終わったら、私も銀河を滅ぼせるくらいにパワーアップしようと思うんです。」 シン「なに物騒なこと言ってるんだ。大体、それ死亡フラグだろうが。ほら、早く闇の書の中に行くぞ」 デス子「む~(いつか必ず・・・)」 シンの経験した死亡フラグの例 俺はこの戦いが終わったら、議長の秘書をやろうと思っている。 俺、この戦いが終わったら自分のCD出そうと思っているんだ 地上前線本部 怒涛の戦闘開始から、ようやく二時間三十分。 ティアナ達は、簡易テントで刻々と変わっていく戦況を分析していた。 ティア「一時はどうなることかと思ったけど、何とか持ちこたえてるわね」 ゼロ 「ああ、思ったより最初の罠を引きずってくれているようだな」 あれには、敵の戦力減衰と士気低下だけでなく、さらなる罠があるのではないかと疑心暗鬼にさせ、 うかつに攻め込ませないようにする意味があったのだ。優秀な頭脳が少ない過激派はまんまとその狙いに引っ掛かってくれていた。 ゼロ「しかし、相変わらず戦力はあっちが上だ。ここままでは押し切られるぞ」 ティア「大丈夫よ。そのための策もクロノ提督がちゃんと・・・・」 高音で鳴り響くサイレンに、ティアの言葉はかき消された。 ティア「どうしたの!」 ミルフィー「高速で接近する物体確認。迎撃部隊は・・・全滅!?そんな、こんなに早く!?」 前線はテントより六キロ近く離れているはずだ。転移反応は確認されなかったから導かれる戦術はただひとつ 『エースの一点突破による司令部の殲滅』 相手は迎撃部隊すらも軽く葬る実力者だ。今のまま戦っても勝ち目は薄い。 即座にそう判断すると、ティアナは信頼している仲間に緊急時を伝える念話を送った。 ゼロ「真っ直ぐ突っ込んでくる! いかん、総員に退避命令を・・・」 ???「遅いよ・・・スターライト・・・ブレイカー」 ゼロが命令を伝え終わる前に、桃色の魔法砲撃が中身ごとテントを粉々に吹き飛ばした。 なのは「へぇ、不意打ちだったのに避けきったんだ」 テントの外に吹き飛ばされた三人を見て、なのはが感心したように呟いた。 避けたのではなくたまたま外れたのだが、目を逸らせば砲撃が飛んできそうなのに、わざわざ相手に突っ込む余裕などあるはずがない。 ティア「まさか、戦闘指揮官補佐が直接敵陣の中枢に突っ込んでくるなんて…悪い冗談だわ。ル・・ゼロ、あなたに指揮権を委譲します。 ミルフィーの紋章機で第二指令部へ移動して!」 ゼロ「・・・どうやら因縁の相手らしいな。いいだろう、ここは任せたぞ! C.C、ガウェインを第二司令部へ回せ!」 ミルフィー「ティアさん、ご無事で! ル・・ゼロさん、行きますよ!」 司令官が二人も乗った紋章機が飛び去っていくのを、なのはが黙って通すはずがない。 身構えるティアナだったが、意外にもなのはは一瞥しただけで何もしなかった。 ティア「・・・見逃してもいいんですか? ここに来た目的は指令系統の分断でしょう?」 なのは「あっちはいつでも落とせるからね。それに、どちらが上か、もう一度教えてあげないといけない教え子もいるし・・・」 ティア「言いますね。でも、その余裕もこれまでです」 空に二本の橋が架かかり、聞きなれたホイールの音が近づいて来る。 なのは「へぇ、そういうこと・・・」 突然の轟音に大地が揺らぐ。舞い上がる土煙の中から現われたのは、鋼の体を持つ二人の姉妹だった。 なのはにとっては厄介な、ティアナにとっては頼もしい二人の相棒が天空から舞い降りたのだ。 スバル「ごめん、ティア。少し遅れちゃった。」 ギンガ「スバル! ティアナ指揮官でしょ。まったくもう」 襲われたときに念話で位置と状況を知らせておいたのだ。実力もあり、かって知ったる三人だからこそコンビネーションも容易に組める。 これがティアナの考えた、なのはに勝てる可能性のある唯一の組み合わせだった。 ティア「さあ、このメンバーなら引けを取らないわ。今日こそあなたに勝って、積年の恨みを晴らさせてもらうわよ!」 なのは「ふふふっ、そのくだらない幻想ごと、打ち砕いてあげるなの」 『二代目冥王』と言われた元少女は冷たい微笑を浮かべ、三人に杖の切っ先を向けた。 シン「・・・・・・」 マユ「どうしたの?」 シン「やっぱり俺こっちに居ようかな・・・」 マユ「え? え? なんで?」 シン「・・・俺の体がこれ以上は限界だって呟くんだ」 マユ「・・・・・・お兄ちゃん、いろんな意味で大丈夫?」 地上Nフィールド シグナム「お前とは一度、正々堂々一対一で戦ってみたかった」 ゼスト 「私も同じだ。折角の初立会いがこんなことになったのは皮肉な話だが、お互い守るものの在る身、贅沢は言うまい」 シグナム「ふっ、そうだな。だが、今このときだけは全てを忘れて楽しむとしよう」 射撃戦の様相を見せる戦場で二人の剣士は導かれるように出会い、剣を構える。 その顔は、遠足に行くのを楽しみにしている子供のようだ。 シグナム「しかし、意外だった。まさかお前がこの戦いに参加しているとは・・・」 ゼスト 「うむ、彼には俺のあとを継いでもらわねばならんからな」 ゼストの言葉に愉快そうに微笑んでいたシグナムの眉がピクリと反応した。 シグナム「あとを・・・継ぐ・・・?」 ゼスト 「彼ほどの材逸は今後十年は現われないだろう。うまく育てれば俺とレジアスのあとを継ぐにふさわしい人間になるはずだ」 シグナム「彼は機動六課の中心人物として活躍(?)している。今のままでも十分だと思うぞ」 ゼスト「お前達になど任せられるか! この戦いが終わったら、彼には我々と共に地上本部に来てもらう」 機動六課も強大な戦闘集団とはいえ、一介の地方公務員(?)である。 基本的に上からの命令には逆らえないのだ。(機動六課が異常なだけです) レジアス中将まで絡んでいるのなら、シンが地上本部に移動になったときに止められる人間はまずいないだろう。 ならば、主はやてのためにも、自分達のためにも、この男はこの場で仕留めなければ・・・! そう考えたシグナムは、闘志を燃え上がらせレヴァンティンを持つ手に力を込めた。 シグナム「・・・それは無理な話だ。お前の夢など知ったことではないが、シンはこの戦いが終わったら、八神家に来るのだからな」 ゼスト「ほう、いつも通り強引に拉致してか? 誰かに脅されない限り、彼ならきっと殺伐とした八神家より、我々と来ることを望むはずだ」 シグナムから発せられる殺気を感じたゼストも槍状のデバイスを構えなおした。 先程までの、ゆったりした空気は何とやら・・・。あっという間に殺気渦巻く戦場に戻ってしまった。 比較的まともな人間でさえ暴走させるとは、この場所には得体の知れないウィルスでもいるのだろうか。それとも、このスレのリリカルなのはの世界には、まともな人間などいないのだろうか。筆者はどんなことがあろうと前者を全力で支持したい。 シグナム「いい加減にしろ!シンは主はやてと我らヴォルケンリッターの所に婿養子に来るんだ。既に私達はその手はずを整えている!」 ゼスト「黙れ! 私がいなくなったあと、ルーテシアとアギトとアルビノを任せられる男は彼以外にはおらん! 俺が生きてきた証を・・・私の志を継げる男は彼しかいないのだ!」 シグナムが魔力カートリッジをリロードし、ゼストは自身のデバイスにフルドライブモードを命じた。 恐らく、次に交わす言葉を最後に、凄まじい戦いが始まる。 どの様な戦いになるかはわからないが、シリアスからは程遠いことだけは確かだ。 シグナム「シンは主はやてと我ら守護騎士の婿だぁー!!!」 ゼスト「ちがぁう! ルールー達の婿だぁー!!!」 騎士と戦士、それぞれの意地が弾かれ、打ち込み、何度もぶつかり合った。 シン「俺はやっぱり馬鹿だ」 マユ「あ~、その、なんというか・・・」 シン「・・・?」 マユ「馬鹿でよかったと思うよ。むしろ鈍感じゃなかったら、とんでもないことになってた気がするし・・・」 シン(・・・・・・なんでだろ、だんだんそんな気がしてきた) デス子(マスター、哀れです) 同時刻 聖王協会 はやての妄想が皆に感染している頃、聖王教会の騎士であり時空管理局理事官であるカリム・グラシアは、聖王教会に保存してある沢山の書物を調べていた。 シャッハ「騎士カリム! ああ、ここにいらしたのですか、騎士カリム。返事がなかったので何事かと思いましたよ」 カリム「ごめんなさい、シャッハ。少し調べ物をしていたの。ねえ、シャッハははやての部下のシン君のこと覚えてる? ほら、あの宝物庫を壊 した・・・」 シャッハ「宝物庫?・・・・ああ、あの時の! 確か騎士はやてのお気に入りの子でしたね」 もう何ヶ月前になるだろうか。まだ、ガジェットドローンが頻繁に出現していた頃のことだ。 はやてと今後の起動六課について話し合っている間に、どこから現われたのか十体近いガジェットドローンが聖王教会めがけて襲ってきた事件があった。完全な奇襲だったために民間人の避難が遅れ、あわや大惨事だったのだが、たまたまはやての護衛についていたシンのデスティニーが大暴れしたおかげで、襲い来るガジェットドローンから無事死傷者を出さずに、民間人を守ることができた。 デスティニーも無事だったのだが、戦闘中にロストロギアを保管してある宝物庫へ衝突。 80トンもの重量を受けて、頑丈だったはずの宝物庫は見るも無残に崩れ落ちていった。 このときばかりは、普段から冷静なクロノ提督も騎士カリムも青ざめた顔をしていたらしい。 もしも、一つでもロストロギアが損傷していたら始末書ではすまなくなっていただろう。 珍しい光景を思い出し苦笑いしたのはシャッハ・ヌエラ。 聖王教会の修道女で、はやての友人の一人だ。 シャッハ「あの時、彼がいなければどうなっていたことか。思い返してもぞっとします」 どの道、違う意味でぞっとしたにはしたのだが・・・。 カリム「それでね。誰にもいってなかったけど、宝物庫にあったロストロギアがひとつなくなっていたのよ。 使い方もわからなかったし、危険性も低かったから気にしなかったのだけれど・・・」 シャッハ「それは大問題だと思うんですけど」 そうか、この人の素はこんな性格だったと、とシャッハはだんだん痛みが増してくる頭を抱えた。 カリム「調べてみたら意外なことがわかったの!ほら、この文献を見て」 ロストロギア『セイオウノツルギ』に関する報告書 本来は、強力であるものの製造に金のかかるユニゾンデバイスを量産するために、古代ベルカ領内で極秘に開発された魔道兵器。 どんな質量兵器でも手軽にユニゾンデバイス化し(強さは融合した質量兵器に依存)、 なおかつ使い手の力を最大限に引き出すことができるよう設計されている。 この魔道兵器を用いれば、強力なベルカの騎士を大量に増員できる予定だったのだが、 融合事故が多発に加え、燃費がとても悪く計画は頓挫。現在確認されているのは完成品が聖王教会に二つだけ(あとは所在不明)残っている。 カリム「・・・ね、興味がわいてきたでしょう?」 シャッハ「これって・・・デス子という名前のユニゾンデバイスが現れたのも確か・・・」 カリム「そう、あの事件すぐ後・・・。おそらくこれが原因ね。今更返してとは言えないし、時空管理局に譲渡したと思えば気にもならないけど、 一応詳細は話しておこうと思って・・・」 シャッハ「すぐに連絡を取ってきます! 大人しく待っていてください」 とんでもないことになったと青天の霹靂を地でいく事態に慌てるシャッハ。 このことが上層部にばれれば左遷では済まなくなるだろう。 カリム「みんな今ごろ、何してるのかな」 まだこのときは誰一人気付いていなかった。 使い手の力を最大限に引き出す『セイオウノツルギ』を、『あの力』を持ったシンが使うことがどれほど危険であるか。 それは皮肉にも、カリム自身の予言に大きく関わっていくのだが、それはまだ先の話である。 前ページ次ページなのはクロスの作品集
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作品形式 小説 著者 鳥山仁 監修 松代守弘 出版社 イカロス出版 巻数 2巻 1巻初版発行日 2011/7/15 1942年。親衛隊将校に呼び出され「試験」に合格した主人公が「異教の神」と契約を結び東部戦線に駆り出される。 異教の神 単調なフルートと不規則な太鼓の音が響く空間にいる“何か”と契約者の気持ちが混じり合うことで契約者が理想とする少女の姿で生まれる。 彼女らは元いた空間を嫌っており、そこにいる創造主を「頭が少し……」と評している。 グレーテル 炎を操る。 契約時に向こう側では、膨張と収縮を繰り返す炎の塊が目撃されている。 インゲボルグ 情報収集能力に長ける。 ゾフィー 毒素を扱い、情報収集能力に長ける。 マルゴ 分裂する形で、山羊のような脚が無数に生えた触手の塊“黒い山羊”の群れを召喚する。 アンナ 植物を操る。 アンゲリカ 夢を覗き見る。 ショゴーチカ 「テケリ・リ!」と鳴く黒い粘液の塊に変化する。 ナターリヤ 風を操る力を持ち、人型の怪物を召喚する。 ニーナ 炎を操る。 オレーナ 黄衣の風使い。 ゼニスカヤ・テン 90度以下の鋭角を悪臭を伴う青黒い煙となり移動する。 香蘭 過去や異次元から自身の同位体を際限なく呼び出す。 アイテム アル・アジフ 異教の神の召喚法が記されている。 原著は西暦730年にダマスカスでアブドル・アルハズラットが執筆。1453年にスルタンの宝物庫に収蔵される。 現代トルコ語訳、ドイツ語訳、ロシア語訳版が存在。日本語訳版の存在が示唆される。 ネクロノミコン 「アル・アジフ」のギリシャ語訳とされる。実在するかは不明。 戦車 鐘 それぞれドイツとソ連が開発した兵器。異教の神の力を動力とし浮遊して移動する。
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ヤラクロスとは非リア杯負け組2期メンバーでデスコン勢の一人である。 ヤンチュラの存在などから不作と思われた非リア杯2期メンバーであったが、ヤラクロスは違った。 その圧倒的火力でシ○ク○を貫き、マグマの底へと沈めていく。 ヤラクロスの名に恥じぬ戦闘力を持っているのである。 カブトムシが顔についているMiiを使用。 2期メンバーでも彼がいれば安心だ。 合流したらこう呼ぼう ヤラクロス氏ー↑
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四犯神 7月28日(本編リンク)より 天輪連続爆弾魔 ライカイエロー連続殺人鬼 ネクロス王死体愛好家 V.M.N猟奇殺人犯 概要 7月28日(月)にて語られた「神」と称される凶悪犯罪者たち。 正体はいずれもそのほとんどが不明。多くの人々を殺傷し、現在もなお捕まってはいない。 なお「神」という賞賛のような呼称は世間やマスコミがつけたもので公式ではない。しかし警察官の上国科彦助すらも神と称せざるを得ないほどの手口・異常性を持っている。 本編との関係 7月26日(土)にて名前とイメージの姿が初登場。 ブログ情報から、一学期~夏休みに渡る「悪魔編」の次は四犯神の話(天輪ないし天使編?)になるのではないか、という推測がされている。 また四犯神以外にも未逮捕の凶悪犯罪者は存在しているが、それらとの関係は不明。 その他、各々と本編との関係は上記の各リンク先を参照。 名前 コメント
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―==ミ〟 ムV⌒ / ⌒ヽ へ⌒駄 y≦ /∧ \ r;;;ぇフ¨ ⌒ ^⌒¨ヾーr;;;;;;,,z ゞ" , / i 、 \;;彡" ピッ! にア ステータス開示 イ |V{ /| i ト ヽ ヽ i| { { ,| |\ レ| ノ/ヽ } } | Ⅵ 从 0 0 リハルノ | |八 イ ハ | l | }i介 ー'ー' r=zⅣ, | |iiiiリ 儂にそんなものは作られてない! (| 斤子 |ニfヘ |iiij レ | / に| |ニト Vjノ 妖怪忍軍や傭兵団と同じ扱いじゃ ,/ に| |ニム ∨ 冬/`7 尢=ュ もしくはネクロスと同じ補助ユニット的なのじゃ 乢ン ハ ' t辿} , i f爿 | i 亅 | | 厂 ̄ | | し' し し'  ̄ ─────────────────────────────────────── 《備考》 『そのキャラを一言で表す作中の言葉』 概要 人柄/経歴 能力 やる夫に対する評価 コミュ考察 《関連項目》
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ネクロネシア 【ねくろねしあ】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 Wii 発売・開発元 スパイク 発売日 2006年12月2日 定価 6,800円(税抜) レーティング CERO C(15歳以上対象) 判定 クソゲー ポイント 操作性最悪意味不明なシナリオ 概要 ストーリー 問題点 評価点 総評 余談 概要 Wiiローンチタイトルの1つ。謎の巨大昆虫がはびこる島からの脱出を目指すアクションアドベンチャー。 他のローンチが当たり障りのないファミリー向けか、ゼルダの伝説シリーズの最新作である中、あえてパニックホラーを打ち出したスパイクの選択が異彩を放つ一本。 だが、Wiiの悪いところばかりが目に付く酷い出来になってしまった。 ストーリー 主人公レイとその友人であるミシェルとマイクの3人組は、研究のために虫だらけの島「ベルゼバーブ島」に上陸する。しかし、その島は巨大昆虫の楽園だった。紆余曲折あって途中でミシェルとマイクとはぐれてしまったレイは、2人を探して島の探索を開始する。果たして島に眠る秘密とは…? 問題点 操作性が非常に悪い上、Wiiリモコンを使う必然性皆無 「Bボタンを押しながらリモコンを振ることで通常攻撃」なのだが、振る方向と攻撃方法などに特に関連性がない。Wiiリモコンを振ると各武器に設定されたモーションで攻撃するだけ。一応振る強さで強攻撃と弱攻撃を使い分けられるが、無理矢理感が強い上リアル体力をかなり消耗する。 上段攻撃、下段攻撃の区別もあるがスティックとの組み合わせで発動するのでやはりWiiリモコンを使わせる必然性を感じない。 倒れた敵に対しては接近するとトドメの一撃を繰り出せるが、なぜか絶対に当たらない距離でも発動してしまう。Bボタンを連打してしまうと、周りを敵に囲まれているのに真下を攻撃するモーションばかりになって対処できなくなるケースが発生する。 通常攻撃はまだ「リモコン使う意味が無い」程度だが、主観視点での遠距離攻撃の操作性は最悪に近い。 投擲武器は「Aボタンを押して主観視点→リモコンでポインティング→Bボタンでロック→リモコンを振って投擲」という七面倒くさい操作手段。戦闘中に使おうと思うと、かなりの慣れが必要。そのためか、本作では全体的に敵の隙が大きく、狙いやすくはなっているがそれ以前に操作方法を改善すべきだろう。またこちらも振る強さで射程が変わるという無駄に体力を使う仕様がある。 隙が大きいとは言っても、複数の敵に囲まれたらやはり悠長に狙っている暇はない。攻撃される前に遠距離攻撃で仕留めてしまうのが一番対処が楽。迫る敵に焦って手元が狂い、攻撃が外れてにじり寄ってくる…という展開はなかなか緊張感があるが、どちらかというとストレスの方が貯まる。 射撃武器はほぼ同じだがリモコンを振る必要が無く、Bボタンを押した時点で弾を撃てる。 近接武器も主観視点で突き攻撃が使えるが、こちらもやはりとっさのポインティングがかなり難しい。ボス戦では突き攻撃を使うことでより効率的な戦い方ができるので、練習あるのみ。 いずれにせよ主観視点以外で飛び道具が使えないのが結構痛い。周りの様子を確認しつつ遠隔攻撃で対処というのがやりにくい。 なお、リモコンとヌンチャク以外の操作方式には一切対応していない。せめてクラコンかGCコントローラに対応していればかなりマシだったのだが…。 地味に移動速度が遅く、180度ターンなどもないので囲まれたりすると対処が面倒。こちらはリモコンと違って恐怖感を演出するためにあえて動きにくくしている節はあるので、そこまで致命的な問題ではないが。 ツッコミ所満載な登場人物 レイ 一応主人公。虫が大嫌いなのに虫だらけの島に短パンで来るという謎なファッション。一部では髭の生えたティーダもしくは、 金髪 の藤原竜也呼ばわりされている。なお、虫嫌いという設定は序盤でチョロッと語られる程度であとは虫を踏みつぶしたたき落とし、危険なエリアに迷い無く踏み込んでいくのでどの辺が虫嫌いなのかよくわからない。 マイク 全ての元凶(後述)。別に本人に悪気はなかったが常識もなかった。なぜか旅行に行くのに猟銃とガスマスクを持っていく変人。猟銃はまだ危険な生物からの自衛と言い張れるがガスマスクは…。なお、コイツもTシャツに袖無しのジャケットという舐めているとしか思えない格好。下はGパンなのでまだマシだが、その服装から通称「スギちゃん」「ワイルドだろぉ~?」などとネタにされる。 所持品は役に立っているが本人は役に立つことはほとんど何もしていない。一応ミシェルを守っていた形跡はあるが、レイと合流した後はその辺をウロウロしていただけのようである。 会話の途中だろうがことあるごとに猟銃を構える危険人物。普通実弾の入った銃を他人に向けたら殺されても文句は言えないだろうに。しかも、焚火での休息中にうっかりぶっ放すシーンが2回もある。 序盤の超展開(後述)から分かるとおり、女性にだらしないクズ男である(*1)。今度はミシェルを狙っているためか、レイとの会話もどこか刺々しい。本当に「高校時代からの親友」なのだろうか…? ミシェル 巨大なゲジゲジを躊躇無く抱え上げるなど、感性がやや変わっている女性。虫の研究のためにベルゼバーブ島を訪れた(レイとマイクはミシェルにくっついてきた)。やはりミニスカートという舐めているとしか(ry レイとマイクは観光半分なので擁護できなくもないが、仮にもフィールドワークをしようという研究員がその格好はないだろう。 道に迷ったあげく、危険な方向にひたすら突き進み問題を複雑化させた張本人。少なくとも山を下りる方向に向かっていれば、トラブルの大半は回避できたはず。というか同行していたマイクも止めろ。 一応、山で迷った時は「見通しの良いピークや尾根に向かって昇る、下りるのはかえって危険」と言うのがセオリーなのでその点に関しては正しく、様々な要因でこの行動が裏目に出たと言う見方の方が正しいのかもしれない。 虫の研究が専門の割に「ベルゼバーブ島の虫は10年前に研究し尽くされていて価値はほぼない」という重大な事実を知らなかった。また、「ネクロノーツ(ベルゼバーブ島について書かれた書物)」の「時の洞窟(後述)」のページにしおりを挟んでいたなど、どうもその目的は虫ではなかったような伏線が張られていたが、特に説明されていない。 これが正しいならわざわざ危険な方向に向かっていった理由も納得できるのだが…どのみち説明不足すぎて推測しかできない。 意味不明なシナリオ 特に序盤の超展開ぶりは良く話題になる。以下会話ダイジェスト マイク「ミシェルもあんな性格じゃなければ、恋人の2人や3人いるだろうに」 レイ「彼女を取っ替え引っ替えするお前と一緒にするな。3ヶ月続いた事あんのかよ」 マイク「レイチャム(今の彼女)とは4ヶ月以上だぜ。お前こそ、好きならさっさと告白しろ」 ↓その夜 レイ「ミシェル、ちょっと話があるんだ。散歩でもしないか?」 マイク「そうはいかない。オレと付き合ってくれ、ミシェル。好きなんだ」 レイ「!? 何言ってんだよ、お前には彼女がいるじゃないか」 マイク「あいつとは先日別れた。だから付き合ってくれ」 ミシェル「突然そんな事言われても…」 マイク「(猟銃ズドン!) 悪い。興奮で手元が狂った」 ミシェル「ごめん…ちょっとその辺を歩いてくるわ…混乱した頭を冷やしたいの」 ↓ミシェルが席を外して レイ「マイク、どういうつもりだ?」 マイク「親友のお前でもミシェルは譲れない。恋愛は早い者勝ちだ」 マイク「オレはミシェルを追いかける。こんな島に1人じゃ危ないし、オレの事で悩んでるんだからな」 ↓いくらか時間が経って レイ「居眠りしてしまったようだ。二人ともどこに行ったんだろう?」 …と、ここまで来て本編開始。「今の彼女とは4ヶ月以上だ」と言った舌の根も乾かぬうちに「あいつとは別れたから」と裏切るマイク、同行者が二人してどこかに行ったのに居眠りするレイなど、突っ込みどころ満載。 なんやかんやあって島に来た他の人と出会ったりしながら(ほぼ全員遭遇直後に殺される)ミシェルを探して島の頂上を目指すのだが、ここで島の頂上に「時の洞窟」という「タイムワープが出来る」という、いきなりファンタジー全開の設定の場所があることが判明する(*2)。伏線も何もなく、その事実が明かされるのは洞窟の入り口である。なお、この洞窟(というより島全体)には生物を異常進化させるガスが充満しているらしく人体には有害らしいのだが、レイもミシェルも全く苦しんでいる様子がない。2周目に入ってガスマスクを手に入れて洞窟に入ったあと、ようやく苦しむそぶりを見せている。 大方の予想通り、そこに現れた化け物「ベルゼバーブ」にミシェルが殺された後、レイがタイムワープしてゲーム冒頭に戻される。その後同じようにもう一度冒険をする羽目になる。まさかの魔界村仕様。 レイは最初夢を見ていたと思っていたのだが、手には1周目でミシェルに貰ったキーホルダー(*3)があるにもかかわらず、なぜそう思えるのかが謎。1周目同様にミシェルとマイクが散歩に行くのを止めようともしない。 2周目は、1周目で助けられなかった人を助けられ、倒せなかった敵を倒せるようになるのでシナリオの展開が変わる。1周目で登場と同時にろくな会話もなしに殺されたロバートという人物が実は重要キャラだったことなども判明する。 とはいえ、根本的なマップ構造に大差ないので単調な感は否めない。敵の配置は変わっているが、ゲーム的に大きく変化しているのは一ヶ所だけ(途中のルートが河→沼になっている)である。謎解きもほぼ解決済み。 ロバートは島の研究を行っており(前述のネクロノーツの著者でもある)、何年も島にいたためその身体はガスにやられていた。そのためレイと会った直後に(それまで平気で人を運んだりしていたにもかかわらず)死亡。 時の洞窟でベルゼバーブを倒した後、島から脱出するのだが迎えのヘリに乗りきれなかったため、レイだけ残ることになる。その後突如ロバートが化け物になってレイを襲い、真のラスボス戦にという超展開に(レイがこの化け物がロバートであることを認識していたかは怪しいが)。 平凡すぎて逆に驚愕のエンディング。特に何も語っていないに等しい。 ストーリーとは関係なく地味にほっぽり出された謎も多い。明らかに虫を崇拝する意図で建てられた寺院、島の随所で手に入る手記の執筆者の正体、某所に隠された血まみれのバットの意味など。 その割に「ベルゼバーブ島と近隣の島を結ぶ漁船の船長は、酒が入るとダーツの命中率が上がる」という、未登場キャラのどうでもいい情報は語られる。 また、「巨大昆虫に襲われるパニックホラー」がテーマの1つのはずなのに、虫型の敵はカマキリやハエ、クモ程度で他の敵はトビウオ、巨大ゴリラ、ウシガエル、トカゲ女、人面犬と虫でもなんでもない連中が大半を占めるのもテーマを練り切れていない感がある。パッケージにもなっているカマキリはただの雑魚である(無限に沸く場所があるので厄介ではあるが)。 ただ、突き詰めると群れをなして襲ってくる上回避の難しいカマドウマが本作最強の敵という意見もある。 グラフィック・演出 グラフィックはPS2最初期クラス。見られないほど酷くはないが、この時期のグラフィックとしては少々貧相でキャラクターの造形もややのっぺりしている。元々Wiiは性能がPS3やXbox 360には劣るので仕方がない側面もあるが、本作はホラーなので没入感の面でいえばマイナスである。 イベントシーンはボイス無しのテキスト+口パクが多く、各キャラのジェスチャーも少ない。一部のシーンはボイス付きだが、モーションやカメラアングルがぎこちないのでショボく見える。 難易度バランス 回復アイテムが過剰な程設置されている上、それぞれの回復量もかなり多い。2周目では1周目で回収したアイテムに加えてさらに再配置される回復アイテム+追加アイテムと強引に押し切っても十分回復できてしまうほど。難易度NORMAL以下では体力がわずかずつだが自動回復するというオマケまである。 武器も槍などかなり強力なものが比較的簡単に手に入る。雑魚はこれらを振っているだけで対処できる。 リモコン及びヌンチャクを振っての回避アクションが前転中完全無敵とかなりの高性能で、敵に囲まれてもこれを繰り返しているだけで意外と脱出できてしまう。 ボス敵も見かけ倒しな奴が多い。序盤から散々びびらせてくる巨大ゴリラは条件さえ満たせばハンドガン一発で倒せる。ベルゼバーブもその場でじっとしているのでハンドガン一丁で倒せてしまう。一方で、操作性の悪さから身体が小さく、その辺を縦横無尽に飛び回るロバートはかなりの強敵。 つまるところ本作の難易度を高めている要因は9割方操作性の悪さに起因しており、それをごまかすために過剰な回復アイテムや超性能の回避アクションを実装してバランスを無理矢理整えた感がある。普通のコントローラーが使えたら難易度は相当下がるだろう。 ストーリー進行は一本道、かつ謎解きの難易度もさほど高くはない。マップ上に次の目的地が表示されるという親切な機能まで付いている。 やりこみ要素 敵を倒した際にわき出る紫のカケラを一定数集めると、新しいアイテムがマップに設置されるというオマケがある。 ただ、よほど無限沸きポイントで積極的に稼がない限り、2周終えても1000も貯まらないのに、強力なアイテムは1800とか2000とか集めないと出現しない。それだけの価値は一応あるが…。 出現ポイントはそのアイテムごとに固定なので、欲しいだけ貯まったら引き返さないといけない状況も多い。一応マップには出現場所が表示されるが、これも地味に面倒。 なお、カケラ3000個集めて出現する最後のアイテムは死神の鎌という物騒な代物。何気に最強武器が鎌という主人公は珍しい部類に入るのではないだろうか。ちなみに鎌系武器は「(ただの)鎌」「カマキリの鎌」「死神の鎌」と3種類も用意されている。 2周目では各地に隠しダンジョンが出現するが、報酬がかなり微妙。あまり強力とは言えない上何が出るかランダムなのもやる気を削ぐ。出現する敵も面倒なのが多い。 その他 懐中電灯が不自然。つけただけで周囲全体が昼間かと言いたくなるほど明るくなる。物陰にいても何故か外が明るくなる。 評価点 橋を渡る際のリモコン操作はなかなかリアリティがある。 細い橋から転落しないように、リモコンでバランスを取りつつ渡るのはほどよく緊張感もある。本作で一番Wiiリモコンが活用されているパートではなかろうか? 懐中電灯のON/OFFが切り替えられる。 敵に見つからないように時折懐中電灯を消して進むのは、かなり緊迫する。付けっぱなしだと無敵の敵キャラが出現してしまうので適宜消す必要がある。 ゲームとしては一応形にはなっている。 進行不能バグなど致命的なバグが存在しないので、これは一種のストロングスタイルの作品と言うべきか。 総評 Wiiで出す必要が見当たらない。まず何よりもこれだろう。 Wiiの特性を全く活かせていないどころか、無理矢理活用しようとして足を引っ張るような内容と化しているのはWiiのローンチとしてあまりに残念である。 いや、Wiiのローンチであると贔屓目に見ても酷い出来というべきか。 全体に漂うチープでC級な雰囲気も味として楽しめないこともないので、せめて操作性さえまともならもう少し評価は上がっただろう。 余談 翌2007年には「巨大な虫が襲い来るアクションアドベンチャー」という似たコンセプトを持つ『SIMPLE2000シリーズ Vol.113 THE 大量地獄』がPS2で発売されたが、本作が「巨大昆虫と戦いながら島からの脱出を目指すサバイバルアクション」なのに対し、こちらはは「気持ち悪い蟲共に纏わり付かれて悶えながら進む新ジャンル・嫌ゲー」という全く異なった作風となっている。