約 2,647,511 件
https://w.atwiki.jp/hossokumirrorsite/pages/14.html
標準 ○○○と△の部分はスレッド保管庫を見て適切な数字を入れてください クロスオーバー小説スレその〇〇〇 △スレ目 ここは小説を書いて投下し、投下された作品の世界をリンクさせる(クロスオーバーさせる)スレです メインwiki:http //www21.atwiki.jp/hossoku サブwiki http //www26.atwiki.jp/hossokumirrorsite/ メイン・スレ保管庫:http //www21.atwiki.jp/hossoku/pages/14.html
https://w.atwiki.jp/xo11/
NHK-FM「クロスオーバーイレブン」のプレイリストを補完することを目的としたwikiです。 オンエアされた曲目の情報をお持ちの方はご協力をお願いいたします。 @wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください @wiki助け合いコミュニティの掲示板スレッド一覧 #atfb_bbs_list その他お勧めサービスについて 大容量1G、PHP/CGI、MySQL、FTPが使える無料ホームページは@PAGES 無料ブログ作成は@WORDをご利用ください 2ch型の無料掲示板は@chsをご利用ください フォーラム型の無料掲示板は@bbをご利用ください お絵かき掲示板は@paintをご利用ください その他の無料掲示板は@bbsをご利用ください 無料ソーシャルプロフィールサービス @flabo(アットフラボ) おすすめ機能 気になるニュースをチェック 関連するブログ一覧を表示 その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール バグ・不具合を見つけたら? 要望がある場合は? お手数ですが、メールでお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/nightwizard/pages/202.html
【柊】ナイトウィザード クロスSSスレ【NW!】 アニメでも大活躍し、過去リプレイ作品で異世界慣れした我らが“下がる男”柊蓮司…… そんな彼や他の登場人物達がもしも○○の世界に飛ばされたら or ○○キャラが第八世界にやって来たら…? そんな「ナイトウィザード」のifストーリーを語るスレです。 ■ 注意事項 ■ ・不要な荒れを防ぐ為に、sage進行で御願い致します。 ・冥魔(荒らし)に反応するあなたも冥魔です、スルーしましょう。 ・次スレは 975を踏んだ方、若しくは475kbyteを超えたのを確認した方に御願い致します。 また、重複防止の為に次スレを立てる人は立てる前に宣言を御願い致します。 ・荒らし、カッコ悪い。 ・Q.ナイトウィザードって○○のパクリ? A.とりあえずほぼ全て何かのパクりです。初版が2002年3月発売なのでそこから判断してください。 ■ SSを投下する方へのお願い ■ ・NWキャラをクロスさせたい作品世界に送り込むも良し、 逆にクロスさせたい作品のキャラをファー=ジ=アースを中心とした きくたけワールドに招いてNWキャラ達と掛け合い活躍させるも良し、 SS創作者の想像の赴く儘に楽しめる物語を書き込んで下さいませ。 但し、NW関連スレと云う事で片方は「ナイトウィザード」で御願い致します。 ・801等、特殊なものは好まない人も居るので投下する場合は投下前にその旨を伝えましょう。 ・各作品の初投下時は、クロスする作品名を最初に御願い致します。 そうすれば読者も読み易いでしょう。 ・SSの内容が18禁の場合は地下スレ(検索ワードは「卓上ゲーム」)へ。 ・NW側からのホストキャラはNW公式作品に登場しているキャラを主軸として、 SS創作者オリジナルのキャラをストーリーに絡める場合はあくまで脇役としての 立場で参加させて下さいませ。 ・御互いの作品を尊重しましょう。一方的なクロスは荒れる原因ですよ。 ■ 過去スレ 【柊】ナイトウィザード クロスSSスレ【NW!】 Vol.★ http //★★★★★ ■ 関連スレ ナイトウィザード -Night Wizard!- セッション★ http //★★★★★ 菊池たけし セブンフォートレス ナイトウィザード★ http //★★★★★ ■関連リンク http //www.fear.co.jp/nw/(原作ナイトウィザード公式) http //www.nightwizard.jp/(TVアニメ公式) http //www42.atwiki.jp/nightwizard/(アニメ版まとめWiki) http //www32.atwiki.jp/nwxss/(過去SS保管庫)
https://w.atwiki.jp/crossworld_battle/pages/13.html
世界は、異常に包まれていた。 日本・神奈川で発生した原因不明の隆起現象。 隆起した大地「ロストグラウンド」にて誕生した、それまでの科学技術を越えた現象・アルター能力。 イギリス・ロンドンでは謎の大量失踪事件が発生し、一夜にして300万以上の人々が蒸発。 アメリカ・ニューヨークは一夜の内に世界と隔絶され、人外が蔓延るるつぼと化した。 また日本の各地ではパラサイト事件と称される猟奇殺人が繰り替えされ、人々を恐怖の中に叩き落としていた。。 激動の世界。それまでの常識を逸脱した、異質との邂逅。 これは、そんな世界で起こった一つの事件であった。 『おはよう、諸君』 声が、聞こえた。機械のような、抑揚のない声。 その声が聞こえた時、人々は既にその場へと集められていた。 『何がなにやら、と言った様子だね。何、心配する事はない。皆には少しゲームをしてもらおうと思ってな』 暗く塗りつぶされた世界。 唯一そこで光に照らされる者がいた。 それは人の半分ほどしか背丈のない、非常に小柄な老人であった。 肌は不気味なほどのの青色に染まり、顔には深い深い皺が刻まれている。 老人は、暗闇の中で歌う。 『君達にはこれから―――殺し合いをしてもらう』 ポツリと。 これから何十もの人々を狂わす一言を。 歌う。 『ルールは無用。武器でも何でも使うと良い。ただ唯一……そうだね、ルールのようなものを一つ挙げるとしよう』 静まり返った舞台で、老人だけが舞い踊る。 歪んでいた表情で。 楽しげに、愉しげに、絶対者として笑う。 『このゲームの勝者は三人だ。三人までの生還を認めよう。慈悲深い神からの施しと考えて貰えれば良い』 誰も、何も語らない。 あまりに唐突すぎる事態に、殆どの人物が思考を止めていた。 目の前の現状を受け止めようとするので精一杯であった。 「えと、ちょっと質問しても良い?」 そんな中で誰よりも迅速に動いた者がいる。 男は視線を集めるかのように立ち上がり、老人を見据えた。 同時に男に対してライトが当てられる。 暗闇に浮かんだのは痩せ型の男であった。 鮮やかな銀髪に白色のスーツ。 人によっては凛々しいと感じられる顔は挑発的な笑みに染まっていた。 「えっと、あんた……あー、おじいちゃんはさ、俺たちに殺し合えって言ったよね」 男の笑みを、老人もまた笑みで受け取る。 だが、その笑顔は友好のそれとはまるで別質。 互いの腹を探り合う、梟雄たちの供宴であった。 「粗方平凡な日常に刺激が欲しくて、こういうこと開いちゃった口でしょ? 俺たちの殺し合う姿が見たい。俺たちの苦しみ、もがく姿が見たい。 ま、富と権力を有した者ならではの道楽って奴なのかな? 悪趣味で正直キモイけど。 でもさ、ちょっと申し訳ないんだよね」 『申し訳ないとは?』 「だってさ、おじいちゃんの期待には沿えそうもないから」 男は小さく息を吸い、笑みを向ける相手を変えた。 老人から、男の周囲へ。 彼と同様にこの場に連れてこられた被害者たちへ、狂気を見せる。 「だってそうでしょ? 俺の北斗神拳に掛かれば、こんな奴等苦しむ暇すらなくあの世逝きだからさ。 だからおじいちゃんの期待には沿えないかなーって」 語り、男は笑い声をあげた。 狂ったように、壊れたように。 ノイズのような耳障りな笑い声を撒き散らす。 『ふふ、大丈夫だよ、斑目貘君。この場には君ですら手に負えないような怪物が潜んでいる。思う存分に働き給え』 男の狂気を、老人はただ面白げに見ていた。 老人が枯れ木のような腕を掲げ、指を鳴らす。 それきり照明の全てが落とされ、空間を完全な闇が覆った。 人々が知覚できるのは、ただ男の狂ったような笑い声だけであった。 『さぁ、始めるぞ。殺し合いを、バトルロワイアルを―――』 交わり合った世界の中で、異常な殺し合いが始まった―――。 【クロスオーバーワールド・バトルロワイアル 開催】 【残り37名】 【主催者:マモー@ルパン三世】
https://w.atwiki.jp/mekameka/pages/3759.html
スーパー戦隊バトル レンジャークロス メーカー バンダイナムコゲームス 発売日 2011年9月8日 対応機種 Wii 『海賊戦隊ゴーカイジャー』『天装戦隊ゴセイジャー』『侍戦隊シンケンジャー』『炎神戦隊ゴーオンジャー』『秘密戦隊ゴレンジャー』の計5作品がクロスオーバーするACT(なりきりヒーローアクション) Wii さ行 キャラゲー 気になるゲーム PR スーパー戦隊バトル レンジャークロス 特典 オリジナルレンジャーキー「ゴーカイレッド レンジャーキー」付き - Wii
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1655.html
デビルサバイバー オーバークロック 人間ルート(ユズルート):part59-510,512,513、part60-57,60 殺戮ルートと魔王ルート:part60-84~92 510 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 23 16 35.68 ID RGvsCw640 デビルサバイバー オーバークロック(追加8日目)の要望があったんで、 ユズルート一つだけですが書いてみました。 4kあるので途中で次スレに移りますがよろしいでしょうか? 511 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 23 35 13.85 ID 2ebbBNsh0 おk 512 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 23 47 02.67 ID RGvsCw640 それではユズルート書かせていただきます。 ※Wikiにある封鎖脱出成功までは流れは同じです。 説明しやすいので、そこまでを7日目前半とさせていただきます。 513 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 23 48 22.02 ID RGvsCw640 7日目後半: 脱出に成功した主人公たち。しかし町の外が静かすぎる。 不思議に思っていると、封鎖の外だというのに天使たちが出現。 しかも殺すほどでもない罪(確か窃盗)を犯した人を問答無用で殺そうとしている。 なんと天使たちは封鎖の外にとっくに姿を現しており、人間達を管理することにしたという。 そして罪を犯した者はどんな小さな罪でも天罰(死)を与えるとのこと。 封鎖を突破した主人公たちにも襲い掛かってくるが、なんとか撃破。 とりあえず各自の家に向かう主人公たち。 しかし各自の家は自衛隊により見張られ、 家族も自衛隊とともに避難していることが判明する。 なんと政府は主人公たちをこの事件の主犯とし、捕えようとしていたのだ。 そして家族を人質に降伏するよう迫ってくるだろう。 とりあえずこの日は、 アツロウが両親の転勤のために使用していたトランクルームに行き、 そこで泊まることにした。 57 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/22(日) 23 51 20.49 ID RGvsCw640 前スレ 513の続きから・・・ デビルサバイバー オーバークロック (追加8日目・ユズルート) 8日目: トランクルームで目を覚ます主人公たち。 しかし自衛隊がこの周辺で主人公たちを探していることを知り、また場所を移すことにする。 その途中、自衛隊と遭遇。捕えようとしてくるが、 さらに天使まであらわれ、主人公たちを殺そうと襲ってくる。 この追撃からは逃れたが、またいつ襲ってくるかわからない。 このまま封鎖の外にいるよりは、封鎖の中のほうがどちらかといえば安全と判断。 再度封鎖の中に戻ることにした。 渋谷:衛国寺(護国寺?)に隠れようと向かったところ、毘沙門天、広目天、増長天たちに遭遇。 彼ら四天王は古くからこの国を守り続けてきたが、 翔門会の巫女アマネによって持国天が倒され、国を守る結界が崩れていた。 悪魔が召喚しやすくなっているのも、それが原因であるという。 そして結界を張り戻そうにも、持国天が持っていた宝剣がないと戻せない。 主人公たちは日常を取り戻すため、宝剣を取り戻すことになった。 途中、自衛隊に追われていたミドリ、ケイスケ、カイドーと遭遇。 ともにこの状況を何とかしようとする。 58 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/22(日) 23 52 56.23 ID RGvsCw640 さらにナオヤに遭遇。しかも天使達と特殊部隊の隊長フシミもいた。 天使はナオヤを殺そうとするがフシミはそれをやめさせようとしていた。 そして政府は天使と決別することを天使に伝えていた。 天使達を撃破しナオヤ・フシミと会話しようとしたところ、 小唯一神とも呼ばれるメタトロンが出現。 長ったらしいことを言うが要約すれば、 「人間を管理しようとしたけど、反抗するから見限る」とのこと。 神の支配に勝ったことを喜ぶナオヤ。(詳しい理由はアマネ・救世主ルートを参照のこと) そしてナオヤからベル・ベリトを倒せば悪魔の増殖を抑えることができることを教えてもらう。 さらに宝剣がある翔門会本部の鍵ももらった。 早速宝剣を取り、四天王に渡す主人公たち。 次はこれを扱える者を探す必要がある。 四天王のように古来からこの国を守っている者、 ジンに相談し、ジンが契約していたタケミカヅチに結界強化の協力を頼むことにした。 早速結界を張りなおそうとするが、悪魔達がこれを邪魔しにくる。 主人公達でなんとか守りきり、結界を強化することに成功した。 あとはベル・ベリトを倒せば全てが終わる。 59 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/22(日) 23 54 56.62 ID RGvsCw640 ベリトを倒すためヒルズに向かう主人公たち。 途中でベル・ゼブブを倒しヒルズ最上階へ向かう。 そこにはベル・ベリトと教祖がいた。 しかし教祖は政府に降伏すると宣言。 なぜならば教祖は神の試練に打ち勝つことを目標とし、そのためにベリトを呼んだ。 しかし先ほど神は人間を見捨てたため、戦う必要がなくなったとのこと。 そこにホンダが現れる。ホンダは息子をよみがえらせるために強い悪魔を探していたのだ。 そして貴様が見捨てた力を貰い受けると言い、ベリトとともに戦いを挑んでくる。 無事ベリトを撃破した主人公たち。 さらに教祖の逮捕によって主人公たちの家族も解放された。 そして地上の悪魔をすべて倒した後、COMPは不要なものとなり破棄された。 人間は神からの管理を断り、自らの力で生きてゆくことを選択した。 そして強化された結界で二度と悪魔が現れることもないであろう・・・ 60 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/22(日) 23 59 47.12 ID RGvsCw640 簡単ですが以上です。 大筋のストーリーには関係ないので、上記には書きませんでしたが 最終戦で先にホンダを撃破すると、 ベリトがバフォメットを呼び出しホンダを守ろうとしてきます。 バフォメットを先に倒してからホンダを再度倒すと、 ベリトは「妻と息子に合わせてやる」と言ってホンダを殺します。 彼はどのルートでも報われない・・・ 他、救世主ルートと、殺戮ルート、魔王ルート が残です。 やり直すのが非常にめんどくさいので、どなたかお願いします・・・ 84 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/28(土) 23 55 02.55 ID UUCu698o0 デビルサバイバー オーバークロック だれかお願いと言ってしまったけど自分でやってしまった・・・ 殺戮ルートと魔王ルートを書きましたので投下させていただきます。 魔王となったところまではWikiにあるものと同じです。 85 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/28(土) 23 56 16.28 ID UUCu698o0 殺戮・魔王ルート共通: 主人公は魔王となった。 そして魔王であることを宣言すると、 悪魔たちは人間への攻撃を止め主人公のもとに集った。 ただ今は魔王になりたてなのでまだ召喚にはCOMPが必要だし、 他人が契約している悪魔を奪うこともできない。つまりはまだ今までと同じである。 とにかくこれで政府も交渉に応じ、封鎖も解除されるだろう・・・ 次の日。朝起きると上空から天使の宣言が流された。要約すれば ・主人公が魔王になったからまだ封鎖を続ける。 ・魔王が死ねば封鎖解除する。 ・これは神の試練だ。魔王を殺せ。出来なければ自由はない。 とのこと。 どうやら政府の封鎖解除の移行は天使側が受け入れなかった様子。 そして皆に余命ゼロの数字が浮かび上がった。 ここでナオヤは主人公にこれからの行動をどうするか問う。 天使のみ殺すか、向かってくる人間も殺すか。 こちらが敵ではないことを理解させ、天使への不信感を植え付ければ、人間を殺す必要はない。 力で制するのならばそのうち人間も魔王であることを認め、向かってこなくなるだろう。 ナオヤ「われらが魔王に指揮を願おう。人を殺すか、手出ししないか?」 - 逆らうものは皆殺し(殺戮ルート) - 手出しせず理解させる(魔王ルート) 86 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/28(土) 23 57 22.33 ID UUCu698o0 殺戮ルート: 主人公は向かってくる人間も殺すことに決めた。 何を迷うことがあるのだろうか?すでに人を捨て魔王となったのだ。 (マリが仲間にいた場合、カイドーが危険なのでとマリを抜けさせる。) 人間が時々刃向ってくるが、主人公は悪魔を召喚し攻撃。追い払う。 その様子を仲間だったユズとミドリが悲しげに見ていた・・・ 天使たちは悪魔使いに従わねば殺すと言って攻撃してくる。 主人公たちは、構わず撃破。 そして翔門会も教祖と神であるベル・ベリトを殺されたため、攻撃してくる。 翔門会の巫女であるアマネも向かってくるが、撃破。アマネは死んだ。 途中、ユズとミドリが何か話しているのを見つけた。 こちらには気が付かずにどこかに行ってしまった二人。二人の寿命は0になっていた・・・ だんだんと魔王の強さは人に伝わった。しかし天使たちは何もしない。 「もしや天使たちは出す気などないのでは?」 「いや、天使たちは自分たちも構わず皆殺しにする気では・・・」 一度生まれた疑念は瞬く間に人々に広がる。そして不信感が募っていく。 87 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/28(土) 23 59 18.49 ID UUCu698o0 そんな時、主人公の中に眠るほかのベルたちが語りかけてきた。 間もなく上野に強大な力を持つ天使が現れると。 上野不忍池。着くと、ユズ、ミドリ、他悪魔使いたちが襲ってきた。 だがすでに魔王となった主人公にかなうはずもない。 その時、神に次ぐ力を持つといわれる小唯一神メタトロンが現れる。 「ここでメタトロンを屠れば神の軍勢は事実上瓦解する!」と喜ぶナオヤ。 ここに人間界で最後の戦いが切って落とされた・・・ 魔王たちはメタトロンを倒した。 するとメタトロンは四大天使を呼ぼうとする。 四大天使は神の軍勢を率いる者達。人間界ごと滅ぼす気か!とナオヤは言う。 ここでついに魔王の力が覚醒。ついに直接悪魔を呼べるようになった。 メタトロンは人間を見捨てると宣言し、天界へ戻って行った。 人間界での戦いは魔王の勝利で終わった。 しかしまだ神はいる。このまま向かうか、まず人間界を収めるか・・・ ともかくまずはこの国を治めることにしよう・・・ ついに覚醒した魔王は、刃向うものをすべて下し、地上から天使の軍全は消え去った。 今回の事態に対し国は何もできなかったことから大きく非難され、魔王への支持が高まった。 これを良しとしない各国は魔王に向け軍勢を向かわせた。 が、魔王の力に勝てるはずもなく、間もなく人の世界はひとりの魔王を頂点にまとまった。 やがてベルの王は魔界・神界全てを制圧するであろう・・・ 88 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 00 23.60 ID 3tT/RoKh0 魔王ルート: 主人公は天使のみ殺すことを選んだ。 天使がじかに銘じてきた人間との闘いは避けられないだろうが、 基本的にはこちらから攻撃せず説得する。 命がけの戦いを命じて置きながら救いの手を差し伸べぬ天使たちを見て、 人間たちに理解を求めることにした。 天使たちのたくらみを砕きそして天使たちを一掃するのだ。 人間が時々刃向ってくるが、主人公は何もしない。あちらから攻撃してこない限りは何もしない。 その様子を仲間だったユズとミドリが見ていた・・・ 天使たちは悪魔使いを使って攻撃してくる。 主人公たちは、悪魔使いには攻撃しない。攻撃されても耐えた。 そして説得し、攻撃する意思はないと説明。彼らは了承しCOMPを収めた。。 これをみた天使は「なんと愚かな選択。やはり人間はあてにならぬ」と嘆く。 天使はなおも向かってくるが、これを撃破。 終わった後、先ほどの悪魔使いに 「天使たちは出す気などない。」「天使たちは悪魔使いを殺す気だ」 と伝えて去る。 それを聞いた悪魔使いたちは否定しつつも疑問は残るようだ。 89 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 01 20.88 ID 3tT/RoKh0 そして実際に天使たちは魔王を攻撃しようとしない悪魔使いを殺そうとしているところに遭遇。 そうはさせない。そしてこの人たちを助ければ悪意がない事を立派に証明できる。 天使たちのみを倒す主人公たち。 終わった後少々突っかかってくるが、 実際に助けてくれたこと、そして天使たちが殺そうとしてきたこと。 魔王を信じていいものかどうか。人間たちは悩み始めた。 途中、ユズとミドリが何か話しているのを見つけた。 こちらには気が付かずにどこかに行ってしまった二人。二人の寿命は0になっていた・・・ そんな中、翔門会が襲ってきた。彼らは翔門会のなかで魔王討伐をもくろむもの。 アマネが止めに来るが彼らは聞く耳を持たず、向かってくる。 主人公たちはアマネを守りつつ魔王討伐派を退けた。 戦闘後アマネから翔門会は魔王討伐派と神からの自立を求むグールプに分かれていると教えてくれた。 アマネや教祖はもともと神の試練からの永遠の回避のためにベル・ベリトを呼んだのだ。 そして魔王となった主人公は天使のみを敵としている。そんな主人公をアマネは理解してくれた。 90 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 02 17.03 ID 3tT/RoKh0 突然朝と同じ声が聞こえてきた。声の主は小唯一神メタトロン。内容は 「人間たちを浄化する。止めたければ魔王の命を差し出せ」 とのこと。主人公や他の人が余命ゼロになっている原因はこれであった。 早速囲まれる主人公たち。なおもメタトロンは「おのが身一つで世界は救われる」と声をかけてくる。 その時、ユズとイズナが現れ彼らに説明を始めた。 政府が行った封鎖の真実、天使が行おうとしていたこと、主人公は手出しをしていないことを。 実際に助けられたものもそのことを語り、人々は団結した。 魔王討伐派だった信者もアマネのもとに戻った。 そして封鎖内だけでなく国内外でもこの封鎖の真実は公表され、 魔王を支持する声が高まっているとイズナは伝えた。 当然これを良しとしないメタトロン。なおも声をかけるがもう人々は応じなかった。 ユズ、イズナ、そしていつの間にかいたミドリも仲間に加わってくれた。 そんな時、天使の大群が上野方面に向かっていると知らせが入った。 メタトロン・・・元はエノクという神に最も愛された人間。 彼は死ぬことなく天使となった。よって死を知らない。 この場を制すれば戦場は魔界や天界に移る。そしてこの世界に平穏が訪れる。 上野不忍池。すでに天使たちが待ち構えていた。そしてメタトロンが現れた。 ここに人間界で最後の戦いが切って落とされた・・・ 91 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 03 53.39 ID 3tT/RoKh0 主人公たちはメタトロンを倒した。 するとメタトロンは四大天使を呼ぼうとする。 四大天使は神の軍勢を率いる者達。人間界ごと滅ぼす気か!とナオヤは言う。 ここでついに魔王の力が覚醒。ついに直接悪魔を呼べるようになった。 これをみたメタトロンは言う。天の軍勢すべてをもって相手をすると。 この場の勝利は預けたぞと言ってメタトロンは去って行った。 人間界での戦いは魔王の勝利で終わった。 だがメタトロンは主人公を魔王と認識し、体制を整えるため天界へ戻った。 こちらも魔界へ行き準備を整えねば。 しかし魔界へ行けるのは悪魔か魔王のみ。人ではいくらナオヤでも無理である。 魔王は仲間に別れを告げ一人魔界へと旅立った・・・ (ジャアクフロストがいた場合勝手についていくけど。) 東京の封鎖は解かれた。人々は普段の日常に戻った。 だが魔王となった者の姿だけが消えていた。 そんな時、アツロウとユズのCOMPにナオヤからメールが届いた。 ナオヤは召喚サーバーから魔王の参謀を務めていた。 魔王の軍勢は魔界で天使の軍勢に勝利し、順調に進んでいるとのこと。 この様子ならば人間界へ戻る日もそう遠くないだろうという内容だった。 人でありながら魔王となった主人公は魔界へ行き天使と戦っている。 姿は消えたが人間たちは忘れないであろう。魔王となった少年のことを・・・ 92 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 07 55.90 ID 3tT/RoKh0 以上です。 このルートでもホンダは出てきますが、 北欧神話のトリックスターと呼ばれるロキの口車に乗って主人公たちに挑んできます。 理由は同じく息子に会うため。 ロキは単なる暇つぶし。 結果、敗れて彼はどこかに行ってしまいます。 ほんとこの人報われないなぁ・・・ 残りの救世主ルートも書きますので予約します。 あと前回の「ユズルート」は「人間ルート」というのが正しいみたいなので、訂正お願いします・・・
https://w.atwiki.jp/crossnovel/pages/126.html
東京都港区台場。 通称「お台場」と呼ばれるこの地域は、東京都の臨海副都心開発によって13号埋立地に成立した。 主要な交通路のひとつであるレインボーブリッジやフジテレビ本社移転などで一躍有名になったこの街は、 多くの企業が流入し文化の発信地として急速な発展を遂げ、数年前まではほとんど更地同然だったにもかかわらず、 現在では東京の一大観光スポットとして広く認知されている。 大型休暇に入れば、周辺都市のみならず日本各地から噂のアクアシティやヴィーナスフォートといった ショッピングテーマパークや、大江戸温泉物語や大観覧車などのレジャー施設を堪能しようと大勢の観光客が訪れる。 だが、それらの人間がすべて善良な市民とは限らない。人が集まればそこには必ず負の側面が生じるものだ。 日が西の空に沈みかけ、名残惜しげに赤光を投げかけるお台場レインボー公園。常ならば遊んでいた 子供たちも帰宅し、静寂に包まれているはずの空間は、ただならぬ喧騒と無数のパトライトに埋め尽くされていた。 公園前の歩道にガードレールを突き破ったバスが乗り上げ、停止している。その周囲を 何台ものパトカーが取り囲み、バスの動きを封じていた。さらにその周りを盾を構えた機動隊員が固め、 私服制服を問わず多くの警官が駆け回り怒号を飛ばす。 バス車内の乗客からバスジャックの通報があったのは今から30分ほど前。通報の内容によれば 犯人は二人組で拳銃で武装。パトカーで包囲したものの人質を取られ、手が出せないまま膠着状態が現在まで続いている。 「SATは! 交渉人はまだ到着しないのか!?」 包囲の後方で指揮を取っていた捜査員が叫ぶ。 打開策が見出せないまま無為に時間が過ぎていき、マスコミと野次馬ばかりが増えていく。 このままでは人質の身に危険が及ぶかもしれない。さらに悪いことにこの公園は小学校とマンションに挟まれているのだ。 下校時刻を過ぎているため、子供たちが残っていないのが唯一の救いだが、市民が危険なことに変わりはない。 上からの指示ではSATと交渉人の到着まで現状を維持せよとのことだったが―― 「それが、付近で行われたイベントの帰宅混雑に巻き込まれ身動きが取れないそうです!」 「なんだそりゃ!? どうなってんだこの街は!?」 捜査員の怒りは無理もない。以前、湾岸署の篭城事件の際にもアニメイベントのせいでSATの到着が 遅れたことがあるのだ。ただの偶然なのだが、同じ街で同じことがこう続くと毒づきたくもなる。 「さっさと金とヘリを用意しろぉ! 人質ブッ殺すぞぉ!」 こちらが手を出せないのをいいことに好き勝手な要求をわめく犯人。上に問い合わせても、 依然SATと交渉人を待ての一点張りだ。何一つ好転しない事態に捜査員の苛立ちがさらに募る。 「所轄の連中は何をやってる!? とっとと住人を避難させろ!」 「もうやってるっつーの」 マンション三階の通路から現場を見下ろしながら、無線越しの怒声に恩田すみれはぼやいた。 眼下では、犯人を包囲する無数の赤い光の乱舞と、大勢の人質を乗せたままのバスが互いに動けぬまま膠着している。 犯人の声はすみれのところにも届いていた。節度が感じられない粗暴で上ずった叫び声。 おそらく犯人は場慣れしていないただのチンピラレベルの相手だろう。そんないつ暴発するかもわからないような 手合いが銃を持って暴れているのだ、バスの中の人質の不安と疲労はもう限界に近いだろう。 自分の胸の辺りがじくり、と痛んだような気がした。銃の恐ろしさは身をもってよく知っている。 『台場会社役員連続殺人事件』の際に犯人から子供をかばって撃たれた傷。完治したはずの銃創が疼く。 今すぐ現場に下りたい、バスに乗り込んで犯人を引き摺り出して人質を解放してあげたい。 そんな逸る気持ちをすみれは押さえ込む。 どれだけ息巻いたところで彼女は一介の所轄の刑事でしかない。現場に行ったところで『本店』の人間に追い払われるのがオチだろう。 それよりもまずは目の前の仕事を片付けることが最優先だ、そう気持ちを切り替える。 幸い公園に隣接したマンションの住民の避難はあらかた済んでいる。後は同僚である柏木雪乃の担当区域が 終われば完了するはずだが―― 「すみれさん! こっちの避難も終わりました!」 「ん、ご苦労さん。それじゃ次、交通整理の応援行こ」 タイミング良く雪乃が避難完了を知らせに来る。 初めてすみれと会ったときは父を殺され失意の底にいた彼女だが、今では刑事課の一員としてアクティブに活躍している。 アクティブすぎてたまに青島ばりの無茶をするのが難点といえば難点だが。 と、そこでふとすみれは青島のことを思い出した。 「青島君まだ帰ってきてないの? この大変な時にどこほっつき歩いてんのよまったく!」 別の発砲事件で聴き込みに出ていた青島の姿がどこにも見当たらないことに気づいたのだ。 「青島さんなら一時間くらい前に連絡がありましたよ。乗っていった車がSUVにぶつけられて動けなくなっちゃって、 別の方法で帰るって言ってました」 「よりによってこんな時に……、真下君もまだ来れないっていうし、こんな時のためのネゴシエーターでしょうに」 ため息が漏れた。どうにも巡り合わせが悪すぎる。 「まー文句を言ってもしゃーないわね、やれることをやってかないとね」 「はい。……あの、大丈夫ですか? まだ退院したばっかりなのに……課長に頼んで内勤にしてもらったほうが 良かったんじゃないですか?」 「へーきへーき、イスの上でじっとしてるより現場で体を動かしてた方がいいリハビリになるわよ。 ほら、次の仕事行かないと本店にどやされるわよ」 笑い飛ばして雪乃の肩を叩き移動を促そうとしたところでふと、再度現場を見下ろす。 青島が言っていたという『別の方法』というフレーズがなぜかひっかかる。まさかとは思うが―― 「あのバスに青島君が乗ってる、なんてことないわよね?」 バスの内部は悲痛な空気に包まれていた。乗客は怯え時折すすり泣く声が聞こえる。 だが不安なのは乗客だけではないようだった。 「やべぇよノボル、すげぇ囲まれてるよ……俺ら撃ち殺されるんじゃねぇの……どうするよ……?」 「うるせえんだよタカシ! てめぇは黙って人質見張ってろ!」 ヒステリックに叫んで銃を振り回す高橋ノボルには、なぜこんな状態になっているのかまったく理解できなかった。 くだらない日常に飽き飽きしていたある日、おかしな外人から銃を手に入れたノボルは確信した。 これはチャンスだと、銃があれば自分にはでかい事ができる、その才能が自分にはあると。 連れの小形タカシを誘い、手始めにコンビニを襲うことにした。 犯罪で失敗するやつは大抵計画を複雑にしすぎるせいだ、三億円事件のように出鱈目な証拠を残して 逃げまくれば馬鹿な警察には捕まらない、そう考えて襲撃計画自体は店員を脅して金を奪い、外を通った 車を奪って逃げるというシンプルなものにした。 襲うコンビニは足が着かないよう地元から離れたお台場にする。この時点で計画は完璧だった。 ノボルは完璧な計画を練った自分の才能に惚れ惚れさえしていた。 だが実行の段階ですべてが狂った。目出し帽をかぶり銃を構えコンビニに押し入り店員を脅したが、 「へ? え?」 店員は理解できずに呆けていた。店員が強盗だと理解する前に奥の棚の影にいて見えなかった小さなババアが悲鳴を上げて 大騒ぎを始めた。店員が遅まきながらレジの金を出そうともたついている頃には、悲鳴に気づいた通行人が携帯で 警察に通報を始めていた。ほとんど金を盗れないまま外に飛び出し車を奪おうとしたが表には一台も車が通っていなかった。 そうこうしているうちに遠くからパトカーのサイレンが聞こえ、あわてて土地勘のないお台場を逃げ回りながら、 たまたま目に付いたバス停に止まっていたバスをジャックし現在に至る。 相方のタカシは腰が引けているが、ここまでやっておいていまさら引き下がれない。なんとしても警察から 金を巻き上げてやる。こちらには人質がいるし、なにより銃があるのだ。これさえあればなんとでもなる。 「オラァ! 金どうしたぁ!? チンタラやってんじゃねーぞぉ! 人質殺すぞぉ!」 「もう少し待ってくれ! 準備に時間がかかるんだ!」 案の定、警察の連中は何もできない。今の主導権は間違いなく自分たちにあるのだ。 にもかかわらず警察の連中はさっきから時間稼ぎばかりしている。明らかにこちらをナメている。 人質を殺す度胸など無いとたかをくくっているに違いない。 (ふざけやがって……!) あんな数だけの能無しどもになめられてたまるか、あのパトカーの群れのど真ん中に一発撃ち込んでやれば 連中もきっと思い知るだろう。自分が本気になったらどれだけ恐ろしいかを。いや、それよりも人質の死体を やつらの目の前にぶら下げてやったほうが面白いかもしれない。奴らは自身の無力さと間抜けさ加減を見せ付けられ、 屈辱に悶えるに違いない。その無様さはきっと笑えるだろう。でもそれはすべて警察の自業自得だ、 連中が自分を甘く見ているのが悪いんだ―― 完全に頭に血が上った状態で、妄想だけが加速していく。感情が昂ぶるままに任せノボルはタカシに声をかけた。 「なぁタカシ」 「な、なんだよ?」 タカシ自身パニックになりかけていて声をかけられるまで気がつかなかったが、さっきまでわめき散らしていた はずのノボルがいつの間にか不気味なまでに静かになっていた。唐突な相方の変貌に嫌な予感を感じ、 思わず後ずさるタカシ。その退路をふさぐように致命的な言葉がかけられた。 「見せしめだ。そこのババアを殺れ」 銃口で指し示された老婆が短く悲鳴を上げた。 「は、はあ!? なんでだよ!? それになんで俺が――」 「見せしめだっつってんだろうが! このままサツにナメられっぱなしでいいと思ってんのか!?」 「や、やだよ俺! それに最初の話じゃ殺しをやるなんて聞いてねえよ!? これじゃ話がちげぇえ!?」 反発の言葉は銃口でさえぎられた。 「お前、おれの味方か? 敵か? いまさら自分だけ逃げようなんて考えてないよな? あ?」 タカシは顔面に突きつけられた銃口の向こうに血走ったノボルの眼を見て、全てが手遅れであることを悟った。 こいつは本当に殺る気だ、逆らったら自分も殺されかねない。何か落ち着かせる方法は無いのか、慌しく考えをめぐらせる。 殺しなどやれば本当に人生お終いだ、それだけは避けなければ。そう考える反面、自分の銃を持つ手はのろのろと 老婆のほうへと向いていった。もとより自分の命と赤の他人の命では比較にならない、そう精神は完全に屈服していたのだ。 「や、やめてください……殺さないで……」 震えながら命乞いをする老婆。引きつったノボルの嘲笑が車内に響く。 今や誰の眼にも老婆の命は風前の灯であるように思われた。だが―― 「おい、待て」 低い声が今まさに行われんとしていた凶行を妨げた。クライマックスを邪魔され激昂したノボルが振り向きざまにわめく。 「ンだテメェ! お前から殺し――」 怒声は最後まで発する前に窄んで消えた。ノボルの目の前に立っていたのは彼よりも頭半分は背の高い巨漢だった。 厳つい顔立ち、熊のように分厚い胸板とがっしりとした肩幅、派手なワインレッドのシャツに真っ白なジャケットとズボン、 足には派手な革靴、明らかに『その筋』の人間にしか見えない。ノボルはその男の顔に見覚えがあった。最後尾の座席に 子供に囲まれて座っていた中年の男。子連れの中年=ただのおっさん=弱いと勝手な先入観で脅威ではないと思い込んでいた。 男は自分に向けられた銃口にもまったく動じる様子を見せぬまま、傲然とノボルを見下ろすと口を開いた。 「お前らが頭を冷やしておとなしく自首すりゃそれにこしたこたぁ無いと思って黙ってたんだがな、 さすがに限界だ、やりすぎだぜガキども」 突然の上からの物言いに、最初唖然としていたノボルは、一拍おいて先ほど以上の怒りに顔を真っ赤に染めた。 今このバスで一番力があるのは自分のはずだ、その証拠に自分の手には銃がある。その自分をまるで格下のように扱う 白ジャケットの男がどうにも許せなかった。 「カッコつけんじゃねぇよおっさん! 出しゃばってるとテメェから殺すぞ!?」 怒りに任せて男のわき腹に銃口をねじ込む。余裕面が恐怖にゆがみみっともなく命乞いを始める光景を想像し、 暗い笑いを漏らす。もちろん命乞いしたところで助けてやるつもりなど無い。徹底的にビビらせたうえで殺してやる。 その邪な期待は、男の小揺るぎもしない巌の表情によって打ち砕かれた。それどころか、 「そこじゃねぇよ馬鹿」 「!?」 「そんなとこ撃ったって人間は死なねえって言ってるんだ。狙うんならココを狙え」 あまつさえトントンと己の眉間を指で叩く白ジャケットの男。繰り返される侮辱にノボルの我慢は限界を超えた。 男の望みどおりに眉間に銃を突きつける。身長差の関係から銃がやや上のほうに向けられる形だ。 「じょ、上等だよ、その脳天に大穴ブチ開けて――」 「ああそれとな」 突然男の体躯が膨れ上がったようにノボルには見えた。拳銃越しに貫くような鋭い視線がノボルを射抜く。 「殺すんなら一発で殺れよ。もしその引き金を引いて俺がまだ生きていたら――俺がお前を殺すぞ」 予想だにしていなかった剥き出しの殺気を叩きつけられ思わず後ずさりそうになる。この場で優位に立っているのは 自分であって、その自分が殺される側に回るなどということはまったく想定していなかった。 怒りと恐れがない交ぜになった感情に襲われ頭が混乱する。ただ一つ分かっていたのは、 この男をこのまま 生かしておくわけにはいかないということだけだった。こいつは自分を脅かす存在だ。だがこっちには銃がある。 今のうちに殺してしまえば問題ない。 男の放つ威圧感に圧倒されそうになりながら、弱気を押し隠して銃を握る手に力をこめる、が―― 「あの~、ちょっといいですか?」 再度水を差す声が上がった。白ジャケットの男とは正反対の弛緩しきった声。その声の主は前方の座席に 座っていた男だった。 長身痩躯を黒のスーツに赤いネクタイで包み、その上からモスグリーンの軍用コートを羽織っている。コートは 長年使っているのか大分ヨレヨレになっていた。顔立ちは端整といってもよいが、今はその顔に卑屈な愛想笑いを浮かべている。 ジャケットの男と対峙したままのノボルは、その及び腰の態度に多少安堵した。こっちの男は脅威にはなりそうに無い。 首だけ後ろにひねり怒鳴りつける。 「なんなんだよお前は!?」 「あ、すいません。今ちょっと名刺切らしちゃってて……」 「誰が自己紹介しろっつったよ! 何の用だっつってんだ!」 「いや~、あのですねぇ」 コートの男はオドオドと周囲の様子を伺いながら立ち上がる。 「こういう狭い場所で銃を使うのって実はすごく危険なんですよね。映画とかで聞いたことありません? 跳弾ってやつ。銃弾って至近距離で撃つと簡単に人間の体を貫通しちゃうんですよね。その弾が壁や何かに ぶつかって跳ね返ったら、撃ったあなた達まで当たっちゃうかもしれないんですよ。それはまずいんじゃないかな~なんて」 卑屈な笑顔のままノボルたちに忠告めいた発言をする新たな男。その様子は犯人に媚を売り、あわよくば 自分だけは助かろうとする小物のような態度にノボルの眼には映った。 しかし、一見遠慮がちに振舞うコートの男が、その実じりじりと自分たちとの距離を詰めていること、 一瞬だけ白ジャケットの男と視線を合わせたことには気づいていない。 「それに今、外にいる警察がすごくピリピリしてるじゃないですか。ここで銃声が響いたら、それをきっかけに 警官が一斉に突入してくるかもしれませんし」 コートの男は従順そうな態度を見せているが、ノボルの苛立ちはまったく収まらなかった。もともと誰かに 説教や指図をされるのが嫌いなのだ。その発言に聞くべき部分が有る無しは関係ない、自分に行動に 横槍を入れてきたこの男はそれだけで不愉快だった。 「いちいちウゼーんだよお前! タカシ、やっぱこいつから殺せ」 「ええっ、そんなぁ」 突然の指名に大仰にのけぞって動揺して見せるコートの男。悲鳴もどこか棒読みだったが、精神的に余裕の無い ノボルたちは不審に思うことができない。 「結局俺が殺るのかよ……」 タカシは憂鬱な表情でコートの男へ向きなおる。自分は不本意であるということをせめて周囲にアピール しようとしているのか、ノロノロと銃を持つ右手を持ち上げた。 瞬間、コートの男が動いた。さりげなく接近していた場所からさらに踏み込むと、タカシの右手に手刀を振り下ろす。 予想外の衝撃に拳銃を取り落とすタカシ。何が起きたのか理解できず床を滑っていく銃を呆然と見やる。 卑屈だった男の表情が鋭い闘志を湛えたものへと一変していた。タカシの動揺した隙を見逃さず、顔面を裏拳で打ち据える。 「ぶげっ!?」 怯んで後ろへ逃げようとするが、男の追撃はそれを許さない。泳いだタカシの右腕を掴み、脛へ蹴りを見舞う。 弁慶の泣き所を強打され、痛みにバランスを崩して前傾姿勢になる。掴みかかろうとした腕を男は難なく捌き 右腕の関節を捻りながら床へと引きずり倒した。そのまま腕を左脇に挟みながら上方へ捻り上げ体重をかける。 柔道の脇固めの体勢。関節の痛みにタカシの動きは完全に封じられた。 手刀から続く一連の流れるような捕縛術、それは男が一般人とは違う何らかの訓練を受けたプロであることを示していた。 ノボルはただ黙ってその光景を見ているほか無かった。無害だと思っていたコートの男が突然牙を剥いたことに 呆気にとられ反応できなかったというのもある。だがノボルが我に帰った時には、銃を持つ右手を 白ジャケットの男に凄まじい握力で掴まれていたのだ。 「いっだあああああ!?」 激痛に耐えかね手を振り払おうともがくが、万力で挟まれたように右手はまったく動かせない。 空いた手で男を殴りつけても、大木を殴ったような硬く重い手ごたえが帰ってくるばかりで力が弱まる気配すらなかった。 男は痛みに緩んだ手から銃をひったくると、慣れた手つきで弾倉を捨て、薬室から銃弾を排出、さらには スライド部分まで解体してしまうと、それらをすべて背後へ投げ捨てた。 「ガキの遊びに付き合うのはここまでだ」 男の威圧感に満ちた視線にノボルは完全にパニックに陥った。自分の自信のよりどころだった銃は奪われ、 丸腰の状態で大勢の警察と得体の知れない男と向き合う状況にいまさらながら恐怖した。 「うあああああああああっ!」 恐慌状態に陥ったノボルはただ闇雲に突進した。勝算も何も無いまま、元凶である目の前の男の首を絞めようと手を伸ばす。 だが男の動きのほうが早かった。ノボルの胸倉を掴みあげると、その顔面に頭突きを叩き込む。 衝撃と痛みに目の前に火花が散り、たたらを踏むノボル。男はさらにその後頭部を掴むと大きく反動をつけて 後部昇降ドアへと叩きつけた。たまらず倒れこんだノボルの目に、止めを刺そうと足を振り上げる男の姿が映った。 『俺がお前を殺すぞ』 男の言葉がよみがえる。 (死にたくない、死にたくないイヤだ――!) 必死に命乞いをしようとするが、痛みで舌が回らない。ノボルは何もできぬまま無情にも振り下ろされる靴底を眺め続けるしかなかった。 「やりすぎたか……?」 気絶した犯人を見下ろし、白ジャケットの男――桐生一馬は呟いた。足をどけると鼻が完全に潰れている。 最近まで腹の傷の療養に専念して荒事からは遠ざかっていたため、久しぶりの喧嘩に加減が分からなかったのだ。 それに相手が銃を持っていたために、こちらも多少気が立っていたというのもある。他の乗客に当たらないよう 銃を上のほうに向けさせ、『古牧流短筒崩し』で一人目をしとめるつもりだったが、二人目を動き出す前に倒せるかどうかは 危険な賭けだった。コートの男が現れ、もう一人を取り押さえてくれたことは僥倖というほか無い。 「おじさん! 大丈夫!?」 後ろの座席から、遥を先頭に子供たちが駆け寄ってくる。全員、桐生が沖縄で経営している養護施設「アサガオ」で 一つ屋根の下で暮らす家族同然の子達だ 「俺なら大丈夫だ。皆も怪我は無いか?」 「うん、私たちも平気だよ。気分が悪くなった子とかもいないみたいだし」 「やっぱおじさんつえーな!」 「こわかったー」 「やっと降りられる~」 口々に騒ぎ出す子供達。それにつられるかのように車内の張り詰めた空気が解けていった。見事犯人たちを 取り押さえた桐生とコートの男に向けて拍手が起きる。桐生がコートの男のほうを見ると、抵抗を止めた犯人を床にうつ伏せにさせ 手錠をかけているところだった。 立ち上がろうとした男に手を貸して引き上げてやる。 「いやーご協力ありがとうございます。相手が2人いたもんでなかなか手が出せなかったんですが、あなたの おかげで助かりました。お強いですね」 そう笑う男は刑事というよりもどこか営業サラリーマンのような愛想の良さがあった。少なくともこれまで 桐生が出会った刑事にはいなかったタイプだ。 「あんたもな。あのタイミングで立ち上がった以上只者じゃないとは思ってたんだが、やはり刑事だったか」 「ええ、このバスに乗ってたのは偶然なんですけどね。ああそうだ、後で犯人を取り押さえた経緯について 調書をとることになると思います。あ、私、湾岸署の青島といいます。そちらのお名前伺ってもよろしいですか?」 「俺は――」 『確保―――――!!』 桐生が名乗ろうとした矢先、拡声器からの叫びとともに前後のドアがこじ開けられ、車内に警官たちがどっと雪崩れ込んでくる。 あっという間にバス内部はごった返し、自己紹介は中断せざるを得なくなってしまった。 初春にもかかわらず寒気が肌を刺すお台場にて、これが元東城会四代目会長、桐生一馬と、 警視庁湾岸署捜査課強行犯係巡査部長、青島俊作の出会いだった。 お台場のバスジャック事件が解決してから数時間後 東京赤坂の某高級料亭の裏手に、ある政財界の大物との会談を終え帰路に着こうとする男の姿が会った。 堂々とした体躯ながら黒の高級スーツを着こなし、その胸元には『東』の文字を崩したバッジをつけている。 男の名は堂島大吾、若くして東日本最大の暴力団「東城会」を束ねる第六代目会長である。 大吾が外へ出ると、リムジンの脇で待機していた側近の一人が近づいてきた。 「お疲れ様でした、会長。首尾の方はいかがでしたか?」 「話はまとまった、これで神室町ヒルズの建設を本格的に進められる。首の皮一枚、どうにか繋がった」 東城会の現状はお世辞にも順調とはいえない。近年連続して起きた内部抗争や、関西の近江連合の襲撃により、 組織は疲弊しきっている。特に東城会の経済的基盤を支えていた白峯会が崩壊したことで、 いつ組織が空中分解しても おかしくない状況に追い込まれてしまった。この苦境を打開すべく大吾は日々奔走している。今回の会談を成功させたことで 東城会が生き残る目がやっと見えてきたのだ。 「それではこのまま本部に戻りますか?」 「いや、その前に何か腹に入れたい。病み上がりにここの飯はいまいち合わなくてな――」 「おい! 止まれ!」 大吾がリムジンに乗り込もうとした矢先周囲を見張っていた護衛の一人が怒声を上げた。見ると、暗灰色のコートに 帽子を目深にかぶった一人の老人が近づいてくる。 「会長、危険かもしれません。お早く車に――」 促す側近を手で制する。大吾はその老人にどこか見覚えがあったのだ。一方老人は殺気立つ護衛を気にした風も無く 飄々と声を上げる。 「おいおい、こんな年寄りにそういきり立つこたあないだろう。俺はよ、ただ昔の知り合いを偶然見かけて 挨拶しようと思っただけなんだからよ。なあ、大吾?」 そういって老人は帽子を取る。その素顔に大悟の予感は確信へと変わった。 「和久さん……」 「いよぉ、久しぶりだなぁ」 護衛たちの向こうで、まるで旧知の友人に会ったように軽く手を振る老人、その皺深い顔がニッと笑った。 数刻後、大悟と和久は小さな屋台へと移動していた。大吾はもっと高級な店へ案内しようとしたが、 和久が「その手の堅苦しい所は苦手だ」と断ったため、ここに落ち着いたのだ。 「しかし、俺が神室署にいたころは手のつけられねえ悪ガキだったお前が、今や押しも押されぬ東城会の六代目か。 俺の知り合いん中じゃお前が一、二を争う出世頭だなぁこりゃ」 「あの頃は和久さんには本当にご迷惑をおかけしました」 「ははっ、お前さんからそんな殊勝な言葉が聞けるとはねぇ、俺が年を取るわけだ。ほれ」 「頂きます」 和久から熱燗を注いでもらいながら、改めてその顔を見る。記憶の中にある姿より皺が増えているのは当然だが、 背も少し縮んでいるように思えた。和久が神室署にいた頃はすでにそれなりの歳だったから、今では六十をとっくに超えているはずだ。 昔、大吾がまだ東城会に所属せずただのチンピラだった頃、喧嘩で神室署へしょっ引かれるたびに和久の世話になった。 当時の和久は、大吾の顔を見ると「またお前か」と苦笑して茶を勧めてきた。説教をするでもなく雑談をして、 適当に時間が過ぎれば釈放するというのがいつもの流れだった。 ただ帰り際にいつも 「あまりつまんねぇ喧嘩はよせ、そんなんで怪我したり命落としたりしても何も面白いことなんてねぇぞ。 それと無関係なカタギは絶対に巻き込むな。もし巻き込んだ時は容赦はしねぇからな」 と、戒められてきたものだ。結局喧嘩のほうは止めることがなく、和久に迷惑をかけ続けることになってしまったが。 大吾にとっては数少ない頭の上がらない存在の一人である。 「和久さんは今は何を?」 「俺か? 俺はもう引退したよ。娘も結婚したし身の回りの問題は全部片付けた。今は一日中好きなだけ 盆栽をいじってられる。悠々自適の生活ってやつだ。あ、オヤジ、つくねとねぎま頼む」 そう語る和久の横顔に、確かに往時の鋭さはなくなったように見えた。警察官になって以来ヒラの巡査として 現場をずっと駆け回り続けてきた男だ、引退して肩の荷を降ろしたことで張り詰めていたものが切れたのかもしれない。 大吾にとってはそれが少し寂しくもあった。 「お前さんのほうはどうなんだい? 風の噂じゃ随分とゴタついてるって話だが」 「ええ、ですがどうにか再起の目処は立ちました。これ以上揉めて世間に迷惑をかけることはないはずです」 「ふーん、そうかい。ま、そいつはなによりだな。……ん?」 和久の手が止まる。どこか遠くの方でパトカーのサイレンが鳴っていた。 「最近増えたなぁ。知ってるか? 近頃銃を振り回すガキが急に増えたって話。ほんの何時間か前にもお台場で 銃持った奴のバスジャックがあったんだとよ」 そう語る和久の表情は苦渋に満ちたものになっていた。この1ヶ月で都内の銃犯罪の件数は3倍以上に激増している。 何者かが意図的に銃を闇ル-トで流していることは明白で、実は大吾も自分の意に反したその実態を把握しようと 調べさせているのだが、海外の組織が関わっているということが分かったのみで、未だ全容は見えていない。 かつて八王子署にいた頃、相棒が銃で殺されたことのある和久にとって銃犯罪の多発は許しがたい状況だろう。 「さっきは悠々自適なんて言ったが、今でも夜中にパトカーのサイレンを聞くと目が覚めちまう。捜査で何かあったときに 真っ先に死ぬのは現場の刑事だ。若い連中が無事でいるのか、そればっかり気になってしょうがねえ」 言うと和久は熱燗を一息にあおる。 「そうだ、いい機会だからひとつ聞いておくか。なあ大吾」 「はい」 和久の問いかけに向き直る大吾。その体が固まった。 視線の先、和久の表情、和久の眼が一切の身じろぎを許さなかった。今までの好々爺めいた顔から、 いつ変化したのか大吾が気づかないほど、自然に表情が一変していた。 相手の欺瞞や韜晦を許すまいとする、現役の刑事の表情へと。 「ここ最近、銃をばら撒いて回ってるのは、まさか東城会じゃねぇだろうな?」 大吾は悟った。今日和久が自分と出会ったのは偶然などではない、この件を問い質すために自分を探していたのだ。 すでに退職してもなお犯罪を許すまいとするその意地、この老人は根っからの刑事なのだろう。 その精神に敬意を払い、大吾は誠意を持って答えた。 「それはありません」 和久の突き刺さるような視線に怯むことなく大吾の視線が交差する。 「少なくとも、俺の眼の黒い内はカタギに銃を売るような真似はさせません。絶対に」 お互いに視線を決して外すことなく、ただ静かににらみ合う。 数秒か、数十秒か、2人にとっては長い長い時間の果てに、和久の視線の圧力が、ふっ、と緩んだ。 「……そうかい、それならいいんだ。お前さんの口から直にその台詞が聞きたかった」 和久は酒を飲もうとして自分のコップが空であることに気づいた。大吾が黙ってそのコップに酒を注ぐ。 「ありがとよ。銃って奴は本当におっかねぇ。あれがあれば子供でも簡単に人が殺せちまう。俺が湾岸署にいた頃も 2人刑事が撃たれて重体になった。今じゃ2人とも元気になって職場復帰してるが、一歩間違えばあいつらは2度と 陽の目が見られなくなってたかも知れねえんだ。それだってのに巷じゃ考えなしの連中が玩具みてぇに銃を振り回してやがる。 俺にはそれが堪らねぇ」 「分かりますよ。俺もこの間まで撃たれて入院していたクチですから。その一件で部下も失ってしまった」 「そういやそうだったな……」 大吾自身、先日まで国際的な武器密売組織『ブラックマンデー』の首領、リチャードソンに撃たれた傷により 入院生活を余儀なくされていた。さらに信頼していた部下、峯義孝が自身のけじめをつけるために リチャードソンもろとも自決していた。 和久は重くなりすぎた空気を振り払うように大吾のコップにも新しい酒を注ぐ。 「年寄りの愚痴につき合わせて悪かったな。ほれ、お前も飲め」 「はい」 またどこかから別のパトカーのサイレンが聞こえてくる。新しい事件が発生し、危険な現場へ刑事たちが 駆り出されているのだろう。 突如吹いた寒風に和久は身をすくめる。もうすぐ春だというのに気温は一向に上がる兆しを見せない。 それも何かの凶兆の前触れなのだろうか。 初春らしからぬ空気の中、和久と大吾はただ黙して酒をあおった。 続く
https://w.atwiki.jp/monmas_x/pages/1886.html
タイガークロー 種族 タイプ 属性 レア コスト HP 攻撃 魔力 防御 素早 パッシブスキル名 パッシブスキル(最大時) 獣 魔法 雷 ★4 12 1673 869 2201 934 941 トラの怒り 【全】魔力1.7倍 ★5 22 2185 984 2711 1132 1113 超速のトラ 【全】魔力1.7倍+HP・素早さ1.5倍 詳細 2016年11月 326コラボガチャ限定 アビリティ 【個】素早さが200アップ 【個】HPが300アップ 【個】素早さが300アップ 【個】魔力が600アップ 【個】赤種族に対してダメージ20%アップ 進化素材 獣の魂×3、獣の超魂×1、500,000G ★4・★5スキル サンダー 【魔】敵単体に雷属性魔法 自己再生 総HP5%回復+MP35回復 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/crossnovel/pages/108.html
その日、桜田家にはいつも通りの平和な時間が流れていた。 PCに興じるジュン、読書にふける真紅、広告の裏でお絵かきをする雛苺、台所では翠星石がクッキーを焼いていた。 オーブンを開け、中のクッキーの様子を見る翠星石。 クッキーの状態に満足すると、翠星石は雛苺のもとへ行き、ジュンの部屋にいる2人を呼ぶように伝えた。 「ジュン~、真紅ぅ~、おやつなの~。」 「おう、分かった。」 そう言うと、ジュンは真紅とともに部屋を出ようとした。 「・・・あら?ジュン、PCが点けっぱなしなのだわ。」 PCのモニタが明るいままなのに気付いた真紅が言う。 「ああ、どうせすぐ戻ってくるだろうし・・・それに点けとく必要があるからな。」 「あら・・・そう。」 そして、2人は台所に向かっていった。 「ふっふっふ・・・。」 誰もいなくなったジュンの部屋の窓から不敵な笑い声が聞こえてくる。 その声の主は第2ドールである金糸雀であった。 「今日も今日とて桜田家に潜入でゴザルの巻!かしら!!」 そう言って、窓に手をかける。 どうやらジュンが鍵をかけ忘れていたらしく、窓は簡単に開いてしまうのだった。 「ジュンには防犯能力という言葉が無いのかしら?でも、カナにとっては好都合かしら。」 そう言いつつ、部屋の中をキョロキョロする金糸雀。 すると、彼女もジュンのPCが点けっぱなしになっていることに気付いた。 「あら・・・?PCが点けっぱなしかしら。ジュンってば全然エコロジーじゃないかしら!」 そう言うと、金糸雀はPCのモニタ前に行き、電源を落とそうとした。 その時、彼女の目にモニタ内のサイトが映る。 「これは・・・『クロスオーバー小説創作スレ』・・・?」 なんとなく気になってしまった金糸雀は近くにあったマウスで画面を上にスクロールさせる。 すると、そこにはジュンが書き込んだと思わしきレスがあった。 「『仮面ライダー電王 × ローゼンメイデン』・・・?」 金糸雀は何かに取りつかれたかのように読み始める。 「何なに?『その日、デンライナーにはいつもどおりの平和な時間が流れていた』・・・。」 その日、デンライナーにはいつもどおりの平和な時間が流れていた。 ノートPCで過去の戦いを参考にした小説を書く野上 良太郎、将棋に興じるモモタロスとキンタロス、 <金瓶梅>と書かれた小説を涼しげに読むウラタロス、スケッチブックに落書きをするリュウタロス、 そしてカウンターではナオミとコハナが自分たちを含めた人数分のコーヒーを入れていた。 「はい、どうぞ。」 コハナが良太郎にブラックのコーヒーを渡す。 一方、ナオミの方はいつもの色とりどりのクリームがごってり乗ったコーヒーをイマジンたちに配っていた。 「あ・・・ありがとう、ハナさん。」 良太郎はキーボードを叩くのをやめると、コーヒーを口に含んだ。 「・・・平和だ。」 「ん?良太郎、何か言った?」 「あ・・・いや、平和だなぁって思って。」 「・・・そうね、考えてみれば良太郎が電王になってもう3年。 その間に数えきれないくらい大ピンチがあったもんね。牙王、カイ、ネガタロス、 幽汽、それにアリゲーターイマジンとゴルドラ&シルバラ・・・。」 「半年に1回は大ピンチにあってる計算だね・・・。」 苦笑いしながら、良太郎はコーヒーをすする。 「でも・・・まあ、もう大丈夫・・・だよね?」 「私もそう思いたいけどね。」 そう言って、コハナもコーヒーを飲もうとした。 その時、突然デンライナーを謎の衝撃が襲う。 揺れる車体。 その衝撃で将棋の配置はめちゃくちゃになり、ウラタロスは椅子から落ち、完成間近のリュウタロスの絵にコーヒーがこぼれ、 そしてコーヒーを飲んでいたコハナと良太郎は顔に熱々のコーヒーを被るのであった。 「な・・・何なんだいったい?!」 「モモの字!とりあえず後部車両を確認しに行くで!!」 そう言って、モモタロスとキンタロスは部屋を出た。 後部車両の展望台に到着したモモタロスとキンタロス。 そこにはオーナーの姿もあった。 「おっさん!いったい何が・・・って、おい!アレ、幸太郎のデンライナーじゃねえか!!」 モモタロスが指差した先には、良太郎の孫である野上 幸太郎が所有するNEWデンライナーがあり、 車体は後部車両に半ば強制的な形でドッキングしていた。 「あんにゃろう・・・いきなり何してくれたんだ!俺が一発ぶっ飛ばしてくる!!」 「・・・ってモモの字、どうやって幸太郎のところに行くんや?」 「シュワッチ!」 モモタロスは車両が動いているにも関わらず、後部車両からNEWデンライナーの運転席部分へと飛び移った。 「あいつ・・・無茶しおった。」 「それにしても・・・どうして幸太郎くんがこんなことをしたのでしょうか? それとも・・・何か緊急事態があったのでしょうかねぇ?」 オーナーがつぶやく。 一方、NEWデンライナーに飛び移ったモモタロスはデンバードの発射口に手をかけ、無理やりこじ開けた。 「ぜぇぜぇ・・・おい、幸太郎!いきなり何を・・・ってあれ?」 NEWデンライナーの運転席を見るモモタロス。 だが、そこには幸太郎や相棒のテディの姿も無かった。 「こいつ、無人運転だったのか?・・・ん?」 辺りを見回すモモタロス。 すると、デンバードの上に1人の『小さな少女』が倒れかかっているのに気付いた。 「お・・・おい、お嬢ちゃん!」 とっさにモモタロスが少女を抱えあげる。 そして、その少女は意識がモウロウとした状態でこうつぶやいた。 「幸太郎が・・・やられた・・・かしら・・・。」 「・・・ってこの喋り方って・・・もしかして私かしら?」 モニタに顔を近づける金糸雀。 その拍子に何かに触ったのか、画面に最小化されたブラウザが起動した。 「あら・・・?」 そして、そのブラウザの起動とともにひとつの動画が流れるのであった。 BGM:http //www.youtube.com/watch?v=0VCWGS83sHE 時の列車、デンライナー。 次の駅は過去か?未来か? オーナーやキンタロスとともに、NEWデンライナーに乗っていた謎の少女を抱えたモモタロスが食堂車に戻ってくる。 食堂車では、先ほどの衝撃で床にひっくり返ったコーヒーの掃除や良太郎の火傷の治療などでドタバタとしていた。 「モモ!いったい何が・・・って、どうしたのよ、その子は?」 「俺にも分かんねぇよ。ただ、このお嬢ちゃんが幸太郎のデンライナーを操縦していたことは確かだ。」 コハナの質問に答えるモモタロス。 その答えに、顔に大きな氷のうを乗せていた良太郎が即座に反応した。 「幸太郎だって?!モモタロス、幸太郎は無事なの?!」 「・・・残念やが、デンライナーに幸太郎は乗っとらんかった。テディも同様や。」 キンタロスが代わりに答える。 「それにこの子が言ってたんだ。『幸太郎がやられた』ってな・・・。」 「そんな・・・。」 「おそらく、テディくんもいなくなったことを考えると、 やられたのは私たちの知っている幸太郎くんではなく、テディくんと契約する前の『過去の幸太郎くん』でしょう。」 オーナーが言う。 「『過去の幸太郎』・・・?どういうことなんだい、おっさん。」 「テディくんは、モモタロスくんなどの『良太郎くんが契約しているイマジン』に対する幸太郎くんのイメージから作られたイマジン。 しかし、そのイメージを持つ者の存在が時の流れから消されたために、イメージ自体も同様に消されてしまった・・・と考えるのが賢明でしょう。」 「いったい誰がそんなことを・・・。」 悔しそうな声をあげる良太郎。 「・・・もしかしたら、その子が知ってるんじゃないかな?」 ウラタロスが言う。 「確かにそうかもしれんが・・・今はこの子が目を覚ますのを待つしか・・・。」 「ねえ、ちょっと待って!」 キンタロスの言葉をさえぎるかのようにリュウタロスが言う。 そして、何を思ったのかモモタロスが抱える少女のドロワーズを掴むと、それをむんずと引っ張ってしまった。 「ちょ・・・な・・・何やってるのよ、アンタ!!」 「コラ!リュウタ、何しとるんや?!」 「こ・・・小僧!大事な時にガキみたいなイタズラをしてるんじゃねぇ!!」 「ちょっと!そういうことは僕の仕事でしょ!!」 「ねえ、見てよ。この子、人間じゃないよ。」 「「「「「・・・え?」」」」」 一同が少女の足を凝視する。 そこには、まるで『人形』のような間接パーツが組み込まれていた。 「これって・・・人形・・・なの?」 良太郎が言う。 「人形・・・。」 黙り込むモモタロス。 そして、彼の頭をフラッシュバックする光景。 手に握られた螺子、大きなカバン、そして・・・。 「ローゼン・・・メイデン・・・。」 「・・・え?モモタロス、何か言った?」 「・・・ん?」 「先輩、今『ローゼンなんとか』とか言わなかった?」 「・・・言ったの?」 「「多分。」」 良太郎とウラタロスが口を揃えて言う。 「しかし、モモの字が言うにはしゃべったんやろ?でも、この子は人形・・・どういうこっちゃ?」 「ロボット・・・とか?」 コハナが言う。 「とりあえず、この子については私が調べておきましょう。」 オーナーが言う。 そして、ひと間隔空けて彼らへ指令を出した。 「良太郎くん、キンタロスくん、リュウタロスくん。君たちは幸太郎くんのデンライナーで私をターミナルまで送ってください。 その後、幸太郎くんの行方を追っていただけますか?」 「あ・・・ハイ!」 「ハナくんとウラタロスくんは念のために侑斗くんと合流し、別方面から幸太郎くんの捜索に向かってください。」 「分かりました!」 「ナオミくんはデンライナーの運行を頼みます。」 「分かりました、オーナー!」 「では、これで・・・。」 「おっさん!俺を忘れるな!!」 「・・・おお、すみませんねぇ。じゃあ、モモタロスくんは留守番をお願いします。」 「・・・へ?なんで俺が?!」 「『君だから』ですよ。その子を看病出来るのは・・・。」 「・・・あ。」 そう言って、モモタロスは自分の腕で眠る少女を見るのであった。 「ついに電王チームの出動かしら・・・。」 モニタを見ながら金糸雀が言う。 「それにしても・・・なんでモモタロスが『ローゼンメイデン』ってつぶやいたのかしら? この後の展開に理由が載ってるかし・・・あら?」 金糸雀の目線の先にはこう記されていた。 『これでAパートは終了です。 ちょっと休憩をはさんでBパートを投下したいと思います(一応、3時間後を予定)。』 金糸雀はモニタにある時計を見る。 だが、この書き込みの時間から察するに、続きの投下までまだ2時間以上もあることが分かった。 「どうするかしら・・・。 今更『私もティータイムに混ぜてかしら!』なんて言いに行っても、翠星石あたりにフルボッコにされるのが関の山かしら。」 とりあえず考える金糸雀。 だが、考えているうちに金糸雀を眠気が襲う。 「・・・ふ・・・ふあぁ~。あら、ちょっとはしたないかしら・・・。でも・・・眠気には勝てない・・・かしら・・・。」 そう言うと、金糸雀は当たり前のようにジュンのベッドに行き、そして布団の中に入り込んだ。 「おやすみなさい・・・かしら・・・。」 そう言って、金糸雀は眠りにつくのであった。 「・・・待っていたぞ、この時を!」 金糸雀しかいないはずのジュンの部屋に謎の声が響き渡る。 そして、その声に反応したかのように、ジュンのPCから噴き出す砂のようなもの。 それらはひとつの形を作り出し、眠る金糸雀の前に立ち塞がった。 「利用させてもらうぞ、貴様の『世界』を!!」 そう言うと、砂の塊は再び砂となり、それらは全て金糸雀に取り込まれるのであった。
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1193.html
デビルサバイバー オーバークロック 人間ルート(ユズルート):part59-510,512,513、part60-57,60 殺戮ルートと魔王ルート:part60-84~92 救世主ルート:当Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-183~186 510 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 23 16 35.68 ID RGvsCw640 デビルサバイバー オーバークロック(追加8日目)の要望があったんで、 ユズルート一つだけですが書いてみました。 4kあるので途中で次スレに移りますがよろしいでしょうか? 511 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 23 35 13.85 ID 2ebbBNsh0 おk 512 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 23 47 02.67 ID RGvsCw640 それではユズルート書かせていただきます。 ※Wikiにある封鎖脱出成功までは流れは同じです。 説明しやすいので、そこまでを7日目前半とさせていただきます。 513 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/22(日) 23 48 22.02 ID RGvsCw640 7日目後半: 脱出に成功した主人公たち。しかし町の外が静かすぎる。 不思議に思っていると、封鎖の外だというのに天使たちが出現。 しかも殺すほどでもない罪(確か窃盗)を犯した人を問答無用で殺そうとしている。 なんと天使たちは封鎖の外にとっくに姿を現しており、人間達を管理することにしたという。 そして罪を犯した者はどんな小さな罪でも天罰(死)を与えるとのこと。 封鎖を突破した主人公たちにも襲い掛かってくるが、なんとか撃破。 とりあえず各自の家に向かう主人公たち。 しかし各自の家は自衛隊により見張られ、 家族も自衛隊とともに避難していることが判明する。 なんと政府は主人公たちをこの事件の主犯とし、捕えようとしていたのだ。 そして家族を人質に降伏するよう迫ってくるだろう。 とりあえずこの日は、 アツロウが両親の転勤のために使用していたトランクルームに行き、 そこで泊まることにした。 57 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/22(日) 23 51 20.49 ID RGvsCw640 前スレ 513の続きから・・・ デビルサバイバー オーバークロック (追加8日目・ユズルート) 8日目: トランクルームで目を覚ます主人公たち。 しかし自衛隊がこの周辺で主人公たちを探していることを知り、また場所を移すことにする。 その途中、自衛隊と遭遇。捕えようとしてくるが、 さらに天使まであらわれ、主人公たちを殺そうと襲ってくる。 この追撃からは逃れたが、またいつ襲ってくるかわからない。 このまま封鎖の外にいるよりは、封鎖の中のほうがどちらかといえば安全と判断。 再度封鎖の中に戻ることにした。 渋谷:衛国寺(護国寺?)に隠れようと向かったところ、毘沙門天、広目天、増長天たちに遭遇。 彼ら四天王は古くからこの国を守り続けてきたが、 翔門会の巫女アマネによって持国天が倒され、国を守る結界が崩れていた。 悪魔が召喚しやすくなっているのも、それが原因であるという。 そして結界を張り戻そうにも、持国天が持っていた宝剣がないと戻せない。 主人公たちは日常を取り戻すため、宝剣を取り戻すことになった。 途中、自衛隊に追われていたミドリ、ケイスケ、カイドーと遭遇。 ともにこの状況を何とかしようとする。 58 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/22(日) 23 52 56.23 ID RGvsCw640 さらにナオヤに遭遇。しかも天使達と特殊部隊の隊長フシミもいた。 天使はナオヤを殺そうとするがフシミはそれをやめさせようとしていた。 そして政府は天使と決別することを天使に伝えていた。 天使達を撃破しナオヤ・フシミと会話しようとしたところ、 小唯一神とも呼ばれるメタトロンが出現。 長ったらしいことを言うが要約すれば、 「人間を管理しようとしたけど、反抗するから見限る」とのこと。 神の支配に勝ったことを喜ぶナオヤ。(詳しい理由はアマネ・救世主ルートを参照のこと) そしてナオヤからベル・ベリトを倒せば悪魔の増殖を抑えることができることを教えてもらう。 さらに宝剣がある翔門会本部の鍵ももらった。 早速宝剣を取り、四天王に渡す主人公たち。 次はこれを扱える者を探す必要がある。 四天王のように古来からこの国を守っている者、 ジンに相談し、ジンが契約していたタケミカヅチに結界強化の協力を頼むことにした。 早速結界を張りなおそうとするが、悪魔達がこれを邪魔しにくる。 主人公達でなんとか守りきり、結界を強化することに成功した。 あとはベル・ベリトを倒せば全てが終わる。 59 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/22(日) 23 54 56.62 ID RGvsCw640 ベリトを倒すためヒルズに向かう主人公たち。 途中でベル・ゼブブを倒しヒルズ最上階へ向かう。 そこにはベル・ベリトと教祖がいた。 しかし教祖は政府に降伏すると宣言。 なぜならば教祖は神の試練に打ち勝つことを目標とし、そのためにベリトを呼んだ。 しかし先ほど神は人間を見捨てたため、戦う必要がなくなったとのこと。 そこにホンダが現れる。ホンダは息子をよみがえらせるために強い悪魔を探していたのだ。 そして貴様が見捨てた力を貰い受けると言い、ベリトとともに戦いを挑んでくる。 無事ベリトを撃破した主人公たち。 さらに教祖の逮捕によって主人公たちの家族も解放された。 そして地上の悪魔をすべて倒した後、COMPは不要なものとなり破棄された。 人間は神からの管理を断り、自らの力で生きてゆくことを選択した。 そして強化された結界で二度と悪魔が現れることもないであろう・・・ 60 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/22(日) 23 59 47.12 ID RGvsCw640 簡単ですが以上です。 大筋のストーリーには関係ないので、上記には書きませんでしたが 最終戦で先にホンダを撃破すると、 ベリトがバフォメットを呼び出しホンダを守ろうとしてきます。 バフォメットを先に倒してからホンダを再度倒すと、 ベリトは「妻と息子に合わせてやる」と言ってホンダを殺します。 彼はどのルートでも報われない・・・ 他、救世主ルートと、殺戮ルート、魔王ルート が残です。 やり直すのが非常にめんどくさいので、どなたかお願いします・・・ 84 :ゲーム好き名無しさん:2012/01/28(土) 23 55 02.55 ID UUCu698o0 デビルサバイバー オーバークロック だれかお願いと言ってしまったけど自分でやってしまった・・・ 殺戮ルートと魔王ルートを書きましたので投下させていただきます。 魔王となったところまではWikiにあるものと同じです。 85 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/28(土) 23 56 16.28 ID UUCu698o0 殺戮・魔王ルート共通: 主人公は魔王となった。 そして魔王であることを宣言すると、 悪魔たちは人間への攻撃を止め主人公のもとに集った。 ただ今は魔王になりたてなのでまだ召喚にはCOMPが必要だし、 他人が契約している悪魔を奪うこともできない。つまりはまだ今までと同じである。 とにかくこれで政府も交渉に応じ、封鎖も解除されるだろう・・・ 次の日。朝起きると上空から天使の宣言が流された。要約すれば ・主人公が魔王になったからまだ封鎖を続ける。 ・魔王が死ねば封鎖解除する。 ・これは神の試練だ。魔王を殺せ。出来なければ自由はない。 とのこと。 どうやら政府の封鎖解除の移行は天使側が受け入れなかった様子。 そして皆に余命ゼロの数字が浮かび上がった。 ここでナオヤは主人公にこれからの行動をどうするか問う。 天使のみ殺すか、向かってくる人間も殺すか。 こちらが敵ではないことを理解させ、天使への不信感を植え付ければ、人間を殺す必要はない。 力で制するのならばそのうち人間も魔王であることを認め、向かってこなくなるだろう。 ナオヤ「われらが魔王に指揮を願おう。人を殺すか、手出ししないか?」 - 逆らうものは皆殺し(殺戮ルート) - 手出しせず理解させる(魔王ルート) 86 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/28(土) 23 57 22.33 ID UUCu698o0 殺戮ルート: 主人公は向かってくる人間も殺すことに決めた。 何を迷うことがあるのだろうか?すでに人を捨て魔王となったのだ。 (マリが仲間にいた場合、カイドーが危険なのでとマリを抜けさせる。) 人間が時々刃向ってくるが、主人公は悪魔を召喚し攻撃。追い払う。 その様子を仲間だったユズとミドリが悲しげに見ていた・・・ 天使たちは悪魔使いに従わねば殺すと言って攻撃してくる。 主人公たちは、構わず撃破。 そして翔門会も教祖と神であるベル・ベリトを殺されたため、攻撃してくる。 翔門会の巫女であるアマネも向かってくるが、撃破。アマネは死んだ。 途中、ユズとミドリが何か話しているのを見つけた。 こちらには気が付かずにどこかに行ってしまった二人。二人の寿命は0になっていた・・・ だんだんと魔王の強さは人に伝わった。しかし天使たちは何もしない。 「もしや天使たちは出す気などないのでは?」 「いや、天使たちは自分たちも構わず皆殺しにする気では・・・」 一度生まれた疑念は瞬く間に人々に広がる。そして不信感が募っていく。 87 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/28(土) 23 59 18.49 ID UUCu698o0 そんな時、主人公の中に眠るほかのベルたちが語りかけてきた。 間もなく上野に強大な力を持つ天使が現れると。 上野不忍池。着くと、ユズ、ミドリ、他悪魔使いたちが襲ってきた。 だがすでに魔王となった主人公にかなうはずもない。 その時、神に次ぐ力を持つといわれる小唯一神メタトロンが現れる。 「ここでメタトロンを屠れば神の軍勢は事実上瓦解する!」と喜ぶナオヤ。 ここに人間界で最後の戦いが切って落とされた・・・ 魔王たちはメタトロンを倒した。 するとメタトロンは四大天使を呼ぼうとする。 四大天使は神の軍勢を率いる者達。人間界ごと滅ぼす気か!とナオヤは言う。 ここでついに魔王の力が覚醒。ついに直接悪魔を呼べるようになった。 メタトロンは人間を見捨てると宣言し、天界へ戻って行った。 人間界での戦いは魔王の勝利で終わった。 しかしまだ神はいる。このまま向かうか、まず人間界を収めるか・・・ ともかくまずはこの国を治めることにしよう・・・ ついに覚醒した魔王は、刃向うものをすべて下し、地上から天使の軍全は消え去った。 今回の事態に対し国は何もできなかったことから大きく非難され、魔王への支持が高まった。 これを良しとしない各国は魔王に向け軍勢を向かわせた。 が、魔王の力に勝てるはずもなく、間もなく人の世界はひとりの魔王を頂点にまとまった。 やがてベルの王は魔界・神界全てを制圧するであろう・・・ 88 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 00 23.60 ID 3tT/RoKh0 魔王ルート: 主人公は天使のみ殺すことを選んだ。 天使がじかに銘じてきた人間との闘いは避けられないだろうが、 基本的にはこちらから攻撃せず説得する。 命がけの戦いを命じて置きながら救いの手を差し伸べぬ天使たちを見て、 人間たちに理解を求めることにした。 天使たちのたくらみを砕きそして天使たちを一掃するのだ。 人間が時々刃向ってくるが、主人公は何もしない。あちらから攻撃してこない限りは何もしない。 その様子を仲間だったユズとミドリが見ていた・・・ 天使たちは悪魔使いを使って攻撃してくる。 主人公たちは、悪魔使いには攻撃しない。攻撃されても耐えた。 そして説得し、攻撃する意思はないと説明。彼らは了承しCOMPを収めた。。 これをみた天使は「なんと愚かな選択。やはり人間はあてにならぬ」と嘆く。 天使はなおも向かってくるが、これを撃破。 終わった後、先ほどの悪魔使いに 「天使たちは出す気などない。」「天使たちは悪魔使いを殺す気だ」 と伝えて去る。 それを聞いた悪魔使いたちは否定しつつも疑問は残るようだ。 89 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 01 20.88 ID 3tT/RoKh0 そして実際に天使たちは魔王を攻撃しようとしない悪魔使いを殺そうとしているところに遭遇。 そうはさせない。そしてこの人たちを助ければ悪意がない事を立派に証明できる。 天使たちのみを倒す主人公たち。 終わった後少々突っかかってくるが、 実際に助けてくれたこと、そして天使たちが殺そうとしてきたこと。 魔王を信じていいものかどうか。人間たちは悩み始めた。 途中、ユズとミドリが何か話しているのを見つけた。 こちらには気が付かずにどこかに行ってしまった二人。二人の寿命は0になっていた・・・ そんな中、翔門会が襲ってきた。彼らは翔門会のなかで魔王討伐をもくろむもの。 アマネが止めに来るが彼らは聞く耳を持たず、向かってくる。 主人公たちはアマネを守りつつ魔王討伐派を退けた。 戦闘後アマネから翔門会は魔王討伐派と神からの自立を求むグールプに分かれていると教えてくれた。 アマネや教祖はもともと神の試練からの永遠の回避のためにベル・ベリトを呼んだのだ。 そして魔王となった主人公は天使のみを敵としている。そんな主人公をアマネは理解してくれた。 90 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 02 17.03 ID 3tT/RoKh0 突然朝と同じ声が聞こえてきた。声の主は小唯一神メタトロン。内容は 「人間たちを浄化する。止めたければ魔王の命を差し出せ」 とのこと。主人公や他の人が余命ゼロになっている原因はこれであった。 早速囲まれる主人公たち。なおもメタトロンは「おのが身一つで世界は救われる」と声をかけてくる。 その時、ユズとイズナが現れ彼らに説明を始めた。 政府が行った封鎖の真実、天使が行おうとしていたこと、主人公は手出しをしていないことを。 実際に助けられたものもそのことを語り、人々は団結した。 魔王討伐派だった信者もアマネのもとに戻った。 そして封鎖内だけでなく国内外でもこの封鎖の真実は公表され、 魔王を支持する声が高まっているとイズナは伝えた。 当然これを良しとしないメタトロン。なおも声をかけるがもう人々は応じなかった。 ユズ、イズナ、そしていつの間にかいたミドリも仲間に加わってくれた。 そんな時、天使の大群が上野方面に向かっていると知らせが入った。 メタトロン・・・元はエノクという神に最も愛された人間。 彼は死ぬことなく天使となった。よって死を知らない。 この場を制すれば戦場は魔界や天界に移る。そしてこの世界に平穏が訪れる。 上野不忍池。すでに天使たちが待ち構えていた。そしてメタトロンが現れた。 ここに人間界で最後の戦いが切って落とされた・・・ 91 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 03 53.39 ID 3tT/RoKh0 主人公たちはメタトロンを倒した。 するとメタトロンは四大天使を呼ぼうとする。 四大天使は神の軍勢を率いる者達。人間界ごと滅ぼす気か!とナオヤは言う。 ここでついに魔王の力が覚醒。ついに直接悪魔を呼べるようになった。 これをみたメタトロンは言う。天の軍勢すべてをもって相手をすると。 この場の勝利は預けたぞと言ってメタトロンは去って行った。 人間界での戦いは魔王の勝利で終わった。 だがメタトロンは主人公を魔王と認識し、体制を整えるため天界へ戻った。 こちらも魔界へ行き準備を整えねば。 しかし魔界へ行けるのは悪魔か魔王のみ。人ではいくらナオヤでも無理である。 魔王は仲間に別れを告げ一人魔界へと旅立った・・・ (ジャアクフロストがいた場合勝手についていくけど。) 東京の封鎖は解かれた。人々は普段の日常に戻った。 だが魔王となった者の姿だけが消えていた。 そんな時、アツロウとユズのCOMPにナオヤからメールが届いた。 ナオヤは召喚サーバーから魔王の参謀を務めていた。 魔王の軍勢は魔界で天使の軍勢に勝利し、順調に進んでいるとのこと。 この様子ならば人間界へ戻る日もそう遠くないだろうという内容だった。 人でありながら魔王となった主人公は魔界へ行き天使と戦っている。 姿は消えたが人間たちは忘れないであろう。魔王となった少年のことを・・・ 92 :デビルサバイバー オーバークロック:2012/01/29(日) 00 07 55.90 ID 3tT/RoKh0 以上です。 このルートでもホンダは出てきますが、 北欧神話のトリックスターと呼ばれるロキの口車に乗って主人公たちに挑んできます。 理由は同じく息子に会うため。 ロキは単なる暇つぶし。 結果、敗れて彼はどこかに行ってしまいます。 ほんとこの人報われないなぁ・・・ 残りの救世主ルートも書きますので予約します。 あと前回の「ユズルート」は「人間ルート」というのが正しいみたいなので、訂正お願いします・・・ 183 名前:デビルサバイバーOC 救世主ルート 2024/04/15 (Mon) 12 04 38 wikiには載っていないアマネ√8日目です 女神異聞録デビルサバイバー救世主√の続きになります 184 名前:デビルサバイバーOC 救世主ルート 2024/04/15 (Mon) 12 07 10 主人公が救世主となったその日、封鎖内各地に天使が降臨し人々に告げた。 「東京に現れた厄災は一人の若者、主人公により払われた。神は主人公を地上における代行者…救世主と定め、封鎖を解く事を約束された。 これより先は、救世主たる主人公を神と同列に敬うべし。主人公を支え、神の声を広める翔門会についてもこれと同じである。 しかし、悪魔の力を有する事は神の代行者以外に認められない。人間よ、悪魔の力を捨て去れ。 今日より世界は、愛と正義と神の秩序をもって統治されるべし。 神を愛し、隣人を愛し、また自らも愛され、全ての存在が助け合い、愛と光に満ちた生を送れ。 決して妬むな、謀るな、傷付けるな。僅かな悪も、決して持ってはならぬ。 僅かな悪も見逃される事はない。罪人はその罪に応じ、即刻裁かれる。 人間よ、汝らの行いは全て神の眼のもとにある事を努々忘るるなかれ」 こうして救世主となった主人公はアマネに諭され、その後も神の意志を代行し地上に神の秩序を広めることになった。 「これまでの世界では、罪を犯しても露見さえしなければ罰を逃れる事が出来ました。ですがこれからは違います。 神の眼は、どんな小さな罪も見逃す事はありません。天使はそのために地上に留まり、罪人はどこにいても裁かれるのです」 そしてこれからは魔王である主人公自身が秩序の下に生きることで、悪魔をも含めた全てを神の秩序の下に生きるよう導くこととなる。 8TH DAY 神 対 救世主 封鎖は解除され悪魔は魔王である救世主の命で魔界へと帰ったが、既に人間と契約している悪魔だけは未だ従わせることができなかった。 そのため主人公達は、封鎖内で未だ無法を働く者やCOMPを封鎖の外へ持ち出そうとする者を取り締まるため巡回をする。 主人公はその中で天使が死を以て裁こうとする重罪人を更正させたり、封鎖中の罪を懺悔し償おうとする人々に触れて行った。 そうしてやがて主人公達は、あのホンダを始めとした悪魔使いが集団となって封鎖を突破しようとする所に出くわした。 だが傷付き追い詰められたホンダの元に謎の悪魔が姿を現し、ホンダはその力を得て逃亡してしまう。 「…荒ぶる心、汝の暗き怒りは我に届けり…我が名はスサノオ。荒ぶる力、汝に与えん」 アマネによるとスサノオは日本古来の土地神であり、唯一神による秩序に対抗するためホンダに力を貸しているという。 もう一度スサノオとホンダ達悪魔使いを発見し追い詰めたものの、そこで彼らに謎の力を与える存在があった。 「天使どもに戦いを挑まんとする者たちよ…汝らに我が力を与えよう」 それでもなんとかホンダ達を鎮圧し追い払うと、ついに謎の力の正体が姿を現した。 「子を想う者の気持ちを踏み躙る。それが、汝らが創る世界か…?我が名はオオクニヌシ。この日本を創りし神である。 我が遣わしたるスサノオを退けるとは、少々お前達を侮っていたようだ。 この国は我が創りし国。それをお前達に渡す訳にはいかぬ…ベルの王などに、この国をまとめられるものか。 我が国を譲りたるは、我が創りし国を取り仕切る事が出切る者と見極めたからだ。 あれから永きに渡り、我はこの国を見守ってきた。そして今、お前達が現れ我が創りし国を支配せんとする。 お前達と国譲りの儀を取り交わした覚えはない。故に我はこの場に現れた。 お前達がこの国と、その民を率いるに相応しいか我が力をもって試す。 救世主とはその名の通り、世と世の人々を救うべき力を持つ者。 お前の縁者には、お前達の神から永遠の罰を受けた者がいるな?その者を永遠の罰から救ってみせよ」 オオクニヌシは刻限を18時と定め、できなければこの東京の地を破壊して新たな国を創るという。 悩む主人公達には7日目に消えたはずの余命が再び灯っており、封鎖内ではオオクニヌシの力を受けた悪魔使いが不穏な動きを始めていた。 (オオクニヌシとはスサノオの娘スセリヒメを娶った国津神であり、かつて兄に二度殺されその度に母サシクニワカヒメによって生き返った) 185 名前:デビルサバイバーOC 救世主ルート 2024/04/15 (Mon) 12 08 20 そこでナオヤに会うも進展はなかったが、主人公達はカインとアベルの話を通じて罪と向き合うことや現代の主人公とナオヤの絆を説く。 それでもナオヤを説き伏せられぬままやがて刻限の18時を迎えると、オオクニヌシが姿を現した。 「これより我は、お前達をこの国から排除し国創りの礎となす…手始めにお前達に毒された、この都の人間を消すとしよう。 救世主を名乗る者よ。お前と我は、共に兄によって殺された。お前が真なる救世主であれば、我はこの国をお前の手に委ねたであろう」 主人公達が戦いを挑むも伝説通り母の愛により復活しその度に強化されるオオクニヌシを倒せずにいる所へ、あのナオヤが姿を現した。 「…何というザマだ。見苦しいぞ、うろたえるな……俺の名はカイン。たった今から我が弟アベルに加勢する! オオクニヌシよ、問う。自分を二度も殺した兄を、お前は許したのか?お前はただ逃げただけだ。 主人公は逃げなかったぞ。俺に殺され、ベルの悪魔に堕ちても堂々とこの俺と向き合った。 お前より、主人公の方がよほどこの国に相応しい。二度も逃げ出した貴様が、主人公に勝てようはずもない 主人公は俺の弟だ。お前などに、殺させはしない!」 オオクニヌシはナオヤ(=カイン)に復活を封じられ倒されてもなお力では屈しなかったが、やがて兄弟の姿を見て笑い出した。 「永遠の罪人カインよ。我、千年の氷に水滴を見たり。国創りとは一人では成せぬ、兄弟が揃ってこそ成されるもの。 救世主を名乗る者よ、国譲りの儀、見事であった!我が力を貸し与えた者どもよ!新しき世の救世主を認めよ…!」 オオクニヌシが姿を消すと、不穏な動きを見せていた各地の悪魔使いも沈静化しやがて降伏した。 「溶けることがなかった氷の中に僅かな変化が生まれた…変わらなかったはずの物に変化が訪れた。 その変化の兆しを…自らの危険を顧みず兄弟を救おうとしたカインの想いに、オオクニヌシは応えてくれたのでしょう」 封鎖内が沈静化すると徐々にCOMPは処分され、悪魔を使役できるのは救世主であり魔王である主人公のみとなる。 その後の一ヶ月で神の秩序は日本中に行き渡り、やがては世界各地も同じくすることは確実であった。 186 名前:デビルサバイバーOC 救世主ルート 2024/04/15 (Mon) 12 10 48 以上がオーバークロック救世主ルートです 他の二つの八日目ルートはすでにwikiにあります