約 163,572 件
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/188.html
「ん・・・・・。少し・・・寝坊してしまったか。」 香霖堂で買ってきたぜんまい式の時計を、薄明かりの中で確認した。 彼女は普段一人暮らしだが、実は朝ごはんは一人で食べているわけではない。 とんとんとんと言う、包丁の音が聞こえ、出しの匂いが漂う。 「慧音、起きたか?」 そう言って割烹着で料理をしているのは、見覚えのある白い髪の少女だった。 「妹紅か・・・・すまない。寝坊してしまった・・。」 朝食を準備していた友人、藤原妹紅に謝る。 「構わないよ。それより早く昨日は何でも外の人間が教師として来たんだって?」 「あぁ、それで彼の国の面白い本を貰ったんだ。それをつい読み込んでしまって・・。」 「欧羅巴の人間だっけ?幻想郷にはあっちの妖怪はいるけど流石に人間はまだ迷い込んで来てないからねぇ。」 そんな事を離しつつ、妹紅は魚の焼き具合をみる。 「ん、いい匂いだな。」 「だろ?味噌を変えてみたんだ。」 「うまそうだ。」 そう言って慧音は着替えを始める。 夜用の浴衣を脱ぎ、着替えを始める。 幻想郷では、現代までとはいかないが女性の下着はそこそこ近代的である。 ドロワーズが普及しているのが、その例である。 慧音が着替えをしている間にも、妹紅は炊けたご飯をかき混ぜ、沸騰しかけている味噌汁を、慌てて止めた。 そして妹紅が食卓をだし、食事の準備をしている間に慧音は着替えをし、顔を洗った。 妹紅はその体質のせいか、あまり里の人間と交わる事を好まない。 だが、慧音があまりに勧めるので、彼女は朝、慧音と共に食事をとる事にしていた。 そして慧音の努力が実を結んでか彼女はときおり、子供達に古文や漢文を教えるほどになっていた。 「最近は輝夜のやつもあんまりちょっかいをかけてこなくてね、暇でしょうがないよ。」 「この間貸した本はどうだった?」 「あぁ、外の世界の本だね。思想の話だったけど、面白かったよ。」 そんな会話を二人でしながら、朝ごはんを食べていく。 長い間生きているだけあって、妹紅は料理はもちろん家事もできるし、気も効く。 そしてこれでも子供の相手も非常にうまいし、さらに美人である。 「妹紅・・・、私が男だったら間違いなく嫁にしてるのになぁ・・・・。」 本当に残念そうに慧音が妹紅に呟く。 「何だよそれ。大体もう私は半分慧音の通い妻みたいなもんじゃないか・・・いや、お袋か。」 ご飯粒ついてるぞ、と言って妹紅は慧音の頬についた米を取る。 「むっ・・・・、確かに私は妹紅に比べれば全然子供だけどな・・・・。」 「はいはい、もう隠居してるおかーさんを無理やり引っ張りださないでおくれよ。」 不満そうな慧音に、妹紅は呆れたように言う。 「妹紅!!」 「あはははははははは・・・・・・・・。」 楽しそうな二人の様子を、窓から差し込む柔らかい日差しが見守っていた。 「それにしても・・、困ったな。」 リゾットは人間の里を、ぶつぶついいながら歩いていた。 彼は黒いコートを着ており、その下はYシャツにセーター。 眼鏡をかけていれば、間違いなく外の世界の教師そのものである。 実際、今の彼の思考は既に生徒達にいかに英語を教えるかに集中していた。 部下達のことも心配だが、今はそれより仕事に集中しなければならない。 「日本語の文法と英語は全く違う・・・・、そして何より、幻想郷の中では英語を使う事もないからすぐに教えても忘れてしまうだろうな・・・。」 何せ多少の外国文化が入っているとはいえ、幻想郷の生活は、古きよき日本そのものである。 外の世界の子供よりはるかに、早く英語を忘れてしまうだろうし、何よりやる気が起きないし、馴染めないだろう。 「何か・・・・いい方法はないか・・・・?」 案その1 洋楽 ビートルズなどの、洋楽を聞かせる。 ただ、問題として幻想郷には精々蓄音機しかなく、それでさえ喫茶店や稗田家などの所にしかない。 子供達に興味を持たせるには不完全。 案その2 漫画 外国の漫画を読ませて、それで英語を覚えさせる。 しかし、日本は漫画大国であり、幻想郷にも少なくない数の漫画が入ってきている。 英語の漫画にも面白いものはあるが、あまり興味をしめすとは考え付かない。 案その3 文学 世界的に子供に人気の英国文学を勧める・・・・がリアルファンタジーな幻想郷でどこまで受けるかが不安である。 「駄目だな・・どれもいまいち決定打にかける・・・・。」 そう言ってリゾットはため息をついた。 すると、考え事をしていると、人と彼はぶつかってしまった。 「いたっ?!」 「す・・すまないっ!!」 其処にいたのは、リゾットとよく似た色の髪をリボンで飾った少女だった。 「いや・・、大したことないからだいじょ・・・・。」 少女はリゾットに謝ろうとして、ハッとする。 「あんた・・・・慧音のいっていたリゾットって奴かい?」 どうやら少女は、慧音の知り合いらしかった。 「あぁ、自分はリゾットだが・・・あなたは?」 「あ・・すまないね。こっちから名乗るべきだったな・・・・。」 そう言って戸惑うリゾットに対し、少女は頭を掻きながら名乗った。 「私は藤原妹紅だ。慧音の友達だよ。」 それを聞いて、リゾットは慧音との会話を思い出す。 彼女がとても楽しそうに、話していた気難しい友人の話である。 「宜しく頼むよ。」 そう言って妹紅が手を差し出してきた。 リゾットはそれに少し驚きつつも、彼はその手を握り返す。 「改めて名乗らせてもらうと、俺はリゾット・ネエロ。一応、死神で・・・今は臨時教師といった所か。」 そして、リゾットは意外そうに言った。 「驚いたな・・・、まさか幻想郷の日本人に握手を求められるとは・・・・。」 「あー・・・、私も実は慧音と同じように特殊な分類の人間でね。長く生きてるから多少人より色んな事に詳しいのさ。」 妹紅は手をひらひらと動かしながらリゾットに告げた。 「なるほど。」 リゾットは納得したのか、頷いた。 「それより、行かなくて大丈夫なのかい?」 そう言われてリゾットはハッとする。 時計を見ると、結構な時間になっていた。 今日はこっそり部下の様子を見に行ってたため、ギリギリの時間だったのだ。 「す・・・すまない!失礼する!!」 そう言って慌ててリゾットは、妹紅の元を去っていった。 その後姿をを、妹紅は微笑みながら眺めていた。 「じゃあ、チルノはここの妖精たちを纏めてね。危なくなったら皆空に向かって弾幕撃つように。」 「「「「「はーい!!」」」」」 妖精たちが、無邪気に返事をする。 そしてそんな妖精たちを纏めるのは、我らがレティ・ホワイトロックである。 彼女の目の前にいる無数の妖精たちは、チルノや大ちゃんの友達である。 特に力の強い二人は、仲間も多い。 妖精達はそれぞれ、特殊な妖力を探知する器具を持っていた。 ようするに、人海戦術である。 だが、自由奔放な妖精達は、ただ頼まれただけならすぐに飽きてしまうだろう。 もちろん、それに対する対策もしてある。 「もし見つけられた子には・・・・これよ!!」 そう言ってレティが高らかに掲げたのは・・・・大量のコンビニスイーツ(三千円分)の入った袋だった。 「「「「おぉーーーー!!」」」」 妖精たちから、歓声があがった。 子供のような嗜好を持つ妖精たちにとって甘い物は大好物である。 なおかつ、彼女達は人間の里から頑張って盗まなければプリンやケーキなど作るのに複雑な技術を要する甘い物は食べられない。 特に今回の場合は外の世界のお菓子と言うところが、さらに彼女たちの興味をそそっていた。 「じゃあ・・・よーい・・ドンッ!!。」 レティのその言葉と共に打ち上げられた白い弾幕を合図に、妖精たちは森へと散っていった。 「こんな按配でどうかしら?」 レティがそう言って後ろで待機していた一同の下へ振り向く。 「助かったぜ・・・、もうガキの面倒はこりごりだ。」 そう言ってプロシュートがため息を付いた。 「しかし・・・・また大量に集めたよな・・・大体・・100はいたか?」 わいわいとひしめく大小の妖精を思い出して、ホルマジオがため息を付いた。 「あたいと大ちゃんの手にかかればこんなもんよ!!」 「「「「うわっ?!」」」」 突然飛び出してきたチルノに、一同は声を上げた。 「どうしたんだよ?!探しに行かなくてもいいのか?!」 「あたいはせれぶのフランちゃんと友達だからね!!あんな安物のおかしにはつられないのよ!」 ギアッチョの台詞に、チルノはふんぞり返って答えた。 「・・・・つまり、紅魔館に忍び込んでフランにおやつ分けてもらってるのか。」 確かにチルノなら、うっかりフランに破壊されてしまっても復活できるだろう。 「またチルノちゃん紅魔館にいってたの!?危ないって言ってるじゃん!!」 「だいじょーぶよ!あたい最強だもん!!」 大妖精はチルノが紅魔館に行く事が心配らしい。 能天気そうなチルノの発言に、彼女は不満そうな顔になる。 そこで、一つの疑問が一同に浮かんだ。 「しかし、どうやって忍び込んでるんだ?」 まさか、自分達みたいになぎ倒すわけでもあるまいし、と思ったのかプロシュートがチルノに尋ねた。 すると、チルノはあっさり言った。 「門番が普通に通してくれるけど?」 チルノの言葉に、一同はずっこけかけた。 あの門番は、どうやら相当フランドールに甘いらしい。 495と何年目かに出来た友達をこっそりフランにあわせてるようだ。 「通りで最近ベイビィ・フェイスからの通信が減ったはずだ・・・・・。」 そう言ってメローネがため息をついた。 まぁ、こんな変態と付き合うよりチルノと付き合った方がいい。 レミリア達もそう考えて、チルノを黙認しているのだろう。 「メローネ、寂しいなぁ。」 「別にー。」 ニヤニヤと笑いながらからかおうとするイルーゾォに、珍しく拗ねたようにメローネがそっぽを向いた。 「じゃ、これで私達が担当するのは・・この辺りね。」 レティが地図に、サインペンでキュッと○をした。 予定していた範囲より、大分狭い範囲である。 「おっ!大分楽になったな!!」 「これで見つからなかったら、別のところに潜伏しているんでしょうね。」 嬉しそうなプロシュートに、レティがそう告げる。 「私も大分力が戻ったから、ギアッチョと別行動できるから全員で散りましょう。そうすればお昼には終わるわね。」 仕事が早めに終わることに、一同は歓声をあげる。 「ほら!じゃあとっとと調査しちまうぞ!終わる頃には映姫様の機嫌も直ってんだろ!」 ホルマジオの掛け声と共に一同は意気揚々とそれぞれの担当地区へと向かっていった。 「・・・・・・・・・・・・・・。」 ソルベは、無言で居間でノートPCを叩いていた。 それは彼の私物の一つであり、このチームに入る前から所有してるものである。 彼は真剣な表情で、そのモニターを見つめていた。 「収穫・・・・・なしか。参ったな・・・・イタリアに戻って墓を暴く・・・・・いや、もう壊れちまってるな・・・。 南米あたりの奴らを通じてあっちにある組織と接触すれば・・・いや、でもデータが残ってるかどうか・・・・。」 ぶつぶつと意味の分からない事を呟きながら、ソルベはPCからメールを送信する。 「早くどうにかしてやらないとな・・・・・・・。」 ため息をついてソルベが考え事をしていると、突然、ピンポーンと呼び鈴がなった。 「げ・・・っ?!」 もしかして仕事をさぼってこんな事をしているのがばれたのだろうか? ソルベは思わず冷や汗を流す。 (だ・・・・大丈夫だよな?ジェラートの面倒見てたのは本当だし・・・・・。) そんな事を考えながら、ソルベは玄関の方へ歩いていく。 「はいはーい、どちら様ですかー?」 そう言ってソルベが玄関の扉を開けると、そこには椛が立っていた。 今日は非番なのか、萌黄色の着物に象牙色のケープを羽織っており、その手には風呂敷を抱えている。 「突然の訪問、大変失礼致す。」 「どうした?お前が家に来るなんて初めてじゃないか?」 そう言うと椛は笑いながら風呂敷を差し出してきた。 「いやなに、昨日なんでも宴会をしていたと聞きましてな。二日酔いにと柿を持ってきたのでござるよ。 すっかり熟してとろけておる故、食欲がなくても食べれるでござる。」 そう言って椛は風呂敷包みをソルべに渡した。 「お、悪いな。茶でも飲んでいくか?」 ソルベは普段と代わらない様子で、椛に対応する。 だが、椛はふと気づいてしまった。 「ソルベ殿・・・・・、ジェラート殿は?」 それを聞いて、ソルベの身体が硬直する。 が、それも一瞬だった。 「あぁ、あいつなら二日酔いで寝てるぜ。そっとしておいてやってくれ。」 そう言ってソルベは居間に向かおうと椛に背をむける。 「嘘でござるな。」 ソルベの背後に、椛が近づく。 「・・・・何のマネだ?」 「・・・・。」 椛は、ソルベの背中に懐刀を突きつけていた。 「・・・・最近、妖怪の山近くにすむ妖怪が何者かに痛めつけられ怪我をする事件が多発しているでござる。」 「そりゃお前、最近幻想郷に入ってきた魂食い妖怪じゃねえのか?」 「・・・・痛めつけられた妖怪は、あるものは火傷を負い、あるものは皮膚が蝋細工のように解けており、あるものは腹を切り裂かれていた。 さらに別の物は、まるで雷に撃たれたような状態でみつかっていたでござる。」 椛の言葉に、ソルベはため息をつく。 「なるほど、俺達のスタンドの能力じゃないかってわけか。 でも、そんなたくさんの能力が詰め込まれてる素敵なスタンドは俺達は持ってないぜ? 大体、あいつら喧嘩は好きだけど、殺しはあんまり好きじゃないんだよなぁ・・・・・。」 もったいないよなぁ、と言ってソルベは肩を竦める。 少しおどけた態度のソルベとは対照的に、椛の殺気がどんどん鋭くなっていく。 「・・・・・・・ジェラート殿のスタンドを確認させていただきたい。」 「だーかーらー、出せねーんだよ今は!まだ精神的に全然不安定だからな!ちょっとした衝撃で暴走しちまうんだよ! 第一、あいつのスタンドも俺と同じように戦闘向きのスタンドじゃない!!」 ジェラートに対しての疑いに気を悪くしたのか、ソルベの言葉が刺々しくなる。 椛はその様子を、鋭い目つきで見ていた。 「・・・・・ならば、これだけお聞きしたい。」 そう言って椛は、ソルベの背中から刀を放した。 「ジェラート殿は・・・、本当に人間でござるか?」 その言葉を聴いた瞬間、ソルベは上着の下の隠しホルダーに入れてあった拳銃を抜き、椛に向かってそれを構えた。 「何言ってやがるてめぇ・・・・・・・。」 ソルベの言葉は、完全に怒りが込められていた。目を見開き、今にも椛を殺そうとしているのがはっきりと解るほどである。 だが、椛は動じない。 「我々は鼻が聞く。ジェラート殿の匂いは、幻想郷の人間とも、外の人間とも・・・・・妖怪とも違う・・・・。」 だが、椛の言葉は続かなかった。 「がっ・・・?!」 ソルベが銃身を、椛の口に捻り込んだのだ。 「・・・・・帰れ。今すぐ帰れ。じゃねえとこのまま脳髄ぶっとばすぞ。」 切れ長のソルベの目が、冷たく光った。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/wakures/pages/486.html
ジャムLv1 ジャムLv1マンゴーのスムージー ラズベリーのソルベ 前のページへ マンゴーのスムージー マンゴーのスムージー北海道「スノーハウス」 暑い夏にぴったりな、濃厚なマンゴーのとろりんスムージーです。 初級 ジャンル デザート 価格(一押し) 19(44) コスト(一押し) 16(28) 風味(一押し) 55(120) 品質 属性条件 色(一押し) 87(122) 包丁技 106 香(一押し) 90(125) 調味技 109 味(一押し) 78(113) 火加減 104 調理情報 習得条件 調理時間 6時間30分 習得Lv制限 Lv15 調理費用 730ドル 入門料理習得数 6 習得数 28~42個 一押し食材 ミルクLv1 10 ジャムLv1 1 果物Lv1 5 × × × × × × クイズ 問題 マンゴーに最も多く含まれる栄養分を一つ選びましょう。A.カリウム B.βカロテン C.ビタミンC D.葉酸 答え(反転) B. β カ ロ テ ン マンゴーのスムージーを編集 ▲TOP ラズベリーのソルベ ラズベリーのソルベ東京「Bear s Sweet Dream」 ラズベリーの酸味とほのかな甘みが、バナナとの相性抜群です。 初級 ジャンル デザート 価格(一押し) 18(43) コスト(一押し) 15(27) 風味(一押し) 55(120) 品質 属性条件 色(一押し) 78(113) 包丁技 115 香(一押し) 94(129) 調味技 118 味(一押し) 83(118) 火加減 116 調理情報 習得条件 調理時間 8時間30分 習得Lv制限 Lv15 調理費用 960ドル 入門料理習得数 6 習得数 28~42個 食材 ミルクLv1 5 豆製品Lv1 5 果物Lv1 5 × × × × × × 一押し食材 ミルクLv1 10 ジャムLv1 1 豆製品Lv1 5 × × クイズ 問題 ラズベリーシャーベットに入れない材料を一つ選びましょう。A.ラズベリー B.レモン汁 C.イチゴジャム D.ゼラチン 答え(反転) C. イ チ ゴ ジャ ム ラズベリーのソルベを編集 ▲TOP 前のページへ
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/202.html
「はぁっ・・・・はぁっ・・・・・!!」 ギアッチョは必死に空を飛んでいた。 地上を逃げていては、おそらくバオーに掴まるだろう。 幸い、自分は曲がれないが飛ぶ速度は早い。 スタンドパワーが切れた以上、これ以上戦闘を続けるわけにはいなかった。 そして、しばらく飛んだ後、そこで止まり後ろを振り返る。 「ま・・・撒けたか・・・・?」 息も絶え絶えになりながら、ギアッチョは言う。 こんな風に空を飛ぶのは、ギアッチョにとって滅多にない。 弾幕勝負などほとんどする機会はなかったし、訓練でも被弾ばかりしていた。 「くそっ・・・・・、他の奴らは大丈夫か・・・・?」 もはやスタンドパワーを失った彼は、ただの青年である。足手まといでしかない。 「せめて多少の・・・・・・・・・。」 息を落ち着けさせた所で、ギアッチョはスタンドを出そうと精神を集中させる。 スタンドと精神はリンクする。先ほどまでは余裕がなかったが、落ち着いたので多少は回復しているはずだ。 「ホワイトアルバ・・・・・・・っ?!」 ギアッチョは気配を感じ後ろを振り向く。 次の瞬間、ギアッチョの横を、三日月型の刃が通り過ぎていった。 「・・・・っ!!やっぱり撒けなかったか!!」 ギアッチョがそうぼやく。 おそらく、バオーは地上から自分の匂いを辿ってきたのだろう。 攻撃があたらない、と言うことはまだ明確な場所 「ホワイトアルバムが装着できれば・・・・・クソッ!!」 毒づくが、ギアッチョにはどうしようもない。 ソルベのスタンドパワーが切れた今、今は仲間との連絡手段もないのだ。 彼に出来る事は、この場から一刻も早く逃げ出すことだ。 ふたたび、ギアッチョは空を全力で飛行する。 調節が苦手な彼が飛ぶ姿は、さながら弾丸のようである。 だが、弾丸は何かに当たるまで、止まることはない。 「ぐあっ!!」 「きゃっ!!」 そして、ギアッチョは空中で見事に何かにぶつかってしまった。 「っ!!」 敵かと思い、ギアッチョはすぐに体制を立て直す。 だが、その相手は、突然ギアッチョに抱きついてきた。 「うわっ!!」 「ギアッチョ!!無事でよかった!!」 そう叫ぶのは、聞きなれた女性の声。 彼にぶつかったのは、チルノ達を連れて非難していたはずのレティだった。 「レティ!どうしたんだよ?!」 ギアッチョは驚いて、腕の中のレティに話しかける。 すると、レティは目に涙を浮かべながら言う。 「だって・・・・スタンドパワーが切れたから・・・・・・。」 どうやらレティはギアッチョのスタンドパワーがきれたのを感じて、飛んできたらしい。 「馬鹿!!あぶねぇのは分かってるだろう!!」 「うるさい!!あなたの方が心配よ!!今はただの人間なんだから!!」 怒るギアッチョに、負けじとレティも言い返す。 ギアッチョの胸板を、ぽかぽかと殴る。 「お・・おい!!こんな事してる場合じゃねえんだよ!!」 「うるさい!うるさい!」 そんなやり取りをするレティをギアッチョを、チルノと大妖精はどきどきしながら見ていた。 「本当に・・・!そんな場合じゃねえっつってんだろ!!」 ギアッチョは乱暴に、ドンッとレティを突き放した。 「きゃっ!!」 ソレを見て、大妖精とチルノはギアッチョに突っかかろうとする。 「お前!レティに何すんだ!!」 チルノはレティを庇う様に立ちふさがり、大妖精はよろけたレティを支える。 だが、ギアッチョはふんっとその様子を鼻で笑い、振り返りもせずに下に下りていった。 「何だあいつ!!」 チルノは冷たいギアッチョの態度に憤る。 「レティさん、大丈夫ですか?」 突き飛ばされたレティを、大妖精が気遣った。 「私は大丈夫・・・、それより早くギアッチョを追いかけなくちゃ・・・・。」 「レティ!あんな奴ほっとけばいいのよ!」 それでもギアッチョを追おうとするレティを、チルノは止める。 だが、レティはチルノの声を聞こうとはしない。 「駄目!!」 そう叫んで、レティはチルノと大妖精の静止を振り切り、ギアッチョを追う。 「待ってください!!」 「どうしてレティ!!」 二人も慌てて、レティを追う。 「二人とも・・・、どうしてギアッチョが、私たちに一度も背中を一度も見せなかったか分かる?」 「え・・・・・?」 レティは苦々しげに、顔をゆがめる。 (もうっ・・!!私の馬鹿!!冷静にしていればすぐに分かったじゃない!ギアッチョが何かから逃げてるって事・・!!) つまり、自分達はギアッチョの逃走の邪魔をしてしまったのだ。 そして、ギアッチョは決してこちらに背中を向けなかった。 「お願い・・・!!間に合って・・・!!」 そう言って、レティは必死に森の中に入っていったギアッチョの気配を探った。 「あぁ・・・、クソッ!!こんな所で終わりかよ・・・・。」 そうぼやいて、ギアッチョは地面に降りる。 その背中には、三日月型の刃が、ざっくりと刺さっていた。 幸い、肺にも脊椎にも当たっていないが、治療しないと致命傷な事には間違いない。 「あの時とどっちがマシだって話だな・・・・・。」 ギアッチョは、自分が死ぬ寸前の事を思い出す。 あの時はスタンドパワーも切れておらず、なおかつ相手もただのスタンド使いである。 「あー、あっちの方が断然マシだな・・・クソッ、まあ、お前ほどじゃねえだろうけどなぁ、ジェラー。」 そう言って、ギアッチョは目の前に立っている、バオーに話しかけた。 化け物が何を考えているか分からないが、何故かまだ、止めを刺されずにいる。 もしかしたら、ジェラートが精一杯抵抗してくれているのかもしれない。 「こーゆータイミングで、誰か助けに来てくんねーかなー・・・・。まぁ無理・・・・。」 ギアッチョがぼやいた瞬間、空から大量に巨大なツララが落ちてきた。 バオーはそれを避けるため、ギアッチョから距離をとる。 だが、次の瞬間、バオーの上にちょっとした建物ほどもある巨大な氷の塊が落ちてきた。 「大丈夫か?!ギアッチョ!!」 そう言って草むらから飛び出してきたのは、ホルマジオだった。 「なっ・・・・ホルマジオ!!チルノ達と合流しやがったのか?」 「・・はぁ?ちげえよ・・・、アレは・・・・。」 キエーーーッと声を上げて、ギアッチョの前に降り立ったのは、自分達を散々な目に合わせた鳥だった。 「ペットショップ?!」 思わずギアッチョは、大きな声を上げてしまう。 「俺もいるぜー。」 そう言って、ペットショップの背中から、ぴょこっと猫が顔を出す。 「ドルチ?!何やってんだてめぇ!!」 予想外の展開に、ギアッチョはただただ驚くばかりである。 「いやいや、ペットショップが突然家に来て、『闘争の匂いがする、だが俺は夜は目が効かん、手伝え。』とか言ってこうやって無理やり駆り出されたってわけだ。」 そう言って、ドルチはニャアと鳴く。 「まあこうやってあんたらが助かったから、俺としては結果オーライ何だが・・。 何だかよく分からないが、どうやら自分は助かったらしい。 ギアッチョは安堵の息をつく。 「っ?!」 だが、緊張が解けた瞬間、一気に鋭い痛みが背中を襲う。 「ぐうっ・・・!?」 「おい!急に動くな!!」 そう言ってホルマジオは、ギアッチョの背中を見る。 「おいおい・・・、こりゃ相当深く刺さってるぞ・・・。抜いたら血が出ちまうから、そのまましばらく我慢するんだな。」 「マジかよ・・・・。」 今更、痛みに思考が追いついてきた。 「とにかくソルベを探してとっとと・・・・・。」 次の瞬間、ピシィッと、何かに罅が入ったような音が聞こえた。 振り返ると、バオーを押しつぶした氷塊に、罅が入っている。 「・・・やべぇ!!逃げろ!」 そう言うなり、ホルマジオはギアッチョに肩を貸し、逃げ出す。 一方、ペットショップとドルチは空高く舞い上がり、様子を見る。 「クア?」 ペットショップが、様子を報告するようドルチに促がす。 「あぁ、氷塊に罅がどんどん入っている。多分、割ってでてくるんじゃねえか?」 ドルチの報告に、ペットショップは頷く。 そして、彼の後ろに同じように羽ばたくは、骨の怪異のヴィジョン、ホルス神である。 ペットショップの周囲に、次から次へと先ほどと同じくらい巨大な氷の塊が現れる。 次の瞬間、バオーを閉じ込めていた氷が割れる。 間着かずに、ペットショップは氷の塊を地面目掛けて発射した。 木々をなぎ倒し、巨大な氷の塊が次から次へと落ちていく。 だが、ペットショップは容赦なく、氷の塊を発射する。 気がつくと、周囲は氷の塊で埋め尽くされていた。 木々は無残にも押しつぶされてしまい、氷が解けたあとはまるで戦場のあとのようだろう。 「まあ、こんだけやりゃあ奴さんも逃げるのに時間が掛かるな・・・・・。むしろ他の奴らがだいじょうぶなのか・・・?」 この惨事に、ドルチは呆れにも近い感情を覚える。 一方、ペットショップは何処か得意げな表情だ。 「こんだけやればすぐにここで何かあったか分かるだろうし・・・そろそろ帰ろうぜ?」 いい加減疲れたのか、ドルチがそうペットショップに言う。 ペットショップも気が済んだのか、暗殺チーム邸に飛んでいこうと旋回する。 次の瞬間、ペットショップの翼を、何か針のような物が貫いた。 「ギャッ?!」 「ペットショップ?!」 ボッと言う音が聞こえたかと思うと、その針は翼に突き刺さったまま、燃え出した。 「ギッ!!」 ペットショップは針を凍らせ、とっさに全身が燃え上がることを防いだが、そのまま落下していってしまう。 「お・・・・おい!!!!」 ドルチが慌てるが、どうにもならない。 ペットショップも必死にバランスを整え、落下速度を落とそうとするがどうにもならない。 このままでは、氷に激突してしまう。 「ちぃっ!!」 舌打ちして、ドルチはひらりとペットショップの背中から降りた。 ペットショップの首根っこを掴み、空中でくるんくるんと回転する。 そして、足の爪を立て、なんとか氷の上に着地することに成功した。 だが、何本か足の爪がやられたのか、足元の氷が赤く染まっていた。 「はぁ・・はぁ・・・・・。」 思わぬ急展開に、ドルチは荒く息をつく。 どうにかして生き残れたが、このあとが問題だ。 そう思いながら、彼は別の氷塊の上に佇む、バオーの姿を見た。 どうやら先ほどの針は、こいつの仕業らしい。 「あの化け物みたいなペットショップがやられるなんて・・・・清く正しい猫の俺にどうしろってんだよ?!」 どう考えても、勝てるはずがない。 「くそっ・・・!!」 見逃してくれればありがたいが、そうも行かないらしい。 こちらにどんどん近づいてくるバオー。 出来れば逃げたいが、負傷して移動できないペットショップを見捨てるわけにも行かない。 「あぁ!随分とお猫好しになったもんだ!!」 悪態をつきながらも、動けないペットショップをかばうようにドルチはバオーを威嚇する。 意味など無いと分かっていても、彼はその行為をやめる気はなかった。 そんな彼の前に、突然、風が巻き起こった。 「ふむ、猫ながらも中々でござるな。」 「何だと!お前!猫を舐めるなよ!!」 そう言ってドルチの前に立ったのは、黒の耳と二つの尻尾を持つ少女。 さらに、白い耳と尻尾を持つ少女が、巨大な剣でバオーに切りかかっていた。 「橙・・・!」 「大丈夫か?逃げるぞ!!」 そう言って橙は、ドルチとペットショップを抱える。 「任せたぞ犬天狗!!」 「犬ではござらん!白狼だ!!」 橙は二匹を抱えて、その場から離れる。 一方、椛はバオーと退治していた。 彼女の鼻は、目の前の怪異がジェラートであることを証明していた。 「ジェラート殿!!目を醒ましてくだされ!!」 椛が語りかけるが、バオーは容赦なく両腕についた刃を振り下ろす。 それを椛は、盾で受け止める。 「ふっ!!」 そしてバオーのわき腹を狙い、刀を薙ぐ。 だが、その剣はバオーの肌を傷つけるだけで決定的な攻撃にはならない。 「くっ!!」 舌打ちをしながら、椛は後ろに跳び、バオーから距離をとる。 バオーも椛を強敵と見ているのか、むやみに追撃をしようとはしなかった。 (何と言う強度だ・・・。片腕ではとても・・・・・。) そして椛は冷静に、現在の状況を見極める。 足元が氷なのは障害にはなりえない、彼女は普段からすべりやすい滝の近くの警備をしており、そこで鍛錬を積んでいるからだ。 純粋に問題なのは敵だ。 おそらく報告を受けてきた妖怪が目の前のアレなら、多少の対策は考えてあるが・・・。 そして、椛は様子見のために弾幕を放つ。 渦潮のような青い弾幕が、バオーに襲い掛かる。 だが、バオーは見事に弾幕の間を潜り、椛に接近をする。 (よし・・・、距離をとれば・・・?!) 椛がそう思った瞬間、バオーの頭部から椛に向かって何かが発射された。 獣の反射神経で、椛はとっさに盾でそれを防御する。 河童の技術で作られた特殊素材の盾が、いとも簡単に貫かれる。 完璧に貫通はしなかったが、それでもその針が恐るべき強度を持っており、かなりの速度で放たれたことがわかる。 そして椛がその針に触れると、その針は一気にボウッと燃え上がった。 (これは・・・・、受け損ねたら仕舞いか・・・。しかしあの肌を貫こうとするなら両手で刀を構えなければ・・・・。) 椛が考えあぐねていると、突然肩に、ふわりと青い蝶が舞い降りる。 それは椛には見えなかったが、何かの気配が現れたことを、椛は感じ取っていた。 『よぉ椛!妖怪が妖怪退治か?!』 突然耳元で聞こえたソルベの声に、椛は驚く。 「ソルベ殿?!一体どこに・・・・。」 『あぁ、お前らが戦っているのが見えるとこまで来てるんだが・・・。このバタフライも最後の一匹でなぁ、正直真正面から戦える状態じゃない。』 椛は弾幕を放ち、バオーを牽制しながらソルベと会話する。 『だが、一応そっちに頼りになる奴が向かってるからな。そいつに指示をしてやってくれ。』 次の瞬間、バオーの乗っていた氷塊が、赤い光りで真っ二つに切り裂かれた。 バオーはとっさに、すぐ一つ向こうの氷塊に飛び移る。 「あー!!逃がした!!」 『フランドール、それではジェラートを殺してしまいます。』 そう話すのは、光り輝く宝石のような羽を羽ばたかせる少女に、その背に背負うのは異形の赤子。 満月を背景に、二人は無邪気な笑みを浮かべる。 その姿に、椛は驚愕する。 「な・・・・悪魔の妹?!フランドール・スカーレット?!」 「いえす!あいあむ!!」 椛の言葉に、フランはビシッとポーズを決める。 『自分はメローネのスタンド、ベイビィフェイスです。以後お見知りおきを。』 「あ、これはどうもご丁寧に。拙者は犬走 椛でござる。」 丁寧なベイビィ・フェイスの言葉に椛も思わず返す。 『知っています、以前ジェラートと戦っている所を見ていましたから・・・・。』 「それはそれは、失礼いたした。」 『いえ、気にしないでください。』 「ちょっと!!何話してるのよ!!」 フランドールの言葉に、二人は戦闘中であったことを思い出し、ハッとする。 フランはその強烈な弾幕で、バオーを見事に抑え込んでいた。 「あれをやっつけるんでしょ?あんたはどうするつもりだったの?」 フランは、先ほどまで戦闘していた椛に話を聞く。 「あぁ・・・、接近できればおそらく致命傷を与えられるんだが・・・・。」 「殺しちゃ駄目なんでしょ?!」 「無論だ!!拙者とてジェラート殿を殺すつもりはない・・・。だが、奴の動きを止める術を思いつかないのだ・・・。」 そう言って椛は歯軋りをする。 「ベイビィ・フェイス、あいつバラバラに出来る?」 フランは今度は、ベイビィ・フェイスに尋ねる。 『そうですね・・・・、自分の能力は直接触れなければならないので、やはり難しいです。』 おそらく、近づいて攻撃できたとしても相手をバラバラにするまでに彼はやられてしまうだろう。 『それだったら安心してくれていいぜ。』 「「「うわっ!!」」」 突然聞こえてきたソルベの声に、三人は思わず叫ぶ。 『人の事忘れんなよ、いくらベイビィフェイス以外に姿が見えないとはいえ・・・。』 「びっくりしたー・・・・。」 「す・・すまないソルベ殿?それで?何か策でも?」 ドキドキする心臓を押さえながら、フランと椛はソルベに問いかける。 『まあな、バオーはまだ氷の上にいるんだろ?』 「うん、今は私と椛の弾幕で抑えこんでるよ。」 ソレを聞いて、ソルベは満足したらしい。 『じゃあ丁度いい、スタンドパワーも弾薬もないなら、身体一つで勝負だからな。』 バタフライ越しに、ソルベが笑ったのを三人は感じる。 「何か手段があるの?」 『あぁ、ナイスポジションだ。バオーを今の場所から、動かないようにしておいてくれ!! そうそう!あとフランドールの嬢ちゃんは飛んだままでいる事!いいな?!』 そう言って、青白い蝶は風に乗って消えていった。 「今の場所・・・かぁ。このまま弾幕だと避けてるうちに移動しちゃうよね?」 「ならば拙者が再び白兵戦を挑むでござる。フランドール殿は弾幕を放ちつつあいつの飛ばす針を破壊してくだされ。ベイビィ・フェイス殿は拙者の援護を。」 そう言うなり、椛は弾幕を放つのを止め、まっすぐバオーの方へ跳ぶ。 慌ててベイビィ・フェイスも、その背中に飛び乗った。 椛は盾を捨て、両手で刀を構える。 「防御のサポートを頼む!!」 『了解しました。』 そう二人が会話した後には、既に椛はバオーの目前に迫っていた。 「はぁぁぁぁっ!!」 思いっきり振りかぶった刀に体重をのせ、バオーに振りかざす。 バオーはそれを、右手で受け止めようとする。 「?!」 だが、予想以上に威力があったのか、あわてて両腕で刀を受け止めた。 そのままバオーと椛は、つばぜり合いする形となる。 しかし僅かにバオーの力が上だったか、椛はその攻撃を弾かれることとなった。 そこに、バオーの好きが出来る。 『はぁっ!!』 ベイビィ・フェイスがバオーに向かって拳を振り下ろす。 だが、ベイビィ・フェイスに向かってバオーの頭部から、針が飛んできた。 「させないっ!!」 次の瞬間、弾幕の檻を作っていたフランが、針をその視界におさめる。 拳を開き、握る。 「キュッとして・・ドカーン!!」 ベイビィ・フェイスに届く前に、その針は粉々になって風に飛んでいった。「おー、やってるやってる。」 ソルベは大量の氷塊がならぶ、森の一角までやってきていた。 氷はちょうどいい具合に溶け出し、表面は水に包まれている。 そして、ソルベは足音も立てずに、バオー達が戦っている氷塊の元へくる。 「はーっ・・・・。」 一つ、息をついてから、ソルベは拳を構える。 それはまるで、中国拳法のような構えだった。 そしてその体制のまま、ソルベは奇妙な呼吸を始める。 たった一秒の間に、十回も呼吸をするのだ。 ソルベの身体の中に、膨大なエネルギーが溜まりつつあった。 紅魔館の門番がみたら、驚いただろう。何と膨大な量の陽の気だ、と。 「いまだ!椛!飛べ!!」 下から聞こえてきたソルベの言葉に、ベイビィ・フェイスは椛の背に飛び移り、椛は空へと舞い上がる。 そして、椛が飛び上がった瞬間、ソルベは拳を氷塊へと突き上げた。 「オーバードライブッ!!」 膨大な量の陽の気・・・・波紋が氷の表面の水を流れる。 そして、それは氷の上に立っていた、バオーへと伝わる。 「?!?!?!?!?!」 全身に走る不可解な電流に、バオーはもがく。 だが、ソルベは容赦なく、波紋を氷に流し続ける。 「ジェラート!!しっかりしろ!!」 そう叫んで、ソルベはさらに水に波紋を流し込む。 「あ・・・・・・・・・・が・・・・。」 バオーが、声を発した。 次の瞬間、長く伸びた髪の毛は短くなり、腕に着いた刃は消えうせる。 額の赤い複眼状の触覚は引っ込み、肌は硬いそれから、やわらかい人間の肌へと戻っていく。 「・・・・つぁっ!!」 ソルベが声を上げて、氷から手を離す。 「はーっ・・・はーっ・・・、ちくしょー・・・、久々にやったからうまくいったか・・・・?」 荒い息をつきながら、ソルベは氷の上をみる。 すると、上にいる人影が、倒れるのが見えた。 「ジェラート!!」 ソルベは疲労した身体に鞭打って、飛翔する。 そして、倒れこんだジェラートを何とか腕の中に収めた。 元の姿に戻ったジェラートはバオーになることでエネルギーを使ったのか、疲労した様子でソルベの腕の中で眠っていた。 その様子を、フランたちは空の上から見ていた。 ソルベは三人に手を振り、もう大丈夫だと告げる。 ゆっくりと、椛とフランが降りてくる。 「ソルベ殿・・、ジェラート殿は・・・?」 「平気だ、気を失ってるだけだ。」 そういいながら、ソルベはジェラートの頭を撫でる。 「じゃあ、私メローネとチルノちゃん達のところ言ってくる!!」 「あぁ、ついでに他の奴らも呼んできてくれ。多分ここの近くにいると思うから。」 「分かった!!行こう、ベイビィ・フェイス。」 『はい、フランドール。』 フランドールに呼ばれ、ベイビィ・フェイスは彼女の背中に飛び移る。 そして、メローネとチルノ達を探しに、二人は森の中へと消えていった。 「あー、もう駄目だ。本当に一匹もバタフライだせねーし、久々に波紋使ったから節々痛いし・・・・。」 そういいながら、ソルベは巨大な氷の上に座る。 椛もその隣に座り、ジェラートの顔を覗き込む。 「ジェラート殿が起きたら真っ先に謝らねば・・・・・・。」 椛は耳と尻尾を垂らしながら、落ち込んだ様子で呟く。 「あー、是非ともそうしてくれ。でも、出来たらでいいぜ。」 「?」 以前とはまったく違うソルベの反応に、椛は小首をかしげる。 その椛の仕草に、ソルベは笑いを浮かべる。 「あんたも知ってるだろうが、こいつの感覚は獣以上だ。あんな状態になっても、ちゃーんとあんたが自分の為に何をしてくれたか分かってるのさ。」 ソルベの言葉に、再び椛はジェラートの顔を見る。 その顔は、どこか幸せそうな寝顔だった。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/aaa333/pages/17622.html
マール描きました!服が変ですがキニシナイ。画力落ちたかもなぁ・・・。 -- リノン (2011-06-19 13 50 08) その瞳がめちかわです!リノンさん、最高傑作だと思います。 -- りんごソルベ (2011-06-19 19 47 04) どーも。 りんごソルベさん>めちかわですかw最高傑作ですかwwお世辞Thanksです(^p^) -- リノン (2011-06-24 18 09 10) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/2856.html
ASH/094 U 味見するソルベエ/使い魔 男性 パートナー 幸せのアイス ソルベエ/使い魔 男性 レベル 3 攻撃力 3500 防御力 6000 【むぐむぐ……こ、これはっ!】《ココロ》《黒》 【スパーク】【自】 あなたは自分の山札を上から2枚まで選び、自分のリタイヤ置場に置く。1枚以上置いたら、あなたは自分のリタイヤを同じ枚数選び、自分の控え室に置く。 作品 『シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~』 関連項目 《ココロ》 『シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~』 作品名に“シャイニング”を含むカード 幸せのアイス ソルベエ/使い魔
https://w.atwiki.jp/dbllon/pages/22.html
概要 ストーリー 概要 ストーリー 伝説の戦士「超サイヤ人ゴッド」に覚醒した孫悟空と破壊神ビルスの、地球の存亡を賭けた激闘からしばらく経ったある日。平和な地球に不穏な影が近づいていた。 それは「宇宙の帝王」フリーザの宇宙船だった。フリーザ軍の残党であるソルベと部下たちの目的は、フリーザを、地球のドラゴンボールを使って復活させることだった。 同じ頃、地球では相変わらず世界征服を企みドラゴンボール探しを行っていたピラフ一味がドラゴンボールを6個集めていたが、そこに目をつけたソルベと部下のタゴマにドラゴンボールを横取りされてしまう。残る1つのドラゴンボールを手に入れたソルベらは神龍を呼び出し、早速フリーザを復活させる。バラバラになったフリーザの肉体をフリーザ軍の最新型再生装置で復元させ、フリーザを完全復活させる。復活したフリーザは、生まれて初めての過酷なトレーニングに挑み、復讐計画を実行に移す。 その半年後、トレーニングを終えたフリーザは、ソルベや、1000人の部下と共に地球へと向かう。その頃、銀河パトロール隊員のジャコがフリーザ襲来を伝えるべく、ブルマの元を訪ねていた。しかし、悟空とベジータは、ウイスに修行をつけてもらうため、地球を留守にしていた。やむなくブルマは仲間たちにフリーザ襲来の件を伝え、孫悟飯、ピッコロ、天津飯、クリリン、亀仙人がフリーザ軍が襲来した場所へと集結。ブルマとジャコも遅れて戦場に駆けつけた。悟空たちが地球に来るまで新フリーザ軍のシサミら1000人の兵士と戦う。 悟空とベジータはブルマからフリーザ襲来の連絡を受け、パワーアップしたフリーザと、力を解放した悟飯ら仲間たちの気を頼りに、瞬間移動で地球へと向かう。 悟空は「超サイヤ人ブルー」に、フリーザは「ゴールデンフリーザ」へと、両者共に神の次元の力を披露する。遅れて到着したビルスとウイスらも見届ける中、一進一退の攻防を繰り広げ、追い詰められたフリーザはソルベに悟空の胸を、凶弾が撃ち抜かせる。ベジータが交代し、悟空と同じく「超サイヤ人ブルー」へと変身する。悟空と同等の力を見せるベジータを相手にし、悟空との戦闘で消耗したフリーザには勝ち目がない上、ベジータも確実にフリーザを倒そうとする。だが、フリーザは一瞬の隙をついて、地球そのものを破壊してしまう。 戦場でビルスとウイスの近くにいた悟空ら以外は、ベジータ含め地球の全員が死んでしまう。自身の甘さで仲間たちや地球が滅んでしまったと後悔する悟空に、ビルスとウイスは、ウイスの力で3分だけなら時間を戻してやれるから、自分の甘さが招いた結果の責任を取ってこいと叱咤する。ウイスの時間逆行能力によって3分だけ時間は戻り、フリーザがまさに地球を破壊しようとするその瞬間、悟空が放った全力のかめはめ波でフリーザは再び「地球の地獄」に堕ち、以前のように木に吊るされ、明るいパレードを見続ける屈辱の日々に戻った。
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/227.html
マジカルギアシャンハイ 無線集 とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ! 【・・・・上海、何やってんだ?】 上海のとった奇妙な行動にイルーゾォは思わず突っ込んだ。 「シャンハーイ。(見て分からないのか?ダンボールをかぶっているんだ・・・・。)」 うっとりとした様子でダンボールを被っている上海に、イルーゾォは何とも言いがたい表情をする。 通信機の向こうでこんな会話が聞こえてくる。 「おいソルベ!!上海に何教えてんだよ!!」 「あ・・・?俺は別に何も教えてねぇよ!!」 「じゃあ何なのよ!!上海は別にこの間まで普通だったわよ?!」 どうやら教官となったソルベの影響だと判断したらしい、イルーゾォとアリスがソルベを問い詰めている。 「・・・・・じゃああれだ、あの影響かもなぁ・・・。」 「あれ?」 そう言うとソルベは二人に説明を始める。 「実はよぉ、いくら一度できっちり覚えられるつっても一晩じゃ無理があると思って・・・・・。 あのスタンド装備の理論を応用して、とある人物の戦闘データを、上海にインプットしてんだ。」 「何よそれ!!どういうことなの?!」 「・・・・そのさぁ、実は俺が新米のぺーぺーだった頃世話になった人が冥界にいて。 その人にこの話をしたら、ノリノリで力を貸してやるつってさぁ。 まぁ死んで若い頃のノリに戻ったんだろうなぁ・・・・テンションおかしかったし。 それで、その人の戦闘データとかもろもろを上海にそのスタンドディスクで入れたんだよ。 実際、それに近いことを外の世界でサルでやって、成功したって聞いてからな。 まぁ大丈夫だろ。ファミ○の攻略本くらいに。」 「ふーん・・・・・。色々と研究しがいがありそうね。あの世の発明?」 アリスはソルベの話を、面白そうに聞いていた。 その間も、上海は心地よさそうに段ボールに包まれていた。 そう、彼女は母親の胎内に入っていたことはなかったが、きっとこんな感じなのだろうと微笑みながら・・・・。 「よくその人、協力してくれたな・・・・。」 「あぁ、俺が日本にいるって言ったら、快く協力してくれたぜ。」 「それまた何で?」 「・・・・・・・・段ボール十箱分、と引き換えだとよ。好物らしい。カロリーメ・・・・。」 ブツッ!! 「シャンハーイ?」 どうやら、突然通信が切れたらしい。 だが、そんな事はどうでもいいといわんばかりに、安らかな表情で段ボールに包まれ続けた。 とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ! 「シャンハーイ・・・・。」 家の中で、珍しい物を見つけた上海は、通信を入れる。 【ん・・・?何だ上海?あぁ、なるほど。確かにあの敵は狙いにくいな。だったら・・・・・。】 すっかり上海の教官となっているソルベは、戦術的な事をアドバイスしていた。 イルーゾォとアリスでは、こういったことをアドバイスはできないからだ。 【分かったか?じゃあ頑張るんだぞ。】 「シャンハーイ!!」 そして、通信は終わった。 だが、上海は通信機のスイッチを切り忘れたらしい。 こんな会話が、通信機から聞こえてきた。 【ねぇ・・・・、ソルベ。】 【ん?どうした?ジェラート。】 【ソルベがさ・・・、結構面倒見がいいのは分かってる。そこはとっても素敵だと思うよ・・・・・。 でもさ、一晩もソルベを捕られた上、ずーっとその子に構っているのを見せ付けられる俺の身にもなってよ・・・・。】 なにやら、パルパルパルパル・・・・という音が聞こえてくる。 いや、バルバルの聞き違いかもしれない。 【お・・・・、おい。落ち着けよジェラート。】 【しかもさ、人形はいえそれが女の子ってのがねー・・・・。皆ならともかく、それもあんまり面識のない・・・・。 仕事とかでいないなら、俺も我慢できるよ?お仕事ならね?でも・・・・こんなに構ってあげることないんじゃないかなぁ・・・?】 ジャキンッと何かを構える音がした。 【ねぇ、ソルベ。何で逃げようとするの?逃げないでよ・・。こっちを見て・・・・。】 【いや・・・OK、時に落ち着けジェラート。その腕から飛び出てる刃物を仕舞おうか。ちょ・・!!やめて!!セイバーオフすんな!!ぎゃぁぁぁぁぁ!!】 何やらグロテスクな音が通信機の向こうから聞こえてきたか、上海は冷静に通信機のスイッチを切った。 とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ! 「シャンハーイ・・・・。」 【はいはーい!!セーブですねー!】 そう言って、通信に出てきたのは、アリスでも暗殺チームの誰かでもなく、紅美鈴だった。 「シャンハーイ?」 【あぁ、他の皆さんは変身して暴走状態のジェラートさんを止めにいってます。 まぁジェラートさんの意識自体で変身してるので何とか説得できると思いますけど。】 それで全員で払っているらしい。 後ろからなんかバイオハザードをプレイしているかのような音が聞こえてくるが、多分本物の音なんだろう。 悲鳴を上げながら逃げ回るソルベに、それを追いかけるジェラート。さらに 「シャンハーイ・・・・。(なぁ、何故ジェラートなあんなにソルベに対して怒っているんだ?)」 先ほどのやり取りを、ずっと不思議に思っていたのか、上海は美鈴に尋ねた。 【何故って・・・・、あぁ、上海ちゃんはお人形さんですから、その手の事はよく分からないんですね。】 そう言って、美鈴は納得したかのように手を叩いた。 【まあ、ジェラートさんは上海ちゃんたちに嫉妬してるんですよ。ずーっとソルベさん取られてましたからね。】 「シャンハーイ?(でも、まだ一日も立ってないだろう?)」 【ジェラートさんは、きっと比翼連理で居たいんでしょうねぇ。」 「シャンハーイ?(なんだ、それは。)」 聞きなれない単語に、美鈴はその言葉の説明をする。 【これは元々、白居易という人の『長恨歌』という長編の漢詩の言葉で、正しくは 在天願作比翼鳥 在地願為連理枝・・・・・天にあっては願わくは比翼の鳥となり、地にあっては願わくは連理の枝とならん。 と言うものです。比翼の鳥というのは、翼がそれぞれ片方ずつしかなく、二羽じゃないと飛べない鳥。 連理の枝というのは、木の枝が他の木の枝とつながって木目が連なっていると言うものです。 本来は仲睦まじい夫婦とかの事を言うんですけど、ジェラートさんの場合文字通りぴったりじゃないと嫌なんでしょうね。】 「シャンハーイ(じゃあ・・・・、蓬莱もそうなのか?だから、私達を追い出したのだろうか・・・?)」 しゅん、とした上海を、美鈴は慌てて励ます。 【そ・・・そんな事ないですよ!!水は方円の器に従う、という言葉があります。 人は環境や付き合っている人で、いくらでも変わってしまうものです。 だけど、頑張って水を元の器に移し変えれば、きっと元の仲良し家族に戻れるはずです!!頑張ってください!!】 「・・・・シャンハーイ!!(・・・・あぁ!!)」 美鈴に励まされ、上海は力強く頷いた。 とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ! 【・・・・・上海、何を装備している。】 リゾットに問い詰められて、上海は答えた。 「シャンハーイ(髪パーツ、【悪魔の髪】と言うらしい。)」 上海は人形ゆえに、目の色や髪を、パーツごとに変えることで、カモフラージュ率をあげることが出来る。 そして、今彼女の髪の毛は、ピンク色に緑の斑点と言うゲームに出てくるクリーチャーのような色合いになっていた。 【・・・・・悪いことは言わない、今すぐ外せ。】 「シャンハーイ?(どうしてだ?あまりカモフラージュ率は変わってないぞ?むしろここは壁紙がピンクだから・・・・。)」 【いいから外せ!!ぶっ殺されたいのか?!】 「っ?!」 リゾットのあまりの剣幕に、上海はビクッと怯えて、涙目となる。 だが、リゾットもすぐに正気を取り戻したらしい。 【・・・・すまない、その髪を見ていると、どうも殺意が湧いてきてそれを抑えられなくてな。 ともかく上海、もうその髪の色はギャグの領域だ。ネタキャラにされたくなかったら外したほうがいいぞ。】 そう言って、リゾットは通信をきった。 とぅるるるる!とぅるるるる! ピーッ!ガガガ! 【はぁーいお人形さん。中々大変ね。】 「シャンハーイ・・・・・。(何であんたが通信機に出る、レミリア・スカーレット。)」 通信が来たので出てみれば、突然出てきたあまり面識のない人物が出てきて上海は戸惑う。 【別にどうだっていいじゃない。他の奴らがちょうどいないから、ためしに私が通信してみたのよ。 それにしても、面白いわね。あなたの兵器。魔力を吸収するものだなんて。】 「シャンハーイ。(あぁ、こいつを使えば人形の活動を停止させる事が出来る。あいつらがおねんねしている間に、私は家を奪還するというところだ。)」 【なるほど・・・・・・お疲れ様ね。】 「シャンハーイ。(まったくだ、家に戻ったら暖かいコーヒーをゆっくりと・・・・。)」 【何ですって・・?!】 「シャンハイ?」 【今なんと言ったの?!】 とんでもないレミリアの剣幕に、上海は戸惑いながら答える。 「・・・・シャンハーイ(・・・いや、暖かいコーヒーをゆっくり・・・・。)」 【あなたの主はあんな泥水を飲ませているの?!懸命に使えている下僕に?!】 「シャ・・・シャンハーイ・・・・。(いや・・、イルーゾォが最近よく淹れてくれるんだ。ドロリとして苦くて甘いイタリアンコーヒーを・・・・。)」 【許さないわ!!この私が幻想郷にいる限りあんな下品な飲み物を飲むなんて・・・・。】 「シャンハーイ(じゃあ、あんたは何を飲むんだ?)」 【無論、紅茶よ】 そういい残して、レミリアは通信を切った。
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/4262.html
【登録タグ CD CDし 少女フラクタルCD】 サークル:少女フラクタル 「無邪気と言う名の正義」、「トロイメライ」、 「秘密のソルベ」など、大人気シングルの楽曲が収録された、 少女フラクタルのベストアルバム第二弾!! 01 無邪気と言う名の正義 02 風が冴えるより疾く 03 地より謳う 04 トロイメライ 05 魂尖らせて 06 祝福と破滅の音 07 秘密のソルベ 08 辿り着くオアシス http //yuuhei-satellite.sakura.ne.jp/14888
https://w.atwiki.jp/jojoson/pages/193.html
※更新した際は、更新報告ページまで連絡お願いします。 ●目次● ●追加用テンプレ● メローネ ⇔ 【メローネ~vocal on~】 暗殺グランギニョル-メローネ-(二人で作ってみた) 今度はメローネでマイナスターズ作ってみた 「揶/揄」でメローネの歌作ってみた 【1人暗チ祭】 BABY EDITION ver.5部 【作ってみた】 意識【メローネver】 人生美味礼讃【ver.エローネはどこまでも自重しない】作ってみた メローネの暴走【作ってみた】 【試行錯誤しつつ】 組曲忙しい「メローネ」 【作ってみた】 【ジョジョソン】「サイハテ」で作ってみた【歌ってみて】 嘘八百に「メローネ de I Scream」つくってみた ギアッチョ ⇔ 【ギアッチョ~vocal on~】 イライラギアッチョで考え中 【1人暗チ祭】 氷のギアッチョ伝説 ver.5部 【作ってみた】 氷結男【歌詞のみ作ってみた】 氷のイヴ-ギアッチョ-(二人で作ってみた) カチカチにしてあげる♪ (ギアッチョVer. 歌詞のみ) 【歌ってみて】リベルタブリッヂの死闘 「クソクソッイラ~と・キレ@ギアッチョ」で、替え歌作ってみた。 くそくそ組曲【歌ってみて】 リゾット ⇔ 【リゾット~vocal on~】 カラス替え歌(ジョジョ5部 リゾット)歌ってみてorz R 『もうすぐ30才(Ver.リゾット)』作ってみた 【1人暗チ祭】リーダーライフ・リターンズ! ver.5部【作ってみた】 リゾットわすれちゃおしおきだッ! 【替え歌】リゾットネェロドカーン・作ってみた リーダーでニョキニョキ 暗チの星(歌詞のみ) ヒットマン!! ver.リゾット(ジョジョソン5部・歌詞のみ) 【ジョジョソン】メルトで替え歌作ってみた【リゾット】 月/光/花ver.リゾット【歌詞のみ】 【作った】Questa e Rivolta【間に合わなかった】 ソルベ、ジェラート ⇔ 【ソルベ、ジェラート~vocal on~】 暗殺アミーゴ【歌詞のみ】 『おわりのうた』 ソルジェラでつくってみた(歌詞のみ) おわりのうた(ソルジェラソングに絵つけてみた) 生と死-ソルベ&ジェラート-(二人で作ってみた) 『幸せなチーム』ソルベとジェラートで作ってみた。 追加用テンプレ 新しい動画を追加する際は編集ページを開いて、以下の『』内をコピペしてご使用ください。 『|【動画の名前】 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) |【動画の名前】 nicovideoエラー ( 正しい動画URLを入力してください. ) |』
https://w.atwiki.jp/aniwikigalaxystar/pages/489.html
ウィルの切り札アレルイア・ウィルの護衛艦として無限回廊から6隻現れる。 ディバイン・ソルベと同型の巨大戦艦。 耐久力、火力、防御力、射程距離、機動力、武器パーツの多さもディバイン・ソルベと同等で「カオティック・ナーダ」も使ってくる。 ぶっちゃけ難易度マニアだと早めに紋章機やリプシオールで沈めないとルクシオールが破壊されてしまう。 合体紋章機で各武器パーツ破壊中に被弾しまくって即ゲームオーバーなんてことはよくある。