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ソルベッツをお気に入りに追加 ソルベッツのリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット ソルベッツの報道 gnewプラグインエラー「ソルベッツ」は見つからないか、接続エラーです。 ソルベッツとは ソルベッツの32%は睡眠薬で出来ています。ソルベッツの29%は電波で出来ています。ソルベッツの20%は鍛錬で出来ています。ソルベッツの18%は株で出来ています。ソルベッツの1%は媚びで出来ています。 ソルベッツ@ウィキペディア ソルベッツ Amazon.co.jp ウィジェット 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ソルベッツ このページについて このページはソルベッツのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるソルベッツに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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アストラル・ソルベ破壊後にソルベ艦から離脱した巨大な攻撃ユニット6基(大きさはルクシオール級とかなり巨大) ディバイン・ソルベと共にルーン・エンジェル隊に最後の戦いを挑んでくる。 スレイブユニットは艦底部を狙って攻撃してくる。 「武装」 大型主砲に加え、各所に幾つか砲台を備えている。 「機動力」 そこそこ速く巡洋艦-駆逐艦並み。 「防御性能」 とにかく堅く、HPも高い。 スコアアタックのハイスコアを狙わないならさっさと旗艦のソルベ艦を撃破するのがオススメ。
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みんと【登録タグ ATOLS VOCALOID み 初音ミク 曲 殿堂入り】 作詞:ATOLS 作曲:ATOLS 編曲:ATOLS 唄:初音ミク 曲紹介 チョコミントアイスを食べている最中 マカロンに衝突し誕生しました。 曲名:『ミント』 ニコニコ動画にて殿堂入りを果たしている。 歌詞 (動画より書き起こし) ハズレ バズレ サイコパス ソルベ ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント アイス ハズレ バズレ サイコパス アイス ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント バブル ハズレ バズレ サイコパス ソルベ ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント アイス ハズレ バズレ サイコパス アイス ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント バブル ハズレ バズレ サイコパス ソルベ ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント アイス ハズレ バズレ サイコパス アイス ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント バブル 弾けたクールな現世 アクアグリーンの口溶け 爽快清涼革命 私 色々に染めたいの 弾けたクールな現世 アクアグリーンの口づけ 爽快清涼革命 快楽のシンギュラリティ- 化けよ ソルベ 化けよ アイス 化けよ タルト 化けよ ケーキ 化けよ マカロン 化けよ 化けよ 化けよ 化けよ 化けよ 化けよ チョコミント バブル 弾けたクールな現世 アクアグリーンの口溶け 爽快清涼革命 私 色々に染めたいの 弾けたクールな現世 アクアグリーンの口づけ 爽快清涼革命 快楽のシンギュラリティ- ハズレ バズレ サイコパス ソルベ ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント アイス ハズレ バズレ サイコパス アイス ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント バブル ハズレ バズレ サイコパス ソルベ ハズレ 世 バズレ 世 チョコミント アイス ハズレ バズレ サイコパス アイス チョコミント バブル コメント 歌詞が凄いいいね。 -- 名無しさん (2018-08-03 23 12 26) リズムとミントに対する愛がすごいです! -- 名無しさん (2018-12-30 12 40 13) ↑それな -- 名無しさん (2018-12-30 12 40 43) 名前 コメント
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さつまいもスイーツイベント(2012年9月14日18 00~10月1日10 00)クエスト プレゼントチャンス 新レシピ ゲスト・マグナムーン 交換 洋なしのスイーツイベント(9月1日(土)10 00~9月14日(金)12 00)クエスト 新レシピ ゲスト・マグナムーン 交換 さつまいもスイーツイベント(2012年9月14日18 00~10月1日10 00) →公式ページ クエスト No. 内容 クリア報酬 1/7 さつまいもプリンをつくる×3 おみやげキャンディー(スイートポテト味)×1 1/7 さつまいもプリンをカウンターに運ぶ×3 お客さまのお願いに応える×2 レースアップブーツ 3/7 さつまいもプリンが好きなお客さまに好物をふるまう×3 さつまいもプリンが好きなお客さまからさつまいもクリームを貰う×1 さつまいもジェラートの素×1さつまいもモンブランの素×1 4/7 さつまいもプリンが好きお客さまを満足させる×3 ロックチェックなセットアップ 5/7 洋なしのパフェを作る×4洋なしのパフェが好きなお客さまからマグナムーンを貰う×3洋なしのタルトのレシピと交換して洋なしのタルトをつくる×1 コツがみつかるミトン(洋なしレシピ用)パワーアップクッキー(お手伝い用)/10P回復×1 6/7 さつまいもプリンをお手伝いする×5さつまいもプリンのコツを入手する×5 ブロックチェックなベレー帽バッジ付きエプロン 7/7 さつまいもジェラートをお手伝いする×5Myレシピカードを交換してMyレシピからさつまいもジェラートをつくる×1紅いもモンブランのコツを入手する×5Myレシピカードを交換してMyレシピから紅いもモンブランをつくる×1 ブロックチェック柄ユニフォーム(スタッフ用) プレゼントチャンス No. 内容 クリア報酬 9月24日2 00までにクリア ブロックチェックなワッペン付きベレー帽 新レシピ 画像 料理名 個数 消費 獲得 体力 コイン 時間 料理pt コイン 粗利益 さつまいもプリン 10 1 12 2分 1+4=5 4×10=40 28 さつまいもジェラート 35 2 32 45分 2+2+4=8 3×35=105 73 紅いもモンブラン 58 3 35 2時間30分 3+3+3+16=25 2×58=116 81 ※さつまいものスイーツをつくるには料理レベルが6以上必要です ※マグナムーン(ブロッキンチェック)のかけらはさつまいものスイーツが好きなお客さまが満足した時に必ずくれる ※マグナムーンはさつまいものスイーツが好きなお客さまが満足した時にときどきくれる ゲスト・マグナムーン ゲスト 料理 調味料 素材 マグナムーン 芋川やまと さつまいもプリン ハチミツレモン汁砂糖 さつまいもクリーム ブロッキンチェックカップ&ソーサー 芋洗い坂教授 さつまいもジェラート シナモンハチミツレモン汁 紅いもパウダー ブロッキンチェックシュガーポット 芋山さつま 紅いもモンブラン シナモンハチミツレモン汁 雨場農大の特製焼いも ブロッキンチェックエスプレッソマシン ※マグナムーン(ブロッキンチェック)のかけらはお客さまが満足した時に必ずドロップ ※素材・マグナムーンはお客さまが満足した時に時々ドロップ 交換 交換 アイテム 必要素材 備考 イッセ さつまいもプリンのレシピ 期間限定レシピ10月1日10 00まで さつまいもジェラートのレシピ さつまいもクリーム×5 紅いもモンブランのレシピ 紅いもパウダー×5 さつまいもプリンのMyレシピカード さつまいもプリンのコツ×10※さつまいもクリーム×20 MyレシピカードをGetした料理は、イベント期間後もずっとつくることが出来ます さつまいもジェラートのMyレシピカード さつまいもジェラートのコツ×10※さつまいもクリーム×5×紅いもパウダー×18 紅いもモンブランのMyレシピカード 紅いもモンブランのコツ×10※さつまいもクリーム×3×紅いもパウダー×5×雨場農大の特製焼いも×15 ナック ブロッキンチェックカップ&ソーサー マグナムーン(ブロッキンチェック)のかけら×10 期間限定レシピ、Myレシピカードの素材 ブロッキンチェックシュガーポット マグナムーン(ブロッキンチェック)のかけら×10 ブロッキンチェックエスプレッソマシン マグナムーン(ブロッキンチェック)のかけら×10× TK ブロックチェックな布張りチェア ブロッキンチェックカップ&ソーサー×4 もようがえアイテム ブロックチェックなクロス付きテーブル ブロッキンチェックシュガーポット×5 ブロックチェックなひじかけ付きチェア ブロッキンチェックエスプレッソマシン×5 ※それぞれの料理をお手伝いした際に一定の確率で貰えます ミトンがきせかえに入っている状態でもコツを入手できます ミトンを入手する前に各レシピをお手伝いしてもコツは貰えません 洋なしのスイーツイベント(9月1日(土)10 00~9月14日(金)12 00) →公式ページ クエスト No. 内容 クリア報酬 1/7 洋なしのソルベを作る×3洋なしのソルベのレシピと交換する×1 おみやげキャンディー(洋なし味)×1 2/7 洋なしのソルベをカウンターに出す×3 お客さまのお願いに応える×2 100カフェc洋なしエンブレム付きサボ 3/7 洋なしのソルベが好きなお客さまに好物をふるまう×3 洋なしのソルベが好きなお客さまからマグナムーンを貰う×2 洋なしのタルトの素×1洋なしのパフェの素×1 4/7 洋なしのソルベを作る×3洋なしのソルベが好きなお客さまからマグナムーンを貰う×3洋なしのパフェのレシピと交換して洋なしのパフェをつくる×1 ロハスなセットアップ 5/7 洋なしのパフェを作る×4洋なしのパフェが好きなお客さまからマグナムーンを貰う×3洋なしのタルトのレシピと交換して洋なしのタルトをつくる×1 コツがみつかるミトン(洋なしレシピ用)パワーアップクッキー(お手伝い用)/10P回復×1 6/7 洋なしのソルベをお手伝いする×5洋なしのソルベのコツを入手する×5Myレシピカードを入手して洋なしのソルベを覚える×1 洋なし柄ワークキャップ(男子用)洋なし柄バンダナリボン(女子用)洋なし柄エプロン 7/7 Myレシピカードを入手して洋なしのパフェを覚える×1Myレシピカードを入手して洋なしのタルトを覚える×1 洋なしのユニフォーム(スタッフ用) 新レシピ 画像 料理名 個数 消費 獲得 体力 コイン 素材 時間 料理pt コイン 粗利益 洋なしのソルベ 12 1 14 3分 1+4=5 4×12=48 36 洋なしのパフェ 30 2 27 洋なしのシロップ×1 30分 2+2+9=13 3×30=90 63 洋なしのタルト 60 3 36 洋なしのシロップ×1洋なしのコンポート×1 3時間 3+33+16=25 2×60=120 84 ※洋なしのスイーツをつくるには料理レベルが6以上必要です ゲスト・マグナムーン ゲスト 料理 調味料 マグナムーン 梨元ゆうすけ 洋なしのソルベ シナモンハチミツレモン汁 ラ・ポワールコーヒーマグ 梨元まゆこ 洋なしのパフェ シナモンレモン汁砂糖 ラ・ポワールコーヒーポット 梨元ぶんご 洋なしのタルト ハチミツレモン汁砂糖 ラ・ポワールコーヒーマドラー ※マグナムーン(ラ・ポアール)のかけらはお客さまが満足した時に必ずドロップ ※素材・マグナムーンはお客さまが満足した時に時々ドロップ 交換 交換 アイテム 必要素材 備考 イッセ 洋なしのソルベのレシピ 期間限定レシピ9月14日(金)12 00まで 洋なしのパフェのレシピ ラ・ポアールコーヒーマグ×5 洋なしのタルトのレシピ ラ・ポアールコーヒーポット×5 洋なしのソルベのMyレシピカード 洋なしのソルベのコツ×20※ラ・ポアールコーヒーマグ×20 MyレシピカードをGetした料理は、イベント期間後もずっとつくることが出来ます 洋なしのパフェのMyレシピカード 洋なしパフェのコツ×20※ラ・ポアールコーヒーマグ×10ラ・ポアールコーヒーポット×20 洋なしのタルトのMyレシピカード 洋なしタルトのコツ×20※ラ・ポアールコーヒーマグ×10ラ・ポアールコーヒーポット×15ラ・ポアールコーヒーマドラー×20 サトコ 洋なしのシロップ×10 マグナムーン(ラ・ポアール)のかけら×1 洋なしのパフェ、洋なしのタルトの素材 洋なしのコンポート×10 マグナムーン(ラ・ポアール)のかけら×1 洋なしのタルトの素材 ナック ラ・ポワールコーヒーマグ マグナムーン(ラ・ポアール)のかけら×20 期間限定レシピ、Myレシピカードの素材 ラ・ポワールコーヒーポット マグナムーン(ラ・ポアール)のかけら×20 ラ・ポワールコーヒーマドラー マグナムーン(ラ・ポアール)のかけら×20 ※それぞれの料理をお手伝いした際に一定の確率で貰えます ミトンがきせかえに入っている状態でもコツを入手できます ミトンを入手する前に各レシピをお手伝いしてもコツは貰えません
https://w.atwiki.jp/nordica/pages/10.html
通称 皇帝陛下 英字 Sonom Rua 称号 ノルディカ君主リーゼ・ド・ソルベティカ陛下 英字 Sonom Rua Lize D Solbetica D Nordica 全名 リーゼ・ネルジュ・ルール・ド・ソルベティカ 英字 Lize Nelj Rull D Solbetica 全称 ノルディカ君主リーゼ・ネルジュ・ルール・ド・ソルベティカ陛下 英字 Sonom Rua Lize Nelj Rull D Solbetica D Nordica 職位 君主 法官 ディーネ・ド・イヴェリカ 出生 ノルディカ暦1729年11月6日 即位 ノルディカ暦1748年1月1日 国籍 ノルディカ 階級 第一身分 家系 ソルベティカ家 母親 エレン・ド・ソルベティカ 養父 エダル・ド・ソルベティカ 民族 ノルディカ族 愛人 ジュール・ド・フォート ネルジュ・エルヴァ・メルヴ
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/879.html
TGS-SH/011 ソルベエ/使い魔執事 男性 パートナー メルティ/ツンドラ魔女 女性 レベル 3 攻撃力 3500 防御力 7000 【私はソルベエと申します。この館の主に仕える使い魔でございます】《ココロ》 作品 『シャイニング・ハーツ』 10月8日 今日のカードで公開。 カード番号の"TGS"とは東京ゲームショウの略であり、 『このカードは「東京ゲームショウ2010」のヴィクトリー巨大デモバトルで使用したカードです。製品版のカードではありません。』 との注意書きがある通り、デモプレイ用にテキスト等を簡素化したものである。
https://w.atwiki.jp/shinatuki/pages/200.html
「はっ!!」 リゾットは傷口から染み出た自分の血から、鉄製のワイヤーを作り出す。 メタリカが練りこまれたそれは、スタンドパワーにより実態のない敵を捉えようと抑えかかる。 『くっ!!』 妖怪は自身の身体をうまくねじり、その攻撃をかわしていく。 「ほら、どうしたどうした!!かわすだけか?!」 赤い目をギラギラと輝かせ、リゾットは凶暴な笑みを浮かべた。 そして自身の血液と周囲の鉄分を混ぜ合わせ、鉄製ワイヤーに、刃を纏わせる。 蛇のように動き回る蛇腹剣となったそれは、妖怪を切り刻まんと縦横無尽に動き回る。 リゾットは、一方的に妖怪を追い詰めているかのように見えた。 だが、彼が敵に攻撃をするには、メタリカを鉄器に宿さなければならない。 そしてメタリカは、リゾットの体内に出現するスタンドである。 その身体からさらに離れた場所に出現させるには、身体の一部を切り離すか自身の血液を付着させる、などの方法がある。 今のリゾットが取っている方法は、作り出す鉄器に自分の血液からの鉄分を練りこむ事によってメタリカを鉄器に宿らせている。 つまり、血液の鉄分を、常に消費しているのだ。 だが、そこで敵に自分の体力を悟られてはいけない。 ここはあえて激しくせめて、時間を稼ぐべきなのだ。 (と・・・いってもいつまで持つかな・・・・・・。) 笑みを浮かべながらも、リゾットは内心焦る。 どんどん血が流れ出ているのを感じているし、呼吸も苦しい。 しかし、ここで引くわけにはいかない。 自分の役目は、他の皆がたどり着くまでこいつを痛めつけ、ここに留める事だ。 「これでどうだっ!!」 かすむ視界を無視して、リゾットは自身の身体から、さらにメスを出現させた。 「うぅ・・・・、面倒なことになったなぁ・・・・・。」 夜の空気に、息を白くしながら、イルーゾォはため息をつく。 隣には、ベイビィ・フェイスのPCをカチカチといじっているメローネがいる。 「おーい、しっかりしてくれよ。お前、俺の護衛なんだから。」 「分かってるよ。息子はともかくお前自身がてんで無防備なのが弱点だからなぁ。」 そう言って、イルーゾォはため息をつく。 今、ベイビィ・フェイスの息子はメローネの指示を受けて、『バオー』の元へ向かっていた。 一緒に向かっているのは、ギアッチョである。 全身に鎧をまとい、機動力もある上、メローネとの連携はお手の物と言うことで、彼が抜擢されたのだ。 その他の面々は、茂みに隠れ、サポートである。 「あー、うまく行くかな・・・・・。ったく、プロシュートがスタンドパワー残しておいてくれれば楽だったのに・・・。」 「確かに老化させればすぐにやっつけられるもんなぁ・・・・。マン・イン・ザ・ミラーじゃ駄目なんだっけ?」 「無理だな、急に引き剥がしたショックで、ジェラートが死ぬから。普通に引き込んでも俺瞬殺されそうだし。」 そう言って、イルーゾォとメローネはため息をつく。 「フランとこのメイドさんとかいれば楽そうなんだけどなぁ・・・・。」 カチカチとベイビィ・フェイスの親機のキーボードを叩き、メローネは息子に指示を出す。 「今回の息子は攻撃力はそこそこだけど、能力で補えるから・・・・フランとの普段の戦闘で回避力と防御力はかなりあるし、まぁバオー相手にはいい具合に育って・・・・・来た!!」 「?!」 メローネの言葉に、イルーゾォもベイビィフェイスの画面を覗き込む。 そこには次々と、息子からのメッセージが送られてきていた。 『来ます!!』 ベイビィフェイスの息子の言葉に、ギアッチョは纏っている氷の鎧を強固にする。 次の瞬間、彼の目の前に風を切って何かが飛んでくる。 「っ!!」 ギアッチョはとっさの判断で、それを凍らせる。 氷に包まれたそれは、何か動物の毛のような物だった。 次の瞬間、ベイビィ・フェイスの息子が地面を叩き、厚い壁を作る。 そしてそれが、真っ二つに切り裂かれた。 ギアッチョと息子はそれぞれ反対の方向に飛び、距離をとる。 ズドォンと音を立てて、切り裂かれた壁が倒れる。 奇妙に光る相貌が、ギアッチョとベイビィ・フェイスを捉えた。 二人の背筋に、ぞくっと寒い緊張が走る。 そこに立っていたのは、長い髪に、両腕に刃を持った異形、バオーだった。 『ジェラートを元に戻すには・・・・これが必要だ。。』 ソルベが、レティたちに説明をする。 一応は子供達の面倒を見てくれと頼んだが、危なくなったら彼女に加勢してもらう事も考えなければならないからだ。 『まずは、これをあいつのヘッドホンで音楽を聞かせる事。 あいつに寄生しているバオーはある周波数と音の揺らぎをジェラートの身体を介して聞かせる事で眠るんだ。』 そう言ってソルベは携帯音楽プレイヤーとイヤホンを取り出す。 そこからは、一見リラクゼーション音楽のような、民俗音楽のような奇妙な音楽が流れていた。 『スピーカーとかで流すのは駄目なの?』 『バオーが目覚め始めた時とかなら大丈夫だがな、・・ああなると他の音が混じると無理だ。普段ならある程度ジェラートの気合でどうにかなるからな・・・・・。 それを当てにしちまって、無理してんのに気づいてやれなかった・・・・・・・・・。』 自分自身にいらついているのか、ソルベはチッと舌打ちをする。 そんなソルべに、レティは不安そうな顔で問いかけた。 『そこまで接近しなくちゃなんて・・・・・他に方法は?』 話を聞いたところ、バオーはそこら辺の妖怪より遥かに高い身体能力を持つらしい。 そんな相手に、満身創痍に近い暗殺チームの面々で大丈夫なのか、レティは不安なのだ。 そんなレティに、渋い表情をしながらソルベは言う。 『あんたに言っても解らないかもしれないが・・・一応説明しておくか。ジェラートと、バオーの話だ。』 そう言って、ソルベは、静かに話を始めた。 『・・・・ジェラートに寄生しているバオーは、南米にあったナチの研究施設で研究されてた奴でな。 本来のバオーってのは旧日本軍から続くドレスって組織で生み出された生物兵器なんだ。 俺は昔、傭兵・・・って言えばいいのか?そんな感じで裏家業をやっていた。 まぁ、俺がどうしてそんな道を進むことになったかと言うと・・・・三部作映画でも足りないくらい長ーくなるからまた今度ということで。 で、そんな俺はある日、とある事情でその南米にある、ナチの研究施設を、知り合いの傭兵部隊と一緒にぶっ潰す事になったんだ。 そうだな・・・、今から大体十年くらい前の話だ。』 話しながら、ソルベは懐から煙草の箱を取り出す。 『まぁ、その研究所はバオーなんてもんを研究してて、なおかつナチの研究施設。 R18なんてレベルじゃない研究記録やら、その成果の産物やらが大量にあった。 投薬などによる改造人間の研究から、世界各国の生物兵器に関する研究、さらに超古代の超生命体まで・・・・その中の一つが、バオーだ。 もともとドレスとそこの研究施設は協力体制にあったらしくてな、日本にあるドレスの基地は壊滅したって話だが、データのバックアップがそこに残されていた。 バオーの遺伝子サンプルも、そこに保存してあった。 そして、その基地の研究者達は、さっそくバオーの改良に取り掛かった。 バオーは寄生しなくちゃその力を発揮できない。 宿主がその意志でバオーの力を自由に使う事も、うまく行けば出来るようになる。 ・・・・・・そして、そんなバオーの宿主に、ドレスは壊滅させられた。 バオーの宿主は、何でもドレスに家族を殺され、自身も実験材料にされた。だからドレスは潰された。まあ、インガオウホウだっけ?それだな。 そんな報告を受けて、その研究施設のやつらは考えた。強力な兵器を、手放すのは惜しい。だが、死ぬのは怖い。』 ソルベは箱から煙草を取り出し、安物のライターで火をつけた。 レティは黙って、ソルベの話を聞いている。 『だから、そこの研究員の奴らは考えた。 自我のある、個として確立した青年にバオーを植えつけさせたから悪いのだ。 一が作り出せばいい、バオーに最適な身体を持つ、『生命体』を。 ・・・・・・・・それが、ジェラートだ。』 ソルベは煙草の煙を思いっきり吸い、吐き出す。 『ジェラートは、その研究所で生まれたデザインベイビー・・・・あんたにも分かりやすく言えば、ホムンクルスって奴だな、人工人間。 あいつは、兵器として最適な思考、嗜好をもつように、バオーに合う身体になるように生まれた人工人間の一人だ そして生まれた無数の固体の中で、最も優れた物として、あいつは選ばれた。 窓の一切ない部屋に入れられ、人間との接触を断たれ、部屋に送り込まれるのは猛獣やら拳銃を持った人間やら。 そんな中で、ジェラートは育った。 あいつの中に生まれたときからいたバオーは、自分以外の物を全てを、少しでも殺意を持つ物を殺戮の対象とするよう、記憶していった。』 ソルベは煙草を地面に落とし、ブーツでグリグリと火を消す。 レティはソルベの話に、嫌悪感を覚えずには入られなかった。 外の人間は、もう大概なものだとは思っていたが、まさかここまでとは、彼女は思っていなかったのだ。 『で、俺はその研究施設に侵入して、データを回収すると共にそいつらを破壊しまくった。 気分は悪かったな、何せ襲い掛かってくるのは散々ナチに弄繰り回された化け物の他に・・・・・ジェラートと同じデザインベイビーの子供だったんだから。 まあ俺も死にたくないからよ、研究員もそいつらも、一切区別なくぶっ殺していって、一番厳重な場所にたどり着いたわけだ。 あー、ここに何か重要なもんがあるんだなー。と思った俺は、そこに向かったわけだ。 もう施設はあらかた制圧して、あとは生き残ってる研究員から情報聞き出すだけ聞き出して殺すだけだったからな。 安心してそこの扉をC4爆弾とか色々使ってぶっ壊した。』 ふぅ、とソルベが小さく息をつく。 『で、そこにいたのがジェラートだ。』 『それで・・・・、あなたはジェラートを殺そうとしたの?それとも、ジェラートがあなたを殺そうとしたの?』 ソルべに、レティは問いかける。 すると、ソルベは首を振った。 『いーんや、その時ジェラートは寝てたからな。俺が扉を爆破しても気づかないほどに。』 『それで・・・・・・?』 『・・・・・・あんまりにかわいいんで、連れてかえることにした。』 『はぁ?!』 予想もしていなかったソルベの言葉に、レティはすっとんきょうな声を上げる。 いやー、危ないようなら頭に一発鉄砲玉打ち込めばいい話だし、もうあの時戦闘の後でいろいろ麻痺してたからなー。もう犬猫拾う気分だった。』 あっけらかんとしたソルベに、レティは呆れを通り越して関心してしまう。 『で、その後ジェラートは俺が育てた。始めは言葉も覚えてなかったから大変だったなぁ・・・・・。 何せ殺人兵器として作られたから、定期的に人をいたぶったり殺したりしないと調子狂っちまうし・・・・・。』 うんうん、と頷きながら、ソルベは回想をする。 そしてレティは改めて、ソルベとジェラートのイカレっぷりを実感するのだった。 『そ・・・・、それで?他にジェラートを元に戻す方法は?』 『そうそう、それだったな。』 ソルベはクルクルと、今度はリボルバー拳銃を回し始める。 『さっき言ったように、ジェラートのバオーはナチスが独自に開発したものだ。 音波によるコントロールを計画していたのか、元々持っていた水の中では仮死状態になると言う性質が排除されている。 まあ、後は俺が・・・・・いや、これは現実的じゃないな。まぁ、確かに水の中に誘い込めばなんとかなるんだが・・・・・。』 曖昧なソルベの言葉に、レティは業を煮やす。 『もう!ようするに音楽を聞かせる以外の方法はないのね!!』 『まあそうだな。うまく幻想郷のやつらが協力してくれてくればいいんだが・・・期待できないしな。』 そして、まるでコンビニに言ってくる、とでも言うような、軽い口調で言った。 『もし、俺達が駄目だったらあんたがあいつを・・・・・・。』 『止める?』 『いや、もう殺してくれ。幻想郷を滅ぼされたくなかったらな。』 そう言ってソルベは、森の闇の中へと消えていった。 星空を背景に、レティ、チルノ、大妖精、そしてフランは空を飛んでいた。 空気が張り詰めているのは、寒さだけではないのだろう。 大妖精だけではなく、チルノも不安そうな顔をしている。 レティは、二人の頭を優しく撫でる。 「・・・もうほとんど戦闘の気配はないわ。・・・湖に帰ってもいいのよ?」 レティがそう言うと、ブンブンとチルノは首を振る。 「やだ!!あたいもレティと一緒にギアッチョ達を待つ!!そんでフランちゃんと一緒に帰るわ!!」 「わ・・・私もチルノちゃんとフランちゃんと一緒にいる!!」 そう言って二人は、気丈に声を上げる。 その様子を見て、レティは小さく微笑んだ。 この二人は、どうやら心配なさそうである。 だが、一番不安なのは・・・・・・。 「あ・・・・あ・・・・・・。」 レティの後ろに隠れながら、フランはレティにすがり付いていた。 その手は、まるで引き裂かんとばかりにレティの服を強く握り締めている。 その息は荒く、目は血走っている。 吹きすさぶ風に運ばれてくる、血の匂い、蹂躙される命の匂い。 そう言ったものに、吸血鬼としての本能が反応しているのだ。 だが、それでも彼女は必死にその衝動に耐えている。 「・・・・・・・・・フランドール。」 そう言って、レティは自分がしていたマフラーを、フランにふわっとかける。 「もしかしたら日が昇るかもしれないからね、一応少しは日よけ代わりになるから。」 レティに言われて、フランはレティを見上げる。 それは、今まで見た事のない種類の、優しい笑みだった。 「まあ、きっとお日様が昇る頃にはギアッチョ達がカッコよくジェラートを助けてるだろうけどね。」 そう言って、レティはフランにパチンッとウィンクをした。 ギアッチョとベイビィ・フェイスは森の中へと逃げ込み、バオーはそれを追う。 ベイビィ・フェイスの息子の行動は、常にメローネの持っている親機に映し出される。 そして、その周囲の木には、色のついたテープが張られており、その色、張り方によって何処の場所にいるか分かるようになっていた。 『現在位置:A-24、バオーは僕を追ってB-24の位地へ向かっています。推定到達時40間秒後。』 「了解。プロシュート、ペッシの方に行った、追っているのはベイビィ・フェイスだ。」 息子から来た情報を、メローネがプロシュート達に伝える。 連絡に仕様するのは、ソルベのスタンドである『バタフライ』である。 メローネから連絡受けたソルベが仲介して即座にそのことを伝える。 「ペッシ!やれ!!」 「へい!!」 プロシュートの支持を受けて、ペッシがビーチ・ボーイの棹を引っ張る。 その糸の先には、大量の『木の実』をつけた、奇妙な木があった。 他の木は一切実をつけていないというのに、その木には大量の『木の実』が実っていた。 すると、プチンッと何かが切られたような音がする。 月の光を反射するのは細い細いワイヤーである。そして、ビーチボーイが次々に木に張り巡らされたワイヤーを切断していく。 金具によって固定されていたソレは、張り詰めた状態から開放され、宙を舞い、するすると金具の間を潜り抜ける。 そして、その木の下に、バオーが現れた次の瞬間。 『?!』 ワイヤーにつながり、ぶら下がっていた『木の実』が、次々に落ちてきた。 木の枝には、『木の実』についていたと思わしき多数のピンが、ワイヤーに繋がれ寂しく揺れていた。 バオーの動体視力は、そんな光景とともに次々に落ちてくる『木の実』・・・手榴弾を捉えていた。 次の瞬間、巨大な閃光と爆音が、周囲に響き渡った。 「ちょ・・・・・、やりすぎじゃねえかソルベの野郎・・・・・。」 響いた轟音に、思わずプロシュートが言葉を漏らす。 彼とペッシが受けた指令は、あくまでビーチボーイを設置し、ワイヤーを切ることのみである。 罠は全て、自身のスタンドを使用し、ソルベが設置した。 これと同じような罠が、まだ森の中に数箇所あるというのだ。 スイッチ式の地雷や様々なものがあるが、同じようにまず人間ならこげたミンチになるような物ばかりである。 「本当にジェラート生かす気あんのかよ・・・、一人でも死んだらアウトなんだぞ・・・。」 そう言って、プロシュートは肩に止まっていたバタフライに話しかける。 「おいソルベ。大丈夫なんだろうな・・・・・。」 『こんだけやりゃあダメージがあるわ。腕の一本は飛んで・・・・・っ?!』 急に、ソルベの声が止まる。 「どうした?!」 『まずい・・・・・!!爆煙にまぎれて・・・ジェラートを見失っちまった!!』 「なんだとぉぉぉぉぉぉぉぉっ?!」 プロシュートの絶叫が、火薬の匂いを運ぶ風に乗った。 前へ 目次へ 次へ
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「あぁ、そうだ。ローマではそのように民衆の不満を別の方向に向けていたんだ。」 「なるほど・・・・、それでこの当時の英吉利は?」 「あぁ、この時は・・・・・・・。」 リゾットは慧音の家で、世界史についての質問に答えていた。 今日、たまたまリゾットは授業中にローマ帝国の事を例に出した。それに慧音は興味を持ったらしいのだ。 彼女は歴史を司る妖怪だが、日本史はともかく世界史、特に西洋史にはうとい。 そこで彼女は、リゾットに様々な質問をしているのだ。 「そうだな・・・、そして次の皇帝が・・・・。」 そしてリゾットが次の話を切り出そうとした途端、扉が突然、ものすごい勢いで叩かれる。 「?!」 驚いて慧音は、大急ぎで土間に降り、扉を開けた。 「慧音様!!」 そこには、中年の男が息を切らして立っていた。 「諭吉?!どうしたというんだ!!」 慧音はその男と知り合いらしく、その様子に驚いている。 「うちの・・・・うちのお夢が・・・攫われちまった!!」 その言葉に、慧音は目を見開く。 リゾットも、その名前に聞き覚えがあった。慧音の教え子の、一人だった。 「お夢だけじゃねえ!平吉も与作もいなくなったって話だ!!」 「まさか・・・・・・、例の妖怪がここまで?!」 そう言うと、慧音は彼らに指示をする。 「急いで子供達を学校に集めてくれ!あと妖怪退治屋もだ!!そしていない子供達を把握するんだ!!」 「はいっ!」 そう慧音は男に指示すると、男はすぐさま駆け出して行った。 「・・・・・すみません、リゾット。これから忙しくなります・・・今日は。」 「いや・・・、構わない。」 そう言った途端、リゾットはおもむろに立ち上がり、コートを着て外に出ようとする。 「その妖怪には心当たりがある。おそらく、我々が探索していた妖怪だろう。今から探せば、妖力の痕跡程度は見つかる。 それを追跡すれば、おそらく子供達は見つかるだろう。」 淡々とした調子で、リゾットは告げた。 「な・・・駄目です!!確かにあなたは死神ですが、身体能力は人間とそう同じなのでしょう?! あなたが特殊な能力を持っていようと妖怪は肉体的な攻撃は聞かないんですよ?! もし戦闘になったら・・・・・・・・・。だから!私がその妖怪を退治します!!」 慧音は必死に、リゾットを止めようとする。 「・・・・慧音、君は何だ?」 「え・・・・・・・・・・・・・?」 リゾットは慧音の方を向き、彼女を見つめた。 「慧音、貴方は確かに、妖怪であり、俺より長く生きており、力も、敵に対する知識もあるだろう。 ・・・・・だが、君は教師だ。人に先人の知恵を伝え、新たな未来を作る芽を育てる人だ。 血に濡れた手で、子供の頭を撫でてはいけない。殺し合いを・・・・してはいけない。」 リゾットはまっすぐ慧音を見ながら、言う。 「そんな事をいったらあなただってそうでしょう?!」 慧音の言葉に、リゾットは静かに首を振る。 「俺は死神だ、慧音。」 そう言って、リゾットは空を見上げる。 その瞳は、いつの間にか赤と黒の、悪魔のような目に戻っていた。 リゾットは、月を見ながら呟いた。 「リゾット・ネエロは死神だ。今も、昔も。」 月は、シチリアとも、ネアポリスとも同じように輝いていた。 黒いコートを翻しながら、リゾットは空を飛んでいく。 その手には慧音から渡された計器を持っていた。 その針は、非常に大きな数値を指していた。 「・・・反応している・・・・。」 それは今までなかったような反応である。 「・・・罠か・・・・・・。」 そうリゾットは推測する、敵は、自分達をおびき出そうとしている。 リゾットが思考の海に沈もうとした瞬間、携帯電話が震える。 「pront?」 『リゾット?!無事だったのですね?!』 携帯からは、映姫の声が聞こえてくる。 「映姫さま。調度良かった。今例の妖怪を見つけまして追跡中です。」 『それ所ではありません!!プロシュート達と連絡がつかない上、調査をしていた地域で交戦が確認されたそうです!!』 「そうですか。では自分は追跡を続けます。」 『リゾット!!』 冷酷なリゾットの言葉に、映姫は思わず声を荒げる。 「・・・映姫様、里の子供達がその妖怪に攫われました。早く助けなければ命取りになります。」 『っ?!』 それを聞いて、映姫は息を呑む。 『しかしそれはあくまで人間の里の問題でしょう?!あなたが手出しすべきではありません!!』 「・・・・・・自分の目の前で、あの子は死にました。自分の判断ミスで、あいつらは死にました。」 リゾットが、呟く。 『だったら!!』 「ですが、あいつらには、今は他にたくさん、支えてくれる人達が出来ました。だから、俺は必要ないでしょう。追跡を再開します。」 そう言って、リゾットは携帯を切った。 目の前に飛び出してきたのは、黒い雲・・・・・鴉天狗の群れである。 そこから伝わっている空気は、鋭い殺気を孕んでいる。 もちろん、リゾットはそんなものを相手にする気はない。 「・・・・・・・・・・・・。」 一気に急降下しながらリゾットはメタリカを発動させる。 そしてしばらくすると、敵はリゾットが森の中に入ったと思ったのであろう。 敵の一群は、森の中へと消えていった。 (単純だな・・・・。こちらの能力を把握していないのか・・・・。妖怪の慢心だな。) 最も、自分の仲間もあまり人の事が言えないが。 「・・・・・・・?」 すると向こうから、何やら一匹の鴉が飛んできた。 「む?」 その鴉は、何故か背中に季節外れのカエルと蛇が乗っている。 そして、その上には小さな無線機が載っていた。 リゾットはそれを取り、インカムを着け小さい声で尋ねる。 「・・・・早苗と藍か・・・・?」 『良かった!ようやく見つけたぞ!!』 『非常に強力な結界が張られていたものですから・・でも流石幻想郷の賢者ですね。紫さんのおかげで何とかなりました。』 聞こえてきた藍と早苗の声に、リゾットは安堵した。 そのまま小さい声で会話をしつつ、敵を追跡していく。 「・・・・・助かる。映姫様には助けを要請するわけには行かなかったのでな。 早苗、君なら・・・・あいつらが誰に襲われているか知っているか?」 リゾットの言葉に、早苗は真剣に答える。 『はい、彼らは妖怪の山の保守派・・・その中でも過激な面々です。 主に最近の幻想郷の変化を良く思っていない古参の妖怪と、それに煽動された若い妖怪で構成されています。 私達もあまりよく思われていませんが・・・・それでも襲撃を受けるなんて事にはなりませんでした。』 『あー・・・、多分お前達が紫様やフランドールとか・・・強力な妖怪と親しくなっているのが問題なんだろう。』 「・・・・・別にそんなの、博麗の巫女も、魔理沙も一緒だろう・・?」 リゾットの疑問に、藍は戸惑いながら答える。 『それは・・・お前らが外来人であるのと・・・・・・。』 「あるのと?」 微妙に戸惑う藍の声を聞いてリゾットは問い返す。 『男だからだ。』 「は?」 藍の言葉に、リゾットは状況に合わない間の抜けた声を上げた。 『まぁ、紫様もどう考えても青春だのなんだのを通り過ぎてる年だとしても女。 それもお前らは幻想郷の垢抜けない野暮ったい男達と違って外見にもきちんと気を使うイタリアの伊達男。 幻想郷の少女達を、誘惑していると考える物も出てくるだろう。』 それを聞いて、リゾットは頭を抱える。 「ここの連中は・・・そんなくだらない理由で殺し合いが出来るのか?」 『いや、そうでもないぞ。紫様を筆頭に幻想郷で力のある妖怪は、女性である事が多いんだ。 なおかつ・・・、あんまりに強すぎるため男っ気が一切ないという・・・・・・。』 その話に、リゾットはなんとも言えない顔をするが、すぐに意識を持ち直す。 「・・・・・・分かった。早苗、藍、貴方達にはやってもらいたい事がある。まず、出来ればあいつらにこの事を伝えて欲しい。 あとそれから・・・・・・・・。」 リゾットは静かに話し始めた。 「ほーいよっ!!」 そう言ってソルベは手榴弾を投げる。 地面と衝突したそれは、高温と、閃光を放ち破裂する。 人間より優れた五感を持つ妖怪は、人間より遥かにその影響を受ける。 敵が怯んでいる隙に、ソルベはサプレッサーをつけたオートマチック拳銃で、敵を撃ちぬく。 別に敵を全て撃ちぬかなくても構わない。適当な奴を何人か選び、そいつの急所を狙えば、そいつを助ける為に他の奴は足を食う。基本である。 「ったく・・・、リアルMGSかクライシスか・・・・・・・。俺は精々リアルCODとかそこら辺だっつの!!」 そんな事をぼやきながら、ソルベは森の中を移動する。 移動スピードが落ちるであろうギリースーツは、今回は装備していない。 空は飛ばず、森の中を隠れるように走り抜ける。 実際、彼のスタンドは障害物を無視できるため、こう言った所での行動はうってつけである。 しかし、先ほどからスタンドで仲間を探索しつつ行動しているので、疲労が激しい。 「まったく・・・、しばらく暗殺以外してなかったから勘が鈍ったか・・・・・。森の中を進むのはあれだ、十年ぶり・・・くらいかぁ。年取ったなぁ、俺も。」 そうため息をついて、ソルベはスタンドを増やし、周囲の敵を探索する。 しばらくすると、どうやら周りに敵はいないらしい。 「おっ・・・・・・。」 それ所か、メローネとレティ、それにギアッチョが何やら身を隠しながら話し合っているのを発見した。 全員、多少は怪我はしているものの、行動に支障はなさそうだ。 空の方には、この異変を聞きつけたらしい人物が、何人か飛んでいるのが見えた。 (・・・・・よし、これで敵は何人かあっちの方に気が向くな。 しかもあいつらは幻想郷のちゃんとした住人、時間がいるスペルカードルール以外で戦うわけにはいかない。) それをいい事に、ソルベは自身のスタンドをメローネ達の方に向ける。 (ん・・・・・・?) だが、同時に空に、ここにはいてはいけない人物が飛んでいるのを、彼は発見してしまう。 (・・・おいおい!メローネの奴、息子にちゃんと指示出したのか?!) ソルベはそのまま、自身のスタンドでメローネに連絡を取る。 『おい!!メローネ!!』 「ソルベ!!助けに来てくれたのか?!」 ふわり、と飛んできた青い蝶が、メローネ、レティ、ギアッチョの中心に浮かぶ。 『あぁ、まぁな。それよりお前ら、色々と面倒なことになったみたいだぞ。』 「・・・・詳しく説明してくれる?」 レティの言葉に、ソルベは簡単に説明する。 『1、妖怪の山の妖怪が、俺達を襲いに来た。 2、ジェラートが例の状態になっちまって、何処にいるか分からねぇ。 後3は・・・・・・・・・・。』 ソルベがそう言うと、赤い塊が、空から急降下してくる。 「めろーねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「ぐぼらっ!!!」 そして、それは見事にメローネに激突した。 『てめぇのお姫様が見事に追いかけてきたぞ・・・・・・。』 そう言ってメローネをぎゅっと抱きしめているのは、フランドール・スカーレットだった。 「どーすんだよ・・・・。リゾットが知ったらお前今度こそ殺されるぞ・・・・・。」 ギアッチョは今現在の状況より、 「やばいね・・・・、スイス辺りに逃げるか・・・・・・。」 くすんくすんと泣いているフランを慰めながら、メローネはギアッチョの言葉に本気で答える。 「ベイビィ・フェイス?どうしてフランを連れて来た?」 「申し訳ありません、メローネ。フランを連れて行かなければ、自分がフランに殺されそうだったので。」 ベイビィ・フェイスも、フランに脅され仕方なくフランをつれてきたらしい。 随分いい子に育った彼は、素直にメローネに謝る。 「あーあー、俺しらねーぞ。ジェラート助けるだけで精一杯だからな。その嬢ちゃんが力を使わないようちゃんと見張ってろよ。」 ソルベは、その様子を他人事のように見ながらため息をついた。 「ねぇ、ソルベ。ジェラートが例の状態になったって言ってたけど・・・・、例の状態って・・・・?」 「・・・・・まぁ、会えば分かるさ。ただ、会ってもジェラートの意識が残ってるかどうか、微妙だがな。」 そう言って、ソルベは背負っていた小さめのバッグをさぐる。 「まぁ、お前ら。大分色々消耗しただろ。一応ゼリー飲料とか持ってきたから食え。 メローネには弾持って来たぞ。どうせ撃ち尽くしちまって逃げてきたんだろう? 後は怪我の治療だな・・・・。ギアッチョ、お前足捻ってるな?テープとシップだ。 ん?レティもほら、食え。食欲ないとか言ってる場合じゃないぞ。 赤い嬢ちゃん、悪いな。あいつらの分きっかりしか持ってきてないんだ。」 しかし、ソルベは何だかんだいってテキパキと、全員の面倒を見る。 全員の状況を把握し、それぞれに指示をだす。 「ん・・・・?あぁ、なんだ。イルーゾォか。指示を出す、こっちに来てくれ。 後は・・・・プロシュートとペッシか・・・・おっ!木が枯れてやがる・・・。 ったくいつも気をつけろって言ってるのにそう言う所が適当だからな、あいつは。 何でも殺せばいいって訳じゃねぇっていつも言ってるのに・・・・・・・・・・・・。」 ぶつぶつと呟きながらも、ソルベは全員を合流させようと行動を進める。 その様子を、レティはあっけに取られながら見ていた。 「・・・・彼、あんなキャラだったかしら?」 「一応、ソルベとジェラートはリゾットと同時期に入った初期からのメンバーでな。」 「リゾットがいない時は、大体ソルベが指示をだすことになってた・・いや、なってるんだよ。」 ゼリー飲料を吸いながら、ギアッチョとメローネが答える。 「普段はめんどくさいからリゾットに投げっぱなしなんだけどね。・・・・・・ソルベ、皆見つかった?」 「おぉ、プロシュートとペッシも見つかった。戦闘中だから、ホルマジオとイルーゾォが助けに行った。 まーあいつら二人がいればとっとと逃げて来られるだろ。」 やれやれ、とソルベはため息をつく。 「さて、全員揃ったら作戦会議だな・・・・。リゾットとの連絡はまず無理だろうし・・・・・。」 「・・・ソルベ、お願いがあるんだけど・・・・。」 「ん?」 ソルベが今後の事をどうするか考えていると、レティが唐突に話しかけてきた。 「・・・・出来れば、チルノと大ちゃんも探してくれない? 他の妖精はともかく、あの二人は力が強いから下手に手を出して追いかけられているかもしれないの。」 レティにそう言われて、ソルベは即座に断ろうと考える。 妖精は死んでも元に戻るが、自分達は一人でも死んだら全員お陀仏である。 出来ればそんな手間は取りたくないが・・・・・。 「お願い・・・・・。」 レティの目が、じっとソルベを見上げる。 はぁ、と小さくため息をついた。 状況は、大分好転してる、といっても出来るだけスタンドパワーは使いたくないが・・・・。 「分かった。その代わり戦闘になったらあんたに頑張ってもらうからな。覚悟しとけよ。」 自分が甘くなった事を痛感しながら、ソルベは自分のスタンドの数を増やした。 「ここか・・・・・・・。」 リゾットはかなり、長い距離を飛び、ようやく妖怪の住処であろう場所を発見した。 計器が示すのは、木の板でふさがれた洞窟だった。 そこは木などで補強されており、何か鉱物の採掘場だったと分かる。 リゾットにとっては好都合な場所だったが、それはどう考えても罠だろう。 だが、こちらにも策が無いわけではないし、今更ここで足踏みするわけには行かない。 すっかり腐った木の板を蹴破る。 どうせ位置はばれている、どれだけ派手にやっても構わないだろう。 そういえば、誰かの為に殺す、と言うのは久しぶりだ。 「・・・・・・行くか。」 冷たい風が、黒いコートを揺らした。 前へ 目次へ 次へ
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ソルベラスやまの キュウコン 場所 依頼人 ソピアナじまソルベラスやま おじいさん 依頼内容 つららのどうくつにまよいこんだキュウコンを たすけてやって。 クエストチャート 頂上手前のフロアに居るキュウコンをキャプチャ。 依頼者のおじいさんのところへ連れて行く。 レンジャーポイントを25ポイント獲得 以降、ソルベラスやまにキュウコンが出現するようになる。
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