約 579,053 件
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/368.html
住人の萌え語りから生まれた漫画 755名前が無い@ただの名無しのようだsage2009/03/13(金) 23 41 17 ID a+qs2y9s0 「今日一日ゼシカのわがままなんでも聞いてやるよ」と言ったら 「じゃあいちにち、サーベルト兄さんの代わりになってくれる?」と目をキラキラさせて言われるクク そんで一日手つないで散歩したり買い物したりご飯食べたりお昼寝に膝枕してあげたり 嬉しいんだけどあまりに無邪気なゼシカになんとも複雑な気持ちのクク そして夜、「不安な夜はね…時々、一緒に寝てくれたの…」と枕をもって部屋を訪ねられる 自分の腕の中で子供のように眠るゼシカに手を出す気にもなれず溜息… なんてな
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/171.html
「ごめんゼシカ。本当はこういう時、もう離れないって言わなくちゃいけないんだろうけど、すぐにそうする訳にはいかないんだ。空が赤くなったことと、ゴルドが崩壊したせいで、マイエラ修道院に巡礼に来る人間が増えてる。 当然ドニの町にも人が多く来るんだけど、あそこの教会はシスター一人しかいないから、オレが手伝わないとちょっと大変なんだ。しばらく寂しい思いさせるけど、わかってほしい」 悲しげに曇るゼシカの顔を見るのは、胸が痛む。 「一段落着いたら、必ずリーザス村へ行く。だからそれまでゼシカには待っててほしい」 三カ月も待たせておいて、ようやく想いを伝えた直後にまた待てなんて、我ながらひどいとは思う。でも先延ばしにすれば、余計に失望を大きくさせるだけだ。 暗黒神ラプソーンのせいで起こった異変は、世界中のほとんどの人間を恐怖に陥れた。 なのに、ラプソーンがもたらす破滅に関してはもう心配いらないと、証明する術が無い。 結果、人は神にすがろうとする。サヴェッラ大聖堂と同じように、マイエラ修道院にも救いを求めた人間が集まってくる。道中には、闇の世界やラプソーンの空飛ぶ城から来た、普通の人間には歯が立たない、凶悪な魔物が待ち構えていることも知らずに。 それは何も、マイエラ地方だけの問題じゃないのはわかってる。 でもやっぱりあそこは、オレにとって特別な場所だ。親代わりになって育ててくれた、オディロ院長が治めていた修道院。自分勝手なことばかりしてたオレを、仕方ないというような顔をしながら、笑って受け入れてくれてた人たちのいるドニの町。 どうしても、この手で守りたい。ラプソーンのせいで現れるようになった魔物だけは、どうにかして根絶やしにしたいんだ。 「できるだけ早く、ゼシカの所に行けるようにする。・・・今は、それしか言えない」 この期に及んで隠し事をしてると思うと、罪悪感でいっぱいになる。 だけど全てを話せば、ゼシカもオレと一緒に戦おうとするだろう。それは絶対にいやだ。 こんないつ終わるかもわからない、最終目的のはっきりしてない擦り減るだけの毎日に、ゼシカを巻き込みたくない。 「うん・・・わかった、待ってる」 スカートのすそを握り締め、寂しさを堪えながらも、真っすぐ顔を上げて答えてくれるゼシカ。 いじらしいその姿に、オレの方が離れがたい気持ちになった。 ※ ※ ※人間て贅沢なものだと、つくづく思う。 つい数時間前まで片思いだと思ってて、ククールも私を好きでいてくれてるとわかっただけで幸せなはずだったのに、また離れ離れにならなきゃいけないと言われて、思いっきり沈み込んでしまった。 「ゼシカ、デートしようぜ。今日一日はゼシカの好きなことに付き合うからさ。何でも言う事きくよ」 なのに、泣きそうな気分はククールのその一言で一瞬にして吹き飛んだ。 我ながら本当に単純にできてると思う。 今の私の望みはたった一つ。一緒にいられれば、それだけでいい。 そう伝えるとククールはルーラでベルガラックにとび、カフェでテイクアウトのお弁当と飲み物を買って、今度はトロデーン城へと移動した。 だけど目的地はお城じゃなくて、少し歩いたところにある湖。あまり大きくはないんだけど、底が見えるほど水が澄んでいる、とても綺麗なところ。 暖かい陽差し中で、柔らかい草花の匂い嗅ぎ、風に揺れる水音を聞く。 三カ月も会わずにいて、言いたいことも訊きたいこともたくさんあったはずなのに、話をするのはもったいないような気までしてしまう。 ただ手をつないだまま地面に寝そべって、ゆっくりと時間を過ごした。 それだけで、泣きたくなるほど幸せだった。 陽が沈みだし、辺りが茜色に染まると、呪いから解けて暗雲が消えたトロデーンの城はオレンジの背景の中で夢のように美しいシルエットを映し出す。まるで絵画の中にいるような錯覚さえおこしてしまう。 そして空の青と夕日の赤が交じり合い、紫色に染まった空は徐々に赤を失っていき、代わりに星たちの煌めきへと変わっていく。 ・・・夜になってしまった。 「さすがに夜になると冷えるな。・・・行こうか」 ククールのその言葉は、今の私には刑の執行のように聞こえてしまう。 「イヤ。まだ今日は終わってないもの。私のいうこと、何でもきいてくれるって言ったわ。お願い・・・せめて朝まで、一緒にいたい・・・」 手も声も震えてしまう。ククールは少し驚いたような顔をして私を見ている。 心臓が爆発しそうだけど、このまま離れてしまうのは絶対イヤ。 「・・・意味、わかって言ってるんだよな?」 私だって子供じゃない。意味はもちろんわかってる。でもとても言葉にはできなくて、ただ黙って頷くしかできなかった。 ※ ※ ※正直、少し驚いた。 まあ自然な流れではあるんだけど、まさかゼシカの口から、あんな言葉を聞けるとは思ってなかった。 でも完全に心の準備はできてないんだろうな。その証拠に、バスルームに入ったきり全然出てこない。先に風呂を使ったオレの髪が、もうほとんど乾くほどの時間だ。 急かさずに待つつもりでいたが、ノボせてるか湯冷めしてるかのどっちかだろうから、ドア越しに声をかけてみる。 「ゼシカ、大丈夫か? いつまでもそんなとこにいると身体壊すぞ」 「ま、待って。今出るから」 ひっくりかえったような声が返ってくる。少なくとも溺れてはいないらしい。 少しして、バスローブに身をつつんだゼシカが出てきた。ガッチガチに堅くなってるのがわかる。普段あれだけ露出度の高い格好してるくせに、こういうところがアンバランスだよな。 「長湯したから、喉渇いたろ? そんなとこに突っ立ってないで、こっち来て座れよ」 できる限り、いつもと変わらない調子で声をかけ、ゼシカの手をとりソファに座らせる。グラスにワインを注いで差し出すが、受け取ろうとする手が震えてて、どうにも危なっかしい。 「・・・怖いんなら無理しなくていいんだぞ。そんなことしなくても、今夜はちゃんとそばにいるから。またオディロ院長作のダジャレでも聞かせてやろうか? 未公開のがまだまだあるぜ」 「やだ、やめてよ。あの時は笑い過ぎてお腹痛くなったんだから」 ようやく少し笑ってくれた。ワインをゆっくりと飲み始めてる。 ふと、ゼシカの髪がかなり濡れた状態なのに気づく。バスローブの肩の辺りに、水が落ちて滲んでいる。 「髪の毛、濡れたままだと風邪ひくぞ」 タオルで頭を拭いてやる。今夜はありったけの理性を総動員して、優しく紳士でいよう。今までさせてきた分と、これからしばらくの間させる寂しい思いを、少しでも埋め合わせしたい。 その時は確かに本気でそう思ったんだ。 でも、突然ゼシカがオレの胸に飛びこんで、自分の身体を押し付けてきた。 「私・・・子供じゃないわ」 ありったけ総動員したところで、オレの理性の総量なんてタカがしれてた。 だけど、これで紳士でいられるヤツがいるわけない。もしいたとしたら、そいつは紳士を通り越して男じゃない。 せめてもう一つの方、優しくすることだけは忘れずにいようと、自分に言い聞かせた。 ※ ※ ※頬に手を添えられて顔を上に向けられる。 「本当にいいのか? これ以上先にいったら、もう止まらないぞ」 本当は逃げ出したいくらい怖い。心臓が止まりそう。でも朝になったらまた一緒にいられなくなる。このまま離れたら、絶対に後悔する。 「・・・抱いて」 言い終わると同時に、唇がふさがれた。昼間のような優しいキスじゃなくて、食べられてしまうんじゃないかと思うほどの激しさ。 息が苦しくなるほどの時間それが続いて、ようやく解放されると同時に抱き上げられてベッドへと運ばれ、バスローブの紐が解かれた。 もう私はされるがままになるしかない。 「あ、あの・・・私、初めてだから・・・」 蚊が鳴くようなかすれ声しか出ない。 「わかってる。全部まかせてくれればいい。力抜いて、楽にして」 もう頭の中グチャグチャで、何も考えられない。 ただ時々『大丈夫か?』と問いかけてくるククールの言葉に何のことがわからないままに『大丈夫』と答えるだけ。 怖さも、痛さも、恥ずかしさも、息苦しさも、なにもかもが今まで知らなかった感覚ばかりで、泣きたくなる。 ククールはすごく優しくて、ずっと気遣ってくれて。そのことは嬉しいはずなのにその一方で、私はこんなに緊張してるのに、余裕たっぷりな態度が、にくらしくさえなってしまう。 だけど、ふれあってる肌のぬくもりだけは本当に温かくて。それを感じてる間は、不思議なくらい安らいだ気持ちになれて。 ずっとこのままでいたいと、そう願ってしまった。 だから、全て終わって気が緩んだ時、思わず口走ってしまった。 「離れたくない・・・ずっと一緒にいたい」 困らせるだけだとわかってる。でもどうしても我慢できなくて、涙が溢れてしまう。 ククールは一瞬、辛そうな顔になって、その後すぐに強く抱き締めてくれた。 ヤキモキしたこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、幸せだったことも寂しさも、全然何も整理ができてなくて、自分でも信じられないくらい大声で、小さな子供のように泣きじゃくってしまった。 でもようやく我慢してた言葉を吐き出せて、気持ちはずっと楽になっていった。 ※ ※ ※可哀想なことしてるんだと、つくづく思う。ゼシカにしてみたら、オレが想いを打ち明けたことも、すぐに一緒にいられないことも、突然に押し付けられたことだ。感情の整理がつかなくて当たり前だ。 なのにそれでも、ずっと一緒にいるとは言ってやれない。本当にオレは、どこか感情が欠落してるとしか思えない。 「ごめんね、わがまま言って。泣いたら、なんかちょっとスッキリした」 少しして顔を上げたゼシカの声には、確かにいつもの調子が戻ってきていた。この立ち直りの早さには随分救われる。 オレはテーブルにワインとグラスを取りにいく。 「喉かわいたろ? ゼシカの声ってかわいいよな。何度も抑えが効かなくなりそうになった」 途端にゼシカはうろたえる。 「な、何て言い方するのよ、バカ! どうしてそうやって、いっつも私をからかうの?」 「ムキになるのが可愛いから」 「何よ、意地悪」 そう言ってスネた感じで顔を背けたゼシカは窓の外を見て、こう続けた。 「ククールって、月に似てるよね」 突拍子もないことを言われるのは毎度のことだが、今度は何を思ったんだろう。つられてオレも窓の外を見上げる。 旅の間は不思議と満月ばかりが目についたけど、今日は弓の形に良く似た三日月だった。 「欠けたり満ちたりする気まぐれな所がそっくりよ。さっきまで優しかったと思ったら、急に意地悪になるんだから」 毒舌まで戻ってきた。相変わらず的確にツボを突いた辛辣さだ。 「でもどんな形でもキレイよね。気まぐれでも、いつでも好き。だからあんまり意地悪しないでね。それでも嫌いになれないから、よけいくやしいのよ」 いつでも真っすぐなゼシカは、愛情表現も本当にストレートだ。真っ正面からぶつかってくる。 オレはいつも自分には何かが欠けてると思ってた。強い感情が苦手で、愛情も憎しみも、自分自身で持つことも受け入れることも出来ずにいた。 ・・・そうだな。もしオレがゼシカの言ってくれた通り、月に似てるとしたら・・・。 雲に隠れて、光が当たってなかっただけなのかもしれない。 もしゼシカのように真っすぐ正面から、光りを当ててくれる人がそばにいてくれるのなら・・・。 案外そこには、どこも欠けていない自分、なんてものを見つけることが出来るのかもしれないな。 ※ ※ ※ドアの閉まる音で目を覚ます。一瞬、ククールがどこかに行ってしまったんじゃないかと慌てて飛び起きるけど逆だった。 ククールはもう完璧に身支度を整えていて、どこかに行って帰ってきたところだった。 「ごめん、起こしちまったか。服買いに行ってたんだ。昨夜調子に乗りすぎて、ちょっといつもの格好じゃマズいから」 まだちょっと寝ぼけてる私は、言われたままにククールから渡された袋を受けとり、バスルームに移動する。 ククールが買ってきたという服は、私がリーザス村にいた時の普段着のような、窮屈そうな白のブラウスだった。私が動きにくい服は好きじゃないって知ってるのに、どうしてなんだろう。でも、せっかくわざわざ買いに行ってくれたんだから、一応着るけど。 そして、バスローブを脱いで鏡を見て気がついた。首の回りとか胸元が、虫さされみたいに赤くなってることに。 ・・・もしかして、これって話だけ聞いたことがある・・・。さっきククールが言ってた『調子にのりすぎた』って お母さんに見られでもしたら、どうなると思ってんの? しばらくこんな窮屈な服着てなきゃなんないじゃないの。先まで見通してるような顔して、こういうところで考え無しなんだから! リーザス村の入り口まで、ククールがルーラで送ってくれた。 またしばらく離れ離れだけど、三カ月前とは違う。あんなに悲しい別れじゃない。 「・・・ほんと、ごめん。寂しい思いさせる」 「いいのよ。それより無理しないでね。私、ちゃんと待ってるから」 「ああ・・・じゃあ、また」 ククールが意識を集中してルーラの呪文を唱える。 ・・・と、思ったのに、呪文は中断され、ククールはいきなり私の肩をつかんだ。 「一カ月だ。それ以上は待たせない。っていうか、オレの方が我慢できない。一カ月後の今日、必ずここに来るから、それまでの間だけ待っててくれ」 そして、そのまま私の返事も聞かずにルーラでとんでいってしまった。 ・・・ククールって、あんなに慌ただしい人だったっけ? 何か本当に、忙しく変わる人だから、今だに掴みきれないわ。 でも約束してくれた。一ヶ月だけ待てばいいって。 一緒にいられないのが寂しいのは私だけじゃなかったんだって。 そう言ってくれたのと同じなのよね、きっと。 終
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/174.html
リズに案内されたのは、子供が生まれたら狭いんじゃないかと思うような、簡単な造りの小さな家だった。 そのすぐそばには、大量の木材や石材が家を何十軒も建てられそうなほど山積みになっていて、男が一人、地道に土台らしきものをを積み上げている。 「ただいま、あなた!」 結構な大声で呼びかけても、リズの旦那は気づきもしない。いるんだよな、こういうヤツ。何かにのめり込むと、何も見えない聞こえないってタイプ。 「もう、マリウスったら」 リズは足元の土を拾い上げ、器用に泥団子を造って、旦那の頭に投げ付けた。見事に命中、ナイスコントロール。って、いいのか? これ。 「やあ、おかえり、リズ。そちらの方は?」 旦那の方も動じずにこっちに歩いてくる。この二人の間では普通のことなんだろう。 「ナンパされちゃったの。というのは冗談で、魔物と戦ってる時に助けてもらったの。夫のマリウスよ。それで、こちらはククールさん」 おい、変な冗談やめてくれよ。一瞬、旦那の発する空気が怖くなったぞ。こういう、一見おとなしくて人の良さそうな顔したヤツほど、情け容赦なかったりするんだからな。 「そうだったんですか。妻が大変お世話になりました。ありがとうございます」 魔物に襲われたって方はスルーかよ。まあ、こんなところで二人だけで暮らしてる辺り、その辺はお互いに納得済みなんだろうな。夫婦の間に、よけいな口出しはしないさ。 「ちょっと待ってて、ククール。あなたに渡したいものがあるの」 そう言ってリズは家の中に入っていく。渡したいものって何だ? マリウスも訳知り顔でその姿を見送っている。まあ、貰えるものはとりあえず貰っとくけどさ。 「乱雑にしててすみません。これでも建築家の端くれでして、ここに大きな塔を建てようと思ってるんですよ。そしてリズの彫った像をその最上階に飾って、いろんな人が見に来てくれるような場所にしたいと思ってるんです。彼女は見事な腕の彫刻家なんですよ」 物事っていうのは、わからない時はいくら考えてもわからないが、逆に何げない一言で全てのことがしっくりはまるように出来てるもんだ。 強力な魔法と剣、彫刻家。そして魔物の恨みを買うほどのことをした先祖を持つ女性。このフレーズから導き出される答えは一つだ。 「お待たせ。いきなりこんなもの渡されても困るだろうけど、何も言わずに受け取ってくれない?」 戻ってきたリズが布包みを差し出してくるが、今はそれどころじゃない。 「リズ、あんたリーザス・・・リーザス=クランバートルだったのか・・・」 身体が覚えていた。ポルトリンクとの間の海岸線から、リーザス像の塔へと続く道。何度もゼシカと二人で歩いた、その距離感を。 マリウスが建てた塔の最上階に、リズが彫った像が飾られている。年に一度の聖なる日に、リーザス村の皆が昇るのを楽しみにしている場所。 今立っているのはオレがいた時代から、遥か昔の同じ場所。 「あら、もうクランバートルじゃなくて、アルバートよ。リーザス=アルバート。間違えてもらっちゃ困るわ」 リーザス嬢は人差し指を立てて横に振る。 「やっぱりこれを渡す相手は、あなたで間違いないみたいね。あのね、私と同じように魔物の恨みを買ったご先祖を持った人の中に、予言の力を持った人がいるの。 ちょっと悩んでることがあって、その人に見てもらったら『満月の夜に出会う、風の魔法の使い手』にこれを渡せば、全てうまくいくって」 リーザス嬢が手にしていた布包みを解く。そこには強い魔法の力を宿した血のような色の二つの宝石。 クランバートル家に代々受け継がれてたという、クラン・スピネルだ。 そう、その宝石をオレが受け取るのは間違いじゃない。ゼシカをラプソーンの杖の呪いから解放するための結界の材料に、どうしてもなくてはならないものだった。 でも、だからこそ、今のオレが受け取るわけにはいかない。世界に二つしかないこの宝石は、リーザス像に埋め込まれた状態で塔に収まってなきゃいけなかったんだ。 「だから、人助けと思って持っていって」 リズに手を取られ、クラン・スピネルを握らされそうになって、慌てちまう。 「ダメなんだ。今オレがこれを持っていっちまったら、ゼシカがっ・・・」 ここでゼシカの名前なんて出してどうすんだ。動揺しすぎて、うまい言葉が出てこない。 ・・・でも、何だかこのクラン・スピネルは、オレの記憶の中にあるのと比べて、随分デカい気がする。倍くらいはあるような・・・。それに形も違う。リーザス像に埋め込まれてたのは片方だけが尖ってて、もう片方は平らだったはず。でもこれは、両側とも鋭く尖っている。 「・・・ゼシカ・・・。そうそう、リズ、言わなきゃいけない一言を忘れてるよ」 それまで傍観を決め込んでたマリウスが口を開いた。 「こう言えば全部わかるはずだって言われたじゃないか。『ゼシカをよろしく頼む』って」 それはまるで魔法のようだった。マリウスのその言葉と同時に、二つのクラン・スピネルの中心に亀裂が入り、鋭い刃で切断されたように綺麗に半分に別れる。リズの手に二つ。そしてオレの手にも二つ。そう、リーザス像に収まっていたのは、確かにこの形だった。 「あらら、すごいわね、言葉の魔力ってやつかしら」 こうなっても、リズは全く動じない。本当に肝が座ってる。 「そうだった、すっかり忘れてたわ。最近ちょっと熟睡できなかったもんだから、ついうっかり。この子を身ごもってから、時々変な夢見るのよ。誰かが泣いてるんだけど、顔は見えないの。ただ泣き声が聞こえてくるだけ。『私のせいで瞳が無くなっちゃった』って。 何のことかサッパリわかんないんだけど、どうしても気になっちゃって、予言者の友人に相談したってわけ」 ・・・瞳が無くなったって、リーザス像のことか? 「そういえば、女の子の声だったわね。・・・そのコがゼシカなの?」 バカだな、あいつ。そんなこと気に病んでたのかよ。 オレはもう、クラン・スピネルを握り締めて頷くしかない。 「・・・お言葉に甘えて、こっちはありがたく貰ってくよ。そっちはあんた達が預かっててくれ、いつか必ず貰いに来るから」 遠くから、月影のハープの音が聞こえた気がした。 「その時はさ、できればキレイなドレスとか着て、ちょっとでいいからネコかぶってくれるとありがたいな。もちろん、そのままのキミの方がステキだけど、その頃のオレにとっては、場の雰囲気っていうか、イメージっていうのは結構重要なんだよ」 「・・・何かよくわからないけど、検討しておくわ。それに今のセリフは、また会えるって意味だと受け取っていいのよね?」 これはちょっと返事に困る。次に会う時はきっと、彼女は生ある人間ではないから。 「きっとずっと先のことになると思う。そうだな、マリウスがこの塔を完成させて、そこにリズの最高傑作の像が置かれるようになって。その後くらいになるかな」 「それは困ったな。この塔が完成したら、今度はちゃんとした家を建てようと思ってるんだよ。子供が十人できても大丈夫なような大きな家をね。 そんなに遠くには行かないつもりだけど、ここに訪ねてもらってもボクたちはいないかもしれない。どこかに印でもつけておこうか・・・」 マリウスは真剣に考え込んでる。人の良さそうな顔して、本当に人がいいらしい。 「そうだ! キミは風の呪文を使うんだから、塔のてっぺんに風車をつけておこう。次にここに来た時は、魔法でそれを回してくれればいい。それが見えたらすぐにここへ駆けつけるから」 ハープの音が少し大きくなった気がする。もう時間切れってことか。元の世界に戻りたい気持ちに変わりはないけど、妙に名残惜しい気はする。 あんまり余計なことは言わない方がいいんだろうけど、これだけは言っておいてもバチは当たらないだろう。 「リズ、いつになるかはオレにもわからないけど、あんたの子孫が魔物に狙われずに済む日は必ず来る。そんなことがあったことさえ忘れられて、誰も彼もが呑気に生きてるような未来が待ってる。だから、あんたはそのまま、自分の信じた道を進んでいってくれ」 空間が歪むような感覚。目眩と耳鳴りが一気に襲ってきた。 「もちろん、いつだって自分の信じた道を進むわよ。ククールこそ、忘れないで。ゼシカのことは、よろしく頼むわよ。今度また、あのコが泣いてる夢なんか見させたら、テンション溜めてメラゾーマだからね」 意識が遠のいていく。このまま目の前からいきなり消えたりしたら、オレは幽霊扱いにでもなるんだろうか。でも二人とも、案外ケロッとしてそうだな。 オレともあろうものが、こんな美女を見忘れるなんて、ありえなかったけど仕方がない。リーザス嬢がこんなはっちゃけたレディだったなんて、誰が思う? でも不思議と納得はいく。なんてったって、あのゼシカのご先祖だもんな。 「ククール! ねえ、しっかりしてよ。ククールってば!」 目を開けると、ゼシカが泣きそうな顔でオレのことを覗き込んでいた。 「ゼシカ・・・どうして、こんなとこに?」 何とか上体を起こすが、頭痛と吐き気と耳鳴りがする。それなのに妙にフワフワしてて、これが自分の身体だって実感がしない。 「それはこっちのセリフよ。ポルクたちが教えに来てくれたのよ。ククールが普通じゃない様子でこの塔の方に行くのを見たって。それで心配になって来てみたら、こうやって倒れてるんだもの。死んじゃったのかと思ったじゃないの!」 最後の方は涙声になってしがみついてきた。そういえばサーベルトは、ここでドルマゲスに殺されたんだったっけ。ちょっと刺激が強すぎたか。 それにしても、やっぱりゼシカは抱き心地いいなぁ。極上の柔らかさと弾力に、一気に現実感が戻ってくる。でも、さっきまでのことが夢じゃないことは、手の中にあるものが証明してくれている。 「心配かけてゴメン。ほら、ちゃんとお詫びの品もあるから、元気出せよ」 「・・・お詫びの品?」 ゼシカの手の平に、二つのクラン・スピネルを乗せる。二つの宝石と同じ色の瞳が、大きく見開かれた。 「これ・・・クラン・スピネル!? どうして? だってこれはもう・・・」 「その件は後でゆっくり説明するとして・・・。そのことよりも、オレの知らないところで、一人で気に病んで泣いてたっていう、このお嬢様をどうしてやろうかと思ってんだけどな。何で言ってくれなかったんだよ」 長い間ほったらかしにしてたのはオレの方だってことは、この際棚上げだ。 「えっ、だって、そんなずっと気にしてたってわけじゃないし・・・。ただ、みんな毎年聖なる日を楽しみにしてるのに、リーザス像の瞳が無かったら、やっぱりガッカリするんじゃないかと思うと・・・」 「そのことは、もう村中みんな納得してんだろ? ガッカリなんてするわけないだろ、バカ」 「バカって何よ。この像は、村が出来る前からずっとあったものなのよ? その瞳が私のために無くなったんだから、気にするのが当たり前じゃないの」 ヤバイ、泣かしちまった。リズに泣かすなって言われたばっかりなのに、メラゾーマくらうな、これは。 「あのな、家宝だか三大宝石だか知らないけど、結局はこんなもん、ただの石ころなんだよ。ゼシカ自身に代えられるもんじゃない。このクラン・スピネルは、ゼシカが泣いてるのが辛いって、リーザス嬢が渡してくれたものなんだ。 お前、百年以上前のご先祖からまで愛されてんだからさ、そのことだけは忘れるなよ」 そしてオレも忘れない。その大切なゼシカを『よろしく頼む』と言ってもらえたことを。何にも持ってないオレでも、ゼシカのためにしてやれることはあるんだってことをな。 ゼシカが落ち着いてから、二人でリーザス像にクラン・スピネルをはめ込んだ。 元の姿に戻っただけのはずなのに、初めて見た時よりも像が優しい顔をしているような気がする。 「ありがとう、ククール。もう一度、この姿を見られるなんて思ってなかった。本当に嬉しい。夢みたい」 クラン・スピネルのような瞳が、真っすぐにオレを見つめてくる。まるで魔力を持っているように、心の中の深いところまで入り込んでくる瞳。 本当は自分でもわかってた。この瞳から目を逸らしたくなるのは、奥底に隠して見ないフリしてた本心が、全部さらけ出されてしまいそうになるからだってことは。 今までずっと、オレの勝手な都合でゼシカを振り回してきた。もうこれ以上、ゼシカに寂しい思いはさせたくない。だけど・・・。 この気持ちから目を背けたままじゃあ、いつまでもゼシカの視線から逃げ続けてしまう。 「ごめんゼシカ。今度こそ幸せにするって・・・ゼシカだけ見て、そばで守ってくって約束しなきゃいけないはずなのに。オレ、マルチェロを・・・兄貴を捜したい。居場所の心当たりなんてないけど、どうしても、もう一度あいつに会いたいんだ」 そこからやり直さないと、オレはきっとこの先、どこかで前に進めなくなる。 「会ってどうしたいわけじゃない。だけど、オレは決めたはずだったんだ。憎しみだろうが何だろうが、真っ正面から受け止めるって。それなのにオレはゴルドで、あいつの目を見て話せなかった。最後の最後で、背を向けて逃げたんだ。 一度でいい。ちゃんとあいつと向き合って、目を見て話したい」 「うん、わかった。いってらっしゃい」 また悲しませると思ってたのに、あんまりアッサリした調子で言われて、一気に肩の力が抜けた。 「そんなにまくしたてなくても大丈夫よ。マルチェロのことに関しては、いつかそう言い出すんじゃないかと思ってたから。ものすご~くイヤだけど、ククールのお兄さんてことは、私にとってもお兄さんになるってことだし、このままにはしておけないわよね」 「・・・それって、プロポーズ?」 何て言っていいのかわからず、つい茶化したようなことを言っちまう。 「それはちょっとイヤ」 「うん、オレもイヤだ」 ゼシカは呆れたような溜め息を吐く。 「しょうがないわよ。私は何だかんだ言っても、お兄さんを心配して捜しちゃうようなククールが好きなんだから、気の済むようにすればいいわ」 ・・・何か、どっかで聞いたようなセリフだな。 「それにね、私は一度だって『私だけ見て』とか『私だけ守って』なんて言った覚えはないわよ。私一人のことで精一杯なんて器の小さい男、こっちから願い下げだわ。自分のためには生きられないような不器用さんだから好きになっちゃったんだもの。 後回しにされるのは、それだけ近い存在になれたんだって思うとイヤじゃないし。幸せにしてもらおうなんて、初めから思ってないわよ」 そうだな、それはわかってる。ゼシカは何でも自分で選んで、自分で決める。オレなんかより、ずっと強い人間だ。 「だからククールのことも、私が幸せにしてあげる。心配で、とてもじゃないけど、ほっとけないんだもの。・・・こっちはプロポーズと受け取ってくれてもいいわよ」 「・・・ゼシカ、男らしいなぁ」 思わず口をついた。本当に、オレなんて足元にも及ばない。 「・・・念のために訊いておくけど、それは褒めてるのよね?」 「もちろん、最大級に」 「何かスッキリしないけど、まあいいわ。あ、でも私だけ見なくてもいいって言ったけど、浮気はダメよ。それだけはイヤよ、絶対許さないからね。本来待つタイプじゃない私が、こんなに何度も待つなんて特別なんだからね。それは忘れないでよ」 ゼシカは真剣だ。オレって、そういう点では信用ねぇんだな。 「ああ,もちろん。・・・今夜はこのまま、一緒にいよう」 瞳の戻ったリーザス像の前では、キスより先にはいけないけどな。 思えば、イシュマウリは初めから言ってたんだよな。『美しい像』の願いを聞き届けてくれって。 リズが見た夢はリーザス像の感じていたものなんだろう。何も見えないのに声だけが聞こえたのは、像が瞳を失っていたから。 ラプソーンを倒したオレたちが、手下の魔物に狙われることもなく呑気に暮らしていけてるのは、リズのように子孫のために戦ってくれてた人たちがいたからなんだよな。 クラン・スピネルが戻ったことで、またリーザス像はこの地を、そして子孫を見守ることが出来るようになった。このことでゼシカが泣くことも、もう無い。 願いっていうのは、これで叶ったって、そう思っていいんだよな? 夜の外出を止めに入った用心棒に、ラリホーかけて飛び出してきたとゼシカから聞かされ、一緒に謝るために、朝一番で塔を出た。これでまた、アローザさんの心証が悪くなってんだろうな。 でも、村の名前の由来にまでなったご先祖は認めてくれてるんだと思えば、どれだけかかっても認めてもらうことを諦めずにいられる。 随分時間は経ったけど、マリウスとの約束通り塔のてっぺんの風車をバギマで回す。結構これが難しい。それに自然の風でいつでも回ってるから、目印の意味なんてほとんどねぇし。もう少し風の制御を練習してみるか。 そういえば、リーザス村の入り口にも同じように風車があったっけ。 「何かさ、急にリーザス村が、オレにとっても故郷みたいに思えてきた。イヤミな兄貴を捜す旅でも、帰るところがあるんだって思うと、少しは気持ちが軽くなるもんなんだな」 「うん・・・。辛くなったら、いつでも戻ってきてね。私はずっと、待ってるから」 「ああ。必ず戻るよ。ゼシカのところに。そうしたら今度こそ、どこにも行かない」 ゼシカはまるで世界中の全てから祝福されてるようだった。大事にされて、愛されて。だから、こんなにまっすぐで強い人間になれたんだと思う。 それに比べてオレは、生まれてきたことが元凶だの、疫病神だの、散々言われてきた。 だけど、こうしてゼシカの瞳に映ってる自分の姿を見ると。 オレだってちゃんと祝福されて生きてるんだって、そう思うことができる。 ・・・オレは幸せだ。 <終> 祝福の瞳1
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/416.html
97名前が無い@ただの名無しのようだsage2009/05/07(木) 23 37 01 ID aMfnMHmY02人とも(今ならキス…できそうな雰囲気なんだけど…)とソワソワしてるんですねwクク(でもそう思ってるのはオレだけで顔近付けて思い切り拒否られたら正直立ちなおれねぇ… かといって いい?とか聞くのもなんだかな…かっこ悪すぎる…)ゼシ(こんな恥ずかしいこと思ってるの私だけなのかな…確かめるわけにもいかないし… ククールからしてくれれば、私イヤがったりしないのに…)「「あの…!!」」「な、なんだ?」「く、ククールこそ」「…え、…いや、…その…」「………………。」「………………。」「……あの…別に、ゼシカがイヤだったら、別に、いいんだけどさ…」 異 常 に 長 い 沈 黙 「………………………………。 ………………手、繋いでもいいか?」「え。…あ、………うん」なぜかいっぱいいっぱいで顔真っ赤な2人。目も合わせられずぎごちなく無言デート。でもまぁいいか、とお互いの手のぬくもりを感じつつほんのり幸せな初々しい初恋コンビ99名前が無い@ただの名無しのようだsage2009/05/08(金) 01 19 27 ID y6NE3LZf0「…ククールっていつもこうなの?」「こうって?」「……。…女の子と手繋ぐ時、こうやっていちいち聞いたりするの?」「ちょ、んなわけないだろがっ!んなかっこ悪いことするかっつーの!!」「そうよね、なんだか天下のカリスマっぽくないなって思って」「そーだよ。今までなら手なんか相手が気づかないうちに握っちゃうし、さりげなく肩や腰に手を回すのなんて息するのと同じくらい自然にできたよ。イヤがられたらどうしようとか悩んでいちいち意思確認とかマジかっこ悪すぎ。大体オレは手が繋ぎたかったんじゃなくてキスがしたかったのに、こんだけ脳内でアレコレ考えまくって結局なんにもできずじまいなんてお前相手じゃなきゃホントありえねーっつの」なんか鬱憤を晴らすように一気にしゃべくりまくってから己の言動にハッとするクク。気づくとゼシカが目を見開いて見上げている。一気にいやな汗が噴き出す。(…オレ、今なんかアレなこと口走った気が…)「…ったの?」「……え?」「ククールも、……したかったの?」真っ赤な顔でうつむいてしまったゼシカの言葉を頭の中で反芻して、自然とニヤける。「…あぁ、したかったぜ。オレ”も”、な」そこではじめて己の失言に気づいたゼシカが思わず顔を上げた瞬間、繋いでた手をいきなり引き寄せられ抱きしめられる。お互いの耳元でたどたどしく交わされる未熟な睦言。「…ゼシカ。………………キス、してもいい?」「…!…………いま言ったでしょ…」ようやくはじめての、触れ合うだけのキスをした2人。しかしゼシカは放してもらえず気づけば木に背中をぶつけ、顔の脇に手をついたククにさらに迫られていた。「ちょっと…クク…」「していいんだよな?聞くのはこれで最後だぜ。いいんだよな?」「…っ、い、いいわよ、いいけど、こんなとこで何回も…、…んぅっ!」結局延々と口唇をふさがれ続けたので、ろくに抗議もできずじまいのゼシカだった。書いてて至った結論:両想い確信したあとのククはやっぱり最強説
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/422.html
「あーもー本当可愛いなゼシカは」なでなで「やめてよ、もう…っ。そうやってまた子供扱いして…!」「してないしてない」なでなで「じゃあさっきから人の頭を撫でているこの手はなにかしら?」「ん?ああ、ゼシカのまーるい頭見てるとつい、な」「なーにがついよ、つい………………ッ…………………って、ななな…今……ッッッ何し……」「何って、キスだけど?」「キスだけどじゃなーい!い、いきなり何すんのよ!!!」「いや俺がゼシカの事を子供扱いしていない証拠を見せようと思ってさ」「何が証拠よ!」「だって子供相手にはこんな事する気にはなんないじゃん?これだけじゃ伝わらなかった?んじゃ、もっとその先も…」「い…いい!!分かった、伝わった、充分だから!もういいわよ!!!」
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/305.html
917 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/08(水) 17 21 07 ID 4WnRDHOs0 この前エヴァンゲリオンのコミック読んでたら とある男キャラと女キャラが停止したエレベーターに閉じ込められ ちょっといい雰囲気で会話した後に脱出するため 男キャラが女キャラを肩車し、女キャラの生脚に 思いっきり男が手を添えているのを見て これククゼシだったらどうなってだろうと置き換え妄想してしまった… 918 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/08(水) 17 51 54 ID Vhi+8nF+0 ミサトと加持くんだっけそれ 919 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/08(水) 21 24 26 ID 5TzTCHwa0 エヴァ懐かしいなw ククがゼシカを肩車するシチュエーションとか何かあるといいな ビスチェや水着姿で生足が目の前にあるだけじゃなくて 直接手に添える事になったククの悶々とした思考を見てみたいw 920 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/08(水) 22 56 10 ID /enpXxor0 「やだ、変なもの入れないでよ」 921 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/08(水) 23 07 48 ID p8OC0p2M0 ゼシカはそーいうのに男がどんだけイケナイ反応をするか未だによくわかってないってのが萌える 「肩車は肩車」という認識しかない。んでものすご無防備にククの顔をふとももで挟んじゃうんだ ククさんもう思考回路崩壊寸前で乾いた笑い 「ハハハ… ……………………勘弁してくれよ」 922 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/09(木) 01 27 28 ID /1vZMMPY0 920 そのシーンククゼシ変換したら脳みそが破壊されてしまう ピンク板の方でないととてもじゃないけど語れないw 921 その一言でククの苦悩がよく伝わってくるw ククが手の置き場に困って膝に軽く添える程度にしていたら 「もう!安定しなくて危ないじゃないっ。もっと上の方しっかり押さえててよ」と 無自覚に追い討ちをかけるゼシカさん 923 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/09(木) 17 41 47 ID gN3TiyWF0 頬にぴとりとくっつく柔らかくて温かい白いふともも そしてそれをさらに手でぎゅっと握らなきゃならないククさん しかもそのふとももの持ち主は他の誰でもないゼシカ……… ククさんの未来はこれいかに? 924 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/09(木) 20 57 46 ID TU2367q60 ごめん、もう絶対絶対何がどう転んでも ククさん半ギレでゴーカンマになり襲いかかる未来しか浮かんでこない 狭い密室で魔法使ったら自分も巻き添えになるから反撃できないゼシカ ピンクモニュモニュな展開に… しかしあっさりラリホーにかかってしまうククさんであったグーグー 925 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/09(木) 22 25 27 ID AjHa1ucu0 ククさんギンギンになっちゃうよ、それ…大変だわ 926 名前が無い@ただの名無しのようだ[sage]2008/10/09(木) 22 30 36 ID GFX4dja50 エヴァの場合は肩車最中に転んで お互いの身体が重なり合うように倒れ込んだたところで エレベーターのドアが開き人に見られてしまったけど、 ククゼシの場合は重なり合うように倒れ込んだたところで 至近距離にお互いの顔&全身に感じる相手の温もりで ククが覚醒→ピンクモニョモニョ展開→ゼシカ渾身のラリホー
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/32.html
鳥山設定画&攻略本等 キャプ画 版権画改造 キャプ画改造 漫画 一コマネタ&一枚絵 絵板ログ※只今ログを纏めている最中です。
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/15.html
ククール「今日は寒いな」 ゼシカ「うん・・・・・」 ク「どうした?」 ゼ「いや、なんでもないよ」 ク「変な奴w」 ゼ「ところで今日何の日か知ってる?」 ク「クリスマスだろ?」 ゼ「ほら、雪が降ってるよ。どうりで寒いはずね」 (実はゼシカはこっそりヒャドを唱えていた) ク「おまえ、手袋してないから寒そうだな・・・ほら手貸せ」 (ククールはゼシカの手をにぎりポケットに手を入れた) ゼ「ク、ククール???」 ク「女の子に霜焼けさせるわけにはいかないからな。」 ゼ「ありがと・・・なんだか暑くなってきちゃった」 ク「こんなに寒いのに?お前もしかしてメラでも唱えたんじゃねーの?(笑)」 ゼ「バカっ」
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/343.html
「ゼシカ…!!」「きゃ…」油断したゼシカに敵の攻撃がしかけられたのと、ククールがそれに気づき彼女に覆いかぶさったのは、ほとんど同時だった。ゼシカの身体を胸に抱きこむようにしてかばった二人の身体は、ゴロゴロと転がり地面に投げ出される。ククールは痛つつ、とボヤきつつ押しつぶしているゼシカの身体から自身の身体を肘を突いて持ち上げ、真下にあるゼシカの顔をのぞきこんだ。「ケガは?」「…へ、平気よ。…それよりどいてくれる?」気付けば押し倒している格好だ。さらに至近距離で交わし合っている囁き。ゼシカは恥ずかしいのをごまかすようにつっけんどんにそう言った。しかしピクリと頬を引きつらせたククールが、「お前な…助けてやった相手に開口一番それはないだろ」半笑いの不機嫌さでさらにグイと顔の距離を近付けると、ゼシカはちょっと!と叫びながら、その顔を両手で思い切り押し返そうとする。グギギ、と無言の攻防。業を煮やしたククールが身体を起こし、そのまま強引にゼシカの腕を引っ張って立たせた。彼女の顔や髪についた汚れをいささか乱暴に払ってから、ハアッとわざとらしい溜息をつく。「お礼にキスの一つくらいくれてもいいんじゃねぇの?ホンット守りがいのないお嬢さんだな」「だ…っ、誰がいつ守ってくれなんて言ったのよ!!イヤイヤ守ってくれなんて誰も頼んでないわ!バカにしないでよ!!」「ハァ!?誰がイヤイヤだっつったよ。オレは騎士だから、お前を守るのは条件反射なんだよ。お前こそそんなにオレにかばわれるのが嫌ならレベルでもあげれば?ただでさえ打たれ弱いくせに」「アンタにだけは言われたくな…、…!!」その時突然エイトの「危ない!!」という鋭い声が響いた。2人同時に振り返る、が、すでに遅し。ガチャン!という金属音と共に、ククールとゼシカの身体は正面からピッタリと密着させられていた。腰のあたりに巻きついているのは、巨大化した犬の首輪。…ではなく、外側に鋭いトゲが幾つもついた金属製の輪っかだ。それが2人の腰をまとめて締め付け、身動きできなくしている。「ちょ…ッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」「な、オイ、バ……ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」2人は同時に悲鳴のような声を上げ、お互い間近で目線が合い、同時にボッと赤面した。ゼシカのこぶしはククールの身体と自分の胸の間に挟まっていて、ギュッと握る以外に動かしようもない。当然のことながらククールが目線を下げれば、ありえないくらい魅力的な谷間が自分の胸にこれでもかと押し付けられ柔らかく大胆に変形しているのが、否応にも視界に飛び込んでくる。谷間に埋もれるように挟まれている小さなこぶしが、またなんだかいやらしい。熱い。体温が熱い。一度意識するとたちまちどうしようもなくなるお互いの感触。(やだなにこれククールの身体こんなに密着したことなんてなかった恥ずかしいドキドキする 痩せてるみたいに見えるのにこんなにたくましい胸だったんだ…って何考えてるのよ私!)(マズいヤバいおkとりあえず落ち着けオレてかなんだよこの胸アホかこんなん反則だろ イヤイヤイヤイヤ女の胸なんざ今までさんざ揉んできたこのオレが今さらこの程度であばばばばばば)2人とも自由の利く首から上だけはグググと反らしてなんとか距離を取ろうとするものの、割と幅広で、金属でありながら収縮自在に身体に喰い込んでくる輪っかは、どんなにもがいても2人の身体の間に一分の隙も与えてくれない。輪っかを投げてよこしたワンダーフールをさっくりと倒したエイトが、赤くなったり青くなったりの切羽詰まった二人を、笑っていない目でニッコリと振り返り。「…また戦闘中にくだらないケンカされると迷惑だから、しばらくそのまま括られてるといいよ」そう告げるとさっさと2人に背を向け、ザクザクと先へ進んで行ってしまった。「ちょッ!待てエイト助けろッッ!!!!!!」「ちょッ!待ってエイト助けてッッ!!!!!」ほとんど半泣きで叫ぶ2人の声は、その後延々と森の中に響き続けたという・・・
https://w.atwiki.jp/kkjs/pages/503.html
513名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/01(月) 17 27 23 ID XRsxSHeE0 仲間達と一緒に旅している最中の2人は どんなにイチャイチャしてようと恋人未満だったらいいなあという個人的な願望 514名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/01(月) 22 12 41 ID lLXduwxd0 くっつく前は無自覚にいちゃこらしているのに いざ両思いって知って恋人同士になったら 今まで平気でやっていたような事を 途端に壮絶に意識し照れて2人して赤くなったり ぎこちなくなったりする純情なカリスマお色気カップルとかも萌える 515名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/01(月) 23 56 18 ID mnkoYazo0 ククが風邪ひいて 「じゃあゼシカ、このおかゆ食べさせてあげてね」 といつも通り深い意味はなく言われたのに 「たっ!!たたた、食べさせ…っな、なんて、そそそんな、なんでわたわた私がっっ」 と顔真っ赤にさせて動揺するんですね。 (なんでって…今まで普通に食べさせ合いっことかしてたじゃん) と冷めた目で見られるんですね。 アーンシリーズにしても、こいつら自分たちがいわゆる「はい、アーンv」 をナチュラルにしまくってたことに全く気付いてないんだろうな 516名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/02(火) 02 57 16 ID bTYi0nuf0 ありますね、確実にありますね。 ククールの方も今まで普通にゼシカの口にスプーンで食べ物を運んだり あるいは自分の方に運んでもらったりとナチュラルにこなしていたのに (こ、これってゼシカが口つけたスプ…か、間接キ………!!!)と 凄い勢いで顔を赤くして焦って二人して何やってんだよ このド純情カップルはと周囲を痒くさせてしまうんですね。 518名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/02(火) 23 47 17 ID 3tVM27tu0 516 なにその許せない光景www自分が仲間だったら耐えられない自信があるぞ いつも通り勢いで自分も口付けたスプーンを差し出したら突然ククが真っ赤になって、 理由に気づいたゼシカも真っ赤になって、2人して食卓でちぢこまって大人しくなってそうw 521名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/03(水) 23 57 23 ID OIxlAfsd0 できあがるまでは普通にしていたのに恋人になった途端できなくなったことっつーと 「髪の毛をさわる」ってのもありそう それまで普通に意味もなくサラサラ触って「いー手触り」「もうっせっかく梳いたのに」 とか意味もなく「ゼシカーオレの髪結ってくれよー」「はぁ?仕方ないわね、なんなのよ…」 とか意味もなく「じゃあゼシカのツインテールはオレが結ってやるよ」「ちゃんとしないと怒るからね!」とか 無駄にお互いの髪に触りまくっていたくせにできてから特にやっちゃってからは 「…触っていいか?」「え……。…うん…」などとぎごちなく触れて赤面してそうな… ああああああかゆかゆかゆ 522名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/04(木) 00 53 38 ID vJwH+cgX0 どんな装備を身につけても普通に披露して 「どう?これこの間新しく手に入った装備よ!」「まーいいんじゃね?」とか 「ああゼシカ、素晴らしく似合うよ。今の君はまるで女神だ」「はいはいどーも」 なんてやり取りを普通にしていたのに 「あ、あのこれ…エイトが錬金してくれたの…。どうかな…?」 「…………!!!!……………………い、いいんじゃね?(やべえ直視できねえ///)」 とか 「これ、新しい装備、どう…?」 「!!!!!あのなあ、おま…っそれ、おい、やめとけよそれは」 「!…なんでそんな事言うのよ?」 「だってよー…マジヤバイってそれは…」 「もういい!ククールのバカ!」 「待て、そんな格好で俺以外の奴がいる所を出歩こうとするな!!!」 なんて風になったりするんですよきっと 523名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/04(木) 20 05 15 ID exR3M91o0 両思い無自覚時とはっきり自覚した後とで 別人化するカリスマお色気って萌えすぎてやばいww 524名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/04(木) 23 17 11 ID c4YwlK010 前は毎日顔見るたびにカワイイとか美人とか好きだの愛してるだの言いまくってたくせに、 デキてからはむしろ絶対そんなこと言えなくなってしまったカリスマ。 そんでゼシカに「どうして最近は、全然あんな風に言ってくれなくなったの…? ククール私のこと、もうカワイイって思わなくなっちゃった…?」と悲しげな目で見つめられ 「んなわけねぇだろ!オレにとってゼシカ以上にカワイイ女の子なんていねぇよ!」 「じゃあ、どうして…」 「…本気で惚れてるのにそんな軽く口説いちまったら、冗談にしか聞こえねぇだろ… それが嫌だから簡単に言えねぇんだよ、世界一カワイイとか世界一好きとか…あっ」 「…え?……あ…っ…///」 みたいなやり取りを仲間と一緒の食卓で交わしてそうな 525名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/04(木) 23 31 16 ID V09ftYKE0 証言者1「もう慣れました。いちいち構ってられませんよ」PNバンダナ少年さん 証言者2「つっこんだりするとかえって疲れるでげす。見ないフリが1番でげすよ」PN兄貴一筋さん 526名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/05(金) 17 12 03 ID cTVGeupB0 ちょっとククさんに余裕が出てきた頃の食卓 ク「………」にこにこ ゼ「…………」 ク「…………」にこにこ ゼ「……なによ」 ク「…ん?」にこにこ ゼ「~だからっ、な、何人のことじーっと見てるのよ///」 ク「いやー俺のハニーは今日も可愛いな~って思ってねv」 ゼ「や、やめなさいよ…っ!恥ずかしいじゃない、バカ…ッッッ/////」 主「…………」パクパクムシャムシャ ヤ「………」モグモグゴクン 527名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/05(金) 21 09 01 ID 8Gmt3sah0 トロデ「…一緒にいるこっちの方が恥ずかしいわい」ボソ 528[[アーンの定義~朝食編~]]sage2010/02/05(金) 23 56 40 ID i5BT81ij0 アーンの定義~朝食編~ 530名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/06(土) 01 28 36 ID 2ZcJ7BlK0 おいバカップルwwwww 死んだ様なのような目で遠くを見ているエイト達ワロスwww エ(なかなかくっつかないじれったいモードの時も散々やきもきさせられたけど)ヒソヒソ ヤ(くっついたらくっついたで…むしろかえって耐え難いでげす…)ヒソヒソ なんて話す姿が目に浮かびますw 531名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/06(土) 20 38 17 ID xeCkNLqu0 ひたすらゼシカを見つめるククと ひたすら目を合わせまいとするゼシカと ひたすら目を逸らそうと必死な仲間達かw 532名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/07(日) 19 31 37 ID i6LQ47ic0 528 ククールはうっとりしている ゼシカはまごまごしている ヤンガスは固まっている エイトのテンションが100上がった エイトはスーパーハイテンションになった 533名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/07(日) 22 56 03 ID cxMd23il0 528 マルチェロの前でこんなバカップルぶりを是非発揮してもらいたいw 534名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/07(日) 23 11 26 ID A9cmIRuV0 マルチェロはグランドクロスを放った! ククールは鼻で笑っている 535名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/08(月) 00 01 01 ID DtFqe+P00 マルチェロとククールの間にとうとう本物の亀裂が…w 536名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/08(月) 20 55 02 ID bMTGfpad0 ククゼシバカップルのパワーによって 今までククールの存在をシカトとしていたマルチェロが ククールに対して激しく怒ったり怒鳴ったり感情を素直に見せるようになりました これは良い傾向です 537名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/08(月) 23 55 57 ID T9sWj6ja0 なんか本物の兄弟喧嘩らしくて微笑ましいなw 平気で「死ね!」とか言い合うの。ククールももう遠慮しないw 「貴様もだ女ァ!!馬鹿をさらに馬鹿にしおって、色気たれ流しの破廉恥小娘があああ!!!」 「なっ!!なんですって!?このイヤミ男!!だって仕方ないじゃない!!ククールのこと、 …す…………………す、すきなんだもの………………」 「ぜ、ゼシカ…!!オレもだぜ!!愛してる!!」ぎゅううううう 「ちょ、ちょっと…もう!バカ…、今のはその…言葉のあやで…その…///」 「だから私をダシにするなとおおおおおッッ!!!!!!!」 その後グランドクロスの応酬で迷惑すぎる兄弟 538名前が無い@ただの名無しのようだsage2010/02/09(火) 01 34 29 ID u25HwLn/0 マ「貴様もだ女ァ!!馬鹿をさらに馬鹿にしおって、色気たれ流しの破廉恥小娘があああ!!!」 ゼ「な!なんで私に言うのよ!別に私がククールを馬鹿にしてるわけじゃないでしょ!」 ク「いや、ゼシカのせいだな間違いなく」 ゼ「何よ、ククールまで…!」 ク「だって俺が君の事を好きすぎるから…。君を前にしたら馬鹿にならざるを得ないのさ」 ゼ「…ッ!」 ク「ゼシカ、愛してるよ」 ゼ「もォォ…っ、人前で、恥ずかしいじゃない!バカ…ッ><」 マ「…貴様等、焼き払ってくれる…っておい、完全に二人の世界に入り込むな貴様等ああああ」 エ「なんだろ…僕すっごくマルチェロ側につきたい気分」 ヤ「あっしもですよ、兄貴…」 こんなのもあるかもしれない