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容量:200ml 度数:% 種類:シードル 販売期間:1986年月~現行 情報引用元 http //www.happystream.net/products_consulting/casestudy/cidre/
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ドサリとおとされると思っていた でも、待っていた衝撃はふわりと優しく体を包んだ ふかふかと体が沈みそうなほど柔らかいソファーにそっと体を下ろされた 無言で自分から離れていった雲雀の背中を見て以外だとつぶやいた 雲雀はコップを二つもって戻ってきた 「どうぞ」 「えっ・・・・あ、有難うございます」 そっと手に取ったコップからは湯気が立ち昇っていた 「甘い・・・ココア・・・?それにしては甘いような・・・」 「うん、甘いね・・・」 そういえば、と綱吉はつぶやいた 「雲雀さん、甘いのは・・・平気なんですか?」 「そうでもない、でも調味料を加えたらきっとおいしくなると思う」 「?」 よく分からなかった それよりまず自分は何故ここへと呼ばれたのかさえ分からない もさかこれを飲まされるために来たわけではないだろう では、何故? 「考え事?余裕だね」 気づいたら自分の頭の上まで影で覆われていた 顔を上げればさらさらと綺麗なシャンプーの匂いのする黒い髪の間から自分を見下ろす黒い目とぶつかり合う そっと手が綱吉の頬に触れた その手は予想してた手よりもずっと暖かくていつもトンファーを振り回しているせいなのか男らしく硬い手だった 「君は、もっと自覚を持ったほうがいいよ。今まで無事に襲われることもなく生きてこれたのが不思議なぐらいいだよ。きっとこれも多分あの取り巻きのおかげなんだろうけどね・・・」 淡々と口走る雲雀の言葉が理解できなかった ただ、雲雀の言う取り巻きとゆうのが獄寺と山本だとゆうことは理解できた 「あの、獄寺君と山本がどうかしたんですか?」 「本当に、君って危機感がないよね・・・呆れるどころか、感心するよ」 「?」 「はぁ、本当君って子は・・・どうして僕はこんな奴に恋をしたんだろうか、不思議でならないよ」 「・・・・?」 「分かってないって顔してるね。本当に鈍感なんだから」 いつもよりも優しい口調で話す雲雀 そっと頬に触れていた指先がツーっと唇まで下りてくる 「君男に生まれてきたことありがたく思った方がいいよ。でなきゃ、今すぐにでもそこら辺の男に情事に持ち込まれて、自分の物にする理由を作ってしまっているだろうね。僕だってそうしてるよ。」 「・・・・・???」 ボケッと小首をかしげる綱吉の唇にそっと自らの唇を押し当てるとお互いに先ほど口に運んだチョコレートの味がした チュっとリップ音を立てて唇を離すといまだに現状を把握しきれていない様子の綱吉がだんだんと、顔を赤くしていく 最小的にはボンと音を立ててしまうんじゃないかという程に顔を真っ赤にして俯いてしまった そっと上から雲雀の甘い言葉が降り注ぐ 「君の事が好きな奴は沢山いるんだろうけど。例えば、あの、君の取り巻きとかね。でも誰にも渡さないよ。君は僕だけのものだ。」 もう帰っていいよと言われた綱吉は動くことが出来ずにしばらくその場に座っていた 雲雀は仕事を開始し始めて今は椅子に座りカリカリと音を立てながら仕事をしている 綱吉はおもむろに立ち上がり応接室を後にした はぁ、はぁと息を切らしながら向かったところは屋上 今日もどこまでも広がる青い空 雲が少しあるだけの切れない澄み渡った青 「嫌・・・だった?」 自分に問いかけるように呟いた そっと触れた唇は今でも雲雀の唇の感触を覚えていた 「嫌・・・ではなかったかも・・・・」 確かに嫌だとは思わなかった 男と交わしたはじめてのキス 初のキスが男とゆうのはどうしたらいいものか・・・・ そう考えるもただ頭の中をよぎるのは甘い響きを持つ雲雀の声 「あ、十代目!!!ここにいらっしゃったんですか!?」 「ツナー!大丈夫だったか?何もされてないか?」 「あ、山本に、獄寺君」 「大丈夫でしたか?」 「え、うん・・・大丈夫、だよ・・・」 まだ自分の気持ちに気づくには少し時間が掛かりそうだ でも、今日の出来事で少し雲雀への気持ちへ気づき始めたのかもしれない 「委員長、これ・・・・は?」 「あぁ、没収したチョコレートで作ったんだよ。君にも上げるよ」 そういって草壁の目の前に出されたのは綱吉に出したのと同じもの いったい何があったのか、今までなら没収したチョコレートに見向きもしないはずなのに・・・ しかし、草壁には覚えがあった 委員長がいつも、見つめる先には沢田綱吉がいた・・・と その目には愛がこめられていたことを草壁はしっている 「不思議だよね」 「は、・・・・といいますと?」 「甘いものは好きではないんだよね。僕」 「それは私も承知しています」 「でもね、沢田綱吉の唇についてたチョコレートとっても美味しかったよ」 「は?」 「ちょっと一歩前進したかな、僕もあの鈍感なあの子も・・・」 前 戻る -
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「雲雀さん、好きです!」 「分かったから、僕も好きだよ」 いつも冷たくあしらわれる 俺たちが付き合いだして早3ヶ月 好きだというと、雲雀さんも好きだと返してくれるけれど いつも簡単にあしらわれてしまう 仕事が忙しくて俺だけにかまってられないのは分かってる でも、もうちょっと構ってくれてもいいんじゃないだろうか いつもいつも 勇気を振り絞って言っている俺の勇気を返してほしい 今も俺は好きだと勇気を振り絞って言ったのに俺の方を見ることもなく 書類に書きとめをしながらの生半可な返事 しかもうっとおしそうに『分かったから、僕も好きだよ』 分かったから・・・・、一言多いですよ あれ、なんだか涙が 可笑しいな、なんで涙なんか・・・・ 今まで耐えてきたじゃないか この前なんて俺が何を言っても無視されたじゃないか それと比べるとこんなのどうってことないじゃないか だんだん目に涙が溜まってきて視界がぼやけ始めた (こんなの見られたら余計にウザがられてしまう) 「ごめんなさい、今日はもう帰ります」 俺は雲雀さんと顔を合わせずに応接室を飛び出した 夕日で赤く染まりつつある静かな廊下を一人とぼとぼと歩いていると 頬を一筋涙が流れ落ちてシャツに落ちていった 後ろからコツコツと靴音がした そして雲雀さんの声がした 「綱吉」 「、雲雀さん?」 何故追いかけてきたのだろうか 俺はさっと涙を袖で拭き取ると後ろに振り返った そこにはいつものように肩には学ランを掛けずに手にカバンを持った雲雀さんが数メートル先にいた 「これ、鞄。忘れたら宿題出来なくて赤ん坊に怒られるよ」 「あ、そういえば忘れてた・・・・ありがとうございます」 「うん、じゃぁね」 「はい、さようなら・・・」 またね、いって言ってほしかった じゃぁね、だけじゃなくてまたねって・・・ また、それも無いのか・・・ もう終わっているのだろうか 俺はまだ貴方のことが好きなのに 貴方はもうまた合うことも嫌な位に俺の事を嫌いになってしまったのだろうか 「もう、潮時かな・・・」 前 次 戻る -
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「はぁ・・・・・・」 となりでぐっすりと眠る恋人を見て思わずため息が毀れる あれからなんとなく付き合っているものの 有利の態度は以前とまったく変わっておらず 恋人らしいことをあまりしたことがない 唯一あるといえば 誰も居ないところで手を腰に手をまわして肩を並べて歩いたぐらいだ・・・・(それもどうかと思うが) とりあえずいくら気持ちが通じたといえどやはり超鈍感なところは変わらないらしい もう本当になんど無理やりとしてしまおうと行動を起こしたことか・・・・ しかしそこはやはりまたまた鈍感有利の行動であっけなく阻止されるのだ 例えば手をいきなり拘束して服を脱がしかけていたら 「おぅ!!勝負だな!!??これもこっちの世界の競技か?どっちかが先に服を脱がせればいいんだな!?」 といってその場の雰囲気台無し・・・・・ 本当にこの超鈍感さんにはどうしたものか・・・・・ いっそのこと有利の言葉など無視してことに運んでしまうか? その場の雰囲気はいつかもどるだろう ブンブン!! 何を考えている俺!!そんなことをしたら有利に嫌われてしまうじゃないか! あぁーー!どうすばいいんだ!! 事情を話してしまえばいいのか? 『有利、愛しています。だから有利の体を俺に預けてくれますか?』 いや、そんな甘い言葉であの鈍感な有利が気づくか!? きっとまた『預ける?おんぶや抱っこでもしてくれるのか?』 なんてことを言い出すに決まっている・・・・・ じゃ・・・・『愛しています。だから今からピーを貴方のピーにピーしてピ――――』(コンラッドさん壊れてます) はぁ・・・・どうすればいいんだ・・・・・? 気づけば無意識のうちに有利の部屋前まで来てしまっていた 「取り合えずあって見ますか・・・・」 コンコン 大きな扉を叩くと広い廊下に響いた あれ・・・・返事がないな・・・ 思い扉を開き中を覗くとまだ早い時間だというのに すでにベッドの上で眠りこけている有利の姿があった 中に入りベッドの腰掛けると規則正しい寝息の男が聞こえてくる そっと頭をなでてやる コンラートは有利のさらさらな髪の毛のさわり心地が思いのほか好きだったりする 「有利・・・・・」 気づけば唇を重ねていた 唇を離すと目を見開いている有利の姿が・・・・・ 「////な・・・・なぁ・・・・」 「・・・・起きてらしてたんですか!!!////」 「今・・・・起きた・・・・・」 「・・・・」 「・・・・」 「ねぇ」 「あの」 「あ、ごめん、コンラートからいって///」 「いえ、なんでもありませんよ有利どうぞ」 「////うん・・・・あのさ・・・・」 「はい」 「もう一回して・・・・」 「え?」 「あわわわわ/////ごめん!!なんか変なこといって・・・・・その・・・・ちゃんとしたいから・・・・」 「キス・・・・ですか?」 「うん・・・・///いや・・・だったら別に・・・・いいよ・・・・・・」 コンラートは有利の頬をさする 「嫌だなんて・・・・そんな。嬉しいです貴方からこんな言葉が聴けるなんて思ってませんでしたから」 そういい終わるとコンラートは有利の唇にもう一度キスをする さっきとは違い長い深いキスを 「あっ・・・コンラート・・・もう、俺・・・」 「有利・・・・嬉しいです。貴方とつながっていますよ。ほら」 「ひゃ、動いちゃやだっ/////」 「有利、有利愛していますよ。有利は・・・」 「お、俺もっんあぁ」 コンラートはラストスパートを掛けて一気に突き上げる 「んんっあぁふぁぁ・・・・ひゃぁ」 「かわいい。」 そういってコンラートは有利の首に後を残していく 有利は俺のものだと・・・・ 誰にも渡さない・・・・そういうように・・・・ 結局愛だなんて考えるものじゃないんだと思い知らされる 本当にお互いが愛し合っているなら自然と事にも運ぶし・・・・ いずれか相手も意識してくれている だから今もうあせらずに体を重ねてもっと愛を確かめていこうと思うんだ 戻る 名前 コメント
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あれから月日は流れすでに1ヶ月弱が過ぎていた 有利の机の上には昔真魔国の皆が地球に遊びに来たときに取った一枚の写真だった 帰り際にコンラートが噴水に投げ込んだブルーの色を放つ石は一度も肌身離さずに首に下げている 有利は一人学校からの帰路へついていた ふと目に付いたのは公衆トイレだった ―――ここから始まった――― 全てはココから始まって結果的には沢山のものを得た 新たな家族・・・沢山の仲間・・・ 沢山のもの・・・かけがいの無い物を有利は手の平だけではもてないほどに沢山もらった 多すぎて、まだ小さな有利の手の平には乗り切らなくて・・・ 今になっては手の平から零れ落ちて今は もうわずかなものしか残っていなかった でもこれからどんなけ日が過ぎていって残るものが確かに 有利の手の平に有った 友情・・・家族愛・・・愛・・・ 沢山の“愛”をもらった それだけはいつまでたっても薄れることも 手の平から零れ落ちることもない それだけは確かだった 有利は茜色に色づいた空を見上げる そこにはいないけどすぐそこにみんなが居るような気が下から・・・ きっと離れていてもずっと側にいてくれている気がして・・・ 今有利と家族と村田は公園に来ていた 母親の作った弁当を囲んでみんなで惜しくいただいていた 黄色い玉子焼きを一つとって口に運ぶと口の中に広がる甘い味 別に砂糖を使っているわけではないが広がる甘い味 「どう、有ちゃんおいしい?」 「うん。凄くおしい」 「本当!?ママうれしいはーさ、健ちゃんも食べて、馬ちゃんも」 「はい、いただきます」 「いただきます」 「あ、勝ちゃんから上げはどう?」 「うん、美味いよ」 「そう。よかったわー」 「そういえば、ヴォルフラムから揚げすきだったよな・・・」 「そうだね・・・ウェラー卿はなんでも美味しいっていってたけどww」 「そういえば、グレタに地球のご飯食べさせた事なかったな・・・どう・・・してるかな・・・元気かな?」 ふと浮かんだ疑問・・・元気なのか・・・みんな自分を忘れていないか・・・ 疑問がもやもやとし始めてそれが不安へと変わっていく 一度は決心したのに・・・心が揺れ動く 「きっと元気よ」 「そうだぞ、有利あの五月蝿いやつらが元気じゃなかったら反対に気持ち悪い!」 「そうだね、あっちの人たちは皆元気だからね」 「・・・うん・・・分かってる・・・・わかってるんだけど・・・凄く・・・不安で・・・」 一つ雫が頬を垂れていく 「あ・・・えぇ・・・っと・・・有利、ほら、ハンカチだぞほら泣くな!!」 背中をなでられるとその優しさが余計に心に響いて悲しさが増す 頬を伝った涙は顎から零れ落ちて胸元をぬらした きていた緑色の服は色濃く変化していった 「ゆ・・・有ちゃん!!??」 「分かってるって・・・もう泣かない・・から・・・でも・・涙が・・・」 「違う、そうじゃなくて・・・」 「え?」 母親が指すところを見てみる・・・・ 母親が指すのは有利の胸元 そこには服の上からでも分かるほどに輝く石の影が 「え・・・・!?・・・ワッ!!アチッ!!熱い!!」 服の中から石を取り出すと青色に激しい光を放つ石 ―有利、泣かないで― 「え・・・?なんか・・・いった?おふくろ」 「え、何もいわないわよ?」 ―泣いちゃだめよ、聞いてこれが私が最後にして上げれることだからしっかり聞いて― どこかで聞いたことのある透き通った綺麗な女性の声・・・ 「・・・ジュ・・・ジュリアさん!?」 ―猊下の・・・お手を美握って― 『村田の?』 ―そう・・・早く― 有利はいわれるがままに村田の手を握った 「え!?ちょ、渋谷!?」 ―猊下ね― 『もしかして・・・スザナ・・・ジュリアさんかい・・・・?』 ―そう・・・いい?いまからいうことを二人でやって欲しいの・・・― 『わかった・・・いいよね、渋谷』 『うん』 ―今私の力であっちとの世界をつなぐ道が開かれているは― 『じゃ!!また』 ―うん。あっちにいけるわ― 『でも、それは一時期的なものだろう?あっちに行けば君の力は・・・』 ―だから、二人に協力してもらうのよ― 『それじゃ、何か考えがあるんだね?』 ―そう。水に入る際に強く二人で願うの。もう一度道を明けてくれって― 『成功率は?・・・必ずしも成功するとはいえないんだろう?』 ―えぇ・・・成功率は・・・4%ー 『4パーセント!!??そんな・・・低すぎるよ!もし・・・失敗したら・・・』 『確実にもう家族とも地球ともさよならだね』 ―大丈夫よ。普通は私もこうして出てくることは出来ないわ。でも有利の気持ちが大きかったから 出てこれたきっとそれだけ大きいんだもの・・・きっと大丈夫よー 『どうする?有利、やる?』 『・・・・やる!!!』 『それじゃ、膳は急げだね』 二人は手をつないだままその場に立ち上がり近場の噴水へ走る 「あ!!この弟のお友達!!有利!!何処に行くんだ!」 「ちょっとそこまで!!!」 「勝利!!!!おふくろ!!親父!!!きっと返ってくるから!絶対に!!!だから・・・」 「有利!」 父親が呼び止める 「あっちにいける方法が見つかったんだな・・・」 うんそう首を立てに振る 「いってらっしゃい」 「うん。いってきます。絶対・・・帰ってくるから」 3人は分かっていたもしかしたらもう戻ってこれないかもしれないと・・・ それでも、有利が選んだ道だから・・・ 笑顔で送り出す 「「「いってらっしゃい」」」 二人は家族に見送られながらも噴水に立つ ―さぁ、願って― お願い・・・どうか・・・もう一度道を開けて俺たちの世界をつなげてくれ・・・・頼む!!! 新王、聞こえているかい?また君のところにいけそうだよ・・・かわいい魔王が困っているんだ・・・ 願いを聞き入れてやってくれるかい? そう心の中で呟いた二人は噴水の中に飛び込んだ 「「ッ!!」」 ザパン!!! 水しぶきを上げて飛び込んだ噴水の中二人は暗闇の中へ吸い込まれていった 前 次 戻る
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玄関のドアが開く音がした 買い物行くのだろうか そういえばお米がそろそろきれそうだったな 後、仕事で使うペンがなくなったんだ ついでに買ってきてもらおう そう思って僕は寝室からでると玄関へ向かった ちょうど車のキーをポケットにしまいこんでいる途中だった 「綱吉、ペンが切れてて」 「恭弥さん、・・・・こうゆう時だけ利用するんですね」 「え?」 「もう俺これ以上は無理ですでも、」 「綱吉?意味が分からないよ」 「ずっと愛してます、貴方が俺を忘れようが・・・」 「ごめんなさい、重過ぎですよね」 こんな一方的に話す綱吉は初めてだ 僕が何をいっても聞こえていないように一人で話続ける綱吉 「でも、俺は貴方が幸せなら俺は幸せですよ」 何言ってるの、本当に・・・・ 「ありがとうございました、とってもいい夢を見させていただきました」 夢?有り難う御座いました? 何がいいたいの、僕たちのこの6年間が全て夢で終わりだって言っているみたいじゃないか 待ってよ、綱吉?そんなに沢山荷物を持って何処にいくの? あぁ、そうだよ他にも勝ってきて欲しいものがあるんだ ほら・・・なんだったけ・・・、えっと、まってよ、本当にあるんだよ何か探せば・・・・ 待ってよ綱吉 そのまま綱吉は一度も振り返らずに買い物へ出かけてしまった なんだか何時もよりも広く感じるリビング 何かしていないと落ち着かない そうだ、オムライスでも作ろうか・・・・ 昔初めて作ってあげたオムライス 綱吉とっても喜んでくれたっけ とっても美味しいって、こんなに美味しいのは初めてだって 確かまだ卵あったよね 湯気を立てる出来立てのオムライスを2つ机に並べて時計を眺めていた お茶も用意してスプーンと一緒にオムライスの横に置く 早く帰ってこないかな 冷めちゃうよ 気が付いたら寝ていた 次に起きたときにはすでに夜中の3時過ぎ 目の前には冷めたオムライス もう帰っているのかな あれ、いない まだ帰ってないのかな 電話をかけると、ソファーの上で綱吉の着メロが流れる 待ち受け画面には去年の春一緒に出かけた先で撮った写真 真ん中では嬉しそうに至福の笑みの綱吉と、僕 そういえばこんな笑顔最近見てないな いつからだろうか、綱吉の顔から笑顔が見られなくなった気がする 笑ってはいたんだ、けど・・・最近の綱吉の笑顔には無理が見える 早く帰ってこないだろうか・・・・ 前 戻る -
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昨日山本にもらってきたコピー機・・・とゆうよりスキャナー? とりあえず今日それをパソコンとかといろいろ接続してみようと、頑張ったんだけど さっぱり コードが沢山あって、これはどこにだとか、これささらないだとか・・・・ しかも横でレン君とレン君が興味津々にコードやスキャナーをいじってくるものだからもう大変 雲雀さんは朝から風紀委員の活動でいないし・・・ 忙しいと分かっていて、草壁さんに電話して無理をいって 家に来てもらった そしたら、あっとゆうまに接続完了! わぁーすごい!! 有難うございますー あ、ついでにスキャナーの使い方も・・・・ 戻る -
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とりあえず鬼事件(?)も解決して今はパーティー仕様尖がり帽を被る魔族の皆様に囲まれて今 俺の悩みだったものが解決されようとしていた 「さぁ、陛下豆をどうぞ」 そういわれて手に載せられたものはきっちり俺の年の数だけ載っていた その豆は日本でも見るような豆と、形は似ていた 色は多様さまざま ピンクだとか、白だとか、緑だとか・・・・あろうことか赤とか紫まである ここまできたら流石に体に悪い何かが入っているのでは?と疑いたくなってくる そして、魔族の皆様にも配られる が、ギュンターの手に乗っているものはーあれは、もしや 「ソラマメ?なんでソラマメ?」 ギュンターの持っている透明の袋の中にはいくつものソラマメが入っていた ただしこちらも多様さまざまでカラフリーw 「あぁ、陛下これはソラマメではなく、眞豆といわれる物です。とても栄養価が高く、重宝されている豆です。もちろん、陛下の豆もとても栄養価の高い豆なんです」 「へー・・・凄いんだな。俺もそれ食ってみたいな」 「それじゃ後少しばかり待ってください」 「少しってどのくらい?」 「後、4年程」 「よっ4年!?そんなに待てないよー」 「陛下、魔族である俺達は豆をいくつも食べるの大変ですから、20年分の豆をあの眞豆一個にたとえて食べるんです。まぁ、それでも食べる数は10個以上食わなきゃいけないんですがね」 「あぁー!成る程ー。スッキリー!モヤットボールなくなったよーw」 「モヤットボール・・・とは?」 「あぁ、気にしないで昔流行った番組の事だから」 それにしても、カラフリーな豆意外とうまかったよ 前 戻る - 中途半端な終わり方でスミマセンでした
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7月7日七夕の日 織姫と彦星が年に一度だけ天の川をわたって会うことができる日 そして下界では恋人達などの願いが叶うと言われている日 雲雀と付き合い始めて早2ヶ月 しかしこれはまだ内密・・・・ 毎日のように応接室に通う綱 ドアを叩くと「どうぞ」 とゆう声が聞こえる 控えめにドアを開き中を除くと椅子に座り風紀委員の仕事の途中だった 綱は雲雀の側により後ろからそっと肩に腕をまわし抱きつく これもいつもの光景だ もう綱君は雲雀にメロメロだね♪ 「なッ゛・・・・・・////」 『おや??違うの???』←天の声=主(環) 「おや違うの???」 「////メロメロです・・・・・」 「そう」 よういうと綱の顔をグイットするとキスをする 「今日は早く終わりそうだし僕の家へおいでよ」 「えッ・・・・////ひ・・・雲雀さんの・・・家・・ですか??」 「そうだよ。もちろん泊りがけでね」 「泊りがけですか???」 「もちろん。家へ帰すわけないでしょう」 『雲雀さん・・・・つ・・・ついに・・・・やっちゃいますか!?』 「まぁ~ね。ってか二人きりの時間を邪魔しないでくれる??目障りなんだけど・・・」 『スッスミマセン!!!』ってことで私は退散 何やかんやあって午後になり 校門で雲雀を待つ綱 しばらくすると雲雀が綱を迎えに来る 雲雀が来る時間にはすでに他校生は下校していて誰もいなかった 「雲雀さん・・・て・・・・///手つないでも・・・・いいですか??」 「うん」 そういうと雲雀は綱の手をしっかり握った 思いのほか雲雀の手は暖かくて雲雀のぬくもりを近くに感じた 「着いたよ」 目の前にたたずむマンションを見上げると綱は声を失った そこは並盛の中で一番の高級マンションといわれているところだった 綱は言われるがままに雲雀についていく エレベーターに乗りドアが開くとまた言葉をうしなう 「雲雀さん・・・ここおかしいですよ・・・」 「なんで??」 「だって、ここドアがひとつしかありませんよ??」 エレベーターをおりると普通なら少しばかり狭く長く続く廊下に沢山のろうかがあるはずだ しかし、綱が見た光景はまったく違い広く短い廊下の先にはドアはひとつしか無かったのだ 「まさかとは思いますが・・・・・この階すべて・・・・部屋・・・ですか??」 「うん」 「えーーーーっ!」 そうこの高級マンションに住んでいるというだけでもびっくりなのに雲雀は最上階に住みしかも最上階すべてを自分の部屋にしていたのだ 雲雀はドアの真横にある装置に手をかざした するとドアが開いた 「手形認証なんですか!!??」 「うんそうだよ」 ここにきてドンだけ驚いたか・・・・ 取り合えず誘導されるがまま中に入るとそこには広すぎるリビングが広がっていた 驚きでたたずんでいるとソファーに座るよ様に促された ソファーに座りあたりをキョロキョロしていると雲雀がお茶を運んできてくれた 「ありがとうございます」 お茶を飲んでいると雲雀が綱の隣に座った そしてそっと綱の腰に手を回して自分に地被かせるとまだお茶を飲んでいる途中の綱の髪にそっと口付けた 「ゴッホ、ゴッホ・・・・////ちょっといきなり何するんですか!!」 「別にいいじゃない」 そういうと綱の手からお茶の入ったコップを取るとまだ残っているお茶を全部自分の口に入れた 「ひ、雲雀さん?何・・・して・・・・」 そういう綱の顎をつかみ唇を合わせた 「んぁ・・・・」 唇を少し開けると中にお茶が入ってくる お茶がこぼれてしまうために唇を話すことができずに綱は一生懸命にひばりの唇に触れたやがてすべてが綱の唇にはいきり綱はそれをすべて飲み干した 綱はやっと唇を離せると思い雲雀の唇から唇を離すと酸素を体内に取り入れた するといきなり雲雀は綱の顎を舌で舐めた 「ひゃっ・・・・つ、次は・・・何ですか??」 「お茶がこぼれてるからきれいにしてる」 「それぐらい・・・自分で取れますよ・・・・///」 そのとき綱吉の胸にツーと冷たいものがツーとつたった お茶がたれて綱の胸のところにつたったのだろう それを見た雲雀は綱をソファーに押し倒して制服を丁寧に脱がせていく 一つ一つ丁寧ボタンをはずしていくと綱はそれを拒んだが雲雀により動きを止められてしまった next
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ドア越しに聞こえた声に僕は耳を疑った 「・・・・っ・・・好き、好きだよ獄寺君」 確かに彼はそういった 「そうゆうことだったんだ」 そう、ずっと心配していた僕をほっといて君はあの駄犬と出来てたってわけだ・・・ ずっと騙されてたんだ 彼の襟元から覗く汚らわしい、僕がつけたのではない赤い後がその証拠だ 僕は保健室から出ると後ろから叫びながら追いかけてくる綱吉 後ろを振り返れば話を聞いてくれると思ったのか少し安堵した顔を僕に向けるから余計にむかついて殴った 綱吉はお腹を抱えて涙を流しながらその場にうずくまっていた 「・・・・っ」 泣きたいのは、僕のほうだ 応接室へ入ろうとした時中で誰かの気配がした 敵襲か? トンファーを構えてドアをそっと開けるとソファーに腰掛けていたのは駄犬、獄寺隼人だった 僕は彼なんかと話すつもりもなく、トンファーを振るう 「何だよ、負け犬が・・・」 「何が言いたいの。逃げてばっかりいないで一発殴られなよ」 「俺達の会話聞いていたんだろう?10代目は俺のことが好きなんだよ、お前なんかとうの昔に振られてるんだよ」 「黙れっ!!」 ガシャン!! トンファーは風を切って執務用の机を叩いて上に載っていたもの全てが下に落ちた後、沈黙が流れる 「出ていきなよ」 「あぁ、お前に言われなくてもそうするさ」 バタリ 獄寺隼人が出て行ってから僕はひどく暴れた ここまで暴れたのは久しぶりかも 部屋にはソファーの羽が舞い肩に落ちる それを払い、穴の開いたソファーに座る 「痛い・・・」 手でも、体の一部でもなく・・・・ 心が 僕は知らないうちに綱吉に物凄くひきつけられていたらしい でも、それは裏切られたらそれ以上に爆発の勢いは凄い でも僕には綱吉に裏切られない自身があった だから余計に辛い 前 戻る -