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時は冬 外は一面が雪 今もシンシンと降る雪は積もっていく 寒さのせいで血盟城のまだには水滴がたまり 下にたれ落ちるを繰り返していた 部屋の中でも寒さで白い息が出る そんな血盟城の主魔王陛下こと渋谷有利はいまだに キングサイズのベットの中で夢の中 頭までかぶって丸まっているそのさまはまさに猫の様 そんな有利を起こすのはコンラート(コンラッド)の仕事 今日も有利の寝ている部屋の大きなドアを叩く もちろん返事など返ってくるはずが無く ドアを開けて中に入る コンラートは有利の肩を揺するが 起きる様子は無い もう一度「陛下」と呼んで肩を揺する 「ん・・・・・もうちょっ・・・・と・・・・・・」 そういいながら寝返りをうつ もうちょっとというがこのままほっといたら ちょっとどころかまだ数時間は寝てそうだ コンラートは頭までかぶっている布団をそっとはがしてみる 「陛下、起きて・・・・・」ください、 と言いかけたコンラードは言葉を失った コンラートの顔がみるみる赤くなっていく 部屋が寒いから・・・とかゆう落ちでもない もちろんその原因は有利にあった 先ほど寝返りをうった時にパジャマがずれたのか パジャマのすそからは白いきめ細かい肌が除き ズボとともにパンツも足の付け根までずりおりていた この姿を見た男達、いや全国民が最初に心でこう叫ぶだろう (なんて不埒な!!!!そしてなんて麗しい・・・・・) 顔を赤らめながらもコンラートは有利を起こす 有利はやっと思いまぶたを上げてやっと起きた 「おはようございます陛下///」 挨拶をする間もコンラートの目線は有利の肌が除く部分へ (っち、あと少しで見えるのに・・・・) コンラートもれっきとし男性なんだから許してあげようね^^: 有利はコンラートの視線の先に気づき 顔を赤らめる・・・・・はずも無く 普通に「あはは、なんか俺本当に馬鹿だよね~こんな寒いのに脱ぎ掛けてるとかw」 なんてチョー鈍感な有利なのでした こういうの好きです -- 名無しさん (2015-02-17 23 00 36) 名前 コメント
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コンラートは有利に派手に体当たりをしようと決断したのだが・・・・ 「どうやって体当たりをしていくか・・・・」 ここで、ぴんときたコンラートさん・・・・ 心のささやき やっぱり、大人の攻め方とゆうものでいくか? 否まて、あまり激しすぎると嫌われる可能性があるしな・・・・ まぁ、ほどほどにやるか・・・・ とまぁ・・・・そんな感じでいろいろ考えているうちに 有利の部屋の前へ来てしまったコンラート 大きな扉を開き中へ入ると疲れて寝てしまったのか ベッドの上で仰向けの状態で寝ている有利の姿があった コンラートはベッドに腰をかけて有利の黒い髪の毛を撫でる 「有利・・・」 髪の毛を撫でながらささやくが反応がない・・・ コンラートは有利の上へそっと覆いかぶさるとほっぺたに軽いキスを落とす 「有利・・・起きて下さい」 するとうっすら開かれる目と口 「コンラッド・・・・・?なんで・・・・こんなに顔が近いんだろうね・・・・夢・・・かな・・・?」 コンラートはクスリと笑うと薄く開かれた唇に口付ける けして深くない口付けをして話せばとろんとした目でコンラートを見つめる目とぶつかった 「・・・・・・??・・・・・・・・?????・・・・!!!!」 徐々に今あったことに目を見開きつつある有利は口をパクパクさせていた 「なぁ・・・んなぁ!!」 「有利、好きですよ。」 「へ?」 「だから、愛していますよ。有利」 そういうともう一度有利の唇にキスをする 次は口の中に下を滑りかませると口内を犯していった 唇を離せば銀色の糸が二人の唇をつなげていた 「大人の口付けは・・・・いかがですか?」 「なぁ・・・・なんんで・・・・・////」 「なんでって・・・先ほどもいったじゃないですか。あなたが好きです。愛していますよ。」 「////」 「あ、もちろん、家族とか・・・・友達とかとゆう意味ではなくて、あなたを恋人にしたい、とゆう意味からですよ?」 「っで、でも、俺なんか・・・・コンラートにつりあわないし・・・・」 否定の言葉がでるかと思いきや・・・・・もしやこれは・・・肯定とみなしていいのかな・・・? 「有利、一つ聞いていいですか?」 コクリと頷く仕草に今襲ってもいいかな・・・・とか考えながらも理性をがんばって保つ 「俺の恋人になってくれますか?」 「・・・・・/////ぃ・・・・・・・・・・」 「え?」 「だから・・・・///俺も・・・・前から、ちょっと・・・・・好きだったかな・・・・・とか・・・・・」 その言葉に目を見開いて有利の目を見つめていれば帰ってくる怒声 「ちょっとだけだかな!!ホントに、ちょっとだけなんだからな・・・だから・・・・・///からさ・・・・」 「なんですか?」 「だから////これから・・・・もっと俺の事・・・・好きに・・・・させてよ・・・」 視線をずらす有利に・・・・ハイと明るい声で頷いて抱きつくコンラート 「有利・・・・」 「ん?」 『Je vous aime.』 貴方を愛しています 前 戻る 名前 コメント
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あぁ、どうしよう・・・・・完全にデートに誘うタイミング逃しちゃった・・・・ いまだに手をつなげたまま 雲雀はたぶん寝てはいないだろうが目を閉じて動かない しかも自分もなんだか眠くなってきてしまう始末 ・・・・なんだか・・・・・眠い・・・・ いきなり肩にぶつかる衝撃 なんだと思い目を開けると綱吉が方に体を預けて眠っていた そっと頭を撫でてやると少し身じろいでさっと手を引く 「ふわふわ・・・」 まぁ、このまま眠るのも悪くないね 前 次 戻る -
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目が覚めたときまだ屋上にいた 空は傾き夕日が空を真っ赤に染め上げている 乱れていた服は綺麗にされていて ずっと自分を揺さぶっていた獄寺はいなかった しばらくずっと空を眺めていたけれど 考えるのは獄寺と・・・・恋人・・・雲雀のこと 「ごめんなさい・・・・・ごめん・・・な、さい・・・・」 ただ謝った きっと自分が狂わせてしまったのだろう獄寺と雲雀がいるのに 獄寺に体を開けてしまったことに対して もう何もかもに全てに謝っていた 「ぅ゛っ・・・・」 声を潰して流れた涙が夕日に当たって光り、冷たいコンクリートをぬらす なんで、昨日までは普通だったのに・・・・ 獄寺君・・・・ 前 次 -
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ヒバツナ ママになりました(更新中) go! ママになりましたシリーズの小説置き場 ヒバツナ 巡ってくる世界 12 交わることの無い二人、でも交わってしまった二つの人生 ムクツナ 愛しい 123 10年後骸×現代綱 ヒバ→ツナ 欲しい者が一つ 1 2 誕生日に欲しい者!! ヒバツナ 貴方に届け 123456 パラレル 当初はヒバツナ←ムクの設定だったのですがヒバツナに変更 タイムロード 連載小説 タイムロード 連載スタート ヒバツナリボ パラレル 時代を超えた愛 ヒバツナ 甘い 123 バレンタインでー話 ヒバツナムク +と-と+ 更新中 123456 綱吉に思いをはせる雲雀と骸 ヒバツナ 鼓動 1 鼓動は嘘をつかない ヒバツナ 掲示板でお知らせ 12345 言葉が足りなかったからすれ違う ヒバツナ 委員長と恋人 12345 草壁指導による、綱吉を振り向かせろ作戦 トップページ 総合訪問人数* -
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村田は部屋の隅っこへいき手に 何かをもち戻ってきた コンラートは有利のズボンを脱がす 「やっだ!!!やめてよコンラート」 有利の顔はすでに涙でもうぐちゃぐちゃになっていた これから何が起こるのか予想のつかない好意に 体を振るわせることしかできない自分の無力さ 目からは大粒の涙が流れ落ちた コンラートは下半身裸の有利の体を持ちあげて体を反転させる それを村田は腰をつかみあげさせる 「な、な。なんなんだよ・・・っひっくもうやだ・・・・」 する村田はいきなり有利の蓄に指を一本ツプット入れる 「あぁ゛ーーー!!」 「痛い??あ、そうかまだフォンボルテール卿にいれら手ないもんね・・・・」 最後に大丈夫だよとつぶやくと村田は手にもっているピンクの液体状のものを 有利の蓄のなかに流し込む 「ひゃっ、っつ、冷たい」 「これは媚薬とゆうやつですよ」 すべて中に入れ込まれた有利は腰を離され横に倒れこんだ しばらくたつと有利の様子は変わり顔を赤らめて息を荒くしていた 「あっ・・・コンラ・・・・っど・・・・」 「はい?」 「体・・・体が・・・熱、い」 「そろそろかな・・・・」 「ですね・・・・」 村田は有利の足をまたもや開かせるとピンク色のモノを有利の蓄にあてる それは振動していた 「ひゃっ!!」 村田がそれを一気に押し込む 「はっうぁー・・・・ひゃぁいぃやぁーーーぬ、ぬいてぇ」 有利の中で動きまわる工具は有利の前立腺をたまにかする 「っーーーーーーー!!」 村田とコンラートは側で有利を観賞している 「くすくす・・・・本当に感度がいいよね・・・渋谷って 「はい、楽しめそうです」 「った、たすけて・・・・・・っ!!グウェンダル、グウェ・・・・あぁぁぁぁぁ!!」 その後有利は何回かいってしまった 「もうそろそろ僕は我慢が出来なくなってきちゃった・・・・」 そういうと村田は有利の中から工具を抜き取り自らものを取り出した 「はぁ・・・はぁ・・・おなかの中が・・・熱いよぉ・・・グウェンダル、助けてよ、村田ぁ、コンラッド」 村田は有利の体を持ち上げて自分の物を押し込む 有利の蓄は簡単に村田の者を飲み込んだ 「入るようになったね」 そういうと有利の頬にキスをひとつ落とす 「それじゃ、私はこちらの口をもらいます」 コンラートも自らのものを取り出すと有利の口に押し当ててくわえさせる 後ろでは村田が動き始める 「はぁんーーーっやぁ」 「陛下、こちらも忘れないでくださいね」 コンラートは有利の頭をつかみ上下に動かせる 「渋谷、締め付けすぎ・・・力抜いてよ・・・・」 「んっ・・・はぁんあ━━━━」 「またいっちゃったの?渋谷・・・」 ゆかは有利の精液で白く染まっていた 「っー陛下、歯を立てないでください」 村田は有利のものを触りながら腰を最大限にふる 有利の喉からは声にならない声がこぼれ 目からも絶えなく涙がこぼれる 「陛下・・・そろそろ・・・・っ」 「僕もそろそろ限界かな・・・」 村田は有利の中にコンラートは有利の口内に自らの欲望をはき捨てる 「すべて飲んでください」 「っーーーー!!」 無理無理と首を横に降る有利の頭を上げられないように押さえつける 息苦しさから飲むことしか出来ない有利はコクリコクリと少しずつ飲み込む 「ゴッホゴッホ・・・・・はぁ・・・はぁ・・・コンラッド・・・・」 有利は顔を上げてコンラートを見る 体制から自然に上目図解になる有利 目は涙に潤んでいて上目使い口からは自分の精液がたれ汚れ頬を赤く染めるとゆうこの上ない コンラートのものは先ほどいったばかりだとゆうのにもう一度起動し始める コンラートはすぐにもう一度いってしまった 次は有利の黒い髪の毛に顔に吹きかける 「何、渋谷を見てもういちどいっちゃったの?」 「はい・・・・///」 「まぁー無理はないよね・・・渋谷は可愛いから・・・・」 そうつぶやきながら有利の中から身を引く 「んぁ・・・・・」 コンラートと村田は場所を交代する 「陛下・・・・いえ有利、俺のものをきちんと受け止めてくださいね」 コンラートは一気に入れ込む コンラートのものは村田のものよりも太く先ほどよりも痛みが激しい 「はぁんあぁ・・・」 コンラートは有利の前立腺を突き当てる 前立腺に触れるたびに有利の口からかん高い声がこぼれる 「渋谷、こっちも宜しく。ほら、渋谷の中に入っていたから僕と君の精液が混ざってる。綺麗にしてくれる?」 有利の口に入れる 「はぁ・・・いいよ・・・渋谷・・・」 また村田も有利の頭をつかみ上下に動かす コンラートもまた腰を一気に最大限まで動かし有利を絶頂まで追い込む コンラートは有利の中に村田とはくらべものにもならないぐらいの精液を吐き捨てる 「はぁ・・・んあぁ・・・渋谷・・・出すよ」 口の中に入りきらない精液が飛び出てわずかに有利の顔に飛ぶ そのとき 「誰だ?」 そういったのはコンラート 「あ・・・兄上??」 「見てたの?今の・・・・フォンビーレフェルト卿」 「・・・・・」 「君も混ざる?」 顔を横に向けてヴォルフラムを見る有利は横に顔をふって助けを求める 「・・・はい・・・・」 有利の希望はたたれた ヴォルフラムも加わってのプレイ ヴォルフラムは有利のあいている手を取り自分の物に当てさせて上下に動かす 「有利・・・愛している」 そんなことをささやきながらもヴォルフラムはいってしまい 有利にかけた有利のからがはもう誰のか分からない精液で汚れていた もう・・・・俺は・・・・心も体も、グウェンダルには戻れないかもしれない 有利は三人にされるがまま行為を受け止めいていた ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・グウェンダルとの約束俺・・・・守れないや ひときわ大きな涙が有利の頬からたれ落ちてまぶたを閉じれば ふと意識が遠のいていく その中でも頭をよぎるのはごめんなさい・・・・ ただそれだけだった・・・ 前 戻る 名前 コメント
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折角今日は綱吉とデートだったのに生憎の雨 今日のために慣れないがらにも草壁に集めさせたデートプランとかの雑誌を見て デートコースを組んだんだ 朝バイクに乗って2人で空がとても綺麗に見える地へ言ってそこの近くの水族館 でイルカのショーを見てからご飯を食べて・・・ それなのに、雨 天気が崩れてしまっては空が綺麗に見える地へいっても空は雲に覆われて空なんか見えやしない イルカショーも雨だと中止だと書いてあった 仕方ないまた晴れた日に行こう そう想い赤ん坊に電話をした 電話を切ってからベッドへもう一度もぐりこんだ そういえば、赤ん坊の電話番号知ってるのに・・・・ あの子の電話番号知らない 何も知らない 誕生日も 血液型も 好きな食べ物も 好きな物も 何も・・・・ 何も知らない こんなんで恋人だといえるんだろうか・・・ 否 言えない、な・・・・ それなら、今から綱吉の事を知ればいいのだ デートにいけないなら綱吉の家に言って会いに行けばいい 別にデート出なければ会ってはならないというのは無いはずだ 昼前に会いに行く事にしよう そして、遠出は無理でも近くのお店ぐらいなら・・・ 前 次 戻る -
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闇に吸い込まれていろいろ考えた 俺のことを覚えていてくれているか・・・ 俺へ向けていてくれたコンラートの愛はまだ変わらずちゃんとあるのか 勝手にいなくなってしまった俺をまた受け入れてくれるか・・・ 怖い・・・いざとなると怖い・・・ ものすごく怖くて不安が頭の中をぐるぐると回る 手のひらに力を込めて握るしめるとつめが食い込んで痛みを感じる でももう後には戻れない・・・ もう一度眞魔国にいくと決めたのは、判断したのは俺だ だからもう弱音など言わない・・・ バシャン 水の中から顔を出せば出たのは俺が眞魔国からいなくなったあの噴水だった 妙にそこは静かだった 葉っぱが落ちる音と風で木々が擦れ合う音だけ 妙に静か過ぎた 「・・・・・」 「静か過ぎる・・・・・」 村田は噴水から出て濡れた体ですたすたと歩き始めた 俺も後ろをおい歩く 村田が向かっているのはきっと血盟城だろう・・・ 誰の迎えもない・・・だから歩くしかない 馬車で10分ほどだ歩いたらきっと30分ほどだろうか 道中村田は一言もしゃべらない その代わりに空を飛ぶ鳥にあえば微笑みゆれる木々を見ればまた微笑んだ それをみるとあぁ、帰ってきたんだって実感するんだ 俺たちがいなくなったときとまったく変わらない風景に心が軽くなる まだそんなになっていない きっと忘れていない 俺の心も変わっていない 「あ!血盟城だっ!!見えてきた」 うれしさから足取りが軽くなって早歩きになる もう少し・・・・もう少しで血盟・・・・ 「まてっ!!」 後少しで血盟城の入り口の門をくぐれるところで止められる 「誰だお前たち!!」 「えぇーっと・・・渋谷有利です」 「名前など聞いていない!!」 誰だお前たちって聞いたじゃないか・・・っていったじゃないか そんなことをかんがえている間も男はしゃべり続ける 「今日は大切な新眞魔国国王陛下が王位に疲れる大切な日だ!!招待されてもいないやるらは入れない」 ドクン・・・・一瞬目の前が暗くなる 「新・・・眞魔国陛下・・・・?」 そりゃそうだよな・・・・ずっと王座を空席にしておくわけにはいけないんだ・・・ だったら・・・俺の・・・・戻る場所はどこ? 俺は・・・どこにいけばいい? 魔王だったからここにいれたんだ・・・・ 新しい王様ができたんだったら・・・俺・・・もう・・・ ―――――いらないじゃん――――― 「僕たちはここに入る権限があるよ」 「招待状をもっているのか?」 「この人は前王陛下だからさ」 「ハッハこんなガキがかっ!?笑わせるぜ。子供のたわごとだな。さっさと帰れ」 「っ・・・・・・」 気がついたら走っていた 一本の木の下に座り込み涙をぼろぼろと零していた 「渋谷・・・・」 「所詮・・・俺はこんなもんだったんだよ・・・・」 「え?」 「魔王になってからがんばって世界を平和にしおうと頑張っていても民たちへの認識は低いし・・・ 何ヶ月か離れていたら斬って捨てられる・・・・・緒戦そんなもんだったんよ・・・・・ きっとみんなも呆れて俺のこと忘れてる・・・・ごめんね・・・変なことにつき合わせて・・・ ここに俺の居場所はない・・・だからもう帰ろう・・・・新しい王様がいるんだ その人がきっといい国にしてくれるよ・・・・だから俺ももうこの国に未練はないよ・・・・・」 「渋谷!!」 「もうこれでやっとみんなのことも忘れられるコンラッドのことも・・・・・」 もう弱音はいわないってさっき誓ったばかりなのにね・・・・俺・・・何言ってんだろう・・・・ 「渋谷」 名前を呼ばれて顔を上げるとすぐ近くに顔があって唇に柔らかいものを押し当てられる 「んっ!?あぁふぁ・・・村・・・田!!はなっし・・・って」 唇を離されて息が上がる意識が朦朧として体が地面に押し倒される・・・ こんな村田始めてだ・・・・怖い・・・・ 上から見下ろしてくる日本人特有の黒い瞳・・ その奥に映る俺の顔はひどくみっともない顔をしていた 俺の唇を親指でさすりながら一言一言静かに告げてくる 「やめっ」 「もう・・・あきらめるんでしょう?ウェラー卿のこと・・・・」 「・・・・」 「だったら・・・僕が君のことをもらっても文句なんて言えないよね・・・誰も・・・」 「何・・いってるんだよ・・・・・村田・・・・」 唇から胸へ腕が下りてくる その腕は胸を通り越して下半身へ伸びてくる 片手でベルトをはずされていく 抵抗したいのに抵抗できない・・・ 俺よりも細そうな体なのにびくともしない・・・・ ズボンと一緒に下着も取られてそれはそこら辺へと投げ捨てられた 横目でそれお見ていると足を持ち上げられる 村田が何をしようとしているかなんてわかってしまう・・・ 無駄にコンラッドに体を抱かれたわけではない・・・ 俺の予想では村田は俺の後ろへ指を入れようとししている・・・・ でも・・・・塗らされてなどいない・・・そこへ・・・・ 指がだんだんと俺の後ろへと近づいていく 村田の瞳を見ていた俺の視界がしだいにゆがんでいく こわい・・・こわいよ・・・・ 「っ・・・ト・・・・・」 「・・・・けて・・・・」 「・・・・ラッド・・・・けて・・・」 かすれかすれに出てくる声・・・ 勝手に出てくる声・・・ 俺は何を言いたいのか・・・・・・不思議だ・・・・意識などしていないのに出てくる言葉・・・ 俺は何かをいいたいと思っている・・・・それはなんだろうか・・・ ぼろぼろとこぼれ始めた涙は止まらずにいまだにかすれる声がこぼれる・・・・ 「って!!!」 「助けて!!!!」 やっとはっきりとしてくる言葉 そうか俺誰かに助けを求めているんだ 「助けて!!・・・・ッド!!」 「コンラッドーー!!!!」 俺ののどから呼ぶ名前はコンラッドだった なんども何度も彼の名前を叫んで・・・・ 気がついたときには村田は俺に覆いかぶさり頭をなでてくれていた 「コンラッドコンラッドコンラッドっ!!!!」 「わかってるよ・・・渋谷・・・・わかってる・・・」 何をわかっていると言うのか・・・・ 何がしたいのか・・・・・村田は・・・・ 「君がこの世界に思い残すことがないとかいってもその顔は未練たらったらっだった・・・ ウェラー卿のことも忘れるなんてこと言ってたけど・・・その時の気味の顔はひどく泣きそうだった。 僕はずっと君のことが好きだったのに後からやってきたウェラー卿に君の心ばかりか 体まで奪われて・・・でも君が幸せらそれでもいいかなって思ってた・・・・ それなに、君はせっかく我慢しているのに簡単にウェラー卿のことも忘れられるなんてことをいって・・・ わかったでしょう?今ので君は忘れるななんてことをいっていても心から忘れることはできていない・・・」 「・・・・・・・コンラッド・・・・・村田・・・・俺・・・・・っ・・・・・」 忘れるはずがない・・・・わかってた・・・・心のどこかでわかっていたんだ・・・・ でも俺のいる場所がないこの場所で今俺はどうしろというんだ このまま帰ってもきっと忘れられない・・・表面だめでも忘れられるふりをして少しでも強い心を 形作っとかなければ俺はきっとすぐに崩れてしまう 前 次 戻る
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「んあぁ・・・はぁッ――・・・ぃぁ・・・コン、ラッ・・・ドッ」 まだ日も高い時間帯に有利の部屋から甘い声が漏れていた 「有、ッ利・・・・・」 「あぁ・・・もう・・・・だぁ・・・めッ・・・!!」 事情ごとを済ました後有利とコンラッドはベッドに倒れこんだ コンラッドはまだ整わない息で有利の髪の毛を掻きあげた 「有利・・・好きです・・・」 「・・・・」 有利は頭を軽く立てに振った 「あの、有利」 「ん?」 「思ったんですが・・・・」 「何・・・」 「たまには新しいことをしてみましょうよ・・・」 新しいこととは何か・・・と問えば帰ってきた答えは有利が赤面することだった 「セックスの時にM字開脚とかやってみて下さい」 ・・・・・・・・ 有利は一瞬自分の聞き間違い方思ったが次に発した言葉によりやっぱり コンラッドの口からでた物だと実感した 「前日本にいったときに知ったんですけど セックスにはあまあまから鬼畜ものまでと いろいろのシチュエーションがあるそうなんです それに、そのセックスの体勢にもいろいろあって・・・・ 何時も有利がやってくれる腰を上げる体制とか 後はいろいろと・・・ あぁ、そういえば紐で体を縛るってのもありましたね」 そんなことを笑顔で言われれば有利も言葉が出ない・・・ そんでもってだんだんと耳まで赤くなってしまう 「と、いうわけで今からもう一回やりましょう」 ほら、ちょうどまだ服着てませんし 「えぇ、!!??ちょっと!!!??まった、まったまった!!」 待ちません そういったコンラッドは有利の足を左右に広げようと手をかける 有利は必死にそれに抵抗する 「っ!!もう一回って・・・もう十分したし、もう俺出ないから!、もう無理だから!!」 「大丈夫ですよ。陛下は無理でも俺は大丈夫ですから」 「ちょっと・・・マジで無理だから!!ってわぁっ!!////」 コンラッドによって広げられた有利の足に赤い紐が結ばれていく 「えぇぇ////ちょっと??この紐どッから出してきたの//てかこれ解いてよ!!」 有利の声も無視してコンラートは順調に紐を足に結ぶとそれをベッドの足の左右に結ばれる そのせいで有利は足を広げざる終えない そして最後に仕上げというばかりに有利の手をも縛った 「やっだ!!///コンラッド!!これ取ってよ!!痛い・・・ってば///」 そう訴えるもコンラートはニコニコと笑うばかり 「そんなに嫌がらなくても^^可愛いですよ?」 そんなことをいわれても嬉しくないわ、と叫ぶ有利に覆いかぶさるコンラート 「ちょ・・・っ・・・!!!」 (やばいって・・・本当にやばいって!!) コンラートは自分の指をなめると濡れた指を早速有利の蓄にあてがった 「やだっ・・・コンラッド・・・本当に、やめてってば・・・っ・・・・」 「一度やってみたかったんです^^抵抗の出来ない有利を組み敷きたいなーってww」 笑顔でなんてことをいうんだ・・・・ つぷりと蓄にコンラートは指を埋めた 「―――っ!!」 つい先ほどまで鳴らされていたといえどもしばらく時間があいてしまったために そこに鳴らされずに指を埋め込まれるとひどい激痛が体に駆け巡る 「ふぁぁっ!!!ぃタぁ゛!!・・・・・やっ・・・・、だ・・・」 抵抗も出来ない、叫んでも聞いてもらえない・・・ そう思った瞬間有利の目に涙が浮かび上がる 「っ・・・・んく・・・・ぅう・・・・うっ・・・・」 「ゆ、有利!!??」 「あぁぁぁ、うあぁぁぁぁぁ!!嫌だよ!!やだ、ヤダヤダヤダ!!」 ぼろぼろと涙をこぼし始める有利にコンラートはおろおろとしながら有利を抱きしめた 「ふぅぅぅ・・・・コン・・・コンラ、ッド・・・嫌だよ・・・」 「有利、ごめんなさい、俺有利のことも考えずに怖い思いをさせてしまった・・・・ごめんなさい・・・」 「違うの、誤らないで・・・俺ね、俺・・・嫌だったんだ・・・ 俺はもっとコンラッドの体に触れながらいきたいのに・・・・ でも、今の状態じゃ・・・・コンラッドに触れないじゃんか・・・・っ・・・・」 「っ・・・・////有利・・・あなったて人は・・・・」 コンラッドは有利を戒めていた糸を解く すると有利は体を起こしてコンラッドの胸にとびついた 「馬鹿、馬鹿バカバカっ!!」 「ごめんなさい・・・・」 「それじゃ、何時もどうりするんでもう一回・・・」 「・・・・・・・・・っ・・・・コンラッドの馬鹿ーーーーーーー!!!」 戻る -
https://w.atwiki.jp/tamaki_king/pages/409.html
あれから毎日喫茶店に通う 彼の名前は沢田だそうだ 胸元についている名札に書いてあった 今日もこれば彼の高い声が聞こえてくる 「いらっしゃいませ。今日もてくれたんですか?」 「うん、ちょうど休憩中でね」 「今日も珈琲ですか?」 「どうしようかな・・・ね、君のお勧めは何?」 「え?お勧め・・・ですか・・・・え・・・えーっと・・・」 「うん」 「暑いですし、雲雀さん珈琲好きみたいですし・・・冷カプチーノなんてどうですか?最近新しく出来たんです」 「うん、それでいいよ」 「はい、それじゃちょっと待っててくださいね」 昔は人が少ない窓側が好きだった でも今は彼が見えるカウンターが好き 彼の一瞬一瞬を目に焼き付けるようにいつも眺める 厨房の中は暑くておでこに張り付いた髪の毛を書き上げるしぐさ すべてが僕の興味を引いていく しばらくしてカウンターに先ほど言っていた冷カプチーノを持ってきた カウンターに置かれたカップの中には綺麗とはいえない描かれたハートの模様 「これ・・・・君が書いたの?」 「//は、はい・・・恥ずかしいです・・・形が崩れ崩れだ」 「いや・・・別に」 なんて可愛いことをしてくれるのだろうか・・・ よりによってハートだなんて・・・ 「それじゃ、ごゆっくりしていってくださいね」 一言いってこの場から去っていく彼の手を僕は何かにとりつかれたように腕をつかんでいた 「あ・・・ごめん・・・・」 「いえ、どうかしましたか?」 「・・・・」 「?」 「っ、明日・・・とかあいているかい?」 「明日・・・ですか?うーん・・・・ちょっと待っててください、店長に聞いてきますね」 パタパタと遠のいていく足音 自分は何を言っているのだろうか・・・・ 明日も自分は変わらず父の会社へいかなけれなならないというのに・・・ 「あの、明日あいてますよ。店長が休みくれるって」 「本当?」 まただ・・・僕は明日の会社のことなんか考えず日目の前の子のこの腕をつかんで聞き返している かって欲しかったオモチャを買ってもらえた子供のように 「はい」 「それじゃ・・・一緒に出かけようよ」 「あ、それいいですね。何処にいくんですか?」 「わからない。けど明日一緒にどこか行こう」 「いいですよ」 「それじゃ・・・待ち合わせは明日の朝9時のこのお店の前でいいかい?」 「はい、ぜんぜんいいですよ」 「それじゃ、まだ俺仕事あるんで」 「うん」 また遠のいていく背中を見ながらカプチーノを口に含む 苦さの中にある甘い味 今考えなければならないのは明日会社はどうするか・・・・ 考えるや否やポケットから携帯を取り出した 父の携帯に電話を掛ける 仕事中の中留守番センターに繋がる ブチリと切るとカウンターに置くとまた口の中に含んでいく まだ明日休みが取れるかもわからないのに 明日何処にいこうだとか お昼には何を食べようとか頭の中で想像する 人と何処へ行く予定をしてこんなに楽しいのも彼と出会ってからだ 白黒だった世界が一気にカラーになった気分だった 飲み終わったカップをそのままに携帯をポケットに戻してレジへ向かう 「220円です」 300円を出しておつりをもらって外へでる むっとした空気が頬をなで上げる 突然なる携帯 ポケットに手を突っ込んで開くと父親から 「はい」 『どうした、恭弥』 「明日、休みをいただけますか」 『あぁ、かまわんよ。何か予定か?』 「はい、ちょっと・・・・」 『そうか、あぁ今日も特にすることがない。別にそのまま帰っても構わんよ』 「はい」 電話の向こうで女性の声がする 『すまん、今忙しいんだ・・・それじゃな』 ぷつりと切れた後ツーツーツーと音が聞こえてきて携帯を閉じる 一度会社の駐車場へ戻るとバイクにまたがりヘルメットを被る 愛車のバイクをブルンブルンと音を鳴らして帰路へとついた 頭の中を占領するのは明日の事だけ 何をして、あの子を喜ばせてあげようか どうしたら喜んでくれるのかと・・・ 前 次 戻る -