約 1,871,497 件
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6912.html
錬金の授業中 シュヴルーズ「さぁ、錬金する物を思い浮かべるのです」 ルイズ 「この石ころよ…我の求めに応じてその姿を変えよ…」 ドカーン! キュルケ 「ちょっとルイズ!あんた何回目の失敗よ!」 ルイズ 「うるさいわね!ちょっと爆発しちゃっただけじゃない!」 ギーシュ 「君たちいい加減にしないか!みんなイライラしすぎだぞ」 シエスタ 「みなさ~ん、この辺でコークでも飲んでリフレッシュしませんか?」 シュヴルーズ「わたくしはどうも、色々出てる最近のコーラには馴染めませんわ」 シエスタ 「そんなミス・シュヴルーズにはスタンダードな赤い缶のコーラ」 ルイズ 「わたし最近ダイエットしてて、コーラはちょっとね~」 シエスタ 「ミス・ヴァリエールのようなお方にはカロリーゼロのコカコーラ・ゼロ」 キュルケ 「う~ん、コーラだとどうしても栄養が偏るのよ」 シエスタ 「ご安心ください、ビタミン添加で体にいいコカコーラ・プラス」 プシュッ ルイズ 「んぐんぐんぐ…ぷっはぁ~、ゲフッ…さぁもう一度頑張るわよ!」 キュルケ 「YEAH!」 ドカーン シュヴルーズ 「素晴らしいミスヴァリエール、純金を錬金するなんて」 ギーシュ 「まさにコカコーラ級の大成功だな!」 I feel coke コカコーラを召喚
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6017.html
前ページ次ページゼロと波動 「すまん、逃げられた」 「まあ、仕方ないわね。あんたで捕まえられなかったんなら、誰にも捕まえられないわ」 「だから有名なんでしょうね」 リュウがフーケを逃してしまったことをルイズもキュルケも別段、責めたりはしなかった。 実際、リュウで無理ならここにいる誰もできるとは思えない。 ただ、タバサだけが何も言わずリュウの顔をじっと見ていた。 「それにしても、ミス・ロングビルが”土くれのフーケ”だったとはねぇ」 キュルケの呟きに他の面々もうなずく。 「それで、『破壊の珠』はどうするんですか?」 シエスタが問う。 「いくらフーケでも馬車より早くは移動できないだろう。このまま進んで先に『破壊の珠』を回収する」 フーケは『破壊の珠』を返すと言っていたが、それを正直に言うわけにもいかないのであくまで取り返すというスタンスは崩さない。 「じゃあ、改めて気を引き締めて、レッツゴー!」 「ちょっと!なんであんたが仕切ってるのよ!」 キュルケが片手を挙げて言い放つが、フーケ討伐隊の隊長は自分だと勝手に思い込んでいるルイズがそれに噛み付く。 「別に誰がしたっていいじゃない。っていうか、なんでいちいちそんなことつっかかってくるのよ」 「あの~・・・ぜんぜん気が引き締まってるようには見えないんですけど・・・」 恐る恐る声をかけたシエスタは二人に完全に黙殺された。 1時間ほど進むと、フーケが言ったとおりの広場に出た。 広場の中央には廃屋と思しき小屋が一軒。 罠がないことはフーケから聞いて知っていたが、一応リュウが先頭にたって扉を開ける。 確かに罠はなかった。 罠はなかったが、代わりに一行が小屋の中に見たもの。 それは地獄絵図だった。 家具といわず天井といわず、あたり一面に血が飛び散り、床は絨毯でも敷いたかのように赤く染まっている。 そして、いたるところに転がるオーク鬼の死体。 ある死体は胴体から真っ二つに切り分けられ、またある死体は頭を握りつぶされている。 一方的な虐殺劇であったことは容易に想像できた。 それを目の当たりにしたシエスタは惨状に耐え切れず、小屋から走り出ると木陰で嘔吐してしまった。 シエスタは田舎育ちなので豚や牛の解体なら見慣れていたが、例え顔が豚に似ていようとも解体されているのが人間の形をしているものとなると話は違った。 ルイズは自分は貴族であるというプライドからなんとか嘔吐を堪える。 キュルケとタバサは顔こそしかめたものの、傍から見る限りでは大丈夫そうだった。 浮世に現れた地獄のような小屋の中に、リュウが吐き気に襲われながらも入っていく。 それに続くルイズとキュルケ。 タバサは小屋の入り口の辺りで周りを警戒している。 小屋の中央にあった血塗れのテーブルには箱が置いてあった。 フーケが言っていた箱と特徴が一致している。 そして、既に蓋の開けられている箱の中からは異様な殺気が溢れ出していた。 この殺気に誘われてオーク鬼が集まってきたらしい。 リュウが辺りを警戒しながら箱に近づき、中を覗く。 「こ・・・これは・・・なんでこんなところに!?」 箱の中身、『破壊の珠』の正体を知ったリュウが愕然とした。 と、同時にリュウの様子がおかしくなる。 「う・・・うおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!」 咆哮をあげるリュウ。 うずくまり、苦しそうに自分の頭を抱える左手が妖しく光を放っている。 「ちょ!?ちょっとリュウ!!大丈夫!?」 ルイズが心配してリュウに近づこうとした、そのとき 「ブモーーーーーッ!!」 突然奥の部屋の扉が蹴破られ巨大な何かがリュウに襲い掛かった。 苦しんでいるリュウに避ける術はなく、まともに体当たりを食らって小屋の壁を突き破り、遥か後方まで吹き飛ばされてしまった。 「リュウ!」 ルイズが悲鳴をあげる。 何が起こったのか理解できない。 そんな中、いち早く行動を起こしたのはタバサだった。 一番出口に近かったタバサが『フライ』の呪文を詠唱し始めたのだ。 キュルケはすぐさまタバサの行動の意味を理解した。 取り乱したルイズに飛びついて担ぎ上げ、小屋出口に急ぐ。 それを加速させるためにタバサが『フライ』の呪文をキュルケにかけて小屋の外まで緊急離脱させる。 お互いを信頼しあう二人だから出来る連携だった。 『フライ』の呪文だけでは詠唱時間中に襲われる。 かといってキュルケがルイズを担いで走ったのではとてもではないが間に合わない。 そこで、詠唱が完成するまで、少しでも距離を稼ぐためにキュルケが走ったのだった。 小屋から脱出するとルイズはキュルケの腕から飛び出した。 リュウの元にかけより、様子を窺う・・・どうやら気を失っているだけのようだ。 「良かった・・・生きてる・・・」 最悪の事態は免れた。が、状況はあまり芳しくない。 あのリュウが一撃で戦闘不能にされてしまったのだ。 全員が小屋から離れ、リュウを襲った犯人の正体を探ろうとする。 少しして、そいつは小屋の中からのそりと現れた。 リュウを戦闘不能に追いやった正体。 それは返り血で全身を真っ赤に染め上げた、身の丈3メイルにも及ぶのではないかという巨人だった。 腰に何かの動物の革を巻きつけているが、それ以外は全裸である。 しかし、全裸だからこそよくわかる。 巨人の身体は異常なまでの筋肉に覆われていた。 桁外れの体格を誇るリュウの身長が3メイルあったとしても、これほどにはならないだろう。 最早丸太という表現すら生ぬるい腕には人間の倍はありそうな巨大な血塗れの斧を、まるで棒切れか何かのように振り回し もう片方の手には上半身しかないオーク鬼の頭をぶら下げている。 そして、決定的に人と違ったのが首から上。 人の顔の代わりに、牛の頭が生えていた。 『破壊の珠』が放つ禍々しい殺気はオーク鬼のみならず、牛頭の巨人までも呼び寄せていたのだ。 手にぶら下げていたオーク鬼の亡骸を放り捨てると、のそりのそりと近づいてくる巨人。 「・・・ミノタウロス」 タバサが呟く。 最悪の相手だった。 スクウェアクラスならともかく、トライアングルクラスの自分達では勝負にならない。 「無理。撤退」 タバサが宣言して短く鋭く口笛を吹くと、すぐさま1匹の風竜が現われた。 タバサの使い魔。風竜のシルフィード。 シルフィードはタバサたちを拾うために急降下する際、ついでにミノタウロスに一発蹴りを入れようと近づいて、足を思いっきりミノタウロスの頭に突き出す。 「きゅいっ!」 が、それは大きな間違いだった。 ミノタウロスは身体に似合わぬ鋭い動きでシルフィードの足をかわすと、逆にすれ違いざまにシルフィードの尻尾を掴でしまった。 「きゅいぃ!?」 必死で逃げようともがくシルフィード。 まだ幼生とはいえ、人間数人を乗せて飛行できるシルフィードの力をもってしても尚抗えない凄まじい腕力。 ミノタウロスが腕を引っ張るとシルフィードは成すすべなく地面に叩きつけられ、そのまま意識を失ってしまった。 「シルフィード・・・」 タバサは短く呟くと杖を構えた。 顔は変わらず無表情だが、目には静かな怒りの炎が燃え盛っている。 「こうなったらもう、やるしかないわね・・・」 キュルケも覚悟を決めて杖を構えた。 「いくわよ・・・」 キュルケの眼前に現れたのは直径1メイルを超える特大の炎の玉。 「ファイアボール!!」 炎の玉は一直線に牛頭の巨人を目指し、直撃する。 「ふんっ!ざまあみなさい!」 勝利を確信したキュルケだったが、爆煙が収まりつつある爆心地を見て顔を歪ませる。 「頑丈なやつねぇ・・・」 煙の中から現れたミノタウロスには火傷の痕すらなかった。 ミノタウロスはただの巨人ではない。 巨大な身体に猛牛のタフネスさと、分厚い皮膚による耐久力を兼ね備えている。 その上、知性は低いが獰猛な性格からくる戦闘への集中力は非常に高い。 それ故に有り余る体力もあいまって魔法に対する抵抗力は桁外れに高かった。 まさに生粋の狂戦士。 「ちょっとは効きなさいよ。こっちのやる気がなくなっちゃうじゃない・・・」 口では軽口を叩くが、内心は穏やかではなかった。 今、放ったファイアボールはキュルケが全力で撃ち込んだ一発だったのだ。 これ以上の威力の魔法は使えないし、そもそも今のでかなりの魔力を消耗してしまった。 ミノタウロスがゆっくりとキュルケに近づく。 ――まずい。完全にわたしに狙いを定めてる・・・避けられるか・・・?―― キュルケの倍はあろうかという巨大な斧を振り上げる牛頭の巨人。 「ウィンディ・アイシクル」 「ブモッ!?」 キュルケに斧を振り下ろす寸前、突然後ろから襲撃されたミノタウロスがバランスを崩してたたらを踏む。 こっそり後ろに回っていたタバサがミノタウロスの頭と首の継ぎ目がけて何本もの氷の槍を放っていた。 首の後ろ、延髄には大事な神経が集中している。 どんな生き物だろうと脊椎動物である限り、延髄は弱点。 「ブモーッ!」 だが、例え弱点であろうとも、トライアングル・クラスのタバサの魔法の出力ですら威力が足りていなかった。 ほとんどダメージを受けた様子すらないミノタウロスは標的をキュルケからタバサに移すと、凄まじい勢いで突進してくる。 発育著しいキュルケと違い、身体の軽いタバサは身を躱すことに長けていた。 だが今回は相手が悪い。 躱すべき対象が大きすぎるのだ。 少々身を翻したところでミノタウロスの突進を避けられそうにない。 タバサは自分の身体が宙に舞うのを覚悟して目を瞑る。 「させません!」 猛スピードでタバサ目掛けて突進するミノタウロスを、それ以上のスピードで追いかけたのはシエスタだった。 ひとしきり胃の中身を出し切ったあと、キュルケたちの危機に気づいて応援に向かった。 シエスタはなんとかミノタウロスに追いつくと、横から体当たりする。 重量差があり過ぎるので正面からぶつかったのでは勝ち目はないが、横からぶつかれば勢いの向きを変えるぐらいはなんとかできる。 無理やり進行方向を変えられたミノタウロスはタバサの横を通り過ぎた。 「ブモーーッ!!」 突然邪魔に入ったシエスタに標的を変えるミノタウロス。 口から涎を垂らし、斧を構えてシエスタと対峙する。 だが、牛頭の巨人を前にシエスタも一歩も引かない。 ――なんなんですかあのデカイ斧は。 あんなので殴られたりしたら痛いじゃすまないんだろうなぁ―― 先ほどの小屋の中の惨状と重なって思わずザクロな自分を想像をしてしまい、ぶんぶんと首を振って頭から嫌な映像を追い出すシエスタ。 死と隣り合わせの恐怖にガクガクと震える膝を無理やり押さえつける。 毎日毎日リュウの修行をこっそり見て、真似ていたのだ。 リュウがどのように動いていたのかは覚えているし、形だけなら自分にもできる。 それに自分は力だけは強い。 嘔吐している最中にリュウが吹き飛ばされているのを見た。 リュウが戦えない今、彼女らを守るのは自分の役目だ。 怖がっている場合ではない。 シエスタは使命感に燃えていた。 「いきます!せぇ~のっ!」 シエスタは自分の中から恐怖心を無理やり追い出して覚悟を決めると、ミノタウロスに向かって突進した。 ミノタウロスがシエスタの胴体めがけて斧を横殴りに振るう。 恐ろしく速いスピードで襲い来る自分よりも遥かに巨大な斧を跳んで躱すと 上半身を思い切り捻って横向きの回転を身体に加える。 「見よう見まねで竜巻ぃ~」 ミノタウロスの頭の側に達したところで、溜めに溜めた下半身を思い切り捻って1回転し、即頭部に踵を叩きつける。 「しゅん風脚!!噛んだ!?」 あながち間違っていない。 空中だったので一撃しか加えることはできなかった。 「しょーりゅーけん!!」 着地と同時に続けざまに再び跳び上がって顎を下から殴りあげる。 二度、三度、左右の拳で跳び上がりながら殴り上げるが一向に倒れる気配のないミノタウロス。 それでも自分の片腕ほどもない小動物から、まさかの威力の攻撃を喰らって一瞬たじろいでいる。 だが獰猛な戦士はすぐに気を取り直すと、斧を持っていない左手で殴りかかってきた。 斧を持っていないので先ほどとは比べ物にならないスピードで特大の拳が飛んでくる。 「ひっ!?」 慌てて両腕を交差させて自分の頭を庇う。 リュウの練習を見ていると、こういうときは相手の攻撃を違う方向に逸らすべきなのだろうが、シエスタにそんな余裕はない。 ミノタウロスの拳をまともに両腕で受けとめる。 シエスタ2、30人分はありそうな体重から襲い来る拳の威力は凄まじかった。 頭こそ庇ったものの、そのまま吹き飛ばされ、地面に叩きつけられ、更に幾度かバウンド。 それでも泥だらけになりながら気丈に立ち上がり、身構える。 「こんなの、どうやって戦えばいいんでしょう!?」 思わず愚痴がこぼれる。 身体中が痛い。 地面に叩きつけられた背中も痛いが、それよりも腕がまずかった。 殴られた衝撃で痺れてしまっている。まったく動かない。 「とにかく、痺れが取れるまでなんとか時間稼ぎしなきゃ・・・」 ミノタウロスが、今度は油断なくゆっくり近づいてくる。 知能が低い彼にも理解できた。目の前の人間のメスが楽には勝てない相手だと。 「マズイわね・・・猪突猛進・・・じゃなくて牛突猛進?だったら、もしかしたらあの子ならどうにかなるかもと思ったけど、警戒されちゃったわね・・・」 キュルケが呟く。 「・・・援護」 タバサが呪文の詠唱を始めた。 「そうね。わたしの方はもう残りかすみたいなもんだけど、ないよりはマシね」 キュルケも再びファイア・ボールの詠唱を始める。 幾本もの氷の槍が背後から巨体を襲い、その直後に炎の玉が直撃する。 間髪いれずに再び氷の槍。 その次に飛んできた炎の玉は先ほどよりもだいぶ小さかった。 そしてまた氷の槍。 こちらは勢いが衰えない。 ダメージこそ殆どないものの、鬱陶しいことこの上ない連続魔法掃射。 ミノタウロスが忌々しそうに魔法の出所に首を向ける。 「今のうちに!」 タバサとキュルケの時間稼ぎのおかげで幾分腕の痺れの取れたシエスタが、何やら難しい顔をして両手を揃え、自分の腰のあたりに据える。 まだ痺れは取れきっていないので直接殴るには無理があるが、リュウが練習の際に空に向けて放った一発。 もしあれが自分にも出来ればどうにかなるかもしれない。 「集中・・・集中・・・」 半身を捻って腰に溜めた両手に意識を集中する。 シエスタの掌がうっすらと光ったような気がした。 「見よう見まね・・・はどーけん!」 シエスタは腰に溜めた両手をミノタウロスに向けて思いっきり突き出した。 ・・・が、それだけ。 シエスタの手からは何もでない。 「そりゃそうよねー」 冷や汗をたらしながら苦笑いするシエスタ。 ほんの一瞬だけ跳ね上がった闘いの気配を察したミノタウロスは目標を再びシエスタに定めて突進し、巨大な身体で彼女を捉える。 「ぎゃん!」 何メイルも吹き飛ばされ、生えていた大木にぶつかって止まる。 大木はシエスタがぶつかったところを基点に折れてしまい、地響きをたてて地面に横たわった。 「いった~~い」 したたかにぶつけた頭をさすりながら起き上がるシエスタ。 身体中が痛いし口からは血が溢れるが、幸い腕の痺れの方はかなり治まってきた。 「あったまきた~~!」 ぱんぱん!と両手をはたいて手の痺れが治まったのを確認すると、自分の俊足を活かして全速力でミノタウロスにかけより、勢いそのままに拳を突き上げる。 走った勢いを利用しているのでリュウの昇竜拳のように垂直にはあがらず、大きく斜め前方に飛び上がった。 「見ようみまね・・・しょーおーけん!!また噛んだ!?」 むしろ、正解。 ミノタウロスの顎にめり込むシエスタの拳。 思った以上に遠くから飛んでくる拳にミノタウロスも反応できなかった。 ミノタウロスの顎に自分の拳をめり込ませてもシエスタの勢いは止まらず、そのまま数メイルひきずるように巨体を押し込んでいく。 やがて小屋の壁にぶつかり、壁を壊してようやく止まった。 崩れた壁や屋根の一部が瓦礫となってミノタウロスとシエスタの上に襲い掛かる。 「ちょっ!?ちょっと!?大丈夫なの!?」 生き埋めになったシエスタに慌てるキュルケ。 タバサは瓦礫をどけようとレビテーションの詠唱を始めている。 そのとき、瓦礫がガラリと音を立てた。 タバサの呪文はまだ完成していない。 瓦礫の中から這い出してきたのはシエスタだった。 彼女は埃まみれの顔でボロボロになったメイド服のスカートを翻らせ、高らかに言い放つ。 「あたしにだって 負けられない理由があるんだから!」 それきりミノタウロスは動かなくなった。 「リュウだけが特別だと思ってたけど、そうでもないみたいね・・・」 口から泡を噴いてのびてしまったミノタウロスを遠巻きに見ながら感想を漏らす。 「・・・あの娘、怒らせるのはやめとこ・・・」 ボソリと呟いたキュルケの隣でタバサがこくりと頷いていた。 「やった!やりました!・・・ってあれ!?」 大金星に飛び跳ねて喜んでいたシエスタが、突然膝から崩れ落ちる。 「ちょ!?ちょっと!?シエスタ??」 シエスタの只ならぬ様子に心配して声をかけるキュルケ。 「あ・・・あれ?あれ?」 何度も立とうと膝を立ててみるが適わない、まるで自分の身体ではないようだ。 最初、極度の緊張から開放されて腰が抜けてしまっているだけかと思った。 だが、どうやらそれも違うらしい。 なぜなら、シエスタの全身を先ほどまでとは比べ物にならない強烈な激痛が襲ったから。 いかな屈強なシエスタでも、やはりミノタウロスと渡り合うのは無謀だった。 本来の彼女の限界を大きく超えて動き続けた為に幾箇所もの筋が断裂し、腱は伸びきり、心臓もパンクしそうなほどバクバクと脈打っている。 その上二度にわたるミノタウロスの打撃で折れた肋骨が片方の肺に刺さったらしく、口から溢れる大量の血。 分厚く硬いミノタウロスの顎を殴り続けたために両の拳の骨は砕けて最早握ることすらできない。 恐らく肺の他にも内臓がいろいろと大変なことになっているだろう。 身体中が悲鳴をあげていた。 生きているだけで奇跡に近く、とっくに身動きできない状態だったが皆を守りたい、助けたいという一心で無理やり身体を動かしていたに過ぎなかったのだ。 「なんか・・・思った以上に・・・身体を・・・酷使してた・・・みたい・・・です」 口から血を流しながら息も絶え絶えに苦笑いを浮かべるシエスタ。 本来ならのた打ち回るほどの痛みのはずだったが、精神に異常をきたさないように脳が防衛本能として痛みの大半をシャットアウトしてくれたのは幸いだった。 「まったく、無茶したわね。でもおかげで助かったわ。ありがと。急いで学院に戻って、水のメイジに頼んで治してあげるわね。 水の秘薬もじゃんじゃん使ってあげるから安心して。大丈夫よ、ツェルプストー家は裕福だからね」 文字通り身を挺して自分を守ってくれたシエスタ。 今にも泣き出してしまいそうな自分を鼓舞するためにわざと軽口を叩きながらキュルケが肩を貸すためシエスタに近づこうとしたとき・・・ 「ブモーーッ!」 怒りのこもった雄叫びとともに瓦礫を蹴散らして現れたのは完全にのびていたはずのミノタウロス。 シエスタの膂力をもってしても、狂える牛頭の巨人から意識を刈り取るのは数瞬が限度だった。 口からはだらしなく涎を垂れ流し、怒りに狂った目は充血しきって真っ赤に染まっている。 そして真っ赤に染まった瞳に映っているのはただひとつ。 自分の半分もないくせに生意気にも滅多打ちにしてくれた人間のメス。 巨人は腕を振り上げ、憎きメスに狙いを定める。 「シエスタ!」 キュルケが悲鳴をあげる。魔法を撃ち込もうにも間に合わない。それに、そもそもキュルケ自体魔力がまるで残っていなかった。 一方のタバサはミノタウロスが立ち上がった瞬間から呪文の詠唱を開始していたが、こちらも間に合いそうにない。 今まさに自分に向けて振り下ろされんとする特大の拳。 が、もう腕をあげて顔を庇うことすらままならない。 きつく目を閉じるシエスタ。 直後、鈍く、しかし激しい音が響く。 ――あれ?痛くない?―― シエスタが恐る恐る目を開けると、巨人は顔を抑え、数歩後退していた。 「もう一発いけ~っ!」 離れた場所でルイズが叫ぶ。 そして、叫ぶルイズの隣には両手を揃えて腰に据え、構える男。リュウが立っていた。 両の掌の間で何かがうっすらと光る。 淡い光は圧縮されたような揺らぎを一瞬見せたあと、はっきりと目視できるエネルギーの塊となった。 「電刃・・・」 エネルギーの塊に帯電したような稲光がほとばしる。 「・・・波動拳!」 リュウが上半身を捻り、両手を突き出すと同時にエネルギーの塊がバチバチと放電しながら凄まじい勢いでミノタウロスを襲った。 ミノタウロスはこれを両手で防ぐが、電気を纏ったエネルギーの塊に打たれて身体が硬直してしまう。 ”殺意の波動”と”波動” 二つの摩擦によって電気を生み出し帯電された波動拳は相手の神経伝達組織に流れる微弱な電流を霍乱させて身体の自由を奪う。 帯電させることに大半の力を収束させるため、波動拳自体の威力はさほどでもないが、相手の防御を一切無視するリュウの奥の手だった。 「ブモーーッ!?」 突然身体の自由が利かなくなって恐慌状態に陥った相手に、一気に駆け寄るリュウ。 リュウが間近に迫ったときにはミノタウロスの硬直も解けていた、が、構わず懐まで潜り込む。 「ふんっ!!」 左足をミノタウロスの左横まで踏み込ませ、左の拳で右の胴を横向きに、胴に対して垂直に殴る。 人間ならば肝臓に当たる部分。 肝臓に強い衝撃を与えると、肝臓は肝臓自体の修復に全力を注ぐ。 その為に一時的にグリコーゲンの精製が止まり、筋肉の活動が著しく阻害されてしまう。 故にレバーブローは絶大な効果を持っている。 首から下が人間である以上、ミノタウロスの肝臓の位置も人間同様と踏んでレバーブローを放った。 そしてリュウの予想は当たり、ミノタウロスの動きが一瞬止まる。 筋肉の動きが阻害され、腹筋に力を込めることができなくなったところで、返す右の拳を鳩尾に突き刺す。 一般に鳩尾は筋肉がつかない為に人体の急所だと言われている。 が、実際には発達した腹筋ならば十分に鳩尾を覆い隠せる為、鍛え上げられた肉体にとって鳩尾は弱点足り得ない。 しかし直前に放たれたレバーブローによって弛緩してしまった腹筋は鎧としての役割を全うできず、リュウの拳が胃を直撃する。 「ブモッ!」 レバーブローと無防備な鳩尾への打撃という未知の痛みに直面し、困惑するミノタウロス。 あまりの痛さに斧を手放して膝をついてしまうが、それでも野生の本能でリュウに殴りかかる。 殴りかかってくる右腕を、左の前腕で手前に巻き込みながら受け流す。 ミノタウロスは膝をついて身をかがめている為に、今、リュウの目の高さにあるのは牛の頭。 巻き込んだ際にできた上半身の右の溜めを開放し、右の拳で思い切り牛の顎を突き上げる。 桁外れた膂力によって突き上げられる拳に無理やり立ち上がらされるミノタウロス。 即座に左右の拳に全神経を集中するリュウ。 「真!」 再び落ちてくる牛頭の顎に左の拳を打ち込み、突き上げる。 「昇竜拳!」 続けざまに跳び上がりながら右の拳で追い討ち。 骨が砕ける鈍い音とともに天高く打ち上げられたミノタウロスは地面に叩きつけられたあと、今度こそ動かなくなった。 前ページ次ページゼロと波動
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/6388.html
前ページ次ページZero May Cry Zero May Cry - 05 「おい」 ネロは自分に用意された昼食を見て、ドスの効いた声でルイズへ尋ねた。 「な、何よ」 流石のルイズもネロの機嫌が悪いと察したようだ。 しかし、それも無理ないことと言える。 「もっとマシな飯はなかったのかよ?」 「だ、だから次からはもっとちゃんとしたのを用意するって言ってるじゃない!」 「俺は『今』まともな飯が食いたいんだけどな」 「今はそれで我慢してってば!」 ネロの前に置かれているのは黒いパンのような塊と限りなく薄い色をしたスープ。 両方とも少しばかり口に入れてみたがどちらも食べれたような代物ではない。 「我慢? お前、自分はまともな飯食っといて人によくそんなことが言えるもんだな」 「う、うるさいわね。私は貴族なんだからこれぐらいの食事は当然なの。それにあんたは使い魔でしょうが!」 「ハッ。貴族貴族って、貴族がどうかしたのかよ」 その言葉にルイズは思わず立ち上がってネロに怒声を浴びせようとしたが、それよりもネロが席を立つほうが早かった。 ネロはそのまま目の前の飯には目もくれずその場を立ち去ろうとした。 「ちょっと! 何処行くつもりよ!」 「飯にありつける所さ。もっとマシな飯にな」 そのままネロはルイズの側を離れてゆく。しかしルイズの方もルイズで、腹を立てた彼女はネロをそれ以上呼び止めようとはしない。 それどころか「もう知らない!」とぼやいている。ネロはその声が聞こえたのか聞こえてないのか、歩みを止める事はなかった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ その頃、学院長室にコルベールが訪れていた。その手には分厚い書物が握られている。 彼はこの学校の学長でもあるオールド・オスマンにルイズが召喚した使い魔―――ネロの事と、彼の左手に刻まれたルーンの事を報告しに来たのだった。 「フム……。その男……傭兵の類なのかね? ミスタ・コルベール」 「恐らくはそうかと。背中に大きな剣と、腰に銃……と思しきものを持っていましたから」 そして、コルベールはそこまで言って手に持っていた大きな本をオスマンの前へ出す。 「それよりも問題なのは、彼の左手に刻まれたルーンです。調べた所………、これに酷似しているものだったのです」 そう言って彼がオスマンに見せたのは本の一ページに載せられたルーンだった。 それを見たオスマンの瞳が細められる。それと同時に、この話を側で聞いていたオスマンの秘書、ミス・ロングビルへ席を外すように指示を出した。 残った二人は神妙な顔つきで件の本の一ページを眺めていた。 「これは………伝説にのみ存在する使い魔のルーンじゃぞ……。ましてや、あのヴァリエールの三女が召喚するなど……」 オスマンはそこで瞳を閉じると同時に一旦言葉を切り、コルベールの顔を真正面から見据えて言った。 「これは失われしペンタゴンの一角に関わる事じゃ……」 オスマンのその一言を受け、コルベールは驚愕の顔付きで呻くように声を出した。 「ま、まさか……!」 「事の真実はどうあれ、この件は一切口外してはならん……!」 「しょ、承知いたしました!」 普段の彼からは想像もう出来ないオスマンの無言の迫力に、コルベールは頷く以外になかった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 食堂を後にしたネロは、何か『食えるもの』にありつけないかと、庭をうろついていた。 そんな彼の目に付いたのは多くの生徒達とその使い魔達。何事かとネロは彼らに視線を送りつつ立ち止まった。 屋外に置かれたテーブルやそれに備え付けられた椅子に座って、生徒達は己の使い魔を見せ合ったりそれを種とした話題に勤しんでいる。 ネロはルイズが口にしていた言葉を思い出す。 (今日は午後の授業はお休みで、召喚したばかりの使い魔とコミュニケーションを取るのよ) ―――どおりで騒がしいわけだ。 そんなことを思いつつネロはその場を後にしようと歩き出す。 すると。 「ネロさん! どうしたんですか?」 「? ああ……。あんたは、確か………」 「シエスタですよ」 「そうだったな。シエスタじゃねぇか。お前こそどうしたんだ?」 目の前にいるメイド服の少女の名前を思い出せなかったことに僅かに負い目を感じたのか、ネロは視線をあらぬ方へ向けながら彼女へ逆に質問した。 それでもシエスタは、屈託のない笑みを浮かべてネロへ答えた。 「ご自分の使い魔と親睦を深めている皆様のお食事などを用意してたんですよ」 そう語るシエスタの両手にはトレイが握られており、その上には皿に乗せられたケーキがあった。 それを目にしたネロは反射的にそれへ左腕を伸ばし、ぶっきらぼうに掴み取った。 「あっ! ダメですよ、ネロさん! それは先程ミスタ・グラモン様に頼まれた………!」 シエスタが言い終える前に、ネロはそのケーキを口の中へ放り込んでしまっていた。 しかしそんなことをしつつも悪気はないのか、ネロはにやりと笑った。 「気にすんなよ。そのグラモンって野郎に何か言われたら俺に言いな。穏便に済ませてやるからよ」 ネロの凄みのある笑顔にシエスタが一瞬気圧されたその時。 「おーい! ケーキはまだかい?」 あまり遠くはない距離に座っている金髪の少年がシエスタに声を上げた。 ―――今思えば、それがこの少年の不幸だったのかも知れない。 そんな少年に対して、シエスタが彼に新しいケーキを持ってくるように伝えるより早く、ネロが叫んでいた。 「ハッ、 悪いな坊ちゃん。お前のケーキは腹が減ってたから俺が食っちまったぜ」 少年に対してネロは自由な左手を大きく広げて挑発するようなポーズを取った。思わず口を開けたままネロを凝視するシエスタ。 ネロが放った言葉だけでなく、その態度にも少年は腹を立てたようで、勢いよく席を立ってネロに向かって歩み寄った。 「何だね君は!? 人のケーキを食べておいてその態度は許せないな!」 そこまで言って少年―――ギーシュ・ド・グラモンは己が対峙している青年がルイズの召喚した使い魔であることを悟る。 するとギーシュの態度はより一層に大きくなっていく。 「君は確かミス・ヴァリエールの召喚した使い魔君じゃないか。流石はゼロのルイズだね。主人が主人なら使い魔も使い魔といったところかな?」 「俺にはそのゼロよりお前の方がよっぽど大したこと無さそうに見えるけどよ」 その一言に眉をヒクッと振るわせたギーシュは手に持っていたバラの花を模した杖をネロへ突きつけた。 先ほどからのネロの不遜な態度、そして平民に自分のケーキを取られたという怒りも手伝って、ギーシュはネロのその傭兵めいた外見を気にすることなく言い放つ。 「平民風情がそれ以上の無礼は許さん! ついでに、君に少し貴族に対する礼というものを教えてあげよう……」 そして彼は高らかに宣言した。 「この僕、ギーシュ・ド・グラモンは君に決闘を申し込む!」 決闘という単語を聞きつけたのか、次第にネロとギーシュの周りには生徒達の人だかりができていた。 しかしネロ本人は、ギーシュのその言葉を受けて笑みを浮かべた。同時に心底楽しそうに言い返す。 「いいねぇ。こういう展開を待ってたんだよ」 「フン! ヴェストリの広場で待っている! 精々許しの言葉でも考えてから来るがいい!」 そう言ってギーシュは行ってしまった。 その背中を見つめながらネロは相変わらず物騒な笑みを浮かべたままでいる。そんな彼にシエスタが慌てた様子で声をかける。 「ネロさんダメです! 無茶ですよ! 貴族の決闘というのは本当に命をかけて行うものなんですよ! それに……!」 そこまで言って、シエスタはネロの右腕を見やった。今でも思い出せる。初めてネロと会ったあの日、ネロは右腕を使えずに左腕だけで洗濯をしていた。とても苦労していたようにシエスタの目には映っている。 「ネロさん、右腕怪我してるじゃないですか! そんな体で……!」 「あの悪魔共をブッ飛ばしてから、つまらねぇ相手としか戦《ヤ》ってねぇんだよな……」 「え……!?」 シエスタは目の前の青年が口にした単語に言葉を失った。 悪魔―――確かにこの青年はそう言った。悪魔をぶっ飛ばしたと。その言葉が何を意味するのか―――。 「シエスタ。そのヴェストリの広場ってのは何処だ?」 「は、はいっ!?」 その時、シエスタはできればネロを止めたいと思っていた。 しかしネロ本人の顔を見たシエスタは、それが出来なかった。 「こ、こちらです………」 無意識の内にネロから目を逸らし、シエスタはネロに言われるままに彼をヴェストリの広場へ彼を案内した。 ―――その時のネロの顔には、今後の展開を心待ちにしているような笑みが浮かんでいた――― ―――to be continued……. 前ページ次ページZero May Cry
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2514.html
前ページ次ページゼロと聖石 完全に魔力を消耗していた私達にはゴーレムを止める術など無かった。 三人とも地面に座り込んでその光景を眺めるだけだった。 『破壊の三魔銃、確かに頂戴しました フーケ』 そして、所変わって学院長室。 不毛な責任の擦り合いの現場。 キュルケとタバサとシエスタ、私の四人は当事者として呼び出されていた。 当番は誰だったのか。 管理体制に問題は無かったのか。 そもそもそこの平民が壁を破壊するからと、言い争いが醜い。 その言い争い自体はオールド・オスマンの鶴の一声で解決した。 さて、肝心のフーケ討伐で杖を掲げたのは私達三人、それとシエスタ。 先生はというと壊滅状態。 貴族の誇りというか名を挙げるでもいいから杖掲げないかこの野郎ども。 おっと、淑女と思えない心象風景でした。反省反省。 行く面子も決まってどうやって追跡するか考えていたらミス・ロングビルがやっと到着した。 ロングビルの話によると、すぐさま情報収集に走ったところ、フーケらしき人影の目撃情報を入手したと。 位置を聞くと、ここから馬で4時間の距離。 ―――ぁゃしぃ。 フーケの事件から大よそ9時間、片道4時間。 はい、もう何かあるのバレバレですな。 タバサとアイコンタクト、それだけでタバサは理解してくれた。 そのタバサはキュルケとアイコンタクト、キュルケもうなずいた。 さらにキュルケがシエスタにアイコンタクト、一瞬きょとんとしていたがすぐにうなずいてくれた。 最後にシエスタが私にアイコン…って、最初にアイコンタクトで話し振ったのは私ですから。 学院から出発し、とりあえず表面上は穏やかに進んでる馬車です。 裏側では如何にしてフーケと関係あるミス・ロングビルをどうやって捕縛するかの会議だった。 と、関係は無いが気になっていたことを解決しよう。 「シエスタ、あなたこんな感じの石持ってたでしょ? アレは一体?」 自身の聖石を見せながら、シエスタに話を振る。 「アレはお爺ちゃんの形見で、サジタリウスって言っていました。誰も信じないんですけど、聖石だそうです」 さいですか。 「じゃあ、あの剣技と剣は?」 「あの、初めて聖石を持ったときにこの技の知識が流れ込んできて、教えてくれたんです。剣聖に至る道だと。 剣の方は、家に置いてあった剣なんです。ほらデルフ、皆に挨拶して?」 「めんどくせぇな、シエスタの剣でデルフリンガーって名前だ。よろしく頼むぜ娘っ子ども」 って、インテリジェンスソードだったんかい。 だとしたらアルテマをかき消したのにも納得がいく。 剣で魔法を無効化して、魔法並みの距離と威力を秘めた技で攻撃する。 ある意味でメイジの天敵ね、この子。 そんなこんなであっという間に目的地に到着。 誰が偵察に行くかで協議しあった結果、シエスタとデルフが突入することになった。 「いい、フーケが居たら星天爆撃打で合図しなさい。そしたらすぐさま離れること。アルテマで消し飛ばすから」 ミス・ロングビルが表情を引きつらせています。 そんなことは気にせずにシエスタ突入。 しばらく経って、シエスタから誰もいないという意味の強甲破点突きが壁を破壊する。 「安全は確認されたみたいね。いきましょう」 ミス・ロングビルの顔がだんだん泣き顔っぽくなってきたのはきっと気のせいだろう。 ミス・ロングビルが外で見張りをすると言ったので、私達だけで中に入る。 中ではシエスタが破壊の三魔銃を抱えて待っていた。 「これが三魔銃、普通の銃に見えますけど…?」 「いや、アルテマの知識に有ったわ。グレイシャルガンにブレイズガンにブラストガン。 魔力を込めることで使用可能になる特殊な銃ね」 そう言ってグレイシャルガンをキュルケに、ブレイズガンをタバサに渡す。 「さて、盗賊退治としゃれ込みますか!」 そう宣言した瞬間にフーケのゴーレムが姿を現す。 Mp、Hpは???表記、ついでにCTも???、ルカヴィ扱いかこのゴーレム。 最近多いなこの思考パターン。 真っ先にタバサがブレイズガンに魔力を込めて撃ち込む。 ゴーレムの頭上に巨大な氷塊が現れてゴーレムに襲い掛かる。 続いてキュルケが射撃、天から降り注ぐ巨大な炎がゴーレムを焼く。 さらに駄目押しでルイズが撃ち出した雷が表面を焦がす。 そしてとどめにデルフリンガーを大上段に構えたシエスタが叫ぶ。 「地獄の鬼の首折る刃の空に舞う、無間地獄の百万由旬…冥界恐叫打!」 巨大な刃が地面からせり上がり、ゴーレムを両断する。 やはりSpが低い敵は相手にならない。 とか考えてたらゴーレムが再生を始める。 「めんどくさいから一撃やっちゃっていいよね?」 全員が一斉に頷く。 腰のポーチから金色の針を取り出し、 「金の針、暗黒回帰!」 投げた。再生中のゴーレムに刺さる。 その瞬間にゴーレムの再生が止まり、逆に崩壊していく。 「これって、土系メイジにとって天敵のアイテムよね…」 全員でその光景を眺めていたら、三体ほど規模を小さくしたゴーレムが出てきた。 こうなったら徹底的にだ。 全員で目線を見合わせて散る。 その間に、術者を探すのとゴーレムを一箇所に集める作業を平行して行う。 「大地を統べる無限の躍動を以て、圧殺せん!」 いつも以上に遅い詠唱を続け、ゴーレムが密集するのを待つ。 全員の誘導が一瞬重なり、ゴーレムたちがお見合い状態になる。 「全員跳んで! タイタン!!」 それは、私達の常識から見ると、精霊を呼び出す魔法。 実際は幻獣界から幻獣を呼び出して行使する召喚魔法なのだが。 巨人が大地を揺るがし、その振動に巻き込まれたゴーレムたちが全員大地へと還っていった。 一息ついて座り込む。 これで後はミス・ロングビルが出てくれば完璧なのだが。 「皆さん、大丈夫でしたか!?」 森の向こうからこちらに向かって走ってくるミス・ロングビル。 ここで起こったことの顛末を話し、全員で戦闘の疲れを癒そうとした瞬間、ミス・ロングビルの声が響く。 「全員動くな。杖と魔銃を捨てろ!」 ほらね、やっぱりフーケでした。 しかも私の使っていたブラストガンを構えて立っている。 しかし、選択ミスだ。 「いや、撃っても多分発動しないだろうし」 「じゃあ、あんたで試してやるよ!」 フーケの指が引き金を引く。 稲妻は発生せずに乾いた金属音が響くだけ。 「あれ? 死にな!」 ふーけはぶらすとがんをつかった! しかしなにもおこらなかった。 「フーケ、あなたの敗因はただ一つ。拾ったのがその銃だった事よ。少しは系統の相性を考えなさい」 要はフーケの系統が風の力である雷を発生させることが出来なかったというわけだ。 フーケに対して初めて見せる手札、テレポで一気に接近してブラストガンを取り戻す。 ついでに詠唱しつつテレポで逃げる。 「時よ、足を休め、選ばれし者にのみ恩恵を与えよ! スロウ!」 スロウが発動し、杖を取り出そうとしたフーケの動作がひどく鈍いものになる。 「はい、捕縛急いで!」 シエスタがロープで一気に拘束、そのロープを固定化の魔法をタバサとキュルケが掛ける。 こうして、フーケは捕まったのだった。 「なんかあんた等の強さって理不尽な域に達してるような気がするねぇ」 「シエスタなんか特にね」 「いや、あんたが一番ずるいと思うわ」 そんな会話があったとか無かったとか。 前ページ次ページゼロと聖石
https://w.atwiki.jp/moejinro/pages/1548.html
2日目 Navi 朝になりました 探偵事務所内で頭を後ろからバールのようなもので殴られ、死亡しているNavi子が発見されました…なお、事務所のドア・窓など、出入りできる場所は鍵がかかっていました… Navi 間違いなく狼の仕業です Navi 村人の皆様、今日もがんばってください Navi 昼の部スタートです 1 (なび村) ROWLEYS 名状しがたいなんとかですねw 1 (なび村) BBL 占いCO 1 (なび村) レリック みっしつ 1 (なび村) Mrチキン 【占いCO】パンデモスの筋肉占い。パンダ以外はきっと黒に違いない 1 (なび村) シエスタXX 占いCO 1 (なび村) SEIRIOS エクスカリバール・・・! 1 (なび村) パンダマット おはようございます~ 1 (なび村) エルレイナ 密室殺人!! 1 (なび村) TeaRabbit 密室・・・いえこれは! 1 (なび村) xバーバラx お 1 (なび村) れりか 狼出入り自由か 1 (なび村) エルレイナ 占い2めい 1 (なび村) レリック 3Coかー 1 (なび村) メゾピ おはようございますー 1 (なび村) あらぐむ 占い3COか 1 (なび村) リンシード あら 1 (なび村) エルレイナ 3か 1 (なび村) エルレイナ スライドは当日中におねがいするのよ~ 1 (なび村) xバーバラx 3人ですか 1 (なび村) レリック なら霊媒にも出てきて貰いたいな 1 (なび村) ソラリコ 占いいっぱいー 1 (なび村) ルルフェ 占い3ですか 1 (なび村) エルレイナ まって 1 (なび村) パンダマット 占い BBLさん、Mrチキンさん、シエスタさん 1 (なび村) エルレイナ スライドあるかもだから 1 (なび村) BBL 真狂狼かな 1 (なび村) TeaRabbit 3ならまぁ・・・ 1 (なび村) パンダマット でしょうか? 1 (なび村) ROWLEYS メモしますた 1 (なび村) ヨロイモグラ 共有はメゾピさんか 1 (なび村) エルレイナ なければ出てもいいとはおもうけどね 1 (なび村) あらぐむ 今のところ3-0-1 1 (なび村) TeaRabbit とりあえず共有さんは対抗いませんね 1 (なび村) シエスタXX 共有でてるけどスライドあんの? 1 (なび村) Mrチキン 普通に真狂狼ですかね 1 (なび村) ROWLEYS (゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン 1 (なび村) エルレイナ 占いの中で共有スライドいるならお早めに 1 (なび村) xバーバラx 真狂狼でしょうね 1 (なび村) エルレイナ なければ霊はレリックさん同様COに賛成します 1 (なび村) れりか 真狂狼だと思います 1 (なび村) エルレイナ ただ狼4だから霊2もあるでしょうね 1 (なび村) BBL ですね 1 (なび村) あらぐむ 霊2もありそうだなー 1 (なび村) xバーバラx ありそうですね 1 (なび村) ROWLEYS COしたほうがいいです? 1 (なび村) TeaRabbit たぶんどの段階で霊媒が出てきても 1 (なび村) エルレイナ もうその質問で 1 (なび村) エルレイナ すけたから 1 (なび村) エルレイナ 出ていいっすよw 1 (なび村) リンシード 霊COはいなさそうかな? 1 (なび村) TeaRabbit 騙られる確率が高いでしょうね 1 (なび村) ROWLEYS |ω’)ノうん、じゃあCO 1 (なび村) BBL また霊媒1でライン繋がったとしても身内切りができそうな人数ですね 1 (なび村) れりか 今はメゾピさんは共有ってことでいいですね? 1 (なび村) エルレイナ ROWさん霊CO 1 (なび村) あらぐむ 霊1でたからほかにいない? 1 (なび村) メゾピ 私共有ですー 1 (なび村) エルレイナ 3-1-1ですね今 1 (なび村) ヨロイモグラ 対抗はいる? 1 (なび村) TeaRabbit 対抗は? 1 (なび村) Mrチキン 霊媒対抗なし? 1 (なび村) あらぐむ いないっぽいね 1 (なび村) BBL 狼3潜伏かな 1 (なび村) シエスタXX 対抗でないかな? (T) ファン > すみません、別MAPから見学したいのですがよろしいでしょうか? 1 (なび村) TeaRabbit それはそれで怖いですが 1 (なび村) xバーバラx 対抗なしかな 1 (なび村) レリック いるなら出てきたほうがいいよ。後でCOしても信じない (T) > ファン だいじょぶですよ~ 1 (なび村) ROWLEYS 狼4もいるのかなぁ今回 1 (なび村) エルレイナ 今回狐がいないので 1 (なび村) TeaRabbit ほぼ真と確定できるのは良いですね (T) ファン > 冥界名を教えてくださいですっ 1 (なび村) TeaRabbit ローラーしなくて済みますし 1 (なび村) ルルフェ メモが追いつかない… 1 (なび村) ヨロイモグラ では今日は誰吊りですかね? 1 (なび村) エルレイナ この狼3潜伏の状況…占い即抜きもありそうですね 1 (なび村) xバーバラx 共有指定ですかね 1 (なび村) ソラリコ 霊媒さんが狼だったらやばいよー 1 (なび村) BBL 占い抜きはありそうですね 1 (なび村) エルレイナ 2日目で対抗でないから (T) > ファン 途中ではありますが、ch「なび村」と、死体ch「ゾンビ部屋」へよろしければどうぞ~ 1 (なび村) リンシード 対抗いないので大丈夫では? 1 (なび村) エルレイナ 霊は真で良いかと (T) ファン > ありがとうございます 1 (なび村) xバーバラx 霊媒は真でしょうね 1 (なび村) ソラリコ ぉー 1 (なび村) SEIRIOS 共有指定なら 1 (なび村) エルレイナ あとから黒出てからでようとおもったって言って出ても 1 (なび村) TeaRabbit ここまで言ったのですから 1 (なび村) BBL この時点で出ないなら霊媒は真でよいかと 1 (なび村) あらぐむ 狐いないからねぇ、占い速攻あるかもしれぬ 1 (なび村) エルレイナ 即吊ります 2 (ゾンビ部屋) ファン てすてす、お邪魔しまーす 1 (なび村) TeaRabbit もし真霊媒がいるなら出てきてもらわないと 1 (なび村) メゾピ 吊りたい人の名前言えばいいんですか? 1 (なび村) SEIRIOS 霊は真とおもいたいけどまだまだ 1 (なび村) BBL そうです 1 (なび村) ヨロイモグラ 役職以外でね 1 (なび村) シエスタXX んだね 2 (ゾンビ部屋) Navi おいでませ~ 1 (なび村) エルレイナ これだけいって出ないのでROWさん真きめうちで良いと思います 1 (なび村) メゾピ じゃあソラリコさんでー 1 (なび村) ソラリコ はーい 1 (なび村) ヨロイモグラ ソラリコさん把握 1 (なび村) あらぐむ 念のため 1 (なび村) レリック ソラリコさんCOある? 1 (なび村) xバーバラx 指定把握 1 (なび村) ソラリコ 村人だよー 1 (なび村) あらぐむ ソラリコさんCOないよね? 1 (なび村) シエスタXX COあるかな? 1 (なび村) ROWLEYS ソラリコさんCOがあればー 1 (なび村) BBL 指定把握しました 1 (なび村) エルレイナ 狩人はCOしないでね 1 (なび村) リンシード 把握 1 (なび村) ROWLEYS 了解です 1 (なび村) れりか 把握しました 2 (ゾンビ部屋) ファン リュファさんもう亡くなったのですか・・・? 1 (なび村) あらぐむ 指定把握 1 (なび村) ルルフェ 指定把握ですー 1 (なび村) SEIRIOS 了解ー 1 (なび村) エルレイナ COなし把握です 2 (ゾンビ部屋) Navi 見学ですね~ 1 (なび村) xバーバラx わかりました 2 (ゾンビ部屋) ファン なるほどっ失礼しました>< 2 (ゾンビ部屋) Navi 席をはずされてるかな Navi 5分経過(後2分) 1 (なび村) メゾピ ソラリコさんごめんなさいー 1 (なび村) TeaRabbit ん~・・・ 1 (なび村) ソラリコ 人柱ー 1 (なび村) TeaRabbit 共有FOは駄策ですか? 1 (なび村) エルレイナ いえ 1 (なび村) エルレイナ グレー狭める意味では決して悪手ではないかと 1 (なび村) BBL 駄作では無いと思いますよ 1 (なび村) あらぐむ メリット・デメリットはあるは 1 (なび村) レリック この数ならトラップに使いたいかな 2 (ゾンビ部屋) ファン 釣りをしながらラジオ、、、ある意味風流(=´ω`=)y─┛~~ 1 (なび村) エルレイナ 共有トラップなんて幻想です 1 (なび村) SEIRIOS まだ早いかなあくらいかな?悪くはないような 1 (なび村) レリック そなのかー 1 (なび村) BBL 出ても出なくてもメリットとデメリットはあります Navi あと1分 1 (なび村) TeaRabbit まぁ、後でもよいですね 1 (なび村) あらぐむ 秤にかけてどうするかだな 1 (なび村) シエスタXX 前世はトラップ決まったよねw 1 (なび村) ROWLEYS そうですね。まだ余裕はあるかな 1 (なび村) TeaRabbit 偽物が黒を出しズラくなりますし 1 (なび村) あらぐむ うむw 1 (なび村) エルレイナ ただ狐もいないので、無理に出さなくても良いかと 1 (なび村) SEIRIOS 牽制だよね 1 (なび村) TeaRabbit 潜伏のほうがよさそうです Navi 20秒前 Navi 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲をお選びください(会話はストップです) 3 (GREEN) Navi ---------------------------------------- Navi 投票は私に直Tellでお願いします 3 (GREEN) Navi 会話可能時間スタート 1 (なび村) Navi -------------------------- 1 (なび村) Navi 2日目終了 1 (なび村) Navi -------------------------- (T) SEIRIOS > ソラリコさんに投票します 3 (GREEN) ソラリコ (´;ω;`)ウゥゥ (T) パンダマット > ソラリコさんですー (T) ヨロイモグラ > ソラリコさんでお願いします (T) メゾピ > ソラリコさん (T) エルレイナ > ソラちゃんで~ (T) リンシード > ソラリコさんでお願いします (T) BBL > ソラリコさんに投票します 3 (GREEN) シエスタXX ww 3 (GREEN) ソラリコ ごめんねー (T) れりか > エルレイナさんに投票します (T) Mrチキン > ソラリコさんでお願いします 3 (GREEN) xバーバラx いきなりとはね 3 (GREEN) シエスタXX かなしいのう (T) ROWLEYS > ソラリコさんでお願いします (T) あらぐむ > てすてす (T) TeaRabbit > ソラリコ様に一票お願いいたします 3 (GREEN) ソラリコ 騙るにもー霊しんようないし 3 (GREEN) ソラリコ 狩人とかだめだしー (T) レリック > ソラリコさんっすね (T) あらぐむ > ソラリコさん吊りでお願いしますー 3 (GREEN) シエスタXX うーんたしかになー 3 (GREEN) シエスタXX とりあえず 3 (GREEN) ソラリコ 村っていって誰か変更してくれないかなったおもったけど 3 (GREEN) ソラリコ 霊がソラ黒っていうお 3 (GREEN) シエスタXX 意味ないけどメゾさんに票入れるか 3 (GREEN) ソラリコ 霊の信用なくなるかな? 3 (GREEN) ソラリコ はーい 3 (GREEN) ルルフェ はーい 3 (GREEN) xバーバラx わかりました (T) シエスタXX > メゾさんで (T) xバーバラx > メゾピさんで 2 (ゾンビ部屋) ファン 狐なしなのですか~ふむぅ (T) ソラリコ > メゾさんー (T) ルルフェ > メゾピさんでー ソラリコ12 エルレイナ1 メゾピ4 (T) TeaRabbit > 狼4ですし冒険してきそうですね、共有が噛まれそう? 3 (GREEN) ソラリコ (´;ω;`)ウゥゥ 2 (ゾンビ部屋) Navi 狼4 占い 霊媒 狩人 狂人 共有2 ですね 3 (GREEN) シエスタXX 霊かみたいが絶対無理だよな 2 (ゾンビ部屋) ファン 狼4! 3 (GREEN) ルルフェ 泣かないでー 3 (GREEN) ソラリコ 占いだれかわかんないから守られちゃうかも 3 (GREEN) xバーバラx 守ってるでしょうね… 2 (ゾンビ部屋) ファン 役職教えてくださってありがとうです^^ 3 (GREEN) ソラリコ 霊媒はまもるかも Navi さよなら ソラリコさん …あなたの勇姿は忘れない 3 (GREEN) ルルフェ 狩人っぽい人は誰だろうー (T) TeaRabbit > 占い…抜いてくるかな?あり得そうですが 3 (GREEN) シエスタXX 逆に言うと100%占い行けそうとも取れる ソラリコ ぁーぅー Navi 日が沈み始めました よい子も悪い子も寝る時間です Navi 役職の方は私にTellお願いします (T) ROWLEYS > |ω’)ソラリコさんはまっしろしろでしょうか、まっくろくろでしょうか 3 (GREEN) xバーバラx 占いは抜けそうですね (T) TeaRabbit > 護るなら霊媒か占いでしょうね。狼4となれば怖いのは占い 3 (GREEN) xバーバラx どっちが真かわからないですが 3 (GREEN) シエスタXX あーでも 4 (パリっ子) メゾピ 占いぬかれると嫌ですね・・・ (T) > ROWLEYS ソラリコさんは真っ黒な狼だったのです!● 4 (パリっ子) あらぐむ だねー (T) TeaRabbit > 占いにCOしてきたのは護衛を乱すためと見ました (T) ROWLEYS > (; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;) 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ (´;ω;`)ウゥゥ 2 (ゾンビ部屋) Navi おいでまし~ 3 (GREEN) シエスタXX むら視点ではソラさん狼っぽくないよね 2 (ゾンビ部屋) ファン おつかれ・・。・゚(うД⊂)゚・.。 (T) エルレイナ > レリックさんは占いから共有スライドの可能性も0ではないのに、早期に霊COを促していた…チェックはするけどまだそこまで黒要素ではないか (T) TeaRabbit > 誰が真占い?・・・そんなの分かりませんよ! 3 (GREEN) シエスタXX じゃあ噛めるんかな 4 (パリっ子) あらぐむ どうしましょう?不安なら自分もCOしますが (T) BBL > 占いです ヨロイモグラさん占います 4 (パリっ子) あらぐむ どちらの作戦のほうがお好みです? 3 (GREEN) シエスタXX 行きたいとこ有る? 4 (パリっ子) メゾピ 不安ですねー・・ 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ むにゅー 4 (パリっ子) メゾピ 出てくれた方が嬉しいです 3 (GREEN) ルルフェ うーん 4 (パリっ子) あらぐむ じゃー、FOでもメリットありますし、明日自分も共有COしちゃいますね 4 (パリっ子) メゾピ ○もらってなかったらですけど 3 (GREEN) xバーバラx 霊媒に挑戦! 2 (ゾンビ部屋) ファン 初日に釣られたことないですが、さみしいですよね・・ (T) > BBL ヨロイモグラさんはごく普通の村パンダだったのです!○ (T) エルレイナ > 共有っぽくみられて噛まれるのも良し…かな今回は 3 (GREEN) シエスタXX せめるねぇw 3 (GREEN) ルルフェ 霊媒行きたいですねw 2 (ゾンビ部屋) Navi 最初の犠牲者は 3 (GREEN) シエスタXX いくか! 2 (ゾンビ部屋) Navi 悲しい・・・ 2 (ゾンビ部屋) ファン 言いがかり以外の何物もないのが;; 4 (パリっ子) あらぐむ いえいえ、今日はごめんね。任せちゃって (T) BBL > ありがとうございます 3 (GREEN) シエスタXX tellよろ 4 (パリっ子) メゾピ いえいえー (T) エルレイナ > 誰かの別キャラかもしれないけど、あまりみない名前の方が多いし…ね 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ (;´Д`)´д`);´Д`)´д`)ウンウン・・・ 4 (パリっ子) あらぐむ とりあえず、3人ほとんど同時のCOでしたから 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ たぶん 3 (GREEN) xバーバラx あ 自分がすればいいのかな? 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ となりにいたからだお 3 (GREEN) シエスタXX あらぐむさん辺りに○だして様子見るか 3 (GREEN) シエスタXX そうだね 4 (パリっ子) あらぐむ 占いの真偽はあんまり予想つかないですね… 2 (ゾンビ部屋) ファン ひどいw 3 (GREEN) ルルフェ お任せしていいですかー 3 (GREEN) xバーバラx テルします 2 (ゾンビ部屋) Navi せつない・・・ (T) TeaRabbit > BBL様を護衛いたします 3 (GREEN) シエスタXX バーバラさんおねがい (T) > TeaRabbit しっかり守ってあげてね! クバリャーナはおじぎをした 2 (ゾンビ部屋) ファン 直線上と隣はダメなんですね・・ 4 (パリっ子) メゾピ そうですね・・・ 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ Navi ゲームch「なび村」と、死体ch「ゾンビ部屋」へよろしければどうぞ~ 3 (GREEN) シエスタXX ●だされたらどうしようか 2 (ゾンビ部屋) ファン え?だって隣だからって理由だとGM挟んで反対側とかも危ないんじゃ?w (T) xバーバラx > ROWLEYを噛みにいきます! (T) TeaRabbit > …占い抜きを警戒させて霊媒噛んできそう? クバリャーナ 了解しました、ありがとうございますー 4 (パリっ子) あらぐむ なにか気になった人とか発言とかあります?今のところ (T) > xバーバラx おいしく食べてね! (T) TeaRabbit > そうなったら、あの人が怪しいかな? 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ むむー (T) xバーバラx > 了解 4 (パリっ子) メゾピ 特にないです 2 (ゾンビ部屋) クバリャーナ バンワー 3 (GREEN) ルルフェ 出されそうでこわいw 3 (GREEN) xバーバラx tellしました 4 (パリっ子) あらぐむ だよねーw 3 (GREEN) シエスタXX おつ~ 2 (ゾンビ部屋) Navi おいでまし~ 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ こんばんわー 2 (ゾンビ部屋) ファン よよ 2 (ゾンビ部屋) ファン こんばんはです~ 3 (GREEN) xバーバラx 霊媒COは疑われるでしょうね (T) BBL > ベグられなければいいけど大丈夫かな? 2 (ゾンビ部屋) クバリャーナ 2回戦が始まったところかな? 3 (GREEN) シエスタXX うーむ 4 (パリっ子) メゾピ TeaRabbitさんがちょっと嘘臭いなって 2 (ゾンビ部屋) ファン ソラリコさんが尊い犠牲になったところです・・ 2 (ゾンビ部屋) Navi 2日目が終了した夜ですね~ 4 (パリっ子) あらぐむ ふむふむ 2 (ゾンビ部屋) ソラリコ ・ω・ 3 (GREEN) シエスタXX 下手にCOせずに 2 (ゾンビ部屋) クバリャーナ なるほー (T) エルレイナ > 噛みばっちこーい! 4 (パリっ子) あらぐむ では自分もちょっとだけ注目してみますね 2 (ゾンビ部屋) Navi クバさんは最近お忙しいのかな 3 (GREEN) シエスタXX その占いにセにもっていくかー 4 (パリっ子) メゾピ 吊り数余裕ないですし、ステ処理の前に多弁気味も吊るしておかないといけないかもですね (T) エルレイナ > 真占い守れるなら悔いはないぞ~ 3 (GREEN) シエスタXX そろそろ結果つくるわ 3 (GREEN) xバーバラx わかりました 2 (ゾンビ部屋) クバリャーナ 今日が5月入って2回目の休日でした…w 2 (ゾンビ部屋) ファン ∑ 3 (GREEN) ルルフェ 私はムラビト・・・ 1日目へ 3日目へ
https://w.atwiki.jp/moejinro/pages/1184.html
6日目 マダム さわやかな朝がやってきました 村の川辺に無残に引きちぎられたやよいさんの遺体が見つかったようです… マダム 村人の皆様、今日もがんばってください 1 (マダム村) シエスタXX 占い結果 ぱんとまさん村人でした 理由はステっぽいかなーっと マダム 6日目スタートです 1 (マダム村) アルフィル げげ、2択失敗か 3 (冥土) プゥ おや 3 (冥土) サイア やよいさんは狂だったのか真だったのか 1 (マダム村) ぱんとま おはようございます 1 (マダム村) ルナティアラ おはようさぎー 挨拶は先に打って置けるから楽だ・・・。 3 (冥土) ふぁいたん 残ってる やよい やっぱり・・・ 1 (マダム村) ストーマー 占い結果ールナティアラ白。タイプきびしいらしいが寡黙気味だったので 1 (マダム村) カーレット おはようですー 1 (マダム村) ぱんとま アルフィルさんが霊媒を守らなかった理由を知りたい 1 (マダム村) カーレット ですね・・・ 1 (マダム村) シエスタXX たしかに 1 (マダム村) アルフィル やよいさんまもるだろ、って流れだったので 1 (マダム村) アルフィル 裏をかいてカーレットさんにいくかもとおもいました 3 (冥土) イクさん 狼としては真狂判別ついての噛みでしょうからねー 1 (マダム村) カーレット 俺守ってたのか・・・ 1 (マダム村) ぱんとま この中でグレーは自分だけですが 3 (冥土) サイア んむー 1 (マダム村) ストーマー ? 1 (マダム村) ぱんとま アンフィルさんの狩人COは信じたくないなぁ 3 (冥土) サイア シャルさんが吊られた時点でやよいさんではなくウチを噛んだ 1 (マダム村) カーレット 昨日の投票が気になるなぁ・・・ おおかみの寄せか、どうか 1 (マダム村) ぱんとま あ 3 (冥土) プゥ アンフィルさんはどうなんだろうなぁ 1 (マダム村) ぱんとま 違う占われてた 1 (マダム村) アルフィル 偶数進行なので、吊りふえたら村人勝ちにかなり近づくので・・・ 1 (マダム村) ぱんとま シエスタさんから○か 3 (冥土) サイア ここで2連続狩人は普通に働いてない事に 3 (冥土) Harrods そっか、狼ならやよいさん噛みにくるかなぁ… 3 (冥土) ふぁいたん 今霊媒ですよね 3 (冥土) やよい あの世はここですかー? 1 (マダム村) シエスタXX んーウチ視点だと 3 (冥土) ふぁいたん いらっしゃいませ、冥土喫茶へようこそ。 3 (冥土) サイア ただのアグレッシブならいいんだけど、やっぱ怪しいね 3 (冥土) プゥ ここここ 3 (冥土) Harrods いらっしゃいませー 3 (冥土) サイア こここおk 3 (冥土) シャルリーン おつさまー 3 (冥土) ユズハ いらっしゃいませー 3 (冥土) ヅラじゃない いらはいいらはい 3 (冥土) サイア いらっしゃいましー 3 (冥土) ヒートへイズ いらっしゃいー 3 (冥土) マダム いらっしゃい 3 (冥土) プゥ 頭に三角頭巾をどうぞ 3 (冥土) マダム すねちゃませんきゅー 3 (冥土) ヅラじゃない だめだもう頭がついていかん… 3 (冥土) すねすき どもどもー 3 (冥土) サイア で 3 (冥土) サイア 誰も狩り履歴聞かないんじゃろかね 1 (マダム村) ぱんとま なんかそろそろメモが追いつかないぞ・・・ 3 (冥土) プゥ 怪しいもんね 3 (冥土) Harrods あ、それ気になりました 1 (マダム村) カーレット ですね・・・ 3 (冥土) ふぁいたん そうですねw 1 (マダム村) ストーマー ネタがないっ 3 (冥土) プゥ 履歴か 3 (冥土) サイア 誰を守ったかいえない狩りは・・・ 3 (冥土) ヅラじゃない 怪しすぎでしょう… 3 (冥土) サイア ゴクリ 1 (マダム村) カーレット 今日の吊としてはどうしましょう 1 (マダム村) ルナティアラ おなじくおいつかないorz 3 (冥土) ふぁいたん そっかー狩人COの時は履歴聞かなきゃいけないのか 1 (マダム村) ぱんとま とりあえず個人的にはアンフィルさん吊りたい 1 (マダム村) アルフィル 狼残り2ないし1・・・ 1 (マダム村) シエスタXX 今日吊らないと終わりだよね? 1 (マダム村) カーレット です あてないとつらいです 3 (冥土) プゥ 狩人じゃなくてもね 3 (冥土) Harrods 護衛の結果聞きたかったから、吊りはあえてはずして翌日聞こうと思ったんです 3 (冥土) サイア 今晩時間あったので用意はしてるとは思うけど 3 (冥土) サイア はてさて 3 (冥土) やよい CHおちたー 1 (マダム村) アルフィル もし2残ってるなら、今日はずすとおわりですね 3 (冥土) サイア おかえりー 3 (冥土) ふぁいたん む 3 (冥土) マダム おかん 3 (冥土) やよい そしてここがあの世ですか? 3 (冥土) Harrods おかえりなさーい 1 (マダム村) ぱんとま 今狼1だとしたら次まで? 3 (冥土) ユズハ おかえり~ 3 (冥土) サイア あのよです 3 (冥土) ふぁいたん 今残り6か 3 (冥土) ヒートへイズ おかえりー 1 (マダム村) アルフィル ですね 3 (冥土) シャルリーン おかー 3 (冥土) プゥ ウエルカムあの世 3 (冥土) ふぁいたん 数え間違いしていた 1 (マダム村) カーレット オオカミがアルフィルさんかまなかったのも気になるんですよね 3 (冥土) やよい 歓迎されたくなーいw 3 (冥土) Harrods そっかー、冥土では下の話は見れないんですねー。気になるなー 3 (冥土) ふぁいたん ってことは今、狼が2,1のどっちかか 3 (冥土) マダム んん 1 (マダム村) シエスタXX アルフィルさんが怪しいかなー 3 (冥土) サイア えと 1 (マダム村) ぱんとま それはアンフィルさんが狼だからかと・・・ 1 (マダム村) カーレット 守られてる可能性あるのに霊媒いった 3 (冥土) サイア 両方のCHに入るのだ 1 (マダム村) アルフィル 信頼を落としたかったのかな・・<狩人かまず 3 (冥土) Harrods あ、はいれるんですね 3 (冥土) マダム Chはそのまま 3 (冥土) サイア /chjoin マダム村 1 (マダム村) アルフィル 確実にそういう流になるので 3 (冥土) Harrods 了解ですっ 3 (冥土) サイア CHは3つまで入れるので 3 (冥土) ヅラじゃない もうシエスタさん吊っていいんじゃないかな 3 (冥土) イクさん 村のほうでの発言は不可ですが入ってて大丈夫ですよ 1 (マダム村) シエスタXX たぶん真狩人いないかもだから 3 (冥土) マダム 発言できるのが 冥土のみ 1 (マダム村) カーレット 正直、ほかにネタが浮かびません・・ 3 (冥土) ふぁいたん ごめんなさいさっき私間違えてましたね。票合わせ 3 (冥土) xバーバラx 見学にきました よろしくお願いします 3 (冥土) サイア 発言注意ね。現世に発言はしちゃいけんよ 3 (冥土) マダム いらっしゃい 3 (冥土) ふぁいたん こんばんわー! 3 (冥土) サイア いらっしゃいましー 3 (冥土) プゥ お、いらっしゃい マダム 5分経過 3 (冥土) ユズハ こんばんは~ 3 (冥土) すねすき いらっしゃいませー 3 (冥土) ヅラじゃない いらはいいらはい 1 (マダム村) ぱんとま 占いのお二人は次はルナさんとわしを交互に占い? 3 (冥土) Harrods |ω’) 3 (冥土) やよい こんばんわー 3 (冥土) サイア そうそうバーバラさん 1 (マダム村) シエスタXX 食われるのは自分かと思う 3 (冥土) Harrods よしOK。こんばんはー、いらっしゃいませ 3 (冥土) サイア ちょい確認を 3 (冥土) サイア 動画でさ、「xバーバラx」がいい?「バーバラ」がいい? 1 (マダム村) カーレット そろそろ役職食われそうでもありますね・・ 1 (マダム村) ぱんとま ルナさんがストーマーさんから○もらってわしがシエスタさんから○もらってるから マダム 残り1分 1 (マダム村) ぱんとま 次にお二人がそれぞれ占ってもらえば 1 (マダム村) カーレット 吊決めましょう 1 (マダム村) アルフィル どちらにしても明日はお互いの白に黒がでそうですが・・・ 1 (マダム村) ぱんとま あぁそうなるのか・・ 1 (マダム村) シエスタXX だねー 1 (マダム村) ぱんとま ダメーダー 3 (冥土) サイア とまた 3 (冥土) イクさん バラバラ 3 (冥土) xバーバラx バーバラでお願いします 1 (マダム村) カーレット アルフィルさんに入れます、おれはー 3 (冥土) サイア はいなー マダム 20秒前 1 (マダム村) ぱんとま カーレットさんに乗ります 1 (マダム村) カーレット ほかに思い浮かばない・・ 1 (マダム村) シエスタXX 自分もアルさんで! 3 (冥土) ふぁいたん バラバラの実ですね! 3 (冥土) サイア やっぱxで囲むと、会話に違和感があったもので 1 (マダム村) アルフィル むぅ。。。私をつって狼2のこってたら負ける・・・ 1 (マダム村) ストーマー うむ 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- 1 (マダム村) ルナティアラ あ 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- 1 (マダム村) カーレット ですね・・・ かけです 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- マダム 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲をお選びください(会話はストップです) 3 (冥土) イクさん 2日目とか3日目にバラバラで見つかります おお怖い怖い マダム 投票は私にtellにてお願いします 3 (冥土) すねすき そうだ、朝に誰が食べられたんだろう (T) カーレット > アルフィルさんでー 3 (冥土) xバーバラx 怖いw 2 (晩餐) アルフィル 最終日、がんばってw 3 (冥土) ふぁいたん 動画デビューですか!おめでとうです! (T) ぱんとま > アンフィルさんに投票します 3 (冥土) サイア とりあえず履歴を言わないから吊ってOKかなぁ 2 (晩餐) ルナティアラ あうあうorz (T) シエスタXX > アルさんで 3 (冥土) プゥ 吊らなきゃ損損 2 (晩餐) アルフィル ぱんとまさんがここがあやしいってところと、自分の潔白をなんとかしゃべるのです!・・・むずかしいですが 3 (冥土) すねすき 朝のsay聞いてなかった 2 (晩餐) アルフィル 噛みはガーレットさんかな 3 (冥土) やよい 私が噛まれたとこかな? 3 (冥土) マダム 今朝は やよいさん 3 (冥土) すねすき やよいさんか ふむふむ 2 (晩餐) ルナティアラ めもめも 3 (冥土) やよい なんか守られなそうな展開だったのでw 3 (冥土) サイア 遺言は「やっぱり・・・」 3 (冥土) ふぁいたん ストーマーさん狂っぽいかなー 2 (晩餐) アルフィル 占い怪しいんじゃね・・・?って方向はむずかしいかなぁ・・・どうだろう 2 (晩餐) アルフィル 狂人でもつれれば村の勝ちです 3 (冥土) Harrods うーん(’Д’)頭こんがらがってきた 3 (冥土) ヅラじゃない ストーマーさんは真だと信じる! (T) ストーマー > シエスタXX 3 (冥土) サイア すとーまーさんが、やよいさんを確定させに来たのが気になります 2 (晩餐) アルフィル ・・・ぱんとまさん疑いが現実的かな・・・ 3 (冥土) ふぁいたん 履歴に対して誰も突っ込まないんですかね? 2 (晩餐) ルナティアラ ふむ。。 3 (冥土) サイア 狼からすれば確定してほしくない所で、他に●でも打った方がな場面だったもので 2 (晩餐) アルフィル で、吊りどうしよ 2 (晩餐) ルナティアラ やば 3 (冥土) ヅラじゃない ふうむ 2 (晩餐) アルフィル シエスタさんにいれてみます 3 (冥土) サイア どうじゃろねー 3 (冥土) イクさん グレー数調整じゃないですか? (T) ルナティアラ > しえすた 3 (冥土) サイア それを狙ったのかもしれんけど 3 (冥土) ふぁいたん ストーマーさん真とかだったら突っ込みそうだけど 2 (晩餐) アルフィル すっかりわすれてたwwww 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- 3 (冥土) サイア 同じタイミングでシエスタさんも確定○作ってるんよね マダム 投票をお願いします 3 (冥土) サイア 狼を外した占い先って考えると両方だけど 3 (冥土) サイア ストーマーさんの方が村に有利に働いたかなっとおもって 3 (冥土) Harrods 昼間の会話をほとんど見れてないのでなんともですが…(´Д`;)ヾ 3 (冥土) サイア わは 3 (冥土) サイア あ 3 (冥土) ふぁいたん メタ読みは良くないか… (T) アルフィル > シエスタさんで 3 (冥土) サイア CH分けてます> 3 (冥土) サイア CH分けてます? 3 (冥土) Harrods はい。今は大丈夫です 3 (冥土) サイア おけおけー (T) ぱんとま > わしじゃないと思うけど念のため・・・アンフィルさんへ1票 アルフィル3 シエスタXX3 3 (冥土) サイア 同じ窓なら読みにくいしね マダム 吊り投票で 同数が発生しました 3 (冥土) サイア 色も変えるとなお良いかも 3 (冥土) ヒートへイズ お 3 (冥土) Harrods 自分が吊られた理由とか出たかなーと思ったけど、よかです(´Д`;)ヾ 3 (冥土) ふぁいたん ところで関係ないんですが今日って何回かやるんですかね? マダム 再度話し合いを行います 3 (冥土) サイア 同数だ 3 (冥土) プゥ 同表 1 (マダム村) アルフィル おろ? マダム 制限時間は3分です 3 (冥土) Harrods おおー 1 (マダム村) シエスタXX これは 1 (マダム村) ぱんとま む・・・ 1 (マダム村) カーレット 割れたか・・・ 自分はアルフィルさんにいれてます 1 (マダム村) ルナティアラ あらら 3 (冥土) ふぁいたん おぉぉ マダム スタート 1 (マダム村) ストーマー んー?? 3 (冥土) サイア たぶんm、次に合同村かねー 1 (マダム村) ぱんとま アンフィルさんへ入れました 1 (マダム村) シエスタXX 寄せられてるな 3 (冥土) プゥ うへえ 1 (マダム村) カーレット 割れたってことは 3 (冥土) サイア 人数多めの人狼になります 3 (冥土) プゥ 30前後かな 3 (冥土) Harrods このあとにやるんですか? 1 (マダム村) シエスタXX 狼2いて 3 (冥土) サイア 1日15分で、10日くらいいくので 3 (冥土) サイア 結構な時間になります 3 (冥土) ふぁいたん 楽しみだー! 1 (マダム村) シエスタXX 狂人もいるね 1 (マダム村) カーレット ですね 1 (マダム村) ぱんとま うわぁ・・ 3 (冥土) サイア 30人村とかなると朝までコースよ 1 (マダム村) アルフィル ですね 1 (マダム村) ストーマー じゃあシエスタさんにいれるわ 3 (冥土) プゥ うはは 3 (冥土) Harrods ひぃ、朝まで…Σ(゜Д゜) 1 (マダム村) シエスタXX ウチとぱんとまさんと 3 (冥土) ヒートへイズ 次から参加もOKですか? 3 (冥土) ユズハ 朝まで・・・ 3 (冥土) プゥ 朝までしっぽり 3 (冥土) ふぁいたん なんと!?だが今日はお昼寝してきたのでバッチリです! 3 (冥土) マダム OKですよ 3 (冥土) サイア わは 3 (冥土) ふぁいたん わーw 1 (マダム村) ぱんとま 自分はアンフィルさん一択です 1 (マダム村) シエスタXX カーレットさんがアルさんだよね? 3 (冥土) ヅラじゃない ぱんとまさん怪しいよお>< 1 (マダム村) カーレット はい 3 (冥土) ふぁいたん こういう発言が良いのか分かんないですが 3 (冥土) Harrods 朝までやれたら幸せだけど、後ろで家族の冷たい目が……ブルガク 1 (マダム村) アルフィル 私はだれだろう。。。今になってわからんくなってきたなぁ 1 (マダム村) ぱんとま アンフィルじゃねぇぇぇ マダム 残り1分 1 (マダム村) アルフィル www 1 (マダム村) ぱんとま アルフィルさんか 1 (マダム村) ぱんとま ごめん! 3 (冥土) ふぁいたん 私ってなんで食われたんでしょう?w 3 (冥土) プゥ それは寝ときなさいw 1 (マダム村) ぱんとま ずっと間違えてたよ! 1 (マダム村) アルフィル みんな、私っていうんじゃないかな 1 (マダム村) アルフィル いいよ!! 3 (冥土) ふぁいたん ww 1 (マダム村) アルフィル ウソつくでしょ 3 (冥土) サイア とりあえず村は確定のカーレットさんに合わせるべきなんじゃないかなー 1 (マダム村) シエスタXX だね 1 (マダム村) カーレット ごめんね; 1 (マダム村) アルフィル 私は、てきとーに誰かにいれます・・・ 3 (冥土) ヅラじゃない ああ そうか そうですね 3 (冥土) ふぁいたん 初人狼なので後学のために聞いておきたいなーと思っただけなんですがw 3 (冥土) サイア んー 1 (マダム村) ぱんとま ここで間違えたらおわりかぁ 3 (冥土) サイア なんでだろう 1 (マダム村) シエスタXX でもやっぱストーマーさん狼なのかも・・ 1 (マダム村) カーレット ですよね・・・ 3 (冥土) ふぁいたん 喋りすぎかな? 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- 1 (マダム村) カーレット 緊張する 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- マダム 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲をお選びください(会話はストップです) マダム 投票は私にtellにてお願いします 3 (冥土) サイア グレー噛みだから、狼にとっては不利な噛みだけど (T) カーレット > アルフィルさんでー 2 (晩餐) アルフィル シエスタさんで、ひきつづき 2 (晩餐) ルナティアラ むむむ (T) シエスタXX > アルさんで (T) ストーマー > シエスタXX 2 (晩餐) アルフィル ストーマーさんもよせてくれるみたい (T) ぱんとま > ア「ル」フィルさんに投票します 2 (晩餐) ルナティアラ 狂人さんついてくるかな 3 (冥土) サイア そういう線で考えるなら、ふぁいたんが核心にせまった発言をしてしまったとか (T) アルフィル > シエスタさんで~ 3 (冥土) ふぁいたん なるほど。。。 (T) ルナティアラ > しえすた アルフィル3 シエスタXX3 3 (冥土) Harrods そっちに信用が流れると思ったとか… 2 (晩餐) アルフィル もう、狂人さんを信じるしかない 3 (冥土) ふぁいたん 占い真狂説ぐらいしかいってないかな 2 (晩餐) ルナティアラ そうですよね! 3 (冥土) ふぁいたん それが不都合だったのかもしれないってことですね。 3 (冥土) ふぁいたん ありがとうございます! 2 (晩餐) アルフィル で、シエスタさんがストーマーさん狼かも。。。?とか最後いってるので 3 (冥土) ふぁいたん むつかしいなーw 3 (冥土) サイア いやほんとなんで噛まれたんだろう 2 (晩餐) アルフィル 「そうかも・・・?」とのってみてもいいかもですね 3 (冥土) サイア 狩人警戒だったのかな マダム 吊り投票で 同数が発生しました マダム 今回が最後の話し合いとなります 3 (冥土) ヅラじゃない とくに理由はないと思われる 3 (冥土) ふぁいたん お? 3 (冥土) ヒートへイズ またかw 3 (冥土) ふぁいたん これはw 3 (冥土) すねすき うへ 3 (冥土) ヅラじゃない これ 1 (マダム村) カーレット まずい 3 (冥土) サイア あれー アルフィル 同数になった場合は? 3 (冥土) Harrods われましたねー マダム 時間は3分です スタート 3 (冥土) サイア 村が一致してない? 1 (マダム村) ストーマー んんん?? 1 (マダム村) シエスタXX 今きづいたんだけど 3 (冥土) ふぁいたん 狼2狂1 村3? 3 (冥土) ヅラじゃない 引き分けあるでえ マダム 次の投票で同数の場合 引き分けとなります 1 (マダム村) シエスタXX さっきストーマーさんが 3 (冥土) ふぁいたん それが真っ向から割れてるとか? アルフィル 了解です! 3 (冥土) すねすき 狼2+狂人vs村人 の構図かな 1 (マダム村) シエスタXX 自分吊り指定したのって 3 (冥土) サイア やねー 1 (マダム村) シエスタXX 狂人だから狼と釣り先合わせるためじゃない? 1 (マダム村) ストーマー 狼2と狂人なら君が狼だと思ったからだよ。 1 (マダム村) ぱんとま うー 3 (冥土) シャルリーン 引き分けになっちゃいそう? 1 (マダム村) シエスタXX 夜話せないか 1 (マダム村) カーレット まずいな・・・ 1 (マダム村) ストーマー 対抗だしね。 1 (マダム村) アルフィル 占い狼・・・あるのかも? 1 (マダム村) ぱんとま 吊り合わせされてるなら 3 (冥土) Harrods 引き分けってよくあるんですか? 1 (マダム村) カーレット ありえるけど・・・ マダム 残り1分 1 (マダム村) ぱんとま 白い3人がどう足掻いても 1 (マダム村) ストーマー で狩人語りの狂人と 1 (マダム村) ぱんとま これは引き分けかなぁ 1 (マダム村) カーレット 引き分けでもいいかとおもってしまう 俺がいる・・・ 3 (冥土) ふぁいたん 引き分けかー、くやしいなーw 3 (冥土) シャルリーン まれによくある? 1 (マダム村) シエスタXX うーむきついな 1 (マダム村) カーレット だれがもう一匹か決め撃たないといけないことに 1 (マダム村) アルフィル ですなぁ・・・ 3 (冥土) マダム こう着状態だと引き分けになるね マダム 20秒前 3 (冥土) サイア やねー 3 (冥土) シャルリーン どっちかサイドがあくまで勝ちにこだわるなら 1 (マダム村) ぱんとま とりあえず自分は 3 (冥土) サイア 折れるとまけだし 1 (マダム村) ぱんとま アルフィルさんへ 1 (マダム村) シエスタXX 引き分けなるかもだから 3 (冥土) シャルリーン あえて吊り先ずらすとか 3 (冥土) サイア 交渉するしか 3 (冥土) シャルリーン 今回村は無いか 1 (マダム村) シエスタXX 狼1人COすれば?w 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- マダム 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲をお選びください(会話はストップです) マダム 投票は私にtellにてお願いします (T) ぱんとま > アルフィルさんに投票します 3 (冥土) Harrods でもずらした結果負けたとかいったら悔しいですよね(つд・) (T) カーレット > アルフィルさんへ 3 (冥土) サイア ここでの引き分けは全滅です 3 (冥土) ふぁいたん 狼はずらしてもチャンスあるよね、あでも投票先で分かるか 2 (晩餐) アルフィル 引き分け狙いで・・・シエスタさん 2 (晩餐) ルナティアラ 引き分けになるかな? 3 (冥土) サイア 生存できません (T) ストーマー > シエスタXX。狂人の仕事できてないな俺wwwww 2 (晩餐) アルフィル ですね (T) シエスタXX > うーんアルさんで 2 (晩餐) アルフィル もーちょっといろいろいえればよかったけど、もう思い浮かばなかったw 3 (冥土) ふぁいたん そーなのかー!いがみ合って村内でバトロアが!? (T) アルフィル > シエスタさんで 2 (晩餐) ルナティアラ 村と同じでこっちもどうあがいても引き分けが限界ですよね? 2 (晩餐) アルフィル ですね 3 (冥土) サイア んむー 2 (晩餐) アルフィル 村3人は私にあわせてくるとおもいます 2 (晩餐) ルナティアラ しえすたさん、っと 3 (冥土) ふぁいたん でもこれは割とばれてるよね… (T) ルナティアラ > しえすた アルフィル3 シエスタXX3 3 (冥土) ふぁいたん シエスタさんが狂人とかだったら名演技だとおもうけどw (T) シャルリーン > きづいて!!まだかてるよ? 3 (冥土) サイア ぁー 3 (冥土) サイア ウチはしえすたさん狂で見てた 3 (冥土) ヅラじゃない おれもー 3 (冥土) ヅラじゃない ストーマーさんは真として推理してたお マダム 朝になりました 村人も 狼も どちらとも一歩も引かず 引き分けとなりました fin 3 (冥土) ふぁいたん 死ぬ前まではストーマーさん真だと思ってたけど 3 (冥土) ヒートへイズ わー 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- 1 (マダム村) マダム -------STOP-------- 3 (冥土) Harrods うおっ!? 1 (マダム村) シエスタXX おつかれー 1 (マダム村) カーレット うごぁー 3 (冥土) ふぁいたん 死んだあとはシエスタさんかなー 3 (冥土) すねすき あらー 1 (マダム村) カーレット おつかれさまw やよい おおー マダム 同数のため 引き分けです 3 (冥土) ヅラじゃない ふうむ 1 (マダム村) アルフィル おつかれさまでしたー 3 (冥土) ユズハ 引き分けかー 3 (冥土) ふぁいたん あらー 1 (マダム村) ぱんとま おつかれさまー 1 (マダム村) ルナティアラ おつかれさまでしたー 1 (マダム村) すねすき おーつかれさまでしたー 3 (冥土) Harrods 引き分け、はじめてみたかも 1 (マダム村) xバーバラx おつかれさまでした マダムは拍手をした 3 (冥土) ふぁいたん 私もー 1 (マダム村) ぱんとま ルナさんとアルさん狼のストーマーさん狂人? 1 (マダム村) ストーマー おつつーw 1 (マダム村) シャルリーン おつさまー 1 (マダム村) ヅラじゃない おつかれさまですー 1 (マダム村) ユズハ おつかれさまでしたー 1 (マダム村) カーレット プ、プレッシャーがつらい ふぁいたんはマダムに拍手をした 1 (マダム村) サイア わは 3 (冥土) プゥ へえー 1 (マダム村) サイア おつかれねー 1 (マダム村) アルフィル ぱんとまさん、あたりですw マダム では 配役です 1 (マダム村) ぱんとま なんという・・・ マダム 人狼 アルフィル シャルリーン ルナティアラ 3 (冥土) リュファ もぐら村終了しましたー。 マダム 占い師 シエスタXX 霊媒師 やよい 狩人 ふぁいたん マダム 狂人 ストーマー 以上でした 1 (マダム村) サイア あ マダムは拍手をした 1 (マダム村) ふぁいたん くそおおおおおお 1 (マダム村) カーレット でしょうね・・・ 1 (マダム村) シャルリーン ストーマさんごめんねー 1 (マダム村) ルナティアラ 私はトイレ行きたい人CO 1 (マダム村) サイア ストーマーさん狂人なん? 1 (マダム村) ストーマー 狂人の仕事できてなかったすまんwwww 1 (マダム村) サイア 信じてたのに やよい おつかれさまでしたー! 1 (マダム村) ぱんとま ルナさんがステルス過ぎた・・・ 3 (冥土) プゥ ストーマーさんはストーマーさんだった 1 (マダム村) ふぁいたん だれも護れないとは… 1 (マダム村) カーレット ルナさんのステルスがいたかった・・・w 1 (マダム村) ヅラじゃない うわああああああ全然違ったぜえwww 1 (マダム村) シエスタXX 占いあたんないー>< 1 (マダム村) サイア やよいさんを確定させたから真っぽく見てしもーた 1 (マダム村) アルフィル いや、最後の釣り合わせとかありがたかった!<狂人 3 (冥土) プゥ てかふぁいたん狩人かい 1 (マダム村) ぱんとま 最後の最初の1回目は 3 (冥土) ヒートへイズ いつも道理だったのか 1 (マダム村) ぱんとま 偶然? 1 (マダム村) ぱんとま あわせ 3 (冥土) ふぁいたん そうさ! 1 (マダム村) サイア で、アルフィルさんが狩人履歴を言わない所を誰も突っ込まないしー 1 (マダム村) アルフィル 偶然ですな 3 (冥土) ふぁいたん ずっとサイアさん護ってたよ! 1 (マダム村) カーレット あー 1 (マダム村) ぱんとま なんたる・・・ 3 (冥土) ふぁいたん 最初から! 1 (マダム村) すねすき 占い真狂だったかー 3 (冥土) プゥ キャーカッコイー 1 (マダム村) カーレット ミスだった・・・それ 1 (マダム村) アルフィル ですな・・・<履歴 3 (冥土) ヅラじゃない www 3 (冥土) ヅラじゃない かっこいい… 1 (マダム村) アルフィル つっこまれてたらやばかった 1 (マダム村) カーレット 履歴の存在頭にいれてなかった 1 (マダム村) すねすき 狩人日記はけっこう重要なところですねぇ 1 (マダム村) ぱんとま 狩人はCOした瞬間から 1 (マダム村) ぱんとま 真っ黒でした・・・ 1 (マダム村) ふぁいたん ってか占い二人COの初回って 1 (マダム村) サイア 誰を守ったか言えない、喰われもしない狩人は・・・ 1 (マダム村) アルフィル まぁ、真っ黒ですよねw 1 (マダム村) シエスタXX ウチ視点でもほぼ確定してたしねー 1 (マダム村) カーレット くぅずっといれてたのにw 悔しい・・ 1 (マダム村) ぱんとま うーむ 1 (マダム村) ストーマー だよねwww 1 (マダム村) ふぁいたん ぱんとまさんが狩人COの時、冥土ですっごいにらんでたのに… 1 (マダム村) サイア ふぁいたん喰いは良いセンサーやねー 1 (マダム村) シエスタXX 気にならんかった>< 1 (マダム村) ぱんとま わしCOしてないよ! 1 (マダム村) ふぁいたん 私もCOしたかったーw 1 (マダム村) ふぁいたん あ、ごめんwまちがえたw 1 (マダム村) ぱんとま わしはずっと真っ白な村人でした マダム 皆様お疲れ様でした 人狼ゲームお楽しみいただけたでしょうか? 他の村の終了までご歓談くださいませ 1 (マダム村) サイア なんで喰われたかわかんなかったけど、結果的にOKな方向へ 1 (マダム村) アルフィル サイアさんは、確定白だったし 1 (マダム村) シャルリーン 狩人日記つっこまれたら 1 (マダム村) ぱんとま 今回 1 (マダム村) アルフィル 狩人いたら、あの場では霊媒まもってるとおもったので 1 (マダム村) やよい カーレットさん任せっきりでごめんね 1 (マダム村) ストーマー うーむ、狼側はむずかしい~ 1 (マダム村) ぱんとま 確定白ですぎでしょうw 1 (マダム村) シャルリーン わかんないよだって狂人だもの。 1 (マダム村) カーレット 初陣でリードはつらいぜよ・・・w 1 (マダム村) シャルリーン とか言っちゃえば楽しかったかも 1 (マダム村) サイア わは 1 (マダム村) シエスタXX やっぱ狂人のそすときついなー 1 (マダム村) やよい カーレットさん狩人かな?って思ったから任せましたw 1 (マダム村) カーレット なるほどw 1 (マダム村) ぱんとま 動画しか見てない今回初参加だったんですが 1 (マダム村) ぱんとま やっぱりストーマーさんは初日で吊ったほうが 1 (マダム村) ぱんとま いいんでしょうか 3 (冥土) ふぁいたん GJ出せずに死んじゃう狩人の人って… 1 (マダム村) カーレット 把握がまず大変だ・・・ 1 (マダム村) サイア わは 1 (マダム村) ヅラじゃない ストーマーさん信じてたのに… 1 (マダム村) アルフィル ぶ・・・ 1 (マダム村) ぱんとま チクショウー 1 (マダム村) プゥ wwwww 1 (マダム村) サイア んま、メタは危険。といっておこー 1 (マダム村) ヅラじゃない もにこに悪者はいないって 1 (マダム村) カーレット デスヨネー 1 (マダム村) ストーマー いまはもう普通のプレイヤーだよ!www 1 (マダム村) サイア ウチも今回はストーマーさん寄りでした 1 (マダム村) シャルリーン さりげにサイアさんは残し続けたかったなぁー 1 (マダム村) シャルリーン 生き残ってるサイアさん怪しいし 3 (冥土) Harrods もう村で話していいんですか? 1 (マダム村) シエスタXX www 1 (マダム村) ふぁいたん くそぉ、次はもっと生き残ってやる… 1 (マダム村) アルフィル うーん、そっか 1 (マダム村) サイア 確定○残すのは危険よー 3 (冥土) プゥ いいんじゃないかな 1 (マダム村) アルフィル 今度はそのへんも考えよう 3 (冥土) Harrods ’`ィ (゚д゚)/ 1 (マダム村) シャルリーン 初日から確定○になるとわ 1 (マダム村) カーレット メモが間違えてメモして情報のこってなかったんだ・・・ 1 (マダム村) ストーマー てか噛まれ要員だよね確定白w 1 (マダム村) サイア なんで残されてる?という疑問より、安心感が優先されてまう 1 (マダム村) シャルリーン おもってなかったw 1 (マダム村) Harrods お疲れ様です(*´Д`*) 1 (マダム村) ヅラじゃない 次は初日を乗り越えたいです 1 (マダム村) ぱんとま 初日はどんまいとしか・・・ 3 (冥土) プゥ ゲーム中に発言されるのが困るだけだからね 1 (マダム村) ストーマー ヅラさんごめんねwww 1 (マダム村) カーレット ヅラさん・・・ どんまい・・・w 1 (マダム村) ヅラじゃない www 1 (マダム村) アルフィル どんまいですね・・・w 3 (冥土) すねすき 決着が付いた後は死者も表で話して大丈夫ねー 1 (マダム村) シャルリーン 個人的な反省点は霊媒COできなかったところかなぁ 1 (マダム村) カーレット 俺もパンダ撲滅でビクビクしてましたけどw 1 (マダム村) ルナティアラ とりあえず、タイピングついていけなかったのは事実ですorz 3 (冥土) Harrods なるほど、了解です 1 (マダム村) サイア 地毛さんだったら生き残れた 1 (マダム村) ぱんとま 霊媒は黒出なかったら難しそうだなぁ 1 (マダム村) プゥ ヅラだからなー 1 (マダム村) やよい 毛があるかないか? 1 (マダム村) すねすき 自分じげだよおおお 1 (マダム村) ヅラじゃない ww 1 (マダム村) アルフィル wwww 1 (マダム村) カーレット ww 1 (マダム村) ふぁいたん www 1 (マダム村) カーレット とりあえず 1 (マダム村) カーレット トイレいきますw 1 (マダム村) プゥ 地毛占いました すねすきさん●です 1 (マダム村) ストーマー 個人的にはローラー押ししてたからサイアさんには疑われてるんじゃないかと邪推してたw 1 (マダム村) Harrods |ω’)いってらっしゃいです 1 (マダム村) アルフィル いてらぁ 1 (マダム村) シエスタXX wcです~ 1 (マダム村) ぱんとま いてらー 1 (マダム村) やよい いてららー 1 (マダム村) すねすき 耳としっぽは付け毛だよおおお 1 (マダム村) ユズハ 私もお手洗いに~ 1 (マダム村) ふぁいたん だとしたらストーマーさんサイアさんになんで黒出さなかったんです? 1 (マダム村) ふぁいたん 狂人だったら白出さずにグレーにしておいた方がいいんじゃないのかな? 1 (マダム村) サイア そうそう、やよいさんにも 1 (マダム村) ストーマー 疑われてもこわいからwww 1 (マダム村) サイア 霊確定させたから信じたのだ 1 (マダム村) サイア それが狙いだったかな 1 (マダム村) ふぁいたん むーw 1 (マダム村) やよい あらw 1 (マダム村) カーレット ただいまーw 1 (マダム村) ヅラじゃない しかし頭がすり減った気分だ 奥で考えてただけなのに… 1 (マダム村) ふぁいたん まぁまんまと分からなくされたんですがw 1 (マダム村) ユズハ ただいま~ 1 (マダム村) アルフィル おかー 1 (マダム村) Harrods おかえりなさーい(’∇’) 1 (マダム村) やよい 恐怖心で支配とはサイアさんさすが! 1 (マダム村) ヅラじゃない おかいもん 1 (マダム村) ストーマー 正直騙りで黒だしってタイミングわからんwww 1 (マダム村) xバーバラx おかえりなさい 1 (マダム村) サイア うは 1 (マダム村) ふぁいたん 死ぬまでストーマーさん真だと思ってた… 1 (マダム村) サイア おかえりー 1 (マダム村) やよい おかえりなさい 1 (マダム村) プゥ 真の狂人だった 1 (マダム村) ストーマー 凡プレイヤーだよ! 1 (マダム村) カーレット うぐはー 1 (マダム村) カーレット コーヒーでも飲みたくなるw 1 (マダム村) ふぁいたん はぁ…せっかくの役職だったのに… 1 (マダム村) やよい どんまいw 1 (マダム村) ふぁいたん くやしいです! 1 (マダム村) カーレット どんまい・・・w 1 (マダム村) アルフィル 1 (マダム村) Harrods (o・_・)ノ|(ノ_<。) 5日目へ 2012年1月14日全ログへ
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/1492.html
~学生寮の部屋~ 「それでは…えーと、余ったDISCの回収の方をお願いします……と」 『そこで送信ボタンを押すんだ』 「あ、はい。よいしょっ」 ポルナレフの指示通りに、シエスタが今までパソコン上で書いていた電子メールの内容を送信する。 暫く待つ内に送信終了の文字が画面上に表示され、メールが確実に送信されたことを知らせる。 「……ふぅ。この「ぱそこん」って言うの、何度使っても中々使い方が覚えられませんね…」 『それは仕方が無いな。まず使われている言葉自体が君達の世界の物とは違うし、そもそもこうした機械自体、私の世界でも誕生してから数十年…… ここまでの機能を持つようになったのも僅か十年足らずの話でしか無かったからな』 携帯用のノートパソコンの前で深く嘆息するシエスタに、ポルナレフはそう答える。 モニター画面には、かつての友人達の国で使われていた、彼にとっても異国の言葉が並べられている。 『それに私とて、この国の言葉はあまり詳しくは無い。少しぐらいなら読めるんだがな』 一人はある旅の中で命を落とし、もう一人はその旅の後で別れて以来、二度と再会することは無かった。 ポルナレフは、もう二度と出会うことの無い友人達の姿を思い出しながら言う。 「でも、すごいですね。遠い所にいる人にも、こうやってお手紙みたいなのを出せるんですから」 『そうだな』 既に、生活必需品やその代わりになるDISCを仕入れる為に「パッショーネ」「レストラン・トラサルディー」と言った、この世界で生み出されるDISCやアイテム、生活用品等を回収し、販売・提供している集団と何度か電子メールの遣り取りをしているが、未だに電子メールの仕組みは良くわからない。 ポルナレフから、電子メールの送受信以外にもこのパソコンが持つ機能について色々と聞かされてはいたが、そのどれもが、ハルケギニアで使われている魔法よりも余程御伽噺めいているとシエスタは思う。 そんな彼女の心の内を見透かしたかのように、ポルナレフもその言葉に同意する。 『私の世界でも、少し昔では考えられない話だ……全く、時代とは常に変わる物なのだな』 「あ、その言い方、おじさんみたいですよ、ポルナレフさん」 『ハハハ…シエスタから見れば、私は立派なおじさんだよ。おまけに今では死んでしまった幽霊だしな』 自分の体内に居住空間を作ることの出来る亀のスタンドの中で、自らの肉体を失ったポルナレフは笑う。 シエスタは再びテーブルの上のパソコンに視線を向け、感慨深げにその金属製の機械を撫でる。 「……こういうのが当たり前にある所から、サイトさんは来たんですよね。 今までずっと、もしかしたらって思っていましたけど… やっぱり、サイトさんは私なんかとは全然違う国の人なんですよね……」 名門貴族の子女でありながらも、満足に魔法の使えないゼロのルイズが、それでも辛うじて 召喚に成功した使い魔――異世界からやって来たと言う平民の青年、平賀才人が大事そうに“それ”を持っていたことを思い出しながら、シエスタは言う。 平賀才人の持っていた“それ”と寸分違わぬ形をしている目の前のパソコンもまた、この世界が生み出した無数の“記録”の一つ。どういう理屈だかは不明だが、電力の存在する亀の中ならば問題無く利用出来るこの平賀才人のパソコンも、“本来”のシエスタがいるハルケギニアでは必要な電源を供給出来ずに、ずっと以前に動かなくなって久しい。 シエスタと出会ってから、彼は自分の生まれた世界の色々な話をしてくれた。 特に、彼女の生まれ故郷に奉られていた、祖父の形見である「竜の羽衣」が彼の生まれ故郷で作られた乗り物であり、他ならぬ彼女の祖父自身も平賀才人と同じ国からやって来た異邦人であると言う話を聞いた時は、半信半疑ながらも大層驚かされたものだった。 やはり、彼は自分とは違う世界の人間なのだ。いつかは元の世界に帰ってしまうのかもしれない。 そうなれば永遠に会えなくなってしまう。ちょっと頼りなくて、女の子に対して優柔不断な所もあるけれど、それでもいざと言う時は誰よりも勇敢で一生懸命で、トリステイン魔法学院に通う貴族達とは違う、平民である自分と同じ目線で物事を考え、接してくれたあの人と。 今ここにいる自分は魔法学院で暮らすあのシエスタ本人では無いけれど、それでも平賀才人に惹かれ、彼に想いを寄せ続けて来た彼女の記憶を確かに持っている。 本来の世界で時を過ごして来た者達と全く同じ記憶や精神を持つ者…… この世界で生み出される“記録”と言う存在は、そういうものだった。 今の自分が感じているこの不安と焦燥もまた、ハルケギニアのシエスタが胸に抱いている感情と寸分違わぬものなのだ。 少なくとも、彼女のような“記録”が形作られたばかりの、その瞬間だけは。 「……サイトさんに、会いたいな」 この世界が作り上げた“記録”にはそれぞれに役割が与えられている。 そしてシエスタと平賀才人がそれぞれに担う役割は、お互いに交わってはいない。 彼女がこの世界に“誕生”してから、未だに再会していないその青年の姿を思い出しながら、シエスタはそう呟いた。 「ホンギャ!ホンギャ!ホンギャア~!」 それでも一向に赤ん坊は機嫌を直そうとはしない。 その様子を見て、シエスタはようやく赤ん坊が何を求めているのかを悟る。 「…どうもお腹が空いてるみたいですね。何かご飯を作ってあげないと…」 「メシか……だったらミルクでも作るか?それぐらいなら俺でも出来るだろ」 「う~ん。それよりも、出来ればちゃんとしたご飯の方がいいんですけど…」 噴上裕也の提案に、シエスタは困ったような表情を浮かべて首を振る。 「仕方がありません。私、今から作って来ますから。 ユウヤさん、ちょっとだけ赤ちゃんのことをお願いしますね」 「うっ。やっぱり俺が見てなきゃダメか」 「ダメですよ。それに、この子だって女の子なんですから、女の子に優しいユウヤさんならそのぐらい出来ますよね?」 言外に、下手に赤ん坊を扱ったらタダでは済まさないと言っているのは明白だった。 気は進まなかったが、彼女の言う通り、このまま赤ん坊に食事を摂らせないという訳にはいかない。 食事による栄養分の摂取は人間の生活において最も重要な行為だ。 その重要性を誰よりも知るが故に、自らも栄養補給に特化したスタンドを発現させた噴上裕也は、観念したように頭を下げる。 「……わかったよ、何とかやってみる。だけどシエスタ、なるべく早く戻ってきてくれ」 「はい、勿論です。いつまでも赤ちゃんのお腹を空かせておくわけにはいきませんものね」 にっこりと笑ったつもりだったが、赤ん坊のスタンドのせいでシエスタの笑顔は噴上裕也には見えない。 頭を掻きながら、噴上裕也は透明になっている赤ん坊の“臭い”を辿って、その体に触れる。 その感触を受けて、シエスタは既に透明になりつつある噴上裕也に向けて赤ん坊を渡す。 「フギャア!フギャア!フギャア!フギャア~!!」 心なしか、シエスタに抱かれていた時より赤ん坊の泣き声が大きくなった気がする。 コイツとはとことん相性が悪いんだな、と噴上裕也は赤ん坊を抱きかかえながら、そんなことを思う。 「なあシエスタ」 「はい?」 「全速力で頼むぜ」 「はい、わかりました」 既に再び亀の中のスタンドに入り込もうとしていたシエスタに向けて、噴上裕也は心の底からそう願った。 噴上裕也がこの赤ん坊を連れて学生寮の部屋にやって来てから、平賀才人のパソコンで赤ん坊の世話に必要な生活用品を色々と取り寄せているので、ベビーフードを作る為の食材に関しては問題はない。亀のスタンドの中に調理場のスペースも増設してあるので、その気になれば学生寮の部屋と亀のスタンドがあれば充分生活は出来る。 逆に言えば、この世界で日常生活を送る為の必要最低限の環境を整える為に、シエスタも含めてこれらの空間が存在しているのだとも言える。 そして噴上裕也が赤ん坊の泣き声を必死に押さえつけようと四苦八苦することしばし。 ようやく、皿に盛られたベビーフードを片手に持ったシエスタが亀の中から出て来た。 「ユウヤさーん、シズカちゃーん?どこですかー?」 “臭い”で相手の様子や居場所を察知出来る噴上裕也とは違い、シエスタには透明になった状態の二人の様子はわからない。 きょろきょろと見回しても、透明になった範囲がより広がっている室内の様子しか見えない。 「おう、ここだここだー」 「どこですかー?見えないんですけどー?」 「ベッドの上だ、すぐ来てくれー」 「はーい」 未だに赤ん坊の声が止んでいないので、それに負けないくらいの大声を上げて噴上裕也は答える。 そのベッド自体も透明となっていてシエスタの目には見えなかったが、位置はわかる。 何かにぶつかって転んだりしないように注意を払いつつ、シエスタは普段ならベッドが置かれている 場所に向けて、ゆっくりと近付いて行く。 「その調子だ。そのまま左…じゃなくて、お前の方から見て右に2、3歩って所だ」 「この辺ですか?」 噴上裕也の言葉通りに歩みを進め、シエスタは空いた方の手を伸ばす。 ぽふん、と何かに当たる感触。 「あ。二人とも、みーつけた」 「おう。随分と美味そうなモンを作って来たらしいな、臭いでわかるぜ」 「うふふ、有難うございます。えーと、それじゃあどうしようかな……っと」 流石に片手では赤ん坊を抱けないので、一旦膝をついて床に離乳食の入った皿を置く。 「それじゃユウヤさん。赤ちゃん、お借りしますね」 「あいよ」 そして膝をついたまま、噴上裕也から慎重な動作で透明の赤ん坊を受け取る。 赤ん坊の体が上を向くように、自分の腕と体でしっかりと固定してから、シエスタは片手を伸ばして皿と一緒に持って来たスプーンでベビーフードを一掬い。そのまま赤ん坊の口元へと運んでいく。 「はーい、待たせちゃってごめんなさい。ご飯が出来ましたからねー」 「フギャ……ふぇ?」 ベビーフードの臭いを嗅ぎ取った赤ん坊が、泣き声を止めてスプーンの中のそれに口を近付けて行く。 シエスタのアシストを受けて、そのままスプーンの中身を一含み。 「ウキャ♪ウキャキャ♪」 シエスタの作ったベビーフードがお気に召したらしく、赤ん坊が手足をバタバタ動かして次の一口を催促し始める。それと共にアクトン・ベイビィの能力が勢いを弱め、室内の透明化が解除されていく。 そして赤ん坊の注文通りに次の一口を運ぶシエスタの目の前に、憔悴した様子の噴上裕也が姿を現した。 「…ユウヤさん、お疲れですね」 「ああ、スゲー疲れた。どーも俺は、このガキにゃ好かれてねぇみてーだからなぁ…。 まァしかし、お前さんの方は結構気に入られてるみてーだな。 そういやタバサにも割かし懐いてたっけか、コイツ」 「あはは。もしかしてこの子ってば、「女の子が好き」とか」 「有り得るな。いやマジな話、俺よりかは女の方が抱かれ心地がイイってのはあると思うぜ。 何よりもまず“臭い”が違う。人それぞれではあるんだが、大概は女の“臭い”の方が 甘ったるくて柔らかいんだよな。逆に男の“臭い”は強くなりがちなんだが、それは多分、 男は女にガキを生んでもらわなくちゃなんねー都合上、女を引き寄せる為に強い“臭い”に ならざるを得ないからなんだろうな。 ま、ともあれ男の俺の“臭い”は、このガキみてーな赤ん坊には刺激が強いのかもしれねー。 体内に溜まっている不純物が少ない以上、ガキの感覚ってのは鋭敏なモンだからな」 「もうっ。良くはわかりませんけどそのお話、何だか言ってることがエッチっぽいですよ」 「簡単に言やあ、抱いたり抱かれたりは男よりも女に限るって話だな。少なくとも俺はそーだぜ?」 「はいはい。まったく、ユウヤさんってばエッチでいけないお兄さんでちゅねー。ねえシズカちゃん?」 「オギャ」 シエスタの胸に抱かれながらベビーフードを平らげている赤ん坊―― 乳母車や服に縫い付けられていた刺繍などから、静・ジョースターと言う名前が判明した彼女が、シエスタに同意するかのように声を出した。 「…しかしお前、マジで美味そうなモン食わせてるな」 物欲しそうに静の食事を覗き込む噴上裕也が、そんなことを呟いた。 自慢の鼻をヒクつかせて、“臭い”を元にベビーフードの正体を探ってみる。 トロトロに煮込まれているベビーフードから漂ってくるのは、ミルクに卵黄、それにバナナとパンの“臭い”。 どうやらこれは、それらを一つの鍋の中でトロトロになるまで煮こんだものらしい。 「これ、実はポルナレフさんに教えて貰った物なんですよね」 「ポルナレフの旦那に?」 静に離乳食を食べさせながらのシエスタの言葉に、噴上裕也は地面をのろのろと歩く亀の方に視線を向ける。 「旦那、アンタにも子供がいるのかい?何だか意外だな、アンタには独身ってイメージがあったんだが」 『いいや。君の言う通り、私は独身だよ』 亀のスタンドの中から姿を見せて、ポルナレフが噴上裕也の言葉を肯定する。 『昔の知り合いが赤ん坊に作ってるのを思い出してな、それをシエスタに教えてみたんだ。 あの時は花京院が随分と参っていて、どうしたものかと不安に思ったものだが……』 「知り合いねぇ。それもやっぱり、あんたの言うスタンド使いの仲間って奴か?」 『そうだ。その人の名は、ジョセフ・ジョースター……この赤ん坊の義理の父親になるらしいな』 「……ジョセフ・ジョースターか」 今はもう懐かしい、かつての仲間の名前を、ポルナレフは感慨深げに口に出した。 そしてその名前は、噴上裕也にとっても全く未知の名前と言うわけでは無かった。 「仗助の親父だな……まさか、アンタが仗助の親父と知り合いだったとは思わなかったぜ」 『こちらも、君がジョースターさんや承太郎を知っているとは思わなかったよ。 だがそれ以上に、ジョースターさんに隠し子がいたってことの方が驚きだな…… そして、この赤ん坊や仗助という息子もスタンド使い。 スタンド使いが互いに惹かれ合うというのも運命だが、どうやらそれ以外にも ジョースターさん自身は子宝に恵まれると言う運命も背負っているらしいな』 そう呟くポルナレフにつられて、噴上裕也もシエスタの胸元でベビーフードをがっつく赤ん坊に視線を向ける。余程腹が減っていたのか、それともベビーフードが美味いのか、見ていて気持ちの良いくらいの食べっぷりである。 「………ムゥ」 なまじ嗅覚が発達しているせいで、ベビーフードの芳醇な香りをダイレクトに嗅ぎ取ってしまい、噴上裕也はその“臭い”を通じて激しく食欲を刺激される。 「なあシエスタ……こいつの食ってるメシ、後で味見してもいいか?」 「ダメですよ」 物凄い速度でシエスタにそう即答される。 「なんでだよ」 「シズカちゃんだって女の子ですからね。 ユウヤさんが食べちゃったら関節キスになっちゃうじゃないですか」 そう答えるシエスタの顔は大真面目だった。 「お前なァー、こんなガキと間接キスもクソもねぇだろうが」 「そういうわけにはいきません。 女の子がそういうことをしていいのは、この人ならお嫁さんになってもいい、って思った人だけなんです。 私達がこの子を預かっている以上、こういうのはキチンと守らなくちゃいけません」 次第にシエスタの言葉が熱と力を帯びて来る。 当の静は食事中で御機嫌な為か、スタンド能力を発動させる気配など欠片も見せずに、 口の周りを零れたベビーフードで好き放題に汚している。 「間接キス程度でそりゃ幾ら何でもオーバーだぜ。 普通にキスするってんならまだ話はわかるけどよォー…… ちょいとウブ過ぎるってゆーか、少女漫画でも今時そんなネタなんざ使わねーぞ」 寧ろ自分が何か飲み物を飲んでいると、逆に間接キス目当てに群がって来るようなタイプの女の方が馴染み深い噴上裕也には、シエスタの言葉は感覚的に理解し辛い話だった。 だがそう言えば、彼の近所に住んでいると言う漫画家の書いた本には、今シエスタが言っていたような台詞が何処かのシーンであった気がする。あれを最初に見た時は随分と古典的な表現だと思ったが、 シエスタからこんな話を聞いた今では、あれはあれでリアリティがある描写なのかもしれないと噴上裕也は思った。 「オギャ、オギャッ」 「とにかく。これと同じのを食べたいなら、お鍋に少し残ってるのがありますから、それで我慢して下さい。 ……はーい、お姉ちゃんのご飯はおいちかったでちゅか?お腹ぽんぽんになりまちたかー?」 噴上裕也に言ってから、シエスタは皿の中の離乳食を全て平らげた静にそう微笑み掛ける。 今言われたことに関しては兎も角として、シエスタのそんな優しさに満ちた表情を見ると、やはり女と言う生き物は自分よりも遥かに大きい存在だと噴上裕也は思う。 この世界に広がるレクイエムの大迷宮と呼ばれる空間から、静を連れて初めて彼がこの部屋にやって来た時、確かに目を丸くしてはいたが、詳しい事情を説明したら彼女は快く静の面倒を見ることを引き受けてくれた。そして本来なら厄介者に過ぎない自分がこの部屋に居続けていても、全く気にした様子を見せずに明るく振舞っている。 そんなシエスタに対して、噴上裕也は深い恩義と尊敬を抱いていた。 女は大きな人間愛を持っている。 それが噴上裕也の持論であり、彼が女性を尊敬して止まない理由の一つでもある。 元の世界で事故に遭った彼を甲斐甲斐しく世話をしてくれた女性達もまた、噴上裕也に惜しみなくその愛を注いでくれたし、自分はそれに報いる為ならば命を賭けても惜しくは無いと思っている。 愛には報いで以って答えねばならない。 それこそが自らの尊敬を形として示すことに繋がるのだと噴上裕也は思うのだ。 「……仕方ねーな。んじゃ、食いに行くついでにその皿、洗って来てやるよ」 そして噴上裕也は今、本当に些細ではあるが、シエスタのその愛に報いる為の言葉を口にする。 「えぇっ?いや、そんな、悪いですよ」 そんな噴上裕也の言葉に、シエスタは面食らったような面持ちで彼の顔を見上げる。 トリステイン魔法学院に奉公するメイドの彼女にとって、家事全般は仕事の一部だ 。時折、あの平賀才人が仕事を手伝おうかと持ち掛けて来るぐらいならともかく、それを全部肩代わりするとなどと言う話にはまるで慣れていない為、シエスタはつい自分の耳を疑ってしまう。 「気にすんなって。鍋の中のメシを食い終わったら、そっちの方も洗っとくぜ。いいだろ?」 「それは構いませんけど……でも、本当にいいんですか?」 「俺がやりたいからそう言ってんだよ。こっちが忙しい所を呼び付けちまったってのもあるしな…… ここに世話になっている以上、俺も何かやんねーとな」 シエスタが床に置いたままの皿を拾い上げて、噴上裕也は腰掛けていたベッドから立ち上がる。 「ユウヤさん……」 「このガキの面倒を見るのだって、いつまでもアンタに頼りきりって訳にはいかないからな。 まあ、まずはこのガキに好かれることから始めなくちゃなんねーか」 「ホギャ」 そう言って、噴上裕也がシエスタの胸の中で抱かれる静を見下ろす。 当の静は元気一杯とばかりに手足をばたばたと動かしている。 服越しからでもわかるシエスタの豊かな胸に触れる度に、ぽふん、とその手が弾かれる。 「きゃっ」 「……全く、女の癖に羨ましいヤツだぜ。まあ、どーせ赤ん坊だし意識してやってるワケじゃねーのか」 「もうっ!ユウヤさんったらっ」 今のは流石に気恥ずかしかったのか、顔を赤くしてシエスタが抗議の声を上げる。 「まあ悪ィけど、とにかくこいつを洗い終わるまでそのガキの面倒を見といてくれや。 忙しいって言うなら、何とかそいつの御機嫌を取ってみるけどよ」 「いいえ。丁度一段落ついた所ですし、そもそもここってそれほどお仕事とか無いんですよね」 基本的に、今のシエスタがやらねばならない作業と言えば、この学生寮の部屋と亀の中のスタンドの掃除や身の回りの物の洗濯、平賀才人のパソコンを使っての生活用品の確保。 後はせいぜい自分の為の食事を作るぐらいである。 亀の中に住んでいるポルナレフは肉体を失った幽霊だし、静と噴上裕也の二人が居候を始めたからと言って、大して全体的な作業量が増える訳では無かった。 広大なトリステイン魔法学院で日がな一日中働いている“本来の”シエスタに比べれば、その忙しさには天と地ほどの差があるのだ。 「暇を潰すなら昼寝するなり、亀の中でテレビを見るなりすればいいってワケか。 まったく、まさかこんな所でネコドラくんやキャプテン翼が見られるとは思ってもみなかったぜ」 部屋の中をのろのろと歩く亀に視線を送りながら、噴上裕也は言う。 驚くべきことに、亀のスタンドで生み出された部屋の中には実際に映るテレビまで置いてあった。 この世界が全て“記録”で作られている都合上、見られる番組は既に放映済みの物ばかりだったが、他にめぼしい娯楽が存在しない以上、テレビがあるというのは日本に住む現代人の噴上裕也には有り難い話であった。 「てれびですか…面白いしすごい物だとは思うんですけど、まだ使い方が良くわからないんですよね…… なんだか下手に動かして壊しちゃっりしたら怖いですし」 ただでさえ慣れないパソコンを使わざるを得ない羽目に陥っていることもあり、辟易した様子でシエスタがぼやく。 「どちらかと言うと、私はここにある本を内緒でお借りして読むことが多いんですよね」 トリステイン魔法学院の学生寮のある一室を模したこの部屋の本棚には、整然と、しかし所狭しとばかりにぎっしりと本が詰まっている。 しかし、そこに書かれている文字は噴上裕也にとっては異世界の物。 開いた所で、前衛的な暗号文が一面に広がっているだけなので、全く読み解けるものではなかった。 そしてまたシエスタにとっても、この部屋の持ち主である貴族が日常的に読むような魔法に関する学術書や専門書などは、読んだ所で到底理解出来そうも無かったが、 中には「イーヴァルディの勇者」などの物語も僅かながら置いてある為、それらを少しずつ読んでいけばそれなりに暇は潰せるものだった。 「本か。そういえば、この部屋は確か……」 「はい」 噴上裕也の言わんとすることを察して、シエスタは頷きながら言った。 「この部屋は間違いなく、ミス・タバサのお部屋です。正確には、その“記録”を元に作られた物ですが」 「………タバサか」 その名前を聞いて、噴上裕也はこの部屋の足元に広がる大迷宮で出会った少女の姿を思い出す。 過去として過ぎ去ってしまったものの“記録”で作られているこの世界の中で、唯一現実の時間を生きている異世界からの来訪者。自らもまたこの世界によって生み出された存在である噴上裕也にとっては、二重の意味での異邦人であり、そして彼が今この場所にいるきっかけを作った相手でもある。 後で知った話だったが、彼女は本来ならハルケギニアにおける貴族―― 魔法の力を行使するメイジであるにも関わらず、この世界に迷い込んだ際に、魔法を使う為に必要な杖を失ってしまったとのだいう。 それは自分のようなスタンド使いが、そのスタンド能力を奪われるのに等しい話だと噴上裕也は思う。 戦う為の牙を砕かれた獣と同様に、本当ならば、今のタバサはただの非力な少女でしかない。 だが、それでも彼女は、この世界が生んだスタンド能力を形に換えて行使出来るDISCを武器にして、元の世界へと帰るべく、レクイエムの大迷宮を支配する存在を目指して今も戦っているはずだった。 噴上裕也はタバサがどんな運命を背負っているのかは知らない。 しかし、それが如何に重く、そして苛酷なものであるのかは彼にもわかる。 それは心を閉ざして、自らの痛みに対してどこまでも無頓着にならねば耐えられない程のものであり、だからこそ彼女は自らが傷付くことをまるで厭わずに戦うことが出来るのだ。 あんなに小さく、抱き締めれば折れてしまいそうなくらいに細い体で、彼女はどれ程の戦いを今迄潜り抜けて来たのだろう。そして、これから先、彼女にどんな苛酷な試練が待ち受けていると言うのだろうか。 噴上裕也は、本当はタバサという少女は心優しい女性なのだと思っている。 一度は敵として立ちはだかった自分を赦し、またスタンド使いに攫われた静を助ける為に、必死になって戦った彼女の姿を、そして静に向けて優しく子守唄を歌って聞かせた時に見せた、あの悲しげな微笑みを見れば、彼女の胸にどれほどの深い愛情が秘められているかが良くわかる。 だが、だからこそ、彼女は自分が傷だらけになってでも、戦うことが出来てしまえるのだろう。 愛が強ければ強いほど、激しければ激しいほど、人間は形振り構わずにどこまでも走り続けてしまう。 そして誰かを深く愛するが故に、人は傷付き、苦しまねばならない時もある。 きっとタバサは、そんな経験を他の誰よりも多く積み重ねて来たのだろう。 誰かに報いて貰う為の物ではない。 惜しみなく与え続ける為の愛情こそが、苛酷な戦いの中にあって彼女を今日まで支え続けて来たのだ。 きっと自分が思っている以上に、タバサは強い女性なのだろう。 例え目の前に立ち塞がる障害がどれほど辛いものであろうと、運命を切り開いて行ける力を持っている。 だがそれでも、これからも激しい戦いの度に傷付いて行くだろう彼女の姿を思うと、噴上裕也の心は張り裂けそうになる。 彼女が背負っている運命を肩代わりしてやれない自分の無力さを呪わずにはいられない。 自分はタバサが心置きなく戦えるよう、大迷宮の中で拾った静を連れてこの場所にやって来た筈だ。 だが、それでも自分は「恐怖」に駆られて、タバサを見捨ててしまったのでは無いかと、噴上裕也は悔やんでいた。現在、彼女と共に行動しているウィル・A・ツェペリという人物が、噴上裕也に向けて言ったお前は己自身の「恐怖」に敗れ去ったのだと言う言葉そのままに。 だが、それでも―― 噴上裕也はタバサの身を案じ続けるだろうし、そして彼女には忘れないで欲しいと思う。 彼女を愛し、その身を案じる者がゼロでは無いのだと。 背負っている運命を共に分かち合い、肩代わりしたいと思っている者が確かにいると言うことを。 誰かに与える為だけの物では無い、彼女自身に与えられる為の愛が存在していることを。 本当ならば今すぐにでも彼女の許へ飛んで行きたい所だが、それが叶わない以上は ここで待ち続けるしかない。そしてもし、今度タバサが助けを求めて来た時は、今度こそ彼女の力になる為に何でもするつもりだった。 それを伝える為にも、どうかタバサには無事でいて欲しいと噴上裕也は願う。 今、彼女を支えるのは、ツェペリとあのデルフリンガーとか言う口喧しい喋る剣に任せるとしよう。 「タバサ。お前は今、何をやっている……?」 答える者は誰もいない。 あの静ですら、今は満腹になったせいで、再び深い眠りに落ちようと口を噤んでいるだけだった。 ~レクイエムの大迷宮 地下11階「ストレングスの船」~ 「……くしゅん」 『うん?風邪でも引いたか、タバサ』 「大丈夫」 ずずっ、と軽く鼻を啜って呼吸を整えてから、タバサは周囲を見回す。 今までに通り抜けて来た階層は、規模の大小こそあれ、どれも平面的な構造の、如何にも迷宮と言う佇まいであった。だが今回は、そんな物とは全く異なる異質な空間が目の前に広がっていた。 「ここは…どうやら船のようだねぇ」 タバサ達も頭の中で考えていた内容を、ツェペリが代わって口にする。 今、彼女達が立っている金属的な構造物の上から見えるのは、四方一面に広がる青い海。 前後に細長く伸びる長方形の足場と、あちこちに聳え立っている柱のような物を見れば、確かにここが船の甲板であることは容易に想像は付く。しかしツェペリを除いたタバサとデルフリンガーには、それを素直に受け入れる為にはどうしても拭えない違和感があった。 『まァ、海の真上にあるってこたぁ船なんだろうけどよぉー…… こんな物々しい船、今まで見たことねーぞ?これじゃあまるで城とか要塞じゃねーか。 まったく、オレ様マジでおでれーたぜ』 デルフリンガーの言葉に、タバサも小さく頷いて同意する。 彼女達の世界ハルケギニアにおける船舶とは木造が基本であり、構造物の全てが金属類で出来ている船などは例え国家所有の戦艦の中にすら存在していない。 またタバサ達が暮らしている地域では、天空に浮かぶアルビオン大陸を別にすれば、基本的に人間達の住んでいる国家は全て地続きとなっている為に、海洋航海の技術はそれ程発展している訳でも無かった。寧ろ「風石」と呼ばれる魔法の力を秘めた石によって空を飛行する「フネ」の方が、船舶としては主流なくらいであった。 「それに……帆が無い」 続けて言ったタバサの言葉も、彼女達が今いる場所が船の上だと受け入れ難い理由の一つだった。 ここが船である以上は、風を受けて速度を上げる為の帆が必要となる筈である。 それは風石で飛翔するフネですら例外では無い。 風石のみでもフネが飛行することは可能だが、それでは消耗品である風石も消耗する一方であり、だからこそ風石の消耗を軽減し、尚且つより航海の速度を高めるべく、帆を掲げて空に吹く風を利用しなくてはならないのは、海上航海用の船と何ら変わりは無いのだ。 『こりゃどう見てもオレ達の世界の船じゃねーな。ツェペリさんよ、こりゃアンタの世界のモンだろ?』 甲板の上でありながらも、何処を見回しても帆の一つも見受けられないこの船が ハルケギニアの技術力で作られた物だとは到底思えない。 ならば考えられるのは只一つ。デルフリンガーの言う通り、この船は目の前にいるツェペリが存在していた世界で作られた物だということだった。 「うむ、恐らくはそうなるのだろうな。だが」 『だが?』 「私もこんな形状の船は見たことが無い。恐らくは私が生きていた時代よりもっと後…… そう、例えばフンガミ君が暮らしていた頃の時代ならば、こういう船もあるのだろうね」 甲板に立っている柱の一つを軽く小突きながら、ツェペリは言った。 ツェペリとあの噴上裕也が元の世界で暮していた国は、お互いにその存在自体は知られている物の、位置的には遠く離れているのだと言う。 そもそも、彼ら二人の間には生まれた時代そのものに百年程の差があるらしい。 魔法の力によって繁栄するハルケギニアで生まれたタバサには、百年程度で大幅な技術革新があった時代などは聞いたことは無かったし、六千年にも及ぶ長き時代を生きて来たデルフリンガーにとっても、彼の生まれたばかりの頃と比べて、今のハルケギニアが技術面で目覚しく発達したと思える所はそうそう無かった。 だが、ツェペリ達の世界には魔法の力が無いと言う。 それならば、魔法の力の代替として、あの破壊の杖や竜の羽衣を作り上げるような科学技術が発展し、たった百年の差でまるで別世界のように技術革新が起きると言うこともあるのかもしれない。 そして、自身も優れたメイジでありながら、魔法の力に頼らない科学技術を研究しているせいで変わり者扱いされているトリステイン魔法学院の教師コルベールが自分で作った「エンジン」とやらを披露した時、これを改良すれば船だって動かせるという話をしていたことを、タバサはふと思い出していた。 今、自分が立っている船や、以前戦ったことのある「運命の車輪(ホイール・オブ・フォーチュン)」のスタンドによって強化されていた車などは、そのエンジンの仕組みを実際に応用・発展させて動いているのだろう。 それに実際、コルベールはタバサの親友キュルケの財力を借りて建造した飛行船「東方(オストラント)号」に、あの竜の羽衣の研究成果や平賀才人からの話を基にして、魔法以外の技術で動く仕掛けをふんだんに盛り込み、それらの実用を成功させていた。 コルベール一人で考えたアイデアですらそうなのだから、より大勢の人間が寄り集まって研究や考察を重ねれば、ハルケギニアなど問題にならぬ速度で科学技術が発展するのは当然の帰結と言えるだろう。 今までにも平賀才人から、何度か彼が生まれた世界についての話を冗談半分に聞いていたが、ある程度の誇張はあるにせよ、彼の話は概ね真実であったのだと今のタバサは認めざるを得なかった。 この世界に来てからと言うもの、タバサはハルケギニアで築き上げて来た自分の考え方や価値観の類が、如何に狭い視野に限られた物だったのかを嫌と言う程思い知らされて来たが、それと共に、これ程までに何もかもが違う世界で生まれながらも、あの平賀才人はよくもあそこまでハルケギニアに順応して、今まで暮して来たものかと改めて感心する。 既にタバサは、平賀才人がツェペリや噴上裕也達と同じ世界からやって来たことを疑ってはいない。 そしてもし、自分が逆に彼の住む世界へと迷い込んだとしたら、恐らくは何も出来ずに途方に暮れるだけだったであろうとも思う。 そこには愛する母も、親友も、憎むべき伯父一族もいないから。 今まで研鑽を重ねて来た知識や魔法の力も、全ては母を守り、伯父一族に復讐を成し遂げる為のものだ。 それが両親から与えられた名前を捨ててまで、今までタバサが築き上げて来た全てだった。 だが、己自身の全てを一方的に奪われてしまえば、人はその先、一歩も進めなくなってしまう。 この世界に迷い込んだ直後は、タバサもそうして歩くべき道を見失ってしまった。 だが、この世界で始めて手にしたスタンドのDISCに宿っていた、あのエコーズAct.3が再びタバサに道を指し示してくれた。彼が自分を救う為にその身を犠牲にして、タバサの目の前で逝ってしまったのは確かに悲しいことだが、あの時エコーズAct.3から受け継いだ未来への希望は、更に先へと進めねばならない。 それこそが誇り高く散って行った彼の生命に対して、唯一報いることになるのだとタバサは思う。 そして今、彼が作ってくれた未来によって、タバサはこの世界でも新しい仲間を大勢作ることが出来た。 この世界で力を貸してくれる人達がいる。ハルケギニアに帰って会いたい人達がいる。 それがどれだけ、自分にとって至福なことなのか、今のタバサにははっきりとわかる。 大切な仲間達の想いを無駄にせぬ為にも、タバサはこんな所で立ち止まっている訳にはいかない。 元の世界に帰る為に、大迷宮を支配する存在に会うと言う目的が定まっている以上、後はそこに向けて全力で進むだけだ。 「出口を探す」 『いや、探すっつったってよぉ。本当にそんなモンがあるのかね、この船の中に』 「きっと、ある」 この船もまたレクイエムの大迷宮の一部である以上、次の階層に通じる道は確実に存在している筈。 強い確信を持って、タバサは頷いた。 To be continued…… 第7話 後編 戻る
https://w.atwiki.jp/dai_zero/pages/167.html
前ページ次ページゼロの剣士 中庭を少し探すと、目当ての人物はすぐに見つかった。 探していたメイドは、水場で大量の洗濯ものを前に格闘している。 「……すまないが、少しいいか?」 一心不乱なその様子に躊躇いつつも後ろから声をかけると、 メイドは驚いたのか「きゃっ」と小さな悲鳴をあげて、おそるおそる振り返った。 黒髪黒目のメイドは最初不審げにヒュンケルの姿を見ていたが、すぐに何か思いついたようにパッと目を見開いた。 「失礼ですが、ミス・ヴァリエールに召喚された使い魔さんですか?」 「……使い魔?」 メイドの言うことは、すぐには意味の掴めぬ言葉だった。 無意識に拳を握りしめながら、ヒュンケルは否が応にも話を聞かねばなるまいと覚悟を決める。 「俺の名はヒュンケル。 すまないが、一から説明してくれないか? さっきまでずっと気を失っていて、何も覚えていないんだ」 「あっ、そうなんですか、すいません。 私はこの学院で貴族の方々のお世話をさせていただいている、シエスタと申します。 あの、お体の方はもう大丈夫なんですか……?」 メイド――シエスタはそう自己紹介すると、ヒュンケルに促されて説明を始めた。 ここがトリステインという国の魔法学院であること。 授業の一環として行われたサモン・サーヴァントでヒュンケルが召喚されたこと。 ヒュンケルが瀕死の状態だったので治療したこと。 そして、ヒュンケルを召喚したのが、ルイズという名の少女だということ――。 「あの、ミス・ヴァリエールはちょっと気が強いところがありますけど、悪い人じゃないと思います。 えっと、平民のヒュンケルさんを呼び出したことにショックを受けてたようですけど、結局は高価な秘薬まで使って治療されましたし……」 暗い顔をしたヒュンケルを見て、シエスタは彼が「ルイズの使い魔」という境遇に不安を感じていると思ったらしい。 四苦八苦しながらルイズの美点を挙げるシエスタの言葉を聞きながら、ヒュンケルはしかし、まったく別のことを考えていた。 メイジ、使い魔、トリステイン、ハルケギニア……。 シエスタが少し訝しげな顔をしながら教えてくれた「常識」は、ヒュンケルのそれとはまったく異なるものだった。 二つの月を見た時から思っていたことだが、どうやら自分は、本当に異世界とやらに来てしまったらしい。 いつのまにか左手に刻まれていた使い魔のルーンを見つめ、ヒュンケルは深く、重い溜息をついた。 その後、洗濯を終えたシエスタは「そろそろ行かなきゃ」と言って腰を上げた。 話し始めた時には薄暗かった空は既に、だいぶ明るくなっている。 太陽は一つなのだなと思いながら、ヒュンケルはシエスタに礼を述べた。 口ぶりからして、彼女もヒュンケルの治療を少し手伝ったのだろうと気づいていたので、そのことも言い添えた。 面と向かって礼を言われたシエスタは照れたのか、頬を染めて慌てていたが、 「そろそろ部屋に戻ってミス・ヴァリエールを起こした方がいいですよ」と忠告して、小走りで去って行った。 部屋に戻ってみるとシエスタの推測通り、少女――ルイズという名だと判明した――はまだ眠っていた。 ヒュンケルはしばらくその寝顔を眺めながら、これから自分がどうするかを考える。 正直言って、今のヒュンケルには死ぬ理由はあれど、生きる理由など見当たらなかった。 普通に元の世界で目覚めたのなら、贖罪のためにダイ達の盾となる道もあっただろうが、 この世界で目覚めてしまった自分は、ただ生き恥を晒し続けるしかないように思えた。 血塗られた魔剣以外何も持たぬ自分に、この左手のルーンはどんな意味をもたらすというのか。 この少女は自分に、何を期待しているというのか。 あてどない思考は同じところをぐるぐると回り続け、ヒュンケルの気を沈ませた。 「……とりあえずは、この子次第か」 何はともあれ、自分がルイズに命を救われたという事実は変わらない。 しばらくは彼女の使い魔とやらをやるしかないのではないかとヒュンケルは思う。 あるいはそれは答えの先延ばしにすぎないのかもしれないが――。 「となると、まずは……」 未だルイズに起きる気配がしないのを見てとって、ヒュンケルはため息を吐いた。 ここも学院というからには、たぶん朝から授業があるのだろう。 放っておいて遅刻させるわけにもいくまい。 そうしてヒュンケルはこの世界に来て初めて、己の召喚主である少女に声をかけることとなった 前ページ次ページゼロの剣士
https://w.atwiki.jp/moejinro-log/pages/112.html
デジュー さわやかな朝がやってきました 村の川辺に無残に引きちぎられたBBLさんの死体が見つかったようです… デジュー /chjoin ピットガレージ BBL ウソをあまり使ないのでエイプリルフールも365日の1日にすぎません デジュー 村人の皆様、今日もがんばってください デジュー 昼の部スタートです 1 (でじ村) jinjahime [占いCO]エルレイナ狼● でした。 1 (でじ村) jinjahime 多弁所。村よりな視点を多めに出しているところを占い。 1 (でじ村) jinjahime そしていきなり仕事が終わった。 2 (三矢の刺客) かこちん 占いCOシキワロス●理由:二日目指定で吊れなかったので、狼の組織票があったかも?と思ったので 1 (でじ村) かこちん 占いCOシキワロス●理由:二日目指定で吊れなかったので、狼の組織票があったかも?と思ったので 1 (でじ村) エルレイナ 野球さんかまれて 1 (でじ村) シキワロス はい 1 (でじ村) エルレイナ わたしとシキさんに黒 1 (でじ村) ソラユイ うわー 1 (でじ村) オペこ わあい 1 (でじ村) かこちん うん 1 (でじ村) シキワロス よっしゃ!ジンジャさん愛してる! 1 (でじ村) jinjahime はい。最終日信頼勝負がんばって 1 (でじ村) エルレイナ かこちんさん後だしCOで偽疑ってたけどじんじゃさんが偽か 1 (でじ村) SEIRIOS うおーメモればよかった 1 (でじ村) シキワロス なーに。占いロラしてエルレイナさんと俺をロラすればかてるんすよ! 3 (ピットガレージ) BBL テスト 3 (ピットガレージ) シエスタXX わーいにゅたこだー 3 (ピットガレージ) BBL お疲れ様でした 1 (でじ村) jinjahime あー狩人COしちゃってー 3 (ピットガレージ) BBL まさか噛まれるとは 1 (でじ村) シキワロス 俺はただの村人っす 1 (でじ村) ソラユイ 狩人だーれー 1 (でじ村) エルレイナ COないよ~ 1 (でじ村) jinjahime もう、かまれようがほかはしろ確定 1 (でじ村) SEIRIOS 素村CO 1 (でじ村) かこちん ふむ 1 (でじ村) シキワロス だからCOは・・・できない 3 (ピットガレージ) シエスタXX 占いロラでいいでな 3 (ピットガレージ) BBL ですね 1 (でじ村) シキワロス あ 3 (ピットガレージ) BBL 私はjinjさん真で見てます 1 (でじ村) シキワロス 7 5 3 1の3つりか 3 (ピットガレージ) デジュー 早くも●ロラで占いの信用対決でもおkだね 1 (でじ村) jinjahime ですです 1 (でじ村) オペこ あれ? 1 (でじ村) jinjahime しかも全露呈 1 (でじ村) シキワロス ロラとか言ってる場合じゃなかった 1 (でじ村) jinjahime 両視点で 1 (でじ村) かこちん BBLさん狩人? 3 (ピットガレージ) BBL こんなに早い展開になるとは 1 (でじ村) オペこ つまりこれはどうなるの? 3 (ピットガレージ) デジュー 早くもは消し忘れ 1 (でじ村) ソラユイ どっちさきロラするの? 1 (でじ村) シキワロス どっちでもいい 3 (ピットガレージ) BBL どちらが狩人なんでしょうね 1 (でじ村) エルレイナ お互い仕事おわってるから 3 (ピットガレージ) デジュー 実際早いんだけども 1 (でじ村) ソラユイ 占い組みか占われた組み 3 (ピットガレージ) BBL 私とシエスタさん 1 (でじ村) かこちん 占いでいいよ 1 (でじ村) エルレイナ 黒でも占いロラでも 3 (ピットガレージ) シエスタXX やっぱ9人は運要素つよいなー 3 (ピットガレージ) BBL お互いはわかっているはず 1 (でじ村) かこちん 占い先にロラ推奨 1 (でじ村) jinjahime 両視点で狼全露呈 3 (ピットガレージ) シエスタXX なにが? 1 (でじ村) エルレイナ うみゅ 3 (ピットガレージ) BBL エルレイナ村っぽかったのにな 1 (でじ村) jinjahime 話すことがなくなった 1 (でじ村) シキワロス まあうちら●だされちゃった組はもう吊りきまってる 3 (ピットガレージ) BBL いや今狩人COが無いので私かシエスタさんになるかなと思いまして 1 (でじ村) エルレイナ 霊いないからわたしとシキさんと占い以外の村人には真偽がつかない 1 (でじ村) jinjahime で、狩人は出ちゃっても問題ない 1 (でじ村) エルレイナ 墓地で仲良くいっぱいやりましょうや[ワーイ] 1 (でじ村) ソラユイ 占いのどっち吊るのー? 1 (でじ村) かこちん じゃあ 霊CO なわけない(そこはおまかせでいいんでね? 3 (ピットガレージ) シエスタXX 狩人COの話になってるのか今w 3 (ピットガレージ) シエスタXX 村CHみてなかったw 3 (ピットガレージ) BBL もう終わったみたいです 1 (でじ村) シキワロス エルレイナさんとかこちんさん吊れば終わりっすね。 1 (でじ村) シキワロス うちとジンジャさん視点 1 (でじ村) jinjahime 私を信じてくれるなら、かこちん→エルレイナの順番で終わる 1 (でじ村) オペこ 本当ですか? 1 (でじ村) エルレイナ わたし視点はじんじゃさんとシキさんだけど 1 (でじ村) エルレイナ 証明する手段が現時点でない 1 (でじ村) シキワロス かこちんさんとエルレイナさん視点だとうちとジンジャさん釣れば終わり 1 (でじ村) かこちん んー普通に占い吊ってでいいよ 3 (ピットガレージ) BBL エルレイナさん狼なら私噛みも納得できるw デジュー 5分経過(あと2分) 3 (ピットガレージ) シエスタXX どーかなー 1 (でじ村) jinjahime なので、私は、かこちんに票を入れます 1 (でじ村) シキワロス 同じく。 3 (ピットガレージ) シエスタXX 結構ログ見たけど 3 (ピットガレージ) デジュー まぁ、良い感じな勝負になりそうでよかったわ 1 (でじ村) かこちん まぁ打倒にじんじゃさんだね 1 (でじ村) エルレイナ じんじゃさんの占い理由みたら、村よりな視点で占いといっている。狼としたらさっさと排除したいとこに黒を出したとしか思えない 1 (でじ村) ソラユイ そらもジンジャーさんー デジュー あと1分 3 (ピットガレージ) シエスタXX 村視点で納得できる噛みって実際すくないんだよねー 1 (でじ村) jinjahime あとは、発言などを見て、信頼できるほうを残してください 3 (ピットガレージ) BBL そうなんですか 1 (でじ村) エルレイナ シキさんはまだ狼の組織票でシエスタさんが吊られたことを考えればわかるんだ 1 (でじ村) シキワロス 狼なら夜相談できることを昼に伝えた理由を考えてくださいな デジュー 20秒前 1 (でじ村) jinjahime ソラさんは、私信頼できない? 3 (ピットガレージ) BBL 自分で噛み決めたことないからなあ 1 (でじ村) シキワロス としかいえね 1 (でじ村) かこちん シキさんを吊らせたくない狼が票ずらしたって考えは無理かな・・・そこまで票ずらしできる人数ではないのかな? 1 (でじ村) シキワロス いや。 3 (ピットガレージ) シエスタXX 狼サイドって結構遊ぶからね 1 (でじ村) デジュー ---------------STOP--------------- 1 (でじ村) デジュー ---------------STOP--------------- 1 (でじ村) デジュー ---------------STOP--------------- 1 (でじ村) シキワロス ソラさんがたんにシエスタさんにいれただけだからかな? デジュー 夜まで時間がありません 皆様今日の尊い犠牲をお選びください(会話はストップです) デジュー 投票は私に直Tellでお願いします 3 (ピットガレージ) BBL そうなんですか 2 (三矢の刺客) エルレイナ やっぱりな~w 2 (三矢の刺客) かこちん ヽ(´ー`)ノオワタ オペこ は デジュー に言った jinjahimeさんでお願いします。 SEIRIOS は デジュー に言った かこちんさんに投票します シキワロス は デジュー に言った かこちんさんに 2 (三矢の刺客) エルレイナ でも占いで信頼とれる自信もないw jinjahime は デジュー に言った どうすんだこの村www 吊り投票>かこちん かこちん は デジュー に言った jinjaさんで 3 (ピットガレージ) BBL 狐いたら探さなきゃいけないし共有は噛まなきゃ出し忙しかったはずなんだけどなあ ソラユイ は デジュー に言った じんじゃーさんー 2 (三矢の刺客) エルレイナ まぁじんじゃさんへw 2 (三矢の刺客) かこちん かといってエルレイナ●って出た後に次の日かこちん●ってでそうだった 3 (ピットガレージ) シエスタXX 結構村が深読みしすぎな時が多いと思う エルレイナ は デジュー に言った じんじゃさんに投票します~ 3 (ピットガレージ) シエスタXX 仲間がいるからねー 3 (ピットガレージ) BBL 占い騙りでマクロ一生懸命作ってたからあんまり覚えてないいんですけどね 3 (ピットガレージ) シエスタXX 気楽なんだよ デジュー あと1分 3 (ピットガレージ) BBL 私のときは狼4で独りすぐ指定されたからなあ そんな余裕はありませんでした 2 (三矢の刺客) エルレイナ まぁじんじゃさん占いの時点で 2 (三矢の刺客) エルレイナ 占われるとはおもったw 3 (ピットガレージ) シエスタXX www 2 (三矢の刺客) かこちん おなじくエルレイナさん占われると思ったからのCOなんだがね デジュー 20秒前 3 (ピットガレージ) シエスタXX まあかこちんさん真で見るかな 3 (ピットガレージ) BBL エルレイナさんがいきなり指定で真占い師はグレーの狼を3回目の占いで見つけるはで大変でした jinjahime 4票 かこちん 3票 デジュー さよならjinjahimeさん…あなたの勇姿は忘れない 2 (三矢の刺客) エルレイナ かといって騙り下手なわたしが占いでても信用がとれないw デジュー /chjoin ピットガレージ デジュー 日が沈み始めました よい子も悪い子も寝る時間です デジュー 役職の方は私にTellお願いします jinjahime ( ゚∀゚)・∵. グハッ!! 2 (三矢の刺客) かこちん うほw 2 (三矢の刺客) かこちん 通ったwww 2 (三矢の刺客) エルレイナ 狩人COなかったけど 2 (三矢の刺客) かこちん セイリオスと オペこ は デジュー に言った 狩人です。ソラユイさんを護衛します。 2 (三矢の刺客) かこちん ソラユイがじんじゃーだね多分 3 (ピットガレージ) jinjahime ニャーン 3 (ピットガレージ) BBL お疲れ様でした 3 (ピットガレージ) シエスタXX おつおつ 3 (ピットガレージ) jinjahime おつかれさまです(*´ω`*) 2 (三矢の刺客) エルレイナ 役もってるとしたらオペこくんだとおもうんだ デジュー は オペこ に言った 護衛承りー 2 (三矢の刺客) かこちん うん 2 (三矢の刺客) エルレイナ そこ噛みでいいかしら? 2 (三矢の刺客) かこちん セイリオスさん素村COしてるw 3 (ピットガレージ) BBL うーん占い理由見たら確かにjinjaさんの方が怪しいかな 3 (ピットガレージ) jinjahime 1Tめで仕事が終わるとは思わなかった 3 (ピットガレージ) BBL でも潜伏しようとしたのが少しマイナスなんですよね>かこちんさん 3 (ピットガレージ) jinjahime ですねー 2 (三矢の刺客) エルレイナ セイさん、シキさんが狩ならCOしてるとおもう 3 (ピットガレージ) BBL まれにありますよ 2 (三矢の刺客) かこちん じゃあ占いはソラユイさんで 2 (三矢の刺客) エルレイナ 理由はもういらないよw 3 (ピットガレージ) BBL 私も1ターンで仕事終了したことあります 3 (ピットガレージ) jinjahime 少数村ですからねー。綺麗な信頼勝負になった 2 (三矢の刺客) エルレイナ もう仕事ないので適当 2 (三矢の刺客) エルレイナ これでいいねw 3 (ピットガレージ) シエスタXX シキさんはSGなのか 2 (三矢の刺客) エルレイナ 占い視点もう狼全露呈だし 3 (ピットガレージ) jinjahime 私の対抗黒ですね 2 (三矢の刺客) かこちん 占いCO ○狼の帽子をかぶっていたので! 3 (ピットガレージ) シエスタXX かこちんさんの言うとおり エルレイナ は デジュー に言った オペこくんがぶがぶがぶ 3 (ピットガレージ) BBL 多弁残りって新鮮ですね デジュー は エルレイナ に言った がぶがぶがぶりんちょ 2 (三矢の刺客) エルレイナ 理由もういらないでそw100%しろしかでないもんw ソラユイ は デジュー に言った 狼だれかわかっちゃったー 3 (ピットガレージ) jinjahime ソラさんの思考がよめません(´・ω・`)かわいいけど 3 (ピットガレージ) シエスタXX 吊り逃れに俺に票集めざるおえなかったのか 2 (三矢の刺客) エルレイナ それにしても 2 (三矢の刺客) エルレイナ わたしとオペこくん 2 (三矢の刺客) エルレイナ 陣営違いすぎだろwww ソラユイ は デジュー に言った かも?あれ? デジュー は ソラユイ に言った ほほー、言ってみなされ 2 (三矢の刺客) エルレイナ そのメタでわたし疑いそうだからそれも含めての噛み ソラユイ は デジュー に言った かこちんとーえるー 2 (三矢の刺客) かこちん w 3 (ピットガレージ) シエスタXX ぶっちゃけグレーの俺よりソラさんじゃね?って言おうか迷ったけど 2 (三矢の刺客) かこちん こっち疑ってたのおぺこさんくらい? 3 (ピットガレージ) シエスタXX めんどくさくなったわw 3 (ピットガレージ) jinjahime まぁね。迷ったけど ソラユイ は デジュー に言った あれ 2 (三矢の刺客) エルレイナ どうだろ~ 2 (三矢の刺客) かこちん ただ、そこが噛まれたら怪しくみえるかもぬーん デジュー は ソラユイ に言った まぁなんと答えようとノーコメント 2 (三矢の刺客) エルレイナ おぺこくん狩もあるから 3 (ピットガレージ) BBL 私はオペこさんかSEIさん指定してほしかったかな ソラユイ は デジュー に言った うん 2 (三矢の刺客) エルレイナ そこいがいはないかな~ 2 (三矢の刺客) かこちん まぁそうだけど 2 (三矢の刺客) エルレイナ 怪しまれはやむなし 2 (三矢の刺客) かこちん ソラユイさんが変態狩人で護衛してたらおてあげだ 2 (三矢の刺客) エルレイナ しないとおもうw デジュー あ、終わってた 3 (ピットガレージ) BBL SEIさんなんて空気と一体化してた気がします 1 (でじ村) デジュー ---------------STOP--------------- 1 (でじ村) デジュー ---------------STOP--------------- 1 (でじ村) デジュー ---------------STOP--------------- 3 (ピットガレージ) jinjahime 一応、セイさんとソラさんも考えたんだけどね。狼狙っていかないととおもったから 護衛 ソラユイ 噛み オペこ 2012-3-31 でじ村(4)
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/8586.html
前ページ次ページSERVANT S CREED 0 ―Lost sequence― 魔法学院の東の広場、通称『アウストリ』の広場のベンチに腰かけ、ルイズは一生懸命に何かを編んでいた。 今はちょうど昼休み。食事を終えたルイズは、デザートも食べずに広場へやってきて、こうやって編み物をしているのだった。 ときおり、手を休めては、『始祖の祈祷書』を手に取り、白紙のページを眺めながら、姫の式に相応しい詔を考える。 周りでは、他の生徒がめいめいに楽しんでいる。ボールで遊んでいる一団がいた。 魔法を使い、ボールに手を触れずに木に吊り下げた籠に入れて、得点を競う遊びだ。 ルイズは、その一団をちらと眺めた後、切なげなため息をついて、作りかけの自分の作品を見つめた。 はたから見るとその様子は、一幅の絵画の様であった。ルイズは本当に黙って座っているだけでさまになる美少女なのである。 ルイズの趣味は編み物である。小さい頃、魔法がダメなら、せめて器用になるようにと、母に仕込まれたものであった。 しかし、天はルイズに編み物の才能を与えなかったようである。 ルイズは一応、セーターを編んでいるつもりであった。しかし、出来あがりつつあるのは、どう贔屓目に見てもねじれたマフラーである。 というか、複雑に毛糸が絡まりあった、オブジェにしか見えない。 ルイズはそんなオブジェを恨めしげに眺めて、再びため息をついた。 あの厨房で働くメイドの顔が思い浮かぶ。エツィオが彼女を誑し込んだことを、ルイズは知っている。 そんな彼女にエツィオは食事を用意させている事もルイズは見抜いていた。 あの子は食事を作れる、キュルケには美貌がある。じゃあ自分には何があるだろう? そう思って、趣味の編み物に手を出したのだが……、あまりいい選択ではなかったようだ。 そんな風に作品を眺め、軽く鬱に入っていると、肩を誰かに叩かれた。 振り向くと、キュルケがいた。ルイズは慌てて、傍らに置いた始祖の祈祷書で『作品』を隠した。 「ルイズ、なにしてるの?」 キュルケはいつもの小馬鹿にしたような笑みを浮かべ、ルイズの隣に座った。 「み、見ればわかるでしょ。読書よ、読書」 「でもその本、真っ白じゃないの」 「これは『始祖の祈祷書』っていう国宝の本なのよ」 「ふぅん、で? なんでそんな国宝をあなたが持ってるの?」 ルイズはキュルケに説明をした。アンリエッタの結婚式で、自分が詔を詠み上げること。 その際、この『始祖の祈祷書』を用いる事……などなど。 「なるほど。その王女の結婚式と、この間のアルビオン行きって関係してるんでしょ?」 ルイズは一瞬考えたが、キュルケが一応、自分達を先に行かせるために囮になってくれた事を思い出し、頷いた。 「あたしたちは、王女の結婚が無事行われるために危険を冒したってわけなのねぇ、名誉な任務じゃないの。 つまりそれって、こないだ発表された、トリステインとゲルマニアの同盟が絡んでるんでしょ?」 なかなか鋭いキュルケであった。ルイズは憮然とした表情で言った。 「誰にも言っちゃダメなんだからね」 「言うわけないじゃない、あたしはギーシュみたいにおしゃべりじゃないもの。 ところで、二人の祖国は同盟国になったのよ? あたしたちも、これからは仲良くしなくっちゃ。ねぇ? ラ・ヴァリエール」 キュルケはルイズの肩に手を回した。そして、わざとらしい微笑を浮かべる。 「聞いた? アルビオンの新政府は、不可侵条約を持ちかけてきたそうよ? あたしたちがもたらした、平和に乾杯」 そんなのとっくに知ってるわよ。とルイズはうっとうしそうに相槌を打った。 その平和のために、アンリエッタは好きでもない皇帝の元へ嫁ぐ事になり、エツィオは暗殺を行い続けたのである。 仕方のないこととはいえ、明るい気分にはなれなかった。 「それはそうと、この間のアサシンの話、覚えてる? ほら、『アルビオンの死神』のことよ」 ルイズは、ぴくりと肩を震わせた。 「ええ、それが?」 「ね、ここだけの話、『アルビオンの死神』って、エツィオなんでしょ?」 「残念でした、あいつはアサシンじゃないわ」 ルイズの顔を覗き込んで、キュルケは言った。 ルイズは、つんと澄ました顔で首を横に振る。だが、キュルケは何食わぬ顔で首を傾げた。 「あら? そうなの? おかしいわね、エツィオがそう言ってたのに」 「なっ……!」 ルイズは目を吊り上げた。 「あ、あのバカっ……! な、なに自分でバラしてんのよっ……!」 苦々しい表情で呟いたルイズを見て、キュルケはにやっと笑った。 「あらら、てことはアサシンって、エツィオなんだ」 「あっ……! あ、あんたもしかして!」 キュルケのその言葉に、鎌をかけられたことに気が付いたルイズははっとした表情になった。 キュルケは楽しそうに、ルイズの額を指でつついた。 「ウソに決まってるじゃない。エツィオに聞いたらはぐらかされちゃったわよ、彼って、煙に巻くのうまいわね。 ちなみに、彼にも同じ手を使ったけど、それでも自分ではないって否定されちゃったわ」 あなたってほんとに分かりやすいんだから、とキュルケは笑いながら言うと、やがて、ほうっ……と、切なげなため息を吐いた。 「それにしてもすごいわね! エツィオがあの『アルビオンの死神』だなんて!」 「い、言わないでよ! だって……!」 「わかってるわ、あたしだって馬鹿じゃないもの」 キュルケは少々むっとした表情でルイズを見つめる。それから頬に手を当て、うっとりした様子で呟いた。 「ああ、でもエツィオってば、想像以上だわ……、そのままでも十分カッコいいくせに、まだ秘密を隠し持ってたなんて……! 素敵……最高じゃない!」 「ふん、あんなバカのどこがいいのかしら」 口をへの字に曲げながら、つまらなそうに呟くルイズに、キュルケはにやっと笑った。 「あら、そんなの聞くまでもないんじゃなくて? それにあなたも……」 キュルケは、さっと始祖の祈祷書の下から、ルイズの作品を取り上げた。 「か、返しなさいよ!」 ルイズは取り返そうともがいたが、キュルケに体を押さえられてしまった 「さっきから、この……え、えーっと……、ごめんなさい、なにこれ」 キュルケはぽかんと口をあけて、ルイズの編んだオブジェを見つめた。 「セ、セーターよ」 「セーター? ヒトデのぬいぐるみにしか見えないわ」 「そんなの編むわけないじゃない!」 ルイズはキュルケの手から、やっとの思いで編み物を取り戻すと、恥ずかしそうに俯いた。 「あなた、そのセーター、エツィオに編んでたんでしょ?」 「あ、編んでないわよ! ばかね!」 ルイズは顔を真っ赤にして怒鳴った。 「あなたってほんとうにわかりやすいのね、好きになっちゃったんでしょ? わかるわ~、あんな完璧な男、惚れるなって言うほうが無理だもの」 ルイズの瞳を覗き込むようにして、キュルケは言った。 「す、好きなんかじゃないわ。好きなのはあんたでしょ」 「あのねルイズ。あなたって、嘘つくとき、耳たぶが震えるの、知ってた?」 ルイズは、はっとして耳たぶをつまんだ。すぐにキュルケの嘘に気が付き、慌てて手を膝の上に戻す。 「と、とにかく、あんたなんかにあげないんだから。エツィオはわたしの使い魔なんだからね」 キュルケはにやっと笑った。 「独占欲が強いのはいいけれど、あなたが今心配すべきは、あたしじゃなくってよ」 「どういう意味よ」 「ほら……なんだっけ、エツィオに誑し込まれたあのメイド」 ルイズの目がつり上がった。 「あら? 心辺りがあるの?」 「べ、べつに……」 「今、部屋に戻ったら、面白い物が見られるかもよ?」 ルイズはすっくと立ち上がった。 「好きでもなんでもないんじゃないの?」 楽しげな声でキュルケが言うとルイズは。 「わ、忘れ物を取りに行くだけよ!」と怒鳴って駆けだした。 エツィオは部屋の掃除をしていた。 箒で床を掃き、机を雑巾で磨く。最近、ルイズが洗濯や自分の身の回りの世話を自分でやるようになったため、仕事と言えば掃除くらいだ。 掃除はあっという間に終わってしまった、もともとルイズの部屋にはあまり物が無い。 クローゼットの隣には引き出しの付いた机。水差しの乗った丸い小さなテーブルに椅子が二脚。そしてベッド、本棚くらいである。 ルイズはわりと勉強家なので、本棚にはずっしりと分厚い本が並んでいる。 父上の書斎も、こんな感じだったな。と、なんとなく昔を思い出しながら、椅子に腰かけた、その時である。 開け放たれたままの窓から一羽の鳩が、エツィオの元に飛んできた。 「やっと来たか」 腕に止まった鳩から手紙を受け取りながら、エツィオは小さく呟く。 部屋の壁に立てかけたデルフリンガーが、エツィオに声をかけた。 「お? 姐さんからの手紙かい?」 「なんだよ姐さんって……」 苦笑しつつも、その手紙を開封する。 だが、その中身をみたエツィオは、すぐに眉根を寄せた。 「奴ら……正気か?」 「どうしたよ、相棒」 ただならぬエツィオの様子に、デルフリンガーが尋ねる。 エツィオは険しい表情のまま呟いた。 「『親善訪問』は予定通り行うそうだ」 「予定通りだって? するってぇと……」 「ああ、奴ら、艦隊の再編を終えつつあるらしい……。親善訪問に合わせ再編を終え、侵攻に乗り出すつもりのようだ。 最後通牒だったんだがな……、受け入れてもらえなかったようだ」 全て、無駄だったな……。エツィオは低く呟くと、顎に手を当て考える。 「降下予定地は……ラ・ロシェール近郊、タルブの大草原……か」 そんなところあったかな? とエツィオは小さく首を傾げる。 しかし、手紙に書いてある以上、あるものはあるのだろう。 エツィオは肩を竦めると、ルイズの机から羽根ペンを取り出し、なにやらさらさらと手紙をしたため始めた。 それを鳩にくくりつけ、窓から空へと放つ。 「これでよし、っと」 「何を頼むんだ?」 「資金源の再調査だ、今回の侵攻の軍資金がどこから出たのか調べてもらうのさ。まさか税金だけで賄える筈はないからな」 そう言いながら、エツィオは椅子に腰をかける。それから再びマチルダからの手紙を広げ、じっと見つめた。 「銀行家は全て消した……、市民から税を捲き上げたとしても、奴らに軍を動かす程の金なんてないはず……。 奴ら……、一体何を考えているんだ?」 「でも相棒、お前、これを想定していたんじゃなかったのか?」 「まぁな……、予定より艦隊の規模が小さいらしいが……、不意を打てるのならば制圧は可能だと踏んだんだろう。 トリステインには、伝える事は全て伝えた……あとはトリステイン艦隊がうまく立ち回ってくれることを祈るしかないな」 だが……もし万が一の時は、忙しくなるな……。と小さく呟き、エツィオは机の上に置かれたアサシンブレードを見つめた、その時、扉がノックされた。 エツィオは手紙を丸め、ポケットの中に入れようと。したが、ちゃんと入らず。丸まった紙きれがぽとん、と床に落ちる。 少し慌てていたためか、それに気が付かないまま扉に向かい、エツィオは「どうぞ」と声をかける。 すると扉ががちゃりと開いて、シエスタがひょっこり顔を見せた。 今までの険しい表情から一変、エツィオはにっこりとほほ笑んだ。 「やあ、シエスタじゃないか、どうしたんだ?」 「あ、あの……」 そうやって現れたシエスタの手には、大きな銀のお盆があった。その上にはたくさんの料理が乗っている。 「あのですね、その、今朝、エツィオさん、食堂にいらっしゃらなかったじゃないですか」 ああ、とエツィオは頷いた。 昨夜、まったく眠れなかったせいで、思いっきり寝過してしまい、ルイズはなんとか朝食にありつけたものの、 エツィオは食堂へルイズを送り出すことに精いっぱいで、朝食を食べる事が出来なかったのだ。 「だから、お腹すいてないかなって。心配になって……それで……」 シエスタはお盆をもったままもじもじした。その仕草がとてもかわいらしい。 「いや、助かったよ、今日は思いっきり寝過しちゃってね、朝食を食べてなかったんだ」 「寝過しちゃったんですか? ……実は、わたしもなんです。お陰でお仕事に遅れちゃって、部屋長に怒られちゃいました……」 シエスタはしゅんと項垂れた。 「なんだ、きみも寝坊しちゃったのか。お互い災難だな。さて、それはそうと、丁度お腹かがすいてたんだ、持ってきてくれて助かったよ」 エツィオはにこやかにほほ笑むと、そう言った。 「ほんとうですか?」 シエスタの顔が輝いた。 「うれしいです……、じゃあ、おなかいっぱい食べてくださいな」 小さなテーブルの上に、様々な料理が、所狭しと並んでいる。 シエスタが、にこにこしながら隣に座る。 「それじゃ、いただくよ」 エツィオはにっこりとほほ笑み、料理を口に運び始める。 「おいしいですか?」シエスタが尋ねてくる。 「ああ、とっても」 「えへへ……、たくさん食べてくださいね」 シエスタは、上品な、それでいて手慣れた手つきで料理を口に運ぶエツィオを、うっとりとした目で見つめている。 「エツィオさんって、上品なんですね、なんだか、料理も口に運ばれるのを楽しみにしているみたい。作った人も幸せな気分だなぁって」 「きみの前だからな、カッコつけてるのさ」 エツィオはウィンクしながら笑う。 まぁっ、とシエスタは頬を染めた。 「ところで、いつもと味付けが違うような……、誰が作ったんだ?」 エツィオが首を傾げると、シエスタは、はっとした表情になった。 不安そうにエツィオを上目遣いに見つめ、尋ねる。 「あっ……。お、おいしくない……ですか?」 「とんでもない、それどころか俺好みの味付けだ」 「ほ、ほんとですか! じ、実はそれ、私が作ったんです」 シエスタは、はにかんだ表情で言った。 「へえ! 大したものじゃないか!」 「あ、ありがとうございます。無理言って、厨房に立たせてもらったんです。 でも、こうやってエツィオさんに食べてもらうことが出来たので。お願いした甲斐がありました」 「きみの手料理を一人占めできるなんてな、これは寝坊して正解だったかな?」 上機嫌に料理を口に運ぶエツィオに、シエスタは嬉しそうに笑った。 やがて、机の上に置かれた料理を一通り平らげると、エツィオはお腹をさすりながら満足そうに頷いた。 「ふぅっ……、食べ過ぎちゃったかな。ありがとうシエスタ、とてもおいしかったよ」 「いえっ! あ、あのっ! 言ってくださればわたし、エツィオさんのために、いつでも作ります!」 「ああ、また頼むよ」 ワインを口に運びながら、エツィオは微笑む。 その魅力的な笑みに、シエスタは思わずクラっときてしまう。 しかしエツィオの手前、なんとか気を取り直そうと、シエスタは慌てた調子で言った。 「エ、エツィオさん!」 「うん?」 「あ、あのっ!」 それからシエスタは、言葉を選ぶようにして口を開いた。 「昨日のお話、とっても楽しかったです! エツィオさんの故郷! えと、フィレンツェって、とっても素敵なところなんだなって!」 ああ、とエツィオは呟いた。 エツィオとしても、フィレンツェについて、大したことは話していない、 しかし、あまり世間に詳しくない村娘のシエスタにとって、異国の話は、とても魅力的に聞こえたのだろう。 シエスタは、ぽん、と手を叩いた。 「あのね、エツィオさんの故郷の話も素敵だけど、わたしの故郷も素晴らしいんです。タルブの村って言うんですけど……」 「タルブだって?」 その言葉に、エツィオの表情が一瞬強張った。 タルブ……、手紙に記されていた、アルビオン軍の降下予定地だったはず……。 そんなエツィオの様子に気が付いたのか、シエスタはおろおろとした様子で尋ねる。 「ど、どうしたんですか? わ、わたしったら、もしかして、なにかお気に召さないことを……」 「あ、いや……、なんでもない。……シエスタ、もしかしてそのタルブって村、近くに草原がないか?」 エツィオが尋ねると、シエスタは顔を輝かせた。 エツィオが自分の村の事を知っていた事が、嬉しかったようだ。 「はい! 村の近くに広い綺麗な草原があるんです! もしかして、御存じなんですか?」 「ん……、ああ、是非一度行ってみたいと思っていた所でね」 「そうなんですか!」 エツィオがにこりとほほ笑むと、シエスタは胸の前で手を組み、勢いよく立ちあがって叫んだ。 「そ、それじゃあ、エツィオさん! わたしの村に来ませんか?」 「タルブの村に?」 「今度、お姫さまが結婚なさるでしょう? それで、わたしたちに休みが出る事になったんです。 でもって、久しぶりに帰郷するんですけど……。よかったら遊びに来て下さい! エツィオさんに見せたいんです、あの綺麗な草原。 今はきっと、夏の花が咲いているわ、地平線の向こうまで……。今頃、とってもきれいだろうな……」 とてもうれしそうに話すシエスタを見て、エツィオは、内心、胸を痛めた。 マチルダの手紙が確かならば、アルビオンの侵攻により、タルブの村は戦場となるだろう。 シエスタの身を案じるのであれば、彼女の帰郷を止めるべきである。 しかし、逆に考えれば、これはいい機会なのかもしれなかった、シエスタに事情を話し、村人の避難誘導に協力してもらえば、 被害を最小限にとどめることが出来るかもしれない。 無論、余計な動揺を防ぐために、現地に着くまでは、そのことを伏せておく必要があるが……。 「ああ、でも……、いきなり男の人を連れていったら、家族のみんなが驚いてしまうわ。どうしよう……」 そんなエツィオの様子に気が付いていないのか、シエスタは半ば浮かれた気分で呟いている。 それからシエスタは、ぽんと手を叩いた。それから、激しく顔を赤らめて呟いた。 「そうだ。だ、旦那様よ、って言えばいいんだわ」 「ん?」 「け、結婚するからって言えば、喜ぶわ。みんな。母さまも、父さまも、妹や、弟たちも……。みんな、きっと喜ぶわ」 「おい、シエスタ?」 なんだか、話がとんでもない方向へ進んでいることを心配したエツィオが、シエスタの顔の前で手をひらひらと振る。 すると、我に返ったのか、シエスタは慌てて首を振った。 「ご、ごめんなさい! そ、そんなの迷惑ですよね! っていうか、エツィオさんが遊びに来るって決まったわけじゃないのに! あは!」 「いや……、それはいい提案だ」 エツィオはそう言うと、僅かに口元に笑みを浮かべ、やおら立ち上がる。 「是非きみの村に行ってみたいな、きっと素敵なところなんだろう」 「え……あ、ほ、ほんとうですか?」 「もちろんさ、言っただろう? きみの事をもっと知りたいんだ」 シエスタはしどろもどろになりながら言った。 「エ、エツィオさんって……、だ、大胆ですよね」 「そうか? これでも大分遠慮してるんだけどな。それとも……」 エツィオは、ずいっとシエスタの顔を覗き込む。 咄嗟の事に驚いたシエスタは、バランスを崩した。その後ろにはルイズのベッドがあった。 当然、ベッドに倒れ込む形になったシエスタ、その上に、エツィオがのしかかる様にして顔を寄せる。 まるで獲物を捕らえるように、エツィオの手がシエスタの顎を掴む。 「大胆な男は……嫌いかな?」 かはっ……、っとシエスタの口から言葉にならない吐息が漏れた。 ボディブローのようにずっしりとくる、エツィオの甘い囁き。 もはやシエスタの顔はまるでゆで上がったように真っ赤になっている。 エツィオはニヤっと笑みを浮かべると、顎を掴んでいた手を離し、優しく撫でるようにシエスタの頬から首筋……そして胸へと下ってゆく。 「あわ、あわわ……あわわわ」 「……どうなのかな? シエスタ」 意地悪な笑みを浮かべながらエツィオが囁く。 シエスタは、元々いったん覚悟を決めると大胆になる性格である、だが、エツィオの前では覚悟を決めることすら許されない。 完全にペースを掌握したエツィオは、ずいっとシエスタに顔を寄せる。 その時だった、まさしく絶妙のタイミングで、ルイズがドアを開けて入ってきた。 それから十秒の間に、実に様々なことが起こった。 ルイズが、シエスタをベッドに押し倒しているエツィオを発見した。これが一秒。 エツィオが、「げっ!?」 とベッドから跳ね起きた。これが二秒。 一拍遅れ、我に返ったシエスタが慌てて起き上がる。シエスタはこれに二秒費やした。 衣服に乱れが無かったため、シエスタはペコリと頭を下げ、部屋を飛び出して行った。ここまでで六秒。 ここでようやくルイズの硬直は解ける。これで七秒。 ルイズはエツィオには向かわず、机の上に置いてあった、エツィオの鉄のセスタスを手に取り、それを右手にはめる。ルイズはこれに二秒費やした。 エツィオが「あ、いや、これには事情があって!」とルイズに言ったのと、ルイズの文字通りの鉄拳がエツィオの鳩尾に叩き込まれたのが同時で十秒。 そんなわけで、ルイズがドアを開けて十秒後には、エツィオは冷たい石の床に転がっていた。 ルイズはエツィオの頭をがっしと踏みつけた。声が震えている。身体も震えていた。 「何してたのあんた」 「げほっ……う……ぐぐ……」 「うぐぐ、じゃわかんないわ、人のベッドの上で何をしてたの?」 「い、いやぁ……ええと、その、なんと説明したらよいか……ぐぁっ!?」 「いいわけはいいのよ。ともかく、使い魔のくせに、ご主人様のベッドの上であんなことしようとしてたのが、どうにも許せないの。今度という今度はあたまにきたわ」 ルイズの目から、ぽろっと涙が流れた。 エツィオは流石にまずいと思ったのか、慌てて立ち上がる。 「いや、ちょ、ちょっとまった、泣くほどの事か?」 ……彼らしくないミスだった、不用意に放たれたその言葉は、ルイズの心を大きく抉ってしまった。 「出てって」 ルイズはきっとエツィオを睨んだ。 「お、おい……」 「出てって! あんたなんかクビよ!」 「いっ……!」 ルイズは右手のセスタスを外すと、エツィオの顔に思いっきり投げつけた。 勿論、ただの手袋ではない、鉄のプレートが縫い込まれた、いわば凶器である。 ぽたたっ、っと再び開いたエツィオの古傷から流れ出た血が床に飛び散った。 その光景に、ルイズはちくりと心が痛んだが、今回はそれよりも、腹の底が煮えくりかえるような怒りが勝ってしまった。 「く、クビって、おい冗談だろ?」 そんな目にあって尚、平静を保っているあたり、流石というべきか。 エツィオはなだめる様な口調で、ルイズに話しかける。 だが、そんな冷静なエツィオの態度が、益々癪に障ったのだろう、ルイズは掛けてあったエツィオのアサシンローブをひっつかみ、廊下に放り出す。 「クビよ! クビったらクビ!」 「お、おい! 落ち着けって!」 エツィオがそんなルイズをなんとか落ち着かせようとするものの、その勢いは止まらない。 今度はデルフリンガーやその他の装備を、全て廊下に放り出した。 「落ち着けですって? ふざけないで! あんたはクビなの! あんたなんかその辺でのたれ死んじゃえばいいのよ!」 ルイズは最後に、エツィオの袖を掴むと、そのまま部屋の外へと叩きだした。 「あんたの顔なんか、見たくもない!」 その言葉を最後に、ルイズは、ばたん! と勢いよくドアを閉めた。 「おい! ルイズ! 俺が悪かったって! 機嫌直せって!」 エツィオはドアを叩くも、返事が無い。 やがて諦めたのか、エツィオはがっくりと肩を落とすと、ルイズに投げ捨てられた自分の装備品を回収する。 「やれやれ、こんなカッコ悪いのは久しぶりだな……」 そんな事をぼやきながら、最後にデルフリンガーを拾い上げる。 「よお相棒、こっぴどくやられちまったなぁ」 「ああ。ま、一時的な物だと思うんだけどな……」 エツィオは肩を竦めると、どうしたものかと首を傾げる。 「はぁ……、参ったな……こんなに嫉妬深いなんて……。もっとうまく立ち回らなきゃな」 「お前……、いや、なんでもねーよ」 ため息を吐きながら呟くエツィオに、あきれ果てたようにデルフリンガーが吐き捨てた。 一人、部屋に残ったルイズは、ベッドの上に倒れ込んだ。 毛布をひっつかみ、頭から被った。 ひどい、とルイズは思った。 「今日だけじゃないわ。わたしが授業を受けてる間にあの子を連れ込んで、いっつもあんなことしてたのね。 知らないのは、わたしだけだったのね、許せない」 ルイズは唇を噛んだ。 あの夜のエツィオの囁きは、嘘で塗り固められていたのだ。 涙がぽろっと溢れて、頬を伝った。 「なにが裏切らないよ……。キスまでしたくせに……、だいっきらい」 自分に言い聞かせるように、ルイズは何度も呟いた。 「……キスしたくせに」 「……で、きみはいつまでぼくの部屋に居候する気なんだね?」 ルイズの部屋を追いだされてから二日後、エツィオが転がり込んだ部屋の主が、ワイングラスを傾けながら、呆れたように呟く。 「そう言うなよギーシュ、お詫びにこうして、上等なワインを持ってきてやったんだからさ」 机に向かい、何やら作業をしていたエツィオが振り向き、両手を上げて言った。 部屋を追いだされ、行くあてが無くなったエツィオは、こうしてギーシュの部屋に転がり込んだのであった。 「まあ、それはいいんだけどさ。どうだい? ルイズには、許してもらえそうかね?」 「いや……さっきも謝りに行ったんだけどな、全然ダメだ、困ったものさ」 エツィオは肩を竦めて答える。 ギーシュは、はっはっは、と笑った。 「しっかし、きみも災難だねぇ、まさか、メイドを押し倒した所をルイズに見られるなんてさ」 「不運な事故って奴さ、ま、絶好の機会を逃したってのはあるんだけどな」 「きみがそんな事をしてても、別に驚くようなことでもないと思うんだけどね」 「まさかあそこまで初心だとはな……ますます燃えてきた」 ニッと笑みを浮かべるエツィオに、ギーシュは呆れたようにため息を吐く。 「それ、どっちのこと言ってるんだい?」 「そんなの、聞くまでもないだろ?」 「……きみの前の恋人は、さぞかし心が広いレディだったんだろうね」 「ギーシュ、俺はこれでも、フィレンツェにいた頃は、クリスティーナ一筋だったんだぜ?」 「はっはっは! 嘘はやめたまえよ! そんなはずないだろう!」 「おい! 本当だって!」 わっはっは、と笑うギーシュに、エツィオは少々むっとした表情で肩を竦める。 「なんだよ、全く……」 エツィオは吐き捨てるように呟くと、中断していた作業を再開する。 そんなエツィオに気が付いたのか、ギーシュは首を傾げた。 そう言えば、彼はここに来てから、自分と馬鹿話や、チェス等に興じる時以外はいつも机に向かい、羊皮紙を見ながら何かを作っている。 不思議に思い、エツィオの手元を覗き込むと、机の上には、秘薬の調合に用いる天秤や なにやら多種多様な丸っこいものが置いてあった。 一体彼は何をしているのだろう? と気になったギーシュはエツィオに尋ねた。 「そう言えば、エツィオ、きみはさっきから何をしてるんだ?」 「ん? 見てわからないか? 爆弾作ってたんだよ」 エツィオから返ってきた答えに、ギーシュは思わず目を丸くする。 「なっ! お、おいおい! ぼくの部屋で何してくれてるんだねきみは!」 「冗談だよ!」 「いやいやいや! その丸っこい物体といい、その火薬っぽい黒い粉といい、明らかに爆弾じゃないかね! きみ、一体何考えてるんだ!」 「いいだろうが! 別にここで使うわけじゃないんだからさ! ヘマなんてするものか!」 「いいから片づけたまえ! ぼくは犯罪の片棒を担ぐつもりはないぞ!」 ギャーギャーと、ギーシュと掴みあっていると、不意にドアがノックされた。 「おい、ジェントルメン、客だぜ」 ノックに気が付いたデルフリンガーが声を上げた。 「あ、ああ、開いてるよ」 ギーシュが返事をすると、ドアが開いた。 「し、失礼します、ミスタ・グラモン」 ペコリと頭を下げ、おずおずと入ってきたのは、メイドのシエスタであった。 「きみは……、件のメイドじゃないか、何か用かね?」 「あの、エツィオさんがここにいると伺ったものですから……」 シエスタがそう言うと、ギーシュは、得心したように、ああ、と呟き、エツィオを見た。 「きみも大変だったな。この……ろくでなしのせいで」 「お前が言うか! ったく……。で、シエスタ、どうだった?」 エツィオは口をへの字に曲げ、ギーシュを睨みつけると、シエスタに尋ねる。 「あ、はい! マルトーさんに頼んだら、おやすみが取れました!」 「……そうか、なら行こうか、準備は出来ているな?」 「はい!」 「それじゃ、下で待っていてくれ、俺もすぐに行く」 シエスタは、わかりました! と、頷き、忙しげに去ってゆく。 それを見送った後、エツィオは、アサシンのローブを羽織り、荷物をまとめてゆく。 その様子を見つめていたギーシュが首を傾げた。 「きみ、出かけるのかい?」 「ああ、ちょっとタルブにな」 「タルブ?」 「彼女の故郷だよ」 「はあ? きみ、あのメイドの件でルイズに怒られたっていうのに、それでも彼女の故郷に行くってのかね?」 ギーシュは呆れたようにため息をついた。 「知らないぞ、どうなっても」 「……承知の上さ」 一瞬、エツィオの顔が、思いつめたような表情になった。が、すぐにいつもの陽気な表情になると、ポンとギーシュの肩を叩いた。 「それはともかく、世話になったな」 「ぼくが言うのもなんだけど……、きみ、もう少し振舞いを考えた方がいいぞ」 「御忠告どうも。ま、戻ってきた時に、まだルイズに許されてなかったら、また世話になるからよろしくな」 「その時は、最高級のワインで手を打ってやろうじゃないかね」 絶対に許されてないだろうな。とギーシュは苦笑しながら、エツィオを見送った。 前ページ次ページSERVANT S CREED 0 ―Lost sequence―