約 1,352,155 件
https://w.atwiki.jp/sakuga/pages/2227.html
刈谷 仁美 【かりや ひとみ】 スタジオコロリド所属? 1996年生まれ。高知県出身。高知県立岡豊高校芸術コースを卒業後、東京デザイナー学院アニメーション科に進学。* 連続テレビ小説「なつぞら」では劇中アニメや多くのイラストを担当しさらに背景美術や色差設計などもこなし話題を集めた。 「チェンソーマン」のED2や「うる星やつら(2022年版)(第2期)」のEDも担当し注目を集めた。 X ■ブレイドスマッシュ(GAME/2018) 作画監督 OP 原画 OP ■なつぞら(ドラマ/2019) タイトル制作(共同) 監督 OP 1回「丘を駆け上がる二人」 21、24回「白蛇伝説」 31回「うさぎがセルから飛び出る」 48回「上京したなつの日常」 キャラクターデザイン OP 1回「丘を駆け上がる二人」 21、24回「白蛇伝説」 48回「上京したなつの日常」 96回「ヘンゼルとグレーテル」(共同) 102回「百獣の王子サム」(共同) 119回「魔法使いアニー」 133回「魔界の番長」 143回~「大草原の少女ソラ」 キャラクター原案 1回「東京大空襲」 キャラクター表 106、107回「神をつかんだ少年クリフ」(共同) 絵コンテ 96回「ヘンゼルとグレーテル」(共同) 102回「百獣の王子サム」 119回「魔法使いアニー」 143回~「大草原の少女ソラ」 演出 143回~「大草原の少女ソラ」 イメージボード 96回「ヘンゼルとグレーテル」 106、107回「神をつかんだ少年クリフ」 作画監督 143回~「大草原の少女ソラ」 撮影小道具原画・動画作成 96回「ヘンゼルとグレーテル」 106、107回「神をつかんだ少年クリフ」 119回「魔法使いアニー」 130回「キックジャガー 最終回」 133回「魔界の番長」 143回~「大草原の少女ソラ」 原画 OP 1回「丘を駆け上がる二人」 21、24回「白蛇伝説」 31回「うさぎがセルから飛び出る」 48回「上京したなつの日常」 96回「ヘンゼルとグレーテル」 119回「魔法使いアニー」 143回~「大草原の少女ソラ」 動画 31回「うさぎがセルから飛び出る」 背景美術 21、24回「白蛇伝説」 48回「上京したなつの日常」 102回「百獣の王子サム」 119回「魔法使いアニー」 アニメーション内背景美術 96回「ヘンゼルとグレーテル」 色彩設計 21、24回「白蛇伝説」 31回「うさぎがセルから飛び出る」 48回「上京したなつの日常」 96回「ヘンゼルとグレーテル」 102回「百獣の王子サム」 119回「魔法使いアニー」 仕上げ 21、24回「白蛇伝説」 31回「うさぎがセルから飛び出る」 48回「上京したなつの日常」 家族の絵 5、6回 ポスターイラスト 106、107回「神をつかんだ少年クリフ」 たんぽぽバター 商品ロゴ 114回 なつによる優のスケッチ画 129回 ■なつぞらSP 秋の大収穫祭 スピンオフドラマ「とよさんの東京物語」(ドラマ/2019) 原画・動画・背景 「鉄戦士スカイジーン」 キャラクター表 「2匹のにゃんこす」 ■薄明の翼(Web配信/2020) 作画監督 6話 原画 4話 6話 ■日本エステティック業協会(AEA)コンセプトムービー「十年分の私へ」(PV/2020) 原画 ■王様ランキング(TV/2021~2022) 原画 OP2(NC) 1話 OP2:担当パート(ご本人のXより) ■雨を告げる漂流団地(劇場/2022) 原画 ■SPY×FAMILY(TV/2022) 原画 13話 ■うる星やつら(2022年版)(TV/2022~2023) 原画 OP1 ■チェンソーマン(TV/2022) 絵コンテ・演出 ED2 原画 ED2 動画 ED2 色指定・検査 ED2 仕上 ED2 ED2:ノンクレジット映像 ■モブサイコ100 Ⅲ(TV/2022) 原画 8話 ■お兄ちゃんはおしまい!(TV/2023) エンドカード 10話 ■JRA「今日、わたしの物語が走ります。」(CM/2023) 作画監督 原画 一人原画 ■Eve「虎狼来」(MV/2023) 原画 ■劇場版 SPY×FAMILY CODE White(劇場/2023) 原画 ■うる星やつら(2022年版)(第2期)(TV/2024) EDディレクター・原画 ED1 美術 ED1 動画 ED1 仕上げ ED1 ■POKÉDANCE(Web/2024) アニメーション サン ムーンのところ ■好きでも嫌いなあまのじゃく(劇場/2024) 原画
https://w.atwiki.jp/ocg-o-card/pages/7800.html
《サクリファイス・アーム》 装備魔法 生け贄召喚したモンスターにのみ装備可能。装備モンスターの 攻撃力は300ポイントアップする。 また、装備モンスターが破壊された場合、装備モンスターの 生け贄召喚のための生け贄に捧げた モンスターをすべて持ち主の 手札に戻す。 part18-677 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aaarowa/pages/346.html
第96話 天才(変態)が欲するモノ あれからどれくらいの時間がたっただろうか、レザードが用意したソフィアの術の取得は遅々として進まず、いたずらに時間だけが過ぎていた。 言われたように熱心に移送方陣の取得に取り組むソフィアだったがそもそも、レザードが扱う術と紋章術の形式が違う。 それを一から学ぼうと言うのにはたかが数時間では短すぎた。 現在レナスはこの観音堂の入り口で見張りを行っている。 時折レザードがソフィアを罵倒する声が聞こえてくるだけで静かな物だ。 そんな中レナスは焦っていた。既に参加者の1/3以上が死亡している中で、自分はまだ誰とも刃を交えていない。 戦い自体しないに越した事はないのだが、主催の言いなりになった人間を止めるつもりでいる自分が1度も戦闘を行っていないのはなんとも歯がゆい。 せめて何か情報が仕入れることができるかもしれないと思い、これから起きる惨劇で死に逝く者達の声に耳を傾けてみた。 レナスの意識が深い底まで落ちていく。 何の雑音も耳に入らなくなると、続けて彼女の耳に何者かの死の運命が届けられる。 「止まれ! これ以上近付くんじゃねぇ!」 息を切らした男の声が響いてきた。 「いいかっ、もう一度だけ言う! こんな真似はよせ! お前が守ろうとした奴も決してそんな事は望んじゃいない!」 「だまれっ! そんな事はなぁ、俺が一番知ってんだっ! けどな、俺にはもうこの方法しか残されてねぇんだっ! もう一度、共に同じ時間を生きたい…。その為には…あいつの望まないことだろうとなんだってしてやる!」 「ルー…フ……」 「お前には世話になった…だから、今だけは見逃してやるっ! 俺の考えが変わる前に消えろっ!」 2人の声を荒げたやり取りの後にカチャリと金属の止め具を外すような音が聞こえた。 「ク……、てめえ何のつもりだ!?」 「一先ず話をしようじゃねえか! 俺はお前を説得しに来ただけなんだ。 傷つける気なんざサラサラない。だったらこんなもんいらねえじゃねえか!!」 ジャリッと一歩踏みしめる音共に鋭い風切音が聞こえてきた。 「っつ!」 「言っただろ! これ以上近づくなってな…。次は外さねぇ…」 「…今ので確信したぜ。その気になったらお前は間違いなく俺を殺せてた。それが出来ないって事はお前はまだ迷ってる。 迷ってるならそんな事をするんじゃない。アリーシャって奴が、今お前にして欲しい事は自分のためにお前が苦しむ事じゃない。 それにお前がしようとしていることは今のお前のような思いをする奴を作るだけだ。 そんな事してでも守りたい存在がいることは理解できる。けれど、大事な誰かを失う苦しみを知ってるお前が…」 「うるせぇっ! だったらてめぇはわかんのか!? 大事な誰かを…この身を捧げてでも守りたいと思った奴を失った、俺の気持ちがっ!」 「わかるさ…。今までだって何人もの仲間を失ってきた。大勢の仲間を助けるために他の何人かを斬り捨てるような真似だってした。 その都度後悔もしたし苦しい思いもしてきた。だがな、俺はお前みたいにはならなかった。なっちゃいけねえんだっ! 残された俺たちができる事は、そいつのやろうとした事を引き継ぐ事だ。だから…ー…ス! 「くっそぉぉぉぉっ!!」 悲痛な叫びの後にドサリと大きな何かが倒れこむ音がした。 「畜生! 何で…何でなんだよ…。俺のことなんか放っておいてくれればこんな事には…」 聞こえてきた死に逝く者達の声はここで途絶えた。 (近いな…。1人が説得しようとしていたようだし、もしかしたら止められるかも知れない…。 参加者が早くも半数近くになってる現状でルシファーとの決戦での戦力は1人でも多い方がいい) そう考えるや否や二人の教室と化している、観音堂の1室に足を踏み入れた。 部屋を出る時とさして変化のない光景を見渡してから切り出した。 「少しいいか?」 もちろん話しかける相手は練習しているソフィアだ。 間違っても自分からレザードに話しかけるという事はしたくはない。 「どうしたんですか?」 熱心に見ていたレザードのテキストから目を離し、レナスの方に視線を向けるソフィア。 「もうすぐこの近くで誰かが殺される。私はそれを止めに行きたいのだが、お前を置いて行く訳にもいかない。すまないが付き合ってくれ」 「また誰かの声が聞こえたんですか?」 「ああ、誰かまではやはりわからなかったが、これ以上参加者が殺されるのは止めたいんだ」 それを聞くや否や身支度を始めるソフィア。レナスも手早く用意をし始めたその時。 「恐れ多くながら進言させていただきますが、無用なリスクは避けるべきかと…」 今まで黙っていたレザードが口を開いた。 「貴様の意見は聞いてなどいない。後をついて来るなら勝手だが、来る気が無いならここでお別れだ。 貴様のような危険人物を野放しにする事になるが、今の所害は少なそうだしな」 過去の事があるからだろう、未だにレザードと共に行動する事に抵抗のあるレナスは冷たく突き放すように言った。 「やれやれ」 そんな言葉を聞いて肩をすくめるレザード。きつい言葉を投げかけられてもどこか彼の表情が恍惚としているのはやはり彼が変態だからだろうか。 「行きましょうレナスさん。私もこれ以上罪のない人が死ぬのなんてイヤですから」 最早そんな二人のやり取りにはなれたソフィアはレナスを促しデイパックを背負うと、術の練習をしていた部屋を出た。 部屋に1人残されたレザードも荷物を背負おうと床に手を伸ばした時、彼はソフィアの術の残滓を感じた。 (あの女が言っていた紋章術と今この場に残った感覚とでは明らかに術式が違う…。 どちらかというと我々の魔法のそれに近い…。移送方陣の習得には程遠いが、一応成果はあるという事か? ということはやはり私の仮説どおりに個々の能力は主催に害を及ぼす物だけを使用できないように書き換えられているだけで、追加で何かを習得する事はできる可能性が高いな…。 現状ではこれ以上の事は出来そうにはないが、脱出の為の鍵には成り得るな…) 実験の成果が僅かながら出たことに確かな手応えを感じつつ、先に出た二人の後を追って観音堂を後にした。 (くそっ、いつまで追ってくるつもりだあの野郎) 役場を出てひたすら東の方角へ走ったルーファスだったが、未だにクリフは声を荒げて自分を追ってくる。 (流石に俺もこれ以上走れない。覚悟を決めて追っ払うしか…) 逃走を始めた時に自分の中を駆け巡った不安は未だに拭えないが、これ以上逃げ回る事は不可能と判断を下す。 ルーファスはその身を翻すと共に矢を構え、その矢先をクリフに向け叫んだ。 「止まれ! これ以上近付くんじゃねぇ!」 クリフは言われたとおりにその場に立ち止まると、ルーファスに向かって負けじと叫んだ。 「いいかっ、もう一度だけ言う! こんな真似はよせ! お前が守ろうとした奴も決してそんな事は望んじゃいない!」 「だまれっ! そんな事はなぁ、俺が一番知ってんだっ! けどな、俺にはもうこの方法しか残されてねぇんだっ! もう一度、共に同じ時間を生きたい…。その為にはあいつの望まないことだろうとなんだってしてやる!」 アリーシャと一緒にいた時間は、自分の生涯過ごしてきた時間の中ではほんの一瞬にも満たないような期間だ。 しかし、その僅かな時間の中で抱いたこの感情は、それまでのルーファスの人生の中で感じた事のない掛け替えのない物だった。 だからそれを奪った者も許せないし、もう一度手にする手段があるのならそれに縋ったりもする。 「ルーファス…」 当初の懸念どおりクリフの言い分を理性は正しいと納得し始めていた。 「お前には世話になった…だから、今だけは見逃してやるっ!俺の考えが変わる前に消えろっ!」 本当は撃てるかどうか自信はなかったが、これ以上クリフに説得を続けられたら自分が折れてしまうのではないかと思ったルーファスは苦し紛れに叫ぶ。 そんなルーファスの姿を見てクリフはその身に付けていたナックルを外し地面に放り捨てた。 金属同士がぶつかる耳障りな音が夜の空に響き渡る。 「クリフ、てめえ何のつもりだ!?」 「一先ず話をしようじゃねえか! 俺はお前を説得しに来ただけなんだ。 傷つける気なんざサラサラない。だったらこんなもんいらねえじゃねえか!」 和睦を求める者が武器を持ってたら信用なんてしてもらえないという事を言いたいのだろうか。 武器を捨てたクリフだったが放つ気迫に変わりはない。 真摯な瞳を真っ直ぐルーファスに向け一歩踏み出す。 気圧されたルーファスが一歩退くと共に、手を伝う汗で矢が滑ってしまった。 しっかりとクリフの額目掛けて照準していた弓を反射的に反らしてしまう。 「っつ!」 頬をかすめた矢が彼方へと飛んでいった。 「言っただろ! これ以上近付くなってな…。次は外さねぇ…」 言っている事とやっていることの違いにウンザリしつつも再び矢をつがえる。 「…今ので確信したぜ。その気になってたらお前は間違いなく俺を殺せてた。それが出来ないって事はお前はまだ迷ってる。 迷ってるならそんな事をするんじゃない。アリーシャって奴が、今お前にして欲しい事は自分のためにお前が苦しむ事じゃない。 それにお前がしようとしていることは今のお前のような思いをする奴を作るだけだ。 そんな事してでも守りたい存在がいることは理解できる。けれど、大事な誰かを失う苦しみを知ってるお前が…」 クリフの言っている事はもっともだ。ルーファス自身も理解はしている。 しかし、クリフの言うとおりにするという事はアリーシャとの再会を諦めねばならないという事。 彼にはその行為がアリーシャの事を忘れる事と同位に思えて仕方がなかった。 理解出来ても感情がそれを受け入れるのを拒む。ルーファスはクリフの説得を阻むべく声をあげる。 「うるせぇっ! だったらてめぇはわかんのか!? 大事な誰かを…。この身を捧げてでも守りたいと思った奴を失った俺の気持ちがっ!」 きっとこいつにはわからない。俺の気持ちが。 もうどうしたらいいのかすらわからないこの苦しみを。 ルーファスの問いかけにクリフは逡巡することなく応えた。 「わかるさ…。今までだって何人もの仲間を失ってきた。大勢の仲間を助けるために他の何人かを斬り捨てるような真似だってした。 その都度後悔もしたし苦しい思いもしてきた。だがな、俺はお前みたいにはならなかった。なっちゃいけねえんだっ! 残された俺たちができる事は、そいつのやろうとした事を引き継ぐ事だ! だからルーファス!」 更に一歩前に出てルーファスに手を差し伸べるクリフ。 錯乱状態に陥ったルーファスがとうとう構えた矢をクリフ目掛けて放とうとした。 「待って!」 そんなルーファスを遮るように澄んだ声が響き渡る。 その声はクリフ、ルーファス共に知っている人物ソフィアの声だった。 「ソフィア…」 「嬢ちゃん!」 突然現れた少女に目を向ける二人。よっぽど急いできたのだろう、体を前屈みにし、側の木に手を掛けて肩で息をしている。 やや遅れて、同行者の2人も暗がりの中から現れた。 「ルーファスさん。辞めてください! 事情はわかります。さっきの放送で呼ばれた人の中にいましたよね? 貴方の大切な人が…。きっとそれでこんな事を…。でもアリーシャさんはこんな事を望んじゃいないはずです!」 「うるせぇ! どいつもこいつも似たような事言いやがって! それでも…あいつを生き返す為にはこれしかないんだよ!」 構えた矢をソフィアに向けるルーファス。 1度はその身を挺して危機を救った少女に対して弓を向けてしまう程、彼の頭は混乱していた。 それを見てレナスはすぐさまにルーファスの前に剣を構えて立ちはだかる。 「言ったはずだ。次に会った時に考えを改めてなかったら刃を向けるとな! 貴様はまだ迷っているようだが、その矢を放った時はわかっているだろうな?」 睨みあうレナスとルーファスの間に更にもう1人割り込んできた。 「ヴァルキュリアよ。ここは私に任せていただけないでしょうか?」 「レザード? どういう風の吹き回しだ?」 「なぁに、主催との決戦に必要な戦力は多い方がいいですからね。それに用は彼が言ってる人物を生き返らせれば良いのでしょう?」 メガネの縁を押し上げ位置を直すとレザードはルーファスの方に振り返った。 「なんだ? てめえは?」 ルーファスは突如目の前に躍り出た不審な男に矢を向ける。 見たことのない奴だが、どうにも胡散臭い奴だ。 「お初にお目にかかります。我が名はレザード・ヴァレス。しがない錬金術師です。それと少々の魔術を嗜んでおりまして」 レザードはどこか芝居がかった様子で話し始めた。 「だからなんだってんだよ?」 ルーファスは殺意を向ける相手がコロコロと変わったことで、一時的な錯乱状態から解放されていた。 それと同時にルーファスはどこかレザードの話す事に惹きつけられ始めていた。 最早そんなルーファスの声には敵意は込められていない。 「単刀直入に言いましょう。貴方の願いを叶える手段を私は知っています」 ルーファスの様子を見て満足そうな笑みを浮かべつつ続けるレザード。 「!」 唐突にレザードから衝撃的な一言を聞いたルーファスの表情は驚きを隠せない。 「見た所貴方はミッドガルドの住人ですね? 私には判ります。 そして、ここにいるソフィアと違って私と同じ世界の住人という事は、元の世界に戻れば私の知識が活かせるという事です。 私達の世界では反魂の法という儀式がありまして、他の者の命を捧げる事で望んだ者を復活させる事ができるという術ですが、ご存知ありませんか? 私はその術の詳しいやり方を存じ上げています」 そう、その秘術さえ使えば人の蘇生は叶う。だがそれには代償がある。 「レザード! 貴様! 私がその様な行為を見逃すとでも思っているのか!? そもそもその術に用いるのに代償とする魂はどうするつもりだ?」 過去に自分もその秘術を用いてエインフェリアを迎えた事があったが、対価とする魂をレザードに集めさせたら碌な事にはならないと思ったレナスは当然反論した。 「その魂はこの会の主催の物でも構わないのではないでしょうか? どうせ貴方はこのような行いをした主催に対して慈悲はかけないのでしょう? 魂まで滅するのなら、この方が望む人物の蘇生に使った方が有意義だと私は思いますがね」 よもや、レザードの口からこのような言葉が出るとは思っていなかったレナスは口を噤んでしまった。 代わりにルーファスが声を荒げてレザードに問いかける。 「おいっ! 本当にアリーシャを生き返らせる事ができるのか!?」 今にも掴みかからんばかりの勢いだ。 「今は不可能ですが。ミッドガルドに戻ることが出来れば可能です。 だからどうでしょう? 武器を納めて我々と共に戦いませんか? そもそもその方が死んだのは主催が原因ですし、彼を倒す事で貴方の望みも叶う。我々としても戦力は多い方がいい。 それに優勝してその方の蘇生を依頼したところで復活できる可能性は高くありませんしね。 だったら、蘇生方法を知っている私達についておいた方が賢い選択だと思いますが?」 興奮した様子のルーファスを宥める様に落ち着いた声色でレザードはルーファスに語りかけた。 それを聞いてとうとうルーファスは武器を取り落とした。 「アリーシャを生き返す事が出来るんだな…」 そうつぶやくと彼はその場に泣き崩れた。 緊迫していた空気が晴れた。この殺し合いに心を乱した青年を見事説得し、凶行に走る前に止める事が出来たのだ。 涙を流し最良の策を見出した事を喜ぶルーファス。 相棒と自分の勘を信じ最後までルーファスを正しき道に戻そうと尽力したクリフ。 漸く救える命を救えた事に満足そうな笑顔を浮かべるソフィア。 主催に反旗を翻したものとして成果を挙げることができたレナス。 一仕事終えやれやれといった様子で肩をすくめるレザード。 この場にいる全員が晴れやかな顔をしている。 この場に生まれた新たな結束。 この絶望の島の中に生まれた小さくとも確かな希望の灯火。 ソフィアはそれを感じていた。 まだ再開できない幼馴染や、かつての仲間達。 外せるかもわからない爆弾付きの首輪。 どこにいるかすらわからないルシファー。 懸念材料は多い。 だが、それがなんだというのだ。きっと自分達みたいな集団がこの島の各地にも出来てるに違いない。 そんな皆が力を合わせればきっと不可能だって可能にできる。 そう思った矢先の事だった。 樹上より舞い降りる黒い影。 その影は真っ直ぐルーファスに落ちると彼の胸に手にする剣を突き立て彼を血溜まりに沈めた。 「いやああああああぁぁぁぁぁぁっ!!」 少女の悲痛な叫びが全てを飲み込むような漆黒の空に吸い込まれていった。 突如として飛来した絶望を呼ぶ黒い影。 藤林すずである。 時間は遡る。 潜伏先の民家より出る時に見つけた置手紙らしき物。 その手紙の文字は読めなかったが、落ち合う場所を示したものであろうと推理し、ならばと目印になりそうな施設内を捜索していた丁度その時である。 なにやら外から大声で喚いている声が聞こえてきた。 何かのワナかと思い警戒しながら外を観察すると、そこには2人の長身の男が追いかけっこをしていた。 (まったく…。あれではこの暗闇の中でも自分の居場所を教えているようなものじゃないか) だが、それは今の自分にとって好都合である。 音もなくその2人を追跡するすず。 最初は金髪の方が殺しに乗った人間で、追われている緑の長髪の方がルシファーの意に反して、殺し合いを拒んだ人物だと思った。 だが、大声でやり合っている2人の会話の内容から判断するなら真逆だった。 追っている側が非殺し合い派で、追われている側が殺し合い推奨派らしい。 (どういった経緯でこんな事に…? いや、関係ない。今の私は獲物を探していて、そして目の前にその獲物が現れた。それだけ…) いつからだろうか? 今の様に獲物の内情などを考えるようになったのは。 里ではそのようなことを考える事は間違っていると教えられたのに。 標的を発見し次第隙を見て音もなく殺す。それだけを叩き込まれてきた。 そうだ、私の技はあの時みたいに誰かを守ったりするものなんかじゃない。 自分の身は自分で守り、1人でも多くの攻撃目標を駆逐する為の物だったはずだ。 追跡を始めてかなりの時間が経過したところで変化が起きた。追われてた側が武器を手に追跡者に振り向いたのだ。 ここですずはどちらを最初の獲物にするかを決めることにした。 (金髪の方はいつ攻撃されるか警戒している。 その意識の大部分を正面の矢にむけてはいるけど、僅かながらに奇襲が失敗する危険性がある。 対する緑の方は武器の先に意識を集中しているみたい。 まぁ、無理もないか、武器の性質上そうせざるを得ないものだから…。ならば) 第一目標を緑の長髪にする。 木々を音も無く飛び移り彼が背にしている木の上に位置を取る。 こちらに気付いた様子は全くない。 仕掛けるタイミングをうかがう。 だがここで更に状況に変化が訪れた。別方角から少女が仲間を引き連れて登場したのだ。 どうやらこの者達も緑の男の説得をするつもりらしい。 だがそんな事今の彼女にはどうでもよかった。 (5人。殺れるの? 今の疲労状態で…) 優勝を狙っているのでここで無理をしても仕方が無いが、獲物を前にして後退するなど里の掟に反する事になる。 (1人なら奇襲で確実に…。後は他の奴の出方次第) 素早く状況の変化に対応した判断を下し、改めて様子を見る。 説得は佳境に差し掛かっていた。 見事に眼鏡の男が標的にしていた緑の男を言いくるめたみたいだ。 その場に崩れ落ちる獲物。 (今!) 身を隠していた木より剣を構え急降下。 こちらにがら空きの背を向けている標的の左胸―――即ち心臓目掛け突き下ろす。 (まずは1人…) ここで自らの武勲に酔いしれる様では3流以下である。 すぐさま次の標的を捜し求めるすずのいや殺戮者の目。 その目が捕らえたのは様々な反応を見せる獲物たち。 今にもこちらに殴りかからんとする激昂した金髪。 剣を抜き臨戦態勢をとる浅葱色の鎧を纏った銀髪の女性。 素早く後衛の位置に引き下がると、何やら魔法陣のような物を大気に浮かび上がらせている眼鏡。 (流石この時間まで生き延びている猛者といった所か、この奇襲に怯むような弱者は生き残っていない) となれば退くかと判断しようとしたその時。 「いやああああああぁぁぁぁぁぁっ!!」 少女(すずよりは明らかに年上だが)が悲鳴をあげその場に崩れ落ちた。 (第2目標補足) 既に1人目を殺した剣は貫いた体から抜いて構えている。 隙をさらした少女まで自分なら1回の跳躍でいける距離だ。 殺気を込め両足に力を込める。 だがこちらの狙いを察したのか騎士風の女がその進路上に立ちはだかった。 金髪の大男は捨てた武器を拾うことなく、怒りの咆哮をあげながら直接殴りにこちらに来ていた。 (やはり出し惜しみせずにブラッディーアーマーをつければよかったか…) 自分の判断ミスに舌打ちを入れようとした時すずは気づいた。 (いや、この状況使える。戦闘続行) 怒りに任せ直線的な攻撃しか仕掛けてこない大男。 少女を守るため積極的な攻撃を仕掛けてこない騎士。 自分が少女を執拗に狙えば、魔法で狙われる危険性も減る。 ピンポイントに狙うにも広域魔法でなぎ払うにしてもこう仲間と密集されては両方出来ないはず。 それに今の時間も場所も自分に味方していた。 時間は夜中。 月明かりはあるとはいえここは森林地帯の中余計に暗い。 こういった場所での戦闘は我ら忍びの得意とする場所。 前後左右だけでなく木々を跳び回り三次元的要素も取り入れ攻め立てる。 (くっ、この少女強い!) レナスは素直に少女の腕に舌を巻いた。 当然1対1なら遅れをとる事はないが、状況がそうさせてくれない。 完全に戦意喪失したソフィアをかばいつつ戦うには厳しい相手だ。 それに少女の戦闘スタイルも苦戦の原因だ。 常に動き回り急所目掛け鋭い一撃をヒットアンドアウェイで繰り返してくる。 ソフィアを執拗に狙っているが、隙見せればこちらにも仕掛けてくる。 何度目かになろうかのソフィア目掛けての斬撃を受け止める。 一瞬止まった少女目掛けてクリフと呼ばれた男が殴りかかる。 だが、当然のようにその拳は空を切る。 (あんな闇雲な攻撃では当たらん。見た感じ本来はもっと上手い戦い方をしそうだがあいにく今は怒りに我を忘れているようだ) レザードからの援護の魔法もこう動き回られては期待できない。 (レザードの力を宛てにするとは私も焼きが回ったか…) そんな事を考えていたら今度は自分が狙われた。 あわやという所で、手にした剣を盾にする。 体重をかけて剣を振り払う。 (体重や単純な腕力だけならこちらに分があるが) レナスは焦り始めていた。 (結局1人救っても1人犠牲にしてしまった…。いや、このままでは犠牲者が増えかねない) 何か自分もこの殺し合いを止めるためにできる事をと思っての行動だったが、結局は数だけの計算なら±0であり、更に仲間まで危険な目に遭わせてしまっているのだ。 そんな思考がレナス自信の剣も鈍らせていた。 (あれ…? おかしいな何で俺は倒れてんだ?) うつ伏せに倒れたままの状態で頭だけ上げると、そこには小柄な少女がまさに縦横無尽に跳び回りソフィア達に牙を剥いていた。 (やべぇ…助けねえと…) 立ち上がろうとしたが全く力がはいらない。 それどころか体を動かすだけで、いや呼吸をするだけで左胸から発する激痛が全身を駆け巡る。 体が濡れている。しかもなんか生温かい。 地面に広がる血の池を見てルーファスは漸く自分の身になにが起こったか理解した。 (そうか…俺はあのチビに…わりい、みんな俺はもうダメみたいだ…。最後まで迷惑かけちまったな…) そんな事を思いながら戦闘の光景をぼんやり眺める。 よく見ると仕掛けてきた少女はソフィアを執拗に狙っているようだった。 (くっ、ソフィア…) 彼女の名前を胸の中で呼んだのと、ルーファスが落とした弓矢を拾い上げ木にもたれかかるように立ち上がるのは同時だった。 (そうだ…俺はまだ死んじゃいねぇ! だったらまだ…いや、今度こそ誰かを護れる!) さっきは動くだけで激痛が走ったのに何事だろうか? 心に湧きあがった闘志のおかげか、立ち上がる事ができた。 (なんだよあいつら…押されてんじゃねえか) 理由はなんとなくわかる。 戦意喪失のソフィアに、それを守るので手一杯のレナス。 怒りで我を失ってるクリフに、魔法ができるといったレザードもあの混戦では味方を巻き込みかねない。 完全に怯えてうずくまるソフィアを見つめる。 (アリーシャは護れなかったけど…せめてソフィアだけでも…! 護ろうとした女の子を1人も護れないなんてヘタレもいいとこだしな…) 弓を構える。想像を絶する激痛がルーファスの体を駆け巡った。 途切れそうになる意識をなんとか執念で繋ぎとめる。 (あぁ…何やってんだか…俺は…。こんなことしても俺はもう助からない。 こんな激痛に耐えてまでやることか? このまま目を閉じればアリーシャのとこまで逝けるってのに…) それでも彼は構えを解かない。 引き絞る弓の弦を焼けるような痛みに耐えながら維持し続ける。 鏃が向かう先には常に襲撃者の少女がいた。 満身創痍の今の状態では呼吸が不規則に乱れる。 それに応じて照準が僅かにぶれた。 失った血の多さからか、視界も時折ぼやける。 そんな状態で敵味方共に動き回っている戦場へ敵だけを射抜く矢を放つのは不可能だ。 だが、ルーファスはそうは思わなかった。 極限まで高められた集中力と、今まで幾千幾万もの矢を放ってきた経験から標的を射抜くための軌跡が完璧に見えていた。 突如として横風が吹き始める。 しかし今の彼には何の障害にすらならない。 矢が受ける風の影響。それによる着弾点のズレすら見えている。 僅かに左へと照準を修正。 そして、矢羽を持つ手の力を緩める。 限界まで張り詰められていた弦が戒めを解かれる。 それと共に打ち出された矢はまさしくルーファスが思い描いた軌道に乗って駆け抜けた。 標的の右肩に突き刺さるルーファスの一撃。 当然必殺の一撃のつもりだったが、ルーファスの殺気を敏感に感じ取ったすずは、済んでの所で身を捻り致命傷を避けることが出来たのだ。 戦場の動きが完璧に止まる。 全員がルーファスの方を見つめ驚愕の表情を浮かべている。 ただ1人襲撃者である少女を除いて。 その一瞬の静止した時を利用し彼女は撤退をしようとしていた。 (おいおい…なにを驚いてんだよ? それよりそいつが逃げちまうだろうが…。まぁ、いいか…) 「後は俺に任せな」 残された命を燃やし今度こそ必殺の一撃をあの敵にぶつける。 構えた弓に矢の代わりに無数の眩い光が装填される。 解き放たれた光の矢はそれぞれがまるで意思を持つかのように様々な軌道を取りながら少女に迫る。 的確に人体の急所目掛けて伸びるそれを少女は驚異的な反応でなんとか避けていた。 しかし、致命傷を避けるので精一杯。肩や二の腕、太腿が貫かれる。 「奥義っ!」 無数の光が再度ルーファスの手に集う。 その輝きは混ざり合い巨大な光の矢を形作る。 「アスタニッシュグリッツ!」 闇を切り裂く流星の如き光の槍は少女の体に大穴を穿つと、彼方へと飛び去っていた。 「ま、俺にかかりゃ…こんな…もん…さ…」 (漸く…護れたぜ…。アリーシャ…今逝く…) 満足そうな表情を浮かべながら彼の意識は虚無の世界へと旅立った。 「ルーファスさんっ!」 ソフィアが真っ先に駆け寄ると、操り糸が切れた人形のように崩れ落ちたルーファスを抱きかかえた。 「ルーファスさんっ! 目をっ目を開けて!」 懸命に彼の亡骸を揺さぶるソフィア。 「ソフィア…」 沈痛な面持ちでソフィアを見つめるレナス。 「くっそぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 やり場のない怒りを近くの巨木にぶつけてその木をへし折るクリフ。 「ソフィア。無駄です。その方は既に死んでいます」 意外にもソフィアに最初に声を掛けたのはレザードだった。 ソフィアは突きつけられた事実を否定するかのように頭を振る。 もう手遅れだというのに彼の傷口に癒しの紋章術『ヒーリング』を施す。 「傷は塞ぎました…。だから、起きて下さい…。起きてよ…ルーファスさん! お願いだから…」 嗚咽混じりの声でルーファスに語りかけるが当然のように返事はない。 「いい加減にしないかっ!!」 暗がりの森の中にレザードの叱責が木霊した。 「貴様の気持ちはわからんでもないが、こんな事で取り乱しても主催の思う壺だぞっ! しかも貴重な魔力も無駄遣いするとは…いつ敵が襲ってくるかもわからぬこの状況でいざという時どうするつもりだ!? このザマでは次は貴様の番だ! だがそれでは困るのだよ、対主催の鍵となるかも知れん貴様に死なれてはな!」 レザードのセリフに怒りを露にして反論するソフィア。 「こんな事? こんな事ですか!? 貴方にとっては些細な事かもしれない…。また目の前で誰かが死んだだけの事かもしれないっ! でもこの人は、ルーファスさんは私の事を何度も助けてくれた人なんですっ!」 「そうだ。貴様はまたこの男に守られた。それは貴様が自分の身すら守れぬほど弱いからだ。そして、貴様はこれからも誰かに守られる。 その誰かを犠牲にしてなっ!! ソフィアよ、心を強くしなさい。魔法の強さは即ち精神の強さ。 この者の死を乗り越える様な心の強さが己を守る力に、そして誰かを救う力になるのです」 (レザードの奴…。言葉はきついがソフィアを立ち直らせようと?) 流石のレナスも面を食らった。まさかレザードが他者を思いやるような行動に出るとは。 ソフィアはとうとう黙り込んでしまった。 レザードはレナスの側に寄るとソフィアに聞こえない様にレナスに囁いた。 「彼女へのフォローをお願いします。私はソフィアの見えない所でこの方の遺体を弔おうと思います。 まだ彼女はこの方との別れに耐えられそうにありませんからね」 レナスは感動すら覚えた。あのレザードがこんなセリフを口にするなんて。 「わかった。ソフィアの事は任せろ。彼の遺体の方は頼んだぞ」 「はい…心得ています」 レナスはまだ涙を流してるソフィアを伴って離れていった。 「貴方も彼女の側に」 続けてクリフも促す。 「アンタはどうするんだ?」 漸く怒りが収まり始めたクリフが応える。 「この方の遺体を弔おうと思います」 「だったら俺も」 「いえ…。貴方はソフィアの友人なのでしょう? なら、彼女を慰めてあげて下さい。これからの心構えは私の方で彼女に諭したつもりです。 ですが、あのような少女にこの別れはきついでしょう。支えてあげて下さい」 クリフの申し出をやんわりと断るレザード。彼をよく知るものがいたら鳥肌モノのセリフを吐く。 「わかった」 言われたとおりクリフもレナスとソフィアが消えた暗がりへと消えていった。 そんなクリフの様子を見てレザードが口元を歪めた事に気付く者はこの場にはいなかった。 ルーファスを抱きかかえるとレナスたちが消えていった方向とは間逆の方へと歩き出すレザード。 (流石に我ながら歯が浮くような事を言ったものだ。しかし単純な奴らだ。まぁ、私の思惑に気付く者がいるとは思えんがな) 十分遺体を運んだところで地面に下ろす。 『バーンストーム』 その傍らの地面に大穴を空けその穴にルーファスの遺体を降ろす。 「汝 美の祝福賜らば 我その至宝 紫苑の鎖に繋ぎ止めん」 おもむろに大魔法の詠唱を始めたレザードは 『アブソリュート・ゼロ』 作り出した絶対零度の氷柱にルーファスの遺体を閉じ込めた。 (この器には腐敗してもらっては困るからな) 雲の隙間から降り注ぐ月明かりが氷柱を美しく照らす。 (フフフ…。まさかハーフエルフと引き合わせてくれるなんて…。やはり貴方は最高ですよレナス・ヴァルキュリア。 彼が刺された時は肝を冷やしましたが、傷も最小限に留まり、その傷もあの小娘が塞いでくれましたしね。 災い転じて福となすといったところでしょうか? 主神オーディンの魂の器であるハーフエルフ。彼の体を使えば私はヴァルキュリアと同格の存在となれる。すなわち、成長する事ができる神へと! それに私の仮説が正しければ、この場でかけられている能力の変更は個人レベル。 彼の体に私の魂を入れることが出来れば今私が使えない術も使用可能となる可能性が高い。 肉体の能力もオーディンと匹敵するものになり主催を倒す事も可能でしょう。 現在の私1人の力では輪魂の呪を行う事は難しいですが、ブラムスや強力な魔導師の力を使えばあるいは…。 まぁ、首輪があるうちは術を行使しても爆破される恐れがあって出来ないわけですがね。 だが確実に手札は揃いつつある。フフフ…、レナス貴方をこの手にすることができる日もそう遠くはないのかもしれませんね) 【ルーファス死亡】 【すず死亡】 【残り29人】 ※ルーファスの遺体は傷を塞いだ上で氷漬けにし、D-5とD-4の境目(D-5側)に掘った穴に埋めてあります。 ※すずの荷物は遺体のすぐ側に放置。回収するかどうかは次の方に任せます。 【D-5/夜中】 【レザード・ヴァレス】[MP残量:70%] [状態:正常] [装備:天使の唇@VP+大いなる経典@VP2] [道具:神槍パラダイム@RS・アップルグミ×2@TOP・エルブンボウ@TOP・レナス人形フルカラー@VP2 連弓ダブルクロス@VP2・矢×27本・荷物一式×4分(ルーファスの所持していた荷物を2つのバックに入れて持ち運んでます)] [行動方針:愛しのヴァルキュリアと共に生き残る] [思考1:愛しのヴァルキュリアと、二人で一緒に生還できる方法を考える] [思考2:その一端として、非常に不本意だが、ソフィアに移送方陣を修得させてやる] [思考3:その他の奴はどうなろうが知ったこっちゃない] [思考4:四回目の放送までには鎌石村に向かい、ブラムスと合流] [思考5:ブレアを警戒。ブレアとまた会ったら主催や殺し合いについての情報を聞き出す] [思考6:輪魂の呪を行い成長する神になる] [思考7:首輪をどうにかしたい] [備考1:ブレアがマーダーだとは気付いていますが、ジョーカーだとまでは気付いていません] [備考2:レザード1人では輪魂の呪は出来ません。協力してくれる魔術師が必要です] [現在地:D-5とD-4の境目(D-5側)] 【ソフィア・エスティード】[MP残量:80%] [状態:ルーファスを目の前で殺された事による精神的ショック状態] [装備:クラップロッド@SO2、フェアリィリング@SO2、アクアリング@SO3] [道具:レザードのメモ、荷物一式] [行動方針:ルシファーを打倒。そのためにも仲間を集める] [思考1:フェイトに会いたい] [思考2:レザードの指示に従い魔法(移送方陣)を修得する] [思考3:四回目の放送までには鎌石村に向かい、ブラムスと合流] [思考4:自分の知り合いを探す] [思考5:ブレアに会って、事の詳細を聞きたい] [現在地:D-5西部] ※レザードのメモには移送方陣についての詳細が書かれていますが、これを読めば移送方陣が修得出来るという訳ではありません。 【レナス・ヴァルキュリア】[MP残量:100%] [状態:戦闘によりやや疲労+何も出来ない自分に対する自責の念] [装備:魔剣グラム@VP] [道具:ダブった魔剣グラム@RS、合成素材×2(ダーククリスタル、スプラッシュスター)@SO3、荷物一式] [行動方針:大切な人達と自分の世界に還るために行動する] [思考1:ルシオの保護] [思考2:ソフィア、クリフ、レザードと共に行動(但しレザードは警戒)] [思考3:四回目の放送までには鎌石村に向かい、ブラムスと合流] [思考4:協力してくれる人物を探す] [思考5:できる限り殺し合いは避ける。ただ相手がゲームに乗っているようなら殺す] [思考6:レザードを若干見直した] [思考7:ソフィアを励ます] [現在地:D-5西部] 【クリフ・フィッター】[MP残量:70%] [状態:戦闘と走り回ったことによる疲労] [装備:ミスリルガーター@SO3・閃光手榴弾@現実・サイレンスカード×2@SO2] [道具:ドラゴンオーブ・エターナルソード・メルーファ@SO2・バニッシュボム×5@SO3・フレイの首輪・荷物一式×3] [行動方針:首輪を解除してルシファーを倒す] [思考1:ソフィアを励ます] [思考2:脱出の手段を見つける] [思考3:仲間を集める(マリア、フェイト優先)] [思考4:首輪は調べられたら調べる] [思考5:役場へ戻る] [現在位置:D-5西部] 第95話← 戻る →第97話 前へ キャラ追跡表 次へ 第89話 レザード 第103話 第89話 ソフィア 第103話 第89話 レナス 第103話 第88話 クリフ 第103話 第88話 ルーファス 第103話 第77話 すず 第118話
https://w.atwiki.jp/gununu/pages/3210.html
ジョシュア・ラドクリフ〔じょしゅあ・らどくりふ〕 作品名:スーパーロボット大戦D 作者名:スパロボあき 投稿日:2008年2月27日 画像情報:640×480px サイズ:113,098 byte ジャンル:[[]] キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ 2008年2月27日 スパロボあき スーパーロボット大戦D 個別し
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/27322.html
聖樹賢者アポクリファ R 光 クリーチャー スターライト・ツリー/グラディエーター/オリジン コスト7 パワー5500 □S・トリガー □バトルゾーンにあるクリーチャーが6体以上であれば、それらをすべて破壊する。 作者:satori060 DMST‐01「ベスト・リバイバー 破界篇」で登場した、空前絶後のマイナー複合種族を持つクリーチャー。 《アポカリプス・デイ》を搭載したトリガー獣だが、あちらと比較してコストが重く扱いづらい。差別化には「6体より少ないときに着地させることで《アポカリプス・デイ》を設置できる」という特徴を活かせるかがポイントとなるだろう。 効果を逆用されるリスクを抱えているせいか、トリガー獣としてはパワーがずば抜けており、《聖霊王アルファディオス》だけでなく《暴走龍5000GT》の支配下でも使えるのも特徴の一つ。殴り返しの威力も高いので、トリガーすれば相手のデッキタイプを選ばずに活躍するだろう。 フレーバーテキスト 「百人乗せても大丈夫」と言ったな……あれは嘘だ。 ---聖樹賢者アポクリファ カードリスト:satori060 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mgrpgar2e/pages/225.html
メニュー>メインクラス>パラディン>セルフサクリファイス 【タイミング DR直後、判定 自、対象 単、射程 20、コスト 、SL上限 1】対象の受ける予定のHPダメージと同じだけあなたはHPロスを受け、対象が受ける予定のHPダメージを0にする。1/sn -- 名無しさん (2012-02-02 10 09 03) [ADR,-,1,20,-,1/UHP-TgHPDm,TgHPDm→0(1/Sr)] ☆☆☆☆ 事故死の回避に最適。残機というには心もとないが保険としては割と優秀だ。といっても自身のHPを減らしがちな防御パラディンには向いておらず、また《プロテクション》との二択になるようなら無理することはない。 倒れる覚悟があるならカバーと合わせてシーン攻撃から2人を守ることもできる。 -- 灯 (2012-02-15 18 12 33) カバーと異なりダメージをHPロスに変換するのでダメージに伴うバステや効果を全て無効にできる。 万一真に致命的なものがあったとき、自分に使う選択肢は覚えておいて良いだろう。 -- 名無しさん (2019-07-19 17 41 23) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/13914.html
マックス・エクステンション + 目次 概要 登場作品レイズ 関連リンク派生技 関連技 ネタ 概要 マックス・エクステンションとは頭上にエネルギーの球体を作り上げて投げつける魔鏡技。 初出はレイズのソフィ。 ▲ 登場作品 レイズ 習得者 ソフィ 頭上にエネルギーの球体を作り上げて投げつける。自身の移動速度上昇 分類 コラボ魔鏡 属性 光 HIT数 13 消費MG 80 基礎威力 1030 詠唱時間 - 習得条件 魔鏡「どらねこ、真似っこ」を入手 発動条件 MG満タンの状態で発動 追加効果 自身の移動速度上昇 強化1 能力上昇効果時間が5秒延長 強化2 能力上昇効果時間が5秒延長 強化3 能力上昇効果時間が5秒延長 強化4 能力上昇効果時間が5秒延長 強化5 能力上昇効果時間が5秒延長 飛び上がっての前転から勢いをつけて、前転しながらの回転蹴りの連撃を叩き付ける。直後に飛び上がり、腕を頭上に掲げて巨大なエネルギーの光球を形成し、敵に向けて全力で投げつけ、エネルギーの奔流が弾ける。 カットイン演出は刹華燕舞と同じ。 台詞 本気で行くよ!マックス・エクステンション!!よし! + 魔鏡イラスト 「わたしたちならちょろ甘だね。えい、えい、ミャー。」 ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 ▲ ネタ 元ネタはスターオーシャン4に登場するメリクルの特技。 初出はスターオーシャン3のクリフ・フィッターの特技だが、メリクルのものと効果は似ているものの演出は異なる。 クリフのものは、遠距離から気を溜めて巨大な衝撃波を発射するもの。球体ではない。 ▲
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1864.html
ソウルサクリファイス part66-369~372 part67-5~11・35~40 369 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21 39 07.91 ID 9IIF0WP2O 埋めがてら、未解決にあったPSvita/SOUL SACRIFICE(ソウルサクリファイス)投下します。 先に文中の語を補足すると 人型→人間が魔物になったもの。魔法使いの主な仕事はこれの排除だが、「人殺し」扱い。 生贄→動植物、上記の人型などの魂を右腕(魔法を使う腕)に取り込むこと。相手は死ぬ。 聖杯→大事なものと引き換えに何でも願いを叶えてくれる、(一応)伝説上の代物。だいたいの人型はこれのせいで魔物化する。 主人公はひとりの奴隷である。 世界は滅びかけており、その原因である魔法使い「マーリン」の生贄になる順番を待つだけの存在だった。 しかしある日、「リブロム」と名乗る生きた本を手に入れる。 なんでもリブロムは、かつてマーリンの相棒だった「ある魔法使い」が遺した日記帳であり、その記述を追体験できる魔導書らしい。 他の奴隷たちはリブロムを読み終わる前に生贄にされてしまったが、 追体験から知識と魔法を身に着けマーリンの正体を知れば、奴を倒して生き延びることも可能だという。 わずかな可能性に賭け、主人公はリブロムを読み始める。…… 魔法使いを束ねる組織「アヴァロン」、彼はその加入試験を受けていた。 同時期に受験を志願した魔法使いと二人で目標の魔物を倒し、その上であるものを生贄にすれば 合格だというその試験は、受験者の半数以上が死に至る過酷なものである。 合格すれば一人前とみなされ、公式に人型の討伐を請け負うことになる。 彼のパートナーはニミュエという女だった。 自制できないほどの殺戮衝動に苦しみながら悪態ばかりつくニミュエだったが ある晩、涙を零したニミュエの背を彼がさすってやったことをきっかけに彼らは打ち解ける。 その後も旅は続き、ついに目標の人型を生贄にした。激戦の末、彼らは生き残ったのだ。 しかしこの試験において、死亡者が半数を下回ることはない。 何故ならば、最後に生贄にしなければいけないのは同行者の命だからである。 葛藤しながらも彼らは戦い、そして勝ったのは彼だった。 ニミュエを生贄にすると、ニミュエの記憶や思い、彼女を苦しめていた殺戮衝動までもが右腕に流れ込んできた。 その中には、「オマエと違うかたちで出会えていたら……」「今までありがとう」という素直な気持ちがあった。 「殺戮衝動は、自分の出生の秘密からくるものだ」「引き継がせて申し訳ない」という謝罪もあった。 彼はこれ以降、仲間を手に掛けた罪悪感と、ニミュエから受け継いだ殺戮衝動に苦しむこととなる。 370 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21 42 45.67 ID 9IIF0WP2O ――時は流れ、彼は次の相棒であるマーリンと旅をしていた。出会いは数年前に遡る。 予知能力を持つマーリンが、「呪われた魔法使い(=彼)が世界を滅ぼす」という未来を阻止しようと、つまり彼を殺そうと、彼を訪ねてきたのだ。 しかし、「気が変わった」のだという。 マーリンは予知能力の代償として、「異様に早く老いる体」を持っていた。 生贄を取り込むことで若返るが、三日と持たずにまた生贄が必要になる。 難儀な体を持つもの同士相棒になろうと、右腕の殺戮衝動に悩む彼を誘ってきたのだ。そして彼もそれを受け入た。 それからは、相応の代償を捧げればどんな願いも叶うという「聖杯」を探す旅をしている。 彼らは切に「普通の体」を欲していた。殺戮衝動から解き放たれ、終末を防ぐためにも。 周囲からするとマーリンはひどく気まぐれな人間であるという。旅の最中にも、マーリンは突然「息子」に会いたいと言い出した。 時に、生贄にした(元)人間の記憶が自分のものと混ざり合うことがある。マーリンに息子はいない。 以前生贄にした人間は「息子」がよほど大事だったのだろう。その「息子」のいた村も、既に別の魔物に滅ぼされていたのだが……。 彼らは聖杯の手がかりを得るために、人型ばかりを狙っていた。人間の魔物化には聖杯が関わると言われているからだ。 また、人型を倒せば彼の殺戮衝動も鎮まる。倒した魔物は、マーリンが生きるための生贄になる。 彼らの利害は一致していた。ただ、聖杯探しは難航していた。 ある時取り込んだ生贄は、ひどく妻を愛していた。その記憶に従いたどり着いた妻のもとには、ある女がいた。 はじめに取り込んだ「夫」自体が彼らをおびきだす罠だったのだ。 その女は「モルガン・ル・フェ」、自称マーリンの元相棒だ。 「隣にいるから」という理由で彼を妬み、繰り返し彼らに襲いかかっては、マーリンに心中をねだる。 マーリンのみならず、彼もまたモルガンを嫌っていた。容貌がニミュエに瓜二つなのだ。 マーリンはモルガンを「ばあさん」呼ばわりするが……。 おまけにモルガンの過去は彼の母親と一致している。そして、彼は母親の顔を思い出すことができない――。 モルガンは逃がしてしまったが、夫の死により魔物化した妻をも、彼らは生贄として取り込んだ。 「魂だけでも、腕の中で再会させたい」と願いながら。 371 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/20(月) 21 46 53.50 ID 9IIF0WP2O 聖杯は見つからず、彼は徐々に魔物に近付いていく。アヴァロンが始末に乗り出す程に。 魔物化する前に彼を殺すのが、相棒であるマーリンの役割だった。早く殺せとつっかかる彼とマーリンはついに決別し、戦い始める。 そんな事態をモルガンが見逃すはずがない。楽しくてたまらない様子の彼女に、彼らは詰め寄った 二人の諍いは、その「芝居」は、見事にモルガンを釣り上げたのだ。 この女が「母親」だ、と確信する彼に、「私の 娘 はオマエなんかじゃない!!」と激昂し魔物化するモルガン。 モルガンの顔がニミュエに見えたのは、「母親」の記憶がモルガンと一致したのは、モルガンが「ニミュエの母親」であるためだった。 自分自身で気付けたものの、彼の記憶もまた混濁していたのだ。 ニミュエの狂気の根源は出生理由にあった。ならば母親を殺せばこの衝動は収まるのではないか――彼はそう読んだのだ。 戦闘の末、息も絶え絶えになったモルガンは「自分を生贄にしてほしい」と頼んできた。 モルガンの魂を得て、ニミュエの殺戮衝動は収まった。右腕のニミュエに、彼はおやすみを告げる。 「彼が世界を滅ぼす未来」は、ここにようやく阻止されたのだ。 そして、モルガンの記憶はマーリンを狂わせた。 ……昔、「マーリン」という悪の魔法使いがいた。 年老いては生贄を用いて若返る、不死の禁術を使っていた。 予知能力さえあった。あまたの生贄のうちの誰かから引き継いだのだろう。 そのマーリンを倒し、世界を救った「無名の魔法使い」がいた。彼は現れた「聖杯」に世界の再生を願い、マーリンの体を生贄にした。 しかし無名の魔法使いの記憶は次第に乱れ始め、自分をマーリンだと思い込むようになった。 引き継いだ禁術と予知能力も、生まれ付きであると。 モルガンはその「無名の魔法使い」の相棒だったのだ。 相棒を失ったモルガンは孤独に打ちのめされ、聖杯にすがり、ニミュエという分身を生み出した。 しかし、ニミュエもモルガンを捨てる。モルガンは、生きる意味を見失った。 最後くらいは誰かと一緒にいたい……そんな思いから相棒を追っていたのだ。 彼とマーリンの出会いも、モルガン=ニミュエの宿った右腕と「無名の魔法使い」の記憶が作り出したものだったのだろうか? 様々なショックから失踪したマーリンを彼は見つけ出した。 そして、かつてニミュエに言えなかった、素直な思いを告げる。 お前が誰だろうと知ったこっちゃない、分身も記憶も関係ない、お前は自分の大事な相棒だ、と。 沈黙の後、ありがとう、と呟いたマーリン。真相を乗り越え、彼らは真の絆を手に入れた。 聖杯が現れたのは、その瞬間だった。 372 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21 51 21.69 ID 9IIF0WP2O 正確に言うと、マーリンにだけ聖杯が見え始めたのだ。 狂ったように笑うマーリン。 欲望に見合った代償ができれば聖杯は勝手に現れる。それだけのことだった。 彼を生贄にすれば、マーリンの願いが叶う。そこに葛藤はあっただろうか。あったならば救いはある、と彼は思う。 ……芝居などではない殺し合いが、始まった。 戦いが終わってみれば、跪いているのはマーリンの方だった。 だが、二人も相棒は殺せないと悟った彼は生贄になることを決めた。自分に右腕をかざすマーリンの涙を見届け、眼を閉じる…… しかし、マーリンは結局彼を生贄にせずその場を去った。 再び追った彼が見つけたのは、マーリンの面影すらない化物だった。 相棒にせめて人間らしい死を与え、自分も後を追おうと彼は決める。 圧倒的な力の前に、千切れ、壊れた体が肉塊と化す。が、驚いたことに、化物はそこに自らの血をそそいだ。 彼の体は蘇った。 混乱しながらもまた襲いかかり、殺されかけては蘇る。なぜ情けをかける?あれはまだ相棒なのか?戦いを繰り返せというのか? 何回も、何日も、何年も、何年も何年もそれが続いた。 ……不死の血のせいで彼は死ねなくなったが、体はもはや人の形をとれなくなった。 やがてマーリンの周りは、生贄用の人間と檻で埋め尽くされた。 彼は考えた。「この人間たちに思いを託したい」。残った力が彼の体を、思いを伝える「本」へと変えていく。 ……「ある魔法使い」とは、リブロム自身だったのだ。 すべてを知った主人公は、リブロムの意志を継ぎマーリンに挑むことを決意する。リブロムは生贄となり、すべての力を主人公に託した。 現れた「ある魔法使い」を目にしたマーリンは驚く。マーリンも、今なおリブロムを大切に思っていたからだ。 ……やがて戦いも終わった。マーリンと、マーリンが使えなかった聖杯を前に主人公は気がつく。これは、「マーリン」と「無名の魔法使い」の逸話と同じではないのか……? 6 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21 57 44.03 ID 9IIF0WP2O (※前スレが埋まったのでその続きです) →(マーリンを生贄にする) 右腕の中で、リブロムとマーリンは再会する。 「リブロムなのか?」「久しぶりだな、相棒」 「ここまで、長かった…」「すまない。もっと早く楽にしてやりたかった」 「 最後くらいは、誰かと一緒にいたい 」「ああ。そのために、オレは生きてきたんだ……」 世界は蘇った。人々が行き帰り、草木は緑を取り戻す。 主人公もまた、マーリンと同じ道を辿るかもしれない。でもきっと大丈夫だ。 何かを犠牲にできるくらいの強い意志があれば、未来は変えられると知っているから。 →(マーリンを救済する) 倒れたマーリンを抱き起こすリブロム。 「リブロム、なのか?」「久しぶりだな、相棒」 再会。リブロムと主人公に、もはや境目は存在しない。 しかし、マーリンの正気も長くは持たなかった。また戦って、救済して、戦って……リブロムは「マーリンの側にいてやりたい」という。 やがて体が保たなくなり、主人公もまた「本」となった。また誰かが、自分の意志を繋いでくれるだろう。 「日記」はあったことしか書けないが、未来は白紙だ。何かを犠牲にできるくらいの強い意志があれば、未来は変えられる。 (セーブしたデータは牢獄の中に本が増えます) 9 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/21(火) 01 39 07.80 ID MqeszdAj0 ソウルサクリファイス乙です。 ゲーム中の文献を読み込むとマーリンと主人公の戦いはループの一環に過ぎない… という解釈もできて何とも切ないんだよな あと特定の同行者達のエピソードも世界観感じさせて好きだったな 35 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 18 40 54.66 ID iV30SRNsO SOUL SACRIFICEのサブストーリー、「魔法使いの仲間」投下します。 ・悪徳魔法使い/ボーマン 「美味いから食べてみろ」 そんなことを言いながら、その男はこちらへ近付いてきた。なんのことはない。ただ目が合っただけだ。 差し出された果物を言われるがままに食べると、男は豹変した。 果物の代金を払えと言うのだ。城が二、三立つとんでもない額である。当然自分は無視した。 しかし相手もしつこい。三日三晩つきまとわれ、ついに自分は根負けした。 結局、相手に同行しながら、働いて払うことになった。そうなってから聞いた相手の名前は、魔法使いの中でも悪名高いボーマン。 金欲にまつわる魔物ばかりを狙い、仲間であろうと報酬の山分けなどしない……そんながめつい魔法使いであった。 日々命懸けで戦っているからか、富に執着する魔法使いは多くない。しかしボーマンにとってはいくらあっても足りないのだという。 魔法使いならば、稼ぎようなど、それこそいくらでもある。それでもなおボーマンは言う。 「全然満たされない」、と。 道々金品を集めながら、我々は標的の魔物に辿り着いた。 金色のゼリー体に数多の財宝を埋め込んだ姿を「イカした格好してるじゃねえか」とボーマンが茶化す。 代償をもたぬ貧しい人間が魔物化した場合、自身の内臓や周囲の物質を 求める物――金欲ならば金銀財宝、食欲ならば山のようなご馳走――に変え、その身に取り込むことが多い。 そうして生まれた魔物は、まとめてスライムと呼ばれる。 どうやらボーマンはそのスライムを知っているらしい。人間時代に借金で首が回らなくなり、金欲にとらわれ魔物となったのだとという。 そもそものきっかけは、家族にひもじい思いをさせたくないという愛情だったそうだ。 「金欲は人を狂わせる。オレみたいな金欲バカは存在しない方がいい」としみじみ言うボーマン。 この旅がどこに行き着くのか、自分は気になり始めていた。 その魔物を退けた後で、ボーマンはある家を訪ねた。地図にもないさびれた街の一軒である。 出迎えてくれた親子は、先ほどのスライム退治の依頼者で、スライスの家族なのだという。 子供の手にはあの日食べさせられた果物があった。 そしてボーマンは、果物の礼だと言い、道中で集めた金品をすべて渡してしまった。 「お前の親父はもうすぐ帰ってくるぞ」 魔物となった人間が同じ過ちを繰り返さないよう、アヴァロンは救済を禁じている。 しかしボーマンは、あの時スライムを救済していたのだ。人間に戻ったあの男は、いずれここへ帰ってくるだろう。 魔物に身を落とす人間は、貧しい地域に多い。恵まれない環境が彼らを追いつめるのだろう。 「世界中の人間が金持ちだったら、魔物は生まれない」 依頼者の家へ向かいながら、ボーマンはそんな信条を語った。施しによって魔物の発生を未然に防ぐ。それがボーマンなりの魔物退治なのだ。 彼は今日もどこかで金を稼いでいるだろう。 36 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 18 44 01.61 ID iV30SRNsO ・「魔物の子供」パーシヴァル 気がつくと、見知らぬ若者がついてきていた。右腕を見るに魔法使いのようだ。 「いっしょに、いこう」「ひょーてき、おなじだから」 たどたどしい喋り方だ。 同行を許した後も、自分はどこか違和感を感じていた。 彼の振る舞いや戦い方には、どこか、感情が欠落しているような様子があるのだ。 もうひとつ気になる点があった。常に胸を、血が出るほどかきむしっている。 何故そんなことをするのか?胸の「びょーきなんだ」と彼は言う。 それらに対して抱いた疑問も、彼の生い立ちを聞き氷解した。彼は、人間に育てられたのではない。 森に置き去りにされた彼を、魔物が拾い、育てあげたのだ。 戦闘において、パーシヴァルは危機らしい危機に陥ったことが無いという。ただ一度を除いては。 その一度が、母親を生贄にした時だ。 魔物の母親は、ある日、突如として彼に襲いかかった。 しかし彼の両親も魔法使いだったのだろう。誰に教わった訳でもなく、パーシヴァルは母親を生贄にし生き延びた。そうするしかなかったのだ。 母親は、大切に育てた子供を何故殺そうとしたのだろう。彼の「病気」も、その時から始まった。 その経験から、パーシヴァルは魔物に敵対心を抱くようになった。 しかし、魔物化した人間に対してはそればかりでもないようだ。 標的が近いことを知り、彼は「かぞくいたら、やだな」と呟いた。 残される家族のことを心配してしまう。失うつらさを知っているからだ。 おそらく、と自分は考えた。 母親は、息子を人間として育てたかったのではないだろうか。 そのために、身をもって二つのことを教えようとした。 ひとつは、魔物は人間とは相容れないのだということ。そしてもうひとつは、命を奪う行為への罪悪感。 どちらの感情も人間に必要なものだ。そして、多くの魔法使いが、それらのために葛藤する。 その気持ちを失ってしまえば、もはや魔物と変わりはない。 パーシヴァルの胸の痛みや苦しみ、「病気」の正体もおそらくはこの葛藤だ。いつかは理解できる日が来るだろう。 この推測を、自分は伝えてみた。 「かーさんも、よろこんでいるのかな」 魔物の母親が望んだ通り、パーシヴァルは人の心を学びつつある。子供の成長を喜ばない母親はいない。 「そうか。それなら、うれしい」 パーシヴァルは無邪気に笑う。彼が成長した時、またこうして笑いあえたなら、言うことはない。 補足 パーシヴァルを育てた魔物は動く樹木であるコボルト。知識を蓄えながら移動するだけの無害な魔物で ゲーム中でもプレイヤーに対して攻撃・反撃は一切行わない。 37 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 18 49 15.13 ID iV30SRNsO ・「狼男の苦悩」ガウェイン ワーウルフという魔物がいる。ひどく凶暴で、幾多の魔法使いが返り討ちに遭っている。その中には顔見知りも何人かいた。 そういった事情もあり、自分は次の目標をワーウルフに定めた。 ガウェインという隻眼の魔物使いが同行を願い出てきた。ワーウルフを追い、もう十年になるという。 ワーウルフはいつもガウェインの側に現れるらしい。そのせいで彼の知り合いは何人も犠牲になっていた。 彼がいない時、ラグネルという女魔法使いが訪ねてきた。ガウェインの知り合いらしいが、彼抜きで話がしたかったという。 これまでガウェインはワーウルフに一度も遭遇できずにいる。十年も追っているのに。 「おかしいと思いませんか?」……語られた彼女の「仮説」は筋が通っていた。 翌日。ワーウルフが現れたとの情報が入ったが、到着した時にはもう立ち去っていた。 またも取り逃がしてしまったようだ。 本当にワーウルフなんて魔物は存在するのだろうか、と、ガウェインは呟いた。 ワーウルフを探し求める中で、彼は「自分の右目」を代償にささげている。そうまでしても会えないのだ。 一度でも姿を見たことはあるのか、と自分は尋ねた。 ……動揺した彼は打ち明けた。時折、知らぬ場所で目覚めることがあると。 出会えないはずだ。ワーウルフはガウェイン自身なのだから。彼も薄々は感づいていたのかもしれない。 自分はガウェインに頼まれ、しばらく彼を見張ることになった。魔物へ変わる瞬間を見届けねばならない。 それから三日目のことだ。離れた場所にワーウルフが現れたというのだ。 もちろん、目を離すような真似はしていない。自分たちはすぐさまその場にかけつけ、ワーウルフを倒した。 ワーウルフの巨体が崩れていく。これで元の人間が現れるだろう。 だが、そこに残ったのは人間ではなく、ひとつの眼球だった。 ガウェインは叫んだ。「ワーウルフとあいまみえたい」という彼の願いは、代償を元に、ある意味叶えられたのだ。 彼は本当に、事実に気付いていなかったのだろうか……? 錯乱したワーウルフ――ガウェイン――が各地で暴れている。 ラグネルには殺さないよう頼まれたが、見逃せば、またワーウルフとして暴れ出すかもしれない。 自分は元の姿に戻った彼にとどめを刺そうとした。 「待って!殺さないで!」 割り込んでくるラグネル。 十年前、ラグネルが駆け出しの魔法使いだったころだ。 ある魔物を倒したところ、全身に獣のような毛が生える、奇妙な代償を負ってしまった。 ガウェインはそれを治療と称して引き受けたのだという。ラグネルにとっては命の恩人なのだ。 「私が、元の醜い姿に戻ればいい」そう言ってラグネルは、ガウェインが肩代わりしていた代償を再び取り込んだ。そして…… 数日後、傷の癒えたガウェインが自分を訪ねてきた。 ラグネルは、かつて死に別れた相棒の妹らしい。親友に代わって彼女を守ろうと決めていたそうだ。 もう自分の影を追う必要もなくなったからな、と表情をゆるめたガウェイン。 代償からラグネルを救うべく、彼は今もどこかで躍動しているだろう。 38 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 18 58 46.74 ID iV30SRNsO ・「復讐の騎士」ランスロット 魔物に身を落としたとは言え、元が人間であったことに変わりはない。 そういった意味からも、魔物を殺す魔法使いたちは嫌悪と忌避の対象である。 それでも魔物は各地で生まれる。魔法使いは、疎まれながらも必要とされていた。 ある日、魔法使い嫌いで有名なレオデ王から魔物の討伐を依頼された。 魔物を倒し終わると、ひとりの魔法使いが声をかけてきた。その男は、魔法使いの間でも噂になっている。 やむを得ない需要を狙ってレオデ王に取り入った側近、ランスロット。 手が回らなくてね、などと言うところを見るに今回の依頼は彼の手伝いだったようだ。 彼はもうひとつ依頼をしてきた。山奥の屋敷に密書を届けろと言うのだ。 怪訝に思いつつ向かった屋敷には、魔法使いが集まっていた。 国王はその権力の下、魔法使いに激しい弾圧を加えている。ランスロットとこの者たちはその渦中で家族を失った。 それ以来、蜂起の機会を窺っているらしい。 王の側近とはいえランスロットは魔法使いだ。彼に対する城内の目は冷たい。魔法使いからも、王の腰巾着だ犬だと揶揄される。 ランスロットはこのために城に入り込んでいたのだ。復讐を果たし、国を変えるために。 そして秘密を打ち明けることで、自分をも仲間に引き入れようとしている。 今回の密書の内容は「今しばらく待機するように」との指示だった。 ひとりの女がその密書を握り潰した。長すぎる「待て」に、痺れを切らしているようだった。 ある日、相談があるとのことでランスロットに呼び出された。 王妃グウィネビアが懐妊したそうだ。 なんでも、計略のために近付いた王妃と、気が付けば本気で恋に落ちていたのだという。 つまり子供の父親はランスロットだ。そのことが明らかになれば、もちろん大変なことになる。 屋敷を抜け出した王妃と落ち合うランスロット。 彼はすべてを打ち明けた。始めは計略のための嘘だったが、いつしか真実になったこと。 復讐よりも、今は彼女とお腹の子供を大切に思ってしまっていること……。 二人は駆け落ちを決意した。 旅慣れないグウィネビアを背負うランスロット。自分は最後に、国境までの護衛を引き受けた。 ――突然、彼の動きが止まった。グウィネビアの後頭部に、氷の矢が突き刺さっていた。 背後には、あの屋敷にいた女魔法使いがいた。 裏切り者とわめく彼女を退けることには成功したが、グウィネビアが生き返ることはない。 ランスロットは三日三晩泣き通したのち、最愛の人を湖に葬った。 しばらくしてランスロットに再会した。今は罪人として、追っ手から逃れる日々だという。 運命を呪って生きていくこともできるが、彼はそうしないことを選んだ。 グウィネビアと二人で生きると決めた瞬間の満ち足りた想いや、彼女への気持ちを憎しみで塗りつぶしてしまわないように。 いつか自分の運命を受け入れられる日が来ることを、ランスロット自身も信じていた。 39 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 19 03 12.76 ID iV30SRNsO ・「異端の救済者」エレイン サンクチュアリという組織がある。ゴルロイスなる魔法使いを中心とした、すべての命の救済を目指す団体だ。 その理念ゆえ、生贄を原則とするアヴァロンとは対立している。 しかし、アヴァロンから鞍替えする魔法使いも少なくない。人材の流出を危険視したアヴァロンがゴルロイスの殺害要請を出すほどだ。 ゴルロイスの出自や来歴はおろか、顔すら誰も知らないと言うのに。 自分はそのサンクチュアリの加入試験を受けていた。 女魔法使いと二人組になり魔物を追うという あの時 とよく似た状況。ただし、今回の目的は生贄ではなく救済だ。 エレインというのが今回のパートナーの名である。彼女もかつては普通の魔法使いであった。信頼できる相棒もいたらしい。 とある要請中、その相棒は、傷ついたエレインを生贄に捧げようとした。 他人の命を捧げれば、その者の死と引き換えに強大な魔法を使うことができるからだ。 命からがら逃げ出したエレインは、その裏切りを通し魔法使いという生き方を憎むようになった。 そうして正反対の教えを掲げるサンクチュアリに傾倒したという訳だ。 サンクチュアリは救済活動を通し、生贄を行う 汚らわしい人間 を排除した理想国家を作ろうとしている。 サンクチュアリのメンバーや賛同者は皆、ゴルロイスの著した本を持っている。 自分もエレインの持っていたそれを読んだが、生贄という行為の汚らわしさと救済の必要性を説いたその本は、純粋すぎて気味が悪いほどだった。 エレインから見れば、今の自分は同士だ。しかし違う。自分は仲間を殺して生き延びた。 もしニミュエが生きていたなら、エレインのようになっていたのだろうか……。 いよいよ標的が近い。これを乗り越えれば、サンクチュアリへの加入が認められる。 そうなれば、自分もきっとゴルロイスに会うだろう。 ゴルロイスを殺せるだろう。 自分がサンクチュアリの門を叩いたのは、内に入りゴルロイスを暗殺するためなのだから。 と、物陰から飛び出した魔物がエレインを跳ね飛ばした。続いて、魔物の殺気が自分へ突き刺さる。 オマエには死なれたくない――瀕死の体でそんなことを言うエレイン。 「オマエは生きろ。私を踏み台にして」 そんなことはできない。自分は即答し、最後の魔物に立ち向かった。ニミュエの時と同じ思いを味わうのはごめんだ。 魔物を倒し息を切らす自分に、合格だ、と声がかけられた。エレインだ。 とても重傷には見えない。どうやらあれは演技で、自分は試されたらしい。 エレインこそが、サンクチュアリの首謀者ゴルロイスだった。その目で志願者を見極めにきたのだろう。 さらに「さあ、どうする?私を殺すか?」などと尋ねてくる。暗殺者など、もう珍しくもないという。 ニミュエとダブってしまった時点で、自分に彼女は殺せない。やめておくと答えた自分を、エレインは不思議そうに笑った。 「気に入ったよ。いつかゆっくり話をしよう」 差し出された手を握る。 今回の旅は、あの時とは違う、穏やかな終わりを迎えた。 40 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/25(土) 19 15 25.74 ID iV30SRNsO ソウルサクリファイスのサブストーリー、以上五人で終了です。 ついでに 9を説明しとくと ソルサク世界には「永劫回帰」なる説がある 平和な世界に悪い魔法使いが現れて長い長い間世界を牛耳るが 神が無名のある魔法使いを送り込むことにより、世界は再び平和になる それが繰り返されているという考え方 作中でも「古い文献によると世界は何度か聖杯により蘇っているらしい」と言われている つまり「マーリン」と無名の魔法使い、マーリンと主人公は…ということ
https://w.atwiki.jp/playyugiohvip/pages/336.html
上級3枚 冥府の使者ゴーズ カオス・ソーサラー×2 下級18枚 サクリファイス×3 センジュ・ゴッド×3 ソニックバード×3 マンジュ・ゴッド×3 クリッター 魔導戦士ブレイカー×2 儀式魔人リリーサー×3 魔法10枚 サイクロン 大嵐 洗脳―ブレインコントロール 非常食×2 拘束解放波 契約の履行 イリュージョンの儀式×3 罠9枚 聖なるバリアーミラーフォース 激流葬 リミット・リバース×3 ゴブリンのやりくり上手×3 リビングデッドの呼び声 コメント:儀式プッシュされてるから作った。 リリーサーを生贄にして出せるとテラツヨス
https://w.atwiki.jp/kord/pages/38.html
デッキ枚数(43枚) モンスター(21枚) キラートマト×3 黒蠍ー茨のミーネ×2 首領・ザルーグ×2 サイバードラゴン×2 D・Dアサイラント×2 ダークアームドドラゴン×2 冥府の使者ゴーズ 黒蠍罠はずしのクリフ 終末の騎士 ファントムオブカオス N・グランモール 魂を削る死霊 魔法(16枚) 収縮×3 増援×2 封印の黄金櫃 サイクロン 大嵐 抹殺の使途 強制転移 ライトニングボルテックス 光の護封剣 早すぎた埋葬 月の書 貪欲な壷 地砕き 罠(6枚) 次元幽閉×2 激流葬 死のデッキ破壊ウイルス 聖なるバリアミラーフォース リビングデットの呼び声 融合デッキ(3枚) キメラティックフォートレスドラゴン×3 ~解説~ このデッキはいわいるスタンダードなトマトハンデスにダークを隠し味に加えたデッキである。使い方はいたって簡単。とにかく首領・ザルーグや魂を削る死霊や罠はずしのクリフで相手の手札をぼろぼろにし、自分はミーネのこうかで手札を補充し、死デッキに使うも良し、スナイプストーカーの弾丸にするもよし、またまたボルテックス使うのも良いだろう。そして墓地が肥えてきたら、ダークアームドドラゴンまたはファントムオブカオスの効果で相手のフィールドをいっそし、ハンデスモンスターで一気にたたみかけよう!このデッキは上級モンスターがほとんどいないのでどんどんモンスターを召還できるだろう。ただしパワーが不足気味なので、強敵モンスターが現れたら確実に収縮や次元幽閉などで破壊しておこう。うまく回ればこのデッキは強いので、ぜひ使いこなしてほしい。