約 1,352,155 件
https://w.atwiki.jp/walkingdesert/pages/60.html
ジャレットのやんちゃ 西部警備キャンプ 隊長 クリフ(行動力3)
https://w.atwiki.jp/akureiya/pages/27.html
アイテム一覧 アイテム欄に表示されるアイテム一覧 回復アイテム 攻撃・探索用アイテム 換金専用アイテム 医学書 パラメータ補正アイテム その他 ※ 自動入手:ストーリー進行上、自動で入手するもの 回復アイテム 名 称 価格 解 説 入 手 薬草 15 HP30回復 道具屋、敵ドロップ等 回復剤 50 HP50回復 道具屋、敵ドロップ等 癒しの薬 200 SP50回復 道具屋、敵ドロップ等 ハチミツ 100 HP60 + SP20回復 道具屋、敵ドロップ等 超深海層水 500 HP200 + SP100回復 海賊の店(期間限定)パナパナ道具屋 気付け薬 70 戦闘不能からHPを50%で復活 道具屋、宝箱等 どくけし草 20 毒状態回復 道具屋、敵ドロップ等 万能薬 160 戦闘不能以外の状態異常を回復(凍結と沈黙は回復不可) 道具屋、敵ドロップ等 魔法の薬 - SP全回復 敵ドロップ等 魔法の指輪 - SP全回復(3回使用可) 宝箱 甘い蜜 - SP全回復 宝箱、敵ドロップ等 女神の薬 - HP・SP全回復(状態異常は回復しない) 星のカケラ交換宝箱等 光のしずく - 仲間全員のHP・SP全回復(状態異常は回復しない) 星のカケラ交換ゼノ宝箱 このページのトップにもどる 攻撃・探索用アイテム 名 称 解 説 入 手 爆弾 35 障害物を破壊敵全体に小ダメージ 爆弾屋等で販売ティファが特殊技能で作成 大きな爆弾 120 敵全体にダメージ クリフ専用爆弾屋で販売ティファが特殊技能で作成 戦闘用爆弾 - 敵全体にダメージ クリフ専用ティファが特殊技能で作成 矢じり爆弾 100 敵単体にダメージ キャノン専用爆弾屋で販売 かんしゃく玉 20 敵全体に小ダメージ&動揺附与 ティファ専用爆弾屋で販売 爆竹 70 敵全体に小ダメージ&動揺・混乱附与 ティファ専用爆弾屋等で販売 ほうろく玉 - 敵単体に大ダメージ ティファ専用ティファが特殊技能で作成 ロケット花火 - 敵単体に特大ダメージ ティファ専用ティファが特殊技能で作成所持上限25個 ダイナマイト - 敵全体に特大ダメージ クリフ専用ティファが特殊技能で作成所持上限20個 炎の杖 - 敵単体に炎ダメージ(SP5消費)氷系の障害物を解かす マリー専用ドンドコ火山 水切りの杖 - 水の洞窟に通路をつくる ラスターム城(自動で入手) サファリアの石 - ダンジョンから脱出(SP6消費) クリフ専用ゲーム開始時より所持 海図 - ワールドマップ イベントフィールドマップ上でのみ使用可 このページのトップにもどる 換金専用アイテム 名 称 売値 入 手 ガラクタ 10 スライム 目玉コウモリ 錆びたナイフ 50 レッドビトン 錆びた剣 100 ガイコツ戦士 船乗りの亡霊 金貨 100 アーコル 狼 宝箱等 きれいな貝殻 100 ジーラス ベビードラゴンキング・ジーラス 金の粒 200 巨大蟻 岩虫 グリーンビトン 砂金 400 ブロップ 岩巨人 キノコ 300 グルドの森で採取(最大30個) 火だね石 300 ドンドコ火山(マグマが100%落とす) エメラルド 500 氷の巨人 ミミック 獄門鳥骨ドラゴン キマイラドラゴンライダー デススネーク 真珠 600 デビルオプトパス デス・キャンサー 古い金貨 700 キングオプトパス 鉄の巨人ドラゴニアン 船長の亡霊ボーンジェネラル ワーナーリビングアーマーサタナエル タナトス ダイヤの原石 800 魔境(ゲーム内表記ママ) ワーム 黒真珠 800 ゼスター 金塊 1000 宝箱など ドルファの財宝 50000 ドルファの洞窟等 ゼノの財宝 50000 ゼノ このページのトップにもどる 医学書 こちらを参照 このページのトップにもどる パラメータ補正アイテム 名 称 解 説 入 手 体力のタネ 最大HPを2ポイント上げる 星のカケラ交換宝箱 敵ドロップ 力のタネ 攻撃力を2ポイント上げる 星のカケラ交換宝箱 敵ドロップ 気力のタネ 最大SPを2ポイント上げる 宝箱 守りのタネ 防御力を2ポイント上げる 宝箱 精神のタネ 精神力を2ポイント上げる 星のカケラ交換宝箱 敵ドロップ 素早さのタネ 敏捷性を2ポイント上げる 宝箱 このページのトップにもどる その他 名 称 解 説 入 手 メモ 幻の石版に書かれていたナシュアの予言を翻訳したもの グレイシス城(自動で入手) このページのトップにもどる
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1745.html
密室のサクリファイス part60-398~408 part62-31~36 398 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 51 47.03 ID IHAR9MLs0 [1/11] 予約から1ヶ月が過ぎてしまっているので書き上がっている部分を投下します。 【主要人物】 ミキ … 日系15歳。生きることへの執着が強い。 アスナ … ロシア系16歳。プライドが高く自己中心的。 クロエ … ドイツ系16歳。天才的な頭脳と尊大さを併せ持つ。 オルガ … ロシア系17歳。医局長である父から英才教育受けた優等生。 イトカ … スラヴ系17歳。気弱で見た目より精神的に幼い。 オレンジ … 成年の女性。特にミキとクロエに関係が深い。 【共通】 人類が地下に作られた巨大生活施設「ファウンデーション」に住んでいる世界。 既に長い年月が経ち、 地上 がお伽噺の中にしか語られないようになっている。 ナノマシンが実用化されているなど文化・文明は近未来的。 ある時、ファウンデーション内で突然 異変 が発生した。 ミキは金属パイプに足を挟まれて逃げ遅れてしまうが、抜け出すことに成功。 部屋を出ると全身血塗れで呆然と立ち尽くす少女、アスナを発見する。 気絶したアスナの介抱をしようとして、外傷が見当たらないため病気を疑い、 医療キットを探しているうちに新たな人物オルガと遭遇する。 オルガが持つ医療用スキャナ(携帯型の医療診断機)でアスナを調べると 「致死レベルの放射線被曝」という結果が表示された。 ここは居住区。近くに放射線を出すものなどあるはず無いのだが……。 その後、オルガが医局で薬品を入手して投与したことでアスナは回復する。 さらに医局で出会った胡散臭い少女、クロエも加えて4人が集まった。 その頃、イトカは一人眠って幾つもの悪夢を見続けていた。 夢から目覚めた時、ちょうどミキたち4人がイトカを発見し、 イトカは5人目のメンバーとしてついていくことになる。 こうして5人で探索していくが、何故か他の人と出会わない。 ネットワークに繋いでみても他の人が活動している痕跡が全くない。 皆はどこへ行ってしまったのか。安全な場所はあるのか。 当てのない探索は続いていく。 399 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 52 43.60 ID IHAR9MLs0 [2/11] 平行して5人の過去や思惑が徐々に語られる。 ミキは元は高跳びの選手。大会の一週間前に足を大怪我してしまったが、 見知らぬ女性の挑発じみた励ましで精神的に持ち直した。 だが続いて両親と共に列車でテロに遭い、両親は死亡、ミキは下半身不随に。 ミキはテロの実行犯に憎悪を抱き、その復讐心は生に対する執着にもなっている。 なお、今回の 異変 の際にそれまで乗っていた車椅子が壊れたが、 奇跡的に足が動くようになって歩行程度ならできるようになっている。 アスナは、気弱で自主性が乏しい同級生のホノカが自分に依存してくるため、 「助けてくれることを当然だと思っている」として嫌悪していた。 だが、どんなに邪険にしても自分への依存を止めないホノカへの苛立ちが募り、 「私の前から消えて」と言い放つと、数日後ホノカは投身自殺をしてしまう。 アスナはホノカを助けることができなかったことを後悔しており、 ホノカに似て気弱なイトカに対して苛立ちつつも気にしている。 クロエと名乗る少女は「プリースト」というIDで活動している天才ハッカー。 ヘッドセットで脳を直接ネットに繋ぐという危険な手法を好んで用いている。 10歳の時に自身を超える腕前の「オレンジ」に出会い、自分より優秀な者の 存在を認めたくないため、彼女を追って自分の優秀さを見せつけようとした。 その縁でオレンジから 地上 を目指す半宗教組織へと勧誘され、テロ活動を行う。 そして今回の 異変 発生時、自室に突然黒い羽根と数字が記された本が出現した。 これが教義にある地上への鍵を開く「黒き翼の者」への手がかりだと考え、 それを与えられた自分が地上へと皆を導く神官「クロエ」に選ばれたと判断。 当代のクロエであるオレンジに代わって(勝手に)自らクロエと名乗り、 手がかりを元にファウンデーション内を探索している。 オルガは医局長を父に持つが、無用な反発を恐れて他の4人には隠している。 厳格な父に息が詰まりそうになることもあったが、基本的には父を尊敬している。 真面目な性格と「父の期待に応えなくては見限られてしまう」という脅迫概念から 5人の中でリーダー役を務めようとするが、それが空回りになることも少なくない。 特に上から目線を嫌うクロエはオルガを露骨に嫌っている。 イトカは元々、医局に与えられた個室で生活していた。 あるとき意図せず何重にもロックのかかった個室の外に出てしまい、 そのきっかけが「個室から出る夢を見たこと」であったため、 スタッフから本格的な実験の対象にされて苦しい日々を送ってきていた。 ミキたちと同行している今も、イトカは頻繁に現実感のある悪夢を見ており、 その度に体にプリントされた謎の数字が1ずつ減っていくことに戦々恐々としてる。 400 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 53 51.57 ID IHAR9MLs0 [3/11] 探索中、燃料の残ったボイラーを発見して交代でシャワーを浴びることになる。 イトカがシャワーを浴びている最中、彼女は意識を失い 「水道と間違えてボイラーの燃料パイプの流量を最大にする」という夢を見た。 目覚めたイトカはまた体の数字が減っていることを確認し、ため息をつく。 このときクロエはイトカ自身も気づいていない異常を目の当たりにしていた。 イトカが意識を失った直後に一瞬空間が歪み、シャワーが湯から水となった。 ボイラーは燃料が空になり、何時間も前に火が消えたかのように冷え切っている。 減った数字を見てため息をつく様子も合わせ、「イトカは何者だ?」と疑問を持つ。 別の日の探索中、オルガはクロエに対して殺意を覚える自分に戸惑っていた。 医療用スキャナでスキャンしてみると「フリオウイルスに感染」との結果が出る。 他の4人もスキャンしてみるとミキとアスナにも同じ結果が出た。 クロエが「脳に感染して怒りの感情を増幅し、1日で廃人にするウィルスだ」 と説明し、3人をそれぞれ個室に閉じ込めて1日様子を見ることを提案。 オルガはその説明を疑ったが、スキャナの反応は本物であるため隔離に賛成し、 3人は外から施錠された個室へと1日閉じこもることになる。 オルガは個室のパソコンと父のIDカードを使って 医局の機密情報からフリオウィルスに関するデータを参照し、その正体を知る。 フリオウィルスとは人体の免疫系ナノマシンに感染するウィルスプログラムだった。 外部感染時の挙動は「移動」であり、感染元にコピーを残さないのだが、 医療用スキャナを介しても移動するため複数人に反応が出ていたのだった。 治療法はナノマシンが-20℃で初期化されることを利用したコールドスリープ療法。 スキャンのタイミングと回数を考えると、現在ウィルスは医療用スキャナの中だ。 クロエが使用したら危険だと考え、部屋の鍵をなんとか解錠して外に出る。 (※この辺りからルートが分かれる) 401 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 55 01.08 ID IHAR9MLs0 [4/11] 【ルート1】 クロエは3人を個室に閉じ込めた時点でフリオウイルスの特性に察しがついていた。 1日待てばウイルスの所在が分かるので、それを医療用スキャナに移せば問題解決。 ……と思っていたところに、突然イトカが錯乱状態になって角材で殴りかかってきた。 とっさに医療用スキャナを使用すると、イトカは悲鳴を上げ、同時にクロエは意識を失う。 そして「コールドスリープ装置で眠っているミキ、アスナ、オルガ、そして自分」 「自分の入っている装置がエラーを起こし、出られなくなっている」という夢を見た。 その後、クロエは部屋を出たオルガに助け起こされて意識を取り戻した。 2人で相談した結果、5人全員でコールドスリープ療法を受けることになる。 クロエは、コールドスリープ装置のある部屋が夢と同じ情景だったため、 嫌な予感を覚えて夢とは違う装置に入り、 夢でクロエが入っていた装置はオルガが使うことになった。 そして数時間後、コールドスリープ療法が終わったとき、 オルガの装置はエラー状態で目覚めることが不可能な状況となっていた。 期せずして最大の邪魔者が消えたことを密かに喜ぶクロエ。 他の3人はそれに気付くはずもなく、一行はオルガを諦めて先に進むことを決める。 移動中、墓地に寄ることになり、クロエはそこでオレンジの墓を見に行った。 オレンジはある日、クロエにだけ「次の作戦は管理局に漏れている」と伝え、 それを組織に報告することなく自分は指揮官として作戦に参加し、死亡した。 その死に疑問を持っていたクロエが医療用スキャナでオレンジの遺体を調べると、 それはナノマシンを利用して偽装されたものだと判明する。 もしや自分はオレンジの掌で踊っていただけなのか、と無力感に脱力するクロエ。 だがその時、一瞬の幻覚なのか、ミキの背に黒い翼があるのを見た。 ミキが「黒き翼の者」と確信したクロエは、そのことに気付いた自分は オレンジよりも先行しているとの確信を持ち、先へと進む。 ある場所で、考えが浅いわりに主導権を握りたがるアスナのミスで 全員がが部屋に閉じ込められ、酸素の残量が危うくなってしまう。 脱出まで数時間かかるのに、アスナはヒステリーで騒いで酸素を浪費し、 それを咎めるミキに「諦めるのか、この負け犬!」と叫んでしまう。 怒りでミキは錯乱し、クロエの教唆も引き金となって銃でアスナを射殺。 ミキは我に返って自分の行為に恐怖を覚え、クロエは邪魔者が消えてほくそ笑む。 402 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 56 05.53 ID IHAR9MLs0 [5/11] 次にクロエは、これまでのイトカの様子から、その正体が医局のサーバーで 断片的に見た機密情報にあった「歪曲時空を発生させる脳波を持つ者」と推測。 管理局のサーバーの深部へと侵入して、これが事実であるとの確信を得る。 これはイトカが 現実を書き換えることができる者 ということを意味する。 自分が得た啓示(自室に出現した本)がイトカによるものとの疑念が生まれ、 それを否定するため、また地上を目指す障害となりうる者ものを排除するため、 イトカをネットに誘ってセキュリティに引っかけ、変死を装い殺害した。 こうして残ったのはクロエとミキだけとなった。 そろそろオレンジに追いつくと判断したクロエはミキが寝ている隙に次の場所に向かい、 案の定オレンジと対峙する。クロエの問いに対してオレンジは答えていく。 かつて作戦の漏洩を組織に伝えなかったのは、漏洩の主犯が組織上層部にいたため。 そのため作戦自体の中止もできず、自身の死を偽装して逃げるのが精一杯だった。 オレンジは、「人々を解放し地上に導く」という理念を忘れて 政府施設の破壊と内部抗争に明け暮れる組織に見切りをつけ、独自に動いていた。 そこまで語り、オレンジは同志としてクロエに手を貸すよう頼む。 その直後、追いついたミキがオレンジに向かって発砲し、オレンジはとっさに反撃。 ミキとオレンジは二人とも致命傷を負ってしまう。 死を前にしてオレンジはクロエに地上へ出るための手段について語る。 「黒き翼の者」は 鍵を開く者 であって鍵そのものではない。 地上への扉を開く鍵は、医局が極秘に進めていたイコンプロジェクトの実験体、 「イコン」と呼ばれていた少女、つまりイトカだっのだ。 クロエは、ライバルであり目標でもあったオレンジ、仲間であったミキ、 そして地上に出る手段すらも失った。 喪失感に占められたクロエはオルガの眠るコールドスリープ室に向かい、 ミキの遺体を装置に入れたのち、自分も長い時間をタイマー設定して冷たい眠りについた。 クロエEND【永遠】 403 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 57 09.91 ID IHAR9MLs0 [6/11] 【ルート2】 イトカは気が付いていた。 自分が見ている夢の内容は他の4人が過去に体験した情景だ。 他人の夢を見ると数字が減る、ならばみんなを殺せば夢は見ないし数字も減らない、 いやこんなこと考えては駄目、こんなこと考えるのはきっとウイルスのせい、 私は感染している、感染してるなら仕方がない……と錯乱したイトカはクロエを攻撃。 反撃で医療用スキャナを使用され、本当にウイルスに感染してしまい気を失う。 イトカはそこで過去の自分の夢を見る。医局スタッフにより眠らされ、 眠っていれば悪夢を見、起こされたら痛くて不快な投薬や実験が行われる日々。 イトカは怒りを感じ、目覚めると目前のコールドスリープ装置を激情のまま破壊する。 一方、クロエ視点ので事態の推移は【ルート1】の同シーンとほぼ同じ。 ただしエラーを起こす装置はイトカが破壊したため、5人とも無事に目覚める。 先にイトカが目覚めており、夢で装置の中にイトカがいなかったことも合わせ、 クロエは「イトカはコールドスリープしなかったのでは?」と疑惑を深めていく。 一行は次に、医薬品を補充したいというオルガの要望で研究ブロックへと向かう。 だがその目的は建前で、オルガには別の目的があった。 かつて父が一時期非常に荒れていた頃があり、その原因が ここで行われていたプロジェクトが頓挫したせいだったことを思い出したのだ。 探索の結果、研究ブロックの内にかつてイトカが暮らしていた部屋を発見し、 オルガはそのプロジェクトにイトカが関係していたことを知る。 その後【ルート1】と同様に、クロエはイトカを殺害。 さらに錯乱したミキはクロエの教唆も加わってアスナを撃ってしまう。 404 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 58 13.88 ID IHAR9MLs0 [7/11] アスナはオルガの応急処置で延命が成されたが、状態は予断を許さない。 オルガは「医者は人の命を救う者」という使命感から手術を決めるが、直後停電となる。 復旧のためには耐火服でも10分しか保たない高熱の発電炉の中で操作するしかない。 アスナに対する罪の意識のためか、ミキは率先して耐火服を着て炉内に入り、 クロエの警告も無視して限界時間を超えながらもバルブを操作。 電源は復旧できたものの、ミキは外に出ることもできず力尽きる。 一方、オルガは電源が戻って即座にアスナへの手術を開始したが、 所詮は本格的な教育を受けていない医者の卵、アスナは間に合わず死亡する。 こうして残ったのはオルガとクロエだけとなった。 クロエはふとした拍子にオルガが持つIDカードが医局長のものと気付き、 オルガに「そのカードで機密情報を探り 異変 の情報を掴もう」と持ちかけ、 医局のサーバーでイコンプロジェクトについての調査を開始した。 「イコンとは、10年前に発見された旧政府の資料に記載された 現実を改変する者 」 「9年前にイコンのレプリカ作成プロジェクトを開始するが、危機に陥り凍結される」 との情報を得て、クロエはイコン(=地上への鍵となる者)がイトカであったと気付く。 その時クロエが思わず口走った後悔の台詞を聞き、オルガはクロエに疑念を抱く。 「イコンを探しに行く」との名目で二人は旧政府の生物化学実験棟へと向かった。 何故か生きていた巨大トカゲのような生物の攻撃を振り切り、奥の方へ到達する。 だがオルガはクロエが語った「イコン探し」が嘘であると見抜いていた。 オルガはクロエの真の目的である数字が記された本を先に押さえ、 ミキから取り上げていた銃をクロエへと向ける。 以前のミキと同じく極限状態で錯乱状態に陥っていたオルガは イトカやアスナだけでなくミキもクロエが殺したと言い出し、 さらに今回の 異変 も含めすべてをクロエが仕組んだと断定、クロエを射殺した。 医者は人の命を救う者。だが自分はこれで殺人者となってしまった。 もう気にする必要もないのだろうけど。 ――オルガの前には硝煙を嗅ぎつけた数十体の巨大トカゲが集っていたのだった。 オルガEND【封印】 405 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 59 20.86 ID IHAR9MLs0 [8/11] 【ルート3】 個室に閉じ込められている間、ミキは過去を回想していた。 ミキが足を怪我したときに励まされた女性は「クロエ」と名乗っていた。 ミキは彼女を慕い、仕事を手伝いたいと申し出ていたが、断られ続けていた。 そしてミキが巻き込まれたあのテロのあと、彼女はミキを訪ねてきた。 ミキにある素質を見いだしていたこと、それを開花させるために 意図的にテロに巻き込んだこと、結局それは失敗に終わってしまったこと。 それらを謝ったのち、彼女は二度とミキの前には姿を見せなくなってしまった。 (※この女性は先代クロエ、つまりオレンジのこと) フリオウィルスの一件は【ルート2】と同じ展開により全員生存で解決する。 次の目的地も無く彷徨っている状況下、クロエが「地上を目指す」と言い出した。 お伽噺の中にしかない場所を持ち出されて困惑する他の4人だったが、 長い昇りエレベーターの起動に成功し、実際に植物の生い茂る場所へと辿り着く。 だがその場所は地上ではなかった。空はドームになっており、明らかにここは室内だ。 しかもその直後に発生した地震で施設外壁が損傷し、マグマが入り込んでしまう。 皆で逃げる途中、オルガは足をくじいて走れなくなってしまい、 「マグマを遮らないと誰も助からない」「医者は人の命を救う者」との判断から 隔壁を下ろす装置を作動させて、皆を救う代わりに自身はマグマに飲み込まれた。 その後、残った4人は墓地に向かい、ミキは両親の墓前で テロの実行犯であるクロエ(オレンジ)に対して復讐を新たに決意する。 さらに【ルート1】と同様にクロエのイトカ殺害、ミキのアスナ射殺が行われる。 こうして残ったのはミキとクロエだけとなった。 二人は彷徨ううちにファウンデーションの古い区画に辿り着き、 「地上への鍵となる者 イコン 」と記されたコールドスリープ装置を発見する。 だが装置はもう動作しておらず、開けても中身は既に塵と化していた。 クロエは落胆したものの、羽根と数字が描かれた行き先を指示するメモを発見。 インクが乾ききっていないことからすぐ先にオレンジがいるのだと判断する。 この一連の出来事の間にクロエの呟きを聞いていたミキは、 クロエと自分が知る過去のクロエ(オレンジ)が同じ組織に属する者であること、 そしてクロエが向かう先にオレンジがいることを知る。 メモで指示された行き先は地上へと続く長い梯子の先だった。 ミキが先行し長時間上り続けると、老朽化により梯子が徐々に崩壊を始める。 「あの女に会うまで死ぬわけにはいかない」「1人なら保つかも入れない」 とっさにそう判断したミキはすぐ下を上ってくるクロエの額に銃を向け発砲。 その瞬間、クロエはミキの背に黒い翼を見て 「間違いなかった、ミキが地上への鍵だ」とと喚起し、そのまま即死して落下していく。 それを見届け、崩壊が治まった梯子をミキは一人上っていった。 ミキEND【羽】 406 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 01 00 29.76 ID IHAR9MLs0 [9/11] 【ルート4】 個室に閉じ込められている間、アスナは考えていた。 アスナは、5年前に発生した高エネルギー炉放射能漏れ事故で父を亡くして以来、 母の再婚相手からは性的虐待を受け、母からは嫉妬される日々が続いていた。 一方で、かつてアスナはホノカが教師に脅迫されていたのを救ったことがあり、 ホノカはアスナに過度に依存するようになったのはそれがきっかけであった。 「大人に傷つけられ他に頼れる者がいない」という共通点を持ちながら、 自殺したホノカと自殺せず今も生きている自分、という差異が生まれたのは何故か。 きっとそれは、私には亡き父が心の支えになっていたからだ、と結論する。 その後【ルート2】と同様にフリオウィルスの一件は全員生存で解決するが、 【ルート3】と同様に地上を目指した先でオルガがマグマの犠牲となってしまう。 その後、アスナとクロエのコンビでの探索中、システムの制御室に到達した。 ネットで機密情報を探ろうとするクロエに 父の死の状況を知りたいアスナが同行を希望し、2人は仮想空間へと入った。 オレンジの痕跡を見つけてクロエが先走ったためにアスナがセキュリティに 引っかかってしまい、クロエはアスナだけを安全な領域に避難させる。 アスナは避難先の書庫で高エネルギー炉事故の機密情報を読むが、 「事故により放射能漏れが発生し、2時間後には現場が全面封鎖された」 「原因に医局の極秘プロジェクト イコン が関わっているようだが詳細不明」 「事故直前に長髪の10代女性の目撃情報があったが、該当者は未発見で真偽不明」 「死者5名、重症者3名、遺体は回収を断念」とという情報のみで、 具体的な父の仕事や死の状況は知ることができず落胆。そのままログアウトする。 その時、クロエはセキュリティによる脳へのダメージで既に死亡していた。 残り3人での探索中、古い通路で崩落が起きてアスナとミキが閉じ込められた。 扉はあるが外からしか開かない。アスナは「イトカが開けてくれる」と楽観的になり、 それなのに「自分なりに頑張った」と主張したため、ミキは激怒する。 「最初に会ったとき血塗れだったけど、誰か殺してきたの?」というミキの当て付けに、 その時の記憶が無く、またホノカの自殺を連想したアスナは反論できない。 407 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 01 01 38.44 ID IHAR9MLs0 [10/11] ここで火災が発生して状況は一変し、すぐにでも脱出しなくてはならなくなった。 ミキは床に空いた穴から出口の塞がった部屋に落下してしまい、 構わず先に進むようアスナに忠告。 だが、アスナは穴へと飛び込んでミキへと語る。 自分はかつて縋ってきた人を見捨てて死なせてしまった。だから自分は人殺しだ。 ミキと会う前に誰かを殺してきたという推測も、正しいのかもしれない。 でも、だからこそこれ以上目の前で人を死なせたくはない。 その話を聞いてミキは、かつて自分を捨てたクロエ(オレンジ)をアスナに重ね、 彼女も私を捨てる選択に悩み後悔したのかもしれない、との考えに至る。 オレンジへの執着の消えたミキは壁を爆破するために危険な手段を採り、 爆破自体は成功してアスナは脱出できたものの、ミキは巻き込まれて死亡してしまう。 こうして残ったのはアスナとイトカだけとなった。 イトカはまた悪夢を見ていた。警報が鳴り響く工場のような場所の夢。 この夢自体は初めてではないが、今回はなぜか夢の中にアスナも入り込んでいた。 困惑するアスナにイトカが事情を説明し、アスナも半信半疑ながらも納得したところで ここが5年前事故が起きた時点での高エネルギー炉だと気が付く。 夢での改変が現実に影響するならば父を救うことができるかもしれない、と気付いて 中心部へと向かうが、途中でイトカが不安定な足場を踏み外し落下寸前となる。 イトカと父、一方を救っていたらもう一方を救う時間は無い。 イトカを見捨てることができず、父は本来既に亡くなった人なのだと 自分を納得させてイトカを救おうとするものの、 一瞬間に合わずイトカは落下して下の地面に叩きつけられてしまう。 アスナは血塗れになったイトカを抱き起すが、もう手遅れであった。 イトカは「私が死ぬことで現実が改変される」 「アスナは私のことを忘れて私と会う前に戻る」と告げたところで力尽き、 その言葉通り夢の世界は終了してアスナは現実へと戻っていった。 高エネルギー炉の事故現場で放射能被曝し、イトカの血に塗れたアスナ。 朦朧とする中で思い返してみると、具体的なことは何も思い出せないのに 「 あの子 も他の皆も父も、誰も救えなかった」という後悔が胸を満たしている。 そしてその直後、アスナは同じ年代の黒髪の少女に発見されたのだった。 アスナEND【ループ】 31 :ゲーム好き名無しさん:2012/07/16(月) 19 39 32.90 ID fwC892h40 遅くなりましたが「密室のサクリファイス」を続きから最後まで投下します。 32 :密室のサクリファイス:2012/07/16(月) 19 40 12.10 ID fwC892h40 各ルートの話の流れから外れてしまった場合、 もしくは他4ルートクリア前に最終ルートの流れで進めてしまうと、以下のバッドエンド。 【バッドエンド】 話は一旦過去、 異変 発生の少し前の時点に戻る。 オレンジは組織を離れたあと、独自に政府関係機関の機密情報を集めていた。、 そして、地上は人が住める環境ではないこと、その環境の再生のために必要なのが 医局の極秘プロジェクトの被検体「イコン」であることを突き止めた。 イコンが持つ能力は、特殊な脳波により「夢という形で平行世界へと移動できる」 「その世界で干渉を行うことにより、元の世界をその世界で置き換える」というもの。 旧政府は地上を再生させるためにイコンを作ったが、最終的に失敗。 現政府がその資料を見つけ、ファウンデーション内の統治に利用するために 資料を基にして新たなイコンを作り出した。それがイトカである。 だがイトカの能力の制御に失敗し、5年前の実験中に発生させた空間の歪みが 偶然高エネルギー炉を突き破ってしまい大惨事となってプロジェクトは凍結。 イトカも無期限でコールドスリープにて眠らされることになった。 オレンジはイトカを見つけ出してコールドスリープを解除し、 地上再生に必要な「再生された地上のイメージ」をイトカに与えようとする。 だが、イメージを直接脳に送るための医療スキャナを見たイトカは、 辛い実験の日々を連想して恐慌状態に陥り、「みんな消えちゃえ」と願ってしまう。 イトカの能力にその思いが作用して現実が書き換えられ、 ファウンデーションから一瞬にして人が消えたうえに、 ファウンデーション自体も崩壊を始める。 これが 異変 の始まりである。 オレンジはネットに繋いで事態を悟ったのち、プリーストがまだ健在であると知る。 地上への導き手、真のクロエとなれるのは自分なのかプリーストなのか。 オレンジは一抹の期待から、自分の足跡を伝えるメモを残しつつ地上を目指した。 そして話は現在に戻る。 数字が残り1となったイトカの前にオレンジが現れ、再度地上のイメージを語った。 だがイトカが夢で見たのは再生された地上の世界などではなく、 平穏な公園でくつろいで穏やかな幸せを感じている情景であった。 それと共に数字が0になり、イトカは幸せな表情で永遠の眠りについた。 一方、イトカの表情から成功を確信したオレンジは、地上への扉を開放。 その先に見たのは再生された地上ではなく、荒廃した灼熱の世界であった。 「一体なぜ?」「何を間違えた?」 それ以上考える暇もなく、オレンジは灼熱の風で焼き尽くされたのだった。 バッドエンド【ZERO】 33 :密室のサクリファイス:2012/07/16(月) 19 40 51.83 ID fwC892h40 【最終ルート】 まず【ルート2】と同様に死亡者なしでフリオウィルスの件が決着したのち、 【ルート4】と同様にクロエがセキュリティにやられて死亡。 次に【ルート2】と同様にオルガの要望で研究ブロックへ行く。 しかしそこで火災が発生し、イトカだけが逃げ遅れてしまう。 4人の安全を確保するにはイトカを見捨てて防火シャッターを閉めなくてはならない。 オルガが悩んでいる間にアスナが飛び出してイトカを救出するが、 代わりに崩れた天井で負傷したアスナは戻ることができず死亡してしまう。 イトカを見捨てようとした自分の判断と、その結果アスナが死亡したことに対し、 オルガは後悔し迷いを深めていくことになる。 その後、【ルート2】と同様にオルガが皆を守って溶岩に焼かれ死亡。 ここで残りはイトカとミキだけになる。 イトカはよく見ている夢の一つ、走行中の列車の中にいる夢を見ていた。 しかしこれまで見た同様の夢はいつも 「列車が事故で大破し、イトカが足に大怪我する」という終わり方だったのに、 今回は隣の車両にミキが乗っており、事故後も誰も怪我しない状態で終わっていた。 この出来事とこれまで起きてきた現象を考え合わせることで、 初めて「私は夢で現実を変えているのかもしれない」と気が付くイトカ。 再度度同じ夢を見ることができた際に、この夢(ミキの過去)を改変しようとする。 だが、緊急停止装置を作動させるのが一歩間に合わず、直後に事故発生。 タイミングが変わったことによりミキは致命傷を負ってしまう。 結果、現実にミキはこの時死亡したことになり、現在までの存在自体が抹消されてしまう。 34 :密室のサクリファイス:2012/07/16(月) 19 41 33.97 ID fwC892h40 ついに独りになってしまったイトカは何をするでもなく夢と現実を往復していた。 だが、ついに数字が1となったとき、寂しさから「また皆に会いたい」と強く願う。 そして始まった最後の夢。それは他の4人が登場して再会を喜ぶ夢であった。 ここでイトカは初めて「見る夢の内容はイトカ自身が選べる」ということを知る。 イトカが皆に自分の知る事情を説明すると、 予備知識を持っていたクロエがイトカの話に信憑性を認めた。 さらなる情報を求めてクロエが前人未到の管理局サーバー最深部へハックをかけ、 セキュリティを突破して管理コンピュータ「ディープ・ソート」への接触に成功する。 ディープ・ソートは5人の求めに応じて今回の 異変 に関する情報を語った。 約300年前、太陽が膨張を始めたことで地上は灼熱の世界になっていき、 人々は地下にファウンデーションを作り移住していった。 だが太陽の膨張による破滅は地下に居るからといって免れうるものではないので、 研究の末にファウンデーション全体を量子的なものに変換することで、 それらを物質に縛られない単なる 状態 へと変化させた。 例えるなら、強固な 箱 の中に平行世界全部をデータ化して詰め込んだ状態である。 こうして閉じこもりつつも、科学者たちは物質的存在に戻れる希望も残していた。 箱 が開かれると量子化(データ化)された世界は物質世界に散逸する。 このときこの量子化世界の 観測者 に理想の世界を強くイメージさせておくことで、 そのイメージで物質世界が上書きされる機構にしておいたのだ。 そしてこの役を担う 観測者 は「イコン」と名付けられた。 副次的な作用として、イコンは量子状態となった世界を外から観測できるが故に、 重なり合った無数の平行世界を時間も空間もランダムに繋がった状態で認識する。 さらに、それらを観測し干渉することで、世界の状態を書き換えることができる。 約250年前、この事実を知る者達によりイコンとなる者の作成が行われた。 だが、地上の再生には「再生された地上」のみを強くイメージせねばならないのに、 どうしても他のイメージが混じって精確にイメージすることができないことが判明。 こうして旧政府でのイコン・プロジェクトは断念することとなった。 一方、現在のイコンであるイトカは、物心つく前に素質が見出されて隔離され 余計なイメージを持つことなく育てられていたが、現政府の目的は地上の再生ではなく 世界の管理であるため、地上のイメージも持つことなく現在に至っていた。 異変 により崩壊の始まった今の世界で助かる方法はただ一つ。 イトカが初代イコンの持つ「再生された地上のイメージ」を獲得したうえで 量子化世界を開放し、物質世界(地上)をそのイメージで書き換えることである。 35 :密室のサクリファイス:2012/07/16(月) 19 42 17.49 ID fwC892h40 ディープ・ソートの情報によりやるべきことは明確となった。 初代イコンからイメージを受け取る必要があるが、初代イコンの所在は不明なので、 イトカの能力で「初代イコンと会える世界」へと移動することになる。 眠りに落ちたイトカの夢に、ディープ・ソートの協力で4人が侵入すると、 4人はそれぞれ自分の過去に関わる夢へと落ちていった。 それらの夢の中で クロエは地上への鍵を見つけ出したことでオレンジに「真のクロエだ」と認められ、 オルガは父に美味しい紅茶を入れたことでその成長を認められ、 ミキは怪我を克服してまた飛ぶことへの意思と決意をオレンジに認められ、 アスナはホノカに「私はあなたの分まで生きる」と伝えて感謝の言葉を貰い、 それぞれ過去を乗り越えてイトカの夢へと合流する。 4人の声援で自信を付けたイトカは無事に初代イコンと会う夢に辿り着き、 理想の地上のイメージを受け取ることに成功。地上を再構築させる。 代わりに数字が0となってしまったイトカが消滅してしまうが、 初代イコンが自身の能力でイトカを「普通の女の子」として地上へ再構築した。 エピローグ。 再構成され再生した地上。そのうち人々もここへと上がってくるだろう。 そんな地上で一人の少女が仲間の到着を待ちわびている。 その少女、イトカが到着した4人を出迎えて終劇。 イトカEND【地上】 36 :ゲーム好き名無しさん:2012/07/16(月) 19 43 15.46 ID fwC892h40 以上です。遅くなって済みませんでした。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/1673.html
密室のサクリファイス part60-398~408 part62-31~36 398 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 51 47.03 ID IHAR9MLs0 [1/11] 予約から1ヶ月が過ぎてしまっているので書き上がっている部分を投下します。 【主要人物】 ミキ … 日系15歳。生きることへの執着が強い。 アスナ … ロシア系16歳。プライドが高く自己中心的。 クロエ … ドイツ系16歳。天才的な頭脳と尊大さを併せ持つ。 オルガ … ロシア系17歳。医局長である父から英才教育受けた優等生。 イトカ … スラヴ系17歳。気弱で見た目より精神的に幼い。 オレンジ … 成年の女性。特にミキとクロエに関係が深い。 【共通】 人類が地下に作られた巨大生活施設「ファウンデーション」に住んでいる世界。 既に長い年月が経ち、 地上 がお伽噺の中にしか語られないようになっている。 ナノマシンが実用化されているなど文化・文明は近未来的。 ある時、ファウンデーション内で突然 異変 が発生した。 ミキは金属パイプに足を挟まれて逃げ遅れてしまうが、抜け出すことに成功。 部屋を出ると全身血塗れで呆然と立ち尽くす少女、アスナを発見する。 気絶したアスナの介抱をしようとして、外傷が見当たらないため病気を疑い、 医療キットを探しているうちに新たな人物オルガと遭遇する。 オルガが持つ医療用スキャナ(携帯型の医療診断機)でアスナを調べると 「致死レベルの放射線被曝」という結果が表示された。 ここは居住区。近くに放射線を出すものなどあるはず無いのだが……。 その後、オルガが医局で薬品を入手して投与したことでアスナは回復する。 さらに医局で出会った胡散臭い少女、クロエも加えて4人が集まった。 その頃、イトカは一人眠って幾つもの悪夢を見続けていた。 夢から目覚めた時、ちょうどミキたち4人がイトカを発見し、 イトカは5人目のメンバーとしてついていくことになる。 こうして5人で探索していくが、何故か他の人と出会わない。 ネットワークに繋いでみても他の人が活動している痕跡が全くない。 皆はどこへ行ってしまったのか。安全な場所はあるのか。 当てのない探索は続いていく。 399 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 52 43.60 ID IHAR9MLs0 [2/11] 平行して5人の過去や思惑が徐々に語られる。 ミキは元は高跳びの選手。大会の一週間前に足を大怪我してしまったが、 見知らぬ女性の挑発じみた励ましで精神的に持ち直した。 だが続いて両親と共に列車でテロに遭い、両親は死亡、ミキは下半身不随に。 ミキはテロの実行犯に憎悪を抱き、その復讐心は生に対する執着にもなっている。 なお、今回の 異変 の際にそれまで乗っていた車椅子が壊れたが、 奇跡的に足が動くようになって歩行程度ならできるようになっている。 アスナは、気弱で自主性が乏しい同級生のホノカが自分に依存してくるため、 「助けてくれることを当然だと思っている」として嫌悪していた。 だが、どんなに邪険にしても自分への依存を止めないホノカへの苛立ちが募り、 「私の前から消えて」と言い放つと、数日後ホノカは投身自殺をしてしまう。 アスナはホノカを助けることができなかったことを後悔しており、 ホノカに似て気弱なイトカに対して苛立ちつつも気にしている。 クロエと名乗る少女は「プリースト」というIDで活動している天才ハッカー。 ヘッドセットで脳を直接ネットに繋ぐという危険な手法を好んで用いている。 10歳の時に自身を超える腕前の「オレンジ」に出会い、自分より優秀な者の 存在を認めたくないため、彼女を追って自分の優秀さを見せつけようとした。 その縁でオレンジから 地上 を目指す半宗教組織へと勧誘され、テロ活動を行う。 そして今回の 異変 発生時、自室に突然黒い羽根と数字が記された本が出現した。 これが教義にある地上への鍵を開く「黒き翼の者」への手がかりだと考え、 それを与えられた自分が地上へと皆を導く神官「クロエ」に選ばれたと判断。 当代のクロエであるオレンジに代わって(勝手に)自らクロエと名乗り、 手がかりを元にファウンデーション内を探索している。 オルガは医局長を父に持つが、無用な反発を恐れて他の4人には隠している。 厳格な父に息が詰まりそうになることもあったが、基本的には父を尊敬している。 真面目な性格と「父の期待に応えなくては見限られてしまう」という脅迫概念から 5人の中でリーダー役を務めようとするが、それが空回りになることも少なくない。 特に上から目線を嫌うクロエはオルガを露骨に嫌っている。 イトカは元々、医局に与えられた個室で生活していた。 あるとき意図せず何重にもロックのかかった個室の外に出てしまい、 そのきっかけが「個室から出る夢を見たこと」であったため、 スタッフから本格的な実験の対象にされて苦しい日々を送ってきていた。 ミキたちと同行している今も、イトカは頻繁に現実感のある悪夢を見ており、 その度に体にプリントされた謎の数字が1ずつ減っていくことに戦々恐々としてる。 400 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 53 51.57 ID IHAR9MLs0 [3/11] 探索中、燃料の残ったボイラーを発見して交代でシャワーを浴びることになる。 イトカがシャワーを浴びている最中、彼女は意識を失い 「水道と間違えてボイラーの燃料パイプの流量を最大にする」という夢を見た。 目覚めたイトカはまた体の数字が減っていることを確認し、ため息をつく。 このときクロエはイトカ自身も気づいていない異常を目の当たりにしていた。 イトカが意識を失った直後に一瞬空間が歪み、シャワーが湯から水となった。 ボイラーは燃料が空になり、何時間も前に火が消えたかのように冷え切っている。 減った数字を見てため息をつく様子も合わせ、「イトカは何者だ?」と疑問を持つ。 別の日の探索中、オルガはクロエに対して殺意を覚える自分に戸惑っていた。 医療用スキャナでスキャンしてみると「フリオウイルスに感染」との結果が出る。 他の4人もスキャンしてみるとミキとアスナにも同じ結果が出た。 クロエが「脳に感染して怒りの感情を増幅し、1日で廃人にするウィルスだ」 と説明し、3人をそれぞれ個室に閉じ込めて1日様子を見ることを提案。 オルガはその説明を疑ったが、スキャナの反応は本物であるため隔離に賛成し、 3人は外から施錠された個室へと1日閉じこもることになる。 オルガは個室のパソコンと父のIDカードを使って 医局の機密情報からフリオウィルスに関するデータを参照し、その正体を知る。 フリオウィルスとは人体の免疫系ナノマシンに感染するウィルスプログラムだった。 外部感染時の挙動は「移動」であり、感染元にコピーを残さないのだが、 医療用スキャナを介しても移動するため複数人に反応が出ていたのだった。 治療法はナノマシンが-20℃で初期化されることを利用したコールドスリープ療法。 スキャンのタイミングと回数を考えると、現在ウィルスは医療用スキャナの中だ。 クロエが使用したら危険だと考え、部屋の鍵をなんとか解錠して外に出る。 (※この辺りからルートが分かれる) 401 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 55 01.08 ID IHAR9MLs0 [4/11] 【ルート1】 クロエは3人を個室に閉じ込めた時点でフリオウイルスの特性に察しがついていた。 1日待てばウイルスの所在が分かるので、それを医療用スキャナに移せば問題解決。 ……と思っていたところに、突然イトカが錯乱状態になって角材で殴りかかってきた。 とっさに医療用スキャナを使用すると、イトカは悲鳴を上げ、同時にクロエは意識を失う。 そして「コールドスリープ装置で眠っているミキ、アスナ、オルガ、そして自分」 「自分の入っている装置がエラーを起こし、出られなくなっている」という夢を見た。 その後、クロエは部屋を出たオルガに助け起こされて意識を取り戻した。 2人で相談した結果、5人全員でコールドスリープ療法を受けることになる。 クロエは、コールドスリープ装置のある部屋が夢と同じ情景だったため、 嫌な予感を覚えて夢とは違う装置に入り、 夢でクロエが入っていた装置はオルガが使うことになった。 そして数時間後、コールドスリープ療法が終わったとき、 オルガの装置はエラー状態で目覚めることが不可能な状況となっていた。 期せずして最大の邪魔者が消えたことを密かに喜ぶクロエ。 他の3人はそれに気付くはずもなく、一行はオルガを諦めて先に進むことを決める。 移動中、墓地に寄ることになり、クロエはそこでオレンジの墓を見に行った。 オレンジはある日、クロエにだけ「次の作戦は管理局に漏れている」と伝え、 それを組織に報告することなく自分は指揮官として作戦に参加し、死亡した。 その死に疑問を持っていたクロエが医療用スキャナでオレンジの遺体を調べると、 それはナノマシンを利用して偽装されたものだと判明する。 もしや自分はオレンジの掌で踊っていただけなのか、と無力感に脱力するクロエ。 だがその時、一瞬の幻覚なのか、ミキの背に黒い翼があるのを見た。 ミキが「黒き翼の者」と確信したクロエは、そのことに気付いた自分は オレンジよりも先行しているとの確信を持ち、先へと進む。 ある場所で、考えが浅いわりに主導権を握りたがるアスナのミスで 全員がが部屋に閉じ込められ、酸素の残量が危うくなってしまう。 脱出まで数時間かかるのに、アスナはヒステリーで騒いで酸素を浪費し、 それを咎めるミキに「諦めるのか、この負け犬!」と叫んでしまう。 怒りでミキは錯乱し、クロエの教唆も引き金となって銃でアスナを射殺。 ミキは我に返って自分の行為に恐怖を覚え、クロエは邪魔者が消えてほくそ笑む。 402 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 56 05.53 ID IHAR9MLs0 [5/11] 次にクロエは、これまでのイトカの様子から、その正体が医局のサーバーで 断片的に見た機密情報にあった「歪曲時空を発生させる脳波を持つ者」と推測。 管理局のサーバーの深部へと侵入して、これが事実であるとの確信を得る。 これはイトカが 現実を書き換えることができる者 ということを意味する。 自分が得た啓示(自室に出現した本)がイトカによるものとの疑念が生まれ、 それを否定するため、また地上を目指す障害となりうる者ものを排除するため、 イトカをネットに誘ってセキュリティに引っかけ、変死を装い殺害した。 こうして残ったのはクロエとミキだけとなった。 そろそろオレンジに追いつくと判断したクロエはミキが寝ている隙に次の場所に向かい、 案の定オレンジと対峙する。クロエの問いに対してオレンジは答えていく。 かつて作戦の漏洩を組織に伝えなかったのは、漏洩の主犯が組織上層部にいたため。 そのため作戦自体の中止もできず、自身の死を偽装して逃げるのが精一杯だった。 オレンジは、「人々を解放し地上に導く」という理念を忘れて 政府施設の破壊と内部抗争に明け暮れる組織に見切りをつけ、独自に動いていた。 そこまで語り、オレンジは同志としてクロエに手を貸すよう頼む。 その直後、追いついたミキがオレンジに向かって発砲し、オレンジはとっさに反撃。 ミキとオレンジは二人とも致命傷を負ってしまう。 死を前にしてオレンジはクロエに地上へ出るための手段について語る。 「黒き翼の者」は 鍵を開く者 であって鍵そのものではない。 地上への扉を開く鍵は、医局が極秘に進めていたイコンプロジェクトの実験体、 「イコン」と呼ばれていた少女、つまりイトカだっのだ。 クロエは、ライバルであり目標でもあったオレンジ、仲間であったミキ、 そして地上に出る手段すらも失った。 喪失感に占められたクロエはオルガの眠るコールドスリープ室に向かい、 ミキの遺体を装置に入れたのち、自分も長い時間をタイマー設定して冷たい眠りについた。 クロエEND【永遠】 403 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 57 09.91 ID IHAR9MLs0 [6/11] 【ルート2】 イトカは気が付いていた。 自分が見ている夢の内容は他の4人が過去に体験した情景だ。 他人の夢を見ると数字が減る、ならばみんなを殺せば夢は見ないし数字も減らない、 いやこんなこと考えては駄目、こんなこと考えるのはきっとウイルスのせい、 私は感染している、感染してるなら仕方がない……と錯乱したイトカはクロエを攻撃。 反撃で医療用スキャナを使用され、本当にウイルスに感染してしまい気を失う。 イトカはそこで過去の自分の夢を見る。医局スタッフにより眠らされ、 眠っていれば悪夢を見、起こされたら痛くて不快な投薬や実験が行われる日々。 イトカは怒りを感じ、目覚めると目前のコールドスリープ装置を激情のまま破壊する。 一方、クロエ視点ので事態の推移は【ルート1】の同シーンとほぼ同じ。 ただしエラーを起こす装置はイトカが破壊したため、5人とも無事に目覚める。 先にイトカが目覚めており、夢で装置の中にイトカがいなかったことも合わせ、 クロエは「イトカはコールドスリープしなかったのでは?」と疑惑を深めていく。 一行は次に、医薬品を補充したいというオルガの要望で研究ブロックへと向かう。 だがその目的は建前で、オルガには別の目的があった。 かつて父が一時期非常に荒れていた頃があり、その原因が ここで行われていたプロジェクトが頓挫したせいだったことを思い出したのだ。 探索の結果、研究ブロックの内にかつてイトカが暮らしていた部屋を発見し、 オルガはそのプロジェクトにイトカが関係していたことを知る。 その後【ルート1】と同様に、クロエはイトカを殺害。 さらに錯乱したミキはクロエの教唆も加わってアスナを撃ってしまう。 404 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 58 13.88 ID IHAR9MLs0 [7/11] アスナはオルガの応急処置で延命が成されたが、状態は予断を許さない。 オルガは「医者は人の命を救う者」という使命感から手術を決めるが、直後停電となる。 復旧のためには耐火服でも10分しか保たない高熱の発電炉の中で操作するしかない。 アスナに対する罪の意識のためか、ミキは率先して耐火服を着て炉内に入り、 クロエの警告も無視して限界時間を超えながらもバルブを操作。 電源は復旧できたものの、ミキは外に出ることもできず力尽きる。 一方、オルガは電源が戻って即座にアスナへの手術を開始したが、 所詮は本格的な教育を受けていない医者の卵、アスナは間に合わず死亡する。 こうして残ったのはオルガとクロエだけとなった。 クロエはふとした拍子にオルガが持つIDカードが医局長のものと気付き、 オルガに「そのカードで機密情報を探り 異変 の情報を掴もう」と持ちかけ、 医局のサーバーでイコンプロジェクトについての調査を開始した。 「イコンとは、10年前に発見された旧政府の資料に記載された 現実を改変する者 」 「9年前にイコンのレプリカ作成プロジェクトを開始するが、危機に陥り凍結される」 との情報を得て、クロエはイコン(=地上への鍵となる者)がイトカであったと気付く。 その時クロエが思わず口走った後悔の台詞を聞き、オルガはクロエに疑念を抱く。 「イコンを探しに行く」との名目で二人は旧政府の生物化学実験棟へと向かった。 何故か生きていた巨大トカゲのような生物の攻撃を振り切り、奥の方へ到達する。 だがオルガはクロエが語った「イコン探し」が嘘であると見抜いていた。 オルガはクロエの真の目的である数字が記された本を先に押さえ、 ミキから取り上げていた銃をクロエへと向ける。 以前のミキと同じく極限状態で錯乱状態に陥っていたオルガは イトカやアスナだけでなくミキもクロエが殺したと言い出し、 さらに今回の 異変 も含めすべてをクロエが仕組んだと断定、クロエを射殺した。 医者は人の命を救う者。だが自分はこれで殺人者となってしまった。 もう気にする必要もないのだろうけど。 ――オルガの前には硝煙を嗅ぎつけた数十体の巨大トカゲが集っていたのだった。 オルガEND【封印】 405 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 00 59 20.86 ID IHAR9MLs0 [8/11] 【ルート3】 個室に閉じ込められている間、ミキは過去を回想していた。 ミキが足を怪我したときに励まされた女性は「クロエ」と名乗っていた。 ミキは彼女を慕い、仕事を手伝いたいと申し出ていたが、断られ続けていた。 そしてミキが巻き込まれたあのテロのあと、彼女はミキを訪ねてきた。 ミキにある素質を見いだしていたこと、それを開花させるために 意図的にテロに巻き込んだこと、結局それは失敗に終わってしまったこと。 それらを謝ったのち、彼女は二度とミキの前には姿を見せなくなってしまった。 (※この女性は先代クロエ、つまりオレンジのこと) フリオウィルスの一件は【ルート2】と同じ展開により全員生存で解決する。 次の目的地も無く彷徨っている状況下、クロエが「地上を目指す」と言い出した。 お伽噺の中にしかない場所を持ち出されて困惑する他の4人だったが、 長い昇りエレベーターの起動に成功し、実際に植物の生い茂る場所へと辿り着く。 だがその場所は地上ではなかった。空はドームになっており、明らかにここは室内だ。 しかもその直後に発生した地震で施設外壁が損傷し、マグマが入り込んでしまう。 皆で逃げる途中、オルガは足をくじいて走れなくなってしまい、 「マグマを遮らないと誰も助からない」「医者は人の命を救う者」との判断から 隔壁を下ろす装置を作動させて、皆を救う代わりに自身はマグマに飲み込まれた。 その後、残った4人は墓地に向かい、ミキは両親の墓前で テロの実行犯であるクロエ(オレンジ)に対して復讐を新たに決意する。 さらに【ルート1】と同様にクロエのイトカ殺害、ミキのアスナ射殺が行われる。 こうして残ったのはミキとクロエだけとなった。 二人は彷徨ううちにファウンデーションの古い区画に辿り着き、 「地上への鍵となる者 イコン 」と記されたコールドスリープ装置を発見する。 だが装置はもう動作しておらず、開けても中身は既に塵と化していた。 クロエは落胆したものの、羽根と数字が描かれた行き先を指示するメモを発見。 インクが乾ききっていないことからすぐ先にオレンジがいるのだと判断する。 この一連の出来事の間にクロエの呟きを聞いていたミキは、 クロエと自分が知る過去のクロエ(オレンジ)が同じ組織に属する者であること、 そしてクロエが向かう先にオレンジがいることを知る。 メモで指示された行き先は地上へと続く長い梯子の先だった。 ミキが先行し長時間上り続けると、老朽化により梯子が徐々に崩壊を始める。 「あの女に会うまで死ぬわけにはいかない」「1人なら保つかも入れない」 とっさにそう判断したミキはすぐ下を上ってくるクロエの額に銃を向け発砲。 その瞬間、クロエはミキの背に黒い翼を見て 「間違いなかった、ミキが地上への鍵だ」とと喚起し、そのまま即死して落下していく。 それを見届け、崩壊が治まった梯子をミキは一人上っていった。 ミキEND【羽】 406 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 01 00 29.76 ID IHAR9MLs0 [9/11] 【ルート4】 個室に閉じ込められている間、アスナは考えていた。 アスナは、5年前に発生した高エネルギー炉放射能漏れ事故で父を亡くして以来、 母の再婚相手からは性的虐待を受け、母からは嫉妬される日々が続いていた。 一方で、かつてアスナはホノカが教師に脅迫されていたのを救ったことがあり、 ホノカはアスナに過度に依存するようになったのはそれがきっかけであった。 「大人に傷つけられ他に頼れる者がいない」という共通点を持ちながら、 自殺したホノカと自殺せず今も生きている自分、という差異が生まれたのは何故か。 きっとそれは、私には亡き父が心の支えになっていたからだ、と結論する。 その後【ルート2】と同様にフリオウィルスの一件は全員生存で解決するが、 【ルート3】と同様に地上を目指した先でオルガがマグマの犠牲となってしまう。 その後、アスナとクロエのコンビでの探索中、システムの制御室に到達した。 ネットで機密情報を探ろうとするクロエに 父の死の状況を知りたいアスナが同行を希望し、2人は仮想空間へと入った。 オレンジの痕跡を見つけてクロエが先走ったためにアスナがセキュリティに 引っかかってしまい、クロエはアスナだけを安全な領域に避難させる。 アスナは避難先の書庫で高エネルギー炉事故の機密情報を読むが、 「事故により放射能漏れが発生し、2時間後には現場が全面封鎖された」 「原因に医局の極秘プロジェクト イコン が関わっているようだが詳細不明」 「事故直前に長髪の10代女性の目撃情報があったが、該当者は未発見で真偽不明」 「死者5名、重症者3名、遺体は回収を断念」とという情報のみで、 具体的な父の仕事や死の状況は知ることができず落胆。そのままログアウトする。 その時、クロエはセキュリティによる脳へのダメージで既に死亡していた。 残り3人での探索中、古い通路で崩落が起きてアスナとミキが閉じ込められた。 扉はあるが外からしか開かない。アスナは「イトカが開けてくれる」と楽観的になり、 それなのに「自分なりに頑張った」と主張したため、ミキは激怒する。 「最初に会ったとき血塗れだったけど、誰か殺してきたの?」というミキの当て付けに、 その時の記憶が無く、またホノカの自殺を連想したアスナは反論できない。 407 名前:密室のサクリファイス[sage] 投稿日:2012/04/13(金) 01 01 38.44 ID IHAR9MLs0 [10/11] ここで火災が発生して状況は一変し、すぐにでも脱出しなくてはならなくなった。 ミキは床に空いた穴から出口の塞がった部屋に落下してしまい、 構わず先に進むようアスナに忠告。 だが、アスナは穴へと飛び込んでミキへと語る。 自分はかつて縋ってきた人を見捨てて死なせてしまった。だから自分は人殺しだ。 ミキと会う前に誰かを殺してきたという推測も、正しいのかもしれない。 でも、だからこそこれ以上目の前で人を死なせたくはない。 その話を聞いてミキは、かつて自分を捨てたクロエ(オレンジ)をアスナに重ね、 彼女も私を捨てる選択に悩み後悔したのかもしれない、との考えに至る。 オレンジへの執着の消えたミキは壁を爆破するために危険な手段を採り、 爆破自体は成功してアスナは脱出できたものの、ミキは巻き込まれて死亡してしまう。 こうして残ったのはアスナとイトカだけとなった。 イトカはまた悪夢を見ていた。警報が鳴り響く工場のような場所の夢。 この夢自体は初めてではないが、今回はなぜか夢の中にアスナも入り込んでいた。 困惑するアスナにイトカが事情を説明し、アスナも半信半疑ながらも納得したところで ここが5年前事故が起きた時点での高エネルギー炉だと気が付く。 夢での改変が現実に影響するならば父を救うことができるかもしれない、と気付いて 中心部へと向かうが、途中でイトカが不安定な足場を踏み外し落下寸前となる。 イトカと父、一方を救っていたらもう一方を救う時間は無い。 イトカを見捨てることができず、父は本来既に亡くなった人なのだと 自分を納得させてイトカを救おうとするものの、 一瞬間に合わずイトカは落下して下の地面に叩きつけられてしまう。 アスナは血塗れになったイトカを抱き起すが、もう手遅れであった。 イトカは「私が死ぬことで現実が改変される」 「アスナは私のことを忘れて私と会う前に戻る」と告げたところで力尽き、 その言葉通り夢の世界は終了してアスナは現実へと戻っていった。 高エネルギー炉の事故現場で放射能被曝し、イトカの血に塗れたアスナ。 朦朧とする中で思い返してみると、具体的なことは何も思い出せないのに 「 あの子 も他の皆も父も、誰も救えなかった」という後悔が胸を満たしている。 そしてその直後、アスナは同じ年代の黒髪の少女に発見されたのだった。 アスナEND【ループ】 31 :ゲーム好き名無しさん:2012/07/16(月) 19 39 32.90 ID fwC892h40 遅くなりましたが「密室のサクリファイス」を続きから最後まで投下します。 32 :密室のサクリファイス:2012/07/16(月) 19 40 12.10 ID fwC892h40 各ルートの話の流れから外れてしまった場合、 もしくは他4ルートクリア前に最終ルートの流れで進めてしまうと、以下のバッドエンド。 【バッドエンド】 話は一旦過去、 異変 発生の少し前の時点に戻る。 オレンジは組織を離れたあと、独自に政府関係機関の機密情報を集めていた。、 そして、地上は人が住める環境ではないこと、その環境の再生のために必要なのが 医局の極秘プロジェクトの被検体「イコン」であることを突き止めた。 イコンが持つ能力は、特殊な脳波により「夢という形で平行世界へと移動できる」 「その世界で干渉を行うことにより、元の世界をその世界で置き換える」というもの。 旧政府は地上を再生させるためにイコンを作ったが、最終的に失敗。 現政府がその資料を見つけ、ファウンデーション内の統治に利用するために 資料を基にして新たなイコンを作り出した。それがイトカである。 だがイトカの能力の制御に失敗し、5年前の実験中に発生させた空間の歪みが 偶然高エネルギー炉を突き破ってしまい大惨事となってプロジェクトは凍結。 イトカも無期限でコールドスリープにて眠らされることになった。 オレンジはイトカを見つけ出してコールドスリープを解除し、 地上再生に必要な「再生された地上のイメージ」をイトカに与えようとする。 だが、イメージを直接脳に送るための医療スキャナを見たイトカは、 辛い実験の日々を連想して恐慌状態に陥り、「みんな消えちゃえ」と願ってしまう。 イトカの能力にその思いが作用して現実が書き換えられ、 ファウンデーションから一瞬にして人が消えたうえに、 ファウンデーション自体も崩壊を始める。 これが 異変 の始まりである。 オレンジはネットに繋いで事態を悟ったのち、プリーストがまだ健在であると知る。 地上への導き手、真のクロエとなれるのは自分なのかプリーストなのか。 オレンジは一抹の期待から、自分の足跡を伝えるメモを残しつつ地上を目指した。 そして話は現在に戻る。 数字が残り1となったイトカの前にオレンジが現れ、再度地上のイメージを語った。 だがイトカが夢で見たのは再生された地上の世界などではなく、 平穏な公園でくつろいで穏やかな幸せを感じている情景であった。 それと共に数字が0になり、イトカは幸せな表情で永遠の眠りについた。 一方、イトカの表情から成功を確信したオレンジは、地上への扉を開放。 その先に見たのは再生された地上ではなく、荒廃した灼熱の世界であった。 「一体なぜ?」「何を間違えた?」 それ以上考える暇もなく、オレンジは灼熱の風で焼き尽くされたのだった。 バッドエンド【ZERO】 33 :密室のサクリファイス:2012/07/16(月) 19 40 51.83 ID fwC892h40 【最終ルート】 まず【ルート2】と同様に死亡者なしでフリオウィルスの件が決着したのち、 【ルート4】と同様にクロエがセキュリティにやられて死亡。 次に【ルート2】と同様にオルガの要望で研究ブロックへ行く。 しかしそこで火災が発生し、イトカだけが逃げ遅れてしまう。 4人の安全を確保するにはイトカを見捨てて防火シャッターを閉めなくてはならない。 オルガが悩んでいる間にアスナが飛び出してイトカを救出するが、 代わりに崩れた天井で負傷したアスナは戻ることができず死亡してしまう。 イトカを見捨てようとした自分の判断と、その結果アスナが死亡したことに対し、 オルガは後悔し迷いを深めていくことになる。 その後、【ルート2】と同様にオルガが皆を守って溶岩に焼かれ死亡。 ここで残りはイトカとミキだけになる。 イトカはよく見ている夢の一つ、走行中の列車の中にいる夢を見ていた。 しかしこれまで見た同様の夢はいつも 「列車が事故で大破し、イトカが足に大怪我する」という終わり方だったのに、 今回は隣の車両にミキが乗っており、事故後も誰も怪我しない状態で終わっていた。 この出来事とこれまで起きてきた現象を考え合わせることで、 初めて「私は夢で現実を変えているのかもしれない」と気が付くイトカ。 再度度同じ夢を見ることができた際に、この夢(ミキの過去)を改変しようとする。 だが、緊急停止装置を作動させるのが一歩間に合わず、直後に事故発生。 タイミングが変わったことによりミキは致命傷を負ってしまう。 結果、現実にミキはこの時死亡したことになり、現在までの存在自体が抹消されてしまう。 34 :密室のサクリファイス:2012/07/16(月) 19 41 33.97 ID fwC892h40 ついに独りになってしまったイトカは何をするでもなく夢と現実を往復していた。 だが、ついに数字が1となったとき、寂しさから「また皆に会いたい」と強く願う。 そして始まった最後の夢。それは他の4人が登場して再会を喜ぶ夢であった。 ここでイトカは初めて「見る夢の内容はイトカ自身が選べる」ということを知る。 イトカが皆に自分の知る事情を説明すると、 予備知識を持っていたクロエがイトカの話に信憑性を認めた。 さらなる情報を求めてクロエが前人未到の管理局サーバー最深部へハックをかけ、 セキュリティを突破して管理コンピュータ「ディープ・ソート」への接触に成功する。 ディープ・ソートは5人の求めに応じて今回の 異変 に関する情報を語った。 約300年前、太陽が膨張を始めたことで地上は灼熱の世界になっていき、 人々は地下にファウンデーションを作り移住していった。 だが太陽の膨張による破滅は地下に居るからといって免れうるものではないので、 研究の末にファウンデーション全体を量子的なものに変換することで、 それらを物質に縛られない単なる 状態 へと変化させた。 例えるなら、強固な 箱 の中に平行世界全部をデータ化して詰め込んだ状態である。 こうして閉じこもりつつも、科学者たちは物質的存在に戻れる希望も残していた。 箱 が開かれると量子化(データ化)された世界は物質世界に散逸する。 このときこの量子化世界の 観測者 に理想の世界を強くイメージさせておくことで、 そのイメージで物質世界が上書きされる機構にしておいたのだ。 そしてこの役を担う 観測者 は「イコン」と名付けられた。 副次的な作用として、イコンは量子状態となった世界を外から観測できるが故に、 重なり合った無数の平行世界を時間も空間もランダムに繋がった状態で認識する。 さらに、それらを観測し干渉することで、世界の状態を書き換えることができる。 約250年前、この事実を知る者達によりイコンとなる者の作成が行われた。 だが、地上の再生には「再生された地上」のみを強くイメージせねばならないのに、 どうしても他のイメージが混じって精確にイメージすることができないことが判明。 こうして旧政府でのイコン・プロジェクトは断念することとなった。 一方、現在のイコンであるイトカは、物心つく前に素質が見出されて隔離され 余計なイメージを持つことなく育てられていたが、現政府の目的は地上の再生ではなく 世界の管理であるため、地上のイメージも持つことなく現在に至っていた。 異変 により崩壊の始まった今の世界で助かる方法はただ一つ。 イトカが初代イコンの持つ「再生された地上のイメージ」を獲得したうえで 量子化世界を開放し、物質世界(地上)をそのイメージで書き換えることである。 35 :密室のサクリファイス:2012/07/16(月) 19 42 17.49 ID fwC892h40 ディープ・ソートの情報によりやるべきことは明確となった。 初代イコンからイメージを受け取る必要があるが、初代イコンの所在は不明なので、 イトカの能力で「初代イコンと会える世界」へと移動することになる。 眠りに落ちたイトカの夢に、ディープ・ソートの協力で4人が侵入すると、 4人はそれぞれ自分の過去に関わる夢へと落ちていった。 それらの夢の中で クロエは地上への鍵を見つけ出したことでオレンジに「真のクロエだ」と認められ、 オルガは父に美味しい紅茶を入れたことでその成長を認められ、 ミキは怪我を克服してまた飛ぶことへの意思と決意をオレンジに認められ、 アスナはホノカに「私はあなたの分まで生きる」と伝えて感謝の言葉を貰い、 それぞれ過去を乗り越えてイトカの夢へと合流する。 4人の声援で自信を付けたイトカは無事に初代イコンと会う夢に辿り着き、 理想の地上のイメージを受け取ることに成功。地上を再構築させる。 代わりに数字が0となってしまったイトカが消滅してしまうが、 初代イコンが自身の能力でイトカを「普通の女の子」として地上へ再構築した。 エピローグ。 再構成され再生した地上。そのうち人々もここへと上がってくるだろう。 そんな地上で一人の少女が仲間の到着を待ちわびている。 その少女、イトカが到着した4人を出迎えて終劇。 イトカEND【地上】 36 :ゲーム好き名無しさん:2012/07/16(月) 19 43 15.46 ID fwC892h40 以上です。遅くなって済みませんでした。
https://w.atwiki.jp/wlo-voruken/pages/116.html
狂乱ギルド日記第一回 第二回 第三回 反省文 第四回 番外編 第五回 番外編Ⅱ 番外編Ⅲ 番外編Ⅳ 第六回 TOPページ7777Hit突破記念! 狂乱ギルド日記2 コメント 狂乱ギルド日記 某人気小説から題名をパクってみた。気にしないで。 なんかユイージやベルがユニークなページ作り出したため 「あれ?オレもなにかやるべき?」と思って作ってみた。 と、いってもなにをするべきかわからない。 そうだ、ギルメンについてNPCに聞いてみようっ。 と、いうページらしい。 編集者 K 第一回 (7月6日) + ... K 第一回目の狂乱ギルド日記スタートです! Kの疾風 アシスタントの疾風です Kの仙女 同じくアシスタントの仙女です~ K えー・・・今日はユイージのサールスさんにきてもらってます。 サールス うむ。よろしくでござる。 K さっそくですが、サールスさんはユイージさんのことどうおもってます? サールス とてもすばらしい主殿で、拙者は尊敬しているでござる。 K そうですか、どのようなところに尊敬しているんですか? サールス ・・・・ K あれ?どうしましたサールスさん? サールス え、えっと・・・せ、拙者に製作を押し付けてくるあたりを尊敬して いるでござる。 K サールスさん、それってただユイージがサボってるだけじゃないんですか? サールス ・・・・ K また、とまりましたねサールスさん。 サールス あ、主殿はいかなる戦闘でも拙者に熱をまいてくれるでござるよ! K 話そらしましたね・・・?まぁいいです。でもそれも、熱まいて自分は攻撃し ないだけじゃないですか。 サールス い、いや、きっと主殿にもなにか考えがあるのでござろう。 K そうですか、まぁそういうことにしておきましょう。では次の質問です。 サールス うむ K サールスさんがユイージさんの嫌いなところはどこですか? サールス ・・・そ、そんなところはないでござる。拙者は主殿を尊敬しているのでござるよ。 K まぁ、強いていうならどのような場所が苦手ですかね? サールス うーむ・・・放置でも自分にばかり経験値はいるようにするところや、製作は人任せなところや、 拙者のことを毎日イライラするからといって殴るところやら・・・(以下略 K サールスさん、ユイージさんのこと相当嫌いなんですね? サールス き、嫌いなどではござらん!あ、主殿は・・・いいところだってきっとあるでござる! K 悪いところあんなにあげれるのにいいところあげられないんですね・・・・? サールス と、とりあえず今日はこのへんにしておいてはいただけぬか? K ・・・・逃げるんですね? サールス あ、主殿が拙者をよんでいるので失礼するでござるっ! K あぁ・・・今日のゲストは帰ってしまいましたね。 K まぁ今回はユイージのことについていろいろ教えてもらったので満足で す。次回の観察目標は誰にしようかな・・・・? Kの疾風 ベルあたりなんか良いのでは? K んー・・・まぁそれはまた考えるとして今日はこのへんで・・・あ、観察対象になりたいひとはメールでも送ってくださいw ではまた次回~ 第二回 (7月6日) + ... K さぁ!待望の二回目がはじまりましたよっ! Kの疾風 ついさっき第一回書いたばかりじゃ・・・? K 細かいこときにしたらだめだぞ。さて、今回のゲストはベルの燕玲さんです。 Kの仙女 燕玲さんは本日クエストへ行ってるためこれないみたいですよ? K なん・・・だと?主人に似ていいかげん・・・あれ?なんか殺気を感じたんだが・・・ Kの疾風 ベルが怒ってるんじゃないか? K そ、そうか。ごめんなベル。でもゲストなしじゃだめだろ? Kの仙女 それなら予備のゲスト呼んでますよ~ K さすが仙女だっ!よくやった!それじゃ出てきてもらってくれ~ Kの仙女 はい。それではmk5さんのサシャさん、どうぞこちらへ~ K ちょっとまて!mkはもううちのギルメンじゃないだろ! Kの仙女 でもサブが加入してるからいいじゃないですか~ K それもそうか。じゃぁお願いします。サシャさん。 サシャ よろしくおねがいします。 K それではまず、サシャさんはどうしてmkさんの仲間になったんですか? サシャ それはですね、ずっとNPCとして使われてなかったサシャを突然お兄ちゃんが「一緒に闘おう」ってにやけながらいってきたからです。 K ちょ、mkのことお兄ちゃんって呼んでるんですか? サシャ はい、お兄ちゃんがそう呼んでくれっていうので呼んでます。 K さ、サシャさんも大変なんですね・・・(mkにそんな趣味が・・・? サシャ 大変ですけどお兄ちゃんのためですからっ! K そ、そうですか。(よくできた義妹さんだなぁ K で、では次の質問に移らせていただきます。 サシャ はい。 K mkはサシャさんから見て、普段どんな人ですか? サシャ 一言でいうと真っ黒です。 K いや、それは姿かたちみたらみんなわかるんですがw サシャ そ、そうですね。お兄ちゃんはいつも優しくていい人です。それにかっこいいです! K あぁ・・・あの、どんなところがかっこいいんですか? サシャ いつもサシャのことをまもってくれますっ。それに口癖もたくましいんですよ。 K おぉ、どんな口癖なんですか? サシャ 「揺り篭から墓場まで」です K ・・・え?もう一度おねがいします。 サシャ 「揺り篭から墓場まで」です K ・・・それって、たくましいですか? サシャ お兄ちゃんは老若男女問わない人なんですよっ K そ、そうなんですか・・・(深くかかわらないでおこう K では最後の質問です サシャ はいっ K サシャさんはmkの嫌いなところはありますか? サシャ はい、お兄ちゃんはいつもサシャのこと子供扱いするので、それが嫌です! K そ、そうなんですか? サシャ はい!お兄ちゃんはいつも「お風呂一緒にはいろう」っていってくるんです。でも、サシャはもうそんなに子供じゃないんですよっ! K ・・・それは子供扱いしてるわけじゃないんじゃないかな・・・ サシャ え? K あ、いや、なんでもないです。大変ですね、HAHAHA。 K それでは今日はこのへんでおしまいです。ありがとうございました。 サシャ お兄ちゃんのことがわかってもらえて嬉しかったですっ。さようなら~ K サシャさん、帰ったね。 Kの疾風 mk殿・・・見損なったぞ Kの仙女 mkさんがそんな人だったなんて・・・がっかりです K mk・・・どんまい・・・ K それでは、次回をお楽しみにっ!さようなら~ 第三回 (7月6日) + ... K さぁ、始まりました第三回目! Kの疾風 一日で三回目までつくるとは、よほど暇なんだな・・・ K ・・・そうだ、暇なんだよ!悪いかっ! Kの疾風 開き直ったな・・・・まぁいいか K んじゃ第三回目のゲストは誰なのかな? Kの仙女 え?いませんよ? K ・・・・え?今なんて? Kの仙女 ですから、ゲストなんていませんよ? K いやいや、どういうことだよっ! Kの仙女 あのですね、1日に3回もやったらネタきれちゃうんですよ。だからゲストなしです。 K この場でそんなリアルなこといわなくても・・・・ Kの仙女 事実なんですから仕方ありませんよ。 K むぅ・・・このコーナーはいじることがすべてだからゲストなしじゃどうしようも・・・ Kの疾風 自分をいじればいいんじゃないか? K なんで自分を責めねばならんのだっ! Kの疾風 だって1日に3回目までやったのが悪いんだから反省するべきだろ? K うー・・・ Kの仙女 そのうーうー言うのやめなさい! K うみねこネタもってくるな! Kの仙女 話題を繋ぐためです。仕方ありませんよ~ K んー・・・でも結局なにをしたらいいんだろう? Kの疾風 やっぱ懺悔でもしたらいいんじゃ? K だから、なぜ懺悔しなければならんのだっ Kの疾風 さっきからいってるだろ?一日に第三回もやるからだ! K うー・・・言い返せない・・・ Kの仙女 そのうーうー言うのやめなさい! K 同じネタを二度使うなっ! Kのユニコーン ヒヒーン K あれ?ユニコーンがなにかを加えているな。雑巾か? Kの仙女 あら?ユイージさんのサールスさんじゃありませんか? サールス いかにも、拙者は主殿のサールスでござる! K おお、いいネタがきたな、よくやったぞユニコーンっ Kのユニコーン ヒヒーンッ!! サールス お、お主達は・・・! K さて、今日もユイージのことについて詳しく聞かせてもらうよ?前は逃げられちゃったからね~ サールス も、もういやでござるよ!あのあと主殿にかなり叱られたんでござるよぉ K それじゃぁ、最初の質問いくぞ サールス 拙者の意見は無視でござるか!? K ユイージはサールスさんから見てどんな人ですか? サールス せ、拙者は答えぬぞ!答えたらまたひどい目にあうでござるっ! K わがままだなぁ、仙女、アレもってきてくれ。 Kの仙女 もう準備済みですよ~ K さすが仙女、仕事がはやくてたすかるよw サールス そ、それは・・・肉でござるか!しかも上物の! K うむ。答えてくれたらこれあげるぞ? サールス よかろう、答えようぞ。 K よし、じゃあサールスさんから見てユイージはどんな人です? サールス 主殿はひどい人でござる K 前といってること違うな~。まぁいい、なにがひどいんですか? サールス 自分は高級な食事を取るというのに、拙者には残飯しかまわしてくれなのでござるよ!週に1回の生肉の日の生肉も安物なのでござるっ K あ~・・・それで肉をやるといったら反応したんですね。 サールス 恥ずかしながら、そのとおりでござる。 K 他にひどいことはないんですか? サールス あの主殿は、拙者のことを犬呼ばわりするでござる! K あれ?犬じゃなかったでしたっけ? サールス 失礼なっ!拙者は誇り高きオオカミでござるよ! K どっちでもいいですね。はい。まぁもう聞くこともないので帰っていいですよ? サールス どっちでもいいことはないのでござるが・・・まぁ、よいでござる。では拙者はこれで。 K うん。じゃぁさようなら。 サールス ・・・肉の件、忘れるところだったでござる K あ、うん。ホレ、もってけ。 サールス うむ、それではっ!さらばっ! K 肉に対する執念がもはや意地汚いほどだな・・・・ K でも、まぁ、なんとかネタができて助かったな Kの疾風 それにしてもユイージのやってることは虐待じゃないのか? Kの仙女 わたしもそうおもいます~ K んー・・・サールスは確かにかわいそうだったな。 Kの疾風 まぁ、お前もいじめてたように見えたけどな。 Kの仙女 そうですね~、やっぱ懺悔させちゃいましょう。 K え、まじで?懺悔しなきゃいけないの? Kの仙女 当然ですよ?ちゃんとサールスさんに謝りなさいっ K 仙女怒ると怖いから謝っておくか・・・・ Kの仙女 なにか・・・いいました・・・? K な、なにもいってないぞ?(仙女のオーラどす黒いッッ! Kの仙女 だったらさっさと謝罪しなさい!心の底から! K あー・・・サールスさん、それとみなさん、ごめんなさい。 Kの疾風 心、こもってないな Kの仙女 そうですね~、反省文かかせちゃいましょう。 K ちょ、まじで勘弁してくれぇえええ Kのユニコーン ヒヒーン(今回はごちゃごちゃしちゃいましたが、次回はちゃんとゲストもよぶので、期待してお待ちください~) K 「ヒヒーン」にそんな多彩な意味があるのか・・・? Kの仙女 ごちゃごちゃいってないでさっさと反省文かきなさい! K ひぇぇええええっっ!!! 反省文 + ... 反省文 2009年7月6日 K 明日は七夕、サールスごめん 反省文短いな!とかいう苦情はいらないよっ! 第四回 (作成日付不明) + ... K よしっ!気を取り直して第四回目スタートだっ! Kの仙女 最初書いたのが消えてやる気なくしてましたもんね~ K ォィォィ、やる気なくしてたとかいうなよ。評価悪くなるだろ。 Kの疾風 お前の評価なんてもともと大したもんじゃないだろ K くっ・・・痛いトコ突いてきたな。 Kの疾風 まぁ、事実だしな。で、今日のゲストは? K 今日のゲストはmoniたんの燕玲だぞ! Kの疾風 おお!さすがだな! Kの仙女 Kさん、いい加減なこと言わないでください。今日のゲストは竜王さんのクリフさんですよ? Kの疾風 K・・お前・・期待させやがって・・・っ K ・・・ごめん Kの仙女 まぁ、とりあえずクリフさん、どうぞこちらへ~ クリフ ・・・なんか歓迎されてない雰囲気なんだが・・・ K そ、そんなことはないぞ! Kの疾風 そ、そうだよ、決してmoni殿の燕玲を期待していたらクリフだったため、がっかりです! なんてことはないんだからな! クリフ ・・・本音もれてるような・・・ K 気にしないで、さっそく質問開始しますよ! クリフ おう。なんでも聞いてくれッ K えと、クリフさんは竜王さんのことをどう思いますか? クリフ アイツは未熟者の小僧だと思うな。 K そうなんですか。ではなぜ一緒にいるんですか? クリフ 俺が一緒にいねぇとあのガキはなにするかわかったもんじゃないからな。 K 竜王さんのことが心配なんですね~ クリフ べ、べつにそんなことはねぇけどな! K ・・・男性がツンデレやっても萌えないのでやめてください。 クリフ ツンデレって・・・そんなつもりはなかったのだが・・・ K まぁいいや・・・次の質問です。クリフさんは竜王さんのどんなところが好きですか? クリフ オレ、アイツキライ。 K ・・・棒読みですね。まぁいいや、どんなところがキライなんですか? クリフ 顔 K そ・・それはどうしようもないかと・・・ クリフ そうか・・・やはりどうしようもないか・・・ K んー・・・寝てるあいだに落書きでもしておけば少しはマシになるかも・・・ クリフ そうかっ。なら明日にでもやってみるとしよう。 K あ・・・はい。頑張ってください K では次の質問です。クリフさんは「エルザム」と呼ばれていますが、この愛称についてどう思ってますか? クリフ わ、悪くはないと思うぞ。あいつにしてはいいセンスだ。 K 気に入ってるんですか? クリフ べ、べつに気に入ってなどいない! K だから・・・ツンデレやめてくださいって。 クリフ お、おう。すまん。 K だいたいクリフさんは海賊なんですから、はっきりしてください。 クリフ そ、そうだな。まぁ、気に入ってるな。 K そうです、素直に認めればいいんです。 クリフ おう、次からは気をつける。 K あぁ、質問これでオワリなんで次はないので帰っていいですよ? クリフ そうか、また機会があれば呼んでくれ。いつでも駆けつける。 K はい。わかりました。ではさようなら~ クリフ おう、さらばっ! K あ~、クリフとかもう二度と呼ばないけどなぁ・・・ Kの疾風 そうだな、アイツはもう二度と呼ばないだろうな。 K さて・・次のゲストについて考えておくか・・・ Kの仙女 最近ネタ切れ気味ですけどね~ K そうだなぁ・・・質問のネタとか募集してみるか。 Kの疾風 まぁ、無駄だと思うがやっておくか・・・ ~~~~~~~~~~~~~~~急募!質問ネタ大募集!~~~~~~~~~~~~~~ 質問のネタをコメント欄に記入してください! 採用者にはあまり豪華ではない景品を贈らせていただくかもしれません! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ K 募集したぞ。 Kの疾風 景品ってなんだろうな・・・ K まぁ、ふぐ料理とかかな? Kの疾風 ほんとに地味だな・・・ K 気分とかオレの財布の事情によって景品はかわるとおもわれる。 Kの疾風 まぁ、とりあえずネタあったら送ってくれ!ってことだな。 K そうだな。あ、腹減ったんでまた次回! Kの疾風 また次回っ!あと、ネタ送ってくださいッ! 番外編 (作成日付不明) + ... K んー・・・あー、はじまったか。よろしく~ Kの疾風 なんかお前回を重ねるごとにだらけてないか・・・? K そ、そんなことはないぞ!今回は番外編だからだらけてるんだ! Kの疾風 どっちにしろだめじゃないか! K あー・・・うん。ごめん。ちゃんとやる。 Kの疾風 おう。で、番外編ってなにやるんだ? K ・・・ Kの疾風 ノープランなのかっ!? K ぅ・・・いや、そうだな・・・「どらごんきんぐ」さんからの質問に答えてみようかと・・・ Kの疾風 今考えたな? K うん。今考えたぞ。だからどうしたよ! Kの疾風 ・・・うん。まぁいいや。じゃぁさっさと答えてくれ。 K おう。なんか「mkについて教えてください」ってきてるんだよな。 Kの疾風 ・・・あいつかなりmkについて詳しいだろ? K まぁ・・・そうなんだが。でもmkを知らない人って結構いるからいい機会だと思うんだ。 Kの疾風 そうだな。じゃぁ説明してくれ。 K うむ。それじゃぁ始めよう ~~~~~~~~~~~~~~えむけーふぁいぶってだーれ?~~~~~~~~~~~~~~~~ mk5 名前の由来は「まじで恋する5秒前」らしいが 「まさか これが 50円なのか・・・?」などの説もある。 ちなみに本人は「マジで恋する5秒前」が正しいといいはっている。 mk5は土サムライである。 そして必殺技の「黒崩」はmkの愛用する土の竜魂スキルである。 なぜ「黒崩」なのかというと、mk5本人が全身を真っ黒にしているため 黒が彼のシンボルカラーとなり命名された・・・らしい。 彼はヴォルケンを独立後、「極上の一口」というギルドを設立。 なんかとりあえずすごいギルドらしい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ K ・・・・こんな資料でどうかな? Kの疾風 自分で説明するのがだるいからって・・・資料で説明か。 K 別に手抜きなわけではないんだ。こっちのほうがわかりやすいかと・・・ Kの疾風 まぁ、いいわけはあとで聞くから、さっさとコーナー〆ろ。 K いいわけじゃないのに・・・。まぁ、とりあえずmkのことを少しでもわかってくれたなら嬉しいです。分からなかった人は直接mkに会うことをオススメします!では。また次回~ Kの疾風 直接会うことをオススメって・・・やっぱ手抜きだな・・・。ではまた次回~ 第五回 (7月24日) + ... K 暑いけど第五回目はじめるよ~ Kの疾風 う・・・うむ。 K 暑いといえば、今一番ホットな話題は鈴音の実装だよな Kの疾風 そうだな。まぁ、思ったよりステータスが平均的だったけどな K 見た目はいいけど・・・サシャの風劣化だよな。っていう声が多いしな~ Kの疾風 うむ。まぁ、どのNPCも育て方次第だけどな K そのとおりだ K さて・・・無駄話はこの辺にして、今日のゲストを紹介しよう。 Kの疾風 ん?今日は誰なんだ? K 紹介しよう。シグナヴァ・・・ Kの疾風 却下 K えー、まだ「シグナヴァ・・・」しかいってないぞ Kの疾風 いや、だからシグナヴァントはもうギルメンじゃないだろ K いや・・・サブが・・・ K ・・・・ K ・・・いなかった。ごめん。 Kの疾風 ったく・・・このパターン何回目だよ・・・ K すまんな。じゃぁmkの・・・ Kの疾風 いや、あいつのサシャは前よんだだろう! K 甘いな。今回呼んだのはmkのアルマジロ、通称「アルマ次郎」だ Kの疾風 ・・・動物じゃねーか K ・・・いや、予算がたりなくてね・・・ Kの疾風 そうか・・・予算か・・・ってこのコーナー金かかってんのか!? K うむ。かかってるんだぞ。 Kの疾風 し・・・知らなかった・・・ K だから慎重なんだ。許してくれ。 Kの疾風 不景気だしな・・・仕方ないよな。 K わかってくれたならいい。じゃ、改めてアルマ次郎さん、おねがいします。 アルマ次郎 フモフモフモ K ・・・このアルマジロ・・・泣き声フモフモなのか・・・ Kの疾風 か・・・かわいいな K と・・・とりあえず質問を・・・・ K えっと、アルマ次郎さんは「アルマ次郎」という名前をどう思ってますか? アルマ次郎 ・・・・10人中9人がつけそうなありきたりな名前だな。マジむかつくんだよ。もっとセンスいい名前つけろよ、あのヤロー。 K ・・・・ Kの疾風 ・・・・ K あれ・・・しゃべった・・・? Kの疾風 ・・・しゃべったな。しかも口かなり悪かったな。 アルマ次郎 モフモフモフ。フモフモ。 K ・・・あれ?気のせいかな? Kの疾風 気のせいであってほしい・・・いや、絶対に気のせいだ。 K そうだな・・・じゃぁ進めよう。 K アルマ次郎さんはどうして「モフモフ」と鳴くのですか? アルマ次郎 モフモフ K そ・・・そうですか アルマ次郎 あ?理解してもねぇくせに「そうですか」とかいってんじゃねぇよ! K ・・・・ アルマ次郎 つーかなんでモフモフいってるかっていうと、「灼●のシャナ」の「カリカリモフモフ」から影響されただけだよ!文句あんのか! K も・・・文句なんてないですよ。いいですよね、「灼眼の●ャナ」 アルマ次郎 おお、「●眼のシャナ」のよさがわかるのか。見直したぞ。 K いや~、「灼眼●シャナ」は良作ですからね~ アルマ次郎 俺は個人的には「ヘカ●ー」が好みなんだよな K おお、いいですよね「ヘ●テー」。どのキャラも好きですけど、僕は個人的には「ヴィル●ルミナ」が・・・ アルマ次郎 うむ、お前わかってるな!今度ウチ遊びにこいや。mkにはどっか外出させておくからよ。 K 是非今度うかがわせてもらいます! アルマ次郎 おうよ。じゃぁ俺はこのへんで帰るわ。帰りにアニメ●トよってかねぇといけねぇからよ。 K はい、ではまたお会いしましょうっ! アルマ次郎 またな! K いや~、ずいぶんと話のわかるゲストさんだった Kの疾風 ・・・・お前、今回「灼眼のシ●ナ」の宣伝してただけじゃねぇか! K あ・・・読み返してみるとそうだな・・・ Kの疾風 ってか動物相手にどんな会話してんだよ K もう彼とは種族を超えた親友だよ! Kの疾風 ・・・それはよかったな K うむ、んじゃ俺もアニ●イトいってくるんでこの辺でおわかれです Kの疾風 ・・・動機不純 K では、また次回! Kの疾風 ・・・ 番外編Ⅱ (7月24日) + ... K ひとつ言おう、ウチは「ベルミアコーナー」じゃねぇ! Kの疾風 いきなりなに当たり前のこといってんだよ!? K いやぁ、なんか質問をウチのコーナーにしてくる人がいるからね~ Kの疾風 それってなにか悪いのか? K ウチはメンバーをいじるコーナーであって、質問に答えるのはベルミアコーナーのお仕事なんだよな。 Kの疾風 あぁ・・・たしかにな K まぁ、暇だし質問には答えるけどな Kの疾風 さんざん文句いっておいて、結局答えるんだな・・・ K まぁ、「読者様は神様です」 だからね Kの疾風 それもそうだな K とりあえず質問に答えてみよう。 どらごんきんぐ ギルの中の有名人のことを詳しく教えてください K ふむ・・・有名人か。1回だけでは紹介しきれないから何回か紹介のコーナーも設けるとしよう。 Kの疾風 ギルメン紹介も必要だしな。 K うむ。それじゃ今回は副長「ユイージ.」を紹介しよう。 ~~~~~~~~~~~~~~~ユイージ.ってだ~れ?~~~~~~~~~~~~~~~~~ ユイージ. ヴォルケンリッター副長にして古くからのメンバーの一人。 名前の最後に間違えてピリオドをつけちゃったのは秘密だ! 呼ばれ方はさまざまで、「ルイージ」「ユイ爺」などと呼ばれることもある。 だが、基本は「ユイージ」で通っている。 愛用するNPCはサールス。 愛用する騎乗ペットは白オオカミ 愛する嫁はまだいない。 結婚相手募集中!らしい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ K よし、こんなもんでいいだろう。 Kの疾風 内容はそんなものでいいと思うんだが・・・ K ん?何か問題あるか? Kの疾風 いや・・・写真に違和感が・・・な? K あぁ、ユイージは恥ずかしがり屋さんだからな。顔を隠してあげたんだ。 Kの疾風 いや・・・目を黒く塗りつぶせばそれでいいんじゃ・・・? K 俺は黒く塗りつぶすの嫌いなんだよ。だからちょいと他の人の目を口をそれぞれくっつけてみたんだ Kの疾風 ・・・そうか。それにしても気持ち悪いな K 実際はもっとイケメン?だとおもうぞ Kの疾風 いや、それはないと思うけどな。やっぱ気持ち悪いよ K ・・・我ながら気持ち悪いものつくったと思うさ。だが後悔はしていない! Kの疾風 ん?そういえばユイージのモザイクなしの画像がwikiのどこかに・・・? K ん?ないよ。どこにもないよ。ネタ記念館になんてあったりしないんだからね! Kの疾風 ・・・・ K さて、今日はこれまでだ!みんな、またあおう! Kの疾風 最近テンション高いな・・・ 番外編Ⅲ (7月25日) + ... K さぁ!今日は暑いんでさっさと進めちゃうぞ! Kの疾風 おお・・・珍しく同意見だ。早く終らせよう。 K よし・・・今日は「蒼月此方」について説明しちゃうぞ Kの疾風 此方か~・・・暑いからさっさと終らせてくれよー? K わかった。じゃぁ説明をしよう ~~~~~~~~~~~~~~~こなたってだ~れ?~~~~~~~~~~~~~~ 蒼月此方、職業火皿、独身。 結構昔からギルドに所属している。 いつもギルチャには突然現れ、突然去っていくツワモノ。 とくに別名などもなく、普通に此方とよばれている。 昔は別名で呼ばれていたらしいが、あまり知られたくない過去らしいので ここでは言わないでおくことにする。 謎がないようで、実は謎が多い人物である。 ひとついえることは、安売りが大好きなことだけだ! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ K 紹介おわり! Kの疾風 ・・・知られたくない過去ってなんだよ、めっちゃ気になるよ! K んー・・・知りたいなら本人に聞くといいよ。 Kの疾風 それじゃあとで聞いてみるか・・・・ Kの疾風 ところで話はかわるが、今回は画像いじらなかったんだな K 疾風、お前の目は節穴か?加工されているぞ Kの疾風 え?どこがだ? K 口を某天然素材さんのパーツにした Kの疾風 ほんとだ、よく見たら加工されてるな K うむ。まぁ、そういうことだ。それじゃ、暑いから俺は帰る。 Kの疾風 それじゃ、今日はこのへんで!また次回お会いしましょう K また次回~ 番外編Ⅳ (7月27日) + ... K さぁはじまりました、今日もいろんなアニメを紹介していきますよ! Kの疾風 まてまて!趣旨かわってるじゃないか!なんだアニメ紹介って!? K え?そういうコーナーじゃないっけ? Kの疾風 違う。ギルメンについての紹介コーナーだ K そうかそうか。そうだったな。 Kの疾風 っていうかお前、番外編やりすぎだろ K いや~、本編でいじる人がいなくなったんだよね、テヘッ☆ Kの疾風 テヘッ☆ じゃねぇだろ!ギルメンはまだまだいっぱいいるじゃないか! K いや、ギルメンのNPCしらない Kの疾風 ・・・・そっちかよ K うん。知らないものは知らないだなコレがっ Kの疾風 ああ、じゃぁコーナー始めるか K おk。えと、今日はベルを紹介しようかな Kの疾風 おお、ベルか。今更って気がしなくもないけどな K まぁ、確かに今更かもしれんが、とりあえず説明しよう。 ~~~~~~~~~~~~~~~べるってだ~れ?~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ベル 水魔 特技はコンデンサの大量生産? とりあえず、封印なんかでみんなを助ける典型的な水魔。 ギルチャでは「ベル」とか「ベル」とか・・・あれ?ベルってしか呼ばれてないな。 ベルはwikiでは「二次創作」やら「ベルミアコーナー」やらで活躍している。 詳しくはコチラ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ K さて、今回はさらにもう一人紹介してしまいますよ! Kの疾風 次に紹介するのは天然だな K うむ。では説明開始~ ~~~~~~~~~~~~~~~てんねんってだ~れ?~~~~~~~~~~~~~~~~ 元天然素材 水皿 ほとんどギルド初期メンバー扱い。 ギルド所属歴、副長歴が最も長い人物。 ギルドでは「天然」とか「天然さん」とか呼ばれている。 どこかの人に「元天然素材」という名前をみて「今は加工品なんですねw」といわれて以来 愛称が「今は加工品」となった。 自分では元天然素材=今は加工品であることに気づいていなかったらしい。 クエストなどではやはり封印を担当することが多い。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ K よし、今日はこんなもんか。 Kの疾風 こんなもんだな。 K 紹介だけしたんで、また次回~ 第六回 (7月29日) + ... K さぁ!第六回目スタート! Kの疾風 やっと第六回だな。 K そうだな。で、肝心の今日のゲストなんだが、今回は豪華だぞ! Kの疾風 おお、今回は豪華なのか!さすがだな! K がんばりましたよ。なんと今回はシグナヴァントのサメ、シャーク藤代だ! Kの疾風 ギルメンじゃねぇだろ!って何回いわせんだよ! K いや、いいじゃん。このコーナーに出したら100kくれるっていわれたんだもん。 Kの疾風 お前・・・買収されたのか K んー・・・そんなつもりはないぞ。ただ、ネタもできて金もはいって一石二鳥だから・・・ Kの疾風 お前はどこまでもいい加減だな。 K だがキミはそんな俺に惚れたんだろう? Kの疾風 惚れてねーよ。バカ野郎 K ・・・冷たいなぁ・・・ Kの疾風 そんなどーでもいいこといってないでコーナーはじめろ! K ど、どうでもい・・・だと? Kの疾風 ああ、どうでもいいよ。この際シグナの紹介でも許可するからさっさと始めろ。 K わかりましたよ・・・ K では、ゲストのシャーク藤代さん、こちらへどうぞ シャーク藤代 こいつ喰っていい? K ・・・・だめです シャーク藤代 ああ?テメェに拒否権なんざねぇんだよぉ? K ・・・はい、すいません K では、とりあえず質問を・・・ シャーク藤代 質問とか答えないけどぉ?とりあえずいってみ? K ・・・名前の由来は「瀬戸の●嫁」ですよね? シャーク藤代 しらねーけど?つけた本人に聞けば? K ・・・そうですね K では、次の・・・ K ・・・・ K ゲストさん、帰っちゃいましたね Kの疾風 ぉぃ!このコーナーこれでおわりかよ! K だってゲスト帰ったんだもん、しかたねぇよ Kの疾風 とにかく、こんなんじゃだめだから場をつなげ! K へいへい・・・ K さきほどでた「瀬●の花嫁」について少々説明します。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~瀬戸●花嫁~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とりあえず面白いアニメ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Kの疾風 場つながってねぇぞ!なんだその一文は! K えー・・・説明とかしたらネタバレになるじゃんさー Kの疾風 お前の場合面倒くさかっただけだろ・・・? K まぁ、そうともいうな Kの疾風 お前・・・今回手抜きすぎだッ K あ、時間だ。ではまたじか・・・ Kの疾風 おい、こら!逃げるな!!!! TOPページ7777Hit突破記念! (8月1日) + ... K TOPページ7777Hitありがとうございます! Kの疾風 7777Hit突破を記念して、今回はお送りします。 K ついでにメンバー一覧の4000突破も感謝です! Kの疾風 次は77777Hit突破を目指して精進していきます。 K え?それはさすがに無理だろう~ Kの疾風 おまっ、せめて夢くらいは持て。無理でもいいから! K そ、そうだな。 Kの疾風 えと、今回は7777Hit突破を記念したイベントを・・・ K 実は準備しておりません! Kの疾風 ぉぃ・・・嘘でもいいから準備してるっていえよ・・・ K そ、そうだな。・・・って嘘はだめだろ! Kの疾風 いいか、世の中にはいい嘘と悪い嘘があるんだ。 K この場合は悪い嘘だけどな!! Kの疾風 うっ・・・ K まぁ、イベントはそのうちやります。77777Hit突破したころにでも・・・ Kの疾風 お前さっき無理だっていってたじゃないか!さては、永遠にイベントはやらないつもりだな! K うっ・・・痛いところを・・・ Kの疾風 まぁ、ホントにそのうちやります。 サールス そのうちやるというのは、実際やらない人間の逃げ道でござるな。 K Kの疾風 部外者は黙ってろ!! サールス そ・・・そんな・・・ K まぁ、アレだ。ギルメンのみんなには勧誘権限をプレゼントするということで・・・ Kの疾風 コストかからない物だな・・・しかもいらないし・・・・ K 経済的にアレなんだから許してくれ。 Kの疾風 はたしてギルメンは許してくれるのか・・・ K 許してくれることを願って今回は終了です Kの疾風 結局いつもどおりになったけどな・・・ K いつもどおりで・・・いいジャマイカ!では、また次回! Kの疾風 そうだな。ではまた次回~ サールス また次回、お会いしようぞ! K Kの疾風 部外者は黙ってろ!! 狂乱ギルド日記2 狂乱ギルド日記2へ続く 狂乱ギルド日記2 コメント 別に俺のネタでもよかったのにw というかこれってmkが面白いだけj(ry -- ベル (2009-07-06 16 49 02) どうせなら俺でも良いのにw(ぁ mkは異常だし面白いだけと同じく言わせてもらう あとNPCはクリh(エルザム)ry -- どらごんきんぐ (2009-07-09 01 28 23) 俺のエルザムはツンデレだったんですね( 質 mkについて教えてください -- どらごんきんぐ (2009-07-14 17 27 32) おk、知らんのが一部あったw 質 ギルの中の有名人の事を詳しく教えてください -- どらごんきんぐ (2009-07-18 09 18 20) 質 ギルメンのNPC一同を出演させてみてください -- どらごんきんぐ (2009-08-03 20 23 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/lucs/pages/1716.html
《クリアー・サクリファイス》 通常魔法 「クリアー」と名のつくモンスターの生け贄召喚に必要な生け贄の数だけ、 墓地に存在する「クリアー」と名のつくモンスターをゲームから除外する。 生け贄モンスター無しでそのモンスターを通常召喚する事ができる。
https://w.atwiki.jp/mayyugioh/pages/166.html
上級2 竜姫神サフィラ 2 下級20 サクリファイス 3 マンジュ・ゴッド 3 魔界発現世行きデスガイド 3 儀式魔人リリーサー 3 儀式魔人デモリッシャー 2 儀式魔人プレサイダー 2 マスマティシャン 2 エフェクト・ヴェーラー 2 魔法12 イリュージョンの儀式 3 祝祷の聖歌 2 儀式の準備 2 サイクロン 2 死者蘇生 1 大嵐 1 リチュアル・ウェポン 1 罠6 奈落の落とし穴 2 グリザイユの牢獄 2 強制脱出装置 2 ドローソースに悩んだ末にサフィラを投入しプレサイダーまで投入したサクリファイス 自分から攻撃しに行けるようになったのに加え、祝祷の聖歌でサクリフィアスを守れたりと恩恵が意外とあった アタック★★★☆☆ ガード★★★★★ スピード★★★☆☆ テクニック★★★★★ オリジナリティ★★★★☆
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1009.html
ソウルサクリファイス part66-369~372 part67-5~11・35~40 369 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21 39 07.91 ID 9IIF0WP2O 埋めがてら、未解決にあったPSvita/SOUL SACRIFICE(ソウルサクリファイス)投下します。 先に文中の語を補足すると 人型→人間が魔物になったもの。魔法使いの主な仕事はこれの排除だが、「人殺し」扱い。 生贄→動植物、上記の人型などの魂を右腕(魔法を使う腕)に取り込むこと。相手は死ぬ。 聖杯→大事なものと引き換えに何でも願いを叶えてくれる、(一応)伝説上の代物。だいたいの人型はこれのせいで魔物化する。 主人公はひとりの奴隷である。 世界は滅びかけており、その原因である魔法使い「マーリン」の生贄になる順番を待つだけの存在だった。 しかしある日、「リブロム」と名乗る生きた本を手に入れる。 なんでもリブロムは、かつてマーリンの相棒だった「ある魔法使い」が遺した日記帳であり、その記述を追体験できる魔導書らしい。 他の奴隷たちはリブロムを読み終わる前に生贄にされてしまったが、 追体験から知識と魔法を身に着けマーリンの正体を知れば、奴を倒して生き延びることも可能だという。 わずかな可能性に賭け、主人公はリブロムを読み始める。…… 魔法使いを束ねる組織「アヴァロン」、彼はその加入試験を受けていた。 同時期に受験を志願した魔法使いと二人で目標の魔物を倒し、その上であるものを生贄にすれば 合格だというその試験は、受験者の半数以上が死に至る過酷なものである。 合格すれば一人前とみなされ、公式に人型の討伐を請け負うことになる。 彼のパートナーはニミュエという女だった。 自制できないほどの殺戮衝動に苦しみながら悪態ばかりつくニミュエだったが ある晩、涙を零したニミュエの背を彼がさすってやったことをきっかけに彼らは打ち解ける。 その後も旅は続き、ついに目標の人型を生贄にした。激戦の末、彼らは生き残ったのだ。 しかしこの試験において、死亡者が半数を下回ることはない。 何故ならば、最後に生贄にしなければいけないのは同行者の命だからである。 葛藤しながらも彼らは戦い、そして勝ったのは彼だった。 ニミュエを生贄にすると、ニミュエの記憶や思い、彼女を苦しめていた殺戮衝動までもが右腕に流れ込んできた。 その中には、「オマエと違うかたちで出会えていたら……」「今までありがとう」という素直な気持ちがあった。 「殺戮衝動は、自分の出生の秘密からくるものだ」「引き継がせて申し訳ない」という謝罪もあった。 彼はこれ以降、仲間を手に掛けた罪悪感と、ニミュエから受け継いだ殺戮衝動に苦しむこととなる。 370 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21 42 45.67 ID 9IIF0WP2O ――時は流れ、彼は次の相棒であるマーリンと旅をしていた。出会いは数年前に遡る。 予知能力を持つマーリンが、「呪われた魔法使い(=彼)が世界を滅ぼす」という未来を阻止しようと、つまり彼を殺そうと、彼を訪ねてきたのだ。 しかし、「気が変わった」のだという。 マーリンは予知能力の代償として、「異様に早く老いる体」を持っていた。 生贄を取り込むことで若返るが、三日と持たずにまた生贄が必要になる。 難儀な体を持つもの同士相棒になろうと、右腕の殺戮衝動に悩む彼を誘ってきたのだ。そして彼もそれを受け入た。 それからは、相応の代償を捧げればどんな願いも叶うという「聖杯」を探す旅をしている。 彼らは切に「普通の体」を欲していた。殺戮衝動から解き放たれ、終末を防ぐためにも。 周囲からするとマーリンはひどく気まぐれな人間であるという。旅の最中にも、マーリンは突然「息子」に会いたいと言い出した。 時に、生贄にした(元)人間の記憶が自分のものと混ざり合うことがある。マーリンに息子はいない。 以前生贄にした人間は「息子」がよほど大事だったのだろう。その「息子」のいた村も、既に別の魔物に滅ぼされていたのだが……。 彼らは聖杯の手がかりを得るために、人型ばかりを狙っていた。人間の魔物化には聖杯が関わると言われているからだ。 また、人型を倒せば彼の殺戮衝動も鎮まる。倒した魔物は、マーリンが生きるための生贄になる。 彼らの利害は一致していた。ただ、聖杯探しは難航していた。 ある時取り込んだ生贄は、ひどく妻を愛していた。その記憶に従いたどり着いた妻のもとには、ある女がいた。 はじめに取り込んだ「夫」自体が彼らをおびきだす罠だったのだ。 その女は「モルガン・ル・フェ」、自称マーリンの元相棒だ。 「隣にいるから」という理由で彼を妬み、繰り返し彼らに襲いかかっては、マーリンに心中をねだる。 マーリンのみならず、彼もまたモルガンを嫌っていた。容貌がニミュエに瓜二つなのだ。 マーリンはモルガンを「ばあさん」呼ばわりするが……。 おまけにモルガンの過去は彼の母親と一致している。そして、彼は母親の顔を思い出すことができない――。 モルガンは逃がしてしまったが、夫の死により魔物化した妻をも、彼らは生贄として取り込んだ。 「魂だけでも、腕の中で再会させたい」と願いながら。 371 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/20(月) 21 46 53.50 ID 9IIF0WP2O 聖杯は見つからず、彼は徐々に魔物に近付いていく。アヴァロンが始末に乗り出す程に。 魔物化する前に彼を殺すのが、相棒であるマーリンの役割だった。早く殺せとつっかかる彼とマーリンはついに決別し、戦い始める。 そんな事態をモルガンが見逃すはずがない。楽しくてたまらない様子の彼女に、彼らは詰め寄った 二人の諍いは、その「芝居」は、見事にモルガンを釣り上げたのだ。 この女が「母親」だ、と確信する彼に、「私の 娘 はオマエなんかじゃない!!」と激昂し魔物化するモルガン。 モルガンの顔がニミュエに見えたのは、「母親」の記憶がモルガンと一致したのは、モルガンが「ニミュエの母親」であるためだった。 自分自身で気付けたものの、彼の記憶もまた混濁していたのだ。 ニミュエの狂気の根源は出生理由にあった。ならば母親を殺せばこの衝動は収まるのではないか――彼はそう読んだのだ。 戦闘の末、息も絶え絶えになったモルガンは「自分を生贄にしてほしい」と頼んできた。 モルガンの魂を得て、ニミュエの殺戮衝動は収まった。右腕のニミュエに、彼はおやすみを告げる。 「彼が世界を滅ぼす未来」は、ここにようやく阻止されたのだ。 そして、モルガンの記憶はマーリンを狂わせた。 ……昔、「マーリン」という悪の魔法使いがいた。 年老いては生贄を用いて若返る、不死の禁術を使っていた。 予知能力さえあった。あまたの生贄のうちの誰かから引き継いだのだろう。 そのマーリンを倒し、世界を救った「無名の魔法使い」がいた。彼は現れた「聖杯」に世界の再生を願い、マーリンの体を生贄にした。 しかし無名の魔法使いの記憶は次第に乱れ始め、自分をマーリンだと思い込むようになった。 引き継いだ禁術と予知能力も、生まれ付きであると。 モルガンはその「無名の魔法使い」の相棒だったのだ。 相棒を失ったモルガンは孤独に打ちのめされ、聖杯にすがり、ニミュエという分身を生み出した。 しかし、ニミュエもモルガンを捨てる。モルガンは、生きる意味を見失った。 最後くらいは誰かと一緒にいたい……そんな思いから相棒を追っていたのだ。 彼とマーリンの出会いも、モルガン=ニミュエの宿った右腕と「無名の魔法使い」の記憶が作り出したものだったのだろうか? 様々なショックから失踪したマーリンを彼は見つけ出した。 そして、かつてニミュエに言えなかった、素直な思いを告げる。 お前が誰だろうと知ったこっちゃない、分身も記憶も関係ない、お前は自分の大事な相棒だ、と。 沈黙の後、ありがとう、と呟いたマーリン。真相を乗り越え、彼らは真の絆を手に入れた。 聖杯が現れたのは、その瞬間だった。 372 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21 51 21.69 ID 9IIF0WP2O 正確に言うと、マーリンにだけ聖杯が見え始めたのだ。 狂ったように笑うマーリン。 欲望に見合った代償ができれば聖杯は勝手に現れる。それだけのことだった。 彼を生贄にすれば、マーリンの願いが叶う。そこに葛藤はあっただろうか。あったならば救いはある、と彼は思う。 ……芝居などではない殺し合いが、始まった。 戦いが終わってみれば、跪いているのはマーリンの方だった。 だが、二人も相棒は殺せないと悟った彼は生贄になることを決めた。自分に右腕をかざすマーリンの涙を見届け、眼を閉じる…… しかし、マーリンは結局彼を生贄にせずその場を去った。 再び追った彼が見つけたのは、マーリンの面影すらない化物だった。 相棒にせめて人間らしい死を与え、自分も後を追おうと彼は決める。 圧倒的な力の前に、千切れ、壊れた体が肉塊と化す。が、驚いたことに、化物はそこに自らの血をそそいだ。 彼の体は蘇った。 混乱しながらもまた襲いかかり、殺されかけては蘇る。なぜ情けをかける?あれはまだ相棒なのか?戦いを繰り返せというのか? 何回も、何日も、何年も、何年も何年もそれが続いた。 ……不死の血のせいで彼は死ねなくなったが、体はもはや人の形をとれなくなった。 やがてマーリンの周りは、生贄用の人間と檻で埋め尽くされた。 彼は考えた。「この人間たちに思いを託したい」。残った力が彼の体を、思いを伝える「本」へと変えていく。 ……「ある魔法使い」とは、リブロム自身だったのだ。 すべてを知った主人公は、リブロムの意志を継ぎマーリンに挑むことを決意する。リブロムは生贄となり、すべての力を主人公に託した。 現れた「ある魔法使い」を目にしたマーリンは驚く。マーリンも、今なおリブロムを大切に思っていたからだ。 ……やがて戦いも終わった。マーリンと、マーリンが使えなかった聖杯を前に主人公は気がつく。これは、「マーリン」と「無名の魔法使い」の逸話と同じではないのか……? 6 :ソウルサクリファイス:2014/01/20(月) 21 57 44.03 ID 9IIF0WP2O (※前スレが埋まったのでその続きです) →(マーリンを生贄にする) 右腕の中で、リブロムとマーリンは再会する。 「リブロムなのか?」「久しぶりだな、相棒」 「ここまで、長かった…」「すまない。もっと早く楽にしてやりたかった」 「 最後くらいは、誰かと一緒にいたい 」「ああ。そのために、オレは生きてきたんだ……」 世界は蘇った。人々が行き帰り、草木は緑を取り戻す。 主人公もまた、マーリンと同じ道を辿るかもしれない。でもきっと大丈夫だ。 何かを犠牲にできるくらいの強い意志があれば、未来は変えられると知っているから。 →(マーリンを救済する) 倒れたマーリンを抱き起こすリブロム。 「リブロム、なのか?」「久しぶりだな、相棒」 再会。リブロムと主人公に、もはや境目は存在しない。 しかし、マーリンの正気も長くは持たなかった。また戦って、救済して、戦って……リブロムは「マーリンの側にいてやりたい」という。 やがて体が保たなくなり、主人公もまた「本」となった。また誰かが、自分の意志を繋いでくれるだろう。 「日記」はあったことしか書けないが、未来は白紙だ。何かを犠牲にできるくらいの強い意志があれば、未来は変えられる。 (セーブしたデータは牢獄の中に本が増えます) 9 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/21(火) 01 39 07.80 ID MqeszdAj0 ソウルサクリファイス乙です。 ゲーム中の文献を読み込むとマーリンと主人公の戦いはループの一環に過ぎない… という解釈もできて何とも切ないんだよな あと特定の同行者達のエピソードも世界観感じさせて好きだったな 35 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 18 40 54.66 ID iV30SRNsO SOUL SACRIFICEのサブストーリー、「魔法使いの仲間」投下します。 ・悪徳魔法使い/ボーマン 「美味いから食べてみろ」 そんなことを言いながら、その男はこちらへ近付いてきた。なんのことはない。ただ目が合っただけだ。 差し出された果物を言われるがままに食べると、男は豹変した。 果物の代金を払えと言うのだ。城が二、三立つとんでもない額である。当然自分は無視した。 しかし相手もしつこい。三日三晩つきまとわれ、ついに自分は根負けした。 結局、相手に同行しながら、働いて払うことになった。そうなってから聞いた相手の名前は、魔法使いの中でも悪名高いボーマン。 金欲にまつわる魔物ばかりを狙い、仲間であろうと報酬の山分けなどしない……そんながめつい魔法使いであった。 日々命懸けで戦っているからか、富に執着する魔法使いは多くない。しかしボーマンにとってはいくらあっても足りないのだという。 魔法使いならば、稼ぎようなど、それこそいくらでもある。それでもなおボーマンは言う。 「全然満たされない」、と。 道々金品を集めながら、我々は標的の魔物に辿り着いた。 金色のゼリー体に数多の財宝を埋め込んだ姿を「イカした格好してるじゃねえか」とボーマンが茶化す。 代償をもたぬ貧しい人間が魔物化した場合、自身の内臓や周囲の物質を 求める物――金欲ならば金銀財宝、食欲ならば山のようなご馳走――に変え、その身に取り込むことが多い。 そうして生まれた魔物は、まとめてスライムと呼ばれる。 どうやらボーマンはそのスライムを知っているらしい。人間時代に借金で首が回らなくなり、金欲にとらわれ魔物となったのだとという。 そもそものきっかけは、家族にひもじい思いをさせたくないという愛情だったそうだ。 「金欲は人を狂わせる。オレみたいな金欲バカは存在しない方がいい」としみじみ言うボーマン。 この旅がどこに行き着くのか、自分は気になり始めていた。 その魔物を退けた後で、ボーマンはある家を訪ねた。地図にもないさびれた街の一軒である。 出迎えてくれた親子は、先ほどのスライム退治の依頼者で、スライスの家族なのだという。 子供の手にはあの日食べさせられた果物があった。 そしてボーマンは、果物の礼だと言い、道中で集めた金品をすべて渡してしまった。 「お前の親父はもうすぐ帰ってくるぞ」 魔物となった人間が同じ過ちを繰り返さないよう、アヴァロンは救済を禁じている。 しかしボーマンは、あの時スライムを救済していたのだ。人間に戻ったあの男は、いずれここへ帰ってくるだろう。 魔物に身を落とす人間は、貧しい地域に多い。恵まれない環境が彼らを追いつめるのだろう。 「世界中の人間が金持ちだったら、魔物は生まれない」 依頼者の家へ向かいながら、ボーマンはそんな信条を語った。施しによって魔物の発生を未然に防ぐ。それがボーマンなりの魔物退治なのだ。 彼は今日もどこかで金を稼いでいるだろう。 36 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 18 44 01.61 ID iV30SRNsO ・「魔物の子供」パーシヴァル 気がつくと、見知らぬ若者がついてきていた。右腕を見るに魔法使いのようだ。 「いっしょに、いこう」「ひょーてき、おなじだから」 たどたどしい喋り方だ。 同行を許した後も、自分はどこか違和感を感じていた。 彼の振る舞いや戦い方には、どこか、感情が欠落しているような様子があるのだ。 もうひとつ気になる点があった。常に胸を、血が出るほどかきむしっている。 何故そんなことをするのか?胸の「びょーきなんだ」と彼は言う。 それらに対して抱いた疑問も、彼の生い立ちを聞き氷解した。彼は、人間に育てられたのではない。 森に置き去りにされた彼を、魔物が拾い、育てあげたのだ。 戦闘において、パーシヴァルは危機らしい危機に陥ったことが無いという。ただ一度を除いては。 その一度が、母親を生贄にした時だ。 魔物の母親は、ある日、突如として彼に襲いかかった。 しかし彼の両親も魔法使いだったのだろう。誰に教わった訳でもなく、パーシヴァルは母親を生贄にし生き延びた。そうするしかなかったのだ。 母親は、大切に育てた子供を何故殺そうとしたのだろう。彼の「病気」も、その時から始まった。 その経験から、パーシヴァルは魔物に敵対心を抱くようになった。 しかし、魔物化した人間に対してはそればかりでもないようだ。 標的が近いことを知り、彼は「かぞくいたら、やだな」と呟いた。 残される家族のことを心配してしまう。失うつらさを知っているからだ。 おそらく、と自分は考えた。 母親は、息子を人間として育てたかったのではないだろうか。 そのために、身をもって二つのことを教えようとした。 ひとつは、魔物は人間とは相容れないのだということ。そしてもうひとつは、命を奪う行為への罪悪感。 どちらの感情も人間に必要なものだ。そして、多くの魔法使いが、それらのために葛藤する。 その気持ちを失ってしまえば、もはや魔物と変わりはない。 パーシヴァルの胸の痛みや苦しみ、「病気」の正体もおそらくはこの葛藤だ。いつかは理解できる日が来るだろう。 この推測を、自分は伝えてみた。 「かーさんも、よろこんでいるのかな」 魔物の母親が望んだ通り、パーシヴァルは人の心を学びつつある。子供の成長を喜ばない母親はいない。 「そうか。それなら、うれしい」 パーシヴァルは無邪気に笑う。彼が成長した時、またこうして笑いあえたなら、言うことはない。 補足 パーシヴァルを育てた魔物は動く樹木であるコボルト。知識を蓄えながら移動するだけの無害な魔物で ゲーム中でもプレイヤーに対して攻撃・反撃は一切行わない。 37 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 18 49 15.13 ID iV30SRNsO ・「狼男の苦悩」ガウェイン ワーウルフという魔物がいる。ひどく凶暴で、幾多の魔法使いが返り討ちに遭っている。その中には顔見知りも何人かいた。 そういった事情もあり、自分は次の目標をワーウルフに定めた。 ガウェインという隻眼の魔物使いが同行を願い出てきた。ワーウルフを追い、もう十年になるという。 ワーウルフはいつもガウェインの側に現れるらしい。そのせいで彼の知り合いは何人も犠牲になっていた。 彼がいない時、ラグネルという女魔法使いが訪ねてきた。ガウェインの知り合いらしいが、彼抜きで話がしたかったという。 これまでガウェインはワーウルフに一度も遭遇できずにいる。十年も追っているのに。 「おかしいと思いませんか?」……語られた彼女の「仮説」は筋が通っていた。 翌日。ワーウルフが現れたとの情報が入ったが、到着した時にはもう立ち去っていた。 またも取り逃がしてしまったようだ。 本当にワーウルフなんて魔物は存在するのだろうか、と、ガウェインは呟いた。 ワーウルフを探し求める中で、彼は「自分の右目」を代償にささげている。そうまでしても会えないのだ。 一度でも姿を見たことはあるのか、と自分は尋ねた。 ……動揺した彼は打ち明けた。時折、知らぬ場所で目覚めることがあると。 出会えないはずだ。ワーウルフはガウェイン自身なのだから。彼も薄々は感づいていたのかもしれない。 自分はガウェインに頼まれ、しばらく彼を見張ることになった。魔物へ変わる瞬間を見届けねばならない。 それから三日目のことだ。離れた場所にワーウルフが現れたというのだ。 もちろん、目を離すような真似はしていない。自分たちはすぐさまその場にかけつけ、ワーウルフを倒した。 ワーウルフの巨体が崩れていく。これで元の人間が現れるだろう。 だが、そこに残ったのは人間ではなく、ひとつの眼球だった。 ガウェインは叫んだ。「ワーウルフとあいまみえたい」という彼の願いは、代償を元に、ある意味叶えられたのだ。 彼は本当に、事実に気付いていなかったのだろうか……? 錯乱したワーウルフ――ガウェイン――が各地で暴れている。 ラグネルには殺さないよう頼まれたが、見逃せば、またワーウルフとして暴れ出すかもしれない。 自分は元の姿に戻った彼にとどめを刺そうとした。 「待って!殺さないで!」 割り込んでくるラグネル。 十年前、ラグネルが駆け出しの魔法使いだったころだ。 ある魔物を倒したところ、全身に獣のような毛が生える、奇妙な代償を負ってしまった。 ガウェインはそれを治療と称して引き受けたのだという。ラグネルにとっては命の恩人なのだ。 「私が、元の醜い姿に戻ればいい」そう言ってラグネルは、ガウェインが肩代わりしていた代償を再び取り込んだ。そして…… 数日後、傷の癒えたガウェインが自分を訪ねてきた。 ラグネルは、かつて死に別れた相棒の妹らしい。親友に代わって彼女を守ろうと決めていたそうだ。 もう自分の影を追う必要もなくなったからな、と表情をゆるめたガウェイン。 代償からラグネルを救うべく、彼は今もどこかで躍動しているだろう。 38 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 18 58 46.74 ID iV30SRNsO ・「復讐の騎士」ランスロット 魔物に身を落としたとは言え、元が人間であったことに変わりはない。 そういった意味からも、魔物を殺す魔法使いたちは嫌悪と忌避の対象である。 それでも魔物は各地で生まれる。魔法使いは、疎まれながらも必要とされていた。 ある日、魔法使い嫌いで有名なレオデ王から魔物の討伐を依頼された。 魔物を倒し終わると、ひとりの魔法使いが声をかけてきた。その男は、魔法使いの間でも噂になっている。 やむを得ない需要を狙ってレオデ王に取り入った側近、ランスロット。 手が回らなくてね、などと言うところを見るに今回の依頼は彼の手伝いだったようだ。 彼はもうひとつ依頼をしてきた。山奥の屋敷に密書を届けろと言うのだ。 怪訝に思いつつ向かった屋敷には、魔法使いが集まっていた。 国王はその権力の下、魔法使いに激しい弾圧を加えている。ランスロットとこの者たちはその渦中で家族を失った。 それ以来、蜂起の機会を窺っているらしい。 王の側近とはいえランスロットは魔法使いだ。彼に対する城内の目は冷たい。魔法使いからも、王の腰巾着だ犬だと揶揄される。 ランスロットはこのために城に入り込んでいたのだ。復讐を果たし、国を変えるために。 そして秘密を打ち明けることで、自分をも仲間に引き入れようとしている。 今回の密書の内容は「今しばらく待機するように」との指示だった。 ひとりの女がその密書を握り潰した。長すぎる「待て」に、痺れを切らしているようだった。 ある日、相談があるとのことでランスロットに呼び出された。 王妃グウィネビアが懐妊したそうだ。 なんでも、計略のために近付いた王妃と、気が付けば本気で恋に落ちていたのだという。 つまり子供の父親はランスロットだ。そのことが明らかになれば、もちろん大変なことになる。 屋敷を抜け出した王妃と落ち合うランスロット。 彼はすべてを打ち明けた。始めは計略のための嘘だったが、いつしか真実になったこと。 復讐よりも、今は彼女とお腹の子供を大切に思ってしまっていること……。 二人は駆け落ちを決意した。 旅慣れないグウィネビアを背負うランスロット。自分は最後に、国境までの護衛を引き受けた。 ――突然、彼の動きが止まった。グウィネビアの後頭部に、氷の矢が突き刺さっていた。 背後には、あの屋敷にいた女魔法使いがいた。 裏切り者とわめく彼女を退けることには成功したが、グウィネビアが生き返ることはない。 ランスロットは三日三晩泣き通したのち、最愛の人を湖に葬った。 しばらくしてランスロットに再会した。今は罪人として、追っ手から逃れる日々だという。 運命を呪って生きていくこともできるが、彼はそうしないことを選んだ。 グウィネビアと二人で生きると決めた瞬間の満ち足りた想いや、彼女への気持ちを憎しみで塗りつぶしてしまわないように。 いつか自分の運命を受け入れられる日が来ることを、ランスロット自身も信じていた。 39 :ソウルサクリファイス:2014/01/25(土) 19 03 12.76 ID iV30SRNsO ・「異端の救済者」エレイン サンクチュアリという組織がある。ゴルロイスなる魔法使いを中心とした、すべての命の救済を目指す団体だ。 その理念ゆえ、生贄を原則とするアヴァロンとは対立している。 しかし、アヴァロンから鞍替えする魔法使いも少なくない。人材の流出を危険視したアヴァロンがゴルロイスの殺害要請を出すほどだ。 ゴルロイスの出自や来歴はおろか、顔すら誰も知らないと言うのに。 自分はそのサンクチュアリの加入試験を受けていた。 女魔法使いと二人組になり魔物を追うという あの時 とよく似た状況。ただし、今回の目的は生贄ではなく救済だ。 エレインというのが今回のパートナーの名である。彼女もかつては普通の魔法使いであった。信頼できる相棒もいたらしい。 とある要請中、その相棒は、傷ついたエレインを生贄に捧げようとした。 他人の命を捧げれば、その者の死と引き換えに強大な魔法を使うことができるからだ。 命からがら逃げ出したエレインは、その裏切りを通し魔法使いという生き方を憎むようになった。 そうして正反対の教えを掲げるサンクチュアリに傾倒したという訳だ。 サンクチュアリは救済活動を通し、生贄を行う 汚らわしい人間 を排除した理想国家を作ろうとしている。 サンクチュアリのメンバーや賛同者は皆、ゴルロイスの著した本を持っている。 自分もエレインの持っていたそれを読んだが、生贄という行為の汚らわしさと救済の必要性を説いたその本は、純粋すぎて気味が悪いほどだった。 エレインから見れば、今の自分は同士だ。しかし違う。自分は仲間を殺して生き延びた。 もしニミュエが生きていたなら、エレインのようになっていたのだろうか……。 いよいよ標的が近い。これを乗り越えれば、サンクチュアリへの加入が認められる。 そうなれば、自分もきっとゴルロイスに会うだろう。 ゴルロイスを殺せるだろう。 自分がサンクチュアリの門を叩いたのは、内に入りゴルロイスを暗殺するためなのだから。 と、物陰から飛び出した魔物がエレインを跳ね飛ばした。続いて、魔物の殺気が自分へ突き刺さる。 オマエには死なれたくない――瀕死の体でそんなことを言うエレイン。 「オマエは生きろ。私を踏み台にして」 そんなことはできない。自分は即答し、最後の魔物に立ち向かった。ニミュエの時と同じ思いを味わうのはごめんだ。 魔物を倒し息を切らす自分に、合格だ、と声がかけられた。エレインだ。 とても重傷には見えない。どうやらあれは演技で、自分は試されたらしい。 エレインこそが、サンクチュアリの首謀者ゴルロイスだった。その目で志願者を見極めにきたのだろう。 さらに「さあ、どうする?私を殺すか?」などと尋ねてくる。暗殺者など、もう珍しくもないという。 ニミュエとダブってしまった時点で、自分に彼女は殺せない。やめておくと答えた自分を、エレインは不思議そうに笑った。 「気に入ったよ。いつかゆっくり話をしよう」 差し出された手を握る。 今回の旅は、あの時とは違う、穏やかな終わりを迎えた。 40 :ゲーム好き名無しさん:2014/01/25(土) 19 15 25.74 ID iV30SRNsO ソウルサクリファイスのサブストーリー、以上五人で終了です。 ついでに 9を説明しとくと ソルサク世界には「永劫回帰」なる説がある 平和な世界に悪い魔法使いが現れて長い長い間世界を牛耳るが 神が無名のある魔法使いを送り込むことにより、世界は再び平和になる それが繰り返されているという考え方 作中でも「古い文献によると世界は何度か聖杯により蘇っているらしい」と言われている つまり「マーリン」と無名の魔法使い、マーリンと主人公は…ということ
https://w.atwiki.jp/prdj/pages/2069.html
ジャイアント:クリフ・ジャイアント Giant, Cliff このジャイアントは、雄大な存在感と毅然とした振る舞いを持つ。彼の岩質の赤茶色の肌には煌めく色合いの縞が幾筋も走っている。 クリフ・ジャイアント CR9 Cliff Giant XP 6,400 中立にして善/大型サイズの人型生物(巨人) イニシアチブ +5;感覚 振動感知30フィート、夜目;〈知覚〉+15 防御 AC 23、接触10、立ちすくみ22(+9外皮、-1サイズ、+1【敏】、+4鎧) HP 133(14d8+70) 頑健 +9、反応 +7、意志 +11 防御能力 岩つかみ;抵抗 [強酸]10、[火炎]10 攻撃 移動速度 40フィート 近接 グレートクラブ=+17/+12(2d8+12)または叩きつけ(×2)=+17(1d8+8) 遠隔 岩=+12(1d8+8) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 特殊攻撃 岩投げ(120フィート) 擬似呪文能力 (術者レベル14;精神集中+15) 回数無制限―ディテクト・ポイズン、ノウ・ディレクション 3回/日―アニマル・メッセンジャー、キュア・モデレット・ウーンズ、ストーン・シェイプ、スピーク・ウィズ・アニマルズ、ディテクト・アニマルズ・オア・プランツ 1回/日―コミューン・ウィズ・ネイチャー 一般データ 【筋】26、【敏】13、【耐】21、【知】13、【判】14、【魅】12 基本攻撃 +10;CMB +19;CMD 30 特技 《イニシアチブ強化》、《技能熟練:知覚》、《技能熟練:登攀》、《強打》、《軍用武器習熟:グレートクラブ》、《神速の反応》、《武器熟練:岩》 技能 〈交渉〉+8、〈生存〉+12、〈知覚〉+15、〈知識:自然〉+11、〈知識:地理〉+5、〈登攀〉+18、〈動物使い〉+11;種族修正 +4〈知識:地理〉 言語 共通語、巨人語、地界語 その他の特殊能力 地との同調 生態 出現環境 温暖または暑熱/砂漠または平地 編成 単体、2体または一家(3~5、加えて非戦闘員2~3) 宝物 標準(ハイド・アーマー、グレートクラブ、その他の宝物) 特殊能力 地との同調(超常)/Earth Attunement 未加工の石あるいは天然の地面の上に立っている時振動感知30フィートを持つ。〈知識:自然〉はクリフ・ジャイアントのクラス技能である。 クリフ・ジャイアントは砂漠や荒れ地に住む慈悲深い孤独なクリーチャーであり、崖の上に洞窟を掘ったり石の小屋を台地の上に建てたりする。彫刻された石のように鋭利な広い肩幅のクリフ・ジャイアントは身長14フィートまで達し、体重1,300ポンドを超える。まるで石の層から彫刻されたかのように、クリフ・ジャイアントの皮膚の色は濃く赤みがかった茶色で、象牙色、黄色、明るい白色の色合いの十字に交差する水晶のような線や静脈をもつ。クリフ・ジャイアントは最高800歳まで生きる。 親切ではあるがクリフ・ジャイアントは孤独を好み、自然界とより強い絆を築くために他の人型生物から生活を隠遁することに一生を費やす。この絆はしばしば彼らを、地面の巨大な広がりは自分たちの責任のうちにあり、その中の生き物全ては自分たちへの授かりものであるという考えに導かせる事がある。多くは、高い崖の壁に念入りな絵文字を掘りこむことによって、天候の循環と、動物の移動と、危険な怪物の隠れ家を追跡する。 クリフ・ジャイアントの家族は約十年は共に過ごし、成熟し自分だけで生き残ることができるまで(約20才くらい)、片親か他の者とともに幼少期を過ごす。クリフ・ジャイアントの婚姻の絆は、彼らの孤独への傾倒にも拘らず強い。結婚したクリフ・ジャイアントの夫婦は百年おきにこのように子供を育て、産み、そして別居する時は動物のメッセンジャーを利用して基本的に毎月1回会話をすることもある。 クリフ・ジャイアントは年長者を尊敬し、同居している二人組の一部は、アダルト・ジャイアント1人とその年上の片親あるいは祖父母1人で構成されている。 ジャイアント:オーシャン・ジャイアント Giant, Ocean この青い肌のジャイアントの衣類や顎鬚は嵐の中で帆のようにはためく。 オーシャン・ジャイアント CR14 Ocean Giant XP 38,400 混沌にして善または混沌にして悪/超大型サイズの人型生物(巨人、水棲) イニシアチブ +4;感覚 夜目;〈知覚〉+24 防御 AC 28、接触8、立ちすくみ28(+20外皮、-2サイズ) HP 218(19d8+133) 頑健 +18、反応 +8、意志 +10 抵抗 [雷撃] 30、[氷雪]30 攻撃 移動速度 50フィート、水泳40フィート 近接 高品質のトライデント=+29/+24/+19(3d6+22)または叩きつけ(×2)=+27(2d6+15) 遠隔 岩=+13(2d8+22) 接敵面 15フィート;間合い 15フィート 特殊攻撃 岩投げ(110フィート)、法螺貝熟練 擬似呪文能力 (術者レベル14;精神集中+18) 常時―フリーダム・オヴ・ムーヴメント 3回/日―アクアス・オーブAPG(DC17)、ウォーター・ブリージング、コントロール・ウィンズ(DC19)、サモン・ネイチャーズ・アライVII(水泳能力のあるクリーチャーのみ)、シャウト(DC18) 1回/日―ヴォーテックス(DC20) 一般データ 【筋】40、【敏】11、【耐】25、【知】12、【判】15、【魅】18 基本攻撃 +14;CMB +31(+33突き飛ばし);CMD 41(対突き飛ばし43) 特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《クリティカル熟練》、《軍用武器習熟:トライデント》、《渾身の一打》、《招来クリーチャー強化》(B)(法螺貝を持っているとき)、《神速の反応》、《突き飛ばし強化》、《鋼の意志》、《武器熟練:トライデント》、《迎え討ち》 技能 〈威圧〉+17、〈芸能:管楽器〉+13、〈水泳〉+24、〈生存〉+14、〈知覚〉+24、〈知識:自然〉+11 言語 共通語、巨人語、水界語 その他の特殊能力 水陸両生 生態 出現環境 気候問わず/海洋 編成 単体、徒党(2~5)、一家(2~5、加えて非戦闘員35%および4~7レベルのドルイドまたはソーサラー1) 宝物 標準(高品質のトライデント、その他の宝物) 特殊能力 法螺貝熟練(超常)/Conch Focus 法螺貝を持っているとき、オーシャン・ジャイアンはシャウトの代わりにグレーター・シャウト (DC 22)を発動でき、《招来クリーチャー強化》をボーナス特技をして得る。法螺貝が破壊されると(硬度5、HP20)、ジャイアントは替えを作成するのに1週間を費やす。 オーシャン・ジャイアントは海の偉大な両局面を体現する。彼らの皮膚の色は濃い青から淡い緑の間まで渉り、目と髪は泡立つ白から珊瑚色へと変わる。彼らは自身を海の宝で飾り、貝殻の宝石や細工物を身に着け、水中の植物で編まれたものを、あるいは引き上げた帆さえ着る。各々のオーシャン・ジャイアントは、一族の歴史と大海の旅を表現している驚くべき文化的重要性のある、法螺貝から作られる手製の角笛を持つ。 多くのオーシャン・ジャイアントは自分たちを海、そこのクリーチャー、波間を旅する人々の護り手であると見做しており、自分たちの管理対象が重要な珊瑚礁と接触事故を起こさないようにする。しかし他の者は数千リーグもの広さの領域を要求し、獣と水棲の種族をその中で隷属させ、彼らの腕白者と骨の砦の近くを敢えて侵入する船を粉砕する。 アダルト・オーシャン・ジャイアントは身長およそ22フィートで体重約15,000ポンドである。ほとんどは500歳まで生きる。 ジャイアント:リヴァー・ジャイアント Giant, River このすらっとしたジャイアントは簡素な服を着て彼女の緑の皮膚の上に渦巻く模様を持つ。 リヴァー・ジャイアント CR6 River Giant XP 2,400 混沌にして善または混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人) イニシアチブ +4;感覚 夜目;〈知覚〉+6 防御 AC 19、接触9、立ちすくみ19(+7外皮、-1サイズ、+3鎧) HP 68(8d8+32) 頑健 +10、反応 +2、意志 +2 防御能力 岩つかみ 攻撃 移動速度 40フィート 近接 スピア=+11/+6(2d6+7/×3)または叩きつけ(×2)=+10(1d8+5) 遠隔 岩=+6(1d8+5) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 特殊攻撃 岩投げ(100フィート) 一般データ 【筋】20、【敏】11、【耐】19、【知】9、【判】10、【魅】8 基本攻撃 +6;CMB +12(+14突き飛ばし);CMD 22(対突き飛ばし24) 特技 《イニシアチブ強化》、《軍用武器習熟:スピア》、《突き飛ばし強化》、《武器熟練:スピア》 技能 〈軽業〉+0(+4 ボートに乗っている時)、〈職能:船乗り〉+9、〈水泳〉+10、〈生存〉+6(+10 ボートに乗っている時)、〈知覚〉+6;種族修正 +4〈軽業〉 ボートに乗っている時、+4〈職能:船乗り〉、+4〈水泳〉、+4〈生存〉 ボートに乗っている時 言語 共通語、巨人語 その他の特殊能力 息こらえ 生態 出現環境 気候問わず/河川 編成 単体、2体、または一家(3~5、加えてクロコダイル、グリズリー・ベア、またはタイガー1d2) 宝物 標準(スピア、レザー・アーマー、その他の宝物) リヴァー・ジャイアントは内陸の水路を横断し、水流が彼らの間に合わせの筏を動かす。背が高いが、スリムでしなやかなリヴァー・ジャイアントは身長10フィート、体重約900ポンドまで成長する。リヴァー・ジャイアントは藻や浮草の黄色がかった緑色から竹の豊かな翡翠色に渡る皮膚の色を持つ。彼らの髪の色はそれより幅がずっと狭く、通常すすけた黒や濁った茶色である。リヴァー・ジャイアントは最長300歳まで生きることがある。 家族の全てのメンバーは通常同じ属性であるが、リヴァー・ジャイアントには善と同じくらい悪がいる。親切であるか残酷であるかに拘らず、全てのリヴァー・ジャイアントは怒り心頭に発しやすく、ほとんど原因なく噴火する。彼ら自身の種の間では、議論は通常、一方または両方の参加者から頭を冷やすために水をかけられる結果となる。善のリヴァー・ジャイアントは典型的に陽気な大笑いの張り合いや物理的な戯け(乗客と一緒に筏を転覆させかけるなど)で切り替え、続けて遅い川の音を聞きながら静かに自己反省をする。悪のリヴァー・ジャイアントは自身を滝、早瀬、浮氷のような川の最も混とんとした要素の体現とみなすことがある;彼らは1分から2分間のわずかな楽しみとして誰かを水中で羽交い締めにするかもしれないが、川自体がそうしないのと同様に暴力に対する責任は取らない。 リヴァー・ジャイアントは水中の旅行が好きであり、彼らは金銭のために水路の向こうに、また水路に沿って旅行者を運送するために雇われることがある。あまり知的ではなく、リヴァー・ジャイアントは通常彼らの見積もりの価格に輸送料金の基準を置く――典型的には冒険者一人頭100GPほど。 戦闘では、可能ならばいつでも、リヴァー・ジャイアントは水辺から攻撃するのを好むか、ジャイアントの大きな肺が有利となる水辺の深いところに敵を追い立てる。劣勢ならば、逃げるために水中にもぐるか、遮蔽として筏を使う。 リヴァー・ジャイアントは小さな島、岩の地層、あるいは川から流れてきた沈殿物を隠れ家にするのを好む。リヴァー・ジャイアントは自身の家、通常は泥や葦の小屋を、貴重品を保管する為に使ったり、自種族の他の人と集まるための場所として使ったりする。 ジャイアント:スラッグ・ジャイアント Giant, Slag 煤、灰、石炭の粉はこの巨人の錆色の皮膚を縞模様にする。彼女の目は決心と無関心の両方の表情を持つ。 スラッグ・ジャイアント CR7 Slag Giant XP 3,200 秩序にして中立/大型サイズの人型生物(巨人) イニシアチブ +1;感覚 夜目;〈知覚〉+9 防御 AC 20、接触10、立ちすくみ19(+7外皮、-1サイズ、+1【敏】、+3鎧) HP 85(10d8+40) 頑健 +11、反応 +6、意志 +4 防御能力 岩つかみ;抵抗 [火炎]30 攻撃 移動速度 40フィート 近接 ウォーハンマー=+15/+10(2d6+12/×3)または叩きつけ(×2)=+14(1d8+8) 遠隔 岩=+8(1d8+8) 接敵面 10フィート;間合い 10フィート 特殊攻撃 岩投げ(120フィート) 一般データ 【筋】27、【敏】12、【耐】19、【知】10、【判】12、【魅】10 基本攻撃 +7;CMB +16(+18武器破壊);CMD 29(対武器破壊31) 特技 《強打》、《軍用武器習熟:ウォーハンマー》、《神速の反応》、《武器熟練:ウォーハンマー》、《武器破壊強化》 技能 〈威圧〉+8、〈製作:武器〉+12、〈製作:防具〉+12、〈知覚〉+9;種族修正 +4〈製作:武器〉、+4〈製作:防具〉 言語 共通語、巨人語 その他の特殊能力 粉砕の一振り 生態 出現環境 暑熱/山岳または地下 編成 単体、2体、鉱山探検団(3~7)、または部族(5~20、加えて非戦闘員25%およびクレリック1、または4~6レベルファイター1、加えてジャイアント・フリルド・リザード1~3) 宝物 標準(ウォーハンマー、スタデッド・レザー、その他の宝物) 特殊能力 粉砕の一振り(変則)/Shattering Blow 金属または石の物体もしくは構造物へ全力攻撃をするスラッグ・ジャイアントは倍のダメージを与える。 古代のウィザードによって、ファイアー・ジャイアントとストーン・ジャイアントを魔法的に交雑して作られたスラッグ・ジャイアントは巨人族の一番の職人であり工芸作家の種である。ファイアー・ジャイアントよりストーン・ジャイアントに体型が近いスラッグ・ジャイアントは筋肉が乏しく、長い手足がある;彼らは身長14フィート、体重3,000ポンドである。スラッグ・ジャイアントの皮膚の色は濃い赤から錆のある橙色に渡っている。髪の色は黒、灰色、白であるが、男性女性両方とも髪を刈り上げるか剃り落とす傾向がある。スラッグ・ジャイアントは400歳まで生きることがある。 スラッグ・ジャイアントは通常彼らの仕事以外の全てに冷たく客観的な態度を示す。金属加工への生来の理解と火に対する抵抗によって彼らは巨大な鉄工所内で武器と鎧を作成でき、時折素手で金属を鍛える。スラッグ・ジャイアントの小さな家族は他のジャイアントの一族としばしば仲間になり、鉱物及び自分たちが平和裏に作成技術を磨ける自由と引き換えに高品質の鎧と武器を提供する。軍国主義な(自らの強さと戦争の才能を誇る)ファイアー・ジャイアントでさえ、弱いスラッグ・ジャイアントの素晴らしい仕事を尊重し、奴隷よりは職人として味方にしようとする。 スラッグ・ジャイアントの居住地は、通常数軒の、鍛造所と大きな煙を出す煙突を備えた(鍛造の鉱滓から作られたか囲われている)石の家で構成されている。ほとんどが丘や山にあるが、鉄鉱石の素早い供給があればどこでも見つけられる。彼らは戦闘より作成を好むが、スラッグ・ジャイアントは残忍で有能なファイターであり、1~2発の正確な打撃だけで敵の武器や鎧を破壊することができる。彼らは、相手を撤退させれば自分たちに壊れた武器や鎧を回収して漁れる機会が与えられる場合にはそうする。平和裏に接近した場合、通常は人間サイズの大きさのアイテムを持ってはいないが、物々交換や売買する意思がある。不注意にまたは気ままにスラッグ・ジャイアントの仕事を妨害するか鉄工所を汚す侵入者は火の中で終わる。多くの彼らの居住地は、居住者が重大な戦いを予想した場合に身に着けられる巨人サイズのブレストプレートを複数有している。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/29264.html
登録日:2014/07/23 Wed 03 49 20 更新日:2024/08/24 Sat 18 59 11 所要時間:約 26 分で読めます ▽タグ一覧 DT世界 アドバンス召喚 クリフォート ネクスト・チャレンジャーズ ペンデュラム召喚 創星神 tierra 地属性 妥協召喚 機械族 神の使徒 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 不明なプロセス: qliphoth.exeの実行がリクエストされています クリフォートとはNEXT CHALLENGERSで登場した遊戯王OCGのカード群および、それらのモンスターを中心としたデッキの事。 またモンスターの他にも「機殻」と書いてクリフォートと読むサポートカードもある。 モンスターは全て地属性・機械族で統一されている。 またOCGオリジナルでは初のペンデュラム召喚(とアドバンス召喚)を軸にしたテーマである。 アポクリフォートと名のつくモンスター以外は全てペンデュラムモンスター。 ペンデュラムモンスターのペンデュラムスケールは1か9。 つまりレベル2~8までのモンスターが対象のため、ほぼ全てのモンスターを召喚できる…と言いたいところだが、 もちろんそんな甘い話があるわけがなく、全てのペンデュラムモンスターが (1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。 この効果は無効化されない。 という共通のデメリット効果を持っており、これによりクリフォート以外のモンスターを特殊召喚できない。 なお、融合、シンクロ、エクシーズモンスターのクリフォートは存在しない。 相手にヌメロン・フォースなどを使われても、デメリットは回避できない。 一応、ペンデュラムゾーンのクリフォートを破壊すれば、特殊召喚は またツールとアセンブラ以外のペンデュラムモンスターは、相手フィールドのモンスターの攻撃力を300下げるor自分フィールドのクリフォートの攻撃力を300上げるペンデュラム効果(2)を持っている。 数値が少ない気もするが、ディスクやシェルが3000打点のモンスターを倒せるようになるので案外馬鹿にできない。 更に通常モンスターのクリフォート・ツールとアセンブラ、アポクリフォート以外のペンデュラムモンスターは (1):このカードはリリースなしで召喚できる。 (2):特殊召喚またはリリースなしで召喚したこのカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。 (3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。 という共通効果を持つ。 クリフォートは全てのモンスターが上級・最上級モンスターなので(1)の妥協召喚できる効果はありがたい。 (2)の効果によりモンスターを大量にペンデュラム召喚してもステータスが下がり戦力にならないので、 積極的にアドバンス召喚を行い(3)の強力な耐性をつける効果をフル活用しよう。 ここまでの効果は「全員がバルバロスのような妥協召喚効果を持つ」と考えてもらっていい。 (3)の効果は通常召喚されたクリフォートは自身のレベルよりも低いレベルかランクを持つモンスターの効果を受けない耐性を持つ。 妥協召喚時にも適用されるがその時は所詮レベル4なので大半の効果は受けてしまうがアドバンス召喚時には高レベルになるため強固な耐性になる。 自身のレベル参照で耐性を得る都合上、ヴェーラーなどの手札誘発には非常に強い。 また上級クリフォートは自身がリリースされた場合、 最上級クリフォートはクリフォートをリリースしてアドバンス召喚した時に発動する効果を持っており、 如何にして上述したデメリットを躱しつつこれらの効果を発動するかがこのデッキの肝となる。 ペンデュラムモンスターはその性質から毎ターンリリース要員になれるので、 そこから最上級クリフォートのアドバンス召喚へとつなげていこう。 クリフォート・ツールのフレイバーテキストや、「機殻」カードのイラストからテラナイトやシャドール、 さらにDT世界(特に創星神やナチュルの神聖樹)と関わりがありそうだが詳細は大いなる神のみぞ知る。 Vジャンプによると、ナチュルの神星樹にインフェルノイドと共に封印されていた存在とのこと。 インフェルノイドの元ネタもクリフォトに割り振られた悪魔の名前である。 名前の由来であろうクリフォト(Qliphoth)とはセフィロトの裏の存在とも言われており、イラストにもそれっぽいものが描かれている。 名称はクリフォトの各名称に概ねコンピューター関連の言葉を組み合わせている。 残念ながら微妙な違いでクリフォトンはカテゴリに含まれない。 カード群 ペンデュラム・通常モンスター クリフォート・ツール 星5/地属性/機械族/攻1000/守2800 【Pスケール:青9/赤9】 共通ペンデュラム効果(1) (2):1ターンに1度、800LPを払って発動できる。 デッキから「クリフォート・ツール」以外の「クリフォート」カード1枚を手札に加える。 【フレイバーテキスト】 システムをレプリカモードで起動する準備をしています... C \sophia\sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。 次の不明な発行元からのプログラムを実行しようとしています。 C \tierra\qliphoth.exe の実行を許可しますか? Y/N ...[Y] システムを自律モードで起動します。 ライフを800支払うだけで毎ターンクリフォートをサーチできるデッキのエンジンとなるカード。 モンスターだけでなく魔法・罠カードも引っ張ってこれるのでデュエルの状況によって柔軟に対応することができる。 逆に言えばこいつがいなければ何も始まらないので、上級通常モンスターをサーチできる召喚師のスキルやオッPのペンデュラム効果(2)などを使って素早く手札に加えたい。 ツールを発動すればサーチ効果で即座にペンデュラム召喚が狙える。 フィールドを全破壊されても、こいつが手札に1枚あれば即座に切り返せることも多い。 トップでこれを引けばこれだけでペンデュラム召喚ができてしまうため現状は他のペンデュラムテーマに真似できない芸当である。 遊戯王どころかカードゲームでもそう見ないフレイバー・テキストをしている。 どうやらOSはWindows、それも日本語版のようだ(余談だが、デュエルターミナルはWindowsXPで動いている。) セフィロトの実行が失敗したからこいつらが起動したということだろうか。 サーチカードかつクリフォートの主軸のカードであるためか2015/04/01から準制限に。 流石に場に留まりLP800払うだけでカテゴリー内の同名以外の全てのカードにアクセス出来て、 1枚でペンデュラム召喚を可能にするのはやり過ぎだったようである。 その後、環境のインフレに伴い、問題ないと判断された為か2016/10/1付けにて無制限に緩和された。 クリフォトのモチーフは、第六のクリファ「カイツール(Kaitul - 醜悪)」 クリフォート・アセンブラ 星5/地属性/機械族/攻2400/守1000 【Pスケール:青1/赤1】 共通ペンデュラム効果(1) (2):自分がアドバンス召喚に成功したターンのエンドフェイズに発動できる。 このターン自分がアドバンス召喚のためにリリースした「クリフォート」モンスターの数だけ、 自分はデッキからドローする。 【フレイバーテキスト】 qliphoth.exe の 0x1i-666 でハンドルされていない例外を確認。 場所 0x00-000 に書き込み中にアクセス違反が発生しました。 このエラーを無視し、続行しますか? Y/N ...[ ] ===CARNAGE=== たッgなnトiのoモdる知rヲu悪o善yりナnにoウよyノrりgトnひaノれsワiれワdはo人Gヨ見 イdなoレo知lもfカるeキr生iにf久永gベn食iてrッb取もoラtか木tノn命aベw伸ヲd手nはa彼 超再生能力に似たドロー効果を持つペンデュラムモンスター。 機殻の要塞があれば、ディスク→アポクリフォートの流れで5枚ものドローが可能になる。 上記のように5枚引ける機会は少ないかもしれないが、アドバンス召喚のディスアドを回収できるのは大きい。 …なんとなくツールが規制されたらこれで頑張れよ的なメッセージを感じる効果である。 通常モンスターなので召喚師のスキルを共有できる上にスケール1なのでツールと共存させやすいが、 高い攻撃力のせいでオッPのサーチ効果は使えないので注意。 フレイバーテキストの後半は一見すると意☆味☆不☆明だが、 英数字と日本語に分けて闇堕ちエメメメさんのように逆から読むと(英数字は日本語が2文字続いているところでスペース) 見よ人は我々の一人のようになり善悪を知るものとなった 彼は手を伸べ命の木からも取って食べ永久に生きるかもしれない God is angry on your doing and want to bring fire flood となる。 日本語の文は旧約聖書における「生命の樹」から引用。 英文は訳すと「主は人の行いに激怒した そして炎の洪水をもたらすことを欲している」というもの。 fire floodはクリフォートとの関係からインフェルノイドのことだろう。 さらに詳しい説明は遊戯王wikiにあるので是非読もう。プログラミングの知識などを踏まえた解説があり必見である。 クリフォトのモチーフは、第九のクリファ「アィーアツブス(Aiyatsbus - 不安定)」 ペンデュラム・効果モンスター クリフォート・アーカイブ 星6/地属性/機械族/攻2400/守1000 【Pスケール:青1/赤1】 共通ペンデュラム効果(1) (2):自分フィールドの「クリフォート」モンスターの攻撃力は300アップする。 【モンスター効果】 共通効果(1)(2)(3) (4):このカードがリリースされた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを持ち主の手札に戻す。 リリースされた時に相手モンスターをバウンスするモンスター効果を持つ。 クリフォートでは貴重なモンスター除去要因。 ペンデュラムモンスターの特性上、リリースすることができれば再利用が可能。 クリフォート以外のカードにリリースされた場合でもモンスター効果を使えることと自分のモンスターもバウンスできることは覚えておいても良いだろう。 クリフォトのモチーフは、第七のクリファ「ツァーカブ(Shakah - 色欲)」 クリフォート・ゲノム 星6/地属性/機械族/攻2400/守1000 【Pスケール:青9/赤9】 共通ペンデュラム効果(1) (2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は300ダウンする。 【モンスター効果】 共通効果(1)(2)(3) (4):このカードがリリースされた場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 リリースされた時にフィールドの魔法・罠カード1枚破壊する効果を持つ。 相手のバックを剥がしてシェルやディスクの高打点を叩き込むのが主な役目だが、 自分の魔法・罠カードも破壊できるのであえてペンデュラムゾーンのクリフォートを破壊して、 特殊召喚制限のデメリットを解除することもできる(もう片方がクリフォート以外の場合に限るが)。 アーカイブ同様、クリフォート以外のカードにリリースされた場合でもモンスター効果を使えることは覚えておいても良いだろう。 クリフォトのモチーフは、第八のクリファ「ケムダー(Chamdah - 貪欲)」 クリフォート・シェル 星8/地属性/機械族/攻2800/守1000 【Pスケール:青9/赤9】 共通ペンデュラム効果(1) (2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は300ダウンする。 【モンスター効果】 共通効果(1)(2)(3) (4):「クリフォート」モンスターをリリースして表側表示でアドバンス召喚に成功した場合、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃でき、 守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。 クリフォートをリリースしてアドバンス召喚した時、2回攻撃と貫通効果を得る巻き貝。 脳筋すぎるその効果からフィニッシャーに持って来いだがディスクやエイリアスと比べると汎用性に劣り、 ツールでサーチできる事もあるため採用枚数はよく考えたい。 サイバーツインドラゴンにサイバーエンドドラゴンの二つの効果がセットでおまけに耐性持ちかつ出しやすいモンスター、 とかつてでは考えられない盛りっぷりにも拘らずクリフォートでは採用を見送られる事が多い辺り、環境の変化が窺える。 クリフォトのモチーフは、第三のクリファ「シェリダー(Sheriruth - 拒絶)」 クリフォート・ディスク 星7/地属性/機械族/攻2800/守1000 【Pスケール:青1/赤1】 共通ペンデュラム効果(1) (2):自分フィールドの「クリフォート」モンスターの攻撃力は300アップする。 【モンスター効果】 共通効果(1)(2)(3) (4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時に発動できる。 デッキから「クリフォート」モンスター2体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。 クリフォートをリリースしてアドバンス召喚した時、クリフォートを2体リクルートできる。 リクルートしたクリフォートはエンドフェイズに自壊する以外のデメリットがないので、そのまま総攻撃するも良し、機殻の要塞で召喚権を増やしてさらなる展開と除去をするのも良し。 このカードでワンショットキルを狙う場合はスキルドレイン等やアセンブラを利用したい。 どちらにしろ、8000削るには多少の工夫が必要。 後述するEMトランポリンクス等を使えばランク4エクシーズを出したりするのにも利用できる。 共通効果(3)によりヴェーラーの妨害を受けないのがGOOD。 クリフォトのモチーフは、第四のクリファ「アディシェス(Adyeshach - 無感動)」 クリフォート・エイリアス 星8/地属性/機械族/攻2800/守1000 【Pスケール:青1/赤1】 共通ペンデュラム効果(1) (2):自分フィールドの「クリフォート」モンスターの攻撃力は300アップする。 【モンスター効果】 共通効果(1)(2)(3) (4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時、 フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻す。 この効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。 クリフォートをリリースしてアドバンス召喚した時、場のカードをバウンス。さらに効果の発動に対してチェーン出来ないという追加効果を持つ。 チェーン不可能なのは相手だけなのでアーカイブ、ゲノムを絡めることで無抵抗な相手に対してアドを稼ぎまくる事が可能。 チェーン不可効果によりアドバンス召喚のためにリリースした下級クリフォートの効果への妨害を封じられる。ちなみにこのコンボは公式から推奨されている。 スキルドレインなどで効果が無効化されている状況でも「この効果の発動に対して、相手は効果を発動できない。」ルールは適用されるので相手にとってはスキルドレインを張られた上でやりたい放題されるので非常に厄介。 このカードの効果をチェーンの最後に持っていかないと普通にチェーンされてしまうため注意。 バウンス効果は自分フィールドのカードでもOKなので後述するトランポリンクスのような運用もできる。 クリフォトのモチーフは、第二のクリファ「エーイーリー(Iweleth - 愚鈍)」 クリフォート・アクセス 星7/地属性/機械族/攻2800/守1000 【Pスケール:青9/赤9】 共通ペンデュラム効果(1) (2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は300ダウンする。 【モンスター効果】 共通効果(1)(2)(3) (4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時に発動できる。 相手の墓地のモンスターの数が自分の墓地のモンスターより多い場合、 自分はその差×300LP回復し、その数値分だけ相手にダメージを与える。 バーン ライフゲイン効果を持つがその数値が相手依存なのが使いづらいところ。 ペンデュラムモンスター主体で墓地に魔法・罠ぐらいしか落ちないクリフォートならミラーでもなければまず条件を満たせると言っても良いのだが。 ペンデュラム中心のクリフォートならば墓地にたまりにくいため、ライトロードなどを相手にする場合はかなりのダメージを期待できる。 しかし、直接アドバンテージを稼げる効果ではないので採用の優先順位は低い。 クリフォトのモチーフは、第五のクリファ「アクゼリュス(Akzeriyyuth - 残酷)」 非ペンデュラムモンスター アポクリフォート・キラー 星10/地属性/機械族/攻3000/守2600 このカードは特殊召喚できず、自分フィールドの「クリフォート」モンスター3体をリリースした場合のみ通常召喚できる。 (1):通常召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず、このカードのレベルよりも元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果も受けない。 (2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、特殊召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。 (3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。相手は自身の手札・フィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。 カーネルと並ぶクリフォートのペンデュラムモンスターでないモンスター。 エルシャドール・ネフィリムと合体してエルシャドール・シェキナーガになったが乗っ取っているのか乗っ取られているのかは不明。 後に敵対するネフィリムを抑え込むためのものと判明した。 まず目を引くのは(1)の効果。魔法や罠無効に加え、格下の能力を一切遮断する。 流石にエクシーズ素材を5枚持ったロンゴミアントには劣るが、ヴェノミナーガ様クラスの耐性である。 DTテーマ派生だと言うのに、トリシューラの一撃で凍り付かない。 ついでにこいつを出した後であればスキルドレインの効果すら受けず鉄壁の布陣を作れる。 なんだこいつ。 では殴り倒そうとしようにも打点は3000。並のアタッカーでは相打ちになってしまう数値……かと思いきや 特殊召喚した場合(2)の効果で攻撃力を下げられるため、実質3500以上の打点が無いと対処出来ない。 遊戯王では効果のインフレは起きてもステータスのインフレは起きてないと度々言われており、 青眼の白龍の打点である攻撃力3000までと攻撃力3500にはたった500に収まらない天と地ほどの差がある。 デッキによっては出すことが不可能な打点であることも珍しくない。 なんだこいつ。 更におぞましいのが(3)の効果。相手のモンスターを墓地に送る。 しかも痛み分けのように相手プレイヤーにリリースを強要する効果なため、 エクシーズ素材を5枚持ったロンゴミアントのような耐性持ちも墓地に送ることができ、シャドール等の効果も発動しない。 また、場合によってはハンデスにもなる。 しれっと何でもないことのように書かれている為、初見では自分が支払う維持コストであると勘違いした決闘者も多いとか。 な ん だ こ い つ 。 ……と一見インチキオブインチキカードに見えるが、実は結構穴がある。 (1)の効果はこいつよりレベルまたはランクが低いモンスターが「発動した効果」を受けないだけであって、永続効果は普通に受けてしまう。 例えばレベル10未満でもD-HERO Bloo-Dには効果を無効化され吸収されてしまうのだ。 そしてレベル/ランク10以上にはメタイオンとかユベル第二形態とか、対処出来る効果を持った奴も少なくなかったりする。 (2)の効果の対処法も実に簡単で、ようするにこいつに何も出来ないなら「自分の攻撃力を上げて物理で殴ればいい」。 光属性ならオネスト、戦士族なら攻撃力4000になれるエクスカリバーなどがいいだろう。 また永続効果など関係なく攻撃力3000に「なる」効果を持つダイヤモンドクラブも弱体化押し付けを無視して相打ちを取れる。 同じく攻撃力を5000に固定するホープ・ザ・ライトニングには攻撃宣言をされた瞬間詰んでしまう。それ以前に攻撃力5000では500下げた所でどうにもならないが。 もちろんヴェノミナーガ様に効くラヴァゴやサタンクロースも有効。 こちらが使用する場合はスキルドレインや禁じられたシリーズなどでサポートしたい。 このように強力な3つの効果を持つが特殊召喚できず、リリース3体を要求する非常に重いモンスターなので採用を見送られることも多かったりする(これほどのリターンのあるモンスターを、比較的リリースの確保しやすいP召喚テーマであるにもかかわらず「入れるかどうか悩む」ところがクリフォートの恐ろしさといえるだろう)。 3体のリリースを確保できる状況であればこのカードに頼らずとも相手を倒せるのが問題なのだが。 新マスタールールによりペンデュラム召喚でエクストラデッキからモンスターを大量展開するのが困難になったためアドバンス召喚の難易度はかなり上がった。 隠されし機殻で手札にクリフォートを溜め込み手札からペンデュラム召喚したり、機殻の凍結を使うなど今までと違った方法も考える必要がある。 日本では入れない方の構築が主流だったがホープ・ザ・ライトニングの登場が遅く汎用カードが悉く規制された海外では猛威を奮ったのか海外では禁止カードになっている。 クリフォトのモチーフは、第十のクリファ「キムラヌート(Qimranut - 物質主義)」 余談だが、クリフォートで最もレベルが高く、ボス的ポジションにもかかわらずカードのレアリティはただのレア。そのため大変入手がしやすい。 一方でマスターデュエルにおいてはレアリティ設定が最高(UR)であり、入手しづらい。 アポクリフォート・カーネル 星9/地属性/機械族/攻2900/守2500 キラーと同じ召喚条件 キラーと同じ(1)効果 (2):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。 ノーコストの心変わりはなかなか強力だが、クリフォートには優秀な除去効果を持ったモンスターが多数存在しており、 奪ったモンスターをリリースしても最上級クリフォートの効果は発動しないので今ひとつデッキと噛み合っていない。 コントロールを奪うのも1体の上エンドフェイズまでのためクリフォートを3体リリースする手間にイマイチ見合っていない。 このカードを出すぐらいならキラーやディスクを出した方が強い。 耐性面でもキラーと比べると星が1つ低いため効果を受ける範囲が広くなっており、トリシューラの餌食となる他、 攻撃力を下げる効果も持っておらず、青眼の白龍などの3000打点に粉砕されるなど安定性が低いちょっと残念な子。 というか打点500下げる効果はこっちが持ってて良かったレベル 効果は弱くないのだが手間とデッキの性質に合わず採用されない事が多い。 キラーと出る順番が逆なら少しは輝ける期間があった…かもしれない。 シークレットレアが導入されたTHE SECRET OF EVOLUTIONでスーパーレアで収録されているためクリフォート唯一のシクレアが存在するカード。 だが残念ながら上記の通り扱いはハズレアに近い。 クリフォトのモチーフは第一のクリファ「バチカル(Bacikal - 無神論)」 リンクモンスター クリフォート・ゲニウス リンク・効果モンスター リンク2/地属性/機械族/攻1800 【リンクマーカー:左下/右下】 機械族モンスター2体 (1):リンク召喚したこのカードは魔法・罠カードの効果を受けず このカード以外のリンクモンスターが発動した効果も受けない。 (2):1ターンに1度、このカード以外の、 自分及び相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ対象として発動できる。 そのカード2枚の効果をターン終了時まで無効にする。 (3):このカードのリンク先にモンスター2体が同時に特殊召喚された時に発動できる。 デッキからレベル5以上の機械族モンスター1体を手札に加える。 2017年に登場したクリフォートの新顔。 アポクリフォートに近い耐性を備えているが、モンスター効果についてはリンクモンスターの分しか防げないのが難点。 一番大きいのは「クリフォートのリンクモンスターである」という部分だろう。 イラストは、墜落・破壊されたツールのコア部分から影のような人型のモンスターが這い出しているシーン。 「ゲニウス」は善の精霊を意味するラテン語なのだが、ツールが破壊されているところからして、恐らくは創星神が倒れ戦いが終わった「セフィラの神意」よりも後の場面だと思われる。 魔法・罠 シャドール同様デュエルターミナルテーマのような無理矢理なルビの振られ方をしている。 全てクリフォートとつく為ツールでサーチ可能。 機殻の要塞(クリフォートレス) フィールド魔法 (1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「クリフォート」モンスター1体を召喚できる。 (2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、「クリフォート」モンスターの召喚は無効化されない。 クリフォート版の二重召喚+三幻神のように特殊召喚を無効できなくする効果。ただし召喚反応系の罠は普通に効くので注意。 特殊召喚には対応していないためペンデュラム召喚は無効化されてしまう点にも注意。 しかしペンデュラム召喚でリリース要員を揃えるクリフォートはそこまで召喚権が欲しいわけではないので採用はデッキと要相談。 ディスクとの相性はなかなか。 ツールを2枚発動してペンデュラム召喚ができなくなる代わりにこのカードとツールの連続サーチ&召喚でゴリ押す戦術もある。 機殻の生贄(サクリフォート) 装備魔法 「クリフォート」モンスターのみに装備可能。 (1):装備モンスターの攻撃力は300アップし、戦闘では破壊されない。 (2):「クリフォート」モンスターをアドバンス召喚する場合、装備モンスターは2体分のリリースにできる。 (3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「クリフォート」モンスター1体を手札に加える。 クリフォートを微妙に強化し戦闘破壊耐性とダブルコスト効果を付与する装備魔法。 さらに除去された時に「クリフォート」モンスターをサーチできるおまけ付き。 効果が詰め込まれ過ぎである。 (1)の効果で戦闘破壊耐性をつけられるため妥協召喚したクリフォートにとりあえず装備しておくだけでも場を維持できる。 妥協召喚したクリフォートに装備しても攻撃力は2100になるため戦闘もそこそここなせる。 相手からすれば装備されたモンスターをすぐになんとかしなければ(2)の効果に繋がれてしまう。 (2)の効果でダブルコスト効果を付与したクリフォートを使ってアドバンス召喚することでディスアドを回復しながら展開できる。 なのでペンデュラム召喚に頼らなくてもすぐに2体分のリリースを確保することが可能。 (3)のサーチ効果が特に強力で「場合」なので装備モンスターをリリースしてアドバンス召喚してもタイミングを逃すことがなく、 効果で装備モンスターを除去されたり、装備されているこのカード自体が破壊されても無駄にならない。 ちなみにこのカード表示形式を問わずフィールドから墓地へ送られればいいのでブラフとしても優秀。 除去対策に後続のツールを持ってくることができ、ツール自体がこのカードを持ってこれるため事実上循環している。 クリフォートの戦術における重要な1枚。 あまりにも効果を詰め込まれすぎかつ戦闘破壊耐性に加えサーチ効果の条件の緩さから完全な対策が難しく、 サーチできることも災いしたせいか、15/04改定で制限カードに指定され、とりあえずこのカードを装備するという戦術に頼れなくなっていた。 しかし環境の変化や灰流うららやコズミック・サイクロンなどこのカードを対策出来る汎用カードが増えたためか、後に17/07改訂で準制限、すぐ後の17/10改訂で無制限となっている。 隠されし機殻(アポクリフォート) 通常罠 「隠されし機殻」は1ターンに1枚しか発動できない。 (1):自分のエクストラデッキから表側表示の「クリフォート」Pモンスターを3体まで手札に加える。 エクストラのクリフォートPを回収する罠カード。 ツールやサクリフォートのサーチ効果でデッキにいなくなってしまった最上級クリフォートを回収するのが主な役目だったが、 新マスタールール環境においてはリンク召喚を利用しにくいこのテーマでは一気に重要な存在となった。 起動する機殻(クリフォートラン) 通常罠 (1):フィールド上の通常召喚された「クリフォート」モンスターはターン終了時まで、 攻撃力が300アップし、効果は無効化され、このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。 クリフォート限定の聖杯&聖槍といったところ。 効果だけで言えばそれらの下位互換だがツールでサーチできる事が最大の利点。 特殊召喚したクリフォートに対応していないところが残念。 機殻の再星(リクリフォート) 永続罠 (1):モンスターが召喚・反転召喚された時、そのモンスターがレベル4以下の場合にこの効果を発動する。 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 (2):モンスターが特殊召喚された時、そのモンスターがレベル5以上の場合にこの効果を発動する。 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。 そのモンスターはフィールドから離れた場合に除外される。 (3):フィールドに「機殻の再星」以外の「クリフォート」カードが存在しない場合にこのカードは墓地へ送られる。 召喚されたレベル4以下と特殊召喚されたレベル5以上のモンスターの効果をターン終了時まで無効にし、レベル5以上の場合はさらにフィールドから離れる場合に除外するプチスキドレ プチマクロコスモス。 この効果は自分にも作用するものの、クリフォートの共通デメリット効果によりうまいこと避けている。 というか召喚したクリフォートを元の攻撃力に戻せるためむしろメリットになっている。 自壊デメリットもあるが、ペンデュラムゾーンにクリフォートを発動するだけでいいので維持しやすい。 ツールを使ってサーチできるスキドレと言えばその恐ろしさが分かるだろう。 エクシーズモンスターには作用しないが、その素材を揃えるのを妨害できるため何の問題もない。 このカードにも穴があり効果自体が強制発動であること。 セット状態から表にして発動する一回目では事実上任意のタイミングで使えるため何の問題もないが問題は表になった後である。 召喚時などに任意発動の召喚時に誘発効果を使えるモンスターを相手にした場合 1.機殻の再星が強制発動(チェーン1) 2.召喚に成功したモンスターの召喚誘発効果を任意で発動(チェーン2) となりエアーマンやマンジュゴッド等の誘発効果を止めることができない。 レベル4以下のモンスターの特殊召喚には何も反応せず前述の通りランク持ちには対応していないためノーデンなどを相手にした場合は全てが素通りする。 ついでに言えばレベル5以上の召喚には対応していないためスキルドレインに比べれば結構穴が多い。 機殻の凍結(クリフォートダウン) 通常罠 (1):このカードは発動後、効果モンスター(機械族・地・星4・攻1800/守1000)となり、 モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。 この効果でこのカードを特殊召喚したターン、 自分フィールドの「クリフォート」魔法・罠カードは効果では破壊されない。 (2):このカードの効果で特殊召喚したこのカードは、 「アポクリフォート」モンスターをアドバンス召喚する場合、3体分のリリースにできる。 インベイジョン・オブ・ヴェノム(2016年7月9日発売)で新規登場の通常罠。 ザ・シークレット・オブ・エボリューション(2014年11月15日発売)以来の実に1年半以上ぶりのクリフォート新規カード。 そして同時に遊戯王史上初のトリプルコストモンスター。特殊召喚なので召喚権の消費なしに一枚でリリース素材が揃うという安定の盛りっぷり。 2024年3月現在、トリプルコストモンスターはこれと《神・スライム》の2種のみである。 (1)の効果でクリフォートの命綱たるツールを守れる上にアポクリフォートに続く橋渡しとなる。 罠カードとしては扱わないため、自身の魔法罠に耐性を加える効果は自分には適用されないが、さすがに仕方ないだろう。 むしろ魔法罠として扱わないため、罠モンスターにありがちなサイクロンによる破壊などを受けないメリットとも考えられる。 アポクリフォート・キラー軸に使うためのカードではあるが海外のTCG圏ではこのカードが出る前にキラーが禁止になっているため非常に噛み合ってないタイミングでの登場となった。 相性の良いカード EM(エンタメイト)トランポリンクス ペンデュラム召喚に成功した時、ペンデュラムゾーンのモンスターを手札に戻すペンデュラム効果を持った淫獣。 これによりクリフォートを手札に戻す事で、ツールのサーチ効果をもう1回使ったり、 デメリットペンデュラム効果を回避して汎用エクシーズ・シンクロを繰り出したりできる。 ペンデュラムスケールも4で上級モンスターが中心となるこのデッキにはなんの問題もない。 ツールと一緒に、オッPのサーチ効果を共有できるのも嬉しい。 召喚師のスキル、オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン とにかくツールを持ってこないことには何も始まらないので何が何でもサーチしたい。 ツールは通常モンスター扱いのため召喚師のスキルでサーチできる。 オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンはエンドフェイズサーチなのでワンテンポ遅れるが、 自身がスケール4持ちのペンデュラムモンスターなのでツールと一緒にペンデュラム召喚できるのが強み。 ツールが足りてる時はトランポリンクスなどを持ってくるといいだろう。 ただしエクストラデッキに行ってもクリフォート共有のデメリット効果によってペンデュラム召喚はまずできない。 命削りの宝札 小さくないデメリットはあるものの最大3枚ドローでガン伏せする準備をすることができるカード。 ペンデュラム召喚とディスクアドバンス召喚時以外には特殊召喚はあまりしないので特殊召喚できないデメリットは気にならない。 モンスターもスケールに張ることで発動前の手札調整や発動後のデメリット回避ができる。 手札を捨ててしまう性質上モンスターの数の調整は行っておかないと上手く使えず、手札誘発が採用しにくいという無視できないデメリットもある。 スキルドレイン、禁じられた聖杯 クリフォートのデメリットを帳消しにできるカード。 最上級クリフォートの効果が使えなくなるものの、ペンデュラム召喚から一気に勝負を決めることができる。 妥協召喚や特殊召喚されたクリフォートがこれらのカードで効果が無効化された場合攻撃力とレベルは元々の数値に戻る。 更にこれらの効果による効果無効化が解除された場合、妥協召喚されたクリフォートは元々のレベルに戻った状態で耐性を得ることが出来る。 新マスタールール変更前はスキルドレインがあればツールから反対側のスケールをサーチしペンデュラム召喚で高打点をエクストラデッキから大量展開してワンキルすることも出来た。 さらに上級クリフォートの効果はエクストラデッキでの発動なため阻害されず、 アポクリフォート・キラーの耐性は自分の魔法・罠にも有効なのでほぼ相手にのみデメリットを押し付けられる。 ただし後張りでなければアポクリフォート・キラーの効果は無効化されてしまう。 聖杯はモンスター効果無効化カード兼コンバットトリックとしてスキルドレインを引かなかった時の保険として使える。 群雄割拠、御前試合 フィールドに出せるモンスターの種族(属性)を一種類にできる永続罠。 クリフォートは種族と属性が統一されており引っかからず、汎用エクシーズに頼らずとも充分に戦えるのですんなり投入できる。 春化精 地属性をサポートするカテゴリで、墓地を経由しつつ地属性を特殊召喚できる。 クリフォートには「クリフォート以外のモンスターを特殊召喚できない」という制約があるが、クリフォート以外の効果を使ってクリフォートを特殊召喚する分には制約がない。 ▲弱点 ペンデュラムモンスターはルール上フィールドから墓地へ送ることができないので、 機械族の天敵であるキメラテック・フォートレス・ドラゴンには強いが、第二の天敵システム・ダウンにはなすすべもなく除外されてしまう。 また、ペンデュラム召喚は1ターンに1度しか出来ないので、奈落宣告警告で止められるとそのターンは動けなくなる。 召喚そのものを無効にする宣告警告、除外する奈落はエクストラからの再利用も封じられてしまう。 その他ダーク・ロウやマクロコスモスなどの除外ギミックもリリース要員が再利用できなくなるため辛い。 あと特殊召喚される前は高レベルなのでオピオンは普通に効く。 このデッキのキーカードであるツールを徹底的に除去されるとデッキが動かなくなってしまうため、対策されるとかなり辛い。 ツールや機殻の生贄などのサーチで繋いでいくためサーチメタにも弱い。 発売当時は汎用カードで有効な対策カードが少なく対策が難しいデッキだったが汎用カードでこのデッキに刺さるカードが増えた。 特に先攻のツールを妨害できる幽鬼うさぎ、機殻の生贄を安全に除去できるコズミック・サイクロン、サーチとドローを止められる灰流うららの存在が大きい。 とはいえ灰流うららのメタ範囲は異様に広いため使われると厳しいのはこのデッキに限った話ではないが。 クリフォートのPスケール時の共有効果であるクリフォート以外特殊召喚できないデメリットは大きく他のギミックとの混合戦略が非常にやりにくい。 このデッキを使う以上ツールを発動することは絶対に必要なので避けられない問題。 戦略の幅が狭くなりやすく環境で流行っている汎用出張ギミックを取り入れられないなど環境に適応できない時も多い。 逆に言えば、伏せ除去を徹底してスキドレなどのメタ永続カードを貼れば、ほぼ止められない。 ツールのサーチコストは一回800ポイントと安いがこのデッキにおいては連続使用していくためかなりライフの消耗が激しい。 自分で4000ポイントぐらい削ることもありスキルドレインもライフポイントを要求するため上手く相手の攻撃を凌がないと攻めきる前に死んでしまう事もよくある。 猛攻から生き延びてターンが回ってきてもツールもスキルドレインも何も使えないと言う事もあるのでライフ管理には気をつけたほうがいい。 元々の攻撃力が高いため元々の攻撃力を参照にするバーンカードを受けるとライフをごっそり持って行かれる。 特に業炎のバリア -ファイヤー・フォース-は直撃するとシャレにならない。 破壊輪は相手のライフポイントより攻撃力が高いモンスターを対象に発動はできないがバーンの数値は元々の攻撃力であるためライフが2000以下なら特殊召喚や妥協召喚されたクリフォートを破壊されてゲームセットに追い込まれる事も。 長期戦向きのデッキなので、ワンキル系のデッキには意外と脆い。 10期での新マスタールールによりペンデュラムゾーンが魔法・罠ゾーンに統合された。 そのためPスケールが魔法・罠ゾーンを圧迫するようになり伏せられる枚数が減った。 エクストラモンスターゾーンの登場によりリンクモンスターをリンク召喚することが困難なこのデッキではまず1体しかエクストラデッキから1体しかペンデュラム召喚できない。 そのため劣勢時のツールを使いスケールを揃えてクリフォートを大量にペンデュラム召喚してゴリ押しする巻き返し戦略が取りにくくなった。 新マスタールールはクリフォートにとって逆風が大きいものとなっている。2017年下半期に登場したゲニウスの存在で若干持ち直しているのが救いか。 C \tsuiki\shusei.exe の実行を許可しますか? Y/N ...[Y] △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-04-09 15 05 13) 命削りの宝札や強欲で謙虚な壺で特殊召喚蹴っても、ツールでモンスター切らさずスキドレメタビートするだけで十分すぎるほど強いってのがね・・・ -- 名無しさん (2016-06-18 23 23 08) 新規、出ましたね。アポクリフォートが使いやすくなるのか? -- 名無しさん (2016-06-24 12 27 08) 相性の良いカードとして命削りの宝札とかの解説も欲しいな。 -- 名無しさん (2016-07-27 11 55 25) 7月の制限改訂でサクリフォートは制限→準制限なので修正。無制限解禁はされてないです。 -- 名無しさん (2017-08-16 10 07 41) ゲニウスは何事だよ……端末世界何度戦乱に見舞われるんだ…… -- 名無しさん (2017-10-21 00 51 10) 裏ダアトのアポクリフォート出してほしい -- 名無しさん (2017-11-09 13 01 35) ゲニウスは他の機械族カテゴリの方が使いこなせそう(古代の機械とか)。⑶の効果のトリガーとなる緊急ダイヤの登場で、上級以上のサーチを戦術に組み込みやすくなったのがでかい。 -- 名無しさん (2018-12-07 23 14 06) マスターデュエルのストーリーのクリフォートチュートリアルでツールのフレテキ見た時「え?何これバグった?」って素で思ったわ…… -- 名無しさん (2022-03-18 21 35 51) アーゼウスの登場により、キラーは大抵のエクシーズデッキに粉微塵にされることに……どうしてこうなった…… -- 名無しさん (2022-04-16 02 14 29) 名前 コメント