約 3,721,878 件
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1385.html
俺「お晩です! またまたやってきました『今日のウィッチ』のコーナー! お伝えするのはそろそろお馴染み……だといいな、俺と」 伯爵「はぁい子猫ちゃんたち、ボクと契約して恋人になってよ! ヴァルトルート・クルピンスキーだよ!」 俺「さぁ今日も張り切って行くか伯爵!」 伯爵「うんうん、今日も世界のかわいこちゃんたちがボクらのこと待ってるんだから、あんまり待たせたら悪いしね」 俺「ああ、まだまだ紹介できてないウィッチもたくさんいるからな! 毎日投下でもかなり続くくらいに。ただ、今日のウィッチはかわいこちゃんというより美人さんだな」 伯爵「そうなのかい? まぁ、それはそれでボクは一向に構わないけれどさ」 俺「ふっふっふ、今日のウィッチはまた俺も大好きなウィッチだぜ!」 伯爵「君が好きじゃないウィッチなんていたっけ?」 俺「いや、いないけど」 伯爵「やっぱりボクと君は同じだね」 俺「ウィッチを愛するやつはみな友達さ!」 伯爵「そしてここは遠慮なくそんな愛を叫ぶコーナーだ。ほら、はやく発表しないと」 俺「まーそうせかすな、今やるから。さて、今日ご紹介する方はこちら! 凛々しい眼光! 翻る戦闘服! 煌めくは扶桑刀の輝き! 魔のクロエこと黒江綾香姐さんだぁ!!」 伯爵「素晴らしい!! いいねいいね、綾香ちゃんかぁ!!」 俺「あれ? 伯爵黒江姐さん知ってんの?」 伯爵「うん、魔のクロエといえばこっちでも有名だよ。ヨーロッパでの鬼神のような活躍はボクもよく耳にしたもんだ」 俺「さすが姐さん」 伯爵「なによりあんな美貌のウィッチをボクが知らないわけがないじゃないか!!」 俺「まぁ、伯爵だしそうだよね……」 伯爵「新聞にウィッチの顔写真が載ろうものなら全部スクラップブックに保存しているからね」 俺「さすが伯爵……」 伯爵「褒めても、スクラップブックはあげないよ?」 俺「じゃあ貸してくれ」 伯爵「ボクの部屋から持ち出さないでの閲覧ならいいよ」 俺「よっしゃ!!」 伯爵「それより綾香ちゃんのお話に戻らなくていいのかい?」 俺「おっといかん。そうだな、姐さんと言えば、まずあの姐御肌だと思う」 伯爵「あー、わかるなぁ。なんというか懐が大きいよね」 俺「士気高揚が得意で、地の底まで落ちた第42統合戦闘飛行隊の士気を復活させたという武勇伝もある。姐さんは人を魅きつける天性の才能があるんだろう」 伯爵「世話上手なんだろうね。ウィッチは基本的に十代の女の子ばかりだから、メンタル面で支えになる彼女みたいなお姉さんタイプはとっても貴重だろうし」 俺「明朗快活で部下への気配りも欠かさない……理想の上司だな」 伯爵「しかも扶桑海事変からの歴戦のウィッチで腕前も確か。精神的支柱となる男前。ああ、こりゃ惚れちゃいそうだ」 俺「おーっとぉ、伯爵さんの意外な一面を見ちゃったなぁ。俺はてっきり伯爵はS寄りだとばかり思ってたんだが、違うのかな?」 伯爵「うーん、そうだね。女の子をいじめてあげるのも好きだけど、綾香ちゃんみたいな女の子にいじめられるならそれもまたいいなぁ」 俺「なんか俺、もう驚かなくなってきた……」 伯爵「でも綾香ちゃんは同じ姐御肌な某はっはっはさんよりも機械にも強いんだって?」 俺「ああ、そもそも機械好きでさ、あがりを迎えた後に一度退役したがテストパイロットとして復役したんだ。試作機や他国機の細かな性能の違いを言葉に表現してくれるから技術屋には大好評らしい」 伯爵「テストパイロットかぁ、ボクには出来そうにないね」 俺「ぶっ壊して試験にならなそうだからな」 伯爵「まあ、あがりまでまだ数年あるし、平気さ」 俺「そんときゃ、伯爵ももっさんみたいに綾香さんから必殺技盗んだらどうだ?」 伯爵「必殺技? なんだいそれは、石破天驚拳でも使えるのかい綾香ちゃんは?」 俺「いや、さすがにチョキに勝てるパーは使えないが、もっさんの烈風斬の前身になっただろう技を使えるんだ」 伯爵「えっ、烈風斬と言えばあの凄い斬撃だよね?」 俺「ああ、さすがに烈風斬に威力は劣るかもしれないが、扶桑刀のきっさきに魔法力を一点集中させる技で、雲耀と言うんだ。300m級の大型ネウロイをコアごと一刀両断にしたという恐ろしい技だ」 伯爵「アハトアハトが、1500m先の100mmの装甲板を貫徹するから凄いって言われてるのに、300m級を真っ二つって……」 俺「ぶっちゃけありえない。が、ウィッチに不可能はない!」 伯爵「それに、消えゆくネウロイの白い破片の中颯爽と飛び出てきた綾香ちゃん、とか、ものすごくかっこいいよね!」 俺「『またつまらぬものを斬ってしまった……』とか言ってくれたら完璧だな」 伯爵「うーん、ここまで扶桑刀が似合うのも凄いなぁ」 俺「扶桑刀を使った近接戦闘能力は歴代ウィッチの中でも十指に入るって言うし、もう侍って形容詞が似合ってしょうがない」 伯爵「身長も扶桑の女性にしては高い170cmですらっとしたあの体型、それにあのきりっとした顔立ち、綾香ちゃん自身が美しい芸術品の扶桑刀みたいだね」 俺「しかしだ、俺は伯爵のおっぱいが大好きだ!!」 伯爵「ああ、中おっぱいだね、彼女」 俺「そうなんだよ!! 巨乳でもない、かといってちっぱいでも断じてない、あの絶妙なサイズ、もうたまらない!!」 伯爵「君の思う中おっぱいの魅力は?」 俺「まずはそうだな、全身との調和性だ。全身とのバランスで言えば巨乳はあの圧倒的な存在感が、ちっぱいはどことなく感じる物足りなさが魅力かもしれない。だが中おっぱいは完全な調和をもたらし洗練された姿を生みだすんだ!!」 伯爵「ふんふん、それで?」 俺「あと、俺の手のひらにぴったりおさまりそうなサイズ! こうね、手にあまる巨乳でも、手があまるちっぱいでもない、完全に掌握した感。男の独占欲を湧き立たせる!!」 伯爵「そうだねえ、ボクのためにあつらえたようなサイズ……いいね」 俺「いいだろう?」 伯爵「うん。でもボクはやっぱり年上感が外せないかな」 俺「ウィッチは年齢的な問題からどうも少女って感じの女の子が多いからね、姐さんみたいな大人のお姉さんな雰囲気を持ってるのはいいものだ……」 伯爵「うんうん、あーいうお姉さんキャラじゃないと、あんな過激な格好も似合わないしね」 俺「あー、そうだよそう!! 姐さんと言ったらあのきわどすぎる服装だよな!!」 伯爵「まずフミカネ氏の絵だ。綾香ちゃん……絶対誘ってるよね? ボク、ヨーロッパから飛んでいっちゃうよ?」 俺「きわどいよな、貫頭衣タイプとか言ってるけど、横から丸見えじゃんあれ」 伯爵「足からヒップ、ウエスト、そしてぺろぺろしたくなるような脇まで一目で見れるなんて、筋金入りと言わせてもらう他ないね」 俺「まったくだ、裸エプロンにちょっと後ろの布追加したようにしか見えん! デザイナー出てこい!!」 伯爵「褒美をとらせよう!!」 俺「最高だぜお前のセンス!!」 伯爵「黒い胸当てみたいな奴で覆いきれてないちょっぴりはみ出した胸とか、つい手が伸びちゃっても無罪ってくらいのアブナサがあるよ」 俺「パソコン画面に手を伸ばしたことがある紳士もいたりしてな」 伯爵「液晶ってなんで相互交通不可なんだろうねぇ……」 俺「まったくだ……」 伯爵「だけど、綾香ちゃんのきわどい格好がこれだけにとどまらないんだよね」 俺「ああ、漫画のキミとつながる空ではさらに紳士淑女を憤死させかねない艶姿を見せてくれた」 伯爵「あんなあられもない格好なんて……もう、襲っちゃっていいよね?」 俺「返り打ちにされるぞ」 伯爵「綾香ちゃん直々のおしおきなら謹んでお受けするよ。ぜひともね」 俺「伯爵は置いといて……もっさんとの模擬戦の後だからと言って陸軍戦闘服を脱いで、紐ズボンとさらしだけの格好でそのしなやかな肢体を見せつけてくるのはどうかと思うぜ」 伯爵「汗をかいてる姿も、女の子だとどうしてこうもなまめかしいんだろうね」 俺「けしからん、ああけしからん、けしからん」 伯爵「けしからん、ああけしからん、けしからん」 俺「けしからん、ああけしからん、けしからん」 伯爵「けしからん、ああけしからん、けしからん」 俺&伯爵「けしからん、ああけしからん、けしからん!!」 俺「格好もそうだが、さらしもけしからん!」 伯爵「そうだね! せっかく綺麗な形してるのに、あれじゃあ胸が歪んじゃうよ!!」 俺「そんことが起きたら国家の大損失、空母一艘が沈められるに勝る損害! すぐさまあの胸をしめつけているさらしをはぎ取りに行かねば!!」 伯爵「綾香ちゃんにぴったりのブラ選びならボクに任せて!」 俺「ああいいぞ! 代わりにさらしは俺がいただく!!」 伯爵「……またまたそんなこと言っちゃってぇ、三割はボクに分けてくれるよね?」 俺「……すいません、わかったのでそのMG42を下してください」 伯爵「さすが心の友だね!!」 俺「やれやれ……話は変わるが、エロティックな格好だけが姐さんの姿じゃない」 伯爵「うん、あの麦わら帽子姿もよく似合ってたね」 俺「かぶってた姿もいいけど、後ろにひっかけて置いてる姿が俺は好きだな」 伯爵「わかるな、彼女のイメージにぴったりだしね」 俺「そうそう、ちょっと男らしい感じが姐さんの性格にマッチしてる」 伯爵「あと、陸軍士官服……なのかな? あの上着もかっこいいね」 俺「こっちもイメージと合うからだろう。上着のデザインはきちっとしてるから、やっぱり男前な姐さんには似合う」 伯爵「なるほどねぇ……」 俺「やっぱ姐さんは男前だ。趣味の釣りってのもまたいい」 伯爵「そう言えば、ボクもよく釣りをするんだ」 俺「へー、意外だな? あ、いやでも伯爵は海沿いの街育ちだしそんなもんか?」 伯爵「まあ、釣り方はひっかけなんだけどね」 俺「ふーん、主な獲物は?」 伯爵「女の子さ!!」 俺「……ああ、そっちか」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1419.html
俺「お晩です! 呼ばれず飛び出てジャジャジャジャーン! 『今日のウィッチ』のコーナーをお伝えするのは、座右の銘は『左見て右見て女見て』の俺と」 伯爵「やあ、座右の銘は『きた! 見た! 触った!』のヴァルトルート・クルピンスキーだよ」 俺「代わり映えのないお馴染みこのコンビでお送りします」 伯爵「ちょっと聞いてよ、今朝は新聞を開いたんだ。あ、言っておくけどボクでも新聞くらい見るよ?」 俺「いや、誰もそんな疑いは持ってないって」 伯爵「まあ、ウィッチの女の子が載ってるとページがめくれなくなっちゃうんだけどね」 俺「なんだよ、いつも通りの伯爵じゃねーか」 伯爵「そう、それだよ」 俺「はぁ?」 伯爵「よくみんなに『いつも通りだね』って言われるんだけど、ボクはなにがいつも通りなのかわからなくて、困っちゃうんだ」 俺「んなもん俺にわかるかよ! ってか新聞の話はどうなったんだ!!」 伯爵「え? この話興味なかった? なら、他の話する?」 俺「……もういい、紹介コーナーを始めよう。えー、調子がなんか狂うけど、行くぞ。今日ご紹介するウィッチは、元ネタの人も一部で大人気! スオムス出身ボーイッシュガール! 『ツイてないカタヤイネン』ことニッカ・エドワーディン・カタヤイネンだあ!!」 伯爵「ボクが長女を務めるブレイクウィッチーズの次女だね!」 俺「ストライカーはよく故障するし壊すし、撃墜されるし、と。あまりのアンラッキーぶりから『ツイてない』と評されているわけだな」 伯爵「しかも、常に自分に中度の治療魔法がかかる体質だったり、常に体内に魔力を循環させたりで、どんな激しい墜落からも生き延びてるんだよね」 俺「味方を巻き込むような大事故が一切ないのもすごいとこだ」 伯爵「そこらへんは、どこかの駆逐艦みたいに『死神』とか影口たたれないで『ツイてない』と笑い話にしてもらえるんだからいいことさ」 俺「ストライカーが貴重なスオムス軍上層部が扱いに困ってエースなのにハンガーの掃除係やらされたりとかは、似たようなもんな気もするけどな」 伯爵「ハンガー掃除なんてやらされるエースウィッチは彼女だけだろうね」 俺「しょんぼりしながら掃除してたんだろうなぁ」 伯爵「ボクとしては後ろからすっと近づいて、ニパ君のおっぱいもみたい」 俺「うん、もみたい」 伯爵「わけて欲しい? だめだめ、君は自分の胸で我慢しなくちゃ」 俺「女の子相手はともかく、男にその発言はおかしい!!」 伯爵「まあまあ、それは置いといて。とにかく、ニパ君と言えばいまや『にっぱい』という言葉のあるほどの隠れ巨乳的おっぱいキャラだよね」 俺「そうだなあ。だけど、意外なことにフミカネ氏のサイト絵を見る限りそこまで大きいおっぱいじゃないんだ」 伯爵「Twitterでもエイラ君と同等かちょっと下、みたいな発言が見られたしね。通常ならおっぱいキャラにはならないよね」 俺「ああ、それなのになぜ信奉されているのか? それはひとえに漫画のキミとつながる空にある!!」 伯爵「これを見たフミカネ氏がつい『この半年で育ったのか!』みたいな発言をした程の巨乳だったね、あれは」 俺「初登場の墜落したシーンでもそのサイズを主張し、サウナの中ではタオルから覗く上乳だけでもくらっとくるのに、エイラがもんだ時のあのまん丸具合!」 伯爵「あのサイズは……やばかったもんねぇ。502は本拠地ペテルブルクにあるんだし、ヨロイネン観測所までちょっと飛んでいけばよかったよ」 俺「だがここで気になってくるのは『なら、ニパはどのくらいおっぱいが成長したのか?』だ」 伯爵「そこで、ボクらで独自調査をさせてもらったよ!」 俺「漫画のP81にあるニパの全身像、だいたいこれは身長が12cm、おっぱいの横幅1.85cm、縦幅0.93cmくらいある」 伯爵「一方、身長はニパ君と同じ160cmで胸もほぼ同じサイズだったらしいエイラ君は、姿勢とかを勘案しつつP80で測るとだいたい身長が11.4cm、おっぱいの横幅1.5cm、縦幅0.8cmくらいだね」 俺「さらに関数電卓を用いて身長に対するおっぱいのだいたいの比率を出してみた。ニパの%/エイラの%と示すとすると、おっぱい横幅の比率は15.4/13.6、おっぱい縦幅の比率が7.75/7.0となる」 伯爵「服装が違うとはいえ……とっても成長したね。言ってくれなきゃダメじゃないかニパ君ったらいけずだなぁ」 俺「エイラと一気に差が開いてる。恐ろしい成長だ」 伯爵「しかも、さらにびっくりな調査結果も出たよね」 俺「ああ、P114のハイデマリーで同様の調査をすると、身長に対するおっぱい横幅比率が約15.6%、縦幅比率が約7.78%というデータが出た」 伯爵「ハイデマリーちゃんの身長は158cmだから、ニパ君のおっぱいは、ハイデマリーちゃんとほぼ同等ってことだね……あれ?」 俺「ハイデマリーと同じクラスとか隠れ巨乳ってレベルじゃねーぞ!! 正真正銘の巨乳だろ!!」 伯爵「これじゃあおっぱいキャラになるわけだよねー。あ、502における501的なおっぱいもみキャラはボクでいいんだよね? うれしいなぁ」 俺「とはいえ、ニパのおっぱいのよさはでかさだけじゃない」 伯爵「わかった、あのセーターだよね!」 俺「その通りだ! セーターというのは分厚い。ゆえに体のラインが見えにくくなるもの」 伯爵「だけど、ニパくんはそんなセーターの上から見てもわかるあの胸のサイズと素晴らしい形!!」 俺「手が伸びないやつは紳士淑女じゃねえ!!」 伯爵「さらにスパイスを加えるのはニパくんの容姿と性格だね」 俺「髪の毛はショートで少年っぽい。性格も白黒つけたがるし、前向き一直線過ぎて周りが見えなくなりがち、とこっちも少年っぽい」 伯爵「そんな少年っぽい体に」 俺「あの規格外のおっぱい」 伯爵「ギャップが凄まじいよ。男友達みたいなノリで付き合ってたのに、あんな女の子らしさの塊を見せ付けられでもしたら、もう一撃だね」 俺「心構えないところにガツンときたら、ノックアウトされる」 伯爵「それとここだけの話、正座する時は膝の上で手を揃えさせられるんだけど、そうするとニパ君のおっぱいが腕で左右から寄せられて、むぎゅっと凄いことになるんだ」 俺「しっ、しかも正座中だから上のアングルから覗けるってことじゃないか!!」 伯爵「素晴らしいよね!?」 俺「にっぱい! にっぱい!」 伯爵「にっぱい! にっぱい!」 俺&伯爵「にっぱい! にっぱい! もませてにっぱい!!」 俺「……さて、あまりにもおっぱいおっぱい過ぎておっぱいしかないのかと言われそうなのでおっぱいを抜いた魅力を語ろおっぱい」 伯爵「そう? だったらそうだなぁ……あの真っ白なタイツに包まれた美脚とか」 俺「あれなー、おっぱいの影に隠れてるがすらりと綺麗だよな」 伯爵「タイツがまた魅力を引き出してるしね」 俺「さわさわと撫でた後に一気に引き摺り下ろしてやりたい!!」 伯爵「そこで一言『ひどいじゃないかー!』で完璧」 俺「くくく……いじめてオーラを出すのが悪いのだ」 伯爵「空気読めないっていうのも、お仕置きする理由とかに使えそうでいいよね」 俺「ああ見えて隙が多いんだろうな」 伯爵「うんうん、騙されやすいしねえニパ君」 俺「ああ、真っ直ぐ純情だからエイラの悪戯によくひっかかってたらしいな。中学生集団仲良しスオムス空軍じゃいじられまくりだろうな」 伯爵「いいなぁ、ボクもいたずらとかして慌てさせたい。耳とかはむはむしたら慌てるよね?」 俺「それいたずらちゃうセクハラや」 伯爵「どちらも、愛情表現だってことには変わりないよ」 俺「愛情表現じゃないが、友情表現の秘話なら一つあったな」 伯爵「ああ、あの話?」 俺「うん、たぶんそれ。ニパとは姉妹かってくらい似ているハッセが、ニパとおそろいのセーターを着ている理由の話」 伯爵「見た目は同じなのに、ストライカー壊しの常連のニパ君と、ザ・優等生で後輩にも大人気なハッセ君。ある時いやになったニパくんが私服のセーターを持ち込んで着るようになったんだよね」 俺「個性を出そうとしたんだろうけど上官に見咎められて、それを取り成してくれたのがハッセと、余計に卑屈になりかけてたんだよね」 伯爵「そんなある日、ニパ君とハッセ君が後輩と共に出撃したんだけれど、ハッセ君が撃墜されちゃうんだよね」 俺「一気に動揺する後輩達。しかしそこでハッセが一言『私たちにはまだニパがいる!』」 伯爵「見事にニパくんは後輩を率いてネウロイをやっつけました、と」 俺「後日、ハッセの入院した病院にお見舞いに来たニパの手には、おそろいのセーターがあった」 伯爵「それは、以前ハッセ君が自分も着てみたい、といった発言をしていたのを覚えていたニパ君からのちょっと素直じゃないお礼のプレゼントだったんだ」 俺「いい友情ストーリーだな」 伯爵「うん。でも……」 俺「ああ、だけど……」 伯爵「ハッセ君と言ったら」 俺「あれだよなぁ」 俺&伯爵「『見分け方…? おっぱい大きい方がニパだよ』」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/earthedrn/pages/141.html
ウィッチ Witch ある者は研究を通して、ある者は献身を通して、そのほかは血を通して力を得るが、ウィッチは未知との霊的交感から得る。通常恐れられ誤解されてはいるが、ウィッチはこの世のものならぬ実力者との契約により魔法を唱える。使い魔を介して行われるその源との交信によって、ウィッチは大量の呪文だけでなく、呪術として知られるいくつかの奇妙な能力も得る。ウィッチはその力が強くなるとともに、その魔法の源についても学習しようとするが、それでも至上の謎は残る。その源を恐れ、その存在がなんであるか、その真の目的はどこにあるかに不安がる者もいる。 役割 :多くのウィッチは世捨て人であり集落の隅で生活しているが、ウィッチと公言しながら、あるいは隠しながら社会で生活する者もいる。ウィッチの呪文への融和はその人を探求者から癒し手までいくつもの異なる役割に熟練させ、そして呪術は戦闘で有用ないくつもの能力を与えてくれる。あるウィッチは旅によって大いなる知識を探し、自身を導く神秘の力を更に理解しようとする。 属性 :どれでも。 ヒット・ダイス :d6。 クラス技能 ウィッチのクラス技能は以下の通り:〈威圧〉【魅】、〈呪文学〉【知】、〈職能〉【判】、〈製作〉【知】、〈知識:次元界〉【知】、〈知識:自然〉【知】、〈知識:神秘学〉【知】、〈知識:歴史〉【知】、〈治療〉【判】、〈飛行〉【敏】、〈魔法装置使用〉【魅】。 レベル毎の技能ランク :2+【知】修正値。 表:ウィッチ レベル 基本攻撃ボーナス 頑健セーヴ 反応セーヴ 意志セーヴ 特殊 1日の呪文数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1 +0 +0 +0 +2 初級秘術呪文 、 呪術 、 ウィッチの使い魔 3 1 ― ― ― ― ― ― ― ― 2 +1 +0 +0 +3 呪術 4 2 ― ― ― ― ― ― ― ― 3 +1 +1 +1 +3 4 2 1 ― ― ― ― ― ― ― 4 +2 +1 +1 +4 呪術 4 3 2 ― ― ― ― ― ― ― 5 +2 +1 +1 +4 4 3 2 1 ― ― ― ― ― ― 6 +3 +2 +2 +5 呪術 4 3 3 2 ― ― ― ― ― ― 7 +3 +2 +2 +5 4 4 3 2 1 ― ― ― ― ― 8 +4 +2 +2 +6 呪術 4 4 3 3 2 ― ― ― ― ― 9 +4 +3 +3 +6 4 4 4 3 2 1 ― ― ― ― 10 +5 +3 +3 +7 呪術 、 上級呪術 4 4 4 3 3 2 ― ― ― ― 11 +5 +3 +3 +7 4 4 4 4 3 2 1 ― ― ― 12 +6/+1 +4 +4 +8 呪術 4 4 4 4 3 3 2 ― ― ― 13 +6/+1 +4 +4 +8 4 4 4 4 4 3 2 1 ― ― 14 +7/+2 +4 +4 +9 呪術 4 4 4 4 4 3 3 2 ― ― 15 +7/+2 +5 +5 +9 4 4 4 4 4 4 3 2 1 ― 16 +8/+3 +5 +5 +10 呪術 4 4 4 4 4 4 3 3 2 ― 17 +8/+3 +5 +5 +10 4 4 4 4 4 4 4 3 2 1 18 +9/+4 +6 +6 +11 呪術 、 大いなる呪術 4 4 4 4 4 4 4 3 3 2 19 +9/+4 +6 +6 +11 4 4 4 4 4 4 4 4 3 3 20 +10/+5 +6 +6 +12 呪術 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 クラスの特徴 ウィッチのクラスの特徴は以下の通り。 武器と鎧の習熟 :ウィッチはすべての単純武器に《習熟》している。彼女はしかしながらあらゆるタイプの鎧や盾に《習熟》していない。鎧はウィッチの動きを阻害し、動作要素のある呪文を失敗させる可能性がある。 呪文 :ウィッチはウィッチ呪文リストに書かれている呪文を秘術呪文として発動する。ウィッチは事前に呪文を選び準備しなければならない。 呪文を学び発動するために、ウィッチは【知力】能力値が最低でも10+その呪文レベルなければならない。ウィッチの呪文へのセーヴィング・スローの難易度は10+その呪文レベル+ウィッチの【知力】修正値である。 ウィッチはそれぞれの呪文レベルについて1日に決まった数の呪文を発動できる。彼女が通常使用することのできる呪文数は「表:ウィッチ」にある。加えて、彼女は高い【知力】修正値を持っている場合1日毎のボーナス呪文を得る( Pathfinder RPG Core Rulebook の表1‐3 参照)。 ウィッチは好きな数の呪文を修得できる。彼女は呪文を選び準備するには事前に8時間睡眠し1時間を使い魔との霊的交感に費やさなければならない。対話している間に、ウィッチはどの呪文を準備するかを決定する。 初級秘術呪文 :ウィッチは「表:ウィッチ」の“1日の呪文数”に書かれているとおりの数の初級秘術呪文か、0レベル呪文を毎日準備できる。これらの呪文はほかの呪文と同様に発動されるが、そのときに消費されず再び使用できる。呪文修正特技を使うなどして、ほかの呪文スロットを使って準備された初級秘術呪文は通常通り消費される。 呪術 :ウィッチは呪術と呼ばれる、敵を弱体化させ自身を強化させるいくつかの魔法の業を学ぶ。1レベルの時点で、ウィッチは呪術を1つ選んで得る。彼女は2レベルおよび以降2レベル毎に追加の呪術を表2‐10にあるとおり得る。ウィッチは1つの呪術を複数回選択できない。 特記ない限り、呪術の使用は機会攻撃を誘発しない標準アクションである。呪術へ抵抗するためのセーヴは10+ウィッチ・レベルの1/2+ウィッチの【知力】修正値である。 運命(超常) :ウィッチは30フィート以内のクリーチャー1体に1ラウンドの間僅かな幸運ボーナスを与える。その目標は1ラウンドにつき1回この幸運を呼び起こすことができ、それによりいずれかの能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、あるいは技能判定を振り直し、より良い結果を取ることができる。彼は最初のロールをする前にこの能力を使用するかを決定しなければならない。8レベルおよび16レベルの時点で、この呪術の持続時間は1ラウンド延長する。1回クリーチャーが幸運の呪術から利益を受けたら、そのクリーチャーは24時間それから利益を得られない。 大鍋(変則) :ウィッチは《ポーション作成》をボーナス特技として得、〈製作:錬金術〉技能判定に+4の洞察ボーナスを得る。 荒廃(超常) :ウィッチは1体の動物か植物のクリーチャー、あるいは土地の図面を呪い、萎れさせるか殺す。範囲の荒廃には1ラウンドかかり、その間ウィッチとその使い魔は目標に触っていなければならない。土地の図面に使用した場合、その土地は後日萎れはじめ、一週間もすればその範囲のすべての植物は死ぬ。その呪いが持続している限りその範囲では何も生えない。ウィッチはクラス・レベルX10フィートに等しい半径の範囲に影響を与えられる。クリーチャーの荒廃は近接接触攻撃が必要な標準アクションである。動物か植物の種別のクリーチャーに対して使用した場合、そのクリーチャーは以下の呪いを得る:荒廃の呪い― 種類 呪い; セーヴ 意志・無効; 頻度 1/日; 効果 1【耐】ダメージ。どちらの種類の呪いでも リムーヴ・カース かそれに類似した魔法で除去でき、その際はセーヴDCと同じ値を呪いの除去のDCに使用する。ウィッチは一度に荒廃を1回しか使用できない。別の荒廃の呪いが使われた場合、前のものは即座に終了する。 邪眼(超常) :ウィッチは彼女が見ることができる30フィート以内の敵1体の精神に不信の感情を這わせることができる。その目標は-2のペナルティを以下のどれかに受ける(ウィッチが決める):AC、能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、あるいは技能判定。この呪術は3+ウィッチの【知力】修正値に等しいラウンド持続する。意志セーヴはこの効果をたった1ラウンドに減少させる。これは[精神作用]効果である。8レベルの時点でこのペナルティは-4に上昇する。 タンズ(超常) :この呪術を持つウィッチは コンプリヘンド・ランゲージズ と同様に1日にレベルと同じ分間、話された言語を理解できる。この持続時間は連続している必要はないが、一分間単位で消費しなければならない。5レベルの時点で、ウィッチはこの能力を使用することで タンズ と同様にどんな言語も話せるようになる。 治癒(超常) :ウィッチは触った傷を和らげることができる。これは キュア・ライト・ウーンズ 呪文と同様に機能し、ウィッチの術者レベルを使用する。1回治癒の呪術から利益を得たクリーチャーは、24時間これから再び利益を得られない。5レベルの時点で、この呪術は キュア・モデレット・ウーンズ のように機能する。 飛翔(超常) :ウィッチは力を得る度に軽くなり、ついには飛行する能力を得る。1レベルの時点で、ウィッチは フェザー・フォール を回数無制限で使用でき、〈水泳〉判定に+4の種族ボーナスを得る。3レベルの時点で、彼女は レヴィテート を1日に1回使用できる。5レベルの時点で、彼女は呪文と同様の フライ を、1日に彼女のレベルに等しい分間使用できる。これらの時間は連続している必要はないが、1分単位で消費しなければならない。この呪術はそのウィッチにのみ効果がある。 不運(超常) :ウィッチは30フィート以内のクリーチャー1体に重大な不運を1ラウンドの間与えられる。クリーチャーが能力値判定、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、あるいは技能判定をするとき、2回振って悪い結果を選ばなければならない。意志セーヴによってこの呪術を無効化できる。8レベルと16レベルの時点で、この呪術の持続時間は1ラウンドずつ延長される。この呪術は持続している限り目標のすべてのロールに影響する。セーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーは1日の間再びこの呪術の目標にならない。 変装(超常) :ウィッチはその外見をクラス・レベルに等しい時間、 ディスガイズ・セルフ を使用したかのように変更できる。これらの時間は連続している必要はないが、1時間単位で消費しなければならない。 魔女団(変則) :ウィッチはハグの魔女団に参加するに際しハグとして扱われる。魔女団には最低1人のハグが含まれていなければならない。加えて、この呪術を持つウィッチの30フィート以内にこの呪術を持つ別のウィッチがいるとき、彼女は援護アクションを使用することでそのウィッチの術者レベルに+1のボーナスを1ラウンドの間与えられる。このボーナスはウィッチの呪文にも呪術にも適用される。 魔女笑い(超常) :ウィッチは移動アクションで狂ったように哄笑できる。30フィート以内の、苦悩の呪術、魅了の呪術、邪眼の呪術、運命の呪術、あるいは不運の呪術の影響下にある1体以上の好きなクリーチャーはその1種類の呪術の持続時間が1ラウンド延長する。 まどろみ(超常) :ウィッチは30フィート以内のクリーチャー1体を スリープ 呪文と同様に、深い魔法的な睡眠へと落とせる。そのクリーチャーは意志セーヴによってこの効果を無効化できる。セーヴが失敗したら、そのクリーチャーはウィッチ・レベルに等しいラウンド眠りに落ちる。この呪術はどのHDのクリーチャーにも作用する。そのクリーチャーは騒音や光では起きないが、他人が標準アクションを使って起こすことはできる。この呪術はそのクリーチャーがダメージを受けたら即座に終了する。セーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーは1日の間再びこの呪術の目標にならない。 護り(超常) :ウィッチはこの呪術を1体のクリーチャーに保護の護りをかけることに使用できる。守られたクリーチャーはACに+2の反発ボーナスを、セーヴィング・スローに+2の抵抗ボーナスを得る。この護りは護られたクリーチャーに攻撃が命中するか、セーヴィング・スローに失敗するまで持続する。ウィッチは護られたクリーチャーがもはや保護されていなくなるときそれを知る。ウィッチは一度に1つの護りしか起動できない。ウィッチがこの能力を再び使用した場合、これまでの護りは即座に終了する。ウィッチはこの能力を自身に使用できない。8レベルおよび16レベルの時点で、この護りによるボーナスは+1上昇する。 魅了(超常) :ウィッチは30フィート以内の1体の動物か人型クリーチャーを手招きとなだめの言葉で魅了できる。これはその動物か人型クリーチャーの態度を〈交渉〉技能を使用して成功したかのように1段階上昇させる。この効果はウィッチの【知力】修正値に等しいラウンド持続する。意志セーヴによってこの効果を無視できる。そのセーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーを1日の間再びこの呪術の目標に選べない。8レベルの時点で、この効果は目標のクリーチャーの態度を2段階上昇させる。これは[精神作用](魅惑)効果である。 ウィッチの使い魔(変則) :1レベルの時点で、ウィッチは彼女に魔法を教え彼女の道程を助け導く使い魔と緊密な絆を結ぶ。使い魔はまたウィッチを技能ボーナス、追加呪文、そしていくつかの種類の魔法で手助けする。これはウィザードの秘術の絆のクラス特徴と同様に機能するが、ウィッチの使い魔の項目に違いが書いてある。 ウィッチは毎日呪文を用意するために使い魔と交信しなければならない。使い魔はウィッチの修得している呪文を全て蓄えていて、ウィッチは使い魔に蓄えられていない呪文を準備できない。ウィッチの使い魔はすべての0レベル・ウィッチ呪文に加え、ウィッチの選んだ3つの1レベル呪文を蓄えて開始する。ウィッチはまた【知力】修正値に等しい数の1レベル呪文を追加で選んで使い魔に蓄えさせてよい。新たなウィッチ・レベル毎に、彼女は自身が(新しいウィッチ・レベルに基づいて)発動できる好きな組み合わせの呪文レベルに、新しい2つの呪文を彼女の使い魔に加える。ウィッチはまた特別な儀式を通して使い魔に追加の呪文を加えてよい(補足文章参照)。 上級呪術 :10レベルの開始時点および以降2レベル毎に、ウィッチは以下の上級呪術を新しい呪術を得るときに選択できる。 悪夢(超常) :堕した力を呼び降ろすことにより、ウィッチは呪術を60フィート以内の1体のクリーチャーにかけその酷い悪夢で睡眠を苛むことができる。これは影響を受けたクリーチャーが休もうとする度に起こる ナイトメア 呪文と同様に機能する。意志セーヴによってこの効果を無効化できる。セーヴが失敗した場合、目標は夜毎に新しいセーヴに成功しない限り、休むことができない。 応報(超常) :ウィッチは応報の呪術を60フィート以内の1体のクリーチャーにかけ、目標が近接攻撃でほかのクリーチャーにダメージを与えたときに肉体に大きな傷を開かせることができる。呪術をかけられたクリーチャーが近接攻撃でダメージを与えた場合、即座にそのダメージの半分のダメージを受ける(端数切り捨て)。このダメージはそのクリーチャーが持つあらゆる抵抗、完全耐性、あるいはダメージ減少を無視する。この効果はウィッチの【知力】修正値に等しいラウンド持続する。意志セーヴによってこの効果を無効化できる。 苦悩(超常) :素早いまじないにより、ウィッチは60フィート以内の1体のクリーチャーにこの呪術をかけ、強い苦痛を与えられる。この目標はウィッチのレベルに等しいラウンドの間 吐き気がする状態 になる。頑健セーヴによってこの効果を無効化できる。セーヴィング・スローに失敗した場合、その目標は各ラウンドにこの効果を終わらせるための新しいセーヴを試みることができる。セーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーは1日の間この呪術の目標にならない。 幻視(超常) :幻視の呪術を持つウィッチは接触したクリーチャーに未来を垣間見せることができる。幻視の付与には1分かかり、その間ウィッチと目標とはお互いに接触状態でなければならない。それが終われば、GMの判断に従い、対象は通常この幻視の時から1年を超えない短い未来の像を受け取る。これは未来の可能性の1つでしかなく、その幻視は信じるべき最善のものではない。大抵の幻視は与えたウィッチの属性によって歪むものだ。例えば、混沌にして悪のウィッチが与えた幻視はときに死と破壊の光景を見せるが、中立にして善のウィッチは喜びの行事や出来事になる傾向がある。現在の幻視が起こるか妨害されるまで、1体のクリーチャーは別の幻視の目標にならない。ウィッチはこの能力を自身に使用できない。望まないクリーチャーが受ける場合意志セーヴでこの幻視を無効化できる。 上級治癒(超常) :気味の悪い力を呼び降ろし、ウィッチの接触は大抵の大怪我さえ治せる。これは キュア・シリアス・ウーンズ と同様に機能し、ウィッチの術者レベルを使用する。1回上級治癒の呪術から利益を得たクリーチャーは、その後24時間は再びその利益を得られない。15レベルの時点で、この呪術は キュア・クリティカル・ウーンズ のように作用する。 天候制御(超常) :この呪術を持つウィッチは コントロール・ウェザー を1日に1回使用できるが、1時間に渡る詠唱、踊り、使い魔との霊的交感を行なわなければならない。 ハグの目(超常) :この呪術を持つウィッチは彼女がそれを通して見ることができる魔法の感覚器を作り出せる。これは アーケイン・アイ 呪文と同様に機能する。ウィッチが魔女団の呪術を持っている場合、10フィート以内のほかの魔女団の呪術を持つウィッチは、これを作り出したウィッチが依然制御を維持しているにも関わらず、同様にこの感覚器を通して見ることができる。ウィッチは1日にレベルに等しい分間この目を使用できる。これらの時間は連続している必要はないが、1分間単位で消費しなければならない。 蝋像(超常) :ウィッチは全ラウンド・アクションを使って30フィート以内の、彼女が見ることができるクリーチャーの粗雑で狼狽させるような蝋の複製を作成できる。一度その像が完成したら、その対象は意志セーヴを行わなければならない。失敗した場合、ウィッチはそのクリーチャーの小さな制御の仕方を理解する。彼女がこの制御をする場合、そのクリーチャーはこの効果を終了させるための新しい意志セーヴができる。この効果はウィッチのターンに起こり、そしてそのクリーチャーは自身のターンに行動を行なえない。ウィッチは蝋像が溶けるまでそれを【知力】修正値に等しい回数使用できる。標準アクションで、ウィッチは対象を以下のように行動させられる:そのクリーチャーの移動速度までの速度で好きな方向に動かす、手に持っている武器で自身を1回攻撃させる(この攻撃は自動的に命中する)、地面に伏せる、あるいは手に持っているものすべてを手放す。さらに、その像を単純に苛むことでそのクリーチャーをそのターン 不調状態 かつ よろめき状態 にできる。そのクリーチャーがこの効果に対してのセーヴに成功すれば、この能力に対して以後24時間に渡り完全耐性を得る。これは心術(強制)効果である。 大いなる呪術 :18レベルの開始時点および以降2レベル毎に、ウィッチは以下の大いなる呪術を、新しい呪術を選択できるときに選んでよい。 永遠のまどろみ(超常) :ウィッチはクリーチャーに触ることで、永遠のまどろみに漂わせることができる。そのクリーチャーは意志セーヴでこの効果を無効化できる。セーヴに失敗した場合、そのクリーチャーは眠りに落ち目覚めることができない。この効果は ウィッシュ かそれに類する魔法によってのみ取り除け、またウィッチを殺すことでもこの効果は終了する。ウィッチはこの能力を毒の食べ物や飲み物にも使用でき、それを摂取したものをセーヴに成功しない限り永遠の眠りに落とす。彼女は一度に1服の毒まで持つことができ、それは消費されなかった場合1分で効能を失う。セーヴの成否に関わらず、クリーチャーは1日の間再びこの呪術の目標にはならない。 強制的転生(超常) :ウィッチは30フィート以内のクリーチャー1体を殺し即座に新しい肉体に転生させられる。意志セーヴによってこの効果を無効化できる。失敗したものは殺され即座に リインカーネイト 呪文によって呼び戻される。この行程には1ラウンドかかり、その間そのクリーチャーは完全な苦悶の中にいる。セーヴの成否に関わらず、クリーチャーは1日の間この呪術の目標に再びならない。 自然災害(超常) :この呪術を使うウィッチは自然の力を呼び降ろし範囲に大混乱をぶちまける。これは ストーム・オヴ・ヴェンジャンス と次の(酸が空から降る)ラウンドに効果を発する アースクウェイク を合わせたものとして機能する。ウィッチはこの効果の持続時間の限り精神集中しなければならない。妨げられた場合、この効果は即座に終了する。ウィッチはこの能力を1日に1回しか使用できない。 死の呪い(超常) :この強力な呪術はクリーチャーの心臓を鷲掴みにし、数瞬の後に死を与える。この呪術の距離は30フィートである。呪術のかかったクリーチャーは意志セーヴによってこの効果を無効化できる。セーヴに失敗した場合、そのクリーチャーはこの呪術の1ラウンド目 疲労状態 になる。この呪術の2ラウンド目、そのクリーチャーは 過労状態 になる。3ラウンド目、そのクリーチャーは頑健セーヴに成功しない限り死亡する。最初のセーヴに失敗したが二度目には成功したクリーチャーは 過労状態 のまま残り、そして4d6ポイントとウィッチのレベルにつき1ポイントのダメージを受ける。そのクリーチャーに呪術をかけたウィッチを殺せば効果は終了するが、 疲労状態 あるいは 過労状態 は残る。セーヴの成否に関わらず、そのクリーチャーは1日の間再びこの呪術の目標にはならない。 生命付与者(超常) :1日に1回、ウィッチは全ラウンド・アクションで死んだクリーチャーに触ることで命を呼び戻せる。これは リザレクション として機能するが、物質要素を必要としない。 ウィッチの使い魔 名づけようのない存在との奇妙な絆を鍛えることで、神秘的な助言者の援助とウィッチに仕える使い魔が、定命の存在のほとんどが知らない秘密を彼女に明かしてくれる。使い魔はウィッチの選んだ動物で、彼女の呪文発動を手助けし特別な能力を与える。これはウィザードの秘術の絆のクラス特徴と同様に機能するが、以下の点が異なる。ウィッチはウィザードの使い魔に加え、ここに書かれている新しい使い魔を使用することができる。 使い魔を与える異なるクラス・レベルは、ウィッチ・レベルによって得られる使い魔の能力を決定する際に累積する。ウィッチがそのようなレベルを持っていた場合、ウィザードや秘術の血脈を持つソーサラーのような使い魔を与えるクラスではなく常にウィッチの使い魔のルールを使用する。ウィッチの使い魔はウィッチの呪文しか蓄積しない。他の呪文は通常通り、そのクラスの特徴に書かれている通り蓄えられる。 使い魔を失うか死亡させてしまった場合、特別な儀式の費用としてウィッチ・レベル毎に500gpを支払うことで1日後に新たに使い魔を得ることができる。この儀式には8時間を必要とする。新しい使い魔はすべての0レベル呪文に加えウィッチが発動できる各レベルの呪文につき2つずつの呪文を知っている状態である。ウィッチのレベルとその守護者に基づいて使い魔が修得するボーナス呪文がこれらに加えられる(守護者呪文参照)。 呪文蓄積 :1レベルの時点で、ウィッチの使い魔はウィッチが修得している呪文のすべてを蓄えている。このことにより、使い魔がこれらの呪文の発動や呪文起動型や呪文完成型の魔法のアイテムを使用できるようにはならない。2レベルの時点および以降2レベル毎に、ウィッチの使い魔はウィッチの守護者に基づいて新しいボーナス呪文をウィッチの呪文リストに加える。これらの呪文は自動的に使い魔に蓄積され、一度得たら通常通り準備できるようになる。 接触呪文伝達(超常) :ウィッチが3レベル以上になると、使い魔は接触呪文および接触して発動する呪術を伝達できるようになる。ウィッチと使い魔が接触している時に主人が接触呪文を発動した場合、ウィッチは使い魔を“接触者”に指定できる。使い魔はあたかもウィッチが接触したかのように接触呪文を伝達できる。通常の場合と同様、接触呪文が伝達される前に使い魔の主人が別の呪文を発動した場合、接触呪文は消滅してしまう。ウィッチが呪術を使用した場合、その使い魔を接触を行うために使用することができる。ウィッチはこの能力を使用する際、使い魔と接触している必要は無い。 ウィッチの使い魔への呪文の追加 ウィッチは新しい呪文を使い魔にいくつかの方法で加えられる。ウィッチはウィッチの呪文リストにある呪文のみ使い魔に加えられる。 新しいレベルで得られる呪文 :ウィッチの使い魔はウィッチの冒険で伝承と魔法を学ぶ。ウィッチはレベルを得る度、使い魔にウィッチ呪文リストから2つの呪文を加える。この2つの費用のない呪文は発動できる呪文レベルでなければならない。 使い魔が使い魔に教える :ウィッチの使い魔は別のウィッチの使い魔から呪文を学べる。これを達成するために、使い魔は教わるためにその呪文レベルにつき1時間、お互いとの霊的交感に費やさなければならない。この時間の終わりに、呪文を学んだ使い魔のウィッチは〈呪文学〉判定(DCは15+呪文レベル)をしなければならない。判定に成功した場合、その使い魔はその呪文を学びウィッチは次から呪文を準備するときに使用できるようになる。判定に失敗した場合、その使い魔はその呪文を学ぶのに失敗し、ウィッチが〈呪文学〉のランクを得るまで再び学べない。大抵のウィッチはこの教示の見返りとしてそれと同レベル以上の呪文を要求する。使い魔のウィッチが死んだ場合、その使い魔は24時間しか呪文の知識を保持せず、そのときならGMの裁量によってその使い魔を宥め賺して呪文を教えさせられる可能性がある。 巻物から学ぶ :ウィッチは巻物を使って使い魔に新しい呪文を教えられる。この行程では学ぶのにその呪文レベルにつき1時間かかり、その間に巻物は燃え、そして特別な醸造液を作り出すための、あるいは使い魔に消費され力になるための灰になる。この行程で巻物は破壊される。この時間の終わりに、ウィッチは〈呪文学〉判定(DCは15+呪文レベル)をしなければならない。判定に失敗した場合、これまでの行程はなにか間違えていて、呪文は学ばれず、しかしながら巻物は消費される。 新しい使い魔 Pathfinder RPG Core Rulebook にある使い魔 に加え、ウィッチは以下の動物を使い魔として選択できる。ソーサラーおよびウィザードもこれらを新しい使い魔として採用できるが、ほかの使い魔と同じルールを適用すること。 これらの使い魔の一般データは以下のものを使用する:ハウス・センチピード、キング・クラブ、グリーンスティング・スコーピオン、フォックス(ヤング・テンプレート付きドッグ)、オクトパス(ヤング・テンプレート付きオクトパス)、スカーレット・スパイダー。 使い魔 特殊能力 オクトパス 主人は〈水泳〉判定に+3のボーナスを得る クラブ 主人は組みつきに+2のボーナスを得る スコーピオン 主人はイニシアチブ判定に+2のボーナスを得る(訳注:UMでの記述と異なる) スパイダー 主人は〈登攀〉判定に+3のボーナスを得る センチピード 主人は〈隠密〉判定に+3のボーナスを得る フォックス 主人は反応セーヴに+2のボーナスを得る 守護者呪文 1レベルの時点で、ウィッチは自身の使い魔を得るとき守護者も選択しなければならない。この守護者とは朧気で神秘的な力であり、ウィッチには完全には理解できない理由によって彼女にパワーを与える。2レベルの時点および以降2レベル毎に、ウィッチの守護者は新しい呪文をウィッチの呪文修得リストに加える。これらの呪文はまた自動的に使い魔に蓄えられた呪文のリストにも加えられる。このアスタリスク(*)の印のついた呪文はこの本の5章にある。得られる呪文は選ばれた守護者に依る。守護者それぞれはその主題によって一覧化されている。その本当の名前はGMとウィッチによって決まる。 疫病 :2― ディテクト・アンデッド 、4― コマンド・アンデッド 、6― コンテイジョン 、8― アニメイト・デッド 、10― ジャイアント・ヴァーミン 、12― クリエイト・アンデッド 、14― コントロール・アンデッド 、16― クリエイト・グレーター・アンデッド 、18― エナジー・ドレイン 。 機敏 :2― ジャンプ 、4― キャッツ・グレイス 、6― ヘイスト 、8― フリーダム・オヴ・ムーヴメント 、10― ポリモーフ 、12― マス・キャッツ・グレイス 、14― イセリアル・ジョーント 、16― アニマル・シェイプス 、18― シェイプチェンジ 。 欺瞞 :2― ヴェントリロキズム 、4― インヴィジビリティ 、6― ブリンク 、8― コンフュージョン 、10― パスウォール 、12― プログラムド・イメージ 、14― マス・インヴィジビリティ 、16― シンティレイティング・パターン 、18― タイム・ストップ 。 元素 :2― ショッキング・グラスプ 、4― フレイミング・スフィアー 、6― ファイアーボール 、8― ウォール・オヴ・アイス 、10― フレイム・ストライク 、12― フリージング・スフィアー 、14― ヴォーテックス *、16― ファイアー・ストーム 、18― メテオ・スウォーム 。 巧技 :2― アニメイト・ロープ 、4― ミラー・イメージ 、6― メジャー・イメージ 、8― ハリューサナトリ・テレイン 、10― ミラージュ・アーケイナ 、12― ミスリード 、14― リヴァース・グラヴィティ 、16― スクリーン 、18― タイム・ストップ 。 操影 :2― サイレント・イメージ 、4― ダークネス 、6― ディーパー・ダークネス 、8― シャドウ・カンジュレーション 、10― シャドウ・エヴォケーション 、12― シャドウ・ウォーク 、14― グレーター・シャドウ・カンジュレーション 、16― グレーター・シャドウ・エヴォケーション 、18― シェイズ 。 耐久 :2― エンデュア・エレメンツ 、4― ベアズ・エンデュアランス 、6― プロテクション・フロム・エナジー 、8― スペル・イミュニティ 、10― スペル・レジスタンス 、12― マス・ベアズ・エンデュアランス 、14― グレーター・レストレーション 、16― アイアン・ボディ 、18― ミラクル 。 力 :2― ディヴァイン・フェイヴァー 、4― ブルズ・ストレンクス 、6― グレーター・マジック・ウェポン 、8― ディヴァイン・パワー 、10― ライチャス・マイト 、12― マス・ブルズ・ストレンクス 、14― ジャイアント・フォームI 、16― ジャイアント・フォームII 、18― シェイプチェンジ 。 動物 :2― チャーム・アニマル 、4― スピーク・ウィズ・アニマルズ 、6― ドミネイト・アニマル 、8― サモン・ネイチャーズ・アライIV 、10― アニマル・グロウス 、12― アンティライフ・シェル 、14― ビースト・シェイプIV 、16― アニマル・シェイプス 、18― サモン・ネイチャーズ・アライIX 。 判断 :2― シールド・オヴ・フェイス 、4― アウルズ・ウィズダム 、6― マジック・ヴェストメント 、8― レッサー・グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティ 、10― ドリーム 、12― グレーター・グローブ・オヴ・インヴァルナラビリティ 、14― スペル・ターニング 、16― プロテクション・フロム・スペルズ 、18― メイジズ・ディスジャンクション 。 変成 :2― ジャンプ 、4― ベアズ・エンデュアランス 、6― ビースト・シェイプI 、8― ビースト・シェイプII 、10― ビースト・シェイプIII 、12― フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンI 、14― フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンII 、16― フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンIII 、18― シェイプチェンジ 。 水 :2― ブレス・ウォーター/カース・ウォーター 、4― スリップストリーム *、6― ウォーター・ブリージング 、8― コントロール・ウォーター 、10― ガイザー *、12― エレメンタル・ボディIII (水のみ)、14― エレメンタル・ボディIV (水のみ)、16― シーマントル *、18― ツナミ 。 ウィッチ呪文 ウィッチは以下の呪文に接することができる。これらの呪文の多くは Core Rulebook にあるが、アスタリスク(*)印の付いたものはすべてこの本の5章にある。 0レベル・ウィッチ呪文 ― アーケイン・マーク 、 ガイダンス 、 スタビライズ 、 スパーク* 、 タッチ・オヴ・ファティーグ 、 ダンシング・ライツ 、 デイズ 、 ディテクト・ポイズン 、 ディテクト・マジック 、 ピュートリファイ・フード・アンド・ドリンク* 、 ブリード 、 メッセージ 、 メンディング 、 ライト 、 リード・マジック 、 レジスタンス 。 1レベル・ウィッチ呪文 ― アイデンティファイ 、 アンシーン・サーヴァント 、 イル・オーメン* 、 インフリクト・ライト・ウーンズ 、 エンラージ・パースン 、 オブスキュアリング・ミスト 、 キュア・ライト・ウーンズ 、 コーズ・フィアー 、 コマンド 、 コンプリヘンド・ランゲージズ 、 サモン・モンスターI 、 スリープ 、 ダンシング・ランタン* 、 チャーム・パースン 、 チル・タッチ 、 ディテクト・シークレット・ドアーズ 、 バーニング・ハンズ 、 ビガイリング・ギフト* 、 ヒプノティズム 、 マウント 、 マスク・ドゥウェオマー* 、 メイジ・アーマー 、 リデュース・パースン 、 レイ・オヴ・エンフィーブルメント 。 2レベル・ウィッチ呪文 ― インフリクト・モデレット・ウーンズ 、 ウェブ 、 ヴァーミット・スウォーム* 、 エンスロール 、 オーギュリイ 、 オルター・セルフ 、 キュア・モデレット・ウーンズ 、 グライド* 、 グリッターダスト 、 サモン・スウォーム 、 サモン・モンスターII 、 シー・インヴィジビリティ 、 ジェントル・リポウズ 、 スケアー 、 ステイタス 、 スペクトラル・ハンド 、 ゾーン・オヴ・トゥルース 、 タッチ・オヴ・イディオシー 、 デイズ・モンスター 、 ディテクト・ソウツ 、 ディレイ・ポイズン 、 デス・ネル 、 パーシーヴ・キューズ* 、 バーニング・ゲイズ* 、 ヒドゥン・スピーチ* 、 ファインド・トラップス 、 フィースト・オヴ・アッシュズ* 、 フェスター* 、 フォールス・ライフ 、 フォッグ・クラウド 、 ブラインドネス/デフネス 、 ホールド・パースン 、 パークス・パスチュール* 、 レヴィテート 。 3レベル・ウィッチ呪文 ― アーケイン・サイト 、 ヴァンピリック・タッチ 、 ウォーター・ウォーク 、 ガイディング・スター* 、 カップ・オヴ・ダスト* 、 グリフ・オヴ・ウォーディング 、 クレアオーディエンス/クレアヴォイアンス 、 サモン・モンスターIII 、 サジェスチョン 、 シェア・センシズ* 、 スクリーチ* 、 スティンキング・クラウド 、 スピーク・ウィズ・デッド 、 スリート・ストーム 、 セピア・スネーク・シジル 、 タンズ 、 ディープ・スランバー 、 ディスペル・マジック 、 トワイライト・ナイフ* 、 ネイチャーズ・エグザイル* 、 ビストウ・カース 、 ヒロイズム 、 フライ 、 ペイン・ストライク* 、 ライトニング・ボルト 、 リムーヴ・カース 、 リムーヴ・ディジーズ 、 リムーヴ・ブラインドネス/デフネス 、 レイ・オヴ・イグゾースチョン 、 レイジ 、 ロケート・オブジェクト 。 4レベル・ウィッチ呪文 ― アーケイン・アイ 、 アイス・ストーム 、 インフリクト・シリアス・ウーンズ 、 エナヴェイション 、 レッサー・ギアス 、 キュア・シリアス・ウーンズ 、 クラッシング・ディスペア 、 コンフュージョン 、 サモン・モンスターIV 、 スクライング 、 スパイト* 、 スリープウォーク* 、 スリーフォールド・アスペクト* 、 セキュアー・シェルター 、 ソリッド・フォッグ 、 チャーム・モンスター 、 ディヴィネーション 、 ディサーン・ライズ 、 ディテクト・スクライング 、 ディメンジョン・ドア 、 デス・ウォード 、 ニュートラライズ・ポイズン 、 ファンタズマル・キラー 、 フィアー 、 ブラック・テンタクルズ 、 ポイズン 、 マイナー・クリエイション 、 ムーンストラック* 、 ロケート・クリーチャー 、 ワンダリング・スター・モーツ* 。 5レベル・ウィッチ呪文 ― インフリクト・クリティカル・ウーンズ 、 ウェイヴズ・オヴ・ファティーグ 、 オーヴァーランド・フライト 、 キュア・クリティカル・ウーンズ 、 クラウドキル 、 コンタクト・アザー・プレイン 、 サフォケーション* 、 サモン・モンスターV 、 シークレット・チェスト 、 シンボル・オヴ・スリープ 、 シンボル・オヴ・ペイン 、 テレパシック・ボンド 、 テレポート 、 ドミネイト・パースン 、 バニッシュ・シーミング* 、 フィーブルマインド 、 ブライト 、 プライング・アイズ 、 ブレイク・エンチャントメント 、 ベイルフル・ポリモーフ 、 マス・ペイン・ストライク* 、 ホールド・モンスター 、 マーク・オヴ・ジャスティス 、 メジャー・クリエイション 、 マインド・フォッグ 、 マジック・ジャー 、 リインカーネイト 、 レスト・エターナル* 。 6レベル・ウィッチ呪文 ― アイバイト 、 アナライズ・ドゥウェオマー 、 アニメイト・オブジェクツ 、 アンウィリング・シールド* 、 マス・インフリクト・ライト・ウーンズ 、 ガーズ・アンド・ウォーズ 、 ギアス/クエスト 、 マス・キュア・ライト・ウーンズ 、 クローク・オヴ・ドリームズ* 、 コーン・オヴ・コールド 、 マス・サジェスチョン 、 サモン・モンスターVI 、 シンボル・オヴ・パースウェイジョン 、 シンボル・オヴ・フィアー 、 スウォーム・スキン* 、 ストーン・トゥ・フレッシュ 、 スレイ・リヴィング 、 グレーター・ディスペル・マジック 、 トゥルー・シーイング 、 トランスフォーメーション 、 グレーター・ヒロイズム 、 ファインド・ザ・パス 、 マス・フェスター* 、 フレッシュ・トゥ・ストーン 、 レイズ・デッド 、 レジェンド・ローア 。 7レベル・ウィッチ呪文 ― グレーター・アーケイン・サイト 、 インサニティ 、 インスタント・サモンズ 、 マス・インフリクト・モデレット・ウーンズ 、 ヴィジョン 、 ウェイヴズ・オヴ・イグゾースチョン 、 マス・キュア・モデレット・ウーンズ 、 コントロール・ウェザー 、 サモン・モンスターVII 、 シンボル・オヴ・ウィークネス 、 シンボル・オヴ・スタニング 、 グレーター・スクライング 、 チェイン・ライトニング 、 グレーター・テレポート 、 テレポート・オブジェクト 、 ハーム 、 パワー・ワード・ブラインド 、 ヒール 、 フェイズ・ドア 、 プレイン・シフト 、 マス・ホールド・パースン 、 リジェネレイト 。 8レベル・ウィッチ呪文 ― アンティパシー 、 イレジスティブル・ダンス 、 マス・インフリクト・シリアス・ウーンズ 、 マス・キュア・シリアス・ウーンズ 、 クローン 、 サモン・モンスターVIII 、 シンパシー 、 シンボル・オヴ・インサニティ 、 シンボル・オヴ・デス 、 ストームボルツ* 、 マス・チャーム・モンスター 、 ディサーン・ロケーション 、 ディストラクション 、 ディマンド 、 トラップ・ザ・ソウル 、 パワー・ワード・スタン 、 グレーター・プライング・アイズ 、 ホリッド・ウィルティング 、 マインド・ブランク 、 メイズ 、 モーメント・オヴ・プレシャンス 、 リザレクション 。 9レベル・ウィッチ呪文 ― アストラル・プロジェクション 、 マス・インフリクト・クリティカル・ウーンズ 、 ウェイル・オヴ・ザ・バンシー 、 エレメンタル・スウォーム 、 マス・キュア・クリティカル・ウーンズ 、 マス・サフォケーション* 、 サモン・モンスターIX 、 ストーム・オヴ・ヴェンジャンス 、 ソウル・バインド 、 テレポーテーション・サークル 、 ドミネイト・モンスター 、 パワー・ワード・キル 、 フォアサイト 、 マス・ホールド・モンスター 、 レフュージ 。
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1389.html
俺「お晩です! 懲りずにやってきました『今日のウィッチ』のコーナー! お伝えするのは、使い魔の尻尾が飛び出る瞬間のお尻が大好き、な俺と」 伯爵「やあ、ベルトをつけてるウィッチのズボンって妙に興奮するよね? ヴァルトルート・クルピンスキーだよ」 俺「ウィッチを心の底から愛するこのコンビで、今日も遠慮することなく進めていきたいと思います!!」 伯爵「空気が読めることに定評のあるネウロイは、絶対にこの時間には来ないしね」 俺「ああ、ご都合主義のような気もするがそうだ。きっとネウロイたちも巣で俺達の紹介を聞いているに違いない」 伯爵「ネウロイもウィッチは好きなんだろうね」 俺「ただ、エロガキには厳しいらしいがな」 伯爵「ふふっ、だとしてもボクたちのウィッチに手を出そうっていうなら容赦なく撃墜させてもらうけどさ」 俺「バンバンやってくれ。いくらウィッチが好きでも襲い掛かるなど非紳士的極まりないからな。ネウロイは全滅していい」 伯爵「ネウロイにも、いいネウロイがいるらしいよ? まあ、判別つける前にボクは撃墜するけど」 俺「なんじゃそりゃ。っと、無駄話はこれくらいにして、本題だ」 伯爵「そうだね、ネウロイより女の子の話をしたいよ」 俺「さあみなさんもお待ちかね、今日ご紹介するウィッチは、カールスラントウィッチの女帝! 溢れ出るカリスマにメロメロだ! アドルフィーネ・ガランドの姉御!!」 伯爵「おっ、今日はうちの少将閣下かい?」 俺「ああ、現在判明しているウィッチの中では最も高い少将の階級を持つ、カールスラントがルフトヴァッフェのウィッチ隊総監、つまりウィッチの大親分だ」 伯爵「少将にはボクも何度か会ったことがあるよ」 俺「いいなぁ……ガランドの姉御を近くで見たいぜ」 伯爵「近くで見るとわかるけど、カリスマオーラが本当にものすごいんだ。身長もボク(175)よりは小さいけど170cmあるしね」 俺「まず半端ないイケメンだし。イケメンにおっぱいがついたみたいな感じだよあれ。いやそこがいいんだけどさ」 伯爵「あのパンツルックがまた似合ってるよね。あの身長の半分を占めてるすらりと長い美脚のラインが、黒いぴちっとした生地で露になっててさ」 俺「あの足のラインだけで東京ドームのナイター分賄えるわ」 伯爵「あの美脚で椅子に座った時に足を組まれたりしたら、それだけで言いようもない色気が湧き上がってきちゃってこまるよ」 俺「あとさ、なんで横に穴が開いてるんだろうな。太ももの眩しい肌は確かに見せても恥ずかしくもなんでもないんだろうが、あれか? おみ足に頬擦りしたりくんかくんかしたりぺろぺろするためのポイントか?」 伯爵「いやいや、あそこから手をつっこんで柔らかな肌を満喫しながら『あそこ』に向かって……」 俺「ストーップ! ストーップ!! 遠慮なく語るコーナーだけど、今がゴールデンの時間ってことは忘れないで伯爵!!」 伯爵「じゃあ、明日から深夜枠に移動しようよ」 俺「それは作者の歯止めが利かなくなるからダメだ! 毎回途中に18禁SSコーナーが発生して毎日更新もできなくなる」 伯爵「ちぇっ、そりゃ残念」 俺「俺も我慢してるんだ、伯爵も我慢して、健全な愛を叫ぼうじゃないか。それとも伯爵はエロしか語れないのか?」 伯爵「おっと、その発言は聞き捨てならないね。ボクを誰だと思ってるんだい? このヴァルトルート・クルピンスキーを舐めてもらっちゃこまるよ」 俺「よーし、その調子だ。そうそう、あの双眸もまた切れ長で力強いものがあるよな。顔立ち全体も男前だし」 伯爵「革の上着もかっこいいよね。男前な少将によくあってるし、パンツルックとのマッチも完璧だよ。それに、腰のくびれが凄い。あのウエストの細さには感涙するよ!」 俺「しかも忘れてならないのは、おっぱいは俺が全身全霊をもって尊ぶ中おっぱいだということだ!!」 伯爵「今回は以前に君が語った中おっぱいの魅力の証明と言わざるを得ないね!」 俺「だろう? 下半身はすらっと長く、切れ長の目だけでなく顔の輪郭も比較的すっとしてる。そしてその上下を違和感なく繋ぎ調和を維持する絶妙なサイズのあのおっぱい!!」 伯爵「全体的なイメージを損ねることはなく、かといって女性としての魅力を減じることもないし」 俺「調和の取れた滑らかなあの全身の曲線美! スレンダー美人の理想系のひとつと言わざるを得ない!!」 伯爵「シルエットだけでパン三籠はいけるよ」 俺「ああ……たまんねぇ」 伯爵「たまらないね」 俺「でも、よくよく考えると伯爵も似たようなもんだよな」 伯爵「どういうことだい?」 俺「いやだって伯爵もパンツルックだし、イケメン系だろ。まあおっぱいは結構大きいけど」 伯爵「うーん、それだけ取り出せばそうかもしれないけど、やっぱりカリスマだとさすがのボクも負けるかなぁ。口説き文句なら負けないけど」 俺「どうかなぁ。意外なことに服装やスタイル以外も似たもの同士かもしれんぞ?」 伯爵「どういうことだい?」 俺「まず、どんな時にも遠慮がない。カールスラント撤退戦の時に、たぶんモルヒネ大好きな空軍大臣にだろうが、欲しいものはと聞かれて『スピットファイア』と答える豪胆さ」 伯爵「その逸話はボクらも凄い聞いたよ。撤退戦においては時間稼ぎしなきゃいけないのに航続距離が短いBf109だとしょっちゅう基地に戻らなくちゃいけなくて非効率的だったから言ったんだろうけど」 俺「なら、これは? 軍上層部に欲しいものを問われた際に、501にいたリネット・ビショップが欲しいって言ったっていう逸話」 伯爵「ええっ!? なんだいそれは、どことなく同胞の香りがしてくるじゃないか!」 俺「姉御だからなぁ、スオムスのどっかの誰かさんじゃないが若いウィッチに『お姉さま』と呼ばれてても違和感がまったくない!」 伯爵「でも……」 俺「でも?」 伯爵「でもそうすると、ボクのキャラが薄くならない?」 俺「いや、大丈夫だろ。たとえガランドの姉御が女の子も好きだとしても、伯爵とはまた違ったタイプになるさ」 伯爵「具体的には?」 俺「具体的にはそうだな……」 ガランド『君が、リネット曹長だな?』 リーネ『は、はいっ!! ブリタニア空軍所属リネット・ビショップ曹長です!!』 ガランド『ふむ……』 リーネ(あう、なんかすごい私のこと見てる。それにどうして少将なんてお偉いさんに私呼び出されてるのぉ。ふえ~ん) ガランド『率直に言おう。私は君を必要としているんだリネット曹長……いや、リーネ』 リーネ『え? え?』 ガランド『ふっ、そう固くなることも慌てることもない。ここには誰もいないし、私たちにはまだまだ時間がある』 伯爵「……なんだいこの正統派イケメン」 俺「これは俺の想像でしかないから絶対ではないが、とにかく伯爵とは違うさ。だいたい伯爵みたいだったら、魔眼使って覗きとかしそうだろ? 俺やだよそんな姉御」 伯爵「なんか釈然としないけど、魔眼があったら覗きをやりたい気持ちは否定できないから、納得しておくよ」 俺「よきかなよきかな」 伯爵「まあ、実際のところ少将は見た目だけじゃなくて中身も男前で豪胆だよね」 俺「そうだな、さっきのスピットファイア発言もそうだけど、まだ実用化の目処もあやふやだったジェットストライカー推進して、最後にゃ皇帝に上申してまでジェットストライカー部隊の第44戦闘団司令に中将になったのに就任するしな」 伯爵「しかも、もうシールドも失ったエクスウィッチだって言うのに皇帝の出撃禁止を破って内緒で出撃もするしね」 俺「階級が階級だからカールスラントだけでなく連盟のウィッチ全体の人事にも大きな影響力があって、姉御が万が一死んだら連盟全体の士気に関わるって言うのになぁ」 伯爵「ジェットストライカーってものすごい速いらしいし『当たらなければいいのだろう?』とか言ってそうだなぁ」 俺「姉御の技量ももちろんだが、第44戦闘団がカールスラントのスーパーエースばっかり集まった部隊だからシールドなしでもなんとかなってるようにしか思えないな」 伯爵「502にいなかったらボクも第44戦闘団に声がかかってたかもね」 俺「なぜだか確信できるほど呼ばれてる気がする。まああれだ、どっかの対地攻撃の女王様も無断出撃してるんだろうし、カールスラント軍人って規律に煩いとか絶対都市伝説だろ」 伯爵「ミーナちゃんは、扶桑の魔女じゃなくてカールスラントの魔女のほうが階級高いのにもだいぶはっちゃけてるってことに気づかないのかな?」 俺「気づいてて見ない振りしてるのかもしれん。上官があれ、ってのは嫌だろ」 伯爵「見てみぬふりかもよ? 少将がやってることは美緒ちゃんと同じようなものなのにね」 俺「ミーナさん……中間管理職は大変だね」 伯爵「まあ、本当は少将があれだから美緒ちゃんもなのかもしれないけど」 俺「どういうこった?」 伯爵「娘Typeで連載してる扶桑海の閃光に、少将……まあ当時はまだ大尉だね、彼女は扶桑海事変に観戦武官として送られてて、まだひよっこで魔眼のコントロールができなかった美緒ちゃんに、同じ魔眼使いの先輩としてアドバイスをしてたんだよ」 俺「なん……だと……」 伯爵「北郷さんが確かに一番の師匠なのは疑いようがない。だけど少将も隠れた影の師匠的な存在だったとしたら? 若い美緒ちゃんが、魔眼使いとしての先輩の少将を意識するようになるのも当然だよね? そして一人前になったとしても、どこか似たもの同士になる可能性も……」 俺「これは面白くなってきました」 伯爵「魔眼の使い方を教えてる少将と美緒ちゃんは、アニメ第一話で芳佳ちゃんに力を抜くように教えてた美緒ちゃんを思い出したなぁ」 俺「おいおいなんだよ姉御ぱねぇよ」 伯爵「あの少将のカリスマオーラの人ったらし風味も、なんとも似てる気もするし。実は美緒ちゃん惚れてたりしない?」 俺「なんか妄想が膨らんできすぎて俺困っちゃうんだけど」 伯爵「ふふふ。まあ、全部ボクの憶測と想像でしかないからね、でもこう考えると楽しいよね?」 俺「妄想してこその俺スレだしな」 伯爵「それとさ、この漫画での少将って表情も豊かだったんだ。しかもいちいち仕草が色っぽいんだよ。魔眼を使うために視界を限定して集中力を高めるためのスコープを覗き込む姿とか、妙に艶やかでさ」 俺「まてよ? 扶桑海事変当事ってことは……姉御まだ16歳じゃん!! そんな頃からもうアダルティーだったのか!!」 伯爵「うん。それとさ、ボクは是非とも少将には水着姿のまま出撃して欲しいんだ」 俺「なんで?」 伯爵「だって、元ネタあるんだもん」 俺「……え?」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/596.html
投下スレ:俺「ストライクウィッチーズ……だと……?」712-725 第一話:杖つきウィッチ ――ブリタニア空軍司令室―― 僕「転属・・・ですか?」 司令「そうだ。君にはロマーニャにいってもらいたい。 知っているだろう?ガリア解放の立役者がいるところだ。」 僕「はぁ・・・なんでまた、そんな激戦地に・・・しかも自分がですか?」 司令「謙遜するな、ヘルゼーエン。君の能力は、英雄の集うかの501統合戦闘航空団といえど、決して見劣りするようなことはあるまい。」 僕「ですが、別に戦力が足りない、というわけではないでしょう? しかも聞いた話ではあそこは女所帯で、男の自分がいくには些か規律的に不味くないですか?」 司令「戦力に関してだが、ナイトウィッチと後方支援が同時にこなせるウィッチなど、どこにいたところで無駄にはならんよ。 それと、規律に関しては君ならさほど問題も起こりにくいだろう?」 僕「こっちはともかく向こうがどう思うかだと思うんですが・・・」 司令「向こうの隊長も君の受け入れに関しては特に渋ってはいない。まぁ頑張って馴染むことだ。」 僕「ちなみに拒否権は・・・?」 司令「すでに君の荷物は手配してある。荷造りも時間がかかるだろうからな。」 僕「・・・・・・了解です。司令。」 そう言って諦めたかのように彼は息を吐き、一言断って部屋を出た。 ――501統合戦闘航空団基地、執務室―― 坂本「新しいウィッチがくる?」 ミーナ「えぇ。予定だと、明日にはこの基地に到着するそうよ。」 坂本「なんでまたこんな時期に・・・」 ミーナ「突然の辞令でこちらもさっぱりなのよ。でも、書類を見ると夜間哨戒もこなせるウィッチで、能力も申し分ないらしいわ。 サーニャさんの負担が減るのはこっちも望ましいし、襲撃の頻度が増してる以上、戦力は多いにこしたことないでしょう?」 坂本「夜間哨戒・・・?ナイトウィッチは稀少だろう?そんな簡単に転属させていいのか?」 ミーナ「厳密には魔導針を用いるナイトウィッチじゃないらしいのよ。 なんでも、固有魔法で似たようなことが出来るとか。」 坂本「ふむ・・・優秀なウィッチならこちらも拒む必要もないな。ところで、なんでまた私だけ呼び出してそんな話をしたんだ?」 ミーナ「それなんだけどね。能力に関しては特に問題ないのだけれど、一つ問題があるのよ・・・」 坂本「・・・?」 ミーナ「そのウィッチ、どうやら男の人らしいのよね・・・」 ――翌日―― 基地に小型の輸送機が到着した。 降りてくるのはいくつかの荷物を抱えた下士官らしき若者と、杖をついたやや小柄な少年。 そしてそれを501の主だった面々が出迎える。互いに表情まで確認できる距離に近づくと、 立ち止まり互いに敬礼をかわした。先にミーナが声をかける。 ミーナ「501統合戦闘航空団、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です。えっと…そちらの方は従軍士官かしら…?」 そう言ってどこか扱いかねるような口調で、杖をついた少年に視線を寄越した。 しかしそれを遮るように荷物を運んでいた下士官が先に声をかける。 下士官「えーっと…すいません、なにか誤解があるようですが付き添いは自分の方です。 少尉、そんなあわよくばこのまま帰ろうとか考えてないでとっとと挨拶してください。」 坂本「…?失礼だが、その杖…もしや目が…?」 その声に答えるようにかたわらの少年が下士官の前に出てきて一つ敬礼をした。 前髪に隠れているが、彼のその目は両目とも固く閉ざされている。 僕「申し遅れました。本日より501統合戦闘航空団に配属となりました、僕少尉です。 こんな目ですが、一応れっきとした航空ウィッチです。ヴィルケ中佐。」 ミーナ・坂本「………」 その言葉にミーナは頭痛をこらえるように頭を抑え、坂本は目を白黒とさせた。 ――基地内部―― ミーナ、坂本、僕少尉の三人は基地内をブリーフィングルームに向かって歩いている。 先頭のミーナは背後を気にするようにちらちらと後ろを向き、殊更にゆっくりと歩いていた。 ちなみに、最初は手を引いたほうがいいのか、測りかねていたが、足音がわかれば十分だと断られている。 そして、僕少尉は特に気にする様子もなくマイペースについてきている。 しかし痺れを切らしたかのように坂本が彼に声をかけた。 坂本「なぁ、僕少尉、といったな?」 僕「はい、なんですか?えーと坂本少佐。」 先ほど互いに自己紹介したとはいえ、もう声だけで個人を識別しているのを見て、 坂本は少し驚いたような顔をした。 しかし、それを口調に出さないように質問をする。 坂本「あぁ。少尉のことはいくらか書類だけなら知っているんだが、 本当に航空ウィッチなのか?いや失礼を承知で聞く。その目でそもそも戦えるのか?」 問いつめるようなその声を特に気にした様子もなく、彼は気楽な様子で答えた。 僕「まぁこんな杖もってますし、気になりますよね。…今はほかのメンバーのところに向かってるんですよね? 丁度いいのでみなさんの前で自分の固有魔法をお見せします。」 そしてしばらくして、目的の部屋にたどり着いた。先にミーナと坂本が入り、僕少尉もそれに続く。 軍服こそ着ているが、片手に杖をついた少年が 部屋に入ってきたことに、部屋にいたメンバーは動揺したかのようにざわめいた。 そしてそのざわめきを打ち消すようにミーナが声を出す。 ミーナ「皆さん!今日から私たち501航空団に新しい仲間が増えました。それでは、少尉。」 その言って隅に控えていた彼を前に促す。 坂本が真ん中まで手を引こうかと一歩踏み出したが、平然と真ん中まで歩いていくのを見て思いとどまった。 そして、まるで見えているかのようにぐるりと見渡し、人呼吸おいた後喋りだした。 僕「えーと、ブリタニア空軍から本日付けでこちらに配属された僕少尉です。 ・・・皆さんが聞きたがっているだろうことから言いますと、 自分は目が見えません。先天性の障害らしく今の技術では治せないらしいです。」 その言葉に彼が入ってきた時よりもさらにざわめきが大きくなった。それを代表するようにバルクホルン大尉が声をかける。 バルクホルン「おい!そんな目で本当に戦えるのか?私たちは命を懸けてネウロイと戦っているんだぞ!」 その言葉には周囲も同意のようだ。彼のもとに皆の視線が集まる。 僕「えー、それに関しては固有魔法をみてもらうのが一番手っとり早いんですけど・・・」 そういうと少尉の体を淡い光が包む。 ウィッチが魔法力を使う際に起こる光だ。それと同時に彼の額から後頭部にかけての髪の毛が白く染まる。 黒髪と合わせ、彼の使い魔、オオタカと同じ色だ。 しかしそれ以上に、皆は彼の固く閉ざされていた目が開かれたことに注目した。 彼はその、黄色い虹彩に比べて小さい黒い瞳孔をもつ、ちょうど猛禽のような目を晒すように前髪をかきあげ、 それをポケットから取り出したカチューシャで固定する。 ルッキーニ「おぉ、とりー!」 僕「あ、ちなみに目を開いているからって魔法力で目が見えるようになったわけじゃないです。」 そう言うと彼は、自分の固有魔法が空間知覚であること、 連続使用は魔法力の消費を抑えても半日ももたないため、普段は使わないようにしていること、 自分の中で目を開くことを魔法力を起動するトリガーとしているため、普段は眼を閉じていること、 生まれてから10年以上を魔法力の存在を知らずに過ごしていたため、日常生活を送る上で問題はないこと、 そういったことを訥々と語る。 そこまでを聞いて、横に控えていた坂本が声をかけた。 坂本「それで、その能力はどれくらいの距離を知覚できるんだ?10数メートル程度なら戦場ではほぼ役に立たないと思うが…」 僕「長時間の戦闘を前提とするなら周辺1kmほどが限界ですね。 魔法力の消費を考えなければ、索敵半径は最大10kmほどまでは伸ばせます。 ですが、それも全方位への知覚を前提とした場合で、一方向に絞れば知覚可能距離は倍くらいにはなると思います。 まぁナイトウィッチに比べればたいした距離じゃないですけどね。」 最大20キロ先までの空間知覚が可能。確かにナイトウォッチの魔導針による索敵距離には到底及ばないが、 気軽に言われるその途方も無い数字に、そこにいる全員が驚愕した。 僕「まぁピンとこない人もいるかと思うんで…」 と周囲を見渡していたが、何かに気づいたかのように視線を止めた。 ちょうどその目の先にはペリーヌ、そしてその後ろに 興味がなさそうにタロットカードをいじっているエイラと熟睡しているサーニャがいる。 彼の視線につられて全員がそちらを見た。さすがにエイラもそれに気づく。 エイラ「ん?どうしタ?」 僕「それタロットですよね?テーブルに何枚か伏せてもらえますか?」 遠目に手に持ってるものをあっさり当てられたことに少し驚きつつも、 とりあえず指示に従い、適当にシャッフルして三枚ほど伏せる。 エイラ「それでどうするんダ?」 僕「今から順番にカードの中身を当てます」 その言葉に皆が息を呑んだ。どう見ても中身は見えていなかったし、 確かにこれで中身を当てるようなその魔法は間違いないだろう。 僕「じゃあ行きますね。貴女から見て左のカードから、太陽のカードです」 指示通りエイラが左のカードを開くと、彼の言うとおり太陽のカードが現れた。 エイラ「せ、正解ダ…」 エイラがそう言うと遠巻きに見ていた他のメンバーからもどよめきが起こる。 しかし、彼のカード当てはまだ続く。 僕「真ん中のカードは隠者、そして右のカードは…塔ですか。あんまり良いカードじゃないですね。」 順番にカードをひらくと、残りの二枚も彼の言うとおりのカードであった。 シャーリー「へー!すごいなぁ!!」 ルッキーニ「すっげー!」 何人かからは賞賛の声が上がり、最初は少し胡散臭そうな顔をしていた者、 特にペリーヌも素直に驚いていた。 しかしそのとき、ハルトマンが何かに気づいたように手を上げた。 ハルトマン「ねぇねぇ!もしかしてその能力ってお風呂覗いたりもできるんじゃない!?」 すかさず一人が反応した。ダンッと机をたたきながら立ち上がる。 エイラ「何ダト!?サーニャの裸を見たら許さないからナ!!」 その声に少し戸惑うように彼が答える。 僕「まぁ出来るかできないかで言ったら出来ますけど… えーと…正直覗きっていう行いがイマイチピンと来ないんですよね。 男だと女性の体を見たいって思うのが普通なんでしょうか?」 その言葉に、皆が口を閉ざした。しかし彼は更に続ける。 僕「でも、皆さんもプライバシーがあるでしょうし、基地内では許可があった時以外 この目を使わないことを約束します。口約束じゃ信用できないなら誓約書等を用意してもらっても構いません。 さっきも言ったように、日常生活を送るのにそれほど支障はないので。」 ミーナ「わかったわ。それに関しては貴方を信用します。皆さん、いいですね?」 ミーナのその言葉に特に異論は上がらなかった。生まれつき目が見えない、という事実がいい方向に働いたようだ。 しかし、 僕「あ、でもさっき偶然見えちゃったんですけど、なんかあっちの方にゴミ置き場の隣に ベッドや家具がある部屋がありましたけど、あれはなんですか?物置かなんかですか?」 と隊員の私室がある棟の方を指さす。おおよそであるが、それはバルクホルンとハルトマンの部屋の方を指しているように見える。 宮藤、リーネなどは何か地雷を踏んだかのように俯いてしまった。 バルクホルン「…残念だが。」 バルクホルンがプルプルと震えながら声を出す。 僕「え…?」 バルクホルン「それは私とハルトマンの部屋だ!!!勝手に覗くな!」 僕「え!?あ、すいません!」 そんな様子をシャーリーとルッキーニ、さらに、 何故か当人であるはずのハルトマンが指をさしながら爆笑していた。 第二話へ
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1421.html
俺「お晩です。ちょっと間は空きましたが『今日のウィッチ』のコーナーです。お伝えするのは、ウィッチはみんな大好きだけど一番好きなウィッチは当然いるよ、な俺と」 伯爵「やあ、愛と美の伝道師ヴァルトルート・クルピンスキーだよ!」 俺「はぁ……」 伯爵「おや? さっきからどうしたんだい俺? ため息ばかりじゃないか」 俺「ああ、実はな伯爵…………このコーナー、今回で最後なんだ」 伯爵「えっ?」 俺「記念すべき10回目なのに最終回なんだよ」 伯爵「や、やだなぁ、つまらない冗談はよしてくれないかい?」 俺「冗談じゃない、冗談じゃない、ほんとのことさ」 伯爵「そ、そんな……だったら、次からはどこでウィッチたちへの愛を叫べばいいんだい!!」 俺「伯爵……忘れちゃいけない。ここは俺ストパンスレだ。ウィッチへの愛は、こんな場末のコーナーではなく、作品に、SSに昇華して叫べばいいんだ! 本スレが復活した今こそそうなるべきなんだ!!」 伯爵「そ、それは……」 俺「そりゃあ、俺だって寂しい。だけどな、所詮この企画は避難所にあまりにも人がいなかったがゆえの賑やかし。投下が増えた今、役目は終えたんだよ」 伯爵「うん、そっか……なら!」 俺「そうだ! 最後だが、最後であるがゆえに!! ウィッチへの最高の愛を叫ぼうじゃあないか!!」 伯爵「このコーナーは確かに存在していたんだっていう証を、ボクたちでここに刻もう!!」 俺「そうだ! その意気だ!! 受けてみろ!! これが俺の全力全開!!」 伯爵「さあ俺! 今日紹介するウィッチを発表しておくれよ!!」 俺「おう! 最終回を飾る記念すべきウィッチはぁ! かっこいいのにかわいい。あれこれって矛盾? いいえ最高のフュージョンです! 立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花!! プンスキー伯爵ことヴァルトルート・クルピンスキーだぁぁぁぁぁ!!!」 伯爵「……えっ、ボク!?」 俺「なにを驚いているんだ伯爵?」 伯爵「い、いや、ボクって紹介する側じゃなかったっけ?」 俺「おいおい伯爵、お前だっていっぱしのウィッチじゃないか!! 紹介されるに足る条件は充分満たしているぞ!!」 伯爵「でもさ、ボクなんかよりかわいい娘のほうがよくない?」 俺「ぶぁああかもぉおおおおおん!!」 伯爵「わっ!?」 俺「なにを言うか伯爵!! お前さんは自身の持つ魅力に気づいていないのかぁ!!」 伯爵「ね、ねえ俺? なんか目の奥が渦巻いてて怖いんだけど……」 俺「そこになおれい!! この俺がみっちりと教え込んでくれるわ!!」 伯爵「けどボクはその本人なんだけど? 普通こういうのって本人呼ばないよね?」 俺「常識なんて夕陽の海に捨てろ!! それに安価は絶対だぁ!!」 伯爵「おかしいな、俺のテンションがおかしい。ボクが言うのもあれだけど、いつも変人なのに輪をかけて変だ……」 俺「よーし、伯爵が納得したところでさっそく紹介を始めるぞぉ!」 伯爵「あー、これは止まらないパターンだね。しょうがないなぁ、付き合ってあげるよ」 俺「では、まずは簡単に伯爵の経歴を見ていこう」 伯爵「なんだか微妙に恥ずかしいね」 俺「1926年の素晴らしきぞろ目の日である11月11日。カールスラント北東部、バルト海にほど近いデムナウの町に生まれた」 伯爵「現実で言えば、ポーランド回廊で区切られた東プロイセンだね」 俺「だが、育ったのは移住した先のバルト海に面する港湾都市ブラウンスベルクだ」 伯爵「海運が盛んでね、陽気な船乗り達も多いいい町だよ」 俺「つまり、伯爵の性格はそういう開放的な雰囲気で育ったことにあるかもしれないってことだな?」 伯爵「かもね」 俺「ふむふむ。さて、そんな海沿いの町で育った伯爵だが、親はなんと公務員と家庭的には平凡だった」 伯爵「ただ、そしたらウィッチとしての能力が発現しちゃったんだよね。とはいっても、その頃は適当に『適正年齢になったら軍に入ろうかな』程度に考え始めただけだったけど」 俺「と、ここで俺チェーック!!」 伯爵「ちょっと待って」 俺「なに? 今いいとこなんだけど?」 伯爵「さも当然のように言ったけさ、『俺チェック』ってなんだい?」 俺「ふっ、簡単だ。俺が単に『ここのクルピンスキーはいい!!』と思ったポイントを語るんだ!!」 伯爵「あぁ、そう……やっぱり君、本人目の前でも変わらないんだね」 俺「伯爵だって、ジョゼの前でジョゼを褒めたりとか余裕だろ?」 伯爵「いや、まあそうなんだけど(自分がやられるのって、なんか調子狂うなぁ……)」 俺「この時伯爵……いや、ブラウンスベルクの少女ヴァルトルートちゃんは、海軍に入隊したいと思っていたんだ」 伯爵「あってるけど、その呼び方なに?」 俺「しかも理由が『色々な国に行けるから』だ!!」 伯爵「いいじゃないか。ブラウンスベルクは港湾都市で、船乗り達がよく外国の話をしているのを聞いてて、外国に興味持っただけなんだからさ」 俺「誰も文句は言ってないぞぉ!! それどころか感動している!! 『お船に乗ったら色んな国を旅できるよね』と海軍入隊を夢見る少女ヴァルトルートちゃん……く~! なんとも少女らしくてかわいいじゃねえか!!」 伯爵「まあ、ありがとうと言っておくよ」 俺「やばいみなぎってきたー!! 誰かタイムマシン作ってくれ、抱きしめにいきたい!」 伯爵「やだなー、多感な時期に君みたいな変態に襲われたら、ボクの健やかな成長に悪影響が出るじゃないか」 俺「そのまま憲兵にしょっぴかれても俺はかまわん」 伯爵「見上げた変態根性だね……」 俺「愛だよ、愛」 伯爵「はいはい」 俺「実際のとこは航空ウィッチの適正が判明したから空軍の養成学校に行くことになるんだけどな。ただ、ここでもう伯爵らしさを発揮する」 伯爵「楽しい楽しい寮生活だったよ。友達と一緒に寮監の目を盗んで脱走して夜の街に繰り出したり、いたずら仕掛けたりね。あー、あの頃も輝いてたなぁ」 俺「軍人になるという自覚が全然感じられないけど、伯爵らしい話だ。模範的とは対極にあるが、この頃からなんだかんだで人の輪の中心にいたんだろうな」 伯爵「だけどボク、これでも成績は優秀だったんだよ?」 俺「問題なく卒業して少尉に任官してるしなぁ。主席争いするくらい成績優秀ながら危うく任官できなくなるところだったロザリンドさんとはなぜこうも違うのか」 伯爵「元々の家庭環境とかが複雑だからねハンナは。ボクが会ったばっかりの頃は、荒れた反抗期みたいな感じだったし、上官うけは悪そうだよ」 俺「え? なにその自分は上官との関係良好みたいな発言は?」 伯爵「ふふっ、これでもボクのコミュニケーション能力は一級だよ? それに、いたずらだって笑顔で終われるいたずらしかしないよ」 俺「あー、確かに伯爵ならそうか」 伯爵「話戻るけどさ、ボクは少尉になった後はカールスラント空軍第52戦闘航空団の第6中隊に配属されたんだよね」 俺「JG52か……恐ろしい面子の揃っていた部隊か」 伯爵「そうだねー、エディータとラルとの長い付き合いもここが始まりだし、当時はまだボニン隊長も現役だったし、くまのぬいぐるみ大好きなハンネ・ダンマース、それにバルクホルンもいたね」 俺「さらに、後にはエーリカとマルちゃんも配属される……撃墜数がおかしいぞ化け物ばっかじゃねーか」 伯爵「参っちゃうなぁ? これもボクの人徳ってやつかな?」 俺「それはない」 伯爵「あ、やっぱり?」 俺「うん。ロスマン先生やボニンさんを指すならまだわかるが」 伯爵「ちぇー」 俺「まあとにかくこんな大エースばかりの部隊に配属された伯爵は、ヒスパニア戦役は終わってたんで、古参曹長に鍛えられながら日々を過ごしていたわけだ」 伯爵「任務中はともかく、普段のエディータは意外に楽しいこと好きだったし、他のみんな気のいい人たちばかりだったしね」 俺「なるほどなぁ。んでもって、ネウロイの襲来時にはもう飛行経験が充分な中堅ウィッチと見なされていた、と」 伯爵「懐かしいなぁ、その頃だよ、エーリカとハンナに会ったのは」 俺「そりゃ、着任してきた二人の目の前に火を噴くストライカーで不時着、そのまま涼しい顔で握手を求める、なんてことやってりゃ忘れられないだろ。つーか、その頃からもうユニット壊しだったのかよ」 伯爵「違うよ、ボクだって好きで壊してるんじゃないんだ。勝手に壊れるのさ」 俺「定番の言い訳すぎるからスルーするな? 新たに着任したエーリカとマルちゃん。伯爵はどちらかって言うとエーリカ側だったんだっけ?」 伯爵「そうだね。エーリカは最初はエディータの、後にはボクの僚機だったよ」 俺「つまり、エーリカに一撃離脱戦法を教えた一人でもある、と?」 伯爵「それはほとんどエディータだよ。ボクはせいぜい肩肘張りすぎない『楽しい軍隊ライフ』を教えてあげたくらいかな」 俺「戦闘関連は皆無かよ!」 伯爵「上手な息抜き方法を覚えるのは過酷な任務をこなすウィッチには必須だろう? まあ、実際のところエディータがだいたい教えていたし、才能もあったしボクが出る幕はあんまりなかったね」 俺「そのロスマン先生からは『私のかわいいハルトマンがニセ伯爵のせいであんなぐーたらに……』と本気と冗談が半々のコメントをもらってるけどな」 伯爵「エディータはちょっと溺愛しすぎな気もするけどね。結局、エーリカが撃墜数を伸ばし始めたのはバルクホルンの中隊に移ってからだし」 俺「トゥルーデと言えば、マルちゃんが部下だったな」 伯爵「あー、バルクホルンってばかなりハンナにてこずってたね。当時のハンナは捻くれてたからね。珍しく酒を飲んだバルクホルンが『あいつは信用ならん!』とか息巻いてたし」 俺「腕は確かな分たちが悪いって感じだったかもな。結局、馴染めなくてJG27に転属になっちゃうんだよなぁ」 伯爵「うん。ボクはあんまり話したことはなかったけど、悪い娘って感じじゃなかったよ。美人だったし、もっと構ってあげればよかったかなぁ?」 俺「まあ、エーリカとトゥルーデのゴールデンコンビっぷりを見ると、最初の上官をチェンジしてみたらどうだったんだろうか、とか考えるけどな」 伯爵「つまり、ハンナがボクの僚機だったらってこと? そうだなぁ、まずは飲ませたね」 俺「いきなりだなおい、どうしてだよ?」 伯爵「あんな捻くれ者は一回酒でも投下して洗いざらいぶちまけさせちゃえばいいんだよ。家庭内不和とかもあったらしいから、内心は寂しがりやっぽいし、理解してあげればそれなりに素直になってくれるよ」 俺「まあ、酒好きで明るい性格、優雅な身のこなしとか共通点はあるから、案外仲良くなったかもしれん。ただ、その場合は確実に伯爵の悪影響受けるわけだ」 伯爵「悪影響とはまたひどい言いようだね」 俺「だってよ、想像しろよ。伯爵の影響受けたマルちゃんとか……」 おケイさん『こらー! あんた昨晩またやったわね!!』 マルちゃん『ひどいなケイ。ちょっとライーサと一緒に酒を飲んだだけだ』 おケイさん『どこがちょっとよ! ならなんでライーサが全裸なのよ!!』 マルちゃん『アフリカは暑いからなぁ。寝汗をかいたら大変だろう?』 おケイさん『よくもまあそんな白々しい言い訳を……』 マルちゃん『そう言われてもね。……あ、もしかして』 おケイさん『なに?』 マルちゃん『ケイ、妬いてる?』 おケイさん『だ・れ・が・や・く・か!!』 マティルダ『ああ神よ、これが本当に鷲の使いなのでしょうか……』 伯爵「なんだ、とっても愉快そうじゃないか!」 俺「いや、ダメだろ!! どことなくこれもアリな気がするとかいう電波が来るけど、キャラがおかしなことになってるから!! かっこよさがどこか吹き飛んでるから!!」 伯爵「親しみが湧くと思うけどなぁ……」 俺「やっぱり、現実が実は一番なんだ、うん」 伯爵「なんだろう、それが現実逃避気味な発言に聞こえるよ」 俺「さあ話を変えるぞー、オストマルク撤退戦からカールスラント撤退戦にかけて伯爵は撃墜数を伸ばすんだが、この時次々とストライカーを破壊とまたもやらしさを出す」 伯爵「でも、1機のストライカー全損までの間の撃墜数は中位のエースなんか比べ物にならないくらいの数値だったよ?」 俺「補給が続く限りはそれでいいんだよ。だけど伯爵のいた東部戦線は補給がピンチだったろ? 結局自分で補給物資受け取りに何度も後方まで行ったらしいじゃねーか」 伯爵「しょうがないよ。だって物がなかったんだから。あと、ちょっとした怪我のついでだったりするし」 俺「撃墜されまくってるからな。戦傷章は最上位の金賞もらってるんだって?」 伯爵「でも今まで沢山撃墜されたけど軽い怪我しかしたことないんだ。だから何度も戦傷章は断ってるんだけどね」 俺「それでも最上位という数の多さをどうにかしろ、ストライカーも壊してるんだろどうせ」 伯爵「覚えてないなぁ」 俺「やれやれ熊さんの苦労が偲ばれる。さて、こんな伯爵もビフレスト作戦中に中尉に昇進、カールスラント東部の民衆撤退を成功させた後は部隊ごとスオムスに一時移動するわけだ」 伯爵「そしてバルバロッサ作戦に参加したんだよね。そこで、ボクの華麗な戦果が認められて第502統合戦闘航空団に転属、今に至るってわけだ」 俺「こうして経歴を見てきたけど、あれだ。やっぱ伯爵らしいわ」 伯爵「まあね、ボクはいつだって素直に生きているから」 俺「無類の酒好き女好きの享楽主義者で楽天家、全く軍人には思えないけどな」 伯爵「みんながみんな杓子定規ながちがちじゃあつまらないだろう?」 俺「それには合意するな。俺も、そんな感じで飄々としてるのに、どうしてか人を惹きつけてやまない伯爵に魅了されたわけだし」 伯爵「おやおや、上手いこと言うね」 俺「事実だよ。適当で次になにをしでかすかわかり辛いところも、魅力だ」 伯爵「ふふ、ありがとうと言っておくよ」 俺「まあ、トゥルーデには警戒されてるがな」 伯爵「え? そうだっけ?」 俺「そうだ。そしてここで二回目の俺チェーック!!」 伯爵「あ、忘れかけてたよそれ」 俺「俺としてはこの逸話は外せないんだ!!」 伯爵「どの話?」 俺「ちょっと休暇もらったんで、クリスのお見舞いにアポなし突撃の伯爵」 伯爵「ああ、その話か……」 俺「だけど、前にクリス回復の報を聞いて花束を贈った時、下心がないのにいつもがいつもなんでお姉ちゃんには警戒されてて、クリスには『姉から女たらしでいいかげんな人だと聞いています』と素直に言われちゃうわけ。 『まいったねこりゃ』とか苦笑する伯爵だったが」 伯爵「クリスちゃんはやっぱりいい子だよね『でも、花束いただいて本当に喜んでました』こっそり教えてくれるんだから」 俺「これを俺が一押しする理由は伯爵の人となりがとてもよくわかる話だからだ!! ふらっと見舞いに来る、女たらしと警戒される、でも初対面のクリスちゃんから最後の一言を引き出せるカリスマ。伯爵の魅力がすぐわかるね!!」 伯爵「ボクは普段通りにしてただけだけどなぁ……」 俺「そこがいいんじゃないか!! いつも自然体なところが!!」 伯爵「そうかい?」 俺「そうだ! 自然体があってこそ、すらりとした身長と優雅な身のこなしが絶妙な合成をされ『プンスキー伯爵』というあだ名がつくんだ!! 生まれながらの貴族のような雰囲気を、作ってるんじゃなく自然体でかもし出すからこそのあだ名なんだ!!」 伯爵「そ、そうなんだ……」 俺「そうだ!! それに見てくれよフミカネ氏の描いた伯爵絵を! ポケットに手をつっこみまるで壁に背を預けてデート相手を待っているかのような姿! 口元に浮かぶかすかな微笑み!! どこか色気を感じさせるような眼差し!! だけどやっぱり気品がある感じ!! たまらねえ! たまらねえ!! たまらねえ!!!」 伯爵「うわ……」 俺「それにあの使い魔の垂れ耳がいいな。全体のちょっと緩めな雰囲気に合ってるしさ。こう撫で回したい!」 伯爵「どう、も?」 俺「あとワイマラナーってチョイスが完璧! ワイマラナーってのは、外見は優美、高貴、かつ力強く、全てにおいて均整のとれた体つきで、見目麗しい。非常に優秀な狩猟犬・番犬となりうるが、作業意欲を発揮させてやらないと問題犬になりうる。そんな犬種だ。 なんだこれ伯爵らしさでまくりだよすげーよ!!」 伯爵「うわあ、また暴走してる……」 俺「そうだ、俺としてはあの癖っ毛も外せない」 伯爵「あんまりいいものでもないよ? あのせいで髪を伸ばせないし」 俺「それがいいんだよ本日三回目の俺チェーック!!」 伯爵「え?」 俺「癖っ毛のせいで女の子らしい長い髪にできないから、ロスマン先生とかの髪の毛がちょっと羨ましいとか俺得すぎる!!」 伯爵「いや、そこまでは言ってないし」 俺「とにかく、俺としてはあのくるっとなった毛先を指でいじったりしたいんだよ! 特に後頭部やばいもふりたい!」 伯爵「さ、さすがだね。なんでも対応するや……」 俺「それにおっぱいも忘れちゃいけない!!」 伯爵「胸かい?」 俺「そうだ! 身長175cmであるがゆえに目立たないが、中々のサイズを誇っている! 巨乳というには今一歩足りないかもしれない が! 大きめの中おっぱいだぜヒャッホウこりゃまいったね最高じゃないか!!」 伯爵「俺……元気だね」 俺「俺が中おっぱいが好きなのはなんといっても全体的な均整だ! その点伯爵見てみたまえ! 伯爵の長ズボンに覆われたがゆえに余計に強調される細く長い足のから綺麗に頭の先まで続くこの芸術的ライン!! 神は存在したのだ!!」 伯爵「そんなに褒めても何も出ないよ?」 俺「よいものをよいと言ってなにが悪い!! それに見返りを求めていると取られるとは心外だぞ伯爵! 俺はただ素直に心に従っているだけだ! 打算のようなものは一切ない!!」 伯爵「そ、そっかぁ……」 俺「そしてこのまま最後の俺チェーック!!」 伯爵「あれ? 君の好きな中おっぱいも終わったのに?」 俺「中おっぱいは以前語ったから皆も知っているだろうしここではあえて俺チェックからは外した。だが、伯爵の魅力として俺はこれを外せない!! それはずばり、伯爵の恐ろしいまでの華奢さ!!!」 伯爵「ボクって、そんなに華奢かい?」 俺「華奢だろ!! まず足! 細い細い言ってたが、膝下なんか細すぎるだろお前ちょっとでぽきっといっちゃいそうだよ!! 太ももだって肉が少なくてこうちょっと心配になるくらいの細さ! そして女の子なのにヒップはかなり小さめ。まあこれはこれでまた手にぴったり合いそうで嬉しいけどさ! それなのにさらにウエストは絞られてるんだぞ? これを華奢と言わないでなんとするんだ!!」 伯爵「そう、なのかなぁ?」 俺「女好きのプンスキー伯爵なのに、その体はどんな女の子にも負けないくらい華奢で頼りない……うぼぁー!! ギャップだよ!! 素晴らしいギャップだよぉ!!! ほわあああああああ!!!」 伯爵「うわあ、壊れちゃった」 俺「ガイアが俺に囁いている!! 想像しろと!! 半分冗談で抱き寄せたら、伯爵の繊細なガラス細工のように折れやすそうな華奢な足や腰に初めて気づいた、というシチュエーションを!! くそっ!! 俺はどうしてこんなおいしいイベントを回避してしまったんだ!!」 伯爵「ねえ、ちょっと落ち着かない?」 俺「いや、だがしかしだ。見て気づくだけではなく実際に抱き寄せてみたらさらに現実の感触が見た目以上の感動を伝えてくれるに違いないな、うん。 なあ、伯爵?」 伯爵「なんだい?」 俺「抱きしめていい?」 伯爵「それはちょっとご遠慮願おうかな」 俺「なぜだああああああ!? 俺の愛が伝わらないのか!!」 伯爵「そりゃだって君、今までの流れを思い出してみなよ」 俺「なにっ?」 伯爵「世界中のウィッチに愛を、とか言ってたらそりゃ信用されないさ」 俺「ぐっ……まさかこんな時に502での伯爵みたいに相手にされないとは……いや待てよ、俺の本当の気持ちを伝えれば別ということか!! よろしい、本懐である……!」 伯爵「え……?」 俺「確かに俺は世界中のウィッチが好きだ! だが、だ!! その中でも伯爵は格別だ!! そう、ここに宣言しよう! 諸君、私は伯爵が好きだ! 諸君、私は伯爵が好きだ! 諸君、私は伯爵が大好きだ! 少女時代が好きだ 軍人時代が好きだ 癖っ毛が好きだ 女好きなのが好きだ 酒好きなのが好きだ 使い魔の耳が好きだ 華奢な体が好きだ 優雅な所が好きだ おっぱいが好きだ 平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で この地上で見ることのできるありとあらゆる伯爵が大好きだ!」 伯爵「え、あれ……?」 俺「もはや『好き』という言葉では表現しきれない……」 伯爵「あ、えと……」 俺「そうだ! 俺の心を占めているのは! 情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さそしてなによりも速さでもない!! この気持ち、まさしく愛だ!!! 抱きしめたいなぁ伯爵!!」 伯爵「……」 俺「世界中のどんなウィッチよりもぉおおお! 伯爵……いや、ヴァルトルート!! お前が、欲しいいいいいいいいい!!!」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1387.html
俺「お晩です! そろそろ名乗りネタが厳しくなってきた『今日のウィッチ』のコーナー! お伝えするのは、紳士道とは愛でることと見つけたり、の俺と」 伯爵「愛が地球を救うならボクって貢献しまくりだよね? ヴァルトルート・クルピンスキーだよ」 俺「紹介に入る前に聞いてくれよ伯爵!」 伯爵「どうしたんだい? 女の子について話す時とはまた違った嬉しそうな様子で」 俺「実はな、このコーナーはスタートして今日で7回目、つまり一週間連続投下を達成なんだ!!」 伯爵「へー、いつの間にそんなに経っていたんだね!」 俺「ああ、ただウィッチのおにゃのこについて愛を語るだけでいいんだから、いちゃらぶや燃え展開を書く作者さんよりは楽だけど、もう一週間だ」 伯爵「かといって、終わりじゃないんだろう?」 俺「当然だ! 伯爵はもう愛が尽きたか!?」 伯爵「バカ言っちゃいけないよ! ボクを誰だと思っているんだい?」 俺「クイーン・オブ・淑女、プンスキー伯爵ことヴァルトルート・クルピンスキー」 伯爵「その通り、ボクの愛は無尽蔵さ! それに、まだまだ紹介していないかわいこちゃんはたくさんいるのにやめでもしたら俺とボクは、紳士と淑女の名折れじゃないか」 俺「おうともよ! だから、俺たちはまだまだいけるところまで毎日更新させてもらうぜ!!」 伯爵「そういうわけで、こんな二人だけどこれからもよろしくね?」 俺「よっし、それじゃあ本題だぁ! 今日紹介するウィッチは、こちら! 闇夜の中空、星光に照らされるその姿はまさに幻想的! 世界最強のナイトウィッチ! 『サン・トロンの幻影』ことハイデマリー・シュナウファーだぁ!!」 伯爵「ついにご登場だね、ハイデマリーちゃん」 俺「ハイデマリーの魅力と言ったら、まず何をあげる伯爵?」 伯爵「そうだなぁここは無難にいくと、あの手を伸ばしたら消えてしまうんじゃないかと思わせる儚さ、他の言い方をすれば神秘性だね」 俺「だよな! ナイトウィッチだっていう設定もまた、彼女の儚いイメージ構成に一枚噛んでるし」 伯爵「雪の中でも浮かび上がりそうな白い髪と肌で、それこそ精霊みたいに見えるよね。人のもとには本来こない、だけどそれゆえに欲してしまう、みたいな魅力がある」 俺「あと、黒を基調とし赤いラインが入った洒落た上着、それに真っ黒な手袋、膝下まで覆うブーツと全体的に上品な雰囲気がたまらないなぁ」 伯爵「なかなかこっちに靡いてくれなさそうに見えるよね、まぁそうであるならそれで攻略し甲斐があるんだけどねぇ……お高い女の子程それを手折った時の快感といったらないよ」 俺「わかるなー、こっちを殆ど見ようとしなかった奴を捕まえた時ほど独占欲が満たされる時はない」 伯爵「そうは言っても、ハイデマリーちゃんは見た目のイメージとは違うんだよね」 俺「そうそれ! そもそも絵だけだと一見長身に見える彼女だけど実は身長は158cmしかない」 伯爵「雰囲気とサイズが違ってかわいらしいよねぇ」 俺「それに、身長はそこまでじゃないのにぱっと見長身ってことは、かなり華奢な体型してるってことになる」 伯爵「あー……いいなぁ、腕の中におさめちゃえばもう逃げ出せなそう」 俺「さらに、だ。彼女は人付き合いが苦手で、だけど同世代の友達は欲しい……そんなかわいらしい乙女な悩みがあるんだ!」 伯爵「く~っ、たまらないね! ハイデマリーちゃん、名前を呼んでよ! そうすればボクたち友達だよ! できれば、昼間だけじゃなくて夜のお友達にも……」 俺「おいおい、夜はナイトウィッチのお時間だぜ?」 伯爵「『ヴァルトルートさん? 夜は、私たちナイトウィッチの時間なんですよ? ……いけない人ですね』とか言って夜の戦闘を教えてもらえるならボクは喜んで飛び込むさ!!」 俺「なんつー妄想力……伯爵には一生勝てる気がしない」 伯爵「褒めても混ぜてあげないからね?」 俺「ふん、俺は俺で飛び込むからいいもんね!!」 伯爵「だけど、こんなハイデマリーちゃんの悩みにはちょっと悲しい過去があるんだよね」 俺「ああ。ハイデマリーは幼少時に魔法力が発現して、ウィッチとしての将来を渇望されたんだけど、まだ固有魔法である夜間視能力の制御ができなくて、常に薄暗い屋内での生活を強いられていたんだな」 伯爵「芳佳ちゃんも魔力のコントロールが出来てなかったって言うし、こういうことはよくあるのかなぁ」 俺「それはわからん。どちらにせよ、彼女にとってはこれはマイナスだったんだろう」 伯爵「うん。外に出れなければ同年代の子どもとの触れ合いもなく、10歳になってウィッチ養成機関に入学してようやく能力の制御を学び、夜間視の暴発はなくなった。だけど、今度はウィッチの教育が早すぎて、どこか自分はこうあるべき、っていう型にはめがちになる」 俺「結局、今に至っても同世代の友人と遊びまわったり、羽目を外したりといった経験がなく、生活も抑制されることになっているわけだ」 伯爵「こうやって、簡単に経歴を確認するとボクも思うところがあるんだ」 俺「なんだ?」 伯爵「ハイデマリーちゃんはさ、人付き合いに対して『苦手』とか『不器用』って評されているけど、それは実は違うんじゃないかって」 俺「ん? そりゃどうして?」 伯爵「だって、彼女の人格形成に一番大切だろう幼少期にまともな人付き合いがなかったんだろう? だからきっと、苦手だったり不器用だったりするんじゃなくて、ただボクらが普通だと思ってる人との付き合い方を『知らない』だけなんじゃないかなぁ」 俺「うーん……どうだろう」 伯爵「きっと、そうだと思うんだ。ウィッチ、つまり軍人としての自分はわかってるから、人付き合いが苦手な割には指揮官能力が高い、とか言われてるだよ。上下や軍人関係での人との関係の取り方はわかるけど、プライベートになると途端に音痴なんじゃないかな」 俺「そうかもしれないなぁ」 伯爵「上品そうで大人びて見えるけど、その心はまだまだ彼女の髪や肌に負けないくらいの純白でまだなにも知らない。なんともアンバランスで守ってあげたくなるよね」 俺「ああ、キミとつながる空の『カールスラントの幽霊』の最後にミーナさん達と並んで敬礼しながら照れてる彼女が、妙に子どもっぽく見えるのもそうなのかもなぁ」 伯爵「絶対とは言えないけど、ボクはそう信じてるな。だから、今のうちにボク色に染めておけば……」 俺「いい話だと思ったらそっちに持っていくとはやっぱ伯爵だよ!!」 伯爵「ひどいなぁ、友達が欲しいって彼女のために、ボクみたいに誰とでも積極的に話せるようになれますように、って意味で言ったのに」 俺「うそつけえええええ!! お前それはスターリンの『粛清しません』くらい信憑性が皆無だ!!」 伯爵「ぷぅー……」 俺「かわいこぶっても無駄だから! ってか伯爵のキャラじゃねえ!!」 伯爵「なんだいなんだい、ボクだってウィッチなのに俺はひどいなぁ」 俺「…………こんな扱いするのはお前だけだけどな」 伯爵「なにか言ったかい?」 俺「いや、なにも。そうそう、ハイデマリーと言えば貴重な眼鏡っ娘という点も忘れられないな」 伯爵「そうだねぇ、小さい頃に夜間視の暴発で痛めた視神経は魔法治療でも治らなかったから、かなり度の強い眼鏡をかけているらしいけど」 俺「つまりド近眼ってわけで、眼鏡をかけてないと全然見えないから、会話とかするとなると相当相手の顔に自分の顔を近づけるとかだったら……どうだ?」 伯爵「鼻と鼻がくっつきそうな距離かぁ……いいね、すごくいい! 『ちょっと首が滑った』とか言ってちゅっとその可憐な唇を奪っちゃいたいよ!」 俺「後はあの圧倒的な胸! あれもすぐ目の前に来ると思ったらやばい!」 伯爵「ぱっと見でも相当なサイズだもんね」 俺「巨乳……それは、手のうちから零れ落ちる程の溢れる母性が男を魅了して止まないのである」 伯爵「リーネちゃんといい、二人とも本当に15歳なのかな……」 俺「まだ成長すると思うと末恐ろしい……目指せカールスラントシャーリーか」 伯爵「だけどさぁ、俺」 俺「ん? なんだ?」 伯爵「ハイデマリーちゃんが着てる夜間戦闘団専用っぽい上着って布地が中々分厚そうなのにあれだけ胸が目立ってるってことはさ……脱いだらもっと凄いってことなんじゃないかな?」 俺「Oh……」 伯爵「『私、脱いだらもっと凄いんですよ?』とか」 俺「ヒャア! がまんできねえ、脱がせ!!」 伯爵「こらこら、紳士じゃなくなりかけてるよ」 俺「おっとすまん伯爵」 伯爵「いいよ、別に。あとさ、ハイデマリーちゃんのおっぱいは大きいだけじゃない」 俺「その通りだ! 柔らかさも一級品だ!!」 伯爵「キミとつながる空のP117で、エーリカにくすぐられているハイデマリーちゃんのおっぱいの音が……」 俺「『ぽよんぽよん』」 伯爵「これ、本当におっぱいの音?」 俺「おっぱいの音だ……まるでバレーボールだな」 伯爵「ちょっとトスしてみたいね」 俺「反対側のボールは俺がトスしたい」 伯爵「柔らかさは、もう超一流だろうねぇ」 俺「けしからんな」 伯爵「かしからん、だね」 俺「それでは伯爵ご一緒に!」 俺&伯爵「けしからん、ああけしからん、けしからん!!」 ページ先頭へ
https://w.atwiki.jp/strike_witches/pages/549.html
容量制限のため工事中。今後、(1)分割、(2)修正、(3)追加していく予定です。 ※情報が古いです!(2021/08/09) みんなでストライクウィッチーズ世界のウィッチと関係者の誕生日一覧を作ろう! 発表されたウィッチが誕生月日順で並んでいます。モデルとなった人の氏名も併記してあります。 あなたと同じ誕生日のウィッチはいるかな? このページの目次 登場キャラ誕生日凡例 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 不明扶桑皇国扶桑皇国海軍 扶桑皇国陸軍 扶桑皇国その他 カールスラントカールスラント空軍 カールスラント陸軍 カールスラント・その他 ブリタニアブリタニア空軍 ブリタニア陸軍 民間人 ロマーニャロマーニャ空軍 ガリアガリア空軍 ガリア自由空軍 リベリオンリベリオン陸軍 リベリオン海軍 スオムススオムス空軍 オラーシャオラーシャ陸軍 アウストラリス連邦アウストラリス軍 関連ページまとめwiki 外部サイト 登場キャラ誕生日 公式設定で明らかになっていない者は、元ネタの人(と想定される人)の誕生日を参考にしています。訂正・追加はお気軽に。まとめwiki内に説明のない人物については、キャラクター表および外部サイトをご覧ください。 凡例 m/d ※ 氏名Name 使い魔familiar spirit 所属軍JFW モデル氏名Name生年月日-歿年月日 ※ 公 公式設定 元 元となった実在の人物からの推測 1月 1/6 元 ピエレッテ・ル・グローンPierrette Le Gloan ガリア空軍 ピエール・ル・グローンPierre Le Gloan1913/1/6-1943/9/11 1/10 公 ルチアナ・マッツェイLuciana Mazzei1926/1/10- グレイハウンドGreyhound ロマーニャ空軍504 JFW マッツェイ曹長Mazzei 1/11 公 エディータ・ロスマンEdytha Rossmann (Roßmann?)1925/1/11- キツネfox カールスラント空軍502 JFW エドムント・ロスマンEdmund Roßmann1918/1/11-2004/4/4 1/13 公 クラリッサ・アンダーソンClarissa Anderson リベリオン陸軍 バド・アンダーソンBud Anderson1922/1/13- 1/19 元 エンリーカ・タラントラEnrica Tarantola ロマーニャ空軍 エンニオ・タラントラEnnio Tarantola1915/1/19-2001/7/30 1/25 島田フミカネShimada Humikane imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 1/27 公 西沢義子Nishizawa Yoshiko 扶桑皇国海軍 西澤広義Nishizawa Hiroyoshi1920/1/27-1944/10/26 ウィッチ 6名 スタッフ 1名 2月 2/1 公 諏訪五色Suwa Goshiki キツネfox 扶桑皇国陸軍 川崎航空機 五式戦闘機 2/1 公 山川美千子Yamakawa Michiko1930(?)/2/1- 2/5 元 ジーナ・プレディJeana Preddy リベリオン陸軍 ジョージ・プレディGeorge Preddy1919/2/5-1944/12/25 2/8 元 クリスティアーネ・バルクホルンChristiane Barkhorn クリストル・バルクホルンChristl Barkhorn-1983/1/6 2/8 元 ミニー・ビショップMinnie Bishop ブリタニア空軍 ウィリアム・ビショップWilliam Avery "Billy" Bishop1894/2/8-1956/9/11 2/12 元 ヴェンデリーン・シュレーアWendeline Schröer カールスラント空軍 ヴェルナー・シュレーアWerner Schröer1918/2/12-1985/2/10 2/12(13?) 元 アンナ・フェラーラAnna Ferrara 猫cat ホウキ訓練所 アウトゥーロ・フェラーリンArturo Ferrarin1895/2/12(13?)-1941/9/13 2/13 公 シャーロット・E・イェーガーCharlotte "Shirley" E. (Elwyn?) Yeager1927/2/13- ウサギrabbit/hare リベリオン陸軍501 JFW チャック・イェーガーCharles Elwood "Chuck" Yeager1923/2/13- 2/13 公 竹井醇子Takei Junko1925/2/13- 白犬white dog 扶桑皇国海軍504 JFW 笹井醇一Sasai Jun-ichi1918/2/13-1942/8/26 2/14 元 古田善一Furuta Zen-ichi - 扶桑皇国海軍連合艦隊司令長官 吉田善吾Yoshida Zengo1885/2/14-1966/11/14 2/16 公 ハイデマリー・W・シュナウファーHeidemarie W. Schnaufer1928/2/16- 白隼Gyrfalcon カールスラント空軍 ハインツ=ヴォルフガング・シュナウファーHeinz-Wolfgang Schnaufer1922/2/16-1950/7/15 2/17 公 黒江綾香Kuroe Ayaka1921/2/17- 薩摩犬Satsuma Dog 扶桑皇国陸軍505 JFW (←第42統合戦闘飛行隊) 黒江保彦Kuroe Yasuhiko1918/2/17-1965/12/5 2/21 公 エイラ・イルマタル・ユーティライネンEila Ilmatar Juutilainen1928/2/21- 黒狐black fox スオムス空軍501 JFW エイノ・イルマリ・ユーティライネンEino Ilmari Juutilainen1914/2/21-1999/2/21 2/21 元 オティーリエ・キッテルOttilie Kittel カールスラント空軍503 JFW オットー・キッテルOtto Kittel1917/2/21-1945/2/14 2/21 元 ドロレス・バーダーDolores Bader ブリタニア空軍第11統合戦闘飛行隊 ダグラス・バーダーSir Douglas Robert Steuart Bader1910/2/21-1982/9/5 2/27 公 ジュゼッピーナ・チュインニGiuseppina Cenni1922/2/27- 山猫wildcat ロマーニャ空軍 ジューゼッペイ・チェインニGiuseppe Cenni1915/2/27-1943/9/4 2/28 公 ペリーヌ・クロステルマンPerrine H. Clostermann(Pierrette-Henriette?)1928/2/28- シャルトリューChartreux 自由ガリア空軍501 JFW ピエール・アンリ・クロステルマンPierre Henri Clostermann1921/2/28-2006/3/22 2/28 元 ヴォルフヒルダ・トネWulfhilda Tonne カールスラント空軍 ヴォルフガング・トネWolfgang Tonne1918/2/28-1943/4/20 ウィッチ 14名 エクス・ウィッチ? 1名 民間人 2名 男性軍人 1名 3月 3/6 公 アレクサンドラ・イワーロブナ・ポクルイーシキンAleksandra I. Pokryshkin1928/3/6- ホッキョクグマPolar Bear オラーシャ陸軍502 JFW アレクサーンドル・ポクルイーシキンАлександр Иванович ПокрышкинAlexander Ivanovich Pokryshkin1913/3/6-1985/11/13 3/10 公 グンドュラ・ラルGundula Rall191926/3/10- 狼wolf カールスラント空軍502 JFW ギュンター・ラルGünther Rall1918/3/10-2009/10/4 3/11 公 ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケMinna-Dietlinde Wilcke1925/3/11- 灰色狼クラヴァッテ KrawatteGrey Wolf カールスラント空軍501 JFW ヴォルフ=ディートリッヒ・ヴィルケWolf-Dietrich "Fürst" Wilcke1913/3/11-1944/3/23 3/13 公 キャサリン・オヘアKatharine O Hare1921/3/13- (デザイン時・アビシニアン Abyssinian) リベリオン海軍 エドワード・オヘアEdward Henry "Butch" O Hare1914/3/13-1943/11/26 3/18 元 ヴェーラ・メルダースVera Mölders カールスラント空軍 ヴェルナー・メルダースWerner Mölders1913/3/18-1941/11/22 3/19 公 アドルフィーネ・ガランドAdolfine Galland1921/3/19- ネコ系のなにかfelid カールスラント空軍 アドルフ・ガーランド(ガランド)Adolf Galland1912/3/19-1996/2/9 3/20 公 ゲルトルート・バルクホルンGertrud Barkhorn1925/3/20- ジャーマンポインターGerman Shorthaired Pointer カールスラント空軍501 JFW ゲルハルト・バルクホルンGerhard Barkhorn1919/3/20-1983/1/8 3/21 公 中島疾風Nakajima Hayate 猫cat 扶桑皇国陸軍 中島飛行機 四式戦闘機「疾風」 3/24 元 アドルファ・マランAdolpha Malan ブリタニア空軍 アドルフ・ギズバート・マランAdolf Gysbert Malan1910/3/24-1963/9/17 3/28 元 マリーシャ・ラスコーヴァMarisha Raskova オラーシャ陸軍 マリーナ・ミハーイロヴナ・ラスコーヴァМарина Михайловна РасковаMarina Mikhailovna Raskova1912/3/28-1943/1/4 3/24 元 アドルファ・マランAdolpha Malan ブリタニア空軍 アドルフ・ギズバート・マランAdolf Gysbert Malan1910/3/24-1963/9/17 3/26 元 テレーザ・マルティノーリTeresa Martinoli ロマーニャ空軍 テレシオ・マルティノーリTeresio Vittorio Martinoli1917/3/26-1944/8/25 3/28 元 ジェーン・T・ゴッドフリーJane T. Godfrey1927/3/28- ダルメシアンDalmatian リベリオン陸軍504 JFW ジョン・T・ゴッドフリーJohn Trevor Godfrey1922-1958/6/12 ウィッチ 13名 4月 4/1 公 迫水ハルカSakomizu Haruka1924/4/1- 狸Raccoon dog(デザイン時・三毛猫 tortoiseshell cat) 扶桑皇国海軍 谷水竹雄Tanimizu Takeo1919/4/??-2008/?/? 4/7 元 ジャンヌ・アカールJeanne Accart ガリア空軍 ジャン=マリー・アカールJean-Marie Accart1912/4/7-1992/8/19 4/19 公 エーリカ・ハルトマンErica Hartmann1927/4/19- ダックスフントDachshund カールスラント空軍501 JFW エーリヒ・アルフレート・ハルトマンErich Alfred "Bubi" Hartmann1922/4/19-1993/9/20 4/19 公 ウルスラ・ハルトマン(ドイツ語発音: ウーズラ)Ursula Hartmann1927/4/19- アナグマBadger (de Dachs)(デザイン時・ダックスフント Dachshund) カールスラント空軍 ウルスラ(ウルズラ)・ハルトマンUrsula "Usch" Hartmann1924-1996 4/19 元 カルラ・ハインリーケ・ランガーKarla-Heinrike Langer 茶色の猫brown cat カールスラント空軍 カール=ハインツ・ランガーKarl-Heinz Langer1914/4/19-1955/5/6 4/24 公 フェデリカ・N・ドッリオFederica N. Doglio (Dorrio?) ロマーニャ空軍504 JFW フリオ・ニクロ・ドッリオFurio Niclot Doglio1908/4/24-1942/7/27 4/24 元 第1期で海外紳士によってマロニー将軍の元ネタと一時期は考えられたが、乙女の巻で別人として登場ヒューゴ・ダウディングHugo Dowding ブリタニア空軍 ヒュー・ダウディングHugh Dowding, 1st Baron Dowding1882/4/24-1970/2/15 4/28 元 ドナ・ストレイトDonna Strait リベリオン陸軍 ドナルド・J・ストレイトDonald J. Strait1918/4/28- 4/30 公 諏訪天姫Suwa Amaki 扶桑皇国陸軍504 JFW 川崎航空機 三式戦闘機「飛燕」 ウィッチ 8名 男性軍人 1名 5月 5/19 元 オズヴェルタ・ベルケOswalda Boelcke カールスラント空軍 オスヴァルト・ベルケOswald Boelcke1891/5/19-1916/10/28 5/20 公 ウィルマ・ビショップWilma Bishop1922/5/20- スコティッシュフォールド(垂れ耳)Scottish Fold 王立ファラウェイランド空軍 スピットファイアMk.II (?) 5/25 元 ハインリーケ・ベーアHeinrike Bär カールスラント空軍 オスカー=ハインリヒ(ハインツ)・"プリッツル"・ベールOskar-Heinrich (Heinz) "Pritzl" Bär1913/5/25-1957/4/28 5/30 公 空母赤城・樽宮敬喜 副長Comm. Tarumiya Keiki 扶桑皇国海軍 草鹿龍之介(?)Kusaka Ryuunosuke1892/9/25-1971/11/23 5/31 公 ニッカ・E・カタヤイネンNikka Edvardine Katajainen1928/5/31- フェレットferret スオムス空軍502 JFW ニルス・エドヴァルド・カタヤイネンNils Edvard Katajainen1919/5/31-1997/1/15 ウィッチ 4名 男性軍人 1名 6月 6/4 公 エルマ・レイヴォネンElma Leivonen1923/6/4- (デザイン時・ミンク mink) スオムス空軍 エイノ・アンテロ・ルーッカネンEino Antero Luukkanen1909/6/4-1964/4/10 6/4 元 マンネルハイムMannerheim スオムス空軍(?) カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイムCarl Gustaf Emil Mannerheim1867/6/4-1951/1/28 6/5 元 エディタ・ノイマンEdyta Neumann カールスラント空軍 エードゥアルト・ノイマンEduard 'Edu' Neumann1911/6/5-2004/8/9 6/6 野上武志Nogami Takeshi 6/11 公 リネット・ビショップLynette Bishop1928/6/11- スコティッシュフォールド(立ち耳)コンセルティナ ConcertinaScottish Fold ブリタニア空軍501 JFW スピットファイアMk.IX (?) 6/13 元 H. レントHelma(?) Lent カールスラント空軍 ヘルムート・レントHelmut Lent1918/6/13-1944/10/7 6/14 元 若本徹子Wakamoto Tetsuko 扶桑皇国海軍 岩本徹三Iwamoto Tetsuzou1916/6/14-1955/5/20 6/22 公 宮藤一郎Miyafuji Ichirō1???/6/22-1934?/8/18(?) 堀越二郎Horikoshi Jirō1903/6/22-1982/1/11 ウィッチ 5名 男性軍人 1名 男性技術者 1名 スタッフ 1名 7月 7/1 元 北郷章香Kitagou Fumika1918/7/1- 扶桑皇国海軍舞鶴海軍航空隊 南郷茂章Nangou Mochifumi1906/7/1-1938/7/18 7/2 公 ハンナ・ルーデルHanna Rudel カールスラント空軍 ハンス=ウルリッヒ・ルーデルHans-Ulrich Rudel1916/7/2-1982/12/18 7/10 元 坂谷茂子Sakaya Shigeko 扶桑皇国海軍赤城飛行隊長 板谷 茂Itaya Shigeru1909/7/10-1944/7/27 7/11 元 トレヴァー・マロニーTrevor Maloney ブリタニア空軍 マロニー空軍大将の元ネタトラッフォード・リー・リー=マロリーSir Trafford Leigh Leigh-Mallory1892/7/11-1944/11/14 7/11 元 第1期で海外紳士がマロニー将軍の副官の元ネタと考えたSir Arthur William Tedder ブリタニア空軍 アーサー・ウィリアム・テダーArthur William Tedder, 1st Baron Tedder1890/7/11-1967/6/3 7/12 元 リーケ・ザクセンベルクRike Sachsenberg カールスラント空軍 ハインツ・ザクセンベルグHeinz Sachsenberg1922/7/12-1951/6/17 7/20 元 糸河衛Itokawa Mamoru 糸川英夫Itokawa Hideo1912/7/20-1999/2/21/ 7/27 元 カニンガム"Cat s-Eye" Cunningham ブリタニア空軍 ジョン・カニンガムJohn "Cat s-Eyes" Cunningham1917/7/27-2002/7/21 7/30 元 ハンナ・ウィンドHanna Wind1927/??/??- ワシミミズクEurasian Eagle Owl スオムス空軍 ハンス・ヘンリック・ウィンドHans Henrik Wind1919/7/30-1995/7/24 ウィッチ 6名 技師 1名 男性軍人 2名(うち1名・テダーは設定探しの段階で一時的に候補に上がったのみで、実際には登場していません) 8月 8/3 元 フーベルタ・フォン・ボニンHuberta von Bonin カールスラント空軍 フベルトゥス・フォン・ボニンHubertus von Bonin1911/8/3-1943/12/15 8/4 元 ロマーニャ第一公女マリアMaria ロマーニャ王家 マリーア・ジョゼ・デル・ベルジョMaria José del Belgio1906/8/4-2001/1/27 8/11 公 横川和美Yokokawa/Yokogawa(?) Kazumi 扶桑皇国海軍 横山保Yokoyama Tamotsu1909/8/11-1981/3/?? 8/14 元 ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタインHeinrike Prinzessin zu Sayn-Wittgenstein カールスラント空軍506 JFW ハインリヒ・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタインHeinrich Prinz zu Sayn-Wittgenstein1916/8/14-1944/1/21 8/18 公 宮藤芳佳Miyafuji Yoshika1929/8/18- 豆柴九字兼定 Kuji KanesadaShiba Inu 扶桑皇国海軍501 JFW 武藤金義 Mutou Kaneyoshi1916/8/18-1945/7/24 8/18 公 サーニャ・V・リトヴャクSanya V. Litvyakアレクサンドラ・ウラジミーロヴナ・リトヴャクАлександра Владимировна ЛитвякAlexandra Vladimirovna Litvyak1930/8/18- 黒猫black cat(デザイン時・ロシアンブルー Russian Blue) オラーシャ陸軍501 JFW リディア・ウラジミーロヴナ・リトヴァクЛидия Владимировна ЛитвякLydia Vladimirovna Litvyak1921/8/18-1943/8/1 8/22 公 空母赤城・杉田淳三郎艦長Capt. Sugita Junzaburou 扶桑皇国海軍 小林省三郎(?) Kobayashi Seizaburou 1883/9/15-1956/4/22小沢治三郎(?) Ozawa Jisaburou 1886/10/2-1966/11/9南雲忠一(?) Nagumo Chuuichi1887/3/25-1944/7/8 8/26 公 坂本美緒Sakomoto Mio1924/8/26- ドーベルマンDoberman 扶桑皇国海軍501 JFW 坂井三郎Sakai Saburou1916/8/26-2000/9/22 8/28 元 ブロニスラヴァ・F・サフォーノフBronislava Safonov オラーシャ海軍 ボリス・フェオクチストヴィッチ・サフォーノフБорис Феоктистович СафоновBoris Feoktistovich Safonov1915/8/28-1942/5/30 ウィッチ 7名 男性軍人 1名 王族 1名 9月 9/2 公 マルチナ・クレスピMartina "Tina" Crespi1928/9/2- ボロニーズBolognese ロマーニャ空軍504 JFW クレスピ軍曹Crespi 9/3 元 フレデリカ・ポルシェ(ドイツ語発音:フリーデリーケ英語名であれば Frederica)Friederike Porsche カールスラント陸軍 フェルディナント・ポルシェ(?)Ferdinand Porsche1875/9/3-1951/1/30 9/12 元 ガビー・ゴーティエGabi Gauthier ガリア空軍 ガブリエル・ゴーティエGabriel Gauthier1916/9/12- 9/21 元 マキシ・インメルマンMaxi Immelmann カールスラント空軍 マックス・インメルマンMax Immelmann1890/9/21-1916/6/18 9/23 公 管野直枝Kanno Naoe1929/9/23- ブルドッグBulldog 扶桑皇国海軍502 JFW 菅野 直Kanno Naoshi1921/9/23-1945/8/1 9/28 公 加藤武子Katou Takeko 扶桑皇国陸軍 加藤建夫Katou Tateo1903/9/28-1942/5/22 ウィッチ 6名(ポルシェ含む) 10月 10/10 公 ヘルマ・レンナルツHelma Lennartz1930/10/10- 黒猫black cat カールスラント空軍 ヘルムート・レンナルツHelmut Lennartz 10/1010/1 元 アンジェラ・サラス・ララサーバルAngela Salas Larrazabal1926(1927?)/10/10- (1945 WIA) アンダルシアン(ヒスパニア原産の馬種)Andalusian (horse species native to Hispania) ヒスパニア空軍・青中隊ロマーニャ方面義勇軍・名誉赤ズボン隊 アンヘル・サラス・ララサーバルÁngel Salas Larrazábal1906/10/1-1994/7/191906/10/10-1994/4/26 資料により異なる 10/10 高村和宏・股間督Takamura Kazuhiro 10/14 元 ロンメルRommel カールスラント陸軍 エルヴィン・ロンメルErwin Johannes Eugen Rommel1891/11/15-1944/10/14 10/18 元 アウロラ・エドワーディン・ユーティライネンAurora E. Juutilainen スオムス陸軍 アールネ・エドヴァルド・ユーティライネンAarne Edward Juutilainen1904/10/18-1976/10/28 10/20(10/15) 公 中島錦Nakajima Nishiki『あなたとできること』10/15『白銀の翼』10/20 扶桑皇国陸軍504 JFW 中島飛行機 二式単座戦闘機 10/22 公 フェルナンディア・マルヴェッツィFernandia Malvezzi1927/10/22- マーモットmarmot ロマーニャ空軍504 JFW フェルナンド・マルヴェッツィ 10/22 元 キャパCapa ロバート・キャパRobert Capa1913/10/22-1954/5/25 10/27 金子賢一Kaneno Ken-ichi (Kサプライ)(五〇一被服廠) ウィッチ 5名 男性軍人 1名 スタッフ等 2名 民間人 1名 11月 11/5 元 ヴィルヘルム・バッハWilhelm Bach カールスラント陸軍ハルファヤ峠守備隊 ヴィルヘルム・バッハWilhelm Bach1892/11/5-1942/12/22 11/11 公 ヴァルトルート・クルピンスキーWaltrud Krupinski1926/11/11- ワイマラナーWeimaraner カールスラント空軍502 JFW ヴァルター・クルピンスキーWalter Krupinski1920/11/11-2000/10/7 11/11 元 パットンPatton リベリオン陸軍 ジョージ・パットンGeorge Smith Patton, Jr.1885/11/11-1945/12/21 11/13 元 フレデリカ・ロージヒカイトFriederike Losigkeit カールスラント空軍 フリッツ・ロージヒカイトFritz Losigkeit1913/11/13-1994/1/14 11/16 公 ジョーゼット・ルマールGeorgette Lemare1927/11/16- ペルシャPersian ガリア空軍502 JFW ジュルジュ・ルマールGeorge Lemare1917-1948 11/17 元 モントゴメリーMontgomery ブリタニア陸軍 バーナード・モントゴメリーBernard Law Montgomery, 1st Viscount of Alamein1887/11/17-1976/3/24 11/21 元 ルドルフィン・ミューラーRudolfine Müller 茶色の猫brown cat カールスラント空軍 ルドルフ・ミューラーRudolf "Rudi" Müller1920/11/21-1947(1943/10(11)/??) unknown) 11/22 公 アメリー・プランシャールAmelie Planchard1928/11/22- アナウサギEuropean rabbit 自由ガリア空軍 アンリ・プランシャールHenri Planchard 11/27 元 スターシャ・スカルスキStasha (Stanisława?) Skalski オストマルク空軍 スタニスワフ・スカルスキStanisław Skalski1915/11/27-2004/11/12 11/30 元 チャーチルChurchill ウィンストン・チャーチルSir Winston Leonard Spencer-Churchill1874/11/30-1965/1/24 ウィッチ 6名 男性軍人 3名 政治家 1名 12月 12/5 公 穴吹智子Anabuki Tomoko1922/12/5- 狐コン平 Konpeifox 扶桑皇国陸軍 穴吹 智Anabuki Satoshi1921/12/5-2005/6/?? 12/5 元 江藤敏子Etou Toshiko 扶桑皇国陸軍 加藤敏雄Katou Toshio1894/12/5-1966/2/?? 12/6 公 エリザベス・F・ビューリングElizabeth F. Beurling1920/12/6- ダックスフントDachshund(デザイン時・アイリッシュセッター Irish setter) ブリタニア空軍 ジョージ・フレデリック・バーリングGeorge Frederick "Buzz" Beurling1921/12/6-1948/5/28 12/6 元 ドミニカ・ジェンタイルDominica S. Gentile1926/12/6- ワシeagle リベリオン陸軍504 JFW ドミニク・サルバトーレ・ジェンタイルDominic Salvatore Gentile1920/12/6-1951/1/28 12/7 公 ヴァルトラウト・ノヴォトニーWaltraud Nowotny カールスラント空軍503 JFW ヴァルター・ノヴォトニーWalter Nowotny1920/12/7-1944/11/8 12/8 元 ハンネ・ダンマースHanne Dammers カールスラント空軍 ハンス・ダムマースHans Dammers1913/12/08-1944/3/17 12/13 公 ハンナ・ユスティーナ・ヴァーリア・ロザリンド・ジークリンデ・マルセイユHanna-Justina Marseille1928(27?)/12/13- [初代]大鷲 (戦死)Steller s sea eagle (KIA)[2代目]大鷲初代の子 カールスラント空軍第31統合戦闘飛行隊 ハンス=ヨアヒム・マルセイユHans-Joachim "Jochen" Walter Rudolf Siegfried Marseille1919/12/13-1942/9/30 12/17 佐伯昭志Saeki Shouji1971/12/17 12/24 公 フランチェスカ・ルッキーニFrancesca Lucchini1931/12/24- 黒豹オンブラ Ombrablack leopard ロマーニャ空軍501 JFW フランコ・ルッキーニFranco Lucchini1914/12/24-1943/7/5 ウィッチ 8名 スタッフ 1名 不明 判明した場合は、国別キャラからたどって、それぞれのキャラの項目に、その情報源と共に書き込んでいってください。 扶桑皇国 扶桑皇国海軍 / 元 下原定子Shimohara Sadako1927/??/??- フソウウサギJapanese hare 扶桑皇国海軍502 JFW 上原定夫Uehara Sadao-1988 / 元 新藤美枝Shindou Mie 扶桑皇国海軍 進藤三郎Shindou Saburou1911/8/??-2000 / 西澤(モブ)Nishizawa 扶桑皇国海軍 西澤広義(?)Nishizawa Hiroyoshi1920/1/27-1944/10/26 / 元 太田Oota 扶桑皇国海軍 太田敏夫Oota Toshio1919/3/20-1942/10/21 / 元 本田Honda 扶桑皇国海軍 本田敏秋Honda Toshiaki1918/11/9-1942/5/13 / 朋子(モブ)Tomoko 扶桑皇国海軍 / 樫口嘉奈Kashiguchi 扶桑皇国海軍 橋口嘉郎Hashiguchi Yoshirou1918/?/?-1944/10/25 MIA (戦死認定) / 小村定恵Komura Sadae 扶桑皇国海軍508JFW 小町定Komachi Sadamu1920/?/?- / 土方圭助Hijikata Keisuke 扶桑皇国海軍 扶桑皇国陸軍 / 元 加東圭子Katou Keiko 扶桑皇国陸軍第31統合戦闘飛行隊 加藤正治Katou Shouji1912-1941/9/16 / 元 稲垣真美Inagaki Mami 扶桑皇国陸軍第31統合戦闘飛行隊 高垣春雄(?)Takagaki Haruo-1945/7/15 / 元 笹内さと子Sasauchi Satoko 扶桑皇国陸軍 竹内正吾Takeuchi Shougo1918-1943/12/21 / 元 大林照子Oobayashi Teruko 扶桑皇国陸軍 小林照彦Kobayashi Teruhiko1920/11/??-1957/6/4 / 元 鷹見忠江Takami Tadae 扶桑皇国陸軍 鷲見忠夫Washimi Tadao1916-1985 / 元 川口文世Kawaguchi Fumiyo 扶桑皇国陸軍503 JFW 山口文一Yamaguchi Bun-ichi1918-1992 / 諏訪真寿々Suwa Masuzu 扶桑皇国陸軍 川崎 キ60(?) / 中島小鷹Nakajima Kotaka 扶桑皇国陸軍 中島飛行機 「隼」 / 佐野火乃香Sano Honoka 扶桑皇国陸軍 / 北野古子Kitano "Ruko" Furuko 扶桑皇国陸軍 / 佐久間Sakuma 扶桑皇国陸軍 扶桑皇国その他 / 宮藤清佳Miyafuji Sayaka / 秋本芳子Akimoto Yoshiko 元=扶桑皇国海軍(?) 秋山真之(?)Akiyama Saneyuki1868/4/12-1918/2/4 / 山川藤宏Yamakawa Fujihiro カールスラント カールスラント空軍 11/13(?/?) 元 フリーデリケ・ロージヒカイトFriederike ??? カールスラント空軍 フリッツ・ロージヒカイト(?)Fritz Losigkeit1913/11/13-1994/1/14 / 元 ライーサ・ペットゲンRaisa Pöttgen モズbull-headed shrike カールスラント空軍第31統合戦闘飛行隊 ライナー・ペットゲンRainer Pöttgen / 元 アーデルハイド(ドイツ語発音:アーデルハイト)Adelheid カールスラント空軍 エルンスト・ガーデルマン Ernst Gadermann 1913/12/25-1973/11/26アルフレート・シャルノヴスキー Alfred Scharnowski / メルテンスMertens カールスラント空軍 ハインツ・"ビンメル"・メルテンスHeinz "Bimmel" Mertens / クルト・フラッハフェルトKurt Flachfeld(Kurt: Konradの南部地方風の短縮形)-1940 カールスラント空軍 カールスラント陸軍 / シャーロットCharlotte カールスラント陸軍 カールスラント・その他 / 元 マティルダMatilda なしnone カールスラント・その他第31統合戦闘飛行隊 マティアス (マティーアス)Matthias (Mathew P. Letuku) ブリタニア ブリタニア空軍 / 元 パトリシア・シェイドPatricia Schade1927/??/??- 白いイエネコwhite, domestic cat ブリタニア空軍504 JFW パトリック・アルフレッド・シェイドPatric Alfred Schade / ペトラ・ダンフォードPetra Dunford ブリタニア空軍 ピーター・ダンフォードPeter Dunford "Special Night" / グリゼル・J・マーフィーGrizel J Murphy ブリタニア空軍 ブリタニア陸軍 / 元 マイルズMiles 狸(?)raccoon dog (?) ブリタニア陸軍 C・G・マイルズ少佐Major C.G. Miles 民間人 / ウィステリア・ピースWisteria Peace - 看護婦 ロマーニャ ロマーニャ空軍 / 元 カルラ・ルースポリCarla Ruspoli ロマーニャ空軍 カルロ・マウリツォ・ジュゼッペ・エドガルド・デイ・プリンチピ・ルースポリCarlo Maurizio Giuseppe Edgardo dei Principi Ruspoli di Poggio Suasa / 元 ルイーサ・トルキオLuisa Torchio ロマーニャ空軍 ルイージ・トルキオLuigi Torchio?-1944/1/30 / 元 ジョヴァンナ・ボネGiovanna Bonet ロマーニャ空軍 ジョヴァンニ・ボネGiovanni Bonet ガリア ガリア空軍 / レーヌ・フォンクReine Vonk ガリア空軍 ルネ・フォンクRene Vonk ガリア自由空軍 / エディト・M・ラメレーEdith M. Lamerei 自由ガリア空軍 エドモン・マラン・ラメレーEdmond Malan Lamerei / アルベルティーヌ・リトルフAlbertine Litolff 自由ガリア空軍 アルベール・リトルフAlbert Litolff リベリオン リベリオン陸軍 / 元 ベルタ・ウェルチBerta Welch リベリオン陸軍 ロバート・E・ウェルチRobert E. "Bob" Welch / アビゲイルAbigail リベリオン陸軍パットン・ガールズPatton Girls / マリリンMarilyn リベリオン陸軍パットン・ガールズPatton Girls / パトリシアPatricia リベリオン陸軍パットン・ガールズPatton Girls リベリオン海軍 / リタRita リベリオン海軍レキシントン航空隊 / ヴィヴィアンVivian リベリオン海軍レキシントン航空隊 / イングリットIngrid リベリオン海軍レキシントン航空隊 / マリーMarie リベリオン海軍レキシントン航空隊 / ベスBeth リベリオン海軍レキシントン航空隊 / サリーSally/Sallie リベリオン海軍レキシントン航空隊 / リンダLinda リベリオン海軍レキシントン航空隊 / レキシントン艦長CV Lexington Captain リベリオン海軍 スオムス スオムス空軍 / 元 ミカ・アホネンMika Ahonen スオムス空軍 レオ・アホラレオ・アホカス軍曹 / 元 エリカ・リリィErika Lyly スオムス空軍 エリク・リリィ / ハッキネンHäkkinen スオムス空軍 オラーシャ オラーシャ陸軍 / 元 アリョーナ・V・シュロポフAlyona Shlopov オラーシャ陸軍 オラーシャ陸軍 A・V・シュロポフА. В. ШлоповA. V. Shlopov アウストラリス連邦 アウストラリス軍 / ロビーナ・ガイバースRobima Guyvers アウストラリス軍 関連ページ まとめwiki キャラクター第501統合戦闘航空団 Strike Witchesのキャラクター11人については、こちらのページに詳細な設定情報があります。 主要キャラ個別ページメインの11人の各個別ページ。宮藤芳佳 坂本美緒 ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ リネット・ビショップ ぺリーヌ・クロステルマン エーリカ・ハルトマン ゲルトルート・バルクホルン フランチェスカ・ルッキーニ シャーロット・E・イェーガー エイラ・イルマタル・ユーティライネン サーニャ・V・リトヴャク スオムスいらん子中隊キャラクターいらん子中隊所属のウィッチの詳細情報。 国別ウィッチ一覧(国別キャラ)各ウィッチの解説を探すには、この国別ウィッチのページからスタートするとよいでしょう。 統合戦闘航空団別ウィッチ一覧JFW別のウィッチ一覧。 年表主要なウィッチとそのモデルの生歿年月日等が、時系列で配列されています。 元ネタ資料紹介(史実WW2レファレンスルーム)元ネタの人たちの記録等を探すとき、手がかりとなる資料です。 キャラクター表保管庫一覧性の高い、各種資料があります。 ゲストキャラ主要メンバー11人以外のウィッチを掲載しているページへのリンク。 外部サイト Wikipedia 「ストライクウィッチーズの登場人物」 Wikipedia (エース・パイロット)各ページ内のリンク先も調べる際に役立ちます。List of World War II air aces Category World War II flying aces List of World War I flying aces Category World War I flying aces エース・パイロット Category 第二次世界大戦のエースパイロット Category 第一次世界大戦のエースパイロット Liste deutscher Jagdflieger im Zweiten Weltkrieg Liste deutscher Jagdflieger im Ersten Weltkrieg 軍事・兵器大事典(青葉山軍事図書館 geocities.jp) 軍人データベース『サクラタロウDB (Purunus DB)』 統合戦争辞典(so-net) 西暦 - 年号 早見表(便利ページ) Strike Witches Wiki (4chan.org)Characters
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1863.html
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/26(日) 17 06 23.55 ID TgFxsiu8O 俺「メカウィッチ!」 革新的だが負荷が大きく人間には扱えないようなストライカー(開発:友)と魔力をほぼ無限に生成できるメカウィッチ(開発:俺)を上層部からの御達示で極秘にテストしなければいけない俺が男子禁制の501にメカウィッチ遠隔五感共有で編入という話を考えた。 今思いついたから書き溜めに時間がかかって書き込むのはいくらか後になるけど。 誰√かは未定 60 :ロボウィッチの俺[]:2010/09/26(日) 22 57 41.18 ID TgFxsiu8O まだあんまり書けてないけど冒頭だけ投下しようかな 65 :ロボウィッチの俺[]:2010/09/26(日) 23 14 22.46 ID TgFxsiu8O 冒頭だけ 俺「スイッチオーン」 友「何をやっているんだお前は」 俺「おう友、いいところに」 友「この汚い部屋を『いいところ』と呼ぶのならな」 俺「いい時にって事だってば」 友「午前2時を『いい時』と呼ぶのならな」 俺「ちょうどいいや、ちょっとそこを動くな!」バタバタ・・・・・ 67 :ロボウィッチの俺[]:2010/09/26(日) 23 15 58.96 ID TgFxsiu8O 友「訳が判らん・・・・トイレにでも行ったのか?」 ???「・・・誰?」 友「え?誰?奥?」 ???「いや・・・こっちが聞いてるんだけど・・・?」 友「え?なんでここに?なんで美少女?しかも全裸!?」 美少女「だってここは私と俺さんの場所よ・・・?あなたこそなんでここに?」 友「いや特に用があって来た訳でもないというかあいつがうるさくて眠れないというのは建前で実は徹夜ゲームに誘いに来たとかそういうそもそもあいつの部屋になぜ全裸美少女がいt」美少女「ブwwwwwwwwww」 68 :ロボウィッチの俺[]:2010/09/26(日) 23 17 02.03 ID TgFxsiu8O 友「は?」 美少女「マジワロスwwwwww」 友「・・・えぇっと、誰?」 美少女「俺だよ俺俺、名無しだよ!」 友「その名乗り方、まさか俺!?」 美少女「その通り」 友「なっ・・・」 俺「どうだ!美少女を遠隔操作だ!すげえだろ!」ヒョコ 友「いや、すげえも何も・・・」 俺「というわけで明日からお前のストライカー借りる」 69 :ロボウィッチの俺[]:2010/09/26(日) 23 22 04.67 ID TgFxsiu8O 友「はぁ?」 俺「仕様を説明する!」 友「唐突!」 俺「16才ボディ!身長157cm!長い髪は黒ツヤツヤ!貧乳はステータスなんだよStatus! 魔導永久機関と神経系完備!放熱の仕方を工夫し体温を309.15Kに保つ事に成功!まばたきもするし汗もかくし涙もでるから見た目で人間じゃないなんて判断できない! パワーはざっと129.3馬力ほどでるぜ!六才児程度の人工知能も搭載してるがなんと五感共有による遠隔操作が可能!どうだ!」 友「途中聞き慣れない単語が」 俺「あ」 友「なんだ」 俺「重要な事を言い忘れてた」 友「なんだよ」 俺「インテル入ってる」 友「・・・」 俺「・・・」 70 :ロボウィッチの俺[]:2010/09/26(日) 23 24 02.40 ID TgFxsiu8O 友「魔導永久機関ってなんだ?」 俺「魔力をほぼ無限に作り出す内燃機関だけどそれが何?」 友「流すな!それ一番重要だろ!」 俺「その名もロボウィッチ『俺子』だ!」 友「・・・ロボウィッチねぇ」 俺「というわけで明日からお前のアレ借りてテストに行くから」 友「何でそこまで決まってるんだろうねぇ!」 俺「はい上からの命令書」 友「なんで一週間前の日付なんだろうねぇ!」 俺「調整に時間がかかって」 友「それはお前の事情」 71 :ロボウィッチの俺[]:2010/09/26(日) 23 25 13.36 ID TgFxsiu8O 俺「俺がこいつで501統合戦闘航空団とやらに編入してテストを行う事になってる」 友「俺子が編入?」 俺「そうだ」 友「お前は?」 俺「基地の近くに部屋を借りてそこで操作する」 友「そもそもなんでストライカーを貸さなきゃならんのだ」 俺「他に用意してない」 友「一方的にお前が悪いだろう」 俺「気に寸名」 73 :ロボウィッチの俺[]:2010/09/26(日) 23 29 49.34 ID TgFxsiu8O 友「確かに俺子ならあのストライカーも乗りこなせそうだが」 俺「耐久条件はクリア」 友「別に極秘にすることはないだろう」 俺「そこはそれ、ウィッチ隊なのに男がいたら不自然だろ」 友「そうか?」 俺「そうなんだよ」 以上冒頭 君が! 見放すまで! 投下するのを! やめないっ! 投下はここで終わっている……
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/1500.html
オラーシャ領シベリア上空約10000mを俺は飛び続けていた。 俺「ひぃとーみのぉきれーいなあのーひとがすき~♪ かれぇーはわぁたしーよりおさーけがぁすき~♪」 もう厚木を飛び立って約7時間。距離にして3000km弱を飛んだことになる。 俺「しらーゆきー はくーしか きたぁのほーまれ~♪ きぃりん あさぁひじゅんなま さっぽーろじゃいあんと~♪」 航続距離に優れるストライカーを履いた優秀なウィッチであってもそろそろ疲れを見せる距離であるのだが、なんとまだペテルブルクまでの道程の半分にも満たない。 俺「きのーうもひぐぅーれにあそーびにぃきて~♪ そのーままーあさぁまでよいーつぅぶれ~♪」 にも関わらず問題なく飛び続けるのは、やはり彼の固有魔法の力故である。 俺「おおーぜきぃ けんーびし きんぱい げっけぇいかん~♪ ふくむすめー あけごころ こまぁちむぅすめ~♪」 出発に先立って大量に積まれた『扶桑酒』のうちそれなりの量は既に彼の体の中に流し込まれている。 俺「わたぁしのーとうーさんのみぃすけだった~♪ さけぇのみーのにょうぼうにゃなりーたくないの~♪」 固有魔法で摂取したアルコールを魔力へと変換する……はずなのだが、どうも俺は酔っぱらっているらしく陽気に歌を歌っていた。 俺「きざーくらー しょうちぃくばい きくぅまさぁむね~♪ かもーづるぅ はくぅつる さわーのぉつる~♪」 歌いながらも新しい酒に手を伸ばし、一気に一升瓶を飲み干す。 俺「もうーすぐぅあのひととけっこんーしぃます~♪ かれぇーよりもおさぁーけになかさーれるでしょう~♪」 真っ赤な顔で、空き瓶を振ってリズムを取る姿はそのまんま酔いどれである。 俺「とみーおー びしょぉうねん おとぉーこぉやま~♪ おーしゃん にっか さんとぉりー にほーんさぁかり~♪」 アルコール中毒で倒れたり、気分悪くなって吐いたりしないかと心配になるところだが、そこのところは固有魔法によって体内のアルコール量を調節しているので、気分よく酔っぱらっている。 俺「らんまん~♪」 他人が見たら不安で仕方がない様子ではあるものの、俺はなんとか問題なく目的地へ向かっていた。 (俺が歌っていた歌 ttp //www.youtube.com/watch?v=7S97By9z5jo) 兵士「搬入資材はこれにて全てとなります」 サーシャ「はい、確認いたしました」 第502戦闘航空団に、ウィッチが10人未満の部隊に対しては過剰と思える大量のストライカーユニットが『いつも通り』に運び込まれていた。 某三人のせいだろう、最近痩せてきた気がする部隊の後方参謀主任に対してサーシャは心の中で手を合わせた。 サーシャ「はぁ」 トラックが走り去ったのを見送って、サーシャは堪えていた深いため息をついた。 ガリアが501により解放されて以降、ここの補給状況は安定したものの、それもいつまた覆るかわからないのでこれが普通と思ってはならない。とは言っても一向に壊れるストライカーが減るわけでもない。 まさに板挟みで、責任感の強いサーシャにとっては悩みの種である。 サーシャ「せめて一人だけでも改善されれば……」 クルピンスキー「どうしたの熊さん? ため息なんてついちゃってさ」 サーシャ「……」 背後からかかったのんきな声に、サーシャはまたため息を重ねた。 ちょっと睨むようにクルピンスキーへと振り返るが、当の本人は相変わらず飄々としている。 クルピンスキー「ため息つくと幸せが逃げるらしいよ?」 サーシャ「はぁ……」 あなたのせい、と言ってみ意味がないので肩を少し落としてサーシャはため息で返事をした。 クルピンスキー「おや、またため息。そうだ、私が熊さんに幸せ注入してあげるよ!」 サーシャ「いりません。あと熊さんと呼ぶのはやめなさいクルピンスキー中尉」 名案とばかりに顔を輝かせたクルピンスキーへの返事は一瞬。 冷たい声音で拒否されたのだが、もうこのような扱いは慣れているクルピンスキーはちょっと肩を竦めるだけであった。 クルピンスキー「それは残念だ。でも気が変わったらすぐ言ってね。熊さんの頼みならいつだって私は叶えちゃうからさ! なんなら今夜私の部屋にでも来る?」 ぱあっと顔を輝かせ、なにかを抱きしめる直前のように両手を広げる。 すぐに復活するあたり、楽天的でマイペースなプンスキー伯爵はさすがといったところか。 サーシャ「行きません! それに熊さんはやめなさいと何度も……いえ、もういいです」 真面目に取り合っては相手の思うつぼと思ったか、サーシャは自分を落ち着けるように一度深呼吸をする。 神出鬼没で掴みどころのないクルピンスキーのいろいろ言って人をいじって楽しむようなところなど、もう長い付き合いになりつつある彼女にはわかりきっていた。 サーシャ「前線なんですから気を抜きすぎないように」 クルピンスキー「ふふっ、そこのところは大丈夫だよ。これが私のベストコンディションだからね」 サーシャ(よく言う……あながち間違っていないあたり余計に面倒ですけど) 心の中で愚痴を零しながら、クルピンスキーの横を通り過ぎようとしたのだが、鼻腔に感じたある匂いにぴたりと足をとめる。 クルピンスキー「どうしたの?」 サーシャ「中尉?」 なんとなく嫌な予感がして、匂いの正体を確かめようとクルピンスキーの正面へ回る。 先ほど感じた香りはほんの少しだった。けれど、見逃すわけにはいかない。 15cm少々の身長差のために、サーシャが背伸びするような形でクルピンスキーの口元へ鼻を近づける。 クルピンスキー「あー……」 いつも自分のペースを崩さないクルピンスキーが一瞬目を泳がせ、頬を指でかく。 これは更に怪しいとサーシャは匂いに集中する。 また、同じ匂いがした。 サーシャ(この匂いは!) クルピンスキー「確かにいつでもって言ったけど、こんな真昼間からなんて私うれしさのあまり困っちゃうなぁ」 サーシャ「……は?」 クルピンスキー「これってキスしちゃっていいの? まいったなぁ……遠慮しないよ私は」 サーシャ「ってなななななな、なにを考えているんですか中尉!!」 客観的に現在の自分とクルピンスキーの状態を見て、瞬間的に事態を理解したサーシャは一歩飛びのいた。 無自覚だったとはいえ恥ずかしさのために頬が紅潮している。 サーシャ「あなたは本当に普段からそんなことばかり言って! それに今お酒の匂いがしましたよ真昼間から飲酒だなんて何を考えているんですか!!」 クルピンスキー「えー、オラーシャの人は昼でもお酒飲むって聞くよ? 私はただロマーニャに入ればロマーニャに従えって奴を実践してみたつもりなんだけど」 サーシャ「時と場合くらい選びます!」 クルピンスキー「なら問題ないじゃない」 サーシャ「どこが!?」 クルピンスキー「だってお酒ってのは飲みたい時に飲むものでしょ?」 サーシャ「っ!」 あっけらかんと言い放つクルピンスキーにサーシャは絶句。 相手に飲まれてはいけない、そう思う。思うのだが、我慢はすぐにできなくなる。 ぎゅっと握ったこぶしが小刻みに震えていた。 サーシャ「クルピンスキー中尉はそこに正座っ!!」 大声が響いた。 もはやここ502では日常茶飯事のことだった。 二パ「伯爵もなんでわざわざ怒られるようなことするんだろうな……」 菅野「知らねーよ。というより、オレはあいつの思考回路を理解したいと思わない」 二パ「なんで?」 菅野「理解できた時点でこっちまで変人になってるのが確定だろ」 二パ「あぁ、たしかに……」 納得と二パは頷いた。 二パ「ところで、私たちいつまで正座してればいいのかな?」 菅野「知らねーよ……」 クルピンスキーを引きずるようにしてハンガーの中に入ってくるサーシャは、遠目から見てもご立腹だ。 そろそろ許してくれるんじゃないかと思っていた二人は大きくため息をついた。 二パ&菅野(延長……か) 暑さとは無縁のペテルブルクなのに、冷や汗を流しながら。 もう既に二人の足の感覚は無くなっていた。 ロスマン「ニセ伯爵ったら相変わらずなんだから……」 やれやれといった表情を浮かべるロスマンだったが、その目は今日扶桑から搬入されたとあるストライカーユニットに向けられていた。 扶桑のウィッチは502に二人いるが、菅野と下原の使う紫電ではない。 魔導エンジンのある胴体部分が比較的ずんぐりしているのは似ているが、このストライカーの胴体はより紡錘形に近い。 技術者ではないが、航空ウィッチとして興味をそそられる。 ロスマン「ねぇラル。これなんていうストライカーなの?」 ラル「んー? そうだなぁ、ギガデインだかライデインだかそんな名前だったと思うが手元に資料がないからよくわからん」 ロスマン「……なんでそんなうろ覚えなのよ?」 ラル「ははっ。いやなに、こいつは追加要員のストライカーだから、そいつが来てからゆっくり読めばいいかと思ってな」 呆れたような視線をロスマンに向けられるも、ラルは笑い飛ばしてみせる。 ラル「まあ扶桑のストライカーのことは扶桑人に聞けばいいだろう。同じ海軍みたいだしな。おーい、下原―!」 下原「残念そうに肩を落としてるナオちゃんと二パさんかわいい……」 その下原本人は、ほんのり頬を染めて正座させられている二人を眺めていた。 ラルの声はまったく耳に入っていない様子で、逆に彼女の隣にいたジョゼが慌てている。 ジョゼ「し、下原さん! 隊長が呼んでます!」 下原「ああ、痺れちゃった足を撫でてあげたい……って、隊長が!?」 近くで叫ばれようやく気付いた下原はぱたぱたと小走りでラルのもとへ走ってきた。 下原「すいません隊長!」 ラル「いや、そんな急ぎでもないから楽にしていいぞ」 下原「でも、なにか用事があったんじゃ?」 ちょこんと小首をかしげる下原に答えたのはラルの横に控えていたロスマンだった。 ロスマン「ちょっと下原さんに聞きたいことがあってね。このストライカーのこと何か知ってる?」 下原の視線がロスマンの指の示す先にすっと動く。 一瞬彼女も紫電かと思ったが違う。 そして、彼女の知識と記憶に一致する名前は一つしかなかった。 下原「これは局地戦闘脚雷電ですね」 ラル「おー、そうそう。雷電だ雷電」 思い出したとラルはぽんと手を打つ。 その姿に下原は小さく笑みを零した。 下原「これって、今朝言っていた新しく配属される方のものですか?」 ロスマン「ええ、そうよ。あとまた質問で悪いんだけれど、特徴とかわかるかしら?」 下原「雷電の特徴ですか? そうですね……」 頬に立てた人差し指を当てて下原は少し考え込み、ゆっくりと記憶を手繰るように言葉を紡ぐ。 下原「ちょっといい評判は聞かないですね」 ロスマン「あれ、それはなんで?」 下原「紫電もそこまでエンジン性能がいいわけじゃないんですけど、雷電はエンジンの異常振動が発生しやすいですし、着陸性能や失速特性も悪くて、扶桑のウィッチの中では敬遠する人が多いんです」 ラル「おいおい、それじゃなんでそんな機体がうちに送られてるんだ? まさか人員催促した扶桑の意趣返しか?」 眉の間に皺を寄せ、ラルは腕を組む。同時に大きな胸も寄せられた。 下原「あ、でも最高速度は600km/hを超えますし、上昇性能やダッシュ力、高高度性能は一級品なので、力のあるウィッチが使って慣れさえすれば戦果を出せるストライカーだと思います」 ロスマン「つまり、人を選ぶってわけね……」 ラル「量産には向かなそうなストライカーだな。まあ、うちの部隊にくるようなウィッチならストライカーに振り回されるようなことはないだろうから、いいか」 ロスマン「そうね。あ、下原さんどうもありがとうね」 下原「いえ。では、私は失礼しますね」 ふわりと笑い、一礼してから下原は二人のもとから離れる。 ラル「癖のあって使いづらいじゃじゃ馬ストライカーを駆る奴、か。なんとなく楽しみだな」 ロスマン「色々と頭痛の種になる人じゃなければいいけどね……」 彼女が向ける視線の先には、言外に指し示すウィッチがいた。 伯爵「二パくん、もう結構長く正座してるよね、大丈夫かい?」 二パ「まあ、まだなんとか……ひゃっ!」 伯爵「あれ? どうしたの?」 二パ「どうしたのって今足を触るなんて、ひゃうっ! は、伯爵いい加減にしろよ!!」 伯爵「ふふっ、タイツ越しなのが残念だなー。でもこれはこれでいいかもなぁ」 菅野「あほらし……」 二パの足が痺れているのを知ったうえで撫でて、伯爵が遊んでいた。 ロスマン「……」 ラル「はは、クルピンスキーみたいなのじゃないことを祈るだけか」 ロスマン「こ、このニセ伯爵~!! 罰受けてるくせになにやってるのよ!!」 興奮のあまり使い魔の耳と尻尾を顕現させて、ロスマンは走っていく。 ラル(あ、そういえば新しく来る奴が男だってみなに言うの忘れてた……) クルピンスキーの眉間を指し棒でどつくロスマンを見ながら、実は大事なことをラルは思い出していた。 ラル(ま……いいか) だが、大したことではないと判断し頭の中から消し去った。 ゆっくりと歩み寄ると、肩を上下に震わせているロスマンの肩に手を置く。 ラル「まあ落ち着けロスマン」 ロスマン「で、でもラル!」 さらに言いつのろうとするロスマンを手で制すると、しこたま突かれたのだろう赤くなった眉間を擦る伯爵に一言残す。 ラル「おい、クルピンスキー」 クルピンスキー「なんだい?」 ラル「ちょうどいいから、お前新しくくる奴の迎えに飛んでくれ」 クルピンスキー「ちょっと待って、なんで出迎えに飛ばなくちゃいけないんだい?」 ラル「いや、そいつ扶桑から自力で飛んできてるんだ」 ロスマン「ええっ、嘘っ!!」 素っ頓狂な声をあげたのはクルピンスキーではなくロスマンだった。 とはいえ、彼女の驚きはもっともだ。扶桑からペテルブルクまで飛べるウィッチなどふつうはいない。 ロスマン「ちょっとラル冗談でしょ? 扶桑からここまでどれだけ距離があると思ってるのよ!」 ラル「私もなんの冗談かと思ったんだけどな。どうやら固有魔法のおかげで飛べるらしい」 ロスマン「いや、それってどんな固有魔法よ……」 疲れたように顔を俯け頭を抱えるロスマンの背をラルはぽんぽんと叩き、改めてクルピンスキーへと向きなおる。 いるのは、好奇心に満ちた瞳を輝かせ、口元に笑みを湛えた彼女。 ラル「どうだ?」 クルピンスキー「そうだね……面白そうだし、いいよ」 ラル「そうか、なら任せる」 口角を吊り上げて笑みを小さく浮かべたラルは、そのまま背を向け去っていく。 ラル「とりあえず管制からお前に連絡が行くようにしておくから、夕方以降はハンガーで待機してろ」 クルピンスキー「了解」 俺「あ゛~そろそろ酒が切れてきた……」 厚木飛行場を出てから15時間以上。 扶桑より六時間程遅いペテルブルク周辺とは言っても既に日は落ちている。雲がなく満月が拝めるのは僥倖であるが。 あれだけ酔っぱらっていた俺だったが、飛び続けていたのでアルコールは順調に魔力に変換され素面に戻っていた。 消費する魔力を固有魔法で即座に補うようにしていたので、残存魔力量に問題はないが疲労は隠せない。 俺「残った酒はこれだけだが、何かあったようだし」 言って取り出した酒瓶を月明かりの下で眺める。 俺「そもそも純米大吟醸浦霞を魔力目的で飲む気にもなれねぇ……」 浦霞と言えば銘酒であり、味わうのであればそれに合う場面というものがある。酒を愛する男である俺の譲れない一線だ。 俺「もういい加減、迎えが来てもいい頃だがなぁ」 先ほど連絡を取った502の管制官によれば『誘導として迎えのウィッチを出すから針路はそのままでよろしく』ということであり、確かに距離的にもそろそろ落ち合うころだ。 俺「あーもう疲れた、眠い、たるい……」 だらりと両手を重力に任せ、重い息を吐く。 女性「ありゃ? どんな子猫ちゃんかと思ってたらワンちゃんだったのかな?」 彼の体の上に女性の声が落ちてきた。 女性「ウィッチって女の子だけかと思ったんだけど、君みたいな男性もいたのかな?」 俺「知らなかったのか? 男のウィッチもいるんだぜ」 見上げた先にいたのは満月を背に飛ぶ長身の女性。 制服はカールスラント軍のものだ。 俺「まあ、俺も自分以外は知らねーけどさ」 女性「なにそれ」 くすりと女性が笑い、俺も唇の片端を釣り上げた。 ふいの夜風が女性の短い金髪を吹き上げ、それが月光を反射する。どこか幻想的な輝きだった。 俺「事実を言っただけさ」 女性「ふふっ、君面白いね」 くすくすと口元に手を当て女性は笑う。その姿は妙に洗練されたような気品を感じさせた。 ふと、俺はまだ手に持っていた酒を思い出した。 俺「そういやあんた、扶桑酒って飲んだことあるか?」 女性「扶桑酒かい? 噂には何度か聞くけど、あいにくとまだ飲んだことはないなぁ」 俺「なら、初扶桑酒にどうだ? 味は保証するぜ」 浦霞の瓶を持ちあげて見せてやる。 女性は目をぱちくりと瞬かせたと思ったら、にやりと悪戯っぽく笑った。 女性「君、本当に面白いねぇ。お酒なんて持って飛ぶウィッチなんて初めて見るよ」 俺「そいつぁいい。俺だけの特徴ってわけだ。で、飲むのか?」 女性「ふふっ、もちろんいただくよ」 軽やかにロールをして高度を落とすと、女性は俺の横に並んだ。 一気に距離は近づき、整った顔の造形がまつ毛の一本一本まで見て取れた。くるっと回った癖っ毛が、彼女の勝気そうな顔立ちによくマッチしている。 腕を伸ばして瓶を近づけてやると、女性も手を伸ばした。 俺「そうだ、俺は俺って言うんだが、あんたは?」 女性「私かい?」 酒瓶を受け取った女性は、扶桑酒は初めてと言っていたわりには手慣れた様子で開封する。 色っぽく喉を鳴らしながら一口飲むと、そっと指先で唇を拭い、俺のほうへ向きなおる。 クルピンスキー「ヴァルトルート・クルピンスキーさ」 二人のファーストコンタクトだった。 ページ先頭へ