約 1,901,029 件
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2313.html
https://w.atwiki.jp/yariba/pages/55.html
アンチ【あんち】 ファンの対義語とも言えよう。 名詞に付いて、反対・対抗・排斥などの意を表す。 アンチにも色々ある。 過剰推しのフリしたアンチ 「○と○○以外要らない」等のスレ麺の誰かは必要だが他は要らないと言うような発言をする 決めつけアンチ すぐ「○○がファンスレで暴れてる」とか「○○が貶されてキレてます」などと、本人かそうじゃないかを無視した決めつけで「自演するな」と言ったりする 揉めさせアンチ 「やり場一のイケメンは○○!」「やり場一美女は○○!」といった、自分の意見だけを主張するファン。 挙げられた○○以外の麺が好きなファンにしてみれば「やり場一は△△!」であったり「やり場一美女は△△!」だったりするため、 そういう発言があると必ず誰かが「いや、やり場一のイケメンは△△」「○○自演乙」というような発言をするため、荒れる 当てはめも同じような理由でも揉めやすい アンチはどの麺にも必ず居る。 アンチが始まるとアンチもファンも含めて今まで何処に居たのか問いたくなる人数が集まる(その殆どが複数に見せかけた単独だと思われる)。 アンチが現れた際は相手にせずスルー推奨。止めようとしても止まらないのは大分前から知られている事である。
https://w.atwiki.jp/romaroma/pages/264.html
浅川 イリア あさかわ いりあ 浅川 イリアデータ システムデータ 容姿に関する設定 性格 設定 データ 名前:浅川 イリア(アサカワ イリア) 芸名:淡笠 アイリ(アワカサ アイリ) 年齢:16歳 性別:女 身長:167cm 体重:47kg スリーサイズ:B84/W49/H78 髪:黒 肌:白色 瞳:右/黒、左/金 誕生日:2月16日 所属クラブ等:生徒会長 クラス: 1人称:私 システムデータ スタイル:◎カリスマ・●フェイト・ハイランダー 容姿に関する設定 腰まであるストレートの髪はビロードの様、普段はポニーテールでまとめられている。 瞳は大きく吸い込まれそうな感じ。また、よくみると、左の瞳孔が少し小さく猫っぽい。 非常に魅力的な瞳であるが、あまり優しい目付きをすることはなく、不思議かつ少し怖い。 背はスラリと高く、モデルのため当然ではあるがスタイルがいい。また、姿勢もいいので、 非常に脚が長く感じる。 ご存知我らが生徒会長、浅川イリアさんの登場だー!かくいう私もeye sとしてばっちり投票しましたとも! 先代生徒会長のいかつい安定感もよかったけど、やっぱかわいい子がいいわね。 さて、生来のミーハー心はおいといて、顔もスタイルもいいとかどんだけ勝ち組だよ! ……って、やっかみの声もあまりあがらないのが彼女のすごいところかな。 ところで我々新聞部は学業・外見ともに非の打ち所のない彼女の意外な弱点を……はっ、異様な気配が……本日はこの辺で!(新聞部調べ) 性格 ツンデレ…ではなく、むしろツンツンとも言える。いつも不機嫌そうな顔をしているが怒っているわけではない。毒舌でもあるが別に攻撃的なわけでもない。芸能界で過ごしてきたにも関わらず、実は彼女は人づきあいがあまり得意ではない。誠実ではあるが誠実に見えず、優しくしたくとも優しい顔をすることができない、不器用なタイプである。 ただ、その不器用さを隠すことについては非常にうまい。 設定 内閣府所属の父、浅川恭司と、母アリア・アサカワの双子の妹として生まれる。兄ヘリオ(ヘリオス…太陽)とイリア(イリス…月)は二卵性の双子であるため、顔立ちは似ているが、瞳の色や髪の色が違う。 母アリアは自分に似たヘリオを可愛がり、幼い時からモデルとしてデビューさせたが、双子という話題作りために、イリアについても乳児モデルとしてデビューする。 可愛らしい双子は脚光を浴び、幼児になるとヘリオよりイリアの方に人気が集まったことで、母アリアは小学生進級とともに子供達の芸能活動を休止させた。 そして、ヘリオの才能を伸ばすべく留学を含め、様々な習い事をさせるが、どれについても、おまけで一緒にやっているイリアの方が優秀であった。 やがて、小学生の高学年になると、芸能事務所の要望で、イリアは淡笠あいりという芸名で芸能活動に復帰する。 しかし、ヘリオは復帰しなかったこともあり、イリアの芸能活動を反対した母は、イリアを庇う父と険悪になり離婚。母は兄だけを連れて出ていく。イリアはショックを受けるが、父や所属事務所の説得により芸能活動を続ける。 イリアが中学生になると、人気が大ブレイクし。国民的美少女となり、さまざまなメディアで取り上げられた。 彼女は特にどんな制服でもファッショナブルに着こなすため、彼女を信奉する女子学生が増え、彼女のような格好を「eye’s」といわれる様な社会現象を起こす。 多忙な父のかわりに保護者になってくれたのは、父方の親類である花園家であった。特に従姉妹の花園さやかとは固い友情で結ばれ心の傷を癒していった。 しかし、花園家の経営する花園高校に進学した5月に事件は起こった。 世に言う花園高校消失事件である。イリアはそこで怪異に巻き込まれ、花園家の人間とさやかを失うが、時坂かなめを始め、十数人の学生や教師をまとめ、脱出し、花園サバイバーと呼ばれるが、高校は休校となってしまった。 ただこの事件がきっかけになり、また以前から連絡をつけていた兄ヘリオとイリアの努力で、両親が復縁をすることになった。 しかし、再会を祝う家族旅行に行った際に大規模な交通事故に巻き込まれ、両親は死亡し、兄は脳死状態、そしてイリアも左目を失明し、様々な臓器も損傷し、危篤状態であった。 イリアの事務所はヘリオの瞳及び臓器を移植することを勝手に判断し、イリアは奇跡的に一命を取り留める。家族の死で打ちひしがれたイリアを励ましたのは、かつての花園の同志、中川清兵衛や時坂かなめであった。そして再び芸能界に復帰するも、左右の瞳の色は違うため、非常に奇妙に映ったが、意外にもそれがまた人気を博し、「eye’s」左右色違いのカラーコンタクトをつけるのが流行りになった。 しかし、再復帰の半年後に、自分の臓器等の移植の経過を知り、事務所の判断に憤りを感じたイリアは事務所を出て芸能界を辞めた。 その頃、花園高校の再開が不可能が決まり、また行き先を失ってしまったイリアは、遠縁の相楽慎一郎と、同じ花園サバイバーである中川清兵衛と時坂かなめの誘いで、高天原高校に転校する。 セーバーについても簡単に了承、またその絶対的なカリスマ性で生徒会長に選ばれ、学園のトラブルを、その才能とカリスマで解決している。 こんな完璧とも言えるイリアであるが、料理の腕は致命的であり、黒い目玉焼きを作ることができる特異な才能を持っている。 また、意外なことにゲームマニアでもある。得意なのはレースゲームとシューティング。特にシューティングについては、弾幕ゲームと言われるコアなものが気に入っている。苦手なのはスポーツゲームや格闘ゲーム。最近はハンターゲームに嵌まり、生徒会室でひたすら狩りをしている。 狩り仲間は中川清兵衛と時坂かなめ、相楽慎一郎はもちろん、1年の建速つかさ、笠原絵里などもいる。 ちなみに、引退した今でも、未だにeye’sの勢いは止まらず、むしろ増え続けている。それはイリアのカリスマ性もさることながら、イリアの観察力と記憶力にもある。 彼女は1度会ったファンやスタッフのことは忘れない。また、イベントですれ違っただけのファンの事も覚えて、握手会等で声をかける。また、ファンレター等にもまめに返事を出す。 そのため、「愛想のないアイドル」、「笑わないモデル」と言われながらも、愛され続け、復帰を熱望されている。
https://w.atwiki.jp/mukutarian/pages/59.html
ムクタリアンがTwitch時代のユナイト配信初期に度々使用したタイトル。 ポケモンユナイトリリース時に弱すぎるがゆえに使用するだけで通報を受けることが多々あったガブリアスだったが、好きなポケモンを使う・弱いポケモンであっても巧みに扱うことができるというムクタリアンのコンセプト。 当時1体目のカジリガメをパーティ全員で奪取することが主流の環境で、1人ガブリアスを使い上レーンでファームするムクタリアンは試合後トロールとして通報されることや視聴者から批判を浴びることが多かった。
https://w.atwiki.jp/ao_psp/pages/31.html
キャラクター紹介 イリア・プラティエ Ilya Platiere 劇団アルカンシェルを代表する圧倒的なトップスター。《炎の舞姫》の異名を持ち、 大陸全土に熱烈なファンがいる。旅行者だったリーシャの才能を見抜き、強引に劇団に誘った。 現在、新たな公演に向けて精力的に活動している状態。 タグ:イリア サブキャラクター 炎の舞姫 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2316.html
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/2306.html
https://w.atwiki.jp/nhb5ksms/pages/15.html
101【電柱の影で出番待機中】【待ち続けて早二年】 102【私の出番マダー?】【電柱の影で出番待機中】 103【電柱の影から】【いつでも見てる】 104【HINATA】【~恋愛伝~】 105【ナルト君…!】【HINATA~追走伝~】 106【HINATA~電柱伝~】【電柱の影から愛を込めて】 107【電柱の影から】【こんにちは】 108【背後に敵が!】【あれ?白眼は?】 109【何も感じない】【感知タイプ】 110【存在感皆無】【役に立たない白眼】 111【早くも背景化】【棒立ちマダー?】 112【感知タイプなのは】【きっと気のせい】 113【背後に敵が!】【ヒナター後ろ!後ろ!】 114【分かってるね?】【ハイ分かりません】 115【感知タイプ】【カンチ(ガイ)タイプ】 116【白眼はただの】【飾り物】 117【変化に気付き】【ようやく白眼】 118【白眼使って】【あとは用済み】 119【あれ?居たの?】【何で居るの?】 120【木の葉へ帰れ】【お前なんか不要】 121【感知タイプ?】【どこが?】 122【指示を受けてから】【感知を開始】 123【何アレ・・・?】【電柱の影に人影が!】 124【湖に人が】【何?アレ…?】【裸踊りよ】 125【出た途端】【無能っぷり披露】 126【役立たずは】【引っ込んでろ】 127【何のための】【白眼なの?】 128【感知タイプ(笑)】【(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?】 129【背後に敵が!】【∑(゚Д゚≡゚Д゚)ドコ??】 130【背後に敵が!】【後ろは見えません】 131【木の葉に帰れ】【役立たずが!】 132【お前の】NARUTO【白眼は】ヒナタアンチスレ【飾りか?】26 133【役立ずの】NARUTO【白眼使いは】ヒナタアンチスレ【帰れ】26 134【お前の目は】【節穴か!】 135【お前の白眼は】【節穴か!】 136【日向日向(ヒナタ)】【大した名前だ…】 137【名前は日向】【性格は日陰】 138【お前なんなの?】【な…何だろ…】01 139【お前何なの?】【な…何だろ…】【ストーカーだろ】 140【座敷わらしは】【貞子に進化した】 141【お前の眼の目的は】【な…何だろ…】 142【お前何の為に来たの】【な…何だろ…】 143【お前の存在理由って】【な…何だろ…】
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/1878.html
ガンダムアヴァランチエクシアGUNDAM AVALANCHE EXIA 登場作品 機動戦士ガンダム00V 型式番号 GN-001/hs-A01 全高 18.3m 重量 62.1t 所属 ソレスタルビーイング 搭乗者 刹那・F・セイエイ 武装 GNソードGNビームサーベル×2GNロングブレイドGNショートブレイドGNビームダガー×2GNバルカン×2GNシールド 【設定】 ソレスタルビーイングの太陽炉搭載型モビルスーツ。 ガンダムエクシアに高機動オプション「アヴァランチ」を装備した状態で、その名は進路上の敵を雪崩のごとく一瞬で蹴散らす姿に準えており、型式番号の「hs-A01」は「ハイスピード・アヴァランチ型1号機」を意味している。 機体各部に大容量のGNコンデンサーが追加されており、チャージされたGN粒子を一気に放出することでユニオンやAEUの飛行型MSでさえ追撃不可能なほどの爆発的な加速力を一時的に発揮する。 ただし、粒子消費量が激しい上に再充填に1時間を要するため、短時間での連続使用は不可能となっている。 ユニット装備時の関節可動範囲減少のカバーと空気抵抗軽減のために、武装の配置が変更されている。 また、宇宙戦用にダッシュユニットを脚部に装備した形態としてGN-001/hs-A01D ガンダムアヴァランチエクシアダッシュが存在する他、ガンダムスローネアインも高機動オプションを有している。 【武装説明】 ガンダムエクシアとほとんど共通であるのでそちらも参考されたし。 GNソード 通常通りの装備の他、背部右側に懸架できるようになっている。 GNロングブレイド 背部左側の外側に刃を上に向けて装備されている。 GNショートブレイド 背部左側の内側に刃を上に向けて装備されている。 GNビームサーベル 両肩上の前側に移設されている。 GNビームダガー 両肩上の後側に移設されている。 GNバルカン 通常時と変わらずに使用可能。 GNシールド 立体化の際は装備されない事が多いが、MGでは腰部に懸架できるようになっている。 【原作での活躍】 00V戦記ではアフリカでのウィルステロ発生を受け、ワクチンを移送するために刹那とJB・モレノが搭乗して非武装状態で現場に急行した。 00Iではフォン・スパークが所有するガンダムアストレアにアヴァランチ及びダッシュユニットを無理矢理接続して使用した。 【搭乗者説明】 刹那・F・セイエイ CV:宮野真守 ソレスタルビーイングのガンダムマイスター。 【ゲーム内での活躍】 EXVS.FB PS3版で後述のMBに参戦したアヴァランチエクシアがDLCとして登場した。 EXVS.MB コスト2500の機体として登場。 アヴァランチ装備時の時系列ではトランザムはまだ解放されていない(トリニティによる過激な武力介入がされる前)のだが、なぜか覚醒でトランザムを発動している。 アヴァランチエクシアはややコストが上がったエクシアにもかかわらず、射撃能力が一層弱まった格闘寄りというより格闘機に近いタイプで、格闘CSによる機動性上昇と各特格、特にN特を駆使して雪崩の如く戦局を荒らしていくスタイルに変わっており、エクシアとは戦術が異なる。まともに誘導する射撃武器はメインのみで、サブはバンシィのサブのようにハの字にダガーを投げ、CSは正面と斜め前にダガーを投げるが、癖が強いため練習が必要。 ただし、荒らしタイプの格闘機であるにもかかわらず通常のエクシアの弱点である耐久力の低さがそのまま残ってしまっているのがネック。そのため、相方と共に戦局を荒らし続けなければ勝ちにくい機体となっている。 覚醒技はセブンソードを駆使して切り刻む、金ジム危機一髪に近い形となっている。ちなみに、この技の最終段はバウンドダウンであるのでボス仕様アスランに使えば追撃が可能。 加速に重きを置いた形態であることから各種格闘は剣を振るよりも突進や斬り抜けのモーションが大半を占める。また追加装備によって関節部の可動域が制限されている設定を反映してかエクシアと同モーションである横格は性能がやや低下している。 EXVS.MB.ON 全体的に強化されており、特に前格がアルケーやゼロのようにダウンを拾えるようになった。 また、バウンドダウンの仕様変更により普通の機体に覚醒技などを当ててもバウンドするように。 EXVS2 ダメージ計算の変更により射撃CSやサブの同時ヒットによる火力の底上げが難しくなった。 通常のエクシアの劣化だった横格が出し切り後追撃がしやすく受け身不能の優秀な格闘になった。 また、全体的にお手軽に撒ける強射撃や迎撃択を得た機体が多く如何に相手を捉えるか、その後どうコンボするか…など決まれば爽快だが難しい機体になった。 【勝利・敗北ポーズについて】 勝利時 通常 両手のGNブレイドを振るってポーズ。 粒子解放時で勝利 体を広げて天を仰ぐ。 覚醒時は両ポーズともにトランザムが反映される。 敗北時 両膝を付いて天を仰ぐ。NEXTのエクシアの敗北ポーズに似ている。
https://w.atwiki.jp/haruhi_vip2/pages/2225.html
扉を開けると、そこは異世界であった。 小説冒頭に使われる常套句ではあると思うのだが、 今、俺が遭遇したこのけったいな、本当にけったいな状況を一言で表すなら、 これが最も的確だろう、トンネルではなく扉を開けたら、そこは雪国ではなく異世界だったんだからな。 その日は、これと言って特に何もない、普通の日だった。 強いて言えば、ハルヒが俺と古泉主催のホワイトデーを待ちきれない様子で俺の背中に喜色のオーラを浴びせていたくらいか。 その様子からは、こんな突拍子も無い騒動を起こすような気配は感じられなかった筈、なのだが、 だったら何故俺はこんな事態に見舞われているのだろう、 ここしばらくはハルヒも変態的パワーを発動させてなかったから安心していたんだがな。 オート飛行のジェット機さながら部室へと足を運んだ俺は、知らずのうちにその扉を開けてしまっていた、らしい。 こうして、意図せずに事件の当事者となった俺は、今まさに厄介な事態に直面していると言うわけだ。 朝比奈さんは見知らぬ男子生徒に親しみを込めた挨拶をされて困惑なさっている風だし、 ハルヒはスープに混入した虫を見るような目で俺を見ている。 こんな目を俺に向けるハルヒと朝比奈さんを見たのは、年末年始の騒がしい足音が近いづいてくるあの冬の日以来だ。 俺はこんな状況を知っている、知っているもなにも、二人から向けられるこの視線はあの時のまんまだ。 そう、あの冬の日に、長門が暴走し作り出した改変世界と酷似している。 今までに宇宙人、未来人、超能力者とお出ましになってくれたのだから、 異世界人が俺の前に登場しないという道理はなく、俺もまた、来るなら来てみやがれこんちくしょうと鼻息を荒くしていた。 いたのだが、まさか俺自信が異世界人になろうとは、誰が想像できようか。 この事態を予知し、それでいてこの状況を打破できる策を持っている奴が居たら俺に連絡してきてくれ。 飯くらいは奢ってやる、物足りないというならデザートもつけよう、おかわりは自由だ。 だがまあ、そんな事を考えはするものの、そんな人間は居ないと言う事はとっくに確信しているのだ、 何せ、長門ですら俺を困惑色の瞳で見つめているこの状況だ、 有機ヒューマノイドインターフェイスですら理解不能な状況を一介の人間が解決できるとは思えないし、思いたくない。 なぜなら、凡人が解決できる問題なら、俺が走り回って事態を解決に導かなければならない事を想像するのは容易く、 苦労を背負い込む本人にしてみれば、狂気のナイフ女と再会したり、あの夏の日の喫茶店にて忘れたい記憶を心に刻み込んでしまったり、 思い出すと虚しくなる程の重大な使命を敢行したりするのは御免被りたいのだ、 もうそろそろ春休みで、俺の身体は休息モードに移行しようしている、こんな時期くらい平穏無事に過ごしたいと思うのは俺だけじゃないと信じたい。 ただでさえホワイトデーという名の懸案事項を抱え、ここ毎日あの爽やかニヤケスマイル野朗と顔を付き合わせねばならんのに、だ。 しかも今回は長門の力を借りる事ができないかもしれない上に、 古泉はあの胸糞悪い灰色空間でなければ超人的な能力を発揮できない。 そして、このフツーの顔をした割にはやけにポニーテールが似合っている女は誰だ。 気持ち長めのポニーテールを揺らして歩くその女は、よく見ると俺の手首を掴んでおり、 周囲を見渡せば、ここは文芸部室ではなく、旧館と校舎を繋ぐ渡り廊下だった。 「お前は誰だ? なんだこれは?」 意を決して話しかける、わけがわからん。 女は、「へっ」と自嘲めいた風に笑い、唇に指を当てて数秒思考すると、 ニヤリと口元を歪めて言った、それはまるで俺を驚かそうとしているかのように。 そして俺はというと、その思惑にまんまと嵌り、これ以上ないほど驚愕する事になったわけだ。 「俺も、キョンだ」 何で女なのに一人称が俺なのかなんて事はどうでもいいし、 こいつが妙に楽しそうなのも今はどうでもいい。 このバカポニーテール、バカかどうかはわからんが、いきなりこんな事を言い出す奴はバカに違いない。 バカは「俺も」と言った、そう言うからには、このバカは俺の正体を知っている筈で、 それにその後、こいつは何とほざいたのか、これを聞き間違いであって欲しいと祈るのは不思議な事じゃないと思うがね。 「すまん、良く聞こえなかった、もう一度言ってくれ」 バカは笑いを堪えている様子だ、腹立たしい。 今にも吹き出しそうである、何がそんなに面白いのかねこのバカは、 他人の不幸を笑うこのバカがどういう教育を受けてきたのか、ご両親に伺いたいところだ。 全く、忌々しい。 「だから、俺『も』キョンだ、って言ったんだよ、キョン君」 女は、『も』の発音を強調して言った。 ややこしい事この上ないな、俺もキョンでお前もキョンか、 こんなけったいなあだ名を思いついてしまうネーミングセンスを持っている人間が、この世に何人も居るなんて事を信じたくはないのだが。 キョン、なんてのは所詮あだ名だ、あだ名であって名前ではない。 だからこいつは俺のあだ名がキョンだって事を知っていて、自分もキョンというあだ名で呼ばれていた事から、 こんな事を言い出したんじゃなかろうか、いやきっとそうに違いない、そうでなければ。 さて、俺はなぜこんな言い訳をモノローグしているんだろうね、 知ってる奴が居たら教えてくれ、飯くらいなら奢ってやるが、デザート代は払わんぞ。 こんなもん、落ち着いて考えればわかるだろう。 この世界が俺の居るべき世界じゃないというのはさっき感じた通り、きっと間違いはない。 だとすればこの世界にも俺が居るはずで、そいつが女でないという確証はないんだ、そうだろ? 先ほどの部室での光景を思い出す。 俺の定位置に座っていたのはこいつだったし、 ハルヒのストッパー係としてもそれなりに機能はしているようだった。 まだ少し腑に落ちない事はあるが、まあいい。 しかし、こいつは何故俺の正体がわかったのだろうか、 案外、こちらの世界の俺には超能力でも備わっているのかもな 古泉曰く「わかってしまうのだから仕方がない」と言うような。 「それは、わかった。 だが何故俺の正体を知っているんだ」 「何故? それはだな、お前が俺に似すぎているからだよ、 なんとなくわかるんだ、立場が逆ならきっとお前が気付く筈だぜ」 バカ女は、子供が新しい遊びを開拓した時に浮かべそうな笑顔を圧縮したかのような微笑を浮かべて言った。 少しだけ饒舌になった女の声は、こんな口調は似つかわしくない程に澄んだ声だった。 それにしても、あれだけの時間でこんな突拍子もない発想をし、 それを確信するまでに持っていけるというのは恐れ入る。 もう一人の自分とはいえ少し誇らしい気分だ、俺だって本気を出せばこんなものさ。 成績は下の中でもな。 「そう、か…」 古泉なら、爽やかスマイルと共に長ったらしい名前の著者が書いた本の一節でも引用する所なのだろうが、 あいにく俺の記憶メモリに本の引用などどこを探しても見当たらないので、こんな台詞しか吐けない、許せ。 次に何を質問しようかと考えあぐねていると、 微笑をどこかへと隠し、ぼんやりと俺を見上げるバカ女のマヌケ面が目に入る。 中肉中背よりやや細めの体つき、ハルヒより少し細い感じだ、 顔はまぁ、クラスに一人は居そうな感じだな。 考える事がなくなった途端、もしこのモノローグを読んでいる奴が居たのなら、そいつに変態と呼ばれても文句は言えないような事を考えてしまうのは、 俺がムッツリスケベだからなのか、本能的には谷口のタコ野朗と同類だからなのかのどっちだろうね、両方なのかも知れないが。 頭の中に谷口の顔が浮かぶ、どんな凶器でぶん殴ってやろうか。 俺が木製バットとバールのような物のどちらを選ぶべきか悩んでいると、 先程とは打って変わって真面目な表情をしたバカ女が真面目な声を出した。 「それで、これからどうするんだ」 これにはさすがに冷静にならざるを得ない、 谷口をどんな凶器で殴るかなんてのは瑣末も瑣末、 北高の校長の名前よりもどうでもいい事だったんだ。 今俺が置かれている状況は、あの長門暴走事件よりももっと深刻かもしれない。 ここにもう一人の俺が居ると言う事は、ここに俺を知る人間は一人も居ない、そう、家族でさえも。 俺は何としても元の世界に戻らなければならん、今回ばかりは悩む必要もない、即答だ。 だがどうやって戻ればいいんだ、一番頼りになりそうな長門ですら俺の事を知らないこの状況で。 この冴えないポニテ女しか俺が俺である事を知らないこの状況で。 「わからん」 何も思い浮かばん、先程まで落ち着いていた思考は混乱状態をぶり返している、 帰る家も、頼る人もなく、俺が俺であるという事実すら危ういこの世界で、 俺はどのように事態を解決に導けばいいんだ。 ああもう、朝倉でも生徒会長でも森さんでも荒川さんでもコンピ研部長氏でもいいから誰かなんとかしてくれ。 俺が思考の迷宮へと足を踏み込ませようとしていると、まるで引き止めるかのように、 ハルヒのバカ力と比べる事すらおこがましいが、いつかの日の長門のそれよりは力強く、 バカポニテ女は掴んでいた手に力を込めて 「とりあえず、場所を変えよう」 顔を背けながら、そう言った。 一瞬だけ見えた横顔に、ほんの少しだけ朱が差していたと感じたのは、きっと気のせいだろう。 まあいつまでも渡り廊下のど真ん中に二人して立ち尽くす事もない。 今頼れるのは異世界の俺であるらしいこいつだけだ、異世界にしろなんにしろ俺って所に少し不安を覚えるが、 ここは言うとおりに従っておこう、もしかしたら早々に元の世界に帰してくれるかも知れんしな。 「悪いが聞かせてくれ」 一呼吸置いて 「お前は何度、殺されかけた」 目的地も告げずに歩き出したバカ女は、 唐突に、俺のトラウマを巨大な工業用ドリルでほじくりかえして来やがった。 夕焼けに染まる朝倉の姿が脳裏に浮かぶ。 いくら忘れようとしても脳内HDDから一向に消去されないナイフ女。 このバカポニテは何がしたいんだ、俺の精神的外傷を突っついて楽しいか? この野朗。 朝倉やナイフについて考えるのももううんざりなので、返事を返してやる。 ええと一回目は5月下旬に1-5の教室で、2回目は世界を元に戻すべく、シャイな文学少女になってしまった長門と対峙していた時か。 3回目は、今のところ無いが、もしかしたらまたそんな事になるのかもな。 どうしたもんだろうね 「2回だ」 バカポニテ女は、小さく「そうか」と呟くと、それきり黙ってしまった。 何がしたいんだ、ちょっとは説明しろ。 古泉みたいになれとは言わないが、もう少し言葉を多くしても罰は当らんぞ。 考えたくはないが、まさか俺を虐めて楽しんでいるのかね、こいつは。 まあ、この会話の意味を考えれば、このバカ女がもう一人の俺である事については確信を持って良いだろう。 なにせ思春期真っ只中のこんな青春時代に、二度も殺されかける高校生なんてのは、 俺と、もう一人の俺以外に居るわけがない。 んん?、いや待て、この世界に朝倉は居ないんだろうな 「安心しろ、とっくの昔にカナダに行ったよ」