約 1,397,248 件
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1718.html
「――!?」 小太郎が得物を構える前に、ぽかんとした表情を浮かべた氏政の背後に男が忍び寄っていた。 氏政の喉元には刃物の切っ先が突きつけられている。 「はいはーい、どちらさんも動かないでちょうだいね、っと。とくにアンタ。雇い主が 死んじまったら、困るだろ?」 「…………」 「しええ~っ、ご、ご、ご、ご先祖様ぁーっ!」 動揺したそぶりさえ見せない小太郎とうって変わって、氏政はひどく取り乱している。その場に 尻餅をついて悲鳴を上げた。 「あーもう、動かないでって言ってるでしょうがっ!」 男は小太郎を目で牽制しながら懐から荒縄を取り出すと、床に倒れたままの氏政を近くの 柱まで引きずって縛り始めた。 かすがは声を上げた。 「佐助っ!」 なぜこんなところに、この男がいるのだ。そういう驚きを込めて呼んだ名に、猿飛佐助は なにを勘違いしたのか妙に嬉しげな顔をすると、相変わらずの飄々としたしぐさで片手を 上げた。 「よう、かすが。いーいカッコしてんじゃない」 「なぜお前がここにいる!?」 「なぜって。まぁ、細かいところはどうでもいいでしょ。それより……よいしょっと」 「ぐえっ、げほっぐぇほっ! こんな老骨になんたる仕打ちをするんじゃ!」 思い切り縛り上げられ悲鳴を上げた氏政に構わず、佐助は小太郎の方へ向き直った。 「三河では、どーも。ま、今回はやり合うつもりはないから仲良くしようぜ」 言いながら、笑顔で氏政に刃を突きつけている。 「…………」 小太郎は一歩後ろに下がると、手に持った手裏剣を床に転がせた。 「うん、話が分かるじゃないの。さてと――」 さらに口を開こうとする佐助を、かすがは遮った。 「待て、お前『三河では』と言ったか。お前も徳川を探っていたというのか?」 「まあね。ってか、話の腰を折るなよなー。この場の主導権、誰が握ってると思ってんの、 かすがちゃん?」 「くっ」 ひどく屈辱的だった。 かすがが唇を噛み締めると、今度は氏政が青ざめた表情を浮かべながら佐助に問いかける。 「お主まさか――た、武田の忍びか? 目的はなんじゃ、ワシか、ワシの命か!?」 ほとんど助命を乞うような口調に、佐助は肩をすくめた。 「まさかー。暗殺するならもっとうまくやりますっての。俺はね、ただ情報が欲しいだけ。 じいさんが武田を裏切る気満々だってことはよーっく分かったから、あとは黙ってこの場の 人質をしてくれりゃいいんですよ……ってね」 氏政に向かってというより、かすがに語りかけるような言い方だった。 知っている情報を吐け、と。 全員が黙り込むと、佐助は愉快そうに言った。 「ねー、かすが。徳川について、知ってることを教えてくんないかな? 全部吐いてくれたら、 縄を解いてやるからさ」 すべての主導権を佐助が握っている。 観念したかすがは、言葉を選んで真相を語った……。 氏政公がみてる4
https://w.atwiki.jp/oreqsw/pages/2104.html
~談話室~ 俺「よいしょ……よいしょ……っと」 ラル「俺。一体それはなんだ?」 俺「よっこらせ! ふぅ……これはな。扶桑の人を堕落させる魔の暖房器具だ」 ラル「魔の……暖房器具?」 俺「そうだ。一度でも足を踏み入れたら最後、そいつから”動く”という思考を奪い取る」 ラル「そうなのか……?」 俺「あぁ。こんな冬場は特に、な」 俺「よしっ。いい具合に温まってきたな……それじゃ」 ラル「待てっ!」 俺「うゎ! びっくりした……いきなりどうした?」 ラル「今の話を聞く限りこれは危険な代物みたいじゃないか。そんなものにお前を入れさせるわけにはいかない!!」 俺「(……もしかして、グンドュラ。大げさに解釈したな)」 おそらく彼女はこの物体が呪われた人食い器具か何かと勘違いしているのだろう。 だから、そんな危険なものに自分を入れさせないと、こうして腕を掴んでいるのだ。 ラル「駄目だぞ! 絶対に入らせないからな!!」 俺「ははっ! 大丈夫だって!」 ラル「お前の大丈夫は信用できないんだ!」 俺「えぇ!? なんでだよ!?」 ラル「胸に手を当てて今までのことを思い出してみろ!!」 俺「え……あ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 ラル「思い出したか?」 俺「……その、すいませんでした」 ラル「だから……もう」 俺「でも。俺はグンドュラと入りたいな……この中に」 ラル「私もかっ!?」 俺「あぁ。絶対に気持ちいいぞぉ。俺が保障するよ」 ラル「だけどっ」 俺「二人一緒なら怖くないだろう?」 ラル「何かあったら……守ってくれるか?」 俺「当たり前だろう? 自分の女を守らない男がどこにいるよ?」 ラル「……そうだな。お前はそういう男だったな」 俺「じゃあ……よっこらせっと」 ラル「……こ、これは!?」 俺「どうだ? 落ち着くだろう?」 ラル「あぁ。暖炉とはまた違った温もりが味わえるな……なんというか、優しく包まれている感覚というか」 俺「だろ? 扶桑にいたときは冬によくお世話になってたんだ」 ラル「お前もこれを使っていたのか?」 俺「そりゃ、使ってなきゃ色々と準備できないだろ?」 ラル「そう、だな……(私が知らない頃の俺も……こうして、この中に入っていたんだな。ふふっ)」 俺「どうした? 急に嬉しそうに笑い出して」 ラル「いや……何でもないさ」 俺「何だか静かだな……ラジオでも流すか」 ンンー ラル「何をしているんだ? 横着しないで出て、取りに行けば良いじゃないか」 俺「言っただろう? 一度入ったら”動く”という思考を奪い去ると」 ラル「たしかに……一度入ると出たくなくなるな」 俺「あぁ。届かないや……しょうがない」 ヨッコラセ ラル「……ふぅ」 ヌクヌク 俺「あぁ……さむい」 モゾモゾ ラル「ラジオは取れたか?」 俺「もちろん……」 ラジオから流れ出る、どこか錯乱状態にある若い男の声。 小説でも朗読しているのだろうか。 狂気に満ちた笑い声にはやたら迫力が詰まっており ラル「いきなり騒がしいのが出たな……」 オレハ、ニンゲンデモテンシデモナイ! ニチョウケンジュウダァ!! 俺「消すか」 ハレルヤ!ハレ カチッ …… ラル「俺……」 俺「どうした?」 ラル「たしかに……このコタツは温かいには温かいんだが」 俺「だが?」 ラル「上半身は寒いんだ。特に下が暖かいだけに温度差があって、辛いんだ」 俺「む。言われてみれば……じゃあ、コタツで寝ると風邪を引くという話は温度差が原因なのか……」 ラル「風邪を引いては大変だ。けどコタツの中には入っていたい。そんな訳で少し邪魔するぞ」 ボフッ 俺「な!? どうして俺の上に座るんだよ!? ///」 ラル「こうすれば……上も下も温かいだろ? ///」 俺「だけど……!!」 ラル「何か問題でもあるのか?」 ニヤニヤ モゾモゾ 俺「(まずい。グンドュラの肉感的かつ弾力のあるヒップの感触がダイレクトに伝わってくる! おまけに髪から漂う匂いとかが!!)」 ラル「ふふっ。どうした?」 俺「おまえ……狙って、やってるだろ……!!」 ラル「さぁな? ふふふっ」 俺「こいつ!」 ラル「……ッ!?」 俺「あぁ……いい匂い」 ラル「こ、こら! 髪に顔を埋めるな! 匂いを嗅ぐなぁ!」 俺「グンドュラは……こうされるのは嫌いか?」 ラル「……」 俺「…………グンドュラ?」 ラル「お前のそういうところは……ずるいよ」 俺「ずるい?」 ラル「惚れた男から触られて、嫌なわけ……ないだろ?」 俺「……」 ラル「あのとき、お前が追いかけて来てくれたとき。正直に言うと……嬉しかった」 俺「グンドュラ……」 ラル「魔法力も残っていなくて。殆ど歩兵と変わらないお前が、それでも……私やみんなのために追いかけて来てくれたとき、私は嬉しいと思ってしまったんだ」 ラル「本来なら送り返さなければならなかったのに。地上から私たちを見上げるとき……私はどうしようもなく嬉しくなった。同時に……やっぱり、私は」 ラル「お前のことが好きなんだな、と自覚したよ」 俺「そ、そうか……」 ラル「だけど! あのあとはいただけないな!!」 俺「え、あ、いや……そのっ」 ラル「もう二度と! 勝手に突っ走らないと約束できるか?」 俺「……はい。約束します」 ラル「……よろしい。なら誓ってもらおうか」 俺「誓い?」 ラル「……んっ」 俺「……ん」 ラル「……やっぱり、これはいいな」 俺「グンドュラ……もっと、いいよな?」 ラル「あぁ……きて」 ~その後~ ロスマン「それで? それから、そのままコタツで寝てしまって。どういうわけだか俺さんが風邪を引いてしまったと?」 俺「いやぁ……面目ない」 管野「馬鹿は風邪引かないっていうのは嘘だったんだな」 俺「おい、やめろ。まるで俺が馬鹿みたいじゃないか」 管野「違うのかよ? 火燵で寝ちまって風邪引いてるじゃねぇか」 俺「ちくしょう」 ロスマン「とりあえず俺さんは自室療養を続けてください。観測班からネウロイの活動報告はまだ来ていませんから早い内に治してくださいね?」 俺「あぁ……すまないね」 管野「じゃ、オレたちはもう行くからな」 ロスマン「お大事に」 俺「あぁ……行っちゃった。それにしても、おかしいなぁ……身体は丈夫な方なんだけどなぁ……」 コンコンッ! 俺「はい?」 ラル「私だ。いま、大丈夫か?」 俺「あぁ。平気だけど」 ラル「失礼する」 俺「よぉ……こんな風になっちゃったよ」 ラル「いつぞやとは立場が逆になったな」 俺「まったくな……って、まさかとは思うけど……」 ラル「そのまさかだ。今日一日、私が付きっ切りで看病してやろう!」 俺「え、えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」 おしまい 看病編に続く……のか……?
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5566.html
律「最近、ムギとも梓とも仲良くなったし、けっこー楽しいんだけどさ」 唯「うん」 律「なんかさ、こう、幼なじみのぬくもりってのさ、感じたいのよ」 唯「わかるよりっちゃん! 私も一週間に一回はのどかちゃんからメガネを借りたくなるもん!」 律「それはただ迷惑なだけだろ」 唯「のどかちゃんのメガネをかけると、なんだか頭が良くなった気分になるんだよ」フンス 律「あーそれはわかるわかる」 律「澪にも色々アプローチしてるんだけどさ、勉強してるからっていつも断られるんだよね」 唯「澪ちゃん勉強熱心だもんね」 律「そのくせこの前ムギと遊んだら嫉妬してたし。まったく、黒髪の乙女の心はよくわかりませんな」 唯「じゃぁさ、りっちゃん」 律「ん?」 唯「今夜さっそく夜這いしてみればいいんじゃないかな?」 律「唯……どこでそんな言葉覚えたんだ?」 唯「ムギちゃんがつぶやいてたのを教えてもらったんだよ! 夜中に遊びにいくことを言うんでしょ?」 律「まぁ、そういうことなんだけどな……」 律「でもさ唯。イキナリ夜中に遊びに行ったら泥棒かと思われるぞ」 唯「あ、それもそうだね」 律「それに澪は怖がりだから、もしかしたら包丁でも持ち出してきて……」 唯「グサリ、と」 澪「ぎゃあああああああああああああああああ!!」 律「なんだ澪。来てたのかよ」 澪「保健室行ってくる……」 唯「澪ちゃん、音楽室に入って3秒で退場だね」 律「ああ」 紬「こんにちは~」 唯「あ、ムギちゃんおいーす」 律「おいーす」 紬「おいーす。あのね、りっちゃん唯ちゃん」 唯「なに?」 紬「私今日から沢庵和尚になろうと思うの!」キラキラ 律「たくあん……おしょう?」 唯「ムギちゃんの眉毛がたくあんなのは分かるけど、どうして沢庵和尚になるの?」 紬「それはね……これこれ!」キラキラ 律(バガボンド……?) 律(確か聡が持ってたよな……宮本武蔵の漫画だっけ) 唯「なんかこの人目が怖いよー」 紬「この漫画にね、沢庵和尚って人が出てくるの! すごくアグレッシブなお坊さんなのよ!」 律「へ、へぇ……」 唯「ムギちゃんはそのお坊さんになりたいの?」 紬「武蔵」 唯「へ?」 紬「お前はそんな風にはできてないよ」 唯「ムギちゃん……?」 律(重症だな……) 律「まぁムギ、沢庵和尚になるのは別に大学いってからでいいだろ。それよりさ」 紬「なになに? りっちゃん」 唯「夜這いをするんだよ、ムギちゃん」 紬「え……?」 律「おい唯。まだ決まったわけじゃ……」 紬「ほ、ホント!? りっちゃん夜這いしてくれるの? じゃあ今日私の家に来てくれる!?」 律(うわぁ……) 唯「違うよムギちゃん。りっちゃんが夜這いするのは澪ちゃんだよ」 紬「そうなの? なら、全力で協力させてもらうわ!」キラキラ 律(こりゃ間違いなく成功するな……) … 律(そんなわけで、澪の家に睡眠ガスが撒かれて侵入出来たわけなんだけど……)チラチラ 律「なんで澪の部屋に10台もカメラが設置されてるんだよ……」 紬「りっちゃん! 頑張って!」 律「なぁムギ、もういっそここに来れば?」 紬「ダメよりっちゃん! 夜這いというものは一人が一人のところへいくものなのよ」 律「そうなのか……?」 紬「それに私、ここでちゃんとりっちゃんの夜這いがうまくいくように見届ける義務があるから」 律「そ、そうか……」 律(誰も頼んでないんだけどな……) … 紬「ほら唯ちゃん、あずさちゃん、起きて起きて!」 唯「ふぁ……」ウトウト 梓「眠いですぅ」ウトウト 紬「ダメよ二人とも。せっかく特設ステージまで組んだんだから、ちゃんと見ないと勿体無いわ」 唯「ムギちゃん、ここ狭い……」ギュウギュウ 梓「汗かいてきたですぅ」ギュギュ 紬(天国……ここは私のヘヴン……! ヘヴンだわ……!」) … 紬「じゃありっちゃん、好きなタイミングで始めて!」ハァハァ 律「あ、あぁ……」 律(澪、すっかり眠ってるな) 澪「……」スースー 律(ベッド……そういえば中学までは一緒に寝たりしてたんだよな) 律「…………」 澪「…………」スースー 律「添い寝するぞ、澪」サスサス 律(肌綺麗だなー) 律「よっこいしょ」 澪「……ううん」 律「やべっ!」 澪「……」 律(起きるか……?) 澪「……」スースー 律「ふぅ……」 律(澪、いいにおいするな。くんかくんかしちゃおうかな) 律「……」クンクン 律(やべーちょっとコーフンしてきたぞ)ドキドキ 律「さて、どうしたもんかね……」 律(とりあえず、こっちむいてもらうかな。寝顔見てみたいし) 律「よいしょ……」グッ 澪「……」コテン 律「おぉ……」 律(かわいいなぁ……流石私の幼なじみ!)ドキドキ 澪「……」スースー 律(ちゅーとか、してもいいのかな……) 律「……」キョロキョロ 律(やっちゃうか……!) 律「……ちゅっ」 澪「んっ」 律「んん……」チュゥ 澪「……」 律(どうしたんだろう私、なんか変な気分になってきた……) 特設スタジオ 紬「おぉおおぉおぉお!」ガタン 唯「ムギちゃん、あちゅぃ……」ウトウト 紬「グッド! ベリーグッド!」 梓「ムギ先輩、どさくさにまぎれて胸触らないでくださいですぅ……」ウトウト 紬「あら梓ちゃん、ごめんなさい」 梓「わかればいいんですぅ……にゃっ!?」 紬「耳なら触ってもよかですか?」キラキラ 梓「にゃぅ……」ウトウト 紬「唯ちゃん、実は私アイス持ってるのよ」 唯「えぇっ! ホントに?」 紬「ホントよ。ほら、このクーラーボックスの中に……」ゴソゴソ 紬「雪見だいふく!」 唯「おぉおお! ちょうだいちょうだい! だいふくちょうだい!」 紬「ぱくっ」 唯「え」 紬「おいひいわぁ……」モグモグ 唯「そんなぁ……」ガビーン 紬「ゆいひゃん、口開けて」 唯「え?」 紬「くひうつひ、するから」 唯「あ、アイスくれるの?」 紬「あーん」 唯「あーん」 紬「ちゅぼっ」ムチュ 唯「!」ムグッ 紬「ちゅうちゅう」 唯「むぎ……むぎちゃ……」ムグムグ 梓「唯先輩、顔赤いですぅ」 澪の部屋 律「んふぅ……」 律(澪、目覚まさないな……) 澪「……ん」チュウ 律「ぷはっ」 律「……」 律「胸、触っていいかな、みおちゅわん」 澪「……」 律「ほぅほぅ、是非とも触ってその成長を確かめて欲しいとな。なるほどなるほど」 律「じゃ、幼なじみを代表して私がもんでしんぜよう」モミモミ 澪「……んふぅ」 律(うわ、乳首立ってるじゃん……やっぱ澪も感じるんだな) 律「真っ暗だから不思議と恥ずかしくはないな。ドキドキするけど」 澪「んふぅ……」 律「おっ? ここが気持ちいのか?」クニクニ 澪「り、りつぅ……」 律「!」 澪「りつぅ……」 律(寝言か)ホッ 澪「りつぅ……」 律「はいはい。律はここにいますよー」ナデナデ 律(小さいころはいつも私に擦り寄ってきたっけ) 律「……」 律(今だって、別に甘えてくれたっていいのに、さ) 澪「……」 律「……」ドキドキ 律(そういえば、高校入ってからこんな近くで澪の顔見たことなかったな) 律「みーお」ススス 澪「……」スースー 律(やっぱかわいいなぁ。ファンクラブが出来るのもうなずける) 律(でも、今は私が独り占めだもんね) 律「……澪」 澪「……」 律「たまには、二人で遊びに行こうな。最近寂しんだぞ」ギュッ 澪「んっ……」 律「や、やわらかい……」 律(マシュマロみたいな、ってまさしく澪のことだよな) 律「よいしょ」スルスル 澪「……」 律(夜這いって……服脱がせばいいのかな? ムギに聞いとけばよかった)スルスル 律「それにしても、ふくよかな体だな……うらやましい」 2
https://w.atwiki.jp/touhou/pages/287.html
亀夫君問題 過去問集 102スレ目 一部の問題は【永夜亀】参照 武神の鎧 102スレ目234~345 香霖堂に最近、「武神の鎧」が入荷されました どういうルートで手に入ったのでしょう 亀夫君問題です。霖之助を操って正解を見つけましょう 解答を表示 鎧の能力は「ある高名な武神も身に着けた鎧。着用することで身を守る」らしい。 魔理沙に会う。鎧は無縁塚で拾ったと言いながら無縁塚には何もなかったとボロを出す。 鎧をよく見ると「霧雨」と彫られている。元は霧雨道具店の商品だったようだ。 有名な武将と聞いて思い当たるのは軍神を祀っている守矢神社 霧雨道具店へ。店員さんは覚えていない。 博麗神社へ。守矢神社の分社に事情を尋ねると早苗がやってくる。 魔理沙 「よう神奈子、これをやるからさ、ちょっと着てみてくれよ 神奈子 「わざわざこんな所まで何をしに来たかと思えば、奉納ってわけか? 殊勝なことだ それで・・・よいしょ・・・ふむ・・・ 着け心地は悪くないが、何のこたあない、ただの不細工な革の甲冑じゃないか 魔理沙 「気に入らないか? じゃあ私に授けてくれよ 神奈子 「はー? まあ、いいだろ・・・返すよ 魔理沙 「あ、返してくれちゃ駄目なんだ。 『授けて』くれないと 神奈子 「えー? なんだってそんな面倒なマネを・・・まあいいか えーと、ホンニャラハラヘッタミタ~イ! ・・・とか? まあいい! 八坂の名の下に、 ・・・だな、この・・・何でもいいや、この鎧を・・・ うん、何て言おうかな? ・・・たしか・・・きり・・・きり・・・ そうだ、霧雨魔理沙に返す。 じゃない、授ける。 ・・・こんな感じか? 魔理沙 「サンキュ、いいモン貰ったぜ。 じゃあな! 神奈子 「・・・何だったんだ? 早苗 「八坂様、何やってんですか!! 神奈子 「ふ、自分の神徳がここまで凄いものとは・・・ 自分で自分が恐ろしいぜ・・・ 早苗 「カッコつけてる場合じゃないでしょー! 神奈子 「あべし! ~~~ 霊夢 「なぁるほど・・・ 霖之助 「いかん! 霊夢の目が『¥』にッ! なんて古典的なんだ! 霊夢 「まあ聞きなさい。 守矢の神を使って『神のご加護』アイテムを量産する それを香霖堂で売る。利益の九割を博麗に奉納する。 これをやれば信仰も集まるし、金も集まる。楽々一石三鳥よ?利用しない手はないでしょう 早苗 「でも・・・そんないやらしいこと・・・ 霖之助 「最後の部分ちょっと待て 酉は[#神奈子の鎧] ID hreWiCmE0 「クソッ、やっぱり亀夫君は駄目だッ! ID hreWiCmE0はウミガメのスープで戦えということだな、いくぞッ! 全然駄目だ。進行も誘導も難しい・・・ ウミガメにしておけばよかったお
https://w.atwiki.jp/dmps_fun/pages/1274.html
PREV:お土産を調査せよ! 中編 NEXT: ストーリー ほんで、調査の結果はどうやった? スペイ 正直、全然ね無難にお菓子がよさそうって程度しか…… キョウカ そっちはどう? キョウカ ワイの方は旦那のいる地域の人気のお土産を調査したり スペイ JJが最近貰った贈り物の類を調査したんやが…… スペイ まあこれと言ってJJが欲しいお土産に繋がる結果はなかったな スペイ せいぜい被らんように選ぶのに使えるぐらいや スペイ う~ん……困ったわね…… キョウカ あれ!また会いましたね! ルピコ 調査の調子はどうですか?JJさんのお土産決まりましたか? ルピコ それが決まらなくて困ってるのよ キョウカ お菓子とかくらいしか思い浮かばなくて…… キョウカ お菓子、いいじゃないですか~嬉しいと思いますけどね ルピコ まあそうなんやけどな…… スペイ またとないロイ様のお願いだしやっぱりこうバシッと決めたいところじゃない! キョウカ せやねん!無難な選択なんてワイらがする意味ないんや スペイ ワイらの調査があってこそのお土産を用意したいんや! スペイ なるほどですね~【プレイヤー】さんはいい案あります? ルピコ デュエマをしていれば思いつくかも? ルピコ さっきと同じ手段じゃない!仕方ないわね…… キョウカ じゃあ、やりましょっか?ちょっと気分転換もしたいしね キョウカ 勝利時 どう?今度は何を思いついたのかしら? キョウカ ん?逆に聞きたいって……何を? キョウカ 私達がロイ様からどんなお土産を貰いたいか…… キョウカ そりゃあ、私なら……何を貰っても超絶嬉しいわよ? キョウカ せやな当たり前のことや! スペイ あれ……今のって答えじゃないですか? ルピコ つまり、JJさんも、ロイさんからもらった物なら何だって嬉しいと思いますよ! ルピコ 確かにそのとおりね……でもその答えはそれで無難というか…… キョウカ でしたら……渡し方にも拘ってみるのはどうでしょうか? ルピコ ほう?なるほど スペイ はは~ん、なるほど私いい事思いついた♪ キョウカ ねぇみんな耳をかして(ゴニョゴニョゴニョ) キョウカ (ピンポーン) 宅配で~す 何でこんな時に来るのよルカ姉もいないっていうのに…… JJ ええ!?何よこのおっきな箱!こんなの頼んだっけ? JJ えーっとここをこう開ければいいのねよいしょっと…… JJ 元気にしてたか?我が娘よ!! ロイ・マッカラン パパ!?何でパパが箱の中に…… JJ ほら、これはお土産だ! ロイ・マッカラン えっ……!? JJ パパぁっ!!ありがとう!大好き! JJ はっはっはそんなに喜んでくれるとはな ロイ・マッカラン でも、何でこんなところから? JJ いやぁ二人からサプライズの話を聞いて私も気に入っちまってな…… ロイ・マッカラン どう?私の「プレゼントはロイ様♪」大作戦 キョウカ 待て待て!ワイの天才的な準備も忘れたらあかんで! スペイ 私、とっても嬉しかったよありがとう! JJ 久しぶりにみんなで会えたんだゆっくり楽しもうじゃないか ロイ・マッカラン はい!もちろんです、ロイ様♪ キョウカ 敗北時 負けたら思いつかないって顔してるわね? キョウカ でもわざとは負けないわよ?次も手は抜かないから勝ってみなさい! キョウカ PREV:お土産を調査せよ! 中編 NEXT:
https://w.atwiki.jp/orecaretsuden/pages/120.html
ダイヤ パラメータ 成長パターン 初期コマンド 光の戦士ダイヤ用コマンド(EX発動後・コマンド調整不可) 覚える技 ダイヤ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説 由来 コマンドサンプル 台詞 ダイヤ パラメータ 出現章 新6章 性別 女 属性 土 HP 76-80 クラス ★★ 攻撃 33-35 種族 戦士 素早さ 33-35 EX(レバー回転) ファセットメイク→ファセットメイク・エクセレント 入手方法 対CPU戦で出現、カード化可能 成長パターン + HP 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 76 77 79 80 82 83 85 86 88 90 E 77 78 80 81 83 84 86 87 89 90 D 78 79 81 82 84 85 87 88 90 91 C 79 80 82 83 85 86 88 89 91 92 B 80 81 83 84 86 87 89 90 92 93 A 80 82 83 85 86 88 89 91 92 94 + 攻撃 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 33 34 35 35 36 37 37 38 39 40 E 34 35 35 36 37 37 38 39 39 40 D 34 35 36 36 37 38 38 39 40 40 C 35 35 36 37 37 38 39 39 40 41 B 35 36 36 37 38 38 39 40 40 41 A 35 36 37 37 38 39 39 40 41 42 + 素早さ 赤字 はA個体とB個体で差異がある箇所。 Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 Lv9 Lv10 ランク F 33 34 35 35 36 37 37 38 39 40 E 34 35 35 36 37 37 38 39 39 40 D 34 35 36 36 37 38 38 39 40 40 C 35 35 36 37 37 38 39 39 40 41 B 35 36 36 37 38 38 39 40 40 41 A 35 36 37 37 38 39 39 40 41 42 初期コマンド # ★ ★★ 1 かいふくのいのり かいふくのいのり 2 かいふくのいのり かいふくのいのり 3 こうげき かいふくのいのり 4 こうげき! こうげき! 5 ★→★★ こうげき! 6 こうげき! こうげき! 光の戦士ダイヤ用コマンド(EX発動後・コマンド調整不可) # ★ ★★ ★★★ 1 こうげき こうげき こうげき! 2 こうげき! 会心の一撃 会心の一撃 3 会心の一撃 会心の一撃 会心の一撃 4 ★→★★ ★★→★★★ 光剣クラウソラス 5 ★→★★ ★★→★★★ 光剣クラウソラス 6 光剣クラウソラス 光剣クラウソラス 光剣クラウソラス 覚える技 単体選択攻撃 こうげき こうげき! ランダム攻撃 全体攻撃 防御 回復 かいふくのいのり 強化 召喚 異常 EX増減 コマンドパワー増減 ためる ★→★★ 技変化 無効 ミス ダイヤ 出現条件 クラス合計 3~6 クラス合計 7~9 (BOSS)天地騎士クレイのお供 クラスチェンジ派生 ダイヤ(Lv10)で無条件クラスチェンジ→光の戦士ダイヤ ダイヤ(ゾンビパウダー所持)+マミーor地獄の戦士ドクロorカーミラorフランケンボーイ→ゾンビ ダイヤ+シャックルor小赤鬼or剣士ダンテor黒炎竜の火種→デュラ ダイヤ+キャミorハーピーor召喚士キカor召喚士キク→僧侶クリフ 解説 「ダイヤもね、磨かれて光るの」 第6章の主人公。主人公としては初の女の子でもある。 主人公として見ると能力はかなり抑え目。 技も【かいふくのいのり】に【こうげき!】止まりと、少々頼りない感じ。 だが、ダイヤの真髄はそれではない。 何とEXを使うと光の戦士ダイヤに変身し、能力増加+完全回復する。 更に超EXだとコマンドランクも一気にMAXになると言うおまけ付き。 専用技について詳しくは進化後のページを参照。 ちなみに変身後に再びEXを発動させる事はできない。 うまくダイヤを生き残らせる立ち回りを行い、一気に勝負をかけてやろう。 新6章では、初期配置モンスター枠から消えているので手に入れる時はCPU戦での相手を探すか、 (BOSS)天地騎士クレイに挑んで手に入れる事になる。 由来 天然で最も硬い物質「ダイヤモンド」から。 EX技の【ファセットメイク】は、宝石の加工方法である「ファセット・カット」から来ていると考えられる。 ちなみにその「ファセットカット」とは、ファセット(英語でfacet=切子面・小平面の意味)という言葉が示す通り、いくつもの小さな面が幾何学的に組み合わされたカッティング方法で、宝石の持つ透明度を最大限に生かす場合に用いられる。 必然的に、透明度と光の屈折率が高い宝石に多く用いられ、カット方法は大別してブリリアントカットとステップカットがある。 コマンドサンプル # ★ ★★ 1 かいふくのいのり こうげき! 2 ★→★★ こうげき! 3 ★→★★ こうげき! 4 ★→★★ こうげき! 5 ★→★★ こうげき! 6 ★→★★ こうげき! 1リールは高キャパの個体のみ、この形にできる。 覚える技の中で【★→★★】が一番重たいので、低レベルを維持しながら育てると【★→★★】が簡単に増える。 進化すると技の種類も一気に増えてしまい途端に育て辛くなるので、進化前に1リール目を調整しておくのがおすすめ。 2リール目は【こうげき!】で埋まるものの、威力はそれほど高くないので【かいふくのいのり】を多めに残した方が良い。 ちなみに、1リールの【かいふくのいのり】を【ためる】や【こうげき】にしようとするとダブル変化が起きるため、【かいふくのいのり】は【こうげき】より軽いことが分かる。 そのため、進化後にミス入れを行おうと考えている場合は、【ミス】の種として【かいふくのいのり】を1個だけ残して他は【こうげき!】にしてしまうのが一番良い。この形態でのミス入れは実質不可能なのであしからず。 進化後を見据えて土台として育成するか、ダイヤのままでの強さを求めるか、その点が二者択一となってしまうのは仕方がない。 台詞 変身後の台詞は光の戦士ダイヤを参照。 声優については公表はされていないが、オトカドールであい役を担当した藤井ゆきよ氏と言う予想が有力視されている。 新6章選択時 「えーい!」「光の力よ!」 登場 「ふふっふーん ふふっ!」 攻撃前 「ふんふふっふーん」 こうげき 「このぉー!」「えーい!」「それそれそれー!」 こうげき! 「お掃除しちゃうわよ!」 かいふくのいのり 「ふふふん、そぉれ!」 ミス 「いやん!」 ステータス↑ 「ふふふっ」 ダメージ 「うそっ!?」「ううう…」「きゃあっ!?」 EX発動 「光よ…私に力を貸して!!」 EX技 「きらきらりん! いくよ、ファセットメイク! 闇を裂く光の戦士!ダイヤ! よっし!」 勝利 「みなさん、ごきげんよう!」 撃破 「まだまだ磨き足りなかったかな…」 排出(加入時) 「よいしょ!よいしょ!ピカピカにしちゃうわよ」 排出(通常) 「わたしね、お掃除って好きよ!」 排出(Lv10) 「ダイヤもね、磨かれて光るの」
https://w.atwiki.jp/oreca2012/pages/510.html
アメノウズメ パラメータ 初期コマンド 覚える技 アメノウズメ 出現条件 クラスチェンジ派生 解説 台詞 アメノウズメ パラメータ 属性 火 HP 152-161 クラス ☆☆☆ 攻撃 46-49 種族 火族 素早さ 59-62 EX(レバー式) 岩戸開きの踊り→岩戸開きの神楽舞 入手方法 風の戦士ハヤテ+ダッキ 風の戦士ハヤテ+悪魔女ギャミス 風の戦士ハヤテ+クドラク 風の戦士ハヤテ+アイアンメイデン 風隠の戦士ハヤテ+ヤコ CPU対戦時アイテム ふしぎな笹葉(レア) 初期コマンド # ★ ★★ ★★★ 1 ミス こうげき こうげき 2 こうげき こうげき! こうげき! 3 こうげき! こうげき! こうげき! 4 たまふりの踊り たまふりの踊り たまふりの踊り 5 ★→★★ ★★→★★★ たまふりの踊り 6 たまふりの踊り あらわな踊り あらわな踊り 覚える技 単体選択攻撃 こうげき こうげき! ランダム攻撃 全体攻撃 防御 回復 強化 召喚 異常 あらわな踊り EX増減 たまふりの踊り コマンドパワー増減 ためる ★→★★ ★★→★★★ 技変化 無効 ミス アメノウズメ 出現条件 ☆クラス合計 7~9 ☆クラス合計 10~ クラスチェンジ派生 アメノウズメ(Lv10)+ふしぎな羽衣→女神アメノウズメ アメノウズメ(Lv1~10)+神の羽衣→女神アメノウズメ 解説 主人公の合体分岐では、初の☆3モンスター。 その性能は、一言で言えばサポート特化の舞王ナタラジャともいえる。 【たまふりの踊り】は味方のEXゲージを+3する。 【あらわな踊り】は敵モンスター全体を低確率で魅了状態にして、1ターン動けなくする(マヒ状態と同じ)。 男性モンスターが相手だと確率が上昇する。 しかし、これらの技が真価を発揮するのは舞王ナタラジャ同様、連続して使うとき。 その詳細は進化後のページを参照。 EX技は敵全体を暗闇・沈黙状態にする効果を持つ。付加率はやや低め。 台詞 CV 下地 紫野 全体的にコギャルっぽい台詞が目立つ。 登場 「うふふっ、アメノウズメで~す!」 攻撃前 「きゃぴ♪」 こうげき 「よいしょっと」「それっと、ほい」「ほいっ」 こうげき! 「そぉ~れ!とりゃっ!」 たまふりの踊り 「そ~れ、そ~れ、うっふふ♪」 あらわな踊り 「うふふっ、それそれ~♪」 ステータス↑ 「テンションあっがる~!」 ステータス↓ 「なんなの~!?」 ミス 「どんまい♪」 麻痺 「なんなの~!?」 ダメージ 「んもぉ~!」「いやぁ~ん!」「ちょおっとー!」 EX発動 「テンション上がってきた~!」 EX技 「」 超EX技 「うふふっ、そ~れ♪きゃはは♪ブ~ラボ~♪」 勝利 「きゃはっ、楽しすぎ~♪」 撃破 「ちょっとヤダぁ~!そんなのアリ~!?」 排出(加入時) 「楽しまなきゃね♪」 排出(通常) 「もっと踊ろうよ~」 排出(Lv10) 「あつくなってきちゃったぁ」
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2338.html
設定としては「いずれ~」を流用。 けど、その後二度と出会うことのなかった人たちが出会っちゃったりしてるのでIFストーリー。 その後の話なので幸村は既に故人。 人死にが出ますのでご注意。あと言うほどでもないけどほんのり破廉恥。 ハッピーエンドじゃないけどバッドエンドでもない感じ。 女は、月明かりのない夜、一人で立っていた。 男はそんな女を見過ごせず声をかけてみた。 「ありがとう。でも人を待っているので……」 鈴が鳴るような女の声に、男はたちまち夢中になった。 思いが命ずるままに抱きしめても特に女は抵抗せず。 男は、闇夜にまぎれるように女を抱いた。 「ぁ……」 ただ一言、呟くように女が喘げば、男はますます食らい付く狂暴さを増す。 しなやかに絡みつく四肢は白く、もれる声は蜜より甘い。 これほどの女はほかにいないだろう。などと男に思わせる、そんな女だった。 「ねえ、もっと」 足りないよ。と囁かれてしまっては、理性のひとかけらも残りはしない。 飢えた獣のように、男は女を求めた。 もしも。理性のひとかけらでも残っていれば。 あるいは男は女の、少しも感じていない目に気がついたかも知れない。 けれども、全てが終わってしまえば、それは何もかもがあとの祭りだ。 「足りないんだよ。あんた、下手だね」 くすくすと笑う女に対して、先ほどまであれほど狂暴であった男は一言も発しない。 何故ならば、背中に深々と苦無を突き立てられ、女に夢中になったまま絶命したのだから。 「よいしょ、っと」 ずるり、と引き抜き、女は男から身を離す。 のしかかる体重を邪魔そうに転がし、ぱたぱたと着物についた土をはたいた。 「悪いね、あんたに恨みはないんだけど。あんたを恨んでる人がいるんだよ」 オシゴトだから。と女はまた鈴を鳴らすように笑い。 物言わぬ骸と成り果てた男を置き去りに、朔の夜に消えた。 女は、かつて猿飛佐助という名を持っていた。 この人以上の主はいないだろうと女に唯一思わせた、血気盛んな姫君がつけたものである。 けれども、女の主は大坂で逝った。蒼き竜への、ほのかな恋心をいだいたまま。 以来、女に名はない。里では、名を持つ必要性すらなかった。 名を持たなくなってからの女の仕事は、主に暗殺だった。 里から命じられた相手を、ただ無機質に切り捨てる。 くノ一として働くのは久し振りだったが、元より才能のある女にとっては、苦ではなかった。 あの伝説の忍、風魔とそう変わらないことをしている、と自嘲したのも遠い昔の話だ。 ケヒト2
https://w.atwiki.jp/83452/pages/1313.html
12月30日 憂「うん、わかった……大丈夫だよ。じゃあね」ガチャ 唯「ふぁ……おはよー憂」 憂「おはようお姉ちゃん」 唯「うーいー、朝ごはーん」 憂「お姉ちゃん、もうお昼だよ?」 唯「え?……本当だ」 … 唯「いっただきまーす!」 憂「いただきます」 唯「おいひぃ!今日も憂の料理は絶好調だね!」 憂「えへへ、ありがとう」 唯「これならいくらでも食べれちゃう……えほえほっ!」 憂「お姉ちゃん大丈夫!?」 唯「うん、ちょっと変なところに入っちゃった」 憂「もう……落ち着いて食べてね?」 唯「はーい……」 憂「そういえばさっきお母さんとお父さんから電話があったよ」 唯「なんて?」 憂「帰ってこれるの年明けになるって」 唯「ふーん。じゃあ憂と二人っきりだね!」 憂「うん!……いつもだけどね」 唯「そうだね。えへへ」 憂「じゃあ大掃除するからお姉ちゃんは自分の部屋いってて?」 唯「私も手伝う!」 憂「本当?でも……」 憂(もしお姉ちゃんに物が落ちてきたりころんで怪我したりしたら大変!) 憂「やっぱりお姉ちゃんは部屋で休んでていいよ」 唯「駄目!今年は私も手伝うの!」 憂「本当に大丈夫?」 唯「もー憂は心配しすぎ!私もう17歳だよ?」 憂「じゃあ……窓拭いてもらおうかな?」 憂(窓拭きなら怪我の心配はないよね) 唯「了解しました憂隊長!」ビシッ 憂「ふふ、何それ」 憂「じゃあこのスプレーを窓に吹きかけて、雑巾で拭いてね?」 唯「ラジャー!」 唯「こんなの誰でもできるよー」プシュー 唯「ふんふんふーん♪」フキフキ 憂(楽しそうに窓拭きしてるお姉ちゃん可愛い!) 憂「あ、バケツ取ってこなきゃ」トテトテ … 唯「……上まで届かないよぉ」グイグイ 唯「むぅ、どこかに台ないかなーっと」キョロキョロ 唯「この箱でいいや。よいしょ」ドサ 唯「もうちょっと、もうちょっとおぉぉ」グググ 憂「よいしょ……お姉ちゃん、ちゃんとできてるかな?」 唯「ぬおぉぉ……」プルプル 憂「お姉ちゃん!?」ダッ 唯「とどいた!……わっ」 憂「……」ギュウゥ 唯「う、憂ー?なんで私の足つかんでるの?」 憂「お姉ちゃんが転ぶかと思って……」 唯「あはは、大丈夫だって」 憂「とにかくもう窓拭きはいいから、お姉ちゃんは床ふいて?」 唯「うんわかった。……けど憂ー?」 憂「どうしたの?」 唯「足、離してくれないかな?」 憂「あ……ごめんなさい//」 唯「さっきの憂可愛かったー」 憂「もう、その話はやめてよぉ」 唯「ごめんごめん。でも私達が小さい頃にもあんなことあったよね」 憂「え?……あ、クリスマスの時の……」 唯「そうそう。私がクリスマスツリーの飾りつけしてる時憂が私の足にしがみついて」 憂「だってあの時お姉ちゃん落ちちゃいそうだったから……」 唯「あはは、憂は変わってないねー」 憂「からかわないでよぉ」 唯「でも憂のそういうところ大好きだよ」 憂「え……えへへ//」 12月31日 唯「今年も最後だねー」 憂「なんだかお年寄りみたいだよお姉ちゃん」 唯「おー憂や、かわいい子だねぇ」ナデナデ 憂「ふふ、唯おばあちゃん、みかんでも食べますか?」 唯「ほっほっほ、こりゃお小遣い奮発しようかねー」 憂「もういつまでやってるのお姉ちゃん。はいみかん」 唯「憂ー剥いてー」 憂「はいはい」ムキムキ 憂「はい、あーん」スッ 唯「あーん……おいひー」 憂「そう?よかった」 唯「はい、憂もあーん」スッ 憂「あ、あーん……」パク 唯「おいしい?」 憂「おいしいよお姉ちゃん」ニコ 唯「えへへ、よかった」 デデーン ハマダーアウトー 唯「あははは!」 憂「お姉ちゃん、年越しそばだよー」コト 唯「わぁい」 憂「もう少しで年明けだねー」 唯「ころひもいろいほいほあっはへー」ズルズル 憂「何いってるかわかんないよお姉ちゃん」 唯「むぐ……今年もいろいろあったねーって」 憂「そうだね。軽音部の皆さんと合宿したりお出かけしたりしたもんね」 唯「ごめんね、あんまり憂と遊べなくて」 憂「しょうがないよ。それに私はこうしてお姉ちゃんと話してるだけで十分だもん」 唯「う、憂ぃぃぃぃ!」ギュッ 憂「わっ、お姉ちゃん苦しいよ」 唯「憂はできた妹だよー!」スリスリ 憂「もう……ふふ」 1月1日 唯憂「あけましておめでとー!」 唯「私も今年で3年生かー……」 憂「最上級生だね」 唯「憂は二年生だ!」 憂「どんな後輩が来るか楽しみだな」 唯「軽音部に入ってくれる子いるかなぁ……」 憂「きっといい子が入ってくれるよ」 唯「えへへ、そうかな。楽しみー」 憂「うん。楽しみだね」ニコ … 憂「お雑煮のお餅は二個でいいんだよね?」コト 唯「うん、ありがとー憂」 テロリロリーン♪ 唯「りっちゃんからだ」パカ 憂(初詣の誘いだろうな) 唯「初詣?……うん、うん、あずにゃんも?」 憂(梓ちゃんも一緒なんだ……) 唯「……で……だから……ね」 憂(夜はあんなこといったけど……やっぱりさびしいかな) 唯「うん、じゃあねー」ピッ 憂「軽音部の皆さんで初詣いくの?気をつけてねお姉ちゃん」 唯「へ?いかないよ?」 憂「え?」 唯「え?」 唯「……だから今年は憂と行くって決めてたから断っちゃった」 憂「でも……」 唯「りっちゃんは憂ちゃんも呼んで来ればって言ってくれたんだけどね」 唯「私は憂と二人だけで行きたいんだー」 憂「……」 唯「ってわがままだったかな?てへへ」ポリポリ 憂「ううん、私もお姉ちゃんが軽音部の皆さんと初詣いくと思ったらさびしくなっちゃって」 憂「昨日はあんなこと言ったのにね」 唯「憂……」 憂「えへへ、私もわがままだからおあいこだよお姉ちゃん」 唯「……うん!おあいこおあいこ♪」 憂「うん!」 …… 唯「憂と二人きりで来るのは初めてだね」 憂「そうだねー」 唯「うわ、すごい人の数だ」 憂「元旦だししょうがないよー」 唯「憂、はぐれないように手繋ご?」スッ 憂「……うん!」ギュッ … 唯「やっと私達の番だ」 憂「お姉ちゃんお賽銭は何円にするの?」 唯「奮発して50円!」 憂「じゃあ私もそうしようかな」 唯「一緒にいれよっか!……せーのっ」 唯憂「えいっ」チャリンチャリン 唯憂「……」パンパンッ 憂(今年もお姉ちゃんが安全で楽しく過ごせますように……) 憂(……あと、少しだけ私と遊ぶ時間が増えると嬉しいな……) 唯「……ふぅ。憂ー、どんな願いごとした?」 憂「お姉ちゃんが楽しく一年を過ごせますようにって」 唯「もー、また私のこと?自分のことをお 願いしなよー」 憂「したよ。少しだけだけど……」 唯「どんなどんな?」 憂「えーと……えへへ、秘密♪」 唯「む、教えてよー」 憂「教えなーい」 唯「ぶー。憂のケチー」 憂「ごめんねお姉ちゃん。その代わりにじゃがバター買ってあげる」 唯「ほんと!?わーい!憂大好きー!」ギュッ 憂「わぷ……私も大好きだよお姉ちゃん」 fin 戻る
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/2615.html
状況を説明して秀吉の所にもどる。 秀吉はさっきと同じ所に腰をかけていた。 「さて、と俺たちは引き上げ時かな。秀吉はこれからどうすんの?」 「うむ……我もそれを考えていた。」 秀吉は思案するように目を伏せた。 「こういう言い方もどうかとは思うが……町人風情に城を落とされたとあっては最早先は短かろう。」 「……ああ、そうか。そういうもんかもな。」 秀吉が言うのももっともな事だと思う。 幾ら慶次が武家の娘とは言え連れてきたのは京の友人達。 どれほど、腕が立つとは言っても事実だけ見れば豊臣は終わったも同然だった。 豊臣に威力に惹かれ組した部下の中には他勢力に寝返る者も居るだろう。 「頑張りすぎたんだよ秀吉はさ。少し足元を見てから考えるのもいいんじゃない?」 「足元?」 「強さ強さって上見すぎて、……豊臣の領地の民の生活見てみなよ。結構、きつーい生活してるよ。」 「それほどに、か?」 「みんな半兵衛に任せて、自分は城に引っ込んでたんだろ?」 「……かもしれぬ。だが半兵衛だけのせいでは無い。」 我も半兵衛も急いでいた。 今となっては何故そこまで焦っていたのかは分らないが。 考え込むように眉間に皺を寄せる秀吉の額に手を伸ばす。 眉間の皺を伸ばすようにぐいぐいと皮膚を引っ張ってやると秀吉は困ったような顔をした。 「難しい顔すんなよ。半兵衛だって悪い訳じゃない。唯やり方を間違っただけで。」 ふと苦しそうな半兵衛を思い出す。無事だろうか。悪態を付きながら眠っていてくれれば良いと思う。 「悪く考えんなよ。何とかなるって。」 手を差し出してそう言うと秀吉が顔を上げてこちらを見た。 「直ぐに何かがどうなるわけじゃないだろ?他の国だって明日直ぐに攻めてくる訳じゃない。 少し休んでそれから考えたら?」 お前は何時も考えすぎるから。 差し出した手に秀吉の手が重なる。 「意外と何とかなるもんだし、なるようにしかならないって。俺も手伝うからさ。」 よいしょと秀吉を立たせようとひっぱる。 だけど反対に秀吉が強く慶次を引き寄せた。 秀吉の肩の防具にごつんと顎があたる。 「ってー。ひでよ」 「我と共にいると言うのか?」 ぎゅうと音がするんじゃないかと思うほど抱き締められる。 「我の側に居ても構わぬと?」 また、そのせいで傷付く事があるかもしれない。それでも? 「秀吉……。」 「慶次。」 慶次は秀吉の背中に手を回し、強く抱きついた。 「お前が…秀吉が望んでくれるなら俺は……俺はずっと側にいるよ。」 矢車草の夢みたいな事9