約 3,545,623 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/275.html
俺は森でゆっくり霊夢を拾ってきた 理由は抓りがしたいからである 俺は森の中でなるべく幼いゆっくり霊夢を探したら、あっさり見つかった クッキー1枚あげて「僕についてきたらもっとあげるよ」と言ったら飛び跳ねてホイホイ着いてきた 家に着くと、ゆっくり霊夢は俺より早く部屋にあがりこみ、中心で跳ねながら 「おじさん!はやくくっきーちょうだい!」と喚き始めた 俺は安物のクッキーを3枚ほどあげる 俺がゆっくり霊夢の口へ近づけようとしたら、先にゆっくり霊夢が飛びついてきて3枚とも持ってかれた 「むーしゃ!むーしゃ!しあわせー!!」 ああもう粕をボロボロ零すな まぁいい、馬鹿饅頭のことだからこれで俺の事は完全に信用しただろう 「おじさん!はやくもっともってきてね!」 とりあえず残りの2枚を渡す。 「むーしゃむーしゃ」 いまだ、今しかない クッキーを食べきる前にゆっくり霊夢の饅頭を弱く抓る 「む?むーしゃ、むーしゃ」 この程度では頬を触られてるくらいにしか思わないのだろう。 俺はどんどん抓る力を強くしていく。 頬にひっぱられて口の食べかけのクッキーが床に落ちる 「ゆっくりたべさせてね!いたいよ!いたいよ!」 流石に痛くなってきたのか、俺の指から抜け出そうと体をぐいぐい動かしている 当然、指が離れる訳がない、俺は更に抓る力を強くする 「い゛た゛い゛よ゛!や゛め゛て゛ね゛!ゆ゛っ゛く゛り゛や゛め゛て゛ね゛!」 ゆっくり霊夢は我慢できない痛さになったのか、涙を流し始める。 まだまだいくぞ、俺はもう少しで頬が千切れるんじゃないかというほど抓り、捻りを入れてみる 「い゛だ゛い゛い゛ゆ゛っ゛ぐりでぎな゛い゛よ゛お゛」 ついには涙がだくだく流れるようになった 俺はこれくらいじゃ終わる気はなかった。 開いていた左手をゆっくり霊夢の頬のもう片方にもってきて、 最初からMAXパワーで抓る 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛い゛だい゛よ゛お゛お゛お!」 幼い子供のゆっくりは抓りの痛さに耐えられなくなり、大声で泣き叫び始める 「ゆ゛っ!」という間抜けな声とともに頬が元に戻る。 抓られるのが終わったのがわかると、ゆっくり霊夢は途端に俺に体当たりしてきた 「あやまってね!ゆっくりあやまってね!」 体当たりがうざかったので俺は思いっきり頭から叩きつけてつぶしてやった 「ゆ゛ぐっ!」という間抜けな声とともにゆっくり霊夢は絶命した。 さ、明日もやるか。と、俺はギチギチに餡子と皮がつまったゴミ袋に残骸を詰めた
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/15.html
森の中で元気よく跳ね回る二匹のゆっくり。 ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙だ。 今日は朝から二人でお出かけ、お母さんたちと朝ごはんを食べた後にお隣の魔理沙と一緒に別行動。 他の家族はお隣さんとお散歩、今日は天気がいいので川の方へ行くらしい。 「まりさ、ゆっくりはしってね!!」 ピョンピョンと勢いよく進んでいく魔理沙を懸命に追いかけていたが、やっぱり疲れる。 抗議するでもなく、何時もの口調で話しかける。 「ゆっ! ごめんね、れいむといっしょにゆっくりあるくよ」 てへへ、と申し訳なさそうに笑いながら霊夢の側に駆け寄る魔理沙。 今日は久しぶりのお出かけ。 久しぶりに二人だけで、舞い上がるのも頷ける。 「「ゆっくりさせてね!!!」」 森の中心の辺り、鬱蒼と木が生い茂り緑色の空が何処までも続く場所。 薄暗いここは、普通のゆっくりなら近づかない。 そんな場所にある一つの空洞。 斜面と木の根と岩が生み出したその空洞内は、木の根のおかげで光が入り、岩のおかげで夏は涼しく、斜面に生えたコケのおかげで冬は暖い。 そんな空洞に向かって言葉を発する二匹。 「ゆっくりちてってね!」 直ぐに返事が返ってきた。 どうやら、ここにゆっくりが住んでいるらしい。 「ぱちゅりー! きょうはゆっくりあそびにきたよ♪」 「れいむもきたよ。ゆっくりしようね!!」 「うん。ゆっくりちていってね!!」 賑やかに挨拶をして、奥へと進んでいく。 そこにはもう一匹のゆっくりの姿。 「おそいよふたりとも! とかいはのありすは、じかんにるーずなゆっくりはきらいだよ」 既に来ていたアリスは、笑顔で二匹に向かってしゃべる。 その目の前には、パチュリーが集めている本が開かれていた。 パチュリーは本を集めて自分の家に蓄えている。 中心部のこの辺りには、何故か時々本が落ちている。 落ちているのは聖書や哲学書、稀に漫画なども落ちてはいるが、殆どが人が読むにも苦労する代物だ。 だが、ぱちゅりーはそんな事は関係ない。 勿論ある程度文字はよめる。 ただ、本を読む、事がしたいのだ。 だから内容は二の次三の次だ。 「ごめんね!! れいむたちでみんなそろったね」 「きょうはみんなでゆっくりあそぼうね!!!」 魔理沙が高らかに宣言する。 体が弱く本を読みたいパチュリーは、あまり遠出できないため、時々皆でここに集まる。 そして泊りがけでゆっくりするのだ。 「きょうはなにをしてゆっくりしようか?」 「ぱちぇりーもゆっくりできるようにしようね」 「むきゅ~、みんなとゆっくりするよ!」 「ありす、おもしろいあそびしってるよ!!」 その一声で、興味津々になった三匹に説明しながらある物を見せる。 どうやら風船らしいそれはアリスが頭で押すと、ふわっと浮き上がりゆっくりと落ちていく。 「すごーい!! ふわふわのもふもふだぁ!!」 「ありすはすごいね!! まりさもやりたい!!!」 「むっきゅ~!! すごい! すごい!」 「いいよ! せっかくだから、みんなでゆっくりするのにかしてあげるよ!!!」 霊夢が高くあげる、負けじと魔理沙がもっと高くあげる、パチュリーも頑張って上げる。 空洞内では高さが足りなくなって、外に出る。 制限が無くなった風船はもっともっと高く上がる。 「れいむのほうがたかくあげられるよ!!!」 「まりさだってたかくあげられるよ!!!」 「ふーせんくらいでおとなげないよ。 とかいはのありすはこんなのみあきたもん」 しれっと答えるアリス。 しかし、しっかりと視線で高く上がる風船を追い続ける。 「むっきゅー! ふたりともしゅっごーい!!」 対するパチュリーも見る事に専念している、高く上がる風船を見て喜んでいるようだ。 「そうだ!! ふたりであげたらもっとたかくあがるよ!!!」 霊夢が魔理沙に提案する。 いっぱい飛び跳ねた所為か、少し息があがっている。 「れいむあったまいい!! そうしようそうしよう!!」 風船を軽く上げて、二匹はタイミングを合わせる。 「「せーーの!! ……ゆっくり~~!!!」」 二匹の期待通り、風船は高く高く上がる。 フワフワ上がって、緑の空に届きそうなくらいまで上がったその時。 パァン。 と乾いた音と共に破裂した風船。 そうやら枝にでも刺さったようだ。 突然の音にびっくりする一同。 しばらく固まっていたが、均衡を破ったのはアリスの泣き声だった。 「うわーーん。ありずのふうせんがーー!!!」 ペナペナになった風船に駆け寄って号泣するアリス。 「ふーせんでみんなどゆっぐりしたがったのに。ふーせんがあればみんなどゆっぐりできるとおもっだのに」 初めて見た風船で、皆とゆっくり遊びたい。 そう思ってアリスは意気揚々と持ってきていたのだ。 心配そうに駆け寄る三匹。 それぞれが、思い思いに励ます。 「ありすごめんね。でもふーぜんがなくてもみんなでゆっくりできるよ」 「ごめんねありす。でもまりさたちはふぃーせんでゆっくりできたよ」 「むきゅ~、たのしかったよ。ありすありがとうね!」 「ぐすっ、……ほんとぉ?」 「「「うん、ゆっくりできたよ!! ありがとうありす!!!」」」 「……うん、ありすもうなかない! みんなよろこんでくれてありすもうれしいよ♪」 その後はゆっくりとパチュリーのお家へ戻って、皆でゆっくりとお話しする。 性格は女性なのだろうか、三匹ならず四匹集まれば随分と姦しい。 一匹が自分の話をして他の三匹が聞く。 いつの間にか、そんなスタイルで話が始まっていた。 霊夢がお母さんに叱られた事をはなせば、皆が励まし。 魔理沙が何処そこに冒険に行った事を話せば、ハラハラしながら聞き入り。 パチュリーが何とか読めた本の内容を話せば、時に笑い時に泣いて終いには感動した。 アリスが都会の話をすれば、スゴーイと言う歓声が沸き起こった。 あっという間に夕日が沈み、月明かりが辺りを照らし始めた。 「ゆゆ! もうゆうがただよ。ごはんをたべようね!!!」 「ゆっくりたべようね!!」 「むきゅ~! ごはんじゅんびしたよ! みんなでたべようね!!」 パチュリーが昨日一日かけて集めたご馳走を見せる。 美味しそうな木の実や果物、そしていい香りの舞茸。 どれもこれもゆっくり達にとって、ご馳走と呼ぶに相応しいものが並んでいた。 「ゆゆ!! すごい!! ありがとうぱちゅりー!!!」 「みんなでゆっくりたべようね!!」 「すごい、みつぼしほてるのでぃなーみたい!!!」 「「「「ゆっくりいただきます!!!!」」」」 そう言って仲良く食べ始める。 家族で食べる時も楽しいが、やっぱり友達同士で食べるのはもっと美味しい。 「ぱちゅりー。これおいしいよ、じゅんびしてくれたおれいにあげるよ!」 「こっちもおいしいよ、ぱちゅりーもたべてね」 「これもおいしい、でもありすはきらいだからぱちゅりーにあげる」 「むっきゅ!! おいしい!! おいしい!!」 三匹は、より美味しいもの、栄養の有るものをさり気無くパチュリーに食べさせる。 美味しそうに食べるパチュリーを見ながら、ニコニコと食事の時間を満喫した。 「「「「ゆっくりごちそうさま!!!」」」」 夜。 ふかふかの苔の上で、お互い向かい合うように横になる。 三匹は、自分達のお家にはない苔に興味津々のようだ。 「ふかふかだね!!」 「まりさのおうちにもほしいね! こんどおかあさんにはなしてみるよ!!!」 「かぁぺっとみたいね」 「むきゅ~、きょうはつかれたけどたのちかった!! みんなありがとうね!!」 三匹を見ながら、興奮気味に話すパチュリー。 今日は、普段は自分以外誰も居ないこの家が賑わったもが随分と嬉しい事。 なにより、こんな所まで遊びに来てくれた皆が嬉しかった事。 その気持ちを全てひっくるめてありがとうの言葉を出した。 一瞬ぽかーんとした表情を浮かべたいた三匹も、直ぐに口を開いて。 「ぱちゅりーはともだちだもの!! れいむもたのしかったよ!!!」 「ぱちゅりーがゆっくりできてよかったよ!! またゆっくりしようね!!」 「ぱちゅりーが、こっちまでくるときゅうにたおれると、こっちがわるいみたいだから、きてあげただけだよ。べつに、ぱちゅりーのからだをしんぱいしているわけじゃ、ないんだから!!」 三者三様の答えだが、皆が自分を大切にしてくれていることが伝わったパチュリーは涙をこぼした。 ちょうど月が隠れて漆黒が訪れたおかげで、その顔は三匹に見られなかった。 「また、ぱちゅりーのおうちでゆっくりしていってね」 「「「うん、ゆっくりするよ!!!」」」 そう言った四匹は、月が隠れたの合図に目を閉じた。 夢の中では未だ四匹で楽しくゆっくりしていることだろう。 Fin ゆっくりした時間をありがとう。 -- 名無し (2009-03-27 02 01 40) これは癒されるゆっくり達♪ こんな風にゆっくりしたいもんですねぇ -- 名無しさん (2009-03-31 01 55 37) こういうゆっくり同士で和気あいあいという話は大好きです -- 名無しさん (2009-09-11 19 37 21) なんていいゆっくりなんだろうか -- 名無しさん (2010-06-07 18 27 44) ゆっくりはかあいいな -- 名無しさん (2010-11-27 13 09 39) ゆっくりしていってね!! -- カマキリちゃん (2011-07-28 12 28 16) 風船を持って森に行く俺、プライスレス。 -- 名無しさん (2012-08-10 22 12 07) ツンデレってるとこもずでぎだばあああ -- 名無しさん (2012-08-11 10 17 40) 超イイネ!! -- 名無しさん (2012-12-02 11 51 51) あらかわいい -- 名無しさん (2013-01-29 01 45 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/943.html
「ゆっはははは~~~~~ッ!!! 働け働けぇ~~~~~い!!!」 収納部屋から容赦無い叱咤の怒号が縦横無尽に飛び交ってゆく。 今日も一人、また一人と収納部屋に入れられたゆっくりがぱたりと倒れ、力尽きてゆく。 「むきゅ、もう無理…」 「ゆ、お前ェ、倒れたなァ~~~~~! 今日のお前の飯は抜きだ抜きィ、だっははははは~~~~~ッ!!!」 「く、くそう…! まりさたちゆっくりに包装材のぷちぷちくんを潰させるという重労働をさせやがって、お前らには血も涙も無いのか!」 「ゆははは、寝言は寝てから言うんだなァ~~~~ッ!!! お前らの運命は我らが『世界ゆっくり協会』が握っているんだからなァ~~~!!!」 「うう、こんな時にパチュリーマンが居てくれたら…!!!」 『その願い、叶えるわっ!』 「…!? そッ、その声は!」 刹那、壁際についている窓から声が聞こえた。その窓の方向を向くと、そこには正義の味方の『彼女』が居た!!! 「待たせたわね…、皆!」 「「合金戦士・パチュリーマン!!!」」 打ッち切り ぷちぷちくんをつぶすのは楽しいけど、ずっと続けたら拷問だよね。笑った。 -- 名無しさん (2010-04-21 13 57 57) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1411.html
ゆっくり輪廻転生していってね! 「ううん、いい陽気だねえ」 そう言いながらお日様に向かって伸びをする少女が一人。けしからん物体が揺れる。 彼女の名は小町。三途の川の渡しを生業としている。 平和な幻想郷では人死にもないのか、えらくのんびり出来る…嘘、のんびりしているのは彼女がサボっているからだ。 他の渡しは忙しそうに働いている。 普段はこんなにも忙しくはない。だが、最近「ゆっくり」と呼ばれる謎の生き物が現れてから、三途の川は大混雑だ。 普通なら閻魔の裁きを受けることはないはずなのだが、このゆっくりというドマンジュウ、畜生の分際で魂があるらしく、三途の川を渡れるのだ。 もちろん渡し賃も持っていない。だが、こういった手合いを追い返すはずの奪衣婆は、今、ぎっくり腰で寝込んでいる。一匹一匹対処するには、数が多すぎたようだ。 「皆が働いている時に休むのは格別…ん?」 彼女の上司あたりが聞いたら激怒しそうな台詞を吐きながらゴロン、と横になる。またしてもけしからん物体が揺れる。 そんな小町の目に、あるものが飛び込んできた。 ゆっくりの家族だ。9匹ほどいる。 もちろん既に死んでいるので、足?というか顔の下のところががない。ふよふよ浮いている。 「家族連れで三途の川、かい」 よっこいしょ、と身を起こし、そちらを眺めやる。けしからんも(ry 暇つぶしに読んだ文々。新聞に書いてあったことを思い出す。 ドマンジュウの顔が嗜虐心を煽るとかで、面白半分に殺すものが増えている。子供の教育によくないのではないか、とハクタクが語っていたような気がする。 「あんな見た目とはいえ命は命、弄ぶのは感心しないな」とブンヤに語った覚えがある。 本音は「仕事増やすな」だったのだが。どうせ仕事なんて滅多にしないのに。 そこら辺に転がっていたカマに掴まって立ち上がると、もっぺん伸びをする。 「そろそろ仕事に取り掛からないと、またぞろ四季様に怒られる、と」 そういうと目の前のゆっくり、多分母親と思われるもの、の尻尾を掴んだ。 「ゆ゛?!」 急な出来事に目を白黒させるゆっくり。 後ろに続いていた子ゆっくりたちも、突然現れた人影に驚きあわてている。 「おねえさんだれ?」「おかあさんをはなして!」「ゆっくりできるひと?」と騒がしい。 「ゆっくり出来る人だよ」と子ゆっくり達に微笑みかけておいて、お母さんゆっくりに話しかける。 博麗の巫女に似ているから「ゆっくり霊夢」と呼ばれている種類のようだ。 「おねえさん、ゆっくりできるひと?」 とお母さん霊夢が尻尾を掴まれたまま聞いてくる。 「そうだよ、あたいは小野塚小町、三途の川の渡しさ」 一応答えてやる。が、もちろん理解できるとは期待していない。これも規則で決まっているのだ。 「さんずの…かわ?なにそれ?ゆっくりできるとこ?」 ほら、理解できてない。後ろのちっこいのも同じようなことをステレオで喚いてくる。 「そうさね、分かりやすく言えば、あんたたちは死んだのさ」 直球ストレートに投げ込んでみる。 「しぬ?それってどういうこと?」 だめか。この頭にプリンのかわりに餡子が入っているようなのに理解できるように… 「もうゆっくりできないってこと」 これならわかるだろう、と噛み砕いて言ってやる。 こうかはばつぐんだ! 「い゛や゛だあああああ!ゆ゛っく゛り゛でぎな゛い゛な゛ん゛でい゛や゛だあああああ!」 お母さんゆっくりが泣き出したことで、子ゆっくりにも伝染する。 「「「「「「「「ゆ゛っぐり゛じだい゛い゛い゛い゛い゛い゛い!!!!!」」」」」」」 とりあえず耳を塞いでみた。あまりこうかはないようだ。 「あー、大丈夫、これからもしかしたらゆっくりできるかも…」 聞いちゃいない。汚らしく鼻水や涙を撒き散らしながら転げまわる。 普通の魂にはこんな器用な芸当はできないはずなのだが。 生命の神秘に思いを馳せようとした小町だが、とりあえずうるさかったので、黙らせることにした。 「えい」 鎌の柄で殴った。ひたすら殴った。 渡し仲間が言っていた。「うるさいから殴って気絶させて運べ」と。 生きているゆっくりならとっくに餡子を撒き散らしているはずの打撃をうけても、まだ泣き叫んでいる。 「しぶといな…」 腕がそろそろ上がらなくなるかな、というところで最後の子ゆっくり霊夢が黙った。 魂のくせに気絶するなんて器用な奴、とぼんやり考えながら、渡し舟に放り込む。 普段なら魂たちの話を聞きながらのんびり(あえてゆっくりとは言わずにおいた)三途の川を渡るが、今回は別。 距離を操って、さっさと対岸につけた。また騒ぎ出されても面倒だ。 「はーい、ごとうちゃーく」 『四季映姫法廷』と名札のついた法廷に放り込んで、さっさと退散しようとする。 だがその試みは失敗に終わった。法廷の床がやたらと滑ったからだ。 「きゃん!」 油断していた小町は滑って転んで思いっきり腰を打った。腰をさすりさすり立ち上がり、もう一度逃げ出そうと試みる。 「小町、お待ちなさい」 ダメだったようだ。恐る恐る振り返ると、もう裁判長席には彼女の上司が腰を下ろしていた。 四季映姫・ヤマザナドゥ。楽園の閻魔。 「後で話があります。そこの傍聴席に座ってなさい」 ちびっ子閻魔は、やつれた表情で言った。 それもそのはず、普段は二交代制のはずが、ゆっくりが現れてからはろくに休みも取れていないのだ。 おいたわしや…、と思いながら「あ、あたいは仕事が…」と逃げ出そうとする。 「小町、嘘はいけません。舌を抜かれたいのであれば止めませんが?」 目が笑ってない笑顔でそうおっしゃった。 小町はとぼとぼと傍聴席に座る。四季映姫の本気を感じ取ったからだ。もうひとつ、ゆっくりに対する裁判がどういうものか気になったのもあったが。 小町は傍聴席につくと同時に部屋を包み込む甘いにおいと、その発生源に気がつく。滑った原因もそれで分かった。 「餡子…」 さっきおもいっきりぶん殴ったときはでなかったのに、餡子を出す特殊な方法でもあるのかな、と考え始めた時、四季映姫の声が響いた。 「被告人、母ゆっくり霊夢!」 カーン!と木槌を打ち付ける。その音でゆっくり達が目が覚めたようだ。そのとたんに騒ぎ出す。 「ここどこー?」「ゆっくりしたーい」「おなかすいたー」「おうちかえるー」 だが、映姫は慣れたもの。手にした木槌でぶん殴った。黙るまで、ひたすらぶん殴った。 その顔にどことなーく笑みが浮かんでいるのを小町は見たが、「四季さまも疲れていらっしゃるんだ」と思い、心の奥底に封印しといた。 敬愛する上司のそんな顔なんぞ覚えていても得がない。 「ゆっくり霊夢、あなたは幻想郷の人里、彦太郎の家屋に侵入、家の中にあった食料を子ゆっくり達と食べつくし、さらには丹精込めて育てられた畑を荒らしました。違いますか?」 「ちがうよ!あそこはれいむたちのおうちだもん!ゆっくりおやさいたべただけだもん!」 なんでさっきのあたいの説明がわからなかった脳みそ餡子が今のを理解できたんだろう?と小町は頭を捻った。 そして答えが出るわけがないのに気がついて、傍聴に集中することにする。とりあえず映姫さますごい、ということにしておいた。 「いいえ、あそこは先祖代々彦太郎の家です」 「ちがうもん!だれもいなかったもん!さいしょにゆっくりできるとこみつけたのはれいむだもん!」 議論は平行線を辿った。他にも様々な罪状(大体盗み食いとか)が上げられた。 だが、ゆっくりれいむの答えはすべて「ゆっくりできることみつけたのはれいむだもん!」だった。 子ゆっくり達にも一匹一匹同じ罪状認否を繰り返したが答えは決まって「おかあさんたちとゆっくりした!」だった。 (こりゃ映姫さまもやつれるわ…)と小町は心底同情した。 ゆっくりには罪の意識のカケラもないのだ。そんなのを悔い改めさせようとしても無理がある。 そんな無為な裁判が始まって、2時間が過ぎた。四季映姫が木槌を打ち鳴らす。 「以上の罪状に母ゆっくり霊夢以下ゆっくり家族9名は畜生道行きを命じ渡す!幻想郷に輪廻なさい!」 そう言って母ゆっくり霊夢を悔悟の棒で叩く。力の限り。 すると中の餡子が噴出し、母ゆっくり霊夢は子ゆっくり霊夢と同じ大きさになる。 「ただし、母の愛情深きを考慮し、一堂、同じ家族に生まれることをさし許す!」 そして側にぶら下がっていた紐をひくと、床に大穴が開く。 「「「「「「「「「ゆ゛うううううううう?!」」」」」」」」」 まったく同じ悲鳴を残して消えていく。後に残ったのは、餡子だけ。 小町は、ぐったりしている四季映姫に駆け寄った。 「四季さま、なぜ畜生道に?奈落に落としてしまえばよいものを」 そんな小町の問いかけに四季映姫はため息を一つ吐いた後答えた。 「私もたまに落としてしまいたいと思うこともありますが、それはしてはならないことです。小町、畜生とは?」 「は、『苦しみ多くして楽少なく、性質無智にして、ただ食・淫・眠の情のみが強情で、父母兄弟の区別なく互いに残害する人間以外の生類』……ゆっくりそのままですね。」 四季映姫はもう一つ深々とため息をついた。 「でしょう。ですから、畜生道に落とす以外はないのです。しかもゆっくりの魂は特殊らしく、ほかの動物に転生させることもままなりません…」 小町は、普段渡している魂とゆっくりの魂を想像の中で比べてみた。比べるまでもなく異常だ。長いこと渡しをしているが、あんな変なの見たことない。 「ゆっくりはゆっくりにするしかない、はあ、だからこんなに忙しいのですね…」 そう小町が言った瞬間。四季映姫の肩がぴくりと反応した。 (あ、地雷ふんだ…) そう直感した小町は「それでは四季さま、あたい、仕事に戻らせt」などと白々しい嘘を吐きながら逃げようとした。 むろん逃げられるものではなかった。がっちり肩をつかまれて、正座させられる。 説教は二時間にも及んだ。 説教をおえて、なんだかつやつやした顔の四季映姫の元から解放された小町は、三途の川の此岸側に来ていた。 げっそりした顔で「仕事しよ…」と呟く。 そんな小町の目にまたゆっくりの姿が見える。生まれたばかりで死んだばかりの赤ちゃんゆっくり霊夢9匹。 数の符号に嫌な予感を感じながらも、声を掛ける。 「あー、あんたたち、兄弟かい?」 「「「「「「「「「うん!おねえさん、ゆっくりできるひと?」」」」」」」」」 その息の合い方に間違いなく兄弟だと感じながらも、とりあえず小町は鎌の柄でぶん殴った。うるさかったからというのもあった。 そして、こいつらのせいで二時間説教される羽目になった、という恨みもこめた。 今日も三途の川の渡しは忙しい。ゆっくりが現れた結果がこれだよ! え、虐待というより虐待の裏側をぬるく書いてみました。期待はずれだった方、ごめんなさい。 『』内はwikiより引用。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2795.html
ゆっくりおろしていってね!!! ※ぺにぺにとまむまむ注意です ある日、森を散歩していたら、身重のゆっくりれいむに出会った。 動物型のにんっしんというやつだ。 聞けば、一緒になったゆっくりまりさがゲスだったらしく、 子供が出来たと分かるや、れいむを捨てて逃げてしまったのだそうな。 不憫に思ったので、何か出来ることはないかと尋ねた。 「ゆぅ〜れいむはほんとうはあかちゃんはほしくなかったよ!! まりさがすっきりしたいっていうから、れいむさせてあげたんだよ!!」 言いつのるれいむ。どうやら望まぬにんっしんだったらしい。 いわゆる「やり捨て」の状況だった。れいむがまくし立てる。 「これからもうふゆだっていうのに、まりさったら!!やらせろやらせろって、 すこしもおしごとしないんだもん!!れいむやんなっちゃうよ!!」 身につまされるご発言である。それから延々とれいむは元つがいへの不満をぶちまけた。 やれ一日中寝転んで餌を取りに行かないだの、そのくせ食い意地だけは張ってるだの、 やれ大して器量がよくもなかったけど、つい、黒くてぶっといぺにぺにに惹かれただの…。 気がつけば太陽が西に沈もうとしているではないか。 会話(一方的な)を切り上げようとすると、れいむが深刻な面持ちで切り出した。 「おにいさん、れいむしゅっさんはいやだよ…。ぜんぜんたべもののたくわえないのに、 あかちゃんがいたらふゆをこせないよ!!れいむもっとゆっくりしたいよ!!」 「そんなこと言うと、赤ちゃんがかわいそうじゃないか…。とは言え、 お前の命もかかってるわけだしな。よし、名案があるんだ。うちへ来い」 「ゆゆゆっ!?」 虐待お兄さんの柄にもなく、身重れいむを抱きかかえて、自宅へ運んできてやった。 なに、これから、虐待とほぼ等価の行為をおこなえるわけだから、安い物である。 「おにいさん、ここがおにいさんのおうち!?とってもゆっくりできそうだね!! すごくあったかくて、れいむここならあかちゃんうめそうだよ!!」 「おいおい、勘違いしてもらっちゃ困る。れいむ、お前は赤ちゃんをどうしたいんだ? たとえ、ここで赤ちゃんと冬を越したとしても、この環境に慣れきったお前達が、 再び野生の世界で上手くやっていける保障はないんだぞ」 「ゆぅ〜そうだね。でも、それじゃあ、あかちゃんはどうすればいいの? れいむ、まりさにかえってきてほしいよ…」 未練がましくすすり泣きを始めるれいむ。うっとうしいことこの上ない。 「泣かないでくれよ。とにかく、赤ちゃんは俺が何とかしてやる。 良い方法があると言ったろ?」 「ゆぅ〜、ほーほー?あかちゃんもゆっくりできる?」 「ああ、永遠にな」 「ゆっ!!じゃあおにいさんにまかせるよ!!」 ゆっくり特有の警戒心の薄さ、論理力のなさで、満面の笑みとともに、 赤ちゃんの処遇を見知らぬ者に一任するれいむ。まったく、仕事がやりやすくてかなわない。 「よし、それじゃ話は早い。ここに寝転んでくれ」 「ゆぅ?れいむおねむじゃないよ!!」 「いいからいいから。そうでないと、赤ちゃんがゆっくり出来ないぞ?」 「ゆぅ〜、ゆっくりおやすみなさい!!」 何か勘違いしているれいむを尻目に、麻酔代わりのアルコール注射の準備をする。 はや、寝こけているれいむに、そいつを注射し、声をかける。 「おい、気分はどうだ、れいむ?声が聞こえるか?」 「ゆぅぅ…ゆっ?おにいさん、どうしておこすの!!」 仕方なく、れいむのほっぺをつねってみる。 「ゆうぅっ!おにいざん、やべで!!れいむいだいのいやだ!!いやだいやだやだやだや」 「どうだ?」 「ゆっ!!いたくないよ!!そういえばれいむつよいこだもん!!」 完全にアルコールが回ったらしい。酩酊しない程度の量だが、運動機能と、 痛覚を麻痺させることができた。これで、手術の準備は完了である。 「よし、れいむ。それじゃあこれから、お前の赤ちゃんを取り出すぞ」 「ゆっっ!??おにいさん、なにいってるの? あかちゃんはまだゆっくりしなきゃいけないんだよ!!」 「ゆっくりしてたら、産まれちゃうだろ。その前に、掻き出してやるんだよ」 「ゆ゛うううううううううう!!!!やべでえええええええ!!!! あがぢゃん!!やべでっ!!でいぶのだびじなあがぢゃん!!!」 「はいはい。まったく、どうしたいんだよ」 まず、産道を拡げて、中身を出しやすくせねばならない。へガールという器具を要するが、 そんなものは持ち合わせていないので、やむなく、まむまむの入り口に切り込みを入れて、 素手でも拡げやすいように「整形」する。使うのは100均で手に入れたキッチンバサミで、 購入してからおよそ半年、一度も洗浄したことのないものだ。所々サビている。 「ゆぴっ!?おにいざん、そそそそそそれ、どどどうずるの!!??」 「どうするって、れいむのまむまむを拡げなくちゃ、掻き出す器具を入れにくいじゃん」 「やべでっ!!がぎだずの、やべでっっ!!!!!!!」 容赦なく、ハサミを縦に二箇所に入れる。これで、手で拡げやすくなったぞ。 「ゆっぎいいいいいいいいいい!!! でいぶの、でいぶのさーもんぴんくのまむまむがああああああああ!!!!!!!」 「馬鹿、痛くもないのに叫ぶんじゃないよ」 確かに痛みはないのだろうが、まむまむを切り裂かれたのはショックだったらしい。 非常に声が大きくうるさいので、さっさと済ませてしまうことにした。 「よし、準備は終わったぞ、れいむ。これからお前の赤ちゃんを掻き出すからな」 「ゆ゛っ゛!?おにいざん、やべでぐだざい!!! でいぶ、やっばりあがぢゃんをぞだでまず!!!だべものもあづめまず!!!!!!」 「なんだ、気が変わったの?」 「はい゛!!!!だがら、だがら、おうぢにがえじでねえええええええええっっ!!!!!」 「悪いけど、面白そうだから続けさせてね。れいむも、自分の赤ちゃんが掻き出されるところ、 じっくりそこで見ていってね!!!」 「ゆっがあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 人間の胎児の掻爬は、特別な鉗子を用いて行うそうだが、ここには当然ない。 代わりの器具として、愛用の、先割れになっているパフェ用の、柄の長いスプーンを取り出す。 先ほどパフェを食べた時に使ったもので、チョコソースやコーンフレークがこびり付いたままだ。 「いくぞ、れいむ」 「やべでっ!!!やべでっ!!!!!」 口の端から、餡子色の泡を飛ばして嘆願するれいむ。しかし、ゆっくりの堕胎という、 世にも珍しいシチュエーションを楽しまない手はない。 先割れスプーンを、拡げたれいむのまむまむに突き立て、産道をズブズブと掘り進んでゆくと、 何か異質な物体に、スプーンの先端が触れた。 「お、れいむの赤ちゃんみっけ」 「ゆ゛っっ!!!!おにいざん、ぞごじゃないよ!!!でいぶのあがぢゃん、 もううまれだがら、ぞごにはもういないよ!!!!!!!!!」 「はいはい」 早速、突き当たった物体に、スプーンを刺してみる。思ったより柔らかく、楽々削り取った。 後はもう簡単なことで、次々に、未熟な赤ちゃんの体を破壊し、掻き出してゆくだけだ。 受け皿代わりのゴミ袋に溜まっていく物体と粘液を見た所によると、どうやら赤ちゃんは、 れいむ種のようである。髪は生え揃っていないが、赤いリボンは既に形成されていた。 「ぎぼぢわるい!!!ぎぼぢわるいよおおおおおおおおおおお!!!!!」 「れいむ、おめでとう!!元気なれいむ種の赤ちゃんだったよ!!」 「ゆ゛っ゛がぎゃ゛ああああああああああああ!!!!! べいぶのあがっ、ぢゃああああああああああああああああああああん!!!!!!」 やはりれいむはブタだった。こうして、テンポ良く、3匹分と見られる赤ちゃんゆっくりを、 完全に掻き出し終える頃には、れいむは「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」と痙攣を起こし、 正気を失いつつあった。痛みを感じないとは言え、自らの赤ちゃんが掻き出される様を、 目の当たりにしたのだ。当然の結末といえる。 「ああ、いい仕事したなぁ。後はこいつの始末だけか」 ペンライトで、れいむのまむまむの奥を照らしてみると、無数の傷が出来ていた。 どうやら、手際が悪かったらしく、母体を傷つけてしまったようだ。 どんな形であるにせよ、子を排出した母体ゆっくりのまむまむはしばらく閉じないそうだから、 この傷が元で致命的な感染症にかかり、命を落とすであろうことは明白だった。 いや、それ以前に、麻酔が切れてしまえば、痛みでショック死するかも知れない。 もはや、虐待の楽しみは満足させられてしまった。満身創痍で脱力しきったれいむを、 窓から外へ放り捨てる。数度バウンドし、「ゆべ」とか何とか、うめいた。餡子が飛び散る。 僕は器具として使ったスプーンとキッチンバサミに目をやった。 得体の知れない粘液にまみれ、これはもう二度と使い物にならないだろう。 今度ゆっくりの堕胎手術を行う時は、木の枝か何かでやろう、と思った。 byハチの人 ご指摘を受け、色々と試行錯誤してみました。少し、文章がほぐれたのではないでしょうか。 だといいなあ。皆様ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2332.html
初SS、虐待成分は極わずか。 『ゆっくり復唱していってね』 今日も楽しみ食事の時間である。 「ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 つい先日、隣人のお兄さんの飼いゆっくりが天寿を全うしたそうだ。 その際のことを彼は私に泣きながら説明してくれていた。 彼の話は、彼とゆっくりの思い出や苦労、これからの生活への寂しさが入り乱れ、 酒の席であった事もあり何度も同じような話が繰り返され、私は呆れ半分に聞いていた。 その話の中で強く印象に残っていたのは、 彼のゆっくりは死の間際に、彼に食べられることを望み、彼はそれに答え、 そしてその味はとても素晴らしかったということ。 飲みの翌日、天候不良もあり農作業を早めに切り上げ、家へ着いた私を出迎えたのは、 ゆっくりの家族であった。 幸いなことに侵入されてから時間もたっていないようで、 床に少々の汚れが目立つといったところだった。 「ここはまりさたちのおうちだよ! ゆっくりでていってね!!」 一家のリーダーである黒帽子を被ったゆっくりは私を牽制するかのように、 私と彼女、互いの目が合った瞬間にはこの言葉を発していた。 そして、それに追従する彼女のパートナーとその子供たち。 総勢、7匹の家族である声も合わさればそれなりの大きさとなる。 その様子を見て 彼女らは久々の客人である、 丁寧に持て成さなければなるまいと、 私はそう決意した。 「ゆっくりしていってね!」 この場にいる誰よりも大きな声で一家に声を返す。 一家は私の声の力強さに驚いたものの、ゆっくり流の礼儀で挨拶を返す。 挨拶を受け私は自己紹介に入る。 「私はゆっくり出来る人間だよ、お菓子を持って来るからゆっくり待っていてね!」 そして私は足早に一家の横を通り抜け、桶に水を用意し、台所から雑巾を持ち、 一家の元に戻った。 私の姿を見た一家は思い思いの喜びの言葉を口にしたものの、 私の手にお菓子がないことに不満を隠せないようで、口汚い言葉で罵り始めた。 それを無視し一匹の子ゆっくりを摘み、雑巾で体の汚れを取る。 もちろんその際には絶叫が炸裂したが、汚れが取れ子ゆっくりの晴れやかな表情を見た家族は、 我先にと体を洗うことを要求しだした。 淡々と一匹ずつ汚れを取り、一家をゆっくり出来るスペースに案内する。 そこは私がゆっくりを捕獲した際に隔離するための場所で、藁にはあんこの香りが染み付いており、 どのゆっくりも甘い匂いが漂うスペースでこれからの生活に胸を躍らせているようだ。 「これから食事を持って来るからゆっくりしていってね!」 台所に保存してある口の塞がれたハゲ饅頭を包丁で四分割して皿に盛り、 それをゆっくりに見せ付けて私は宣言した。 「この饅頭が食べたかったら、私と同じ言葉を繰り返しなさい、わかったね?」 困惑するゆっくり達であるが、私がゆっくりの基本的な言葉を発すると、 要求に応じて復唱するようになった。 「ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「ここはまりさたちのおうちだよ!」 「「「ここはまりさたちのおうちだよ!!!」」」 「ゆっくりできないゆっくりはでていってね!」 「「「ゆっくりできないゆっくりはでていってね!!!」」」 「ゆっくりごはんをもってきてね!」 「「「ゆっくりごはんをもってきてね!!!」」」 心が篭っていなかったり、ばらばらであった時は繰り返させたが、 最初はこんなものであろうと納得し、皿を一家の前に置いた。 共食いしてることも知らずに幸せそうである、食べる直前に大声で何度も叫んだこともあったからか 多少の疲れもあったのだろう、食後すぐに寝てしまう子供ゆっくりたち。 その様子をほほえましく見ている親、このスペースは一畳半ほどしかないのだが、 狭さに対する不満は出てこないようである。 次の日の朝、前日と同じようにはげ饅頭を用意して、彼らに復唱を要求する。 前日とは違い、少しでも声が小さいと個人で繰り返させ、 もっと思いを込めろと!柄にもなく熱く彼らを指導し、四半時ほど彼らと叫びあった。 流石に疲れ果てている様子であったが、食事すればその様子は一変。 それを眺めながら、私は今日の仕事を開始した。 昼食も夕食も復唱を繰り返させ、夕食後には不満も出たが、 一家の声はとてもゆっくりさせる声だと褒め、 明日は一発で成功してすぐ食事にありつけるだろうと期待させておく。 雲ひとつない空だ、朝日も映える。 私は食事もとらずにゆっくりの元へ向かう。 「おはよう皆、ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「それじゃぁ、復唱タイムだ、今日は心を込めればすぐにご飯が食べれるからね」 「ゆっくりりかいしたよ!!!」 なんと微笑ましい事か。 「では、始めよう・・・ゆっくりしていってね!」 「「「ゆっくりしていってね!!!」」」 「ここはまりさたちのおうちだよ!」 「「「ここはまりさたちのおうちだよ!!!」 「素晴らしい、次の一言を繰り返したら食事だからね、頑張ってね」 「「「ゆっくり理解したよ!!!」」」 「さぁ、お食べなさい!」 「「「さぁ!おたべなさい!!!」」」 私は二つに割れた饅頭を食べ、その美味しさに驚いたものの、 朝からこの量の饅頭を消化するのは厳しいものがある。 とはいえ、餡子の鮮度は落ちるのが早い。 昼前には隣のお兄さんにいくらか譲る事にしよう。 譲るのは満面の笑顔の子供ゆっくりにしよう、驚愕に歪む親ゆっくりの表情は心臓に悪いだろうから。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1601.html
Aから B、 「ゆっくり! ゆっくり! ゆっくり~!(霊夢! 私お手伝いするよ! ちょっと聞いて!)」 「はいはいうるさいわね。今忙しいんだから離れなさいよ。今日の宴会は地下の奴らまで来るんだから、たくさん酒がいる分早く用意しないといけないのよ」 博麗神社にて、博麗霊夢が自らの顔を模してリボンを付けた生首に飛び掛られ、 うざったそうに眉を顰めている。 その生首の名はゆっくりと呼ばれている、幻想郷に突如出現した謎の物体だ。 ゆっくりは涙目で霊夢に飛び掛り続ける。 「ゆっくりしていってよ~!(私の話聞いてよ!)」 「ゆっくりできないっての」 霊夢は胸の辺りまで飛び跳ねてくる涙目のゆっくりを手で払い、 これまで行なってきた宴会の準備の作業を再開する。 「霊夢~、酒の用意は万全だぜ~」 「おつまみの準備もできたわよ」 霊夢の友人である魔理沙とアリスが声をかけながら近寄ってくる。 二人の背後には霊夢と霊夢のゆっくりの関係のように、 魔理沙とアリスの二人に対し、それぞれの特徴を持ったゆっくりがそれぞれ一匹ずつ飛び跳ねている。 「霊夢のところのゆっくりって本当に甘えん坊ね」 「そうなのよ……。こいつときたら私が忙しいことを知ってるのにこうして擦り寄ってきて……うざったいったらありゃしない」 霊夢は若干苛立ちを交えながら吐き捨てる。 「私のとこのもかまって欲しがりだが、霊夢のところはとびっきりだな」 「あれ? どうかしたのゆっくり」 「なんだ? ゆっくり同士で話し合いでもするのか?」 魔理沙とアリスのゆっくりがぽんぽんと跳ね、霊夢のゆっくりに近寄る。 霊夢のゆっくりに対して説得を試みているのだろうか。 少女達が若干期待しながら成り行きを見守る。 「ゆっくり! ゆっくり! ゆゆう!(どうかしたの? 主人と痴話喧嘩でもした?)」 「ゆっくり~! ゆゆゆ!(もしかして女の子の大事な日? タンポン貸してあげよっか? それとも貴方はナプキン派?)」 「ゆゆっくり!(何でもないよ! 向こうに行ってて)」 「 「 ゆ~!(あ、ちょっとこら!) 」 」 けれど、二匹が声をかけたにもかかわらず、霊夢のゆっくりは尚更霊夢に引っ付く。 魔理沙が「駄目だこりゃ」と頭を抱えた。 「私の言ってることがわからないのかしら……まったく」 「ゆっくりの方だって私達の言葉を喋れないんだから、私達の言葉なんてわからないのかもな」 「とはいっても……私が忙しいことぐらい見てわからないの? ……まったく、何を考えていることか知ってみたいものだわ」 「う~ん、『腹減った! 仕事してないで飯よこせ!』だとか、『もっと私を優しく扱え! かまえ!』みたいな感じなのかな? それにしてはちょっと様子がおかしいけどな」 「ま、後でさとりにでも聞いてみることにするわ」 霊夢は淡白な様子で答えた。 今日は地下の妖怪達も来る。彼女達はゆっくり達とは初の顔合わせになる。 そのときに心を読む程度の能力を持つさとりに聞けばいいだろうと考えた。 「ゆっくりしていって――(霊夢~――)」 「ほら、邪魔よ」 ばしっと、霊夢は飛び掛る自らのゆっくりを手で払いのけ、おつまみを乗せたお盆を持っていった。 ◇ 幻想郷に突如出現した動く生首、ゆっくり。 ゆっくり達は幻想郷の有名人達の顔を模して潰した生首のような姿をいるが、 それ以外の生態は謎に包まれており、どこから来たのか全くの不明で、 「ゆっくりしていってね!」と鳴くことから「ゆっくり」と名づけられたこと以外は誰もわからない。 けれど、そんな謎の存在ゆっくり達にもある一つの共通点があった。 それはその顔のモデルになった人間や妖怪、果ては妖精にひどく懐くということだ。 モデルとなった少女達は自らの姿を模した謎の生き物が擦り寄ってきてどう扱えばわからず、 とりあえず放置する者、仲良くなって共に暮らす者、非常食としてとっておく者と様々だった。 そして先ほどの霊夢のゆっくり。 霊夢の神社の庭にある日いきなり出没し、まるで親に出会った迷子のごとく霊夢にひたすら懐いた。 霊夢は退治するべきか放っておくべきか迷ったが、特に悪さをするわけでもないので放置することにした。 そして今では霊夢とゆっくりが奇妙な同棲生活を行なうこととなったのである。 ◇ 「乾杯!」 「「「かんぱ~い!」」」 今夜の宴会は非常に賑やかなことになった。 博麗神社の庭では人間、妖怪、妖精、鬼、天人、神、様々な種族が入り乱れて、 派手に豪快に呑めや歌えやの大騒ぎ。 これまで特に交流がなかった面々も酒の力で互いの距離感が近くなり、飲み比べでその度量を認め合っていった。 そして宴会が進むに連れて、次第に気が合う者同士でいくつかのグループに分かれていく。 酒に強く騒ぎ立てる者達、お喋りに興じる者達、少し距離を置いて自分のペースで飲む者達。 皆が皆、自由に酒と場の雰囲気を楽しんでいる。 そんな中、ある一角が周りの目を引いた。 「ゆっくり!(お酒最高!)」 「ゆっゆっ! ゆっく、ゆっくり!(あっ! それ私の! 返してよ! 主に口移しで!)」 「あ~う~(ねぇ、野球拳しようよ!)」 「きゃなこ~ん(うちら脱ぐものが殆ど無いじゃん。そもそも手が無いからジャンケン出来ないし)」 ゆっくりである。 ゆっくり達が庭の端の方に陣取って、集まり、酒宴に興じている。 ゆっくり達はころころ、ぽてぽてとその丸い体を転がし、 飛び跳ねながら、口しかないのに器用に酒を注ぎ、呑み、つまみを食す。 そんな生首たちの酒宴の様子を、幻想郷の少女達は伺っていた 「あいつらって、ゆっくり達って本当に何者なんでしょうね?」 妖夢が周囲に聞かせるように呟いた。 「特に何かをしでかすわけでもないですし、それどころか私の場合何故か仕事を手伝ってもらったこともあるんですが」 彼女はゆっくり妖夢に自らの庭師の仕事を手伝ってもらっているので感謝の気持ちもあるのだが、 妖夢自身はゆっくり妖夢の事を何も知らない。 「ゆっくりねぇ……新種の妖怪って感じでもないわね。あんな感じで私達の姿に似せているのは一種の擬態かしら? ……まぁ似てないし、何者かわからないけど、放っておいても無害だし別に大丈夫じゃない?」 パチュリーが「どうでもいいし」と付け加え、興味なさげに冷めた表情で妖夢の質問に答える。 ゆっくりパチュリーは図書館の本を読むだけで、特に何もしてこなかった。 いてもいなくても関係がないのなら、毛玉のようなどうでもいい存在だ。 「私のところのゆっくりは何だか年中ゲラゲラ笑ってうるさいから迷惑なのよね~。もう少しおとなしくして欲しいんだけど」 うどんげが唇を尖らせながら不満げに呟く。 魔理沙はニヤリと悪そうに笑いながらうどんげの方を向いた。 「そんなに邪魔なら兎鍋にすればいいじゃないか。うどんげのゆっくりだから兎みたいだし。何なら今から捌くか?」 「共食いみたいなんで勘弁して……。私の姿を真似ているものが食べられていい気はしないし」 「そうか、それはありがたい。うどんげがゆっくりの代わりに酒の肴に捌かれてくれるなんて」 「何でそうなるのよ!」 うどんげがばんと床を叩いて突っ込む。 「だけどゆっくり達って本当に賑やかね。う~う~鳴いてて、私達には何喋ってるかわからないけど」 「何を話してるのかな?」 腕を組んで考え込むレミリアと首を傾げるフランドール。 彼女達の言葉に反応して、魔理沙がぽんと手を叩いて注目を集める。 「そういえばさっき霊夢と同じ話をしたんだよ。『ゆっくりって何を話しているのかな』って」 「へ~、やっぱり『お腹すいたよ、ごはんちょうだい』とか、『あそんで~』とかかな?」 「いや、言葉が通じないことをいいことに命令形で話しているのかもしれないわ。『飯』『風呂』『寝る』」 段々と皆が魔理沙の話に注目を集めていく。 『ゆっくり達はどのようなことを話しているのか』 それが宴会に参加している者達の興味の中心となった。 普段は「犬や猫が何を話しているかどうでもいいようなものだろ」と興味なさげに言うような者達でさえも、こっそりと耳を傾けている。 何故ならゆっくりは自分達の姿を真似ているのである。 自らに関係がありそうなことなら多少の興味はあるというものだ。 ◇ 「すいません遅れました。それと灼熱地獄跡地での炉の仕事が滞っていて、お燐とお空は残業で来れません。こいしも今日はちょっと連絡が付かなくて――」 「お、さとりじゃんか――そうだ! おまえいいところに来たな!」 魔理沙はやってきたさとりの顔を見るなり、何かを企むような顔で擦り寄って手をとる。 突然手を握られたさとりは何事かときょとんとしながら魔理沙の目を見る。 「な~さとり~、おまえ『ゆっくり』って知ってるか~」 「『ゆっくり』……ですか。地上で最近話題になっている、幻想郷の少女を模した饅頭顔の生首のことですね。私はまだ見たことはありませんが、それがどうかしました?」 「実はちょっと頼みがあるんだけどさ~」 「『さとりにゆっくりの考えていることを読んでもらおう』ですか。貴方、私の事を通訳か何かと勘違いしていませんか? ……してますね」 さとりがその座った目をより細めてジト目となり、呆れながら言う。 「いいじゃないかよ~。減るもんじゃないし~。お願いさとりちゃ~ん」 「馴れ馴れしいです。それに酒臭い。酔っ払いは突拍子もないことを考えるから苦手です」 「だったらなんでこんな場所来てんだよ~。ホントは誘われて嬉しいんだろ~。うりうり~」 「想起『二日酔いの朝』」 「ぎゃあああああああああああ!! 酔いで空が落ちてくるぅぅぅぅ!!」 トラウマを蘇らせた魔理沙が頭をぶんぶん振りながら痛みにうなされる。 調子に乗った結果馬鹿を見た小娘の醜態に、周りからゲラゲラと笑い声が上がった。 「でも私も興味あるわね。悪いけど貴方、ゆっくり達の通訳お願いしてもいいかしら?」 「ね~、貴方心を読めるんでしょ~。だったらやってみて~」 そんな衆人達を掻き分けてきたレミリアと、彼女に手を引かれたフランがさとりに対してお願いする。 普段だったら恐怖の対象であるさとりの読心も、酔っ払いの席では誰も気にしない。 思ったことがすぐ口から出るためだ。 とはいえ、さとりは気軽に能力を行使するように頼まれて若干気が引けてしまう。 能力によって疎まれた過去を持つ彼女は、その扱いに関しては誰よりも慎重だ。 「え~と……貴方達、もしゆっくりの心の中が仮に「ご飯よこせ~。この召使いめ~」みたいな感じで貴方達に対して過度に偉そうだったりしたらどうするんです?」 「 「 今夜のおつまみにする 」 」 即答だった。周りを見れば他の少女達もうんうんと頷いている。 さとりが心を読む間も無かった。 素面の状態でもゆっくり料理をやりかねない彼女達。 酔っ払って自制心が効かなくなった今では、何か失礼があったらゆっくり達はおつまみの刑は免れないだろう。 「……やっぱり駄目です。動物は喋れない分欲求に正直ですから、あまり夢や幻想はもたないであげてくださいね」 さとりはそう言い残すと彼女達から離れた。 不満げな声が挙がったが、ここで捕まったら面倒なことになる。 こういった場合は別のグループに入るのが一番だ。 さとりはキョロキョロと周りを見渡しながら、その場を離れた。 ◇ 「いいところに来たじゃないの、さとり。相変わらず遅れてくるわね」 さとりが辺りをうろうろとしていると、縁側で座っている博麗霊夢に声をかけられた。 反応して霊夢の顔を見ると、頬がほんのりと赤く上気している。酒によるものであろう。 けれども何か気がかりなことがあったのか、いつもよりも酔いのまわりが悪いように見える。 「こんばんは、霊夢さん。色々あって遅れてすいません」 「別にそれぐらいで謝らなくていいわよ。ところでアンタって意外と宴会好きよね~」 「まぁ、それなりには」 さとりはしれっと答えたが、実際にはそれなりどころではない。 さとりは実のところ、宴会が大好きである。先ほど魔理沙に言われたことは図星であった。 さとりは心を読む程度の能力が他人に嫌われるとあって、基本的に表に出たがらないが、 宴会にはよく参加する。 酔っ払い同士なら頭の中が空っぽであり、なおかつ考えるよりも先に口が働く。 皆が心を読まれることを気にするような状態ではないため、さとりのことを疎まない。 そのためにさとりだって楽しめる。酒は潤滑油なのだ。 「ところで【いいところに来た】とはどういう意味です?」 「あのさ、【ゆっくり】って何者か、話には聞いてる?」 「えぇ、一応は。最近幻想郷に突如出現した動く生首のことですよね。そのゆっくりがどうかしました?」 霊夢が背後を振り向きつつ指を示す。すると霊夢の姿を模した生首が蕩けるような顔をして、 「ゆ~♪ ゆ~♪(霊夢~♪)」と声を出しながら、霊夢の背中にすりよっている。 どうやらあれが動く生首ことゆっくりなのだろうと、さとりは推測する。 「こいつが、ゆっくりが何を言いたがっているのか教えて」 「どういうことです?」 「ゆっくりは【ゆっくりしていってね!】に関することしかいえないから、わけがわかんないの。それに私のゆっくりときたら、何でかしらないけど暇さえあったら私に引っ付いてくるのよ」 「へぇ……それはそれは」 「それだけならまだいいけど、よりにもよって宴会の準備で忙しい時にくっついて来てうざったかったの。私がいくら言っても聞かないし……」 霊夢はうんざりとした顔で言う。 さとりは霊夢から事情を聞いた。 ゆっくりは突如博麗神社の庭に現れたこと。霊夢に対して親のように懐くこと。 霊夢が邪険にしてもかまわず向かってくること。 そしてつい先ほども宴会の準備があったのに引っ付いてきてきたこと。 「はぁ、そんなことがあったんですか」 「だから、さとりのその読心でゆっくりが何考えてるのか教えて。何であんなことをしたのか知りたいし、な~んか妙な気分なのよね~。私の勘が騒ぐっていうか」 さとりは一瞬「失敗した」と思った。 面倒ごとから逃げて来たのに、逃げた先で更に面倒なことに巻き込まれてしまった。 またどうにか理由をつけてこの場を後にしようかとも思った。 だが―― 「ゆ~♪ ゆっくりぃ~♪(ん~♪ 霊夢大好き~♪)」 さとりはゆっくりの心の中の、霊夢に対する好意を感じた。 どうやらあの生き物には言葉が通じないがゆえに、その溢れんばかりの好意が上手く伝えられないようだ。 それを霊夢は上手く受け取ることが出来ていないのだろう。何だか微笑ましい。 さとりは何となく、少しくらいだったら想いを伝える手伝いをしてあげてもいいと思った。 「わかりました。やってみます」 言うが早く、さとりはゆっくり霊夢の顔を覗き込む。 それに反応して、ようやくゆっくりはさとりに気付き、上目遣いで見つめる。 「こんばんは」 「ゆっくりしていってね!(小五ロリだ!)」 「………………」 さとりの動きがピタリと止まり、辺りの空気が凍る。 「あれ? さとりどうかしたの?」 「いえ、何でもありません。軽いかるちゃーしょっくとでもいいましょうか……」 さとりは頭を振って気を取り直して再度ゆっくりに近寄り、声をかける。 「私の名前は古明地さとりっていうの。私は貴方の言葉がわかるわ」 「ゆ~! ゆっくり! ゆぅ~!(私と話が通じるんだ! すげ~)」 「ねぇ、貴方はどうして霊夢――自分の主人にそこまでかまってもらいたいの? さっきだって宴会の準備の邪魔をしたって聞いたけど、それは本当なの?」 「ゆっくり! ゆぅぅ~! ゆっくり!(え~と、だったらちょっと説明するね。あのね、話すと長くなるんだけど~)」 「ふむふむ――」 さとりはゆっくりと会話をする。 どうやらゆっくりは人語を話せないが、人語を理解することは出来るようだ。 さとりは読心の能力を持つため、本来はゆっくりは声を出す必要がないのだが、 ゆっくりは思ったことがすぐ口に出る性質があるのか、声を出して喋ってくる。 それをさとりは聞き続けた。 「――なるほど、よくわかったわ」 「ゆっ!(どもね!)」 さとりが得心を得た。くるりと霊夢の方を向く。 「で、何だって?」 「え~とはい、何でもこの子は、霊夢さんのお手伝いをしたかったそうです」 「お手伝い?」 「そうです。お手伝いです。普段お世話になっている霊夢さんのお手伝いをしたかったのだけど、何をすればいいのかわからなかったそうです」 擦り寄ったり甘えることによって邪魔ばかりしていたと思っていたゆっくり。 そのゆっくりの真意が手伝いをしようとしていたなどとは、意外な答えに霊夢が驚く。 「霊夢さん、一ついいですか?」 「何よ」 「霊夢さんはその子に好かれているのはわかりますか?」 「う~ん、ゆっくりときたら暇さえあれば甘えてくるからそんな気はしてたけど……けど、私はこいつに対して特に可愛がってやったりとかしてないわよ。なんでこんなに好かれるのかさっぱり」 「そうですね、例えるなら霊夢さんのことを好いている方達、紫さんや魔理沙さんなどに対して、霊夢さんは特別可愛がったりしていますか?」 「いいえ。まったく。それどころかよく弾幕ごっこでドツく」 「それだけですか?」 「まぁ……その後よく一緒にお酒を飲むけどね」 「それと同じですよ。霊夢さんのさっぱりとした人柄にみんなが集まるんです。この子は『霊夢大好き! 霊夢と一緒にいたい!』という気持ちが溢れかえっています。裏表のない霊夢さんが大好きだそうです」 「でも、今日は邪魔してきたと思ってぞんざいにあつかったし、嫌われてもおかしくないんじゃないの?」 霊夢が反論するかのように答える。 「ゆっくり~ゆっくり~(そうでもないよ。霊夢がそういう人だって知ってるし、そういったところ含めて好き。さっきだって、忙しくなくなったら私が甘えててもどかしたりしなかったし)」 「霊夢さんがそういった人だということはわかっているそうです。だから大丈夫だと。そういったところを含めて好きだそうです。それに忙しくなくなったら、ゆっくりが甘えてきたときにされるがままにしてたそうじゃないですか」 「え~と、それはあれよ。酒の席でつまらないことでイライラするのも嫌じゃない。だからちょっとくらいならいいかなと思っただけよ。ホントに邪魔だったらどかすわ」 霊夢がばつの悪そうな顔をしてそっぽを向く。 「ゆっゆっゆっくり(それと、宴会の準備邪魔してごめんね。忙しかったのに)」 「宴会の準備の邪魔をしてしまったことについてはこの子も申し訳なく思っています。忙しいところにかえって邪魔をしてしまったと、反省をしているようです」 「そうなの?」 「ゆ~ゆ~(そだよ。ごめんね)」 霊夢がゆっくりの方をちらりと見る。その目には若干の戸惑いがあった。 霊夢は基本的に人妖に好かれるさっぱりとした気質を持つが、 あまりこういった類の、子が親に向けるような愛情を受けたことはない。 どういった反応をすればいいのか戸惑うその様子は博麗の巫女というよりも、 一人の少女のそれであった。 「霊夢さん」 「な……なによ」 「霊夢さん、そんなに肩肘を張らなくても大丈夫ですよ。この子は自然体の霊夢さんが好きなようですから。それに私個人としては子供や小動物に優しい霊夢さんっていうのは気持ちが悪いです。霊夢さんって子供の飴玉とか奪いそうですし」 「おい」 「確かに熱心に好かれると、時にはうざったくなってしまったり、どうしても手が離せなくなってかまえなくときがあるのはしょうがないでしょう」 「無視すんな」 「ですが――」 さとりの突如真剣味を増した声に霊夢が気圧される。 普段のさとりは基本的に根暗だ。 けれどペットや、言葉の喋れない存在に関わるとこのような真摯な性格になる。 だてに地霊殿の主はやっていない。 「ですが自分を好いてくれる相手には、どうか無下に扱うようなことはしないであげてください。嫌われるのは簡単ですが、好かれるようになるのは難しいです」 さとりがふっと、自嘲するようなため息を吐きながら言った。 「まぁ、私は霊夢さんなら大丈夫だと思いますけどね。その姿を見ていると」 さとりは縁側に座る霊夢と、その隣に並びながら霊夢に寄りかかるゆっくりを見る。 ゆっくりの顔はとても幸せそうだった。 愛する母に抱きつく子供のような安心感を醸し出す至福の表情だ。 こんな顔をすることが出来るような者は滅多にいない。 なんだかんだいって普段霊夢がゆっくりにたいして世話を焼いていることが伺える。 「え~と、これはその、あれよ。あんまり駄々をこねてて五月蝿かったから、こうすれば黙るからこうしただけよ」 「はいはい。わかりました」 さとりはにこやかに笑いながら霊夢に言った。 霊夢はさとりのそんな姿を見て、自らの頭をわしゃわしゃと掻き毟る。 「あ~もう、この話はもうおしまい!」 そう言うと霊夢は自らのゆっくりを膝の上に乗せた。 上に乗ったゆっくりは即座に目を輝かせ、口元がわぁっと開き、幸せ一杯の顔をする。 「ゆっくりしていってね♪(霊夢大好き♪)」 「……まったくしょうがないわね。こういうことはたまにしかやってあげないから、あんまり忙しいときに引っ付いてくるんじゃないわよ」 「ふふふ……」 「それとさとり、アンタもさっさと酒飲みなさい! 宴会で素面が真面目なこというんじゃないわよ!」 「はいはい。わかりました」 悪態をつきながらゆっくり霊夢を膝の上に乗せる霊夢。彼女の心の中は妙なこそばゆさで一杯だった。 さとりはその微笑ましさに思わず頬が緩んでしまった。 ◇ 「ところで貴方、最後にひとつ聞いてもいい?」 さとりがこれで時分の役目は終わったと思いその場を離れる前、 ゆっくりに対して感じた素朴な疑問があった。最後にそれを聞いていこうと彼女は考えた。 「ゆ?(どしたん?)」 「貴方達って何で幻想郷の女の子の姿をしているの?」 「ゆっくり――(それはね――)」 ◇ ザッザッザッと、さとりは霊夢とそのゆっくりから足早に離れた。 ゆっくり達が幻想郷の少女達の姿をしている理由。 それ自体はある意味「わかりやすく」「微笑ましい」理由だったが、 決してモデルとなった少女達には口外できないものであった。 霊夢に対しては上手くぼやかしてきたが、このままだとボロを出しかねない。 今日は日が悪い。さとりは一刻も早く帰ろうとする。 けれど―― 「すげ~!! ねぇねぇ、あたいのゆっくりがどんなこと考えてるか教えてよ~」 「私のゆっくりは! 私のゆっくりは!」 「な、何ですか貴方達!?」 気が付けばさとりの周りには観衆が集まっている。 一度は撒いたのに、愚かなことにも再度捕まってしまった。 先ほどのさとりによる一連の光景は中々変わった見世物だったため、皆の興味を引いた。 そのために少女たちは離れたところから見学していたのだ。 そしてさとりの手腕に感心した少女たちは、今度は自分の番だと引っ付いてきたというわけである。 「どうせだからさとりにみんなのゆっくりが何考えてるか教えてもらおうよ~!」 「いいね~!」 「もう決定だね~!」 「そ~なのか~そ~だよね~そうするっきゃないね~」 「私のゆっくりだから、きっとさぞかしカリスマ溢れた台詞を言ってるのでしょうね」 「えと……あの……ちょっと待って……」 皆が勝手に話を進めている。徒党を組んだ酔っ払いは手が付けられない。 彼女達は期待の篭った視線をさとりに向けた。さとりは思わず気圧される。 場の雰囲気に完全に飲まれていた。 「ち……ちょっと席を外しま――」 どうするべきか、逃げるべきかとさとりが迷い、 取り敢えず先ほどと同じように逃げようとその場から背を向けた瞬間、 何者かに肩の辺りをガシッと捕まれた。 「今度は空気嫁よ」 「ひぃっ!」 気配もなく近寄ってきた衣玖が能面のような笑顔でさとりに呟いた。 ギリギリと、衣玖の指がさとりの肉付きの薄い肩に食い込み、 さとりの顔が青ざめる。 「頑張ってさとりちゃ~ん!」 「いけいけ~!」 「さとり~! 愛してるよ~! ちゅっちゅさせて~!」 前門の衣玖、後門の酔っ払い。 いや、周りを囲まれた今となっては四面楚歌。 さとりに選択権はなかった。断れば何をされるかわからない。 「わかりました! わかりましたよ! 行って来ます!」 こうなったらどうしようもない。上手く誤魔化すしかない。 さとりは普段あまり出さない大声を上げると、ゆっくり達が集まる場所に向かった。 とてとてと歩いてゆっくり達の集まりに近寄る。 するとゆっくり達は皆何者かに対して首を傾げる。 「みんな、こんばんは」 さとりはゆっくり達に向かって声をかける。 けれどもその音量は小さく、雰囲気も暗い。 外の世界の歌のお姉さんとはかけ離れている。 「ゆっくりしていってね!(小五ロリだ!)」「ゆっくりしていってね!(ロリだ!)」 「ゆっくりしていってね!(小五だ!)」「ゆっくりしていってね!(ちっちぇ~!)」 「ゆっくりしていってね!(スモック着せたくなるね!)」「ゆっくりしていってね!(ハァハァ!)」 「ゆっくりしていってね!(ほっぺ柔らかそう!)」「ゆっくりしていってね!(エロ同人朗読させたい!)」 ゆっくり達は対称的に元気よく、 歌のお姉さんに向かう子供達のような天真爛漫な姿でさとりに挨拶を返す。 どうやらさとりは歓迎されているようだ。 ゆっくり達はさとりに対し、どうかここでゆっくりしていって欲しいと言っているのかもしれない。 はやし立てた少女達はそう考えながらワクワクしながらその光景を見守った。 ============================================ 「ゆゆっくり! ゆっくりしていってね! ゆっくり~! ゆゆっ!(私達の正体は元【毛玉】なんだよ。ほら、紅魔異変のとき道中で弾を撃ってくるアレね。弾幕で打ち落とされた毛玉たちが、自らを打ち抜いた少女に惚れて、自分もその子に近づきたいって願って願って、その子になりたいと思った他の毛玉と毛玉トーナメントして勝ち残ったら毛玉の神様が願いを叶えてくれたんだ) 「ゆっくりしていってね~(私は霊夢にぶち抜かれたときにそのかっこよさに惚れて、一生この人についていこうって決めたんだ! 競争率がめっちゃ激しかったけど、こうなったらもう最高だよ! 霊夢ってあれでなかなか面倒見がいいから、一緒にご飯を食べることも出来るしお風呂にも入れる。お布団にもぐりこんで抱き枕にしてもらえることだって出来るんだよ!) 「ゆゆゆっくり~! ゆっくりしていってね!(霊夢って本当に可愛いよね~。何気にスタイルいいし、睫毛長くて鼻筋が通っててまさに女の子っていう顔してるし、髪の毛はさらさらでイイ匂いだし、体はしなやかで触り心地最高だし、そして何よりもあの性格がたまんない。あの子結構子供っぽいところがあって愛嬌があるんだよ。無防備な寝顔とかみてるとつい襲っちゃいたくなるんだよね~。パァンされるからやらないけど。そうだ知ってる? 霊夢って自分では見えないところにほくろが三つあってね~――)」 ============================================ 「え~とね、今日はみんなに聞きたいことがあって来たの。突然だけど、皆は主人のこと好き?」 「ゆっくり~(いやマジ大好きだね、魔理沙。もう結婚してくれって感じ)」 「ゆゆ~(天然系の巨乳箱入りお嬢様最高!)」 「むきゅ~(病弱少女っていいよね。看病の名目でいつか色々したいよぅ)」 「ゲラゲラゲラ(元新参ホイホイだと……私は一向に構わん! ウサ耳ブレザー万歳!)」 即答である。 ゆっくり達は目をキラキラと輝かせ、我先にと大声で主張する。 「えっと……どんなところが好きなの?」 「ゆっくり!(魔理沙って実は意外と寂しがりなんだよね~。えっへっへ~)」 「ゆゆ~(私のモデルって実は生娘なんだよねぇ……。考えてもみれば箱入りのお嬢様なのにすぐ死んじゃったから。そのくせ自分のとこの庭師には経験豊富な大人の女を演じているのに、演じ切れていないのが微笑ましいっていうか、性経験が無い庭師だからバレずにすんでいるのが可愛らしいというか)」 「ウサウサ(私の主人も中々純情なところがあってさ~。いや~、マジでムラムラくるわ~)」 「わかるよ~(無垢な猫耳ロリたまんねぇ……色々いけない遊び教えたくなるよ……)」 「よいぞっ!(性的な意味で)」 「じゃお~ん(中華まん! 中華まん! おっきい中華まん二つ!)」 「あたいったらゆっくりね!(幼女のもち肌最高! ぱねぇ!)」 「あ~う~(※R-18映像のため、さとり第3の目によるフィルターがかかりました)」 「ちんちん(○んちん)」 さとりは一気呵成にまくし立てて来るゆっくり達に対していくつか相槌を打ち、 それぞれの話を聞きいれた。 「え~そうなんだ――うんうん――へぇ――わかったわ。それじゃあ、私はこれで失礼するわね」 するとさっと少女達の方に戻ってきた。 「皆さんすごく好かれていますよ」 さとりは一拍間を置いて、にこやかに笑いながら言った。 「あれでわかるとはすごいな……」 「どんな感じ?」 「私のゆっくりは何だって?」 「百聞は一見にしかずです。ちょっと待って下さい」 さとりはゆっくり達の方を向くと、少女達に存分に甘えるように呼びかけた。 ゆっくり達は散らばって、それぞれのモデルとなった者のところに近寄っていく。 ぴょこぴょこ、ぽよんぽよん、ぱたぱた。 皆の表情は太陽のように輝いている。 「これが答えです。この子達が何者であってもいいじゃないですか。可愛がってあげてください」 さとりはいい笑顔だ。 「私のゆっくり、いつも庭師の仕事を手伝ってくれてありがとう」 「みょ~ん!(ちーんぽ!)」 「ちょっと、う~う~言うのやめなさいっていってるでしょ!」 「う~♪ う~♪(ロリロリロリロリロリロリロリロリロリロリロリロリロリさいこぉぉぉ!!! WU~!WU~! WRYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAA!!!」 「えへへ、くすぐったいよぅ」 「ゆっくりしね♪(フランちゃんウフフ)」 抱き合う妖夢とゆっくり、レミリアとほっぺプニプニの柔らかさ比べをするゆっくり、フランにちゅっちゅするゆっくり。 それらを初めとして、少女達が自らに擦り寄るマスコットのような物体と仲良く触れ合っていた。 「それでは私はこれで。今日は少し早めに帰らせてもらいます」 さとりはそんな美しき光景に背を向けて、神社の外に向かってスタスタと歩いて行った。 「え~、さとりってばまだ全然酔っ払ってないじゃん。ゆっくりしていけよ~」 「それは……いえ、何でもありません。少し身体の調子が悪いので」 「きっと酔っ払いの頭の中を見て酔っ払ったんだ~」 「キャーこのスケベ~!」 「え……えぇと、はいそういうことです」 さとりはばつが悪そうにしながらも帰ろうとする意思は変えないようだ。 ふとさとりが霊夢と膝枕されるゆっくりをちらりと見た。 ◇ さとりは無言のまま博麗神社を後にする。 今日は家に帰ったら早くお風呂に入ってお燐とお空を撫でて寝よう。なでなでふにふにしよう。 そんなことを考えながら早く帰ろうとすると、目の前には三つの影が現れた。 「うにゅ~(フュージョンしたい! フュージョンしたい!)」 「おりんりんらんどはっじまっるよ~(お○ん○んらんどはっじまっるよ~)」 「こいこがれるようなゆっくりがしたい!(余計な詮索はするな)」 ゆっくりだ。それも三匹。 お空、お燐、こいしの姿をしたゆっくり達だ。 ぽよんぽよんと飛び跳ね、さとりの方に向かってくる。 さとりはさっと身を翻して別の方向に向かって走る。 走って走って、その場から離れようと―― ぽむっ。 何かがさとりの胸の辺りにぶつかって来た。 柔らかい。 さとりは思わずそれを受け止め、抱きかかえてしまう。 ………… ………… ………… さとりが恐るおそる視線を下に向けると、 薄紫色のショートヘア。 ジト目。 ハート型のカシューチャ。 そう―― さとりの姿をしたゆっくりが! 「さっとりしていってね!(さとり!さとり!さとり!さとりぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!さとりさとりさとりぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!古明地さとりたんの紫色ショートの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!! ZUN絵のさとりたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!! 緋想天則に出演させたいよさとりたん!あぁあああああ!かわいい!さとりたん!かわいい!あっああぁああ! えっちな同人誌もたくさん発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!! ぐあああああああああああ!!!ゲームなんて現実じゃない!!!!あ…同人誌も動画もよく考えたら… さとり ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!! そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ちれいでぇええええええん!! この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のさとりちゃんが私を見てる? 表紙絵のさとりちゃんが私を見てるぞ!さとりちゃんが私を見てるぞ!挿絵のさとりちゃんが私を見てるぞ!! 動画のさとりちゃんが私に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!!私にはさとりちゃんがいる!!やったよダディ!!ひとりでできるもん!!! あ、同人誌のさとりちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!! あっあんああっああん神主さまぁ!!う、うにゅほお!!おりぃいいいいいいん!!!こいしぃいいいいい!! ううっうぅうう!!私の想いよさとりへ届け!!目の前のさとりへ届け!)」 ◇ 「イヤアアアアアアアアアあああああああああああああああああああ!!!!!」 ◇ 「さとりったらいきなり帰ろうとしたり、突然叫んだり、一体どうかしたのかしら?」 「ゆっくりしていってね!(んほおおおおおおおおおお! 霊夢のおっぱいあたってるぅぅぅ!! マジいい匂いサイコォォォォォォ!!!)」 霊夢はヘヴン状態のゆっくりを抱きかかえながら首をかしげた。 いい話だった。そしてオチに吹いたww -- 名無しさん (2009-08-26 19 01 04) 一切の自重のないそのオチとその覚悟、僕は敬意を評する!! 取り合えずゆっくりゆゆこ(もしくはゆーびぃ?)とは良い酒が飲めそうだ。 -- 名無しさん (2009-08-26 19 29 22) 正直なんて物じゃねえ。本能の赴くままかw 解らないままの方がいいこともあるんですね、わかるよー ゆっくりと同じこと考えてたから、これから天子に押し潰されに逝ってきます -- 名無しさん (2009-08-26 19 51 05) ゆっくりの正体の個人的予想 ・パチュリーの魔法実験で生まれた ・永遠亭の実験で誕生した ・妖精? ・どこからともなく現れた饅頭 毛玉が元になったとかは全く思いつきませんでした -- 名無しさん (2009-08-26 20 14 02) やはり三天王の一角は伊達じゃないな……!(褒) -- 名無しさん (2009-08-26 21 12 19) A-パートでほのぼのし、このパートで吹いたww -- 名無しさん (2009-08-27 20 04 30) ここで落とすとはwww -- 名無しさん (2009-09-11 20 48 33) あれ…作品は違えど 私 は こいつらとゆっくりできる んだ… -- 名無しさん (2010-02-26 05 34 04) ゆっくりスケベww -- 名無しさん (2011-09-21 08 56 33) WRYYYYYYYYYYYYAAAAAで吹いたwww -- 名無しさん (2013-01-19 17 01 01) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/713.html
ゆっくり散文 推すべきか 敲くべきか 「ゆっくりしていってね!」 投げられた提案に顔を上げれば赤信号 「これはすまない。ありがとうよ」 推すべきか 敲くべきか 「ゆっくりしていってよー!」 投げられた提案に顔を上げれば青信号 「これはすまない。ゆっくりしようか」 推すべきか 敲くべきか ゆっくりするべきか 「ゆっくりしていってね!」 そうするべきか ゆっくり散文 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/429.html
『ゆっくりの戯れ』 ここは人知れぬ森の奥。もう直ぐ冬を間近にしていたが、そんな事は関係なかった。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 ゆっくりしていってね!!!略称ゆっくり。ハッキリ言って人智の及ばぬ者達である。 顔だけの彼女?達が今日も何時もどおりに左まりさ、右れいむのポジションでお決まりを叫ぶと 「ゆっくりしていってね!!!」 何だろうか?れいむだけがセリフを言うと、すすっとまりさに近付いて耳際で内緒話を始めた様だった。 「ゆっくり!!していってね!!!」 話を終えてれいむが少し離れると、まりさは相も変わらず眉を曲げて挑発的な何時もの表情のままだが 頬を染めて期待に満ちた楽しげな様子を見せている。 だが、れいむの方の様子はもっとすごい・・・いや、人智及ばぬとはいえ理解しがたい状況だった。 「ゆっ!!くり!!」 なんということだろうか、腕が、生えた。 丸い饅頭のような(実際饅頭だが)れいむの顔(身体?)の両横から筋肉質な人間の腕が、生えた。 そして、何をするのかと思えばその腕でまりさに掴みかかって 「そぉい!!!」 放り投げた。しかも、投げられたまりさは何だかわくわくとした表情のまま 「すごい!おそらをとんで・・・ゆべっ!!!」 ・・・。木にぶつかってしまった。もしかしたられいむはこれを狙っていたのかもしれない。 ゆん!!と息巻いて下顎を突き出すようにして満足げにしている。良く見ればれいむから腕はもう消えていた。 「・・・ゆっくりしていってね!!!」 額を赤くしたまりさは起き上がった後、一瞬涙目になってから何事も無かったようにれいむの左に戻る。 今度はれいむを投げる番なんだろうか。まりさがれいむの方を向くと今度は まりさから筋肉質な人間の足が生えてきた。同じく腕が生えてくると思いきや、もはや何でも有りである。 「ゆっ!!!っくり!!!して!!!いってね!!!」 やっぱりさっきの事が気に入らなかったのだろう。表情は何時ものままだが、こめかみ部分に青筋が出ている。 そのうえ思いっきり振りかぶり、さらにものすごい溜めが入ってから凄まじい勢いで蹴り上げた。 「すごい!おそらをとんでるみたい!!!」 ・・・。が、れいむの方は木にぶつかる前にくるっと連続宙返り。見事に着地を決め 「ゆっくりしていってね!!!」 と僅かな時間の空中遊泳をご満悦。表情も何時もより眉が立ち強気に見える。 後ろで足をしまって元の大福餅に戻ったまりさは一瞬、忌々しげに口をゆがめ睨んでいたが、直ぐに元の表情に戻って 「「ゆっくりしていってね!!!」」 とれいむと一緒に同時に飛び跳ねて空中で身体をぶつけ合い、決め言葉を言うとそのまま一緒に何処かへ行ってしまった。 おそらく、人智及ばぬゆっくりしていってね!!!達はこれから雪が積もろうと、世界が滅びようと、 平然と何時もの強気な表情のまま、自由気ままにゆっくりと自分達のしたいようゆっくりしていくのだろう。 即興の人 怖すぎるwww -- 名無しさん (2008-11-10 19 09 30) むしろフリーダムすぎるwww -- 別の名無しさん (2008-11-24 15 36 51) テラシュールwww -- 名無しさん (2011-08-27 20 11 10) まりさ・・・ 強く生きるんだ・・・ -- 名無しさん (2012-08-19 20 11 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/458.html
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ -''" `''> ゆっくりしていってね!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 _,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 「むーしゃ むーしゃ しあわせー」 「食わせろ」 「お断りします」 「そうか じゃあ餃子食べてね」 『東方Project』のキャラクター、霧雨魔理沙(左)、博麗霊夢(右)を元に作成されたキャラクター。 「ゆっくりしていってね!!!(『!』は三つ)」が正式名称である。 それぞれ一般的にモデルとなったキャラから取って「ゆっくり魔理沙」「ゆっくり霊夢」と呼ばれる。 …が、どちらも正規の東方キャラではない。くれぐれも一緒くたに扱わないように。 また、ゆっくりに限った話ではないが、人によってはこの手のネタを受け入れられない場合もあるので、 使いたい場合は使う場所や見る人の事を頭に入れておく必要があるだろう。 PeerCast配信と同人作家でもある 「アレミ」 氏のファンが作成、アレミ氏スレに書き込み、 それを一部の東方ファンらが気に入って他の掲示板などにコピペ。 信者、アンチを巻き込んでの大流行となった…という説が有名だが、 アレミ氏本人がこれを否定しており、発祥地や誕生のきっかけについて統一された見解は未だ存在しないと言われる。 起源について、割と真面目に 詳細な調査をしている方々 もいるのでその辺りも参考に。 元々は荒れ気味のスレや動画にてその独特の腹が立つ顔で「とっととここから出て行け」という意図を持って使われていたAAらしく、 東方界隈のスレでは、明らかな新参・知ったかぶり・あるいはそれを装う荒らしが現れた際に、 実際に以下のような会話がスレ内で行われた事がある。 「おい、お客様がいらっしゃったぞ。アレ持って来い」 「よしきた。何もないところだけどゆっくりしていってね!!!」 ところが、様々な場所で使われていくうちに「ふっくらとしていて可愛い」「間抜けで愛嬌がある」と、予想だにしない人気を博す事に。 「サムネがゆっくり系列な動画は伸びる」とまで言われ、果てはアニメに登場したり商業広告にインスパイアされるまでに至っている。 最早東方から独立した一つの勢力と言っても過言ではない。本当に追い払う意味で使われていたとしたら、皮肉な物である。 ネットコミュニティの作者不詳キャラクターという事もあり、設定のようなものは本来存在しなかった。 だが人気を成す内にファン達の間で独自の設定が作り上げられていった。以下はその代表的なもの。 おいしい物を食べる時に「むーしゃむーしゃ、しあわせー」と言う(元ネタはケンタッキーのCM)。 表情も豊富でニヤニヤしたり「うわーん」と泣いたり「うわああああ」と絶叫したりする。 跳躍、若しくは地面を這って移動するものや、翼や魔法で飛んだり、 台車のような物でスィーっと移動するものも存在する。 大きさはもっとも設定があいまいで、手のひらサイズから惑星レベルまで確認されている。 下記の動画からの由来でドラクエの防御魔法「アストロン」を唱えて鋼鉄化する事もある。 性格は基本的に元となったキャラクターに似ている事が多い。 生首のイメージが強いが、二~四頭身ぐらいにデフォルメされた胴体が付いてる事も多い。 生首だと言う事で饅頭に似たキャラ、もしくは饅頭そのもの、なんていう設定まで存在 (元々饅頭は生贄用の生首の代わりとして作られたと言われている。そのため中国で饅頭(マントウ)とは肉まんを指す)。 ゆっくりの生態 MUGENのキャラは萃香の夫氏(元翡翠の夫氏)が最初に製作。 声は元々存在しないため、 SofTalk の合成音声アプリケーションでボイスを作っており、 その影響のためか、現在でもゆっくりの音声はSofTalkが定番となっており、時報などでも用いられている。 その独特の抑揚のなさから、棒歌ロイドとして様々な歌を歌ったりもしている。音程が来い。 一見ネタに思われがちだが「本気で歌うゆっくり」シリーズではそのハスキーな美声を存分に聞かせてくれる。 また、ニコニコでは逆にSofTalkに「ゆっくり」の愛称が定着し、このゆっくりボイスによる実況プレイ動画などが某魔界ゲーを境に広がり、 ゆっくり実況プレイ動画という一大ジャンルに発展し、それに限らずゆっくりに読み上げさせる動画スタイルをニコニコの数多のジャンルで確立。 さらに東方手書き劇場や東方MMDでも台詞の読み上げにSofTalkが使用されるにつれ、 各キャラに定番のゆっくりボイスイメージが付く(例:パチュリーはダミ声)事となる。 この「読み上げツールの声にキャラを関連付けて実況や解説をさせる」というスタイルが、 結月ゆかりを始めとするVOICEROIDの実況・解説への利用が広がる下地となった事は想像に難くない。 勿論合成音声故のクセは避けられないが、それに視聴者が慣れた事もあり、 何より版権作品のMADと違い自由に台詞を生み出せるという点で敷居の低さと無限の可能性があるのだ。 以上のように、AAがマスコットとして人気を博した事、及びMUGENでsoftalkが使用された事から始まり、 MUGEN内でも夫氏製のゆっくり達が後述の多彩な派生キャラに出番を譲るようになってもなお、 MUGEN外部 に進出どころか東方二次創作やニコニコ全体、YouTubeでの日本語動画全体にまで多大な影響を与え続けている。 誇張抜きで、この時代のサブカルチャーを語る上で欠かせない要素なのだ。 MUGENにおけるゆっくりしていってね!!! 上記の通り夫氏のものが有名。キャラグラは 某サイト のAAイラストを拝借している。 MUGENキャラとしての名前は、「ゆっくり」(左)「していってね!」(右)となっているが、 やはりこちらも「ゆっくり魔理沙」「ゆっくり霊夢」と呼ばれるのが普通である。 あと彼は仲間とか亜種とかじゃないよ、念のため。 以下は彼女達をはじめ、様々な派生キャラ達も併せて紹介する。 夫氏製作のゆっくり達 + ゆっくり魔理沙、ゆっくり霊夢 ゆっくり魔理沙 立ち絵もやられ絵もほとんど共通しているため、状況を声で伝える独特なキャラ。 攻撃手段の一つである「ゆっくりしていってね!」の吹き出しの性能が霊夢・魔理沙共に異常に良く、これだけを連射して相手をハメ殺す事も可能である。 というか判定が異常。 超必殺技ででかくなったり、瞬獄殺を決めたり、口からマスタースパークを放ったり、時を止めたり色々狂った性能である。 またゆっくり食べていってね!中には敵に自慢の一口餃子を沢山食べさせる。ヒット数から察するに一人前(一回)分の餃子は約30個。 中国製冷凍餃子 に毒物が混入し回収騒動が起きた…という2008年1月下旬当時の時事ネタに由来し、 この毒餃子を作っていた中国の会社「天洋食品」と瞬獄殺にちなんで、いつの間にか「天洋殺」という名でも呼ばれるようになった技である。 さらに空中技版の「ゆっくりすべっていってね!」と投げ技の追加、地上ダッシュの性能変化(スレイヤーやネロのような移動中は無敵のステップタイプに)、 吹きだしの判定と天洋殺の仕様の変更、それに伴ったAIの更新が行われた。 ストーリーモードも搭載されており、攻略にはパターン化やブロッキングが必須である。 ちなみに固いイメージを持っている人がいるようだが、LIFE1000・DEF100と、標準キャラと全く同じ防御力である。 嫌らしくも強いAIがデフォルトで搭載されており、性能と相まって凶キャラレベル。 密着時は吹き出しを連発して突き放し、離れれば弾速の遅い「ゆっくりすべっていってね!」を放ち続け、 それをジャンプで躱そうとするとすかさず対空技の「ゆっくりあがっていってね!」で迎撃。 ゲージが溜まっている時にちょっとでものけぞれば確実にゲージ技を叩き込まれ、「ゆっくり食べていってね!」を絡められれば1コンボ死亡も有り得る。 当初はぶっちゃけブロッキング系の能力持ちのキャラならパターン化で案外どうにでもなっていたが、 更新によりAIが弾幕攻撃だけでなく接近戦も挑むようになり、悠長にブロッキングを狙っている場合ではなくなった。 接近戦のスキルは高く、投げ技の存在もあるため攻撃パターンはかなり豊富。 リーチの長さに反比例した出の早さを備える吹き出し(大)による牽制が的確で、対人・対AI問わず非常に強力。 さらに空中版すべっていってねのお陰で今まで以上に近寄り難くなり、 かといってガードを固めて攻撃終わりを狙おうにも、吹き出しの性能上攻撃後の隙は皆無。 そして何よりやっかいなのは吹き出し(通常攻撃)に削り殺し性能が付いているという事。 体力数ドットの状態ではガードすら許されない状況となる(ただしこの性能自体は更新前にも存在していた)。 これらの要素によりさらに攻撃性能の高まったゆっくり魔理沙だが、ガードの方は甘めで、飛び道具に対してもかなり無防備。 波動拳系を持っているかいないかで戦いやすさがガラリと変わる。 さらにstartを押しながらZでキャラ選択する事によってゴールドカラーとなり。パワーゲージMAX、自動体力回復、防御力2倍などが備わる。 このゴールド魔理沙はハメ技によりエルクゥを倒す事さえ出来る。 外部AIはIX氏によるものが2013年9月15日より公開中。6段階にレベル調整が可能(レベル1は夫氏デフォAI)。 ゆっくり霊夢 魔理沙とは正反対に接近戦に特化したゆっくり。 運送技やハイパーボッ(ハイパーボムではないので注意)を持ち、 「上から来るぞ、気をつけろ」と言いながら横から突進してくるウソつきである。たまに本当の事も言ったりするので始末に負えない。 AIは特殊カラーでないとあまり使ってこないが、何故かAAD版の閃鞘・迷獄沙門も使えたりする。なんでさ。 魔理沙と比べると、「ゆっくりすべっていってね!」に相当する飛び道具が無いため鳥かご戦法はできず、 天洋殺ほどの超威力の技がないので幾分かは与し易い…かと思いきや、 近付く事こそ容易ではあるが、魔理沙同様反則じみた発生の早さと高いダメージ、ゲージ回収率を備える吹き出し攻撃の近距離連発がなんとも極悪。 戦ってみれば分かるが、生半可なキャラでは吹き出しで封殺されてほぼ詰みゲーとなる。 吹き出しがいかにぶっ飛んだ性能を備えているかを思い知らされる事だろう。 むしろ、遠距離から飛び道具を一定間隔で放つだけの魔理沙の方が有情に見えてくる。 加えてこちらの吹き出しも削り性能があるため固めやコンボ(特に壁端)が強力。 コンボの〆には確実に運送技か各種超必を決めて3~4割を安定して奪っていき、 固め中は相手がガード硬直中でも掴める超必投げ「ゆっくりボッ!」でダウンさせて反撃の隙を与えさせず、接近戦ではほぼ霊夢の独壇場。 一度ダウンを奪われると、起き上がりざまに「〇〇から来るぞ、気をつけろ」を重ねてくるのがとても厄介。 左右から来る分には問題ないが、上下から来られた場合下段か中段かの二択を迫られる上に、、 読みを外せばどちらの攻撃でもダウンを奪われ、再度同じ攻撃を仕掛けられる。 おまけに威力がやたらでかく、読みを4、5回も外せば死んでしまうほど。 とはいえこちらも魔理沙同様ガードが若干甘いという弱点があり、チェーンコンボができるキャラなら下段チェーンをほぼ確実にもらってくれる。 また、吹き出しで距離を離した後再度ダッシュで突っ込んでくる行動パターンがあるため、そこに差し込める技があればなお良い。 他にもシールドなどの防御システムがあれば大分楽になるのだが、それでも1ミスであっという間に形成を逆転させられるため、油断は禁物。 なお、これらの対策はプレイヤー操作だからこそできるものであり、AIにそこまで完璧な対応を求めるのは酷というもの。というかできない。 さらに各種技にはAI殺し要素も豊富なため、AI戦をさせた場合、正直常識の範疇の強キャラ、強AI程度では勝てないレベル。 実際ニコニコMUGENで出場する場合、凶に片足突っ込んだ強キャラが入り乱れた大会か、凶悪キャラ達の中に12Pカラーで参戦している形となっている。 魔理沙同様こちらにもゴールドカラーが用意されている。 ゴールド魔理沙が上から吹き出しを降らすように、こちらはちび霊夢が横から襲ってくる。 このちび霊夢はダウン追撃すら可能であり、合間を見て避けない限りガード以外の行動が取れず、ガードしているとゆっくりボッが…。 ステータス的にも同じであるゴールド魔理沙をも封殺できる凶性能となっている。 更に狂キャラ化するcnsファイルが同梱されており、 こちらを適用するとステータス2倍、回復速度上昇、被ダメージ固定などの強化を受け、スーパーメカ翡翠の花火に耐えるとか。 このように、両者とも狂キャラ一歩手前の性能を持つが、魔理沙がイントロ時のセリフで 「戦う前にひとつ言っておくことがある。お前は私が厨キャラだと思っているようだが、別にカンフーマンでも倒せる」 と言っているように、一応カンフーマンでも倒せる。作者のマイリストに実演動画があるので見てみよう。 実際、AIにとってはかなりの強敵だが、 プレイヤー操作(特にパワプロくんやすごい漢のように飛び道具反射技を持つキャラ)ならパターンさえ掴めばなんとかなる事が多い。 また、飛び道具の連射力は高いが速度が遅い為ブロッキングの練習には最適な相手でもある。 ゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢をタッグで出すと、登場時に特殊イントロがある(上と下のセリフ)。 ちなみに上のイントロでゆっくり霊夢がダメージを受けているときに試合を開始すると……。 ゆっくりコンビの製作過程・やりたい放題な活躍は作者である 萃香の夫氏のマイリスト からどうぞ。 お勧めコンボ コマンド 備考 2A*n 2B 5C 214C 41236A 魔理沙/ワンゲージ安定コンボ。C 214Cは割とシビアなので214B 41236Aでも可。地上ヒットで2ゲージあれば63214Cも。 2A*n 2B 5C 236A系統 霊夢/基本コンボ。Cだと威力が上がるが端に運べないのでお好みで 5A*3ぐらい 41236B 霊夢/ワンゲージ、ガード硬直も吸うのでヒット確認不要のお手軽コン 5A 5B 5C 63214B 霊夢/ワンゲージ、空の相手専用のコンボ。 (端立ち食らい)昇りJA*2 下りJB 昇りJA... 共通/割と楽な永久 「光の使者 霧雨 魔理沙」 「光の使者 博麗 霊夢」 「「ふたりはプリキュア」」 …お前らのようなプリキュアがいるか! 出場大会 + 一覧 男女対抗作品別トーナメント タミフル杯 世の中手だけは出しちゃダメトーナメント 主人公連合vsボス連合対抗番外編【タッグ】 最終鬼畜全部世紀末タッグトーナメント 覚悟は良いか!?レアアクマくらいタッグ・シングル混合大会 第2回俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】 幻想郷お祭ランセレトーナメント 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 狂下位以上狂中位付近ランセレバトルおまけ大会 最も狂ったスタイル決定トーナメント 第1回たぶん強以上ごちゃまぜトーナメント 削除済み 凶悪キャラタッググランプリ 会話付きタッグトーナメントッ!! ゆっくり大会【していってね!】 ゆっくり霊夢 人外キャラクタートーナメント 第一回mugenハイスコア選手権 「Mリーグ」1stステージ SMH+1クラストーナメント トキ&アミバがトーナメントに参戦 レシオトーナメント 凶強タッグトーナメント ドッペルゲンガートーナメント【俺がお前でお前が俺で】 ゲージMAXシングルトーナメント【Finalゲジマユ】 大規模ネタチームトーナメント【大将以外全員かませ】 【ゆっくり主催】お前ら動物園に来るなタッグトーナメント 遊撃祭 狂+神キャラタッグトーナメント デススター2nd未満トーナメント 最強女王決定トーナメント 自重率0%世紀末チームトーナメント【全部チート級】 電波的な彼女彼氏他のトーナメント 霊夢トーナメント タタリフェスティバルッ!! 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 高性能大将クラスチームトーナメント 【クレイジークラスの】ランセレタッグバトロワ大会 続☆【たぶんSMH未満】凶&狂キャラシングルトーナメント 天下一MUGEN大会Z 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 強以上上限無しトーナメント【強~神クラス】 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ 【ゆっくり主催】お前ら魔界でやれタッグトーナメント 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 mugenオールスター?タッグファイト 新秋東方タッグ杯 東方狂キャラ タッグ大会 自分殺しミニトーナメント 紙~論外クラス総勢1800人でランセレ大会 お前ら魔界でやれチームトーナメント 9条流!全部全画面攻撃ランセレタッグトーナメント! クッキー☆杯タッグトーナメント 第2次:ポイント強奪サバイバル! ニコニコRPGMUGEN杯 ランダムカラー シングル&タッグ戦 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 ○○でやらせねーよ!!トーナメント 凶連合VS狂連合 MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント 東方狂大祭 凶下位~凶最上位付近ランセレタッグ&チームバトル【門番杯】 MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント ムゲンモンスターGS ゆっくり魔理沙 人外キャラクタートーナメント 第一回mugenハイスコア選手権 「Mリーグ」1stステージ 強キャラ 4on4 リーグトーナメント トキ&アミバがトーナメントに参戦 三つ編みトーナメント 作品別主人公連合vsボス連合対抗勝ち抜き戦 自重しない無調整トーナメント【強クラス】 凶強タッグトーナメント ドッペルゲンガートーナメント【俺がお前でお前が俺で】 大規模ネタチームトーナメント【大将以外全員かませ】 【ゆっくり主催】お前ら動物園に来るなタッグトーナメント 遊撃祭 狂+神キャラタッグトーナメント ヒャッハー!今度はスタンダードなタッグだぁ! 特殊カラートーナメント(金とか黒とか) 電波的な彼女彼氏他のトーナメント タタリフェスティバルッ!! 【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 【クレイジークラスの】ランセレタッグバトロワ大会 続☆【たぶんSMH未満】凶&狂キャラシングルトーナメント 凶キャラ70人 最凶タッグ決定戦 東方狂キャラ プチ大会 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ 【ゆっくり主催】お前ら魔界でやれタッグトーナメント 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 mugenオールスター?タッグファイト 新秋東方タッグ杯 お前ら魔界でやれチームトーナメント 9条流!全部全画面攻撃ランセレタッグトーナメント! 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 ヒャッハー!全画面だー! ○○でやらせねーよ!!トーナメント 本気ナイト基準狂キャラ広ランクランセレ祭 凶連合VS狂連合 東方狂大祭 ムゲンモンスターGS トリオ・ザ・クラッシャーズ 削除済み 平凡な対戦格闘をgdgdとやるトーナメント 第二回 東方でやれ(?)トーナメント-アレンジキャラ祭り- 東方世紀末杯 金髪とそれっぽい人が出るトーナメント 第2回東方世紀末杯 第3回東方世紀末杯【リミットカット】 東方でやれ?最終鬼畜全部ストーリーモードトーナメント ゆっくり大会【していってね!】 僕の夢は魔物使いトーナメント 出演ストーリー + 一覧 MUGEN LIFE(ゆっくり霊夢) MUGEN街の夜雀亭(ゆっくり霊夢、こいつと同様、物語の関係は不明) アリスさん姉妹 がくえんアリス 家電量販店DIODIO(ゆっくり魔理沙) 風と星の夜話(シリアスな物語の鍵を握る謎の生物) 仮面ライダーMIOMEGA(ゆっくり霊夢・魔理沙、霊夢戦車、ちびゆっくり、きめぇ丸) 霧雨魔法店(ゆっくり魔理沙) クロス・ゼロ(ゆっくり魔理沙) 謙虚でないと! ここはグリーン・ウッド(ゆっくり魔理沙) 咲夜の奇妙な冒険(ゆっくり霊夢) 志貴と無限市物語(ゆっくり霊夢) すごい漢シリーズ(ゆっくり魔理沙) 大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-(パーフェクトソルジャー枠、非戦車) 積みまっくす!(一発ネタ) 道具屋の異世界日誌 東方腋巫女虎闘記(霊夢)(一発ネタ) パチュリー・ノーレッジは静かに暮らしたい 便利屋のリーゼさん 魔王の策略(ゆっくり霊夢) むげコン! (第1回)└ 恐怖饅頭の計 (第1回)└ MUGEN落語劇 無限市吸血鬼事件(ゆっくり霊夢) 無限旅行 燃えよ陰陽!! 厄神さまのおしごと(ゆっくり霊夢) リュウが咲く!(ゆっくり霊夢) ロック・ボガードの憂鬱(ゆっくり霊夢) ロックマンゼロが幻想郷の住人と戦うシリーズ(ゆっくり霊夢) + ゆゆゆっくりり ゆゆゆっくりり ただでさえ強いゆっくり魔理沙が、カンフーメン並の人数で襲い掛かってくる。正にカオス。 なお、ゆっくり霊夢にパッチを当てる事でこちらも同様に増殖する。 可愛く思えてきたら負け…いや勝ちかもしれない。 詳細は個別ページを参照されたし。 + 霊夢戦車 霊夢戦車 その名の通り、ゆっくり霊夢の顔に戦車の体が付いたキャラ。 前は声が野太かったが、現在はゆっくり霊夢と同じ声である。 マスタースパークをほぼコスト無しでブッ放したり上海人形、ミッシングパワーで巨大化した紅美鈴を射出するなどやりたい放題である。 負けじとこちらも凶キャラを使おうものなら「博麗有情破顔光線」でテーレッテーされる。 常にマスタースパークを放射しながら上海人形や巨大美鈴で押し込むというシンプルながら強力な戦法をとる。 その強さはエルクゥ2体を相手に軽く勝利してしまうほど。 しかもリザレクション可能状態のギルにはテーレッテーからさらにコンボが繋がってしまうという有様である。 後にのりものが大量発生した際もそれらに圧勝出来る辺り、お察し下さい。 長らく攻略法が発見されていなかったが、「ハイパーアーマー持ちでヒット&アウェイ」という常識外れの戦法で撃破に成功したという報告がある。 また、回り込み リーチの長い一般キャラで倒した動画もある。 いずれにせよAIにとって強敵である事に間違いはない。 + 参考動画 ※MUGEN動画ではありません 0 50~から完全体 出場大会 + 一覧 即死当身なしトーナメント 凶悪キャラダブルストーナメント 遊撃祭 タタリフェスティバルッ!! たたかうのりものといっしょにたたかうたいかい 【狂100人 VS 神1Pカラー50人】神々への挑戦トーナメントII 続☆【たぶんSMH未満】凶&狂キャラシングルトーナメント ふたたびのりものたいかい 神々への挑戦トーナメントIII 全員集合ランセレパーティバトル 霊夢争奪戦第二幕 強以上上限無しトーナメント【強~神クラス】 狂キャラシングルミニ大会 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ 続☆続【たぶんSMH未満】凶&狂キャラトーナメント 大乱闘!強以上際限無しトーナメント【強~神クラス】 お前ら魔界でやれチームトーナメント MUGENモーターショー アライメント対抗天地魔闘武闘会 メジャー&マイナーごちゃまぜ狂キャラ大会 ○○でやらせねーよ!!トーナメント クソゲーVS核ゲー 無理ゲー大戦 永久vs 【ターゲット式ワンチャン】 北斗四兄弟前後!!世紀末!!最狂チームトーナメント 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 出演ストーリー 風と星の夜話 サウザーの拳 パーフェクトソルジャーは動かない ロック・ボガードの憂鬱 ウドン13 リュウが咲く! 他製作者のゆっくり達 + I.M.R.F氏製作 ちびゆっくり I.M.R.F氏製作 ちびゆっくり 手描きで製作された文字通りの小さなゆっくり。 ガ板のネタが多く、夫氏制作のものとは一味違ったウザ可愛さがある。 詳細は個別ページを参照されたし。 + maitake氏製作 D4霊夢 maitake氏製作 D4霊夢 一見するとD4で描かれた綺麗な霊夢だが、イントロでそのゆっくりした本性を現す。 詳細は個別ページを参照されたし。 + takoz氏製作 旧作霊夢 takoz氏製作 旧作霊夢 キャラ選択画面では『東方怪綺談』の靈夢の画像が使われている。 しかしその実態はある人物がゆっくり霊夢をアレンジしたお面を被っただけ。確かに胴着に袴という点で共通してはいるのだが…。 「中の人などいない」…サウスタウンへお帰りください。 無限関係ろだのup0061でパッチとして公開されていたが、現在は他のうp物とまとめたバックアップが語るスレpart629にて斧ロダで公開中。 + ゆっかりん ゆっかりん + AA ,.--、_,,....,,__,. -- 、 ,.- '"// ⌒ヽヽ //⌒l | / l | ___ ___',',nイk___,// ヽ, ,' ヽ_rゝゝ-' ー',.-、- 、イ、 i i ,.へ_トー'"____,.ィ ! ハ、___ イヽ、イ r'⌒ r´γ /__,.i i / V__ハ ゝ 〈_,.イ イ ,ィ´(ヒ_] レ´ ヒ_ン`!ヽ! ハ i i .レイl' " ,___, " ! ハ/ヽ 〉. i i ' ヽ _ン 从 ( i /〈 lヽ, ,.イノ Y ノ イ /ヽ、| i>r--r,=´/ _ハ,))) ゆかりん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ゆっくりすれに ときどき しゅつげんする おば…しょうじょ。らんさまと ちぇんを しもべとして こきつかっている。ねんれいの ことを くちにすると すきまおくりに されちゃうぞ! 八雲紫をモデルにしたゆっくりの改変キャラ。 名前は仮のものだがほとんど定着しているような……。 吹き出し攻撃の嫌らしさは相変わらず、八雲一家を利用した攻撃、スキマワープなど紫分が多めになっている。 あと何故かレティさんや普通の紅美鈴も呼び出したりする。 上記の動画作者からは長らく公開されていないが、悟史氏およびマリオ氏によるものも存在する。 悟史氏のものはゆっくり霊夢の差し替えキャラらしく、上記の追加技が存在しない。 マリオ氏のものはゆっくり魔理沙とゆっくり霊夢を合わせたようなキャラになっている。 この2つは「ゆっくりゆかりん」という名称になっている。 2011年にはavavava氏によるものが∞ロダにて公開。同所の閉鎖後は名無しのぽろろ氏によって代理公開されている。 こちらは「ゆっかりん」という名称で、上記の追加技を搭載している。 八雲一家+αは射出武器だったり、設置したスキマから飛び出したり、終いには新しい体を生やしたり。テーレッテー AIもデフォルで搭載済み。 「わたし、やくもゆかり17さい」 嘘だっ!! 出場大会 【ゆっくりゆかりん】 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 ストーリー動画対抗ッ!体育祭 第2回俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ カオス上等!地獄の超混成バトル MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント ムゲンモンスターGS 更新停止中 大乱戦!!強以上極限0トーナメント【強~神クラス】 凍結 東方オンリーチーム別勝ち抜け大会 東方キャラクター別対抗トーナメント 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 東方キャラ カラー別ランセレバトル 出演ストーリー さつきとDIO + ゆっくりレミリア ゆっくりレミリア + AA ,. -───-- 、_ ♪ rー-、,.'" `ヽ、. \ _」 i _ゝへ__rへ__ ノ__ `l く `i / ゝ-'‐' ̄ ̄`ヽ、_ト-、__rイ、 }^ヽ、 .r'´ノ\ ゝイ,.イノヽ! レ ヽ,_`ヽ7ヽ___ 、_ ノ ハ } \ /ヽ/ r'´ ィ"レ´ ⌒ ,___, ⌒ `! i ハ / }! i ヽ / / ハ ハ/ ! /// ヽ_ ノ /// i ハ 〈〈{_ ノ } _」 ⌒Y⌒Y´ノ /l ハノ i ヽ⌒Y⌒Y´ 〈,.ヘ ヽ、 〈 i ハ i 〉 ノ レ^ゝi>.、.,_____,,...ィ´//レ'ヽハヘノ れみりあ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~うー! うー! と うなりながらとんでくる きゅうけつにくまん。ときどき まりさ を つかまえてとんでいくぞ!あくま だか あんまん だかの いもうとがいるらしい。 烏賊氏によるレミリアのゆっくり手描きキャラ。 現在は烏賊氏のものをベースに339氏が様々な技を追加したものと、それをDHQ氏が改変したものが存在する。 + 烏賊氏製作 烏賊氏製作 現在は公開場所であったニコロダの閉鎖に伴い入手不可。 そのぷにぷにしたドットは非常に表情豊かで可愛らしく、忠誠心が鼻から出る…ッ!! ちなみに改変・公開は自己責任との事。 相手を引き寄せる「引き込み錨」、高く浮かせる「回転対空」、距離を詰める「飛び込み斬り」、 そしてHITする度に相手を後退させ、たちまち画面端まで運搬する1ゲージ消費の多段レーザー「フラッシングシャワー」を所持しているため、 自分に有利な間合いを作る能力に長けている。 10段階に調整可能なAIもデフォルトで搭載されており、そのコンボ性能を存分に生かしてくる。 紹介動画 + 大会ネタバレ注意 東方新春タッグ杯にて烏賊氏版がD4霊夢とタッグ「D4ゆっくり」を組み、その相性の良さを見せ付けた。 ゆっくりレミリアが対戦相手を錨で引き寄せ+回転対空で浮かせたところをD4霊夢が投げ、 追撃でゆっくりレミリアのレーザーがヒットし画面端に運び、 さらにそこから2匹がそれぞれのコンボで攻める…というえげつない連携を見せる。 高性能だが隙や無駄が多いD4霊夢を、隙が少ないゆっくりレミリアがフォローしている点にも注目したい。 さらには本家ゆっくりタッグのゆっくりタンデムまで披露した。 なお、2体とも饅頭と肉まん故に柔らかいのが弱点。 1戦目:本家ゆっくりタンデム。2戦目:D4ゆっくりタンデム + 339氏製作 339氏製作 現在は後述のDHQ氏による改変版に同梱されている。 339氏により大幅な改変が行われ、グレイズなどの特殊行動をはじめ特殊技や飛び道具やビットを搭載、 演出や必殺技もかなり豊富になったゆっくりレミリア。 性能は(レミリア+メルブラ+KOF+東方+モリガン+リリス)÷7であるらしい。 飛び道具の割合が増えたため動作のぷにぷに感は減ったが、フェイタリティなどより一層ユニークになった。 簡易的との事だがAIも更新され、AI戦でもどこかで見た技を繰り出してくるようになった。 烏賊氏版と同様に改変・公開は自己責任となっており、AIも引き続き募集中との事。 また、根性値が作者の意図に反し過剰に働くようになっているので、その部分の記述も修正できる人がいるなら是非との事。 + DHQ氏製作 DHQ氏製作 上記の339氏版に調整を加えたもの。AIは削除されている。 演出などに差は無く、一見して性能の違いは分かりにくいが、リードミーを読むと変更点がかなり多岐に亘っている事が分かる。 出場大会 + 一覧 ふたたびのりものたいかい 東方シングル頂点杯 無茶?無謀?第5弾 『成長+大貧民』 東方凶悪キャラ全☆員☆集☆合トナメ 大会であまり見ない男達と男女タッグ大会´PLUS ゲジマシ出れなかったねトーナメント【ゲジデレ】 ゲージ増々タッグトーナメント mugenオールスター?タッグファイト 新秋東方タッグ杯 EPO成長トーナメント【えぽ】 紙~論外クラス総勢1800人でランセレ大会 お前ら魔界でやれチームトーナメント MUGEN祭 大盛りシングルトーナメント 奮起せよ!力ある限りグランプリ 大規模!作品別 成長ランセレサバイバルバトル 9条流!全部全画面攻撃ランセレタッグトーナメント! クッキー☆杯タッグトーナメント 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 第二回幻想郷お祭ランセレトーナメント【タッグ】 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 東方新春タッグ杯【東方オンリー44タッグ総計88名】 更新停止中 他人任せ大会 凍結 東方キャラクター別対抗トーナメント 2on2 悲しいことは半分 楽しいことは2人分 狂クラスサバイバル 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 出演ストーリー となりのむかいさん(非戦闘) 妄想式家族計画 もしもフォックスが最強? (もしもの力で吹っ飛ばされる雑魚、大量に出現) + きめぇ丸 きめぇ丸 + AA // ヽ= =/ i\ ヒュン ,.└''"´ ̄ ̄ 二ヽ、 / ´  ̄ ̄ ̄`゛''┘_ ヒュン =´ 、、 ヽ=三 ,r' `=、 ノ , lヽ j /、lヽ ト、_ =イ ,r'l、\ j ハ , !、 三´ r'"イ .ノ\| .レ r=;ァ'レ' ニ } 'レ' r=- レ. |/(,. ト゛'、`三 三 !、 l rr=- 三 '''` ニ r=;ァ i ,.! 三 三ヽ.,ト' -=‐' ニ 二 三 '‐=ー 'ト,.,r'三 { ,}' ', /ヘ, ,三 ,ベi /{, } '´レ1 ヽ 人ニ人 ,r' 「レ`' ヒュン レ~i` ヽ 、_ ( " ゛ ) _ ,. ,r' `i~レ ` /|__,、 ,-,ニ"、 _三 一 ' ヒュン __ハフ .| `ハ′/ ヽ l フ〈∧〉〈、 ノ 、 ! く ・ /` ´゙ヽ ヽ 、__,. '´ ・ ', , '´ ノ ┘ / ・ ', し' /ヽ /ヽ 〉 , '´ ´ `-‐ ' ´ | rr'´ | ゞ,、_ | `~ヾ,、 | 〉ゝ、_,,=、_.,. __ ,,=、ノ ', 〈 ~ 1`''/´`=" ヽ_, l / 〉l |_/ 1ノ .| ソ 「おお、こわいこわい」 ゆっくりの派生の一種。モチーフは射命丸文。 ゆっくりにしては珍しく、首から下もあるように描かれる事もあるなど、 微妙なデザイン違いの亜種も存在する。 名前から分かるようにキモイ。とにかくキモイ。 首を高速で振る事で増殖するという報告もある。 ニコニコ動画ではきめぇ丸がメインの「あややぼんシリーズ」の動画とかもあったりするが…。 かわいいぜ… + 悟史氏製作 悟史氏製作 ゆっくり霊夢がベース。フォルダ名は「kimexemaru」。 外見以外は基本的に改変元と同様だが、頭にしか食らい判定が無いので微妙にAI殺し。 「おお、こわいこわい」の台詞で攻撃するが、フキダシに枠が無いのが特徴。 参考動画 + 森ノ中氏製作 森ノ中氏製作 こちらはフォルダ名が「kimelemaru」となっている。現在β版。 悟史氏製との最大の違いは首から下が全裸となっている事。しかし、全く有り難くないし幸せにもなれない。 腕や足をニューッと伸ばして攻撃する他、超必殺技では自分の顔を大量に投げ付けてくる。 IX氏による外部AIが公開されており、5段階にレベル調整可能(デフォはレベル3)。 出場大会 電波的な彼女彼氏他のトーナメント 【ゆっくり主催】お前ら魔界でやれタッグトーナメント 紙~論外クラス総勢1800人でランセレ大会 お前ら魔界でやれチームトーナメント MUGEN祭 並盛りシングルトーナメント MUGEN祭 並盛りタッグトーナメント 強中位以下1R先取トナメ 強ランクタッグ 1R先取リーグトナメ 集大成!強ランク1R先取即席タッグサバイバル 【MUGEN大祭】特盛りシングルトーナメント 凍結 東方キャラクター別対抗トーナメント 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 クラス対抗!学級崩壊バトル 幻想郷キャラコンセプトトーナメント + プレート氏製作 チルノフ プレート氏製作 チルノフ グローリアやアドベントチルノで有名なプレート氏によるもの。なぜ作った 荒巻スカルチノフの派生キャラで、常に寝たまま戦う。 そのため食らい判定が小さく、普通のキャラなら下段や地上判定の攻撃しか当たらない。 あと、大ポトレが「そんなことよりおうどんたべたい」。 + カラーごとの性能 1P チルノフのみ。妙に強いが負ける事はほぼ無い。 2P おまけモード『チルノフ&テルヨフと遊ぼう』。所謂ボーナスゲーム。 3~10P チルノフ+テルヨフ+荒巻スカルチノフ×選択カラー-2。ここまで来るともはや何が何だか分からない。5~10Pは被ダメ半減。 11~12P チルノフのみ。神耐性。12P使用推奨。 出場大会 マシロ ミスト軍vs深淵蛟&CC蛟軍 版権キャラ VS オリジナル・アレンジ連合 勝ち抜き戦 単騎無双VS数の暴力大会 手書きキャラonlyトーナメント 版権VSオリジナル 交代制作品別トーナメント 真・単騎無双VS数の超暴力 大会 狂乱の宴【狂以下タッグサバイバル】 東方狂大祭 単騎無双VS数の暴力 FINAL WARS クソゲーVS核ゲー 無理ゲー大戦 Aカイン前後 狂上位ランセレチームバトル 凍結 狂キャラタッグバトル 危険な2人杯【オクライマー未満】 第3回幻想郷サバイバル 削除済み 東方キャラ カラー別ランセレバトル 凶以下狂以上 改造も人力TASも無いなら…追加ルールしかないじゃない!大会 狂中位~上位チーム対抗戦 ゼットン前後ランセレサバイバル 神以上論外未満 矛VS盾チーム大会【リスペクト】 + その他のゆっくり(?)達 Southern Cross氏製作 ゆっくり大佐 ストーリー動画霧雨魔法店で公開された、ゆっくり魔理沙の改変キャラ。 顔は彩京のSTG『怒首領蜂』に登場した シュバルリッツ・ロンゲーナ大佐 のもので、 台詞もSTG関連のものになっている。 こー氏製作 アサギ戦車 ゆっくり魔理沙の改変キャラ。 詳細はアサギのページを参照。 参考動画(15 30~) piyo氏製作 (*´ω`*) ゆっくり魔理沙の改変キャラ。その顔文字は流行らない。 プレイヤー操作(5 30~) ABE氏製作 不動遊星 ゆっくり魔理沙の改変キャラ。顔は『遊☆戯☆王5D's』の主人公・不動遊星のもの。 現在は柊らんぺる氏のサイトにて代理公開されている。 リアス式海岸氏製作 そーなのかー 現在は入手不可。 リアス式海岸氏が製作したD4霊夢っぽい方向の手描きキャラ。 詳細はルーミアのページを参照。 出場大会 【ゆっくり大佐】 アーイ! イィーヤ! シュテルベン! トーナメント mugenオールスター?タッグファイト お前ら魔界でやれチームトーナメント 更新停止中 クロス・イン・ワンダーランド~夢幻武闘劇~ 削除済み ゆっくり大会【していってね!】 プレイヤー操作 ワラキア_ex布教動画( Part175 、(*´ω`*)) + おまけ ___ _____ ______. ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 'r ´ ヽ、ン、 ,'==─- -─==', i i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ れいむ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~らくえんの すてきな まんじゅう。 その あいくるしい すがたで がいたの みんなを とりこにした。わきを みせびらかしている みこは にせものだ! _,,....,,_ .-" ` ..、 ヽ `' .、 | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ _,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ ヽ _ン 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ まりさ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ふつうの くろだいふく。 ゆっくりの ごくいを こーひーかたてに おしえてくれる。 でも ちょっぴり なきむし。ほうきを もっている くろい まほうつかいは にせものだ! _人人人人人人人人人人人人人人人_ > こいつ等は偽者よ!!!!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ ,. '´ / / | ', \ ri´`\ / / _,,,...、_ !. ', \ /7´ `' 、 / / i_{ |. ', 「! `ヽ.__,,...,,__/ ; !」 '. \ ./7 _;; ヽ-─`< !_', _,.,,_ . rく >'"´ `' 、!」 く `ヽ. 'ヽ`ヽ; / / ; '; ヾ/ ` 、 7´`ヽ;Y / / ;' ;' ! i '; ', ト'、 ヽ、 / i ;' ;' ,ゝ、/ /| ;ハ /! ;ハ i i __`>ri-‐''ア、 ;' ! i ; '_;/i i'`ソ、レ' レ_」, // ; !ー-'r‐'"`ヽ-r-、 `' 、 i ' ; ァレ'| | ゝ. 'ー' !ソ`i7 /レ'/ ̄7ー-r'´7ヽ、 ー、 > ;ハ ';ハ、_,!ニ」 ''" ___ ' ` ,,i`iヾ, ハ レ;ゝ!、/! /」`ヽソ´ i /V | '; ;'´ ヽi ,ハ! 〉 )ノ i !,j レ'r!ハ !〉 ! ;' ゝ | ! 、 ` ー' ,.イ|ー|; イ/イ ';. ''" ___ `'〉V '; / ,!イ! i、 `''r-ァi´ ;' | !´ ! '; /´ ヽi,ム! ヽ;! r<ヽ ! | `ヽ.」7`ヽ;/ .| | '; ,ハ !、 '、__,.イ) i /`ヽ. `Y'; | ;'ヽ /ム /i7、! | ノインVヽ/`7´) ソヘノ '´ ヽ '; ! レ' Y/ V ! | ;'´`ヽ; ';___!_!ヽ(ン( 、!イi /;' __」 ! レ'ヽ. '; o