約 1,622,011 件
https://w.atwiki.jp/37564/pages/663.html
【作品名】魁!!男塾 + 男塾外伝 大豪院邪鬼 + 極!!男塾 【ジャンル】漫画 【名前】大豪院邪鬼 【属性】元防衛大臣のでかいおっさん 【殺人数】推定107人 【長所】スピンオフ漫画ではパンチのぶつかり合いで島を割る 【短所】これではメシ代がいくらあっても足りませぬ! 【備考】 <男塾外伝 大豪院邪鬼>105人 亞流禍怒羅頭の闘技場に乗り込み、いきなり囚人1人殴り殺す 刑吏8人(最低値)を殺害し、襲い掛かってきた囚人観衆30人ほどを真空旋風衝で皆殺し 闘技場の主・羅護刃1人真空旋風衝で下半身消し飛ばして殺害 烈死闘第1戦で餓猛1人感電死 第2戦で狼忍1人の武器投げ返して斬殺 第3戦で阿兄弟2人殺害 覇王との激戦の余波で闘技場崩落、囚人数十人(数えた限り20人くらい)死亡=半数の10名カウント 更に真空旋風衝のぶつかり合いで島が引き裂かれ、推定100名ほど転落死=半数の50名カウント 覇王と一騎打ちの末に撃破 <魁>1人 スパルタカス1人真空旋風衝で下半身消し飛ばして殺害 <極>1人 ヨシダ1人岩石の下敷きにして圧殺 vol.1
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1889.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 903 <悪い奴>―――後日談という名の真相―――/コメントログ」 え・・・お詫びがこれ? 更に酷いことになってるじゃん、何が悪いのかもわからないまま更に投下したの? 自己満足SSを見てもらうためだけに?自己中。 -- 2010-04-09 17 27 25 コレって確信犯かアスペルガーじゃね? -- 2010-05-25 04 02 20 それが警官のする事かああああ!! -- 2010-06-09 22 11 17 ゲス過ぎるw 更に酷くなっているし... -- 2010-06-23 12 03 26 ここまでゲスだと感心するわー -- 2010-07-01 23 13 40 幻想郷の外の世界でも、死んだ者は閻魔さまの裁きを受けるんだよね… 閻魔さまから「地獄行き」の判決を下され、 しかも…その理由が「饅頭(ゆっくり)に非道いことをしたから」… このクズ野郎は…その時、どんなアホ面をさらすのだろうか? -- 2010-07-03 15 58 17 虐待で饅頭に対して非人道的行為をやってるんだから、別に問題ないだろ? -- 2010-07-04 12 26 31 「自分のドーナツを盗まれた」と店員に偽証させてるし、 ゆっくりに所有権が認められないとしても、ドーナッツの所有権が自分に無いことを知りながら、 ドーナッツを自分の物にしたのだから、占有離脱物横領になるんじゃないか? 立証できなくても罪は罪だろう。 -- 2010-07-08 08 37 42 ちぇんにはこのSSさんがわからないよー。 -- 2010-07-08 17 39 49 野良、店員に迷惑をかけた、しかもゴミ漁りをして町の景観を汚そうとした せいっさいされるには充分なんだぜ みんなはもっとよくゆっくりの行動を考えてみるといいんだぜ というより、作者さんが最初に書いた注意書きを読んで、予め覚悟しておいたほうがいいんだぜ で、このssさんの感想なんだけど あの漫画のラストを見てまだすっきりーできなかった自分にとって、 これ以上ないくらいすっきりーできた制裁なんだったんだぜ 警察官GJなんだぜ -- 2010-07-08 18 54 55 饅頭如きに必死だなホントに… いじめss読みに来てんだから、ちょっとくらい理不尽に苛められてるゆっくりがいてもそれはそれで面白いじゃないか ホントに偽善者ばっかりだな もっと理不尽なssでも面白いからな、頑張れよ~ -- 2010-07-27 12 58 27 いいじゃん。偽善って気持ちいいんだよ。それに善・偽善を0か100かでスッパリ割り切れるほど人間って単純な生き物じゃないんだよ。 自身の行為や発言が偽善だとわかっていても、何もしないことの居心地の悪さや、倫理観という脳内警察官の働きで、正論を吐いたり、手を差し伸べたりしちゃうものなんだよ。 何にでも理由や大義を求めちゃうのって文明人の性なんだと思うよ。「めんどくせぇ。どーでもいいじゃん。」って放り出せない真面目な人たちなんだよ。 それに、批判する人たちって、「ゆっくりがヒドイ目にあう」のが見たいのであって、「人間の醜い精神や行動」を見たいわけじゃないって性質もあるんじゃないかな。 ゆっくりに同情しているんじゃなくて、人間の醜さに対して拒否反応が生じてしまい、それが作品の批判って形で具現化しちゃってるんではなかろうかな? ゆっくりはフィクションだよ。でもフィクションに本気になれるのは人間だけに可能な高等な精神活動だと思うよ。 どうでもいいことや、非生産的なことに必死になれるって贅沢なことだよ。ステキなことだよ。 肯定する人も、否定する人も、どっちもアリだと思うよ。それぞれのスタンスで批判でも批評でもすればいいじゃん。交わることなんてないし、わかり合うこともないし、仲良くなんてできるわけない。罵り合うのって楽しいよね。こっちの主張を絶対に受け入れないであろう相手にぶつけて、相手も同じように肯定不能な主張をぶつけてくる。達観したように「所詮、フィクションじゃん」と言う奴もいる。 そうやって罵り合い、否定し合い、けなし合う。とっても楽しいよ。スゴク楽しい。 -- 2010-07-27 16 19 38 放り出せない真面目な人たちなんだよ。 小うるさいだけ、とも言うがな~ -- 2010-07-27 17 11 29 >小うるさいだけ、とも言うがな~ ぬるい。もっと酷いこと言え。全然たりない。そんなんじゃ効かない。ダメだ。 -- 2010-07-27 20 32 33 自分でやれば~w -- 2010-07-27 22 14 44 どうであれゆっくりが酷い目にあって泣き喚いて一切報われずに苦しみぬいてくたばってくれりゃ俺は話の内容や人物描写、モラルなんかにはこだわらん。不幸なゆっくりが見られればそれでいい。 -- 2010-08-18 13 13 52 なんでコメントが長文になるんだよ~? おもしろかったで済むんじゃないの~?わかんないよ~ -- 2010-08-19 02 10 50 面白がった.話としてならこういうのガンガンやっていいと思うよ。区別すんのは個人だし。 -- 2010-08-20 21 44 30 国民を守るのが警察の役目だからなんら問題はないと思うぞ。作者は自分の作品を誇っていいよ! -- 2010-08-25 02 57 01 面白くてイイ話しだと思うよ。ゆっくりの末路なんてこんなもんじゃん。もっとゆっくりをふしあわせーにしてやって下さい。 -- 2010-09-01 19 40 56 ゆっくりは街の景観を汚す糞饅頭だよ。何をしてもいいんだよ。その点、この警官は偉いよ -- 2010-09-02 14 11 32 運の悪い奴 これ程ゆっくりというものを的確に表現してる言葉はないな・・・ -- 2010-09-05 15 08 04 なにしろゆっくりに生まれて来るって時点で地球上のどんな生物より運が無いしな その中から最も運の無い奴が出てきてもおかしくない <意地の悪い奴>がいたドーナッツ屋で、<間の悪い奴>をいびりながら、ドーナッツを買ってしまったために ↓ <意地の悪い奴>がいたドーナッツ屋で、ドーナッツを買ってしまったために、 こうなるだけでまた結末は少しだけ違ったかもしれない -- 2010-09-11 04 06 48 あくまで少しだけだろうね。どの道最後はぶち殺されるんだもん。 -- 2010-09-11 09 53 21 みじめに生き長らえて死ぬか 一斉駆除を巻き起こして死ぬか アロハ警察官の追撃虐待で死ぬか この三つの中じゃ他のゆっくりを巻き込む最悪のパターン選んでるな やっぱり<運の悪い奴>だったのかもしれない -- 2010-09-11 18 30 03 どう考えてもまりさの自業自得 人間がやっても、その後うわさを立てられたりするような態度なのに 饅頭ごときがやったら潰されて当然 -- 2010-09-16 13 25 31 なるほど、全員<悪い奴>だったのかwwうめぇww -- 2010-11-21 19 41 14 オレ正解したアロハさんが警察官(刑事)だってこの前のssで言ったも やったーーーーーーーーーーーー\(^o^)/ -- 2011-10-03 21 46 57 お汁粉パーンチwww! -- 2016-02-23 13 14 39
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/38882.html
【登録タグ TamJEN ふたみん よ 曲 結月ゆかり】 作詞:ふたみん 作曲:TamJEN 歌:結月ゆかり 曲紹介 なんでも揃ってるわけではないけど、なんかイイ。そんなゆかり街を歩いてみませんか?(動画コメ転載) 歌詞 風の舞う 大通りは まだ寒い けれど 日が昇る この時間は 足取りも 軽い 今日も 昨日も 何度も目にしてた ショーケースの中身が 季節を彩る 花の咲く日を待ち望むような 歌は 聞こえないけど パン屋の流す小麦の香りは 故郷 からの贈り物 この町の 隅っこには 楽しげに 見える 異世界の 物みたいな 看板が 群れる 海の 向こうの 遠い遠い国で 生まれた感覚と 今も巡り合う 人が行き交い結び合う度に 町も 旅をしている 移り変わる景色の箱庭で 明日も また目を覚まそう 10年 20年 うんと先の事は 気ままな風任せ そんな場所だから 花の咲く日を待ち望むような 歌は 聞こえないけど この町の中で旅を続けて 共に 変わっていきたい ハナ歌がこぼれる コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pgbnavi/pages/2264.html
スコア シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-東京5回戦 阪神甲子園球場(大阪4敗1分) 東京 200 010 000-3 大阪 101 000 000-2 (東)○竹中、H久遠令、H射水、S長峰-四方木田 (大)●守藤、掛、今村、馬殿-川谷 戦評 両チームにとって大事な首位攻防戦第1ラウンド。大阪先発は守藤、東京先発は竹中。 試合は早速優勝を目指す両チームがぶつかり合う。初回、東京は先頭の神在が守藤の立ち上がりを早速叩く。やや甘いパームを強振すると、センターへの大飛球はそのままフェンスの向こう側へ。先頭打者ホームランで東京が早速先制すると、さらにこの後ヒットとエラーで一・二塁として夢野がライト前にタイムリーヒットを放ち、この回2点を奪い取る。 しかし大阪も負けじとその裏、ツーアウトながら一・二塁の場面で5番・冴島。Pスライダーを流し打ちすると、鋭い打球は三塁線を破る長打コースに。このタイムリーツーベースヒットで1点を返すと、3回にはツーアウト二塁から今度は鹿島がセンター前にタイムリーヒット。クリーンアップの活躍で大阪が試合を振り出しに戻す。 一進一退の攻防の中、勝ち越しに成功したのは東京。秋田が相手のエラーで塁へ出ると、すかさず盗塁を決めて二塁へ進出。この貴重なチャンスに3番・宮川がレフト前のタイムリーヒットを見事に決め、東京が再びリードを奪う。 このリードを竹中が6回2失点で守ると、継投策で大阪打線をしっかりと躱していく。最後は長峰がノーアウト一・二塁のピンチを招くが、セカンドフライ、併殺で凌ぎ切って試合終了。首位攻防戦最初の試合は東京が僅差で逃げ切り先勝を飾った。 責任投手・本塁打 [勝] 竹 中 3勝3敗 [S] 長 峰 12S [敗] 守 藤 4勝2敗 [本] 神 在 3号 試合詳細 +... 打撃成績 +... 守備成績 +... 投手成績 +...
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1357.html
れいぱー対策 21KB 虐待-いじめ ギャグ 実験・改造 群れ 野良ゆ れいぱー 自然界 独自設定 ぺにまむ 「餡子ンペ09」 4.群れ 派閥抗争 ※餡子ンペ出展。 ※独自設定垂れ流し。 ※ぺにまむあり、あにゃるとすっきりーマジ大量。 ※都合上、れいぱーありすがやや理性的です。 ※これが俺のパッションだッ! やあ!虐待愛でお兄さんだよ!あ、矛盾はしてないからね?わかってよ? 今日は僕の大好きで大好きで苛めたくなっちゃうゆっくり達を救うお話をするよ。 僕の大切なゆっくり達を苛めるやつは許さない!あ、ここも矛盾してないからね?僕のいじめは 愛でる苛め、それ以外は悪い苛めだから。そこんとこヨロシク! 「れいぱー対策」 必殺引篭り人 僕の大切なゆっくり達。それをレイプするなんてゆるせん!と憤ってみてもどうにもならないんだよね。 いくら僕が愛で派に片足突っ込んでるとはいえ、常に群れをストーキングするわけにはいかないし。 そう、今この瞬間も群れはれいぱーに襲われているかもしれないんだ。不安と興奮の両極において ゾクゾクしちゃうね。 問題なのはれいぱー共が群れを全滅させること。これは愛で派としても虐待派としても困る。 愛でられない、虐待できないなんて最悪だよ! だから僕がそれを防ぐ方法を群れに伝授することにしたんだ。 さて伝授といっても彼らゆっくりにできる対処なんてたかが知れている。れいぱーは身体能力が高い からそもそも立ち向かうことは無理。それにれいぱーを見た瞬間、ゆっくり達は戦意を失っちゃうん だよね。あとは逃げるだけ。 確かに対れいぱー戦術もあるんだけど、習得にどうしても時間がかかる。普通の野生のゆっくりすべて に伝授は無理。 そうなっちゃうともうレイプそのものは防ぎようが無い、という結論になる。つまりはレイプされる ことは前提で、なんとかする方法を考えるしかないわけだ。 そんなの無理!とあきらめたら虐待愛でお兄さんの名が泣くってもの。虐待派の掲示板(なんで 愛で派のじゃないの?というツッコミはスルーするよ)を回って、対処法を考えてみたよ。 あっという間に対処法を考え付いたので、有効かどうか調べるためまずは小規模な群れで試してみる ことにするよ。 郊外の森に群れがあると聞いて、僕はリュックサックを背負ってやってきたんだ。 さて、テストが順調にすすむようにまずは柵をおいてっと…。 群れが使っているという広場の周りに柵を設置したらいつもの合言葉。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていくみょん!」 「ゆっくりしていってねー!わかるよー!」 お、元気にいっぱい出てきたな。 「みんなー!れいぱーは怖いかー!?」 とりあえず某クイズ番組っぽく掛け声をかけてみたよ。 「…れいぱーごわいいいい!!」 「れいぱーはゆっぐりでぎないぃぃ!」 できるだけ明るく言ったつもりだったがトラウマでもあるのか過剰反応するゆっくり達。なんて カワイソウ&ゾクゾクする光景だろう!こんな愛らしい&哀れなゆっくりのため、僕は秘策を伝授 するよ。 「よく話を聞いてね?れいぱーに襲われても死なない方法があるんだよ!」 「「「…ゆゆぅ!?おしえてね!ゆっくりおしえてね!」」」 食いつきがいいねっ!そんなゆっくり達へ言葉の爆弾を投げる。 「それはねー!…あにゃるで受ける事だよ!」 ぽかーんとしてる!カワイイ&潰したいっ! 「まむまむで受けちゃうとにんっしんっ!しちゃって、最悪死んじゃうよ!だからあにゃるで受け るんだ!」 おお、なんて的確な指示!これでれいぱー対策はバッチリ…。 「で、でもあにゃるでもにんっしんっ!することがあるってきいたんだぜ!」 あれ?反論がきた。 「大丈夫!れいぽぉが終わったあと、すぐにうんうんをすれば平気だよ!もしにんっしんっ!したと しても数は少ないから餡子を吸われ過ぎることもないよ!」 「にんっしんっ!してうまれたこはどうするの?れいむ、そんなこほしくないよ!」 「たしかにうんうんで出来た子なんてほしくないよね!それは仕方が無いから群れで弔って あげてね!」 まあさすがにここはどうにもならないので、ストレートに答えておく。言葉を濁しても良いことないし。 「れいぱーがねらうのはまむまむだけじゃないよー。すーりすーりもねらってくるよー。 それはどうすればいいのかわからないよー。」 お、いい質問だね。 「そういうときはれいぱーに『バックから攻めて欲しいの!』ってお願いしてね!」 「「「!!!???!!???」」」 群れに多大な動揺が走る。まあ、犯してくれ!と自分から言え、なんて驚かないほうが無理か(てへっ)。 「れいぱーは拒否するとツンデレだって決め付けてくるけど、こちらから欲しがるとそれをできる だけ叶えてくれるよ。だって『お願い』されてるんだもん。それを拒否するのは自分勝手に すっきりー!したいって事になる。つまりは都会派じゃないんだ。 だからこっちから『すりすりじゃなくバック攻めしてほしい』って言えばれいぱーは従うしか ないんだ!そうすればあにゃる受けだけで済むよ!」 ざわざわ…。 まあすぐに納得しろって言っても無理かな?では納得してもらうために…。 「じゃあ早速練習してみようね!」 リュックサックの中から3匹のれいぱーありすを取り出して放す。 「「「………、れ、れいぱーありすだぁぁぁ!?」」」 逃げ惑うゆっくりたち。もちろん逃げられない。 「「「どうじで柵があるのぉぉぉ!?!?」」」 「んほぉぉぉぉ!すてきなゆっくりがいっぱいよぉぉぉぉ!!」 「こっちのれいむはまむまむがあおいかじつさんだわぁぁぁ!」 「やめちぇぇぇぇ!れいみゅしゅっきりしちゃくにゃぃぃぃぃ!!」 「まあああ!?このまりさはがばがばよぉぉぉ!?でもあんしんしてぇぇぇ!ありすはみんなびょうどう にあいしてあげるからぁぁぁぁ!!」 「まりざはがばがばなんがじゃなぃぃぃぃ!」 さあ、みんな!この危機を僕が教えた秘策で乗り切るんだ! 「むぎゅー!なんでごんなごどずるのぉぉ!?」 「え?だって実地訓練しないといざって時に困るでしょ?ぱちゅりーは馬鹿なの?しぬの?」 「おにいざんが『いざってとき』をおごじでるんでじょぉぉぉ!?」 「違うよ!ぜんぜん違うよ!これは実地訓練だよ!ゆっくり理解してね!」 「むぎゅー!…ずっぎりー…。えれえれえれ…。」 10分後、れいぱーありす達は手際よく群れを血祭り、というか粘液祭りに上げていた。 「…うーん、何が悪かったんだろうか…。」 群れは全滅していた。僕は原因を考えながられいぱーありすを処理していく。 「なにするのっ!?きたないてをはなしなさ…。」 ぶちゅっ。 「このいなかもの!!ありすをはなし…。」 びりっ!ぶちゃっ。 …ハッ!? 「そ、そうか!」 解ったぞ! 「あにゃるを開発してないからだ!!」 そうか!あにゃるはもともとすっきりー!のための器官じゃないから、いきなり実践で使ったら痛い に決まってる!だから群れのゆっくり達はあにゃるを使わなかったのか! 「そうと解れば次の算段を立てねば!」 僕は群れの周りに置いた柵を回収すると家に戻った。 1週間後。 …ふふ。さすがは僕だ…。新たなる秘儀を編み出してしまった…。これでれいぱー対策は完璧になる…! 僕は再び郊外の森に来た。事前調査ではここに新たな群れが出来ているということなのだが…。お、 いたいた。 僕はこの前と同じ手順でゆっくり達を集めると、れいぱー対策について講釈をたれた。ここまでは 前回と同じ。 「じゃあ、聞いてくれた御礼にあまあまをあげるよ!」 「「「ゆゆゆっ!?あまあま!!」」」 「そーれ。」 バラバラと撒いたそれはラムネ。ゆっくりにとってはあまあまでありながら、食べると眠ってしまう 例のヤツだ。 当然ながら群れのゆっくり達はそれを食べてあっというまに夢の世界へ。ここからが前とは違う部分。 さあ、す~ぱ~あにゃる調教た~いむ!はじまるよ~!! まずは近くのまりさを掴む。軽く振動させると、 「…むにゃむにゃ…。…ゆ~、なんだか…きもち…いい…。」 と眠りながらも気分は盛り上がってきているようだ。僕はリュックサックから指サックとローション を取り出すと小指に装着、ローションをたらす。 そしておもむろにまりさのあにゃるにブッ刺す! 「…ゆっ、ゆえええええ!?まりさのあにゃるがぁぁぁ!?な、なにずるんだぜえええ!?」 「え?あにゃる調教だけど?」 「ちょうきょうってなんなんだぜぇぇ!?」 「だからまりさのあにゃるをガッツり開発して、すっきりー用に使えるようにしようかなって。」 「なんでそんなことするんだぜぇぇ!?」 ずいぶん疑問の多いまりさだなー。 「だってれいぱーありすが来た時に使えるようにしておかないと大変でしょ?」 そういいながら僕は小指を抜き差しする。まずはちゃんと広げないとね。 「ゆわぁぁぁ!?ま、まりさのあにゃるばーじんがぁぁ!!」 「はいはいゆっくりゆっくり。」 ここまでは下準備。これからが僕の秘儀の出番さ! 「じゃあいくよー!秘儀、超振動。はあ、ゆっくりゆっくり。」 合いの手とともに小指を高速で振動させる。 「…ゆゆっ?なんだか…きもちよくなってきたんだぜぇ…。」 ふふふ。これぞ1週間の特訓の成果!どんなゆっくりでもこの小指の超振動の前には、あにゃるが 性感帯へと開発されることを止められまい。なにせ僕自身が止められなかったんだからね! いやいや、特訓は本当に大変だったよ。途中で『虐待愛で』から『虐待愛で変態』へとクラスアップ しちゃうくらい大変だったさ! 「どうなってるんだぜぇぇ…、あ、あにゃるがぁぁ…。」 どうだ!まりさはもうあにゃるからの気持ちよさでトロ~ンとなっているではないか!これぞ 虐待愛で変態お兄さんの真骨頂! 「も、もう…、だめ…なんだぜぇぇ、…すっきりー! …どうじであにゃるでずっぎりじでるんだぜぇぇ!?」 「ふふふ!まりさ!もう君はあにゃるすっきりー!しないと満足できない体となったんだよ! ゆっくり理解してね!」 「ぞんなごどりがいでぎるわげないんだぜぇぇぇ!?」 まりさは泣きながら訴えているけど、もちろん無視だよ! 「さあ、次はれいぱーありすが来た時の練習だよ!」 えぐえぐと泣くまりさを励ましながら、れいぱーありすに圧し掛かられた時の腰(?)の動かし方 を伝授する。 「さあもう一度!れいぱーありすが圧し掛かってきたよ!」 「…ゆっぐり…じないで…、こしさんをさげて…あにゃるすっきりー…。」 「はいもっと元気よく!そんなんじゃありすが楽しめないだろ!」 「れいばーをだのじまぜるだめにやっでるんじゃないんだぜえええ!!」 はいはいゆっくりゆっくり。こんなやり取りを繰り返してなんとか教え込む。やっとのことで かんっかいっ!(完全開発)だ! まだぐすぐすとしゃくりあげているまりさを横に置き、次は森の賢者を手に取る。 まりさの時と同じ手順で準備をすると、ぶっすりあにゃるに小指を突き刺す。 「むっきゅぅぅぅ!?ぱちぇのあにゃるばーじんがぁぁぁぁ!!」 なんでどのゆっくりも同じ事を言うんだろうか?誰かに捧げる予定でもあるのかな?なにげに ゆっくりって HENTAI さんなのかもね! などと取り留めの無いことを考えつつ超・振・動! 「…むきゅぅぅ!け、けんじゃのあにゃるさんがぁぁ…!むきゅぅぅぅ…すっきりー!」 「おうおう、あにゃるですっきりー!しちゃうなんて、森の賢者ともあろうゆっくりがずいぶんと 淫乱ですなぁ。」 虐待お兄さんとしてここは言葉攻めせざるをえない。 「むっぎゅー!ち、ちがうわ!ぜんぜんちがうわ!これは…、そう!けんじゃにはこういうけいけんも ひつようなのよ!ぱちぇはけんじゃだからとうぜんなのよぉぉ!!」 涙目で必死に訴えている。うん、可愛い!愛でお兄さんとして、ここは素直にニヨニヨしておこう。 「じゃ、まりさ。ぱちゅりーに腰使いを教えておいてくれ。…手を抜いたら、もっといろんな場所を かいっはつっ!しちゃうからな!」 「ぞれはいやぁぁぁ!!おじえばず!おじえばずがらぁぁ!!がいっばづっ!はいやぁぁぁ!!」 なんでだろう?だいぶんトラウマになってしまっているようだ。まりさは涙目になりながらも ぱちゅりーに対れいぱー用の腰使いを教えている。 さて、次はっと。れいむにするか。下準備をしてっと。 「ぶっすりー。」 小指をあにゃるへとダイレクトイン。 「ゆーっ!?れいむのかわいいあにゃるがぁぁ!?」 「いや、ただの穴だし。可愛いとか可愛くないってレベルじゃねーゾ!」 などと会話を楽しみながら超振動。はあ、ゆっくり、ゆっくり。 「ゆわわわわ!?!?なんでこんなことするのぉぉ!?…なんであにゃるできもちよくなって くるのおおお!?」 ところで、なんで『あにゃる』なんだろう?名詞形のときは『あにゅす』だよなー、とかとりとめなく 考えながら調教を進める。もちろんれいむがゴチャゴチャ言ってても無視っ!だね! 「ゆゆゆゆゆ~、すっきりー!…どぼぢでぇぇぇ!?」 なんだか慣れてきたな。一匹調教するごとに、コツがつかめてくる。腰使いのほうはまりさやぱちゅりー に任せればいいし。 「さあ、群れ全員をかんっかい!するまでがんばるゾー!」 まりさやぱちゅりー、れいむ達は僕の横で泣きながられいぱーありすへのイメージトレーニングを している。僕がせっかく気合を入れて宣言したってのに、辛気臭いなぁ。 「さあ、もう一度!」 「「「…ばっくからせめてほしいのっ!!」」」 やっとここまできた。群れをかんっかいっ!まで持って行くのはそう難しくはなかったんだけど、 すりすり対策のセリフを言わせるのが大変だった。なんでか精神的に抵抗が大きくてなかなか言わない んだよね。仕方ないから、別目的で持ってきていたれいぱーありす(ただしラムネ大量投与でグッスリ) を見せたらイチコロだったよ! 「これでれいぱーありす対策はバッチリ!だよ!よかったね!」 「…いいわけないんだぜぇぇ。」 「れいむの…、れいむのかわいいあにゃるが…。」 「ぱちぇのたいせつなあにゃるばーじんさんが…。むぎゅー…。」 なんだいなんだい!ずいぶん暗いなぁ。しょうがないなー。ここは愛で派として盛り上げてあげなきゃ ね! 「ほらほら。あまあまあげるから!もっと元気だそうよ!」 こんどはラムネじゃなくアメをまく。そーれ。 「「「…むーしゃ、むーしゃ。…しあわせー…。」」」 うーん、ホントなんでだろうなー。 僕は群れを後にした。時間をおけば、すぐに忘れてまた明るい群れに戻るだろうという見立てだ。 そういうわけで今回はれいぱーありすをすぐさま放つことは見送った。その代わり、時限爆弾を仕掛けて おくことにする。 僕はリュックサックかられいぱーありすを取り出すと一発なぐって起こす。そして振動を与えて ぺにぺにをギンギンにさせると、ありすを抱えながらぐるりと回る。 「とかいはー、とかいはー…。ちがうわ!こっちはいなかものよっ!?…とかいはー。」 おかしな呪文を唱えるれいぱーありす。もちろん呪文なんかじゃない。これはれいぱーありすが お互いを探すときに使う能力、「ぺにジング」だ。 れいぱーありすを虐待しているときに聞き出したのだが、なんでもれいぱーありすはぺにぺにで ダウジング(失せ物探し)ができるんだとか。れいぱーありすが集団を作るのは、この能力でお互いを 探し出すからなんだそうだ。 まあしゃべってる内容からするとレーダーみたいな感じだけど。ほかのれいぱーありすがいる方角に ぺにぺにが向くと「とかいは」、居ない方角だと「いなかもの」としゃべるのだ。 ぺにジングによって効率よくれいぱーありすの群れを見つけた僕は、 「じゃあ話したとおりに。さっきの群れの場所は覚えてるよな?」 「もちろんよ!ありすはとかいはなれいぱーだもの!3日後にちゃんとむほぉぉぉ!するわ!」 ありすをれいぱーの群れに投げ入れてその場を後にした。 さて4日後、僕は再びゆっくりの群れを見に行った。僕のアドバイス&調教が完璧なら、きっとまだ そこに群れがあるはず!期待が高まるね! …なんだろう?群れの方角から何か声がする。藪をかき分けて見ると…。 「ごんなのどがいばじゃないわ゛ぁぁぁ!?」 「ほらどうしたの!れいむはこんなんじゃまんぞくしないよっ!れいぱーありすのくせになさけないね! いなかものだねっ!」 「つぎはまりささまなのぜ!はやくかわるのぜ!」 なんでか、れいぱーありすが逆れいぽぉされてました。 「も、もうだめだわ…。れいぱーともあろうものが、うちどめになってしまうなんて…。 こんなことではいなかもののなかまいりだわ…。」 「むきゅっ!このれいぱーはもうだめね!ちぇん!このれいぱーをしょけいしてあげなさい!」 れいぱーありすであにゃるすっきりー!を楽しんでいた(らしい)ぱちゅりーが言う。 「わかったよー!ちぇんがかれいにしょけいするよー!まかせてねー!」 ぱちゅりーがありすをブルブルと震わせて強制的にぺにぺにを立たせる。打ち止めと自分で言うだけ あって、れいぱーのはずなのにふにゃふにゃだ。そこへちぇんがダイビングした。 ちぇんは見事な体さばきでれいぱーありすのぺにぺにを自分のあにゃるでキャッチすると、 「ひぎ!すくりゅーすっきりー!」 と言ってありすの上で高速回転を始めた。 「やめでぇぇぇ!?ありず、ごれいじょうずっぎりー!でぎないのぉぉぉ!!」 「うるさいんだねー。これはしょけいなんだよー。わかってねー!ぐーるぐーる!」 「ずいどらないでっ!?ありずのかすたーどさん、ずいどらないでぇぇぇ!!」 「きゅういんりょくのかわらない、ただひとつのゆっくりがちぇんなんだねー。わかるよー。 ぐーるぐーる!」 どうやら高速回転することで尋常じゃない快楽を与えて、れいぱーありすからカスタードを放出させる 技のようだ。ありすにすれば、まるで吸い取られているように感じるのだろう。 ちぇんの高速回転は続く。れいぱーありすはあっというまにしぼんでいった。 「もっと…、とかいはで……いたかった…。」 れいぱーありすは永遠にゆっくりさせられてしまった。それとは対照的に、回転を止めたちぇんは とってもツヤツヤして健康そのものだ。 群れの広場ではそれを子ゆっくりに見せて教育がなされていた。 「あれをみて!れいぱーはああなるの!いなかものはえいえんにゆっくりされちゃうわ! みんなはとかいはなゆっくりだからわかるわよね?」 「「ゆーん!わかっちゃよー!」」 「さあ、つぎはあにゃるすっきりー!のれんしゅうよ!ありすがほじょするからだいじょうぶ! みんなちからをぬいて、かんじるままにするのよ!」 教師役のありすがきれいに磨かれた棒のようなものを取り出す。 「ゆゆぅ…、れいみゅ、ちょっときょわいよ…。」 「だいじょうぶなんだじぇ!ありしゅおねーしゃんはとっちぇもうみゃいんだじぇ! れいみゅもしゅぐにあにゃるしゅっきりー!ができりゅようににゃるんだじぇ!」 「そうよ!みんなはとってもとかいはなこたちばかりだもの!すぐにかんっかいっ!になれるわ! れいぱーありすをかんたんにやっつけられるわざもおしえてあげる!」 「ゆぅん!れいみゅ、がんばりゅよ!」 「そのいきよ、おちびちゃん!」 子ゆっくり達はありすの指導に従って、あにゃるを自ら調教している。 僕はそんな群れの様子に打ちのめされ、その場を後にした。 「どぼじで…、どぼじでなのぉ…。」 僕は家に戻ると部屋で悩んでいた。 「こんなことになるなんて…。」 てをはなしなさいっ! 「れいぱーありすを苦しめたいわけじゃなかったのに…。」 な、なにするのっ!このいなかものっ! 「ただ、群れをれいぱーから守れれば、それでよかったのに…。」 や、やめなさいっ!ぺにぺにをおしこまないでっ!? 「なんで処刑なんてことになってしまったんだ…。」 や゛め゛でぇぇぇ!!わ゛だじはれいぱーよぉぉぉ!? 「これじゃれいぱーありすがあまりにもかわいそうすぎる…。」 だめ゛ぇぇぇ!?まむまむにじないでぇぇ!?ゆびをいれないでぇぇぇ!? 変態としての僕はあにゃるで逆れいぽぉされるありすというのは燃える。しかし愛でとしては 処刑なんて凄惨なことはやめて欲しい。そして殺してしまっては虐待派としても納得できない。 僕は捕まえておいたれいぱーありすを手慰みにイジりながらずっとなやんでいた。 ふと手元を見ると、逃げ出さないように逆さにしたありすのあんよが見える。その中心には、 ポチリとあいた穴、あにゃるが見えた。 …そのとき、僕の体に電流走る…。 ……目には、目を。 …あにゃるには…、あにゃるをッ!! 「うぉぉぉぉ!!」 僕は駆け出す。れいぱーありすの群れへ。 手にしたれいぱーありすを高速振動させ、ぺにジングで群れを探すと鬼神のごとき気迫でれいぱー達 のあにゃるを開発していく! 「「「やめでぇぇぇぇ!?!?!」」」 そうだ!あにゃるに対抗するにはあにゃるしかないんだ!理屈なんてどうでもいい!れいぱー達にも 強力なあにゃる力(ぱわー)を与えるんだ!そうすれば、きっと群れのゆっくり達と互角になる はず! 群れではすでに子ゆっくりへのあにゃる開発が行われていた。他の群れに伝わるのも時間の問題。 このまま手をこまねいていればれいぱーありす達は良くて奴隷、最悪殲滅される。それはゆるさない! 「俺がッ!お前達に新しい力をやるぞぉぉぉ!!」 僕の気迫は光速を超える。れいぱーありすの群れはあっという間にかんっかいっ!に達した。 3日後、僕は再びゆっくりの群れのある場所へと来ていた。僕の行為がどういう結果になったのか 確認しにきたのだ。 群れの様子を木陰からそっと覗くと…。 「「あにゃる~ふぁいと~!!」」 まりさとありすが声を合わせて宣言する。 「さあ、あにゃるふぁいともついにしゅうっばんっ!あにゃるであにゃるをあらうたたかいもこれで けっちゃくっ!なんだぜ!」 「れいぱーありす群のせんしゅたちっ!ありすのかわりにたたかってくれてありがとう!とっても とかいはだわ!でもつぎのいっせんっ!れいぱーのいじにかけてまけられないわよっ!」 「ぱちゅりー群のゆっくりたちもよくがんばってくれたぜ!まりさはうれしいのぜ!つぎもぜったい かつのぜ!」 どうやらしゃべっている二匹がぱちゅりー率いるゆっくりの群れとれいぱーありすの群れの代表 らしい。 ナレーターというか解説者というか、そんな感じだ。…また人間世界のムダな知識を中途半端に 輸入したようだな。 「さいごのばとるは…、あにゃるとあにゃるのぶつかりあい!あにゃるずもうなんだぜっ!」 「いちおうかいせつしておくわ!あにゃるをつかってあいてをおしだせばかち!ほんとうのいみで、 あにゃるぱわーがためされるの!」 「ぱちゅりー群のせんしゅは、うちのむれでいちばんのあにゃるぱわーのもちぬしのでいぶだぜ! れいぱーありす群はだれなんだぜ?」 「もちろんうちのりーだーのありすよ!れいぽぉぱわー、あにゃるぱわー、ともにさいだいきゅうの とかいはれいぱーなんだからっ!」 「「せんしゅ、にゅうじょう(よ)(だぜ)!!」」 群れの中心部にある広場の周りに、ぱちゅりーの群れとれいぱーありす群のゆっくり達が集まっている。 そして広場に入ってくる二匹のゆっくり。…たしかにどちらも風格が違う。 「ゆっゆっゆっ!このでいぶにかてるゆっくりなんていないよ!」 「それはどうかしら?れいぱーのしんのおそろしさ、いなかものにみせてあげるっ!」 「つよがりもそこまでだよ!でいぶはしんぐるまざーなんだよ!だからあにゃるぱわーもさいっこうっ! なんだよっ!」 「そんなもの、とかいはなありすのまえにははるのかぜさんよりもむりょくよ。ありすは れいぽぉとあにゃる、だぶるぱわーでたちむかうから!」 中心部でにらみ合う二匹。そのあにゃるからは尋常でない気迫が立ち上がっている! さあ、どちらのぱわー(笑)が上なのか!?世紀の一瞬!! 「「それでは!はじめっ!」」 代表のまりさとありすが掛け声をかける。と同時に広場の二匹が尻をぶつけあう! 正確な打撃だ!あにゃる同士がぶつかる重い響きが伝わってきた。…なんてぱわー(笑)だ! というか、これって単なる尻相撲?あにゃる関係なくね? しかしぶつかり合う当人達は真剣そのもの。そして2合3合と打ち合ううち、変化が現れてきた。 でいぶもありすも、どちらもほんのり赤く色づいてきたのだ。まるで振動を与えたときのように。 つまり、単なる尻相撲ではなく、あにゃるによって相手を絶頂に導き、脱力の瞬間を狙うのが この競技の真の目的、ということか。確かにそれならあにゃるぱわー(笑)が求められる。 その証拠に、だんだんとありすの顔が上気してくる。でいぶはスキを見つけては強烈なあにゃる あたっくを仕掛けてどんどんありすを追い詰めていく。 「ゆっ!いまだっ!えいっ!」 でいぶの強烈な一撃がありすのあにゃるに加えられる。その衝撃を受けきれず、ありすは土俵(?) からはじき出されてしまった。 「ゆっ!!しょうしゃ、でいぶ!」 「くやしいけど、でいぶのほうがとかいはだったようね!ふたりとも、すばらしいたたかいだったわ!」 代表二匹が戦いを褒め称える。周りで見ていたゆっくり達もすばらしいあにゃるふぁいとを見せた 二匹に惜しみない賞賛の言葉を投げかけていた。 「…すばらしかったわ。こんかいはありすたちのまけね…。」 「ゆっ!ありすたちもれいぱーの名にふさわしいぱわーだったよ!きをぬいたら、でいぶまけてたよ!」 「でいぶ…。」 「ありす…。」 二匹はお互いをたたえあい、そして見詰め合う。すばらしい!あにゃるを通じてはぐくまれる友情! これだ!これこそ僕の求めていたものなんだ!あにゃるはゆっくりを繋ぐ架け橋になったんだ! 僕は滂沱の涙を流し、夕日の中で見つめあう二匹をいつまでも眺めていた。 ちなみに後で群れのゆっくりから聞き出したのだが、れいぱーありす群が勝った場合は 無条件すっきりー!をさせられるところだったそうだ。 それを聞いて、そんなリアルアンティは止めろ!とぱちゅりーの群れに殴りこみに行った事は また別のお話。 こんな事を仕事中に思い浮かぶ私は変態です。ド変態です。 …どうしよう、これの評価が良かったりしたら。HENTAI 方面でこれからも書き続けることになるの…? 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 602 不良品の証 ふたば系ゆっくりいじめ 563 エコを目指す加工所 ふたば系ゆっくりいじめ 551 真実を知るということ ふたば系ゆっくりいじめ 544 モチモチを生かして ふたば系ゆっくりいじめ 509 おかされいむ ふたば系ゆっくりいじめ 464 ゆ身売買 ふたば系ゆっくりいじめ 387 れいむはよげんしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 248 ゆっくりできない理由 ふたば系ゆっくりいじめ 216 子まりさの反乱 ふたば系ゆっくりいじめ 182 どすすぱーくをうつよ! ふたば系ゆっくりいじめ 177 人間の畑だと説得してみよう ふたば系ゆっくりいじめ 147 陰口 ふたば系ゆっくりいじめ 111 効率化の道 必殺引篭り人の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 馬鹿馬鹿しいがこれはありw -- 2017-02-27 19 44 56 あにゃるで育まれた友情WWW -- 2014-01-05 01 21 26 馬鹿馬鹿しすぎるwwwwww -- 2013-02-04 17 46 08 ぺにジング可愛いwww -- 2012-07-07 20 25 48 くっそワロタwww -- 2012-04-04 00 46 11 あまいぞ!まだいけるはず。 -- 2010-03-21 23 18 14 お兄さん愛での皮をかぶったただの虐待お兄さんじゃん -- 2010-03-19 13 00 08
https://w.atwiki.jp/guild_convolvulus/pages/34.html
槍術士 Lv クエスト名 1 道拓く槍術士 1 第一の槍 5 不敵なる矛先 10 勇気の丸石 15 蛮勇の槍術士 20 命運分かつ槍 25 いさおしき者たること 30 勇気の証明 竜騎士 クルザス:クルザス中央高地 アルベリク X25,Y28 Lv クエスト名 30 響きあうふたつの音色 35 戦神の槍 40 消えぬ爪痕 45 双竜の邂逅 45 邪竜の声 50 蒼の竜騎士
https://w.atwiki.jp/jizouyakusi/pages/465.html
開催日 2008年9月15日 GM Gハイパー 舞台 スズリ砂漠 参加PC ティーネ・L・アウデンリート ルキノ コーラス アレキサンダー 篠宮ホクト シナリオクラフトによるセッション。テンプレートは「ハードボイルドチェイサー」 5年前、ルキノの兄アイクに取り付きルキノの故郷を滅ぼし、サンドスーツを奪っていった異世界の奈落。それが、5年の歳月をかけて再び活動を再開した。アイクの手によって重傷を負った“イドゥン”を抱えて“旅団”にやってきた“トール”から事情を聞いたティーネとコーラスはホクトを伴い、犯人を探すことに。一方ラファエル公子を探しゲーゲンヴィリアに潜入していたアレキサンダーは突如領主の館がギアスによって爆破されるのを目撃。奈落を追ってそれぞれが合流する。 アイギスの元に戻っていたリンや、アディーナ氏族のペルニア、砂漠で花を売る少女の目撃情報などからアイクがオアシスにいることをつかみ、そこに向かうことに。道中休憩していたところで襲撃をかけてくるアイク。かくて因縁に決着をつけるべく戦いが始まった。 大量の《フレイヤ》でがんがん押してきたが、ホクトの支援を受けた二枚の《リリース》(ルキノの分は《ネルガル》で拡大)とガーディアンの頂にたったコーラスの《インヴァルネラブル》の壁は厚く、謎の力で蘇ろうとしたところをホクトの《稲荷明神》による神の炎で浄化され塵へとかえっていった。 ついに悲願であったサンドスーツを取り戻したルキノ。5年ぶりに故郷にもどり仲間を弔うと、再びアスガルドを目指すあてどない旅へと出るのであった。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/zanba/pages/133.html
ドラゴン伝説~エンテイ~ ショウタはジョウトポケモンリーグを制覇すべく旅をしていた するととある火山をみた。ショウタは衝撃なもを見た 「なんだこれは・・・」 ショウタはある村に行って当たりを見た。でも誰もいなかった。 すると上空から大きいポケモンがやって来た 「背後から。いけー、オーダイル」 「オーダー」 「オーダイル、ハイドロポンプで食い止めろ!」 「了解」 オーダイルはハイドロポンプで食い止めるとそのポケモンは 「なんだこのポケモンは」 すると雄たけびをして急にとんできた そして大きなポケモンは火炎放射を打ってきた 「オーダイル、ハイドロポンプ」 「了解!ゴオオオオ」 オーダイルのハイドロポンプでぶつかり合うが 大きなポケモンの力に負けてハイドロポンプが消えた そして、火炎放射はショウタに迫った 「うわああああああ」 ショウタはオーダイルと一緒に逃げた そしてアル少女とぶつかった 「あっすみません」 すると少女は指示をした 「フーディン、テレポート」 「え!?」 そしてオーダイルとショウタと少女は消えて火炎放射を免れた 大きなポケモンは叫んだ 「グオオオオオオオオ」 ショウタはある小屋についた 「おわ!」 ドサ! ショウタとオーダイルは落ちてきた そして少女とフーディンは降りた 「たすかった~。キミ、何故こんな風になったんだ?」 「言い忘れたね。私の名前はミドリ、この町の唯一の生き残りよ。詳しくは小屋に入ってからにしましょう」 ショウタはオーダイルを戻して、ミドリはフーディンを戻して小屋に入った ショウタはいきなり質問した 「ひとつ言いたい。あの大きなポケモンは何なんだ」 ミドリはそのポケモンの名前を言った 「そのポケモンの名前はエンテイ、伝説ポケモンなの」 「エンテイ・・・・」 ショウタは図鑑を開いた 「エンテイ、火山ポケモン、エンテイが吠えると世界のどこかの火山が噴火するといわれている」 「そういうポケモンなのか・・・・。もうひとつ、何故この町は燃えている」 ミドリは語った 「ここからは信じられないことですけども真実です。覚悟はいいですね」 「はい」 「それじゃ話します」 ミドリは何故火山町が燃えたか語った それは数日前のこと。その日は何もない日で日常的に活動していた しかし突然エンテイが現れた。町の住民は抵抗するもののダメージは受けなかった そしてエンテイは大きく叫んで大きな大噴火を起こして町中マグマだらけになった ミドリはマグマに触れる直前にフーディンのテレポートで免れたのであった 最終的に町中はマグマだらけになった そして今に至る 「ということなの」 「なんと。かなりひどい話だな・・・・」 するとまたエンテイの叫び声が出てきた 「グオオオオ」 ミドリはあせった 「ヤバイ。ここもマグマに呑まれる。出なければ」 「ああ!」 ミドリとショウタは小屋から出た すると小屋もマグマに呑まれてしまった エンテイは急に攻撃を仕掛けた 「ゴオオオオ」 ミドリとショウタはよけた そしてショウタはエンテイに対してこう思った 「(このエンテイ・・・・なんかおかしい。まさか!)」 「ミドリ!あのエンテイは町をマグマだらけになったときも全部、正気のエンテイじゃない!」 ミドリはビックリした 「正気じゃないって。まさか暴走!」 「そういうこと。いけー、ライガー」 「ボーマンダー」 エンテイは火炎放射を打ってきた 「ボーマンダ、こちら側からも火炎放射」 「ゴオオオオオオ」 2つの火炎放射がぶつかり合って同時に爆発した エンテイは神通力を使った 「うわああああああああ」 ライガーがダメージを受けた ショウタもダメージを受けるが 「こんな攻撃・・・耐えれば何とかなる!ライガー、破壊光線」 「グオオオオオオ」 神通力の力が消えて破壊光線はエンテイに直撃した 「ぐあああああ」 ショウタはスピードボールをもって構えた 「ポケモン図鑑で見るとすばやさが高い。だからこのスピードボールで。スピードボール!」 ショウタはスピードボールを投げてエンテイをあててボールに入った うるうるうるうるうる ショウタは静まり返った そして ピコーン 「よっしゃー。エンテイ捕獲完了!」 ミドリは喜んだ 「本当なの?」 「うん。これで後は正気を戻すだけだから」 「そうですか・・・有難うございます」 「どういたしまして」 ショウタはエンテイのゲットし、無事環境の暴走は止まった そして、ショウタは次の町へ向かうのであった その裏に謎の人が 「エンテイを捕獲するなんて・・・・一体何者・・・・・」 謎の人の正体は
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4237.html
『BGM 真ゲッターロボ』 25KB ギャグ パロディ 愛情 変態 戦闘 希少種 失礼します ※ 「anko4090 BGM 天国と地獄」と「anko4128 ちぇん CV:若本規夫」の続きです。 ※ ほぼ全員チート。 ※ まぁ、あれだ。細かい事は気にするんじゃないぞ。 チートあきです。 空は青く。雲は白い。 遠くの海から吹き上がる風が草木をなびかせる。 人里離れた森の中にすむ野生のゆっくり。森の地形から四つの群れを作り、ゆっくり したりしなかったりと平穏な日々を送っている。 森の中に響く声。 「きめぇまる、おそいわよ! もっとはやく、おいつかれるわ!」 北の群れの長であるゆかりのものだ。叫び声というより、悲鳴に近い。 草を蹴散らし、落ち葉を払い、枯れ枝をはね除け、森の中を突き進む一匹のゆっくり。 凹凸のある地面を人間の全力疾走以上の超高速で走るきめぇ丸。帽子についている 古びた地域ゆっくりバッジ。その頭の上にゆかりが乗っていた。 「おお……、あれはもうむりですよ」 速度とは対照的に、きめぇ丸が気弱に答える。 「じぶんはかんけいないからって、なによわきなこといってるのおおおお!? いつもみ たいに『このきめぇまるがおそい?』とかいってちょうだいいい!」 ゆかりの涙が後ろへと流れていた。 色々あって野生ゆっくりになった元地域ゆっくりのきめぇ丸。この森では伝言からゆっ くりまで何でも運ぶ、デリバリーサービスを営んでいる。そして森最速を自負し、実際に 速い。遅いと言われると普段は怒るのだが、今は諦め気味である。 「ゆかりいんん、俺だあああああ! 結婚してくれえええ!」 きめぇ丸を追い掛けるのは、一人の人間である。パンツ一丁の姿で。程よく日焼けし た肌と鍛え抜かれた筋肉。頭に罪と書かれた白い袋を被っている。 両手両足を指先爪先まで伸ばし、森の中を全力疾走していた。 人間の限界など、とうに突破している。 「きもいいい! おもにぜんしんがあますところなくきもいいいい!」 ゆかりが泣いていた。 男ときめぇ丸の距離は徐々に縮みつつある。きめぇ丸は帽子に付いた加速用ぽんぽ んを六個全部消費し、自動車並の速度を出していた。人間の素の全速力より速い。男は それに平然と追い付いている。追い付かれるのはそう遠くないだろう。 「むぁてええええええぃ!」 声が響いた。独特の抑揚を持つ、渋く甘い声。 大気を引き裂き、雲をかき消し、空の彼方から小さな何かが飛び来る。 「おとうさん!?」 ゆかりが頭上を見上げた。 逃げるきめぇ丸と、その頭に乗ったゆかり。その二匹を追い掛ける男。 ドォォン! 爆音とともに土砂が舞い上がる。 丸い影が男の頭上に突き刺さり、男を吹き飛ばした。地面が丸く削り取られ、土や小 石が周囲に降り注ぐ。それはまさに隕石だった。 「おお?」 きめぇ丸が足を止め、振り向く。 「ちぇぇんのむすめに、なにをしている? わかってるかぁ?」 ちぇんだった。 緑色の帽子、猫耳、耳の小さな金色の輪っか、尻尾が二本。おおむね普通のちぇん であるが、声がとっても渋く厚みがあり、目によく分かない凄みがあった。目はさとりの サードアイに似ているかもしれない。 「ゆかりさん、いまおとうさんといいましたか?」 「………」 ゆかりが沈黙で肯定する。ちぇん。ゆかりの父だった。普段はあちこちを旅をしており、 この森に姿を見せることはまずない。年齢不詳。 大きな穴の向こうで男がうつ伏せになっている。 が、いきなり跳ね起き、ちぇんの前に土下座した。 「御義父さん! 娘さんを僕にください!」 「いいよ」 「そんな! あっさり!」 即答するちぇん、慌てるゆかり。 顔を上げる男に、だがちぇんは続けた。 「ただし。このちぇぇんをたおせたらな」 男を見つめたまま、その身体が色を変える。赤く白く、青く紫色に。澄んだ音を響かせ ながら。燃えるように揺らめくように蠢くように。 「このちぇぇんが、おまえのまえにたちはだかる、たかぁいかべだ! おまえのあいをちぇ んのむこうにてっしたければ、このちぇんをむかえ、なおたってからだっ!」 謎の振動が地響きとともに世界を揺らす。 男が無言で立ち上がった。 「ところで」 くるりときめぇ丸に向き直るちぇん。 ぺこりと頭を下げて、 「はじめまして。ゆかりのちちです。むすめがいつもおせわになっております」 「どうもどうも。はじめまして。きもくてうざい、おやまさいそくきめぇまるです。ゆかりさん にはごひいきにさせていただいています」 頭にゆかりを乗せたまま、きめぇ丸は平然と挨拶を返した。 ちぇんが帽子を地面に置く。 「これはつまらぬものですが、どうぞ。あかくはないですが、おいしいですよ?」 中に入っていたのは胡麻団子だった。胡麻餡を生地で包み、周りに白ごまをまぶし た団子である。それがみっつ。美味しそうだった。 「おお、いただきます」 ぱくりと胡麻団子を食べるきめぇ丸。 その瞬間。 「おおおおおおお! うーまーいーぞーぉぉ!」 口から光が溢れる。 そして、宣言した。 「もーど、せっとあっぷ」 蒸気音を上げ、足から胴体が生える。ライオンのようながっしりした四肢と蛇の尻尾。 頭から伸びる鹿のような角。胴の背から広がる翼。それらの付け根からゆっくりと湯 気が立ち上っている。きめら丸だ。帽子のぽんぽんも六個に復活している。 きめら丸の背に飛び乗るちぇん。 「まずは、きめらまる。ごぉぅ!」 「おおおおおお!」 きめら丸が凄まじい速度で走り出す。頭にゆかりを、背にちぇんを乗せたまま。 太い足が力強く大地を蹴った。 「このよのことわりとは、すなわちはやさとだとはおもいませんかぁ? ものごとをはやく なしとげれば、そのぶんじかんがゆうこうにつかえます」 咆えるように語りかけるように、きめら丸が異様な早口で語りかける。もっとも、ゆか りは思考停止中でちぇんは答えない。だが、きめら丸は言葉を続ける。 「おそいことなら、だれでもできる! 20ねんかければ、ばかでもけっさくSSがかける! ゆうのうなのは、げっかんまんがかより、しゅうかんまんがか! しゅうかんよりもにっ かんです! つまり、はやさこそゆうのうなのです!」 「ふははははは! 人間〈HENTAI〉を舐めるなあああ!」 走り来る影。 男だった。 両手を腰に伸ばした気をつけの姿勢で、足だけを高速で動かし走っている。足はそ の形を捉えられないほどだ。一方、上半身は揺れもしない。地面を蹴るごとに土砂が 跳ね、爆音が轟く。それほどの速度だ。 木々の隙間を駆け抜け、枝を蹴散らし、落ちている岩を飛び越え。 時速は百キロほど。 その速度に男は平然とついてくる。 「まずは、こてしらべだ!」 ちぇんがきめら丸の背から飛び降りた。 一度地面を蹴り、回転しながら男に突っ込む。 「望むところ!」 男の拳がちぇんを横に払った。木の幹にぶつかるが、ボールのように跳ね返って体 勢を立て直すちぇん。ダメージは見えない。 地面を蹴り、違う木の幹で弾み、再び男へと突っ込む。 ボンッ! 男の拳がぶつかった。 衝撃波に木々がざわめく。 二度、三度と激突してから、お互いに飛退く男とちぇん。 「なかなかやるな?」 「お褒めいただき、光栄です」 疾走するきめら丸の左右に、距離を取って対峙する。どちらもゆっくりどころか人間の 常識を超越した動きだった。地面を吹き飛ばしながら走る男と、跳弾のように木の枝を 飛び移るちぇん。 「だが、まだこんなもんじゃあないんだろう?」 ちぇんの黒い瞳が、男を見据える。 「無論!」 男は両手を頭の袋に突っ込んだ。 引き出された手には、巨大なライフルがふたつ握られている。全長は百五十センチ 近くあるだろう。無骨で重厚な外見。 「それ、どおなってるのおおお!?」 思わず叫ぶゆかり。明らかに不条理な収納だった。 地面を駆け抜けながら、ライフルふたつを構える男。 「貫け俺のビッグマグナム! みんな大好きバレットM82A!」 地面が消える。 ゆかりたちは森の中央を走る崖から飛び出していた。 大昔の地殻変動によってできた崖で、地層が剥き出しになった場所。時折人間がや ってきて、観察したり勉強したりしている。高さは十メートル以上。落ちたら人間でもゆ っくりでも無事では済まない。 「おおおおおお……! どらまちーっく! えすせてぃーっく! ふぁんたすてぃーっく! らーんでぃーんぐ!」 前足を伸ばし、跳躍するきめら丸。 男が両手でライフルを腰溜めに構えていた。旋条を刻まれた銃口がちぇんを狙う。そ の奥は暗い。ちぇんは平然とそれを見つめ返していた。 音のない世界で。 ドン! トリガーが引かれた。爆音と硝煙が爆ぜる。 撃ち出される12.7mm徹甲弾。ゆっくりが喰らえば一発で消滅。人間でも身体が砕け るレベルの銃撃だった。並の鉄板やコンクリートの壁でも耐えられない。超音速で空気 を引き裂きながら、ちぇんへと迫る。 「ぬううんッ!」 ガゴッ、ガギン、ガッゴン! ちぇんは徹甲弾を全て跳ね返した。跳弾が崖にめり込み、地面を抉り、落ちた岩を砕く。 小型の爆弾を爆発させたような破壊力。幹を砕かれた木が倒れていく。 「きさまのいじは、こんなものかあああ!」 ちぇんが咆えた。 きめら丸が着地する。 遅れて、ちぇんと男が地面に下りた。 男がライフルを頭の袋にしまう。 「まだまだ序の口ぃ! 準備運動ぅ!」 そして、刀を三本取り出した。 南の森の小さな広場。木陰に二匹のゆっくりが座っている。 「きょうはおしいきのみがとれましたみょん」 南の森の長であるゆゆこと、副長のみょんだった。二匹の前に置かれた大きな葉っ ぱには木の実と草が盛られている。みょんが集めてきた食事だった。 「こぼねー」 褒めるようにすーりすーりをするゆゆこ。 「ありがとうございますみょん」 二匹は食事に向き直り、 「こぼねー」 「それじゃ、いただきますみょ――」 木の枝が舞った。木の葉が散る。土煙が烈風とともに吹き抜けた。 木々の間を突っ切り、一人の人間が姿を現わす。頭に罪と書かれた袋をかぶり、パ ンツ一丁のがっしりした男だった。両手に二本の刀を持ち、袋の上から口に一本の刀 を咥えている。白刃が日の光を受けてきらめいた。 両腕を胸の前で交差させ、男が身体を傾ける。 「三刀流――」 「あー。みょんくん、ちょっとはくろうけんをかりるよ」 「みょ?」 振り向いた先に一匹のちぇんがいた。声の渋いちぇん。 みょんの返事も聞かず、ちぇんはリボンに刺さったはくろうけんを抜き取った。二十セ ンチくらいの木の棒。森で拾った堅い木の枝を加工したものだった。 「鬼斬り」 空気が割れる。 走る男と、跳ぶちぇん。 ギィン! 振り抜かれる三刀を、ちぇんが枝で弾き返した。 「みょおおおん!」 振り抜かれる三本の鋼と、それを弾く木の枝にみょんは悲鳴を上げた。はくろうけん は堅いが、ただの木である。鋼鉄とぶつければ結果は容易に想像が付く。 「かえしてみょん、かえしてみょん! みょんのはくろうけん、かえしてみょん! らんぼ うにあつかっちゃだめみょん、おれちゃうみょん!」 ぴょんぴょんと跳ねながら、みょんは泣いていた。良い具合の木と良い具合の出来。 大事なはくろうけんである。それを失うわけにはいかない。 男は刀を背負うように構え。 「虎狩り!」 振り抜かれる三刀を、ちぇんは枝で打ち払う。 真剣の一閃を捌き、何故かはくろうけんは無事だった。 男は止まらない。 「牛針!」 突きだされる刃を、ちぇんは舞うように枝を動かし捌き切った。裂帛の気合いとともに 突きだされる切先を枝で弾き、刃の側面を叩き、枝の腹で刃先を受け流す。 「みょ、みょん……」 目の前で行われた想像を超えた剣戟に、みょんは動けない。 一度距離を取るちぇんと男。 「いやあ、ゆゆこくん。ひさしぶり。げんきそうでなにより」 「こぼね……」 隣に下りたちぇんを、ゆゆこが冷や汗混じりに見つめる。 顔を合わせた機会はそう多くないものの、ゆゆこはちぇんの事を知っていた。子ゆっく りだった頃から、よくからわれている。今でも苦手なゆっくりの一匹だ。 葉っぱの上に乗った草や木の実を見つめるちぇん。 「おいしそうなごはんだねー。おひるごはんかい? わかるよー。ちぇんはあさからなに もたべていないから、こばらがすいている。すこし、いただくよ?」 「こぼねぇぇぇ!」 ゆゆこが悲鳴を上げた時には、既にちぇんが食べ終わっている。少しどころでない。 というか何も残っていない。一口でお皿の葉っぱごと丸呑みだった。 腹ごしらえをすまし、ちぇんが男に向き直る。 「ううおおおおおおお!」 男が咆える。 広場を走る衝撃。物理的な圧力を感じるほどの気迫が、男の身体から迸った。頭が みっつに増え、腕が六本に増える。気迫に作られた実体ある錯覚。 「鬼気九刀流!」 三面六手の鬼となり、男は九本の刀を構える。 「おわびといってはなんだが、トマトをあげよう。とってもあかいよ」 「こぼね!」 ちぇんが尻尾で帽子からトマトを取り出した。赤くみずみずしいトマトだ。たった今畑 から取ってきたような、そんな新鮮さである。 「ほい」 ちぇんは男に向かって、トマトを放り投げた。 シュッ。 閃く刃が、トマトを八つに切り分ける。 そこにゆゆこの舌が伸びた。ゆゆこ種の中には舌を数メートル伸ばせる者がいる。こ のゆゆこもそのタイプだった。ピンク色の舌が空中に散ったトマトを捕らえた。触手のよ うにうねりながら赤い実を捕らえ、一瞬で縮み口へと収める。 赤く輝きながらゆゆこを見つめるちぇん。 「うまいか。トマトが、うまいのか?」 「こぼねー!」 元気な返事。 男が地面を蹴った。 「阿修羅・弌霧銀!」 「ぬぅん」 ちぇんが跳び上がり、枝を振り抜く。 一瞬暗くなる広場。 キン……。 軋む音を響かせ、火花が散った。鍛え上げられ研ぎ澄まされた鋼鉄の刃。それを何 故か受け止める木の枝。地面に下りたちぇんと、刀を振り抜いた男。 舞い上がった木の葉が落ちる。 「なかなかいいたちすじだ」 枝の先端を動かし、とちぇんが振り向く。 「だがしぁし、このちぇぇんをたおすのはひゃくねんはやい! ついてこい!」 真後ろへと跳んだ。 刀を頭の袋にしまい、男が後を追って跳び上がる。 「苦難上等。好むものなり修羅の道!」 音もなく。 飛んできたはくろうけんが、地面に刺さった。 森の木々がざわめき、風が唸る。鳥の飛び立つ羽尾が聞こえた。まるで一陣の突風 のように。もう男の姿もちぇんの姿もない。地面にははくろうけんが刺さっている。 後に残ったのは動けなくなったみょんと、トマトを咀嚼しているゆゆこだけだった。 ちぇんと男が空を飛ぶ。 木々の梢を蹴りながら、森の上を移動していた。 「お前が壁となって俺の前に立ち塞がるなら、いつだって……風穴開けて突き破る!」 男が両手を左右に広げ、斜め上に掲げた。両手の手を平を真下に向け、片足を持ち 上げ身体を捻る。そこから勢いよく身体を回転させた。 まるで小さな竜巻のように。白い渦と化して跳ぶ。 「超級覇王電影弾!」 「きさまのからだに、かざあなをあけてやる。おもうぞんぶん、あじわうがいい!」 ちぇんの尻尾が伸びた。猫のような黒い尻尾。それが数十メートルもの黒い紐となっ て身体に巻き付く。周囲の風を巻き込み唸る、竜巻のような尻尾の螺旋。そこから円 錐形の巨大なドリルが形成された。 「おうぎ・むそうらせんはんてん!」 ふたつの渦がぶつかり合う。 東の森を大きなゆっくりが歩いていた。 東の森の長であるドスまりさである。日課の見回りの最中だった。 「きょうもいじょうなーし」 その笑顔は次の瞬間凍り付いた。 「うおおおおおおおお!」 「ふううううううんっ!」 ガゴゴゴゴ! 上空を飛ぶふたつの渦。岩が削りあうような音を響かせ、火花を散らしている。何が 起っているのか、一目では分からなかった。じっくり眺めても分からないだろうが。台 風のように突風が荒れ狂い、土埃と木の葉を空へと舞い上げた。 「………」 大口を開けて動けなくなるドス。 ガキン! ふたつの渦が弾かれるように離れた。 そのひとつがドスに向かってくる。白い円錐の上に乗っかったちぇん。一度見れば忘 れないような容姿だが、見覚えはない。黒塗りのような瞳がドスを見据えている。 「いやああああ! こっちこないでええええ!」 お下げを振りながら、ドスは叫んだ。 「ハワユー、ドスゥ? アァイム、ゆかりズファーザー。あー、キミとあうのははじめてだ ったかな? おはつにしてさっそくだが、アレをやるぞ!」 ドスの頭上に移動するちぇん。 「アレってなにいいい!? しらないよおおお!」 「きまってるだろう? がったいだ!」 ちぇんがドスの頭に突き刺さった。帽子が吹っ飛ばされ落ちる。 そして足が爆発し、巨大な胴が生えた。 全長二十メートルほどの胴付ドスまりさ。周囲の木々の三倍はある巨大な体躯。帽 子の無い頭の上に、ちぇんがちょこんと乗っている。ちぇんのエネルギーがドスの身体 を一時的に組み替えていた。その身体はまちょりーのように雄々しく逞しい。 「これどおなっでるのおおおお!?」 叫ぶが、意味がない。 杉の木の梢に佇む男が、頭上に右手を掲げる。手の平が、白く輝く。 「俺のこの手が真っ赤に燃える! ゆかりん掴めと轟き叫ぶ!」 「いくぞ! じくうれつだん」 ドスが右腕を後ろに引いた。ドスの意志ではない。そもそも胴が生えた事がないの で、胴体の動かし方は知らない。今はちぇんが勝手に動かしているようだった。 「ばーすとすぴにんぐ、ぱぁんち!」 「衝撃のファーストブリットォ!」 ドン! 「ああ……」 ドスの涙が散る。 ふたつの拳がぶつかりあい、砕けたのはドスだった。指が千切れ、皮が裂ける。黒 い餡子が四散した。それだけでは終わらない。終わってくれない。 輝く男の拳がドスの腕を縦に引き裂いた。肩までばらばらに砕ける巨大な腕。 「あああ……」 痛みが無いのは幸いだっただろう。 男がドスの肩を蹴る。 ドスの頭の上で、ちぇんが不敵に笑った。 「撃滅のセカンドブリットォ!」 振り上げた拳がちぇんを捕らえ、殴り飛ばす。拳の勢いでドスの頭からちぇんが引っ こ抜け、回転しながら空高く飛んでいった。引き千切られた黄色い髪の毛。伸びていた ちぇんの尻尾が元に戻る。 「なにこれええ! わからないよおおお!」 身体が引っ込み、支えを失ったドスが涙と共に落ちていった。 何もない空中を蹴って、男が上空のちぇんを追い掛ける。まるで空を飛んでいるよう な動きだ。人間は生身で空を飛べない。そんな常識をあっさりと踏み越え。 「抹殺のラストブリットォォォ!」 振り抜かれた拳が、ちぇんを吹っ飛ばした。 再び空中を蹴ってちぇんを追い掛けどこかに消える男。 「ドスはおそらをとんでるよぉぉ……」 涙を散らしながらドスは落ちていく。地上二十メートルほどからの自由落下。それに 耐えられるゆっくりは少ない。頑丈なもこうやてんこ、柔らかいゆかりくらいだろう。ドス では無理だ。よくて致命傷である。 (ごめんね。みんなごめんね。さきにえいえんにゆっくりしちゃうけど、ドスがいなくなっ てもみんななかよくしてね……) 緩慢な時間の中でドスは群れの仲間に別れの挨拶を言った。 だが。 「どうも」 きめら丸が、ドスの目に入る。 鳥のような翼を広げ、空を飛んでいた。 「きもくてはやい、きめらまるです」 「とらんすふぉーむ・きょだいふうせんっ!」 気球のように膨らんだ北の長のゆかりが、ドスを受け止めた。 「んー。きょうもいいてんきだぞー」 日当たりのいい草地で一匹のらんが微睡んでいた。西の群れの長であり、ゆかりの 弟子である。肌に触れる心地よい午後の日差し。 ふと見上げた空に、黒い点が映った。 「ん?」 それは迷わずらんのいる方向へと飛んでくる。 らんは目を剥いて、飛んでくるものを凝視した。 ドッ! 「ひぅ!」 すぐ近くに落ちる。緑色の帽子に猫耳。ちぇんだった。 草地をを五メートルほど削って横向きに突き刺さっている。どう考えても粉々になって いる状況だが、見た限り転んだ程度の認識らしい。さとりのサードアイのような無機質な 目がらんに向けられた。半分地面に埋まっているため左目だけであるが。 「いやぁ、らんしゃま。ごきげんよう」 「………」 真っ白になるらん。 意識が身体から半分はみ出した。知っているちぇんである。いつぞや出会ったゆかり の父だ。あれは全部夢だったとして片付けたが、夢ではないらしい。 ドンッ! 「俺、参上!」 「………」 反対側に目を向け、らんはぴしりとひび割れる。 残りの半分の意識も身体から抜け落ちた。 こちらも見覚えのある人間だった。頭に罪と書かれた袋をかぶった、ほぼ全裸の人間。 前にうっかり捕まって色々酷い目にあった気がするが、よく覚えていない。帽子も身体も 無傷なので、多分問題は無かったのだろう。 「ところで、らんしゃま」 背中をつつかれ振り向くと、ちぇんの顔が間近にあった。光の映らない黒い瞳。全てを吸 い込むような漆黒。世界を揺らすような迫力がそこにあった。 身体からこぼれ落ちたらんの意識が、一回転して元の位置に納まる。 「らんしゃまのしっぽを、かしてほしいのだけど。いいかね?」 「はい?」 らんとはしてはどういう意味と聞き返したのだが。 ちぇんは肯定と受け取ったらしい。 「ではいくぞ。ついてこい、こぞう!」 「あああああああ!」 涙で軌跡を描きながら、らんは空に落ちていった。 真上に広がる緑色の森。黒い山肌。遠くに見える灰色の街。その無効に広がる青く 白い大海原。真下にはどこまでも遠い青空と、白い雲が見える。幻想的な風景だった。 これが夢だと思うほどに。夢だったらどんなに幸せだろう。 「らんはおそらをとんでるんだぞおおお!?」 涙が真上に流れていく。 上にある大地、下に広がる空。 らんは頭から無限遠の虚空へと落ちていった。 「らんしゃまがたのしそうでなによりだ」 尻尾を動かしながら、脳天気に呟くちぇん。 あまりの事に上下の認識が逆転してのは、らんも理解していた。理解していたがどう にもならないし、どうでもいい。ちぇんの頭に乗せられ、らんは遙か上空へと飛んでいる。 地上数百メートルへと。ちぇんの飛行原理はわからない。 「ふははは! ゆかりいいいん! 俺は……お前が、お前が……お前が好きだー! お前が欲しいーッ! 愛してるううう、ゆかりいいん!!」 男が空へと落ちてくる。 こちらも飛んでいる原理は不明だが、道具も無しにちぇんを追い掛けてきた。 「そうだ。そうでなくては! ちぇぇんのむすめがほしいのなら、これくらいはやってもら わないとこまるぞ! いけぇい、らんしゃまのしっぽ!」 バシュン。 ちぇんの叫びに応え、らんの尻尾が外れた。 上下逆さまの世界。だが、この高度では向きは意味をなさない。 らんを中心に展開される九本の尻尾。白い先端を真上に向け、直角的な軌跡を描い て自在に空を躍る。尻尾ファンネル。尻尾を飛ばして米粒を発射する、らん種の中でも 希少性の高い能力だ。当然だが、らんは使えない。 「わからないぞおおお!? ぜんぜんわからないぞおおお! なんでだあああ!」 「だいじょうぶだ。もんだいない」 らんの全力の叫びを、ちぇんは一蹴した。 炸裂音。 尻尾の先端から米粒が機関銃のように発射される。赤熱した米粒が空中に複雑な軌 跡を画いた。九本の尻尾から撃ち出される無数の米粒弾。文字通り弾幕である。空中 では体勢を変えられず、普通なら避けられない。 「とりゃあ!」 空中を叩き、男が後ろに飛び米粒を躱した。 続いて右に。左に。 何もない場所を手で殴りつけ、その反動を利用して。 両足を抱いて丸くなって前に。 弾幕の隙間をくぐり抜け、男がちぇんに向かう。 そして、右手を握り締める。 「飛ぶ拳撃を見たことはあるか!」 ちぇんがらんの下から抜け出し、横に移動していく。旗のようになびく二本の尻尾と髪 の毛、緑色の帽子のフリル。何もない空中を滑るように横に走る。 正確には、らんがちぇんの頭上から真横に放り投げられていた。 男が拳を突き出す。 バォン! ちぇんがひしゃげた。 見えない何かが顔面に撃ち込まれる。 さらに左の拳を振り、右の拳。左、右、左右左右。 不可視の打撃を連続で喰らい、ちぇんが青空へと落ちていく。 が。 「ちぇぇぇぇんすぱぁぁぁぁく!」 ちぇんの口から放たれた光が、男を一文字に薙ぎ払った。太陽よりも白く熱く輝く破 壊の閃光。爆発とともに、男が真上の地面に向かって跳び上がっていく。 そこへ撃ち込まれる尻尾ファンネルによる一斉射撃。 「まだだ。まだ終わらんよ」 しかし、男は空中を蹴って縦に一回転。見えない蹴りがちぇんを吹っ飛ばした。 ちぇんと男が、空へと落ちていく。 「あ」 ではない。 ちぇんの頭から離れた事で、らんが地面に落ちていた。逆さまだった上下の認識が 正常に戻る。引力に引かれ、らんは物凄い速度で地上に向かっていた。飛べないらん では、抗うこともできない。 「いやああああ! おちるうううううう!」 「どうもー」 「とらんすふぉーむ・とくだいしーとっ!」 目の前に大きな四角形が広がった。 大きく翼を広げ、空を飛ぶ四つ足の獣。鳥のような翼できめら丸が空を走っていた。 その背に乗っているのはゆかりと、助けられたらんである。 「あんぜんあんしん、ちょうこうそく。まいどおなじみきめぇまる、あらためきめらまるで りばりーさーびすです。あと、ごあんしんください、らんさん。こんかいのうんそうりょう は、ぜんぶさーびすですよ」 「なんですかあれ! なんですかあれ! なんですかあれえええ!?」 「ゆかりんにきかないで……」 マイペースなきめら丸、泣きながら質問するらんと、諦めムードのゆかり。 いつの間にか尻尾はらんの元に戻っていた。 「ちぇぇんすぱぁぁく! すぱぁぁく! すぱぁぁくぅ!」 空を裂く閃光の連打。 青い空を背景に白い線が空中に引かれる。爆風を伴った熱線と飛び散る光の粒子。 規模は小さいもののドススパークとは比べものにならない破壊力。高熱に晒され瞬間 的に膨張した空気が、雷鳴のような轟きを上げる。 「なんのこれしき。あたらなければ、どうということはない!」 男は空中を蹴り、弾き、身を翻し、スパークを躱していく。 右へ。左へ。上へ。下へ。 時折上下逆さまになり。 避けられないスパークは殴って軌道を変える。 「オラオラオラオラ!」 拳の連打と、飛翔する打撃。 超音速で空を殴り衝撃波を飛ばす。人智を越えた力と技術のなせる技だ。その威力 は徹甲弾をも上回っている。残像を残して動く腕が機関砲のような連射を見せた。 目に見えない打撃。 「ぬるいわ!」 それを見切り、ちぇんは躍るように躱していく。 跳ねて回って、沈んで浮いて。 生身で行われる空中戦。まき散らされる閃光と衝撃の弾幕。 「しゃくねつのばーんすとらいくぅ!」 「三百煩悩攻城砲!」 閃光と衝撃がぶつかり、周囲に白い輪を作り出す。 きめら丸の背に乗ったゆかりとらんが見守る中、ちぇんと男は空を舞いながら互いに 打ち合い避けあっていた。飛んでいる原理も弾幕の仕組みも置き去りにして。 「おまえはぁ!」 ちぇんが咆える。 「おまえは、ゆかりがすきなのか? ちぇぇんのむすめがすきなのかああ! すきなのか あああ! あいしているというのかああああ!」 大きく開かれた口に光の粒子が集まり、爆音と共に撃ち出される。薄い稲妻を纏った 閃光の渦が、空を切り裂き、男へと伸びる。 男がきめら丸の背に乗るゆかりに目を向けた。 一瞬目が合い、ゆかりが慌てて目を逸らす。 「そうだ。どうせ聞こえるんなら聞かせてやるさ。ゆかりん! 好きだぁぁー! ゆかりん、 愛してるんだー! この森で出会う前から、好きだったんだ!」 森全体に届くような大音声。 素足で空気そのものを蹴り抜き、男がちぇん目掛けて飛んだ。 迫り来る閃光に向け、左手を振り抜く。拳が光の奔流を引き裂いた。幾筋にも別れ、 白い粒子となってスパークが空に散る。 「好きなんてもんじゃない! ゆかりんのことはもっと知りたいんだ! ゆかりんのこと はぜーんぶ知っておきたい! ゆかりんを抱きしめたいんだァ!」 男は罪と書かれた袋の上から顔に右手を当てた。 罪という字が、愛という字に変わる。 スパークを切り裂き、男は右手を引き絞った。手を伸ばせば届く距離。目の前まで迫 ったちぇんに狙いを定め、腕を思い切り振り抜く。 「ゆかりん、結婚してくれええ!」 「ふぅむ」 拳が。 ちぇんの顔にめり込んだ。 が。 「ならばよし!」 殴られたまま、ちぇんが男の顔面に体当たりをした。 今までとは比較にならない勢いで。 「ぬううううううん!」 自由落下を数倍に上回る速度で、男がちぇん諸共地上へと向かう。遠く離れていた 緑色の大地が瞬く間に近付いていった。流れる風にちぇんの尻尾がはためく。 ドンッ! 土砂をぶちまけ、ちぇんと男が地面に激突する。 隕石が衝突したようなクレーターが、そこに作られていた。雨のように降り注ぐ土砂。 周りに生えていた木が何本か、外に向かってなぎ倒されている。生身の人間なら跡形 もないだろう破壊力に、男は穴の中心で意識を失っているだけだった。 クレーターの縁に下りるちぇん。 尻尾でずれた帽子を直してから、気絶した男に向き直り、ぺこりと頭を下げる。 「しかし、こんかいはおひきとりください」 あとがき 空を飛ぶ原理はONE PIECEの月歩的なものです。あと、気合いと愛です。 過去SS anko4158 お帽子さん、外れてね anko4147 ぐんまりさ迷子になる anko4144 いたさなえ anko4128 ちぇん CV:若本規夫 anko4109 ゆっくり・ボール・ラン 2nd STAGE anko4108 ぱちゅりーの居場所 anko4104 続・どMとどS anko4090 BGM 天国と地獄 anko4086 HENTAI ありす 以下略 挿絵:
https://w.atwiki.jp/yukue/pages/250.html
だいじに だいじに そだてると ポケモンって どんどん なつくのよー (あなたのポケモンはあなたになついてたかしら…) こないだ ジョギングしてたら ポケモンに おいかけられてね (君がくるまではこんなことはなかった…) たましいの ねむる ばしょ… ここが ロストタワー なんだな (おや…君には関係なかったね…) ポケモンが のびのび できそうだろ! (みんなのびのび生きてほしかった…) ふたつが ぶつかり まざりあって あたらしい ドラマが うまれるのだ! (少しでも…ほんの少しでもこんな考えを持ってくれていれば…) あたし まだ ちいさくて じょうずに たたかえ ないから… (おにいちゃんが逃がしたポケモンもそうだよね?ねぇ気付いてる?) まいしゅう にちようびは ロストタワーに いくの… (…) たびの トレーナーさん ここには なんにも ないわよ (そう…ここにはなにもない…あるのは…) いつのまにか ポケモンや ひとが あつまって まちに なったんだ (ポケモンを保護する人達が集まったのさ…) どこまでも はしる ぼくたち みちが つづくかぎり… (君は…どこまで走り続けるの?) きみと ポケモンも あるいみ おやこの きずな だなあ (名ばかりの親だがな…) ポケモンを さわってるとだね あたたかさと いっしょに やさしさが つたわって くるんだな (君からはなにも伝わらない…) ママも ふたごさん なのー (おにいちゃんのポケモンはなんにんきょーだいかな?) ポケモンの うまい そだてかた? うーん やっぱり あいじょう? (「アイジョウ」ッテシッテル?) 作 3代目スレ 210-211