約 2,167,073 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1689.html
制限などのルール 基本ルール 参加者全員で殺し合いをして、最後まで生き残った者のみが元の世界に帰れる。 参加者の所持品は基本的に全て没収され、その一部は支給品として流用される。 ただし義肢などの身体と一体化した武器や装置、小さな雑貨品は免除される。 主催者に敵対行動を取ると殺されるが、参加者同士のやりとりは反則にならない。 参加者全員が死亡した場合、ゲームオーバーとなる。 バトロワ開始時、全参加者はマップ各地に転送される。 支給品 参加者はバトロワ開始時、以下の物品を支給される。 ・デイバック(小さなリュック。どんな質量も収納して持ち運べるステキ機能有り) ・地図(アルハザードの地形が、9×9マスで区分されて描かれている) ・名簿(参加者の名前が掲載されたファイル。書かれているのは名前のみ) ・水と食料(1日3食で3日分、都合9人分の水と食品が入っている) ・時計(ごく普通のアナログ時計。現在時刻を把握出来る) ・ランタン(暗闇を照らし、視界を確保出来る) ・筆記用具(ごく普通の鉛筆とノート) ・コンパス(ごく普通の方位磁石。東西南北を把握出来る) ・ランダム支給品1〜3個(原作・クロス作品に登場する物品限定。参加者の能力を均一化出来る選択が必要) 尚「地図」〜「ランダム支給品」はデイバックに収められている。 制限が必要そうだが、制限が決定していない物品を登場させたい場合は、事前の申請・議論が必要。 時間 ・深夜=22時〜3時 ・夜明=3時〜5時 ・朝=5時〜10時 ・昼=10時〜13時 ・日中=13時〜16時 ・夕方=16時〜18時 ・夜中=18時〜22時 放送 以下の時間に、「死亡者」「残り人数」「進入禁止エリア」を生き残り参加者に伝える。 ・00:00 ・06:00 ・12:00 ・18:00 禁止区域 侵入すると数分後に首輪が爆発するエリア。「放送」の度に2〜3ずつ増える。 進入禁止はバトロワ終了まで解除されない。 尚、禁止指定されるエリアは、その時点で参加者が一人もいないエリアの中から議論で決定。 首輪 参加者全員の首に装着された鉄の輪。死んだ参加者の命をアリシアに送る装置でもある。 「生死の判断」「位置の把握」「盗聴」「爆破」の機能があり、「爆破」以外は常に作動している。 「爆破」が発動する要因は以下の通り。 ・主催者が起動させた場合 ・無理に外そうとした場合 ・主催者への敵対行動を取る、または敵対意見が盗聴された場合 ・禁止区域に一定時間滞在していた場合(尚、警告メッセージが入る) 書き手のルール バトロワ作品を作る上で、書き手に求められる規則。 ・トリップをつける ・本スレでも連載中の書き手は、あくまでもこちらが副次的なものである事を念頭において執筆しましょう ・残虐描写、性描写は基本的に作者の裁量に任されます。ただし後者を詳細に書く事は厳禁 ・リレー小説という特性上、関係者全員で協力する事を心掛けましょう ・キャラやアイテムの設定において解らない所があったら、積極的に調べ、質問しましょう ・完結に向けて諦めない ・無理をして身体を壊さない 予約について 他の書き手とのかぶりを防止する為、使用したいキャラを前もって申請する行為。 希望者は自身のトリップと共に、予約専用スレで明言する事。 予約期間は1週間(168時間)。それ以内に作品が投下されなかった場合、予約は解除される。 同一の書き手が連続して同じキャラを予約する事は禁止する。 状態表のテンプレ バトロワ作品に登場したキャラの、作品終了時点での状況を明白に記す箇条書きです 【○日目 現時刻(AMまたはPM)○○:○○】 【現在地 ○ー○(このキャラがいるエリア名) ○○(このキャラがいる場所の詳細)】 【○○○○(キャラ名)@○○○○(参加作品名)】 【状態】○○(このキャラの体調、精神状態などを書いて下さい) 【装備】○○○○(このキャラが現在身に付けているアイテムを書いて下さい) 【道具】○○○(このキャラが現在所持しているアイテムを書いて下さい) 【思考】 基本 ○○○(このキャラが現在、大前提としている目的を書いて下さい) 1.○○(このキャラが考えている事を、優先順で書いて下さい) 2.○○ 3.○○ 【備考】 ○○○(このキャラが把握していない事実や状況など、上記に分類出来ない特記事項を書いて下さい) 以下は、バトロワ作品の参加キャラ4人以上が、特定の目的を果たすべく徒党を組んだ際に書くテンプレです 【チーム:○○○○○(この集団の名前を書いてください)】 【共通思考】 基本 ○○○(この集団が共有している最大の目的を書いてください) 1.○○(この集団に共有している思考を、優先順で書いてください) 2.○○ 3.○○ 【備考】 ○○○(この集団が把握していない事実や状況など、上記に分類出来ない特記事項を書いてください) 【能力の制限】 全参加者共通の制限は以下の2つ。 ・突出した身体能力・戦闘力・再生力は制限。度合いは書き手の裁量に任せられる。 ・首が爆破されても死なない参加者の場合、首輪は致死確実の部位に設置されている。 以下は個人単位での制限がある参加者の一覧。 【アーカード@NANOSING】…心臓破壊で死亡、身体能力・再生力の低下、変化・使い魔召喚の不可 【アレクサンド・アンデルセン@NANOSING】…身体能力・再生力の低下 【エネル@小話メドレー】…攻撃射程は最大でも100m、雷化は手足のみ、“心網”は1エリアのみ、思考の読み取りは不可 【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス 反目のスバル】…対象一人当たりにつき体力・精神力の消耗大 【セフィロス@リリカルなのはStrikerS片翼の天使】…身体能力・魔法攻撃力の低下 【殺生丸@魔法妖怪リリカル殺生丸】…嗅覚の低下、飛行で消耗大 【ヴァッシュ・ザ・スタンピード@リリカルTRIGUNA's】…攻撃射程は最大500m、攻撃後の消耗大 【ミリオンズ・ナイヴズ@リリカルTRIGUNA's】…攻撃射程は最大500m、攻撃後の消耗大 【ヒビノ・ミライ@ウルトラマンメビウス×魔法少女リリカルなのは】…変身後も人間大、変身後の強制休養、技の消耗大 【C.C.@コードギアス 反目のスバル】…極度の致命傷以外は時間次第で治癒、ギアス提供・精神攻撃は不可 【アンジール・ヒューレー@リリカルなのはStrikerS片翼の天使】…マテリアルパワーは消耗大。変身・双方向コピー不可 【アレックス@ARMSクロス『シルバー』】…再生力の低下、ARMS変化は腕まで・消耗小、“ブリューナグ”の槍は消耗大 【キース・レッド@ARMSクロス『シルバー』】…再生力の低下、ARMS変化は腕まで・消耗小、“超振動”で消耗大 【相川始@魔法少女リリカルなのは マスカレード】…変身後の疲労大、ジョーカーの欲求大 【キング@魔法少女リリカルなのは マスカレード】…変身後の疲労大、極度の致命傷はカード化(死亡)、それ以外は時間次第で治癒 【金居@魔法少女リリカルなのは マスカレード】…変身後の疲労大、極度の致命傷はカード化(死亡)、それ以外は時間次第で治癒 支給品の制限 1.デバイス系 ・デバイス類は、起動だけならどの参加者でも可能 ・カートリッジがあれば魔力の無い参加キャラでも、簡易なものなら回数制限付きで魔法使用可能 2.ライダーベルト系 ※龍騎系ライダーベルトについて ・12時間に1人、契約モンスターに「生きた参加者」を喰わせないと所有者が襲われるようになる ・参加者を1人喰わせると猶予が12時間に補充される。猶予は12時間より増えない ・変身や契約モンスターの命令を1分継続させる毎に10分の猶予を消費する ・猶予を使い切ると変身や命令は解除され、契約モンスターに襲われるようになる ・所有者が自らの意識でカードデッキを捨てると契約モンスターに襲われる。無意識、譲渡、強奪は適用外 ※555系ライダーベルトについて ・ライダーベルトとツールは1セット。ただしフォンは別 ・参加者は誰でも変身可能。ただし、オルフェノクに変身出来る訳ではない ・カイザ、サイガ、オーガに変身した場合、上位オルフェノク級の高次種族以外は灰化して死亡 ※ブレイド系ライダーベルトについて ・参加者は誰でも変身可能。ただし同時に使えるアンデットの力は5体まで ・一部の参加者は例外 ※カブト系ライダーベルトについて ・ベルトのみ支給品指定。ゼクターは変身時のみ、どこからともなく飛来する。 ・ゼクターに認められなければ変身出来ない。各ゼクターの資格条件は、以下のものを精神的に満たしている事。 ・カブト……自信 ・ザビー……調和 ・サソード……復讐 ・ドレイク……自由 ・ホッパー……絶望 ・クロックアップはごく短時間のみ。使用後には疲労有り ※電王系ライダーベルトについて ・参加者は誰でもイマジン無しで変身可能。ただしライダーパスとベルトは別々 ・剣が得手とする、及び得手の武器が無い参加者はソードフォームに変身可能。剣以外の武器を得手の場合は、対応したフォームに変身可能 ・ゼロノスベルトも、ライダーパスとベルトは別々。ベガフォームは使用不可 ・ゼロノスカードは所有者を知る他参加者の数に比例。忘却後に再度記憶されれば、カードは補充される 3,火竜@FLAME OF SHADOW STSについて ・デバイスの中に“力の塊”として封印され、参加者に触れられるまで一切の行動が不能(虚空は例外) ・参加者が触れると火竜が体内に宿り、使用可能となる。その際、腕に火竜の頭文字が刻まれる ・宿っている参加者が死亡すると“力の塊”状態となって体外に出る。火龍の記憶は維持される ・能力を使うには火竜の頭文字を描く事が必要 ・能力を使用する度に体力と精神力を消耗する。度合いは発動した能力の規模に比例 バトロワまとめへ TOPページへ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3630.html
8:百合ショッカー本部殴り込み編 なのは・ユーノ・士・光太郎の四人は数多の戦いの末ついにクラナガンにやって来ていた。 「ついにここまで来たぞ。後一息だ。」 「でも私達四人だけで百合ショッカー総本部を攻撃なんて無茶な気がするんだけど…。」 最終決戦へ向けて静かにながら意気込んでいた士に対し、なのはは不安げだった。仕方が無い。 今のクラナガン、かつての時空管理局ミッド地上本部は百合ショッカーの総本部と化している。 それ故に敵の防衛網も今までとは比較にならない事は想像に難くなかった。 「いや、むしろ逆かもしれないよなのは。」 「え? ユーノ君それどういう事?」 「今まで見て来た通り、百合ショッカーは色々な世界に侵攻しているけど、それぞれの世界にも 百合ショッカーと戦う人達がいた。彼等と戦う為に百合ショッカーもさらに兵力を送り込まなければならない。 …と言う事は、逆に総本部のあるここは守りが手薄になっている可能性が高いと言う事だよ。 それに、下手に大人数で行くよりも少数で一気に奥まで忍び込んで頭を取ると言うのも立派な手。」 ユーノの言葉になのはも思わず納得していた。例え姿はフェレットであろうとも、流石はなのはのブレーンとも言えるユーノだった。 「しかし安心ばかりもしていられない。絶対数こそ少なくとも、総本部ともなれば敵も精鋭が守りに付いているはず。」 「うん…いずれにせよ激戦は避けられないんだね…。」 光太郎の言葉になのはは不安げだった表情を引き締めレイジングハートを握っていたのだが… 「その通りだ。良くぞここまで来たな。」 「ほらおいでなすったぞ!」 早速現れた百合ショッカー総本部の防衛部隊。しかし、それは仮面ライダー1号&2号と瓜二つの者達… それがのべ数十人も揃っていたのだった。 「仮面ライダー!? しかもあんなに…。」 「違う! あれはショッカーライダーだ!」 「ショッカーライダー!?」 「仮面ライダー1号及び2号は元々ショッカーが一怪人として改造した者だと言う事は以前にも話したが、 それに対抗する為にゲルショッカーが作った仮面ライダーの同型改造人間達だ!」 ショッカーライダー。元々自分達が作り上げた仮面ライダー1号及び2号に苦渋を舐めさせられたゲルショッカーが 対仮面ライダー用に仮面ライダー改造時の設計を基に、戦闘員の中でも優秀な者を改造して作り上げた存在… それがショッカーライダーであった。手袋及びブーツが黄色く、そして赤を除く色とりどりのマフラーを巻いているのが特徴である。 「その通り。確かにこの者達はショッカーライダーだ。しかし厳密には違う。百合厨の中でも特に優秀だと判断された者を 素体とし、百合ショッカーが改造した百合ショッカーライダーだ。」 「!!」 ショッカーライダー…いや百合ショッカーライダーの軍団の中心に立つ一風変わった全身を甲冑に覆われた男がいた。 「地獄大使か…。」 「地獄大使? 違うな。今の私は地獄大使改めガチ百合大使だ。」 地獄大使。『仮面ライダーの世界』においてショッカーの幹部の一人だった地獄大使。それが百合ショッカーに 参加する事によってガチ百合大使と名乗っていたのだった。そして、ショッカーライダー部隊もまた彼の言葉通りなら 百合厨の中でも特に重度の百合厨を元にした百合ショッカーライダーであると思われる。 「シャドームーンの奴は高町なのはを首領と引き合わせる事によってなのフェイの百合を復活させ それによって各世界の百合厨からの支持を得て百合ショッカーの支配体制を固める事を狙っている様だが… 我々はその様には考えていない。」 「そうだ。もう淫獣に股開いて中古になったなのはに価値は無いね。」 「まっまだそんな事してないよ////////」 ガチ百合大使と百合ショッカーライダーの言葉になのはとユーノは赤くなってしまっていたが、 彼等のその態度、それはなのはをフェイトを引き合わせようとしていたヴィータ達とは明らかに違っていた。 「故に我等は高町なのはとユーノ=スクライアを殺す事に躊躇いは無い。覚悟しろ!」 「流石は特に重度の百合厨を改造しただけの事はある…か…。」 重度の百合厨ともなればなのフェイの百合以外は考えられず、それ以外のカップリングは根絶の対象となる。 特になのは×ユーノともなれば、彼等にとってはゴミクズ以下だろう。ならば、今なのはとユーノが一緒にいる と言う状況は彼等にとって忌むべき物であり、ユーノと一緒に入る事を当たり前に受け入れているなのはもまた 彼等にとって忌むべき対象なのだろう。 「我々の愛した高町なのははもう我々の心の中にしか生きていない。今目の前にいるあの女はただのビッチ…。 淫獣に股開いたただの中古女なんだ! あんな奴に価値などありはしない!」 「だからそんな事してないよ////////」 「凄い言われ様だな…。」 百合ショッカーライダー軍団にビッチだの中古だの言われて凄いショックを受けるなのはだったが、 逆に士と光太郎は呆れるばかりだった。しかし、百合ショッカーライダー軍団が脅威である事は事実。 故にそれぞれ変身をして戦闘態勢を取る。 「変身!」 『カメンライド! ディケーイド!』 「変身!! 仮面ライダーBLACK!」 「セーットアーップ!」 なのはとその肩に乗ったフェレットユーノ・ディケイド・BLACKの四人と、百合ショッカーライダー軍団が 相対し、今戦闘が始まった。 「やれい! 百合ショッカーライダーども!」 「ユリィィィィ!!」 ガチ百合大使の号令に合わせ、百合ショッカーライダー軍団が一斉に駆け出していく。伊達に仮面ライダー1号・2号の 設計を流用して作られただけの事はあり、物凄い脚力と速度で接近して来ていた。 「来るぞ!」 ディケイドはライドブッカー・ソードモードを握り振り上げ、BLACKはパンチで跳びかかって来た 百合ショッカーライダーを迎撃した。しかし、百合ショッカーライダーは軽やかにそれを回避し、 逆にキックを打ち込んでいた。それには思わず怯んでしまうディケイド・BLACK。 「ディケイドとBLACKは後回し。まずあのビッチと淫獣をゲゲルしろー!」 「わっくっ来る!」 百合ショッカーライダーはディケイドとBLACKの相手を後回しにし、なのは・ユーノへ向けて猛烈な速度で 駆け寄せて来る。なのははレイジングハートの先端を向け、ディバインバスターで迎撃しようとしていたが間に合わない。 「させるか!」 『カメンライド! 響鬼! アタックライド! 音撃棒・烈火!』 ディケイドは響鬼のカードをディケイドライバーに差し込む事で仮面ライダー響鬼に変身し、 さらにアタックライド・音撃棒・烈火から放たれる火炎弾を連続で発射するが、それさえ百合ショッカーライダーは 回避しつつなのはとユーノへ接近して行く。 「くっ!!」 ユーノはなのはの左肩の上に立ち、防御魔法を展開して百合ショッカーライダーを阻もうとする。 しかし…その行動はお見通しとばかりに百合ショッカーライダーは構わず突撃を続けていた。 「ライダーパーンチ!!」 百合ショッカーライダー軍団のライダーパンチがほぼ同時にユーノの防御魔法へ打ち込まれ、 直後にそれが破られ砕けていた。こと防御に関しては実質Sランク級にも匹敵し得る物を持つユーノの防御魔法を 破った百合ショッカーライダーの集団ライダーパンチ。後は彼等の拳が直接なのはとユーノを襲う…と思われたが… 「危ない!」 とっさにディケイド響鬼が跳び、なのはとユーノを突き飛ばす。そのおかげでなのはとユーノの二人は何とか助かったが、 代わりにディケイド響鬼が百合ショッカーライダーのライダーパンチを受けてしまった。忽ち響鬼への変身が解除されてしまうのは 勿論の事、超硬度・超耐衝撃性・超耐熱性を誇るディヴァインオレ鉱石製のディケイドのボディーの彼方此方から激しい火花が散り倒れ込んでしまう。 これは百合ショッカーライダーの攻撃力の凄まじさを物語っていた。 「ぐぁ!」 「士さん!」 「くっ…邪魔が入ったか。だがディケイドに大ダメージを与えられただけでも良しとしよう。」 なのはとユーノは大急ぎでディケイドへ駆け寄り起き上がらせようとしていたが、ディヴァインオレ製の スーツでも完全には耐え切れなかった程にディケイドのダメージは大きいらしく中々起き上がれなかった。 「くそ…量産型ライダーのくせに何て強さだ。」 「だから言ったでは無いか。百合ショッカーライダーは百合厨の中でも特に優秀な百合厨を改造してあると。」 確かにその通りだった。百合ショッカーライダーは量産型とは言え、百合厨の中でも特に重度の百合厨を 基にして改造された存在。それ故に戦闘力は百合戦闘員やユリトルーパーとは比較にならなかった。 「ディケイドにBLACKよ、ここで高町なのはとユーノ=スクライアを大人しく渡すのであれば お前達二人の命だけは助けても良いと思うが…どうかね?」 「断る!」 「何時までそんな強がりが言えるかな? 今このクラナガン近辺にいる反抗勢力はお前達四人だけだ。 今までの様に助けは来ないぞ。」 ガチ百合大使及び百合ショッカーライダー部隊の目的はなのはとユーノを闇に葬る事。 それ故にこの二人を消せるならディケイドとBLACKはどうでも良いと考えていた。 無論そんな事はディケイド・BLACKが許容出来るはずが無いが、今この状況で 誰かが助けに来てくれるとは到底思えなかった。 「私達が貴方達に素直に殺されれば…士さんと光太郎さんを助けてくれるんですね?」 「お…おい…。」 ここでなのはとユーノがゆっくりと百合ショッカーライダー部隊へ向けて歩み寄っていく。 「おい! やめろ!」 「士さん…光太郎さん…。私達が時間を稼いでいる内に逃げて下さい。」 「そして今一度体勢を立て直し、何時の日か百合ショッカーから…世界を守ってください…。」 なのはとユーノは自身の死を賭してでもディケイドとBLACKを助けるつもりだった。 元より誰かを守る為に時空管理局に入った身。その為に誰かを助けられるなら本望。そう考えていたのである。 「やめろ! 奴等がそんな約束を守る物か!」 「ハッハッハッハッ! 潔いとはまさにこの事だな。やはりこの世は百合こそが絶対的な正義。 なのは×ユーノを支持する奴など何処の世界にいると言うのだ。」 「ここにいるぞぉ!!」 「!?」 突如として響き渡った謎の声。まるで三国志における馬岱の名台詞を連想させる言葉を叫び放ったのは 一体何者なのかと思わずその場にいた誰もが騒然としていたのだが… 「とぉ!」 「うあっ!」 直後として何者かが乱入し、百合ショッカーライダーの手に掛かろうとしていたなのはとユーノの二人を 救出し、ディケイド・BLACKの所まで連れ帰していた。 「おっお前は…ユウスケ!」 「この二人の笑顔は…俺が守る!!」 突如として乱入し、なのはとユーノの窮地を救った者、それはディケイドの旅の仲間であった 仮面ライダークウガこと小野寺ユウスケだった。しかし、現れたのはそれだけでは無かった。 「大丈夫ですか士君!」 「夏みかん…。」 倒れていたディケイドを掴み支え上げていたのは、同じくディケイドの旅の仲間である仮面ライダーキバーラこと光夏海。 そしてクウガはなのはとユーノの二人を守る様に前に立ち、構えていた。 「俺も一緒に戦うぞ!」 「お前等今頃…来るのが遅いんだよ!!」 思わずディケイドはクウガとキバーラにそう怒鳴り付けていたのだったが、表面的には怒りつつも 何処か喜びが感じられた。 「実は僕もいるんだ。」 「海東…。」 次に現れた者…それは仮面ライダーディエンドこと海東大樹であった。士がディケイドになる以前から 数多の世界を旅し、その世界のお宝を手に入れるドロボ…ゲフンゲフン…怪盗をしており、時にはディケイドの ライバルとなる事もあったが、色々あって彼もディケイドの旅の仲間となっていた。 「西も東も百合で塗れたこのご時勢だからこそ…なのは×ユーノは逆にとても貴重なお宝になってると思うんだよね。 まぁ…僕のポケットに入る様な物じゃないし、持ち帰る事も出来ないけどね。」 「とりあえず協力してくれると言う事で良いんだな?」 クウガ・ディエンド・キバーラの増援で一気に勢い付くが、百合ショッカーライダー軍団が圧倒的なのも事実だった。 クウガ・ディエンド・キバーラの救援を受けたなのは・ユーノ・ディケイド・BLACK。 しかし百合ショッカーライダー軍団の相手はそれでも辛そうであった。 「たった三人が増えただけで何が出来る! 数で押し潰してやる!」 「さて、それはどうかな?」 ディエンドは銃として右手に持つディエンドライバーを百合ショッカーライダー部隊へ向け、何処からかカードを 取り出しディエンドライバーへ差し込んでいた。元々ディケイドと同系統の技術によって作られたディエンドもまた、 カメンライドによって様々なライダーを召喚したり、また実体のある幻影を作り出して戦わせる事が出来た。 それによって物量差を覆そうとしていたのだった。 「実はね、僕は士を探すついでに三国志の世界へ行っていたのさ。」 「三国志の世界?」 「残念ながらお宝らしいお宝は手に入らなかったけど、その代わりに三国志武将をライドする事が出来る様になったんだ。」 「わぁ! 何か戦力として頼りになりそうな予感!」 ディケイドがプリキュアの世界へ行ってプリキュアをライド出来る様になったのと同じ様に、ディエンドもまた三国志の世界へ行き 名だたる三国志武将をライドして呼び出す事が出来る様になったと言う。それにはなのはとユーノの二人も思わず期待せざる得ない。 『三国ライド! 五虎大将!』 「おお! いきなり五虎大将か!」 五虎大将とは、三国志の魏・呉・蜀の三国の内の蜀における関羽・張飛・趙雲・黄忠・馬超の五人の武将を指す。 いずれも今日においても語り継がれる程の有名武将である。あくまでもディエンドがライドして呼び出した 実体のある幻影であるとは言え、今と言う状況下においては頼りになる存在と思えたが……… 「よりによって恋姫無双版かよ!!」 何と言う事であろうか。ディエンドがライドして呼び出した五虎大将とは、恋姫無双版だったのである。 「海東! お前が行った三国志の世界って恋姫無双の世界の事かよ!」 「うん。それがどうかしたのかい?」 「てっきり横山三国志とか三国無双とか最強武将伝あたりから連れて来ると思ってたからな…。」 恋姫無双の世界は三国志の世界と似て非なる世界。何しろ三国志の名だたる武将達が女性化してる世界だからね。 美髭公と呼ばれる位に立派な髭を蓄えていた事で有名な関羽も、恋姫無双の世界では美しく長い黒髪を持った女性になってる位だ。 「あの…僕達はあれが何なのかちょっと良く分からないんですけど…本当に大丈夫なんですか?」 「安心しろ。俺も良く分からん。」 五虎大将と言うからには絶対に頼りがいのありそうな強そうな男達が現れると期待していた事もあり、 恋姫無双版の五虎大将を見て、それについて良く知らないユーノとなのはは凄い不安げな顔になっていた。勿論BLACKも。 「けどあいつ等強いぞ!」 「本当だ! ってか強っ!」 「何で!?」 皆の不安とは対照的に彼女達は強かった。黄忠のさながらマシンガンの様に高速連射される矢によって 百合ショッカーライダーは次々に射貫かれ、関羽・張飛・趙雲・馬超の四人もまた女性の細腕からは想像も出来ない力で 手に持つ大きな得物をブンブンと振り回して百合ショッカーライダーを次々に薙ぎ倒していく。 彼女達はあくまでもただの人間のはずなのにどうしてあそこまで強いのか意味が分からない程であった。 「もう全部あいつ等五人だけで良いんじゃないかな。」 「いやいや、実はもう一人必要なんだよ。」 「え?」 ディエンドはもう一人必要だと言うが、一体誰を呼び出すと言うのだろう。 『三国ライド! 孔明!』 「はわわ~、ご主人様、敵が来ちゃいました~。」 「で?」 ディエンドが三国ライドで呼び出した諸葛亮孔明…勿論恋姫無双版である事は言うまでも無い事だが 先の五人と違ってあたふたするばかりでとても戦力になるとは思えない。一体何の意味があるのだろうか? 「何か意味あんの?」 「当然あるさ。筆者が喜ぶ。」 何を隠そう筆者は朱里ちゃん好きだからこれだけは絶対にやっておきたいのであった。 とまあこんな感じで百合ショッカーライダー部隊は五虎大将に任せとけば間も無く全滅する…と思われたが… 「ええい不甲斐無い奴等め! こうなったら私が直々に相手をしてやる。」 ここでガチ百合大使が前に出て来た。無論五虎大将は一気にガチ百合大使へ向けて駆け寄せるが… 「百合ショッカー百合幹部ガチ百合大使。してその実態は…ユリユリユリユリ…ユリユリンダァ!!」 「ああ! あの人怪人に変身したよ!」 地獄大使が怪人ガラガランダに変身する事は知られている。そしてガチ百合大使もまた、ユリユリンダなる怪人へ変身し、 しかもそのまま右手のムチで五人まとめて払い倒し、一気に消滅させてしまった。あくまでもディエンドのライドによって 呼び出された複製の悲しさ。この通りある程度のダメージを受けると消滅する仕組みになっていたのだった。 「あぁ! 強い!」 「邪魔者は消えた! 一気に畳み掛けろぉ!」 「ユリー!」 ユリユリンダの号令により、百合ショッカーライダーが再び勢いを取り戻し突撃を開始した。 「くそ! こうなったら今度こそ本当にやるしか無いぞ!」 迫り来る百合ショッカーライダー部隊に対し皆は戦闘態勢を取り、再び戦いが始まった。 ディケイドはライドブッカーソードモードで百合ショッカーライダーを斬り倒し、BLACKはバトルホッパーで轢き飛ばし、 ユーノがチェーンバインドで縛り上げた隙になのはがディバインバスターで吹き飛ばすし、クウガはライダーキックから放たれる 爆発で吹き飛ばし、ディエンドはディエンドライバーから放たれるディメンションシュートを撃ち込み、キバーラは 光夏海本人が持つ人を笑わせるツボを突く事が出来る能力を利用して百合ショッカーライダーを笑わせる等、 各々の持てる能力を駆使して百合ショッカーライダー部隊と戦っていたが、やはり百合ショッカーライダーは 百合厨の中の百合厨が基になっているだけあってそれでもまだ足りない強さと勢いを持っていた。 「これはさらなる戦力の増強が必要だね。」 「また誰かを呼び出すのかい?」 ディエンドはカードを取り出し、ディエンドライバーに差し込む。またカメンライドかはたまた三国ライドで 誰かを呼び出して戦うのかと思われていたのだったが…… 『カメンライド! ダブルドライバー!』 「え!?」 ここで予想だにしない事が起こった。フェレット形態であったユーノが突如として人間の姿に戻り、 さらに彼の腰には『仮面ライダーW』の世界における仮面ライダーが巻くベルト・ダブルドライバーが巻かれていたのである。 「あの…これは一体どういう事なのかい?」 「ちょっと待って。これはもう一人いないとダメな事なんだ。」 ユーノはさっぱり意味が分からず問い掛けていたが、ディエンドはキョロキョロを辺りを見渡していた。 だが、そんな時に… 「僕はダメかな?」 「クロノ!」 「リンディさんまで。」 ここでクロノとリンディの二人が何処からか姿を現していた。 「でもどうして?」 「百合ショッカーに囚われていた所を私が救い出したんです。」 どうやらクロノも百合ショッカーに囚われていたらしく、そこを既に百合ショッカーの呪縛から解き放たれていた リンディが救い出した様子であった。 「今更出て来てこんな事を言うのも何だけど…僕にも協力させてくれ。フェレットもどきばかりに良い格好はさせられないからな。」 「よし。君なら丁度良い。ならば行くよ。」 『カメンライド! ダブルドライバー!』 クロノの腰にもダブルドライバーが巻かれ、さらにユーノの右手には緑色の、クロノの左手には黒のUSBメモリ状の物体… ガイアメモリが握られていた。 「さあ、それをダブルドライバーに差すんだ。」 「行くよ…。」 「ああ…。」 ユーノ・クロノはそれぞれの手に握るガイアメモリをダブルドライバーへと差し込んだ。 「今この瞬間だけは僕達は二人で一人の仮面ライダーだ!」 『サイクロン!』 『ジョーカー!』 次の瞬間、ユーノの姿が左半身が黒の、右半身が緑の姿へ変貌して行く。それこそ『Wの世界』におけるライダー、 仮面ライダーW・サイクロンジョーカーである。 そして、ユーノがサイクロンジョーカーへ変身するのに伴い、クロノの精神はサイクロンジョーカーの内の ジョーカーの部分へ移る形となり、魂を抜かれた様にグッタリと倒れそうになっていたクロノをリンディが受け抱き上げていた。 「ユーノ君が緑と黒のライダーになっちゃった!」 ユーノの変貌になのはは驚くばかりだったが、サイクロンジョーカーとなったユーノとクロノは 自分がライダーに変身した事によってテンションが上がったのか、百合ショッカーライダー部隊を指差しポーズを決めていた。 「さあ! お前達がヲカズにした百合カップルを数えろ!」 ユーノとクロノの声が思い切りハモり、普段はいがみ合っていても何だかんだで仲良い事を暗示させていた。 「あの…私はその仮面ライダーWと言うのが良く分からないんだけど、とりあえずクロノ君の方もそっちに入ってるって事で良いのかな?」 「うん。そう考えてもらって結構。」 ユーノがただライダーに変身するだけならまだしも、クロノの精神まで入り込むのはどういう理屈なのだろうと なのはは不思議に思っていたのだが、とりあえずはそういう物だと理解するしか無かった。 「淫獣がライダーになったぞー!」 「うろたえるな! ただのコケ脅しだ!」 「何か変な事をされる前に出鼻を挫いてしまえ!」 百合ショッカーライダー部隊の何人かがユノクロWへ向けて突撃を開始した。しかし、ライダーに変身した事でテンションを上げた ユーノ・クロノはそれに戸惑いを感じていなかった。 「今の僕達は一味も二味も違うよ!」 ユノクロWが右手を前に突き出す。するとどうだろうか。直後にその右手から猛烈な強風が吹き荒れ、それには思わず 百合ショッカーライダー数名も進撃速度を鈍らせてしまう。これがサイクロンジョーカーの中のサイクロンの持つ能力。 サイクロンであるが故に風を操る事が出来るのである。 「ただの風だ! 怯まず進め!」 「たかが風…されど風と言う事だよ。はっ!」 ユノクロWの右半身であるサイクロンの力によって起こした強風で百合ショッカーライダーの進撃速度が鈍った隙を突き、 さらに風の力を利用して勢いを増したユノクロWの左拳が百合ショッカーライダーを殴り飛ばしていた。 これがサイクロンジョーカーの内のジョーカーの持つ能力。特にそれと言った特殊能力は無いが、純粋に身体能力を高める 能力を持ち、そのシンプルさがかえって使い勝手の良さに繋がっていた。 「うわ! 凄ーい! ユーノ君もう別人みたい!」 クロノも半分混じってるけど、ユーノの別人みたいな活躍になのはもビックリだった。だが、少し残念な気持ちもあった。 「けど…個人的には士さんの力で大きなフェレットさんになる方が私個人としては嬉しかったかな…。」 なのは個人としてはライダーとして活躍するユーノよりも、ディケイドのファイナルフォームライドで巨大フェレットの 姿になって活躍するユーノの方が好きだった。しかし今と言う状況では個人的な好き嫌いを言っている場合では無かった。 「まあ良いや。どうせなら私も何かライダーになりたいな~。何か良いの無いの?」 「いや、君はそのままでも十分強いから必要無いでしょ?」 「ショボーン」 ユノクロWに影響されて自分もライダーになって見たいと思い始めたなのはであったが、即効でディエンドに 拒否されてガックリと肩を落としていた。 「とりあえず今は奴等を倒すのが先決だ。」 「敵の数はまだまだ多いからな。」 その通り。今目の前にはまだまだ沢山の百合ショッカーライダーの大軍とガチ百合大使ことユリユリンダがいる。 これを倒して先に進まねばならぬ…と思われていたが…その直後だった。 「とぉ! ライダー! トリプル! キィィィィック!!」 「何!?」 なのは達の背後から何者かが三人、高々とジャンプして跳び超えると共にキックで百合ショッカーライダー達を 蹴り飛ばしていた。一体誰なのか? 「ここは俺達に任せてお前達は先へ進むんだ!」 「1号! 2号! V3!」 ここでさらに現れたのは仮面ライダー1号・2号・V3だった。秋葉原の世界で、後々合流すると言っていた彼等だが、 本当にその通りにやって来ていたのである。そして三人は百合ショッカーライダーを次々に殴り倒し蹴り倒し、 投げ飛ばしながらディケイド達に先へ進む様叫んでいたのだった。 「ここはあいつ等に任せて俺達は先に進むんだ。」 「で…でも士さん…大丈夫なんですか?」 「アイツ等だって仮面ライダーだ。心配はいらない。」 「本当に倒すべき敵はこの先にいるんだしね。」 なのははたった三人に百合ショッカーライダー部隊の相手を任せる事に不安を感じていたが、 敵は目の前の百合ショッカーライダー部隊だけでは無いのである。故にここは三人に任せて先へ進むしか無かった。 「おっと夏みかん。お前はあの二人と一緒に何処か安全な所へ行くんだ。」 「え?」 ディケイドはキバーラの肩に手を置きつつ、ユノクロWに精神が移った事によって魂が抜けた様にグッタリしていた クロノを抱き支えていたリンディを指差していた。 「士君。私は戦力として当てにならないと言うんですか?」 「違う! あの二人を守ってやれと言うんだ。特にあっちの黒い服の男の方は精神がWの方に移ってるから その状態でやられたら大変な事になる。それにあっちのオバサ―――」 少々お待ちください 「あ…あっちの綺麗で美人のお姉さん一人にあの男担がせるのも大変だろう。これも重要な事だ。」 「分かりました士君。そういう事ならば私はこの二人を守ります。」 「ありがとう助かります。」 先程途中で台詞が途切れた様な気がしたが、とりあえずここでキバーラはクロノ・リンディを守ると言う名目で 二人と共に世界と世界を繋ぐ次元のオーロラを通って安全圏へと脱出した。 「よし。とにかく1号・2号・V3が奴等を引き付けている内に俺達も行くぞ。」 今も1号・2号・V3の三人が百合ショッカーライダーの軍団と激しい激闘を繰り広げている。 故に今の内に皆は先へ進むのだった。
https://w.atwiki.jp/dangerousss3/pages/207.html
第二回戦:試合場【活火山】結果 このページではダンゲロスSS3第二回戦、活火山の試合結果を公開します。 投票結果 試合SS キャラクター名 得票数 第二回戦【活火山】SSその1 赤羽ハル 18票 第二回戦【活火山】SSその2 相川ユキオ 17票 コメント 「それでは活火山の決闘・投票状況について、大会実況の私、佐倉光素と」 「解説の埴井きららが紹介するよ!」 「いやー激戦でしたねー」 「接戦だったねー」 「互いに一歩も譲らぬシーソーゲーム」 「抜いて抜かれてを最後まで!」 「いつまでもどこまでもお互い離される事のなかった赤羽、相川両選手」 「投票期間が過ぎるぎりぎりまでどっちが勝つか分からなかったもんね」 「試合内容だけでなく、票の推移でも見事な戦いでした」 「もーずっとどきどきしっぱなしだったよ!」 「ということで第二回戦、活火山の試合を制したのはー」 「「正しく真なる金の亡者!赤羽ハル選手です!!!」」 「「おめでとうございまーす!!!」」 赤羽ハル レベルが高すぎる戦いだったが、自分がいつかやろうと思ってたネタをここまでうまくやられてしまっては投票せざるを得ない。1/2の賭けに勝ったのもスゴイ。 展開にとても惹きつけられた 過去最高にレベルの高い戦いで非常に悩みましたが、本家以上に軽妙な掛け合いに火山の特性を最大限に生かしたバトル、さらりと張られた美しい伏線の数々と、恐るべき完成度を誇るこちらに投票します。とても、とても面白かったです。ありがとうございました! その2は次の対戦相手が困るだけな気がするので。 勝・要因:本来敵側の一人称視点描写が完璧であったこと。なおかつ先手を取れたこと。最後の最後にいたるまで対戦相手を物語の主人公で終わらせたこと。対戦相手が最上の相手だったこと。敗・要因:対戦相手が最良の理解者であったこと。くそ、この領域にはいりこみてぇ はうぅ。しゅごしゅぎりゅ。どっちも勝ちでいいよぉ……。SS2で物議を醸したトーナメント破壊も今回はGK公認面白さ第一主義だから減点要素にならないし……。敢えて言うなら、暗躍エンドを読み切ってカウンターを合わせてきたような、その1の結末が切れ味鋭かった……かなぁ。うーん名勝負れすぅ。 どちらもハイレベルでしたが、こっちはもうハイエンドレベルでした。 その1:人間の換金ダメって書いてあったくせにずるい。でも面白い。 その2:やりとりが面白く続きが気になるのはこっち。ノートン卿の能力はどうしてもなんでもあり感がでてしまい、納得感がうすい どちらもやんごとなき面白さでしたが、「準備」に関する流れがすごく好きでした。 相川ユキオ ユキオの劣等感とか二流根性みたいなのに共感したのと、ラストの決め手の意外さで、紙一重でこっちにします SSその1 格好良さを煮詰めて抽出したのかのようだ…… ノートン卿の声の設定あたりをかませて来るのは流石だと。 しかし分かってたことではあるが、エミュレート性能が高すぎる。本人が書いたと言われても信じるレベルだ。 SSその2: キャンペーンに則った好き放題の極みで、純粋に先が見てみたい。どこまで進むのか。 不動産のアイデアは白眉だなあー。個人的に、凡百のフィールド破壊系とは一線を画した感がある。 こんなものたちに私が票を投じること自体が烏滸がましいのですが、内臓を売るアイデアは思いついていたのでそこの一点で判定をさせて頂きました。面白さで判断できないよ…… 迷いましたが、共闘路線の2で。 超カッコイイ!準決勝も決勝も続きを読みたい! あー、くそったれ!勘だよ、直感。3度目の対決はこっちに投票します。 内臓と不動産、どちらも甲乙つけがたい出来だったが、この最悪タッグへの期待という点でこちらに一票。 悩んだ。悩んだけれど、展開のダイナミックさでこちらに軍配かなー。 落葉さん誘拐しちゃったー!?続きがすごく気になる ミダスの効果範囲がやや拡大解釈ぎみではないかと思ったものの、読みやすさと意外性の両立がポイント高し。 ほとんど内容に優劣が無いので完全に好みで。落葉誘拐という思い切ったネタに笑った&感心したその2に入れます。どちらも相手のキャラクターを尊重したSSとなっててとてもよかったです。
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1580.html
なのはが襲撃され、魔力を奪われ、そして甲児が管理局へと協力することを決めたその日の夜、八神家にて。 「澄んだ太刀筋だった。よい師に学んだのだろうな。武器の差がなければ、少々苦戦したかもしれん」 その日の戦闘について、シグナムとザフィーラが話している。 服を捲り上げ、そこに見えた肌には生々しい痣が。フェイトとの戦闘でついた物である。 それでもシグナムは笑顔。前話でも言ったが、まるで戦闘狂である。 「それでもシグナムさんなら負けない。そうだろう?」 予想していなかった所からの声。振り向くと、彼女らの家族の最後の一人である青年、デュークの姿があった。 彼は蒐集の事を知らないはず。それでもこう言ってきたということは……おそらくバレている。 そう思ったシグナムは捲り上げた服を戻し、そして答えた。 「……そうだな」 さて、蒐集のことがバレているとなれば、やはり話して口止めするべきだろうか? それとも、ばれているのを承知の上で黙っているか、そこが問題である。 そう考えていると、デュークの口から予想もしない言葉が飛び出した。 「でも、剣道も程々にしてくれよ。怪我をするまでやって、それではやてちゃんを心配させないでほしい」 「……は?」 シグナムらしからぬマヌケな声。それを聞いたザフィーラも首をかしげる。 剣道? 何故今ここでその話が出てくる? 蒐集の事がバレているのではないのか? 「え? シグナムさんが働いている剣道場での事を話していたんじゃないのかい?」 デュークは心底不思議そうな顔で問い返した。彼はどうやらシグナムがアルバイトで先生をやっている剣道場での出来事を話していたと思っていたらしい。 その問いでようやくその事に気付いたシグナムが、あたふたとした様子で取り繕った。 「い、いや、剣道場での事だ」 余談だが、ザフィーラはシグナムのこのリアクションでバレそうだと肝を冷やしていたらしい。 第四話『お引っ越し、そしてグレンダイザー復活』 それから数日後、時空管理局本局の一室では、リンディをはじめとしたアースラスタッフが集まっていた。 先日の襲撃の際にシャマルが持っていた本……あれは『闇の書』と呼ばれるロストロギアであり、クロノの父の死の原因となった因縁の品。 今回集まっているのは、その闇の書及びその捜査に関する説明である。 「さて、私達アースラスタッフは今回、ロストロギア『闇の書』の捜索及び、魔導師襲撃事件の捜査を担当することになりました。 ただ、肝心のアースラがしばらく使えない都合上、事件発生地の近隣に臨時作戦本部を置くことになります」 そう前置きし、ぐるりとスタッフ一同を見回す。全員が緊張の面持ちをし、次の言葉を待っているようだ。 ……もっとも、闇の書というものがいったい何なのかを理解していない甲児だけは例外だが。 リンディはそれに気付かずに次の言葉を発した。 「分轄は、観測スタッフのアレックスとランディ」 「はい!」 「ギャレットをリーダーとした、捜査スタッフ一同」 「はい!」 「司令部は、私とクロノ執務官、エイミィ執務官補佐、フェイトさん、甲児さん、以上4組に分かれて駐屯します」 ここまで言い終えたところで、数瞬の沈黙が流れる。 その沈黙を振り払ったのはまたしてもリンディ。ここまでとは違い、一気に口調を柔らかくして。 「……ちなみに司令部は、なのはさんの保護を兼ねて、なのはさんのお家のすぐ近くになりまーす♪」 それを聞いたなのはは、一瞬驚いたような顔をし、続いて同じような顔をしていたフェイトと顔を見合わせる。 その後で言葉の意味を頭の中で反芻し……「捜査の司令部」という形だとはいえ、フェイトが近所に引っ越してくるということを理解し、満面の笑みを浮かべた。 その翌日。 この日、海鳴市のとあるマンションの一室に一組の家族が引っ越してきた。表札には「ハラオウン」と書かれている。 お気付きだろうが、ここがリンディの話していた捜査司令部である。業者は気付いてはいないようだが、捜査のための機器もしっかりと引越し荷物として運び込まれているようだ。 「凄ぉい! 凄い近所だ!」 「本当?」 「うん! ほら、あそこが私ん家」 ベランダに目を向けると、なのはとフェイトが大はしゃぎしている。そこからなのはが指差した先には、なのはの実家である喫茶店『翠屋』が。 それを近くで見ているリンディはというと、何をするでもなく笑顔でそれを見ていた。 続いてリビングへと目を向けてみよう。 こちらでは現在、業者に混じって甲児とクロノが荷物を運び込んでいる。 ……もっとも、クロノは背の都合上あまり大きなものは運べないようだが。 「……ん?」 「どうかしたのか、クロノ?」 「いや、今誰かにバカにされたような気がして……」 おっと危ない、地の文に書かれた内容を無意識レベルで感じ取ったようだ。 「まあいいや。それより、これはどのへんに置いとけばいいんだ?」 「ああ、それはそこに頼むよ」 そう言われ、持っていた段ボール箱を運ぶ甲児。荷物を置いてふと目を移すと、見慣れない二匹の動物の姿があった。 片一方はオレンジ色の毛並の子犬。もう一方はフェレット(というには少々変わっているが)。 実はそれは動物形態のユーノとアルフなのだが、面識はあってもこの形態を見たことがない甲児はそれを知る由もない。 ちなみに犬の方がアルフ、フェレットの方がユーノである。 「ペットなんか飼ってたのか……」 「「ペットじゃない(よ)!!」」 「うわ、喋った!? ……って、その声……もしかしてユーノとアルフか?」 「うん。なのはやフェイトの友達の前では、こっちの姿でないと……」 何故この姿でなければならないのかという疑問が甲児の中に生まれるが、きっといろいろ事情があるのだろうと思い深くは突っ込まない。 だから甲児は一言返すだけで済ませた。 「よく分からねえけど、お前らもいろいろ大変なんだな」 「まあね……人間だって知られてなかったとはいえ、女湯に引っ張り込まれたりもしたし」 「わりぃ、前言撤回」 「えぇ!? 何でさ!」 「うっせぇ! 公然と女湯に入るなんて、なんて羨m……いやいや、ハレンチな奴だ!」 あっという間に意見がひっくり返った。 まあ、男の身でありながら、咎められずに女湯に入れるというのは甲児でなくとも羨ましいと思うだr……ゲフンゲフン。 一瞬本音が出て、それで近くにいたアルフとエイミィが白い目で見ていたのは別の話。 それから十数分後、司令部……もとい、ハラオウン家のリビングにはクロノ、甲児、エイミィの三人が集まっていた。 ちなみに他のメンバーは現在、なのはの友人が訪ねてきたのをきっかけに外出中である。 「それで、闇の書ってのは結局何なんだ?」 今の今までその詳細を聞いていなかった甲児が問う。さすがに知っておかなければまずいと思ったのだろう。 もちろんこの日まで数日という時間があったのだからその間に聞けばよかったのだろうが、時空管理局提督『ギル・グレアム』との面談や、マジンカイザーのテストなどでゴタゴタしていて結局聞けなかったらしい。 「……そうだな、知らなかったのなら、この機会に知っておいた方がいいだろう」 クロノは頷いてそう言うと、近くにあった端末を起動させる。 端末に映る映像を次々切り替え、そして目当ての映像……シャマルが小脇に抱えていた闇の書の映像を映したところで説明を始めた。 「ロストロギア『闇の書』の最大の特徴は、そのエネルギー源にある。闇の書は魔導師の魔力と、魔法資質を奪うためにリンカーコアを喰うんだ」 「なのはちゃんのリンカーコアも、その被害に……?」 「ああ、間違いない」 エイミィの問いに答えると、再び端末の映像を切り替える。 今度は闇の書の特質をイメージ映像にしたような動画が映り、それを使って説明を再開した。 「闇の書はリンカーコアを喰うと、蒐集した魔力や資質に応じてページが増えていく。そして、最終ページまで全て埋めることで闇の書は完成する」 「もし完成しちまったらどうなるんだ?」 「少なくとも、ロクな事にはならない……!」 クロノは苦虫を噛み潰したような表情で、そう締めくくった。 「はいはーい、エイミィですけどー?」 『あ、エイミィ先輩。本局メンテナンススタッフのマリーです』 その夜、ハラオウン家のリビングではエイミィとマリーが通信をしていた。 画面に映るマリーの表情からすると、何か難しい問題でも起こったのだろうか? そう考えていると、マリーがその内容を話し始めた。 『先輩から預かってるインテリジェントデバイス二機なんですけど……なんだか変なんです。 部品交換と修理は終わったんですけど、エラーコードが消えなくって……』 「エラー? 何系の?」 『ええ、必要な部品が足りないって。今データの一覧を』 そう言うと、マリーは手元の端末からエイミィの下へとデータを送る。 しかし、修理は終わったのに部品が足りないとは一体どういうことだろうか? エイミィがそう思っている間にデータが届いた。 「あ、来た来た……えっ? 足りない部品って……これ?」 『ええ。これ、何かの間違いですよね?』 エイミィやマリーがそう思うのも無理はないだろう。 何せ必要な部品は『CVK-792』……シグナムやヴィータが使い、なのは達を窮地に追いやった『ベルカ式カートリッジシステム』だったのだから。 レイジングハートもバルディッシュも何を考えているのか。そう思っているうちに、画面には「お願いします」の文字が表示されていた。 それからさらに一週間後の夜。この日、デュークはアルバイト帰りの途中だった。 何故アルバイトをしているのかだが、「世話になりっぱなしでは悪いと思うから」だそうだ。 一仕事終え、八神家へと向かうデューク。だが、その足は一度止まった。 「ん? ヴィータちゃん、こんなところで何をしているんだ?」 彼の目が捉えたのは、今は家にいるはずの家族の姿だった。 はやてもそろそろ眠っている頃のはず。それなのに一人でどこに行くつもりなのだろうか。 気になるが、一度帰ったほうがいいか? それとも見失わないうちに追うべきだろうか? 数分後、気付かれない距離からヴィータを追うデュークの姿が確認された。 場所は変わり、市内のビル屋上。 ヴィータの目的地はここだったらしく、そこにはシグナム達三人の姿もあった。 全員揃って騎士甲冑を装備。さらにシャマルにいたっては闇の書まで持っている。まるで今から蒐集に行くかのような出で立ちだ。 そしてデュークがそこに現れたのは、シグナム達が今まさに出発しようとしていた時だった。 「デューク……何故お前がここにいる?」 「ああ、帰りにヴィータちゃんを見かけたから、こんな時間にどうしたのかと思って……」 それを聞いたシャマルはジト目でヴィータを見る。その対象のヴィータもばつが悪そうだ。まさかつけられているとは思っていなかったようだ。 だがデュークはそんな様子にも構わずに、すぐさま問いを投げかけた。 「それより、四人ともこんな時間にこんな所で一体何をしていたんだ? それに、シャマルさんが持っているその本は……確か闇の書だろう?」 シグナム達にとってこの状況は非常にまずい。何せ闇の書を持ち出している上に騎士甲冑まで装備しているのだ。蒐集の事になどすぐに気付くだろう。 「まさか、はやてちゃんに黙って蒐集をしているんじゃないのか?」 どうやらたった今バレたようだ。 今からどうするかをすぐに頭の中で考える。取り繕うことも今となっては不可能。かといって正直に話したところで理解されるとも思えない。 ならばどうするか……すぐに算出し、そして何も言わずに飛び去ることが決定した。 そうと決まれば善は急げ。デュークが二の句を告げる前にすぐさま飛行魔法でその場を離れる。 ヴォルケンリッターの四人が飛び去った後、そこに残されたデュークは一人呟いた。 「どうしてなんだ? 何で蒐集なんか……」 答えが返ってくることなどはなから期待していなかった呟き。だがそれに対し、答える人物がいた。 「知りたいか?」 いきなりの声に驚き、凄い勢いで振り向くデューク。そこには見慣れぬ仮面の男がいた。 どこからどう見ても不審者だが、シグナム達が蒐集を始めた理由を知っているようなのであえて格好にはつっこまない。 「八神はやてという少女の事は知っているな? 病で足が動かないということも」 そう前置きする仮面の男。そう言われてデュークも頷く。 その答えに満足したのか、仮面の男が先を続けた。 「その足の病の原因は、闇の書による侵食だ。 彼女らヴォルケンリッターは、闇の書から生まれた魔導生命体。その存在を維持するための魔力は闇の書から供給されている…… だが、闇の書は八神はやてが主となってからは一切蒐集をしていない。ならばその魔力はどこから来ている?」 そう言われてデュークはしばらく考える。 蒐集をしていないとなると、当然魔力はカラだろう。ならば一体どこから…… ふと、先程の『侵食』という言葉を思い出し、そこからすぐに彼の脳内で答えが組みあがった。 「……まさか」 「そうだ。八神はやてのリンカーコア、そこから直接魔力を奪っている。 そのせいで八神はやての足は麻痺し、それが広がってついには命すら奪うだろう。 そうなる前に闇の書を完成させ、八神はやての命を救う……それが守護騎士達の目的だ」 明かされた事実に愕然とするデューク。だが、それならこれまでの事も辻褄が合う。 アルバイトから帰ってきた時にはやてしかいない事が多かったのも、蒐集に行っていたから。 先日のシグナムの怪我も、その時に蒐集対象とでも戦って受けたダメージだろう。 そして……はやての病の原因が分からなかったのも、闇の書の侵食によるものだからだ。本来魔法が無い世界では、魔法がらみの病が分かるはずが無い。 「くそっ! 俺は……無力だ……!」 事実を受け止めたデュークは、あまりの無力感に俯き、手を強く……爪が食い込み、血が流れる程に握り締める。 こうしてはやての病の原因が分かっても、自分にはどうすることも出来ない。 ヴォルケンリッター達のように力があれば別だっただろうが、今の自分には無い。 せめて、故郷であるフリード星から乗ってきたロボット『グレンダイザー』さえあれば…… 「無力? 本当にそうかな?」 「何だって?」 デュークが顔を上げると、仮面の男が何かを投げつけてきた。 それをキャッチし、手を開くと……デュークにとって今最も必要なものと同じ形のキーチェーンがあった。 「デューク・フリード、お前のことはすでに調べ上げている。 お前が次元漂流者だという事も、グレンダイザーというロボットに乗っていた事も、それがこの世界に来た時には無くなっていた事も…… 今渡したそれは、グレンダイザーがこの世界に来てデバイスへと変質したものだ」 そう、そのキーチェーンの形はグレンダイザー用の飛行ユニット『スペイザー』と同じ形をしていたのだ。 そのことを聞いたデュークは、はやてを救うための力が手に入ったことを喜ぶと同時に、仮面の男への不信感が芽生えていた。 何故ここまで詳しく状況を知っているのか。何故無くなったはずのグレンダイザーを持っていたのか。そして何故自分にそれを返したのか。 「一体君は何者なんだ?」 「そんな事は今はどうでもいいだろう? しいて言うならば……そうだな、闇の書の完成を望む者だ。 それと、行くのならば急いだ方がいい。あの方向には管理局の魔導師がいる。鉢合わせすれば間違いなく戦いになるだろうからな」 そう言うと、仮面の男は姿を消した。 再び後に残されたデュークは意を決し、グレンダイザーを掲げて叫んだ。 「グレンダイザー、ゴー!」 その叫びとともに、デュークの体を光が包む。そして光が晴れた所にいたデュークは、グレンダイザーの姿になっていた。 但し、デュークが知っているグレンダイザーとは違う点が一つだけ存在する。それは、背中についている翼だ。 これは本来彼がいた世界での戦いで作られる翼『ダブルスペイザー』と同じものなのだが、今の彼にはそれを知る由も無い。 そしてデュークは先程仮面の男が言った方向へと飛び去っていった。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3726.html
- まあ理論値ね理論上これが最強の一撃だから 使う可能性とかは度外視で言っていた、結局これだけやってもバイドに勝てる訳でもないし -- (名無しさん) {2011-09-04 10 34 22} - なんかどっかでバイドはSTG界の仮面ライダーブラックRXだと言ってたの思い出したよ -- (名無しさん) {2011-09-04 10 45 41} - よく考えみりゃジュエルシードで次元震起こしてもバイド自体はなんのダメージもないんだよな -- (名無しさん) {2011-09-04 14 29 29} - 管理局側勢力が勝つには 1.地球軍と一時的な同盟を結び共闘する 2.バイドとのみ戦い、地球軍は無視 地球軍にはバイド戦に専念してもらう 3.地球軍に降伏 保護してもらう 4.スバル達がチート使いまくりで、敵対勢力すべて壊滅 5.奇跡が起きて、地球軍、バイドのR-TYPE世界と縁が切れる 1・2はスバルたちのお陰で不可、3も管理局のトップ不在、地球軍が無視するかもで無理くさい 4はバイドの浸食能力に対しての防備があるかが鍵、5しかないかもW -- (名無しさん) {2011-09-04 15 45 55} - ↑1・2・3は無理 瞬間的には第17異層次元航行艦隊と手を組めるかもしれんが、 国連軍トップは最初から管理局を敵視しているから、結局やられると思う。 4・5といったところか?でもΛ氏なら度肝を抜く展開になる予感。 -- (名無しさん) {2011-09-04 16 26 24} - ↑4 STG世界にはバイド以上のチートもいるし、SF世界では脅威としてはバイドはマシなほう ブラックRXも最強考察スレ等一部の人が騒ぎすぎなだけという意味なら概ね同意 -- (名無しさん) {2011-09-04 19 01 52} - STGでバイドよりやばいのってなにがあったっけ? 御三家ぐらいしかわからんのだ参考までに教えてくれると有り難い -- (名無しさん) {2011-09-04 20 12 33} - ↑2 最強スレではないよ、あそこはバイドのバの字もない 宇宙怪獣と地球軍の話題で、バイドなら宇宙怪獣浸食して泥沼だな! という話で出たんだよ -- (名無しさん) {2011-09-04 20 26 22} - SFはマイナーなのからメジャーなのまで様々だからはっきり言って知らなくても仕方ないよ -- (名無しさん) {2011-09-04 20 42 03} - ↑5 関わったら一欠片の希望も無くなる様な連中とはさよならが一番 でもどんな奇跡が起こるか次第 -- (名無しさん) {2011-09-04 21 47 40} - ↑2 スバル達は管理局側に正体を明かすか疑問だな。 不明勢力の正体が分かったら管理局側はどういう対応するんだろうか? -- (名無しさん) {2011-09-04 21 54 45} - SFの場合メジャーなので強いのは稀だな銀英伝や星界シリーズなんかはそれ程強い部類じゃない -- (名無しさん) {2011-09-04 22 11 53} - ↑1 バイド+緑紳士VS地球軍本隊VS管理局+第17艦隊VSティアナ軍 -- (名無しさん) {2011-09-04 22 31 09} - バイド中枢の破壊に成功し喜んだのもつかの間 実はまだ生きていたバイド中枢にそのまま全員 取り込まれてしまうΛ勢 というTACTICSの地球軍ENDみたいになったりして -- (バイド・システムΛ) {2011-09-05 03 07 42} - 全知全能の存在がいる作品ではそれほど脅威ではないがそれ以外だとバイドの完全排除は難しいな R戦闘機<VVなのにバクテリアン<バイドなのは性質の悪い侵食で同レベルまで進化してしまうのが理由だし おまけに単純に破壊力が高いだけの攻撃じゃバイド自体消滅はしない まあSF全体では全知全能の存在がいるのはそれ程珍しくもない事だし確かに脅威としては低い方だ -- (名無しさん) {2011-09-05 07 46 04} - R-9/0に関しては多くのVVより性能上なんじゃ・・・ Ⅲのラストで銀河系中心域から数秒で地球に到達していることから 光速の十倍程度しか加速できないVVじゃ追い付けないと思う -- (名無しさん) {2011-09-08 13 47 03} - あれは異層次元航行で帰ったんじゃないか? 太陽系からペルセウスの腕まで秒速208km加速すれば数年なんだから ビックバイパーと同じ光速の数倍であっさり帰れるんだろう -- (名無しさん) {2011-09-08 14 27 54} - どうなんだろうな、行きは空間転送砲で目標へ向けて射出されたみたいだけど しかし、光の速さの数倍とかVVも中の人のことを考えない兵器だよな・・・ 開発者は人間をなんだと思っているんだ -- (名無しさん) {2011-09-08 15 56 28} - だんだんΛから話題がそれてきてるぞ この作品に関係の無いR-TYPEの話は、ここ以外でお願いします -- (名無しさん) {2011-09-08 22 15 27} - まぁΛ氏R戦闘機の光速機動が一概にオリ設定とは言い切れない証明にはなるな -- (名無しさん) {2011-09-08 22 47 56} - だからと言ってそれすぎだろ なんでVVとか出てくるんだよ… わざわざここで他作品と比べたりするなよ… -- (名無しさん) {2011-09-08 23 00 22} - ・・・続きまだかな -- (名無しさん) {2011-09-09 00 02 52} - 作者はどこだ! とにかく拷問だ!拷問にかけろ! ttp //hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1315605419/ -- (名無しさん) {2011-09-10 07 53 47} - 俺が代わりに拷問を受ける! Λ氏は今のうちに続編を書くんだお願いします -- (名無しさん) {2011-09-10 11 53 20} - 投下が無くても我々は後半年は戦える!!… でも…さびしいよォォォォ…………Λ氏。 いつものように、投下ください…………待ってます…… 投 下 -- (名無しさん) {2011-09-10 19 17 30} - 前に次元世界で、地球軍のやり方に従いそうな世界が、出て来るって言われたが 管理局の管理を拒否してる、オルセア辺りとか地球軍に味方したりするのだろうか? -- (名無しさん) {2011-09-11 14 37 44} - 最終的に3陣営ともこのまま残るんじゃないかバイドが消滅するはずないし ティアは長引けば次元世界が有利と言ってたが管理局を良く思わない世界は多数あるし 彼等にとって反管理局体制の中心となる地球が存在する事でいままで以上に強気な態度にでてくるだろう 混沌とした冷戦時代が続くのか全面戦争かは知らないが? -- (名無しさん) {2011-09-11 22 06 46} - 管理局を良く思わない世界が多数あるなんて設定あったっけ? -- (名無しさん) {2011-09-11 23 10 08} - 上記のオルセアは管理局の管理を拒否し自らの世界で内紛状態 他にも管理局の管理を拒否している次元世界はいくつかあるみたいだが -- (名無しさん) {2011-09-12 02 45 33} - はやく緊急連絡が来ると良いなあ -- (名無しさん) {2011-09-12 15 17 51} - Sランクの魔導士は、管理局に所属していなければ強制封印で凡人にされるのは、公式だからなぁ 質量兵器を厳しく規制はしていない様だが R戦闘機程の、兵器の存在を管理局が認めるはずがないよな 最初がどうであれ必ず対立していたなこりゃ -- (名無しさん) {2011-09-12 22 20 23} - 国力的には管理局が圧倒してるはずなのに 勝てない戦いは数ではない!!テクノロジーだ!! でも時間があれば立て直せるはず -- (名無しさん) {2011-09-13 17 01 00} - 数でもテクノロジーでもR-TYPEが圧倒してますからっ!残念っ! -- (名無しさん) {2011-09-13 18 00 34} - 確かにそうかもしれないが 技術はラムダで抑えられて、数も謎文明式で揃えられつつあるから今後どう転ぶかはわからんな バイド、地球軍共に宇宙中にすごい戦力がいると言っても戦線に参加してない奴らだから今は戦力に数えるべきじゃないし 管理世界はバイドの最終防衛線まで食らいついてるし… もはやどこがすごいかなんて一概には言えないな -- (名無しさん) {2011-09-13 18 25 54} - 管理局艦隊と共闘してるG.I.さんがイケメンすぎて惚れる ・・が後々スバルたち謎文明組が調子乗って喧嘩売りそうで怖い -- (ファインモーション) {2011-09-14 00 48 49} - 中途半端な軍オタが集まっていると聞いて -- (名無しさん) {2011-09-14 08 20 01} - ↑4 数はラムダで補っているから勝っていると思うよ 国力は全戦力をラムダで補っている状況では空気 管理局に今あるのはロシアみたいな広大な領土、本拠地落とされても大丈夫なしぶとさにある 地球軍はこうはいかない -- (名無しさん) {2011-09-14 10 39 59} - ↑因みにバイドはもう外している 絶望するから -- (名無しさん) {2011-09-14 10 51 17} - なんだよしけてんな もっと虐殺して萌え豚を絶望させろよきもいんだよ魔法少女(笑)とか -- (名無しさん) {2011-09-14 13 16 04} - SFに登場する兵器に現代の戦術や戦略はアテにならんよ -- (名無しさん) {2011-09-14 14 08 52} - 管理局ってミッドチルダが中心じゃなかったか? ミッドが壊滅した場合、内部分裂の可能性も大いにあるのでは? -- (名無しさん) {2011-09-14 14 27 19} - 敵が地球軍一勢力だったら とっくに内部分裂して管理局崩壊してたと思う 現状まで進んで無いからバイドのせいで内部分裂は無いと仮定しても良いと思う -- (名無しさん) {2011-09-14 17 35 28} - 随分前に銀英伝と地球軍の話で、R戦闘機の亜空間強襲による中核攻撃が、恐ろしいとかあったな 今はバイドが封じているため使われていないが この戦術に対する対抗策は、管理局にあるのだろうか? -- (名無しさん) {2011-09-15 20 45 48} - ↑対策は無い!! 同質の攻撃、転移強襲による中核攻撃 つまり同一行動ならある -- (名無しさん) {2011-09-16 21 45 39} - 問題は地球軍の展開能力だよな、地球軍の場合地球上ならば、数秒で増援が到着するだろう 管理局の魔導士の、速さが速くて現代戦闘機並だからなそれがネックだ -- (名無しさん) {2011-09-17 01 07 04} - 地球上でそんな速度で飛んだら衝撃波で色々ぶっ飛んじまうだろ… TACで地球軍の増援が来るまでに夜になってたりしてるし、II提督も「地上で出せる最大速度」でバイドの群れに向かっていると言っている STGの方もムービーでもプレイ時でも近づいただけで衝撃波でガラスが割れる演出なんてないから明らかにアレは秒速数キロも行ってない -- (名無しさん) {2011-09-17 08 32 55} - その考えは、違うだろうにフィクションで速度による衝撃波等は、余り考慮されていないのは良くある事さ それはガンダムが、宇宙で動いたらデブリや敵の破片で、自滅するから不自然だ!と言ってるのと変わらない R−TYPEにしたって、陽電子砲やギガ波動砲を市街地や地球上で、撃ちまくるのだから気にしても意味がない -- (名無しさん) {2011-09-17 09 37 44} - TACの増援到着が夜になったのは 地球圏の防衛艦隊を提督が壊滅させたから他の場所から急いで戻って来たんじゃないか? 衝撃波が気になるならSTG版には異層次元航行がある TACの場合ウォーヘッド以外何故か異層次元に突入できないので艦隊の移動に合わせた結果だろう -- (名無しさん) {2011-09-17 09 56 33} - 地球軍がTAC版なら管理局の空間転移もまだ有効かもなSTG版なら敗北確定だが -- (名無しさん) {2011-09-17 10 17 26} - どちらにせよΛあっての話だろう空間転移で奇襲しても付近Rが数機いるでけで詰む -- (名無しさん) {2011-09-17 10 35 12} - ↑3 やっぱり艦隊の速度にも合わせないといけないことを考えると 数秒で援軍はキツイか… -- (名無しさん) {2011-09-17 15 31 02} - 逆に言えば、異層次元航行可能な機体は急行可能で、その中にはウォーヘッドが確実に含まれるわけだ。 突発的にウォーヘッドが出現するって、相手する側としてはかなり洒落にならない状況じゃね -- (名無しさん) {2011-09-17 23 05 16} - 洒落にならないどころか相手からするとほぼ無理ゲー 敵がいつどこからどれだけ現れるか何一つわからないなんて戦術も糞もあったもんじゃない しかもTAC基準だと異層次元からこっちは丸見えときたもんだ -- (名無しさん) {2011-09-19 01 23 43} - もうこのレベルのSFはよく見かける現代兵器ならどうこうってレベルじゃないよな あらゆる面で次元が違う -- (名無しさん) {2011-09-22 19 50 00} - フィクションの兵器より現実の兵器の方が強いのは間々あることだが このクラスの作品は話が違うだろう フィクションに現実ではとか言うのは無粋だぜ -- (名無しさん) {2011-09-23 22 16 35} - スタンダード波動砲ってΔの時点で次元に穴開ける威力だっけ? -- (名無しさん) {2011-09-25 15 02 12} - 通常の次元なら穴は開かないだろうが あのバイドコアを倒した直後のバイドの森は穴が開けられてたな つまり時と場所による -- (名無しさん) {2011-09-25 21 37 57} - 次元消去兵装と呼ばれるΔウェポンだが 次元消去の効果を持つのはヒステリックドーンだけだったよな Λ作中で使われていないのはエクリプスメモリーだけだったかな -- (名無しさん) {2011-09-26 01 06 36} - 本来なら、波動砲なぞ撃たなくともあらゆる次元に進入できるR戦闘機が、出られなくなるとは バイドお得意の不思議パワーか? Λの隔離空間も出入り不可な空間みたいだし同じ様な空間なのかね? -- (名無しさん) {2011-09-28 17 08 40} - 続きが楽しみです -- (かねやん) {2011-10-01 23 09 54} - Λで地球軍に勝てたとしてもバイドは残るか!どう足掻いても絶望ですねわかります -- (名無しさん) {2011-10-04 22 45 07} - 奇跡が連発されて地球軍とバイドを管理局と無関係な歴史分岐に追いやるという理想的展開に 持ち込むことができたとしても、 単体で管理局全体より強大なΛは3人だけで制御されるそのままなわけで。 最も理想的な展開ですら行く先は暗いな。 時間を巻き戻し、最初からバイドなんて居ませんでしたとかでもない限りハッピーエンドなんて…。 -- (名無しさん) {2011-10-05 10 50 56} - ↑つまり、タイムマシンでR-TYPE Λ氏が本作を書きはじめる前に戻って歴史を変えるということですね -- (名無しさん) {2011-10-05 11 04 58} - バイドが時間移動や平行世界移動したら詰まないかそれ? -- (名無しさん) {2011-10-05 14 03 33} - 地球軍に対抗するために、バイドは他の時間や世界に派遣する戦力の余裕はないだろうから、 とにかく速攻で巻き戻せばどうにかなるかもしれないな -- (名無しさん) {2011-10-05 22 05 45} - 地球軍は、Λのチートでなんとかなりそうだけどな? 問題は、Λのチートすら嘲笑うバイドの存在だよな、地球軍と違って戦力は、喰らった文明や存在で大きく変動するからわからんよ -- (名無しさん) {2011-10-06 03 24 10} - バイドがラストダンサーを開発した後で地球軍がグランドフィナーレ作ってティアナ達と三つ巴している間に、最初にバイドを倒した地球からカーテンコールが来て全部ぶっ飛ばすんじゃなくね? -- (名無しさん) {2011-10-09 19 28 44} - つかそもそも収拾つくのかな、この話 -- (名無しさん) {2011-10-10 14 14 12} - むしろ終わらせたくなって収拾つけるためにΛ出したように見える -- (名無しさん) {2011-10-10 21 42 06} - 最終手段は原作と同じバイドENDもあるだろう -- (名無しさん) {2011-10-11 11 10 58} - 次元世界が全部バイド化してバイド市民が暮らすバイド次元を管理するバイド管理局が今まで通りの生活を続ける 波動少女バイドルなノは、ハじマリまス。 -- (名無しさん) {2011-10-11 12 18 21} - そもそもΛのチートレベルでは地球軍はどうにか出来ても バイドを退けるには力不足だろう Λの存在は地球軍との戦力バランスを保つための存在だと思う -- (名無しさん) {2011-10-11 19 20 14} - そもそも今のところΛ使って出来たことが、「ザイオング慣性制御の麻痺」「魔導因子の強化」「太陽ノ使者量産」「味方艦隊召喚」位。 つまり、次元世界・Λの戦力補充増強と、地球軍戦力の弱体化は成功したものの、バイド戦力には干渉出来てない。 そして頼みの太陽ノ使者は、弱体化した地球軍相手でもキルレシオ100:1より酷い状況。 全力全壊状態の地球軍とガチで生存競争してたバイドとしては、カトンボわらわら湧いたけど怨敵弱体化したぜヒャッハーな状況? 自分の首絞めてるんじゃね… -- (名無しさん) {2011-10-12 22 41 24} - Λが因果律操作できるレベルになれば、地球軍全艦隊を相手にする事も不可能ではない まぁ結局バイドが本当にどうにも出来ないのだが -- (名無しさん) {2011-10-13 10 01 54} - Δウェポンのなかで、ニュークリアカタストロフィーだけかなり地味だが 核爆発ではなく、範囲内の物質を強制的に核融合させる兵装だったよな? Λの兵器は、ドースウェポン使えないみたいだがこれから使えるようになるのかな? -- (名無しさん) {2011-10-14 19 43 28} - 地味いうなしww スタンダードフォースに標準搭載されてる辺り使い勝手が一番いいんだろ -- (名無しさん) {2011-10-16 11 57 18} - 見た目が地味なだけで威力は洒落になりません -- (名無しさん) {2011-10-17 07 40 54} - バルムンクだってただの核と思いきや波動粒子が充填されているからなww ただの核融合ではない可能性も -- (名無しさん) {2011-10-17 10 20 03} - 因果律が操作できても本来の能力が劣っていたら いくら改変したところで負ける結果しか残らないのでは? -- (名無しさん) {2011-10-17 15 36 46} - ちょっと思ったんだが管理局は21世紀の次元に干渉できるんだろ? R地球軍としては当然そこに触れてほしくない ならなんかしらの形で紛争に巻き込れば取引のカードに使えるんじゃないか? 次元消滅兵器使われる前に管理世界人が21世紀世界に大量に入植しちゃうとかさ -- (名無しさん) {2011-10-17 21 55 43} - 同じ時間軸の次元ならその手もありだが 相手が平行世界の地球軍では管理局は手出しできないのよ 最悪なくなったとしても平行世界の地球には影響がまったくないからな -- (名無しさん) {2011-10-17 22 41 17} - とりあえず物理的に干渉されないために地球の周りに布陣してる訳で。 空間転移による移動だとどうなるかわからんが、亜空間潜行の応用で潰される可能性も無きにしも非ず。 もし地球軍と別の時間軸だった場合、無関係の民間人を人質にとるor戦闘に巻き込んで殺した、という結果が残り、 ついでに地球軍は防衛対象という足枷が外れて全力で動き始めるデメリットも… -- (名無しさん) {2011-10-17 23 02 26} - どのみち生存競争になってしまった以上、管理局には大義が無い(元からという話も)。 ので、倫理観を守ろうが守らなかろうが管理局に未来は無い。 ついでに、バイドがΛの模倣をした瞬間に地球も管理局も詰む。 -- (名無しさん) {2011-10-21 00 18 52} - 生き残ること以上に大事な大義なんかあるのか?絶滅したくなけりゃ道徳なんぞ狗にでも食わせろ ってのが地球軍の基本スタンスだしなぁ 戦争なら条約やらルールも設定できるが生存競争でそんなこと言ってられないし -- (名無しさん) {2011-10-21 08 44 28} - 所詮戦争の大儀なんてものは自分達の暴虐を正当化しようとするための「言い訳」でしか無い -- (名無しさん) {2011-10-21 09 37 14} - 所詮、なんて物言いで簡単には定義できないのが戦争だと思うがなあ -- (名無しさん) {2011-10-21 17 12 08} - 因果律操作で地球軍消したり事象干渉で無力化すれば多分勝てるよ ただしバイドには全く通用しない上に無駄に強大な力を与えてしまう事になるがな -- (名無しさん) {2011-10-21 23 30 38} - バイドに因果率効かない云々ってどっから来た設定? -- (名無しさん) {2011-10-22 00 51 46} - 効かない事はないだろうが、一次元程度の規模では無意味だろうな -- (名無しさん) {2011-10-22 01 37 43} - 他の世界から湧いたバイドに能力を奪われる危険性を考えればそんな能力はない方がいいだろうな -- (名無しさん) {2011-10-22 01 58 49} - FINALのF-Cでバイド開発の理由としてタイムパラドックスをあげるなら因果律を超えてはいない(ちょっと無理があるが、2つの出来事が原因と結果という関係で結びついているため) ただし、26次元という人知の及ばぬ場所に普通に存在できることから我々がいる次元では因果律に干渉できるものであってもバイドに干渉できるかは難しい Λがバイドと戦うなら素直に有効であるとわかっている波動砲をぶつけたほうが確実である -- (名無しさん) {2011-10-22 11 09 05} - 因果を操作し始めは、地球軍をバイド共々始末したとする しかし他の平行世界から出現したバイドの行動、位置や時間を正確に予測できる能力でもなければ 因果操作の力をお手軽にバイドにくれてやるようなものだ -- (名無しさん) {2011-10-22 11 44 29} - おいおい、ちょっと待て バイドはRを何度も吸収してるのに波動砲の完全再現はいまだ至ってない バイドの吸収力にも限界があるのは明白だよ。因果率操作なんていくらなんでも飛躍しすぎ -- (名無しさん) {2011-10-22 12 04 21} - 波動砲自体は侵食対象を媒体にもう使ってないか? 因果操作も操作している対象を侵食すれば可能だとおもうが -- (名無しさん) {2011-10-22 12 17 32} - 侵食で使用可能になるか否かは判らんが少なくとも侵食された対象はもう因果操作はできないな -- (名無しさん) {2011-10-22 12 25 49} - 確か波動エネルギーとバイド素子は相性が悪く、破綻しかけた機体があるらしい ゲインズとか波動砲を使ってくる敵はいるけど 波動エネルギーじゃなく制御系を乗っ取ったにすぎないんだろう -- (名無しさん) {2011-10-22 13 03 30} - B1-D BYDO SYSTEM α の波動砲、ボイスレコーダーからパイロットの精神 これらの情報から波動砲の再現ならびに強化と、(↑のはバイド素子ではなくバイド体の間違いだと思われる) 因果律操を作可能な生命体(あくまでいるとすればだが)の汚染が可能であれば、 能力の行使は可能とおもわれる また、バイド自体に因果律操作の能力はないとおもわれるが、因果律を操作してのバイドの消去は難しいと思われる なぜなら、26次元が私たちのいる世界の理とはまったく異なる可能性があるうえに、 そこを活動拠点、さらにその空間を汚染できるものに干渉するのは難しいといわざるを得ない -- (名無しさん) {2011-10-22 13 25 29} - R-TYPE本編ですら、バイドに勝利したとは言い難いしな TACでは、消滅すると相手をバイドにしたり宇宙創造したりと、余計に底知れない存在になってるし FINALラストの、終わらない悪夢って平行世界にバイドが拡散しすぎて、もう地球軍の手に終えない事への絶望か? -- (名無しさん) {2011-10-22 13 46 15} - ボイスレコーダーって単取り込まれなかった機械に声が入ってただけだろ それにバイドシステムのはデビルウェーブ砲であって波動砲ではない どうとでも取れる不確定要素だらけで議論にならんなぁ。何も確実なものがない -- (名無しさん) {2011-10-22 16 33 34} - 波動粒子は侵食を抑制するだけで防いでくれる物じゃないからなぁ 侵食されると波動粒子は消滅しちまうのかな まぁ因果を操作する機械や生物を侵食すれば能力もオマケとして付いてくるんじゃね -- (名無しさん) {2011-10-22 16 40 57} - 宇宙すら侵食し、琥珀色の宇宙を創造する存在が、なぜ波動砲を複製しないのか? 単純に波動粒子が、バイドを消滅させるのと同じ事が逆でも起こるのだろう 使いたくても消えてしまうので意味がないからな -- (名無しさん) {2011-10-22 17 21 13} - 波動砲は複製してないか? B-1Dで納得できないならB-3B METALLIC DAWNは同じ状況で汚染されてフォース波動砲LMとしっかり波動砲とついてるぞ パイルバンカーや光子バルカンのようなあきらかに波動砲じゃないものならともかく、名前に波動砲とついてないから波動砲じゃないというのならPOWアーマー(FINAL)やレアメタル装甲機も波動砲じゃなくなるぞ? ボイスレコーダーに関しても、TACの提督の日誌でも確認してくれよ・・・ちゃんと指揮してるじゃん -- (名無しさん) {2011-10-22 18 03 38} - もう琥珀色の宇宙を作る時点で何できても不思議じゃないよ -- (名無しさん) {2011-10-22 18 07 58} - うーん、バイドのあれらが波動砲かそうでないかなんて主観でしかない どんな意見も推論なんだよね。琥珀色の宇宙だってバイドが見せてる幻覚と言えなくもない 結局は受け取り方次第だよ。アイレムだってそれを狙ってやってるだろう -- (名無しさん) {2011-10-22 23 58 39} - TACⅡの琥珀色の瞳孔の撃破から太陽の使者との遭遇まで幻覚と言うにはあまりにあれだと思うが -- (名無しさん) {2011-10-23 00 16 43} - 逆に波動砲でないと言い張るのも、受け取り方次第という考えも所詮推論に過ぎないがなw 結局のところ、ここでいくら今後の展開を推測しても続きが来なければどうしょうもないということだ。 -- (名無しさん) {2011-10-23 00 59 51} - そりゃ詭弁もいいとこ。当のアイレムが解釈の多様性を認める描写してんだから それぞれの答えがそれぞれの結論だよ、結局。どれもこれも推論だーなんて無理な否定しなくても 後半は同意だが -- (名無しさん) {2011-10-24 01 09 32} - どれもこれも推論と言っているのは↑4のやつだよ↑2はそれを皮肉ってるんでしょ 物事を語るうえで推論や考察は必要なことだし、素直にここでは作品の感想を書けばいいんじゃないの? -- (名無しさん) {2011-10-24 04 30 36} - もうR-TYPEの公式ノベライズといってもいいほどの作品ですから、ここでR-TYPEについて語るのは作品の感想と同義です。 -- (名無しさん) {2011-10-24 20 37 58} - おいおい、そりゃないだろ。一応ファンの二次創作なんだから 珠玉の出来だとは思うが公式ノベライズでは断じてない 「ここでR-TYPEについて語るのは~」は暴論だって -- (名無しさん) {2011-10-25 10 44 31} - Λが因果律操作可能になった場合バイドの排除は可能なのか? という話なので問題はなかったと思うが -- (名無しさん) {2011-10-25 14 25 52} - ↑15確かに3次元世界の因果率を操れても26次元なんて世界に干渉できるのかは判らんよな 亜空間とも虚数空間とも違う世界だろうしな -- (名無しさん) {2011-10-26 15 04 51} - Λって願い叶えるのにリスクやデメリットは当然あるよね? それが見えてないか知っててもあえて無視してるだけなんだろうけど。 次元消去弾使いまくった地球軍と同じで空間汚染とかのたぐいかねえ。 限界がきたら次元世界全部崩壊するから事実上のタイムリミットありのドーピング状態ですよ、とかだったりして -- (名無しさん) {2011-11-05 18 22 43} - Λは知らないけど元になるジュエルシードの方は使用にデメリットはなかった それ以前にバイドもΛと同じことができるし元になるジュエルシード生産しているから何故?同じことしないのだろう? -- (名無しさん) {2011-11-07 13 59 42} - バイドの行動原理は原作でも不可解だ ウィルスを取り込んだり水や空気を汚染すれば瞬く間に地球軍は壊滅するだろう 何も考えていないかと思えば奇襲などもしてくる 純粋なバイドの思考は人間には理解できないのだろう -- (名無しさん) {2011-11-07 19 45 13} - ↑2 次元消去兵器を使わない理由と同じだろう 自分の存在意義を脅かしかねないから使わないんだよ -- (名無しさん) {2011-11-08 16 06 45} - この程度の力ではバイドの存在は揺るがないだろ -- (名無しさん) {2011-11-08 17 19 38} - この程度の力では リリなので用意できる最高のチートなのに煽るねえ まあ取られているし脅威も無いか -- (名無しさん) {2011-11-09 16 36 47} - 地球軍はともかくバイドには通用しないだろう ジュエルシードで銀河規模の破壊や宇宙一つ消滅とかできないだろ -- (名無しさん) {2011-11-09 17 51 15} - なのはの元々の設定じゃ、地球軍に手も足も出ないからΛがあるんだろ、何故ジュエルシードの話に戻るんだ? -- (名無しさん) {2011-11-09 18 23 03} - スレに貼られた方の31話後書きで「謎の9割は明らかになった」とあるが 30話までに貼られた残りの謎は何だっけか -- (名無しさん) {2011-11-10 10 07 46} - 最大の謎は「次の更新はいつか」ということで確定だがな -- (名無しさん) {2011-11-12 20 14 49} - 半年たったなぁ -- (名無しさん) {2011-11-14 14 18 47} - まあ、まだ半年だ。気長に待ちましょうや。 -- (名無しさん) {2011-11-14 19 26 12} - まだまだ待つさ ところでバイドの元ネタはやっぱりクトゥルフからなのかね? -- (名無しさん) {2011-11-15 00 15 59} - 最初はSTGによく宇宙怪獣みたいな敵が設定されてたし どっちかというとギーガーが元ネタじゃないか?ww -- (名無しさん) {2011-11-15 08 30 43} - ファイナルやTACでなんだかアザトースみたいになってきたがなww -- (名無しさん) {2011-11-15 14 08 01} - 侵食やら同化やらするグチャグチャの肉塊は遊星からの物体Xとかブロブとかかな、時期的に近いし まぁゴマンダーの元ネタは言わずと知れたマン〇・・ゲフンゲフン -- (名無しさん) {2011-11-17 08 52 00} - vsスレを荒らすのはやめてもらえませんか -- (名無しさん) {2011-11-19 13 58 31} - VSスレってなに? -- (名無しさん) {2011-11-19 16 28 13} - 荒らしてるのはどっちだよ 無視しましょうどう考えても言いがかりです -- (名無しさん) {2011-11-19 20 16 21} - いいから例のバーガーを持てぇい、セットは地球の水とで。 -- (名無しさん) {2011-11-22 23 13 01} - お客さん、今地球の水は在庫がないのでこれで我慢してくさせぇ バイドの水(汚染済み) -- (名無しさん) {2011-11-23 06 12 56} - バーテンダー「あちらのお客様からです」つ生命の源 .\ __\ 「|ir/-ニ- ` 「|]li\ " ヽ,,;;;;;;;;;;,,,,,._ `+_」ヾ (|○ ○( ゚) 》 i;;, 》 /""""""^ 彡.rヾ r "ヽ,´ ゞ====ヘ / 、、i ヽ__,,/ / ヽノ j , j |ヽ |⌒` 、__ / / /r | {  ̄ ー-、,,_,ヘ^ | ゝ-,,,_____)--、j / \__ / | " ー‐‐--- -- (名無しさん) 2011-11-23 19 26 37 - 沈む夕陽に乾杯 -- (ボルド) 2011-11-24 09 14 30 - ボルドさんあんたあの時ニヴルヘイムの砲撃で死んだんじゃ? -- (名無しさん) 2011-11-24 14 59 57 - 60 名無しさん@お腹いっぱい。 2011/11/30(水) 14 13 48.98 ID bvPzggqr [sage] 原作がもう質量兵器気にしなくなっちゃってるからね Λはもう話が成り立たないんだろ このままエターでFAだな -- (名無しさん) 2011-11-30 17 26 39 62 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/30(水) 21 16 03.00 ID FMNu5i65 [1/2] まったくだw R戦闘機に使われてる非人道的なシステムに比べれば、 AEC装備なんてチームR-TYPEが「手抜きだ!」といいそうなぐらいなレベルだ。 -- (名無しさん) 2011-12-01 08 49 20 66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2011/12/01(木) 00 01 32.75 ID cxPGEKwm わざわざR-TYPEに張り合わなくてもいいからw どんな二次設定付けたところで所詮リリカルなのはなんだからwww -- (名無しさん) 2011-12-01 08 49 38 - 自演乙 -- (名無しさん) 2011-12-04 00 59 10 - よく作品の機体スペックも見ないで、動力源が劣っているから弱いと決め付ける輩がいるが R−TYPEみたいに、核融合でも驚異的な性能の作品もあるのにな -- (名無しさん) 2011-12-04 10 25 23 - そろそろ地球軍サイドの話もみたいな リリカル側からはびびられまくってるけど亜空間潜行不可、慣性制御に不具合あり 戦艦落ちるは艦艇の半数近く削られるわとそうとうテンパってるはずなんだよね -- (名無しさん) 2011-12-04 18 34 30 - ↑↑ 並みのモビルスーツより遥かに強そうな動力源ガソリンエンジンのWMとかな -- (名無しさん) 2011-12-06 14 08 14 - ずいぶん前に言われた、空間転移による奇襲攻撃が地球軍には、効果が薄いって理由 そもそも敵であるバイド自体が神出鬼没である事 地球軍の展開速度、及びR戦闘機の即応性が凄まじい事だったっけ? -- (名無しさん) 2011-12-06 14 58 04 - バイドが本当に人類を滅ぼす気ならばとっくに終わってると思う 帰りたいだけなんだと思うよ -- (名無しさん) 2011-12-06 19 49 30 - バイドシステムαも提督たちも人間の意識が残ってるからじゃなくて バイドとしての本能が地球への郷愁なのかもなあ -- (名無しさん) 2011-12-08 01 31 15 - 地球軍が本気でやばいレベルの兵器をもっていない上に戦力も均等だから戦えてるんだろう 宇宙崩壊レベルや固体の能力が抜きん出た機体を造った日にはバイドに喰われてすべて終わりさ -- (名無しさん) 2011-12-11 22 25 05 - 空間転位による奇襲ねぇ、人気は凄いがアンチも凄い某STGのキャラが、バイドや地球軍に勝てるとか言いだして 他の連中が、色々説明するも屁理屈ばかり言っていたな -- (名無しさん) 2011-12-12 02 00 04 - 気にしたら負けだ まともなファンからも白い眼で見られている輩だしな -- (名無しさん) 2011-12-13 10 32 11 - その理屈でいくとRー9Cの時点で光速の数十万倍 ラグナロックで数百万倍じゃないか馬鹿馬鹿しいにも程があろうよ -- (名無しさん) 2011-12-13 14 40 07 - 毎度思うが光線を避ける=光以上の速さで動けるっては無理があるよなぁ あの理屈だとモビルスーツも光速に近い動きができることになってしまいそうだが -- (名無しさん) 2011-12-14 12 49 32 - 回避には現実の法則を当てはめながら、減速に必要な条件その他はフィクションだからは、都合良すぎだな 何故、回避や移動速度だけ現実の法則なんだよって話だよな -- (名無しさん) 2011-12-14 14 03 03 - 結局R儲の頭の悪さだよなあ 人間は銃弾より速く動けないから避けられないと言ってるのと同じだ 常識で考えれば発射される瞬間に射線から外れてればいいんだから必ずしも速く動く必要はない -- (名無しさん) {2011-12-14 15 31 24} - 煽るならもっとマシな事かけよ 銃弾やミサイルではなくレーザーの話なんだがな -- (名無しさん) {2011-12-14 20 12 01} - 光弾を見てから避けるには、それ相応の速度は必要だ しかしフィクションでは、こんな芸当は日常茶飯事であり この理屈を一度口にすれば、殆どの作品に同じ事が言えるのである 一部の作品だけ例外など有り得ない -- (名無しさん) {2011-12-14 20 36 14} - それはひょっとしてギャグで(AA略) -- (名無しさん) {2011-12-15 08 20 39} - まぁ一部の作品は例外だと勘違いしてる輩はこんな話題は耳が痛いよな -- (名無しさん) {2011-12-15 08 32 11} - そうだな、R-TYPEだけ例外なんてことはない 同じシューターとしてはずかしいわ -- (名無しさん) {2011-12-15 13 17 44} - ↑言ってる事が的外れだぞ 誰がR−TYPEはレーザー回避で光速だなんて書き込んでいる? -- (名無しさん) {2011-12-15 15 27 46} - なんか変な奴が湧いてるな ちゃんとした意見や感想が言えないなら書き込みなんかするな お前みたいのが頭の悪い奴っていうんだよ -- (名無しさん) {2011-12-15 18 11 16} - ショットボタンを放してから弾が画面外に消えるまでコンマ何秒かあるが、じゃあ一画面の端から端までが何十万?あるかっつったらんなわけないだろってな -- (名無しさん) {2011-12-15 18 32 27} - 光弾を避ける≠光速で動ける 予測射撃というものを知らない阿呆とみえる -- (名無しさん) {2011-12-15 18 34 49} - ↑レーザー回避=光速の数万倍、そういう考えに対しての否定意見しか書き込まれていない 何故粘着する?理由の想像は容易だが、言わないでおこう -- (名無しさん) {2011-12-15 18 45 25} - ↑東方()ではRに勝てない あっ言っちゃった -- (名無しさん) {2011-12-15 18 50 02} - 捕虜に関する条約をついうっかり忘れてしまったんだ こんなときはいったいどうすればいい? -- (名無しさん) {2011-12-16 00 52 29} - 拷問だ!とにかくGOUMONDA☆彡! -- (名無しさん) {2011-12-16 06 37 55} - 下に「作品と関係ないR-TYPEの話は本スレでやれ」って書いてあるが こんな連中送られても邪魔なだけだな -- (名無しさん) {2011-12-16 06 55 23} - ↑いい反論が思いつかないからって罵倒は感心しないな ↑2 提督捕虜の拷問は条約違反であります -- (名無しさん) {2011-12-16 07 19 59} - Rスレは基本魔窟だ、単発の嵐くらいなら平気で無視してゴマンダーとイチャコラしてる奴らばかり とはいえ迷惑はかけないにこしたことはないけど -- (名無しさん) {2011-12-16 12 40 23} - 五右衛門だ!とにかく五右衛門に賭けろ! -- (名無しさん) {2011-12-16 23 23 56} - ↑艦内に私の真似をしている部下がいると聞いて私は・・・ ・素晴らしいもっとGouMonを世に広めるようにその部下を激励した ・なんてやつだ!私だけの特権を奪おうとするとはとんでもない奴だ!!今すぐその部下を拷問しなければ!!! ・そんなことよりお腹がすいたよ -- (名無しさん) {2011-12-17 00 25 30} - バイドの強さって ファンの膨張や妄想の部分も多いがそれを差し引いても十分ヤバいよな TACでRが弱体化したのに対してバイドは大幅に強化されてるし -- (名無しさん) {2011-12-18 20 19 04} - リリカルなのはの世界の生物が危険すぎるw バイドに侵食される前からすでに怪物じゃないか 下手すると兵器が乗っ取られるよりもひどいことになりそう あの世界では狩猟や害獣の駆除にどんな猟銃や罠を使っているんだ? -- (名無しさん) {2011-12-24 21 09 09} - 作者の展望としてリリなのに梃子入れして 管理局を勢力として五分に保つのが方針だから なんと言うか適当に梃入れするだろうに何故そこまで議論で荒れるのか? -- (名無しさん) {2011-12-25 02 12 53} - R信者がなのはを見下してるのが滲み出てるからだろ しかもそれが当然だと開き直りやがる ここがなのはSSのサイトだってわかんねーのか -- (名無しさん) {2011-12-25 07 51 58} - クロス先>なのはの作品はこれ以外にもいくらでもあるんだが 作品ではなくはしゃぐ信者にケチつけたいのなら気持ちはわからんでもない だからといっていちいち突っかかってたらお前も同レベル -- (名無しさん) {2011-12-25 11 10 05} - バインドで絞殺、結界で圧殺は公式。 これでリリカル勢強化と言われてもな、今さら何どや顔で披露してんの?って感じ。 -- (名無しさん) {2011-12-25 15 16 38} - あほかこいつは 数年前のSSの設定が最近出たゲームの設定と被っただけなのに それがどうして今更になるんだか むしろ公式が似たようなことやってくれたんだから喜ぶべきだろ -- (名無しさん) {2011-12-25 17 17 25} - 口を開けば口論…… 提督にいいつけちゃうぞっ☆ -- (名無しさん) {2011-12-26 00 01 17} - まあリリなのを梃入れしすぎた感じでああなったのだろう 今なら7対3ぐらいで地球軍とならある程度戦えるから梃入れはこの辺で良いのでは? 無論7のほうは地球軍な -- (名無しさん) {2011-12-26 00 31 08} - 見下すも何も、あらゆる面で地球軍との能力差が、絶望的だろ それをΛで、補って物語が進行してるんだよ、同じ事何回も書かせんでくれ -- (名無しさん) {2011-12-26 03 00 23} - 少なくともこの作品ではそういう設定だからな それが嫌なら見るなとしか言いようがない というかなのは優位じゃないと駄目だというやつは この倉庫のSS全て読んだら発狂するんじゃね? -- (名無しさん) {2011-12-26 04 08 16} - ヒーローものなんか大抵「魔導士なんていらんかったんや!」状態だしな とはいえここのR勢はSTGスレに比べると少々落ち着きが足りんな、すぐ議論が光速にすっ飛んでいく 宿敵だろうが落ち着いて飲み込むゴマンダーのような包容力を身につけるべき -- (名無しさん) {2011-12-26 08 59 41} - あれだろほら 作中と同じでまだバイド化せずに地球軍と管理局で戦ってるんだよ もう少し話が進めば皆バイド化しているはず -- (名無しさん) {2011-12-26 14 19 50} - 俺は先に琥珀色の世界でみなさんを待っていますよ -- (名無しさん) {2011-12-26 18 17 29} - 琥珀色の世界の次は異世界へ飛ばされ最後は謎の存在に謁見するんですねわかります -- (名無しさん) {2011-12-30 11 31 28} - 謎之存在、曰く「そんなことよりおなかがすいたよ」 -- (名無しさん) {2012-01-11 15 16 11} - 今年も投下を待ってます もう待ちすぎて年に一度ぐらいでもいいやって気分になってた -- (名無しさん) {2012-01-11 17 09 33} - あれだ管理局がバイドと地球軍にやられました ハイ終了では物語が速攻で終わるから ある程度の梃入れは必要だったんだよ文句言ってはいかん -- (名無しさん) {2012-01-11 22 36 42} - なのはさんたちの活躍でバイドに勝ちました ではいかんのか? ここはなのはSSのサイトなんだよ文句をいってはいかん -- (名無しさん) {2012-01-12 00 09 22} - ↑でかい釣り針ですね 釣れますか? -- (名無しさん) {2012-01-12 09 39 48} - でかい釣り針で釣るのは鰯じゃなくて鮪だろう 彼はきっと大物狙いで雑魚は相手にする気はないんじゃないかね -- (名無しさん) {2012-01-12 11 54 44} - ↑↑↑ 釣り乙荒れるからさっさと死ね -- (名無しさん) {2012-01-12 11 56 52} - 荒れるようなSSを書くのが悪い 読者のニーズを理解しなきゃ -- (名無しさん) {2012-01-12 12 40 16} - ならこのssは荒らされるので終了だな テコ入れが過ぎたとは思うけどテコ入れしないと3話で終わるから作者も仕方なかったんや -- (名無しさん) {2012-01-12 16 17 26} - こいつは別の感想サイトを荒らしまわってた荒らしだな やりすぎて追い出されてたが行き場がなくなってここまできたのか 汚いから触らないように -- (名無しさん) {2012-01-12 16 19 16} - 空気作家の嫉妬が酷いな -- (名無しさん) {2012-01-12 17 16 44} - これだけいわれてもわからないのか 硬派STGはちょっと気取った萌えアニメなんかとは格が違うんだよ ゲーセンは戦場だってことをしらねえな? -- (名無しさん) {2012-01-12 17 29 00} - ↑釣るな -- (名無しさん) {2012-01-12 17 32 14} - フムン -- (名無しさん) {2012-01-13 02 26 43} - ゲーマーが硬派を気取ってる間にゲーセンはメダルとクレーンと写真機に占領されました 機微を読めない彼らは硬派ではなく、思考が硬化しているだけです -- (名無しさん) {2012-01-13 11 19 24} - そうだな 機微が読めたら補正なしじゃ3話で終了とか下駄はかせてるとか頓珍勘なことは言い出さない 作者のマジックにまんまと引っ掛かってるよ -- (名無しさん) {2012-01-13 11 45 42} - ↑釣りたいのかどうか知らんが下らない事書かないでくれるかい? -- (名無しさん) {2012-01-13 14 10 28} - 導入のために設定改変してるのは仕方ないんだからそんなに噛み付かれてもな -- (名無しさん) {2012-01-13 15 08 25} - Λによる補修を批判してた奴がいたか? いたのは補修無しでも地球軍余裕とか勘違いして奴だろ -- (名無しさん) {2012-01-13 15 33 23} - クロス先の作品には敬意をもとうぜ アイレムだっていつまでも生暖かく見ててくれるとは限らないんだからお互い大人になろう -- (名無しさん) {2012-01-13 17 43 17} - 夢落ちでもなんでもいいからとにかくもとにもどせよ!! こんなになのは世界をめっちゃくちゃにした責任とれよ!!! -- (名無しさん) {2012-01-13 18 00 02} - ↑オタクの駄々は見苦しいです。外に出て仕事をしてください。親のすねかじりでアニメのDVDばかり買う穀潰し。 -- (名無しさん) {2012-01-13 18 04 46} - 人気アニメなのかもしれないですが、こんな程度の低いファンしかいない作品に、配慮する必要はあるのでしょうか? -- (名無しさん) {2012-01-13 18 07 00} - こんな汚染されたところにいられるか! 俺は地球に戻るぞ! -- (名無しさん) {2012-01-13 20 58 30} - バイドも侵食せずに吐き出すレベル -- (名無しさん) {2012-01-13 22 06 21} - ここはリリカルなのはのSSサイトなんで、関係ない人は帰ってください。 -- (名無しさん) {2012-01-14 09 49 33} - 一部の人の意見だと、リリなのが有利な設定だったらいいぞもっとやれ。不利だったらふざけんなどうにかしろ、ってこと? ざっとログ見ただけだから違ったならすみません。 -- (名無しさん) {2012-01-14 14 38 07} - たかが二次創作にまし゛になっちゃってどうするの? -- (名無しさん) {2012-01-14 14 47 55} - レーザー回避は光速くん、あるいは地球軍なんて補修無しでも余裕くんが、今でも粘着してるのではと疑いたくなる -- (名無しさん) {2012-01-14 14 51 50} - 久しぶりにきてみたら・・・相変わらず頭のおかしい粘着アンチと信者しかいないのか。 お互いいちいち他人のコメントに噛みつかなければいいのに。 -- (名無しさん) {2012-01-15 05 54 55} - 戦船『聖王のゆりかご』が質量兵器であるにも関わらず虚数空間内の航行が不可能だという設定に疑問を感じたのだが、バイドの侵食の影響、或いは何かの伏線なのかな? -- (名無しさん) {2012-01-15 06 47 10} - ↑2、作品に対する極端な罵倒は、荒らしの自演じゃね そもそも作品の設定や、補修うんぬんに噛みついていたのは殆どいなかっただろ -- (名無しさん) {2012-01-15 12 52 11} - 作中でR−9Cに沈められそうになって 異層次元航行で逃げようとしてなかったっけ? -- (名無しさん) {2012-01-15 13 01 51} - この状況、もう我慢できん。 俺はバイドにナる! -- (名無しさん) {2012-01-15 20 51 52} - やっぱ対話なんかより同化したほうが効率いいよな 問題はTAC見た感じバイド同士でも戦争しかねないことだが -- (イノベイター早く来てー) {2012-01-16 09 39 35} - とりあえず補修ではなく補強な いや修正って意味ではあっているが 強化するなら補強が基本 とりあえずリリカルには補正を強化しないと無理だって戦えない -- (名無しさん) {2012-01-16 11 11 27} - 中途半端はよくない 勝たなきゃ補正の意味がない 補正ってのは補って「正しく」する 粘着はそんなにRが負けるところが見たくないのか -- (名無しさん) {2012-01-16 11 47 26} - 荒らし乙、次はリリカルなのはを罵倒するんですね? 下手な自演はお止め下さい -- (名無しさん) {2012-01-16 12 16 54} - いやIDとか見えないと高を括ってまだまだ道化になるのでFA? -- (名無しさん) {2012-01-16 13 46 19} - ↑9 元のゆりかごは虚数空間ではなく次元空間での航行や戦闘も可能な設定 動力に魔力炉使ってるからさすがに虚数空間では活動不可能なはず そういえばほかのゆりかごに乗ってたであろうザブトム達はどうしたんだろう うまく成長できたのは作中の奴だけかな -- (名無しさん) {2012-01-16 18 33 19} - まあ荒らさずにガマンしろよ 作者も管理局がバイド、地球軍倒して大勝利なんて超展開だけはしないよ 妥当に管理局と地球軍の戦争がグダグタになって、 これではイケナイとお互い手を取り合いバイドを打倒する王道的展開で行くだろ、それが一番荒れないし -- (名無しさん) {2012-01-16 21 02 30} - バイドの打倒は、流石にないだろ原作ですら打倒してないんだから 戦いは終わるが、米国とソ連の冷戦のような時代が続くんじゃないか? バイドは、26世紀で次元消去された瞬間から、もう手に終える存在じゃなくなったのさ -- (名無しさん) {2012-01-17 02 53 11} - 打倒じゃなく撃退くらいならまぁ妥当だろう、原作でもそれくらいは何度もやってるし ただ間違いなく管理局には第一次バイドミッション終了後も大きな歪みが生じるだろうね スカ博士あたりをトップに某所で見たような腐れ研究開発チーム結成して戦闘機人とか聖王クローンの量産なんてね んでそれを幼体固定して小型次元艇に・・おや、誰か来た様d -- (名無しさん) {2012-01-17 11 24 25} - 打倒って比喩表現なんだがなぁ まあ良いか管理局と地球軍が手を組んでバイドに当たる王道展開だな でも、このままだと管理局は地球軍の属国になるから対抗できるように梃入れしたのかな? -- (名無しさん) {2012-01-17 20 39 19} - だが最初に攻撃してきたのは地球軍だから22世紀地球は謝罪と賠償をと言い出す輩が現れるだろう -- (名無しさん) {2012-01-17 22 44 21} - バイド殲滅のためなら何をやっても許される 管理局最高司令部もそれに同調する!! -- (名無しさん) {2012-01-17 23 17 05} - とりあえず皆さんは管理局が補正の強化をしすぎて 地球軍もバイドもトントンで倒すのは流石に許されないと言う事でおk? で作者としてはこの補正の入れようは最低でも管理局と地球軍を並べようとしているね? まあバイド倒したり地球軍超えたりしない限りは許してやれよ、これでは小説も更新できない -- (名無しさん) {2012-01-24 18 41 18} - その補正ありきの考え方が叩かれる原因だって、どうしてわからないのかな〜 -- (名無しさん) {2012-01-24 18 56 13} - 萌え豚はRの前にひれ伏せ役立たずが -- (名無しさん) {2012-01-24 18 57 26} - 荒らされているな まあ作者のやりたいようにやるか荒れる前にやめるかどちらかだな とりあえず荒らされて更新停止だな -- (名無しさん) {2012-01-24 19 07 23} - また荒らしが、連投してるな 両作品やΛ氏対して、極端な罵倒をしている時点でバレバレだからいい加減にしたら? -- (名無しさん) {2012-01-24 19 13 20} - プロパイダから調べて荒らしをキックするのが宜しいかと ↑↑↑のコメントアク禁に出来るか調べてみる -- (名無しさん) {2012-01-24 20 45 19} - あれぇ?急に荒らしが静かになったぞ? もしかして怖くなったとか? -- (名無しさん) {2012-01-24 23 01 33} - 更新できない?何故あなたが決め付ける? 補正が叩かれる?いったい誰が叩いてる? -- (名無しさん) {2012-01-25 00 04 27} - とりあえず荒らしについてはどうする?管理人に通報して良い? どうやって管理人にアポ取るか教えて -- (名無しさん) {2012-01-25 00 51 42} - 荒らし大人しくなったか まあビビったでも何でも静かになるのは良いことだ -- (名無しさん) {2012-01-26 03 10 14} - ヴィヴィオは星空を見上げ、尋ねる 誰がこの戦いを終わらせてくれるの? スターズは、何も答えてはくれなかった・・ -- (BGM♪Cosmos) {2012-01-26 12 16 14} - ↑3ここの管理人はしたらばの避難所で連絡が取れる 次現れたら通報でいいんじゃね -- (名無しさん) {2012-01-26 14 52 34} - マジでビビったのかwww 完全に意気消沈とはもっと荒らしてくると覚悟したけど 思った以上に聞き分けが良いwww -- (名無しさん) {2012-01-26 23 30 57} - まあ作者さんにはネット弁慶や荒れる、荒れないなんてくだらないことは 気にせず思うように突っ走ってもらいたいね 一話から追い続けてる身としては今更一年二年待つことなんてどうってことないさ -- (名無しさん) {2012-01-29 12 56 25} - 荒らしはアク禁までされてまで 荒らす根性は無いヘタレみたいだし大丈夫 もし荒らされたら速攻で報告するから -- (名無しさん) {2012-01-29 16 14 27} - 私は地球軍もなのはもバイドも愛している -- (名無しさん) {2012-01-31 22 30 23} - 愛してるぜ、ベイビー! -- (名無しさん) {2012-02-01 11 51 23} - うーん今は大人しいけど 作者がこれ以上管理局に梃入れしたら爆発しそうR-TYPE信者が 管理局が地球軍を超えたりしない限りは我慢しろ、作者も物語を白熱させるための梃入れだ。 -- (名無しさん) {2012-02-01 12 34 41} - 作者の考えは不明だけど普通に地球軍6管理局4ガマンしてもらわないと困る 最悪5対5でもガマンして貰いたい もし管理局が6の側に回るなら一緒に批判しても良いが だけど気に食わないからって荒らすのはマナー違反だ荒らすぐらいなら見ないほうがいい -- (名無しさん) {2012-02-01 12 42 45} - まあ誰だって好きな作品のキャラが苦しむ姿を見るのは辛いものだ -- (名無しさん) {2012-02-01 18 46 11} - 萌え豚はRの前にひれ伏せ役立たずが 荒れ気味になったら速攻でこれ言った奴をキックすれば静かになる? -- (名無しさん) {2012-02-02 01 35 50} - 荒らしめまたきたな あんたの自演単純過ぎてわかりやすいのよまだ懲りない? -- (名無しさん) {2012-02-02 08 31 03} - 極端な話パワーバランスはどうでもいいのよ、話が面白ければ ただ味方陣営が敵陣営より強いとストーリーとして面白いものになりにくいから 厳しいけど逆転の可能性がある~贔屓目に見て半々、くらいでいいんじゃないかなと 無論、ここでだべってるのも外野が無責任に喋ってるだけですので作者さまが書きたいように書いて下さるのが一番です。 -- (名無しさん) {2012-02-02 09 31 42} - とはいえ自分の願望を遠まわしに語る奴ほど痛々しい物はないよね 下手に荒らすことよりもよほど恥ずかしいわ あと過去ログの人乙 でも次にログ送りする時はこのアホな流れはすっ飛ばしていいですよ -- (名無しさん) {2012-02-02 09 42 12} - 他人を装ったつもりかも知れんが文から悪意が簡単に読み取れる 批判の仕方がワンパターン等非常に判りやすいぞ -- (名無しさん) {2012-02-02 10 22 15} - そういえばΛの能力では クロノ「哨戒中に父さんの艦を見つけたと思っていたが、そんなことはなかったな」 とかできるんだろうか そこまでの改変力はないか -- (名無しさん) {2012-02-02 10 46 33} - もし改変力がそこまであるなら地球軍はどうにかできるだろう だがバイドには一世界の因果律操作は効果が薄いと思う -- (名無しさん) {2012-02-02 11 19 15} - だから作者のサジ加減次第だから関係ないよ もし作者が地球軍と並ぶ程度に管理局を強化するとして 今のΛで足りないなら更なる強化がなされる、過度な補正は嫌だから余計なこと言うべきではない 力関係は地球軍6対管理局4が良いなでバイドは10で力を合わせれば打倒できるレベルだと王道展開になるね -- (名無しさん) {2012-02-02 12 36 25} - そう言えば荒らしに対してキックするのは パソコンとケータイの書き込みが出来ると仮定して2回キックしないといけないから 折角明らかな荒らしが一人居るから時間が経って言いづらくなる前にさっさと管理人に提出すべきなのかな? これから荒れそうな気がする。でも少し面倒。 酷くなったら調べて行くけど微妙なときはどうすれば良いのでしょう? てゆうか荒らしもアク禁には釣りあわないでしょ?こちらも面倒だしこの辺で引いて欲しいよ -- (名無しさん) {2012-02-02 13 08 03} - ↑4 Λはそういう過去や現実を捻じ曲げる能力じゃなくて 何々がしたいと思ったらそれができるようになるパワーアップ能力じゃね -- (名無しさん) {2012-02-02 18 54 28} - JSも元々願いを叶えるロストトギアだしねぇ アニメだとネコが巨大化するとかあったし、因果律操作よりブースト能力が優れてそう まぁΛでそこらへんも可能になったとかいうならそれでもいいけどね -- (名無しさん) {2012-02-02 20 59 52} - 「ぼくのかんがえたさいきょうのR-TYPE」を述べたいなら、自分で作品にすればいいだけの話 丁度本スレも過疎気味だし、好きなだけ書けばいいのにな -- (名無しさん) {2012-02-02 22 17 30} - ↑調子に乗るなよ荒らし君 いい加減にしろと何度言われれば気が済むのかね? -- (名無しさん) {2012-02-02 23 51 00} - 荒らしを批判したら荒らし扱いされたでごさるの巻 -- (名無しさん) {2012-02-02 23 54 06} - 荒らしはR-TYPE最強を唱えて荒らしていたのではない 下手糞な自演で両作品を罵っていた 明らかにR-typerが荒らしていたと言わんばかりの書き方 疑わない方がおかしいさ -- (名無しさん) {2012-02-03 00 04 03} - ああ、なるほどね…… 無思慮なことを書いて済まなかった -- (名無しさん) {2012-02-03 00 06 14} - 本当に違ったのか申し訳ない 荒らしの連投で疑り深くなっていたようだ -- (名無しさん) {2012-02-03 00 12 09} - バイド「誤解が解けてよかった。さ、ひとつになろうか」 -- (名無しさん) {2012-02-03 00 34 12} - 一応長々と話して場の空気が流れてもまず最初に 萌え豚はRの前にひれ伏せ役立たずが これを最初に言った人は確実にアク禁にしよう唯一確実に効果があると思う 実質キックする回数が一回減る -- (名無しさん) {2012-02-03 01 35 25} - やっぱり自分で調べて来て書き込み禁止を依頼してきたよ これで荒らしは使える端末が一つ減るはず トントン拍子で全滅したら嫌でしょ?この辺にしときましょうよ 詳しくは避難所に依頼したので、そちらを参照してください。 -- (名無しさん) {2012-02-03 10 31 13} - お疲れ様です執念深い奴じゃないといいんですが -- (名無しさん) {2012-02-03 11 03 41} - まあ管理人に提出されたら怖くなって何もして来ないでしょ ちょくちょくアク禁チラつかせたら怖がっていたみたいだし -- (名無しさん) {2012-02-03 11 18 28} - 話は変わりますが今日は節分。 R-9DVシリーズ による豆撒きならぬ光子バルカン蒔きでバイドは外! -- (名無しさん) {2012-02-03 12 02 59} - 乙 ただこの作品自体万人に受け入れられるとは限らない世界観だから でしゃばりすぎないようにしていこう -- (名無しさん) {2012-02-03 12 43 25} - ↑仕方ないね。自分たちが書きこむ場所さえ決めておけば、違う内容を書いてくればすぐにわかる。 -- (名無しさん) {2012-02-03 16 34 36} - まあ作者が管理局に補正入れすぎてR-TYPE信者が爆発した形だからな でも最初からの方針なんだから超えない限りガマンしてもいいと思うがな 万人に受け入れられないって言っても荒らされたらダメでしょ? -- (名無しさん) {2012-02-03 23 21 09} - R-TYPE信者ってあの荒らしどう考えてもR-TYPEファンじゃないでしょ そうゆう挑発的な書き方は感心できんよ -- (名無しさん) {2012-02-04 00 17 55} - でも状況的に管理局の梃入れによる不満爆発が今回の荒れに繋がったのでしょ? 爆発する人も限られるに間違ったこと言っているつもりは無いのだがなぁ? それとも、これから作者が梃入れ続けても文句言わない?言うと思う -- (名無しさん) {2012-02-04 01 01 13} - と、言うよりどこが挑発かわからん R-TYPE信者と言うのが悪かったのか?次から荒らしに置き換えるよ -- (名無しさん) {2012-02-04 01 04 07} - 勘違いをしているようだな、いったい誰が管理局の梃入れに不平を漏らしていた? まだ変なのが居たようだな残念だ。 -- (名無しさん) {2012-02-04 01 25 37} - R−TYPEを良く知っていれば補正なしでは物語が成立しない事は普通わかることだ 補正やΛ氏批判していた奴は殆どいなかった まあ補正無しでも余裕とか騒いでいた奴は結構しつこかったがね -- (名無しさん) {2012-02-04 01 34 46} - まだ変なのが居たようだな残念だ なに?この言い方酷くね?ここから言い争いになっても この人の言った挑発による物だから皆さん許してください 挑発的な書き方は感心できんよって言っといて挑発するとはたまげたなぁ その補正ありきの考え方がダメとか言っている人とか沢山居るだろうに人を不愉快にしてふざけているのか? -- (名無しさん) {2012-02-04 01 38 53} - と言うか荒らしの連投酷いなそれらしいコメントをつるべ撃ちにして アク禁にすべきか?あんまり意地になって荒れたら嫌だからコメ禁止程度にしたけど もう駄目だな -- (名無しさん) {2012-02-04 01 43 12} - どうするよ -- (名無しさん) {2012-02-04 01 57 31} - 随分前から見ているが補修うんぬん批判してた人ごく少数だったと思うが? -- (名無しさん) {2012-02-04 02 01 54} - もういい加減にしてください 嫌なら見るなではなく荒らすなら出てけ 管理人見ているからあんまり荒らすとアク禁になるよ このサイトに干渉できないならともかく入れないレベルだと洒落にならないでしょ?この辺にしとけよ -- (名無しさん) {2012-02-04 02 16 19} - ↑5 許しません落ち着きなさい -- (名無しさん) {2012-02-04 02 32 02} - 荒らしは粘着質みたいだし このまま更新が入ったら作者も巻き込まれて更新停止になるな -- (名無しさん) {2012-02-04 02 57 13} - 本日の荒らし まあ作者が管理局に補正入れすぎてR-TYPE信者が爆発した形だからな でも最初からの方針なんだから超えない限りガマンしてもいいと思うがな 万人に受け入れられないって言っても荒らされたらダメでしょ? -- (名無しさん) 2012-02-03 23 21 09 >でも状況的に管理局の梃入れによる不満爆発が今回の荒れに繋がったのでしょ? >爆発する人も限られるに間違ったこと言っているつもりは無いのだがなぁ? >それとも、これから作者が梃入れ続けても文句言わない?言うと思う -- (名無しさん) 2012-02-04 01 01 13 >荒らしは粘着質みたいだし >このまま更新が入ったら作者も巻き込まれて更新停止になるな -- (名無しさん) 2012-02-04 02 57 13 荒らしの大好きな単語、更新停止を使い梃入れをしすぎると荒らすと仄めかして自分を正当化する 次にアク禁なのはこいつでいいな -- (名無しさん) {2012-02-04 04 06 41} - ↑ふざけているのか! よくもこんな一方のみの完全に偏った意見が言えるものだ管理人見ているんだぞ そんな馬鹿な意見があるか!! こちらは普通に注意を促しているのにおかしいだろ!! -- (名無しさん) {2012-02-04 06 44 01} - 誰か助けてくれよ、こんな無茶苦茶許されるのかよ!! 荒らしている奴は自分が荒らしと言うことに全く気づいていない -- (名無しさん) {2012-02-04 06 52 42} - こんなコメントを残してログを圧迫するのも何だし、怪しいコメントを一度一掃した方が良くないか? -- (名無しさん) {2012-02-04 08 06 24} - ↑2いい加減にしろよ 何が挑発的じゃないだよあの荒らしは明らかに両作品の支持者じゃないのに あたかもR−TYPEファンが荒らしていたかのような書き方十分挑発的じゃないか 自分の書いた事が理解出来てないのはどっちだ -- (名無しさん) {2012-02-04 09 38 59} - ↑あんたがいい加減にしろ まだ変なのが居たようだな残念だ 普通これが挑発じゃないの?幾らなんでもおかしい 普通に注意しているだけだし、荒らした方も 萌え豚はRの前にひれ伏せ役立たずが 何が違うだふざけるな -- (名無しさん) {2012-02-04 09 47 41} - マジで誰か助けて管理人に報告したら逆上して逆効果だったのか 難癖ばかり付けるし、もはやアク禁を徹底的にやられたいのか? 良いことなんて別にないぞ二度とこのサイトに入れなくなっても知らんぞ -- (名無しさん) {2012-02-04 10 29 22} - 脅しか? 本当にどうかしてるな -- (名無しさん) {2012-02-04 11 14 37} - もう何を言ってもダメだな 報告は逆効果だったこんなに粘着するとは これ以上荒らして何がしたいの? -- (名無しさん) {2012-02-04 11 18 23} - 荒らしって、Typerを荒らしではないと言う奴の事か? もしそうなら荒らし扱いはおかしいぞ。 こんなんで管理人に報告してもスルーされるだけだろ。 -- (名無しさん) {2012-02-04 11 35 48} - よっしゃぁ!!規制来た!! このまま変なこと言う奴規制されると言うことだな -- (名無しさん) {2012-02-04 11 54 17} - 因みに避難所はこのサイトのトップから リリカルなのはクロスSSスレ 避難所のリンクで行けるよ いい加減にしないといかんぞ管理人もちゃんと対応しているのだからバッチリ、アク禁されるからな -- (名無しさん) {2012-02-04 11 57 58} - >まあ作者が管理局に補正入れすぎてR-TYPE信者が爆発した形だからな これも十分変な事言っとるなまぁアク禁されるなら問題ないが -- (名無しさん) {2012-02-04 12 04 27} - まあ作者が管理局に補正入れすぎてR-TYPE信者が爆発した形だからな でも最初からの方針なんだから超えない限りガマンしてもいいと思うがな 万人に受け入れられないって言っても荒らされたらダメでしょ? これ全文です人を陥れようとするのやめて貰えます? もう無駄ですよあんまり無茶苦茶すると管理人の印象が悪くなりますよ? -- (名無しさん) {2012-02-04 12 07 59} - まだ変なのが居たようだな残念だ こっちの方が変ですよね?管理スレに提出しますよ? -- (名無しさん) {2012-02-04 12 10 44} - 自分は大丈夫だと思うけど荒らしが難癖つけるから 怖くて連投になるな、とりあえずいい加減にしてくれ恐ろしい そろそろトントン拍子でアク禁されるよ? -- (名無しさん) {2012-02-04 12 14 45} - 管理人も良く調べてくればいいんだがな -- (名無しさん) {2012-02-04 12 21 42} - アク禁 アク禁 自分に否定的なら脅しとかどうなのよ -- (名無しさん) {2012-02-04 12 24 14} - もう絡んでくるなよ頼むから あとは管理人に任せようハッキリ言って難癖だって判っていてもこっちは怖いんだよ 明らかにこちらを脅しといて何言っているのだか こう言うサイトの管理は発信元も判るからな もし荒らしと同じ県の発信だと更に印象悪くなるぞ? -- (名無しさん) {2012-02-04 12 36 13} - ↑1 そうだな管理人は、ちゃんと過去ログまで調べるだろう、脅し紛いの事をしているのはあなただ。 ↑2 ちゃんと調べてくれるから問題ない、こんな事ではアク禁にはなりませんよ。 -- (名無しさん) {2012-02-04 12 42 04} - とりあえずコメントのしすぎで 判定が不正確になると嫌だからコメントは控えます -- (名無しさん) {2012-02-04 12 48 46} - もしなのは側で擁護している人が少数派だったら嫌だな だって喧嘩売ったのR-TYPE信者の方じゃないか これからR-TYPE信者主体でこの感想板が進むとか荒れそう -- (名無しさん) {2012-02-04 14 16 28} - そうゆう事を書いておいて自分は挑発的ではないとか理解に苦しむ -- (名無しさん) {2012-02-04 14 34 09} - これだけやれば荒らしも そう変なことは出来ない最後に暴れたみたいだが まあもう積極的に荒らせる精神力は残っていないはず -- (名無しさん) {2012-02-05 02 20 58} - ↑荒らして無いんだからアク禁になるはず無いんだろ何を言っている? -- (名無しさん) {2012-02-05 08 29 39} - 下らない事でヒス起こして 自分に否定的ならみんな荒らし扱いか? まったくどっちが荒らしだっての -- (名無しさん) {2012-02-05 09 55 23} - 久しぶりに来たら何か元気のいいのがいるなw この作品の感想はどうだい? -- (名無しさん) {2012-02-05 13 27 39} - 一部のマナーの悪いR-TYPE信者の荒らしが酷いですね -- (名無しさん) {2012-02-05 13 45 42} - 物語の内容に関しての感想は無いのなw 俺の好きな十四話でも見て頭冷やしてこいw -- (名無しさん) {2012-02-05 13 51 30} - ↑ 1 2 3 そいつはどうも荒らし批判して自分が荒らしになってるとは本末転倒だな -- (名無しさん) {2012-02-05 13 56 18} - はは、荒らしは元気がいい -- (名無しさん) {2012-02-05 14 01 24} - 最早自分が荒らしになっていることにも気付いていないようだ… ……! しまった、こいつは既に荒らしに汚染されている!? -- (名無しさん) {2012-02-05 14 03 23} - その言葉そっくり返させてもらおう 管理人さんに泣きつくか?泣きついてアク禁されるのはあなただ勝手にするといい -- (名無しさん) {2012-02-05 14 09 34} - ID無いって不便だね 仲間割れとか割りとあるし 一応確認するが管理人への報告と連動して発狂しだした 一部のマナーの悪いR-TYPE信者が荒らしの正体です -- (名無しさん) {2012-02-05 14 17 25} - なのは側の人に一応言っとくぞ? ケータイを使用するのは控えとこうID無いから意味が無いし 発信元が同じ県だと一発で判って管理人の心象を悪くする 自分も使って多人数派に見せたいとは思うがそこはグっとガマンしている まあ違う県から発信できる凄い人なら別にいいけど。 -- (名無しさん) {2012-02-05 14 24 37} - アク禁 アク禁と荒らしじゃない人に脅迫行為を行っている人物に対して批判してるのは俺含めて3人くらいいるぞ 一番レスしてるのは俺だろうけど -- (名無しさん) {2012-02-05 14 34 10} - 自分の都合のいいように意見を解釈しているか それとも全部発信元が同じ県って言う素晴らしい黄金パターンでは? これ良くある荒らしのパターンね とりあえず管理人に判定お願いして貰うしつこいよ -- (名無しさん) {2012-02-05 15 00 20} - なのは側とかR-TYPE側とか… いつから人は分け隔てて考えるようになったのだろう… だれがこの争いを終わらせてくれるの…? -- (名無しさん) {2012-02-05 15 45 14} - どうでもいいことでヒステリー起こしてアク禁アク禁と騒ぎ立て 終いには信者信者と荒らしになってんだから笑っちまうよ -- (名無しさん) {2012-02-05 20 15 21} - 管理人さんが頭抱えてるのが目に浮かぶ 規制依頼してきた奴が荒らしてるんだもん -- (名無しさん) {2012-02-05 21 54 01} - アク禁にはなりはせんよ -- (名無しさん) {2012-02-06 00 49 14} - 書き込みしたやつ全員アク禁すればさっぱりするんじゃね -- (名無しさん) {2012-02-06 01 04 27} - 規制更新されたみたいだけどどうなる? -- (名無しさん) {2012-02-06 05 15 42} - これがコメントの中の戦争というやつか。やはり争いは人の業なのだなぁ とりあえず、レッテル貼りは良くない。あと自分のレスが無駄に棘棘してないか送信前に確認しよう -- (名無しさん) {2012-02-06 09 11 22} - まあラッコ男氏もどちらが荒らしか判っているみたいだし サンタ=私は別に何も無いのだから荒らしが難癖つけているのはもう証明された感がある あとは荒らしの精神力が尽きるのを待つだけですよ たぶん荒らしは使える端末も少なくなって苦しいのでしょう -- (名無しさん) {2012-02-06 09 20 11} - 管理人が関わっている以上、自演は無意味ですよ 更にIDも無いですしね、あるのは少し連投恥ずかしい程度ですね -- (名無しさん) {2012-02-06 09 22 36} - そんなことより好きなバイドの話をしよーよ 俺はドブケラドプスねー -- (名無しさん) {2012-02-06 23 07 22} - 自分はファインモーションかな そういえば序盤か中盤の話で大量出現してなかったっけ? -- (名無しさん) {2012-02-08 00 46 10} - 僕は、666ちゃん! クルクル廻る、目が回る -- (名無しさん) {2012-02-08 08 32 01} - 予言しよう次の更新で作者とぶつかり確実に荒れる 本音を語るスレにも湧いているから連携して排除しよう -- (名無しさん) {2012-02-08 14 30 38} - やはりコンバイラだろう 提督万歳 -- (名無しさん) {2012-02-09 13 26 51} - つ、続きはまだか…。 禁断症状を抑えるためこのバイドルゲンを一気飲みして待とう -- (名無しさん) {2012-02-10 11 38 06} - まだ9ヶ月しか経っていないのに、随分とせっかちだな -- (名無しさん) {2012-02-10 19 34 45} - バイドルゲンと波動粒子を間違えるなよ体を壊すぞ -- (名無しさん) {2012-02-10 19 42 55} - はっはっはー 一番いいのはゴマンダーに決まっているだろjk -- (名無しさん) {2012-02-10 20 07 37} - Λの出現で管理局はようやくスタートラインに立った この技術は物語において重要な役割を果たすはず -- (名無しさん) {2012-02-11 13 07 56} - ↑そのスタートラインは『無間地獄』へのスタートライン… -- (名無しさん) {2012-02-11 20 28 59} - 間違えました。『無限』でしたorz -- (名無しさん) {2012-02-11 20 29 57} - 一話から一貫して技術吸収が主だったし管理局は一方的にやられまくった あと地球軍は管理局から技術吸収してないな 地球軍とっては必要性は薄いと思うけど魔術と連携したバイド、Λの例もあるから バイド対策に必須かな?何もしてないみたいだけど -- (名無しさん) {2012-02-11 20 54 50} - そもそも俺の嫁のティアナがこんな精神状態ワロス みんなR-TYPEなんかに関わると良いこと無いな -- (名無しさん) {2012-02-11 20 58 46} - 実際関わらないに越したこと無いからワロエナイ 科学が異常に発展したディストピアの権化みたいなもんだしな、あの腐れ開発チームとか軍部とか ただ管理局そのものが、酷さでいえばじつは地球軍とどっこいなんだけどな -- (名無しさん) {2012-02-11 23 38 15} - R-TYPEとかマイナーでリリカルしか知らずに読んでいるな -- (名無しさん) {2012-02-12 11 38 14} - Λの力でビックバイパー登場勝負はこれからだ! ってよく考えたらリークパワーないと動かないんだっけ? LEVバイパーなら管理局でも使えるか? -- (名無しさん) {2012-02-12 11 41 58} - クライド君搭載機とか作ってるから、一応技術の吸収はしてるんじゃないか? まぁ、新しくリンカーコアユニットを調達しないと魔法技術製品を動かせないが。 -- (名無しさん) {2012-02-12 20 48 11} - ビッグバイバー→ソニックダイバー うむっ -- (名無しさん) {2012-02-13 00 41 02} - これって管理局勝てる?どう見ても勝てそうに無いけど 管理局の総力<地球軍<=バイド? -- (名無しさん) {2012-02-13 23 39 07} - R-TYPEとか詳しく知らないけど ここから先、バイドや地球軍に対抗できないと管理局滅亡 物語完結で話が進まないし作者もある程度はキャラの努力と補正で乗り切るよ -- (名無しさん) {2012-02-14 00 01 38} - しかし荒らしも作者の方針に反発して暴れなければいいが -- (名無しさん) {2012-02-14 00 04 19} - もし抵抗できるようになっても、永遠の地獄になるだけだよなぁ バイドを完全に駆逐出来れば地球軍も喜べる -- (名無しさん) {2012-02-14 02 29 10} - やったねたえちゃん、バイドがいなくなれば安心して人類同士で戦争できるよ! わぁい! -- (名無しさん) {2012-02-14 08 25 20} - 436 名無しさん@お腹いっぱい。 2012/02/13(月) 14 59 52.48 ID 0xwMH0By [sage] 一時期のクロススレは書き手も読者も2ch系種SS界隈と同じく、 あのカスいSTSをどんだけマシにできるか、て方針を隠さなかったからなあ 感想レスももうこれが本編でいいよ、とか 原作に足りないものがわかったwとかそんなんばっか -- (名無しさん) {2012-02-14 15 11 43} - ↑4某サンタのような人でもなけりゃあーだのこーだの文句言う奴はいないでしょう -- (名無しさん) {2012-02-15 19 07 18} - ↑3 琥珀色の世界でみんながバイドになれば、安心してバイド同士で戦争できるよ! 明日もしも世界が 終わーってもー -- (名無しさん) {2012-02-15 20 39 13} - R-TYPE信者は管理局が強化される現状に納得いってないから 作者に反発して荒れるだろうな。 でも案外賢明でビビッて何もしてこないのかも 荒れたら提出方法を作者に教えると良いよ。 -- (名無しさん) {2012-02-15 23 33 13} - とりあえず、更新を全裸待機で 荒らしは作者に頼もう、更新が楽しみ -- (名無しさん) {2012-02-15 23 38 33} - サンタ氏周りから批判され管理人にも見放されたというのに Λ氏は自分の行為を正当化してくれると本当に思ってるのか? -- (名無しさん) {2012-02-15 23 47 53} - とりあえずさ、過度な作品叩きに走る奴が居たら規制方法教えればよくね? ↑4某サンタのような人でもなけりゃあーだのこーだの文句言う奴はいないでしょう こうゆう発言もあるし全員対象でいいじゃんサンタ氏も含めてさ -- (名無しさん) {2012-02-16 00 05 17} - それにしてもだいぶ荒れたな管理局を戦えるように強化しただけで 更に強化が入るとどうなる?もう怖がって何もしないか、それとも開き直るか -- (名無しさん) {2012-02-17 16 08 45} - いいこと思いついた、提督二人を参戦させちゃえばいいんだ。 それにしても兵器乙を初期状態で倒せると踏まれた兵器甲の魔改造版に対し乙のアップグレード版を送り込むのはどうなんだろう、 水爆持ち出されたから対抗するためにすごい原爆作ったよ! みたいなかんじがする。 -- (名無しさん) {2012-02-17 21 24 15} - ↑2管理局の強化が原因じゃなくて サンタ一人が喚き散らしてただけじゃね? -- (名無しさん) {2012-02-18 01 30 46} - それにしても作品の進みかたが納得いかないと荒らすのだろうな 危ないなぁ、とりあえず作者とぶつからないと良いが、怖くなって大人しくしていて欲しい とりあえずあと1、2回でもう関われなくなるだろう 作者には精神衛生上のためメールでのやり取りを勧めよう -- (名無しさん) {2012-02-18 02 32 12} - アク禁出されて逆上とか救えないな -- (名無しさん) {2012-02-18 02 34 35} - またサンタが発狂しとるんかい -- (名無しさん) {2012-02-18 07 48 10} - 最初から荒らしたのはR信者サンタ氏関係ない -- (名無しさん) {2012-02-18 13 47 11} - 一応みんなも騙されるなR信者は名前がわからんが狂言を繰り返す 確実な確認方法は避難所でメールで確認しましょう あと またサンタが発狂しとるんかい 人を発狂していると言うの管理人に出して良いのではないか? スレだと邪魔するみたいだしメールで転送するか? -- (名無しさん) {2012-02-18 13 51 14} - ↑1またアホな事言ってるな いくらやっても同じ結果になるぞいい加減にしとけ -- (名無しさん) {2012-02-18 14 23 55}
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/485.html
なのは達は、ついに奴らを追い詰めてた。 「まってー。ロスト・ロギアを返して!」 追われるのは、ミレンジョ、コケマツ、スカドンの三悪。 人呼んでミレンジョ一味。 一人足らないけど。 なのは達はこの三人にロスト・ロギアを持ち逃げされたのだ。 「しつこい連中だねぇ、なんとかおし」 ミレンジョがいらついた声を上げる。 「任せてください、ミレンジョ様。今回のは自身があるんですよ」 「そうかい、そうかい。なら、やっておしまい」 「イチジクニンジンさんしょの木 ごぼうにどろぼうバッテン棒 やって来い来い巨大メカ」 いろいろあって、巨大メカはやられました。 巨大メカの残骸が散らばる中でバインドで拘束された一味がすごい勢いで土下座をはじめる。 「神様仏様なのは様、どうかお許し下さい。心を入れ替えて真人間になりますから。どうか、どうか」 そのまま地の底に潜っていきそうに見える。 「ちゃんと、罪を償って下さいね」 ミレンジョが胸の前で手を合わせて哀れっぽく泣いている。 「償います、償います。でも、どうか最後に家族と話をさせて下さい。ほら、お前達も頼むんだよ」 コケマツが涙を拭いている 「小生には妻と3人の子供がいるんです」 スカドンも叫ぶ 「かーちゃーーーん」 「皆さん、家族思いなんですね」 なのはの目にきらり光るものが出てくる。 それを指先でぬぐい、3人に背を向けて少し離れる。 「現場を見てきます。その間、ご家族に連絡されても私、気づかないかも知れません」 なのはが離れていくと、コケマツは隠していた怪しいメカを動かしはじめる。 「ほら、さっさと今のうちにバインド外すんだよ」 「でも、あの娘の魔力、意外に強くてなかなか外れないんですよ」 3人は声を潜めていて周りには聞こえない。 実際スバルやティアナは気づいていない。 しかし、なのはは突然足を止めた。 「きー、くやしいねぇ。あの年でリリカルで魔法少女もないだろうに。アレじゃ魔砲少女じゃないか」 「でも、近頃は魔王少女って言われているみたいですよ」 レイジングハートが赤く点滅する。 「なのはさん、どうしたんですか?・・・・・ひぃっ」 ティアナは生まれてからこれ以上に恐ろしいものを見たことはなかった。 邪神とか旧支配者とかもこれほどではないにちがいない。 「大魔王少女になる日も近いだろうねぇ。アレじゃ嫁のもらい手もないだろうに」 「あ、わかりましたよ。それでですよ。結婚するまでは少女ってわけです」 スバルもなのはを見た。 あまりの恐ろしさに逃げたくなった。 でもエリオとキャロは守りたかった。 「エリオ、キャロ。見ちゃだめ」 二人を抱いてなのはを背中で隠す。 カートリッジシステムの破裂音が連続して響く。 なのはの足元には薬莢が山になっている。 いま、何本目かのマガジンを取り替えたところだ すでにレイジングハートは赤熱し、周囲の空間をゆがませていた。 「それじゃ、一生少女じゃないか。まったく厚かましい女だね」 なのはがゆっくりと振り向いた。 レイジングハートを3人組に突きつける。 「全力全壊の大・激・怒!!!ディバイーーーーーンバスタぁアーーー、シューーーーートっ」 地は割れ 山は燃え 海は枯れ果てた 天はその有様に涙した 「ねえ」 「なに?」 「なのはさん、ランク元に戻したのかな」 「知らないわよ」 ドクロの煙が舞い上がった。 「任務完了。みんな、撤収しよう」 ロスト・ロギア、ロスト・ロギア、どこにあるのかロスト・ロギア 誰かロスト・ロギアを知らないか… 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/144.html
ワームとの戦いの末に、一人の少女が死亡した。 黒の瞳を剥き出しにして、その瞬間を瞳に焼き付ける。 焼き付ける、というよりは見せつけられた、と言っても過言ではないが。 人の死を、それもたった一人の妹の死を、素直に受け入れられる訳も無く。 絶句したクロノは、何も言えずにただただ空間モニターを見詰めているだけしか出来なかった。 もうフェイトは居ないし、帰っても来ない。頭では理解していても、心では理解出来なくて。 フェイトがやられたと解って居ても、それが「死」なのだとすぐには納得出来る訳もなくて。 だけど、時間が経つに連れて、否応なしにクロノの心はフェイトの死を受け入れて行く。 しかし当然自分にどうにか出来る訳も無く、それが悔しくてクロノは拳を握り締めた。 ――そんな時だった。 「これはっ……次元振!? そんな、なんで!?」 「駄目だ! これじゃ、この艦も次元震に巻き込まれます!」 「艦長! クロノ艦長! この距離じゃ、回避出来ません!」 エイミィの絶叫に続いて、スタッフ達が口々に叫び出した。 喧騒が、受け入れ難い現実に思考を停止させていたクロノを現実へと呼び戻す。 気付けば緊急事態を意味するアラートが、艦内のあちこちでけたたましく鳴り響いていた。 一体何が起こっているのかと理解するよりも早く、アースラは次元震の波に飲み込まれ――時間が、逆行した。 クロノは絶句していた。 空間モニターを通して見守る戦いに、突如として現れたのは一人の戦士。 背から噴出するは光の翼。煌めく太陽の光を受けて燦然と輝く赤と銀の身体。 カブトムシを彷彿とさせる巨大な角を持った戦士は、見まごう事なきカブトのもの。 間違いない。今この場に現れたあのライダーは、仮面ライダーカブトだ。 しかし、現状でクロノが問題としているのは、そんな事ではない。 「何だこれ……!? あのライダーが現れると同時に、大規模な次元震が発生!」 「一体何をしたんだ、あのライダーは! 周囲の管理外世界にも影響が出てるぞ!」 「第19管理外世界、第78無人世界……駄目です、あちこちの世界で次元震が発生してます!」 開かれた空間モニターに映る、様々な世界。 緑豊かな世界や、荒廃した砂漠の世界、月が二つある世界や、人々で賑わう世界。 モニターに映し出された世界は全て、今現在次元震によって影響を与えられた世界だ。 その全てに共通して言えるのは、太陽光が遮断され、仄暗い闇に包まれている事。 幸い次元震はすぐに収まり、それぞれの世界はすぐに元の平穏を取り戻した。 それに伴って、展開されて居た銀色のカブトの装甲が、閉じて行く。 表情を顰め、クロノが叫ぶ。 「あのライダー……カブトがこれをやったのか!」 「カブトは時間を越えたんです!」 「――っ!?」 クロノの問いに答えたのは、立川大悟であった。 しかし、それはまともな人間ならばすぐに理解するのは難しい答え。 意味が解らなかったクロノは、瞬間的に言葉に詰まったのだった。 ACT.10「乱心!完全調和第三章」 圧倒的な力を持って敵を撃破したカブトは、悠々と天を指指していた。 太陽光を受けて煌めく銀色の体躯を、周囲の誰もが眩しいとすら感じる。 これ程の力を持ったライダーが、もしも敵に回ったら――きっと恐ろしい事になる。 なればこそ、今ここでカブトとは……否、天道総司とは、きちんと話をつけておくべきだ。 最早敵の居なくなった市街地で、余裕の態度で直立するカブトへと歩み寄ろうとした、その時だった。 クロノから、空間モニターで通信が入ったのは。 それからややあって、変身を解除した一同はバラバラに解散する事となった。 乾巧は特にこれといった挨拶も無く、サイドバッシャーで何処かへと走り去り。 加賀美は天道やなのは達に軽く別れを告げると、いつの間にか置いてあった青のバイクで帰って行く。 天道もまた、赤のバイクに跨りヘルメットを被ろうとしていたのだが――このまま帰す訳にはいかない。 天道とはまだ話が終わって居ないし、それに何よりも、帰す訳には行かない理由がある。 なのはが一歩踏み出して、天道を呼び止めた。 「あの、天道さん」 「何だ、まだ何か用か」 ヘルメットのバイザーを上げて、煩わしそうに告げる天道。 「天道さん、私達の戦艦まで任意同行をお願いしたいんですけど」 「ほおう……時空管理局の方からこの俺に話があるとは、穏やかじゃないな」 「悪い様にはしませんから、ここは一つ穏便にお願いします」 一歩踏み出して、気まずそうに告げるフェイト。 天道は呆れた様な溜息を一つ落として、きっぱりと告げ、 「断る」 しかし、すぐにヘルメットを外した。 長い脚を振り上げ、赤のバイクから降り立ち、 「と、言いたい所だが、お前達に用があるのはこっちも同じ事だ」 不遜な態度を崩さずに、冷ややかに告げた。 なのは達を見下ろす天道の瞳が、何処か恐ろしく見えたのは、気のせいだろうか。 いつもの天道とは違った、非常に人間らしい……ともすれば怒りとも取れる印象を抱いた。 彼が何を考えているのかなど解る筈も無く、なのははただ黙って天道をアースラに連れて行くしか出来なかった。 天道は意外にも、アースラに訪れても何の行動を起こす事もしなかった。 カブトゼクターを呼ぶ、という事も無く、何か棘のある発言をする訳でもなく……。 本当に言われた通り穏便に、大人しくなのは達の後ろについて黙々と歩いて来ていた。 そんな天道が醸し出す雰囲気は何処か重苦しく、なのは達もどう声を掛けていいのか解らず。 気付けば、険悪なムードのまま潜った自動ドアは、ブリッジへと続く扉。 天道を迎える様に立つクロノと、立川……ついでに海堂。 「君とは初めまして、だな。僕はこの次元空間航行艦船、アースラの艦長、クロノ・ハラオウンだ。よろしく」 「ほう、意外にもご丁寧な挨拶をする奴だ。俺は天の道を往き総てを司る男――」 「――天道総司……いえ、日下部総司」 天道の言葉を遮ったのは、クロノの後方に控えていた立川だった。 日下部、という苗字を言われた途端に、天道の表情が険しくなった。 その場に居る一同全員もまた、現状を理解出来ずに頭上に「?」を浮かべる。 そんな沈黙を引き裂く様に、立川の横に控えていた男が勢いよく一歩を踏み出した。 「そして俺様の名前はだな! 海堂――」 「黙れ。お前には聞いてない」 「っ!! な、何だっちゅうんだこの野郎! 人が折角自己紹介をだな」 一人憤慨する海堂を視界から外し、天道はクロノに向き直る。 「クロノとか言ったな。管理局の方から俺に話があるとは、一体どういう事だ」 「おい、テメエ天道この野郎! 無視か! 俺様は無視なんか、おい!」 「なら単刀直入に言おう。カブト、君は時間を巻き戻したな?」 クロノと天道の間“だけ”で、神妙な空気が流れる。 例え流されても自己アピールを続ける海堂の裾を、くい、とフェイトが握り締めた。 少し悲しげな表情を浮かべて、無言のまま首を左右に振るフェイトを見て、流石の海堂も悟る。 ここは自分の出る幕では無かったのだ、と。そう判断してからは特に出しゃばる事もなく、自ら身を引いた。 「銀色のカブトが現れると同時に、君の居る世界で大規模な次元震が発生した」 「ほう」 「君の居る世界だけじゃない。他の次元世界にまで影響が及んでいるんだ」 「やれやれ。俺もついにこの世界には収まり切らない程の存在になってしまったか。 狭い風呂に無理に入ろうとすれば、湯が溢れ出るのも仕方ないからな」 「ふざけるな!!」 やれやれとばかりに嘆息する天道に、クロノが声を荒げる。 自分の世界を“狭い風呂”とするなら、他の世界に及ぼした影響は“湯”。 どう捉えてもふざけているとしか思えない返答に、真面目なクロノがキレるのも無理はない。 しかし、そんなクロノなど意に介さず、今度は天道が神妙な面持ちで問うた。 「こっちからも質問がある。ネイティブとは何だ? お前達管理局とは一体どういう関係がある?」 「ネイティブ……? 一体何の話を――」 「我々ネイティブは、争いを好みません」 クロノの返答を遮ったのは、立川だった。 表情一つ変えずに淡々と告げる立川には、流石のなのは達も違和感を覚えざるを得なかった。 ネイティブとは何なのか。一体なぜ立川がZECTと管理局の両方に顔が利くのか。 今まで抱いていた疑問が、一気に膨れ上がってゆく。 「貴様、この前もネイティブとか言ってたな。俺にとっての大切な人とは、一体誰の事を言っている?」 「貴方も解って居るでしょう。貴方にとってたった一人の、血の繋がった妹です」 瞬間、天道の表情が変わった。 つい先刻までの冷静な表情など吹き飛ばし、激情を隠しもせずに。 声を荒げ、大きな瞳を剥き出しにして、天道は立川の肩に掴みかかった。 「お前、ひよりを知ってるのか!!」 「その答えを知りたければ、貴方も我々管理局に従い、これからもワームを倒す事です」 「何だと……?」 天道の腕に込められた力が、抜けて行く。 怒りとも困惑とも取れない複雑な表情を浮かべた後、天道は再び冷静を取り戻した。 立川一通り睨みつけた後、クロノ、なのは、フェイトの三人を一瞥し、告げる。 「俺は俺の道を行く。お前達に協力してやる義理はない」 「どうして……! 私達だって、ZECTと同じで人々を守る為に戦ってるのに」 「それが胡散臭いと言ってるんだ。ZECTもお前ら管理局もな」 「……だから、ZECTにも管理局にも従わないんですか?」 なのはが天道を見上げ、神妙な面持ちで告げる。 信用出来ない組織だから、自分は自分の道を行き、一人で戦う。 それが天道の言い分であり、それを邪魔する者はZECTであろうが容赦はしない。 弟切ソウの言葉を思い出して、なのはの天道を見る表情をより一層険しくさせる。 「そうだ。俺の道を阻むなら、俺はそいつを組織ごと叩き潰す。 それがZECTだろうが管理局だろうが関係無い。同じ事だ」 「どうしてそういう事言うんですか! 貴方には人と仲良くしようって気は――」 「下らん!」 絶叫でなのはの言葉を遮り、しゅばっ! と右腕を掲げた。 人差指で天井を差し、表情を変えずに続ける。 「おばあちゃんが言っていた。本当の名店は看板さえ出していないってな。 何を言われようが、俺はお前らの様な胡散臭い組織と協力する気はない」 その言葉には、なのは達も呆れるしか無かった。 まるで子供だ。自分の我儘を押し通す子供の言い分だ。 そんな訳の解らない理由で組織を潰されてたまるものかと思う。 「君はもう少し自分の立場を考えて喋った方がいいと思うぞ、天道総司」 一歩踏み出し、一同の心中を代表して述べるのはクロノ。 この船の艦長であり、この場で最も責任のある立場であるからこそ。 天道とは違い、憤りを顔に出す事もせずに、クロノは続ける。 「歴史の改変に、その余波による次元震……君は今、只でさえ僕達管理局に目を付けられているんだ。 その上で君が、そこまで表だって管理局を潰すと言うのなら、こっちだって君を犯罪者として扱わざるを得なくなる」 「俺には関係の無い事だ。俺の行く道を塞ぐなら、俺はお前達を潰してでも進む。それだけだ」 「そうか……君とはいくら話し合った所で無駄なんだろうな」 残念そうに、クロノが嘆息した。 この場で天道を拘束してやりたい、とすら思っているのだろう。 だけど残念ながら、そういう訳には行かない。まだこの男の逮捕状は出ていないし、何よりこれは任意同行。 天道にはこの動向を拒否する権利だってあるのだから、クロノだってこの場で事を荒立てたくはないのだろう。 それに何より、天道が変身するカブトはZECTの、ひいては協力体制にある管理局の切り札でもある。 そう易々とカブトたる天道をどうこうする訳にも行かないと言うのが、管理局の事情でもあった。 誰も何も喋らなくなった後で、天道が踵を返し、言った。 「話はこれで終わりか。なら俺は帰らせて貰う」 「ひよりさんの事は、いいんですか」 「お前たちの事だ。どうせこれからも俺にちょっかいを出してくるんだろう」 ちらと立川を一瞥し、 「だが、向かってくるなら容赦はしない。ひよりも必ず連れ戻す」 厳しい視線を投げつけた。 荒げられた口調は、まるで怒りを表しているかのようで。 天道はクロノとなのはを一旦眇め見て、そのままブリッジを立ち去った。 後に残されたのは、なのは達と、不安感だけだった。 ◆ ブラインドから差し込む太陽光だけでは、光源としては心もとない。 昼間だから問題は無いとは言え、夕方にもなると真っ暗闇になってしまう程の薄暗さ。 そんな薄暗い一室に、ZECTのエリート部隊・シャドウの隊長である弟切ソウは居た。 目の前に座るはZECT総帥たる加賀美陸。そして、その脇に立つのは側近の三島正人。 本来ならば陸が最も頂点に立つ人物である筈なのだが――弟切は、そんな素振りを見せない。 堂々と陸の眼前まで歩み寄ってから、陸に進言する。 「カブトが時空管理局と接触したらしい」 「ほう、天道君が、彼らと」 「……あんたが何を考えているのかは知らないが、俺はカブトを潰すぞ」 「弟切君が、カブトを、かね?」 それだけ言うと、陸は不敵に笑った。 口角を吊り上げて、にやりと……不敵に、薄気味悪く。 弟切は、この男が苦手だった。何を考えているのか解らないし、油断が出来ないからだ。 今すぐにでもその歪んだ笑い顔を殴り飛ばしたい衝動に駆られながら、弟切は続ける。 「奴の性格を考えてみろ。天道は絶対に時空管理局と仲違いを起こす。 後は管理局と、管理局に協力するライダーとで上手く潰し合わせれば」 「青の、カブト」 「は……?」 弟切の言葉を遮る、陸の言葉。 訳が解らない。カブトは赤であって、青である筈がない。 片方しか無い瞳に、何を言ってるんだ、という気持ちを込めて、弟切は陸を睨みつけた。 「君は、青い色をしたカブトを、知っているかね?」 「何を訳の解らない事を……ガタックの事か?」 「ほう、知らない、と」 次いで、くつくつと笑い始めた。 片手でわざとらしく口元を押さえて、不敵に、不気味に。 殺気が湧いた。人間の癖に態度のでかいこの男を、縊り殺してやりたい。 そんな激情に駆られるが、ここで事を荒立てるのは弟切の為にはならない。 故に我慢し、陸の言葉に耳を傾ける。 「知らないという罪と、知りすぎる罠」 「……さっきから、何を言いたいんだ?」 「全ての切り札を一つに纏め、勝利へと導くは、赤のカブト。 最強の切り札として君臨し、運命を切り拓くは、青のカブト」 「一体誰の事を言っている?」 「赤のカブトと、青のカブト……もうすぐ、二人が揃う」 これ以上無いと言う程に、陸はにやりと笑った。 しかし当然の事、彼が何を言っているのかなど理解出来る訳もなく。 これ以上話しても自分のストレスが溜まるだけだと判断した弟切は、陸のデスクを思いきり叩いた。 「もういい。俺は俺のやり方でカブトを潰させて貰う」 「君に、出来るかな」 「種は撒いた。後は俺が上手く立ち回る」 それだけ言うと、弟切は陸の部屋を後にした。 そう。種は既に撒いたのだ。あの日高町なのはと出会った時に。 不和という名の種を、なのはの心の中に植え付けて置いたのだ。 こうして一度芽生えた不和は、疑惑となってその者を蝕み続ける。 天道の性格を考えれば、奴がそれを解消するとも思えない。 後は自分が上手く立ち回るだけで、憎きカブトを潰す事が出来るのだ。 あの日からずっと憎み続けて来た宿敵を、仲間同士で潰し合わせる事が出来るのだ。 そしてトドメは、自分がこの手で刺す。この右目の傷を、奴の命で償わせるのだ。 今でもハッキリと思い出せる、あの日の屈辱を―― そう。あれはある日の夜の出来事だった。 ネイティブワームである彼は、その日一人の青年を殺した。 名も知らぬZECTの隊員を……自分の正体を目撃してしまったそいつを、この手で。 そもそもネイティブとは、ワームとは同種でありながら、ワームと敵対する宇宙生命体。 ワームよりも先に地球に訪れたというのに、ワームは我が物顔で地球を侵略しようとする。 それが気に入らなかった彼らネイティブは、自分達の生態研究を地球人に許し、その力を分け与えた。 こうして生み出されたのがZECT製のライダーシステムであり、その最たる特徴がクロックアップ。 時間軸を切り離し、超高速での行動を可能とする、ワーム特有の特殊能力だった。 さて、そんなネイティブではあるが、彼らには二通り存在する。 地球人と共に歩み、ワームを撃退する事で平穏を手にしようとする者。 地球人を利用し、ワームを殲滅した後は、自らが地球を支配しようとする者。 その日ZECTの隊員を殺した彼は、後者のネイティブワームであった。 たまたまワームの姿を取った瞬間を目撃されたから、殺した。 そうして、思い付いた。ネイティブの力を使えば、ゼクターは自分に従う。 となれば、今現在資格者の居ないザビーゼクターとて自分の意のままに動かせるのでは、と。 故に彼は、殺した青年の姿を借りて、ZECTきってのエリート部隊・シャドウの隊長になろうと画策したのだが―― 出来事はそう何でもかんでも自分の思い通りに行く筈がなかった。 あの日の記憶を思い起こす。 あの廃工場での一幕。 「お、お前は……カブト!!」 黄金に近い体色をしたワームが、目の前に佇む赤の戦士におののいた。 運悪く、自分はZECTの隊員を殺す瞬間をカブトに目撃されてしまったのだ。 人間の姿に擬態する間もなく、彼は――フィロキセラワームは、カブトに襲撃された。 結果的に彼はカブトから逃げ切る事が出来たのだが、その代償は大きく。 カブトが振るったイオンビームの刃が、フィロキセラワームの右目を大きく抉った。 それは当然只で済むダメージではなく、人間の姿に擬態した所で、回復する訳も無かった。 しかし、それは彼の心に余計に火を点ける事となるのだった。 彼はすぐに、ザビーの資格者に相応しいとされるシャドウ隊長の座へと就いた。 その際に、名前が必要だと判断した彼は「弟切ソウ」という名前を考案した。 それはシャドウの初代隊長・矢車想と、三代目隊長・影山瞬から取ってつけた名前だ。 ソウと言う名前は矢車から。弟切という苗字は、兄弟ぶって慣れ合っている彼らへの皮肉。 自分は彼らの様な落ち零れザビーとは違う。弟だろうが何だろうが切り捨てる事も厭わない。 だから弟切は、最強のザビーとして君臨する為にこの名前を考え、権力を手に入れたのだ。 ……また、ソウという名前にはもう一つの意味合いが込められている。 あの日、自分の運命を変えた相手。自分の憎しみの炎を燃やした相手、天道総司。 ソウジという名前から一文字抜けば、それはそのままソウになる。 それが意味する事とは何か。何て事はない、人間臭い、簡単な理由だ。 今でこそ天道を好きに泳がせてはいるが、いつか自分は天道を倒し、天道を越える。 奴を殺して、この復讐に終止符を打つのだ。それを果たした時、始めて自分の存在意義が示されるのだ。 その時、自分が天道に擬態し、足りない一文字を補って、ソウからソウジへと改名するのも悪くは無い。 そんな野望を胸に抱き、様々な思いを込めて考え付いた名前が、弟切ソウなのであった。 「見ていろカブト……お前を叩き潰して、いずれはこの俺が世界を支配してやる!」 くつくつと笑いながら、弟切は歩を進める。 それが、失敗に失敗を重ねて来た「完全調和」の新たな姿。 矢車も影山も、結局は成し遂げる事が出来なかった思想を、自分が完遂させて見せる。 矢車を越え、影山を越え、最終的には天道をも越えて、弟切の奏でる調和は真に完全となるのだから――。 ◆ 並居るワームを薙ぎ倒し、前進を続ける仮面ライダーカブト。 黄金の短刀が秘める威力は、一撃必殺。ただの一撃でサリスワームを緑の炎と変えてゆく。 いくらワームが徒党を組んだ所で、圧倒的な戦力の違いを持つカブトに敵う訳がなかった。 風の様にカブトが駆け抜けた後には、緑色に燃え上る炎だけが残され――最後に残されたのは、集団を率いていたワーム。 緑の体躯は、地球上に暮らす蟷螂に似たフォルム。セクティオワームが、その腕の鎌をカブトへと向けていた。 「前の様に行くと思うなよ、カブト」 「貴様こそ、前の様に逃げられるとは思わない事だ」 そう。敵は以前、フェイトを騙し、その命を奪おうとしたワーム。 突如として現れ、カブトに追いつめられた末に逃走した蟷螂のワームだった。 一拍の間を置いて、二人は深く腰を落とし、それぞれの獲物を構え―― ――CLOCK UP―― 戦いのゴングたるは、カブトのシステムが鳴らす電子音。 鳴り響くと同時に、二人の居る空間の時間軸が周囲から切り離された。 風も、音も、周囲の全ての時間も。加速する二人の前では、停まっているも同然。 眩ゆい光が煌めくクロックアップの世界で、カブトとワームが武器を交差させる。 一合、二合と獲物をぶつけ合わせる度に、形勢はカブト一方へと傾いていく。 力の差は歴然。一介の成虫ワーム如きが、カブトに敵う訳も無かった。 「ハッ」 「グゥッ……!」 ワームの拳を回避し、カウンターの一撃を叩き込む。 イオンビームを纏った刃がワームの上体を引き裂いて、火花を舞い散らす。 カブトの閃きを予測出来なければ、当然回避できる訳も無かった。 ダメージが蓄積されたワームは、たまらず加速を終了させる。 ――CLOCK OVER―― それを感知したカブトのシステムもまた、クロックオーバーを告げた。 大口を叩いただけに何か策があるのかと思ったが、そう言う訳ではないらしい。 尤も、天道総司程の男が、一度刃を交えた相手との戦いで遅れを取る事などあり得ないのだが。 上体を切り裂かれたワームがその場でたじろいでいる、この隙に一気にカタを付けてやろう。 そう判断し、カブトゼクターに設置された三つのボタンを押そうとした、その時だった。 「フォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォウッ!!!」 木霊する、奇声。 甲高い声が、まるで拡声器でも使ったかのように響き渡った。 これには流石のカブトもたまらず動きを止めて、周囲を見渡す。 そして目撃した。蟷螂のワームの後方から悠々と歩いて来る、一人の男を。 丸いサングラスに、派手なアクセサリの数々。極めつけは、中々見掛けないド派手なアロハのジャケット。 イヤホンから大音量の音楽を漏らしながら歩くそいつは、ともすれば海堂直也とも似た雰囲気、かも知れない。 あろう事か男は、戦場のド真ん中へと堂々と歩を進め、両腕で以て奇妙な舞を披露してみせる。 「何だ、お前は」 「フゥー! 仮面ライダーの実力、そいつを使って試してやろうと思ったんだけどよぉ」 言いながら、アロハの男が蟷螂のワームを指差した。 指差された蟷螂のワームは、男の傍らまで移動し、その場に傅く。 まるで男を恐れている様な、ワームらしからぬ畏怖の念が感じられた。 「噂に聞く程じゃあないなぁ、仮面ライダー?」 「……成程な。貴様もワームという事か」 「フォォォォォォウ! ワームだってぇ? 僕をこんな奴らと一緒にすんなよ、仮面ライダー!」 奇声と共に返された答えは、ワームとは異なる存在。 となれば、オルフェノクかアンデッドか――その答えを考える前に、行動したのは男だった。 男はその口をがぱっ、と大きく開いて、相対するカブトに向けて青色の火炎放射を吹き付ける。 ごうっ! と音を立てて迫るそれを回避し、上空へと跳び上がったカブトは、クナイガンを構え、急降下。 イオンの刃は男へと迫り、その脳天へと突き刺さる――かと、思われたが。 「――ッ!!」 首を僅かに傾け、その一撃を回避。 逆にクナイガンを握るカブトの腕を、捻り上げた。 強引な力で無理矢理カブトを眼前まで引き寄せ、嘲笑う様に告げる。 「無駄よぉ! 君レベルじゃあ、僕は倒せない!」 それだけ言うと、男は口を開き――ほぼ零距離でカブトに熱線を吐き掛けた。 当然回避出来る訳もなく、カブトは胸部装甲を青の熱線に焼かれ、大きく吹っ飛ばされる。 もんどりうって後方の大樹にその背を激突させ、地べたへと落下し、その場で敵を睨み付ける。 気付けば、今がチャンスだとばかりに、蟷螂のワームがカブトに向かって走り出していた。 「チッ」 舌打ち一つ、その場で足を振り上げて、蟷螂の胴に減り込ませる。 その衝撃で後方へと振ったんだ蟷螂を尻目に、カブトは立ち上がり、男を見遣った。 目の前に立つあの男はワームではない。となれば、必然的に残った可能性は二つ。 だが、人類の進化系も、地球の覇権を争う奴らもワームとは敵同士である筈。 となれば、一体どんな理由があって手を組んだのか。 その疑問を口にした。 「貴様、ワームと手を組んだのか」 「ああ、本当は僕ら敵同士なんだけど、ちょっと力を見せつけてやったらホラ、この通りよ」 「なるほどな」 力による支配。 それが、ワームが強制的に従わされている理由だった。 目の前の蟷螂ワームは、この男と戦い敗れ、なし崩し的に配下にされたのだろう。 ワームという勢力と、オルフェノクもしくはアンデッドが手を組んだ訳ではないのは、せめてもの救いか。 小物のワームが一人他の勢力の支配下に置かれた程度ならば、そのワームを倒せば済む話だからだ。 それよりも現状で問題視すべきは、この得体の知れない男がどれ程の力を持っているのか、だ。 相手の実力が未知数なら、何が起こっても動じない様に、最初から全力で叩き潰すべきである。 蟷螂のワームがこちらへ向かって再び走り出した。ならば、まずは格下のこいつから倒す。 その判断の元で、カブトは時空の扉を開かんと手を伸ばした、その刹那―― 「ウェイッ!!」 「――ッぐ!?」 突如として現れた青のバイクが、蟷螂のワームに激突。 結構な速度で激突された蟷螂は、そのまま吹っ飛んで、近くのビルディングの壁に叩き付けられた。 苦しそうに悶えるセクティオワームなどまるで意に介した様子も無く、青のバイクから、紫紺のライダーが降り立つ。 仮面ライダーブレイド。カブトと同じく、カブトムシをモチーフとする仮面ライダーだった。 腰に装着されたホルダーから、しゃきん、と音を立てて醒剣を引き抜き、構える。 右手で構えるブレイラウザーに左手を軽く添えて、カブトをちらと一瞥。 「話は聞いた。あんた、あの時は研究員に擬態したワームを倒そうとしてたらしいな」 「その話は後だ。今はこいつらを何とかするぞ、ブレイド」 「……後で話は聞かせて貰うぞ、カブト!」 名も知らぬ相手を、お互いにシステムの名で呼び合う。 些細な事でいがみ合って来たカブトとブレイドが共闘するのは、これが始めてだった。 と言っても、お互い解決しなければならない誤解も未だ残ったままである事もまた事実。 だが、それに関して話し合う機会を得る為には、眼前の敵を退けなければならない。 天道にはあまり相手と話をしたいという気はないのだが、一応の目的は一致していた。 「行くぞ」 カブトの青の視線と、ブレイドの赤の視線が交差した。 戦士としての心構えは十分。ならば、お互いにそれ以上の言葉は必要としない。 先に駆け出したのはカブト。それに追随して、ブレイドが醒剣を構え、走り出した。 何が起こったのかと理解する間も与えずに、カブトの黄金の刃が蟷螂のワームを擦れ違い様に引き裂いた。 蟷螂の身体が火花を散らした次の瞬間には、駆け抜けたブレイドが醒剣の刃で蟷螂を切り裂く。 二人の矢継ぎ早の攻撃に対処し切れない蟷螂は、数歩後じさった後―― 赤のカブトと、紫紺のブレイド。 赤の戦士はその脚に。紫紺の戦士はその剣に。 バチバチバチ、と激しい音を掻き鳴らす稲妻を纏っていた。 ――RIDER KICK―― ――LIGHTNING SLASH―― 響き渡る電子音は、二人のライダーの必殺技の証。 カブトのライダーキックと、ブレイドのライトニングスラッシュ。 駆け出したブレイドが稲妻の剣でワームの身体を両断し、激しい電撃が迸る。 数歩よろめいて、受けた電撃を振り払おうとするが……最早ワームには、それすら叶わず。 迸る電撃に苦しむワームの身体に叩き込まれたのは、飛び上がったカブトが放つ必殺の飛び蹴り。 カブトの足裏から叩き込まれたタキオンの電撃に、いよいよもってワームが受けたダメージは許容範囲を越え。 次の瞬間には、蟷螂のワームは二人の稲妻にその身を焼かれ、跡形も無く爆散していた。 「何故だ!? 協力なんかしちゃって、お前ら仲悪かったんじゃないのかよぉ!?」 「ああ、確かに俺達の仲はいいとは言えない!」 「だが、今は争う理由がない」 ブレイドに続いて、カブトがその問いに答える。 それが第2ラウンド開幕のゴングの代わりとなった。 駆け出したブレイドが、アロハの男に向かって醒剣を振り下ろす。 対する男は、右脚を一歩後方へと後じさらせ、ブレイドの一撃を回避。 続け様に男の身体が変質し、次の瞬間には異形となったその腕で、ブレイドを殴り飛ばしていた。 数歩よろめいて、ブレイドとカブトの視線が現れた異形へと突き刺さる。 左右非対称の身体。左右非対称の体色。左右非対称の装甲と、武器。 漆黒の仮面に顔を隠したそいつは、見まごう事無きアンデッド。 「お前、アンデッドか!」 「仮面ライダー、僕はその辺のアンデッドとは一味違うんだ」 真っ赤な瞳でブレイドを睨み、両手を広げて余裕綽々の態度で告げる。 頭や肩、体中から山羊(ヤギ)に似た角を生やしたそいつは、見た目の通りの山羊の始祖。 他のアンデッドとは明らかに雰囲気を違える、言わば上級のアンデッドと呼ぶに相応しい存在であった。 カプリコーンアンデッドと呼ばれるアンデッドに対し、ブレイドはブレイラウザーを投げつける。 びゅん、と風を切って迫るブレイラウザーが、その切先で以て山羊の肩を掠めた。 「ウオッ!?」 回避し損なった山羊が、その肩から緑色の血液を噴き出した。 この瞬間を、逃しはしない。カブトとブレイドの両方が、ほぼ同時に大地を蹴った。 ライダー相手に一瞬でも動きを止めてしまったのが、カプリコーンアンデッドの運の尽き。 閃いたカブトの短剣が山羊の身体を引き裂いて、その瞬間にブレイドが後方を陣取る。 地面に突き刺さったブレイラウザーを回収したブレイドが、山羊の背中を叩き斬る。 受けた衝撃のままに前方へとよろめけば、待ちうけているのはカブトの斬撃。 二人の剣が、連携攻撃でカプリコーンアンデッドを追い詰めてゆく。 「ハッ!」 「ウェイ!」 声にならない嗚咽を漏らす山羊に、無数の連撃が叩き込まれ。 二人の刃が、反撃すら叶わない山羊の身体を何度も何度も切り裂いた。 その身体から夥しい量の緑を噴き出しながら、山羊のアンデッドはよろめきながら数歩後退。 頭の角が青の光を放ち――次の瞬間には、その光を二人のライダーへ向けて発射していた。 カブトもブレイドも、地べたへと跳び退る事でかろうじてそれを回避。 しかし――次に二人が立ち上がった時には。 「……逃げたられた!?」 山羊のアンデッドの姿は、何処にも無かった。 流石にこの状況で二人のライダーを相手にするのは不利だと判断したのだろう。 奴は当初カブト一人を潰すつもりで仕掛けて来たのだ。ライダー二人との戦いなど想定してはいない。 不利な状況となれば、やられる前に逃げてしまうのが得策と言うのは、戦法としては悪くは無い。 結局カブトとブレイドだけが残されて、その場で二人は向き直った。 仮面の下で、先に口を開いたのはブレイドだった。 「なあ、あんた。何でいつも誤解される様な事ばかりするんだよ。 聞いたぞ、時空管理局の皆とも何か問題を起こしたらしいじゃないか」 「俺は俺の道を往くだけだ。所詮お前達一般人とは歩むべき道が違う」 「……何だよそれ! ちょっとは見直してもいいかと思ったけど、お前やっぱり嫌な奴だな」 やれやれとばかりに嘆息して、呆れ口調で告げるブレイド。 やはり剣崎一真は、こいつの、カブトのこういう所が気に食わない。 この相手を見下した様な態度さえなければ、カブトとも一緒に戦って行きたいのに。 出来る事なら管理局の皆とも協力して、人々の為に一緒に戦いたい。そう思っているのに。 なのにカブトには、取りつく島がない。話そうとしても、話が通じないのだから仕方がない。 募る苛立ちを吐き出す様に、ブレイドは叫んだ。 「俺達、同じ仮面ライダーだろ? どうして一緒に戦えないんだ!」 問い詰めても、カブトは答えない。 解っては居た。まともな返事が返って来ない事は。 だけど、剣崎一真という人間は面倒臭いまでに真っ直ぐで。 だからこそ、解っては居ても問わずには居られなかったのだ。 しかしカブトはそんなブレイドなど意に介さず、黙って背を向ける。 そのまま歩いて立ち去ろうとする背中を、ブレイドは慌てて掴んだ。 「おい、ちょっと待てよ! まだ話は終わってないだろ!」 声を荒げて、カブトを引き止める。 何の返答も返さぬカブトの所為で、居心地の悪い沈黙が流れる。 周囲でさえずる小鳥や虫の羽音だけが響き渡って、嫌に神妙な空気が流れ。 いい加減この空気に耐えられなくなったブレイドが、何事かを言おうとした、その時だった。 「いいのかい、仮面ライダー。早くお仲間を助けに行かなくて」 この静寂の中で、誰かの声が響き渡った。 まるで射抜く様な鋭さを秘めたその声に、二人は硬直する。 しかしそれもほんの一瞬。すぐに視線を声の主へと向け、その主を見遣る。 そこに居るのは、黄色のハイネックに、黒のジャケットを羽織った眼鏡の男だった。 知的な雰囲気を醸し出す男は、銀縁の眼鏡を指でくい、と持ち上げて、話を続ける。 「今頃あんた達の仲間が、ワーム共に襲われてる頃だぜ」 「お前に言われるまでもない」 言うが早いか、カブトはブレイドの腕を振り払った。 そのまま近くに停車されていた赤のバイクへと跨り、エンジンを吹かせる。 このままでは、またカブトは行ってしまう。何の話も出来ないままに。 その前にせめて――せめて、 「……ならせめて、あんたの名前を教えてくれ!」 「俺は天の道を往き、総てを司る男……天道、総司」 「天道……天道だな! 俺は剣崎! 剣崎一真だ!」 「……覚えておこう」 それだけ告げると、赤のバイクは一気に走り去って行った。 仮面ライダーカブトに変身して戦う男の名は、天道総司。 不遜で生け好かない奴だが、もしかしたら話せる相手かもしれない。 今まではこちらもカブトを敵だと思っていた。だから最初から剣を交えていたのだ。 だが、今回は違う。最初から喧嘩腰で向かわなければ、突然殴られるという事も無かった。 だから、いつかは天道とも共に闘える日が来るのではないか――そう、剣崎は思うのであった。 そんな時だった。不意に、先程現れた眼鏡の男が口を開いたのは。 「スペードのカテゴリークイーンか……口だけだったな」 「あんた、さっきから一体何なんだ? 何を知ってるんだ?」 「心配せずとも、今はまだあんた達と事を構える気はないさ」 剣崎がその言葉の意味を理解するよりも早く、眼鏡の男は何処かへと歩き去って行った。 何故か追いかける気にもなれず……と言うよりも、男の背中が追いかけるなと言っている様に感じて。 その背中から、不思議と感じた威圧感と存在感。それに気圧されたかのように、剣崎はその場から動けなかった。 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2095.html
機動六課所属、グリフィス・ロウランのメモより抜粋、メモにつき敬称略 魔法防御リリカルラッセル ラッセル・バーグマンは機動六課に招かれました! ラッセルはヒリュウ改オクトパス隊で隊長の背をまもる縁の下の力持ちです。 刈り込んだ茶毛髪に、常時こまったようにへの字を描く眉、自信なさげな口もと。 情けない柴犬をみているような気分になるのは――いえ、なんでも。 たとえばこんなときに、ラッセルは役に立ちます! ―― 「スバル!」 「え……!?」 ティアナが『必中』の意思のもとに放った魔力弾の一つがウィングロードをはしるスバルへむかった! 直撃コースだ! 「スバルさん! ここは自分が!」 量産型ゲシュペンストmkⅢが暴走したクロスファイアシュートを受け止めました! ゲシュペンストの装甲が特に固い部分――増加中空装甲『チョバムアーマー』で魔力弾をうけとめ、自機のダメージを最小限におさえつつスバルを守ったのでした! 「ラッセルさん……ポッ」 「ありがとう、ラッセルさん」 「いえ、これが役目なので! そちらもがんばってください!」 ラッセルは『応援』と『激励』をふたりに投げかけ、逃げ回るがジェットドローンにフル改造したマシンガンを叩きつけました。 予断ですが、ラッセルの『応援』と『激励』をもらったふたりは、高出力の魔法を自在に使い、二倍の速さで経験地をかせぎました。これもラッセル効果のひとつです! ―― 「おかしな……どうしちゃったのかな、ふたりとも」 高町なのははレイジングハートをモードリリースし、ティアナの魔力刃とスバルの拳をうけとめました。虚ろな、目線――そばに見なければわからないほどですが、彼女の瞳はうるんでいました。 「わたしは……強くなりたいんです! ファントム・ブレイザー!」 「なのは隊長! あぶない!」 「え? わたしいま迎撃しようと思――!」 突然の援護防御におどろいたなのはは、クロスファイアシュートを発動できませんでした。 逆にティアナはファントム・ブレイザーを完成させました。魔力の奔流がラッセルと量産型ゲシュペンストmkⅡに叩きつけられますが、ラッセルは『ハイブリットアーマー』を盾に砲撃を受けきりました。ついでに『鉄壁』も掛かっていたそうです。 「ラッセルさん……ぽッ!」 高町なのははラッセル・バーグマンに感謝以上の感情を抱きながら、ティアナをやさしく諭し、なのはとティアナの関係は良好なものになったそうです。 ―― ユニゾン・インしたリィンフォースと呼吸をあわせ、騎士ゼストと戦っていたヴィータは、うまく時間をかせぎゼストを撤退にまで追い込んだ。 しかし融合騎アギトはゼストとの融合を解除し、ヴィータの頭上で火球を構成しました! ヴィータはアギトへむかいギガントシュラークをふりかぶりますが、騎士ゼストは彼の槍をフルドライブさせヴィータを撃墜しようと迫りました! 「ヴィータ副隊長! あぶない!」 どう考えても援護が間に合わない状況でも、援護防御にやってきてくれるのがラッセルと量産型ゲシュペンストmkⅡです。 疾風怒濤の勢いで迫るゼストとヴィータの間に割り込み、『オリハルコニウム』が装備された箇所でゼストの槍を受けきりました! いきなり現れたパーソナルトルーパーに度肝を抜かれたゼストは、ヴィータの機転で捕縛され、ルーテシアともどもレジアス中将に保護されました。彼はいま、首都防衛隊の隊長をやっています。 ―― ラッセルの効力について、三つほど上げさせていただきました! どうでしょう、みなさまの部隊にパーソナルトルーパーを配備し、 格闘系/防御重視のパイロットを育てればたとえばこんなことも――。 ―― さて、こうしてラッセルは六課のお嫁さん――否、人気者にになりましたが―― 「ラッセル……はやく戻ってきてくれ……」 ヒリュウ改のコクピットで、カチーナ隊長は涙ながらに言ったそうです。やはり彼女も女の子のようで――(血でよごれて読むことができない) いえ、あのちょっとタコ殴りは――(血でよごれて読むことができない) いや、ですからカチーナさんにもかわいいところがあると――え? ラッセルに言われないとうれしくもなんともない? なんてこ――(血でよごれて読むことができない) ――こうしてラッセル・バーグマンはヒリュウ改にかえっていきましたとさ。めでたしめでたし。(どうやら折れた指で書いたようだ。字が汚い。) 戦史教科書p58 <学習と解説> これが、グリフィスメモとよばれる走り書きの内容である。 ラッセル・バーグマンによって構築された援護防御技術体系を最初に言及したメモとして残っている。 この六課出向後、ラッセル・バーグマンはすさまじいまでの二つ名を持ちえることになる。 パーソナルトルーパーやアーマードモジュールだけではなく、等身大の人間を援護防御したことが、彼の防御才能を大きく開花させたのだ。 偉大なる彼の二つ名は――『管理局の 「あ、そろそろ時間だ」 ヴィヴィオはザンクト・ヒルデ魔法学園支給の教科書をパタン、と閉じた。まったくもう、ぜんぜん興味のない話だった。 母親の所属していた機動六課のなまえがあったから読んでみただけ――。 買い物かばんをもち、学園をでて商店街に入るころには内容を忘れてしまった。 八百屋に寄って朝方なのはに頼まれたキャベツを買う。そこでヴィヴィオは、漫才を食い広げる男女をみつけた。 「あ、こら。そっちのキュウリよりもこっちのキュウリのほうがおいしそうだろ」 「でもそっちは高いので……」 「あぁん?」 「え、あの、すみません……」 「ふん……わかりゃあいんだよ、わかりゃあ」 綺麗なオッド・アイの女性とどこか情けない感じの男性が、手をにぎりながらキュウリを物色していた。スカートが大人っぽくて、化粧の綺麗な女性だった。顔には笑みがこぼれている。男性に悪態をついているとはとても思えない。 男性もまた、どこか自然に女性をエスコートしていた。たとえば、強盗やなにかにおそわれたとしても、男性は『鉄壁』となって、女性を守る気がした。 なんか、いいな。 ふたりの姿をみてヴィヴィオはそうおもった。 しあわせな気分をわけてもらったヴィヴィオは、足取りも軽く自宅へと帰っていった。 ママにもあんな、守ってくれそうな男の人ができたらいいな――犬の人はいやだけど。 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2820.html
最終話 遥かなる時の魂への凱歌 ソルグラヴィオンはゼラヴィオンと対峙する。ソルグラヴィオンの手には超重剣が握られていた。 「のんびりしてられない、一気に決めよう。スバル!」 「はい! 皆行こう!」 『了解! うおおおおおおおおお!!』 ソルグラヴィオンは背中のブースターのロケットを動かしゼラヴィオンに斬りかかる。 しかしゼラヴィオンは自分の胴体をいくつものパーツに分離し、超重剣の攻撃を避ける。 「なら、なのはさん!」 「わかった、ソルグラヴィトンノヴァーーーーーーー!!」 ソルグラヴィオンの前に見えないレンズを展開させ、肩のキャノンから重力子エネルギー波を発射させ、レンズで拡大させそのエネルギー波はゼラヴィオン全体を覆いつくす。 そのエネルギーの爆発で光が広がり皆思わず目が眩む。 「やった?」 スバルが確認しようとすると、前には無傷のゼラヴィオンが存在していた。 「まだ頑張らないとね」 「全然効いてないんだね」 なのはとアリシアがゼラヴィオンの無傷を見て気を引き締める。 「ここからが本番ですね」 「でも急がないとヴェロッサさんが……」 ヴェロッサがカリムのいる部屋に突入した事は既にグランナイツの皆は知っている。ここでゼラヴィオンに時間を食われてはヴェロッサの援護に行けない。 なら早く倒させねばならないのだがゼラヴィオンは強い。何とかしないといけない。 その頃ヴェロッサは何とかはやてに刺された傷口を塞ぎ、慣れない剣でカリムと生身で剣での決闘をしていた。しかしヴェロッサとカリムはあまりそう言った武器を持って戦うのをした事が無い。 しかしその割にはカリムの剣捌きはなかなかのものであった。ヴェロッサは何とかつば競り合いに持ち込んでいた。 「人類は穢れた存在よ。欲望と争いにまみれた歴史に今こそ終止符を打つのよ」 「あなたはジェノサイドロンシステムに心を汚染されている。人間はあなたが思っているほど醜い存在じゃない! はやての姿を模したアンドロイドをそばに置いているのは、カリム! あなたも人の魂を失っていない証拠だ!」 ヴェロッサはつば競り合いでカリムを後ろに退け自分も一旦後ろに下がる。 「ロッサ!」 カリムは走りながらヴェロッサに斬りかかり、ヴェロッサは一歩手前で避ける。しかし剣は避けたもののその次にカリムは左手でヴェロッサの顔を殴り、片足をヴェロッサの腹にめり込ませる。 ヴェロッサはその勢いで思わず伏せこんでしまう。 「はやての名前を口にしないで。あなたがもっとはやてを気遣っていればはやての病に気付いていたはずよ。はやてを死なせたのはあなたよロッサ!」 ソルグラヴィオンはゼラヴィオンの強さに苦戦を強いられてしまう。 「こうなったら、ティアナいくよ!」 「はい、アリシアさん!」 ソルグラヴィオンは両手を合わせる。そして両手が高速回転を始める。 「「ソルグラヴィトン、スパイラルクラッシャーーーーーーナッーーーーーーーーークル!!」」 大回転した拳がゼラヴィオン目掛けて飛んでいく! ゼラヴィオンは何とその攻撃を片手で受け止め、攻撃を完全に防ぎきる。 飛んでいった両手はきちんとソルグラヴィオンの元の位置に帰っていった。 「効かないなんて…」 「何かないかな、一気にあいつをバァーって倒すすごい方法が……」 スバルのその言葉でリインは思い出す。いつか遊園地の島でゼラバイアがゴッドグラヴィオンを侵食した際、自分の認識して崩れ落ちた事を…。 「私が行きます」 「え?」 「ジェノサイドロンはリインを感知すれば停止します。騎士カリムが私を守るためにそうプログラムしてるです。 私が姿を見せればあのジェノサイドロンの動きも止まるかもしれないです」 しかしそれはある意味無謀である。武器を持たない自分の姿を敵にさらすというのは自殺行為に等しい。 「でもそんな事させられないよ」 「プログラムが書き換えらていたらどうするの?」 スバルとティアナが心配する。 「騎士カリムにリインを思う気持ちが残っていたらプログラムはそのままのはず…、リインはカリムさんを信じたいです。 どんな姿になっても騎士カリムには人の心が残ってるって……」 リインはそう言うと、Geoキャリバーのコックピットから外に出て、ゼラヴィオンの前に姿をさらし出す。 しかしゼラヴィオンはリインの姿を見ても攻撃を止めず、ソルグラヴィオンに攻撃を仕掛ける。 その攻撃は幸いにも直接当たらなかったため、リインも怪我はしなかった。それでもゼラヴィオンは次の攻撃を仕掛けようと手に剣を形成する。 流石にまずいと判断したなのはがGeoミラージュから出てきてリインを連れ戻そうとする。 「リイン! 中に入って!」 なのはが走るもゼラヴィオンは剣を振り下ろす。その時リインは叫んだ! 「カリムさーーーーーーん! やめてください!」 その叫びがカリムかゼラヴィオンに届いたのか、ゼラヴィオンの剣はリインの目の前で止まった。そして剣はたちまち消滅した。 リインは剣が自分の目の前までにあったせいかその場で意識を失い倒れそうになるも、なのはが何とか受け止める。 「スバル、今だよ!」 なのはがスバルにゼラヴィオンに攻撃を指示する。 「わかりました! 超重剣!!」 ソルグラヴィオンは地面に刺さっていた超重剣を持ち、ゼラヴィオンの胸に突き刺した! スバルは叫ぶ! 「エルゴ、ストーーーーーーーーーーーーーーーム!!」 超重剣の先端から現れる重力の渦がゼラヴィオンを巻き込み、ゼラヴィオンは跡形も無く完全に消滅した。 その際ゴーマから光が飛んでいくように見え、その光からグラヴィオゴラス司令室の方でもゼラヴィオンの消滅を確認した。 「ゴーマ内部に爆発確認!」 「敵のエネルギー波が消えていく!」 その様子は映像を通じてグラヴィゴラスの中にいる人達だけでなくミッドチルダにいる人達にも届く。そして皆が歓喜の声を上げた。 カリムのいる部屋では未だにヴェロッサとカリムが戦っていた。 「カリム……」 「まさかリインを助けるためのプログラムが命取りになるなんてね……」 カリムはあざ笑うかのように言うがその言葉でヴェロッサは確信した。 「やはりあなたには人の心が残っていた。どれだけ否定してもあなたも人間だ」 「くだらないわ。こうなったらこのゴーマあの世界に完全に送り込んで消滅させてあげるわ。それだけも十分おつりが来るわ」 「そうはさせない!」 ヴェロッサがカリムを斬ろうとするもヴェロッサの剣はカリムの剣に弾かれてしまい、ヴェロッサは剣を手放してしまった。 「くっ!」 ヴェロッサは思わず地面に手を付いて伏せてしまう。 「私達の因縁に決着を着けるときが来たようね。はやての元で罪を償いなさい、ロッサ!!」 カリムが剣を振り下ろそうとしたその時! 「カリム、やめてな」 「「?!」」 突然のはやての声に二人は驚きはやての名を口にした。 「「はやて」」 「カリム、その人をこれ以上傷つけるのはやめてえな」 そのはやての顔は哀しそうな顔であった。 「まさか、コピーしたはやての人格が…意識を持ったの!?」 ヴェロッサはカリムが動揺している隙を見て、何とか剣のところまで戻り剣を握る。 「永い時をあなたと過ごしているうちにあのはやては人の魂を宿したんだよ」 「……そうね………」 二人は剣を構える! そして勝負は一瞬で決まった! カリムが振り下ろす剣をヴェロッサはカウンターのように受け止めながら想いを込めた剣がカリムの剣を叩き折った! 「流石ね、ロッサ……」 剣が折れたのと同時にカリムは倒れてしまい、ヴェロッサは倒れるカリムを支える。 そしてヴェロッサはカリムを寝かせようとするとカリムの左目部分にあった機械的なものを消えていき、憎しみに満ちた顔がヴェロッサの知っている優しい顔に戻っていった。 「カリム」 「ロッサ、ごめんなさい。ジェノサイドロンシステムが停止して、思考コントロールから解放されたわ」 「カリム義姉さん」 ヴェロッサの目には涙が溜まっていた。 「こうやって人の心を取り戻す時が来るのを私は待っていたのかもしれない…。ありがとう……ロッサ…………」 そしてカリムは目を閉じ息を引き取った。 「義姉さん! カリム義姉さん!!」 カリムが息を引き取るのと同時にアンドロイドのはやての体も青い炎に包まれた。はやては炎に包まれながら倒れているカリムのそばに立つ。 「はやて……」 「ロッサ、カリムの魂は私が連れてく。その方が幸せやと思う。だから……さよならや、ロッサ………」 はやてはカリムを抱く。その時のはやての顔は哀しみもあったがどこか嬉しそうな顔していた。そのはやても心のどこかでこうなる事を望んでいたのかもしれない。そしてカリムとはやては一緒に消滅した。 「終わった……」 ソルグラヴィオンはゼラヴィオンを倒してヴェロッサの捜索にあたっていた。 「ヴェロッサさんどこですか? もう脱出したんですか?」 スバルが呼びかけるとヴェロッサから通信映像が入った。 「リイン…」 「ヴェロッサさん」 「すまない、リインお別れだ」 『え!?』 全員が驚愕した。ヴェロッサはゴッドΣグラヴィオンのコックピットの中でこう続けた。 「全ては終わった。僕に残されているのは自分の罪を償う事だ」 「何を言ってるんですか!? ヴェロッサさんはもう充分罪を償ってるです!」 「あたし達や教会の人達を放り出す気ですか!?」 「ヴェロッサがいなくなったら教会のシスターは失業しちゃうよ!」 「そう言う事言ってる場合じゃないでしょ!」 アリシアのちょっとした冗談をティアナが突っ込む。 「ヴェロッサ、教会の人達だけじゃない。シグナムさんやシャマルさん、それにヴィータちゃんも君の帰りを待ってるんだよ!」 「僕は何千年もの時からこの時を待ち続けていた。一人の人間に戻れるときを…。安らぎに包まれる時を…。タナトスが呼んでいるもう眠らせてくれ……」 「そう言うわけにいかんな!!」 突然ヴァイスが通信に割り込む。どうやらGNフラッグがゴーマに向かっているようであった。 「え? ヴァイス陸曹?」 「お前は本当に罪を償ったのか? いやそうじゃない! お前はまだ罪を償っていない! グラヴィオンの圧倒的な性能に俺は心奪われた。この気持ちまさしく愛だ!」 『愛!?』 ヴァイスのとんでもない発言に皆唖然とした。 「だが愛を超越すればそれは憎しみとなる。そして俺はお前いやグラヴィオンとの対戦を望んでいる! お前は俺が抱く愛の憎しみの抹殺と対戦の約束を放棄して罪を償ったとは言えんぞ! ヴェロッサ・アコース!!」 「すまない……、それでも僕は……」 「ヴェロッサさん……、ふざけないで下さい!」 スバルがぶちきれた。 「スバル……」 「一人だけバックれて虫が良すぎです! グラヴィオンに無理矢理乗せられたのは別にいいですけど、あたしはまだギン姉の居場所を聞いてないんですよ! 一人だけ中途半端に逃げるなんてそうはいきませんよ!」 (仕方ないな…) ドゥーエは最後の切り札と思う事を考え口にした。 「ギンガ、ギンガ聞いてる!?」 「え? ギン姉?」 ドゥーエが突然ギンガの名を口にしたのでスバルは戸惑った。 「とりあえずシスターシャッハを連れて行きなさい! ヴェロッサを止められるのはあなた達だけよ」 「ギン姉、どこに?」 「うおおおおおおおおおおお!!」 それと同時にグラヴィゴラスの先端部分がゴーマに突撃をかけ、GNフラッグも少し遅れて突撃した。 GNフラッグからヴァイスが降りようとする前にグラヴィゴラスの先端部分が展開され、そこにはクロノとシャッハの姿があった。 クロノは何故か大きなフードの付いたロングコートを着ていた。 彼が普段防寒目的だけで着ている無骨なデザインのそれは明らかに季節外れでフードを深く被りボタンを全てとめられ体型もわからない。 クロノはすぐ右手でコートの胸元を乱暴にグッと掴んだ。 「仮面は置いてきた…もうこんな変装で正体を隠す必要もない!」 そしてクロノ…いやギンガは決別とばかりにその男物のロングコートをバッと脱ぎ捨てる。 とめられたままのボタンがブチッブチッ!と嫌な音を立て弾け飛び乱雑に投げ捨てられ強風に一瞬で吹き飛ばされ消えていくロングコートの下からバリアジャケットを着たギンガが姿を現し、シャッハと共にヴェロッサの方に跳んでいく。 「「(ヴェ)ロッサ!」」 『えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?』 ドゥーエ以外の皆が驚きを隠せなかった。それはGNフラッグにいたヴァイスも同じだった。 「おいおい、あいつがギンガだったのか…」 「ギンガ、シャッハ!」 ヴェロッサが二人を受け止めようとしたら、二人からもろに鉄拳制裁をくらった。 『あれ?』 てっきり普通に受け止められると思ったのにその予想とは大きく違ったので皆リアクションに困った。 「ロッサ、勝手に逃げる事なんて許しません! あなたと会ってから私の人生観は変わったんですよ。あなたがここに残るのなら私は無理矢理でも連れて帰ります!」 「ヴェロッサさん、私はね、そう言う所を認めて一緒に居たんじゃないわよ。あなたのミッドチルダを思う気持ちに感応して居たの。これ以上そんな事言うのなら……」 シャッハとギンガは指を鳴らして、また殴る体勢に入ろうとしていた。 「ごめん、今ので目が覚めた。僕にはまだやることがあるようだね…」 「「そうそう」」 「え? クロノさんがギン姉って何で?」 その経緯はソルグラヴィオンとゴッドΣグラヴィオンとGNフラッグが合流してゴーマ脱出の際にゴッドΣグラヴィオンにいるギンガが教えてくれた。 「あの仮面には最初のクロノから繋がる今までのクロノさん記憶が受け継がれるの。仮面をつけてる間は私もクロノさんの一人だったの」 「でも何で声や性別まで?」 「あの仮面は昔聖王が性別を偽るために使っていたものをアレンジして作られたもので女性が男性、男性が女性になる事もできるもの。そしてあの仮面はクロノさんをベースにしてたの。 それとあの仮面はティア、あなたのお兄さんから受け継いでたの…」 「兄さんが……」 ティアナはその時の兄の姿を思い浮かべてみる。きっとミッドチルダの為に懸命に戦ったのだろうと…。 「じゃあ、あたしはずっとギン姉と一緒にいたって事に……」 「黙っててごめん。でもあの仮面をつけてる間はクロノさんにならないといけなかったの。許してくれる?」 スバルは笑顔で答えた。 「うん!」 「俺は許したくないけどな」 「あなたに言ってないわよ、ヴァイス陸曹」 ヴァイスの言葉にギンガが突っ込む。 「あの思ったんだけどギン姉ってヴァイス陸曹と知り合いなの?」 「まあ、知り合いと言えば知り合いね」 「ためしに一度付き合ったことがある仲だよ」 「え!?」 「でも付き合ってすぐに陸曹は違う子を口説いてたでしょ」 「あの時のパンチは痛かったぜ。まさか妹に同じパンチをくらうなんてな……」 ソルグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオン、GNフラッグのコックピットからしばらく笑い声が絶えなかった。 「ところでヴァイス陸曹、さっきグラヴィオンに愛だとか言ってましたけど…」 「あれ本気ですか?」 「いや、本気と言うかなんと言うかな…。憎しみってのは嘘だよ。ああでも言わないと死にに行きそうだったからな…」 「それはすまなかったね」 「でも圧倒的な性能に心を奪われたってのは本当だな。そんでももって戦ってみたいってのも本音だ」 「ならいつか戦ってあげるよ…都合がいい時にね…」 ヴェロッサは笑いながらヴァイスに答えた。そしてようやく出口が見えた。 「……皆帰ろうか」 『うん(はい)!』 全員がゴーマから脱出し終えた直後突如とアラート鳴り響く! アラートが示す方向ではゴーマに異変が起こる。 ゴーマが星状の形をしていたのがバケモノのような姿へと変化していったのだ! 「ゴーマが超巨大ジェノサイドロンに変形してる!?」 「嘘! まだ終わってなかったの!?」 「システムが完全暴走してるんだわ」 アルト、ルキノ、シャーリーも驚きを隠せない。ゴーマは腹部周辺にゴーマ内全てのエネルギーを溜め込む。 「ゴーマはありったけのエネルギーをグラヴィゴラスにぶつけた後転移させてミッドチルダにぶつける気だわ!」 「回避は……間に合わない!」 「どうすれば……」 スバル達にも緊張が走る! ヴェロッサは少し黙り込み最終手段を取る事を決意した。 「グランナイツの皆、最終合神をする!」 「最終合神?」 「そんなものまであるの……?」 ティアナやドゥーエは突然の発表で少し困惑した。 「ソルグラヴィオンとゴッドΣグラヴィオンでの合神、グラヴィオンの最終形態…、スバル、エルゴフォームだ!」 「わかりました! エルゴ、フォーーーーーーーーーーーム!!」 スバルの掛け声と共にソルグラヴィオンの胸から赤いエルゴフィールドが展開され、ソルグランディーヴァが一時グランカイザーと分離し、 ゴッドΣグラヴィオンの方も一部が分離してグランΣが変形を行う。そして分離した部分とグランΣの変形した部分がグランカイザーと合神し、ここに真の最強のグラヴィオンが誕生した。 『最強合神!! アルティメーーーーーーーーーーーット、グラヴィオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!」 「おいおいおい、マジかよ……」 隣に居たヴァイスはグラヴィオンの合神を真直に見ていたためにその無茶ッぷりのある合神で戸惑いを隠せないでいた。 「グラヴィゴラス、中央のボタンを押してくれ。シールドに使っていたエネルギーを全て放出する。グラヴィゴラスの最後の手だ!」 『了解しました! 重力子エネルギー照射!!』 グラヴィゴラスの先端のドリルの中心から重力子エネルギーがアルティメットグラヴィオンの背中目掛けて照射され、アルティメットグラヴィオンのエネルギーは限界を越える! 「重力子エネルギー限界突破!」 「行くぞ! 皆!」 『おお!!!!』 ゴーマからエネルギーが放たれると同時にアルティメットグラヴィオンも炎を纏い、炎はまるで大きな鳥のような姿を形取りゴーマのエネルギーに正面から立ち向かった! そしてぶつかる二つの力はアルティメットグラヴィオンが勝ちアルティメットグラヴィオンはゴーマの中心に向かって手に持つ剣を振り下ろした! 『超重炎皇斬!!!!!!!!』 そのすさまじい力はゴーマの中心を突き破っただけでなくゴーマそのものを完全に斬った! 「エルゴ」 「エンド」 スバルとなのはの言葉と同時にゴーマは斬られた中心部分に体が収束されるかのように崩壊していき、そして完全消滅した! ここにゼラバイアもといジェノサイドロンシステムはこの世から完全に姿を消した。 『やったーーーーーーーーーーー!!!』 ゴーマの完全消滅はモニターされており、グラヴィゴラスにいるシスター達だけでなくミッドチルダに住む皆も歓喜の声を上げた。 「チンク姉、あいつら本当にやりやがったぜ!」 「ああよくやったな、スバル」 「もうすごかった!」 「グラヴィオン、最高ーーーーーーーーーッス!!」 ノーヴェ、チンク、セイン、ウェンディも喜んだ。 次元航行空間で近くに見ていたグラントルーパー部隊の皆もただ喜んでいた。 「やったね、オットー」 「彼らのおかげだよ」 「ありがとう、グラヴィオン」 「ヴェロッサ、やったな……」 ヴィータも笑顔で喜んだ。 「あそこまで合体されたら勝てるかな……」 先ほど戦おうと言ったヴァイスだがあそこまですさまじい力を見せ付けられると少々困惑してしまう。 「中将、やりましたな」 「最後まであいつらに頼ってしまうとはな……」 「しかしこれは皆の勝利であると思います」 秘書でありレジアスの娘のオーリスが喜びながらもいつもの態度でレジアスに進言した。 「ふ、そうだな」(ありがとう、友よ……) (この世界にあらゆる存在、そしてあらゆる人の心、すべては美しく輝いている。皆健やかにそしてどこまでも美しくあれ) ヴェロッサは帰還する中、世界中の皆に向かってそう思った。 そして機動六課は、ゼラバイア消滅を気に解散。皆それぞれ別々の新しい生活に入ることになった。 シグナムとシャマル、ザフィーラはヴェロッサの元には帰ってきたりするものの自分達の力を生かすためにシグナムは正式に地上部隊、シャマルは医療隊、ザフィーラは監査官をする事になった。 エリオ、キャロはルーテシアの母が見つかり、ルーテシアと共に自然保護官としてやっていく事にした。 シャーリー、アルト、ルキノはそれぞれ自分達の能力を生かすために様々な役職を転々とした。 ドゥーエはスカリエッティの元に帰り、管理世界にある黒の組織に潜入捜査官として活動、ギンガもそれに付き合うことにした。 ティアナは前々から志望していた執務官への道を歩むために執務官研修から始めた。 アリシアは世界を見て回りたいとの事で小さいながらも旅に出た。 なのはは正式にヴィヴィオを引き取り、戦技教導官への道を歩む事し、その間にヴィータと仲直りし、ヴィータと共に歩む事になった。 そしてスバルは古巣に戻った途端、スバルが最初っから希望していた自然災害救助隊への転属が叶い、一部隊の隊長として活躍する。 機動六課のメンバーがいなくなった聖王教会では静かな時が長く続いた。 「静かだね」 「そうですね…」 ヴェロッサとシャッハはコーヒーを飲みながらその静かなひと時を過ごしていた。 (この静かで美しい日々が続くように……) 超魔法重神グラヴィオンStrikerS Fin 前へ 目次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/3414.html
夢現…微睡みの中に漂うフェイト、彼女の耳に音が小さく響いてくる、 煩わしい…最初はそう感じていた、だがその音は徐々に大きくなっていき最後には大きな爆発音となって脳天を貫く。 その音により自分が気絶していた事に気が付き目を覚まして体を起こすフェイト、 辺りを見渡すと壁や天井の残骸が山のように築かれており、 ふと上空を見上げると其処には白金の魔力光と桜色の魔力光が幾重にもぶつかりあっていた。 その光の正体がなのはとレザードであると気付いたのは、そう遅くは無かった… リリカルプロファイル 第三十九話 黄昏 フェイトは目の前で起きている激戦を見て呆然としていた、何故ならば二人の戦いは既に一線を越えた戦いであったからだ。 なのはから繰り出されるディバインバスターをレザードは詠唱破棄したセラフィックローサイトにて迎撃、 一方でレザードはダークセイヴァーにて追撃するが、なのははディバインシューターを用いて相殺、 変わってなのはがアクセルシューターを撃ち放つのだが、レザードはグングニルを振り払い、弾き飛ばして周囲の壁を瓦礫に変えると、 再度グングニルを振り払い衝撃波を放つが、なのははA.C.Sドライバーを起動させて左に回避、先程までなのはがいた場所は衝撃波により瓦礫と化した。 「逃さんっ!!」 ところがレザードはとっさに左手をなのはに向けてレデュースガード、レデュースパワー、プリベントソーサリーの三種のバインドで縛り付け、 その光景を目の当たりにしたフェイトは、なのはが危機に陥っていると判断して、なのはを救い出す為に向かおうとした。 …だが―― (こないで!フェイトちゃん!) (なのは?!) 突然のなのはの念話に驚きの表情を浮かべるフェイト、だがすぐさま真剣な表情に戻し自分も手伝うと伝えるが、 頑としてなのははフェイトの要求を断っていた。 何故ならば、レザードの実力に対抗出来るのは神とユニゾンした自分のみであり、 言い方が悪いがフェイトの実力では足手まといがオチであると、凛とした声でハッキリと伝えた。 (…それじゃあ、私はなのはの為に何も出来ないの?) (…ゆりかごから脱出してくれるだけでいいよ) そうすれば自分は全力全開で戦えると今度は優しい声で答え、暫くフェイトは黙り込みその後すぐ、意を決しなのはに背を向けてこの場から立ち去り フェイトの後ろ姿を横目で確認したなのはは小さく微笑むと、すぐさま険しい表情に変わりレザードを睨み付けるのであった。 場所は変わり此処動力室では、魔力を使い過ぎて暫く休憩をしているはやての姿があった。 すると其処にフェイトから連絡が入り、その内容に驚きの表情を浮かべる。 「何やて!?撤退ってどう言う事や!!」 「細かい事は後で伝えるから今は!!」 フェイトの必死な態度にただ事ではないと感じたはやてはすぐさま了解し、ヴォルケンリッターに撤退の指示を送ると ザフィーラははやてを背負いシグナムを先頭に動力室から避難した。 一方でスバル達はチンクを引き渡す為に突入口に向かって進んでおり、 スバルはティアナを背負い、フリードリヒにはエリオを騎手にチンクを抱えたキャロの姿があった。 すると此方にもフェイトからの連絡がティアナの下に届く、その内容とは突入口を出たらそのまま、もう引き返す必要は無いというものであった。 そしてフェイトもまた突入口とは違う場所からの脱出を試みると告げ、それを聞いて一つ疑問を抱いたスバルが問い掛けてきた。 「ところでなのはさんは?」 「…なのはは一人でレザードと戦ってる」 フェイトの思わぬ答えに困惑するスバルであったが、取り敢えず今は外に出る事を優先するようにとフェイトは促し スバルは納得のいかない表情を浮かべている中、ティアナが了解して、一同は急いで突入口へ向かっていった。 時間は遡りフェイトが部屋を出た直後、三種のバインドで縛られている状態のなのはが其処にあったが、 体に力を込め容易くバインドを吹き飛ばし、その光景を見てレザードは当然か…といった表情を浮かべていた。 神とのユニゾンは魔力だけではなく本人の身体能力も向上させる事が出来る、つまりバインドではもう捕らえる事が出来ないのだ。 「面倒な相手になったものだ……」 賞賛とも不満ともとれる言葉を放つレザードの前にA.C.Sドライバーを起動させて突進して来たなのはが現れ、レザードはグングニルを盾にして攻撃を受け止める。 だがなのははお構い無しに尚も突進、レザードを押し遣り壁を突き破り更に幾重も突き破って最後にディバインバスターを撃ち放った。 それによって更に壁を突き破り大きな風穴を作り出すと、風穴から直射型のライトニングボルトがなのはに迫り なのはは上昇して回避するが更なる上空に移送方陣にて先回りしていたレザードと出くわし、グングニルを振り払らわれ衝撃波を撃ち出される、 ところがなのはは衝撃波を受け止める為ラウンドシールドを張るのだが、受け止めきれずに押し遣られ次々に壁を突き破っていった。 しかしレザードの顔には手応えを感じたしたという表情が浮かび上がっておらず、ジッとなのはが押し遣られて作り出された風穴を見ていると、 其処から桜色の光が瞬時にレザードの前に現れ光が消えると無傷のなのはが姿を現し、 その姿を見たレザードの表情には驚きの様子は無く、寧ろ当然といった表情を浮かべていた、そしてなのはを見下ろす目線で言葉を口にする。 「そろそろ貴様の仲間が脱出した頃だろう」 「気づいていたの?」 「当然だ」 神の力を得た存在があの程度で倒されるハズもなくまた、この程度の力ではない事は重々承知している。 故になのはの本気を見る為邪魔な存在である彼等が脱出するのを見逃しまた様子を見ていた、その言葉に意外といった表情でなのはが言葉を口にする。 「随分と余裕なのね…それとも自信?」 「紳士的と言って欲しいものだ、だが…もうその必要は無い…私の全てをお見せしましょう!」 そう言って両腕を大きく広げ、まるで十字架のように見える形で構えると、 魔力を高め白から白金へと変化し目を見開いて、まるで劇を終わらせるかのように高々と宣言した。 「さあ!フィナーレだ!!!」 場所は変わり此処はミッドチルダ宙域に待機しているクラウディアのブリッチ、 其処には周辺地域の変化をモニタリングしている夢瑠が脳天気に大欠伸をかいていた。 すると其処に本局からの通信が届き、その内容に驚いた表情を浮かべながら対応する夢瑠。 その内容とは今し方隕石が七つ、ミッドチルダに向かっているのを捉えたと言うものであった。 「えっ?!それってどういう事――」 夢瑠は本局に詳細な情報を求めようとしたところ、クラウディアを掠めるようにして七つの隕石が通り過ぎミッドチルダに降りていった。 それを肉眼で確認した夢瑠はすぐさまスタッフに着弾ポイントを予測させる、そして出た結果がゆりかごに向かっている事が判明した。 この結果に脳天気な夢瑠であっても危機感を感じ、すぐさま上司であるクロノと連絡を取るのであった。 「てめぇらの顔も!!」 「見飽きたぜぇぇぇ!!」 時間は遡り、ゆりかご周辺上空ではアギトとユニゾンしたアリューゼが広域攻撃魔法と化したファイナリティブラストにて 次々にガジェット及び不死者を飲み込み爆発もしくは光の粒子と化して消滅させていた。 他にもフェンリルに跨り次々に不死者を凍結させていくメルティーナや、白天王に指示を送りガジェットを次々に破壊しているルーテシアの姿があり 地上では気だるそうな顔をしながら猟犬を使って攻撃するヴェロッサと、ヴェロッサを窘めながらもヴィンデルシャフトを振り抜くシャッハの姿があった。 その中で現場責任者であるクロノは、戦況を確認しながらも次々にガジェット及び不死者を撃破していた。 此方の戦力は全地上魔導師及び教会騎士団の七割を投入、その為ガジェット及び不死者は順調に数を減らしつつあるが、 依然として先の見えない戦いが現状であった、一方で残り三割の戦力はミッドチルダの全住民の避難を完了させ更に怪我人への対応に勤しんでいた。 戦況は悪くはない、だが打開策が無い以上ジリ貧は必死である、すると突入口からウィングロードが伸び其処からスバル達が姿を現し、 それを皮切りにゆりかごの後方部分から火龍一閃と思われる炎が立ち上り、 其処からシグナムを先頭にヴィータ・シャマルそしてはやてを背負ったザフィーラが現れ、クロノの下へ近づいていた。 更にライオットザンバー・カラミティと思われる魔力刃が外壁を切り裂き其処からフェイトが姿を現し同じくクロノへと近付いてきていた。 「はやてフェイト!レザードはどうしたんだ!?」 「今なのはが相手をしている」 「それや!どう言う事か説明してな!!」 するとフェイトは今までに起こった一部始終を余すこと無く伝え、その有り得ない内容に頬に冷たいものが伝う二人、 神とのユニゾンしたなのはの実力は測りきれない程であり、その力に真っ向に対抗出来るレザード 最早ミッドチルダの命運はなのはの手に掛かっている、そう判断しているとクロノの下に夢瑠からの連絡が入る。 その内容とはゆりかごに向かって隕石が七つ向かってきているというもの、その内容に困惑するクロノ達に対しフェイトは断言するように言葉を口にした。 「レザードだ…」 「バカなっ!何でもかんでもアイツのせいにするのは――」 「それはクロノがレザードの実力を目の当たりにしていないからだよ!」 レザードの実力は隕石すら操れても可笑しくないとフェイトは答え、それに真っ向から反対しようとしたクロノの窘めるはやて。 今は兄妹喧嘩をしている場合ではない、レザードの仕業であろうとも無かろうとも隕石が迫ってきている事実は揺らぐ事はない。 そんなはやての言葉に我に返った二人は小さく頷くと、クロノは現場責任者として今この場に集っているメンバーに早急に指示を送った。 「各隊員に告げる!今此処に隕石が迫って来ている!今すぐこの場から退避せよ!!」 クロノの指示に隊員は蜘蛛の子を散らすかのようにして次々に退避、だが中にはガジェットや不死者に阻まれ退避出来ない隊員も多くいた。 するとクロノはアリューゼ達や突入組に救護並びにしんがりを要請、これによって孤立しかけた隊員達は救い出されなんとか退避を完了させた。 そしてクロノ達もゆりかご全体が確認できる位置まで退避を完了させると大して間も無く、空から摩擦熱により赤く輝く七つの隕石が ゆりかごに次々に突き刺さっていき大きな七つの風穴を作り出すと、ゆりかごは音を立てて崩れ始めた。 「ゆりかごが……」 「崩壊していく……」 その光景を目の当たりにしていたはやてとクロノは言葉を口にし、中で戦っているなのはの生存は絶望的であると痛感していると、 崩れ落ちる瓦礫の間を飛び交う白金色と桜色の魔力光が目に映り、フェイトは思わず身を乗り出すかのように一歩前に出て桜色の光を指差した。 「なのはだ!!」 「何だって?!」 クロノは驚きの表情を浮かべつつ、それを確認する為にモニターを開くと 其処には神々しい姿に変わったなのはの姿が映し出されていた。 一方で落ちていく瓦礫の間を飛び交いながらレザードに向けてアクセルシューターを撃ち抜くなのは、 だがレザードは瓦礫をグングニルで砕き吹き飛ばしてアクセルシューターを防ぎ、代わりに誘導性を付け加えたプリズミックミサイルを撃ち放った。 ところが此方もレイジングハートの先端部分に存在する魔力刃にて目の前の瓦礫を砕き吹き飛ばしてプリズミックミサイルを防ぐと、 瓦礫が無くなった目先にレザードの姿があり、すぐさまA.C.Sドライバーを起動してレザードを串刺しにしようと迫った。 だがレザードはシールドを張って攻撃を防ぐが、なのはは先程と同様に尚も突進、それによりレザードは更に上空へと追い遣られていき レザードは左手を引くや否やグングニルを振り払いシールドごと攻撃を相殺した。 そんな中、崩れ落ちていたゆりかごの残骸が積み重なり地上に瓦礫の山が築き上げられた。 その頃上空ではレザードが不敵な笑みを浮かべ右手をかざすと、直径数十メートルの巨大な火球を五つ作り出し 火球は真っ赤に燃え中心は黄色に近い色まで熱を帯びていた。 一方でなのはも右手をかざし足下に環状の魔法陣を広げるとレザードの火球と同等の大きさと数の桜色の魔力弾を作り出した。 そして――― 「カラミティブラスト!!」 「アクセル…シュータァァ!!」 撃ち放たれた二種の魔法は激突するやカフェオレのように混じり合い収束していくと一気に解放 大爆発を起こし、まるで花火を思わせるかのように無数に散らばり、その画は風流とすら思えた。 …だが無数に散りばめられたレザードの炎となのはの魔力が混じったソレは、消えること無く地上に降り注ぎ 二人の足下に広がる森は炎の海と化し木々を燃やし続けていた。 そんな光景の中レザードは距離を置きなのはを見上げる位置に立ち、右手でグングニルを握り締めると 右腕に揺らめく赤い魔力をたぎらせ始める。 「マイトレインフォース!!」 すると赤い魔力は拳からグングニルに伝わり刀身を赤く染め上げると、天を貫くかのようにしてなのは目掛けて投げつけた。 マイトレインフォース、レザードが持つ武器と一撃の威力を1.5倍高める効果を持つ支援魔法である。 一方なのはは右手にラウンドシールドを張り巡らせ受け止めようとするが、抑えきれずグングニルと共に高々と上昇 ミッドチルダを覆う黒い粉塵と混じった灰色の雲を貫き大穴を開け、其処から夜明けが近いと思わせる夜空を覗かせた。 一方更に上昇していくなのははシールドを傾け、その場で右に回転してグングニルを受け流す。 ところがなのはの頭上にはいつの間にか移送していたレザードが、マイトレインフォースを纏わせた右手でグングニルを掴み取り更にそのまま大きく振り上げた。 「貫け!グングニル!!」 そして刀身を赤く染め上げると勢い良く投げつけグングニルはなのはの胸元に突き刺ささり、そのまま加速し一瞬にしてなのはごと姿が消え去り、 レザードはグングニルが向かった方向を確かめると移送方陣にて移動を開始した。 場所は変わり此処はドラゴンオーブの攻撃により消失した地域から程近い北の山岳地帯、 深々と雪が降り積もり山々が雪化粧をしているこの地域に異変が起きる。 それは灰色の雲を穿つ赤い光が突然現れ山に衝突、山は一瞬にして吹き飛ばし変わりに大きなクレーターが姿を現したのだ。 するとその上空に移送したレザードが現れ右手をクレーターに向け右手にに魔力がたぎると クレーターを中心に囲うようにして炎が包み込み、近くの山の雪を溶かしていくと最後にレザードは指を鳴らした。 「イフリートキャレス!!」 次の瞬間、囲んだ炎が大爆発を起こし高熱を帯びた爆風は、山岳地帯に積もる雪を瞬時に溶かし尽くし 山々は岩肌が剥き出しな状態と化した。 その発端であるクレーター中心は炎と熱により一部がまるで溶岩のように真っ赤に染まっており、 その光景にレザードが不敵な笑みを浮かべていると 一筋の桜色の光がレザードの腹部に突き刺さり、それがなのはの魔力刃であると認識した瞬間に一気に急降下、 岩肌が剥き出しの山に激突しその存在を吹き飛ばした。 「貴様!あの攻撃に耐え抜いたのか!!」 「お生憎様、ユニゾンしたお陰で丈夫なったの!!」 なのはに突き刺さったかに思われたグングニルであったが、外側に小さなシールド、 内側…というより内臓にフィールドを張った為、貫かれる事は無かった、 そしてレザードの攻撃に耐え抜き油断したところをA.C.Sドライバーにて攻撃現在に至ったのだ。 しかしなのはの攻撃はまだ終わってはおらず追って突撃し、次々に山々に大穴を空けていき後に山々は音を立てて崩れていった。 なのはの突撃の勢いは西地区にまで及び消失したエルセア地方まで辿り着くと、 レザードはグングニルを形成しなのは目掛けて薙払って吹き飛ばして難を逃れる。 だがなのははある程度吹き飛ばされる程度で止まり、足下に環状の魔法陣を張り レイジングハートの先端部分に存在する魔力刃をレザードに向けカートリッジを三発使用する。 一方でレザードもまた足下に魔法陣を張り右手をなのはに向けると稲妻が走り、それが後に巨大な竜骨と化した。 「エクセリオン!バァスタァァァ!!」 「ブルーディッシュ!ボルトォォ!!」 放たれた二つの魔法は激突して相殺、それによって生み出された衝撃波は残されていた建物を吹き飛ばし海岸線に至っては大波を作り出していた。 そんな衝撃が走る中でレザードは、移送方陣を用いてなのはの後方上空をとると、左手には巨大な稲光が走る黒いスフィアが存在していた。 「押し潰れろ!グラビティブレス!!!」 振り下ろされたグラビティブレスはなのはを容易に飲み込みエルセア地方から南東へと移動、 ポツポツと家が並ぶこののどかな風景が広がる地区へと衝突する。 ところがグラビティブレスに異変が起き亀裂が走ると、桜色の直射砲がグラビティブレスを打ち砕いた。 一方で後を追っていたレザードは先程起きた光景を目の当たりにして歯噛みしていると A.C.Sドライバーの加速を用いて上空に移動したなのはがレイジングハートをレザードに向け足下に円状の魔法陣を張り巡らせ、 先端には桜色の魔力が収束し巨大な魔力の球体を作り出すと大きく振りかぶった。 「スターライトブレイカァァ!!」 撃ち出されたスターライトブレイカーはレザードが瞬時に張ったシールドに直撃、 その瞬間スターライトブレイカーは膨れ上がるようにして広がり周囲を飲み込んでいった。 このスターライトブレイカーはかつて闇の書であった頃のリインが使った広域攻撃型の魔法である。 そして魔力光が落ち着いていくと、のどかな風景が一転荒れ果てた大地へとその姿を変え、なのははその風景を眺めつつも依然としてレザードの姿を探っていた。 あの程度で倒せる存在ではない、あの程度で倒せるのであればこれほど苦労は無い… すると後方で瓦礫が崩れるのを耳にして、すぐさま振り向き螺旋を描く八発のアクセルシューターを撃ち抜くが其処にレザードの姿はなかった。 だが次の瞬間、なのはを中心に青白く輝く五本の光の柱が突如現れ更に五亡星の魔法陣を描き なのははオーバルプロテクションを張り攻撃に備えると光の柱が消え去り、それと同時に衝撃が走って周囲を照らしていく、 そして光が消え去ると中心にいたハズのなのはの姿が無かった。 場所は変わり此処はミッドチルダ南方のアルトセイム地方から遠く離れた海域上空、此処に突如として光が溢れ 其処から先程まで南東地区で戦っていたなのはが姿を現す、なのははアストラルメイズと呼ばれる転送魔法で跳ばされたのだ。 辺り一面は海である、だがこんな所に用がないなのははすぐさま移動しようとしたところ上空に気配を感じ見上げると、 其処には右手を向けて詠唱を終わらせたレザードがおり、彼の頭上には巨大な槍の矛先がなのはに向けられていた。 「この距離では逃れられん!ファイナルチェリオ!!」 なのははとっさにバリアを張ろうとしたが間に合わず、ファイナルチェリオは空しくなのはに突き刺さりそのまま吸い込まれるように海へと沈んだ、 だがレザードの攻撃は終わっていなかった、激しく水柱を立てた直後レザードはアブソリュートゼロを発動、 瞬間的に凍り付かせ海には即席の氷の島が生み出されていた。 「幾ら神と融合したといってもこの距離で―――」 しかし氷の島は揺れ始め振動が徐々に大きくなり島の周辺は波立ち、氷に亀裂が走るとレザードに向かって桜色の直射砲が伸び 一歩下がってギリギリでレザードは躱すと直射砲は雲を貫き夜空を覗かせ、砕け散った氷の島は粉雪のように舞い散り 直射砲が放たれた場所には右の口端から血を流したなのはがレイジングハートを向け不敵な笑みを浮かべながら睨み付けている姿があった。 「おのれぇ!図に乗るなぁ!!」 レザードは海水を引き上げ更に凍り付かせて巨大な氷の塊を三つ作り出しなのはに向けて投げつけ、レザードのデルタストライクがなのはに迫る中 なのははアクセルフィンにて加速、氷の塊の一つに自ら近づくとグリップを深く握り先端の魔力刃を振り下ろし氷を真っ二つに切り裂く。 続いて左に迫ってくる氷の塊に対しそのままレイジングハートを向けディバインバスターを放って撃ち砕くと、 休む暇なく右に迫ってくる氷の塊に対して今度は、環状の魔法陣を二つ右腕に纏わせ拳の先には加速された魔力球が存在しており 力強く氷の塊に拳をめり込ませた瞬間、魔力球を解放させる事により発生した、巨大な直射砲で内部から氷の塊を打ち砕いた。 スバルが考案したゼロ距離ディバインバスターとインパクトキャノンを応用したなのは式ゼロ距離ディバインバスターである。 一方でその光景を目の当たりにしたレザードは歯噛みし更に氷の塊を増やし、その数は12を数え次々に投げつけていく。 だがなのはも負けてはおらず、A.C.Sドライバーを起動させて最初に迫ってくる氷の塊を打ち貫き、続いて右から迫ってくる氷の塊を 未だに張られている右腕の魔法陣で魔力球を作り出し魔力球が触れた瞬間に先程と同様に打ち砕く。 ところが三発目の氷の塊が既に迫って来ており、なのははカートリッジを一発使用するとその場で右回転、 それと同時に右のハイヒール部分に魔力を込め、かかとに魔力刃を宿すとそのまま回し蹴りによって氷の塊を蹴り砕いた。 だが左右から氷の塊が迫って来ており、なのはは一つ舌打ちを鳴らすと今度は逆に左回転、 左手に持つレイジングハートの魔力刃にて薙払い斬り砕くと、更に目の前に氷の塊が押し迫る。 しかしなのははA.C.Sドライバーを起動させて瞬時に上空へと回避し難を逃れると、すぐさまレイジングハートを向けストレイトバスターを発射、 氷の塊に直撃すると反応炸裂効果により周囲の氷の塊を巻き込み結果五つの氷の塊を撃ち砕いた。 残りの氷の塊は二つ、するとその二つが押し迫って来ており、二つの氷の塊に対して更に上昇して回避するが、氷の塊は依然として追ってきており、 なのはは舌打ちを鳴らして縦横無尽に飛び回っているとレザードと氷の塊が延長上に繋がる箇所を発見、すぐさま誘導を仕掛けレザードを見上げる位置で立ち止まると、 案の定氷の塊が一列に襲い掛かりA.C.Sドライバーを起動、更にカートリッジを三発使用して魔力刃が桜色から真っ赤に染まった瞬間に加速、 赤い弾丸が氷の塊を次々に貫きレザードに直撃すると、今度はレイジングハートをレザードごと海に向け更に残りのカートリッジ全てを使用した。 「エクセリオン!バスタァァァァ!!」 「ぬぅ!!」 撃ち放たれたエクセリオンバスターはレザードごと海に直撃、海水を押し遣り海底にまで直撃させると 今度は竿を引き上げるようにしてレイジングハートをゆっくり持ち上げ、未だ発射されているエクセリオンバスターにより海を二つに割りつつレザードを押し遣った。 なのはが撃ち放ったエクセリオンバスターはクラナガン中央区画まで及び、海から一直線上に削られた跡が残されていた。 その先端には仰向けの状態で倒れているレザードの姿があり、レザードはゆっくりと起き上がり汚れた衣服を軽く払うとふわりと体を浮かせ 周囲に建ち並ぶビルより更に上空まで上昇すると右手を地上に向け詠唱を始めた。 「其は汝が為の道標なり…我は頌歌を以て汝を供宴の贄と捧げよう!!」 するとレザードの前方からビルを押し遣って巨大な火山が生まれると、其処から熱く燃えたぎる溶岩が噴き出しビル街を次々に飲み込んでいった。 一方でなのははカートリッジを交換した後レザードの様子を知る為、エクセリオンバスターを撃ち抜いた跡を道標に進んでいた。 すると目先にビルを押し遣って巨大な山が姿を現し、其処から帯び立たしい程の溶岩が流れて来ているのを確認する。 「なっ?!何なのあれ!!」 流石のなのはもこれには驚き戸惑いの様子を見せていると、流れ出た溶岩が次々に街並みを飲み込んでいき、更になのはの下へと押し迫っていた。 しかもこの溶岩はまるで自分の意志でも持っているかのような動きをしており、上昇すれば津波のようにしてなのはの行く手を塞ぐのである。 「やっぱり、これってレザードが!!」 「その通り!このカルネージアンセムに飲み込まれるがいい!!」 周囲にレザードの声と笑い声だけが響く中、逃げ場を失ったなのはの前にカルレージアンセムが襲い掛かり飲み込んでいった。 暫くして…辺りは流れ出した溶岩が冷え始め固まりつつある中、レザードは不敵な笑みを浮かべながら見下ろしていた。 そんな中である、冷え切った溶岩に亀裂が走り其処からオーバルプロテクションを張り巡らせたなのはが浮かび上がってくる、 どうやら飲み込まれる瞬間にバリアを張り出来るだけダメージを抑えたようである。 だがそれでも相当なダメージは受けているようで表情を曇らせるが、悟られないよう直ぐに隠し何でもなかった表情に変え上空すると 今度は此方の番といった様子でカートリッジを三発使用、なのはの周囲に現存するビルが次々に桜色の魔力に覆われていき まるで引き抜かれていくように浮かび上がると、なのはの周囲に張られている巨大な環状の魔法陣の上を周回し始める。 その数は15を数え先程レザードが用意した氷の塊の数を更に超える量を用意し、十二分に加速して発射準備を終えたビル群は、なのはの合図を待ち望んでいた。 「いくよぉ!スタァァダスト!フォォォル!!」 最早星屑とは呼べない代物と化したスターダストフォール、先ずは二つ放たれレザードに迫ると、マイトレインフォースを纏わせたグングニルを右手に持ち 一気に下から上へ切り上げビルを真っ二つ、続けて左手を向けて直射型のライトニングボルトにて分解した。 すると今度はビルが三つ襲いかかってきており、レザードはグングニルを振り払い衝撃波にて迎撃、すぐさま急降下して姿を隠そうとした。 「逃さない!!」 だがなのははレザードに向けてビルを二つ飛ばし行く手をふさぐと、今度は五つレザードに向けてビルを放つ。 一方で行く手をふさがれたレザードは、足下に巨大な魔法陣を張り魔力を込めていた。 そしてビルがレザードに迫り直撃しようとした瞬間、魔法陣から巨大な骨の両手が現れ次々にビルを払い、砕くと魔法陣から巨大な骸骨が姿を現したのだ。 なのははその姿に脅威を感じ残りのビルも次々に投げ飛ばすが、巨大な骸骨ペトロディスラプションはいとも簡単に防ぎきり むしろなのは目掛けて襲い掛かり、まるで虫でも払い落とすかのようにして右手を振り下ろし、なのはは弾丸のように地上へと叩きつけられた。 なのはが叩きつけられた場所は大きなクレーターと化し、なのははうつ伏せの状態から起きあがろうとしていたところ 目の前にあの骸骨が姿を現し、その巨大な両拳が餅でもつくかのよう何度も振り下ろされていく。 しかしなのはは大型のラウンドシールドを張って攻撃を防いでいたが、攻撃の嵐は一向に収まらず、クレーターは更に大きくなり周囲の建物はその振動により崩れていった。 その時である、骸骨の動きが止まり大きく口を開けると灰色の煙を吐き出し、周囲を包み込んでいく 煙には魔力による衝撃波が混じり合っており、触れたもの包まれたものを破壊する作用を持っていた。 前へ 目次へ 続きへ