約 2,968,760 件
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3586.html
『笑ゆせぇるすまん 「おちびちゃんのいる風景」』 9KB いじめ 小ネタ 妊娠 家族崩壊 番い 都会 幻想郷 現代 ぺにまむ お目汚しです。誤字があったので訂正しました。ごめんなさい。 ・前作「anko3525 笑ゆせぇるすまん」と設定を被せています。 ・劇中のみょんの口調が一定しません。みょんにするんじゃなかった、難しい。 ・描写力と文章力が残念です。 ・子作り表現とぺにまむ表現があります。 ・暇つぶしにどうぞ。 私の名は「紫さまー?また、スキマつながりファッションですか?」うっさいわね 人呼んで割と困ったちゃん…じゃなかった、"笑ゆせぇるすまん" ただのせぇるすまんじゃございません 私の取り扱う品物は、ココロ ゆっくりのココロでございます この世は老いも若きも男も女も心の寂しい人ばかり そんな皆さんの心のスキマをお埋めいたします いえ、お金は一銭もいただきません お客様が満足されたら、それが何よりの報酬でございます さて、今日のお客さまは… 笑ゆせぇるすまん 「おちびちゃんのいる風景」 「「すっきりー!」」 「こんどこそなかだしはらませ!」 「ゆぅ…ざんねんだけどおちびちゃんはできてないみたい…」 「どぼじでできてないみょおおおん!?」 「なんどもいうけど、みょんがいなかもののたねなしかぼちゃさんだからよ…」 「でんま!まぐろ!ろりこーん!」 みょんは、しりとりしつつ、愛の巣(笑)を泣きながら飛び出した。 ちょっと珍しいが、この番はありすとみょんである。 でも、野良のありすに一目惚れして、飼い主に捨ててくれるよう頼み込み、ようやくありすと一緒になったのだ。 だが、二人の間にはどうしても子どもが生まれなかった。 実は、みょんは生まれたときに種なしにされている。 だから、逆立ちしたっておちびちゃんは生まれない。 ちなみに、去勢をすると、去勢のショックでずっとゆっくりしてしまう赤ゆもいるので、 餡統の良いゆっくりについては種なしにするような注射を打つペットショップが出始めたのだそうだ。 そして、その処理をされたことを、みょん自身は知らずにいた。 みょんは、飼いゆ用としてペットショップで生まれた割には、みょんに野良適性の高い優秀な個体であった。 ただ唯一の欠点が、種なし。しかし、年がら年中卑猥な言語を操るみょんが種なしというのも笑えない話である。 みょんは公園の噴水でたそがれていた。 「どうしてはらませができないちーんぽ!みょんはわるくないのに…まむまむ」 「ゆっくりできていないようですなあ…」 みょんの隣に、黒尽くめの服でずんぐりむっくりした体型の人間が座っていた。 目は大きなタレ目、口は大きく笑っている、まるでマスクでも被っているかのような顔だ。 「ゆっくりしていってください」 「ゆっくりするちーんぽ!」 「あなたはおちびちゃんが生まれないので、嘆いておられるのでしょう?」 「どうしてそのひみつのはなぞの!ゆぅ…みょんはたねなしかぼちゃさんらしいちーんぽ…」 「種なしカボチャでは、いくらすっきりー!してもおちびちゃんは生まれませんなあ」 「おちびちゃんがいればもっとゆっくりできるまむまむ…」 しかし、現実には子供は一切生まれないのだ。 「よろしい。力を貸してあげましょう」 「ゆ?」 すると、黒尽くめは、みょんを発情させぺにぺにを起たせると、ペにぺににフィットするような小麦粉製のカバーを被せ、溶かした小麦粉で固定した。 「ゆゆゆ…なにかぺにぺにのあたりがむずむずするちーんぽ!」 「さあ、これであなたは子供を産ませることができますよ。すぐに子作りするのです」 「わかったちーんぽ!あかひげ!ぜつりん!」 みょんは、ありすの待つ愛の巣へ戻っていった。 「ありすー!すっきりするみょおん!れいぽぉれいぽぉ!」 「ゆう…だから、すっきりしてもこどもはうまれないの。ゆっくりりかいしてね」 「こどもができるおまじないをしてもらったみょん!」 「「すすすっきりー!!」」 すると、今までどんなにすっきりー!しても子どもができなかったのが、 ありすの額から蔓が伸び、数はわずかに2匹だが、みょんとありすの実ゆがついている。 正真正銘、二匹のおちびちゃんの誕生である。 「ああ…なんてとかいはなおちびちゃんなの…!」 「ゆっくりうまれるちーんぽ!」 …二人のはじめてのおちびちゃんはすくすく育ち、順調に子ゆっくりとなった。 「おとーさん、おかーさん、おはようだみょん!」 「きょうもとかいはなあさね!」 「「ゆゆゆ!ゆっくりしてるわああ(ちーんぽ)!」」 こどものために狩りをすることは決して大変とは思わない。みょんは実にゆっくり出来ていた。 ある日、みょんが狩りに出掛けると、あの黒尽くめと出会った。 「ずいぶんとゆっくりしているようですなあ…」 「ゆ!ゆっくりするちーんぽ!」 「ゆっくりしてください」 「おかげでおちびちゃんがふたりもできたちーんぽ! じゅんちょうにそだっているちーんぽ! こんど、おちびちゃんのいもうとさんをつくろうとおもうちーんぽ!」 早くも3人目以降の子作りに燃えるみょん。しかし、黒尽くめは首を横に振った。 「その子作りはやめておいたほうがいいと思いますよ?」 「ゆ? どうしてだちーんぽ?」 「元々、一人もできない筈だったのに、二人も出来たじゃありませんか。これを幸運と思って、もうやめるべきなのです」 「いやだちーんぽ! ありすとのおちびちゃんはつくればつくるほどゆっくりできるちーんぽ! こんばんすっきりー!しておちびちゃんをたくさんつくるちーんぽ!」 「これ以降、子作りしたら、大変な災いが起きますよ?それでも子作りするというなら…」 すると、黒尽くめはみょんに指をさし、顔を近づけ、怒号を発した。 「ドーーーーーーン!」 「ゆわああああああ!」 「「すすすすっきりー!」」 みょんは宣言通り、黒尽くめの言うことなんか忘れて、子作りをしたのだ。 「ゆわあああ!こんどは3にんもおちびちゃんだよおお!」 「ゆっくりうまれるちーんぽ!」 しかし、実ゆをよくみると赤いリボン、黒いとんがり帽子、紫のナイトキャップの3匹であった。 「いなかもののおちびちゃんよおおおお!」 「ななななんでだちーんぽ!ありすはうわきさんをしたちーんぽ?」 「うわきなんてそんなとかいはじゃないことするわけないでしょおおおおお!」 「こんなゆっくりできないおちびちゃんはまびきするみょおおおん!」 「ありすのだいじなおちびちゃんでしょお!どぼじでそんなことするのおおお?」 結局、おちびはおちび。みょん似でもありす似でもないのは残念だが、ありすの意見を通して、この子たちを育てることにした。 だが…、 「じじいははやきゅあみゃあみゃもっちぇくるのじぇ!」 「たきゅさんでいいよ!れいみゅきゃわいいでしょお?きゃわいいむちゅめのためにゃらもっちぇくるよにぇえ?」 「むっきゃっきゃ!ぱちぇはてんしゃいよお!」 「ぱちぇよりもありすのほうがとかいはなのよ!んっほぉぉおおおお!」 「ちーんぽ!こだねすぷりんくらー!」 揃いも揃ってゲスだった。最初に生まれた姉二人まで悪影響を受けたのか、すっかりグレてしまっていた。 だが、ゲスな子供でも、みょんにとっては可愛いありすとのおちびちゃんである。 みょんは今まで以上に一生懸命狩りをしたが、5匹もの食べ盛りの子供を食べさせていくほどの餌は取れない。 そこで、みょんは一計を案じ、ありすに美人局をさせ、毎日毎日「ケーキ」なるあまあまを食べてるまりさから、餌の一部を献上させようとしたのだが、まりさは行方不明になってしまった。 その内、餌が足りないおちびたちの文句と暴力に耐えかね、ありすが「さあ、おたべなさい」をした。 それも一瞬で喰らい尽くしたおちびたちの増長はとどまるところを知らない。 「やきゅたたじゅのくそじじいははやきゅあみゃあみゃよこすのじぇ!」 「くそびゃびゃあはまあまあのあじだったね!ゆ~ゆゆ~ゆ~♪」 「こうえんのけんじゃになりゅにはあみゃあみゃがひつようにゃのよ!」 「んっほぉぉおおおお!」「せーし!らーんし!」 「ゆう…なんでこんなことになったちーんぽ…。それでも、それでも、ありすとのあいだにつくったおちびちゃんはゆっくりできるちーんぽ!」 「「「おにいさんはゆっくりできないいいい!」」」 「おにいさん!?」 みょんが公園の噴水の下でたそがれていると、群れが急に騒がしくなった。 それもそのはず、鬼意惨による公園ゆっくり一斉虐待が行われていたのだ。 みょんが急いで巣に戻ると、鬼意惨が子供たちをすべて潰していた。 「もっど、ゆっくじじだがっだ…」 「おぢびぢゃあああああん!?」 今は亡きありすとの愛の結晶(笑)を潰され、みょんは逆上して、鬼意惨に体当たりをしていた。 「ゆっくりごろしはずっとゆっくりするみょおん!ありすとのおちびちゃんをぉぉぉおお!」 「んん? みょんはありすと番だったのか?」 「そうだみょおおん!よくも、よくもおおおお!」 「そうか、それは悪いことをしたな…なあ、おまえだけは特別に助けてやるよ」 「まら?!」 「それより、俺らの飼いゆっくりになって、新しいありすとの間にたくさんおちびを作らないか?うちのありすはすっごい美ゆっくりぞろいだぞ」 「かいゆっくり!? びゆっくりのありす?! おちびちゃんつくるよおおおお! ありすとのおちびちゃんはゆっくりできるよおおおお!」 「よし、じゃあ行こう」 ありすとの間に出来たおちび達は全滅してしまったが、おちびはまた作ればいい。 みょんは、永遠にゆっくりしたありすの分まで、ゆっくりしたおちびを作ろうと決意した。 それにやっぱり野良はゆっくりできない。飼いゆっくりに戻れるのならそれはそれでいいことだ。 みょんは鬼意惨たちの乗ってきたワゴン車に乗り込んだ。 ワゴンには「鬼意加工所」と書かれていた。 加工所で、みょんは、れみりゃなどの捕食種用の生餌の饅頭製造機として働かされていた。 野良や野生のゆっくりは、れいぱーになるありすとのすっきりー!を忌避する傾向にある。 その点、ありすを番に持っていたみょんは、ありすとのすっきりー!耐性を持っており、まさに適任だった。 「ごろじで、もうごろじでええええ!もうおぢびなんかうびだぐないみょおおおん!」 「んっほぉぉおおおお!こんなにいいのにいやがるなんて、つんでれなのねええええ!」 「ありすのとかいはなあいをうけとってねええええ!」 「んっほぉぉおおおお!」 「「「「すすすすすす、すっきりー!」」」」 過ぎたるは及ばざるが如し。みょんは、おちびちゃんを作りすぎて全員を失いました。 もっとも、みょんは、ありすとのおちびちゃんは作れば作るほど良いと言ってましたから、一生幸せなんでしょう。 うらやましいハ・ナ・シ。 ホーッホッホッホッホッホッ! 完 以下、言い訳 ・感想を沢山ありがとうございます。精進します。 ・前作、最後に紫がまりさを踏みつぶしエンドだったのは、元ネタで喪黒が歩いて去っていく、あれにまりさが巻き込まれるイメージだったのですが、失敗でした。 ・スレで「チェンジリングがれいむだったら」というレスがあったので、それを拝借しました。 ・オチの、紫のスキマつながりというネタを書きたかっただけですが、紫なら能力でハッピーエンドとバッドエンドの境界を弄れるという意味で使っています。たった今思いつきました。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/328.html
・俺設定あり。 ・天然あきのほかの作品と関連あり。 天然あき 「おいじじい!!!」 男の会社への帰り道、一匹のでいぶが話し掛けてきた。 「ん、何かな?」 でいぶの出合い頭の暴言に眉一つ動かさず笑顔で反応する。 すると、 「でいぶはおちびちゃんがしんじゃってかわいぞうなんだよ!!だからやさしくしなくちゃいけないんだよ!!!」 でいぶはでいぶとしてはあまりにテンプレな発言をしながら持ち主のいなくなった小さい帽子とリボンを見せる。 ここで普通の人間ならば無視、虐待お兄さんならヒャッハーと言って虐待する所だがこの男はそのどちらとも違う行動をした。 「それは可哀相に…こんな物でいいならどうぞ」 そう言って鞄の中にある潰れた菓子パンをプレゼントする。 男は菓子パンは常に常備しているのだ。 「ゆ、ゆううううううう!!? はやくよこしてね!ゆっくりしないでよこしてね!!」 それを見た途端でいぶは目を開いてよだれを垂れ流す。 「はいどうぞ」 男は迷いなくそれをでいぶに渡した。 「うっめ!これめっちゃうめ!!」 瞬く間にジャムパンを食い尽くすでいぶ。 するとふてぶてしい顔で男の方へ向き、 「こんなんじゃぜんぜんたりないよ!!!はやくかわいいでいぶにもっとたくさんあまあまもってきてね!!!」 と更に催促して来た。 男はそれに戸惑いの顔を浮かべた。 それはもう菓子パンを持っていないからではない。 「でいぶってかわいいの?」 でいぶが可愛いと言った事に関してだった。 すると、 「とうぜんでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!でいぶはうちゅういぢがわいいんだよお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!みればわがるでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 自身のプライドを傷つけられたでいぶは半狂乱で叫ぶ。 だが男はそんなでいぶの様子を気にも留めておらず、 「それじゃあかわいいってゆっくりできる事だよね?」 「あたりばえでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」 「そっか…ならかわいそうじゃないね」 「ゆ!!?」 可哀相じゃない。 その言葉にでいぶは反応する。 「なにいってるの!?でいぶはかわいぞうなんだよお゛お゛お゛お゛!!!」 でいぶは叫ぶ。 自分は可哀相だから優しくされなければならないという固定観念があるでいぶからすればアイデンティティが崩壊すると同義であった。 「でも可愛いんでしょ。可愛いって事はいい事だよね。 いい事ってことはゆっくり出来るって事だね。 だったら可愛いって事はゆっくり出来るって事だよね。 ならやっぱり可哀相じゃないじゃん」 「ゆゆゆううう!!?」 でいぶには訳がわからない。 でいぶはおちびちゃんをうしなってかわいそうなのにかわいいからかわいそうじゃない? でいぶは混乱をどんどん深めていく。 本来ならば可愛いから可哀相じゃないという訳ではないのだが、短絡思考のゆっくりではその結論には辿り着けない。 ゆっくりには100か0かしかない。 特にでいぶ等のタイプにはそれは顕著だ。 だから本来ならば穴だらけの男の言葉も論破できないでいた。 「ゆぐ…でいぶはがわいぞうなんだよ…でもがわいいんだよ…」 でいぶは苦し紛れに言う。 「うん、だからね。可愛いならゆっくり出来るよね?かわいそうじゃないよね? それとも本当は可愛くないの?そうじゃなきゃ可愛いって事は本当はゆっくり出来ないのかな?」 だが男はまるで子供のようにでいぶを責め立てる。 そこに悪意はない。 この男は本気でそう思っているのだ。 人間にそのルールが適応するとは思っていなかったが、かつて男と出会ったゆっくりれいむは可愛いから大事にされるべきとか言うゆっくりと会ってる為、可愛さがゆっくりにとっては一番大事と思い込んでいたのだ。 だからこんな事を言っているのだ。 一方そんな事も露知らずでいぶは混乱の色をどんどん強めていった。 「でいぶは…かわいぞう…がわいい…?」 同じ言葉を何度も繰り返すでいぶ。 こういう場合ゆっくりは自分に都合よく解釈していく。 でいぶは…かわいそう…かわいい…かわいそう…かわいい…かわいい…かわいそう…かわいくて…かわいそう…かわいくてかわいそう!! でいぶが覚醒する。 「ん?」 でいぶの自信の満ちた表情に男も気付く。 そんな男に向けてでいぶは叫んだ。 「でいぶはかわいくってかわいそうなんだよ!!だからじじいはさっさとあまあまもってきてね!!!」 「!!?」 その言葉によって男の身体に電流が走る。 でいぶはそれを自分の聡明さに驚愕してると思い込んだ。 「ゆっふーん。でいぶのせかいさいこうほうのあんこさんにおどろくのはむりはないけど…」 でいぶは男にあまあまの提出の催促をしようとするがその言葉の途中で遮られた。 「…そんなに自分を卑下しなくって…いいんだよ…」 男の言葉によって…。 「ゆゆ!?」 でいぶは自分の言葉を止められた不快さよりも男の異様な状態に驚いた。 男は号泣しながら微笑んでいた。 でいぶには訳がわからない。 その訳の分からなさはでいぶに恐怖を抱かせた。 だが男はそんなでいぶの様子を気にもせず涙を流しながら告げた。 「可愛い事は決して可哀相な事じゃないよ…だからそこまで自分を追い詰めなくていいんだよ…」 男はでいぶを両手に掴んで持ち上げる。 「ゆうううう!!?おぞらをとんでるみだい゛い゛い゛い゛い゛!!?じゃなぐで!ぎだないでべざばぶなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 でいぶは叫ぶ。 今まで馬鹿にしてた男に掴まれ何も出来ないのだ。 その屈辱は大きなものだった。 だがそんな叫びも男の耳には入らない。入っても認識しない。 「君は悪くない…けど…もしそれでも可哀相だって言うのなら…」 「はなぜえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!! でいぶはがわいぞうなんだあ゛あ゛あ゛あ゛!!!だからやざじぐじろお゛お゛お゛お゛お゛!!!」 互いに話を聞いていないようだ。 だが、 「…そうか…わかった…それが君の答えだね…なら…」 でいぶの言葉を聞いた途端男が悲しそうな表情に変わり、 「俺が責任を持って可愛くなくしてあげるよ」 「ゆびゅう゛ぅ!!?」 男の宣言と同時に地面に叩き付けられるでいぶ。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛!!?」 でいぶの泣き叫ぶ声が響く。 「まだ愛嬌っぽさがありそうな感じがするね…」 そう言って男はでいぶの揉み上げを掴む。 「ゆぎい゛い゛い゛!!?」 遠慮なくひきちぎった。 「うーん…なんていうかキモカワイイとかも言われそうだな…」 男はそう言いながら揉み上げを投げて器用にごみ箱に捨てた。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!? でいぶのぷりでぃでぴゅあぴゅあなおりぼんざんがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 れいむ種にとって揉み上げはリボン程とは言わないまでも大事なアイデンティティの一つだ。 わさわさしたり手の代用品として使うのもいる。 それを奪われたのだ、泣き叫ぶのも無理はない。 だが男はそれを知らない。 「前も思ったけどやっぱり目が可愛いと結構補えちゃうな…よし取ろう」 「ゆゆううう!!?」 でいぶはその言葉に衝撃が走る。 男がどうしてでいぶの目を取ろうと考えたのかわからないがでいぶ自身に危機が 訪れているのを本能的にでいぶは理解した。 「ゆっぐりじないででいぶはにげ…はなじぇええええええ!!?」 だが逃げようとするとそれよりも早くでいぶは男に捕まった。 「それじゃこれから目を取るけど左右どっちがいい?」 「ゆぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛はなぜぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!」 生殺与奪を握られているのにも気付かず暴れ続けるでいぶ。 しかし男はそんなでいぶの為に本気で考えていた。 「う~ん…出来れば自分で選んでほしかったんだけど…仕方ない、左にしよう」 男はそう言ってあまりにあっさりとでいぶの左目に指を突き刺し左目の眼球を引っこ抜いた。 スポーンと景気よく。 「ゆ…?」 あまりにもさりげなく、そして素早い行動に左目が二度と使い物にならなくなった事もわからずでいぶは呆然としていた。 そして一拍おいた後、 「でいぶのおつきさまよりまるぐでたいようみだいにかがやぐおめめがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 滑稽な悲鳴が響き渡った。 「ほいっと」 男はまたでいぶの一部を放り投げごみ箱に投げ捨てる。 ごみ箱の中で何か弾けた音がしたが気にしない。 「あともう少し…かな?」 男はでいぶを見て呟く。 「ゆ゛…ゆ゛う゛ぅ…!?」 それにでいぶは戦慄し、恐怖し、絶望する。 この世の全ての頂点に立つという妄想を現実と思い込むでいぶが初めて感じる自身ではどうしようもない脅威。 この瞬間でいぶのアイデンティティは音を立てて壊れた。 言葉でも手段でもなくただただ純粋な善意と力によって。 「ど…どうじで…」 男を自分とは違う領域の生物としかでいぶは思えなかった。 人間とゆっくりの差ではない。 もっと違う何かを男から感じた。 だから尋ねた。 本当にこの男が何者なのかを見極める為に…。 いやそこまででいぶは考えてなかったのかもしれない。 質問すれば男は答えてくれる。 悪いと思ってしている訳ではないのだから。 そうでなくても理由がわからないまま蹂躙されるのを良しとする者はいない。 だから自分の窮状を訴えかけるのは当然と言えば当然だ。 もっとも、理由がわかっても蹂躙されるのを良しとなんてしないだろうが。 「どうじ…べ…ごんなごどずぶの…?」 「ん…?」 でいぶが尋ねた言葉に男は怪訝な顔をする。 男からすればでいぶがこうなる理由等わかりきってるも同然だったのだから。 「何って可愛くなくしてあげてるんだよ」 男は満面の笑みで告げた。 「…ゆ?」 あまりにも明るい口調で告げられたその言葉にでいぶはまた呆然とする。 そんなでいぶの反応を尻目に男は話を続ける。 「だってれいむは“可愛く”って可哀相なんだよね?なら、可愛くなくなれば可哀相じゃなくなるよね?だから俺が可愛くなくしてあげるよ」 つまりはでいぶからすればかわいい+かわいそう=かわいくてかわいそうが男にはかわいい=かわいそうと認識されてしまったのだ。 「ゆう゛う゛う゛う゛う゛う゛!!?」 でいぶは混乱した。 男の言っている言葉の意味がわからない。 けどこのまま何もしなければゆっくり出来なくなるのはわかりきっていた。 何として逃げようと足掻く。 だがそれは無駄でしかない。 「ご、ごべんなざい!!あやばりばずがだやべでぐばはい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 でいぶは必死に懇願する。 しかしそれも男には通じなかった。 「何言ってるんだい? 君が謝る事なんて何も無いんだよ」 男は笑う。優しげに。 だがその笑みはでいぶにとって絶望しか感じられなかった。 「それじゃ…次はリボンを破かせてもらうよ」 「ゆ、ゆう゛う゛う゛う゛どお゛じでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 「可愛いから」 でいぶの疑問に男は即答する。 男の顔からは慈愛の笑みが浮かべられていた。 そこにあるのは純然たる善意だけだった。 でいぶは理解した。 彼は虐待お兄さんや保健所のようなゆっくり出来ない人間じゃない。 もっとおぞましい何かだ。 でいぶは後悔した。何でこんな化け物に話し掛けてしまったのだろうかと…。 「やだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛はなじでえ゛ええ゛え゛え゛え゛え!!?」 あらん限りの叫び声を上げた。 このままでは可愛くなくなる。 それはでいぶにとって死にも等しいものだ。 一片の迷いもなく男はでいぶを可愛くなくす。 それに抗う術をでいぶは持ち合わせていない。 助けてくれる者等いない。 かつてつがいだったまりさはごはんももってこれないゲスだったからせいっさいした。 おちびちゃんはおなかがすいたしゲスだったからせいっさいした。 だからもうでいぶを助けてくれる者なんていない。 「それじゃいくよ」 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 明るい声と悲痛に満ちた声が響き渡ったのだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆぴィ…ゆひぃ…」 ボロボロにされたでいぶだと思われる物体はずーりずーりしながら夜の公園を這う。 リボンは裂けてダメージジーンズみたいな変な味が生まれ、左目は潰れ、そこから変に切り傷っぽいものも付けられて死線を越えたような風格を生み出していた。 だが中身は何も変わらずでいぶのままだ。 「ゆぎ…ゆぐぅ…」 でいぶはボロボロ涙を流す。 どうして可愛かった自分がこんな目に遭うのかわからない。 男に対しては既に天災のようなどうしようもないもの的な考えだった。 復讐する気にすらならない。 完全に屈服、萎縮してしまっていた。 「もう…やば…」 ずりずりと這っていく。 その後には垂れ流されているしーしーか涙かわからない砂糖水が道となっている。 「おう゛ぢ…がえぶ…」 でいぶはおうちへ帰ろうと動く。 ゆっくり出来る場所である我が家に帰ろうと向かっている。 だが、 「なかなかとかいはなおうちね!!」 「そうなんだぜ!まりさがみつけたおうちなんだぜ!!」 でいぶが住んでいた段ボールのお家には会った事もないゆっくりが占領していた。 ほぼ半日以上いなかったのだ。 ゆっくりが住み着かない方がおかしい。 「ゆ゛…ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 だがそんな事もわからないでいぶは思わず叫び声を上げる。 その声はでいぶのお家を占領していたありすとまりさの家族にも届いた。 「ゆ?なんだかゆっくりしてないいなかものがいるわ!!? あんなのがそばにいたらとかいはなありすのおちびちゃんのきょういくにわるいわ!!」 そう言いながらありすは自分の下腹部を背を向けて隠す。 「そのとおりだぜ!いままりさがせいっさいするからありすはそこでゆっくりしてるんだぜ!!」 にんっしん中らしいありすの前でいいところを見せようとまりさはでいぶに向かっていく。 「ぞごはでいぶのおうぢだあ゛あ゛あ゛!!!」 お家を奪われた怒りで自分のダメージも忘れてでいぶはまりさに体当たりをしようとする。 しかし、 「ごちゃごちゃうるさいんだぜ!!!」 「ゆんびゅう゛う゛!!?」 傷だらけの身体でまりさに勝てる訳もなく吹き飛ばされる。 「ここはまりさのおうちなんだぜ!!」 「ゆ…ぎぃ…ぞごは…でいぶのおう…」 「まだわからないかなんだぜ。このでいぶはばかなんだぜ!!」 まりさはそんなでいぶに向けて踏み付けを行う。 「ゆぎぃ!?げびい!?ごびい!?」 一撃で満身創痍となったでいぶにまりさは容赦なく踏み付けを何度も行う。 「…ゅ…」 「ようやくしんだんだぜ」 何回かの踏みつけの後、まりさはでいぶが踏み付けても反応しなくなったようなのでようやく攻撃をやめる。 「あそこはまりさのおうちなんだぜ。ばかなでいぶはゆっくりりかいするんだぜ」 そう言ってまりさは去って行った。 「ゆ…ごぉ…」 でいぶの口から呻き声が漏れる。 どうやらまだ生きていたようだ。 だが言葉を話す事ももう出来ない。意識があるだけだ。 「ゆ…ぃ…」 でいぶはそれに気付かない。 身体は潰れ、中の餡子は漏れ、もうすぐ死ぬ状況だ。 「…ゃ…だ…」 だがそれでもでいぶの生への執着は並々ならぬものであった。 だがそんなでいぶに対して近付いて来る者達がいた。 「ゅ…!?」 でいぶにちくりと痛みが走る。 するとそれを起因に様々な部位から鋭い痛みが走る。 「………!?」 動く事すら出来ないでいぶにはそれを確認する術はない。 『いだい゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?』 でいぶの叫びはでいぶの中にしか響かない。 そうして音も無いままでいぶに攻撃してくる存在。 それはゆっくりにとっての天敵、蟻だった。 蟻は瞬く間にでいぶを埋め尽くし、黒い塊に変貌させる。 目や口、傷口からどんどん侵入していく蟻達。 それを拒否する術はでいぶにはない。 「…………!!?」 動く事すら叶わないでいぶはそのまま蟻の栄養源という大役を担っていく。 生きたまま蟻の餌食となっていくでいぶ。 その姿は可愛くはないがある意味では可哀相ではあった…。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「おちびちゃんたち!きょうはおひっこしをするわよ!!」 「「「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!!」」」 でいぶの家を占領していたありすとまりさのつがいがその家を後にし、街中を跳ねている。。 三匹の子供が生まれた二匹は段ボールの家では手狭だと判断して引っ越す事に決めたのだ。 「こんどはもっとゆっくりしたおうちをみつけるんだぜ!!」 そう言うまりさの頭の中には人間のお家を奪う考えしかなかった。 「ゆゆ~んおひっきょしたのしみじゃにぇ!!」 「おひっきょししちゃらときゃいはにゃこーでぃにぇーちょしようね!!」 新たに誕生したありす達は新しいお家に思いを馳せていた。 すると、 「ゆ!あんなところにちょうどいいいりぐちがあるんだぜ!!」 すると窓が割れて侵入が容易となった家を発見した。 その近くには踏み台となる粗大ごみがあり、簡単に侵入できそうだ。 「ちょうどいいんだぜ!あそこをあたらしいおうちにするんだぜ!!」 「なかなかとかいはなおうちね! とかいはなこーでぃねーとができそうだわ!!」 「はやきゅはいりょうね!」 「ゆっきゅりゆっきゅり!!」 家族からの同意も得、まりさ達は人間の家に侵入する事に決定した。 まりさとありすはおちびちゃんを口に入れて家へと難無く侵入した。 部屋の中はカーペットが敷かれておりなかなか住みやすそうだった。 まりさ達は口に入れていたおちびちゃん達を出してお家宣言した。 「なかなかゆっくりできそうなへやなんだぜ!」 「きょきょにゃらゆっきゅちちちぇにゃいきゃじぇしゃんみょきょないね!!」 「さすがありすのだーりんね!!」 「あちょはきょのいえにょにんげんをどりぇいにちゅればきゃんぺきだにぇ!!」 「ときゃいはにはどりぇいがひちゅじゅひんにぇ!!」 散々騒ぎ立てるゆっくり一家。 だがまりさ達はそれで満足しない。 人間のお家はこんなもんじゃないと元飼いゆっくりであった親ありすは知っていた。 「おちびちゃんたち!!これでまんぞくするようじゃとかいはとはいえないわ!! あのどあさんのむこうにもっととかいはなおへやがあるはずよ!!」 親であるありすは何の根拠も無く断言する。 だが子供達はその言葉を疑いもせずに信じる。 「ゆーそれはときゃいはじゃわ!!」 「はやきゅいきましょ!ときゃいはなおへやぎゃみちゃいわ!!」 「それじゃおとうさんがせんとうにたつんだぜ!! ばかなにんげんがおちびちゃんにおそいかかってたくさんがいちけがでもしたらたいへんなのぜ!!!」 「ゆゆう!さすがとかいはありすのだーりんね!とってもとかいはよ!!」 親であるまりさがそう言ってドアの前に立つ。 そして、 「じゃまなまどさんはゆっくりしないでさっさとどくんだぜ!!」 とドアに命令した。 木製のドアに音声で開くように命令するのは流石に無茶である。開く訳が無い。 しかしそれに対して怒り出すまりさ。 「まりさのめいれいをむじするなああああああ!!!」 まりさは叫ぶ。 だがドアは動かない。 「ゆぎいいいいいい!!!まりさのいうこときかないどあはせいっざいするんだぜ!!!」 まりさは叫ぶ。だが当然通じない。 それに湯葉並に脆いまりさの堪忍袋の緒は簡単に切れた。 「もういいんだぜ!!さっさとじゃまなどあはしぬんだぜ!!」 そう叫んでドアに体当たりを始めるまりさ。 「ゆゆう、まりしゃみょやりゅよ!!」 それにつられて体当たりをしだす子供の中で唯一のまりさ種である赤まりさ。 「とかいはすぎるのにもほどがあるわまりざぁ!!!」 「ときゃいは!ときゃいは!」 その後ろで騒ぐありす共。 何度か体当たりするとその思いが通じたのかドアが開かれた。 だが体当たりに夢中になっているまりさ二匹はそれに気付かず動いたドアに体当たりを仕掛けようとし、 「おわぁッ!!?」 素っ頓狂な声と共にその声の主である男の持つトウガラシスプレーをまりさ二匹は全身で浴びたのだった。 その結果、 「ゆごお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 目が飛び出そうな位見開き、大粒の涙を滝のように流す。 そして、口から餡子を滝のように吐き出した。 「ゆぎゅえ゛え゛え゛え゛え゛……」 赤まりさはあっという間に中身と皮の二つに分かれ死んだ。 何が起きたか理解する暇も無かっただろう。 親まりさは原形を保ったままだが長くは無いだろう。 そんな中、 「またやっちゃったよ…」 と数日前にでいぶを可愛く無くした人物と同一の男が憂鬱げに呟いた。 この時点で生き残ったありす達の末路はロクなものにならないと決まったようなものものだった……。 END あとがき 最初の頃の感じを出したかったのに変な方向へ向かってしまった。 今回の話も他の天然あきの書いたSSと関連しているのでそれも見てもらえると 幸いです。 それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 過去に作ったSS anko379 『おかざりがないとゆくりできないよ!』 anko400 『きゃわいきゅってぎょめんにぇ!!』 anko436『れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!』 anko492『大好きだよ』 anko548『おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね!』 anko624『元銀バッジまりさの末路 上』 anko649『元銀バッジまりさの末路 中』 anko741 『かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 上』 anko742 『かいゆっくりじゃなくてごめんね!! 下』 anko780 『おうちのなかでかわれなくてごめんね!!』 anko789 『元銀バッジまりさの末路 下 』 anko864 『あまあまおいてさっさとでてってね!!』 anko918 『雨の日はゆっくり遊ぼう』 anko998 『すっきりしたいわあああああ!!』 anko1037 『元銀バッジまりさの末路 終の1』 anko1038 『元銀バッジまりさの末路 終の2』 anko1067 『切断マジック(?) 』 anko1096 『ゆっくり祭『どんど焼き』』 anko1132 『すないぱーうどんげ養成所の最終試験』 anko1154 『すないぱーうどんげ養成所の最終試験 その2』 anko1177 『犬小屋と殺虫剤』 anko1205 『あみゃあみゃもっちぇきょいくちょじじい!!』 anko1286 『ゆっくりをハサミで切るだけの話』 anko1318 『必然の死』 anko1385 『からだのしんからあったまろうね!!』 anko1412 『しゃんはいとほーらいとその子供』
https://w.atwiki.jp/ttibichato/pages/28.html
ちびちゃと日記by LIme +説明 ちびちゃと日記by Limeについて ちびちゃと日記by Limeでは、ちびちゃとで起こったこと・別件でなにかおきたこと つまり ちびちゃと関連はしているということです。 えーと説明がしにくいということもあり・・ まとまらず最後になってしまいましたが、とりま 日記を書かせていただきます。 ※毎日というわけにはいきませんのであらかじめご了承ください。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1466.html
おちびちゃん用のドア 17KB 虐待-普通 悲劇 自業自得 自滅 野良ゆ 赤子・子供 現代 口は災いの元 「おなかへったよぉ……」 「ゆぅ……ゆぅ……」 「ちゅかれたよぉ……」 「ゆひぃ……ゆひぃ……」 「おちびちゃん、がんばってね! もう少しだよ!」 子まりさと子れいむ、それより小さな赤まりさと赤れいむ、そして大きな親れいむの五 匹のゆっくり一家が街中を這っていた。 野良ゆっくりであるこの一家は、狩りの最中だ。そして子供たちの様子から容易に察す ることができようが、不調も不調、まったく獲物を得ることができていなかった。 親れいむも、もう少し、と励ますものの、もちろんなにかアテがあるわけではない。そ れどころか、アテにしていた二つのゴミ捨て場が、一つは既に人間がゴミを回収してしま っており、もう一つは先に来ていた別の野良一家に占領されていて追い返されてしまって いた。 「ゆゆぅ……すこしぐらいわけてくれてもいいのに……」 親れいむは、先ほどの、たっぷりと生ゴミが積み上がった「狩場」と、そこで我が物顔 でむーしゃむーしゃする一家を思い出して恨めしげに言った。あの一家がお腹いっぱい食 べて持ち帰っても余ってしまうぐらいの量だった。それなのに、自分たちだけで独り占め して、ゆっくりしていない連中だった。 成体一匹、子供二匹のこちらと違って、あちらは成体二匹、子供五匹という戦力であり、 喧嘩をしても勝ち目は無かった。戦力にはならずにむしろ集中的に狙われて真っ先に殺さ れかねない赤ゆっくりが二匹いるのも不利だった。 しょんぼりとする親れいむだが、実はあの後すぐに人間がゴミ回収に現れてゆっくりた ちも「ゆっくりゴミ」として回収されてしまっていたのだから、むしろれいむ一家は運が 良かった。 「ゆぅぅぅ、しょうがないから、ここの草さんを食べようね」 とある民家の庭にやってきた一家は、そこで苦い草を食べることにする。 「むーしゃむーしゃ、にがにがー」 あまりの苦さに目に涙が浮かぶほどだ。それでも我慢して食べればゆっくりの持つ餡子 変換能力によって少しは足しになる。 「ゆぷっ」 「ゆっ、吐いたらだめだよ!」 「ゆっくちできないよ!」 「ゆぴぃ……」 嘔吐しそうになった赤まりさを姉二匹が嗜め励ます。 「ゆぅ……」 まったくもってゆっくりしていない食事風景に親れいむは心を痛めた。 「みんな、日向ぼっこしようね!」 殊更元気な声で子まりさが言った。 「ゆゆん、日向ぼっこはゆっくちできるね!」 すぐさま子れいむもそれに和す。 「ゆっきゅち!」 「ひなたぼっきょ!」 妹二匹も嬉しそうに言った。 まだ所々に赤ちゃん言葉が抜けていないのにお姉さんらしさを見せる子供に、親れいむ は感無量であった。 「ゆん! それじゃあここで日向ぼっこしようね!」 「「ゆわーい!」」 苦い草しか無いその庭だが、日照には恵まれていた。 ゆっくり一家は思い思いに陽光を浴びてゆっくりした。 「ゆぅ……ゆぅ……ゆぅ……」 四匹の子供を抱えたしんぐるまざーれいむは日頃の疲労が一辺に出てしまったのか、す やすやと眠り始めた。 一方、遊びたい盛りの子供たちは、しばらくするとじっとしていられなくなった。 すーりすーりしたり、こーろこーろしたり、追いかけっこをしたり、ゆっくり遊び始め た。 「ゆゆ!?」 やがて、大きなおうちを探検(と言っても外壁を見ているだけだが)していた子まりさ が上を見つつ声を上げた。 「みんな、来ちぇ!」 「「「ゆゆっ?」」」 呼びかけに他の三匹がやってくる。 「あれ見ちぇ、ちいさなドアさんがあるよ」 「ゆゆ、ほんとだ!」 「ちいちゃいね」 壁に、小さなドアらしきものがついていた。その前に同じ高さの台が置いてある。 「ゆわあ、おうちはおおきいのにドアはちいちゃいにぇ」 「ゆ!」 何気無く口にしたであろう赤れいむの言葉に、子まりさが反応する。 「ゆゆゆゆゆ」 「ゆ? どうしたの?」 「おかしいよ、ここはにんげんさんのおうちだよ!」 「ゆん」 それは、親れいむによって教えられて承知していた。 「にんげんさんはおおきいのに、なんでこんなにちいさいドアがおうちについてるにょ?」 「「「ゆゆゆゆゆ!?」」」 言われて気付いた。この小さなドアでは人間さんの赤ちゃんですら通り抜けられないだ ろう。 「ゆぅ、なんだろうにぇ?」 「おちびちゃんたち、どうしたの?」 そこへ、目を覚ました親れいむがやってきた。 説明すると、親れいむも疑問に思ったらしく、ゆゆぅ、と唸った。 「ゆっ! まりさが行ってみるよ! おかあさん、あたまのうえに乗せちぇね!」 「ゆぅ……気をつけてね」 心配しつつも、気になるのは事実であったので、親れいむは子まりさを頭に乗せた。そ こから子まりさはドアの前に置いてあった台に飛び乗った。 「ゆぅぅぅ……ゆっ!」 とりあえず押してみると、ドアは上の方にと開いた。 「このドアさん、あくよ!」 「ゆゆゆっ」 「ゆっ、わかっちゃよ!」 赤れいむが叫んだ。 「きっと、これはれいみゅたち用のドアらよ!」 「「「ゆゆゆっ?」」」 赤れいむ曰く、こんな小さなドアは人間さんは出入りできない、ということはこれは自 分たちのような小さくて可愛い子ゆっくり用のドアに違いない。 そして、そこから導き出される結論は、このおうちに住んでいる人間はおちびちゃんが 大好きなとてもゆっくりできる人ということになる。 餡子脳ゆえの楽観過ぎる観測だが、この一家はゆっくりをゴミのように扱うひどい人間 を見たことがある一方で、あまあまを人間に貰ったこともあった。 「ゆっくちできりゅにんげんしゃんなら、あまあまくれりゅよね!」 「あまあまたべちゃいよ!」 「ゆっ、まりさたちが中に入ってみるよ」 「ゆっ、ゆっ、でもドアさんが」 期待に目を輝かす妹二匹に、意気込む子まりさだったが、子れいむが困った声を出した。 押すと、確かにドアは上に開く。しかし、少し油断すると戻ってきてしまう。 「ゆっ、二人で一緒に押せば大丈夫だよ!」 「ゆゆっ、そうだね!」 かくして…… 「「ゆーしょ、ゆーしょ」」 「がんばっちぇ、おねえしゃん」 「がんばりぇ! がんばりぇ!」 「無理しないでね、気をつけてね」 悪戦苦闘しつつも、姉二匹は、なんとかドアを上に押し開けて、生じた隙間を通り抜け ることができた。 バタン、とその瞬間、ドアが背中をこするようにして元に戻る。 「ゆ゛びっ!」 「いぢゃい!」 それに悲鳴を上げたものの、それにもめげずに前に進む。 「「ゆーしょ、ゆーしょ」」 前には、また同じドアがあった。 二度目なので要領はわかっている。二匹はドアに押し潰されそうになりながらもなんと かおうちの中に入ることができた。そこにあまあまが待っていることを疑いもしておらず、 それが原動力になっていた。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ」 「あまあまはどこかにゃ?」 子まりさと子れいむはそれぞれ別の方向に跳ねて行く。 「ゆっ、ねこさんがいるよ!」 やがて、子れいむが丸くなって眠る一匹の猫を発見した。 「ゆっ、ねこさん、あまあまはどこにあるの?」 普段は、子れいむもここまで無防備に猫には近付かない。カラスや鼠と同様、猫は野良 ゆっくりにとっては恐ろしい生物だ。 しかし、ここのおうちはなんといってもおちびちゃんが大好きなゆっくりできる人間さ んのおうちであり、そこに住んでいるらしき猫もそうであろうと勝手に思い込んでいた。 もちろん、そんなわけはねえのである。 あまあまが食べられると感極まって、子れいむがもみ上げをぴこぴこと上下に激しく揺 すっているのもまずかった。 「にゃっ!」 動くものを見れば「狩り」をする。 それが猫の習性である。ゆっくりに対する悪意の有無の問題ではないのだ。 「ゆぴっ!」 子れいむは、思い切り猫の前足で叩かれた。 「ゆ゛ああああ、いぢゃいよぉぉぉぉ!」 甲高い大声を上げる。それに一瞬猫は怯んだものの、一瞬だけのことで、すぐに激痛に よって先ほどよりも早く激しくぴこぴこする子れいむのもみ上げに刺すような視線を注い だ。 「れいむ、どうしちゃの!?」 子まりさが悲鳴を聞きつけて跳ねてきた時には、子れいむは猫の前足によって完全に押 さえつけられていた。 「ゆゆ!? ね、ねこさん、やめちぇね! 痛がってるよ!」 必死に制止しようとする子まりさなど、完全に猫の意識の外である。 「ゆぎぃ!」 子れいむが一際大きな悲鳴を上げた。 猫が噛み付いた。そして、その牙が子れいむの右目に深々と突き刺さったのだ。 「ゆっぎゃあああああ! れいびゅの、おめめぎゃああああ! やめぢぇぇぇぇ!」 猫が頭を振る。 「ゆぎ、やべ、やべちぇ……ゆ゛っ……」 子れいむは精神が耐えられる限度を超えた激痛によって気を失った。反応が無くなると、 猫は狩りを終えた。 「ゆ゛……ゆ゛……れ、れいびゅが……ひぢょいよぉぉぉぉ! どぼちでごんなごとすり ゅのぉぉぉ!」 全く予想だにしていなかった仕打ちに、子まりさが泣き叫ぶ。 「……」 「ゆぴ」 そして、そんな子まりさを猫が興味津々といった感じに見つめているのに、ようやく気 付いた。 「や、やじゃあ、ごっち来ないでぇ」 ガタガタと震える子まりさは、猫を誘っているようなものだ。 「おい、どうした」 そこへ、一人の青年が現れた。子れいむの悲鳴を耳にして別室からやってきたらしい。 「ゆ゛わああああ、にんげんしゃん、だすげでえええ!」 未だに「ここの人間さんはゆっくりできる人」と思っている子まりさは、必死に助けを 求めた。 「え? ゆっくり? なんだなんだ。なにがあった」 「ゆひぃ、ゆひぃ、ねこさんがれいびゅを、ゆ゛あああああ」 「ん? あ、こっちにも一匹いるな」 青年は、ぴくりとも動かなくなっている子れいむに気付いた。 「で? なにがあった」 青年は、子まりさに話を聞いた。その間、猫はもう興味を失ったようで、子まりさのこ となど完全無視して毛づくろいをしていた。 「あー、そっから入ってきたのか……それにしても、ゆっくりのおちびちゃん用のドア、 ねえ」 青年はそう言って苦笑して、もはや我関せずと昼寝している猫を見た。 「あれは、あいつ用の出入口だよ」 「ゆゆ?」 それから、青年は説明したが、ただでさえ動転している子まりさが理解できたとは言い 難い。 「まあいいや、さっさと帰れ。二度と来るなよ」 ゆっくりに対して、感情と呼べるようなものを抱いていない青年は、勝手な思い込みで 家に侵入してきて飼い猫にこっぴどく痛めつけられたのに同情もしない代わりに、駆除し たりしようともしなかった。 「ほれ、こっち開けてやるから」 子ゆっくりの小さな体で必死にドアを開けて入ってきたのであろうことを察した青年は、 その猫用ドアの横にあるテラスタイプの窓を開けようとした。 縦長の窓で床についているが、地面までは距離があるので手に乗せて外に出してやろう と思っていた。 「ん?」 と、子まりさに手を差し伸べようとしたところで、庭に大きなれいむがいるのに気付い た。 「親か」 青年は、窓を開けた。 「ゆっ、お兄さん! ゆっくりしていってね!」 「はいはい、ゆっくり」 「れいむのおちびちゃんが遊びに行ってるはずなんだけど、知らない?」 「おにいしゃんはゆっきゅちできりゅ人らよにぇ!」 「あまあまちょうらい!」 「お、もっと小さいのもいたのか……で、おちびは……確かにいるんだけど」 そう言って、青年は屈んでから、両手を親れいむに向けて差し出した。 「ゆっ、おちびちゃん!」 「ゆひぃ……お、おかあしゃぁぁぁぁん!」 「ゆ!? ど、どうしたの? ゆっくりしてね!」 青年の手に乗った子まりさに嬉しそうな笑顔を向けた親れいむだが、子まりさが泣いて いるのを見て困惑する。 「ゆぴゃあああああん、れいびゅが、れいびゅがぁぁぁ!」 「ゆゆゆ? れ、れいむがどうしたの? ゆっくりしてね! ゆっくりしてねえええ!」 「まりしゃおねーしゃん、なかにゃいでえ!」 「れいみゅおねーしゃんはどうちたの?」 「あー、そのな」 ゆっくりたちの様子を見て、さすがにバツが悪そうに青年が部屋の奥に入ってすぐに戻 ってきた。 その手の上には、全身傷だらけで息も絶え絶えな子れいむがいた。 「お、おちびぢゃんがあああああ! どぼじだの? なにがあっだのぉ!」 「どうも、うちの猫にやられたみたいだな」 と、青年が親れいむの前に子れいむを置く。 「おちびぢゃん、おちびぢゃぁぁぁん!」 「ゆ゛……おがあ、じゃん……ゆっぐち、できないぃぃぃ」 「ゆっぐちぢでえ! おちびぢゃん! ゆっぐちぃぃぃぃ」 「まあ、死にゃしないだろ、たぶん」 最も深い傷は右目のそれであるが、その他は全て浅く表面を傷つけているだけだ。痛い ことは痛いだろうが、中枢餡は無事だろう。 「これに懲りたらもう来るなよ」 「ゆびぃぃぃ、れいびゅぅぅぅ、まりざが、まりざがちいざなドアさんを見つけなければ ごんなごとにはならながっぢゃのにぃぃぃ!」 「おねえじゃん、ゆっぎゅち、ゆっぎゅちちでえええ!」 「ぺーろぺーろすりゅよ! ぺーろぺーろ」 「おねがいだがら、おめめをあげでええええ」 「……」 嘆き悲しむゆっくり一家に、さすがに哀れさを催した青年は何か菓子でもくれてやろう と思った。 「おい、ちょっと待ってろ」 と言って、台所に行こうとした時、その背中に、憎悪に凝り固まった親れいむの声がぶ つかってきた。 「ゆるざないぃぃぃ、仕返じじでやるぅぅぅ!」 「へ?」 言うちゃ悪いが、そんな身の程知らずな言葉が飛び出すとは思っていなかった青年は、 呆けた顔をれいむたちに向ける。 「ま、まりざもや゛るよ!」 「ゆ゛、それにゃら、れいびゅも!」 「ま、まりじゃも、ちがえちすりゅよ!」 「いやいやいや、お前ら、俺に仕返しって……」 そんなことできると思ってんのか? と言おうとするのを、親れいむが遮る。 「人間さんには勝てないよ」 「……なんだ、わかってんのか」 それならば、まあ、怒りの持って行き場が無くてできもしない仕返しなどと叫び散らし ているだけか。 「仕返しずるのは、ねごだよ!」 「ん?」 「れいびゅをごんなにじだのは、ねごだがら、ねごに仕返しじでやる!」 「……あ?」 「ねごなら、れいぶだぢが力を合わせれば勝でるよ!」 「ゆん! そうだよ!」 「ねこしゃんをせいっさいっ、すりゅよ!」 「れいみゅおねーじゃんとおなじにじでやりゅ!」 「……なんだと」 いや、無理だろ、と思っていた青年だったが、あまりにも凄まじいゆっくり一家の怨嗟 に顔を強張らせた。 青年は飼っている猫のことを溺愛しており、傷一つつけられるのもゾッとする事態であ った。 そして、青年の思考は深みにはまっていった。普通ならば、ゆっくりごときに子猫なら ともかく大人の猫がやられるはずなどないと思うだろうが、しかし、ゆっくりはなんとい っても知恵がある。餡子脳といえど、知恵はあるのだ。そして、群れることもある。 あのれいむたちが野良ゆっくり仲間に呼びかけて数を集めて、その上に作戦を立ててき た場合、彼の愛する猫が無傷でいられる可能性は100%ではない。 青年もふと我に返って、ただでさえその日々の暮らしに追われる野良ゆっくりが、猫、 しかも人間に飼われているそれを襲撃するのに手を貸すはずはないなと思ったりもしたが、 それでも100%ではない。 脳天気にゆっくり生きている饅頭といった認識を覆すれいむたちの思わぬ怨念に、青年 も当てられていた。危機に瀕しているのが愛猫だというのもそれに拍車をかけていた。 「みんな、きょうは帰るよ! 仕返しはまた今度だよ!」 「ゆっ、ゆっぐちりがいじだよ!」 「ちかえちちようにぇ!」 「ぜったいちようにぇ!」 傷付いた子れいむがいるので、とりあえずは引き上げるようだ。親れいむが、そっと子 れいむを口に入れようと舌を伸ばした時、青年が言った。 「ちょっと待て」 「ゆ? 今更謝っても遅いよ!」 「そうだよ! もうゆるさないよ!」 「まりしゃたちちかえちすりゅよ!」 「ちかえち! ちかえち!」 「あまあまやるから、ちょっと待ってろ」 青年は急いで家の奥にと小走りしていった。 「そんなのでゆるじであげるわけないでじょおおおお! でもあまあまは貰うよ! 」 「そうだよ! ゆるざないよ! でもあまあまは貰うよ!」 「あまあまたべちゃいよ!」 「ゆわーい、あまあまらぁ!」 青年はビニール袋を持って戻ってきた。 「ゆっ、はやくあまあまちょうだいね! でも仕返しは止めないよ!」 そう言った親れいむを、青年は掴み上げてビニール袋に入れる。 「ゆべっ!」 「ゆわ、おかあしゃん、だいじょうぶ?」 と言った子まりさも同じくビニール袋へ。 「ゆわー、おしょらをとんでるみちゃい~」 「ゆっきゅちできりゅよ!」 赤れいむと赤まりさも同様の経緯を辿り、子れいむを除くゆっくり一家はビニール袋の 中におさまった。 「ゆ? どこにもあまあまなんてないよ!」 「そうらよ! あまあまはどきょなにょ!」 当然である。あまあまをやる、というのはこいつらを足止めするための嘘だったのだ。 「れいみゅ、おこりゅよ! ぷきゅーすりゅよ!」 赤れいむが、ぷくーと膨らんだ。 ぐしゃ。 目一杯膨らんだ赤れいむが上からの衝撃によって潰された。即死であった。 「ゆ゛ああああああ、おちびぢゃんがあああああ!」 「い、いぼうどがあああああ!」 「れいびゅぅぅぅぅ!」 ぐしゃ、ぐしゃ、ぐしゃ。 叫んだれいむたちに、次々に衝撃が襲い掛かる。 「ゆべ! やめでえええ!」 「いぢゃいぃぃぃ」 「きょわいよぉぉぉぉ!」 ビニール袋に入れられて行動の自由が制限されているために一方的に攻撃にさらされて しまう。 衝撃の正体は、もちろん青年の踏みつけだ。 彼は、このれいむたちに猫が仕返しされるのを防ぐ最も確実な方法を選択したのだ。 この場で殺してしまえばいい。 そうすれば、彼の愛する猫がこいつらに危害を加えられる可能性はゼロになる。 「やべでえええええ、あやばります、あやばりますがらああああ!」 先ほどまでの怨念はどこへやら、親れいむは必死に懇願した。もともと恨みのような感 情を長く抱き続けるのには適していない饅頭である。 「おちびぢゃんだけは、おぢびぢゃんだけはゆるじでええええ!」 「ゆべ! ゆひぃぃぃ、まりじゃじにだくないよぉぉぉ!」 「ゆ! おねえしゃんがぺーろぺーろしてあげるよ! ぺーろぺ……ゆびゃっ」 妹が痛がるのをぺーろぺーろしようと差し出した舌を思い切り踏み潰されて、子まりさ は激痛に叫ぶこともできずに涙を流す。 「やめまず、仕返じなんでやめばずぅぅぅ、だからゆるじでえええ、おちびぢゃんだげで もゆるじでえええ!」 「ゆ゛ぴゃあああん、おねえじゃん、ゆっぎゅちぢでえ!」 「ゆひぃー……ゆひぃー……」 舌に続いて、体の半分を踏み潰された子まりさは微動だにせず、か細い呼吸をするだけ になっていた。死ぬのは時間の問題であろうが、最後の幸福が訪れた。すぐに次の一撃が 来て、死ねたのだ。 「……しぶといな」 袋の口を開けて中を確認した青年に向けて、親れいむと赤まりさは滂沱の涙に顔中をふ やけさせながら命乞いをする。 「だずげでえええ、おぢびぢゃんだけでもだずげでええええ!」 「ころしゃにゃいでぇ、まりじゃ、もっちょゆっぎゅ」 ぺしゃ、と赤まりさが潰された。中を見て、位置を確認した上で狙ったためだ。 「ゆ゛あ……あ、ああ……れいぶのおぢびぢゃんが……とっでもゆっぐりじたおちびぢゃ んが……ゆ゛、ゆ゛、ゆ゛」 空ろなれいむの顔も、それから次々に落ちてくる青年の足によって潰れていき、やがて 中枢餡が二つに割られて絶命した。 「……ふぅ」 青年は一息ついた。 「ゆ゛ひぃぃぃぃ」 小さなその声の方を見れば、子れいむが左目を見開いて一連の惨劇を眺めていた。 「お前で最後か」 「や、やめで……もう、もうおうぢにはいっだりじまぜん。もう、もう来ませんがら」 青年は子れいむをビニール袋に入れた。 「ゆ゛っぎゃあああああ! おがあじゃんがあああ! まりじゃがあああ! いぼうどだ ぢがあああ!」 「うっさい」 ぺしゃ。 「ふう……ゆっくりゴミって次いつだっけか」 「にゃお」 「おう、出かけるのか」 「にゃお」 「気をつけて行けよ、野良ゆっくりが多いからな」 飼い主のその声に、猫はにゃふんとしたように見えた。 あんな饅頭どもに自分が不覚をとるわけがないだろう、とでも言っているのだろうか。 青年は、苦笑した。 終わり おちびちゃん用のドア! んなわけねーだろ、このボケ 過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 340 ゆっくりほいくえん ふたば系ゆっくりいじめ 396 つむりとおねえさん ふたば系ゆっくりいじめ 444 ドスハンター ふたば系ゆっくりいじめ 479 やさしいまち ふたば系ゆっくりいじめ 512 恐怖! ゆっくり怪人 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 死んでよ -- 2014-09-04 16 00 27 にゃーん! -- 2013-07-30 20 29 05 ちょっとこわかったナー -- 2013-05-06 01 47 16 ぶっちゃけゆっくりが酷い目にあって死ぬなら何でもいいですネー 理由なんて問題じゃないですネー -- 2013-03-22 21 12 49 このゆっくり親子はゲスじゃないしもちろん人間もゲスじゃない このゆっくり親子にふりかかった悲劇(笑)の原因はこの親子にあまあまをやった人間だな 野良ゆっくりに限って言えば人間へ近づく=死亡フラグだからな 気まぐれであまあまをやって人間への警戒心を薄れさせたのが元々の原因 でもゆっくりごときどうなってもいいから気まぐれでやりたいようにすればいいけどねw -- 2011-06-21 20 11 19 ゴミ捨て場でゆっくりゴミとして回収されずに済んだり 人間の家に侵入したのに見逃して貰えた所かあまあますら貰えそうだったりと 割と運の良い一家だったのに身の程知らずな発言の所為で一瞬にして死亡エンドルートまっしぐらか。 流石死ぬために生まれてきたナマモノだな。 -- 2011-02-11 22 13 29 飼い主さん、身の程知らずな発言したようなボケ饅頭には、もっと苦痛と恐怖を与えさせないと… 虐待鬼意山とかいんじゃないかな -- 2010-12-12 17 17 13 飼い主の目の前で「猫に復讐してやる」って宣言しても その飼い主に妨害、ないし駆除される可能性を 微塵も考えない辺りがゆっくりクオリティなんだろうな。 -- 2010-11-29 23 20 44 オチがつまらなすぎる -- 2010-11-03 00 49 55 お前ら・・・ -- 2010-11-02 19 49 32 ↓↓↓↓>「お前の家に末代まで出現してやる!群れで現れてやる!」 うわ!怖! めっちゃ怖!! 夜もおちおち寝てられなくなるわ・・・。 -- 2010-10-29 21 48 04 コメントが凄いなw ふむ…猫を飼ってる身としては、お兄さんのやった事は、同じ立場になったらたぶん私もやるな。 勝手に不法侵入して、危険とわかってる猫に近付いて子供を殺されて、飼い主の目の前で仲間を集めて復讐すると言う。 前半部分でも迷惑なのに、害獣として駆除されてる立場の生物がペットに危害を加えるとなれば、駆除するのも当然だと思うなぁ。 ゆっくりが害獣扱いされてなくて、猫が散歩中に酷い事をしたのなら、同情はするけどもね。 猫の役目は、古来から鼠退治にゴキ退治さ。古来より続く己の職分を本能で果たしたのなら寧ろ褒める。 …でもゴキの屍骸見せに来るのは簡便してください(;; -- 2010-10-26 21 57 19 人間だって子供を~って言ってるやつは頭おかしいのか? ここそういうところじゃねーから そういう意見を言いたかったら、まず畜産関係者とかその辺で虫を潰してる小学生にでも言ってろよ 人間だったら~って仮定がおかしい事も気づかない餡子脳じゃしょうがないんだろうけど -- 2010-09-15 20 43 45 ゆっくりは潰すものだよ。ゆっくりの都合なんて知ったことじゃないよ。ゆっくりは不幸せになるために生まれてくるんだよ。ゆっくりは無様に死ね。 -- 2010-09-04 11 00 28 餡子脳の捕らえ方が個人で違うんだろ 言えばわかる、基本欲望に忠実で我侭なだけで、心や言葉が通じるとこは人と同じなんだ ってレベルもあれば もはや状況にあわせた鳴き声、殺意も謝罪も心からじゃなくてもはや言葉はただの反射 ってレベルもある 今回の作中人間はゆっくりを知恵があり言葉を話す能天気な饅頭って捕らえてる 知恵を持ってる(と思ってる)相手が殺意を露にしたらそりゃ危険を排除したがるのは普通だ 俺らは意思表示できないゴキブリにだってホイホイやバルサンで排除しようとするのに もしゴキ様が意思表示して「お前の家に末代まで出現してやる!群れで現れてやる!」なんて言われたらたぶん専門の業者呼ぶ 自分から見て作中人物やゆっくりがどうだこうだでぶつかるだけじゃなくて 作中の世界観でゆっくりの能力や人間からゆっくりがどの程度のレベルで認識されてるかってのも考慮すれば荒れずに済むんじゃね -- 2010-08-25 20 37 24 ゲスゆじゃぁない気がするなぁ 自分の所有物に危害を加える恐れが出た時点で害ゆは確定だけど -- 2010-08-24 02 33 53 「もちろん、そんなわけはねえのである。」で笑った -- 2010-08-13 01 40 32 長いコメント多すぎ。 面白かったか、面白くなかったかでいいじゃない?で、これは面白かったww -- 2010-08-12 22 15 04 まとめるのが下手でごめんよ…あと説教臭くてごめんよ… そんなことないっスよ、言いたい事は大体わかったし、どうしても意見が違う時は説教くさくなるものさ まあ、確かに架空の人物とはいえ、自分とは違うからと言ってクズと呼ぶのはやりすぎたなあ その点は確かに反省します、相手が実在の人間じゃないと思ったら強きに出てしまってね 私は別にゆっくり愛好家でもないんだけれども、それにあまり敬意を払ったつもりもないんだけれど ゆっくりだろうがゴキブリだろうが自分や家族に害がないのにいきなり殺すのは嫌いなだけだわ 相手を傷つけずに被害を回避する手段があるならそっちを選択するほうが楽だしね まったく関係ないことだが、猫愛好家として一言 外に自由にでれるように放し飼いにしてるんなら人間外の生物との喧嘩や闘争に飼い主が手を出すなよなー そんな大切なら室内飼いしてろって事よ、ただでさえ猫は野良猫や鴉、蛇と喧嘩したりするんだからさ 飼い主が手を出していいのは、自分の猫が他の生物を傷つけた時の謝罪くらいだろうよ 虐スレ住人のセリフとは思えないな ほんとだなっ 自分でも不思議なくらいだっ このSSを読んだ時、素直に感じた感想だからそのまま書いたんだが正直ここまで反応があるとは思わなかった… -- 2010-07-28 18 11 23 >仕返しすると言ったこの程度のことでゲスゆや害ゆ扱いするのはどうかと思う いやいや、既に家に侵入しあまつさえ飼い猫に危害を加える旨の発言をした時点で(少なくとも猫の飼い主からすれば)害ゆ決定だろ。 そもそも野良ゆが善良か害ゆかをじっくり見極めた上で善良なら温情ある措置をとる…なんて手間のかかることまずやらねえよな。愛好家でもない限りは、さ。だからそれをしないというこの程度のことで人を頭が賢くないクズ扱いするのはどうかと思う。 要は、野良ゆの人格(ゆん格?)にそこまでの敬意を払ってやらなくてもいいんじゃないか?そうでなくとも払う敬意の量は人それぞれでいいんじゃないか?みんながみんなあんたと同じように野良ゆに多大な敬意を払えるわけではないんじゃないか?自分のゆっくりにおける基準を人に押し付けてそれから逸脱する人を中傷するのは愚かなことなんじゃないか?ということ。 そして、人間の行動原理はみんな違うんだから自分が理解しがたい行動をしたくらいで頭が賢くないクズとか言うべきじゃない、ということ。 まとめるのが下手でごめんよ…あと説教臭くてごめんよ… -- 2010-07-28 13 18 08
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3483.html
『おちびちゃんはゆっくりできますよ』 4KB 思いやり 調理 現代 26作目ましてこんばんは、キャンセルあきです おちびちゃんはゆっくりできますよ キャンセルあき はい、れいむ、有り難う御座いました。 これで貴女のノルマは終了、あなたは晴れて自由の身です。 おちびちゃんを百体も生むのは大変でしたか? それはお疲れ様でした。 番のまりさと、お友達のぱちゅりーは残念でしたね。 ……ぺらぺらの皮だけですが、もしれいむが欲しければ――要りませんか。 では、こちらで処理しておきます。 オレンジジュースをどうぞ、疲れた体に効きますよ――ご心配なく、幸せの白い粉さんなんて、入っていません。 調子はよくなりましたか? それは良かった。 ……どうされましたか? ああ、生んで頂いたおちびちゃんの末路――もとい将来が気になるのですね。 ご安心下さい、おちびちゃんたちは、その命が尽きるまで、私たち人間の手でお世話をさせて頂きます。 未だ気になりますか? 具体的には……順序を追って説明しましょう。 おちびちゃん達は、今、ラムネを飲んで眠って貰っていますね。 顔色も良いですし、皆さん穏やかな顔で眠っておられます。 人間はですね、穏やかな顔で眠る、ゆっくりのおちびちゃんたちが、実は大好きなのですよ。 知りませんでしたか? 眠っているのは、タマゴを入れているパックの中です。 私は、この状態のまま次の人間さんにお渡しします。 ええ、勿論私はその後も知っていますよ。 おちびちゃん達は、しばらくの間、このパックの中で暫くゆっくりしていて貰います。 温度を低くして、定期的にラムネを飲ませるので、おなかが空くなんて事はありません。 ゆっくりしたゆめをみながら、すーやすーやしていてもらいます。 私は、次の人間さんにおちびちゃんをお渡しするのですが。 その人間さんはですね、ゆっくりしたおちびちゃんを望む人間さんに、れいむのおちびちゃんを紹介する仕事をしているのです。 かいゆっくり――? ええ、お金を払って、おちびちゃんの一生を面倒見る、そんな意味では『かいゆっくり』と言えるかも知れません。 嬉しいですか? それは良かった。 『おちびちゃんたちが、どんな人間さんと出会うのか気になる』――ですか? 申し訳無い――私は、そこまで詳しいことは分かりません。 ただ、人間さんと出会う時に、おちびちゃんたちが沢山の『あまあま』に囲まれていることは確かです。 ええ、『あまあま』ですよ。 おちびちゃんたちは、タマゴぱっくからひとりずつ取り出されます。 そして、少し堅いですが、すべすべしてあんよに優しいベッドさんに横たえられるのです。 それから眠っている間に、ワッフルや、アイスクリームや、チョコレートなど、色とりどりの『あまあま』を周り置いて貰います。 お店によっては、さらにイチゴやブルーベリーの甘いソースを、用意して貰えることもありますね。 甘い物ばかりだと舌が慣れてしまうので、味の薄いフレーク等も、用意されますね。 あるいは、おちびちゃんが目を覚ました時にびっくりしてべっどさんから落ちないよう、山の様な生クリームの上に、 そっと寝かせて貰う事もあるでしょう。 れいむには、れいむ種のおちびちゃんばかりを生んで頂きましたが、場合によっては他の種類のおちびちゃんともご一緒します。 『げんきなまりさ』――? 勿論。 『かしこいぱちゅりー』――? ええ、居るかもしれませんね。 『とかいはなありす』――? ぱちゅりーやありすとの組み合わせが、最近は多いように思います。 そんな、沢山のあまあまに囲まれて、とてもゆっくりした状態で、れいむのおちびちゃんは人間さんと出会うのです。 ね、ゆっくりしたおちびちゃん達ですから、人間さんをゆっくりさせてくれると思うでしょう? きっとゆっくりしたおちびちゃんを見た人間さんは、れいむのおちびちゃんをころころ転がしたり、ちゅっちゅしたりで、 沢山遊んでくれると思います。 おちびちゃん達はそれから、永遠にゆっくりしてしまうまで、ずっと、あまあまに囲まれているのです。 大抵のおちびちゃん達は、最期の瞬間までゆっくりできていると思います。 納得できましたか? ……だったら良いです。 そういえば、以前もれいむは私の畑で"おうち宣言"をして、その時も五十体程生んで貰いましたよね? そのおちびちゃん達が今頃、どうなっているか――ですか? そうですね、おちびちゃんをお買い上げになったお兄さんの、お腹の周りでゆっくりされているのではないでしょうか? お兄さん――あるいはお姉さんかも知れませんが、そのお腹から中々離れずに、困られているかも知れませんね。 ――れいむ? 自分で生んだおちびちゃんを、私に預けて人間さんに紹介して貰おうと、そう考えていますね? ええ、そのぐらいは分かります。 やめておいた方がよろしいでしょう。 大抵の人間さんは、一度土が付いたおちびちゃんを、あまり好みませんので。 いや、そういうのが逆にすきな人間さんも居ますけれどね。 とにかく、オススメしません。 ええ、それではさようなら。 本当に、お疲れ様でした。 おわり。
https://w.atwiki.jp/tibiman/pages/19.html
ちびちゃとで主に使われる言葉を紹介したいと思います。 分からない単語があったらここを使ってください。 単語 読み方 意味 tk テキ 行ってきますを略した言葉 tr テラ 行ってらっしゃいを略した言葉 こn こん 良く使われる挨拶言葉でこんにちわ、こんばんわの略称 ノシ ノシ 手を振ってるように見えるのでバイバイという意味 喧嘩師 けんかし チャットなどで頻繁に喧嘩をしている者の事 常連 じょうれん チャットなどに頻繁に来ている者の事 出会い厨 であいちゅう チャットなどに出会いを求めて訪れる者 タイパー タイパー 自己のタイピング速度を追求し続ける者の事 論 ろん 物事の筋道を立てて述べること 論破 ろんぱ 自分の論で相手の論をねじ伏せること 破綻 はたん 行きづまること 煽り あおり そそのかしたり挑発したりすること mjk まじか マジかを略した言葉 mjd まじで マジでを略した言葉 乙 おつ おつかれという意味 ROMる ロムる 自主的に黙ること 過疎 かそ 人がいなくなる場所の事又はその空間 マジレス まじれす 真面目に返答する事 ほかにもいろいろ知りたい単語がありましたらコメントしてください。 クラ厨とかニコ厨入れないんですか? 意味は知ってますけども。 -- 舞 (2012-10-14 15 09 46) 今度追加しておきますね。アドバイスありがとうございましたー(棒読み) -- 管理人 (2012-10-16 17 44 51) 棒読みしないでください(´;ω;`) -- 舞 (2012-10-17 22 51 04) よく色々な言葉しってますね・・・勉強にまりました! 4つしかわからなかった自分なにやってるんだ!笑 -- 黒心 (2012-11-12 19 40 46) 名前 コメント 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
https://w.atwiki.jp/tibiman/pages/17.html
ここではちびちゃとで起きたことをまとめて投稿するコーナーです。 なにかありましたら掲載したいと思います。 ①昔、天空龍という名で居た人が「靴の裏についたガム」という名前で今も来ているそうです。 これからもどんどん昔の人が戻ってくるのかも?! ②今、画像提示版がすごいことになっていますね。誰が晒したのでしょうか… いろいろな常連の顔が晒されています。これはすごいですね… 皆さんは晒されたりしないように気をつけましょう。 なにか情報がありましたらコメントお願いします。 *昔の名前は天空龍です。よろしくお願いします!! -- 靴の裏についたガム (2012-10-07 15 25 30) 俺は天空龍の後輩だ!!! -- 夢月 (2012-10-11 18 28 51) 昔出会い厨を演じてました 男きもかった^p^;;; -- 舞 (2012-10-12 14 48 12) 舞が出会い厨!!!! -- 管理人 (2012-10-13 23 20 32) いや私は出会い厨じゃないっす。 -- 舞 (2012-10-14 15 06 37) 実は昔からタイピングが遅いのです・・・w もっと早くなりたいっ! -- 彩音 (2012-10-22 02 51 20) 掲示板は焼きくまさんが多いらしいです -- 舞 (2012-10-27 18 09 31) ↑すみません適当に言ったので信じないでください↑^p^ -- 舞 (2012-11-16 21 29 09) 名前 コメント 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2491.html
まりさとおちびちゃん 6KB 愛で 観察 ツガイ 赤ゆ 子ゆ 愛護人間 独自設定 「まりさとおにいさん」の続きです 『まりさとおちびちゃん』 独自設定 『まりさとおにいさん』の続きです ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 先日、ぱちゅりーに子供が生まれた。 当然、まりさとの子だ、 結局生まれたのは2匹で、各種1匹ずつだったので、 里子にも出さずに家で飼う事にした。 まりさは当然喜んだ。 しかし、どうやって教育していくか悩んでいるようだ。 ゆっくりは甘やかせばゲス化する。 しかし厳しく育てるには、生まれた子供の資質が少し変わっていた。 長女 ぱちゅりー まりさ種の餡を強く継いでしまったらしく、やたらと元気一杯である。 知識欲よりも好奇心が旺盛で、やたらと家の中を跳ねる体育会系少女 次女 まりさ ぱちゅりー種の餡を強く継いだしまったらしく、大人しく運動は苦手、 母と一緒に、絵本やチラシを見るのが大好きな日陰少女 こんな子供だったので、撮影旅行には連れて行けない、 正直、まりさの子供にカメラを持たすと、 どんな映像が撮れるのか興味あったで、少し残念だ。 先日のカメラ改良後、ぱちゅりーと子供の記念撮影をさせてみたが、 家族には特に影響はないようだ。 たった1枚撮るのに、オレンジジュースや小麦粉などの装備を用意して挑んだのだが、 まぁ何事も無くて良かった。 『むきゅ~!ぱちゅのくりゅ~むがたぎゅりゅわぁ~』 暴れ足りないらしく、 玩具の人形を引っ張り、筋トレに勤しむ子ぱちゅりー、 こんな子供でもぱちゅりー種には違いない、 ぱちゅりーは勉強を教えようと頑張っていた。 『むきゅう!おちびちゃん、こっちにきてままとおべんきょうしましょう。』 『おべんちょう?』 『そうよ、いっぱいべんきょうしないとかしこくなれないわ。』 『かちこくなっちゃら、ちゅよくなれる?』 どうしても最強を目指したいらしい、まるで?のようだ、 しかしぱちゅりーも諦めない、 『むきゅう・・・そうね。さいきんはすぽーつさんも、かがくさんのじだいなのよ。 おちびちゃんがさいきょうになるには、おべんきょうもだいじよ。』 『むきゅう!わきゃったわ、ぱちゅもきゃぎゃくさんをたくちゃんまにゃぶわ!』 科学を学ぶべく、張り切る子ぱちゅりー、 でも何を教える気であろう? 存在そのものが非常識な生きる饅頭である。 こいつらに科学は通用するのだろうか・・・・ 子まりさと一緒にまずは数字の勉強から始める。 『いい?1・2・3・4~』 母に続いて子まりさ 『いち・にー・ちゃん・ちー』 そして子ぱちゅりー 『い~ち・に~・ちゃ~ん・だ~』 1匹だけ変な数え方をしている。 どうやらCMで闘魂の人の数え方を覚えたらしい、 人でもゆっくりでも、子供はくだらない事はすぐに覚える。 『おちびちゃん?3の次は4でしょ?「だー」じゃ無いわ。』 当然、修正するぱちゅりー、 『むきゅ?でもちゃいきょーさんはきょうきゃぞえりゅのよ。』 闘魂の人が最強だから、その人を模範としているらしい、 ゆっくりは基本、1~3までしか数えれない、 だから4以降をどうやって覚えるかが鍵なのだが・・・・ 道のりは厳しそうだ。 これが一昔前なら、大山 倍達にでも憧れて、 「ゆっくりバカ一代」でも目指したのだろうか? まぁ闘魂の人が、今のカリスマかと聞かれれば、 それもどうだろうと思う。 何にせよ、子まりさは余裕で4はクリアー出来そうだが、 子ぱちゅりーには、壁は高いようだ。 ぱちゅりーが母として困っているように、 まりさも父として困っていた。 子まりさが運動を嫌がるのだ、 まりさ種の能力は、器用さと運動能力にある。 棒等の道具を使うにも、ゆっくりには体力がいるので、 日頃からの運動は必須である。 『おちびちゃん、ぱぱとぴょんぴょんはねるのだぜ。』 まりさは子まりさに、動く喜びを教えようと、 まずは遊びながら教える事にしたようだ。 しかし・・・・・ 『まりちゃはみゃみゃと、えほんしゃんよみたいよ。』 運動には、まったくやる気を見せない、 『むきゅ~ぱちゅがぴゃぴゃとはにぇるわ~』 運動を始めると、子ぱちゅが勉強放り出して参加してくるので、 まりさとぱちゅりーは餡子を悩ませている。 そこで俺は、子ぱちゅりーと子まりさに、 勉強と運動を兼ねた、 人の幼児用知的遊具を購入してみた。 「ほら、ぱちゅりー4はどれだ?」 『むきゅ~!こりぇよ~ふにゅぅぅ!!』 4のブロックを必死に引きずってくる。 「おーいまりさ、「な」はどれかな?」 『これだにぇ~ゆっくちおちゅよ』 ボタンの上で、跳ねる子まりさ 簡単な数字や文字のボタンやブロックなのだが、 ゆっくりが扱うには、かなり体力がいる。 これで、知識と体力の両方を得る事が出来るだろう。 『おにいさん、ありがとうなんだぜ~』 『むきゅう!かんしゃしますわ。 ぱちゅたちのおちびちゃんは、なんだかとってもむずかしいわ。』 まりさ達には、種族の常識が壁となり、 逆でも問題無いと言う考えには至らなかったようだ。 別に野良じゃないんだから、俺は別に良いと思う。 逆と言っても、 子ぱちゅりーは、まりさ種程の体力は無い、 ぱちゅりー種にしては体力がある程度だろう。 勉強も興味が向かないだけでやれば出来る子だと思う。 子まりさも同じ事だ、 基本能力に対する変化は限度がある。 慌てる必要は無い、甘やかさずゆっくりやっていけばいい、 しかし、どうも一癖あるゆっくりが揃うな・・・・・・・ 知らないだけでぱちゅりーにも何かあるかもしれない、 まぁいずれ判る日もくるだろう。 今度の撮影旅行はどうしようかと思案する。 子まりさはともかく、子ばちゅりーは母の手に余りそうだ、 流石に連れてはいけないし困った。 なんとかしないと・・・・ そんな時、事件は起こった。 『むきゅきゅきゅきゅぅぅ・・いちゃいよ・・・』 『むきゅう!おちびちゃんしっかりするのよ!』 子ぱちゅりーが怪我をした。 まだピンポン玉サイズのくせに、机から飛び降りたのだ。 この高さはまりさでも躊躇する高さである。 「どれだけ・・・・頭悪いんだこいつは?」 正直驚いた、子ゆの目からは途方も無いであろう高さを飛んだのだから、 度胸はあると思う・・・・・ 幸いにも、撮影時に用意した、 オレンジジュースや小麦粉が役にたった。 まぁこれで暫くは大人しくなってくれると助かる。 治療ついでに、少し細工をする事にした。 まず小麦粉をオレンジジュースで捏ねて生地を作る。 それを水に漬けてよく洗う、 すると最終的にグルテンだけが残る。 それで傷口を塞いだ、これなら普通より破れにくいと思う。 通常よりも安定するには時間がかかるかもしれないが、 その方が好都合だ、 看病は、ぱちゅりーに任せて撮影に出る事が出来る。 『おちびちゃんは、おとなしくしておくのだぜ』 まりさは、子供が怪我したと言うのに撮影旅行に行く気のようだ。 親としてそれもどうだろう? まぁ、まりさが看病に役立つとは思えないが、 お前の撮影は仕事じゃないだろう。 「ゆっくりが撮った決定的瞬間写真集」 が出来そうな写真ばかり撮るくせに、 何となく、売れそうな気がするのは何故だろう・・・・・ 今回は、桜の写真撮影だから人ごみも多くなる。 「お前も今回は留守番だよ!親が子供看ないで誰がみるんだよ・・・」 『ゆゅ~ゆっくりりかいしたよ。』 この際だから、まりさにも留守番を言いつけた。 明後日の昼には帰れるだろう。 お土産には何が良いかなと、 思案しながら出かける用意をするのであった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー デスラッチまりさの子供も、少し変わったゆっくりにしようと考えていたら、 こんな子供になってしまいました。 そのうち、ぱちゅりーやお兄さんの外伝も書けたら良いなと考えております。 でも種を終わらせないと・・・・・・ 頑張って添削をやっております。 それでも抜ける誤字・脱字は勘弁して下さい。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク ふたば系ゆっくりいじめ 1129 まりさの思い出 ふたば系ゆっくりいじめ 1152 まりさとつむり ふたば系ゆっくりいじめ 1154 ゆっくり種 ふたば系ゆっくりいじめ 1156 ゆっくり種2 ふたば系ゆっくりいじめ 1160 まりさとおにいさん ふたば系ゆっくりいじめ 1169 ゆっくり種3 ふたば系ゆっくりいじめ 1174 まりさとまま ふたば系ゆっくりいじめ 1188 ゆっくり種4 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/568.html
・このSSには虐待されるゆっくりと、そうでないゆっくりが出ます ・作者に都合の良い独自設定があります ・これを書いたのはHENTAIあきです!今回はあまりHENTAIはありませんが注意してください! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! いつものように畑で土仕事をしていると、何やら地面が揺れていることに気づいた。 地震かと思ったが一定のリズムで揺れているから地震ではないだろう。 となればこの揺れの理由はおそらくあれだろう。 「にんげんさんこんにちわ!ゆっくりしていってね!!!」 やはり予想どうり揺れの正体はドスであった。 ほがらかにいつもどうりの挨拶をするドスを、俺はうんざりとした気分で見上げる。 大抵冬の越冬前になれば何度か来るが、こんな時期に来るとはいえどうせ要求はいつもどうりあれだろう。 「それで何の用だ?協定を結んで飯くれって言っても何もやらんぞ。」 「ちがうよ!きょうていじゃなくてドスはにんげんさんととりひきをしたいんだよ!」 取引と言ってもほとんど協定と変わらないものだ。 去年来たドスも取引と言って群れのゆっくりを見てゆっくりしたから食糧寄こせと言ってきたからな。 一応話だけは聞いてやるか。 「それで、一体どんな取引をしたいんだ?」 「ゆ!それはね、ドスがにんげんさんのおてつだいをするかわりにごはんさんがほしいんだよ!」 結構まともそうな内容だな。 普通のゆっくりなら即座に拒否するが、ドスであれば話が別だ。 仕事をやめてのんびりと畑仕事をしている俺には農機なんて物は買っていないから結構苦労している。 ドスであれば土を耕すことも、口に含んでやれば出来るだろう。 「ちなみにどれぐらいの飯がいるんだ?」 「ドスがたべるだけでいいよ!ドスはそんなにむーしゃむーしゃしなくてもいいから、そんなにたくさんでなくていいよ!」 ドスの癖に群れを作ってないとはまた珍しい。 ドスであればゆっくりをゆっくりさせることを使命としており、ほとんどが群れの長となっているのに。 それがドスが一匹で暮らしているとは。 「ちょっと持ってろよ、家からゆっくりフード持ってくるから足りるかどうか見てくれ。」 「ゆっくりまってるよ!!!」 大きな声でそう言うと、ドスはのんびりとゆっくりし始めた。 ゆっくりなのだからそうなんだが、ドスは群れの為にゆっくりしないで働くことがほとんどだ。 少し関心を持ったが、家へ戻って退職した時に貰ったゆっくりフードを段ボールから取り出す。 どれぐらい食べるか分からないので、とりあえず持てるだけ持っていくか。 「持ってきたぞ、それでどれぐらいで足りそうだ?」 とりあえずドスの前でゆっくりフードを一箱だけ開けて中身を地面に出してやる。 「ゆゆ!こんなにくれるの!」 こんなにって・・・、そんなに量があるわけじゃないんだが。 コーンフレーク一箱と変わらない量であるにも関わらず、ドスのやつは目を輝かせてよだれを出している。 「んじゃこれだけやるから仕事を手伝ってもらうぞ、とりあえずあっちの畑の土を口に含んで吐き出すこと繰り返せばいいから。」 「ゆっくりわかったよ!!!」 そう言って重たい体を跳ねさせて俺が指さした畑へと移動していくドス。 文句も言わずに仕事をするドスを確認して、俺もまた土いじりを再開した。 あの日ドスが来てからだいぶ経つが、俺は少々ドスに対して疑問が出てきた。 ドスは図体はでかいがそこまで食事をする必要がないにも関わらずに、わざわざ人間の前まで来て食事を得ようとしたのか。 作業の間で俺が昼飯を食ってる間も、ドスは日向ぼっこをしてゆっくりしているだけだ。 一度ドスに聞いてみたがあいつはこう言って誤魔化す。 「ドスもおいしいごはんさんがたべたいときがあるんだよ!なにもかくしてないからね!」 どうみても何か隠してます、本当にありがとうございました。 さすがにここまで隠されると気になってしまうのが人のサガである。 いつものようにドスにゆっくりフードを渡し、山へと帰っていく後をこっそりとつけることにしたのだ。 「うあーまんまーかえってきたー。」 「しねーしねー。」 「おちびちゃんただいま!きょうもいいこにおるすばんしてたね!」 ドスを持っていたのは胴付きのれみりゃとふらんであった。 ゆっくりの捕食種とゆっくりの守るドスが仲良く体をすーりすーりしてる場面に、ゆっくりに慣れている俺でも驚かされた。 「それじゃあおちびちゃん、おなかもすいてるだろうからたくさんたべていいよ!」 「「うー!うー!」」 れみりゃとふらんがドスの体に噛みつき中身である餡子を美味そうに吸っていく。 辛そうであるが、ドスの顔はまさにしあわせー!という表情だ。 たっぷりと食事をして満足した二匹が離れてから、俺はドスの前に姿を現す。 「ゆゆ!にんげんさん!?どうしてここにいるの!?」 「悪いと思ったが気になってな・・・。」 「おねがいじまず!ドズはどうなっでもいいがらおちびちゃんだけは!」 いきなり地面に顔を擦りつけて俺に土下座をするドスを落ち着かせて、詳しく話を聞くことにした。 どうやらこのれみりゃとふらん、足りないゆっくりらしく親から捨てられたらしい。 偶々泣いていた二匹をこのドスが発見して、自分のおちびちゃんとして育てているということ。 胴付きになって餡子を吸わせるのが大変になり、栄養のある人間の食事を貰いに来て俺と出会ったということらしい。 「でもよ、何でわざわざれみりゃとふらんをゆっくりさせてるんだ?普通のゆっくりを集めて群れを作ってもいいだろ?」 「おちびちゃんたちはすてられてゆっくりできてなかったんだよ!どんなゆっくりでもゆっくりさせるのがゆっくりできるドスなんだよ!」 どうやら以前悩んでいる時に旅をしていたぱちゅりーに教わったらしく俺に熱く熱弁してくる。 まあゲスが集まって自滅していくドスに比べればこいつは賢い生き方をしているのだろう。 人間を始めてみて興味津津であるれみりゃとふらんと遊んでやり、暗くなったので俺はまた家へと帰って行った。 「おいドス、これあいつらの土産に持って帰ってくれ。」 「あまあまさん!おにいさんありがとうね!」 あれ以来俺はドスの報酬として、クッキーやらチョコレートを渡すようになった。 もちろん無駄に舌が肥えない様に、少し苦めのビターチョコやあまり甘くないように作られたゆっくり用のクッキーだ。 休みの日にはれみりゃとふらんを連れて遊びに来るようになり、お互いに良好な関係が続いていった。 「ゆわああああああああああああああああああ!たくさんおやさいさんがあるよ!」 「すごくとかいはなゆっくりプレイスだわ!ドスったらとかいはね!」 「はやくむーしゃむーしゃしたいんだぜ!」 やかましい声が聞こえてきたと思ったら、やっぱりゆっくり共か。 さっそく潰そうとするが、そこには俺が知っているドスが暗い表情でゆっくりに囲まれていた。 「おいドス、お前そんな馬鹿に囲まれて何やってるんだ?さっさと今日も仕事するぞ。」 「れいむたちはばかじゃないよ!ドスになれなれしいにんげんだね!」 「だめだよれいむ、おにいさんにそんなこといっちゃ!」 「どぼぢでそんなこというのおおおおおおおおおおおおおお!ドスはれいむたちのドスでしょうおおおおおおおおおおおおおおおお!」 馬鹿をたしなめるドスだったが、無駄に煩い声で反論されて何も言えなくなってしまう。 ニヤニヤと気持ち悪い顔で俺を見ている馬鹿共が、好き勝手なことを言い始めた。 「ゆぷぷ!ばかそうなにんげんなんだぜ!こんなにんげんはドスじゃなくてもかんたんにやっつけられそうなんだぜ!」 「こんなにたくさんのおやさいさんをひとりじめにするなんて、いなかもののにんげんだわ!」 「しろうと!どうてい!おなにーましーん!」 よし殺す、特にみょんは俺のピュアな体を馬鹿にしたことを後悔させてやる。 昔取った杵柄もあり、スマートに駆除を始めようとするとドスが俺の前に立ちはだかった。 「おにいさん!おねがいだからおやさいさんをちょうだいね!くれないとドスはおにいさんにけがさせちゃうよ!」 涙目で言われても迫力はないが、ドスは震えながらも俺に威嚇のぷくーをしてきた。 こいつがそんなことまでしようとするとは、どうやら何か弱みでも握られたか。 俺はドスに近づいて他のゆっくりには聞こえない様に小声でドスと会話をする。 「おい、もしかしてれみりゃとふらんを人質にでもされたか?」 「ゆゆ!どうしてわかったの!?」 「大きな声で喋るな。いいか、俺の言うとうりにしろよ。」 ぼそぼそとドスと話しながら、俺はドスにある作戦を伝える。 ドスはゆっくりに顔を向けると、全員に聞こえるように大きな声で宣言する。 「みんな!おにいさんはおやさいさんをぜんぶくれるっていってるよ!」 「「「「ゆわーい!!!!!!!!」」」」 「でもおやさいさんはたくさんあるから、ドスがぜんぶはこんであげるよ!みんなはさきにかえっててね!」 文句を言いだすやつもいたが、ドスが必死に説得してなんとか帰ることを了承したようである。 ドスと二人っきりになると、俺はドスに詳しい話を聞くことにした。 「なるほどな、仕事から帰ったらあいつらがれみりゃとふらんで遊んでたと。」 「ドスはやめてねっていったのに!おやさいさんをたべさせてくれればかえしてくれるって!」 鳴きながら悲しそうな声でそう言いながら、ドスは涙を滝のように流している。 あんなやつらのせいでせっかく便利なドスを失うわけにもいかない。 「よしドス、プランBでいくぞ。」 「ゆ?ぷらんびーてなに?」 「あ?ねぇよ!んなもん!」 一度言ってみたかったんだよな、ドスは驚いてしまってるがちゃんと説明することにした。 別に難しいことではない、ドスに少し野菜を持って行かせてあの馬鹿共がれみりゃとふらんから離れた所を俺が救出するだけだ。 そしてその後は楽しい制裁タイムの始まりだ。 「でもいいの?せっかくできたおやさいさんをつかって?」 「ん?大丈夫、売れそうに無い野菜と腐りかけてるやつ持って行ってもらうから。」 こうしてドスは俺に言われたとうりにでっかい帽子に野菜を詰めて山へと向かう。 後をつけてドスが住んでいる場所へといくと、そこにはうじゃうじゃとゴミ共がいた。 「みんな!ドスがおやさいさんをもってきたよ!」 「やっとかえったんだね!れいむまちくたびれたよ!」 「ドスはおそすぎるんだぜ!まりさをおなかがすいてゆっくりできてないんだぜ!」 「はやくとかいはなおやさいさんをちょうだいね!」 あー潰してぇ・・・。 だけどまずはあいつらかられみりゃ達を助けないとな。 少し探してみると、れみりゃとふらんが枝を加えたみょんに囲まれて震えているのを発見した。 散々遊ばれたのか、体中に枝で突かれた跡があるな。 「それじゃあおやさいさんをたべようね!みょんたちもこっちにきてたべようね!」 「「「「しゅっちにっくりんんんんんんんんんんんんん!!!」」」」 何だその力の抜ける鳴き声は。 だがみょん達は我先にとドスの元へと走り始める。 ではまずは目標の救出を行おうか。 「がーつがーつ!」 「うっめ!まじうっめ!」 「このちょっときついにおいがまたとかいはね!」 「こうがん!らんそう!うまれかけ!」 見てるだけで血管が切れちまいそうになるな。 とりあえず不安がっていたれみりゃとふらんの近くまですばやく近づく。 「うあーおにさんきたー。」 「おーにおーに。」 まったく、こいつらは満足にお兄さんも言えないんだよな。 その上俺の体にはしっかりとしがみついて来る甘ったれだ。 「おいドス!お前のおちびちゃんは俺が助けてやったぞ!」 ドスにれみりゃとふらんの救出を伝える為に大きな声で呼びかける。 今まで意地汚く野菜を食っていたやつらもこちらを振り向いて驚いている。 「ゆゆ!ゆっくりできないのがにんげんにつかまってるよ!」 「ちょうどいいんだぜ!ドスににんげんといっしょにやっつけてもらうんだぜ!」 「むきゅ!ドスははやくドススパークをうつのよ!」 そう言ってドスに命令しているが、ドスは周りにゆっくりを数匹潰しながらこちらへ跳ねてくる。 あんよに餡子が付いているにも関わらず、ドスはれみりゃとふらんに泣きながらすーりすーりを繰り返す。 「ごべんねえええええええええええええええええ!いままでゆっくりさせてあげれなくてええええええええええええええ!」 感動の再会のドスを邪魔しちゃ悪いから、俺はゆっくりの始末をするか。 久しぶりだから上手くいくかな。 「なにやってるのおおおおおおおおおおおおお!さっさとドスはにんげんたちをやっつけてね!」 「ドスなのにむのうなんだぜ!しょうがないからまりさがじきじきにあいてをしてやるんだぜ!」 「まさかこのわざをまたつかうとはね・・・、すっきりんぐあーつかい、んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「ねとられ!だめお!かいしょうなし!」 ありがとうみょん、お前のおかげでどうやら初心を思い出した。 「最悪な気分だ、お前ら全員ぶっ殺す!」 近くにいたれいむを掴みあげて汚い花火をあげるように空高くへと投げ飛ばす。 「おそらをとんでるみたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 お決まりのセリフを言いきると同時に地面でまとまっていた他のゆっくりにぶつかり餡子をまき散らすれいむ。 ゆっくりにしか分からない死臭が周りにいたゆっくりに吐き気を与えたのか餡子を吐き出すやつが出始める。 そんな中で一匹のありすが俺の足へと近寄り体を擦りつける。 「んほおおおおおおおおおおおおおおお!すっきりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 ・・・何でいきなりすっきりしだすの?馬鹿なの?死ね! ぬちゃぬちゃと気持ち悪いありすを蹴り飛ばし、中身のカスタードが一面にぶちまかれ多くのゆっくりにかかった。 「どうじでおちびちゃんができでるのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「あああああああああああああああああああ!あんこさんがすわれるうううううううううううううううううううう!」 「もっちょ・・・ゆっきゅりゅしちゃかった・・・。」 すっきり中だったからか、どうやら精子餡だったらしく被ったとたんににんっしん!してやがる。 中にはそのまま中身を赤ゆに吸われて黒ずんでいくゆっくりもいたが、それでも俺は容赦しない。 「ゆ?まりさのかわいいおちびちゃんになにするんだぜ!」 「こうすんだよ。」 突然のにんっしんにも関わらずやはり子供は可愛いのかまりさは茎に手を伸ばした俺にぷくーをしてくる。 だがにんっしん中でありそれ以上は何も出来ない。 無抵抗なまりさの目の前で俺は一匹ずつ生まれることを楽しみにしている赤ゆを茎から引きちぎっていく。 「ゆぎゅ・・・くるちいよ・・・。」 「ゆっきゅりさせちぇ・・・。」 「ゆぐ!ゆげ!ゆげぇぇぇぇ・・・。」 「おちびちゃんがああああああああああああああああああああああああ!」 まだ生まれるには早すぎた赤ゆ達は苦悶の表情をして口から液状の餡子を吐いて次々と死んでいく。 動くことも出来ずに我が子の死に際をじっくりと見せられたまりさは悲痛な声で鳴き叫ぶ。 しばらくしてから笑い始めたまりさを放置して、次のゆっくりに目をつける。 「ゆ虐奥義口裂けゆっくり!」 「はかああああああああああああああああああああああああああ!」 散々虚仮にしてくれたみょんの口を横に引き裂き胴体の半分ほどまで引き裂く。 その姿は昔出てくる口裂け女のようになっており、千切れることなくギリギリで繋がっている。 ここにきて逃げ出そうとするゆっくりが出てくるが、そんな簡単に逃がせねーよ。 「どうじでにんげんがめのまえにいるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」 「知らなかったのか?鬼意惨からは逃げられない。」 慌てて引き返そうとしたれいむのあにゃるめがけて蹴りつけると、うんうんをまき散らしながら飛んで行った。 観念したのか命乞いしてくる一団も出てきた。 「ぱちゅたちがわるかったわ!なんでもするからたすけて!」 「何でもするのか、じゃあお前らお互い潰しあえ。」 「「「「ゆ?」」」」 俺の言葉が理解できなかったのか、ぽかんと間抜けな顔をするゆっくり達。 もう一度言おうとした時に、命乞いをしていたぱちゅりーに体当たりをするまりさが出てきた。 「まりさはいきのこるよ!ばかなぱちゅりーはまりさのためにしんでね!」 「むぎゅ!やめてしんじゃう・・・。」 ひ弱なぱちゅりーの上に乗って圧し掛かり入念に潰すまりさを見て、生き残っていたゆっくりは次々と近くにいるゆっくりと殺し合いを始める。 もちろんそれを見ているだけでなく、俺も勝って調子にのっているやつは潰していく。 「やったよ!まりさはさいごまでのこったよ!」 「おめでとうまりさ、お前は生かしといてやる。ついでに俺の家で飼いゆにしてやるよ。」 思いがけない僥倖に喜ぶまりさだが、もちろん俺はこいつをただ飼うだけではない。 こいつは生き残って後悔して死ぬことを望むまで、永遠に虐待することにしたのだ。 すべてのゆっくりを潰し終えて、俺はまりさを抱えてドスに近づきこれからのことについて話し合う。 「おいドス、これからだがお前はどうしたい?また俺の手伝いをするか、それとももっと山奥でひっそりと暮らすか?」 俺の質問にドスはゆんゆんと体を伸ばしたり、横に揺らす。 「おにいさんのおてつだいをするよ!おちびちゃんもたすけてもらったし、まだまだドスはおにいさんをゆっくりさせてないよ!」 「よし分かった、それじゃあまた明日からよろしくな。」 「ゆぷぷ!ドスはかわいそうだね!まりさはこれからかいゆになっておもうぞんぶんゆっくりするよ!」 何も分かっていないまりさを抱えて、俺はドス達に見送られて家へと帰った。 ゆっくりの集団にれみりゃとふらんを人質にされたドスは、俺の所に来るときは二匹を連れてくるようになった。 足りないゆっくりではあるが、捕食種であるので畑に侵入してくるゆっくりを捕まえてこれが中々役に立っている。 「そろそろ昼飯にするぞ!」 準備しておいた昼飯を用意し終えると、さっそくれみりゃとふらんが側に寄ってきて手作りの干しゆっくりを食べ始める。 「おちびちゃん!たべるまえにはにんげんさんにおれいをいわなくちゃだめだよ!」 ドスに注意されて慌てて俺に礼を言うが、口に物を入れており上手く言えないでいる。 水筒から水を汲んでやり、れみりゃとふらんに渡して口の中をすっきりさせてやった。 「んっぐ!おにさんありがと!」 「もっとくれー。」 れみりゃはちゃんと礼を言うが、ふらんのやつはおかわりを要求してくる。 苦笑しながらふらんに干しゆっくりを渡すと、またすごい勢いで食べていく。 「おにいさんごめんね、おちびちゃんのごはんさんまでもらって。」 「別に気にしなくていいぞ、こいつらも役に立ってるんだから。」 気にしているのかそんなことを言うドスを安心させる為に俺は本心からドスに礼を述べる。 和気あいあいと昼食を済ませると、俺はいつもの日課をする為畑の近くに刺している杭に近づいた。 「おでがい・・・ぼうごろじで・・・。」 「おいおい何言ってるんだまりさ?俺はお前を生かしてやるって約束しただろ。」 帽子はぼろぼろ、所々禿げて干からびかけているがこいつはあの日最後まで生き残ったまりさだ。 中枢餡に届かない所まで杭に差し込んでおり、動くことも出来ずにここで案山子となっている。 こいつを見て逃げ出すゆっくりもいるが、それでも畑に忍び込んでくるゆっくりはれみりゃとふらんに捕まり肥料となるのだ。 死なない様にオレンジジュースをかけて栄養を与えると、まりさは一時的にだが回復して俺にこう頼み込む。 「おでがいでず!ばでぃざがわるがっだでずからぼうごろじでぐだざい!」 「駄目駄目、お前にはまだまだ役に立ってもらうんだから。」 絶望するまりさを放置して俺はまた畑仕事を再開する。 おまけ ドスが胴付きになったよ! 「おにいさんこんにちわ!きょうもどすたちはおてつだいするよ!」 「・・・うん、お前はいつも来てるドスなんだな。」 「なにいってるのおにいさん!ドスはドスだよ!」 「そうかもしれないけど何で胴付きになってるんだよ、しかも色々とでかいし・・・。」 「おにいさんがきのうおいしいキノコさんをくれたでしょ?たべたらいつのまにかこうなってたよ!」 「まあゆっくりだしいいか、とりあえず動きやすい服と農具持ってきてやるからちょっと待ってろ。」 決して小さいわけではない男よりも頭二つ分ほどの身長になった胴付きドスまりさ。 こうなってはしょうがないと、男は家から動きやすい服と農具を持ってきてドスに貸してやった。 サイズの合わない服の為、動くとチラチラと引き締まった裸体が見え隠れしてついつい前かがみになってしまう男。 そんな男を、ドスは不思議そうに眺めるがすぐに作業を再開してそのドス級の胸を揺らせるのであった。 後書き むっちりもいいけど、引き締まった女性の腹筋をみるとすりすりしたくなるHENTAIあきです。 コメントがなくなって落ち込んでいますが、つい書きたくなってSSを書いてます。 ありす13あきさん・ぱちゅあきさん、パロってしまい申し訳ありません。 ドスが胴付きなったらきっとマクロスのメルトランディみたいになると思って書いてみました。 れみりゃとふらんの夕食はそのドス級のおっぱいからの搾乳で・・・。 個人的にはドスはこういうお人好しか純心なゆっくりだと考えてます、だから酷い目に遭うとまたきゅんきゅんします。 新しく出来た感想用掲示板に感想を書いてくれると嬉しいと思うHENTAIあきでした。 最近書いたもの anko1434 みょんな一日 anko1450 ゆっくりが泣く部屋 anko1471 春?冬? anko1491 ゆっくり院 anko1509 妬ましい anko1519 ゆっくりトラブルを解決するよ! anko1550 胴付きの謎 anko1605 胴付きパーティー anko1647 ゲスゆうか anko1663 しゃめい丸ですがもみじが最近おかしいです anko1670 ゆっくりが受け入れられた世界
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/78.html
「まりさは絶対にでいぶを見捨てない」 『どうしてまりさがあのれいむをえらんだのか、むれのだれもしりません でも、あのまりさのことは、ありすがだれよりもよくしっています ありすのほかにまりさのことをよくしっているのは、おさのぱちゅりーぐらいです まりさはいつも、じぶんのことをゆっくりできないゆっくりだとおもっていました だから、じぶんはこどくだとおもいこんでいたんです』 ゆっ…ゆっ… むーしゃむーしゃ! こっちはおいしいくささんだよ! ゆっ…ゆっ むーしゃむーげろまずううううう!! こっちはおいしくないくささんだったよ… ゆっ! ありす! ゆっくりしていってね! ゆう…かりをするのはたいへんだよ… むれのかりばは、まりさにはつかわせてもらえないし… しかたないよ…まりさのおかーさんが、ゆっくりごろしをしちゃったから まりさはいっしょうむれはちぶなんだよ… ゆう、ありがとう、ありす まりさのことをかばってくれるのは、ありすだけだよ でも、まりさは、まりさのおかーさんがゆっくりごろしをしてうばいとったごはんでそだったから まりさもつみがあるんだよ…まりさもゆっくりごろしなんだよ… ぱちゅりーにはかんしゃしてるよ ぱちゅりーがまりさをひきとってそだててくれなかったら、 まりさもきっと、おかーさんみたいなゆっくりごろしになってたよ だって、まりさはちいさいころ、おかーさんがたべさせてくれるあまあまを、 なんのぎもんもおもわずくちにしていたよ ちがうよ、いなかものはまりさなんだよ… むれのみんなはまりさのことをにくんでるよ まりさのおかーさんに、おややこどもをころされたゆっくりもおおぜいいるし、わすれてないよ まりさといっしょにゆっくりしてくれるゆっくりなんて、このむれにはいないよ …ありがとう、ありす でも、これいじょうまりさといっしょにいたら、ありすまでみんなにきらわれちゃうよ ごめんね…まりさはかりをしなくちゃいけないから… ゆう…とってもきれいなれいむだよ… こえもすきとおってるし、とってもおうたがじょうずだよ… むれいちばんのびゆっくりだよ… いいなあ…まりさもあんなれいむをおよめさんに…できっこないよ まりさはきらわれものだから、だれもまりさのことをすきになってくれないよ もし、およめさんになってくれるゆっくりがいても、まりさといっしょになったら、ふこうにしちゃうよ… まりさのせいでゆっくりできなくしてしまうのは、ゆっくりできないよ… でも…まりさも…まりさだって… だれかといっしょにゆっくりしたいよ… ただいま…ゆっくりかえったよ! …でもだれもおへんじしてくれるわけじゃないよ まりさはひとりでいきてるんだから …さみしくてゆっくりできないよ でも、まりさはだれともゆっくりできないよ だれかとけっこんしたいとおもっても、そのだれかのおとうさんやおかあさんが まりさといっしょになることをゆるしてくれないよ …ぱちゅりーのところにかえりたいよ でも、まりさはひとりでいきていかなきゃ ぱちゅりーはぱちゅりーのかぞくがいるんだもの ぱちゅりーはまりさのおかーさんじゃないもの まりさのおかーさんは、ゆっくりごろしのおかーさんだもの …ありすとおともだちになりたいよ でも、あんなゆっくりしたありすとまりさはおともだちにはなれないよ ありすはとかいはだし、まりさはきらわれものなんだから まりさはだれともゆっくりできないよ …まってね! まりさのだいじなおぼうしさんまってね! かぜさんまりさのおぼうしさんをつれてかないでええええええ!! ゆええええええん!! どうじでおぼうじざんころがっでいぐのおおおおおお!! ゆっ! れい…む…! あ…ありがとう、まりさのおぼうしさんをつかまえてくれて… ほんとうに…ありが…とう… そうだね…ゆっくりしてないかぜさんだったね うん、れいむも、ゆっくりしていってね! …きょうはおぼうしさんをかぜさんにもっていかれそうになったけど あのれいむとおはなしできたから、とってもゆっくりできたひだったよ …れいむは、びゆっくりでおうたがじょうずなだけじゃなくて、とってもやさしくてゆっくりできるよ れいむ… またれいむとおはなししたいよ… れいむといっしょにいたいよ… れいむとゆっくりしたいよ… れいむと… ゆっ!? なにをはなしてるの!? れいむのわるぐちをいうのはゆっくりできないよ! まりさおこるよ!? れいむはおうたがじょうずなんだよ!! あんなにびゆっくりなんだよ!! とってもやさしいんだよ!! …それだけ? それだけってなんなのおおおおおお!? それしかできない、びゆっくりなだけで、なんにもゆっくりできないって…!! かりもいくじもなんにもおそわってないって…!! れいむのおうたはきくとゆっくりはできるけど、いっしょにゆっくりはしたくないって…!! だからどうしたの!! だったら、れいむとけっこんするゆっくりが、れいむのぶんまでかりをすればいいでしょ!! まりさだったらそうするよ!! まりさは、ぐちやいいわけばっかりいってかりもろくにできないグズなゆっくりにはならないよ!! れいむのためにがんばってかりをして、いっしょうれいむをまもってみせるよ!! まりさはかりがとってもとくいなんだよ!! まり… れ…れいむ…!? い…いまの…きいてた…の!? ゆ…ゆ…ゆわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! ゆ…ありす! うん、そうだよ! まりさはれいむにせいっしきっにぷろぽーずすることにきめたよ! れいむのおかーさんも、こんやくをみとめてくれたよ!! ゆゆ~ゆめみたいだよ… ゆっ!? ありすまで、そんなことをいうの…? ありすも、れいむのことをびゆっくりなだけでゆっくりはできないゆっくりだっていうんだ そんなことないよ! まりさはふしあわせになんかならないよ!! ほかのみんなは、れいむがたかねのはなで、いっしょにゆっくりしてもらえないからそんなことをいうんだよ! まりさはちがうよ!! れいむにうけいれてもらえたよ!! れいむも、まりさがいっしょにゆっくりしてくれるならうれしいっていってくれたよ!! だからきっと、れいむといっしょにしあわせ~になってみせるよ!! みんなのまえでいったとおりだよ!! まりさが、れいむをせきにんとってしあわせにしてあげるんだよ!! ゆ…! ありす!? どうしたの!? どこかいたいの!? ゆっくりしてね! ゆ!ありすううううう!? …いっちゃったよ ありす、どうしてないていたんだろ ゆうう…れいむ…しんこんしょやだね… まりさとってもどきどきするよ… れいむ…まりさとずっといっしょに、ゆっくりしていってね!! ゆ…そうだね…これからふたりでくらしていくから、いろんなことのじゅんびをしなくちゃね! ごはんをたくさんあつめて…おちびちゃんたちようのおふとんをつくって… おちびちゃん… ゆ… ゆ… ゆほおおおおお!! れいむうううう!! まりさ、れいむとのおちびちゃんがほしいよおおおおおお!! すっきりー! うわああああああごべんなざいごべんなざい、ついすっきりーしちゃったああああ!! でぼ、でぼ、まりざはれいむといっしょに、ゆっくりしたかていをつくりたかったんでずうううううう!! あかちゃんたくさんいれば、ゆっくりできるからあああああああ!! はい、わがっでまず… これからがんばって、かりをしてごはんをたくさんあづめまず… ちゃんとせきにんとりまず… おっとのつどめでず… ゆっくりただいま!! れいむ、きょうはやわらかいはっぱさんと、こけさんをとってきたよ!! あかちゃんのためにたくさんたべてゆっくりしないとね!! ゆう…! まりさとれいむのあかちゃん…いちにーさん…たくさんつるさんにできてるよ…!! とってもかわいいよ!! とくにいちばんちいさいあかちゃんが、れいむにいちばんそっくりだよ!! このすえっこのあかちゃんは、しょうらいれいむににてもりでいちばんのびゆっくりになるよ!! まりさがんばるよ!! がんばって、れいむと、あかちゃんたちをゆっくりさせてあげるよ!! うん…もっとたくさんごはんをとってこないといけないね… ちょっとよていよりおおく、あかちゃんができすぎちゃったようなきがするよ… そうだね…こけさんはたべないで、あかちゃんのおふとんにつかったほうがいいね… できればよびのたくわえもあったほうがいいし、れいむようとあかちゃんようのごはんはわけて、 なるべくやわらかいものをあかちゃんにたべさせてあげたほうがいいね… ゆう? れいむ、あたらしいおうた? あかちゃんにきかせてあげるためにさっきょくしたんだ! すごいね! れいむはあかちゃんたちをとってもゆっくりさせてあげられるね!! まりさは、れいむとあかちゃんたちがゆっくりしてくれたら、しあわせ~になってくれたら、とってもゆっくりできるよ!! …ただいま、ゆっくり…かえったよ ごめんね…まりさ、れいむとおちびちゃんたちをまたせすぎちゃったかもね… きょうもがんばって、ごはんをとってきたよ… まりさはせいいっぱい… ゆうっ…! た、足りなかった? ゆ…そうだね、おちびちゃんたち、たくさんいるからね… みんなでわけたらすぐなくなっちゃうね… これじゃぜんぜんたりないよね…ごめんね… そんなことないよ! れいむと、おちびちゃんたちはとってもかわいいよ! だいじだよ!! でも、まりさは ゆっ!! ごべんなざい!! で、でぼ、まりさは…そうだ、おちびちゃんたちのおみやげにいしさんを… ゆうううっ!! …ごべんなざい、そのとおりでず まりざはばがでず…あんごのうでず… ゆ…でぼ、まりざはがんばって、れいむとおちびちゃんたちのためにかりをしてきたんだよ… みんなにおねがいして、かりばもすこしだけつかわせてもらって… ゆぐっ…!! ぞ、ぞれは… いいばじだ!! まりざがそういいまじだ!! まりざはれいむといっしょになりだがっだんでず!! おうたしかできなぐでも、まりさはれいむのごどがだいずぎだったんでず!! まりさがいっしょうけんめいかりをして、れいむをやしなうって、いっだんでず!! ゆぐっ…ゆっ…ひっ… ゆえっ…ゆぐうっ!! ゆっ!! ぞんな…ぞごまでいわなぐだっで… まりざはまいにちまいにちごんなにがんばっでるのに…!! れいむとおちびちゃんたちのために、ひっしではだらいでるのに…!! れ、れいむは!! まいにちおうちにいておちびちゃんとあそんでるだげだから!! まりざのぐろうなんでわがらないんだああああああ!! ゆっ…ゆぐっ…!? ゆ… ごべんなざい…ごべんね… まりざはかりもろぐにできないダメなゆっぐりだよ… ごべんね…ごべんね… ゆわああああああああああ!! れみりゃだああああああああああああ!! だずげでええええええええええ!! やだあああああああああああ!! じにだぐないいいいいい!! だれがだずげでええええええええええええ!! まりざにはれいむとおちびちゃんだぢがあああああ!! ゆっぐりできないいいいい!! まりざまだじにだぐないいいいいい!! まだれいむのごどじあわぜにじであげでないいいいいい!! ゆっぐりざぜであげられでないいいい!! れいむにいっだごどなんにもまもっであげられでないいいいい!! おちびぢゃんだちをゆっぐりざぜであげられでないいいいい!! まりざはっ!! まりざは!! ちゃんとかりがでぎるって、れいむをゆっぐりさぜであげられるっでしょうめいじでないいい!! いやだあああああああ!! まだまりざはなんにもでぎでないいいいいいいい!! まりざはごんなどごろでじんだらだめなのにいいいいいい!! まりざはれいむのだめにいぎるんだああああ!! れいむどいっじょにゆっぐりずるんだああああ!! ゆぎゃあああああああああああいだいよおおおおおおおおおおお!! はなじでええええええええええええ!! まりざはあああああ!! まりざばっ!! れいむどっおちびぢゃっじあっわぜにっゆっ!! ゆ゛っ!! ゆ゛っ!! ゆ゛っ!! ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ ゆ゛… ……… …… … れいむ まりさは沢山心残りがあるよ れいむを一生守るって、頑張って狩をするって、約束したのに 何にも出来なくてごめんね まりさが死んだ後、れいむとおちびちゃん達がどうやって生きていけばいいのか まりさはとても心配だよ れいむは狩が出来ないから、まりさが守ってあげなければいけないのに おちびちゃんたちはまだ小さいから、お父さんのまりさが守ってあげなければいけないのに まりさはれいむとずっと一緒にゆっくりしたいと思ってたよ れいむがまりさに優しくしてくれたから 嫌われ者のまりさのお帽子を、あの時拾ってくれたから だから、まりさはれいむの事を、一生守るって決めたんだよ れいむが狩ができなくても、お歌を唄うしかできない、それ以外何にもできないゆっくりなら 群れの皆が、ただ歌うだけのゆっくりとしてしかれいむを見ないなら、お嫁さんにするのは もっと別なゆっくりだって言うんなら、 誰もれいむを必要としないなら、まりさがれいむを必要だって言うって まりさがれいむをお嫁さんにするんだって、決めたんだよ 一人ぼっちはゆっくりできないよ でも、まりさにはれいむが居てくれたから、一人ぼっちじゃ無かったよ それなのに、もう一緒に居られなくて、ごめんね まりさが居なくなったら、誰がれいむとおちびちゃんたちを守るんだろう れいむとおちびちゃんたちは、どうやって生きて行ったらいいんだろう どうやって狩をして、どうやって子育てをして…おちびちゃんたちにどうやって色んなことを教えて… 誰が… 誰か…れいむとおちびちゃん達を助けてあげてください まりさは死んでしまうから、もうれいむとおちびちゃんたちを助けてあげられません まりさのだいじなれいむと、おちびちゃんたちなんです とっても優しいれいむなんでず とっても可愛い良い子なおちびちゃん達なんです れいむ達が幸せになってくれさえすれば、まりさは死んでもいいんです ゆっくり出来なくなってもいいんです だから、どうかお願いです まりさの代わりに、れいむとおちびちゃん達を幸せにしてあげてください まりさができなかった代わりに…まりさのゆっくりの代わりに… どうか… まりさの大事な、れいむと、おちびちゃんたちを… ありす…どうだった? そう…あのれいむのことは、れいむがおちびちゃんのころからしっているけど みょうにきぐらいだけはたかいゆっくりだったわ… ははおやのきょういくがわるかったせいだわ こうなることはよそうできていたけど… むきゅ、ありすのせいじゃないのよ、しかたないわ れいむがそうすることをのぞむなら、ぱちゅりーたちにできることはもうないのよ てはさしのべた それをはねつけた それでおしまい …ありす、むれのみんなでだしあってあつめたというのは、うそでしょう? そのくらい、ぱちゅりーにはおみとおしよ ありすが、まりさのことをすきだったってこともね? おやめなさい、そんなことは ありすがまりさのかわりに、あのれいむたちおやこをやしなっていくわけでもないのでしょう? そうしたいきもちはわかるわ あのまりさは、ぱちゅりーがおかあさんがわりになってそだてたまりさだもの… まりさのおちびちゃんたちは、ぱちゅりーにもぎりのまごみたいなものなのよ でも、ぱちゅりーにも、よそのかぞくをえんじょしてあげるだけのよゆうはないわ ええ、そうね…どうしてまりさはあんな、おうたしかとりえのないれいむなんかえらんだのかしら ほかのみんなはいまだに、ゆっくりごろしのあんこをうけついだゆっくりだっていうけれど、 まりさがゆっくりいちばいがんばってかりをしているのは、ぱちゅりーがいちばんよくしってわ そして、まりさはとってもやさしくてゆっくりできるゆっくりだった ゆっくりごろしのははおやからうまれたとはおもえないくらいにね… そうかもしれないわね、まりさは…きっと…ばかだったのよ… ばかだわ…ほんとうに… むきゅ… 『まりさのおそうしきがおわったそのいちにー…さんとたくさんにちあと、 れいむと、まりさののこしたおちびちゃんたちは、もともとまりさとれいむをこころよくおもってなかった むれのゆっくりにおうちをうばわれ、さらにおちびちゃんのひとりがごはんどろぼうをしたために リンチにちかいせいっさいをくわえられてしにました どうしてありすはあのとき、すなおにまりさに、まりさがすきだといっておかなかったのか いまからでもありすとけっこんしてほしいといわなかったのか、こうかいしています』 (終わり)