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名前 Mii VR 一言 KAZU K A ZU★$K 9000~9999 リア充最高! Sonpee Sonpee★$K 9500~9999 そんぴーかなぴー^。^ kid様 kid★$K 9999~9999 思念となってry にゃんこ NyAnkO★$K 9000~9999 (っ´*ω*`c) R.フライト R.フライト★$K 9500~9999 Brann ♪Brann♪★$K 9000~9999 おちんちんぶら~ん( ^ω^) Rosso Rosso★$K 9200~9999 そしてこの笑顔である(^▽^) てるよ てるよ★$K 9000~9999 ( ゚∀゚)o彡゜かぐや!かぐや! うっちー うっちー★$K 9000~9999 うちだうち子 テレみ(笑) テレみ★$K 1~35000 シコって寝る Snow Snow★$K 9000~9999 NaoKiss たこっち たこ★$K 9400~9999 真性ロリコンです(キリッ あずにゃんファン A z★$K 9000~9999 ボケガヽ(^▽^`)ゝ 計14名 てす -- テレみ (2011-01-10 00 23 49) 名前 コメント
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病室 澪「律。来たぞ」 唯「りっちゃーん」 紬「りっちゃん」 律「…………」 唯「りっちゃん、前に私が教えたアイス屋さん、今キャンペーンやってるんだよ!」 律「………」 唯「早くしないと終わっちゃうから、りっちゃんも早く起きて一緒に行こうね!」 律「………」 唯「やっぱりアイスの力だけじゃ無理かあ」 澪「アイスの力って……」 唯「次はムギちゃんの番だよ」 紬「ええ、りっちゃん。調子どう?」 律「…………」 紬「今日もりっちゃんのケーキ持ってきたの。前にりっちゃんが美味しいって言ってくれたものよ」 律「…………」 唯「本当においしそうだな~。りっちゃん!早く起きないと私が食べちゃうよ?」 律「…………」 唯「ケーキの力でもだめなのかあ」 紬「しょうがないから、あとで皆で食べましょ?」 唯「そうだね」 律「…………ゲホッ」 唯「ゲホッ?」 澪「律!?」 律「…………」 紬「ただの咳だったみたいね」 唯「なんだあ。ケーキに反応してくれたと思ったのになー」 澪「律……本当にごめん」 律「…………」 澪「あの時律を強引に誘ったからこんなことになっちゃったんだよな」 律「…………」 澪「律は優しいから、私のこと責めないだろうけど……お願いだから謝らせてくれ」 律「…………」 澪「律が起きたら、私はずっと律のそばにいるから。それでいつでもお尻触っていいよ。 だから、起きてよ……りつぅ……」 唯「澪ちゃん……」 澪「やっぱり……ダメか」 律「…………」ピクッ 澪「ムギ、あれの準備を……ん?」 ナデ 澪「きゃあ!?」ガタッ 紬「澪ちゃん!?」 澪「びっくりした……。なんか、今お尻を触られたような気がして」 唯「え、でも私たちは澪ちゃんの前にいたし……」 紬「方向的に、今澪ちゃんのお尻を触れたのは……」 律「…………」 澪「ま、まさか………?律?」 律「…………」 澪「気のせい、か?」 律「…………」 紬「と、とりあえずセットしよう?」 澪「そ、そうだな。唯、ちゃんと持ってるよな?」 唯「うん。よいしょっと。でも病室にラジカセ持ってきて良いのかなあ?」 澪「さわ子先生の案だし。……まああの人はあれだけど」 唯「まあバレなきゃいいか!」 紬「ええ。りっちゃん、イヤホン付けるね」 スチャ 律「…………」 澪「律、これから私たちの新曲流すからな。ここに来る前に録音したんだ。 ちゃんと聞けよ?」 紬「準備完了です。いつでも流せるわ」 澪「よし、お願い」 唯「スイッチオン!」 カチッ ………………… あー暇だなー。澪たちもう来ないのかなー もしかしてここが地獄なのか?永遠に暇な時間を過ごさせるとか? ゴゴゴゴゴゴゴゴ ん?なんだ ズズズズズズズ おわー!ステージが出現した!さすがあの世、何でもありだな。 何が始まるんだ? ヴィーーーーーー 幕が上がってきたぞ……いるのは、澪、唯、ムギ、と、さわちゃん!? さわ子『さあ、いつでも始めなさい』 唯『私は準備オーケーだよ!』 紬『私も大丈夫』 澪『うん、私も』 お、演奏してくれるのか? 澪『じゃあいくよ』 さわ子『ちょっと待って。歌詞は考えてあるの?』 澪『え、いや一応考えましたけどまだ未完成ですから。みんなにも見せてないし』 さわ子『せっかくなんだから今披露しなさい。りっちゃんのためにも』 澪『ええぇ』 私のためにってのはうれしいけど、幕が上がった後にそういうやりとりするなよ…… グダグダだな 唯『私も聞きたい!』 紬『私も』 澪『でも、唯が知らないから私が歌うしかないじゃん』 さわ子『じゃあいいじゃない。澪ちゃんが歌いなさいよ』 おいおいさわちゃん、澪にあんまり強要するなよ。繊細なんだから 澪『わかったよ……笑うなよ?』 唯『大丈夫だよ!』 澪の歌詞は独特だけど、誰も笑ったりしないよ。 ていうか演奏はまだか? 澪『じゃあ今度こそ……曲名は、”私の恋はホッチキス”』 唯『おお可愛い名前だね!』 澪『あ、ありがとう。1,2,3,4!」 ジャジャンジャーンジャジャンジャンジャンジャラララジャーン♪ すごいな。唯のギター上手くなってる。 ♪~♪♪~♪~ 澪のベースも、ムギのキーボードも…… もともと上手いのにさらに…… 澪『なんでなんだろ 気になる夜 キミへの この思い 便せんにね 書いてみるよ♪』 いきなり乙女チックな歌詞…… それにしても澪の声ってやっぱり綺麗だな。本人には言わないけど 澪『もしかして 気まぐれかもしれない それなのに 枚数だけ 増えてゆくよ♪』 ムギってほんとに作曲センスあるよな。つうかもう天才だろ…… ムギがいなけりゃオリジナルもできなかっただろうなあ 澪『好きの確率わりだす計算式 あればいいのに♪』 唯も入った時はギターなんて持ってもいなったのに。すごい上達したよなあ 澪『キラキラひかる 願い事も グチャグチャへたる 悩み事も そーだホッチキスで とじちゃおー♪』 皆の音が合わさって、こんな良い曲が演奏できるんだよな…… あれ、でもこの曲なんか物足りないよな。あ、そうか。 澪『はじまりだけは 軽いノリで しらないうちに あつくなって♪』 ドラムがいなんだ。まあ私がいないから当たり前だけどな…… でもそう思うとこの演奏もなんかイマイチに思えてきた。 なんか皆がばらばらに演奏してる感じ?それぞれはうまいんだけどなあ 澪『もう針がなんだか 通らない ララ☆また明日』 何がまた明日だよちょっと待てよおい。 やっぱり私が入らないとお前ら駄目だ。あーいますぐ舞台に上がりたい! そんでドラム叩きたい!うおおおおお! …… 律「私もステージに上がらせろ!!!」 ガバアッ! 澪「……え?」 唯「ほえ?」 紬「へ?」 律「あれ?ここは?ステージはどこ?」 澪「り、り、り……」 律「あ、澪。歌は良かったよ」 澪「りつううう!!」 ギュウー 唯「うわああん!りっぢゃぁぁああん!」 ギュ! 紬「りっちゃん、良かった……」 ムギュウ 律「ちょ、痛い、一斉に抱きつくなよ……苦しいって」 _________________________________________________ 唯「いやーあの時は嬉しかったねえ」 紬「ええ、思い出しただけでも泣きそうだわ」 唯「しかもりっちゃん、『ケーキは私のだからな』とか言うから驚いちゃうよね。ちゃんと聞こえてたんだね」 紬「その後のりっちゃんの変化にもね……」 ガチャ 梓「あれ?まだ澪先輩と律先輩来てないんですか?」 唯「まだだよ~。この分ならもう一杯飲めるかな?」 紬「今淹れるわね」 ガチャン! 律「おーっす!」 澪「おっす」 梓「どうもです」 唯「あちゃー来ちゃったか」 律「あちゃーってなんだよ!」 唯「なんでもないってー。今りっちゃんの昔話をしてたんだよー」 律「な!梓、聞いたのか?」 梓「いえ。私はお手洗いに行ってましたから」 紬「話すならりっちゃんからじゃないとね?」 澪「そうだな」 律「ま、今度の合宿の夜にでも話してやるよ」 梓「えー。今話してくださいよ。っていうかやっぱり合宿やるんですね」 律「ムギ、今年も頼んでいいか?」 紬「もちろん♪」 律「よっしゃあ!じゃあ早速練習するか!」 澪「え。私まだお茶飲んでないんだけど」 律「遅れてきたのが悪い!ほら行くぞ!早くドラム叩きたいの!」 ズルズル 澪「私の紅茶あ~」 梓「律先輩は相変わらず熱血ですね!私も練習したくてうずうずしてました!」 律「おう!その意気だ!皆早く準備しろー!」 唯「まさかあずにゃん、去年のりっちゃんが怠ける側だったって言っても信じないだろうねえ」 紬「うふふ、そうね」 唯「お尻触りたい症候群が無くなったかわりに、ドラム叩きたい症候群だもんね」 律「はーやーくー!」 ドンガラガッシャーン! おわり ※ 特発性臀部瞻視愛撫欲求症候群はもちろん架空の病気です 戻る
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『大きいことは良いことだ』 23KB 愛で いじめ 制裁 ギャグ 小ネタ 変態 希少種 現代 虐待人間 独自設定 久々のSS このSSには愛でられるゆっくりとそうでないゆっくりが出てきます 一部の賢いゆっくりは漢字を使って話します 作者に都合のよい独自設定があります これをかいたのはHENTAIあきだよ!それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! 近頃ゆっくり好きの間で不思議なゆっくりが流行している。 不思議といってもゆっくり自体が不思議の塊のようであり、どんなゆっくりでも大抵はゆっくりだからで済まされるが。 ゆっくりを売り出す企業にとって、新たなゆっくりの品種改良は常日頃のことである。 このゆっくりもまた、ある企業の研究員によって企画され、計画が始まった。 「最近はエコだか何だかで、商品はどんどん小型化している!そこで常識に囚われない逆のアプローチをしてみた。」 「だからってこれは無理だろ、常識的に考えて・・・。」 「無理なんて決めつけてどうすんだよ!誰も考えてないことをやってこそが成功に繋がるんだ!」 「誰も考えないのと、考えてもやらないことはまったく違うだろ。」 熱く語る発案者に対して、同期である研究員が呆れ顔で反論する。 今ここでは新たなゆっくりの販売プロジェクトについて話し合われていた。 「確かにゆっくりの小型化は成功した、小型化すれば餌代もかからず見た目も愛嬌ある小動物的な可愛さを売りに出来る。」 「ただし死にやすく飼育が困難で、餌代もかからないからあんまり儲けにはならなかったけどな。」 「それでこんどは小型化でなく逆に巨大化させて、大型のゆっくりの販売をしてみようと。」 会議場の全員がテーブルにいる、プロジェクトのサンプルであるゆっくりに視線を向ける。 そこにはバランスボール程の大きさのゆっくりめーりんが視線を向けられ、不安そうに体を動かしていた。 「じゃお~ん・・・。」 「大丈夫だぞめーりん、この人たちはお前の愛くるしい姿に目を奪われているんだ。」 「確かに丸々として可愛いけど・・・。」 「これって本当にまだ子ゆっくりなのか?すでに成体よりでかいぞ。」 「見た感じ太ったって訳でもなく、そのまま大きくなったみたいだな。」 見た人間の率直な感想が口々に漏れている。 信じられないという人間もいるが、このめーりんまだ子ゆであり成体ではないのだ。 だというのにすでにその体躯は成体以上であり、肥満によって無理やり大きくなったという違和感もない。 そのまま体だけが大きくなっただけで、中身はまだ親の庇護下にいる子供というアンバランスな雰囲気が出ていた。 「どうですかこのギャップ、見た目は立派なのに甘えん坊で俺にべったりなんですよ。」 「それはいいけど、このめーりんどれぐらいの大きさになりそうなんですか?」 「今のところ予想では一メートル以上の大きさになると思います。」 「下手したら小型のドスぐらいになるのね、そんなゆっくりにじゃれつかれるのは危険なのでは?」 「それにこれだけの大きさだと食費も馬鹿にならんぞ、どう見ても欠陥商品です、本当にありがとうございました。」 「テレビでライオンやトラがじゃれつく姿は可愛いが、実際自分がやるとなると怖いよな。」 当たり前だが、巨大ゆっくりに対しての問題点が次々と出てくる。 ゆっくりとはよく食べる、それこそ自分の体と同じ程度の量の食事が必要なものもいる。 それに体が大きいことはそれだけでも脅威になってくる。 ドス程ではないにしろ、その巨体で押しつぶされれば人間も危険であろう。 「あくまで赤ゆの時点では普通と変わりません、小さい頃から育てていれば飼い主に危害を加えることはないはず。」 「いや、危害を加えるつもりはなくても怪我させることはあるだろ。」 「買う時点でそのことに関して誓書させれば良い。そうすりゃ捨てられても特定が楽になる。」 「まあこんなゆっくり飼うなんて物好きじゃなきゃ飼わんか。」 「餌も大量に必要なら栄養価の高い専用の餌も販売すれば一石二鳥になるかも。」 「だけどやっぱりこれ売れないって、こんなにでかかったらむしろ怖い。」 肯定的な意見も出るが、やはり不安感があるのか会議は中々進まない。 それでも発案者は熱意ある言葉でプレゼンを続ける。 「おっぱいと同じなんだよ!!!大きいおっぱいには夢が詰まってるのと同じで、このゆっくりにも夢があるんだ!」 「た、確かにそうかもしれん。」 「そう言われると何だかこの触り心地は癖になりそうだ。」 「じゃ、じゃお?」 「いやいや、俺はちっぱいの方が好きだね。」 「そうだそうだ!大きければ良いなんて誰が決めたんだ!」 男にとって決して妥協できない事柄を例に出され、会議室に一瞬即発の空気が流れ出す。 それでも一部の者だけはまともに会議を進行させようと発言する。 「みんな落ち着け、今はおっぱい談義じゃなく、この巨大ゆっくり販売についての話し合いだぞ。」 「うるせぇ!おめーの嫁さんPAD疑惑出てるだろ、小さいのに見栄を張るな!」 「ああ!?嫁(胴付きさくや)は関係ねぇだろ、嫁は!?」 「リーダーはどう思いますか!?」 これまで一言も発言していなかった責任者である上司に話が振られる。 一言も発せず、その眉間には深いしわが浮かんでいた。 「やっぱり大きくて吸って色々と出た方が良いですよね!」 「小ぶりでも感度抜群で吸われるたびについ声が漏れちゃう方が良いに決まってます!」 「「「リーダー、ご決断を!!!」」」 「・・・そんな脂肪の塊より、りぐるんのぺにぺにをちゅーぱちゅーぱする方が良いだろ。」 結局肉体言語を使った話し合いの結果、巨大ゆっくり推進派の勝利により限定的に販売が決定される。 なお上司は一人孤軍奮闘するも、最後は両者から袋叩きにされ再起不能(リタイア)となった。 こうした経緯で販売されるようになった巨大ゆっくり、でかゆっくりは少数の限定販売として売られるようになった。 その巨体からやはり危険性があるとされた為、販売されるのは大人しい温厚なゆっくりのみだ。 そうするとやはり通常種では難しく、そのほとんどがめーりんやてるよといった希少種となり値段も比例して大きくなってしまった。 それでもこのでかゆっくりを買う者は存在した。 「てるよー、飯だぞー。」 ビッグサイズの餌皿にでかゆ専用のゆっくりフードを山盛りにして、飼い主が巨大な黒い毛玉の前に置く。 もぞもぞと毛玉が揺れるが、またすぐに動かなくなってしまう。 溜息を吐く飼い主が毛玉の後ろに回り込むと、そこには何故か盆栽が置かれていた。 「ごーはーん、盆栽眺めてないでさっさと食べろ。」 「・・・めどい。」 てるよは一瞬ちらりと目をあけるが、すぐにまた目を閉じてしまう。 元々てるよ種は動くことが少なく狩りや運動もすることなく、ひたすらじっとしていることが多い。 その為でかゆの候補にも選ばれたわけなのだが、巨体になり栄養を蓄えることが出来るようになりその傾向がさらに強くなってしまった。 「だーめ、いくら食わなくても良いからって、さすがにそろそろまずいだろ。」 「・・・たべさせて。」 飼い主の催促に、てるよは盆栽を眺めながら口を大きく開ける。 「またかよ、いい加減飯ぐらい自分で食べれるようになれって。」 そう言いながらも飼い主は嬉しそうにてるよの口にゆっくりフードを運んでやる。 ほとんど動くこともせずにじっとしてるてるよとの数少ないコミュニケーションであり、会話できる機会である。 「どうだ?美味いか?」 「おいしい・・・、もっとちょうだい。」 ゆっくりと咀嚼しながら、てるよは次のゆっくりフードを飼い主に求める。 そう言われて飼い主も再びてるよの口にゆっくりフードを運び口の中に入れてやる。 のんびりと時間をかけて、てるよは餌皿に盛られた食事を平らげる。 「ごちそうさま。」 「はい、お粗末様。」 食事も終わり飼い主が餌皿を片付けに台所に戻ると、てるよは再び盆栽をじっと眺める。 別に盆栽が動くわけでもないが、てるよはただじっと盆栽を見つめている。 何が面白いのかと思われるが、てるよ本人は飽きもせず毎日盆栽を眺めて過ごす。 「本当にお前それが好きだな、一体何が良いのかこっちは分からないよ。」 「ぜんぶ・・・。」 戻ってきた飼い主にてるよは静かに答える。 ちなみにこの盆栽、てるよとセットになって付いてきたものだ。 てるよ種特有なのか、それともこのてるよ自身の趣味なのか、これさえあればこのてるよはゆっくり出来る。 その為販売側としても、ゆっくり不足で病気になっては困るので、生育の過程で盆栽に興味があることに気づきセットで販売したのだ。 「ところでこの盆栽、こっちがちょっと伸びてないか?少し、切ったほうが良いんじゃないか。」 「・・・ちょっとだけきって、それとこっちもきって・・・。」 飼い主の提案に少し考えててるよは反対側も切るように言う。 さっそく鋏を持って伸びてきた部分を飼い主が切っていく。 「これぐらいか?」 「もうちょっと。」 「こんな感じ?」 「そんなかんじ。」 てるよの反応を見ながら飼い主は鋏を動かしていく。 忙しい毎日を過ごす飼い主だが、休日のてるよとのこの時間は毎日の煩わしさを忘れゆっくりと時間を過ごす。 最初こそ飼って失敗したと思っていた飼い主だったが、今では飼って本当に良かったと思っている。 「とりあえず今回はこれで良いか。」 「かっこよくなった。」 「そうか?あんまり変わってない気もするけど。」 ちらりと飼い主を見たてるよが少しだけ笑う、分かってないねと言う感じで小馬鹿にするように。 「今馬鹿にしただろ。」 「してない。」 「嘘吐け、そんなやつはこうだ!」 「や、やめて。」 てるよの上に乗って飼い主はてるよの黒髪を撫で回す。 いつもの泰然としたてるよの声に少しだけ焦りが出ている。 笑いながらてるよの髪を弄りながら、飼い主は楽しそうに一日を過ごしていく。 野良ゆの住処となっている自然公園の一角で、なにやら野良ゆが集まって話し合っていた。 いつもは人間に怯えてびくびくとしているというのに、今は自信に満ち溢れている。 「ついにこのときがきたんだね!」 「そうよ、ついにここにもドスがあらわれたんだから!」 「これでにんげんからあまあまをとりかえして、たくさんゆっくりできるんだね!」 「おうちもとりかえすんだぜ!あんなにゆっくりしたおうちににんげんがすむなんてまちがいなんだぜ!」 「わかるよー、ついにちぇんたちのじだいがきたんだねー。」 嬉しそうに会話を繰り広げているゆっくり達。 先日、このゆっくり達の一部が自分達よりも大きく立派なまりさを見かけたのだ。 餡子に延々と受け継がれているその知識から、発見したゆっくりはそのまりさをゆっくりの守護者であるドスまりさと思った。 すぐさま群れへと戻りこのことを報告した結果がこれである。 「きたよ!ドスがこっちにきたよ!」 「むきゅ、それじゃさっそくドスをむかえにいくわよ。」 「「「「ゆっゆっおー!!!」」」」 ドスがやってきたとの報告に、長役であるぱちゅりーの指示の元にドスの元へと移動を始めだす。 いつもは人間と接触しないように広場には行かない掟があるが、ドスさえいればこっちのものだと皆考えている。 広場に着くと、散歩用に舗装されている道をゆっくりと跳ねている巨大なまりさがいた。 「「「「ドス、ゆっくりしていってね!!!」」」」 「ゆゆ!?」 群れ全員で巨大まりさの前に出てさっそく挨拶をする。 ドスと呼ばれた巨大まりさの方は突然現れたゆっくり達に驚いたのか不思議そうな顔で歩みを止めた。 「ドス!ぱちぇたちはこのこうえんにすんでいるゆっくりよ。」 「ゆ~?それでまりさに何の用なの?」 「それはね、ドスにぱちぇたちのむれのおさになってほしいの!」 ぱちゅりーの言葉にまりさは唖然とする。 頭がフリーズでもしてるのかぴくりとも動かないまりさを尻目に、群れのゆっくりは勝手に盛り上がっている。 「やっぱりちかくでみるとドスはすっごくゆっくりしてるよー!」 「こんなにゆっくりしたドスなら、にんげんなんていちころだね!」 「はやくあまあまとにんげんのおうちがほしいんだぜ!」 「ちぇんはにんげんさんにつかまってるらんしゃまをとりもどすんだよー。」 「ゆゆこ様と濃厚ゆっくすしたい。」 「あれ?いまみょんがしゃべらなかった?」 好き勝手な妄想を口から垂れ流す野良ゆ達は、その妄想はすぐに実現すると考えていた。 ゆっくりの中のゆっくり、ゆっくりをゆっくりさせるドスがいるのだから。 ようやく我に返った巨大まりさは、ゆっくり達の期待とは異なった答えを出す。 「無理だよ!まりさはドスじゃなくてまりさなんだよ!」 「ゆ~?どういうこと?」 「あわてないで、ドスはけんきょなのよ。」 「け、けんきょ?」 「ほんとうにゆっくりしてるゆっくりは、じぶんでゆっくりしてるなんていわないってことよ。」 「なるほどー、やっぱりドスはすごいね!」 「違うのー!まりさはまりさなのー!」 お互いにまったく噛み合わない会話を繰り広げるが、話はまったく進展しない。 ひたすら自分に擦り寄ってくるゆっくり達に、ついに巨大まりさはその場から逃げ出してしまう。 「まってよドスー!どこにいくのー!」 「はやくまりさたちにあまあまとおうちをよこすんだぜー!」 「わかるよー、ドスはちぇんたちをおうちにつれていってくれるんだねー。」 「じらしぷれい!」 「ま、まって、そんないそがれたら、ぱちぇがついていけな・・・。」 巨大まりさの後を追いかけ始めるゆっくりの群れ。 長役のぱちゅりーだけ置いていかれるが、そんなことにお構いなく巨大まりさとゆっくり達は進んでいく。 そして巨大まりさは、公園からさほど離れていない民家にたどり着く。 「お兄さあああああああああああああん!助けてえええええええええええええええええええ!」 大声を上げながらお下げでドアを叩く巨大まりさ。 ただでさえ喧しいゆっくりの声だが、普通よりも巨体なまりさの声は輪をかけて喧しい。 「うるっせええええええええええええええええええええ!そんな声出さなくても聞こえてるわああああああああああ!」 「ぶべぇ!」 勢いよくドアが開かれ、巨大まりさの顔にクリーンヒットする。 怒鳴りながら顔を出した飼い主は涙目でお下げで顔を撫でているまりさに睨む。 睨まれたまりさは顔を撫でるのもやめて、飼い主に訳を説明しだす。 「あのねお兄さん、まりさお外の子にど」 「ドスに間違えられて困ってる、だろ?」 「ゆゆ!何で分かるの!?」 「お前それ本気で言ってるの?」 驚き顔のまりさに対して、飼い主は笑顔でまりさの頭に手を置き撫で始める。 飼い主の撫で方にまりさは心地よくなるが、飼い主の撫で方が段々と力強くなっていく。 「お!ま!え!は!これで何度目だと思ってるんだあああああああああああああああ!」 「ゆぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ!」 「散歩に行く度野良ゆを連れて来るって、お前はハーメルンの笛吹きか!」 途中からもはや撫でるというより擦り付ける感じになっていき、振動でまりさから呻き声が漏れてくる。 そんなことをしてるうち、まりさの跡をつけてきたゆっくり達が到着する。 「たいへんだよ!ドスがにんげんにやられてるよ!」 「なにやってるんだぜドス!そんなくそにんげんなんてはやくやっちゃうんだぜ!」 「ふたあな!にけつぷれい!」 「ちぇんたちじゃやくにたたないから、ここでおうえんだけしてるよー、わかってねー。」 煩く騒ぎ出すゆっくり達に、ようやく飼い主はまりさから手を離す。 予想よりも多くやってきて騒いでいるゆっくりを見て、飼い主の怒りがまた沸き立ってくる。 「まりさ、これは今までの中で一番数が多くないか?」 後ろに隠れているまりさにそう言うが、野良ゆに完全に怯えきっているまりさは涙目で震えているばかり。 飼い主は無言でまりさを置いて家の中へと戻っていく。 置いていかれさらにうろたえるまりさと違い、野良ゆの群れは途端に喝采を上げた。 「みてみて、ドスのすごさににんげんさんはにげていったよ!」 「やれやれ、いくらドスがゆっくりしてるからっておそすぎるんだぜ!」 「これがかんぜんしょうりなんだねー、わかるよー。」 「ようやくありすのとかいはなゆんせいがはじまるのね!」 まりさが飼い主を追い払ったと勘違いしているようである。 しかし、もちろん飼い主は追い払われたのではない。 すぐにまた戻ってきた飼い主の手には一本のスプレー缶が握られていた。 飼い主の持っている物に気づいたまりさは、慌てて家の中へと逃げ込む。 「汚物は消毒じゃああああああああああああああああああああああああああ!!!」 そう叫んで飼い主はスプレー缶のトリガーをひき、中身を野良ゆ達へ向けて発射する。 飼い主が持ってきたこのスプレー缶、あるゆっくり業者が開発した殺ゆんスプレーなのだ。 ゆっくりにとって毒である唐辛子成分をはじめ、ゆっくりの嫌うしーしー臭、うんうん臭、死臭に加えて、 ゆっくりゆかりの少女臭にゆかりの口臭、風呂上りの体臭、まむまむ臭にゆかりが何週間着続けたゆう服臭。 この製品の半分はゆかりんで出来ていますというコンセプトの元に開発された殺ゆんスプレーの試作品なのだ。 「ゆ?なにこのにお・・・ゆんぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆぎょぼおおおおおおおおおおお!ぐざい!おもにぜんぶがぐざいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「わぎゃるよおおおおおおおおおおおおお!こりぇゆかりしゃまのにおいなんだよおおおおおおお!!!」 「ぐざいじいだいじ、ごんなのとがいばじゃないわあああああああああああああああああああ!!!」 「くっさ!!これめっちゃ臭いじゃねーか!!!」 野良ゆだけでなくスプレーを撒いた飼い主までもが臭いで悶絶する。 人間でさえこれであり、臭いに敏感であるゆっくりにとってはまさに地獄の悪臭であろう。 のた打ち回りながら体中の穴という穴から中身を吐き出すものや、悶絶のあまりに体が千切れるもの。 臭いに耐えられず壊れたように地面に頭を叩きつけ自殺を図ったり、逆に完全に壊れてケタケタと笑い始めるのもいた。 「おうぇぇぇ・・・、ようやく臭いがマシになったか。」 そこはまさに地獄の光景であったと言ってもおかしくなかった。 一体何があればこんな表情になるのかという苦悶の表情を浮かべたゆっくり達の死体が転がっているのだから。 食いしばり過ぎて歯が砕けていたり、ミイラのように中身を絞りつくしペラペラになったゆっくり。 無理やりねーじねーじをされたように千切れた死体の横で、奇声を上げ続けるゆっくり。 「お兄さん、終わった?」 「あ!?テメェまりさ!何一人で逃げてやがるんだ!」 「だって会社のお兄さんがアレを出したらすぐ逃げろって言ってたから・・・。」 「あの野郎、完全に欠陥品だって分かってたんじゃねーか。」 試作品を渡した友人の顔を思い浮かべ、飼い主の額に青筋が浮かんでくる。 元々このまりさも通常種のでかゆ販売の第一号として、モニター代わりに飼ってくれて言われ押し付けられたものだ。 報酬は出されているが、最近では割に合わないのではないかと真剣に考え出している。 「あーもう!まりさ、お前ロデオマシンの刑な。」 「そんなあああああああああ!まりさ何も悪いことしてないのにいいいいいいいいいいいいいい!」 「うるせぇ、文句言わずに早速開始だからな!」 嫌がるまりさをつれて家の中へと戻る飼い主。 数分後、まりさの喘ぎ声と共に飼い主の嬌声が響くのだった。 予想以上のでかゆの売り上げに、開発企業はでかゆを希少種に限定して販売することを止めた。 通常種でも気性の大人しいものを選別し、通常種のでかゆを販売することを決定した。 これまでの限定的な販売によって希少価値が高まっていたでかゆが一般販売されると、それまで以上にでかゆの売り上げは伸びた。 でかゆを発案した研究員は自分の机でニヤニヤと笑みを浮かべていた。 「やっぱり俺の考えは間違ってなかったな。」 「そんなお前にお知らせがあるぞ。」 「おや?でかゆ販売の時には反対した同期君じゃないか。」 「イヤミか貴様ッ!まあいい、それより落ち着いて聞け。」 「ふふん、今の俺ならどんなことでもこのコーヒーを飲みながら優雅に聞けるぞ。」 「でかゆが胴付きになった。」 コーヒーが研究員の口と鼻から逆流して出てくる。 咽る研究員が落ち着くまで待ち、同期は事情を説明する。 「どうも初期の希少種の販売で売れたゆゆこが胴付きになったらしいぞ。」 「ちょっと待て!最初に開発した俺のとこのめーりんはそんなことにはならなかったぞ!?」 「飼い主から直接電話があったらしい、どうにも焦ってた様子で詳しい様子は分からないらしい。」 想定外のことの為、でかゆの発案者であり最も詳しい研究員に連絡が来たのだ。 同期と共に連絡のあったゆゆこの元へと車で向かう。 「すいませーん、連絡があったので来たんですけどー。」 「・・・返事がないな、何処か出かけてるのか?」 ドアノブに手をかけると鍵はかかっておらず、ドアが抵抗なく開く。 ドアの隙間から微かに何かが聞こえてくる、二人にはそれは何かをすすっている様に聞こえた。 「おい、これまさか・・・。」 「馬鹿!いくらでかくなったからってゆゆこがそんなことするわけ・・・。」 二人の脳内に考えたくもないことが浮かんでくる。 緊急事態と感じすぐさま二人は家の中へと進入する。 「大丈夫ですか!今助けにきました!」 そこには巨大な人形に抱きかかえられ、人形に舌で舐められている男性がいた。 「た、助かった・・・。」 「こぼね~?」 唾液でべとべとになって安堵する飼い主と、突然やってきた二人を不思議そうに眺めるゆゆこ。 何が起きているのかまったく理解できない研究員と同期はその場に立ち尽くしてしまう。 「ええっと、すいません勝手に入って来ちゃって。」 同期がようやく発した第一声がこれだ。 研究員の方は飼い主を抱きかかえているゆゆこをしげしげと眺めて観察しだす。 でかゆの胴付きになったゆゆこは、でかゆと同じように胴付きがそのまま巨大化したようだった。 ざっと見た感じでは二メートル程度の大きさであり、それこそ巨大なぬいぐるみのようである。 そんな大きさのゆゆこにがっちりと抱きかかえられた飼い主は身動きがほぼとれない。 「ゆゆこ、お客さんも来てるしいい加減離してくれ?な?」 「こぼねー!」 飼い主がそう言うが、ゆゆこは頬を膨らましてより飼い主をきつく抱きしめる。 「ちょ!?大丈夫ですか!?」 「あ、慌てないで、あんまり苦しくはないので。」 「そうですか・・・。」 慌てる同期を何故か抱きしめられている飼い主本人が落ち着かせる。 ゆゆこの体は柔らかいのか、飼い主の体を包むように密着させている。 「急にこうなっちゃってとりあえず電話したんですが、なんとかなりません?」 「いやなんとかって・・・、それより何でそんなことに?」 「家のゆゆこ大切なものはこんな感じで体を擦り付けて舐める癖があって。」 ゆゆこに舐められながらもそう説明する飼い主。 朝起きてみればゆゆこが胴付きになって寝ており、すぐさま電話をかけたのだが途中でゆゆこが起きてこうなったのだ。 「とりあえず、どうしようか?」 「まかせろ、俺に良い考えがある。」 自信満々にそう言う研究員を、同期は不安そうな目で見つめる。 フレンドリーな笑顔を浮かべながら、研究員はゆゆこに近づいていく。 「ゆゆこちゃん安心してね、お兄さん達は決して怪しい人じゃないから。」 「こぼね~?」 「その証拠にほら!お近づきの印にこの飴をあげようじゃないか!」 そう言って取り出した飴をゆゆこに見せ付けるように揺らす。 飼い主を舐めるのも止めてゆゆこの視線は研究員が持っている飴に釘付けになる。 「こ、こぼねー!」 「ん?そうか知らない人に物を貰っちゃ駄目か、大丈夫飼い主さんも良いって言うよ。」 研究員の言葉に飼い主も首を縦に振る。 飼い主からの許可も出て、ゆゆこはカメレオンのように舌で研究員の手から飴を受け取る。 「おい、餌付けしてどうする。機嫌取って飼い主を離してもらうように説得するつもりか。」 「安心しろ、あれはラムネ粉末がたっぷりとその他色々の俺特性のゆっくり睡眠薬だから。」 「なるほど、ゆゆこを寝かせるわけか。」 こそこそと会話しながら飴の効き目が出るのを待つ二人。 しかし、普通であればすぐさま効果が出るはずなのにいつまで経ってもゆゆこは寝る気配が無い。 「おい、全然眠らないじゃないか!」 「いやそんなはず無いんだが・・・、これドスでさえ立ち待ちおねむの特性飴なのに。」 「こぼね!」 逆に飴を気に入ったのかさらに飴を要求してくるゆゆこ。 研究員はやけくそ気味にさらに飴を与えるが、それでもゆゆこは眠らない。 結局ゆゆこは飴を五粒ほど平らげた後にようやく眠った。 ゆゆこが寝付き、ようやく飼い主はゆゆこから逃れることが出来た。 「「本当にすいませんでした!!!」」 「そんなに謝らないで下さい、こっちはどうすれば良いのか困って電話したんですから。」 頭を下げて謝罪する二人に、飼い主は頭を上げるように言う。 ようやく落ち着いて話し合いが出来る状態になり、このゆゆこをどうするかを三人は話し合う。 「家で引き取ると言うことも出来ますよ、詫び代わりと言うのも変ですが新しいゆっくりにそれ相応のお礼もしますが?」 「いやそれは出来ませんよ、ゆゆこは僕の大切なゆっくりですから代わりのゆっくりを渡されても困ります。」 でかゆの胴付きと言う貴重なゆゆこをぜひ引き取りたいと言う二人に、飼い主はそれは出来ないと断る。 しかし、でかゆの胴付きなど今回が初めてであり、飼い主が適切な行動を取れるとも限らない。 妥協案としてゆゆこはこれまでどうりに飼い主が飼うが、その経過を一定期間企業に連絡するということになった。 企業側も月に何度か研究員とブリーダーの人間を派遣し、ゆゆこの体調管理を行う。 飼い主にも協力してもらう形になるので報酬を支払い、企業にも胴付きでかゆの情報が手に入る形になった。 「とりあえず、ブリーダーさん呼んでゆゆこの抱き癖を何とかしないいけませんね。。」 「そうしてもらうと助かります、ゆゆこが起きてまた同じことになったら困りますから。」 すやすやと気持ちよさそうに眠るゆゆこを見ながら苦笑する飼い主。 夢の中で飼い主を抱きしめているのか、ゆゆこは舌で口周りを舐めていた。 おまけ ゆっくり布団 「ああ~癒されるわ。まりさ、お前飼ってようやく正解だったと感じるね。」 「それは良いけど、お兄さんいい加減まりさの上で寝るのは止めてね!お兄さんのお布団さんはあっちでしょ?」 「嫌だ、ほのかに暖かくてそのうえこんな良い香りのする布団で寝たら、普通の布団じゃ満足できない。」 「じゃ、じゃあ、せめてお洋服さんを着せてね!何でいつもまりさ裸なの!?」 「断固として拒否する、服着てたらこの感触が味わえないだろうが。」 「ゆぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」 「良いからもう喋るな、俺明日も仕事でいい加減眠いし。」 胴付きになったまりさの上に乗ってそう言う飼い主は、そのまま眠りに就いたのか寝息を立て始める。 まりさはうつ伏せで自分の体で寝る飼い主を困り顔で見つめる。 時おり飼い主の手が無意識に体を弄り、まりさは声を上げそうになるが必死に口を噛み締めて耐えた。 耐え続けるまりさだが、突然飼い主に甘噛みをされ遂に声を上げてしまった。 起こしてしまったかと飼い主を見るが、飼い主は起きるそぶりも見せずに眠ったままだ。 ほっとするのも束の間、こんどは飼い主の足が体の敏感な部分に当たってきた。 再び声を漏らさぬように必死になって耐えるまりさ、まだまだ夜は終わらない。 後書き 皆さんお久しぶりです、覚えている人がいるか不安ですがHENTAIあきです。 ようやく新生活にも慣れて多少の余裕が出てきたのでまたSSを書いてみました。 正直ここに来るのも久しぶりだったので、移転したことにも気づかず探し当てるのに苦労しました。 久しぶりすぎて何書こうかと思いましたがいつもどうりに想うがままに書いたのがこれです。 これからもちょくちょくSSを書いていこうと思うHENTAIあきでした。 感想等がありましたら下のスレにぜひお願いします http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1274853561/l50 P・S ばや汁あきさん二周年おめでとうございます、ふとちゃん可愛い!
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律「(唯っていい尻してるよな)」ジー 唯「それでねー憂がさー……ってりっちゃん聞いてる?」 律「(程よい大きさで……形もいいし)」 唯「りっちゃん?」 律「あ、ごめんごめん。何の話だっけ?」 ガチャ 澪「……」スタスタ 唯「澪ちゃんおいーっす」 律「お、澪。どうしたんだ?」 澪「合宿をします!」 律「合宿!?」 唯「おー!新しい服買わないと!」 澪「遊ぶんじゃない!練習合宿!」 律「でもスタジオ付きの宿なんかあるのか?」 ガチャ 紬「こんにちはー」 澪「そ、それは……ムギ、別荘とか」 紬「ありますよ?」 一同「あるんかい!」 紬「海でいいかしら?」 唯「うん!楽しみ―!」 澪「だから遊ぶんじゃ……」 律「いいじゃんいいじゃん。ちょっとくらい」 唯「今日の帰り、みんなで水着買いに行こうよ!」 律「いいねえ!(みんなの水着姿、お尻がくっきり……おっと、何想像してるんだ私//)」 紬「こういうの初めてだから楽しみだわー♪」 唯「早く部活終わらないかなー♪」フリフリ 澪「こら」 律「(唯の奴・・・お尻振っちゃってかわいいなってまた//)」 澪「どうかしたの?律」 律「あ!いやなんでもない//」 水着売り場 唯「ねえねえ!この水着可愛くない?」 紬「すごく可愛い。唯ちゃんに良く似合ってるわ」 唯「えへへ~。りっちゃんはどう?」 律「いいんじゃない?唯らしくて(もっとお尻がくっきりするほうがいいんだけどな……フリフリが邪魔だ)」 唯「じゃあこれ買おうかなあ」 律「澪は新しいの買うの?」 澪「うん。昔のはサイズが合わなそうだし……」 律「中3の時澪をプールに誘っても断られたっけ」 澪「受験生なんだから当たり前だろ。だから中2の頃の水着しかないんだよ」 律「そりゃサイズ合わなくなるわ。特に胸が」 澪「うるさいな//」 律「で、どれ買うつもりだ?」 澪「こ、これとかどうかな?」 律「(うお!黒ビキニ!意外と大胆なやつ選ぶなあ……でもこれならお尻のラインがよく見れそうだ)」 律「へへへ//」 澪「律?」 律「に、似合うと思うよ!すごく!」 澪「そうかな//」 律「買っちゃえよ~」 澪「うん……」 合宿当日 律「海だー!」 唯「おー!」 澪「あんまりはしゃぎすぎるなよー!」 紬「うふふ」 律「おーい!澪とムギも来いよー!」 紬「はーい!」 澪「あ、ちょっと……私も行くよ」 律「ほれほれ」バシャバシャ 唯「きゃっ!りっちゃん冷たいよ!」バシャ! 律「うわっぷ!やったなー!」 キャッキャ フフフ 律「あー疲れたー」 唯「楽しかったねー」 紬「こんなに楽しい夏は初めてかも」 澪「ふぅ~……って、練習は!」 律「えーもう飯食って寝ようぜー」 澪「何言ってるんだよ!」 唯「そうだよ!寝る前にお風呂はいらないと!」 澪「そういう問題じゃない」 紬「この別荘には露天風呂があるわよ」 唯「おー!露天風呂!」 律「すげーなー(……待てよ、風呂ってみんなで入るんだよな?ってことは!)」 脱衣所 唯「ご飯も食べたし、いよいよ露天風呂だね!」ヌギヌギ 澪「あんまりはしゃいで転ぶなよ?」ヌギヌギ 紬「喜んでもらえてうれしいわ」ヌギヌギ 律「(み、みんなの生尻が……はあはあ)」 澪「まだ脱いでないのか?先に行ってるぞ」 律「おう……(澪も成長したな。胸同様に色っぽい尻だ……)」 紬「♪」 律「(ムギはやっぱり肌白いなあ……尻も白くて柔らかそう……)」 律「そして……」 唯「いっちばーん♪」 律「(唯の尻はやっぱり生で見てもいい感じだな……小さいけどプルンと張りがあって…… 程よい弾力を持ちながらも滑らかな触り心地が期待できる……)」 律「……触りたい」 律「……唯の尻を撫でまわしたい」ウズウズ 律「……っは!」 律「駄目だ駄目だ。触るなんて何言ってるんだ私」 唯「りっちゃーん!早く来なよー!」 律「おー!今行くー!(こんな純粋な唯に、なんてこと考えてんだよ)」 夜 澪「すー……」 紬「すやすや……」 唯「くぅ……」 律「(皆寝たかな……?風呂場のこと思い出して寝付けないよ)」 唯「くかー……」 律「(しかも隣が唯で……こっちに尻向けてるし……)」 唯「くふー……」 律「(本当にいい尻だなあ……いやいかんいかん。今そんなこと考えたら)」 律「(……でも、ちょっとだけ撫でても起きないよな?)」 律「(うん。ちょっとだ。ちょっと触って撫でるだけなら大丈夫だ。一瞬、1秒だけ。いや3秒だけ)」 律「(いくぞ……やっぱり5秒、いや10秒くらいなら)」ドキドキ スッ 唯「うぅん……」 律「!」ビクッ 唯「むにゃむにゃ……」 律「(ビビった……さて)」 サスサス 律「(ああ……!想像通り、いや、それ以上の触り心地!)」 ナデナデ 律「(柔軟さと弾力の絶妙なバランス……!)」 唯「あぁん……すー…すー…」 ナデナデ 律「(もうたまらん……!)」 澪「何やってるんだ?」 律「」 律「み、澪!?起きてたのか?」 澪「今起きた……律、唯のお尻を撫でてたのか?」 律「あ、こ、これはその」 澪「唯が起きるよ。とりあえず部屋から出よう」 律「う、うん」 リビング 澪「座りなよ。ここなら話声も聞こえないだろ」 律「……うん」 澪「律……もう治ったんじゃなかったのか?」 律「ご、ごめん!」 澪「私に謝る必要はないだろ?」 律「そうだな……ごめん」 澪「……隠してたのか?」 律「ち、ちがう!最近までずっと普通だったんだよ! でも、合宿の少し前くらいからみんなの尻に興味が湧くようになってきて…… それで、今日風呂場で唯のお尻を見たら我慢できなくなっちゃったんだよ!」 澪「なるほど……今もお尻触りたい?」 律「……」 澪「正直に答えて」 律「……うん。触りたい」 澪「そうか……」 律「ごめんな。せっかくの合宿でこんなことしちゃって」 澪「私は平気だよ。律が心配なだけ」 律「澪、大丈夫だよ。合宿終わればきっと収まるから」 澪「でも今は収まらないんだろ?」 律「ま、まあそうだけど」 澪「……しょうがないな。私のお尻でいい?」 律「え?」 澪「今はお尻撫でてないと落ち着かなくて寝れないんだろ?」 律「うん……たぶん」 澪「今夜だけは私のお尻、触ってていいからさ」 律「澪……」 寝室 澪「静かにな」ゴソ 律「うん」ゴソゴソ 律「じゃあ、撫でるぞ?」 澪「いいよ」 ナデナデ 澪「ぁっ……」 律「あ、ごめん痛かった?」 澪「ううん。ちょっとびっくりしただけ」 ナデナデ 律「ふう……」 澪「落ち着いた?」 律「うん。澪の尻、すごく落ち着く撫で心地だ」 澪「本当は唯がいいんだろうけど、我慢してくれ」 律「そんなことないよ。澪の尻も気持いい……」 澪「もういいから//」 律「ありがとな……澪」 澪「いいよ……合宿終わってもまだ続くようだったら、ちゃんと相談してくれよ?」 律「おう…………」 律「すー…すー…」 ナデナデ 澪「ふふ、寝たのに手の動きは止まらないんだな……」 ______________________________________________________________ 約1年後 ガチャ 梓「こんにちはー」 唯「あずにゃーん。遅いよー」ギュー 梓「ちょっと、いきなり抱きつかないでください!」 唯「だって我慢できないんだも―ん♪」 紬「うふふ、梓ちゃんの紅茶今淹れるわね」 梓「あ、あの。そういえばちょっと聞きたいことがあるんですけど」 唯「なあに?」 梓「そろそろ夏ですよね。軽音部は夏休みに練習合宿とかするんですか?」 唯「あー、もうそんな時期かあ」 紬「今思えば、去年の夏合宿が……」 唯「始まりだったんだよね」 梓「え?何の話ですか?」 ______________________________________________________________ 合宿から数日後 律「ごめんくーださい」 澪「はーい。……合宿の写真できたんだって?」 律「うん。ほらこの通り」 澪「へー……そういえば律」 律「あの話だろ?」 澪「うん。最近どう?」 律「合宿の夜以降、ずっと普通だったよ」 澪「そっか。よかった」 律「へへ、澪のおかげ♪」 澪「いいって。でもこれで普通に学校行けそうだな」 律「おう!」 2
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677 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/10/15(木) 18 43 13.00 ID Wb4M+kEr0 報告者もなんだかなあと思うがGMのが困だと思うわ セッション中に無駄に攻撃的に接してくる相手と遊びたくはない ついででプチ報告 鳥取に「キャンペーンなどで得意な状況になったPCが転職可能なクラス」を単発セッションで、なおかつそのクラスになる条件である設定も守らず使うやつがいる。 俺もGMにも確認は取るんだが、キャラシ確認はセッション開始時の自己紹介件OPでやるから大体セッション後になるし、セッション前に聞くと「そんな疑心暗鬼にならなくてもルールは守ってるよw」といって誤魔化してくる(そしてルールを無視して使う)。 俺がGMのときはそのクラスは条件満たさなきゃ禁止!とは言ってるんだがデータ偏重な奴が多いせいかあまり同意を得られないままだった。 最近始めた別システムでも、女限定のクラスとかを他PL数人の意見を無視してガチムチな男でやってたりする 678 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/10/15(木) 18 45 29.03 ID Ul1kGO420 サタスペまよキンあたりか、その辺なら儀式に乗っ取りぶち殺すかダイスで決めさせちまえ 679 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/10/15(木) 18 52 11.95 ID ejNpKlok0 [1/2] 俺がGMのときはそのクラスは条件満たさなきゃ禁止!とは言ってるんだがデータ偏重な奴が多いせいかあまり同意を得られないままだった。 データ偏重 データ偏重ならなおさら条件とかのごまかしはしないのではないか? 680 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/10/15(木) 18 55 21.77 ID EeFK4gaw0 データ偏重≠ルールに厳密じゃないんだろう ルールミスだろうが自分達が有利になればいいとか 681 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/10/15(木) 19 00 08.99 ID ejNpKlok0 [2/2] つまり、報告者の鳥取に多い「データ偏重の奴ら」とは 利点だけもらって欠点は無視する ルール破り上等の無法者たちってことか 一緒に遊ぶ理由はないよな 682 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/10/15(木) 19 01 08.02 ID V1TSshYy0 和マンチですらない無法者だな 683 名前:ゲーム好き名無しさん[] 投稿日:2015/10/15(木) 19 02 45.58 ID /W6k93260 [4/5] それデータ偏重じゃなく、やりたいデータがあるなら(自分が面白いと思ったらルールや条件無視してでも)使いたいって奴だろう そういう連中揃いってのも面倒くさい環境だな 一種のガラパゴス鳥取か v686 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/10/15(木) 19 18 26.98 ID ZX59r1p40 [3/4] 「経験点払ったんだから、フレーバー部分(どこがフレーバーかは本人基準)は無視していいだろ」みたいな人は確かにそこそこ見るなぁ。 ルールとか面子によっては自分もその度合いが強くなるかもしらん。 691 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2015/10/15(木) 21 21 49.97 ID elmBnchR0 内容をぼかしてるからよく分からんが ルールを厳守する主義の報告者、平気でルール破りする困が1人 他は、性別制限を無視するのは流石にアカンけど、キャンペーン専用制限くらいは見逃してやってもいいんじゃね みたいに思ってる適当派みたいな印象を受けた スレ425
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頑張ってますよ。足の肉を落とすことから考えていますがなかなかです。でもお腹はすっきりですよ、だから運動です。足は運動しないと引き締まらないので痩せないみたいですね。だから頑張ってます。その場で歩いたりしてながら運動しています。 幼稚園に行く息子に「母ちゃんはついていくからな・だから頑張って歩いていくんやで」ってな感じで頑張っています。 本当にダイエットは永遠の憧れですよね?!この言葉は本当に人生の中で消えることはないでしょうね。 私も言い続けてるような気がしますが。痩せてる人がもっとやせないとって言うとなぜか腹立つんです。 それは私の娘です。足は長いしモデル並みの足なのに(太いからいやや」って。本気で喧嘩しますからね。
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「ふたば系ゆっくりいじめ 851 黒いオオカミ~chapter3~/コメントログ」 素晴らしかったです。 -- 2010-08-10 10 48 28 てるよとかぐやは違う種類なのだろうか? いぬはいいやつだな -- 2010-08-18 14 35 49 いぬは良い奴だなー -- 2010-11-14 18 29 52 ゲスしか効果無しとかご都合設定乙 -- 2011-03-05 23 40 53 ↓作者毎に異なってるもんだろ普通 お前の脳内も餡子で出来てんじゃねぇのか無能 -- 2011-05-22 03 21 00 このいぬは何食ってんだ? -- 2011-10-22 16 59 12 わんわんお(^^) -- 2012-03-27 21 11 00 てるよはぐーたらにーとさんな 性格のゆっくり かぐやは姫様ってかんじの おしとやか(?)なゆっくり …だとおもうw -- 2013-04-11 00 51 43 いやぁ素晴らしい! -- 2014-09-20 00 01 23 (∪^ω^)わんわんお -- 2016-08-11 21 31 46 イヌジャナイヨ狼ダヨ -- 2016-08-31 20 09 56 この作品は完走してほしいな -- 2017-07-07 23 00 51 狼はゆっくりしてるイッヌだよ -- 2022-12-23 22 23 44
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※俺設定注意 厨ゆっくり注意 ほぼ虐めてません ゆっくり。 いつ間にか現れ、社会に浸透していった不思議な饅頭。 彼らは愛でられ食われ虐待され加工され・・・と、さまざまに人間の役に立ってきた。 普段は虐待される側ばかり目立つ彼らだが、ちゃんと愛でられるゆっくりも存在するのだ。 今日はそんな愛でられるゆっくりを紹介したいと思う。それも、ただのゆっくりではなく特殊な奴を。 ここは『ゆーぶつえん』。その名が示す通りゆっくり版の動物園である。 ゆーぶつえん 某都内の某動物園の近くで、ゆーぶつえんは開園している。 今日もゆーぶつえんは家族連れ、あるいはゆっくり連れの人々でごった返していた。 この人々の約半分程はニュースで紹介されたゆっくりを見に来たのだろう。 てるよふが立った。 マスコミが取り上げ、各家庭のTVで流されたその光景は、今やちょっとしたてるよふブームを巻き起こすに至っている。 件のてるよふは屋内に誂えられたガラス張りの部屋の中にいた。 観客がカメラを向ける中、ふかふかの座布団の上に寝転がり、起きる気配を見せない。 カメラのシャッター音が鳴り響く。例えフラッシュを焚かれようとも、図太いてるよふは平気なのだ。 11時。飼育員がてるよふの部屋に入ってくる。テレビと、複数のゲーム機を持って。 途端に反応するてるよふ。むくりと起き上がり、飼育員がゲームの用意をするのを今か今かと待っている。 ちなみにこの時点でシャッターを切るものは多い。半身を起こしている光景だけでも非常に貴重だからだ。 飼育員が古そうなゲーム機の電源を入れる。テレビ画面に映し出されたのは<トランスフォーマー・コンボイの謎>。 同時にてるよふは重過ぎる腰を上げる。伸ばしていた足を地面につけ、ゆっくりと、立ち上がる。 観客からの歓声が上がる。 きゃーっだの、かわいーっだの、特に可愛いともいえないてるよふに黄色い声を出す人々。 初めて立ったクララばりのスピードでよちよちと歩き、ゲーム機の前に腰を下ろすてるよふ。 この時点でシャッター音は物凄いことになっている。 最初は偶然だった。 たまたまガラスの向こう側を通りがかった少年が持っていた携帯ゲーム機にてるよふが異常な反応を見せたのを飼育員は知ったのだ。 それから試しにゲーム機を与えてみた。その結果がこれだ。まさか立つとは彼も思っても見なかっただろう。 そうしている間にも、てるよふはあっという間に一面をクリアしていた。 どれだけやりこんだのかは知らないが、マグナスは全く死なずにステージを駆け抜けていく。 なんという廃人。 ちなみにてるよふのゲームの腕前は凄まじい。 ひとつのジャンルに拘ることなく、古今東西あらゆるゲームを極めようとしている。 少年のときにゲマを倒し、256周目まで到達し、ジェノサイド砲を持っており、天帝をクリアし、金閣寺の一枚天井だって取っている。 飼育員はそんなてるよふを見ながら部屋を後にする。 12時になったらまた来て、ゲーム機を回収しよう。そう心に誓って。 ゲームは一日一時間。某名人の教えを、彼は忠実に守っていた。 そんな彼の思惑など露知らず、あっさりとゾイドっぽい何かを倒すマグナス。 てるよは流石にこれの2周目には興味ない。電源を切り、別のコントローラーに手を伸ばす。 最近お気に入りの中世っぽいところで悪魔を狩ったり狩られたりするゲームだ。 裸で古城を駆け抜けていくてるよふの分身。 別の意味で白熱してきた歓声を受けて、てるよふはご機嫌に悪魔を狩っていった。 勿論てるよふの他にも人気のあるゆっくりはいる。 檻の中には一匹の獣がうずくまっている。 いや、違う。獣ではない。この黒い羽、肉食獣の四肢、鹿と像の角、そして蛇の尾・・・きめら丸だ。 このゆーぶつえんは、「神獣」「宇宙怪獣」とも名高いきめら丸を所有していた。 「おお・・・退屈退屈」 言葉どおりに、退屈そうに独りごちるきめら丸。 どうやらてるよふに客を取られたことが少々不満なようだ。 見れば、檻の外には観客がちらほらといるだけ。いつもならば満員御礼でもおかしくないのにこの閑古鳥の鳴きっぷりは異常といえた。 今、てるよふブームが起きているのは知っている。だが、いくらなんでもここまで寂れるとは思わなかった。 人間とは気ままな生き物だ。もしかしたら、自分はこのまま誰からも必要とされなくなるのではないか? 少しばかり暗い想像をしすぎて、憂鬱になるきめら丸。 「あ、きめら丸だ!かっこいー!」 「きめら丸ー!こっち向いてー!」 そんなきめら丸を叱咤するように、檻の前で少年と少女が声をかけた。 おお、不覚不覚。そうだった。まだ自分には、見てくれている人がいるではないか。 ゆっくりと立ち上がり、彼らに近寄っていく。 「おおー!こっち来たー!」 「きゃー!すごーい!」 こんなに近くできめら丸を見るのは初めてだったのだろう。大興奮する二人。 そんな彼らを慈しむように、檻越しにじっと二人を見つめるきめら丸。 「仲睦まじく」 笑顔(とてもそうは見えないが)で二人に話しかけるきめら丸。 子供には少々わかりにくい言い方だったが、言いたいことは全て二人に伝わっていた。 「うん!おれたちすっごい仲良しだよ!」 「今日はお兄ちゃんといっしょにきめら丸をみにきたの!」 こちらも嬉しそうに、笑顔でお互いの顔を見交わす二人。どうやら兄妹だったようだ。 今日は私を見に来てくれた。その言葉に、少し胸が温かくなるきめら丸。 「おお・・・感謝感謝。私もその期待に応えなくてはいけませんね」 そう応えるや否や、きめら丸は天に向かって吼えた。 まるで獣そのもの。否、それ以上に荒々しく雄々しい咆哮。 半径十里にまで届くその声は、ゆっくりや動物の差などなく全ての者を萎縮させる。 だが今きめら丸はこの2人のために吼えている。畏怖させるためでなく、誇示するでもなく、まるで感謝するように。 それ故だろうか。二人の中に驚嘆はあっても、恐怖はかけらも見られない。 「すっげー!!」 「すごーい!!」 きらきらと目を輝かせる二人。 きっとこの思い出は二人の中に残り続けるだろう。 見れば、きめら丸の声に惹かれるように人々が集まってきていた。 なんてことはない。ただ単に彼らは昼食を終えて戻ってきただけ。きめら丸の心配は杞憂だったのだ。 おそらくはこの子供達の親であろう、優しそうな夫婦が近づいてくるのも見える。 結局のところ、きめら丸の人気は不動のものなのだ。 きめら丸がいる限りこのゆーぶつえんは安泰といえる。 この生活が気に入っている彼女はそんなこと知りもせずに、人々に囲まれながら咆哮を繰り返していた。 時計は既に1時を回ろうとしている。 食事の話でもしよう。 遊園地とか動物園の食事は高いと相場が決まっていて、このゆーぶつえんもそのご多分にもれず食事は割高だ。 例えば休憩所にある飲食店で売られているカレーは八百円もしたりする。 さらに園内のレストランは一品二千円以上とかもザラ。 ぶっちゃけボッタクリ価格だが、何故かそれを文句ひとつも言わずに食べるお客もいるから不思議なものだ。 しかし、このゆーぶつえんは普通の食事でぼったくっていても、デザートや甘味については信頼が置ける。 ゆっくりという饅頭を扱う以上、そこだけは力を入れているらしい。 動物園で言えば焼肉に力を入れるようなものなのだろうが良いのだろうか? とにかく、ここの甘味処や喫茶店は非常に人気が高い。 美味しい上に安いともっぱらの評判である。 それだけではなく、新メニューの開発にも余念がない。 例えば、甘味処『山女』。 ここでは店の名に相応しい新メニューを考案していた。 「すいません、このやまめ飴っての一つ」 「はーい」 ちょうどその新メニューを頼んだ客がいたようである。 女性店員が厨房に引っ込み、なにかを運んでくる。 「はい、お待たせしました。こちらになります」 彼女が運んできたのは、一本の割り箸と・・・ 「じごくからのししゃ、やーまっ!」 ゆっくりやまめであった。 「くらえ!すぱいだーすとりんぐす!」 言うや否や、口から細く白い糸を吐くやまめ。 糸は割り箸に絡まり、徐々に大きくなっていく。 やまめが作っていたものは綿飴だった。 中身が粗目糖であるやまめは、口から糸状の綿飴を吐くことが可能なのだ。 しかもただの綿飴ではない。伸縮性に富み、まるでガムのような食感を持っている。 「くもりなきひとみをしんじるゆっくり、やーまっ!」 さぁ食えと言わんばかりに、綿飴を客に向かって突き出すやまめ。 自分も甘味処の店員のつもりなのか、その瞳は自信に満ち溢れていた。 ちなみに、この新メニュー『やまめ飴』の評判はそれほどよろしくない。 やれ綿飴なのに良く伸びるだの、普通の綿飴より口元にくっつくだのいろいろ言われている。 やまめはそんなことは知らずに、期待を込めた目で客を見続けていた。 補足だが、ゆっくりやまめ自体もこのゆーぶつえん内で飼育されている。 彼女達は捕食種館にいるので、気に入ったら会いに行ってやると良い。 『山女』を出てすぐ近くに柵で囲われた広場がある。 ここは『ゆっくりふれあい広場』。その名の通り、人々がゆっくりと触れ合えるスペース、だった筈なのだが・・・・・・ 「ヒャッハー!我慢できねぇ虐待だぁ!」 「ゆぶぇっ!!」 我慢の限界を超えたといわんばかりの奇声と、まるで腹でも殴られたかのような悲鳴が響きわたる。 名は体を表すなどどこ吹く風、触れ合いどころか一方的な蹂躙だ。 ここにいるのは数人の虐待お兄さんと、その哀れな犠牲者だけ。 触れ合いの名を冠した虐殺が連日行なわれている始末である。 そもそもここにいるゆっくり達は何の変哲もない基本種達。 特に珍しくもない、街にいればいくらでも見かける彼らに客の目が向く道理はない。 だがそんな場所に目をつける者達がいた。 それが虐待お兄さん達。彼らはほぼ毎日、ゆっくりふれあい広場で遊ぶためだけに入園を繰り返していた。 無駄に財力のある奴らである。 「オラァ!喰らえぃ!」 「ぼぎゅっ!!」 「勢ィ!破ァ!」 「ゆぎぃっ!!げぼぁっ!!」 「なんと腰抜けの奥義!!」 「ゆぎゃあああああああああああああ!!!!」 今日も今日とて、お兄さん達は一山いくらの饅頭たちを屠ってゆく。 狩る方は元気一杯、狩られる方も元気(?)一杯だ。 ちなみに、彼らの死が無駄になることはない。 閉園時間後に彼らは死骸もまとめて回収・加工され、ゆーぶつえん内のゆっくり達の食事となる。 彼らの後釜を勤めるのは飼料として送られてきたゆっくり達だ。 一匹につき原価20円という異常事態が引き起こしたこのシステム。 全くの偶然か、それともスタッフの思惑通りだったのか。 ゆーぶつえんは虐待お兄さんという通常とは少々異なるニーズも捕らえて離さない。 明日には今日と同量のゆっくり達が仕入れられ、また同じく命を落としてゆく。 そしてその身体は他のゆっくり達の糧となってゆくのだ。 少なくともそこらの野良よりか遥かに有意義なゆん生と言えるだろう。 さて、一通り紹介が終わったところでこのゆーぶつえんの一番人気をご覧に入れたいと思う。 勿論、てるよやきめら丸も十二分に人気なのは知っての通りだ。 だが、彼女達は例えて言うならレッサーパンダや虎である。ゆーぶつえんにおけるパンダは、これから紹介するゆっくりだ。 ここは希少種館。 一般人には発見することが難しいほど数の少ないゆっくり達が生活している。ちなみに、てるよふもきめら丸もここの住人だ。 ここの一室に、そのゆっくりはいる。 ガラスの前には大勢の観客達がごった返している。 まるでてるよふの光景をもう一度見ているかのような混雑っぷりと言えた。これだけでもどれ程の人気か解るだろう。 ガラス張りの部屋の中、そこに彼女達はいた。 黒い帽子。青い髪。赤い瞳。そして、長い比礼。 その名はゆっくりいく。 「およよ?」 部屋の中をふよふよと飛び回るゆっくりいく達に、観客は黄色い悲鳴を上げる。 そんな声に反応してか、ゆっくりいくの中の一匹がウインクをしてみせた。 途端に広がる歓声。彼女達の人気の一つにその性格がある。 ゆっくりいく種は他のゆっくりに比べ、非常によく空気を読むのだ。 傲慢な性格の多いゆっくりの中、こうした者は人々に好かれる傾向にある。 愛嬌を振りまくゆっくりいく達。 彼女達もこの生活をまんざらではないと感じている。 もうすぐ三時。彼女達にとってもおやつの時間となる。 飼育員が扉を開け、彼女達に菓子を配っていく。 むーしゃむーしゃと幸せそうにそれを頬張る彼女達。 「およ、なんだかふぃーばーしたくなりましたわ」 ぽつりと、ゆっくりいくの中の一匹が呟いた。 その言葉に色を無くすのは飼育員。 素早く菓子を配り終わり、あらん限りのスピードで彼女達の部屋から出て行った。 再び彼女達だけとなった部屋の中で、ぷるぷると震えるゆっくりいくが一匹。 その姿はまるで、何か力を溜めているかのようだ。 パチリ、と。何かがはじけるような音がした。 まるで枯葉を踏んだときのような音。いや、これは・・・・・・ 再びパチリ。 やはり気のせいではない。この部屋の中で、何かが起こっている。 正確には、ゆっくりいくの周りで、だが。 「ん~~~~~・・・・・・」 彼女の声に応えるかのように、どんどん音は大きく、多くなってゆく。 最早枯葉を踏むなどという生易しい音ではない。バチバチと、聞いたこともないような音が聞こえてくる。 「んんん~~~~~・・・・・・!」 そう、この音の正体は静電気。 ちなみに今は春。どう間違っても、静電気などが起こる季節などではない。 ならば、この放電現象は一体何が起こしているのか。 「んんんんん~~~~~・・・・・・!!!」 今彼女達の部屋はこの音で埋め尽くされている。他の音は聞こえなくなった。 もう静電気などといったレベルを超えて電気は集まり続けている。 膨大な量の電気が、その臨界を迎えようとしたその時。 「ふぃーばー!!!」 その掛け声と共に、部屋の中から閃光が放たれた。 観客達は、息も忘れて目の前の出来事に見入っている。 部屋の中には一匹、青白い光を纏ったゆっくりいく。 部屋に備え付けられた電力計は、今この部屋に満ちる電気の総量が雷のそれとほぼ変わらないことを示している。 この異常ともいえる電力は、一匹のゆっくりいくによって齎されていた。 途端、大歓声が巻き起こる。 彼らは幸運だ。なにせこの珍しいゆっくりいくの発電をその目に焼き付けられたのだから。 ゆっくりいくの人気の秘訣、それは発電能力にあった。 全力であれば電気ウナギなどとは比べ物にならないほどの電力は、そのまま発電に利用されることもあるほどに強力だ。 彼女達は身を守るとき、こうやって放電をすることがある。 彼女達が「ふぃーばー」と呼ぶ放電行動は、どうやらストレス解消の効果もあるらしく、時々彼女達はこうやって ストレス解消を行なっているのだ。 無論発生した電力をそのままにしておく筈はない。ゆーぶつえんは彼女達の電力で運営され、余った電力は売却されている。 基本的にゆっくりで賄えるものはすべて賄うのがゆーぶつえんのポリシーである。 安全対策も万全で、部屋を覆う強化ガラスはたとえ本物の雷が落ちても割れることはない。 絶縁効果も抜群で、客に万一のことなど心配ない。 ゆっくりとは元来デタラメな生き物である。 このゆっくりいくはその出鱈目さが発電という危険に方向に発達した結果なのだ。 この能力のためか、彼女達は普通サイズのゆっくりとして初めて特定動物に指定されている。 最も、彼女達の性格は穏やかなので虐められたりしなければ人を攻撃することはない。 ちなみにゆっくりいくの発電量が最も多くなるのは土曜日の夜ごろである。 彼女達が「さたでーないとふぃーばー」と呼称するこの習性は今だ解明されていない。 喜びに沸く観客達を尻目に、稲光を纏ったゆっくりいくは上機嫌でフィーバーしていた。 まだ彼女の宴は始まったばかりである。 「ゆぅ~・・・・・・」 深く掘られた堀の中、観客達に見下ろされる形で視線を受けるのはドスまりさ。 彼女は今日も、冷たい視線に晒され続ける。 「ゆっ、ゆっ!ゆぅっ!」 必死になってぐにぐにと身体をひねって"おどり"を披露するドスまりさ。 そんな彼女の努力も空しく、観客達はごく僅か。 これはてるよふブームのせいではない。 ドスまりさとは、人間達から嫌われる傾向にある。 ゆっくりの中では異常とも言える体躯の大きさ、そしてドススパーク。 彼女もまた、猛獣の指定を受けるゆっくりである。 何故ゆっくりいくとここまで扱いが違うのかは、ドスまりさが人間に接触するとき大抵は"協定"の名を騙った脅迫を迫るためである。 近年何度かニュースになったそれは、人々の心にドスまりさ=害獣のイメージを定着させるに至った。 「ゆ~ん、ドスのゆっくりできる"おどり"をみてね!」 堀の中の彼女は、2メートル弱とドスサイズとしてはかなり小型である。 生まれた頃から自身の群れも持たず、このゆーぶつえんで飼い殺しになっていたためであろうか。 ドススパーク用の茸も当然奪われ、ゆっくりオーラも出すことが出来ない彼女は最早ただの巨大饅頭である。 できることと言えば、こうやって不気味に身体を揺らし観客を喜ばせようとするだけ。 見れば、堀の前に立っていた男がドスまりさに向かって何か投げてよこした。 ドスまりさはそれを顔面で受け止め、もそもそと咀嚼する。 「むーしゃ・・・・・・むーしゃ・・・・・・」 今ドスまりさが食べている者の正体は、ゆーぶつえんオリジナルのドスせんべいである。 ゆっくりの皮を加工して作られた、ドス用の餌。ちなみに人間も食べられる。10枚100円。 堀の前には看板が立っている。 『このドスが芸をしたら食べ物を上げてください』。 何故ドスまりさだけがこんな奈良の鹿じみた扱いを受けているのかと言えば、それはズバリ彼女に人気がないためである。 ゆーぶつえんはあくまで見てもらうためのゆっくりを扱う場所。見向きもされない者など、こんな程度だ。 彼女の餌はドスせんべいのみ。既にゆーぶつえんは彼女への餌の供給を止めていた。 ドスまりさはその日の糧のために通りがかる人々に向けて不気味なダンスを披露する。 運がよければ何か貰えるし、そうでなければただ通り過ぎられるだけ。 あるいは罵倒、あるいは石ころのサービス。 だがそんな日々にも負けずにドスまりさは餌を得ようとする。 そうしなければ飢えて死ぬから。 偶に飼育員がやってきてドスまりさに火の輪くぐりをさせたりすることがある。 それに比べればこうやって"おどり"をしていたほうがいい。 熱くて痛い思いをするより、こうやってお客の気を引いた方が楽だから。 「ゆっ!ゆゆっ!!ゆぐぇっ!?」 そうして今日もドスまりさは気色の悪い蠕動を繰り返す。 先ほどの男が、今度は拳ほどの石礫を投げつけ、ドスまりさの額にぶつかっていた。 「・・・・・・いや、よくわかったよ。そのゆーぶつえんとやらがとても楽しいところだったって事は」 「いや、実はそんなに楽しくもなかった。殆どうちに住んでいる奴らと同じ種類だし」 「・・・・・・そうか、それはまぁいい。でもな、そんなことより・・・・・・」 「?」 「なんでお前がゆっくりいくを飼ってるんだよっ!!それも胴付き!!」 部屋の中に、友人の叫び声が響きわたる。 この大声さえなかったらいい奴なのだが。 「おいおい、いくさんを『飼う』ってのはやめてくれ。一緒に住んでるんだよ」 「いやそんなことより何でお前が希少種(しかも胴付き)ばっかり所有しているかってのを俺は言いたいんだよ!!」 「おい、だから所有とか飼育とかって言葉は・・・・・・」 「およよ?」 膝の上にいるいくさんが声を上げる。 どうやらちょっとびっくりしてしまったようだ。 だから声でかいって。 「あー、ごめんないくさん。すぐコイツ黙らせるから」 「そもそもゆっくりいくは特定動物だろ!!なんでお前が・・・・・・」 「俺免許持ってるもん」 「ぐっ」 そもそも虐待お兄さんでもなければいくさんを放電させるほど怒らせたりはしない。 正直言って特定動物指定は誤った判断だと思っている。 扱い方さえ心しておけばそれこそ普通のゆっくりよりも安全なのだ。 「なー、いくさん。いくさんはそう簡単に怒ったりしないもんなー?」 「そうです。いくはくうきのよめるおんななのです」 「・・・・・・くそ、いいなぁゆっくりいく。俺も欲しい」 いくさんの頭を優しくなでる。 気持ちよさそうに目を細めるいくさん。 カワイイなぁ。 「おにいさん!てんこも!てんこもおひざのうえのっけて!なでなでして!」 「およ、そうりょうむすめさま。どうです、そうりょうむすめさまもいっしょに」 「おいィ!?なんでいくはおにいさんのおひざのうえをどくせんしてるの!?はやくあやまっテ!!」 「おーい、ゆうかー。ゆうかも膝の上乗るー?」 「・・・・・・いいの?」 「勿論」 「じゃあ、おことばにあまえて・・・・・・」 あっという間にプチハーレムと化す俺の膝の上。 幸せ。ヘヴン状態とはこのことか。 「・・・・・・ち、畜生オオオオオオオオオオォォォォォォ!!!!」 涙を撒き散らしながら吼える友人。 そんなに羨ましいのか。替わってやらないが。 幸福に浸る俺達を余所に、いつまでも友人の慟哭は響いていた。 おわり ――――― 正直何を書いているのかわからなかった。書き溜めです。 ぶっちゃけるといくさんについて書きたかったんですよ。最後のハーレム状態とか。 でも一応虐めスレ用に考えたらそれは無いなと思い、急遽書きかけのネタと融合させました。 相当gdgdしてしまった駄文です。反省。 いくさんとてんことゆうかが好きすぎて生きるのが辛い。 このSSに感想をつける
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唯「えー?」ハァハァ 律「えーじゃない」 憂「付き合ってないよねー、お姉ちゃん」ナデナデ 律「ほら、一旦離れろ。私の話を聞け」 唯「うんっ、憂は妹だよー」ギュー 憂「えへへっ。んー」 唯「えへ。ちゅー……」 チュチュッ 律「あの……」 憂「んっ。だいすきー、お姉ちゃん」 律「大好きって言ってるぞ」 唯「姉として大好きってことだよー、りっちゃん」 律「あ、聞いててくれたんだ……」 唯「私と憂はつきあってないよー」 律「そうは言うが……今、現に目の前で、ほらっ……」 唯「なに?」 律「き、キス……してたろうが」 憂「姉妹ですよ?」 律「は?」 憂「姉妹ですから、キスぐらいはしますよ」 憂「ね?」 唯「うんっ」チュッ 憂「ん……お姉ちゃん……」チュッチュッ… 律「まさかそれで話を終わらすつもりじゃないよな」 唯「え、そうだよ」 おわり 律「おわりじゃねえよ」 憂「しつこいですね」 律「なんと言われようがここはハッキリしとくぞ」 律「つきあってんだろ」 唯「ないってば」モミッ 憂「あんっ、お姉ちゃん……」 律「待て待て、さっきのとこまだツッコミ入れてないからまだ待て」 律「お前らの認識じゃ姉妹は普通にキスすんのか?」 唯「りっちゃんにも妹ができたらわかるよ……」フゥッ 律「恋人ができたらーみたいに言うな」 憂「和さんも普通にキスしてるって言ってましたよ」 律「え、和って妹いるのか……え、和まで?」 唯「まあとにかく姉妹でキスはするもんだよ」 唯「なんだか仲が深まるっていうかね。子供のときからずっとしてるもんね」 憂「うん。ちゅーしてると、お姉ちゃん大好きだなあってすごく思う」 律「……なんかお前らの仲良しの根源を見ちまって、すげえ複雑な気分だよ」 律「まあそこまで言うならしょうがない。キスしてるのは姉妹だからってことにしよう」 律「唯、今お前憂ちゃんのおっぱい揉んだよな」 唯「うん。さわってると気持ちいいよー」モミモミ 憂「んっ、うっ……はぁ」 律「や、やめろ! 憂ちゃんが悶えるところを見たくない!」 唯「えー。でもここでやめたら憂怒るよ?」 律「いいから、頼む。憂ちゃんもおさえて!」 唯「しょうがないなあ……」 憂「あっ……ふあぁ」クタッ 律「真面目に答えろ」 律「それは姉妹でやることか?」 唯「りっちゃんだって澪ちゃんのおっぱい揉むくせに」 律「そっ、それは、アレ……それはそれだ!」 憂「律さんって澪さんのこと好きなんですね」クスクス 律「……あー。あいあい。唯、質問に答えろ」 唯「あのさありっちゃん……」 律「なんだよ」 唯「姉妹なんだよ? 家族がさ、おっぱい揉むくらいでどうこうって、それこそおかしいよ」 律「……そうかもしれないけど、お前らの場合なんかじゃれ合いっぽくないんだよ」 律「唯の手の動きさあ、明らかに……愛撫なんだよな」 唯「え、そりゃ愛撫だよ」 憂「お姉ちゃんは頭を撫でてくれるのと一緒で、おっぱいも私をきもちよくしようと揉んでくれるんですよ」 憂「愛撫じゃなかったらなんだっていうんですか」 律「姉妹で愛撫はオッケーなのか?」 唯「当たり前じゃん」 律「なぜオッケーだと思うんだよ」 唯「憂が喜んでくれるから」 憂「お姉ちゃんが喜んでくれるからです」 唯「えへへ……これぞ姉妹愛だね、憂」 憂「ほんとだね、お姉ちゃん」 律「くっ、横槍が入り込めない」 憂「お姉ちゃんのおっぱいもさわらせて?」 唯「いいよ、一緒に揉みっこしよう」 すりすり…… 唯「んっ……はぁ」 憂「ん、くうっ……うぅぅ」 唯「あっ! っ、はぁっ……」 律「……」ドキドキ 唯「ん、ちゅ……ちゅる」 憂「ふあぁぁう。んむっ、あむ」 じゅるじゅじゅぅ…… 律「うわっ、すご……」 唯「りっひゃんうるさい……ん」 律「……ゴメンナサイ」 律(……なんか、なんかなんだろう) 律(なんで私、生まれちゃったんだろう……)モジモジ 律(そのままで20分くらい経過) 唯「ふはぁ」 律「……満足いったのか?」 唯「うん」 憂「お姉ちゃん、私まだ……」 唯「じゃあおっぱい吸ってていいよ。なでなでしてあげるから」 憂「ありがとうお姉ちゃん」ニコニコ プチプチ ホロッ 律「うおっと」フイッ 唯「え、どうしたのりっちゃん? ……うあっ」 律「あー、いや、まあ、一応な……」カイカイ 唯「?」 憂「んー……」チュウチュウ 唯「えへへ。よしよし」ナデナデ 律「……女同士のセックスってぐだぐだになるって聞いてたけど、ほんとなんだな」 唯「んー、いかせようと思えばすぐだけどね。あんまりそういうのはいいかな」 律「また、なんでだ?」 唯「こうやってるだけの時間が、いくときよりも全然気持ちいいからかな……」ナデナデ 律「……なんか、こうして見ると姉妹って感じだな」 律「普通に妹が姉に甘えてる風な……さ」 唯「だから付き合ってないんだってば」テヘヘ 律「付き合ってないのにセックスはしてるのか?」 唯「姉妹だからね。それだけじゃなくて、大事な大事な憂だからっていうことだけど」 律(……堂々巡りだな) 律「……あのさ、いっそ……付き合ってないって言うならだけど」 律「そこまでしてるなら、お前たち付き合っちゃってもいいと思うぞ」 唯「へ?」 憂「私とお姉ちゃんが、つきあう?」ポロッ 律「うん。そこまでやってるって言うよりか……」 律「そこまでお互いのことを想ってるなら、付き合うべきだと思うんだよ」 唯「け、けど姉妹でつきあうなんていけないことだよ!」 律「なんでそこだけ一般的な倫理観にとらわれてんの!?」 唯「だって……憂とは結婚でき、んあっ、でぅああっ」 律「ちょ、憂ちゃんちょっとおっぱい吸うのやめたげて」 憂「むー」 律「なるほどな」 律「確かに日本の法律だと、姉妹でエッチは許されてるが姉妹で結婚は許されていない……」 唯「結婚できないのに付き合ってたら、よけい辛くなると思うんだ……」 律「……やっぱ唯、普通に憂ちゃんのこと好きじゃん」 唯「当たり前だよ! 好きじゃなくてこんなことする? ただの姉妹が!?」カリッ 唯「はうんっ」 律(噛んだ……) 律「憂ちゃんも好きなんだな?」 憂「はうぃ。ふきでふ……」レロレロ 唯「んっんっ……憂ぃ」 律「……」 律「あのさぁ」 律「やっぱお前ら……付き合ってるよ」 唯「、ちがっ」 律「違うもんか。私が決めるんだからな。お前らは、付き合ってる」 律「愛し合ってる。想いが通じ合ってる。気持ちを育んでる」 律「それは絶対に、付き合ってるってことに違いないんだよ」 唯「……」 憂「律さん……」 律「だからあんま……付き合ってないとか言うなよ。自信が出なくなる」 憂「自分のためですか」 唯「失望した」 律「るさい」 律「とにかく、付き合ってるってことにしちゃえよ。その方が、もっと楽しくなると思うぞ」 唯「んー……いい、憂?」 憂「お姉ちゃんがいいなら私はいいよ」 唯「……うん」 律「じゃあ、そういうことでだな……」 唯「好きだよ、憂」 憂「うん、大好きお姉ちゃん……好きいっ!」 チュッチュチュ 律「今度は私の応援を……」 チュクチュクチュクチュ 律「……してよぉ」グスッ おわり 戻る
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ウミガメのスープ 過去問集 38スレ目 氷精の要求 38スレ目519~662 【問題】 「僕の店であろうと無いものは無いよ」 「えー、だって外の世界にはあるんでしょ?」 「いや、そもそも外の世界にも無いと思うんだが……」 森近霖之助は珍客に悩まされていた。 氷精であるチルノが何故そんなものを欲しがるのか。 そもそもそんな知識をどこで手に入れたのか……。 さて、チルノが欲しがっているものとは何? 解答を表示 チルノはひょんなことから妖怪の山に入り込み、 そこで東風谷早苗と一戦を交えた。 チルノは早苗の開海「海が割れる日」に見事に被弾し、 海の脅威を目の当たりにした(と勘違いした)彼女はこう考えた。 「海ってすごいわね。確かにセンスイフクなんて海に入るための 道具が要るわけだわ。レーザー1万発くらい耐えられないとピチューンしちゃう!」 というわけでレーザーとかウェーブ弾に耐えられる潜水服を探しに 彼女は香霖堂に押しかけたのだった。 霖之助は結局海とは何かの講義から始まり 一日を氷精の相手に費やすことになったのだった。 「そんな代物ダライアス星くらいにしか存在しないと思うけどね……」 注 G.T.:ダライアスシリーズ最強のボス。ウェーブ弾への耐性を持ち一部作品では最強まで パワーアップするとむしろダメージを与えられない ちょっとした贅沢 38スレ目683~766 【問題】 メリー「夢があると言うべきか、もったいないと言うべきか、どっちなのかしら?」 蓮子 「どっちでもないわ。あえて言うなら「ちょっとした贅沢」ってやつね」 さて、Bの言うちょっとした贅沢とは何でしょう? 解答を表示 筍を掘りに竹林に行った秘封倶楽部の二人でしたが筍は結局見つかりませんでした。 それでも手ぶらで帰るのは嫌だった蓮子は倒れていた竹を一本拝借してきたのでした。 外に帰って二人は驚きました。持って来た竹をよく見るとなんと一部が光っているではありませんか。 「ねえ蓮子、これってもしかしたらもしかして、かぐや姫が入ってるんじゃないの? すぐ切った方がよくないかしら?」 「メリー、それは早計よ。一旦持ち帰って中を調べてからにしましょ。」 次の日、蓮子が隣の研究室の機材を借りて中をスキャンして見ると小さい金属が詰まっているらしいことが分かりました。 それを聞いたメリーは竹取物語でかぐや姫を見つけた後、翁が光る竹を切ったら金が入っていたというくだりを思い出します 「ねえ蓮子、それってもう切ったの?」 「メリー、私がそんなもったいないことすると思ってるの? 光る竹と金の粒じゃどちらが貴重かぐらいうちの教授でも分かるわよ。 切ってしまったら神秘の封印がとかれてそれはどこにでもあるありふれた物になってしまうのに」 「そう言うと思ったわ。で、今その貴重品はどこでどうしているのかしら?」 「私の部屋で卓上ライトの代りを勤めてもらってるわ。」 「夢があると言うべきか、もったいないと言うべきか、どっちなのかしら?」 「どっちでもないわ。あえて言うなら「ちょっとした贅沢」ってやつね」 と言うわけで正解は「光る竹をライトの代りにすること」でした。 そのころ幻想郷では…… 輝夜 「ねえイナバ、私のへそくり知らない?」 優曇華「え?知りませんけど。どうかしたんですか?」 輝夜 「このあたりの竹の中に隠したんだけど無くなってるのよねぇ 人が近づいたら光るようにしといたんだけどなぁ」 トリは#竹取 でした。倒れてたのは妹紅と輝夜の弾幕ごっこの流れ弾です ニート出陣 38スレ目781~811 永遠亭にて。 てるよ:「ちょっと出かけてくるわ」 えーりん:「どちらへですか?」 てるよ:「ちょっと紅魔館まで。新作のネトゲーやりに」 えーりん:「……さいですか」 しかし、てるよが紅魔館が見たものはびっくりするものだった。 【問題】 てるよはなににびっくりしてるよ? 解答を表示 そこにあったのは、ネトゲーじゃなくて #ネチョげー だった。 レミリア:「最新作の【巫女をいいなりにするゲーム】よ」 てるよ:(どこにつっこんだらいいんだろう?) 咲夜さんには内緒だよ。 直談判 38スレ目841~991 魔理沙「と言うわけで直談判だぜ!」 咲夜、文+α「おー!」 彼女達は何を直談判しようとしているのでしょうか? 解答を表示 早苗達が幻想郷に来てからしばらくが経った。 神社には天狗だけでなく咲夜や魔理沙もたまに遊びに来る。 娯楽の少ない幻想郷では珍しい物はそれだけで貴重なのだ。 そんな彼女達が早苗の家で見つけた一番のお気に入りが少女漫画だった。 だが、一つの問題が発覚するまでそう長くは無かった。 魔理沙「なあ、これの続きはどこだ?」 早苗 「持ってないわね。私それ雑誌でも読んでたから。次は~3巻後のこれになるわね」 魔理沙「なにぃ!こんないいところで生殺しか!」 咲夜、文、その他読んでいた人妖の手も借りて心当たりを片っ端から調べてみるも全て外れ。 そこでとうとう彼女達は最終手段に出たのである。 魔理沙「こうなりゃ最終手段だ、隙間妖怪に持って来させよう。 それが無理なら早苗あたりを外の世界に出させて買ってこさせようぜ!」 咲夜 「でもあの隙間がそんなに簡単に言うこと聞くかしら?」 魔理沙「その時はアレだ。この人数でなら多分勝てる」 文 「いきなり力押しはどうかと思いますが」 魔理沙「力押しかどうかは紫の出かた次第だな。と言うわけでまずは直談判だぜ!」 咲夜、文+α「おー!」 と言うわけで正解は「少女漫画の途中で抜けている巻を紫にもってきてもらう」でした 最終巻だけ無いとかでも正解だったのですが……