約 312,798 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1837.html
ゆっくりとギャンブル 15KB 虐待-普通 パロディ 自業自得 野良ゆ 現代 ざわざわ 寒風吹きすさぶ工業団地の一角にある公園の中 そのゆっくり達はいた。 「風さんぴゅーぴゅー吹かないでね!れいむは寒いんだよ!」 「ゆーどうなってるのぜ?どうしてこんなに虫さんいないんだぜ!」 「むきゅ・・・去年はこんなに寒くなかったのに」 「花さんも全然ないわ、こんなの都会派じゃないわ」 れいむ、まりさ、ぱちゅりー、ありす、4匹はブルブルと 震えながら、突然の寒波に戸惑っていた この地域は本来温暖であり、冬眠や冬篭りの習慣もなかったが今年は例年 になく、気温が下がり辛い冬となった 当然ゆっくりの餌となる虫や草は激減、寒さはお家に枯れ草を敷いたり 仲間同士かたまりスーリスーリすることでどうにか凌いできたが飢えだけ はどうしようもならない 「ぱちゅりーこのままじゃみんなお腹がすき過ぎて永遠にゆっくりしてしまうわ」 「そうだよ、ぱちゅりーれいむはあまあまが食べたいよ!なんとかしてね!!」 「むきゅ・・・そういわれてもこんな寒い冬さんはぱちゅも初めてだし・・・」 「なにが森の賢者なのぜ!!ぜんぜん役立たずなのぜ!!」 「むきょーー!ひどいわ!・・・んっ・・・あれはなにかしら・・・」 ぱちゅりーは公園の入り口の方に視線を向けた、話をはぐらかそうとしたわけではない 近くの工場の作業員であろうか男が一人、公園のベンチに腰掛けていた 時間は12時昼時である、男は手に持ったビニール袋からメロンパンの袋を取り出し、その封を開ける 「ゆわーー!!おいしそうだよ!パンさんはれいむの大好物だよ」 「あれはメロンパンさんだわ、すごく都会派な匂いよ」 その時まりさの目がキラリと光った。 「ゆっへっへっ!あのメロンパンさんを全部いただくのぜ!」 「なるほど・・・分けて貰えるようにお願いするのね。むきゅん」 「いいや、あの人間からメロンパンさんを奪うのぜ」 「無理よ・・人間さんには敵わないわ都会派じゃない事になるわよ」 「ゆふっゆふふ・・・」 その会話を遮るように不気味な笑い声が聞こえる。 「ゆふふふ・・・れいむにはまりさの考えがわかったよ。あの人間さん髪の毛は真っ白だよ お爺さんなんだよ、そして普通工場の人間さんは暖かいお部屋でみんな仲良くご飯を食べるのに あの人間さんは寒いお外で一人で食べようとしている・・・きっと嫌われ者なんだよ」 こういったゲスな事には鋭いれいむである 「なるほど、お爺さん相手だったらありす達なら楽勝ね」 「嫌われ者なら痛めつけても他の人間からの報復はないわね、むきょきょ」 「そうと決まればあのメロンパンをじじいから奪い返すのぜ!!」 そう言うが早いかゆっくり達はメロンパンにかじりつこうとする男の前に飛び出した。 「んっ・・・ゆっくりか・・・なにか用か?お前ら・・・」 「用も何もないんだぜぇ!!じじい誰に断ってここでご飯をムーシャムーシャしようと してんだぜぇ!!」 「そうよ!!ここはありす達のゆっくりプレイスよ、痛い目みたくなかったらそのメロンパンさん をよこしなさい!!」 「れいむ強いんだよ!ぷくーー!」 「むきょきょ、抵抗は無意味よ!」 普通なら問答無用で叩き潰される言動・・・セルフ死の宣告・・・ 「・・・なんだ・・・この寒さでエサが取れず苛立ってるって所か・・・いいぜ 食えよ・・・」 男はメロンパンを4つに千切るとれいむ達の前の置いてやる 「むーしゃむーしゃ、しっしあわせーー!」 「うめっこれめっちゃうめっ!がつがつ!」 「都会派な味だわ、でりーしゃすよー!」 「むきょーおいひいわー!」 メロンパンを食うゆっくり達、貪り喰う 「・・・それじゃ俺はアンパンでも食うか・・・」 男は袋からアンパンを取り出す、しかしその行動をゆっくり達は見逃さない 「待ってね!ハグハグ、そのアンパンさんもれいむ達の物だよ。ガツガツ!」 「そうなんだぜぇムシャムシャ!!白髪のクズじじいが食う位ならまりささまが食べてやるのぜ!パクパク」 「そうよこの田舎者!都会派の常識よぉ!」 「むきゅ・・・誰かお水を・・・パンさんが喉に・・・」 強欲!際限なき要求! 「おいおい・・・ずいぶんと欲張るじゃないか・・・ふーん・・・いいぜくれてやっても・・・」 にやりとほくそ笑むゆっくりたち(ぱちゅりー意外)相手が絞れると見れば絞れるだけ絞る最後の血一滴まで まるでヤクザ・・・テロリスト・・・最悪の思考! 「ゆふん!れいむに恐れをなしたね、なかなか利口な判断だよ」 「さあ白髪じじいはとっととアンパンさんをよこすのぜ」 「あら?ぱちゅりー食べてすぐ寝ると牛さんになるわよ」 「・・・きゅ・・・ちが・・・水・・・」 しかしゆっくり達は見逃していた、男の口の端がわずかに笑みを浮かべていたことに 「・・・俺一つと賭けをしようじゃないか・・・簡単なギャンブルさ・・・ 俺の投げたコインをお前らが裏か表か当てる・・・一回勝てばアンパンだけじゃなくこの 袋にあるポテチとオレンジジュースもやろう・・・嫌なら俺はもう戻るぜ・・・」 そう言うと男はベンチから腰を上げ公園を出る素振りを見せた 「ゆゆっ?まってねレイムのポテチさん返してね!」 「そうなんだぜ!白髪じじいに負けるわけないぜ、オレンジジュースさんはまりさのものなんだぜ!」 「そうよぉ!都会派にアンパンさんゲットだわ」 「む・・・・きゅお・・・・・・」 こうして勝負は開始された・・・ゆっくりの根拠のない自信と共に・・・ 「一番はれいむがやるよ、白髪ジジイを瞬殺だよ」 そういってふんぞり返りながら男の前にれいむが踊り出た 「フッ・・・れいむが一番手か・・・いいだろう・・・だがお前にはその頭の上のリボンを賭けてもらう・・・」 男の予想外の発言に唖然とするれいむ。自分は勝利しあまあまをムーシャムーシャする、それだけで頭がいっぱいだったのだ 「・・・なっ何言ってるのぉー!!おリボンさんがなくなったらゆっくりできな・・「やるのぜ!!」 れいむの抗議の声をまりさがさえぎる 「ばりざぁなに勝手な事言ってるのぉ!れいむのおリボンさんでしょぉー!」 「大丈夫なのぜれいむ、あんな白髪じじいに負けるはずないのぜ!それにここでゴネたらじじいに逃げる口実をやる だけなのぜ」 「そうよ、れいむなら都会派に完勝できるわ。ねっぱちゅりー」 「・・・・・・・」 ぱちゅりーはパンが喉につまりすでに永遠にゆっくりしかけていた。が、お昼寝を始めたと勘違いされ見事にスルーされていた 「決まりだな・・・始めるぜ・・・ピンッパシッ・・・さあ表か裏か・・・」 男は親指でコインを弾くと右手の甲で受け取り左手で挟みこむ 「さあ・・・れいむ・・・表か・・・裏か・・・」 おリボンを賭けた今れいむに当初の勢いはない、それどころかダラダラと砂糖水の汗を流している 「ゆゆぅ・・・表・・・嫌、裏のような気もするよ・・・」 「なにやってるのぜ!れいむそんなじじい相手にびびってんじゃないのぜ!!」 「そうよれいむ都会派じゃないわ!」 苛立つ外野の声、乱れるれいむの心、真綿のごとし 「ゆっ決めたよ!!表にするよ!!」 「・・・わかった・・・オープンだ・・・」 男はゆっくりと手をどかす・・・注がれる視線 コインは裏、敗北!覆る・・・れいむの絶対勝利! 「コインは・・・裏だ・・・お前の負けだれいむ・・・」 「ゆゆっ!ぞんなーどぼじでコインさん表じゃないのぉ!!」 「れいむなにやってるのぜー!そんな白髪じじいに負けるれいむはグズなんだぜ!!」 「この田舎物!制裁っしてやるわ!」 まりさとありすに挟まれ激しい暴力を受けるれいむ。まったくの加減なし 「おいおい・・・そのへんにしておけよ・・・とりあえずれいむのリボンはもらうぜ・・・」 「ゆんやぁ・・・れいむのおりぼんさんがえじでぇ・・・」 仲間にぼこぼこにされおリボンまで奪われるれいむ・・・もはや動く気力もない 「さあ・・・次は誰だ?・・・まりさかありすか・・・」 「まりさ様が勝負するのぜ!!」 勢いよくまりさが名乗りを上げる、その表情に一切の恐れはない 「いいだろう・・・ならばまりさお前にもそのとんがり帽子をかけて「まつのぜ!!」 男の話をまりさがさえぎった 「まりさが賭けるのはそこでお昼寝しているぱちゅりーのお帽子をなのぜ!」 「まりさ!何言ってるの都会派じゃないわよ!」 意外、まりさの提案。他人のお帽子を賭ける暴挙!しかも本人の承諾一切なし!! 「フッ、なるほどね・・・いるんだよな・・・自分は安全地帯で他人を危険にさらし勝負しようとする奴・・・ 今まで他人をハメることばかり考えて来た奴の思考・・・痩せた考え・・・」 実際まりさは他のゆっくりを犠牲にすることで生き延びてきたゲスである、仲間を囮にお野菜を盗んだり 口先だけで口説いたゆっくりとすっきりーをしそのまま母子共々捨てたことすらあった 「ゆっそれは違うぜじじい!ぱちゅりーはまりさの親友なのぜ!まりさのお帽子より・・・いや・・・まりさ 自身より大事なのぜ!その大切な物を賭けることでまりさは背水の陣をしいたのぜ!!」 「まりさ・・・そこまでぱちゅりーの事を・・・感動だわぁ!」 無茶苦茶な理論であるがまりさは大真面目である、無意識のゲス。罪を意識しないもっともドス黒い悪、それが まりさなのだ 「フフッ・・・アハハ・・・そう来るか・・饅頭の癖になかなかおもしろい事いうじゃないか・・・ ならば俺も少しはお前の狂気に答えなくちゃな・・・」 「じじい何を言ってるのぜ?」 「何・・・このままじゃまりさお前を鉄火場に引き込めない・・・だから掛け金を上乗せするのさ・・・ 俺は、当初のアンパン、ポテチ、オレンジジュースに加え先ほど得たれいむのおリボンを賭ける・・・ 倍プッシュだ・・まりさ・・・これでお前は自分の帽子を賭けざるをえなくなった・・・」 見る間に青ざめるまりさの顔 「なっ何言ってるのぜー!そんなこと勝手に「やるよぉ!!」 まりさの声をさえぎったのはれいむであった、その顔は腫れまるでゾンビである 「ヒィィッ!でいぶぅぅ!!」 「やるよねぇまりさぁ・・・逃げたりしないよねぇ・・・れいむに言ってたよねぇ・・・ あんな白髪じじい楽勝だってぇ・・・」 「そうよ、まりさは逃げたりしないわ!!だって自分より大事なぱちゅりーのお帽子を賭けたのよ 今更自分のお帽子なんてうんうんみたいなもんよ!!」 「ぞんなぁぁ!!」 まりさ追いつめられる、行動がすべて裏目。完全な自業自得・・・ 「決まりだな・・・いくぜ・・・ピンッパシッ・・・裏か・・表か・・・」 「ゆあー!かってに始めるなだぜー!」 ありすとれいむの応援が響く 「まりさ!!まりさ!!まりさ!!まりさ!!MARISA!!」 「ばりざぁ・・・ばりざぁ・・ばりざぁ・・・」 まりさに掛かる重圧、プレッシャー、ストレス、この状況から抜け出したい その一心でまりさは答えた 「はぁっはぁっ・・・表なのぜぇ!!」 「オープンだ・・・」 コインの向きは・・・ 「・・・裏だな・・・残念だったなまりさ・・・」 「ゆがーん!ウソなのぜぇー!」 「まりさぁ!この田舎物ぉ!」 「まりさぁ・・・まりさのお帽子素敵だよねぇ、でももう似合わないようにグシャグシャにしてあげる ねぇ・・・てめーの顔面の方をな!」 「やべでーばりざに近寄るなー!」 こうして男はまりさとぱちゅりーのお帽子を得ていびつな饅頭は二つになった 「さあ、ありす・・・次はお前だ・・・」 「来なさい、白髪じじい!ありすは負けないわ!」 ありすには秘策があった、裏・裏と連続したのだ次まで裏のはずがない。 事実コインギャンブルの確立は常に1/2である、確立的にも最善、安全な選択 「表よ!」 「・・・死ねば助かるのに・・・」 「えっ?」 「オープン・・・裏・・・」 三連続で裏はない・・・この考えはギャンブルでは通用しない・・・埋まっている・・・首まで底なし沼に! 「都会派じゃないわーーー!」 「ありずー」「制裁っ」 そのころぱちゅりーは三途の川で生死の境をさまよっていた 「むきゅ・・・ここは何処かしら大きな川さんね・・・あらなんだか光が見えるわ・・・それにあたたかい ゆっくりできるわぁー」 「おいお前、そこのぱちゅりーお前だよ!!」 声をかけたのは三途の川の渡し役、ゆっくりこまちである 「むきゅ!ゆっくりしていってね!!」 「ゆっくりしていってね!じゃないよせっかく仕事さぼってすーやすーやしようと思ってたのに 悪いタイミングで死にやがって!」 「そう言われても、ぱちぇはなんだか川の向こう側へ行かなくちゃいけないような気が・・・」 「うるさい、あたしはお昼寝がしたいんだとっとと現世に帰れ!」くぱぁ! 「むきょおおー!」 川原の地面に穴が開きぱちゅりーは落ちてゆく 「・・・ぐえっ!がはっごほっ・・むきょ!」 ぱちゅりーが気が付くと背中の上にはぼろぼろのありす、自分の目の前には吐き出した餡庫にまざりぱちゅりー の喉を塞いでいたパンが落ちていた。 「みんながぱちゅの背中を押して助けてくれたのね・・・」 「まりさのせいで負けたんだよーこのゲス!」 「うるさいんだぜ!このレイパーのせいなんだぜ!」 「違うわよ、田舎者のでいぶのせいよ!」 「そこまでよ!」 「「ぱちゅりー」」 「なんだ・・・お前・・・てっきり死んだと思っていたが・・・生きていたのか・・」 どうやら男だけはぱちゅりーが死にかけていたことに気がついていたようだ 「むきゅ・・・たしかにぱちゅは一度死んだわ・・・でも地獄の鬼達を叩き伏せこの世に舞い戻ったのよ!」 「すごいのぜぱちゅりー!」「都会派よ!」「だかられいむにあまあまちょうだい!」 仲間の声援を一身に受けぱちゅりーは周りを見回すと瞬時に状況を理解した 「どうやらぱちゅ達は負けたようね・・・」 「なんだ・・・お前初めて見た時とはまるで別人だな・・・いや別餡とでも言うのかな・・・」 死線を潜り抜け、ぱちゅりーは何かを得ていた。神は困難を乗り越えた者に新たなる力を授ける事があるのだ 「むきゅむきゅむきゅー!」 ぱちゅりーの餡庫脳が唸りを上げ計算を開始する、この状況を打開するロジックそして勝利へのルート 「むきゅ!ぱちゅ達は白髪じじいに再戦を申し込むわ、ただしギャンブルの種目はぱちゅが決めるわ」 「何いってるのぉぱちゅりー!」「どうしたのぜー!」「すーやすーやzzz」 れいむ達からすれば寝耳に水である 「いいぜ・・・受けて立とう・・・ただお前らには相応の物を賭けてもらう・・・」 「当然ね・・・ぱちゅは全員のもみあげさんを賭けるわ!」 「何言ってるのぜ狂ってるのぜ!」「いやじゃぁーもみあげさんなくなったらゆっくりできないぃ!」「ぱちゅりー都会派な提案だわ!」 「ありす、あなたはもみあげさんがないからぺにぺにをかけてもらうわ」 「全然都会派じゃないー!」 阿鼻叫喚・・・当然であるゆっくりにとってもみあげを奪われる事は、人間が両腕を奪われる事に等しい 「面白い・・狂気の沙汰ほどおもしろい・・・ギャンブルらしくなってきたじゃないか・・・」 「白髪じじい・・・ぱちゅ達は作戦会議をするから少しまってちょうだい、みんなこっちに来て」 あまりの出来事の連続で混乱するばかりの仲間を落ち着かせるため、そして間を空ける事で男の勝負熱を下げ 流れを返るため、ぱちゅりーは作戦会議を始めた 「ぱじゅりーのばがーどうじでれいむのもみ上げさん賭けたのぉ!」 「勝手に人の物を賭けるなんてゲスすぎるんだぜぇ・・・」 「ありすのぺにぺに・・いやぁ!」 先ほどの敗戦が効いているのか、浮かぶのは敗北のイメージばかりである 「むきゅ作戦を説明するわ、勝率100パーセント、絶対勝利の計画をね・・・」 男はタバコをふかしていた、タダの暇つぶしのはずがここまで面白くなるとは正直思っていなかった 公園の端からはギャアギャアとゆっくり達の嘆きが響いている、しかしその声が止まったかと思うと不気味な 笑い声へとかわった・・・ 「ゆっへっへっこれは絶対勝てるのぜ、白髪じじいめ」 「白髪じじいも年貢の納め時だよ、ゆふふふ」 「田舎者の破滅する姿がみえるわぁ」 「むきゅきゅきゅ・・はじめましょうか」 ニヤニヤしながらゆっくり達は再び男の前の立つ、気持ちの悪い笑みには絶対的な自信が見え隠れしていた 「終わったか・・・ギャンブルの内容を説明してくれ・・・」 「ええ・・勝負は、れいむの左右のもみあげさんどちらかにコインを握り じじいがそれを当てる。それだけ・・・一回勝負よ」 「なるほどね・・・」 「ただし、れいむはじじいみたいにコインを弾けないから握る時にはじじいには後ろを向いて貰うわ」 「わかった・・・コインだ・・・」ピンッ・・・パシッ 「ゆふふ、たしかにれいむが受け取ったよ・・・後悔させてあげるね」 「やめるなら今なんだぜぇ白髪じじい!」 男はまりさの挑発を一切無視するかように後ろを向いた 「いいぜ・・・始めよう・・・」 「ふんっ・・・まりささまにびびってやがるのぜ」 にやりとぱちゅりーが笑いゲーム開始の合図を出す 「始めるわ!れいむはコインを握ってね!」 「わかったよぱちゅりー、コインを握るよ!」 れいむはコインを右のもみあげから左のもみあげに移し、そのままコインを 投げた、コインの行く先は大口を開けたまりさの口の中である。 そしてれいむは空になった両方のもみ上げを空のまま握りこんだ 「(むきゅきゅ、れいむ、まりさ完璧な仕事よ)」 これがぱちゅりーの作戦だった。 男が右左、どちらのもみあげを選んでも男の勝利はない、勝利を示すコイン自体 れいむのもみあげにはなく、まりさの口内にあるのだ。 あとは、男の指定した空のもみあげが開き男の負けが確定した瞬間、ありすがれいむによくやったと 飛び掛り全員で大騒ぎ、そのドサクサにコインを地面におけばいい。 完璧すぎる作戦、並の人間ではまず打破不可能な作戦とゆっくり達は思っていた しかしゆっくり達は思い知ることとなる、この男が並ではないことを・・・ 後半へ続く みなさんならどのようにぱちゅりー達の作戦を打破するでしょうか もし宜しければ推理して感想欄に書いてみて下さい。 後半はすでに出来ていますのでみんなの推理を見てから結末を変えるような ズルはしません、ご安心を。 後半は2日以内にはあげます。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る DIO「この人間が、条太郎が吉良に行ったセリフを言ってた気がする」 ブロリー「?」 DIO「まあ、ジョジョ知らないお前には、分からないだろう」 -- 2015-02-04 22 34 28 カイジネタはゆっくりできるね! -- 2014-03-09 03 20 38 白髪じじいなら兵藤会長だろ・・・ -- 2013-09-12 21 54 37 ↓白髪だからア〇ギのほうじゃね? -- 2011-07-16 12 59 39 おいwwこいつカ●ジだろww -- 2011-07-12 18 14 06 ロト紋読んだやつには通用しない -- 2010-12-03 03 42 50 うーん、…言葉を使い、ゆっくりの顔色を見て正解を当てる、かなぁ。 -- 2010-11-17 19 14 43 どっちにコインがあるかじゃなくて、どっちにコインがないかを当てるんじゃないか? -- 2010-10-28 16 43 11
https://w.atwiki.jp/pokemonsv/pages/1931.html
もくじを見る 概要 所持ポケモン 関連項目 コメントフォーム 概要 所持ポケモン No. 名前 特性 通常特性 隠れ特性 関連項目 特性 あ行 ARシステム アイスフェイス アイスボディ あくしゅう あついしぼう あとだし アナライズ あまのじゃく あめうけざら あめふらし ありじごく アロマベール いかく いかりのこうら いかりのつぼ いしあたま いたずらごころ いやしのこころ イリュージョン いろめがね いわはこび うのミサイル うるおいボイス うるおいボディ エアロック エレキスキン エレキメイカー えんかく おうごんのからだ オーラブレイク おどりこ おみとおし おもかげやどし おもてなし おやこあい おわりのだいち か行 カーリーヘアー かいりきバサミ かがくのちから かがくへんかガス かげふみ かぜのり かそく かたいツメ かたやぶり かちき カブトアーマー かるわざ かわりもの がんじょう がんじょうあご かんそうはだ かんろなミツ ききかいひ きけんよち きずなへんげ ぎたい きみょうなくすり きもったま ぎゃくじょう きゅうばん きょううん きょうえん きょうせい ぎょぐん きよめのしお きれあじ きんしのちから きんちょうかん くいしんぼう クイックドロウ クォークチャージ くさのけがわ くだけるよろい グラスメイカー クリアボディ くろのいななき げきりゅう こおりのりんぷん こだいかっせい こぼれダネ ごりむちゅう こんがりボディ こんじょう さ行 サーフテール サイコメイカー さいせいりょく さまようたましい さめはだ サンパワー シェルアーマー じきゅうりょく じしんかじょう しぜんかいふく しめりけ しゅうかく じゅうなん じゅくせい じょうききかん しょうりのほし じょおうのいげん じりょく しれいとう しろいけむり しろのいななき しんがん シンクロ じんばいったい しんりょく スイートベール すいすい すいほう スカイスキン スキルリンク スクリューおびれ すじがねいり すてみ スナイパー すなおこし すなかき すながくれ すなのちから すなはき すりぬけ するどいめ スロースタート スワームチェンジ せいぎのこころ せいしんりょく せいでんき ぜったいねむり ゼロフォーミング そうしょく そうだいしょう ソウルハート た行 ダークオーラ ターボブレイズ たいねつ ダウンロード だっぴ たまひろい ダルマモード たんじゅん ちからずく ちからもち ちくでん ちどりあし ちょすい テイルアーマー てきおうりょく テクニシャン てつのこぶし てつのトゲ テラスシェル テラスチェンジ テラボルテージ デルタストリーム テレパシー でんきエンジン でんきにかえる てんきや てんねん てんのめぐみ とうそうしん どくくぐつ どくげしょう どくしゅ どくのくさり どくのトゲ どくぼうそう どしょく とびだすなかみ トランジスタ トレース とれないにおい どんかん な行 ナイトメア なまけ にげあし にげごし ぬめぬめ ねつこうかん ねつぼうそう ねんちゃく ノーガード ノーてんき ノーマルスキン のろわれボディ は行 ハードロック はがねつかい はがねのせいしん ばけのかわ はじまりのうみ パステルベール はっこう バッテリー はとむね バトルスイッチ ハドロンエンジン はやあし はやおき はやてのつばさ はらぺこスイッチ バリアフリー はりきり はりこみ パワースポット パンクロック ばんけん はんすう ビーストブースト ヒーリングシフト ひでり ひとでなし ひひいろのこどう ビビッドボディ びびり ひらいしん びんじょう ファーコート ファントムガード フィルター ふうりょくでんき フェアリーオーラ フェアリースキン ふかしのこぶし ぶきよう ふくがん ふくつのこころ ふくつのたて ふしぎなうろこ ふしぎなまもり ふしょく ふとうのけん ふみん ふゆう プラス フラワーギフト フラワーベール フリーズスキン プリズムアーマー ブレインフォース プレッシャー フレンドガード ヘヴィメタル ヘドロえき へんげんじざい へんしょく ポイズンヒール ぼうおん ほうし ぼうじん ぼうだん ほおぶくろ ほのおのからだ ほろびのボディ ま行 マイティチェンジ マイナス マイペース マグマのよろい まけんき マジシャン マジックガード マジックミラー マルチスケイル マルチタイプ ミイラ みずがため ミストメイカー みずのベール みつあつめ ミラーアーマー ミラクルスキン むしのしらせ ムラっけ メガランチャー メタルプロテクト メロメロボディ めんえき もうか ものひろい もふもふ もらいび や行 やるき ゆうばく ゆきかき ゆきがくれ ゆきふらし ようりょくそ ヨガパワー よちむ よびみず よわき ら行 ライトメタル リーフガード リベロ リミットシールド りゅうのあぎと りんぷん レシーバー わ行 わざわいのうつわ わざわいのおふだ わざわいのたま わざわいのつるぎ わたげ わるいてぐせ コメントフォーム 名前 コメント すべてのコメントを見る ※こちらは「情報提供欄」です。質問や雑談はご遠慮ください。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/980.html
※ゆっくりが虐待されます。前半ぬるいじめ、後半中身の凄惨ないじめ注意 ゆっくりジュース 家に帰るとゆっくりれいむのつがいがいた。 「「ゆっくりしていってね!!」」 ああ、おなじみの甲高いアニメ声でハモッている。 大きさは30~40cmくらいだろうか、黒い髪の毛とダンベルのような横の飾り、そして猫耳入っているりぼん。 自信に満ちた目でこちらを見つめてくるれいむとれいむ。 「何だよお前ら」 そう言うと右側のれいむが 「ぷくうううううううう!!」と言った直後に頬を膨らませた。 ゆっくりは効果音を自分でつけてから効果音に相当するアクションを起こすんだな。 ちょっと涙目で頬を赤く染めて怒ってるのかな? その姿はどうみても虐待されるために生まれてきたような無防備なものである。 「ぷくううううううううう、だって!!!」 知性に欠ける幼稚な威嚇行動に思わず噴出してしまう。 「ゆゆっ!おにーさん、れいむのだいじなれいむをわらわないでね!ぷくううううううううううう!!」 そう言うと左のれいむも同じようにぷくうううううと言ってから頬を膨らませた。 「あっはっはっは」 だってしょうがないじゃないか。お前達ゆっくりはいつもそうやって人生を舐めたような行動を取るんだもんな。 しかしこいつもこいつだ、自分のことをれいむと呼ぶだけでなくつがいのれいむもれいむと呼ぶんだな。 『れいむのれいむはれいむのことがだいすきなれいむなんだよ!!』 といった傑作な言葉を言うこともあるんだろうな。 「あっはっはっは!!れいむのれいむは、れいむのものだってか!!!あっはっは!!」 一通り笑い終えると、まだぷくうううううしているれいむ二匹を観察することにした。 もう1分は経とうとしているが、まだ耐えているようだ。 こいつら呼吸ってどうしているんだろう、そう考えていると 「ぶはああああっ!!ぜー、はー、ぜー、はー・・・」 おっ、右のれいむはもうガタがきたのか目を白黒させながら荒い呼吸をして調子を整えようとしている。 もうぷくうううううううも終わりかなと思っていると、 「ぷくうううううううううううううう!!!」 と再びぷくううううううし始めた。これはたまげた。こいつらゆっくりなのに意外とガッツあるな。 するともう一方のつがいが 「ぶはああああああ!!!ゆゆーん!おにーさんでいむだぢをいぢめないでにぇ!!」 と根が尽きたのか赤れいむのような口調で顔を真っ赤にしながら怒り始めた。 もう一方のれいむは青白い表情でぷくうううううううううを続けている。 俺はもう疲れただろうと膨らんでいるれいむの頬を両手で押さえてやる。 ぷひゅるるるるるるるるるる 空気が、震える口から抜けていく。れいむは青白い顔から凄い呼吸を乱しながら 「ぜっ!・・・ぜぱっ!!ぶひゃっ!・・・・」 おっ、まともになったか? 「ぷひゅるるるるるるるるるる!!!おにーさん、れいむをぷくうううううさせないでね!!」 え・・・・・・?? 「・・・・・あ~っはっはっはっはっはっは!!!あっはっは!!な、なんでお前ぷひゅるるるるまで自分の声出して再現してるんだよ!! バカじゃねーの?あーおかしいいいいーーー!!!あーっはっはっは!!!」 思わずこのゆっくりの理不尽さに床でもんどりうってしまった。普段は紳士的に仕事をこなしているこの私が、だ。 「ゆっ!れいむっこのじじいれいむたちのことをばかにしてるよ!」 「ゆゆっ!そだね!・・・ゆふふふふふ(キラン)」 ん?キランって今作戦通り!しなかったか? 何かたくらんでいるな、こいつら。仲間がいて家のどこかで何かを漁っているに違いない。 というわけで誘導尋問にかかるとするか。 「いやあお前達はおばかなゆっくりだなー」 まずは軽くジャブから。感情的にして情報を引き出そう。 「ゆっ!れいむたちをなじるのやめてね!」「なじっちゃやーよ!」 普段は「ゆっくり」「むーしゃむーしゃ」「むほおおおお」以外の言葉は生来じゃないゆっくりの口から『なじる』とな。 「おっ、『なじる』なんて難しい言葉知ってるんだね。すごいね」 ここはおだてる作戦に変更。 「ゆっへん!すごいでしょ!」「れいむたちをもっとたたえてね!!」 「てことは君達のかぞくにすごく頭のいーれいむがいるんだろうな。」 まずは仲間がれいむかどうかを確かめる。 「ゆっ!れいむじゃないよ!!」「だいどころでえさをさがしているのはぱちゅりーだよ!!」 おっ。そうか、ゆっくりぱちゅりぃ略してゆちゅりーが台所にいるのか。 「へー・・・ゆちゅりーは台所ねぇ・・・」 れいむたちの顔が見る見る青ざめていく。 「ゆゆっ!!!でいぶ、どぼぢでしゃべっぢゃっだのおおおおおおおおお」 「ゆゆゆゆゆ!!!かっこいーおんびーさん!ゆっぐりいまのはわすれてね!!!」 あらあら、墓穴を掘っちゃったよこいつら。おまけに俺のことおんびーさんだなんて、ゆちゅりーの教育もたかが知れてるな。 もっとも、ぷくうううううとかぷひゅるるるるるとか声に出すようなゆっくりだから仕方ないけどな。 さっそく台所に行くこととする。 「かっこいーおにーざん、だいどころにいってもぱちぇなんていないよ!!」 「れいむたちといっしょにゆっくりしていってね!!れいむをいぢめてねえええ!!!」 そうてんこチックになるな。後でじっくりいでめてやるから、な? れいむたちはリビングに閉じ込めておくとして、台所のゆちゅりーは・・・と。 「きゅっきゅっきゅ。・・・むぅん。むきゅ☆」 い た 。 台所の横のゴミ箱を漁って生ごみを散らかしているゆちゅりー。 いつも隠される立場だけに安心しきってだらしなく垂れた汗らしき液体を独特の曲線を描いたもみあげでふき取っている。 こいつらもみあげ動かせるのかよ。 「HAHAHA!!!もみあげ饅頭、可動式MOMIAGE!!!ゲージツはバクハツだー!!」 と普段タイトにビシッとビジネスをしているこの私が床に転げて大笑いするほど滑稽なゆちゅりーの実情はひどかった。 「む・・・むきゅぅん??」 おやおや、ゆちゅりーに気づかれてしまったようだ。 薄い紫色の独特の曲線のモミアゲと後ろ髪、40センチほどの全体に見事なしもぶくれ、半円の目、それから・・・人←こんな形のおくち! 思わずにやけてしまうような妙な虐待感情が心をわしづかみにして離さない。 「おぉ、ゆちゅりー・・・しんぱいしないでね、うふ、うふふうふふ。お兄さんは悪いひとじゃないよ」 「むきゅぅうぅぅうん・・・こっぢごにゃいでぇ・・・汗」 ゆちゅりーは「もっぢぇがないでー」とも聞き取れる言葉で牽制をしている。 後ろへ下がりつつ、半円の目で必死に上目遣いをしながら、『人』みたいな口をきゅっと締めている。 れいむたちほどおばかな牽制ではないのかな。と思っていると 「ぷきゅううううううううううううん!!」 くるぞ、くるぞ。自分で効果音言ってからそれに相当する行動を。 ゆちゅりーはぷきゅうううううんして60cmくらいには膨らませた。やるじゃんこいつ。 目には涙を溜めて必死にこっちを見上げる。無駄な行動でしかないのに。 ひょいっ 「!!??」 「さぁ、れいむたちの元へ連れて行ってあげるからね。」 ぷくうううううしているゆちゅりーを軽く持ち上げて、私はれいむたちの元へ向かった。 続く このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/rekka/pages/50.html
名前 :ゆきちゃ 各種武器Lv:攻撃 防御 戦術 投射 14 妖術 練丹 主生産Lv :木工 40 コメント: 歌って踊れる生産キャラになりたいです。。。
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/8544.html
おしゃべりなちゅどんズ 重要人物 コメント テレビ東京系のファイテンション☆スクール内の第2・3クールで放送していたべんぴねこ・ホンゴウジュン作品。 重要人物 エルフーン♂:みかんなちゅどん チェリム♀ いちごなちゅどん マッスグマ♂ くりなちゅどん コノハナ♂ まめなちゅどん ウソッキー♂:キャプテンツリー コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る キャラクターとだけ書かれた荒らしコメントを削除 -- (名無しさん) 2016-12-29 12 26 01
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/859.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 402 れいむ・マスト・ダイ(後編)/コメントログ」 つまり...どういうことだってばよ -- 2010-07-26 17 11 58 黒幕に人間がいて、その人間が遊びか実験かでゆっくり達に独裁国家ごっこをさせていた・・・って感じかな? 最後で奇行に走ったぱちゅりーは、第三帝国末期の某ナチ高官やバチカン特務機関の某シスターみたい。 教義のためなら教祖をも殺す・・・か。単純なゆっくりらしいと言えばゆっくりらしいかな。 ・・・生き残りのれいむは幸せになって欲しい気がする。愚鈍ゆえに過剰に欲することも、他者に行為を強要することも なさそうな良いれいむっぽかった。 -- 2010-08-18 06 23 06 いろいろアイデアがあるのは分かったけど 全体的に読みづらいです ぱちぇの行動もいま一つわかりづらい -- 2010-10-03 18 31 28 最後の人間は何を書いていたのかな? 気になるー -- 2010-10-07 20 45 23 最後のれいむってぱちゅりーが変化した奴じゃないかな。一人称がぱちゅりーだし、結界ていう新しい能力まで持ってたし。文中でも全てのゆっくりはみんなれいむだった、なんて話も出てたしね。 -- 2010-10-13 19 13 57 最後のれいむは純粋のれいむでぱちゅりーでは無いと思う -- 2010-12-30 17 40 19 ↓↓>一人称がぱちゅりーだし 文章読解力が皆無だなアンタ、洞窟を覗き込んでるんだかられいむの巣じゃないだろ >結界ていう新しい能力まで持ってたし にわか乙、けっかいは他のSSでもふつうに使われていますよ? -- 2011-09-22 18 03 23 独裁者だから真っ先にヒトラーを思い出したけど、やってることを見るとキリスト教を思い出すな 前編ではれいむは全てのゆっくりはれいむ種から生まれた事を知っていたのか、案外バカではないのかもしれない -- 2013-01-21 07 37 58 ド臭い者www -- 2014-08-24 12 38 10 ↓座布団1枚! -- 2023-04-20 06 39 35
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/2124.html
「す~りす~り・・・とってもとかいはできもちいいわ!」 朝も早くから元気良くエクスタシー宣言しているのはある男性に飼われているありす。 今日も元気に頬を自分のお気に入りのあるものにこすりつけてそれの独特の弾力を楽しんでいた。 「ほんとうにきもちいいよぉ・・・!」 友達と(居ないから)遊ぶこともせず、今日も日長一日飼い主から与えられたコンニャクと戯れている。 最近の一番のマイブームはお兄さんにコンニャクでお尻をペチングしてもらうことだけど、今は彼がお仕事で出かけているので出来ない。 そんなわけで、ありすは仕方なく、少し前のマイブームの『ひたすら頬ずり遊び』に興じていた。 「す~りす~り・・・きもちい~♪」 ひんやり冷たくて、すごく弾力があって、どれだけ遊んでも文句一つ吐かない最高のお友達。 コンニャク、ああコンニャク、コンニャク・・・どうしてあなたはコンニャクなの? ありす一匹しかいない部屋でそんな風に一人ロミオとジュリエットよろしくな悲劇のヒロイン気分に酔いしれながらひたすら頬ずりを続ける。 「ゆぅ・・・ゆっ・・・ゆふぅ・・・ゆぅぅぅん・・・」 そうこうしているうちに変な気分になってきたありすは、ついにコンニャクに相手に交尾を始める。 激しく前後左右に揺れるありすの赤く上気した身体。それにあわせてぷるぷるんと揺れる大きなコンニャク。 「ぢゅごい!ぢゅごいわ、ごんにゃぐざあああああん!ありずもうがまんでぎない!!?」 そうしてありすはコンニャク相手にイった。それも13回も。 最後の絶頂の直後、ありすは交尾疲れで眠ってしまった。 翌朝。 ありすが目を覚ますと、そこには見たことのないゆっくりが5匹ほどいた。 体高3cmにも満たない小さな身体から察するにまだ赤ちゃんゆっくりだろう。 金色の髪をなびかせ、頂きにカチューシャを乗せているその姿は紛れもなくありす種のそれだ。 しかし、皮は半透明でコンニャクを髣髴とさせる色彩をしたその姿はゆっくりとは程遠い。 「「「「「ゆっくちちていっちぇね!」」」」」 が、生首がこの鳴き声を発する以上間違いなくゆっくりだろう。 その変な赤ちゃんたちは目を覚ましたありすを取り囲むと一斉に頬ずりをし始めた。 「「しゅ~りしゅ~り・・・」」 「ゆゆっ!おきゃーしゃん、やわりゃかきゅてきもちいいよ!」 「しゅごくゆっくちできりゅよ!」 「ゆゆ~ん!」 おかーさん・・・? その言葉を聞いたありすは何か思い当たるところがあったらしく、昨日すっきりしたコンニャクのほうを見る。 すると、予想通りというか何と言うか・・・コンニャクにゆっくりの赤ちゃんの成る蔦が生えていた。 「「「「「しゅ~りしゅ~り・・・」」」」」 ありすは思った。この赤ちゃん達もコンニャクと一緒ですごくいい感触をしている、と。 その瞬間、なんだかムラムラしてきて・・・あっという間に発情した。 「むほおおおおおお!ごんにゃぐあがぢゃんがあわいいっよおおおおおおお!!」 「ゆきゅ!?おきゃーしゃん、にゃにしゅるにょ!やめちぇね、ゆっくちやめちぇね!?」 「づんでれありずがわいいいいよおおおおおお!!?」 「やめちぇええええええええええええええええええ!?」 「ぢんじゃうううううううううう!」 「ゆっくちできにゃいよおおおおお!?」 ありすが我に返ったときにはこんにゃくありすの屍だけが残されていた・・・。 その白い肌・・・柔らかい感触、口の中でとろける優しい味・・・何もかもが大好きだった。 白くて角ばった柔らかいもの・・・いわゆるお豆腐に頬ずりしているのはゆっくりぱちゅりーだった。 「むきゅぅ・・・むきゅん・・・むっきゅ~・・・」 ぱちゅりーはすっきりした。豆腐で。 細かい経緯は面倒だし、ありすと似たようなものなので割愛。 翌朝。 ぱちゅりーが目を覚ますと、餡子を撒き散らした白い何かがお豆腐の傍に散乱していた。 それを眺めながらぱちゅりーが首をかしげているとお豆腐の上のほうから声が聞こえてきた。 「おきゃーしゃん、たちゅけちぇ!おちたらちんぢゃうよ!」 そこに居たのは異様なまでに肌の白い赤ちゃんぱちゅりーだった。 何故かは良くわからないが自分とお豆腐の間に赤ちゃんが出来たらしい。 「むきゅ~!ゆっくりまっててね!おかーさんがいまたすけるわ!」 そう言ったは良いもののぱちゅりーは貧弱なので非常に歩みが遅い。 そんなゆっくりしすぎた母の歩みと、今にも落ちそうな蔦の揺れに赤ちゃんは酷く怯える。 「おきゃーしゃん!おしょい!おしょいよ!ぱちゅりーゆっく・・・?!」 言葉を最後まで紡ぎ出すことなく、おとうふぱちゅりーは床に叩きつけられ、飛び散り、息絶えた。 「むぎゅうううう!?ばぢゅりーのあがぢゃんがあああああああ!?」 まだ頬ずりさえしていない、しかしそれでも可愛い我が子の死に嘆くぱちゅりーのめからはなみだがぽろぽろと零れ落ちる。 そうして、潰れた赤ちゃんを舐めながら悲嘆にくれていると・・・ 「むきゅ~!」 頭の上から、可愛らしい鳴き声が聞こえてきた。 声のするほうを見てみるとまだ一つだけ赤ちゃんの実が残っていたらしく、今にも生れ落ちそうなそれがゆらゆらと揺れていた。 「むきゅ!こんどこそゆっくりたすけるよ・・・」 そう言って、ぱちゅりーは赤ちゃんの落下地点に這いずって行くと舌を伸ばして絶妙のタイミングで落ちてきた赤ちゃんを受け止めた。 上手く受け止め、何とか赤ちゃんを死なせずに済んだのだが・・・・・・ 「むぎゅ!?いぢゃい!いぢゃいよ!おきゃーしゃん、ぱちゅりーあんよがいだいよおおおお!?」 それでも足が潰れてしまったらしい。残念。 ああ、何でこんなにねばねばなんだぜ・・・おにーさんがくれた特別大きいのが張り付いて取れないぜ・・・。 「ゆふぅぅぅぅううぅぅん・・・」 まりさはすっきりした。ガムと。 細かい経緯は(以下略 「「「「ゆっくちちていっちぇね!」」」」 「ゆふぅ~・・・まりさのあかちゃんはかわいいんだぜ!」 「「おきゃーしゃん、いっちょにあちょぼーよ!」」 「ゆゆっ!ゆっくりあそんであげるんだぜ!」 「「やっちゃー!」」 まりさは赤ちゃんまりさと遊ぶべくおうちの中の広い場所に跳ねて行った。 しかし、いつまで経っても赤ちゃんがついてこない。 不審に思ったまりさが赤ちゃんの様子を伺いに行くと・・・ 「あちがくっちゅいてうごけにゃいよおおおお!?」 「ぎゃ、ぎゃんばってはねりゅよ!」 「ゆゆっ!きゃらだがのびりゅよ!?」 「ゆぅ~・・・ゆかさん、ゆっくりはなれちぇね!」 ガムっぽい肌が床にへばりついたらしい。 この後、赤ちゃん達を助けようとしたまりさがどうなったかは想像に難くないことだろう。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/713.html
夕日の中を木枯らしが吹き抜け枯葉を巻き上げる。 晩秋から初冬への境 豊饒の季節はもうすぐ終わりを告げる。 この季節はゆっくりたちがもっともゆっくりできない、否ゆっくりしてはいけない季節である。 なぜなら冬篭りの準備をしなければならないから。 皆準備の為に跳ね回り食料と資材を集める。 今年生まれた子供たちも母親と同じ仕事が出来るほどに成長し 姉妹達を率いて下草を集めたり、木の実を埋めたりと忙しい。 食料を集め、下草を敷き、入り口を塞ぐ頃には冬が来る。 「まつんだど~」「みゃ~て~」 「ゆ!ゆ!ゆうぅぅぅぅぅ…」 日に日に三日月に近づく月の下 ご多分に漏れず冬篭りの準備に急ぐのは体つきのれみりゃの親子 ただし彼らの準備は食料集めではない。 食いだめである。 冬の間に外に出るゆっくりは少ない。 必然的にれみりゃの餌も少なくなる。いくら狩りに出ても十分な食料は得られない。 したがってれみりゃ種は冬眠するゆっくりとなった。 冬の訪れまでに出来るだけ沢山の栄養分を蓄え、後は眠るのだ。 春先と盛夏に生まれた二匹の子供たちも狩りの仕方を覚え、多くのゆっくりを狩った。 体は指先まで丸々と太り、パンパンに張った血色の良い肌は白桃色に輝いている。 「やったどぉ~ごはんだどぉ~」 捕まえたゆっくりを抱えて巣に戻るれみりゃ親子 少々飛行するのに支障が出ているらしく がさがさと木の枝に体を擦っているが、この程度でなければ冬は越せない。 今回の冬眠場所は大きな木の下に掘った穴の中 入り口は残雪の心配の少ないよう東向き しっかりと下草を敷いたので寝心地は抜群 春まで快適に過ごせるだろう。 「お~いし~どぉ~」「う~」「さいごのでなーだどぉ~」 れみりゃ親子は今年最後の食事となるゆっくりありすを食べていた。 このありすは少々ゆっくりしすぎたの。 この季節の夜に外を出歩いていたのだから。 寒さに強くないゆっくりは晩秋の夜にはけして出歩かない。 夜はれみりゃの時間だからだ。 おそらくこのゆっくりしすぎたありすは 皆が巣を塞ぎ始めるのを見てあわてて冬篭りの準備を始めたのだろう。 食料になるものは殆どとり尽くされた森の中を彷徨い 冷たい秋風に吹かれ動きが鈍ったところをれみりゃに襲われたのだ。 たっぷりと栄養を取った健康なれみりゃは少々の寒さにもへこたれない。 秋風の中を自在に飛び、獲物を狩って冬に備える。 知能は消して高くないれみりゃが今日まで生き延びている理由は このあたりにあるのかもしれない。 「うぅ~はぁっぱぁ~ぱぁっぱぁ~はぁっぱぁっぱぁ~」 ばさばさと落ち葉や枯れ草、小石や小枝を巣の入り口に撒くれみりゃ 遊んでいるのではない。巣穴を偽装して隠しているのだ。 捕食種といえど油断は出来ない。長い眠りに付く冬眠中は尚更だ。 「うぅ~いぃしをつぅんでぇ~すぅきぃまぁをつぅめぇてぇ~つぅちぃをぉぬぅってぇ~」 親子代々伝わる歌のようなものを呟きながられみりゃは内側から穴を塞いでゆく。 巣穴の入り口に石と土と小枝を積み上げ、草や苔を隙間に詰め込む。 さらにその上から土をぺたぺたと塗りつければ封鎖完了だ。 「かんせいだどぉ~」 「やったどぉ~」「これであんしんだどぉ~」 入り口を塞いだらあとは眠るだけだ。 下草の上に親子三匹、川の字で寝転ぶ。 「う~!ふゆどをこすどぉ~!!はるまでぐっすりだどぉ~」 「はるまで~」「ぐっしゅり~」 おそらくもう数日で初雪が舞う。 この一家はそれすらも知らずに眠り続けるのだろう。 暖かい春の日差しが雪を溶かすまで となるはずであったのだが。 「うぅ~」 …ックザッ… …ックザック… 「う~?」 ザック…ザッ… 「うううぅ~!?」 ザクッ 「よしやったぞ!!」 「うー!!」 突然巣の中に光と寒気が流れ込んでくる。 飛び起きたれみりゃの目に白銀の世界と黒い二つの影が飛び込んできた。 「おし、大当たり!れみりゃだ。」 「やりましたね兄貴!!」 男たちはれみりゃを縛り上げると次々と袋の中へ放り込んでゆく。 「みゃあみゃあ!!」 「あがぢゃあああぁぁぁぁん!!あがぢゃあああぁぁぁぁん!!」 泣き叫ぶれみりゃたちを無視して袋を荷車に放り込む。 「ゆっぐりじねぇぇぇ!!」「だぜえぇぇぇ」「う~う~う~!!」 荷台には既にいくつもの袋が並んでいる。中身はすべて体つきのれみりゃかふらんである。 「こいつらは高く売れるからな。これで首が繋がったぜ。」 「兄貴が闘ゆっくりで有り金全部スっちまった時はどうなるかと思いましたけどね。 こんな特技があったんですね。兄貴って。」 この二人は人里に住む与太者たち。金策の為に一稼ぎしに来たのだ。 「死んだ親父がゆっくり取りの名人でな。俺もよく一緒に取りに行ったもんさ。」 「しかし饅頭なんざいつでも一緒じゃないんですかね?なんで今だけ高くなるんです。」 「ばーか、ゆっくりだって旬ってのがあるんだよ。れみりゃやふらんは今ぐらいの奴一番だ。 冬を越すためにたらふく食って油が乗ってるからな。質が違うんだよ。 知ってるか?なんでこいつらに体がついてるのか。」 「いえ、知りませんね。人間みたいに動けるからですかい?」 「それが違うんだよ。こいつらは道具を使える頭がねえからな。 栄養を蓄えるためなんだよこいつらが体つきなのは。」 「へえ、じゃあ兄貴の下腹といっしょですかい。」 「おめぇあとで覚えてろよ。まあそんなもんさ、冬眠中に困らないようにそうなったんだろうな。 同じ肉まんでも頭と体じゃ味も値段も違うんだ。」 荷車をがらがらと引きながら歩く二人 荷台には二十匹ほどのれみりゃとふらん。 「じゃあこないだのれみりゃに自分の子供で肉まん作らせてた店。 だから高かったんですね。」 「そうさ、あの店のは本物の親子だからな。体は取っても死なないってわかってるから体で作るんだ。 赤の他人のれみりゃに作らせると頭も体も関係なしに…おっとまたあったぜあそこだ。」 「よくわかりますね。俺にはぜんぜんわからねえや。」 「年季がちがうさな。年季が」 男はそういいながらスコップでざくざくと雪を掘っていく。 数十センチ掘ればぼこりと土がへこみその向こうには体つきの 「むきゅうぅぅぅ…ごほん……」 紫色の奇妙な物体。そして大量のチラシや新聞紙 一瞬ゆっくりぱちゅりーのようにも見えたが微妙に違う。 もやしのように細いが体がついているのだ。 「ありゃ、違ったぜこいつは」 「なんですこの紙くずまみれのは」 「こりゃあぱちゅりぃだな。体つきのゆっくりぱちゅりーだよ。 穴の塞ぎ方が似てるから間違えたんだ。」 「案外兄貴もあてになりませんね。」 「うるせえな久々なんだから仕方ねえだろ」 男達の会話をよそに冬眠中の巣穴を暴かれたぱちゅりぃは 大量の紙屑に囲まれて眠ったままだ。 いや、反応が薄いだけで起きてはいるのかもしれない。 どちらにせよ頭に霞が掛かっていることに代わりはないが。 「で、こいつは売れるんでしかい?兄貴 こいつの体も油が乗ってるんでしょ?」 「こいつの体はなぁ…ちょっと違うんだよ。」 「と、いいますと?」 「こいつは食うモンがなあ…ああ、見ろよほれ。」 むきゅむきゅと寝言を呟きながら手を伸ばすぱちゅりぃ その手が掴んだのは干からびた野菜くず。 ではなくなんと紙屑の山の中のチラシだった。 「えっと兄貴、まさかこいつ。」 「そのまさかだ。見てろよ。」 チラシを掴んだぱちゅりぃは 「むきゅうぅん。むきゅうぅん。」 それをそのまま口に運んだ。 しばらくの間もしゃもしゃと咀嚼したあとゆっくりと飲み込む。 この間なんと35秒、驚異のゆっくりっぷりである。 よく見てみれば紙屑だらけのぱちゅりぃの巣に食料はほとんどない。 あるのは紙屑ばかりである。 防寒材としては優秀かもしれないが普通なら食料にはならない。 それを食料にしてしまうのが歩く紫もやしことぱちゅりぃである。 虚弱でありながら妙に頑丈な肉体を持つ彼女は 生き延びるために驚異の消化力を身につけたのだ。 「こいつってこんなもんばっかり食ってるんですかね?」 「らしいな。弱くてまともな餌は取れないからこんなもんを食うんだろうが。 栄養も殆どないだろうからな。だから弱いのかもな。」 「卵が先か鶏が先かみたいな話ですね。で、こいつは食えますかね?」 「筋だらけだろうさ。やめとこう。」 その時男たちは下から見上げる視線に気づいた。 いつのまにかぱちゅりぃが目を覚ましていたのだ。 独特のどろりと濁った目で男達を見つめるぱちゅりぃ 常にもぐもぐと動き続ける口をゆっくりと開くた。 「ごほんはどこ?」 「は?」 「むきゅぅ、もってかないでぇぇ…」 蚊の鳴くようなか細い声で喋るぱちゅりぃ 白い雪と黒い土、灰色の紙屑と紫色のぱちゅりぃ 前衛芸術家かなにかなら喜ぶかもしれないが男たちにはもう限界だった。 「はいはいごほんね、ごほんだよ」 そういってちり紙代わりの天狗の新聞をぱちゅりぃに押し付ける。 「むきゅぅぅぅごほん、ぱちゅりぃのごほん」 嬉しいのだろうか上体を陽炎のように揺らすぱちゅりぃ 「あーはいはいよかったねごほんだね。おやすみね。」 「春までねむってようなぁぱちゅりぃ」 「むぎゅうううぅぅぅぅ!!」 ぱちゅりぃの体を紙屑の山に押し込むと そのまま土をかけて埋めもどす。 少々手荒すぎる気もするがなに紙を食べて生き延びられるゆっくりだ。 これくらいはどうということもあるまい。 「しかしあんなゆっくりもいるんですね。兄貴」 「わからんもんだな。案外と」 荷車を引きながら人里を目指す男達 荷台のれみりゃ、ふらんの体力も尽きたらしく静かなものだ。 冬を生き延びようとゆっくりを食べたこのゆっくりたちは 冬を彩る肉まんアンまんとして人々に食べられる。 なんとも因果な事ではないか。 「おそくなっちまったな。しかし」 「晩飯にこいつらでも食いましょうか。」 「馬鹿言うんじゃねえよ。まったく」 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/4664.html
『ある群れの末路』 12KB いじめ 観察 全滅 引越し 幻想郷 独自設定 タグが間違ってたらすいません 前作「anko4605 腐れ饅頭」に多くのポイントを入れて頂きありがとうございました。 また、感想スレに感想を書き込んで頂きありがとうございました。なるべく今後に活かすように精進いたします。 ある群れの末路 『3・2・1・発破!』 ドドドドドトドーン!!!!! やや篭った爆裂音が響き渡り、辺りにはもうもうと砂煙が立ち込める 『この様に爆発の札を要所要所に埋め込み時間差で爆発させれば、 多くの時間や大量の人手、高価な重機を使わずとも山を切り崩す事ができます。』 「「「「「おおー」」」」」 風が砂煙を払い、崩された土砂をあらわにする。 と、 「ん?」 「あれ・・・なんだ・・・?」 「え???」 「おい!だれか埋まってるぞ!」 「「「なんだって!!!」」」 「メディーック」「フザケンナ!」 その場に居た人達が慌てて土砂に駆け寄り土砂をよじ登ると、 「おい!しっかりしろ!」 「傷はあさ・・・って糞饅頭じゃねーか!」 「なんだと!」 「マジか!」 餡子にクリームとカスタードさらにチョコ、 土の匂いと甘い臭いが混じった空気が緊張感を解きほぐすように人々の顔から険が取れていった。 「脅かすな。」 「人間と糞饅頭の区別も付かないのかよ(笑)」 「遠目だから分からなかったんだよ(恥照)」 『えー、それでは、気を取り直して続いてはパワーシャベルとブルドーザーの実演になります。』 お互いの慌てっぷりを取り繕うように人々は笑いながらお互いを冷やかしていたが、 皆一様に同じ疑問を持っていた。 (何でこんな所に糞饅頭の集団が居たんだ?) *************** 人間の村にやや近い山中にゆっくりの群れがありました。 この群れは人間の群れにやや近い事もあって、 たびたび群れのゆっくりが人間に迷惑をかける事はあったが、 その報復に群れの駆除はされる事がなかった。 それは、人間の側から見て群れの位置が微妙に遠いと感じる所にあったからである。 この群れはありきたりにゆっくりぱちゅりーが長としてそこそこの数のゆっくりを纏めていた。 色々掟はあったがすっきり制限は無かった。 ここは幻想郷の森、いつの間にかおちびちゃんが居なくなる事なんて当たり前だったからだ。 そのため適度に間引かれゆん口爆発は起こる事無く、適正数が保たれていた。 そんな平和な日常の群れに、 ある日ドスまりさがやってきた。 ドスまりさは元は旅ゆっくりだった。 群れから群れへ気ままに旅するゆっくりの事で、 ゆっくりたちの噂話の発信源の一つだったりする。 (一番メジャーなのはあの・・・ウワ!ナニヲ(ry・・・) ドスは群れの前で身の上を話だした。 ある日森の中で目を覚ますとドスになっていた事。 もう森の中で身を隠す生活は無理になった事。 定住のためこの群れに入れてほしい事。 そう群れのゆっくり達の前で話すと、 長ぱちゅりーが判断する前に群れのゆっくり達がドスを歓迎しだした。 ドス信仰はゆっくりにとってゆっくりの拠り所となるものであるからだ。 『ドスはゆっくりをゆっくりさせてくれる守護ゆっくりである』 会った事が無くても「ドスはゆっくりできる」はゆっくりにとって常識であった。 群れのゆっくり達の歓迎の声は「長としてドスを群れに迎える」であったため、 長ぱちゅりーには不安もあったが、 多くのゆっくりの歓迎の声を押し留める事は出来ないと判断し、 長ぱちゅりーが補佐になる事を条件にドスに長の座を譲った。 補佐になった元長ぱちゅりーと元旅ゆっくりのドスまりさは、 お互いの経験を生かし、それなりに上手く群れを運営していた。 だが、亀裂が入るのは早かった。 今まで赤ゆや子ゆをさらっていた妖精たちは、ドスの存在を知ってから悪戯を止めた。 今まで食料にしていた動物たちは、ドスの存在を知ってから群れに近づくのを止めた。 ドスが群れの脅威への抑止力となったのである。 群れに平和が訪れたように見えたが、 それに伴って今まで気にしていなかった問題が顕現し始めた。 ゆん口爆発である。 この群れはすっきり制限が無かったが、今まで色々な要因でゆっくりが居なくなっていたため群れの適正数が保たれていた。 しかし、ドスがその要因を抑止してしまったのである。 さらに、ドスの噂を聞いたゆっくり達が集まったのもゆん口爆発に拍車をかけていた。 補佐になった元長ぱちゅりーはすっきり制限を提案したが、 元旅ゆっくりのドスまりさはこれを拒否。 両者の言い分は群れ全体を巻き込んでの大問題となっていった。 しかし、現実問題として食料が少なくなってきている事実はドスまりさ達も認めていた。 そんな中とんでもない事件が起きた。 補佐になった元長ぱちゅりーの暗殺である。 ゆっくりのゆん生の中で特に大事な子作り問題に関わるすっきり制限は、 ゆっくりのゆっくりを否定するに等しい行為であり、 短絡なゆっくり達が行動に出るには十分な提案であった。 これにより群れの勢力は一気にドス派に傾き、 噂を聞いたゆっくり達がさらに集まってきた。 さらに悪化する食糧問題とゆん口問題そしておうち問題。 補佐になった元長ぱちゅりーが生きていても無法集団になるのは時間の問題かと思われた。 その時 ドスは決断した そうだにんげんのむらにいこう おやさいをわけてもらえばごはんのもんだいはかいけつだよ おうちもわけてもらえばおうちのもんだいもかいけつだね にんげんのおうちはひろくてりっぱだからおちびちゃんをたくさんつくってもだいじょうぶだし ゆっくりしたかわいいおちびちゃんやゆっくりのゆっくりしたすがたをみれば にんげんもゆっくりできるから みんなしあわせになれるよ 次の日 ドスは人間の村に行くことを群れのゆっくりに話した。 ドスが話した「人間の村に行けば全ての問題は解決する」は、 諸問題でギスギスしていた群れのゆっくり達に希望の光を灯した。 そして、群れの殆どのゆっくりがドスと共に人間の村に向かって行った。 この時、にんっしん等で動けないゆっくり達と、 賢いゆっくり達は理由をつけてこの時群れに残った。 ドスが帰ってきた時、賢いゆっくりの予感は当たっていた。 人間の手によってドスだけは帰ってきた。 ずたずたの御飾りとぼろぼろのお下げとぐちゃぐちゃの顔の皮だけになってドスは帰ってきた。 人間達は ずたずたの御飾りを手に 「人間の所へ来ればこの様になるぞ!」 ぼろぼろのお下げを手に 「人間はドスより強いぞ!」 ぐちゃぐちゃの顔の皮を手に 「人間に勝てる糞饅頭は居ないぞ!」 群れに残っていたゆっくり達に人間の強さ怖さ残酷さを刻み込む様に大声で群れ全体に知らしめていった。 しばらくして 群れのあちらこちらでドスが殺されたショックから立ち直った(吐き死ななかった)ゆっくり達が動き出していた。 その行動の殆どが吐き死したゆっくりを片付ける事だったので、その動きは暗い影を帯びていた。 全体的にどんよりとした動きの群れの中で、慌ただしい動きがあった。 それは、れいむとまりさに対しぱちゅりーとありすが声を荒げて説得しているものだった。 (このれいむとまりさはドスが人間の村に向かっている時に群れに入りたいと言ってきたれいむとまりさである。) 「れいむとまりさはこのむれにはいるのはやめるよ!!!」 「そうねまえにすんでたおうちにもどるほうがいいわね!」 「ちがうよ!!! れいむとまりさはこれからにんげんのところへいくよ!!!」 「ゆっくりしてないにんげんをゆっくりさせてあげにいくんだよ!!!」 「にんげんはぜんぜんゆっくりできないかわいそうないきものだからね!!!」 「むぎゅぅ!!!」 「あなたたちもみたでしょ!!! ドスはころされてしまったのよ!!! にんげんはどすよりつよいのよ!!!」 「それはドスがゆっくりしてないドスだったからだよ!!!」 「!!!」xたくさん 「れいむとまりさはゆっくりしたゆっくりだから、 れいむとまりさのゆっくりしたすがたをみればにんげんはぜったいゆっくりできるよ!!!」 「・・・・・・!!!」xたくさん そう言うとれいむとまりさは人間の村の方へ向かって行った。 説得していたぱちゅりーとありすだけでなく、遠巻きに見ていた他のゆっくり達も、 れいむとまりさの姿が見えなくなるまで呆然としてしまっていた。 れいむとまりさの姿が見えなくなってやっと我に返ったゆっくり達は、慌てに慌てた。 群れの長のどすが殺された事だけでも大事件なのに、 群れに入りに来たれいむとまりさが人間の所へ向かったからである。 ぱちゅりーとありすの制止を聞かずに人間の所へ行ったれいむとまりさが何をするか・・・ 何をした所で人間を怒らせるだけだ。 群れのゆっくりではないと言っても言い訳にもならないだろう。 ならば・・・ ぱちゅりーは直ぐに隣のありすと遠巻きに見てたゆっくり達にお引越しの準備をするように伝えた。 あのれいむとまりさが人間を怒らせたら、今度こそ一斉駆除されるかもしれないと説明すると、 群れのゆっくり達は、すぐに慌ただしく荷物を纏めようと走りだしていた。 「ぱちゅりーじゅんびできたわよ!!!」 「むきゅ、みんなゆっくりいそいでおひっこしよ!」 ぱちゅりー達は、いや、この群れの中で賢いゆっくり達は、焦っていた。 急がなければ殺される。 人間が本気になればこの群れのゆっくりは全て殺されてしまう。 生き残る道は住み慣れたこの地を離れる事。 無理をしてでも逃げないと、 ドスを惨たらしく殺す人間の手にかかれば、 こんな群れすぐに全滅してしまうだろう。 ぱちゅりー達は持てるだけの食料を持って人間の村から離れるだけの当ての無い旅路に直ぐに出発した。 群れの跡地に残るゆっくりと食料の問題でひと悶着あったが、 置いていく食料(日持ちのしない物) > 持っていく食料(保存に適した物) と、配分したので、その量の多さに残るゆっくりも騒ぎ暴れる事無く大人しく黙って見送った。 お引越し組みの道中は比較的安全だった。 なぜなら、ドスが死んだ事がまだ知れ渡っていなかったからである。 しかし、死亡フラグの塊のゆっくりである 赤ゆ、子ゆだけに留まらず、逃避行という状況で落ち着きの無くなった成体ゆっくりも死んでいった。 あるゆっくりは草に隠れた段差から転げ落ちて死に、 またあるゆっくりは落ち葉に隠れた沼田場に迷い込んで溶けて死に、 フラグ回収とばかりに、妖精や妖怪が作って忘れてしまった罠にかかって死んだり、 毒キノコや毒草の毒で死に、果ては食虫植物に食べられて死んでいった。 お引越し組みはその数を20程までに減らしていった。 やがて、小さな山二つ半ほどを十日かけて移動したお引越し組みのゆっくり達は、 三つ目の小山の頂上を越えようとしていた。 ここをこえればゆっくれぷれいすがある ここをこえればゆっくれぷれいすがある ここをこえればゆっくれぷれいすがある そう自分たちに言い聞かせながら三つ目の小山を・・・登りきった。 そして、お引越し組みの目に飛び込んできたのは、 世界の果てだった そう表現するほか無いぐらい、行き止まりだった。 山は頂上近くまで切り崩された断崖絶壁をさらし、 その向こうには何も無く、土が剥き出しの更地が広がっていた。 まるでワンホールのケーキを半分に切って横から見たように、 前と後ろ(?)で姿形が全然違う山だった。 「みんないきどまりだよ!!!」 「みんなゆっくりとまってね!!!」 「なにがあったの???」 一様に混乱はしていたが、後ろから来るものに押されて落ちるものは出なかった。 「おやまがここでおわってるんだよ!!!」 誰かが発した一言で、横へ横へと広がりながら、 切り崩された山頂付近に並ぶ形に落ち着いた。 困惑から疲労困憊そして落胆から不安へ 後ろ姿を見ているだけでもそれが分かるほど お引越し組みのゆっくり達の雰囲気の変化は大きかった。 『3』 誰も何も言わない。 此処まで生き残った賢さから引き返してもゆっくり出来ない事が分かっていたから。 『2』 誰も何も言えない。 世界の果てのような光景を見て、頑張っていた気力が萎えてしまい、 切り崩された山の絶壁を迂回しようという体力がもう無い事が分かっていたから。 『1』 震えているものが居た。 おそらく涙を堪えているのだろう。 やがてゆっくり達の大号泣の大合唱が始まるだろう。 しかし、ゆっくりには悲劇に浸る事さえ許されない。 『発破!』 ドドドドドトドーン!!!!! やや篭った爆裂音が響き渡り、容赦無く死神の鎌が振り下ろされた。 「「「「「おそらをとんでるみたい!!!」」」」」 大きな音と大きな揺れと共に、山が消えた。 辺りにはもうもうと砂煙が立ち込めている。 何処からとも無く大きな声が響き渡った。 『この様に爆発の札を要所要所に埋め込み時間差で爆裂させれば、 多くの時間や大量の人手、高価な重機を使わずとも山を切り崩す事ができます。』 「「「「「おおー」」」」」 風が砂煙を払い、崩された土砂をあらわにする。 そこには死屍累々たるお引越し組みのゆっくり達の成れの果てがあった。 どのゆっくりも土砂にまみれ大きく皮が裂けていた。 即死のゆっくりも居たが、かろうじて息のあるゆっくりも居た・・・が、 人間達は土砂に巻き込まれたものがゆっくりだと分かると、 土砂と共にパワーシャベルやブルドーザーで片付けていった。 ざんねん!新たなる新天地を求めてお引越しをしたゆっくり達の旅路は、ここで終わってしまった! *************** 「で、これがあの発破に巻き込まれたゆっくりの集団の真相って訳か・・・」 「はい、そうですそうです。」ヒュンヒュンヒュンヒュン 「っていうかなんかSS風になってるし(苦笑)」 「おお、演出演出(照)」 「信憑性は、確かなんだろうけど・・・」 「隣村がドスまりさの襲撃を受けたのは人間の皆さんご存知のはず、 わたしはドスの帽子とお下げと皮を持っていったおにいさん達の後に付いて行き、 群れのその後を記事にするつもりでそのまま付いて行きました。 その辺りからは自分で見た事、聞いた事を書き、 ドスが村を襲う前の話は、元のおうちに戻ったゆっくり達の取材から書き起こしました。」 「それで・・・演出が入ってSS風になった・・・のか。」 「おお、反省反省(恥)」 「ところで、群れに残った奴らはどうなった?」 「あるものは妖精に遊び尽くされて死に、あるものは野生動物に食い尽くされて死に、 あるものは餓死し、あるものは腐った物を食べて全部出して死に、あるものはカビに侵されて死に、 結局、群れのあった土地に生きたゆっくりは居なくなりました。」 「ふーん。」 ペラッ ペラッ ペラッ 「しかし読みにくいな(苦笑)」 「おお、ひどいひどい。」ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン 「・・・」 「・・・」ヒュンヒュンヒュンヒュン 「ふむ・・・まあいいだろう。 このネタうちが買おう。」 「おお!まいどまいど!」ヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュン 後書き() サブタイトル「きめぇ丸レポート」 (調子に乗ってスイマセン) 前作「腐れ饅頭」の裏話として書き始めました。 れいむとまりさが立ち寄った群れの末路の話です。 前作とセットで考えていたので今回も最初の段階から詰め込み過ぎでした。 感想スレで「読み難い」というレスが多くありましたので、 今回は全体を大きく書き直し、ゆっくりの台詞を極力排した形にしてみました。 第三者(観察者・きめぇ丸)視点に絞って書いたつもりですが、 前作と違う形の読み難さがありましたらこれも演出と思って許してください。 最後までお読み頂きありがとうございました
https://w.atwiki.jp/slowlove/pages/1329.html
「すいません、入校したいのですが・・・」 「むきゅ!それじゃあこのしょるいさんになまえなどをかきこんでね!」 ある自動車学校。ここは教官や受付がなぜかゆっくりで構成されている自動車学校である。 この男、山口に書類を渡したのは受付のぱちゅりー。 「やまぐち けんさんね!ゆっくりまっててね!」 山口の下の名前はなぜか「県」だ。親の出身地と苗字が山口だったからという理由でつけられたとか。 母親は「市」といい旧姓は下関。父親は「号」。ふざけてるとしか思えない名前である。 「やまぐちさんゆっくりおまたせ!おーとましゃとまにゅあるしゃのどちらにするの?」 「じゃあ、オートマで。」 「ゆっくりりかいしたわ!」 比較的スムーズに手続きが進んでいった。しばらくして、ぱちゅりーから県を呼ぶ声が。 「これががくせいしょうさんよ!なくしたらさいはっこうはできるけどできるだけなくさないでね!あとこれがきょうかしょさんよ!」 「ありがとうございます。」 学生証には、名前、生年月日、専攻車種、顔写真などが記載されていた。よく見ると上に矢印と読み取り部らしきものがある。これを通して入る部屋があるのだろう。 そして教科書は1冊。やや薄いがこれで十分なのだろう。 「それで、今日俺はどうすれば・・・」 「きょうはこっちでてきせいけんさをうけてもらうわ!」 「て、適性検査?」 ちなみに県はそれほど自動車に詳しくはない。ただ単に、子供のころから持ち続けてきた、「自家用の大型バスを買って運転する」という夢を実現するために来たのだ。 とりあえず普通免許を取得し、それから大型免許を取得するのだろう。 「あくまでもさんこうにするだけだからふかくきにしちゃだめよ!」 「はぁ、わかりました・・・」 県は複雑な心境で適性検査が行われる部屋へと入っていった。 「あら、ここでとかいはになりたいにんげんさんね?」 中に入るとありすが待機していた。恐らく検査方法などの説明で呼ばれてるのだろう。 「それじゃあいまからてきせいけんさをうけてもらうわ!あくまでうんてんにむいてるかどうかのしんだんをするだけだから、りらっくすしてもんだいをとくのよ!」 「わかりました。」 こうして、適性検査が始まった。 まずは記憶力の測定らしい。タッチパネルにゆっくりが何種類も表示されており、目の前のモニターに映った順番にタッチするということだ。 なるほど、独自性に飛んでいる。 「ちぇんみょんれいむ、ちぇんみょんれいむっと。」 県は記憶力がいいほうだったので序盤は楽にこなしていたが、段々覚えるべきゆっくりの数や表示されるゆっくりが増えてくるので、それだけ難しくなっている。 はじめはれいむやまりさといった通常種だけだが、段々捕食種や希少種などが表示されるようにもなる。 「ぱちぇありすありすれみりゃゆうかさなえれいむちぇん・・・覚えられねぇ。えーっと、ぱちぇありすありすれいむ・・・あ、違ったか。」 しかも表示の仕方はまるでフラッシュ暗算。普通の人はあまり多くは解けないだろう。 県は平均よりもやや上の数値となった。 「おつかれさま!つぎはだいしょうはんべつてすとよ!」 「代償判別テスト?」 どんなテストだ、それは。 「がめんにでるけいさんしきさんのこたえがおおきいほうをすぐにえらぶのよ!」 「あ、なるほど。」 「しょうすうてんいかはきりすて、さんかいまちがえたらしゅうりょうよ!」 画面に表示させる計算式は段々長くなっていく。勿論徐々に苦しくなってくるわけであって、 「132+13×64と14×60+148・・・どっちだ、左か・・・くそ、間違えた!」 こうなる。結果は平均程度だった。まあまずまずの結果だろう。 「視力検査なのに双眼鏡みたいな機械も検査表も使わないんですね?」 「とかいはなここではべつのきかいでりょうほうのおめめさんをいちどにはかれるのよ!」 果たしてそれは大丈夫なのだろうか。片目ずつ測るのが基本だろう。 「な、何だこれ!?」 モニターが二つ用意されており、それぞれに方向キー(スーパーファミコン仕様)が付いている。いつものCの向きをこれで押せばいい。 だが、これは軽く人間いじめか。両方一度に出てくる上正解するまで徐々に拡大されていき、答えたらまた別の向きで拡大してくる。 決してここにアクションゲームをしにきたわけではないのだが、県には真っ先にそんな光景が浮かんだ。 「酷いっすね、これ・・・」 「とかいはなうちくらいよね、こんなそくていのしかたは。」 全くだ。 視力はいいほうのはずなのにやや低めの数値が出てしまった。 「ぼうしにのってるまりさがばらんすをくずしてるわ!まるたさんをうごかしてまりさをさいごまでおとさないようにするのよ!」 バランス能力測定テストらしい。 見ると、画面には10本の丸太と逆さまの帽子に乗ったまりさがいた。 「まりさをゆっくりあんていさせてね!」 要はこのまりさを倒さずに落とさずに守り抜けば良いのか。 大体わかったところでテストスタートだ。 「ゆぎゃぁぁぁぁ!おにいさんなにやってるの!ゆっくりしすぎだよ!」 板を動かすスティック(Nintendo64仕様)を倒し間違えて、まりさが早々に落下してしまった。まりさはかんかんだ。 チャンスは後2回しか残っていない。次こそは慎重に・・・ 「おにいさん!まりさがまるたさんからおちてもだめだってありすがいってたでしょ!」 「ほら!ゆっくりしすぎたせいでさんかいぜんぶおわっちゃったよ!」 散々だった。 安定させても丸太が崩れていくことを忘れまりさが落下し、丸太を意識しすぎるとスティックの操作がおろそかになりまりさが落下。 平均以下の数値を叩き出してしまった。 反応速度テストは好成績を叩き出した。 県は以前陸上選手として活躍していた。そのころに鍛えた瞬発力が物を言わせた。 表示されてる赤信号が青信号に変わってからボタンを押すまでの時間を測定する試験だったようだが、県は0.1秒を下回る数字を叩き出した。 ちなみにこれも3回だ。 「くるまさんをうんてんするのにもんだいはないけど、かんじょうにさゆうされやすいからうんてんするときはつねにへいじょうしんよ!」 「はぁ、そうですか・・・」 微妙な結果だ。ありすも「けっかがばらついてるわね・・・」と頭を捻っていた。 とりあえず「めんきょをとるしかくはないわ!」なんて言われずによかった、そう思いつつ県は受付へと戻った。 「がっかこうしゅうにかい、じっちきょうしゅういっかいがかりめんきょをしゅとくするまでるーぷするわ!」 ぱちぇが言うにはこれからはこういう流れらしい。 わかり易いのかわかり難いのかいまいちはっきりしない。 「それじゃあいっしゅうかんにいっかいこうしゅうがあるからゆっくりここにくるのよ!らいしゅうはがっかよ!」 「わかりました。ありがとうございました。」 一日世話になったぱちぇに礼をして県は帰っていった。 適性検査はPS版の「免許をとろう」のものをアレンジ。 今後の講習は携帯版を参考にしていくつもりです。 こんな適性検査があるんですか~。PSゲームの中 でのこととは言え、ここまでいろんな検査があるとは 知りませんでした。 次も楽しみにしています♪ -- 名無しさん (2009-06-14 22 35 14) 自分が行った所だけかも知れないけど、教習所とは運転を教わりに行く場所では無く、慣れに行く場所でした。……運転がド下手な自分にはただの地獄だった……。ペーパードライバーになろうと決意したのはその時です。 -- 名無しさん (2009-06-14 23 22 34) 実地教習… 教官は膝の上ですねわかりますw -- 名無しさん (2009-06-23 10 25 53) 名前 コメント