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ギルドプラントについて 他ギルド様では定期的に収穫をしているかと思いますが、 ちくわっちょでは多分不定期になると思います。 収穫日は成長後に郵便で希望日を聞きます。 なるべく全員で収穫をしたいと思っています。 肥料はギルドメンバー全員でご協力お願いします。 肥料について 肥料はギルドルームのシュブールさんから買えます。 1つ70万と結構高いので、お金に余裕が無い場合は 無理して購入する必要はないと思います。 肥料を買ったら、ギルドプラントの苗に話しかけ、 肥料をウィンドウにドラッグしましょう。 多分これで肥料をあげることができます。
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※ゆっくりんピース ※俺設定満載 季節は始まりの春。 進学や就職などで多くの人々が新たな人生の一歩を踏み出す。 それと同時に、今までよりもずっと厳しい世界の洗礼を受ける季節でもある。 「先輩、今開発しているこの薬は・・・?」 「ゆっくりカンパニーから依頼されたゆっくりだけに効果のある薬」 先輩と呼ばれた白衣の男は彼女の後ろを付いてくるメガネをかけた若い女性の問いにぶっきらぼうに答えた。 女性はその答えに対して不満があるらしく「そうじゃなくて・・・」と更に彼を問いつめる。 「ゆっくりにどう言う効果をもたらす薬ですか、って訊いてるんです」 「ひとつは死ぬ、もうひとつは植物型のにんっしんっが出来なくなる」 「そ、そんなぁ・・・かわいそうですよ、それ」 露骨に顔をしかめた女性を一瞥した先輩はふぅ、とため息をつく。 そのため息には彼女の言葉に対する同意とゆっくりへの同情と、仕方ないんだよ、という諦めが混じっていた。 しかし、後輩の女性はそれに気づくことなく彼に食ってかかった。 「先輩、私達はゆっくりんピース職員ですよ?なのに・・・」 「NPO法人だって所詮資本主義の内側の存在なんだよ」 「それって、お金のためってことですか!?」 後輩に睨み付けられた男性はまたため息をついてから、再び口を開いた。 「今のゆっくり関係の社会問題をいくつか挙げてみろ?」 「はい?・・・ええっと、捨てゆっくりに野良ゆっくり、農村での作物被害に・・・」 「ゆっくりの死体が原因の事故、他の動物を圧迫、あとあまり一般的じゃないが虐待だな」 男性が虐待、という言葉を口にしたと彼は顔を背け、女性は眉をひそめた。 どちらもゆっくりんピースに所属していることから判るように基本的にはゆっくり好きである。 その2人にとってゆっくり虐待は想像するだけで背筋の凍りつくような蛮行に他ならない。 「ちなみにこの虐待って言うのには手術や殺処分、動物実験の類も含まれるからな」 「ちょっと待ってください!だったら・・・」 女性は思わず叫んでしまった。 鬱陶しそうな周囲の視線に気づいて声を潜めて話を続ける。 が、そこから先の言葉を口にすることが出来ない。 「そうだ、動物実験だよ。ゆっくり関係の新薬開発には不可欠のな」 女性が言えなかったその言葉を、男性はこともなげに告げた。 絶句する女性を一瞥すると、まるで何事もなかったかのように仕事場へと戻って行く。 実験と称した虐待を行うための部屋に。 「薬の効果はどうだ?」 「萌芽抑制剤の効果を今から確認するところです」 「どのぐらい投与した?」 「ごく微量です」 微量の意図するところは主任もご存知でしょう、と受け答えしていた若い男性は付け加える。 彼はゆっくり愛好家ではないらしく、先ほどの女性のようにこの団体の建前と実態の矛盾に疑問を抱く様子はない。 本当にただ淡々と、ゆっくりを実験動物として冷めた目で見ていた。 「れいむ、す~りす~りするよ!」 「ゆゆっ!れいむ、ゆっくりしたあかちゃんがほしいよ!」 彼らの視線の先では2匹のゆっくりが最高に幸せそうな笑みを浮かべて頬ずりをしている。 一般にすっきりと呼ばれるゆっくり同士の交尾であり、これによって彼女達は子どもを増やす。 複数の人間に見守られながら交尾を続ける2匹は、やがて「すっきりー!」という言葉を発し、交尾を終えた。 「れいむ、とってもゆっくりしてたよ!」 「まりさのほっぺもとってもゆっくりしてたよ!」 「ゆぅ~ん、てれるよ!・・・・・・ゆぅ?」 お互いがお互いを褒め合いながら絆を深める2匹だったが、程なくしてある違和感に気づいた。 本来ならすぐに生えてくるはずの赤ゆっくりが生る茎が生えてこないのだ。 新薬が効果を発揮したことで研究者達はほっと安堵するその中心で2匹はおろおろとしている。 「ゆぅ・・・どうしてぇぇ?」 「ゆっくりわからないよ・・・」 「ゆゆっ!そうだよ、もういちどすりすりしようね!」 こうして2匹は再び頬を重ねたが、結局にんっしんっすることは叶わなかった。 彼女達が行おうとした妊娠は俗に「植物型」と呼ばれるもので、本来なら交尾後すぐに生えてくる茎に子どもを宿す。 他にも「胎生型」と呼ばれる妊娠も存在するが、こちらはかなり成熟した個体でないと出来ないらしく2匹にはまだ早かった。 「・・・やっぱり、可哀想ですよ」 「今のゆっくりの去勢や不妊手術のやり方って知ってるか?」 「知ってます。だからこれ以上何も言いません」 いつの間にか仕事場に戻って来ていた後輩の女性とそんなやり取りをしながら男性は2匹を回収した。 彼に抱かれた2匹は「どうぢでぇ・・・」などとぐずっていたが、女性からお菓子をもらって少しだけ元気になった。 ちなみに現在の不妊や去勢の手術はゆっくりの胴体に大きな穴を開ける上に、修復に子ゆっくりを1匹使い捨てにする必要がある。 「ところで、先輩。あの2匹はこの実験が終わったらどうなるんですか?」 「あの2匹は継続的な効果を見るための個体だから、胎生型への影響の有無、副作用の有無、薬の成分の残存なんかを調べて・・・」 「それが全部終わったら?」 「多分、無事なら持ち帰ってもいいと思うぞ」 その言葉に女性は少し安堵したらしく、ほっと胸をなでおろしす。 そんな彼女を眺めながら、男性は何となく今日の実験がゆっくり殺処分用の薬品の実験のほうじゃなくてよかった、と思った。 ついでに胎生で生まれた子どもが当然研究対象になるかも知れないことや両親から隔離されるかもしれない事は黙っておいた。 季節は灼熱の太陽が照りつける季節、夏。 冗談のような話ではあるが、エアコン代の影響で捨てゆっくりが増加する季節でもある。 「あ、バッジ付きだ」 作業服を着たゆっくりんピースの職員の男性は野良の中にただ1匹バッジを付けたゆっくりがいることに気づいた。 そのゆっくりはゆっくりありすで、彼女の周りには野良と思しき数匹のゆっくりが集まっている。 「ちょっとごめんよ・・・っと」 彼はその数匹のゆっくりを押しのけつつありすのそばまで行くと、懐から妙な機械を取り出す。 その機械をありすのバッジに当てると、そこから何らかの情報を読み取り、機械の画面に様々なデータが表示された。 更に携帯電話にその機械をつないで「更新」のボタンを押すと、画面に転居済みという文字が大きく表示された。 「捜索願いの届け出はなし。この辺にゆっくりと遊べる場所はないし、前の住所からの距離も遠い・・・」 「ゆゆっ、おにーさんなあに?」 「いや、何でもないよ。ただ、君が飼い主のお姉さんと会えるようにしてあげようと思ってね」 瞬間、ありすの顔に笑顔が浮かんだ。 人間には到底まねできないであろう余計な感情の一存在しない純粋な喜び。 それを見せられてしまった男性の心中には飼い主の無責任に対する深い憤りが生じた。 「ああ、お姉さんもきっと心配しているよ」 「ゆーっ!おにーさん、ゆっくりありがとう!」 しかし、彼はそんな内心を隠して柔和な笑みを浮かべると、薄汚れてしまったありすを抱きかかえた。 直後、足に何かがぶつかる感触を覚え、下を向くとありすの周りにいたゆっくりが膨れて威嚇をしている。 「「「ゆゆっ!ありすはみんなのおともだちだよ!つれてかないでね!」」」 どうやら、ありすを帰したくないらしい。 彼女達を見てため息をついた男性だが、特に何をするわでもなくポケットからゆっくりフードを取り出し、ばら撒いた。 すると薄情というかなんと言うか、ゆっくり達はありすをそっちのけでフードに夢中になる。 「さあ、ありす行こうか?」 「ゆっくりりかいしたわ!みんな、いままでゆっくりありがとう!」 微笑むありすを抱えて、男性は保健所へと向かった。 「さあ、ありす。ここでちょっとの間待っていればお姉さんが迎えに来るよ」 「ゆっくりりかいしたわ!おにーさん、ゆっくりしていってね!」 「あ、ああ・・・ゆっくりしていってね。と言いたいところだけど、仕事があるからまたな」 そう言うと男性は足早に保健所を後にし、先ほどゆっくり達がいた場所に戻って行った。 目的はもちろん先ほどのゆっくり達。 もっとも、いまさら戻って彼女達が見つかるはずもなく、集団はすでに解散していた。 「仕方ないか・・・」 呟くと先ほどの機械を取り出し、別の機能を起動させる。 画面の中心が自分の現在地で、周囲にいくつか赤いポイントが存在していた。 この赤いポイントは先ほど撒いたフードを食べたゆっくりの現在位置を示している。 「全員この辺の野良だったか・・・」 これなら早く済みそうだ、と呟きながら機械の画面の情報を頼りにゆっくりの居場所を特定する。 最初に見つけたれいむは家族連れだったらしく、先ほどのフードを家族に分け与えていた。 久しぶりの美味しい食事を底部を怪我したまりさと4匹の子ども達と一緒に涙を零しながら味わっていた。 「っと、のんびり観察してる場合じゃない」 青年はポケットからゆっくり捕獲用の袋を取り出すとせめてもの情け、と彼女達が食事を終えるのを待つ。 「ゆっくりごちそうさま!」 やがて、彼女達が食事を終えると即座に子ゆっくり2匹を捕まえて袋の中に放り込む。 それと同時にこちらの存在に気づき、何か訴えようとする親ゆっくりと残りの子ども達。 しかし、彼はまともに喋る暇さえも与えずに彼女達を捕獲した。 「・・・・・・ごめんな」 袋の中で何かを叫び続ける彼女達には聞こえない声でそう呟くと、他のゆっくり達の回収へ向かった。 回収されたゆっくりの向かう先も保健所だが、彼女達には飼い主が迎えに来るまでの猶予など存在しない。 季節は実りと収穫の秋。 ゆっくり達が冬に備えて一生懸命野山を駆け回る季節でもある。 「ゆっくり被害にあった作物はこれで全部ですか?」 「はい」 「ゆー害以外の理由で売れない作物も安価になりますが、買い取りましょうか?」 ある山間の農村に赴いた一人の青年が壮年の農家の男性と商談をしていた。 青年はゆっくりんピース職員で、農村部でのゆー害への対策を専門にする人物であった。 主な職務は農家の人たちの相談相手になること。 「本当によろしいんで?」 「ええ、こうやって安価で購入したものをピース運営のゆっくり保護施設に回しますから」 「ああ、なるほど・・・」 男性はその言葉で彼の提案がただの親切心ではないことを理解し、契約のために必要な印鑑を取りに行った。 農夫の彼は気づいていないが、これにはゆっくりとゆっくりんピースに対するイメージの悪化を緩和する意図もある。 ゆっくりの地位向上を目指す以上、それは真っ先に気をつけなければならないことだ。 「それではお代は・・・こんなものでいかがでしょう?」 「もともと売り物にもならんものですから、それで結構です」 「では、商談成立ですね」 そう言って必要な契約や手続きを済ませ、作物を青年は農家の男性の家を後にした。 止めておいた車に乗り込み、ゆー害に遭った農家の場所とゆっくりが目撃された場所の記された地図を眺める。 「・・・・・・ここか」 地図上の情報から短時間でゆっくりが集団で生息しているであろう場所を割り出した青年は車を走らせた。 ゆっくりが人間の生活圏に降りてくる理由はいくつかある。 単純にゆっくりと人間の生活圏が近すぎるから。 人間の食べ物の味を覚えてしまったから。 ゆっくりの生活圏で食料不足が起きたから。 「今回は食料不足だな・・・」 それもゆっくりの集落で人口爆発が起きたことに端を発するタイプの、と心の中で付け加え青年はため息をついた。 彼がそう判断した理由は3つ。 まず、例年よりゆー害の発生件数が目に見えて増えている点。 害をもたらすのが味を覚えたゆっくりだけならばそこまで被害が急増するとは考えられない。 次にある農家が始末したゆっくりの皮の質が悪く、餡子が不必要に甘かった点。 ゆっくりは苦しむことで中身の甘みが増す性質を持つが、農家の男性は一撃で絶命させていたのでそこまで甘くなることはない。 最後に山中でのゆっくりやゆっくりの死体の目撃証言が非常に多い点。 こちらは農家のゆー害よりも更に激増しており、人間の通る道に足を踏み入れてでも食料を探さねばならない状況だと考えられる。 「車を止めるとしたら・・・ここら辺だな」 青年は適当な場所に車から降りると、ゆっくりの集落があるであろう方向をじっと凝視した。 道から見える木々の隙間を縫って、確かに多くのゆっくりが食べ物を探し回っている。 過去の調査でここに集落があったという報告はないが、新しい集落でもできたのだろう。 「ごはんさん、ゆっくりでてきてね!」 「むしさん、ゆっくりおへんじしてよー」 「おなかすいてゆっくりできないよ」 ゆっくりらしからぬ忙しなさで餌を探し求めるゆっくり達。 しかし、成果を上げる前に日が暮れてしまい、遊楽へ引き返さざるを得なくなってしまう。 重い足取りで家路を急ぐ彼女達を、男性は見失わないように、しかし見つからないように追いかけていった。 「やあ、ゆっくりしていってね!」 「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」 「ゆゆっ!にんげんさん、ありすのとかいはなむれになんのよう?」 群れの長と思しきひときわ大きなゆっくりありすのその一言で男性は全てを理解した。 一般にゆっくりありすはすっきりーを好むといわれており、彼女らが長になると集落のすっきり制限が緩くなり、時にはそれが推奨されてしまう。 また、愛するパートナーとのすっきりーを嫌うものなどいるはずもないので、子どもが際限なく増えてしまうのだ。 「そうか、君が長か。君に相談があるんだが良いかな?」 「ゆふん!とかいはなありすがおにーさんのおはなしをきいてあげるわ!」 「率直に言うよ。今度、人間の作物に手をつけたらこの群れ潰すから」 驚愕するゆっくり達はしばし呆然としていたが、やがて男性に向かって抗議し始めた。 どうしてそんなこと言うの、れいむ達何も悪いことしてないよ・・・などなど、ゆっくりから見れば至極真っ当な主張を繰り返す。 が、こちらは人間であり人間に害をなすものはたとえゆっくりであっても黙って放置するわけには行かないのだ。 「ゆっくりしないでかえってね!このいなかもの!」 「そうか、交渉決裂だな」 「「「ゆっくりでてってね!ぷくううううううう!」」」 男性に向かって威嚇するゆっくり達。 どうやらこの中には人間の恐ろしさを正確に把握しているものはいないようだ。 男性はもう何度目になるか分からないため息をつくと、目にも止まらぬ速さでありすを叩き潰した。 「「ゆっ・・・?」」 「お、おさ?」 「「「ゆ、っくりぃ・・・?」」」 ゆっくり達は何が起きたのかさえも理解できず、ただ間抜けな声を上げる。 10秒、20秒と時間が過ぎてゆくが群れで一番大きく、優秀なゆっくりのはずの彼女がたったの一撃で粉砕されたことが信じられないようだ。 1分たってなおも状況を飲み込めないゆっくり達を尻目に、男性は衣服の汚れを払った上で淡々と話し始める。 「俺は君達よりもずっと強い。だから潰されたくなかったら俺の言うことを聞いてくれ?」 「「ゆ、ゆっくりー・・・」」「ま、まりさはありすをゆっくりできな・・・」 「抵抗しても構わないが、他のゆっくりも酷い目に遭うだけだぞ?」 あくまで冷淡に、ただの事務的な事実確認をしているだけと言わんばかりの口調で抵抗の意思を削ぐ。 そうして、全員が恭順の意を示したところで、本題再び口を開いた。 「多分、君達は赤ちゃんが増えすぎてご飯が足りなくて困っているんだろう」 「ゆゆっ!どうしてわかったの!?」 「それは長のありすが“すっきりーはとてもとかいはでゆっくりできるのよ”とか言っていたのが原因だ」 またしても見事に彼が見たこともないはずの群れの内情を指摘され、ゆっくり達は驚く。 「このままだと、君達の赤ちゃんがずっとゆっくりしてしまうし、君達だって非常に危ない」 「ゆゆっ!れいむのおちびちゃん、ずっとゆっくりしちゃうの!?」 「だから明日の朝またここに来るから、その時に俺に子どもを預けてくれないか?」 彼の提案を聞いたゆっくり達は再び驚愕し、しばし悩んだ。 結局、人間の元で茎も含む赤ちゃんがゆっくり出来ることや、交換条件として野菜を提供することを約束するとその提案を快諾した。 勿論、交換した赤ゆっくりが無条件に保護を受けることなどあるはずもなく、良い飼い主に引き取ってもらえるものなどごくわずかに過ぎない。 最悪の場合は、ゆっくり食品の原材料やゆっくり関係の医薬品の実験動物として苦痛に満ちたゆん生を送ることになる。 しかし、ゆっくりんピースの職員達がその事実を漏らさない限り、親達は我が子の幸せを信じてゆっくり出来る。 季節は寒さが全ての生き物を等しく攻め立てる冬。 冬篭りの出来ない都市部のゆっくり達にとっては死の季節でもある。 勿論、飼いゆっくりにとっては何の関係もない話だが・・・。 この季節のゆっくりんピースの主な活動はゆっくりの死体の回収である。 が、それと並行して今年度の活動の総決算や来春に向けての様々な計画の立案が同時に行われていた。 「先輩、家庭に仕事を持ち込むと女の子に嫌われますよ?」 「いつの間にか我が家に上がりこんでる奴が何を言うか」 「ゆゆっ!おにーさん、おしごとしないでゆっくりしようね!」 「そうだよ!まりさたちといっしょにゆっくりしようね!」 「「ゆっくちー!」」 普段は白衣を着ている男性だったが、自宅でパソコンとにらめっこしている今はジャージ姿。 そんな彼の背中越しにメガネをかけた女性がパソコンの画面を覗き込む。 足元では成体のゆっくりれいむとゆっくりまりさ、そして彼女達の子どもと思しき2匹の子ゆっくりがせわしなく跳ね回っている。 「この資料なんですか?」 「えーっと・・・・・・」 女性にそう問われた男性はそれぞれの資料を弄りながら彼女に説明する。 これは回収した野良や野生のゆっくりの処分方法をまとめたリスト、これは保健所に提供したゆっくり安楽死用の薬品に関する資料。 これは有力な資金提供企業のゆっくりカンパニーから受け取ったゆっくり関係の医薬品に関するデータ・・・ 「・・・どうすればこんな発想が出てくるんでしょうかね?」 「ここから流される医薬品のデータはいつもこうなんだよ。人外じみた天才がいるとしか考えようが無い」 「これなんかノーベル賞ものですよ」 そのデータがなければあと30年は開発されないであろう医薬品の情報を眺めながら2人は唸る。 ちなみにゆっくりカンパニーというのはゆっくり関連のビジネスにおいて圧倒的なシェアを占める会社で、ゆっくりんピースにとっても重要な存在である。 ゆっくりの地位向上のために、あるいはゆっくりを売るために・・・目的は違えど同じくゆっくりのイメージアップを重要視する両者の利害は一致する。 それ故、ゆっくりんピースはゆっくりカンパニー内でのゆっくりの非道な扱いは摘発できずにいるのだが、大義のための小さな犠牲だとして目を瞑っているのが現状である。 「ま、凡人の俺達があれこれ考えても仕方ない。それより、こいつらを逃がちまった分の始末書かかないと」 「ゆぅ、しまつしょってなあに?ゆっくりできるの?」 「全然ゆっくりできねぇよ、チクショウ」 れいむの言葉に顔をしかめつつ、男性はだらだらとキーボードを打つ。 その傍らでは女性が床に腰を下ろしてゆっくり達と戯れる。 彼女達の手によって実験施設から解放された4匹は2人を信頼し、現在は男性の家でゆっくりした生活を満喫していた。 「おねーさん、れいむたちのおうたでゆっくりしてね!」 「ゆ~♪ゆ、ゆ~ゆ~♪」「ゆん、ゆんゆ~♪」 「「ゆっくり~ゆっくり~♪」」 もっとも、彼女達の解放が可能だったのは代替の利く実験が並行して行われていたことと、他の職員達の黙認によるものなのだが。 今も彼女達の知らないところでは別のゆっくりが、彼女達が受けるはずだった実験の犠牲になっているかもしれない。 ゆっくりんピースはこのような矛盾を個人単位でも、組織単位でも数多く抱えている。 「れいむ、まりさ。ゆっくりしてる?」 「「とってもゆっくりしてるよ!」」 「「ゆっくちー!」」 それでも何もしないよりはずっと良いだろう。 4匹のゆっくりした笑顔を眺めながら、彼女はそう思った。 ---あとがき--- たまにはあくまで人間本意のゆっくりんピースがあっても良いんじゃないかと思って書き殴った しかし、さすがにこれは法人としてのミッションと実態に乖離が酷すぎるかも知れん byゆっくりボールマン このSSに感想をつける
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門番ゆっくりに登場した、帽子に傷があるめーりんを題材としたお話です。 門番ゆっくりを見てからでないと、分かりづらい部分もあるかと思います。 言い訳:ゆっくりがゆっくりらしからぬ会話をしているように見えますが、人間向けの意訳と考えて下さい。 門番ゆっくり めーりんの場合 木に囲まれた広場で子ゆっくりが眠っている。 柔らかな草が生えた広場で昼寝をするのが、その子ゆっくり―ゆっくりめーりんの習慣になっていた。 子めーりんには夢があった。 門番ゆっくりになる。 門番ゆっくりになれば、いつでもこの広場でゆっくりできるから。 子めーりんの周りでは、広くて、暖かくて、気持ちのいい広場で、跳ね回ったり、花の手入れをしたり、子めーりんのように昼寝をしたりと、群れのゆっくりがゆっくりと過ごしている。 広場には群れのゆっくりが、少しづつ交代で来ることになっていた。 森の中の巣の周りでも、同じようなことはできるが、広場は巣の周りよりもゆっくりできると人気が高かったのだ。 この群れは希少種で構成されており、人間と取引しているなど、普通の群れとは異なる点が多かったが、生活は他の野生のゆっくりと余り変わらない。 赤ゆっくり、子ゆっくりは親と共に巣に篭り、成ゆっくりは餌集めや取引の為の茸集めに忙しい。 気持ちのいい、ゆっくりできる広場には、皆たまにしか出られない。 群れを守る為に前に立つ、門番ゆっくりを除いて。 門番ゆっくりになりたいゆっくりは多かった。 あくせくと餌を集める必要も無い。 周りにも尊敬の眼差しで見られ、番にも事欠かない。 だが、門番ゆっくりになるには、過酷な訓練を受けなければならなかった。 門番ゆっくりにはめーりん種だけしかなれない、というわけではなく、門番ゆっくりになっためーりん種以外のゆっくりもいる。 だが、頑丈さゆえか、何かを守ることを好む気性ゆえか、訓練を潜り抜けたゆっくりはめーりん種が多かった。 時を経て、子ゆっくりから成ゆっくりに成長した若めーりんは、門番ゆっくりに志願した。 辛く苦しい訓練の中、こんなことをしなくても、と他のゆっくりが教官ゆっくりのゆっくりゆうかに聞いたことがある。 ゆうかは、それはずいぶん昔に、他のゆっくりが長に聞いたことだ。いいだろう、そのときのことを話してやる、と若めーりん達の前で話し始めた。 「おさ、なんでもっとゆっくりしないの?」 集めている茸は人間には価値があるものだ。別に餌集めなどしなくても、人間に頼めば餌を持ってきてくれる筈、いやあまあまだって食べられる筈だ。 もっといえば、人間に飼われてもいい。餌も、家も、他のゆっくりに虐められることも心配しないでいい。 とてもゆっくりできる筈なのに、今は遊びに来る人間に餌を貰うことも出来ない、と群れのゆっくり達は長に疑問をぶつける。 「ここは、ゆっくりできる」 確かに手に入れることは出来るだろう。だが、与えられるゆっくりは容易に奪われるゆっくりでもある。何も出来ず人の都合に左右されるゆっくり、私はそれをゆっくりとは呼ばない。 家は見つからず、餌は集まらず、ゆっくりには虐められ、人の都合で左右される、ここだからこそ出来ることがある、と長は返す。 「にんげんさんはゆっくりできるよ」 そんな人間はいなかった。管理人も遊びに来る人もとてもゆっくりしているではないか、と群れのゆっくり達は反発する。 「おとーさんやおかーさんをおぼえてる?」 何も出来ない赤ゆっくりが親に全幅の信頼を寄せるように、飼ゆっくりは飼い主に完全に依存しなければ生きていけない。 通常種から生まれた希少種に親は何をしたか。潰すようなことこそしなかったが、他の姉妹達とは露骨に差別したのではないか?自分達とは違うという理由で。 人間もそうだ。今はゆっくりさせてくれるかもしれない。だがそれが何時までも続くかは分からない。事情が変われば何も出来ずにゆっくり出来なくなってしまう、と長は説得した。 希少種は同種同士で番や群れを作る。希少種は繁殖力が弱く、数が少ない。容姿の違い、行動の違い、数の少なさから通常種に迫害の対象にされる。 無論、すべての希少種がそうだというわけではない。ゆっくりらんなどはゆっくりちぇんと番を作ることが多く、迫害の対象にもならない。虐められない希少種の個体や、希少種を受け入れる通常種の群れも存在する。 だが、多くの希少種が虐められているのもまた事実。それは特にめーりん種で顕著だ。 通常種から生まれた希少種が生まれることがある。人間で言う隔世遺伝ゆえとも、ゆっくり特有の不条理ゆえとも言われている。 長に談判しにきたゆっくり達にはそうやって生まれたゆっくりが含まれていた。 「ゆっくりりかいしたよ」 赤ゆっくりの時に味わった無力感、絶望感を思い出したゆっくり達、そしてそれを聞いたゆっくり達は長の行いを理解した。 ゆうかは話し終えた後、我々は弱い、出来ることには限界がある。だからといって何もしないでいいというわけでもない。出来ることをやれ、限界まで出来るようになれ、それが我々をゆっくりさせてくれる、と締めた。 何匹ものゆっくりが脱落していく中、若めーりんは訓練をやり遂げた。 念願の門番ゆっくりになったのだ。 子供の頃に思い浮かべたように、若めーりんは広場でゆっくりしようとした。 だが、古株の門番ゆっくりである老めーりんが、新人の門番ゆっくりにはやることがあると、なかなかゆっくりさせてくれなかった。 老めーりんを不満に思いながら日々をすごす中、若めーりんは初めての実戦を迎えた。 初めての実戦は若めーりんにとり、幸運と不幸が相半ばなものであった。 不幸は、偶然、複数の群れが時間差で襲ってきた為に、門番ゆっくりに大きな被害が出たこと。 幸運は、そんな混乱した状況で生き残ることができたこと。 状況は混乱している。 組んでいた隊列はいつの間にか崩れ、多方から襲いかかるゆっくりに若めーりんは消耗していた。 「「ゆっくりしねっ!」」 枝をくわえたゆっくりようむ、ゆっくりまりさが若めーりんめがけて突っ込んでくる。 若めーりんは消耗して動けない。 「…じゃお」 ここまでか、と若めーりんは弱音を漏らした。 その時、若めーりんをゆっくりさせてくれなかったあの老めーりんが、若めーりんの前に飛び出した。 戦いの終わった後、死屍累々と横たわるゆっくりの片付けが始まる中、倒れた老めーりんを前に若めーりんが立ちつくしている。 若めーりんを助けてくれた老めーりんは、もう助からないであろう深い傷を負っていた。 若めーりんは何も言えないでいる。 何故自分を助けたのか?自分のことを嫌っていたのではないか?様々な思いが餡子の中を駆け巡り、喋ることが出来ないのだ。 老めーりんがぽつりと喋る。 「じゃお?」 嬢ちゃん、帽子はどうした? 若めーりんの帽子は、乱戦の中で失われていた。 「じゃおー…」 無くした、と若めーりん。 「じゃおーん」 破れてて悪いが私のをやるよ、と老めーりんがかぶっていた帽子を差し出す。 帽子を受け取った若めーりんが何か言い出そうとする。しかし、 「じゃお、じゃお」 早いところゆっくりさせてくれ、と老めーりんは言い残し目を閉じた。 樹の根元に掘られた穴に、永遠にゆっくりした老めーりんが納められる。 傷付いた帽子をかぶり、老めーりんが埋められた樹の前で、若めーりんは泣いていた。 それから幾度もの戦いを潜りを抜けた若めーりんは、皆に信頼される真の門番ゆっくりにへと成長していった。 門番めーりんは考える。 門番ゆっくりになったのは自分がゆっくりする為だった。 だけどそうじゃない、門番ゆっくりは群れがゆっくりする為にこそあるのだ。 今なら分かる。 暖かな日差しのある日の昼過ぎ、広場でゆっくりるーみあやゆっくりさなえが人と戯れている。 池の周りではゆっくりちるのが跳ね回り、ゆっくりすわこが水浴びをしている。花壇ではゆっくりゆうかが花や果樹の手入れをしていた。 門番めーりんはそれらを横目にゆっくりと昼寝をしていた。 警報が鳴るのを聞いた途端に跳ね起きる。別の群れのゆっくりがここを奪いに来たのだ。 人や他のゆっくりが避難したのを確かめた後、他の門番ゆっくりと共に隊列を組み、取引所と呼ばれる建物の前に陣取る。 奪いに来たゆっくりが見える。 ドスもいる、久し振りに大規模な襲撃だ。 ゆっくり達が罵声を浴びせてくる。 「ぐずのめーりんがいるよ」「ここはれいむたちのゆっくりぷれいすにするよ」「ぐずのめーりんはどっかいってね」「ぐじゅーぐじゅー」 ぐずのめーりん、その通りだ。自分がぐずじゃなければあの老めーりんは死ななかった、と門番めーりんは自嘲する。 同時に一匹たりともここを通さないと覚悟を固めた。 門番ゆっくりは罵倒を聞いても声を上げない、歯を噛み締め前を睨む。 何故か? 一部のゆっくりを除き、ゆっくりはめーりん種の言葉を理解できない。聞けば馬鹿にする、しかし喋らなければ激昂して突っかかってくる。 作戦にはこの上なく好都合だった。注意を容易にひきつけられ、相手のゆっくりは他に目が行かなくなる。包囲しかけているふらんに気がつかない。 誘引後、包囲殲滅。この作戦で門番ゆっくり達はここを守ってきた。 「「「ぐずのめーりんはゆっくりしねっ!」」」 突っ込んできたゆっくりを身を固めて弾き返す。 続いてやってきたゆっくりも隊列を維持して耐える。 耐え続けているとドスが前に出てきた。ドススパークを放とうとしている。 門番ゆっくり達は積み重なり、ドスの前に立ちはだかる。それは必死を意味する行為だ。 門を守るは巣を守る為、人を守るは門を守る為、門番ゆっくりが傷つくは群れのゆっくりを守らんが為、門番ゆっくり達はドススパークの前にその身を晒す。 ドススパークが門番ゆっくりの壁に突き刺さる。 門番ゆっくりが傷つき倒れ、ドスの周りのゆっくり達がはしゃぐ。 門番めーりんも即死こそしなかったものの、大きな傷を負った。 もう自分は動けない。自分は群れを、皆のゆっくりを守れたのか?自分の役目を果たせたのか?あの老めーりんに顔を向けることが出来るのか?門番めーりんは動かぬ体でひたすらに自問する。 「ふ、ふ、ふ、ふらんだーーーっ!!!」 ゆっくりの悲鳴が聞こえる。手筈通り、ふらん達が襲ってきたゆっくりを包囲したようだ。 もう大丈夫だ、自分は役目を果たせた。自分の働きの結果に安堵しためーりんは、ゆっくりとした笑みを浮かべた。 そして、めーりんは笑みを浮かべたまま、静かに目を閉じた。 (みんな、ゆっくりしていってね…) 書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 732 門番ゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 741 ゆっくりマンション
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サブタイトルの意味 牡丹(三ノ輪銀)の花言葉。 あらすじ 勇者に選ばれてから1ヶ月が経過し、友奈たちは忙しい日々を送っていた。 セリフ集 御霊の妨害 +折りたたみ 東郷美森 ガス? 結城友奈 うわっ、何これ!? 犬吠埼樹 見えない~! 三好夏凜 そんな目くらまし!気配で見えてんのよ! ちんちくりん +折りたたみ 結城友奈 あの~。 三好夏凜 何よちんちくりん。 結城友奈 ちん? 夏凜の転校の扱い +折りたたみ 担任 三好さんは、ご両親の都合でこちらに引っ越してきたのよね? 三好夏凜 はい。 担任 編入試験もほぼ満点だったんですよ。 三好夏凜 いえ。 完成型勇者 +折りたたみ 東郷美森 なぜ今このタイミングで?どうして最初から来てくれなかったんですか? 三好夏凜 私だってすぐに出撃したかったわよ。 三好夏凜 でも大赦は、二重三重に万全を期しているの。 三好夏凜 最強の勇者を完成させるためにね。 東郷美森 最強の勇者? 三好夏凜 そっ。あなたたち先遣隊の戦闘データを得て、完璧に調整された完成型勇者、それが私。 三好夏凜 私の勇者システムは、対バーテックス用に最新の改良を施されているわ。 三好夏凜 そのうえ、あなたたちトーシロとは違って、戦闘のための訓練を長年受けてきている! 精霊について +折りたたみ 義輝 ゲドーメ 結城友奈 外道じゃないよ、牛鬼だよ。 結城友奈 ちょっと食いしん坊君なんだよね。 三好夏凜 じ…自分の精霊のしつけもできないようじゃ、やっぱりトーシロね! 東郷美森 牛鬼にかじられてしまうから、みんな精霊を出しておけないの。 三好夏凜 じゃあそいつを引っ込めなさいよ! 結城友奈 この子勝手に出てきちゃうんだ。 結城友奈 はあっ!?あんたのシステム壊れてんじゃないの!? 義輝 ゲドーメ 結城友奈 そういえば、この子しゃべれるんだね。 三好夏凜 ええ。私の能力にふさわしい、強力な精霊よ。 結城友奈 あっ、でも東郷さんには3匹いるよ。 夏凜のタロット結果 +折りたたみ 犬吠埼樹 あっ、どうしよう。夏凜さん! 三好夏凜 今度は何よ!? 犬吠埼樹 夏凜さん死神のカード…。 三好夏凜 勝手に占って不吉なレッテル貼らないでくれる!? 煮干しの栄養素 +折りたたみ 三好夏凜 何よ?ビタミン・ミネラル・カルシウム・タウリン・EPA・DHA…煮干しは完全食よ! ぼた餅 +折りたたみ 東郷美森 じゃあ、私のぼた餅と交換しましょう。 三好夏凜 何それ? 東郷美森 さっき、家庭科の授業で。 結城友奈 東郷さんはお菓子作りの天才なんだよ。 夏凜の説明(バーテックスの出現周期と満開) +折りたたみ 三好夏凜 いい?バーテックスの出現は、周期的なものと考えられていたけど、相当に乱れてる。 三好夏凜 これは異常事態よ。 三好夏凜 帳尻を合わせるため、今後は相当な混戦が予想されるわ。 東郷美森 確かに。1か月前も複数体出現したりしましたしね。 三好夏凜 私ならどんな事態にでも対処できるけど、あなたたちは気をつけなさい。命を落とすわよ。 三好夏凜 ほかに、戦闘経験値をためることで、勇者はレベルが上がり、より強くなる。 三好夏凜 それを、満開と呼んでいるわ。 結城友奈 そうだったんだ。 東郷美森 アプリの説明にも書いてあるよ。 結城友奈 そうなんだ! 三好夏凜 うぅ~。 三好夏凜 ま…満開を繰り返すことで、より強力になる。 三好夏凜 これが大赦の勇者システム。 結城友奈 へえ~すご~い! 東郷美森 三好さんは、満開経験済みなんですか? 三好夏凜 うっ…いや、まだ。 犬吠埼風 な~んだ。あんたもレベル1なんじゃ私たちと変わりないじゃない。 三好夏凜 きっ、基礎戦闘力が桁違いに違うわよ!一緒にしないでもらえる!? 犬吠埼風 そこは私たちも努力しだいってことね。 勇者部五箇条 +折りたたみ 結城友奈 なせば大抵なんとかなる! 三好夏凜 ん?何それ? 結城友奈 勇者部五箇条。大丈夫だよ、みんなで力を合わせれば、大抵なんとかなるよ。 三好夏凜 「なるべく」とか「なんとか」とか、あんたたちらしい見通しの甘いふわっとしたスローガンね。 三好夏凜 まったく。もう…。私の中で諦めがついたわ。 演劇決定 +折りたたみ 結城友奈 え~っと、勇者部の予定と、私たちの遊びの予定…。 三好夏凜 勝手に書き込まないで! 結城友奈 勇者部は土日にいろいろ活動があるんだよ。 犬吠埼風 忙しくなるわよ~。 三好夏凜 勝手に忙しくするな! 結城友奈 そうだよ、忙しいよ。 結城友奈 文化祭でやる演劇の練習とかもあるし。 犬吠埼樹 えっ? 結城友奈 へっ? 東郷美森 演劇? 結城友奈 あれ? 犬吠埼樹 いつ決まったんですか? 結城友奈 あれれ?もしかして、私の中の勝手なアイデアを口走っちゃっただけかも。 三好夏凜 バカなの? 犬吠埼風 いいね~、演劇。 4人 へっ? 犬吠埼風 決まり!今年の文化祭の出し物は、演劇でいきましょう! 次回予告 +折りたたみ 結城友奈 にぼっしーちゃん 結城友奈 この歌知ってる? 三好夏凜 マイクをよこしなさい 犬吠埼風 今日もかわいいぞ 犬吠埼樹 アルファ波… 東郷美森 妖怪? 犬吠埼風 私の『理由』なのよ 犬吠埼樹 『理由』なんて何もない…
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テツヤ ◆本名 テツヤ (てつや) ◆基本ステータス 現年齢17歳 身長178cm 体重69kg ◆職業 プリースト ◆性格 いけずで、粗暴。めんどくさがりで、割と無口。アウトローで、世間を斜に見る傾向があるが…実は情に厚かったり、妙なところで面倒見がよかったりする。本人だけがまったくもって無自覚ないい人。 ◆外見特徴 マジデフォ黒髪。アメジストの瞳 ◆家族構成 弟…ユリイカ(ゆりいか・ちんちくりんローグ) 【Chaos】 ● バックグラウンド プリーストのくせに無神論者。 バトルスタイルは打撃…というよりストリートファイト系。武器は問わない。殴りやすければ何でもいいらしい。 彼がわかる範囲の親族や先祖はみんなシーフ系の冒険者。特に、祖父と父親は裏の世界では名の通ったアサシンだった。ちなみに母親はローグ。世界をまたにかけたトレジャーハンターだったようだ。 プリーストになったのは、病に倒れた祖父の介護を教会側が全面的に看るための条件。神に仕えることで、一族が積み重ねてきた罪を償うというのが狙いらしいが…本人にはまったくその自覚はない。 ローグの弟が居る。本人的には可愛がっているつもりらしいが、肝心の弟からは鬼呼ばわりである。 特技はピッキング。咥えタバコで、ほとんどの鍵を開けてしまう。
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ちくたくコンチェルト 作曲者 龍獣楽団 属性 ポピュラー BRONZE SILVER GOLD PLATINUM 難易度 2 6 7 10 消費CP 3 6 9 13 ノーツ数 121 366 497 718 BPM 60~140 攻略・解説 楽曲について ちくたくコンチェルト(アプリ)のテーマ曲。このアプリのリリース時から遊べる初期曲 ユーザー登録を済ませた際にプレゼントでもらえる(シンフォニア以降要検証) 譜面について 全ての譜面において最後のパッポーに注意 また曲が3分くらいと長いため集中力が切れないように注意 シンフォニアにて金譜面が降格した プレイ動画など ゴールド コメント ゴールド譜面では、動画2 26のところでミスすることが多いので要練習です。 -- 名無し (2016-08-02 13 26 54) 名前 コメント
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*注意* うんうん注意 ゆっくりの影が薄いです(特に後半) 以上の事に注意してください ~ゆっくり友達~ 「ゆっふん♪」 今、目の前の机でまりさがふんぞり返っている これから一週間先の事を考えると胃が痛い 事の発端は半月前の求人情報誌がきっかけだった 『ゆっくりのトレーナーさん大募集! ゆっくりが好きな方待ってます! また・・・』 それはとても小さな記事だった 『ゆっくりのトレーナー』とは最近になって認知され始めた職業だ ゆっくりが愛玩動物として広まってから久しいが、表に出てくる職業ではなかった しかし犬・猫と同じ様に躾がいるので、新たに資格を設けて広く募集し始めたのが始まりである 早速、書いてある連絡先に電話を入れる 『では来週の・・・』 と、ここまでは順調だった この後筆記試験は合格し一次試験は通ったのだが 、まだ二次試験の実技が残っていた 今ここで悩んでいた 『一週間、時間をあげますので自分なりにゆっくりを躾てください』 というのが二次試験の課題である 「ゆっふん♪ おにーさん!!お腹すいたよ!!!」 「ふぅ・・・さっき食べただろ・・・」 むにゅむにゅとほっぺを揉みながら答える 「そうだったね!!!でもまりさはお腹すいたよ!!!」 「いっぱい食うからそんなでっかくなるんだぞ?」 「でっかくないよ! まだ10lbしかないよ!」 会社から貸し出されたまりさが今回のパートナーである しかしなかなかどうして我儘な奴だ 俺の家に連れてくるなり早速の「お家宣言」である 「おにーさんのお家は、今まりさのお家になったよ!!!」 とりあえずデコピンをお見舞いする 「ゆびっ!? しっとはやめてね!!」 「いや、つい・・・」 「でもまりさのお家でゆっくりしていっていいよ!!」 一応躾をする以上お互いの立場ははっきりさせておいた方が良いよな 「じゃあそうさせてもらうよ。ところでまりさはあまあまは好きかな?」 「ゆゆ~♪あまあまさんはだいすきだよ♪」 「そうかそうか♪じゃあクッキーをあげよう」 「むーしゃ♪むーしゃ♪あまあま~♪」 しめしめ、掴みは完璧だな。ここからが本番だ 「はいもう一枚あげよう。あーん」 「はむっ♪むーしゃ?むーしゃ?」 まりさの口に入る直前でひょいと上にあげる 「クッキーさんちょうだいね!9まいでいいよ!」 「そんなに欲しいか?でも条件があるぞ?」 「なんでもいいよ!クッキーさんはまりさのものだよ!」 「俺との勝負に勝ったら良いぞ!」 「ゆふん!いいどきょうだよ!けちょんけちょんにしてあげるよ!」 そしていきなり体当たりを仕掛けてきた 自分で10ポンドあると言っていた通り生身には堪える衝撃だった 「いたた・・・でも捕まえたぞ! こうして、こうしてやる!」 帽子を取り上げ、底面の方を持ち、逆さ釣りにする 「ゆゆっ!お空を・・・ゆぁぁぁ!!おろじでぇぇぇぇ!!まいりまじだぁぁぁ!!」 ちょっと薬が聞きすぎた様なので帽子も返して降ろしてやる 「ゆゆん♪裸にしてさかさづりなんて、まにあっくなぷれいだね!」 全然懲りていないようなので顔の方をむんずと掴む 「う、うそだよ!ちょっとしたおちゃめだよ・・・」 「ほれ、あめちゃんだ。一個やるよ」 「ゆゆ?まりさはまけたんだよ?」 「俺もやり過ぎたしな。正直に敗けを認めた潔さに免じてだ」 「ありがとう!!おにーさん!!ぺーろ♪ぺーろ♪しあわせ~♪」 その日からが戦いの始まりだった 「ゆっくりうんうんするよ!!」 「そこはトイレじゃないぞ!ちゃんと教えたでしょ!?」 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせ~♪」 「ご飯を散らかして食べるなよ!片付けが大変なんだよ!」 「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆっくり~♪」 「おにーざんはねでるんだよぉぉぉ!!しずがにじでねぇぇぇ!!!」 そんなこんなで試験日も明後日に迫った「さいきんおにーさんはゆっくりしてないね!!!」 「まりささんのお陰ですよ・・・」 「でもまりさは楽しいよ!!おにーさんとはゆっくり友達だよ!!」 「ゆっくり友達?」 何でもまりさが言うには自分がゆっくりしたいときに傍に居ること ゆっくりしてるときに邪魔をしないこと 面白くて一緒に居るだけでゆっくりできる者の事をそう呼ぶそうだ 「だから、おにーさんはまりさのゆっくり友達だよ」 友達ですか・・・悪い気はしないけど飼い主としては失格だよなぁ・・・ 「だから、つぎはまりさがおにーさんをゆっくりさせてあげるよ!!!」 「後日しかないんだぞ?ゆっくりしてる暇なんか・・・」 「3日しかないんだよ!!まりさはおばかでよくわからないけど、あと3日なんだよ!!」 「まりさ・・・お前」 「おにーさんとおわかれしたくないよ!!でもおにーさんをおうえんしたいよ!!!」 まりさがこんな真剣に物事を喋るのは多分始めてだろう 俺気づかないところでこんなに思い詰めていたなんて 「でぼっ!でぼっ!おにーさんにおじごどがんばっでほじいがらっ・・・」 「そんなに泣くなよ。俺が仕事を始めても一緒に居てやるよ」 「おにーざぁぁぁん !!ありがどぉぉぉ!!!」 「ほらほら、クッキーさんだぞぉ♪今日は9枚用意したからな、一緒に食べよう」 「ゆん゛っ!ゆん゛っ!・・・ゆう、経験がいきたね!!」 「「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせ~♪」」 「がんばろうね!おにーさん!」 「そうだな、がんばんないとな!」 まりさを枕にしながらそんな言葉を交わす 少し重いがまりさを抱えほっぺをすりすりする もちもちして気持ちが良い 「おにーさんどうしたの?あまりの美肌に頭がわいちゃったの? あとおにーさんのほっぺはじょりじょりしてゆっくりできないよ・・・」 頭は沸いてないぞ、失礼な そんなこと言うと・・・もう一回やっちゃうぞ!! 「そんなことないぞ!!ほら、すーり♪すーり♪しあわせ~♪」 「いやぁぁぁ!!!やっぱりじょりじょりだよぉぉぉぉ!!!」 そして試験日の朝が来た なれないスーツを着てまりさを連れ試験会場に入る 同じ日に受ける人は俺を入れて4人いて、俺の受験番号は4番だった 実技試験は二人一組で、お互い課題は一つずつ。なので失敗はできない *まりさの課題「ご飯」* 「良いって言うまで食べちゃダメだぞ!」 「ゆっくりまつよ!!ゆ~♪ゆゆ~♪」 おいィ・・・歌を歌いながら待ってるのうちだけじゃん 「よし、もう良いぞ」 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせ~♪」 うち以外は黙々と食べてるなぁ ちょっと心配になってきたぞ *俺の課題「面接」* 『貴方にとってそのまりさはなんですか?』 「友達みたいなものですかね?」 『友達ですか・・・』 「こいつは我儘で、飯はすごい食べるし、でかいですけど、一緒に居ると楽しいですから」 そして試験終了後の控え室 「絶対無理だぁ・・・ 落ちたよぉ・・・」 「まりさはかんぺきだったよ!!だから クッキーさんちょうだいね!!」 「ほれ・・・粕をこぼすなよ、怒られるから」 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせ~♪」 おっ、試験官が入ってきたもう発表するのかな? 「受験番号4番の方のみ退室してください。お疲れさまでした」 え?退室?お疲れさまでしたって・・・落ちたのか・・・ とぼとぼ廊下に出るとさっきの試験官に声をかけられた 「4番の方ですね?こちらにどうぞ」 「あっ・・・はい」 通された部屋の中の机には書類が何枚か置いてあった 誓約書・・・引き取り申請書・・・? 「あの~、これは?」 「我々は貴方を採用 したく、ここにお呼びしました」 あれ?俺落ちてないの?動揺する俺を尻目にまりさは足元で跳ね回って喜んでいる 「え・・・でも」 「書類にご署名いただけませんか?」 「あっ・・・いえ、落ちたとばかり思っていたものですから・・・」 俺が納得できないのを感じ取ったのだろう 「貴方は他の三人のゆっくりを見てどう思いましたか?」 「完璧でした。聞き分けが良くて、従順で大人しくてペットとしては非の打ち所がなかったです」 「我々もそう思います。しかし、あれではペットではなくて機械です」 「機械ですか?」 試験官はまりさを膝の上に乗せ、話を続けた 「我々は彼女のように人間の友達となりうるゆっくりを世に送り出したいのです」 頭を撫でられたまりさはすごく上機嫌のようだ 最後に試験官が言った言葉が忘れられない 「私達は機械を相手にしているのではありません。生きているゆっくりが相手なのです」 おわり どうも携帯からの人です! 名前までつけてくださってありがとうございます PCが治ったら「携帯からの人」ではなく、本当の名前で投稿したいと思います すごく考えさせられる話でしたね。 人間の言葉を話すゆっくりの場合、ほかのペットとは違った奥の深い躾の 形がよく出ていました。 -- 名無しさん (2009-03-22 03 17 31) ゆっくりはもっとしっかり躾けないと他人に迷惑かける気がする。 知能が高い分、なおさらに。 -- 名無しさん (2009-04-24 21 37 22) 個人的には他の三人のトレーナーとそのゆっくりが可哀想に思ったな。 試験の日のためにトレーナーと力を合わせて共に努力していただろうに、 「機械」と言われるほどまで必死になったその頑張りが否定されたことになるのだから。 -- 名無しさん (2009-04-24 21 48 04) ↑ 確かに しかし、逆に考えると、そこまで共に必死に努力していた間柄なら、試験には落ちたが まあその後良い感じの試験管の言う「友達」にはなれたんじゃないかと思う 実際有能だったんだろうから多分この先も… -- 名無しさん (2009-04-25 00 26 31) 公共の場では「まるで機械のように」静かにすることも必要だよな。 テーマが「躾」なんだし試験でなけりゃ残り3匹も生き生きしてんじゃないの? 野生児マンセー☆彡は後味悪い。 -- 名無しさん (2009-07-12 15 23 36) 躾けって難しいですね。 そんな描写を細かく描いていて、個人的にはGJでした♪ -- 名無しさん (2009-07-13 13 15 38) 名前 コメント
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【一人称】 「おれ」 女性の前では「ぼく」 【二人称】 同い年、年下相手には「フルネーム」「おまえ」 年上には「フルネーム+さん」「あんた」 女性相手には「フルネーム+ちゃん」「きみ」 仲のいい相手にはみょうちくりんなあだ名をつけて呼ぶ 体力 20 体術 10 異能出力 1 異能耐久 34 知能 30 社交性 25 藤田ミハナ / twitter
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ゆっくり種5 10KB パロディ 希少種 現代 創作亜種 独自設定 『ゆっくり種』の続きです 『ゆっくり種5』 希少種 独自設定満載 種のパロディなので先読み余裕です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 希少種の群れに帰ったはずの仮面まりさは、まだ研究所にいた。 『あなたのほんたいが、いきているそうですよ?』 仮面まりさは、檻に入れられているゆっくりに話しかける。 『・・・・・・・・。』 檻からは返事は無かった。しかし仮面まりさは構わず続ける。 『かなりかくせいもおわっています。』 『!』 それだけ言うと、仮面まりさは檻の前に、 メモと銀色に光る物を置いて去って行った。 その日、胴付きのゆっくりが研究所を脱走して行ったのだった。 仮面まりさは薄笑いを浮かべて想う。 所長の計画通りでは面白くありませんしねぇ・・・彼女にはまだまだ戦って貰わないといけません。 私のためにね・・・・・ 仮面まりさは、暗闇に飛び立つ翼を想い、 何やら楽しげであった。 真っ暗な世界 ふと横を見るとまりさがいた。 そのまりさを、さなえが石礫で殺そうとしている。 やめてぇぇぇぇ 叫びたいが声も出ない、身体も動かない、 見守る事しか出来なかった。 やがて放たれた石礫はまりさを貫く、 さとりはさなえを睨みつけて驚いた。 そこにいたのは、さなえでは無くさとりが佇んでいたのだ。 死んでいるのも、きめいまるに変わっていた。 勝利の余韻にでも浸っているのだろうか、 嬉しそうにきめいまるの死体を踏みつけているさとり。 違う違う!あれは事故だったのだ!殺す気は無かったのだ! 楽しそうな自分を止めたかった。 敵側から見れば自分は、こんな感じに見えていたのかもしれない、 何が正しくて、何が間違っていたのだろうか? 全てが分からなくなる。 やがて、きめいまるを殺したさとりが近づいて来る。 生きている事でこれ程苦しむのなら、一思いに殺して欲しい・・・・・ さとりは覚悟を決めて目を瞑る。 それでいいのかだぜ? まりさの声が聞こえて我に帰る。 まだれいむやぱちゅりー達は生きているのだ、 自分にはやらねばならない事がまだある。 生きたい!まだ死ねない! さとりは目を開いた。 そこはさっきの真っ暗な空間では無かった。 薄暗い洞窟のような場所、何があったのか思い出す。 さなえと戦い負けたのだった。 そして海へ落ちたはず・・・・ その後の記憶が無かった。 ふと横を見ると小さな桶が見えた。 桶には緑色の髪のゆっくりが入っている。 『ゆっくりおきた。ゆっくりおきた。』 桶のゆっくりは、桶ごと跳ねながら洞窟の外へ飛び出して行ってしまった。 洞窟に影が写る。 誰かが来たようだ、2つ影がある。 『よいしょ・・うぅ!いたい・・・・』 さとりは、動こうとして全身に痛みを感じた。 再び寝かされていた、枯れ草のベットに横たわる。 『おいおい・・・無茶するなよ?いいからゆっくりしてけ。』 『あのけがでいきているなんて・・・・・ねたましいわね・・・』 2匹のゆっくりが洞窟に入ってきた。 1匹は金髪に角を生やし、片手に杯を持った胴付きのゆっくり。 2匹目は緑色の目が特徴的なゆっくりであった。 『こ・・・ここはどこなのでしょか?』 さとりは、まず自分の置かれた現在の状況が知りたかった。 胴付のゆっくりが答えてくれた。 『ここは海岸さ、あんたが前に倒したおりんの群れだよ。』 おりん! さとりは、その名に驚き起きようとして、また痛みで倒れる。 『だから無理するなって言ってるだろ?まだ怪我は治ってないんだぞ』 『まだそんなにうごけるとは・・・・ねたましいわね』 先程から緑の目のゆっくりは、妬んでばかりいる。 ゆっくりしていないゆっくりである。 『おりんのむれなのですか? さとりは・・・さとりはおりんを・・・『知ってるよ』・・え?』 『おりんを倒したのはあんただろ?』 『はい・・・・』 『気にするな、おりんはあんたを怨んじゃいないよ。 あぁ・・・こいつ・・・ぱるすぃーって言うんだが、 ぱるすぃーがさっきから妬んでいるのは、気にしないでくれ、これはこいつの性癖だ。』 緑色の目をしたゆっくりは、ぱるすぃーと言うらしい・・・ 『わたしはゆうぎって言うんだ、おりんの知り合いさ おりんが戦う前に言ってたんだよ・・・さとりって言うゆっくりと、 戦わないといけないってね・・・・・でもね・・・・死んでないよ。』 『え?』 さとりは思わず聞き返す。 『正確には、まだ死んでない、意識は無いがまだ生きてるよ。』 『いしきがないなんて、ねたましいわね。』 どうやら重症で生死を彷徨っているようである。 でも生きている。 『そうですか・・・・いきているんですね・・・よかった・・・ほんとうによかった・・・』 さとりはポロポロと涙を流して喜んだ。 ゆうぎは、さとりがどうやってここに来たかを話してくれた。 ぱるすぃーが海岸を歩いていると、発泡スチロールに乗ったゆっくりを発見したのだと言う。 そのゆっくりはおりんに聞いていた容姿と一致したので、 間違い無く「ゆっくりさとり」であろうと判断した。 後はこの洞窟に運び込んで、看病していたのだと言う。 あの時、偶然に波に漂っていた浮遊物に落ちたようである。 『でも・・・どうしてさとりをたすけてくれたのですか? おりんをころしかけたゆっくりですよ?』 『あぁ・・・まぁ・・・おりんが死んでたら助けなかっただろね、 でも、おりんは生きている。それにおりんはさとりに、負ける覚悟で戦いに行ったからね・・・・ おりんが生かそうとしたんだ・・・意志は尊重してやらないとね。』 『そんちょうだなんて・・・・ねたましいわね。』 ここがあの時の戦場近くであるのなら、あーくえんぜるさんとはかなり離れてしまった事になる。 さとりは痛みを堪えて動こうとした。 『い・・・いた・・・ぐ・・・』 全身に激痛が走る。 『むりするなーむりするなー』 桶のゆっくりが跳ねて騒ぐ、 『ほらほら・・・無茶するからだよ・・・あんたのとこの群れなら、 灯台の群れに向かっているって、場所は分かってるんだから無理するな。』 動けない事に焦りは感じたが諦めるしかない、さとりは治療に専念する事にした。 ゆっくりの治癒力なら、おそらく2日はかかる。 オレンジジュースでもあれば、すぐにでも完治出来るであろうに・・・ 『おりんに、あわせていただけますか?』 群れに追いつけないのであれば、せめて見舞いだけでもとゆうぎに頼む。 ゆうぎはさとりを抱えると、洞窟の奥へと運んで行った。 そこには箱の中で眠るおりんの姿があった。 『傷は塞がったんだけどね・・・・意識が戻らないんだよ・・・・』 『おりん・・・・』 さとりはおりんの言葉を思い出す。 どうしたら戦いを終わらせれるだろう? その答えをさとりは出せない、だがはっきりしている物はあった。 『さとりは・・・やっぱりみんなをまもりたいよ・・・・』 『そのために敵を殺す事になってもかい?』 ゆうぎはさとりに聞いた。 『わたしはゆっくりをころしたくはありません・・・・ でも・・・ころされるところもみたくありません。』 さとりにはまだ迷いがあった。 敵とは何だろう? しかしやらなければならない、 皆を守るのだ! バッサバッサバッサ その時、翼を羽ばたく音が洞窟に響く、 そして大きな翼が洞窟に差し込んでいた明かりを遮る。 逆光となり影で顔は見えなかったが、胴付きのゆっくりのようである。 『さとり・・・・探しましたよ・・・』 洞窟に声が響く、 『おまえさんは誰だい?』 『私はおくう、さとりの身体を預かる者です!』 ゆうぎの問いに答えるおくう、 しかし返答の意図は皆にはよく分からなかった。 おくうは洞窟の奥へ入って来た。 そしてさとりの前で立ち止まる。 『オレンジジュースです。飲んで下さい』 ペットボトルを取り出すと中身をさとりに飲ませた。 さとりから傷の痛みが和らいでいく、そしてみるみる傷が塞がる。 ゆっくりにとって最良の治療薬である。 おくうは残りのオレンジジュースを、おりんにかけてやる。 ジュースはおりんにグイグイと染込んでいく、するとおりんの身体が震えた。 『う・・・ん・・うにゃぁ~ん・・ゆっくりおきるよ・・』 おりんが目を覚ました。 『久しぶりですね、おりん・・・・・』 『にゃ?おくう?』 おくうはおりんと見知った仲であるようである。 『元気でしたか?おくうはおりんに逢いたかった・・・・ 死ぬ前に逢えて良かった・・・』 『おくう・・・もぉそんなにじかんなくなっちゃったの?』 『はい・・・ですから、さとりに返しに来ました。』 おくうはさとりの側に来て聞く 『さとりは、これからどうしたいですか?』 『・・・・・・・・・・わたしは・・・・・ わたしは・・・・みんなをまもりにいきたい!』 『そうですか・・・・ならばおくうがその想いに力を授けましょう。 想いだけでは届かない・・・・・力だけでも足らない・・・・・・ 両方があってこその正義です。』 『せいぎ?』 『はい。さとりなら力に溺れる事無く、その正義を貫けるでしょう。』 おくうは自分の手で顔を押さえる。 『おい!何をする気だいおくう!』 ゆうぎが、おくうの何やら不穏な行動を諌める。 おくうは構わず両手を高く上げていく、 ミシミシミシ 『なにをしているのおくう!やめてぇ!』 さとりの声にも止まらない、 おくうの身体が首から少しずつ裂けていく、 おりんは悲しそうな目でおくうを見つめていた。 『ぐ・・・ぐぅ・・・・』 苦しそうに声を上げながらも、更に両手に力がこもる。 ミシミシ・・・ピチチチ・・・・ブチ ついに首は胴体と離れてしまう。 『ゆうぎ!早くさとりをおくうの首の上へ!』 おくうは、首を高く掲げた状態でゆうぎに頼んだ。 『え?あ・・・あぁわかった!』 ゆうぎは訳も分からず従う。 さとりはおくうの首上に置かれた、 シュゥゥゥゥゥゥゥ その刹那、さとりとおくうの身体の間から煙が噴き出す。 そしてさとりの身体が光を放っていく、 光はおくうの手足であった身体も包みこみ、 その形を変えていった。 白に緑を彩った衣服は、青と桃色に染まっていく、 そしてさとりは自分の中に、 途方も無い知識と力が流れ込んでくるのを感じた。 『こ・・・・これは・・・・・』 自らの意思で動く手足に戸惑うさとり。 『それがさとりのほんとうのすがただよ。』 おくうの言語が、先程に比べて稚拙になっていた。 『おくうは、さとりのからだをあずかっていたんだよ。 いまのさとりにひつようなものだからかえすね。』 さとりはおくうを抱きしめる。 おくうは満足そうに笑った。 『おりんのそばに、おくうをつれていってね。』 おくうは、顔だけとなり通常のゆっくりらしくなってしまった。 さとりはそっとおりんの側に置いてあげる。 その直後、 クラ 足がふらつく 目が霞む 『・・・・あれ?』 バタ 『お・・・おい?さとり?おいどうしたってんだ?』 さとりは突然気を失った。 ゆうぎは何が起こったのかと困惑する。 『さとりは、いまからみんなとおはなしをするんだよ。』 『みんな?みんなって誰だい?』 『さとりのなかのみんなだよ。』 さとりの中とはどんな意味であろうか・・・・ 『よくわからないけど・・・・・ねたましいわね。』 気を失ったさとりを囲み、おくうの言葉に戸惑う面々であった。 つづく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書けば書くほど終わりが遠くなっている気がします。 このようなSSにお付き合いいただいて、ありがとうございます。 まだ終われません・・・・・ 完結までは頑張りますのでよろしくお願いします。 デスラッチと平行で書いているもので、やや笑いに走りでしているかも・・・・・ 添削やってはいるのですが、後で気が付く事ばかりで・・・・・ 誤字・脱字があれば勘弁して下さい。 これまで書いた物 ふたば系ゆっくりいじめ 1097 ゆ虐ツアー ふたば系ゆっくりいじめ 1111 ゆ虐ツアー お宅訪問編 ふたば系ゆっくりいじめ 1116 雪原のまりさ ふたば系ゆっくりいじめ 1122 ゆヤンワーク ふたば系ゆっくりいじめ 1129 まりさの思い出 ふたば系ゆっくりいじめ 1152 まりさとつむり ふたば系ゆっくりいじめ 1154 ゆっくり種 ふたば系ゆっくりいじめ 1156 ゆっくり種2 ふたば系ゆっくりいじめ 1160 まりさとおにいさん ふたば系ゆっくりいじめ 1169 ゆっくり種3 ふたば系ゆっくりいじめ 1174 まりさとまま ふたば系ゆっくりいじめ 1188 ゆっくり種4 ふたば系ゆっくりいじめ 1192 まりさとおちびちゃん トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 応援してるよ!ゆっくりがんばってね! -- 2010-05-16 10 36 34
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プロフィール 愛称はまりねぇ。ルイボスから呼び方を相談された際「まりんちゃんってキャラじゃないんだよなあ…」と思い、ルイボスより年上だったためまりねぇになった。 夜勤のある仕事をしているので深夜から朝方のスペースにリスナーとしてよく参加している。初期は夜中組リスナー枠だった。また、ルイボスからのののと共に夜勤組と呼ばれている。 アモアス界隈の中では🌸村をよく見ており、主に🥽視点を見ている。🧸🍫視点や🚬🐬視点もよく見る。🐟じんろうも好きで、🥛視点をよく見ている。 現在のアイコンはこなつが以前のアイコンをオマージュして描いたもの。 お酒が好きで「こだわり酒場のレモンサワー」をよく飲んでいる。飲み放題では基本的にハイボールを飲む。日本酒も好き。 お酒を飲んでよく「ご機嫌〜♪」とニコニコしている。とても可愛い。こだわり酒場のレモンサワー500を2本か1本と他のお酒を飲むパターンがあるとのこと。 好きな食べ物はお寿司 強いて言うならバナナが苦手。パウンドケーキなどに入っているものは美味しく食べられるらしい。 夜勤明けなど、主に酔っている時にスペースを開く。酔うとご機嫌になり、オケスペを開くこともある。 エピソード ぶぅのTO(トップオタ)を名乗りぶぅからは認知済み。(https //x.com/butamomo2/status/1729782140764557361?s=46&t=GCHpUjOVUq-uMUSMcvk5hw)きゃずぶぅてぇてぇ派であり、11月10日、きゃずぶぅ誕生の際は教会を建てようとした。決して泥棒ねこではない。12月24日には #きゃずそう恋スペ を聞きながらぶぅにDMを送り、推しのクリスマスイブを手に入れることに成功した。 11月13日、🌸村ウエハース発売日、Merry Christmas のオケスペを聞きながら都内のローソンを周りウエハースを1箱手に入れた。 11月17日、ルイボスペ界隈初のオフ会をする。なみゅととびステに行った後🌸村ウエハース開封を行い、その後ぶぅと飲み会をしている。 12月22日、ルイボスペ第1回企画会議では浴衣の帯かヨーヨーを武器にすることが提案され、ヨーヨーを選んだ。 2024年1月7日、ぶぅの強火オタクのみんみんと初対面しファン感謝祭が開催された。同メンバーでの第2回ファンミーティングではぶたうさぎオムライスをあーんしてもらい幸せで爆発するところだった。 2月19日、辛いものとお酒が好きな共通点がありSea_Lavenderとはしご酒のイベントに参加🧀🌶し、自身の奇行がSea_Lavenderの依頼でこなつ大先生によりイラスト化。 #鞠月 のハッシュタグができる。 また、3月10日、Sea_Lavenderと同タイミングで酔っぱらいながらLINEで絡んでいたことをきっかけに酔っ払いごきげん同盟を結ぶ。(つきちゃんが送ってくれる動画は大変な癒し。) まりん神とは その類稀なる美貌と菩薩の如き穏やかな性格、誰にでも優しく温かく包み込むような包容力から、1部の熱烈なファンから神として崇め奉られている。 信徒へは自宅の祭壇に毎日お寿司3巻を供えることを条件としている。 好きなお供えお寿司はマグロ、サーモン、海老(赤海老)、アジ、たまにイカオクラ、納豆なども喜ぶ。 ただし3巻全て同じは喜ばない。 一度熱烈な使徒ドンカラスコがキャベツ太郎キャベツ太郎コーンスナックの3点をお供えしたところ、【めっ】っと怒られた。可愛い!!!! 最近ご自身もまりん神としての自覚が少しずつでてきており、崇め奉ることを許可いただいた。