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ゆっくり改造論1 虐待薄めかも知れないです。 私は加工場の研究班に所属する主任研究員だ。今日も新商品開発のため研究を重ねている。 そんな日々を送っていると、新人の研究員が面白いことを言っていたのを思い出した。 「異なるゆっくり同士を合体させたらどうなるんでしょうかね?」 最初はそんな実験は虐待鬼意山に任せればいいと思っていたが、新商品のネタに困っていた私はその実験をしてみることにしたのだ。 用意したのは、ゆれいむ,ゆまりさ,ゆアリス,ゆちゅりー,ゆさくや,ゆっくりゃ,ゆフランの七種類である。 「「「「「「「ゆっくりできないおじさんたちは、ゆっくり死ね!!」」」」」」」 はは、威勢だけはいいじゃないかw実験体は元気が一番だな。 これから地獄が始まるし、いじめがいがあるぜ!!! まずは、捕食種の改造をするか。 「うーうー!れみりゃにぷっでぃんたべさせてくれだら、ゆるしてあげじゅんだどう。」 「ゆっくりしね、ゆっくりしね!」 ああ、本来なら既に原形をとどめてないだろうなぁ、私が慈悲深くて助かったね、ゆっくりゃ。 「主任~、鉈と小麦粉と水を持ってきました~」と新人の声が聞こえた。 「ありがとよ。お前の言葉がなかったらこんなの思いつかなかったから、こいつらはお前が改造してくれ。俺は残りを改造してみたいから。」 「いいんですか!僕、一度希少種を虐待・・・いや改造してみたかったんです!!」 楽しそうな顔をしている、未来の主任はこいつに決定だな! 「ぎゃおー、たべじゃうどー。」 まだ、言ってるよこいつ・・・ほんとに死ねばいいのに。 ぎらっと光る鉈と新人の笑みを見てようやく、ゆっくりゃは自分の状況に気づいたようだ。 新人がゆっくりゃをつかむと、 「う? いやだどぉーー!! はなすんだどぉーーー!!!」 「ざぐやー!!ざくやー!!」 咲夜さんはいないだろ。馬鹿だな。 「ざっ・・・ぶへぇぇ。。」 ゆっくりゃが新たに叫ぼうとしたその刹那、鉈はその体をスパッと真っ二つに裂いた。 「うぎゃああああああああああああ、いだいんだどおおお、ざぐやーだずげでー!!」 うるさいので、冷凍スプレーをかけて半分凍らせておいた。 そして、ずっと「ゆっくりしね」とばかり言っているフランも同じ措置を施した。 「ぎゃあああ、ゆっく・・り・・し・・・」 おんなじように凍らせたから静かになったね。 軽々しく死ねなんか言うから、こうなるんだよ「ゆっくり反省してね」 凍らせた、ゆっくりゃの右半身とゆフランの左半身を組み合わす作業が始まった。 当加工場では、統一の規格があり、Mサイズならばどのゆっくりも同じ大きさなのだ。 それゆえ接合作業は、非常に簡単なのだ。 しかし、それだけでは面白くなさそうだからか、より高等な作業をあの新入りはしている。 もしかしたら、もしかしなくてもだが、彼は鬼意山なんだろう。やはり、大物はそうでなくっちゃなww ゆっくりゃの右半身にゆフランの右半身の中身を入れ、左半身にはその逆の操作をする。 そして、内部に電動の遠隔操作できるヘラを入れて、彼は接合したようだ。 接合体(以下ゆフりゃ)が目覚めたようだ。 「うー、ゆっくりしぬんだどー」 「ぷっでぃんとさくやはたべちゃうどー」 うっわ、カオス度増し増しじゃねえか・・・ 咲夜を食べるって。。。声もゆフランとゆっくりゃの中間ぐらいだ。 「はじめに、おじざんがゆっくりしぬんだどー」 と言って飛び出した。おお、無事に羽も使えてるようだ。 新人は、飛んでくるゆフりゃに内蔵された、へらを回転させるスイッチを押した。 「うぎゃああああああああああああ、ながみがまわるんだどおおお、ざぐやーだずげでー!!」「ゆっくりしねゆっくりしね」「ざぐやはじねぇえええええええ」 何言ってるかわかんねえやww 回転すると時々本来の声も聞こえたが、時間がたつとゆフりゃの声しか聞こえなくなってきたな。そろそろだろう。 「おーい、そろそろ解体して食べてもいい時間だぞー」 「わかりました~主任~。今潰します~」 なんて聞き分けの良いやつだ。プロは自分の時間と公の時間を区別できるってことだな。 そんな感心してる間に彼は、ゆフりゃを撲殺していた。 口に入れる緊張の一瞬 「まっず、これは食えたもんじゃないな・・・」 「ほんとうっすね。やはり、肉まんと餡まんは合わないんですかね~?」 「いや、絶妙なバランスを見つけるまでは引き下がれないな。この役は君にやってもらうよ。」 「わかりました、期待に応えてみせます!!」 こうして、彼の挑戦は始まったのだ。 私は、紅魔館に「ざぐやはじねぇえええええええ」と録音されたテープを送りつけた。 その後、ボロボロになったゆっくりゃの大群が加工場に送られてきたのは言うまでもない。 続く。 このSSに感想を付ける
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「逃げるなよ?」 「終わりだ」 「どうして真理botは発生するんだろう?」 「てめえ迷惑だからアカウントウーワッしろ」 概要 ロックマンX6にて登場し、ロックマンXDiVEにて強キャラとして変貌したため誕生した真理bot…ではなく真理lid(レプリロイド) セイバーとは何も関係なく、一応剣士であることと、色がカリバーと似ているからという理由だけで誕生した。 活動開始時はロックマンとは一切無縁だったものの、後に「DAAAAAAA!」と発狂したり、「どうしてイレギュラーは発生するんだろう?」のコピペ文章を送ったりしている。 彼はもともと普通のゼEROアンチとして鳴りは潜めていたものの活動していたが界隈のウイルスに感染し、今やゼERO民と化した。 真理bot等とは普通に接することが多く、セイバーファンの1人でもある。 昔は特撮界隈を滅茶苦茶に荒らすのが目的だったが、当人が飽きたため特撮界隈に手を出さなくなり、食の探求者と名乗るようになった。その内ゼERO民にも手を出すかもしれない。 ファントマイル出身らしく、剣に変身できる相方のアークヒューポーがいる。 https //w.atwiki.jp/69manseekkusuzero/ ゼEROについてはこれとか見れば多分わかる。 性格 流行りに乗る性格で、よく時事ネタを引っ提げている。 転売ヤーは大の嫌いでキレることが多い。 真理bot隼人、戒斗、タッセル、上條と関わることが多く、なんやかんやで隼人のことを信用するようになった。ちなみに上條のことは真理botの始祖のためかさん付けしている。 ただ浮上率は少ないので陰キャであることはほぼ確実。これは中の人がXDiVEの任務に当たっているからであるが、ゼロナイトメアは所持していない。 「俺もソーラン踊るぜ、逃げるなよ?」 つい最近、法被を着るようになった。
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依頼主 バルドル 出現条件 食べさせてくれるかい?クリア クリア条件 以下のモンスターを討伐するガーゴイル:80 成功報酬 神技強化バルドルの神技効果がパワーアップする 貢物値+60 依頼時 雪の森のガーゴイルが僕を狙っているようなんだ…この体勢では、逃げることもままならない… クリア時 ありがとう、助かったよ。この格好では、いつまた狙われるかわからないな…早く、呪いを解くことができたらいいけれど…
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1368.html
「うっう~♪ れみりゃがた~べちゃ~うぞ~♪」 今日もニコニコと森を飛んでいるゆっくりれみりゃ。 太っていると言うわけでは無いが、ゆったりしている体からくびれの付いた四肢をだらんと垂らして、木々の多い森の中を飛んでいる。 「ゆっぐりそごにいでねーーー!!!」 れみりゃが、追いかけているのはゆっくり霊夢。 「う~~~♪」 「だどぉ~~♪」 数匹の家族と一緒に行っているこれは狩りではない。 それは、最近れみりゃが考え出した遊びだった。 「う~~~♪ ……とっだどぉ~~~~♪」 「ゆ!! がえじでーー!! れーむのぼーーーじーーー!!!!」 「うっう~~~♪ つかまえたどぉ~~~♪」 「ゆーーー!! がえじでーーーー!! がえじでーーー!!!」 その遊びは、ゆっくりの髪飾りを剥ぎ取ると言うのもだった。 以前偶然に髪飾りを取った所、突然泣き叫び出した。 その様が琴線に触れたれみりゃは、時々紅魔館からやってきて遊んでいるのだ。 「う~~♪ おなかがすいだからかえるどぉ~~~♪」 「「う~~~♪ かえる~~~♪」」 このゆっくりの姿を見るのにも飽きた一家は、おやつを求めて紅魔館に舞い戻った。 「ゆーーー!! がえじでーーー!!! れいむにおぼーじかえじでーーーー!!!」 泣き叫ぶゆっくり霊夢を残して。 「う~~♪ ? ぽいするの!! ぽいっ!!!」 その髪飾りは、途中で捨てられた。 ―― 「う~~♪ おか~しゃんたちがかえってきたどぉ~~~♪」 「う~~♪ まぁまぁ~~おかえりなしゃ~~い♪」 屋敷に戻った一家を出迎えたのは、赤ちゃんれみりゃだった。 これらも全て親れみりゃの子ども。 以前、森に遊びに行った時に集団アリスに襲われ、今の姉れみりゃ達を生んだ。 その後、またまた森へ入ったときに集団アリスに襲われ、今の赤ちゃんれみりゃを産んだのだ。 「う~~~♪ みんなでぷっでぃ~~んをたべるどぉ~~~♪」 「「「うっう~~~♪」」」 普通のれみりゃよりも遥かに多い家族。 その長でもある親れみりゃが、仲間が大勢居るであろう庭の一角まで足を運ぶ。 ここには自分達の仲間が沢山居る。 そのどれもが、丸々としている。 無理もない、唯一といっても良いゆっくりフランはここにはやってこない上に、おやつや食事と称して美味しいプリンが振舞われる。 まさにれみりゃ達にとっては夢の楽園。 「う~~~♪ ぷっでぃ~~んもらうんだど~~~♪」 「れみ☆りゃ☆う~~♪」 一家がそこに着くと、既に多くのれみりゃが集まっていた。 予定ではそろそろプリンが出される頃合だからだ。 「ちょっと。貴方達?」 予想通り、そこに一人の女性がやってきた。 「「「「う~~~♪ ぷっでぃ~~ん♪ ぷっでぃ~~んはどこだどぉ~~~♪」」」」 「無いわ」 一切の間を置かず、瞬時に言い放つ。 れみりゃ達の頭では、理解するのに少し時間がかかった様で、数刻気味の悪い間が流れた。 「「「うーーーー!!! ぷっでぃーーんくれないどーーさぐやにいいつげてやるどーーー!!!」」」 「お前等にやるプリンはもう無いのよ」 れみりゃと同じような格好をした少女が、更に言葉を続ける。 その目は、明らかに目の前のれみりゃ達に憎しみ以上の何かを見つけていた。 「うーーー!!! こうまがんのあるじのれみりゃがいってるんだどぉーーー!!!」 「はやぐよこすんだどぉーーー!!!」 「おまえなんがやっつげじゃうどーーー!!!」 「……煩い蛆虫ね」 「「「う?」」」 飛び掛ってきたその三匹に、弾幕を放つ。 狂い無く命中した弾幕は、れみりゃの首から下を全て吹き飛ばした。 「ああああ!!! れみりゃのきゅーどなからだがーーー!!!!」 「どうじでだどぉーーーー!!!」 「さぐやーーー!!! ざぐやだずけるんだどぉーーーー!!!!」 「少しは黙ってなさい」 「ぴゅぎゃ!!!」 一匹のれみりゃの頭を踏みつけ、此方に注目している全てのれみりゃに言葉を発する少女。 「良いこと? これから冬になるの。だから庭は雪に埋まる。私は絶対にお前達を屋敷の中には入れたくない。だから、金輪際ここに立ち入る事は許さない。……つまり、二度と屋敷の敷地に入るなって言う事よ」 ゆっくりには難しすぎたか。 一度考え直し、もう少し簡単に・端的に言い直した。 「うーーー!! ごごはれみりゃのおやしぎだどーーー!!!」 「かっでにおいだすなんでゆるざないどーーー!!!!」 「うーーー!! ……ぎゃ!!!」 「うー? ぷじゃ!!!」 「……」 黙って半数のれみりゃを粉砕し終えた少女は、残ったれみりゃ達にもう一度だけ呟いた。 「出て行かなかったら、今度は全員殺すわ」 「はいーーー!!ででいぎまずーーー!!!!」 「みんなでででいぎまずーーー!!!!」 一番最初に言葉をあげたのはあの家族だった。 殺されないために、その道を選んだ。 それだけの事だったのだが、その態度に少女は少し表情を和らげた。 「そう。貴方達は聞き分けが良いわね。慈悲深い私が、冬の間の食料と巣をプレゼントしてあげるわ」 そういい残し、呼び出した自分の従者に後を任せ森の奥へと進んでいく。 「うーー!! ざぐやーーー!! あいづたおじでーー!!」 「れみりゃだじのおやしぎなのにーーー!!!!」 目を真っ赤にした従者に擦り寄って行ったのは、家族以外のれみりゃ達だった。 ―― 「ふん。ここなんか丁度良いわね」 「入るわよ!!!」 「ゆ? おねーさんだれ? ここはまりさたちのおうちだよ」 「みちにまよったの? だったらゆっくりしていくといいよ!!!」 「にんげんがたべれるたべものも、たくさんあるよ!!」 中に居たのは、一匹の大きな魔理沙と小さなゆっくりが沢山。 それも、キチンとしているゆっくり達だった。 「そんなにゆっくりする気はないわ。ここは私が貰う事に決めたの。だから貴方達は出て行きなさい」 「ゆ!! なにいってるの!! でてきけないよ!! これからふゆになるんだよ!!!」 今出て行けばみんな死んでしまう。 当然の主張をするゆっくり魔理沙だが、今の少女は聞く耳を持っていない。 「そう……出て行く気は無いの?」 「とうぜんだよ!! いくらにんげんだって、まりさたちはここをまもるためにたたかうよ!!」 「そうだよ!!! このなかではれいむたちのほうがつよいよ!!!」 一匹の帽子の無い霊夢が、魔理沙の考えに同調する。 それに喚起され、巣の内部の全てのゆっくり達が戦う意思を明らかにした。 「そう。仕方が無いわね」 「ゆ? ゆゆゆ?」 一匹の霊夢を捕まえ。 「ゆーーーー!!!! いだいーーー!! ゆっぐりじだいーーー!!!」 威力を絞った不夜城レッドで焼き払った。 「「「ゆゆ!!!」」」 巣の内部に同様が広がる。 「ゆ~~!!」 特に、この魔理沙は後悔した。 人間ではなく妖怪だったのだ。 このままでは確実に巣は全滅する。 「でも、安心なさい」 「「「「????」」」」 既に、巣の中の全てのゆっくりは、目の前の少女の声に聞き入っている。 「さっきのは、威力を絞ったの。今度は、皆纏めて一瞬で消し去ってあげる」 「「「「っ!!!!」」」」 声をあげる間もなく巣内のゆっくりは一掃された。 「いけない。食べ物まで燃やしてしまったわ。……まぁいいか。あいつ等こんな物食べそうにないし」 ―― 「ほら、冬の間はここで過ごすのよ!!」 「うーーー!! ありがどーーーござまずーーー!!!」 「ありがどーーー!!!!」 新しい巣に案内されて尚、未だ泣き叫んでいる一家。 無理も無い、少女が帰ってみると、一家以外のれみりゃは全てナイフでズタズタにされ、片目をくり貫かれ、歯を削り落とされていたのだから。 「ごめんなざいいーーー!! ごごはあなだのおうじでずーーーー!!!!」 少女に向かって叫んだその一言が終わった瞬間、そのれみりゃ達の命も終わった。 目の前で、その光景をずっと見ていた一家は随分こたえたのだろう。 現に、少女に対する口調も、かなり丁寧なものになっている。 「ほら。これが食料よ。これだけ有れば冬の間は足りるでしょ?」 小悪魔に頼んで、用意させたゆっくり総勢百匹を巣の中に纏める。 「もっと用意できますが?」 嬉々として語る小悪魔に礼を言い、逃げるようにしてその場を離れた少女は、もう二度と小悪魔には頼らないと誓ったそうだ。 「はいーーー!! だりまずーーー!! ありがどーーござまずーーー!!」 「そう。私はこれで帰るけど、もし雪が解けたらお屋敷に来てもいいわよ? プリンくらいなら上げるわ」 「はいーーー!!! はいーーー!!!」 それじゃあね。 入り口に板をはめ、少女は冷えてきた空に飛び去っていった。 「うーーー!! みんなでふゆおごすどーー!!!」 「「「「うーーー!!!!」」」」 緊張の糸が解けたのか、何時もの口調には戻ったれみりゃ達が、やや強張った口調で来るべき冬への抱負を語った。 「ゆっぐり!!」 「ゆっぐりゆるしてね!!」 「まりさたちのおうちにかえしてね!!!」 「とかいはのありすは、こんなおおべやでなんてふゆをこせないわ!!!!」 声をあげたのは、食料のゆっくり達。 「う?」 当然、何も食べていなかった一家の食欲を呼び起こさせるのには十分だった。 「うっう~~♪ た~べちゃ~うぞ~~♪」 近くに居たゆっくりに、親れみりゃが一番最初に飛びついた。 「ゆーーーー!!! いだいーー!! はなじでーーーー!!!!」 「う~~♪ うまうま~~~♪」 「「「「う~~~~~♪」」」」 それを合図に子供達も飛び掛る。 「ゆーーー!! まりざをはなじでねーーーーー!!!」 「むぎゅーーーーーー!!!!」 「ゆっゆ!! とかいはのありすははやくかえるの!!! ゆぐーーーーー!!!」 「う~~~~♪ !! う~~~~♪ ひどりいっこまでだどぉ~~~♪ ゆきがなくなるまでもたせるんだどぉ~~~♪」 「「「「う~~~~♪」」」」 一匹でもここに居るゆっくりは皆大きい、一匹食べればお腹も膨れるだろう。 小悪魔が集めてきたのはこういう優しい理由が有るのかもしれない。 「ゆーーー!! こどもだじがいるおーじにがえらぜでーーー!!!! ……」 親れみりゃに食べられていた霊夢が、そういい残して息絶えた。 「まりざもーー!! こどもたじのおーじーーー!!!」 「むぎゅーーーー!!!」 「ふゆのあいだにとかいはのみのごなじをおじえよーどおもってたのにーーー!!!!!」 次々と死んでいくゆっくりの声を聞くと、どうやらここに集められたゆっくり達は、皆親ゆっくりのようだ。 確かに、餡子に質も落ちた親ゆっくりでも、れみりゃなら食べるだろう。 小悪魔が考えた廃材利用の方法らしい。 「けっぷ♪ う~~♪ おなかいっぱいだどぉ~~~♪」 「「「う~~~♪ おにゃかいっぱいだどぉ~~~♪」」」 食事を終えた一家は既にまどろみモードに入っている。 「う~~♪ みんなでゆ~がにねるど~~~♪」 「「「「う~~~~♪」」」」 親れみりゃの命で、一箇所に集まりスヤスヤ眠り始める一家。 「がえじでーーー!!!! れいむのあがじゃんがーーーー!!!!」 「まりざのかわいいあがじゃーーーーん!!!」 ゆっくり達が騒々しく泣き喚くのも気にせずに、全員がれみりゃスマイルを浮かべて眠りに着いた。 ―― それから数日間、れみりゃ達は優雅に過ごしていた。 泣き叫ぶ声をBGMに楽しく食事を取ったり。 一家でうーーうーーお喋りしたり。 れみ☆りゃ☆う~~♪ にぱ~~♪ と踊ってみたり。 しかし、数日が過ぎると流石にゆっくり達は衰弱し、一家を楽しませた叫び声もあげなくなっていた。 「うーーー!! つまらないどーーーー!!!」 真っ先に不満を漏らすのは親れみりゃ。 「うーーー!!」 それが子供にまで伝わった時に、親れみりゃの頭には新しい考えが浮かんでいた。 「う~~~♪ ぼうしをとっちゅうぞ~~~♪」 そう、以前やっていた楽しい遊びを思い出したのだ。 「う~~~♪ まぁまぁただまいいどぉ~~~♪」 「あがじゃんもみてるんだどぉ~~♪」 そう言って、親を先頭にお姉さんれみりゃ達がゆっくりの髪飾りを取っていく。 「!!! あああーーーーーー!!!! れいむのかみかざりがーーーー!!!!」 「むっぎゅーーーーー!!! ぱじゅりーのぼうじもっでがないでーーー!!!!!」 予想通り、先ほどとは打って変わって大声を出し泣き叫ぶゆっくり。 その様子に、一家全員は狂喜乱舞。 「う~~~♪ れみりゃもやる~~~♪」 「ゆゆ!! ぼうしのないまりさは、とかいはのあr……!!! あああーーー!!! がえじでーーーー!! おねがいーーー!! どがいはにはひっずなのーーー!! なんでもするがらーーーー!!! がえじでーーーーー!!!! いじめられじゃうーーーーー!!!!」 ついには、赤ちゃんまで混ざり、大髪飾り取り大会が始まった。 「うっう~~~♪ みんなれみりゃのくちのなかにぽいするど~~~♪」 「う~~♪ ぽいっ♪」 「あああーーーー!!! れいむのりぼんがきえじゃっだーーーーー!!!!」 白熱し大会は、取る相手が衰弱していた事もあり瞬く間に終了した。 「うっう~~~♪ たのしかったど~~~♪」 「う~~~♪」 しかし、それだけでは終わらない。 「ゆーーー!! ぼうしのないまりさはさっさとしんでね!!!!!」 「ゆ!! ありすだってへんてこりんなものがないよ!! しんでね!!!」 「むっきゅーーーー!!!! みんあしげぇーーーー!!!!」 ゆっくりのアイデンティティーの崩壊、それによる副産物が、この巣の中で始まったのだ。 「ゆーーー!!! ……」 「ゆっゆ!! はやくつぶれてね!!!」 「むっじゅーーー!!! じゅーーーー!!!」 「ありすがつぶしてあげるよ!!!!!」 「むっしゃ!! うめーーー!! めっちゃうめーーー!!!」 「ゆゆ!! たべものだね!!!!」 「むっきゅーー!!! ひさしぶりーーーー!!!」 何日も食事をしていないゆっくり達にとって、既に目の前の捕らえられた親ゆっくりは饅頭でしかない。 殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ、殺して食べ。 その数をドンドンと減らしていく。 「うーーーー!!!! どうしてだどぉーーーーー!!!!!」 「やめるんだどぉーーーーーー!!!!!!!」 当然、れみりゃ達は大混乱だ。 今まで遊んでいた、大人しい食料達が一斉に暴れ出し共食いを始めたのだ。 直ぐにでも止めさせなければ、自分達の命も危ない。 「うーーー!! おどなじぐするんじゃどーーーー!!!」 一匹の赤ちゃんゆっくりが、その中へ飛び込み、大声で訴える。 しかし、今のゆっくり達は捕食種であっても関係が無い。 「ゆ!! じゃましないでね!! じゃまするゆっくりはゆっくりしんでね!!!」 「!!!! うぎゃーーー!!! まぁまぁーーーー!!!!」 「あああーーー!!!! あがじゃんがーーーー!!!!」 ゆっくりの波に飲み込まれたかと思うと、ボロボロになって吐き出され、それをゆっくり達に食べられる。 「はぁはぁ!! これめっちゃうめーーー!!!」 「ゆゆ!! りぼんのないれいむはゆっくりしんでね!!!」 「うめ!! ぶ!!!」 食べていた霊夢が死んだ時、そこには赤ちゃんの帽子が残されているだけだった。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!! れみりゃのぷりでーーできゅーどなあがじゃんがーーーー!!!!」 「うーーー!! がずがらやめるんだどぉーーーーー!!!!」 「ゆ?」 今度は、お姉さんれみりゃが一匹の魔理沙に未だ残っていた帽子を被せに近づいていった。 「ゆーー!!! そのぼうしはゆっくりできないよ!!!」 「がえずーーー!!!」 ポフ 「!!!! あああ!!! やめでーーーー!!!!!」 その声で、数多くのゆっくりが二匹に視線を飛ばす。 「「「「ゆ!! あのゆっくりはゆっくりできないよ!!!!」」」」 「「「「ぼうしをかぶせたれみりゃもゆっくりできないよ!!!」」」」 そして待っているのは今までを同じ制裁。 しかし、今度は多くのゆっくりが同じ目標に攻撃をしているのだ。 いかに大きな捕食種といっても、結果は先ほどと同じだった。 「うーー!! うーーー!!!」 もはや、残された家族は離れてその光景を眺めているしかなかった。 「うあーー!! まぁまぁーーーー!!!!」 「だずけでだどーーー!!!」 逃げ遅れた数匹の子供達が再び波に消えていく。 「うーー!! ざぐやーーー!! だずげてーーーー!!! れみりゃのあがじゃんだじがーー!! たべものがーーー!!!!!」 唯、泣きながらオロオロするだけの親れみりゃ。 全てが終わるまで、ずっとそのようにしていた。」 ……。 先日から振っている霙が完全に雪に変わったのか、洞窟内には深々と雪が降り続ける音だけが聞こえる。 「……」 残った家族達は何も話さない。 「………………」 最後まで残った魔理沙も、全身に食べられた後が無数にあり、もう長くは持たないだろう。 !!! 界雷の一発が、その沈黙を打破した。 「うーーー!! れみりゃのごはんがーーー!!!!」 「うーー!! どうするんだどぉーーー!!!!」 「まぁまぁーーーー!!!!!」 同然としたまま、眠りに着くまで、残された一家はその場で立ち尽くしていた。 ―― それから一週間が過ぎた。 外は既に深い深い雪で覆われ、飛翔能力のあるれみりゃでさえ動けない。 「うーーー……ごはん……たべたいどぉーー」 「ぷっでぃーーん……」 「ざぐやーー……ぷっでぃーーんもっでぎでーー……」 「さむいどーーー……」 「うーー!! どうじでなのーー!!!」 幾ら泣いても食料は出てこない。 共食いしようにもそこまで頭は回らない。 「うーー!! うああーーーー!!!」 襲い来る空腹と寒さのなかで、森の中にある灯台のように、その洞窟からは絶え間なく叫び声がなり続けていた。 ―― 更に二週間が過ぎた。 「う……さぐ……ありが……だど……」 「みん……で……あそび、いく……ぉー」 「まぁ……まっで……」 「がえっ……ら……ぷっで……たべる……」 「うーー……このひろば……おどるど」 「「「「れみ☆りゃ☆う~~♪ にぱ~~~♪」」」」 一家は既に幻想の中に旅立っていた。 おそらく、一週間後には一家でこの世から旅立っているであろう。 ―― 「お嬢様、あのれみりゃ達はどうしていますかね?」 暖かい暖炉の前で、紅茶にブランデーを入れながら、咲夜は自分の主であるレミリア・スカーレットに思い出した事を尋ねてみた。 「さぁ。……でも、足りなくなってもゆっくりアリスにでも子供を生ませれば数は増えるし。何よりアレだけ居たら大丈夫でしょ。」 「そうですか。それでも、子供を生ませて親のほうは大丈夫ですか?」 紅茶を手渡し、手持ちぶさになったそこにお盆を挟んで、再度尋ねる。 「大丈夫よ。あいつ等はみんな親だったんだから」 冷えた体に取り込むと、途端に頬が赤く染まった。 「そうでしたか。でも、この時期に良く親をあんなに連れ出せましたね。小悪魔は」 「……その話はもうしないで……」 「……? 分かりました。ですが、お嬢様なら、運命を見れるんじゃないんですか?」 「それは無理よ」 一度冷えてしまった体を温め直すように、今度はゴクゴクとあおっていく。 「はぁ?」 「あいつ等畜生の運命は見れない。死後も何処に行くのか、畜生道だったかしら?」 「さぁ。そこまでは……」 「とにかく!! なかなか聞き分けの言いやつ等だったから、雪解けでまた現れたら、今度は特大プリンくらいご馳走してあげなさい。できるなら教育をしてもいいわよ」 「はい。そのように」 紅魔館の一室で、来年のれみりゃの動向を話す二人。 その一家が畜生道へ行くのか、はたまた違う所に落ちるのか。 それは、未だ誰も知らない このSSに感想を付ける
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アクセルを思いっきり踏み込む男 UC 火文明 (4) クリーチャー:エイリアン 4000 ■このクリーチャーが自分のターンにバトルゾーンに出た時、相手プレイヤーを攻撃する。 ■このクリーチャーは可能なら毎ターン相手プレイヤーを攻撃する。 ■このクリーチャーはパワーが2000以下のクリーチャーにブロックされない。 作者:さいほうへいき 毎ターン殴ります。出た時も問答無用で殴ります。アクセルを踏み込み過ぎているので雑魚にはブロックされません。やったね。 フレーバーテキスト うおおおおおおおおっ、俺は止まらねえ!―アクセルを思いっきり踏み込む男 評価 選択肢 投票 いいんじゃないですか。 (3) ふつう (0) 微妙 (0) ダメだと思う (0) ダメ[1.0E+24] (0) おかしい。[1.0E+24] (0) 名前 コメント
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U.N.オーエンは彼女ではなかった!~壊れた時計 13KB 観察 悲劇 差別・格差 飾り 姉妹物 捕食種 自然界 人間なし 此度、チル裏への侵入を許されたため、今更ですが餡コンペへ参加したいと思います 一応差別です。 手巾(ハンカチ)です あまり虐描写は無いです ではどうぞ 陽気な手巾、時計を包む 壊れた時計、止まったまま 陽気な手巾、時計を磨く 壊れた時計、まだ動かない 長めの冬眠から目覚めた彼女が食物を求め空を翔る 基本的に捕食種の冬眠は基本種と比べて長い 獲物が十分に覚醒し、狩が容易になるのを待ち構えているからだ 久々の夕日を浴びて春の空を優雅に舞うように飛び、楽しんでいた そんな彼女の目に黒いものが映る 先程まで浮かべていた柔らかな笑顔が消え、哀れな獲物を楽しんで裂く、捕食種の顔へと変貌する さっと翼を翻し、地上へと急降下した 青い髪をたなびかせ、凄みを帯びた笑顔を浮かべて死刑宣告する 「うー☆まりさはれみぃにゆっくりたーべられるんだどぉ!」 台無しである いやもう、ほんとねぇ…もう…人が折角… おっと、気合を入れていた地の文が落ち込んでいる間にれみりゃは哀れな被捕食種にその悪魔の如き手を! ああ、もういいや。震えて動けない「まりさ」の帽子に手を伸ばす 「つかまえたんだど!おぼうしをかえしてほしかったらおとなしくするんだd」 「ふー!死ね!」 「ふらん!?」 「がえぜええええ」 「どぼじでふらんがまりさのおぼうしかぶってるんだどお!?」 あまりの急展開に思考停止するれみりゃ お帽子を奪われたふらんは血相を変えて帽子を持った手に噛り付く 「わかったんだど、かえず、かえずからゆっくりしてほしいんだど!」 「かぁえぜぇぇええぇえええ!!!!」 そんな制止等に耳?を貸さず、れみりゃの顔面に体当たりする 痛快な音をさせてめり込む、ふらんのあんよ 「ふべぇ」 堪らず倒れこみ、手から帽子を離した 「おぼうし、おぼうしぃい」 まりさも真っ青な勢いで駆け寄り被る 「まりさ、まりさぁ」 (いったいなんなんだど?) 凹んだ顔を元に戻しながらそんなフランの狂態を見つめる (わかったど!あのなかにあまあまさんがはいったるんだどぉ!) 「ふらん、れみぃけがしておなかすいちゃったんだど。ちょっとわけてほしいんだd」 「ふー!」 「わかったんだど!わがったがらかんじゃいやなんだど」 「うー」 ジト目というにはきつ過ぎる目でこちらを見つめている 警戒心露わなんてもんじゃない (うー、こわいんだど。でもなんでこんなところにふらんひとりでいるんだど?) まだ見た目はどう見ても子ゆっくりだ、独り立ちするには小さ過ぎる こんな「明るい」時間帯に一人で出歩いているなんて妙だ 近くに親がいる様子も無い ひょっとして… (いえでしちゃったんだど?) 何でそうなる! この様子を見たら孤児とか、逸れたとか、親と死に別れたとか他に考えられる事があるだろ! (う?だれかおこってるんだど?) ハッ!誰もいません、気のせいです (うー、木のせいなんだど…) ふぅ、単純で良かった 「おちびちゃん、おうちはどこなんだど?」 「ふー!」 「わからないんだど?」 「ふー!!」 「おねえちゃんのこーまかんにくるんだど?あまあまさん、ちょっとならあるんだど?」 「ふー」 「こっちなんだどー」 誘拐は犯罪です、よいゆっくりは真似しちゃいけません っておい、そこのふらん、ホイホイついていかない! 地の文の制止なんて聞こえる訳も無くこーまかんへと二人は飛んでいく 二人の航跡に夕日を受け光る筋がたなびいていく こーまかん…即ちれみりゃの巣に着くなりれみりゃはあまあまを取り出した 「はい、ふらん。あまあまだど。」 越冬後辛うじて生き残っていたちびまりさをふらんに与える まりさと言っていたのを黒いのが好みなのだろうと受け取ったからだ 「ゆあああああ、まりさをたべないでぇぇえ!」 死を目前にしても尚何とか助かろうと虚しい命乞いをする 「まりさ!?」 ふらんの目がその名を聞き、輝く しかしそこに在るのはただの薄汚い饅頭 流れた涙もすぐに止まる 「ちがう…」 「ゆ?」 いきなり違うと言われ面食らうまりさ 泣くのも中断してしまう 「ちがう!おまえはまりさじゃない!」 「なにいってるの?まりさはまりさだよ?」 お前はお前ではない。そんな哲学的なことを言われ死の恐怖を忘れて反論する 「うるさい、しね!」 先程流した暖かい涙ではない、冷たい涙がふらんの頬に伝わる 尚も喚き続ける小饅頭の側頭部?に噛み付き、引く 饅頭皮の表皮が伸び、引き攣れる 「ゆび!や、やめじぇ。まりさ、ちぎれる、ちぎれちゃう!!」 「ちぎれろ!」 悲鳴を聞いても力を弱めるどころか、益々力をこめていく あまりに表皮を引き伸ばされたためまりさの目玉が押し出され、浮かんできた 「ゆぎぎぎぎぎ、おきょ!?」 目玉が飛び出ると同時に皮が破れ、餡子が流れ出ていく 「ゆぎいぃ、おべべがびえない!ああ、あんこさん、でていかないでね!でていかないでね!」 噛まれていた箇所が千切れた為、一時の間だけ自由の身になったまりさ。失われたパーツを求め這いずる 「しね!」 自分の目玉を探してのた打ち回るまりさにのしかかり、止めを刺す 「ゆびびぶbれる…」 言葉にならない断末魔をあげ、傷口から餡子を噴出し皮だけの饅頭となっていく 潰れて平らになったものから興味を失い、「まりさ」のお帽子に向かう 「まりさ、まりさぁ…」 お帽子に頬ずりしながら、虚空を見上げあらぬものを追い、その名を呟いた (うー、どうしたらいいんだど?) その後も色々与えたが、まりさを探して与えても食べずに泣き付き、そして潰すばかり 他のゆっくりにいたってはすぐに潰してしまう このまま何も食べないのでは直ぐにゆっくりしてしまう (そうだど。あかちゃんはゆっくりがたべられなくてままがかんであげるんだど!) 「ふらん、あまあまだど~♪」 手にしているのは葉に盛られたゆっくりの内容物 「れみぃおてせいのでぃなーなんだど、ゆっくりたべるんだど」 「ふー…うー♪」 食べた! もう、むしゃむしゃ食べてる 3日程、何も食べていなかったのを取り戻すかのように貪欲に体内へ餡子を取り込んでいく 子ゆっくりらしい食欲を発揮し、みるみる体形まで変わっていった そんなふらんを見つめ、目を細める (さいしょからむいてあげればよかったんだど♪) 「ふらん、おなかいっぱいになった?」 「う~」 「よかったんだどぉ」 れみりゃのいつでも笑っているような表情からは今一つ連想出来ないほど彼女はふらんの拒食に悩んでいた しかし、これからは安心してご飯を持って帰れる 真ん丸になって幸せそうにしているふらんをみてそっと胸を撫で下ろした 「ふらん、れみぃかりにいってくるんだど。ゆっくりおるすばんしててね」 「ふー」 あれから数日経ち、ふらんも若干ながられみりゃに懐き始めた 時折彼女の顔に何かを投影して見るようなしぐさをする (うー、でもいつまでもかくまっているわけにはいかないんだど) 未だにれみりゃはふらんが家出したものと思っていた 時折自分の顔をじっと見ているのはきっと家族の誰かを思い出しているんだろうと (やっぱりさみしいんだど…でもれみぃがおかあさまをみつけてあげるんだど!) そう気合を入れいつもは踏み込まない夜の世界へと飛び込んでいった 前方に胴無しれみりゃの姿が見える (うう、ひとにあうのはひさしぶりなんだど…) 意を決し声をかける 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりs…ふん」 挨拶を返そうと振り向いた所で冷めた顔になり、飛び去ってしまう (うううう、やっぱりなんだど…) 落ち込みつつも次の相手を探す 自分よりやや小型な胴付を見つけた 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり…」 これもまたれみりゃの顔を見るなり飛び去ってしまった そんなことをもう何回繰り返しただろうか れみりゃはすっかりベソをかいていた (うぁぁ、やっぱりくるんじゃなかったよ…) 拭っても拭っても溢れていく (ふらん、ごめんね…れみぃおかあさんさがせそうにないよ…) 家を出てきた時の勢いは消え失せ、しょげかえり肩を落として家に向かうれみりゃ 「ふー、あまあま…見つけた!」 (うわああああみつかった!!!) 数体のふらんに道を塞がれる しかし、これは良い機会だ。勇気を振り絞り問いかけた 「き、ききたいことがあるんだど!」 「う?なんだ?」 命乞いは聞かないとばかりに強い目で見つめてくる 固めた勇気が粉砕されそうになるも、何とか踏みとどまった 「いえでしたふらんをみつけたんだど…ふらんたちはなにかしらない…?」 「そんなこは…しらない…」 「いえでされるようなまぬけはふらんのところにはいない…」 「「「だからゆっくりふらんにくわれろ!」」」 「ゆわあぁぁぁああぁぁぁああああ」 れみりゃ、絶体絶命のピンチ ふらん達の晩餐になろうという正にその時 「やめろ!」 横合いから響く声 「ふらん!」 そこには家にいるはずのまりさ帽ふらんがいた 「どうしてここに…」 「ふらん、しんぱいだった…」 補足すると普段夜に出かけないのに今日に限って夜に出かけて行き、そして帰りが遅いから心配して迎えに来たという事らしい 無口キャラは大変だ 「ふりゃんんんん」 もともと決壊しかかっていたれみりゃの涙腺が全開になる 姉の威厳なんてあったものじゃない 「れみりゃ…」 「う?」 「そいつに…おやはいない…」 そう言うなり哀れなものを見る目で二体を見て飛び去る その目は憐憫か、侮蔑か、はたまた両方か。兎に角ゆっくり出来ない気持ちをれみりゃに残した 「ふらん、ありがとう」 どうしたものか、兎も角ふらんたちを追い払って自身を救ってくれたふらんに向き合い礼を言う 言葉だけでなく胴付の特権でふらんの頭?を手で撫で付ける 「うー!」 うれしそうだ。今までこういった経験はなかったらしい 思い切って今まで聞けなかった家族の事について聞いてみる事にした 「あいつらがいってたことはほんとうなんだど?」 「うー…」 よく分からないが否定してない事は分かった 何らかの事情で親を亡くしてしまったのは確かなようだ 「それならきょうかられみぃがふらんのおねえさまになるんだど!」 「おねえ…ちゃん?」 「ちがうど、おねえさまなんだど。れでぃならそういうんだど」 「うー…おねえさま?」 「う!!えらいど、ふらん。れみぃがおねえさまになったからにはふらんをりっぱなれでぃにしてあげるんだど!」 「うー」 気張ってふらんを家族にすると言い切りはしゃぐれみりゃ その姿がふらんの目には彼女の姿にダブって見えた (こんどは…まもれた…) それかられみりゃはふらんに狩の仕方やお歌、踊り(覚えなくて良いぞ、ふらん!)巣作りなどを教え捕食種としての基本的な技能を教えた 初めは興奮して潰してばかりであったが徐々に感情のコントロールが出来るようになりまりさ種以外は狩れるようになった しかしあのお帽子を見ると我を忘れて飛びつき、潰してしまう そこは気になったが他の種の獲物だけで生活は十分出来る為、徐々に治せばいいと気楽に考えていた また時折ふらっと外出して行くことがあった その時のふらんは「まりさぁ…」と呟きあらぬ物を見るような目つきでとても正気には見えない 何度か心配してこっそり後をつけていった 「まりさ…」 「ゆ?ふ、ふらん!!」 「おまえじゃない!」 敵を見るような目で睨み付け口に銜えた枝でそのまりさを切り裂いていく 「やべ、やべて…じぬ…」 彼方此方から餡を漏れ出させのたうつまりさ 意味の無い命乞いの言葉を吐く 「死ね!」 「ゆ、ゆんやあああああああ」 目を貫通した枝は眼窩に留まらず体内へと躍り込み餡子を攪拌する 「ゆぎいいいいい!」 「死ね、死ね、死ねええええええ」 悲鳴も上がらなくなり、ただ刺される度に僅かに震えるのみになってもまだ突き立てる しかしそれすら起こらなくなり、痙攣し続けるだけになるともうそれへの興味は薄れてしまった そうして単なる餡子の塊となった物を捨て置き、次の哀れな代替物を求め森を彷徨った (うう、これはまずいんだど…) あのような無防備な状態では何時か返り討ちに会う しかし、何度か制止したが聞く耳を持たず、時として牙さえむいた (どうしたらいいんだど…) れみりゃはやれることはやった 姉として愛情を注ぎ、ゆっくりとしての行儀を教えた しかし、彼女はお姉さまであって母でも恋人でもない れみりゃにはふらんの心の傷を埋める事が出来なかった ゆえにふらんの外出を心配しながらも黙認せざるを得なかった だが、それが事件を引き起こした その日、何時もの如くふらんはまりさの幻影を求め昼間に森を彷徨う 幾体か発見したが何れも「まりさ」では無く、虚しく餡塊と化すばかりであった 暫くさがし続けるとそのまりさは居た お帽子を無くし、力なく蠢くその姿は正に「まりさ」の最期を脳裏?に甦らせ、ふらんを惹きつけた 「まりさ!」 驚かせない様に地上へ降り立ち、駆け寄っていった 「ゆう?」 唐突に声をかけられ振り返る まりさの目に飛び込んで来たのは 「ゆ、それはまりさのおぼうし!ゆっくりまりさにわたすんだぜ!!」 ふらんの頭に載っている「まりさ」のお帽子 言うや否や、相手が捕食者ということも省みず襲い掛かる帽無しまりさ お飾りにかけるゆっくりの執念は凄まじい 時として自身の命も投げ出してそれを守ろうとする このまりさは正しくその典型だろう 無くしたお帽子の代わりを求め、捨て身でふらんに飛び掛っていく 「まりさ…じゃない…」 ふらんの目に涙が満ちる しかし、気を抜く事無く、迫り来る饅頭を躱す 「あたらな…ゆぎぃ!?」 躱した積もりだったが執念の饅頭は予想を超える速さで迫っていた 片羽を食い千切られ苦痛に呻く 「これで、にげられないんだぜ!」 血?走った目で睨み付けてくる これまで色々な事があったふらんだが自身の体を傷つけられたことは今まで経験したことが無かった 痛みで動けない だがこのお帽子を渡す気など更々無かった 「おまえは「まりさ」じゃない…これはまりさのだ…」 お前はまりさではない お帽子を無くし、アイデンティティーを喪失しかかっていたまりさはそう言い切られ激昂した 「ゆがああ、うるざい!ざっざとわたぜえええ」 どこに隠し持っていたか、あるいはいつの間に拾ったのか口に枝を構えふらんに迫る 「ゆぎぃぃいいぃ」 躱そうとするも体に走る痛みでうまく動けなかった あんよから頬までざっくり切り裂かれる 途轍も無い痛みによろめき、後ずさる その先には… 「ゆあああああああ、ばりざのおぼうじがああああああああ」 崖があった あまりの苦痛に気を失いかけてもしっかりとお帽子を銜えるふらん お帽子と共に崖下に転落していった …… … 「ゆう、おそくなっちゃったよ…」 その日狩に出ていたそのゆっくりは帰り道あるものを見かけた (ゆう?あのこなにしてるんだろう?) 道端でじっとしているゆっくりだ だがこんな時間、こんな場所でゆっくりしてるのは如何にゆっくりとはいえ変だ (どうしたんだろう…) 「ゆっくりしていt」 近付いて行くとその理由が分かった 「ゆゆ!?ひどいけがだよ!ゆっくりしないではこぶよ!」 「まり…さ…」 陽気な手巾、発条探す 時計の三針、進まず回る 陽気な手巾、途方に暮れる 壊れた時計、霧中で落ちた どうもこんにちは、うんうんあき(anko715)、ひょっとしたらしーしーあき(anko663)です。 やっぱりポエムは自分には難しいですね。て言うかこれ詩じゃないだろ。 まあ、残念な出来です。上下はスルーしてください。 地の文無双です。訳が分かりません、何でこの人今回張り切ってるの? (気が)ふれてるふらん、なんかいい響きだと思いません? 若干色々隠してみました。チラリズムというやつだね! 次回最終回、まあ、大した波はもう来ません。安心してご覧ください。 上げ潮とは限りませんが。 では次回でお会いしましょう! ふたば系ゆっくりいじめ 468 ありす観察日誌 ふたば系ゆっくりいじめ 556 ゆっくりこしていってね! ふたば系ゆっくりいじめ 606 うんうん ふたば系ゆっくりいじめ 620 ゆうかを量産工場 ふたば系ゆっくりいじめ 626 U.N.オーエンは彼女なのか?前半 ふたば系ゆっくりいじめ 639 U.N.オーエンは彼女なのか?~可愛い時計 By 観察あき(仮)◆uflAnDreiI トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る あっれるぇ~? 最後、既視感 デジャブかな? (季語が無い・・・) -- 2018-04-12 22 37 08
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此度、チル裏への侵入を許されたため、今更ですが餡コンペへ参加したいと思います 一応差別です。 手巾(ハンカチ)です あまり虐描写は無いです ではどうぞ 陽気な手巾、時計を包む 壊れた時計、止まったまま 陽気な手巾、時計を磨く 壊れた時計、まだ動かない 長めの冬眠から目覚めた彼女が食物を求め空を翔る 基本的に捕食種の冬眠は基本種と比べて長い 獲物が十分に覚醒し、狩が容易になるのを待ち構えているからだ 久々の夕日を浴びて春の空を優雅に舞うように飛び、楽しんでいた そんな彼女の目に黒いものが映る 先程まで浮かべていた柔らかな笑顔が消え、哀れな獲物を楽しんで裂く、捕食種の顔へと変貌する さっと翼を翻し、地上へと急降下した 青い髪をたなびかせ、凄みを帯びた笑顔を浮かべて死刑宣告する 「うー☆まりさはれみぃにゆっくりたーべられるんだどぉ!」 台無しである いやもう、ほんとねぇ…もう…人が折角… おっと、気合を入れていた地の文が落ち込んでいる間にれみりゃは哀れな被捕食種にその悪魔の如き手を! ああ、もういいや。震えて動けない「まりさ」の帽子に手を伸ばす 「つかまえたんだど!おぼうしをかえしてほしかったらおとなしくするんだd」 「ふー!死ね!」 「ふらん!?」 「がえぜええええ」 「どぼじでふらんがまりさのおぼうしかぶってるんだどお!?」 あまりの急展開に思考停止するれみりゃ お帽子を奪われたふらんは血相を変えて帽子を持った手に噛り付く 「わかったんだど、かえず、かえずからゆっくりしてほしいんだど!」 「かぁえぜぇぇええぇえええ!!!!」 そんな制止等に耳?を貸さず、れみりゃの顔面に体当たりする 痛快な音をさせてめり込む、ふらんのあんよ 「ふべぇ」 堪らず倒れこみ、手から帽子を離した 「おぼうし、おぼうしぃい」 まりさも真っ青な勢いで駆け寄り被る 「まりさ、まりさぁ」 (いったいなんなんだど?) 凹んだ顔を元に戻しながらそんなフランの狂態を見つめる (わかったど!あのなかにあまあまさんがはいったるんだどぉ!) 「ふらん、れみぃけがしておなかすいちゃったんだど。ちょっとわけてほしいんだd」 「ふー!」 「わかったんだど!わがったがらかんじゃいやなんだど」 「うー」 ジト目というにはきつ過ぎる目でこちらを見つめている 警戒心露わなんてもんじゃない (うー、こわいんだど。でもなんでこんなところにふらんひとりでいるんだど?) まだ見た目はどう見ても子ゆっくりだ、独り立ちするには小さ過ぎる こんな「明るい」時間帯に一人で出歩いているなんて妙だ 近くに親がいる様子も無い ひょっとして… (いえでしちゃったんだど?) 何でそうなる! この様子を見たら孤児とか、逸れたとか、親と死に別れたとか他に考えられる事があるだろ! (う?だれかおこってるんだど?) ハッ!誰もいません、気のせいです (うー、木のせいなんだど…) ふぅ、単純で良かった 「おちびちゃん、おうちはどこなんだど?」 「ふー!」 「わからないんだど?」 「ふー!!」 「おねえちゃんのこーまかんにくるんだど?あまあまさん、ちょっとならあるんだど?」 「ふー」 「こっちなんだどー」 誘拐は犯罪です、よいゆっくりは真似しちゃいけません っておい、そこのふらん、ホイホイついていかない! 地の文の制止なんて聞こえる訳も無くこーまかんへと二人は飛んでいく 二人の航跡に夕日を受け光る筋がたなびいていく こーまかん…即ちれみりゃの巣に着くなりれみりゃはあまあまを取り出した 「はい、ふらん。あまあまだど。」 越冬後辛うじて生き残っていたちびまりさをふらんに与える まりさと言っていたのを黒いのが好みなのだろうと受け取ったからだ 「ゆあああああ、まりさをたべないでぇぇえ!」 死を目前にしても尚何とか助かろうと虚しい命乞いをする 「まりさ!?」 ふらんの目がその名を聞き、輝く しかしそこに在るのはただの薄汚い饅頭 流れた涙もすぐに止まる 「ちがう…」 「ゆ?」 いきなり違うと言われ面食らうまりさ 泣くのも中断してしまう 「ちがう!おまえはまりさじゃない!」 「なにいってるの?まりさはまりさだよ?」 お前はお前ではない。そんな哲学的なことを言われ死の恐怖を忘れて反論する 「うるさい、しね!」 先程流した暖かい涙ではない、冷たい涙がふらんの頬に伝わる 尚も喚き続ける小饅頭の側頭部?に噛み付き、引く 饅頭皮の表皮が伸び、引き攣れる 「ゆび!や、やめじぇ。まりさ、ちぎれる、ちぎれちゃう!!」 「ちぎれろ!」 悲鳴を聞いても力を弱めるどころか、益々力をこめていく あまりに表皮を引き伸ばされたためまりさの目玉が押し出され、浮かんできた 「ゆぎぎぎぎぎ、おきょ!?」 目玉が飛び出ると同時に皮が破れ、餡子が流れ出ていく 「ゆぎいぃ、おべべがびえない!ああ、あんこさん、でていかないでね!でていかないでね!」 噛まれていた箇所が千切れた為、一時の間だけ自由の身になったまりさ。失われたパーツを求め這いずる 「しね!」 自分の目玉を探してのた打ち回るまりさにのしかかり、止めを刺す 「ゆびびぶbれる…」 言葉にならない断末魔をあげ、傷口から餡子を噴出し皮だけの饅頭となっていく 潰れて平らになったものから興味を失い、「まりさ」のお帽子に向かう 「まりさ、まりさぁ…」 お帽子に頬ずりしながら、虚空を見上げあらぬものを追い、その名を呟いた (うー、どうしたらいいんだど?) その後も色々与えたが、まりさを探して与えても食べずに泣き付き、そして潰すばかり 他のゆっくりにいたってはすぐに潰してしまう このまま何も食べないのでは直ぐにゆっくりしてしまう (そうだど。あかちゃんはゆっくりがたべられなくてままがかんであげるんだど!) 「ふらん、あまあまだど~♪」 手にしているのは葉に盛られたゆっくりの内容物 「れみぃおてせいのでぃなーなんだど、ゆっくりたべるんだど」 「ふー…うー♪」 食べた! もう、むしゃむしゃ食べてる 3日程、何も食べていなかったのを取り戻すかのように貪欲に体内へ餡子を取り込んでいく 子ゆっくりらしい食欲を発揮し、みるみる体形まで変わっていった そんなふらんを見つめ、目を細める (さいしょからむいてあげればよかったんだど♪) 「ふらん、おなかいっぱいになった?」 「う~」 「よかったんだどぉ」 れみりゃのいつでも笑っているような表情からは今一つ連想出来ないほど彼女はふらんの拒食に悩んでいた しかし、これからは安心してご飯を持って帰れる 真ん丸になって幸せそうにしているふらんをみてそっと胸を撫で下ろした 「ふらん、れみぃかりにいってくるんだど。ゆっくりおるすばんしててね」 「ふー」 あれから数日経ち、ふらんも若干ながられみりゃに懐き始めた 時折彼女の顔に何かを投影して見るようなしぐさをする (うー、でもいつまでもかくまっているわけにはいかないんだど) 未だにれみりゃはふらんが家出したものと思っていた 時折自分の顔をじっと見ているのはきっと家族の誰かを思い出しているんだろうと (やっぱりさみしいんだど…でもれみぃがおかあさまをみつけてあげるんだど!) そう気合を入れいつもは踏み込まない夜の世界へと飛び込んでいった 前方に胴無しれみりゃの姿が見える (うう、ひとにあうのはひさしぶりなんだど…) 意を決し声をかける 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりs…ふん」 挨拶を返そうと振り向いた所で冷めた顔になり、飛び去ってしまう (うううう、やっぱりなんだど…) 落ち込みつつも次の相手を探す 自分よりやや小型な胴付を見つけた 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり…」 これもまたれみりゃの顔を見るなり飛び去ってしまった そんなことをもう何回繰り返しただろうか れみりゃはすっかりベソをかいていた (うぁぁ、やっぱりくるんじゃなかったよ…) 拭っても拭っても溢れていく (ふらん、ごめんね…れみぃおかあさんさがせそうにないよ…) 家を出てきた時の勢いは消え失せ、しょげかえり肩を落として家に向かうれみりゃ 「ふー、あまあま…見つけた!」 (うわああああみつかった!!!) 数体のふらんに道を塞がれる しかし、これは良い機会だ。勇気を振り絞り問いかけた 「き、ききたいことがあるんだど!」 「う?なんだ?」 命乞いは聞かないとばかりに強い目で見つめてくる 固めた勇気が粉砕されそうになるも、何とか踏みとどまった 「いえでしたふらんをみつけたんだど…ふらんたちはなにかしらない…?」 「そんなこは…しらない…」 「いえでされるようなまぬけはふらんのところにはいない…」 「「「だからゆっくりふらんにくわれろ!」」」 「ゆわあぁぁぁああぁぁぁああああ」 れみりゃ、絶体絶命のピンチ ふらん達の晩餐になろうという正にその時 「やめろ!」 横合いから響く声 「ふらん!」 そこには家にいるはずのまりさ帽ふらんがいた 「どうしてここに…」 「ふらん、しんぱいだった…」 補足すると普段夜に出かけないのに今日に限って夜に出かけて行き、そして帰りが遅いから心配して迎えに来たという事らしい 無口キャラは大変だ 「ふりゃんんんん」 もともと決壊しかかっていたれみりゃの涙腺が全開になる 姉の威厳なんてあったものじゃない 「れみりゃ…」 「う?」 「そいつに…おやはいない…」 そう言うなり哀れなものを見る目で二体を見て飛び去る その目は憐憫か、侮蔑か、はたまた両方か。兎に角ゆっくり出来ない気持ちをれみりゃに残した 「ふらん、ありがとう」 どうしたものか、兎も角ふらんたちを追い払って自身を救ってくれたふらんに向き合い礼を言う 言葉だけでなく胴付の特権でふらんの頭?を手で撫で付ける 「うー!」 うれしそうだ。今までこういった経験はなかったらしい 思い切って今まで聞けなかった家族の事について聞いてみる事にした 「あいつらがいってたことはほんとうなんだど?」 「うー…」 よく分からないが否定してない事は分かった 何らかの事情で親を亡くしてしまったのは確かなようだ 「それならきょうかられみぃがふらんのおねえさまになるんだど!」 「おねえ…ちゃん?」 「ちがうど、おねえさまなんだど。れでぃならそういうんだど」 「うー…おねえさま?」 「う!!えらいど、ふらん。れみぃがおねえさまになったからにはふらんをりっぱなれでぃにしてあげるんだど!」 「うー」 気張ってふらんを家族にすると言い切りはしゃぐれみりゃ その姿がふらんの目には彼女の姿にダブって見えた (こんどは…まもれた…) それかられみりゃはふらんに狩の仕方やお歌、踊り(覚えなくて良いぞ、ふらん!)巣作りなどを教え捕食種としての基本的な技能を教えた 初めは興奮して潰してばかりであったが徐々に感情のコントロールが出来るようになりまりさ種以外は狩れるようになった しかしあのお帽子を見ると我を忘れて飛びつき、潰してしまう そこは気になったが他の種の獲物だけで生活は十分出来る為、徐々に治せばいいと気楽に考えていた また時折ふらっと外出して行くことがあった その時のふらんは「まりさぁ…」と呟きあらぬ物を見るような目つきでとても正気には見えない 何度か心配してこっそり後をつけていった 「まりさ…」 「ゆ?ふ、ふらん!!」 「おまえじゃない!」 敵を見るような目で睨み付け口に銜えた枝でそのまりさを切り裂いていく 「やべ、やべて…じぬ…」 彼方此方から餡を漏れ出させのたうつまりさ 意味の無い命乞いの言葉を吐く 「死ね!」 「ゆ、ゆんやあああああああ」 目を貫通した枝は眼窩に留まらず体内へと躍り込み餡子を攪拌する 「ゆぎいいいいい!」 「死ね、死ね、死ねええええええ」 悲鳴も上がらなくなり、ただ刺される度に僅かに震えるのみになってもまだ突き立てる しかしそれすら起こらなくなり、痙攣し続けるだけになるともうそれへの興味は薄れてしまった そうして単なる餡子の塊となった物を捨て置き、次の哀れな代替物を求め森を彷徨った (うう、これはまずいんだど…) あのような無防備な状態では何時か返り討ちに会う しかし、何度か制止したが聞く耳を持たず、時として牙さえむいた (どうしたらいいんだど…) れみりゃはやれることはやった 姉として愛情を注ぎ、ゆっくりとしての行儀を教えた しかし、彼女はお姉さまであって母でも恋人でもない れみりゃにはふらんの心の傷を埋める事が出来なかった ゆえにふらんの外出を心配しながらも黙認せざるを得なかった だが、それが事件を引き起こした その日、何時もの如くふらんはまりさの幻影を求め昼間に森を彷徨う 幾体か発見したが何れも「まりさ」では無く、虚しく餡塊と化すばかりであった 暫くさがし続けるとそのまりさは居た お帽子を無くし、力なく蠢くその姿は正に「まりさ」の最期を脳裏?に甦らせ、ふらんを惹きつけた 「まりさ!」 驚かせない様に地上へ降り立ち、駆け寄っていった 「ゆう?」 唐突に声をかけられ振り返る まりさの目に飛び込んで来たのは 「ゆ、それはまりさのおぼうし!ゆっくりまりさにわたすんだぜ!!」 ふらんの頭に載っている「まりさ」のお帽子 言うや否や、相手が捕食者ということも省みず襲い掛かる帽無しまりさ お飾りにかけるゆっくりの執念は凄まじい 時として自身の命も投げ出してそれを守ろうとする このまりさは正しくその典型だろう 無くしたお帽子の代わりを求め、捨て身でふらんに飛び掛っていく 「まりさ…じゃない…」 ふらんの目に涙が満ちる しかし、気を抜く事無く、迫り来る饅頭を躱す 「あたらな…ゆぎぃ!?」 躱した積もりだったが執念の饅頭は予想を超える速さで迫っていた 片羽を食い千切られ苦痛に呻く 「これで、にげられないんだぜ!」 血?走った目で睨み付けてくる これまで色々な事があったふらんだが自身の体を傷つけられたことは今まで経験したことが無かった 痛みで動けない だがこのお帽子を渡す気など更々無かった 「おまえは「まりさ」じゃない…これはまりさのだ…」 お前はまりさではない お帽子を無くし、アイデンティティーを喪失しかかっていたまりさはそう言い切られ激昂した 「ゆがああ、うるざい!ざっざとわたぜえええ」 どこに隠し持っていたか、あるいはいつの間に拾ったのか口に枝を構えふらんに迫る 「ゆぎぃぃいいぃ」 躱そうとするも体に走る痛みでうまく動けなかった あんよから頬までざっくり切り裂かれる 途轍も無い痛みによろめき、後ずさる その先には… 「ゆあああああああ、ばりざのおぼうじがああああああああ」 崖があった あまりの苦痛に気を失いかけてもしっかりとお帽子を銜えるふらん お帽子と共に崖下に転落していった …… … 「ゆう、おそくなっちゃったよ…」 その日狩に出ていたそのゆっくりは帰り道あるものを見かけた (ゆう?あのこなにしてるんだろう?) 道端でじっとしているゆっくりだ だがこんな時間、こんな場所でゆっくりしてるのは如何にゆっくりとはいえ変だ (どうしたんだろう…) 「ゆっくりしていt」 近付いて行くとその理由が分かった 「ゆゆ!?ひどいけがだよ!ゆっくりしないではこぶよ!」 「まり…さ…」 陽気な手巾、発条探す 時計の三針、進まず回る 陽気な手巾、途方に暮れる 壊れた時計、霧中で落ちた どうもこんにちは、うんうんあき(anko715)、ひょっとしたらしーしーあき(anko663)です。 やっぱりポエムは自分には難しいですね。て言うかこれ詩じゃないだろ。 まあ、残念な出来です。上下はスルーしてください。 地の文無双です。訳が分かりません、何でこの人今回張り切ってるの? (気が)ふれてるふらん、なんかいい響きだと思いません? 若干色々隠してみました。チラリズムというやつだね! 次回最終回、まあ、大した波はもう来ません。安心してご覧ください。 上げ潮とは限りませんが。 では次回でお会いしましょう! ふたば系ゆっくりいじめ 468 ありす観察日誌 ふたば系ゆっくりいじめ 556 ゆっくりこしていってね! ふたば系ゆっくりいじめ 606 うんうん ふたば系ゆっくりいじめ 620 ゆうかを量産工場 ふたば系ゆっくりいじめ 626 U.N.オーエンは彼女なのか?前半 ふたば系ゆっくりいじめ 639 U.N.オーエンは彼女なのか?~可愛い時計 By 観察あき(仮)◆uflAnDreiI
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流産の果てに 9KB ※漫画あきさんのネタふりに触発されて書きました ※独自設定垂れ流し 「ゆぎゃああああああ!」 ゆっくりの巣の中。れいむの絶叫が響いた。 ほんの昨日まで、この巣の中を占めていたのはしあわせな音だけだった。 胎生型のにんっしんしたれいむ。出産まであと少しになったれいむは、毎日ゆっくりとし たおうたをお腹の中の子供に聞かせていたものだ。 ツガイのまりさもまた、赤ちゃんが産まれるのを楽しみにしていて、毎日お腹のあかちゃ んに明るく話しかけていたものだ。 「れいぶぅぅぅ、れいぶぅぅ!」 今、まりさの口から出るのもまた苦しげな声だ。その頭の中には赤ちゃんの心配など無く、 れいむの身を案じるだけだった。 なぜなら、赤ちゃんを心配する必要はもうないからだ。 赤ちゃんは、死んでしまった。 流産だった。 しあわせは無くなった。苦しみと悲しみだけが、この巣を占める全てだ。 「む、むきゅ……!」 産道半ばで死んでしまった赤ゆっくり。このまま放置しては、赤ゆっくりの腐敗と共に母 体まで雑菌に犯され、腐って死ぬことになる。 そう判断したのは群れの長ぱちゅりーだ。 そして今、れいむを救うべく長パチュリーは「摘出手術」を行っていた。 まりさのオールを使って、腐った赤ゆっくりを掻き出す。ただそれだけの、原始的な手術 だった。 知識はあっても力と技術のないぱちゅりーのすること。れいむのまむまむはどんどん傷つ いていく。それなのにず赤ゆっくりの摘出は遅々として進まない。 だが、それでもやるしかない。 この過酷な選択をしたのは、 「れいむをたすけてほしいよ……!」 れいむを本心から心配したまりさだった。 ぱちゅりーは長として辛い役目を必死に務めようとする。 悲惨な出来事だった。 誰もが同情すべき、不幸な事故のハズだった。 だが、周りで見守るゆっくりの中には、まりさへ冷ややかな視線を送るものが何匹か居る。 この悲劇のの原因が、同情を阻む。 にんっしん中のれいむに、まりさがすっきりーをしたことが、流産の原因だったのだ。 流産の果てに 手術は辛うじて成功した。 ぱちゅりーにより、赤ゆっくりは摘出された。 だが、「それ」を見ても誰も赤ゆっくりとは思うまい。バラバラに砕け散った餡子。その 中に散らばる目になりきれなかった白玉。歯になり損ねた無数の飴細工。それらが混ざっ たものは、ゆっくりをして同族とはわからない状態だった。 れいむの状態もまたひどいものだった。 あかゆっくり摘出の際、オールでかき回されたまむまむはもはや再生不可能な状態だった。 今は湿った葉をつけられ餡子の流出を押さえられている。気休めのようなものだ。 だが、それでも。 犠牲は大きかったものの、れいむの命は繋がった。 「れいむぅ……れいむぅ……」 ツガイのまりさはれいむにすり寄る。 涙を流し、れいむの命が助かったことを喜んでいる。 「まりさ……」 傷ついたれいむには、その優しさが嬉しかった。それが唯一の救いだった。 「むきゅ……あとはえいようをつけて、ゆっくりすることね……」 仲睦まじくよりそう二匹をあとに、長パチュリーを初めとした群れのゆっくり達は去って 行った。 昨日まではしあわせが占めていた巣。そこは、過酷な苦しみを経て今は、深い悲しみに覆 われている。 だが、まだ暖かさを失ってはいない。 先ほどまりさを冷ややかな目で見ていたゆっくり達も、考えを改めた。 すっきりーしてしまったのは何かの間違い。このツガイなら流産の不幸を乗り越えられる に違いない。 傷つきながらも微笑むれいむと、涙を流しよりそうまりさは、そう思わせるに十分なほど ゆっくりしたものだったのだ。 「れいむ! すっきりーするのぜ!」 翌日の夜のことだった。まりさが必死に集めてきた栄養のあるごはんの数々。それを口に し、れいむがようやく少しばかり元気を取り戻した頃。まりさはそんなことを言い出した。 「ま、まりさ……何を言っているの……?」 「すっきりしたいのぜ! むらむらなのぜ!」 「なにいっでるのぉぉぉ!? きのうあかちゃんがしんじゃったばっかりでしょぉぉぉ!?」 れいむにはまりさが何を言っているのか理解できなかった。 まりさはれいむのことを愛していてくれるはずだった。「いっしょにゆっくりしよう」と プロポーズしてきたのもまりさの方からだった。 それに、まむまむが完全に壊れたれいむは、もう普通のすっきりーができない。それを承 知でまりさは摘出手術を受け入れたはずだ。 もう子供ができなくても、れいむを大事にしてくれる。まりさは昨日、そう誓ったはずな のだ。 流産は辛いでき事だった。だが、二人でそれを乗り越えたのだ。 それなのに、不幸の元凶である忌まわしいすっきりーを。それも流産手術の翌日にしたい なんて。れいむの餡子脳にはまるで理解できない。 しかし、まりさの餡子脳はあまりにも単純明快だった。 「れいむとすっきりしたいのぜ! もうあかちゃんができるしんぱいもないし! りゅう ざんすることもないからおもうぞんぶんすっきりできるのぜ! まむまむがなくても、す ーりすりならできるのぜ! まったくもんだいないのぜ!」 まりさはれいむを愛していた。群れ一番の美ゆっくりであるれいむを愛していた。 だが、愛していたのはゆっくりとしてれいむではない。その外見だけだった。 だから、あの手術には問題なかった。確かにまむまむは再生不能になってしまう。 しかし、れいむの綺麗な髪も素敵なおりぼんも、野生にしてはもちもちした美しい肌も変 わらない。まりさの好きな場所はそのままだったのだ。 オマケに面倒な子育てをする心配もなくなった。まりさにとってはいいことずくめなのだ。 「すーりすり! やっぱりれいむのおはだはさいこうなのぜ! きもちいいのぜ!」 まりさは一方的にぬるぬると性欲に濡れた身体をれいむへとこすりつけた。 摘出手術の影響で、れいむはあんよも傷つきまともに動かなくなっている。逃げることは できない。 いや、仮にあんよが無事だったとしてもれいむは逃げようとしなかっただろう。 理解のできない絶望に満たされたれいむにできることは、ただ涙を流すことだけだったの だ。 だが、れいむの絶望はそこにとどまらなかった。 「まりさ……そのありすはだれなの?」 「まりさのすっきりーふれんどなのぜ!」 ある日、まりさはゆっくりありすを連れてきた。れいむに継ぐ群れで評判の美ゆっくりだ。 妙になれなれしくまりさにすり寄るありすをれいむが見咎めたのだが、二匹は悪びれる様 子もない。 「すっきりーふれんど……?」 「れいむとすーりすりするのはきもちいけど、ぺにぺにがさびしいのぜ! だからありす のまむまむがひつようなのぜ!」 れいむは目を剥いた。もはやまりさの倫理観は理解の及ばないものだった。 「あ、ありすは……それでいいの……?」 「ありすはとかいはだから、べ、べつにまりさとすっきりーしてあげてもいいわっ!」 そして、まりさとありすはれいむの目の前ですっきりーを始めた。 その光景は理解の範疇を逸脱していて、れいむはただ、「ゆ、ゆ、ゆ……」と、壊れた機 械のようにうめくばかりだった。 やがて、まりさとありすのすっきりーはクライマックスを迎える。 まりさはもう子供を持つのは嫌なのか、精子餡をありすの中に注ぐことはなかった。 「ん、んほぉぉぉ! すっきりー!」 すっきりーの直前、まりさはぺにぺにを引き抜く。 その向く先は……こともあろうに、れいむだった。 れいむの肌に、髪に、おりぼんに。汚らしいまりさの精子餡が飛び散る。 「れいむぅぅぅ! せくしーでかわいいのぜぇぇぇ!」 そして今度はれいむへとすり寄ってきて、性的なすーりすーりを始める。 もはや絶望のあまり思考すら手放したれいむは、身体をすり寄せてくるまりさに反応する ことなく、ただうつろな目で地面を眺めるだけだった。 そんな狂った日々がしばらく続いた。 狂気の地獄はずっと続くかと思えた。 だが、ひとつ。決定的な変化が訪れた。 まりさがにんっしんしたのだ。 「どうしてなのぜぇぇぇ!?」 まりさには身に覚えがなかった。 すっきりーふれんどのありすがにんっしんするのならまだわかる。 ゆっくりの避妊に完璧などありえないからだ。 だが、まりさがにんっしんする。これはまったくありえないはずなのだ。 しかも、異常はそれだけにとどまらなかった。 「むきゅ……これはりゅうざんね……」 まりさは胎生型のにんっしんをしていた。普通なら生まれておかしくない日数が経ったの に、一向に生まれる気配がない。長に相談したところ流産であることがわかった。 「れいむ……どうする?」 あの日。 れいむが流産した日。まりさにしたのと同じ質問を、ぱちゅりーはれいむへ問いかけた。 れいむは希望に満ちた瞳できっぱりと答えた。 「しゅじゅつはしないよ! もしかしたらまだうまれるかもしれないし、まりさならきっ とだいじょうぶだよ!」 「れ、れいむぅぅぅ!?」 まりさが驚きの声を上げるが、れいむは微塵もゆるがない。 誰にとっても予想外の回答だった。 こうなるとぱちゅりーにも手は出せない。流産の手術は、ツガイの了解を取らなくてはな らないというのが群れの掟だったのだ。 「むきゅ! それならあかちゃんがうまれるかどうかはっきりするまで、むれでえんじょ するわ!」 ぱちゅりーはれいむを摘出手術で苦しめた負い目からか、そんな約束をした。 これであんよが不自由で動けないれいむと身重のまりさのツガイでも、どうにか生きてい けるだけの食料が手にはいることになった。 そして。 まりさのくるしみの日々が始まった。 「れいむぅぅ……まりさ、ぽんぽんがいたいよぉぉぉ……」 「あかちゃんががんばってるんだよ! まりさもがんばらないとだめだよ!」 「ゆぅぅぅ……まりさのおはだ、へんないろになってきたよぉぉ……くさってるんじゃな いのぉぉ!?」 「ちょっとちょうしがわるいだけだよ! よわきになっちゃだめだよ! 「でいぶぅぅ……まりざおがじぃのぉぉぉ……! へんなうんうんがでだのぉぉぉ! お めめみたいなのがまじってたのぉぉぉ……! いろもへんだったのぉぉぉ!」 「にんっしんちゅうはいろいろかわったことがあるんだよ! しんぱいしなくていいよ!」 まりさがいくら苦しもうとれいむはとりあわず、ただただ励ました。 食料を運びに群れのものが訪れることもあったが、苦しむまりさを甲斐甲斐しく世話する れいむを見て安心して帰っていく。すっきりーふれんどのありすはまりさと縁を切り、巣 に近寄ることすら無くなっていた。 だから、まりさの苦しみは終わらない。 赤ゆっくりの助かる見込みなど、初めからなかった。完全な流産であり、中の子供はとっ くの昔に腐って死んでいた。そしてまりさの身体もまた、ゆっくりと腐っていったのだ。 だが。 そんなまりさのそばで、れいむはしあわせだった。 苦しみ少しずつ少しずつ腐っていき、ゆっくりと死に近づいていくまりさの世話をするの がしあわせでたまらなかった。 そして、まりさは、 「もっど……ずっぎり……じだがった……」 最悪な遺言を残し、れいむに見守られながら、永遠にゆっくりした。 まりさがにんっしんした理由。 それは、れいむとのすーりすりだった。通常ゆっくり同士の交尾では、主導権を握ったも のがにんっしんすることはない。また、すーりすりでにんっしんするのは植物型にんっし んが普通だ。しかも特になにをするでもなく流産となった。 まりさのにんっしんは何からなにまで異常だったのだ。 それがれいむの壊れた性機能によるものか。 あるいはれいむの壊れた心によるものだったのか。 それは、わからない。 ただ、れいむは最後までしあわせに微笑んでいた。 まりさの死を看取ったあと、動かないあんよにむち打ち崖までいき、そこから身を投げた ときも。 れいむはしあわせな気持ちで、実にゆっくりとした顔で微笑んでいた。 了 by触発あき 元ネタ絵 by漫画あき 触発あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓お前もどうかと思う -- 2016-03-28 22 25 38 まあ確かに↓の人に一理あるけど書いてあるよね 他人が不快になる発言はよそうってさ まあ確かに人には一人一人個性がある 俺が言うような事じゃないんだけどもね? それがゆっくり虐待が好きだったり 嫌いだったりするだけの事 -- 2013-07-29 07 28 45 ゆっくりをいじめやつ しねーーーーーーーーーーー!!!!!!! 主にコメントしてるやつしねーーーーーーーーーーー!!!!!!! ゆっくりをいじめてなにが良い かわいそうだよ バカなのしね! -- 2013-07-17 21 59 37 SSに出てくるゲスなやつって人間でも有り得る奴が結構居るな、最後の台詞も最低だしまりさざまぁだな -- 2012-12-13 06 09 12 ↓x2新しい言葉を作りおってwww -- 2012-11-25 17 57 04 ↓x6ドナルド汚すなw -- 2012-09-03 21 13 02 すっきりふれんど略してすふれ -- 2012-07-27 12 12 48 ひでえまりさだな… -- 2012-01-15 19 32 32 Wiiこれみてたが 「もっど………すっぎり…………じたかった」 これ見た瞬間Wii投げつけたわww 死に際の言葉がなんじゃいなww、さすがゆっくり言いたくはないが体積分の4の1程度しかない頭(←俺設定)だからなw -- 2012-01-15 02 58 36 ↓×5荒らすなKS死ね -- 2011-12-23 11 15 08 あいうえお -- 2011-07-29 15 42 00 アラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -- 2011-07-29 15 41 12 死ね死ね消えろ-☆ -- 2011-07-29 15 40 47 ランランルー☆ -- 2011-07-29 15 37 59 ドナルドです。 -- 2011-07-29 15 37 03 まりさややりちんなんだぜ。だから、やりたいときにやるんだぜ。 -- 2010-09-13 01 38 55 どっちもゲスだから死んで当然 まぁ所詮ゲスの番はゲスだってことだ -- 2010-07-25 22 18 24 初めてれいむ種が可哀想と思ったよ しかも心情どうであれ、結果として群れの重荷にならず自決・・・ゆっくりにしておくのには余りに惜しい -- 2010-07-12 00 42 25 おお、ぶざまぶざま -- 2010-06-19 16 25 22 やはりまりさ種はクズだな -- 2010-06-17 00 49 33
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[部分編集] 俺様に任せるんだなっ! Lv 回数 オーディエンス値 ステータス変動値 必要 変動+リミット変動 [自分]論防心防 スキル分類 赤/ バックヤード 1 7 18 0 0 0 -18 +9 +6 +8 +3 7 スキル種別 特殊スキル 必要行動ポイント ■□□□□ 対象 味方フォワード 4 39 -39 +18 +12 +16 +4 88 発動タイミング インタラプト 発動条件 相手ダメージスキル 効果継続時間 瞬間 7 67 -67 +30 +19 +27 +6 264 支持率変動値 +3% 必要支持率 0% 入手方法 10 - + + + + 550 スキル能力 アドヴァンス 備考 味方のムービングウォールと同性能 詳細 黎が昔団体戦のダブルスで、パートナーを執拗に狙う敵に激昂し編み出した技。その精神は今でも忘れていない。味方フォワードが攻撃を受ける際に使用するバックヤードスキル。即座にポジションチェンジを行い、自分が攻撃を代わりに受ける。
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注 「レイパーありすの敗北?」の関連作品 独自設定 虐待されないゆっくり有り ぺにぺにへの虐待有り ありすは夢を見ていた ありすはどこか薄暗いところにいる こうしている場合ではない 今日も田舎で暮らしている田舎者のゆっくりたちに”都会派の愛”を与えなければいけないのだ このありすは狡猾なレイパーだった 人間に飼われていた時があり、色々なことを学んだ ありすを飼っていた人間は、ゆっくりの虐待を趣味としていた 道端で子まりさを犯している子ありすを発見し、虐待道具として利用したのである このありすは生粋のレイパーだった ありすは人間に与えられるゆっくりだけでは満足しなくなっていた ありすは飼い主の下から去ると ちょっとした隙に人間の家に入って獲物を探した 飼いゆっくりをレイプしたことは一度や二度ではない もちろん野生のゆっくりは数え切れないほど犯した 襲ったゆっくりは、すっきりさせ続けて殺すこともあったし、 短時間にすっきりさせて子供を作らせ、去っていったことも何度もある ありすの子供がどうなったかなど、ありすは知る事がなかったし、知る気もなかった ただ自分だけがすっきりできればよかったのだ 「―――そう、おまえは少しゆっくりを不幸にしすぎたんだぞー。わかっているのかー?」 「あ゛でぃずにあ゛い゛さ゛れ゛て゛ふこうなわけがないでじょおおおお!!!ばかなのおおおおお!!?」 ありすの目の前に、一匹のゆっくりがいる そのゆっくりによって、ありすは死んだことを伝えられた 続いて、ありすが生前に犯した罪の内容を知らされた ゆっくりの罪を裁くのはゆっくりえーきだ 死後、ゆっくりの罪の重さは「ゆっくりの間で罪を犯したかどうか」が一番重視される 人間にとっては一見ゲスのように見える個体でも、ゆっくりに大して多くの善行を積んだゆっくりは「ゆっくり天国」へ ゆっくりに大して悪行を繰り返したゆっくりは「ゆっくり地獄」へ行く ただ、あくまで一番重視されるのが「ゆっくりに対して」というだけの話で 人間や他の動植物への罪を重ねれば当然「ゆっくり地獄」へ行き、重い罰を受けるのは言うまでも無い 自分の欲望のままに、多くのゆっくりを犯して殺したレイパー等は、大半が「ゆっくり地獄」行きだ 「おまえのせいで、不幸な子供がたくさんうまれたんだぞー?かわいそうだとおもわないのかー?」 「ありずのかわいいこどもをそだてない、まりさやれいむがわるいんでしょおおおお!!! いなかものたちに、せっかくとかいてきなこどもをあたえてあげたのにいいいいいい!!!」 「うーん、わかったんだぞー。自分の罪を認めようとせず、反省する気もなさそうなんだぞー。 おまえには、まず自分の罪を自覚することからはじめてもらうんだぞー」 そーだなー。おまえは、まずありすとして500回転生してもらうんだぞー」 「・・・ゆ?」 「ゆっふ~ん♪ふふん!とうぜんね!ありすは、あふれるあいによってぜんこうをつんできたんだから!! これでまたみんなに、あいをあたえてあげられるわねええええ!!!んっほおおおおおおおおおおお!!!!」 魂だけになっていても、ありすのぺにぺには天を向いていた 「・・・ただし・・・」 「ゆ?きょきょはどこかちら?」 長い夢から、ありすは目覚めた 「ゆっきゅりちちぇいっちぇね!!」 「ゆっきゅりちちぇいっちぇね!!」 (かわいいあかちゃんたちね、さっそくあいしてあげたいわ!!) さっそく周りにいる赤まりさと赤ありすを犯そうとするありす しかし体の様子がおかしい 生まれたばかりのありすの体はまだ未熟すぎる ありす種といえども、ぺにまむが形成され、発情するには、あと数日が必要だ それでも他種のゆっくりよりは早い段階で生殖が可能だ 体力の消耗が激しいため、犯す側でも、連続交尾は死に至る場合があるが (ゆうー!?なんてことなのおおおお!!!せっかくかわいいまりさがいるのにいいい!!!) 「ゆえええええええん!!」 「ゆ゛ーーーーーーーーーん!」 親がいなくて寂しいのだろう、姉妹が泣き出した (もう、うるさいわね!これだからこどもはいやなのよ!!) 転生赤ありすは、泣き声をうるさく思ったが、この場を離れる気にはならなかった 転生前の用心深さは、転生後もそのままだった 何しろここがどこかも分からないのだ それにいざというときには姉妹をおとりにして逃げる事が出来る 「みて、まりさよ!!」 遠くから声がした ありす、れいむ、まりさの3人の大人ゆっくりがこちらにやってくる 「たしゅかったわ!」 「ゆえーーーーーーーーん!!」 「ゆっぐぢぃぃぃーーー!!」 「ゆーーー、ゆーーーーー!!」 「ゆ、ゆっきゅりちちぇいっちぇにぇ!!」 (かわいさをあぴーるして、いちばんかわいがってもらうのよ。そして、もうすこしして、すっきりできるようになったら・・・ んほおおおおお!!!たまらないわああああ!!!) やってきた大人ありすは、赤ありすと赤まりさたちを、哀れんだ目で見る 大人ありすは、重い表情で後ろの二匹に話しかけた 「おねがいするわ」 「わかったよ、ありす」 まりさとれいむは一斉に飛び上がった 「ゆぴぃ!?」 「ゆぴゅっ!!」 「ゆきゃ!」 赤まりさと赤ありすたちは、一瞬で潰されてしまった (ゆゆ!?ど、どういうことなのおおおお!!!) 「ゆ!? ゆっきゅりちてにぇ! ゆっきゅりちてにぇええええ!!」 「かわいそうだけど、これがいちばんいいのよ・・・」 大人ありすもまりさとれいむと同じように飛び上がる 赤ありすの体に、これまで感じたことの無いほど激しい痛みが走る ブヂュリという大きな音といっしょに、赤ありすの意識は途絶えた 「このつぎは、やさしいおかあさんのところにうまれてね・・・ レイパーありすなんて、みんなゆっくりできなくさせてやる」 大人ありすは思う 母まりさを殺し、自分をこんな目に逢わせた母ありすは許せない いつか出会うことがあれば、自分が殺してやる 大人ありすが、たった今踏み潰した赤ありすが、自分を母まりさに生ませた、母ありすの生まれ変わりだということは 当然大人ありすも、死んだ転生赤ありすも知る由は無かった ――あと、499回・・・ 転生を終えたありすが目を覚ますと、視界がぐらぐら揺れていた (ゆううう!?どうなっでるのおおおおおおお!!!!) 頭の上で何かが千切れる感じがした 「ゆっきゅりちちぇいっちぇね!」 地に落ちると、条件反射で声が出る 親ゆっくりはこの声を聞いて、赤ゆっくりが無事に生まれたことがわかる 「んほおおおおおおおおおおおおおおおお!!!かわいいあがぢゃんねえええええええ!!!」 「ゆーーーーーーーーー!!!?」 赤ありすの目の前には、さっきのとは違う大人ありすが居た 2度目の転生、赤ありすはレイパーに犯されてる最中のまりさから生まれたのだ 「おかあさんににてかわいいこねえええ!おもわずすっきりしたくなっちゃうわああああ!!!」 「ゆ゛っゆっぎゅりぢでねえええええええ!!!?」 赤ありすの何倍もある大人ありすが激しく体をこすりつけてくる 「や゛め゛ぢぇえええええええええええええ!!!」 「うまれたときからづんでれなんで、なんでどがいはなのがじらああああああ!!!」 「ゆ゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 大人ありすのぺにぺにが、まだ未熟な赤ありすの下半身にあてがわれる ミニトマ程トの大きさしかない赤ありすに対し 大人ありすのぺにぺにの太さは、先っぽの方でも赤ありすの直径の2分の1はある 赤ありすの体は巨大なぺにぺにに押しつぶされ、巣の内壁にこすりつけられる ブチョ! 「ゆぎょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛おおおおおおおお!!!」 終いには、赤ありすの小さな体をぺにぺにが貫通していた 「んほおおおおおおおお!!!ぎづぐでき゛も゛ち゛い゛い゛いいいいいいい!!! ず、ずっぎりーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 「ゆ・・・げ・・・」 体をぺにぺにで引き裂かれ、虚ろな目で大人ありすを見る赤ありす レイパーありすから放出されるクリーム精子 赤ありすの体内に生暖かい感触が広がってゆく そして思い出す 自分も同じように多くの赤ゆっくりを犯してきたことを (この・・・ありすも、しんだあと・・・お、な、じ、な・・・の・・・か・・・ し・・・ ら・・・) それが赤ありすの最後の思考だった ――あと、498回 次に赤ありすが目覚めたのは、冷たい水槽の中だった 毎日決まった時間にパサパサした餌と水が入れられた 目覚めて数日 赤ありすの水槽の中に、同じくらいのまりさが入れられた 「ゆっきゅりちちぇいっちぇにぇ!」 「ゆっきゅりちちぇいっちぇにぇ!」 それと同時に、虫篭に入ってきた指によって赤ありすは体を振動させられていた 「ん、んひょおおおおおおおおおお!!!」 「ゆ?ゆ?ゆっきゅいちちぇにぇ・・・」 転生赤ありすは過去を思い出していた そうだ、これは前に人間に飼われていたときと同じだ ありすを飼っている人間は、ありすにレイプさせることによって、目の前のまりさをいじめたいのだ やっと、やっとお預けだった”すっきりー!”ができる! これからは思う存分、やりたい放題だ 赤ありすから豆粒ほどのぺにぺにが現れる 「まりしゃ、きゃわいいいいいいい!!!」 「ゆー!?ゆっきゅりちちぇねー!!」 戸惑いながら逃げようとするまりさ 水槽が狭いので、この状況ではありすに分がある ありすがまりさに一センチのところまで近づいた、その時 「ゆぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああ!!!!!」 赤ありすの悲鳴が響き渡った 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああああああああ!!!」 二度目は更に大きい悲鳴だった 今まで一度も味わったことの無い、激しい痛みを感じ、硬直したまま動けない 赤ありすのレイパーモードは、一瞬で解けてしまった それもそのはず、赤ありすのぺにぺにには、針が突き刺されていたのである 一度目は上から、二度目はぺにぺにの先端から突き刺され、胴体のカスタードに達した 「ヒヒ・・・」 頭上から人間の声が聞こえ、ぺにぺにから針を抜く 「ぴゅえ゛え゛え゛え゛、ええええええええ・・・」 抜かれた針の穴から、カスタードクリームが漏れている 赤まりさはおびえながらそれを見ていた この人間がゆっくりの虐待を趣味としているのは間違いなかった ただ今回虐待の対象になったは、赤ありすの方だった それからは赤ありすにとって地獄だった 「ぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああ!!!!」 「ゆ゛み゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛いいいいいいいい!!!」 「ゆ゛びゃ、ゆ゛びゃ、ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛ あ゛ あ゛あ゛あ゛ああ!!!」 人間に無理やり発情させられては、ぺにぺにを傷つけられる毎日が続いた まず多いのは切断されることだ ぺにぺにを縦に真っ二つにされる 何個かに輪切りにされる 中心に裂け目をいれられ、くっつかないようにビーズやビー玉を通したままにされる このような虐待が毎日毎日続けられた 傷ついたぺにぺには、小麦粉とオレンジジュースで回復させられては、また傷つけられた 切断は、与える痛みが大きい割には、回復させやすいのである 次に多かったのは針で穴を開けられることだ これも回復させやすいので、子ありすのぺにぺにには間違いなく千回以上針を刺されただろう 「ゆぴぎぃぃぃぃぃ!!ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あっ!!!」 ぺにぺにに釣り針を通されて釣竿で吊り上げられ、無理やり振り回され、ぺにぺにがちぎれ飛んだこともあった 同じような虐待では、台の上に刺さった釘にぺにぺにを結び付けられ、バンジージャンプをさせられたりもした 「ゆびゃぎゃああああああぁぁぁぁぁ・・・!ゆべじっ!?」 ぺにぺにはちぎれ、子ありすは顔から地面に突っ込み瀕死になった 人間は、ぺにぺにの治療が終わると、キャップのようなものを被せて子ありすの体にきつく固定した これは、子ありすに自慰をさせないための処置だった ぺにぺにの負傷がそれほどひどくないときには、引き伸ばされて固結びにされた こちらは痛みが一日中続く分キツかった 子ありすには、最低限のパサパサの餌しか与えられなかったが いっしょに飼われていた子まりさは、人間と同じ食事、お菓子を毎日与えられ幸せそうだった 人間は子ありすの虐待の最中、まりさに「笑え」と命令した 子まりさは、子ありすに襲われそうになったことで最初こそ怖がっていたものの、 人間も子ありすも、まりさに危害を加えることが無さそうだと分かると、命令どおり、子ありすの痛がっている様子を笑った そのうち、子まりさも子ありすの虐待を心から楽しんで見るようになった 子ありすにとって、前世では何度も犯してきた飼われまりさ そんなまりさに嘲笑されながら手を出せないのは、子ありすにとって想像以上の屈辱だった 「ば~きゃ、ば~きゃ♪ぺにぺにきられちゃうありしゅはみじめだにぇ! む~ちゃ、む~ちゃ、ちあわちぇ~♪」 「ゆみ・・・ ぎ・・・」 毎日気が狂いそうな痛みを与え続けられる子ありすは、まりさの言葉に反応する元気も、次第に無くなっていった 子ありすは、こうして大人にまで育った しかし長い間傷つけられたぺにぺには、完全には回復しきれない日もあったらしい ありすも、興奮してぺにぺにを出すと虐待されることが分かっているので、発情することに恐怖をかんじるようになった ありすは人間でいう「インポテンツ」と「鬱」が併発した状態になり、全く発情しなくなってしまった 「おでぃがいでずぅぅ・・・あでぃずを、ごろじでぐだざい・・・おでぃがいじばず、おねがいじばず・・・」 ある日、人間はありすに言った 「・・・いいだろう、殺してやろう。もうお前には飽きた」 「ありがとうございまずうううううう!!!ありずをごろじでぐれでありがどうございまずううううう!!!」 人間はありすに何かを飲ませ、ありすを持ち上げた ありすの下半身に慣れ親しんだ感覚がよみがえる 人間が与えたのは、バイアグラのようなもので、発情させずにぺにぺにだけを露出させる薬だ 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛ああああ!!!だめ゛え゛え゛え゛えええ!!!ぺにぺにい゛だい゛の゛や゛だあ゛あ゛あ゛ああああ!!!!!」 泣き喚くありす ありすは乱暴に投げつけられる 「ゆ゛ぐ!ゆ゛ー・・・」 「さーて、じゃああの世でゆっくりしてね、ありす」 人間は、手に持った太い木の棒を、ありすのぺにぺにに思い切り打ちつけた 「ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あああああああああああああ!!!!」 そのまま、ゴリゴリと木の棒を動かす 「ぎゅばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああああああああ!!! ゆ゛ぎゅう゛ う゛ う゛ う゛ う!! ゆ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛!!!」 3、4回 回転させると、ありすのぺにぺには完全にすり潰されて無くなった 木の棒は、続けてありすの頭頂部や目、歯などに打ち付けられ、次々に破壊していく 人間は”すりこぎ”でありすを丸ごと潰しているのだった 「ゆ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!! ゆ゛ ぎ ゃ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛!!!! ~~~っ゛っ゛!! ーーーーー!! …! …」 ありすは完全に潰された カチューシャや、歯、目も丸ごと ありすを丸ごとつぶした”生地”は、このあとさらに滑らかに加工され、固めて焼かれる 人間の虐待趣味がてら作り出された、「レイパーありすのケーキ」である レイパーありすの嫌う”ぺにぺにへの虐待”を赤ありすの頃から行い、成体まで成長させるという手間隙かかったこのケーキは 一口食べれば食通をも唸らせる程の美味だと言う 「ゆゆ~♪ばかなれいぱーがしんだね!とってもまぬけなおかおだったね!おにいさん♪」 「・・・そうだな・・・ 間抜け顔のありすは死んだな・・・ ひひ・・・」 ドムッ 「ゆぎゃあああああああああ!!!いだいいいいい!!」 「ヒヒ・・・」 「な、なにずるの、おにいざん!!?」 「・・・鈍い奴だな、次は、お前だよ」 「ゆ?ゆゆーーーーーっ!?」 人間は、ありす専門に虐待しているわけではなかった 次は、「人間に大事に育てられている」と思い込んだまりさの番だ ――あと、497回 ========================================================================== 時は、赤ありすが最初の転生をする直前にさかのぼる 「・・・ただし、おまえは500回生まれ変わるけど、その間、一回もすっきりーできないんだぞー でも、他のゆっくりからすっきりーさせられることはできるんだぞー」 「ぞ、ぞんなのどがいでぎじゃないいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「さあ、それじゃあ転生がはじまるぞー、ゆっくり罪を償うんだぞー」 「まっでえええええええええええええええ!!!」 こうして、レイパーありすは「自分から”すっきりー!”できない」生涯を500回経験しなければいけなくなった ========================================================================== ぺにぺにを虐待された後、生まれ変わっても、ありすは自分からすっきりできたことは一度も無い 意を決して木の洞で「ひとりすっきりー!」をしようとしたら、隠れていた蜂にさされ何倍にも腫上がった ぺにぺにはそのまま使用不能になった その後の転生では、ぺにぺににカビが生え、腐り落ちた 人間に捕まってぺにぺにをエアガンで射撃され、弾けとんだなんてのもあった あれから何度目の生涯だろうか ぺにぺにへの激しい痛み、度重なる恐怖はありすの魂に完全に刻み込まれた ありすは、転生をしても発情することが完全に無くなった 今まですっきりーのみに幸せを感じていたありすは、すっきりー以外のことに幸せを求めざるを得なかった そして、ありすは、ある美しいまりさに恋をする ありすは、こちらからすっきりさせることができなくても、まりさの赤ちゃんを孕むことはできることを思い出した ありすは、この美まりさと結婚し、子供を生みたいと思うようになった ありすからまりさへのプロポーズは成功し、二人の巣も完成した いよいよ今夜、二人は初すっきりー!を迎える 「んほおおおおおおおおおおおお!!ありすかわいいわああああ!!!」 「や゛め゛ろ゛お゛お゛お゛お゛おお!!あ゛でぃずの゛すっきりーはまりさのためのものなのおおおおおおお!!!」 美まりさに恋したありすも、類まれなる美ありすに生まれ変わっていた まりさも美しかったが、彼女の方もありすの美しさに魅了されたのだった 普通ならありす同士での交尾はあまり無いのだが、この美ありすにはレイパーありすも黙っていなかった まりさ不在の一瞬を狙い、美ありすの背後から襲い掛かったのだ 「すっきりーーーーーーーーー!!!」 「ゆー♪すっきりしたわ♪かわいいあかちゃんをゆっくりそだててね、ありす♪」 「ゆえええええ・・・ ありずにあがぢゃんできちゃったよおおおお!!!」 蔓に栄養分をとられて、満足に動くことができないありす 蔓に成った実は、赤ありすに成長を始めている 「かわいいあかちゃんをそだてて」だと? バカを言わないで欲しい!ありすが欲しいのは、愛するまりさとの子供だけだ 体力が落ちて、何もできないまま時間が経ち、ありすの頭の蔓から、赤ありすたちがこぼれ落ちてくる 「ゆっきゅりちちぇいっちぇね!!」 「ゆゆぅ♪」 「ゆぅ、ゆぅーーん♪」 赤ありすたちは、母ありすに愛おしそうにすりすりしてくる 「ゆぎぃぃ!!とかいはなありすは、いなかもののありすのあかちゃんなんてそだてたくないのにい!!!そ、そうだわ!!だれかにみつかるまえにころせばいいのよ!!!」 ありすはジャンプして赤ありすたちを踏み潰す 「「「「ぴゃあああああ!!」」」 その時だった 「なにじでるんだぜありずううううう!!!!」 「ま、まりさあああ!?」 食料を集めるために出て行き、巣に帰ってきたまりさと目が合う この群れでは、たとえレイパーに作らされた子供でも、殺すのは禁忌である 「あでぃずが、そんなありすだとはしらながっだんだぜええええ!!! このげすありすううううう!!!おまえはさいていのくずなんだぜええええ!!! ごみありすはみんなにせいさいされるがいいんだぜえええ!!!」 「どぼぢでええええええええ!?どぼぢでごんなごどになるのおおおおおおお!!!!!」 ――あと、299回・・・ まだまだ先は長い・・・ おまけ 「うーっ、今日もあの時間なんだぞー・・・」 閻魔は、「罪人を裁く罪」の報いに、熱して溶けた鉛を飲むという ゆっくりえーきが罪の報いに飲むのは、ジョロキアのジュースだ 「えーい、一気にいくぞー!!」 「むぐ、むぐぐ・・・ ゆげばあああああああああああーーーーーー!!!!!」 えーきは体内の鶯餡をところかまわず吐き出し、そのまま気絶した 明日も仕事が待っている