約 1,141,820 件
https://w.atwiki.jp/duelrowa/pages/167.html
夢もなく、希望も失せたこの殺し合いの地において 天使のように純朴で澄み切った心を持つ少年がいた…… だが、彼の…は…… ここはこの殺し合いの会場の中にある、古びた洋館…… そこにはうずくまりながら大粒の涙を流し続ける黒衣の少年と、彼を慰めようとする四人のシスターの姿があった。 『……そんなに泣かないでほしいわ、私たちも悲しくなってくるから』 『分かります、貴方はとっても優しい人。誰かのために涙を流せる、優しい人』 『だから、それ以上泣かないで』 『貴方が持ちきれない程の哀しみを、少しでも背負いたいから』 その四人のシスターたちは皆、その少年に支給されたデッキ、その中にあるカードに宿った存在だった。 彼女たちが彼にここまで献身的なのには訳があった。 実を言うと彼女たちは、自分たちのカードが入ったデッキがデイバッグから取り出された時に彼の姿を見て、その瞬間に敵意を向けてしまったことがあった。 しかし彼女たちはすぐにそれが間違いであることに気づいたのだ。何故ならば…… (この方は泣いていた……誰かのために、大粒の涙を流していた……) 彼の目には、数え切れないほどの涙があふれていたからだった。 (他人のために涙を流せる者が、悪魔であるはずがありません……私たちは、見た目だけで彼を悪魔と断じてしまいました……!) そしてそれを見た瞬間、彼女たちは一様に『彼が悪魔ではない』という事実、そして『容姿だけで彼を悪魔と断じた自分たちの狭量さ』に気づいたからだった……。 (この人は、とても優しい人……ならば私たちは、それに寄り添っていく) それ故に彼女たちは、優しい心を持つ彼の力になろうと考えた。 (…だからこそ……彼が勘違いされないように私たちが一緒にいなきゃ……!) そのため彼女たちは、いろいろと誤解されそうな彼を支えるべく全力を尽くすつもりだった。 「……エリスさん、イレーヌさん、ソフィアちゃん、ステラちゃん、ありがとうございます」 「……僕はもう、大丈夫だから」 そうこうしているとその少年は涙をぬぐいながら立ち上がり、そして彼女たちに向き直ってそう言った。 泣きはらして真っ赤に充血した目と腫れあがったまぶた、そして顔にある古傷を浮き上がらせながら…… 夢もなく、希望も失せたこの殺し合いの地において 天使のように純朴で澄み切った心を持つ少年がいた…… だが、彼の外見は… 極端なまでに黒目が小さく… 生来の色の白さは年中ある目の下の“くま”とともなって麻薬中毒患者のようであり… 眉も非常に薄く、寝ぐせのひどい髪は整髪料でびっしりとかためられていた…… つまり、悪魔と見まごうほどに、とてつもなく怖い顔をしていたのだった…… 【北野誠一郎@エンジェル伝説】 [状態]:精神的ショック(大)、殺し合いを止めたいという意思(特大) [装備]:デュエルディスクとデッキ(エクソシスター)@遊戯王 [道具]:基本支給品、ランダム支給品×0~2 [思考・状況]基本行動方針:殺し合いを止める。 1:こんな悲しいこと、絶対に止めなちゃ……! 2:さっきの人(武藤遊戯)を探しに行く。 3:良子ちゃんや武久くんたちも、巻き込まれていないと良いんだけど……。 [備考] 参戦時期は原作終了後。 『支給品紹介』 【デュエルディスクとデッキ(エクソシスター)@遊戯王】 北野誠一郎に支給。『エクソシスター』カテゴリーのカードを中心にした魔法使い族デッキで、 切り札は《エクソシスター・ミカエリス》及び《エクソシスターズ・マニフィカ》。 また『エクソシスター』カテゴリーのモンスターカードについてはエクシーズ含め全種類入っている。 (詳細なデッキ構成については後続の書き手に任せます)
https://w.atwiki.jp/theyarelies/pages/54.html
二分とそれと その人物は、二分を好まない。 曰く「白か黒かだけじゃつまらないし、理解もできない」からだそうだ。 「正義か悪かとか、白か黒かとか。そんなのは意味がないよ」 どうしてさ。 「だって結局、どちらかの要素のみ、なんてありえないでしょ」 そうかな?たとえば? 「白人と黒人。あるいは黄色人種。だって、そんなの『だからなに?』って思わないわけ?いや、少しはいろはちがうかもしれないよ、でも白人と黄色人種の間には色がそんなに違わないのだっているし、黒人って一口に言っても、色なんか人によるもの。白人って言ったって、真っ白じゃなくて赤いでしょ。まさかおしろいを塗りたくったような真っ白な顔の人なんていないよ」 それもそうだ。白人至上主義なんてのもあるが、あれも曖昧だ。ユダヤ人だって白人だろうに。むしろ、日光への耐性がある点で、黒人の方が生物学的に良いといえるかもしれない。オゾン層だって壊れてくる、と件の白人も言っていることだし、オーストラリア人は実際に紫外線で困ってるだろうし。ああ失礼、もちろん全ての白人やオーストラリア人が悪いわけではないと思うよ、それは確かに、確実に、その主義でない人間もいるだろうから。 「でしょうね。日本人が他の国から来た人間を見て『ああ外人だ』って言うのと同じ。日本人を白人に置き換えて、他の国から来た人間をネグロイドとかユダヤ人にして、外人を黒人に置き換えれば一緒でしょ。まあ日本人の外人を考える気持ちと、その主義の白人が黒人を思う気持ちは、感情も理由も違うと思うけど」 結局、偏見の線を引くのは、人間だと言いたいのか? 「としか思えないね。止める事も無理だけど。今さっきの話で『日本人は外国人をある意味で同じに見る傾向があるらしい』ってのと同じで、極端な話、宇宙人が何も知らずに地球に来たとしたら『ああ、なんかいる』思うだけで、『あれが白人で、あれが黒人で、あれが黄色人種か。差別しよう』なんてきっと思わないね」 宇宙人か。そうかもな。特に最後のは、思わないだろう。そういう文化があれば別だが。 話と話し方は面白いが、例えに、人間の社会でそれが確実に存在すると公言されていないものを、使うのが玉に瑕かもしれない。私は、分かりやすく、愉快なのでかまわないが。 余談 「白か黒かっていう二択はつまんないよね」 どうして。それが楽だっていう人もいるじゃないか。 「だって、真ん中がない。それに、それ以外の選択が存在しないじゃない」 確かに不公平だな。 「それに私はだいたい、真ん中を取りたいし」 公平じゃなくて、中間か。中々ない考え方だな。 戻る
https://w.atwiki.jp/nagabuti/pages/299.html
i listen to this his voice is so sexy エロいよエロいww ヤバいでしょ、このエロヴォイス/// 惚れる!! フランとのコンビも最高b 十年後も今も大好きだぜベル!!!v 素敵b これきくと、テンション上がるし なんだかはげまされる(何故か) ベルも祐規さん?の凄さも伝わる! ベルそのものの声+エロさが増しててヤバす? 流石王子v お歌もお上手ですっ! ベルも祐規さん?の凄さも伝わる! アナタがどのぐらぃ藤原祐規さまのことを知っているかわかりますですょ♪ by 姫王子 きもいって言う奴てめぇはどうなんだよ!! ふっきゅん好きだけど確かにブサいとは思うw 手きれい フッキー好きだがこの曲いつも顔で吹くww きもいって言ったやつ殺す ダンスしないほうがいいよぉ;; あぁ・・・なんてかっこいい人なんでしょう
https://w.atwiki.jp/25438/pages/2190.html
〜数日後・放課後〜 野良猫「ニーニー」 憂「えっ、じゃあもう何日もお家に一人でいるんだ…」 梓「うん。お父さんもお母さんも、よく仕事で遠くへいっちゃうから」 憂「そうなんだ」 梓「………」 憂「じゃあ、私と同じだね」 梓「?」 憂「私の親もよく海外へ出張に行ったりしちゃうから」 憂「それに、お姉ちゃんは大学に行っちゃったし」 梓「そっか…」 憂「ご飯は自分で作ってるの?」 梓「………」フルフルフル 憂「じゃあ普段はなにを食べてるの?」 梓「スーパーのお弁当とか…」 憂「やっぱり」 憂「梓ちゃん、いつもお昼は購買の菓子パンとかコンビニのおにぎりでしょ?」 梓「え、うん…」 憂「そのうえ、家では毎日買ってきたお弁当とか食べてるの?」 梓「………うん」 憂「駄目だよ。それじゃ体壊しちゃうよ?」 梓「でも……私一人じゃ料理できないし、一人の時は火も使っちゃダメだって言われてるから」 憂「う〜ん…」 憂「よし、それなら今日は私の家に来て!」 梓「…?」 憂「私がもっと体にいい物食べさせてあげる」 梓「え…え……でも…」 憂「大丈夫。こう見えても私、お料理はそれなりにできるんだよ?」 梓「でも……悪いよ」 憂「ううん、全然。梓ちゃんがそんな出来合いの味気ない物ばっかり食べてるなんて、放っておけないよ」 梓「でも…でも…」 『キャハハハウケルー!』『クサイヨネー!』 梓「!」 梓「わわっ…わ!」 憂「?」 『アハハ、ジャアマタネー!』『ウン、バイバーイ!』 梓「………」ホッ 憂「梓ちゃん?どうかしたの?」 憂「さっきの人たち、お友達?」 梓「ううん、知らない人達だった」 憂「…?」 梓「ごめん憂、今日はもう帰るね」 憂「えっ…ご飯は?」 梓「きょ、今日はちょっと遠慮しておくね…」 憂「………」 憂「そっか」 憂「分かった。じゃあまた明日ね」 梓「うん、また明日」 〜翌日・昼休み〜 純「おっしゃ、お昼だー!!」 憂「もー純ちゃんったら」 純「憂、購買行こう。購買」 憂「あ、待って純ちゃん。ダメ」 純「?」 憂「今日は購買行くの禁止」 純「は?何言ってんの…私を殺す気!?」 憂「大丈夫だから。ほら、ついてきて」 純「え…?なんなのさ…」 憂「あ、椅子も持ってね」 純「どこいくの?」 憂「梓ちゃんと一緒にお昼ご飯食べよ?」 純「えっ…」 ・ ・ ・ 梓「………」ガサゴソ 憂「あーずさちゃん?」 梓「!」 純「や、やっほー」 憂「えへへ、一緒にお昼食べよ?」 梓「え……」 憂「梓ちゃん、それ」 憂「また菓子パンだね」 梓「え、うん……」 憂「もっとちゃんとした物食べないと」 梓「だって…私、料理できないし…」 憂「じゃあ、私の作ったお弁当食べる?」 梓「え?」 憂「ほら、これ」ゴト 憂「実はね、今日は梓ちゃんの食生活の事を考えて、梓ちゃんのためにこのお弁当作ってきたんだよ?」 憂「よかったら食べて?」 梓「………」 梓「でも…でも…」チラチラ 憂「食べてくれたら嬉しいな?」 梓「…う……んん…」 梓「…いいの?」 憂「うんっ。そのために作ってきたんだもん」 純「憂?私はどうすれば?」 憂「もちろん、純ちゃんのも作ってきたよ?」 純「え、まじで!?」 憂「よかったら食べて」 純「やった!あ…でも憂の分の弁当なくない?」 憂「私は梓ちゃんのパンを食べるから」 純「いいの?それで」 梓「………」 憂「梓ちゃん、お節介だったかな…?」 梓「……ううん、ありがとう」 憂「よかった!」 憂「はい、これは純ちゃんの分のお弁当」 純「おほほ、ありがとうございます!憂の手料理が食べられるなんて私たちは幸せだ!」 純「あ、そうだ。改めてよろしくね中野さん」 梓「ぁ…よ、よろしく。鈴木さん」 純「あ、それヤだな〜。“純”って呼んでよ。」 純「私も、中野さんの事“梓”って呼ぶからさ」 梓「ん………よろしく、純」 純「えっへへ。じゃ、いただきます!」 憂「それじゃ、梓ちゃんのパンは私が貰うよ?」 梓「うん」 純「うおぉ、おいひい!なんだこれ!?」モグモグ 梓「………」ジー 純「ん?梓も早く食べたら?」 純「憂の料理は世界一美味しいんだから!」 憂「もー、オーバーだよ純ちゃん」 純「私は真実を語っているだけだ」 梓「………」 純「ほらほら、食べてみ?食べてみ?」 梓「……いただきます」 憂「召し上がれ」 梓「………」モグモグ 純「どう?美味しいでしょ?」 梓「………」モグモグ 梓「うん」コクコク 憂「よかった」 梓「………」モグモグモグ 梓「ほんとにおいしい」 純「でしょでしょー?」 梓「………」モグモグモグ 梓「………」モグ…モグ… 梓「………」モグモク 梓「………っ」 ガタッ! 憂「あれっ?梓ちゃん!?」 梓「ぐっ…!」ダッ 純「ん?どうしたの!?」 ガラガラ、ピシャン! 純「教室出て行っちゃったぞ…」 憂「どうしたんだろ、やっぱり口に合わなかったのかな…?」 純「いや、それはないと思うどなぁ…とにかく追いかけよ!」 憂「うん!」 ・ ・ ・ 純「トイレかな?」 憂「トイレの方に走って行ったもんね」 ガチャ 純「梓ー、いる?」 憂「梓ちゃん?」 『グスン……うぅ…』 憂「!」 憂「梓ちゃん…?そこにいるの?」 梓『うぅ…ひっく…ぐす…』 純「梓、泣いてるの?」 梓『ちがう』 純「え、でもそう聞こえるけど…」 憂「梓ちゃん、私何か悪い事したかな……?」 憂「お弁当、美味しくなかった?もしかして、なにか食べちゃいけない物とかあったかな?」 梓『ううん…ちがう…グスン』 純「じゃあどうしたの?」 梓『うっ……ぐすん……』 憂「梓ちゃん」 純「梓、こっから出てきてよ」 梓『ま、まって……ぐすん』 純「はぁ…私、なにがなんだか」 憂「梓ちゃん、ほんとに大丈夫なの?」 梓『だっ……大丈夫だから…』 梓『先に食べてて…』 憂「うん……」 ・ ・ ・ ガチャ 純「あ、梓帰ってきた」 梓「………」 憂「梓ちゃん、もう大丈夫?」 梓「……うん。ご、ごめんね…」 ザワザワ、ヒソヒソ 純「あはは、私ら注目されてるな」 憂「梓ちゃん」 梓「もう、大丈夫だから。ちゃんと食べるよ」モグモグ 憂「………」 〜放課後〜 憂「今日は遅くなっちゃったね」 純「ほんと、さわ子先生ったら人使い荒いんだもん」 憂「あはは、確かに下校時間ギリギリになってから雑用頼まれた時はちょっとびっくりしちゃった」 純「明日、部活の時にギャラ要求しないとね!」 憂「ギャラって」 純「あ、じゃあまた明日、憂」 憂「うんまたね!」 憂(梓ちゃん、またあの公園にいるかな?) ・ ・ ・ 憂(もうすぐ暗くなるし、今日はもういないかな?) 梓「……ふんふんふん♪」ジャカジャカ 憂「あ、いた!」 『キャハハハ!アーウケル!』 憂「?」 『でさぁ、国語のコンドーがウザくてww』 『わかるwわかるw』 『あ、あれって中野じゃない?』 『え?あ、マジマジ!中野、中野!』 梓「!」 憂(梓ちゃんのお友達かな?) 憂(二人は知らない制服だ。北高かな?) 他校の女生徒A「おーい」 梓「わ……わ…!」 他校の女生徒A「うわ、ほんとに中野じゃん超なつかしい」 他校の女生徒B「中野こんなとこで何してるの?なにそれギター?」 憂(あと一人は、クラスメイトだ) 他校の女生徒A「お前ギターなんか弾けたんだ?」 他校の女生徒B「こいつなんか部活やってるの?」 クラスメイト「ううん、ギター持ってるとこ初めて見た」 憂(………) 梓「な、なにか用……?」 他校の女生徒A「あ?何その態度、久しぶりに会ったから声かけてあげてるのに」 梓「………」 他校の女生徒B「シカト?調子乗んなよ?」 他校の女生徒A「前みたいに泣かされたいか?なんか言えよ!」 クラスメイト「ちょっとやめときなって、誰か見てたらヤバいよ?」 憂(お友達ではなさそうだね) 梓「………」 他校の女生徒A「こいつマジむかつく。泣き虫のくせに」 梓「もう泣かないもん…」 他校の女生徒A「は!?なにこいつ!」スッ 憂(いけない!) 憂「あ!梓ちゃーん!」 梓「?」 他校の女生徒A「?」 クラスメイト「げ、平沢!?」 憂「ここにいたんだ。その人たちはお友達?」ニコニコ 他校の女生徒A「だれ?これ…」 クラスメイト「ひ、平沢…同じクラスのやつ」 他校の女生徒B「………」 憂「はじめまして、平沢憂です」 他校の女生徒A「お、おう…」 クラスメイト「ね…ねぇ、行こうよ。めんどくさいし」 他校の女生徒A「う、うん…あーあつまんねーの」 他校の女生徒B「マックスいこマックス」 憂「………」 梓「………」 憂「梓ちゃん、大丈夫?」 梓「………」コク 憂「さっきの人たちは?二人は違う学校の生徒だよね」 梓「中学の時の友達……」 憂「“友達”?」 梓「うぅ……」 憂「梓ちゃん、私でよければなんでも言ってね?」 梓「う……ん……」 梓「でも、憂には関係ないし…、私がちゃんとしてれば平気だから…」 憂「?」 梓「だけど、さっきは…ありが…とう…」ギュ 憂「わっ?(梓ちゃんが手繋いできた!)」 梓「あ、ご…ごめん…」 憂「ううん、ちょっと驚いちゃったけど」ギュー 梓「あ…うぅ……///」 憂「もう遅いし、一緒に帰らない?」 梓「うん」 梓「あっ…」 憂「どうしたの?」 梓「あの…その……憂……」 憂「なぁに?」 梓「こ、今晩…憂の家行ってもいいかな…?」 憂「来てくれるの!?」 梓「………」コク 梓「迷惑じゃなければ」 憂「えへへ、全然迷惑じゃないよ。大歓迎!」ギュー 梓「うぐ、うぐ…」 憂「じゃあ帰りにスーパー寄ろう。ごちそうしてあげるから!」 梓「う、うんっ」 3
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/2353.html
理想と 現実と ツンデレと ニブチンと 恋しさと せつなさと 心強さと ~デートに誘う時の理想~美琴 「ねぇ、今日ヒマ?」上条 「まぁヒマだけど……何で?」美琴 「じゃあこの後デートしない?」上条 「俺なんかとでいいのか?」美琴 「アンタとじゃなきゃ嫌なの!!」上条 「はいはい、分かりましたよ。不肖上条、姫のお供をさせていただきます」美琴 「うむ! 苦しゅうない♪」~デートに誘う時の現実~美琴 「ね、ねぇ…今日ヒマ!? ヒマよね!?」上条 「いや、今日はブックオフで立ち読みする予定があるんでヒマじゃな―――」美琴 「ヒ・マ・よ・ね!!!」上条 「……はい、ヒマっす………」美琴 「だ、だったら……あの…わ、私…と……その…だから………」上条 「?」美琴 「そ、そう! 罰ゲームよ!!」上条 「はいぃぃぃぃ!!?」美琴 「前の時は、結局うやむやになっちゃったから、もう一回ちゃんと罰ゲームを決行するわ!!」上条 「お前それ…いつの話だよ……」美琴 「いいからやるの!! 分かった!?」上条 「はぁ…分かったよ……ったく、不幸だ……」~行く場所を決める時の理想~上条 「で、美琴はどこ行きたいんだ?」美琴 「あー…そういえば決めてなかったな……ぶっちゃけ、アンタとならどこ行っても楽しいし……」上条 「おっ! 嬉しい事言ってくれるじゃないですか~」美琴 「仕方ないでしょ、ホントの事なんだから。でもまぁそうね…とりあえずセブンスミストにでも行こっか」上条 「オッケー。セブミスな」美琴 「あはは! 変な略し方!」~行く場所を決める時の現実~上条 「で、美琴はどこ行きたいんだ?」美琴 「(ヤッバ!! コイツを誘うのにいっぱいいっぱいで、特に目的地決めてなかった!!) え、え~と……それは…まだ…定かではないと言いますか………」上条 「……行くとこ無いなら、俺もう帰っていいですかね…?」美琴 「あーーーっと思い出したーーー!!! セブンスミストに用があったんだっけーーー!!! 今唐突に思い出したーーー!!!」~髪型をちょっと変えた時の理想~美琴 「…そういえばさ、何か気づいた事ない…?」上条 「ああ、前髪少し変えたんだろ? うん、似合ってるよ」美琴 「!! よく分かったわね! 男の人ってこういうの気付くの苦手なんでしょ!?」上条 「他のヤツはどうかは知らないけど…… 少なくとも俺は、毎日美琴の顔見てんだぜ? 気付かない方がおかしいだろ」美琴 「そっか……///」~髪型をちょっと変えた時の現実~美琴 「…そういえばさ、何か気づいた事ない…?」上条 「何かって………何が?」美琴 「だから! 今日の私、いつもとどっか違くないかって聞いてんの!!」上条 「いつもと? ……えーと……うーん………」美琴 (……………)上条 「…あー………んー……」美琴 (イライライライラ)上条 「………ちょっと太った?」美琴 「死ねやボケェ!!!!!」 ~手を繋ぐ時の理想~上条 「あっ、そうだ。 手とか繋いで歩かないか?」美琴 「あ…うん///」上条 「…美琴の手、冷たいな」美琴 「アンタの手…暖かくて気持ちいい……///」上条 「………そっか」~手を繋ぐ時の現実~上条 「あっ、そうだ。 手とか繋いで歩かないか?」美琴 「は、はあ!!? ななな何でよ!!!」上条 「いやだって、かなり人多いし、逸れたら面倒だろ」美琴 「ば、ばば、馬鹿じゃないの!? こ、こ、子供じゃないんだから、そんな必要ないわよ!!!」上条 「それもそうだな」美琴 (うー…私のアホー………)~店に着いた時の理想~上条 「うわ~…カップル多いな~……」美琴 「私達も…周りからはそう見えるのかな……///」上条 「やっぱり……そう見えるのではないでせうか……?」美琴 「だ、だよね……///」~店に着いた時の現実~上条 「うわ~…カップル多いな~……」美琴 「わ、わ、私達も周りからはそう見えてたりなんかしたりして!!?」上条 「いや、そりゃねーだろ。いいとこ兄妹って感じじゃ………って、どしたんお前!? 顔怖っ!!!」~カワイイ系のワンピースを試着した時の理想~美琴 「どうかな? 似合う?」上条 「ああ、すげぇ似合ってるよ。 まぁ美琴は何着ても似合うけどな。元がいいから」美琴 「/// で、でもちょっと子供っぽくない…かな?」上条 「そんな事ねーよ! 美琴が気に入ったんなら、それでいいじゃねーか。周りの目なんか気にすんな。 美琴は美琴なんだからさ」美琴 「あ、ありがと…///」~カワイイ系のワンピースを試着した時の現実~美琴 「ど、どうかな……似合ってる…?」上条 「あーうん。美琴っぽくていいんじゃねーかな。 えーと…こういうの何つったっけ…… あっ! そうだ、『馬子にも衣装』だっけ? よく似合ってるよ」美琴 「あーそーかよ!!」上条 「あれっ!? 褒めたのに何で半ギレしてんの!?」~セクシー系ビキニを試着した時の理想~美琴 「ど、どう!?///」上条 「あ…その……個人的にはとてもエロ…ゴホン!! とてもいいと思うのですが……今、冬だし…水着とかいらないんじゃねぇか…?」美琴 「温水プールとかあるじゃない」上条 「いやでもほら、そっちの競泳用とかでもいいわけだし……」美琴 「……こういうの…嫌い?」上条 「嫌いな訳ねーだろ!! 俺以外の男に見られるのが嫌なの!!!」美琴 「じゃあ……アンタと二人っきりの時以外じゃ着ないって言ったら?///」上条 「…だったら……ヨロシイのではないでせうか……?」~セクシー系ビキニを試着した時の現実~美琴 「ど、どどどどうかしら!!?」上条 「…美琴、無理すんな……お前にはその水着を着るにあたって、圧倒的に足りないモノがあるだろ……?」美琴 「胸無くて悪かったなコノヤロー!!!」 ~好きなキャラクターグッズを発見した時の理想~美琴 「キャー!! カッワイ~~~~!!!」上条 「……美琴の方がカワイイ(ぼそっ)」美琴 「えっ? 何か言った?」上条 「何でもねーよ! つーかホントにそのカエル好きだよな。上条さん、ちょっと妬いてしまいますよ」美琴 「た、たしかにゲコ太は好きだけど……でも私にはもっと好きなモノがあるんだから………///」上条 「へー、それって?」美琴 (ジー……///)上条 「ぅえ!!? あ、あーその……ど、どーも……///」~好きなキャラクターグッズを発見した時の現実~美琴 「キャー!! カッワイ~~~~!!!」上条 「お前ホントにそれ好きな。あの…ゲコ…ゲコ……ゲコなんとか」美琴 「ゲコ太よ!! ゲ・コ・太!! あと一文字くらい頑張んなさいよ!! そ、それにアレよ。ほ、他にもっと好きなモノくらい……あ、あるん…だから……」上条 「!! はは~ん。上条さん分かってしまいましたよ。それって…美琴の好きな人だろ!」美琴 (ギクッ!!)上条 「やっぱりか…しかもその反応、俺の知ってる人物とみた!!」美琴 (ギクギクッ!!!!)上条 「で、相手は誰だ?」美琴 「知るかっ!!!!!」~店員に恋人同士だと勘違いされた時の理想~美琴 「さっきの人さ……わ、私達の事…完全にカップルだって思ってたわよね……///」上条 「嫌…だったか?」美琴 「い、嫌じゃない!! むしろ…嬉しかった……///」上条 「……俺も」~店員に恋人同士だと勘違いされた時の現実~美琴 「ななな何かさっきの人、か、か、完全にカップルだって誤解してたわね!!?」上条 「ああ、安心しろ。俺がしっかりはっきり否定しといたから。 美琴は有名人だもんな。俺なんかと噂になったら迷惑………顔怖っ!!!」~お別れの理想~上条 「あーもうこんな時間か…そろそろ終わりだな、デート」美琴 「…楽しい時間ってすぐ経っちゃうのよね……」上条 「俺だってもっと美琴と一緒にいたいけど……こればっかりは仕方ない、な」美琴 「…うん……」~お別れの現実~上条 「おっ! もうこんな時間か。もう終わりでいいだろ、罰ゲーム」美琴 「ば……えっ!!?」上条 「? 罰ゲームだろ?」美琴 「ああ…そういえばそういう設定だったっけ……」~帰りたくない時の理想~美琴 「ね、ねぇ……今日帰りたくないんだけど……その…アンタん家、泊めてくれない…?///」上条 「バッ! お前!! 男の家に二人っきりで泊まるってどういう意味か分かってんのか!!?」美琴 「わ、分かってるわよ!! 私は…アンタとなら……いいって……(ゴニョゴニョ)///」上条 「……………」美琴 「……………///」上条 「………本当にいいんだな?」美琴 (コクン///)上条 「…じゃあ…その……ウチ、来るか?///」美琴 「………うん///」~帰りたくない時の現実~美琴 「ア、アー! シマッター!! トックニ門限過ギテルジャナイノー!! コノママジャ帰レナイワネー!! 困ッタワドーシヨー!!」上条 「おいおい大丈夫か?」美琴 「し、ししし仕方ないわね!!! きょ、きょ、今日のところはアンタの家にとと、泊まってあげてもいいけど!!? か、勘違いしないでよね!! これはほとぼりが冷めるまでの、緊急的な避難であって、 べ、べべ別にアンタん家に泊まりたいとかそんなんじゃないんだからね!!?」上条 「ウチにか? まぁ俺は別に構わねーけど」美琴 「!!!!!」上条 「あ、でもちょっと待って。同居人【インデックス】に確認取ってみっから」美琴 「チックショー!!!」
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/5058.html
音楽室前 刹那「ここか」ヒソヒソ ロック「刹那。中の様子は?アレルヤは?」ヒソヒソ 刹那「駄目だ・・スモークがかっていて確認できない・・」 ティエ「しかたないな・・転校生作戦・・・」 ロック「最優先事項はアレルヤの発見、保護」 刹那「ミッション・スタート」 ガチャ 唯「おやおや~どちら様かな~」 律「ん?見ない顔だな」 刹那「あっあのっ・・実は今日転校してきたんですっ」 澪「ほー転校生か。めずらしいな」 紬「あらあら。部活見学?」 ロック「はいっ!軽音部に興味があって」 ティエ「(アレルヤ!!拘束されている!!尋問中だったのか!?)」 紬「じゃあ今飲み物用意しますね」 ティエ「あ・・いえ・・おかまいなく」 梓「まあまあ座ってください」 律「こいつはほっといていいからなぁ~」ゴン アレ「うっ・・・」 刹那「(気絶してるだけか・・奪還するタイミングを・・)」 唯「三人とも転校生かぁ~名前は~?」 刹那「せつ子です」 ロック「ランディよ」 ティエ「セラ。よろしくね」 唯「よろしく~」 紬「・・・(せつ子///////)」 律「そんでー?三人とも音楽すきなのー?」 刹那「は・・・はい」 律「とうとう!うちも弱小からマンモスに・・」 澪「今日はなんか・・・色々大忙しだな」 刹那「あっあの~。そこに縛られてる人は?」 梓「ただの変態です」 唯「サンタさんだったらどうするんだよぉ~」 ロック「(へ ん た い )」ププッ ティエ「(おい!!)」ヒソヒソ 律「まあ・・さわちゃんが来たら処刑開始だな♪」 刹那「(さわちゃん??情報には・・・)」 澪「ああ。さわちゃんってのは私たちの顧問な」 ティエ「(顧問・・・指導者か・・そいつを叩けば!)」 澪「ところでみんなは楽器とかやってるのか?」 刹那「い・・いえ。初心者なんですっ」 唯「大丈夫大丈夫~♪」 唯「私も入ったときはうんたん♪しかできなかったんだよぉ~」 ロック「うんたん?」 ティエ「(雲丹????)」 澪「カスタネットの事だよ」 唯「わかんなくてもあずにゃんが教えてくれるよ~」 唯「モーマンタイ~」 梓「私ですか?」 アレ「う・・・うぅ」 律「お。変態がお目覚めかな~」 ハレ「くそ・・」 ハレ「はっ・・・(なんだこの状況・・縛りつけやがって)」 刹那「・・・」ジー ハレ「(あれは・・・刹那たちか)」 ハレ「(くそ!ドジ踏んだのか俺は!てめぇのせいだぞアレルヤ!!)」 アレ「(ああするしかなかったじゃないか)」 ハレ「(こんなガキども一発入れたら黙るだろうが!!)」 アレ「(見た感じ武装もしてないし・・今回は武力介入とは言われてないんだよ)」 ハレ「(はん!穏便か!!お前が好きそうなやり方だ!!でもこのザマだ!!)」 アレ「(少し・・だまっててくれ・・)」 アレ「はぁ・・」 唯「サンタさん・・・」 紬「変態さんもミルクティーでいいかしらね?」 澪「ムギ!!いらないよ!!」 律「さーて。りっちゃんのSMショーの始まり始まり♪」 刹那「待て!!・・・・まって!!」 ロック「(馬鹿!!)」 ティエ「実は・・その人・・・」 ティエ「教育実習の大学生なの!!」 律「へ?まじ?」 アレ「国士舘大学文学部日本語科 荒屋だ」 梓「うそです!じゃあなんで窓の外にいたんですか?」 アレ「校長に排水管の修理を頼まれたんだよ」 澪「ありえない」 律「そおいえば転校生もどっかで見たような・・・」 ガチャ さわこ「は~疲れた疲れた」 さわこ「あら?どちらさま?」 唯「転校生と教育実習生の先生なんだって~」 さわこ「えっ?転校生?聞いてないわよ」 さわこ「それにこの時期に教育実習なんてないし」 律「あ~!!転校生!!さてはあんたたち」 律「昼間音楽室覗いてた変態でしょ!!」 梓「変態サンタの仲間だったんですね!!!」 刹那「くそ・・ここまでか!!」 ロック「刹那!ナイフだ!これでアレルヤの縄を!!」シュッ 刹那 スバッ 澪「ひいいいいぃぃ」 ティエ「動くんじゃないぞ」 律「あんたたち・・一体?」 刹那「そうだ・・・」 刹那「俺が・・・俺たちが・・・ガンダムだ!!!」 唯律澪紬梓「 え っ ? 」 ロック「刹那!!何してる!!行くぞ!!」 ティエ「各自脱出だ!!合流地点はポイント07!!」 刹那ロックアレ「了解」 澪「ひいいぃぃぃぃ」 律「ねぇねぇ。あいつさっき何て言った?」 唯「う~ん俺達はマンダムだ!!じゃなかった?」 梓「変態の考えることはわからないです」 さわこ「とりあえず校長と警察には先生が連絡しとくから」 紬「でも・・さっきの人たち・・かっこよかったわねぇ」 澪「・・・」 さわこ「みんな何にもされてない?じゃあ今日は気をつけて帰りなさい」 唯律澪紬梓「はーい」 とりあえず一部終了 3
https://w.atwiki.jp/pikatyuunozinsei/pages/15.html
第1章「」 「それじゃあボス、お達者で~!」 ドンカラスとヤミカラスに見送られながらハクタイの森を後にする。 「でさー?次はどこに行くわけ?」 あ。 「・・・まだ決めていない。」 「飽っきれた~!何も考えてないの?」 「このシンオウとかいう場所の事が よくわかってないんだ、仕方ないだろう。」 「そういえば僕、シンジ湖のほとりにも ポケモンが一杯いるって効いたことがありますよ!」 「ならそこに向かう。」 「・・・どっちの方向かわかるの?」 う・・・。 「・・・わからん。」 「・・・えーと、たぶんこの辺から南の方ですかね。」 「よし。」 「れっつご~!」 「不安だわ・・・。」 第2章「ソノオの花畑」 シンジ湖のほとりを目指す途中、大きな花畑にたどり着く。 「うわぁ~!綺麗~!」 「ここはソノオですね。話には聞いてましたが、すごい花畑です~。」 「花など見ている暇は無い。さっさと先に進むぞ。」 「はぁ~い・・・。」 ゴソゴソ 「あれ?いまなにかうごいたよ~?」 「何だ?」 花畑の中から何かが顔を出す! 「きゅううん?」 ・・・そのポケモンは何というのだろう、 サンドパンの針を草にして小さくしたような・・・。 「なんだあれは?」 「あんなポケモン見たことないですよ?」 「まあいい。ポケモンはポケモンだ。話を・・・。」 「きゅうん!?」 「あっ、にげた!」 「も~!怖い顔して近づくからよ!」 「いいから追え!」 第3章「谷間の発電所」 「はあっ、はあっ、なんて逃げ足の速さだ!」 「見失っちゃったわね。あのポケモン、なんだったのかな?」 「発電所まで来てしまいましたね~。」 「つかれた~。」 無駄に体力を使ってしまった。 「ぷわわ~?」 ・・・そうとも言えないか。 風船だ。それ以外に例えようが無い 「今度は何だ?」 「フワンテですね。ああ見えてゴーストなんですよ。」 「あんた、無駄に色々なことに詳しいわね。」 「あんなかわいいのがゴースト~?」 「ムウマさんも人のこと言えないですよ。」 「何でもいい、話を付けてくる。」 「ぷわ?」 ピカチュウは・・・ 「あー!風船さんまた来てるー!!」 人間だっ! 「まずいっ!隠れろ!」 「わーい!」 「ぷわわわわわ!」 フワンテは振り回されながら 連れていかれてしまった・・・。 はあ・・・。 第4章「203番道路の洞窟」 無駄な体力を使った・・・。 「結局、道中誰も仲間にできませんでしたね。」 「・・・あァ・・・そうだな・・・。」 次こそは・・・。 「そろそろ街が見えてきたわね。」 「街の中を通るわけにはいきません。脇道にそれましょう。」 街を避け獣道を進む。 「あれ?」 「どうした?」 「それすぎてクロガネに着いてしまいました・・・。」 「何やってんのよー!」 「ぼ、僕も友達に聞いただけで実際に来たことはないんですよ~!」 「まぬけ~!」 「う、う、う、皆さんひどいです・・・。」 「ふう・・・で、どうやって戻ればいい?」 「えぐっえぐっ、は、はい下手に道をを戻るより 203番道路の洞窟を通るのが確実かと・・・。」 「洞窟の中ならポケモンもいそうだな。」 第5章「」 洞窟の前にたどり着く。 「ここがその洞窟だな。」 「はい。人間もよく通りますから、気を付けて行きましょう。」 「うわわっ!」 ミミロルが何かに引っ掛かり転んだようだ。 「だいじょうぶ~?」 「もう!なんなのよ~!」 ミミロルを転ばせたのは大きな石のようだ。ミミロルはその石を蹴飛ばした! 「いてえっ!」 「何しやがんだよー!」 石が喋った。確かこいつはイシツブテとかいう奴だな。 「このポケモンはイシツブテと・・・「そのくらい知っている。」 「や~い。おこられた~!」 「うう・・・さっきから何なんですか、ムウマさん!?」 「『人のこと言えない』って言われたの気にしてるのよ。」 「むう~!」 「だ、だって本当のことじゃ・・・」 「♪~!♪♪~・・・」 「うわわわわ、滅びの歌はやめてください!謝りますからぁ!」 「うるさい!お前ら静かにしてろ!おい、そこのお前、俺の話を聞くがいい。」 「それがついさっき蹴っ飛ばした奴に話を聞かせる態度かよぉ!? もうあったまきた!ギッタギタにしてやる!」 ちっ、なるべく丁寧に言ってやったつもりだが、 力付くで話を聞かせるしかないか・・・。 「こ、ここは僕に任せてください!草の攻撃は こういう奴によく効きますし。(や、やっと僕も活躍できそう!)」 「・・・じゃあ任せよう。」 第6章「」 「大丈夫なの?スボミーちゃんで・・・。」 「不安だな。」 「だめだめ~・・・。」 「何だ何だ!?こんな弱っちそうなキャベツが相手かよぉ?」 「ひっ、ひどい。み、皆して僕を馬鹿にして・・・う、う、うわ~ん!」 スボミーの神通力が暴走する! ゴゴゴゴゴゴ・・・ 「な、何だよーこいつ!?」 洞窟が揺れ岩が降ってくる。 「な、何かやばいって!」 「オ、オイラが悪かったから誰かこいつを止めてくれー!」 「ス、スボミーちゃんはみんな頼りにしてるわよー!」 「そ、そうだぞ!」「う、うん~!」 「ほ、本当ですか~?」 何とか揺れはおさまった。 意外ととんでもない奴のようだな・・・。 「た、助かった・・・。わかったよ、オイラ話を聞くよ。」 「あ、ああ・・・」 ピカチュウは野望を・・・ 第7章「」 「ふうん、何か楽しそーだな!わかった、オイラやるよ。」 「そうか。」 「で、オイラはどうすればいい?」 「ここに留まりこの辺のポケモン達に協力を求めてくれ。」 「わかった!」 教訓、スボミーは泣かせるな。 洞窟が岩だらけになってしまった。 第7章「おっおっおっ」 イシツブテを手下にした。上手くやってくれるといいが。 洞窟を抜けシンジ湖のほとりへを目指し進むと・・・ 「ぶーん」 おかしなポケモンが走り回っている。 「あれは何だ?」 「ビッパですね。」 「あんなのにも声かけるの?」 「どんな奴だろうが手下は多いほうがいい。」 俺はビッパとかいうポケモンに近づいていく。 「おい、お前。」 「何だお?」 「少し俺の話を聞け。」 ピカチュウは・・・ 「最初の5秒だけ聞いた。」 こいつ・・・!! 「じょ、冗談だお!怖い顔しないで欲しいお。」 「で、協力するのかしないのか!?」 「わかったお。そのかわり・・・」 いつものあれか・・・。 「そこのミミロルたんのおっぱいうp。」 「こ・ろ・さ・れ・た・い・か!?」 「じょ、冗談だお!く、苦しいから離して欲しいお!」 手を離してやった。 「ふぅ~、わかったお。楽しそうな祭りだし仲間誘ってやるお。」 「最初からそう言え。」 疲れた・・・。 第8章「」 シンジ湖にたどり着いたピカチュウ達。 「…ここには全くポケモンがいないな」 「本当ね。って、誰か人間がいるわよ!」 「隠れろ!」 …どうやらポケモンの博士と若い女の子が何か話しているようだ。 「4年ぶりのシンオウ地方はどんな感じですか?」 「ウムそうだな。シンオウ地方には若い 女の子が多い。研究のしがいがあるだろう。 ということでヒカリたん、君のことも研究させてもらおうか!」 「キャーーーー!」 女の子が逃げていく。それを追う博士。 「ふぅ、帰ったか…」 …おや?博士が置いていったのだろうか? モンスターボールが入ったカバンがある… もしかしたらここにもポケモンがいるかもしれない。 モンスターボールのボタンを押した。 「よう!俺ヒコザル!」 「ナエトルー」 「ボクはポッチャマ!」 「…珍しいポケモンだな」 「俺達はシンオウ地方の初心者用ポケモンなんだ!」 「初心者用~?弱そうだな」 「そ、そんな事ないポチャ!」 「まぁ、とりあえず話してみるか」 ピカチュウの野望を話した。 「なるほど、おもしろそうだな!だけど 今日はあいにく、2人のポケモン初心者が ポケモンを引きとりに来る日なんだ」 「だからの野望に協力してやれるのは3匹の内1匹だけポチャ!」 「そ、そんな…」 第9章「」 3匹のうち1匹か…。 俺は、今まで手下にしたやつらを思い返してみた。 俺は電気。ミミロル(とビッパ)はノーマル。 スボミーは草。ムウマ(とゴース族)はゴースト。 当然カラス達は非行…いや飛行で、イシツブテは岩だろう。 ここは、まだ手下にしていない炎タイプか水タイプが欲しいところだ。 とすればカメは除外して、サルかペンギンか… と考えていると、 「…大丈夫だよ!ちょっとならポケモンも出てこないって!」 落ち着きのないシマシマシャツと気の弱そうな赤帽子のガキがやってきた。 こいつらが初心者トレーナーか。 「おい、取り敢えず隠れろ」 あんな素人共を感電死させるぐらいワケはないが、今はまだその時ではない。 俺達は3匹をボールに戻し、近くに身を潜めた。 「何も持たずに草むらに入るなんて、全くいい度胸してるわよね」 「こんなにポケモンいるのにね~」 「しぃっ!聞こえますよ!」 「カバン…だ…さっきの人が忘れたのかな」 ガキ共が草をかき分け、カバンに近付いた時… きゃぴるるきゃぴぴぃーっ! けたたましい声と共に、寸詰まりな鳥が飛び出してきた。 「な、なんだってんだよー!」 「うわわ、とりあえずこのポケモンを!」 あの人間たちが出したのは・・・ヒコザルとナエトルだ。 ・・・難なく鳥達を倒し、人間たちは去っていく。 「残ったのはポッチャマだな。」 第10章『シンジ湖の神 前編』 「・・・というわけでよろしくポチャ~。」 「うむ。」 残ったポッチャマを無事、手下にできた。 「ボクはどうすればいいポチャ~?」 「そうだな。これ以上人数を増やして ゾロゾロと歩いていては人間共に見つかりやすくなってしまうだろう。 ここから北にハクタイの森と言う場所がある。 そこの森の洋館にむかえ。俺の名前を出せば 手厚く迎えてもらえるだろう。」 「わかったポチャ~!」 ポッチャマは森の洋館に向かった! 第11章「シンジ湖の神 後編」 「さて、次はどこに向かうか。」 「ね~、ピカチュウ。この湖綺麗だし、少し周りを歩いてみたいんだけど・・・。」 「そうですね。せっかく来たんですし・・・。」 「ムウマも~!」 たまには手下を休ませてやるか。 「しかたない、少しこの湖の周りを散策するとしよう。」 しばらく湖の周りを歩いていると・・・。 「ふんふんふ~ん♪」 何というか・・・メノクラゲを人間に近付けて 紫色にしたようなポケモンに遭遇した。 「誰~?」 こちらに気付いたようだ。せっかくだ話し掛けてみることにしよう。 「俺はピカチュウ、敵意は無い。少し話を聞け。」 ピカチュウは野望を・・・ 「ふ~ん、面白そう!」 「そうか。」 「でもごめんね。アタイは協力できそうにないな~。 この湖、守らなきゃいけないし・・・。 今もたまたま息抜きに 出てきただけなのよ。ほら、あの赤帽子の子いたでしょ? 好みのタイプだからたまに見にくるの!」 「そうか・・・。」 残念だが諦めるとしよう。 「あ、でもこの辺のポケモンに話をすることくらいならできるかな。 それとユクシーちゃん達にもテレパシーであなた達の 事離しといてあげるから、行ってみるといいよ!」 第12章「次の目的地へ」 「ありがたい。そのユクシーというのはどこにいる?」 「えっとねー。ユクシーちゃんはここから北のエイチ湖 にいるよ!アグノムちゃんは・・・えへへ、忘れちゃった! ユクシーちゃんに聞いて!」 「わかった。」 ピカチュウは去っていった。 「あのピカチュウ、面白い運命をせおってるわね~。 これからどうなるか楽しみだわ。」
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/2439.html
ギギをめぐる冒険(2)の続き 767 名前:ギギをめぐる冒険 1/6 :2009/06/12(金) 21 09 47 ID ??? ギギ『ハサウェイ!!』 ハサウェイ『ギギー!!』 …………………………それが夢だと気づいてハサウェイは目を覚ました。 チェーミン「お兄ちゃん、朝だよ」 ハサウェイ「ン……もうちょっと寝させてよ」 チェーミン「……身体痛いの?」 飛行場での事件から数日たっていた。 ハサウェイ「そうじゃないよ……眠いだけ」 チェーミン「うん……」 チェーミンが部屋から出ていくのと入れ替わりに、ミライが入ってきた。 ミライ「ハサウェイ、朝ごはんは食べておきなさい」 ハサウェイ「……父さんは、何か言ってた?」 学校を休んだハサウェイにブライトは特に何も言わなかった。 ハサウェイ「修正されるかと思ってた」 ミライ「ふふ、昔のアムロはそんなことされてたわね。でも、あなたはすごく頑張ったもの。 口には出さないけどあの人もそう思ってるわ」 ハサウェイ「……チェーミンはなにか元気なかったね。そういえば、僕が帰ってから旅行に行くっていってたもんな」 ミライ「違うわ。チェーミンが元気ないのはあなたが元気ないからよ」 ハサウェイ「僕が?……そうか」 ミライ「早く、元気になってね」 ♪メビウ~スの輪から~ ハサウェイ「メール……」 ギュネイ『医者から連絡あり。いつもの場所で』 ミライ「お友達から?」 ハサウェイ「うん…………そうだね、そろそろ動かないとね」 768 名前:ギギをめぐる冒険 2/6 :2009/06/12(金) 21 11 19 ID ??? 場所はカロッゾパンに移る……。 トビア「どうもー!ブラックロー運送でーす!」 ベルナデット「カロッゾさん!お荷物届けに来ました」 カロッゾ「フハハハハハ!待っていたぞ!」 ザビーネ「ハンコがいるか……コスモ・バビロニアスタンプではダメか?」 トビア「ダメですよ。ていうかサインで結構ですから」 ベルナデット「うーん、いつ来てもここはいい匂い」 カロッゾ「フハハハハハハ!!どれ二人においしい菓子パンをご馳走してやろう!」 トビ&ベル「「本当ですか!?」」 カロッゾ「フハハハハハ!まるで二人は質量を持った残像のようだな!」 ドレル「二人はお似合いだなという意味だよ」 トビア「そ、そんな……お似合いだなんて!」 ベルナデット「か、からかわないで下さいよ!」 カロッゾ「フハハハハハハハハハハ!!!!」 769 名前:ギギをめぐる冒険 3/6 :2009/06/12(金) 21 13 06 ID ??? 店の奥、厨房にて。 シーブック「カロッゾさん、今日も絶好調だな……」 セシリー「もう、後で言っておくわ」 シーブック「いいじゃん、そっちの方が平和だよ。最近色々事件起きてるからさ。この店はこんな感じのがいいって」 セシリー「フフ、そうかもね。最近は私たちの『仕事』は無いけど、マフティーの飛行場テロとか物騒だものね……」 シーブック「……ああ、実は、あの時ウッソが居たらしくてさ。シャクティと一緒に」 セシリー「ええ!?それで二人は……」 シーブック「ああ、二人とも怪我ひとつない。ただシャクティの方は、ちょっとへこんじゃったらしくて あれから家に泊って、ウッソが色々元気づけてる」 セシリー「そうなの、かわいそうに」 シーブック「この町はよくお祭り騒ぎで色々ぶっ壊れるけど……それとは違ったんだろうなあ」 セシリー「それ分かるわ。きっとシャクティちゃんは、なんていうのかな……人の悪意を感じちゃったのね……」 シーブック「ああ。でもマフティーの奴らも見損なったぜ。テロリストなんて言われながらも一線は越えない奴らだって思ってたのに」 セシリー「そうね。私たちも気をつけないとね……」 シーブック「俺は絶対変わらないよ。ずっとセシリーと……」 セシリー「シーブック……」 カロッゾ「フッハハハハハハハハハハハハ!!!!口ではなく手を動かすといい!!」 シーブック「うおわああああ!!!すいません!!」 セシリー「急に現れないでよ!」 カロッゾ「ククク……。まぁ、少し休憩するといい。二人にお客さんが来たぞ」 セシリー「お客さん?誰です?」 カロッゾ「うむ、ケネス・スレッグと名乗っていた」 シーブック「え?ケネスさん?」 セシリー「そう……じゃあ、ちょっと休憩するわね。行きましょうシーブック」 シーブック「……ああ」 ドレル「所で父上、荷物は何なのですか?結構重いようですが」 カロッゾ「フハハハハハ、新しい顔だ」 シーブック「なんとぉ!?」 セシリー「一々つっこまなくていいから……」 770 名前:ギギをめぐる冒険 4/6 :2009/06/12(金) 21 14 37 ID ??? ~客間~ ケネス「久しぶりだな。噂はかねがね聞いてるよ」 セシリー「いい噂ではないのでしょう?ケネスさんは……少しお疲れのようですね」 ケネス「ああ、先日の飛行機テロに巻き込まれた」 シーブック「なんとお!?大丈夫だったんですか!?」 ケネス「ああ、屋根が崩れてきた時はミンチを覚悟したよ……うまい具合に隙間に転がりこめた 『幸運の女神』は私を見捨てなかったようだ」 ~店先~ ハロ「フハハハハハハ!ウマカロウ!」 ベルナデット「かわいいなー。私もペット飼いたい」 ベルナデットが少し離れた所でオウムのハロと戯れている。 それを眺めていたトビアだったが、こっそりザビーネに話しかける。 トビア「……さっきのお客さん、もしかして『仕事』関係の人ですかね?」 ザビーネ「ダメじゃないかああ!トビア~!パンを食べながらしゃべっちゃあ~!」 トビア「あ、スイマセン……それでさっきの人は?」 ザビーネ「さっきの男はケネス・スレッグ。たしかに『仕事』関係で来たのだろうな」 ━━━━仕事とは彼らの裏稼業である怪盗『キンケドゥ』のことである。 弱気を助け、強気を挫き、変態を撃退する。彼らは宇宙時代の義賊だった。 トビア「けっこう重要な人みたいですね。依頼の常連さんとか……」 ザビーネ「いや、ケネスは創設メンバーの一人だ。ああ、だから元関係者とすべきか」 トビア「えええええええ!?」 771 名前:ギギをめぐる冒険 5/6 :2009/06/12(金) 21 15 38 ID ??? ~客間~ セシリー「今回ここを訪ねたの理由をお聞かせ願えますか?……もちろんただの観光なら、色々ご招待しますけど」 シーブック「あなたもメンバーの一人なんです。何でも言ってください」 ケネス「たまたまキンケドゥが産まれる瞬間に立ち会っただけの俺をメンバーに入れてくれるか」 セシリー「ええ。ですから腹を割って話しましょう……例のマフティーテロ関連ですか?」 ケネス「……ああ。あの時、マフティ―を名乗るあいつらに、大切なものを奪われてね」 シーブック「それを取り返してくれってことですね?」 ケネス「……ああ。ところで、君たちの仕事内容は『物』限定かね?」 セシリー「まぁそうですけど……まさか」 ケネス「『幸運の女神』ギギ・アンダルシア。捕えられた彼女を奪い返してもらいたい」 シーブック「なんとおー!?」 それって誘拐じゃね?なんてことを思うシーブックであった。 772 名前:ギギをめぐる冒険 6/6 :2009/06/12(金) 21 22 08 ID ??? とりあえずキンケドゥ参戦 といってもすでにマフティvsキンケドゥの話はすでにあったので ガチでやりあわないと思うけど というかMS戦とか俺には無理で(ry ケネスがクロスボーン・バンガード結成にかかわったってのは一応後付け設定であるらしい ギギをめぐる冒険(4)に続く
https://w.atwiki.jp/sinnisioisinrowa/pages/120.html
図書館革命!? ◆VxAX.uhVsM 「おおっー!すげぇ!すげぇ!すげぇ!こんなでかい図書館なんかあったのか!」 「火憐さん、図書館では静かにするのがルールだよ」 「おっと…そうだった…サンキューな!」 「…と言っても守る必要はないんだけどね…」 「え!?どうしてだよ!ルールは守るためにあるもんだぜ?」 「人がいない時は、必ずルールを守る必要はないんだよ。 図書館で静かにするのは、周りの人間が読書をしているのを邪魔しないためなんだ。 最低限のマナー…とでも言うのかな?例えば、信号が赤の時だけど車が一切通らないから渡る…というのがあるだろう? 信号があったら止まるのがマナー、でも車が来なかったらそのルールやマナーは意味が無いんだ。 で、ここに人はいない…だから特に気にしなくてもいとは僕は思う。」 「ふーん、そういうもんか」 阿良々木火憐、宗像形の二人は図書館まで来ていた。 その図書館の大きさは国立の図書館に匹敵する。 それだけの、財力、権力が不知火理事長にはあるということだ。 「さて、とりあえず…探すとするか」 「なあ、本当にこの中にいるのかな?」 「そんなのは分からない、でもこんなに広い場所なんだ。 きっと誰かいたとしてもおかしくはない」 宗像の目的はとがめを探すことだけではない。 まずは、初心に帰って考えるとしよう。 まずこの殺し合いの目的とは何だろう…。 これは言っていた、完全な人間の創造だろう。 そこで一つつながるのは、黒神めだかの存在だ。 フラスコ計画において、新しく加える候補である人物。 しかし、その事をすっぽかして殺し合い…。 つまり…これは僕たち『十三組の十三人』を交えて、黒神めだかの実力を見る…。 それで納得がいくか…といえばそうでもない。 そうなると、火憐さんはどうなる? 彼女はフラスコ計画に何の関係もないはずだ。 火憐さんはいたって『普通』だ。 確かにその正義心や強さには瞠るものはある。 それでも、彼女は『普通』…言ったとしても『特別』であろう。 決して…決して『異常』ではない。 いや、でも…彼女が呼ばれた理由が無いのなら? 例えば……そう、『異常』ではない人物もつれてきての殺し合い。 つまり、彼女はこの実験では捨て駒なのかもしれない。 だったら、僕がする事は一つだ。 さっきからずっと考えてきた事…。 彼女を最後まで守ってやることなんだ。 「ん?どうかした?」 「いや、なにもないよ…」 「ふーん、変なの」 しかし、彼女に知られてはいけない。 裏の問題は、僕の専門なんだ。 彼女みたいな…火憐さんみたいな人を危険な目を合わせるわけにいかない。 さて、それではここに来た理由と言うのを言おう。 僕がここに来た理由は、情報を探すことだ。 本当に図書館に情報があるのか? そんなことは知らないし分からない。 でも、僕はこう思うんだよ。 木を隠すなら森の中という言葉があるように、機密情報は大量の本の中に。 図書館と言っても、ここまで大きくする必要はないはずだ。 つまり、これだけ大きくする必要があるという事だ。 これだけあれば情報がどこかにあってもおかしくない。 「とりあえず…火憐さんは一階や二階を探して、僕は内部を探すから」 「ああ、分かったぜ!見つかったらすぐに呼んでくれよな!」 「もちろんだよ、じゃあこっちからも…危険だったらすぐに呼んで、逃げてくれよ」 「…大丈夫だ!多分!」 大丈夫…か。 一応信頼だけはしておこう…。 さあ、これで彼女と一旦離れる事が出来た。 僕は今から、情報を探すとしよう。 「じゃあ、とりあえず…ここにいる上限は午前6時…放送まででいいかな? ここまで広いと探すのにも時間がかかりそうだしね。今の時間は午後2時50分だから約3時間だ」 「了解!じゃあ、また後でな!宗像さん!」 「あ、ちょっと待って…大声を出すのはやめた方が良いよ」 「え!?なんでだよー!だってさっきの人がいたら気付いてくれるだろうし…」 「じゃあ、もしさっきみたいな人が来たら?」 「うっ……」 「だから、探索中は出来るだけ隠密行動を心がけた方がいいと思うよ」 「うーん、分かった!今度こそ、そっちも頑張ってくれよ!」 「ああ、頑張るよ」 彼女は、僕に笑みを残して走って行った。 さて、ここからが本番だ。 ここを探せるのは3時間だ。 そこで見つからなければ仕方ない。 さあ、急ごう…時間が無いんだ。 【1日目/黎明/F-7図書館閉架1階】 【宗像形@めだかボックス】 [状態]疲労(小) [装備]千刀・?(ツルギ)×872 [道具]支給品一式、ランダム支給品(0~2) [思考] 基本:殺したいけど、死なせたくない 1:火憐さんと一旦別行動、しかし彼女を守る 2:誰も殺さない。そのために手段は選ばない 3:殺人衝動は隠しておく 4:機会があれば教わったことを試したい 5:とりあえず、殺し合いに関する裏の情報が欲しい 【1日目/黎明/F-7図書館開架1階】 【阿良々木火憐@物語シリーズ】 [状態]健康 [装備] [道具]支給品一式、ランダム支給品(1~3) [思考] 基本:この実験をぶっ壊す。悪人はぶっ飛ばす。 1:三時間この図書館を探して、見つからなかったら他の所に行く 2:白髪の女の子と合流したい +と-、二人の考え方 時系列順 +から堕ちた者と-に認められなかった者 属性は「肉」、種類は「変態」 投下順 冒し、侵され、犯しあう 殺人鬼の邂逅 宗像形 「鬼」そして《鬼》 殺人鬼の邂逅 阿良々木火憐 図書館での静かな一時
https://w.atwiki.jp/poki10/pages/341.html
442: 名前:HARU☆03/24(木) 17 26 19 廊下の隅の方に連れてこられる 奏太くんは困ったように頭をかきながら私を見る 「浮気とかね、本当にしてませんから。てゆうか噂に尾ヒレつきすぎ」 「じゃあ奏太くんはその子のこと好きとかじゃないの?」 「全く」 なんだあ、よかった 付きまとわれてるっていうから流されたりしてるのかと思った 「ねぇ、どんな子?」 「妄想癖有りの、勘違い不思議少女」 「外見の話ー」 さらっと酷いこと言ったな、奏太くん そして性格が酷い子だな、その子 「外見はー…、肩までの黒髪に小さめの背で、変に視線が痛い子…?」 「あんな感じの子?」 「え?あ、そうそう」 後ろからこっちを見てる女の子がいたから指を差してみると奏太くんは頷く が、急に言葉を止めて目を丸くし始める 「奏太くん?」 「………あ、の子。…です」 しどろもどろに指の先の子を見て答える え?あの子? 「北條くん…っ!」 明らかに目をきらきらさせてこちらに近寄って来る すると、私がいるのにも関わらず 「今日も会えて嬉しいっ」 と、奏太くんの腕に抱き付く んななななななにこの子―――っ!? 444: 名前:HARU☆03/24(木) 18 04 50 べたべたと奏太くんに寄り添い、一方的に言葉を吐いている 「伊藤さん!離れて!」 「腕が男の子だあ…っ、かっこいい…」 「話聞いてよ!本当!」 な、なんかすっごーくムカつくんですけど 人の前でもお構いなしですか? 「離れ、て!」 ぐいっと反対側の奏太くんの腕を掴み、引っ張る 「うわっ」と奏太くんの身体がよろめく は、離さないわけ!? 「こ、んにちはっ、二年の先輩ですね…。北條くんから離れて下さい…っ」 「あーら、こんにちは。そちらこそ離れて下さいますか…っ」 じりじりと睨み合い、言葉を交える なんだか、苛々しちゃう 「北條くんは私の王子様なんです…っ、私はお姫様なんでっすっ」 「奏太くんは伊藤さんのものでも何でもないから離してくっだっさっい!」 「何なんですか先輩、頭の悪いこと言わないで下さいよ…っ」 綱引き状態で奏太くんを引っ張る すると、ぶんっと反対側の腕が伊藤さんから離れる 伊藤さんは目を丸くして驚き、奏太くんを見上げる 「この人にあんまり酷いこと言わないで」 その言葉に胸がきゅんとなる 446: 名前:HARU☆03/24(木) 18 26 35 「良い機会だから紹介しておく。…この人が俺の彼女だから」 そう言って私の肩に手を置く う、わ… ちゃんと改まって"彼女"って紹介された… こんな時に不謹慎かもしれないけどドキドキしてる 「嘘、嘘よ…!」 「二年の相沢くるみ。名前は聞いたことあるでしょ?」 奏太くんがそう言うと更に目を丸くする これが相沢くるみ?とでも言いたそうな顔で私を見る 「だ、だって相沢先輩って言ったら男の召使や奴隷が たくさんいるっていうあの相沢くるみ先輩でしょ…!?」 「ちょ…っ、私!?何それどこ情報!?やめてよそんなくだらない噂!」 何一つ合ってなくて逆に驚くわ!そして引くわ! え?違うの?という顔すらしてくる伊藤さんに妙にペースを乱される 本当…、変わった子 「北條くん騙されてる!相沢先輩のその他の男の一部にされてるよ…!?」 「してないっつーの!てゆうか私たくさんの男の人と関係持ってません!」 「陰でこそこそ男の人と密会してるじゃない!毎回違う男の人と!」 「はあ!?」 何言ってるんだこの子! ……あ、もしかして 「毎回相手に頭下げさせてるの私見たもん!」 「違…っ、てかそれもしかして告白現場見てんの…っ?」 「自慢ですか先輩!わー羨ましいー」 「伊藤さん面倒くさい!」 こそこそ毎回違う男の人と密会って…、 どう考えても告白されてる現場のこと、だよね…? 言い合いの隙間にちらっと奏太くんを見ると案の定不機嫌そうな顔 い、言うつもりはなかったのにー…っ 447: 名前:HARU☆03/24(木) 18 38 14 「あ、あの奏太くん…?」 奏太くんはムスッとしたまま 変に焦ってしまう 「あ、あのねっ。いちいち奏太くんに報告することじゃないかなー…って」 「告白されるたび報告してたらきりないですもんね」 「そっ、そうじゃなくて…っ」 伊藤さんを見るとにやにやしてるし、……性格悪い! すると授業開始予鈴のチャイムが鳴る 「…じゃ、またね先輩」 「か、奏太く…!」 ひらひらと手を振ると、背を向けて帰って行く その後ろを甘い声を響かせながらついていく伊藤さん ……あぁー、もう 墓穴、馬鹿みたい 言い合いの中ですっかり伊藤さんのペースに乗せられて軽いこと口走った 「怒ると機嫌なかなか直んないのに……」 はあ、と顔に手をあてため息をつく 人の目にわかるように拗ねるなんて子供みたい ……や、子供は私か 後先考えず素直に暴露したり言い合ったり ちゃんと、仲直りしなくちゃ 453: 名前:HARU☆03/25(金) 15 49 41 奏太の後ろをついていく春菜 「ねー、相沢先輩ってひどいよねっ。隠し事たくさんしてるよ絶対」 「んー…」 「北條くんは悪くないと思うよっ?」 「んー…」 気の抜けた返事しかしない奏太 春菜はそれでも会話を続ける 「ぱぁっと遊ぼうよっ、ねっ?ほら、もうすぐ夏休みだし 明日も終業式で授業半日で終わるからさ、もしよかったら…私、と」 奏太の足がピタッと止まる 「……明日」 「うんっ、明日…っ」 「……はぁ」 奏太はため息をつき、再び足を進める その後ろを慌てたようにまた春菜がついていく 「私はいつだって北條くんの味方だよ?あんなわがままな先輩が 彼女…なんて可哀想っ!やっぱり北條くんのお姫様は私…だよねぇーっ」 春菜の一方的な言葉を横耳に流す奏太 明日は終業式、 そしてくるみの17歳の誕生日である 454: 名前:HARU☆03/25(金) 16 41 06 「喧嘩したあ!?」 満里奈とのりに話すと、半分飽きられた顔で言われる 馬鹿じゃないの、何が原因?噂の子と関係あんの?…など質問攻め 「喧嘩…ってゆうか、私が悪い?…ってゆうか」 「馬鹿だねぇ、誕生日前日に喧嘩するなんて。祝ってもらえないかもよ?」 「素直に仲直りしに行くんだな」 「……はい」 ふう、と二人はため息をつく 放課後、は部活だろうから終わるまで待ってよ メールや電話じゃなくて、ちゃんと目を合わせてごめんなさい…って 奏太くんなら、きっと笑って許してくれる いつもみたいにすぐ元通りになるよね * 6限終了のチャイムが鳴る 「じゃ、頑張るんだな」 のりが肩をぽんっと叩き、また明日と言ってくれる 満里奈も同じ言葉を言ってまたね、と笑う 部活、下校と教室からどんどん人が減っていく 席が空くとグランドの見える窓際へと移動をし、座り、外を眺める 部活の準備をしている奏太くんの姿が見える ユニフォーム姿…、萌え 455: 名前:HARU☆03/25(金) 16 52 31 初めて見るかも、奏太くんの部活姿 ちゃんと一生懸命やってたんだなあ その姿を見るだけで胸がきゅんとなる 心の中で、どんな言葉で謝ろうって試行錯誤する 明るかった空がだんだん赤みがかって綺麗な夕焼けに変わる 賑やかだったグランドも声が薄れて、ちらほら片付けを始める サッカー部も集合の号令がかかったようで、片付けをし始めた様子 …そろそろ行こっかな 席を立ち鞄に手をかけた瞬間、ガラッと教室の扉が開く 「相沢さん、…俺、8組の鴨島って言うんだけど…」 「うん」 見たことのある顔、だけどそれだけ そしてほとんどが下校しているこの学校で この人がわざわざ私に何の用があるかなんて大方察しもついていた 「彼氏、いるのは知ってるんだけど…言いたくて」 「うん」 鴨島くんは目を伏せがちに、 「好き、…です」 456: 名前:HARU☆03/25(金) 17 46 26 部室の鍵を閉め、帰宅し始める部員達 そんな奏太の肩をとんとんと叩く 「佐々木、何?」 「や、二年の教室にずっと相沢先輩一人でいたっぽいんだわ」 「え……」 「ずっとグランド見てたから奏太に用あんのかなーって。まだ電気ついてたし」 奏太は校舎のくるみの教室を見上げる すると確かにまだ教室の電気はついていた 「知らなかった?」 「うん…」 「んー、…喧嘩でもした?」 「喧嘩っていうか、俺が悪い…」 佐々木はふうっと息を吐き、「行ってきなさい」と奏太の背中を押す 「うん、ありがと」 そうお礼を言うと急いで校舎に向かい、階段を上る 静まった校舎の中を足音を立てて駆ける 二年の階に着くと、くるみのクラスから一人の男子生徒が出てきた それも落ち込んだ様子で 「………あ、」 奏太と目が合うと、小さく声を漏らして足早に去る 奏太の頭の中に一つの予感が過る 確かめるために教室を覗くとやはりくるみがいた 「か、奏太くん…っ」 目を丸くして驚くくるみ 奏太の顔が少し不機嫌なものに変わる 457: 名前:HARU☆03/25(金) 18 11 59 奏太くんに会いに行こうとしたら奏太くんが来て正直驚いた だけど気持ちを切り替えて、ちゃんと謝らなくちゃ 「奏太く「さっきの人、誰」 私の言葉を遮り、奏太くんが口を開く さっきの人…?鴨島くんの、こと…? 「聞いてた、の…?」 「聞く?」 「え?あ、わっ、何でもない!」 「―――…また誤魔化すんだ」 え…、誤魔化すって 奏太くんは誰がどう見たって不機嫌そのものだった 「告白、されたんでしょ?」 私の返事なんていらなかった、必要なかった なんて答えたらいいか戸惑っている私を見て「やっぱりね」と言ったから 深くため息をつく奏太くん 「はっきり言ってくれたらいいのに」 「え…?」 「告白されたにしろ何にしろ全部言ってくれるだけでいいのに」 頭をぐしゃっと雑にかきながら言う だって全部なんて言えないよ、自惚れみたいだし 奏太くんだって良い気持ちになんか絶対ならないもん… 「だ、って奏太くんが嫌な思いしたら嫌だから、…だから」 「―――っ隠される方が嫌に決まってんだろ!」 ガンッ、と大きな音を立てて壁を拳で殴る びっくりして反射的に目を瞑り、身体がビクッとして縮まる 教室に余韻が残る 「……すみません。俺が悪かったから、…もういいです」 「か、奏太くん…っ」 「頭冷やします。すみません」 目も合わさずにそれだけ言うと教室を出ていった なんで、違う、違うのに 奏太くんが初めて私に対して本気でキレて怒って… 怖かった……――― 萌えます。年下男子 続き17