約 3,063,858 件
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/5332.html
ユリ「あら、あなた…パチ美じゃない」 首領パッチ「久しぶりだなあ、ユリ。んなところに居ないで下りてこいよ」 ユリ「そうね、久しぶりアンタの顔も見ておきたいものね」 ふわっ ヒューンッ ストッ ユリ「久しぶりね、パチ美。元気にしていたかしら?」 首領パッチ「お前の方は元気そうじゃないか」 ユリ「あらやだわ、何その目。怖~い…」 ボーボボ「お前、毛狩り隊だな…」 ユリ「そうよ、私はこの地区の隊長ユリよ」 首領パッチ「まさか、お前が毛狩り隊に入ってるとはな」 ユリ「色々あったのよ…、夢に敗れた私を拾ってくれたのが毛狩り隊だったの」 首領パッチ「お前も随分とかわっちまったな」 ユリ「それはお互いさまでしょ?」 首領パッチ「ははっ、そうかもしれねえな」 ユリ「もう、私はあのときの私とは違う!」 首領パッチ「……ああ、見れば分かるよ」 ユリ「私のこの、鉄パイプブルンブルン真拳であの世におくってあげるわ、パチ美!」 首領パッチ「ならば…!首領パッチハンマー!」 ガキィイン ユリ「やるわね、あのバビロン真拳の男を一撃で倒したこの攻撃をとめるなんて!」 首領パッチ「この首領パッチハンマーには不可能はねえんだよ!」 ガキッ ユリ(弾かれた…っ!?) 首領パッチ「終わりだ、ユリ…!首領パッチソード!」 ズバァッ ユリ「ぐああああああっ!」 ユリ「ちっ、さすがにやるわね…!」 ユリ「しかし、私はまだ負けないわ…!」 ユリ「またね、パチ美……しかるべき場所で会いましょう!」 首領パチ「まて、ユリ!」 ボーボボ「逃がしてしまったか……」 天の助「鉄パイプブルンブルン真拳、恐るべし」 ソフトン「ぐっ…」 ボーボボ「どうした、傷がいたむのか!?」 ソフトン「平気だ……」 ソフトン「それよりも、ヤツの能力の謎がとけた…」 ソフトン「おそらく、彼女の鉄パイプブルンブルン真拳は」 ソフトン「物体同士の情報をミックスすることができる」 天の助「なんだって!?」 ソフトン「彼女の持つ鉄パイプは、両端がカットされていた」 ソフトン「その両端でモノとモノをつなぐことで」 ソフトン「とある物体Aを、とある物体Bにしてしまうのだろう」 ソフトン「姿形はAのままだがな」 首領パッチ「なるほど、わからん」 天の助「俺もさっぱりだよ~」 ボーボボ「安心しろ、俺もだ」 ソフトン「つまり、俺たちを彼女の楽器にしたのが…あの女だ」 首領パッチ「何ぃーーーーーーー!?」 ソフトン「おそらく、彼女の鉄パイプを破壊せねば」 ボーボボ「俺たちは元に戻れないって事か……」 首領パッチ「ちくしょう、ユリのヤツ…!」 天の助「そういえば、しかるべき場所に会おうって…」 首領パッチ「どこのことだ?」 キーンコーンカーンコーン 天の助「お、もう放課後か」 首領パッチ「しゃーねぇな、一旦みんなの所にもどるか」 ボーボボ「首領パッチ、お前だけ梓のところだが……」 首領パッチ「大丈夫だって、ユリのやつもそう何度もおそってこねえよ」 唯「えぇ!?なんでボーボボがギー太になっちゃったのかわかったの!?」 ソフトン「かくかくしかじか」 澪「なるほど…」 律「っていうか、あの養成所の話本当だったんだな」 紬「でも、しかるべき場所っていつかしら…?」 唯「あ、もしかして文化祭じゃない!?」 澪「そうか、文化祭ならステージがあるしな」 天の助「なるほど!」 ボーボボ「さえてるじゃねぇか、唯ちゃん」 唯「えへへへへ…」 ビュティ「よかった、これでなんとか皆元に戻れそうだね」 天の助「文化祭までまだまだあるけどな」 ボーボボ「それまでに、腕を磨けばいいさ」 澪「ああ、そうだな!」 律「よーし、私たち放課後ティータイムも援護するぞー!」 こうして、ボーボボたちは来る文化祭のために 己の腕を磨くべく、修行をはじめた 唯たちは、それを援護しながらも彼らを楽器として扱い 来る文化祭のために、己の腕を磨いた そして、文化祭前夜 首領パッチ「…だめだ、全然ひけねえよ」 梓「あきらめちゃだめです!ユカリさんのためにレクイエムをひくんでしょう!?」 首領パッチ「もう、いいよ」 梓「え……?」 首領パッチ「あいつのためにそんなもん弾いたって、もう意味ねえよ!」 首領パッチ「ユリだって毛狩り隊にはいっちまってよ、…もう、いいんだ、どうでも」 梓「首領パッチくん……」 首領パッチ「はっ、だからよ、もういいんだ…、こんなギター!」 ズポッ ズポッ ビターンッ ビターンッ 梓「……!」 バチーン 首領パッチ「……え?」 梓「首領パッチくん……出てってください」 梓「……首領パッチくんの顔、みたくないです!」 首領パッチ「え、ちょっと、待てよ、落ち着けって、なあ、梓?」 ガララ ガシッ 梓「いいから、出てってください!」 ヒューンッ 首領パッチ「ああああああああっ!」 ビターンッ 首領パッチ「いでっ…おいっ!梓!」 ガララ ピシャッ 首領パッチ「……なんだってんだよ」 首領パッチ(わぁってるよ、梓。弱音はくなっていうんだろ?) 首領パッチ(でもよ、今回ばかりは、吐かせてくれや……) 首領パッチ(ユカリ、……すまねえな) そして翌日、文化祭当日 ボーボボ「おい、聞いたぞ」 ボーボボ「お前、あずにゃんと喧嘩したんだって?」 首領パッチ「それがなんだよ」 ボーボボ「仲直りしろよ、今日はお前らにとって……!」 首領パッチ「俺らにとって…?なんだよ…!」 ボーボボ「大事な日じゃねぇのかよ!」 首領パッチ「うるせぇな、お前は唯のおもりでもしてりゃいいだろ」 ボーボボ「お前!…おれは、お前のためを思ってだな」 首領パッチ「またいつもの仲間面か?…いつ頼んだよ、なぁ?そんなことしてくれって」 首領パッチ「俺はそんなこと頼んじゃいねぇぞ!」 ボーボボ「首領パッチ…お前」 首領パッチ「やってらんねぇぜ……、あばよ。文化祭終わるまでパチンコでもいってくらあ」 ボーボボ「まて!……首領パッチ」 校門 首領パッチ「まったく、学校のちかくにはパチンコ屋ねえからな」 首領パッチ「まあいいや、適当に歩きゃみつかんだろ」 天の助「待てよ、首領パッチ!」 首領パッチ「今度はお前かよ。ボーボボの差し金かあ?」 天の助「なあ、考えなおせよ!」 首領パッチ「うるせえな、ほっとけよ」 天の助「お前……!」 首領パッチ「殴るなら殴れよ…」 天の助「……っ!」 澪「やめろ、天の助!」 天の助「澪……」 首領パッチ「おぉっと、持ち主さまも一緒とは、豪勢な説得だな」 首領パッチ「けど、そんなんじゃ俺には響かないぜ。あばよ」 澪「……逃げるな、首領パッチ!」 首領パッチ「あぁ?」 澪「お前、結局はそのユリっていう子が敵になった現実から逃げてるだけだろ!」 澪「それを、ユカリさんや梓を言い訳にしてるだけだ!」 首領パッチ「知った風なクチ聞いてくれるじゃねーか……」 首領パッチ「ああそうだよ!逃げてるよ、悪いかよ!」 首領パッチ「……けっ、しらけちまったぜ」 天の助「待て、この命にかけてもいかせねぇぞ~!」 ガシッ 首領パッチ「気持ちわりぃな、離せよ!」 天の助「逃げるな…、今のお前は……」 天の助「これっぽちもハジけてねぇよ!!」 首領パッチ「!」 首領パッチ「……どいつもこいつも、知った風なクチを」 首領パッチ「けど、……そうだよな」 首領パッチ「俺としたことが、ハジけずに逃げちまうなんて」 首領パッチ「いくぜ、澪。天の助」 首領パッチ「文化祭へよ……!」 天の助「おうよ、まってやしたぜ!パチの親分!」 澪(よかった、よかった……) 5 体育館 ユリ「遅かったわね、パチ美」 首領パッチ「ああ、ちょっと野暮用があってよ」 ユリ「よかった、あなたがきてくれて」 首領パッチ「なあ、ユリ。お前はまだアイドルになりてぇのか?」 ユリ「まさか。そんなバカな夢もう捨てたわ」 首領パッチ「そうか、残念だ……!」 ザシュッ ユリ「えっ……」 首領パッチ「夢を捨てたお前が…」 首領パッチ「夢見がちな女子高生のギターの俺に勝てるわけねぇだろう?」 ユリ「ぐっ……」 ボーボボ「首領パッチー!いまだ、止めをさせー!」 首領パッチ「ボーボボ…」 首領パッチ「おうよ!」 ユリ「フッフッフッフ」 首領パッチ「…な、なんだこりゃぁ…!」 ユリ「この女を倒してもむだだ、この俺を倒さないかぎりなぁ!」 ビュティ「え、一体誰なの…!?」 ソフトン「おそらく、この声の主が彼女をあやつっていたのだ!」 ビュティ「そんな…!」 ユリ「俺はこの地区の本当の隊長…鉄パイプさまだ!」 カラン 鉄パイプ「はーっはっは!お前らを血祭りにあげてやるぞー!」 ビュティ「ええーーー!そっちは本体だったのーーーーー!?」 ボーボボ「首領パッチ!」 首領パッチ「ああ、あれしかねぇようだな!」 首領パッチ「トランスフォーム…飴玉!」 ボーボボ「鼻毛真拳究極奥義…」 ボーボボ「聖鼻毛融合!」 パクッ ゴゴゴゴ 鉄パイプ「な、なんだあ!?何がおこっているんだ!?」 パッチボボ「融合完了」 パッチボボ「ユリを弄んでくれた借りは返すぞ」 パッチボボ「物質ハジケ融合!」 パッチボボ「踏み切り板&バスケットボール!」 パッチボボ「ヴォルカニックカパタルト!」 鉄パイプ「ぎゃあああああああ!」 パッチボボ「さらに、卓球ラケット&ピンポン球!」 パッチボボ「エターナルラリー!」 鉄パイプ「うぎゃぁぁあああああああっ!?」 鉄パイプ(なんだ、こいつは…!強すぎるぞ…!) 鉄パイプ「だかしかし!俺を見くびるなよ!」 鉄パイプ「俺は人の身体をのっとれるのだ!」 鉄パイプ「お前の仲間を乗っ取ってやるぞ!」 天の助「えっ!?」 鉄パイプ「いただきだああああ!」 天の助「…ふははは!どうだ、これで手が出せないだろう!」 ビュティ(あーあ……) パッチボボ「物質ハジケ融合…」 パッチボボ「伝説の首領パッチソード&魔剣大根ブレード!」 パッチボボ「聖魔支配剣さとうきびセイバー!」 天の助「え、え!?ちょっとまて、おい!これお前の仲間の身体だぞ!?おい!」 パッチボボ「無限斬!」 天の助「ぎゃああああああああああ!」 カラン 鉄パイプ「なんてやつだ、仲間を攻撃するなんて、てめぇそれで恥ずかしくねぇのか!」 ビュティ「人質とったあんたに言われたくないよ!!」 パッチボボ「これでけりをつける…!」 パッチボボ「物質ハジケ融合…」 パッチボボ「鼻毛&鼻毛!」 鉄パイプ「くっ、まずい、よけなくては……!」 パッチボボ「ハジ毛真拳奥義……」 パッチボボ「ダブルKING鼻毛様召還!!」 天の助「ぎゃああああああああああ!」 鉄パイプ「ぐわあああああああああ!」 ビュティ「天の助くんもやったーーーーーーー!?」 鉄パイプ「ぐはっ…」 鉄パイプ&ところ天の助撃破 ボーボボ「……これで彼女も解放されるだろ」 首領パッチ「ユリ、ユリー!」 ユリ「パ、パチ美……、ありがとう」 首領パッチ「よかった、お前が無事で……」 首領パッチ「これで心おきなく……」 首領パッチ「息の根を止められるぜ!」 バチンッ ユリ「ぐはっ……」 ユリ撃破 ビュティ「ちょっと!なにやってるの首領パッチくん!」 首領パッチ「え、だってこいつ毛狩り隊じゃん」 ビュティ「それはそうだけど、操られてたじゃない!」 首領パッチ「それを理由に許されるのって、納得いかねぇんだよな」 首領パッチ「さて、唯。ちょっと頼みたいことがあるんだけどよ」 唯「どうしたの?」 首領パッチ「もうすぐ、お前らの演奏の番だろ?」 首領パッチ「…その前に俺に一曲歌わせてくれないか」 首領パッチ「梓に謝りたくてよ」 首領パッチ「……まあ、口でいうのもあれだから、歌でとどけてぇんだ」 澪「うん、いいんじゃないか?私、よかったら演奏しようか?」 律「お、いいね。私ものった!」 紬「私も」 唯「……えへへっ、それじゃ、準備しよっか♪」 首領パッチ「この会場にいる、俺の大切な人にこの歌を届けたいんだ」 首領パッチ「……俺が変な意地はっちまって、逃げちゃいけないことなら逃げちまって」 首領パッチ「そのせいで、喧嘩になっちまって」 梓「……」 首領パッチ「だから、歌にのせてそいつに謝りたいと思うんだ」 首領パッチ「わりぃな。唯。こんなことに巻き込んじまってよ」 唯「大丈夫、大丈夫」 首領パッチ「それじゃ、…聞いてください。俺の素直な気持ちを」 パチパチパチ 首領パッチ「βカロチーン!!!」 ビュティ「最悪だーーーーー!!」 6
https://w.atwiki.jp/imasss/pages/1147.html
P「おはようございます、星井さん」 美希「……ハニー?」 執筆開始日時 2012/04/16 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1334510301/ 概要 P「『ハニー』は駄目ですよ。星井さんも前みたいにプロデューサーと呼んでください」 美希「ハニーからかってるの? 全然おもしろくないの」 P「真面目に仕事をしようと思ってるんです。星井さんも出来る限りお願いしますね」 美希「やなの。そんなハニーはハニーじゃないの」 P「今日はグラビア撮影と夕方からはスタジオでレッスンです。撮影はタクシーで向かってください」 美希「ミキ、ハニーが送ってくれなきゃやなの。それに、いつもみたいに『美希』って呼んで?」 P「今日は高槻さんと真美さんに付き添いますので、済みませんが一人でお願いします」 タグ ^星井美希 ^オールキャラ まとめサイト プロデューサーさんっ!SSですよ、SS!
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/5328.html
唯「……」 ボーボボ「……」 唯「……」 ボーボボ「……」 唯「……だ、誰?」 ボーボボ「ギー太です」 唯「そっかぁ、ギー太かぁ」 ボーボボ「まったく、俺がわからないだなんて白状だな」 唯「えへへ、ごめんね。ギー太」 ボーボボ「あはははははは」 唯「ねえ、ギー太。どうして人間になっちゃったの?」 ボーボボ「それはね、ナスがキュウリだからだよ」 唯「そっかあ」 唯「あ、でも人間だともうギー太を弾けないんじゃ…」 ボーボボ「大丈夫。鼻毛真拳奥義…ギター化!」 シュルルルッ ボーボボ「さあ、僕を弾いて見て」 ボーボボ「ちなみにオートでチューニングするよ」 唯「じゃあ、ちょっとやってみるね!」 ジャーン 唯「すごい…、本当に音が鳴る…」 唯「ねえねえ、ギー太」 唯「今日からムギちゃんちの別荘でまた合宿するんだけど」 ボーボボ「じゃあ、おれもいかなくちゃ」 唯「でも、皆になんて説明したらいいかな…」 ボーボボ「ふっ、その辺は大丈夫さ」 唯「え?」 ボーボボ「いけばわかる」 唯「そっかあ、えへへへ」 集合場所 唯「そんなわけで、ギー太が男の人になっちゃった」 律「そんなワケでってどういうワケだよ!」 律「どこで拾ってきたんだ、こんな大男」 唯「本当だよ、朝おきたらギー太がこの人になってたんだよ」 律「まったく、ほら澪からも言ってやってくれない?」 澪「……」 ススッ 律「なんで目をそらすんだ?」 澪「な、なんでもない!」 天の助「おーい、澪、そろそろこの中から出してくれないかー」 澪「バ、バカ!喋るなっていっただろ、エリザベス!」 澪「ああ、もう。漏れてきてるじゃないか…」 天の助「この中暑ぃんだよ、それで俺溶けちまってさー」 天の助「ふぅ、やっと出られたぜ」 天の助「お、ギー太じゃないか。どうだ、チューニングの方は」 ボーボボ「ばっちりだ」 澪「朝起きたら、エリザベスがところてんに…」 律「なんで喋ってるんだ、あのところ天」 梓(…………どうしよう) 唯「あれ、そういえばあずにゃん。むったんはどうしたの?」 梓「え!?あ、その、家に…忘れちゃいまして」 澪「おいおい、これから合宿なのにどうするんだ?」 梓「ごめんなさい、澪先輩……」 梓(でも、あれを持ってくるわけにはいかなかったし…) 唯「大丈夫だよ、ギー太なら多分、むったんの代わりになってくれるよ」 ボーボボ「できるよ」 唯「ほらね」 ボーボボ「だが、俺は唯ちゃん以外に弾かれるほど尻軽じゃないぜ」 天の助「なにカッコつけてんだテメエ」 律(……ここは部長として私が話をすすめるべきだな) 律「えっと、確かムギはあっちで待ってるんだっけか」 澪「そうみたいだな、色々準備してくれてるんだと思う」 唯「…あ、ギー太の分の電車賃どうしよう」 梓「人になっちゃってますもんね…」 澪「エリザベスはもう一度仕舞えばいいしな」 天の助「おい、やめてくれよお!あの中狭いんだって!」 澪「あっちに着いたらすぐに出すから」 天の助「本当だな!?本当なんだな、おい!」 律(あちゃー、澪も大変だな) 唯「えへへ、澪ちゃんありがとう。ギー太の分の切符かってくれて」 澪「気にするなよ、…私もいきなりこうなって困ってるんだから」 ボーボボ「どこまでいくんだっけ?」 天の助「ぬランドじゃないっけ?」 ボーボボ「あらやだ!いまあそこでショーやってるのよ!」 天の助「あら本当なの、奥さん」 ボーボボ「えっと、確か…ヨコセヨ大統領のヒーローショーよ!」 天の助「あらまあ!すごいじゃないの、奥さん」 ボーボボ「時間あったらいってみます?」 天の助「いいわね、子供たちにもおみやげ買って行ってあげないと!」 梓「そんなところには行きません!」 澪(……まあ、唯と律が増えたと思えばいいの、かな) 澪(あ、いい景色だな……) 澪(……ん?) ドドドドド 澪(……いま、太陽みたいなのが電車と並走してたような) 澪(き、気のせいだよな。夕べは徹夜で作詞してたし) 澪(朝おきたらああなってたから、疲れてるんだきっと) 澪(そんなモノが走ってるわけ……) 首領パッチ「おどれ何ワシ置いてけぼりにしとんじゃああああああああ!!」 澪「ぎゃあああああああああっ!?」 天の助「お、むったんじゃねーの」 ボーボボ「おいおい、アイツおっかけてきてるよ、うけるわ」 梓(ま、まさか追いかけてくるなんて……) 澪「あ、あれが…?」 唯「あれがむったんなんだあ…」 律「随分と元気だな…」 梓「もう、お留守番しててっていったじゃないですかあ!」 首領パッチ「うるせー!家のなかでじっとなんざしてられっか!」 首領パッチ「今そっちに行くからな、覚悟しろよ梓!」 梓「えぇっ……、どうしよう……」 梓「ひっ…」 ボーボボ「安心しろ、あずにゃん…ヤツはおれがなんとかしよう」 唯「ギー太、無茶しちゃだめだよ?むったんはあずにゃんのなんだよ?」 ボーボボ「大丈夫、むったんには傷ひとつつけない」 ボーボボ「鼻毛真拳奥義……」 ガシッ 天の助「えっ?」 ボーボボ「エリザベスダイナマイト!」 ガシャーン 天の助「ぎゃああああああああっ!」 澪「エリザベス!?」 ボーボボ「これでジャマなガラスは破壊した」 ボーボボ「次はテメエだ!」 首領パッチ「おもしれえ!やってみろやこの野郎!」 澪「エリザベス、エリザベスー!」 天の助「ギー太、てめえ…」 ボーボボ「だって、エリザベスに傷つけないなんていってないもん」 天の助「なるほど、それもそうだな」 ボーボボ「あははははは」 天の助「あははははは」 ボーボボ「はははははは」 天の助「はははははは」 天の助「何が可笑しい!!」 ボーボボ「お前の生き様がだよ…」 天の助「!」 ボーボボ「エリザベスともあろう男が、ガラス塗れになりやがって」 ボーボボ「何があったんだ」 天の助「じ、実は…」 唯「ギー太、むったんがこっちにどんどん近づいてくるよ!」 首領パッチ「いまそっちいくからな……」 律「なんでアイツはネギを持ってるんだ……」 ボーボボ「しかたねぇな…」 ボーボボ「鼻毛真拳奥義……」 天の助「さて、ぬのハンカチの手入れでもすっか」 ボーボボ「エリザベスシュート!」 ズガアアアアッ! ガシャーンッ 天の助・首領パッチ「ギャアアアアアアアアア!」 澪「エリザベスウウウウウウ!!」 ボーボボ「これで、誰も傷つかずにすんだな」 律「正気かお前!?」 2
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/190.html
「梅重納戸ォォォォォォォオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 名前:鶸萌黄 羊羹(ひわもえぎ ようかん) 能力:? 年齢:17歳 性別:女 種族:人間 趣味:昔の思い出に浸る 嫌いなもの:梅重納戸 二つ名:復讐者(アベンジャー) 解説↓ なんやかんやで夢幻街にやってきてしまった少女。 祖父の仇である梅重納戸に異様なまでに執着するが、現在同棲中である。どうしてこうなった。 今様の計らいにより、梅重納戸とは別のクラスながら夢幻学園に転入する。 祖父の形見の刀を振るい、今日も今日とて復讐の為に修練を積む。 尚、本来の彼女はとても穏やかでおっとりとした性格であるが、果たしてそれを見せる日は来るのだろうか。 見た目に関しては、身長は165くらい。 髪は黒。真っ黒というほどではない。グレーっぽい感じ。 瞳は抹茶色を薄めたような色をしている。黄緑っぽい。 服は制服以外は着てきた服しか持っていないので、基本はその二択。 台詞 「私に…私に力を……っ!」 「誇り高き鶸萌黄の名にかけて!」 「馴れ合うつもりはない。…彼奴をこの手で斬滅するまでは……」 「くそぉっ……まだ足りないのか……っ」 「梅重……納戸…………!!」 「梅重納戸ォォォォォォォオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 「へぁぇぇええ!?ばばばばばバカ野郎!愚図!間抜け!!人でなし!私がこうじゃなかったら今すぐに殺してやるのにぃぃ~っ!!」 「おはよー…ふぁぁ……」
https://w.atwiki.jp/llss/pages/1946.html
元スレURL 穂乃果「おはようございま~す」凛「寝起きドッキリの時間にゃ」 概要 やろうとすると中々難しい? ほのりんコンビのドッキリチャレンジの行方は… タグ ^高坂穂乃果 ^星空凛 ^矢澤にこ ^スマイル組 ^ほのぼの ^コメディ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/99.html
人間は別にものを食べなくても生きていける───。 そんな考えに頭が支配されそうになるほど、ワタシは結構飢えていた。 ここ最近、人と最後に会話したのはいつだっけ・・・? 歩いて歩いて歩き疲れた。 天気?んなもん見てる余裕があるか。 ここはどこだろう? お店がない。 人が少ない。 道が碌に舗装されていない。 田んぼが多い。 山まで見える。 ・・・当てもなく歩くうちに、どうも辺鄙な所に来てしまったようだ。 こんな感覚は子供の時に隣町まで行って帰れなくなった時以来だ。 だからどうした、ということではあるが。 しかし。 電車に乗る金もない。 だからこそ、今こうして飢えているワケなのだが。 どこか・・・住むところが欲しい。 飢えていると言っても、ワタシは川原の立橋の下にダンボールだとか毛布だとかを持ち込んで生活する人種には、まだ成り下がりたくはなかった。 とは言ったものの。 腹の虫は悲鳴を上げている。 じりじり、夏の陽光が照り付ける。 喉はカラカラだ。シャツがべったりと汗でくっ付いて、気持ちが悪い。 ものを一切食べずに生きている人間がいるというのは本当なのだろうか。 もし本当なのだとしたら、是非とも弟子入りしたい。 ああ、正常な思考が・・・回って、回って。 倒れてしまいそうだ、と思考停止の5秒前。 ワタシは動揺した。 回っていたワタシの視界に突如として現れたのは、ここらの他の家屋とは及びもつかないほどの、オンボロアパート。 屋根は腐り、柵は錆び、蜘蛛の巣が跋扈し、雑草に覆われ、人が住んでいるのかどうかも疑わしい。 しかしイヤに存在感のある、奇妙な建物だった。 頭の中独り言で気力をつなぐワタシは、いつもなら見過ごしていたであろうこのアパートを見て、無意識に足を止めた。 アパートというか、最早廃墟の様相を呈していたのだが。 ワタシは汚くてボロくて最悪であろうこのアパートに、どういうワケか足を踏み入れてしまった。 「誰かー・・・誰か、いませんかー?」 我ながら、間抜けなコトをしていると思うのだが。 一応、ココもこんなナリだがアパートの形をしている。 もしかしたら管理者がいるかもしれない。 期待とか焦燥とか、家に帰りたいだとかいったネガティブな感情を胸で躍らせながら、ワタシはそのアパートを一部屋ずつ回って、声を入れた。 しかし、やはりというか、人の返事も、気配すらも無かった。 どうしようか。 いっそ誰も住んでいないのなら、勝手に住んでやろうか。 どうせこんな辺鄙中の辺鄙な廃墟に、まさか誰かがやってくるコトも無いだろう。 しかも家賃はタダだ。 このボロさも、案外いい味出してるかもしれない。 と、お世辞にも景観を破壊していないとは言い難いオンボロ二階建てアパートの二階で、錆びた手摺で手を染めながら、ワタシは一人世迷言を頭で言った。 しばらくそうして呆、としていると、蝉の鳴き声に混じり、不意にこつ、こつ、足音がした。 どこからだ、とワタシは咄嗟に音のした方を向く。が、そこに人の姿は無い。 どういうことだ。ワタシは動揺した。 霊的なモノが迫っているとでも言うのだろうか。馬鹿馬鹿しい。ワタシは予知に出てこないモノは信じない主義なのだ。 しかしこんな体調で満足な予感など、働く筈が無い。 ふ、と、ぐらぐらぐらぐら、視界が揺らめく。 今までに何度か感じたコトのあるソレは、等しく芳しくない予兆である。 まあ、ソレを知っていた所で活用できなければ意味がなく、力なく絶縁体の剥げて夏の日の暑さを染み込ませた鉄の床に顔を付けたワタシの体は、とっくに限界を迎えていた。 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ───何やら、手招きするものがある。 こっちへおいで、こっちへ、おいで───── ・・・ふざけるな。 何があるのか知らないが、そんなところに行ってたまるものか。 こっちへおいで、こっちへ───── 黙れ。 こっちへ───── 「黙れ!梔々子!!」 ─────たまらず懐かしい名前を叫んでがばぁと起き上がった場所は、どうやら病院のベッドの上だった。 「・・・なん・・・・・・だ・・・と?」 思わず思考をそのまま口に出す。 ワケが分からない。 いや、そうでもない、か? 思い出せ。 ワタシは、そう、あの廃墟同然のアパートで───── 「おはようさん!・・・やっと起きたか~。これで一安心だな!記憶とかだいじょぶ?」 全く意識の外から、声がした。 声の主は近くの看護師に静かにしてください、などと注意されるのも憚らず、なおこちらへ向かってくる。 やがてベッドの近くまで来ると、徐にワタシの両手を掴んでにへらにへら笑いながら言った。 「いやはや無事で何よりだよ。ホントびっくりしたぜ?警備の仕事サボって町外れを散策してたら、なんと人が倒れてるじゃないか! いやーこんなことってあるんだなー。いやマジで。うん、俺あんな状況にめぐり合うことなんてまずありえないと思ってたんだが、 まさにこう、アレだな。“事実は小説より奇なり”って奴。うんうん、いやしかし無事でよかった。 ところで名前、なんてーの?」 ・・・・・・状況を整理する、時間も、余裕も、ないようだった。というか、この男が無くしている。 仕方がないので、とりあえず自己紹介を試みる。 「・・・・・・ワタシは、藍鉄・・・藍鉄鉄紺(あいてつてっこん)、という。」 「Oh!“私”?珍しいねぇ男で“私”。うんしかも名前も珍しいな。なんて書くのか気になるけどまあそれは置いといて、 自己紹介される、いやもうされたが、まあ自己紹介ってお互いにやるもんだよな!俺はフラックス。フラックスって呼んでくれ!!」 目の前の男がやたらテンションの高い態度でいい笑顔を浮かべてくるものだから、その名前の響きや言ってることの意味なんかは、もうとっくにワタシが理解できる範疇になかった。 今のワタシが出来るのは、この男に合わせて、とりあえず苦笑いを浮かべることばかりである。おうちに帰りたい。無いけど。 「えぇっと・・・あ!そうそう、記憶とかどうよ?大丈夫そうか?」 目の前の男───フラックスと名乗った───は、ともかくワタシが心配なのか、そんな質問をしてくる。よくよく思い返せば、初めにもそんなことを言っていた気がする。 今一度、深呼吸をする。すー・・・はー・・・・・・もう一度。すー・・・はー・・・・・・・・・ うん、大分マシなようだ。 よく見れば腕には点滴が打たれている。有難いことである。 それを確認し、フラックスもこちらが記憶を辿ろうとしていることを察したのか、さっきの笑い顔はやめて、楽な姿勢で椅子に腰掛けている事も再確認する。 ・・・そうだ、ワタシは、あそこで、倒れて・・・・・・・・・ さっきの話から察するに、どうも倒れる寸前に聞いた足音のようなものは、この男のものであったと見ていいだろう。 ぶらぶら散歩していたら人が倒れていたのでびっくらこいて119番・・・うん、筋が通る。 思考、記憶共に問題なし。五体満足。ただ・・・・・・ 「・・・記憶とかは大丈夫そうなんだが、その、・・・ワタシには金がない。」 ワタシがそれをまだあまり出ない声で伝えると、フラックスは先刻の体勢から動かずに言う。 「ああ、それなんだけどさ、俺が119番通報して、救急車でお前さんが運ばれる時、お前の身内だって言って乗った奴が払ったみたいだ。代金。」 ・・・身内? 「・・・・・・ちょっと待ってくれ。ワタシに身内はない。」 「いやでも、ボロアパートの地下から、小さいお婆ちゃんみたいなのが出てきて・・・・・・確かに、身内だって言って笑ったんだぜ?」 ・・・地下? あのアパートには、地下があったと言うのだろうか。 とすると、その婆の目的は? なんで態々、ワタシの治療の代金を・・・・・・? フラックスにその婆の正体について問い詰めようとしたが、フラックスも知らない様子だったのを見て、これ以上面倒を起こしたくない。と思い、留まった。 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 結局、婆の正体は分からずじまいだった。 ワタシが無事退院するまで───と言っても、病気とかではないので、無論短い期間だったが───フラックスが時々見舞いに来た。 「よっす。大丈夫そうか?」 「お陰様で、ね。・・・ところで君、仕事はいいのか?」 「あ?あー・・・まあ、警備員やってるっつっても、この辺に不審者なんかいねぇっつの。犯罪起こる要素がねぇんだよ。人いないし。ぶっちゃけ暇。」 「・・・それならいいが。」 まあそんなこんなで、ワタシは無事退院した。 とは言ったものの。 住むところも無きゃ職も無い。 当てになる人も金も無い。 ・・・あのフラックスとかいう男に相談───、いや、やっぱりやめておこう。 まだ信頼の置ける人物には思えない。彼には悪いが。 しかし、背に腹は変えられない。なんとかしなければ・・・・・・ そんなことを思案し続けながら歩き続けるうち、ワタシは再び例のアパートへ戻ってきていた。 道中、ほとんど人はいなかった。本当に田舎町らしい。 遭遇した人と言えば、男の子を引っ張って走っていった女の子。・・・ああ、引っ張るっていうのは文字通りの意味ではないぞ。先導して、っていう感じの方。 まあ、そんなことはどうでもいい。あいつらは姉弟だろうか?いや大きさから察するに兄妹の方か。にしては兄貴は随分頼り甲斐が無さそうな・・・・・・ だからどうでもいいというに。ええい。 ・・・アパートへ何故か向かっていたワタシは、改めてその外観を確認する。 うん、見事な廃墟だ。 苔が生え、黴が生え、屋根は腐り塗装は剥げ──もう説明するまでもないか。 ワタシはふと、フラックスの言っていた婆のことを思い出す。 確かに彼は『地下』と言った。もしかすれば、もしかしてくれるかもしれない。 えぇい、ままよ。とばかりに、ワタシは建物の近くへ行って目を凝らした。他の人から見たら相当滑稽に映ったに違いない。 駄目元、最早ヤケクソになって必死に地下への入り口を探していると、ガィィン、と、気持ちの良い音がワタシの額から炸裂した。 ・・・どうやら、地下への入り口は存在したらしい。 地下から飛び出してきた件の婆に、いや正確に言えば、婆が地上に出る時に吹き飛ばした蓋が額に当たって、ワタシは動揺した。というか痛い。 「・・・ん?おやおや、お客さんか。」 ワタシが額を押さえながらよろよろと立ち上がると、確かに小さい婆のような人物がそこに居た。 日傘を差している。まあ、老人には些か辛い夏の気候であるから、自然ではある。 とりあえず、探りを入れてみる。 「突然ですみませんが、このアパートの事、よくご存知ですよね?」 でなければ地下から出てくるものか、と付け加えるのはやめておいた。 「んん、知ってるも何も、管理人だぞえ。」 「なんと。」 どうやらこのオンボロ廃墟アパートメントには管理人がいたようだ。 なるほど、長い間管理人を続けているうちに、アパートも自身もよぼよぼに・・・って、流石にこれは失礼が過ぎるか。 「入居希望かえ?」 「ハい?」 ワタシは動揺した。 「入居希望でもないのに、こんなところに来る奴なんぞ、フラックスの馬鹿野郎しか知らなんだもんでな。」 フラックスを知っているのか。・・・あっちは知らない様子だったが。 しかし、どうだ。 入居しようにも、金が無い。 この際汚さには目を瞑る覚悟ができているのだが。 「・・・入居したいのは山々なのですが。」 「家賃は一ヶ月5000円から。」 安い。 安いのだろうが、払えない。 「・・・・・・すいません、ワタシ、お金が一銭も無いもので。」 告げると、婆はしばし思案して、にこやかに言った。 「それなら、家賃は払わなくていい。」 僥倖。 でも、タダより高いものはない、とも言う。 疑り深いワタシは、すぐにはこの言葉を信じる事が 「入居させてくださいお願いします。」 ・・・背に腹は変えられなかった。 「・・・その代わり。」 来た。 何を要求されるのだろうか。 息を飲む。生唾を飲み込む。 さあ、かかってこい。ワタシには覚悟がある。金はないが。 「時々でいいから、面白い話を聞かせてくれんかねぇ。」 「・・・はぁ。」 拍子抜け、というか、なんというか。 とりあえずそれでいいなら、頑張ってみますとか、そんな感じの気のない返事を返す。 すると婆は、 忽然と姿を消した。 そして突如、後ろから妖しい声がした。 「───そりゃあよかった。年寄りは退屈でねぇ。」 待ってるよ、という言葉を残して、声は途絶えた。咄嗟に後ろを振り向くも、そこには誰も居らず。 婆は依然、消えたままだが。 不思議と、もうワタシはこのアパートから逃げられない、と、確信していたのだった。 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; それからしばらく。 アパートの部屋の中は思ったよりは綺麗だったとか、 偶然近くにある唯一のコンビニに昔の知り合いを見つけて残り物をくれる約束を取り付けたとか、 フラックスが仕事をサボって上司らしき男に折檻されているのを目撃したりだとか、 昔の話を語りに地下へ行ったら管理人からお小遣いが貰えただとか、 フラックスが猛烈に値引き交渉をした結果店員を泣かせて携帯電話が契約できただとか、 思い出したくもない人物から電話がかかってきたりだとか、 普通に暮らしてると未来予知なんて能力は使う機会が無いのだとか、 まあそんな感じで。 日々は過ぎ去って行く。この先何があるのだろう。 それを見つけに来たのだろうか。分からないが。 当初の目的を忘れるとか、そういうことでもないが。 とりあえずワタシはこうして生きている。 人間として、生きている。 だからまあ別に、気に病む事はないのだった。 ───ああ、そうそう。 最近は空の色を見て今日一日の運勢を占うのにハマっててね。 色の名前が載ってる分厚い本なんかも買ったりして。 さて、今日の空の色は───── つづく。
https://w.atwiki.jp/vtsr/pages/1174.html
【KAITO】おはようからおやすみまで暮らしを見つめるKAITO【オリジナル】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1774610 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1774610 Vocaloidのオリジナル曲 使用VocaloidはKAITO 製作者は木琴P 一つ前のページにもどる
https://w.atwiki.jp/ohayousex/pages/266.html
それは長い時をかけて目が覚めたような気分だった。 気がつくと僕を含むクラスメイト全員はどこかのビルの中に居た。学生服姿で。バッグも持っていた。 確認してみると時刻は6時ちょっと前。朝である。 恐らく夢幻街の外れの方ということまでは分かるが何故ここに来ていたのかはさっぱり分からなかった。 学校の帰り道のような気がするし学習合宿の真っ最中の気もする。僕達は記憶を無くしてしまったのであろうか。 不可解な点は何かの首輪と右腕に腕輪がここにいる全員につけられているということ。 (なんなのよこれ・・・。) 隣のライムが小さく言った気がした。知らぬと言わんばかりに彼はそっぽを向いた。そこには城碑もいる。 クラスが騒々しくなると近くの巨大なテレビが突然点いた。誰も触れてもないのに。 あまりの不気味さで騒がしかったクラス全員が一斉に静まり返った。 テレビの中にはフードを被った男が一人。顔は確認できない。声もモザイクをかけて喋り始めた。 『ええ・・・夢幻学園の諸君・・・おはようございます。とでも言っておこうか。 私は夢幻学園PTAの会長。・・・。』 PTAの会長が何故正体を隠してんだ。 『さて・・・貴方達の手元には封筒があるはずです。それをこのように上から破いてください。』 テレビの中の男は切り取り線と思われる箇所からビリビリと破き始める。 不審に思って自分達の手を見てみると封筒が握られていた。不思議と。どうして気付かなかったのだろうか。 生徒達は暗示されるかのように封筒を破く。破いた。 『この封筒の中に以下のものが入っているかどうかを確認してください。 まず現金200万円。』 聞いて背中がぞっとしたような気がした。 なのにテレビの中の男が封筒からそれを取り出すのにつられて全員が封筒からそれを探す。まさに催眠術のよう。 封筒の中からは本物の1万円札推定200枚が束になって出てきた。 思わず歓喜の声を上げてしまう生徒も中にいる。 『次にこの星のバッジを厳重にかつ慎重に取り出してください。映像と実物では多少異なる場合がありますのでご了承ください。』 現金に続いて煌めく星のバッジが1つ封筒から出てきた。 しかし映像の中の星は金色なのに対して自分達の封筒から出てきたバッジは銀色であった。 『ではこの星のバッジを今貴方がたに身長に取りつけてから現金を学生服のポケット中に大切にしまってください。 これで現金は貴方達のものです。』 この映像の中では覆面のモデルがどこかから現れて金色の星を腕輪に張り付ける動作を見せた。 学生服にはマジックテープがつけられていた。以前は無かったのに。 腕輪には星がぴったりと外れないように填めることが出来るようになっていた。 全員が言われた通りに星を付けてから現金をしまった。大金のせいかとても清々しい気分だった。 星をつけた時カチリという音がしたが。 『ここからが本題です。貴方達にはゲームをしてもらいます。」 何かのギャンブルの気配がした。現金をしまったというのが参加表明になってしまったのだろうか。半ば強制的だったが。 また背中が冷たくなった気がした。 『ルールは簡単。制限時間は2日間。貴方達には現在胸のマジックテープについている星を奪い合っていただくだけ。 会場には既に総勢10クラスの生徒が集められております。 ただし・・・奪い合うと言っても貴方達は最低3色の星を集めて貰おうと思います。 ゲーム終了時に3色の星に至らなかった者はゲームオーバーです。手持ちの星が0になってもゲームオーバーです。 クラスによって最初に持っている星の色は違います。つまり・・・別のクラスの誰かから奪う必要があるということ。 もし手持ちの星が3色揃っていなかったに場合・・・。』 。 最後の言葉から5秒位間があった。 しかし耳を澄ましてみると巨大モニターから呻き声が聞えてきた。巨大モニターの裏側から。 ロキが立ちあがってモニターの裏側を覗く。そこにはやはり呻き声を発する何かがあった。 『突然ですが、貴方達の見ているモニターの裏側には人が居る。そに人間を表に引きずり出してください。・・・。』 また指示が合ってから間が空いた。 ロキが言われるがままにそれを引きずり出して表にさらすと・・・自分達と同じ夢幻学園の男子生徒がそこに居た。 不気味というか奇妙なことにその生徒は全身に傷があり、猿轡をされて手錠と足枷を掛けられていた。 そして自分達と同じように首輪も掛けられていて同じ色の星のついた腕輪をしていた。 『ちなみにその人間は夢幻学園の元生徒。退学処分になった人間です。 万が一手持ちの星が3色揃わないままゲームが終了すると・・・。もしくは相当な強い力で腕輪から星が外れると・・・。』 また例の間が出てきた。何かのイベントが起きる・・・。 突然その男子生徒から星がポロっと落ちる。するとその男子生徒の首輪から警戒のブザーがやかましく鳴り始めた。 首輪は赤く点滅し始める。男子生徒は更に目を大きく開けてうめき始める。 近くに居たロキが仕方なく猿轡を外すと。 「助けてくれっ!!誰か助けてくれェ!!!」 男が悲鳴を放ち始めた。 男のブザーの音はどんどん大きくなり首輪は更に眩しく点滅していた。 クラスメイト達は何かに怯えたかのようにその男から離れ始める。 「お、おい何が起きるんだ・・・?」 ロキも手錠と足枷がついたまま必死に喚いている男から離れ始めた。何か危険な予感がしたのである。 『3・2・1・・・。』 モニターの男が秒数のカウントをし始める。 『0.』 その瞬間に男子生徒の首輪は爆発した。首が弾け飛び血がそこらじゅうを舞った。 あまりに悲惨で残酷な光景を無理矢理見せられた。残ったのは転がる生首と焦げて力なく横たわった死体。そして相変わらず煌めく星。 クラスの生徒達もまた怯えて悲鳴を出してますますその男子生徒の死体から遠のいた。 『このようなことになりますので是非気を付けてください。』 『なお所持している星が1つ以下なら絶対に外れることはありませんが2つ以上ならある程度の力を掛ければ外すことも出来ます。 ただしその人間が死ぬと所持している星が1つであろうと自動的に星は外れます。たった1つの星が命でございます。フフ・・・。 星を集めるということは当然星1つの相手なら殺さざるを得ません。ご了承ください。 腕輪に填っていない星は大変もろいので注意してください。壊れた星は使いものになりません。 ポケットの中に入れているだけでは簡単に破損します。』 恐怖に駆られてパニックに陥っているクラスもその男が喋ると静かになった。泣く子も黙るとはこのこと。 『エリアは内側のサバイバルエリアとそれを覆う外側のセーフティーエリアに分かれております。詳しくは地図をご覧ください。 現在貴方達のいるサバイバルエリア内において殺人や暴行等全てが合法になるということを今断っておきます。 警察に捕まることもないので安心してなんでもしてください セーフティーエリアでは通常と同じように殺人等は認められておりません。 警備員があちこち見張っており、ありとあらゆる場所がいつでも監視されているので殺人等を行うと厳しく処罰します。 つまりセーフティーエリアは絶対に安心ということです。 サバイバルエリアからセーフティーエリアに移動することは出来ますがセーフティーエリアに戻ることは出来ないので注意してください。』 説明中は誰もが聞き取れるほど静かだった 『さてゲームの更なる説明が書かれた説明書は地図と共に各封筒に同梱されているはずなのでそちらをご覧ください。 皆さんのナイスファイトを期待しております。ではゲームを始めてください。』 AM6:00 モニターの電源が切れてゲームが始まった。 (殺人が合法っつったって・・・どうするってんだよ・・・!!) 心の中でメタキゾはシャウトした。 「ったく・・・一体なんなんだこの理不尽な大会は・・・。 あんなもの見せられたら表面だけでもどうしてもやらざるを得ないようだが・・・。 生き残るには別の星を持つ人間を2人殺す必要がある。 しかし、生き残る者は多くても3分の1・・・見込みが薄すぎる・・・。」 僕のクラスの生徒達は皆どこかのビルの中、ロビーに集まってきていた。 大分落ちついてはいるものの、残酷な光景を見せられたせいか、多くの者の生徒が戸惑いを隠せない様子であった。 恐らくほとんどの者にはゲームに乗る気配がまだ見られない。 地獄のゲームに参加しているという実感がまだ湧いていないのだろう。 「お茶入ったわよ。」 ライムがお盆の上に2つ紅茶の入ったティーカップを乗せてここに来ていた。ビルの中にあったのだろう。 よくそんな余裕を持っていられるな、とメタキゾは素直に感心する。 ともかく近くに丁度良いテーブルがあったので腰かけてカップを手に取った。 「さて・・・ライム、ここからの方針をどうしようか。」 「どうしようもないじゃあないの。貴方は他の生徒を手にかける気なの?」 「・・・・・。大抵は誰かを殺さないと俺達は生き残れない。だが・・・この金は一体何の為にある?」 メタキゾが札束を抓んでヒラヒラと揺らす。 「仮定の話になるが・・・この金は恐らく星を買い取る為にある。」 「そんなわけないでしょ。誰が自分の命とお金と交換してくれるのよ?」 ライムが呆れた目でメタキゾを見るがメタキゾの真剣な表情は未だに崩れない。 「じゃあもし自分の手元に星が4つあったらどうする?」 「誰かに譲る・・・。・・・!」 この時ライムに電流走る。 「誰かを殺して星を必要以上に手に入れる。余った星を高額で売りつける。 そういう狂ったことをやらかす人間が確実に出てくるはず。 売る相手は、セーフティエリアに星が足らないまま恐怖で逃げ込んだ人間が妥当かな。 普通にサバイバルエリアの中にいる人間に売ることも出来るけどな。」 「ずいぶん気の早いことを考えているじゃない。で、貴方は星を買い取る作戦でいくっていうの?」 「さあな。」 メタキゾがカップを置いて背を向けた。 殺人は犯したくはない。彼女もあまり望まないだろう。どうやって生き残るつもりか知らないが。 先程のように星を大量に手に持つ者がいなければ、その時は本気で他人を殺すしかない。 (生き残るには3色の星が必要と言っていたが俺達のクラスの生徒の星の色は皆銀色であった・・・。 つまり俺達のクラスでは殺し合う必要はない。同じ色の星を集めても意味がないから・・・。?) メタキゾが自分の思考を重ねるうちに息を漏らす。自分の中の判断に確実な誤りがあった。 (いや・・・信用は出来ない・・・!仲間だと思わせておいてから暗殺して星を手に入れることも出来る。 同じ色の星だといえ後で交換したらいい・・・!セーフティーゾーン等で・・・!) かつては自分のクラスの者達は仲間だと思っていた。しかしそれはみかけだけ。考えが浅い者の妄想である。 (このことがクラスメイトの奴らに気付かれたら味方を失っちまう・・・!誰も気付かないでくれっ・・・! いや待てよ・・・?) その時メタキゾに電流走る。 「ごめん。俺ちょっとトイレ行ってくる。」 「行ってらっしゃい。お手洗いは死亡フラグの名所だから気をつけなさいよ?」 勿論本当にトイレに行くのではない。 アレを取りにいくのである。 (良かった・・・間にあった・・・。誰も気づいてはいない。) 巨大なモニターがあった場所。男子生徒が死んだ場所。醜い死体から未だに不気味に血が流れているせいか誰も近づいてはいない。 しかしここには重大なものがある。 「良かった・・・この男子生徒についていた星。まだ破損していない・・・。 死体から取り上げるなんて趣味悪いけどな。 ゲームクリアには役立たないがいずれ役に立つ時がくる・・・!」 メタキゾは腕輪の中に銀の星をはめ込む。腕輪にこの銀の星が2個ついていることは誰にも悟られてはいけない。 腕輪を手で隠しておくことにした。 「それから、この首輪。こいつを解析出来たら呪縛から解放されるかもしれない・・・!!大事に取っておこう。」 爆発したように見えたとはいえ、首輪もなんとか無事であった。 メタキゾは首輪を手に入れた!メタキゾは首輪をバッグにしまった。 突然のことだった。建物の奥から野鳥のように甲高い悲鳴が飛び、衝撃波となってメタキゾの耳を吹き飛ばさんとした。 メタキゾはその拍子で椅子から転げ落ちた。 声が止んでなお、誰かの叫びが頭の中で響いていた。 「なんだ・・・?」 ビルの裏口まで来てみると既に大勢のクラスメイトが悲鳴で召集されていた。ライムもそこに来ている。 そしてその人混みの中で 見慣れたクラスメイトが死んでいた。 頭と腹からは血が溢れ出て瞳は薄くなって広がっていた。 そして星を引き剥がされていた。 頭を何かで殴打してその後に鋭利な刃物を胴体に刺したといったところか。 凶器が見つかってない故に正確な死因は分からない。 が、絶対に言えることは事故ではなく誰かが殺したということ。 「敵襲だッ!!」「しかし違う色の星をつけた奴はここには来ていなかったぞ!」「お前ちゃんと見張ってたのか!?」 まずい、平穏だった雰囲気が崩れてパニックになってきている。 殺した人間はまだ近くにいるのだろうか。まだ狙っているのだろうか。 様々な思考が駆け巡る中で一番気になっていたことは・・・ 「そう言えばロキの奴がいないぞ!」「暗刻さんもだッ!」 現在ここに居ない人間の安否。果たしてロキは無事なのだろうか・・・。 「おい、お前がやったんだろ!俺知ってんだよ。お前がユウジに恨みを抱いてたってこともな!」 「ふざけんなよ!そんな証拠無しにデタラメを言うな!!」 (殺人が合法になったとはいえ恨みだとかの下らない自分の情に流されてこんなことをするはずがないだろ・・・? もう少し落ちついてくれよ・・・!) メタキゾは必死に願った。この場が静まってくれることを。おさまってくれることを。 しかしクラスのパニックは更に悪化するばかりであった。 「それに、お前は殺して星を手に入れた後で誰かと交換する気だったんだろ!ああ!?」 この発言で全員に電流が走った。ここにいる全員が誰も信用できないということに悟ってしまったのである (クソッ・・・!!味方を殆ど失った・・・。) 恐るべきことが早々に起こってしまったのであろう。 誰もが完全な混乱に陥る中でメタキゾは激しい絶望を感じていた。 その時はほとんどの者が気付かなかった。混乱で物音すら響かないからか。窓が割れて黒い物体が3個上から放り込まれたことが。 ガラスと共に降ってきたそれ、時差で破裂を起こす手榴弾だということに気付いたのは心が平静であった者のみ。 「みんな逃げて!!」「走れッ!!」 神業、ライムは予想していたのだろうか、それとも瞬時に判断したのだろうか、落ちてきた手榴弾を手でキャッチして人のいない場所に放り投げた。 メタキゾも落ちた手榴弾をすぐに拾い上げてどこかに投げた。しかし・・・もう1つの手榴弾は誰も処理することが出来なかった。 人混みのはずれに落ちたとはいえ誰か2人の目の前でその破片と血が飛び散らかってしまう。 気付いた時その2人の命は失われていた。生前の姿とは比べ物にならないほど醜い死体を晒して横たわっていた。 その周りには目が潰れてしまった者も含めて何人かが酷い怪我をしていた。 ライムも爆発した時木片がその身に刺さって怪我を負った。メタキゾもまた破片によって全身を切られていた。 「大丈夫かライム!!」 頬から赤い血をだらりと流しながらメタキゾが言った。 「メタキゾ・・・私のことは・・・信じてくれる・・・?」 寂しげにライムが言う。メタキゾは何度も頷いた。 クラスメイトの何人かが駆けつけてビルの奥で手当をしてくれたが、 同時に何人かが外へ出て行ってしまっていたらしい。「仇」だの「憎い」だの言って。 (皆離れ離れになったら敵の思う壺じゃあないかっ・・・!秩序が乱れて散り散りになったらそれこそ敵が俺達の星を狙いやすくなる・・・!) クラス対抗という名の戦争は本格的に始まった。 メタキゾ・・・星2個1色 ライム・・・星1個1色 城碑露貴・・・???
https://w.atwiki.jp/llnj_ss/pages/421.html
元スレURL エマ「おはよう~果林ちゃん」(満面の笑み)果林「ヒィッ!?」 概要 スクドル部移籍以降どうにも関係がギクシャクしてるエマが朝起こしに来て… タグ ^朝香果林 ^エマ・ヴェルデ ^近江彼方 ^宮下愛 ^短編 ^エマかり 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/trivialist/pages/216.html
作者:ぱんつP ネタ元:おはようからおやすみまで暮らしを見つめるKAITO(木琴P) 伝説のバカイトマスター アホ兄妹 ウザカワ ジャイアニズム 関連動画