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※比較的善良な飼いゆっくりが食べられます 嫌な方はすぐにブラウザを閉じてください 部屋の中にクリームまみれのゆっくり、床には四散したクリーム 返り血ならぬ返りクリームまみれのれいむは死んでいる訳ではないが何か抜け落ちたような表情で黄昏ていた 「終わったか?」 突然部屋にドス いやボールのように丸々と肥えた男が入ってきた 「ゆ・・・おにいさんおわったよ・・・あのこたちのかたき、うぐ・・・とった・・・」 何かを思い出したのか涙がとめどなく溢れ出し嗚咽が言葉を遮る 「ああ辛かったろう。思いっきり泣いていいんだよ」 「おにいざぁぁぁぁぁん!」 男に飛び込んでいくゆっくり どうやらこの男はこのれいむの飼い主のようだ このれいむは2ヶ月ほど前にこの太ったおにいさんに拾われた 突如やってきたドスの群れに住処を追い出されボロボロになっていたところをこのおにいさんに拾われそのまま飼いゆっくりとなった 伴侶であるまりさと共に 餌は自分達で探す、あまり五月蝿くしない、他人に迷惑をかけ捕まっても助けないという条件付で部屋をひとつ貸してくれた はじめは不慣れな環境に戸惑ったがおにいさんが餌のありそうな場所を教えてくれたり残飯をくれたり それに愛するまりさがいてくれたおかげでゆっくりと暮らしていくことが出来た そして程なくして夫婦の間に子供が5匹産まれ、れいむはえさ集めに忙しい日々を送っていた そして1週間前えさを持ち帰ると家族は皆朽ちた饅頭と化していた これ以上の幸せは無い。これからもゆっくり暮らせていける。そんなことをまりさと話していた矢先の出来事だった 「アリスの仕業か」 唖然としているれいむの後ろからおにいさんがそう告げた 泣き叫び子供の口においしいといつも言っていた木の実を押し付け、愛するまりさにゆっくりしていってねと声をかけ続けた いつも自然にこぼれる笑顔は消え、幽鬼の様な顔をし取り憑かれたかのように家族を起こそうと躍起になっては倒れての繰り返しの日々を送っていた そして今日おにいさんがまりさ達をおそったありすを捕まえてきたのだ 透明な箱に入れられたありすは悪びれも無くまりさとその子供達ですっきりしたと答え、さらにれいむともやらせろなどと要求をしてきた そのあまりの傍若無人さにいつもはやさしいおにいさんも憤怒し、おにいさんは箱から取り出すとシートの敷いた床に叩き付ける 「このド外道に止めを刺すなり生かして逃がすなりれいむの好きにしなさい」 そう言っておにいさんは部屋から出て行ったのだ 「少しは落ち着いたか」 おにいさんが部屋の掃除を終え金属のボールを抱えとコーラを脇に挟み手に皿を持って縁側にやってきた ドカッと縁側に腰掛けれいむを摘み上げてひざの上に乗せる。今までなら暑苦しいと嫌がったがそんな事を気にする気にもなれない 「まあ少しでもいいから何か腹に入れとけ」 豪快にコーラを飲みしながら皿に載ったお菓子を進めてきた 少し齧るが味がよく分からない 「これはどうする?」 おにいさんはれいむにクリームの入ったボールを見せる あの忌々しいアリスの中身だ 「そんなゆっくりできないものはゆっくりしないではやくすててね」 「そうだよな家族を殺した奴の中身なんて見たくないよな。すまなかった」 ボールを部屋に置くとおにいさんはまたコーラを飲みお菓子をつまんだ 「・・・おにいさんお願いがあるの」 「なんだい?俺に出来ることならやってやるぞ」 「れいむのこと・・・たべてくれない?」 「・・・チビ達に会いたいのか?そんなに生き急ぐ事も無いだろうお前はまだ若いゆっくりなんだし」 「ううん。いきててもたぶんれいむはもうゆっくりできないよ。あまりおいしくないかもしれないけどゆっくりたべてね」 「そうか、寂しくなるけどれいむの頼みだ。わかった食べてやる」 「ごめんねおにいさん。いままでやさしくしてくれてありがとう」 「いいってことよ」 おにいさんはにっこり笑って見せるとれいむを持ち上げ口元まで運ぶ 「ゆっくりあじわっていってね」 「いただきます」 まず一口。やわらかいれいむの頬が少しかじり取られる 「ゆうぅぅぅぅ」 「痛いか?嫌ならやめても」 「いややめないでね。ゆっくりがまんするよ」 「ああ分かった。おいしいよれいむ」 「ありがとうおにいさん」 生きたまま齧られる痛みは相当なものだろう。しかしれいむは歯を食いしばりこれでまりさ達のところへ行ける。そんな事を考え耐えていた 三口ほど齧られたところでおにいさんは突然ボールを引き寄せ中に入ったクリームをれいむに塗りつけだした 「ゆゆ!なにをしているのおにいさん!ゆっくりやめてね」 突然のことに驚く あのクソ忌々しいありすの中身が肌にまとわり付くなど考えただけで鳥肌が立つというのに 「いやーちょっと味に変化が欲しくてね」 「いやだよ!アリスのなかみなんかぬらないでね」 「そうかいそうかい。これからアリスと口の中で一緒くたになっていくんだよー殺すほど憎い相手とごちゃ混ぜになる最後の気分はどうかな?」 おにいさんの表情に不穏な物が混じるのを感じる。今までれいむが見たことの無い表情だ 「おにいさんいじわるはやめてね!ゆっくりれいむだけたべてね」 「いやーでもれいむの餡子がどんどんおいしくなっていくよ?」 「いやあああああぁあああああああ」 どんなに拒否して嫌がってもおにいさんはかまわずありすのクリームを塗りたくっては食べていく 逃れようにもがっしりと掴まれているため動くこともままならない あの優しかったおにいさんがどうしてこんな事を・・・ 泣き叫ぶれいむなどどこ吹く風と おにいさんはゆっくりと一口ごとにれいむの餡子を舌の上で転がしその深みを増していく旨みを堪能している 「ところでれいむちょっと聞いてくれないか」 「うううぐすっ・・・なにおにいさん・・・」 2割ほど食べられたところだろうか、多少弱ったとはいえまだれいむの意識のははっきりしている 「ホントにあのアリスが君の家族を殺したのかな?」 「ゆ?なにをいってるのおにいさん?あのありすもこのへやでまりさとこどもたちと・・・すっきりした っていってたでしょ?」 「うん。でもあの部屋にいた別の家族だったかも知れないでしょ?」 「それはないよおにいさん。だってみんなじぶんのかざりつけてたよ」 「もしれいむの家族から飾りをとって付けてたとしたら?」 「ゆゆ?何を言ってるのおにいさん?」 「あの部屋にいたのは違う家族で、れいむの家族から取った飾りをしていてアリスに襲われたとしたら?」 「ゆ?」 ゆっくりは飾りで固体を確認している 故に黒ずんだあの塊が自分の家族の飾りを付けていたら自分の家族と勘違いしてしまうだろう しかしわざわざそんな事をするだろうか?家族で飾りを失ったゆっくりが入り込んで奪った?しかしあの場所で争ったような後は無かった れいむはおにいさんが自分を元気付けるために家族は生きているかもしれないという嘘をついているのかと考えた しかしなぜ今になって? 「もしおにいさんがれいむの家族の飾りを別の家族に付けてあの部屋に入れて、れいむの家族を別のところに移していたとしたら?」 「ゆっ?ゆ!もしかしてあかちゃんたちいきているの!」 「そうだとしたら?」 「ゆゆゆゆゆ!おにいさんれいむをたべるのはやめてはやくあわせてね!」 「何言ってるんだ?赤ちゃんなら近くにいるだろう?」 「ゆ!」 きょろきょろと庭を探す あの茂みか?木の枝の上か?生垣の隙間か? 「ゆ、おにいさん早く離してね。れいむはあかちゃんをさがさないと」 「どこを探してるんだよほらここに」 「ゆーう?」 そういって皿をれいむの見えるところに持ち上げるおにいさん 皿?おにいさんのもってきてくれたお菓子が・・・ れいむにとっては最後の晩餐とも言えるその一口サイズの・・・欠けた・・・揚げ饅頭 「おにいさんこれ・・・」 「ああそうさ、それが君の赤ちゃん だ っ た ものだよ」 「!!!」 その揚げ饅頭は苦悶の顔を浮かべたているようにも見える 「」 「そう生きてたんだよ君の家族は 君が見たのはそこら辺で捕まえたまりさの家族。それをあの部屋でありすに襲わせてれいむの家族の頭飾りを付けたそれを君は勘違いしたんだよ」 「・・・なんでこんなことしたの・・・?」 「君を美味しく頂くため」 「ゆぎぎぎぎぎじね!ゆっくりしないでじね」 「おお怖い怖い。自分の子供も平気で食べちゃうゆっくりは怖いねえ」 「おばえがだべざぜだんだ!ゆっぐりじないでじね!ずぐじね!」 ゆっくりにこんな表情が出来たのかというぐらい顔は赤く目は今にも飛出し、歯も折れるのではないかというぐらいに食いしばり齧られた跡からびゅっびゅと餡子が迸る 「じねじねじねじねじねじねじねじねじねじねじねじね」 「どうだい今まで仲良しだった相手に裏切られて?悔しいか?悔しいだろ?」 「ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎgぐあ」 おにいさんいや鬼意さんか は再び食べることを再開した 今までよりペースト上げれいむの怨み言をBGMに軽やかに食い進む 「ほーら恨め恨め、お前のなかみがどんどん美味しくなってくぞ」 たまに煽りを入れることも忘れない 「ごのおに!あぐま!」 「おっと俺はそこらの鬼意さんと一緒にすんなよ?俺はお前らを苛めて食べる事を専門にした鬼意さんまあ虐食鬼意さんてところかな」 「じね!とっととじね」 「いつか死にますよーっとあーおいし」 れいむが物言わぬ饅頭と成り果てたところで虐食鬼意さんは食べるのをやめた 「よっこらしょっと」 鬼意さんは重い腰を上げ、食いかけのれいむだったものを皿の上に載せ部屋の中の箪笥へと近づく 箪笥の上には丸い穴が2つ開けられたダンボールがあった それを下ろして蓋を開けると中には帽子の無いまりさが詰め込まれている このまりさ、やつれてはいるが先ほどのれいむに負けず劣らず禍々しいほどの形相をしている 「さあ次は君の番だよ」 虐食鬼意さんというのを思いついたから勢いで書いた 台詞はすぐに思いつくけど情景説明を書くのが苦手だわ・・・ このSSに感想を付ける
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とかいは 19KB いじめ 小ネタ 変態 妊娠 お家宣言 番い 飼いゆ 野良ゆ 赤ゆ 独自設定 うんしー ぺにまむ 小ネタです まえがき この作品には、若干のHENTAI的表現、うんしーぺにまむ表現が含まれております。 苦手な方はバックしていただくか、不快な思いをする可能性があることを了解したうえでお楽しみください。 ---------------------------------- それは、天気のいいとってもゆっくりした一日のこと。 厳しい街の環境を、野良として立派に生き抜き、そして愛を育みあったまりさとれいむ。 そして二匹のかわいいかわいいおちびちゃん達は、今日も理想のゆっくりぷれいすを求めて、お外を練り歩いていました。 「ゆへへ、きょうはどこでゆっくりしようかまようんだぜ!」 まりさは自信家で、自称野良一番の力持ちでした。 「ゆゆ~ん、まりさはきょうもゆっくりすてきだね!」 れいむは自称野良一番の子育て上手、頭の上におちびちゃんを乗せて、まりさの少し後ろをぴったりくっついて歩きます。 「ゆっきゅちゆっきゅち!」 「まりちゃのいもーちょ、とってもゆっくちちてるのじぇ!」 れいむの頭の上でゆっくりしてる二匹のおちびちゃん。 おちびちゃんのれいむは、まだ生まれたばかりでうまく言葉を喋れません。 おちびちゃんのまりさは、れいむよりすこしお姉さんで、小さいながらも勇敢で元気一杯のとってもいい子です。 しばらくお外を歩いていると、お父さんまりさが何かを見つけたようです。 「ゆゆっ!?ちょうどいいところにとってもゆっくりできそうなところがあるんだぜ!」 そういってまりさは、人間さんのお家の庭に、ひょいと入っていきました。 「ゆっ!まりさ!ゆっくりがんばってね!」 れいむはそれを少し離れて見守ります。 「まりささまにまかせるんだぜ!」 まりさはれいむの方をちらりと振り返り、ウィンクすると、そのまま人間さんのお家に近付いていきます。 まりさが見つけたのは、お家のある窓でした。 その窓の下には、コンクリートの縁側がついていてゆっくりでも簡単に窓ガラスに近付いていくことができました。 まりさ達家族には幸運なことに、その窓は空気を入れ替えるために空いていて、虫除け用の薄い網戸が張ってあるだけでした。 「こんなちょろいの、まりささまにかかればいちころなんだぜ!」 まりさは庭に転がっている少し鋭い石を選んで口に含み、勢いをつけて網戸に向って吐き出しました。 それを2・3回繰り返すと、網戸に小さな穴を開けることに成功します。 そしてまりさは、そこに近寄り、歯をつかって器用に穴を広げていきます。 まりさが通るより少し大きめの穴を開けたところで、まりさは一旦単独で中に入り、中の様子を確かめました。 これまた幸運なことに、人間さんの気配は家の中からは感じられませんでした。 といっても、まりさは本気で人間さんになんか負けないと思っているので、人間さんがいた所で奴隷にでもしてしまおうと思っていたのでした。 「ふぅん、だれもいないんだぜ、らっくしょーなんだぜ」 そしてまりさは、れいむ達を呼ぶためにもと来た道をゆっくりと戻っていきました。 れいむを連れてお家の中に戻ったまりさは、今度は二匹そろってお家の中に侵入しました。 「ゆゆ~ん!すっごいよぉ!さすがまりさだね!」 「ゆちぃ~~~!!」 「おとーしゃんはさいっきょうっなのじぇ!」 れいむとおちびちゃんたちは、大声でまりさをたたえました。 「あったりまえだよっ!まりさはつよいんだからね!」 まりさは、ゆへんっ!と体を仰け反らせて褒められた喜びをかみしめました。 そしてみんなですぅと息を吸い込み、とびきりの大声で宣言をします。 『ここをみんなのゆっくりぷれいすにするよっ!!!』 あまりの大声に、お家のリビングに4匹の声が木霊します。 おちびちゃんたちがれいむの頭から飛び降りて、ぴょんぴょんと跳ねまわりました。 「たんっけんっするのじぇ!れいみゅもついてくるのじぇ!」 「ゆっ!ゆゆぅっ!」 元気に跳ねまわる二匹を見て、親の二匹も顔をほころばせます。 「おちびちゃんたち、とってもゆっくりしてるね!」 「そりゃあれいむとまりさのおちびだから、とうぜんなんだぜ…それよりれいむ こんなゆっくりしたゆっくりぷれいすをみつけたんだぜ、さんにんめ…いっちゃおうぜ…」 突然のまりさからの求愛に、れいむが顔を真赤にして、もみあげで目を隠して身体をくねくねとくねらせました。 「ゆゆ~ん!まりさったら、まだおひさまがみてるよぉ」 「おひさまなんて、まりさたちにしっとさせておけばいいんだぜ…」 れいむとまりさがいちゃついていると、リビングに続くドアの足元にある、四角い窓から、突然一匹のゆっくりが現れました。 「おひるねをしていたのに、なんだかうるさいわね、とかいはじゃないわ…」 現れたのは一匹のありす、このありすは、この家の飼いゆっくりでした。 「ゆ?ここはまりさたちのゆっくりぷれいすだぜ、よそものはでていくんだぜ!」 まりさはれいむ達を守るように前に出て、ありすを威嚇します。 しかしありすはまりさに、にっこりとほほ笑みを返しました。 「あら、おきゃくさまかしら、ゆっくりしていってね」 『ゆっくりしていってね!』 ありすから突然発せられた挨拶に、四匹は思わず挨拶を返してしまいます。 緊張した空気が和み、辺りに沈黙が訪れました。 「ゆっ!れーみゅうんうんちたい!ゆーんっゆーんっ!ちゅっきりー!」 静寂を破って、末っ子のれいむがリビングの床にうんうんをしてしまいます。 ありすはそれを見ると、近くに備え付けてあったティッシュを取り出して、うんうんを片づけ、れいむのあにゃるをふいてあげました。 「あらあら、おちびちゃんはげんきなうんうんをするのね、とってもとかいはだわ」 「ゆわーい!おねーちゃんありがちょー」 末っ子のれいむはそれですっかりとありすに懐いてしまい、ありすにすりすりと頬ずりをしてじゃれつきます。 「お…おねーしゃんすっごくきれいなのじぇ、まりさのおよめさんになってほしいのじぇ」 お姉ちゃんまりさも、飼いゆっくりの綺麗に整った顔のありすに一目ぼれをしてしまったらしく、微妙な距離を保ってありすのそばを離れませんでした。 「あらあら、おませさんね、ゆっくりいらっしゃい」 それを見たありすが優しく微笑みかけると、ゆっくりとそばに近付き、やがて末っ子れいむとともにきゃっきゃと遊び出してしまいます。 一方、その光景にすっかり呆気にとられてしまっていたのが、二匹の親ゆっくり達でした。 「ゆゆぅ…れいむのおちびちゃんがぁ…」 れいむは、いつもれいむによくなついてくれていた二匹のおちびちゃんがとられてしまったようで、ゆっくりできない様子です。 「れいむ、きにしたらだめなんだぜ、あいつをまりさたちのどれいにしたらいいんだぜ そしたらこそだてはあいつにまかせて、まりさとれいむはずっとらくしてゆっくりできるんだぜ かりもあいつにやらせて、おちびだってつくりほうだいなんだぜ」 「ゆゆ~ん!おちびちゃんたくさんは、とってもゆっくりできるよー!」 れいむはまりさの提案に目をキラキラと輝かせました。 一方まりさは、いやらしい笑みを浮かべてゆっくりとありすに近付きます。 「ゆへへ、そこのありす、おまえもしかして、にんげんさんのどれいなのぜ?」 「どれい?なんのことかしら、ありすはおにいさんのかいゆっくりよ」 ありすはおちびちゃんたちをあやしながら、笑顔を崩さずに答えます。 「ゆっひゃっひゃ!かいゆっくりなんて、にんげんさんにこびをうるどれいなんだぜ! まりさはとってもつよいから、にんげんさんなんかすぐにどれいにできるんだぜ つまり、にげんさんのどれいはまりさのどれい、おまえ、まりさのどれいになるんだぜ」 「あら、それはとかいはじゃないていあんね」 まりさの穏やかではない持ちかけに、ありすは眉をひそめます。 「とかいはとか、どーでもいいんだぜ、ていこうするきなら、こっちもようしゃしないんだぜ」 まりさがメンチを切りながらにじり寄っていくとありすにじゃれついていた二匹のおちびちゃんが、ありすとまりさの間に割り込みました。 「おにぇーちゃんをいぢめりゅにゃ!」 「ありすおねーさんをいじめるならぷくーするのぜ!」 二匹は小さな体を精一杯ふくらませて、ぷくーをしました。 「どぼちでそんなごどいうのぉおお!?おとーさんはみんなのためにやってるんだよぉぉおお!?」 まりさはそんなのちっとも怖くありませんでしたが、自分のかわいいおちびちゃん達にぷくーをされた精神的ショックはとても大きなものでした。 「ゆゆっ!?だ、だめだよおちびちゃん!おとーさんのじゃましないでね!」 それをみたれいむが、さっともみあげで二匹を回収して、抑えつけました。 「ごめんねまりさ、もう、おちびちゃんたち、ちょっとあっちでおかあさんとゆっくりしてようね」 そういってれいむは二匹を抱えたまま、部屋の隅っこの方に移動して、まりさ達に背を向けました。 「ゆ…ゆふふ、じゃまがはいったけれど、これでこうしょうのつづきができるんだぜ」 「あら、おちびちゃんたちはいやだっていってなかったかしら」 「ちびたちはじょうっきょうっがわかってないだけなんだぜ!」 まりさはありすの冷静な態度に、顔を赤くして詰め寄ります。 「さぁ、これいじょうていっこうっするなら、わかってるのぜ…」 「わたしをどうするきなのかしら、きょうみがあるわね」 「ふふんっ、あとでこうっかいっしてもしらないんだぜ!」 ありすの挑発に、ついにまりさがありすに襲いかかります。 まりさはさっとありすの後ろに回り込み、ありすを体当たりでどんと押し倒しました。 ありすは抵抗なく板の間に倒れこみ、背後からまりさがありすのあんよめがけてからだをおしつけます。 「まりささまのたくましいぺにぺにで、くっぷくっ!させてやるんだぜっ!」 そしてまりさは、ありすのまむまむにぺにぺにをむりやりねじ込み、パンパンと音を立てて挿入を繰り返しました。 「あわわわ…まりさったら、れいむいがいと…で、でもあいかわらず、たくましいよぅ…」 れいむはおちびちゃんたちをもみあげで覆い隠しながら、まりさをちらちらと見やります。 その雄々しいすっきりに、れいむはすっかり顔を上気させてしまいました。 しかしありすは、声一つ上げずにまりさのぺにぺにをただただ受け止めていました。 「ゆへへっ、きもちよすぎてよがりごえもあげれないんだぜ!さぁいくぜ!す…す…す…すっきりーーー!!!」 まりさの掛声とともに、ありすの中にどくどくとまりさの精子餡が注ぎ込まれていきました。 その後抜かずに3発すっきりを繰り返したまりさが、ありすのまむまむからすっかり萎えたぺにぺにを抜き、ぽてんと尻もちをつきました。 「ふぅっ、つかれたのぜ…どうだぜ、これでまりささまのみりょくがわかったんだぜ、きょうからおまえはどれいなんだぜ!」 体力を消耗しきり、大きく息を繰り返すまりさ。 突然、今まで無抵抗ですっきりを受け止めていたありすが、むくりと体を起こしました。 そしてにっこりとした表情を張り付けたまま、くるりとまりさの方に振り返ります。 「なあんだ、きたいしていたのに、このていどなのね」 『ゆっ!?』 すっきり疲れでへたり込んでいたまりさと、遠くから見ていたれいむが、同時に驚きの声をあげます。 それもそのはず、まりさが消耗しきるはずの激しいすっきりをしたというのに、ありすは少しも息が上がった様子すらなかったのです。 「ぜんぜん、とかいはじゃないわ」 「ば…ばかにするんじゃないのぜ!もういっか…ゆゆっ!?」 気力を振り絞ってもう一度組み伏せてやろうと立ち上がるまりさの目の前で、信じられないことが起こりました。 「おにいさんのすっきりは、こんなものじゃないわよ…」 ありすのまむまむから、まりさが先ほど放った大量の静止餡が、ぶりゅぶりゅと音を立てて吹き出してきていたのです。 「い…いみわかんないんだぜ、にんげんさんと、すっきり…?」 「そうね、あなたにもわかりやすいようにいってあげると、わたしはにんげんさんとすっきりをするためにうまれたゆっくりなのよ」 「どういうことなんだぜ」 「ありすは、ゆっくりおなほーるありすちゃん、にんげんさんとすっきりをするためにうみだされた、あなたとはちがうゆっくり だからにんげんさんがすっきりできるまむまむじゃ、あなたのぺにぺになんてしょせん”そぺに”なのよ」 「ゆがーーーん!!!!」 今まで最強だと思っていたぺにぺにを見下されて、まりさは大きなショックを受けてしまいました。 しかしそれよりももっと大変な出来事が、今まさにゆっくりと進行していたのです。 まりさの静止餡が噴出するありすのまむまむの内側から、ぴょこんと小さな突起が現れました。 「そして、そんなおおきなぺにぺにをうけとめるまむまむ、それがぺにぺにになったら…あとは、わかるわね」 ありすの口がぱかりと開き、異様に細長い舌がずるずると中から現れました。 ありすはその長い舌を器用に使って、自身のまむまむをゆっくりとかき混ぜました。 すると、ずるりと音を立てて、人間のモノと同等かそれ以上のたくましいぺにぺにが、ありすのまむまむがあった位置にそそり立ちました。 「これをみて、あなたはどうおもうかしら…」 「すごく……おおきいよぉ……」 遠くから見守るれいむが、その問いにつぶやきで返しました。 まりさは、自分のぺにぺにの何倍もあるぺにぺにの出現に、声もなくただただ愕然としていました。 「さぁ、おたのしみはこれからよ、いっぱいすっきりさせてあげたんですもの、こんどはわたしのばん、そうでしょう」 「く…くるなぁぁあああ!!」 「だいじょうぶよ、わたしにゆっくりをにんっしんっさせることはできないから、あんしんしていいわ」 まりさはもうすっかり我を忘れて、ありすに背を向けて駆け出しました。 しかし全力で繰り返したすっきりのおかげで足腰が立たず、ありすの目の前でぷりんぷりんとおしりを振る形になってしまいます。 「あら、さそってるのね…とってもとかいはだわ…」 ありすはそれをみて、舌舐めずりをしながらゆっくりとまりさの背後に近付いていきました、そして… ZUN! 「あっーーーーーー!!!!!!」 「んほぉ、しまるわぁ、イクわよぉおおお!!!」 それからたっぷりと時間をかけて、まりさはありすのぺにぺにで貫かれ続けました。 ありすの精子餡を注ぎ込まれても、確かにまりさは妊娠しませんでしたが、その代りありすのぺにぺににこびり付いていた、 まりさ自身の精子餡のせいで、結局まりさはにんっしんっしてしまいます。 「もう…すっきり…したく………」 ありすがぺにぺにを引き抜くと、まりさのまむまむにはすっかり大きな穴があき、元に戻る様子はありませんでした。 頭からは茎が何本も生え、まりさ種の赤ちゃんが何匹も寝息を立てていました。 「ふぅ、あなたまむまむはなかなかよかったわよ、さて…」 「ひっ!」 ありすがぺにぺにをひっこめて、ちらりとれいむを見ると、れいむはおそろしーしーを垂れ流して、ガクガクと震えてしまいます。 「あんしんして、べつにたべたりしないわよ」 「うっ…うるさいよっ!ゆっくりできないゆっくりはあっちにいってね!」 「あっちにいってっていわれても、ここはわたしとおにいさんのおうちですもの」 「ここはれいむのゆっくりぷれいすだよ!」 れいむはありすに恐怖しながらも、大声でここは自分のものだと主張します。 「そう…じゃあ、あなたもわたしとすっきり、する?」 ありすが長い舌をぺろりと出して舌舐めずりをすると、れいむは変な悲鳴をあげておちびちゃんを抱えたまま網戸の穴から外に飛び出していきました。 「れ…れい…む…まってほしいんだぜ……」 まりさはまむまむに大きな穴を開けたまま、ずーりずーりと這ってれいむの後を追いました。 ありすはそれを追うこと無く、もう興味を失ったように見送ってしまいます。 「あら、ここよごれてるわ、おにいさんにおこられちゃう」 野良達が去った後、ありすはゆっくりと時間をかけて部屋に飛び散った粘液やしーしーを掃除していきました。 「こ…ここまできたらあんっしんっだね!」 家の外の道路まで来たところで、れいむが安心したように息を吐き出します。 「ゆぅ…おねーしゃんはー?」 「ここは…おそとなのじぇ…?」 れいむのもみあげの中で眠ってしまっていたおちびちゃんたちが、ぷるぷると身体を震わせて目を覚ましました。 「ゆゆっ、もうおねえさんとはばいばいしたよ、つぎのゆっくりぷれいすをさがしにいこうね!」 れいむはおちびちゃん二匹を頭に乗せて、その場から逃げるようにぽんぽんと駆けていきました。 「れーむーーー」 粘液にまみれ消耗しきったまりさが、れいむの背後から声をかけます。 しかし、れいむはそれをちらりと見て、再びくるりと背を向けてしまいました。 「よわいまりさなんかいらないよっ!そこでずっとゆっくりしていってね!」 「そ…そんな……」 まりさをしり目に、れいむはぽんぽんと跳ねて、まりさの目の届かない所に行ってしまいました。 「そんなのって…ないんだぜ……」 まりさが家の前でぐすぐすとベソをかいていると、まりさの背後の道路の曲がり角から、ひょっこりと一匹のゆっくりが現れました。 「んほぉ…とってもとかいはなまりさのにおいがするわぁ…」 すっかり発情しきって、れいぱー状態になった一匹の野良ありすが、まりさの背後からにじり寄っていきます。 まりさもすぐにそれに気づき、逃げようと必死に体を動かしました。 「うっ!うわっ、くるな!こっちくるなだぜ!」 けれど消耗しきったまりさの体では、逃げきることなど夢のまた夢でした。 「んほぉおぉお!つんでれなのねぇ!!!」 すぐにまりさはつかまってしまい、再びまむまむの中にぺにぺにが力強く潜り込んでくる感触を味わうこととなってしまいました。 「もうずっぎりじだぐないいぃいいいい!!!」 「んほぉぉおお!ゆるまむのまりさもとかいはだわぁああああああ!!!!!」 その後近所の人間さんが駆除依頼を出し、駆除係が駆け付けるまで、二匹のすっきりの声がいつまでもいつまでも道路に響いていましたとさ。 「どぼぢでごはんさんどこにもないのぉおおお!!?」 「ゆえーーん!ゆええーーーーん!!」 「おにゃかがへっちぇゆっくちできにゃいいぃいい!!」 泣き叫ぶわが子を頭に乗せたまま、れいむ自身も泣き叫びながらぽんぽんと道路のど真ん中を跳ねまわっています。 あれからしばらく、ゆっくりぷれいすを探して進んでいたれいむでしたが、おなかが減ったのでいつものように 「ゆっ!おなかがへったよ!れいむはおなかいっぱいむーしゃむーしゃしたいよ!」 と、ご飯を要求しました。 しかし、それに応える声はありませんでした。 それもそのはず、番のまりさはあの場所に置いてきてしまったのです。 「つかえないまりさだね!しかたないかられいむがゆっくりかりをするよ!」 愚痴をこぼしながらご飯を探して彷徨うれいむでしたが、一向に御飯が見つかる様子はありませんでした。 何故なられいむは、今まで一度も狩りなどしたことがなかったのです。 常に今まで、巣の中でおちびちゃんをあやしているうちに、まりさが狩りにいってとってきてくれたごはんをむーしゃむーしゃする日々だったのです。 そして消耗しきったれいむは、ついにおちびちゃんに噛みついてしまいます。 「ゆぎゃああぁぁあああ!!!」 おねえちゃんまりさが、顔を半分無くしたまま、泣き叫び逃げようとします。 「ゆふふ、おちびはゆっくりれいむにたべられてね!」 れいむはもう一度ばくりとおちびちゃんに噛みつき、まりさは全てれいむのおなかの中に消えていってしまいました。 「ゆんにゃぁぁあああ!!!」 その光景に恐怖し、おそろちーちーを流しながらただただ身体を震わせている末っ子れいむも、 お母さんれいむがぺろりと舌を伸ばすと、一口で口の中におさまってしまいます。 「ゆっ、つぎはいつごはんがたべられるかわからないからね、ゆっくりたべるよ」 哀れ末っ子れいむは、そのままお母さんれいむの口の中でぺろぺろと、飴玉のように転がされてゆっくりと溶けてゆん生を終えました。 そしてこのれいむがこのまま狩りが出来ずに飢えて永遠にゆっくりしてしまうのも、もはや時間の問題でしょう。 「ただいまー」 まりさとれいむが侵入したお家に、ありすの飼い主のお兄さんがお仕事から帰ってきました。 「ゆっくりおかえりなさい!」 ありすは玄関先で、笑顔でお兄さんを迎えました。 そして昼間あったことをお兄さんに話しました。 お兄さんはありすを叱ることはなく、笑って網戸を引きあげて窓を閉めます。 「あー、窓あけっぱなしにしてた俺が悪いよな、撃退してくれてありがとう」 「ごめんなさい、ついちょうしにのってしまったわ、まりさのまむまむはなかなかよかったわよ」 「そうかそうか、って、今お前を使ったらその野良の体液がくっついてるってことか、きったねぇなぁ」 「あ…そこまでかんがえていなかったわ、ごめんなさい」 しゅんとしてしまうありすの頭を、お兄さんはくしゃくしゃと撫でてやりした。 「まあいいさ、洗えば済む話だ、後で一緒にお風呂に入ろう そしたら今夜も、いつものお願いするよ」 「もう…おにいさんったらすきものね」 ありすはお兄さんとのめくるめく熱い夜を想像し、まむまむがきゅんとなるのを感じました。 そして何事も起こらなかったようにお兄さんとありすの夜は更けていきました。 「あんっ!おにいさんったら、こんやもとってもとかいはだわっ!あぁっ!」 おしまい。 ----------------------------- 最後まで読んでいただき、ありがとうございます! どうも、ばや汁です。 スレでネタをクレクレしてみての即興でした。 ちなみに今回採用させていただいたのは 10/09/09(木)02 17 18 No.68373 PSDかゆなほで小ネタ 野良におうち宣言された家にゆなほがいたよ! とか のとしあきさんでした、ゆっくりありがとうございます。 その他の意見を頂いた方も、これからの参考にさせていただきます。 レスを頂きありがとうございました。 レスを頂いてから書き始めたので、練りとタイピング合わせて所要時間約2時間といったところでしょうか。 お口に合ったかどうかはわかりませんが、楽しんでいただけたなら幸いです。 いつも多数のご意見ご感想ありがとうございます! この作品へのご意見ご感想も、どうぞお気軽にお寄せください。 個人用感想スレ http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1278473059/ 今までの作品 anko1748 かみさま anko1830-1831 とくべつ anko1837 ぼくのかわいいれいむちゃん anko1847 しろくろ anko1869 ぬくもり anko1896 いぢめて anko1906 どうぐ・おかえし anko1911 さくや・いぢめて おまけ anko1915 ゆなほ anko1939 たなばた anko1943 わけあり anko1959 続ゆなほ anko1965 わたしは anko1983 はこ anko2001 でぃーおー anko2007 ゆんりつせん anko2023 あるむれ anko2068 おしかけ anko2110 とおりま anko2111 おもちゃ anko2112 ぼくとペット anko2223 まちかどで anko2241 かいゆ anko2304 ぼうけん 餡小話では消されてしまった作品も多数ありますので、過去作を読みたいなと思っていただけた方は ふたば ゆっくりいじめSS保管庫ミラー http //www26.atwiki.jp/ankoss/ をご活用ください。
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あかいとまとをお気に入りに追加 あかいとまとのリンク #blogsearch2 あかいとまとのキャッシュ 使い方 サイト名 URL あかいとまとの報道 福岡のいちご狩りの2021-2022年おすすめや予約は?あまおうも食べ放題? - そらいろ~日本が魅せる多彩な表情~ あかいとまととは あかいとまとの63%はやましさで出来ています。あかいとまとの16%はスライムで出来ています。あかいとまとの16%は税金で出来ています。あかいとまとの3%は毒電波で出来ています。あかいとまとの2%はカテキンで出来ています。 あかいとまと@ウィキペディア あかいとまと 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 ページ先頭へ あかいとまと このページについて このページはあかいとまとのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるあかいとまとに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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あかいとまとをお気に入りに追加 あかいとまととは あかいとまとの63%はやましさで出来ています。あかいとまとの16%はスライムで出来ています。あかいとまとの16%は税金で出来ています。あかいとまとの3%は毒電波で出来ています。あかいとまとの2%はカテキンで出来ています。 あかいとまとの報道 【3月15日~3月21日生まれの声優さんは?】三木眞一郎さん、安元洋貴さん、豊田萌絵さん… - 超! アニメディア あかいとまとのウィキペディア あかいとまと あかいとまとの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る あかいとまとのリンク #blogsearch2 ページ先頭へ あかいとまと このページについて このページはあかいとまとのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるあかいとまとに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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高校校舎の道路側の際には各階に扉があり、外付けの非常用階段に出られる。割と常用で、高校と中学の間の門から出入りする時はこの階段は便利である。児嶋曰く、たまに扉に鍵がかかっているらしく、四階まで上って施錠されていると結構な徒労を重ねたことになる。大変がっかり。
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伊藤開司〔いとう かいじ〕 作品名:カイジ 作者名:[[]] 投稿日:[[]] 画像情報:640×480px サイズ:58,635 byte ジャンル: キャラ情報 このぐぬコラについて コメント 名前 コメント 登録タグ カイジ 個別い
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16スレ目 125 128 「ということで、まりさが先に好きな方を選ぶといいよ」 優しいお兄さんは、ゆっくりまりさに選択の権利を与えた。 お兄さんが用意した遊び道具は二つ。 ひとつは玩具の拳銃。もうひとつは弓である。 もちろん、ゆっくりであるまりさには、このふたつが何かはわからない。 「さっきも説明したけど、この武器を使っての狩りゴッコだ。ルールは――」 「わかってるよ! さきに『こうさん』っていったほうがまけだよ!」 「そうだね。よく覚えていたね」 「おにいさんばかなの? そんなことにかいもいわなくてもわかるよ!」 まりさの“馬鹿”発言に対し、お兄さんは怒りを覚えることは無い。 ゆっくりにもわかるように、ルール説明は簡潔におこなった。二回ではなく何度も。 だから、ゆっくりが話を理解したのなら、それは望むべきことであり、怒ることではない。 「それじゃあまりさはこっち!」 まりさは迷うことなく弓を選んだ。 この弓は、ゆっくりにでも使えるようにと、お兄さんがサイズと重量を考慮した手作り。 竹を割り、火であぶってしならせ、日用道具屋で買った合成繊維を弦に使った一品。 「それはお兄さんの手作りなん――」 「ゆっ!!」 選ぶと同時、まりさは、口にくわえた弓で、お兄さんの脚を叩いた。 人の話など聞いてはいない。 「ゆっ! ゆっ! ゆっ!」 まりさの掛け声、それともうひとつの音、 ばしばしとお兄さんの脚を弓で連打する音が響く。 「……まりさ?」 ばしばしとお兄さんの脚を弓で連打する音が響く。 返事がないようなので、お兄さんはもう一度まりさに声をかけた。 「じゃましないでね!」 が、返って来たのは抗議の声だけだった。ばしばしという音は続く。 「うん、そうじゃなくてね」 そう言われてもなお叩き続けたまりさであったが、煩わしくなったのか、 呆れたような表情を見せた後、弓を口から放し、叩く作業を一時中断させた。 そして、まりさは親が子どもに語るように、 「わからないおにいさんだね! だんまくはぱわーとりーちだよ! ゆみのほうがつよいよ! じょうしきだね!」 そんなことも分からない馬鹿なお兄さんは、その小さくて軽い拳銃で戦うといいよ、と見下した態度。 「そうじゃないんだ、まりさ。それもあるけど、約束した開始の合図がまだだね?」 「ゆ!? じゃあさっさとしてよね! おにいさんはほんとうにぐずだね!!」 そうだねとお兄さんはうなずく。じゃあ合図をいくよ。 「ゆっくりしていってね!!!」 取り決めてあった開始の合図、一人と一匹の声が同時に響いた。 直後、その余韻を打ち消すが如く、ばしばしとお兄さんの脚を弓で連打する音がする。 「おにいさんゆっくりしていってね!!!」 「ていこうはむだだよ!」 「まりさがすっきりするまでおにいさんぎぶあっぷしないでね!」 言いたい放題である。 それ以外の時は弓をくわえ、お兄さんのに叩きつける。マイペース。 お兄さんはお兄さんで、 「うん。ゆっくりしているよ」 と暢気に石を椅子代わりにして座り、玩具の拳銃をいじりながら、空を見上げている始末。こちらもマイペース。 いい天気だ。夏の陽射し、夏の風。 寺子屋に通う子供たちは、仲のいい友達と集まって、森や川へと冒険に繰り出しているのだろう。 そんな彼らの笑い声と夏という季節が、お兄さんを少年時代の遊びへと駆り立てた。 いい天気だ。お兄さんはそう思いながら、胸ポケットに入れた小さな紙箱を取り出す。 『カネキャップ弾 8連発×12リング 入り』 取り出した箱にはそう書かれていた。もっともゆっくりは字が読めないので関係のない話ではある。 まあ、読めない以前に、お兄さんが行った動作に対して、まりさは露ほどの注意も払ってはいなかったのだが。 ばしばし ばしばし ばしばし ひたすらに弓での打撃を繰り返す。 お兄さんのことなど関係ないと、ゆっくりまりさはマイペース。 このゆっくりは、自分に危害がおよぶなど、カケラも考えていない。一方的な攻勢しか信じていない。 これは決して驕りではなく、まりさにその想像力が欠如しているためだ。 ゆっくりブレイン――誰がゆっくりを責められようか。むろんお兄さんに責める気は欠片も無く、 ばしばし ばしばし ばしばし 単調なBGMを耳に、お兄さんは箱からリング状のモノを取り出し、玩具の拳銃にはめる。 ああ、なんて懐かしい感触だろうか、童心に―― 「おにいさん! まりさはそろそろつかれてきたよ! さっさとぎぶあっぷしてね!!」 パンッ 「!?」 突然の軽い烈音。ゆっくりまりさは、それに身をすくませ弓を落とす。 「…………」 音の発生源は、お兄さんが手に持った玩具の拳銃。音だけの拳銃。 その拳銃が火薬を炸裂させた音だ。拳銃から薄く煙が立ち上り―― 懐かしい匂いが、中断させられた過去の記憶に浸る行為を再開させる。 ……とはいえ、その記憶に浸っている場合でもない。 ので、目の前で固まったままのゆっくりに声をかけた。 「ゆ? ……ゆゆ! びびびびび、びっ゛ぐり゛ー!!!」 「やや、まりさを驚かせてしまったね」 いきなりだったけど、そんなに驚くとは思わなかったんだと言い訳だけを述べる。 「まりさをおどろかせたつみはばんしにあたいするよ! ゆっくりできないおにいさんはしんでね!」 「今、死ぬのは嫌だなあ……」 「じゃあゆっくりしんでね!!!」 「それも困るなあ……」 少しも困ったような表情ではない。 その表情に、まりさは(生意気にも)不快感を覚えたが、お兄さんは拳銃握ったまま手放さない。 さすがのゆっくりブレインでも、あれが音の発生源だとわかる。 まりさを驚かせた失礼な武器だ! 「でもまりさのぱーふぇくとゆっくりぼでぃはきずつかなかったけどね!」 ゆふふんとその場にのけぞる、まりさ。まんじゅうが転がったようにしか見えないが、 (胸を張っているつもりなんだろうか?) 訊ねる気はないので、そういうことにしておこうと、お兄さんは雲を仰ぎみながら思う。 あの雲、龍みたいだなあ。そういや子供の頃にも似たような形をみたなあ。あの時ははしゃいだっけか。 ああ、本当にいい天気だ。 「おにいさんのぶきはへなちょこだね! がっかりうえぽんだね!!」 「そうかい」 この玩具の拳銃と弾は、駄菓子屋が減ってからというもの、一部の土産物屋などでしか見なくなったものだが、 最近は100YENしょっぷなどで気軽に手に入るようになり、お兄さん的には嬉しい品であった。 「でもまりさはかんだいだからこうかんしてあげるよ!」 「……どういうことだい?」 さきほどまでディスっていた品を交換するという提案に対し、当然の疑問を返す。 「ゆゆ! ほんとうにばかだねおにいさん!」 「そうかい」 「そうだよ! あたまがかわいそうなおにいさんにおんしゃだよ! びゅーてぃふぉーまりさがこうかんしてあげるよ! そのがっかりうえぽんとまりさのごーじゃすうえぽんをだよ!」 よかったね! もっと感謝してよね! とこちらの答えを聞かずに武器を交換する気だ。 現にこっちの拳銃をくわえて引っ張り自分の物にしようと奮闘中。 片手とはいえ、人間の力には勝てず、奪えないでいるが。 ああ、弓に飽きてきたのだな――とは欠片も思わない。……ことにした。 鼻息荒く挑むまりさから発せられる、生暖かいナニカがお兄さんの手の甲に当たる。 鼻息荒くと雰囲気重視で表現したものの、実際は鼻息ではないだろう。 ゆっくりの鼻などみたことがないし、第一鼻息をかけられては気持ち悪い。 「なにしてるの! はやくぶきをすててね!! のろま! ぐず!」 何故か罵られた。まりさ種は特に口汚いというが、度が過ぎる気がしないでもない。幻聴だろう。 幻聴なら無視しても良かったが、生暖かい不快な何かが手にかかるのは事実らしく……。 まあゆっくりまりさが、そうしたいというのならと、お兄さんは快く交換に応じる。 拳銃を渡したところで害はないだろう。玩具であるし、音がするだけ、弾は出ない。 ……ひょっとすると火薬の爆発で火傷をすることがあるかもしれないが、変な使い方をしなければ大丈夫だ。 「一応、注意しておくよ。これには火薬が――」 親切心からの言葉の途中で銃はひったくられた。 相手はゆっくりであるからして、こういう事は既にわりきっている事と、続きを告げる。 「ええっと、キミ達は口を使うだろうから――」 「ゆっ!!!」 弓が綺麗な弧を描いて、飛んだ。 ――そうそう、今の弓をくわえて投げたみたいに、口を使うから……。 「ゆっゆっゆ~♪ おにいさんのぶきはあっちだよ! ゆっくりひろってきてね!!」 笑顔のまりさ。 お兄さんは先ほど同様、笑顔ではなく無表情。 まりさはそれを面食らっている状態だと、ゆっくりブレイン的に解釈し、より一層の笑顔をみせる。 爽やかとは程遠笑みだ。夏だというのに悲しい話だ。 「わかったよ、まりさ。でも銃の使い方は分かるかな?」 「ゆゆ!? ばかにしてるの!? まりさをばかにしてるの!?」 「してないよ。で、分かるのかい?」 「おとがなるよ! じょうしきだよ!」 さっき見たからわかるよ! とまりさ。 お兄さんは空を眺め――そして、まりさに視線を戻した。 「鳴らし方は?」 「そんなこともわからないのおにいさん! ばかなの? おにいさんほんとうにばかなの?」 うんうんと、お兄さんは三度頷き、 「わかるんだね」 「わかるわけないよ! さっきみたばっかりだよ!? おにいさんがばかななのはゆっくりりかいしたよ!!」 「なるほど」 お兄さんも理解した。 「さっさとつかいかたをおしえてね!」 お兄さんは、まりさに拳銃の構造と使い方を教えた。時間は30分とゆっくりめにかかった。 銃を持って説明すれば早かったのだが、まりさが嫌がった。 自分のものだという意識があるのか、それとも相手に武器を渡したくないからなのか。 それに加え、距離を置いて説明させられた。おかげで部品の説明が面倒だった。 遠くで説明するのなら、ついでに弓を拾っていいかい? とお兄さん側から訊ねてみたが、 相手が武器の性能を把握している間に、もう一方が準備するのは卑怯だと罵られた。 ので拾うのは止めた。 そなこんなで30分。 半分近くが内容の繰り返しで、もう半分がまりさの罵声だった30分間。 お兄さんは笑顔ではなかったが、怒った顔でもなかった。 ただ最後に、火薬で火傷する危険性を、まりさに教えておくべきだと思い、火薬の詰った新品のカネキャップ弾を1リング取り出して―― 踏みつけた。 「!!!」 複数の烈音の後、お兄さんは爆発した火薬で黒ずんだ靴の裏を見せる。 「こういう風になりたくなければ、銃をくわえちゃ駄目だよ?」 お兄さんは体験派だったが、実演ですませる場合もある。 再び火薬の炸裂音で固まっていたまりさであったが、復帰するとさっそく銃を使おうと動き出す。 お兄さんは、言うべきことは言ったと、弓のほうに歩いていきながら、 ――あ、まりさはアレが音しか出ないことを、最後まで理解していなかった気がする。 と思ったが、まあ大丈夫だろうと、意識を切り替えた。まりさだし。 「ゆ! ゆ! ゆ! ゆっ! ゆっっ! ゆ~~~~~~っ」 まりさは、顔を真っ赤にしながら(……顔ってどこまでだ?)、舌を必死に伸ばしている。舌で引き金を引くつもりだ。 頑張れまりさ。とお兄さんは心の中で応援する。弓を拾うついでに。 玩具の拳銃とはいえ、舌で引き金を引くのは難しいだろう。頑張れまりさ。 火傷するかも、と釘をさしているので、口でくわえる事も、のしかかって抑える事もせず、銃は地べたに置かれている。 つまり、まりさは純粋に舌“だけで”で引き金を引かなくてはならない。ますます頑張れまりさ。 「ゆ~~~! ゆ~~~!」 引き金を舌で引くために、試行錯誤するまりさは頑張っているといえる。 今なんか横にごろりと転がりながら、地べたに向かって舌を伸ばしているではないか。 うわぁ 傍から見て、実に滑稽な姿。そんな事を意に介さず、事に挑んでいるのが、まりさだ。 頑張っているじゃないか。とても真似できないよまりさ。頑張れ。と、お兄さんは心から思う。 まりさはゆっくり頑張っているようなので、お兄さんは弓の近くに落ちていた枝を物色し始めた。 「ゆ! ゆ! ゆ! ゆっ! ゆっ!? ゆ~~~っ!」 今度のBGMは、さっきより五月蝿いが、脚から聞こえない分、多少は心地よい。頑張れまりさ。 ふと疑問が湧いた。 まりさは舌を伸ばし続けているわけだけど、つったりしないのか? というか、ゆっくりの舌はつるような構造なのか? そこら辺で、お兄さんはその思考を切り止めた。そういうのは学者の仕事だ。 お兄さんはお兄さん。お兄さんが今すべきことは、狩りゴッコ。どきどき童心タイム。 拾った枝の中から、いい塩梅にまっすぐなものを選び、弦につがえ―― 「まりさー」 「なにおにいさん! じゃましないでね!!」 射った。 躊躇い無く放たれた矢の代わりの枝は、まりさの真横に落ち、軽く跳ねた。 純粋な矢でないこと。水分の少ない軽い枯れ枝を選び、加工もしていないのだから、こんなものだ。 だが故意に外したとはいえ、射られた相手はたまったものではない。ゆっくりならなおのこと。 「――っ!? なにするの!? あたったらあぶないよ!」 「危ないね、まりさ。でもちゃんと外しただろう?」 というか、あれだ。まりさはゲームのルールを覚えているのだろうか。 いや覚えてはいるのだろう。ただ、相手に攻撃されるという事柄が、無条件にないと思っているだけで。 あるいは、ゆっくりブレインのメモリは貴重であり、非ゆっくり的な事柄は登録されていないのか。 実にどうでもいいことなので、結論だけにした。 「まりさは幸せなゆっくりさんだなあ」 「なにいってるのおにいさん! それにいまのははずれたっていうんだよへたくそだね!」 頬を膨らませ、ぷんぷん怒ってはいても、ゆっくりとは幸せなモノらしい。哲学的だ。 「うんじゃあ外した」 わざとだ。 「ぷんすぷんす! おにいさんさっきからふかいなふいんきをだしてるよ!」 「そうかい」 「ゆっくりはんせいしてね!!!」 「雰囲気か、難しいことを言うよね」 「はんせいしてないよ!」 「そうかい」 「そうだよ!」 そうなのかー、と両腕を外側にして水平に伸ばすことはしなかった。 はいはい、わろすわろす。平静を保って、魔法の呪文を心で唱える。わりとオススメだ。 「あとひきょうだよ! じゅんしんなまりさをだましたね!」 「……騙した?」 何か騙すようなことがあっただろうかと、お兄さんは首をかしげる。 卑怯なこともした覚えがない。ひょっとすると先ほど枝を飛ばしたことだろうか? その線もない。何故なら一声かけた上で、あまつさえ外すように射ったのだ。 「ふいうちしたよ!」 まりさの意外な発言。お兄さんは純粋に驚いた。不意打ちって言葉を知ってるのか。言ってるだけかもしれないが。 「ゆみのつかいかたもうそをついてたよ! しんでわびてね!」 「死ぬの?」 「さっきのやりかたをおしえてからしんでね!」 ゆっくりの言うことは複雑だなあと、このことを寺子屋の子供達に教えてあげれば、夏休みの宿題にするだろうか? しないか? そのことは後に回すとして、お兄さんは目の前にいる、ゆっくりまりさに弓の使い方を教え始めた。 もちろん、弓の使い方を知っているって言ったよね、とは言わなかった。 弓の使い方を教えるのに、さほど時間はかからなかった。 拳銃の使い方を教えるのに比べて、だが。 使い方を教えた相手といえば、聞くだけ聞いたとばかりに、話の途中で動き出した。 枝を数本と弓をくわえ、スリーステップでお兄さんとの距離を取る。 賢く機敏なまりさは、ノロマなお兄さんの隙を見事についたのだ。 ――というつもりなのだろうと、お兄さんは慣れた表情で、ゆっくりまりさの次の行動を待った。 まりさは、いそいそと枝と弓を足元(……足?)に置き、ふぃーと一息を付いた後、 「おにいさんばかだね! ぶきをてばなすだなんてのうがゆっくりしすぎだね! ばかだね!」 「かしこいまりさはこのゆみでおばかなおにいさんをやっつけるよ!」 勝利宣言のようなものをした。 ……しかし、たかが3歩跳ねただけで一息つくのか。あ、機敏に動いたからからなのか。気分の問題かな。 まりさの恐るべき勝利宣言を前に、お兄さんは自分にとってどうでもいいことを、ゆっくりと考えていた。 その無防備な姿を逃すまりさではない。既に攻撃態勢に入っている。 地表に飛び出した岩の一部に弓をひっかけ固定し、枝と弦をくわえ射撃準備。 ――ゆっくりとは本来、攻撃的なものである。 ゆっくりは基本的に防御を考えないイケイケだ。 自分のやりたい事は通って当然であり、自分に害は降りかかるという考えには至らない。 「ゆっゆゆゆゆゆゆゆゆ……」 馬鹿なお兄さん。 まりさは弓を引きながら、己の頭脳の明晰さと、人間の愚かさに浸っていた。 まりさは賢い。この勝負を相手が申し込んできた時に、既に勝敗は決していた。 その上で、相手は武器を手放し、まりさは人間の武器を手に入れた。 なんという巧妙な駆け引きだったのかと、自分の策に酔いしれる。 この狩りゴッコが終わったら、ゆっくりの群れに弓を持って帰ってやろう。 他のゆっくりでは、この弓を使いこなすことはできない。まりさこそが英雄だ。 人間も、どんなゆっくりも、自分には勝てない。 あの人間は『こうさん』といったら負けだと言っていた。 まりさは賢いので覚えている。それなのにあの人間は何度も繰り返した、馬鹿なのか? 馬鹿は可愛そうだとまりさは思ったので、謝ったら相手の負けでいいことに決めた。 謝 っ て も 許 さ な い け ど ね ! 「ゆっゆゆゆゆゆゆゆゆ……ゆーっ!」 限界まで弓を引いたまりさは、口から弦を離す。 その口は自然と笑みを作っていた。己が信じる未来が約束されたものの笑みを―― 「――ゆべぶわっ!?」 だからこそ、この痛みの原因がなにか理解できなかった。 「ゆべぶわわわぶも!?」 枝が飛んでいく。望まぬ方向へ。意図せぬ方向へ飛んでいく。 自分も飛んでいる。苦痛とともに飛んでいる。 空を舞いながら、不可解な状況に混乱していた。 何故? 何故? 視線の先に映る枝も何故あっちに飛んでいくのだ? その考えがまとまるよりも先に、まりさは地面に叩きつけられた。 「ぶべっ!?」 めまぐるしく襲い掛かる不条理。まりさが思い描いていた未来とは程遠いこの状況。 それでなお、まりさのブレイン、ゆっくりブレインはこの状況に対して、最適な解を導き出し、その解通りに動く。 どういうこと!? ゆっくり説明してよね!!! 「ごひゅーごひゅー! ゆぶぶべべべびぼーっ!?」 まりさにとって当然の権利である非難であり質問は、お兄さんには届かなかった。 言葉になっていなかったというべきか。 「……っ!?」 自分は何を言っているのだと、まりさは愕然としながら、更なる状況の説明をお兄さんに求めるべく、体を動かす。 叫んだ先にお兄さんの姿がなかったこともある。 そういえば、自分は空を舞って、先ほどとは別の場所にいるのだ。 何故そうなったのかわからないが、そこまで理解が届いた自分はやはり賢い。残りの説明は人間にさせればいい。 どこだ、そのお兄さんはどこだ。視線をめぐらせながら、体を動かそうとするが――動かない。何故!? 「大丈夫かい、まりさ?」 大丈夫なわけがない! ゆっくりしてないで理解してよね!!! お兄さんはさっぱり理解できていなかった。 何故? 何故だろう。何故、あのまりさはあんなことをしたのだろうか? 弓は教えたとおり固定した。 確かにまりさは弦と枝をくわえて引っ張った。間違ってはいない。 ただ固定した弓の内にその身を置いて、くわえた弦を外側に押す形で引っ張ったのは何故なのだろう。 お兄さんの理解を超える行動。まりさにはまりさの考えがあるに違いないと、お兄さんは何も言わなかった。 お兄さんは相手の自主性を重んじる。 相手に背中を見せながら、弓を射るという珍しい芸当を見せてくれたのなら、見守るしかない。 遊びとはいえ、勝負の最中に別の遊びに興じるとは、ゆっくりとは本格的ゆっくり派であるようだ。 その珍芸も終わったようなので、お兄さんは見守るのを止め、芸の駄賃にとまりさを抱え上げた。 ゆべふゆべふと、先ほどの興奮が冷めやらぬのか、言葉にならない叫びをあげている。 どうやら何かを探しているようだったので、探し物の方向へ向きを変えて地面に下ろしてやった。 「あれだろ、まりさの探し物は?」 「――ゆべっ! ゆ、ゆぶべべふぇ? ゆべっゆっ!?」 ごろんと転がった、まりさの下半身。 やはり探し物はこれだったようだ。まりさは発見に感情と身を震わせている。 なに、お礼はいらない。その反応だけで充分だ。 下顎を切り取るように、弦によって口から底部へと斜め下に割かれた下半身。 泣き別れになり中身を覗かせる下半身との感動の再会に、まりさは涙を流す。 邪魔をするのも無粋だと、お兄さん自分の作業を行うことにした。 枝を拾い、それを短く折る。ズボンのポケットから取り出した短刀で、枝先を削る。 短刀でまりさを驚かしてしまうかもと思っていたが、杞憂だったようだ。 まりさは下半身を眺めるので忙しいらしい。 お兄さんとしても、短刀でまりさをどうこうするつもりはなかった。 短刀はあくまでも加工用の道具であり、狩りゴッコの武器ではない。 お兄さんの武器は、玩具の拳銃と、カネキャップ弾と、現地調達した枝を短く折り削って尖らせた小さな杭だ。 まりさがゆっくりしていてくれたおかげで、杭を十数本作る余裕ができた。 が、まりさを待たせるのも悪い。今度はこちらが芸を見せる番だ。 「まりさ」 「ゆばばふぉっ!?」 一声かけると、まりさの怒気を孕んだ声が返って来た。やはり待たせたの悪かったらしい。 こちらを睨む眼光に銃口をあわせる。 ――なんなの?―― とまりさの瞳は物言うようであった。 怒りの中に蔑みがあった。自分より高い存在を見上げる瞳は、それでいて見下すようであった。 なんとまあ矛盾を孕む存在なのだろうか、ゆっくりは。 2秒で忘れ去るような感想を抱きながら、お兄さんはこれだけは理解していた。 この拳銃は音しかでないと、まりさは思っている、と。 ではサプライズだ。お兄さんの芸をみせてあげよう。 銃口の先に、小さな杭がはめ込まれている理由を教えてあげよう。 パンッ 引き金が引かれ、まりさの予想通り音が鳴り――予想を超えて痛みが来た。 「ゆぶーっ!? ゆぶぶぇっ!?」 まりさの左目から光が消え、それと引き換えに激痛が与えられる。 宙を舞ったときのように、中身をぶちまけながら叫ぶ。 予想外だったのはお兄さんもだ。 のたうちまわるかと思ったが、まりさはそんな無様な姿をみせず震えるのみ。 我慢強いねまりさ。頑張れまりさ。下半身も応援しているぞ。 二発目の杭を銃口の先に詰めるついでに、まりさを鼓舞する。 杭の太さは拳銃の口径に近い。隙間ができると困るからだ。 杭を飛ばす原理は空気鉄砲と同じ。きっちりと栓をしてるからこそ成り立つ。 音を鳴らすのは火薬によって爆ぜた空気。その音と空気は銃口を通って出て行く。 だから銃口の先を杭で栓をしてやれば、出口を求めた空気が吹き飛ばしてくれるというわけだ。 しっかりと杭で栓がされているのを確認すると、お兄さんはまりさにも確認を求めた。 「まりさ、続けるかい?」 「ゆびゅひゅびゅひゅぶっ! ゆびゅひゅびゅひゅぶっ!」 『こうさん』とは返ってこなかった。勝負を続ける気らしい。 お兄さんとしては、『こうさん』でなくとも、まりさが謝ればそこでゲームを終わらすつもりであったが、 まりさはゲームの続行を望んだ。お兄さんとしてはその意思を尊重する他ない。 ゆっくりは強情であると聞いていたが、なるほど最後まで意地を通す気概に溢れている。 「わかったよ、まりさ」 「ゆぶっ!」 この表情は、遅いよ馬鹿なお兄さん! といったあたりか。いや邪推過ぎる。勝手な想像だ。 「パワーもリーチもない小さな銃だけど、お兄さんは最後まで善戦するね」 「ばびぶぶべっぼがぼあっー!?」 ダミ声で叫ぶ姿に、まだ充分な体力があることが読み取れる。頑張れまりさ。 しかし、体力・意思ともに充分であれ、これは狩りゴッコ。武器がなければ意味が無い。 「ちなみに弓はあそこだよ」 指し示す方向はまりさから4m程度の距離。なに、ゆっくりでもすぐの位置だ。 「それとも一度、戦術的撤退をするのかい? ま、どちらにせよ走らないと。ハリーハリーまりさ」 「がぼひゃぶびゃびゃーっががっ!」 今の返答からは、どちらを選んだのかは読み取れなかったが、まりさは移動する気配をみせない。 つまり、まりさは、“どちらでもない”ことを選んだわけだ。 ナイスガッツ。いいガッツ。退く意思はなく、媚びる意思はなく、省みることのない継続する意思のみを感じる。 ――狩りを続けよう。 引き金に意思を宿す。ゲームの継続を望む相手とあらば躊躇いはない。 少年の頃、この杭打ち拳銃で人を狙ったことはなかった。生き物を狙ったこともない。 それは今も変わる事がない。大人になって分別がつくようになったから余計にだ。 この銃口を人間に向けることはない。生き物にも向けることはない。 ゆっくりは人間でも生き物でもない。銃口を向けることに一片の躊躇いはない。 第4ラウンド。その仕切りなおしに、開始の合図があってもいいだろうと、取り決められた言葉をお兄さんは口にする。 「ゆっくりしていってね」 このSSに感想を付ける
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壊獣とか未界域とか変換で出したい人向けのデータ imageプラグインエラー ご指定のURLまたはファイルはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLまたはファイルを指定してください。 かいじゅう壊獣名詞 けんとうじゅう剣闘獣名詞 こわくま蟲惑魔名詞 さろすえれすくるぬぎあす閉ザサレシ世界ノ冥神名詞 じかいしん時械神名詞 せんとうき閃刀姫名詞 そうけん相剣名詞 とざされしせかいのめいしんサロス=エレス・クルヌギアス短縮よみ ほうかい方界名詞 まやかし魔妖名詞 みかいいき未界域名詞 るーん神碑名詞
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