約 1,476,061 件
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1711.html
158 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/02(火) 15 16 06 ID Se5MJn1E ~~グラウンド~~ 唯「うわー、見事にグラウンドが出来てるねー」 あずにゃん「本当ですね、この短期間でよく…」 ムギ「ここが今回の戦場よ。前回が惜敗だったから今回は勝つわよ!」 唯「おー!」 バサカ「疲れた…よく整備したと思う自分でも…」 ホンダム「(お疲れさまだ…)」 とーか「では皆さーん!運動会の開会式を始めますのでこちらへ集まってくださいましー!」 159 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/02(火) 22 12 40 ID GR9auhMc 小萌「皆さん、チームごとに集まりましたね?それでは、第一回たまり場運動会を開催致しますぅ。龍門渕ちゃん、たまり場代表として一言お願いします」 とーか「はい、では…皆さん、前回は少々目を瞑っていましたがいましたが…今度こそ!スポーツマンシップに則り、正々堂々と戦いましょう!」 デュオ(っといっても、このメンバーで真っ当な勝負事をしろっていうのが無理だと思うけどな……) とーか「特に特攻野郎チーム!前回は主催者の積極的介入もあったとはいえ、あなた達の妨害も目につきましたわ!今回は策を弄するより真面目に戦いなさい!」 真宵「それは無用の心配ですね。今回は人材も豊富ですし、奇策で他のチームを潰すなんてことはしませんから(まあ、味方の長所を最大限に利用した計略なら講じますが)」 とーか「まあなんであれ、特攻野郎と伊達軍団に優勝の栄光を与えるつもりはないですわ!最後に勝つのは私達、風紀委員ですわ!」 風紀委員「おおーっ!!!」 筆頭「Ha!言ってくれるじゃねぇか。でもな、勝利の美酒を味わうのは俺達だ!そうだろ、てめえら!」 伊達軍団「おおーっ!!!」 ムギ「みんな、準備はいい?今度こそ風紀委員を負かせて、伊達軍団にも勝って、私達特攻野郎の名に有終の美を飾りましょう!」 特攻野郎「おおーっ!!!」 マリアンヌ「ふふふ、みんな盛り上がってきたわね。それじゃあ開会式はここまでにして、今から運動会を始めるわよ」 玄霧「それと皆さん、運動を始める前に準備体操をしてくださいね。しっかり身体をほぐして怪我しないように」 【運動会、開始!】 160 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/03(水) 01 50 08 ID h9ZOFxuQ ◇第一競技 玄霧「最初の競技は個人100m走です」 マリアンヌ「超人枠2レース、一般人枠4レースの合計4レースの結果でポイントをつけるわ。各レース一位の人に3ポイント、二位の人に2ポイント、三位の人に1ポイント計算をあげて、4レースのポイント合計で決着をつけるわよ。」 会長「ポイント合計一位のチームには200点、二位のチームには100点じゃ。あと当然のことじゃがテレポートは使用禁止じゃからの」 第一レース(一般人人枠) 美琴「さてと…いいとこみせなきゃね」 神原「ふむ、開幕投手というやつか」 プリシラ「いっくよー」 第二レース(超人枠) 幸村「うおおおおお!」 アーチャー「さて…」 筆頭「DASHか。何であれ負ける気はないぜ」 第三レース(一般人枠) ヒイロ「任務了解だ」 ひたぎ「あら、こんなのが相手なの」 士郎「やるからには勝つ」 第四レース(超人枠) セイバー「シロウシロウシロウシロウシロウシロウシロウ…」 光秀「んふふふ、猛りますねぇ…」 ライダー「この枠は何か雰囲気がおかしくありませんか…?」 161 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/03(水) 19 11 25 ID 8oqc9Uko あらやん「……此処は実況席だ。 そして、実況の荒耶宋蓮だ」 カマやん「同じく、解説の荒耶宋蓮だ」 あらやん「荒耶よ、此度の試合をどう見る?」 カマやん「笑止。 たかがヨロイ乗りが、健脚で鳴らした神原に勝る道理は無し。 超電磁砲とてそれは同じ」 あらやん「愚かな。 超電磁砲は自らの体内電気を制御し、反射を加速せしめる術を編み出したと聞く。 更に神原は超短距離に秀でる故、100mでは陸上部には及ばぬ。 なれば、プリシラにも勝機はあろう」 マリアンヌ「……ねえ、あれ大丈夫なの?」 玄霧「いまいち盛り上がりに欠けますね。 この際、ディートハルト氏に依頼しましょうか」 162 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/03(水) 22 54 13 ID HMFvDiPU ディート「ではご指名通り、私ディートハルト・リートが実況をお伝えします。また、今回も解説に言峰氏をお呼びしました」 マーボー「解説を担当する言峰綺礼だ。以後、よろしく願いたい」 ディート「さて今回の対戦カードですが あらやん「待て、我々を差し置いて何を始めている」 カマやん「逃走と放送で忙しいはずの貴様らが何故ここにいる」 マーボー「現世の事情と此処の召喚は別物だ。荒耶宋蓮、お前も生前はそうだったであろう」 ディート「なにより、あなた方は少々扱いづらいとの御達しがあったのだよ」 マーボー「なので、この場はプロデューサーと放送慣れした我々に任せたまえ」 ディート「まあ、偶にゲストとしてコメントしてもらうかもしれないが、基本あなた方の出番は考えていないのであしからず」 やんやん「…これも抑止力の仕業か!」 マーボー「む、どうやら準備が整ったようだ。ディートハルト、こちらも実況を始めるぞ」 163 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 13 14 58 ID JYQi6WxI <第一レース> パァン D『おーっと、大方の予想通り神原選手が素晴らしい加速で飛び出したー!』 K『この辺りはバスケットボールプレイヤーの面目躍如と言った所か。 だが、そういつまでもこのペースを維持出来る訳では……』 D『いや、ちょっとお待ち下さい! これはどうした事か!? 神原選手のペースが全く落ちない!』 K『馬鹿な! 奴の足は超短距離した保たない筈……むっ、あれは!』 ビリビリ「ちょっと、どういう事よ!! いくらなんでもスタートダッシュから全然ペースが落ちないなんて……!」 プリシラ「追いつけないよー!!」 上条「くそっ、このままじゃ……ん? なあ龍門渕、神原の頭に何かぶら下がってないか?」 とーか「言われてみれば……ハギヨシ、オペラグラスを(パチン)。 ……あ、あれは!! 上条さん、あれを見て下さいな!!」 上条「そんなにヤバい物なのか? どれどれ……」 【BL本(上条×一方通行カップリング)】 上条「ぶっ!? な、何だありゃ!?」 とーか「ちょっと、特攻野郎の皆さん! 卑怯な真似をするなと申した筈ですが!?」 ムギ「あら、あの本が他の二人を妨害しているとでも?」 真宵「あのBL本はあくまでもモンキーの実力を引き出す為の餌みたいな物です」 上条「人参ぶら下げられたロバがあいつは……てか何で上条さんと一方通行がネタにされてんだ!?」 D『特攻野郎チーム参謀八九寺真宵、見事な作戦だー! このレース、これで決まったかー!?』 164 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 17 14 46 ID kNfCyano ディートハルト『ところでふと思ったんだが』 言峰『なんだ?』 ディートハルト『いや、ロバや馬は4足走行だから目の前に吊るされた餌が取れないのは当然だが、神原は二足走行だ』 言峰『ほう、そうか、つまり』 ディートハルト『なぜ空いている二本の腕で取らないのだ?』 168 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 19 37 51 ID SINLrdHU 神原「ハアハアハアハア…(見える、見えるぞ!一方さんが上条さんのホルモンを弄って*ピーーーッ*や*ピーーーッ*で…ハアハアハアハアッ!」 ユフィ「…なにか神原さんの口から聞きなれない単語が発せられていますが」 ゼクス「ユフィ、あれは覚えなくていい単語だ、知らなくていい、聞かなかった事にしなさい、記憶から抹消するんだ」 ムギ「さすがに私も彼女のBLにはついていけないわ」 C.C.「私もついていけないな。でもボウヤの受けは納得だな」 上条「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!やめろぉーーーっ!!!妄想するなーーーっ!!!」 D『さあ、神原選手はもうゴール目前!御坂選手プリシラ選手も頑張っているが、追いつく気配が全くなーいっ!!』 K『電撃使いも女子中学でない走りを見せているが、この勝負、火事場の馬鹿力を発揮した悪魔の圧勝だな』 ブチッ!ドサァァァァァァァッ!!!!! 一同「!!!」 D『な、何が起きたんだーーーっっっ!!!突如、BL本が落下ーっ!!!それに猛進していた神原選手はつられて転倒したぁーーーっっっ!!!』 K(…今のは明らかに狙撃、もしくは人為的な何かで吊るしていた紐を断ち切ったようだが、さて、…) D『両手を後ろ手縛られた神原選手は立ち上がることはできないっ!その隙に御坂選手がテープを切り、続いてプリシラ選手もゴールしたぁ!!!』 【結果:一位・御坂美琴、二位・プリシラ、三位・神原駿河】 【ちなみに、このレースは十数秒間に起きた出来事である】 169 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 20 39 26 ID .fB2O48I 律「ふぅ…」 小十郎「さすが律殿。完璧なまでの狙撃術だぜ」 律「いえいえ。でも、良かったんですかね?」 ライダー「邪魔をした訳ではなく、能力を引き出すためのアイテムをはぎ取っただけですから罪悪感を覚える必要はないでしょう」 伊達「それに相手はあのくせ者揃いの特効野郎とJudgementだ。きっと後々いろんな意味で波乱のBattleになってくるさ」 キャスター「とりあえずの牽制ってわけね」 律「まぁ普段駿河には嫌と言うほどお世話になってるんで、いい仕返しができましたよ」 伊達「さぁて、どんどん行こうぜ。Let's partyだ!」 【どうやら神原に“イタズラ”したのは律のようです】 170 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 22 36 44 ID .TRt.PuQ <第二レース> パァン 幸村「うおおおおお!」ダダダダダダダ アーチャー「…」シュタタタタタタ 筆頭「イヤッハアアアア!」タタタタタタタタ D『もう30m地点を突破!は、速い!』 K『さすがの超人勢だな。現在順位はほぼ同じ…さて…』 171 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/06(土) 13 54 43 ID lBka4bBM 幸村「みぃなぎるぅぁあああああああああああ!!!」 政宗「YyyyyyyyaHHHHHaaaaaaaaaaaーーーーーーーーーーーー!!!」 アーチャー「暑苦しい奴らだ。 さて、特攻野郎に特に義理は無いが、衛宮士郎に勝ちを譲るのも癪に障るからな。 そろそろ切り札を切らせて貰う。 ――投影、開始(トレース・オン)」 幸村「ぬぅぅぅおおおおお……な、何とぉおおお!!?」 政宗「What's!? Last spurtから更に加速しただと!? くっ、追いつけねえ!!」 パァン D『アーチャー選手、今一着でゴールイン! 二着は伊達選手、ビリは動揺の余り棒立ちとなってしまった真田選手だぁ!』 K『ふむ、投影にあのような用法があるとは。 流石はアーチャーといったところか』 幸村「ぅぉぉおおおおおおおぉぉおおおお!!! この不甲斐無い幸村を!! どうかしかって下され、お館さまああぁあああああああああああ!!! 政宗「Goddamn!! どうなってやがる!!」 アーチャー「何、簡単な話だ。 これを投影させて貰った」 つ【ライダーのダガー】 政宗「それが解せねえってんだ。その鎖を巻き付けて俺達を足止めしようってんならともかく、てめえ自身がSpeed-upする要素が何処に……」 幸村「待たれよ、政宗殿!! 衛宮殿は生前、六爪を投影した際、六爪の記憶から政宗殿の六爪流を完璧に模倣して魔王と渡り合った御仁!! なれば、衛宮殿以上の投影の使い手たるあーちゃー殿がそれを成せぬ道理が御座らん!!」 政宗「Ha? それがどうした……チッ、そういう事か! アーチャー、てめえライダーの技量をCopyしやがったな」 アーチャー「そういう事だ。 妨害は反則でも、自らを強化する分には構わんのだろう?」 【結果 一位・アーチャー、二位・伊達政宗、三位・真田幸村】 172 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/07(日) 17 44 23 ID ziGxKKu6 <第三レース> ヒイロ(現在のポイントはどのチームも横並び…任務遂行の為には一位にならなければならないが…) ひたぎ(相手はムッツリ工作員だけだと思っていたけど、まさか正義バカにも気をつけなければならないなんて…面倒くさいわね) 士郎「…」 利根川「位置について、ヨーイ」 パァン D『銃声と共に三者一斉スタート!そしてすぐさまヒイロ選手と戦場ヶ原選手の一位争いが始まったーっ! 衛宮選手も頑張っておりますが、前を走る両者に一歩およびません!』 K『このレース、誰もが最初はこう予想しただろう。 単騎で地球に喧嘩を売る破格工作員であるヒイロ・ユイの脚力と中学時代は陸上部スターだった戦場ヶ原ひたぎの走力が勝敗を決める焦点。 ゆえに、平均的な高校生より身体能力が少々高いだけの衛宮士郎が両者に敵うわけがない、とな。 しかし、先のレースを見た以上、彼もライダーのダガ―を投影すればこの不利すらも覆せる』 D『その通り!衛宮選手が逆転の切り札を持つ以上、前を進む二人は油断する事ができません! 誰しもが予想できないレース、果たしてどのような結末になるのだろうか!…って、あれ?』 パァンパァン D『(ポカーン)……っ、け、結果は、一位戦場ヶ原選手、二位ヒイロ選手、三位衛宮選手、です』 K『終始投影をしないまま他の選手に追いつけずにゴール、これまた予想外の展開だな』 ひたぎ「なんだか釈然としないけど、まあ当然の結果よね」 ヒイロ「結果は二位…任務失敗…」 士郎「あーあ、頑張ったけどやっぱり駄目だったか」 黒子「士郎さん、お疲れ様。これをどうぞ」 つ 水 士郎「おっ、ありがとう黒子」 黒子「…ところで、どうして投影をなさらなかったのでしょうか?」 士郎「ん、それは…投影して勝ったとしても、他人の力を使ったようで嬉しくないからさ、負けると分かっていても自分の力で全力で戦った方がいい、っと思っただけさ」 黒子「ふぅーん、そうでしたの」 士郎「ごめんな、チームの勝利に貢献できなくて」 黒子「いいえ、そんな事気にする必要はありませんわ。士郎さんが負けた分、私がその埋め合わせすれば問題ないですわ。 それにこれは団体戦ですの。たった一敗など些細な事、この後の競技に勝ち続けて優勝を獲得すればいいことですよ」 士郎「あはは、そうだな。まだまだ運動会は始まったばかりだし、これから頑張るよ」 【結果:一位・戦場ヶ原ひたぎ、二位・ヒイロ・ユイ、三位・衛宮士郎】 173 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/07(日) 18 14 38 ID lxgCfpoo セイバー「シロウ~」ジー アーチャー「電柱の陰から覗き見はお前じゃないだろ。さあ次のレースが始まるぞ」 175 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/08(月) 13 04 41 ID Ocx9YAbk <第四レース> セイバー「シロウシロウシロウシロウシロウシロウ……ブツブツ」 光秀「ンフフ…クク…クックック……」 ライダー「(二人共、纏う気配が尋常ではありませんね……超人枠限定の裏ルールを知っているとは思えませんが、警戒はしておくべきでしょうね)」 パァン D『さあ、始まりました第四レース! ここまでのポイント合計は特攻野郎チームが一歩リード! 伊達軍団チームはここで一位を取りたいところ!』 K『順当に行けばライダーの勝ちは揺るがんだろう。 だが、仮にもサーヴァントと戦国武将、只で終わる筈もあるまい。 それに、あの裏ルールもある事だしな……』 光秀「ひゃっっはぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ガキィン ライダー「!! やはり来ましたね!!」 セイバー「風王……鉄槌!!」 光秀「ひゃはっ、甘いですねェェェェェェェ!!!」 とーか「ちょっ、いきなり何ですの!?」 真宵「みっちー……やはり始めましたね。 予め裏ルールを設定しておいて正解でした」 カイジ「裏ルール!? どういう事だ八九寺!」 真宵「いえ、実は片倉さんや小萌先生と相談して、超人枠のみ如何なる行為も反則が取られない裏ルールを取り決めておいたのです」 小萌「どのチームにも血の気の多い子達が多いので、フラストレーションが溜まって暴走しないようにと思ったのですよ」 小十郎「只、明智の野郎の耳には入らないように注意しておいた筈なんだが……」 真宵「私達の方でもみっちーにだけは話していませんよ。 わざわざ無用の暴走を引き起こす必要もありませんし」 小萌「一体誰が明智さんにばらしたんでしょうかー?」 D『なるほど、そんなルールが……ですが、何故言峰氏がそのルールをご存知で?』 K『まあ、色々とな』 176 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/10(水) 23 55 06 ID j4awG66U 光秀「ひゃははははははははぁ!! ああ、楽しいですねえ!!」 セイバー「待ちなさい、この外道!」 ライダー「くっ、この猛攻を捌きながらゴールを目指さなければならないというのも、中々骨が折れますね……!」 D『流石は超人戦力、三つ巴の激戦を繰り広げながらも着実にゴールへと近づいているー!』 K『今の所、三者はほぼ横並びか。 さて、この状況がどう転ぶかな』 小十郎「あの野郎、調子に乗りやがって!」 律「駄目だ、速過ぎて狙撃出来ない! せめて、鎌だけでも弾き飛ばせればいいんだけど……」 黒子「わたくしが鎌を奪って参りましょうか?」 士郎「いや、下手に乱入したらその時点で反則を取られるかも知れないし、何より黒子にはあんな危険人物に近付いて欲しく無い」 黒子「……もう、相変わらず士郎さんは甘やかしーですのね」 キャスター「あら、セイバーが変態に加勢してるわね。 八つ当たりかしら」 177 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/11(木) 00 56 12 ID gD0J7Y6A セイバー「じゃぁぁぁまぁぁぁだぁぁぁぁぁあああああああああああっ!」 D『セイバー選手、見境無しに他の選手を襲っています!衛宮選手の所に向かう事以外は眼中にない模様です!』 光秀「ヒャハハハハハハ!いいです、いいですよぉ!久々に味わえる至福の極み!やはり死合は最高に愉しいですねぇ!」 K『明智光秀も最近の出番の無さに加えて暴れる機会がなかったからな。溜まった鬱憤を放つ事で力を割増しているようだ』 ライダー「…止むを得ませんね。できれば使いたくありませんでしたが、あなた達には大人しくなってもらいます!」 【 開 眼 】 D『おーっと!痺れを切らしたライダー選手が眼帯を外し、セイバー選手と明智選手を目視したぁーっ!!!』 K『どうやら視界に捉えたのはあの二人……と場外にいた撃墜王だけのようだ。対魔力のあるセイバー以外は石化してしまったな』 D『セイバー選手も魔眼の重圧によって動きがにぶくなった!ライダー選手、ぜっっこぉーのチャーーーンスっ!!』 K『なお、裏ルールによりあれは反則にはならない。一応要自重の行為ではあるが、あの場面の使用は適切だな』 ライダー「ふぅ、暴動も治まりましたし、さっさと競技を終わらせ「シロオォォォォォォォォォォ!!!!!」なっ!!!」 D『!!!これは一体どういうことでしょうか!?セイバー選手、あり得ない速度で爆走!!コースが抉れもの凄い量の砂が舞い上がっています!!!』 K『……ん、あんなところに看板が……《早くゴールしないと士郎と黒子がイチャイチャしだすぞ》………一体誰が…………』 D『呆気にとられたライダー選手もすぐに走りだしましたが、最速の霊英の全速力でも彼女の驀進には追いつけない!!!』 180 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/11(木) 02 18 52 ID 51P44paI セイバー「シロオオオオオオオ!」 ライダー「追いつけません!何ですかこれは!?」 利根川「ゴール!ゴールだっ!」 D『決着です!一位はセイバー選手!二位は一馬身差でライダー選手!最下位はコース途中で石化している明智選手!おっと救護班が行った!』 K『4レースでの獲得ポイント合計は風紀が9ポイント、特攻が8ポイント、伊達が7ポイントとなる。よって勝利点は一位の風紀に200ポイント、二位の特攻には100ポイント加算だ』 セイバー「シロオオオオオオオ!」 部長「うーん、止まんないわね」 とーか「大丈夫ですわ。これくらい想定の範囲内ですもの」パチン セイバー「シ」 ゴーン! セイバー「…」バタッ 黒子「これは金ダライですの?」 アーニャ「いつものことよ。セイバー、次の競技までおとなしくしててね」 ◇第二競技 マリアンヌ「次の競技は長縄跳びよ。各チーム跳ぶ役が六人、回し二人の計八人チームで行うわ。各チーム二回つづチャレンジして跳べた回数が多いほうを公式記録として採用するわ。とんだ回数が一番多いチームに300ポイント、二位に200ポイント、三位に100ポイントをそれぞれあげるからがんばってね」 とーか「チームワークの見せ所ですわ!」 小萌「がんばりましょー」 かじゅ「ここで差をつけるぞ」 コクトー「僕は皆さんに合わせますよ」 ファサリナ「こういうのは初めてです」 カイジ「しかしウチの回し役は大丈夫か?」 幸村(回し役)「うおおおおお!だいっ!回転!」 バサカ(回し役)「幸村、もう少しゆっくり回せ」 唯「がんばろうね、皆!」 撫子「おー!」 あずにゃん「唯先輩大丈夫かなあ…」 真宵「まあ何とかなりますよ」 海原「大丈夫ですか、緊張とか?」 妹F「はい、これくらいならとミサカは(ry」 アーチャー(回し役)「真面目に回すんだぞ」 光秀(回し役)「ええ、粛清は怖いですから」 美穂子「がんばりましょう」 池田「キャプテンのためならなんでもやれるし!」 黒子「長縄跳びとはまた難儀なものですわね」 C.C.「タイミングよく跳べばよいのだろう」 ユフィ「それが難しいんですよね…」 デュオ「まっ、何とかなるだろ。回し役にも気合いが入ってるし」 筆頭(回し役)「合わせな、小十郎!」 小十郎(回し役)「はっ!」 183 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/12(金) 20 30 10 ID GiH3eVYY 玄霧「では一回目を開始します。よーい、始め」 美穂子「いーち、にーい、さーん、しーい」 ユフィ「ごーお、ろーく、しーち、はーち」 C.C.「九、十、十一、十二、…」 ポヨンポヨンポヨン 部長「ふふふ、美穂子、結構頑張っているじゃない。いい動きしているわ」 神原「ユフィさんとC.C.殿も上下に動く様がしっかりしていて実に素晴らしい」 かじゅ「おい、ちょっと、うちのチーム、早すぎないか!」 ファサリナ「ああっ、ちょっと、激しすぎですぅ。もう少し、ゆっくり、でないと、ダメですぅ…」 ユサッユサッ 部長「うちのゆみも結構激しく動いているわね。やっぱり代わりに参加させて傍観に回ったのは正解だったわね」 神原「それにしてもファサリナさんのエロさは完璧すぎる!揺れ、服の乱れ、息遣い、火照り、そして言葉遣い、縄一つでここまで醸し出せるとは…」 【一部この競技で堪能しております】 184 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/12(金) 21 22 33 ID LfAEnoKM 上条「……なあ部長……楽しんでるところすまないが、このままだとうちのチームが真っ先に沈むんじゃないか?」 部長「あら、どうして? 皆順調に跳べてるし、問題なんて何も……あれ?」 美琴「ねえ、何かうちのチームの縄……だんだんと早くなってない?」 美穂子「ふぅ、ふぅ……ちょっと、辛くなってきたかな……?」 ユフィ「わ、私もです……運動なんて、滅多にしませんから……」 タユンタユン ファサリナ「はぁ、はぁ……こんなに激しく動かれちゃ、私ぃ……!」 ユッサユッサ 幸村「な、何という光景だ……は、破廉恥であるぞぉぉぉぉぉぉっ!!」 バーサーカー「いかん、落ち着け幸村!!ペースをこちらに合わせ……おわぁっ!?」 バシィッ!! カイジ「いってぇっ!?」 コクトー「カイジさん、大丈夫ですか!」 とーか「ちょっと幸村、あの縄の動きはどういうことですの?」 小萌「急にペースが乱れすぎですよ。あれじゃあ、うまく跳べないじゃないですか……」 幸村「う……め、面目ない……」 美琴「……あいつをこの競技に出したのは、明らかな人選ミスだったわね」 部長「……まさか、ここまで初心だとは思わなかったわ」 【風紀委員 幸村の暴走により自滅、第三位】 185 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/12(金) 22 28 01 ID 3laXCk/A D『あーっと、風紀委員チーム、一回目は42回で脱落ー!』 K『精神的に未熟な真田を回し手に起用したのが敗因だな。 一応、参加メンバー同士ならポジション変更は可能だが……』 D『おっと、どうやら伊藤選手が足を痛めた模様。 ポジション変更で回し手を真田選手と交代するようです』 政宗「ったく、どこまで免疫がねえんだ幸村の奴は。 小十郎、テメエはNo-problemだろうな?」 小十郎「ご安心を政宗様。 この小十郎、独眼竜の名に泥を塗るような真似は断じて致しません」 政宗「Ha、流石だな小十郎。 なら、テメエの視線が福路美穂子の胸に釘付けに見えるのも気のせいだよな?」 小十郎「目の錯覚に御座いましょう」 光秀「ふう、些か退屈ですねえ」 アーチャー「明智、妙な気を起こすなよ」 光秀「判ってますよ、あーちゃー殿。 しかし、こうして縄を回していると、つい邪な考えが浮かぶものでしてね。 今、皆さんの命運を握っているのが私の胸先三寸かと思うと……クク…ククク……」 パスッ チュイン 光秀「…………(頬から流血)」 アーチャー「真面目にやれ、との事らしいな」 光秀「やれやれ、おーなー殿は随分と地獄耳のようで」 186 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/13(土) 04 08 09 ID IJtXLQ6s 池田「はぁっ、はぁっ、そろそろ、限界だし」 黒子「あら、まだ60回を突破しただけですわ。特攻チームが先に終わるまで頑張ってくださいまし」 デュオ「っといっても、向こうはぜんぜん余裕そうだぜ」 撫子「向こうのチーム、そろそろ限界そうだね」 海原「体力作りに練習した甲斐もありますしね。まだまだいけますよ」 妹F「それに私達のチームは人選も問題ないです、っとミサカは若干の自虐を含めます」 あずにゃん「しかし、意外なのは唯先輩が何事もなく頑張っている事です」 唯「タイミングを合わせて跳ぶだけだもん、これくらいは簡単だよ」 真宵「ふっふっふっ、なにはともあれこの一回目は私達の勝利ですね」 C.C.「……私にしては頑張った方だが」 パシィッ!! C.C.「もうダメだ、ピザをくれ……」バタッ! ユフィ「はぁっ、はぁっ……C.C.さん、しっかり、してください……!」 D『そしてっ!78回目を跳んだところでC.C.選手に縄がかかり伊達チームの挑戦も終了!』 K『どうやらピザ分が不足していたようだな。ピザを食べればどうやら二回目もいけるそうだが……』 D『残すは特攻チームのみ!はたして彼らはどこまで飛び続けられるだろうか!』 189 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/13(土) 21 57 04 ID bO4CcPq. K「結局一回目は特攻野郎が87回という好成績たたき出して終わったわけだが…」 D「さぁ、短いながらも休憩をはさみ、間もなく二回目がスタートです」 安藤「C.C.さーん!大量の美味しいピザですよー!そーれ!」 ガツガツムシャムシャ C.C.「…元気百倍!C.C.!」 律「あれ?何かこの一連に似た流れ見たことある気がする」 池田「そのうちC.C.パンチとかやりそうだし」 C.C.「C.C.パンチは今回必要ないからやらないが、もしお前がまたばてた時にはおんぶしてやれる自信がある」 池田「ピザが一種のドーピングに見えてくるし…」 幸村(平常心でござる…平常心でござる) カイジ(ものすごく心配だ) D「準備が整いました!それでは二回目の挑戦に入ってください!」 190 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/13(土) 23 16 27 ID IJtXLQ6s 部長「いい、今度の並び順はこうよ」 バサカ : ファサリナ かじゅ とーか 小萌 こくとー 幸村 : カイジ 美琴「まあ、メンバーを代えられないからこうするしかないよね」 当麻「そうだな。とにかく幸村とファサリナを離して置く」 妹E「念のためファサリナさんはバーサーカーさんの前に配置する」 アーニャ「その間に段々と緩衝材を挟む。特に幹也と小萌で大幅ノイズキャンセリング」 セイバー「そして余計な物を見させないために、それぞれ最寄りの回し役の方に向かせて跳ばせる訳ですね」 トレース「特に幸村君は開司君だけを見るように。それとレディファサリナはエレガントに声を荒立てないように」 ファサリナ「うふふ、了承しました。声を出さないように我慢いたしますわ」 かじゅ「本当に大丈夫か?…まあ、一応指示通りに従おう」 こくとー「まあ、僕はなんでもいいですけど」 小萌(……わかっています、わかっていますけど、先生だって傷付きますよぉ………orz) とーか(戦略上仕方がないこととはいえ、なんだか順位を付けられたようで屈辱ですわ!………orz) 幸村(平常心でござる…周りを見ずに跳ぶだけでござる…問題ないはずだ…)ブツブツ カイジ(対策を練ってもまだ心配だよ) バサカ「カイジ、私がタイミングを合わせますので安心してください」 黒子「さて、池田さんはC.C.に任せるとして、福路さんとユーフェミアさんは私の両隣に並んでくださいまし」 ユフィ「あ、はい、わかりました」 美穂子「あの、もしかして能力を使うおつもりですか?」 黒子「まさか。むやみやたらに使うつもりはないですわ。空間移動の連続使用も結構疲れますし。まあ、万が一の時には使いますが、それ以外では自力で跳んでくださいまし」 ユフィ「いいえ、お気遣いありがとうございます」 デュオ「よーし、みんな準備はいいな?これからが本番だ、特攻野郎の記録を抜くまで頑張ろうぜ」 一同「おーっ!」 193 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/16(火) 15 54 02 ID 5uZXyFAs D「さぁ始まりました!各チーム二回目の挑戦だっ!」 K「風紀委員と伊達はまず暫定一位の特攻の記録である87回を抜かねばならないというのが最低条件だ。その上で特攻がこの二回目の挑戦でどこまで記録を延ばすか…」 D「各チーム二十回を突破!ここのあたりはまだまだ余裕かっ!」 194 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/16(火) 20 03 38 ID 9TNXtSso D「言峰氏はこの勝負の展開、どう思われますか?」 K「特攻野郎は一回目の安定性を保てばまだまだ記録を伸ばせる…」 バシィ! D「おぉっと!特攻野郎チームまさかの30回で脱落!」 K「…は、ず…」 唯「ご、ごめんねぇ~…」ハァハァ 撫子「撫子も限界だったよ…」ハァハァ 真宵「一回目で力を出し切ってしまいましたね…」 D「まだ二チームは跳び続けています!」 K「…ふむ、真田もあれだけ隔離すれば大丈夫…」 真田「やっぱり無理でござるあああぁ!!」ブバシャッ K「…だろ、う……」 D「これは一体!?真田選手がスプラッタだ!必然的に縄も止まり、48回でストップ!」 カイジ「なんでだよ!?」 幸村「意識の内から消そうとすると、余計に脳裏に蘇るあの【揺れ】…。目を閉じることで寧ろ感じてしまうその気配…!某、非力でござった……」ガクッ かじゅ「……複雑な気分だ…」 D「何と、まさかの伊達チームが粘っています!」 K「よく見ると仲間同士でのフォローが行われているな」 池田「マジで…助けて…くれるとは…思ってなかったし…」ゼェゼェ C.C.「今の私ならお前を抱えて跳ぶのも苦ではないさ」 D「87を超えたぁ!88、89、90!あぁっと!ここで福路選手が引っ掛かった!伊達チーム、逆転勝ちです!!」 黒子「申し訳ありませんわ。フォローのタイミングが遅れてしまいました」 美穂子「いえ…私が、体力不足だっただけです…」 デュオ「でも特攻野郎の記録を抜いてやったぜ!」 筆頭「お前らGOOD JOBだ!」 マリアンヌ「それぞれの最高回数で競った結果、一位が伊達チーム、二位が特攻野郎チーム、三位が風紀委員チームになったわ」 玄霧「それぞれ300、200、100ポイントが加算ですね」 利根川「現在、風紀…300、特攻…400、伊達…300ポイントだ。良い勝負だぞ」
https://w.atwiki.jp/shienki/pages/792.html
のどっちさんが入室しました 紫炎姫:使えない子ノシ ステルスモモ:こんばんはっすー namber:こんばんはのどっちさん のどっち:緊急事態だ 紫炎姫:・・・・・・何だ、急に namber:どうかしたんですか? ステルスモモ:部長さんの年齢詐称がバレたとか 紫炎姫:それ全国出場停止になるだろ のどっち:あぁ、確かにそりゃたいh のどっち:違ぇよ!!!タコスだタコス!!!! namber:タコス?優希ですか? のどっち:ほら、ここ数日ありえないぐらいの猛暑だろ 紫炎姫:35℃超え余裕だもんな のどっち:あいつ、この暑さでかなりバテ気味でな ステルスモモ:ありゃりゃ のどっち:タコスすら食わねぇんだよ 紫炎姫: ステルスモモ: namber: ~~~ 紫炎姫:タコス食わないと身体が崩壊する運命なんだじぇ、とか言ってなかったか ステルスモモ:実際タコスばっか食べてるから、栄養足りなくなりそうっすね namber:本格的にまずいですよね!? のどっち:昨日点滴打ったらしいからな 紫炎姫:え?マジでそんなレベル? ステルスモモ:・・・・・・このままだと、メンバー不足で全国いけないっすよ のどっち:うわあああああああああああそうだったあああああああああああああああ 紫炎姫:もっと早く気付けよ namber:ちょっと皆さん!!!人の命がかかってるんですよ!!! ステルスモモ:その理由があまりにもアレすぎるんすよ・・・・・・ namber:それで、どうすればいいんでしょうか? のどっち:いや、私達も色々やったんだよ ステルスモモ:色々? のどっち:要するに、色々なタコス作り。食べやすそうなタコスとか 紫炎姫:あー ステルスモモ:あー namber:で、どうでした? のどっち:全部ダメだった 紫炎姫:あーあ ステルスモモ:あーあ namber:ちなみに、どういったタコスを? のどっち:広島風お好み焼き風タコスとか 紫炎姫:どこに食べやすい要素があるんだ!? ステルスモモ:逆に重くなっちゃってるじゃないっすか!! のどっち:肉じゃが風タコスとか。ちなみに咲さん作な namber:・・・・・・あんまり食べやすそうではないですね のどっち:私は肉抜きにしてあっさり感&適度な旨辛さを追求してみた 紫炎姫:お、いいじゃんいいじゃん のどっち:・・・・・・ダメだったけどな ステルスモモ:・・・・・・ namber:・・・・・・ のどっち:クソ!!!どうすりゃいいんだ!!! 紫炎姫:他にあいつが食いそうなもんはねーの? ステルスモモ:確か、らーめん食べたりお菓子食べたりしてたっすよね? のどっち:おー。つか、基本好き嫌いねぇよ、あいつ namber:・・・・・・なら、他に食べられそうなものを食べればいいじゃないですか のどっち:無理してタコスを食べさせなくても、ってことだろ?そりゃ私達も思ったよ 紫炎姫:ダメだったのか? のどっち:・・・・・・あいつはマジで、タコスがないと生きていけないのかも ステルスモモ:・・・・・・ namber:・・・・・・ 紫炎姫:・・・・・・まぁ、いいダイエットになるんじゃね のどっち:ダイエットじゃすまねぇよ!!! 酢だこさんが入室しました 酢だこ:こんばんはだじぇ・・・・・・ 紫炎姫: ステルスモモ: namber: のどっち:優希!?何をしているんですか!!安静にしていて下さい!!! 酢だこ:私はもうダメだじぇ・・・・・・ 紫炎姫:ストップストップストップ ステルスモモ:ダメっすよ、心が弱気だと体調にも影響が出るっす 酢だこ:うぅ・・・・・・かずちゃん namber:はい? 酢だこ:チャットでライバルとお別れなんて、格好がつかないけど・・・・・・ namber:何を言ってるんですか!! 酢だこ:もう少し、かずちゃんと麻雀打ちたかったじょ・・・・・・ namber: namber:(※雰囲気に飲まれて感極まってる) 酢だこ:全国大会・・・・・・私の代わりに、出てほしいんだじぇ・・・・・・ namber:ふざけないで下さい!!!そんなこと、そんなことできません!!! 紫炎姫:つか、規定上これから転校しても間に合わねぇよ ステルスモモ:あ、そっか のどっち:そうなんですか!? 酢だこ:のどっちさん何で食いついてるんですか!!!!! 酢だこ:グッバイ・・・・・・だじぇ・・・・・・ 酢だこさんが退室しました のどっち:(※リアルで「優希ィー!!!」叫んでる) namber:(※同上) 紫炎姫:さて、どうしたものか ステルスモモ:手遅れじゃないっすか? のどっち:何でそんなに冷静でいられるんですか!!! 紫炎姫:・・・・・・そういえばこういう時、お決まりの展開があるよな ステルスモモ:何すか? 紫炎姫:口移し のどっち: namber: ステルスモモ:何か、それはちょっと違う話のような気がすr namber:のどっちさん!!お願いします!!! のどっち:む、無理ですよそんなの namber:ひどいです!!高校に入った途端に別の女に乗り換えて優希はポイですか!? 紫炎姫:何言ってんだ南場 ステルスモモ:じゃあ南場さんがしてあげればいいんじゃないっすか? namber:・・・・・・それは、ちょっと のどっち:ライバルのピンチ時ぐらいいいじゃないですか!!! namber:のどっちさんに言われたくないです!!!というか遠すぎます!!! 紫炎姫:お前ら何の話してんだよ!!! のどっち:あああああああああああああもおおおおおおおおおおおおおお ~~~ ステルスモモ:あ! 紫炎姫:どうした? ステルスモモ:「名前にタコがつくものは全て私のパワーになるんだじぇ」 紫炎姫:・・・・・・あー、そういえば言ってたな、そんなこと のどっち:つまり・・・・・・ namber:・・・・・・タコ? ステルスモモ:でもタコスを食べられないぐらいバテてる人が、タコを食べるっすかね? 紫炎姫:柔らかい酢だこ、とかなら食えるんじゃねーの。酢は疲労回復にいいっていうし ステルスモモ:確かに食べやすいし、お酢パワーで夏バテ解消!とかよく聞くっすね のどっち:・・・・・・ namber:・・・・・・ ステルスモモ:・・・・・・ 紫炎姫:え、何? namber:紫炎姫さん、ごめんなさい のどっち:優希のために、紫炎姫さんのタコっちをもr 紫炎姫:ふざけんな!!!!! のどっち:人の命がかかってるんですよ!? namber:足の一本や二本すぐに生えてきますよ!! 紫炎姫:だー!!落ち着けって!!! 紫炎姫:タコならその辺で買ってくればいいだろ!!! のどっち:・・・・・・それもそうですね ~で~ 優「・・・・・・ハムハム」 咲「あ!食べた!!食べたよ和ちゃん!!」 和「あぁ、よかったです」 久「(※よく分からない苦労のせいで喋る気も起きない)」 ま「(※気合入れて作ってきたワカメタコスが無駄になって困ってる)」 ~で~ 酢だこ:うおおおー!!!さぁ、これから麻雀打ちまくるじぇ!!!! 紫炎姫:本当に元気になりやがったのな ステルスモモ:何て単純な・・・・・・ namber:(※謎の感動) のどっち:本当によかったです 紫炎姫:で、誰がタコを調理したんだ?お前か? のどっち:いえ、朝一で試したかったんですが、そんな時間にタコは入手できなかったので ステルスモモ:それもそうっすね のどっち:困り果ててコンビニをウロウロしていたら、それらしい駄菓子があったんですよ 紫炎姫:は? 酢だこ:酸っぱくていい感じに刺激になったじぇ!!! のどっち:加工品らしいですが、あんなものがあったんですね namber:・・・・・・のどっちさん、それの商品名、覚えてますか? のどっち:えーと、確か・・・・・・・よ○ちゃんって書いてありました 酢だこ: 紫炎姫: ステルスモモ: namber: のどっち:あれ、どうかしましたか? 紫炎姫:・・・・・・それ、タコじゃない ステルスモモ:イカっすよ のどっち: 酢だこ: のどっち: 酢だこ: のどっち:・・・・・・え? 酢だこ:もう・・・・・・ダメだじぇ・・・・・・ namber:いい加減にしてください!!!!!! 酢だこ:あ、はい 気の持ちよう 南場さん、イカらないで -- 名無しさん (2010-07-22 23 31 09) これはタコ殴りフラグ -- 名無しさん (2010-07-23 00 06 02) タコセンなんかもいけそやね。ソースと青のりたっぷりで -- 名無しさん (2010-07-23 00 24 21) イカだのタコだのなんてハンドル使ってた罰?だな。それにしてもワカメタコス食わされなくて良かったな 紫炎姫さん、口移しは飲み物にしてくださいね あと、一ヶ所ゆーきちゃんの台詞が連続してます。南場さんかな -- 名無しさん (2010-07-23 05 05 05) ゆーきちゃん、すっぱいものしかたべられなくなっちゃった……きょうちゃん、わたしたちまだこうこうせいなんだから -- 名無しさん (2010-07-23 05 07 10) トクン・・・トクン・・・ -- 名無しさん (2010-07-23 19 50 42) オラァ!!(腹にボマイェで重すぎる一撃) -- 名無しさん (2010-07-23 20 43 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ningenbyouin/pages/12.html
症状 俺、3時間しか寝てないんだ病(おれさんじかんしかねてないんだびょう)は、きのう、もしくは最近の睡眠時間の少なさをアピールしてしまうものである。一般的に寝てない自慢とも呼ばれる。 また、この病気の多くは実際の睡眠時間をサバ読む傾向が見られ、30分は切り捨てと見なし1時間削ってアピールしてしまう。 つまり「俺、3時間しか寝てないんだ」と言った場合、実際には4時間以上眠っていることが多い。 寝てない自慢の動機は、純粋に体力が長く持ちこたえてることのアピール、寝る暇がないステータスをアピールの2種類があり、後者は鼻につく感じが大幅に増幅する。 主な特徴 アピールする相手をちゃんと選ぶ 異性にはあまり言わない 寝てなくはない(不眠不休ではない) ちゃんと寝てない経緯の詳細を説明できるだけのエネルギーはある 自慢する前は眠そうだが自慢中は元気にしゃべる もうひと山用事があったりする 痩せがたの人に多い ねちねちしゃべる 発病期間 主に15才あたりから発症しはじめ、40代中盤あたりから減少傾向となる。 高校生くらいになると「時間」が自慢に使えることをバイトや遊びで学び、そこで俺、3時間しか寝てないんだ病のウイルスを吸い込むのが一般的な発病の発端である。 減少の理由はというと、いい年になって寝てない状況はステータスに対しての信用問題になることに気付くため。 未だ自分自身をコントロールできないでいる地位・環境または無計画さなど、不信感につながるのがわかってくるのがもっともな原因である。 自慢(アピール)への理解 このような寝てない自慢は、受け入れてあげることが最良の手段といえる。 寝てない自慢を聞くのはあまりいい気分ではないが、自分が寝てない自慢をしたくなった時、受け入れてあげた事実が有利に働く場合もあるからである。 人間の三大欲求でもある食欲・性欲・睡眠欲のうち、とりわけ睡眠欲は休養として人間にとってはなくてはならないものである。その休養を削るということは戦い続けていることに等しい状況なわけで、休まず戦っていることをアピールされた場合、ねぎらいのひと言でもかけてあげると、今後の自分が「俺、3時間しか寝てないんだ病」にかかった場合、ちゃんと相手にしてくれる可能性が飛躍的に高まる。 ギブ&テイク、持ちつ持たれつである。 予防 5~6時間以上の睡眠 5時間以上の睡眠を取ると、1時間サバ読んでも4時間。4時間の睡眠は一般的には少ないが睡眠を取れていなくもない時間なので自慢の予防となりうる。また2時間以上のサバ読みは自己嫌悪からできないことが多い。 関係症例 夜型を自慢病 俺、24時間寝ちゃったんだ病 Youtube 第001回 「新参者に厳しくしちゃう病」「俺、3時間しか寝てないんだ病」、「AKB48の知ってるメンバー知らないフリしちゃう病」 診察動画
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3475.html
これは、『育児放棄? そんな程度じゃないんだぜ!! 中編』の続きです。 それとすみません、終われませんでした。次回で完結します。 ゲスまりさ注意 そんなまりさを制裁もの 子ゆっくりは……今回お休みです お兄さんが前面に出すぎ ストレスマッハ注意 ストレスを解消しきれない可能性あり それでも構わないという方はどうぞ下へ 育児放棄? そんな程度じゃないんだぜ!! 後編1 『まりさサイド』 「みんにゃ! これきゃらはおにーしゃんとおねーしゃんのいうこちょをきかなきゃだみぇだよ!!」 「「「「「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!!」」」」」 姉まりさの言葉に返事を返す妹まりさたち。 本当に理解しているか怪しいが、それでも姉妹を引っ張れる存在がいるだけでだいぶ違う。 自分たちに勉強を教えてほしい。その姉まりさのお願いを快諾したお兄さんは、同居人であるゆっくりゆうかに視線を移す。 「……ゆうか、赤まりさたちを畑に連れて行ってあげてくれ」 「……いいの、おにいさん? きっとこいつらはたけをあらすよ」 今回の事はすべて聞いているものの、やはり野生のゆっくりを畑にいれることには抵抗があるらしいゆうか。 「庭の隅にクズ野菜を埋めてた畑があったから、そこなら荒らされても大丈夫だよ。それにもし言うことを聞かなかったら………」 一気にしゃべるトーンを落としたお兄さんは、ゆうかにだけ聞こえるように対策を伝える。 本当に大丈夫なのか。彼の話を聞いても半信半疑のゆうかだが、家主の願いを無碍にするわけにもいかない。 渋々ながらそれを了承すると、箱から出された赤まりさたちを率いて台所を後にする。 「じゃあ、おしえてあげる。ちゃんとおにいさんにおれいをいってね」 「「「「「おにーしゃん、ありがちょね!!!!」」」」」 ぺそぺそと気の抜ける音を立てて、ゆうかを追いかける赤まりさたち。 お兄さんに治療してもらった姉まりさもそれに追随するが、足が潰れたままなので跳ねることができず、一回分の這いずれる距離も妹たちの半分程度だ。 また片目も失明しているせいで、時折進行方向が姉妹たちとずれてしまい、追いかけることもままならない。 するとそれに気づいた何匹かの妹が、姉の体を気遣って時折振り向いたり立ち止まって追いつくのを待っている様がみられた。 (………姉含めて6個か。結構優秀な赤ゆだな) 一度も振り返ろうとしない個体と、姉を気遣う個体を見極めるお兄さん。 その二種の距離がはっきりと分かれたところを見計らうと、玄関に向かう途中のゆうかを止めて、姉まりさとくっついていた妹たちを持ち上げた。 「大丈夫かい?」 「ゆぅ……、あんよしゃんがうごいちぇくりぇにゃいの……それにおみぇみぇも」 「そりゃあねえ、どっちも君のお母さんにぺちゃんこに潰されていたからね。けれどそのうち治せるようにしてあげるから、少しだけ我慢しててね」 「「「おねーしゃんをなおしちゃげちぇね?」」」 「わかっているさ、そのためにはまだ準備がいるからね。お姉ちゃんはそれまで我慢してね」 「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ! おにーしゃんありがちょね!!」 お兄さんの言葉に素直に返事する赤まりさ姉妹。 無論大ウソである。彼の技量なら一日で治すことも可能である。 ただ、彼は楽しみを一度に消費したくなかったのだ。 そもそも、出たらめを形にしたような存在がゆっくりだ。真面目に治すだけ損である。 その間に姉まりさと気遣っていた姉妹にだけ、お兄さんは識別できるようこっそりと印を付ける。 目的の赤ゆたちに印をつけ終わると、お兄さんはゆうかを左手に、赤まりさ達を右手に乗せた。 「じゃ、今日はお兄さんが運んであげよう。ゆうかと他のまりさはお兄さんの後に付いてきてね」 「「「「「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!!!」」」」」 「ゆー、おそらをとんでるみちゃい~♪」 いまはまだ、玄関から出る際に放置していたゲスまりさと赤まりさたちを会わせるわけにはいかない。 ならば別の出口を使えばいいと言われそうだが、あくまでも家への出入りは玄関を使うということを理解させる意味もあるからだ。 こうして母と娘たちは、同じ屋根の下にいながら互いの存在に気付かない生活を送ることとなる。それを親子が知るのは、もう少しだけ先のことだ。 「それじゃゆうか。後はよろしくね」 「「「おにーしゃん、ありがちょう!! ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」」 「はいはい、ゆっくりしていってね」 畑についたお兄さんが全員を降ろしてゆうかにお願いすると、彼女は頷いた仕草を見せてくれた。 それを確認して赤まりさたちに適当な声をかけると、お兄さんはすぐに畑を後にした。 後はゆっくりゆうかのドS(スパルタ)授業が行われるだろう。 もし赤まりさ達にゲスが出れば、容赦なくお仕置きをしていいと伝えてある。 姉まりさを気遣える個体を選んだのは、この時点で仲間意識の強い個体を見極めるため。 特にまりさ種の場合、姉妹でも仲間意識が弱ければすぐに裏切ってしまう。 だが赤ゆっくりならば、まだ矯正が間に合うことも少なくない。 印を得られなかった個体への手本として、お兄さんは印のある姉たちを利用する考えであった。 その狙いが外れた場合、つまり印のない妹の矯正が不可能だと判断した時は、そいつらを徹底的に虐待して賢い個体への見せしめに使えばよい。 試せるものは何でも試す。このようなチャレンジ精神が、日々新たな虐待を生み出すのだ。そうお兄さんは信じていた。 「さて、それじゃいよいよ矯正の効かないゲスに移りますか……」 お兄さんは家に戻ると、今度はゲスまりさの箱を抱え、お馴染みの虐待部屋へと移動した。 そこに転がるは虐待お兄さんたちの必需品となる様々な道具たち。 かぴかぴになった餡子がいまだこびり付くスプーン。 たっぷりと砂糖水が染み込んだ釘バット。 何度も使用されて硬さを失ってしまったハリセン。 饅頭を焼くためだけに準備された鉄板。 赤ゆの足を痛めつけるための定規等など…。 お子様の文房具から本格的な拷問具まで、品ぞろえはばっちりだ。 ゆにゃゆにゃ、と幸せそうに居眠りしているまりさ。いつの間に気絶から睡眠へと移行したのだろうか。相も変わらず図太いナマモノである。 やれやれとお兄さんは苦笑した次の瞬間、彼は抱えていた箱を思い切り部屋の床へと叩き落とした。 ッッガァン!!!! 「ゆぎゃあああああああ!?」 完全な防音仕様の部屋の中にだけ響く衝撃音とまりさの悲鳴。 本気で落としたのにヒビ一つ入らない加工所特製の箱を見て、満足そうなお兄さん。 相変わらずいい仕事をしてくれる職員の皆様だ。 「ゆっ!? なに!? なんなんだぜ!?」 「やあ、ゲス饅頭。ゆっくりしていってね」 目が覚めたばかりで状況を把握していないまりさに対し、お兄さんは爽やかな笑顔で毒を吐いた。 「ゆ!? ゆっくりしていってね!! ……ゆ!? うごけないんだぜ!?」 「そりゃあね、箱の中にいるんだから仕方ないじゃない?」 「ゆ!! じじいがまりささまを………!」 そこまで言って、まりさはお兄さんの顔を見て凍りついた。 目の前の人間の顔を思い出したのか、次第に餡子の詰まった身体が震えだす。 「どうしたんだい?」 「な……なんでもないんだぜ……です」 ゆっくりが隠し事などできるはずもないが、お兄さんはあえて気付かないふりを続ける。 「まあ、別にいいよ。これからまりさには、罰を受けてもらうから」 「ゆ!?」 罰。その言葉に敏感に反応するまりさ。 餡子脳の饅頭でも、その言葉の意味はわかる。 「な、なんでまりさがそんなものをうけなきゃいけないんだぜ!?」 「だってまりさは野菜を食べたんでしょ? さっき言ったよね」 「ゆ……!? ゆ、そ、そうだよ!! まりさはしょうじきにはなしたよ!! だからおにいさんはおやさいさんをよこすんだぜ!!」 「ん? …………ああ。そういえば約束したっけ。ちょっと待ってな」 まりさが言った内容とは、彼の質問に対して正直に話せばお兄さんが野菜をあげるというものだった。 自分に都合の悪いこと以外は、わりと記憶力のいい餡子脳。 愛護派でもない限り、饅頭との約束なんて守る必要がないというのが、一般的である。 とはいえ、約束は約束だ。お兄さんは台所から約束のりんごと大根と人参を持って来る。 もちろん、彼がそのまま言うことを聞くつもりは全くないのだが……。 「おいしそうなやさいさんなんだぜ!! はやくここからだしてまりささまにおやさいをたべさせるんだぜ!!」 目の前の野菜に意識を持っていかれたまりさは、すぐにお兄さんへの恐怖を忘れて命令する。 だが、もはやその程度など些細なこと。 おにいさんは無言でまりさの髪を引っ張ると、言われたとおり箱の外へ放り投げる。 ゆべっ、と悲鳴をあげて転がるまりさだが、今はそれよりも目の前の食べ物だ。 すぐに起き上がると、お兄さんの持つ野菜へと飛び跳ねて食いつこうと飛び跳ねる。 だから、まりさは先ほど見たお兄さんの顔が、いまどんな表情をしているのか知ることができなかった。 もし気づいていたとしても、その未来は変わらなかったではあろうが……。 「はやく!! はやくまりささまにおやさいをよこすんだぜ!! たべさせるんだぜ!!」 「…………そう。それじゃ、お望みどおり食べさせてあげる………よ!」 めごりっ!! 合図も何もない。全くの不意打ちだった。 よ! の部分で、お兄さんはりんごをまりさの顔面へと投げつけたのだ。 「ゆべあぁぁぁぁぁっ!!」 りんごを与えられたまりさに待っていたのは、むーしゃむーしゃ♪ ではなく、しあわせー♪ でもなく、顔の潰れるような激痛。 食べ物といえど人間の力によって放たれた固形物は、ゆっくりにとって驚異の威力を発揮する。 瑞々しいリンゴは、音を立ててまりさの鼻に当たる部分にめり込んだ。 「ゆべあ!? ぶあああ!? ば、ばりざのおがお!? いだいいだいいだいいいいいいいい!!」 「あぁ、まりさ。ダメだよ、ちゃんと受け止めなきゃ………」 突然の痛みにのたうつまりさ。 対するお兄さんは、まるで子供の粗相を優しく咎めるような口調。 「な…、なにずるんだぜええ!! じじいはまりざざまにおやざいをよごぜえええ!!」 「あげてるじゃないか。まりさがちゃんと受け止めないからだよ」 手に抱えた人参と大根を持ち上げながら、お兄さんは当然とばかりに答える。 「『食べさせろ』って言われたからね。僕がしっかりお口に運んであげるよ」 お兄さんの回答に、ゲスまりさはそれがどういう意味を持つか理解した。 もともと狡賢い種族だ。言葉の裏に含まれる意図に気づくのにも時間はかからなかった。 「ゆ、ゆっぐりじねええええええ!!」 「あ、大根食べる?」 ばぢん!! 一杯食わされた。ハメられた。ゲスまりさはその事実に激怒し、彼に食ってかかる。 対するお兄さんは握っていた大根で、熱烈に飛び込んできたまりさの顔面をクリーンヒット。まりさの話なんて聞いちゃいない。 カウンターの衝撃に、身体全体を回転させて吹っ飛ぶまりさ。部屋の壁に顔をぶつけ、その際に小麦粉の皮膚が一部削れる。 「ゆべがああああああ!?」 「ほら、はやく食べなよ。ちゃんと口を開けるんだ」 「!? …ま……まっで! まっでええええ!!」 「はい、あーー……ん!」 文字通り身を削られる痛みに泣き叫ぶゲスまりさ。 このままではいけない。本能で一度態勢を整えようと身を捩じらせる。 だが、あくまでもお兄さんは自分のペースを崩さない。 頬を打たれた拍子にまりさの顔から転がり落ちたりんごを拾い、今度は悲鳴を上げる口に叩きつけた。 餡子脳では反応していたが、痛みに動きが鈍っていたゲスまりさは結局、為す術なくその直撃を受ける。 みぢりっ……! 歯茎の裂ける音とともに、ゲスまりさの口から液状餡子にまみれた前歯が何本か転がり落ちた。 「びゃぎゃ!? びゃりびゃにょびゃが!?」(歯が!? まりさの歯が!?) 「ああもう……、落としちゃダメだって……の!」 まりさの悲鳴は、一回ごとに大きくなるにつれて、意味が聞き取りづらくなっていく。 しかし、お兄さんはそんなことを気にしない。再び大根を食べさせようとまりさに近づいた。 「ゆひっ…!? ゆびぃぃぃあぁぁぁぁぁぁぁっ!! ぐるな!! ぐるなあああああああ!! ……ゆごびゅっ!?」 「来てほしくなかったら、逃げるんだ。でもそうなると野菜は食べられないよ?」 最初は野菜に気を取られていたまりさも、ここまで来るとそれどころではない。 いや、そもそもまりさが意識を食べ物に向けることを許されていた時間は一分も無かった。 ゆっくりにとっては広い部屋を、必死に這いずって逃げ回る。 しかし、人間にとってみれば本当に小部屋である。まりさがどんなに逃げたと思っても、五歩もかからず追いつける程度の。 また隠れて休もうにも、まりさが身をひそめるような隙間はどこにもなかった。そして追いつかれれば、また大根とリンゴ。 必死に距離を取ろうと逃げる間。ゲスまりさの脳裏に浮かんだのは、恐怖だった。 このゲスまりさは、人間というものが自分たちにとってゆっくりできない存在であることを知っていた。 知ってはいたが、それは鈍くさい他のゆっくりだからそんな目にあうのだと考えていた。 狩りに秀でて賢い自分がやれば、人間なんてすぐに倒してしまえる。いや、それよりも下僕にして利用しよう。そう企んでいた。 だが現実はどうだ。まんまと人間の罠にかかり、なまじ賢い分人間との実力差を理解してしまった。 こんなことになるなら、最初から自分の娘たちを交換道具として扱えばよかった。 元々春になれば捨てるつもりだった子供だ。夫のれいむもいない今、不要な子供をまりさが育てる理由もない。 そうだ、全てはあのガキどもが悪いんだ。あいつらがいたから人間の里へ来てしまったのだ。 あのゴミどもを自分が人間のための奴隷として躾ると提案すれば、喜んで受け入れてくれるだろう。 少しは自分の餡子を受け継いでいるのだから、物覚えはいいはずだ。 言うことを聞かないやつがいれば、人間に食べさせればいい。全部潰して逃げるということだってできる。 もしかすると、お礼に美味しいごはんを用意してくれるかもしれない。いや、きっとそうに決まってる。 そうと決まれば、早くこの素晴らしい提案を人間に伝えよう。自分は悪くない。被害者なんだって。 そうすれば、人間も同情してくれるに違いない。赤まりさたちは憎たらしい顔をしていたが、自分はこんなに美ゆっくりなんだから。 だから……だから早く止めてええええええええええ!!!! 叫びたくとも叫べない。うかつに声を出そうとすれば、先ほどのように口を痛めてしまうことに、ゲスまりさは気づいていた。 そんなまりさの懇願など知らず、お兄さんはまりさの顔に向けて野菜を向ける。 起き上がれば大根、倒れればリンゴの大盤振る舞いだ。 「ぼ、ぼうやべで……いだいのいやだぁぁぁぁ……」 この行動が5分ほど続いた頃、呆れるほど遅いながら全力で逃げていたまりさは体力の限界を迎えた。 限界まで動かした身体は痙攣気味に激しく上下し、時折少量の餡子が、口から濁った音と共に噴き出して床を汚す。 先ほどまでふてぶてしかったその顔は、りんごや大根によって何本も歯が抜けおち、顔の所々は内出餡で黒ずんでいる。 恐怖と激痛によって穴と言う穴から垂れ流した砂糖水が、フローリングの床に水たまりを作っていた。 まりさ種自慢の帽子も、初めの時より半分以上も潰れて縮んでいた。これでは鍋を逆さまにして被っているのと大差ない。 「じゃ、お野菜さんはもういらないんだね。……残念だな、すごく新鮮ですごくゆっくりできた大根さんたちだったのに……」 やれやれ…。とお兄さんはため息をついて首を振る。あざとい、さすが虐待お兄さん、あざとい。 そんな彼が握る大根とリンゴはいまだ無傷。野菜は食べるものであって、遊ぶものではない。それを忠実に守っているお兄さんであった。 「じ……じじいがだべざぜでぐれないがらでじょおおおおお!!」 「食べさせてあげようとしたのに、まりさが逃げたり口を閉じたりするからだよ。そんなこともわからないの? 馬鹿なの? 死ぬの? ……あ、それと」 何かを思い出したようにお兄さんは言葉を切ると、何の躊躇もなくゲスまりさのぐずぐずになった顔へ指先をぶち込んだ。 ずぶり。という音とともに、湿った感触がお兄さんの指の先端へ伝わってくる。 「ゆがああああああ!? いだい!! いだいいいいいいいい!!!」 「その薄汚い喋り方を今すぐ止めろ。このゲスが」 「おがおづぶれるうううううう!!」(お顔潰れるうううう!!) 「潰れたって死にはしないよ」 「やべでぬいでいだいいだいぬいでいだいやべでいだいいだいいいいい!!」 「黙れ」 「おべがいじまずごろざないでぐだざい!! おべがいじまずおべがいじばず!!!」 「動くな、死ぬぞ」 死ぬ。突如雰囲気を豹変させたお兄さんに、自分が最も恐れる単語を言われて、まりさは口をつぐむ。 危機管理能力が疎いゆっくりでも、さすがに自分の現状を理解できたようだ。 お兄さんが刺しこんだ箇所は、ゲスまりさの眉の部分であった。 指を全て頭へ埋めこむと、指先を僅かに動かして中枢餡付近に食いこませる。 「いいかい、ゲス饅頭。いまから僕の話をよく聞いてね?」 「ど、どぼじでごんなごど……」 「返事」 ぐずり…… 指を動かして、体内の餡子をかき混ぜる振動を直に伝える。 「わがりまじだ! なんでもぎぎばず! だがらごろざ…!」 「うるさい」 「ゆぐりいいいいい!!」 「もしまた生意気な口…。さっきのじじいとかね。ああいうことを言ったら、まりさの中身を全部出すからね。理解出来た?」 「ゆ……、ゆっぐりりがいじだよ…!!」 「敬語忘れてるよ」 「ゆゆゆゆゆっぐりりがいじまじだ!!!」 痛みと不快感の中で、まりさはお兄さんの言葉を待つしかなかった。 間近に見える死。まりさはそれを回避するために全意識を集中させる。 その反応に満足そうな表情のお兄さん。いつの間にか口調も元に戻っていた。 「話は簡単だ。まりさはどうしてこんな目にあってるのかな?」 「ゆ……、ば、ばりざのあがぢゃんがわるいんだよ!! わがままばがりいっで、ばりざをごばらぜるがら!!」 「答えになっていません。はいお仕置き」 お兄さんは手首を回すと、額に当たる部分の餡子をぐりぐりとかき回した。 「ゆぎゃ!? ゆびょ!? びょ! ゆっっぴょ!? ゆっぐ!?」 「次はこんなもんじゃないぞー? それとも、身体の中ぐちゃぐちゃにされたいの?」 ぐずりぐずりと体内から湧き上がる音にパニックを起こすまりさ。 それが治まるのを待って、再びおにいさんは声をかける。 体内をかき回されたことにショックを受けたまりさは、大人しくお兄さんの質問に答えるようになった。 自分たちはぎりぎりで冬を越せたが、量が足りないため人間の畑に餌を取りに来たこと。 番のれいむが死んだことで育児が面倒になり、赤ゆたちを最初から捨てる考えだったこと。 人間はゆっくりより弱いと考えていたこと。 一刻も早く手を抜いてもらいたい。そのためにまりさは偽りを騙る手間さえ惜しんでいた。 だがまりさは体験したことない責め苦に怯えながらも、自分が先ほど考えていた提案を口にする。 「じ、……おにいざん! ば、ばりざのおはなしをゆっぐりぎいでね!? ぎっどすごぐおどろぐよ!!」 「ん……お話?」 「ば、ばりざがあのおぢびじゃんだぢをどれいにぞだでであげるよ!!」(あのおちびちゃんたちを奴隷に育ててあげるよ) 餡子をこねくり回す手を止めて、お兄さんはまりさの顔を覗き込む。 かかった。ゲスまりさは心の中で笑みを浮かべながら、自分の提案を口にする。 その間お兄さんは空いていた手を顎に当て、何事か考えるそぶりを見せていた。 「…ど、どうおにいざん!? ごはんはうんうんだげだべざぜるじ、ずっぎりのあいでもできるようにざぜるよ!?」 お兄さんはずっと黙っているが、まりさには手ごたえがあったと根拠のない確信があった。 もしかすると、まりさの考えに驚いて声が出ないのかもしれない。 やがてお兄さんが口の端を釣り上げて自分を見下ろす。 そうして受け入れられる自分の未来を想像し…… 「お断りします」 「ゆ゛っ!?」 お兄さんから明確な拒絶を食らい、痛みも忘れて固まった。 ああ、よく似た親子だ。その様子を見て、お兄さんは苦笑する。 そもそも、子供を奴隷とする様なゆっくりと取引するつもりはなかった。 それにいつの間にか敬語も忘れている。だから早くお仕置きという名の虐待に移りたいのだ。 真面目に取り合うだけ時間の無駄だ。適当な嘘でお兄さんはこの話を切り上げることにした。 「あのゲス饅頭どもさ、全然使えなかったよ。ゴミだねゴミ」 「ゆ!?」 そんなはずはない。まりさは咄嗟にそう口に出そうとしたが、続くお兄さんに遮られる形となった。 「全く、言った話を聞きやしないし覚えもしない。ほとんど潰しちゃったよ」 「ど、どぼじでぞんなごどじだのおおおお!?」 「だって捨てたじゃないか。それをどう扱おうが僕の勝手だよ。もういないけど」 「じゃあばりざをゆるじでよおおおおお!!」 「ダメだよ、お野菜食べたんだし。それに、あの赤まりさたちは役に立たなかったし……もういないけど」 「ばりざのごどもがやぐにだだないわげないでじょおおおお!? ばがなの!? じぬの!?」 「まあ、そんなわけで穴埋めをゲスまりさにしてもらうことと相成りました。はい拍手」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおお!?」 「それにさ、ゲスの子供が何の役に立つの、ゴミでしょ。そんなこともわからないの? 馬鹿なの? 死ぬの?」 「ばりざばげすじゃないいいいいいいいいいい!!」 「全く。赤ん坊も言ってたよ。おかーさんを潰してまりさを助けてね、ってさ。もういないけど」 「ゆがあああああああ!! ぐぞばりざどもおおおおおおおお!!」 「いや、お前の子だし。役に立たないとことかそっくりだね。もういないけど」 「あんなのばりざのごどぼじゃないいいい!!」 「じゃあやっぱり好きにしていいんだよね。もういないけど」 「ゆっぐりじねえええええええ!!」 「一々煩いんだよこのゲス饅頭」 ここでようやくお兄さんはまりさの中に突っ込んでいた手を引いた。その手にわずかばかりのオマケを掴んでいる。 「ゆぎゃああああああ!! ば、ばりざのおべべえええええええええ!!」 「全く、敬語を使えと言っただろうに……あと、うるさい」 彼はまりさの顔から手を引き抜くと同時に手首のスナップを利かせ、掻き出す要領でまりさの眼から頬にかけて削ぎ落としていた。 ぽっかりと顔の左上半分が削られたまりさ。さぞかし甘くなったはずの餡子は、まりさが垂れ流した水分が多すぎて硬くなっていた。 お兄さんは掴んだ餡子を手の中でおにぎりの様に固めると、それを部屋の隅へ放り投げる。 「……あれは餡団子なのか、はたまた善哉の素になるのか……それが問題だ」 「ば、ばりざ! ばりざのおべべがえぜえええ!!」 その様子を見ていたまりさは餡子の転がった隅へ這いずると、どうにか自分の身体を取り返そうと舌を伸ばす。 だが、そんなことを許すほど虐待お兄さんは優しくない。 「はい、よく聞いてねゲスまりさ。じゃないと踏み潰すよ。この舌」 「ゆひぇ!?」 もう少しで届く、そう思って全神経を集中させた先端部分に、お兄さんは容赦なく足を置いた。 「まりさにはこれからしばらくの間、子供たちの分までお仕置きを受けてもらいます」 「ゆひぇひぇひぇ! ゆひゃんひゃにょほ!!」 「何言ってるかわかんないんで、こっちが勝手にしゃべるよ。それとも、踏みつぶしたらちゃんと喋れるかな?」 赤くなったり青くなったり忙しい饅頭だ。お兄さんは悪戯に足に力を込める。 残った片目が大きく見開かれた直後、すぐにまた力を抜く。安心したらまた力を込める。 お兄さんはこれを何度か繰り返し、お仕置きが嫌ならここで潰されるかと迫った。 その選択に、もはやまりさは目を伏せて諦めるしかなかった。 絶望を顔に張り付けた土饅頭を見て、ようやくお兄さんは舌から足を離す。 「じゃあ、まりさ。いよいよ本格的なお仕置きに行こうか?」 「あ、あれがおじおぎじゃないの!?」 当然です。 お兄さんはオレンジジュースを混ぜて練った小麦粉の塊をまりさの顔にくっつけて応急処置をすると、部屋を見渡して道具を探す。 「……そうだ。これにしよう」 「ゆ!? なにをずるの!? ぼうばりざをいじめないでね!? ゆっぐりざぜでね!!」 「ああ、終わったらゆっくりできるよ。……まあ、したくなくてもすることになるけど」 「おべがいだがらゆっぐりざぜでええええええええええ!!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり」 適当に答えながら部屋の中を物色していると、ある物を発見して動きを止めた。 それは以前解体したゆっくりまりさの舌の長さを測るために使用した定規と、番いのありすの目の前で引き抜いた舌を輪切りにするために使った包丁。 そして輪切りにされた舌をありすに食べさせるために使用した爪楊枝だった。 結局ありすはまりさの舌を食べた直後に発狂し、自ら包丁を無理やり飲み込んで死んだ。 その二匹の亡骸は今、我が家のゆうかの畑の栄養としてゆっくりしていることだろう。 「そうだ、いい事を思いついた……」 お兄さんは早速それらをまとめて抱え上げると、すぐにまりさの方へ向き直る。 「ゆ!? なにずるの!? やべでね!! ゆっぐりできないがらやべでね!!」 「だから、終わったらさせてあげるって」 それだけ言うと、お兄さんは距離を取ろうとしていたまりさを髪を掴んでひっくり返す。 その拍子に帽子がとれたと騒がれても迷惑なので、素早く頭の下に敷いてやる。 潰れるとかゆっくりできないとか騒いだが、すでに直し様のない状態だったので、お兄さんは黙殺した。 「や、やべるんだぜ!! ゆっぐりできないんだぜ!! ゆっぐりじないでもどずんだぜ!?」 「うへぁ……気持ち悪」 少しの間だけとはいえ、休めたことで落ち着いたのだろうか。口調が「だぜ」に戻っていた。 それにしても、どうやらゆっくりは自分で起き上がることが難しいのは本当らしい。 横倒しならまだしも、逆さまにされると体を揺らすのも厳しいようだ。 うねうねうねうねうねうねうねうね……と、ゆっくりで言う『足』の部分が忙しなく動いている。 それはまるで、波打つ芋虫の背中のようだった。きもい、さすがゆっくり、きもい。 一瞬決意を挫かれそうになるお兄さんだが、そこは虐待魂。意を決して波打つ底辺に包丁を当てる。 残念だが、こんなにうねるようでは定規は役に立ちそうにないので放り投げる。 「なに!? なにをずるんだぜええええ!?」 自分で確認できない場所に何かをされる。その事実に、まりさは声を震わせた。 すでに片目付近がごっそりと失われているのだ。死角が増えている今、自分の状況を知ることは無理だろう。 さてと、これからは集中力が大事である。彼は素早く包丁を突き立てた。 失敗しても支障はないが、やはり自分なりに難易度を上げるのも一興だろう。 お兄さんは大きく息を吐くと、すっと深く長い一本線の切り込みをまりさの足に引いていく。 「ゆぎゃあああああ!? なに!? なにじでるんだぜええええええ!!」 「何って、足を切ってるんだよ……」 「やべでよおおお!! ばりざあるげなぐなっぢゃうでじょおおお!!」 あ、また「だぜ」口調じゃなくなった。 だがそんなことはどうでもいい。 「まりさ、これはお仕置きだ。もう二度と君が狩りをできない身体にするんだよ」 「ゆぎゃあああ!! おべがいでず! やべでぐだざい!! ばりざあるげなぐなっぢゃうううう!!」 「……当然じゃないか。その為にしているんだから」 何を言ってるんだい? お兄さんは呆れた声でまりさの足へ切り込みを入れていく。 「いやだあああああああ!! あるげなぐなるのいやだああああああ!!」 「そりゃ僕だって嫌だよ。でもまりさはお仕置きだからね。ゆっくり切られてね」 「ばりざなんいもじでないいいいい!! いだいいだいよおおおやべでくだざいいいいい!!」 「人の畑に入ったし、子供を見捨てた。それに何より饅頭風情が人間をバカにした。殺されないだけいいと思うんだね」 「ごべんなざい、もうじまぜん! にどとじまぜん!! いうごどだっでぎぎまずがらあああああ!!」 「じゃあ動くなよ。足を切り落とすのが面倒になるから」 「あじをぎらないでぐだざいいいいいいいいいい!!」 「相変わらず無茶を言う…。なら、加工所に行こうか?」 「かこうじょいやだああああああああああ!!」 「だったら、諦めるんだね」 まりさの意味のない声を聞き流して、お兄さんはさらに包丁を突き刺して切り込みを入れていく。 それは寺小屋で子供たちが画用紙を縦に切って短冊を作るのと、よく似ていた。 数分後、彼の目の前には、縦に何本もの切り込みを入れられたまりさがひっくり返っていた。 その顔は水分を出し切ったはずなのに、まだ砂糖水の涙でぐしょぐしょに濡れていた。 「ふう……」 「ゆぐっ……、こんなんじゃもうばりざゆっぐりでぎないいいいい……」 まりさは自分で見ることはできないが、どんな風にされてしまったのかは感覚でわかるのだろう。 縦に切られた足はまだ時折動くが、先ほどまでの様に元気よく波を立てることができなくなっていた。 うねる波が不規則になり、その隙間からは餡子が見え隠れする。 中身を傷をつけずに捌けたことに彼は少しばかりの達成感。 だが、これならまだ十分治癒できる程度だ。お兄さんはまりさに声をかける。 「まさか、これくらいならすぐに治るよ」 「ゆ!? ぼんど!? なおるの!?」 「もちろん。だから、もっと切らないとダメだね」 無論、絶望を与えるために。 「ごのおにいいいい!! あぐまああああ!! ゆっぐりじねえええええええええ!!」 「ははは、ありがとう。それなら、本当に悪魔みたいなことをしてあげようか?」 「ばなぜ!! もどぜ!! ばりざをだずげろおおおおおおお!!」 「さーて、次は横に細切れだー」 まりさの罵詈雑言など当然スルー。 むしろ、余計な事を言えば尚更痛い目を見ると教えてやる。 お兄さんは先ほど切り込みをを入れた傷に交わるように、今度は横に包丁の切っ先を走らせた。 縦で慣れたおかげもあり、横切りは実にスムーズに進む。 「やべでよおおおお!!! いだいよおおおおおお!!」 「止めろと言われてやめるわけないじゃないか、馬鹿なの? 死ぬの?」 「やべで!! やべでよ!! どぼじでごんばごどずるのおおおおお!?」 「何言ってるかわかんないよ。……ほい、半分」 「おにいざんだっで、いだいごどざれだらいやでじょおおおおお!!」(痛いことされたらいやでしょおおお) 「うん、嫌だね。だから人は悪い事をしないんだよ。でも、まりさは悪いゆっくりだから仕方無いの」 「おにいざんがゆるじでぐれればいいんだよおおおおおお!! ぞんなごどもわがらないの!? ばがなの!? じぬの!?」 「ええと……、………そうだあれだ。『絶対に許さない、絶対にだ』」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおおお!? いだいいだいいだいだいいだい!!」 「ははは、そんな流れに運んだまりさが悪いんだよ。……よし、できた」 絶えず痛みを訴えるまりさを適当にあしらいつつ、お兄さんは順調に作業を進めていた。 そしてようやく完成したことに満足すると、額の汗をぬぐう仕草をする。 お兄さんの前にあるもの。それはいくつもの見事な正方形に区分けされたまりさの底面だった。 ちょうど、将棋盤のようなものだと思ってもらえればいいだろう。 そんな細かく切り分けられたまりさの小麦粉の皮膚は、辛うじて中身の餡子とくっついてる程度だ。 動かそうとしてもここまで(あるかわからない)神経を断裂されると、それは最早無理なこと。 人間で言うならば、足の指の根元を裂かれたようなものだ。 まりさの足も所々が個別に痙攣するだけで、底面が波打つことはもうできないだろう。 オレンジジュースでもかければ傷も塞がるだろうが、そんなことは死にそうになってからで十分である。 終わらない拷問に叫び、神経をすり減らしたことで、まりさは心身ともにズタボロになっていた。 「うーん、将棋の網目の数ってこれでよかったんだっけかな……。今度やる時はちゃんと調べておこう」 「ぼ、ぼうやべでぐだざい…。ばりざをおうぢにがえぢでぐだざい………」 「加工所に提案したら採用されないかな……。河童の棟梁とか……さすがに気に入ってくれないか……」 「おにいざん……、ばりざを……ばりざをだずげでぐざだざい」 先ほどまでは怒ったり泣いたりと忙しかったまりさも、足を刻まれたせいで抵抗する気を奪われてしまったようだった。 もう許してほしい。助けてほしい。ゲス特有の傲慢さすら、涙と共に体外へ出てしまっているような大人しさだ。 「………おいおい、何を言ってるんだ。まだまだこれからだろ?」 「ゆびぇぇぇえええええええええん!! おうぢがえるううううううう!!」 だが、それでもお兄さんは許してくれない。むしろ、ようやくギアが入ってきたところだ。 地獄は行った事がないが、生き地獄とは、もっともっと苦しいものだと思う。 そう、これからが本番である。 「さて、それじゃその足も役に立たないし、剥こうか」 「ゆ゛っっっっ!?」 剥く。それがどんな意味を持つかまりさにはわからなかったが、とにかくゆっくりできないことは間違いない。 一時は為すがままに諦めようとも考えたまりさは、必死に身体を揺らして態勢を整えようとする。 だが悲しいかな。立て続けの責め苦にまりさの体力は限界を超え、足を切られたせいで運動能力は元の半分以下。 さらには、潰れた帽子の中へ逆さまに入る形になっているせいで、妙な安定感がまりさに働いていた。 何一つ、まりさの味方になってくれる存在は無かった。 頼れるのは己のみ。その己すら、お兄さんには手も足も出ないという現実が、まりさをより追い詰める。 「おべがいだがらやべでよ!! ばりざをゆっぐりざぜでええええ!!」 「やれやれ……いい加減何度も騒がれると鬱陶しいな」 お兄さんは再びまりさの顔に手刀を打ち込むと、半ば叩きつけるようにして閉じ込めていた箱の中へと戻した。 続きの事も考えて、逆さまのままである。 箱の中でも騒ぎ続けるまりさだが、箱の中に声がたまるので幾分か聞こえてくる声は小さくなった。 相変わらず甲高いが、それでも先ほどに比べれば随分マシである。 「さ、まりさ。覚悟はできたかい?」 手を振り払って餡子を床にまき散らしながら、お兄さんは親しみをこめた三日月型の笑顔を向けた。 後編2 まりさ一家 へ続きます ============================================ あとがき 長すぎました……。 あまりにもやりたかったことを試して行ったら伸びる伸びる……。 お兄さんの独壇場で、まりさが頑丈すぎました……。 wikiなどで感想を下さった方、こうして目を通して下さった方、ありがとうございました。 次回で完結します。 正直長いうえにやり過ぎだとは思いますが、最後は簡潔に済ませたいと思っています。
https://w.atwiki.jp/ani3sisya/pages/953.html
158 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/02(火) 15 16 06 ID Se5MJn1E ~~グラウンド~~ 唯「うわー、見事にグラウンドが出来てるねー」 あずにゃん「本当ですね、この短期間でよく…」 ムギ「ここが今回の戦場よ。前回が惜敗だったから今回は勝つわよ!」 唯「おー!」 バサカ「疲れた…よく整備したと思う自分でも…」 ホンダム「(お疲れさまだ…)」 とーか「では皆さーん!運動会の開会式を始めますのでこちらへ集まってくださいましー!」 159 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/02(火) 22 12 40 ID GR9auhMc 小萌「皆さん、チームごとに集まりましたね?それでは、第一回たまり場運動会を開催致しますぅ。龍門渕ちゃん、たまり場代表として一言お願いします」 とーか「はい、では…皆さん、前回は少々目を瞑っていましたがいましたが…今度こそ!スポーツマンシップに則り、正々堂々と戦いましょう!」 デュオ(っといっても、このメンバーで真っ当な勝負事をしろっていうのが無理だと思うけどな……) とーか「特に特攻野郎チーム!前回は主催者の積極的介入もあったとはいえ、あなた達の妨害も目につきましたわ!今回は策を弄するより真面目に戦いなさい!」 真宵「それは無用の心配ですね。今回は人材も豊富ですし、奇策で他のチームを潰すなんてことはしませんから(まあ、味方の長所を最大限に利用した計略なら講じますが)」 とーか「まあなんであれ、特攻野郎と伊達軍団に優勝の栄光を与えるつもりはないですわ!最後に勝つのは私達、風紀委員ですわ!」 風紀委員「おおーっ!!!」 筆頭「Ha!言ってくれるじゃねぇか。でもな、勝利の美酒を味わうのは俺達だ!そうだろ、てめえら!」 伊達軍団「おおーっ!!!」 ムギ「みんな、準備はいい?今度こそ風紀委員を負かせて、伊達軍団にも勝って、私達特攻野郎の名に有終の美を飾りましょう!」 特攻野郎「おおーっ!!!」 マリアンヌ「ふふふ、みんな盛り上がってきたわね。それじゃあ開会式はここまでにして、今から運動会を始めるわよ」 玄霧「それと皆さん、運動を始める前に準備体操をしてくださいね。しっかり身体をほぐして怪我しないように」 【運動会、開始!】 160 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/03(水) 01 50 08 ID h9ZOFxuQ ◇第一競技 玄霧「最初の競技は個人100m走です」 マリアンヌ「超人枠2レース、一般人枠4レースの合計4レースの結果でポイントをつけるわ。各レース一位の人に3ポイント、二位の人に2ポイント、三位の人に1ポイント計算をあげて、4レースのポイント合計で決着をつけるわよ。」 会長「ポイント合計一位のチームには200点、二位のチームには100点じゃ。あと当然のことじゃがテレポートは使用禁止じゃからの」 第一レース(一般人人枠) 美琴「さてと…いいとこみせなきゃね」 神原「ふむ、開幕投手というやつか」 プリシラ「いっくよー」 第二レース(超人枠) 幸村「うおおおおお!」 アーチャー「さて…」 筆頭「DASHか。何であれ負ける気はないぜ」 第三レース(一般人枠) ヒイロ「任務了解だ」 ひたぎ「あら、こんなのが相手なの」 士郎「やるからには勝つ」 第四レース(超人枠) セイバー「シロウシロウシロウシロウシロウシロウシロウ…」 光秀「んふふふ、猛りますねぇ…」 ライダー「この枠は何か雰囲気がおかしくありませんか…?」 161 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/03(水) 19 11 25 ID 8oqc9Uko あらやん「……此処は実況席だ。 そして、実況の荒耶宋蓮だ」 カマやん「同じく、解説の荒耶宋蓮だ」 あらやん「荒耶よ、此度の試合をどう見る?」 カマやん「笑止。 たかがヨロイ乗りが、健脚で鳴らした神原に勝る道理は無し。 超電磁砲とてそれは同じ」 あらやん「愚かな。 超電磁砲は自らの体内電気を制御し、反射を加速せしめる術を編み出したと聞く。 更に神原は超短距離に秀でる故、100mでは陸上部には及ばぬ。 なれば、プリシラにも勝機はあろう」 マリアンヌ「……ねえ、あれ大丈夫なの?」 玄霧「いまいち盛り上がりに欠けますね。 この際、ディートハルト氏に依頼しましょうか」 162 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/03(水) 22 54 13 ID HMFvDiPU ディート「ではご指名通り、私ディートハルト・リートが実況をお伝えします。また、今回も解説に言峰氏をお呼びしました」 マーボー「解説を担当する言峰綺礼だ。以後、よろしく願いたい」 ディート「さて今回の対戦カードですが あらやん「待て、我々を差し置いて何を始めている」 カマやん「逃走と放送で忙しいはずの貴様らが何故ここにいる」 マーボー「現世の事情と此処の召喚は別物だ。荒耶宋蓮、お前も生前はそうだったであろう」 ディート「なにより、あなた方は少々扱いづらいとの御達しがあったのだよ」 マーボー「なので、この場はプロデューサーと放送慣れした我々に任せたまえ」 ディート「まあ、偶にゲストとしてコメントしてもらうかもしれないが、基本あなた方の出番は考えていないのであしからず」 やんやん「…これも抑止力の仕業か!」 マーボー「む、どうやら準備が整ったようだ。ディートハルト、こちらも実況を始めるぞ」 163 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 13 14 58 ID JYQi6WxI <第一レース> パァン D『おーっと、大方の予想通り神原選手が素晴らしい加速で飛び出したー!』 K『この辺りはバスケットボールプレイヤーの面目躍如と言った所か。 だが、そういつまでもこのペースを維持出来る訳では……』 D『いや、ちょっとお待ち下さい! これはどうした事か!? 神原選手のペースが全く落ちない!』 K『馬鹿な! 奴の足は超短距離した保たない筈……むっ、あれは!』 ビリビリ「ちょっと、どういう事よ!! いくらなんでもスタートダッシュから全然ペースが落ちないなんて……!」 プリシラ「追いつけないよー!!」 上条「くそっ、このままじゃ……ん? なあ龍門渕、神原の頭に何かぶら下がってないか?」 とーか「言われてみれば……ハギヨシ、オペラグラスを(パチン)。 ……あ、あれは!! 上条さん、あれを見て下さいな!!」 上条「そんなにヤバい物なのか? どれどれ……」 【BL本(上条×一方通行カップリング)】 上条「ぶっ!? な、何だありゃ!?」 とーか「ちょっと、特攻野郎の皆さん! 卑怯な真似をするなと申した筈ですが!?」 ムギ「あら、あの本が他の二人を妨害しているとでも?」 真宵「あのBL本はあくまでもモンキーの実力を引き出す為の餌みたいな物です」 上条「人参ぶら下げられたロバがあいつは……てか何で上条さんと一方通行がネタにされてんだ!?」 D『特攻野郎チーム参謀八九寺真宵、見事な作戦だー! このレース、これで決まったかー!?』 164 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 17 14 46 ID kNfCyano ディートハルト『ところでふと思ったんだが』 言峰『なんだ?』 ディートハルト『いや、ロバや馬は4足走行だから目の前に吊るされた餌が取れないのは当然だが、神原は二足走行だ』 言峰『ほう、そうか、つまり』 ディートハルト『なぜ空いている二本の腕で取らないのだ?』 168 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 19 37 51 ID SINLrdHU 神原「ハアハアハアハア…(見える、見えるぞ!一方さんが上条さんのホルモンを弄って*ピーーーッ*や*ピーーーッ*で…ハアハアハアハアッ!」 ユフィ「…なにか神原さんの口から聞きなれない単語が発せられていますが」 ゼクス「ユフィ、あれは覚えなくていい単語だ、知らなくていい、聞かなかった事にしなさい、記憶から抹消するんだ」 ムギ「さすがに私も彼女のBLにはついていけないわ」 C.C.「私もついていけないな。でもボウヤの受けは納得だな」 上条「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!やめろぉーーーっ!!!妄想するなーーーっ!!!」 D『さあ、神原選手はもうゴール目前!御坂選手プリシラ選手も頑張っているが、追いつく気配が全くなーいっ!!』 K『電撃使いも女子中学でない走りを見せているが、この勝負、火事場の馬鹿力を発揮した悪魔の圧勝だな』 ブチッ!ドサァァァァァァァッ!!!!! 一同「!!!」 D『な、何が起きたんだーーーっっっ!!!突如、BL本が落下ーっ!!!それに猛進していた神原選手はつられて転倒したぁーーーっっっ!!!』 K(…今のは明らかに狙撃、もしくは人為的な何かで吊るしていた紐を断ち切ったようだが、さて、…) D『両手を後ろ手縛られた神原選手は立ち上がることはできないっ!その隙に御坂選手がテープを切り、続いてプリシラ選手もゴールしたぁ!!!』 【結果:一位・御坂美琴、二位・プリシラ、三位・神原駿河】 【ちなみに、このレースは十数秒間に起きた出来事である】 169 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 20 39 26 ID .fB2O48I 律「ふぅ…」 小十郎「さすが律殿。完璧なまでの狙撃術だぜ」 律「いえいえ。でも、良かったんですかね?」 ライダー「邪魔をした訳ではなく、能力を引き出すためのアイテムをはぎ取っただけですから罪悪感を覚える必要はないでしょう」 伊達「それに相手はあのくせ者揃いの特効野郎とJudgementだ。きっと後々いろんな意味で波乱のBattleになってくるさ」 キャスター「とりあえずの牽制ってわけね」 律「まぁ普段駿河には嫌と言うほどお世話になってるんで、いい仕返しができましたよ」 伊達「さぁて、どんどん行こうぜ。Let's partyだ!」 【どうやら神原に“イタズラ”したのは律のようです】 170 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/05(金) 22 36 44 ID .TRt.PuQ <第二レース> パァン 幸村「うおおおおお!」ダダダダダダダ アーチャー「…」シュタタタタタタ 筆頭「イヤッハアアアア!」タタタタタタタタ D『もう30m地点を突破!は、速い!』 K『さすがの超人勢だな。現在順位はほぼ同じ…さて…』 171 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/06(土) 13 54 43 ID lBka4bBM 幸村「みぃなぎるぅぁあああああああああああ!!!」 政宗「YyyyyyyyaHHHHHaaaaaaaaaaaーーーーーーーーーーーー!!!」 アーチャー「暑苦しい奴らだ。 さて、特攻野郎に特に義理は無いが、衛宮士郎に勝ちを譲るのも癪に障るからな。 そろそろ切り札を切らせて貰う。 ――投影、開始(トレース・オン)」 幸村「ぬぅぅぅおおおおお……な、何とぉおおお!!?」 政宗「What's!? Last spurtから更に加速しただと!? くっ、追いつけねえ!!」 パァン D『アーチャー選手、今一着でゴールイン! 二着は伊達選手、ビリは動揺の余り棒立ちとなってしまった真田選手だぁ!』 K『ふむ、投影にあのような用法があるとは。 流石はアーチャーといったところか』 幸村「ぅぉぉおおおおおおおぉぉおおおお!!! この不甲斐無い幸村を!! どうかしかって下され、お館さまああぁあああああああああああ!!! 政宗「Goddamn!! どうなってやがる!!」 アーチャー「何、簡単な話だ。 これを投影させて貰った」 つ【ライダーのダガー】 政宗「それが解せねえってんだ。その鎖を巻き付けて俺達を足止めしようってんならともかく、てめえ自身がSpeed-upする要素が何処に……」 幸村「待たれよ、政宗殿!! 衛宮殿は生前、六爪を投影した際、六爪の記憶から政宗殿の六爪流を完璧に模倣して魔王と渡り合った御仁!! なれば、衛宮殿以上の投影の使い手たるあーちゃー殿がそれを成せぬ道理が御座らん!!」 政宗「Ha? それがどうした……チッ、そういう事か! アーチャー、てめえライダーの技量をCopyしやがったな」 アーチャー「そういう事だ。 妨害は反則でも、自らを強化する分には構わんのだろう?」 【結果 一位・アーチャー、二位・伊達政宗、三位・真田幸村】 172 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/07(日) 17 44 23 ID ziGxKKu6 <第三レース> ヒイロ(現在のポイントはどのチームも横並び…任務遂行の為には一位にならなければならないが…) ひたぎ(相手はムッツリ工作員だけだと思っていたけど、まさか正義バカにも気をつけなければならないなんて…面倒くさいわね) 士郎「…」 利根川「位置について、ヨーイ」 パァン D『銃声と共に三者一斉スタート!そしてすぐさまヒイロ選手と戦場ヶ原選手の一位争いが始まったーっ! 衛宮選手も頑張っておりますが、前を走る両者に一歩およびません!』 K『このレース、誰もが最初はこう予想しただろう。 単騎で地球に喧嘩を売る破格工作員であるヒイロ・ユイの脚力と中学時代は陸上部スターだった戦場ヶ原ひたぎの走力が勝敗を決める焦点。 ゆえに、平均的な高校生より身体能力が少々高いだけの衛宮士郎が両者に敵うわけがない、とな。 しかし、先のレースを見た以上、彼もライダーのダガ―を投影すればこの不利すらも覆せる』 D『その通り!衛宮選手が逆転の切り札を持つ以上、前を進む二人は油断する事ができません! 誰しもが予想できないレース、果たしてどのような結末になるのだろうか!…って、あれ?』 パァンパァン D『(ポカーン)……っ、け、結果は、一位戦場ヶ原選手、二位ヒイロ選手、三位衛宮選手、です』 K『終始投影をしないまま他の選手に追いつけずにゴール、これまた予想外の展開だな』 ひたぎ「なんだか釈然としないけど、まあ当然の結果よね」 ヒイロ「結果は二位…任務失敗…」 士郎「あーあ、頑張ったけどやっぱり駄目だったか」 黒子「士郎さん、お疲れ様。これをどうぞ」 つ 水 士郎「おっ、ありがとう黒子」 黒子「…ところで、どうして投影をなさらなかったのでしょうか?」 士郎「ん、それは…投影して勝ったとしても、他人の力を使ったようで嬉しくないからさ、負けると分かっていても自分の力で全力で戦った方がいい、っと思っただけさ」 黒子「ふぅーん、そうでしたの」 士郎「ごめんな、チームの勝利に貢献できなくて」 黒子「いいえ、そんな事気にする必要はありませんわ。士郎さんが負けた分、私がその埋め合わせすれば問題ないですわ。 それにこれは団体戦ですの。たった一敗など些細な事、この後の競技に勝ち続けて優勝を獲得すればいいことですよ」 士郎「あはは、そうだな。まだまだ運動会は始まったばかりだし、これから頑張るよ」 【結果:一位・戦場ヶ原ひたぎ、二位・ヒイロ・ユイ、三位・衛宮士郎】 173 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/07(日) 18 14 38 ID lxgCfpoo セイバー「シロウ~」ジー アーチャー「電柱の陰から覗き見はお前じゃないだろ。さあ次のレースが始まるぞ」 175 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/08(月) 13 04 41 ID Ocx9YAbk <第四レース> セイバー「シロウシロウシロウシロウシロウシロウ……ブツブツ」 光秀「ンフフ…クク…クックック……」 ライダー「(二人共、纏う気配が尋常ではありませんね……超人枠限定の裏ルールを知っているとは思えませんが、警戒はしておくべきでしょうね)」 パァン D『さあ、始まりました第四レース! ここまでのポイント合計は特攻野郎チームが一歩リード! 伊達軍団チームはここで一位を取りたいところ!』 K『順当に行けばライダーの勝ちは揺るがんだろう。 だが、仮にもサーヴァントと戦国武将、只で終わる筈もあるまい。 それに、あの裏ルールもある事だしな……』 光秀「ひゃっっはぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ガキィン ライダー「!! やはり来ましたね!!」 セイバー「風王……鉄槌!!」 光秀「ひゃはっ、甘いですねェェェェェェェ!!!」 とーか「ちょっ、いきなり何ですの!?」 真宵「みっちー……やはり始めましたね。 予め裏ルールを設定しておいて正解でした」 カイジ「裏ルール!? どういう事だ八九寺!」 真宵「いえ、実は片倉さんや小萌先生と相談して、超人枠のみ如何なる行為も反則が取られない裏ルールを取り決めておいたのです」 小萌「どのチームにも血の気の多い子達が多いので、フラストレーションが溜まって暴走しないようにと思ったのですよ」 小十郎「只、明智の野郎の耳には入らないように注意しておいた筈なんだが……」 真宵「私達の方でもみっちーにだけは話していませんよ。 わざわざ無用の暴走を引き起こす必要もありませんし」 小萌「一体誰が明智さんにばらしたんでしょうかー?」 D『なるほど、そんなルールが……ですが、何故言峰氏がそのルールをご存知で?』 K『まあ、色々とな』 176 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/10(水) 23 55 06 ID j4awG66U 光秀「ひゃははははははははぁ!! ああ、楽しいですねえ!!」 セイバー「待ちなさい、この外道!」 ライダー「くっ、この猛攻を捌きながらゴールを目指さなければならないというのも、中々骨が折れますね……!」 D『流石は超人戦力、三つ巴の激戦を繰り広げながらも着実にゴールへと近づいているー!』 K『今の所、三者はほぼ横並びか。 さて、この状況がどう転ぶかな』 小十郎「あの野郎、調子に乗りやがって!」 律「駄目だ、速過ぎて狙撃出来ない! せめて、鎌だけでも弾き飛ばせればいいんだけど……」 黒子「わたくしが鎌を奪って参りましょうか?」 士郎「いや、下手に乱入したらその時点で反則を取られるかも知れないし、何より黒子にはあんな危険人物に近付いて欲しく無い」 黒子「……もう、相変わらず士郎さんは甘やかしーですのね」 キャスター「あら、セイバーが変態に加勢してるわね。 八つ当たりかしら」 177 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/11(木) 00 56 12 ID gD0J7Y6A セイバー「じゃぁぁぁまぁぁぁだぁぁぁぁぁあああああああああああっ!」 D『セイバー選手、見境無しに他の選手を襲っています!衛宮選手の所に向かう事以外は眼中にない模様です!』 光秀「ヒャハハハハハハ!いいです、いいですよぉ!久々に味わえる至福の極み!やはり死合は最高に愉しいですねぇ!」 K『明智光秀も最近の出番の無さに加えて暴れる機会がなかったからな。溜まった鬱憤を放つ事で力を割増しているようだ』 ライダー「…止むを得ませんね。できれば使いたくありませんでしたが、あなた達には大人しくなってもらいます!」 【 開 眼 】 D『おーっと!痺れを切らしたライダー選手が眼帯を外し、セイバー選手と明智選手を目視したぁーっ!!!』 K『どうやら視界に捉えたのはあの二人……と場外にいた撃墜王だけのようだ。対魔力のあるセイバー以外は石化してしまったな』 D『セイバー選手も魔眼の重圧によって動きがにぶくなった!ライダー選手、ぜっっこぉーのチャーーーンスっ!!』 K『なお、裏ルールによりあれは反則にはならない。一応要自重の行為ではあるが、あの場面の使用は適切だな』 ライダー「ふぅ、暴動も治まりましたし、さっさと競技を終わらせ「シロオォォォォォォォォォォ!!!!!」なっ!!!」 D『!!!これは一体どういうことでしょうか!?セイバー選手、あり得ない速度で爆走!!コースが抉れもの凄い量の砂が舞い上がっています!!!』 K『……ん、あんなところに看板が……《早くゴールしないと士郎と黒子がイチャイチャしだすぞ》………一体誰が…………』 D『呆気にとられたライダー選手もすぐに走りだしましたが、最速の霊英の全速力でも彼女の驀進には追いつけない!!!』 180 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/11(木) 02 18 52 ID 51P44paI セイバー「シロオオオオオオオ!」 ライダー「追いつけません!何ですかこれは!?」 利根川「ゴール!ゴールだっ!」 D『決着です!一位はセイバー選手!二位は一馬身差でライダー選手!最下位はコース途中で石化している明智選手!おっと救護班が行った!』 K『4レースでの獲得ポイント合計は風紀が9ポイント、特攻が8ポイント、伊達が7ポイントとなる。よって勝利点は一位の風紀に200ポイント、二位の特攻には100ポイント加算だ』 セイバー「シロオオオオオオオ!」 部長「うーん、止まんないわね」 とーか「大丈夫ですわ。これくらい想定の範囲内ですもの」パチン セイバー「シ」 ゴーン! セイバー「…」バタッ 黒子「これは金ダライですの?」 アーニャ「いつものことよ。セイバー、次の競技までおとなしくしててね」 ◇第二競技 マリアンヌ「次の競技は長縄跳びよ。各チーム跳ぶ役が六人、回し二人の計八人チームで行うわ。各チーム二回つづチャレンジして跳べた回数が多いほうを公式記録として採用するわ。とんだ回数が一番多いチームに300ポイント、二位に200ポイント、三位に100ポイントをそれぞれあげるからがんばってね」 とーか「チームワークの見せ所ですわ!」 小萌「がんばりましょー」 かじゅ「ここで差をつけるぞ」 コクトー「僕は皆さんに合わせますよ」 ファサリナ「こういうのは初めてです」 カイジ「しかしウチの回し役は大丈夫か?」 幸村(回し役)「うおおおおお!だいっ!回転!」 バサカ(回し役)「幸村、もう少しゆっくり回せ」 唯「がんばろうね、皆!」 撫子「おー!」 あずにゃん「唯先輩大丈夫かなあ…」 真宵「まあ何とかなりますよ」 海原「大丈夫ですか、緊張とか?」 妹F「はい、これくらいならとミサカは(ry」 アーチャー(回し役)「真面目に回すんだぞ」 光秀(回し役)「ええ、粛清は怖いですから」 美穂子「がんばりましょう」 池田「キャプテンのためならなんでもやれるし!」 黒子「長縄跳びとはまた難儀なものですわね」 C.C.「タイミングよく跳べばよいのだろう」 ユフィ「それが難しいんですよね…」 デュオ「まっ、何とかなるだろ。回し役にも気合いが入ってるし」 筆頭(回し役)「合わせな、小十郎!」 小十郎(回し役)「はっ!」 183 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/12(金) 20 30 10 ID GiH3eVYY 玄霧「では一回目を開始します。よーい、始め」 美穂子「いーち、にーい、さーん、しーい」 ユフィ「ごーお、ろーく、しーち、はーち」 C.C.「九、十、十一、十二、…」 ポヨンポヨンポヨン 部長「ふふふ、美穂子、結構頑張っているじゃない。いい動きしているわ」 神原「ユフィさんとC.C.殿も上下に動く様がしっかりしていて実に素晴らしい」 かじゅ「おい、ちょっと、うちのチーム、早すぎないか!」 ファサリナ「ああっ、ちょっと、激しすぎですぅ。もう少し、ゆっくり、でないと、ダメですぅ…」 ユサッユサッ 部長「うちのゆみも結構激しく動いているわね。やっぱり代わりに参加させて傍観に回ったのは正解だったわね」 神原「それにしてもファサリナさんのエロさは完璧すぎる!揺れ、服の乱れ、息遣い、火照り、そして言葉遣い、縄一つでここまで醸し出せるとは…」 【一部この競技で堪能しております】 184 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/12(金) 21 22 33 ID LfAEnoKM 上条「……なあ部長……楽しんでるところすまないが、このままだとうちのチームが真っ先に沈むんじゃないか?」 部長「あら、どうして? 皆順調に跳べてるし、問題なんて何も……あれ?」 美琴「ねえ、何かうちのチームの縄……だんだんと早くなってない?」 美穂子「ふぅ、ふぅ……ちょっと、辛くなってきたかな……?」 ユフィ「わ、私もです……運動なんて、滅多にしませんから……」 タユンタユン ファサリナ「はぁ、はぁ……こんなに激しく動かれちゃ、私ぃ……!」 ユッサユッサ 幸村「な、何という光景だ……は、破廉恥であるぞぉぉぉぉぉぉっ!!」 バーサーカー「いかん、落ち着け幸村!!ペースをこちらに合わせ……おわぁっ!?」 バシィッ!! カイジ「いってぇっ!?」 コクトー「カイジさん、大丈夫ですか!」 とーか「ちょっと幸村、あの縄の動きはどういうことですの?」 小萌「急にペースが乱れすぎですよ。あれじゃあ、うまく跳べないじゃないですか……」 幸村「う……め、面目ない……」 美琴「……あいつをこの競技に出したのは、明らかな人選ミスだったわね」 部長「……まさか、ここまで初心だとは思わなかったわ」 【風紀委員 幸村の暴走により自滅、第三位】 185 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/12(金) 22 28 01 ID 3laXCk/A D『あーっと、風紀委員チーム、一回目は42回で脱落ー!』 K『精神的に未熟な真田を回し手に起用したのが敗因だな。 一応、参加メンバー同士ならポジション変更は可能だが……』 D『おっと、どうやら伊藤選手が足を痛めた模様。 ポジション変更で回し手を真田選手と交代するようです』 政宗「ったく、どこまで免疫がねえんだ幸村の奴は。 小十郎、テメエはNo-problemだろうな?」 小十郎「ご安心を政宗様。 この小十郎、独眼竜の名に泥を塗るような真似は断じて致しません」 政宗「Ha、流石だな小十郎。 なら、テメエの視線が福路美穂子の胸に釘付けに見えるのも気のせいだよな?」 小十郎「目の錯覚に御座いましょう」 光秀「ふう、些か退屈ですねえ」 アーチャー「明智、妙な気を起こすなよ」 光秀「判ってますよ、あーちゃー殿。 しかし、こうして縄を回していると、つい邪な考えが浮かぶものでしてね。 今、皆さんの命運を握っているのが私の胸先三寸かと思うと……クク…ククク……」 パスッ チュイン 光秀「…………(頬から流血)」 アーチャー「真面目にやれ、との事らしいな」 光秀「やれやれ、おーなー殿は随分と地獄耳のようで」 186 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/13(土) 04 08 09 ID IJtXLQ6s 池田「はぁっ、はぁっ、そろそろ、限界だし」 黒子「あら、まだ60回を突破しただけですわ。特攻チームが先に終わるまで頑張ってくださいまし」 デュオ「っといっても、向こうはぜんぜん余裕そうだぜ」 撫子「向こうのチーム、そろそろ限界そうだね」 海原「体力作りに練習した甲斐もありますしね。まだまだいけますよ」 妹F「それに私達のチームは人選も問題ないです、っとミサカは若干の自虐を含めます」 あずにゃん「しかし、意外なのは唯先輩が何事もなく頑張っている事です」 唯「タイミングを合わせて跳ぶだけだもん、これくらいは簡単だよ」 真宵「ふっふっふっ、なにはともあれこの一回目は私達の勝利ですね」 C.C.「……私にしては頑張った方だが」 パシィッ!! C.C.「もうダメだ、ピザをくれ……」バタッ! ユフィ「はぁっ、はぁっ……C.C.さん、しっかり、してください……!」 D『そしてっ!78回目を跳んだところでC.C.選手に縄がかかり伊達チームの挑戦も終了!』 K『どうやらピザ分が不足していたようだな。ピザを食べればどうやら二回目もいけるそうだが……』 D『残すは特攻チームのみ!はたして彼らはどこまで飛び続けられるだろうか!』 189 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/13(土) 21 57 04 ID bO4CcPq. K「結局一回目は特攻野郎が87回という好成績たたき出して終わったわけだが…」 D「さぁ、短いながらも休憩をはさみ、間もなく二回目がスタートです」 安藤「C.C.さーん!大量の美味しいピザですよー!そーれ!」 ガツガツムシャムシャ C.C.「…元気百倍!C.C.!」 律「あれ?何かこの一連に似た流れ見たことある気がする」 池田「そのうちC.C.パンチとかやりそうだし」 C.C.「C.C.パンチは今回必要ないからやらないが、もしお前がまたばてた時にはおんぶしてやれる自信がある」 池田「ピザが一種のドーピングに見えてくるし…」 幸村(平常心でござる…平常心でござる) カイジ(ものすごく心配だ) D「準備が整いました!それでは二回目の挑戦に入ってください!」 190 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/13(土) 23 16 27 ID IJtXLQ6s 部長「いい、今度の並び順はこうよ」 バサカ : ファサリナ かじゅ とーか 小萌 こくとー 幸村 : カイジ 美琴「まあ、メンバーを代えられないからこうするしかないよね」 当麻「そうだな。とにかく幸村とファサリナを離して置く」 妹E「念のためファサリナさんはバーサーカーさんの前に配置する」 アーニャ「その間に段々と緩衝材を挟む。特に幹也と小萌で大幅ノイズキャンセリング」 セイバー「そして余計な物を見させないために、それぞれ最寄りの回し役の方に向かせて跳ばせる訳ですね」 トレース「特に幸村君は開司君だけを見るように。それとレディファサリナはエレガントに声を荒立てないように」 ファサリナ「うふふ、了承しました。声を出さないように我慢いたしますわ」 かじゅ「本当に大丈夫か?…まあ、一応指示通りに従おう」 こくとー「まあ、僕はなんでもいいですけど」 小萌(……わかっています、わかっていますけど、先生だって傷付きますよぉ………orz) とーか(戦略上仕方がないこととはいえ、なんだか順位を付けられたようで屈辱ですわ!………orz) 幸村(平常心でござる…周りを見ずに跳ぶだけでござる…問題ないはずだ…)ブツブツ カイジ(対策を練ってもまだ心配だよ) バサカ「カイジ、私がタイミングを合わせますので安心してください」 黒子「さて、池田さんはC.C.に任せるとして、福路さんとユーフェミアさんは私の両隣に並んでくださいまし」 ユフィ「あ、はい、わかりました」 美穂子「あの、もしかして能力を使うおつもりですか?」 黒子「まさか。むやみやたらに使うつもりはないですわ。空間移動の連続使用も結構疲れますし。まあ、万が一の時には使いますが、それ以外では自力で跳んでくださいまし」 ユフィ「いいえ、お気遣いありがとうございます」 デュオ「よーし、みんな準備はいいな?これからが本番だ、特攻野郎の記録を抜くまで頑張ろうぜ」 一同「おーっ!」 193 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/16(火) 15 54 02 ID 5uZXyFAs D「さぁ始まりました!各チーム二回目の挑戦だっ!」 K「風紀委員と伊達はまず暫定一位の特攻の記録である87回を抜かねばならないというのが最低条件だ。その上で特攻がこの二回目の挑戦でどこまで記録を延ばすか…」 D「各チーム二十回を突破!ここのあたりはまだまだ余裕かっ!」 194 :名無しさんなんだじぇ:2010/11/16(火) 20 03 38 ID 9TNXtSso D「言峰氏はこの勝負の展開、どう思われますか?」 K「特攻野郎は一回目の安定性を保てばまだまだ記録を伸ばせる…」 バシィ! D「おぉっと!特攻野郎チームまさかの30回で脱落!」 K「…は、ず…」 唯「ご、ごめんねぇ~…」ハァハァ 撫子「撫子も限界だったよ…」ハァハァ 真宵「一回目で力を出し切ってしまいましたね…」 D「まだ二チームは跳び続けています!」 K「…ふむ、真田もあれだけ隔離すれば大丈夫…」 真田「やっぱり無理でござるあああぁ!!」ブバシャッ K「…だろ、う……」 D「これは一体!?真田選手がスプラッタだ!必然的に縄も止まり、48回でストップ!」 カイジ「なんでだよ!?」 幸村「意識の内から消そうとすると、余計に脳裏に蘇るあの【揺れ】…。目を閉じることで寧ろ感じてしまうその気配…!某、非力でござった……」ガクッ かじゅ「……複雑な気分だ…」 D「何と、まさかの伊達チームが粘っています!」 K「よく見ると仲間同士でのフォローが行われているな」 池田「マジで…助けて…くれるとは…思ってなかったし…」ゼェゼェ C.C.「今の私ならお前を抱えて跳ぶのも苦ではないさ」 D「87を超えたぁ!88、89、90!あぁっと!ここで福路選手が引っ掛かった!伊達チーム、逆転勝ちです!!」 黒子「申し訳ありませんわ。フォローのタイミングが遅れてしまいました」 美穂子「いえ…私が、体力不足だっただけです…」 デュオ「でも特攻野郎の記録を抜いてやったぜ!」 筆頭「お前らGOOD JOBだ!」 マリアンヌ「それぞれの最高回数で競った結果、一位が伊達チーム、二位が特攻野郎チーム、三位が風紀委員チームになったわ」 玄霧「それぞれ300、200、100ポイントが加算ですね」 利根川「現在、風紀…300、特攻…400、伊達…300ポイントだ。良い勝負だぞ」
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3262.html
『まりちゃの未来』 7KB 不運 飾り 赤ゆ 人間なし 独自設定 ネタ被りが怖いです まりちゃの未来 虐待はありません。 ゆっくりが死にません。 なんだか俺設定風味です。 それでもよろしければどうぞ。 楽しんでもらえれば幸いです。 まりちゃは今とてもゆっくりとしていた。 暖かな母の温もり。 優しく包み込むような母の声。 凛とした希望に満ちた父の声。 恐れも、苦しみも、悲しみも、飢えも無い世界で、まりちゃは微睡んでいた。 --ゆぴー。まりちゃはゆっくちしちぇいりゅにょじぇ。 --きょきょはちゃいきょっうのゆっくちぴゅれいしゅにゃのじぇ。 --きょんにゃゆっくちぴゅれいしゅをもっちぇるまりちゃは、えりゃばれちゃゆっくちにゃのじぇ。 まりちゃは与えられた環境を、思う存分享受していた。 暖かく、柔らかく、ただただゆっくりとしていられる場所。 そんなところが本当にあれば、それはゆっくりにとってまさしく桃源郷ともいえる、理想のゆっくりプレイスだろう。 だが本当はそんな場所は、この世界には存在しない。 この世界はそんなに優しくないのだ。 ……ただ母の胎内を除いて。 そうこのまりちゃは出産を母の胎内で待つ赤ゆっくりであった。 当然何時までもこの場所に、留まれるものではない。 恐れと、苦しみと、悲しみと、飢えに満ち、それでも希望という名の未来が待つ、外の世界へと旅立つ日がくる。 だがまりちゃはそんな日が来るとは露とも考えず、ただただゆっくりとしていた。 ついにその日が来た。 まりちゃの中にある中枢餡の本能が目覚めを呼びかけ始めた。 それは誕生を祝福するかのような、優しく柔らかな呼びかけであったが、 --うるちゃいんだじぇ、まりちゃはきょきょでゆっくちしゅるんだじぇ。 今のゆっくりを手放したくないまりちゃにとって煩わしいだけだった。 しかし自分の中の中枢餡からの呼びかけは絶え間なく続く。 本能の呼びかけが次の段階に入った、継承記憶の開放である。 ゆっくりにとってゆっくりする事は本能が教えてくれる。 しかし本能からくるゆっくりは自己のゆっくりだけで、そのままだとわがままなゲスが生まれるだけだ。 それを修正するのが両親から引き継ぐ記憶、継承記憶である。 もちろん全ての記憶が継承されるわけでは無いし、生まれてくる子に個体差もある。 そして一番重要な両親の資質、ゲスの両親からは碌な記憶しか引き継がない。 善良な両親なら生き延びてきた経験が、有用な記憶として継承されるだろう。 このまりちゃの両親は、善良で優秀な個体で運がよかった、何度も死ぬような目に遭いながらも生き延び、 普通のゆっくりならば、その餡子脳で上書きされるようなつらい記憶も、生きるための大事な知識として持ち続けていた。 しかし、ぬくぬくと大きくなってきたまりちゃにとって、その記憶は強烈過ぎた。 親姉妹が、仲間達が、おちびちゃん達が、惨殺される記憶。 人間に、鳥に、猫に、犬に、捕食種に、はてはゲスな同族に惨殺される恐怖の記憶。 もちろん幸せな記憶も含まれていたのだが、今まで快適な環境で幸せだけを感じてきたまりちゃにとって、 恐怖の記憶は、今まで経験したことが無く、まりちゃに恐慌を起こさせるには十二分すぎた。 --ゆぴー、なんなにょじぇー。きょれはなんなにょじぇーー。 --まりちゃをゆっきゅりさしぇろーー。きょんなにょはいやじゃじぇーー。 --きょわい、きょわいんだじぇーー。おしょとはいやだじぇーー。 最早まりちゃは外の世界に対し恐怖からパニックを起こしていた。 そんな時、 『まりさのかわいいおちびちゃん、おとーさんがいーっぱいすーりすーりしてあげるのぜ。 かりのしかただっていーっぱいおしえてあげるのぜ。だからがんばるんだぜ、まりさのかわいいおちびちゃん。』 父の愛情に満ちた力強い励ましの声が聞こえた。 『れっ、れいむのかわいいおちびちゃん、おかーさんっ…がペーろぺっろして…あげるよ。 いっしょにっ…ゆっくりしようね。だっ、だからがんばってね…、れっ、れいむのかわいい…おちびちゃん。』 母の慈愛に満ちた優しい励ましの声が聞こえた。 まりちゃは理解した。自分は望まれて生まれるのだと。 絶望の世界ではない、希望に満ちた未来へと生まれるのだと。 この暖かい場所を離れるのはつらいけど、父と母によりそって温もりを分かち合える。 「きゃわいいまりちゃがちゅてきにゆっくちうみゃれるよ。」 まりちゃが生れ落ちることを決意し初めて声をあげた時、まりちゃの両目が開いた。 そこは暗い場所であった。 そこには希望という名の未来はなかった。 視線をめぐらすと、産道が開いているのだろう明るい光が見えた。 その光にまりちゃは未来を見た気がした。 両親と寄り添ってゆっくりしている自分。 沢山の友達と一緒に跳ね回っている自分。 美ゆっくりと恋をしている自分。 愛する妻と可愛い子供たちに囲まれている自分。 そんな希望に満ちた未来。それが光のむこうで自分を待っている、そんな予感がした。 「まりちゃはうみゃれるよ。」 もう一度呟き、まりちゃは光へと向かった。 だがまりちゃは、希望に満ちた未来を望むあまり焦り過ぎたのだ。 まりちゃは這いずることなく、そのまま産道に向かってしまっていた。 産道はそんなに広くは無く、本来頭から這いずって、母の胎動の力も借りて進むべき狭き道である。 「ゆぴっ。」 当然産道にもぐりこむことも出来ず、跳ね返され倒れてしまった。 しかしその失敗がまりちゃの頭を冷やした。 「まりちゃとちたきょとが、あちぇりすぎたんだじぇ。」 まりちゃが再度もぐりこむために、起き上がろうとしたその時、胎内が蠢き始めた。 胎動が始まったのである。 「おかーしゃんが、てちゅだってきゅれてりゅんだにぇ。」 母の愛に感動して打ち震えているまりちゃの目に意外なものが映った。 リボンの付いた黒いトンガリ帽子である。 --なゃんであんなゃときょろにおぼうちがありゅの? --きょきょにはまりちゃいぎゃいいなゃいのに? --じゃああれはだゃれのおぼうち? --まりちゃのおぼうちとおにゃじだね、でみょありぇ? --きょきょはまりちゃしきゃいにゃいよ、ありぇ? --まりちゃしかいにゃい?まりちゃのおぼうちとおにゃじ? --ありぇ?ありぇ??ありぇ???ありぇ???? ここまでたっぷりと時間をかけて、ようやくまりちゃは解答を得た。 「ゆぴーー。まりちゃのちぇかいいちにょおぼうちがーー。」 あわてて帽子を取りに戻ろうとしたが、何故か起き上がれずあんよも動かなかった。 「ありぇ、にゃんでうぎょけにゃいにょ?」 まりちゃが不思議に思い、視線をあんよの方に向けると、あんよが産道に飲み込まれていて、動くことが出来なかった。 これは母親のれいむが初産ではなく、出産のコツをつかんでいた為に、効率よく胎動をコントロールすることが出来たことと、 まりちゃが思考に時間をかけすぎたことが原因であった。 まりちゃは慌ててあんよを引き抜こうとしたが、最早あんよはがっちりと挟まりピクリとも動くことは無かった。 「ゆぴーー。あんよしゃんはにゃしてぇにぇ。」 まりちゃはじたばたと足掻くが、あんよが抜ける気配は無い、それどころかじわじわと体が飲み込まれていく。 それでも諦め切れない、いや諦めるわけにはいかず、まりちゃは舌を伸ばしたり、おさげを伸ばしたりして、何とか帽子を回収しようとしていた。 「まっちぇね。おかーしゃん、まっちぇね。まりちゃのおぼうちが。まりちゃのおぼうちが。」 必死になって母親に呼びかけるが、胎動は止まる気配すらみせず、まりちゃを飲み込んでいく。 もう事態が好転することは無いだろう、体の半分が飲み込まれていた。 まりちゃはまだお帽子を回収しようと頑張っていた。 だが届かない。まりちゃの未来が詰まったお帽子には、最早届かない。 諦め切れないまりちゃは、お帽子に呼びかける。 「まりちゃのおぼうちゆっきゅりしにゃいでも…」 ついに口までもぐりこんでしまい喋れなくなる。 もはやまりちゃに出来ることは、顔が飲み込まれるまで、涙でかすむ目で大事な大事な自分の帽子を見つめるだけだった。 自分の思い描いた未来が、お帽子とともに自分から離れていってしまう。 まりちゃの目は絶望の色に染まっていた。 ついにその目も飲み込まれてしまった。 「まりさ。うっ、うまれるよっ。おちびちゃんが、うまれるよっ。」 「だいじょうぶだぜ。ちゃんとうけとめるんだぜ。あんしんするんだぜ。」 すぽーんと軽い音と、ぽすと柔らかい音が続けて鳴った。 「れいむ、おちびちゃんはちゃんとうけとめたのぜ。」 「ありがとう、まりさ。」 「「それじゃ、せーの。ゆっくりしてね、おちびちゃん。」」 お飾りの無いゆっくりは差別される、たとえ両親に守られようともそれは変わらない。 まりちゃはもう友達もできない、番もできない、おちびちゃんもできない。 まりちゃの未来は永遠に失われてしまった。 赤ゆ言葉がうまく使えてない気がする。 まだまだリハビリ中。 文章さんゆっくりしないで生えてきてーー。 前作で二ヶ月ぶりって書いたけど よく見ると三ヶ月ぶりだった。 前作で付け忘れた過去作達 anko2457 野生の条件 anko2459 好敵手 anko2467 花壇の罠 anko2487 サボテンとれいむ anko2494 感情の色 anko2512 ある研究員の悩み anko2565 俺のちぇん anko2595 テーブルバイブレータ anko3088 まりさのおぼうし
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1186.html
唐突に清澄勢で 久「須賀くんは?」 まこ「今は咲がついてくれとる」 和「それで優希、なんでこんなことしたんですか?」 優希「…」 和「答えてください!」 優希「…」 まこ「優希、正直に答えんさい。どうして…」 久「どうして須賀くんを襲ったりなんかしたの?」 優希「…」 和「須賀くん、怯えてたんですよ?」 優希「京太郎が…」 久「須賀くんが?」 優希「京太郎が悪いんだじぇ!京太郎の方から誘ってきたんだじぇ! あんなかっこいい顔で「優希と二人だけか」なんて言って上着脱ぎ始めるなんて…どう考えても誘ってるじぇ!」 和「優希…」 まこ「京太郎はああいう奴じゃし、勘違いするんも仕方ないとは思うが」 久「とりあえず須賀くんと話しましょ。そろそろ落ち着いただろうし…」 ウワーヤメテー!! 優和久ま「!!??」 和「い、今のは!?」 優希「京太郎の声だじぇ!」 まこ「まさか…」 久「行くわよ!」 久「須賀くんは?」 まこ「今は和がついてくれとる」 久「それで咲、なんでこんなことしたの?」 咲「…」 久「答えなさい!」 咲「…」 まこ「咲、正直に答えんさい。どうして…」 久「どうして須賀くんを襲ったりなんかしたの!?」 咲「…」 久「須賀くん、ただでさえ優希に襲われて怯えてたのよ?」 咲「京ちゃんが…」 まこ「京太郎が?」 咲「京ちゃんが悪いんです!京ちゃんの方から誘ってきたんです! あんなかわいい顔で「うう、咲ぃ」なんて言って抱きしめてくるなんて…どう考えても誘ってます!」 優希「咲ちゃん…」 まこ「京太郎はああいう奴じゃし、勘違いするんも仕方ないとは思うが」 久「とりあえず須賀くんと話しましょ。流石にそろそろ落ち着いただろうし…」 ウワーヤメテー!! 優咲久ま「!!??」 咲「い、今のは!?」 優希「京太郎の声だじぇ!」 まこ「まさか…」 久「行くわよ!」 優希「京太郎は?」 まこ「今は部長がついてくれとる それで和、なんでこんなことしたんじゃ?」 和「…」 まこ「答えんさい!」 和「…」 まこ「和、正直に答えんさい。どうして… どうして京太郎を襲ったりなんかしたんじゃ!?」 和「…」 まこ「京太郎、優希に続いて咲にまで襲われて怯えてたんじゃぞ?」 和「須賀くんが…」 まこ「京太郎が?」 和「須賀くんが悪いんです!須賀くんの方から誘ってきたんです! あんなかわいい顔で「和、和ぁ」なんて何度も私の名前を呼んで甘えてくるなんて…どう考えても誘ってます!」 咲「和ちゃん…」 まこ「京太郎はああいう奴じゃし、勘違いするんも仕方ないとは思うが まあ、とりあえず京太郎と話さんとな。もう流石にそろそろ落ち着いたじゃろ…」 ウワーヤメテー!! 優咲和ま「!!??」 咲「い、今のは!?」 優希「京太郎の声だじぇ!」 和「まさか…」 まこ「行くぞ!」 まこ「久、なんでこんなことしたんじゃ?」 久「…」 まこ「答えんさい!!」 久「…」 まこ「久、正直に答えんさい。どうして… どうして京太郎を襲ったりなんかしたんじゃ!?」 久「…」 まこ「京太郎、ただでさえ仲間たちに襲われて怯えてたんじゃぞ?」 久「須賀くんが…」 まこ「京太郎が?」 久「須賀くんが悪いのよ!須賀くんの方から誘ってきたの! あんなかわいい顔で「部長、俺、俺…」なんて言いながら抱きついて甘えてくるなんて…どう考えても誘ってるわよ!」 まこ「久… 京太郎はああいう奴じゃし、勘違いするんも仕方ないとは思う じゃが、ぬしら流石にこれは酷すぎじゃ! 見んさい、京太郎のやつ怯えすぎてわしの膝で子猫みたいに震えとるぞ!」 咲優和久「…」 京太郎「先輩…染谷先輩…」 まこ「おお、大丈夫じゃぞ京太郎。わしがついとるからな」ナデナデ まこ「とりあえずわしが京太郎と話しとくから今日は全員帰りんさい 京太郎が落ち着いたらちゃんと謝るんじゃぞ」 咲優和久「はい…」 まこ「まったく、あいつら「急いては事をし損じる」っちゅう言葉を知らんのか」 (棚から牡丹餅はそうそう落ちてこん。だからこそ重要なものには時間をかけねばならんというのにのう)ナデナデ 京太郎「あの…」 まこ「なんじゃ?」ナデナデ 京太郎「染谷先輩って優しくてお母さんみたいですね」 まこ「それは褒めとるんか?」 京太郎「はい、おれ先輩のやさしいところが好きですから」 まこ「…」 京太郎「染谷先輩?」 まこ「そういう事言うとまた勘違いされるぞ?」 京太郎「…」 京太郎「…いいですよ」 まこ「!?」 京太郎「勘違いじゃ…ないですから」 まこ「…」 (棚ぼた………たまにはいいか) 京太郎「染谷先輩?」 まこ「まこでええわい」 チュッ カン!
https://w.atwiki.jp/animerowa-3rd/pages/1649.html
1 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/12(火) 01 12 12 ID mGe3GFxU 透華「そろそろ移転にも慣れてきましたわね」 前スレ 死者たちのたまり場 その3 ttp //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13481/1273847365/ 2 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/12(火) 01 36 56 ID gFdKYTh. キャスター「というわけで早速ヤりましょう!」 律「ちくしょー移転しても結局こうなるのかアッー」 3 :名無しさんなんだじぇ:2010/10/12(火) 01 42 57 ID EehXLWH6 かじゅ「久ー、HTT備品一式運ぶのを手伝ってくれー」 部長「分かったわ、ゆみ。…一緒に手伝ってくれない?」 美穂子「はい」 池田「わ、私も手伝うし!」 海原「竹井さん、僕も手伝います」 小十郎「僭越ながら、俺もお手伝いいたします」 アーニャ「運ぶ」 部長「いやー、みんながやってくれるから楽でいいわぁ」 かじゅ「久、少しは手伝え」
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/53771.html
【検索用 あさやけもゆうやけもないんた 登録タグ 2020年 UTAU YouTubeミリオン達成曲 x0o0x_(UTAU) あ さてまろ みたらしいぬ 夏毛 曲 曲あ 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:9Q 作曲:9Q 編曲:9Q 唄:デフォ子 コーラス:使音アキ、みたらしいぬ、さてまろ、x0o0x_ 曲紹介 曲名:『あさやけもゆうやけもないんだ』 9Qが投稿したUTAU曲。後にリメイク版が夏毛名義で投稿された。 「イワシがつちからはえてくるんだ」をリスペクトした楽曲となっている。 歌詞 あるまちに さまよい まいごに なった ねんじゅう きょくやの このまちに ひとりで きたんだ すたれた じんじゃの とりい くぐる ひかりが ないのに めが くらむ ふゆのうみへ おぼれそうで それが ここちよくて さむいよる ながく つづく まちの びょうまに おそわれている あさやけも ゆうやけも ないんだ あおが つづくだけ くらがりの みじかい ゆめを みる なまあたたかい かぜが ふく たいようも まひるも きえるんだ しかいが ぼやけた あぶない このまちは うっそうと しています こきょうは ひさしく なりますが もう もどれないのです きずあとが うずく こごえてくる ひかりが ないのに めが くらむ しものうみへ おぼれそうで それが ここちよくて さむいよる ながく つづく まちの びょうまに おそわれている あさやけも ゆうやけも ないんだ あおが つづくだけ くらがりの みじかい ゆめを みる なまあたたかい かぜが ふく たいようも まひるも きえるんだ しかいが ぼやけた さむいよる ながく つづく まちの びょうまに おそわれている あさやけも ゆうやけも ないんだ あおが つづくだけ くらがりの みじかい ゆめを みる なまあたたかい かぜが ふく たいようも まひるも きえるんだ しかいが ぼやけた さびしくて かなしく すすりなく きく あたたかく でも さむく あさやけも ゆうやけも わすれた もろく きえたんだ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/7405.html
これは夢か、ドッキリか? 咲「京ちゃん、私たち京ちゃんのことが好きなの」 優希「でも私には咲ちゃんものどちゃんも裏切れないんだじぇ」 和「ですから話し合って決めたんです、三人で須賀くんのものになればいいと」 咲「でも平等じゃないと許さないんだからね」 優希「犬はすぐにのどちゃんにつられそうだからな、そこは監視させてもらうじょ」 和「そのために四人で一緒に暮らしましょう、親御さんの許可は既にもらってるんです」 部長、その辺の角でプラカード持ってるんでしょう!? 早く出てきてくださいよ! 和「では私たちの新居に案内しますね」 優希「ベッドはキングサイズだからみんなで寝られるじぇ」 咲「えっと、これからもよろしくね、京ちゃん」 おい、腕を三人で引っ張るな、染谷先輩、染谷先輩助けて! こいつら目が血走ってて怖い! 優希「行こうじぇ、あ・な・た」 和「もう須賀くんと呼ぶのはやめた方がいいかもしれませんね」 咲「京ちゃん早く帰ろう、カピーも待ってるよ」 どっきりだと言ってくれ! 誰か! カン