約 4,794,569 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6352.html
京太郎「背景に溶け込んでかなり立ったが潮時だ」 京太郎「このままこの立ち位置に居るだけじゃ世界から消されちまうな」 京太郎「いつの間にかいなくなってました、なんてシャレにならねぇし……なんとか目立たないと」 京太郎「けどそうは言ってもなぁ、何からやれば……」 京太郎「奈良にでも行くか」 京太郎「ってことで奈良に行ってくるから」 咲「えっ……何言ってるの京ちゃん?」 京太郎「部長にはしばらく部活休むって言っといてくれよな」 京太郎「じゃ、後は任せた」 咲「意味わかんないよ!……ってああもういないし!」 ――――――― ―――――― 京太郎「おお、ここが奈良かー!」 京太郎「鹿ばっかと思ってたけど、空気美味しいし全然良いとこだ」キョロキョロ 京太郎「あ、せっかく来たんだしどうせならどっか名所でも回ってみてーな」 ?「………」テクテク 京太郎「お、丁度いいところに。ちょっとそこの人に聞いてみるか……すいませーん」 宥「………?」ブルブル 京太郎「!?」ビクッ 京太郎(な、なんだこの人?眼鏡にマスクにニット帽……怪しすぎだろ) 京太郎(それに……)チラッ 宥「えーと、私ですか?」 京太郎(マフラーって……) 宥「あ、あのぅ!」 京太郎「あっ、はい!」 宥「どうかされたんですか?」 京太郎「えーと……」 京太郎(……やっべ、あまりの衝撃に何て言おうか忘れちまった) 京太郎(何て言おうとしたんだっけ?) 京太郎「なんか山から吊るされるやつをテレビで見てやってみたいと思って来たんですけどどこに行けばいいですか?」 宥「山から吊るされるやつ……あ、ひょっとして大峯修行体験のことかな?」 京太郎「大峯修行体験?」 宥「ええ。ここから見えるあの"吉野山"って山でやっている筈ですけど……事前予約とかはしてますか?」 京太郎「え?……予約?」 宥「はい、確か参加するには予約が必要だったと思います」 京太郎「はぁ?なんだよそれ、面白くねぇなー」 宥「……ごめんなさい、お力になれなくて」 京太郎「いえいえ。どうもありがとうございました」 宥「あ、でも……」 京太郎「?」 宥「えっと、一応私の二つの下の子に山登りが趣味の子がいるんですけど……」 宥「もしお時間さえよかったら、お話しだけでもどうでしょうか?」 京太郎「是非、お聞きしたいですね」 宥「分かりました。ふふ、きっと穏乃も喜びますね」 京太郎(穏乃ちゃん?) 宥「あの、少しここから歩きますけど大丈夫ですか?」 京太郎「はい、大丈夫ですよ」 宥「つきました、ここです」 京太郎(旅館……?) 宥「どうぞあがってください」 京太郎「は、はい」 京太郎「失礼しまーす」ガラッ 玄「あっ、おねーちゃんお帰……り…」 宥「ただいま、玄ちゃん」 京太郎「?」 玄「はわわわわわ!?お、おねーちゃんが彼氏連れてきた?!」 宥「も、もう!違うよ玄ちゃん」 玄「なるほどなるほど……これは大変なことになってきた」 宥「……す、すぐに呼んできますので、少し待っててもらってもいいでしょうか?」 京太郎「あ、はい……お構いなく」 玄「……」ジーッ 京太郎「……」チラッ 玄「!」サッ 玄「~~♪」ピューイ 玄「……」チラッ 京太郎(チラ見してんの丸分かりだっての) 京太郎(手持無沙汰だし、何か話しかけてみようかな……) 京太郎「あの」 玄「っ!」ビクッ 玄「は、はい?どうしましたか?」 京太郎「あなたを見て思ったことがあるんですよ」 玄「……思ったこと?」 京太郎「ふむふむ」ジッ 京太郎「結構なおもちをお持ちで……」ゴクッ 玄「はうっ!?」 京太郎(……!?何言ってんだ俺は――――?) 京太郎(出会って三秒の人にセクハラ発言って、印象最悪じゃねーか!) 京太郎「す、すいません!今のは忘れてください!」 玄「……」 玄「君が私の仲間になってくれるなら、許してあげるよ」 京太郎「……仲間?仲間って何の?」 玄「だって……その……君もおもち好きなんだよね?」 京太郎「"君"も?」ピクッ 京太郎「じゃあ、まさか貴女も!?」 玄「うん。そこにおもちがあったらもう口にせずにはいられないよね」 玄「大体大きなおもちなんてそれこそ"揉んでください"って言ってるようなものだよ!」 京太郎「はぁ……それは確かに」 玄「だよね?私は間違ってないよね?」 京太郎(いや、色々間違っている) 京太郎(……と、凡人は思うだろうけど) 京太郎「はい。何一つとして間違ってないです」 玄「そう言ってくれるのは嬉しいな。なんだか私、君となら大きなことをできそうな気がしてきたよ!」 京太郎「俺もですよ」 京太郎(なぜなら……) 穏乃「すいません、遅くなりましたー!宥さんが言ってたお兄さんってあなたの事でいいんでしょうか?」 玄「君にだったら、私のおもちコレクションみせてあげてもいいかな」 京太郎「おもちコレクション?」 玄「うん。コレ」スッ 京太郎「えーと……スナップ写真ですか?」 穏乃「あ、あのー!」 玄「ふっふっふ…ただのスナップ写真じゃないんだよ」 京太郎「?」ジッ 京太郎「……なっ!こ、これは!!」 玄「そう!これは私がインハイで撮ったおもちをお持ちな子のおもち写真集なのです!」 京太郎「でもこれって盗撮なんじゃ……」 玄「こっちは永水の巫女さんのおもち」スッ 京太郎(俺はこの人に会うために生まれてきたのかもしれない) ツンツン 京太郎「え?」クルッ 穏乃「吉野山に登りたいお兄さんですかー!!?」 京太郎「」キーン 玄「あう!」キーン 穏乃「さっきからずっと呼んでるのに……玄さんも何やってるんですか」 京太郎(な、なんだこの小さい子!?つーか今ので何言ってるか全然分かんねぇ……) 京太郎(でもこの子……)ジー 京太郎(おもち無い上に……なんか優希に雰囲気ちょっと似てるな) 京太郎「俺と長野で一緒に暮らしませんか?」 穏乃「へっ?」 京太郎「何だか、あなたを無性に長野へ連れて帰りたくなりました」 穏乃「ちょ、ちょっとタンマ!いきなりそんなこと言われても……!」 京太郎(ま、そう思うのが普通だわな) 京太郎(でも俺は何としてもこの子を連れて帰りたい) 京太郎「なぁ」ガシッ 穏乃「ひゃい!」ビクッ 京太郎「どうしても駄目かな?」ボソッ 穏乃「ひうっ!」ビクン 京太郎(堕ちたな) 穏乃「…あっあっ……ああ」ヘナヘナ 穏乃「……ひゃ、ひゃい。ついていきまふ…!」 京太郎「へへっ、やったぜ」 玄「え?え?」 京太郎「あ、お邪魔しました。おもち談義楽しかったですよ」 京太郎「また機会があれば語り合いましょう」ヨイショ 玄「それはいいんだけどね……穏乃ちゃん担いでどこに行くの?」 京太郎「長野に連れて帰ります」 玄「ええっ!?ダ、ダメだよそんなの!」 玄「穏乃ちゃんは阿知賀の一員なんだよ!?そんなこと絶対ダメだよ!」 京太郎「本人が良いって言ってるからいいんじゃないですか?」 玄「あうっ……で、でもでも!」 玄「そんなの絶対ダメーーーー!!」 京太郎(うーん、このまま素直に帰してくれそうにないな……) 京太郎(何かいい案はないかな) 京太郎「じゃあ、あなたも長野に連れて帰ることにします」 玄「え、えとね?そう言う問題じゃないんだ」 玄「私たちは阿知賀の5人みんなで一緒に居ることが大事なんだよ!」 京太郎「はぁ……これ以上言っても無駄そうなんで、強硬手段に出ることにします」スッ 玄「っ!?」ビクッ 玄「ぼ、暴力はやめるのですキミ!」 京太郎「…」ガシッ 玄「ひっ……!」 京太郎「……お姉さん」 京太郎「どうしてもダメですか?」ジッ 玄「はう!?」 玄(え?!な、なにこの眼差し……吸い寄せられそう) 玄(ダメ、ダメ……!私も穏乃ちゃんみたいになっちゃう……!) 玄「離して!!」ドン! 京太郎「うおっと」 玄「はぁ……はぁ……!」 京太郎「はは、流石にそう簡単には堕ちてくれませんか」 玄「と、当然なのです!早く穏乃ちゃんを返して!!」 ガララッ 憧「ねぇ……そんな大きな声出してどうしたの玄?奥の部屋まで響いてたよ」 宥「何かあったの?」 玄「憧ちゃん!おねーちゃん!」 玄「だ、助かったぁ!早く穏乃ちゃんを一緒に取り返そうよ!」 憧「……シズ!?」 憧「ちょっとあんた何やってんのよ!シズを離しなさいよ!!」 京太郎(また面倒なのがきたな) 玄「憧ちゃん……!」 玄「これならなんとかなりそうだね!ねっ、おねーちゃん!」 宥「………」 玄「おねーちゃん?」 宥「ごめんね……玄ちゃん」 玄「えっ?」 宥「私、玄ちゃんや憧ちゃんよりも……京太郎さんの方が大事になっちゃったみたいなの」 玄「……何言ってるの?意味が分からないよおねーちゃん」 宥「本当にごめんね、玄ちゃん」 玄「あ、謝らないでよ……だっておねーちゃん何も悪いことしてないもん」 玄「だから今言ったことは嘘だよね?ねぇ?」ガクガク 京太郎(おもち師匠には気の毒だけど、ここに来る途中でその人はもう堕ちてたんだよな) 京太郎(それはいいとして、この子どうしようかな) 憧「はーなーしーなーさい!!」ギリギリ 憧「シズに触るなぁー!!」グイグイ 京太郎「なぁ、お嬢さん」 憧「何よ!?」 京太郎「一つだけ言わせてほしい」 憧「そんなことどうでもいいでしょ!いいから……!」 京太郎「好きになってもいいか?」 憧「」ピタッ 京太郎「好きだっ!!」ガバッ 憧「きゃ!?」 京太郎「好きだ!好きだ!大好きだ!!」 憧「はぁ!?ちょ、ちょっと!いきなり何なのよ!?」 京太郎「あーもうやばいって!すっげー好きなんだけど!」 憧「くぁwせdrftgyふじこlp」ボンッ 京太郎「何もかもが俺好みだ!もう離せねーからな!」 憧「……」 憧「……は、はい」 憧「こんな私ですけど……末永くよろしくお願いします」 玄「憧ちゃん!?」 憧「その、だって……こんなストレートに好きって言われたの…初めてだし」 玄「そんなぁ!」グスッ 玄「うう……こんなのないよ!酷過ぎるよみんな!」 玄「阿知賀麻雀部はどうするの!?また和ちゃんと遊ぶって約束は?!」 憧「長野に行けばいつも一緒に遊べるじゃん」 宥「うん。毎日和ちゃんとも麻雀ができるよ玄ちゃん」 玄「そういう問題じゃないよ!!」 玄「お願いみんな、正気に戻って!」 京太郎(この子だけ中々折れないな……こうなったら) 京太郎「もう長野に帰るか!」 玄「……えっ」 京太郎「それじゃ、行こうぜみんな」 宥「はい」 宥「あ、玄ちゃん。風邪ひかないようにちゃんとお炬燵切って寝ないと駄目よ?」 憧「また近いうちこっち戻ってくるからさ、心配ないって」 憧「ねーシズ?」 穏乃「……うーん」ムニャムニヤ 京太郎(何か静かだと思ってたら寝てたのか) 玄「……待って…待ってよ」 玄「おねーちゃん……穏乃ちゃん……憧ちゃん」 玄「おいていかないで……!もうあの教室で一人にしないでよぉ……!」 玄「一人はやだよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 ―――――― ――――― 晴絵「そういや、灼と玄って同じクラスだっけ?」 灼「うん。そうだけど何で?」 晴絵「あんた達さ……同じクラスの割に麻雀部に入るまであんまり話したことなかったでしょ?」 灼「それは……」 晴絵「ま、私の言いたいことはそんなことじゃない。とりあえず同じ二年同士、来年は最上級生だ」 晴絵「今の内に玄ともっと仲良くなっておいたほうがいいかもねってこと」 灼「仲悪いわけじゃないけど……そうだね。私、玄は結構好きだから」 ――――――― ―――――― 咲(京ちゃんが学校サボりだして結構経ったなぁ) 咲(もう部長も優希ちゃんもカンカンだよ……京ちゃん今日こそ部活に来させなくっちゃ) 咲「京ちゃーん」ピンポーン ガチャ 京太郎「はーい……って咲か。どうしたこんな朝っぱらから」 咲「どうしたって、迎えに来たんだよ。京ちゃんが学校サボらないように」 京太郎「お前は幼馴染か」 咲「幼馴染だよ!?」 穏乃「京太郎ー!おっはよー!」バッ 京太郎「うわっ!」 咲「へっ?」 京太郎「……おい穏乃!!いつも言ってるだろ、毎朝抱き付いてくるのやめろって」 穏乃「えーだってこうしないと今日のエネルギー補給できないじゃん」スリスリ 京太郎「ったく。で、それで何の話だったっけ?」 咲「……えーと、とりあえず聞きたいんだけどね?何で高鴨さんが」 憧「ちょっとシズ!京太郎も!早くしないと遅れ………ってお客さんか」 憧「失礼しましたー」ソソクサ 咲「!?」 宥「みんなー、朝ごはんできたよ。あったかーいうちに……」 咲「!!?」 宥「あっ……えーと、清澄の大将さんでしたよね?」 咲「こ、こんにちは」 宥「丁度よかった。今できたところなのでご一緒に朝ごはん食べていきませんか?」 京太郎「そうだよ咲、宥さんの飯めっちゃ上手いんだぜ?」 咲「いや……遠慮しておきます」 宥「そう?残念……また機会があったらいらしてくださいね」 咲「……じゃあね、京ちゃん。私先に行くね」 京太郎「え?あ、おう……ごめんな咲」 咲「いいよ別に。また今度ね」ニコッ 咲「じゃさよなら、京ちゃん!」 京太郎「おう、また今度な!」 咲(当然奈良に行って帰ってきたと思ったら……何アレ) 咲(今後、あんまり京ちゃんとは関わらないようにしとこ) End
https://w.atwiki.jp/poke_ss/pages/2234.html
12ページ目 エマ「この子『人』の娘かなにかか?」 人「いえ、この子は母親が亡くなってしまって、ここで世話してるんです」 エマ「そういえばこの家、『人』の家なの?てことは」 人「はい。この土地の住民ですよ」 エリナ「土地の住民が権利者を殺そうとはなw」 エマ「まだ『奴』の土地って決まったわけじゃないさ」 幼女「」 人「・・・こいつのいる前で『奴』の話は遠慮して頂きたい」 エマ「あ、ああすまん」 エマ「・・・そーいや自己紹介が遅れたな。俺はエマ。お前は?」 幼女「ゆ、ユリカだ」 エマ「ユリカか、よろしく」 幼女→ユリカ「」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ???「.....大丈夫だよ.....ユリカ..........こっちに....おいで......早く...................来い」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ エマ「?」 ユリカ「嫌っ!」 エマ「え」 エリナ「wwwww逃げられたwwwww」 エマ「握手しようと手出しただけなのに......」 人「上から目線なわりに結構人見知りなもんで....スイマセン」 エマ「・・・・・」 次へ トップへ
https://w.atwiki.jp/suigintouinnotikara/pages/49.html
KK式支援講座~そして廃人へ~ ここではさらにコメント支援に特化した戦士になるため いつもKKが使っている支援方法をご紹介します。 タイマー まず、「タイマー」は使っていますよね? 実はタイマーは複数の種類があります。 おそらく多くの人は NikoTimer を使っていると思われます。 http //www1.axfc.net/uploader/File/so/7011 ほかにも AiTimer があります。 http //u4.getuploader.com/suigintou/download/97/AiTimer.zip パスはmeimei どちらも使ってみて自分の使いやすいほうを選ぶと良いでしょう。 ちなみにKKは起動時に前の秒数が記憶されるAiTimerの方を使ってます。 + タイマーについて補足 両者を同じ環境(4.5秒、10tick、画像非表示)で同時に起動 (正確には片方起動→1カウント目のタイミングでもう片方をカウント数1の状態で起動) してみたところ、 カウントを重ねるごとに、AiTimerの方が遅れることを確認しました。 20コメ程度で明らかにtick音のズレが確認できるようになり、 60コメ前後でちょうどtick音が再び重なる=0.45秒のズレが生じる←ここまでは実験した 600コメすると4.5秒=1コメ分遅れる という計算になります。←ここは計算上そうなるって話 PCの環境等によるものなのかも知れませんし、もしかするとNikoTimerが早いのかもしれません。 とりあえずAiTimerは多機能ですので、 普段の支援はAiを、本戦など長時間かつ速度を重視する場合はNikoを、 という風に使い分けると良いかもしれません。 まあ、たいした差じゃないけどねww written by 帽子 4,5秒間隔が遅いと感じられるようになってきましたか? 間隔をどんどん縮めていきましょう。 目標は4,3前後です。 拒否回避 21秒間に5コメを超えるコメント入力は拒否状態になる・・・のは周知の事実ですね。 この拒否が怖くてタイマーの間隔を縮められないという人もいると思います。 拒否状態になったらどうするか? ■5分待つ これは一般人の考えなので廃人は5分も待てません。 それにチャット中ならなおさら早く復帰したいですよね。 ■ログアウトして別垢で再ログインする これが一般的ですが、ちょっとめんどくさいと感じます。 ■ブラウザを2つ起動し、それぞれ別垢でログインしておく これがお勧めの方法です。ただしPCのメモリが1G以上ないと厳しいです。 片方で拒否ったらもう片方を使うという方法で、非常に使い勝手がいいです。 FireFox, GoogleChrome, Opera, Sleipnir, IE のうち どれか2つを使うと良いでしょう。 2ブラウザ以上使える人は これで拒否の制限がほぼなくなると思います。 タイマーの間隔も縮められることでしょうw この方法なら2窓支援で2人分の分速出せるんじゃね? と思えるかもしれませんが、 21秒5コメの壁は越えられません。 アカウントは違ってもIPが同じなので、 片方のコメントは権限がありませんと表示されます。 実は21秒5コメを超える方法は別にあるのですが、 某大会でも禁止されているので、ここでは紹介しません。 個人的に聞きたい人はKKまで。 キー置き換え Ctrl+Vで貼り付け。 この入力をもう何度繰り返したことか分かりませんね。 中にはVの文字が擦り切れて見えなくなった支援者もいるようです。 しかし、このCtrlキーとV。 どう見ても二つのキーボード配置が遠いですよね? 特定のキーを別のキーに置換できるツールがあります。 http //www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw3/pw003480.html これで普段使わないようなキーをCtrl+VやEnterに置き換えると 片手でも楽に支援できるようになります。 設定は自分で使いやすいようご自由にどうぞ。 ちなみにCtrlやAltやDeleteキーを置き換えてしまうと、 フリーズしたときにタスクマネジャーが開けなくなり、強制終了できなくなるので これらのキーを置き換えるのは控えたほうがいいでしょう。 これでは楽すぎて「愛が足りない!」 と感じる方は遠慮してもらってかまいません。 手打ち支援に勝る方法はありませんので。 ここまで自動化するとマクロになってしまわないか? と思われる方もいるかもしれません。 マクロかそうでないかを線引きするのは難しいところですが、 個人的にはコメント入力のEnterやクリックを押す行為が 手動ならマクロではないという認識です。 とりあえずここまで、まだまだ続く、、、のか? 次回予告 辞書登録 PC高速化
https://w.atwiki.jp/83452/pages/17251.html
私を見るあずにゃん 店員「……バレてます?」 唯「そうですね」 瞬間、店員さんが破顔しました 店員「すみません。お嬢様が是非と」 唯「やっぱり……」 通りで話がうますぎると思いました 梓「お嬢様……?」 失礼しますね、と言って店員さんは側の電話に向かい、何かを話していました しばらくして、受話器を片手に 店員「お嬢様からです」 受話器を受け取って 紬『あ、唯ちゃん?』 唯「むぎちゃん。こんにちわー」 あずにゃんに口元だけで「むぎちゃんから」と伝えます 紬『ごめんなさいね。驚いた?』 唯「驚いたよー。これ、むぎちゃんが?」 紬『うん。唯ちゃん達がお部屋探ししてたから、私もちょっと色々動いてみたの』 唯「それは助かるけど。でもいいの?二万円とか……」 紬『ああ、それはいいわよ。管理人は私だもの』 唯「へ?」 紬『父に相談したの。友達が部屋を探してるから、何か安いとこないかって』 唯「うん」 紬『そうしたら、女性向けのマンション始めるから、そこを管理してみなさいって言われて』 唯「スケール大きいね……」 紬『勉強になるからってね。家賃とかも父の了解済みだから心配しないで』 唯「そっか。ありがとうね」 紬『ううん。――それに、父もありがとうと言ってたわ』 唯「へ?何かしたっけ」 紬『軽音部に誘ってくれて。それで、大学まで同じにしてくれて。友達になってくれてありがとうって』 唯「な、なんか照れるね!改まって言われると」 紬『本当に嬉しかったのよ。同じ大学に行こうってみんなが言ってくれて。だから、これは恩返しかな』 唯「恩返しなんて、そんな。私達は、みんな一緒に居たいもん」 紬『気に入ってくれた?お部屋』 唯「うん。最高だったよ」 紬『そ、それじゃ……!』 唯「うん。ここに決める。あずにゃんも」 ちらっとあずにゃんに目を向けます あずにゃんは口元だけで「おっけーです」と言っていました 唯「あずにゃんも、ここがいいって」 紬『良かった。恋人同士のお部屋探しだから、少し遠慮してたの。自分達で色々決めたいだろうし……』 唯「二人で色々探し回ったんだけど、なかなか見つからなくて。だから、助かったよ」 紬『本当に良かった……』 唯「憂と和ちゃんもここにするんでしょ?」 紬『うん。二人はもう昨日、ここに決めたって』 唯「むぎちゃんも一緒だよね?」 紬『うん。その……同棲するって言うために、今さわちゃんと私の実家に居るの』 唯「え!?あ、ごめん、邪魔しちゃった!?」 紬『ううん。大丈夫よ。今はもう私もさわちゃんも私の部屋に上がっちゃったし』 唯「ど、どうだった?オッケーしてくれた……?」 紬『元々知ってたらしいの。だから、順調だったわ。……さわちゃんは、なんか緊張し過ぎたらしくて』 唯「……」 紬『私のベッドで寝てる』 ほっとしました どうやら、むぎちゃんも両親の了解が取れたようです 唯「良かったね。おめでとう、むぎちゃん!」 紬『ありがとう、唯ちゃん。――で、お部屋はどうする?明日にでも入れるけど』 唯「んー。家具も選ばなきゃいけないし、三日後くらいじゃないかな」 紬『わかったわ。じゃあ一応、お部屋だけは見ておいてね。頼んでおくから』 唯「うん。わかった」 紬『澪ちゃん達も今そっちに向かってるみたいだから』 唯「あ、そうなの?」 やっぱり澪ちゃん達も良い部屋見つからなかったんだ 唯「じゃあ、澪ちゃん達もここに決めると思うから。だから、四人でお部屋見に行くよ」 紬『……いいなぁ。私も行きたい』 唯「待ってようか?」 紬『……さわちゃんが寝てるから、やっぱり遠慮するわ』 柔らかく微笑むむぎちゃんの顔が目に浮かびました 紬『じゃあ、細かいことは店員さんに聞いてね。――あ、それとね』 唯「ん?」 紬『唯ちゃん達を対応したそのお姉さん。桜高のOGよ。――そこで結婚式も挙げてる』 唯「え、それじゃ」 紬『あれからずっと幸せだって。本当みたいね、伝説』 唯「えへへ」 じゃあまたね、と言って電話は切れました 受話器を店員さんに返して、あずにゃんの隣に戻ります 梓「むぎ先輩のおかげですか?」 唯「うん。手配してくれたみたい」 梓「ありがたいですね」 唯「むぎちゃんも、ありがとうって言ってたよ」 梓「え?」 あずにゃんも同じ大学ってこと、むぎちゃんも嬉しいんだよ 店員「で、どうされますか?」 笑顔で聞いてくる先輩 あずにゃんを見て、あずにゃんが頷いて 唯「はい。ここにします!」 書類を受け取って席を立つと同時に、自動ドアが開きました 澪「あれ?」 律「唯と梓じゃん」 入ってきたのは澪ちゃんとりっちゃん 澪ちゃんの手には、私達がもらったのと同じ柄の手紙 梓「こんにちわ」 唯「ラブラブだねー、二人とも」 ぱっと、繋いでいた手を離す二人 もう、遠慮しなくていいのに 澪「それよりも、どうしてここに?」 唯「ここでお部屋決めたんだよ」 梓「はい。良いお部屋が見つかりまして」 律「え、もしかして私達、間に合わなかった?」 残念そうに言うりっちゃん 大丈夫だよ。もう二人は予約済みだし 唯「店員さん。私達、二人と一緒にお部屋を見に行きますから待っててもいいですか?」 店員「はい。ではそこのテーブル席でお待ちください。今お茶を煎れますね」 澪「え?どういうこと?」 律「え?」 唯「たぶんここで決まるよ。待ってるからね」 梓「最高のお部屋ですよ」 私達と入れ替わりにカウンター席に座る二人 テーブル席に腰掛けた私達は、そんな二人の背中を眺めながらお茶を飲みます 唯「ねえ、あずにゃん」 梓「はい?」 唯「お部屋の下見終わったらさ。そのまま家具を買いに行かない?」 梓「いいですけど……でも唯先輩疲れてるんじゃないですか?」 歩き回ってたし、と私の顔を覗き込むあずにゃん 唯「大丈夫だよ。お部屋は明日にでも入れるっていうから。早くあずにゃんと暮らしたい」 梓「そ、そういうことなら。そうですね。家具、買いに行きましょうか」 唯「えへへ。お金、一年バイトして結構貯まったんだよ?」 梓「あ、そのことなんですけど。私の親もお金出すって言ってますし、私も今までのお年玉貯金がありますから」 唯「いいよいいよ。この日のために頑張って貯めたんだからさ」 でも、と不満気なあずにゃん 勿体ないよ。あずにゃんのお年玉貯金なんて 家具代まで、お義父さんにまで頼るわけにもいかないし 唯「あずにゃんは、お部屋に合いそうな家具を選んでよ。私、そういうセンス無いしさ」 梓「……まあ、そこら辺はお店に行ってから考えましょうか」 微笑むあずにゃんに、どこかくすぐったくなります お部屋も決まって、家具を買いに行って 新しい生活がどんどん形になっていきます 目の前で、柔らかく微笑む女の子と 大好きな女の子と共に歩く、最初の一歩 唯「幸せにするからね、あずにゃん」 梓「私だって、唯先輩を幸せにしてみせます」 えへへ、と二人で笑います あ、そうだ、と あずにゃんが呟いて、私にこっそり耳打ちしました 唯「どうしたの?」 梓「家具買いに行ったら、写真立て買いましょうよ」 少しだけ考えて、その意味もわかって 唯「そうだね。えへへ」 梓「はい」 唯「どっちも大事な思い出だから」 だから、写真立てを二つ、あずにゃんと選ぼう 終わり 戻る あとがき ※疑問と言うか、本物のカップルの結婚式と3年になってからの結婚式はどうなったの?そこは別視点だったからカット? 両方とも四組全員でちゃんと挙げました 二年連続なんで、学校で噂は立ってしまったようですが暖かく見守れました 律澪は書こうと思っているんですが 律の独白で過去を振り返るみたいな感じなんで全体的に暗いと思います これから書き始めるんで、是非イチャイチャさせたいです 一週間じゃ書き終わらないかもしれないです これも四ヶ月ほどかかりましたし 律澪は改めてスレ立てようかと 皆さん本当にありがとうございました おやすみなさい
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/116.html
※途中からです。 前編はこちら 死者の時間【前編】(黒入×沙) これは勝機だと、沙都子は考えた。 雛見沢大災害が人為的なもので、入江がそれに関与しているとなれば、 彼は重大な犯罪者だ。 入江を牢獄行きにして、悟史と沙都子を保護してもらう。 …あきらめていた未来への希望が生き返るのを感じた。 山に紅葉が広がった頃だった。 「ご主人様。」 三時のお茶の時間。 沙都子は、できる限り自然に聞こえるように祈りながら、入江に声をかけた。 「今日のお買い物に、私も連れていってくださいまし。」 甘えるように、でも不自然に媚びる気配は含ませないように。 さんざん練習した声音で本番に挑む。 入江が少し不思議そうに沙都子を見た。彼が口を開くまでの数秒が、沙都子には ひどく長く感じられた。 「…構いませんが、どうして?」 「たまにはお出かけしたいですわ。ご主人様の側からは離れませんから…。」 緊張で背中に汗がにじんでくる。 「…でも、沙都子ちゃんの服は、それ以外はありませんよ。」 メイド服。 こんな服を着た沙都子を連れていたら、目立って仕方がない。 「大丈夫ですわ。ヘッドドレスとエプロンを脱いだら、普通のワンピースですもの。」 それでも、黒スーツの入江と並んだら、まるで葬式帰りの父娘のようではあろうけど。 「そうですね、では、お茶が済んだら出かけましょうか。」 「ええ。」 最悪、今回は成果を出せなくても良かった。 連れ歩いても平気だと思わせたら、今後の買い出しに付いてくのが容易になる。 カップを洗って、エプロンとヘッドドレスを外す。 軽く髪を整えて出て行くと、入江は車の前で待っていた。 真っ黒なスーツにサングラス、と、どう見ても明るい職業の風体ではなかった。 「お待たせしましたわ。」 「いえいえ。」 助手席に乗り込もうとした沙都子を、入江がとめた。 「沙都子ちゃん、何か忘れ物をしていませんか?」 「…いいえ?」 心臓が大きく脈打った。 (大丈夫。動揺するな、北条沙都子) 「では、何か、置いていかなければいけない物を、持ってきていませんか?」 「いいえ。」 言い切る。 気弱な態度は、余計に疑念を抱かせる。 「分かりました。」 入江の口元が笑みを作る。 「両手を上げて下さい。」 「か、ご主人様?」 「両手を上げて下さい。」 (気付かれてる?) 演技の笑顔を貼り付けたまま、沙都子は手を上げた。 入江は両手で、ぽふん、と沙都子の体を叩いた。 空港の職員が乗客のボディチェックをするときのような、そんな動きだ。 ぽふん、ぽふん、ぽふん。手が止まる。 彼は沙都子のポケットに手を入れ、中から薬を掴みだした。 「これは?」 予定していた言い訳を口にする。 「帰るのが遅くなってしまったら、外で飲まなくてはいけないでしょう?」 「沙都子ちゃんが持って行かなくても、私が持っていますよ。」 入江は、沙都子が所持していた薬の種類を確認し始めた。 サングラスが邪魔で、彼がどんな表情をしているのか分からない。 「そうでしたの? お聞きしたらよかったですわね。」 「どうして、一回分ではなくて、どれもシートで持ってきているんですか?」 「急いでいましたから、切ってくる余裕がありませんでしたの。」 「注射は? どうしてケースから出したんですか?」 「かさばりますもの。」 「注射も、出先で使うつもりで、持って来たんですよね?」 「ええ。」 「針なしでどうやって?」 「あら…ケースから出したときに、忘れてしまったみたいですわね。」 入江は沈黙した。 それが、沙都子にはひどく居心地が悪い。 彼がサングラスの向こうで何を考えているのかが読めない。 信じようと迷っているのか、あるいは裏切りを確信して自白を待っているのか。 「…沙都子ちゃん、手は、下ろさないんですか?」 「え? あ、もう、よろしいんですのね?」 下ろすとき、緊張しきっていた腕がごまかしようもなく震えた。 沙都子は喉まで出かかった悲鳴を飲み込んだ。 入江がゆっくりと深呼吸する。 「私の部屋に行ってください。」 「…はい。」 ばれた。 きっとばれた。 膝が震える。 これから多分、今までよりもずっとひどいことをされてしまうのだ。 逃げ出したいと思ったとき、悟史の部屋の窓が視界に入った。 (…駄目ですわ) 沙都子の体から震えが止まる。 彼女は殉教者の目で館に戻った。 どこにいたらいいのか迷った末、沙都子は入江の部屋の中央に立っていることにした。 しばらくして彼が入ってきた。 「お待たせしました。」 「いいえ。」 入江は椅子に座り、向かいのベッドを示した。 「どうぞ。」 「はい。」 背筋を伸ばして、ソファ代わりに座る。 沙都子はそのベッドに対して嫌な記憶しか持っていなかった。 入江のベッドの上では、いつもいやらしい事をされる。 「最初に言っておきますが、これからあなたが答えることを、私は疑いながら聞きます。」 「はい。」 当然だ、と沙都子は思った。 「あれをどうするつもりでしたか?」 自分で使うつもりだった、という言い訳はもう通用しないだろう。 今から別の理由をでっち上げるにしても、考える時間で嘘だとばれてしまう。 「上手くいきそうでしたら、警察か病院に届けるつもりでした。」 「そうですか。」 入江はサングラスを外し、普段の眼鏡をかけた。 今日はもう出かけるつもりはないらしい。 「届け出たら、助けてもらえると思ったんですね。」 「はい。」 入江も、北条鉄平のようにこぶしで殴るのだろうか? 沙都子は彼の手を見つめる。 「きちんとお話しておかなかった私にも非はあります。」 …殴らないのだろうか? いいや、期待をしてはいけない。 「警察にも病院にも、組織の人間の手が回っています。駆け込んでも、沙都子ちゃんが 思うような結果にはなりません。」 「…はい。」 本当か嘘か分からない。 そこまでの力がなくても、牽制のためならそのくらいは言うだろう。 だが、雛見沢をまるごと一つ潰せるような組織なら、本当に可能なことかもしれない。 沙都子が沈んでいると、入江が苦笑した。 「結構ぎりぎりなんですよ。沙都子ちゃんの存在が表に出ると、私も消されるんですから。」 沙都子は、入江の言うことが変だと思った。 「どうしてですの? ご主人様は、その人達の仲間なのでしょう?」 「仲間、とは言えませんね。私は所詮、道具ですから。」 投げやりな言葉とは裏腹に、入江の表情はにこやかだ。 「それも、もう使って済んだ、あとは捨てるだけの道具です。今殺すと目立つから、 ほとぼりがさめるまで延命されているだけですよ。沙都子ちゃんの事があってもなくても、 いずれ私は殺されます。私は大災害の真相について知りすぎている。」 「でも…それじゃあ、どうして計画に乗ったんですの?」 自分も殺されると分かっているなら、雛見沢を裏切る必然なんてなかったはずだ。 「危険な計画がある、って村の皆さんにお話して、皆で戦えば良かったんですわ。」 北条沙都子の言うことなら、雛見沢住人は聞いてもくれなかっただろう。 だが、入江は違う。彼は村の名士だ。どんなに荒唐無稽な話でも無碍にはされないだろう。 最悪でも、その情報を全国に広めれば、組織とやらも手を出しにくくなる。 「そうですね…計画について説明するには、他にも話さなければならない秘密があったんです。」 入江が窓の外に目を向けた。 傾きかけた太陽が、世界を金色に照らしていた。 「…私は、これでも昔は、日本でもトップクラスの脳外科医と言われていたんですよ?」 彼は少し得意そうだった。 微笑んだ表情のまま、かすかにうつむく。 「私は、正しいことをしてきたと思っています。心の底から、患者さんを助けたかった。 …でも、それが全部間違いだったと言われてしまったんです。」 入江の表情は崩れない。 子供から老人まで、雛見沢の患者たちを安心させていたあの微笑だ。 「誰一人、私が正しかったとは言ってくれませんでした。私の治療に感謝して、涙を 流してくれた人たちだって、肯定してはくれませんでした。…毎日毎日、何かしらの 恨み言が届いたんです。かつては私を神だと言ってくれた人から、鬼だ、悪魔だ、と。 電話や、手紙や…あらゆる手段で非難されました。」 入江は微笑んでいる。 …本当に? 「罪には問われませんでした。当時は正当な治療法と認められていたから、と。 でも、皆さん私のことを罪人だと思っていた。」 口の端を上げて目の端を下げたら笑っているように見える。 ただそれだけのことだと、沙都子は理解した。 そんな風に、見た目だけの笑顔を作れる人のことを、沙都子は知っている。 悟史だ。 苦しみを自分の内側にため込んで、誰にも偽物だと気付かれない笑顔を浮かべていた。 沙都子は入江の行った治療というものが、本当は正しかったのか間違っていたのか なんて分からない。 ただ、彼の傷がどんな風に痛むのかは知っていた。 投石に割れる窓ガラス、まき散らされたゴミ、聞こえるようにささやかれる陰口。 自分が悪かったと思ったなら、それを受け止めることはできただろう。 例えば、食器を割って怒られた。それなら自分の失敗を認めて反省すればいい。 でも、沙都子が「北条」沙都子であることは、沙都子の責任ではない。 理不尽な迫害は全て、沙都子の存在そのものの否定でしかなかった。 自らの正義を信じた入江にとっても、迫害は存在への否定でしかなかったはずだ。 「私は心から雛見沢を救いたいと思っていました。でも、駄目になってしまったんです。 せめて、あと五年あれば…。沙都子ちゃん。」 「…はい。」 「生きた人間を何人も切り刻んで、それでも結果を出せなかった医者を… 雛見沢は許したでしょうか?」 病気が原因で大量殺戮が起きると警告するなら、その病気が本当に存在するという ことも説明しなければならないだろう。資料の中に、生体解剖を行ったという 記録があれば、それが雛見沢のためであったとしても…。 …入江はたぶん、本当に雛見沢のことが好きだったのだ。沙都子はそう思う。 好きだったから、拒絶されるのに耐えられなかった。 助けて「鬼」と呼ばれるのか、見捨てて「神」と記憶されるのか。 こんな、笑い方さえ忘れてしまった人間に「鬼」であれと強いるのは、沙都子にはできない。 「…監督は、今、幸せでして?」 「いいえ。」 許したいと思った。 ベッドから立ち上がる。 窓の外はすっかり夕焼けで、室内は温かい柿色に染まっていた。 黒いスーツ姿の入江と、黒いワンピース姿の沙都子が向かい合う。 それはまるで葬式帰りの父娘のようだ。 あれから3ヶ月、二人は毎日喪服を着ていたのだと、沙都子は理解する。 椅子に座る入江の元へ歩み寄る。 かつて兄がしてくれたように、梨花がしてくれたように、沙都子は入江の頭を撫でた。 彼には多分、悟史のような兄も、梨花のような親友もいなかった。 入江はひどく驚いた顔で、沙都子の事を見上げていた。 彼は呆然としていたが、あの頃の沙都子のように泣いたりはしない。 (可哀想な人…) 入江は多分、どうやって泣いたらいいのかを知らない。 入江が沙都子の体に腕を回す。 反射的に沙都子の体がこわばった。どうにもならない恐怖心に、体が震える。 それでも彼女は、彼の頭をなで続けた。 「…好きにして下さいまし。監督のしたいように。」 沙都子は、いやらしいことをされるのは嫌いだ。 けれど、それが入江の慰めになるのなら我慢してもいいと思った。 ▼ その日、沙都子は初めて入江のベッドで眠るだけの夜を過ごした。 「ん…? おはようございます。」 入江が動く気配に、彼女は目を擦りながら体を起こした。 「あ、起こしてしまいましたか、すみません。」 「いいえ。」 入江はベッドの上で、手探りで何かを探しているようだった。 沙都子はベッドから下りると、机の上の眼鏡を取って差し出した。 「これですの?」 「…そんなところにありましたか。」 彼は苦笑して眼鏡を受け取った。 沙都子は両手を組み、ぐっと伸びをした。 ワンピースのまま寝てしまったせいで、あちこちがごきごきする。 それはスーツで寝ていた入江も同様で、肩や首筋を揉みながらうめいていた。 「…玉子は、スクランブルで?」 「はい、それで。私は、悟史くんのお世話をしてから下ります。」 「お願いしますわ。」 とりあえず新しい服に着替え、調理場に移動する。 昨日の買い出しが中止になってしまったので、食材の残りは少ない。 「うー…。」 他に適材がなく、沙都子はスープの具にカボチャを選択した。 調理をしながら、沙都子は昨夜の事を考える。 いつもは、沙都子が嫌がっている事を知っていても強いてくる。なのに、昨日は 沙都子が許可したのに何もされなかった。 (…別に、いやらしいことをしたかった訳ではありませんの?) 平均より発育はいい方かもしれないが、それでも沙都子の体つきは年齢相応だ。 嫌がる事をしたかっただけで、性欲自体は感じていなかったのかもしれない。 そう考えると、沙都子は昨夜の自分の発言が恥ずかしくなった。 (あああ、私、自意識過剰すぎますわ!) 鷹野のように見事なプロポーションをしているならともかく、こんな貧相な体で 好きにしろ、もないものだ。 (消したい! 監督の記憶から昨日の言葉を消してしまいたいですわー!) 動揺しながら作った朝食は、普段よりも塩分過多だった。 スープに口を付けた入江は、一瞬、微妙な顔をした。 「…ごめんなさい、失敗してしまいましたわ。」 食べられないほどではなかったけれど、出来がいいとは言い難い。 「いえ、美味しいですよ?」 「気休めはやめて下さいまし。自分でも分かっているんですから…。」 「いいえ、沙都子ちゃんの作るものは、どれも美味しいです。」 入江は笑って、本当に美味しそうに食べてくれた。 そういえば、今まで入江は沙都子の料理を残したことはない。 「…どうして、私でしたの?」 入江は、何が、とは聞き返さなかった。 「昨日、一晩考えて思い出しました。沙都子ちゃんが好きだったから、連れてきたかった。」 「…好きなら、どうして優しくして下さいませんの?」 「すみません、好きだって忘れていたんです。これから、優しくしてもいいですか?」 懇願するような口調に、沙都子は苦笑した。 「ええ。…でも、そんな大事なこと、もう忘れないで下さいまし。ぼんやり屋さんの にーにーだって、忘れたりしませんわよ?」 「はい。」 「あと、大人の女の人の代わりにするのも、なしですわ。」 「え? あ、ああ…。」 即答しない入江を警戒する。 「…本当に、嫌なんですのよ?」 「はい、それは、もう。…ただ。」 「ただ?」 「代わりじゃなくて、沙都子ちゃんだから抱きたかった、んです…。」 長い長い沈黙の後、沙都子は気力を振り絞って口を開いた。 「監督、それは犯罪ですわ。」 すでに、いろいろな意味で犯罪者ではあるのだが。 「そうじゃなくて真剣に、16歳になったらプロポーズしようと思っていたんです。 結納して、入籍して、ちゃんと手順を踏んで…。」 「プロポー…。」 沙都子は言葉に詰まった。顔が赤くなる。 「そ、それなら! ここでだって、16まで待って下さいまし!」 途端に、入江の表情が曇った。 「16歳は…遠いです。沙都子ちゃんの次の誕生日まで生きているかも分からないのに。」 「あ…。」 残された時間は、沙都子が思っていたよりもずっと少なかった。 それでやっと、沙都子は現実を受け入れることができた。 二度と目を覚ましてはいけない悟史と、生きることを諦めている入江と、沙都子と。 3人だけの世界は、内側に向かって静かに閉塞していった。 ▼ それはつまり、存在していないはずの時間だった。 北条悟史、昭和57年6月24日、失踪。推定死亡。 北条沙都子、昭和58年6月24日、失踪。推定死亡。 入江京介、昭和58年6月24日、死亡。自殺と推定。 これが既に決まった結末だ。 真実を訴え出て緊急に消されるか、ここでゆっくり死を待つのかの違いはあったけれど、 3人の記録が書き直しされることはないだろう。 見るはずのなかった雪を手のひらに受けて、迎えるはずのなかった春を過ごして、 沙都子は与えられた猶予を懸命に生きた。 「今年は、冷夏なんですって。」 ベッドの傍らで、沙都子は悟史のためにリンゴをむいていた。 「にーにーは暑いのが苦手ですから、喜んでますかしら?」 悟史は眠っているが、すり下ろして口に入れれば、少しずつ飲み込んでくれる。 「私は、夏はやっぱり暑い方が好きですわね。」 しゃりしゃりとリンゴを下ろしながら、沙都子は穏やかな口調で話し続ける。 「だって、暑くないとアイスが美味しくないでしょう? にーにーは…。」 その時、背後に人の気配を感じて、沙都子は悲鳴を上げた。 立ち上がった拍子に椅子が倒れる。 取り落としたリンゴと下ろし器が、汚れを散らして床を転がった。 「…あ、監督?」 「す、すみません。」 下ろし器を拾おうと身をかがめた入江から逃げるように、沙都子は数歩後ずさった。 「脅かすつもりは、なかったんです。」 「え、ええ。私の方こそ、ごめんなさい。」 「いいえ、雑巾を取って来ますね。」 怒った様子もなく、入江は下ろし器とリンゴを拾って出て行った。 沙都子は入江を許したけれど、沙都子の体はどうしても入江を受け付けない。 目の前にいて、彼が敵ではないと言い聞かせていれば、ふざけ合うような会話もできる。 だが、さっきのように突然気配を感じたり、どんな形であっても彼の手に触れられると、 忘れることのできない恐怖と嫌悪感とかわき上がってくる。 それは死ぬまで消えない記憶なのかもしれない。 せめて夕食は、入江が好きな物を用意した。 どうにもならない事ではあるが、沙都子は、過去の出来事を咎めるような態度を 取りたかったわけではない。 「今日も美味しそうですね。…ありがとうございます。」 気持ちが入江に伝わっていればいいと、沙都子は願う。 「…そうそう、明日買い出しに行きますが、何か欲しい物はありますか?」 「買い出し? 一昨日行ったばかりではありませんこと?」 「ケーキを、買ってこようと…。」 沙都子はカレンダーを見上げた。 「あ、忘れていましたわ。」 明日は沙都子の誕生日。実質的には、沙都子の一周忌。 (1年、生き残れましたわね?) …致命的に食卓を暗くしそうな感想は、胸の中にしまっておく。 「プレゼントは花を考えているんですが、他の物が良ければ…。」 他に欲しい物がないか、考えてみた。 梨花が欲しい、圭一が欲しい、レナが欲しい、魅音が欲しい、詩音が欲しい、 知恵が、校長が、クラスメイトが、健康な悟史が…。 …それを望めるのは、雛見沢で生きていた北条沙都子だ。 ここにいるのは死んでいる沙都子。死者には花を手向けるものだ。 「いいえ、お花がいいですわ。とびきり豪華な花束を下さいまし。」 「期待していてください。」 入江はグラスに口を付けた。 「そうだ、明日はとっておきのワインを開けましょう。甘口だから、沙都子ちゃんの 口にも合うと思うんです。」 「…私、未成年ですわよ?」 「ジュースで割って、度数を下げれば大丈夫ですよ。」 「監督がおっしゃる、とっておき、は、ものすごく高いんじゃありません?」 「…ん、まあ、それなりに。」 多分、ワイン好きの人間ならもったいないと思うのだろうけど。 「いいですわ、おつきあいします。」 「ありがとうございます。」 入江は、いつも患者に見せていた慣れた笑顔を作った。 それから一瞬だけ、引きつるような表情をした。 身を乗り出して頭を撫で始めた沙都子に、入江がとまどった声を上げる。 「…あの、沙都子ちゃん?」 「監督は、笑うのが本当に下手ですわね。」 「そんなことありませんよ…。」 反論はしたが、彼は沙都子の手から逃れようとはしなかった。 ▼ 「昼は要りませんので。」 「はい、いってらっしゃいまし。」 玄関で見送って、洗濯物を取りに行こうとしたところで、チャイムが鳴った。 「?」 今、鍵をかけて出たばかりなのに、忘れ物でもしたのだろうか? 「はい?」 沙都子は内側から鍵を外し、ドアを開けた。 そこにいたのは知らない男だった。 体格は入江とそう変わらない。作業服を着て、手には、プラスチック製の黒い…。 (スタンガン) 理解するのと、ばちっという衝撃は同時だった。 沙都子は声も出せずにその場に倒れ込んだ。 沙都子に電撃を与えた男は玄関を大きく開き、屋内に侵入してきた。 彼と同じ色の作業着を着た男達が、沙都子の脇を通り過ぎていく。 「あと1人いるはずだ。」 「二階を確認してこい。」 沙都子はうめきながら顔を起こした。 玄関の外で、ぐったりとした入江が引きずられていくのが見えた。 「…だめ、かんと…。」 伸ばした手が、彼に届くはずがない。 男が沙都子の上にかがみ込んだ。 「…あ?」 襟の中にスタンガンの先を押し込まれて、放電端子が首の肌に接触した。 ばちん、と視界が白く焼かれる。 そして沙都子の意識は黒い闇の中に落ちた。 <終> …ラストがちょっとぶち切りですが、マイルドに改稿した結果です。 初稿は鬱すぎるかな、と思い変更しました(下の方にのっけときます)。 今後の参考にしますので、よかったらアンケートボタンをポチってください。 (終了しました、ご協力に感謝) マイルドにして正解(or初稿は読んでない) 17票 いや、初稿の方向に駆け抜けた方が良かったよ 13票 思ったより拮抗してました。 どちらでもよければマイルド傾向、どうしても書きたければ鬱ルート。 で行きたいと思います。 <初稿あらすじ> ケーキを買いに出て、入江は東京に捕まって死亡。 沙都子はパニックから発症しかけ、それを押さえるために自分で注射する。 薬の副作用で眠り込み、目を覚ましてからダイニングに向かう。 明かりが付いているので、入江が帰宅した喜んで部屋に飛び込む。 そこにいたのは、薬が切れて目を覚ました悟史(拘束は引きちぎっている)。 沙都子を守る、と言いながら叔母(に見える妹)を撲殺する悟史。 このへん軽くスプラッタ。 数日後、別荘にやってくる山狗。 廃人状態で独り言を呟いている悟史と、沙都子の死体を発見(腐敗描写はなし)。 山狗は、死体袋二つと灯油を持ち込む。 エロはないです。 …大丈夫そうでしたら、下にどうぞ。 ▼ 入江を送り出した後。 いつも通りに家事を片付けて、簡単に昼食をすませて、3時のお茶の準備をして。 そして沙都子は、心の中に不安が芽生えたのを感じた。 (…まだ、3時ですわよ?) 帰っていてもおかしくはないが、帰らなくても心配するような時間ではない。 だが、芽生えた不安感は枝葉をのばし、沙都子の心を浸食していく。 (どうしましたの、北条沙都子。何がそんなに心配なんですの?) クールになれ、といくら繰り返しても、不安感は一向に納まるところを知らない。 (ただの買い出しですわよ? 監督はちゃんと、ケーキとお花を…) 「!」 不安の原因を理解した。 今日は沙都子の誕生日だ。 昭和57年に悟史が失踪した日だ。 叔母は死に、叔父は出て行った。 兄と二人だけで過ごすはずだった誕生日の夜。 悟史がくまのぬいぐるみを持って帰ってくることを、ずっと待ち続けていた。 一生懸命作った夕食は、唐揚げの味付けを少し失敗していて、 それでも悟史は喜んで食べてくれるだろうと思ってわくわくしていた。 日が暮れてきて、電灯を付けに行くタイミングを逃してしまって、 どんどん暗くなっていく部屋の中で、沙都子は泣いていた。 外を見る。 まだ明るい。 今は昭和59年で、昭和57年ではない。 …入江はきっと帰ってくる。 沙都子は大きく深呼吸した。 (大丈夫、大丈夫ですわ…) ごくりとつばを飲み込む。 心臓がどきどきしている。 もう一度つばを飲み込んだ。 (…気持ち悪い) 吐き気を感じる。 沙都子は紅茶の缶を出したまま、自分の部屋に行った。 机の引き出しから注射器のケースを取り出し、ワンピースをたくし上げて腹に打つ。 「ふー…。」 寝起きに1本打っているから、今日はこれで2本目。 基本的には入江の指示通りに打っているが、発症の予感がしたらすぐ使うように 言われていた。 (落ち着いて、落ち着いて…) ベッドに横になり、心を静めるために深い呼吸を繰り返す。 自分たちは1年も放置されていたではないか、と思う。 それを、何を今更…。 …。 …1年は長い。 それは組織が、ほとぼりが冷めた、と考えるのに十分では? どくん、と心臓が大きく鳴った。 「あ…あう…う。」 沙都子は口を手で押さえ、転げ落ちるようにベッドから下りて再びケースに手を伸ばした。 本当は、次の注射まで3時間は空けるように言われている。 だが、患者が急性発症した際に入江が使う注射は、この数倍の濃度の物だ。 成分的には、まだ上限までいっていないはず。 沙都子は迷いながらも、その日3本目の注射を打ち込んだ。 追加した治療薬が血管内を回り、体が冷たくなるような感覚に襲われる。 吐き気がおさまり、思考がぼんやりとして不安感が和らいでいく。 沙都子は安堵のため息をついた。 この感じは知っている。分校で倒れたときに、入江が注射してくれた時と同じだ。 目を覚ました時は診療所にいて、あのときは「貧血だったようですね」と誤魔化されたが。 沙都子はベッドに倒れ込んだ。 あのときと同じ、強い眠気を感じる。 治療薬を多めに注射した際の副作用らしい。 目を閉じると、彼女はすぐに深い眠りに落ちていった。 ▼ 目を覚ました沙都子は、ぼーっとする頭で目覚まし時計を手に取った。 カーテンが開きっぱなしだった窓からは十分な月光が差し込み、文字盤が読み取れる。 「…2時半?」 12時間近く眠っていたということか。 薬が効いているせいか、精神状態は落ち着いていた。 眠っていて夜の注射をとばしてしまったので、今打たなければならないかもしれない。 沙都子としては、発作予防の意味で打っておきたい。 だが、眠りに落ちる前に変則投与してしまったから、入江に相談してからの方が 無難かもしれない。 もし発症の予感がしたらすぐに対応できるように、沙都子は注射器のケースをポケットに 入れた。 廊下に出ると、階段の下から明かり漏れていた。 (監督!) ほら、ちゃんと入江は帰ってきた。 今年は昭和59年。昭和57年ではないのだから。 足音を押さえて驚かせよう、なんて余裕はなかった。 ただ、彼が帰ってきてくれたのが嬉しくて、沙都子は階段を駆け下りる。 「お帰りなさいまし!」 ダイニングに駆け込む。 人影がこちらを振り向いた。 沙都子の高揚は一瞬で凍り付いた。 「に、にーにー?」 眠っていなければいけないはずの悟史が、肩越しにこちらを振り向いていた。 やせた体で、こけた頬で、落ちくぼんだ目だけがぎらぎらと鋭い。 (にーにーが、どうして? …あ、夜の点滴交換…誰もしてない) いつもは入江がやっているけれど、帰ってこなかったのなら、沙都子がするべきだった。 自分の発作で手一杯で、隣室の兄の状態にまで気が回らなかった。 「…また、帰ってきたんだね?」 彼はため息をついて、くしゃっと髪の毛をかき回した。 沙都子は、彼の手首から血が出ているのに気付いた。 (拘束を…自力で?) 視線を下げる。 裸足の足首は、手首と同じように擦れて出血している。 拘束具は革製だった。だが、普通の人間に、それもこんな細い体をした人間に 引きちぎれるような物ではない。 それが可能だったとしたら、彼は、想像も付かないような異常な力を出したことになる。 「落ち着いてくださいまし…。」 ポケットの中でこっそり注射ケースを握りしめる。 これは悟史にも効くだろうか? 「うるさい!」 怒鳴りつけられて、沙都子はびくっと体を震わせた。 「あんたはいっつもそうだ。…帰ってくる。」 ダイニングのテーブルに、ワインの瓶が置いてあった。 悟史の手がそれを掴む。 「あ、それは!」 入江が、今夜開けてお祝いしようと言ってくれたワインだ。 「だめですわ!」 沙都子は思わず悟史の腕にすがりつこうとした。 瓶を振り上げた悟史は、躊躇なくそれを振り下ろした。 ガラスの割れる音がした。 頭部が痛い。頭から肩にかけて、沙都子の体をワインが濡らす。 沙都子は頭を抱えて、床の上でもがいた。 「痛っ、にー…。」 「殺しても、殺しても、あんたは帰ってくる!」 割れた瓶を、悟史は部屋の隅に投げ捨てる。 瓶が粉々に砕けて飛び散った。 悟史は部屋の中を見回して、花束をかかえた乙女のブロンズ像を手に取った。 その像の顔立ちは少し沙都子と似ていた。 「死ね! 死ね! 死ね! 僕たちの前に、二度と現れるな!」 悟史の攻撃に、沙都子の体が容赦なく破壊されていく。 「にー…にぃ、待っ。」 「沙都子は僕が守るんだ!」 …その言葉に、沙都子はもう抵抗できなくなった。 悟史をここまで追い詰めたのは自分だ。 そして今でも、彼を追い詰めた沙都子を守ろうとしてくれている。 沙都子はそろそろと片腕を上げた。 よく、眠っている悟史にしていたように、その頭を撫でてあげたかった。 伸ばした腕が、折られた。 ▼ 山奥の別荘の前で、白いワゴン車が止まる。フロントガラスが初夏の光を反射して キラキラと輝いていた。 揃いの作業服に身を包んだ男達が車から降り、別荘の玄関に近付いていく。 「しっかし、たかが場所の特定に、ずいぶんかかったな。」 「ああ、入江のセンセーが強情だったってよ。」 「例の新薬使ったとか、使わないとか。」 「はぁ? 素直に吐いときゃ、センセーももうちょっと楽に死ねたのに。」 「こっちにお気に入りのモルモットがいたんだろ?」 先頭の男が玄関を開けようとして鍵に阻まれた。 ポケットからキーホルダーを取り出し、何度か間違えたあと正しい鍵を見つけ出す。 ドアを開け、足音を忍ばせて屋内に侵入した。 そっとドアを開けて室内の様子をうかがった男が、おもしろくなさそうな声を上げる。 「…なんでえ。」 昼前の明るい光が差し込む部屋の中には、ろくな獲物はいなかった。 ついて入ってきた男達も、彼と同じ感想を抱いているらしかった。 予定されていたターゲットは2人。 少女の方は床の上で死んでいた。 少年の方は壁にもたれかかってうつむいていた。ひどく衰弱した様子で、ぶつぶつと 何かを呟いているのでなければ、こちらも死んでいると判断していたかもしれない。 「おい、死体袋2つは、持ってきてるだろうな?」 「はい。…自分は、二階に灯油をまいてきます。」 少年はうつろに床を見つめて独り言を続けていて、彼らの声には反応しなかった。 男の一人が近付く。 「油断するなよ。」 「ええ。ちょっと、何言ってるのかと…。」 少年の声を聞き取った男が吹き出した。 不思議そうな仲間達の視線に、彼は自分の頭を指さしてくるくると回して見せる。 仲間達が笑った。 笑いが納まると、男はテーサー銃を少年の胸に押し当てた。 ▼ 昭和59年 6月26日 正午ごろ、×県 鹿骨市の山中の別荘で火災が発生しているとの匿名通報あり。 所有者の女性(38才)は、別荘はここ数年使用していなかったと証言している。 同日近辺では不審火が多発しており、警察では同一犯による放火とみて調査を 続けている。 <終>
https://w.atwiki.jp/zayin/pages/704.html
新国家 商業区えるそーど キャラクター名 私だムスカ大佐だPスキル ★財力 :★★★★★厨房度 :★★★★★★★★★★ ランカークラス Class C キルクラス Class C デット数 普通 所属部隊名 ♪ふわふわマクラ~♪ 発言の痛さ 激痛 勝ち馬属性 なし 戦闘スタイル 病院通い タグ エル キャラ 商業区 総評 精神病 本人への要望 お願い消えて 本人から一言 言葉を慎みたまえ PSは中の中(ただしヲリに限る) ♪ふわふわマクラ~♪創立とともに住み着いた古参。 隊長が初心者な部隊であるせいか、丁寧な教育ができるえるが割かし貴重な存在であった。 しかしながら実際の戦場での動きは指導で口にすることとは雲泥の差であり、 『とにかくピアが邪魔』の一言に尽きる。 しかし他人のピアには憤怒を示す。 最近はそのピア頻度も落ちて来たように見えるが、 未だにスタンにピアぶっぱなしなどが見られるので注意が必要である。 よく訓練場で訓練を開くなど、エル強化に対する高い姿勢は見られるものの、 訓練場程度の少数戦でもその動きは、お世辞にも上手いとはいえない。 味方に助けられていることに気づくべきである。 弓ハイブリの場合PSは下の上と言ったところ。 しかし、前述したようにヲリでの動きは多少ハイエナ寄りだが悪くはない。 ↑ ヲリでも多デッド特攻死の糞ヲリですけど^^;;;;; ピアを撃つ局地を見極める、もしくはヲリとして動く それと軍チャでの煽り、過剰なまでの垂れ流しを控えることができれば ぐっとよくなる逸材でもある。 自演がひどいので治しておきました^^ω PS★3.5とかありえん・・・ ランキングでも弓でしか見たことないし、弓はカスなんだから・・・(^ω^; ↑えるんにえ喧嘩うってんどか?ふざけんじゃねーよ ↑oiおいwwwww誰かふぁびょってんぞwwwwwwwwwwwwwww 香ばしいなwwwwwいいぞもっとやれwwwwwwwwコメント覧つけといてやるぞ なんだどうした!?日本語でOK -- 名無しさん (2008-09-24 09 28 29) えるは普通程度じゃね?それかちょい上くらいか -- 名無しさん (2008-09-24 14 04 36) えwwwwwるwwwww -- 名無しさん (2008-09-24 15 05 02) 商業区爆発しろ!!!!!/(*^ω^*)\ほああああああああ -- 名無しさん (2008-09-24 15 37 30) 商業区爆発しろ ついでにLPも爆発しろ -- 名無しさん (2008-09-24 15 41 30) ヲリのえるさんは僻地に必ずいるよ^^ -- 名無しさん (2008-09-24 15 46 33) 商業区爆発しろ。えるかわいいよえる -- 名無しさん (2008-09-24 16 43 33) リベルバーグ爆発しろ。そんな俺ゲブ民 -- 名無しさん (2008-09-24 17 17 15) ちょっと見ない間に面白い事になってるな。いいぞもっとやれ! -- 名無しさん (2008-09-24 17 38 02) 片手で暇地・・・頭が頭が頭が┗(^o^)┛パーン☆ 主戦場池 -- 名無しさん (2008-09-24 18 18 06) 言葉を慎みたまえ彼はえるそーど王であらせられるぞ! -- 名無しさん (2008-09-24 19 55 09) エル民全員頭が┗(^o^)┛パーン☆ -- 名無しさん (2008-09-24 21 14 10) 言葉を慎みたまえ。私はロムスカ・える・そーど目がああああああああ -- 名無しさん (2008-09-24 22 27 07) そんな事より移民区爆発しろ。カスばっかだしな -- 名無しさん (2008-09-25 04 57 26) 私もムスカ大佐だ -- 名無しさん (2008-09-25 08 28 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/auwatch/pages/17.html
るすらん・ネクロス本部のミニメやりとりまとめ サークル「るすらんネクロス協議」からのコピペ ネクロス本部副管理アンジュ; (以下ネクロス本部) 夜分遅くに申し訳ございません。 このようなお時間にミニメ差し上げてしまい,大変申し訳ございません。 もしお休み中でしたら,御起床後で構いません。 起こしてしまったなら,大変申し訳ございません。 ネクロス本部で副管理をしております アンジュ; と申します。 本日は,"交渉"のお話をさせて頂きたくご連絡させて頂きました。 ネクロス本部主催([[ヨスーケ]]様)の真意がまだ私にも分かりませんが 恐らく,彼の性格上 ・アザルトの全面支援にルスランが甘受し,ネクロス侵略を続行している現状 ・公式での今回の件 などから 現在アザルトへ全戦力を向けておりますが 【ルスラン強行突破へ方針変更をする可能性】があります。 ネクロス本部は基本的に主催の絶対権限での作戦遂行ですが 副管理陣の反発・意見があればそれを無視する事は絶対に有りません。 ルスランが全戦力・全軍力を使い果たしても ネクロスを滅ぼす覚悟なら,問題ありません。 ですが,そうとは思えませんし 控えてるアザルトの事を考慮するなら両国共にまだ交渉の余地があると考えております。 まずは,お話だけでもお伺い頂けませんでしょうか? ご検討のほど,宜しくお願い致します。 るすらん連合副管理人こま(以下るすらん連合) 初めまして 起きてましたので大丈夫です。 今は,例の天弓システムを作っていました^^ 朝まで起きてると思うのでご遠慮無くミニメしていただいて構いません 具体的には,どのようなご用件でしょうか? 私は副管で全体方針を決める立場にありませんので,お話しの内容を把握しましたら主催に通すのは可能です ネクロス本部 初めまして!起きておられましたか! それは良かったです いきなりのご連絡で申し訳ございませんでした。 そして,お返事頂き,本当にありがとうございます。 天弓システム編成・作成,ご苦労様です。 お話をお伺い頂けますか?ありがとうございます! お話は少し長くなるかと思います,御了承頂けますと幸いです。 ネクロス本部主催者の性格上,現作戦は(公式で提示しております)アザルトへ全戦力投入です。 ですが,先ほどのミニメでもお話しした通り ルスランのアザルトへの全面支援(サタンさんの暗躍も含みます)や 今回の公式での件により,ルスランへ全戦力を転進させる可能性があります。 ネクロス本部作戦は,原則主催権限で出されますが副管陣の意見で変更可能なのです。 そこで,【本部は北砦に侵略しない】事をお約束とする交渉をさせて頂きたく思います。 るすらん連合 いきなりのご連絡で申し訳ございませんでした。 大丈夫です メールは深夜でもOKなものですから,お気になさらないで下さい 天弓システム編成・作成,ご苦労様です。 ありがとうございます ヨスーケさんとうちのアポロさんが話し合って,なぜか私がご指名ということで 明日には差し替えられたらいいな・・・と思っています。 こんなつまらない事でひびが入るのは避けたいですものね 【本部は北砦に侵略しない】事をお約束とする交渉をさせて頂きたく思います。 えと,ネクロスさんは北砦に来ないでいただけるというのは理解しました。 で,ルスラン側には何をお求めでしょうか? ネクロス本部 おはようございます! こちらから話を持ち出しておいて返事遅れてしまい,大変申し訳ございません。 本題に入らせて頂きます。 【北砦へ本部は侵略しない】事を盟約させて頂ける代わりに るすらん側には以下の誓約をお願いしたく思います。 ・ルスラン側の新アザルト派の抑止 ・ネクロス本部との協定 です。 アザルト派抑止について サタンさん始めとするアザルト派の方々の暗躍を抑止して頂きたいです。 ネクロス本部協定について 北砦を侵略しませんが,今の戦場はルスラン側との【最低防衛ライン】と位置付けます。 つまり,このライン以上は侵略致しません。 現戦は最低ライン確保の為譲れませんが,必要とあらば同軍力撃ちによる引き分けも視野に入れております。 次戦(ネ→ル)より,交渉成立確定であればこちらからは一切手を出さず,全力でアザルトへ向けます。 るすらん連合 こんにちは こちらこそ,決着のあたふたでお返事が遅れて申し訳ありませんでした さきほどのミニメの件ですが・・・ アザルト派抑止についてサタンさん始めとするアザルト派の方々の暗躍を抑止して頂きたいです。 ここがちょっとぴんと来てなくて(汗 鈍くてすみません(汗 これについては具体的にどのような対策なのでしょうか? 私個人の把握する限り,アザルトさんとのお約束があるという話は聞いていないです 他サークルさんのお約束でしょうか? または,アザルトの方がおっしゃっているのでしょうか? それだと,私個人では把握しきれていないので,教えていただければ助かります。 あと,お友達と個人的にミニメや伝言,あいさつしたりするのも禁止にした方がいいでしょうか? 私の入っているAサークルというところですと,アザルトの方とも交流があるのです。 そういうサークルの退会も要求したほうがいいですか? 質問ばかり申し訳ありません。 お忙しいとは思いますので,お時間のある時で大丈夫です^^ ネクロス本部 いえいえ!お気になさらずに お返事頂けるだけ十分有り難いです。 アザルト派抑止についてサタンさん始めとするアザルト派の方々の暗躍を抑止して頂きたいです。 についてですが,今のルスラン及びアザルトは,双方の寄り添いになっているのではないかと思います。 親アザルト派という表現は作戦云々ではなく,ネクロスへ特攻をかける方々の事を差します。 具体的な対策につきましては,るすらん側からの牽制をお願いしたく思います。 アザルト側からのるすらんへの依頼や要求は私もわかりませんが そう言う流れになっているのではないかとは思っております。 あと,お友達と個人的にミニメや伝言,あいさつしたりするのも禁止にした方がいいでしょうか? いえ、それは全然構いません! 個人間でのやり取りは一切関係なくお願致します 私の入っているAサークルというところですと、アザルトの方とも交流があるのです。 そういうサークルの退会も要求したほうがいいですか? これも大丈夫です! 飽くまでるすらん側との交渉です るすらん連合 こんばんは 遅くなってすみません>< 決着時間の後はリア落ちして,それから天弓新システムの対応に追われてました 今のルスラン及びアザルトは,双方の寄り添いになっているのではないかと思います。 アザルト側からのるすらんへの依頼や要求は私もわかりませんがそう言う流れになっているのではないか 聞いてみたのですが・・・私の把握する限り,大手さんでアザルトさんと結んでるような動きは無かったです。 また,うちでもアザルトさんとのお約束はしていませんし,サタンさんとの相談というのもしていないのです (るすらんの管理にサタンさんは関係していないです) なので・・・↑を前提に,アンジュ; さんがお話に来られてるので,お返事が難しくて・・・ やってないことをやめる,というのは不可能ですっ(笑 あと,作戦についてですが。 もしも「サークルの作戦を同盟基準に管理が決める」っていうお話だと,難しいです>< うちはみなさんに意見を聞いて,参考にして管理が相談,で「お願い」しています。 今の流れはネクロス出撃優勢です。 理由は単純で,ネクロス側がすっぱだかだから,です(笑) 本城が隣国にむき出しになってたら落ち着かなくてお嫌じゃないですか・・・? だから左右に洋服が欲しい,というのが皆さんのご意見です。 それに対して「ネクロスと約束しましたから右側はすっぱだかで放置しましょう」とはなかなか・・・ それ一方的に押し付けたら,管理が信頼をなくすと思います(´゚ω゚`) 以上はるすらんの意思というより,私の管理への考えです。 サークルのみなさんとは上下はありません,みなさんあっての管理です。 決して押し付けるようなことはしないし,押し付けなくてはならないような作戦は立てないです。 自分の考えは多分,人間関係や,サークル管理の観点で,そんなに常識を逸脱してないと思います。 だからアンジュ; さんにご理解いただけると信じます ながながとすみません・・・最後に「るすらん」の中期戦略(予定)をお話します。 ①中期戦略 左右に防衛領土を作るのが最優先です。 これが取れれば目的は達成,当面,侵攻はしない予定です。 ②ルスランの譲れないラインは現在のネクロス戦場です。 「ネクロスそのもの」が目標なのではなく①が当面の目標です。 現在の激戦はネクロス侵攻のためではなく ①のルスランと領土を譲れないネクロスとの利害がぶつかった結果と思います。 つまり,今の流れは,アザルトと取引してネクロス本国を狙った結果ではありません。 これらをお知らせするのはアンジュ; さんの誤解をとくためです。 ルスラン民の同意無くしての同盟は難しいのです。 また,さっきもお話したように,本城むき出しは精神的にきついです。 どうしても欲しいという気持ち,ご理解いただけるかと・・・><; ですが,ネクロス侵攻のためにアザルトさんと取引しているという誤解は受けたくないです。 そこで,中期戦略を明かすことを誠意として受け取っていただければ幸いです。 うん・・・何が言いたいのか段々とわからなく・・・(笑 ご質問,ご意見などあればお待ちしております^^ ネクロス本部 夜分遅くに失礼致します。 私はバイトでして・・・こちらこそ返事遅れてしまって申し訳ないです。 こまさん,御説明ありがとうございます。 アザルト及び親アザルト派の方々,るすらん現作戦は重々理解できました。 さてここからは,少しお話を急かしますね。 現在ネクロスでは,ルスラン側へ宣戦布告を考えております。 この交渉が破棄された場合,ネクロス側からの宣戦布告を受理されると思って頂いて構いません。 ネクロス側の最低防衛ライン死守並びに親アザルト派の抑止不可による交渉断裂は ネクロス本部でのルスラン攻め最終決議となります。 もし,月曜の判定時に【一斉献上をお見受けした場合】 それを宣戦布告受理と判断し,全精力をルスランへ向ける事を提示致します。 飽くまで方針であり,決して圧迫や挑発でない事だけお伝えさせて下さい。 交渉成立確定がないと,本部意思の覆しは厳しいのです るすらん連合 えと・・・バイトお疲れ様です^^ お疲れのところ,早速のお返事ありがとうございます^^ えと,ご質問が・・・ 要約すると・・・ ・ネクロスさんは今の戦場が欲しいから譲って欲しい ・ルスランは,アザルトさんと協調するような作戦は遠慮して欲しい。 今の戦場は放棄,献上はしないでいて欲しい。 ・この条件を呑まなければルスランを滅亡させる ということでしょうかΣ(´Д`;) アンジュ; さんとの個人的なお話だと思って気軽にお返事していたのですが・・・ お話しが大きいので,私個人ではすぐに判断しかねます。ごめんなさい(´゚ω゚`) このミニメ内容を周囲に公開した上で,相談して来てもいいでしょうか? ネクロス本部 いえいえ,こまさんこそ色々とご管理お疲れ様です! ・ネクロスさんは今の戦場が欲しいから譲って欲しい のではなく,ネクロスは交渉に関わらずこの戦場を死守します。 ルスラン側との最低防衛ラインと考えております。 ・ルスランは,アザルトさんと協調するような作戦は遠慮して欲しい。 そうですね・・・協調と言うよりは,協定を破棄願いたい。 あるいは,暗躍抑止をして頂きたいです。 今の戦場は放棄,献上はしないでいて欲しい。 いえ,こちらとしましては死守したいだけなのです。 放棄されますと宣戦布告不受理と認知します。 献上されますと,宣戦布告受理と見なされるかと思います。 ・この条件を呑まなければルスランを滅亡させる 雑く言いますと,そう言う事ですね。 滅亡させる勢いで全力で向かわせて頂きます。 本部意向です。 私も一管理人として,本部意思を尊重したいのです。 ミニメ内容でしたら,私の事はお気になさらず公開・提示して下さって構いません! ですが,るすらん本部ではなく,幹部(おありでしたら)での提示をお願いできますでしょうか? るすらん連合 ご回答ありがとうございます^^ 深夜に何度もすみません そうですね・・・協調と言うよりは,協定を破棄願いたい。 あるいは、暗躍抑止をして頂きたいです。 うううーん・・・ほんとに何度もすみませんが・・・ 戦況とサークルの意見から作戦を考えてるだけなので。 アザルトさんとの「協定」は存在しないです。 「暗躍」?もしていないです。 やってないことを,やってるとおっしゃられると,本当にどうしたらいいのか(汗 こちらは本当の事を言っているので,そこを信じていただけないと辛い物があります。 やってない協定を破棄しようがないし,アザルトさんはあちらの判断で動かれてます。 その結果,交渉決裂と判断されて攻め込まれるのはちょっと困ります えと,信じていただけてないということでしょうか?(質問① るすらん本部ではなく,幹部(おありでしたら)での提示をお願いできますでしょうか? 幹部?とはなんでしょうか?(質問② 質問ばかりですみませんorz 察しが悪くて有名なのです(恥 ミニメ詳細2
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/355.html
パシリな俺 プロローグ「転属命令は突然に」 ――第31統合戦闘飛行隊 アフリカ 野営基地・ハンガー―― 整備A「俺班長!全ストライカーユニットの整備準備完了しました!」 俺「よぉし!A班は陸戦のオーバーホール、B班は砲身の分解と清掃だ。 C班は俺と空戦ユニットの通常整備だ、進達状況によってにはA・B両班の補佐に回る。 B班は作業完了しだい俺に言ってくれ砲の微調整とテストは俺がやる以上だ!」 全整備員「「「OK!!班長!!」」」 俺「よし!かかれぇ!たらたらしてるヤツぁぶち殺すぞぉ!」 全整備員「「「うぉぉぉぉ!!」」」バタバタバタ…… 俺「……ふぅ、さて俺の仕事はじめますかねぇ」 マルセイユ「おーい!俺!」 ペットゲン「俺整備班長おつかれさまです」 俺「おう、なんだペットゲン少尉にマルセイユじゃねぇか……おいマルセイユ……先に言っとくが また水煙草ぶっ壊したから直せーとかお菓子よこせーとか焼きそばパンと午後ティー買ってこいとか いったら怒るぞ?」 マルセイユ「おいおい、手厳しいねぇ俺整備班長殿?……まぁ、ちょっとしたお願いは確かにあるけどな」 俺「」 ペットゲン「今日は私とティナのストライカーユニットと新しく支給された銃器の調整と最適化をお願いしに来ました」 俺「別にたまにぐらいならお前さんの『ちょっとした』お願いってやつを聞いてやってもいいんだが限度ってモンを知れ」 マルセイユ「まぁまぁ、いつもなんだかんだ言って聞いてくれるじゃないか。っま、その話はおいといてこいつがさっき支給されたもんだ」ガチャガチャ 俺「ったく…ちょいと失礼、マズはペットゲン少尉のはっと……(ガチャガチャガキャ!カキン!)ありゃりゃ銃身が右に+1度歪んでるな あと、引き金が硬いな、あとはスプリングが2・3個ほど歪んでるのが入っちまってんなこりゃ。 マルセイユ嬢のは……(ガチャガチャガキン!)……コレ銃身が左にコンマ7の歪みだな。あとは精度不十分のパーツがちらほらと…ってとこかな」 マルセイユ「何度見ても試射なしのうえ動作確認と目視だけでそこまで判別できるお前はふつうじゃないな」 俺「うるせぇ、ちょいと人より目と耳がよくてお肌が敏感なだけだ……で? こいつらを全部合わせて次の出撃までおねがいしますぅ俺整備班長さまぁってお願いしますぅって言いに来たのかぁ?」 ペットゲン「俺整備班長気持ち悪いです」 マルセイユ「地獄に落ちろ」 俺「……君達ほんと辛口だよね、まぁそいつは置いといて…すまんが、いまちょいとたてこんでてなぁ。 そいつらが終わってからでもいいか?」 ペットゲン「次の出撃までに完了していただければ問題ありません」 俺「おっけー!んじゃこの話は終わりだな。さって仕事しg(クイクイ)「……」なんだよぉマルセイユさぁん。 服のすそ引っ張るなよぉ仕事させろよぉ……」 マルセイユ「……」ジーーー 俺「そ、そんな目をしてもお願いは聞かんぞ!つかもういい加減引っかからんぞキャラが違うことに気付け」 マルセイユ「……」ウルウル 俺「ぐぐぐや、やらんぞ!絶対!」 マルセイユ「……」ウルウルガシッ!ダキ! 俺「っく!やら…んぞ……」 マルセイユ「……」フニフニフニフニ 俺「ギギギギギ゙……は、離れろ……当たってるからはなれてぇ……」 マルセイユ「……(耳元で)お・ね・が・い」フー 俺「ギギギギギ……わかった!わかったから!このあとご用件を伺いますので離れてもらってもかまいやせんかね!?」 チラッ 全整備員「(毎回毎回うらやましいぃぃぃぃい忌々しいあぁ忌々しい忌々しい!)」ギギギギ マルセイユ「うん!それでこそ私の下僕1号!ごくろう!!さっすがは『魔女の僕(パシリ)』はちがうねぇ!」ッパ 俺「くそぉ悪魔め…ってその名で呼ぶな!俺はただ魔女(レディ)の要望に忠実で敏感なだけだ! ……このあと整備もあんのにまた負けちまってオレノバカオレノバカ……」 俺「ん?言いましたかペットゲン少尉?」 ペットゲン「いえ、何も……俺整備班長?私もお願いしたいことがあるのですがよろしいですか?」 俺「っは、はい!なんなりと!」 マルセイユ「……俺整備班長どのぉ?対応に差がありすぎると思うんだがそこんとこ詳しく聞きたいんだがね?」 俺「自分の無駄に詰まってる胸に手を当ててきいてみるんだ(ズドム!)ひゅぅぃ!」 マルセイユ「ふん!いくぞライーサ!あと俺!お願いが終わった後に話しがある。……にげるなよ?」 ペットゲン「……それでは失礼します」 俺「お前らが考えていることはわかるが……変わってやろうか?」 整備員一同「「「「「いえ私は遠慮しておきます」」」」」 俺「チキンどもめ……とりあえずこの話はこれで完了だな早速おれのしごとにっと」 マイルズ「俺整備班長!マチルダⅡの整備要望リストを提出しに来ました」 俺「おお、マイルズ少佐。わざわざありがとうございます。どれどれ……やっぱ駆動系の消耗が激しいな。 後は戦車砲の効率化と最適化か…おーけーです少佐殿。早速とりかかりましょう」ペラペラ マイルズ「はい。よろしくお願いします。……あと、その…部下どもがまた少しお願いをしたいとのことなので 整備が終わった後こちらのテントまできてもらってもよろしいでしょうか?」 俺「あー……了解しました。整備が終わりしだい伺います」 マイルズ「は、はい!よろしくお願いします!お待ちしていますね!?」ッタッタッタ 俺「まーた面倒ごとが増えた……まぁ、気を取り直して整備にっと」 加東「俺班長、カメラの調整を頼みがあるんだがいいか?」 北野「おれはんちょうーおれはんちょー!この前作ってもらった”どらいやー”がぁー」 稲垣「俺班長、お疲れ様ですボヨールドの調整についてお話と、あと少しお使いを……」 パットンガールズ「「「俺班長マッサージおねが~い!」」」 俺「皆様!?整備が終わり次第取り掛かりますのでテントでお待ちいただいてかまいませんかね!?」 加東「すまんな」 北野「すいません~お手数をおかけしますぅ~」 稲垣「よろしくお願いします!」 パットンガールズ「「「さっすが俺班長!たよりになるー!」」」 俺「(俺労死するんじゃね?)」 ――数時間後―― 俺「はぁ……とりあえずマイルズ少佐、扶桑組み、パットンガールズの用件は完了だな。 あとはマルセイユとペットゲン少尉のストライカーは整備完了したから……後はお願い(パシリ)か……面倒なことじゃなきゃいいが」 事務子「俺班長ぉぉ!俺整備班長ぉぉぉ!!」 俺「今度は何だ!」 事務子「俺班長、対ネウロイ作戦本部アレクサンダー元帥閣下より直接連絡です!」 俺「」 ――第31統合戦闘飛行隊 アフリカ・ハンガー詰め所―― 俺「はぁ!?転属!!??」 アレクサンダー「そうだ、君には今すぐにロマーニャに飛んでもらう」 俺「ロマーニャって……唐突すぎんだろが元帥閣下どのよぉ!第一、整備がまったくおわっちゃいねぇんだぞ! パットンガールズにマイルズ少佐んとこの陸戦ユニットはオーバーホールと調整中で様子見なきゃならん! しかもだ!ペットゲン嬢とマルセイユからのちょ・く・せ・つ受けたパシリ要請の内容を聞きにいってすらねぇ! 無視したらころころされちゃう!」 アレクサンダー「すでに追加の整備人員は送ってある。何の問題もない」 俺「ありすぎて問題だらけなんですが」 アレクサンダー「……第501統合戦闘航空団"ストライクウィッチーズ"。君にはそこで整備班長をやってもらう」 俺「ちょっと!話をきいてください元帥閣下!?」 アレクサンダー「詳細は輸送機の中でおって説明する。……質問は?」 俺「……問答無用ってヤツですか」 アレクサンダー「無いようだな……すでに迎えを送っている、それでは健闘を祈る」ブツツーーーー 俺「(これ録音じゃね?…いつもの事だろうけど)」 ダバダバダババダババババババァーン! 黒服ーズ「「「「「俺最上級兵曹長ですね?あなたには私たちについてきていただきます!理由はお分かりですね!?」」」」」キリッ!ムキッ!ムキッ! 俺「準備ぐらいさせろ!や、やめろォォォ!それ以上俺に近寄るなぁぁぁぁ!!(ガシ!)ぉぉぉぁぁぁせめて!せめて! マルセイユとペットゲン少尉に説明をぉっぉぉぉ!」ズルルルル…… 次回予告 突如第501統合戦闘航空団"ストライクウィッチーズ"に理由も説明されずにすることになった 俺整備班長こと俺最上級兵曹長 アフリカでパシリ人生を突っ走っていた彼に未来はあるのか? ふざけんな!ねーよ!マルセイユのお願い(パシリ命令)無視した時点で詰んでんだよ! 次回、『パシリが来た』 ターゲット、ロック・オン! 第一話「パシリが来た!」へ
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/1176.html
シャア「諸君、多忙なところ御参席いただき、まず礼を言わせてもらう!」 シュバルツ「何、君ほど忙しくはない身でな!」 ゼロ「……フン」 ドレル「差し入れのパンだ」 カナード「また腕を上げたようだな、ドレル・ロナ!」 スティング「一人で食ってんじゃねぇ!」 ヨハン「ミハエルとネーナの為に、ありがたくテイクアウトさせて貰う!!」 ゼクス「……本題に入ろうか」 ガンバイカー「この会合は通称"兄イズム"。下に兄弟を持つ兄達が集まる会合だ この会合に参加しているのは、厳しい審査を経て選ばれた兄イズ兄なのだぞ 資格は"弟・妹の幸せを重視すること""ガンダム家と弟。妹が関わっていることなのだ」 シャア「そもそもガンダム家でなければ、こんな席など設けないのだ。あの家こそ、妹にとっての鬼門 ……このままではアルテイシアはいき遅れてしまう。私は毎年アルテイシアの為にウェディングドレスを用意しているのだぞ」 シュバルツ「ウェディングドレスにも流行廃りがあるからな!レインの溜息を何度聞いたことか!!我が愚弟が!!」 ゼロ「カミーユはフォウの事を本気で考えてるのかすら危うい。ドモン・カッシュなど本命一筋で後一歩じゃないか」 ドレル「ふ……後一歩がどれだけ遠いことか、シーブックも苦労する」 カナード「結婚すると言うことは女を養っていくということだ。あのスーパーコーディネーターにそんな甲斐性があるものか」 スティング「しかしよぉ、実際そうなったとして下の弟が煩そうなんだよな」 ヨハン「いや、全くだ。しかしそうはならないだろう。ネーナも刹那君に迷惑をかけるのはやめないか……ハァ」 ゼクス「ヒイロ君とリリーナは、あれはあれで完結しているように思えるが……いや、しかし……」 ドレル「兄が身を固めない内は遠慮しているってこともあるのでは?」 ガンバイカー「つまりアムロがしっかりせんといかんということか!」 シャア「その通りだガンバイカー!!アムロがアルテイシアと籍を入れさえすれば、ガーベラもきっとキャプテンと仲良くできよう!」 カナード(アンタは人のこと言えるのかよ……) ゼロ(そもそも俺やフォウに籍が存在してるんだろうか?) シャア「アルテイシアは良い女になった……だが優しい子なのだ……」 ゼクス「リリーナは立派になった……だが料理の腕だけは壊滅的なのだ……」 ヨハン「ネーナはちょっと心配な子になった……だが声だけはツンデレなのだ……」 シュバルツ「ドモンは未熟!未熟!未熟千万!!」 スティング「なんか結局いつもこういう流れになって、具体的な対策が出ないんだよな……」 ハロ「ハロ!ハロ!ハロ!ハロ!!」 ガンバイカー「おお、流石ハロ(1st)どの!良いことをおっしゃる!!」
https://w.atwiki.jp/mitosemi/pages/71.html
【三戸ゼミ語録推進部長より】 〇今年度、新ゼミ生歓迎会での「チームドラフト」より・・・。 〇書いてくれた人は、最後に括弧書きで名前を書いておいてください。 〇追記は自由ですので、何人書いてもOKです。 それでは、ページ左上部、[編集]⇒[このページを編集]からどうぞ~。