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ニカさんが入室しました ニカ ……… ニカ …… ニカ …はぁ。 ニカ (キアシス 夜。 ニカ (後味の悪い交流会から退散し、寮に戻ろうかという所で ニカ (更にテンションを鬼下げする連絡が入る。 ニカ (キアシス街のとある区画。 ニカ (元老院を始めとする魔術名家。…特に表に出たがり権威を振りかざしたがる系の名家の邸宅が建ち並ぶ区画。 ニカ (キアシス流貴族街とでも言えばいいか。 ニカ ……(整然と並ぶ石畳の床を踏み締め、俯きがちに歩く ニカ ……くっそだりぃ。 二カ (引きずるような歩みはやがて、区画の奥地の、一際大きな敷地の前で止まり。 二カ ……… 二カ はぁ。。。(溜息一つ付いて中に入っていく ニカ (ロンズディール邸・内部。 ニカ (無駄に広く長く、無駄に豪奢な魔術灯が控えめに照らす廊下を歩き ニカ (とある扉の前で立ち止まる ニカ ……… ニカ ……はぁ。(また溜息吐いて ニカ (コンコン、とノック 扉さんが入室しました 扉 『はい。どうぞ。』(扉越しに声がする ニカ …… ニカ …入る。(ぶっきらぼうに呟き、ドアノブを回し中へと 扉さんが退室しました イオンさんが入室しました イオン (完璧に整頓された、塵一つ無いようにさえ見える清廉な室内 イオン ふふ。良かった。来てくれたんですね。(嬉しそうに微笑む長髪の男性 ニカ …や。来させたのアンタだろ。 …なんだよあの文面。 イオン ふふ、そんなに気になる文面でしたか? まあまあ、お入りなさいよ。 ニカ ………(無言で中へと イオン ……「実行委員会に報告有り」。私が送ったのはそれだけなのに。 イオン 二霞くんは、随分活動熱心な部員なんですね。 ニカ ……はぁ。そんなん人の勝手だろ。 ニカ 「学業のみならず、学内活動にも積極的に従事する」生徒のが、家もアンタも嬉しいんじゃねーのかよ。 イオン それはそうですね? ふふ、でもその様子なら… イオン 仲の良いお友達も沢山できたんでしょうね? ニカ ………は? ニカ 何だそれ。嫌味で言ってんのかよ。(溜息気味に、瞑目気味に ニカ リー大の偏屈魔術師に友達なんか出来る訳ねーだろ。 イオン それは流石に主語が大きくありません??何かあったんです??(逆に心配そうに ニカ ……… や。別に。あっても言わんけど。 ニカ リー大生のコミュニケーション手段は煽りとディスりと嫌味しか無いんで。 イオン あ、あのう……(オロオロ ニカ 到っていつも通りですけど。…んで? イオン …ええ。いえ。まあ、…いいのですよ。 それならば逆に。(眉間に指当てて、気を取り直して ニカ ……わざわざあんな思わせぶりな連絡。 一体何なんだよ? ニカ (言う通りにホイホイやって来るのはあんまりにも癪だ。だが、だからと言って無視もできない。 ニカ (コイツは――リーズベルト大学の教授。「大学祭実行委員会」の現在の「活動内容」を知っている側の人間だ。 ニカ (そんな人物「報告」は、停滞した現状を僅かでも打破する足掛かりに成り得る、…かもしれない。…死ぬ程気分が乗らなくても、致し方なかった。 イオン あのですね。私、夏頃から二霞くんに、言いたい事があったんです。 イオン 辞めません? 大学祭実行委員会。 ニカ は? ニカ 嫌だが。(思わず即答して) …や、何だよ? ニカ ……何で急にンな事言い出す?(…まともに取り合うべきではない、頭では解るが、どうにも理解が追い付かなすぎる。 イオン だって、あの委員会…いえ、組織は、とうに学生の領分では無いですよ。 イオン 大学脅かすものは学内の人間で対処する。その方針には私も従う心算です。ですけど… イオン 二霞くんが、わざわざそこに加担する必要はあるんですか? イオン …貴方には将来があるんですから。こんな些事に足を引っ張られず、励んだ方が有益だと思いませんか? ニカ ……いや、言ってんだろ。全部俺の勝手だろうが。 ニカ ああでも、一応、アンタの流儀にのって喋るなら。…この「活動」、最終的に成功さえすれば、 ニカ みんなの大好きな「世間の評価」も跳ね上がるだろ。…別にそっちに都合悪い話、無いんじゃねーの。 イオン ……そういう考え方もできるでしょうね。(頬に手を当てて瞑目し イオン でもね、二霞くん。 そういう一発逆転的な理想は… イオン 劣等生集団にありがちなものですよ。 ニカ 。 ニカ (思わず唖然と目見開いて イオン …学内の「落ちこぼれ七連星」に、「グリアスの娘」と呼ばれる異端の生徒達。 イオン ああ、ミカエル女史は非常に優秀な生徒ですが…今は「堕天」されているとか。 ニカ ・・・ イオン 彼等彼女等が、貴方の魔術師としての成長に寄与する存在だとは… イオン …すみません、どうしても思えないんですよ。(心から申し訳なさそうに、心配そうに ニカ ・・・ ニカ (何かもう逆にびっくりして言葉が出てこない。 ニカ (恥ずかしげもない、清々しいほどの選民思想。 この従兄、昔からそういう所はあった気もするが… ニカ ………教師とは思えない発言だな。(……ここまでだったか? イオン ……教師の立場であれば、流石にもう少し発言を選びますよ。 イオン 今の私は、純粋に従兄として貴方に話をしています。 ニカ …… ニカ アンタは、俺が「優秀な跡取り」になってくれないと困るんだもんな。 イオン ……ええ。 二霞くんがロンズディールを継ぐべきですからね。 ニカ …… だからって。 ニカ (「勝手に人に成長を押し付けるな?」…そんなんは今更だ。家の人間にも言われ尽くしてる。 ニカ ……、、、ッ(じゃあ、何がこんなに――― ニカ …「血筋」以外に、俺を当主にできそうな要素が無いんだよな。…何もかもアンタの方が優れてる。 イオン ……… そんな事は… イオン ありません……よ。 当主を継ぐような才覚なんて、私には。 ニカ ………(自分で言ってて死ぬ程情けない。相手の、否定になっていない否定も。 ニカ ……だから血筋に執着してんのか?(――だから、あんな風に部員達(あいつら)を―― イオン ………… ニカ ……てめえの勝手な価値観押し付けんなよ。これ以上――… イオン それの何がおかしいんですか? ニカ は? イオン ええ。 …だって、血筋 ソレ が正しいでしょう? ニカ …… …は? イオン ……ええ、私、そう教えられたんです。 イオン 血筋。血統。 『人種による不公平こそが真実だ』 …と。 ニカ … … … え? ニカ (何言ってんだコイツ??? ニカ (いや。 …待て。 何で聞き覚えがあるんだ。このフレーズ。 イオン ――…… 何かおかしいですか? イオン ……人脈も、学歴も、称号も、私を救ってくれやしなかったじゃないですか。 イオン 私を「次期当主」の重荷から解放してくれるのは――……信心 コレ だけなんですよ。 ニカ ――――……(『人種による不公平こそが真実』 ニカ (―――『彼は今、芥川家よりも、』 ニカ (―――『PURE本部に潜伏してます。』 ニカ お前……… まさか、PUREに――…… イオン …… ・・・ イオン ……… 周りには内緒にしてくださいね。 あまり外聞が良くない事は、承知していますから。 ニカ ……いやっ、そんな事はどうでもいーよ。…(…正気と狂気が入り交じってる。どう考えてもイカレてるのに、妙な所で冷静で。 ニカ ………そんな事はいい。 それより… ニカ ……つまり、お前は、 芥川綺麗を知ってるよな。 イオン ええ。彼は私のゼミ生ですから。 ニカ ……… アンタも、……委員会 ソッチ 側、って事か? イオン いいえ。 イオン 芥川くんの思想には共感を抱きますけどね。『生徒会』そのものの活動には加担していません。 ニカ …………(…PUREが『生徒会』の黒幕、って訳じゃないのか?…それはそうか。噛み合わない部分も多い。… イオン ……ですから。(ふぅ、と イオン ここに君を留め置くのも、『生徒会』に味方する為ではないとご承知おきくださいね。 ニカ ―― は? ニカ (――殆ど同時に。ポケットに入れたスマホが震え出す。 ニカ っ、――、ッ(咄嗟に携帯をチェックする。 とある委員から。敵の行動を確認・急遽学園に向かう旨。 ニカ てめえ、まさかっ……(嫌な予感を抱えながらも、入口の扉に振り向き イオン 『スロウ』。(どこか悲しそうに呟くと、 ニカ ――(ニカの身体に異変が起きる。 イオン 『クイック』。(もう一つ呟くと、ニカの行動を先回りし扉の前に立っている ニカ 、、ッ イオン …ココは私の部屋(領域)ですからね。 イオン 君には己の身体を大事にして欲しいんですよ。…魔術師の手は、大事でしょう? ニカ ――最初からこの心算で呼び付けたってのか!? (手にしたスマホを翳し― イオン (その動作よりも早く。ニカの手首を掴んで動きを止めている イオン ………はぁ。(溜息吐いて ニカ 、、、っ、(『刻魔法』と呼ばれるイオンの魔術。その力は、自身も当然知っている イオン ……君が私の妨害を乗り越えてくれるくらい優秀だったなら。 イオン そもそもこんな事をせずに済んだのに…… ニカ っどこまで自分勝手なんだよ!?!?(悉く神経を逆撫でしてくるこの従兄に ニカ (――この領域にあって己に為す術が無い事も、悲しいかな知っている。 ニカ ……っくそ、ふざけんな。ふざけんなよ……!!(―――こうして。仲違いの夜に。遂にの決戦に。駆け付ける事もできないまま ニカ (刻々と夜は更けていく。 ニカさんが退室しました イオンさんが退室しました
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#blognavi とうぶん、ほんとうに自粛いたします。 このゲームは、向いていません。 私の持病もあり、いらいら感がつのるばかりです。 みなさんはどうぞゲームを楽しんでください。 私はちがうことに楽しみをみつけます。 それでは、これまでありがとうございました。 かきかいことはいろいろあるけれども、 へんなことをかきそうなので、やめておきます。 運の要素がからむことは、あまりやらないほうがいいようです。 私の場合は。 カテゴリ [日記] - trackback- 2006年01月25日 13 33 13 いつも見ていて感じたことは、運・つきという言葉が非常に多すぎますね。その言葉が無くなるまではそうそう勝てないと思っていましたが・・・運やつきを否定はしませんが、運やつきだけならほとんどの人は勝率5割におさまるはず。もっとどうして負けたのかの原因を深く考えた方がよかったね。 -- syukel (2006-01-25 20 11 07) またやることにしました。勝敗にこだわりません、。 -- まき (2006-01-25 22 25 17) たぶん、まけがこむでしょう。でもいいんです。スペードで勝つ必要はない。時間がつぶせららいいんでしう。私は病気ですので一種の治療法です。 -- まき (2006-01-25 22 26 58) いいつも暖かいコメントありがとうございます -- まき (2006-01-25 22 28 05) Thank you vvvvvvvvvvvvvvvvvery much!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- spencer (2006-01-28 06 57 52) 名前 コメント #blognavi
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五 章 ご飯といえば、僕が彼女の研究所での仕事の中に「食事つくり」という項目がある。 それは僕が始めて研究所に来てから4日後あたりの出来事から始まった。 まだ彼女とこの研究について詳しく理解していない頃、 僕は研究所の一角でただただビーカーに間抜けな犬のように涎を垂らしていた。 彼女から申し付けられた作業が「体液の採取」だけなので、そうするしかなかったが、 当時は僕の中に多少の羞恥心があったため、おしっこをクラスメートの女子に差し出すなど出来るわけなかった。 今では毎日の習慣のように平然とビーカーに入った尿を提供しているけど・・・ そんなわけで、形も大きさもさまざまな実験道具に並んで、頭が悪い犬のように唾液の採取に励んでいた僕は、 多数の実験をこなしている彼女を自然と目で追い、あることに気付いた。 彼女は実験道具をいじったり、観測データを懸命にバインダーへ記入したり、時にはパソコンに入力したり、 とにかくそんなに広いとは言えない研究所内をせわしく右往左往している。 そしてその合間、これまたせわしく袋入りのお菓子やタブレットや果物、果ては栄養剤などを口に運んでいる。 時々、ビーカーで沸かしたお湯でカップラーメンを食べているのを見たこともある。 その姿を眺めながら僕は、随分栄養が偏るような食生活をしているなと思った。 栄養剤などでバランスを取っているつもりだろうが、やはりお菓子や即席麺では満足な栄養は補えないだろう。 しかもあの量を食べれば、どんな大飯食らいでもお腹が満たされるはずである。夕飯代わりなのかな? だったらなおさら健康に良い食事とは言えない。 僕は体液の採取という唾液を垂れ流す作業を一時中断して、研究所内に設置されてある大型冷蔵庫を開けてみた。 『ヨーグルト』の研究は米や乳製品などの食品を研究対象として扱うため、自然と製品保持用の冷蔵庫が 他にも4つほどある。その中の一つ、この大型冷蔵庫をどうやら彼女は自分の食料庫として使っているらしい。 彼女がこの中から、果物や飲料水を取り出しているのを何度か目撃している。 中を開けて、僕は愕然とした。冷蔵庫の壁側には大量の清涼飲料水。これは普通だが、 普段彼女が食べている果物、お菓子、栄養剤だけではなく、カップラーメンまでもが冷蔵庫内に入っていた。 栄養剤やカップラーメンは普通に室内に置いてもいいんじゃないか? しばらく呆然と冷蔵庫内を眺めていると、いつの間にか彼女が後ろに立っていた。 「そちらの飲料水とバナナ、カロリーメイトを取って下さい」 急に話し掛けられて驚いたが、丁度良い機会だったので彼女にこの中の物について聞いてみた。 「あの、いつもこういうものしか食べてないの?」 彼女は、相変わらず無表情だが、力強い瞳を僕に向けて 「あなたはこの食品及び食材を食べた事がないのですか?」 と、これまた抑揚のない声で僕に質問返しをした。 「いや、そうじゃなくて。もちろん食べたことはあるよ。ただこういうのばかりだと栄養が偏らない?」 「栄養摂取の偏りで私の身体能力や思考能力に現在異常は発生していません。 空腹が満たされれば問題がないのでは?」 僕はそれを聞いて、ため息を一つ吐いた。どうも研究については素晴らしい集中力を発揮する彼女でも こういう面に関しては、トンと無頓着らしい。 「今はいいかもしれないけど、僕たちみたいな成長期に入った子供には充実した栄養が必要なんだよ? それにきちんとした美味しいご飯を食べたほうが、食事って楽しいじゃないか。」 「興味がありません。それよりも早急に先程申請した食べ物を渡して下さい」 僕は再び大きなため息をつくと、冷蔵庫から彼女に食べ物を渡した。 次の日の放課後、いつもは彼女と仲良く(?)研究所兼彼女の自宅に向かうのだが、 駅についてから僕は彼女と別ルートで行動することにした。先に行くよう彼女を促すと、 彼女は数秒間僕を凝視した後、「では」と短く言うと、自宅へ足を向けた。 その彼女を見送って、僕は駅構内にあるスーパーマーケットへと向かった。 都心から少し離れているためか、そんなに大きくない駅だったが、ちょっとした住宅地のためか、 きちんとしたスーパーマーケットが構内にある。 僕はそこで食材を調達し、急いで彼女の元へと赴いた。 研究所に入って「遅くなってごめん」と声を掛けると、彼女は僕のほうを見向きもせず「いいえ」と呟き、実験に専念していた。 僕も特に気にせず、大型冷蔵庫脇にある簡易型電気コンロに電源を入れた。 もちろん、料理をするためである。 実は僕は中学校のときにどこの部活にも所属せず、「料理研究会」に属していた。3年生の時には会長も務めていた。 もともと料理が好きだったということもあったが、それ以上に運動が苦手だったという事実もある。 それに、僕は小学生の頃に父親を病気で亡くしているので、時間が不規則な勤務の母親と二人暮らしなせいか自然と料理を覚えた。 なので、人一倍料理や食事に興味がある僕としては、不摂生をむさぼる彼女の生活がどうしても我慢出来なかった。 僕はスーパーで買ってきた食材を近くの台に並べながら、これから作る料理の調理手順を頭の中で確認していた。 昨日、冷蔵庫内にある食ベ物を見たところ、栄養剤で補ってはいるものの、確実に不足しているのは 野菜などのビタミンや食物繊維。そして、たんぱく質。簡単なところで野菜のスープと魚介のパスタでも作ってみよう。 野菜のスープは手軽に飲めるようにジャガイモのクリームスープ。パスタはペスカトーレ。 まずは手始めにジャガイモの皮を剥く。この家の包丁は長年使ってなかったのになかなか切れ味が良いな、などと思いつつ、 ジャガイモの皮を剥くシャリシャリという心地良い音に合わせて、いつの間にか鼻歌を歌っていた。 ジャガイモの他に玉葱と長ネギ、にんにくも下ごしらえをして、軽く鍋で炒めた後、固形ブイヨンと一緒にじっくり煮詰める。 その間、残ったジャガイモを細かいサイの目切りにして、フライパンに厚めに油を敷き揚げる。 スープの最後に入れて、浮き身代わりにするのだ。触感も良くなる。 次はペスカトーレに取り掛かる。浅利と何か海老があればいいかな、と思っていたがなんと手長海老が売っていたので、 僕はついつい値段も確認せず買ってしまった。 トマトはホールトマトの缶詰でいいかと思ったけど、運良く色がしっかりとした完熟トマトがあったので、そのまま使用することにする。 あの駅構内のスーパーマーケットはなかなか良い品を取り揃えていることに関心をした。 浅利を白ワインで蒸して、にんにくやバジルで香り付け。最後にぶつ切りにした手長海老と、サイの目切りにした完熟トマトを 軽く炒めてこちらは完成。後は時間を見てパスタを茹でるだけだ。 だいぶ煮詰まったスープをミキサーにかけたら丁寧に裏ごしをしてまた鍋に戻す。 ミルクと塩コショウで味付けをしたら完成だ。 その間にパスタも茹で上がり、フライパンで絡めてこちらも完成。 戸棚にあった皿に盛り付けて、食卓兼実験用台に乗せようと振り向くと、彼女がすぐ後ろに立っていた。 僕はびっくりして飛び上がったが、なんとか皿は落とさずに済んだ。 後ろにいるなら声くらいは掛けてくれてもいいのに…。というか、いつからそこにいたんだろうか? 彼女は僕には一切目を向けず、皿に盛られたパスタをさっきから凝視している。なんだかその視線が怖い。 調理台を勝手に使ったことを怒っているんだろうか? 「あ、あのさ。勝手にここ使ってごめんね。なんか料理がしたくなっちゃってー・・・なんてねー…」 料理から全く視線を逸らさず微動だにしない彼女に、僕は恐る恐る伺いを立てた。 「あ、あのー。…食べます?」 すると彼女は無言で頭を二度、縦に振った。 僕はホッと胸を撫で下ろす。別に怒っているわけではないみたいだ。 安心して食卓に皿を並べ、彼女を座らせる。僕はその向かい側に座り、「いただきます」と食事の始まりを合図した。 彼女も小さく「いただきます」と呟くと、黙々と料理を食べ始める。 僕は始めドキドキしながら彼女の食べる姿を見ていたが、特に味には問題なさそうだ。 今まで研究の合間にイスに座りもせず、栄養剤やお菓子を食べている彼女しか見てなかったので、 きちんと座り、食事を取る姿を見ていると嬉しくなる。 彼女はすぐにジャガイモのスープを飲み干したので、僕はさらに嬉しくなりスープボールに二杯目を並々注いであげた。 「どう?美味しい?」 「んぐ。はい」 嬉しさのあまり、僕はまるで新婚当初の専業主婦のような質問をしてしまったが、彼女は素っ気無く返事を返してきた。 「ジャガイモが残ったからさ、鍋にポトフを作っていくよ。そうすれば朝とかにも食べれるから」 「もぐ。感謝を申し上げます」 そんな会話を交わしつつ、僕は良い機会だと思い前から抱いていた懸案事項を聴いてみることにした。 「あのさ、君っていつまで経っても喋り方が堅苦しいよね。僕も普通に喋っているんだからさ、君も敬語抜きで話そうよ」 すると彼女は両手に持ったスプーンとフォークの動きを止めずに、返事を返してきた。 「ぱく。母に人と会話をする際には必ず丁寧語もしくは敬語を用いるように指摘をされましたので」 「なんで?」 「んん。私の会話内容が感受性に乏しく他人に威圧感や不快感を与える恐れがあるからだそうです」 今でも充分威圧感は感じているのに、これが普通の言葉だったらもっとすごいのか・・・。 僕は納得しつつも、ここにきて初めて気付いたことがあった。 「そういえば、君って一人暮らし?おうちの人っていないの?」 「もぐ。おりません。当建築物の世帯主は私ということになっております」 「え、じゃあ君のご両親は?」 「2年前に事故でなくなりました。んぐ。」 僕は質問をしてから、しまったと思った。よくよく考えればすぐわかるようなことだったのに。 デリカシーに欠ける自分を心の中で罵った。 それでも黙々と食事を続ける彼女。よっぽど口に合ったのか、僕には目もくれず一心不乱にスプーンとフォークを動かす。 しばらくは気まずい空気の中、食器が触れ合う音だけが研究室に響いた。 しかし、その沈黙をやぶったのは珍しく彼女の方だった。 「もぐもぐ。私の両親は2年前に渡米の最中に飛行機墜落事故により亡くなりました。以来私は自分の意志でここにいます」 急に話し始めたので、僕は少し驚いて彼女の方を見た。 さっきの僕の質問に対する返事の捕捉のつもりなのだろうか? まだ何か言うのかと待っていたが、彼女はそれっきり相変わらずの無口を守った。 僕は彼女について何も知らない。 彼女が自分から話すことはなかったし、知ろうとすることが怖かったというのもある。 でも、それで本当にいいのだろうか? 別に彼女にとってはどうでもいいのだろう。研究に支障があるわけでもないし、不必要なことには興味も示さないだろう。 ただ、僕の中で彼女に対する興味が沸いてきた。 以前の様な研究を間に挟んだ興味ではなく、素の、そのままの彼女に対しての興味だった。 どういう環境で育ち、何を感じ、何を思って生きているのか。 彼女のことをもっと知りたい。そう本気で思った初めての瞬間だった。 「リクエストがあったら今度作るよ。何が好き?」 「小麦粉や澱粉質を使用した食品。むぐ。」 これはまた、幅の広い指定できたな。でもいい。こうやって少しづつ彼女のことを知っていけばいいんだ。 華奢な身体に詰めるだけ詰め込む、といった勢いで僕が作った食事を平らげていく彼女。 そんな姿を見て、僕は思わず微笑んだ。 六 章へ
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人気商品一覧 @wikiのwikiモードでは #price_list(カテゴリ名) と入力することで、あるカテゴリの売れ筋商品のリストを表示することができます。 カテゴリには以下のキーワードがご利用できます。 キーワード 表示される内容 ps3 PlayStation3 ps2 PlayStation3 psp PSP wii Wii xbox XBOX nds Nintendo DS desctop-pc デスクトップパソコン note-pc ノートパソコン mp3player デジタルオーディオプレイヤー kaden 家電 aircon エアコン camera カメラ game-toy ゲーム・おもちゃ全般 all 指定無し 空白の場合はランダムな商品が表示されます。 ※このプラグインは価格比較サイト@PRICEのデータを利用しています。 たとえば、 #price_list(game-toy) と入力すると以下のように表示されます。 ゲーム・おもちゃ全般の売れ筋商品 #price_list ノートパソコンの売れ筋商品 #price_list 人気商品リスト #price_list
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https://w.atwiki.jp/gs23/pages/57.html
校内イベント(氷上くんと)1回目 2回目 3回目 校内イベント(姫子さんと)1回目 2回目 3回目 校内イベント(氷上くんと) 1回目 ●● (あ、氷上くんと若王子先生だ。) 氷上 「若王子先生。 芳香族化合物の有機結合について 教えていただきたいんですが……。 若王子「あぁ、それならまず代表的なところで ベンゼンの有機結合について 教えてあげます。 氷上 「ありがとうございます! じゃあ、これから自習室で—— 若王子「や、これからですか? それは……困りました。 先生、急いで購買へ行かないと……。 氷上 「購買ですか? 若王子「だってほら、 今話題の超熟カレーパン…… 早く並ばないと、今日も買えないです。 氷上 「……は? 若王子「ごめんなさい! 氷上 「あ、若王子先生! ●● 「……氷上くん、残念だったね。 氷上 「●●君、見てたのかい。 ●● 「うん。……若王子先生も 超熟カレーパン争奪戦に 参加してたんだね。 氷上 「勉強不足だったよ……。 でも、こんなことで諦めるもんか! 2回目 ●● (あ、氷上くんと若王子先生だ。) 氷上 「若王子先生! 若王子「や、氷上君。 氷上 「お急ぎのところ申し訳ないですけれど、 今の授業で質問があります。 若王子「あの、えぇと…… 先生、実は急いでまして。 氷上 「”超熟カレーパン”ですね? それなら僕が一つ確保しておきました! ですから—— 若王子「氷上君、遅いですよ。 今はみんな ”夜店の焼きそばパン”に夢中です。 氷上 「そんな! だって、この間までみんなあんなに…… 若王子「わかってないなぁ! 流行ですよ! じゃあ! 氷上 「あっ! 待ってください! ●● 「氷上くん、残念だったね。 若王子先生、購買の新メニューに ハマってるみたい。 氷上 「君か。……また見られたな。 二度もパンにしてやられるとは 思いもしなかったよ。 ●● 「質問するのも大変だね。 若王子「……いや、若王子先生の言うとおりだ。 僕が甘かった。 次こそは、万全の態勢で臨むぞ。 3回目 ●● (あ、氷上くんだ。) ●● 「氷上くん! 氷上 「君か。ちょうどいい、見ていてくれ。 今日こそは若王子先生に、 僕の質問に答えてもらう。 ●● 「なんだか自信たっぷりだね。 氷上 「ああ、秘策があるんだ。 ……あ、見つけた。 若王子先生! 若王子「や、氷上君。 先生、今日も急いでまして。 ……やや、それは!! 氷上 「やはり、ご存知でしたね? そう、今噂の”極まろメロンパン”です。 若王子「そんな…… だって、購買では明日入荷予定って! 氷上 「もちろん、 生徒会執行部の権限を悪用しました。 若王子「氷上君! ズルイじゃないですか! 氷上 「わかっています。 だから、これ以上僕に 道を踏み誤らせたくなければ—— 氷上 「あるいは この”極まろメロンパン”が 欲しければ…… 氷上 「答えてもらいましょうか? 僕の質問に。 若王子「……よろしい。 氷上 「で、今日の質問なんですけれど、 ベンゼン環のπ電子雲の 軌道について…… 若王子「あぁ、それならちょうどいいレポートが 今月の学会誌に…… ●● (氷上くん、 とうとう先生を超えた?) 校内イベント(姫子さんと) 1回目 ●● (次の授業は化学。 予鈴の前に準備しなきゃ!) ●● (あれ? 若王子先生と姫子先輩だ……) 花椿 「カメリア倶楽部の専属になれば、 お給料は今の倍……いいえ、 3倍お支払いすると言っているのよ? 若王子「はぁ、 もうそのお話は何度も…… ●● 「あの、若王子先生? 若王子「●●さん。 花椿 「あら、デイジー。 ごきげんよう。 ●● 「すみません、お話中。 次の授業の準備なんですけど…… 花椿 「お話って? わたくしたち、何も話してなくてよ? ねぇ、若王子先生? 若王子「はい、なにも。 ●● 「え? でも今、お給料がどうのって…… 花椿 「やだ、おかしな子! きっと夢を見ていたのね? 乙女の白日夢を。 女生徒A「姫子様、 こんなところにいらしたんですか? 女生徒B「そろそろ授業のお時間です。 花椿 「いけない! 姫子、授業に遅れちゃう! チャオ! 女生徒AB「チャオ! 若王子「さぁ、授業の準備をしましょう! ●● (なんか、怪しい……) 2回目 ●● (次の授業は化学。 予鈴の前に準備しなきゃ!) ●● (あっ! また、若王子先生と姫子先輩だ……) 花椿 「いい加減に、あんなボロアパート、 引き払っておしまいなさいな。 若王子「はぁ、 しかし、あれでも 住めば都というかですね…… 花椿 「よくて? 花椿財団を味方につければ、 研究所の一つや二つ—— ●● 「あの、若王子先生? 若王子「●●さん。 花椿 「まあ、デイジー。 ごきげんよう。 今日も可愛らしくてよ? ●● 「は、はい、 ありがとうございます。 花椿 「デイジー…… もしかして、 また、何か聞こえたのかしら? ●● 「いいえ! わたし、なにも! 花椿 「クスッ#ref error :指定ページの閲覧権限がありません。ログインするか、別のページの画像ファイルを指定してください。 お利口さん。 女生徒A「姫子様、 こちらにいらしたんですね? 女生徒B「お昼寝の準備が整いました。 花椿 「あら、もうそんな時間? 姫子、もう行かなきゃ。 チャオ! 女生徒AB「チャオ! ●● 「あの、若王子先生—— 若王子「さあ、僕たちも授業の支度だ! ●● (ゼッタイ変だよぉ!) 3回目 ●● (次の授業は化学。 予鈴の前に準備しなきゃ!) ???「もう、見過ごせないわ。 教頭には姫子から厳しく 言っておきます。 若王子「や、それだけは! 本当になんともありませんから! ●● (若王子先生と……姫子先輩!? よし! 今日こそは……) 花椿 「いいえ。 今朝の職員会議での あなたに対する失礼は許せません。 若王子「あれは、僕が悪いんです。 姫子さんが心配しているような ことは何も…… 花椿 「あら、遠慮なくて水臭くてよ? 若王子君とは 古いお付き合いですもの。 ●● (……若王子”クン”!?) ●● (いけない!!) 花椿 「だぁれ? 盗み聞きをするはしたない子は? 若王子「●●さん。 ●● 「あの…… ごめんなさい。 わたし…… 若王子「姫子さん! 彼女には言って聞かせます。 ですから—— 花椿 「いやだ、若王子先生! 何を慌ててらっしゃるの? デイジーとわたくしは大の仲良しよ? 花椿 「そうよね? デイジー#ref error :指定ページの閲覧権限がありません。ログインするか、別のページの画像ファイルを指定してください。 ●● 「あの……はい。 女生徒A「姫子様、 午後のお茶のお時間です。 女生徒B「吾郎先生がお待ちかねですよ? 花椿 「いけない! 姫子、急がなくちゃ! じゃあね、チャオ! 女生徒AB「チャオ! ●● 「若王子先生、 姫子先輩って、いったい—— 若王子「●●さん、よく聞いて欲しい。 ●● 「は、はい! 若王子「世の中には、 知らない方がいいこともある。 ……例えばこれがそうだ。 ●● (も、もう深追いはやめよう……)
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更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
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出会い おや、どうしました、こんなところまで。私が何を見ていたかですか? …あれです。昼間喧嘩をしていた二人が、もう仲良く。あの喧嘩は何だったのでしょう? マイページ 通常 状況が変わったようです。観察… 見られていると気付かないのでしょうか? 会話の内容? それは秘密にしておきます。 日直 登校 朝 既に出発している? それは良いことですね。 遅刻回避のために、スピードアップを。 朝から喧嘩をしている人がいます。元気ですね。 昼 中庭の場所取りにも、競い合いがあるのですね。 グループで食べる人、一人で食べる人…いろいろです。 現在の購買の密集率は、300%です。 夜 喧嘩の仲裁は、入った方が損をする? なるほど。 結局何故、人は喧嘩をするのでしょうか? 争いごとのない世界とは、難しいものですね。 アルバイト 時給アップ。これも務めて励んだ結果というものですね。 好感度レベルアップ 状況に変化ありです。急転直下の展開ですね。 デート 約束 もしもし… はい、聞こえていますよ。どうかしましたか?はい、出かけましょう。どこに行くかは、当日でも問題ありませんよ、ええ。 当日 じーっ… なんでしょうか? 現在、あそこで会話している二人を観察中…あまり露骨に見ていると、自分たちも見られるもの? なるほど、そうなりますか。 ボス戦 開始 これも喧嘩の一つということでいいのでしょうか。では、やってみましょう。 勝利 勝ちました。…それで、ここからどうしたらいいのでしょう? 敗北 残念です… では、この次は? バトル 開始 変化を確認。注意です。 声援 相手を観察しましょう 勝利 問題ない勝利です。ノーマルクリアですね。 敗北 コンティニューしますか? はい いいえ タッチボーナス どうしました? 屋上に用が? あれを見てました
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874 アルト×シェリル「映画」 sage 2008/06/06(金) 18 23 49 ID scYtrinl パラレル設定のアルト×シェリルを投下します。 私に映画の話が舞い込んできた。私シェリルノームが演じるトップアイドル少女と男子高校生のピュアなラブストーリーもの。 もちろん映画なんて初めて。この役は私をイメージして作ったらしい。等身大の役。映画のサントラ盤として、私の全曲書き下ろしのフルアルバムも出す。 でも何よりびっくりしたのは相手役の名前よ!!「早乙女アルト」私は目を見張ったわ。 彼は都内の私の通う美星学園の芸能科のクラスメートで、私の最愛のこ・い・び・と。若手歌舞伎俳優として10才の頃から舞台で活躍している。 彼ったら、この映画の話、2ヶ月も前から知っていたくせに私にずっと秘密にしていたのよ!! 「その映画の監督と俺の親父が古くからの親友でさ」 アルトは、その監督が早乙女家にやってきた時、私の映画のこと知ったらしい。相手役がまだ未定とのことで、自分からやってみたいって持ちかけたんですって。 自分の芸の幅を広げたいって。 監督はものすごく喜んで、アルトのイメージで脚本を書き直したそうよ。 初めての映画で緊張起こしていた私だけど、アルトと共演できるなんてすごく嬉しい。 だってキスシーンもあるのよ。頬にちゅっ、だけど。(さすがに私の事務所からマウストゥマウスは遠慮してほしいオーダーが監督にあったそうだ…大人の事情も大変なのよ) 私は映画の中でもアルトに恋できるのね。 映画は、一言でいえば「現代版ローマの休日」って感じかしら。 トップアイドルがコンサート中、アクシデントとで舞台から落ちそうになったところを、コンサートスタッフのバイトをしていた男の子に助けられる。 後になって、トップアイドルが大事にしていた母親の形見のイヤリングの片方が彼にひっついちゃってたことに気づいて…そこから始まるラブストーリー。 街中で、お忍び観光デートするシーンの撮影はほんと楽しかった。アルト、いろんなとこで私の演技を引っ張ってくれて。 夕焼けの中、別れのシーンでは、せつなくて泣きそうになった。 楽屋での再会のシーンは心震えた。 エンディングテーマの歌詞は、役柄になりきって書いた。この歌は超ロングヒットをとばし、その年の賞をことごとくかっさらったの。 アルトの演技も高く評価され、映画は大ヒット。 数年後、彼との結婚を発表した時、この映画がすべてのきっかけだったとか勝手に話題にされたけど… でも彼の、出演要望のひと言がなければ、この素晴らしい業績は生み出さなかったと思うし、スクリーンの中の私は、自分でいうのもなんだけど、まぶしいくらい輝いていて誇らしいのよ。 おなかのベビーにも、早く見せてあげたいわ