約 106,078 件
https://w.atwiki.jp/2jiseihaisennsou2nd/pages/497.html
【クラス】 アサシン 【真名】 ベルク・カッツェ 【パラメーター】 筋力D 耐久D(C) 敏捷D++ 魔力D+ 幸運D 宝具EX 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 狂喜:B 戦場における異常なまでの精神高揚。戦闘中、威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。 また痛覚などのバッドステータスによる行動制限を緩和する。 話術:C 言論にて人を動かせる才。国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。 毒舌と挑発に優れ、相手を混乱させ冷静な思考を阻害する手段に長ける。 追撃:A 離脱行動を行う相手の動きを阻害する。 相手が離脱しきる前に攻撃判定を得られ、攻撃が通る限り追撃を続けることができる。 Aランクともなれば離脱系スキルに対しても発動直前に必ず攻撃判定を得ることができる。 幻術:D 魔術系統の一種。偽装能力。個人を対象とした物が可能。カッツェの宝具の伝承がスキルになったもの。 これにより、普段は自身を別人に見せかける、情報の偽装発信などが成功しやすくなる。 反面、物理的に対象に影響を与える事を不得手とする。 バード・ゴー:D 自らの姿形を変えるスキル。宝具『幸災楽禍の果てを望む力』の使用中にのみ発動できる。 『彼が変身したら惑星が滅ぶ』とまで伝えられているが、実際行った戦闘では一戦一引き分け(相討ち)なのでそこまでパラメータ向上されない。 また、このスキル発動中、カッツェは魔力を消費して任意で『精神攻撃(物理)』を放つことができる。 対象は【変身】またはそれに類するスキル(姿が変化するスキル)持ちのみ、変身系スキルによる耐久向上を無視してダメージを与えることができる。 【宝具】 『形なき悪意の体現者』(カッツェさん降臨wwwwww) ランク:EX 種別:- レンジ:- 最大補足:- 数々の惑星を破壊した彼の伝説が彼自身の存在と融合した結果生まれた、ベルク・カッツェをベルク・カッツェたらしめる宝具。 つまりアサシン・ベルク・カッツェは『ベルク・カッツェ』という名の宝具を常に発動している状態だと言える。 人の心に潜む『悪意』こそが正体。 その逸話に違わず、ほぼすべての人間が彼の脅威にさらされる可能性があり、ほぼ全ての人間が彼に付け込まれるスキがある。 そして、ほぼすべての人間が彼に対する直接的な対策を講じられない。 彼を傷つけるためにはランクA以上の宝具で攻撃するか、彼と直接『遭遇』するしか道はない。 『遭遇』することが出来れば、以後その人物はこの宝具を乗っ取り(悪意を受け入れ)カッツェを無力化することが可能になる。 また、彼と関わる全ての人間が『形なき悪意』の元に晒されることになる。 不和、嘲笑、挑発、侮蔑、いわれなき誹謗中傷。彼と『遭遇』する際には精神攻撃耐性を持っていることが望ましい。 この宝具はベルク・カッツェ自身であるため、この宝具の発動が阻害された場合、ベルク・カッツェは消滅する。 『幸災楽禍の果てを望む力』(め、め、め、メシウマぁぁぁぁあああああああwwwwwwww) ランク:B 種別:強化 レンジ:1〜20 最大補足:10 『災いや混乱を引き起こす』力を秘めたNOTEとそれによって生み出される力。普段はNOTEの形をしており、カッツェが持ち歩いている。 上記の現象を起こすためならばどんな力でも発動できる。 ただし、語られなかった歴史を引用できないように原作中で使用されなかった能力は行使できない。 この聖杯戦争においては ・自身の姿の隠ぺい ・瞬間移動(目測100m程度まで) ・他者への成りすまし(キスした相手のみ、現在成りすませるのは『モブ男性』『モブ青年』『モブ女性』『枇々木丈』『爾乃美家累』『宮内れんげ』) ・第三者に向けて発信されている情報の操作(同一戦闘中一回のみ発動されたスキル1つをジャミング、レンジ内のマスター・サーヴァント1組への放送ジャックなど) のみとなる この宝具を使用することでGスーツを身に纏い、戦力をあげることができる(→スキル:バード・ゴー)。 『他者を争わせる』という一点に力を全部注いでいるため、直接的な破壊力は低い。 この宝具は、カッツェの精神を表したものであり、弱点でもある。この宝具が破壊された時、ベルク・カッツェは消滅する。 【weapon】 「菱形のしっぽ」 伸縮自在の菱形のしっぽ。しっぽとはいうがその性質は金属に近く、木々を一撃でなぎ倒す破壊力がある。 これを用いて敵の捕縛や発射されたバーニングハンマーの捕捉なども行っている 「Gスーツ」 変身後の姿、身体能力が向上。他人の心を引きずり出して直接精神攻撃が可能。(→スキル:バード・ゴー) 【人物背景】 「宇宙人」を自称する、年齢・性別など大半が謎の存在。 キスすることで人間に擬態する。混乱を起こす事を好み、擬態能力と腕から出す菱形のしっぽで周囲を攻撃する。 奇矯なポーズや言動を好み、度々ネットスラングを口にする。空中に浮遊したり、「アムネジア・エフェクト」と同様に自身の姿を累やガッチャマン以外に見えなくする事ができる。 かつて数々の星を滅ぼしており、自分の手は汚さずその星の生物が自ら滅ぼし合うように仕向けるのがなにより大好き。 地球人を「原始人」「愚かな人間」と呼び見下しており、人間が持つ心に関してもあざ笑うような言動を見せる。 戦闘においてもパイマンが「束になっても敵わない」と恐れるほどの実力者。 生命体を挑発し、混乱や争いを起こさせることに特化した『幸災楽禍のNOTE』の持ち主で、変身すると身にまとった金色の鎖で姿を見せずに攻撃できるようになる。 また、J・Jロビンソンと同じく他者の心をNOTEとして抜き取ることができる。Gスーツは無機質なクリスタルのボディを紫のマントが包み込んだ姿。 その能力から立川CAGEのガッチャマン達からは「悪いガッチャマンさん」「イカれたガッチャマン」と呼ばれている。 また本人もJ・Jに対する嫌悪や「ガッチャマンを辞めた」と語っており、またスーツにもガッチャマンのマークがあることから何らかの関係があるものと思われる。 本編エピローグ、一ノ瀬はじめと融合した後に宮内れんげから召喚された。 【サーヴァントとしての願い】 血が見たい、真っ赤な真っ赤な血が見たぁい!! もう一度『ベルク・カッツェ』として復活し、面白おかしく生きる。 【方針】 大衆に対しては他者に成りすまして扇動や犯罪を行い、巨大な組織が内側から崩れていくのを楽しむ。 個人に対しては肉体・精神的に追い詰めていき、心が折れるさまを楽しむ。 この聖杯戦争では、聖杯戦争を加速させ、人が裏切り裏切られ絶望する様を楽しむことが第一。 優勝して願い事をかなえるのはそのついでです。 れんげは大事な魔力の供給源かつマスターなのでそれなりに守るし友好的に対応します。 ただ、もっといい魔力の供給源が見つかったり、れんげが必要以上に口出しを始めた場合はその限りではありません。 登場話一覧 + ... No タイトル 登場キャラクター 場所 時間 作者 022 宮内れんげ+アサシン 宮内れんげアサシン(ベルク・カッツェ) ◆tHX1a.clL. 031 せんそうびより ジョンス・リー&アーチャー宮内れんげ&アサシン C-10/ファミリーチェーンレストラン前 未明 ◆IbPU6nWySo 047 形なき悪意 ジョンス・リー&アーチャー宮内れんげ&アサシンジナコ・カリギリ B-10/公園 早朝 ◆IbPU6nWySo 060 Imitation/午前9時52分 アサシン(ベルク・カッツェ)ジョンス・リー&アーチャー宮内れんげ、ジナコ・カリギリ B-10/左下・都心部B-10/街外れの一軒家・居間B-10/街外れの一軒家・寝室 午前 ◆tHX1a.clL. 098 人の不幸は蜜の味 アサシン(ベルク・カッツェ) C-10/左上・都心部 午後 ◆DpgFZhamPE 108 ゼア・イズ・ア・ライト ウェイバー・ベルベット&バーサーカー野原しんのすけ&アサシン足立透&キャスターアサシン(ベルク・カッツェ)ルーラー(ジャンヌ・ダルク) B-4/野原家周辺B-4/大魔宮B-4 夕方 ◆holyBRftF6 111 シュレディンガーの性別 真玉橋孝一&セイバーアサシン(ベルク・カッツェ) B-5/住宅街B-5 夕方 ◆IbPU6nWySo
https://w.atwiki.jp/shinshindun/pages/76.html
このページは幻想魔法図書館の広間、書庫で見つかる書物の内容についてまとめたページです。 オダヤ地方 エリア 内容 実績 冒険出力日 オダヤ街道 王都を囲む白亜の城壁が一直線に続き、それに沿って街道が真っ直ぐ伸びている。美しく整備された街道は、王国の繁栄を象徴しているかのようだ。 <名所:白亜の大路> 2021/11/30 シズカ丘陵 一面に広がる畑に麦が実り、黄金色に輝いている。風を受けて揺れる穂は、まるで黄金色の海のようだ。 <名所:黄金色の麦畑> 2021/12/06 ラッカー峡谷 鬱蒼と生い茂る緑と崖の入り組む地形で、ここだけが唯一開けた景色を見ることができる、峡谷の隙間。遥か遠方に、天高く聳える霊峰が見える。 <名所:遠望の霊峰> 2021/12/01 ミカゼナ海岸 暮れの時間に訪れると、水平線に沈む美しい夕陽を拝むことができる。赤く輝く太陽は、まるで海原に燃える不死鳥の炎のようだ。 <名所:水平線の夕陽> 2021/12/07 薬草の山 リスタル湖から流れ落ちる滝には、微量の水晶が含まれている。水晶は陽の光を浴びてキラキラと光り、滝自体がきらめいているようにも見える。 <名所:きらめく滝> 2021/12/11 クラキ墓所 クラキ墓所が棄てられて尚、人々はそこに眠る魂を鎮めん為に祈りを捧げる。墓所の入り口に突き立てられた銀の剣は、彼らの祈りの証である。 <名所:鎮魂の剣> 2021/11/22 ヘビデ洞窟 洞窟の奥に広がる美しい鍾乳洞。滴った水は小さな地底湖を作り出す。そこに生命の鼓動は見えず、ただ泰然とした時の流れが横たわっているだけである。 <名所:鍾乳洞> 2021/11/15 メリケ湿地 湿地の奥、海岸へと抜ける道の先に見えるのは、ひっそりと棄てられた巨大な灯台。人が棲まない筈のその大灯台に火を灯すのは、一体何の意思なのか。 <名所:棄てられた大灯台> 2021/12/03 リスタル湖 リスタル湖に生える巨大な水晶。それを狙ってゴブリンやコボルド、人間達が日夜争っている。しかし彼らは知らない。湖面から突き出た水晶が、文字通り氷山の一角に過ぎないということを。 <名所:湖底の大水晶> 2021/12/03 ルトゲアの薔薇園 迷い込んだ道の先に、一際大きく咲く真紅の大輪。それは薔薇園を覆う一面の茨の主か、それとも茨の騎士達に囲まれた彼らの姫君か。 <名所:真紅の大輪> 2021/12/11 トジン海崖 一切の生命を受け付けぬような、険しい波によって切り立った崖。先端に立って底を覗くと、まるで死の使いが手招きしているかのような錯覚を覚える。 <名所:断崖の岬> 2021/11/03 幽霊屋敷 その鏡は何も映さない。自分も、今も、現実も。ただその奥に見えるのは、もう一枚の不気味な鏡。 <名所:映らない鏡> 2021/12/02 幽霊屋敷・鏡面 大蛇の大穴 大穴の奥深く、黄金で出来た場違いな門が建つ。その扉が開かれる時は、果たして来るのだろうか。 <名所:黄金の門> 2021/07/28 奈落の黄金殿 黒き沼 遠方、沼を抜けた海沿いに、海竜のものと思しき巨大な骸が打ち上げられているのが見える。精霊の光に照らされ、今にも動き出しそうだ。 <名所:海竜の骸> 2021/11/05 海竜の骸 カゲト灯台 リザードマン達が英雄を祀ったのであろう、雄々しきリザードマンの石像。彼らがここで彫ったのか、持ち込んだのか、あるいは―― <名所:英雄の像> 2021/10/20 オキノ海域 エリア 内容 実績 冒険出力日 ナキナモ島 島の中央に聳える高い山。炎の精霊が好み、この島が温暖な気候となっているのは。必ずしも暖かい西風だけの影響ではないだろう。 <名所:眠れる山> 2021/12/08 幽霊船バッドラック号 幽霊船の頂、朽ちたマストの先に青き焔が灯っているのが見える。不穏に揺らぐその焔は、伝承に聞く船乗りの守り手か、冒険者をあざ笑う邪霊のいたずらか。 <名所:青き焔> 2021/12/07 海賊島ラジマ・タカ 洞窟の奥深く、青の満ちる湖の底に大量の財宝が見える。果たして、あの財宝に辿りつくことができる者はいるのだろうか……? <名所:海中の財宝> 2022/03/18 モリノ地方 エリア 内容 実績 冒険出力日 リンド林道 花の季節になると、リンド林道の並木道はきらびやかな姿へと変貌する。花びらは風に舞い、蜜を求めて小鳥達が集う様は、さながら大自然の舞踏会のようだ。 <名所:絢爛の並木道> 2021/11/29 タイボックの森 タイボックの森は遥か古、文明が生まれる前より存在したと伝えられている。木々の寿命は果てしない。天を衝くようなこの大樹は、一体いつからこの地に根差していたのだろう。 <名所:古の大樹> 2021/12/10 ヤマノ山道 巨獣のねぐら それは、洞窟と呼ぶにはあまりに巨大な空洞。どこまでも広がる闇は全てを飲み込む。あるいは、その洞窟の主でさえも。 <名所:暗闇の大空洞> 2021/12/05 轟きの山 星降る丘・前庭 - - - 星降る丘・星門 「星の魂」へと通ずる門。世界と運命の狭間、過去と未来への扉。世界の真理に最も近いその門をくぐるのは、人の身では到底耐えられないことだろう。 <名所:星門> 2022/05/08 トレッタ廃鉱・坑道 - - - トレッタ廃鉱・深部 深淵に続く地の底、松明の灯りでほんのりと銀色の何かが光っているのが見える。目を凝らすと、それは銀の噴き出る泉であった。 <名所:銀の泉> 2022/11/09 雷の天廊 どこまでも伸びる天空の路。どこまでも続く階段。遥か上空、遥か彼方、天を覆う雷雲の向こう側、確かに城らしき影を垣間見たような気がした。 <名所:天空の城> 2021/11/06 ホーマ地方 エリア 内容 実績 冒険出力日 ホーマの霊林 森にせせらぐ、虹色の小川。しかし不用意に近づけば色のないただの小川に戻ってしまう。虹が見られるのは、妖精達に見つからないようにそっと垣間見た時だけなのだ。 <名所:虹のせせらぎ> 2021/12/10 お菓子工場・倉庫 - - - お菓子工場・厨房 延々とココアが噴き出してくる泉。誰が作ったのか、中はどうなっているのか、冒険者達には到底想像もつず、その甘い香りと夢広がる光景ににただ圧倒される。 <名所:ココアの泉> 2021/11/10 ドラゴンバレー ドラゴンバレーの底近くで巨大な龍の彫像を発見した。一体誰が何の為に、この邪悪な龍の像を彫ったのだろう。――きっと、この世界のものではないのだろう。 <名所:暗黒龍の彫像> 2021/11/21 幻想魔法図書館・広間 - - - 幻想魔法図書館・書庫 無限に続く、長い長い本棚。世界の全ての本がここに眠ると云われるが、それを証明することは、生きている人間にはきっと不可能なのだろう。 <名所:無限回廊の本棚> 2022/11/19 ヒェス地方 エリア 内容 実績 冒険出力日 シバレル山脈 太陽の熱で少しずつ溶けてゆく雪が針葉樹を滑り落ち、その衝撃で回りの雪も落として小さな雪崩を引き起こす。美しくも危険なヒェスの景色。 <名所:雪解けの針葉樹林> 2022/12/16 ゴエルコ氷原 ゴエルコ氷原の中心に広がる山上湖。表面は厚い氷に閉ざされているが、その内側では魚や巨大な影が泳いでいる。 <名所:ゴエルコ氷湖> 2022/11/11 霊峰ヒェス・ギーネ・中腹 霊峰ヒェス・ギーネ・山頂 ガラム地方 エリア 内容 実績 冒険出力日 廃村ゴスタ キルフ旧道 ガラム古戦場 廃都カシナ・ガラム かつて旧都時代に築かれたウェルド王国の城塞・カシナ城。半壊して尚、かつての荘厳さが伝わるようである。しかし奇妙なことに、城は内部から崩れている。これは何を意味するのか……? <名所:カシナ城> 2022/09/04 プトレ王国 エリア 内容 実績 冒険出力日 珊瑚の海道 紅色の珊瑚が枝を伸ばし、洞窟内に所せましとコロニーを形作っている。それは暗闇に咲き誇る花園のようで、前を通る人々の足を確実に止めるほどに美しい。 <名所:珊瑚花> 2022/12/09 ツスギ砂漠・荒野 - - - ツスギ砂漠・砂丘 砂が風を受けて波を形作る。それは黄金の海原のようで、そこに息づく命たちもまた、母なる海のそれらと近いように見える。 <名所:黄金の波> 2022/12/15 王家の谷 歴代の太陽王らしき像が並んでいる。面影は少しずつ違うが、まるで姉妹の様に似通っている。女王の転生が本当だとしたら、同じ人物で違いはないのだろうか。 <名所:太陽王の像> 2022/12/18 不死鳥の霊廟
https://w.atwiki.jp/dgrpss/pages/371.html
「うぷぷぷぷ、おはようございまーす!」 起き抜けに見るモノクマの姿ほど、不快な気分にさせるものはない。 「…勝手に就寝中の女子の部屋に入るなんて、良識すらもないのかしら?」 「いいじゃん、そもそも監視カメラで全国放送中なんだよ?」 それを言えば身も蓋もない、と思いつつも、寝ぼけた眼を擦る。 時計を確認すれば、午前四時半。 早朝と言えないこともないが、こんな時間に起こしに来るなんて、嫌がらせ以外の何物でもないだろう。 「…それで?」 不機嫌を隠さず、私は大柄な人形を睨みつける。 「何か用事があって、この部屋を訪れたんでしょう?」 「うぷぷ…コレコレ」 モノクマがどこからともなく取り出したのは、一枚の硬貨。 「じゃじゃーん、モノクマメダルー!」 「……」 「あれあれ、食いつき悪いなぁ。霧切さん一人だけモノモノマシーンやってないみたいだからさぁ」 何かと思えば、そんな用事か。 いや、モノクマにしてみれば、用事自体はどうでもいいのだろう。 ただ嫌がらせに、適当な用事をでっちあげて、私を叩き起こすのが目的なのだ。 「せっかくだから、メダルを分けてあげるよ。これで一人だけ仲間外れにされずに済んだね」 「メダルゲームだなんて幼稚な真似、興味ないの」 「メダルゲームじゃないよ、ガチャガチャだよ」 「大差ないわ。用件は終わり?なら、さっさと出て行って」 付き合うのも馬鹿馬鹿しい。 適当にあしらうと、モノクマはメダルを残して部屋から唐突に消え失せる。 まだ眠気の覚めやらぬ私は、もう一度ベッドに潜り込んだ。 ――――― 「モノモノマシーン?」 恒例の朝食会がてらに今朝の出来事を伝えつつ、私は苗木君に尋ねる。 「ええ。モノクマは皆やっていると言っていたけれど…あなたたち、本当にあんな子供だましに手を出しているの?」 メダルの文様からして、今回の事件の黒幕が用意したものだろう。 それに平気で手を出せるなんて、なんとも危機感のないことだ。 「うーん…でも、結構面白いよ、アレ」 と、能天気に返され、思わず気が抜ける。 「結構面白い景品も出てくるしさ。隠されているメダルを探し出すのも醍醐味だし」 「……まあ、あなたがいいのなら、口を出すつもりもないけれど」 本当に、抜けている少年だ。 話せば話すほど、毒気を抜かれてしまう。 まあ、そんな彼だからこそ、私も話したいと思ってしまうのだけれど。 「霧切さんはやらないの?」 「ああいう子供じみた遊びには、興味ないのよ」 苗木君をモノクマと同様にズバッと切り捨てて、私は食堂を後にした。 部屋に戻り、軽くシャワーを浴びて、午後の予定を立てる。 現段階で探索できるところは探索し尽くしてしまったし、やることも限られている。 かといって、体を動かしたり娯楽に興じる気にもなれない。 結局私は、何かを調べている時間が一番落ち着くのだ。 バスタオルに体を包んでベッドに腰掛け、ふとその枕元に目が行く。 一枚の硬貨が、鈍い輝きを放っていた。 「……」 探索する場所がない以上は、私も娯楽に興じるべきなのかもしれない。 子供だましと馬鹿にはしたけれど、全く興味がない、と言えば嘘になるし。 それに、あのマシーンから何か新たな手掛かりが掴めれば儲け物だ。 そうと決まるや否や部屋着に着替え、一枚のコインを握り締めて部屋を後にした。 購買部まで足を早め、誰にも見られていないことを確認し、中に入る。 「…なんとも趣味の悪いデザインね」 私を出迎えたボックスにそう吐き捨てて、早々にメダルを投入した。 こんな子どもっぽい遊びに興じているところを誰かに見られたら、明日以降の私の沽券に関わってしまう。 ガチャリ、ゴトン。 重々しい音がして、ガラスケースの奥にこぶし大のカプセルが落ちてくる。 恐る恐る手を伸ばして、半透明のカプセルを取り出した。 「これは…こけし?」 出てきたのは、黒く塗りつぶされた瞳の気味の悪い人形。 何の変哲もない置物。 正直、拍子抜けだ。 あの黒幕のことだから、もっと趣味の悪いものを入れてくるとばかり思っていたのに。 ふと見ると、こけしの底にスイッチが付いている。 ダイヤルを回すことで電源を入れるタイプの…「強・中・弱」とメモリが付いている。 なんだろう、と思いつつもメモリを回すと、 ヴ、ヴ―――――ン と、頭頂部が重い振動を始めた。 「……」 やってくれた。 「動くこけし」とは、そういうことか。 一応、知識としては持っている。 これが一体何のために、どういう用途で用いられるのかということは。 けれど、不純異性交遊がどうのこうの言っていたのは何だったのか。 こんなもの、神聖な学び舎に持ち込んで。 ジョークとしても低俗すぎて、言葉も出ない。 さて、この低俗な玩具をどうしてくれようか。 このままここに放置して、他の人の目に触れさせるわけにもいかない。 朝日奈さんあたり、見ただけで卒倒しそうだし。 そうして、手の中の憎らしいこけしを睨みつけて、 「あれ、霧切さん?」 「!?」 はたして、一番この現場を見られたくない人物が現れた。 「苗木君……なぜ、あなたがこんなところに?」 「? いや、モノクマが『購買部に行けば面白いものが見られる』って言ってたんだけど…」 モノクマ…! 「…黒幕の言動に従うなんて、ホントにあなたは…馬鹿正直ね」 「あ、うん…ゴメン」 「謝る必要は…ないけど…」 人のことは言えない。 まんまと私も、罠にはめられた訳だ。 考えてみれば、モノモノマシーンの景品も黒幕が用意しているんだ。 私が景品を引くのに合わせて中身を変えるなんて、造作もないことだろう。 咄嗟にこけしを背に隠すも、苗木君は目ざとく私の挙動に気付く。 「あれ、何を隠したの?」 「…なんでも、ないわ。あなたが気にする必要のないものよ」 「えー、そう言われると気になっちゃうな」 苗木君は、まるで同級生とじゃれあうように、楽しそうに私に迫ってくる。 こっちはそんな楽しく戯れてる場合じゃないのよ…! 「…モノクマの言う『面白いもの』はないわ。部屋に戻りなさい」 「え?でも、」 私が隠したものがそうだろう、と追及しようとしたのだろうが、 「――三度目はないわよ。大人しく戻りなさい、いいわね?」 「う、……はい」 次は口じゃなくて拳が出るぞ、という剣幕で迫れば、渋々彼も頷いてくれる。 聞き分けの良い少年で助かった。 そもそも背中にコレを隠したままで、接近戦は分が悪い。 「…わかってくれればいいのよ」 ふ、と頬を緩める。 さすがに私が悪いのに、こんなに邪険に追い払うのは申し訳ない。 悪意がないことを、せめて伝えてフォローしてあげなければ。 「ごめんなさい、悪気があってあなたを遠ざけているわけじゃないの」 「っ……!?」 「ただ、どうしても他の人には見られたくなかった…苗木君?」 「…、……」 「あ、の…霧切さん」 苗木君の様子が、目に見えて急変した。 額に冷や汗が吹き出し、熱でもあるかのように耳まで真っ赤に染まってる。 嫌な予感がする。 「それ…隠してたやつ、出てる…、と思うんだけど…」 彼の視線の先。 背中に隠していたはずの、私の右腕―― もはや邪悪な玩具にしか見えないこけしの顔が、宙を見つめていた。 ぶわ、と、寒気が背中を駆け抜けて、 次の瞬間、燃えるような熱さが頬に宿る。 「ち、がうのよ、苗木君、これは、」 想像し得る中で、最悪のケースが起こってしまった。 一番見られたくない相手に、一番見られたくない姿を、見られてしまったんだ。 こんな道具を持ってうろついて、まるで痴女じゃないか。 弁解しなければ。私はふしだらな女じゃない、これは黒幕にはめられたのだ、と。 そう思っているのに、上手く口が動いてくれない。 「あ、僕、その、ごめんなさい!」 「違う、違うの…落ち着いて苗木君、あなたは誤解しているわ…」 純朴な少年は、顔を真っ赤にして、両手をブンブンと振る。 私の言い分も、まるで耳に入っていないようで、 「いや、大丈夫! わかってるから、絶対誰にも言わないし、このこともすぐ忘れるから!!」 「あ、待っ…」 完全に混乱状態の苗木君は、目を白黒させながら購買部を飛び出していった。 私と共に購買部に残されたのは、静寂と、 「……」 ヴ――――ン、と、スイッチをつければ重い振動で私をあざ笑う、大人のこけしだけだった。 「許さない……」 こけしよりも遥かに激しく戦慄きながら、 「絶対に、許さないわ…黒幕…!!!」 死にそうなほどの恥辱と惨めさで、私は床に崩れ落ちた。 こけしの行方は、誰も知らない。
https://w.atwiki.jp/bakiss/pages/189.html
それは常軌を逸した戦いだった。 破壊の極みをこの世に呼び覚ますサイコキネシスを操る少年、クリフ・ギルバート。 荷電粒子砲『ブリューナクの槍』を放つARMS『マッドハッター』に身を委ねるキース・シルバー。 本来が長距離戦闘向きである『ブリューナクの槍』にとって、人間の子供という小さい的は 非常に狙いづらいものだったが、シルバーはあえて荷電粒子を収束させずに放つ。 そうすることで拡散されたプラズマエネルギーは、容赦なく医療セクション内を蹂躙していた。 もはや、そこは地獄の底のごとき光景と成り果てていた。 理性の箍の外れたクリフが撒き散らす悪意が建築構造物を片っ端から粉砕し、 その上に降り注ぐ拡散ビームの雨が瓦礫の山を溶解させていく。 シルバーの熱線はクリフの服すらも焦がしてはいない。無意識の防御本能ゆえか、 クリフの周囲にはサイコキネシスの膜が張り巡らされてあらゆる異物を弾いていた。 そのクリフの攻撃──それはとても攻撃と呼べないようなもので、ただ彼の暴走する 超能力が広範囲すぎるゆえにシルバーに届いているだけであったが──は、 最終形態を発現させて全身ナノマシンの塊となった『マッドハッター』に致命傷を与えるに至らなかった。 どちらも譲らず、引かず、己の全てを叩きつけるような死闘を繰り返している。 魔王の牙が怪物を噛み砕くのが先か、軍神の業火が少年の身を焼くのが先か──それはそういう戦いだった。 「ククク……ハハハハハハ! 素晴らしいぞ! クリフ・ギルバート!! なるほど、これがサイコイネシスか!」 シルバーは嗤っていた。髑髏の奥底に潜む二つの光が、爛々と輝きを増していた。 その哄笑など聞かぬげに、クリフはぶつぶつと聞き取れない言葉を口から漏らしている。 異様な光景だった。 その戦闘領域には人間などどこにもいなかった。 そこには世界の暗黒と一体化した獣と、無慈悲な殺戮機械がいるだけであった。 「う、うう……」 キース・レッドは自分が境界線に立っていることを痛烈に自覚していた。 今、目の前で暴れている二匹の怪物は、彼にとっての明確な未来予想図だ。 レッドの行く道は修羅の道だ。この世界には敵しかしないと断じ、立ちふさがるもの全てを排除する道だ。 その先に待っているものが、それだ。 すなわち、人の心を忘れた獣か、血の通わぬ機械か。 後に戻る道は無い。そんなものは生まれたときから存在しない。 キースシリーズとしてこの世に生を受けたときから、それは決定済みの事項だ。 ならば、自分はどっちになるのか──獣か、機械か。 このままどっちつかずで立ち尽くしていられたらどんなに楽かと思う。 迷う時間はあまりなかった。 両者の戦闘は加速度的にエスカレートしており、死そのものであるバトルフィールドは容赦なく拡大している。 知らず、レッドは壁際まで後ずさっていた。背後に立ちふさがる壁は、レッドに逃げることを許可していない。 そしてまた、建物を支える壁の一つが崩れ落ちる。 さらに広くなったエリアに転がる瓦礫の隙間に、レッドは信じられないものを見た。 「セピア!?」 とっくに避難していると思っていたキース・セピアが、地面に座り込んでいたのだ。 その膝にはなにか小さいものを抱えていた。 「レ、レッ──」 轟音が響き、一塊の天井が落盤を起こす。どん、と腹にくる震動の後には、わずかな静寂が訪れる。 その隙間を縫うように、小さな、か細い声がいやにはっきりと聞こえた。 「にいさん」 セピアの膝の上の小さいものが口を利いた。ものではなく人だった。 その言葉こそが獣と人を決定的に分かつ一言、獣を人たらしめる言霊ででもあるかのように、 この空間に逆巻く念動力の激流が一瞬で消えた。宙を飛び回っていたコンクリートは糸の切れたように次々と落下し、 力場に閉じ込められていた粉塵が晴れたことで辺りは光を取り戻す。 「ユーゴー!?」 クリフが叫んだ。 さっきまでは半ば閉じられていた目は、しっかりと見開かれていた。その瞳には形ある意志が宿っていた。 獣はもういない。彼は人間だった。それはつまり── 「血迷ったか、クリフ・ギルバート! サイコキネシスを解くとはな!」 人を殺すのは機械だということであった。 戦闘の恍惚に完全に没入しきっていたシルバーにとって、クリフの精神の回復などなんの意味もなかった。 本来の正常な状態に復帰したことを、逆に「血迷った」となどとエラー扱いしていることからも、それは明白だった。 『マッドハッター』は両手を合わせ、十の爪をクリフに向けた。プラズマ化されたエネルギーがそれらの中心点に集まる。 それは中天に輝く太陽か、或いは夏に咲く花に似ていた。 クリフの絶体絶命の瞬間に、妹が声にならない声を上げる。 「やめて」 事実、それは声にならないもので、ただ喉を鳴らしただけでしかなかった。 だがそれでも、ユーゴー・ギルバートの切実な願いはこの場の全ての者に届いた。 「にいさんを、いじめないで。たったひとりの、にいさんなんです。 いつまでも、いっしょに、たすけあっていくって、ちかったんです」 今度は口すらも動いていなかった。それなのに、彼女の声はどんどん大きくなっていく。 それはまるで、直接心に語りかけてくるかのように。 「黙れっ!」 怒気を露わに、シルバーが吼える。 「娘……戦いの邪魔を……するな!」 臨界寸前だった『ブリューナクの槍』の砲口がユーゴーに、そしてセピアに向けられる。 「や──」 やめろ、と飛び出しかけたレッドをあざ笑うように、それは放たれた。 加速されて異常な熱を蓄えたエネルギーの奔流が注がれる。 眩い光がレッドの目を灼き、視界がホワイトアウトする。 視力が正常に戻ったとき、そこにはなにもなかった。 「あ、ああ──」 それは誰の声だったか。レッドのものだったかも知れない。クリフのものだったかも知れない。 次の瞬間には、今度こそ地獄から呼び込んだような壊滅的なサイコキネシスが膨張する。 全てが無に帰そうとしている世界は漆黒に染まり、その暗闇に抱かれてレッドは意識を失った。 なにか胸のむかつくような悪夢から覚めて、レッドは身を跳ね起こす。 そこはベッドの上で、無機質な病室の中だった。 妙にリアルな夢だったはずだが、それは朝靄のように掻き消えてもう思い出せない。 その代わりに、目を背けることのできない現実を思い出す。 「セピア!」 答える声はない。 あれが夢だったなら、あの記憶が現実でなくて、今がいつもの不本意な朝の始まりだったら、 「なーに、レッド」と間抜けな声が返ってくるはずだった。 茫然自失となりかけたレッドだったが、がちゃりという音とともに開かれたドアから入ってきた者を見て、 「セピア……」 目を真っ赤に泣き腫らしたキース・セピアと、彼女に手を引かれるユーゴー・ギルバートの姿があった。 「レッド! レッドレッドレッド!!」 三メートルはあろうかというドアからベッドまでの距離を、セピアはたったの二歩で飛び越えてレッドに体当たりした。 「し、死ぬかと思った……怖かった……怖かったんだから!」 レッドはそれを最初、「キース・セピアが死にそうな目に遭って恐怖を覚えた」という意味だと思ったが、 どうやらそういうことではないらしく、 「わたしの『ニーベルングの指輪』でも、レッドの『グリフォン』が反応しなくて、だからもうレッド死んじゃうのかって──」 そこから先は言葉にならなかった。セピアはレッドの肩に顔を押し付け、わんわん泣き出したのだ。 「あー……」 レッドもレッドでなんと言ったらいいか分からず、ただ「オレがなんとも思ってないことでお前が泣いてどーする」 と、そういう言葉を何度も飲み込みながら黙ってセピアの頭頂部を眺めてながら彼女の泣きやむ時を待っていた。 「──で、なんでお前らは生きてるんだ」 もっと別の言い方があるような気もしたが、他に言い方も思いつかなかったので直截に訊く。 セピアはユーゴーと顔を見合わせて、ちょっと微妙な顔をした。 「僕だよ」 いつ現われたのか、病室の隅に一人の少年が立っていた。 そいつを見て、レッドもまた微妙な顔になる。 「グリーン……」 「この間の借りはこれで返したからな」 澄ました顔でグリーンがそう言うのへ、 「誰も頼んでねーよ」 「なんだって? おいちょっと待てよレッド……仮にも僕は君の命の恩人──」 一触即発の空気が流れかける寸前、 「やめなさい、二人とも」 病室の入り口にはキース・バイオレットが立っていた。そお顔は、いつもよりも厳しいものだった。 「兄弟喧嘩をしている場合じゃないでしょう。今は一刻を争う事態なのよ」
https://w.atwiki.jp/yan-dere/pages/87.html
< 【back】 【next】 > END?? 『ひめの愛 ひめの鞭』 暗い…… 真っ暗だ…… 目を閉じているわけじゃない。 地下室は、一つも明かりが点けられていなかった。 「いま、な……んじ……だ……?」 つぶやいた声が、狭い部屋の中で反響する。 「ぅ……」 記憶がぼやけている。舌が痺れて、肺が苦しい。意識が定まらない。 姉さんに飲まされたクスリの影響だろうか。 手錠の鉄臭さを感じ取れるくらい神経は鋭敏なのに、それが何であるかを理解する脳の反応が落ちているようだった。 「いま、な……んじ……だ……?」 同じ言葉を繰り返す。 駄目だ。考えがまとまらない。 窓も明かりも時計も無いこの部屋で、後ろ手に手錠をはめられ、椅子に縛り付けられた状態では時間の経過なんて分かるわけがない。 姉さんに閉じ込められてから、一体どれくらいの時間が経ったのだろうか…… ぎぃ……ぎぃ…… ゆっくりと階段を降りてくる足音が聞こえた。 俺は声を立てず、じっと身構えた。 ぎぃぃぃぃぃぃ…… 錆ついた悲鳴を上げて、ドアが開く。 「くぅ……っ!」 階段の照明が暗闇に慣れた目に痛い。暖色の仄暗い電球の明かりが、まるで針のように俺の目を責め立てる。 「起きたかな? 起きる頃だと思ってたよ、稔くん」 部屋に入ってきたのは、姉さんだった。 逆光で顔は良く分からなかったが、あの声を俺が忘れるはずがない。 「ね……ねえさ……ん……」 痺れた舌で呼びかける。 そんな俺の姿を見て、姉さんは楽しげに微笑んだ。 「ねぇ、反省した?」 ……何を、反省したというのだろう? 「な……ぁ……う……」 上手く言葉にならない。舌の痺れはますます強くなって、胸は締め付けられるように痛い。 バチン、という音がして地下室の電灯が点けられた。 階段よりも強く明るい照明に、俺は両目を強くつむった。 「……どうして目を閉じてるのかな?」 不愉快そうに姉さんが言った。 「どうして目を閉じているの? ひめのこと、見たくもないって言うの?」 「ぁ……う……あぁ……」 急に明るくするから目が痛いんだ――と言ってやりたいのに、舌はまともに動いてくれない。 姉さんの足音が近づいてくる。 一歩一歩、ゆっくりと。 「見なさい。稔くん、ひめのことを見て。お姉ちゃんを、見るの……っ!」 ぐいっ、と両手で頬を挟まれ、無理やり俺は顔を上げさせられた。 その強さは、姉さんの、あの白く細い両腕にこれほどの力があったのかと驚く程だった。 さらに姉さんは俺の閉じたまぶたを親指でこじ開けた。 「ひめを見て……稔くん……」 姉さんの顔が近い。 雪のように白く細い相貌には、慈しむような薄い微笑みが張り付いていた。 その微笑みは、ゆっくりと近づいてきて……俺の唇に触れた。 「ぅん……ちゅる……んん……っ」 痺れて動かない俺の舌を、門歯の間を滑り込んできた姉さんの舌が絡め取った。 ぞわぞわとした快感が俺の背骨を軋ませる。 とろとろに溶けた蜜のような姉の唾液が、くちゅりくちゅりと淫靡な音を立てて俺の喉へと流し込まれてゆく。 強く吸われて引きずり出された舌先に、姉さんの犬歯が甘く当てられる。動けないほど痺れているくせに、浴びせられる快感に俺の舌はビクっと震えた。 「んん…………ふぁ……んふぅ……」 姉さんの、柔らかな唇と舌による一方的な甘い陵辱が何分続けられたかは、よく分からない。 だが離れるとき、混ざり合ったお互いの唾液が糸となって、地下室の蛍光灯に照らされて銀に輝いていた。 「……勿体無いね、これ」 姉さんは自分の人差し指で唇の周りをぬぐい、指先についた汁気を丁寧に舌で舐め取り、 「ふふっ。稔くん分充填完了なのだ」 そう微笑んだ 「……ぁ……ぁぁ……」 ……熱い。 全身が、悪い熱病にでもかかった様に熱くてたまらない。 心臓は今にも胸を突き破りそうな速さで鼓動し、酸素を求めて喉が擦れた音を立てる。 「どうしたのかな? 苦しいのかな、稔くんは?」 優しい笑顔のまま、姉さんは言った。 「でも、だめ。まだ、稔くんはひめだけを見てくれてないもの」 姉さんは俺から離れると、スカートのポケットから何かを取り出した。 「……これ、なんだか分かるよね?」 姉さんがポケットから出して俺に見せたのは―― ――――髪の毛だった。 「――っ!?」 全身の熱が一気に吹き飛んだ。 火照っていた身体は今や真逆の悪寒に支配されている。 舌の痺れは突き刺すような痛みに変わり、がちがちと歯の根が合わない。 ……あれは、あの髪の毛は…… 見覚えがあった。 いや、見覚えがあっちゃいけない。 あれは■■■の髪によく似ていて………………違うっ! そんなわけがないっ! 姉さんが、血で汚れた■■■の髪の毛を持ってるなんておかしいじゃないか。 これが姉さんの悪質な冗談だと、俺は信じたかった。 そうだよ。いつだって俺やみんなを振り回してきたけど、姉さんは優しい人なんだ。 ■■■を■■■するような、そんな酷いことするわけないじゃないっ! ……だが姉さんは俺の希望を打ち砕くかのごとく、 「稔くん、分かるでしょ? これ、■■■、だよ」 三日月のように、唇を端を吊り上げて嗤った。 「ホント、嫌になるよね。あのオンナさ、稔くんに会わせろ会わせろってウルサイんだもん」 引きつった嗤いを、その白い貌に浮かべながら姉さんは続けた。 「終いには家の中に乗り込んでくるしねー……他人の家に図々しく上がりこんでくるなんて、一体どういう教育受けてたのかな? まあ、きっとロクなのじゃないよね」 ……何を言ってるんだよ、姉さん? 目の前にいる姉さんは、俺の姉さんの顔で俺の知らない表情を見せた。 「でも良かった。稔くんが目を覚ます前に排除できて、本当に良かった。あんなオンナ、稔くんに会わせたら、また稔くんが毒されちゃうよ」 うっとりとして嬉しそうな顔。瞳は蕩け、恍惚にゆがんでいる。 だが、姉さんはその心地よさを振り払うかのように、頭を振った。 「ううん。もしかしたら、まだ毒されてるのかもしれない。だって稔くん、ひめのこと一番に見てくれなかったもん」 手にした髪を床に投げ捨て、姉さんは足で踏みにじった。 髪だと思っていたものが実はミミズだった、とでも言うように嫌悪感をあらわにして、姉さんは髪を踏み続ける。 「あんなオンナの色香に迷う稔くんにはお仕置きが必要だよね……」 姉さんの瞳に酷薄な光が宿るのを見た俺は、慌てて声を上げた。 「う……ぁ……ぅぁ…………ぁぁ……っ!」 ……駄目だっ! 舌が言うことを聞いてくれない。言葉を発したいのに、姉さんをなだめたいのに俺の舌は痺れたままだった。 「稔くん、静かにしてなさい。近所迷惑になるでしょう」 焦る俺をあざ笑うように、姉さんは地下室の棚から靴箱のようなものを持ってきた。 フタを開けた姉さんは、俺の目の前に中身を取り出して見せた。 それは――昔、両親が購入して使わなくなった低周波マッサージ器だった。 「ふふ……これの電極を、目に当てたらどうなるか知ってるかなぁ? 理科の苦手な稔くんでも、最大で70V近い電流が眼球から視神経を伝わって脳に達したら、どうなっちゃうかぐらい想像できるよね?」 「あ……ぁ……ぁぅ……っ!!」 「視神経が焼き切れて失明しちゃうかもね……もしかしたら、最悪、脳が壊れちゃうかも」 「んんッ!! ん…………っ!! んぐ………………ッ!!!」 逃げないと――!! 身体をゆすり、どうにかこの縛めから逃れようともがくが、その度に手錠と手首が擦れて、鈍い痛みを俺に伝えてくる。 「だめだよ。逃げたら、稔くんのお仕置きにならないじゃない……」 姉さんは再び俺の頬を両手で挟んで固定すると、右のまぶたの上に唇を押し付けた。 「んっ……んぅ……じゅる……ちゅぱぁ……」 舌と唇でまぶたが嬲られる。眼球の表面を舌先が這いまわり、びちゃびちゃと唾液をまぶされてゆく。 愛撫の形をした陵辱だった。 「んっ……これぐらい濡らせば、電気も通りやすいよね……」 姉さんは片方の電極を俺の後頭部に押し当て、もう一方のコードを弄びながら、ゆっくり俺の右目へ近づけてくる。 「稔くんに目が二つあるからいけないんだ。二つもあるから、他の女に目が移るんだよ。一つだったら……ひめだけを見てくれるよね?」 「ぁ……ぁ……ぁぁ……ッ!」 や、やめろよ、姉さん。 じょ、冗談だろ? こんなの、いつもの悪ふざけじゃないのかよ? ……嘘だ。 やめて……やめてよ、姉さんっ! そんなものを近づけないで……やめろよ、やだよぉっ! 嫌だ、嫌だ、嫌だぁ――――――――――――っ!!! 「すいっち、お~ん☆」 バチンッ、という何か破滅的な音と衝撃に俺の脳みそは揺さぶられ…… 俺は、意識を、手放した―― DEADEND < 【back】 【next】 >
https://w.atwiki.jp/azumangadeyurimoe/pages/30.html
284名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/04/20(金) 00 58 54ID f/1kRdSt 277さんの >どうやっても神楽総受けしか浮かばないw より、逆転ホームランやー 部活のない放課後は暇である。 しょうもない話を延々としたくなるものである。 しかし、どんな時でも周囲の人間に配慮はしなければならない。 「しっかしあんたって奴はホントに恵まれてますねぇ」 ある少女がもう一人の身なりに目を這わせている。 「いくら食べても太らないんでしょ? じゃあ、全部胸に行くってことだな」 「お前はいっつもいっつもそれだ」 「いいじゃん、神楽は胸で榊ちゃんと勝負するんだろ」 たしなめられた少女は顔面を充血させ声を荒げる。 「体力でも競走でも早食いでもなんでもいいけどな、胸だけは言うんじゃねえ!」 日課の水泳でかすかに焼けた皮膚からもわかる血流の変化。 単なる怒りか羞恥の感情かと問われれば、両方だと答えるほかない。 「もー、そろそろ自分が慣れたら? あんたも子供じゃないんだし」 ただし、この瞬間は怒りが勝っていた。 少なくとも彼女には言われたくないであろう内容の指摘をされ、神楽は顔を歪めた。 「とりあえず、ココは大人だけど」 智が先ほどにも述べていた相手の部位に手を触れようとした時―― 285名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/04/20(金) 00 59 55ID f/1kRdSt ――神楽は智の頬に平手を食らわせていた。 「馬鹿にするなよこの野郎」 「あはは、今日はまた挑戦的ですね。 悔しかったらその胸でタックルしてきなさい」 反省の色がない無邪気な少女に神楽は激高した。 何をすべきか考える前に、今度は拳がみぞおちに向かっていた。 大阪に同じようにした時とは違い、智は一瞬で気を失ったようだ。 「しまった……最近私もキレやすくなってるなあ」 他愛のない事を修羅場にしてしまった少女の側になじみの四人がやってくる。 「ともちゃん! どうしたんですか」 「とけとるー」 初めに二人の声が上がり、 「こりゃ重症だな」 また、倒れた方となじみの深い眼鏡の一人が冷静に言を発する。 ちよは神楽に問う。 「またやっちゃったんですか」 「いや、ちょっとな」 「暴力はだめですよ。 マハトマ=ガンジーです」 「誰だっけ」 「先週やったばかりだぞ」とは、眼鏡による締めの一言。 残りの一人は他より高い視点から、浮かぬ顔でただただ事件を黙して見ていた。 「責任は取れよ」 「わかってるって、よみ。 保健室連れてくからさ」 「一人だけやと思いやろ? 私もいくでー」 「いや、大阪はいい。 大丈夫」 神楽は即座に気絶した智を持ち上げて教室を出る。 廊下からは二人分の体重が掛かった速い足音がする。 「あのまま走るなんてさすが体力馬鹿だな」 「馬鹿だなんて、言っちゃいけない」 眼鏡に上から話しかける長身の一人は未だに表情を緩めずにいた。 286名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/04/20(金) 01 01 03ID f/1kRdStところが、神楽はその実保健室には向かわなかった。 代わりに足を運んだのはある女子化粧室。 衝動はまだ止まっていなかったのだ。 水泳部の着替えに使われる部室の近くにあるその場所は、 活動のない日には人の気がなくなる、と、走る少女は熟知していた。 人間の塊を抱きかかえたまま個室に進み入り鍵を掛けると、一度体を便器の上に休め、 最初にした平手打ちをもう一度智に放った。 「いたっ、やめて」 「起きたか」 「どこよ」 「トイレ」 「はあ」 「ああ」 「え」 呆然とした表情を浮かべる目の前の顔にまた一言。 「だから、トイレだよ」 「私は警察よ!峰○士子よ、逮捕するわ!」 「それは逮捕される側だろ」 「ほほう、あんたにしてはまともなツッコミですなあ」 衝動は加速する。 ありもしない余裕をかましていた智から、衣服を力ずくで剥ぎ取りにかかる。 「ボンクラーズ一味の神楽さんにこんなご趣味があろうとは」 身ぐるみを奪われながらも標的の態度は崩れない。 「今日はもう我慢ならねぇ。 いつも言われてきたことがどんなに嫌か、お前の身をもって知れ」 「神楽、こりゃ二日酔いだな。 もうちょっと休もうか」 呼ばれた少女は十数秒間返さず、沈黙の空間を作り出す。 「ともは胸がかわいいなあ。 ちっちゃいのに張りがあって、乳首もきれいな色で。 これだったら榊と勝負できるぜ?」 「え、まじで、なにするつもり」 「こんなにいい形だったら、偽装しなくていいのにな、これ」 287名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/04/20(金) 01 02 02ID f/1kRdSt 手には実際より大きめのブラジャーがひとつ。 「あは、成長に期待して、ってことよ」 「いつまで抵抗してられるか競うか」 脱ぎ捨てられた衣服が床に散らばる。 「声は出してもいいぞ、誰も来ないって知ってるからな」 「出すもんですか、かぐら、ぁ」 智は自分の宣言をそのまま覆してしまった。 通常の性格からかけ離れた積極的な神楽には、優越感の表情が浮かんでいた。 「やっぱ、やめよ、な、ひっ、神楽」 「ともの胸は本当におもしろいな。先をつねると固くなって、いじくってると声が出て。 悔しいか? 悔しいんなら私にああいうことは言うなよ」 「あぅ、あい、しーぴい、おーの、おそろしさを、知らないわね、ひゃうん」 「嫌なんだよ、本当に」 執拗に両胸をこねくり回す神楽に普段の恥じらいは見られなかった。 「悔しいもんですか、受けて立つわよ」 智の調子付きやすい性格が自体を悪化させているのは明白である。 「だったら許さねえ。 さて、ここはまだ生えてないんだな」 「さては神楽、ふ、生えてる、ぅんだな」 「当たり前だろ。第二次性徴を迎えた奴のほとんどは生えてるぜ」 「さすが保体94点、やらし……いやあ、あ、え?」 「あんなに言っておきながら、ちゃんとここは用意してるんだな」 「だめ、そこまで、ひいっ」 言動に対する肉体の素直さが、神楽の抑えられない衝動にますます火をつける。 「もう一回言ってやろうか。 とものここはきれいだな。まだ全然毛もなくて、下から見ると薄いピンクで、 感じたらちゃんと汁も垂らし」 「やめ、やめてよぉ、もう、や」 288名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/04/20(金) 01 03 06ID f/1kRdSt 一変して懇願を始めた少女をあざ笑う神楽。 「ほら、悔しいだろ」 ついに目を潤わせ、攻めに攻めた少女を見つめる智。 しかし、流れる涙は恐らく、秘所を直接刺激されたことへの快感による。 「分かったら胸の話とかはやめようぜ、な、とも」 「くっそー、神楽にこんなにされるとはな、負けないぞ」 「お前はもう負けだ。 思いっきり声出してたし」 「だから、そこまでするか、普通」 「私は勝負にこだわるんだ……ところで、このままだと苦しくないか?」 今まで虚を張ってきた裸の小娘が、抵抗なしにうなずく。 ―― 完全に、堕ちたな。 「イカせてやるよ。 同じ女だし、どこですればいいかはちゃんとわかるんだ」 「さすが保体94点、胸の中にえろえろな思考が詰まってますねえ」 戯言を聞くまでもなく、股間にあてがっていた手を、指を二本割り込ませて動かす。 「それは二回目だぜ、もうちょっと反省が必要だな」 「あ、中に、いれえっ」 「普通に入ってったぜ? 家でしてるだろ」 「かぐら、ひゃう、ほんとうに、やらしい」 「でも、人にやってもらうのも良さそうだな」 「あひ、んあっ、そこ、いいよぉ」 神楽は智の内部を花弁の核とともに扱き続けた。 ただ緩んでいただけの智の顔が恍惚感に満ちてくる。 一分半ほど黙々と、しかし正確に敏感な場所を指で刺激していると、 隠されなかった喘ぎがとうとう絶頂に向かい大きくなる。 「ともってホントにおもしれえ、ここも乳首みたいに固くなってる」 「ひゃあ、もっと、ゆび、いれてぇ、あぅ、や」 289名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/04/20(金) 01 04 30ID f/1kRdSt 「反省したか?」 「はんしぇい、しましゅ、もう、いひ、いきしょう、かぐら。 もうギブアップ、だめえっ、ギブあ、あああああっ」 未発達で活発な体躯から力が抜ける。 智は一日に二度の失神を味わった。 「……片付いた」 翌日の朝。 「おひゃあ、神楽」 「おはよう。さあ、今日から何も言われないぜ」 「この巨乳おばかちゃんが」 「何だって? また昨日みたいにされたいか」 「されたい、むしろ大歓迎」 「……失敗した」 「榊ちゃんに同じこと言ったら、同じ風にやってくれるかな?」 「知るかー!」 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/hapicame/pages/56.html
大会名:第26回日野市民体育大会 開催日:2010年10月24日(日) 開催地:日野市陸上競技場 ゼッケン:11 天候:曇り 種目:男子一般5000M 気温:18.4℃(16時) ゴールタイム:20分34秒9 総合順位:4人中最下位(一般) 6人中最下位(一般+壮年) 種目:男子800M 気温:18.2℃(14時) ゴールタイム:2分秒 総合順位:4人中2位 またしても見事な末脚。1500に続き、またしても逆転で自己新。ただ、なんか すっきりしない。好記録でさぞかし意気揚々になるかとおもいきや、思った より浮かれない。5000は思ったより伸びなく、19分台は夢のまた夢。800は 2位とは言え表彰台を逃したし、負け方がショック大きい。駅伝に向けて気が 引き締まるからいいといえばいいんだけど。 この大会は初参加。市民体育大会なので市民権とも言えるが、なかなか日程が あわずようやく今年、念願の初参加。これまで、7月に行われるアクアスロンは、 ラン中でなかった頃に3年連続で出たことがあるが、陸上競技は意外にも初めて。 たいていこの10月最終週というのは、昭和記念公園で立川ハーフがあるため、 どうしてもそっち優先になってしまう。ところが今年はなぜかそれが11月に ずれ込んだことで、この大会に出ることができ、代わりのハーフのために渡良瀬 くんだりまで行く羽目になったとも言える。 この手の市民大会や陸協主催の記録会といった大会はとにかく安い。参加賞や 記録証、更衣室など各種サービスはもちろんないが、1000円とか、場合によっては 数百円だったりする。それでも1種目の値段が普通だが、今回の場合は何種目でも 同じ値段だった。ただ、タイムテーブルが事前に発表されないので、選んだ種目に よっては朝と夕方で何時間も間があったり、逆に1時間しか間がなかったりする ことがある。たいていの場合はその辺のことを考慮するために、申し込み時には スタート時間が設定されず、申し込みが終わってから適切に配分すると思われる。 今回選んだ種目は5000Mと800M。200とか400があったらそっちにしたが、トラックは 100と800、1500、5000だったので、仕方なく800で。中学時代の陸上部でも体育の 授業でも走った記憶のない距離なので、ほとんど洒落で走ってみる感じ。結果 どうこうより、どれぐらいで走れるんだろうという試し走りに近い。そんな気分で 走ったやつが、表彰台に上って賞状までもらっていいのだろうかという話があるが、 それは実現せず。 その種目の参加者が4人だろうが1人だろうが、3位以内に入れば表彰台で表彰 されるらしい。と言っても、ちゃちい台だけど。子供が乗って遊んでたし。 とは言え夢にまで見た表彰台なので、上ってみたかったが、あいにく800の 表彰中は5000に出ていたので、夢かなわず。10人ぐらいいての3位ならまだしも、 4人しかいないんじゃね、というのもあったので、たとえ機会があっても受けたか どうか。といいつつ、来年密かに狙ってはいるんだけど。 スタートは800が13時半、5000が15時。1時間半しか間隔がないのは、はずれくじを 引いたな。何人かが種目を兼ねてたけど、800と5000は他にいなかった。少数派と いうことで、近くされてしまったようだ。 気温は20度以下で日照時間0の曇りという絶好のコンディション。ただ、こんな 条件でいいタイムを出し過ぎると後が怖い、というのがあったが、それなりの 更新幅で落ち着いたよう。5000に関しては100%出し切ったわけではないが、 この先でも20分切りはちょっと難しそう。1500の5分切りほどの難易度ではないと 思うが。 参加者は800が一般4人、壮年なし。調整も何もなく、ぶっつけ本番。5000M1種目 じゃ何だよなということで参加しただけなので、5000の準備運動的な位置づけでも あった。そのため、目標も何もなく、むしろその後控える5000に影響のないように 適当に流したかった。あえて言えば、2分半。根拠はないけど1500の半分ぐらいかと。 とりあえず今回第一回を走って、次回それを上回れればいいかな。 以下ラップタイム 1 400 1 13 2 800 1 23 2 36 まあ、こんなもんなのかな。とりあえず最下位じゃなくてよかったぐらい。結果 2位なんだけど、600ぐらいまではトップだった。スタートから先頭を走り、 そのまま2周目。ただ、優勝者にずっとつきまとわれてた。あの駅伝カーニバル 伝説の監督vs花丸のように。気づいていただけに、抜くなら早く抜けよ、と思って いたがずっと併走されてて、かといって揺さぶって振り落とすというような力も なく、結局残り200ぐらいであざ笑うように一気に抜かれた。追いかけたかった気も したが、あまりにも走力が違うのと、どこか5000のことが頭にあってそのまま。 3位との差も10秒近くあったので、4人はかなりレベル差があったらしい。 それと、この競技場は、走るのは初めてだが、来たことはあったはず。そのときの 記憶では全天候型トラックだと思っていたが、実際来てみると土のトラック。 金ないんだな、日野市は。走ってみるとさらに驚きで、一番内側のコースは凸凹で 走りにくい。5000を走る前にそれがわかっただけでも収穫かも。 5000の参加者は6人。一般4人、壮年2人。一般3人は、1500の1位と2位(いずれも 余裕で4分台)で、残り1人も陸協所属なので周回遅れは間違いなし。あとは壮年の 2人だが、壮年といっても40以上っぽいので、油断はできない。あわよくばどっちか に勝てればいいかなと言ったところ。 目標は最低でも自己ベスト(20分58秒:今年6月)更新。できれば20分30秒。しかも 19分台も狙えそうな予感がする走りをしたい。 1周ごとのラップタイム 今回 2010年新木場 1周目 200 0 41 0 41 2周目 600 1 35 2 17 1 30 2 11 3周目 1000 1 41 3 58 1 36 3 47 4周目 1400 1 41 5 40 1 35 5 23 5周目 1800 1 43 7 23 1 38 7 01 6周目 2200 1 39 9 03 1 39 8 40 7周目 2600 1 39 10 42 1 43 10 24 前半で既に、自己記録ペースから遅れること18秒。一時は23秒まで開き、どうした ものかと。確かに多少抑え気味にはいったものの、ここまで遅いとは。やはり800の 影響は大きかったか。できるだけ横になるなどして体力回復に努めていたが。新木場と 比較して、2周目から既に後れをとり、3周目からは1分40秒切れず。いくら新木場の時は 後半流していたとはいえ、かなり不安。5周終わった時点で、これではいけないと思い、 スピードアップ。ようやく1分40秒が切れるようになり、必死に追走。 8周目 3000 1 39 12 22 1 47 12 11 9周目 3400 1 38 14 01 1 47 13 58 10周目 3800 1 40 15 41 1 45 15 43 11周目 4200 1 39 17 21 1 43 17 27 12周目 4600 1 43 19 05 1 44 19 11 13周目 5000 1 30 20 35 1 46 20 58 6周目で23秒あった差が9周目には3秒差。捕らえたも同然なんだが、イマイチ状況が わかっていなく、そんなに簡単に追いつくとは思っていなかったので、その後も必死。 11周目が終わって、ようやくもう力を抜いて大丈夫なんだと悟り、12周目は流し目に 走るが、今度は前走者に追いつきそうになる。別に最下位でもいいんだけど、結構 観客がいるし、明らかに差が縮まっているのでつい欲が。 結果的には追いつけず、振り切られてこっちが失速する始末。もっとぎりぎりまで 追いつめてから抜きにかかればいいのに、残り300M以上あるところから抜きにかかった ので、相手も気づきペースアップ。それでも追い越せると思ったが、相手の余力が 思った以上だった。それって結構恥ずかしく、どうせなら地味に最下位の方がよかった かも。 新木場の時は調子がよかったとはいえ、6月で気温26度。その走りに途中まで大きく 引き離されたのはあまり気分が良くない。幸い20度を切ってて、肌寒いぐらいの気候 だったから後半追い上げができて、結果的には目標タイムに近づいたが、内容は不満。 これでは20分切りは難しい。 来年はどうするか。立川ハーフが10月最終週に戻ってくればそっちが優先だろうな。 あとはこっちがどっかにずれてくれるか。去年は第1週だったから、可能性はなくは ない。 今後は、まずは駅伝。恐らく10キロで、トミーとの一騎打ちだろうから心してかかり たい。勝つことは無理としても、去年つけられた2分差は縮めたい。リレマラの走りを 見て、トミーも成長してるだろうけど、こっちもそれなりに速くなってるんでね。 あわよくば、年齢と風貌で油断してくれないかな。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25030.html
登録日:2013/11/09 (土) 01 54 31 更新日:2022/08/13 Sat 16 55 03 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 あざの耕平 たくましい女キャラ スロースターター ライトノベル 作家 小説家 幼なじみ 徳島県 濃い男キャラ 衝撃のあざの耕平 阿波市 あざの耕平(こうへい) ライトノベル作家。徳島県阿波市出身。元兼業作家。 1976年1月28日生まれ。 ファンからの愛称は「あざのん」、または「あざのさん」 【来歴】 第9回ファンタジア長編小説大賞において、『霧の都の吸血鬼』で最終選考に残る。 その後『月刊ドラゴンマガジン』誌上で行われた第1回龍皇杯に『Dクラッカーズ』で出場(『月刊ドラゴンマガジン』1998年9月号掲載)するが、優勝は逃す。 (ちなみにこの際の優勝は榊一郎のスクラップド・プリンセス) その後1999年1月に、富士見ファンタジア文庫より『ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト』でデビュー。 そして2000年11月に、富士見ミステリー文庫から『Dクラッカーズ』を出版。富士ミスを支える人気シリーズとなる。 Dクラッカーズ完結後は、2004年7月から富士見ファンタジア文庫より『BLACK BLOOD BROTHERS』を出版。 2006年にBLACK BLOOD BROTHERSがアニメ化される。この際にDクラッカーズが富士見ファンタジア文庫より新装版として出版される。 またこのアニメ化の際に勤めていた書籍取次会社を辞めて専業作家となる。 2009年にBLACK BLOOD BROTHERSが全11巻で完結。 それから1年後の2010年5月、富士見ファンタジア文庫にて新シリーズである『東京レイヴンズ』をスタートさせる。 2013年に東京レイヴンズがアニメ化される。 【作風】 長編シリーズは基本異能力バトルがメイン。悪魔、吸血鬼、陰陽術など作品によって使われる要素は様々。 話が進むごとにキャラクターが多くなり群像劇になることも。そして大抵のキャラクターに見せ場があるので総力戦がガチの「総力」戦となることもしばしば。 敵味方問わずにどのキャラクターも自らの思いに従い、しっかりと動いているので敵勢力も魅力のあるキャラクターが多い。 スロースターター しっかりと土台を作ってから盛り上げるタイプの作風のため、序盤は設定やキャラ配置がメインとなるために盛り上らないと言われることが多い。 しかし1度エンジンがかかってからはもう止まらない。配置していた伏線が爆発し、キャラクターたちが動き出し、急速的な盛り上がりを見せる。 そのため「3巻でエンジンがかかり、7巻でブレーキが壊れる」というのがファンの間で共通認識となっている。 男キャラが濃い 男キャラの方が戦闘でメインになるのは当たり前、酷いときは男キャラの方が萌えるということも。中でも中年以上のオッサンキャラの活躍は多く、人気が高い。 もちろん女キャラも人気がないわけではなくしっかりと魅力的である。「かっこいい」、「たくましい」など読者からも評されている。…アレ? …「主人公(男)はヒロイン、メインヒロイン(女)はヒーロー」も読者の共通認識の一つとなっている。 というか長編シリーズ3作品全てがこれに当てはまっているのだが…。 【評価】 土台作りが完了した中盤からの熱い展開、大人たちがしっかりと活躍する、シリアスなだけではなくテンポの良いコメディも書ける、 物語をしっかりと畳み完結させる、など実力派として評価が高く、知名度は高くないものの話をしっかりとまとめれるという信頼と実績から熱いファンは多い。 初シリーズのDクラッカーズがドラッグをテーマにしていたため、ネットでは『あざの耕平ジャンキー説』がささやかれていたことがある。 (当然あとがきで否定している) また話を続きが気になるいいところで終らせることが多い。(つまりドS)そのため次の巻が出るまで読者は悶々とすることになる。 BBB6巻と東レ8巻のあとがきで切れさせられた人も多いと言う。 そしてDクラと東レで幼馴染をメインにすえたストーリーを書いているため、ラ板の幼馴染は禁止!スレでは度々話題に上がる。 破壊力の高い幼馴染ヒロイン(Dクラの方は男)を生み出し、話の中核部分が『幼馴染』という要素を有効的に活用しているため、 スレ住民からは『衝撃のあざの耕平』の二つ名を与えられ恐れられている。 【作品一覧】 富士見ファンタジア文庫 ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト(1999/01)※『字野耕平』名義。 2013年11月に「あざの耕平」名義で『ブートレガーズ BOOTLEGGERS』に改題した新装復刊版が出版。 BLACK BLOOD BROTHERS 東京レイヴンズ 富士見ミステリー文庫 Dクラッカーズ ネコのおと リレーノベル・ラブバージョン GA文庫 神曲奏界ポリフォニカ・ダン・サリエル・シリーズ 冥殿「アニヲタwikiの真髄が何だかご存知だろうか?」 冥殿「答えは、『追記・修正』です」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 乙! あと作中のテーマも結構共通してるよね。社会とそこから疎外されてる者たちとか。 -- 名無しさん (2013-12-20 01 30 31) ティム・バートンもそんな感じのスタイルらしいなぁ -- 名無しさん (2014-01-05 04 43 23) もっと評価されるべきだと思うわ -- 名無しさん (2014-02-01 21 18 02) 女の子の心理描写が上手すぎるってことで、女性疑惑が流れてたとか何とかw -- 名無しさん (2014-02-03 02 54 34) 東レからはちゃんと萌えも描けてるだろ、他ラノベと比べて男キャラが目立ってるのは相変わらずだけど -- 名無しさん (2014-08-03 01 08 22) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dmmadultgame/pages/18.html
鬼の戯れ_あざみ SR 風 ??? ??? 強制_あざみ SR 風 26 全昇大の術 5427 4288 2730 全昇中の術 SP版 2014年07月キラーカード ダブル射精_あざみ SR 風 26 全昇大の術 5193 4900 2130 全昇中の術 SP版 2014年10月キラーカード 至福の時_あざみ SR 風 26 18000 13100 11600 42700 暴風の呪符 4541 3299 2914 ??? 鬼の指導_あざみ SR 風 23400 18800 10800 53000 ??? ??? SP版 2015年05月赤鬼姫キラー ご褒美_あざみ SR 風 21600 16100 11700 49400 ??? ??? SP版 2015年06月週間レイド報酬 鬼顔射_あざみ SR 風 23700 18700 11300 53700 ??? ??? SP版 2015年09月お月見ガチャ 下僕の部屋_あざみ SR 風 26 21800 15500 12300 49600 ??? 5500 3907 3095 旋風の呪符 SP版 2015年09月十五夜イベント報酬 [[]] SR 風 ??? ??? 筆アナル_あざみ SR 風 ??? ??? SP版 2015年12月週間レイド報酬 ビリビリ_あざみ SR 風 26 21400 15700 12000 49100 魔結界 5399 3941 3009 魔結界 SP版 2016年02月赤鬼姫パネル報酬
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/7987.html
415: ナイ神父Mk-2 :2022/05/19(木) 00 20 24 HOST p506199-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp 憂鬱スパロボ アポカリプス 86惑星編 時系列色々 セリフネタ その2 「誰が此処迄やれって言ったよ?」 「いや、だってあんな桶を兵器と言い張られるのは我慢できなくて…」 「だからって、シュレッダー鋼やハドロン砲組み込んだ機動KGF作る奴が有るか!」 「作りたいから作った。反省はしているが後悔はry」 連合の技術者間でのやり取りの一部。 連合を含む各国の兵器開発者の間で絶賛大不評を得たフェルドレス「ジャガーノート」を兵器として認めたくないという技術者は多数に上っていた。 その為、その中の一部が近いコンセプトの機体開発に挑戦。86惑星に提供されているギアス系世界の技術をベースにハドロン砲等野心的な兵器を搭載しているも、結果的には機動KGFとでも言うべき兵器が完成する事となり、ごく一部のエース向け機体となっている。尚、ギアーテ連邦程の技術が有れば生産は可能な模様。 「しかし、技術大尉は良いご友人をお持ちの様で…」 「あの悪魔見たいな対応でそう思うなら、頭修理に出した方が良いんじゃない?」 「いえいえ、本当に悪魔なら表ではこれまで通りの対応しつつ各国へ向けての証拠固めでも行っていた事でしょうね…」 「そこまで行けば人でなしだと思わよ?」 「そうでしょうかね?ああ、人でなしと言えば…コレは恐らく大尉を気遣っての事だと思われますが…」 「?」 「このまま共和国が政治的に追いつめられるとすると『次の豚』には技術大尉が選ばれる可能性が高いと言う公算が立てられて居ます。」 「!?」 「悩むのも良いですが行動は早めた方が良いかと…」 アンリエッタ・ペンローズ技術大尉とリーガルリリーの会話の一部。 連合ではこれまでの共和国の行動から各国の武力行使も考慮に入った避難を浴びた場合、スケープゴートを選ぶ可能性が高いと目しており、その対象にはハンドラーやレイドデバイス関係者が選ばれる物と考えられていた。 その為、アンリエッタ・ペンローズ技術大尉は経歴からもその筆頭と見做され、レーナの警告以外にも連合から直接警鐘が鳴らされている。 416: ナイ神父Mk-2 :2022/05/19(木) 00 21 20 HOST p506199-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp 「アーマイゼみたいにチョコマカと!」 「!後ろに回られたぞ!砲塔を回と…」 『7号機撃破判定!』 「アサルトライフルなら正面を抜かれる事は無いですが、バズーカやグレネードなら装甲の弱い部分は抜かれますな」 「上手く使えれば歩兵の上位互換と出来るやも…」 「待て、あれだけ使えたのは熟練のパイロットの技量があってだ。パイロット育成はどうする?」 KMFとフェルドレスの模擬戦を確認したギアーデ連邦の軍人たちの会話の一部。 ギアーデでは装甲服部隊とフェルドレス部隊による戦線構築によって構成されていたが、戦線に置ける装甲服部隊の損耗等は問題視されていた。そうした現状に対して、連合は歩兵戦力の代替としてKMFの提供を提案する。 しかし、未知の兵器に対して効果を疑った連邦は主力であるフェルドレスとの模擬戦闘を実施第五世代機KMFとの戦闘の結果、単純火力と装甲では上回っている物の運動性とより近距離での戦闘に於いては脅威であり、歩兵の発展戦力としての運用が期待できるという物であった。 「実際の所、仮にあのデストロイガンダムと呼ばれた戦力が我々に向けられたとして勝てるのかい?」 「軍としては全力を尽くして防衛に当たります!」 「僕が聞いているのは勝率だよ?」 「…レギオンから取得した80㎝レールガンを使用すれば或いは…」 「手元に無い物を言われても困るよ、それに…我々に大盤振る舞いしたって事は向こうにはアレに対する対抗手段も有るんじゃ無いかな?」 「…」 「力が無いってのは辛いものだね…」 ギアーテ連邦内に於ける会話の一部。 連合が出したデストロイの戦闘力は、改めて各国に対して連合と言う存在の力を見せつける事となった。 同時にこれに対する対抗手段の模索も行われるも、現在示される情報はどれもが絶望的な数値を示す事となっており、各国は対話による対応の模索を行う事となる。 「しかし、ELSと言いましたか?浸食攻撃は凄まじい物が在りますね…」 「実はアレは攻撃では無いのですよ」 「は?」 「彼等は本来融合によって他者との理解を行おうとします。つまり、本来は彼らのあいさつなのですよ」 「なっ…」 「接触当時は我々も攻撃と勘違いしたのですが、彼等からすると握手して皮膚の細胞が死滅している程度にしか思わなかった訳ですね」 「」 連合と86惑星住民との会話の一部。 ELSと言う完全な非人型異星人の存在は、一部を除く各国にも驚きを齎しており、各国の生物学者や或いは科学者たちの興味を大きく引く事になる。 しかし、こうした更なる戦力の存在は各国の軍部から見れば連合との戦力の差を強く意識させる結果となっている。 417: ナイ神父Mk-2 :2022/05/19(木) 00 22 21 HOST p506199-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp おまけ 夢幻会が何を恐れたか 連合が何を恐れて居たかに関しては惑星86でのサンマグノリア、殊更シンの周辺をオカルト的に見た場合余りに見立てに近かった事が上げられます。取り敢えずとしては普遍的無意識における強い死の内包やら或いは無数の死を望む声他、夢幻会目線としては魂を備えたと言えるだけの機械と今の状況に成った元凶の一族の少女或いはそれと関係する女帝。コレだけでは無く彼自身が死に向かって歩いて行く様等がP3の主人公に重なるのではないかという物でした。そして、コレに寄って連合の出現が恐れた物が… ニュクス:出典ペルソナ3シリーズ 概要 月誕生時の一説であるジャイアントインパクト説による成立の際に激突した存在とされる。当時の死と言う物を有さなかった生物に死と言う概念を付与した。その際にニュクスの破片の一部を生物は逃さない様に自らの精神の中へと封印、コレにより生物には寿命が産まれた他ニュクスの欠片を逃さない為に精神と言う檻が複雑化、結果的に知的生命体を成立させる事となる。P3本編前の時間軸に置いてとある組織は生物が精神の檻に閉じ込めたニュクスの欠片である「シャドウ」と呼ばれる存在を寄り合せるという実験を行いデスと言う死を象徴する存在を生み出してしまい紆余曲折を経てその存在はP3主人公の中に封印されその後彼が封印された土地にかえって来る事で物語は始まる。そして、その後復活したニュクスはP3主人公の歩んできた旅路の答えとして起こした奇跡に封印されて再度眠ることに成る。この決戦の際に現れたニュクスの本来の肉体は通常とは異なる異相に存在する月その物であり完全各政治には全生物に死が齎される形となる。 エレボス:出典ペルソナ3シリーズ P3本編の後の時間軸に置いて発覚した事であるが現在のニュクスその物に人類を滅ぼそうとする意志などは無く、又出現時に死をまき散らす事も意図したものでは無い。では何がニュクスを呼び出すかという事の答えがこの存在である。知的生命体の死への興味が普遍的無意識に堆積して一種の概念存在と成った物と言える。コレが接触する事こそニュクス出現の原因と成り得る物であった。その為、死を望む意識を拡大させ得る共和国の行為等と合わせて連合のオカルト勢力は共和国に寄る状況の悪化を警戒させる事となる。 夢幻会が本当に恐れた物 ニャルラトホテプ;出典ペルソナ2シリーズ 概要 人類の普遍的無意識内に於けるネガティブマインド領域の擬人化、完璧な人間を求めて対立するポジティブマインドと議論を続けてきた見守ることを選ぶポジティブマインドよりも寄り積極的に人間を破滅させる介入を行うため、2シリーズでは人類を一度滅亡に追い込んだ。擬人化存在としては2シリーズで討滅されているが領域その物が消滅した訳では無く単に裏に回っただけである事から再び出現する可能性も存在し得る。因みにニャルラトホテプを打倒しようとする意志その物も実はネガティブマインドに分類される為、出現する貌の中には打倒される自分をあざ笑う個体も居る等可なり面倒。 418: ナイ神父Mk-2 :2022/05/19(木) 00 23 25 HOST p506199-ipngn601akita.akita.ocn.ne.jp 以上です。WIKIへの転載は自由です。取り敢えず昨日話したネタに関してと86関連のセリフネタをば…