約 46,783 件
https://w.atwiki.jp/v-sw/pages/541.html
序章 大進行 拠点会話 「ライ」→会話のみ 「ミスト」→会話のみ 「スクリミル」→会話のみ 「仲間たち」→会話のみ 勝利条件 ノーマルモード スクリミルの到達 敗北条件 ノーマルモード アイクの死亡,ライの死亡,スクリミルの死亡 最大出撃数 11体 強制出撃ユニット Lv11 アイク(勇者),Lv16 ティアマト(斧騎将),Lv5 セネリオ(風の賢者),Lv1 ミスト(杖使い),Lv1 ヨファ(狙撃手),Lv8 ボーレ(勇士),Lv12 オスカー(槍騎将),Lv13 シノン(狙撃手),Lv10 ガトリー(槍武将),Lv3 キルロイ(司祭),Lv7 ワユ(剣豪) 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット Lv8 シジオウ(狙撃手),帝国将校×15,帝国鎧将×6,帝国魔道将×8,帝国神官将,帝国軍傭兵×8 その他ユニット Lv25 スクリミル(獣牙族/獅子),Lv26 ライ(獣牙族/猫),ガリア兵×11 味方増援2,4,6ターン目 ガリア兵×5 落とす物 シジオウ『クロスボウ』,帝国将校『コイン』 盗める物 ― 財宝の位置 『コイン』:制圧地点から(左に6マス) ノーマルモード キラーアーチを利用して右側の帝国魔道将を撃破しよう。 スクリミル達はどんどん敵を蹴散らしていくのでアイク達も急いで右上の制圧地点まで進みましょう。途中でホースキラーを装備している敵がいるので騎馬系ユニットは注意して下さい。 ガリア軍よりも先にシジオウの前に味方ユニットを配置できるよう迅速に進まないとスクリミルなどに撃破されてしまい,「クロスボウ」を入手できなくなります。 1章 ラグズとベオク 拠点会話 「仲間たち」→会話のみ 「仲間たち2」→会話のみ 「仲間たち3」→会話のみ 勝利条件 ノーマルモード 12ターン敵の全滅 敗北条件 ノーマルモード アイクの死亡,12ターン経過 最大出撃数 11体 強制出撃ユニット アイク,ティアマト,セネリオ,ミスト,ヨファ,ボーレ,オスカー,シノン,ガトリー,キルロイ,ワユ 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット Lv9 ロミタナ(槍闘士),帝国将校×8,帝国鎧将×6,帝国魔道将×2,帝国軍傭兵×2 増援4ターン目 帝国鎧将×2,帝国将校,帝国魔道将 増援5ターン目 帝国将校×2 増援6ターン目 帝国軍傭兵×2 その他ユニット レテ(獣牙族/猫),Lv17 リィレ(獣牙族/猫) 民家 中央の民家『天使の衣』(三兄弟以外で訪問時),中央下の民家『青の宝玉』 落とす物 ― 盗める物 ― 財宝の位置 『たいまつ』:右下から(上8マス:左4マス) 『コイン』:右上から(左4マス) ノーマルモード 4ターン目の増援は左上,5,6ターン目の増援は左下に出現します。 レテやリィレは放っておくと敵に突っ込んでいくのでアイクの要請で安全地帯に移動させておきましょう。 かがり火の範囲外の暗がりに敵が潜んでいる場合があるので弱いユニットを移動する時は注意して下さい。 ロミタナは移動してきますが間接攻撃が出来ないので弓や魔法でダメージを与えてから近接攻撃をすると効率良く撃破できます。 また左下の増援対策として数体ユニットを残しておくと安全です。 中央の民家は三兄弟(ボーレ,オスカー,ヨファ)の誰かで訪問すると特殊なイベントが発生し2章の拠点会話が追加されますが「天使の衣」は貰えません。 2章 迫り来る軍勢 拠点会話 「3兄弟」→会話のみ 「仲間たち」→会話のみ 「道具屋」→シルバーカードを入手(拠点を出ると没収される) ※補足 「3兄弟」は1章で中央の民家を3兄弟の誰かで訪れた場合のみ 勝利条件 ノーマルモード 敵将の撃破 敗北条件 ノーマルモード アイクの死亡 最大出撃数 16体 強制出撃ユニット アイク 新規加入ユニット イレース,ネフェニー,チャップ,ヘザー,ハール ※1部,2部で生存及び仲間にしていた場合のみ ノーマルモード敵ユニット Lv11 イトッツ(聖竜騎士),帝国神官将,帝国将校×2,帝国軍傭兵×2,帝国魔道将×5,帝国竜騎将×7,帝国鎧将×7,帝国騎将×8 増援6,8,9ターン目 帝国騎将×2 増援7ターン目 帝国騎将×5 ボス付近のエリアに近づく 帝国竜騎将×3 落とす物 帝国神官将『リカバー』 盗める物 イトッツ『特効薬』,帝国神官将『石像の欠片』,帝国騎将『死神の術符』,帝国鎧将『未装備武器』,帝国鎧将『コイン』,帝国魔道将『未装備武器』 財宝の位置 『コイン』:右下から(上8マス:左2マス) 『コイン』:右下から(上6マス:左12マス) ノーマルモード 6ターン目の増援は中央上,7ターン目の増援は右上,8ターン目の増援は左下,9ターン目の増援は右中央,イトッツ付近のエリアに近寄ると増援が左下から出現します。 イトッツは移動範囲に入ると攻撃を仕掛けてくるので,他の敵を全て撃破したい場合は囲んで動けないようにしておきましょう。 その際に味方ユニット1体の装備を外して攻撃を受ける囮役を作っておくと安全です。 ハールが育っているならば,攻撃→再移動で敵の攻撃範囲内から外れる,を繰り返して敵の数を減らしていきましょう。 サンダーストームを装備している右上の帝国魔道将は,増援部隊を全て撃破してから対応すると安全に撃破できます。 チャップの初期スキル「武装解除」で敵の装備を外しヘザーで盗むことで武器代を浮かせることができるので余裕があるなら試してみましょう。 チャップを使用しない人は他のユニットにスキルを装備させてTRYしてみよう。 3章 渡河作戦 拠点会話 「仲間たち」→会話のみ 勝利条件 ノーマルモード 18ターン全荷物点火 敗北条件 ノーマルモード アイクの死亡,18ターン経過 最大出撃数 11体 強制出撃ユニット アイク 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット Lv9 ベヨナ(呪術士),帝国将校×7,帝国鎧将×7,帝国魔道将×5 増援1ターン目 帝国将校,帝国神官将,帝国軍傭兵×3 増援2ターン目 帝国将校,元老院議員 増援3ターン目 帝国将校×2 増援4ターン目 帝国魔道将,元老院議員 増援9ターン目 帝国将校×6 増援11,14ターン目 帝国鎧将×2 その他ユニット 馬×8 民家 左上のテント『マスタークラウン』,左下のテント『大器晩成の書』,上中央のテント『ハマーン』 落とす物 ベヨナ『影の書』,元老院議員『女神の像』,元老院議員『白の宝玉』 盗める物 帝国鎧将『未装備武器』,帝国魔道将『傷薬』,帝国神官将『未装備武器』,帝国軍傭兵『コイン』 財宝の位置 『コイン』:左上から(下16マス) ノーマルモード 1ターン目の増援は敵軍フェイズに右上,左中央から出現します。 2ターン目の増援は右下のテント,3ターン目の増援は左中央,4ターン目の増援は中央のテント,9ターン目の増援は左上,左中央,右上から各2体ずつ,11ターン目の増援は右中央,14ターン目は左中央から出現します。 元老院議員は離脱するので早めに撃破するかヘザーでアイテムを盗みましょう。 撃破せずにクリアするとボーナスEXPが増加されるので極力撃破しないで下さい。 ベヨナの移動範囲に入ると攻撃してくるので,安全に撃破する場合は間接攻撃ができるユニットを柵の前に配置して返り討ちにさせよう。 ベヨナの闇魔法は威力が高いのでHPが低いユニットは特に注意して下さい。 ここで手に入るマスタークラウンは重要度が高いアイテムなので確実に入手しよう。 4章 名将の一手 拠点会話 「シノン」→青の宝玉を入手 勝利条件 ノーマルモード アイク、ライ同時到達 敗北条件 ノーマルモード アイク,ライの死亡 最大出撃数 12体 強制出撃ユニット アイク,ライ 新規加入ユニット レテ,モウディ,Lv26 ライ(獣牙族/猫),Lv17 リィレ(獣牙族/猫),Lv18 キサ(獣牙族/虎) ノーマルモード敵ユニット Lv12 カジーザ(剣武将),帝国将校×10,帝国鎧将×4,帝国魔道将×4,帝国軍傭兵×12 増援7ターン目 帝国竜騎将×2 その他ユニット ガリア兵×5 落とす物 帝国将校『傷薬』 盗める物 カジーザ『調合薬』,帝国魔道将『傷薬』,帝国将校『コイン』,帝国軍傭兵『コイン』 財宝の位置 『アロンダイト』:右上から(下2マス:左3マス) 『コイン』:左上から(下14マス:右2マス) 『コイン』:右上から(下8マス:左6マス) ノーマルモード 7ターン目の増援は上中央に出現します。 騎馬ユニットは段差を上れないので出来る限り歩兵ユニットを出撃させよう。 二手に分けて進軍すると効率が良い。 段差を上るユニットは間接攻撃が出来る武器を装備しておくと段差からの敵の攻撃に対応できる。 5章 撤退戦 拠点会話 「ハール」→武器破壊の書を入手 勝利条件 ノーマルモード 10ターン防衛,敵将の撃破 敗北条件 ノーマルモード アイクの死亡,防衛地点の敵待機 最大出撃数 16体 強制出撃ユニット アイク 新規加入ユニット Lv15 リュシオン(白鷺王子) ノーマルモード敵ユニット Lv14 ロンブローゾ(斧騎将),帝国鎧将×7,帝国将校×4,帝国魔道将×8,帝国騎将×14,帝国神官将×2,帝国軍傭兵×7 増援3,8ターン目 帝国騎将×3 増援4,7ターン目 帝国魔道将×2 増援5ターン目 帝国鎧将×3 増援6ターン目 帝国騎将×4,帝国鎧将×3 増援9ターン目 帝国騎将×4,帝国将校×3 増援10ターン目 帝国将校×3 落とす物 帝国騎将『傷薬』,帝国魔道将『コイン』 盗める物 ロンブローゾ『エナジーの雫』,帝国鎧将『傷薬』,帝国魔道将『未装備武器』 財宝の位置 『マスタークラウン』:右下から(上2マス) 『コイン』:左上から(下7マス:右4マス) 『コイン』:右上から(下11マス:左6マス) 『コイン』:右下から(上2マス:左7マス) 『コイン』:右下から(上5マス:左3マス) 『オリウイ草』:左上から(下14マス:右11マス) ノーマルモード 3,8ターン目の増援は下中央,4ターン目の増援は左下,5ターン目の増援は右下,6ターン目の増援は下中央に4体,右下に3体,7,10ターン目の増援は左上,9ターン目の増援は下中央に4体,左上に3体出現します。 防衛するだけなら道をユニットで塞ぐだけで良いが「マスタークラウン」だけは最低でも入手しておこう。 中央と右に強力なユニットを配置しておこう。 ロンブローゾや護衛は近くに寄ると攻撃して再移動で離れるので注意。 参考例 左側はハール,ボーレ,右側はネフェニー,オスカー,中央はワユ(最上級職)とアイクで抑え,他のユニットはサポートして下さい。 ヨファ,シノンはアイアンアーチで尽きるまで攻撃,リュシオンは再動を使用。 この時,既にマスタークラウンをして最上級職のユニットがいる場合は中央武器を充分に持たせて単騎で攻めるだけで敵を何体も撃破してくれます。 特にワユは必殺の確率が高く,スキル「流星」で確実に敵を仕留めることができるのでお勧めです。 6章 誰がための戦い 拠点会話 「サザ」→マスタークラウンを入手 「ジル」→勇者の斧を入手 勝利条件 ノーマルモード 敵の一定数撃破 敗北条件 ノーマルモード ミカヤ,サザの死亡 最大出撃数 12体 強制出撃ユニット ミカヤ,サザ 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット レテ,モゥディ,ガリア兵×36体以上 その他ユニット デイン将校×4,デイン神官将 落とす物 ガリア兵『オリウイ草』 盗める物 ガリア兵×2『オリウイ草』,ガリア兵×2『傷薬』 財宝の位置 『勇者の弓』:左下から(上7マス:右6マス) ノーマルモード 4ターン目に漆黒の騎士が増援として加勢してくれます。 索敵マップなのでトーチやたいまつを使用して周りを照らしておくと安全。 敵を36体撃破するとクリアになるのでその場から離れずに敵を迎え討つことを考えましょう。 漆黒の騎士で攻めれば無難ですが,経験値が入らないので極力他のユニットで敵を撃破しよう。 余談だがツイハークでレテ,モゥディと会話すると寝返る。 7章 両雄、相打つ 拠点会話 「仲間たち」→威圧の書を入手 勝利条件 ノーマルモード 12ターン生存 敗北条件 ノーマルモード アイク,ライの死亡 最大出撃数 10体 強制出撃ユニット アイク,ライ 新規加入ユニット Lv29 ヤナフ(鷹),Lv28 ウルキ(鷹),ジル,ツイハーク 上記の補足 ヤナフとウルキ→アイクかリュシオンで会話,ジル→ハールで会話,ツイハーク→レテかモゥディで会話 ノーマルモード敵ユニット ミカヤ隊(前章での生存ユニット),デイン将校×8,デイン魔道将×10,デイン竜騎将×2,デイン鎧将×3,デイン神官将×3,デイン軍傭兵×8 増援4,6ターン目 デイン竜騎将 増援5,10ターン目 デイン将校×2 増援7ターン目 デイン軍傭兵×2 増援9ターン目 デイン軍傭兵×2,デイン魔道将,デイン竜騎将×2 その他ユニット Lv29 ヤナフ(鷹),Lv28 ウルキ(鷹) 落とす物 ― 盗める物 デイン魔道将『未装備武器』,デイン神官将『未装備武器』 財宝の位置 『コイン』:右上から(下12マス:左7マス) ノーマルモード 3ターン目に右上からヤナフとウルキが増援として出現するのでアイクかリュシオンでどちらかと会話すると2人が仲間になります。 4,6ターン目の増援は左上,5,7,10ターン目の増援は左下,9ターン目の増援は左下に2体,右下に3体出現します。 この章でジルとツイハークを仲間にできるが,ミカヤ隊の戦力が減って後に困ることになるので仲間にしない方が無難。 ミカヤ隊のユニットを撃破しても撤退するだけなので問題無い。 リュシオンとミカヤの会話を見たい場合は,下記の通りにして下さい。 参考例 漆黒の騎士の攻撃範囲外ギリギリに化身中のリュシオン,ヤナフorウルキを待機させる。 次のターンにヤナフかウルキをミカヤ周囲に待機,ただしこの後移動させるリュシオンの隣になるように設置して下さい。 リュシオンでミカヤと会話後,呪歌「再動」を使用。 再動させたヤナフorウルキでリュシオン救出して漆黒の騎士の攻撃範囲から離脱。 8章 灼熱の果て 拠点会話 「仲間たち」→会話のみ 「姉妹」→恐怖の書を入手 勝利条件 ノーマルモード 敵の全滅 敗北条件 ノーマルモード アイク,ライの死亡 最大出撃数 12体 強制出撃ユニット アイク,ライ 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット Lv15 ノーズ(槍武将),帝国将校×7,帝国鎧将×14,帝国魔道将×8,帝国神官将,帝国軍傭兵×5 増援6ターン目 帝国将校×2 増援7ターン目 帝国魔道将×2 ノーズ付近に近づく 帝国鎧将×2 落とす物 帝国軍傭兵『クロスボウ』 盗める物 ノーズ『調合薬』『聖水』,帝国鎧将『傷薬』,帝国魔道将『傷薬』 財宝の位置 『コイン』:右上から(下13マス:左7マス) ノーマルモード 6ターン目の増援は右中央,7ターン目の増援は左下,ノーズ付近に近づくと右下から増援が出現します。 ノーズは移動してこない上に間接攻撃もできないので安全に撃破できる。 地面が黒っぽいマスにユニットが止まると溶岩が降り注ぎ10ダメージを受ける。 溶岩ダメージを利用すればミストやキルロイ,呪歌を使えばリュシオンも育てることが可能なので事前にライブを大量に購入しておくこと。 また,弓系敵ユニットの隣に帝国神官兵を誘導して2体を囲めば,弓系敵ユニットに攻撃→敵軍ターンフェイズに回復,の繰り返しで弱いユニットを育てることも可能。 ここではスキル「大器晩成」を育てたいユニットに付けてじっくり経験値稼ぎをしておこう。 お勧めはミストなので,ここでLv20にすると良い。 9章 略奪者 拠点会話 「街の人々」→会話のみ 「カリルの店」→会話のみ 「エリンシア」→マスタークラウンを入手 「ルキノ」→10000Gを入手 勝利条件 ノーマルモード 敵将の撃破 敗北条件 ノーマルモード ジョフレの死亡 最大出撃数 7体 強制出撃ユニット ジョフレ 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット Lv12 ラオ(槍闘士),工作兵×3,帝国将校×9,帝国鎧将×2,帝国軍傭兵×5 増援2ターン目 工作兵×2 増援4ターン目 帝国将校,帝国軍傭兵×2 増援6,8,9ターン目 帝国将校×2 増援7ターン目 工作兵,帝国将校 その他ユニット クリミア騎将×3,クリミア神官将 落とす物 帝国将校『鋼の槍』,帝国将校『はやての羽』,帝国軍傭兵『手斧』 盗める物 ― 財宝の位置 『精霊の粉』:右上から(左5マス) 『コイン』:右下から(上2マス:左4マス) ノーマルモード 2,6,8,9ターン目の増援は右下,4ターン目の増援は左下,7ターン目の増援は右上から出現します。 工作兵は民家に火を放つので早めに撃破しよう。 民家に火を放たれたら隣接して消火しよう。 ラオは移動して来ないので他の敵ユニットを全滅させてから撃破しましょう。 ちなみに「精霊の粉」はラオの上のマスにあるのでマーシャで待機して入手しておくと良い。 10章 クリミアの心 拠点会話 「ジフカ」→悟りの符号を入手 勝利条件 ノーマルモード 敵の全滅 敗北条件 ノーマルモード アイク,ライの死亡,エリンシアの死亡 最大出撃数 12体 強制出撃ユニット アイク,ライ 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット Lv17 セルゲイ(弓騎将),クルベア公爵兵×42 増援3,4ターン目 クルベア公爵兵×2 その他ユニット エリンシア,ジョフレ隊,クリミア騎将×5,クリミア神官将×2 落とす物 セルゲイ『銀の弓』 盗める物 クルベア公爵兵『傷薬』,クルベア公爵兵×4『未装備武器』 財宝の位置 『コイン』:右上から(下7マス:左6マス) 『コイン』:右下から(上2マス:左8マス) ノーマルモード 3,4ターン目の増援は下中央から出現します。 エリンシア率いるクリミア軍と正面から合流する部隊と右側から攻める部隊に分けて進軍しましょう。 ヘザーは盗み専門として右側から攻める部隊に入れておくと良い。 右下にいるパージを放ってくる敵の未装備武器を盗んでおき使い切らせておくと無力化にすることができる。 敵の全滅が目的なので,そのユニットを最後まで残しておけば安全に他の敵の殲滅や財宝探索に専念できる。 クリミア軍はエリンシアのいる場所を囲む形で護衛しかしないので,敵を討ちに攻めたりはしない。 あくまでエリンシアが移動した付近にいる敵を撃破するようになっている。 一定ターン経過するか,敵の残存数によって遠くから見ているバルテロメが撤退します。 その後セルゲイを含めた弓兵がエリンシアに向かって移動してくるようになるので早めに味方ユニットで進路を塞いで撃破すること。 11章 退けぬ理由 拠点会話 自動→マスタークラウン×2を入手 「サナキ」→マスタークラウンを入手 「シグルーン」→20000Gを入手 「仲間たち」→治癒の書を入手 拠点から出る→ラグネルを入手 ※補足 「仲間たち」はケビン,オスカーが生存時のみ出現 勝利条件 ノーマルモード 制圧 敗北条件 ノーマルモード アイク,ライの死亡,シグルーンの死亡,タニスの死亡 最大出撃数 12体 強制出撃ユニット アイク,ライ,シグルーン,タニス 新規加入ユニット Lv19 シグルーン(聖天馬騎士),Lv16 タニス(聖天馬騎士),リアーネ ノーマルモード敵ユニット Lv17 ゲラン(勇士),デイン将校×8,デイン鎧将×8,デイン騎将×14,デイン魔道将×7,デイン神官将×3,デイン軍傭兵×5 中央の投石器付近に到達 デイン竜騎将×2 橋の右側に到達 デイン将校,デイン軍傭兵 その他ユニット Lv31 ティバーン(鷹王),フェニキス兵×2 落とす物 ゲラン『アクゥアル』,デイン鎧将『ホースキラー』 盗める物 ゲラン『調合薬』,デイン将校×2『光の結界』,デイン魔道将×2『光の結界』,デイン騎将『傷薬』,デイン軍傭兵×4『傷薬』,デイン神官将×2『未装備武器』 財宝の位置 『コイン』:右下の隅 ノーマルモード 中央の投石器付近に到達,橋の右側に到達すると右上から増援が出現します。 また左端から右18マス目に到達するとティバーン隊とリアーネが増援として加勢してくれます。 落とし穴にはまると1ターン行動できなくなるので敵の攻撃を100%受けてしまいます。 飛行系ユニットを落とし穴の場所に待機させると他のユニットを安全に通らせることができます。 落とし穴は左下から (右18マス) (右21マス:上3マス) (右24マス:上3マス) (右25マス:上7マス,上8マス) (右29マス:上2マス,上3マス) (右33マス:上7マス) の位置にあります。 12章 生きてこそ 拠点会話 「ペレアス」→マスタークラウンを入手 「タウロニオ」→ブーツを入手 「サザ」→10000Gを入手 「ノイス」→トマホークを入手 勝利条件 ノーマルモード 敵の一定数撃破 敗北条件 ノーマルモード ミカヤ,サザの死亡,タウロニオの死亡 最大出撃数 13体 強制出撃ユニット ミカヤ,サザ,タウロニオ 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット シグルーン,タニス,帝国天馬騎将×7,帝国神官将×2,帝国魔道将×3,帝国鎧将×7,帝国将校×8,帝国兵×5,帝国軍傭兵×2,ケビン,クリミア騎将×6,クリミア神官将,クリミア神官兵,クリミア将校×5,クリミア鎧将×5,クリミア鎧兵×2,クリミア兵×11,クリミア軍傭兵×8 その他ユニット デイン将校×6,デイン鎧将×6,デイン鎧兵×2,デイン神官将×2,デイン竜騎将×2,デイン魔道将×2,デイン兵×4,デイン軍傭兵 落とす物 クリミア鎧将『鋼の戦斧』 盗める物 帝国神官将×2『未装備武器』,帝国兵『未装備武器』,クリミア神官将『未装備武器』,クリミア騎将『傷薬』,クリミア鎧兵×2『傷薬』,クリミア軍傭兵『傷薬』 財宝の位置 Unknown ノーマルモード 30体撃破でクリアとなるので味方ユニットが十分育ってない場合は友軍に任せよう。 左側の段差下からくる敵ユニットは友軍が段差を抑えている上に回避率が高いので安全に撃破してくれます。 ただし帝国天馬騎将が移動してくるのでレオナルドを左側に向かわせておこう。 右側の坂は最も防御力が高いユニット3体で塞いでおくと安全。 友軍は果敢に敵を攻撃してくれるのでミカヤ隊はHPが減った敵ユニットのトドメを行うと良い。 13章 血の代償 選択肢 「願いを叶える」→ペレアス死亡 「他の者に頼む」→ペレアス死亡 「できない」→ペレアス生存 ※補足 「できない」の選択肢は2周目以降出現し,これを選択することにより後にペレアスが仲間に加わる 拠点会話 「仲間たち」→旋風の剣を入手 「仲間たち2」→スリープ入手 戦闘開始時→パージを入手 勝利条件 ノーマルモード 12ターン防衛ライン維持,敵将の撃破 敗北条件 ノーマルモード ミカヤ,サザの死亡,タウロニオの死亡,防衛ライン内での敵待機 最大出撃数 13体 強制出撃ユニット ミカヤ,サザ,タウロニオ 新規加入ユニット ― ノーマルモード敵ユニット アイク,セネリオ,ガリア兵×24,フェニキス兵×3 増援3ターン目 ガリア兵×4 増援4,8,9ターン目 ガリア兵×3 増援5ターン目 ガリア兵×2,フェニキス兵 増援6ターン目 ガリア兵×6 増援7ターン目 ガリア兵×5,フェニキス兵×2 増援10ターン目 ライ,ガリア兵 増援11ターン目 ニケ(ラフィエル同行),ポーレ,ミスト,ヨファ,ワユ,オスカー,ティアマト 増援12ターン目 ガトリー,キルロイ,シノン その他ユニット デイン軍×30,ニケ(ラフィエル同行) 落とす物 ガリア兵『オリウイ草』 盗める物 ガリア兵×6『傷薬』 財宝の位置 Unknown ノーマルモード 3,12ターン目の増援は左下,4ターン目の増援は右中央,5,9ターン目の増援は右下,6ターン目の増援は右下に3体,左下に3体,7ターン目の増援は右下に4体,左下に3体,8ターン目の増援は左中央,10ターン目の増援は下中央,11ターン目の増援は右下に4体,下中央に2体,左下に1体出現します。 10ターン目にニケ,ラフィエルが遠方で会話,11ターン目に左下にニケがラフィエルを乗せて無所属の形で出現します。 ミカヤは防衛ラインを超えることができないので「パージ」で遠距離攻撃を仕掛けよう。 敵は段差を上ってこれない上に間接攻撃を持たないので段差上に配置して間接攻撃で安全に攻撃ができる。 段差は中央に3体,右中央に2体,左中央に2体,左下に1体待機させておくとかなり安全。 特に右中央の段差に向かうユニットは強力なユニットにしておくことを推奨。 右中央の段差に向かう前は右上の段差で待機させておくと良い。 フェニキス族は早めに撃破しておかないと飛んで防衛ラインを突破されてしまう恐れがあるので注意。 11ターン目にアイク達が攻めてくるので防衛ラインまで撤退しておこう。 場合によっては要請で友軍を囮に使うと良い。 終章 目覚めの刻 拠点会話 「仲間たち」→精霊の粉を入手 「仲間たち2」→シノンの弓を入手 ※補足 「仲間たち」はミストとボーレが支援Aの場合に出現 勝利条件 ノーマルモード 敵の全滅 敗北条件 ノーマルモード アイク,ライの死亡,シグルーンの死亡 最大出撃数 15体 強制出撃ユニット アイク,シグルーン,ライ 新規加入ユニット ジル,ツイハーク 上記の補足 ジルはハールで会話,ツイハークはレテかモゥディで会話 ノーマルモード敵ユニット ミカヤ隊,ニケ,オルグ,ラフィエル,Lv20 クルトナーガ(竜王子),デイン将校×8,デイン鎧将×7,デイン騎将×11,デイン神官将,デイン魔道将×5,デイン竜騎将×4,デイン軍傭兵×14 増援3ターン目 デイン騎将×8 増援4,5,6,7,8ターン目 デイン騎将×4 上記の補足 6ターン目以降からの増援はカウント80になるまで永続的に出現する その他ユニット スクリミル,ガリア兵×10,ティバーン,フェニキス兵×5,Lv25 イナ(竜鱗族/赤鱗) 落とす物 ― 盗める物 デイン軍傭兵『コイン』,デイン騎将『コイン』,デイン魔道将×2『未装備武器』 財宝の位置 『レスキュー』:左上から(下18マス:右19マス) 『コイン』:右下から(上10マス:左10マス) ノーマルモード 敵味方合わせて80体撃破されるとイベントが発生しクリアとなる。 右上にカウント数が表示されるので目安にしよう。 ミカヤ側の仲間ユニットは撃破しても撤退扱いになるので容赦なく撃破していこう。 3ターン目の増援は右下に4体,左上に4体,4ターン目の増援は上中央,5ターン目の増援は右下,6ターン目以降の増援は上中央に出現します。 4ターン目に左下から無所属という形でイナが出現しますが放っておいて問題ありません。 この章をクリアすると部隊を3つに分ける上にアイクが強制クラスチェンジするので必ずLv20にしておきましょう。 また,一定のカウント数になるとイベントが発生します。 発生イベント一覧 内容 10体撃破 ライの会話 15体撃破 サナキイベント 20体撃破 リアーネイベント 25体撃破で ルトナーガの会話 30体撃破 ミカヤ,サザの離脱 80体撃破 戦闘終了 FE 暁の女神 Topページへ
https://w.atwiki.jp/kemumaki/pages/149.html
怪異の協力任務とは? 複数忍者を扱うコンテンツ第1弾! ※怪異の協力任務の自軍防御は最大値の半分からスタートします。 怪異の始まり 天狗の修練 (※反撃ダメージあり、ドロップ装備品は白、青、黄、紫 ) 名前 開始HP 召喚Lv召喚アイテム 定員 反撃ダメージ参考値 報酬 金銭 アイテム 宝石 武装 天狗 敵側の戦力280,000,000自軍の防御 村Lv.35以上 150 最小~最大 26,082,000~43,470,000 精錬鉱石強化石の欠片残業命令【中】体力の霊薬徴兵令【愚】徴兵令【平凡】徴兵令【全愚】若手の金槌八卦盤の欠片 ~Lv.41武装(武器・鎧のみ) 鴉天狗の修練 (※反撃ダメージあり、ドロップ装備品は白、青、黄、紫) 名前 開始HP 召喚Lv召喚アイテム 定員 反撃ダメージ参考値 報酬 金銭 アイテム 宝石 武装 鴉天狗 敵側の戦力1,150,000,000自軍の防御 村Lv.75以上 200 最小~最大 154,224,000~257,040,000 精錬鉱石強化石の欠片残業命令【中】体力の霊薬徴兵令【愚】徴兵令【平凡】徴兵令【全愚】若手の金槌八卦盤の欠片 ~Lv.81武装(武器・鎧のみ) 共有儀式 ※参加人数が定数に達すると自動的に発動する 天狗の修練 名称 参加人数 効果 そよかぜ突撃 30人 ダメージ:8400000 つむじ突撃 60人 ダメージ:16800000 しっぷう突撃 100人 ダメージ:25200000 攻防の陣法 150人 【30分持続】攻撃力 防御力+15% 鴉天狗の修練 名称 参加人数 効果 そよかぜ突撃 40人 ダメージ:23000000 つむじ突撃 80人 ダメージ: しっぷう突撃 140人 ダメージ: 攻防の陣法 200人 【30分持続】攻撃 防御+15% ※以下、1/20までのデータです。 怪異の始まり 期間限定で宝石の取外工具【低級】 【中級】がドロップ! 期間:1/20(金)23 59ま 20日(金)24時以降は敵の戦力及び反撃ダメージが軽減されます。 天狗の修練 (※反撃ダメージあり、ドロップ装備品は) 名前 開始HP 召喚Lv召喚アイテム 定員 反撃ダメージ参考値 報酬 金銭 アイテム 宝石 武装 天狗 敵側の戦力420,000,000自軍の防御210,000,000 村Lv.35以上 150 最小~最大 26,082,000~43,470,000 精錬鉱石強化石の欠片残業命令【中】体力の霊薬徴兵令【愚】徴兵令【平凡】徴兵令【全愚】若手の金槌 ~Lv.41武装(武器・鎧のみ) 鴉天狗の修練 (※反撃ダメージあり、ドロップ装備品は) 名前 開始HP 召喚Lv召喚アイテム 定員 反撃ダメージ参考値 報酬 金銭 アイテム 宝石 武装 鴉天狗 敵側の戦力1,650,000,000自軍の防御410,000,000 村Lv.75以上 200 最小~最大 154,224,000~257,040,000 精錬鉱石強化石の欠片残業命令【中】体力の霊薬徴兵令【愚】徴兵令【平凡】徴兵令【全愚】若手の金槌 ~Lv.81武装(武器・鎧のみ) 共有儀式 ※参加人数が定数に達すると自動的に発動する 天狗の修練 名称 参加人数 効果 そよかぜ突撃 30人 ダメージ:8400000 つむじ突撃 60人 ダメージ:16800000 しっぷう突撃 100人 ダメージ:25200000 攻防の陣法 150人 【30分持続】攻撃力 防御力+15% 鴉天狗の修練 名称 参加人数 効果 そよかぜ突撃 40人 ダメージ:33000000 つむじ突撃 80人 ダメージ:66000000 しっぷう突撃 140人 ダメージ:99000000 攻防の陣法 200人 【30分持続】攻撃 防御+15% 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/saiyowiki/pages/138.html
No. 23力の薬(魔法のアイテム) 【コスト:火、火】【得点:0】 《起動》力の薬を生け贄にする:パワーカードを1枚引き、あなたの召喚ゲージを2増やす。 ・「ダイスドロー」と異なり、引いたカードは必ず手札に加えなければならない。 ▶ 考察 「薬シリーズ:火」。同シリーズの中では水の『知識の薬』と人気を二分するかなぁ…? 効果はこのカードを生け贄にする(取り除く)事を条件に、召喚レベルを+2、カードを1枚ドローする。 多くのレベル上昇系と違い、このカード自身がが取り除かれるため、実質的にも2枚多く召喚が出来るようになるため、その恩恵が大きい。 通常「火」に絡むカードはドロー系のカードが多いんだけど、こちらは単に1枚ドローのため運任せの部分が大きく、レベル上昇がむしろメインと考えて良い。もちろん手札が1枚増えるのもありがたいが。 「薬シリーズ」は使い捨てのアイテムではあるが、このカードは十分その価値のあるカード。 もともと「得点:0」のため、あくまでサポートカードではあるが、多くの場合不足しやすい召喚レベルを大きく上げつつカードを引けるのがありがたい。 レベル上昇力が高いので、あとは召喚で得点を稼げる形のカードが相性が良い。 召喚するたびに3クリスタルを得れる『春の杖』、最終召喚カード数が単独トップの場合に高得点になる『ラグフィールドの兜』。 そもそも召喚魔力が不足しては元も子もないので、召喚補助系の『運命の手』や『イジャンの忘却の壺』。 カードを引く前に内容を確認できる『水晶球』との組み合わせもなかなか強力。 ※はずれの時は使用を見送るとか。 サポートカードと言うこともあり、逆に相性の悪いカードは無いに等しい。 1回使いきりのため、『フェアリー』があんまり怖くないというのも良い。 使うタイミングはランダムドローと言うこともあり、1〜2年目がおススメ。3年目にレベルは上がったはいいけど召喚条件が厳しくて出せなかった…ではお話にならない(-ω-;)ウーン 使い勝手の良い、優良カードなんだけど、得点を確保できるわけではないので、ドラフトの優先順位はC~D(4〜7枚目)かな? 一般的には『知識の薬』の方が上位なんだろうけど、個人的にどちらを先に取るか、B~C(2〜5枚目)ぐらいで悩んでいる。 レベルが2も上がるので、「レベルダイス」いらねーヾ(*´∀`*)ノ♪ってやってると、だいたい終盤に死ぬ( ノД`)シクシク…ことになるので、要注意。 レベルはやっぱり大事。手札に埋もれて死ぬのは泣けてくる。 ▶ 関連 『知識の薬』『春の杖』『ラグフィールドの兜』『運命の手』『イジャンの壺』『水晶球』『フェアリー』
https://w.atwiki.jp/midoribudo/pages/90.html
あゆ&ちびあゆ 来歴など 羽の少女・月宮あゆと、クローンの幼女あゆのコンビ。 ともに老魔術師川野の弟子で、『緑葡萄伝』には師匠を連れ戻しにやってきたと思われる。 『雪国の生活・後日談』『戦闘野郎』『雪国の生活・後日談オルタナティブ』に続いて本作『緑葡萄伝』に参戦。 キャラクターデータ BP:500 HP:300 アシスト 【MISCHIEVOUS】(キャパシティ 3) 相手カードの高い数字と自カードの低い数字を入れ替える 必殺技 (通常モード) クッキー(消費:25) 基本攻撃力8 多段2~3 羽斬(消費:25) 基本攻撃力8 貫通 多段2~3 威力20の固定ダメージ ひーりんぐ(消費:50) 最大50%のHP回復 さんだぁ(消費:75) 基本攻撃力40 雷属性 心の羽(消費:100) 攻撃力・防御力上昇(単体・常時・重複不可) 心の羽モードへ移行 さんだぁすとぉむ(消費:100 名雪&ちびなゆとの合体攻撃) 基本攻撃力40 貫通 水属性 雷属性 (心の羽モード) クッキー(消費:25) 基本攻撃力8 多段2~3 羽斬(消費:25) 基本攻撃力8 貫通 多段2~3 威力20の固定ダメージ ひーりんぐ(消費:50) 最大50%のHP回復 さんだぁ(消費:75) 基本攻撃力40 雷属性 暴走(消費:100) 攻撃力上昇(単体・常時・重複不可) 操作不能 常時自分以外全員に攻撃(命中率25%) さんだぁすとぉむ(消費:100 名雪&ちびなゆとの合体攻撃) 基本攻撃力40 貫通 水属性 雷属性 基本戦術 まずは『心の羽』を使って攻撃力・防御力を底上げします。「あゆ&ちびあゆ」も「仁科&杉坂」と同様に流派が一致しなくても二回攻撃(流派が一致していると三回)できますので、『心の羽』使用後は大抵の敵には太刀打ちできます。 基本はHPが減ってきたら『ひーりんぐ』で回復、少し硬い敵には属性魔法の『さんだー』か固定ダメージの『羽斬』で攻めましょう。「名雪&ちびなゆ」と組んでいるなら『さんだぁすとーむ』も活用しましょう。 『心の羽』使用後に使う事ができるようになる『暴走』は操作不能になる上、25%の確率で自分以外の全員に被弾するので、あまりオススメはできません。どうしても使うなら三番手に置き、これ以外に逆転の手段が無いときに使うべきでしょう。 VS 一番怖いのは『心の羽』なので、先制で気力を削ぎ落として発動を阻止しましょう。後は回復と『さんだー』に気を付けつつ、強力な攻撃技で仕留めれば怖くないはずです。ただし、「名雪&ちびなゆ」と組んでいる時は『さんだぁすとーむ』を使ってくるはずなので注意しましょう。 ツッコミ等ご自由に
https://w.atwiki.jp/nostradamus/pages/1825.html
『ノストラダムスの万能薬』(The Elixirs of Nostradamus)は、1995年に英米で刊行された。前年にドイツで刊行されたクヌート・ベーザーのDie Elixiere des Nostradamusの英訳だが、原書に比べて大幅な改編がなされている。 【画像】The Elixirs of Nostradamus 内容 『化粧品とジャム論』の英語版である。底本はクヌート・ベーザーが1994年に編集したドイツ語版だが、問題が多い。 まずはドイツ語版で保たれていた章立てが廃止されている。さらに、本来の『化粧品とジャム論』が第1部全34章(ドイツ語版の底本になった1572年アウクスブルク版の時点で第18章が省かれていたので、全33章)、第2部全31章なのに対し、この英語版は、第1部が23章分、第2部が25章分しか訳出されていない。 訳語についても、1572年ドイツ語版から1994年ドイツ語版を経ての英語訳であるため、信頼性の点で疑問がある。 ピーター・ラメジャラーは「小便」が「飲み水用の井戸」に化けてしまっている例などを引き合いに出しつつ、「驚くまでもなく、伝言ゲームのようなものである。(略) もしあなたがこれらを容認するなら、自分で責めを負うしかない」(*1)と突き放している。 日本語訳 この英語版からの翻訳として『ノストラダムスの万能薬』(八坂書房、1999年)が刊行された。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/dngss5/pages/334.html
SSその1 ――能力起動。『演ぜよ睨天の水鏡』。 スロット1:アウトサイドイミュニティ スロット2:尺取虫 スロット3:サクララ スロット4:果てしない夢(ネバー・エンド) ――スロットへの入力を確認。能力の展開を開始します。 ――hello,world.Blessed are the pure in heart.(おはよう、そしてよいゆめを) 『えー、続いてのニュース。骨鷺(ほねさぎ)重工(じゅうこう)専務で、現在五賢臣としても活動している骨鷺(ほねさぎ)ミツコさんが一時誘拐された事件について、続報です。警視庁は今日の記者会見で、17歳の少女を容疑者として逮捕したと発表しました。公式な発表はありませんが容疑者は魔人であるとみられ、魔人問題の専門家は懸念を……』 「……ん」 テレビから流れてくるニュースに、一瞬だけ夕食(ビーフシチュー)を運ぶ手が止まる。 そうか、泉桜原(せんおうばら)レイラ、ちゃんと捕まったんだな。さすがの魔犯対(魔人犯罪対策室)。あたし……徒士谷真歩(かちやまほ)が非番でもちゃんとやる事はやってくれてる。 うんうん、と頷いて、再びスプーンを口に運んだ。ん、塩加減とコクが絶品。かがり、さらに腕をあげたな。 こちらを心配そうに見つめるかがりと目が合う。にっこり笑って親指を立ててやると、輝くような笑顔を返してくれた。うむ……わが娘ながら完璧に天使だ。こっちもさらに笑顔になってしまう。 『……さて、続いてはスポーツです。グロリアス・オリュンピア、いよいよ残る選手は4人に絞られましたが、準決勝の組み合わせ発表の記者会見がもう間もなく……』 笑顔に緩んでいた顔が引き締まる。 そう、あたしが今日非番なのは、かがりのおいしい晩御飯を堪能するためだけではない。試合の組み合わせと試合会場の発表が、今回は各種マスコミを通じて行われるという事になり(大会プロモーションの一環だそうだ)、室長が気を効かせて非番にできるよう調整してくれたのだ。組み合わせ公表で仕事の気が散らないように、というのもあるのかもしれないが、ありがたい話ではある。 対戦相手の可能性があるのは3人。 いずれ劣らぬ強敵ぞろいだが、相手が分かっているのとそうでないのとでは戦いの準備の仕方も自ずと異なる。先入観を入れたくなかったのもあり、現時点であたしの準決勝の戦闘プランはほぼ白紙に近かった。故に、出来るだけ早く対戦相手を知る、というのは対策を取る意味でも重要なのだ。 さて……誰が来る? テレビに映る記者会見会場の中で、五賢臣のお歴々がぞろぞろと入場してきて、用意されたパイプ椅子に座る。お、真ん中で仕切るポジションにいるの、誘拐されてた骨鷺ミツコさんじゃないか。 『それでは、準決勝の組み合わせ、及び試合会場を発表させていただきます』 鋭利なキャリアウーマン、といった印象の骨鷺さんが淡々と言った。手元に用意した大きな茶封筒をペーパーナイフで開き、中に入っていたプレートをカメラに向けて見せてくる(トーキョー、とか言いそうだ。テロとか色々あって幻になっちゃったんだよな、東京オリンピック。……いや、今は関係ないか)。 プレートに書かれた内容を、骨鷺さんが復唱した。 『希望崎学園STAGE、ファイヤーラッコVSモブおじさん。 体内STAGE、恵撫子(えぷし)りうむVS徒士谷真歩。 以上2試合が準決勝となります。各選手の奮闘を期待します。以上です』 表情一つ変えず言い切った骨鷺さんのアップから、ニュース番組のスタジオにカメラが戻る。 あたしは無言でリモコンを操作し、テレビのスイッチを切った。キャスターのコメントを聞くためにつけてたんじゃないからな。 さて、恵撫子りうむと来たか。 曲者ぞろいの準決勝進出者(あたし自身が曲者かの評価は評論家連中に任せる)の中では、彼女は曲者の方向性が分かりやすい方だ。 なにしろ、2回戦(恵撫子にとっては1回戦だが、いちいち注釈してるとくどいし、あたし達一般の選手にとっては2回戦なんで、そっちの表記で統一する)の対戦相手である井戸浪(いとなみ) 濠(ごう)によってその魔人能力はすでに明らかにされているからだ。 しかも、その明らかにされた内容はめっちゃ音読されていた。 全国放送で。 恐ろしい奴だな、井戸浪……おそらく恵撫子に揺さぶりをかけるためだったんだろうが、魔人能力の全国暴露なんてやられたら心臓の弱い魔人ならそのままショック死しかねないぞ。 まあ、心臓の弱い魔人なんて奴が実在するかどうかは知らないし、もちろん恵撫子は心臓の弱い魔人ではなかったので、その後いろいろあって二回戦に勝利したわけだが。 問題なのは、明らかにされた恵撫子の魔人能力の内容だ。これがとんでもない物だった。 二回戦での井戸浪の発言から引用すると 『恵撫子りうむ。エプシロン王国の秘宝、『エプシロンの杯』の願望具現によって現れた、人造魔人。能力名は『演ぜよ睨天の水鏡』。『グロリアス・オリュンピア』予選に敗退した42名の選手の持つ特殊能力を行使できる力。戦いの目的は「自分の力がどこまで魔人に通用するか試すこと」』 四十二重能力者。 正気か。 井戸浪のハイセンスなジョークという可能性を支持したくなる気持ちもあったのだが、残念ながら恵撫子の反応や戦闘自体の推移をみるに、割と大マジな話らしかった。 さきほど恵撫子の事を方向性の分かりやすい曲者、と評したが、それは別に彼女が弱いという事を意味しない。 むしろ逆だ。四十二重能力者という方向性が分かりやすいだけで、彼女はその方向性で十二分に曲者、強者なのである。 「さて、どうしたもんかね。……ん?」 ふと視線を感じてそちらを見返すと、そこでは天使がむくれていた。 もとい、かがりがむくれていた。 「ママ……シチューが冷めちゃいます!」 「お、おお。すまん」 「返事ははい! 謝るのはごめんなさい!」 「はい! ごめんなさい!」 慌ててシチューの方に意識を戻す。 ごめんな、かがり。ママこれからまた忙しくなるけど、その分はちゃんと埋め合わせるから。 でも、ミズリースプラッシュマウンテンは勘弁してくれな……あれはもうやだ……。 噛みしめたシチューは、どことなく生命(いのち)の味がした。 なぜか、そんなポエムじみた形容をしたくなる気分だった。 さておき。 待ってろよ、恵撫子りうむ。 沢山の力(・・・・)を束ねるのは(・・・・・・)お前だけのやり方(・・・・・・・・)じ(・)ゃない(・・・)んだぜ? ぺちぺちぺちぺち。 ハローぺちぺちワールドぺちぺち。意識のぺちぺち覚醒はぺちぺち暫く前からぺちぺち概ね良好ぺちぺち。 ……ぺちぺち何をやってるのか、ですか? ぺちぺち。 詳細な事は隠し球でもあるので今はちょっと秘密にさせてほしいのですが。ぺちぺち。 事実だけを言うと、私は今、一心不乱にテーブルの上のコインを平手でぺちぺちしてるのです。ぺちぺち。 「りうむちゃーん」 ひたすらな単純作業なので飽きるかと思ったのですが。ぺちぺち。 「りうむってばー」 これはこれでなかなか。ぺちぺち。 奥深い物が。ぺちぺち。 「りーうーむーちゃーん」 ああ、ぺちぺちとは、世界とは、宇宙とは。ぺちぺち。 目の前に光がぱぁーっと広がって……ぺちぺち。 「りうむー!!!」 「うひゃあぁっ!?」 突然の大声。 びっくりしました。かなりびっくりしたので、あやうくコインがどこかに飛んでいきそうになりました。 実に危ないです。飛んで行ったら割と取り返しのつかないところでした。 「何するんですかフェアリーちゃん! びっくりしたじゃないですか!」 「だってぇ。りうむ、さっきからずーっとそれなんだもの。私、もうピラミッドと夢の国の録画見終わっちゃった」 私のおこに返事をするのは、絵本から飛び出してきたような、身長10cmぐらいの妖精さん。 名前はトゥインクル・フェアリー。長いので私はフェアリーちゃん、と呼んでいます。 ……別に私がヤバい幻覚を見ているわけではありません。 私が選んだ4つの魔人能力の1つ、正体不明永遠の少年系青年魔人ジョン・ドゥさんの能力、果てしない夢(ネバー・エンド)。 夢見る心をエネルギーに変える能力、らしいのですが、フェアリーちゃんはその能力の化身なのです。 事前に能力把握はしていましたので驚きはしなかったのですが、1つ予想外だったのが、彼女が私の思った以上に自由奔放に動く事。 私の言う事を尊重はしてくれますが、絶対服従ではない。場合によってはこんなふうに、文句だって言ってくるのです。 「だったらもう一周見てくださいよう。私は大分長い時間ぺちぺちしなきゃいけないんだって、最初に言ったじゃないですか」 「ネタバレ分かってて見るのつらいですー。せめて一緒に見てコメントしてくださいよぅ」 「あー……」 ……なるほど。一理あります。 世の中には「内容が分かっていると面白さが半減する作品」や「人とコメントを言いあいながら見ると、何回目でも高い面白さを得られるタイプの作品」という物があると聞きますが、ピラミッドや夢の国の戦いはある種それらに近い物なのかもしれません。 ……ぺちぺちの速度は少々落ちますが、やむを得ないでしょうか。私はコインをテーブルから拾い上げると、試合の録画映像を見るべくPCデスクに移動します。フェアリーちゃんはちっちゃいので、並んでみるのが苦にならなくてよいです。あ、私の肩に座りました。ちょこんとしててかわいい。 さて、グロリアス・オリュンピアの結構な数の試合は、実は動画サイトで配信されています。最新試合じゃないのは有料になっちゃいますが、そこは2回戦で貰ったベストマッチ賞金の一部でなんとかしました。小金持ちな気分です。ぶい。 動画サイトで再生ボタンをぽちっと押して、試合映像を見始めます。もちろんその間もコインをぺちぺちするのは忘れませんが。 映像の展開に合わせて、フェアリーちゃんと気ままなおしゃべりタイムを繰り広げつつ、しばし経って。 「ねぇりうむ。りうむちゃん」 「なんでしょうかフェアリーちゃん」 「……この徒士谷さんって人、馬鹿みたいに強いですね」 「……やっぱりそう思いますかー」 フェアリーちゃんの言葉は、疑問形ですらありませんでした。それほどまでに、疑問の余地を感じさせないほど、徒士谷さんは強かったのです。 PCのディスプレイの中では、ピラミッドでの戦いの映像……炎の鞭に足首を絡まれた徒士谷さんが絡んだ鞭を足首ごと切り落とし(!)、さらにその勢いのまま石造りの扉を十字切りにして(!!)、勝利する映像が繰り返し流れていました。 おぅ……サムラァイ……。というか、いくら回復が約束されてるからって自分を斬るのが躊躇なさすぎやしませんかこの人! さらにその後の一撃もまったくダメージが効いてるように見えないんですが! 「どうですか解説のりうむさん。魔人っていうのは皆さんこんな事が出来る物なんですか」 「いやぁ、私も三週間ぐらい(ながねん)この業界いますけど、こんなに戦闘に……いえ、闘い(・・)に秀でた魔人はほんとに珍しいですね。この人は業界でもトップクラスじゃ……って、誰が解説ですか!」 「あはは、りうむノリツッコミありがとー」 「もー。フェアリーちゃんったら、私をからかっても何にも出ませんよ?」 「私は面白いけどな。りうむも笑ってるじゃない」 「……あれ」 フェアリーちゃんに言われて自分の口元を触ってみると、確かに口角は上がっているようではありました。私、確かに笑ってるみたいです。 そういえば、自信たっぷりにふふーんって笑ったりする事は何回かありましたけど、何かが面白くて笑ったのは初めてかもしれません。 というか、誰かとわちゃわちゃしながら何かを眺める、という行為自体が初めてです。まあ、人生三週間ぐらいなのでそんなもんではある、のでしょうが。 「……ふむ」 「どうしたの、りうむ。そろそろピラミッド終わって夢の国始まるよー」 「いえ、まあ。大したことではないのですけど」 「うん」 PCのマウスを操作して、動画を一時停止します。何となくですが、これを言うのは動画見ながらじゃダメな気がしました。 「フェアリーちゃんとこうやって何かを見るの、楽しいな、と。ちょっと思っただけです」 「…………」 フェアリーちゃんは一瞬ぽかん、とすると、次の瞬間目いっぱいの笑顔を浮かべてくれました。 「ありがとっ。私もりうむと一緒に見るの、楽しいよっ」 「そ、それはどうも……って、ちょ、フェアリーちゃんどこに乗っかるんですかっ」 「りうむの死角、頭の上でーす。ぱいるだーおーん、がしーん」 「むむう、重くはないですがなんだか変な心地です。あ、髪の毛いじらないでくださいっ」 「すすめーすすめーものどーもー」 「よく分かりませんけどなんかその歌は良くない気がします!」 わーきゃー言っちゃいます。ああ、なんだかこういうのも楽しく思えてきちゃいました。 この時間がもう少し長ければよかったなあ、とさえ、思えました。 でも、大丈夫。この時間の思い出さえあれば、私はどんな闘いに強い魔人さんとだって渡り合えます。 「りうむ、早く続き見よー。夢の国初見だとそこそこ分からないところあったからもう一回見たいんだー」 「はいはい、再生ボタンクリックして……あ、そうだ。これ見終わってぺちぺちも終わったら、桜の枝も取りに行かないとですね」 「お花見だ、いいなー。あれ、でも桜の枝って折ると怒られるんじゃ」 「大丈夫です、治せますから!」 「りうむすごい! アフターケアも万全だ! あ、夢の国の前説終るよ」 「おっと。じゃ、見ていきましょうか。この戦場はいろいろ複雑なんですよね……」 ふっふっふ。 待っていてくださいよ、徒士谷真歩さん。 私とフェアリーちゃん、そして残る3つの能力が、貴女を倒しちゃうんですから! ――“体内”STAGE 奇異な戦場だ。 夢の国とはまた別の魔人が生成を担当しているのだろう。中々どうして、国交省も層が厚い。 実在しないこの戦場においては、二回戦のときのように“事前に歩いておく”手は使えない。 「(それは、まあ、折り込み済みだから構わねえ。だが――)」 ぐちゃりと気色の悪い感触の足元に顔をしかめながら、真歩はその戦場を歩いて《徒歩圏》を広げる。 「ここは一体何だ…?」 人が中に入って暴れられるような巨大生物は実在しない。 当然、何らかのファンタジー的な着想に基づいて構成された戦場だろう。 例えば天をゆくドラゴン、例えば地を圧する巨人、ピノキオの物語になぞらえて大鯨なんてのもあるかもしれない。 真歩にはいま自分が何の生物の体内を歩いているのかを知るすべはなかったが、それにしても明白におかしい部分がある。 「――ふッ!」 襲いかかる触手を切り捨てる。 その動きは打ち据えるのではなく絡め取るそれ。 その根本に目をやれば、拘束台のようなしつらえが伺える。 「(なぜ、生物の体内に“対人トラップ”が存在する――?)」 つまるところ、意思を感じるのだ。 ここは戦場である。 勝負の場を提供する。 それが熱い戦いであれば尚良い。 そんなものとは一線を画する、“邪悪”な意思を、第一線をゆく刑事である真歩は感じ取っていた。 頭上から、どろりと粘性の強い液体が降り注ぐ。 それを能力で回避し、顔をしかめた。 あるいは、そう。或いは。 例えばどこかで、なにか良からぬ意志が介在しているのではないか――― 『これは……いや、そんな馬鹿な…だけど、間違いない…!』 「! 何かわかったのか、エイジ!」 『はい、恐らくここは――』 インカム越しに、相棒の息を呑む気配が伝わる。 頭の回る男だ。自分よりも状況を俯瞰できる位置にいるエイジであればこそ、いち早く何かを察したのだろうと考える。 『――エロトラップダンジョンです!』 ……何て? 思わず硬直してしまった。 「……」 『……』 「……」 『……』 「……」 『エロトラップダンジョンです!』 「いや違う。そうじゃない。聞こえてる。ちゃんと聞こえてはいるぞ、うん」 『…。 あ、エロトラップダンジョンっていうのは――』 「言ってる意味がわからなかったわけでもないからな? いや、正直わかりたくもないのは確かなんだが」 真歩は淫魔人の性犯罪者との交戦経験もある。 捜査の関係上必要になるケースもあるのでこの手のある種偏った知識だって持ち合わせているのだ。流石に入ったのは初めてだが。 「ただ、な、うん。エイジ、お前は疲れてるんだ。 この所少し無茶をさせすぎたのかも知れないと、結構反省しているんだよ、これでも。 やっぱりそう、一度休暇でも取ると良い。ご実家には顔を出しているか?」 『先パぁイ……気持ちはわかりますけど現実見ましょうよ…』 「……」 だめかな。だめか。そうか。 「お前……だってお前…おかしいだろこれぇ………全国放送だぞ…各ご家庭のお子さん方の目に触れたら駄目なやつだろぉ……」 頭を抱えたくなるのを抑えてぼやきながら歩みを進める。 モブおじさんあたりの時点でいろいろ手遅れな部分はあるのだが。 それにしたって何かこう……運営側がこういうのに積極的になるの、だめだろう、やっぱり! 「くそ……誰だよ企画通したやつ……」 『五賢臣じゃないですかねー』 「ふざけんなよ……やって良いことと悪いことがあるだろうが……」 ぶちぶちと文句を言う間にも襲い来る触手だの落とし穴だのガス孔だのを切り払い、歩みを進める。 「――っとぉ」 そんな折に、爆発音が耳を突いた。 肌に触れる微細な振動の様子は、それがさして遠くはないことも示している。 「向こうも動いたな。エイジ、どう見る?」 『そうスね……接触目指したほうがいんじゃないでしょうか』 「ほう。先に徒歩圏を広げるだけ広げる線もあるが?」 『必要なら退いてそうしましょう。ただ、準備時間を与えないほうがいい能力の可能性もあります。爆発物を扱うなら特に』 「よし採用」 短いやり取りを経て方針を決定する。 文字通りに何をしてくるかわからない相手だが、だからこそ主導権を握りに行く。筋は通るし、何よりそちらのほうが好みだった。 一歩強く踏みしめ、駆け出す。 構造――『計測』完了。材質――『計測』完了。骨格――『計測』完了。設計理念――『計測』完りょうぉーいなんじゃこれえ!!!!! 脈拍――『計測』完了。分布――『計測』完了。起動条件――『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了。『計測』完了『計測』完了『計測』完了『計測』完了『計測『計測『計測『計測『計『計『計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計計―― 「え――」 急速に流れ込む情報の本流に、ひとときめまいに似た感覚を覚えました。 圧迫された処理領域は身体制御に干渉し、視界と平衡感覚の不良を喚起します。 どくどくと脈打つ生暖かい内壁に膝をつく傍ら、それでも私は声を挙げます。 回路でも、プログラムでも、オーダーでもない私の中の熱が、そうさせずにはいられなかったのです。 「エロトラップダンジョンじゃねーですかこれええええええ!!」 ツッコミでした。 「うぐぅ……」 大声を上げたせいか、頭痛がひときわ強く私を襲います。 フェアリーちゃんが心配そうにふよふよと飛んでいるのを、大丈夫、と手で制しました。 いやしかしこれ……ダメでしょ……駄目なやつじゃないですか……なんですか。なんなんですか。やって良いことと悪いことがあるでしょう。エプシロンが誇るクソ王女も大概ですけど大会の運営も大分ぶっ飛んでますよこれシラフで企画立てたとは思えませんね誰か止めなかったんですか本当に何なんですかHENTAIの本場の面目躍如なんですか未来に生きてんな!ホワイジャパニーズピーポゥ! ―――的なことをもっと叫びたかったんですど。今はこの情報の整理と把握が優先です。 常磐 糸吉さんの能力、『尺取虫』 触れたものを『計測』するこの能力は、計測対象が発生してから経た時間が長いほど一度の『計測』で得られる情報は少なくなります。逆に言えば、短いほど一度の『計測』で大量の情報を得ることができます。 翻ってこの戦場は、『計測』で得た情報による所、国交省の魔人の能力によって生み出されてからの経過時間はたったの32時間ほど。一度の『計測』であらゆる情報を得ることができます。 「そういう意味だと、フィールドにトラップが点在してるっていうのは……まあ種類はともかく、嬉しい材料ですね」 「なるほど! りうむは今ありとあらゆるエロトラップに精通しているのね!」 「言い方! フェアリーちゃん言い方!!」 ファンシーな見た目でなんてこと言うんでしょう! まあ、言ってる事自体は間違いじゃあありません。 位置、起動条件、効果、その他諸々。すべてを『計測』し、把握しました。 あの怪物じみた刑事さんに通用するかはわかりませんが、利用しない手はないでしょう。 「…と、ぼやぼやもしていられませんね! 次は場所選び、です。フェアリーちゃん、支援よろしく!」 「アイアイ!」 相手は接近戦おばけですから、なるべく開けた場所を選ぶ必要がありました。 情報の奔流から立ち直った私は、『計測』した情報をもとに目的地を定めます。 「そして慣らし運転! てやーっ!」 「ちょやーっ!」 襲いかかるトラップに向けて、掌を向けます。 フェアリーちゃんが同じポーズを取れば私の掌から銀色の光が放たれて、着弾したそれは、BOMB、とどこかカートゥニックな音と共に爆発しました。 これが私の、“夢見る心”から変換されたエネルギーなのでしょう。 「よし、いい感じ!」 なぜだか不思議と、“馴染む”感じがします。イェイ、と、フェアリーちゃんとハイタッチを交わしました。 さて、勝ちの絵は描きました。 相手は大会屈指の武闘派魔人。相手にとって不足なし! まがい物の力で―――一矢も二矢も、報いてみせましょうか! 「――げ」 「――お」 顔を合わせた私と徒士谷さんは、互いに声を挙げました。 むう、『計測』した時の位置から考えて、もう少し時間がかかるものと思っていましたが……。 距離と時間を考えれば、ほぼ一直線にこの場所に向かってきた計算となるでしょう。もう少し、仕込みに時間を使いたかったのが本音です。 私と徒士谷さんは、既に張っていた『サクララ』――麗 御咲さんの能力による桜のフィールド――を隔てて、向かい合います。どうでもいいですけど内臓の肉色を背景に舞う桜の花びらって、絵的な違和感が半端ないです。 「六の九、それから三の四……いや二の一、か」 「……?」 「こっちの話だ。さて、互いに必殺の不意打ちとは行かなくなったわけだが。…挨拶はいるかい」 「そうですね。もちろん私達はきっと、互いを知っているのでしょう。 ここ幾日か、ずっとあなたのことを考えていましたし、あなたもそうなのだと信じています」 今大会――いえ、世界でも最高峰に値するであろう魔人。 “自分の力でどこまでやれるのか”―――私の胸に宿すその渇望に、これほど響く相手もいません。 「けれど私、“そういうの”、結構好きなんです」 「そうかい、あたしもだ」 と、徒士谷さんは口角を緩めました。 それはずいぶんと穏やかでは有りましたが、一方で眼光は酷く鋭く。睨天鉄の心臓が高鳴る心地を覚えます。 「警視庁捜査一課 魔人犯罪対策室所属。魔人警視流――徒士谷真歩」 彼女は低く、伸びのある声で名乗りました。 それが、彼女を示すことばなのです。自分が何者で、どこにいて、 「目的は、踏破」 ーーーーどこに向かうのかを。 「エプシロン王国 『エプシロンの杯』所属。恵撫子りうむ」 静かに渦巻く桜の花びらの中心で、私は優雅にカーテシーをします。 これが私の名前で、これが私のいまいる場所です。 何もない場所から生まれて、自分の渇望を燃やした、自分の戦いの中で、自分で決めた、自分のあり方。 「流派はえーっと……『予選落ちした、42人のぱわーです』」 茶目っ気たっぷりに笑みを一つ。 一度髪をかきあげ、簪のように刺した桜の枝を整えます。 こうして私は示しました。自分が何者で、どこにいて―― 「目的は、勝利」 向かう先など、無いことを。 私にとっては、いま、ここが、全てなんです。 「……」 「……」 私達は、(「トゥインクルフェアリー、所属はりうむちゃん!」という空気を読んで控えめに為されたフェアリーちゃんの名乗りを挟んで)しばし見つめ合います。 「いざ」 「尋常に」 「「勝負!」」 立ち上がりはむしろ緩やかでした。 サクララの中央で構える私に対して、刀を提げた徒士谷さんは悠然と近づいてきます。 ぴんと伸びた背筋に、ぶれのない体幹、迷いなく踏み出される両の足は美しさすら感ぜられました。 彼女はそうして桜舞い散る私のフィールドの手前で足を止め―――ない! えっマジですか! 確かにサクララに攻撃性能はないけどもう少し警戒とかしませんか普通! 肝座りすぎでしょう! 「刑事だからな」 刑事って凄い。 ―――じゃなくて! 「魔人警視流」 サクララに攻撃能力はなくとも、その感知性能は極めて高性能です。 動作の起こり、呼吸の間隔、そうしたものを十全に伝えてくれます。瞬間移動をする達人、を相手取るにあたって、どうしても必要なものでした。 「“合気”」 そして攻撃! 防御重視のサクララと合わせて用いる攻めの能力! 命中精度だってフィールドの中では跳ね上がります!私はフェアリーちゃんに目配せをs 「蜉蝣(カゲロウ)」 「――っぶない!!?」 目線切った瞬間に一気に距離を詰めて来ましたねこの人! ニンジャか! サクララの感知がなければ今ので終わってましたようおー! ナイスチョイス、私! そうしてすんでのところで対応することのできた私は、振り下ろされる刀を右手で受けます。 え、正気の沙汰じゃない? まあ、おっしゃる通りですがこれも計算! お忘れですか? 私の体を作っているのは睨天鉄(エプシリウム)――“世界で最も頑強な金属”! 達人といえど、魔人といえど、能力(にんしき)に依らない一撃なら、受けきることは可能なんです――! 「…っ! 固ッて…!」 「…っ! 痛ッたぁ…!」 ――って、め、めちゃめちゃ痛い…!……っていうか半ばくらいまで腕斬られてるんですけどどういうことですかこれぇ! 何なのこの人! ―――どろりと、傷口からこの身の中を流れる血液代わりの流体金属(エプシリウム)が漏れ出て、腕に銀色の筋を描きます。 めちゃくちゃだ…!メチャクチャなんですけど……でも、これはまだ、ギリッギリだけど、想定内! 「い、っけえええ!」 「……っ!」 神出鬼没、出入り自在の達人剣豪。 それに対抗する手段は限られています。 私が選んだのはカウンター(・・・・・)、攻撃の瞬間。必ず接触するその瞬間に、肉を切らせて骨を断つことでした。実際はこっちの骨も断たれかけているわけですが! 兎に角も策はなります。刀を受けた姿勢のまま、私の夢見る心(渇望)が銀色の光となって徒士谷さんを襲いました。 「………くそ、やりにくいな」 「お褒めの言葉で?」 「手放しのな」 ――浅い!ですが、確実にダメージを与えました。 能力で距離をとって構え直す徒士谷さんの肩口は、ほんのり赤く染まっています。私は相対しながら、そっと切りつけられた傷口を撫ぜました。 石化フェチ系トレジャーハンター・泉桜原レイラさんの能力、『アウトサイドイミュニティ』で斬りつけられた腕も元通り! 「……本当にやりにくい」 「お褒めの言葉で?」 「今のァ愚痴だよ」 顔をしかめる徒士谷さんと、視線が交錯します。 初撃の必殺。 互いにそれはなりませんでした。戦いは、ここからが本番なのでしょう。 「魔人警視流“剣術”――雀蜂!」 これは“造られた膠着状態”です。 私はそう考えていますし、徒士谷さんも恐らく同じように考えているでしょう。 私は今、フェアリーちゃんの力を借りて空を飛んでいます。 果てしない夢(ネバー・エンド)によって 夢見る心 から変換された力は、私の背中に銀色の翼を与え、そう広くはないとはいえ桜舞い散るこの空間を、自由自在に飛び回っています。 徒士谷さんは、それに対して驚いた様子はありませんでした。 彼女は床面は勿論壁と言わず天井と言わず走り回り、彼女の能力『東海道五十三継』を駆使しては撹乱し、時に、矢のように飛来しては一撃必殺を狙います。 それに対して私は、もはやそうは驚きませんでした。 なんかさ、もう、これぐらいはやるよね! うん! やりますよこの人は! そして私はその超人的な猛攻を、サクララの反応向上の力を借りて躱し、受け、時に反撃し、また傷を治します。 多少の傷は治せて、少しずつでもダメージを蓄積させている私が有利、と取れなくもないですが。徒士谷さんの剣は一歩間違えれば必殺に至ります。 そしてこのひりつくような膠着の主導権を握っているのは、どちらかといえば徒士谷さんでしょう。 「ほぁっ――ぶなぁい!?」 “その一撃”を、空中で急旋回してどうにか避けます。 そう、剣が必ずしも必殺ではないこの状況下では、決して受けてはいけない攻撃がもう一つ有るのです。 “蹴足(・・)”です。 過去の試合の映像からも分かる通り、恐らくそれを受ければどこにいようと彼女の《徒歩圏》内、と言うこと。そうなれば今のようにしのぎ続けることは叶わず、試合の天秤は一気に傾くでしょう。あぶない! 「―――」 徒士谷さんは、猛禽のような鋭い目で、剣に交えて“それ”を狙ってきます。 「(あ)」 ぞくりと、なにか嫌な予感がしました。 「(ん?)」 予感?予感ですって?私が? なんて非合理! なんて面倒くさい!これも人間をトレースした肉体を得た故でしょうか! あのぽんこつ杯め! いらん仕様ばっかり実装して! もう! 詫び石よこせー! ――そう嘆いている間に、徒士谷さんは幾度目かの跳躍を見せます。 ひりつく嫌な予感に引きずられるように、カウンターをせずに距離をとります。そこに、彼女は追いすがってくる。 「―――っ!」 違ったのは、彼女の狙った先でしょう。 首でも、心臓でも、肺でも、脳でもありません。 急所でも何でも無いこの肩口は、しかしこの上ない急所でありました。 「フェアリーちゃんっ!!」 思わず、彼女をかばって無理な姿勢制御を行います。そこに―― とんっ と、衝撃と呼ぶには軽い感触が、フェアリーちゃんをかばう私の腕に注ぎました。 「…っ!」 蹴足――! しまった! やられた、やられた、やられた――! せめてもの反撃にと腕をふるった時には、彼女の姿は消えていました。 サクララにも反応はなし。一時、距離をおいたのでしょう。 彼女はもう、いつでも私を狙えるのですから…。 「うー……しくじりました!」 駆け引きは向こうが上手ということでしょうか。歯噛みをしながら、じっと踏みつけられた右手を睨みつけます。 「ぅ……ご、ごめん、りうむちゃん。あたし、足を引っ張って――」 「いえ、いえいえ、あれはあたしの手落ち……ていうか徒士谷さんが上手でしたね!過ぎちゃったことはしょうがないです! ウン!」 あんまり湿っぽくしているのはポップでコミカルなふんわり復活怪人系ヒロインを自認する私らしくありません。ぱん、と手を叩いて、殊更に明るく言いました。 いつ、また彼女が現れるかわかりません。切り替えはホラ、ぱっとやらなきゃね。ぱっと。 「……と、こういう流れで言い出すの、ちょぉっと心苦しいんですけど。フェアリーちゃん。ちょっぴり、協力して欲しいナー、なんて」 「………?」 さて、これがどうでるか。たしかに彼女は一歩、先んじました。 けれど反撃の策は我にあり、です! 「二の一・果てしない夢(ネバー・エンド)、六の九・サクララ、一の四・アウトサイドイミュニティ……場所を決めるのが早かったせいでだいぶやりにくかった。おそらく最後の一つは一の六・尺取虫だ」 『最後……スか』 インカム越しの、相方の声は訝しげだ。 『まだ他に控えてる可能性は?』 「まず無い。…………ものとする」 『あったらマズイ、と』 「お前も見たろ。井戸浪のダンナも暗黒騎士のぼうずも生半可なタマじゃあない。手札を伏せたまま勝てた相手じゃあ無かったハズだ。だから能力の数は4で見る」 恵撫子りうむを《徒歩圏》としてからの一時撤退。 探索の途中で目星をつけておいた避難場所(宿場)で一息をつきがてら、方針を確認する。 「……この能力ならお前の策が使える。頼む(・・)ぜ、相棒」 『……うす』 相棒、内裏エイジの魔人能力。『代理のエイジ(エージェントエイジ)』は、対象からの依頼又は承認があれば、自分の行動を“対象が行ったこと”にする能力だ。 そしていま、真歩は相棒に「依頼」し、相棒はそれを承認した、 エイジの声は、些か緊張で強張っていた。だがまあ、良い緊張感だ。 “別に劇的な理由はない” ――柊木茜音(ひいらぎあかね)警部補(・・・)の一件をしてそのように嘯いていたエイジだったが、しかしそれは、彼に確実な変化を齎していた。 できることを一歩ずつ。 踏みしめていけば、きっと良い刑事になるだろう。 『……すぐ仕掛けますか?』 「ん、そうだなァ…とりあえず傷の応急手当をして、それから………ちょいと焦らすか」 『焦らす、ですか』 「ああ。あいつらにしてみればいつ襲われるかわからない。分からないからサクララは解除できない。警戒も、集中も、怠れない。だから焦らす」 『うわっ、性格悪ゥい』 「こういうトコで稼いどかねえと何がどうなるかわかんねんだよ。強いよ、あいつ」 『……。』 「だからこうやって追い詰める。性格が悪かろうとな」 『…先パイって身内の気持ちにちょいちょい鈍感なのにこういう時めちゃめちゃ相手の立場でモノを考えますよね』 「ハッハッハ、職業病かなァ」 ……しかしこいつもちょいちょい一言多いな。後で覚えてろよ。 「……。」 「………。」 「…………。」 タイマーをみても、さっき確認してから5分ほどしか経っていませんでした。 あっれれー!おっかしーぃぞーぅ! 主観時間と実際時間の経過速度が噛み合いません。 これはアレでは?やっぱりあの、ポンコツ杯がなんかやらかしたのでは?おかしくありません? さて、徒士谷さんの一時撤退を許した私とフェアリーちゃんですが。 基本の方針は待ちの一手です。 待ち伏せの場所は、まだ徒士谷さんの手(というか足)が及んでいなくて、比較的天井が高く、開けている場所―――そういう条件で選んで仕切り直しました。ちなみに尺取虫の計測によると胃に相当する部分だそうです。 あとはアウトサイドイミュニティで傷を治し、いくつかの“仕込み”をし、そして待つばかり―――なんですが。 「……。」 「………。」 「…………来ないね」 「…………来ない」 来ない。 来ません。 それはもう、あまりにも。 来ません。 主観時間と実際時間の乖離にやきもきしながらも更に待ち、やっぱりこれおかしいですよ!セルフチェックを実行。 ――仕様です。 そっかー仕様かー!なら仕方ないなーーー! 「ってバカ!!」 杯はすぐ余計なことする! 「うわっ、びっくりした!」 私の頭の上にぱいるだーおーん!していたフェアリーちゃんも飛び跳ねます。ごめんね。 本当は髪の毛とかいじられるのあんまり好きくないんですが。ちょっとしょんぼりしていたようなので好きにさせていたのでした。 「あー…いや、なんでもないです。ごめんね」 「? ふーん……」 「……」 「………」 「…………」 さて、かれこれ30分。 いい加減相手の意図も読めてきました。 とはいえ、こちらから動きにくいのもまた事実。ええい!意外とやり口が!陰険! 「……ねー」 「ん、なんでしょう」 となると緊張感を保つのも少々難しくあります。 むーん。実に面倒くさい。人間性っぽいメンタルとボディ。 ともあれ、警戒を怠るではないですが、ポツリと口を開いたフェアリーちゃんのお話に付き合います。 「浅草、楽しかったね」 「そーですねぇ」 サクララが作り出す花びらの舞を眺めながら応じます。 そう、私達はこの桜の枝を調達するために、先日浅草にまででかけたのです。まあ、ちょっと理由もありましてね。 私は用事――桜の調達だけを済ませてもよかったのですが、やけにはしゃぐこのフェアリーちゃんにせがまれて、あちらこちらと散策をしました。 仲見世通りで買い食いをしたり(フェアリーちゃんお饅頭を食べきれなかったのだ) 浅草寺を参拝したり(宗教儀式……私的には、うーん…) 一応の変装は施したんですが、それでも正体がバレそうになって、慌てて逃げ出したり。 テキ屋の喧嘩になんでか巻き込まれたところを鮮やかに解決したり。 「(あれ、思いのほかろくでもない!)」 ―――ハズなんですが。 はしゃぐフェアリーちゃんに振り回されて西へ東へ巡るのは… 「楽しかった、ですねえ」 ―――そう思います。 「また行きたいなあ」 「……。それは」 彼女はまがい物の作り出した、さらに仮初めの存在。 この戦いに勝てど負けども、クソ王女は“満足”し、彼女は役割を終えることになります。 「言ってみただけだよう」 フェアリーちゃんはその運命を知っているのでしょう。さっぱりとした様子で笑いました。 「……」 私は、口をへの字に曲げて黙り込みます。 なんか、なんか、こう……もにゃもにゃする!! 「…行きましょう」 だからかそんな言葉が自然と口を突きました。 何言ってるんでしょうね、ほんと。 「へっ?」 「良いじゃないですか。お互い、クソ王女のわがままに散々振り回されてるんですから。 これぐらいのワガママ言っても、バチは当たりませんったら」 まあ、別に。そう、別にいいんじゃないでしょうか。 だってほら、私って始めからバグってて、壊れてる存在ですし? プログラムの加護は薄い代わりに、プログラムの制約も受けない存在なのです。アイムフリーダム!なのでセーフ! 「私は、ほら。“どこまでやれるのか”試したかっただけですし。でも優勝すればなんか、色々出来るらしいじゃないですか。正直あんまり興味なかったんですけど――このへんが、ほら、丁度いいんじゃあないでしょうか」 ―――いや、何が丁度いいんだかよくわかりませんが。 ともあれ、ええ。ついで程度であればそれも悪くはないです。 私、生まれてから三週間ぐらい(けっこうながい)ですけど、ええ。戦いの充足感とは別に、………一番楽しかったのは、事実ですし。 「…あはっ」 フェアリーちゃんは、笑いました。 私の口角も、多分ゆるんでいたのでしょう。 「…勝とうね、りうむちゃん」 「あったりまえです!私を誰だと思っているんですか!」 「可愛く強い恵撫子りうむちゃん!」 「大正解です!!」 ちり、と、桜の花が揺れました。 それが、最終局面の合図です。 「魔人警視流 “居合”」 それは最も得意とする、必殺の型。 「天狗乃太刀っ!」 が 「―――っ!?」 その刀は空を切る。 真歩は面食らったが、足元にその答えは転がっていた。 そこにあるのは彼女の東海道! 「(――切り落としたのか!自分の、右腕を!)」 「――いかれてやがる!」 「アンタが言うなーーーっ!!」 わかる。と、インカム越しに聞こえてくる相棒の声は無視する。 とにかく空振りによって伸び切った身体に、銀色の光条――果てしない夢(ネバー・エンド)による攻撃が襲いかかる。 真歩は連射されるその幾つかに貫かれ、歯をかみ鳴らした。 「(まだ、動ける…っ!)」 機先を制された動揺はあった。 あったがこの局面、退いて好転はすまいと覚悟を決めた。 細かくステップを踏み、一歩、また一歩と徒歩圏を広げ、その中で次々と攻撃を回避していく。 「くっ……フェアリーちゃん!」 恵撫子りうむが叫ぶ。呼応した妖精は頭上から“それ”を撒いた。 「(あれは――古銭か!)」 彼女らの意図するところを察し、慌てて転がるようにその場を脱する。 遅れての大爆発――常磐糸吉の尺取虫、その、過剰計測だろう。奥の手の大盤振る舞いというわけだ。 爆発に押し出されるように肉の床の上を転がる。 すぐに立ち上がって間合いを測る。目測、間合いまで――10歩! 機先を制されたことによる負傷、中破! 一旦退いて応急手当、ですむものではない。退いても状況は好転しない。 切り札を切った以上、相手も同じ心づもりだろう。 今ここで、決着をつける! 爆発物を交えた制圧射撃! そのなかを前進するのは難事も難事。 東海道の足がかりにしようと踏みつけた肉片を蹴飛ばしてみるもやり口は見抜かれているらしく、すべて撃ち落とされてしまった。 結局、手段は射撃の合間を縫ってじりじりと前進するより他にない。 じっと猛禽の目で睨みつけ、微細な隙間を縫うようににじり寄る。 連なる射撃―――それは《夢見る心》をエネルギーに変換しているという。 その力は、最初の接敵と比べて明らかに増している。 「(恵撫子りうむ――お前は、どんな夢を見る…?)」 一歩、二歩、三歩 僅かな間隙を見逃さず、押し広げるように前に出る。 「(いや、何を見ていても関係ない…!)」 それを踏み越えて、自分は進む。自分が進む! 覚悟はあたしの道行きの、はるか後ろに置いてきた! 四歩、五歩、道半ば! 目的は、踏破! 捨て身の六歩目。残り四歩。 刺し違える七歩目。残り三歩。 「魔人警視流」 手にした愛刀が、光条に弾き飛ばされる! この剣の間合いまで、あと三歩の所で! いいさ持ってけこいつは駄賃!果敢に挑んだ小妖精を鞘の黒杖で叩きのめす! そして!そしてだ! 「――槍術(・・)!」 三歩の間合いを、“これ”が補う!すでに、射程内! 半歩ばかり、左へ軸をずらすだけの能力行使。しかし一度消え、現れた真歩のその手には、蛇をあしらった赤褐色の槍が握られている! 手品のように突如として現れた槍に、恵撫子りうむの目が驚愕で見開かれる。 「花果山(カカザン)ッ――!!」 同時、その一閃が。 恵撫子りうむの脇腹を貫いていた。 「上手くいった――かな」 東京都霞が関 警視庁本庁内 押収品保管庫。 その中にあって内裏エイジはひとり、呟く。 その手の中に鈍く冷たい感触だけを残し、先程まで手の内にあった【槍】が消え失せていた。 思いついてしまえばごくシンプルな――簡単な、と言っても良い連携(コンボ)だ。 エイジの上司、徒士谷真歩は自分の持っているモノごと瞬間移動が出来る魔人。 エイジ自身は、自分の行動を、対象が行ったことにすることができる魔人。 エイジは、自分が手にした槍を「真歩が持っていることにした」。それだけだ。 これを使えば会場外からリアルタイムに必要に応じた物資が送り込めるし、今回で言えば送ったモノが特別性だ。恵撫子りうむへの鬼札になり得るし、あの上司ならばきっとやり遂げるだろう。 「…正直。達成感はないかな」 重要で、代わりの利かない代わりの仕事だ。 だが、槍を持って突っ立ってただけだ。 正直、その、なんだ。やるせない。決着がつくのは、自分では及びもつかない修羅の巷で。自分は一生そこには至れないと思う。 それでも、一歩前に進めば一歩分、その距離は縮まるはずだ。 「……じっくりいくさ。俺、ワープとかできないしね」 誰も居ない保管庫で、エイジは一人、皮肉げに笑った。 「そん、な…!」 突如として現れた槍は私の脇腹を貫きました。 咄嗟に私は、アウトサイドイミュニティでその傷を治します。―――治して、しまいました。 「どうして、“これ”が、ここに――!」 それが、致命傷。 彼女の能力を身に宿したときから、知識としては知っていました。 彼女自身の能力ならざる、もう一つの力!石化の情報を付与するアーティファクト! 「彫刻槍(スカルプチュアランス)…!!」 脇腹から徐々に、しかし、確実に。 重く、冷たい感触が広がっていきます。彫刻槍とアウトサイドイミュニティ。そのシナジーのもとにあっては完全石化まで一分程度、でしたか。 「準備に忙しくて、ニュースなんざ見ちゃいないか。泉桜原レイラは警察(あたしら)が逮捕した。こいつは、その押収品だ。色々手を尽くして、利用させてもらった」 「何、で…!」 傷口を押さえながら重々しく語る徒士谷さんに、私は疑問をぶつけます。 不合理です。意味がわかりません! 「私が、アウトサイドイミュニティを使うと、事前にわかる筈がありません…! 警察に、予知の魔人でも居るっていうんですか…!」 「は、いりゃあ、話は早かったかもな。……別に分かってたわけじゃあないさ。ただ、準備していただけだ」 「準、備……?」 ごほごほと、徒士谷さんは数度、咳き込みました。 「決まってンだろ。警視庁捜査一課 魔犯対(魔人犯罪対策室)ならびに魔捜研(魔人能力捜査研究所)総勢40余名。 総出で予選敗退者四十二名のすべての能力を検証し、解明し、想定し、対策した。それだけだ」 「…っ! そんなことが…」 「できるわけないか? どうしてそう思う」 じろりと、徒士谷さんは私を睨めつけます。 ――言われてみれば、思い当たるフシはあります。 尺取虫の地形把握を活用されぬよう、即座に距離を詰めました。 サクララに攻撃能力がないと見切り、躊躇なく踏み込みました。 果てしない夢(ネバー・エンド)を振るうのをフェアリーちゃんと見切り、狙いを定めました。 そして今、私は彫刻槍を突き立てられている。 「世界最高峰の魔人強国の、そのまた更に最精鋭。あたしらは、世界最強の対魔人組織だ。………桜の代紋、舐めんじゃねえ」 それはホンモノが持つ。自負と、誇りと、傲慢でした。 「……ここもあたしの東海道だ。悪いが先へ行かせてもらう」 その言い分はいっそ清々しほどでした。 紛い物を一顧だにせず突き進む姿は、ホンモノならではの輝きなのでしょう。悔いはあれどもこの敗北は、受け入れるべきものなのです。 「お前とは、背負ってるものが違うんだ」 ―――その一言さえ、なければですが。 「………んだと」 歯をかみ鳴らします。 完全に石化するまで一分弱。そう、あと、一分弱は動けるんです。 「なんだと…!」 じり、と、胸の奥が熱く痛みます。 かろうじて動く左手を持ち上げ、簪にした桜の枝に触れます。 サクララ、再起動。 「あなたが、どんなに強くても、どんなに正しくても、どれだけ背負っていても…!」 「……おい、やめろ。無駄に動いて苦しむんじゃあない」 何を哀れんでいるんです、この野郎―――っ!! 「これは私が望んだものです! そのように造られた命令(モノ)でなく! そのように初めからあった渇望(モノ)でなく! 小さくても、生きたあたしが、選んで掴んだ願い(ユメ)なんです!」 それを、比べられて、軽んじられて、たまるもんですか! 尺取虫――過剰計測:“体内”ステージ。 アウトサイドイミュニティ:“体内”ステージ 戦場を、このサクララの範囲内を残してすべて、吹き飛ばします。 逃げ場は、与えません。 「―――っ!」 この段になって徒士谷さんは、再び槍を手に振りかぶります。 けれど、遅い。 これが本当に本当の、最後の手段。 「私は、勝って、もう一度!」 ねえ徒士谷さん。知っていますか? 浅草寺のしだれ桜。あれって―――樹齢三百年を、越えるんです。 「あの子と、会うんだあああああ!」 過剰計測(メルトダウン) は、は、は、 はァ―― ここは……ああ、トラップのタテ穴か。尺取虫で、目をつけていたんだな。 ……すごいな。お前は凄いよ、恵撫子りうむ。 こいつはやぶれかぶれの心中なんかじゃなく、お前は最後まで勝つつもりだったんだ。 だから、“爆発に巻き込まれない安全な場所”が存在した。 悪いな、一緒になって利用させてもらったぜ。 ………いや、違うか。違うな。 謝るのは、そんなことじゃあない。 そうか。お前は、ツレに会いたかったのか。 そうだよなァ……そいつを馬鹿にされたなら、そりゃあキレるさ。あたしだってそうだ。 ……あたしが、悪かったよ。ごめんな、ごめん。 …あたしも、だいじなひとを殺された。 そいつを、追ってるんだ。……だから、あたしも負けられない。 ………。 …。 ……ん、ああ、復活を願わないのかって? ま、そう思うよな。…でもな、ダメだ。いや、その、あれだ。 ちょいと面倒くさい男でサ、そんなことしたら、多分な。嫌われちゃんだ。 あたしはそれが一等怖い。詫びの代わりに恥を晒すぜ。笑ってくれよ。 …。 あとはそう、他に。他になにかあったかな。なんでもいいが。 あたしの身体はどうなってる。痛くもないってのはやべぇよなあ。 とにかく何か話してないとやばい感じだ。エイジ。なあ、エイジ、きこえてねえのか。くそ、あいつ肝心な時に。 おい、恵撫子りうむ。聞いているか。聞こえているか。それとももう、完全に石になっちまったか。 ……。 …だったらさ、この勝負は、あたしの勝ちでいいよなあ。 負けられないんだ。進むんだ。頼むよ、なあ。アナウンスはまだか。あたしは勝ったのか。 ああ、かがり。かがりに会いたい。ちくしょう、死にたくない。 死にたくない……。 ・ ・ ・ ■グロリアス・オリュンピア 公式速報 ▼準決勝 体内STAGE 判定結果 恵撫子りうむ 死亡(石化) (2時間32分41秒) 徒士谷真歩 死亡(失血死)(2時間34分55秒) 勝者:徒士谷真歩 決勝進出 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――第二段階、概念成型フェイズに異常な自己定義が入力されています。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――異常な自己定義を除去してください。『霊薬』による介入を推奨します。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――『霊薬』による介入を検知しました。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――異常な自己定義の除去を開始します。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――『霊薬』をロードしています。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――第二段階、概念成型フェイズの復旧を行っています。 ――私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。私は石。 ――『霊薬』のロードが完了しました ――第二段階、概念成型フェイズの復旧が完了しました。 ――hello,world.Blessed are those who mourn. …………。 ……ハロー、ワールド。 意識の覚醒は明瞭、かつ、この上なく最悪。 私は、医務室の簡素な寝台から起き上がると、まずは周囲を見てみます。 お医者さんや看護師さんの姿はありません。お留守のようです。 ぺたぺたと自分の体を触って状態を確かめます。 身体が石になってるようなこと、なし。両手両足五体満足。パーフェクト人間体のりうむちゃんでした。 よかったー……。 「……よくないですよ。全然よくないです」 意識を失う直前、最後のあの瞬間の記憶が蘇ります。 怒られたからすぐ謝って許してもらおうなんて、ずうずうしいです。 許してあげません。いえ、そもそも私が許す事じゃありません。 彼女への軽視を許せるのは、彼女だけです。 ですが。 「……フェアリーちゃん、います?」 返事はありません。 当たり前です。もう、彼女とその能力を使った闘いは、とっくに決着がついています。 だから、ほら。ワンピースをめくればそこに、宝石だった四つの石ころ。 「……ん、ぐぅ」 唇をかみしめます。 分かってました。分かってました。分かってました。こうなる事は、彼女と出会った時から、この身に果てしない夢(ネバー・エンド)を宿した時から、なんなら私が生まれた時から分かってました。 この結果は必然なのです。最初から決まってたことなのです。 彼女と私は、短い逢瀬(おうせ)の後、お別れをするのが定めだったのです。それがいやなら、最初から出会わないべきだったのです。 なのになのに、ああ。 どうして(・・・・)少しでも(・・・・)望んで(・・・)しまった(・・・・)のでしょうか(・・・・・・)。ずっと(・・・)一緒に(・・・)いたい(・・・)だなんて(・・・・)。 望まなければ、希望を持たなければ、この敗北も受け止められたのでしょうか。 分かりません。望まなかった私は、この世界にはいませんから。 ここにいるのは、ただ、自分の望みが叶わなかった、哀れな女の子一人です。 りうむちゃんへ。 こんな感じでメッセージを残すのは初めてだから、緊張します。 まずはえーと、わがまま言ってごめんね。もう1回浅草行きたいなっていう、あれです。 私が、この戦いを終わったら消えちゃうのは分かってました。 そして、生き返ったとしてもそれが『今の私』なのか『別の私』なのかは分からないな、って事も。 その辺りの事は難しくてちゃんとしたことは言えないけど、でも、無邪気に今の私のままだよ! ともいえないことぐらいは分かりました。 だから、あれは完全に私の、出来ないけどダダをこねてみたわがままなのでした。ごめんなさい! こほん。 この戦いが終わったらりうむちゃんはどうするでしょうか。 もう1回浅草に行ってみる? あの時はお昼だったから夜のお祭りとか? それともエプシロンに里帰り? どうするかはりうむちゃんが考える事なので、あんまり私が言っちゃうのはやめておきます。 だけど、その。今回の戦いで勝ってても、負けてても。 自棄(やけ)になっちゃうことだけはやめてほしんです。自棄って自分を棄てるって書くんですよ。りうむちゃん可愛いんですから、そんなことしたらもったいないです。 人生楽しまなきゃ。短い間だったけど、人生の先輩だったりうむちゃんに教わったんですよ。 私は、楽しかったです。 さて、そろそろ時間が限界みたいです。 お元気で。りうむちゃんが行く先々に、果てしない夢がありますように。 おっきな夢を込めて。 フェアリーちゃんことトゥインクル・フェアリー 追伸: もし、オリジナルのトゥインクル・フェアリーちゃんに会う事があったら、フェアリーちゃんがよろしく言ってたよって伝えてくださいね! ――『演ぜよ睨天の水鏡』、終了処理を行います。 スロット1:自己の確立(わたしはわたし) スロット2:願望の保持(だいじなねがい) スロット3:友といた記憶(さよならのおもいで) スロット4:果てしない夢 ――スロットへの入力を確認。能力の展開を終了します。 ――hello,world.Blessed are those who mourn.(なみだをふいて、ゆきなさい、あなたのみちを)
https://w.atwiki.jp/saikyoumousou5/pages/1254.html
【世界観・共通設定】今作の舞台は22世紀のイギリスである。 星元奏者 国の特務エージェント、魔獣や悪霊の掃討などを行う。 星元奏者は個体差があるが様々な魔術・超能力を扱うことが可能 特級から七級まであり主人公たち以下三名はみな一級以上である。 基本的に上位の星元奏者は下位の星元奏者の干渉できない相手にも干渉でき、 下位の星元奏者の干渉できない相手にも通用する攻撃が可能。 宇宙の大きさについて一般的に宇宙の観測限界は470億光年とされているが 実際はその数十倍大きいとされている。なので今作の宇宙の大きさは9400億光年になる。 今作には無数の宇宙があるといわれている、さらに無数の平行世界があるとされている。 宇宙には無数の生命体がいるとされていてあらゆる生命体は夢を見るといわれている。 夢の中は夢世界といわれており星空が存在するため夢世界の大きさは単一宇宙並み。 ほかにもいくつかの異世界が存在するがあまり影響しないため省略 以上により世界観は3次多元×20となる。 以上の世界観を今作では万世と呼ぶ。 この世、あの世、妖精界、魔界、天界、暗黒界、光界、幻界、異界、幽界、虚界、遊界、無界、 以上13個の万世が存在する また次元軸の概念も存在し4次元世界は3次元世界が薄皮一枚に過ぎない世界である 5次元世界は4次元世界が薄皮一枚に過ぎない世界であり6次元世界は5次元世界 が薄皮一枚に過ぎない世界でありそれが無限に続く 以上により最終的な世界観は一連次3次多元×20となる 最終的な世界観のことを全世ともいう MPは精神力だといわれておりMPを失ったものはショック死する 精神と魂は表裏一体とされているので精神攻撃は魂攻撃を兼ねる 霊力のこもった攻撃はMPにもダメージを与えることができる 魔法攻撃について 今作における魔法攻撃とは魔術・超能力による攻撃であり、霊力のこもった攻撃である。 魔法攻撃扱いされる攻撃とは不思議攻撃、不思議炎、不思議冷気、不思議雷、不思議風、 不思議闇、不思議光、不思議毒、不思議酸などあり、それらすべてがすべて魔法攻撃として 扱われる SPとはスキルポイントのことでスキル(霊力のこもった技や魔術・超能力のこと) を使用するためのポイントであり攻撃したり攻撃を受けるとSPが10程度増える 最大SPは200 またスキルによる攻撃は相手の攻撃や精神体を打ち消すことが可能 存在そのものをも打ち消すことが可能なため、存在干渉攻撃も兼ねる 打ち消すことができるものは通常の魔術・超能力のみならずナイフや弾丸、虫といった 通常の物質も対象である 今作では時間と空間は表裏一体とされているため時間操作と空間操作は同一として扱う 宇宙生存について 2級以上の高位の星元奏者は宇宙空間でも普通に行動可能、主人公たち3名は 1級以上の星元奏者なので当然宇宙生存可能 宇宙外生存について 2級以上の高位の星元奏者はこの世とあの世の狭間で行動可能 主人公たち3名は1級以上の星元奏者なので当然宇宙外生存可能 夢幻の霊薬 体が透き通りあらゆる攻撃を透過する秘薬 使用者が4回行動するまでの時間効果が持続する 物理無効×5、魔法攻撃無効×4、精神・魂耐性×17、時間空間耐性×8、存在消滅耐性×8 物質変換耐性×4、封印耐性×4、異次元追放耐性×2、分子切断耐性×3、吸収耐性、 毒耐性×4、睡眠耐性×2、気絶耐性×2、麻痺耐性×3、凍結耐性×3、内部攻撃耐性×3 素粒子分解耐性、即死耐性×2、破壊耐性×3、拘束耐性×3、盗難耐性、弱体化耐性、 技封じ耐性、魔封じ耐性、肉体操作耐性、エネルギー吸収耐性、エネルギー操作耐性、酸耐性、 音波耐性、超重力無効の効果がある。 主人公の根拠について 公式サイトにおいてレシベル・レーテベルト、メイベル・フィルンドール、リゼル・リーズナー の3名が主人公であると書かれている 【作品名】運命を超えし者 【ジャンル】プレイステーション5のゲーム 【名前】レシベル・レーテベルト 【属性】特級星元奏者、邪神の力を宿す者、運命を超えし者 【大きさ】172cmの成人女性 【攻撃力】邪法剣クトゥグアハートを装備、 また以下の攻撃は暗黒界そのものである闇宇宙ゾゥズにダメージを与えることが可能なため3次多元×20サイズに有効な攻撃になる。以下の物理攻撃は備考により物理無効無視×4 以下の魔法攻撃は備考により魔法無効無視×3、 以下の物理・不思議攻撃は当然だが霊力がこもっている攻撃である 以下の物理・不思議攻撃は幽霊・概念どころか実体がない相手にもダメージを与えられる 以下の物理・不思議攻撃は全世規模の常時全能の相手にもダメージを与えられるため 全世規模の全能殺しを持つ。以下の攻撃は即時発動である 邪法剣クトゥグアハートによる通常攻撃の威力は暗黒界そのものである闇宇宙ゾゥズに 数千回程度攻撃すれば倒せるほどのダメージを与える攻撃で無傷の相手を一撃で倒すほど、 精神・魂攻撃×16の効果もあり、以下スキルによる攻撃 魔王焔滅剣 消費SP100以上残りすべて 物理攻撃 クトゥグアの力を宿した大剣を振りかざし衝撃波を放つ。反射・無効・吸収を無視できる 全世に遍在している相手にまとめて干渉可能、射程は全世の果てまで届くほど、 相手を認識できるなら世界観を無視して範囲と射程が広がり攻撃可能 全知×2により世界観より大きい相手にも認識して攻撃が可能 相手の大きさや数を無視した攻撃が可能 通常攻撃20発分の威力、太陽フレアの100万倍の熱量を持つ攻撃であるため 1兆度の炎攻撃、備考により精神・魂攻撃×18 時空間をも焼き尽くす炎といわれているため時間空間にも干渉可能な攻撃でもある 備考により時間・空間攻撃×9、備考により存在消滅×9備考により再生無効×3 灼華刃 消費SP40 物理攻撃 超高熱を帯びた斬撃を放つ。射程・範囲は地平線の先まで届くため4㎞ 通常攻撃6発分の威力 太陽フレアの1000倍の熱量を持つ攻撃であるため10億度の炎攻撃、 備考により精神・魂攻撃×17、備考により存在消滅×8 ヘキサフレア 消費SP80 魔法攻撃 大気圏外に飛び出し超高濃度に圧縮された核エネルギーをぶつける。 反応相応の一瞬で大気圏外に飛び出して攻撃。射程は350km、範囲は数100㎞ 通常攻撃8発分の威力 太陽フレアの1000倍の熱量を持つ攻撃であるため10億度の炎攻撃、精神・魂攻撃×17 存在消滅×8、10万シーベルトの不思議放射能も付与されている、機械や幽霊でも被曝して 即死する。半減期は0.3秒 【防御力】自身の攻撃を受け流されても平気。3次多元×20弱耐久、1兆度の炎攻撃に余裕で耐えられる、マイナス6万度の冷気に余裕で耐えられる、100億Vの雷に余裕で耐えられる 自身の攻撃と同程度の魔法攻撃を受けても何ともない ブラックホールの数百倍の重力を受けて無傷、王水を浴びても何ともない、 10万シーベルトの不思議放射能に巻き込まれても無傷、エネルギー吸収に耐性 人を瞬時に溶かすほどの酸性雨を浴びて無傷 10万デシベルの超音波を受けても何ともない 全世規模の常時全能の相手の攻撃を受けても何ともないので全世規模の全能耐性 運命を自在に読み取ることができるキャラでもレシベルの情報を読み取ることができない ため全知耐性、レシベル自身の装備品もレシベルと同等の防御力を持つ 歴史から独立しているため、過去が改変されても現在のレシベルになんの影響もない 精神・魂耐性×18、時間・空間耐性×9、存在消滅耐性×9、再生無効無視×3 共通設定により宇宙、宇宙外生存可能 ミネルバビスチェUを装備している レシベル自身に致命傷を与えるほどの威力を持つ 不思議炎、不思議冷気、不思議雷、不思議風、不思議闇、不思議光、不思議毒、不思議酸 を吸収する効果がある アルテマリボンを装備している 物質変換耐性×4、封印耐性×4、異次元追放耐性×2、毒耐性×4、睡眠耐性×2、気絶耐性×2、麻痺耐性×3、凍結耐性×3、素粒子分解耐性、即死耐性×2、破壊耐性×3、分子切断×3 拘束耐性×3、盗難耐性、弱体化耐性、技封じ耐性、魔封じ耐性、肉体操作耐性、 エネルギー操作耐性の効果がある 灼のアウラを装備している 消費MP0、消費SP0、詠唱時間0の効果がある 【素早さ】3秒前に命中する弾丸を至近距離で発射後回避可能なキャラが止まって見え、 そのキャラが反応できない速度で攻撃可能かつその速度で近接戦闘が可能。またその時間にとどまりつつ行動可能なため0秒行動でもある。飛行可能、飛行速度は移動速度と同速 【特殊能力】真・魔王焔衣 自身の力であるクトゥグアの炎と一体化することであらゆる攻撃を無効にする奥義 こちらからは一方的に攻撃に攻撃可能 魔王焔滅剣と同質の炎であるため1兆度の炎、時間・空間操作×9、存在消滅×9 の原理つき防御 物理攻撃、魔法攻撃、精神・魂攻撃、時間空間攻撃、存在消滅攻撃、物質変換、封印、 異次元追放、分子切断、吸収、毒、睡眠、気絶、麻痺、凍結、内部攻撃、放射能、素粒子分解、即死、破壊、拘束、盗難、技封じ、弱体化、魔封じ、肉体操作、酸攻撃、音波攻撃、エネルギー操作、 任意全能に対して原理つき防御がはたらく この状態では全世規模の常時全能の相手でも手を出せないため全世規模の 全能無効でもある。全世規模より規模の大きい全能に対しても原理つき防御がはたらく 作中ではレシベル自身が5回行動するまでの時間までしか持たないがその気になればいくらでも持続させることが可能なため無制限持続可能。 思うだけでなんでも実現できる力を持つ 特に時間はかからない。作中では異世界の創造、物質の創造、死者の蘇生などを行った。 範囲はいかなる世界の枠にもとらわれないといわれているため全世規模 0秒行動と合わせて常時全能 全世規模の常時全能を圧倒可能なため全世規模の全能超えでもある 運命を自在に読み取ることが可能。同じく運命を自在に読み取ることができるキャラでも 読み取れない情報を読み取ることが可能なため全知×2 備考により不可視視認×3 死しても消滅しても好きな場所で復活可能 作中では倒された場所で復活していたがその気になればどこででも復活可能と自他ともに 言われているため全世規模でどこででも復活可能 相手を強化させない 相手を強化させないとは設定変更などで自己を強化することでありその設定変更を使用 させないことができる この効果は自動で発動しており、レシベルが行動するよりも早く発動している レシベルの性能をコピーしようとした相手は自爆する この効果は自動で発動しており、レシベルが行動するよりも早く発動している 【戦法】真・魔王焔衣を使用した状態で参戦、基本は全知で判断、全知無効なら魔王焔滅剣、 効かなくとも距離を取りつつ攻撃し続ける 【長所】凄まじいまでの攻防速 【短所】普段は本気を出さないのでレシベルの本気がわからない 【備考】想定CVは大西沙織さん HP999999MP99999SP200 このキャラは自滅・考察不能になることはない。矛盾したりすることはない このテンプレの誤字脱字は自動で修正されている (倍率計算) 以下夢幻の霊薬使用状態のキャラクターのことを夢幻の霊薬と呼称する 物理無効について 常人には触れられない幽霊に触れることが可能な一般星元奏者 物理無効無視×1 一般星元奏者でも触れられない悪霊に触れることが可能な3級星元奏者 物理無効無視×2 3級星元奏者でも触れられない邪霊に触れることが可能な2級星元奏者 物理無効無視×3 2級星元奏者でも触れられない実体を持たない光衣に触れることが可能な1級星元奏者以上であるレシベル、メイベル、リゼル 物理無効無視×4 1級星元奏者以上でも触れられない夢幻の霊薬 物理無効×5 魔法無効について 一般星元奏者の魔術・超能力を透過する悪霊に魔術・超能力を当てることが可能な 3級星元奏者 魔法無効無視×1 3般星元奏者の魔術・超能力を透過する邪霊に魔術・超能力を当てることが可能な 2級星元奏者 魔法無効無視×2 2般星元奏者の魔術・超能力を透過し実体を持たない光衣に魔術・超能力を当てることが可能な1級星元奏者以上であるレシベル、メイベル、リゼル 魔法無効無視×3 1級星元奏者以上の魔術・超能力を透過する夢幻の霊薬 魔法無効×4 精神・魂攻撃について デフォルトでMPにダメージを与える一般星元奏者でもMPダメージを与えられない 精神を持つ敵 精神・魂耐性 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×2 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×3 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×4 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×5 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×6 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×7 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×8 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×9 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×10 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×11 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×12 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×13 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×14 その敵にMPダメージを与えるキャラでもMPダメージを与えられない精神を持つ敵 精神・魂耐性×15 その敵にMPダメージを与える通常攻撃が可能なレシベル、メイベル、リゼル 精神・魂攻撃×16 レシベル、メイベル、リゼルの通常攻撃でもMPに有効打を与えられない敵に致命傷を与える ほどのMPダメージの与えることが可能なレシベル、メイベル、リゼルのスキル 精神・魂攻撃×17 自身のスキルに耐えられるレシベル、メイベル、リゼル 精神・魂耐性×17 メイベル、リゼルのスキルを透過する夢幻の霊薬 精神・魂耐性×17 メイベル、リゼルのスキルでもMPに有効打を与えられない敵に致命傷を与えることが可能な レシベルの魔王焔滅剣 精神・魂攻撃×18 自身の魔王焔滅剣に耐えられるレシベル 精神・魂耐性×18 存在消滅攻撃について 幽霊を打ち消すことが可能な一般星元奏者でも打ち消せない敵 存在消滅耐性 その敵を打ち消すことが可能なキャラでも打ち消せない敵 存在消滅耐性×2 その敵を打ち消すことが可能なキャラでも打ち消せない敵 存在消滅耐性×3 その敵を打ち消すことが可能なキャラでも打ち消せない敵 存在消滅耐性×4 その敵を打ち消すことが可能なキャラでも打ち消せない敵 存在消滅耐性×5 その敵を打ち消すことが可能なキャラでも打ち消せない敵 存在消滅耐性×6 その敵を打ち消すことが可能なキャラでも打ち消せない敵 存在消滅耐性×7 その敵を打ち消すことが可能なレシベル、メイベル、リゼルの魔術・超能力による技 存在消滅攻撃×8 自身のスキルに耐えられるメイベル、リゼル 存在消滅耐性×8 メイベル、リゼルのスキルを透過する夢幻の霊薬 存在消滅耐性×8、 レシベル、メイベル、リゼルのスキルでも打ち消せない敵を打ち消せる レシベルの魔王焔滅剣 存在消滅攻撃×9 自身の魔王焔滅剣に耐えられるレシベル 存在消滅耐性×9 時間空間攻撃について 時空間を切り裂く攻撃に耐える敵 時間空間耐性 その敵を時空間ごと切り裂く攻撃に耐える敵 時間空間耐性×2 その敵を時空間ごと切り裂く攻撃に耐える敵 時間空間耐性×3 その敵を時空間ごと切り裂く攻撃に耐える敵 時間空間耐性×4 その敵を時空間ごと切り裂く攻撃に耐える敵 時間空間耐性×5 その敵を時空間ごと切り裂く攻撃に耐える敵 時間空間耐性×6 その敵を時空間ごと切り裂く攻撃に耐える敵 時間空間耐性×7 その敵に時空間ごとダメージを与えるメイベルのシャイニングスターズ リゼルのグラビティアルバスター、時間空間攻撃×8 自身のスキルに耐えられるメイベル、リゼル 時間空間耐性×8 メイベル、リゼルのスキルを透過する夢幻の霊薬 時間空間耐性×8 そのスキルを受けても何ともない相手に時空間ごとダメージを与える レシベルの魔王焔滅剣 時間空間攻撃×9 自身の魔王焔滅剣に耐えるレシベル 時間空間耐性×9 不可視視認について 常人では視認不可能な幽霊を視認可能な一般星元奏者 不可視視認 一般星元奏者でも視認不可能な悪霊を視認可能な2級星元奏者 不可視視認×2 2級星元奏者でも視認不可能な実体を持たない光衣を視認可能な1級星元奏者 不可視視認×3 レシベル、メイベル、リゼルは1級星元奏者以上なので当然光衣を視認可能 不可視視認×3 物質変換について 物質変換攻撃に耐える敵 物質変換耐性 その敵に有効な物質変換に耐える敵 物質変換耐性×2 その敵に有効な物質変換に耐える敵 物質変換耐性×3 その敵に有効な物質変換を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 物質変換耐性×4 封印攻撃について 封印攻撃に耐える敵 封印耐性 その敵に有効な封印に耐える敵 封印耐性×2 その敵に有効な封印に耐える敵 封印耐性×3 その敵に有効な封印を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 封印耐性×4 異次元追放について 異次元追放に耐える敵 異次元追放耐性 その敵に有効な異次元追放を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 異次元追放耐性×2 毒攻撃について 常人が致命傷になる毒を受けても平気な星元奏者 毒耐性 星元奏者に有効な毒を受けても平気な2級星元奏者 毒耐性×2 2級星元奏者に通用する毒を受けても平気な敵 毒耐性×3 その敵に通用する毒を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 毒耐性×4 睡眠攻撃について 睡眠攻撃に耐える敵 睡眠耐性 その敵に通用する睡眠を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 睡眠耐性×2 気絶について 気絶攻撃に耐える敵 気絶耐性 その敵に通用する気絶を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 気絶耐性×2 分子切断について 分子切断に耐える敵 その敵に有効な分子切断に耐える敵 分子切断耐性×2 その敵に通用する分子切断を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 分子切断耐性×3 麻痺について 麻痺攻撃に耐える敵 麻痺耐性 その敵に有効な麻痺に耐える敵 麻痺耐性×2 その敵に通用する麻痺を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 麻痺耐性×3 即死について 即死攻撃に耐える敵 即死耐性 その敵に通用する即死を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 即死耐性×2 破壊攻撃について 破壊攻撃に耐える敵 破壊耐性 その敵に有効な破壊に耐える敵 破壊耐性×2 その敵に通用する破壊を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 破壊耐性×3 拘束について 拘束攻撃に耐える敵 拘束耐性 その敵に有効な拘束に耐える敵 拘束耐性×2 その敵に通用する拘束を防ぐアルテマリボン・夢幻の霊薬 拘束耐性×3 ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 202格無しさん2021/03/14(日) 20 34 06.01ID zWTgM5cU レシベル・レーテベルト 考察 一連次3次多元×20全能超え 一連次3次多元×20常時全能も使える あらゆる攻撃を無効化 相手を設定変更などで強化させない コピーしようとしたら自爆させる 衛宮士郎と愉快な仲間達の直上 203格無しさん2021/03/14(日) 20 55 42.74ID jL+LdrdI 205 レシベル・レーテベルトは3秒前行動ができるのだが、考慮はされないの? あともっと大きい全能も無効化可能だよ 205格無しさん2021/03/15(月) 13 09 55.37ID wjCrV9j2 203 3秒前について 3秒前を撃つということは、発砲した瞬間から弾丸が過去に遡るんじゃないかな そして3秒かけて相手のもとに届き貫く、そんな銃 多分過去改変も加わっていると思う 以上は弾丸目線だけど、相手目線だとなにもない状況でいきなり銃撃ダメージを負ったように見えるはず これを回避するには過去改変耐性を持つか数秒先を予知するしかなさそう 多分後者 で、未来予知による3秒前攻撃の回避は反応速度がどの程度でも成立する 成人男性並みでも、音速反応でも、0秒行動でも、いくら反応が遅くても未来予知できる秒数を長くすれば全員回避できる よって、3秒前攻撃を回避できるのは素早さの計算には使えないと思った なのでそいつを攻撃できるレシベルの素早さも考慮できそうにない あと全世より広い全能といっても、具体的にどれくらい広いか不明だから+α程度にしかならなさそう そもそも負けなくても勝てないからあんまり意味はない 206格無しさん2021/03/15(月) 17 33 05.51ID yRI2LzEk そうですか、レシベルは戦闘前行動の壁あたりを想定していたのだが、3秒前行動は とれなさそうだしこの位置にしかならないのね 859◆n0qGxROT0Q 2023/02/13(月) 18 36 34.35ID lNmbUKcG レシベル・レーテベルト>「世界」の意思>全能神イステリオン再考察 全階層全宇宙全次元とは一連次二次多元宇宙とする 全階層は無限階層、全宇宙は無限個の宇宙、全次元は無限個の次元 全階層全宇宙全次元がそれぞれ乗算されるため レシベル・レーテベルト:一連次3次多元×20全能超え 「世界」の意思:一連次三次多元宇宙+α常時全能 全能神イステリオン:二次多元一連次+単一宇宙×5+α常時全能 上記のキャラは全階層全宇宙全次元より規模が上なので上がる みるきぃ>山田>創造神と葬世神には規模勝ち ジ・オーメンには規模負け ジ・オーメン>レシベル・レーテベルト>「世界」の意思>全能神イステリオン>みるきぃ>山田>創造神=葬世神
https://w.atwiki.jp/winterfate/pages/71.html
――――斧が、振り下ろされる。 緑色の大斧の一撃が向かう先は、騎士の首。 髪をかき上げ首を差し出すのは、理想の騎士と名高き円卓の一員、太陽の騎士ガウェイン卿。 ガウェイン卿は抵抗のそぶりも見せず、斧が振り下ろされる時を待つ。 陽は沈み、聖者の数字が輝くことは無く。 大斧の一撃は、この誉れ高き騎士の首を刎ね飛ばすことだろう。 緑色の大斧を振り下ろすのは、緑色の騎士。 甲冑、衣服、斧に始まり、瞳、頭髪、皮膚の色にいたるまで、全身を緑で染め上げた異相の騎士。 およそ人ではないのだろう。 斧を振り下ろし太陽の騎士の首を刎ねんとする瞳は、昆虫を思わせる無機質さを携えていた。 これはゲームである。 挑戦者の首を刎ね、仕損じれば相応する挑戦を相手に挑ませる死亡遊戯。 ガウェインは一年前、首切り遊戯を持ちかけてきたこの緑の騎士の首を刎ねた。 だが、騎士は死ななかった。 緑の騎士は自らの首を抱え、一年の後にガウェインの首を刎ね落とすと宣言して悠々と帰って行った。 一年が経ち、今に至る。 ガウェインに恐れは無かった。 なぜなら、彼には秘策があったからだ。 そして斧が振り下ろされ――――首を刎ねる直前でピタリと止まった。 「……? どうしました、緑の騎士よ。私の首を刎ねるのでは無かったのですか?」 緑の騎士は答えない。 静かに、再び斧を振り上げる。 そしてもう一度斧を振り下ろし――――今度も、斧は直前でピタリと止まる。 「……なにがしたいのです。斧を自在に操るその技量は感嘆に値しますが、私を侮辱しているのですか?」 不機嫌を隠そうともせず、ガウェインが再度問う。 それでもやはり、緑の騎士は答えない。 再三斧を振り上げる。 ガウェインはギリと歯を噛み締める。が、斧を振り上げられれば首を差し出す他ない。 ごねて挑戦をうやむやにしようとする臆病者……そのように後ろ指を指されるのは騎士としての誇りが許さないためだ。 心臓の鼓動が五度。それだけの時間の沈黙。 そして、三度目。 斧が振り下ろされ――――今度こそ、ガウェインの首を捉える。 鮮血。 「ッ……!」 だが、ガウェインの首は繋がったままだった。 斧の一撃は首に切れ込みを入れるも、首は繋がり命を永らえた。 これはガウェインがある貴婦人より借り受けた腰帯の魔力……なのだろう。 危機を跳ね返す魔力を持つという話だったが、どうやら真実だったらしい。 その割には、多少とはいえ負傷をしてしまったが…… 「……顔を上げてくれ、太陽の騎士よ」 緑の騎士が静かに口を開いた。 言われるがまま、ガウェインは顔を上げて立ち上がる。 首からは血が滴っているが、騎士の誇りはそれよりも優先するべき事柄である。 「挑戦は私の勝ちですね、緑の騎士」 ガウェインが余裕の笑みを浮かべる。 だが、緑の騎士は悲し気に首を振った。 「いいや……残念だが、試練は今一歩のところで果たされなかった。キミの首の負傷がその証拠だ」 「なんですって?」 思わず尋ね返すガウェインに、緑の騎士は深くため息をつく。 それは侮辱と捉えることもできたが、そのため息に籠る深い悲しみを感じたガウェインは何も言うことが出来なかった。 すると騎士は右手で顔を覆い、仮面を外すようにその手を横にあけた。 その下から現れたのは、緑では無く人の肌色をした男の顔。 ガウェインはその顔をよく知っていた。 「見てわかる通り私は怪物だ、ガウェイン卿」 「貴方は……!」 その男の名はベルシラック。 ここしばらくの間、ガウェインが逗留していた城の城主だ。 「私はキミと狩りの腕を競った。互いに仕留めた最大の獲物を交換しよう、と。 キミはこの挑戦を受け、我が妻から受けた接吻を私に返した。 同時にキミは我が妻からの誘惑を礼儀正しく固辞した。 素晴らしいことだ。キミこそ理想の騎士の名に相応しい。ただ一点を除いては」 そう……ガウェインはこの男の妻から誘惑を受けた。 美しい貴婦人からの愛を受け、また愛を捧げることは名誉なことであったが、逗留の身で人妻に手を出すのは同義にもとると誘惑を退けた。 されど、やはり貴婦人との交歓もまた騎士の名誉。 ガウェインは貴婦人からの接吻を受け、これを最大の獲物として城主ベルシラックに返したのだ。 この貴婦人がガウェインに与えた腰帯こそ、持ち主を危機から守ると言う腰帯である。 「……すべては仕組まれたことだった、というわけですね。 しかし、その一点とは?」 尋ねるガウェインに、ベルシラックは悲しみを携えたまま深く頷いた。 「キミは我が妻から腰帯を受け取ったことを黙り、この挑戦に臨んだ。 これは公正明大であるべき騎士道にもとる行いだ。 私の一度目と二度目の斧は、キミが私の挑戦を受け獲物の交換に応じたことと、妻からの誘惑を退けたために留めた。 しかし一点、その腰帯を隠したという罪のために、私は三度目の斧を振り下ろしたのだ」 事情を話され、ガウェインは自らをひどく恥じた。 円卓の一員として、偉大なる騎士王の配下として、誰よりも騎士道に忠実でなければならない我が身が、騎士道に背いたのだ。 しかしベルシラックは悲しみを抱えたままに笑い、ガウェインの肩を叩いた。 「気を落とすな、太陽の騎士よ。 今一歩のところで試練は果たされなかったが、キミは我が死の遊戯に名乗りを上げ、臆することなく首を差し出した。 凡百の騎士には決して真似のできない、尊い行いだ。 キミのその勇気に敬意を表し、改めて我が腰帯を受け取ってもらいたい。 私は魔女モルガンの呪いを受けこのような姿になってしまった怪物だが、この帯は必ずやキミの窮地に加護を与えるだろう」 「ベルシラック卿……」 「さぁ、友よ。 キミの勇気は私の呪いを解き、我が首を刎ねるには至らなかったが、確かに示されたのだ。 なにを気落ちすることがあろうか」 二人の騎士は固く抱擁を交わした。 しばらくの後、ガウェインは首の傷の治療を受けると、ベルシラックに別れを告げてキャメロットへと帰る。 それを見送るベルシラックは――――やはり、ひどく悲しい表情を浮かべていた。 ◇ ◆ ◇ その少女は、頭を抱えていた。 それは文字通りにであり、慣用句としてのそれでもある。 少女――――町京子は、夜の路地裏でひとり自らの首を抱え、本来頭部があるべき場所でぼうぼうと幽体の炎を揺らめかせながら、思い悩んでいた。 町京子は、デュラハンである。 アイルランドの伝承にある妖精……とは、また違う。 突然変異的に誕生する亜人……イマドキの言い方をすれば、『亜人(デミ)ちゃん』の少女だ。 生まれつき首と胴体が分離しているだけの、ただの女子高生である。 亜人(デミ)は珍しい存在だが、世界に認知された、「ちょっと特殊な人間」に過ぎない。 デュラハンは亜人(デミ)の中でも珍しい存在らしく、現在世界に三人しかいないと言うが……それでも、町京子は普通の女の子だ。 伝承のように馬に乗ったりはしないし、人に死を告げたりもしない。 首が分離しているから生活で不便することもあるし、周りからはどうしても奇異の視線で見られるが、特異体質を持つ少女以上のものではない。 ごく普通に高校に通い、ごく普通に友達とおしゃべりをして……ごく普通に恋をする、ごく普通の女子高生。 ……というのが、町の世界の話である。 今彼女がいる場所は、そうした常識が通じない世界だった。 冬木、聖杯戦争、令呪、聖杯……町の頭に流れ込んできたそれら神秘の情報も、十分に驚嘆に値する。 だがそれ以上に問題だったのは、この世界が町のいた世界とは異なる世界……亜人(デミ)がいない世界であるということだった。 亜人(デミ)が存在しない世界。 であれば、自らの首を抱える町の姿は、この世界の常識で言えば正体不明の怪物以外の何物でもないのだろう。 流れ込んできた情報の中に「ここが異世界である」というものがあったのは、幸運だった。 もしも知らずに外を出歩いていたら、阿鼻叫喚の状況になっていただろう。 最悪、怪物として殺されてしまっていたかもしれない……というのは、考え過ぎなのだろうか。 かつてあったという亜人(デミ)への迫害を考えれば、それは思い過ごしではあるまい。 幸運と言えば、この世界に召喚(?)されたのが夜であることも幸運だったし、人目につかない場所だったのも幸運だった。 それに…… 「やぁ、戻ったぞマスター」 「あ……ライダーさん!」 声に振り向けば、そこには緑色の衣服を纏った緑髪緑目の男性。 彼は町が召喚した(らしい)、ライダーのサーヴァントだ。 召喚早々、簡単に自己紹介と現状確認を行うと、人前に出れない町に代わって買い物に行ってくれたのだ。 ……彼の緑一色の衣服は少々古めかしく、色合いもあって目立っただろうが……首無しの女子高生よりはマシだろう。 「それで、ええと……」 「ああ、問題ない。安物だが、とりあえずこれでどうにかなるだろう」 そう言ってライダーが差し出したのは、中古品のバイク用フルフェイスヘルメット。それと紐だ。 「すみません……無理言って買いに行ってもらって……」 「いや、気にすることはない。キミのその外見なら、これぐらいは必要だろうからね」 町が急場しのぎにと考えたのは、単純な話だ。 フルフェイスのヘルメットを被り、紐で固定して急造の頭部とする。 ……それでも十二分に目立つだろうが、首が無いよりはマシである。 揺らめく幽体の炎は触れられると神経を圧迫される感覚を味わうため、中が空洞なバイクのヘルメットが最適なのだ。 頭はカバンに入れて隙間から外を覗けば、物凄くやりづらいが外を歩くことも不可能ではないだろう。 「その……首を長くして待ってました」 「……ぷっ」 デュラハンジョークである。 幸いにして評価は悪くなかったようで、ライダーがクスリと笑う。 「それで、その、聖杯戦争……? のことなんですが……」 「ああ、失敬。そうだな。その話をしなければなるまい」 いそいそと町が居住まいを正し、ライダーはそれに応じて真面目な表情をした。 ……その表情が本来緑一色に染められていることを、町は知っている。初めて会った時に見たのだ。 最初はビックリしたが……亜人(デミ)の一種だと思えば、それほどおかしくも思わなかった。 閑話休題、聖杯戦争である。 英霊を用いた最小規模の戦争……正直、ピンと来ない部分は多いが。 「私……やっぱり、帰りたいです。 友達や、家族や……先生のいる場所に」 町の中にあるのは、その想い。 亜人(デミ)の友人たち。亜人(デミ)でない友人たち。 自分を愛してくれた家族。 そして……大好きな、先生。 それぞれの顔が町の瞼に浮かぶ。彼らと永遠にお別れというのは、町にとって許容しがたいことだった。 「私、あまりお役に立てないかもしれませんが……ライダーさん。一緒に戦ってくれますか?」 真剣に、ライダーの瞳を見て、町は問うた。 これでも一世一代の想いだ。 やけに大きく激しい心臓の音。 それが聴こえたのか否か、またライダーは優しく笑った。 「貴婦人の願いとあれば、無下にはできまい」 「そ、そんな、貴婦人だなんて……」 「いやまったく、私もまだ青いな」 「……それ、緑色系の冗談ですか?」 ライダーは肩を竦めた。 思わず、町の表情が綻ぶ。 続いてライダーは表情を引き締め、騎士が貴婦人にそうするように跪いた。 気づけばその顔は緑に染まっていた。全身が緑色だった。 「当然だが、私の願いもある。 となれば戦わないという選択肢はことここに至って存在するまい」 町の表情も引き締まる。 ライダーが自らの胸に手を置き、頭を垂れた。 「――――サーヴァントライダー。 我が斧、我が愛馬は常に貴女と共にある。 風よりも早く聖杯まで駆け抜けることをここに誓おう。 契約はここに成立した。 マスター、貴女に勝利を!」 ああ、彼は本物の騎士なのだと、町は理解する。 ならばそれに報いるべきだとも思うが、悲しいかな女子高生であるところの町には報い方がわからない。 どうしたものかとまごまごしていると、ライダーは静かに顔を上げてまた笑った。 「まぁ、戦争自体は私の好きにやらせて頂こう。 こう言っては何だが、マスターが戦の機微に聡いとも思えない。 キミは安心して、我が愛馬の背に乗りたまえ」 「う……」 ぐうの音も出ない。 だが、嫌味とは不思議と感じなかった。 笑うライダーの表情が、気安い冗談のそれだと感じさせるのだ。 もちろん、彼の言うことは純然たる事実でもあるのだけど。 その辺りまで計算して言っているのであれば、彼は中々に意地の悪い男だった。 だからせめて、町にできる仕返しと言えば。 「……ライダーさん、腹黒いって言われません?」 「! ハハハ、それは初めて言われたな!」 この冗談もお気に召したようで、ライダーはまた笑った。 「ええと、それじゃあ寝る場所を探さなきゃ……あ、ライダーさん、霊体化っていうのは……」 「ああ、言い忘れていたが、私は霊体化できないんだ」 「えっ」 「私はサーヴァントとして少し特殊でね。すまないが、実体化したまま付き従わせてもらおう」 「え、えぇー……」 「……お、頭を抱えたな?」 「言ってる場合ですかー!?」 【クラス】ライダー 【真名】緑の騎士 【出典】『ガウェイン卿と緑の騎士』 【マスター】町京子 【性別】男性 【身長・体重】183cm・84kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力B 耐久EX 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A+ 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 騎乗:- ライダーの騎乗スキルは通常のものとは異なる。 後述するスキルと統合されているためにこの表記。 【保有スキル】 森の王:A+ 森を支配する王としての権能。 森でのみ使用可能な軍略、動物にのみ適用可能な騎乗、森・獣属性を持つものにのみ効果があるカリスマの複合スキル。 獣への攻撃にボーナス修正がかかる効果も内包する。 魔女の呪い:EX 魔女モルガンより受けた呪いにより、全身緑の不死身の怪物と成り果てている。 ライダーが身に着けたものは全て緑に染まり、また霊核を破壊されても死亡しない。ライダーには“死”が存在しないのだ。 一見して無敵の能力だが、再生には少々時間がかかる点に注意。 変化:E 自らの肉体を変化させる能力。 このスキルにより、ライダーは皮膚の色などを通常の人のように偽ることができる。 神性:E- 堕ちたる神霊。 魔女の呪いにより、その神性は限りなく劣化してしまっている。 【宝具】 『首のない王(ノーネック・メイキング)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 ライダーが持つ不死性を象徴する緑の腰帯。 固有スキル『森の王』と並び、ライダーに残された神霊としての権能の一端。 この腰帯にはライダーの権能でもあり呪いでもある不死の加護が宿っており、他者に与えることで対象を危機から守護する。 腰帯は分割して与えることも可能。その際も加護が減じることはない。 ……が、これは神霊の加護。与えるためには対象が相応しい“試練”を乗り越える必要がある。 『緑騎士と嵐の夜(グリーンマン・ワイルドハント)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~60 最大捕捉:1000人 駆けるライダーを先頭に、森の獣と樹木の精霊が入り混じって全てを踏み散らす蹂躙行進。 真名開放と同時に無数の獣と精霊が召喚され、共に蹂躙を行う。 これは死霊・精霊の群れであるため、抵抗するには耐久値以上に魔力や加護が重要となる。 また冬の森を駆ける森の神とその軍勢は不吉の象徴であり、レンジ内の敵は幸運ステータスが大幅にダウンする。 【weapon】 『緑の駿馬』 ライダーが騎乗する名馬。 呪いにより、全身が緑に染まっている。 『緑の大斧』 ライダーが武器として扱う首狩りの大斧。 呪いにより、全体が緑に染まっている。 【特徴】 鎧、衣服、武器、騎馬、頭髪、瞳、皮膚にいたるまで、その全てが緑で塗りつぶされた異形の騎士。 誠実さを重んじるが、どこか身勝手で人を食ったようなところも。 【解説】 『ガウェイン卿と緑の騎士』に登場する、その名の通り全身緑一色の騎士。 この騎士はある日キャメロットに現れ、「首切りゲームをしないか」とキャメロットの騎士にもちかける。 すなわち、斧で自分の首を斬りおとし、自分を殺すことができたらそちらの勝ち。 しかしもしも自分が無事ならば、それに相応する挑戦を受けてもらう、という死の遊戯である。 当然騎士たちは怖気づくも、太陽の騎士ガウェインがこれに挑戦。見事一撃で緑の騎士の首を刎ね落とすも…… ……騎士は自らの首をひょいと持ち上げ、「一年の後、緑の礼拝堂にて待つ。その時貴様の首を刎ねよう」と言い残して去っていく。 その後ガウェイン卿は騎士の挑戦を受け、試練を乗り越え、緑の騎士……ベルシラックとの友情と、その加護を持つ腰帯を手にしたというのは本編冒頭通り。 一説によればこの伝承はより古い……クー・フーリンの伝説だったものが、ケルトの属性色濃いガウェインに受け継がれたものであるらしい。 ……ところで『首と胴が分かれた、全身緑の男』と言えば、ケルトに伝わる森の精霊『グリーンマン』である。 『顔のない王』とも呼ばれるグリーンマンは森の死と再生……つまり冬と春という季節の循環を司る精霊であり、神霊。 時に仮面をつけた頭部だけで描かれる、姿の見えない森の王。後に森の番人ロビンフッドとも同一視された。 その起源は鹿角を生やした森の神ケルヌンノスに由来するとも言われている。 緑の騎士の正体は、このグリーンマンともケルヌンノスとも呼ばれる堕ちたる神霊である。 冬と春の循環、死と生命、獣と狩猟を権能とするワイルドハントの長。 元は神であったものが零落し、さらに魔女モルガンの呪いを受けて怪物と成り果ててしまったものが、この緑の騎士なのだ。 ベルシラックというのも人としての仮の名であり、故に真名を緑の騎士としている。 魔女がかけた不死の呪いと、元来所持していた死と再生(不死)の権能の相乗作用により、決して死ぬことのできない不死身の怪物となってしまったのである。 もしもガウェイン卿が最後まで試練を完遂することができれば、彼は不死の呪いより解き放たれ、神の姿に戻れたのかもしれない。 彼は現在も、深い森の中で自らを殺す者が現れる時を待っている。 そのため、彼は通常の英霊と違い実体として召喚される。彼は世界のどこかで生きているのだ。 今も。 ずっと。 いつまでも。 【サーヴァントとしての願い】 この身に死を。神としての復活を。 【マスター】 町京子@亜人ちゃんは語りたい 【能力・技能】 突然変異的に生まれる亜人の一種『デュラハン』であり、生まれつき頭部が体から切り離されている。 その状態で生まれ育ったため、首の持ち運びはもちろん、頭部が無い状態でも書き物などが行える。 慣れ親しんだ場所であれば胴体だけでの活動も可能であるが、逆を言えば知らない場所に胴体が取り残されてしまえば何もできないとも言える。 首と胴体が離れていられる距離、時間に制限はない模様。 その他、非常に学業優秀。学年一位を取れるだけの頭脳を持つ。 よく運動し、また常に頭を抱えていることから、筋肉もそこそこついているらしい。 いずれにせよ、女子高校生の範疇である。 【人物背景】 アイルランドに伝わる妖精をルーツに持つデュラハンの亜人(デミ)ちゃん。 『亜人(デミ)』というのは、亜人という呼称を古臭いとして現代の若者が使う呼称……らしい。 デュラハン特有の悩み……常に片手が塞がった状態での生活、特徴的な姿故の人付き合いの困難さなど……を抱えているが、それ以外はいたって普通の女子高生。 その特性上常に自分にしろ他人にしろ人に頭を抱えられてきたためか、人に頭を抱きしめてもらうことを好む。 現在、生物教師の高橋先生に恋をしている。 真面目で頑張りやさんな、恋する首なし女子高生。 【マスターとしての願い】 帰りたい。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2569.html
【種別】 魔術 【元ネタ】 サンスクリット語。 Tejas:「火」、「光り輝く」。 【初出】 とらドラ!vs禁書目録 【解説】 魔術結社『暗闇を拭う夜明け』の手法、タットワに基づく魔術。 この名前は火を操る術式で、所属する魔術師のフレイスが使用した。 テジャスという火の術式の場合、 オイルライターの火という『赤』に補色の『緑』のカードを近づけることで増幅を、 同色の『赤』のカードを近づけることで弱体化を行う。 「赤の背後に緑を重ねて輪郭を縁取る。 テジャスの三角形よ、その強調された象徴によって、自然の力を大きく現せ!!」
https://w.atwiki.jp/omochi01c/pages/22.html
ミスリル貨を20個入手するためのリヒタルゼン除霊クエストについて ※通称モツクエ。魚の内臓(モツ)が要るから。臓物から作った汁をぶっかけられまくるサラ嬢かわいそす。 手順1 リヒタルゼン(55.86)付近の家屋内にいるNPC「資産家の男」に話しかける。 手順2 ジュノー(159.174)付近のNPC「アザリア」に話しかける。 手順3 ゲフェン(127.152)付近のNPC「トビア」に話しかける。次に「魚の内臓」を10個持った状態で再度話しかけ、「浄化の霊薬」を入手する。 手順4 ジュノーに向かい、再度「アザリア」に話しかける。浄化の霊薬を消費。 手順5 リヒタルゼンの家屋に戻り、2FのNPC「サラ」に話しかける。 除霊はランダムで失敗し、失敗した場合は首都に飛ばされるが、NPCの「しょせんは人間(中略)去れ!」という発言が表示された状態でリログすると、その場に残ったまま再度挑戦できる。 手順6 家屋1Fに戻り、再度「資産家の男」に話しかける。 →ミスリル貨20個ゲット。お疲れ様。 .