約 46,782 件
https://w.atwiki.jp/bgtravel/pages/88.html
やる夫の疲労度や好不調は気力の値による 気力が高ければ好調、低ければ不調である 気力が増加 食事→美味しいものを食べると大きく回復。食べないまま過ごすと空腹で気力が減りやすくなる? 酒→酒好きのキャラは酒を飲むとある程度回復する テンションの上がる行動→やる夫が良い気分になるような行動をすると気力が回復する。逆にやりたくもないことを延々とやると消耗 特殊アイテム→食事以外で気力を回復させるアイテムは、基本的に高度な霊薬など限定品 ※琥珀の霊薬、エルフの焼き菓子 気力の減少 疲れる行動→修行や長時間の移動、時間経過 睡眠→日付が変わる際の長時間睡眠は気力が減る。冒険者スキルや寝具の質によって減少量が変わる 一部のスキルの使用→スタンドのリボルケイン、禁術 一部のアイテムの長時間の使用→魔力が必要になるアイテムを使い続けるとSPや気力が減る
https://w.atwiki.jp/memotyors/pages/128.html
賢者の石(けんじゃのいし、羅 lapidis philosophorum、羅 lapis philosophorum)とは、中世ヨーロッパの錬金術師が、鉛などの卑金属を金に変える際の触媒となると考えた霊薬である。人間に不老不死の永遠の生命を与えるエリクサーであるとの解釈もあるが、賢者の石が文献上に記述されるのはエリクサーよりかなり後である。 概要 一般によく知られた賢者の石は卑金属を金などの貴金属に変えたり、人間を不老不死にすることができるという。霊薬としてのエリクサーと同様のものとして考えられることもある。 12世紀にイスラム科学からの錬金術が輸入されると、ヨーロッパでは賢者の石の探求熱が高まった。神秘主義的なヘルメス思想とともに、様々な伝説と風聞が広まり、小説の題材としても使われる。黒魔術と関係付けて語られることもある。 賢者の石の組成を推定する 中世ヨーロッパ錬金術に多大な影響を与えたジャービル・イブン=ハイヤーンの説に、水銀と硫黄の2要素説がある。その2要素の比率により卑金属や貴金属が生じるとした。後に塩が加わって3要素説が生まれるが、いずれにせよ錬金術師たちは常に水銀に関心を寄せていた。水銀を原料になんらかの反応を繰り返すことで賢者の石ができると考えていたようである。 水銀と硫黄の化合物である硫化水銀には色の異なるものがあるが、代表的なものは赤色を呈する。天然でも産出され辰砂という。中国で不老長寿の霊薬仙丹・金丹の原材料とされた(→錬丹術)。漢字「丹」は辰砂のことで赤色も意味する。 金を創出できなくとも、金メッキ(鍍金)は可能である。金を水銀に融かすと金アマルガムとなる。銅の表面を磨き上げてから金アマルガムを塗り加熱すると、水銀のみが蒸発して表面に金が残る。 ジャービルは、金を融かすことのできる王水を発明していた。金を王水で融かし、乾燥させると黄色の粉末、塩化金酸ができる。塩化金酸の水溶液も金メッキの材料となる。銅に塗布すれば表面が塩化銅となり、代わりに金が析出する。 賢者の石とは黄血塩(フェロシアン化カリウム)ではないかとの説もある。黄血塩は家畜の血や皮から膠(にかわ)をとるところで作られる。この黄血塩と硫酸を混合した液体に金を入れて加熱すると、この液体に金が溶け込む。猛毒であるため近年は避けられているが、シアン化金化合物は電気メッキあるいは無電解メッキ材料のひとつとして現在も使われている。 金を融かし込んだ溶液に卑金属を漬け、銅線で微弱な電気を送ると卑金属表面に金が固着する。電気鍍金である。最古の電池としてバグダッド電池が古代中近東メソポタミアのごく一部で使われていたとの見解もある。 中国の練丹術 中国の道教では、服用すれば不老不死を得る(あるいは仙人になれる)という霊薬(仙丹)を作る術として錬丹術(煉丹術)がある。仙丹が賢者の石に相当する。『抱朴子』などによると金を作るのは仙丹の原料にすること、仙丹を作り仙人となるまでの間の収入にあてるという2つの目的があったことになっている。
https://w.atwiki.jp/uupgtyy/pages/432.html
イライザ 「キールからの依頼だ。」 キール『緑水晶って花、知ってる?』 キール『とってもキレイな花で、 まるで水晶みたいなんだ!』 キール『その分、大変なんだけど、 一度その花を見てほしいなあって』 キール『フレイさんなら、 きっと育てられるよ!』 キール『がんばってね!』 「どうやら緑水晶を収穫できたようだな。」 「どうやら今回のがんばりで、 花屋の品揃えが増えたようだぞ。」 「よし、今回はここまで。 また一緒に依頼をやろうな。」 依頼を達成しました!
https://w.atwiki.jp/tenj/pages/1954.html
概要 対象クエスト 備考 対応状況 コメント 概要 一部の『名声別クエスト』を 2016年6月29日(水)定期メンテナンスより削除をさせて頂きました。 対象クエスト 『黒頭蛇の毒クエスト』 名声80~ 『匪賊団掃討クエスト』 名声250~ 『緑林団山賊討伐クエスト』 名声420~ 『西寧料理屋の依頼クエスト』 名声900~ 備考 導入及び仕様につきましては、予告無く変更・取り消しが 行われる可能性が御座いますので、予めご了承下さい。 対応状況 2016年6月29日 情報の掲載・導入 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/7stars/pages/170.html
アイテム ポーション Q:普通のPOTと、霊薬・秘薬はどう違うのですか? A:スタン時使用の可・不可とクールタイムが異なります通常のPOT:スタン時使用不可 / CT20秒 霊薬:スタン時使用可 / 通常POTとCT一緒 / CT20秒通常HP-POT×通常HP-POT(1ランク上のもの)=HP霊薬通常MP-POT×通常MP-POT(1ランク上のもの)=MP霊薬 秘薬:スタン時使用可 / 通常POTとCTは別 / CT40秒HP霊薬×MP霊薬=秘薬(CT=クールタイム、使用可能になるまでの時間) 武器 Q:エンシェント武器合成を行う際、アクセサリーにステータス制限が付いていた場合は完成後の武器にも引き継がれてしまいますか? A:引き継がれます。合成前に余分なステータス制限はSDEで下げておきましょう。但し、アクセサリーに付与されている属性抵抗はエンシェント合成で付与されませんので注意してください。(仕様) Q:エンシェント武器合成を行う際に使用するアクセサリーは、ボスアクセサリーなどの特殊なアセサリーを使うことができますか? A:できません。使用できるアクセサリーは一般のものだけです。 Q:二刀装備時の短剣の効果が薄いようですが? A:二刀装備時の、左手用の短剣は攻撃力、ステータス補正、OP効果が全て20%しか効果が適用されなません。(※但し切り上げ計算でのため最低でも1%の値は保障されます。)値が1未満→切り上げで最低保障として「1」が付く 値が1以上→小数点以下切捨て、実質値が「2」となる補正は+10からです。(つまり「ステ補正」が「+1~+9」でも「効果」は「+1しかない」ので注意しましょう。) 左手用の短剣は1つの高補正が付いているものよりも、満遍なく複数の+1補正が付いてるのが本当の良品です。(そのため、OPアイテムは元々の値が低いOPを複数入れるのがコツ。但し、OPを付けられる最高数は12個までのため、超えた分はランダムで消えてしまうので注意してください。また、現在では武器につくOPは近接15以上を狙えるならそちらの方が強いです。) 課金アイテム&特殊アイテム Q:「マッチワープリング」と「パーティ召喚のリング」の違いは何ですか? A:呼ばれる側が消耗するか、呼ぶ側が消耗するかの違いです。また呼ぶことのできる人数も異なります。マッチワープリング:呼ばれる側がアイテムを持っている必要が有る。(1度に1人しか呼ぶことができない) パーティ召喚のリング:呼ぶ側がアイテムを持っている必要が有る。(1度に最大5人まで呼ぶことができる) Q:マッチワープリングはどうやって使うのですか? A:※呼ばれる側がPTMに登録しており、かつマッチワープリングを所持していることが前提条件となります。①PTLがPTMから当該キャラクターを選び「召喚」を選択する②当該キャラクターの画面でPTLの場所まで行くかどうか選択する画面が出る。(「招待」を選択すると、通常通りのPT勧誘のみ。)「召喚」された側は選択画面で「確認」を選択すると同時にPTに入りPTLの元へ召喚されるが、「拒否」するとPTには入れないがリングも消費されない。 Q:パーティ召喚のリングはどうやって使うのですか? A:※召喚したい人が「パーティ召喚のリング」を所持しており、かつ召喚したい場所に既に移動していることが前提条件となります。①召喚したい人を全員(PTが組める最大人数は6人で、召喚する人も人数に含むため最大5人まで)、PTに「招待」しておく。②「パーティ召喚のリング」を使用すると、召喚されたキャラクターの画面でPTLの場所まで行くかどうか選択する画面が出る。 Q:和合・成長などの成長系アイテムの効果を教えてください。 A:それぞれ、成長=自分で獲得する経験値+100% 和合=PTで獲得する経験値+100% となります。 両方使用していると+200%になりますが、2倍x2倍で4倍というわけでは無いので注意してください。 Q:和合・成長などの成長系アイテムの時間は、ログアウトしている間も消費されますか? A:「時間性」のものは消費されませんが、「日付性」のものは消費されます。「時間性」のもの:ログアウトしている間、カウンターはストップしている。次にログインした時に再びカウントが始まる。 「日付性」のもの:ログアウトしていてもカウントが進む。 Q:合成時に「○○合成保存ストーン」を使っていた場合、対象となる武器や防具以外にOPアイテムやアクセサリーはどうなりますか? A:「○○合成保存ストーン」は、あくまでも合成で失敗した際に材料となる武器や防具を守るアイテムであり、合成時に利用したOPアイテムやアクセサリーは保護の対象とならないため、合成に失敗した場合は消滅してしまいます。 Q:期限付きのカバンの期限が切れたらどうなりますか? A:期限日が過ぎた段階で、アイテムを取り出すことはできても入れることはできなくなります。また、使い終わったカバンはスロットから外すと消滅します。(消滅しない場合は、インベントリのゴミ箱へドラッグ&ドロップしてください。)また、「ドロップ防止カバン」や「無重力カバン」は期限日が過ぎた段階で効果が無くなり、通常のカバンとなります。(効果は期限日の過ぎた上記のカバンと同様です。)
https://w.atwiki.jp/saiyowiki/pages/154.html
No. 4 水のアミュレット(魔法のアイテム) 【コスト:水、水】【得点:6】 《発揮》魔力トークン4個得て、それらを水のアミュレットの上に置く。これらの魔力トークンは、ゲーム中に使用できる。 ・《発揮》:「召喚/場に出た」時に即座に効果を発揮する。 ・水のアミュレットの上に置かれた魔力は、リザーブとは別枠としてカウントされ、リザーブを対象とした効果も受けない。また、途中でリザーブに移動させることは出来ない。 ▶ 考察 アミュレトシリーズ、水。多分に漏れずカード点6点で居残りの《発揮》効果持ち。 で、その効果。水系のカードに多い魔力を得るカードを持つが、得た魔力をリザーブではなくこのカードの上に保管して置けるのが特徴。 リザーブではないため、リザーブの上限(通常7個)に縛られずに確保できるので、多くの魔力を確保した上でのコンボが狙える。また、リザーブを対象とした効果、『夢の薬』の「リザーブの魔力を全て捨てる」等の対象とならないのも強み。 ただ、逆に『クシディットのランプ』の恩恵を受けることも出来ないので注意。 得られる魔力は4個なので、単純に1個3点で変転したととして12点。これにカード点を足せば18点の価値はほぼ保証されたカード。それだけで『土のアミュレット』より高得点。ただ、基本的には召喚コストなどに利用した方が、高効率。 そういう意味では期待値はさらに高い。 ただ、問題は、手に入れた魔力を即座に消費するべきか否か。むろん、即座に消費して高得点化されるならそれに越したことはない。ただ、その特徴(保管できる)から、早めに召喚して置いて、後で活用した方が伸びしろはある。(ボーナスを消費した一挙変転で高得点など) しかし、一方で将来の活用法を見越して、得る魔力の色を先に選択しなければならないため、結果的に吉と出るか凶と出るかわからない。 先を見通す力を問われるカード。失敗すると18点を下回るような結果に終わることも。 正直、余り欲張らずにシンプルに召喚コストとして即時使用か、変転に決め打ちで同色4個の魔力を確保しておく方が失敗がないかも ~( ̄▽ ̄)~ ←へたれ で相性の良いカードは・・・4色魔力を必要とする重コストの『時の砂時計』や『壮大の錫杖』とは好相性。先見の明があるなら、召喚補助カードとしても優秀なので『春の杖』も良い。 変転狙いなら当然『イオの財布』は安定の底上げ。 一方の相性の悪いカード・・・(-ω-;)ウーン、そんなにないけど、『首長のアムサグ』で戻すときは上に乗った魔力も消滅するので、自分で使う場合は魔力を上手く使い切ってから発動させたい。 使用タイミングは、召喚補助として使うなら1年目が良い。ただこのカード自身も召喚レベルを食うので、召喚レベル上昇に注意を払う必要がある。(この意味で『知識の薬』や『呪われしエイラスの論書』に一歩劣る)決め打ち以外なら、2年目、3年目に回してもかまわない。むしろその場の状況で魔力を選択しやすいので、後半に回すのも十分アリ。何時ドローで引いてきても使い勝手が悪くないのはメリット。 ドラフトでの優先順位はだいたいC~D (4〜7枚目)くらいかな? 全体的に使い勝手は良いが、サポート向きなので優先度はそこそこ。 主力を張れるカードではないので、少し後回しになりがち。 でも、まぁ、色々便利なので結構中位で奪い合いになる(気がする)。 良く、「あぁ、取っとけばよかった」ってなってしまうw 色々使いごなしがいはありそうだが、シンプルな調理法の方が安心安定の秀作の一品。 と思う、今日この頃w ▶ 関連 『夢の薬』『クシディットのランプ』『土のアミュレット』『時の砂時計』『壮大の錫杖』『イオの財布』『首長のアムサグ』『知識の薬』『呪われしエイラスの論書』
https://w.atwiki.jp/meteorstory/pages/19.html
セッション名/日時/担当GM/参加者/配布アイテム/備考 薬草探しの護衛/4/21(日)21時~/葉月/アトリ、コメット、ガンド/『シノンさん印の丸薬』/ 火気厳禁な魔物/4/26(金)21時~/ちみぃ/レオ、シノン、カティ、ネフィス/『スライムキャンドル』/ 打ってよし愛でてよし/5/3(金)21時~/N/レオ、リノ、セシリア、ネフィス/『チマキ武器』/(食用) キノコ採集の依頼/5/5(日)22時~/こねずみ/ジミー、シズビィ、ユーグリィ/『蜜薬』『純白の毛皮』『蛍草の細紐』/後者2品は記念品 黄泉から還るモノの話/5/9(木)21時~/葉月/アゼル、ネフィス、セシリア、アルマ/『紅い鈴』 春野菜を守れ!/5/10(金)21時~/千颯/コメット、シノン/『熊肉』/(記念品アイテム) 怨念を抱くモノの話/5/11(土)13時半~/葉月/シズビィ、ガンド、アルマ/『超☆マムシ酒』 貸本回収の依頼/5/11(土)22時~/こねずみ/ゲイツ、セシリア、ジミー/『隼の羽飾り』『山猫座の栞』/後者1品は記念品 ゴブリンと星神の財宝/5/17(金)22時~/こねずみ/トッパ、レオ、ネフィス/『鴉の羽飾り』他、記念アイテム/ 風の子とらいあんぐる/5/19(日)22時~/雫/リンス、ネイト、ひろこ/『風晶石』/ 地の子土の子だいけっせん/6/1(土)21時半~/雫/リンス、アサイチ、ユーグリィ、ガンド/『アースライト』/
https://w.atwiki.jp/l_ten/pages/58.html
西域店員(ポイントショップ回復剤編) 使用方法:F7スロットに入れて解凍してから他の回復剤と同様に使用する 体力回復 名称 回復量 重量 回復量/重量 値段 備考 蓬莱霊薬 35000 40 875 150GEM (50個) アイテム課金販売気力1500回復 玉真散 35000 40 875 100GEM (100個) アイテム課金販売 雪参丸 40000 43 930 120GEM (100個) アイテム課金販売 玉霊散 45000 45 1000 140GEM (100個) アイテム課金販売 白虎奪命丹 50000 48 1041 160GEM (100個) アイテム課金販売 黒玉断続膏 55000 50 1100 180GEM (100個) アイテム課金販売 気力回復 名称 回復量 重量 回復量/重量 定価 備考 蓬莱霊薬 1500 40 37.5 150GEM (50個) アイテム課金販売体力35000回復 玉露丸 1500 40 37.5 200GEM (100個) アイテム課金販売 牛黄血褐丹 2000 45 44.4 240GEM (100個) アイテム課金販売 天王護心丹 2500 50 50 270GEM (100個) アイテム課金販売 白雲熊胆丸 3000 55 54.5 300GEM (100個) アイテム課金販売 鎮心理気丸 3500 60 58.3 330GEM (100個) アイテム課金販売
https://w.atwiki.jp/m-cthulhu/pages/40.html
主旨:初回から展開している現実世界の設定になぞったリアルに近いセッションでは薄くなっている 戦闘場面をフューチャーして、背景や技能、アイテム等に厨二設定を色濃く持たせ、現実と大き く乖離した設定で時に爽快にクトゥルフ無双(奉仕種族くらい)をしても良いのでは?とした実験卓。 初回相談 2016年1月31日 参加者:会長、タク、029、はんぺんちゃんは風邪で不参加 相談内容 設定:護国鎮守の国家組織の地方支部が良いのではとの方向性 バックアップが豊富に受けられる、重火器の使用が苦しくない 何事にも介入しやすい等々、メリットを考えると使いやすい。 技能:戦闘技能について、100%超えの技能について、近接武器の 技能、回避のルールについては装備や兵科による補正、職業の 撤廃と兵科について 霊薬:能力拡張の霊薬システムについて 装備:装備のカスタム、材質、形状での補正について 魔法:MPの効率的な使用について、魔術武器、魔法の新規創作について
https://w.atwiki.jp/kaismasi/pages/37.html
むせかえるような人の波は平日だろうと休日だろうと変わることない街、アキハバラ 営業周りのサラリーマン、アホみたいに浮ついた格好の高校生カップル、お前ら仕事はどうした?って感じのオタクなど、それぞれがいつもと同じライフワークを消化している しかし、俺のどうでもいい前置きは「やっぱり混んでるよ~」というミコの一言で片付いてしまった 秋葉原神姫センター三階バーチャルバトルシステム会場、ここもあいかわらず人が溢れかえりそうなぐらいに混雑していた 色々なランカーと戦うことで実戦経験が豊富になるという長所があるんだが、多すぎてなかなかバトルの順番が回ってこないデメリットがあるので二、三回ほどしか来たことはなかったっけか つうか、近くにエルゴがあるし… とりあえずユーナのバトル参加を申し込み、香憐ねぇのいる待合スペースに戻ってくると… 「あ、明人~!」 ちっちゃい金髪少女のお出迎え フェレンツェ博士の愛娘、エリーである その横には香憐ねぇとともにアルティまでいる 「なんでお前らこんなところにいるんだよ」 「いるんだよとはご挨拶だね。こっちはせっかく香憐を助けてあげてたのにさ」 「は? どういうこった?」 「僕らが通りかかったら人だかりが出来ててさ。何だろうと思ったら、香憐を囲む写メの嵐だよ。コスプレと思われたんじゃない?」 まぁ…香憐ねぇは美人だし、背も高いから目立つんだけど… むしろ目立ってるのはフリフリ衣装の孫市だろうな… 「んで、僕とアルで追っ払ってやったってわけさ。ちなみに僕らは父さんに頼まれたお使いの帰りのちょっとした寄り道中。父さん、今仕事が溜まってるから監禁中なんだよ」 ……知ってるよ 「明人達はいつもここまで来てるの?」 「いや、俺たちもついでだ。いつもは違うショップ…そういえばお前らはまだ連れて行ってなかったな…」 今度、連れて行ってやろうかな… 「そんじゃエリーはアルのバトルの付き添いか?」 「まぁね。僕の神姫はあんまりバトルは好きじゃないから今日は父さんと一緒にお留守番」 こいつも神姫を持ってたのか…初耳なんだが ふと、アルティと目が合う 「…勝ってるか?」 「…愚問、当然だ」 「それは何よりだ」 アルの肩にちょこんと座っているストラーフのミュリエルに指を差し出す俺 「よ、ミュリエル。元気か?」 ミュリエルは俺の指を両手で抱きしめ、ニッコリ笑ってこくんと頷いた あぁ~もぅ、相変わらず反応が可愛いの何のって…反則だぞこれは… 「……ご主人様?」 俺がボケーとミュリエルを見ていると、いつの間にか顔の横に《クロノスベル》…… いや、ちょっと落ち着こうかノアールさん マジで危険ですし、周りの人もこっち見てますから… 「ほらノア、ザワザワ言ってるし…早く引っ込めろってば」 気づかれると厄介なことになるんだって… 『橘 明人さん、バトル開始時刻です。オーナー席に付いてください』 ………タイミング最悪 予測が確信に変わると人っていうのは遠慮しないよね、マジで やっぱりとか、あれが…とか、緑色の…とか言われて好奇の目線が刺さる刺さる! 俺は人込みの中をそそくさとバトルシステムまで向かうのだった なんか格好悪いな俺!! 「明人って有名人だね~。元彼女としては鼻高々?」 「……そんなわけないだろ」 「アル…照れてますか?」 「まったく、香憐まで何を…」 「アル…照れてる……」 「ミュリエル…お前まで…」 人込みを掻き分けやっとこさオーナー席までやってきた俺はユーナをエントリーゲートに…… 「………なんで不機嫌なんだよお前」 ムスッとしたふくれっ面のユーナに質問する俺 「別に」 別にも何も、その淡白な返事が証拠だろうがよ… 「別に周りの奴らが気にくわないワケじゃないからなんでもない」 うっわ~、めっさ正直な子だよ 「アタシなんかお呼びじゃないんだろ?」 「…つまりあれか? ギャラリーが期待してるのはノアやミコであってお前ではない…と?」 珍しくいじけてると思ったらそんなことかよ… 「だって…姉さんたちに比べてアタシだけ…サードだし…有名じゃないし…」 「………馬鹿かお前は」 「なっ! 馬鹿とは何だよ!! コレでもこっちは真剣に…」 「あのな、一年やそこらでセカンド上位やファーストまで簡単にいけると思ってるのか? 大体、お前らの戦闘スタイルは実戦経験が積み重なってナンボなんだよ。ノアやミコが今の高みにいるのはな、素早い動作、敵の行動予測、それが外れた時の対処法などの神姫自体の訓練が積み重なってこそなんだよ。まぁノアは元から戦闘センスには恵まれていたがミコは完璧に努力によるものだ。な、ミコ」 定位置である俺の胸ポケットにいるミコに話を振る 「そだよユーナ。私だって始めは頑張ったんだから~」 「アネキ…」 「ユーナ、勝ちなさいとは言いません。頑張ってくればいいのよ」 「姉さん…」 「ノアの言うとおり。橘 明人の神姫一のじゃじゃ馬娘っぷりを…イタタタタ!」 最後まで言い切る前にノアに頬を抓られる俺 「橘神姫にユーナありと、見せ付けていらっしゃい」 「応援はまっかせっなさ~い♪」 「……あぁ、行ってくる!!」 いつものコイツに戻った様だな… フィールドはゴーストタウン ウイングユニットを使用した空中からのスナイピングと高速旋回を得意としているユーナにとって相性が良いとは言えないフィールドだ 「あ゛~どこ行った? あのウサ公……」 逆に相手のヴァッフェバニーのスニーキング戦術には十八番の地形となる 案の定、序盤から建造物の影に身を潜めてのヒットアンドアウェイ 射撃距離や持ち運びの便から相手の獲物はツガルのホーンスナイパーライフルだろうな… チマチマと影から狙われているユーナは苛立ち気味 アーンヴァルのリアウイングは空中での高速戦闘を可能とする半面、ステルス機能に乏しい つまりは長所を最大限に活かそうと思えば相手に発見される お空を飛んでる神姫は撃って下さいと言ってるようなもんだからな 嫌でも目立つ 「落ち着けユーナ。こういう時は焦った方が負けって言うお約束があるんだよ」 「…そうなのか?」 「そうなんだ。大体、焦らなくてもまだ直撃は無いだろ?」 「そりゃ…まぁ…」 この距離の高速旋回する目標に直撃させる腕をもった神姫はもっと上のランクでないと早々お目にかかれない ただ、ユーナは相手に反撃する手段がなかったのでポイント差により判定負けに持ち込まれるのが毎度のパターンとなっていた それも経験になるかと特に何もしていなかった俺だが、もうそろそろ頃合かと少々戦術指南に移ったのだった うちでミコたち相手にはなかなかの実績だったので今日はその実戦テスト 「アニキ…様子見はそろそろいいだろ?」 痺れを切らしてきやがった…コイツ、腕は別として性格はスナイパーに向いてないな これ以上焦らすとヘマやらしかねない…ちょっと早い気がするが… 「しかたねぇな…試してみろ。でもアレだけは言うんじゃ…」 「うっしゃあ!! いっくぜぇぇぇ!!」 勢いよく急降下して飛行高度を下げるユーナ …………人の話は最後まで聞きましょう 少し速度を落とし低空飛行で空中旋回を開始してから一分ほど経過しただろうか… 銃声と共にユーナのリアウイング、右翼先端に弾丸がかする 相手のマスターが痺れを切らしたのか、それともこちらの挑発に乗ったのかは定かではないが…相棒に狙撃を命じる者としては未熟だな その判断が自分の神姫の潜伏場所をばらしちゃうんだぜ? 銃声のした方向に視線を集中させるユーナ スナイパーにはスナイパー こういう場面でも相手を発見する鷹の目はスコープなしでも十分に役にたつ 「みつけたぜぇ……」 ニヤリと口の端を吊り上げるユーナ…コイツ、やっぱりストラーフなんじゃ… 「アニキ! 許可をプリーズ!!」 一応、俺んちの奴らは『どんな時でも勝手に突っ走るな』とのシツケはできている 普通の神姫ならそんなことしなくてもよさそうなのだが、ウチの場合…特にミコとコイツは性格的にも暴走しかねない でもなぁ…目をランランと輝かせてるこいつには『駄目だ』と言ってみても聞きそうな気がしないんだけど… 「了承……行ってらっしゃい」 「よっしゃあ!! ユーナ、突貫します!!」 ビシッと敬礼するとエクステンドブースターを全開で突っ込んで行くユーナ まるで戦艦に特攻するゼロ戦だな~と思ったが、縁起でもないと口にはしない俺だった 「指令! ターゲットがこちらに高速接近中、我々の位置が感知された模様です!!」 「慌てるな、マスターはファーストランカーらしいがあの神姫は今だサード。よく狙って打ち落とすんだ!」 「了解!」 「気をつけろよユーナ、相手は逃げ出すか向かってくるか…それとも他の手段を用意してあるかもしれん。予測、警戒を怠るな」 「了解! でも、アタシとしては向かってきて欲しいけどなぁ。これ以上鬼ごっこはゴメンだ!」 ユーナが言い終わると同時に先ほどの位置から銃声が聞こえてくる 相手の位置は廃ビルの隙間、半身をだしてこちらに的を絞っている 「おっと、待っててくれるってか。そんじゃ、今行くぜぇぇぇぇ!!」 目標をそのままに最短距離を飛行 ライフルの弾丸はローリング飛行でかわしながら速度を下げずに突っ込むユーナ 今までの遠距離戦では見せなかった生き生きとした顔してやがる… 「いっくぜぇぇ! キャスト、オフ!!」 「だからそれは言うなって言っただろ!?」 言わなくたってパージできるじゃねぇか… 『CAST,OFF』 俺のツッコミも空しくウイングユニットの中央からシブイ声が聞こえる 実はそこにノアから借りたプチマシーン弐号を装着してあるんだ いや、コレにはちゃんと別の理由があるんだよ? LC3を投げ捨て、脚部のランディングギア、背中のリアウイングをパージする 除装した今のユーナは素体ベースの『陸戦軽量型』とも言うべきだろうか 両肩に装備していたライトセイバーを同時に二本とも引き抜いて二刀流になる 「うぉりゃあ!!」 「くっ!」 そして勢いをそのままヴァッフェバニーに突っ込み十字にクロスさせた斬撃を叩き込む しかしアーミーブレードに防がれ直撃にはならなかった 「まだまだぁ!!」 地面を蹴って半宙返りでバニーの後ろに周り、背中に中段蹴りをかます 「くはっ!」 バニーは受け身を取り立ち上がるとブレードを持ったままもう片方の手でカロッテTMPをユーナに向けて正射する 「おっと!」 咄嗟にガードシールドで受けるユーナ だがTMPの射撃はなかなか止まない 「ぐぐっ…」 「ふ…どうした、威勢良く飛び込んで来たと思ったらこけおどしか?」 ヴァッフェバニーに余裕が出てきた 「所詮、在庫の代名詞…しかも空を飛ぶ手段さえ己から絶つとはどういうつもりだ? その姿…まるで翼をなくし、空も飛べない愚かな堕天使だな!!」 勝利を確信したのか高々と笑うバニー 「堕天使…か。確かにそうかもな…」 銃撃音に遮られる様な声で静かにそう言ったユーナの顔がシールドの下でニヤリと不敵に笑う 「なってやるよ…」 「なに?」 「アニキのためなら…アタシは堕天使にだってなってやる!!」 ユーナの啖呵にギャラリーから歓声が沸く ミコは両手を振り回しノアは目を瞑って頷いていた シールドを構えたまま、もう一方の腕でビームサーベルを相手に投げつけるユーナ それをかわすために一端TMPの正射が止む ユーナはそのタイミングを逃さずバニーのいる大通りに走る 「しゃらくさい!!」 再びユーナを捕らえるTMPのスコープ しかしバニーがその引き金を引く時にユーナの姿は消えていた 「何!?」 「大丈夫ですかな? ユーナ嬢」 「おう、タイミングバッチリだぜ赤丸!」 ユーナは先ほど除装したウイングユニットに乗ってその場を離脱していた 会話しているのはウイングユニットに付けていたプチマシーン弐号こと赤丸(命名、ノア)だ こいつがユーナから離れたウイングユニットの操作をしているんだ しかし、赤色だから赤丸……ノアのネーミングセンスが垣間見えるな… 「……ご主人様?」 あ~もう、わかったから《クロノスベル》をちらつかせるなってば!! 「兎に角、ご無事で何より…ではそろそろ幕を引きますかな?」 その口調はまるで老紳士のような赤丸 「おっし! 華麗に決めるぞ赤丸!!」 「承知!」 リアウイングを旋回させてその上に立つユーナ 俺のイメージ的にはジャスティスガンダムだな エクステンドブースターを全開 「くそっ!」 突撃してくるユーナにTMPの銃口を向けるバニー 「遅ぇ! ライダーーーフィニッシュ!!」 何それ!? キックじゃねーの!? 『RIDER FINISH』 え、あるの!? 「くらえ! ベルレ………」 「はっ! ま、待てユーナ! それライダー違い…」 「フォーーーーン!!!」 雄叫び…もとい雌叫びとともに全速力で突撃、ウイングユニットをバニーにブチ当てる 「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ウイングユニットに激突されたバニーは悲鳴を上げて吹っ飛んでゴロゴロ転がるとしばらくしてから止まった ありゃ、完全に目を回してるな… 『ノックダウン! 勝者、ユーナ!!』 翌日、ファーストリーグ会場の入場ゲート近くで出番を待つ俺の肩でユーナがふと話し始めた 「あの子も一端に啖呵を切るようになりましたね…」 「昨日のユーナか?」 「ええ。あの子、格好良かったです」 「…姉としては妹の成長が嬉しいってか」 俺の問いかけに少し照れた様に笑うノア コイツのこんな表情は少し珍しい 「それもありますが…うかうかしてもいられなくなりました」 「大袈裟だな…ここまで来るにはもう少しかかるぞ?」 ノアは俺の方を見て深くため息をつく 「私もユーナもまだまだですね……」 バトルのことじゃなかったのか? 『では、次の試合に参りましょう!!』 会場が歓声に包まれる テレビ放送も行っているから会場アナウンスもいささかハイテンションだ 俺はちらりと横目でノアの方を見る 「いけそうですか『緑色のケルベロス』殿?」 「……ご主人様、それは私がその呼び名を好んでいないと知っていながらの仕打ちですね」 「さぁな…でもよ、なんでこの通り名は嫌なんだ?」 「それは…………ブツブツ…」 さっきまでジト目だったノアは目線をそらしながら何かをつぶやいたが、ホールの観客の声や騒音で上手く聞き取れない 「…ノアールさん、もう一回言ってみようか? マスターは聞き取れなかったのですよ」 渋々と顔を赤らめノアは 「………可愛くないじゃないですか」 ……と予想を遥かに上回る乙女チックな台詞を口にした 「あ~、まぁ…確かに…」 女の子に地獄の番犬はないよな… 『続いて橘選手&「緑色のケルベロス」、ノアール選手の入場です!!』 毎度ながらのアナウンスを受けて少し不機嫌面のノアを肩に乗せて俺はホールのバトルアリーナに向けて花道を歩き出した 「……あの司会者、嫌いです…」 追記 試合結果はノアの圧勝 相手は格下だったしな しかし「ユーナには負けられませんから」と試合の後つぶやいたアイツの顔はどこか嬉しそうに見えた 後日談になるが秋葉原でのユーナの活躍は『アキバに堕天使現る!』と、巨大掲示板でちょっとした噂になったらしい… 続く メインページへ このページの訪問者 -