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449 ID qAvhz5c0 翌日 今日、ポケモンリーグからエリートトレーナーを派遣すると連絡があった あのリーグがわずか一日で決断すると言う事は、よほど重要な時だけ。 今回こそは、きっと凄腕のトレーナーが来るに違いないわ 結局、あの晩、女はポケモンセンターに泊まってたみたい。 今朝には、ルカリオだっけ?あの青いポケモンも無事回復したようで 女の隣を歩いている。 この二人は、ミュウツーには関わらせないほうが良いだろう。 この町の問題はジムリーダーである私の問題。 カ「ここまで付いてきてくれてありがとう。でも、貴方たちを巻き込みたくはないの。 まだカントーのバッジは集めきれてないんでしょう?」 女「え…あの…私たち」 ル「そうです!ご主人様。危険過ぎます! 第一、私たちはこの人に勝たねば次に進めないのですよ。今すぐ修行すべきです」 カ「そう、ならカントーでのポケモン管理システムは使ってるかしら?使っているなら この先の岬に住んでいるマサキさんに会いに行ってみなさい、いい運動になるわよ?」 女「う…えっと………解りました。ありがとうございます。…あの…でも」 ル「ほら、早く行きましょうよご主人様」 女「う…うん」 女はペコリと礼をすると、トタトタと岬の方に走って行った。 私も、もう一度ハナダの洞窟を見に行くとするか。 450 ID qAvhz5c0 その家は、岬のど真ん中にぽつんと建っていた。 看板には「至高のポケモンコレクター・マサキ」と書かれている どうやらここで間違いなさそうだった。 それにしても、私、こんなところで何やってるんだろう… この町に戻ってきたのだって、カッコよく男くんを助けようと思ったのに カスミ様にたしなめられて… そりゃあ岬まで来るのに多くの虫取り少年とかと戦って経験地は稼いだわよ… でも、これじゃどう見たって私はのけ者…よね。 ル「ご主人様?早くノックしましょうよ」 女「えぇ…そうね」 コンッコンッ 「はい~?誰や?」 扉を開けたのは若い男の人だった。 Tシャツに短パンとラフな格好をしている。髪型もぼさぼさだった。 てっきり管理システムの管理者なのだから、もっと白衣とかをキッチリ着こなしてると思ったのに この人がマサキさん…? 「ん?どうしたんや?何か用?」 女「え、えっと。はい。カスミさんが、マサキさんに会ってみろって」 「あの女ぁ、なんかあったらすぐ僕ん家紹介して…ここは喫茶とかちゃうって言ってんのに… ま、ええわ、あがってあがって」 女「は、はい。えと、おじゃまします」 「おぉ~あんた珍しいポケモン連れてるな!あの女もたまには気がきくやん!」 …この人、ちょっと失礼かも 451 ID qAvhz5c0 カ「ねぇ?何かまた音しなかった?」 「そうですね、事態は思ったよりも深刻かもしれません。カイリキー!急ぐんだ!」 何が深刻かもしれませんよ。私は昨日はっきり言ったじゃない。ミュウツーが帰ってきたって なのに何よこの対応。リーグはあの事件の事、もう忘れたっていうの? なんでこんなに使えなさそうなトレーナー持ってくるのよ! リーグが派遣してきたのは、明らかに格闘タイプばかり使いそうなマッチョだった。 使うポケモンもカイリキー…何考えてんのよ!弱点属性じゃない! それでもカイリキーは、順調に岩を取り除いていた。 確かに適材適所って訳よね。でも、アイツを前にどうこうする事は出来ない。 このトレーナーが殺されでもしたら、リーグはどう責任取るつもりなのよ! 私がいらだっている間にも順調に、カイリキーは岩を取り除いていった。 このペースなら、もうじき通れるぐらいにはなるのだろう。 452 名前:ハナダシティ 3[sage] 投稿日:2007/06/20(水) 02 29 38.36 ID qAvhz5c0 マサキさんは冷蔵庫からアイスコーヒーを出すと、とても慣れた手つきでグラスに注ぎ 私に差し出してくれた。それに色々な珍しいポケモン(の写真)を見せてもてなしてくれた。 シンオウ育ちの私にはどの写真も興味深く、とても楽しいひと時だった。 本当はこんな事してる場合じゃないのは解ってるんだけども 私が写真を見ている間、ずっとルカリオは色々と質問攻めされて、疲れてしまったのかボールに戻ってしまった。 マ「あぁ~まだ戻んの早いって!…しゃあないなぁ。」 女「あの、この3匹と写ってる男の子って、弟さんか誰かですか」 マ「ん?あぁ、その子な、そんなええもんちゃうちゃう。まぁ、近所のガキや。今は何処で何してるんやら解らんけどな…」 女「え?家出しちゃったとか、ですか」 マ「まぁ、怪談臭い話になるねんけどな、…なんで耳ふさぐん?」 女「私怪談嫌いですから」 マ「そんなん言われたらめっちゃ言いたくなるわぁ~。あんまり怖くないしちょっと聞いてや」 女「怖くなったら私帰りますからね」 マ「ははは、冗談きっついわ」 453 ID qAvhz5c0 写真に写ってる、その3匹。ブースター、サンダース、シャワーズって言ってな 全部、一匹のポケモンから多種多様な進化をする貴重なポケモンたち。元はイーブイやねんけど。 この子供は、トレーナーとして見所あるからいうて、 僕が毎年、誕生日にイーブイを一匹づつプレゼントしてあげてたんや それを知ったカスミのヤツ、町中に言いふらしまくってな。 その噂が町で広まって一時期イーブイ欲しいって子供がこの岬にぎょうさん来たもんや まぁ、そんな事はええねん…でな、僕が3匹目のイーブイをあげて半年ぐらい。 彼は3匹目のイーブイに炎の石を使って、ブースターにして数日後ぐらいかな いつも通り町の近くの草むらでトレーニングしてるの見かけたんよ。 いつも通り頑張ってるなーって思ってた。 その日は、ハナダの洞窟の近くの小さな崖を登ってるのを見た。 やんちゃな子供やったらそんぐらいはええかおもててんけどな 話がやばくなってきたのはこの晩からや、 その子はポケモンのボールベルトを外して、どうやらハナダの洞窟に入ってもうたらしい。 そこまでは、子供の好奇心を満たすためのちょっとした冒険やったはずやのに。 でも、その子は帰ってこうへん。しかもわざわざボールを全部置いて、ハナダの洞窟に入った どや?ちょっとは怪談っぽくなってきたやろ? でも、ほんまにあった話やし、この後、いくらハナダの洞窟を探してもその子の靴もでてこうへん。 まぁ、ハナダの洞窟ってめっちゃ深いし、ポケモンも意味わからんぐらい強いから、 深部までは調べられへんかったらしい。でも、解らん事ばっかり残して、この子はどっかいってもうてん。 残ったポケモンは、結局僕が引き取って面倒見てたけど、結局そいつらも、去年頃寿命で逝ってもうた。 454 ID qAvhz5c0 残されたベルト。突如人が消える。ハナダの洞窟… それって…つまり男くんもかなりやばいって事じゃ… マサキさんの話を聞いていて私の考えは、どんどん悪い方へと進んでいった。 でも、それはきっと間違いじゃない。嫌なまでにはっきりとした確信 明らかに普通じゃない状況が、過去にも起こっている。 そして、今同じ事が繰り返されるとしたら…? 女「私、いかなきゃ」 マ「どうしたん。やっぱり怖かったか?」 女「ハナダの洞窟に、私の大事な人が…閉じ込められているの」 マ「なんやて~!何でここでゆっくりお茶してるねん!」 女「だって!だって…カスミ様が…」 マ「あのバカ!自分が町を守るゆうてまた張り切ってるんやろ! んな事はどうでもええわ!はよハナダの洞窟に行ったほうがええで!」 女「そ、そうね!ありがと!マサキさん」 455 ID qAvhz5c0 ミュウツーは今日も朝食を作る。 気が付けばこれがミュウツーの日課だった。手に入れた食材をサイコキネシスで加工し、 男のバッグからランチセットを取り出し 一通り準備が整ったら男を呼んで二人で食べる。 というのが習慣になっていた。男もそれにしたがい、朝食を作っている間は適当な所で 昼寝をして待っていた。 今日もミュウツーは鼻歌交じりに朝食を作っていた。 「ミュウツー、何か手伝う事は無いか?」 「いえ、大丈夫ですよ。もうじき作り上げますのでお待ちを」 「そうか。いつも悪いな」 「今日はちょっと奮発してみましたんですよ。」 「ねぇ」 「それは期待出来るな」 「ねぇ」 「あ!こら生物!主様のだぞそれは!」 「きゅ~い?きゅ~い!」 「ウヌヌヌ、許さん!」 「きゅぁぁぁぁ~い!」 「あ!こら!やめないかミュウツー!」 「あぁ、しまった!主様!ごめんなさいゴメンナサイ」 「ねぇ」 「な、泣かなくてもいいんだけども、いい加減イーブイをすぐ吹っ飛ばすのはやめてくれ」 「ねぇ ボクはここにいるよ。見つけてよ。ミュウツー」 「あぁぁぁぁん!ごめんなさいごめんなさい!」 「そこまで泣くなよ…ミュウツー」 「どうして、ここに居るの?ここは。僕らの秘密基地なんだよ?」 「秘密基地?…ここは…原っぱじゃ…………え!?…」 「ミュウツーと、僕だけの秘密の遊び場所。かくれんぼは、まだ続いてるんだよ?」 俺は、確かに草原に居るはずだった。はずだったんだ。 その自信が薄れると、一瞬で世界は空白になった。 ここは、ハナダの洞窟?そうだ…俺たち…どうなったんだ? 真っ白な空間にミュウツーが立っている。 その横に小さな子供が居た。肌が白い。いやに真っ白な肌と黒い髪のコンテラストが目に付く。 誰だ?あれは、さっきまで会話に割り込んでいたのはあの子か? ミュウツーと、子供は俺に背を向けて、どんどん小さく、遠くなっている 俺は、二度とミュウツーと会えなくなるような気がして、気が付いたら叫んでいた。 「ミュウツー!帰って来い!お前はそっちへ行っちゃ駄目だ!」 「ねぇ、早く行こうよ。ミュウツー?ねぇ」 「主様、私は、私は…」 「ミュウツー!駄目だ!早く!…お願いだ!行かないでくれ!」 「ごめんなさい…」 「ミュウツー!」 俺は、とにかく追いかけた。でも、いくら走っても追いつけない。 しばらく走って…どんどん追いつく気がして…ミュウツーの手を掴めた気がした。 456 ID qAvhz5c0 ボクは、今日も秘密の特訓の後に、友達に会いに来た。 あんな小さな段差でも、まだ小さいボクにとっては登るのに苦労する。 いつも怖がるからと、ポケモンはいつもここでお留守番。 ボクは洞窟の前に来ると、いつも通り友達を呼ぶ。 「こんにちは!ミュウツー!遊びに来たよ!」 「声が大きいぞ…私が居ると知れたら、ここも物騒になる」 「えへへ…ごめん。今日は何して遊ぶ?」 「とにかく中へ入れ…私にはここは目立ちすぎる」 奥へ奥へ…今日は随分と奥まで来ちゃったな。 「ここが私が寝床にしているところだ。」 「へぇー、ミュウツーってこんな広いところで寝てるんだ。リッチなんだねー」 「リッ…チ?なんだそれは」 「豪華って意味だよ」 ふふ、こんな何も無い所を豪華と言うか 幼き人間は全く面白い。 「ねぇ?今日はかくれんぼしようよ!」 「またかくれんぼか、お前はそれしか知らないのか?」 「だってボク、みんなで遊べる遊びは知ってるけど、二人だけで遊べる遊びなんてあんまり知らないよ」 「まぁいい。また私が鬼、と言う事でいいのか?」 「うん!」 「もういいか!」 ミュウツーの声が洞窟に反響して大きく大きく聞こえる。 「まぁだだよ!」 カッコイイなぁ、ミュウツー。どうしてこんなところに引きこもってるんだろう? まぁ、いいや。今日は、絶対見つからないぞー。 ボクは、川の上にある柱の後ろに隠れようと思って、足をかけようとしたんだ。 ガラッ!ゴロゴロゴロ…ドボォン! 「もういいか!…? 何処へ行ったのだ?幼き人間よ?」 私は気配を探したが、何処にも感じない。一瞬で気配すら消したというのか。 幼き人間よ…お前は一体何処へ? 457 ID qAvhz5c0 ハナダの洞窟に着くと、もうカスミ様達は引き払った後だったみたい。 洞窟を見るともう随分洞窟はその口を開けていた。 入ってみれば中は片付いていて、荒れ果てた痕跡は少なくなっていた。 そこで、私は見てはいけない物を見た気がする。 大量の血痕。これは、男くんの…?そんな…まさか… 女「ルカリオ、出てきて」 ル「アラゴォン!どうしましたご主人様」 女「この血痕、誰のだか解る?」 ル「な!?ご、ご主人様!私は犬ではありません!それに…うわ」 血痕を直視してルカリオは怯んでいる。 女「んもぅ、肝心なときに駄目なんだから…」 でも、大量の血痕があって、ここに男くんが倒れていないって事は、もう助け出された?それなら ル「ご主人様…禍々しい波導を…感じることが出来ません。」 女「それって…どう言う事?」 ル「あのポケモンが、死んだのだと思います。」 女「・・・え」 ル「波導を最後に感じたのは、この町のポケモンセンターです」 女「私たちも行くわよ!ルカリオ!」 ル「はい!…ん、少しお待ちください。」 そういうとルカリオは血痕の奥で、何かを拾った。 ル「なんでしょう?これは、これからも微量ながら、波導を感じます」 女「これは…霊界の布?何でこんなところに」 ル「それは、解りません…」 女「とにかく、行きましょう!」 458 ID qAvhz5c0 あの子達も心配でここにやってきたらしい。 酷く慌てているとこを見ると、ここに来る前にハナダの洞窟を覗いたわね。 無理も無いわ…レンジャーでもない限りあんな血の海見たこと無いわよね… 人間の血とポケモンの血の交じり合った水溜り…今思い出しても鳥肌ものだわ 女「男さんは!?無事なの!ねぇ!」 女は飛び込んでくるなり言葉をまくし立てる。かなり興奮しているようだ。 カ「落ち着いて、女さん。男なら医務室で検査を受けてるわ。」 女「生きてるんですね!?良かった…」 遅れてあの青いポケモンが飛び込んできた。 ジョーイさんが慌ててたしなめ、そのまま部屋に案内していった。 全く…騒がしい一日ね、 ミュウツーが居ると聞いて飛んできたオーキド博士まで居るし 相手させようにも、筋肉野郎はカイリキーに付いた血を落としに シャワーを借りるって勝手にジムに行っちゃうし 何で居るのよこのセクハラ博士。もう意味わかんないわ。 あーあ、海パン野郎のやつ、ちゃんと留守番してるのかなぁ… 459 ID qAvhz5c0 男くんは、生きていると言っても、全身傷だらけみたいで 体のあちこちの包帯と絆創膏がまず目に付いた。少し赤く染まった頭の包帯を見て 思わす目をそらした。でも、生きていて良かった。思わず涙が出そうになる。 女「ルカリオ、外で待っていて」 ル「な!?そんな男と密室で二人っきりななななんていけません!ご主人様!」 女「ちょっちょっと!大きな声出さないでよ、それに、男さんがこんな状態じゃ、取って食われるわけないじゃない。」 ル「あ、あらごぉん…仰せのままに」 ちょっと…なんて情けない声で鳴いてるのよ。 ルカリオがとぼとぼと出て行くのを見送ると、私は男の手を取った なんとなく、男が手を差し出しているような気がして しばらく、そのまま何も考えられなかった。 なんであんなに頼もしくて、カッコよかった男くんがあんなポケモンに振り回されて こんな姿にならなきゃいけないのよ、あんなポケモン、居なくなっちゃえばいいのに… 「ミュウツー!」 きゃあ! 460 ID qAvhz5c0 男「・・・・・・・・ここは?」 ミュウツーの手を掴んだはずのその手を、女の細い手がしっかりと握っていた。 飛び起きた拍子に手は離れたが、俺が気付くまで、ずっと感触が残っていた。 えぇと、どうなってるんだ?コレ、夢なのか? 夢だったなら、近くにミュウツーが居るはず………居ない。じゃあ現実?そんな… 体中がズキズキする。痛い 痛い 女は、きょとんとこちらを見ていたが、すぐにジョーイさんを呼んでくると 部屋を出て行ってしまった。 ここは、どうやら病室のようだ。どのポケモンセンターにもある、治療室。 旅の途中に何回か利用した事があるから、すぐにわかった。 でも、何故、自分がここに居て、寝ているのか、全然わからない。 草原で、朝起きて、キャンプセットを直してから、俺はどうなった。 真っ暗闇、そうだ、俺は真っ暗闇にいて、突然地響きがしたと思ったら 草原、いや、洞窟の中?…よく思い出せない ベットの横の机に、俺の荷物が置いてある。ボールベルトも一緒だ でも、ベルトに入っているはずのマスターボールが無い…?なんで あれは、ほとんど使っていないが、ミュウツーの寝床なのに それが無い。本当にミュウツーは、ミュウツー、何処に居るんだ!? 461 ID qAvhz5c0 「おぉ、起きたか男くん」 オーキド博士!?なぜ博士がここに?カスミも一緒に、どうして? 「気が付いたの?良かったぁ」 ジョーイさんと女も入ってきた。 「俺は…どうしてここに?ミュウツーは何処?」 「ミュウツーも一緒に運ばれてきているわ、まだ意識不明の重体よ。 あなたも生きているのが不思議なくらいの『事故』だったわ。」 事故…?事故…だったのか? 「ふむ、ミュウツーの容態を少し見てきてやるかのぉ」 「お願いします、博士」 良かった、ミュウツーも生きていたんだ!良かったぁ… 「で、男くん、何があったの?きっちし説明してくれない?」 「俺にも、よく解らないよ…」 「はぁ~?アンタ当事者でしょうが!私はどうリーグ本部に説明すりゃあいいのよー!」 カスミに怒鳴られても、解らないならしょうがないじゃないか… 「ま、いいわ、ちょっとぐらいは覚えてるでしょ、それを話してくれたらいいわ。女さん、ちょっと席はずしてもらうわよ」 「え…?え…?そんなぁ~」 俺は、覚えている一部始終を、簡単にカスミに説明したが、やはり、訳が解らないという顔をされた。 俺だってわからないのだ、しょうがないか そうこうしていると、オーキド博士が入ってきた。先ほどのような笑みは無い。 嫌な 予感 「カスミくん、ちょっと…はずしてもらってもいいかね?」 「え…?ちょっとどうしたんです博士!まだ私は」 「いいから出て行きたまえ!」 俺も驚いたが、カスミはもっと驚いていたようで、 「………男くん、また後で話しましょう」 捨て台詞を吐いてスタスタと出て行ってしまった。 「その…いいにくいんじゃがな…」 「ミュウツーの心肺が停止した。ワシも手を尽くしたつもりじゃがな…」 「…………エ」 おとこは めのまえが まっくらに なった
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164 ID Gjw3uWU0 本家ミュウツースレでよく話題になってる盲信ミュウツーを使って話を書いてみた。 主に手に入れられる前はサカキの下にいたって事で。 サ「ミュウツー、疲れは取れたか?」 冷たい靴音を響かせて、その男は横たわるミュウツーに言った。 ミ「……はい」 ミュウツーはのっそりと起き上がったが、その言葉とは裏腹に、足元が震えていた。 サ「何だ、無理はするな。いくら最強のお前でも疲れているんだろう?」 ミ「いいえ、いいえ大丈夫です……」 サカキは健気に首を振るミュウツーを一瞥し、「そうか」と口元をにやつかせた。 サ「…お前の体があまり持たないようなら、もう一体、最強のポケモンを作るべきかもしれん」 ミ「なっ…!!」 サ「いや、勘違いするな。お前が嫌なら別にいいんだ」 ミ「サカキ様…私は、親であるあなたに誠意を尽くします!ですから、ですから」 サカキは一つため息をつくと、傷だらけのミュウツーの肩に触れた。 サ「落ち着け…ミュウツー」 言うと、ミュウツーはぐっと声を抑える。 サ「私はお前を捨てる気など更々無い。もう一体作ろう、というのもお前の同意があればの事だ」 ミ「私は…私だけで貴方を守ります」 サ「ならば、私もお前以外はいらない。他のポケモンを傍には置かない、約束しよう」 ミ「サカキ様…っ」 その台詞を聞いたミュウツーは安堵し、しばらく間を置いてから「では、行って来ます」とサカキに目を向けた。 サ「今日の任務は、エリア内に置かれた倉庫を全て、私が用意した島に運ぶ事だ。迅速に、な」 ミ「はい…解りました」 ミュウツーはふわりを体を浮翌遊させ、明るい光の差す出入り口の向こうへと消えていった。 しばらくして、移動しようとしたサカキの胸元から着信音が鳴り響いた。 サ「どうした………!そうか、ついに目を開けたか」 また変化があれば連絡するように、と告げ、サカキは電話を切る。 サ「今は消耗品に成り下がったサンプル…悲しい運命だな」 くつくつと喉を鳴らし、薄暗い部屋から消えてゆく影。 純情で、奥ゆかしいだけでは詰まらない。 もっと強く、気高く、並外れた力を持つ従者を手に入れるのだ。 サ「私のために、その命を削るがいい。下僕らしくな」 279 ID Gjw3uWU0 盲信妄想止まらんのでもうちょっと書いてみる。 生々しい傷跡を残した体がぺたりと肩膝をついて、呆然と前を見上げた。 数メートル先にいるのは、任務から帰ってきた自分を待っていたサカキと、 その横で佇んでいる、自分と同じ姿形をした……ポケモン。 「ご苦労だったな。”旧型”」 「サカキ様……」 サカキは哀れむような目でミュウツーを見た。 ミュウツーは動揺を隠せない。 自分と瓜二つのそれは、冷たい瞳でこちらを見つめている。 「サカキ様、これは…一体」 「説明が必要か?頭の良いお前ならすぐに理解できるだろう」 確かに薄々と感づいてはいる。それでも認めたくは無かった。 自分が唯一信じていた者から、切り捨てられる時が来ただなんて。 サカキは得意げな表情を携えながら続ける。 「これからは、このミュウツーが私の従者を勤めてくれるのでな。 今まで身を粉にして、私の下で働いてくれたお前には感謝しているよ」 「……いや、です…」 ふるふると首を振るミュウツーを無視して、サカキは小さく笑い声を漏らした。 「お前に、最後の任務を与えよう」 サカキから目で合図され、新型のミュウツーがゆっくりと前へ出てきた。 冷たい視線が体を射抜くように、鋭く突き刺さってくる。 同じ姿をしているのに、その冷たい雰囲気は自分の持ち合わせていないものだった。 それが更にミュウツーの恐怖心を煽る。 今まで、サカキに捨てられるかもれないという思念以外では、恐怖など感じた事は無かったのに。 この時、初めて『死』を意識した。 280 ID Gjw3uWU0 「私に誠心誠意尽くしてくれると言うなら、このミュウツーと手合わせをしろ。 これでもしお前が勝ったなら…また私の元に置いてやる」 そんな話、傷跡もまともに癒えていないミュウツーにとっては明らかに勝ち目は無い。 駆け引きに見せただけの、ただの『実験台』だ。 「…サカキ様…!わ、私は…貴方を」 「やれミュウツー!お前の力を見せてみろ!!」 瞬きをする間も無く、 眩い光が視界に飛び込んできた後で、腹部に強烈な痛みが走った。 気がつけば、全身が壁へと叩きつけられ、前後からの圧迫で胃液や血液を吐き出してしまう。 「が、あああぁっ…がはっ…あっ!あ…」 ボタボタと混濁した液体で床を濡らすミュウツーを見て、サカキは身を震わせた。 「素晴らしい……指一本動かしただけでこの威力だ。気高く、そして常識外れに強い」 まさに私の従者となるに相応しい。そう酔いしれながらサカキは目の前で仁王立ちするミュウツーの肩へと触れようとした。 が、しかし 「私に触れるな」 ビリッ!と電流のようなものがサカキの手を襲った。 「…っ!?貴様…」 「勘違いするな。私はお前に仕えようなどとは塵程も考えていない。ましてや私有物などでは決して無い」 「何だと…俺はお前の親同然だぞ」 「親……か」 新しく造られたミュウツーは、「図に乗るな…私利私欲のためだけに私を生み出した低脳が…」とサカキを睨みつける。 その戦慄さに戦き、サカキは「くっ…」と口を閉ざした。 新型のミュウツーはゆっくりと歩を進めた。 そして未だに床に伏しているミュウツーに問いかける。 「お前は…何故人間に依存している」 息も絶え絶えで、まともに言葉をきけなかったミュウツーは、無言のままだった。 「…見ていて腸が煮えくり返るようだ…私と同じ姿をしているお前が、この男に縋り泣き喚く事に苛々する。 命を奪いはしない…だが二度と私の前に現れるな。 その軟弱な体で、私と同じ名を語る事は許さん」 そう言った新型のミュウツーは、超能力では無く己の足で、ミュウツーの頭を思い切り蹴り飛ばした。 ガツン!!と大きな音を立てた後、ミュウツーの意識は途切れた。 再び目が覚めたのは、海の上だった。 切れた頭部から血が流れ出ている。 体ごと海に捨てられたのだろう。先程までいたロケット団の基地がある島からは遠く離れてしまったようだ。 「うっ…く…」 胸を締め付けられる痛みに襲われ、ミュウツーは声を上げて泣いた。 この日、『最強』を謳われたポケモンが絶望の奥地へと投げ込まれたのだった。 ツンデレ(?)VSヤンデレって新しいと思うんだけどそうでも無いか。 書いてすっきりした。オナニー文章を読んでくれた方どうも。
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「……」 人間に与えられいる殺風景な自室。 アーマーを外された彼は、ただ鏡の前に立ち尽くしていた。 丸みを帯びた指でその表面をなぞる。 「…思い出せん」 母親と引き離されたあの日から、彼の姿は変わり果てたものにされてしまった。 その前の姿は時が経つごとに記憶から薄れていく。 母親と同じ姿をしていたことだけは覚えている。 それさえ思い出せれば、母親への手掛かりを掴むことも出来るのだ。 「何故だ…何故…」 鏡にすがり、押し殺したように嘆く声が聞こえる。 その声は途絶えることがなかった。
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夢幻が稀に使うポケモン系キャラ。 珍しくバランス寄りの速攻重視。 シリーズにはコイキングやモルフォン、トゲキッス等がある。 別名として、破壊の遺伝子として登録されることもある。 ステータスなど: 24/31/17/28…基本ステータス。変更の場合あり。 攻撃時:サイコ…キネシス! 回避時:カゲブンシン…! 被攻撃:リフレクター… 会心時:イクゾ…!サイコブレイク…!! 勝利時:ワレハ…ハカイノタメニウマレタ… 敗北時:(%tekiはマスターボールを使った!やったー!ミュウツーを捕まえたぞ!) 逃走時:(ミュウツーは洞窟の奥に行ってしまった…)
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767 ID yIoRQx6o こんな寝苦しい夜、主は稀に、私と同衾することを望むことがある。 この世に神なるものがいるかはどうか分からぬが、このときばかりはその神とやらに感謝したくなる。 この気温と、主の心を決めた神に。 主に粗相のないよう、先にシャワーは済ませておいた。 あのカエルのような草の匂いはしないが、その代わりに主が気に入りといっていた石鹸で体を洗った。 主はまだだろうか。そう思うと心臓が早鐘のように鳴る。 768 名前:VIPにかわりましてパー速からお送りします[sage] 投稿日:2007/07/01(日) 18 06 02.06 ID yIoRQx6o 「お待たせー」 その言葉に私はドアを見た。主だ。寝巻き姿だ。 「いや、待っていない。私も今上がったところだ」 「さっきまで、俺風呂はいってたんだけど」 ……失言だったか。まあいい。既にベットメイキングは済ませてある。 よっこいしょ、と主が横になり、 「こっちこいよ」 と、隣の枕を叩いてみせた。 嗚呼、主。私はその仕草だけで、呼吸が停止してしまいそうだ。 貴方は一挙一動で、私を殺そうとする。最強のポケモンが私なら、貴方はその最強をゆうに超えている。 だから主、貴方は貴方の存在を、誇っていい。 「……? どうした、ミュウツー」 などと考えていると、主の声が聞こえた。しまった、またどこか遠くへ行ってしまっていたらしい。 何でもありません、と言って、私は隣の枕に頭を預けた。 769 ID yIoRQx6o そこから先は、他人から見れば他愛もないだろう、しかし私から見れば重要な話が続く。 今日のバトルの事や、起こった出来事。明日の予定。その他もろもろの雑談。 否、雑談といっても、私にとっては重要な情報だ。 主のパートナーとして、主のことは何でも知っておきたい。 その目でどんな世界を見ているのか、何を感じているのか、どんな風に生きようとしているのか―― 全てを、知りたい。 やがて、話は終わった。 「おやすみ、ミュウツー」 「おやすみ、主」 枕元の電気を消すと、辺りは急に静かになる。 聞こえるのは、布の擦れるかすかな音だけだ。 ……まずい、眠れない。明日のことを考えれば眠るほうがいいのだが、主が近くにいると目が冴えてしょうがない。 普段から鋭敏な感覚がより研ぎ澄まされ、主の脈動の一つ一つまで全て聞こえてしまう。 横を見ると…………駄目だ見ないほうがよかった余計眠れない。 夜目が利くのはいいことだが、こんな主の寝顔を見て眠れなくなるなら視力など……いや、寧ろ見えたほうが…… 770 ID yIoRQx6o 「…………ねないの?」 不意に声が聞こえ、心臓が跳ねた。主だ。 「いや……寝る。眠る」 「そう? なんか、さっきから起きてるみたいな感じが」 貴方の寝顔が罪だ、主。そうとも言えず、私はなんでもない、と口を濁すしかなかった。 「……そうかあ。俺の気のせいか、それじゃ」 「そうだ主。だから早く眠るといい、明日に差し障る」 「ミュウツーは? 本当に眠れないんじゃないんだね?」 「平気だ」 本当は平気ではない。 「ん……それじゃ、おやすみ」 そう言って、主はまた静かになった。 ……参った。この胸の音が聞こえなければよかったのだが…… しかし、主を心配させるわけにはいかぬ。 私は無理やり目を閉じ、意識レベルを落とそうとした。 ――結論から言うと、私は一睡も出来なかった。 主の体温や呼吸音や心音や寝姿やその存在そのものが、私の感覚全てを鋭敏にするのだ。 自分の頬を張り、何とか眠気を散らす。 「おーい、どうしたんだよミュウツー? 置いて行くぞー?」 置いて行かないでくれ。そんなことされたらどうにかなってしまいそうだ。 最後にもう一度頬をはたいて、私は主に追いつくべく歩き出した。
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ミュウツー物語 このスレではヤンデレなミュウツーとトレーナーのアレゲな生活があれこれの予感です。 現行スレ 避難所(パー速) http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1199525763/ 備考 スレ内には赤緑止まり、金銀止まりの書き手、描き手が多いため 最新のポケモンに対応できないのが玉に瑕 テンプレ↓ ミュウツー物語は ヤンデレ気味なミュウツーと愉快な仲魔達との危険な日常を楽しむスレです 雑談OK! SS投下大歓迎! イラスト投下大歓迎! 初めての人はとりあえずまとめ参照 まとめ ttp //www34.atwiki.jp/yanderemewtwo/ ※重要 投下の際の注意事項 SS師、絵師の皆様へ いつも楽しいSS、自作絵の投下ありがとうございます ここは『ヤンデレミュウツー』のスレです 基本的に登場キャラクターは完成されています 新規キャラの参入時には十分お気をつけ下さい また、既存キャラ(登場人物まとめ参照)の安易な変更はご遠慮下さい 既存キャラは今日までスレを作ってきた皆様の手で育てられ、愛されてきました 安易に変更を加えるとスレが荒れる恐れがあります。 ※どうしてもやりたい人は避難所にスレを立てて連載しよう! 前スレ 9スレ目 【捨て】ヤンデレミュウツーの日常【ないで】 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1185793087/ 8スレ目 【捨て】ミュウツー物語【ないで】 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1185449309/ 7スレ目 【捨て】ミュウツー物語【ないで】 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1185165126/ 6スレ目 【一人に】ミュウツー物語【しないで】 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1184744826/ 5スレ目 【ヤンデレ】ミュウツー物語【ハーレム】 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1184477879/ 4スレ目 【ヤンデレ】ミュウツー物語【ハーレム】 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1184385203/ 3スレ目 新ジャンル「ヤンデレミュウツー」その3 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1181929370/ 2スレ目 新ジャンル「ヤンデレミュウツー」その2 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181816750/ 1スレ目 新ジャンル「ヤンデレミュウツー」 http //wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181655258/ 避難所 【ヤンデレ】ミュウツー物語【避難所】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1199525763/ 参考資料用URL http //www.poke-mon.jp/index.html http //www.netkun.com/pockemon/main.html o
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名前:ミュウツー (覚醒フォルム)=メガミュウツー 体重:軽量級 登場作品:ポケットモンスター X・Y 説明文 いでんしポケモン、ミュウツーのもうひとつの姿、現る。 覚醒ミュウツーについて ミュウツーのもう一つの姿・・・らしいが、実際は逆襲ミュウツーとは別個体。当ページでは劇場版設定に則ってフォルムチェンジの関係として筆記している。 追記 このミュウツーは「メガミュウツー」ということが判明。またメガ形態が2つあるという可能性もでた。 覚醒ミュウツーの性能について 覚醒ミュウツーの特性について 通常形態時と技構成は一部除いてほとんど変わらないが、技の性能が大きく違い、闇属性技は全てPSI属性の攻撃になっている。また通常フォルムよりテクニックに欠け、単発技が多くなっている。 覚醒ミュウツーの出現方法 ミュウツー【逆襲】と同じ 能力ワザ表 1~5の段階で説明してみようと思う パワー ジャンプ力 空中ジャンプ力 歩き 重さ ダッシュ 空中横移動 落下速度 リーチ 復帰力 つかみ、間合い 5 4 4 4 2 4.5 4 1.5 3 4.5 3.5 合計40 長所と短所 ●長所 スピードとパワーがとても高い。 体が小さくなっているので躱しやすい。 決め手に困らない超火力技構成。 ●短所 ふっとびやすくなっている。 速いに加え滑りやすいから事故死しやすい。 単発技が多い。 特殊ワザ表 ジャンプ回数 カベジャンプ カベ張り付き しゃがみ歩行 滑空 ワイヤー復帰 その他 2回 × × × × × テレキネシス 動きに慣性がかかりにくく、土台に関係なく滑りやすい 得意なステージ 説明文 苦手なステージ 説明文 得意な相手 説明文 苦手な相手 説明文 通常ワザ 一部を除き、通常フォルムとあまりモーションは変わらない。 弱攻撃 サイコフラッシュ→サイコブロー ダメージ % 吹っ飛び力 ダークフレイムといった連続攻撃じゃなく強めの単発技になっている。 横強攻撃 テイルウィップ ダメージ % 吹っ飛び力 上強攻撃 クイックワイパー ダメージ % 吹っ飛び力 下強攻撃 アンダースラップ ダメージ % 吹っ飛び力 ダッシュ攻撃 サイコスパイラル ダメージ % 吹っ飛び力 体をひねって螺旋回転しながら突撃。PSI属性攻撃。 通常空中攻撃 ボディパージ ダメージ % 吹っ飛び力 単発ふっとばし技。PSI属性攻撃 前空中攻撃 サイコカッター ダメージ % 吹っ飛び力 シャドーカッターのPSI属性版。というかこっちが正義じゃね? 後空中攻撃 エアテイル ダメージ % 吹っ飛び力 技の出が以前より早くなった。モーションも振り払うように尻尾をスイングするようになっている。 上空中攻撃 サマーソルトテイル ダメージ % 吹っ飛び力 下空中攻撃 メテオシュート ダメージ % 吹っ飛び力 逆襲フォルムは飛び蹴りだが、覚醒はPSI属性のダブルハンドスタンプにモーションが変化。性能はほぼ変わらないがこちらのほうが威力は高い。 横スマッシュ サイコブラスト ダメージ % 吹っ飛び力 PSI属性攻撃。シャドーブラストよりふっとび力が高い。 上スマッシュ サイコゲイザー ダメージ % 吹っ飛び力 上方向にPSI属性の爆発を起こす技。リュカのPKスマッシュゲイザーに似ている。 下スマッシュ サイコスピニング ダメージ % 吹っ飛び力 低浮遊でPSI属性のスピンアタック。ほぼ唯一の多段攻撃。 起きあがり攻撃 サイキックターン ダメージ % 吹っ飛び力 電撃属性 つかみ サイコキネシス つかみの間合いが通常フォルムよりも短くなっている。 つかみ攻撃 エレキショック ダメージ % 吹っ飛び力 電撃属性 前投げ シャドーマシンガン ダメージ % 吹っ飛び力 後ろ投げ サイコスロー ダメージ % 吹っ飛び力 上投げ ワールスロー ダメージ % 吹っ飛び力 下投げ テイルビート ダメージ % 吹っ飛び力 必殺ワザ 通常必殺ワザ ウェイブボール ダメージ % 吹っ飛び力 大 要するにはどうだん。通常フォルムと同じく高威力弾。弾道はまっすぐで何より速く飛ぶ。ブライトな紅色のボール。 横必殺ワザ ねんりき ダメージ 10% 吹っ飛び力 - ワザの発生が早くなり、くらった相手は必ず転倒する。さらにDX同様飛び道具に当てれば跳ね返すことができる。リーチは短めだが実は相殺無効攻撃仕様になった。 上必殺ワザ テレポート ダメージ - 吹っ飛び力 - DXのより移動距離が少し強化されてる。 下必殺ワザ キャンセラー ダメージ 2% 吹っ飛び力 準小 ゼルダ/シークのと似ているが、こちらはチェンジする瞬間の纏った光がはじけるのに攻撃判定がある。 ミュウツー【逆襲】 最後の切り札 サイコブレイク ダメージ 35~40% 吹っ飛び力 特大 青白い光を纏って上昇し、ステージの奥に移動。奥から周りにESPの衝撃波を連続で発して攻撃する。 その他 上アピール: 横アピール: 下アピール: 画面内登場:どこからともなくテレポートしたあと宙に浮いていて、ゆっくり下降する。 CV:市村正親【逆襲】/高島礼子【覚醒】 応援ボイス: 勝利ポーズ BGM: 勝利ポーズ1[X]: 勝利ポーズ2[Y]: 勝利ポーズ3[B]: 敗北ポーズ: カラー 紫 赤 青 緑 黄 黒 逆襲の特殊アーマー(特殊コス) 立ち回り 対策 ボスバトル攻略 資料 ニコニコ大百科 ミュウツー 関連 新キャラ投票 新ファイター予想 ファイターリスト スーパーファイタークリエイト コメント X,Yの情報にどう対応すればいいの? メガ進化?さらにもうひとつの進化?そりゃないぜ -- アップダウナー (2013-09-13 22 01 07) コロコロ見て分かったけど名前はメガミュウツー -- 火星 (2013-09-14 07 23 31) 「メガストーン」だっけ? なんかわかりづらいからアイテムにしないかこれ? -- アップダウナー (2013-09-18 09 08 37) 映画のミュウツーはメガミュウツーY。 メガストーンは各ポケモンにそれぞれ専用のものが存在し、一部は配布専用で入手できるとのこと。この仕様によってメガシンカできないポケモンも存在するし、逆に言えば、すべてのポケモンが今後メガシンカできる可能性を持っている。 -- ナチュラルボーイ (2013-09-21 15 51 17) 名前 コメント
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DXミュウツー 基本データ プラコロナンバー:08 使用エネルギー:超 拡張パック:有り 発売年:199?年?月 キャラコロの確率 直立 逆立 右向 左向 仰向 俯せ ミュウツーA 15.20% 8.60% 13.80% 13.60% 18.40% 30.40% ミュウツーB 15.27% 5.72% 11.07% 13.93% 22.90% 31.11% ミュウツーC 13.12% 8.69% 14.54% 19.15% 20.03% 24.47% ミュウツーD 16.38% 7.89% 12.87% 8.77% 24.85% 29.24% 技一覧 基本技 技名 エネルギー数 基本効果 追加メリット 追加デメリット サイコストーム(スペシャル) 超×10ダメージ 直立:チビキャラコロを12個ふって、立った数x10のダメージを追加で与える。 なし するどいつめ 超超 10ダメージ 直立:追加で20ダメージ 逆立:相手に与えるダメージを10へらす にらむ 超超 10ダメージ 直立・仰向:次の相手の番にあいてはチビキャラコロをふれなくなる。 なし サイコ・ヒーリング 超超超 チビキャラコロを6個ふって立った数×20にHPを回復する。 直立:さらに6個のチビキャラコロをふって立った数×20のHPを追加で回復する。 逆立:次の自分の番1回休み。 (*)サイコ・チャージ 超超超 次の自分の番のエネコロに超を足すことができる。 直立:次の自分の番にさらに超を追加して足すことができる。 逆立:自分が20ダメージ サイコ・キネシス 超超超超 40ダメージ 直立:追加で20ダメージ 逆立:相手に与えるダメージを20へらす 基本技 技名 エネルギー数 基本効果 追加メリット 追加デメリット ドレインシャワー(スペシャル) 超×10ダメージ 直立:チビキャラコロを12個ふって、立った数x10のダメージを追加で与える。 なし きりさく 超超 ワザを2回トライして成功した数×10ダメージ 直立:追加で10ダメージ 逆立:自分も10ダメージ (*)いかりのはどう 超超超超 チビキャラコロを12個ふって立った数×20のダメージを与える。ただしこのワザは自分のHPが40以下のときにしかつかえない。 直立:さらにチビキャラコロを6個ふって立った数×20のダメージを追加で与える。 なし サイコバスター 超超超超超 70ダメージ 直立:追加で20ダメージ 逆立:相手に与えるダメージを30へらす サイコボール 超超超 30ダメージ 直立:追加で20ダメージ 逆立:自分も20ダメージ ショックウエーブ 超超超 次の相手の番に使えるワザカードを1つえらんでそれを使えなくする。ワザの効果は1回で消える。 直立・仰向:追加で20ダメージ 逆立:自分が20ダメージ *「サイコ・チャージ」と「いかりのはどう」は公式カタログでは上記のようにぞれぞれ上段・下段のセットの中で紹介されているが、実際に封入されているワザカードは上段と下段のタイプとで入れ替わった状態で封入されている。 拡張技 技名 エネルギー数 基本効果 追加メリット 追加デメリット 封入商品 エナジーハリケーン(スペシャル) 超×10ダメージ 直立:チビキャラコロを12個ふって、立った数x10のダメージを追加で与える。 なし 拡張パック2.ミュウツー いかりのオーラ 超超超 次の自分の番のワザが成功した場合、相手に与えるダメージにチビキャラコロを8個ふって、立った数×10のダメージを加える。 なし 逆立:自分が20ダメージ 拡張パック2.ミュウツー エネルギーきゅうしゅう 超超超 チビキャラコロを6個ふって、立った数だけ次の自分の番にエネコロを追加してふる。 直立・仰向:さらにチビキャラコロを6個ふって、立った数だけ次の自分の番にエネコロを追加してふる。 逆立:次の自分の番にふるエネコロを1個へらす。 拡張パック2.ミュウツー エナジーブラスト 超超超超 チビキャラコロを12個ふって立った数×10ダメージ 直立:さらにチビキャラコロを12個ふって立った数×10ダメージ 逆立:自分も20ダメージ 拡張パック2.メタモン他 サイコパワー 超超超 次の自分の番にエネコロを1個追加してふる。 直立・仰向:さらに次の自分の番にエネコロを1個追加してふる。 逆立:自分が10ダメージ プラコロハンディバトルベース 備考 プラコロマスターケースと呼ばれるキャラコロ、ワザカード、エネコロ、チビキャラコロを収納できるコンパクトなケースが付属している。 大人の皆さんにはこんなケース別に要らないだろと思うかもしれないが、少なくともこのページ編集者は子供時代に「これでどこにでも持ち運べていつでもプラコロバトルができる!」と思いながらとても興奮した思い出がある。 レギュラープラコロにおいてワザカードのフォーマットが一新された最初の商品である。初期仕様のワザカードはワザ成功のためにエネルギーの他にキャラコロの向きまで要求し、おまけにエネルギーが2種類〜4種類と要求するワザも存在し、ワザの成功難易度が全体的に高いというゲーム性に関わる大きな欠点があった。しかしワザカードのフォーマットが刷新されたことで、基本的なワザの成功はエネルギーの数だけで決まり、キャラコロの向きはワザが成功した後の追加効果の有無の判断として利用されるというような仕様になった。 また一部のキャラコロを除いて要求するエネルギーが基本的に1色になった。このことからエネルギーが2種類(2色)のカスタムチップの存在意義がほとんど無くなったと言える。ちなみに2色のカスタムチップで存在価値があるのはなみのりピカチュウの「水/雷」、ヤドランの「水/超」、イーブイ関連の「炎/無」「水/無」「雷/無」、ケンタロスの「闘/無」である。つまりその他残り36種類ほどのカスタムチップは新しいワザカードのフォーマット以降あえて利用する価値がなくなったと言える。 スペシャルワザカードが3種類も存在しているが、ゲームではゲーム中1種類1回しか使用できない。 前述のように、「サイコ・チャージ」と「いかりのはどう」は公式カタログでは上記のように、「サイコ・チャージ」=上段のワザタイプ、「いかりのはどう」は下段のワザタイプとして紹介されているが、実際には「サイコ・チャージ」=下段のワザタイプ、「いかりのはどう」=上段のワザタイプに収録・封入されている(複数の商品で一応確認済み)。 プラコロバトルベース(赤・緑)などに封入されているプラコロの商品紹介冊子において、DXミュウツープラコロが紹介されているが、ワザカードの写真を見るとワザが初期仕様になっている。 ちなみにこの写真で確認できるだけで少なくとも3枚 技名 エネルギー数 キャラコロ向 基本効果 追加メリット 追加デメリット バリアー 超超 直 俯 次の相手の攻撃をうけない。 なし なし サイコキネシス 超無 ?????? ? なし なし サイコバーン 超超無 ?????? ? なし なし というようなワザの存在が確認できる。 2023年8月現在調査中だが、ミュウツー に上記のような初期仕様のワザカードの商品はどこかで販売されていたのだろうか・・・? おすすめワザカード選択 プラコロバトルで使う4枚のワザカードのおすすめレシピを紹介。 選択基準としては ①比較的強い効果を持つ、②キャラコロ独自のワザ・コンボを尊重、③ダメージ効率、④バトルが盛り上がる 等の諸般の要素を総合考慮してこの項目編集者の独断と偏見で選択している。 おすすめワザカード4枚 技名 エネルギー数 基本効果 追加メリット 追加デメリット サイコストーム(スペシャル) 超×10ダメージ 直立:チビキャラコロを12個ふって、立った数x10のダメージを追加で与える。 なし エネルギーきゅうしゅう 超超超 チビキャラコロを6個ふって、立った数だけ次の自分の番にエネコロを追加してふる。 直立・仰向:さらにチビキャラコロを6個ふって、立った数だけ次の自分の番にエネコロを追加してふる。 逆立:次の自分の番にふるエネコロを1個へらす。 サイコボール 超超超 30ダメージ 直立:追加で20ダメージ 逆立:自分も20ダメージ サイコバスター 超超超超超 70ダメージ 直立:追加で20ダメージ 逆立:相手に与えるダメージを30へらす (異論反論は大いに認める) レシピ解説 基本戦術としては「サイコボール」を軸に「エネルギーきゅうしゅう」と交互にワザを繰り出して大技を狙っていくという戦術。必殺技である「サイコバスター」が超×5に比して70ダメージを与えられる強力なワザであるため「エネルギーきゅうしゅう」でエネコロを増やせた場合は積極的に狙っていきたい。相手のHPが120であることから「サイコボール」×2回+「サイコバスター」×1回の成功で勝利できるので、このことからも「サイコバスター」はチャンスがあるのであれば積極的に狙うべきである。 その他のポケモン 前:07.フシギダネ 次:09.メタモン
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351 ID /kwSsGw0 海んチュウ、イッペーカナサン(大好き)! ――ビッグウェーブが来る! それも、とてつもない未曾有の荒波が。 直感的に、それは生まれ育った島の北側沿岸、観光船の往来が激しいところに違いない。 それと向かい合い、日焼けした――小柄な少女は、そっとほくそ笑む。 「たんめー(祖父)が言ってた大波……“ウミンチュー”の血が騒ぐさぁ~!」 背格好に似合わない大柄なサーフボードを立て掛けて、彼女は来る大波を前に興奮する。 そして、行動的な服装の短パンから覗く――鋭角に曲がった「稲妻型の尾」を揺らした。 彼女は人間ではない。それらと異なる生命体の一派。 人は彼女らを生活圏に招き、共に歴史を歩んできた。 「ポケットモンスター」として、「パートナー」として――。 「――なんか、すごく揺れるね……」 客船の一室にあるベッドに腰掛けて、青年は周期的に揺れる船の様子を口にした。 それは、返答に表さなくとも、周囲が感じていることなので、当然誰も口を挟まない。 波が荒れているのか、大きく揺れる船内は淀んだ空気が横行する。 つまり――、“船酔い”だ。 だから“一人”だけ、例外が居るのも、この『メンバー』では何時もの事だ。 多くの面子が揃う中に一体、骨格も匂いも、そして「扱い」まで違う“雄”のポケモン――カメックス。 彼は多くの場合、虐げられる役割を強制的に担ってきたが、今という時間は実に清清しいに違いない。 「だらしないねぇ?」 352 ID /kwSsGw0 今にも戻しそうな顔色で俯いている赤い髪の女性を見下ろし、今までのお返しとばかりに挑発気味に鼻を鳴らす。 それを耳にして、やはり黙って入られない性格の女性はすぐさま顔を上げてカメックスを睨み上げる。 轟々と燃える双眸を傾けて、“炎”をその身に宿す彼女は額に血管を浮かべた。 「水系が……調子に乗るな」 「おお、こえーこえー~?」 呪いの呟きを一つ放った所で、絶好調のカメックスには効果がいまひとつ。 炎タイプの代表格「リザードン」と言っても、やはり水には勝てないようだ。 頻りに「えづき」、客室トイレの近くに座ったまま、半生半死の状態で揺れている。 その近くには、備え付けのテーブルに着いて優雅にティーカップを傾ける女性が居た。 見た目は、リザードンに比べて余裕の窺える雰囲気だが、実際はどうだか……。 「ああ……ミルクティーは美味しいですね」 「フシギバナ……“空のカップ”で何言ってんの?」 佇まいとして最も大人びている「フシギバナ」が、カメックスに突っ込まれる「異常事態」。 既に状況は、抜き差しならぬものに、その進路を改め始めている。 「情け無い……」 不意に、新たな女性の声が響き渡り、瞬時に場の空気が静まり返る。 まったく異質な声質で、室内を席巻すると新たに溜息が零れた。 「だからこんな“クズ共”は要らないと言ったんだ」 353 ID /kwSsGw0 女性は部屋の角に立って室内の状況を一望すると、冷たく言い放った。 その声は室内全域に響き渡り、当然の事ながら、誰の耳にもしっかり届いている。 そして――、リザードンは角に立つ女性は見上げ、溜息を吐く。 「ボス……ミュウツーを早いところ医者に見せたほうがいいと思うぜ」 「私もそう判断いたします」 「あれは……やばいよねぇ?」 リザードンの言葉に続く面子の声、その理由は一目で判る。 ミュウツーと呼ばれた女性……もう、“何回”も同じ事を言っていた。 つまり――、意識がはっきりしていない表れだった。 「情け無い……だからこんなクズ共は――」 「さっさと連れて行ってくれ」 リピート再生が始まった瞬間、リザードンは頭を抱えて呟いた。 聞き飽きるのも当然、仕方なく青年は彼女の要望に頭を垂れた。 「はい……」 「要らない、要らない、いらにゃーい……」 マネキンのような身体を抱えて、青年はそそくさ医務室に向かう。 最後の語尾が間延びした事実は、いくらか室内に残る彼等の気分を盛り返した……のだと思う。 「吐きそ……」 「実は私も……」 死にそうな顔色になって俯く二人の様子を眺め、一人無事なカメックスは腰に手を当てて溜息を吐く。 そこへ、勢いよく部屋のドアが開かれて、可愛らしい様相の少年が飛び込んできた。 「お帰り、イーブイ」 「ただいま! すごいね、船って本当に水の上を浮かぶんだね!?」 「そうだね、プロテインだね」 354 ID /kwSsGw0 一人だけ異常にテンションが高く、それが周囲の状況をより、ナーバスなものに変えていく。 再度、カメックスの溜息が零れ、部屋の隅に投げたバッグを手繰り寄せて、中から生の唐辛子を一本発掘する。 それを、帰って来たイーブイの前にチラつかせ、興味が移ったところで通路に向かって投げ込んだ。 イーブイは唐辛子を追って部屋を飛び出し、途端にけたたましい喧騒が終了する。 周囲を見渡し、およそ女の子とは思えない悲惨な状態を目に収めて、カメックスは肩を落す。 結局、元の流れに戻っていた。 「念のため、ルームサービスに酔い覚ましとハーブティーを注文しといて良かった……」 嘆きが、船室に零れ落ちた。 「あー、地獄だったぜ……」 先程までの渡航をそう結論付けて、リザードンは馴染みのメーカーが刻まれた煙草を口に咥えて漏らした。 それはその場に居合わせる全員が思っていることで、あまり介入したくない内容だ。 誰の口からも肯定の意見が飛び出さないのに首を傾げながらも、リザードンはとにかく煙を吸引して、吐き出す。 「はぁ~、やっぱコイツだけ俺を貶めない……頼りになるぜ」 「だったらソイツと結婚して余生を過ごせばいいだろう?」 「……あん?」 355 ID /kwSsGw0 折角、気分が盛り返してきたところで、どうしようもなく耳障りな女の声。 思わず吸い掛けのフィルターを噛み千切ってしまうほど、瞬間的に感じた怒りは相当なものだった。 振り返り、声の主を眼中に収めて、更に怒りが倍加する。 「なにしてやがんだ、テメー!?」 まず目に飛び込んできたものは、一応の仲間である「ミュウツー」が、有ろう事か自分達の所持者と連れ添って歩いていること。 驚愕はそれだけに留まらず、彼と腕を組んで身体をこれでもかと密着させていたのだ。 これにはさしものリザードンも気が気でない。 「見て分からんとは、脳容積が足らんようだな」 「いいから、その鬱陶しい“モン”を退けろ!」 震える声で指差し、腕を回して女性特有の膨らみを宛がうミュウツーを睨みつける。 二も無く噛み付きそうな形相で、周囲の目もお構い無しに道端でいがみ合う。 その渦中に立たされて、青年はふと、到着の際に船内に残ったカメックスの事を思う。 無理を言ってでも、同伴してもらうべきだった……。 彼は、こうした状況を予見して、多分に残ったのだろう。何が「荷物番」だ! とは言え、今更いない者のことを考えていても、解決はしない。 仕方なく、青年は二人を指し、少々強めの口調で喧嘩の仲裁を行う。 「止めないと、もう口を聞かないぞ!」 「ごめんなさい」 異口同音、そうして喧騒は一先ずの終局を迎えた。 自覚していないと思うが、このメンバーで青年の発言は絶対的な意味を持つ。 その理由を知るのは、カメックスの他にもう一人――、フシギバナだけ。 356 ID /kwSsGw0 だから、そうした事実を踏まえた上で、彼女は可笑しげに微笑む。 当然、彼女も自身の所有者に対して、誰にも負けない愛情を持っている自信があった。 それでも何故か、二人の周囲が見えなくなるほどの一途っぷりを見ていると、笑いが込み上げてくるのだ。 「フシギバナ?」 「いいえ、ちょっと思い出し笑いですわ」 不意に注意が向かい、フシギバナは普段通り微笑み返す。 それから、自分は青年の二歩後ろを付いて歩き、ミュウツーは腕を解いて真横を歩く。 リザードンは未だに膨れっ面で、新しく点けた煙草を猛烈な勢いで吸い上げる。 どうしても、笑いが込み上げてしまう。 終始、そうした可笑しな行動を取りながら、青年等一団は石畳の歩道を歩いていく。 「ねえ、ご主人様?」 もう一人、付いて歩く小柄な影が、ミュウツーと反対側から声を上げる。 青年は首をかしげつつ、その少年に向かって視線を傾けた。 「なんだい? イーブイ」 小柄な少年の問いを聞くため、青年は僅かに背を縮めて目線を合わせる努力をする。 少年は手を挙げて、純粋な視点で口を開く。 「えっとね、ボク達のこれから行く目的地ってなんですか?」 単純な質問、すでに出発が決まる以前から話されていたことを蒸し返すイーブイの子供っぽさに、少しだけ溜息が漏れる。 しかし、青年は決して疎外にせず、改めて質問の説明を始める。 357 ID /kwSsGw0 「それは、ここに珍しい『ポケモン』がいるという噂を聞いて、それを確認しに来たんだ」 「どんなポケモンですか?」 「うーん……なんでもね? サーフィンをする『電気ポケモン』だって話だよ」 何とも可笑しな話を口走りつつも、どうやらイーブイは納得したようで、何も言わなくなった。 代わりに、周囲を取り巻くメンバーの方が、疑問に唸り声を上げてしまう。 「改めて聞くと……やっぱ『ポ○○ま』みたいな話だよな」 「ええ、『ポ○た○』ですね」 「ふむ……」 眉唾物の現象を確かめる今回の旅の目的。 やはり、彼女達には理解が出来なかったようだ。会話の無いまま一行は海岸近くまで足を運ぶ。 そこで出会う、奇怪な噂の検証……そして新たな旅の『仲間』を想像して――。 <続>
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4スレ目 29 ID 1m2IYanpO 保守がてら投下 M「主、突然ですが私とキスをしてください」 主「はぁ!?ホントいきなりだな!」 M「してくださいますか?」 主「えっ…う~ん・・・・・わるいけどまた今度な」 M「そう言うと思ってました」 主「へ?」 M「次からは一回断るごとにイーブイの毛をごっそりむしります」 イ「???」 主「なっ…!なに言ってんだよお前!どーかしちまったのか!?」 M「してくださいますか?」 主「いや、だから・・・」 M「ふん」ブチブチブチ! イ「!!!!」 主「おまっ…!」 M「してくださいますか?」 主「くっ…!してやる!してやるからこれ以上イーブイをオサレに失敗したプードルみたいにしないでくれ…」 M「クックック・・・・ぶぇあーっはっはっは!!!!はぁーっはっはっブフ!ゲホッ!ゲホッ!ブッ!」 主「くっ…うぅ…ミュウツー…Zzz...」 M「主が寝言で私の名を…!身に余る幸福!」 80 ID BEJtuX+q0 海「これはでっかいかじふちさぁ~」 イ「ねぇねぇ『かじふち』ってなぁに?」 フ「イーブイそんなのと話してないでこっちいらっしゃい。方言がうつるわよ」 リ「しっかし、すげぇ台風だな」 M2「全く、このままでは主の服が乾かないではないか」 フ「雨は好きだけど台風は私もいやねぇ」 リ「お前なんかまだいいよ、俺なんか炎タイプだぜ?」 M2「このままでは主の旅の妨げになるな、蹴散らしてくれる」 海「かじふち(台風)もわんも嫌われものさぁ・・・」 106 ID F5OiD2Pt0 M「…………」 主「ミュウツー? 何やって……っておい! 何してるんだ!?」 M「あ、るじ……いや、何でもn」 主「指が血だらけじゃないか! 何でこんなことを!?」 M「だから、何でもない。気にしないでくれ、主」 主「ミュウツー……」 M(主に心配をかけてしまった……どうすればいいのだ、私は) 短文保守 109 ID BEJtuX+q0 男「zzzzzzz」 M「・・・よし、寝てる・・・」 男「zzzzzzzz」 M「ミュウツー愛してるミュウツー愛してるミュウツー愛してるミュウツー愛してるミュウツー愛してるミュウツー愛してる」 男「う・・・ううん・・・」 M「ミュウツーが一番ミュウツーが一番ミュウツーが一番ミュウツーが一番ミュウツーが一番ミュウツーが一番」 男「ミュ、、ミュウツーが・・・」 M「そう、そうです主!」 男「うう、、、ミュウツーが・・・」 リ「ゴルァ!!!!!!」 M「チッ」 リ「何やってんだ!全く油断も隙もあったもんじゃねぇ」 M「うるさい、あまり騒ぐな主の目が覚めてしまうだろう」 リ「な、お前・・・ほら、こっちこい!寝るぞ!」 M「・・・わかっている・・・」 主「うう、、、ミュウツーが・・・ミュウツーが・・・ゴルァ・・・zzzzzzzz」 112 ID 1m2IYanpO 主「うぅ~暑い…。夏ってどうも苦手なんだよなぁ~。寝苦しいったらありゃしない」 M「恐らくそれはあのトカゲ女のせいかと思われます。やはり主のパーティーに奴は必要ありません。即刻処分いたしましょう」 主「いや、俺はただ夏が…」 リ「だぁれが必要ねぇって?雪見大福よお」 M「いたのか。こそこそ聞き耳立てて…お前にそんな趣味があったとはな」 リ「もう我慢ならねぇ!今ここでぶっ倒す!!!」 M「主の御前だ、口を慎め。そんな性格だから主に嫌われるというのに…」 主「だからそれは…」 リ「うがああああぁあぃああぁぁあああ!!!!」 M「返り討ちにしてやる」 主「ケンカするほど仲がいい……ってことにしとこう、うん」 114 ID BEJtuX+q0 M「これとこれを混ぜて・・・」 イ「何してるんですか?」 M「イーブイか、今薬を作ってるんだ」 イ「おくすり?」 M「そう、薬。そうだ丁度いいこれを海んチュウに飲ませてきてくれないか?」 イ「あわわ、海んチュウさん病気なんですか?大変です」 M「病気?ああ、そうだ、だから早く飲ませてきてあげてくれ」 イ「わかりましたぁ」 トテテテ 海「あああああ!!!!」 リ「な、なんだ?」 フ「あれって進化の光?」 海「あああああああああああああ!Bボタン連打!Bボタン連打!Bボタン連打!」 リ「あ、光が収まった」 フ「・・・しぶとい・・・」 海「ハァハァ・・・なんかわからんけど、ボルテッカーを覚えるまで進化なんてありえないさぁ・・・」 リ「なんだ?進化したほうが強くなれていいんじゃないのか?」 フ「ピカチュウという種族は進化すると人気がさがるのよ・・・そういう宿命なの・・・うかつに進化すると大変な事になるのよ」 リ「・・・難儀な奴だな」 イ「お病気早くなおるといいですねぇ」 121 ID BEJtuX+q0 イ「ご主人様だっこー」 M・リ・フ「・・・」 イ「ご主人様おんぶー」 M・リ・フ「・・・」 海「主、わんもだっこしてほしいさぁ」 M・リ・フ「あまり調子に乗らない方がいい」 海「わんは抱っこには最適なサイズさぁ・・・姐さんたちはでかすぎるのさぁ・・・」 125 ID BEJtuX+q0 海「わんには仲間がいるのさぁ」 リ「ふぅん」 海「紹介するさぁ『空とびピカチュウ』」 空「ご紹介に預かりました空とび・・」 地球NA☆GE!ゴス!!! 海「な、何をするさぁ!!」 リ「俺の存在意義を奪うんじゃねぇ!」 海「存在意義って・・・ああ、空飛び!空飛びー!!!!!!!!!」 こうして空飛びピカチュウは星空へと飛び立っていったとかいかないとか 136 ID CXOYpE+NO スマブラやってて思いついたんで、反省&後悔付きで等価 主「みんな~。新しい仲間を紹介するぞ~。ほら、隠れてないで出ておいで」 プ「あの、その、プ、プリンです…。よろしくお願いします。・・・た、食べるほうのプリンじゃないです……なんちゃって」 主「そんなわけだから、みんな仲良くしてやってな」 イ「僕イーブイ!よろしくね♪」 海「よろしくさぁ~」 M(くっ・・・また邪魔者が増えた…。しかしこれも我が主の意思。我慢しよう) リ(ふぅん…ロリ趣味ねぇ…) フ(・・・ユニーク) 146 ID CXOYpE+NO 主「ちょっとトイレ行ってくるわ。ここで待ってて」 M「ならば私も同行しよう」 主「いや、男子便所に女性であるおまえが入るのはマズいと思う…」 M「私は他人の目など気にしない」 主「そうゆうことじゃなくてだな…。とにかくすぐ戻ってくるから待ってろよ」 M「イヤだ!私は主と離れたくない!」 主「駄々こねるなよ、小さい子じゃないんだから…」 M「もしかして…怒った…!?ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!許してください!なんでもするから…」 主「はぁ…」 147 ID CXOYpE+NO 主「ちょっとトイレ行ってくるわ。ここで待ってて」 リ「あいよ。ごゆっくり~」 リ「あっ、タバコ切れてんじゃん」 主「う゛ぅ~…腹痛…」 リ「お~いマスタ~。タバコある?」 主「!?ちょっ、おまっ!ここ男子トイレ!」 リ「んなこと気にすんなって。別に減るもんじゃないし」 主「と、とにかくすぐ出るから外で待ってろ!」 リ「は~いはい」 主「はぁ…」 148 ID CXOYpE+NO 主「ちょっとトイレ行ってくるわ。ここで待ってて」バ「分かった」 バ「・・・」 バ「・・・」 バ「・・・グゥ~」 バ「・・・(お腹空いた)」 バ「・・・ふぅ」 主「お待たせ。んじゃ行こうか」 フ「えぇ」 149 ID CXOYpE+NO 主「ちょっとトイレ行ってくるわ。ここで待ってて」 イ「は~い♪」 イ「フンフンフ~ン♪」 イ「あっ!ちょうちょ!待て待て~!」 主「お待たせ~…って、あれ?どこ行った?」 150 ID CXOYpE+NO 主「ちょっとトイレ行ってくるわ。ここで待ってて」 海「ごゆっぐり~」 べちゃ 海「ぬあ!鳥のフンさ直撃しちゃったさ!」 ポタ…ポタ… 海「んあ?」 ザーザー! 海「わわっ!雨!雨!ま、まぁすぐ止むさ」 数分後 主「お待たせ~…って、あれ?どうしたの?びしょびしょじゃん。おまけになんか所々白いし」 海「…なんでもねぇです…」 5スレ目 2 ID QxpKPyrv0 M「また落ちましたね・・・」 男「ああ、落ちたな」 M「主はずっと私と一緒にいてくれるんですよね?」 男「あ、ああ、でも避難所もあるし別にここが落ちても・・・」 M「イヤダイヤダイヤダイヤダ!落とさないで落とさないで!!!私を捨てないで!!!」 10 ID CXOYpE+NO M「主の子を産みたい…」 M「い、いやこれはやましい意味ではなく主のような優れた遺伝子を後世に継いでいかねば勿体ないという意味でだな!」 M「・・・そりゃ少しは卑猥な妄想もしたが…」 M「・・・あ、主…あぁ私の主…ハァハァ」 M「い、いかんいかん!なにを考えているだ私は!」 M「この手だ!この手が悪いのだ!」 M「私の主に仇なす者は全て叩き潰す!」 M「ムキーッ!」グシャ!グシャ! リ「アイツなに独りでエキサイトしてんだ?」 バ「疲れているんでしょう。そっとしといてあげましょう」 11 ID CXOYpE+NO 主「んぐ…んぐ…ぷはぁ~!やっぱ暑い日に飲むサイコソーダは格別だな!ミュウツーも一口いる?」 M「えっ!?(これはもしや・・・間接キス!?)」 M「あ、いや、その…」 主「いるの?いらないの?」 M「ではひ、一口だけ…」 リ「おっ!いいもん持ってんじゃん。一口も~らい」 M「貴様ぁああああああああぁあぁああ!!!!」 19 ID CXOYpE+NO M「今日は私が洗濯当番か。いくら主の命とはいえ、トカゲやカエルの衣類まで洗濯するのは面倒だ」 M「ふむ…」 M「おいトカゲ」 リ「あん?なんだよ」 M「急用ができた。代わりに洗濯を頼む」 リ「急用ってなんだよ。つーか今日はアンタが当番だろ…あっ!おい!待て!・・・ったく、しょーがないね…」 リ「お~いバナ~。洗濯頼むわ」 バ「イヤ」 リ「そう言わずに頼むよ~。な?花嫁修行ってことでさ。じゃ、あとは任せたから」 バ「・・・・・」 バ「海んチュウ」 海「はい?なんでしょ?」 バ「これお願いね」 海「えっ!?わんは洗濯なんかしたことないだよ!どーすればいいのか分からないさ!・・・って、ちょ!待って!」 海「・・・・・」 海「困ったさ~。どしよ」 主「おう。どーした?ピカチュウ」 海「洗濯さ頼まれて…」 主「あれ?今日ってミュウツーの番じゃなかったっけ?忘れてるのかな・・・まぁいいや。その洗濯モノ俺からミュウツーに渡しとくよ」 海「助かるさ~」 以後無限ループ 20 ID CXOYpE+NO タンタントントン サクッ M「むっ…指を切ってしまった。まぁすぐ再生するだろう」 主「ミュウツー、料理はかどって……あっ!指から血が出てんじゃん!切ったのか?」 M「大したことはない。大丈夫だ」 主「大丈夫じゃないだろ。バイ菌とか入ったらどうすんだよ。とりあえず治療しなきゃな。ちょっと手かして」 カプッ M「!?!?!?!?!?!?!?!?」 主「…ぷはっ。こうゆう傷はツバが一番効くんだよ。あとは絆創膏まいて、と。これでオッケ」 M「あ…あ…あ…」 主「次からは気を付けろよ?それじゃ夕飯楽しみにしてるから」 M「は、はい…」 M(指を切れば主に心配してもらえる…) ザクッ! 海「ん?ぎゃああああああああああああ!!!!ミュウツーさんが血だらけさ!誰か!誰かぁ~!」 26 ID r8+j84+a0 主「熱いなァ・・・」 M「主、アイスでも買ってきましょうか?」 主「おお、いいねぇ、俺チョコねチョコ」 M「すぐに・・・」 M「というわけで、チョコアイスと私はバニラだ」 リ「俺はカキ氷がいいなぁ」 フ「私はハーゲンダッツね」 イ「僕プリンが食べたいですぅ」 海「・・・行って来るさぁ・・・」 28 ID r8+j84+a0 海「なんだか最近ワンの扱いがヒドイ気がするのさぁ」 リ「そんな事ないだろ、あ、タバコとって」 海「ハイ」 リ「サンキュ♪」 海「というわけで待遇の改善を要求するさぁ、わんだって主のポケモンさぁ皆の仲間さぁ」 フ「大丈夫、ちゃんとあなたの事も仲間だと持ってるわ、あ、ジュース取ってきてくれる?」 海「ハイ」 フ「ありがとう♪」 海「仲間でも、もっとこう、活躍したいのさぁ」 M「なんだ暇なのか?イーブイ喜べ散歩に連れてってくれる相手が見つかったぞ」 イ「ワーイ♪」 海「・・・行ってくるさぁ・・・」 29 ID CXOYpE+NO リ「マスタ~♪愛してるぜ~♪」 主「ちょっと呑みすぎだろリザ。誰の目から見ても酔ってるってことが分かるわ」 リ「酔ってなんかない!飲み足りないくらいだ!てなわけで海んチュ!もっと酒持ってこ~い!」 海「はいはいただいま~」 リ「へっへっへ♪今夜は忘れられない夜にしてあ・げ・る♪」 主「はいはい…」 海「お持ちしましたぁ~…っと、わわわっ!」 バシャッ! リ「うわっ!なにやってんだよ海んチュ!冷てぇ~」 ボッ! 主・リ・海「あっ」 メラメラ 主「さ、酒がリザの火に引火した!ピカチュウ!水持ってこい!水!」 海「は、はい~!ただいま~!」 リ「あぢぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」 35 ID CXOYpE+NO 主「ミュウツーとリザがケンカで傷ついたからちょっとポケモンセンターに行ってくる。てなわけで留守番頼むな」 イ「は~い♪」 バ「分かった」 海「お気をつけて~」 イ「~♪」 バ「・・・」 海(間が持たない・・・) イ「ちょっと遊びに行ってくる♪」 バ「いってらっしゃい」 海「(えぇーっ!?ゆ、唯一の話し相手が・・・)い、いってらっしゃいまし」 バ「・・・」 海「(何が話さねば…)い、いい天気ですね」 バ「そうね」 海「な、なに読んでらっしゃるんですか?」 バ「罪と罰」 海「それは面白かですか?」 バ「読者の邪魔しないでくれる?」 海「ご、ごめんなさい…」 海(ご主人早く帰ってきてけれぇぇぇぇぇぇぇえ!!!!) 39 ID r8+j84+a0 主「あれ?」 M「どうしました?主」 主「いや、昔の写真が何枚かなくなってるんだ」 M「・・・気のせいでは?」 主「いや、確かにここにあったはずなんだけどなぁ・・・カスミと撮った写真・・・」 M「気のせいですよ・・・気のせい」 43 ID r8+j84+a0 M「(ピピピ・・・ピピピピピピ)」 主「おーい、リザードン」 リ「ん?どした?」 主「俺の携帯しらないか?」 リ「うーん?俺は見てないぞ」 主「そっか、サンキュ」 主「おーい、フシギバナ」 フ「はい?」 主「俺の携帯しらないか?」 フ「ごめんなさい、知らないわ」 主「そっか、サンキュ」 主「おーい、ミュウツー」 M「(ギク!)」 主「俺の携帯しらないか?」 M「あ、ここに、さきほど洗濯籠の中におちてました」 主「ああ、そうだったのか、探してたんだ。ありがと」 M「いえ」 主「さーてと、メールの返信しとかないとな・・・ってあれ?ロックが解除されてる・・・」 オチなし 56 ID r8+j84+a0 海「海に行くさぁ!」 リ「ほぉ、、、その喧嘩買ったぜ?」 フ「海ねぇ・・・私人ごみって嫌いなのよね」 イ「海行きたいです!」 M「・・・」 海「皆ノリが悪いさぁ・・・」 主「おーい海行くぞー」 リ「よっしゃ!花火は俺にまかせろ!」 フ「ふふ、私の体で悩殺してあげるわ」 イ「海です!海ですぅ!」 M「宿の手配。完了しました」 海「わんの時と反応が全然違うさぁ・・・orz」 62 ID r8+j84+a0 リ「SS師が足りないんだってさ」 フ「そうね、私が主役の長編も早く書いてもらいたいのに・・・」 M「何を言う!長編といえば私だろう!」 リ「俺が主役の話を書いてくれてる人もいるみたいだぜ?超wktk」 イ「僕も長編書いてもらいたいですぅ」 海「わんと主の出会いの話を書いてくれるっていう人もいたさぁ」 M「ふざけるな!ここは主と私のスレだ!お前らがそんなんだから最近影が薄いとかいわれてるんだぞ!」 ギャーギャー 主「ふぅ・・・またなんかもめてるよ・・・仲がいいんだか悪いんだか・・・ハァ・・・」 と、いうわけで主の心労を減らすためにもSS師さん絵師さんまじお願いしますorz 俺もそろそろネタが危なくなってきた・・・orz 65 ID CXOYpE+NO 63 ネタいただきます 主「ゲホッ!ゲホッ!うぅ~…」 M「しっかりしてください!貴方がいなくなったら私は…私は…」 主「大丈夫だよ、ミュウツー…心配すんな…」 M「主……死ぬ時は一緒です…」 リ「たかが風邪なのに大げさなんだよ」 バ「いいんじゃない?好きにやらせておけば」 69 ID r8+j84+a0 63映画を見に行く で一筆 主「うーん・・・」 M「主?どうしました?」 主「ああ、ミュウツー、実は映画のチケットを貰ったんだけどさ」 M「映画・・・ですか?」 主「うん・・・そうだ、ミュウツー見に行くか?」 M「は、はい!お供させていただきます!」 リ「ちょっとまったぁ!それなら俺も連れてってくれよ」 M「な!主は私を誘ったんだ、貴様の出る幕は無い」 リ「二人きりになんかさせるかよ」 M「この蜥蜴がぁ」 主「なんだ、リザードンも見たいのかじゃぁちょうど二枚あるから二人でいってこいよ」 M・リ「「へ?」」 主「いや、実はこの映画前にフシギバナと見に行ったんだよ。だからどうしようかと思ってさ、二人が見に行きたいなら良かった。」 M・リ「「ええ!?」」 主「じゃ、気をつけていってこいよ」 リ「どうする?」 M「映画そのものに興味は無いが・・・主がもう見たというのであれば私も見ておきたい・・・」 リ「じゃあ・・・行くか・・・?」 M「お前と二人というのは不服だがな・・・」 リ「それはこっちの台詞だ」 70 ID r8+j84+a0 69 フ「あら、ミュウツーとリザードンはどちらへ?」 主「ああ、こないだお前と見に行った映画のチケット貰ってさ、二人が見たいって言うから譲ったんだ」 フ「そうだったんですか」 イ「映画!僕もみたいですぅ」 海「わ、わんも見たいさぁ」 フ「そういえば、ちょうど今日からロードショーの映画があるはずよね、CMで話題の奴」 主「よし、じゃぁ俺たちもなんか見にいくか?」 イ「わーい」 69に戻る 95 ID DSvno14X0 薄暗いホテルの一室、リザードンは一人酒を飲んでいた 隣の部屋ではミュウツーやフシギバナ、イーブイ、ピカチュウがスヤスヤと寝息を立てている 「眠れないの?」 ふいに後ろから声をかけられた、声の主はリザードンのトレーナーであり、主人である男だった 「うん・・・ちょっとね・・・」 男はリザードンの座っているソファーの横に腰掛ける、リザードンは何を言うでもなく男に酒を渡す 「ありがとう・・・何かあった?」 「ううん、・・・なんでもない・・・」 リザードンはそういうとコツンと男の肩に頭を乗せる 男は黙ってリザードンの頭に手を置いた 「大丈夫だよ」 男のその言葉にリザードンはゆっくりと目を閉じ、安心したように眠りについた 109 ID ZuFg3F6bO 短文投下、カオスにつき注意 そこにいるのは、「私」。 色鉛筆が化けたような影、ちぐはぐな大きさ、男女の声。 ああ、またいつもの悪夢が始まる。 「『私』って、誰?」 第一の私が問い掛ける。 私は――ミュウツー。最強のポケモン。主の為に生きるモノ。 「『あるじ』ってなに?」 第11の私が問い掛ける。 主は、主だ。私の大切な主、何者にも代えがたい主。たった一人の主。 「じゃア、なんだい。アンタは何で生きてるんだ?」 私は主の為に生きる。 「じゃあ、主に見捨てられたら終わりなのかしらぁ?」 ! 嫌だ、主に見捨てられたくない! 主、私の主、どうか捨てないでください見捨てないでくださいお願いします。 私は主の為ならなんでもします命などいりません。ずっとおそばにおいてくださいお願いします。 110 ID ZuFg3F6bO 「あーあ、なっさけねェ。うるせェんだよ雌犬。一生腰振ってろよ」 「さいきょうのなおれだね。バカじゃない?」 同じ顔で嘲笑う、『私』。ああ、あれも私、これも私だ。全てが私だ。私が私を踏み潰す。 もういやだ。私はしゃがみこむ。そして叫ぶ。主、と。 深層心理を手繰る夢魔。幼子の姿に、ひらりとした黒衣。 一目惚れしたポケモンの中に、入り込む。 いっそ冷徹な瞳で、しかしその指先は楽しそうに、最強の見る悪夢を操っていた。 前半は今見たてほやほやの夢 ダークライのせいだと思ったので付け足した 121 ID 3O5SG1zKO 保守投下 リ「そう…あっ…ぅん…も、もっと強く…」 主「こう?」 リ「ぁん…いい…気持ちいい…はぁ…」 主「少し激しくするよ」 リ「えっ…?ふぁ!あぁ!気持ちいい!もっとお願い!」 主「りょーかい。…ふん!」 リ「あぁ~!いい!もっと続けて!もっと!」 主「つーかどーでもいいけど、勘違いされるようなことをデカい声で叫ばないでほしいんですが…」 リ「ホントに気持ちいいんだからしょうがないだろ?それともなんだ?照れてんの?」 主「ち、違うよ!まったく……それにしてもホントよく凝ってるなぁ~。カッチカチだよ」 リ「胸のせいってのもあるけど、8割は羽が原因かな。あっ、もうちょい右頼む」 主「はいはい」