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トップページ 新聞論評 新聞論評2009 新聞論評 20091019 this Page {2009年10月19日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814065 氏名 沖野真大} 1.新聞情報 見出し 25%削減いかに実現(2)公平性ある排出量取引や炭素税目指せ 新聞名 日本経済新聞 朝刊 発行日 2009年10月19日 面数 2面 2.要約 2020年までに、日本の温暖化ガスの排出量を1990年に比べ25%減らすという目標達成のため、鳩山由紀夫首相は「あらゆる政策を総動員」するとし「地球温暖化対策税」と排出量取引制度の導入をあげる。(97字)←まんまなので後ほど書き直します。 3.論評 化石燃料への依存から脱し、温暖化対策と経済成長の両立を狙う「低炭素革命」を実現するため、税と排出量取引制度という経済的な手法の組み合わせは有効だ。とのことであるが、マニフェストの一つである暫定税率の廃止が逆に温暖化を進めるのではないかという矛盾があるうえ、そもそも「地球温暖化対策税」と銘打たれているものの、非常に抽象的で、中身がない。他の政策、マニフェストもこの傾向のものが多いように思う。政権発足当初こそ勢いを感じたが、口だけになってしまっている感は否めない。政府は早急に具体的な政策内容を定めるべきだ。でないと、政策に対しての評価のしようがない。(この点でいえば麻生首相も評価どうこう以前にやめさせられたわけではあるが)とにもかくにも、先ほどのマニフェストのように矛盾する部分の帳尻を合わせる、対となる政策を打っていかなければ、民主党政権の崩壊は早いだろう。うまい政策でなくとも、せめて、早く具体性のある政策が打ち出されることを強く望む。(421字) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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当事者 3 冗談じゃない。 『最後に残った戦士』は叫びたい気持ちで走っていた。 廃工場の敷地はすでに出た。いまは全力疾走仲。視界の横をギュンギュン過ぎるは高い塀。世界と工場、区切る塀。 来るときはここを8人で通り過ぎた。 まず頬傷の戦士がやられた。次に2名。次に茶髪。向かっていった3人も恐らくは、もう。 (7人が瞬く間にやられた。俺が最後の1人) 「お前は逃げろ。やられた連中の核鉄を回収し、戦団に連絡しろ」 走るたび、ポケットの中で3つの核鉄が小うるさく打ち合う。戦闘初期に死んだ奴らの所有物。よく戦闘のドサクサにまぎ れ回収できたものだと思う。 「ハシビロコウの足を凍らせた時に」 落ちている核鉄にも氷を伸ばし、引きよせた。もしそれを見咎められていたらタダでは済まなかっただろう。 世界に100しかない核鉄は、戦士にとってもホムンクルスにとっても重要な物。 もし相手の戦士殺戮が目的ではなく手段──核鉄を奪うための──に過ぎなかったら、回収を見逃す道理はない。 角を曲がる。素早く滑りこみ、背を預け、首を伸ばし、元来た道を伺う。ハシビロコウが追ってくる気配はない。空も然り。 (だが、あの分解能力にかかれば障害物は障害物足り得ない。捕捉されれば最短距離で突っ込まれる……。急ごう) 急ぎの時ほど携帯電話は通じない。 火急の時だ。とっくに戦団へ連絡を入れている。駆けながら掛けている。だが圏外。工場の中でも、前でも。 角を過ぎたあたりでやっとアンテナが1本立ったが、そこで悠長に突っ立って長電話という訳にもいかない。 どこかで何かが爆発する音がした。 例えれば中学生が遊びで使う爆竹のような。ぱーんと弾けるだけの、聞くからに弱々しい爆発音。 (?) 違和感が過ったが、追及する猶予はない。 駆ける。 駆ける。 駆ける。 ハシビロコウのいる工場から、少しでも遠くへ向かって。 自分はよく言われる。20の半ばをすぎたにしては「冷えている」。 短く切った髪の下でいつもうっすら閉じている目はドライでクールな人間の証だとさえ言われた。 だから「闇を凍らせ操れる」、軍靴の武装錬金を発動できるのだ。 仲間を見捨てて逃げるいまの状況を許せるのだ。 彼らへの哀惜と復仇の念は胸の中で渦巻いているが、全滅だけは避けなければならない。 (全滅を避け、敵の情報を伝え、新たな犠牲者が出ぬよう対策を練り、ひとつでも多くの核鉄を戦団に戻す) それが敗北への対処なのだ。直近の犠牲者3人はそのために戦った。『足止め』をした。 また、爆発音が響いた。しかしそれは些か遠かった。工場を挟んだ更に反対方向からしているようだった。 ともすればあのハシビロコウは自分を見失っているのかもしれない。 息をひそめ、足音を殺して走る。 先ほど同様「闇が降りている」地面を凍らせて滑っても良かったが、その痕跡を辿られては元も子もない。機動力は鳥の 方が上なのだ。 正しい方向性を与えてしまうと、勝ち目はない。 一時の速さと優位に目が眩むあまり重要な証拠を渡してはならない。 ここは昭和の残滓だった。高度経済成長期を支えた工場が、時代に取り残された廃工場が密集し、フクザツな地形を 形作っていた。 幸い地理については作戦前しっかり叩きこんでいる。 袋小路に迷い込み、敵に追いつかれる心配は絶対にない。 繁華街へ最短距離で駆ける。携帯電話が通じずとも繁華街なら連絡手段は幾らでもある。 駆けるうち行く手を阻む高い塀が見えた。袋小路だ。事務棟だろう、高いビルが塀に密着している。 常人ならまず絶望の地理条件だが、 予測の範疇だ。 迷い込んだのではない。着いたのだ。 塀の少し前を蹴る。果たしてつま先にコツリとした感触が当たった。 ロッククライマーは山肌にあるわずかな隙間に指を引っ掛け登攀(とうはん)するというが、自分もそれだった。闇を蹴れ ばその形に「凍る」。つま先の形にヘコんだ氷はこの上ない足がかりだ。それをバウンドさせる。浮遊。6mの塀が既に眼下だ。 (造作もないコトだ。震脚の衝撃で長距離を凍らせる事に比べれば) 闇を凍らせ足場を作り──まるで階梯を登るように、時々は跳ね──事務棟屋上へ向って跳んでいく。障害物が意味を なさないのは自分も同じだった。だからこそ、仲間は逃げ役を任せたのだろう。空間を凍らせる場合、痕跡は地面ほど露骨 でもない。辿られはしない。 また爆発音が響いた。それはやや自分に近づいているようだったが、1kmほど離れているようだった。 疑問が浮かぶ。相手の能力は「分解」。無論その対象によっては爆発も起こるだろうが、 (3度連続で……? 妙だな) 思案に暮れつつ飛び移ったビルの屋上から見えたのは、ネオン犇(ひしめ)く街通り。 時計を見る。駆けた甲斐があった。 予定より5分早く繁華街に到達している。目的は半ば達せられたといっていい。 不自由な両手と両足の代わりにと、母は様々な物を買ってくれた。 何より嬉しいのはシリーズ物のぬいぐるみがまるっと1揃えでやってきた時だ。 1揃えというのはつまり欠損のない物であり、家族全員がキチンと揃っているような物だ。 その完璧ぶり、寂しさのなさは眺めていて本当に感動的だった。 逆に1つでも欠けているシリーズ物を見ると途轍もなく寂しい。 もし手違いで残りの1つがお店に残っていたとしたら。そう考えると奇妙な罪悪感に見舞われた。 「みんなで楽しくやっていたのに、自分のせいで他のみんなが取り上げられ、1人ぼっちでショーケースにいるとしたら」 それはとても申し訳のないコトだった。考えるだけでベッドの中で泣くほど、寂しかった。 それを母に伝えるとどんなに忙しくても残り1つを買ってきてれる。 良かった。ショーケースの中で1人ぼっちじゃない。みんながいる。安堵する思いだった。 屋敷の使用人たちも家庭教師も、自分にとっては大事な家族だった。 ショーケースに取り残され不自由な思いをしている自分に救いをくれる、大事な大事な人たちだった。 物事を問わず、『奪う』という行為は良くない。それが自分の信条だった。 ちゃんと揃っている物から一部分だけを奪い、不完全な状態で放置するのは良くない。 隣に、或いは近くにあるべき物がないのは寂しく、辛い事だと思うのだ。 武装錬金は人の精神、闘争本能から発現する。 『強欲』を満たすのにピッタリな特性は、きっと幼少時代の思いが育んだのだろう。 コンビニを見つけ、公衆電話を見つけ、いよいよラストスパートに入ろうとした戦士に。 違和感再び。 7人の仲間を殺したハシビロコウに似た、嫌な感じが全身を貫いた。 周囲を見回す。人通りは多い。コンビニに入る者出てくる者、前の歩道を行き交う者。 みな、殺意はない。携帯電話をいじったり横の連れあいと軽口を叩きあったり、或いは無言で足早に歩いたり。 嫌な感じの出所は彼らではなかった。 にも関わらず、恐るべき感触はいまだ全身を包んでいる。 理由は不明。だからこその戦闘準備。 ダブル武装錬金。 軍靴にはやや不向きだが、やらないよりはマシだった。 幸い、ポケットには核鉄がある。 それも、3つだ。 3つも、ある。 【物事を問わず、『奪う』という行為は良くない。それが自分の信条だった】 【ちゃんと揃っている物から一部分だけを奪い、不完全な状態で放置するのは良くない】 【隣に、或いは近くにあるべき物がないのは寂しく、辛い事だと思うのだ】 戦士は、見た。 核鉄を入れているポケットの前に、「目」が浮かんでいるのを。 彼は慄然とした。公衆電話に駆け寄るという使命を、一瞬だけだが忘却した。 ひどく大きな目だった。掌大の核鉄とほぼ同じぐらいだ。 しかも黒眼の両側に稲妻のような瑕が刻み込まれているのは、つくづく異様で──… 3つも、ある。 更によく見るとそれは、何かの渦の中から自分を凝視しているようだった。 なぜなら。 確かに見た。 3つの眼が、息を呑み後ずさった自分を、 『目で追った』のを。 【世界に100個しかない核鉄も、例外ではない】 戦士は踵を返し、全速力で駆けだした。 決して平静ではない。5枚ばかりの100円玉を抜き取った財布が地面に落ち小銭と紙幣をばら撒いた。 落とした携帯電話さえ踏み砕き、彼は公衆電話目がけてありったけの速度で駆けた。 (あの目はなんだ? 分解とは違う。何の能力? 楯山千歳と同じレーダー系列? それとも……?) 怜悧ゆえの錯綜を意思の力で振り払い、走る。 まずは戦団に連絡だ、連絡をしなくてはならない。硬貨を電話に叩きこみ乱暴な手つきで戦団へコールする。 ダブル武装錬金を使うという選択肢は、とっくに忘れ去っていた。 「早く出ろ! こちら糸罔(いとあみ)部隊! ほぼ全滅、生き残りは俺1人! 増援を! 核鉄回収を!!」 【幼少期に揃えたシリーズもののぬいぐるみのように、揃えなくてはならない】 視界が急速に戦士へ近づいていく。映画とかでよく見る光景だ。何か、ひた走る怪物が獲物に迫る時の急速なズーム アップ。相手が画面を見て怯え叫んでいれば完璧だが、あいにく電話口で喚くばかりだ。期待に沿わない。 とにかく、急速なズームアップは止まらない。 ただしいま私が見ている光景……カメラの作った物じゃない。 目を宿した奇妙な渦。それが通話中の、半狂乱の戦士めがけ轟然と疾駆する。 「敵は2人ッ! うち1人は『火星』! ハシビロコウ! 応答しろ、ディプレスは生きている! クソッタレ! 早く出ろ!」 悪態さえ付き、公衆電話を叩く彼のポケットの前で、渦は止まった。 「俺は見られている! 長くは持たんぞ! ディプレスは生きている! 頼むから出ろ、出てくれ! 伝えさせてくれ!」 視線が合う。 一瞬恐怖に硬直した彼の顔がみるみると紅潮した。次に罵声──まったく聞くに堪えない、非・理性的な──が飛び出し、 軍靴が渦めがけ振り上げられた。 彼にとって不幸だったのは、ここが繁華街だというコトだ。コンビニの蛍光灯やネオン、街灯の光が交錯するこの場所に 凍らせるべき闇は一片たりとなかった。もし闇夜の中であれば、勝敗はともかく、戦う余地ぐらい生まれただろう。 渦の中で目が消え、代わりに。 赤い円筒が3つ、跳び出した。 渦1つにつき1つの円筒が。 500mlのコーラ缶に似たそれは、 戦士の顔面に容赦なく直撃し、 2つの眼球を潰し 鼻骨を陥没させ 喰い込んで 大爆発し 殺した。 一拍遅れ、乾いた小さな破裂音が繁華街に響いた。 顔面が弾けた戦士は慣性の赴くまま足を高く、高く高く高く頭上まで振り抜きどうと倒れ伏した。 柔道の受け身のようだった。騒ぎを聞きつけコンビニから出てきた店員は後にそう証言した。 「連絡受理しました。糸罔(いとあみ)部隊、応答せよ。定時連絡がなかった。何かあったのか?」 「応答せよ」 「応答せよ」 「応答せよ」 糸で垂れる蜘蛛の如くぶら下がる緑の受話器の下で、戦士のポケットが内側から爆ぜた。 3つの核鉄が飛び、3つの渦に吸い込まれ、そして消えた。 入れ替わるように再び目と渦が現れた。今度は死体の足元に。剥きだしの素足の上で目が核鉄を捉えた。武装解除され た軍靴のなれの果てを、捉えた。そして渦が怪しくさざめき、再び核鉄を吸いこんだ。 「いまの音は何だ?」 「応答せよ」 「応答せよ」 「応答せよ」 戦士の死骸は……永久に応えるコトはなかった。 代わりに蜘蛛の子のように繁華街のあちこちからやってきた群衆に取り囲まれ、悲鳴と好奇と写メール撮影の餌食となった。 「楽しーんだよなあww信念って奴を理w不w尽wにw砕いてやるのはwwwww」 「一生懸命積み重ねても、横合いからカンタンに崩されますよって知らせてやんのは!」 「ブヒヒwww 見ろよwww さっきの戦士のグロ画像、もうネットに上げられてやがるwwwwww」 自分を守ってくれる側の人間とも知らず、好奇心という名の侮辱を死体に振る舞っている。ディプレスは大爆笑だ。 「とにかくぜぇーいーん、解体(バラし)かんりょー! 理由? なにやられようと立ち上がって頑張るから。そーいう奴らいると オイラどものような挫折人間が相対的にクwズwっwちwまwうwwww 世間はいいます立ち直れる人間は確かにいる、それが できないのは勇気がなくて臆病で、とかくとにかくお前が悪い! と!!!」 「ハッ! 訳のわからんアホのせーで真っ当な努力フイにされた悲しみも失意も燃え尽きも何ら一切補償しねえのに、世の 中って奴ぁ落伍者ばかり悪とする、本当、憂鬱だっぜ!」 暗い空間で相方の独白を聞きながら、核鉄を眺める。今日はいい日だった。100ある核鉄のうち8つが手に入った。 触れる事はできないけれど、属する組織に核鉄が貯まっていく。それだけで最高だ。 離れ離れだった100の核鉄が集まるのを想像すると暖かい気分になれた。 欠如は、埋められるべきだ。 「しかし『デッド』、相変わらずお前の能力はマジ便利wwwwww 逃げる奴なんざ楽勝で追跡できるwww ディプレスはそういうが、あまり便利といえる特性ではなかった。逃げた戦士がたまたま条件を満たしていた。それだけだ。 しかも条件が満たされてようやく、人間がやるような地道なローラー作戦をしなくてはならない。 正直言って自覚がある。逃げる相手を追跡するにはまったく不向きだ。 もっともそれは単体ならば……だ。もし仲間の武装錬金がサポートしてくれるなら、『条件』を満たしてくれるなら……。 或いは追跡向きになるかも知れない。私の『ムーンライトインセクト』は。 とにかくだ。もし彼が、戦士達が無欲であれば自分の武装錬金が猛威を震うコトはなかっただろう。 戦団が100ある核鉄を『奪わず』、最初から私の属する組織に納めていれば、あの戦士とて死なずに済んだに違いない。 よって戦団は悪だ。『奪う側』だ。 だから。 あの戦士の顔面を爆破した時は、すこぶる気持ちが良かった。 奪う側にいる人間は、殺してもいい。 「ん? ん? ほーう。なるほど手違いで奪われたのかwwwww じゃあ思い知らせてやらねえとなあwwwwww」 自分のいま抱えている問題を相方に話すと、彼は上機嫌で乗った。 本当にゲスで。 クズで。 自虐的で。 無慈悲で。 およそ褒められた部分のない相方だが、研究や戦闘がらみだと俄然頼りになる。そこだけは、認めている。 彼の武装錬金「スピリットレス」(いくじなし)は攻防に秀でた武装錬金だ。 基本形状は神火飛鴉(しんかひあ)を模した鳥と航空機の中間のようなフォルムで、ちょっとした大型ラジコン飛行機ほど の大きさだ。 特性は分解。 生物や金属、人口建造物はいわずもがな、ホムンクルスや武装錬金も例外ではない。さらにエネルギーを絡めた攻撃や 炎、毒ガスといった類の「実体のない攻撃」でさえ分解できる。 研究班の調べでは、ディプレスの憂鬱な精神が武装錬金生成時に未知の暗黒物質へと変換され、それがプネウマとか いう「物体を繋ぐ」物質を破壊しているらしい。 ウワサによればその能力、かつて人工衛星からの強烈な極太レーザーを真正面から受け切り、難なく分解しきったともいう。 それが事実かどうかはさておき、研究と戦闘において頼りになるのは事実。 さっきの戦闘にしても、私は(核鉄目当てで)伏兵として工場の隅っちょに転がっていたが、まったく出番がなかった。ちな みに武装錬金を発動した状態で共同体殲滅の辺りから「居た」が、誰もまったく気にしてくれへんかったけど……。ぐすん。 やったコトとといえばラスイチの追跡のみだ。あとは全部ディプレスが片付けた。 月並みな感想だが、あんな恐ろしい能力を躊躇なく得手勝手に使える性根の腐り加減。相方の私でさえ恐ろしい。 正直、私事に彼を借り出すのは恐ろしくもあるが……。 諸事情で「手足」になる仲間が必要だから、仕方ない。 申し出から2時間とかからず、ディプレスは最初の原因を取り除いた。 「ああ、憂鬱だ。入れ替わりに入ったバイト店員にちゃんと引き継ぎしないからwwwwwwwwwww」 あとは、「奪われた物を奪い返す」だけだ。 「なぜ……なぜ……娘は先月、やっと立てるようになったばかりだったのに……」」 ブザマな嗚咽と悲痛な叫びが装甲一枚向こうから響く。ある店でバイトしている彼はしゃくりあげているらしかった。 確かに、私の顔の傍にある半透明の「フタ」には赤黒い液体がべっとりと付いている。ディプレスの分解作業の成果だろ う。乳児と、その母親の出し尽くした体液が洒脱なカーペットをすっかり汚している。 困った。 迷惑料代わりに売ろうと思っていたのだが、様々な清掃コストが発生してしまった。 まったく。入室した時から目を付けていたのに。バイトで妻子養っている割には高価そうだったのに。 ああうるさい。泣くな。 泣くヒマがあるならカーペットから血糊を抜いて、私に少しでも多くの迷惑料を払えるよう務めるべきだ。 しょせんバイトだ。商売に対する気構えというものがまるでない。 こいつが最初にした失敗から分かっていたコトだが、やはり奪う側の人間はどこまでいってもダメだ。 はぁ。血だけ分解しろってディプレスにいっても、絶対カーペットまでやるやろうしなぁ。奴はそーいうやっちゃ。 とりあえず私は、ディプレスにある物を出すよう提示した。 すると30過ぎのバイトは、息を呑んだ。 「あ、あるならどうして俺の家族を……」 まあ確かにそうだろう。現物は、ある。ただし奪われたものその物ではない。 「ばーかwwww あいつと商売しといてミスったお前がわーるーいwwwwwwwww それに、大量生産品でも分子的にはまっ たく違うもんなんだよwww あいつはその辺こだわるからなあwwwww」 下卑た囃しを聞くたび嫌になる。相方をやっているのは足として便利だからだ。相方以上の付き合いは決してしたくない。 例えばグレイズィングとかイオイソゴとかいった幹部連中も相当性根が腐っているが、ディプレスに比べればまだ「理知」 という奴は持っている。彼女らの前歴には同情すべき点もあるし、イソゴちゃんは妹みたいでキュートだ。メ、メールアドレ スの交換ぐらいならしたってもええよ? 仲良くしたいとかそういうのじゃなくて同じ幹部だから緊急連絡先ぐらいはホラ知っとい た方がえーやろ。で、たまーにしょーもない話してちょっとずつ絆深めたりとか、ええやん? いまは空席の海王星とか冥王 星も女のコがやったらええねん。嬉しいわあ、そうなったら。幹部連中の男の人はみんな話あわへんもん。ウィル君はイケ メンやけどめんどくさがりやからあまり仲良くできひんし、ディプ公はアホやし、天王星死んだし、土星はただのバケモンやし。 盟主様だけやわ。男の人でメールきたら嬉しいの。 ……。 ……。 ……。 え、ええと。 それはともかく。 モノにはそれぞれの人生がある。例えば別々の店からシリーズ物を1本1本取り寄せて全部揃えるコトに意義は見出せ ない。同じ店に入荷された以上、それらはきっと家族なのだ。家族のうち1つだけが買われ後がずっと棚ざらしというのは 良くない。まったく良くない。同じ店にある物は、全部一緒に買うべきなのだ。 別の店でたまたま1種類だけ残っていたモノ。 それを、地面に置く。 念ずる。 装甲の向こう側で「開く」音がした。次いで爆音。 私の武装錬金の特性……繰り返すが、単体ならば、逃げる相手はとても追跡しづらい。 条件を満たしていても、だ。 逆に、1か所に留まっている相手ならば容易に捕捉できる。 諸々の情報から一気に場所を絞り込み、特性の餌食に出来る。 宝探しは得意だ。装甲の暗い内側にパネルが表示された。 ……うわ。結構ある。人気やからなー。 っといけない。首を振り気を引き締めよう。欠如が埋められるか否かの瀬戸際だ。しっかりしなくては。 「ん? 売った奴の風体と情報? おしっ、オイラが聞いてやるwwww」 いろいろとヒドい音がした。自業自得や。ウチは取り置き頼んだんやで。約束破るとかなあ、ヒドいわ! めっちゃ泣いた んやで……。 う、うん。駄目だ。思考はもっと冷静でないと。 「あいつ吐いたぞ。売った奴の住所と名前w もともと会員で、変わった名字だから覚えていたらしいw」 悲鳴が妙な途切れ方をしたのは気にしないでおこう。多分一家全滅。ああまたカーペット汚れとる。もう売れへんなあ……。 モニター越しにメモが見えた。見なれた相方の文字はひどく達筆だ。確か書道5段とか。ウィルの奴もいってたけど、あの 性格で字が綺麗というのは腹立たしい。ま、ウィルの場合、『むかしの恋人』が字ぃ上手かったからからな。ディプレスが同じ 特技持ってるのは感情的に許せないんだろう。 もっとも字が汚いならそれはそれで嫌だ。そもそも、達筆を見せつけられるコト自体が腹立たしい。 「……あんた、初対面の時からウチが字ぃ書けへんの知っとるやろ」 「えw マwジw じゃあ練習しなきゃ! ねえ、ねえっ!」 煽りは無視。目的に向かってのみ進む事とする。 「名前は……二茹極貴信か」 別のモニターにここら一帯の地図を映す。次にここを中心にした円を重ねる。円の半径はそのまま射程範囲だ。その中で 赤く点滅する点は「さっき爆破した物」と同じ物を示している。いま一度、地図を見る。二茹極貴信とかいう奴の住所は円の かなり外だ。とりあえず、そこから一番近い点を爆破する。範囲が広がった。古いマルと新しいマルが雪だるまのように重なっ た。だが惜しい。二茹極貴信の住所は新しい円からちょっとだけ離れている。爆破はもう1回必要だ。二茹極貴信の住所に 一番近いところを。大丈夫。周囲に人がいないかどうかは確認済みだ。さっきの戦士のように殺したりはしない。ちょっと爆 竹鳴らす程度の爆発だ……。 円が、二茹極貴信の住所を覆った。 当事者 1&2 貴信と香美がいつものようにCDを聞いていると、プレーヤーの上に目が現れた。 目は渦の中でネコと飼い主を見比べると、そのまま退き……。 代わりに強烈な吸引力を以て、2人を引きずりこんだ。 「…………貴信さん達がホムンクルスになったのは」 『そう! その後だ!!』 羸砲ヌヌ行は語る。武藤ソウヤに滔々と。 「彼らが体を共有するに到ったのは、君のご母堂の故郷が『ああなった』頃だ。ピッタリ同時ではないけれどほとんど同じ 頃なんだ。ウィルが改変した時系列において火渡赤馬と毒島華花が出逢ったのもまた……この頃。正史がどうかは知ら ないよ。改変後の、イレギュラーな歴史において出逢ったのはこの頃……例の西山絡みさ」 「西山といえば彼の武装錬金……ギガントマーチだったかな。総角主税が、もう1つの調整体をめぐる戦いの端々でアレを 使えたのは、だいたいこの頃のお陰なんだ。……そ。出逢った。出逢っていた。これもまたウィルの歴史改変による歪みの 1つさ」
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THW raise the rate of consumption-tax.(消費税の引き上げ) ちょっとずつデータを足していきます。 <1>基礎知識 全体の税収や税率を中心とした議論 2000年~2009年の日本の財政収支は、政府の税収が約50兆円で歳出が約80兆円で国債を30兆円発行し、 GDPに対する累積財政赤字は160%という状態である。その傾向が継続すれば、財政破綻は時間の問題なので、財政健全化を主張する政党・政治家と経済・ 財政の専門家と国民は、財政健全化と政府歳出の主要な要素である医療と福祉と社会保障と教育予算を充実させるとともに、年度財政収支の黒字化と累積財政収 支の黒字化のためには、日本の税収構造をEU諸国型(特に北欧型)に転換することが必要不可欠と主張している。 福祉水準を中心とした税率の議論 現在の先進国では、国により程度の差はあっても、国家予算の主要な部分は医療+福祉+社会保障+教育であり、その割合は平均寿命の上昇により時代の経過とともに増加傾向であり、新自由主義政策が採用された国(イギリス、アメリカ合衆国、日本など)でも医療+福祉+社会保障+教育予算は削減されずに時代の経過とともに増加傾向である。 現在の大部分の先進国では、国により程度の差はあっても、政府の収入の主要な財源は所得税と消費税と社会保険料であり、法人税と財産税はマイナーな財源である。日本は他の先進国と比較して消費税率が低く5%なので、消費税収入と法人税収入が同程度である。 日本の社会民主党と共産党は、消費税は貧困層・低所得層・中間層に重い逆累進性の強い税金であることから、消費税の採用や税率増加に反対を主張して きた。社会党・社民党は村山首相時代に消費税率を3%から5%に増税した事実がある。当時は自民党と社会党の連立政権であり、国会の最大党派である自民党 の主張を受け入れないと政権を維持できないので、連立政策上消費税増税を受け入れた。連立解消後は消費税の増税に反対し、消費税廃止の主張を復活させてい る。日本の社会民主党、共産党は、消費税反対・廃止と、貧困層・低所得層・中間層に対する所得税減税と、自衛隊と軍事費の廃止と、高所得層・富裕層・大規 模法人の所得と財産に対する累進性の強化により、社会保障政策の財源を確保すべきと主張している。日 本の軍事費は税収の10%を超えていて、著しく重い比率となっている。 税率アップにともなう生活必需品への課税軽減について 欧米では、品目により消費税が減免または非課税にして、低所得者層の負担に配慮している国も多い(俗に二段階税率方式と呼ばれている)が、日本で は、食料品などの生活必需品にも一律に課税されており、低所得者層には重い負担になっているとの議論がある。とはいえ、これら批判は単純には当てはまらな いといえる。なぜなら日本では医療・福祉・公教育・住居用不動産賃貸などは非課税とされているし、所得税の扶養控除等で負担軽減を図っている事から、総合 的に考慮することが重要といえる。 二段階税率方式では、生活必需品の線引きが難しいという問題がある。物品税(消 費税法制定により廃止)は、いわゆる嗜好品や贅沢品に課されていたが、当時も課税対象品の選定を巡って幾度となく議論が起きた。同様に、例えば食品への税 率を軽減するとして、大衆食堂やフードコートをどう扱うか等という議論が起きている。経理・申告においても、仕入税額控除が多段階となるため逐次確認が必 要となり煩雑化する。逆に税額控除・還付方式に比べて行政コストは軽減する。 税額控除・還付方式では、二段階税率方式で批判があるような、生活必需品の線引きが難しいという問題を回避することができるという利点がある。しか し、還付実務等において行政コストがアップする(所得税で税額控除する事でコスト軽減する案が主流だが、所得税がそもそも掛からない課税最低限の人には還 付実務が生じる事や、不正防止の監視・措置を講じる必要が出てくる)。また算定方法にも議論は生じるだろうし、算定額が政局に利用されやすくなる(支持率 が下がった時に算定方法を変更して軽減するなど)という批判もある。 税率アップが消費や商行為に及ぼす影響 消費税増税により可処分所得(手取り収入)が減少することを根拠に、個人消費支出が減少し消費財の市場が縮小し、経済成長率の低下やマイナス成長をもたらすとの仮説があるが、 EU諸国では(特に消費税率が高い北欧諸国でも)経済成長率の低下やマイナス成長にはならず、先進国の標準かそれ以上の成長率を実現している(ただしEU 諸国の消費税は、食料品など生活必需品については他の製品よりも低い消費税が適用されているのが一般的であり、日本のように食料品も含めて一律の税率とい う税体系とは異なる)。 その理由として、保健・医療、保育・育児、学校教育、失業者給付、職業訓練、就職支援、生活保護、介護、年金などの行政サービスを、その全てか大部分を政 府予算で受給できるので、国民・市民は日常生活や病気や失業時や老後の生活に関して、費用の心配が無いので、非常時や老後のために貯蓄し消費を抑制する必 要が無いので、結果として消費意欲・購買意欲が増し、消費支出が増えるので、消費税率や社会保険料率が低い国と比較しても、経済成長に不利にはならず有利 になると推測されている。 下請業者等は価格転嫁が進まなかったり、脱税である収益隠しが行われた場合に税収被害額が増えるという問題がある。 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%88%E8%B2%BB%E7%A8%8E 区分 日本 EC指令(注1) フランス ドイツ イギリス スウェーデン 施行 1989年 1977年 1968年 1968年 1973年 1969年 納税義務者 資産の譲渡等を行う事業者及び輸入者 経済活動をいかなる場所であれ独立して行う者及び輸入者 有償により財貨の引渡又はサービスの提供を独立して行う者及び輸入者 営業又は職業活動を独立して行う者及び輸入者 事業活動として財貨又はサービスの供給を行う者で登録を義務づけられている者及び輸入者 利益を得るために経済活動を独立して行う者及び輸入者 非課税 土地の譲渡・賃貸、住宅の賃貸、金融・保険、医療、教育、福祉等 土地の譲渡(建築用地を除く)・賃貸、中古建物の譲渡、建物の賃貸、金融・保険、医療、教育、郵便、福祉等 不動産取引、不動産賃貸、金融・保険、医療、教育、郵便等 不動産取引、不動産賃貸、金融・保険、医療、教育、郵便等 土地の譲渡・賃貸、建物の譲渡・賃貸、金融・保険、医療、教育、郵便、福祉等 不動産取引、不動産賃貸、金融・保険、医療、教育等 税 率 標準税率 5% (地方消費税を含む) 15%以上 19.6% 19% 15%(注2) 25% ゼロ税率 なし ゼロ税率及び5%未満の超軽減税率は、否定する考え方を採っている なし なし 食料品、水道水、新聞、雑誌、書籍、国内旅客輸送、医薬品、居住用建物の建築、障害者用機器等 医薬品(医療機関による処方)等 輸出免税 輸出及び輸出類似取引 輸出及び輸出類似取引 輸出及び輸出類似取引 輸出及び輸出類似取引 輸出及び輸出類似取引 輸出及び輸出類似取引 軽減税率 なし 食料品、水道水、新聞、雑誌、書籍、医薬品、旅客輸送等 5%以上(2本以下) 食料品、書籍、旅客輸送肥料等 5.5% 新聞、雑誌、医薬品等 2.1% 食料品、水道水、新聞、雑誌、書籍、旅客輸送等 7% 家庭用燃料及び電力等 5% 食料品、宿泊施設の利用等 12% 新聞、書籍、雑誌、スポーツ観戦、映画、旅客輸送等 6% http //www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/108.htm 国内総生産に占める消費課税・付加価値税(消費税)の割合(%) 日本 イギリス ドイツ フランス アメリカ 消費課税 4.9 10.9 10.2 11.1 4.7 内 付加価値税等 2.5 6.7 6.3 7.2 2.2 <2>case設定 definitionが難しいです。何に課税するか、しないか、いっそのこと全部の税率を上げるか・・・。 いくつか候補と利点を挙げときます。 (a)全部の税率を上げる・・・産業別に不平等は生まれない、多くの税収を得られる (b)食料品・医療・日用品以外の税率を上げる・・・貧困層が困らない、最低限の生活ができる (c)輸入品だけに消費税をかける・・・自国の産業の発展 他にもパターンはあるかと思われます。 使い道は医療・福祉・教育のどれかかなと思われます。 税率計算 <3>Argument Gov ・税収up→福祉面の充実 ・平等な課税(みんな同じように払う) ・あとは、case設定で挙げた利点ですかね Opp ・企業への打撃 ・貧困層への打撃 ・政府への不信(どんな福祉が受けられるかも分からないし、自分でお金を貯めたほうがいい)
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農業経済論A2008(春)金子
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トップページ 新聞論評 新聞論評 2009 新聞論評 20090921 This Page 2009年9月21日 締 切 新聞論評 学籍番号200814045 氏名 井川太地 1.新聞情報 見出し ABCマート、台湾に来月進出、現地企業に出資 発行日 2009年09月21日 新聞社 日本経産業新聞 面数 9面 2.要約 靴専門店大手のエービーシー・マートは10月上旬をめどに台湾に1号店を開く。2012年2月に約10店で売上高20億円を目指す。すでに60店超を運営している韓国、台湾で店舗運営のノウハウを積み、中国などへの進出に備える。(108文字) 3.論評 靴専門店大手のエービーシー・マートは10月、台湾に進出する。エービーシー・マートはナイキなど幅広いスポーツブランドの靴を扱う。それに対し、台湾では単一ブランドの靴専門店が大半だという。同社は日本のファッション情報への関心が高い台湾も韓国同様に潜在需要が高いと判断した。そこで現地の靴卸売会社に出資して商標や運営ノウハウを供与し、10月上旬をめどに台湾1号店を開く。2012年2月期に約10店で売上高20億円を目指す。2003年から60店超を運営している韓国に続く海外進出となる。今後は台北を中心に高雄などにも店舗を広げ、将来的には台湾で最大30店の展開が可能だ。将来は経済成長力の高いアジアでの販売拡大に期待したい。(308文字) 4.コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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自滅と衰退を辿るDS傀儡国家(西側諸国)は、自身の自滅の責任を反DS国家であるBRICs(主に中国・ロシア)へ擦り付け、近年では中露への敵対心を隠さなくなっている。そして、DSの上級幹部であるジョージ・ソロスの的外れな中露批判も、勢いを増している。ソロスは、プーチン大統領と習近平国家主席が世界を崩壊させると、根拠無い主張を繰り返し「2人が我々の文明を破壊する前に、権力の座から降ろされるべき」と、敵意を隠し切れずにいる。 月24日に始まったロシアのウクライナ浄化作戦は、DSにより汚染された腐敗国家の解体に過ぎない。西側民主主義国家が停滞を迎える中、ロシアと中国は一党集中権力構造による、揺るぎない安定化で急激な経済成長を果たした。しかし、老朽化し、機能不全となった西側的民主主義こそ「正しい」と信じるDS傀儡国家である西側諸国は、FRBによる人工的な金融操作によって、中国の不動産バブル崩壊を『でっち上げ』、間違った方向へと世界を導いている。民主主義は『愚民』による迷走を招きかねず、自民党に投票した馬鹿やネトウヨによる、現在の日本の惨状は言うまでもないだろう。 真実に目覚めた知的な者達は少数派であり、数の勝る愚民が支配層を選択する民主主義では、自民党や公明党の腐敗したカルト政権に実権を握られてしまう。我々がまず倒すべき敵は猿以下の知性を持つ大衆である。
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BRICsのI! インド ■インドの鉄道網はどのように形成されたか述べよ(90字) ポイント:鉄道→資源の輸出、主要都市の接続 解答 綿花、石炭、茶などを輸出するために、イギリスにより内陸の産地と港湾を結ぶ鉄道が建設された。 また、これと並行して国内の主要都市を結ぶ鉄道が各地に建設され、今日の鉄道網が形成された。 これは難問。 ■インドでは1991年に社会主義的な計画経済体制から経済開放体制に移行した後、 ソフトウェア開発に象徴されるサービス業部門が急成長している。 ところが同じアジアの大国でBRICsの一員でもある中国では、 改革開放後の経済成長は製造業部門が中心である。 インドで、製造業の成長が遅れた理由はどのようなものか。120字以内で述べよ。 [解答と解説] 中国→うはwwwwwwww共産党テラツヨスwwwwwwwwwwwwww 国民も逆らえねwwwwwwwwwwwwwwww インド→うはwwwwww農民とか低級カーストの政治参加テラ激シスwwwwwwww こいつら無視できねwwwwwwwwww 政治有権者の多くが貧困層なインドでは政権維持のため貧困層の救済的政策を優先 (ex 農村の振興促進など) ゆえに中国のように独裁的な経済運営は無理 ↓ 道路や鉄道などといった産業インフラへの投資の遅れ ↓ 産業インフラを必要とする製造業立地できねーよバーカ! よって模範解答 (解) 民主的な政治体制をもつインドでは、国家予算の多くを貧困層への直接的対策に割くうえ、 土地収用なども強権的に行えず、製造業の成長に必要な輸送・電力などの産業基盤整備が遅れたため。 ※途上国における「インフラ整備遅れて製造業立地できね」パターン発動です。 ■インドでは1960年代から多収量品種の導入による「緑の革命」が進められ、1980年代には食料の自給が可能となった。 しかし、「緑の革命」はインドの農村にさまざまな問題をもたらしている。 そのうち、土地制度と関係する問題について、その内容と要因について、60字以内で述べよ。 「緑の革命」の弊害黄金パターン ○緑の革命によって多収量品種誕生 ※多収量品種の特徴 大量の水と化学肥料が必要 害虫に弱いため大量の農薬も必要 →灌漑や肥料・農薬購入に費用がかかる 結局この多収量品種を利用できるのは灌漑や機械、肥料や農薬を導入できる富農だけで、 富農は多収量めっちゃうめえウハウハwwwwwwwwwwwwwwww 貧農は導入できなくてショボーン よって貧富の差が拡大 補足事項として、この結果で塩害や土壌汚染なんかも深刻化 よって模範解答 (解) 植民地時代から残存する地主制の下では、新品種導入に必要な投資は富裕な地主層に限られたため、 貧富の差がさらに拡大した。 ※インド以外でも「緑の革命」が実施された地域では同じことが起こってることが多い ※他の弊害として 緑の革命による(富裕農民の)増産 ↓ ☆穀物価格の下落 ↓ 貧しい農民の増産はない ↓ 貧しい農家の収入減る ↓ 格差のさらなる拡大 というものもある。多方面から見ることが重要。 .
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日本では義務教育期間の人を通常労働に用いてはならない(例外が、いわゆる「子役」)という避止義務があり、学校の進級制度が年齢主義と課程主義|年齢主義に基づく例が多いので、 !--(義務教育の終了と中学校の卒業が同時である例が多いことから)-- 一般的には中学校卒業時が就職活動の最初の機会となる。 終戦時からオイルショックまで、新規就業者の中で中卒者は大きなウエイトを占めた。安価な製品を大量生産していた高度成長期には、低賃金で長期間働き、技術を習得してくれる中卒者は、企業にとって「金の卵」と呼ばれる貴重な戦力だった。 中卒者を送り出す側の事情として、特に地方では、生計が苦しく高等学校などの上級学校に進学させる余裕がない世帯が多かったので、子供が都会の企業に就職することで経済的にも確実に自立することを期待して、都市部の企業に積極的に就職させようとする考えがあった。こうした状況に、中学校も企業の求人を生徒に斡旋して集団就職させていた。1953年には、借り切った列車に中学校を卒業して企業に就職する少年少女たちを乗せ、都会に向けて走る「集団就職列車」が青森県で初めて走った。就職列車は1974年まで東北地方を中心に走り続け、高度成長期の春を象徴する風物詩となった。 その後、オイルショック以降、経済の低迷などから企業が大量採用を見合わせるようになった。また、高校進学率が95%を超え、新規就業者の高学歴化が進む現在では、新規就業者に占める中卒者の割合は非常に低く、就職活動は厳しい状況にある。 一方で、仕事の成否が個人の技量に大きく依存し学歴には関係しない職種(一般に職人と呼ばれるもの、特に伝統工芸や料理人、伝統芸能など)においては、なるべく若いうちから現場で経験を積むために、中卒で仕事を始める人もいる。 出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 適職診断無料 職業適性検査 適職診断
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ケネー http //dl.ndl.go.jp/info ndljp/pid/1281214 重農学派経済学 http //dl.ndl.go.jp/info ndljp/pid/1280109 経済原論講義. 上巻 http //dl.ndl.go.jp/info ndljp/pid/1271833
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(2010年5月27日) 静かなる革命 文化や社会、人口の変化を3つの資料を使って読み解く中で、いくつかの共通点があると思った。 世界の地域ごとによって多少時期はずれるものの、だいたいどの国や地域でも同じような社会の変化が見られる。その大きな転換点になっているのが脱工業社会、脱物質主義である。これ以前と以後では世代によって価値観が大きく異なる。転換以前のいわゆる年長者は、自分の利益よりも家族や配偶者、子孫といった他人に対する利益や幸福を求める傾向が強くみられた。しかし現在では経済成長によって家庭に余裕が出て、女性が社会進出したように、個人の権利が認められるようになった事で、自己表現が重要視されるようになった。また女性の社会進出には避妊薬が普及した事を始め、性の考え方や家族のあり方が根本的に変わったことが影響している。そのため、女性の主婦としての役目の重要性が失われ始め、ベビーブームは終わりを迎え、晩婚化や少子化、離婚率上昇に伴うシングルマザーが増えている。 最近の日本社会では若い男性のひきこもりやフリーター、ニートが増えていることで、余計男女の交際や性に対する積極性が失せ、結婚適齢期という言葉も言われなくなり、益々結婚する人が減り、少子化を深刻化させている。さらに結婚し子どもがいる家庭も共働きが以前より増えているため、子どもが幼稚園や保育園に預けられたりする。実際に昼間、預けられている子どもは健全に育つだろう。しかし今の日本は、幼稚園や保育園が不足し待機児童が増えているという問題によって子どもが家に1人ぼっちにさせられている。これは子どもの成長にとても深刻な影響を与えかねない。かといって昔のように近所同士でコミュニティがあるわけでもなく、子どもを任せることもできなくなってしまっている以上どうすることもできずにいる親は多いのではないだろうかと思う。